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千葉県 山武市

平成21年第4回定例会(第3日目) 本文




2009.12.03 : 平成21年第4回定例会(第3日目) 本文


◯議長(行木三郎君) おはようございます。ただいまの出席議員は23名です。定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。これより本日の会議を開きます。
              午前 9時59分 開議
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◯議長(行木三郎君) 日程第1 一般質問を行います。
 順次、質問を許します。
 初めに、山政研、小川一馬議員の質問を許します。小川議員、御登壇願います。
 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 皆さん、おはようございます。ただいま議長より登壇の許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。
 まず、山武市立成東東中学校の建設工事も順調に進んでいるようでございます。足場が外され、真新しい校舎が完成の時期を迎えようとしております。関係者の皆様、まことにおめでとうございます。立派な学校になることと思います。心よりお祝い申し上げます。
 第4回定例会へ通告いたしました国保成東病院についてと、羽田空港の国際化と成田空港について、重点課題プロジェクトについての3項目について質問をさせていただきます。
 初めに、国保成東病院の現在の経営状況と一部事務組合解散に当たり、平成21年度の終始見通しについて、まずお尋ねいたします。


◯議長(行木三郎君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) それではお答えします。前年度末には資金不足のため、県から振興資金3億円を借りて、行ったところであります。平成21年度の経営改善については、県医療整備課の助言をいただき、改善計画を達成するよう、運営に努めているところでございます。
 まず、患者数の見込みを申し上げます。入院患者は1日当たり平均181人、年間6万6,130人を見込みます。外来患者については、1日当たり506人、年間12万2,552人を現在見込んでおるところです。前年対比ですが、10月末現在で比較しますと、入院につきましては7.3%増、数にして2,670人の状態になります。外来については4.3%増、3,007人の増加の状態となっております。
 収支の見通しでございますが、初めに収益を申し上げます。医業収益は34億3,844万6,000円、医業外収益は6億1,054万8,000円。地域医療収益は4,937万3,000円を見込んでおります。次に、費用を申し上げます。医業費用は41億7,216万7,000円、医業外費用は9,474万2,000円、地域医療費用は4,996万1,000円を見込んでおるところでございます。この結果、年度末の見込みは、医業損失は7億3,372万円、病院全体の収支は2億1,850万3,000円の損失が見込まれます。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ありがとうございます。
 ただいまの数字は、当初の見込みから比較しますと、どのような状況だと判断しておりますでしょうか。お聞きいたします。


◯議長(行木三郎君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 先ほど患者数で申し上げたとおり、当初見込みより上回っていると判断されます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 次に、施設の改修が必要とされる箇所があるという説明をいただいておりましたが、その場所とその内容についてをお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 御質問の対象箇所ですが、中棟と呼ばれる建物でありまして、内容は耐震改修であります。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 以前にもその説明がございましたけれども、県の予算、国の予算もかかわってくると思いますが、その見通しについてお聞きしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 現在のところ、まだ回答を得られておりません。見通しについても、まだはっきりしません。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) それでは、その件につきましては、これから独法化になってから進める、検討するということでよろしいでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 県のほうの回答があり次第、もし補助の対象ということであれば、今年度から準備を進めてまいりたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 続きまして、一部事務組合解散後、それぞれの関係市町と病院についての関係についてお聞きいたします。来年度の4月以降も、引き続き、近隣の東金市、九十九里町、また周辺から、入院、通院の患者が来られると思います。その状況は現在と変わらないと思いますが、ただ、治療費とか何かほかの部分で、山武市内の患者とそれ以外との違いはあるのでしょうか。お聞きします。


◯議長(行木三郎君) 副市長、御登壇願います。


◯副市長(大槻大輔君) 4月以降の患者側から見ました利用料等のことかと思いますけれども、今後、評価委員会にも諮りつつ決めていかなければならないことでございますけれども、基本的に今の患者の継続性を考えました場合、なるべくこういった条件は変わらないように考えていきたいとは思っております。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) わかりました。
 続きまして、独法化に向けての進捗状況についてと、先般行われました病院評価委員会についてお聞きしたいと思います。先だっての11月25日、第1回の評価委員会が行われるということで、まず評価委員会の持つ役割、また、委員会への期待、どういう部分を期待できるのかをお聞きしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 評価委員会の役割、機能等について簡単に御説明させていただきます。評価委員会は地方独立行政法人法第11条第1項に基づきまして、山武市の附属機関として設けられるものです。
 その役割としましては、独法の業務、実績について評価を行うとともに、法人の中期目標、中期計画、財務諸表等について、市長に対し意見の提示を行うなど、独法の目標、評価制度の根幹となる役割を果たすこととしております。
 山武市に設けられます評価委員会につきましては、委員8人以内で設けておりまして、第1回評価委員会時に市長から委員の紹介を行い、第1回の会議を行ったところでございます。
 具体的な評価委員会の業務でございますけれども、業務の実績の評価というのは、独法が回ってからではないと始まりませんので、これは後ですけれども、独法の準備段階、設立段階におきましても、中期目標の作成・変更する際の意見、中期計画の作成・変更を認可する際の意見、こういったものの意見をこれから求めていく予定でございます。
 評価委員会の委員の先生の中身を見ていますと、学識経験者あるいはこの地域の方ということから選定されておりまして、民間の経験のおありの方も多うございます。そういったところから、独法の立ち上げ時期におきまして、経営の内容等を十分にチェックしてもらう、また、医療の面からも指摘をいただくということを期待しております。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ありがとうございます。
 あともう一つ、今、質問をさせていただいたんですが、独法化に向けての進捗状況がどういう状況かを教えてください。


◯議長(行木三郎君) 保健福祉部長。


◯保健福祉部長(長谷川晃広君) 独法化に向けては、過日の議会で定款、評価委員会の条例等を可決していただいたところですが、それをもって、11月25日に第1回評価委員会を開催させていただきました。
 今後ですが、4月1日の設立に向けて、病院と行政側でやるべきものを今チェックしまして、目標設定を行って、確実に間に合うよう、準備事業を進めております。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ありがとうございます。
 続きまして、独法化に当たりまして、今、準備が進んでいるということでございました。独法化になりましたら、医師、看護師、また、病院スタッフは、今のスタッフが引き続いて行うという説明もございましたが、その見通しについてをお聞きしたいと思います。
 質の高い医療サービスの提供を当然求められてくると思います。そのスタッフの見通し、3月31日で一たん退職し、4月独法化になって、再雇用するということでございましたが、その職員のめど、または確認はもうとれているのでしょうか。もしとれているのであれば、おおよその予定、スタートするに当たり、おおよその人数、スタッフがわかりましたら、お聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 独法化になりますので、職員の身分に関しましても、公務員の身分が失われるということで、大きな変動でございます。そういったこともございますので、この9月、10月から、機会あるたびに病院のほうで、病院の職員に対して何度も説明会を繰り返しております。これから、また個別レベルでの説明も入っていかなければならないと考えております。
 したがいまして、まだ、正確に何人がどうというところまでは把握しておりませんので、こういったことも含めまして、把握に努めていきたいと考えております。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) それでは、しっかりお願いをしたいと思います。
 また、昨年度から今年度にかけて、経費削減ということで、既に実行を何カ所かしてきておられると思います。特に独法化に向けての一つの大きなメリットは、経費削減を期待できるのかとも考えております。経費削減について、どの程度、または、どういう方法で経費削減を図っていくのかを質問したいと思います。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 今年度の当初から県の指導を受けまして、改善計画というものを進めてきております。その中でも、例えば、調達方法、契約方法の見直しを行っておりまして、競争入札の実施をしたりとか、あるいは、長期継続契約といったものの導入を図ってまいっております。
 その中で、実際に経費の節減額というものは図られてきておりますので、こういった方法にも継続していく方向で、独法になりましても、さらに経費の節減を一層図ってまいりたいと考えております。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) それでは、また別の角度で、一番大切なお医者さん、医師の確保、また4月以降どのような予定を見込んでいるのかをお聞きしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長、御登壇願います。


