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千葉県 山武市

平成22年第2回定例会(第2日目) 本文




2010.06.09 : 平成22年第2回定例会(第2日目) 本文


◯議長(大塚重忠君) おはようございます。ただいまの出席議員は全員です。よって、本日の会議は成立いたしました。これより本日の会議を開きます。
              午前10時00分 開議
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◯議長(大塚重忠君) 日程第1 一般質問を行います。
 一般質問は、議事運営の能率を図る上で、発言者は質問事項をなるべく簡明に示すとともに、答弁者は質問内容を的確に把握され、明確な答弁をお願いいたします。
 なお、会議規則第57条第1項及び議会運営の申し合わせにより、お手元に配付の一般質問通告書のとおり、会派持ち時間で行います。
 順次、一般質問を行います。
 初めに、平成会、能勢秋吉議員の代表質問を許します。
 能勢議員、御登壇願います。


◯10番(能勢秋吉君) 皆さん、おはようございます。10番、能勢秋吉です。議長のお許しをいただきましたので、平成会を代表して、山武市政に対して何点かの質問をさせていただきます。
 外の景色を見ると、郊外では緑一色、いやしの空間が広がり、里山では初夏の薫り漂うアジサイの花咲く季節になりました。
 さて、先般の首長選挙におきまして、椎名市長は2度目の当選をされました。まことにおめでとうございます。
 椎名市長の1期目の施政方針を振り返りますと、行政改革の推進、市民との協働によるまちづくり、透明性を保障する情報の公開、教育の充実、拡大する需要にこたえる福祉施策、地域医療の確保、産業の振興として、この実現に向けて目標を設定し、期限を定め、それに充てる財源を明確にして、その実現への方法も含めてプランを作成し、早期に示すとありますが、これらの方針は山武市の基礎造りの根幹と思います。また、当然、継続で行政運営をしていくものと思いますが、どうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長、御登壇願います。


◯市長(椎名千収君) 能勢議員から1期目の施政につきましての私の方針が、2期目につながっていくのかという御質問をいただきました。
 行政改革、市民協働、透明性のある行政、教育の重視、福祉の充実、医療の確保、こういったことにつきましては、総合計画にしっかりと盛り込み、計画的に取り組んできたと思います。
 私の選挙前の議会におきましても、総括という御質問をいただきましたが、この点につきましては、一定の成果を得られたのではないかと思いますが、まだまだやるべきことというのは、多く残っているという見方もあると認識をいたしております。
 特に、地域の産業振興という点につきましては、これもそのときにお話を申し上げましたが、昨今の日本の経済情勢も必ずしも追い風ではないということの中で、地方として地域の振興には大変苦戦をしていると思いますし、当山武市におきましても、有効な手だてを打てたというふうには、自分として評価ができない点であろうかと思ってございます。
 2期目につきましては、これらのことにつきまして、さらにしっかりと取り組んでまいる覚悟を、今選挙戦を通じても市民にお約束を申し上げましたし、議会におきましても、そのように表明をさせていただきました。継続した行政をしっかりと続けてまいりたいと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 総合計画が3年目になりますが、順調に進んでおりますか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 総合計画につきましては、毎年ローリングをかけてやっておりますけれども、目標値を定めて、その達成度を図りながらやっているということでございますが、項目別で言いますと、実施計画の約半分程度につきましては、大きな成果が得られている。残るところにつきましては、まだまだ目標に達していないというところもありますけど、一定の成果は出ていると理解をいたしております。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 総合計画の基本構想は抽象的であり、5カ年計画実施計画により、進められていますが、先ほども出ましたけど、進行管理はどうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 進行管理につきましては、まちづくり報告書というような形でもお示しをいたしておりますが、そういった形で管理して進めてございます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 椎名市長の任期と計画の整合性の確保はどうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 総合計画はおおむね10年ということで、計画を一般的に立てられるということでありますし、首長の任期は4年の倍数、4年、8年、12年ということになります。
 私どもの総合計画につきましては、平成19年から準備を始めましたので、平成20年からということになります。したがいまして、私は今任期がそれよりも早く参ります。整合性ということがどういう意味かわかりませんけれども、私の任期が終わりましてから、さらに2年、総合計画の期間が残ります。残りますが、それにつきましては、しっかりと後に続くようにという形で、私としては取り組んでまいりたいと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 総合計画の基本構想は議決事項でございます。これが、今、いろいろ学者の説ですと、今後、基本構想よりも、本来である基本計画を議決すべきではないかということも、今、出ておりますけども、山武市においては、計画変更に係る手続は明確にしているでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 今の議決を経るか、経ないかという意味合いからすれば、お尋ねの意味がそういった意味であれば、明確ではないと言えるのかもしれません。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 財政課長にお尋ねしたいんですけど、計画についての財政見通しは大丈夫でしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) 財政見通しでございますけれども、中期の財政計画がまだできておりません。今年中に中期の財政計画を作成しようと考えておりますので、その中で判断していきたいと思っております。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 施策の満足度及び重要度で、平均値に届かない施策は、今後、どのように計画に反映しているかをお尋ねいたします。総合計画の18ページを見ていただければ、わかると思います。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) いずれにしましても、まちづくり報告書の中でもお示しをしておりますが、満足度の目標に届かないものという形で、プラン・ドゥ・シーのサイクルを経てやっていくということになりますけれども、毎年、施策の成果を評価して、目標に向かって、遅れが出ている項目につきましては、現状を分析・把握し、なぜ数値が伸びていないのかの原因を分析して、見直しをしていくという形で進めていくということになろうかと思います。
 満足度に達していないもの、目標になかなか届かないものという項目がたくさんありますが、達成したものは、すべて私どもの努力ということでもないかもしれません。目標値が割合に低かったというものもあるでしょうし、達成しないものの中には、目標値そのものの設定がかなり難しいものであったということもございます。
 また、昨今の社会情勢の中で、市の行政だけではこれが難しいということもございますので、そういった意味で、その原因、市の努力によって、それが改善され、達成できるものについては、手法を改めて、しっかりと努力していくという形になろうかと思います。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 政策6の市民と行政が協働してつくるまちづくりについて、5月11日、臨時議会で市長が施政方針で述べた中に、地方自治の主権者である市民の皆様にも、自分たちの住む地域社会は、自分たちの責任でつくるとの考えのもとに行動してくださるようお願いしてまいります。市民自治は責任行動であります。私は、市民一人一人にそのような覚悟を持ってくださるように訴えてまいりますとありますが、今まで市民自治支援課で多くの市民と協働によるまちづくり会議を開催されていると思いますけど、会議等の回数と参加人員をお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) それでは、私からお答えさせていただきます。
 まちづくり条例あるいはコミュニティーの醸成という意味では、平成19年4月に、御存じのように、市民自治支援課ができておりまして、そのときから具体の行動は開始されております。初め、平成19年7月には地域リーダーを育成するために、まちづくり未来塾というものを連続8回、その当時開催し、平成20年度は自主運営ということになっておりまして、そういう平成19年から平成20年のまちづくり未来塾では、延べですけれども、552人が参加しているということがございます。
 また、平成20年6月からはまちづくりと市民協働講座というものを、連続10回行っていまして、延べ489人の方に参加していただいたということです。
 また、平成21年度になりまして、まちづくりと市民協働講座の第2段ですけれども、山武の森再生・連続講座、あるいは、子ども森の講座を連続5回開きまして、延べ173人、うち子供の参加が27人ということになっております。
 昨年度、平成21年度は4日間でございますけれども、4カ所、平成21年2月ですが、あじょすっか山武ということで、地域へ出ていきまして、そういう地域の方々に、これからの山武市をどうしていこうかということの御意見を伺い、また、その話し合いの場を求めたということです。4回で延べ59人ということでした。
 このようにさまざまな機会を設けて、現在取り組んでいるというところでございます。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) アンケート調査では、7割の方の市民と行政の協働は重要であると回答が出ております。そこまで浸透しているでしょうか。また、職員には十分な浸透がしているでしょうか。お尋ねいたします。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) アンケートの結果が非常に高い数値が出たということにつきましては、ある意味では、協働というものに対しての認識がそれだけ行き渡っているのだろうと思います。
 その一方で、その認識をもとにして、市民が本当に協働というところに、もう一歩踏み出してくださっているのか、みずから行動を起こしてくださっているかというところにつきましては、まだまだこれからというところにあろうかと思います。
 また、職員の意識におきましても、言葉では協働ということについては、随分この4年間やってまいりましたので、言葉の上での協働に対する理解はできたかなと思っておりますが、さて、それが現実の業務にどのように生かされていくのかということについても、これからまだまだやっていくことはたくさん残っているという認識でございます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 市民が、視覚的になじみが薄くわかりづらいです。行動に参加しやすく、行政がもう一歩踏み出して、行動が必要と思いますが、どうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 市民自治支援課が中心になって、市民協働を一生懸命進めております。
 一般論としてのことでございますけれども、協働によって地域社会を元気にしていくということになれば、恐らくこの地域で、それが本当に大きな成果を出していくということになると、いわゆる地縁社会、血縁社会といいますか、こういったもとに地域社会が成り立っていますので、従来からある自治会でありますとか、そういった既存の組織、そういったところが一歩前に踏み出していただくと、大変大きな力を持って協働が進むんだろうと思っております。
 そういった意味では、できるだけ地域に私どもからそういった活動を広めていくということになろうかと思います。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) その点、ひとつよろしくお願いします。
 本庁方式の中で、保健福祉部のみが、松尾町のIT保健福祉センターで業務を行っております。本庁との連携で、事務の効率はどうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) お答えします。本庁にいる場合と、現在の松尾にいる場合を比較した場合ですが、いろいろな総合調整なり、協議、書類等の取り交わし等において、どうしても移動する時間が必要でありまして、これははっきりした統計はとっておりませんが、年間にすると、1,000時間を超えるだろうと想定されます。
 したがいまして、効率的な面を考えると、事務の効率については、本庁方式に比べれば、やや時間がかかるという結果です。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 市長、今、保健福祉部長から、あんまり効率がよくないように、私は受けたんですけど、今後、これをどのように対応していきますか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 合併当初、分庁方式ということで行いました。それは、合併特例債を有効に使うという中で、やはり特例債事業も当然、地方債を発行するわけですから、将来の負担を増すということの中で、すべての部をここに集めるということになれば、新しい庁舎を建設しなければならない。恐らくそれが合併特例債の一番の目的なのかもしれませんが、私としては、一方で、350人の定員というところに目標を掲げてございます。そういった意味からしますと、余り大きな建物を、今、建てるということについては、積極的ではございません。
 一方で、山武市のあり方につきましては、たびたび私の考え方を述べさせていただいておりますが、行政は集中、コミュニティーは分散という考え方で組み立てていこうとお話を申し上げております。それは効率的な面から考えますと、やはり行政は集中させていただきたいということを申し上げてございます。そういった意味で、いろいろな方法を講じながら、集中を図ってまいりましたし、これからもそのようなことにしていきたと思っております。
 ただいまの保健福祉部につきましては、松尾のIT保健福祉センターを、ある意味ではお借りしているという形です。松尾のIT保健福祉センターを造った当初の目的からいたしますと、あれは松尾地区の皆様方が、保健福祉を中心として、地域の中心的な施設としてお造りになったものだという認識でありますので、たまたま事務スペースに広い場所を使えるということがあって、そこを今お借りしているということでございますので、これが本来の形ではないと思っております。
 今、松尾の庁舎を耐震の関係で取り壊さなければなりませんが、その跡地をどうするか、それとIT保健福祉センターとの関連ということで、調査もかけていただきましたし、地域の皆様方の御意見をいただきながら、地域の皆さんにとって一番好ましい形に持っていきたいと思っております。
 そういった中では、考え方としては、私どもから提案をさせていただくものは、保健福祉部につきましては、本庁に集中をしていくという考え方を申し上げてございます。できるだけ軽微な増築・改築で、これが吸収できないかということを考えながらやっていく必要があろうかと思っております。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) その点もひとつよろしくお願いします。
 大槻副市長も6月いっぱいで退任とのことです。この定例議会が最後だと思いますので、就任から現在までの感想を述べていただけますか。


◯議長(大塚重忠君) 副市長、御登壇願います。


◯副市長(大槻大輔君) 2年前、平成20年7月に山武市に着任しまして、早2年が経過いたしました。これまでの間、格別の御指導、御鞭撻をいただいた議会の皆様、市民の皆様に、まずもってお礼を申し上げたいと思います。
 いろんなことがあったわけでございますけれども、やはり、来てすぐに成東病院の独立行政法人化の課題がございました。東京から比較的近いこの千葉県の地域におきまして、地域医療の問題がこれほど深刻なのかということに当初驚きました。議会、関係行政機関、医療関係者などとの議論を重ねまして、その結果、今年の4月からさんむ医療センターが発足し、市民の皆様に途切れることがなく、医療と安心を提供し続けることができたのは、非常に大きなことであったのかと思っております。
 ちょうど一部事務組合を解散しまして、地方独立行政法人を設立するというのは、全国初の事例でございます。新しい地域医療を示す1つのあり方として、今後全国に誇れるものになっていけたらということを期待しております。
 また、在任中、いろいろな機会に市民の方々と直接お話をすることもできました。実際、さまざまな活動をされている市民の方が、日夜、市役所などに集まってこられております。しばしばいろいろな議論が夜遅くまで行われることもございますし、また休日のいろいろなイベントや会合にも、実に大勢の市民の皆さんが見えられていて、そのパワーに圧倒された思いがございます。
 その中で、私も議論の場に加えていただきまして、地域の実情を学ばせていただくとともに、市民協働の大切さといったものも学ばせていただいたということです。私も、いわばこの地域の外から来た立場として、何らかの刺激を渡せる役になったのではないかと思っております。
 国では、地方分権のかけ声が盛んにかかってきておりますけれども、単なるかけ声以上のものを感じたような気がいたしました。要するに、地方分権というのは、地域がみずから考え、行動しなければならないことを、地域がみずから自分たちの将来を見定めていかなければいけないということが、本当に肌で身にしみてわかりました。
 こういった地域に生活することの重み、地方自治・地方行政の重みということが一層よく理解できた次第でございます。また、行政の実態というものも、つぶさにわかりました。実際に道路1本を造るのがどういうことなのか、あるいは、学校だとか、保育の現場で、皆さんがどのようなことでお困りなのか、また、国から出ている補助金がどのように使われているのか、そういったこともつぶさに理解できた機会でございました。今後、私は国に戻りまして、霞が関で行政を行っていく際に、本当に得難い貴重な経験になったと思っております。まだ6月いっぱいまでございますけれども、引き続きよろしくお願いしたいと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) ありがとうございました。国へ帰られても、さんむ医療センターを見守ってください。また、今後の御活躍を期待いたします。
 市長、次の副市長案はお持ちでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 今のところ、今月いっぱいで副市長はおやめになりますが、さまざまな考え方で、自分の頭の中で検討してるという段階でございまして、具体的なものを持っているわけではございません。
 考え方といたしまして、この2年間、副市長に国から来ていただいて、今、御本人のお話もございましたが、私どもにとりましては、大変大きなお力をいただいたと思います。その中で何が違うかと言うと、私ども地域からみずからの責任において、つくり上げていこうという地方分権を、自分たちのこれからの道として進めていかなければならない、その覚悟をしっかりと固め、それを市民にもお願いをしていくということでございますけれども、ややもすると、閉鎖的になります。
 例えば、山武市をどうするか、自立できる山武市造りということを、一生懸命山武市のことを考えていて、気がつきますと、それは地域との連携が行き届いてないのではないか、あるいは、国の考えている大きな流れからそれてしまうのではないかというようなこともございますので、そういった意味で、外からのいろいろなアドバイスは大変大きな力だったと思います。
 一言で言いますと、視野の広さが違うのかなと。行政を富士山に例えますと、霞が関は一番てっぺんのほうにあります。私どもはすそ野のほうの一角で組み立てをしております。そうしますと、富士山の上のほうから見た、視野の広さというものを、私どもの行政の中で、いろいろな形で折々に意見として重要なものが出てくる。そういったことは、これからの地方がみずから責任でやっていくとは言いながら、大変大きなものであろうと、大きな力になるだろうと思っております。
 私たち、地方分権を進めていく、独立した山武市を造っていくという中で、いろいろな価値観を入れていきたいと思っておりますが、中央から来ていただいたことに対しましては、そういった意味で、大変大きなメリットとしてとらえました。
 もう一つは、お若いんです。ある意味で、私の子供にちょっと足したぐらいのお年です。まだ40歳。このことは、これから将来、山武市の職員にとりまして、若い職員にとりまして、いろいろな面で長いおつき合いをしていただけるのかなと思います。山武市の職員にとって、とても大きな財産になっていくんだろうと、そのようなことも考えると、中央から来ていただくということの大きなメリット。
 あるいは、先日の全協で、私の後の人のことも考えたらどうか、地元から後継を育てるという形の中で、副市長を考えるべきだという御意見もいただきました。さまざまな考え方があろうかと思いますし、それぞれの価値観というものが、山武市にとって必要なものだと思います。
 そういったことがありますので、現在何が必要なのか、私にとって女房役でありますので、どういった方になっていただくことによって、今、私に一番力になっていただけるか、山武市の将来にとって重要なのかということについて、もう少し考えをまとめていきたいと思っております。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 副市長を民間からの公募も1つの選択肢だと思いますけど、その辺も一つお考えになっていただければと思います。
 次に、市長選挙のマニフェストを掲げたことについて。最初に、健康と医療について、さんむ医療センターを核とした、安心の地域医療を実現しますとありますが、どのような施策をお持ちかお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) まず、選挙におきまして、討論会もございました。今回の選挙で、ある意味では、自分の考え方をまとめさせていただいた大きな機会だったと思います。
 そういう中で、選挙の後半になりますと、やはり成東病院を独立行政法人として、4月1日に立ち上げたわけですけれども、この将来を市民にとって好ましい形で、ある意味では、公的な性格をその中に残していくというのが、独立行政法人のあり方ですから、そういったものとしてやっていくのか、あるいは、民間にゆだねるのかというような、これは1つの論点でありました。
 その中で、私は設置は公でやる、山武市が設置する、その中で議会の御議決もいただく目標を立ててやっていくという方向で、市民に訴えました。結果として、市民は公的な性格を持つさんむ医療センターを御支持いただいたものと理解をいたしております。
 そうなりますと、今まで4つの市町で支えてきた成東病院を、今度は山武市単独で支えていくさんむ医療センターとして、やっていかなければならない。市民として、この大きな選択をしていただいたということになりますと、それは財政的な面でも、市としてそれなりの覚悟を持ってやっていかなければならないと思いますが、それだけでは、さんむ医療センターがしっかりできたというだけでは、この選択をしたという意味が大変小さなものになろうかと。
 したがいまして、病院のあるまちを残した、造ったということであれば、これを1つの柱として、まちづくりを進めていく中で、やはり医療というものを中心としたまちづくりは、これはもう当然のことだろうと、それを今の住民ニーズ、社会的な要請から考えますと、医療だけではなく、福祉、保健とうまくリンクさせて、市民にとりまして安心・安全といったものを確保していく大きな手だてにしていきたいということでございます。そういう方向でまちを造っていくべきだということを申し上げてございます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 医師不足あるいは看護師不足で、一番市民が望んでいるのは、いつも言いますけど、夜間の二次救急、内科の輪番制の対応だと思いますけど、その辺は1日も早く、1日でも多くできるように、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
 次に、採算性のある農林業を目指しますとありますが、どのような施策をお持ちかお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) これも農林業を考えるときに、採算性を重視したいと思いますのは、そもそも山林が荒れてしまった農地に、不耕作地があちこちに目立つようになったということは、それだけ、そこに従事する人がいない、後継者がそこにいないということだと思います。なぜ後継者がいないのかと考えますと、魅力がない、農業、林業をやっていても、そこで食べていけない。それよりは、ほかの職業を選んだほうが、自分の幸せな一生を送れるのだと、そういうことが若い人たちに、この地に定着して、農業、林業に携わっていただけないということだと思います。
 農業の将来、林業の将来をほんとうに持続可能なものとして考えた場合には、そこに採算性を無視できないということで、採算性のある農業を目指すと、1つの方向性として申し上げました。それをすべて行政の手で、もうかる農業、林業に持っていくというのは難しいことでございますので、皆様方のお力もいただきながら、お知恵も拝借しながらやっていかなければならないということになります。ただ、行政は逃げるということではなく、行政としてやれる、やらなければならないということについて最善の努力をしてまいりたいと思ってございます。
 私どもとして、さまざまな形で取り組んでおりますけれども、特に農業の場合は、稲作中心の地域、丘陵地帯の畑作と2つに分かれておりますけれども、特に稲作の場合は、国の補償制度、農業政策に大きく影響されます。今回もそういった国の所得補償の制度ができましたので、私どもとしては、基本的にはそういったものに積極的に取り組んでいくということの中で、農業の安定を図っていきたいと思っております。
 丘陵地帯につきましては、さまざまな形で取り組みをしていただいておりますので、それをできる限りバックアップしていきたいと思ってございます。基本的にはそういったことでございます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 部長、何か目に見える施策はどうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) それでは、今、経済環境部で主に取り組んでおります事業でございますが、認定農業者の育成事業、園芸農産支援事業、農村振興総合整備事業、農地・水・環境保全向上事業、サンブスギ林再生事業などでございます。
 また、先ほど市長からもお話ししましたが、今年度新たな事業として、国の施策として、水田利活用自給率向上事業、米戸別所得補償モデル事業に積極的に取り組んでおります。この2つの事業をセットで実施することによりまして、多くの農家が生産調整に取り組みやすくなり、恒常的に赤字に陥っている米に対し所得補償し、水田農業の経営安定を図ってまいりたいと思います。
 また、駅中臨時売店事業を現在計画しておりまして、今月から千葉駅に臨時売店を出店し、市の農産品の販売、観光のPR活動を実施し、農産品の付加価値向上と、販路の拡大を図ってまいります。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) まちづくり報告書によりますと、認定農業者が増加しているようですが、後継者でしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) 認定農業者が増えている要因ということなんですが、平成20年度末では、認定農業者274名でございました。平成21年度末で345名と大幅に増えました。これは認定農業者になりますと、国の担い手育成支援の経営体育成交付金や野菜経営安定を図るための指定野菜価格安定対策事業、県の園芸農産支援事業、さらに山武市単独の認定農業者育成事業の対象者になれることから、認定の取得を推進しております。
 昨今、市とJA山武郡市で共同で、農業の方々に指定野菜価格安定対策事業の趣旨を説明いたしまして、認定農業者の取得の推進を図った、その結果と思われます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 山武市の基幹産業は農業です。市長の農業に採算性を目指すとの言葉は、農家の方へ非常に明るい希望とのことです。今度、市長も、認定農業者等の若い方が、米作りから始まりまして、野菜等も多いと思いますので、その辺、またじかに生の声を聞いて、農業のほうに市長がこれだけの意欲を見せたということですから、現場と言うと語弊があると思いますけど、現場のほうにもひとつ踏み込んでいただきたいと思いますけど、どうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 能勢先輩から現場における現場の視点が足りないと、たびたびおしかりを受けます。一生懸命考えてやっております。確かにそういったものが、まだまだ不足しております。新たな気持ちで現場の声をお聞きして、できる限り現場に出向くということを心がけてまいります。しっかりとやってまいります。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) よろしくお願いします。
 次、林業について、サンブスギの森林面積はどのくらいありますか。


