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千葉県 山武市

平成22年第1回定例会(第2日目) 本文




2010.02.24 : 平成22年第1回定例会(第2日目) 本文


◯議長(行木三郎君) おはようございます。ただいまの出席議員は24名です。よって、本日の会議は成立いたしました。これより本日の会議を開きます。
              午前10時00分 開議
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◯議長(行木三郎君) 日程第1 一般質問を行います。
 一般質問は、議事運営の能率を図る上から、発言者は質問事項をなるべく簡明に示すとともに、答弁者は質問内容を的確に把握され、明確な答弁をされますよう、特にお願いいたします。
 なお、会議規則第57条及び議会運営の申し合わせにより、お手元に配付の一般質問通告のとおり、会派持ち時間で行います。
 順次、質問を許します。
 初めに、山政研、萩原善和議員の代表質問を許します。
 萩原議員、御登壇願います。


◯17番(萩原善和君) おはようございます。議長のお許しを得ましたので、第1回定例会におきまして、山政研を代表いたしまして質問をさせていただきます。
 今月の13日からカナダのバンクーバーにおいて、スポーツの祭典があります。第21回冬季オリンピックが開催され、日本の選手も日の丸を背負い頑張っている姿を見ますと、感動と勇気を得た思いであります。この感動と勇気を持って、市の発展のため、これまで以上に市民のニーズをしっかりとらえ、市民の負託にこたえなければならないと強く感じております。
 それでは、通告にのっとり質問させていただきます。
 初めに、市政運営として、市長の4年間の市政運営と、選挙時におけるマニフェストの達成と御自身による検証についてをお伺いします。
 初めに、その当時に、成東病院の再建などを初めとした何項目かの公約がありますが、それについてお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長、御登壇願います。


◯市長(椎名千収君) お答え申し上げます。4年前の選挙戦におきましては、何度かにわたりまして文書を作りました。その中でお約束あるいは目標としてお示ししたものがございますが、選挙の公報に掲げましたものといたしましては、成東病院の建て直し、市民との信頼関係の構築、市民の提案に対しての積極的な取り組み、その時々の重要課題に果敢に取り組む姿勢ということをお約束として掲げました。最終的には、「私の約束」ということで、3ページにわたりますものにまとめてございます。これがマニフェストに準ずると、自分では考えてございます。
 そのほかに、出陣式の御案内としてお配りした中に、目標として、自主独立のまちづくり、地域の伝統を大切にするまちづくり、解放感のあるまちづくりという目標を掲げてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) ただいま市長が申しました、目標と約束という部分がありますけれども、目標で3点、約束で3点。文言は省略しますけれども、これの違いについてを質問します。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 目標として掲げましたものにつきましては、自主独立のまちづくり、地域の伝統を大切にするまちづくり、解放感のあるまちづくりでございますが、これらは、市のあり方でありますとか、市の向かうべき方向について述べたものと考えてございます。
 自主独立のまちづくりにおきましては、合併から地方分権への流れを見通し、総合計画の理念につながってまいります。
 地域の伝統を大切にするまちづくりにつきましては、コミュニティー分散の考え方に向かい、地域社会の再生を目指しております。
 解放感のあるまちづくりは、市民の自由な活動を期待し、協働のまちづくりへとつながるものと、このように考えてございます。
 一方、約束でございますが、ここに掲げております3つの約束につきましては、みずから市政に立ち向かう基本的な市政についての表明として、山武市づくりの先頭に立つということで、市民活動への参加、直接的な行動を思い、やるべきことは実行しますということで、現実の逃避や先送りをしない、あるいは、建設的な御意見には反応しますということでは、独善に陥らない決意を述べたと考えてございます。
 ただ、その後、こういったマニフェストに準ずるものをつくるときに、私の約束という言葉を使いましたので、多少の混乱はあるかなとは考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 今、市長もお認めのとおり、抽象的というか、なかなかわかりづらいマニフェストに準じていると思います。
 では、率直な感想として、項目ごとの達成度、現時点での評価と検証については、どのようにお考えでしょうか。前回の定例会で、同僚議員の井野議員からも同じような質問がありましたが、なかなか自分では点数はつけにくいとおっしゃっておりましたが、現在、どのようなお気持ちでおられるか、お願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) これらの基本的な方向あるいは市政につきましては、いろいろな御意見をいただき、積極性に欠けるとの御批判もいただく場合もございますが、ほぼお約束を守れていると、自分で考えてございます。
 点数をつけろということでございますが、高得点ではないにしても、及第点はいただけるのかなという自分の採点と申し上げたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) なかなか点数は言ってもらえない、合格点ということですので、私の解釈では55点ぐらいですか、60点ですか、どうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 萩原議員の御採点を素直に受けたいと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) そのようなことも踏まえて、市長はこのたびの選挙に出馬するのに当たって、道半ばという言葉で表現をされましたが、この目標、約束等々が道半ばという解釈でよろしいでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 両面があろうかと思いますが、これまでに具体的な項目として達成できたものもあろうかと思います。ですけれども、かなり精神的なことも含んでございますし、自分としては、山武市のあり方について基礎づくりということにつきまして、一番しっかりと考えているということでございますので、道半ばというのは、山武市の方向性につきましては、これからも同じ方向で進むということを考えれば、道半ばだろうと思います。
 また、施策におきましても、1つの例を挙げますと、病院につきましても、この4月で解散、独立行政法人というところまで至りますが、実際にこの地域を安心して暮らせる地域にするための地域医療の構築という面からいたしますと、スタートラインに立ったということが言えると思いますので、道はまだまだ半ばよりも、もっと手前にあるかと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) マニフェストに準ずるというお言葉ですが、マニフェストに準じていても、マニフェストでも、本来であれば4年間でやるものをマニフェストとして掲げるという私の解釈でありますが、その点についてはいかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 私がマニフェストというものについての明確な解釈ができるかどうかわかりませんが、一つ一つの事業を掲げていく場合には、そのようなことだと思います。完結型の項目については、4年間の中で達成できるものを掲げるべきであろう。
 ただ、自治体の方向性をしっかりとこちらの方向性に向けたいということであれば、それは何をもって完結するということも言えない場合もございますので、そういったことについての方向性をさらに進めるというマニフェストもあっていいと、自分では解釈いたしてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 昨年の9月に、次回の選挙に出馬するということを踏まえまして、4月18日の市長選に立候補されるということでありますが、前回のマニフェストも含め、新たなマニフェストを考えていると思いますが、あと1カ月半しかありません。本日はインターネットの中継もされておるということです。市民の皆様にも、市長の新しい本選挙に対するマニフェスト、選挙公約をお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 少し微妙なお話になろうかと思いますが、次の選挙に当たってのマニフェストということにつきましては、まだ作成中ということでございます。
 いずれにいたしましても、現職としてのマニフェストということでございますので、現在の市政の基本的な考え方から大きく外れることはございません。基本は総合計画に沿って、これまでの市政をさらに進める方向でお示しをしてまいります。
 私といたしましては、これまでもトップダウンの手法というよりは、それぞれの分野で自由な発想からの施策が出てきて、それを実行していくという期待を込めてございますが、例えば、その手法がわかりにくいでありますとか、ビジョンがないなどの御批判をいただく場合が多うございますので、わかりやすい重点施策を提示するように努めてまいります。
 大きな柱といたしまして、考え方の中心に置きますものは、分権社会に対応できる自治体の形成、この地域で暮らしたいと思えるようなまちづくり、これは、人口が減少する日本の現状の中で、1人でも多くの方がこの地域を選んでいただけるようなまちづくりをしていく必要がございます。
 3つ目の柱といたしましては、さんむ医療センターの支援を基本といたします健康都市を築いていくということを考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 市長選まで、あと1カ月半と、そこでまだマニフェストができてないと、市民にも見せることができないと、大まかなマニフェストと言いますが、前回の選挙と同じように、現職の立場からは、総合計画そのものを基本としたマニフェストというものもわからないわけではありませんが、市長もお認めのとおり、具体的に市民に提示して、この4年間で何々をなし遂げるんだとか、そういうマニフェストを出すおつもりはないんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) できるだけわかりやすい形で、市民とのお約束をしていきたいと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) いつごろまでにお出しになられる予定ですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) マニフェストにつきましては、前回もそうでございますけれども、最終的な形は、告示にかなり近い時期でございます。
 マニフェストにつきましても、いろいろな方の御意見を入れながらやっていくということが、本来の地域づくりのあり方という考えも、私の中にはございますので、もう少しお時間をいただきたいと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 前回の選挙から比べますと、考えられないことです。前回でしたら、今ごろ市長はリーフなどいろいろ持って、山武市内を駆け回っていた時期であります。私にしてみれば、今回は自信のあらわれかどうかわかりませんが、のんびりしているようにしか思えません。また、先般、皆さんが感じているとおり、無風の中での選挙だという感覚の中で、市長もそれに甘えているのではないかというような感覚を得ますが、その点についてはいかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) そういったことはございません。ただ、現職としての立場からいたしますと、先ほども御説明を申し上げましたように、現在の施策というものは、自分が責任をもって進めていることでございますので、それをまず実行していくという立場にございます。その中で、選挙戦に対しましても、現職としての取り組み方というものと、現職ではない立場のときには違うものだと理解を私はいたしてございます。のんびりしているということではございませんので、御理解を賜りたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 私は、今回提示されています予算については、これは私の個人の考えかもしれませんけれども、本来4月に選挙があるという場合は、当初予算はある程度、新市長に肉づけをしてもらうという余裕を残して、本来提示されるべきだと考えております。今回の予算は、丸々新年度のしっかりした肉づけのされた、きっちりした予算だと私は思っております。
 こういう4月に選挙が行われる場合は、骨格とは言いませんが、ある程度選挙になるというものも前提にし、市長もかわるかもしれないということも考えながら、予算編成も行っていくべきだという考えもありますが、その点についてはいかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 例えば選挙の時期が、期の半ばに近い、あるいは、それから後という場合には、そのようなことも考えました。今回も予算編成につきましては、御指摘のようなこともいろいろと考えましたが、4月に選挙が行われるということで、私の立場からいたしますと、通年型の予算を組ませていただき、4月の選挙の結果として、新しい市長が登場した場合には、予算を組みかえるということも、期の初めのほうでありますので可能だろうという判断から、このような予算の編成をさせていただきました。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) いずれにしましても、どういう形にしろ、もう1カ月半後には選挙があるわけです。早く市民の皆様に、立候補される椎名市長のお考えを示し、また、賛同が得られるようなマニフェストを作っていただきたいと思っております。
 それでは、次の質問に移らせていただきます。次は、空港対策についてお聞きいたします。
 初めに、成田国際空港の容量拡大に伴う、市の基本姿勢についてお伺いします。御存じのとおり、民主党政権になってから、国交大臣が、成田と羽田空港の役割について、衝撃的な発言をして、千葉県並びに空港周辺に激震が走りました。そこで、成田空港が年間の発着回数が30万回に拡大した際に予想される騒音影響範囲、いわゆる騒音コンターが、どのように山武市に影響するのかをお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) コンターにつきましては、国土交通省のほうから示されることでございますけれども、航空機の騒音レベルが大変低くなっているということから、コンターそのものの範囲は、むしろ狭まっていくという状況にあろうかと思います。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 山武市においては、さほど影響がないというお考えの中ですか。山武市は、騒防法による第1種区域が存在していますので、影響がそれほどないか、狭まるかということに対して、市民への説明を行い、合意形成を図らなければならないと思いますけれども、その点についてはいかがですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現在のコンターというものが作られた当時と、現実に現在、測定する数値というものが、かなり違うんですが、それが30万回ということになりますと、間違いなく回数は増えますし、現状と比べれば、騒音のレベルは上がっていくということでございますので、コンターそのものというよりは、20万回が30万回になれば、騒音は上がっていくと思います。騒音につきましては、皆様方の御理解を得ていくということにつきましては、当然おっしゃるとおり、必要がございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 空港会社は、この件について、地元の合意が得られた場合は、第2ターミナルの造築、また第1ターミナルと第2ターミナルをつなげるゲート、または需要の増加が見込まれる、格安運航会社専用の施設や駐機場の増設などを検討するとのことですが、これらの機会をとらえ、周辺市町として、これからの地元雇用の促進につなげることが重要ではないかと考え、山武市として積極的な働きかけをすることが必要と思われますが、その点についてはいかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) おっしゃるとおりだと思います。ただ、どのような形で、雇用の積極的という表現を受けとめていいかわかりませんが、十分に御意見をいただきながら、市として積極的な取り組みを行えるように努力をしなければいけないと思います。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) この秋、4本目の滑走路の供用が開始される羽田空港が、本格的な国際空港として変化します。この影響で日本の空が激変することになり、成田空港の存在が薄れ、羽田空港が使い勝手のいい空港として国民から利用され、成田空港がどうなっているのと言われる状況にならないためにも、空港周辺の市町村は大きな危機感を持つべきだと思います。
 この点を踏まえて、山武市は成田空港とどう共生・共栄するのか、市の基本姿勢をお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 大前提として、御迷惑をおかけする騒音地区の皆様方の御理解を得るということが必要でございますが、地域といたしましては、成田と羽田が競合関係、競争関係に入っているという認識に立たなければいけないということを主張しております。
 国といたしましては、補完関係の成田と羽田ということになろうかと思いますが、地域として、成田空港が地盤沈下を起こさないようにということは、私どもとして、空港会社とともに地域も、成田空港を支えていきなければならないという基本認識に立って考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 前にも共生・共栄については、いろいろ質問もさせていただきましたが、これからは共栄だという部分に関しては、市長も私も同じ意見です。
 共生も確かに大変重要な問題です。しかし、これからは共生をし、山武市には空港に関連する倉庫等々の誘致も含めながら、市としては頑張っていただきたいと思います。我々も、その点に関しては、ぜひ協力をさせていただき、一緒になって山武市の発展につなげていきたいと、また、雇用の場を確保したいと考えております。よろしくお願いいたします。
 次に、空港対策用のアンテナの地上デジタル放送についてお伺いいたします。山武市として、この問題について、現在の状況と今後どのような方向で行くのかをお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現在は、地域の皆様方にNAAのほうから説明会を開き、意向の調査をしているところでございます。共同アンテナを利用している皆様方が、これから先、どのような形でデジタル放送を見るのかという問題につきましては、議会でも御質問がたび重なっておりまして、私どもとしても空港周辺の市町と協力しながら、NAAとのお話し合いに当たっておりますが、正直申し上げて、なかなか明確な方向性が出せていないということでございます。現状ではまだ協議が続いているということでございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) もう来年の7月24日に変わるわけです。そこについて、まだなかなか方向性が出ていないのは、少し遅い。当然、これは市だけの責任ではありません。NAA、NHK、いろいろな関係もあるでしょうけれども、ある程度、市のほうからも、強い姿勢で、このことに対しては、いろいろ働きかけるべきだと思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) これには、市とNAAの関係だけではなく、NHKでありますとか、総務省とか、そういったところともかかわってまいります。また、そのほかの例も参考にしながら、できるだけ地域の皆様方に御不便をかけない方向を、市としても、しっかりと決めていかなければいけないと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) では、空港周辺の市町村間での対策の相違はないのか。また、周辺市町村で足並みをそろえた対策を講ずる体制をとるのか、お聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 完全に足並みがそろっているということではないということでございます。9市町の中でも、多少立場の違いがございます。その辺の違いと、共同アンテナの数の違い、いろいろと状況が違いますので、今のところ、完全に足並みがそろっているというわけではございません。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 最低でも横芝光町とは相違のないように、お互いに協力したり、話し合ったりして、いろいろなお金の問題もあります。これから組合を作って、いろいろお金の問題もありますが、その点について、横芝光町のほうが安い、山武市のほうが安いという状況が起きないように、話し合うべきだとは思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 騒音対策の部会も横芝光町と山武市が一緒にやっておりますので、御質問の趣旨に沿って努力してまいります。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 市のほうでは把握しているかどうかわかりませんが、一部の地区で、飛行機による電波障害が発生しているところがあります。このことについては、NAAや関係者の方々が調査に来まして、その現状で確かにあるということを認めております。それについて、市のほうでは把握しておりますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 私自身が把握しておりません。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) ぜひこの方に直接お聞きしていただいてもいいし、空港対策室にこの情報が入っているかどうかわかりませんが、この方のうちに機械を持ってきて、アンテナも立て、飛行機の通るたびに障害が起きるという現状を調査し、NAA等々も知っておるということです。
 今までのNAAの発言ですと、飛行機の影響はないという一辺倒の相手方の意見だけを我々は信用し、それで対策を講じてきたわけですが、現実にこういうこともありますので、ぜひその部分を把握して、先ほど申しましたように、この部分については市が対策するのではなく、NAAや総務省やNHK等々でしょうけれども、市としても十分に協力し、安心して見られるようにということの対策を講じていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 飛行機の影響が全くないというお話は、山武市ということではなく、芝山町のほうの例として、飛行機の影響があるというお話はお聞きしてございます。
 共同視聴アンテナの問題につきまして難しいところは、飛行機に原因がないという場合に、今までの共同視聴アンテナをどうするのかということでございますが、原因がはっきりしていることにつきましては、しっかりと取り組んでその原因者に対策をお願いしていくという考え方でございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) いずれにしても、デジタル放送に変わる期限がありますので、市民が納得する方向で、しっかり実行していっていただきたいと思います。
 次に、地域振興にかかわる松尾庁舎及び蓮沼庁舎の方向性についてお聞きいたします。
 初めに、市長は地域振興を踏まえた中で、松尾庁舎問題をどういう方向に持っていきたいのか、なかなか見えてきません。はっきりとした見解をお聞きいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 松尾庁舎につきましては、耐震性の問題から継続して使用することができないため、解体・撤去するという方向は定めてございます。これは安全性の面から、このような判断をいたしてございます。
 その一方で、庁舎を解体いたしまして、かなり広い土地がそこに残ります。この利用方法についてどうするのかということにつきましては、松尾庁舎をどこに置くべきかということとあわせ、地元の皆様方にとって、将来にわたって一番いい方向を探っていくということを、私としては考えていかなければいけないと、考えてございます。基本的には、松尾地区の皆様方にとりまして、一番いい方向は何なのかということで考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 当然ながら、そういう方向性で考えていただきたいとは思いますが、現在、アンケート等々をとっておられるということです。また、コンサルという方も入れて、いろんな形を摸索しているということでありますが、現在どのような方向性で行っておられるのかをお聞きします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現在、パシフィックコンサルタンツ株式会社ほかのプロポーザルを受けまして、建設技術研究所というところが業務を請け負った形で、調査をお願いしてございます。
 そのほかに松尾地区の住民の皆様方と、将来を担う松尾中学校及び松尾高等学校の生徒のアンケート調査につきましても、御協力をいただいたところでございますが、その集計につきまして、まだ手元にございません。今、集計中ということでございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) それらを集計し、ある程度の形を作って、松尾地区の皆さんに御提示できるようになるのは、いつごろになるのでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 時期的なことにつきましては、この年度が明けてからになるということでございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 庁舎につきましては、既存のものを使ったほうがいい、新しく建てるべきだと、いろんな個々の意見があると思います。しかしながら、山武市として、こういう方向で行くんだということを提示して、その中で市民の意見を入れ、変えられるところは変えるという方向性に持っていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 山武市としてのそういった案をお示しして、十分に地元の皆様方とのお話もする中で決めていくということになろうかと思います。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 松尾地区の皆さんに提示する予定は、いつごろになりますか。今、アンケートをまとめ、いろんなことを部でやっていると思いますが、いつごろ市民にお見せできる、提示できるということになりますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) それが年度を越えてしまうだろうと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 年度を越えるのはわかりましたけれども、年度を越えたら、1年あるわけです。いつごろになりますかということです。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現在、いつというふうに用意はしてございませんけれども、それは来年度の遅いほうとか、そういうことではなく、できるだけ早い時期に決めていかなければいけないと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) なるべく早くに松尾地区の皆さん、また市民にお見せして、早いほうが変えられる部分も、いろんな意見も出てくるでしょうし、工事等々に入る期間も早くできると思いますので、できる限り早く提示していただきたいと思います。
 次に、観光振興の拠点であるオライはすぬまの隣の蓮沼庁舎を、どのような方向づけをして活用するのかということを御質問します。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 蓮沼庁舎につきましても、いろいろな考え方をとることができますが、私のほうから提案させていただいた商工観光の振興の面で使ってほしいという提案でありますとか、商工会の拠点として使って欲しいという提案につきましては、いまだ方向性が出ていないということでございまして、蓮沼庁舎をどのような形で使うかということにつきましては、明確な答えは出てございません。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) このことについても、観光の拠点でもありますし、地域振興の拠点ともなり得る場所です。できる限り早く方向性等々を御提示していただき、蓮沼地区の皆さん、また市民が納得できるような方向でもっていっていただきたいと思います。
 次に、県道飯岡一宮線バイパスと木戸川の橋梁については、2点出してありますけれども、関連ですので、一括して御質問させていただきます。
 このことについては、同僚議員から何度も質問が出ております。その中で、明確な答弁を得られておりません。そういう結果、同僚議員は何回も質問しているものだと、私は解釈しております。市長は、橋も含めて、このことについてできるのか、できないのか。やる気があるのか、ないのか。やっているけれども、できないのか。明確にお答えください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 飯岡一宮線バイパスが木戸川で分断されているという現状につきましては、市としては、重要な路線としての位置づけはさせていただいておりますから、県のほうにお願いしている事業ということで、市としての県との話し合いというのは、その都度行っている。担当を通じての話でございますけれども、整備センターのほうで、この問題につきましては、いろいろとやってきておりますし、期成同盟会での陳情におきましても、特にお願いをしているところでございますが、県単道路改良事業としての位置づけが既になされておりまして、予算も少しずつですが、ついてございます。その中で、やはり土地の買収で大きな障害があって、正直申し上げて、現在のところ、これが進むのかという見通しがなかなか立たないという現状にございます。
 木戸川を渡ります架橋につきましては、橋ができましても、それにつながります道路ができなければ、何もなりませんので、用地の買収が大変難しいという現状において、今、将来の見通しが立っていないという現状にございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) このことについては、後ほど同僚議員から関連があろうかと思います。私のほうでは、これ以上、質問ができませんので、関連のほうにお任せしたいと思っております。
 次に、成東病院についてお聞きいたします。現在の成東病院の状況はいかがでしょうか。直近で結構ですので、収支、患者の動向、また、これらの見通しなど、わかる範囲で結構ですので、お聞きしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現状につきまして、収支状況ですが、御報告申し上げますが、今年度の収支にございましては、昨年と比較して、これは県の助言や指導などもございまして、大変好転しているという状況にございます。特に入院、外来ともに増加傾向にございまして、収益に大きく反映いたしているところでございます。
 その一方で、費用面におきましては、大幅に削減をいたし、現在まで資金の不足ということはなく、収支のバランスを保っているという状況でございます。
 ただ、3月末の予想資金の状況におきましては、一時借入金が生じるという見込みでございますけれども、これは特別会計に計上して、4市町で負担をするという、最初からのお約束をさせていただいてございます。
 患者数につきましては、1月末現在で、昨年と比較いたしまして、入院、外来ともに増加しております。1日の平均の入院患者数が、昨年の172.4人から178.8人、外来患者数は484.6人から516人となってございます。特に外来患者の増加の中には、インフルエンザの予防接種の数も含まれておりますけれども、それを差し引きましても、510.1人ということで増加となってございます。
 4月以降の展望につきましては、地方独立行政法人となることで、初期運転資金が山武市から5億円、3市町から2億1,000万円等の注入がございますし、企業債の償還費あるいは相互事務組合に負担をいたしておりました2億4,000万円の負担が減少するということもございますので、収支状況は良好に維持できるという見通しで、シミュレーションが作られてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 先週の17日に病院の評価委員会が開かれ、さんむ医療センターの中期目標と中期計画が了承されたとのことですが、何点か確認させていただきます。このことについては、先般、全員協議会で説明があったものですが、確認のため、もう一度質問させていただきます。
 1点目、城西国際大学に看護学部の設置を要望し、奨学金を貸与して支援すると報道されていますが、支援すると明確にしたからには、もちろん具体的な考えがあってのことだと推察いたしますが、その具体的なお考えをお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 特にこの部分につきましては、評価委員会の計画に書き込む中で、最後まで議論のあったところでございます。さらに踏み込んだ記述をという委員の御意見がございましたが、市としての立場といたしましては、城西国際大学に看護学部を作っていただくという基本的な方向につきましては、この地域の看護師不足、さらには、将来にわたりましても、看護師は地域で育てるという必要があるということから、城西国際大学に看護学部を作っていただくことに対しましての市の基本姿勢は、書き込まなければならないということで、記述をいたしました。
 実効を伴う制度を作りますには、多額の先行投資が必要となりますので、市としてできる範囲のものになろうかと思いますし、あるいは、十分な制度をつくりますためには、その財源を何らかの形で、他に求めていくという必要も生じてまいりますので、城西国際大学に看護学部を作っていただくというために、この記述がなされたと御理解を賜りたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) このことについて、前々回、千葉で評価委員会がありましたが、そのときから急に出てきた話だと私は受け取っております。それも長先生が大変強い口調で、このことについて話していたとお聞きしております。城西国際大学の水田理事長もあっけにとられたという感じで、また、市のほうも、それまで具体的な話があったのかどうか、私にはわかりませんが、急に出てきた話で、現場には私は行っておりませんでしたけれども、聞いた話によりますと、国からの援助もあるから、やらなければしようがないという、長先生の独壇場になり、ほかの委員がとめるようなところもあったとお聞きしております。
 そういう中で、2回の会議で突拍子もないことが出てきたんだなと、私は受け取っておりますが、その点については、市は最初からこういうお考えがあったのか。また、千葉のときから出て、急にこれを盛り込んだのかというところをお聞きいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 長先生から、看護学部が必要である、城西国際大学にそういったものを作ってもらうということは、以前からそういったお話はございました。急に具体的なことを4回目の評価委員会で声高に発言されたというのは、城西国際大学の水田理事長もある程度、看護学部を作るという方向で動いたんだと思います。
 そのためには、もう少し地域で何ができるかということについて、バックアップをしないと、理事会を通して、本当に看護学部を作るというところまで至らないだろうということから、長先生は強い口調になったと思います。
 私ども市といたしましては、議員がおっしゃるように、ここまで踏み込むということは、大変唐突なお話でございましたし、さらに数値を書き込むということにつきましても、私の判断でできることではないということで、ある意味では、城西国際大学に看護学部を作っていただくために必要な、市としてでき得る範囲の記述をさせていただいたというところが、この部分につきましての表記になっているということでございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) それを踏まえまして、2013年度には医師が32人、看護師147人に増員し、診療休止中の産科も復活を目指すとのことです。今の御答弁もありましたとおり、いろいろな部分で大変甘い見通し、また不安な見通しだと、私個人的には思います。その点についてどうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 例えば、看護師の確保でございますけれども、看護学部を作るとか、そういったことが、今回、中期目標に書かれていますけれども、これは今中期目標の年度内には、効果のないものということでございます。したがいまして、147人の看護師の確保につきましては、病院として、さらに新たな方策を打っていかなければいけないということでございます。
 医師の確保につきましても、32人を確保するということは、簡単にできる目標ということではございませんけれども、ただ、成東病院が地域にとりまして必要な医療水準を実現していくということからいたしますと、この医師数でありますとか、看護師数は確保していかなければなりませんので、これは市としてもバックアップをさせていただきますけれども、病院としても全力を挙げて取り組む仕事になろうかと思います。利益の根源をなすものと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 今度の市長選で市長が当選しますと、市長はあと4年間在職するわけです。その中で、この目標が達成できなった場合は、毎年、当然ながら議会でなぜだとなっていくわけです。ぜひ、この計画も目標も達成できるように、最大限の努力をして頑張っていっていただきたいと思います。
 医師のほうは、説明がありましたとおり、1,000万円の研究費を出して、毎年1人ずつ来ていただけるようなお約束があるやに伺いました。
 看護師のほうは、看護師学校は4年制です。始まって4年ですから、いつから学校を建て始めてなるのか、はっきりしたところは、まだわかりませんが、資格を取って、成東病院に来ていただけるまでに数年かかるということです。もしかすると、5年以上、もっとかかるのかもしれません。それまでに、本当に看護師の確保ができるのかということは、私は大変心配、また不安です。その点についてはいかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 私も大きな不安材料として抱えております。評価委員の先生の中にも、医師の確保よりも、看護師の確保のほうが難しいという御意見もございまして、全力をこの部分に投入しなければいけないと思ってございます。
 長く成東病院の管理者を務めさせていただきました中で、看護師の待遇というものは、本当にその現場の厳しさに見合っているかと考えますと、もっともっと改善をしてさしあげたいという思いが強うございますし、新しく看護学校を卒業した生徒の中にも、現場の今の厳しい状況の中では対応し切れないということで、せっかく資格を取りながら看護師をあきらめていく人もあるとお聞きいたしております。
 看護師の確保につきましては、待遇面も含めまして、できる限りのことをしていく方向の中で対応していく必要があると考えてございます。


