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千葉県 山武市

平成21年第3回定例会(第3日目) 本文




2009.09.10 : 平成21年第3回定例会(第3日目) 本文


◯議長(行木三郎君) おはようございます。ただいまの出席議員は24名でございます。よって、本日の会議は成立いたします。これより本日の会議を開きます。
              午前 9時59分 開議
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◯議長(行木三郎君) 日程第1 一般質問を行います。
 順次、質問を許します。
 初めに、平成会、能勢秋吉議員の代表質問を許します。
 能勢議員、御登壇願います。


◯11番(能勢秋吉君) 議席番号11番、能勢秋吉です。
 議長のお許しをいただきましたので、平成会を代表して市政に関する一般質問を行います。
 昨年9月、アメリカのリーマン証券が破綻し金融危機に陥り、世界的景気の後退になりました。特に、日本を支えていた自動車産業や電機産業等が一気に業績を悪化させた打撃は非常に大きいです。これを受け雇用の面で社員や派遣の整理が行われ、失業者が多く出ました。次の職を探してもなかなか見つからない現状でございます。
 山武市の商店街もいろいろ模索しているようですが、見渡す限り元気がありません。
 7月の完全失業率は5.7%と、過去最悪になりました。失業者が359万人で180万人が世帯主だそうです。
 企業の輸出や生産が回復に向かっているにも係わらず、先行き不透明感から依然人員抑制に走る企業が少ないと見られていることから、エコノミストの間では厳しい状況が年内は続くとの見方が多いようです。雇用環境の悪化が消費減退を招き、所得の減少とあわせて個人消費を下押しするリスクがあります。
 また、都市部と地方では地域格差が大きく表れています。地域で徴収できる税額は100%とは言えませんが、地域に還元するのが地域の活性化につながることと思います。
 それでは、通告に従い、一般質問をさせていただきます。
 最初に、平成20年度決算審査意見書が監査委員から提出されました。山武市に就任して1年が経過しました大槻副市長はどのように受け止めているか、所見をお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) お答えいたします。
 最初に、議員のほうから都市と地域の格差についても御指摘がありましたので、まずその辺について私の思っていることを簡単に述べさせていただきます。
 やはり、議員のおっしゃるように、雇用の問題もありますし、私がこちらに来て一番感じますのは、駅前のシャッター街であったり、企業の倒産であったり、あるいは草がぼうぼうとしているような、あまり管理されていない土地がたくさんあったり、これはひとえに地元経済にうまくお金が回っていないということかと思いますけども、そういったところに地域の疲弊というものを感じます。
 また、人口も増えていませんし、道路や交通網、下水道といった基礎的なインフラというものが、どうしても見劣りはいたします。
 また、現在医療の面で大変困っていること、あるいは山林の手入れがあまりできないこと、廃棄物の不法投棄も相変わらず増えていること。
 こういったことが、山武市に来ましてよく目につく疲弊の側面でございます。
 そういった中で、山武市としましても、市としてできることをやっていかなければいけないということでございまして、毎年の財政運営、経済運営をやっているところでございます。
 そこで、議員がお尋ねになりました平成20年度の決算指標に対する監査委員の意見について、所感を問うということでございますので、こちらについてもお答えさせていただきます。
 まず、最初の監査制度の重要性というのでしょうか、そちらから述べさせていただきますと、監査委員による監査につきましては、地方自治法に基づいて山武市の予算執行の適正、効率性、財務の法令適合性のみならず、広く業務全般に関しましていろいろな指摘をいただいております。これらの指摘につきましては、市としても尊重しまして、今後、適正かつ効率的な予算執行に努めていきたいと考えているところでございます。
 また、改善すべきところは改善していきたいと考えております。
 監査委員の意見に対する考えというものは、こういうものでございますけども、どちらかというと平成20年度の決算書の中身自体に入るかもしれませんけども、決算そのものに対して私がどういう感想を持ったかということも、あわせて述べたいと思います。
 平成20年度の決算書を見ますと、一般会計、特別会計におきまして、いずれも黒字決算でございます。
 また、自動車教習所などの公益会計におきましても、いずれも資金不足は発生しておりません。
 したがいまして、財政のフローの面に関しましては、いわゆる財政健全化法上の問題は生じていないということでございます。
 ただし、側の面を見ますと、今後合併特例債等の元利償還が多くなってくるということで、公債費が増えることが想定されますので、今後、実質公債費比率等の動きに注目しなければいけないということがございます。
 それから、基金の関係でございますけども、財政調整基金につきましては、予算上、ある程度の取り崩しを想定していたところですけども、入札に伴う経費の制約もありまして、決算上は増える形になっております。
 ただ、昨年度、成東総合運動公園の繰上償還を行いました結果、減債基金が大きく減っております。この2つの基金の合計で見ました場合、トータルでも5億円ほど減っているということは注視していかなければいけないと思います。
 今後の将来的な財政でございますけども、交付税の合併特例による算定換えが平成28年度以降、徐々に落ちてくるわけでございます。平成33年度から今の計算で申しましても、15億円以上落ちるわけでございますので、それに対する備えをやっておく必要がございます。
 まずは財政調整基金を取り崩さなくても、予算編成ができるようにしていくというのが、1つの目安じゃないかと思います。
 その際、本当に必要なサービスは何なのかということをよく考えていく必要がございます。分権の時代にありまして、当たり前のことですけども、結局、いつか必ず財源に困る時期が来るかと思います。そのときに備えて、まさにむだなものはなくして、必要なものに財源を回していく必要がございます。当面、景気の状況もよくありませんので、大型補正を組むなど積極財政を行っております。
 また、合併に伴いまして旧町村間でサービスのレベルの違いがありますので、そういったものをならしていくということで、こういったことに関して生ずる経費は、当面支出していかなければならないですけども、将来に備えまして、どういう準備をしていくか、またその場合の財源はどうするのかといったことを、今後真剣に考えていく時期に来ていると思います。
 少々長くなって恐縮ですけども、以上でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) ありがとうございました。副市長に内部的な管理者として、市税の収入額が約60億円、過去の累積合計といえども未収額が10億5,000万円、また国保税でも収入額が20億6,300万円ですけど、累積合計で11億3,700万円あります。これをどうとらえているか、お聞かせ願いますか。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 今回、監査委員からいただいた意見の一番大きな問題点が、市税だとか国保税の未済額の問題かと思います。これにつきまして、少々私の考えを述べさせていただこうかと思います。
 どうしてこんなに未済額が昨今増えているのかということでございますけども、構造的な要因がございます。
 一番大きいのは、平成19年度に税源移譲がございまして、国税から地方税にかなりの額が振りかわったわけでございます。したがいまして、市税の絶対額が増えております。
 また、保険税につきましても、昨今の高齢化に伴う医療費の増からしまして、絶対額が増え続けております。こういった要因はございます。
 それから、経済情勢の悪化を受けまして、市民の所得が減り続けております。そうしますと、どうしても税金に充てるためのお金が減ってくるわけでございまして、こういったものもかなり大きな影響があるかと思います。
 しかし、こういった外的な要因を別にしましても、徴収率、収納率の観点から見ましても、山武市の県内の市町村における順位が決して満足できるものではございません。平成20年度の徴収率のランキングを見ますと、県内55市町村中44位でございます。ただ、平成20年度には率が0.12ポイントほど向上するなど、努力のあとが見られます。
 こういった徴収をいかに効率的、効果的に上げていくかということが課題になるわけでございますけども、ひとえに地道な努力によるほかないかと思います。例えば、休日や夜間納税窓口の開設、あるいは幹部職員も参加した隣戸徴収の実施、こういった職員の頑張りがあります。また、県からは滞納整理推進機構から県職員の派遣を受けておりまして、こういったこともあわせてやってございます。
 また、これは1つの合併のメリットと言えるかもしれませんけども、収税体制に関しましては、明らかに合併によるメリットが出ております。と申しますのは、これまで小さな町村の時代は、税務課一本でやったかと思いますけども、大きな山武市になりまして、現在御承知のとおり課税課と収税課の2つの課がございます。そして収税課にもかなりの職員をあてがうことができまして、体制の強化が成功しているわけでございます。当初は、町村によって、これまでのいろいろなルールが違いますので、それをあわせていくということで、逆にコストもかかったわけでございますけども、最近は職員の方も習熟してきまして、仕事の手順も累進化してきました。例えば、差し押さえの件数が上がってくるなど、効果も発揮しております。なかなか数字には表れにくいのかもしれませんけども、合併により行政体制が強化された1つの間違いない例かと思います。
 あと、中期的な話といたしましては、どうやって徴収率を上げていくかということでございますけども、国保税のみならずいろいろな手数料の関係もありますので、そういったところで徴収のノウハウを共有していくということが挙げられるかと思います。既に船橋市などでは、そういったものを共有化して効果を出しているという話を聞いたことがございます。
 また、今現在、コンビニ収納を検討しているわけですけども、それによって納税の利便性が高まることで、市民の方に納めていただくということもあるかと思います。
 あわせてクレジットカードで支払えたり、手数料なども含めてコンビニ収納ができるようになれば、さらに貢献するものかと思います。
 国保税に関しましては、本質的には医療費に連動するものでございますので、なるべく医療費がかからないように、特に高齢者の方には元気に過ごしてもらうということが大事でございますので、福祉施策の関係ですとか、いろいろな予防の関係を強化していくことで、国保税全体を圧縮して未済の環境にも供するものではないかと思います。
 以上でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 先ほど副市長が都市部と地方の格差、確かに地方が疲弊と雇用の問題でこういった現況に出てくるのかなと。内部管理者として、今後もひとつしっかりよろしくお願いしたいと思います。
 それでは、平成20年度の一般会計の歳出の節11需要費の中で、決算額と山武市内への発注額、パーセントにしてどのぐらいあるかお聞きしたいと思います。これは財政課長にお願いします。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) それでは、私のほうから平成20年度決算における需要費について、お答えいたします。
 山武市内が2億2,064万8,000円でございます。35.5%でございます。山武市外が4億96万5,000円です。率にして64.5%です。合計で6億2,161万3,000円でございます。
 ちなみに、件数を申し上げますと、山武市内が5,390件、44.2%、山武市外が6,805件、55.8%、合計1万2,195件でございます。
 以上でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 財政課長。消耗品費、燃料費、修繕費の中でも、これだけ市外が多いということですか。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) 申し訳ございませんが、個々の費目で細かく数値が出ておりませんので申し上げられませんが、燃料費につきましては、特にガソリン代、灯油代、この辺については、ほとんど市内の業者で調達しております。細かな修繕等も市内の業者に発注が多いかと思います。ただ、消耗品等につきましては、パソコン等の消耗品等もございまして、事務用の消耗品につきましては、市内に調達できるような業者がないという状況の中で、比較的市外の発注が多くなっているという状況でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 質問から離れるかもわかりませんけど、今日の新聞でも千葉県庁の預け金と申しますか、そういったことは主に需要費の関係だと思いますけど、山武市にはそういったことはないと思いますけど、この場において1つ確認したいのですけど、預け金等は間違いなくございませんよね、財政課長。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) 不正な経理は一切行っておりません。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) それでは次に、委託料について、同じことですけど、山武市内の決算額と発注額、それからパーセントもお願いしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) それでは、委託料について申し上げます。
 山武市内が6億1,448万2,000円、40.3%、山武市外が9億889万6,000円、59.7%、合わせまして15億2,337万8,000円でございます。
 ちなみに、件数を申し上げますと、山武市内が785件、38.2%、山武市外が1,268件、61.8%、合わせまして2,053件でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 確かに、委託料は決算書を見てみますと山武市内で対応できる業者が少ないという状況ですか。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) 委託料につきましては、特にコンサル、パソコン等のシステム関係の委託ですとか、比較的専門的な委託が多い状況でございます。そうした中で、市内にはこれに対応する業者がいないという状況の中で、市外への発注が多いという状況でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 次に、15の工事請負費、決算額と山武市内の発注額とパーセントをお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) それでは、工事請負費について申し上げます。
 金額につきましては、山武市内が7億9,320万6,000円、46.5%、山武市外が9億1,261万2,000円、53.5%、合わせまして17億581万8,000円でございます。
 件数を申し上げますと、山武市内が226件、64.4%、山武市外が125件、35.6%、合わせまして351件でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 工事において、市外が大分多いようですけど、山武市内の企業では工事が無理だということですか。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) 工事につきまして、山武市外が多いという状況でございますけども、山武市外の発注は比較的に建築工事、あるいは特殊な工事を県外の業者に発注しているものが多いという状況でございます。
 具体的に申し上げますと、例えば防災行政無線の工事、旧成東町にありました塵芥処理場の解体工事、それからさんぶの森公園のグリーンタワーの塗装工事、このようなものにつきましては市内の業者の中で対応できる業者がいなかったということで、外部への発注が多かったという状況でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 都市建設部長にお尋ねしますけど、土木関係はほとんど市内業者で対応していますか。