◯議長(大塚重忠君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) 山武市の森林面積ですが、およそ4,420ヘクタール、サンブスギ林としては1,268ヘクタールでございます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 近年は木材生産という目的のほか、森林の多面的機能への期待が大きく、例えば、空気の浄化、水源の涵養、森林のセラピーとして重要な役割を果たしていると思います。広大な面積であり、所有者の高齢化、木材の低価格等が原因で、手入れが正常にできていないと思います。森林機能もまた果たしていないと思います。市としては何か支援できないでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) そのためにも、山武市ではバイオマス推進室を設けました。その中でその事業としては、森林再生を大きな目標として行っております。そこで、森林整備事業、木材利用やバイオマス利用の推進を行っております。
 森林整備事業では、平成21年度に約51ヘクタールの間伐、下刈り、植林など事業推進の計画を出しまして、実際に助成してございます。
 市内産木材の利用促進事業といたしましては、市内産木材を使用した住宅建築建設を、市内工務店が施工した場合の補助制度を設けておりまして、平成21年度の実績としては4棟ございました。
 さらに、平成22年度はバイオマス資源のエネルギー利用推進のため、ペレットやまきストーブ及びボイラーの購入者に対し、購入費用の一部を補助する予定でございます。
 また、実証事業として実施しております、サンブスギを使用したペレット製造については、国の緊急雇用制度を活用して行っているところでございますが、品質のよい製品を安定的に製造するには、安定した材料の確保や製造施設の確保に課題があります。
 そこで、山武市に進出いたしました民間企業との間で、共同でペレット製造に関する開発研究を、平成22年度中に展開いたしまして、高品質なペレットを安定的に製造してまいりたいと、そのように考えております。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 山武市の公共建築への積極的な利用で、公共建築の中にサンブスギを使用するということの意味が、官民に浸透しつつあります。教育施設の場合、子供たちの情操面での効果、その他の施設では、地域性のある空間づくり等の間接的な効果、木材業を地域産業として再生する作業支援の効果、林業の意欲を高める効果として、公共建築の中にサンブスギを使用することの条例を検討したらどうかと思いますけど、どうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 大変積極的な御提案をいただきましてありがとうございます。
 国のほうでもそういった方針が出ているとお聞きしておりますし、条例を制定するということもなく、私どもとしては、それを受けて、これから計画していなかなければならないと思っております。
 それに先立ちまして、山武市といたしましては、これから、今、建設されております、山武市さんぶの森交流センターあららぎ館におきましても、内装にそういったサンブスギを使っていく、あるいは、バイオマス棟につきましては木造でやっているというようにしておりますし、公共事業においては、施策として、できるところは木造でやっていこうという方向を考えていきたいと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) 先ほど市長からも国の施策がというお話がありましたが、実は公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律が、先月、5月26日に成立いたしまして、この6カ月以内に施行の予定でございます。
 今後の流れといたしましては、農林水産大臣、国土交通大臣による基本方針が策定されます。その中で具体的なターゲットとして、国みずからの目標が設定されてきます。そのポイントとしては、低層の公共建築物については、原則として木造化を図るということが想定されております。
 そのようなことですので、こちらの方針に基づいて、県あるいは市町村の方針が決定されてくると思います。今、市長が先行して取り組むということですので、経済環境部としても積極的に取り組んでいきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 保健福祉部長にお尋ねしますけど、成東地区に建設予定のこども園は木材建築と解釈してよろしいでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) はい。あり方検討委員会等を踏まえて、木造という構造で、今、計画が進んでいます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 市長、地元のサンブスギを使用すると解釈してよろしいでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 市として地域振興を考えていきますので、先ほどから御答弁を申し上げております、採算性のとれる林業ということから考えましても、地元の私たちが影響力を発揮できるものということからすれば、地元産のサンブスギを最大限使っていくということを目標としていきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 民間の動きとして、建築士の有志の方と工務店のグループが、サンブスギを利用して、事業性を持った地域活動が始まり、地域産業として住まいづくりが復活しつつあります。法的な問題を研究して、地元で頑張っている方にお願いするような考えも必要ではないでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 今のものは工事の発注方法にもかかわってまいることだと、それが法的なということだと思いますが、私としては、できるだけ地元振興を図ってまいるという基本は考えてまいりたいと思います。
 公共事業と地域振興のあり方を少しお話をさせていただきたいと思いますが、公共事業で地域振興を図るという考え方を、今の国としても少し見直しされておりますが、市と市の行う事業というものを、そういった意味合いでとらえたときに、公共事業を地域に当てはめていく、それで地域を活性化するという考え方もあろうかと思いますが、やはり私は地域づくりの中で、市民との協働という中で、それぞれの立場で役割分担はあると思っております。
 実際、市が取り組まなければならないのは、今議会の冒頭でも申し上げましたように、インフラの整備、このインフラは今の21世紀型ということではなく、21世紀社会におけるインフラというものについて、私ども地域社会として、まだインフラ整備ができてないだろう。
 例えば、ブロードバンド環境一つにしてもそうなんですが、そういったことは公共でやっていかなければならないことだ。あるいは、セーフティーネットをしっかりと張っていくということも、地方の行政に与えられた仕事だろう。先ほどお話ししました、医療を中心とした安心なまちづくり、市民の安心を確立していくということも、私ども行政の大きな基本的な役割だろうと思っておりますが、そういったことについては、当市も必要なものが多く生じます。
 地域振興について、すべて行政が100%やっていくということはなかなか難しいことです。地域の企業家の方にもしっかりと頑張っていただいて、むしろ、反映していただいて、税金をたくさん納めていただくことによって、私どももインフラ整備ができていくということだと思いますので、市民の皆様の活躍ということにも大きな期待を抱いていくということになろうかと思います。
 そういった意味で、この地域の小さな工務店が1つの有限責任、事業組合というものを作って、自分たちが個々ではできなかった仕事に取り組んでいくということによりまして、その成果を上げております。
 先日も、私ども行政、山武市だけではなく、郡内の行政すべてを、首長が招かれて、そこで自分たちの取り組みの方向というものについてプレゼンテーションがありました。そういった努力というものがあって、地域の振興は図られていくのだと思っておりますので、私としては大いに御期待を申し上げているということでございます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) これは先日、平成22年6月1日、午後6時10分、NHKの「首都圏ネットワーク」で、里山、サンブスギ、大富小も放映されたと思いますけど、見た方もいると思います。この再放映が16日、午前11時10分ごろに放映されるそうですので、どうぞごらんになっていただきたいと思います。
 次に、さんむ医療センターについて、スタートして2カ月がたちますが、市長の感想をお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 率直な感想は、ひとまずほっとした。それは4年間のトンネルを抜けたと思います。トンネルを抜けて、とりあえず医師の確保が30名と、予定を既にクリアできましたし、4月、5月、入院患者数におきましても、前年度を何とか上回ったということでございます。さまざまな見方をいただきますが、職員の前向きな姿勢が出てきたと思っております。
 そういった意味では、ほっとしたということでありますが、ただ、地域医療というものは、そう簡単なものではないと思いますし、これからしっかりと市としても、支えるところは支えていきたいと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) この件については、関連で越川議員の質問がありますので、よろしくお願いします。
 次に、看護師確保について。看護師確保は非常に厳しいようですが、看護師を確保するのに、さんむ医療センターは何を目玉にして募集していますか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 現在、私が経営者ではなくなりました。ですから、市としては、看護師確保につきましては、側面から応援をするということになります。今、病院の総合パンフレットより先に、看護部が作ったパンフレットが先行しました。そういう意味からは、看護師の確保に、その中心的な役割を果たしているのは、看護部長を中心とする看護部であるということ、これは1つの大きな変化だと思います。
 当然そこへ事務方も加わりまして、インターネットですとか、あるいは新聞広告、チラシ募集といったことでやっておりますが、成果は必ずしも上がっておりません。基本的に看護師不足ということでございますので、今、聞いておりますのは、これだけでは足りないので、いろいろな看護師を養成しているところに積極的に訪問していくということを聞いてございます。
 市としては、平成24年を目指して開設を予定しております、城西国際大学の看護学部をバックアップするという方向を目指しての看護師の奨学制度を作っていかなければいけないと考えてございます。


◯議長(大塚重忠君) ここで暫時休憩いたします。再開は11時10分です。
             (休憩 午前11時01分)
             (再開 午前11時11分)


◯議長(大塚重忠君) 再開します。休憩前に引き続き会議を開きます。
 能勢議員の発言を許します。
 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 10対1は維持できるでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) これは単純に看護師の数と患者数でございます。現在の患者数の状況では、10対1は維持できているんです。ただ、さらに患者さんを増やしていくということになりますと、やはり看護師が今以上に必要だということでございますので、10対1が十分にできているというお答えはできません。やっとできているということでございます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 県内の状況を見てみますと、看護師が20歳から24歳で約3,000人です。25歳から29歳で4,850人、30歳から34歳で5,240人、35歳から39歳、4,400人です。あと40歳以降は4,000人、3,000人、そこからだんだん少なくなっております。
 ですから、20代の方で約7,700人くらいです。この方たちを確保するのは、本当に至難のわざだと思うんです。いずれにしても、看護師を確保しないと、結局、病院の存続までにつながりますので、その辺はしっかりと確保していただきたいと思います。その辺ひとつよろしくお願いいたします。
 次に、城西国際大学の看護学部設置について。中期目標に、城西国際大学に対し看護学部設置を要望としてますが、山武市全体の要望でしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) はい。中期目標を御議決をいただいたということでありますので、山武市としての要望ということだと思います。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 山武郡市の市長会での協議はなされないんですか。山武郡市全体で、この問題に取り組みましょうということは協議なされないんでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 今まで城西国際大学の看護学部設置につきましては、なされておりません。なぜかというと、これは特に成東病院を独法化する中で、城西国際大学の理事長に評価委員をお願いした中で、急激に進んできたという今までの経緯がございます。
 そういったことで、この問題については、現在計画されております九十九里医療センターと独立行政法人さんむ医療センター、この2つに特にお話があったという経緯の中で進めてまいったということではございませんでした。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) なぜかと申しますと、東金市を例にしますと、東金市で人口170人に1人なんです。山武市は230人に看護師が1人、匝瑳市は149人に1人、いすみ市が185人に1人、香取市は135人に1人なんです。
 ちなみに、大網白里町を見ますと、304人に1人、九十九里町は309人に1人、芝山町は159人に1人、横芝光町には331人に1人。山武郡市は、これだけ看護師不足なんです。
 ですから、こういったことも踏まえて、ぜひ市長に頑張っていただいて、山武郡市で、この問題は一つ大きなテーマとして取り上げて、看護学校設置は山武郡市全体で取り組んでいただきたいと思いますけど、市長、どうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) それぞれの行政で抱えております問題がたくさんございます。特に病院経営を本当に考えているかどうかによって、この問題に対する取り組む意欲は違ってまいります。山武市におきましては、さんむ医療センターの中で取り組みましたから、これは積極的にお願いをしてまいりましたし、これからも山武市として頑張っていかなければいけないと思います。
 ですから、今、お話しのように、これを山武郡の市長会で話をした中で、本当に一本化して支えていこうという話にするには、まず私ども山武市として、あるいは東金市が、非常に積極的にこの問題に取り組むということがまずあるべきだと。その上で、それを郡内に広げていくということのほうが、実効性があるかと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 市長に期待しますので、よろしくお願いします。
 看護学校の開校の目標年度は、何年度を目標にしているんでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) お答えします。平成24年4月開校の計画で、現在、準備が進んでいるということです。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 全体で40名となっておりますが、山武市ではこの中で単年度で何名を予定しているんですか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 中期目標の中で40名は、80名の学部をつくるということを1つの考え方として、今、進んできていると思います。その中で、さんむ医療センターと九十九里医療センターで40名ずつの奨学制度を作ってくれないかということもありまして、積極的に看護学部を作っていただくことが、将来の看護師確保につながるということで、そういった目標を立てさせていただきました。
 ただ、その後、成田赤十字病院も加わってくださることになっておりますし、実際に山武市が長期的に考えた場合に、毎年40名の看護師を確保していくということは必要がないだろうと思いますので、40名のうちということでございますけれども、私どもとして、今、さんむ医療センターサイドとの話し合いの中では、さんむ医療センターとしては、20名ないし25名の毎年の枠を考えていくということになろうかと思います。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) まだ目安でしょうけど、奨学金は1人どのくらいを予定しているんですか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) これもまだそれぞれの考え方がございます。私どもとしますと、積極的に看護師を募集していくということからしますと、恐らく1年に100万円、多くても月10万円、看護師の奨学金は、そのあたりなのかなと。これはさんむ医療センターサイドです。
 先ほどの御質問にもありましたように、将来の看護師確保を考えますと、あちこちに、例えば遠くのほうまで声をかけたりしたことも、ずっと成東病院時代もありますが、なかなか難しい。結局、地元で看護師がたくさん育つということが、看護師確保にとって大きな力になると思います。
 そうだとすれば、先ほどの御質問の中にも、この地域には、看護師の絶対数が少ないということだと思いますので、山武市としては、病院とは別に、市として考えられますのは、山武市の子供たちに将来、看護師になってもらう。今回提案しています、子供たちに医師を目指してもらおうということと同じように、山武市の子供たちに看護師を目指してもらおうという制度を、山武市としても、さらに上乗せとしてつくっていければと。それは20名ということではございませんけれども、その半数程度を目途として、市としての独自の看護師、例えば、山武市の奨学制度を上乗せできれば、さらに看護師を目指す子供が増えるだろうと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 能勢議員。


◯10番(能勢秋吉君) 一つ深刻な問題ですけど、真剣に取り組んでいただきたいと思います。
 以上で、私の質問を終わります。ありがとうございました。


◯議長(大塚重忠君) 以上で平成会、能勢秋吉議員の代表質問を終わります。
 次に、代表質問に対する関連質問を許します。
 関連質問はございませんか。
 越川議員、御登壇願います。


◯2番(越川 哲君) 議席番号2番、平成会、越川哲です。
 まず、冒頭に、さきの臨時議会で、新たに就任されました、大塚議長、大川副議長におかれましては、山武市議会が、その機能を十分発揮できるよう、御尽力のほどよろしくお願いいたします。
 それでは、平成会、能勢議員の代表質問に関連し、さんむ医療センターの運営と地域医療推進課について質問をいたします。
 さて、この4月から山武市を設立母体とする地方独立行政法人さんむ医療センターがスタートしました。山武市においては、新たに地域医療推進課が設置され、さんむ医療センターとの連携が期待されております。
 地域医療推進課の仕事として、組合立国保成東病院の清算業務、医師並びに看護師の確保に向け奨学制度の確立、さんむ医療センターと地域の病院との連携を推進する、この3つの事項があります。
 そこでお尋ねいたします。この3つの事項は、現在どのような状況か、保健福祉部長、お願いします。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) お答えします。
 まず、国保成東病院の清算業務でありますが、債務が残っているものについて、順次執行しております。現在のところ、8億3,900万円のほどの支出が終わったところです。伝票枚数にすると、316枚の処理を行ったところです。
 地域医療推進課につきましては、まだ始まったばかりで、主に清算業務が主体となっておりますが、評価委員会の事務も含めまして、評価基準の作成等の準備に当たっております。
 病院との連携においては、調整会議を行っていまして、さんむ医療センターのほうの主にソーシャルワーカーの方と協議が進んでいるんですが、実際、病院での市民のどういう要望があるかがまだ絞り切れておりません。これは今後、試験的に窓口を設けることによって把握していく予定になっております。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) 先日行われました全員協議会で、さんむ医療センターのほうから月次損益が出されました。平成22年度4月の月次損益によりますと、経常利益として3,073万6,298円が計上されています。この経常利益の数字を見て、市長の見解をお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) まだ1カ月の計上利益で判断はできないと思いますが、先ほどもお話ししましたように、とりあえずスタートして順調に立ち上がったということでは、ほっとしております。これは、わからないで言っていることでございますけれども、経常利益も、例えば、そこで数字にあらわれない費用があるのかもしれませんし、もう少し、半年ぐらいたってみないと、本当に順調にスタートできたかどうかということについては、軽々に判断できないのかなと思っております。先ほど言いましたように、私としては、基本的には何とか立ち上がったという判断にとどめておきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) いろいろな表現の仕方、あらわし方がありますが、私が心配するのは、この月次損益に、山武市より交付される5億円が計上されていませんが、山武市がさんむ医療センターに交付する5億円は、どのようになっているのかをお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) お答えします。確認したところ、運営費交付金の債務の収益化につきまして、基準を設ける必要があるということだそうです。その基準については、成果進行基準または期間進行基準の2通りがあるそうです。この基準をまださんむ医療センターとして作成中ということで、今後入ってくるという状態になっています。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) 山武市からさんむ医療センターのほうに5億円を入れるんですから、やはりきちっと載せていただかないと、月次損益を見る判断の材料としては、いかがなものかなと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
 次に、さんむ医療センターの医療機器の整備について伺います。さんむ医療センターの中期計画では、医療機器等の計画的な整備及び更新ということで、医療機器整備計画を策定するということになっていますが、この整備計画は作成されましたか。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 順次、さんむ医療センターのほうで作成しておる状態です。全員協議会で説明させていただいたCTについても、最優先という形で、施設整備委員会が立ち上がって決定されたものです。
 今後、本年度予定されています8,000万円についても、具体的に審査が行われまして、市のほうに上がってくる予定です。


