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千葉県 いすみ市

平成23年  9月 定例会(第3回) 09月14日−03号




平成23年  9月 定例会(第3回) − 09月14日−03号







平成23年  9月 定例会(第3回)



          平成23年いすみ市議会第3回定例会

議事日程(第3号)

                 平成23年9月14日(水曜日)午前10時開議

日程第1 議案第1号 いすみ市税条例等の一部を改正する条例の制定について(質疑・委員会付託)

日程第2 議案第2号 新たに生じた土地の確認について(質疑・討論・採決)

日程第3 議案第3号 字の区域の編入について(質疑・討論・採決)

日程第4 議案第4号 平成23年度いすみ市一般会計補正予算(質疑・委員会付託)

日程第5 議案第5号 平成23年度いすみ市国民健康保険特別会計補正予算(質疑・委員会付託)

日程第6 議案第6号 平成23年度いすみ市介護保険特別会計補正予算(質疑・委員会付託)

日程第7 議案第7号 平成23年度いすみ市後期高齢者医療特別会計補正予算(質疑・委員会付託)

日程第8 議案第8号 平成23年度いすみ市水道事業会計補正予算(質疑・委員会付託)

日程第9 議案第9号 平成22年度いすみ市一般会計歳入歳出決算の認定について(質疑・特別委員会設置・委員会付託)

日程第10 議案第10号 平成22年度いすみ市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について(質疑・特別委員会設置・委員会付託)

日程第11 議案第11号 平成22年度いすみ市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について(質疑・特別委員会設置・委員会付託)

日程第12 議案第12号 平成22年度いすみ市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について(質疑・特別委員会設置・委員会付託)

日程第13 議案第13号 平成22年度いすみ市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について(質疑・特別委員会設置・委員会付託)

日程第14 議案第14号 平成22年度いすみ市水道事業会計決算の認定について(質疑・特別委員会設置・委員会付託)

日程第15 休会の件

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本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

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出席議員(19名)

  1番   山口朋子君    2番   高森和久君

  3番   田井秀明君    4番   横山正樹君

  5番   中村松洋君    6番   高梨庸市君

  7番   元吉 基君    8番   渡辺敏男君

  9番   飯高米蔵君   10番   君塚泰三君

 11番   川嶋英之君   12番   石川光男君

 13番   麻生 実君   15番   半場新一君

 16番   荒井 正君   17番   松崎敏雄君

 18番   井上栄弌君   19番   君塚利雄君

 20番   岩井豊重君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長       太田 洋君     副市長      渡辺雅文君

 総務部長     上島浩一君     市民生活部長   江澤正利君

 産業建設部長   佐藤達夫君     総務課長     平野孝幸君

 財政課長     伊大知幸俊君    税務課長     所 治平君

 危機管理課長   田中 宏君     企画政策課長   田中一成君

 福祉課長     田中正己君     健康高齢者支援課長

                             古川 弘君

 市民課長     永野正晴君     環境保全課長   永野謙一君

 農林水産課長   小高信廣君     商工観光課長   吉岡 茂君

 建設課長     實方伊三郎君    水道課長     内堀利明君

 教育長      鈴木 智君     教育次長     岩瀬 亮君

 学校教育課長   高橋國雄君     夷隅地域市民局長 浅野一夫君

 岬地域市民局長  中村敏一君

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職務のため出席した者の職氏名

 局長       神山栄治      主査補      吉清勝美

 副主査      隈部清丈

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△開議の宣告



○議長(井上栄弌君) おはようございます。引き続きご苦労さまです。

 出席議員19名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

                             (午前10時00分)

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△議事日程の報告



○議長(井上栄弌君) 本日の日程は、お手元に配付の議事日程のとおりであります。

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△議案第1号の質疑、委員会付託



○議長(井上栄弌君) 日程第1、議案第1号 いすみ市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております、議案第1号については、総務常任委員会に付託いたします。

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△議案第2号の質疑、討論、採決



○議長(井上栄弌君) 日程第2、議案第2号 新たに生じた土地の確認についてを議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 質疑の通告がありますので、発言を許します。

 16番議員、荒井正君の発言を許します。



◆16番(荒井正君) 2号議案の新たに生じた土地の確認について、質問をいたします。

 本議案については、岩船漁港の隣接する水産種苗生産施設用地をつくるということで、埋め立て工事が進んできたものですが、埋め立てするに当たっては目的があってするものですから、この水産種苗生産施設はいつごろ完成するのかということが大きな関心事である。ややもすると、施設ができなくて用途変更したりしながら、埋め立ての目的がどこかに消えてしまうというようなことが、多々あることがこれまであったわけなのですが、実際にこの水産種苗施設はいつごろできるのか、これができれば、実際に雇用や経済効果を含めて大変大きなものが期待されるので、早期にできるように取り組みも必要ではないのかなというふうに思うんですが、関連したその施設についてはどのような状況になっているのか伺いたい。



◎農林水産課長(小高信廣君) 建設予定の施設についての完成予定の質問にお答えをいたします。

 岩船漁港整備に伴う公有水面埋め立て事業につきましては、平成7年3月に着工し、平成23年3月に事業が完了いたしました。事業完了に伴い、公有水面許可事業者である千葉県に本年3月に竣工認可の申請を行い、6月24日に認可をされたところでございます。事業計画にあります種苗生産育成施設につきましては、当初千葉県において整備をし、夷隅東部漁業協同組合が管理運営をする計画でありました。しかしながら、主な種苗生産予定のアワビの漁獲量が大幅に減少し、平成7年度から現在まで禁漁の措置をとっております。現在、千葉県水産局関係機関、夷隅東部漁協、近隣漁協、近隣の自治体で構成する器械根資源協議会において、資源状況調査及び資源の回復について協議を行っており、平成22年から資源量の調査のため試験操業を実施しております。