◯議長(行木三郎君) 都市建設部長。


◯都市建設部長(猪野文夫君) 土木課におけます工事請負費でございますけれども、決算額は約4億円、そのうち市内業者が約3億8,600万円で96.4%、市外業者が1,450万円で3.6%でございます。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 11の需要費、13の委託費、15の工事請負費が合計約38億数千万円あると思います。市内業者に発注しているのが平均41.2%、金額にして16億3,000万円程度だと思います。この金額について、市はどのように思いますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。御登壇願います。


◯市長(椎名千収君) お答え申し上げます。
 総体的なパーセンテージについての考え方だと思いますけども、数字のとらえ方として、私どもの取っている施策が適当なのかどうかという見方と、もう1つは、これは現状を表している数字である。つまり、山武市内における産業構造の現状を表している数値というとらえ方もできると思います。
 私どもは、その現状にかんがみて、できる限り地域に発注できるような努力は最大限やっている結果というふうに、私としてはとらえてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市長は地元業者の育成をどのようにとらえているか、お聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 公共工事だけでこういった議論をすることは、非常に難しいというふうに思います。ですから、山武市が発注している数字だけでそのような議論になりますと、私どもが基本的にとらえなければならない発注業務の正当性・競争性・透明性をしっかり保つということにつきまして、少し議論が偏ると思いますが、地域の産業に対しての振興策は、現在の経済情勢の中では大変難しい状況にあります。正直申し上げて、有効な手立てがきちんとなされているかというと、私として誇れるような産業振興策を打ち立てられたというふうには考えてございません。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 地元企業の受給の努力不足もあろうかと思います。また、市長がよく言葉に出します競争原理も理解できます。しかし、地元企業を育成することも大事だと思うんです。商工会等と協議し、地域活性の一層の努力が必要と思いますけど、その辺はどのようにとらえていますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) おっしゃるとおりだと思います。ですから、私が申し上げておりますのは、発注業務のほうだけで地元振興はできないと考えております。
 それから、行政だけでこれに有効な手立てを施すこともできませんので、商工会の奮起も大いに期待をいたしますし、民間の活力にも大いに期待しますけども、私どもとしても、これはもっと根本的に組織のあり方まで考えて対応していく必要があるととらえております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 先ほども申しましたけど、地元企業にすれば発注できれば雇用の面もありますので、今、答弁をいただきましたので、その辺は今後対応をしっかりよろしくお願いしたいと思います。
 次に、平成21年度の予算執行についてでございます。
 最初に、第45回衆議院議員選挙は30日に投票が行われ、即日開票の結果、民主党が過半数を上回り308議席を獲得し、特別国会が9月16日に招集され、指名選挙は16日中に行われ、民主党の鳩山由紀夫代表が第92代首相に選出される見通しです。
 政務報告で市長が少し触れましたけど、市長はこの政権交代をどのように受け止めているかお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 国民が行いました重大な選択だというふうにとらえてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 次に、工事請負について、執行はどのくらいですか。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) 工事請負費につきまして、今年度の8月末の執行率で申し上げます。
 今年度の8月末の執行率は27.6%でございます。昨年度、平成20年度の8月末の執行率は18.6%になっております。昨年度に比べ、今年度の執行率が上がっている主な理由としまして、成東東中学校の工事費が今年度の執行率の中に含まれているということで、執行率が上がっている状況でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 当年度の予算プラス7月22日の臨時議会の補正予算で経済危機対策等で24億円が議決されました。執行に当たり、現在の職員体制で発注等は大丈夫でしょうか。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 執行体制につきましては、基本的には現体制でやっていくというふうに考えております。ただし、通常より個々の部署で負担が重なっているわけですので、そういう面では多分に職員の時間外も増えるかもしれませんが、健康管理等に留意して乗り越えていきたい。また、場合によっては臨時職員の採用や、一部設計業務等に必要があれば委託も考えなければいけないと、そのように考えております。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 経済危機対策の補正ですから、年度内の執行は大丈夫ですか。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 委員も御承知のとおり、予算は会計年度内に執行して完結するという建前に立った単年度予算でございますので、本年度計上した予算に係わる事業については、年度内に終了するということで、進めております。
 ただし、今回の経済危機対策事業に見られますように、途中で緊急に対応しなければならない事業もございます。例えば、緑海・南郷・鳴浜小学校の体育館建設事業とか、あるいは蓮沼中学校耐震補強事業等の一部の大型事業は、来年度予定していたものを先に前倒して、今年度行う事業もございますので、そういうものにつきましては、年度内の完成が難しいと思われますので、今後繰り越しの手続等を議会にお諮りし、お願いする場合も出てくると思います。それ以外の事業については、当然ながら年度内完成を目指していく。おそらく、出席している各部の部長も同様に推進していくという考えだと思います。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 繰り越しが生じないように、ひとつよろしくお願いします。
 今、お話が出ましたように、緑海・南郷・鳴浜小学校の体育館等はやむを得ないと思いますけど、ほかの事業につきましては、年度内執行をひとつよろくお願いしたいと思います。
 次に、入札についてでございます。
 予定価格について、財務規則で総務部長が予定価格500万円以下、副市長が1,000万円以下の決裁ができます。総務部長、副市長は入札で予定価格を設定したことがありますか。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 私に求められている専決処分で、議員がおっしゃるように500万円以下については予定価格の設定ということがございますので、職責の中で設定をさせていただいております。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 私も総務部長と同様でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市長にお尋ねしますけど、設計金額から予定価格に設定する場合、どのぐらいの歩切りをしているのですか。もし公表できないということであれば、それは結構でございますけど。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 予定価格につきましては公表しておりますので、それぞれの金額によって違ってきてございます。私が自分の考え方で予定価格を決めているということではございません。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 私がお尋ねしたのは、例えば2,530万円の設計が出ました。これを予定価格、大体県あたりに聞いてみますと、設計金額が予定価格なんです。これは横芝光町にも聞いて、それを幾らか知って、また最低保障の価格を設定しているようですけど、市長の答弁ですと、2,350万円が設計金額であれば、それを予定金額にしているということですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 一定の割合で歩切りをお願いしているということでございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 今現在は、大体最低価格はどのぐらいに設定しているのですか、パーセントで結構です。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) 最低制限価格につきましては、今年度見直しを行いまして、予定価格の70%から85%の範囲で設定をしております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) そうしますと、設計金額から予定価格にするのに数パーセント切って、また最低価格を75%から85%に。仮に、80%で落とした場合でも、実質は70%で受注だという理解でよろしいでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 設計金額から予定価格をつくるのに、例えば5%切る。それから、最低線価格を設定する場合には、設計価格の95%×0.7とか0.85というふうになります。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 土木等も含めて、大きい工事の山武市の平均落札価格をパーセントで結構ですけども、どのくらいですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 数字は申し上げると思いますけれども、最近の例ですと大きく2つに分かれるかなと思いますが、最低制限価格で落札というケースも見受けられるようになりました。