◯議長(大塚重忠君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) 今の答弁だと、整備計画が策定されていないのに、買うことが先に来ているような感じを受けますが、やはり中期計画では、整備計画を策定して、示してから、順次計画的に医療機器を購入していくというのが、順序だと思いますが、そこはどう考えていますか。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) スタートするまでに準備時間がもうなかったということもありまして、この医療機器については、まず年度計画で位置づけされておりますので、CTについてはまず年度計画での位置づけということで、施設整備委員会が立ち上がって、計画されたものであります。今後、順次、整備計画については、詳細に計画されるものと考えております。


◯議長(大塚重忠君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) やはり医療機器は、値段も高額でありますし、当然、山武市が起債を起こして、特別会計を組んで、さんむ医療センターのほうに貸し付ける形になると思います。まず、4年間の中期計画で示されてあるように、4年間でどういう機器を買うのかを最初に示していただかないと、4年間の計画的な機器の購入が全然わからないわけです。その辺はどう考えていますか。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 中期目標・中期計画の決定が、独立行政法人スタートに間に合わせる形になっていますので、詳細については収支計画の中で、予算規模を決めまして、その中で対応していただくということになっております。
 実際に詳細な計画については、順次、整備していくということで対応していくことになりますので、その辺は御理解願いたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) くどいようですけど、中期計画の中で整備計画が出されたら、それがすべてオーケーというわけではないんですよね。どうですか。当然、起債を起こすわけですから、やはり山武市の議会で承認されることが必要だと考えるんです。その辺はどうですか。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) まず、議会での承認ということですが、こちらについては、専決ではございましたが、中期計画そのものを承認していただいたということで、全体を承認していただいている解釈でございます。
 詳細について、その都度、ただ計画の範囲にあるから認めるという判断はしておりません。今回のCT以外も予定されておりますが、必要性を確認した上、さらに収支計画上、成り立つのか、成り立たないのか、その辺も病院のほうから詳しく計画書を出していただいて、これに承認を与える形になっております。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) 特に、今、さんむ医療センターの運営については、山武市民の関心も非常に高く、やはり山武市としても非常に重大な問題だと思います。今後も私自身も注視していきたいと思います。ぜひその辺もよろしくお願いします。
 以上で質問を終わります。どうもありがとうございました。


◯議長(大塚重忠君) ほかに関連質問はありませんか。
 篠崎議員、御登壇願います。


◯17番(篠崎 修君) 平成会、能勢議員の代表質問につきまして、私、17番、篠崎修でございますが、関連質問をさせていただきます。
 さんむ医療センターについて、4月1日より始動してまいりました。順調に推移しているという4月の月次報告を見せていただきました。多少は安堵していますが、ゼロからのスタートということでありますので、楽観してはいけないという気持ちを持って、この数字を見ております。
 その中で、先ほど関連質問で、越川議員から、初期運転資金の5億円が入ってないよという話があって、これは基準があるので、まだ入ってないということであるけれども、4月1日に5億円を支払っているんです。もう何カ月もたっているではありませんか。4月の段階の月次なんだから、何らかの基準を満たす数字を入れるべきでないかなと思っております。聞いていておかしいなと思っているので、このことについて、どういう基準でこれを載せなかったかということを、もうちょっと詳しく説明していただきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 御指摘の点について、医療センターのほうに確認したところ、先ほど説明した交付金の運用基準がまだでき上がってないという回答のみのことでありました。これを速やかに作成して、適用させるということで、これは指導していきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) 今の部長のものでは答弁にならない。月次報告となれば、明らかに入は入なんです。その他の営業外収益ということで、これは明らかにどういう形にしろ、合計は計上すべきではないかと思う。それで明らかにこの数字を出さなければ、ごまかしの数字ではないかととられるのではないですか。そういう考え方、認識はお持ちではないのでしょうか。どうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) さんむ医療センターのほうから出されております、月次の報告でありますが、月次決算書として正式に出されているものではなく、内部の経営資料を出させていただいております。
 その中で、まだ合計の扱いについて計上してないということで、これはあくまで現在の経営状況を早期に把握しようということの中で、従来の形をとって、内部の検討資料として作成された経営資料であるという御理解をいただければと思います。
 月次決算という形で出していくには、恐らくまだ整ってないんだと。今まで成東病院のときには、月次決算をやってないと思います。ですから、そういった意味で、まだまだそこまで至っておりません。成東病院の時代も経営資料として、私ももらっておりましたのは、月次の内部資料、特に資金繰り表、ここ何年か非常に大変だったものですから、そちらのほうがかなり重要だったと思いますが、それと、入院患者の数、外来患者の数というあたりで、月々の経営状況を早期に把握するということで、今、内部資料を作っているという状況でありますので、これは月次の決算書をお見せしているというわけではないということで、御理解をいただければと思います。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) ただいま市長答弁のとおりと理解しておきます。
 ただ1つ心配な点があります。お聞きいたしますが、初期運転費用5億円は、使途については、どのように考えておりますか。例えば、今、医療機器を購入するという話がありましたけれども、医療機器の整備費のほうに回るようなことはないんでしょうか。どうでしょう。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 5億円はあくまで運転資金として、さんむ医療センターを立ち上げたときに、運転資金がないと、最初からもう回っていかないということで、開催協議の中で5億円は出していこうと。それを山武市がもう出すべきだというところでスタートしました。
 これは資金繰りの面からいえば、自由に使えるお金になるんだろうと思いますが、それはすべて何にでも使っていいというお話ではなくて、あくまでも運転資金ということだと私は理解いたしております。ですから、5億円あるから、何か買い物してしまおうというようなことではないと、私としても理解しております。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) それでは、もう1点。実は山武市が一時借入金を、先般1億円支払っております。この一時借入金の1億円については、いわゆる平成21年度の運営費として1億円をJA山武郡市から借りた。今年ですが、平成22年3月25日から平成22年4月1日までの8日間、元利償還金を合わせて一括払いを4月1日にやっているわけなんだけれども、この運営費として借りたお金が、いわゆる借りた期間は3月25日ということは、まだまだ旧成東病院として存続をしている期間でありますよね。
 だから、私が申したいのは、成東病院として存続している間は、各旧構成市町村においては応分の負担があってもいいのではないかなということを、1つ問題としているのでありますので、お答えください。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) お答えします。清算業務の中での借入金の返済をしております。したがって、実質的に清算の段階で、構成団体が負担するという形になります。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) それでは、質問いたしますが、清算業務の中で負担をしたと、それはどこに入金になっているかを示してください。どこに明らかになっているか。入りをもって歳出するのだから、入りはどこの段階で入っているかを示してもらいたい。どこに構成団体からお金をもらっていますか。清算事業費というのは、どこにありますか。教えていただけますか。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) それについては、病院のほうの未収入金、特に2カ月分ですが、この部分が清算のほうの特別会計のほうに入ってきております。協議の中で、その清算の中で対応していくということになっています。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) ただいまの未収金と言うけれども、未収金総額は幾らでしたか。山武市に引き継ぐ未収金は、5億3,528万5,000円です。未収金は明らかにある。これはあくまでもまだ未収金であって、これから山武市が回収するお金でしょう。負担金ではないでしょう。これは医療の未収金ではないですか。構成団体の未収金というのは、どういうことかを説明してください。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 国保成東病院の収入として入ってくる、主に2月分、3月分の医療費のことでありますので、清算に当たっては、構成団体の割合で案分されることになります。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) 案分されるけれども、もう独法に入って、4月1日からは山武市です。その案分されるお金は、いつ、どこの段階で入ってくるんですか。2月、3月と言うけれども、今の未収金だけではわからない。
 そもそも一時借入金は、合併の協議書の中でもあるし、いわゆる昨年10月20日の議会に、議案第4号で、組合立国保成東病院の解散に伴う事務の承継等に関する条例に基づき、別紙のとおり、関係地方公共団体と協議の上、定めることについて、議会の議決を求めるという議案が出された。この協議書の中で、皆さんわかるから聞きますが、3の1のところにおいて、すべての債務は構成市町が補てんすると規定されております。このことをもって、一時借入金については、旧構成団体からの負担金があると、私は解釈しているわけです。
 だから、一時負担金はどこの段階で入金になっているのか。あえて、8日間の借り入れをして、病院に支払って、山武市はしりぬぐいになる形で、1億円プラス金利をつけて払っているんです。私とすれば、山武市に負担をかけているのではないのか。4月1日に5億円も運転資金で払って、なおかつ1億円も払って、なおかつ、これから4億2,000万円の負担金も払っていかなければならない。こういう状況があるということは、市の財政面の中で非常に危惧するものなんです。
 平成21年度の決算予測では、市税、調定額は69億1,120万円ぐらいなんです。それに伴って、収入済額は57億円余りなんです。残りのお金、いわゆる未済額については、12億4,300万円ほどが未済金なんです。市の財政、懐は大変厳しいんです。厳しい中で、山武市から病院への負担金は、今年度9億2,000万円ほどあるんです。それにプラス1億円はおかしいのではないかということ。この1億円については、昨年10月29日で、4市町の首長の中で協議書が交わされます。
 この中では資産、起債部分、職員の退職手当、未払い金の4種類に分かれています。特に未払い金は何かと言うと、企業債なんです。それと、千葉県市町村振興資金なんです。一時借入金については、この時点ではまだまだ何も明記されていないんです。明記されていない中において、どうして1億円という金額が発生したのか。もう、1億円の不足が生じるとか、この時点で明らかにわかっているのではないか。
 ということは、毎月だんだんと患者数も減っている状況が見えているわけなんだから、資金不足に陥るだろうなというのは、予測ができるだろうと思う。ならば、この清算業務を進めている中で、協議書の中で、一時借入金1億円については明記しておくべきではないのかなと思っている。ところが、1億円は全然されていない。いきなり1億円を各金融機関に申し入れして、入札して、JA山武郡市に決まったといういきさつであるんだけれども、なぜ、そういうことがなされて、山武市への負担が過大になっているかという、それが心配なんです。
 必要なものは必要でやってもいいと私は思う。これは地域医療を守るという大きな目標があるからいいんだけれども、お金の出し方について明確に答えられなかったら、やはり説明責任が問われるのではないかと思うので、その点について、一連の流れの中で1億円はどのようにして生まれたものかを説明してください。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 昨年の10月の段階では、病院のほうからの説明ですけれども、資金不足になることが明確には示されませんでした。年度末に足らなくなるということで、一時借り入れを起こしたものであります。1億円については、市の会計は通りますけれども、一般会計等で負担したものではございません。病院から引き継いだ残高で対応したものであります。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) 今のお話で、病院から払っていると言うけれども、一般会計からというか、支払いは山武市からの会計から出ていませんか。借りるのは、山武市が借り受けています。病院に立てかえ払いというか、貸してあります。運用したわけです。支払いが4月1日に払っているのは、山武市が払っているのではありませんか。一時借入金1億円、最終的には4月1日に払っているんです。そういうものは全然ないんですけど、病院が払ったという根拠はどこにあるんですか。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) この一時借入金の返済は、清算特別会計のほうで支払いしております。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) 清算特別会計ということは、直接的には山武市の財政を圧迫してないということで理解していいんですか。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) そのとおりです。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) わかりました。そのことについては、とりあえず、ここで質問を終わりにさせていただき、次に移らせていただきます。
 気になることなんですが、地域医療推進課ができました。そのできた中で、大いに期待はしているんですけれども、4月1日に、余りにも予備費から流用が多いんです。予備費からです。なぜ4月1日から予備費を使って、さんむ医療センターについての支払いが、このように多いのかということが1つ。
 その中において、100万円がまず1つあります。この100万円は何かと見てみたら、いわゆるさんむ医療センター、旧成東病院の未収金を回収するために、山武市が100万円の委託料を払って、回収してよということのように見受けられるけれども、これの事実関係を教えていただきたいと思います。それと、最初のように、なぜ予備費から出すのかというところの2点。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 清算特別会計の予算化に当たっては、考えられるものを予算化したわけですが、実務的に精査が十分に行われなかったというのは事実であります。
 御指摘のあった100万円についても、債務を山武市が引き継ぐということで、未収金の回収に当たって、効率的な事務処理に当たっては、さんむ医療センターのほうが、いろいろな過去の経緯等もありますし、医療事務ということもありまして、山武市からさんむ医療センターへ、その業務を委託するのが適切ということで、アドバイスも受けまして、山武市が実際に実務で直接取り組むよりは、病院のほうに委託すべきということで、委託契約を結びました。
 100万円については構成市町の了解も得た上で、徴収委託員と同じ考え方を持って、一定の基本部分の委託部分と出来高払いの部分を計算したんですが、そのうちの一部ということで、とりあえず100万円が必要だという判断のもとで、100万円の予備費充当を行ったものです。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) いわゆる予備費を使っていることについて、保健福祉部で、4款の衛生費の中で、多分それを組んでいくと思うんだけれども、なぜ積算根拠が明確ではないかということを問うたわけです。そうしたら、実務的に難しかったということで、もろもろのものは漏れていたと、このような説明等があったんだけれども、半年前、1年前からずっと流れてきているんだから、例えば、5億3,000万円の未収金に対しては、どこで、だれが、どのようにやるかというのは、当然ずっと協議されてきているわけでしょう。
 だから、そういうものに対するお金は、今の委託にするのであれば、委託料は当然計上しておいてもいいのではないか。いきなり降ってわいたように、4月1日に委託料でございますと、100万円の支出をするということが、これはやはり事務を遂行する上で正しいものでしょうか。
 以上です。聞きたいです。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 正しいものかということについては、適正を欠けると、こちらも判断しております。
 ただ、半年間で独立行政法人ができ上がってきていますので、病院のほうも準備に追われまして、なかなかこの辺が、契約で対応するということが出てきませんで、債務の引継ぎというものは出たんですが、実務的にどうすべきかというのは、はっきりしませんでした。この辺はコンサルのほうにも確認して、契約がいいということが判明したのは3月の終わりでして、予算の承認をいただいたのは、3月の定例議会でしたので、そこまで細かい実務的な精査が十分でなかったことに起因しております。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) わかりました。これからは予算積算のときには、慎重を期して、予算を盛り込んでほしいなということを要望しておきます。
 100万円を支払うことによって、いわゆる未収金5億3,528万5,000円については、どのような回収計画をお持ちでありますか。中期計画の中には、回収システムとマニュアルが必要だとうたわれているけれども、どのような回収システムをお持ちでいるか、ここで述べていただきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) まず、システムというより方法ですが、従来、国保成東病院が過年度分の徴収を行っていた方法に準じて、その徴収を徹底的に行うということで対応することになっております。
 市側の設置者側の執行状況については、順次報告をいただいて、病院のほうでも対応できない部分は、こちらも支援を行っていく考えでおります。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) 委託料を100万円ほど払って、できれば100%回収するのが筋であるけれども、事務方とすれば、資金を回収する、段階的な回収ですけれども、金額ベースで、どの程度の目標値を設定していますか。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 数値については、こちらで把握はしてないんですが、過年度分については、病院からの報告ですと、余り改善されていないということで、結果として、余りいい結果ではないだろうと言われているんですが、とりあえず、この100万円については、出来高で清算することとなっております。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) 病院の医療費については、時効があります。まず、時効に対する認識は、どのように考えていますか。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 時効については、こちらの税と国保税と同じように厳格に対応すべきと判断しております。


◯議長(大塚重忠君) 篠崎議員。


◯17番(篠崎 修君) 計画的にと言うけど、時効の停止がもう2年ありますよ、5年にありますよというマニュアルなのか、時効の停止もあるわけです。そういうものをきちんと皆さんが把握しているか、どうか、それを尋ねているわけです。これは個人債権なんです。個人債権については、きちんとした債券回収の方法があるわけです。だから、時効ですよ、これは2年で切れました、5年で切れましたということは許さないよということを認識してもらいたいわけです。
 そうしないと、やはりこれだけの多額にわたるお金が消えてしまって、いわゆる山武市への負担増になってしまうわけでありますので、回収には極力努めるということだから、時効についての認識をもうちょっと勉強しながら、最後まで回収に努めるということをお願いしたいと思います。いかがでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 御指摘いただいた点、再度、さんむ医療センターとも詰めまして、厳格に対応していきたいと思いますので、よろしくお願いします。


◯17番(篠崎 修君) 以上で、私の質問を終わりにします。どうもありがとうございました。


◯議長(大塚重忠君) ほかにありませんか。
             (「ないです」と言う者あり)


◯議長(大塚重忠君) 以上で、関連質問を終わります。
 暫時休憩いたします。再開は1時15分とします。
             (休憩 午後 0時06分)
             (再開 午後 1時15分)


◯議長(大塚重忠君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、山政研、加藤忠勝議員の代表質問を許します。
 加藤議員、御登壇願います。
 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) 議席番号14番、加藤でございます。議長のお許しをいただきましたので、第2回定例会におきまして、代表質問をさせていただきます。
 いよいよ来月は参議院議員選挙が予定されております。私は一議員として、山武市民のために、一意専心の思いで頑張りますので、市長におかれましても、2期目の市政運営にエールを送ります。
 それでは、通告にのっとり質問をさせていただきます。
 初めに、椎名市長は4月の選挙におきまして、市民の絶大なる信任を得て、2期目の市政運営を任されました。市民の気持ちを代弁しますと、これからの山武市をしっかり頼みますよと、山武市に住んでいてよかったと言えるまちづくりをお願いしますとのことではないでしょうか。
 そこで、選挙公報に掲載されておりました6項目について、具体的な内容とその方針についてお伺いいたします。項目ごとに具体的な施策、予算、期限、もしくは方針についてお願いいたします。
 初めに、「さんむ医療センターを核とした安心の地域医療の実現をします」です。では、どのように、実現するのか、具体的にお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長、御登壇願います。