 今後、事業計画の種苗施設の建設につきましては、経済情勢による財政事情の悪化、また大変厳しい経営状況に置かれています漁協の経営状況もかんがみ、採算性のとれる事業として資源量回復の推移を見守りながら、関係機関と協議を重ね、慎重に検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◆16番(荒井正君) いろいろ答弁いただいたんですが、要は当初の目的の事業計画がはっきりしなくなってしまったと、計画自体は残ってるんですよね。残ってなければ、公有水面埋め立てできませんから。ただ、その計画が何だか、いつできるかわからないような計画になってしまっていると。その責任が何か東部漁協のほうに持ちかけられても困るような気もするんですよ。ですから、これは大変貴重な磯だったと思うんです。それが防波堤も少し延びて南側のほうの磯にも砂がどんどん上がってきているという、多分この影響だというふうに私は思うんです。その前と比べて随分変わってきている。そういう、1つつくればいろんなプラスマイナスあると思うんですが、そういうことを考えると、これをつくってその後はちょっとわからないということだと、この関係して国有地に道路ができたこともあるんです。舟谷へ通じる道路ができたんですが、道路をつくるだけならこんなに埋め立ては必要ないわけで、これを埋め立てたということは、結局この事業計画が、埋め立てが完了したときには事業計画がどこか頓挫してしまうということでは、これは、いすみ市にとっては貴重な海の財産ですよね。これを壊してまでつくった意味というのがなくなってしまうというふうに思うんです。ですから、この事業計画があいまいのままでいいのかどうかというと、ちょっとこのままではマイナス面が多過ぎるんじゃないのかなというふうに思うんです。これをしっかりと推進したということになれば、これをプラスに持っていくことの必要性というか、現状の事業計画を変更するなら変更するで、きちんとした地元の説明も必要だと思うんですが、事業計画自体が変更ないならばこれを進めてもらう、変更するなら変更するで説明してもらう、こういうことが必要になっていると思うんですが、この計画自体は変更ないんですよね。



◎農林水産課長(小高信廣君) 変更をして他の目的に使用するということは、現状では考えておりません。県のほうに、県関係機関と協議を重ねて、早く施設ができるよう働きかけてまいりたいと存じます。



◆16番(荒井正君) 自信を持って、そういうふうな形でお知らせしていいのかなというのが、現状いろいろ進めるに当たって困難性とか、その辺についてはどのような認識をしているんですか。私も早くつくってほしいのはあるんですが、非常に困難性が見えるので、その辺と今の答弁がかなりギャップがあるように思うんですが、それについてはどうなんですか。



○議長(井上栄弌君) 市長、最後の答弁になります。



◎市長(太田洋君) 荒井さんのご質問に、私のほうからご答弁申し上げます。

 ごらんのとおり、平成7年から平成22年という丸15年をかけた施設の整備計画でございました。ごらんのとおり、15年という歳月は余りにも長過ぎました。そして、やはり経済情勢、そしてまた地域の水産事業のあり方等も大変変わってまいっております。しかしながら、漁民と、そして漁組と、そしてまた町が納得ずくの中で、この施設の誘致を進めたわけでございますので、市としても全力で取り組んでいかねばならないと考えております。しかしながら、水産を取り巻く状況、そしてまた組合の状況等を踏まえますと、非常に困難な面もございます。

 私が思うに、この事業、私が初めて着任したときにレクチャーを受けました。18年でございますが、そのときに1つ間違ったことがありました。それは何かと申し上げますと、これをなぜ県がやることで措置ができなかったかということでございます。これはあくまでも組合が主体でやる事業でございます。やはりこういう事業は1単位組合がやるのではなくて、県が全面的な支援のもと、そしてまた県が直接関与しながらこのような埋め立てを行い、そしてまた施設のあり方もやるべきであったと思います。これらを踏まえて、反省もし、しかしながら今さらこれを県に直接やってくれというふうにはいきませんので、市としてできるだけ努力をしながら、いい方向で進むように努力することが大事だと思います。

 そんなことでありますので、ぜひこの状況を踏まえて、十分な検討、協議を県ともしていきたいと考えております。いい形で、何らかの形でおさまればいいなというのが私の現在の感想でございます。

 以上でございます。



○議長(井上栄弌君) では、16番、私的要望等にしておいてください。



◆16番(荒井正君) はい、了解しました。



○議長(井上栄弌君) 以上で、通告による質疑は終わりました。

 ほかに質疑ございませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) 異議なしと認めます。

 よって、議案第2号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 お諮りいたします。

 議案第2号については、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) 異議なしと認め、採決いたします。

 議案第2号原案のとおり決することに、ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) ご異議ないものと認めます。

 よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。

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△議案第3号の質疑、討論、採決



○議長(井上栄弌君) 日程第3、議案第3号 字の区域の編入についてを議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 ありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております、議案第3号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) 異議なしと認めます。

 よって、議案第3号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 お諮りいたします。

 議案第3号については、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。

 ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) 異議なしと認め、採決いたします。

 議案第3号を原案のとおり決することに、ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) ご異議ないものと認めます。

 よって議案第3号は、原案のとおり可決されました。

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△議案第4号の質疑、委員会付託



○議長(井上栄弌君) 日程第4、議案第4号 平成23年度いすみ市一般会計補正予算を議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 質疑の通告がありますので、発言を許します。