◯議長(行木三郎君) 財政課長。


◯財政課長(石田徳男君) 今年の8月までの入札結果で申し上げますけれども、平均落札率が86.2%という数字になっております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) この件で、東金市と横芝光町の資料をいただいてありますけど、もう少し上の価格で業者は落札しているような現状でございます。
 100年に一度と言われる不況の時代でございます。先日、議長が就任したときに、これとイコールにはならないでしょうけど、山武市に栄養を与えるという、これも1つに入ろうかと思いますけど、もう少し業者に余裕のある設定価格をしてはどうかと思いますけど、その辺、市長はどのように考えていますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 最低線価格の設定につきましても、予定価格につきましても、例えば二次製品の市場価格ですとか、そのときの環境を十分配慮して計算式をつくっていただいているということでございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市長は、例えば土木で大きな工事がある場合、その辺はよく入札の前に現場等は確認するんですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 私が現場に直接行って、設定価格に反映させるということはございません。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 神奈川県知事も現場を大事にしているから、そういった場合にはよく現場を把握しています。入札も全部イコールではないということは、仕事の内容の難易度がいろいろあると思うんです。市長は最低価格をそのように設けるのであれば、現場をよく確認して対応するのがベターだと思いますけど、その辺はどうですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) そのために職員を配置しておりますので、すべて私が現場を見て設定するべきものではないというふうに思っております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市長。やはりどういう仕事で発注になるか、現場を確認してください。農業集落排水の時点でも、そういうことをお願いしたけど、もう少し現場を把握してきちんとしたことで、その辺は対応するのが一番よろしいのではないかと思います。これは答弁よろしいですよ。
 次に、独立行政法人の業務の進捗状況についてです。
 8日の全員協議会で、国保成東病院の一部事務組合解散及び地方独立行政法人移行に関する協議取りまとめの説明が副市長からありました。
 事項別の関係市長の認識に温度差があるようですが、今後どのように調整していきますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) これも全員協議会でも御説明申し上げましたが、今まで同じ気持ちでやってまいりました一部事務組合を解散するというときに、その解散に対しましての各構成市町の気持ちを全く同じように揃えるということは難しゅうございます。大変難しい状況の中で、事務サイドもしっかりと話し合いを重ねて意見の相違をお互いにしっかりと出し合いまして、最終的な調整段階にまでこぎつけたというところでございますので、そんなに時間のかからないうちに、構成市町の間で合意点を見出せるというように考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) これは長先生は介入しないんですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 最終的な決定というのは、長先生が委員長であります解散委員会で決定されます。そこで決まらないということは、今回時間的にも非常に厳しくなってございますので、長先生の御意見もいただきながら調整を図っているというところでございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 確認の意味で、もう一度お尋ねしますけど、予定表による、また昨日の答弁でも、一部事務組合の解散が10月に可能だということですけれども、その辺は間違いないでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) そのように私ども首長間で、とにかく今年度中に組合が独立行政法人に向かうという作業を終了するように、解散の御議決を10月中にいただけるように、今努力をしておりますので、これを100%大丈夫と申し上げるわけにまいりませんけれども、私は大丈夫というふうに信じてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) これも確認ですけど、独立行政法人に移行した場合、山武市の負担額は平成22年度で約4億4,400万円、その後徐々に減額になるというように解釈してよろしいでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 現在の段階で独法化後、病院の経営がどうなるかというシミュレーションの数字をはじき始めております。それに基づきますと、純粋に病院にかかる費用、解散に伴ういろいろな精算の費用、両方あるわけでございます。いろいろな数字があってわかりづらいのですが、交付税その他で自動的に入ってくる収入を除いて、いわゆる真水の市の負担額で比べました場合、平成22年度に独法化されたとしましても4億円ぐらいの真水の負担を想定しておりまして、以降、解散に伴う精算費、いろいろな企業債の償還等々ありますけども、そういったものは年々徐々に減っていくものでございますので、今後何年かかけて、その額も減ってくるという想定をいたしております。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 副市長。これは山武市の出資金と精算に伴う金額を全部返済して、山武市から出すのは4億4,000万円という解釈でよろしいですね。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) そのとおりで結構です。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 独立行政法人へ移行する情報は、職員に十分説明してありますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) まだ、全体集会を開いて説明するというところまで来ておりませんけども、先日説明会を開催して、各セクション長、その他が集まりまして説明をしました。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 先日というのは、いつですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 8月25日でございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 実は、私、7月9日と10日に人間ドッグに入りまして、看護師さんにいろいろお尋ねしましたら、全然情報が入らないということでしたので、今お尋ねしたのが現状でございます。8月にやったということですね。
 それでは、次にいきますけど、一部事務組合から独立行政法人へ移行する情報を市民は全然知らないわけですけど、これを市民にどのようにしますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 不確定要素を含んだ中で、解散という経験のないことをお互いに妥協点を見出す作業をやってございますので、上手に情報提供ができていないと思います。しかし、10月中に解散議決をお願いすることになりましたら、そこからははっきりと、山武市として独立行政法人でこういう病院を目指していきますという姿を描いてまいりますので、広報もお借りしながら、いろいろな手段をとらえて市民への説明をできればというふうに思います。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市民もどうなるか心配している方が多いようですので、その辺はしっかりやっていただきたいと思います。
 次に、評価委員は何名ぐらいで、またどういう有識者で選出いたしますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 評価委員につきましては、最初は長先生からノミネートがございました。人数はまだフレキシブルですけども、5人から10人の間というふうにお考えいただきたいと思います。
 長先生からお名前をいただきましたが、その後、大変お忙しい方がいらっしゃいますので、現在のところ予定しておりますのは大きな病院の院長先生、公立病院関係で2人、長先生のほうでお願いすることが可能であれば、民間の大きな病院で1人、それから私学の理事長先生、それから地域にある大学から理事長先生をお願いしたいというふうに思っております。あとは、これから非常に大事になりますのは、地域の医療との密着ということがございますので、まだ正式にお願いしてございませんけども、医師会からお願いしなければいけないと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 独立行政法人で開設した時点で、市と病院の情報の共有化が必要だと思いますけど、連絡調整会といいますか、そのような委員会の立ち上げは考えておりますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 独立行政法人のあり方の中には、独自性を発揮してもらうということで、経営に関しては中期計画をつくって、その範囲でやれということは市のほうからお願いしなければいけませんが、経営がどのようになされるかということについては、あくまでも結果で判断をする。ですから、結果が出せなければ経営陣に責任があるという考え方だと思います。自治体病院ですと、例えば器具を買うとか、お医者さんを幾らの給料で雇うということも含めて、給料表に従っていくということでございますけども、経営のあり方については、民間的な考え方で責任を持って経営をするために独立行政法人化をするということです。市としては、大きな枠組みとしての中期目標を議会とともに作ってお示しして、その目標をどのような計画を作って実現していくかということを独立行政法人から出してもらいますが、運営については一々こちらのほうから指示をすることではないと思いますので、結果をもって判断する。そのために評価委員会をつくって、毎年評価をしていくということでございますので、任せるという運営に変わっていくのが独立行政法人だと、そのように理解をいたしております。ですから、あまりたくさん委員会をつくるということは、最初は考えてございません。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 市のほうで中期目標を作成するということですけども、その辺の情報は市民にどのように伝える考えですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 素案づくりは両方のコンサルにお願いしていると思いますが、準備室が作って作業に入っておりますが、これからまず評価委員会を作りまして、そういったところの御意見をいただきながら作成することになっていくと思います。地域の医療需要をしっかりとらえた山武市としての中期目標を、まず議会にお示ししなければいけません。それから、市民にもしっかりとお示しをしていきたいというふうに思います。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 医療問題特別委員会で意見が出ている理事長の公募をしてはどうかについて、どのように考えていますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) この考え方については、現成東病院の管理者でございますので、管理者としての私の立場でたびたび申し上げてきてございますが、理事長イコール経営を任せることになります。現在、動いている病院、院長のもとに現スタッフがまとまって今年度の経営改善をしているという状況の中で、独立行政法人化をしていかなければいけないということでございますので、まず独立行政法人になって、どのような病院をつくっていくかということにつきましても、思い描いていかなければなりません。そういうことを考えますと、現実的には私は今の院長がやっていくことが一番スムーズに行くと、個人的には考えてございます。しかしながら、議会の御意見もございますので、これは評価委員会の中でもいろいろお考えを聞いていきたいというふうに考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 評価委員会を設置するのであれば、評価委員会の意見を聞くことが大事だと思います。
 これは朗読しませんけども、市長が平成20年第1回定例議会で私の質問に対して、院長の要というものは何だろうということで、この辺を答弁しておりますので、こういったことも踏まえて、しっかり評価委員会に諮問するのも1つの方法ではないかと思います。
 次に、医師、看護師の確保についてです。
 全国的に医師不足が現状でございます。医師不足の大きな原因は、研修医が都内に流れていること。また、女性医師の増加が病院勤務医に影響を来しているとのことです。男性は内科、外科が大半を占めているが、女性は内科、外科を合わせても半数にも満たず、小児科、精神科、眼科が多いようです。
 男性と女性では、働き方にも大きな違いがあります。男性は一般病院に勤務する率が高く、女性は比較的若い頃から診療所で働く率が高いそうです。
 また、30歳代後半から40歳代の医師に、著しく大学集中と非常勤勤務が多いそうでございます。
 そこで質問しますけど、インターネット・広告等で、医師、看護師の募集をしているようですが、どうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) インターネットあるいはしかるべき機関を通じて募集をいたしてございますが、医師の確保、看護師の確保は大変厳しい状況にございます。特に、これから懸念されますのは、看護師の不足のほうが地域にとってはより深刻だということを聞いてございます。募集をかけても応募がございません。それが実情でございます。
 現状で、なぜ応募がないのかということでございますけれども、やはり経営形態が変わっていくという、非常に不安定な状況に現在ございます。しっかりと病院の将来像をお示しして、この病院でともに働いてほしいという強い意思表示をした募集がなされるためには、もう少し時間がかかります。独立行政法人に向かうという解散の御議決をいただいたあたり、あるいは新しい理事長が決まるということが前提かもしれませんが、そこでコンセプトが決まらないと、本当に力強い募集にはならないのかなと、そんな感覚を持ってございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) これは日曜日に新聞折り込みで入る求人の募集でございます。国保成東病院も入っております。また、公立長生病院。それから、よく民間の病院の看護師等の募集が相当入ってきます。それだけ看護師さんが足らないということでございます。まして、今度、独立行政法人ということで、今、市長が述べられたように、なかなか先が見えない、あるいは不安定ということもあって、聞くところによると、国保成東病院はやめていく人は若い人が多いということです。
 市長がおっしゃるように先が見えているのですから、もう一度、看護師さんにその辺をきちんと説明して、よく理解してもらってはいかがでしょうか、その辺はどうですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) おっしゃるとおりでございますが、そのためには方向性がきちんと確立されて経営陣を固めることを、できるだけ早い機会になされることが必要だと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) その辺、ひとつしっかりお願いします。
 それから、3.0テスラーのMRIを購入したことにより、以前の市長の答弁ですと、千葉大学のほうはしっかり医師の確保ができたということですけども、何人ぐらい確保できたのかお尋ねいたします。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 数字ということでございませんけれども、外科系は減っていない。現状、各病院から大学への引き上げというものがございますが、特に一番効果があったのは整形外科が1名増員され充実されたということでございます。3テスラーという、ある意味では分不相応な、成東病院にとっては大変立派なものを購入させていただいた。この効果としては、千葉大学が当病院を地域の整形外科の拠点と位置づけて、大変優秀な医師を派遣していただいているということに、大きな効果は表れていると考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 医師確保につきましては、再三私以外にも質問しておりますけど、市長の答弁の議事録がここにございます。行動を起こすような答弁が出ておりますけど、今までどのような行動を起こしているかお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 私、個人的に動いて、あまりいい結果を残せなかったというのが実情でございます。
 地域のお医者さん本人あるいはその父親にお会いして、要請したということが1件ございますが、なかなか現病院との問題もあって成功しませんでした。
 それから、私が中心的に動いて銚子のほうから来ていただいたお医者さんにつきましては、残念ながら、その後成東病院においての大きな業績は残せないまま転身され、また別の病院に移って行ったということでございまして、私自身の行動の結果としては、あまり褒められたものは実績として残ってございません。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 独立行政法人に向かって進んでいるわけでございますけど、医師・看護師の体制は大丈夫でしょうね、くどいようですけど確認の意味で。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 大変、そこがポイントだと思います。非常に重要なポイントだと、そして大丈夫と言い切れるものではない。慎重に対応していかなければいけない問題だと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 基本的に、独立行政法人になっても、国保成東病院は救急における役割を果たせる病院として考えていかなければならないという考えは同じだと思いますけど、その辺を確認の意味で。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 再三申し上げておりますように、将来的に医療地図が変われば、例えば新しい病院ができて、そこが大きな救急の役割を果たすということになれば、それはまた別だと思いますが、現状におきまして、成東病院がこの地域で果たしております救急の役割は大変多うございます。現状の役割をしっかりと果たしていきたいと考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 最後に、昨日も出ましたけど、医療再生特別交付金を活用してということで、千葉県でも香取、山武、長生、夷隅が一番医療過疎だと思います。ここで県と県の医師会によりまして、二次医療圏で計画策定ということが出ておりますけど、これについて医師会の力も大分大きいと思います。市長は山武市医師会の会長とどのようなお話をしているのですか。積極的にお願いしていることだと思いますけど、その辺をお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) この問題について、お会いしてお願いしたことはございません。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) 新聞報道によると、医師会の考えも大分重要だと思うんです。その辺は、もちろん県でのことだと思いますけど、まして先ほども申しましたけど、香取・山武・夷隅・長生は医療過疎でございますので、その辺に国の交付金をということも、新聞によるとそのように理解するんです。その辺はしっかりととらえて行動に出て、医師確保の交付金等に対応できるわけですから、その辺はどうですか、もう一度お聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) この話は山武市の医師会レベルまで下りていないだろうと。おそらく、山武郡の医師会長さんが委員会に入っていると思いますが、方向性として、どちらかといいますと医療センターを中心に考えている中で、いろいろと組み立てがなされていると思いますので、この問題につきましては、山武市の国保成東病院の独立行政法人化ということよりも、山武・長生・夷隅の広い医療圏の中で、どのように二次救急、将来2.5でしょうか、三次救急でしょうか、そういったところまで連携を取れる体制が整うかというところのお話だと思います。
 当面は、私が今一番集中しなければならないのは、そのことと多少切り離して、まず成東病院の経営がしっかりとなされる病院になって、ここ四・五年は山武郡内の地域の救急医療をしっかりと受け持てる病院として、きちんと経営を確立するということでございますので、切り離して考えていただければと思います。将来的には、医療連携も当然必要になってまいります。そういった、もう少し広い意味あいの中で、この問題をとらえていければと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) この交付金は箱物等には該当ならないでしょう、その辺をお尋ねします。