◯市長(椎名千収君) 加藤議員の御質問にお答えを申し上げます。
 選挙公報の中で、医療について述べました。さんむ医療センターの設立が、この4月1日になされ、4月、5月と一定の成果といいますか、スタートはできたということでございます。さんむ医療センターをしっかりとした経営に乗せて、地域の住民の皆様が安心して暮らし、老いる、あるいは、この地域で一生を閉じていくと、このライフサイクルを安心して任せていただけるような病院経営を目指していかなければならないと思います。
 病院を残したというのは、山武市民の選択でございますので、山武市としては、この病院をしっかりと経営を確立していくことが使命と考えてございます。
 さらに、先ほどの答弁でもお話を申し上げましたが、医療を核といたしまして、できれば、予防、福祉とをつなげていって、地域の包括的な福祉を実現していく、その柱にしていきたいと思ってございます。
 この病院につきましては、単独で支えていくことには、それなりの財政的な負担も覚悟をしていかなければならないと思いますが、今までのように、経営赤字が出たら、それを補てんするというようなわけにはまいらない。制度上もまいりませんので、まず経営ができる安定した病院にすること。ただ、それを地域の医療ニーズ、住民ニーズに対して、十分にこたえるためには、市としても一定の役割が必要だと思います。
 先ほど安心して暮らせる、老いると言いましたが、計画の中にも書いてありますように、安心して産める、育てるというものも大事なことでございますので、そういった意味では、産婦人科の早期の回復も望まれますし、市民の大きな願いでありますところの救急医療につきましても、できるだけお応えできる体制を整えていかなければならないと思ってございます。
 そういったもろもろのことにつきまして、私といたしましては、あらゆる手法を使いまして、市民の皆様方の安全を守る柱として、この病院を位置づけてしっかりとやっていくということでございますので、自分のこの4年間の目的の大きな柱の1本と位置づけて、公約をいたしたところでございます。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。
 次に、「市民こそ主役を実感するまちづくりを行います」、どのようなまちづくりを行うのでしょうか。どうしたら市民が主役になれるのか、簡潔にお願いいたします。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) この4年間、現在の市民自治支援課が立ち上がりまして3年でございますが、市民の協働ということについて、それなりに取り組んでまいりました。それは、市民が主役ということは、地方自治における主権者としての市民のあり方ということにつながるかと思います。
 今までですと、行政が企画をし、計画を具体化して、市民にお示しをし、市民協働という形で市民の御参加をいただくというのが、一般的な市民協働のあり方だったと思いますが、これを企画段階から市民が参加するということが求められてございます。
 そういったことが、市民がみずからこの地域をつくっていくということに積極的に参加しているという自覚を持つことにつながっていくと思います。そういった意味で、市民こそ主役という言葉遣いでございますが、今まで以上に市民が政策に参加する機会を増やしていくということが考えられると思います。
 もう一つは、市民が主役ということのもう一つの意味合いといたしましては、行政目的の中心を市民に置くということになろうかと思います。行政が行います、あらゆる施策というものは、市民の福祉の向上、安全・安心の確保、そういったものにつながっていくということが、最終的な目的であるということでございますので、その市民の立場にしっかりと立った、目的に沿った行政を進めていくということを、私としては、しっかりと心がけて進めてまいりたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) どうもありがとうございます。よろしくお願いします。
 次に、「採算性のある農林業の実現を目指します」、農林業を営んでいる方々には、夢見たいなお話ですが、この夢は余りにも抽象的ですので、一体どのようにして採算性のある農林業の実現を目指すのか、より具体的にお聞かせくださいますでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 選挙公報に書かせていただきましたものは、当然、方向性を示したということで、具体的な施策について申し述べたものではございません。採算性のある農林業の実現ということにつきましても、この地域の農業のあり方、林業のあり方について、その方向性を示したものであります。今現在において、こうすれば、食べられるという、具体的に私がこうしましょうということを、こうしたら、あなたは食べられますよというものを持っているということではございませんが、それは実際に農業に携わっている方が、今、御苦労されていること、そういったことをしっかりとお聞きして、行政としてこたえられるところにつきましては、しっかりとこたえていくということをしていきたいと思っています。
 私どもは農業施策と考えますけれども、今までの農業施策は、大体国の制度ですとか、そういったものを、例えば、農家に有利な補助金をどのように使っていただくかとか、そういう仕事が多かったと思いますが、山武市がどのような形で、この地域で食べられる農業を実現できるのかという政策的な農業の方向性は、まだはっきりとは打ち出せてはいないと思います。
 ただ、少しずつ始めておりますのは、午前中の御質問にもお答えしましたけれども、駅中での山武市の農産品の販売といったものを、積極的にJRに働きかけて実現されます。こういったことは小さなことではありますが、山武市の農業を何とか消費者の皆さんに知っていただく手だてにもなろうかと思いますし、ここに至るまでは、今までの進めてまいりました職員の研修会ですとか、そういうようなものから派生して、こういった動きになってまいりました。ですから、今までやってまいりました努力を機能的に結びつけて、農業におきましても、さまざまな方向性を打ち出していければと思っています。
 また、商工会のほうでも、農産品を利用した特産品を開発していただいたということもございまして、この地域の農業と商業、工業、農商工の連携の中からも、またそういったものを少しでも農産品が消費されるような方策にも、積極的に私どもとしてもバックアップしていきたいと、このように考えてございます。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) ありがとうございます。農林業の方のためにも、一生懸命頑張ってくれるようお願い申し上げます。
 次に、「入園待機児童をゼロにし、女性の社会参加を応援する子育て支援を行います」についてお聞きします。この項目は2点のみ、お聞かせください。
 1点目は、いつまでに入園待機児童をゼロにするのか。期限を明確にお答えください。
 2点目は、子育て支援の施策と予算を具体的にお聞かせください。
 以上の2点の答弁だけで結構ですので、よろしくお願いいたします。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 入園待機児童数に関しましては、とらえ方によりましては、現在も待機児童はゼロと言うこともできます。それは、場所を選ばなければ、向こうの保育所に行っていただければという形をとれば、吸収ができるということでございます。
 ただ、求められておりますのは、もう少し低年齢から預かってほしいという要望も強うございます。あるいは、もう少し時間を延長して預かってもらいたいという要望もございます。あるいは、自分の通勤に便利なように、このこども園で預かってもらいたいという御要望もあると思います。そういったことにこたえていくということになりますと、一つ一つ数字としてはあらわせませんけれども、まだまだ努力をしなければならないと思っております。
 入園待機児童ゼロということが、そのように大変漠然とした表現で申しわけございませんが、要は、女性が社会参加をして、この地域の活性化にも力を注いでいかなければいけない時代になったと思いますので、子育てをしながら働ける環境を整えていきたいと思っております。
 いつまでにということでありますが、今、申し上げましたように、例えば、首がすわったら、すぐにもうお預かりするという状況まで実現することは、この4年間でできるかどうか、お約束できないところではございますけれども、できるだけ、子供たちをいい環境で預かっていくということで進めてまいりたい。
 子育て支援という意味合いは、そういった意味で、こども園の整備を行っていきたいということでございますので、これにつきましては、予算面というお話でございましたが、計画に乗せまして、こども園の整備をしていくということになろうかと思います。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) どうもありがとうございます。
 次に、「市民の移動手段を確保する公共交通システムを造ります」とのことですが、これからの方向をどうするのかをお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 公共交通につきましては、御存じのように、計画段階まで進んでおります。これは国の補助金もいただいて、この秋から実証実験に入るということになります。近々、事業を引き受けていただく方の選定もしなければいけないということだと思います。
 高齢化社会を迎えまして、住んでよかったという山武市を実感するためには、移り住んでいただいた方も、おいでいただいたときには、自分で車を運転し、田舎のいい空気が吸えていいなというお考えだったと思いますが、それがいつの間にかよわいを重ねて、もうそろそろ車の運転をやめたほうがいいのではないかという年になりますと、さて、自分は買い物もできないというようなことになりますが、そういったことにつきまして、この地域では公共交通網の整備、公共交通のシステムは取り組まなければならない社会的なインフラだと思います。
 そういう意味合いで、今回、実証実験を行い、この山武市に合った方法を確立して、山武市民が移動の手段を確保して、安心して暮らせる地域づくりをしていきたいということでございますので、現在のところは、基幹バスとデマンドタクシーを組み合わせ、山武地区におきましては、現在、巡回バスが通っておりますので、実証実験の最初の段階ではこれを継続し、3つのシステムを併用しながら、それぞれの特徴の中で、山武市に合ったシステムを構築していきたいと考えてございます。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) 最後に、「地域コミュニティーを元気にし、山武市の活性化を図ります」について、どのようにして地域コミュニティーを元気にし、活性化を図るのか、具体的にお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 1つの取り組みで、地域コミュニティーが活性化できるかとは考えられないと思いますので、さまざまな取り組みを進めていかなければいけないと思います。
 一般論として、自治会でありますとか、区会などの団体、市民活動団体、既存の団体の活動を活発にすることでありますとか、地域のまちづくり協議会を設置することでありますとか、市民協働のまちづくりを進めていくこと、行政の地域化ということ、これは議会にも大きく関係することでございますけれども、政治の地域化、つまり議会で進めていただいております改革の方向性の中で、議会が市民に身近な議会として変わることによりまして、市民の声が直接、行政に反映される。こういったことを通じて、地域コミュニティーというものは活性化されていくだろうということで、一般論としての方法論でございます。
 その中で、具体的に地域まちづくり協議会というようなものを、これが一番、今、取り組まれていることなんだそうですが、そういったことについては取り組んでまいりたいということでございます。これは小学校単位を1つの目安として、大きさと考えていただくとわかりやすいと思いますが、その中で、市民の皆様と既存の自治会でありますとか、先ほど申し上げました区会、社会福祉協議会、民生委員、消防団、PTA、青年会、あるいは、見守り隊などの方々に御参加をいただく。そこに職員のほうも、地域に担当として入っていくというようなことで、地域まちづくり協議会が設置され、1つのモデルとして、そういったものをやってみたいということで、取り組んでまいりたいと思っています。
 つまり、地域を活性化するということは、できるだけ多くの地域の皆様方に御参加いただけるシステムが組めるかどうかということにかかわってくると思いますが、地域まちづくり協議会がうまくいけばいいなと思ってございます。
 そういったことを、市民自治支援課のほうで取り組んでまいりますけれども、このようなことも中心的な活動の1つになると思いますが、そのほか、さまざまな形で地域の皆様方に御参加いただけるような形の中で、行政のほうは、地域社会の人のつながりを大切にして、地域コミュニティーの復活をしていきたいと考えてございます。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) ありがとうございます。
 市長のおっしゃるとおり、地域コミュニティーは大変重要であると、私も認識しておりますが、しかしながら、現実には地域格差があるのではないでしょうか。その点についてはいかがですか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 地域のあり方はさまざまだと思います。それを格差ととらえるかどうかはわかりませんが、地域が非常に活発に活動を行っている地域、地域的な活動に無頓着である地域というふうに、さまざまな地域があると思います。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) 市長、この公約は市民との約束ですので、くれぐれもぶれることなく、しっかり実行していってください。また、検証につきましても、その時期が参りましたら、しっかりやらせていただきますので、その節はよろしくお願いいたします。
 なお、細部につきましては、同僚議員から関連質問等があると思いますので、私としましては、この事項については終わりにします。
 次に、地域振興についてお伺いいたします。
 初めに、プレミアム付きお買い物券についてお伺いいたします。昨年度実施いたしましたプレミアム付きお買い物券について、市商工会からの事業結果とその経済効果を簡潔にお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 昨年度2回行いました。特に2回目のお買い物券については、非常に速く完売されました。したがいまして、人気という面では、よかったと思っております。
 それが、経済的にどのような効果を生んだかということについて、具体的な検証の手だては余り持っておりません。つまり、プレミアム付きお買い物券を導入したことによって、山武市の加盟店の販売が、どのくらい伸びたかということについての具体的なものは出ていないと思っております。
 ただ、その内容として、私どもが危惧しておりました、大型店に扱っていただきましたが、大型店にほとんど行ってしまうのではないかということを思っておりましたけれども、そういった面については、思ったよりも個人商店の努力があったと理解いたしますが、大型店での消費は少なかったと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) 私の実感では、まだまだ景気は低迷しております。ここで、市の地域振興策の大きな力となる、プレミアム付きお買い物券をぜひとも実施する考えがあるのかどうかをお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 平成21年度のこの事業につきましては、国からの臨時交付金を充てさせていただきました。ある意味では、臨時的な収入があって、それを1,000万円、プレミアム付きお買い物券に振り分けたということでございますが、今年度はそういった財源がございません。取り組むということになりますと、補正をお願いし、一般財源から1,000万円の支出をお認めいただかなければならないということになります。
 つまり、一般財源からの支出でございますので、何にどのような形にでも使える1,000万円をプレミアム付きお買い物券という形で使っていくという施策を、あれかこれかという中で選んでいくということになりますので、これを今年度私どもとして計画し、議会にお認めいただくということになりますと、先ほど御質問をいただきましたが、昨年度のプレミアム付きお買い物券を導入したことによって、大変大きな効果があった。今年度、一般財源を使ってでも、プレミアム付きお買い物券は、市が補助していくべきだという明確な根拠を、議会にもお示しをし、市民にも御理解をいただけるような形で計画していかなければならないと思っておりますので、そういったことも関係する団体にお願いして、その中で私どもとして御理解をいただく形ができ上がれば、地域振興策として、これが有効であるという判断ができますれば、私どもとして取り組むことにやぶさかではないということでございます。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) ありがとうございます。
 次に、市のアピールについてお伺いいたします。ちょっと漠然な質問で申しわけございませんが、これからは自己アピールが大変重要ではないかと思いますが、山武市のいいところ、自然や特産品を積極的にアピールすることは、山武市にとっては、おらが町というように胸を張れるのではないでしょうか。
 そこで、市長はJRやJA、商工会の“フルーツ天国さんむ”地域ブランド化事業など、市とタイアップして、いろいろな事業を展開しているようですが、各種の進捗状況やこれからの方向性など、山武市をどのようにアピールするのか、また、その戦略をどう考えているのかを具体的にお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 詳しいこと、細かいことにつきましては、また御質問をいただければ、部長のほうからお答えを申し上げますが、昨年度、山武市商工会で実施していただきました“フルーツ天国さんむ”地域ブランド化事業におきましては、全国商工会連合会の小規模事業者新事業全国展開支援事業で実施されましたが、市からは農林水産課、商工業観光の担当職員が、委員として参加させていただきました。特産物の開発部門で、山武市の地域ブランド素材として、イチゴ、またニンジンが選定され、山武市の地元の素材をブランド化するために、イチゴソース、イチゴ酢、イチゴジャム、ニンジンジュースといった商品の開発が行われました。
 また、本年度におきまして、新たに企業組合を商工会のほうで立ち上げて、正式に製造販売を実施していただけるところまで来たと認識をいたしております。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) 市長は、市のアピールするものとして、米粉、イチゴ酢等々、たくさんあろうかと思いますが、これをアピールしたいというものはございますか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) このような取り組みをしていただいている中で、山武市がこれからアピールしていかなければならないのは、地域の自分たちが持っている優位性ということだと思います。私たちがこの地域でやはり一番誇れるものは、温暖な気候に恵まれ、豊かな土地で多様な農産物ができているわけですから、これらを積極的にアピールしていく必要があろうかと思っております。
 その中で、自分として1つ考えておりますのは、ブランド化というお話がよくありますが、ブランドというのは、そこからイメージがわいてこなければならないものだと思っておりますが、山武市という名前がついたときに、どのようなイメージを持っていただけるのかということが、まだ出てきてないと思っております。ブランド化ということは、山武という名前がつけば、例えば、安心・安全な食材であるということが連想されるようなところまでいけば、ブランドの大きな意味合いが出てくると思いますが、そういった方向に向かって努力していく必要があろうかと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) ありがとうございます。
 これは要望ですが、成田空港のターミナルビル内に山武市のアンテナショップ的なものを出店し、山武市をアピールしてみてはいかかがでしょうか。山武市だけでは荷が重いというならば、横芝光町との共同での実施など、空港を生かした事業展開をぜひとも検討していただきたい。この点は、市長、どうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 御提案として大変ありがとうございます。そこまで踏み込んで、今まで取り組んでないということでありますが、十分検討に値するものと考えますので、積極的に検討させていただきたいと思います。
 千葉県産品を売るコーナーはあります。でも、2階だったでしょうか。あんまり目立たないところにあると思いますが、あとは、そこに展示をして売っていくものの数でありますとか、そういったことについて、いろいろ検討させていただかなければいけないと思います。
 これも常々申し上げておりますが、成田空港に対しての山武市の市政、私の施政といたしましては、今までのように成田空港から迷惑施設料、迷惑料をいただくという考えは、もうないだろう。なぜかといえば、羽田空港との競合関係に入りました。ですから、成田空港からいただくのではなくて、地域としては、成田空港に栄養を与えていく時代になったと思っております。
 そういたしますと、成田空港という木を育てて、そこに実らせるということだと思います。その実ったものを、今度はいただくんですが、今のままにしていれば、大体落ちるところは、ぽとんと成田空港と芝山町に落ちてしまいますので、その実ったものは、山武市からはとりに行かなければならないと思いますので、今、御提案をいただきましたような積極的な施策については、十分に考えてまいりたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) ありがとうございます。これからもどんどんアピールをして、山武市の地域振興と活性化をお願いいたします。
 次に、安全対策についてお伺いいたします。
 初めに、児童・生徒の通学時はもちろんのこと、事故などの発生件数と概要、それに対して、どのような対応策を講じているのかをお聞かせください。教育長か部長、どうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 教育部長。


◯教育部長(伊藤博章君) 通学時の安全対策というのは非常に重要なことでございまして、教育委員会の重要な関心事であるわけでございますけれども、十分にその辺は留意しながらやっているところでございます。
 通告をいただいた内容から言いますと、特に自転車のヘルメットの関係ということで、私のほうで安全対策をやっている1つを紹介させていただいたところでございますが、中学生は500人を越えるかと思いますが、ヘルメットを義務づけているという実態でございます。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) では、中学生の登下校時のヘルメットについてお聞きいたします。聞くところによりますと、このヘルメットに保護者から負担金を徴収しているとのことですが、いつからか、また、その負担金を取る理由、その負担額をお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 教育部長。


◯教育部長(伊藤博章君) 児童生徒自転車通学用のヘルメットの購入につきまして、補助金を交付しております。購入補助の経緯について説明させていただきます。
 まず、通学用に使われておりますヘルメットの単価でございますけれども、中学生用が2,730円、小学生用が2,625円です。
 合併前の旧町村の状況でございますが、成東町は、町から1,000円の補助金が出ていました。したがいまして、保護者が1,730円を負担していたということになります。山武町では、個人負担が1,000円、残り金額を町が補助していました。松尾町では、ヘルメットを町予算で一括購入し、無償で中学1年生に配付しておりました。蓮沼村においては、全額個人負担でした。
 合併後の平成18年度から平成20年度までの3年間、無償で自転車通学者に配付してまいりましたが、御家庭においても交通安全の意識を高め、物を大切にするという気持ちを醸成する観点から、平成20年度に山武市立小中学校児童生徒自転車通学用ヘルメット購入補助金交付要綱を制定し、平成21年度からは無償でなく、ヘルメット購入補助金として1,000円を補助することとなりました。
 これにより、保護者の皆様に御負担をおかけすることになりましたが、新中学1年生の御家庭には、入学説明時には、ヘルメットが一部保護者負担になる旨のチラシを配付し、御協力をお願いした次第であります。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) これも、PTA保護者からの要望でございます。いろいろな事情はあると思いますが、子育ては大変ですので、ましてや、子供の安全には、市の思いやりが大切ではないのでしょうか。登下校時の子供の安全対策は、一歩踏み込んで、市の責任の範疇ではないでしょうか。ヘルメットの負担金をいただくのは、検討していただけませんでしょうか。教育長、いかがでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 教育長、御登壇願います。