 16番議員、荒井正君の発言を許します。



◆16番(荒井正君) いろいろある。1点だけ伺います。36ページに財政調整積立金5億5,500万円余りが積み立てられますが、前年度の決算によるもので、歳計剰余金の処分という形で法律に基づく中身だろうというふうに思うんですが、私はこれは年々財政が好転をして、この決算の数字だけ見ると好転をしてきて、積立金に回る額が年々つくられて、17億円近くあったと思うんですが、財政調整積立金はいざというときのことも含めてあるんですが、一定の使い道を考えたことの中での積立金ということだと思うんです。そうすると、結構多過ぎないか、ほかにもこれは予算化できたんじゃないのかなという思いがするんですが、この金額になった状況と、それから、もう一点は、その歳計剰余金の処分のあり方について、法律上、自治法の233条の2項で、歳計剰余金の処分については各年度決算上の剰余金が生じたときは翌年度の歳入に編入しなければならないということになっています。これは、ただし書きで、ただし条例の定めるところにより、剰余金の全部または一部を翌年度に繰り越さないで基金に編入することができるというただし書き規定があります。それで、もう一個、その地方財政法の中では、このお金については2分の1を下回らぬ範囲で積み立てなさいということで、長期的な財源の安定を図る措置としてなされているんですが、この法律は、ただし書きになっているし、この決算上出た剰余金のあり方について、この法律に照らしてもちょっと問題あるのではないかなというふうに思うんですが、これについての考えをお聞かせいただきたいと思います。



◎財政課長(伊大知幸俊君) ただいまの荒井議員からの財政調整基金の積立金につきまして、ご答弁申し上げます。

 最初の財政調整基金の積み立てにつきまして、今回の額につきまして、ほかの使い道に予算化できなかったか、また現在積み立てられている額が多いということにつきまして最初にご答弁申し上げますが、現在、財政調整基金につきましては、前年度末の数字でございますが、決算書上に17億3,785万9,903円となっております。23年度当初、2億円取り崩しを行いまして、その後1号補正、2号補正で取り崩しを行った後の積立金額ですが、14億3,704万903円、今回補正で5億5,511万6,117円を積み増しいたしますと、19億9,215万7,020円となるものでございます。

 財政調整基金の金額でございますが、一般的には標準財政規模の10%程度が適正とされているところでございます。これから申し上げますと、いすみ市におきましては、11億円程度ということでございますが、ご承知のように現在いすみ市は合併特例期間に該当いたしております。この関係で、普通交付税等につきましては本来いすみ市単独での交付となるものが、算定替えによりまして旧3町の額で交付をされているところでございます。以前に申し上げました数字につきましては、10億円程度の開きがあるということで申し上げておりましたが、本年度の交付税の算定の中では、13億円の開きが生じてきております。これにつきまして、合併特例期間が平成27年度で終了いたしまして、その後5年間、激変緩和期間が置かれておりますが、各年度2億6,000万円ぐらいずつ減額、交付税が減っていくものと思われます。最終的に5年後には13億円、現在交付されている額よりは減るという状況が見込まれます。こういった先の状況が見込まれる中、行政改革等によりまして、経費の削減等にも取り組んでまいりますが、その時の、いすみ市の財政運営に対応するため、できる限り積み増しをしていきたいとするものでございます。第2次のいすみ市の行財政実行計画におきましては20億円、平成23年度で積むという計画を持っております。その後におきましては、一応20億円を維持するという形でおりますが、できればその後の状況も不確定な部分がございますので、より積み増しが可能となればしていきたいと。

 また一方、財政調整基金の目的につきましては、財源の不足時の穴埋め、災害、救急に必要になった公共事業などやむを得ない場合、財産取得等、使い道が決まっているわけですが、これにつきまして必要が生じたときには、柔軟な対応もしていきたいと考えております。

 それと、もう一点の法律に基づく積立金の考え方でございますが、地方財政法によりまして、2分の1を下らない額ということで書かれております。これにつきましては、今回補正の中で必要な分につきましては措置をさせていただきまして、その剰余金につきまして積み増しをしたものでございますので、ご理解を賜りたいと思います。



◆16番(荒井正君) 1つ法律的なものについて最初聞きたいんですが、実はこれは地方自治法が上位法で、地方財政法はその下位に属します。そして、条例で定めることによってそういうことができるとなっていますが、いすみ市の財政調整基金条例では、その積立について規定はしていないんです。ほかの自治体のやつで、この歳計剰余金の積み立てを規定しているか見たら、これは2条でその積立のできる金額をきちんと規定しているんですね。これは、いすみ市の場合には、積み立てる額は当該年度の歳入歳出予算で定める額ということだけなんです。ですから、これは条例に基づく積み立てについて条例を変更しなきゃいけないというふうに思うんです。ですから、今回、地方財政法に基づいて2分の1を下らない額を積み立てたんだというと、これはちょっと不備があるというふうに思うんです。

 もう一点、いっぱいためておけば安心というのはあるかもしれないけれども、ただ、多くの市民は市の財政が苦しい苦しいということだけは宣伝されていて、実際にはこれだけの歳計剰余金があるということの中で、各地域の中での要望というのは非常に多く上がってきています。それを少しでも実現する努力というんですか、それがこの決算の中で出た剰余金がどれほど、そういう市民の要望に回ったんだろうかというふうに、今回の補正を見ると余り多くないというふうに思うんです。この2分の1を下らない額ということをたとえ当てはめたとしても、約1億円近くはほかに回せる、それに当てはめたとしてもできるというふうに思うんですが、その辺の条例の問題と、もう少し市民要望にこたえるということについては、この歳計剰余金についてはどのような検討がされたのか伺います。



◎財政課長(伊大知幸俊君) ただいまの、いすみ市の調整基金条例の関係につきましては、他市の条例等につきまして、私どものほうで照らし合わせたところがございませんので、今後それにつきましては他市条例等を参考に検討させていただきたいと思います。不備であれば、改正等をさせていただきたいと思います。