◯議長(行木三郎君) ここで暫時休憩いたします。再開は11時10分。
             (休憩 午前11時01分)
             (再開 午前11時10分)


◯議長(行木三郎君) それでは再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
 萩原議員の一般質問を続けます。
 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 議長の御配慮によりまして、ちょうどいいところで切れましたので、次の質問に移らせていただきます。
 次に、公共交通についてお伺いいたします。現在、公共交通の連携計画により、今年の秋から実証運行の運びと聞いておりますが、現状と展望についてお伺いします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 公共交通計画は、平成21年2月に設置いたしました、山武市地域公共交通活性化協議会において、現在も引き続き協議を行っております。
 現在の進捗状況といたしましては、市の公共交通体系の基本方針、目標、実証実験運行などの具体的な事業計画を盛り込んだ山武市地域公共交通総合連携計画の素案を作成いたしまして、2月3日から来月の3日までの期間で、パブリックコメントを実施しているところでございます。
 今後の展望につきましては、市民の皆様から要望の高かったものにつきまして、可能な実証実験を10月から実行していきたいと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 次に、公共交通の整備に伴う高齢者の交通事故防止についてお聞きします。警視庁によりますと、65歳以上の運転者による交通事故件数は年々増加しまして、10年前に比べて2倍以上に増えたとのことです。また、高齢者の場合は、若年世代に比べて、出会い頭の交通事故が多いといった特徴があると指摘されています。
 このことを踏まえて、山武署管内の交通事故の概要と件数、また高齢者の事故件数と、その事故の特徴などをお聞かせください。
 また、65歳以上の免許の保有者数は何名くらいなのかをお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 私のほうからお答えさせていただきます。
 高齢者の交通事故防止でございますけれども、高齢ドライバーによる交通事故は増加傾向にあるということは、議員のお話のとおりであると認識しております。今回新たな公共交通システムを導入いたしまして、質の高い交通サービスを提供することによって、高齢者の日常生活の移動手段を、マイカーから公共交通へ移行することにつながり、高齢者の交通事故防止にも大きな役割を果たすものだと、基本的にはそのように考えてございます。
 そういった中で、まず、山武市における65歳以上の高齢者の運転免許保有者数でございますけれども、今年、平成22年1月1日現在の数字ですと6,781人、運転免許保有者の17.4%ということでございます。
 また、山武市における65歳以上の高齢者人身事故件数の推移でございますけれども、平成18年からの数字になっておりますが、平成18年は73件、平成19年は68件、平成20年は66件、平成21年が61件ということで、数字的には若干減っておりますが、このように70件ないし70件弱ということで推移している状況となってございます。
 以上でございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 山武署管内での高齢者の事故の特徴はわかりますか。どういう事故が多いという特徴については、出会い頭だとか、そういうことは把握しておりますか。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 事故そのものの状況、原因について、今ここで把握はできてございません。データは持っておりません。申しわけございません。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) こういう状況下で、市として、高齢者の運転免許証の自主返納を促し、高齢ドライバーの事故を防ぐお考えはありませんか。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 御指摘のとおり、何とかしたいというのはもちろんでございます。高齢者運転免許返納制度でございますけれども、これにつきましては、高齢者ドライバーによる交通事故の増加傾向に歯どめをかけるということで、平成10年に導入されたということでございます。しかしながら、その後、身分証明書のかわりになる運転経歴証明書の交付を始め、加齢、年をとることによりまして、身体機能が低下した方や運転免許が不要になった方の自主返納を促しているということでございますけれども、効果がいま一つ上がっていないように聞いております。
 そういった中で、松尾自動車教習所でも、現在、高齢者講習を教習計画に盛り込んで実施しておりますし、今後、経営移譲に伴って、受けていただく教習事業者の方にも、教習計画に高齢者講習を組み入れていただくように、お話しし、お願いしているところでございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) 私の言わんとすることを、端的に申し上げます。この機会に、公共交通の整備とあわせて、高齢者の免許証の返納を促すチャンスであり、強いては高齢者の事故防止につながるということです。
 では、具体的に申し上げますと、高齢者の方が免許を返納した場合は、公共交通や公共施設に特典や割引を設けて推進することです。例えば、返納証明書を見せると、市バス、デマンドタクシー、オライはすぬまは割引、元気館や公共施設には特典をつける、さんむ医療センターも割引をする。返納しても、交通手段は大丈夫なんだと、市民の皆さんに思っていただければ、事故防止にもつながり、市バスの利用も増えるという方向に行くと思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 貴重な御意見として承り、少し整理をさせていただきたいと思います。大変有効な手段としての御提案をいただきました。ありがとうございます。
 幾つかの点で調整を図らないといけないと思いますので、例えば、既に返納された方との差異とか、あるいは、もともと免許を持っていなかった方は、そういった特典を受けられないということもございますので、その辺をどのようにクリアするかということについて、もう少し調整を図らせていただきたいと思います。
 ただ、御提案の趣旨といたしまして、一つの機会としてとらえることができるかということと、自主返納を促す施策を打つ必要があるという御提案につきましては、受けとめてまいりたいと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 萩原議員。


◯17番(萩原善和君) この免許返納特典割引は、新聞に書いてあったとおり、私が読むわけですが、この取り組みについては、もう33都道府県にまで及んでいるということです。
 ですので、先進地の視察、いろいろ聞いてみれば、やり方、実績等々もわかると思いますので、ぜひ取り組んでいっていただきたいと思います。お年寄りが安心して、市内でサービスを受けられるという状況を作っていっていただきたいと思っております。
 以上で、私の代表質問を終わります。