◯教育長(金田重興君) お答えさせていただきます。先ほど部長から経緯については説明をさせていただいたところですが、教育委員会としては、合併時に決まったように、できれば負担なしということでいきたいという意見で集約されておりましたが、市の財政等々を考えて、また、一部、物を大切にする意識等々ということも含めて、財政との協議の上、1,000円を上限ということで、御負担を願うということでやってまいりましたが、子供たちの安全は本当に大事なことですので、検討の余地はあるのかなと思いますが、枠予算でやっておりますので、今後、市長、財政当局とも協議してまいりたいなと思っております。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) ありがとうございました。よろしくお願いします。
 次に、市民の安全・安心についてお伺いいたします。ここでは、市の危機管理体制についてお伺いいたします。
 昨年は新型インフルエンザ、今年は口蹄疫と、ウイルスによる人体や家畜などに感染し、パンデミックなる問題は、これからはウイルスと人間との間で、永遠に続くものと思われます。ましてや、口蹄疫については、畜産農家にとっては死活問題でもあり、行政に対して、しっかりした対応を講じてもらうことが、お互いの信頼関係を保つために、重要なポイントだと思います。
 そこで、市民の皆様に安心していただくためにも、インフルエンザ、口蹄疫、市はおのおのにこういう危機管理体制をしっかりとりますという内容を、簡潔明瞭にお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) それでは、私から口蹄疫に関する危機管理体制についてお答えさせていただきます。
 口蹄疫が発生した場合、家畜伝染病予防法に基づいて策定されました特定家畜伝染病防疫指針に沿って対応が実施されます。県対策本部の設置に合わせ、地域における防疫対策、広報広聴、連絡調整等の事務を行うため、現地対策本部が置かれます。
 山武市の場合、東部家畜保健衛生所の管轄範囲になりますので、東部家畜保健衛生所が対策本部になります。本病が発生すれば、発生地対策班と周辺対策班が同時に設置され、県対策本部事務局や関係機関との連携をとりながら、東部家畜保健衛生所が中心となり、情報の共有及び対策本部方針に基づき、迅速・的確な防疫活動を実施していくことになります。
 今回、宮崎県で口蹄疫が発生いたしましたので、この事例の本県での取り組みについて、少しお答えさせていただきます。
 まず第1の取り組みといたしまして、初動体制の強化を行いました。県及び家畜衛生所においては、休日の職員配備、夜間緊急連絡体制を確保するとともに、市との夜間緊急連絡体制を確保しました。発生に備えて、発生した場合は、発生源の消毒を徹底、周辺地域の消毒も迅速に行える体制を整え、万一に備えて万全を期しております。
 具体的な取り組み状況としては、発生が確認された4月20日、千葉県では国からの連絡を受け、関係機関、団体等へ情報を提供し、生産者及び関係機関への消毒の徹底、農場の出入り制限、外部との接触自粛指導及び風評被害防止などを要請しました。
 さらに、家畜保健衛生所の衛生だよりにより、異常家畜の早期発見と迅速な通報、消毒の実施など、自衛防疫体制の周知徹底を図りました。
 なお、この4月21日から28日にかけて、県家畜保健衛生所において、対象農家1,604戸に異常家畜の有無等の確認調査を実施しました。今までのところ、異常家畜は確認されておりません。
 市の口蹄疫緊急対策としては、5月7日に市内の畜産農家71戸に対して、消石灰650袋相当の助成と自衛防疫に努められるよう通知いたしました。
 また、宮崎県における口蹄疫発生以来、口蹄疫防疫活動により影響を受けた畜産農家に対する支援を行うため、市内畜産農家に義援金の協力呼びかけにより、40万円を送金しております。
 県の緊急対策としては、5月25日に県内畜産農家に配付する消石灰8万袋の購入を決定いたしました。購入費用約6,000万円のうち、県が2分の1、畜産協会が3分の1、市町村が6分の1の負担をする予定です。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 新型インフルエンザの対策について御報告いたします。
 昨年春先より新型インフルエンザの感染が始まったわけですが、現在、3月よりかなり鎮静化していまして、定点観測、これは千葉県ですけれども、1を切っている状態でありまして、先週で0.04より数字が報告されました。
 感染症につきましては、その対策の実施主体は千葉県でありまして、保健所ですが、山武健康福祉センターが実施主体となります。市としまして、昨年の経緯を受けまして、危機管理として、新型インフルエンザ対策の行動計画を作成しまして、速やかな対応ができるような体制を整えたところです。現在、5月7日をもちまして、昨年度来のインフルエンザ対策本部は解散いたしましたが、再流行の兆しが見えた時点で、県と国との連携も密にしまして、速やかな対応を図りたいと考えております。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) ありがとうございます。いずれにしましても、市民の人命にかかわることですので、万全なる危機管理体制をお願いいたします。
 次に、成田国際空港を取り巻く動きについてお伺いいたします。
 初めに、先月の17日、国土交通省の成長戦略会議におきまして、航空分野の最終案がまとまったとの報道がありました。その内容で、成田空港と羽田空港との関係などが明記されたようですので、その部分だけで結構ですので、その概要とこれを受けて、5月25日に国交大臣に申し入れをしたとのことですが、これもその概要をお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) まず、成長戦略会議の最終報告でございますけれども、航空分野では、成田空港について国際線のメイン空港として、羽田空港との一体的運用を図りつつ、アジア有数のハブ空港としての地位を確立するとされております。
 その一方で、羽田空港につきましては、国際線枠を9万回規模、昼間6万回、深夜・早朝で3万回に拡大し、欧米や長距離アジアも含む高需要ビジネス路線を展開するという方針が提言されてございます。羽田につきましては、このようにしっかりとした方向性が示されておりますが、成田空港のことについては、余り具体的なことが書かれていなんだろうと考えてございます。
 そういったことにかんがみますと、成田空港といたしましては、日本の航空業界におきまして、成田空港の国際線の中心的な役割を担ってきた空港としての地位を、これからもしっかりと確保するようにということで、さまざま申し入れを行っているというところでございます。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) ありがとうございます。
 次に、成田国際空港の年間発着回数30万回の早期実現についてお伺いいたします。
 これにつきましては、早急に空港周辺自治体と住民とのコンセンサスのとりつけ、可及的速やかに実現しなければ、羽田空港と成田空港の一体的な活用を考えると、成田空港は取り残されてしまうのではないかと思われますが、市長の見解をお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 30万回につきましては、成田空港の将来性にかんがみて、地元の芝山町長からの御発言が大変強いものがありました。同じ騒音問題と言いましても、空港に、滑走路にごく近いところと、一定の距離が離れたところにおけるとらえ方は随分違うと考えてございますが、成田、芝山の地元から成田空港の将来性を考えた場合に、30万回ということについては、積極的に取り組もうということになりましたものですから、その前提として、丁寧な説明が求められているということで、芝山町におきましては、積極的に町長が地区説明会を行っているということをお聞きいたしております。
 そういったことでございますが、山武市としての影響が必ずしも大きくなるという予測が立っておりませんので、ある意味では、私どももうかうかとしておりました。ただ、南風の場合に、今まで真っすぐ海まで出ていくものを、30万回の実現のためには、少し手前から右にカーブを切っていこうということもございますので、そういったことにつきましての影響も考えますと、地元として地域の皆様方の御理解を得るという活動を早期に始める必要があるかなと考えてございます。
 市といたしましては、市民として騒音を分かち合っても、成田の競争性を確保し、あるいは、競争性を増すためには、積極的に30万回、40万回という方向性に向かって受け入れていく必要があろうかと考えてございます。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) ありがとうございます。よろしくお願いします。
 次に、運用時間の延長についてお伺いいたします。
 運用時間の延長につきましては、いろいろな問題はありますが、問題をしっかり区別する必要があると思います。1つは騒音対策です。これはテーブルを変えて、しっかり議論して、騒音下の住民に十分な配慮がなされることです。
 国際空港としての責任を果たすためには、少なくとも深夜・早朝にそれぞれ1時間ずつ運用時間を延長して、5時から24時の間、運用とすることについての市長の見解をお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) これも便数の増加を受け入れるということと考え方は同じだと思います。騒音直下にお住まいの方の十分な御理解と、御理解を得られる対策が必要だと思います。
 そういう意味で、時間のフレキシブルな運用につきましても、地元から出たことでございますので、成田周辺都市としての積極的な提案であるという認識でございますので、地元、芝山のほうから、こういった御意見が出ておりますので、私どもとしても、これは支持してまいりたいと思っております。
 ただ、前提としての騒音が長い時間続くということに対しての対策はしっかりととっていただかなければならないと、これは前提条件だと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 加藤議員。


◯14番(加藤忠勝君) ありがとうございます。
 10月には羽田空港の4本目の滑走路が供用開始となります。成田空港が羽田空港と共存共栄できるよう、市長の強い、強いリーダーシップに期待いたしまして、私の代表質問を終わります。


◯議長(大塚重忠君) 以上で山政研、加藤忠勝議員の代表質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。再開は2時25分です。
             (休憩 午後 2時17分)
             (再開 午後 2時25分)


◯議長(大塚重忠君) それでは再開します。休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、代表質問に対する関連質問を許します。関連質問はございませんか。


◯議長(大塚重忠君) 小野崎議員、御登壇願います。


◯1番(小野崎正喜君) 皆さん、お疲れさまでございます。議席1番、小野崎であります。議長のお許しをいただきまして、会派山政研、加藤議員の代表質問に関連して質問をさせていただきます。
 冒頭に、椎名市長におかれましては、先般とり行われました山武市市長選挙におきまして、再選されましたことを心よりお祝いを申し上げます。若輩の私が言うのも大変おこがましく恐縮ではありますが、これからの4年間、これまでの経験と実績を生かされ、さらなる強いリーダーシップのもと、行政を牽引していただきますようお願い申し上げます。
 また、先輩議員の御配慮により、今回も登壇の機会をいただきましたことを感謝申し上げますともに、毎回のことですが、執行部の皆様にはできる限り明確な御答弁をお願いし、質問に入ります。
 私からはさきの質問に関連して、地域のあり方、若干触れておったんですが、地域間格差と言えるかどうかという部分について、何点かをお伺いいたします。
 平成18年4町村が合併し、早4年が経過いたしました。平成20年には山武市基本構想が策定され、現在、新しい将来都市像の構築に向け、市民、行政、議会がまさに三位一体となって取り組んでいるところだと確信しております。
 本年3月、山武市の都市計画マスタープランが策定され、全体構想と地域別構想として、地域ごとのまちづくりの方針が示され、山武市の新しい都市づくりが本格的にスタートいたしました。しかし、これまで旧4町村がおのおの取り組んできた都市づくりには、当然のことではありますが、各町村の当時の財政状況や都市づくりの方向性の違いから、合併から4年が経過した現在でも、さまざまな面で地域間格差が生じたままであるのも、また事実であると思います。
 そこで、最初に伺いますが、町村合併から4年が経過いたしましたが、平成18年度から4年間の山武市の普通建設事業費総額、旧町村単位で各地区の事業費はどの程度か、概算で結構ですのでお伺いいたします。


◯議長(大塚重忠君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 私からお答えさせていただきます。
 旧町村単位ということですので、各地区ごとに平成18年から平成21年までのトータル、100万円単位になります。普通建設事業費ということですけれども、集計上のわかりやすさから工事請負費に絞って金額を申し上げます。100万円単位で失礼しますが、成東地区が35億1,600万円、山武地区が10億6,200万円、蓮沼地区が5億5,100万円、松尾地区が11億8,500万円。市内全体にかかわる、例えば防災行政無線とか防犯灯、そういう整備がございますので、それが4億1,100万円でございます。トータルですと、67億2,700万円ということになっております。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) その辺は、合併当時の地域の状況を考慮された上での予算配分になっているかと思います。この予算が地域格差につながるのか、つながらないのかは、またもっと精査しながら判断していきたいと思います。
 市長にお伺いいたします。もし市長が山武市に越してこられたとしたら、どの地域を選択いたしますか。また、その理由はどういう理由からですか。教えてください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) これは明確にお答えできるものでありますが、私のところは、祖父の時代に光町から越してまいりました。現在のところに居を構えました。これは商売上の利便性ということで、やはり駅から近かったということだと思います。駅から歩くと、急いでいくと3分ぐらいで行けます。当時は、私が子供のころまで、かなりの物資は、JRの貨物で運ばれておりましたので、駅の重要性というものは、物流にとって大変重要だったと思っております。
 そういうことからいたしますと、私の家族が、祖父が選んだ今のところが一番いいんだろうと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) ありがとうございました。
 各部局にお伺いいたします。各部において、地域間における格差と考えられる問題は、現在どのような問題があるのか、また、どの程度あるのか。具体的で結構ですので、お答えください。


◯議長(大塚重忠君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) それでは、総務部長としてお答えさせていただきます。
 格差をどういうふうに解釈すればという点があるかもしれませんが、平成18年に合併したということですので、地域間の違いは、その当時あったというのは事実だと思っております。それぞれが理解し合いまして、新市建設に向けて、多くの項目、当時は合併協定項目ということで、23の項目に枝分かれしてございますけれども、主な23の項目について、合併時に協定が結ばれ、行政サービスの基本的事項については、全市的にサービスの均一化が図られ、均衡あるサービスの発展に向けて進んでいるものだと思っております。
 新市建設計画を再度確認しまして、新しい山武市の総合計画に組み込みましたものは、まさに新市の均衡ある発展を目指した計画だと認識しているところです。そうではありますけれども、議員もおっしゃっていましたけれども、これまでのまちづくりの歴史があることから、社会基盤、社会資本の整備、特に生活基盤にかかわるもの、道路、上下水道、情報等の基盤ということになりますでしょうか。そういう生活基盤にかかわるものについては、地域によって差があるというのは現実だと認識しております。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 市民部長。


◯市民部長(伊藤和一君) 今、地域間格差という話でございますけれども、どういう内容かというところで、首をかしげるところなんですが、市民部の担当する業務内容からいたしますと、市民部の業務は、国が定めました制度運用をしているところでございます。
 そういう中で考えてみますと、制度の内容ですけれども、戸籍や住民台帳制度、健康保険制度、年金制度、税制度、そういうものなどでございまして、格差関係という形になりますけれども、制度の適用につきましては、市民一人一人に対して行うものでございますので、人口の少ない町、町村、合併して数十万人の大きな市、業務内容はほとんど同じであるということの中で、市民部においての業務をしていく中では、格差はないと認識しております。
 以上でございます。


◯議長(大塚重忠君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 保健福祉部からお答えします。
 保健福祉部の業務については、合併の協議において、ほとんど平準化されておりまして、業務におけるサービスの地域間の格差はないものと判断しております。


◯議長(大塚重忠君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) 経済環境部におきましては、農林業、商工観光、環境関係ということになりますが、全般的に見て格差と考えられるものは特にないと考えております。
 ただし、格差というほどのものではございませんけれども、ごみの処理については、2つの清掃組合が存在しております。ごみの収集方法に相違があるということが事実でございます。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 都市建設部長。


◯都市建設部長(猪野文夫君) 都市建設部におきましては、地域間における格差と考えられる問題があるかと言いますと、特に問題はないと考えております。私どもといたしましては、道路排水工事等の実施状況が当たるのかなと考えております。
 しかしながら、合併前の整備状況あるいは路線の本数等によって、いろいろ状況が変わるのかなと思いますけれども、参考に平成21年度決算の状況ですと、契約額の割合で比較いたしますと、山武地域41%、成東地域30%、松尾地域21%、蓮沼地域8%でございます。山武地域が多い要因ですけれども、これは合併前に始めた事業を引き続き継続事業として行っておりますので、特に数字が高いという状況でございます。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 教育部長。


◯教育部長(伊藤博章君) 教育部でございますけれども、財源的な大きいものに、学校施設の問題が挙げられます。耐震問題の解消ということで、校舎の補強や体育館の改築を行っていますが、格差是正ということで、合併特例債を活用した事業として、解消に努めているところでございます。
 格差とは違いますけれども、スポーツ施設や公民館などの社会教育施設の料金体系や減免制度にも違いがあり、今もその統一化に向け、努力しているところでございます。


◯議長(大塚重忠君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) ありがとうございました。今、ほとんどの部局のほうから、ないに近い御答弁をいただいたと解釈いたします。
 ただ、総務部のほうでも若干触れられておりましたが、上下水道という部分がございました。そちらのほうは、ライフラインとして、やはりこの地域に住まわれる方には、本当に必要な部分だと感じております。
 ただ、やはり都市建設部のほうからも、工事の状況、進捗率等のお話を伺いましたが、例えば、工事1つがその地域に入ることによって、その地域が潤うという部分も多々ございます。その辺が地域間の格差につながるかどうかは、もっと考えていかなければいけない部分だと思うんですが、例えば、一極集中して、そこに工事が入った場合に、やはりその近辺は、いろいろな部分で潤う部分が出てくるという部分もあるかと思います。ぜひ、当然、人口、地域の状況等もあるでしょうが、各旧の地域で分けるのであれば、均等した配分をお願いできればと思います。
 若干細かいところをお伺いいたします。さきに触れたライフラインについてですが、現在、山武市内の上水道の普及と普及率はどの程度かをお伺いいたします。


◯議長(大塚重忠君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) それでは、水道の普及率ということでお答えさせていただきます。
 水道につきましては、山武郡市広域水道企業団の地区が成東地区、松尾地区、蓮沼地区になります。市営水道ということで、山武地区で行われております。
 まず、各地区ごとの加入戸数、世帯数、加入戸数割る世帯数で、加入率ということではなく、普及率ということで考えていただきたいと思います。
 まず、成東地区ですが、加入戸数が7,148戸。この4月1日の世帯数が9,133戸。78.3%。
 松尾地区が、加入戸数が2,501戸。世帯数が3,856戸。64.9%。
 蓮沼地区が、1,164戸。世帯数が1,573戸。74.0%。
 3地域、山武郡市広域水道企業団全体では、加入戸数が1万813戸。世帯数が1万4,562戸。普及率ということで74.3%。
 山武地域が市営水道になりますが、加入戸数が2,315戸。世帯数が6,920戸。普及率が33.5%。
 市営水道につきましては、担当課長がおりますので、そちらからもう少し詳しくお答えさせていただきます。


◯議長(大塚重忠君) 水道課長。


◯水道課長(浦上康信君) 御質問にお答えいたします。
 山武市水道事業ですけれども、市の水道は、山武地区ですが、山武地区でも、給水エリア内だけの給水人口を申し上げます。3月現在で給水人口が6,751名、給水戸数が2,315戸、普及率は37.8%でございます。
 以上でございます。


◯議長(大塚重忠君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) 今、お伺いした御答弁のお話を聞きますと、山武水道で扱われている給水率74.3%、山武市営水道が33.5%ということですが、この普及率に格差が生じているわけは、どのような理由が考えられるのかをお伺いいたします。


◯議長(大塚重忠君) 水道課長。


◯水道課長(浦上康信君) 普及率なんですけれども、私が受け持っている市営水道のほうなんですが、平成10年から始まりまして、平成20年度まで創設事業期間中でありまして、その創設期間が終わって、間もない時期で、今お客さんのほうは、個人井戸使用がかなりまだ多く、その普及に励んでいるところです。ここ二、三年、井戸のポンプがだめになったということで、ここぽつぽつ普及率が上がってきております。
 一般家庭が多くなっているおかげで、他の事業体と違いまして、微増ではありますが、年々給水量が増えてまいっています。今、機械・機具がかなりよくなっていまして、給水水量が減っているのが実情でございます。我が山武市の場合には、右肩上がりになっております。よろしくお願いいたします。


◯議長(大塚重忠君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) 水道課長、ありがとうございました。市民の安心・安全の面も踏まえて、ぜひ普及率の拡大に御尽力をいただければと思います。
 また、旧成東町時代に公営にて運営されていた、現在、大多喜ガスが運営されているかと思うんですが、その運営の経緯と現在の普及世帯数はどの程度あるのかをお伺いいたします。


◯議長(大塚重忠君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) ガスについては、今お話にございましたように、市の中で窓口として、業務を行っているところはございませんので、大多喜ガス等から聞いたお話ということで、私のほうからさせていただきます。
 平成7年2月、旧成東町が運営していたガス事業について、大多喜ガスに譲渡したという経緯になっているということです。
 現在のガスの供給エリアですけれども、線路から北側、東側と言ったらいいんでしょうか。大字富田から、津辺、寺崎、殿台、新泉、早船、姫島、湯坂、和田の一部とか、この辺が区域だということです。現在は約2,000戸に供給されているということでございます。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) さかのぼった話になりますので、お答えができればで結構です。当時、なぜ、今言われた、踏切から東側のエリアのみ、公営ガスとして普及されたのかをわかりましたら、教えてください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 旧成東町営ガスの供給エリアでございますが、恐らく全町ガス化を目指したものだと思います。しかしながら、一定の区域まで拡張して、そのときの判断を私は存じ上げておりませんけれども、供給エリアをそこでとめてしまったというのは、やはり人口密度の問題があろうかなと思ってございます。
 そういったことで、長年、町営ガスとして運営してまいった。当時、私が民間への譲渡の当事者でございますので、もう少し御説明を申し上げますと、経年管の更新、つまり埋設管が大変古くなって、その当時の判断といたしまして、10年先までに全部更新しなければいけないだろう。その試算を当時のガス事業課でいたしました。
 そのときに全町ガス化ではございませんので、一般会計から投入するということは理解が得られないということになりますと、加入者の御負担によるだろう。ガス料金は試算としてどうなるかといったときに、当時、ガス料金が2倍になるという試算がございました。その2倍のガス料金になるだろうということと、民間にお引き受けいただいた場合にどうなるか。ガス料金はほとんど変わらないで運営していただけるということと、民間のサービスは必ずしも悪くないだろう。昭和62年だったでしょうか、東方沖地震でダメージを受けました。そのときのライフラインの復旧は大変なものだったとお聞きいたしております。
 行政がガス供給事業をこれから続けていくということは妥当であろうか、そのような判断を総合いたしまして、当時、事業としては黒字でございましたけれども、関東通産局にお伺いして、全国で黒字で民間譲渡の前例がないということで、時間がかかりましたけれども、将来を考えると、民間に譲渡したいということで、認可をいただいて、民間にお引き受けいただいたという経緯でございます。