 続きまして、財政調整基金の今回の積み増しされた分につきまして、2分の1を上回る部分につきましては、市の市民からの要望にこたえられたのではないかということでございますが、一方で私どものほうで、新しく今回合併をされました県下の類似団体の財政調整基金の額につきましても、ちょっと調べさせていただきました。合併時におきます財政調整基金の保持高にもよると思いますが、鴨川市で26億2,016万7,000円、これは22年度末の人口が3万5,862人、山武市で人口5万7,223人ですが、55億2,733万3,000円、南房総市で4万3,000人規模でございますが、62億4,748万円、それから香取市につきましては8万4,317人の人口ですが、38億3,740万2,000円、それから匝瑳市でございますが、4万人規模で13億1,839万7,000円、いすみ市ですが、4万1,865人で17億3,786万円でございます。これから見ますと、合併いたしました各市におきましても、将来に備えて財調を積み増しを図っているということがうかがえると思います。また、いすみ市につきましては、合併後、いすみ市が長く続いていくために持続可能な財政運営に取り組んでいくという考えでずっとおります。このため貯金が必要であり、今後ともただいまのご意見を踏まえまして、市民の幸せづくりをあわせて進めていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆16番(荒井正君) 私は他市との比較は質問していませんし、貯金が悪いとも言っていません。余ったいわゆるその剰余金と市民要望とのバランス、そういうことについて、もう少し使えたんじゃないかなというふうな思いがある。前年度もそういう状況があったので、続けてあったので、ちょっと聞いているんですね。

 私がもう一つ気になるのは、行政というのは法に基づいて仕事をしているわけですよ。それが、法が不備ならば後で改めますということでは、答弁はおかしいと思うんですよ。私は、これは法に不備があるでしょうということを指摘しているんです。これはやはり早急に調べて会期中、長いですから答弁いただいて、改善の方向を示されれば会期中に方向性を示していただきたいと。

 以上です。



○議長(井上栄弌君) わかりました。では、今の件についてはまた、この期間中に通達してやってください。それで結構です。

 次、20番議員、岩井豊重君の発言を許します。



◆20番(岩井豊重君) 1点のみ、ご質問させていただきます。

 毎年出ていることなんですけれども、衛生費の塵芥処理費、23ページになるんですけれども、一般廃棄物処理対策事業の中で焼却処理、焼却施設改修工事として7,857万円が組まれています。昨年度も4,000万円を超える費用がかかっています。このような中で、広域のごみ処理場建設も年々伸びる傾向になっていますけれども、いすみ市内の処理施設の耐用年数を見た場合でも、全部越えてしまっているわけですね。ちなみに、郡市内全体の状況もそうなんですけれども、こういった中で設備の維持費を含めた見通しについて、どのようにお考えでしょうか。これは当然、当初で予想できないことですので、例年補正で出されておりますので、金額も大きいものですから、今後どういうふうになるのか心配なので、ご質問いたします。



◎環境保全課長(永野謙一君) 岩井議員のご質問にお答えいたします。

 いすみクリーンセンターの一般廃棄物処理施設につきましては、稼働年数が17年を経過し、焼却炉本体を含め各施設の老朽化が進み、経年劣化による処理能力の低下、設備の故障等が見受けられるようになり、良好な廃棄物処理施設として維持するため毎年各設備の点検を行い、必要な改修、修繕を行ってきております。夷隅郡市で当市以外に一般廃棄物処理施設を稼働している勝浦市、御宿町のごみ処理施設も同様に老朽化が進み、将来にわたる処理施設の処理能力を確保していくことは困難な状態となっております。このような中、夷隅郡市広域市町村圏事務組合におきまして、広域ごみ処理施設の建設計画を推進しており、建設推進にかかわる事務手続き等につきましては、同事務組合が行っております。ご承知のとおり、建設計画予定地が、いすみ市山田六区内の市有地となっていることから、市といたしましては、地域住民のご理解、ご協力をいただけるよう、予定地周辺の地域説明会を開催するなど、早期着工が図れるよう努めているところでございます。今後とも、夷隅郡市広域市町村圏事務組合による一般廃棄物処理施設が完成し、業務が同施設に移行するまでの間、いすみクリーンセンターの焼却施設を常時点検し、大規模改修とならぬよう必要に応じ修繕等を行い、適正に管理してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◆20番(岩井豊重君) 具体的に、広域のほうは別としまして、いすみ市内の処理施設について、今後どのような補修、それを予想され、現段階で予想はつきますか。



◎環境保全課長(永野謙一君) ただいまのご質問でございますが、特にいすみクリーンセンターにおきましては焼却処理施設等、リサイクルセンター等ございまして、かなりの経年劣化で修理する箇所が多くございますが、先ほど申しましたとおり広域ごみ処理施設がある程度、まだ見えない状態でございますが、そういった状況の中で、今後とも必要に応じて管理してまいりたいと考えております。



◆20番(岩井豊重君) これにつきましては、本当に今後どのぐらいかかるのかというのが多分、予想がつかないような状況であると思うんですけれども、いずれにしても、そういうことを考えた場合でも、ぜひここでお願いしたいのは、広域のほうをぜひ積極的に進めてもらいたい、このことを要望して質問を終わります。



○議長(井上栄弌君) 以上で、通告による質疑は終わりました。

 ほかに質疑ございませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております、議案第4号については各常任委員会に付託いたします。

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△議案第5号の質疑、委員会付託



○議長(井上栄弌君) 日程第5、議案第5号 平成23年度いすみ市国民健康保険特別会計補正予算を議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 ございませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております、議案第5号については、民生環境常任委員会に付託いたします。

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△議案第6号の質疑、委員会付託



○議長(井上栄弌君) 日程第6、議案第6号 平成23年度いすみ市介護保険特別会計補正予算を議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 ありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております、議案第6号については、民生環境常任委員会に付託いたします。

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△議案第7号の質疑、委員会付託



○議長(井上栄弌君) 日程第7、議案第7号 平成23年度いすみ市後期高齢者医療特別会計補正予算を議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 質疑ありますか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております、議案第7号については、民生環境常任委員会に付託いたします。