◯議長(行木三郎君) 副市長。


◯副市長(大槻大輔君) 私も正確にはわからないのですけども、交付要綱等を読む限り、箱物もソフトも適用が可能だったと思います。


◯議長(行木三郎君) 能勢議員。


◯11番(能勢秋吉君) その辺は、ひとつしっかりお願いします。
 以上で、私の質問を終わります。ありがとうございました。


◯議長(行木三郎君) 以上で、平成会、能勢秋吉議員の代表質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。再開は午前11時20分です。
             (休憩 午前11時09分)
             (再開 午前11時20分)


◯議長(行木三郎君) それでは、再開いたします。
 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 一般質問を続けます。次に、代表質問に対する関連質問を許します。
 関連質問ございますか。
 小川吉孝議員。御登壇願います。


◯14番(小川吉孝君) 14番、小川吉孝でございます。関連質問をさせていただきます。
 平成20年度の監査の報告中に、監査委員から一般会計については予算の執行状況はおおむね適正である。帳簿および証拠書類と照合した結果は正確である。また、特別会計についても適正に作成をされているという報告がなされました。多分、部長以下、管理者はほっとしているところだと思います。
 そういう中で、千葉県においては、新聞紙上で現在にぎわしておりますけども、不正経理が発覚しました。先ほど、当山武市にはそんなことはないということで、非常にいいことだと思いますけれども、不正が発覚してからでは、もう既に遅いと思います不正は絶対にあってはならないことです。これを防ぐには、不正ができないような管理をすることだと思います。一番よく知っているのは、各担当部長であります。自分の部を統括する担当部局であります。その担当部長がより徹底した管理をしなければ、不正は防げないと思います。これから各担当部長のより徹底した管理をしていただきまして、山武市におきましてはそのようなことがないように、絶対にないように管理をお願いしたいと思います。
 それでは、質問に入らせていただきます。
 オライはすぬまについてでございますが、山武市から全体で1,435万円の支出をしております。もちろん、この中には指定管理者の委託料1,300万円を含んでおりますが、現在指定管理者になってオライはすぬまの運営経営はどのような状況にあるか、御説明をお願いしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) オライはすぬまの経営状況でございますが、平成20年度の実績で申し上げます。
 平成20年度の売上実績ですが、物産館で3億8,700万円、前年度比で108%、レストラン部門で5,900万円、前年度比で120%、年間実績で4億4,600万円、前年度比で109%でございます。
 オライはすぬま企業組合としての損益計算の中では、こちらのほうでの売上高ですが、手数料売上という形が1億5,000万円ほどございまして、それにかかったいろいろな経費、営業外収益が昨年度から指定管理者となりましたので、指定管理受入益ということで1,300万円ほどございます。そういうものの歳入歳出を差し引き、それから法人税等を支払ったものを差し引いた当期純利益金額が196万1,000円でございます。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯14番(小川吉孝君) ということは、指定管理者の前から比べるとよくなっているという理解でよろしいでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) 今までオライはすぬまの運営につきましては、平成17年度3月からオープンしているわけですが、その後、年々右肩上がりという状況になっております。そして、平成21年度の事業収支計画の中での販売においても、前年よりプラスの計画をしてございます。そして、月間ですと、今年の8月が今までの中では最高だったというお話を聞いております。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯14番(小川吉孝君) 指定管理者制度になって、今、発言があったように実績が伸びてきたととらえたいと思います。
 指定管理者になって、今までと何が変わったか、見える点がありましたら教えていただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) 指定管理者になる前は、市の村あるいは市の直営ということで、私どものほうがさまざまなものについて支出をして行っていたわけですが、指定管理者になって事業を受託しました企業組合が、積極的に自分たちの考えの中での運営ができるということで、従来もさまざまな部門に宣伝とか催し物を行っておりましたが、それにも増して実績を上げてきているというのが、現在の状況です。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯14番(小川吉孝君) そうしますと、親方日の丸ではああいう仕事はだめだということだととらえたいと思います。
 現在、指定管理者委託料1,300万円を払っているわけですが、これはいつまで払っていくのか。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) 現在、指定管理者と市の契約期間が、平成20年4月から平成25年3月までの5カ年でございます。契約の中では、平成20年度が1,300万円、毎年200万円ずつ下げていくということで、最終的には500万円という契約でございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯14番(小川吉孝君) オライはすぬまは山武唯一の道の駅ということで、山武市のシンボルであるということから、より伸びてもらわなければならないと思います。そういう意味でも、部長を中心に山武市全体を挙げて、ひとつ見守っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
 次に、農業集落排水についてお伺いをいたします。
 幾つか山武市の中にありますけれども、富田の集落排水が4月に供用開始をしたということでございますが、現在どのような状況にあるか教えていただきたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) それでは、大富地区の農業集落排水事業の事業総額あるいは現在までの進捗状況、その辺を答えさせていただきます。
 まず、総事業費ですが20億7,600万円でございます。そして、平成20年度末までの事業費累計が18億6,600万円、進捗率として89.9%でございます。平成20年度までに行った工事ということで、汚水管敷設で延長10.64キロメートル、汚水処理施設が1カ所、今年の4月1日から供用を開始してございます。平成21年度が残りの工事ということになりまして、今年が舗装復旧工事と脱水棟の建築、機械設備工事、外構工事を行って、工事的なものは終了になります。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯14番(小川吉孝君) 利用状況は、当初の計画に対してどのようになっておりますか。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) 大富地区につきましては、計画戸数が382戸でございます。4月1日から供用開始いたしまして、現在のところ120戸が加入いたしまして、31%のつなぎ込み率です。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯14番(小川吉孝君) 現在31%ということでございますけれども、計画から見ますとかなり低いと判断しておりますか。


◯議長(行木三郎君) 経済環境部長。


◯経済環境部長(戸村 利君) 最終的な計画から見れば低いのですが、これから宅内工事を進めていただけますので、今までの過去の地区から見ると、初年度としての出足は非常によろしいです。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯14番(小川吉孝君) 多額のお金を使っての集落排水でございます。どうか一日も早く計画どおりに物事が進むように、今後の努力をお願いしたいと思います。
 続きまして、松尾教習所につきまして、お伺いいたします。
 先日の決算内容の報告の中で、今年はいろいろな理由があって1,906万円の赤字が出てしまった。累積赤字が6,590万円ほどあるということでございます。これは大変だということで委員会がつくられ、委員会の中でいろいろ検討し、市長に答申をした経過があると思います。その答申の検討、そしてその後どうなっているのか、御説明をお願いしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 松尾自動車教習所長。


◯松尾自動車教習所長(高宮英雄君) 答申をいただいたその後の動きというお尋ねでございます。
 小川吉孝議員お尋ねの中でおっしゃられるように、教習所の事業運営委員会から答申をいただきました。その答申の中では、公営で経営していくのは、現在の経営環境からかなり困難が予想される。また、その中で地域の住民の利便性を考慮すると、現在の地に教習所自体は残す必要がある。結論としますと、市にかわって教習所事業を存続することができる民間事業者を選定して、経営譲渡すべきだという答申をいただいたところでございます。
 また、この答申に沿って、市としては早期に民間事業者を選定して、経営移譲してまいりたい旨、市長から5月の議会全員協議会の席におきましてお話し申し上げて、御理解をいただいたところでございます。
 さて、御質問のその後の動きでございますけれども、今回の民間の経営移譲に係る事務は多種多様にわたってまいります。と申しますのは、県公安委員会の公認の自動車教習所ということで、生徒が日々通っておりまして、経営移譲に当たっては、当然その生徒さんも引き継ぐ形になってまいります。また、経営移譲に当たって、県の公安委員会に御意見を伺いましたところ、経営移譲に当たって間を空けることはならないという、生徒の利便性を確保すべきであるから、それは厳にお願いしますというお話をいただいたところであります。
 このような中で、経営移譲という特殊なものでございますので、経営移譲に係る公正性、透明性を確保するため、経営譲渡に伴う事業者選定委員会を設置する必要があると考えてございます。選定委員会におきまして、民間事業者の募集要綱や事業者選定基準を定めまして、公正性、透明性を確保した中で、スムーズに市民の利便性を確保しつつ、経営を譲渡してまいりたいと考えてございます。現在、そのために準備を進めているところでございます。
 なお、民間事業者への経営移譲の時期でございますけれども、平成22年10月1日を目処に現在進めております。どうぞよろしくお願い申し上げます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯14番(小川吉孝君) だれが見てもだめだという経営状況であると思います。来年の10月に民間に譲渡するということでございますけれども、早くしなければ傷が深くなるばかりだと思います。役所のやっていることはなかなか結論が出ない。検討、検討、さらに検討しての結論だということでございます。傷が深くならないうちに、早く結論を出して、来年10月を待たなくても、できるものについては早く結論を出して、いい方向に向けていってもらいたいと思います。
 もう1つは、消防関係でございますが、現在常備消防と非常備消防を合わせますと10億2,500万円ほどの支出があるわけでございます。そのうち常備消防、いわゆる広域消防でございますけれども、現在広域消防は東金市に車庫、事務所を持っておりますけれども、事務所が狭いあるいは地主から返してほしいというお話があったと聞いております。その後、建設についてはどのようになっているか、説明をお願いしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 広域行政組合、いわゆる常備消防の現在の整備計画の状況について、お答えさせていただきます。
 関係構成市町で消防庁舎整備検討委員会を我々の職員で組織しておりますけれども、昨年、集中的にいろいろ検討してまいりました。現在のところは、踏み切りの脇の中央消防署が非常に老朽化し、なおかつ非常に狭い。24時間体制の中では、職員も執務体制に問題が出てきたということで、そこを建て替えなければならないという状況になりました。そこの2階には消防本部の指令センターがございまして、建て替えるのであれば消防本部とあわせて整備すべきだという中で、消防本部・中央消防署の合同庁舎の建設計画が検討されてきたわけです。現在のところは、広域行政組合の環境アクアパークの中に建設する予定でございます。設計調査に入っているわけですけれども、最近の情報では8月に設計の契約をしたということで、年度内に基本設計、実施設計を終了し、平成22年度には建築に着工したいという状況となっております。
 以上でございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯14番(小川吉孝君) 非常備消防、いわゆる山武市の消防団のことだと思いますけれども、今回の条例改正でも941人から899人に40人ほど団員が減ってしまう。今までも団員が減るあるいは分団の統合ということで、日を増すごとに減っているのではないかと思います。我々の火災あるいは災害・生命・財産を守る、市民が一番頼りにするのが消防団だと思います。このように日を増すごとに減っていくことに対して、市長はどのように考えているのか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) なかなか難しいお答えになります。消防団はもともと若者の組織であったということでございますが、現状では、おそらく平均年齢をとったら大変高いものになってしまうと思います。そういうことが団員の確保に困難を来していることになりますが、本当に将来を考えますと、消防団のあり方そのものにまで考えを及ぼさなければいけないと思ってございます。
 ただ、現状では、現在のある組織をもとに考えていきますと、団員の確保に努めるということで、各旧市町村の消防団で機構改革をして、統合をやっていただいてございます。今、一番多いのは成東地区でございますが、ここを中心としてもう1団、機構改革をする中で消防団員の確保に努めていければと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯14番(小川吉孝君) このように減って、どうしようもなくなってくるということだと思いますけれども、火災の場合には全消防団が出なくても何とかなると思いますが、もし災害が山武市に起こった場合、もちろんよその町あるいは県からの応援もお願いしなければならないと思いますけれども、山武市だけで何とか処理をしようとした場合には、どのぐらいの頭数がそろっていればという計算をしたことがあればお願いしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 議員おっしゃるとおり、毎年のように条例改正で定数が減っていくという状況だけを見ますと、非常に不安になられるという状況かと思います。ただ、市長からお答え申し上げましたように、合併後に消防団組織の機構改革を主体的に取り組んでいただいております。そういう再編の中の途中にありますので、数字的には減少になってきています。集中した全市一団となった消防団を作り上げる計画の途中にあると御理解をいただきたいと思います。
 そういう中で、どのぐらいの消防団員数がいれば的確か、消防力の充実という中では、非常に少なくなる中では難しい点もございますけれども、ポンプ車では最低でも20人ぐらい必要だろう。小型では15人ぐらい必要だろうという目安の中で見ていきますと、もう間もなく確保すべき数字に近づいてくるのではないかと考えております。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯14番(小川吉孝君) 毎年、このように減ってきている。若い人たちがいなくなって団員が減っているのではないのです。若い人はそれなりに各部落いるのです。消防の仲間に入るのが嫌だといいますか、そんな感じで入ってこない。また、地域住民の一部の人、特に新住民と言われる方々については、地元の消防がなくても、火災が起きた場合は税金で広域消防が動いてくれるからいいよと言って、消防の維持管理費といいますか、各部落の、そういうこともいただけないと、全部ではありませんけれども、そういう人も中にはおります。理解のないといいましょうか、その辺を何らかの形で市から強力なお願いといいましょうか、そういったものを出すことはできないのでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) いろいろな形で募集をお願いということはできると思います。また、やっていきたいと思います。
 今、議員お話をいただきましたのは、若者がいないわけではないということで、消防団に入っていただけないという原因はどこにあるかということだと思います。1つは、昔と違って市の外に勤務されている方が多いということがあろうかと思います。以前の消防団ですと、自営の方ですとか、農家の方が中心に結成されておりましたので、そういった環境の違いがあると思いますが、もし若者に支持されていないということであれば、そのあたりは少し工夫をする必要があるのかなと、そんなふうにお聞きをいたしました。いろいろな面から消防団に入っていただけるように、若者に呼びかけをし、魅力ある消防団をつくりたいと思ってございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯14番(小川吉孝君) ぜひ、お願いしたいと思います。
 それから、たまに火災あるいは人探しの無線が流れています。人によっては非常に聞き取りにくいときがあります。これらを改善していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 緊急時に聞き取りにくいということであると、本来の目的に非常に効果的に問題がございます。もし、実際にそういう場面等がありましたら、具体的に消防防災係のほうに御連絡を願いたいと思いますし、極力、日常の試験放送の中でも、消防士と連携を取って確認しているところでございます。