◯議長(大塚重忠君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) 大多喜ガスの使用料は大分安いと伺っております。民間の話ですので、わかればで結構です。LPガス使用料金との違いはどの程度あるのか。平均値でも結構ですから、わかりましたらお答えください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 調べさせましたので、私のほうからお答えさせていただきます。
 立法メートルで、基本料金は別といたしまして、おおむねの料金ということで、LPガスの場合に、これは業者によって違うんでしょうか、供給体制によって違うんでしょうか、少し幅がありますが、400円から600円、そのあたりだろうということでございます。
 一方、大多喜ガスで供給されております料金は、これも使用料によって異なりますが、これは立法メートルで100円という数字をいただいております。
 ただ、LPガスと大多喜ガスが供給しております都市ガスでは、熱量が違います。つまり、同じ1立方メートルでも、熱量に差がございます。一般的にLPガスは、都市ガスの約2倍のカロリーがあると言われておりますので、単純計算いたしますと、LPガス1立方メートルの熱量を得るためには、都市ガスは2立方メートルが必要だということで、そうなりますと、100円ではなく200円という数字になろうかと思います。
 私の感想といたしましては、移譲を考えていた当時のLPガス、私のところも商売柄、LPガスも扱ったこともあります。その当時ですと、立法メートル当たり、LPガスのほうが安かったような記憶も残っておりますので、このLPガスの供給価格が、やはり現在の原油のエネルギー高の中で、市場価格によって、このようにつり上がってきたのかなという感を持ってございますが、いずれにしましても、大多喜ガス1立方メートル200円換算といたしましても、半分という形でございます。


◯議長(大塚重忠君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) 現在、都市ガスが普及されているエリア内で新築される場合は、ガスの引き込みは可能なのでしょうか。また、そのエリアの拡大はできるのでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) これも手元にございますが、エリア内での引き込みにつきましては、個人負担が必要だと、おおむね10万円程度ということで、新規に供給を受けることができる。
 ガス供給エリアそのものの拡大につきましては、事業者は今のところ、その計画を持っていないという回答でございます。


◯議長(大塚重忠君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) 民間のほうのお話になってしまうかと思いますが、LPガスとの料金との格差が倍近くあるというところで、市としても、エリアの拡大を推し進めたらどうなのかなという部分もあるんですが、その辺はどうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 初めての御提案でございますので、頭の中に全くそういったアイデアがございませんでした。民間事業者のほうで、現在のところ、供給エリアの拡大はないということでございますが、拡大していただける方策があるかどうかを探っていく必要を感じました。


◯議長(大塚重忠君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) ありがとうございます。
 それでは、また別の観点から、現在、旧成東町の一部、旧山武町の一部で、光ファイバーが引かれているが、その経緯とエリア、利用世帯数はどのようになっているかをお伺いいたします。


◯議長(大塚重忠君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) お答えさせていただきます。
 山武市における光ケーブルのサービスでございますけれども、民間事業者でありますNTT東日本による光ケーブルの整備ということになっております。企業戦略的な意味があるかと思いますので、その経緯はわかりませんけれども、現状を見ますと、人口集積地域等で採算ベースで成り立つ地域の整備だと思われます。
 なお、山武市におきましては、光ケーブルによるサービス提供エリアですけれども、今お話が出ましたような旧成東町と旧山武町の一部でサービスが提供されております。旧成東町のエリアでございますが、海岸地帯は除かれるようですけれども、世帯数といいますか、固定電話回線の数ということでNTTはとらえているようですけれども、約7,000回線ございまして、そのうちの約2,100回線が、現在光ファイバーの光ケーブルの利用をされていると聞いております。
 山武のエリアですけれども、山武南局のエリア、木原、椎崎、日向台というところの一部でございますけれども、その回線数、世帯数ととらえてもいいと思いますけれども、回線数3,300回線、そのうちの約800回線で、光のサービスの提供を受けていると、このように聞いております。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) 光ファイバーの整備は、これは適切な言い方ではないのかもしれませんが、過疎地域ほど必要であると思います。過疎を過疎でなくすための手段の1つでもあると思うんですが、山武市内の今後の導入予定、今後の計画はどうでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) これは、私たちがこの地域のインフラ整備を行っていく中で、インターネット環境を整えるということにつきましては、大変重要だという位置づけをしたいと思います。
 今、民間業者の考え方をいろいろと調査をさせていただいております。特にNTTでありますとか、あるいは、ケーブルテレビの会社でありますとか、そういったところが、民間としてやっていただけるのであれば、そういったことを進めていただくことをお願いしたいと思っております。
 もう一つは、NTTでお伺いした中で、地域がまとまって加入を望む場合には、光ケーブルの敷設は可能であるということが、実態としてございます。つまり、例えば地元の松尾地区ということでお考えいただきますと、工業団地には供給されておりますけど、そのほかで、それ以外で970回線の申し込みがあれば、うちで光ケーブルを入れたいということであれば、NTTとしては、自社の投資でフレッツ光の提供判断を実施する可能性があるんだそうでございます。それは、大体、地域によりますが、23ないし25%の住民の方々がおまとまりいただければ、NTTが引いていただけるということなんです。
 本来ならば、地域づくりの中で、私たちが積極的に住民として努力をお願いしなければならないのは、こういった前向きな将来への投資といいますか、将来への地域整備に自分たちが積極的になれば、NTTも光ケーブルを持ってきてくれるということなので、本来ならば、そういった努力をお願いしたいというのは、まず第1のお願いです。
 しかしながら、議員の御質問のように、なかなか理解が得られないという中で、放置をしていきますと、さらに過疎だということになりますので、行政側といたしましては、こういった努力をお願いしたりしておりますけれども、それとは別に国のほうとしても、インターネット環境を整えるということに積極的でありますので、そういった機会を迅速にとらえられるように、準備をしていきたいと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) 今お話しした光ファイバーの整備は、来年の地デジ移行に関しても、テレビの映らない、難視聴地域にとっても有効な手段の1つであるのかなと思います。ぜひ町ぐるみで推し進めていただければなと思います。
 山武市の将来都市像である、「誰もがしあわせを実感できる独立都市さんむ」の構築のためにも、これからも地域間の格差是正のためのインフラ整備は優先事項であり、特にライフラインにおける地域間の格差の是正は急務に図るべきであると思います。そのための行政主導、御尽力をお願いし、質問を終わります。ありがとうございました。


◯議長(大塚重忠君) ほかに関連質問はございませんか。
              (「なし」と言う者あり)


◯議長(大塚重忠君) 以上で関連質問を終わります。
 次に、山政研、小川一馬議員の個人質問を許します。
 小川議員、御登壇願います。


◯5番(小川一馬君) 議席番号5番、小川一馬でございます。ただいま、議長の許可をいただきましたので、個人質問をさせていただきます。
 事前に通告をさせていただいてあります中に、市政について、また選挙公約について、幾つかございますが、一生懸命に質問をさせていただきますが、質問上、不行き届きな点があるかもわかりません。適切な発言ができないかもわかりませんが、お許しをいただきながら、一生懸命に頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 まず、初めに、先般4月、市長選挙が行われ、椎名市長、2期目の当選、まことにおめでとうございます。通告をさせていただきました、今回の4月の市長選挙、前回の4年前の平成18年4月の選挙のときは、投票率でいいますと、61.58%でございました。投票数でいきますと、1万7,686票。有権者の36.79%の投票をいただいての当選でありました。
 今回の選挙では、投票数で1万3,942票。有権者のいただいた投票率で割りますと、29.49%が椎名市長に投票をいただいているということで、前回と比較しますと、投票数で減という形でございますが、この結果を市長はどのように受けとめて、また、これからの市政にどのように対応していかれるのかをまずお聞きいたします。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長、御登壇願います。


◯市長(椎名千収君) お答えさせていただきます。
 選挙結果におきまして、大変厳しい票の見方をお示しされました。まず、投票率が低いということにつきましては、関心が低かったということでございますが、2回目の選挙で、1回目の選挙と比べますと、話題性も低かったのかなということでございますので、やむを得ない結果であったと思いますが、本来の民主主義からすれば、投票率はもう少し高くあるべきであると思います。
 小川議員は有権投票数の中で、1万3,942票の信任しか得られなかったという御理解をされますが、そのように理解をしなければならない部分もございますが、私といたしましては、私を支持していただけなかった票は、有権者数の中の5,700票であるという理解もできるのではないかということで、この点につきましては、気を引き締めながら、しっかりと信任をいただいたという理解のもとに、4年間市政をお預かりしていきたいという覚悟を持って、これからの市政に当たりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) ありがとうございました。
 この選挙結果を聞いたのは、これからの4年間、今、市長からの答弁にもございましたけれども、今までの4年以上にいろいろな課題が山積しております。そういった中で、今まで以上にぜひ頑張っていただきたいと、議会といたしましても、精いっぱい応援をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 続きまして、選挙公約に移らせていただきます。先ほど同僚議員より選挙公約についての質問が出ておりました。この中で、6点の公約が挙げられておりました。1つ、残念に思いましたのは、この中に地域振興策または観光振興策についてという公約がうたわれてなかったと思います。そのあたりを市長はどのようにお考えになっているのかを、まずお聞きしたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 今回の公約につきまして、現職ということで、私は初めての選挙になります。前回は新人として選挙に臨みましたので、それなりの公約を皆様方にしっかりとお示ししなければならなかったと思います。
 今回、現職として4年間やってまいりました。その中で総合計画を初めとして、さまざまな計画を作ってまいりました。総合実施計画にしっかりと取り組んでいくということが、現職としての大きな務めだろうと思いますので、計画をしっかりとやってまいりますということが、私の基本的な姿勢になると思ってございます。
 ただいま御質問の地域振興、その一端としての観光振興につきましても、計画の中にしっかりと当てはめてございますので、これにつきましてやらないということでは決してございませんので、しっかりと取り組んでまいりたいと思ってございます。
 地域振興につきまして、いい結果を得られる実効性のある施策が打ち出せないということは、自分としても力不足というか、残念に思っているところでございまして、この点につきましては、市民の皆様方のお知恵を拝借しながら、この地域の活力を持ち上げるために、これからの4年間もしっかりと頑張ってまいりたいと思いますので、また、議会のほうからも御提案をいただければと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) ありがとうございました。今、市長の答弁にもありましたように、地域振興また地域の元気の出るような、活力が出るような施策、また振興策を、この4年間で行っていただきたいと思いますし、我々議会といたしましても見守っていきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
 選挙公約につきましては、先ほども質問がありましたので、それに関連いたしまして、市政についてに移らせていただきます。
 その前に、けさ来庁しましたら、玄関のほうに千葉国体PRのチーバくん人形が置いてございました。人形はいつごろ置かれたんでしょうか。今日、来るまでは、山武市には余り国体ムードはまだ出てないなというのを非常に思っておりまして、質問の中でもしたいと考えておりました。来ましたら、早速チーバくんが迎え入れてくれました。いつごろ設置されたのか、経緯もございましたら、お聞かせいただきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 教育部長。


◯教育部長(伊藤博章君) 千葉国体のお話が出ましたけれども、全県を挙げて、この大会を盛り上げようということで、実行委員会を立ち上げまして、今、推進しているところでございます。
 炬火の問題でございますけれども、たしか先週あたりかと思います。具体的に炬火を入れるのは、今週の13日です。プレ大会という大会がさんぶの森で行われます。その開会式の中で炬火をとって、それを入れて、PRにつなげていくという計画になっております。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) ありがとうございました。
 それでは、3番目の市政について質問に入らせていただきます。
 最初に、今後の市税の収入の見通しについてという項目で提出させていただいてあります。おととしの9月のリーマンショック以来、景気の後退・悪化が続いてきております。山武市の個人所得も先日公表されました、昨年度の個人所得が655億円、前年比55億円の落ち込みがあったという報告をいただき、全体だと、そんなにあるのかなという感想でございます。
 特に商工業、零細事業者の中では、私も情報が多少ございます。どこの業者または商工業も前年よりは大分落ちてきている。今現在も、非常にいい状況ではないと、今後の見通しもなかなか先行きが見えないという、民間では大変厳しい状況であると思います。
 山武市においても、雇用、景気対策など、いろいろな対策は打ってきていると思います。また、これは山武市だけの問題ではなく、全国的な国レベルでの問題であるとも思います。そういった個人所得の落ち込み、地域経済、地域の活性化も今後図られるということでありますが、現状を市長はどのように認識されているのかをまずお答えをお願いいたします。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 税収がこれから先も落ち込みが予想されるということは、市政の運営にとりまして、大変大きな打撃でございます。できるだけ効率のいい行政運営を目指して、職員数も小さくしてまいりましたけれども、人件費削減ではとても追いつかないということになってまいりますと、市の基本的な施策をカバーするだけで精いっぱいになってしまう、投資的な経費が賄えないということになりますと、どんどん地域で活力を持ち上げるだけの施策が打てないということになります。
 そういった意味で、税収が落ち込むということについては、どう考えているかということであれば、大変大きな懸念を持っているというのが、率直な気持ちでございます。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) そこで、もう一つお聞きしたいと思います。今、市長のほうで非常に懸念されているということでございますが、市長として担当部局のほうに何か調査を依頼している、現状に対して調査等はされているのでしょうか。お聞きします。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 税収の落ち込みについての調査ということは、私のほうから……。


◯5番(小川一馬君) 所得の落ち込みです。


◯市長(椎名千収君) 所得の落ち込みの調査ということを、私のほうから指示はいたしてございません。そういった数字が上がってまいるということでございます。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) 担当部署の市民部長、税収についてお聞きしたいと思うんですが、昨年度の税収と収税率、前年度の税について御説明をいただきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 市民部長。


◯市民部長(伊藤和一君) 昨年度、平成21年度の市税収入、収納状況につきましてお答えいたします。
 市税のほうでは、個人市民税、法人市民税、固定資産税、軽自動車税、市たばこ税、鉱産税、このように分かれております。全体でお話しさせていただきますと、昨年度の徴収率でございますが、全体では現年度分といたしますと、95.1%でございます。一昨年前、平成20年度でございますが、95.56%でございましたので、0.46ポイント下がっているというのが現状でございます。
 もう一つ、目的税のほうの国民健康保険税がございますけれども、こちらは現年度分でございますが、80.36%でございます。平成20年度は81.9%でございますので、こちらのほうも1.54ポイント下がっておる状況でございます。
 以上です。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) その理由については、多分景気の影響と判断してよろしいんでしょうか。ほかにも、もしまた別な理由があるようでしたら、お聞かせいただきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 市民部長。


◯市民部長(伊藤和一君) やはり景気低迷といいましょうか、不況の関係で、リストラされた方、また倒産した会社の社員だった者、これにつきましては、収入がないという形がございます。そういう中で、昨年度1年間、収税係のほうで、そういう未収金の滞納整理を行いました。
 どうしても個人税、税金を納めていただくという形、前年の所得に税をかけますので、そういう中では収入がなくなった分、分納が多くなってきているという現状が出ております。そういう形が出ておりますので、それが徴収率、収納率の悪化、多少なりの悪化につながっているものと理解しております。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) 市民部長に続いてお聞きしたいと思います。今年度の税収の見込みとしては、担当部局としては、どのように見ておりますか。よろしくお願いします。


◯議長(大塚重忠君) 市民部長。


◯市民部長(伊藤和一君) 今年につきましても、非常に厳しいという形で、当初予算のほうは、前年度に比較しましてマイナスの予算とさせていただいております。
 先ほど個人総所得が55億円落ち込んでいるという話も質問の中でされておりましたけれども、個人総所得でございますが、当然これは課税対象所得、申告所得の中で、前年度と比較して55億円という形が出てきております。
 もう一つ、今後の市税収入見通しという形の中では、個人所得につきましては、生産者人口にも大きく左右されるものでございます。生産者人口というのは、20歳から60歳の人口でございますけれども、平成18年4月1日の山武市の生産者人口でございますが、3万1,976人という数字でございましたけれども、今年の4月1日には2万9,655人になっております。4年間で約2,300人減少しております。毎年600人ずつの生産者人口の減少ということでございます。いわゆる働き盛りの人口が減少しているわけでございますので、これからの山武市の総所得金額は、下降傾向にあるだろうと推測しております。
 所得が落ち込んだ場合には、特に影響しますのが、法人市民税と個人市民税でございます。平成20年度の法人市民税でございますが、4億2,900万円ございました。平成21年度の税収見込み額につきましては3億400万円ということで、1億2,500万円の減収を見込んでおります。前年度比率につきましては、29.2%のマイナスでございます。
 次に、個人市民税でございますけれども、現在、課税計算を行っている真っ最中でございます。恐らく落ち込むものと考えられます。個人市民税の今年度予算額につきましては、21億5,900万円です。前年度、平成21年度比較で5,800万円を予算上では減額してございます。平成20年度比較で言いますと、1億6,000万円の減少という形になっております。
 固定資産税でございますが、これは直接、景気動向に影響するものではございません。しかしながら、3年間隔で評価替えを行っておりますので、その評価替えの年には税額に若干影響はあるものの、ほぼ横ばいであるだろうと見込んでおります。
 以上のことから、景気動向に大きく影響する法人市民税、個人市民税につきましては、景気回復がない限り、下降傾向をたどるであろうと思われます。
 以上でございます。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) ありがとうございました。
 市長にお伺いいたします。ただいま市民部長から答弁また説明をいただきました。景気の動向とあわせて高齢化、実際に20歳から60歳までの人口、年間600人ずつ減をしているという説明をいただきましたが、恐らくこれから年々この数値は変わらない、または必ず少子高齢化という時を迎えておりますので、そういうものを含めても、今後ますます山武市としての地域全体での取り組み、例えば経済効果が生まれるような振興策、打つ手を考えなければいけないと思います。
 市長は、その件について、どのように認識をされているのかをお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 地域振興策を講じて、成長戦略を描いていくということが、即効性があるものができれば、当然そういうものに集中して、投資をしていくということになろうかと思います。
 ただ、現在の地域経済の状況を見ますと、いわゆる公共的な刺激策によって景気を回復するという堅実的な手法が功を奏するという考え方は、なかなか一概にそれで景気が上向いていくということは、難しいという認識を持たなければならないというのは、私の基本的な考え方です。
 ですから、地方自治体がこれからこの先10年のスパンを考えてもいいと思いますが、あるいは、もう少し先を考えなければいけないと思いますが、やはり健全財政ということについては、しっかりと守っていくという基本的な姿勢は崩せないと思います。
 その中で、どのように地域の活性化を図っていくかという順番にしませんと、とにかく投資をしてみようかということは、老人人口はまだまだ比率が上がっていくと思いますし、それに伴いますところの介護的な、福祉的な需要というものは拡大していく。その需要にこたえていくためには、そちらの予算が恐らく増えていくだろう、そういうようなことも考えますと、よほど慎重な財政運営が必要だろうと思いますので、積極的に地域振興策を図ろうということを、最前面に打ち出すという市政を、これからの市政運営として打ち出していくというのは、なかなか難しいと基本的には考えてございます。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) また、後ほど合併特例債、また地域振興についてという質問の項目もありますので、そちらのほうで、違った角度で質問をさせていただきたいと思います。
 続きまして、市職員の意識改革についてということで通告させていただいてございます。
 合併して4年が過ぎ、5年目に現在は入りました。職員の数も590人から500人を切って、今、480人、490人、その辺ですか、職員数ということで、また、職員以外にも臨時で雇用されている方が、また同じくらい、それ以上いらっしゃると伺っております。
 合併以来、市職員の皆様には、環境のいろいろ著しい変化の中で、今日に至るまで御尽力、御努力をいただいたことに関しまして、心から敬意を表するものであります。
 また、これから迎える21世紀のいろいろな諸問題に関しまして、今まで以上に窓口、電話、職員の対応、また、行政に対する要望の高いもの、ハードルの高いもの、いろいろな高いサービスの要求等も多々出てくると思います。そういった中で、今後、我々議会も含めてなんですが、市職員に対する資質また能力の向上を日々高めていると思いますが、これから市長は2期目を迎えまして、そのところ。
 市職員に対する現在の対応についてといいますか、私的には、さらに資質能力を高めていただきたい。山武市の将来の地域活性化、地域振興にも当然つながるものだと思いますので、現状について、市長はどのようにお考えになっているのか。また、今後そういった改善策を考えていらっしゃるのか、その辺もお聞きしたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 市長。