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△議案第8号の質疑、委員会付託



○議長(井上栄弌君) 日程第8、議案第8号 平成23年度いすみ市水道事業会計補正予算を議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 質疑ありますか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております、議案第8号については、民生環境常任委員会に付託いたします。

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△議案第9号から議案第14号までの質疑、特別委員会設置、委員会付託



○議長(井上栄弌君) 日程第9、議案第9号 平成22年度いすみ市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第14、議案第14号 平成22年度いすみ市水道事業会計決算の認定についてまでを一括議題といたします。

 これより議案第9号から議案第14号の質疑を一括により行います。

 質疑の通告がありますので、発言を許します。

 20番議員、岩井豊重君の発言を許します。



◆20番(岩井豊重君) 何点かに分けてご質問いたします。

 最初に、総務費の一般管理費、85ページです。85ページの委託料の中でシャトルバス、大原巡回バス市内交通運行、これらについての状況なんですが、あらかじめ資料をいただいておりますので、この中で若干質問いたします。

 私も心配したんですけれども、市内循環線につきましては非常にその利用客が少ない、そういったイメージでいたわけですけれども、実際数値をもらいますと、ここ20年から22年にかけて、かなり増えているんですね。ただ、1台当たりにしますと人数は少ないんですけれども、利用者人数はかなり増えております。この利用者人数につきましては、当初の見込みからこの程度であったのかどうかという点と、それから他町の場合、やはり民間で成り立たない路線を公共でやっているわけですから当然利用者が少ないと思いますけれども、他町から見た場合どうなのかという点、その辺をお聞きしたいと思います。

 それから、大原巡回につきましては、これはそう変わらずといいますか、従来の数字とそう変わってないのですけれども、まず最初の質問につきましては、この場合どういう人が利用して、利用する市側のターゲットといいますか、こういう人に利用してもらいたいという、そういったものが当然あるわけで、特に高齢者の方々が今度運転できなくなるということで、そういうことが第一目的でやっているわけですけれども、そういうものがほぼそのような状況で進んでいるのかどうかというのも加えて、ご答弁願いたいと思います。

 それから、引き続き質問でよろしいですね、議長さん。



○議長(井上栄弌君) はい、どうぞ。



◆20番(岩井豊重君) 次に、同じ総務費の中で一般管理費、乗合いタクシー運行事業、87ページですね。この中で旧夷隅地区地域で行っています、デマンドタクシーなんですけれども、これもあらかじめ実績につきましては数字をいただいております。これはやはり市長さんが視察いたしました木曽福島ですか、そちらの効果が出ているようで、この改善後の利用者がかなり増えております。この中でこういった利用状況につきまして、非常に好評を、私も直接利用している方の意見を聞いているんですけれども、かなり好評を得ております。この状況の中で、やはり岬の岩熊とかあの辺、古沢地区から何としてでもやってもらえないかという声が相変わらず強いんですけれども、今、北と南に分かれていますよね。北だけを見た場合にそういった一部拡大することが可能かどうか、あるいはそういうことを考えられたことがあるかどうか、それについて、ご答弁願いたいと思います。

 それから、同じく議案第9号、総務費の中で一般管理費の中で、まちづくり市民提案事業、89ページの中で、このまちづくり市民提案事業につきましては、私も、この市の商工業を発展させるという意味では、非常に重要なことだと思っています。こういうことで、他の市町村でも、こういうところに力を入れて成功しているところが多くはありませんけれども、一部あります。これについて、この1年間の実績と将来性について、こういうものは商工会が自主的な意見があって、それを市が補助する形のが有効になると思うんですけれども、それも含めてどうお考えか、ご答弁願いたいと思います。

 それから、同じく一般管理費の中で、防犯灯設備事業、95ページなんですけれども、防犯灯の場合には、最近は蛍光灯からLEDに切り替えられていますけれども、コスト的にトータルコストなんですけれども、交換料とか維持費とか、現行と比較してどのような効果が生まれているのか、今後、省エネの関係からLEDだけじゃなくてほかの発光体も出てくることが、これは今検討されているんですけれども、この辺も考えていきますと、余りにも拙速でLEDに単に切り替えてしまうことも、そういった状況も見ながらということも必要だと思うんですね。そういう点で、ぜひそういうことも考えているのかどうかという点、それから、最初に戻って申しわけないですけれども、蛍光灯からLEDに切り替えた場合に、本当に防犯灯としての明るさとか、照明範囲とか、そういうものが本当に効果が出ているのかどうか、現地を見た場合でも、非常に疑問な点があるんですね。それからメーカーに言わせても、やはりその照明の場合のルクスとルーメンであらわす場合に、白熱灯に比べてかなり不利な面もあるということもありますので、それも含めて、ご答弁願いたいと思います。

 それから、土木費の中で都市計画費、住宅支援事業、215ページです。215ページの住宅リフォーム制度につきましては、全国で先進的に進められ、視察者が訪れるなど、ブームになるほど中小企業の仕事を増やすことにつながっています。市では、住宅リフォーム補助金として3,223万円が支出されましたが、これによる経済効果をどの程度見ておりますでしょうか。また、市がつかんでいる問題点、これを進める中でどういう問題が出てきているのかということですね。それから、この制度によって、これからのプラス面、といいますのは、これも時限的なものであると思いますけれども、その後、そういったプラス面の影響をどう見ておられるのか、そのへんについてご答弁願います。

 以上です。



◎企画政策課長(田中一成君) 岩井議員のご質問のうち、私のほうからは、市内バス運行事業、乗合いタクシー運行事業、まちづくり市民提案事業の3点についてお答えいたします。