◯議長(行木三郎君) 小川議員。


◯14番(小川吉孝君) せっかくの無線ですので、みんながいいように聞き取れるような放送の仕方をひとつお願いいたしまして、質問を終わります。


◯議長(行木三郎君) ほかにございませんか。
              (「なし」と呼ぶ者あり)


◯議長(行木三郎君) 以上で関連質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時20分です。
             (休憩 午前11時49分)
             (再開 午後 1時19分)


◯議長(行木三郎君) それでは、再開いたします。
 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 引き続き、一般質問を行います。
 次に、21番、蕨眞議員の個人質問を許します。蕨議員、御登壇願います。


◯21番(蕨  眞君) それでは、市民と日本共産党を代表して一般質問をします。質問事項は通告しましたとおり、「国保成東病院の今後」、そして「地域公共交通の整備」の2項目です。
 まず、国保成東病院に関して、質問します。
 皆さん御存じのように、千葉県は人口10万人当たりの医師数が全国ワースト3です。さらに、千葉県で山武市が属する山武・長生・夷隅の医療圏は、医師数が最下位です。こうした脆弱な医療環境の中で、成東病院は山武郡市の中核病院として、地域医療の生命線としての役割を果たしています。したがって、成東病院の機能縮小は、即山武郡市の地域医療の一層の後退に直結します。
 成東病院の解散独法化で住民が一番心配しているのは、これまでの医療が確保されるのかどうかという問題です。解散独法化後、成東病院をどのような病院にしていこうとしているのか、その基本的な考えを、まず最初に質問します。