◯議長(行木三郎君) 以上で山政研、萩原善和議員の代表質問を終わります。
 次に、代表質問に対する関連質問を許します。
 小野崎正喜議員、御登壇願います。


◯1番(小野崎正喜君) 議席1番、小野崎であります。議長のお許しをいただき、会派山政研代表であられます萩原議員の代表質問に関連して、空港対策について何点かお伺いいたします。
 議席の番号どおり、一番の若輩者であります私に、今回も登壇の機会を与えていただきました先輩議員に感謝を申し上げます。
 また、インターネット中継が始まり、議会をごらんになられている市民の方も多くいらっしゃると思います。市民の代弁者として、しっかりと気合いを入れて、質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 最初に、成田国際空港に関する問題については、過去の歴史を踏まえた上で進んでいかなければならない、大変ナーバスな問題と理解しております。誤解のないように申し述べておきますが、今回、質問させていただきます空港の離発着30万回への容量拡大について、決して否定、反対しているということではありません。行政の姿勢や方針を確認させていただきたい、その上で、疑問点をお伺いいたします。
 成田国際空港は1978年開港以来、我が国の表玄関として大きな役割を果たしてきました。当初から現在に至るまで、数々の諸会議やシンポジウム等を開催し、空港周辺自治体や関係各位と、多くの事案について合意・解決が図られてまいりました。現在、成田国際空港は株式会社となって、周辺自治体とともに共生・共栄の道を歩み始めております。
 その中、昨年1月23日に開催された、国、千葉県、NAA、地域の四者協議会において、離発着回数30万回への容量拡大について議論され、四者間にてその方向性について賛同の合意が得られたと伺っております。
 そこで、お伺いいたしますが、市は30万回への容量拡大について、どのように認識されているのか、また、市長は、容量拡大をどのように考えているのかをお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) この問題につきましては、議員御指摘のように、歴史を踏まえて取り組まなければならない微妙な問題ととらえてございますが、現状におきまして、30万回に容量が拡大される見通しにつきましては、市としては積極的に受け入れていくという考え方でございます。
 ただし、四者協議会で空港周辺市町と一緒の立場でございますので、足並みをそろえていく必要があろうかと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) では、また、市長が四者協議会で合意された容量拡大について、市民、特に山武市北部に住む、空港に近い住民の方々の意思は反映されているのかどうかをお伺いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 特に地域の皆様方と、この問題については事前のお話し合いはいたしてございません。私の姿勢といたしましては、騒音問題について取り組むということは基本的な条件という上で、ただし、成田と羽田の競合関係が生じた現在におきましては、成田の空港を地域としても、関係自治体として積極的に応援していく立場を表明したものと御理解を賜りたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) では、今のところは、市民の意見を聞いているということではないと御理解させていただきます。
 今後、そのような形で、市民の意見を伺うような場を作っていく予定であるのかどうかを確認させてください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 具体的に考えてございませんが、必要に応じて、そのようにさせていただきます。


◯議長(行木三郎君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) また、昨年12月25日に開催されました四者協議会についてですが、先日、我々議員に対して、国土交通省、成田国際空港株式会社から四者協議会の内容について、つまり30万回の容量拡大に伴った、今後の方向や経過について御説明をいただきました。
 そこでお伺いいたします。30万回時の予測騒音コンターについて説明がありましたが、航空機のシフトチェンジや低騒音化により、縦方向の縮小が見られるとのことでしたが、それには貨物機も含まれているのか、また、30万回時での貨物機の予測割合はどうなっているのかお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 手元に予測の割合は持ってございませんけれども、30万回予想コンターにつきましては、想定シミュレーションにおいて、貨物機もこの中に含まれたシミュレーションであるとお聞きいたしてございます。


◯議長(行木三郎君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) 今お伺いしましたのは、貨物機のほうが、騒音が大きいというお話を以前に伺ったことがあります。確認の意味で、伺わせていただきました。
 四者協議会において、環境対策、地域共生策の基本的な考え方として、16の課題について解決に向けた目標と実現に向けた取り組みが提示され、了承されたとのことですが、このことは、容量拡大に対して、NAAがとる対策、つまり30万回に容量を拡大するかわりに、16の課題について取り組むという条件的な要素を含んでいると考えていいのかをお伺いします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 基本的にはそうだと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) そうであるならば、容量拡大に向けて、現在の進捗状況を考えると、四者協議会で了承された16の課題への取り組みの内容、対応方針や目標時期をもっと明確に定めていただくべきと思うが、市はどのように考えているのかをお伺いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) この課題につきましては、9市町が足並みをそろえてやっていくということでございまして、それぞれの市が対応していくと考えてきてないという、自分の認識がございまして、山武市として特にこの問題に、市が単独でさらに取り組んでいくとは考えてきてございません。


◯議長(行木三郎君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) 先ほど萩原議員からの質問にも含まれておりましたが、その中の1つであります、例えば、デジタル化への対応ということで、目標時期は地デジ移行までの段階的にとなっております。
 2011年、つまり来年の7月でアナログ放送が終了となる現時点で、目標時期、対応方針が余りにも不明確と思うが、市はどう考えておりますでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 不明確であるということはおっしゃるとおりでございますし、私どもも対応をお願いする立場と、みずから対応していかなければならないと、両側の立場を持ってございますけれども、NAAあるいは国のほうの対応につきましても、非常に明確な部分がございまして、市として最終的な方向を決める時期が遅れているということでございます。


◯議長(行木三郎君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) 今、市長にお話しいただきました対応をお願いする立場ということでございますが、その前に質問させていただいたことで、30万回の容量を拡大するかわりに、16の課題について取り組むという条件的な要素を含んでいるということですので、確かにお願いする立場ではありますが、もっと強く要望していただいてもよろしい案件ではないのかと思いますが、市長はどのように考えておりますでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) このことにつきましては、私どもは共同して強く要望いたしておりますが、難しい点が幾つかあるんだろうと思います。やはり原因者責任ということをどのように考えるか、すべてにおきまして、これからずっと原因者ではなくなった立場で、この問題を引き受けていくということについて、NAAのほうで難点を示しているというところに問題があろうかと思います。
 私どもも地域として、共存・共栄を図っていくためには、無理難題は申し上げにくいという立場にございます。それは、それなりのきちっとした理由があって、当然お願いするべきものにつきましては、強くお願いをしてまいろうと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) 地デジ移行への対応について、もう少し深くお伺いいたします。さきに話をしたNAAの対応方針ですが、フラッター障害解消のため、VHFをUHFに変換して個別受信していた平たんな地域、山陰のため共同利用施設を利用していた地域、共同利用施設の改修費支援、中継局廃止により生ずる新たな難視について、安定した地デジ放送を受信できるよう、また、住民に対して大きな負担がかからないよう、できる範囲で協力していくとのことですが、本年1月末から山武市が主体となって行われております、山武市テレビ共同受信施設説明会では、そのことには触れられず、NAA側からの基本的な考え方として、NAAによる対策は終了し、廃止するとのことでした。
 さきに申し上げた件も含めて、食い違いが生じていると思います。その食い違いを市はどのように理解しているのかをお伺いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) それぞれの立場での考え方の食い違いと申し上げますか、いまだ話し合いがついてない部分というところで食い違っているのかなと考えてございます。これは時間が迫ってございますけれども、これからも周辺市町と協力しながら、しっかりと詰めてまいらなければいけない問題と考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) ぜひ、しっかりとした話し合いを持って、対応を図っていただければと思います。
 NAA側からの電波調査の結果が報告されておりますが、山武市にて独自の調査を今現在なされているのか。これはさきの萩原議員の質問でもありましたが、されていないのであれば、独自に調査すべきと思います。特に航空機による障害があるかどうか、NAAではなく、山武市独自で調査すべきと思うが、市はどう考えておりますでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現在、山武市では調査はいたしておりませんで、航空機による障害があるということで、成田市、芝山町においてNAAが調査を実施してございますが、その内容につきましては、私どもには詳しいことは存じ上げておりませんが、山武市といたしましては、成田市、芝山町で行ったということでありますので、NAAのほうで調査を実施してもらう方向で、今、お願いをしているところでございます。


◯議長(行木三郎君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) NAAに頼らずに、ぜひ山武市独自での調査を要望したいと思います。
 また、山武市テレビ共同受信施設説明会において、NAA側から具体的な支援策が定まっていないにもかかわらず、地デジの意向調査にて、改修にかかる負担金額や維持管理費が打ち出されているのはなぜかをお伺いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 私どもから詳しくお答えできる立場でもないんですが、過去のデータから積算をした額とお聞きいたしてございます。


◯議長(行木三郎君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) 意向調査でございます。支援策が定まって、本来あるべき金額を、ある程度提示していただいて、意向調査に踏み切っていただけたほうが、今後、共同受信施設を利用される方、やはり金額的に見合わないから、自分で立てようと言われる方、さまざまな選択に変更がないように、より正確な調査ができるかと思います。ぜひそちらのほうもしっかりとした対応を要望したいと思います。
 山武市テレビ共同受信施設説明会にて、NAAより、現在の共同受信アンテナを無償譲渡していただけるとのことでした。共同受信アンテナの地デジ対応のための施設改修費用の軽減措置は図っていただけるとのことでしたが、設置時期等を考えると、その他の機器、配線など老朽化が想像でき、その後、組合に移管された後、維持管理に大きな負担が生じるおそれがあると思うが、市はどう考えているのかお伺いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) NAAから組合を設立して、移管を受ける場合におきましては、当然、使えないものを受けるというわけにはいきません。市といたしましては、しっかり点検をしていただいて、老朽化が進んでいるところでありますとか、改善を要するところにつきましては、修理・改修をしていただいて受けるという考え方でございます。


◯議長(行木三郎君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) 山武市テレビ共同受信施設説明会にて、今後、共同受信施設を利用するには、新たに組合を設立し運営していくとのことでしたが、どこが、だれが主体となって、どのように管理していくのか。また、最終的に共同受信施設が不必要となったとき、だれが撤去するのかをお伺いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 最終的にどこが撤去するのかということでございますが、今の段階でどこも撤去をすると言ってない。住民も撤去すると言ってない、市も言ってない、NAAも言ってないという状況にございます。すべてにおきまして、この問題につきまして、主体者にどこもならないという状況の中で、話し合いがなされているという現状であろうかなと考えてございますが、それぞれにやはり責任があると思いますので、それぞれの責任をしっかりと自覚した中で、最終的には、これから決めていかなければならない問題なんですが、撤去に関しましても、組合設立と撤去の時期の間に、恐らく状況が大きく変化する場合も含めまして、こういった問題について考えていかなければならないと思いますので、これは今そのようなことで難航している問題なんだろうと思っておりますが、最終的にはしっかりと話し合いを決める必要があると考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 小野崎議員。


◯1番(小野崎正喜君) まだまだ細かいところでお伺いしたいことは多くありますが、総括して要望とさせていただきます。
 確かにこの地域の発展には、成田国際空港との共生・共栄が必要だと思っております。昨年の四者協議会でも触れられておりましたが、運命共同体と言っても過言ではないでしょう。
 しかしながら、山武市の上空を毎日数十機の航空機が往来し、その騒音や、本日触れませんでしたが、落下物への恐怖、航空機から発生する大気汚染があるのも、また事実であります。その現実を踏まえ、市民に御理解、御協力をいただくためにある地域共生策であり、それが地域と空港の発展の大前提だと思います。ぜひ、今後の施策を講じる上で、御配慮いただきますようお願いしたい。
 さきに質問をさせていただきました16の課題の一つ一つを慎重に協議していただき、その中でも地デジへの移行に関しては、期限が決まっております。ぜひ行政が主体となって、速やかな進捗と住民の負担の軽減を強く、強くお願いいたしまして、質問を終わります。
 ありがとうございました。


◯議長(行木三郎君) ほかに関連質問はございませんか。
 小川一馬議員、御登壇願います。


◯6番(小川一馬君) 山政研、6番、小川一馬でございます。ただいま議長に質問の許可をいただきましたので、代表質問に関する関連質問をさせていただきます。
 内容につきましては、地域振興についてと飯岡一宮線バイパスについて、成東病院についての3項目について質問させていただきます。
 まず、病院のほうからお聞きしたいと思います。4月1日より国保成東病院から地方独立行政法人さんむ医療センターと名称も新たにスタートするに当たり、昨年12月定例会の中でも、一般質問でお聞きいたしましたが、その中で、明確な答弁、あるいは、今後検討するという内容がございましたので、それらを中心にお聞きさせていただきます。
 まず1点目、病院スタッフの見通しについてお尋ねいたします。12月定例会後、医師また看護師を含めた病院スタッフの確保について、募集もしてきたと思います。現在の見通しについてお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 医師につきましては、現在確定をいたしておりますのは、この4月に内科の医師を1名、外科の医師を1名、増員予定をいたしてございます。
 看護師につきましては、現在、組合立国保成東病院で御勤務いただいている看護師の方に、最大限お残りいただくということで調整を図ってございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 看護師については、現在お勤めになっている方がなるということですが、12月の質問の中では、まだ個々に確認はしてないという副市長の答弁でございました。その後、今日までの間に個々に確認をしてきたのか、その上での今の市長のスタッフに含めるということで理解していいのか、再度確認をお願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 看護部におきまして、看護部長並びに副部長が個人に面談をいたしまして、最大限一緒にやってくれということをお願いしながら、看護師の意思の確認をさせていただいております。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 次に、成東病院は社会的な役割をしっかりと担っていく病院であるという発言が、前回ございました。評価委員会の中で、中期目標・中期計画が見当されたということですが、市民からの要望が多い夜間救急の見通しについてはいかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 外科のお医者さんを中心として、成東病院は夜間救急を輪番制で引き受けていただいておりますが、医師の増員にあわせて、夜間救急も充実してまいりたいと考えてございます。
 ただ、前回の轍を踏まないように、お医者さんに現場を放棄されないようにしていかなければいけませんので、365日ということをすぐ実現できるという状況を、お約束するまでには至っていないということでございます。あくまでも医師数に見合った救急の引き受けというところを前提にしていかなければ、長続きはしないと思いますので、そのような考え方でいきたいと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 引き続いて、成東病院が社会的な役割を担っていけるように、頑張っていただきたいと思います。
 次、3点目としまして、地域医療再生基金を活用して、改修についての計画がございます。前回は県からの連絡待ちですとの担当の答弁でございました。今、改修見通しについて、県のほうからの状況はどうなっているのでしょうか、お聞きいたします。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 議員がおっしゃっているのは、耐震の交付金の話かと思います。これにつきましては、県から内示をいただいたところでございまして、国庫、国から交付金が出る予定でございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 今の副市長の内容を確認させてください。国の地域医療再生基金が使えるということが決定したということですか。再度お願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 議員がおっしゃっているのは、恐らく耐震の交付金でございまして、再生基金とは全然別の制度でございます。耐震の交付金に関しましては使えるということでございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 改修の見通し、時期はいつごろを予定しておりますでしょうか。お願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 実質、この交付金は、平成22年度中に改修の予定で作業を進めております。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ありがとうございました。わかりました。
 次に、市長は、評価委員会に期待する項目中に、経営内容等を十分にチェックしてもらうこと、また、医療の面からも指摘をいただくということを期待しているという説明がございました。特に評価委員会にチェック、指摘をいただいたことがございましたら、お聞かせいただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 過去4回の評価委員会を通じまして、評価委員には経営のシミュレーションも含めて十分に御説明を申し上げて、検証をいただいてございます。
 医療の問題につきましては、特に再開の時期でありますとか、あるいは、方法についての議論が多うございましたが、産科についての激論がございましたように、かなり真剣に御討議をいただいて、評価委員会の御意見を中期目標、中期計画に盛り込めたと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 社会的な役割をしっかりと担っていく病院であるということでございましたが、昨年の8月に産科がなくなりました。現在、市内では子供を産める病院がございません。12月の答弁では、2年後をめどに再開を考えているというお話がございましたが、今回の評価委員会の会議の中で、具体的な見通しのお話、検討があったとお話がございましたので、見通しの内容についてお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 評価委員会は、その場で見通しを立てる委員会ではございませんが、市が示す目標、病院が示します計画が妥当なものであるかどうかという点について、立ち上げに当たりまして、評価委員会の御意見をいただいて、目標、計画をこれから議会にお示しすることになります。
 そういった中で、産科につきましては、大変厳しい環境にあるという御認識がございまして、産科の再開ということにつきましても、大変いろいろと解釈がなされます。成東病院に産科のお医者さんがお一人いて、産科を標榜していたということも、産科がある病院でございましたけれども、産科を完全な形で再開するには、産婦人科のお医者さんを7名必要という考え方もございました。
 そういったことから、産科の再開につきましては、とにかく、この病院で以前のように産科を再開して、子供が産めるような体制をこの目標の中に掲げて取り組んでいくということを、評価委員会としては妥当だとお認めいただいたということでございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 2年後を目指したいという市長の答弁を、12月にいただいているんです。今日、また再度確認をさせていただいたんですけれども、市長としては、希望でも結構ですので、再開をいつごろにしたいのか。今のお話ですと、新しい体制のもとでの病院にゆだねるということだと思いますが、市長はやっぱり管理者であると思いますので、市長として、再開はいつごろを希望しているのか、再度お願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 私の立場というよりも、市民の立場から希望という考え方でありますと、1日も早い再開を望みます。希望といたしまして、1日も早く再開することを望みます。
 評価委員会の中での御議論でございますけれども、現状からして、どのような形の再開を目指すのかということによって、再開の日も変わってくるだろうということでございますけれども、最初は2年後と考えていたと思いますが、2年後と書くことに無理がないのかという形で、現在の目標になってございます。ございますけれども、私の希望としては、2年後と言わず、1日も早い再開を期待するという考え方でございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 希望と見通しは若干言葉のあやとして、今、市長が答弁されましたが、現実に、現在、山武市には子供を産める産科の病院がありません。早い時期の再開を要望としてお願いしたいと思います。
 次に、地域振興について質問をさせていただきます。まず、今年の1月19日から20日にかけて、山武庁舎、蓮沼庁舎において、盗難事件が発生した件について、私が宴席で聞いた言葉ではございますが、山武市は、市民にはサービスが悪いが、泥棒には、サービスがいいんだねという冗談まじりの話がございました。私はこの場で笑って聞き流しましたが、市民サービスについて、もしかしたら、悪いところもなきにしもあらずなのか。
 市長、執行部の方々には、真摯に受けとめていただきたいと思います。対応策については、執行部より既に対応を行っているとの報告がございました。市として、議会と市民に対して、きっちりとした説明責任が必要と思いますが、今後、広報等、何かでされる予定はございますでしょうか。