 まず、市内バス運行状況と今後の進め方はとのご質問にお答えします。市内バスの利用実績ですが、年度別に申し上げますと、平成20年度は、いすみシャトルバスが3万4,420人、市内循環バスが2万1,600人、大原巡回バスが1万6,453人で、合計しますと7万2,473人で、月平均いたしまして6,039人の方にご利用いただいたところです。平成21年度は、いすみシャトルバスが2万8,134人、市内循環バスが2万9,240人、大原巡回バスが1万6,671人で、市内バス全体の利用者数を見ますと、年々利用者が増加している状況にありますが、路線別の状況では、いすみシャトルバスにつきましては利用者数が減少している状況です。この理由につきましては、夷隅地域から茂原方面への通学生徒の減少、さらには日中の時間帯における茂原方面へ勤務される方の減少が主な原因であると考えられます。一方で、市内循環バスについては、平成21年12月より乗降の容易なノンステップバスを導入したこともあり、大幅に利用者が増えている状況にあります。また、大原巡回バスについては、年度別での大きな利用者数の変動はない状況でございます。

 料金体系別の区分における利用者の割合では、高齢者を主とする大人が70%ご利用いただいており、中学生と小学生以下の子供が、それぞれ15%ご利用いただいております。

 こうした中、これまでの運行実績を踏まえ、平成22年度に地域公共交通会議におきまして、さらなる利用者増を目指し協議、検討を重ねた結果、平成23年度より市内循環バスにおきまして運行本数を減らすとともに、一部の便につきまして運行区間の延伸を実施し、また大型バスでは侵入の困難であったいすみ医療センターにも乗り入れを開始したところです。

 また、岬、夷隅地域から大多喜高校へ通学する生徒が国吉駅からいすみ鉄道を利用して通学できるよう、いすみ鉄道のダイヤに合わせた増便ですとか、布施地域から東小学校に通学する生徒の足を確保するための増便も行ったところでございます。さらに、通学や買い物に利用される方の利便性の向上を図るべくワゴン車を利用して運行している大原巡回バスの大原線、東海線、大原国吉線、布施線の運行日を、週2日から週4日とさせていただいたところです。これにより平成23年4月から8月末までの利用者を昨年度の同期間と比較しますと、市内循環バスでは3,014人の増となり、ワゴン車利用の大原巡回バスでは297人の増となっております。今後の運行につきましては採算性も考慮した中で、地域住民の移動の足の確保を念頭に、平成23年度に変更した運行の検証を実施するとともに、より利用しやすい市内バス交通の実現に向け、検討を重ねていきたいと考えております。

 続いて、乗合タクシー制度の状況をどのように見ているか、現体制で利用範囲の一部拡大は可能か、とのご質問にお答えいたします。

 いすみ市商工会が、事業を実施しております夷隅乗合タクシーにつきましては、平成16年12月から定員4名のセダン型車両での運行を6年間実施しておりましたが、平成22年度に夷隅乗合タクシー運行委員会において、運行事業者の選定や運行車両及び運行時刻の変更等について検討を重ね、平成22年12月より新たな運行事業者と10人乗りワゴン車の新車両で、名称もデマンド交通、愛称を「だれでもイスme」と変更し、運行しているところでございます。平成22年12月に運行方法を変更してからの利用者のご意見として、運転手がとても親切である、玄関先まで車両が来てくれる、病院や薬局の中まで声をかけ迎えに来てくれる、荷物まで運んでくれるといった声を多数耳にするようになり、市へ寄せられる苦情は現在まで1件もない状況です。車両の感想については、車内の空間が広くなり他人に気兼ねなく利用できるようになった、ステップもあり以前より乗降しやすくなった等の高い評価をいただいております。利用者数につきましても、平成21年度は1日当たり平均利用者数が19.7名、平成22年度の11月までは18.9名であったものが、平成22年12月変更以降は25.3名と大幅に改善されたところでございます。

 次に、利用範囲の一部拡大につきましては、平成22年度に、夷隅乗合タクシー運行委員会において検討した結果、現行の利用区域で乗車定員に近い利用者の予約があった場合に送迎に要する時間が約1時間を要し、現行の運行に支障を来すことになるため、利用区域のこれ以上の拡大は難しいとの結論に至ったところでございます。

 続いて、まちづくり市民提案事業の実績と将来性についてのご質問にお答えいたします。

 まちづくり市民提案事業は、NPO等の市民団体が自主、主体的に企画実施する公益性の高い事業に対し補助金を交付し、市民協働によるまちづくりと地域の活性化を促進することを目的に実施しているところでございます。この1年間の実績ですが、平成22年度は、まちづくり市民提案事業8事業、広域的まちづくり提案事業1事業の合計9事業を採択し、実施したところです。採択された団体については、提案事業の実施を通じて市と連携したり、団体間の交流の促進や新たな事業展開を図るなど、まちづくりの担い手として活躍しており、市民協働による地域活性化が着実に推進されているものと考えております。

 平成23年度は、その流れをさらに推進し加速するため、補助限度額の拡充や、これまでの団体提案型に加え、市役所が行政課題、テーマを提示して企画を応募する課題提示型を新設するなど、市民団体の独創的な企画アイデアを積極的に活用できるよう、制度を改善いたしました。結果として、まちづくり市民提案事業については、従来の団体提案型が9事業、新設した課題提示型が3事業、広域的まちづくり提案事業については1事業の計13事業の提案が採択されたところです。

 事業内容は、団体提案型については、観光振興、環境保全、農業体験、産業振興、福祉など多岐にわたっております。また課題提示型については、商店街の活性化、海岸を活用したまちづくりの課題テーマで企画を提案していただいたところであり、商業振興や地域の活性化が図られるものと期待しております。今後、行政などの公共サービスに求められているニーズや課題が多様化している中で、地域の実情に合った解決策を市民と行政が連携、協働して解決していくことの必要性がますます高まっていくことから、市としては、まちづくり市民提案事業の制度や趣旨を広く市民に周知し提案を呼びかけるなど、制度の活用を推進し、官民が連携した地域の活性化を図っていきたいと考えております。