◯市長(椎名千収君) お答え申し上げます。まず医師も含めまして、現在のスタッフを基本に計画を作ってございます。ですから、医師は現勢力でまず経営が成り立つということを前提にして組んでまいりますが、それでは、独法化をしてうまくいくというのは、経費の削減だけでうまくいくとは思いません。そういう意味で、医師の確保は大変重要になります。
 新しく決まります理事長が、その点についてはかなり責任を持っていかなければならないと思っておりますが、現在、私学との打ち合わせというようなものを始めていると聞いております。人数的に何人ということは定かではございませんけれども、こちらのほうから寄附講座というようなもので、一定の条件を出して、お医者さんを送っていただくというような方法、幾つかの方法が考えられると思いますけれども、そういったこと。
 ホームページその他で募集もしなければいけないと思いますけれども、今までのように、千葉大学に頼るというだけではない方法をさまざまに駆使して、医師を集めていかなければいけないと思ってございます。基本的には、今の現有のお医者さんの数にプラスアルファというところからスタートになるかと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 医師確保は引き続きよろしくお願いしたいと思います。
 次に、独法化後に向けての担当部局で、連日、調整を図っていることと思います。そこで、1点お聞きいたします。独法化後、引き続き、担当に当たる部局を教えていただきたいのと、また、市から職員が出向する場合、何名を見込んでいるのかを教えてください。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 御承知のとおり、現在、病院の関係は、保健福祉部でやっております。引き続き、何らかの形で病院の担当を保健福祉部が担っていくことになるかと思いますが、ただ、どういう係を設けるのかどうか、そういったことも含めまして、まだ決まっておりませんので、今後、詰めてまいりたいと思います。
 病院への派遣職員に関しましても、独法になるのであれば、これまで以上に病院のプロパー職員の頑張りが必要になってくるのは間違いないんですけれども、ただ、引き続き、市の派遣職員もいないことには、なかなか回っていかないと思いますので、どの程度の規模が適当かどうか、これも今後さらに詰めて参りたいと思っております。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ありがとうございます。
 独法化になりますと、事務方も、恐らく新しい仕事も量も増え、大変になってくると想像しております。中でも、事務方のトップといいますか、事務長の役割も非常に大きくなってくるのだと考えております。
 そこで、市長に1点お聞きします。以前にもお話を聞いたかと思うんですが、事務長のポストについては、市長はどのようにお考えになっているでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 今の段階で、これと申し上げるところまで詰まっておりません。あくまでも人材ということになりますので、もしもふさわしい人材が求められれば、新たな事務長を充てると考えられると思っておりますが、あくまでもそれはいい人材が見つかるか、どうかというところにかかってくると思っております。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) その件につきましては、引き続いてよろしくお願いしたいと思います。
 次に、救急夜間の受け入れについてをお聞きしたいと思います。市民からの要望も多いと思います。救急夜間の再開見通し、また、病院直営による老健サービスのお話も出ておりました。この計画について、どのような見通しをしているのか、この2点についてお聞きいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) まず、解散をするに当たりまして、いろいろと残債を各構成市町で引き受けていただく。その中で、他市町から要望が出ておりますのが、現在の救急体制を維持してほしいということでございます。
 私ども成東病院議会でもたびたび答弁させていただいておりますように、その成り立ちからして、この地域の救急を担っていく中核的な病院だったと思っております。この役割は、これからも相当年数続くであろうということでございます。
 ですから、そういった社会的な役割は担っていかなければいけないと思っておりますので、救急に関しては、そういった意味から、成東病院がこれからもおろそかにすることはないと思っております。
 一方で、以前のように夜間をしっかりと回復するというところまで、医師数がまだまだ不足でございますので、情勢に合わせて、充実をして図ってまいりたいと考えてございます。医師数とのかかわりの中で、できるだけやっていくということになろうかと思います。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 老健施設のほうの関係でございますけれども、現在、来年の4月1日に向けまして、独法をいかに立ち上げていくのかということに、まずは専念しております。その中では、まだ4月1日時点で、すぐに老健を同時にオープンするということは難しいと思っていますので、それを抜きにして、まずどういうふうにしたら、独法が成り立っていくのかという議論をしております。
 そちらのめどが立つのと並行しまして、老健のほうはいつオープンできるのか。また、その際、経営の見通しは立つのか、あるいは、人員の確保はできるのかといったことを追って、並行して考えていくということになるかと思います。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 先ほどの救急のことで、再度お聞きしたいと思います。
 現坂本院長も、今年、早い時期に夜間の救急も受け入れをしたいという希望のお話をされたかと思うんですが、それには医師の確保が当然必要になってくると思いますが、今現在も、そのスタンスは変わらないと理解してよろしいんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) そういう答弁をしたつもりでございますが、そういった社会的な役割をしっかりと担っていく病院であるということでございます。よろしいでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 市民からの要望も多い部分でございますので、ぜひ早く再開できるように頑張っていただきたいと思います。
 以上で病院についての質問は終わりにさせていただきます。
 次に、羽田空港の国際化と成田空港について質問いたします。
 前原国土交通大臣の羽田空港の国際ハブ空港化発言に関する経過についてお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 簡単に、時系列的に御説明申し上げます。今年の10月12日に、前原国土交通大臣と橋下大阪府知事の面談で、国土交通大臣のほうから、来年10月の羽田空港の第4滑走路オープンを契機に、内際分離の原則を基本的に撤廃し、羽田の24時間国際空港化を徐々に目指していきたいとの発言があった。これが10月12日月曜日です。
 翌13日の夕刻でございますけれども、9市町で結成しておりますが、成田空港圏自治体連絡協議会で臨時会を開きまして、千葉県成田国際空港株式会社同席でございました。会議では、翌10月14日の前原国土交通大臣と森田千葉県知事が会談を持つということを前提にしまして、国土交通大臣の唐突な発言に対する撤回を求めることを知事に託す。さらに、その会の結果を踏まえまして、改めて空港周辺9市町による要望活動を、早急に実施することを確認したということがございます。これが13日でございます。
 14日は、森田千葉県知事が国土交通大臣との会談を行いました。会談後の記者会見で、成田が国際線の基幹空港、羽田が国内線の基幹空港であるという原則は維持していくこと、両空港を一体的にとらえ、合理的なすみ分けを行うことなどが確認された旨、森田千葉県知事より発表がなされた。これが14日、2日後でございます。
 その間、幾つかございますが、20日になりまして、成田市長と芝山町長、これが会長、副会長の2人でございますが、会長、副会長の立場で、森田千葉県知事から県庁において大臣会見の内容についての説明を受けてございます。意見交換が行われました。
 10月30日金曜日ですが、第2回の成田空港圏自治体連絡協議会臨時会を成田市役所で、千葉県国際空港株式会社同席で開催いたしました。この会議では、国土交通大臣の発言に関する経過、大臣と県知事との会談の報告、成田市長、芝山町長でありますが、空港圏会長、副会長、千葉県知事との会談の報告があり、今後の対応について協議を行いました。
 ざっとでございますけど、それが一連の今回の羽田空港の国際ハブ空港化に関しましての経過でございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 羽田空港国際化の問題、大臣の発言以来、千葉県においては、特に空港圏、関連する空港周辺の市町においては、大変重要な問題であり、執行部より今まで経過説明もありませんでしたので、あえてここの定例議会で質問をさせていただきました。
 また、来年夏には成田新高速鉄道が開通するという報道がございます。また、成田空港と都心を30分台で結ぶ、最高時速110キロメートルの空港アクセスの大幅な改善が期待されると報道されております。
 市長はこの高速鉄道について、どのような情報といいますか、お考えを持っているのかをお聞きしたいと思います。私も詳しくは調べてないんですが、東京の上野駅が終点ということで、上野と成田空港を結ぶという30分、時間的にも大幅な短縮が見込まれる新しい高速鉄道ということで、この件についてお聞きしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 大変申しわけございませんが、今お話しいただいたような程度の認識しか持ち合わせておりません。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 先ほどの説明にございました、最後の10月30日に周辺の首長の皆さんで会議があった。その中で、今後の対応について話し合いがされたという説明でございましたが、そのときの内容についてもう少し詳しく説明をいただければと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 30日の会議は2回目の会議の開催の趣旨が余りはっきりしない会議でありました。報告会という形で始まりましたけれども、それに対しまして、それぞれの首長の意見が求められたということで、特に御発言がたくさんございましたのが、横芝光町の町長、多古町の町長というところでございました。
 今後の方針ということにつきましては、県のほうで、もう少ししっかりとした方向性を打ち出してもらいたいということになったと思いますが、それ以上の結果はまとめられなかったということだと思います。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) そこで、再度、市長のお考えをお聞きかせいただきたいと思うんですが、先般、毎日新聞のほうに首長の記事が連載されていたようです。「どう描く成田空港の将来像〜首長に聞く」というタイトルで連載があったようですが、そこで市長の記事も私も見せていただきました。今、成田空港が発着回数の20万回を超えるという情報、また、将来的には30万回に向かうという構想も出ておりますが、これは地域の理解が得られるというNAAからの説明も今まで聞いてございます。
 そのあたり市長のお考え、将来像について、今後の成田空港の将来についての市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 30日の会議では、残念ながら30万回という発言はございませんでした。22万回と23万5,000回と、その魂胆を示せというようなことがありまして、これは香取市長から出ましたけれども、22万回ではなく、23万5,000回ということで考えたらどうかという御発言がございましたが、具体的に30万回ということについてはありませんでした。
 今、私の考え方としては、積極的な発言をさせていただきましたが、根底にありますのは、あくまでも山武市の立場から、山武市の産業振興から考えましても、現在の成田空港の限界論、限界説というようなものがある中で、産業を軸といたします成田空港の経済的な波及効果がこちらまでなかなか広がってこない。御承知のように、成田空港に非常に近いところに、新しい流通基地ができましたけれども、開店休業のような形になってございます。そういったことも見ましても、成田空港が現状のままで推移をし、しかも、国際線の一定割合が羽田に移っていくということになりますと、その波及効果が山武市のほうまで広がってくるということは、期待が非常に薄いだろうと思っております。
 そういうところから考えましても、私ども周辺地域として、成田空港のさらなる発展を目指さなければ、この地域の発展もあり得ないという立場から、私としては発言をさせていただいているということでございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ありがとうございます。
 市長も記事の中で、本当に革新的というか、いずれはこの問題が出てくるだろうというような内容が書いてありました。成田と羽田を比較すれば、いろんな条件は、都心にも近いし、そういった距離的な問題、また、アクセスの問題も、当然そういう話が出てもおかしくないなとは私も感じますが、ただ、我々は成田空港の直下にいる生活をしている者として、やはり成田空港は内陸空港ということで当然問題は抱えておりますけれども、ぜひ県にも頑張っていただき、また、いろいろな交通アクセスの整備を進めていただき、また、将来的には30万回、あと、その会談の中では23万5,000回というお話が出たということですが、発着する時間等についての話し合いというのはあったんでしょうか、お聞きします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 30日の会議では、そのような踏み込んだところまでの発言は一切ございませんでした。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 今後とも、羽田空港、成田空港は、どっちも基幹空港ということで、森田知事が出馬するときの公約といいますか、これからは成田と羽田はお互い競争ではなく、両方が両輪、軸となって、将来に向かっていくべきだろうという選挙前の記事を目にした記憶が、今、脳裏に浮かんできました。当然、将来もこの問題は続くと思いますが、それはお互いに協調して、共同で将来の日本のために進んでいければという思いがございます。
 記事の中で、市長も話されておりましたが、国内だけで見ると、成田、羽田の問題ということになりますが、国際的に見ると、ハブ空港が日本は遅れている。近隣の諸外国、韓国を初め近隣のアジア圏でも、ハブ空港ということで、空港の規模、また貨物の受け入れも、もう既に成田を超えられたという状況で、空港自体の格差も国際的には広がっていると思います。
 その辺を認識した上で、これからの成田のあり方、また羽田との共生について、再度そのあたりの市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 私は、羽田と成田の関係では、やはり競争関係ということを軸に考えなければいけないと思います。
 なぜかといいますと、問題は国際的な問題だけではなく、成田以外にも首都圏に空港ができてまいっております。茨城にできておりますし、都知事は横田基地でありますとか、朝霞のほうの空港を、どういうふうに民間に解放するかというようなことまで考えてられるように思いますので、成田の競争相手というのは、羽田だけではないと考えなければいけないと思いますので、成田と羽田だけが手を結ぶという選択肢以外にも、国のレベルとして、羽田とほかの空港が手を結ぶという選択肢も残っているかもしれない。そういうふうに考えますと、やはり成田は、まず自分の空港のポテンシャルをいかに上げるかということが大事であって、極端な言い方をすれば、生き残りの戦略を立てなければいけないと思います。
 そういった意味から、この問題は、単に成田の周辺の旧市町の問題、国際空港株式会社の問題だけではなく、千葉県としての一体的な戦略、未来に向かっての戦略が、今、練り直されなければならない、そういったことを私としては県のほうにもお願いしていきたいと思っておりまして、日本の他の県民から見ますと、やはり成田空港イコール千葉県なんだろうと。
 ですから、千葉県が成田空港をどのような位置づけをし、ポテンシャルを上げ、戦略的にどのように発信していくか、こういった一体的なまとまりを出していくことが大事だろう。そのためには、その前に9市町がやっぱり心合わせができないといけないのかなと、その点で少し問題があるのかなと思っております。
 国際的な競争ということは、現実問題としてとらえていけばいいのであって、インチョンと成田が同じような競争をするということも難しいと思いますし、こういったアジアの各地域に非常に大規模な空港ができている。特にインチョンの場合ですと、日本の各地から、インチョンがハブであれば、スポークが日本各地につながれていくという可能性は、絵にかいただけでも非常によくわかるものでありますので、国際化が進めば進むほど、インチョンの重要性というのは大変高まっていかざるを得ないと思っております。
 これに真っ向から対抗するということはできないと思いますが、それにしましても、日本の中心である東京の近郊にあって、これだけの国際空港の地位を築いている成田空港が、しっかりと将来を見通して戦略を立てていけば、必ず競争に打ち勝っていくことができるだろうという希望を持ちながら、これからもこの問題に取り組んでいければと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ありがとうございました。
 空港周辺の9市町、また千葉県が一枚岩となって、これから空港の将来を進めていただきたいと思います。引き続いて、よろしくお願いいたしまして、次の質問に入らせていただきます。
 最後の質問になります。重点課題プロジェクトについてを質問させていただきます。この件につきまして、昨年12月議会でも質問をさせていただきました。その後の各プロジェクトの進捗状況について説明をお願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 4つのプロジェクトを立ち上げて、地域活性化を考えていこうということで、それぞれ担当の部署で検討いたしてございます。
 特に議員の御質問がございます蓮沼地区の場合ですと、地域課題プロジェクト検討報告という形で報告書をいただいてございますが、その盛り込まれました施策につきまして、できるところは既に取り組んでおりますけれども、その他の施策につきましても、これからもしっかりと検討を進めてまいりたいと、このように考えてございます。
 そのほかのプロジェクトにつきましては、部長のほうから多少説明をさせていただきます。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) それでは、まず総務部関係のプロジェクトの現在の状況から、順次、所管部のほうからお話しさせていただければと思います。
 総務部関係では、山武地域の日向の森土地利用のプロジェクトがございます。これにつきましては、御承知のように、45万平方メートルという広大な土地がございまして、市の土地利用構想の丘陵地価値創造ゾーンの一画ということの位置づけがありますし、現在策定中の山武市都市計画マスタープラン、さきの全員協議会でも御説明されたマスタープランでございますけれども、今現在、その中の案ではありますが、地域資源創造拠点ということで、将来都市構造にも位置づけをしています。
 そういう長期的な視点の中で、利用を考えるということでございますけれども、山林の一部を木質バイオマス事業の活動エリアとして、今、利用しておりますし、そういうことを基本にしまして、日向の森の持つ豊かな自然との調和に配慮しながら、有効な土地利用を図るという観点で庁内検討を進めてまいりました。今現在は、果たして開発需要がどのくらいだろうかとか、地元意向も含めまして、その辺を一度調査いたしまして、実現の可能性を十分に検証したいということで、土地利用計画の今後の調査、日向の森土地利用検討調査業務ということを、これからですけれども、公募型プロポーザル方式で調査委託をするという段になっております。
 もう一点、松尾横芝インターチェンジ周辺への空港関連企業の誘致というプロジェクトについてでございますけれども、これはさきの空港関連の御質問にもありますように、いかに空港周辺の地域活性化の中の1つとして、産業交流の拠点ということで、先ほどの都市計画マスタープランの将来都市構造の中では位置づけも予定されておりますけれども、圏央道の推進とも相まって、長期的に取り組んでいくような段階ということでございます。
 今のところについては、空港を取り巻く9市町のプランの策定という、そういう空港周辺地域の一層の活性化を図るために、今、9市町が計画策定を取り組んでございますけれども、そういう中での位置づけも含めまして、地道にそのチャンスを見ながら努力を続けていくといったようなことになるかなと思っています。
 総務部関係の2つのプロジェクトの現状でございます。