◯議長(行木三郎君) ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時30分。
             (休憩 午前11時59分)
             (再開 午後 1時30分)


◯議長(行木三郎君) それでは再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
 小川議員の関連質問を続けます。
 執行部から答弁をお願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 盗難事件についての説明責任というお話をいただき、必要な措置を講じてまいりたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) この事件は、公金に対する意識のなさ、管理のマンネリ化、または油断が招いた事件ではあったのではないでしょうか。
 先週行われました全協で、昨年10月に松尾町運動公園の話がございましたが、問題は、この件が今まで何ら議会にも報告がなかったということで、言いかえれば、議会軽視とも受け取れる問題だと私は思います。
 我々議員は、選挙で選ばれて、市民の代表であり、同時に行政の監視役でもございます。運動公園の件が速やかに報告され、危機管理について早く検討されていたなら、あるいは、1月20日の事件について最小限の被害で済んだかもしれません。今回は、これを機に議会、市民への報告を、また管理のマンネリ化、日常的に油断がないか、ほかの部署でも一度見直しをしたらいかがと思い、お話をさせていただきました。危機管理について、市長のお考えをお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 危機管理につきましては、今回の件を踏まえまして、11月の事件の後、それぞれの出先機関には、注意を促すということは、教育部のほうでやっていると聞いておりますが、今回このような盗難事件があったということにつきましては、私どもの気の緩みであったというおしかりは、甘んじて受けなければいけないと認識をいたしてございます。つきましては、危機管理につきまして十分に検討して、しっかりとした公金の管理、その他を方法論として構築していきたいと考えてございます。
 出先機関も大変多うございますし、その場所、場所における職員の数、あるいはセキュリティーのレベルも違いますので、一定の基準を設けて、対策を講じていくという考え方を指示いたしてございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) この件につきまして、今後の山武市の建設にやっぱりかかわってくる問題だと思いましたので、あえてお話をさせていただきました。
 次に、山武市の計画、マスタープランや地場産業を生かした魅力づくりを目指す上で、管理者として将来の目標を的確に示していただかなければ、市は発展するどころか、衰退する危険性もないとは言えないと思います。
 そこで、山武市建設計画やマスタープランは、建物に例えれば基礎の部分であり、その中心に市民を支える柱を造っていかなければならないと思います。その柱こそが市民が目指す目標であり、その構造、内容については、新しく市長となる方の手にかかっていると思います。また、そう言っても過言でないと思います。
 椎名市長は、4月の市長選挙に立候補を表明しておられます。選挙の結果、再選の暁には、まず将来の目標を的確にわかりやすくお示しいただき、地場産業や地域性、また、自然、地の利を生かした魅力ある施策を打ち出して、打ち立て、来遊客倍増を積極的に目指していただきたいと思いますが、決意のほどをお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 将来の方向を示すものとしては、総合計画がございます。マスタープランにつきましては、都市の形成の長期的な展望を示すものということになろうかと思います。
 総合計画の中におきましても、第一に考えますのは、市民の幸福度の向上ということだと思いますが、おっしゃるように、この地域に潤いだけではなく、活力がありませんと、それこそ若者も外に出て行くという現象につながると思いますので、そういった活力の出る方策をしっかりと見据えてまいりたいと思います。この4年間、取り組んでまいりまして、現在の環境の中では、易しい仕事ではないという理解をいたしております。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 私が危惧しているところは、建設計画の中でうたってございました5年後の将来像といいますか、例えば5年後は少子化の影響での人口も減る予定になっております。また、税収も減るという見込みをしております。また、観光の面では横ばいということで、5年後の将来を見ますと、山武市にとって明るい材料が見えてこないという状況でございます。今までの山武市の合併以来4年間を振り返ってみましても、本当に基礎の部分を立ち上げて、そこの部分に集中してきたのかなという感想でございます。
 これからの4年間に関しましては、積極的に活力を見出せるような山武市の建設に、スタートを切っていただきたいと思います。そういった意味で、来年度、平成22年は、山武市にとりましても、非常に重要な1年になるのではないかという思いで、今回は関連質問に立たせていただいております。どうぞよろしくお願いしたいと思います。
 合併特例債事業についての計画内容について、現在の状況と今後の見通し、計画についてお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) それでは、私のほうからお答えさせていただきます。
 今後の合併特例債の予定でございますけれども、今後につきましては、特にこども園の整備、殿台下町線、このような大きな事業を予定しております。今後大きな事業を予定しておるのは、この2事業でございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 財政課長に再度お尋ねいたします。
 今までに合併特例債事業として、市で事業に使った金額についてお尋ねいたします。合併特例債が使える10年間で、山武市として、金額にしてどのぐらいの事業を見込んでいるかもあわせてお知らせください。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) お答えいたします。
 まず、合併特例債につきましては、平成19年度から合併特例債の借り入れをしております。平成19年度から平成21年度までの合計で、16億5,800万円を予定しておるところでございます。
 新市建設計画に基づきます予定額といたしましては、107億6,000万円を予定しております。
 平成22年以降につきましては、先ほど申し上げました事業等を含めまして、現時点でわかっている金額としましては、平成22年度から平成27年度までで、約28億円を予定しております。そうしますと、107億6,000万円の計画額に対しまして、残っておる計画額といたしましては、63億円程度の計画残があるというところでございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 平成27年度までの予定が終わったとして、63億円が、計画額よりは残るという説明がございました。これからも平成27年度までには新しい事業が、見直しをする中で、当然、出てくる場合もあるのではないかと思いますけれども、その中の1つが、先ほど代表質問がありました、松尾、蓮沼出張所庁舎について、今後の検討課題とされるということであります。当然、合併特例債事業として進めるということでよろしいでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 松尾庁舎の計画につきましては、耐震の診断の結果を受けて、速やかに撤去をするというところまでの計画は確定いたしております。その後につきましては、現在は皆様方の御意見をいただきながら、検討しているという段階でございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 再度、今のところで確認させていただきたいと思います。出張所建設に当たり、先ほど財政課長が言った計画の中には、出張所に係る事業費というのは含まれているのでしょうか。再度、確認をお願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) 松尾の関係でございますけれども、これにつきましては、現在、計画を検討中でございまして、この予定の中には入ってございません。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 次に、蓮沼庁舎の活用についてということで、既に昨年7月に報告書は市長のほうに提出してあると思います。その件につきまして、市のほうから、いまだ何の連絡もございません。今後の見通し、または方向性についてお聞きしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 蓮沼地区の地域課題プロジェクト懇談会から、昨年7月に地域課題プロジェクト検討報告をいただきました。まことにありがとうございます。オライはすぬまを中心とした観光振興への御提言ということでいただいてございます。この点につきましては、庁内で課題一つ一つを担当部署に割り振りをいたしまして、検討させていただいてございます。
 その結果について、どのようにしていくかという総合的なことにつきましてのまとめまでは、いまだ至っておりませんので、現在はそれぞれの担当部署での項目別の検討をさせていただいているという状況でございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 来月の6日、道の駅オライはすぬまは、開業5周年を迎えます。今では年間100万人を超える来遊客を有し、現在は山武市の海浜・リゾート交流拠点の位置づけをされております。
 蓮沼庁舎は、その道の駅と隣接し、蓮沼地域の観光拠点の中心に位置し、道の駅と複合的な将来的な利用、または併用することによりまして、観光客の集客施設としての利活用ということで、地域は強く望んでおります。
 これから平成22年度、新しい年度に入りまして、検討されていくと思いますが、合併して5年目に突入いたします。余り時間をかけずに、速やかな検討に入っていただきたいと思います。これは要望とさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 最後に、飯岡一宮線バイパスについてお尋ねいたします。場所は、椎名市長のおひざ元でございます旧成東町、木戸浜地先でございます。合併以来再三にわたり、木戸川に橋をかける計画について質問をさせていただきました。また、させていただいてきておりますが、いまだ何の進展もございません。現在の状況、今後の見通し、計画について、再度お尋ねいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 先ほど代表からも御質問をいただきましたが、飯岡一宮線バイパス、木戸川架橋につきましては、位置づけとしては、海岸線におきます合併後の蓮沼地区と成東海岸地区の重要な連絡路としての役割を、将来的に担っていくものと考えてございまして、大変重要なものだと思っております。
 現在も一番海岸寄りの線で、九十九里のほうから来ましても、一度上に上がらなければいけない。蓮沼地区では、海浜公園のお隣にしっかりとした道が既に整備されていると、大変アンバランスのものということで、十分に理解いたしましております。この点につきましては、御質問もその都度いただいておりまして、県のほうには働きかけをいたしてございます。
 現状につきましては、担当部長のほうから御説明をさせていただいたほうがよろしいかと思います。よろしくお願い申し上げます。


◯議長(行木三郎君) 都市建設部長。


◯都市建設部長(猪野文夫君) まず1点目、進捗状況でございますけれども、12月議会に小川議員から御質問がございまして、こちらから答弁いたしました。内容が、工区全体で地権者が45名、用地取得予定面積が6,741.44平方メートル、現在、13名の地権者から3,124.79平米の用地の協力をいただいているということで、これは現在、状況としては変わってございません。
 今後の取り組みといたしましては、県におきまして、今年度、用地単価の見直し調査を行いまして、引き続き用地取得の交渉を進めているところでございますけれども、現状では社会情勢等を踏まえると、用地交渉が大変厳しいと伺っておりますけれども、市といたしましても、今後も事業進展に向けて努力していきたいと思います。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ほかに実現に向けての何かいい方法が考えられないのか、毎回、何年も同じ答弁では大変困ります。何でもいいですから、朗報を聞かせていただきたいと思います。
 市長、もし再選したならば、任期中にきっちり橋をかけるくらいのお約束をいただけると、これは無理かもわかりませんけれども、その意気込みをぜひ示していただきたいと思います。
 蓮沼海浜公園と本須賀海岸を結ぶ地域住民の期待も、大変大きいものがあります。また、観光拠点の交流位置づけとして、早期の着工の要望を申し上げます。
 また、先ほどの部長の説明にございました、あと32名の地権者がいる。計画道路の中で、どの辺に32名の土地があるのか、それも後で資料としていただきたいと思います。場合によっては、先ほども言いましたけれども、別な方法が考えられないのか、もっと実現可能な方向を、県を含めまして、ぜひ検討をお願いしたいと思います。
 毎回になりますけれども、合併して4年になりますが、毎回同じ答弁では、どういうふうに進展しているのかが全く見えてきていない状況でございます。もう一度申し上げますけれども、今の状態で橋をかける、または道路を造る実現が難しいのであれば、違う方法も考えていただいて、とにかく海岸線の地域、本須賀地域、蓮沼地域が一体となって、将来、山武市として活用できる交流の拠点となるような位置づけの実現をぜひお願いいたしまして、関連質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


◯議長(行木三郎君) ほかに関連質問はありますか。
 加藤忠勝議員、御登壇願います。


◯15番(加藤忠勝君) 議長のお許しをいただきまして、関連質問をさせていただきます。
 地域振興の中で、松尾庁舎を含めた土地利用計画や、これからの出張所のあり方などが示されるものと理解しておりますが、地域コミュニティーはいかに住民が主導となり、協働のシステムを構築することが重要なポイントではないでしょうか。また、地域交流を図るには、地域の文化・歴史を受け継ぎ、伝えていくこと、また、子供から高齢者の方が集え、和む場所を確保することが大事です。
 そこで、出張所の機能について、以前、同僚議員からの提案がありましたが、旧松尾町の歴史でもあります太田藩の歴史資料館的なものと、4地域の特産品や観光の発信を行う機能を有し、市民の手に運営をゆだね、できれば24時間営業ができる施設と出張所の機能を兼ね備えたものを建設することが必要ではないかと思いますが、市長の見解をお伺いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 十分な準備がない中で、この場で考えたことでお許しを願いたいと思いますが、常々、地域コミュニティーにつきましては、それぞれの成り立ち、歴史、風土、そういったものを大切にしていきたいと考えてございまして、松尾地域におきましても、松尾の地域の皆様方のお考えも十分に考慮しながら、地域コミュニティーの再生を図るということは、私にとりましても、大きな目的の1つでございます。
 議員がお話しいただきました太田藩の歴史の検証につきましても、もう既に2年ほど前からのことだと思いますが、元県議の先生が、取り組みの御期待の気持ちを伝えてくださってございます。
 私といたしましても、大変貴重な歴史でありますし、松尾地区の財産という認識をいたしておりまして、何らかの形で実現をしたいという気持ちはいっぱいでございます。
 御提案いただいておりますお考えは、このような歴史を検証する施設と、農産品の発信とおっしゃったでしょうか、あるいは販売、老若男女が集える場所、そういったものを複合的に造ってはどうかというお考えであります。
 松尾地区の将来にわたりまして、現在の庁舎の跡地をどのように活用していくかということにつきましては、間違わないように選択をしていかなければいけないと思ってございます。市としての考え方もある程度お示しをした中で、地域の皆様方の御要望等もしっかりとお話し合いを重ねて、最良・最善の方向で進めるように計画をしていければと考えてございます。
 現在の庁舎を壊して、あとは何もその場にないというのは、地域の皆様にとりましても、大変寂しいお話だということもわかっておりますので、何らかの形で、この地域に御整備をしていくということについては努力していきたいと、このように考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 加藤議員。


◯15番(加藤忠勝君) 大変前向きな御意見をいただきました。ありがとうございます。
 補足ですが、元太田藩の末裔の方々からは、資料館への寄贈や貸し出しなどは、優に3,000点を超えるということでありますので、また、地域住民の皆様方からの御要望もございます。ぜひ御検討をいただきたいと思います。
 以上で、私の質問を終わります。


◯議長(行木三郎君) ほかにございますか。
 以上で関連質問を終わります。
 次に、平成会、能勢秋吉議員の代表質問を許します。
 能勢議員、御登壇願います。


◯11番(能勢秋吉君) 11番、能勢秋吉です。議長のお許しをいただきましたので、平成22年第1回定例議会、平成会を代表して市政に関する一般質問を行います。
 山武市が誕生して、早、4年が経過しようとしています。この平成大合併の特徴は、旧町村に交付していた地方交付税の額が10年間交付されることと、特例債措置があることです。自主財源の少ない山武市においては、大きなメリットがあったことと思います。
 合併後、間もなく市長は行政改革に取り組み、総合支所方式から本庁方式に、子育て支援では、一部でありますが、幼稚園・保育園を統合し、こども園化し、18歳未満の第3子の使用料無料化に取り組みました。
 また、平成22年度から公共料金の一部がコンビニ等で納付できると聞いております。
 これらについては、大いに評価できることと思います。そこで、合併の成果をどのようにとらえているかお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長、御登壇願います。


◯市長(椎名千収君) お答え申し上げます。合併をして4年、間もなく10年の特別の特例期間と申しましょうか、有利な状況にある期間の半分になるということでございます。
 この間、やってまいりましたこと、実現できたことが、当たり前にできたと私どもも考えがちでございますけれども、恐らく合併後の有利な状況の中で実現できたということも、大変多いんだろうと思ってございます。合併がなかったら、できなかったこともあったのかなと思いまして、やってまいりました施策そのものが、合併に助けられたという部分もあろうかと思います。
 また、ただいま御指摘いただきました出張所に、総合支所方式を1年間で出張所にかえましたことにつきましては、市民の温かい御理解、ある意味では、我慢をしていただいて、このようなことができたと思っておりますし、行政を集中するということにつきまして、議会を初め市民の皆様方の大きな御協力に対しては、厚く御礼を申し上げたいと思っております。
 先ほど申しましたように、この4年間の中で、例えば1つの例といたしまして、成東病院を独立行政法人として、山武市単独で運営をしていくということにつきましても、これは合併して山武市が誕生していなければ、恐らく成東病院は存続できなかったと思いますので、合併の成果は、私どもが意識をしてないところで、大変大きなものがあったと理解をしなければならないと申し上げたいと思います。
 ただし、今回の合併に難点がないわけではなく、規模的にそれほど違わない、似た者同士の町村の縁組でありましたから、旧来の町村の持ち物にも大きな差がございませんでした。したがいまして、合併後に同規模、同種の施設を複数持つという非効率・不経済も生じてございます。この調整は、できるだけ迅速に取り組んでいるつもりでございますけれども、しばらく時間がかかると考えてございます。
 いずれにいたしましても、国は分権型社会を目指して、一定規模の自治体に整理整頓しようとしたのだと、この合併については理解いたしております。地方分権をしっかりと受けとめることができる自治体になって初めて、合併の成果が上がったと胸を張れるのだと思いますので、そのためには、職員の能力及び意識の向上、議会の役割の拡大、主権的な市民の責任意識の醸成など、課題は多岐にわたります。連帯の意識を持って、市民自治の分権社会を作っていきたいと考えてございますので、これからもよろしく山武市の議会とともに進んでまいりたいと思いますので、議会の御協力をお願い申し上げまして、答弁とさせていただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) そこで、当然、各部にも合併の成果は出ていると思いますので、その辺を各部長からもお聞きしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) では、総務部からお答えさせていただきます。総務部といたしましては、合併当初、新市のまちづくりの方向性と具体的な行動計画をまとめるということ、また、職場としては、それぞれの部署が、市民のための行政組織として、仕事のしやすい環境作りを進めること、これが大きな使命だと認識しているところでございます。
 平成18年度は、新しい自治体改革の第一歩として、山武市行政改革を示した集中改革プランを策定いたしまして、これにより行政評価システムの構築、あるいは、学校給食センターの統合など、事務事業の整理合理化を初めとした新市の行政改革がスタートいたしました。
 平成19年度は組織の見直しを行い、議員のお話にもございましたように、総合支所方式から本庁方式に移行し、地域における市民の窓口として出張所を設置いたしております。
 この年、おかげさまで、山武市基本構想の議決をいただき、新市まちづくりの最上位の計画である総合計画を策定することができました。
 消防団の機構改革も、この年に開始されてございます。
 平成20年度になりますと、総合計画のもとで施策枠予算編成や事務事業評価が動き出し、職員の人材育成基本方針を作成し、人事評価制度の構築を開始いたしました。
 平成21年度、今年度でございますけれども、地域公共交通計画を策定するなど、新たな行政課題への対応に取り組んでおります。
 このほか、協働のまちづくりの推進や市民自治基本条例策定に向けての取り組み、広報紙の充実、ホームページのリニューアルなど、私どもとしては、新市のまちづくりを着実に進めていると、とらえさせていただいております。
 これらすべては、議員の皆様初め、多くの市民の皆様との協働によるものと認識してございます。今後ともまちの基礎作りに努めてまいりますのでよろしくお願いしたいと思います。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 市民部長。