 私からは以上でございます。



◎危機管理課長(田中宏君) 私のほうから、防犯灯整備事業の平成22年度のLED防犯灯の設置状況とコスト的な比較並びに今後LEDのみならず他の発光体へ切り替わるときに十分な検討をとのご質問にお答えいたします。

 LED防犯灯につきましては、平成22年度におきまして試験的に7基設置いたしました。平成23年度からは本格的にLED防犯灯の導入を開始いたしました。器具の交換、修理に伴う設置を含め、8月末現在、LED防犯灯の設置基数は88基となっております。設置費用は設置条件により違いはございますが、従来の蛍光灯型防犯灯20ワット設置費用、約1万7,000円に対し、LED8ワット型1基当たり約3万3,000円で、2倍程度となっております。また、蛍光灯の寿命は約8,500時間、これに対しLED灯の寿命は6万時間で、およそ7倍と言われています。10年間の蛍光灯とLED灯の経済比較をいたしますと、蛍光灯は電気料が2万6,640円、ランプ交換が4回でしますと1万2,000円、点滅器の交換が1回で5千円となり、設置費用を入れた合計額は約6万640円となります。LED灯は、電気料が1万8,600円で、ランプ及び点滅器の交換は必要なく、設置費用を入れても約5万1,600円で、この差額は約9,000円となります。

 次にランプの光束量、光の束の量ですが、比較いたしますと、蛍光灯はランプ光束量が1,230ルーメン、LED灯は700ルーメンと光の量に違いがあるものの、光源の劣化が緩やかで光に直進性があり、明るさは互角ないしLED電球が優れているものと考えられます。経済的効果、従来の明るさを確保しつつ、かつCO2の削減や省エネへの貢献も期待されると考えます。また他の光源体としては、液晶や有機ELなど考えられますが、市場化はされておりません。今後とも市場の状況を注視し、導入に際しては十分検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎産業建設部長(佐藤達夫君) 私のほうからは、住宅リフォーム補助金3,223万円による経済効果をどの程度見ているか、また、問題点、本制度によるこれからのプラス面の影響をどう見ているかとの質問にお答え申し上げます。

 まず、補助金額3,223万円で、事業費上の効果といたしましては約13倍で、4億1,500万円という実績でございます。また、本年の7月に平成22年度における本事業の評価、検証を行うために、利用者及び施工業者に対しましてアンケート調査を実施いたしました。その集計結果から、本事業がきっかけとなりリフォーム工事を実施した人は3割強でありました。それと事業へのお礼、あるいは感謝の言葉が大変多く寄せられております。そのことから、この事業によりまして市内業者への工事発注増につながったと思っております。この事業による効果は、大変大きいものがあったのではないかというふうに考えております。

 また問題点、あるいは制度によるこれからのプラス面の影響をどう見ているかにつきましては、制度上は特に問題点というものはないと思っておりますが、アンケート調査の自由意見の中で、利用回数及び補助額の増、事業の継続を希望するといった意見が多く寄せられております。今後、こうした意見も踏まえまして、国の交付金制度など、あらゆる状況を考慮しながら取り組んでいきたいと考えております。

 以上でございます。



◆20番(岩井豊重君) ありがとうございました。

 ほぼ、私が納得できるご答弁であったんですけれども、この中でやはり市内交通につきましては、本当にこれから増えることになるのではないかと思いますので、ぜひこれで満足されるのではなくて、いろいろ利用される工夫をされていますので、そのへんを進めていただきたいというふうに考えます。ちなみに、他町の例なんかを私もいろいろ聞いてみたんですけれども、いすみ市でもたまに見る、1人も乗ってないよという、そういう傾向が他町も同じような状況であります。ですから、それは長い区間の中で1人も乗ってない区間があるというのをたまたま見たということもありますけれども、平均6人程度乗っているということで、これにつきましては、今後も引き続き利用しやすい、そういうことを検討されていかれることをお願いいたします。

 それから乗合タクシーにつきましても、一時的に減ったことにつきましては私もわかります。これも本当に夷隅地区だけでしか行っていないんですけれども、好評で、今ほかの市町村でもこれをモデルにしたいというところがかなり多いようで、引き続きですね。1時間の乗車時間があるばかりに範囲を広げられないというのは残念ですけれども、本当にある程度、もう少し広げられないかという点につきましては、今後の検討課題として検討してもらいたいと思います。

 それから、まちづくり市民提案事業につきましては、これは本当に今のいすみ市、いわゆる市町村の商店がつぶれた、これは大型店舗法が通ってしまったおかげなんですけれども、そのために本当につぶされて非常に深刻な状況になっていくわけで、こういう中でどう復活、復活まで行かなくても、前に戻して、できれば復活させるということを、そういうことが非常に重要な時期に来ているんですけれども、やはりお年寄りが買い物にも行けないという、そういう実態が出てきてしまっているということは、本当に深刻なんですね。私は、個人的にはいろいろなそういったことをやっている人がいますけれども、やはりそういうことを考えますと、この商工業を活性化させるということつきましては、今、市のほうで今年から新たに行われた、独創的な提案であるとか問題を提示する、そういうものを含めてということなんで範囲が広がったと思うんですけれども、これに対して市のほうもある程度フォローしていかないと、なかなかこれが進んでいかないという。といって自主的なものをそんなにするんじゃなくて、やはり自主的なものを生かしていきながらフォローする、非常に口では簡単に言えますけれども、難しいことだと思いますので、これも私も本をいろいろ調べて市のほうに提案させていただきますけれども、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、防犯灯につきましては、これは今言われたような実態なんですが、実際に交換されたところに行きますと暗くなったような気がしないでもないんで、ちょっとこの辺、確かにその光束量とか、そういうのはそう多く変わっていない。ただ、実際に光束量が少ない、光の範囲が狭いとかという、そういう問題は実際的にメーカーのほうでも認めていることなんで、ぜひこの辺は今後一つの検討課題にして、事故が起きない、防犯灯の今の間隔を狭めなければならないような、そういう状況にもならないように今後検討していただきたいと思います。