◯議長(行木三郎君) 市長。御登壇願います。


◯市長(椎名千収君) 蕨議員の御質問にお答えいたします。
 今回の解散独法化というのは、規模を縮小して経営のバランスを取ることを目的としているわけではございません。むしろ、成東病院は350床の病院として運営してまいりましたけれども、内科の医師不足によりまして、現在は240床というところで、既に規模は縮小してしまってございます。これは稼働病床数だけではなく、医師の数でありますとか、看護師の数でありますとか、実際の能力に合わせた稼働病床数ということになりますが、現状、既に縮小をいたしております。
 これから独立行政法人化をするということは、現状からスタートをして、できる限りこの地域の医療の充実を目的として、しっかりとした病院に育てていこうという形で考えてございますので、今より縮小して事を始めるという考え方で独立行政法人を立ち上げるということではないということでございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 今、市長から説明がございましたけれども、一昨日、全員協議会で独法化後の国保成東病院のあり方についてということで、8項目ほど基本的な考え方が示されました。その中で、今後の成東病院について、現在の医療スタッフでできる診療体制を基本とする。そしてまた、現在の診療科を基本的に継承するというような表現がされています。私が確認したいのは、例えば今言った2つのことは微妙にニュアンスが違うと思うんですが、現在成東病院が表簿している診療科目、ホームページ等々を見ますと18診療科あります。それを基本的に独法化後も継承するということでしょうか。
 先ほどの市長の答弁を聞いていますと、例えば現在は産婦人科は休診になっている。また耳鼻咽喉科とか泌尿器科、そういったものは非常勤医師しかいないという状況で、独法化した場合には、現在の表簿科そのものをすべて継承してやっていくのか、それとも現在休診になっているものはやめて出発しようとするのか、その辺のところの確認をしたいのですけれども、その点はどうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 今、非常勤の医師で外来だけやっている診療科とか、一つ一つの細かいところについて、現在決定しているわけではございません。基本的な姿勢を申し上げているわけでして、今ある診療科を意識的に切って経営第一主義でいくということで考えてはおりません。成東病院の受け持っております地域医療を、しっかりと受け継いでいく病院としてスタートさせたい。当然、私たち山武市がこれから目標を立てるときも、地域医療にしっかりと根をおろした成東病院を目指すことになると思います。そういった意味では、現状からスタートさせていただくというふうに御理解をいただければと思います。
 それから、書いてありますことは、逆にいいますと、現状から見通せないものはあまり大きく見積ることもしていない。現在の成東病院の持っております能力の中で、それを最大限活かして、それを意識的に決めるということはしないで、現状を継承した形で独立行政法人の病院を立ち上げていくということを申し上げているつもりでございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 例えば、現状からスタートするということですが、現在18診療科を表簿しておりますが、それを変えるということでしょうか。例えば、産婦人科は最初から除いてやっていく。18−1で17診療科でスタートするというようなことでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 考え方としては、現在表簿している診療科はすべて継続していくという考え方です。ただ、お断りしなければいけないというか、考え方はそうですけれども、例えば今休止をしている診療科ですとか、あるいは非常勤の医師で外来だけをやっている診療科は、医師の確保ができないからそうしているということがあります。ですから、そういったその時々の状況によって、例えば休止がやむを得ないということはあろうかと思いますけれども、考え方としては、現在行っている診療科はこのまま引き継いでいくというふうに考えております。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 現在、行っている診療科については、縮小しないというふうに理解します。
 もう1点、現在18科を表簿していますけれども、医師や看護師が不足している状況だと思いますが、表簿している診療科をすべて回していくためには、医師や看護師が何名ぐらい必要な状況なのでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) すみません。今、すぐにその数字をお答えできませんけれども、1人医長というのは非常に難しいと思います。ただ、非常にマイナーな診療科、例えば入院がほとんどない皮膚科ですと1人で回しておりますので、そういったものはいいだろうと思います。しかし、例えば脳外科はもう2人ぐらいはどうしてもいるというふうに思いますから、健全に回していくと考えた場合、内科も含めると10名ぐらいは必要ではないか、全くデータを持っていないでのお話ですけれども、そんなふうに考えます。
 看護師は10対1の基準にしてしまいましたから、看護師は非常に難しいですけれども、現場の希望はおそらく30名ぐらいという数字になるかもしれません。すみません。正確な数字を申し上げられないと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 例えば、正常に18診療科を回していくには、最低でもあと医師は10名、看護師も30名ほどは必要だというふうに理解します。
 次の質問に移ります。
 もう1つ、住民が独法化構想で一番心配しているのは、独法化することによって、患者の負担が増えるのではないかという問題です。
 独法化した病院では採算性が重視されますから先行事例を見ますと、個室料の値上げとか、診断書料の値上げ、駐車場の有料化、そういった患者負担が増えています。成東病院でも独法化すると患者負担が増加することを心配しているのですが、独法化後の運営でこういったものを値上げしていこうという考えはあるのでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 今、駐車場のお話が出ましたけれども、駐車場の料金は独法化したから値上げになるという問題ではなくて、現状でも駐車場の料金をいただこうかという検討をしておりますから、独法化に伴ってそういったものが増えるということではないと思いますけれども、適正な料金をいただくということは、あろうというふうに思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 適正な料金ということを言っていますけれども、例えば独立行政法人化しますと、診療報酬上の規定がないものについては、理事会の決定のみで値上げができるという仕組みになっています。しかも、一方では採算性が重視されますから、当然取れるところからはどんどん取ろうという意識が働いてくると思います。
 今の市長の答弁を聞きましたら、そういう値上げもあり得るということですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 採算性を重視ということではないかもしれませんが、経営は成り立たせなければいけないということになろうかと思います。黒字経営をしなければいけない。
 今のお話ですけれども、例えば患者さんの負担を増やさないようにということで、病院の経営が非常に難しい場合、公費の負担をするかどうかという判断まで入ってくると思います。ただ、民間的な経営を目指していくということになれば、患者さんに御満足をいただける医療及びサービスの提供をして、患者さんに納得いただける料金体系というものを目指していかなければいけないだろうと思います。
 今、蕨議員の御質問というのは、公設公営の病院のように公費で負担をして、最低限に抑えろというような考え方とは根本的に違うと思いますので、料金体系が今と全く変わらないということではないかもしれません。独立行政法人は完全な民営ではございませんので、公費の投入もいただくわけですから、法外な料金体系を作ることはないようにしなければいけないと思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 私は一貫して、採算を重視する独立行政法人化というのは、公立病院には適さないと再三言ってきましたけれども、今の市長の話で民間的な経営を目指すからには、それなりの負担はいただきますという話になっていると思います。
 要するに、病院の経営はよくなったけれども、その分、患者の負担が増えましたということは、公立病院としてやるべきことではないと思います。
 再度伺いますが、例えば診療報酬上の規定のない、紹介状のない人の初診料、セカンド・オピニオン料、分娩料、そういったものも値上げの対象になってくるはずです。そういったものの値上げはあり得ると、市長は考えているということですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 今、お答えできないものがたくさんあります。私は考えておりません。これから、そういったことも含めて決めていくのだろうというふうに思います。
 ただ、今の御質問の中にも医師を確保し、看護師スタッフを確保し、病院経営をしていくことになれば、あらゆる面でそのほかのコストの軽減を図ったとしても、一定のコストはかかります。支出はございます。それをどのような形で収入を確保するか。
 蕨議員のお話のように、全く診療報酬には手をつけないということになって、経営が成り立たない場合には、それは公費で負担をしますということであれば、お話のような経営もあろうかと思いますけれども、投入する金額を一定にして経営を成り立たせるということになれば、病院が独自に収入を確保しなければなりませんから、そこの中ではそれなりのいただけるような努力をすると思います。いろいろなサービスの対価というものは、病院が独自に決めていかざるを得ないものがあろうかと思いますから、今、私がどうだということをお答えすることはできないというふうに思います。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 今、市長は答えられないということですが、来年4月から独法化するということで準備を進めていて、あと6カ月です。しかも、住民にはほとんど何も聞かせていない。例えば、住民に独法化したらいろいろ値上げしますということをちゃんと知らせてますか、知らせるべきですよ。独法化してから、「はい、値上げですよ」というようなやり方はすべきではない。「値上げしますけれども、独法化でいいですか」というように、正直に住民に問いかけるべきだと思います。ところが、それをしていない。
 もう1点、一昨日の全員協議会で配付されました「独法化後の国保成東病院のあり方について」で、公の責任において、地域住民が安心して継続的に医療サービスを享受できるようにすると言っています。それを最大の目的にしていますが、例えばお金がかかるから行けない、今まで週1回行っていたけれども2週間に1回にするとか、そういう事態も生じてきます。そういうことにならないために、公的な病院があると思うんですけれども、病院の経営が大変だから、患者に負担をしてもらいましょうというやり方ならば、まさに公立の病院ではなくて普通の民間病院ですよ。公立でする必要はないですよ。それではできないから公の責任において、安心して最低限の負担で医療にかかるようにするというのが公立病院の使命ではないでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 1かゼロかという議論ではなく、0.5と0.5という議論もあるわけでして、蕨議員がお話しの事柄というのは、公設公営の病院の運営の仕方をそのまま踏襲しろということだと思います。これは現状いろいろな経営診断をいただいて、そういうことではなく、病院が一定の経営努力をする必要があるという考え方の中で、独立行政法人という経営形態を選んでいくわけです。その中で、100%民間の病院と同じような料金体系にはならないと思いますが、全く今のままの料金体系でやれということで、考え方を硬直化してスタートさせるということは、今お答えできないというふうに申し上げております。
 ただ、独立行政法人といえども、山武市から公費の負担をいただいてやる病院ですから、それなりの料金体系にはなると思いますし、住民の方々が安心してかかっていただく病院になるだろうと、そういうふうに確信をいたしております。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 0.5と0.5の考え方もあるということですけれども、市長の基本的な考え方というのは受益者負担を持ち込むということだと思います。
 私は市長と根本的に考え方が違って、あくまでも公設公営の病院としてやっていくべきだというのが私の考えですから、市長の考えとは大分違います。私は、こういうことで患者に負担をかけることはすべきではないと思います。
 1点だけ確認しますけれども、私が先ほど言いましたように、個室料の値上げとか診断書の値上げ云々、そういったものの値上げはあり得るということで判断してよろしいでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) その点を今お答えすることはできないと、先ほど申し上げました。
 ただ、全くいたしませんというふうに否定することもできないということでございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 値上げはしないとは言えないということで、理解しておきます。