◯議長(行木三郎君) 都市建設部長。


◯都市建設部長(猪野文夫君) 私のほうからは、都市整備課のほうで担当しております成東駅周辺整備プロジェクトにつきましてお答えいたします。
 プロジェクト推進のため、副市長、私、並びに関係課長で構成する庁内検討会議を設置し、庁内横断的に検討を進めております。検討に当たりましては、事業の実現可能性につきまして慎重に確認しながら、進めていく必要があると考えております。このため、国の経済対策関連の7月補正予算を活用いたしまして、駅北側を含めた成東駅周辺地区における住宅、商業などの土地利用の需要の把握や、それに応じた事業提案等について、先般、調査機関に委託したところでございます。
 今後は、この調査内容を踏まえながら、地元関係者の意向や市の財政状況を含め、さまざまな角度から検討を進め、年度末を目途に整備の方向性や事業課題を取りまとめたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) 地域課題プロジェクトの検討報告という形で、オライはすぬまを中心とした観光振興について御提言をいただいております。その内容につきましては、大きく分けて4分類にされて報告されております。この内容を検討いたしまして、実施の是非や優先順位を定め、拠点造りの見地から検討を進めてまいりたいと思っております。というところでございますが、既に幾つかの提案をいただいた項目については、現在実施しているものがございますので、それについて御紹介いたします。
 提言の中に、観光コンシェルジュ等の設置ということがございました。これにつきましては、現在、山武市観光協会内に観光コーディネーターを置きまして、市内の観光案内や観光コースの作成を行っております。
 海岸門扉の移動という提言がございました。こちらにつきましては、山武地域整備センターに、現在、要望し、山武地域整備センターでは実施に向け、検討していただいているというところです。
 観光関係についてのホームページの開設をしたらいかがという御提言がございますが、こちらにつきましては、山武市観光協会でホームページを新設いたしました。その中で必要な情報の発信が可能となって、現在、開設しております。
 桜の名所造りについての御提案がありました。こちらにつきましても、平成21年度、宝くじ桜を利用し、山武市が日本さくらの会から200本の河津桜の苗木をいただきました。この桜を市観光協会及びさくらの会の協力によりまして、蓮沼海浜公園周辺に植樹し、地域の景観の向上に努めてまいります。
 スポーツイベントの誘致という御提案がございました。こちらにつきましては、2008年、2009年にツール・ド・ちばを誘致してございます。今年度については、蓮沼海浜公園を発着点、スタート、最終日の到着ということで開催いたしました。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ありがとうございました。
 4つのそれぞれのプロジェクトについて、お話をいただきました。その中で、特に成東駅周辺のプロジェクト、オライはすぬまを中心としたプロジェクト、この2つが検討に入って、大分進んでいるお話でございました。
 その中で、まず1点、成東駅周辺の整備について、成東駅はやっぱり山武市の玄関口であり、重要な顔の部分だと思います。しっかり検討をしていただきたいと思います。現在、やっぱり駅前の整備がもう少し広がったり、きちっとしたロータリーができたりとか、そこまでいったらいいなと一応思っております。その一画に、現在、わが街ご案内処という案内所がございます。これは成東町時代からの開設であり、現在に至っていると思います。今現在は、山武市観光協会が委託されて、業務に当たっていると思いますが、今現在の利用状況について、利用者数とか、年間の開設日数などについてお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) それでは、わが街ご案内処の利用者数と開所日数についてお答えいたします。平成19年度の利用者数は1万114件、平成20年度が1万73件でございました。また、開所日数については、平成19年度が337日、平成20年度が336日でございました。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ありがとうございます。
 この案内所は、市長が成東町時代にかかわった施設なんでしょうか。平成16年というと、そうではなかったんですか。今のプロジェクトの中で、駅前整備が進んでいるということでございますが、市としてこの案内所はどういう位置づけをしているのでしょうか。
 また、今後について、今、数字的にもお話がありました、年間では336日、337日の営業をしている、利用者数も1万人を超える。ただの駅前の案内所というよりは、いろいろな情報発信もできる場所でもあると思いますし、重要な施設であると思います。その辺を踏まえて、今後この案内所を、市としてどのように考えているのか、また、整備をしていく考えとかもあるのかをお聞きしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) わが街ご案内処の今後の活用方法についてですが、今、都市整備課で成東駅周辺整備プロジェクトが動いております。その中で、わが街ご案内処の活用を図る方向で検討していただくようにお願いしてございます。これによりまして、駅周辺の人の流れとにぎわいの再生を図るとともに、観光案内機能の充実を図っていただければと考えております。
 我が経済環境部においても、商工観光課長がメンバーで入っておりますので、その中で、今、働きかけているところです。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 続きまして、オライはすぬまの周辺観光振興についての報告もありました。やはり人が集い、にぎわう、これが一方では地域の活力となり、人をはぐくみ、ひいては地域コミュニティの推進になるのではと考えております。
 そこで、今後の方向性について、市長にお聞きいたします。先ほどこのプロジェクトの提言書を、市長のほうに上げたというお話がございました。当然この報告書はごらんになったと思いますが、先般議会に提示されました山武市都市計画マスタープランの中にも、海岸線の整備というところと重なる部分も大きいことだなと考えております。そこで、今後の計画または方向性について、市長のお考えをお聞きしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 検討報告、御提言をいただきましたことを改めて感謝を申し上げます。蓮沼地区につきましては、マスタープランを作る中でも、いろいろ検討されていると思いますが、やはり蓮沼地区の将来と観光とは密接なかかわりを持っていると考えます。その中で、現在2つの地区に分かれると思いますが、県の施設を中心とする海浜地区の振興をどうするかということと、御努力でここまで育てていただきましたオライはすぬまが、隣に庁舎がございます。出張所になっておりますが、そのため、蓮沼コミュニティの中心的な役割を果たしていくのかなと思ってございます。
 そういった意味で、観光ということもしっかりと踏まえながら、ただ、私の一番の関心事というのは、そこに住む人々というとらえ方においての蓮沼コミュニティ、この活力をいかに高めるか、活性化をどのようにするかということが一番のもくろみではないのか。その意味で、観光というものは無視できないと考えてございますが、やはりコミュニティに住む皆様方の幸せ感の向上というものを、しっかりと考えていくのが行政の立場であるというところが基本になっていくと思います。
 今、一番集客力の多いオライはすぬまは大変大事だと思いますが、周辺の整備を考えますときに、あるいは、旧庁舎の利用を考えますときに、庁舎の利用がいかにオライはすぬまにいい影響を与えるか。あるいは、オライはすぬまが存在している、あそこにたくさんの人が来ていただいていることを、どのように庁舎の将来のあり方について利用させていただくか。この両方の面があると思いますが、やはり、今、私が一番何を考えなければいけないかというと、繰り返しになりますけれども、生活圏としての蓮沼コミュニティの核を作るという意味合いで、庁舎を何らかの形で利用していく必要があるというところが、常々考えている、頭の多くを占めている中心になっているということでございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ただいま、蓮沼出張所の活用にまでお話をいただきました。先般のプロジェクトの中にも、そういった、その部分を踏まえた提言もあったと思います。蓮沼地域は、観光振興について先人より長い歴史がございます。また、先ほどの桜の植樹の説明もございました。蓮沼時代に250本の河津桜を植樹してございます。今回、200本の植樹をさせていただき、合わせて450本。地元では1,000本桜と銘打って、河津桜を育てていこうという目標を持って、また、季節、季節には菜の花やチューリップ、コスモスなどの季節の花で名所造りを一方で目指していこうという活動を、今、検討しております。
 また、一方では、蓮沼出張所の有効活用というものも、これからの蓮沼地域の一つのキーワードにもなってくる重要な部分だと思います。ぜひ前向きに検討していただき、施設が本当に有効に使え、また、さらに道の駅とのリンクをし、相乗効果を生む、そういった場所、地域のコミュニティもそこでできる、幾つもが重なって相乗効果を生むような、そういった一つの場所として、地元としては適所ではないかと思います。ぜひ、来年度以降、前向きな検討に入っていただきたいと思います。
 その件について、再度、市長のお考え、答弁をお願いしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 今、私ども山武市の将来、昨日も財政的な見通しをしっかりと立てろという御質問をいただきましたが、施設の管理に要します費用、将来の公共サービスの大きさといいますでしょうか、これを見誤らないようにしていかなければいけないという中で、ある程度4つの町村それぞれが抱えてまいりました公共の施設が散在しております。これをどのように整理していくかという問題が片方にございます。
 そのことと、一方で、現在あるハードの施設を有効に利用するべきであるという考え方とございます。やはりこの両面から考え合わせていかなければなりませんが、その目指すところというのが、基本的に市民が幸せに暮らせる地域を造っていかなければならないという目的に沿って考えていかなければならないと思ってございます。
 ある意味では、蓮沼地区のまだまだしっかりしたこの建物をどのように活用するかということは、蓮沼地域のコミュニティにとって、大変重要な問題でありますので、私どもとしても、しっかりとその面を考えて、誤らない活用方法を、議会の御意見もいただき、地域の御意見もいただきながら、あるいは、この提言も含めまして、しっかりと考えて進んでまいりたいと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ありがとうございました。
 現在は地域産業が低迷の中でございます。市民から行政に対する期待は大変大きいものがございます。地域コミュニティの推進、住みよい山武市の建設のため、さらに職員の皆様には柔軟かつ丁寧、スピード感のある縦横の連携と、市民、議会との協働で、新しい山武市の時代を目指していただきたいと思います。また、市長には、その方向性をしっかりお示しいただきたいと強く要望いたします。
 次に、最後になりますが、木戸川橋梁についてお聞きいたします。木戸川にかける橋については、再三質問もさせていただいておりますが、現在の進捗状況についてお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 都市建設部長。