 それから、住宅リフォーム制度につきましては、これは本当に、いすみ市が全国的にも先進的に行いまして、今、国県も黙っていられなくて、そういうことで手をつけ始めているんですけれども、特に国のほうはですね。いすみ市におきましても、視察者が、あるいは電話問い合わせがかなり増えてくるなど、私のほうにも問い合わせが来るということが行われておりました。これにつきまして今の経済効果をお聞きしますと、これによるものを4億1,500万円と見ているようなんですけれども、実際そのアンケートをとってみますと、リフォーム制度によって増えた分が3割増ということなんですけれども、そんなもんなのかな、意外に少ないというふうに、そう思いました。ただ、アンケートの結果に示されていますように、今後も継続してほしいという、そういうのもありますので、これにつきましても一言、このリフォームの問題につきまして一言ご答弁願えたらと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(井上栄弌君) 検討課題が多いんですけれども、何か答弁をもらうなら、全部答弁をもらうんですか。



◆20番(岩井豊重君) いや、最後の。



○議長(井上栄弌君) 最後の部分だけの答弁ですか。では、住宅支援事業についての答弁をお願いします。



◎産業建設部長(佐藤達夫君) 最後の質問なんですけれども、とりあえず、いすみ市としては、この住宅リフォーム事業が22、23、24、この3カ年度でやることになっております。ですから、24年度、来年度も当然このような状況でやる予定でおります。そのほかに、先ほど申し上げましたように、もっともっと継続してもらいたいという要望がございますので、来年の今時分は、そのことについてどういうふうに行っていくかという検討時期だと思いますが、今現在としては、来年度も予定通りやることであります。

 以上でございます。



◆20番(岩井豊重君) 最後なんですけれども、今やられているリフォーム制度の内容は範囲が広い。範囲が広いということで、助かっています。これにつきましては、この範囲はきちんと維持したままでお願いしたいんですけれども、これは、こんなに範囲を広くやっているところは、私が今まで調べた範囲では、他町にはないと思いますけれども、ぜひこれをお願いして、私の質問を終わります。



○議長(井上栄弌君) 以上で、通告による質疑は終わりました。

 質疑は、ほかにはございませんか。

 16番。通告なしですから、簡潔にお願いします。



◆16番(荒井正君) 通告をしてありせんが、収入未済額、いわゆる収入未収金について前年よりパーセントが増えているというか、一般会計で未収が9億4,475万円あります。実質収支は9億3,000万円のプラスになっているんですが、現状、この未収がきちんと入れば、もっと入る努力がどうだったのかなということが気になるわけですが、一般質問の中でも何回か取り上げているんですが、国保特別会計につきましては未収が9億3,500万円で、これは国保税だけを限って言うと、22億円の調停額に対して56%しかないんですね。前年よりも悪くなっている。今年また税率を引き上げて、また来年ももっと悪くなることが予想される。これは余りにも低いじゃないかというのを、56%というのはちょっとね。約半分の人が税金納めていなくても、それでなおかつ、それで集まる範囲で予算を組んでいるという、予算を構成する、その中で収入が回っていれば、数字的には、形式的にはいいのかもしれないけれども、これは税を納めている人から見たら、余りにも不公平感が出てしまう。まして、安定的にその財源を考えたときに、この未収金のあり方というのをもう少し特別的なプロジェクトを組んでやったらどうかという思いもあるんですが、この未収金についての決算の意見書も出ているんですが、これは担当者としてどのような認識をしているのか、その認識だけ伺いたいと思うんですが。



◎税務課長(所治平君) ただいまの国保会計の税の未収金の件でございますが、これにつきましては、前回の一般質問でも答弁したとおりでございまして、今年度、職員の増員等をいたしまして極力この未収金の縮減に努めてまいるということで進めてまいりますので、その辺をご理解いただいたいと思います。



◆16番(荒井正君) 通告のない質問なので、前年度もやったので、この認識が、パーセントが増えているので認識だけ伺いました。ありがとうございました。



○議長(井上栄弌君) では、それでお願いします。

 ほかにございませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 議案第9号から議案第14号については、8人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(井上栄弌君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第9号から議案第14号については、8人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。

 ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、高森和久君、田井秀明君、横山正樹君、中村松洋君、高梨庸市君、元吉基君、石川光男君、君塚利雄君を指名いたします。

 決算審査特別委員会の開催のため、暫時休憩いたします。

 議長より申し上げます。

 ただいま選任されました決算審査特別委員会委員の方々は、総務常任委員会室に集合願います。

                             (午前11時08分)

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○議長(井上栄弌君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                             (午前11時15分)

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○議長(井上栄弌君) 休憩中、決算審査特別委員会において、委員長、副委員長の互選が行われましたので、その結果を報告いたします。

 決算審査特別委員会委員長に石川光男君、副委員長に元吉基君が選出されましたので、ご報告いたします。

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△休会の件

 お諮りいたします。

 委員会審査及び議事の都合により、9月15日から10月5日まで21日間休会いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」という人あり〕



○議長(井上栄弌君) 異議なしと認めます。

 よって、9月15日から10月5日まで21日間休会することに決しました。

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△散会の宣告



○議長(井上栄弌君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 10月6日は定刻より会議を開きます。

 本日はこれにて散会いたします。

 ご苦労さまでした。

                             (午前11時16分)