◯市長(椎名千収君) この問題は、日々取り組んでいるテーマでございます。議員に御質問いただくということは、結果がなかなか見えてこないということであろうと思いますし、私どもとしても、その効果の広がりという点につきましての厳しい認識を持たなければいけないと思っております。一歩一歩進めていかなければならないと思っておりますが、私としては、この4年間の意識改革をもう一度見直す機会として、今回とらえていかなければいけないと思います。
 一部の職員はしっかりと前を向いてやる気を出していただいていると思いますが、すべての職員が意識をそういった形で持ってもらえているかと言うと、それはいろいろと見方があると思います。
 ただ、今お言葉をいただきましたように、この合併4年間で、例えば蓮沼の職員の立場からいたしますと、会社の規模が10倍以上に膨れてしまったということでありますので、恐らくその中での仕事のあり方ですとか、市民との接し方とかというものについては、大きな戸惑いがあったのかもしれませんし、そういった意味で、職員一人一人の意識を一定の形に整えていくということに時間を費やしてきたのかなと思っております。
 そういう中で、これからも今求められております自治体としての役割をしっかりと担えるように、地方分権を担っていける職員の資質を持てるようにということで、職員の意識改革については、これからも頑張ってまいる所存でございます。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) ありがとうございました。
 合併前、松尾町と成東町ではISOを取得されていたと伺っております。松尾町のISO取得の中に、ちょうど市長室の入り口に、今日見たら廊下のところにも3つの言葉が掲げられてありました。聞きましたら、これは松尾町時代のISO、職員の意識改革の中で、3つの言葉を目標として掲げたということで、あえてここで御紹介をさせていただきます。
 松尾町の議員の皆様は、また、松尾町の市民の方はもう当然御存じのことだと思いますが、まず、あいさつ、笑顔、真心と、この3つはどこでも基本中の基本だろうと、また、当たり前の言葉だと思いますけれども、せっかく松尾町のISOで、この3つの言葉を掲げて取り組んできた経緯があると思います。山武市になりまして、最近この言葉をどこかで聞いたなと思いましたら、松尾町のISOを取得したときの目標にした言葉ということです。
 今回の議会で御紹介をさせていただきましたが、せっかく松尾町でつくった3つのあいさつ、笑顔、真心、これは職員の窓口の対応にも、また電話での対応、いろいろな場面にも通ずるものと思います。ぜひせっかくの掲げた目標、ISOの3つの言葉、山武市でも全部生かしていってほしいと思いますが、市長のお考えをお聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) ありがとうございます。そういったことは、いずれも3つの言葉、一つ一つ接客業の基本でございます。職員係で特に掲げてやっておりますけれども、全庁的にそういったことを大事にしてまいりたいと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) 総務部長にお聞きいたします。ただいま市長にも質問をさせていただきました。職員の中でのこういった教育といいますか、当たり前のこういった窓口の対応、電話の対応等を含めまして、日ごろ皆さんでこういったお互いに確認はしているところだと思いますが、今までの職員の中、または役職の職員の皆さんの中で、そういったお話をされた機会がございましたでしょうか。
 また、今後さらに推進をするという意味で、総務部長としての今後のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 先ほどの市長の答弁のとおり、常日ごろ、この問題については、機会をとらえて、職員同士でも話し合っております。ただ、それが実際、身について、500名近い職員一人一人が、そのような応対ができているかということになりますと、そこまでなかなか、いわゆるお客様という、そういう観点の中での評価はまだ得られていないと思っております。
 今、秘書広報課の事例もありましたし、昨年からは朝パソコンをあけますと、そこにあいさつをしましょうという標語を、あけるとそこが出るようになっていますが、それも日常化してしまってきていますという反省もありますので、そういうことを再度また時を持って、自分たちの身の中に入れていくということを、機会を持って取り組んでいきたいと思っています。
 ISOは松尾町では先進的に品質の面、環境の面で取り組まれ、成東町では品質ということで、品質を保証する、確保することによって、顧客の満足を高めていくということの取り組みをされてきたわけですから、私はそういう環境の中にいませんでしたけれども、そういういい面は取り入れながら、どうしたら一人一人の市民の皆様に接して、その思いを聞いてあげられるかということから、ふだん心がけていきたいと、また、全庁的にもそのように取り組みたいと思っております。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) 総務部長、どうもありがとうございました。引き続きまして、質の高い市民サービス、また、市民への真心を、また笑顔でといった、一番は気持ちのいいあいさつをしていただけるような、せっかく窓口へ行って、たまたま電話をして、電話をした方がやっぱり不愉快な思い、最低、そういった失礼のないように、ぜひ進めていっていただきたいと強く思いますのでよろしくお願いいたします。


◯議長(大塚重忠君) ここで暫時休憩いたします。再開は3時45分です。
             (休憩 午後 3時38分)
             (再開 午後 3時46分)


◯議長(大塚重忠君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
 続いて、小川一馬議員の発言を許します。
 小川議員。


◯5番(小川一馬君) それでは、休憩前に引き続きまして、次の項目、合併特例債事業についての質問をさせていただきます。
 3月の定例会のときに、合併特例債事業についての質問が出まして、そのときの答弁の中で、合併特例債事業の計画額については、107億6,000万円以内でやる。今現在は63億2,000万円ほど計画残が残っているという答弁がございました。
 先ほど市長は投資について、余り積極的な御意見の答弁をいただけませんでしたが、やはり将来のために必要な部分は、合併特例債を使って進めていきたいと私は思っております。
 また、4年前の合併のときも、合併することにより、合併特例債を使って、地域の活性化また地域振興が進むと、そういう期待も、市民の方も私も持っておりました。
 そういった部分を含めまして、今後63億2,000万円ですが、計画の残があるということでございます。これからの事業の取り組みについてお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 合併特例債につきましては、一貫して慎重な姿勢で臨んできたことは事実でございます。それは必ずしも投資をしないということでなく、たびたびお話を申し上げてまいりましたように、必要なもの、将来リターンが期待されるものについては、この時期にしっかりと投資をしていくべきだろう。その判断はさまざまな要因で変わるかもしれませんけれども、しっかりと方向性が決まれば投資について、思い切って投資をすることはやぶさかではございません。それは慎重論と積極論とをないまぜにしてやっていくということでございます。
 現在計画されておりますものについても取り組んでまいりますけれども、合併特例債は、硬直的な考え方で一切何もやらないよという考えは持ってございませんので、それは御理解を賜りたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) 先ほど小野崎議員からも山武市の建設計画についてのお話もありました。私もここに山武市都市計画マスタープランの今年度版、手元に資料があります。第1章 山武市の現状と課題、第2章 全体構想、第3章 地域別構想ということで、構想が載っております。この構想とこれからの合併特例債事業のかかわり、重なる部分もあると思います。この構想の中で、例えば道路整備等または地域別の構想など、合併特例債事業に当たるものは、どういったものになるのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 手元に持っておりませんで、正確にお答えできませんが、マスタープランは、都市計画を進めていく、その基本になるものでございますけれども、町の将来のあり方について、あるグランドデザインを描いていくものと考えておりますので、大変方向性を大まかに示していくものだと思ってございます。その中で書いてありますことは、基本的な考え方としてとらえて、進んでまいりたいと思っております。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) 財政課長にお聞きいたします。
 今、市長の答弁をいただいたのでありますが、今後の計画の中で、計画の残が63億2,000万円という、前回の議会でのお話でありましたが、今後いろいろな構想・計画があると思いますが、残りの計画を今後どのような合併特例債事業としてお考えを持っているのかをお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) 合併特例債を活用できる期間でございますけれども、これにつきましては、合併後10年ということで、平成27年が最後の年でございます。したがいまして、これから合併市として実施しなければならない事業につきまして、そういうものにつきまして、特に後年度負担の増大、財政指標への影響等を考慮して、これにつきまして、今後、実施計画等に盛り込みまして、可能な限り合併特例債事業を充てながら使えるように、県のほうと協議してまいりたいと思っております。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) 先ほども申し上げましたけれども、合併特例債の事業も、市民の多くの方、また私も期待しております。関係の皆様と協議をしていただいて、有効な活用、山武市の将来の基礎になる、また発展するような事業を進めていただきたいと思います。
 続きまして、最後になりますが、地域振興について質問をさせていただきます。先ほど千葉国体の話もさせていただきました。今年の9月25日から、第65回国民体育大会が始まります。千葉国体ということで、今日インターネットを見ましたら、開催まであと108日という表示がございました。あと100日強で千葉国体が始まります。
 山武市にも選手団を初め、関係者の方が大勢いらっしゃることと思います。この前、知事の発言にありましたが、この千葉国体開催に当たりまして、全国への千葉県をPRする絶好のチャンスとしたいという発言もされておりました。
 市長は、国体に当たりまして、山武市として、どのようにお考えになっているのかをお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 山武市は国体でお引き受けしているのが、正規の種目ではなくて、オリエンテーリングということでございますけれども、その範囲の中で、山武地区を中心として行われるわけですが、この13日にプレの行事を行って、盛り上げていきたいと思っております。極端に言いますと、半世紀に1度の千葉県がお引き受けする国体でありますので、山武市としても、最大限御協力をしてまいりたいと考えてございます。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) 先ほども言いましたが、千葉国体でチーバくんというマスコットが既に発売されております。議会にも配られまして、私もバッジをつけております。市民の方から、そのバッジはどこで売っているんですかと、よく質問をされます。または、グッズはどこで買えるんですかと聞かれます。
 山武市内には、今現在グッズを販売しているところは、もしかするとないのかなと私は思っています。せっかくのオリエンテーリングの会場でもありますし、また、大会がもう近づいてきております。どこか販売をできるような、そういった、市のほうもお手伝い、または御紹介をいただければありがたいと思います。
 参考までに、インターネットに販売取次店が載っていまして、何十店か載っておりました。県内の道の駅2カ所でも販売しているという、道の駅の名前も載っていました。山武市内でも、幾つか候補があると思いますので、検討していただいて、ぜひグッズの販売もお願いできればと考えておりますので、これは要望としてお願いいたします。
 また、国体ではさまざまなスポーツの大会が開かれます。山武市の中でも、近年、少年スポーツ団から、また壮年スポーツの団体まで、たくさんの各種団体があると思います。また、山武市をスポーツ合宿地として、また、各種体験学習、いろいろな団体が研修等に、自然豊かな環境の整った山武市で行いたいという要望、また実際に合宿の受け入れも現在進んでおります。
 そういった中で、今後、体験学習またスポーツ合宿の受け入れ、しいては青少年の育成、また山武市が、例えばそうした青少年の育成を応援する都市ですと宣言するというのも、1つではないかなと思います。今ある山武市の環境そのものが、都会の方々には、非常に環境が整って、オアシスのような、いい合宿ができるという声も聞いております。
 今後、市として、そういった体験学習とかスポーツ合宿の受け入れについて、市長のお考えがございましたら、お聞かせいただきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 全国さまざまなところで体験学習、私どもはいろいろな例をお聞かせいただいておりますし、近い例では、先般、職員研修でお招きしました宮城県の気仙沼のカキの養殖をしているところで、体験学習をしている。研修そのものは、山がカキを育てるということでございますけれども、自然の循環のことについて勉強をさせていただきましたが、体験学習というのは、さまざまな形で行われているようです。
 また、今お話にありましたようなスポーツ合宿を盛んに進めている町もあるとお聞きいたしております。
 当市におきまして、特に蓮沼地区の民宿の皆様方が、積極的にスポーツ施設を整えて、合宿を呼び込んでいただいているということについては、地域の活性化に大いに資するということで、大変ありがたく、感謝を申し上げているところでございます。
 市といたしましては、できるだけ皆様方に、そういったことについて便宜を図るということについてやぶさかではございません。ただ、基本的な考え方といたしましては、市の中で積極的にそれを進めていくだけの施設が、現在のところ、地域のスポーツ団体、その他の利用から見ますと、あきが少ないという現状がございますので、市として、スポーツ合宿都市宣言ということを行って、合宿を誘致するというだけの市として、市の施設を提供していくだけの余剰の施設が、現在のところ見当たらないという現況からいたしますと、なかなか難しい御提案なのかなと考えてございます。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) スポーツ合宿もそうなんですけれども、もう一つの体験学習ということで、体験学習といいますと、今、市長も言いましたように、自然を含めた中で、山武市には海岸から山武の山といいますか、森といいますか、こういった幅広くいろいろな体験が可能だと思います。
 実は観光協会の中では、今年度に体験学習の誘致を進めようということで、立ち上げる予定でございます。総会で決まると思いますけれども、また、総会で決まりましたら、行政のほうもいろいろな体験学習の取り組み、または紹介等、いろいろな応援、PRもできると思いますので、どうかそのあたりは積極的によろしくお願いしたいと思います。
 その担当部署といいますか、教育部、経済環境部のほうには、今後の取り組みについて、いろいろな受け入れといいますか、体験学習を含めた中の受け入れといいますか、地域の活性化、また観光振興にもつながっていくと思います。担当部長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) 山武市の経済環境部としては、今のお話ですと、ソフト的な事業ということで、山武市からは情報発信を常々考えております。そのためのPR活動ということで、ここ1、2年大分力を入れておりまして、例えば3月ですと、銀座めざマルシェに、観光苺組合の方々と一緒に出店いたしまして、販売並びにPRしております。
 5月28日、29日、30日には旅フェアが幕張メッセイベントホールでございまして、これも観光協会の皆様方と一緒に、山武市の夏の観光についてPRしてまいりました。
 今月に入りまして、3日、4日と、有楽町にあります、ふるさと情報プラザで海フェアの山武市フェアという形で、こちらにはやはり観光協会、山武市の職員の者でお伺いしまして、みりん干しやアジの干物、そういうものの販売をしながら、優待券等あるいは観光パンフレットを配布してございます。
 現在、観光協会の中でも体験学習、農業体験、例えば落花生掘りとかジャガイモ掘り、太巻きずしの講習、あるいは、キャンプをしながら、宿泊しながらの体験学習できるという施設がございますので、そういうところに積極的に誘致できるようなソフト事業を今後も引き続き、行ってまいりたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 私のほうから、今のお話につきまして、横断的なことだと思いますので、お答えさせていただきますが、商工会の中で、そういった新しい取り組みをされるということで、大変ありがたいことで、先般のブランド産品の開発でありますとか、事業組合を作っての販売をすると、非常に積極的な、打って出る商工会になっているのかなということで、大変大いに御期待を申し上げております。そういった商工会の活動について、行政としても、一緒になってやっていけるところは、積極的にやっていきたいと考えてございます。御期待させていただきたいと思います。


◯議長(大塚重忠君) 小川議員。


◯5番(小川一馬君) ありがとうございます。ぜひ、いろいろなところでのPR、今、経済環境部長より幾つか例を挙げてお話しいただきましたが、対面でのPRもあると思いますが、もっと電波を使ったPR、いろいろなPRの仕方があります。また、もっと効力の出るPRの方法もあると思いますので、今後そのあたり、例えば、ラジオとかテレビの番組で、最近よく南房総市から鴨川市にかけて取り上げられておりますが、そういったテレビとかラジオでのPRもあわせて、今までにない斬新的な方法も、それも予算をかけないでできる方法もあると思います。
 または、最小限の予算で、最大限の効果が出るPR等々、特に経済環境部中心に、また職員皆さん一体となって山武市のPRを。特に山武市は非常に知名度といいますか、山武市と言っても、どの辺ですかと聞かれる場面が多いと思います。山武市、九十九里浜、いろいろな資源がありますので、ぜひ今後とも今まで以上のPRを、市長中心にぜひお願いしたいと思います。
 時間も大分押し迫ってきましたが、最後に、もう1、2点だけお願いしたいと思います。前議会でもお願いしましたが、地域別構想の中にも、また、全体構想の中にもうたわれておりますが、道路交通整備について、議会でも再三取り上げさせていただいております。飯岡一宮バイパス、木戸川に橋をかけるという計画でございますが、前回も担当部長より御答弁をいただきました。県のほうで、昨年度、用地取得の単価の見直しの調査を行う、用地取得の交渉を進めているというお話がございましたが、もっと山武市がかかわっていただいて、これも市長を先頭に、前知事、堂本さんのところにあいさつ、またお願いに行かれるという約束をいただきましたが、まだ実現しないまま、森田知事にかわられました。
 市長、再度お聞きいたします。この必要性については、もう再三答弁をいただいておりますが、この実現に向けて……。


◯議長(大塚重忠君) 申し合せ時間が参っております。
 市長、答弁をお願いします。


◯市長(椎名千収君) 今の御質問でございますけれども、知事がかわりましても、この重要性の認識については、私のほうとしてもしっかりと申し上げてまいりたいと思いますので、また御協力を賜りたいと思います。
 地域整備センターのほうとも打ち合わせをさせていただいておりますので、今年度も予算もつけていただいておりますので、頑張ってまいりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。


◯議長(大塚重忠君) 以上で山政研、小川一馬議員の個人質問を終わります。
 続いて、新政会、高橋忠議員の個人質問を許します。
 高橋議員、御登壇ください。
 高橋議員。


◯9番(高橋 忠君) 9番、新政会の高橋でございます。議長のお許しを得ましたので、通告に基づき、一般質問をさせていただきます。自分の不養生のため、風邪ぎみでございますので、お聞きにくいところがあろうかと思いますので、御容赦願いたいと思います。
 市長、4月の市長選、どうも大変お疲れさまでした。当選、おめでとうございました。投票率等、いろいろ雑音もあるようですが、市民の負託を受けて、今後4年間、山武市丸を進めていただくわけでございます。先ほどいろいろな議員からもありました、とにかく元気のある市、活性化された市、将来に希望が持てる、明るい日差しが見えるような市政、市を目指して、この4年間、御尽力のほどをお願いしたいなと思います。
 今まで、今日、朝から、先輩議員や同僚議員が、市政についてだったり、マニフェスト等々、いろいろな議員から御質問が出ていました。そのような関係で、一部ダブるかもしれませんが、私は視点を変えたところから、お話をしてみたいなと、こう思っています。
 まず、施政方針、市政、行政の取り組みについてということでございますが、どうでしょう、市長、4月の選挙期間中、過去4年の実績を訴えて、選挙戦を戦ってきていました。その実績を訴えていたことで、当時、市民の皆様からどのような反響、どういう御意見がありましたか。できれば、お聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長、御登壇願います。


◯市長(椎名千収君) さきの選挙におきましては、市民の皆様からたくさんの御意見をいただくという方法をとらせていただきました。やはり一番多かったのは、医療の問題でございます。ですから、この4年間に大変苦労してまいりました、私といたしましては、地域の医療問題というよりは、さんむ医療センター問題と言っていいかもしれませんが、山武市として成東病院を残すということは、市民の大きな希望でございました。
 これは、九十九里医療センターができる中でも、それは残していくという方向で、実際にまいったわけでございますけれども、最終的には、このような形で、再スタートを切れたということです。そういったことが、市民の皆様方にとりまして、自分としては、私は皆様の希望に沿えたことだという一定の判断をさせていただいております。
 ですから、これからの4年間において、1つの方向ができたわけですので、これを大切にしながら、これは今までマイナスの動きであったものですから、プラスにして、これをまちづくりの中心的な活力にできればと考えてございます。
 そのほか、討論会もございましたし、今回の御答弁でも申し上げておりますが、私としては、市民の皆様方に、地方自治体としての基本的な役割をしっかりとやっていくということを、ある意味では訴えてまいりましたし、皆様方のそれに対して、市民としての役割についても御期待を申し上げてまいりました。
 そういったことにつきましては、市民の皆様から、全面的だとは申し上げませんけれども、頑張ってやってくれというエールを送っていただいたと、このように考えてございます。