◯都市建設部長(猪野文夫君) 木戸川の橋梁の進捗状況ということでございますけれども、主要地方道飯岡一宮線バイパス整備の状況につきましては、九十九里町の作田川から横芝光町までの11.5キロメートルの区間で進められております海岸線道路計画でございますけれども、これには3つの工区がございまして、片貝工区、小松浜工区、屋形工区の整備が図られているところでございます。
 山武市管内の小松浜工区の進捗状況でございますけれども、工区全体で地権者が45名、用地の取得予定面積は6,741.44平米でございます。今までに13名の地権者から3,124.79平米の用地の協力をいただいております。これは予定面積に対しまして46.35%でございます。今年度におきましても、引き続き用地の取得及び物件保障を行うための予算が、県において計上されております。
 御質問の木戸川の橋梁整備につきましては、今度、道路用地の確保ができた後に、橋梁の整備を進めるということでございます。県におきましては、九十九里漁港の端云々とありますけれども、山武市の場合、用地取得ができた場合には、そちらを優先してやっていただけるというような回答もいただいております。
 このような状況でございますけれども、市といたしましても、県の財政状況が厳しいものであると認識しておりますけれども、事業化に向けまして、県当局等に働きかけを行ってまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) ありがとうございます。
 ただいま地権者が45名まだいるというお話がございました。その地権者とはどのような接触を今後図る予定なんでしょうか。
 また、もう1点、今年度は1,000万円、毎年、予算が計上されているということでございますが、この予算はどのように執行しているのかをお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 都市建設部長。


◯都市建設部長(猪野文夫君) 地権者との交渉ということですけれども、一番のネックは、地権者が県外の方が多い。バブル時代に購入した方々でございまして、価格の差が段違いに違うということが一番のネックでございまして、これを理解していただくということが非常に難しい。安易に値段を上げることもできませんので、この辺が一番苦労していると聞いております。
 予算の執行云々でございますけれども、これは県のほうの予算でございますので、どのような執行というのは、私のほうでは把握してございません。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯6番(小川一馬君) 先般のマスタープランの案にもございます。この中でも、海浜地域のまちづくり構想ということで、しっかりとした構想の図面もできております。海岸線が、山武市はやはり蓮沼、成東、本須賀まで一体という形で構想もできております。ここが飯岡一宮線のバイパスの木戸川で分断されると、渡れないと、ここ毎年のように九十九里浜のウォークラリーも開催しております。その都度、本当に思うんですが、ここにやっぱり木戸川にバイパスの橋がかかると、当然でございますが、地域の交流は、構想のように1つの市として、海岸線としての形ができると思いますので、引き続きこれは強く要望させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上、今定例会にはいろいろ多岐にわたりまして質問をさせていただきました。要望につきましては、これからもしっかり検討いただきますようお願いをいたしまして、これをもちまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


◯議長(行木三郎君) 以上で山政研、小川一馬議員の個人質問を終わります。
 ここで、暫時休憩いたします。再開は11時25分。
             (休憩 午前11時13分)
             (再開 午前11時25分)


◯議長(行木三郎君) それでは再開いたします。
 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 一般質問を続けます。
 次に、山政研、井野敬一議員の質問を許します。井野議員、御登壇願います。


◯7番(井野敬一君) それでは、質問させていただきます。7番、井野敬一でございます。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。
 質問事項は2つであります。農業についてと市長の市政についてであります。最初に、山武市の基幹産業であります農業についての認定農業者育成事業についてお聞きいたします。
 現在、農業を取り巻く環境は、いろんな面で大変厳しい問題が多く見られます。昨年度はガソリン、軽油、灯油など燃料の高騰があり、本年度はそのあおりで肥料までも値上がりとなりました。生産資材が高くなりますと、農産物、生産者にとっては大変大きな負担にもなりかねません。
 今、大手スーパーで年末商戦が繰り広げられております。目玉商品として安売りされるのが、決まって農産物の野菜に向けられております。キャベツ、大根、レタス、ネギなど青物の野菜に集中しているように見受けられます。生産者は常に消費者においしく食べていただける農産物の生産に取り組んでおります。
 そこで、質問させていただきます。認定農業者育成事業補助金というものは、どのような内容であるか、また目的は何であるかをお願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) それでは、認定農業者制度につきまして御説明いたします。農業経営基盤強化促進法第6条で、市町村は、農業経営の規模、農業従事の態様等、農業経営の指標を定め、農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想、いわゆる基本構想ですが、これを策定することとなっております。
 農業者が認定農業者になるには、この基本的な構想に掲げられた指標を実現するために、農業経営改善計画を作成することとなります。それを市が認定し、認定農業者となります。
 なお、山武市の主な指標は、他産業並みの水準といたしまして、労働時間は年間2,000時間以内、所得は年間570万円以上を得られるような経営を実現することとなっております。


◯議長(行木三郎君) 井野議員。


◯7番(井野敬一君) 次に、合併して山武市になりました。山武市になりましてからの登録してある認定農業者数は何名おりますか。よろしくお願いします。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) 認定農業者数の推移についてお答えいたします。山武市の認定農業者数の推移は、平成18年度末で235名、平成19年度末で240名、平成20年度末で274名、平成21年10月末現在では332名でございます。


◯議長(行木三郎君) 井野議員。


◯7番(井野敬一君) 市として、認定農業者に役立つ支援策を打ち出しておりますが、どういうものがありますか。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) それでは、認定農業者に対します支援制度についてお答えいたします。認定農業者になることで、さまざまな支援措置が受けられます。その代表的な例を御紹介します。
 初めに、国の支援措置でございます。指定野菜の価格が著しく低落した場合に、野菜農家の経営安定を図るため、生産者補給金が交付される指定野菜価格安定対策事業、肥育業の収益性が低下したときに補てんが受けられる肉用牛肥育経営安定対策事業、肉豚の収益性が低下したときに補てんが受けられる肉豚価格差補てん緊急支援特別対策事業、農業用機械、施設をリース方式で導入するときに、リース料の一部が助成される担い手経営展開支援リース事業、農業用機械等を購入するときの資金について、無担保・無保証による融資が受けられるスーパーL資金などが挙げられます。
 次に、山武市の支援制度でございますが、市単独の支援制度といたしまして、認定農業者育成事業補助金があります。この補助金は、認定農業者が機械等を購入するときの経費の一部を補助するものです。


◯議長(行木三郎君) 井野議員。


◯7番(井野敬一君) それでは、交付状況、または認定農業者に対する補助金の市としての予算は足りておりますか。よろしくお願いします。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) それでは、この制度の補助事業の交付状況を申し上げます。
 平成20年度は予算額500万円で、26名の方に交付いたしました。補助交付要件は、1件につき、上限額は30万円、または、事業費の10%以内のいずれか低い額となっておりました。
 平成21年度につきましては、認定農業者数も増え、希望者も多くなってきたことから、予算額を100万円増額の600万円とし、30名の方に交付いたしました。
 補助交付要件は、前年度に希望するすべての方に交付することができなかったことから、1件につき上限額を25万円または事業費の10%以内のいずれか低い額とし、申請受付期間を4月から5月までとしました。この1回の受付で予算は消化いたしました。
 そこで、平成22年度予算は、引き続き認定農業者数も増加しており、希望者も多いことから、100万円増額の700万円で現在調整しております。


◯議長(行木三郎君) 井野議員。


◯7番(井野敬一君) 生産者は消費者に対し、安心安全でおいしい農産物を食べていただくため、安定供給を目指して努力いたしておりますので、これからも支援策をよろしくお願いいたします。
 続きまして、市長にお伺いいたします。お伺いしたいのは、これに載っているものでございますが、選挙前のマニフェストについてお聞きします。市長の市政についての選挙前の公約についてお尋ねいたします。
 椎名市長は、市長になられて3年半が過ぎました。市長は市長に立候補する前に、山武市から救急病院が消える、こんなことを認めますかで始まり、国保成東病院は山武郡の救急医療の中心です。新しい医療センター予定地は南に片寄り過ぎています。私は全力で建設予定地の見直しに取り組みますと提示されましたが、今、その地に東金市と九十九里町の1市1町で救急医療センターを建設する話が進んでおりますが、それはそれでよいのではないでしょうか。
 昨年9月、銚子市では医師不足のため市立銚子病院が破綻しましたが、椎名市長は成東病院を守り、地域の医療崩壊を回避させました。私は、地域住民の命をも救ったんだと思っております。来年4月より成東病院は、仮称でありますが、また新たな形のさんむ医療センターと名称を変え、出発いたしますが、医師の確保や看護師の確保は大丈夫でしょうか、お聞かせ願いたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長、御登壇願います。