◯市民部長(伊藤和一君) それでは、市民部の合併の効果につきましてお答えいたします。
 市民部におきましては、業務の内容が戸籍や住民記録制度、税務制度、また国民健康保険や長寿医療制度、年金制度などにかかわる各種制度の運用を主に行っております。合併によりまして、それぞれの業務担当職員が集約されたことに伴い、専門的知識を習得する機会が増えたことで、職員の資質の向上が図られ、各種制度の運用がきめ細かに、スムーズに展開することができるようになったと考えております。各種制度の運用がスムーズに展開することができるようになったことは、市民サービスの向上につながっているものと考えております。
 簡単でございますが、以上でございます。


◯議長(行木三郎君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 保健福祉部から申し上げます。あくまで自己評価となりますが、合併によりまして、保健福祉部は、子育て支援課、社会福祉課、高齢者福祉課、健康支援課、4課が生まれまして、あわせて、家庭児童相談、母子寡婦の自立支援、DV対策の相談室等を設けて、専門的に支援できる体制が整いました。
 この体制が整ったことによりまして、組織の充実を図ることができ、合併前に比べれば、組織力が向上したものと判断します。組織力の充実によりまして、国の施策や予算に関連することもありますが、政策に的確に対応し、市民サービスが充実してきていると判断できます。いわゆる町村合併のスケールメリットがあったものと判断しております。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) 経済環境部としての合併の成果についてお答えいたします。
 振り返ってみますと、合併により、各市町村の事務事業の統合や、各種団体の統廃合などにより、一部混乱が生じ、役所が遠くなったなどの声が聞かれました。
 しかしながら、合併後4年を終わろうとしております現在、合併効果が徐々にあらわれてきていると思います。国県の施策に迅速に対応できるようになり、例えば、ふるさと雇用再生特別基金事業や緊急雇用創出事業において、農業集落排水資源循環事業などの提案を素早く行い、多額の事業予算を獲得することができました。
 バイオ関係では、バイオマス専門の部署ができて、他市町村に先駆けた事業展開を行い始めました。
 観光においては、市観光協会の設立や、海岸から丘陵地までと、観光資源が増加し、観光客誘致に大きなポテンシャルとなりました。
 環境部門では、一部地域で行っていた不法投棄パトロールを、市内全域で行うことにより、悪質な産業廃棄物等の不法投棄が減少いたしました。
 徐々に合併成果が上がってきていると実感しております。


◯議長(行木三郎君) 都市建設部長。


◯都市建設部長(猪野文夫君) 合併の成果ということでございますけれども、都市建設部では、合併前の町村の計画を継続しておりまして、見えた形での成果という点では、まだ見えておりませんけれども、先ほど財政課長が言いましたように、合併特例債を使った事業等、数年後には目に見えた形になると思っております。
 今後とも、特に地域間のバランスを考慮いたしまして、不均衡が生じないように進めてまいりたいと、かように思っております。


◯議長(行木三郎君) 教育部長。


◯教育部長(伊藤博章君) 教育部の目標の1つに、学校現場への支援があります。その意味で一番に挙げられるのは、指導室ができたことです。合併前も教員が配置されていましたが、まとまることにより、組織的に学校現場からの相談に乗ることが可能となり、信頼関係を構築することによりまして、円滑なる教育行政の推進に寄与していると思います。
 同様に、施設整備係も学校現場から歓迎されていると思います。合併前の事務局は、人員的に兼務で業務に当たっていましたが、合併により職員が増えたことから、めり張りを持った配置が可能となり、施設整備は現在4名の専務職員を配置しております。
 結果として、安全対策が急務であった学校の耐震問題も、14件すべて平成22年度中に解消するめどが立ちました。
 また、学校給食センターが一番改善した部署だと思います。まず、幼稚園給食を民間に外部調理委託することにより、給食センターの統廃合が実施され、合併前の成東学校給食センター等で検討されていた調理等の業務を、民間委託に移行できました。
 また、給食費の滞納問題も、収納業務を一本化し、専務職員を配置することなど努力した結果、大きく改善しました。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 合併による成果があってよかったと思います。
 今現在、経済の落ち込みが原因でしょうが、山武市は活気がなく、また元気がない状況でございます。
 市長、山武市を元気づけるよい栄養剤はありませんか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 今回のマニフェストにつきましてのいろいろなお尋ねの中で、自己採点をした中でも、地域の活性化、地域振興という点につきましては、大変厳しい採点になると思っております。とりもなおさず、難しい問題であるという認識をしなければならないと思っております。
 その中で、今年度は国からの大きな交付金をいただくことができました。他の市町村に比べましても、かなり前向きに取り組んだ結果として、地域にそれなりの経済波及効果はあったものと考えてございますが、これが、この後どのように続くかということについては大変疑問に思っております。
 こういった社会情勢の中で、あるいは、地域特性の中で、市としてできる役割がどういう形になるかわかりませんけれども、大きな取り組みもさることながら、地道な取り組みといたしましては、起業家精神の醸成ということで、コミュニティービジネスの講座を開いたりということで、この地域に根差した起業をしていくということについての助成なども考えておりますが、飛躍的に成長経済に持っていくという方策については、なかなか難しいと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 地味でもいいですから、地域が元気づくように、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
 職員がこの4年間で約90人、この3月いっぱいで減ると聞いております。市長は、将来、職員数350人体制を目標にしているようですが、何年ごろをめどにしておりますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 私ども地方自治体の職員につきましては、公務員という身分でございますので、職員数の減少をどのようにしていくかということでございますけれども、退職者の数を不補充という形で、現在までやってまいりました。
 350人になる、これをマニフェストの中で、年次を設けなかったということと同じになろうかと思いますけれども、350人というのは、1つの小さな政府を目指しての数字ということで努力をしてまいりますけれども、350人がもう何年かということになりますと、この4年間ではそこまで達成しないということになろうかと思いますが、ペースとしては、今までと同じような形で減少していくことを容認していきたい。
 その中で、職員は、毎年20名前後の職員数がこれからも減っていくと考えられますので、大変厳しい状況になっていくかと思いますが、これはやはり目標として350人を掲げて、職員一人一人の能力の向上を目指し、地域の住民の皆様方に、サービスレベルの低下を招かないようにしていかなければいけないと考えてございますが、人件費の削減という意味からすれば、しっかりと人員削減はやっていきたいと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 4月でも、約500人の職員がおるわけでございますけど、市長は、職員とのコミュニケーションは、どのような取り組みをしておりますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) お尋ねの趣旨がよくわかりませんけれども、とりたててお答えできるようなことはないんだろうと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 以前は、職員全体で忘年会あるいは球技大会という、そういう職員と触れ合う機会も多かったと思うんです。職員が数多くなって、若い人とか、全体的に職員とのコミュニケーションは、市長としてどのような心構えで取り組んでいるかということをお尋ねしたわけです。もう一度お願いします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現在のところ、直接的なそのような機会は欠けている、御指摘をいただいたのは、そういうことだと思います。そのとおりと認識いたしております。
 職員は、私が直接的ではございませんけれども、例えば、副市長が頭になりましての、プロジェクトチームでありますとか、あるいは、総務部でそういった企画を設ける、そのほかのところでも、さまざまなプロジェクトにおいて、若い人たちが集まっていくということを、私としては、ぜひともやっていただきたいという形での活性化を図っております。その中では、そういったプロジェクトのメンバーとの意見交換は出てまいります。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 次に、合併特例債の活用についてに入ります。合併特例債は事業費掛ける0.95掛ける0.7が、交付税に算入されるとお聞きしていますが、間違いありませんか。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) お答えいたします。特例債の充当率でございますけれども、これにつきましては、一般財源のおおむね95%でございます。さらに、その元利償還金の70%が普通交付税によって措置されるという状況でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 特例債を起こした事業分は、交付税としてきちんと算入されておりますか。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) 現在のところ、毎年の交付税の中にきちっと算入されております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 先ほど同僚議員からも出ましたけど、山武市の建設、合併特例債事業分が256億9,000万円で、これは間違いありませんか。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) 発行限度額でございますけれども、建設事業分として256億9,000万円でございます。
 山武市の建設計画の中での計画額といたしましては、107億6,000万円でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 平成27年度までの事業で、残が約63億2,000万円が残るということでございますけど、この数字で間違いございませんか。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) これは平成22年度から平成27年度までに計画している事業を、現在の段階で金額を出しまして、あくまでもそれに基づきまして出した数字でございまして、現在のところ、平成27年度末で計画額の残高としましては、63億2000万円程度だろうということでございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 先ほど都市建設部長からも、まだ目に見えないというお話もありました。合併したことですから、4町村間が、道路関係もスムーズにいくように、特に残りの分については、道路関係に建設事業を起して、有効に活用したらいかがかと思います。
 これは前にも質問いたしましたけど、市役所の先の道路橋梁ができて、その先の病院のまでのところが橋ができて、その先の道路がとまるような状態で、これはその先に進めるような計画は、これは前も確認しましたけど、その先を進めると解釈してよろしいですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現段階で、それをきちっとした計画に入れているわけでないので、まず、今、集中しなければなりませんのは、橋をかけて、病院のところまでの今まで計画しておりましたものを進めるということが、まず第一でございます。
 これだけでも、数年かかることでございますので、その先のことにつきまして、現段階で私のほうで計画をきちっと定めるというところまではいってないということになります。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 特例債がまだ余裕があるわけですから、その辺は、あそこで道路がとまらないように、その先もひとつ……。これは都市建設部長にお尋ねしますけど、道路があそこでとまると、相当渋滞すると思うんです。どうですか、都市建設部長として、その前を進めるという意欲はありますか。


◯議長(行木三郎君) 都市建設部長。


◯都市建設部長(猪野文夫君) ただいま市長が言いましたように、現在は殿台下町線に全力を傾けているという状況です。完成後には、当然に、今、能勢議員が言いました路線については、必要性が生じてくるであろうと考えております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) ひとつその辺はよろしくお願いいたします。
 次に、駅ホーム延伸について、この件については過去に何度か質問しています。現在の取り組み状況をお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 成東駅、日向駅のホーム延伸につきまして、たびたびの御質問で、なかなか進展しているという御報告を申し上げられませんのは恐縮でございますが、現状は、毎年、千葉県JR線複線化等促進期成同盟を通じまして、本市から成東駅及び日向駅への長編成車両の停車が可能となるよう、ホーム延伸の要望活動を行っているところでございます。
 ホーム延伸を含めた各種要望につきましては、千葉支社にお伺いするたびに、そのかなめとなります考え方は、乗降客数が増加しないと、これはJRのほうでは難しいというお答えをいただいてございまして、ホームの延伸ということだけでは、問題が解決できないのではないかと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 読ませていただきます。山武市の総合計画26ページに、山武市の課題として、少子高齢化の進展により、65歳以上のいわゆる高齢者の人口比率は、平成17年の国勢調査において22%でしたが、平成29年度には33.3%まで上昇し、一方、14歳以下の人口は9.3%と1割を割り込むことが予想されます。
 少子高齢化は単に人口減少ということでなく、就業人口の減少による歳入規模の縮小や、福祉・医療などに係る歳出の増大など、健全な財政運営に支障を来しますと、山武市の課題でこのようにうたってあります。
 また、政策の課題と大綱にも、課題の中で、限られた財源の中で、市民が快適に暮らせるように、道路網や交通手段の確保を含めた交通網の整備・充実を図らなければなりません。
 大綱の中には、本市の顔とも言える駅周辺の利便性を向上させるための整備や潤いのある市街地整備を進め、生活重視のまちづくりに取り組みます。そのための整備方針を定め、計画に進めますとあります。
 少子高齢化時代で人口減少、乗降客の減少も理解できます。しかし、合併した平成18年4月に6万143人いた人口が、平成22年2月の人口は5万7,898人です。この4年弱で2,245人の減少です。山武市で人口の維持をしていくには、駅ホームを延伸し、快速電車を増発し、東京方面への通勤の環境改善を図ることがよいことと思いますが、どうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 人口を増やすのに、JR総武線の利便性の向上というものは、一定の役割を果たすだろうと考えます。その快速線を増やす方法としての駅ホームの延伸は、手段として必要なことと理解をいたしております。
 快速線を増発するためには、当山武市だけではできません。このために八街市ですとか酒々井町と協議を重ねて、快速線がこちらのほうへ延長できるように、佐倉にとまっているものをこちらのほうに来るようにということにつきましては、協議をしてまいりましたけれども、最近の状況では、それぞれJRのほうに要望活動をする中で、今の乗降客数、現実を踏まえまして、列車の本数は増やさないというお答えですとか、なかなか難しい状況にございまして、快速を受け入れるためのホームの延伸を、それぞれの市町がやろうというところまで至ってないというのが現状でございます。
 この問題につきましては、山武市としては、やらないということは一度も申し上げておりませんで、そのような可能性が出てくれば、間違いなく取り組んでいく事業だと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 関係する市と協議し、工事の設定年度の目標を定め、資金の積み立てをしたらとの質問を前回してあるんですけど、市長は関係する市と検討するように指示しますと答弁しております。その後はこの問題に対して、どのような経過かをお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 関係市との話し合いの結果について、今、議員お尋ねのような方向で具体的なお話がまとまったという報告は、受けてないということです。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市長、次の4年間のうちに、ある程度めどを立てていただきたいと思いますけど、その辺はどうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) JRの駅の環境整備につきましては、私ども山武市の中に松尾駅、成東駅、日向駅と3つの駅がございます。それぞれの駅の周辺の整備を進めていかなければなりません。
 したがいまして、駅の整備につきまして、成東駅のホーム延伸だけを最優先にしていくという考え方ではございませんで、それぞれの駅の利便性の向上も考えていかなければいけないという中で検討させていただいてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市長、確かに山武市には3駅ございます。しかし、松尾の方が東京まで行くには、成東駅前の駐車場とそれを利用してのことが多いようです。確かに3駅ございます。しかし、市長も御存じのように、これは町長時代からの1つの目標でもありますし、先日はマニフェストの関係でもお話ししましたけど、その辺をもう少し意欲を持って取り組みをしていただきたいと思いますけど、その辺はどうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) この点については、十分検討した上での取り組みとさせていただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) ここで暫時休憩いたします。再開は2時40分。
             (休憩 午後 2時32分)
             (再開 午後 2時40分)


◯議長(行木三郎君) それでは再開いたします。
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 能勢議員の一般質問を続けます。
 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 次に、国保成東病院について入ります。4月からいよいよ地方独立行政法人でスタートしますが、準備は万端でしょうか。


◯議長(行木三郎君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 各準備状況の進捗状況を御説明いたします。
 まず、評価委員会につきましては、御存じのとおり、昨年11月から4回を重ねまして、中期目標・中期計画の意見が終了したところでございます。また、第4回の評価委員会におきまして、業務方法書並びに役員報酬規程につきましても、意見をいただいたところです。
 法人認可申請に係る千葉県への初期申請につきましては、2月5日に独立行政法人さんむ医療センターの法人認可申請を、千葉県市町村課へ申請しております。
 また、法人の認可に先立ち、1月29日には病院の開設許可申請を山武健康福祉センターへ申請し、なお、開設許可を受け次第、引き続き、病院使用許可申請を予定しております。
 法人における理事会役員については、内定しているとのことです。
 監事については、市長が任命することですが、これは検討中となっております。
 続きまして、人事・財務についての個別状況について説明いたします。人事・給与に係る諸規程については、原案の作成が終了し、実際の運用に向かって協議を行っているところでございます。
 続きまして、財務にかかわる内容ですが、現成東病院の土地及び建物にかかわります出資財産や診療設備及び医療機器にかかわります無償剰余資産の現状確認と評価となります。既に不動産鑑定評価については終了しており、今後は10月1日時点での鑑定評価額から新病院の移行時までの期間の経過に伴う修正等を、必要に応じて行う予定です。
 次に、電算関係のシステムの進行状況ですが、これについては、人事・給与システムと財務会計システム、この2つを新規に導入する予定となっておりまして、既にプロポーザル等を終了しまして、それぞれ契約が終了しておりまして、4月1日運用に向けて、調整を行っている状況にあります。
 次に、病院の土地の賃借についてですが、こちらにつきましても、現在、交渉を継続中となっております。
 以上です。