◯議長(大塚重忠君) 高橋議員。


◯9番(高橋 忠君) 再選されて、また4年間、市民の負託を得たわけですから、当然、過去4年がそれなりの評価は得ていると、私もこう思います。
 選挙期間中、私も気になったことがありました。市長は、市民の声とか、市民の皆さんとともにとか、そういう話をよくされていたと私は思っています。先ほど加藤議員の質問にもありましたが、市民こそ主役を実感するまちづくり、みんなで造る山武市、市民一人一人の思いと力をまちづくりの中心に据えて進めると、こういう理念が書いてありました。理念としてはすばらしいなと、私も思うんですが、実際、これを一つ一つ、市民が主役の市政、行政に向かうには、どのようなスタンスで、これから取り組んでいこうとお思いですか。その思いがあれば、お聞かせください。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 地方分権を私どもがしっかりと受けとめて、地方から現状を打破できるような動きを起こしていこうという思いを持って、地域づくりを進めていってもいいのだろうと思ってございます。
 その中で、市民の皆様方に、私どもとしては、市民の皆様が主役なんだと、地方自治の主権者でございますので、自分たちの町を当事者として、しっかりと造り上げていってほしいという訴えをさせていただいてございます。それはなかなか届かないことかもしれませんけれども、この訴えはしっかりとこれからもさせていただきたい。
 それは、やはりこの問題は、今のまちづくりは、だれかにやってもらうというだけではできないと思っています。そういう意味で、行政としても、行政の役割をしっかりと果たしていく、その覚悟は今回皆様に私としては申し上げたつもりでございます。市民の皆様方にもその立場から、主人公としての考え方をやはり持っていただきたいと思ってございます。
 そういった意味では、よく言われます車の両輪としての議会にも、市民が主役という役割、地方自治の市民の意見を代表されている議会の皆様でいらっしゃいますので、市民の声を吸い上げていただいて、私ども行政の施策に反映していただくということは、大変大事なことだと思ってございます。
 そういった意味で、それぞれの立場で、すべての市民に役割を果たしていただくということをお願いしなければ、私1人、執行部だけで、これからの山武市は造っていけないと考えてございます。そういう意味で、市民が主役ということは、甘い夢を描けということではございません。ぜひとも、そういった力をかしてほしい、一緒になってやっていこうではないかという訴えをしてきたつもりでございます。


◯議長(大塚重忠君) 高橋議員。


◯9番(高橋 忠君) 今の件は、後段で、地域コミュニティーの強化に通ずるところがあろうかと思いますが、市民が主役、市民とともに、山武市を造っていくと、そういう考え方でいいわけです。そのためには、それぞれいろいろな立場の市民の声を聞く、思いを聞くということも、これはまた大変大切なことだと思います。
 やっぱり市民の声にもいろいろあると私は思うんです。これは本当の一市民のぼやき程度から、声の大きい人だとか、こういう人はいないと思いますけど、力のある人だとか、また、組織がある人だとか、そういういろいろな意見があると思うんです。
 ですから、私が疑問に思うのは、その辺の市民の声の聞き方と言ったらおかしいんですが、どういった形で、広く市民の声を、性別は問わず、年齢は問わずと、そういう形の中で、いろいろな階層の市民の声を聞いて、最大公約数的なものをまとめて、行政に反映させると、そういう考え方でよろしいんでしょうか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 大きなテーマです。行政の考え方をまず市民にお知らせするということを1つも、なかなか思うようにいっていないんだろうと、届いていないということもあります。行政の考え方が届かないで、市民のほうから、皆さんの考え方もなかなか吸上げられないというのは、現状、そういったことも認識として持たなければいけないと思っております。
 今お話しいただきましたように、さまざまな市民の声を吸い上げる、それは当然必要だと思っておりますし、市民の皆様方に能動的な市民にもなってもらわなければいけない。みずからがまちづくりに参加していただく、その立場から御意見をいただきたいと、それが山武市にとって必要なことだろうと思います。
 そういうことも含めまして、市民の皆様方としっかりとした関係を結んでいかなければいけないと思います。そういった意味では、市民の声を吸い上げる機会は、まだまださまざまな形で作っていかなければいけないと思います。


◯議長(大塚重忠君) 高橋議員。


◯9番(高橋 忠君) 恐らく市長は、市民の声を広く聞いていくということは、私なりに考えれば、ごく当たり前ですけど、市長への手紙制度だとか、市長への手紙、もしくは市民の対話集会等々がありますよね。
 やっぱり行政側としても一歩外へ出て、声を集めるという姿勢も、これは市長だけではなく、執行部の職員の方は肝に銘じてもらわなくてはならないと思います。先ほど能勢議員の質問にも、農林業の関係で、市長はもう少し農家の人と積極的に話をしたらどうですかという意見もありました。私もそう思います。
 ですから、市長と限らず、執行部の方は、日常業務にもまれて忙しいでしょうけど、土曜日でも日曜日でも地域に出たときに、やっぱりそういったことを、どんどん行政のほうからそういう意見を吸い込む、吸い上げるという努力をしないと、これはなかなかうまくいかないと思います。そういったところもぜひ今後の課題として、課題というより、私にしてみれば、積極的に導入していただきたいと思います。
 今、大変複雑な社会で、閉塞感のある社会です。恐らく市民の声、市民が行政に対するニーズは、相当強く千差万別だと思います。そういう形の中で、それぞれ市民の行政に対するニーズを聞いていくには、職員の皆さんも、相当勉強するというんですか、理論武装するというんですか、研究するというんですか、やっぱり体制を整えていかないと、より公平公正な市民の声が聞けなくなる可能性があると、私は心配するんですが、市長、その辺はどうですか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 話が少し飛びますが、さんむ医療センターで、今、傾聴ボランティアというボランティアの養成をしてくださっているんですが、例えば、がんの末期の患者さんのそばにいて、その方の思いに耳を傾けようという、ただそれだけでその方がいやされていくというお話がございますが、そのときに、患者さんはボランティアの方の実力といいますか、人格といいますか、人間性というか、そういったものを一瞬で見抜くんだと、このように先生がおっしゃられました。患者はこの人にどこまでしゃべれるのかと見切るんだそうです。
 そういったことから考えますと、私ども行政の職員が、例えば外へ出て、市民の意見をいただくとしても、自分たちのレベルがそこまで行っていなければ、市民の皆様からしっかりとした有益な御意見はいただけないんだろうと思います。
 そういう意味では、現在行っております職員の研修、その他をさらに進めて、私どもとしては、まず自分たちのレベルを高めていかなければ、市民の皆様方に一緒になって、まちづくりをしていこうという訴えはできないと考えます。そういった意味では、この努力を続けていきたいと考えてございます。


◯議長(大塚重忠君) 高橋議員。


◯9番(高橋 忠君) 今日ここにいる執行部の皆さんを初め、職員が研さんして、優秀、有能な職員になれば、なるほど、我々議会としても、それに対抗する理論を身につけなければならないわけですから、両方が切磋琢磨するためには、ぜひ職員の皆さんも、そういった意味で、市民の声を公平公正に聞いて、行政に反映させる、そういう努力もぜひお願いしたいと思います。
 もう一方の市民の声もあると思うんです。それは我々議会、議員の声、我々も市民の負託を得て、市民の代弁をしているという意味もあります。さっき市長は車の両輪と言いました。私もそれは全くそのとおりだと思います。でも、車の両輪、両輪があるだけではだめなんです。両輪が同じ方向に、同じ速度で、両輪が回らないと、真っすぐ進まない。
 それは右と左の車輪が多少回転が違って、蛇行する場合もあろうかと思いますが、基本的には両輪が同じ方向を向いて、同じ速度で回る。それで初めて車の両輪と、私はそういう認識を持っているんですが、多少のぶれはしようがないでしょう。執行部、我々は立場がありますし、予算という部分もいろいろあると思いますが、なるべくぶれないで真っすぐ、時には回転が遅くてもいいでしょう。あるときには回転を早くする、そういうことも大事だと私は思うんですが、市長、その辺はどうですか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 車の両輪とお例えいただいて、執行部と議会が右と左の車輪だと、それが動輪だといたしますと、目的地に向かいまして、両側が同じような推進力を発揮しなければ、真っすぐ進みません。そういった意味では、おっしゃるように議会と執行部が同じ方向に進むように、お互いに協力関係を保ちながら進んでいく必要があろうかと思います。
 そういったことをおっしゃっていただいていると思いますが、私としましては、議会が、議会という車輪が強力に進んでいけば、私ども執行部も負けないように進みませんと、真っすぐに進まないということになります。したがいまして、それぞれが競って前に進むということによって、真っすぐ進めるということはお互いの協力関係の中で、お互いに推進力は右も左も発揮して、目的地に到達していきたいと、このように考えてございます。


◯議長(大塚重忠君) 高橋議員。


◯9番(高橋 忠君) 同じ馬力で、同じ方向を向いてということであれば、共通認識を持たなければなりません。それには、やっぱりいろいろ議論をして、結論を出して、向かっていく。当然、議会の主な仕事は、その仕事になろうかと思いますが、そういう形でひとつ4年間頑張ってほしい。我々もそのつもりで両輪がうまく回るように、方向が定まった方向へうまく回るように、我々としても努力したい。
 あと、マニフェストの中で、今までの議員がいろいろ質問していましたが、私なりに一、ニ、マニフェストについて触れてみたいと思います。
 地域コミュニティーを元気にし、山武市の活性化を図りますとあります。先ほどの午前中の議論にもありました。地域コミュニティーを元気にするということは、逆に、今、地域のコミュニティーが弱くなってきているんです。私はよく言うけど、地域の連帯感が大分希薄になってきまして、それが俗に言う地域力という形で、大変落ちてきています。市長、この辺は何が原因だと思いますか。市長なりの考え。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 私自身が、地域コミュニティーをしっかりと意識して生きてきたわけではございませんので、なかなか難しいことではありますけれども、日本社会全体として、お互いに手を携えて、地域をつくっていこうという連帯の中で生きるということよりは、家族にしましても、核家族化の方向に向かっていきましたし、住宅の造りにしましても、一つ一つの部屋に分かれていったというように、以前からの日本の家族のあり方、地域のあり方は、個人主義に向かって進んだと思います。そのあたりに基本的には問題があるのかなと思っていますが、どうでしょうか。もっともっと違う考え方があるんだろうなと、余り私として申し上げられないところでございます。


◯議長(大塚重忠君) 高橋議員。


◯9番(高橋 忠君) 地域のコミュニティーが元気がなくなったというのは、やっぱり高齢化も含めて、少子化も相当影響をしていると思います。先ほど過疎化の話も出た。そういう形の中で、今こそ地域コミュニティーを少しでも強くするということの努力も、今のうちにしておくことが、やっぱり子育てや地域の安全や、それがうまく機能すれば、行政の負担が軽減すると、そういうことにもなろうかと思います。
 ぜひ地域コミュニティーを元気にしながら、私の提案ですが、地域コミュニティーをネットワーク化するということも大事ではないか。地域によって、いろいろ悩み、苦しみ、コミュニティーを元気にする手法が違うと思います。そういった意味でも、行政としてネットワーク化をして、それぞれの地域で悩まずに、みんなで地域づくりをしましょうよと、そういうことを提案したいと思います。
 さんむ医療センターを核とした安心の地域医療を実現しますということの中に、今回も議案第5号で提案されています、医学生奨学金等貸付に関する条例もあります。城西国際大学との関係で、いずれ看護師についても、こういう条例を作っていくと思います。
 私は気になるんですが、城西国際大学が平成24年に看護学部を設立するという形で、今、準備に入っているということですが、これから恐らくいろいろな話が出てくると思うんですが、看護学部を作るために、山武市として多少の援助なり、補助金、交付金、そういう話は現在のところはあるんですか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 一切ございません。理事長は、いろいろな機会に、特に看護学部を応援してほしいということで私に要請されておりますのは、やはり学部ができたけれども、学生が集まらないということでは、学校が成り立たない、そういった意味で学生を集めやすくしてほしいということは要請は受けてございます。
 具体的には、それだけの奨学金があって、将来の方向が定まるということだと思いますが、そういった制度は設けてほしい。行政として、学生が集まりやすい援助はしてほしいということは言われておりますが、一方で、理事長のお話は、地域にお金をくれなどと言ったことはないというお話をされています。学校を造るために幾らということは聞いてございません。


◯議長(大塚重忠君) 高橋議員。


◯9番(高橋 忠君) そういうことであればいいんですが、実際、造るときになってきて、幾らか協力してくださいよと、そういう話が出てくるのかなと思ったものでお尋ねしました。別にそういう話がなければ、なくて、それは結構でございます。
 2番目のマニフェストは、今後4年間で、ある程度の成果を上げていく努力をしていただかなくてはならないんですが、やっぱりマニフェストを実行するために、いろいろ懸念される問題も今からあると思いますが、その辺はどうなんですか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 懸念されるというか、一つ一つしっかりと取り組んでまいりますので、取り組むということに関しての懸念はございません。
 ただ、実効が伴うか、成果が上がるのかどうかということにつきましては、採算性のある農林業ということは、必ずしも易しい仕事ではないと思っておりますので、さまざまなお力をいただかなければ、いい結果は得られないと思っておりますが、取り組むことに関しての私としての不安はないということでございます。
 むしろ、今日も御質問をいただいた中で、これからの経済の落ち込み、地域社会としての財政力が伴わないときに、行政がどういった手を打てるのかということが、これから将来の大きな懸念として出てくるのかなと思ってございます。その中で、地域医療をしっかりと保っていかなければならないということになろうかと思います。


◯議長(大塚重忠君) 高橋議員。


◯9番(高橋 忠君) どちらにしましても、このマニフェストを実行し、実施していくには、財政的な裏づけがみんな必要になってくるわけです。そのとき、そのときの経済状況、市税の収入等々、また国の方針等々、いろいろあろうかと思います。何はともあれ、マニフェストをこれだけ作ったわけですので、真摯な対応をお願いしたいなと思います。
 市長、ペンシル・スケジュールというお話は聞いたことがありますか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) 昔だと、ペンシルというと、ペンシル・ロケットか何かだと思いますが、消せるか、消せないかの問題だと理解をいたしております。


◯議長(大塚重忠君) 高橋議員。


◯9番(高橋 忠君) これは3週間ぐらい前の朝日新聞の天声人語に出ていたんですが、ペンシル・スケジュールということで、鉛筆で書いたスケジュールという意味なんです。ですから、言葉は悪いけど、都合が悪くなったら、消してしまえば、何もなかったことになる。要するに、鉛筆で書いたものだから、取り消しても、あんまり恨みっこなしにしましょうよと、何かそういうようなことでして、アメリカでペンシル・スケジュールという言葉があるというのを知りました。そのようなことはないと思いますが、ペンシル・マニフェストにならないように、ぜひ市長に御尽力をお願いしたいなと、よろしくお願いします。
 2番目、職員の管理体制について、時間等もありますので、簡単に触れておきます。
 地方分権や地方主権がどんどん進みます。市長のマニフェストにも、市民が主役と、そういう時代であります。市の独自の判断で、市の責任で行政運営をすると、そういう時代に向いています。
 そこで、やっぱり職員の働き方、仕事の仕方、能力が大変重要になってくると思います。ましてや職員の数もどんどん減っているという形の中で、多様化する行政ニーズに対応するには、職員のスキルアップも相当図っていかなければならないと私は思っています。
 市の職員は、行政運営上の大変大切な資産なんです。市の職員は資産です。お金ばかりが資産ではないですから、職員も行政を運営するための資産です。そういうことはないと思いますけど、不良資産を作らないために、ここにおられる方はみんな管理者です。職員を指導する立場でありますので、職員の育成に努力してほしいなと、こう思います。
 今、職員の昇格は年齢とか経験とか日常の仕事ぶりで決めているんですか。これは総務部長ですか。


◯議長(大塚重忠君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 昇格につきましては、係長クラスより主任主事ということになるんですけれども、ある程度のその辺は経験年数を考慮いたします。ただし、係長、あるいは、それ以上の管理職、副主幹、課長補佐、管理職クラスになるんですけれども、そこになりますと、やはり管理する能力といいますか、組織としての職務を遂行するという点もありますので、総合的に判断するということになります。そういうことの中で、制度として取り組んでいますのが、人事評価制度というのは1つの手法になっています。


◯議長(大塚重忠君) 高橋議員。


◯9番(高橋 忠君) 平成21年度、昨年、人事評価制度が施行されて、いろいろ見直すところもあるようです。時間があれば聞こうかと思ったんですが、今日はいいとします。
 せっかく人事評価制度が始まってきたわけですから、やっぱり職員の昇格についても、試験制度を導入したらどうですか。一定の経験と一定の年齢であれば、試験を受けて、課長、部長、係長、役職になるという。やっぱりそうすることによって、若手のやる気のある、そういう人が登用されると思うんです。それがやっぱり組織の活性化になろうかと思うんですが、これはすぐどうのこうのではないんですけど、この辺をひとつ検討してはどうですか。
 これは答弁はだれですか。


◯議長(大塚重忠君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 山武市で職員の人材育成基本方針を定めました。そういうときに求められる職員はどういう職員であろうかというものを、多くの職員と話し合って、作り上げてございます。
 そういう中にも1つの手段として、昇格試験等の検討というものを入っているわけですけれども、今すぐ取り組むというのは、まだ人事評価制度も試行で始まったばかりでありますし、まず、そういうものの中で、自分を立ち止まって見つめ、磨いていくというところ、あるいは、先ほど来、分権を担う職員を作るためには、今後も研修を努力して続けていくという市長のお言葉がございました。そういう中で、今、職員能力に向上に努めているところです。
 ただ、今の御提言については、課題としてはとらえているところでございます。


◯議長(大塚重忠君) 高橋議員。


◯9番(高橋 忠君) 今、後ろのほうでお話がありました。私もなるべく早くこういうことは取り組むべきだと思います。対応と検討といろいろあるようですが、これから対応をすぐとれるような状況を作って、なるべく早く実施していただきたいなと思います。
 やっぱり日常の業務を見て、AとBをどっちにするといった場合に、AもBも職員は、私はちゃんとやっていますよという認識なんです。そうでしょう。A、B、C、3人のうち、だれか1人を上げましょうといったときに、3人は3人とも、それぞれ私はやっていますよという認識なんです。人間はみんなそのようなものなんです。
 そういうところで、A、B、Cの中のCならCが出るから、AとかBが不満を持って、可能性はあるでしょう。A、B、C、3人で試験を受けさせて、試験の成績が一番いいのが、何かそういうことをやらないと、職場の中の風通しはよくならないと私は思いますので、今、後ろの大先輩議員も言ってくれましたが、なるべく早く実施の方向で取り組んでいただきたいなと、こう思います。
 最後、今、試行が始まった人事管理制度、人事評価について、私の経験上、一言だけ言います。1次、2次の評価者がいると思います。評価する側が共通認識と、少なくても評価基準がすっかり同じになれと言わないけれども、近づいていないと、これは逆に不公平のもとになります。
 人事評価制度は、管理者が職員を評価するようなものだけど、意外と職員が管理者を評価しているんです。そういった部分も、皆さん、肝に銘じて、せっかくこういう制度が始まったんですから、より公平・公正な評価に基づいて、できれば試験制度で昇格をするという、そういう形をぜひ作っていただきたいと思いますけど、市長、どうですか。


◯議長(大塚重忠君) 椎名市長。


◯市長(椎名千収君) できるだけ早く、そういった取り組みをさせていただきたいと思います。
 ただ、試験制度というようなものは、試行というわけにはなかなかいかない。試験をしました、その結果は参考にしますよということでは、これはかえって弊害が出てくると思いますので、一定の人事評価の落ちつきといいますか、それなりの形が整うということを多少待たないといけないのかなと。そうしませんと、試験制度をやりました、何のためにやったのかということではいけません。試験制度は取り入れたら、その結果をきちっと尊重するという形で取り入れるわけですから、それには少しお時間をいただかなければいけないかなと思ってございます。


◯議長(大塚重忠君) 高橋議員。


◯9番(高橋 忠君) 試験ばかりではないですけれども、人事評価だとか、日常の業務に対する取り組む姿勢だとか、それはいろいろ部下、職員とのコミュニケーションの問題だとか、いろいろあろうかと思いますが、いろいろな部分を勘案して、最後は試験で結果を出させてもらって昇格をすると、そういう形がいいのではないかと私としては思います。でも、それは執行部のほうでいろいろ方法は検討してみてください。
 ただ、基本はやっぱり選ばれた人がなると、そういう形をぜひ構築していただくことをお願いしまして、私の一般質問は終わります。どうもありがとうございました。


◯議長(大塚重忠君) 以上で新政会、高橋忠議員の個人質問を終わります。
 以上で本日予定されました一般質問については終了いたしました。
 次の会議は、明日10日、引き続き一般質問を行いますので、定刻までに御参集願います。
 本日はこれにて散会いたします。
 御苦労さまでございました。
              午後 4時54分 散会