◯市長(椎名千収君) お答え申し上げます。3年半前に成東病院の存続を公約として掲げさせていただきましたが、今、直接的な御質問というのは、医師の確保、看護師の確保は大丈夫かということでございました。その点につきましては、先ほどの御答弁にもありますように、全力を尽くして、これからやってまいります。
 現状では、現在、成東病院におりますお医者さん、看護師をできる限り一緒になって新しい病院を造っていこうという呼びかけをさせていただいて、みんなで新しい病院を成功させていきたいと、このように考えてございます。しっかりやってまいります。


◯議長(行木三郎君) 井野議員。


◯7番(井野敬一君) 市長は情熱と結束で私たちの山武市をスローガンに、私の目標と私の約束をなされました。私の目標として、自主独立のまちづくり、地域の伝統を大切にするまちづくり、開放感のあるまちづくりを目標といたしました。目標は達成できたでしょうか。お願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 前回の選挙に出馬いたしました最大の動機というのは、合併後のこの歴史的な山武市の建設にかかわりたいという思いが強かったということでございます。土台市としての役割を果たしたいという思いでございました。
 その後、市民との話し合いを重ねる中で、一番の問題点が、センター病院の建設予定地に山武市民の皆さんが納得できていないということ、地域の病院として成東病院を何らかの形で存続してほしいという切実な声でありました。そのことが最大の争点となって、公約の第1に成東病院の問題が出てきたと思ってございますが、一番大事だったことは、やはりこの山武市がこれからもしっかりとした市になるための力強い出発をするという役割を果たせるかということだったと思っております。
 その意味で、幾つかのお約束をさせていただきました。今、お挙げいただいたような項目でございますが、第1に行政改革、細かい項目は省略いたしますが、まちづくり、教育の問題、福祉政策、医療、産業と項目別に御提示いたしました。何とか達成できたものもありますし、まだ道半ばのものもございますし、残念ながら、取り組めなかったものもあろうかと思いますが、さまざまな方面のお力添えをいただいて、満足とはいきませんけれども、それなりにやってきたとは考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 井野議員。


◯7番(井野敬一君) 次に、約束事でございますが、山武市づくりの先頭に立ちます。やるべきことは実行いたします。建設的な御意見に反応します。この3つが市長になる前の約束事でありましたが、市民に約束を果たせたと思いますか。お願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) それらのお約束事というのは、政治的な姿勢だと思っております。それはしっかりとそのとおりやってきたと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 井野議員。


◯7番(井野敬一君) 市民は、椎名さんに期待を込めて、市長に選んだと思いますが、自分自身を評価するとしたら、何点ぐらいおつけになりますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 自分で自分を評価というのは大変難しい問題でありますが、今、御質問いただきましたお約束事を、市としても計画の中に盛り込んでいただき、さまざまな形で実現をしてまいりました。そういった意味で、市民の方々にどの程度沿えたかわかりませんけれども、点数をつけるというわけにはまいりませんけれども、自分なりに頑張ってきたとは思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 井野議員。


◯7番(井野敬一君) 9月の第3回定例会の中で、同じ会派の加藤議員の質問の中で、来年4月に予定されておる市長選挙に出馬すると理解してよろしいかとの質問がありました。市長は自分の気持ちとして、この山武市のために一生懸命もう一回やらせていただきたい気持ちですと答弁されましたが、正式な立候補宣言として受け取ってよろしいか、確認のため、お願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) そのようなつもりで答弁させていただきました。


◯議長(行木三郎君) 井野議員。


◯7番(井野敬一君) 市長は、市民に対し、今後の目標や約束事の公約とするものをどのように示していくのか、考えがございましたら、お聞かせ願いたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現職の立場で、市政を立候補させていただくということになれば、現職の時代に作りました計画、その他、そういったものを実現していくということが方向性だと思ってございます。
 したがいまして、私ども山武市の方向づけをしておりますところの総合計画その他をもととして、しっかりと山武市の将来を築いていくということになろうかと思います。


◯議長(行木三郎君) 井野議員。


◯7番(井野敬一君) 市民の市長に対する期待は大変大きなものがあると思います。成東病院の再生問題を筆頭に、高齢化社会や少子化問題など、かなり多くの難問があると思われます。市民に、椎名さんに託してよかったと思われる市長になっていただきたいと思います。山武市発展のためには、あらゆる人力を尽くして、山武市発展に尽くしていただきたいと思います。
 これで、私の質問を終わりにします。


◯議長(行木三郎君) 以上で、山政研、井野敬一議員の個人質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時15分です。よろしくお願いします。
             (休憩 午前11時44分)
             (再開 午後 1時13分)


◯議長(行木三郎君) 再開いたします。
 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 一般質問を行います。
 次に、21番、蕨眞議員の質問を許します。蕨議員、御登壇願います。


◯21番(蕨  眞君) では、市民と日本共産党を代表して一般質問をします。質問事項は通告しましたとおり、独立行政法人後の成東病院、消防団の運営費の2項目です。
 では、まず、独法化後の成東病院について質問します。
 現在、4月1日の独法のスタートに向け、準備作業が旧ピッチで進められ、先日、第1回目の評価委員会が開催され、中期目標の素案が検討されました。この中期目標の素案に沿って、何点か質問します。
 なお、中期目標の内容は抽象的で、中期計画の項目出しといった性格が強いため、質問は実質上、中期計画にかかわる質問になりますが、御了承願います。
 まず1点目は、中期目標の第2の中の診療体制の整備という項目で、診療部門の見直し及び充実を行うとしていますが、具体的にはどうするのでしょうか。
 また、現在の診療科は18科で、産婦人科は休診、泌尿器科と耳鼻咽喉科は常勤医が不在で、外来のみとなっています。この4月からも、この体制でスタートするのでしょうか。特に産婦人科は中期目標の期間中で、どのようにしていくのか、あわせて質問します。


◯議長(行木三郎君) 市長、御登壇願います。


◯市長(椎名千収君) 診療体制の整備について考え方を述べたいと思います。現在の診療科を基本的に継続するということは、ほかの議員への答弁でも申し上げたとおりでございますが、患者の動向あるいは医療需要など、社会の変化に即して診療部門を見直し、充実を図ってまいるということでございますが、当然、社会的な変化に伴いまして、医療の需要も変わってくると思ってございます。
 そういった意味で、診療部門の見直しという文言が入るのだと思いますし、充実を図っていくということは、現在、例えば常勤医が1人であるところを2人にできれば、かなり充実するだろうと、そういうような診療科目ごとの充実を図りたいという意味合いがあろうかと思います。
 また、産婦人科でございますけれども、これにつきましても、産婦人科を休止したことは、経営上の問題ではございませんので、お医者さんの確保、助産師の確保ができるという見通しが立てば、できるだけ早期に再開をしたいという思いを込めてございます。
 以上でございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 産婦人科の問題について、再度お伺いしますが、今、成東病院のホームページを見ていますと、内科医と泌尿器科、耳鼻咽喉科の医師は募集していますが、産婦人科の医師はホームページを見る限りは募集されてないということで、これは私の思い過ごしかもしれませんけれども、今後とも産婦人科は、例えばこの中期計画の4年間の中では、休診をまた再開するというようなことは考えていないのかなと、ふと思ったんですが、そうではないということで、医師が確保できれば、再開すると理解してもよろしいでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 産婦人科は、御承知のように、大変不足しているということで、また、当成東病院が休診に追い込まれた原因として、やはり1人医長であったという問題もあると思います。したがいまして、産婦人科のお医者さんが2人そろって、初めて再開できると考えますから、そういった意味で、まず、現在は内科のほうの充実に力を入れて、その後に産婦人科も再開を目指していくという順番になろうかと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) では、次に2点目ですが、これも中期目標の第2の中の救急医療の充実という項目で、二次救急医療機関としての使命を果たし、住民が安心できる救急医療体制の充実を図ることとしていますが、これは具体的にはどのようなことなんでしょうか。
 それに関連しまして、もう1点ですが、三次救急については、成東病院では対応できないわけですが、搬送先等、どのように成東病院としても対応するのか。その辺のことについても、あわせて質問します。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 現在、成東病院の救急の中で、本来、一次救急であろうというのはかなり多いということがあります。それが救急業務を圧迫していると思いますけれども、本来、成東病院が力を入れなければならないのは、二次救急の部分であろうということで、一次救急をどこで担っていただくか、あるいは、三次救急をどこで担っていただくか、その線引きはどこなのかということも、漠然としているのかもしれませんけれども、現在、成東病院として受け持っている救急の業務というものについて、そのあり方を中心にして充実を図っていくという考え方だと思います。
 三次救急につきましては、当然、九十九里地域医療センターができて、そこで三次救急までやるということになれば、それはそこでまた何らかの調整といいますか、協力関係を構築していかなければいけないんだろうと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 二次救急の充実ということなんですけれども、例えば、これは具体的に中期目標なり、中期計画の中で、現在の二次救急の輪番体制ですが、成東病院は、内科は参加していませんが、そういった内科もいついつまでに参加するようにするとか、例えば、輪番の回数をもっと増やしていくとか、そういうような具体的な目標というのは立てているのでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) まず、中期目標の中では、そういった具体的な目標値は置かないと思いますし、中期計画の中にそれが書き込まれるかどうかということだと思いますが、やはり実現可能な数字になっていくと思います。
 二次救急が日本じゅうで崩壊しましたのは、やはり救急の現場の過重労働ということになりますので、そのあたりを慎重に見ながら、対応していかなければいけない問題だと思いますので、この数字をやれというところからスタートすることは、なかなか難しいのかなと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) では、次の質問ですが、中期目標のやはり第2の中で、医療職の人材確保という項目で、優秀な医師、看護師の確保に努めるとしていますが、中期計画では具体的な数値目標を設定すると思いますが、もしそういったことを今現在で検討していたならば、示していただきたいと思います。
 それに関連して、成東病院でも、今、看護師が非常に足りないということなんですけれども、具体的に今現在で何人足りないのか、その数字ですが、それをまず示していただきたい。
 2番目として、病院職員の継続勤務です。独法化で一たんみんな退職になって、継続をして勤務するかどうか、そういった意向を確認している最中だと思いますけれども、特に看護師に関して、先ほど質問が出て、まだはっきりはしていないということですけれども、継続勤務を希望しない方、成東病院を去られる方はどの程度いるのか、あるいは、出てきそうなのか、その辺のところも具体的数字がわかれば、わからなければ、大体何割ぐらい残るんだろうと、そういうような見通しを聞かせていただけないでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 副市長、御登壇願います。