◯11番(能勢秋吉君) 診療科においては、産科だけ除いて、あとは全部、継続と理解してよろしいですか。


◯議長(行木三郎君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) はい、そのとおりで、診療科目については、16科を予定しております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 中期計画の中で、産科医療の再開については、4年以内に努力するとのことです。この辺は理解できることと思います。
 山武市の平成21年の出生数はどのくらいでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 現在持っている資料が、年度ごとの住民登録の数なんですが、そちらの数で言いますと、平成21年4月1日から今年の1月31日までに267名の方が登録されております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 子育てを応援する意味で、山武市の市民が、お産でお世話になっている産科医院等を応援したらどうかと思いますけど、市長、どうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現在、山武市のお産でお世話になっている医院に、何らかの形でお礼をするということでございましょうか。応援するということでございますか。そういった考え方を評価委員の先生の中にもお持ちの方がいらっしゃいました。産科のあり方につきましては、さまざまな考え方が出てくると思います。
 お話を今日初めて御提案をいただいたんですが、今までそういったことについて具体的な方策は練ってきておりませんで、中期目標の中では、山武市のさんむ医療センターに、そういったものを早期に開設するということをうたいましたので、そちらでばかり考えていたというのが現状でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) これだけ少子化になって、子供は本当に宝だと思うんです。ですから、これは例えばの数字ですけど、予算を1,000万円くらい計上して、山武市でお産した、例えば山武郡市で一番多いところが、東金市の秋葉先生です。秋葉先生ですと、年間150人ぐらいがお世話になっていると思います。ですから、そういうところに、例えば1人がお産でお世話になったら、1,000万円ですと、3万円くらいは応援できるのではないかと思いますけど、その辺を市として取り組んでいったらいかがと思いますけど、どうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 御提案として受けさせていただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 二次救急の輪番病院としての機能強化についてお聞かせ願いたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 二次輪番につきましては、積極的に可能な限り受けていきたいと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 救急車で搬送される患者で、救急を要する患者は、全体の数%とお聞きしています。そのうちの脳梗塞や心臓疾患等の初期手当についての対応策はどうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 申しわけございませんが、専門的な知識を持ち合わせてございません。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 救急車でたらい回しにしている間に、命がなくなってしまうということではなく、例えば、その辺の初期の手当をして、その後は三次病院にお願いするということが一番大事ではないかと思いますけど、今後そういう取り組みについて、どのように検討していくのかをお尋ねいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現成東病院は、郡内におきまして唯一の脳神経外科を持っている病院でございますが、残念ながら、緊急の手術その他は、現状行えるスタッフをそろえられないということでございます。
 ただし、例えば脳梗塞の初期治療に大変有効な薬もあるとお聞きいたしておりますので、そういった初期に有効な手当てができるということは、もちろん目指していきたいと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 現在の評価委員会の評価委員は最高のメンバーだと思われます。しかし、評価委員会の会議を傍聴して感じたことは、看護師育成等の意見交換が多い中で、なぜ実務経験をした看護師代表を評価委員に任命しなかったかをお聞かせ願いたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 評価委員会の構成につきまして、当初、看護師をお願いするという構想はございました。これはそういった形で検討しておりましたけれども、お願いをした方からいい御返事をいただけなかったということがありまして、現在の構成に至ったという状況がございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 水戸市にJAで経営している水戸協同病院があります。ベッド400床、医師43名、看護師130名、検査技師・事務職員等17名で、診療科目はほぼ今の国保成東病院と変わりません。医師確保は筑波大学との連携で確保できるが、看護師が確保できないという状態だそうです。市長は、この病院を御存じですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 存じ上げておりません。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市長、この病院は第1と第3土曜日に診療を行っているんです。
 地方独立行政法人さんむ医療センターは、仮に土曜日に診療するとしたら、医師会等との調整も必要と思われます。近い将来、さんむ医療センターが、民間の感覚と再出発に向け、職員が一丸となり、地域医療のために月2回程度、土曜日に診療したら住民が助かることだし、また最高だと思いますけど、いかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現在そのような計画は入っておりませんが、土曜日あるいは休日の診療ということが、患者さんにとって大変望まれるということは、十分理解をいたしております。新法人がマンパワーの関係で、それが可能であるという状況になれば、これは病院側で考えていくことだと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市長、その辺はひとつよろしくお願いいたします。
 市民への広報で、『山武市から重要なお知らせ一号』が新聞折り込みでされましたが、次はいつごろお知らせできますか。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 独法化が決まりました10月以降、『重要なお知らせ』ということで、新聞折り込みをいたしましたし、その後、続報的な意味合いで、毎月、山武市の広報紙に1ページをもらいまして、評価委員会の動きなど随時お伝えしているところでございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 改めて前のような広報紙は出すお考えはないですか。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 今のところ、予定はしておりません。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) これは副市長にお尋ねいたしますけど、当初、地方独立行政法人さんむ医療センターは、220床前後で開設するとお聞きしていましたが、350床で開設、それはそれで結構だと思います。どういうメリットがあってのことなんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 評価委員会の中でも議論されたことかと思いますけれども、端的に申しますと、縮小均衡の病院であるよりは、明確に従前同様に十分な病床を確保し、また成長していく病院という方向を示したほうが望ましいのではないかという声がございまして、350床を維持する方向となりました。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 4月からは、医師は29名と理解してよろしいですか。看護師は123名のうちの1割ぐらいからまだ保留だということで、あと検査技師、事務職等はどういう調整ができているでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 評価委員会の資料の中に、いわゆる経営財政シミュレーションがついておりますけれども、そこにありますとおり、議員のおっしゃるとおり、医師は29名、看護師は123名、薬剤師、その他予定をしているといったところでございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 組織全体のバランスと意思の疎通はどうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) バランスといいますと、基本的に現在動いております病院を引き継いで運営していきますので、バランスはそれなりのバランスに落ちついていると理解してよろしいかと思います。
 ただ、これが独立行政法人ということになりまして、さらに効率化を求められるということが、将来生じた場合には、それは別途考えていくんだろう。現在はスタートとしては、引き継いでいく病院としてのバランスがあると考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 現在、山武市から数名病院に派遣している職員は、3月いっぱいで山武市に帰るということですか。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 山武市からの出向職員の今後の扱いにつきましては、現在、検討中でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 次に看護師確保について。一般病棟に入院している患者に対して、診療報酬の算入できる点数は、看護師・准看護師配置により診療報酬点数となると聞いております。看護師配置の10対1と7対1の内容についてお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 診療報酬上の細かいどちらが何円高いかというところまでわからないんですけれども、例えば、数のイメージでいいますと、平成22年4月に123人の看護師を予定していると申しましたけれども、これは10対1のイメージでございます。
 これを仮に7対1にしようとした場合、162人必要となると、このような違いがございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 最初、私がお尋ねしたのは、看護師の配置の10対1と7対1の内容についてお聞かせくださいということです。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) すみません、医療面でどういうふうな違いが生ずるかというところまで詳しく承知しておりません。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 10対1というのは、入院患者10人に1人ということではないですか。その辺の基本的なことを。7対1は、入院患者7人に対して、看護師1人で見るという、そういうことを私はお尋ねしたんです。そういうことでよろしいでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) おっしゃるとおりだと思います。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) そうしますと、さんむ医療センターで10対1と7対1にした場合に、10対1の場合は何人、7対1の場合は何人か、3交代制なのか、その辺の確認をしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 10対1ですと123人、7対1ですと162人だと思います。
 3交代制どうかというのは、よくわからないんですけれども、所要の夜勤等も含めた看護師のシフトも考慮した数字だと思います。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市長は、御存じだと思いますけど、千葉大学は既に2交代制の勤務制だそうです。ですから、それだと、人員が幾らか少なくて対応できるのかと。その辺もひとつ検討すべきだと思いますけど、どうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 詳しいことがお答えできなくて申しわけございませんが、当然、病院サイドでは考えていると思いますけれども、そのような方法は、そのような可能性があるのであれば、そういうことを十分検討に値するものと思っております。
 夜勤、準夜勤という言葉がありますので、完全に3交代制ではないと理解いたしております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 看護師が職場を選択する場合は、第1には、高度医療の研修ができるところ、第2に、待遇のよいところを選択するそうです。
 地方独立行政法人さんむ医療センターの環境はどうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 看護師の定着、離職の問題は大変深刻だと思いますが、今は看護師もお医者さんと同じように、自分の技術を向上させるために、一定の年限で移っていくという考え方も大分あるようでして、例えば、千葉大学病院に就職しても、何年かでおやめになるということだそうです。それは、おっしゃるように、高度の技術を習得できる病院で、習得していくというスキルアップを目指した看護師の例だと思いますし、さまざまな動機から就職先を選び、あるいは、転職をしていくものと考えてございますけれども、いろいろな要素がかみ合って、成東病院に長く勤務いただく状況を作っていただかなければならないと思います。
 高度であるかどうかということにつきまして、私どもは、これから成東病院の目指す方向の中では、二次医療というものを中心にしていきますから、三次救急でありますとか、あるいは、特定の手術に特化したということではないと理解しておりますので、その点で若干弱いということになるかもしれません。
 待遇面につきましては、十分に競争力のある待遇を考えていかなければならない。さらには、この地域の看護師が育つことが、この地域に看護師が定着してくれることだと言われておりますので、この点で、中期目標の中に看護学校ということも、どうしても強く書けという委員がいらっしゃったと考えてございます。
 さまざまな要素が組み合わされていくのだと思いますけれども、看護師にも選んでいただける病院というものを目指していかなければいけないと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 中期目標に城西国際大学に対し、看護学部を要望するとともに、年間40名の看護師を目指す学生に魅力ある貸付(奨学金)の導入を実施するとありますが、これは山武市のみの要望でしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 要望につきましては、東金市及び九十九里町から既に出されているとお聞きいたしております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 地域医療の観点から、山武郡市には大網病院と東陽病院もあります。この要望については、山武郡市全体で検討したらいかがと思いますが、どうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) そういったことも含めまして、これからの課題として、中期目標の中に一定の数字を盛り込めということにつきましては、あのように書かせていただきました。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 千葉県内に看護師等学校養成所があります。ここの看護師の卒業者は何名くらいおりますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 申しわけございません。わかりません。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市長、お得意のインターネットを見ると、すぐ出ているんです。出ています。確かに調べてみますと、山武長生夷隅には准看の養成所ございます。県下に30校の助産師、保健師もまぜて36校あるんです。ここの卒業生が、年間約1,700人くらいおります。県内に就職する方が、約6割弱なんです。
 もちろんこれは亀田病院だとか、旭中央病院、そういったことも入っています。病院で抱えている看護学校です。それ以外の養成所に対して、看護師募集等の行動を起こしているんですか。それをお尋ねしましょう。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 看護師の募集につきましては、毎年、事務長、看護部長が各学校を回っていると聞いてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 県下にも36校あって、確かにこれを見てみますと、病院関係でひもつきというと、語弊があると思いますけど、そういう学校もあります。それ以外もあることですから、その辺をしっかりと。
 先ほども言いましたけど、山武郡市、長生郡市には学校がないことは確かなんです。ですから、城西国際大学に設置してもらうのもいいことだと思いますけど、その辺は十分に検討していただきまして、これは山武郡市全体でということをひとつお願いいたします。
 その辺はもう一度確認しますけど、郡全体で要望するということでどうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 看護学校の設置要望につきましては、今回、成東病院の動きと東金市の九十九里医療センターの動きの2つの中で、要望が出されているにとどまっております。ほかにこのお話が投げかけられていないという、片手落ちの状況でありますので、これはお話のようなことが必要と理解させていただいております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 最後に、地域医療再生基金について、千葉県庁のほうで山武長生夷隅で説明会があったと聞いております。その内容についてお聞かせ願いたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 千葉県が地域医療再生基金のプログラムを作りまして、一番最初は、昨年の10月に山武長生夷隅の行政医療の関係者を呼んで説明がありました。
 その後、今年に入りましてから、1月に茂原でまた山武長生夷隅の行政関係者と医療の関係者を呼んで、県から説明がございました。県からは、県として、こういうプログラムを作っているということの説明があり、集まった関係者から適宜質疑が行われたと聞いております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) その内容について電話で理解が得られないので、私はじかに県庁に行って、いろいろお聞きしてきました。そこに、『山武・長生・夷隅医療圏地域医療再生計画の考え方』という。こういうものがございます。
 この2枚目に、山武・長生・夷隅医療圏地域医療再生計画の方策と目指す姿、ここに金額までも提示されてございます。中期目標に再生基金の利用を載せるのであれば、なぜこういったことを、資料に基づいて、議会に説明をしないんですか。これを印刷するのは、コピーで、そんなに時間はかからないでしょう。その辺が私は理解できないんです。その辺について、どう思っているかお聞かせ願いたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 地域医療再生計画の方策と目指す姿ということでございますが、この内容につきましては、かなり県の主導的な立場から作られておりまして、私ども地域には、後から説明がございますけれども、方向性、その他については、ほとんど県で決めていくものということで、私どもがここに何らかの力を発揮して、この地域の医療のあるべき姿に私たちの考え方も入れていくということについて、現在までのところは余り実現をしていないということの中での今までの経緯とお考えいただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 県のほうはこれを作るときに、時間がなかったから、千葉県の医師会と千葉大との会議、協議を重ねて作成されたということは聞きました。
 県の医師会から各郡市の医師会には、この内容についてはきちっと流してあります。この数字については、多少変わるかもわからない。私は、これはけさ確認したんです。県の保健福祉部の医療整備課長とお話ししたんです。この金額については、極端に変わることはありません。多少の変動はあります。
 私は、情報の共有化が一番大事ではないかと思うんです。ですから、こういう資料が出ているんですから、議員に全員協議会のときにでも、こういった資料を配付して、説明したらどうですか。市長、その辺はどう思いますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 説明不足であるということであれば、おわびを申し上げます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市長、終わってからおわびを申しますでは、それは泥棒をやりました、申しわけございませんでしたと、そういう答弁と同じではないですか。もう少し前向きな答弁をいただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) こういったものにつきまして、できる限り私どもはお知らせしなければいけないものということ、おっしゃるとおりだと思いますが、このように私の手持ちであって、議員にお渡ししていないということについて、これからもこういったことができるだけないように努力をしてまいります。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) これは、やはり執行部からきちっとそういう説明をしてください。私が知っても、私から議員に配るわけにはいかないんです。市長、その辺はしっかりとお願いします。
 それでは、次に入ります。今回の地域医療再生基金に関する報道は、院長から山武市に相談はありましたか。新聞等の問題でございます。新聞に報道された件でございます。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 相談はございました。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市長は相談されて、了解して、院長も厚生労働省のほうに要望書を提出したということですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 2つのことがございまして、院長は厚生労働省に行く前に、知事あての意見書を作成いたしました。これは稟議が上がって、しっかりと決裁をして行いました。これにつきましては、成東病院、大網病院長の連名で行いました。ここまでは、私は承知いたしております。
 国への要望活動につきましては、私には、その行動についての相談はなかったということでございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 今、院長に求めているのは、地方独立行政法人の理事長として、新たな出発のために、集中して病院職員の不安や患者サービスの向上を図ることが大事な時期と思いますが、どうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) それは、そのとおりでございます。しかしながら、地域医療再生基金について、現場の声をどうしても反映させてもらいたいという、現場の声を届けたいということにつきましては、これは院長の個人的な行動と理解いたしております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 院長は以前に全員協議会でも、政治に翻弄されては困るという発言をなさっているんです。ですから、こういうことは慎重を期してやっていただきたいと思いますけど、どうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 一方的に院長に非があるとは、私は思っておりませんので、そういう中で、院長が個人的な資格で今回の行動を起こしたことにつきましては、大学の派遣をいただいております教授ともお話をいたしまして、意見はすり合わせしましたけれども、個人の言論の自由であるという解釈をいたしてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 理事長として、地方独立行政法人さんむ医療センターでリーダーシップを発揮し、管理・運営にしっかりと取り組みをお願いして、平成会の代表質問を終わります。ありがとうございました。


◯議長(行木三郎君) 以上で平成会、能勢秋吉議員の代表質問を終わります。
 次に、代表質問に対する関連質問を許します。関連質問はありませんか。
 越川哲議員、御登壇願います。


◯2番(越川 哲君) 議席番号2番、平成会、越川哲です。能勢議員の代表質問に関連し、国保成東病院とさんむ医療センターについて質問いたします。
 さて、この4月から山武市を設立母体とする地方独立行政法人さんむ医療センターがスタートします。それに伴い、開業以来、約57年間この地域の医療に大きく貢献してきた成東病院は、一部事務組合を解散し、その歴史に幕を閉じます。国保成東病院の最後の管理者となります椎名市長、現在の心境はどうですか。お聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) お答え申し上げます。国保成東病院設立当時は、正確な数字が出ませんが、26市町村あるいは29だったと、そのぐらい多くの市町村の協力によりまして、この地域の組合立の国保病院でございます。その後、場所も愛宕山の下の上町から、現在のところに移転し、規模におきましても、初期の数倍の病院となりました。この間、先輩諸氏がこの地域の医療の充実のために、多くの努力をしてきたものと理解いたしてございます。
 成東町政をお預かりしました最初から、管理者だったわけではございませんが、大きな経営危機を受けて管理者をお引き受けし、その危機を現在の院長を含めた病院スタッフの努力で乗り切り、地域の医療を守るという立場でかなり頑張ってきた病院と、私としては誇りを持って管理者を務めてまいりました。平成18年に内科の崩壊を起こしたものの、現在でもこの郡内で一番救急患者を引き受けている病院ではございますし、その役割は現在も大きなものがあろうかと思います。
 さまざまの状況から組合を解散し、本来ならば、組合を解散することで、成東病院の消滅もあり得たかもしれませんが、市議会を初め山武市民の御理解があって、組合立国保成東病院がさんむ医療センターと、地方独立行政法人としての再出発をすることができます。
 過去の思いもございますけれども、今の気持ちといたしましては、この医療センターは新たな歴史を築いていく、この困難に立ち向かうという覚悟をしっかりと持つという気持ちでいっぱいでございます。これからも議会の先生方、市民のお力をいただいて、この地域に貢献できる病院として末永く続いていくことを、自分としては期待をし、最大限、山武市としてのバックアップをさせていただきたいと、このように考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) 国保成東病院の一部事務組合を解散し、独法化したことがよかったかどうか、今の段階ではわかりません。しかしながら、この地域の医療を守るということを考えると、新しくスタートするさんむ医療センターを一刻も早く軌道に乗せ、その機能を十分に発揮させなくてはいけません。また、それが山武市民の願いであることは言うまでもありません。
 さんむ医療センターはスタートするに当たり、4年間の中期目標と、それに対する中期計画を示しました。この中期計画の中では、経営改善はもちろんのこと、山武市民が熱望している二次救急業務体制の充実、産科医療の再開などが盛り込まれました。市長、さんむ医療センターの中期計画を見て、感想を聞かせてください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 病院の将来、存続するということを第一に考えれば、ある程度の診療科の縮小も考えなければいけないということもありました。しかしながら、公立病院としての役割を果たすためには、やはりこの地域に必要な医療を最大限行っていくという使命は、これからも守っていかなければならないと考えてございます。
 そういった公的な役割を果たしながら、その一方で、この難しい環境の中で、経営を成り立たせていくということが、独立行政法人という経営体に課せられた役割であり、理事長予定者は、その責任を負わなければならないということで、大変難しい、困難な船出であると考えてございます。
 設立母体としての山武市として、この病院の必要性にかんがみ、あるいは、地域住民の安心安全のために、暮らしを守るために、いろいろな角度から市としても、成東病院をしっかりと軌道に乗せるということをバックアップしなければ、ここまでまいりました成東病院が存続する意味を持たないということになりますので、私としては、地方独立行政法人さんむ医療センターとして、これからの経営責任は、私は離れますけれども、山武市として、この病院を最大限バックアップしていかなければならない、そのような考え方を持ってございます。