 次の質問に移ります。
 病床に関してですが、成東病院を独法化した場合、一般病床を210から230床程度にする。残余のスペースで老健を新設する方向で検討する。一般病床については、急性期中心の運用とするということが書かれていました。
 ここで1つ、非常に気になることは、東金市に東金市と九十九里町が1市1町で医療センターを計画している。医療センターの計画を見ますと、急性期を担う地域の中核病院というふうに位置づけています。よく読んでみると、周辺の公立病院、成東病院も含めて慢性期を担う後方支援病院にしていくと、一方的にこういうふうに計画しているわけです。そうしますと、成東病院と1市1町の医療センターは当然競合してきます。医師も看護師も足りない状況で、医師・看護師の取り合いの状況すら生まれてくるということが危惧されるわけです。
 一方では、成東病院を再建しようとしている。もう一方では、新しい病院をつくろうとしている。別個に並列的に成長できるならいいけれども、そうはいかないという事態になった場合、市長はどういうように対応されるのでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) なぜ両立できないというふうにお考えかわかりませんけれども、すべて仮定でお話しをされていますけれども、私は成東病院が独立行政法人化をし、しっかりとした経営を立て上げることによって、これから起こるいろいろな変化に一番いい形で対応できるだろうという判断を持ってございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) なぜ、両立できるかはわからないということですが、例えば看護師の確保です。相当数必要です。あちらでも二百数十名の看護師が必要だということを言っていますけれども、特に山武・長生・夷隅には看護師学校がないという中で看護師を集めることは、取り合いになってくるというのは目に見えているという状況で、そういった面でも両立はしない。しかも、一方では急性期の病院だと。もう一方で、成東病院でも急性期と言っている。競合し合う。新しい病院ができたとすれば、新しい病院のほうに行っちゃうでしょう。そうなった場合、成東病院が生きる道というのはどうなってくるのですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) どういう形になるのか、どういう名称になるのか、どういう規模になるのかも、現実にできてみなければわかりませんけれども、三次救急までやっていただけるようなしっかりとした急性期の病院ができて、そこがしっかりと当山武市の急性期の患者さんを診てくれるという状況になったときに、成東病院の果たす役割は当然変わってくるというふうに思います。そのときには、成東病院の急性期の対応というのは縮小される。しかしながら、ゼロにはならないというふうに考えて、やはり二次救急の対応は必要だろうというふうに言われてございます。例えば、来年4月から三、四年、成東病院が中心になって、この地域の救急を担い続けていなければいけない時期と、新しく隣に医療センターができたときの対応というのは、当然違ってくる。
 今、お話の患者さんは向こうに行ってしまう、看護師は取り合いになるというようなお話で両立しないということでございますけれども、医療連携は国の方針としてやっていけということでありますので、それはそれでやらなければいけないと思います。病院というのは、やはり地域の住民、患者さんと言ってもいいのでしょうか、支持をされて連続して存続していけるものというふうに思っておりますから、しっかりとした病院を作り上げることによって、急性期の一定の部分は新しい医療センターにお願いするとしても、地域の病院として成東病院の果たす役割というのは残っていくというふうに考えております。そのときには性格が変わるかもしれませんけれども、役割を果たしていく。100%救急に対応しないということではないという考え方を、現在のところは持っております。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 今、市長から説明がございましたけれども、やはり1市1町の医療センターは県も入って一緒にやっているわけです。一番の大もとにあるのが、地域の公立病院の統廃合していこうという大きな枠組みの中でやっている。地域の総合病院を統廃合して、中核病院として後方支援病院にしていこうというやり方は間違いだと。あくまでも、身近なところに総合病院があるという形でやっていくべきだと思っています。
 市長の考えを聞くと、公立病院の統廃合で機能分担をしていくという流れで、今後成東病院も変わっていくかもしれないというふうに聞こえるのですけれども、そのように理解してもいいのでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 特に、蕨議員お考えの公的な性格を残していけばいくほど、国の考える医療のあり方の中で組み立てをしなければいけないというふうに思います。もしもそうではなくて、国の考える医療のあり方が連携と、成東病院は後方支援病院になるという状況にあっても、総合病院として生き残るというお考えがあれば、なおさら成東病院が自立して経営ができる病院にしていかなければいけないということになります。ですから、できるだけ早く、公的な性格の中に経営という考え方をしっかりと持った病院経営ができる形態になっていかなければ、今おっしゃったような自立した病院として残る可能性は少なくなっていくというふうに考えます。
 ですから、この3年、4年、成東病院がどのように自立できる病院になるかということが、蕨議員がおっしゃったような成東病院の将来はどうなっていくのか、ひょっとしたら成東病院はその間に素晴らしい大きな病院に発展していけば、県がどう考えても成東病院中心の地域になるかもしれません。成東病院の存在がしっかりしたものになればなるほど、蕨議員がおっしゃったような形に近づいていくだろうというふうに考えます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 国の医療政策の中で自立できる病院に成東病院をしていくというお話でしたけれども、例えば先の総選挙で政権交代します。今度、民主党が政権を取るわけですけれども、マニフェストを見ますと、従来の自民党の医療政策を前向きに転換していくということを言っています。病院経営が一番困難な原因の大もとというのは、国の医療費抑制政策にある。政権が変わって医療費抑制政策を前向きに変えますと言っています。とすると、市長の言っている前提条件が変わってくるのです。今までの自民党政権のままの政策をそのまま引き継ぐならば変わらないけれども、医療費抑制政策、医師の育成を抑制するとか、診療報酬を切り下げるとか、そういった国の政策が今後改まってくる展望が見えているのです。そういう中で、市長が思っているような、国が進めている独法化をして、そこの中で成東病院の経営の力をつけていくということをして、しかも住民に負担をかけてもしょうがないというのが市長の考えです。そうしなければ、成東病院が潰れてしまうというのが市長の考えです。
 1つ言いたいのは、市長が言っている国の政策は、おそらく今後前向きに大きく転換していきます。その前提条件が変わってくるのならば、やり方も変えるべきではないのでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 例えば、国の施策が公設公営病院はそのままやれと、必要な経費は全部出しますということであれば、それでよろしいかというふうに思いますが、そういった大きな政策の転換というものは期待できないというふうに思います。あくまでも民間病院の経営が大きな赤字を出しているという現状の中で、公設公営の病院にもそれなりの公立性を求められることは、政権が変わっても大きく変わらないというふうに思います。
 今、蕨議員の仮定を設けてお話しをされておりますけれども、私は基本的に成東病院がしっかりとした経営を確立して、この地域の病院としてしっかりとした医療体制を整えることが住民にとって最大のサービスであるというふうに考えますから、住民の負担が増えるとおっしゃいますけれども、2倍や3倍になるようなお話になってしまいますが、決してそういうことはないと思います。そのような大幅な負担増ということは、考えられないと思います。
 先ほど、1かゼロかのお話ではなく、住民の負担が増えるというようなことでお話をされますと、非常に大幅な住民負担の増加があるように考えてしまいますけれども、そんなに大きな住民負担の増加があるということはないというふうに、これは明言申し上げてもいいと思います。その上で、しっかりとした病院経営を確立することが、蕨議員がお話しのような将来に向かって、それを担っていく山武市が取るべき一番いい方法だろうというふうに考えますので、独立行政法人化に迷いはございません。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 大幅な値上げはないということですが、市長にとってはどの辺が大幅でどの辺が大幅でないかということです。
 例えば、年金生活をしていて、毎月1,000円かかっていたのが1,300円になると大きいのです。
 先行事例として、独法化をしました大阪府立病院機構の例を見ますと、非紹介患者の初診料が1,700円から2,600円に値上がりしている。セカンド・オピニオンについては、7,000円だったものが2万1,000円になっている。これは大幅な値上げだと思うんです。こういうことを成東病院では絶対しませんというのなら話はわかりますけれども、値上げはあり得ますというような話なので、それは無責任じゃないかということを言っているわけです。その辺はいかがでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 無責任と言われると、それなりにお答えしなければいけませんけれども、成東病院が現状の経営形態を続けて、組合は解散せざるを得ない状況にあって、山武市が公的な負担を大幅に増やすことができなければ、早晩、成東病院存続そのものができなくなります。そういう選択こそ無責任であって、成東病院をしっかりと存続させるという選択は、私は責任ある選択であるというふうに理解いたしております。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 成東病院をしっかり存続させるという点ついては、また後ほど質問しますので、次の質問に移ります。
 次の質問は、医師・看護師の確保に関する質問です。
 「独法化後の国保成東病院のあり方について」では、医師・看護師の確保のために、処遇については最大限配慮するということをうたっていますが、今いる医師とか看護師をはじめとするコ・メディカルに、いかにして成東病院で働き続けてもらうかということが重要だと思います。
 そこで質問ですが、成東病院が今後独法化されるということで、既に退職された医師や看護師はどの程度いるのでしょうか。
 また、先の一般質問でも出ましたけれども、病院職員に独法化に伴う処遇をいつ、どのようにして説明するのでしょうか。
 もう1点は、独法化で職員の身分は公務員でなくなるわけですが、そうしたことを理由に退職する看護師も当然出てくると思いますけれども、それはどの程度出てくると予想しているのでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 一定数、そういう御判断をされる職員が出てくるということは予想しないで判断をするわけにいかないと思います。ある程度の職員が、これからもおやめになる可能性は残ります。現在までに10名を超える二桁の看護師がおやめになっていると思いますが、定年を間近にしておやめになっている方もいらっしゃいますけれども、中には若い看護師さんもいらっしゃるというふうにお聞きしています。これは職員の御判断ですから、当然そういったことが起こり得るということはあります。
 それでは、どうするかということになりますと、新しい病院が医師にとりましても、看護師にとりましても、魅力ある病院というものを作り上げなければ、そこで働いていただくスタッフの獲得というのは難しいのだろうというふうに思いますので、それはこれからどんな病院にするかということにかかってくると思います。
 職員の処遇につきましては、解散の御議決をいただくことが先になると思いますけれども、解散が固まった段階で、できるだけ早い機会にそういったことを具体的なお話に入っていかなければいけないのかなと考えております。そうしませんと、不安ばかりでおやめになってしまう方が多いですから、必ずしも独法化が職員にとっても悪いことばかりではないはずだという判断もしておりますので、できるだけ早い機会に説明をしていく必要がございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 独法化の問題点として、身分が公務員から非公務員になるということで、東京都の例では看護師の40%がやめてしまったという事態になった。だから、成東病院でも独法化ということで、そういう危険性をはらんだ経営形態の移行をしようとしているということを指摘しておきたいと思います。
 次の質問ですが、これも先の全員協議会で配られた資料ですけれども、今後の成東病院の収支のシミュレーションを見ますと、かたく見積もったということですけれども、解散独法化した平成22年度から資金ベースで黒字になる。しかも、山武市の負担金は4市町の組合でやっていたときより減るという、意外なシミュレーション結果が出たわけですけれども、なぜそのようなことになるのか、副市長から説明を願いたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 副市長。御登壇願います。