◯副市長(大槻大輔君) まず、医師の確保につきまして、具体的な数値目標があるのかということでございますけれども、現在、確保のための具体策として考えておりますのが、寄附講座でありましたり、あるいは、奨学金制度の検討といったことがございます。
 寄附講座につきましては、具体的にどちらかの大学と話をしていかなければいけないというところでして、こういったものの見通しが立ちましたら、即座にその数値目標に反映できるかもしれませんが、まだ、ここが、今のところ、そこまで固まっている段階ではないわけでございますので、即座に数字を示せと申されても、今の段階では難しいということでございます。
 看護師の確保の関係でございますけれども、独法化の話がだんだん進捗してまいりました9月以降に、何度も説明会というものを病院の中で開催しまして、独法化についての説明を続けてきたところでございます。ただ、いろんな面でまだ独法化の詳細というものが固まり切れてない面も否定できません。職員の方にしてみれば、自分たちの環境はどうなるのかということに非常に関心があるわけで、そこにまだ完璧に答え切れている段階でもございません。
 そういった意味で、今後、個別的な説明も含めまして、さらに説明し、理解を求めていく中で、では、どうしようかという看護師さん方の意思もはっきりしてくるのではないかと思いますし、正確な把握もできるかと思います。
 したがいまして、現段階で何人がどうなのだとか、何割がどうなのか、そういった数的な把握はまだできていません。
 現在、10対1の基準で看護師の数を置いているわけでございますけれども、これで今、回せる状況ではありますけれども、一方、今、夜勤の問題だとか、そういったものを考えますと、看護師の勤務環境を考えた場合、やっぱりもう少しおられたほうが、なお回しやすいという面はございますけれども、今の段階で、では、あと何人雇わなければならないというところは、まだ病院から聞いておりません。すみません。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 看護師の確保の問題、現在の看護師の数と不足している人数、どれくらいなのかと聞きましたけれども、どうもはっきりしないということで、これは評価委員会に出された資料の中で、8月1日現在で成東病院の看護師、正看護師が101名、准看護師が24名と、そういう数字が出ている。今現在でも恐らく20名、30名ぐらいは足りないのではないのかと思うんです。これは前の議会でおおよそどれぐらい足りないかと言ったら、市長は、たしか30名ぐらいはいたほうがいいというようなお話をしていました。
 もう一つ、現在でもそれだけ足りない状況で、しかも独法化に伴って非公務員化すると、その中で、成東病院を去っていく方も当然出てくる。東京都の都立病院の例ですが、15%は、やめてしまったと、そういうような例もあります。そうすると、今で看護師が足りない。今、募集をしていても、ほとんど応募がないという状況。また、独法化に伴って看護師がやめてしまうと、そうすると、看護師不足が深刻になってくる。
 そうすると、一番の問題は、医師の確保よりも、看護師の確保が問題だと思うんですけれども、先日、新聞でも長生病院で看護師が足りなくなったので病床を少なくすると、そういうような例も出ていましたけれども、もし山武市で4月1日は現在の医療スタッフでできるところで新独法の病院をスタートするんだと言いますけど、医師は現在のまま確保できたとしても、先ほどの質問でも、現在いる数とプラスアルファでスタートするんだという答弁をされていましたけれども、看護師については、非常に深刻な状態ではないか。
 そうすると、看護師不足で現在のままの病院機能をそのままでスタートするということができなくなってくる危険性というものもあるのではないか。看護師不足によって、現在の成東病院の機能を維持できなくなると、そういうような危険性を非常に感じるんですけれども、その辺のところについて市長はどのように考えていらっしゃるのでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 蕨議員に御心配いただいている心配というのは、私もそのようにいたしてございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 心配をしているということなんですけれども、どういう対応をする予定なんでしょうか。
 私が一番言いたいのは、独法化になっても、今までどおりの成東病院だよというようなふれ込みでやっているんですけれども、実際始めてみたら、いや、看護師が足りなくて、いわゆる診療科も縮小してしまうとか、ベッド数ももっと縮小しなければいけなくなってしまったとか、そういうようなことにならないのかどうか。絶対なりませんというような保証はあるんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 蕨議員の論理からいえば、その結果は絶対の保証はできないということをおっしゃっているとおりだと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) そうなった場合が、私は一番心配なんです。先ほどから聞いているように、4月までといっても、もう3カ月ちょっとですけれども、その段階で一体、今、言ったように、今現在で看護師が何名足りないんだといっても、10対1看護で、はっきりした数字も出てこない。独法化に伴ってやめる看護師も出てくるだろうと、それもはっきりとした数字はまだつかめない。ある意味、言葉がきついかもしれませんが、これは非常に無責任ではないですか。それでもどんどん独法化に踏み切るんだということですけど、独法化は独法化でいいでしょうけれども、そういう看護師の確保の担保をもっと真剣に考えるべきではないんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 御心配をいただいているとおりでございますし、私どももこれから看護師の確保について、しっかりと努めていかなければいけないと認識はしております。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) ぜひ看護師が足りないから、4月1日の段階になって、成東病院の機能を縮小しますとならないようにしていただきたいと、強く要望してきております。
 次の質問、4点目ですが、中期目標のやはり第2の中で、地域医療連携の推進という項目で、地域の中核病院としての役割を果たすため、他の医療機関との機能分担と連携を強化するとしていますけれども、これは前の一般質問でも何度も言っていますけれども、東金市と九十九里町で設置しようとしている医療センターが、4年後、5年後には開院するということなんですけれども、そことの関係は一体どうするのか。
 東金市と九十九里町の地域医療センターは、自称ですけれども、県も入って、山武、長生、いすみの中核病院だと名乗っています。一方で、成東病院も地域の中核病院だということで、何度も言いますけれども、お互い競合するのではないか。競合する、そこはとっておいて、東金、九十九里の医療センターとの関係をどうするんですかというのが質問です。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) まず、競合するかどうか、競合関係というのは、現在、例えば、成東病院と大網病院も、ある意味では競合関係にありますし、協力関係にもある、両面性があると思います。当然、競合するということは、お互いに切磋琢磨するという意味からすれば、必ずしも悪いことではないと思います。全体的にこの地域に医療施設がじゃぶじゃぶで余っているわけではございませんので、そういった意味合いで、むしろ、ある意味で、競合関係にあるほうが望ましいかもしれません。
 ただ、救急の見方からしますと、現在、成東病院がこれから担っていく救急につきましては、二次医療を中心にやっていくということでございますので、むしろ三次医療については御協力をしていただかなければならない、この地域の市民にとって、安心は得られない。近い将来に三次医療までやれるというところには、なかなかいかないんだろうと思っています。
 ここの他の医療機関との機能分担というところに、蕨議員、これは1市1町の医療センターを想定されておりますけれども、それはまだ現在ないわけでして、現在でも三次医療というのは、旭中央病院でありますとか、成田日赤病院とか、そういった病院にお願いをしている状況にございます。そういった医療機関とも、しっかりとした連携をとる。そのためには、まず自分のところも二次医療において、信頼していただけるような役割を果たしていきませんと、機能分担ということはできないわけで、お願いだけしているというわけにはいかないと思います。そういった意味で、まず二次医療についてしっかりと足元を固めて、役割分担をお願いしていくということになろうかと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 評価委員会の中でも、いわゆる中期目標だけではなくて、15年、20年先の計画、マスタープランを作るべきではないのかと、そういう大きなマスタープランを作ってから、ブレークダウンをしていって、中期目標なり、年度目標なりを作るべきではないかと、そういう意見が出されていて、それとの関係で、例えば、ある委員が、東金市と九十九里町でも医療センターを造ろうとしている。では、例えば、それが5年後存続している場合と、あとは破綻してしまった場合、そういった2つの場合に分けて、そういう長期の展望、成東病院はどうするのかと、そういうマスタープランのようなものを作ったらどうかというような話が出ていましたけれども、その辺については、どういうふうに考えているんでしょう。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 貴重な御意見だと承りました。当然、成東病院がということではなく、山武市が山武市民に対して、どのような医療の考え方を持っているかということをお示ししなければいけませんし、あるいは、もう少し広域でこれからもう一度話し合いを進める必要もあろうかと。例えば、山武郡としての考え方はどうだということもお示ししなければいけないと思います。
 今までどうしてもそこがネックになっておりましたのが、この医療センター問題だと。そこで、一度意見が合わなかったということでありますが、少なくとも成東病院につきましては、一部事務組合を解散して、山武市が独立行政法人として単独で運営するという方向性がしっかりと出ましたので、1市1町の医療センターの可能性も見ながら、これからお話し合いを進めていくという、少し広域でのビジョンというものも、もう一度作り直す必要があるかと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 次の質問に移ります。中期目標の第3というところの中で、適切かつ弾力的な人員配置という項目で、必要に応じて、常勤以外の雇用形態を取り入れるとありますけれども、具体的にはどの職種に、どのような雇用形態を取り入れる予定なんでしょうか。具体的な予定がありましたら、答弁を願います。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 例えば、救急業務ですとか、病理の検査とか、そういうことです。あるいは、麻酔などに関しまして、非常勤の職員が活用できないかということも、今後の検討課題だと考えております。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 今、聞いたのは医師の関係とか、病理のほうですが、そのほかにも病棟管理とか、建物を管理するとか、事務職のほう、そちらのほうでも、こういったことは考えているのでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) これから病院の事務のあり方を考えていく、現在も民間委託している部分などは多数ございますけれども、どういった形が一番いいのかというものを判断して、その上で民間委託すべきところ、あるいは、非常勤の職員を雇うところ、正職員で対応するところ、いろいろ出てくるかと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) そこで心配なところは、非常勤の場合だったら、それほど問題はないと思いますけれども、民間に委託をしたり、業務派遣等々をした場合に、一緒の職場の中に、異なる雇用形態の人が入っていると、指揮命令系統が異なってくるということで、職場の中に混乱、統一性がなくなるという危険性もあると思うんですけれども、その辺のところはどうなんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 現在も医事課だとか、窓口の業務に関しましては、民間委託だとか派遣の職員がかなり入ってきております。しかしながら、指揮命令系統だとか、職場の調和を図りながら、仕事を進めております。今後もこういったことを考えながら、進めていきたいと思っております。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) では、次の質問に移りますけれども、中期目標の第3の職員の職務能力の向上という項目で、病院事務に精通した事務職の確保・育成をするとしています。これも先ほど一般質問で出ましたけれども、今の市から派遣している職員を今後どうしていくのか。私見ですけれども、どうも今の成東病院の事務体制を見ていると、弱いのかなという感じを受けますけれども、今後の市の派遣職員の扱いをどうするのか。
 また、ここで、病院事務に精通した事務職の確保ということで、いわゆる、例えば、ほかの病院で事務職に精通している方を、言ってみれば、ヘッドハンティングのようなことをして、成東病院に来てもらうというようなことも考えているんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 当然のことだと思いますが、現状、蕨議員から弱いと言われた成東病院であるとすれば、独法後も市からしばらくの間は派遣をせざるを得ないという状況があろうかと思いますが、私見ですけれども、市の職員が経営に強いというケースはなかなかないので、そういう意味からすれば、やはり独法化後にプロパーの職員が経営能力をつけていく、経営的な感覚を持って事務をすると言ったほうがいいかもしれませんが、そういう能力を向上していかなければいけないと思います。
 ですから、市から職員を派遣すれば、何でもできるということではないと私は思いますので、おっしゃるように、専門的な能力をお持ちの方を、ヘッドハンティングというお言葉をお使いになりましたけれども、何らかの形でリクルートする必要があろうかと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) もう一つは、本来は病院のプロパーの職員が経営感覚を身につけて、しっかり病院経営をしていくというのが一番望ましい姿だと私も思っていますけれども、一つ心配なのは、この間の独法化のこういった中期目標にしてもそうだし、中期計画にしても一緒だと思うんですけれども、こういう経営的なものでどうするのかという問題で、果たして病院の事務職の方とか、あるいは、医療職の方が、こういう計画作りにどれだけ参画しているのか、一緒にやっているのか。
 どうも大半のことを、市のほうから派遣している職員とか、独法化のために作った市から出した職員、そういう人たちが中心になって、ほとんどのことを進めて、病院のプロパーの職員、あるいは、看護師にしても、作ってもらった計画で全部やっていると、そういうような感覚を受けるんですけれども、その辺のところで、こういう計画に対する病院の事務職とか医師、看護師の参加、そういうところはどうなっているんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) まず、中期目標を作っていかなければいけないんですけれども、中期目標は、法律上、設立団体の市が策定するとなっておりますので、その関係もありまして、中期目標作りにおきましては、市のほうもかなり乗り出して、原案をつくっていったというのが事実でございます。
 しかしながら、先日の評価委員会でもそうでしたけれども、今後、中期計画以降はまさに病院が主体になって作るべきことでもありますし、その責任者たる理事長の予定者といったものも大分固めていった次第でございますので、今後はだんだん病院側に計画なりの準備主体がシフトしてくるのではないかと思います。