◯議長(行木三郎君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) さんむ医療センターの中期計画を作成するに当たり、今まで4回の評価委員会が開催されました。その中で、評価委員による中身の濃い議論が交わされ、最終的に中期計画が了承されました。
 さんむ医療センターは、中期計画によって進む方向は示されたと思います。あとは、進むスピードが問題です。今までの国保成東病院では、何かを決めるには、構成する2市2町の合意が必要で、そのことが大きな障害となっていました。新しくスタートするさんむ医療センターの場合は、そのようなものはありません。未知数なのは、運営していく側の能力の問題だけです。
 そこで、お尋ねいたします。さんむ医療センターの中期計画の中には、具体的に期日を示してある事項もありますが、この期日がもし守られなかった場合、設立母体である山武市としてどうしますか。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 中期計画事項につきましては、年度ごと、中期目標期間、4年ごとの2つのスパンで評価委員会が評価することになっております。そういった意味で、期日内、期限内、あるいは期限のないものについて、達成できなかった場合、それがどういった原因で達成できないのかといったことも含めて、評価委員会がまず評価してくださることになると思います。
 その後に、支障がありましたら、評価委員会から独法のほうに改善してくださいよといった勧告が行われるということがございます。こういったものを、市としては尊重していきたいと、まずは思っております。


◯議長(行木三郎君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) 私が懸念するのは、例えば、今年度、中期計画に載せてあることが、今年度、実施することになっていて、実施できなかった場合に、当然、評価委員会では問題になります。それで、また、そのままそれをスライドして来年度の中期計画に移行して、そのまま来年度に達成するという計画になっては困るということなんです。
 やはりいろんな議論があって、評価委員の中で、平成22年度なら平成22年度にやる、平成23年度に達成しなければしようがないと、平成23年度と計画に載せたのですから、やはり平成22年度にできなかったら、なぜできなかったのか、その責任はだれにあるのか、厳しく追及されるべきだと思いますが、その辺はどうですか。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 議員のおっしゃるとおりだと思います。どうして達成できなかったのかという原因を究明して、病院側に責任があるのであれば、それは理事長の責任だと思います。そういう状況がございましたら、来年度の計画については、必要な修正を行うということになってくるのではないかと思います。


◯議長(行木三郎君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) 本定例議会の初日に、市長は施政方針の中で、地域医療を守る目的においては、市としても最大限の努力を続ける必要があると考えますと述べました。さんむ医療センターは、山武市の地域医療の中核をなす病院です。当然ながら、山武市行政としても、さんむ医療センターには最大限の協力をしていかなければならないと思います。
 そこで、お尋ねいたします。山武市として毎年支払う3億6,600万円の負担金は別にしまして、さんむ医療センターのために、どのような協力体制を考えていますか。何かありましたら、具体的にお答えください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) まず、立ち上げの段階で、これから軌道に乗せるための援助というものが出てくるのかもしれません。人員的なもので、できるだけ短期間にしていくことになろうかと思いますが、そういったものが一つ出てくるかなと思います。
 特に地域における公と私学の協同という形で、城西国際大学に看護学部を作りたいということで、計画に盛り込まれました。こういったことにつきまして、かなり難しい問題ではございますけれども、市としてできるものは、やはりやっていかなければいけないのかなと思いますし、それを初めとする医師の確保あるいは看護師の確保につきましても、制度として、これは医師の確保、看護師の確保の確保というだけではなく、この地域の子供たちにとっての将来ということも含めて、この地域が医療資源豊かな地域にするための将来的な手段、方法も構築していく必要があると考えてございます。
 そのほか、市といたしましては、病院のある市ということは、ある意味では貴重なものだと思いますから、この利点を生かして、市の保健福祉計画との連携を図りながら、包括的な医療・福祉の考え方を実現できる土壌も整ってくると思いますので、そういった中での連携を通じまして、病院の存在の大きさというものについて、住民の理解を求めながら、市としての基本的な方向性を打ち出していく必要もあろうかと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) 担当は保健福祉部になると思うんですが、保健福祉部長、成東病院のために協力していくことを、保健福祉部で何か考えていますか。


◯議長(行木三郎君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) お答えします。中期目標の部分に、医療職の人材確保という項目があるんですが、ここを今、市長が説明させていただいた医療関係の人材を育成するという考え方に立って、医師の確保並びに看護師の確保に向けて、市独自の条例化を行いまして、奨学制度を確立し、人材の確保を図ることを考えております。
 次に、組織の見直しの中で、来年度4月から地域医療推進課という課ができる予定になっております。この課が担う事務処理としましては、国保成東病院の清算事務プラス地域連携、特にさんむ医療センターと地域病病連携等の推進を行って、地域医療の確立を図るという役目を負うことを予定しております。
 あと、予算についても、建設的な予算については、新しくさんむ医療センターが独立行政法人としたスタートするに当たって必要な建設投資については、財政の健全化を守る範囲内で極力対応できたらと考えております。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) 最後に1点、さんむ医療センターに対する経営責任は、今、理事長にあると言いましたが、法律的なことは別として、山武市の首長である市長とさんむ医療センターの理事長では、どちらが責任が重いんですか。市民の目から見たら、やはりさんむ医療センターは山武市の病院です。山武市単独でやっていく病院だと映っていると思うんです。法的なことはいいですけど、最終的にどちらが責任を重く負うのか。市長、その辺はどのように考えていますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 私どもは一般の会社でいいますと、資本家、株主のほうに当たると思います。病院側の理事会が、取締役会、経営をそこで行っているということになろうかと思います。理事長は社長に当たるのか。そういう意味で、事業責任、経営責任につきましては、理事長に大きな責任があろうかと思います。
 一方で、私の責任がどの程度かということでございますけれども、私には理事長の任命責任がございます。したがいまして、理事長に経営能力がないということであれば、私が理事長をかえる権限を持ってございますので、最終的な責任は、私のほうが大きいんだろうと、そういうふうに考えます。経営の直接の日常の責任というものは、社長が負うのと同じように、理事長にその責任を負っていただきますが、病院全体のあり方につきましては、やはり設置者である私のほうの責任も大変大きいと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) いずれにしましても、さんむ医療センターを一刻も早く軌道に乗せることが、何を差しおいても、大切なことだと思います。このことを強く要望しまして、私の関連質問を終わります。


◯議長(行木三郎君) 以上で関連質問を終わります。
 関連質問がありませんので、関連質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。再開は3時50分。
             (休憩 午後 3時38分)
             (再開 午後 3時49分)


◯議長(行木三郎君) それでは再開いたします。
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問を続けます。
 次に、21番、蕨眞議員の個人質問を許します。
 蕨眞議員、御登壇願います。


◯21番(蕨  眞君) では、市民と日本共産党を代表して、一般質問をします。質問事項は通告しましたとおり、さんむ医療センターと消防寄附の2項目です。
 なお、質問時間の配分上、消防寄附の問題を先に質問します。
 さて、消防寄附の問題につきましては、さきの12月議会でも質問をし、私は、市として消防寄附の実態を把握すること、消防寄附が法律上禁止されていることを、消防団に周知徹底することを提起しました。市は実態調査と周知徹底について、消防団とその内容について協議したいとの答弁でしたが、その後、市はどのような対応をしたのでしょうか、まず質問をします。