 ただ、現在におきましても、中期目標の素案を評価委員会で提示したわけですけれども、その過程におきまして、病院の中で最大限議論はいたしております。病院の医療職、看護職の方を含めて意見をいただいたり、会議で諮って、病院として意見を十分にくんだ上で、市としても作成して提示をしたということがございました。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) いろいろ職員の方にも説明をして、意見も聞いているということなんですけれども、1点だけ伺っておきたいんですけれども、率直なところ、成東病院の医師も看護師も職員も含めて、独法化ということについて、どのような意見を持ってらっしゃるんでしょうか。一緒に独法化をやっていこうと、独法化をするんだったら、しようがないなとか、よくわからないなとか、例えばどのような意見が出ているんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 徐々にといいますか、解散をする前と解散をした後では、大きな違いは出ていると思っておりますが、必ずしも独法化によってこれから病院が大きく変わる、積極的にそれに参加しようというような意識が持たれているかというと、そのようにまではまだ至っていないと思っています。
 そもそも論からいえば、長先生がたびたびおっしゃっているように、民間の病院であれば、もう破綻状態であるという認識を持つか、持たないかということだと思います。こういった認識のもとに独法化というものはなされている、経営的には、そういう側面が強いんですけれども、まだまだ公設公営であるという考え方が、どうしても長年しみついているというところにあろうかと思います。
 ですから、危機感という面で、職員が本当に危機感を持って、新たな病院を立ち上げていくというところまでに、私どもも理解を求めても、なかなか説明をし切れていないのかもしれませんが、そういった理解がまだ行き届いていないと思っています。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 次の質問に移ります。次は中期目標のやはり第3の中で、新しい人事評価制度、勤務成績を考慮した給与制度を構築するとしていますけれども、端的に言って、現行の人事評価制度や給与制度とどこが一番異なるんでしょうか。まず1点質問します。
 また、そういった制度の変更に対して、職員の反応はどうなんでしょうか。2点目です。
 3点目ですが、評価委員会で、職員の給与について、正看護師よりも准看護師が高い。准看護師よりも、さらに事務職の給与が高い。そんなことは民間ではあり得ない話だという意見が出ていましたけれども、そのことについて、例えば、今後、新しい給与制度等々で、どういうふうにして変えていくのか。1点伺います。
 もう1点は、これも評価委員会で出てきた話ですけれども、継続勤務する職員の現給保障を永遠に続けるのか、期限を区切れというような意見がありましたけれども、その辺のところも、どのように対応されるのか、その4点を質問します。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 人事評価制度の関係ですけれども、今との違いですが、今はいわゆる勤務評定なり、あるいは、上司の評価に基づいて、そういった評価がなされてきたわけではございますけれども、そういったものに変えまして、客観的な公正な制度ということで、人事評価制度を新たに作るという点が一番の違いでございます。これは山武市役所においても同じでございまして、そういったものを新たに導入することが一番大きな違いかと思います。
 ただ、一朝一夕にすぐできるかと言うと、そういうわけではございませんで、やはり試行の過程も必要でございますし、その中で、どんなふうに運営をしていくかという現場の理解も必要でございますので、独法化になって以降も含めまして、徐々に制度を作り上げたいと考えております。
 まだ、こういった方針になるということは、職員には説明会などで伝えておりますけれども、それに対しまして、職員の意見というのは特段いただいておりません。むしろ、どういう制度になるのかを教えてくださいといったことを聞かれるほうが多いです。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 評価委員会の中で、大変厳しいといいますか、経営的な面から見れば、それが妥当な御意見なのかもしれませんが、私どもは今までの作業をしてきた立場からすると、非常に厳しい御意見をいただきました。
 こういったことが、独法化後の給与の表を作って、そこにあてはめていくという作業をこれからするんだと思いますが、先例、同規模の先発の病院の給与、その他を参考にしながら、私どもは給与表を作っていって、そこに当てはめていくという形になろうかと思いますが、それは今いろいろなケースを集めているというところで、一番妥当な給与体系を作っていこうとしてございます。
 現給保障に関しましても、独法化後の国保成東病院のあり方についての中で、現在の職員の再雇用後の給与につきましては、現給保障を基本とするとしてございますけれども、これも、あれだけの御意見をいただいておりますので、これから評価委員会の中で、先生方の御意見もお聞きしながら、中期計画の中で、最終的に結論づけていかなければいけないという状況に今あろうかと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 現給保障の問題について確認しますけど、要するに、現給保障は期間をつける。評価委員会の中では、2年間とか3年間とかというような話も出ていますけれども、そういう方向でやっていくということでしょうか。
 もう1点伺いたいのは、特に看護師の給与ですけれども、これは看護師を集めるためには、やはり給与をそれなりによくしなければ集まってこないと思うんですけれども、端的に言って、現行の看護師の給与体系、給与の水準と新独法の看護師の給与の水準は、どちらのほうが高いんでしょうか。
 新独法になると、恐らく低くなる。低くなるというのは、公務員ですと、年功序列、最初は安いけれども、だんだんと右肩上がりに給与が増えていく。独法にすると、最初は高目に設定するけれども、年数がたっても、余り給料は変わらないというような給与体系、フラット化した給与体系を作ると思うんですけれども、そうすると、いわゆる生涯賃金を考えると、旧来の公務員型よりも、独法型の給与のほうが安くなるというようなことが、恐らく生じると思うんですけれども、そういうことで、実際考えているんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 今、蕨議員がおっしゃったような具体的な曲線の問題だと思いますが、具体的な表の数字については、私は詳しく把握しておりませんが、端的に申し上げれば、先ほどから看護師の確保がポイントになるという御質問をいただいておりますから、現在の状況の中で、こちらの立場からしますと、看護師を集めるという言葉をお使いになりますが、看護師の方々に働いていただく意欲を持っていただけるような給与体系を作っていかなければいけないのではないかと思っております。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) どうも抽象的な答弁だったので、これ以上は質問しません。
 次に、8点目、これは病院問題で最後ですけれども、中期目標の第3の中で、収入の確保という項目がありますが、独法化を契機に、病室料など使用料、手数料を値上げするもの、ないし値上げを検討しているものはあるんでしょうか。
 これも先ほどの副市長の答弁があって、現在と変わらないようにしていきたいというようなことをおっしゃっていましたけれども、これは具体的には中期計画でも決めるし、また、あるいは、料金を規定する内部の規則も作るように、これからなっていくと思いますけれども、どのように検討されているのかを質問します。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) お尋ねの点でございますけれども、使用料ですとか文書料等につきましては、基本的に現行を基準にしていくという考え方において作成しているということです。
 収入確保をするために、今すぐということではありませんけれども、経営陣から考えれば、恐らくサービスに見合った料金というものは、きっと出てくるかもしれません。ですから、もし成東病院が、例えば非常にすばらしいサービスを提供することによって、患者に支持をしていただくのであれば、いろいろな料金が高いというお話はなくなるかもしれませんし、今の料金であっても、サービスの質が低下するなり、他の市立病院と比べて、このサービスではどうだという話になれば、その料金は逆に下げざるを得ないかもしれません。そういった経営的なところで、料金というものは決まるとなっていくと思います。
 ただ、現行は私どもの目標の中で、使用料、文書料につきましては、現行を基本としていくと考えているということでございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 現行を基本に考えていると、もう一方では、サービスに見合った料金にしていくんだというようなことをおっしゃっていますけれども、どうもはっきりしないんです。これは何度も言っていますけれども、では、例えば、現在の成東病院では、そういう使用料とか手数料は、条例で成東病院使用料、手数料条例というものがあって、そこで決まっていますけれども、そこに出ているものについては、基本的に値上げはしないと理解してもいいんでしょうか。
 もう4月1日から独法化はスタートするわけですから、当然これは検討されていて、しかるべきだと思いますけれども、どうなんでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 申し上げておりますのは、スタート時点では、そういった現行を基本としてやっていくということです。
 ただ、未来永劫、そういったことが、条例で決まっているものは、条例のとおり守れということになると、それは独法化された病院の経営のあり方とは違うだろうと思いますが、スタートに当たって、目標の中では現行を移行していくわけですから、現行のサービスの水準と今のいただいている使用料というのは見合っているものという考え方のもとにスタートさせていただきますので、現行の使用料を基本としていくということになろうかと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) どうもはっきりしないんです。スタートに当たってということは、スタートに当たっては、現行でやっていきますけれども、中期目標、4年間の間に値上げしますよということですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 私ども、中期目標の中で一番大事なことというのは、成東病院が社会的な役割を果たすと同時に、健全に経営されていくという両面を持っております。一番難しいところだと思いますが、独立行政法人の経営に、やはり今までの公共性というものがある程度入っていきますから、市のほうといたしますと、こういった使用料・手数料について、できるだけ上げないようにという方向になると思います。
 評価委員の皆さん方はどういうふうにおっしゃるかわかりませんけれども、当然、経営面からの意見というものも出てくると想定されます。ですから、そういった面で、全く硬直した考え方をここで申し上げるわけにはいかないということで、括弧書きで申し上げているんですけれども、現在の目標の中では、基本料、使用料、その他につきましては、現行の基準を考えていく。これは他の構成市町とのお約束でもありますので、中期目標の中では、そういったことで考えてまいります。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) よくわからない。要するに、硬直した考えはしないということは、現行を基準と言いつつも、値上げも考える、値上げを考える場合もあり得るということと理解をしておいてよろしいでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 値上げをするか、しないか、値上げをするということは、私の考えることではないんです。私のほうは、中期目標の中では、効率的な運営とか、費用の削減とか、そういった形で収入の確保をするようにとなっておりまして、そこまで中期目標で縛るということではないと思います。
 考え方として、解散をするに当たりまして、過去の負債も構成市町で担っていただいていますから、そのときの要望として、使用料その他にも言及がなされておりますし、こういったことについての考え方は、現行を基本としていくという考え方でございます。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 市長の答弁を少し補足いたしますと、市長がおっしゃりたいことは、将来、今ないようなすごくいいサービスができたとして、それに見合った使用料などはいただくことはあるかもしれないと、多分そういうことではないかと思います。
 もう1点、料金をどうするかというのは、基本的に病院が判断することだということは、そのとおりでございますけれども、結局、そういったものも含めまして、中期計画に反映されていくわけでございます。中期計画につきましては、後ほど議会の議決もいただく必要があるわけでございまして、その中で議会でも御審議をいただきながら、決まっていくものと考えております。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 今、市長、料金について、私の考えることではないとおっしゃいましたが、これは大きな間違いだと思います。例えば、市長が、将来、少なくともこの4年間については、使用料・手数料は値上げしませんというようなことを決めるのだったならば、中期目標に書いてあっていいはずなんです。そういうことを中期目標に入れてはならないという法律はどこにもないです。それを市長は書かないんでしょう。書きたくないんでしょう。だから、そういうことを言っているのではないですか。
 もしもこの4年間は、今、言いましたよね、市の立場としては、できるだけ上げたくはないと、だったら、そういうふうに中期目標に明記すればいいではないですか。それは市長の権限として、市長ができるはずです。議会がそれを議決すれば、通るはずです。なぜ、そうしないんですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) まず、評価委員の評価委員会があって、いろいろな御意見をいただいておりますから、その中でいろいろとこれから最終的に決めていかなければならないと思いますし、先ほどからお話しいたしましたように、成東病院の経営を成り立たせる。経営第一主義ではございませんけれども、議会としても、成東病院に無尽蔵に負担を増やしていくということはあり得ないと思います。したがいまして、成東病院の経営をしっかりとやるようにという御意見も、大変強いものが出てくると思います。
 そういった中で、経営をしていくという立場からすれば、すべてにおいて枠を当てはめて、たがをはめてしまうという考え方が、必ずしもいいとは思えないということでございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 幾ら議論しても平行線なので、できるだけ、そういった使用料・手数料は値上げしないようにと要望しまして、この質問をこれで終わりにします。
 次に、消防団の運営費について、そちらのほうの質問に移りますけれども、皆さん御存じのように、消防団は地域住民の有志によって組織され、その構成員である消防団員は、通常は各自の職業に従事しながら、火災、風水害等の災害に際して、消防活動に従事しています。また、そればかりでなく、多くの場合は、消防団は祭礼など地域のコミュニティ活動の中心的な役割も果たすなど、広範囲な活動をしています。
 こうした消防団は、自分たちの地域は自分たちで守ろうという消防団員個々のボランティア精神に依存している面が大きいわけですが、その組織は消防組織法や消防団条例で規定された公の機関で、消防団員は非常勤で特別職の地方公務員と規定されています。
 さて、消防組織法第8条では、市町村の消防に要する費用は、当該市町村がこれを負担しなければならないと規定し、また、山武市消防団条例第13条では、消防団または団員の名義をもって、みだりに寄附を募集してはならないと規定しています。市は消防団に対して運営費を交付していますが、山武市の多くの消防団は、長年の慣習もあって、運営費の相当多くの部分を消防の寄附あるいは協賛金、後援会費など名称はいろいろですが、実質的に地元負担で賄う、あるいは賄わざるを得ないというのが実態ではないでしょうか。
 こうした結果として、消防の地元寄附をめぐる消防団と地域住民とのトラブルも多く耳にします。地域住民と消防団とのトラブルは、地域の自主防災の体制の充実ばかりでなく、地域のコミュニティ活動の活性化という観点からも、市として放置できない問題ではないでしょうか。
 市の現状認識と今後の対応を質問します。


◯議長(行木三郎君) 総務課長。


◯総務課長(峰 安宏君) 御質問にお答えします。市は消防団の運営に要する経費を賄うため、山武市消防団運営交付金交付要綱に基づきまして、消防団本部、分団及び各部に交付金を交付しております。
 その一例を紹介しますと、部運営交付金につきましては、ポンプ自動車の配備されている部につきましては、年額7万円、小型ポンプつき積載車の配備されている部につきましては、年額6万円。
 さらに、市消防ポンプ操法大会交付金、これは市の操法大会の出場部に対して支給するものですが、ポンプ自動車の部につきましては2万円、消防ポンプつき積載車につきましては1万8,000円。
 さらに、山武消防ポンプ操法大会の交付金としましては、市の代表としまして、支部の操法大会、これは郡市内の大会でございますが、こちらに出場する部につきましては、ポンプ車操法出場部35万円、小型ポンプ操法出場部につきましては30万円、また、歳末夜警に際しましては、各部に2万円を交付しているものなどがあります。
 また、このほかに、団員報酬と出動報償がありまして、団員報酬の一例としましては、年額で部長が5万4,000円、班長が2万5,000円、団員が1万8,600円と交付しているものでございます。
 また、火災時等の出動報償は、ポンプ自動車が出動1回当たり1万円、小型ポンプつき積載車につきましては、出動1回当たり8,000円を交付しております。
 また、各部に配備されております消防車両の維持管理に要する経費、これは車検費用ですとか修繕費等につきましても、市の予算で賄っているところでございます。
 このように、消防団活動に必要な経費は、一通り市が負担しておりますが、そのほかに各地区で地元の消防団に対しまして、負担している実態があるということは承知しています。これは、先ほど蕨議員がおっしゃったように、消防団員、それぞれの皆さんが、職業を持ちながらも、地域住民の生命や財産を守るため、日夜を分かたず、自分の身を危険にさらしながら、消火活動や防災活動に取り組んでいますことから、古くからの慣習に基づき、そのような消防団活動の支援を目的に、地域の方々の自主的な御好意として、地元の消防団に御負担されているものと思われます。
 しかし、市としましては、各地域における負担の実態を把握しておりませんので、具体的な指導等を行うことは難しい状況にありますので、御理解をいただきますよう、よろしくお願いいたします。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 今、説明がございましたけれども、消防の寄附は、地域の方の自発的な好意でされている。市としても、その実態を把握しているわけではないので、具体的な指導はできないという答弁だったと思います。
 一つ、例えば、市として一通り必要な経費は負担をしているということなんですが、確かにそういうことも言えるかもしれませんが、先ほどの報酬ですが、先ほど言いましたように、一般の団員で、年間1万8,600円、ところが月額に直すと1,550円なんです。1日に直すと50円です。通常考えて、そう毎日出動しているわけではないけれども、いざそういう災害があれば、365日、24時間、いつでも出動しなければいけないということで、それが1日当たり50円では少ないとも見られると思うんです。
 だから、そういった面では、報酬ももっと引き上げても構わないのではないのか。出動手当にしても、ポンプ車で1万円で、小型ポンプつきで8,000円ということですけれども、ある意味では、これも少ないのではないか。こういう少ないところに、やはり地元で寄附を出している。好意でやっていると言いますけれども、確かにそういうところもあるでしょうけれども、実質的にはいろんなやり方がありますけれども、消防団が1軒ずつ回って、消防費だとか、そういう名目で、消防の後援会だということで1,000円とか2,000円、3,000円ずつを集めているところもあれば、例えば自治会費として各家からお金を取って、そこの中の3分の1なり、半分を消防のほうに渡している。しかし、それは実質上は単なる好意による寄附ではなくて、実際上の割り当てです。税外負担です。実質上のそれになっている場合も多くあるんです。
 そういうことで、これは要望しておきたいんですけれども、1つは、先ほど市としてそういう実態をつかんでないということなんですけれども、これは何らかの形で、今後、市としても、そういうような実態は一体どうなっているのか。形はどうあれ、それを市としても、まず実態を把握すること、これは1つ要望をしたいと思います。
 もう1点、先ほど言いましたように、消防組織法でも、また、消防団条例でも、要するに、寄附というのは、法律上は基本的に禁止されていますよということを周知徹底してほしいんです。というのは、私も消防団の何人かの方と話をして知っているんですが、こういう法律上の規定があることを知らない方もたくさんいるんです。だから、私が言っているのは、今すぐ消防の寄附をやめろと言うのではなくて、そういうことが法律で決まっているんですよということは、少なくても消防団の方にも周知徹底してほしい。
 3点目として、もう一つは、本当に消防団の運営費が足りているんだったらいいけれども、果たして本当にそうなのか。多くの場合、飲んだり、食べたりとか飲食に使われているという場合も、確かに多く聞きますけれども、考えようによっては、例えば消防団同士が懇親をすると、そういうものも必要だろうと思います。だからといって、飲んだり、食べたりする分を公費を出すというのは、普通はできない話です。だから、逆に、例えば、消防団員報酬を上げるとか、あるいは、出動手当をしっかりともう少し増やすとか、だから、実質そういうようなお金が出るような工夫で、市のほうもやっていけないものなのか、どうか。
 その3つです。いわゆる実態の把握と、そういう法律上の規定の周知徹底と、消防にかかわる経費を必要なものならば、もう少し消防団のほうに増やしていく検討をする。その3つのことについてしてほしいと思いますけれども、どうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 総務課長。


◯総務課長(峰 安宏君) お答えします。1点目の実態の把握、2点目の周知徹底という部分につきましては、私どもと消防団とその内容につきまして協議してまいりたいと思います。
 また、第3点目の言うなれば報償等の値上げといいますか、そういった部分につきましては、先ほど蕨議員が御質問のときにおっしゃっていたように、やはり相互扶助といいますか、自分たちの地域は、自分たちで財産を守るというような観点からしまして、やはりそう多くは支給できないというのは、皆さんに御理解いただけるものだとは思っております。
 また、他の自治体とも比較しながら、その辺については考えていきたいと思いますが、現状からいきまして、これまでもかなり切り詰めてきたといいますか、実際のところは財政の状況からしまして、皆さんに支給するものもかなり下げてきたというようなことも実際にはありますので、その辺は御了解をいただければと思います。よろしくお願いします。


◯議長(行木三郎君) 以上で、21番、蕨眞議員の個人質問を終わります。
 以上で、予定した一般質問はすべて終了いたしました。
 次の会議は12月7日、定刻までに御参集願います。
 本日は、これにて散会といたします。どうも御苦労さまでございました。
              午後 2時19分 散会