◯議長(行木三郎君) 市長、御登壇願います。


◯市長(椎名千収君) お答え申し上げます。12月議会で、蕨議員から御質問をいただきまして、市として消防団と協議をさせていただきました。
 1点目の消防団の寄附の実態把握につきましては、その調査の方法でありますとか、時期などにつきまして、消防団の本部の役員の方々と協議・調整している段階でございます。
 私どもといたしましては、12月の定例会のすぐ後にこういった御質問をいただいたことを伝えてございますけれども、消防団としても、この問題につきまして、かなり慎重な扱いを要するという御判断がございまして、まだ協議・調整を続けているという状況でございます。
 2点目の寄附は法律上禁止されていることを、消防団に周知徹底することにつきましては、団の副本部長以上役員会議の際に、山武市消防団条例第13条規律の項でございますが、この条例を抜粋したものを、資料として配付し説明を行いました。
 また、消防団53部の各部長にも同様に、山武市消防団条例第13条規律を抜粋したものを資料として配付し、ただいま、周知を図っている状況でございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 実態の調査については慎重な扱いを要するので、本部と時期や調査方法を調整中だということと、もう一つは、消防寄附が禁止されているということについて、山武市消防団条例第13条を周知徹底したということです。
 私が言いたいのは、要するに、実態を調査し、そうした消防寄附が禁止されているということを周知徹底し、それが目的ではなくて、消防寄附をやめるということが目的なわけです。
 1、2点確認をしておきたいんですが、消防の寄附がなぜだめなのかということで、消防団条例第13条第2号に、「消防団又は団員の名義をもってみだりに寄附を募集し、又は営利行為をしてはならない」と、こうはっきり書いています。これは市町村の条例の段階ですけれども、国の法律でも、こういう寄附行為は禁止をしている。
 もう一つは、市としての消防寄附の認識を改めてただしたいんですけれども、例えば、消防組織法という法律がありまして、その第8条に、市町村の消防に要する費用は、当該市町村がこれを負担しなければならないと明記しています。
 要するに、消防団というのは、消防組織法第9条によって、市町村に設置するようにということで組織された機関で、あくまでも消防団は山武市の機関です。ということは、消防の費用というのは、当然、市町村が負担しなければならない。ということは、逆に言えば、寄附を取ってはいけないんだと、こういう消防組織法にも抵触することが大きい。
 もう一つ、地方財政法でも、こうした行為は禁止しています。割当的寄附金の禁止ということで、これは地方財政法第4条の5、途中省略しますが、「地方公共団体は、住民に対し、直接であると、間接であるとを問わず、寄附金ないしはこれに相当する物品等を含むを割り当てて、強制的に徴収するようなことはしてはならない」ということで、この規定にも消防団の寄附は抵触するという可能性が非常に大きいということなんです。
 消防組織法、地方財政法の2つの規定、山武市消防団条例の3つに、いわば違反している。だから、こうした法律違反に当たるような行為は、長年の習慣でやってきていましたけれども、方向性としてきっぱりと廃止するべきだ。その辺についての市の認識はどうなんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 御質問の趣旨は十分理解し、このような形で寄附の募集につきましては、必要な周知をしたところでございますが、私ども長年の消防団のあり方として、市としての消防活動に関する機材の購入費でございますとか、衣服の貸与、そういった消防活動に関する経費については、おっしゃるように、市として負担するという前提で整備がなされてきたものと考えてございます。
 地域における消防団のそのほかの活動につきましては、市の消防活動とは切り離された部分という理解をさせていただきませんと、そこまで市として公費で負担するということは、これもまたできないことだろうと考えてございます。
 そういった意味合いから、消防組織の維持管理に関することにつきましては、私どもの責任の中で、そういったことまで御寄附をお願いすることはいけないということでございますが、そのほかにつきましては、地域における消防活動とは多少趣を異にするものだという認識を持たせていただきませんと、地域における消防団のあり方が、大変現実に合わなくなってくるということでございます。
 そういったことで、市としては、通常の維持管理につきましては、私どもの責任でしっかりとやらせていただくということにさせていただいてございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 私の質問に真っ正面から答えてないように思うんですけれども、いわゆる消防団として、要するに、実質上、寄附を受け取っているわけなんですけれども、そうした寄附は、それがどういうふうに使われているかは別にして、寄附自体が違法である。だから、これは、今後、市としてもやめていくべきだという指導を、消防団にするのか、しないのかという点です。
 要するに、地域の消防活動以外のことに使っているんだから、そこまでは市ではタッチできないよと言って、いわば、見て見ぬふりをするのか、容認してしまうのか、そういう態度をずっとこれからもとっていくのか。それとも、こういうあしき習慣はきっぱりやめましょうという方向でやっていくのか。その点についてどうなんでしょう。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 私どもが決定いたします、消防団のあり方についての決定が、そのまま消防組織の現状を維持できるかというところで、団のほうと御相談を申し上げているところでございます。
 したがいまして、消防組織が、現在、山武市の地域にとって必要だという状況の中で、消防団にこういったお話をさせていただく場合には、市の考え方もございますが、団の考え方というものも、ある程度考えに入れなければいけないということで、協議をさせていただいているということを御理解を賜りたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 団の考えも考慮しなければいけないと言いますが、先ほど言いましたように、団というのは単なるボランティア組織ではなくて、市の機関です。消防団員は非常勤の特別職の公務員という資格があるんです。ということで、あくまでもこれは市の機関である以上、法律、条例、規則にのっとった運営をしていくのが当然だと思います。
 一つ、例なんですが、越川議員の地元だと思うんですけれども、成東の下町区の総会の資料なんです。総会の資料の中に、区の予算、決算と、あと消防会計決算報告書が載っています。私は、偶然、平成18年度、平成19年度、平成20年度の3年間のものを見せてもらったんです。そうしますと、消防会計決算報告書ということで、消防団の決算報告なんですが、活動費ということで、毎年120万円を下町区より交付ということで、消防団がもらっているわけなんです。これを見ましたら、少なくとも3年間はやっています。
 例えば、私の属している地区でも、毎年30万円を消防団に区費として住民から集めて、その区費の一部を消防団に消防費ということで渡しています。
 そういうことで、恐らくこういうことというのは、ほかのどの地域でも、昔から多くのところでやっていると思うんです。昔からやってきたから、まあまあそれでいいのかなということできたけれども、特に旧山武町等々、新しく越してきた方がいて、前、住んでいたところでは、そんなものはなかったよと、相当大きく声が出ているんです。そういう中で、消防団とのトラブルも生じている。
 中には、恐らく物をよく知らない人が言っているんだろうけれども、消防の寄附で常備消防の給料も払っているんですよと、そういうことを言う人もいるんです。中には、また、消防団の人が、消防寄附を払ってくれないのなら、火事が起こっても消さないよと、そういうことも言っているところもあるんです。だから、これは全くおかしな話なんです。
 私が何を言いたいかと言うと、そういう問題を持ったもので、もう一つ、消防の寄附は、二重の意味で法律違反をしている。これも確認をしたいんですけれども、地方自治法第210条 総計予算主義の原則というものがあります。第210条の条文を読みますと、「1会計年度における一切の収入及び支出は、すべてこれを歳入歳出予算に編入しなければならない」となっているんです。
 だから、市の機関の一部である消防団がもらった寄附は、一たんは山武市の一般会計に入れなければいけない。一般会計の予算、決算に入れなければいけないんです。要するに、例えば消防団が寄附をもらったからといって、消防団が自由には使えないということが、地方自治法の規定なんです。
 だから、そういった面でも、消防の寄附というのは、法律に違反をしている。寄附自体も違反だし、寄附をもらって、それを消防団が市の一般会計に入れずに使ってしまったということが問題になっている。
 総務部長、その点、私が二重の意味で法律違反だと言いましたけれども、こういう解釈は間違っているんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 今、蕨議員から、消防組織法、地方財政法あるいは地方自治法の根拠をもって、この寄附の行為は違法性が高い、違法であるというお話がございました。
 条文そのものから解釈してみれば、消防団が非常勤の特別職の公務員であるということもありますし、消防団は公共機関だということの限定がある以上、法律と照らし合わせますと、微妙な問題があると認識しております。
 ただ、この問題については、当山武市だけではございませんで、全国的な問題だと見られます。そういう中で、一つには、消防が地元地域の中でコミュニティーとして組織されて、蕨議員が前回の議会で発言されたと思いますけれども、地域のお祭りや諸行事にも、消防団活動とは別に、消防団の方に手伝ってもらうという慣習もあって、あるいは、自分たちの地域は自分たちで守るという地域の自治の気持ちの中から、寄附という言葉は私どもは使っておりませんが、今まで慣習的に確かにこういうことで、地元のほうで応援しているという実態については承知しているところです。
 今回、まずは法的な状況、こういうものがありますよということを、消防団員の皆様にお知らせする、そこからスタートさせてもらいたいということで、この議会の話題も、消防団員の方々にお知らせしているところです。
 ですので、そういう中で、新たな消防団の形、消防団の活動が生まれてくることを期待しているんですけれども、これについては、少し時間をとって、一緒に取り組んでいきたいと思っています。
 どうしても消防団が今、必要ないとは言えませんし、消防団そのものを今後の山武市としても守っていきたいということもございますので、そういう中では、時間をかけて、理解、解決へ向けて取り組んでいきたいということです。形がどういうふうになるかというものについては、まだ現段階ではきちっと見えておりません。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 私は12月議会の一般質問でも質問しましたけど、決して消防団の必要性とか消防団の活動を否定しているものではない。やはり地域にとっては、防災上でも必要だし、地域のコミュニティー活動をする上でも中心的な役割を担っているところも非常に多いので、それは必要だ。必要だから問題と寄附の問題は、やっぱりきっぱり分けて考えるべきだ。
 要するに、私が言いたいのは、消防団の活動は必要です。必要なお金はしっかり市で出してください。あしき習慣、法律上、問題のある寄附行為は、ここできっぱりやめましょうということを言っているんです。
 だから、その点で、最後に市長に伺いますけれども、市の方向性として、こういう違法なことは、今後はやめる方向でいきましょうと市長は考えているのか、いないのか、容認していこうと思っているのか。最後に伺います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 私の立場で、違法なものを容認するというお答えは、なかなかできません。したがいまして、総務部長からもお答えを申し上げましたように、消防団のあり方を、議員がおっしゃるような方向で、団の理解を得ながら、変えていく必要があるということであれば、そのようにしていきたいんだとお答えをしていきます。
 ただし、議員にもおっしゃっていただきましたが、消防団を否定するものでなく、必要だとお認めくださっていますが、第一に、市として公費で負担できる範囲というものは、今、消防団が実際に活動に利用している経費のすべてを賄うということは、恐らくできないという状況にございます。
 過去の私の経験の中でも、消防費は、通常の整備・維持といったものにかかることにつきましては、市の会計から出していくということは、年月をかけてここまでやってまいりました。残っておりますのは、地域組織のあり方としての消防の地域活動に関する部分でございますので、私どもとしては、慎重な扱いをさせていただきたいと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) では、次の質問に移ります。次の質問は、さんむ医療センターに関してですが、成東病院は、この4月から地方独立行政法人さんむ医療センターとして、再スタートしますが、中期目標と中期計画について何点か質問します。
 まず、診療体制の整備に関して質問しますが、成東病院の独法化に伴って、患者や住民にとって一番心配な点は、診療体制がどう変化するのか、しないのかという点です。先ほどの質問でも、4月の独法後スタート時、16科でスタートすると言っていましたけれども、具体的に外来、入院ともに対応できる診療科は何で、また、休診の診療科は何なのか。具体的な診療科名での答弁をしていただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 先ほども答弁いたしましたけれども、16科ということで、順番に申し上げますと、内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、外科、小児科、整形外科、脳神経外科、耳鼻咽喉科、眼科、泌尿器科、皮膚科、小児外科、麻酔科、歯科、口腔外科、リハビリテーション科ということでございます。産婦人科が、4月1日には間に合わないということでございます。
 このうち、入院がとれるというものは、要するに、常勤のお医者さんがいらっしゃるということでございますので、これも特段これまでと変わらないんですけれども、内科系統、外科系統、小児科、整形外科、脳外科、眼科、皮膚科、常勤の先生がいらっしゃるところは、入院をとれる可能性があるということでございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) そうしますと、現在のとおりのところで、例えば耳鼻咽喉科については、常勤医がいないということで、やはり外来だけということでいいんでしょうか。ほかに、外来だけというものはありますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 非常勤しかいないということで、入院患者がいないというところと、例えば、歯科、口腔外科ですと、入院患者がいない月というものもございますが、あるいは、皮膚科についてもそうでございますけれども、必要があれば、常勤医がいるので、入院ができるということでございます。
 耳鼻咽喉科、泌尿器科というあたりにつきましては、常勤医が獲得でき次第、入院ができる体制をとっていくということになろうかと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) そうしますと、例えば耳鼻咽喉科については、独法の中期計画の中の4年間に常勤の医師を確保して、入院にも対応できるようにしていこうというお考えでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 耳鼻咽喉科につきましては、昨年から私のほうでも動かしていただいて、接触をしていますが、未定なんですが、うまくいけばという括弧書きがつきますが、7月から常勤の方がおいでいただけるかもしれないと思っています。
 ですけど、まだ、どこからということを申し上げる段階ではございませんで、かなり遠いところというぐらいにお話を申し上げたいと思いますが、そういった方の獲得にも動いておりまして、できるだけ早く入院ができるように考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 次に、医師の確保に関してですが、これも先ほどの質問でも出ていましたけれども、昨年12月現在での医師数が27名、先ほども答弁がございましたけれども、独法のスタート時点で、2名増えて29名でスタートするということです。
 中期計画を見ますと、それからさらに毎年1名ずつ医師を増員していくという計画になっていると思いますが、具体的にどの診療科の医師を増やそうと考えているのか。例えば、内科の医師を中心に増やしていこうと考えているのか、その辺のところはどうなんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 当然、今、充足されていない診療科の先生を獲得するという動きをしなければなりません。特に平成18年以降、10名いらっしゃったという内科の規模がございましたから、内科の先生はまだまだ獲得をしなければなりませんが、必ずしもバランスの上で、どこの科をまず最優先ということではなく、募集していく上では、そういうふうにいたしますが、お勤めいただける先生が、お話があれば、多少バランスは崩れているとしても、先生がたくさんいらっしゃる科ができるということも受け入れざるを得ない。
 現実的に、今も、例えば整形外科などというものは、成東病院の歴史の中で一番充実している状況がありますから、こういったことも考えますと、バランスをとるということばかりを考えていると、来ていただけるお医者さんも逃してしまいますので、もうあふれてしまうということではいけませんけれども、例えばたくさんいらっしゃる科にまたということも、それはあり得ると思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 1つ気になることは、今、成東病院の院長をされている坂本先生が理事長に予定されているということで、そうしますと、いわゆる理事長の仕事、経営者としての仕事をしながら、その一方で、また、従来どおり診療もするのか、どうか。非常に過重負担になってくることも考えられるんですが、その辺のところはどうなっているんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 経営の数値的なことでありますとか、そういったことは、事務長のほうが代行していくことになろうかと思います。
 評価委員でお力をいただいております、亀田病院の院長先生も、経営の一翼を担っていらっしゃいますけれども、プレイングマネジャーと、整形外科の先生でいらっしゃいますが、かなり診療をこなしておりますので、そういった面では問題ないと思っております。むしろ、余り現場から離れて、経営者になり切っていったのでは、うまくいかないと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) では、次に移りまして、看護師の確保についてですが、ある意味で、看護師の確保は、医師の確保以上に難しいとも言われていますが、今いる看護師の皆さんに、独法化以降も継続して勤務してもらうことが、非常に重要なことだと考えます。
 中期計画では、昨年12月現在での看護師数が123名、先ほどの全員協議会で、このうちの約9割の方は、4月以降も継続して勤務してくれるということを確認している。残りの1割の方は、保留になっている。そういった説明がありました。
 そこで、質問なんですが、もう少し正確な数字を知りたいと思いまして、現在の成東病院の直近の数字、成東病院にいらっしゃる看護師の数、そのうちで、継続勤務を希望する看護師が何名いるのか。離職する看護師が何人いるのか。また、態度保留の看護師が何名いるのか。直近の具体的な数字で答弁をしてほしいと思います。
 もう1点、離職をする方、保留にしている方、理由はどういうものだったんでしょうか。あわせて質問します。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 最終的に固まっていないところでございますので、何人というところまで申し上げる資料は、手持ちにございませんが、態度保留でございました看護師にも、個人的な面談をしていただいて、お残りいただける方も、その中から増えてまいりました。
 そういったことで、目標値123名には、あと数名とお聞きいたしております。
 態度保留の方が、まだ3名ぐらいいらっしゃるようにお聞きいたしてございます。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 離職をされる方は全然いませんでしたか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 定年退職の方のほかに、10名程度は離職されるのかなと考えられてございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) その理由は何でしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 理由については、さまざまだとお聞きしてございますが、必ずしも待遇だけではなく、やはり公務員の御身分にこだわる方もいらっしゃると思います。
 地方独立行政法人になった場合の病院の運営方針というものが明確にわからないという御不安、そういったものも、その中に入っているということでお聞きしておりまして、その点につきましては、看護部長、副部長のほうから、面談において、独立行政法人になってからのあり方について、不安を払拭できるように、ともに働く職場を作っていくよということで、お話を申し上げているとお聞きいたしております。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 細かいことを言いますけれども、123名いて、あと123名まで数名だということなんですけれども、今、聞きましたら、離職をされる方が10名いるということは、そうすると、計算が合わないんです。どういうことなんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現在の職員数は123名より多うございます。
 新規採用ということもございますし、中途採用の方も予定されているということもありまして、やめられる方だけではないということでございます。ですから、あと数名というところまできていると申し上げたところでございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 要するに、やめられる方もいるけれども、新規に入ってくる方もいらっしゃって、その数も足すと、あと数名ということで理解します。
 もう1点ですが、中期計画で平成21年度の看護師数は123名、4年後の平成25年に147名に増やしたいという計画で書いてありますが、単純計算すれば、4年間で147引く123で、24名を増やすという計算になるわけなんですけれども、実際には途中で離職される方もいる。離職の目標も中期計画に出ていまして、看護師の離職率は10%を目指すんだということを言っていますけれども、そうしますと、単純計算で4年間で24名増やすと言いますが、離職をして、その分を補充して、さらに増やすということで、この目標を達成するためには、実質的に何名ぐらい看護師を増やさなければいけないということになるんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) これは、今、蕨議員の頭の中で計算されているとおりの数字だと思いますが、現在の看護師の1割が減、それを補充する分と、プラス年間6名という数字でいけば、それが恐らく看護師の募集を新たにしなければいけないということだと思います。
 看護師不足で大変苦労しているわけですけれども、今まで看護師が不足していなかったということではなく、今までも同じ苦労はしてきております。そういうことでは、今回、公設公営とは言いながら、独立行政法人という新しい経営形態に変わるというところで、こういった問題が生じますが、この後は、今までと同じような努力を続けていく。それに、さらにしっかりとした対策は当然必要だと思いますが、看護師確保のための努力は、今までもやっているという前提において、やっていけるのかなと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) そういうことで、看護師確保は非常に大変だと思いますけれども、先ほども話が出ていました城西国際大学に、看護学部の設置を要望すると言っていましたけど、それができたとしても、看護師が実際に確保できるのは、数年先の話になってしまう。
 要するに、それができる前のこの4年間で看護師を確保するのは、非常に大変なことだと思うんですけれども、その辺で具体的な方策、例えば、1つ考えられることは、看護師の報酬、現在よりも、何らかの条件をもっとよくするとか、そういうことは考えているんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 看護師の条件はよくなると思います。
 募集につきましては、さまざま努力をしていかなければいけないと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 次に、事務職の体制について質問をしたいんですが、中期目標を見ますと、職員の職務能力の向上に関して、事務職については、医療事務及び財務会計等に精通している職員の採用や育成に努め、事務部門の職務能力の向上を図ることとされています。
 つまり、今後の事務職には、通常の事務処理能力に加えて、医療に関する知識も求められてくると思います。特に事務局長については、こうした能力が一層鋭く問われてくると思います。
 そこで、質問なんですけれども、事務局長の予定者を全員協議会のときに聞きましたけれども、その人がどのような人か私はよく知りませんけれども、いわゆる医療関係に精通した人ではないなという思いはあるんです。だから、逆に、その人の人物がどうこうというのではなくて、しかもこれから経営を立て直し、発展させていこうという病院の事務局長としての適格性、そういったものについて、どのように評価されて、現在のような人選になったのか。その点について質問をしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 経営者としての能力を評価して、院長と相談をして、この方をお招きするということになりました。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 先ほども言いましたように、病院の事務局長というのは、単なるいわゆる経営者ではなくて、医療関係のことにも精通している。よくほかの病院の事務局長などでは、事務局長が医師を引っ張ってくるとか、そういうことまでやっている病院の事務局長も大分います。今度、見る限りは、恐らくそういうことはできないのではないか。単に一般的な経営能力はあるかもしれませんが、殊、病院経営に関してできるのかどうか、はっきり言って、非常に心配なんですけれども、その点はどうなんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 実際にやってみなければ、結果というものは出てきませんので、それからご判断をいただきたいと思います。一般的に病院経営につきまして、病院の専門的な能力を持った方が当たる場合もございますし、経営的手腕、特に人事あるいは財務関係に強い方が、そこに当たる場合もございます。今回の人選に当たりましては、後者、人事、組織、財務、この辺の経験が大変お長いということと、民間の会社の社長までおやりになって、その後、オライはすぬまの道の駅を現在まで立ち上げたという、実際的な今までの御経験を高く評価したいということでございます。
 御心配いただきます病院独得のものにつきましては、今までの事務長が補佐をしていくということで、補完関係でやっていければいいのかなと思っております。これは本人からの言葉でありますけれども、新しい事務長に与えられた役割の1つとして、内部登用と次の事務長を育てるということについても、大きな責任があると御自分でおっしゃっておりまして、内部のそういった事務方のあり方全般について、期待を込めての人選と御理解いただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 関連して、市からの病院への出向の職員についてなんですけれども、先ほど今後どうしていくかの検討中だという答弁がございましたけれども、現状を見ていますと、例えば成東病院の事務部門を見てみますと、山武市から出向した職員がほぼ管理職についている場合が多い。
 そうしますと、逆に言うと、病院プロパーの職員がなかなか育っていかないという弊害も出てきていると思うんですけれども、そういう面で、今後、将来的にどうするのか。特に管理職です。病院の事務局の管理職、これは意図的に市が病院をコントロールするために、管理職を送り込むということも、1つの方法として考えられるんですけれども、言ってみれば、例えば、独立行政法人は、行政からできるだけ影響力を切り離すといった自由な裁量でやっていく。そういう建前になっているところなんですけれども、どちらがいいのかというのは、すぐには言えませんけれども、方針として、例えば、山武市として、病院に今後も管理職として派遣職員を送り続けていこうと考えているのか、どうか。それとも、将来的にはほぼゼロに近い形でやっていきたいと考えているのか、どうなんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 当面、引き継ぎにどうしても二、三名が必要だという要望がございますが、これは恐らく1年を超えることはないと思います。先ほどお話し申し上げましたように、病院の事務長の考え方といたしましても、病院の内部のプロパー職員が育たない原因として、やはりその都度、市から人を派遣してきたということの弊害、おっしゃるようなことがあると考えられ、それはこの際、自分たちの力でやっていく病院を目指そうという方針であるようです。
 そういったことから、市からの職員の派遣につきましては、限定された数であり、期間についても、一定の期間と思われます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 保健福祉部の中に地域医療推進課を作るということを聞きましたけれども、そういうものを作って、要するに、成東病院も含めた政策医療で一緒に頑張っていくということを、もしも本格的にするのならば、地域医療推進課の事務所を、病院の中に設置することを考えているのでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 今、議員が御指摘されたことも、病院のほうから意見はありました。効率的な実際の事務を行っていくということの前提で決定したいと思います。病院の中に入ると、行政上の動きに鈍る場合もありますので、この辺を検討した上で決定したいと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 最後の質問ですが、救急医療で、特に夜間の二次救急の輪番体制の充実に関してなんですけれども、中期計画を見ますと、地域医療機関と連携し、市民の理解を得ながら、二次救急業務の充実の努めると記載しています。
 山武地域の救急医療の大きな問題点の1つは、二次救急医療体制が整備されていない。特に夜間の二次救急の輪番体制が非常に手薄になっている。特に内科の部分が非常に弱い。確かに九十九里病院が、内科で結構多く引き受けているようですが、いろいろ聞いてみますと、九十九里病院に行っても、またすぐほかに回されてしまうということも多々聞く。九十九里病院も聞くと、看護師が足りなくて、救急で運ばれてくる患者に対応できないという状況になっているわけです。
 そういう中で、山武郡市の中で、夜間の二次救急が非常に手薄な状況になっているということで、私が考えるに一番の原因は、山武地域で県立東金病院が救急機関病院と称していますけれども、実際その役割はほとんど果してないというのが実態です。そうした状況の中で、勢い、さんむ医療センター、成東病院の期待が大きくかかっているという状況になっているんです。
 先ほど、特に医師の数に見合った救急体制の充実をしていくんだということをおっしゃっていましたけれども、今後、特に内科系の夜間の二次救急には力を入れてほしいなと思うんですけれども、その辺について、市長は何か考えはございませんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) おっしゃるように、東金病院が機能していないということが、この地域の内科の救急体制に大きく悪影響を及ぼしていると思いますが、このことにつきまして、県にそういったことをお話ししましても、これ以上、この体制は変わっていかないだろう。その中で、やはり、地域の医療は、私ども地域で守るという大前提で物を考えていかなければいけないと思います。
 成東病院の輪番制でございますけれども、内科の輪番を積極的に引き受けていくことは、目標の重要な部分に置きますが、やはり内科のドクターの数に見合った輪番体制でスタートいたしませんと、同じ轍を踏むことになります。これは御理解をいただきながら、私どもは何をしなければいけないかということは、ドクターの確保を一生懸命やらなければいけないということになってくるかなと考えてございます。
 まず、ドクターの確保、それから、おっしゃるように、常勤の看護師も一定の数がそろいませんと、夜間の輪番をお引き受けできないということも事実でございまして、やはり医師の確保、看護師の確保がかぎになると考えてございます。
 方向としては、可能な限り、お引き受けをしていくということでございます。


◯議長(行木三郎君) 以上で、21番、蕨眞議員の個人質問を終わります。
 以上で本日予定した一般質問は終了いたしました。
 次の会議は、明日25日、引き続き一般質問を行いますので、定刻までに御参集願います。
 本日はこれにて散会といたします。どうも御苦労さまでございました。
              午後 4時44分 散会