◯副市長(大槻大輔君) お答え申し上げます。
 現在、組合であります成東病院は、4市町から約8億5,000万円ぐらいの負担金で運営しているわけでございますけども、その負担金をもらってでもなかなか経営がうまくいかないといった状況でございます。それが独法化しましたら、山武市単独の負担になるわけですけども、今より負担金はかからないというふうにシミュレーションで見ております。
 それはどうしてかということですけども、現在の組合の成東病院の経営上、かなり大きな部分を占めておりますのが毎年度の借金の返済でございます。これは病院の建物を建てたときの企業債がそうですし、機械を買ったときの企業債もございます。また、債務負担行為ということで、システムを導入した返済分もございますし、県から借り入れました振興資金の返済もございます。こういったものが年間3億円から4億円ぐらい発生しておりまして、こういったものを返していくということもあって、各市町が繰り出しを行っているわけでございます。
 今回、解散独法化に伴いまして、こういった繰り出しは病院が負担をするのではなくて、各市町の親元がそれぞれ負担をするという形になりまして、病院経営上はその分の経費というのが落ちるわけでございます。
 もう1点は、今回解散に際しまして退職手当を1回払い切ってしまうということがございます。このことに伴いまして、これまで組合自体で毎年かなり多額の負担金を総合事務組合に支払い続けてきたわけでございますけども、この負担がかなりなくなるわけでございます。新しい病院につきましては、一から民間企業同様の退職手当の積み立てを行っていくということでございます。これの効果も億単位でございます。
 こういった負担が軽くなるゆえに、新しい病院の負担は小さくなるということでございます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 今、副市長から説明がございましたが、要するに組合を解散することで病院の借金の返済が各構成市町のほうに回っていくので、病院としては経営がやりやすくなったということだと思います。
 経営がよくなったのはなぜかというと、独法化の結果ではないですね。はっきり言って、組合を解散したからですよね。そうしますと、あえてここで独法化をする意味というのはないんじゃないですか。先ほど、市長は経営できる病院、自立できる病院と言いましたけれども、解散することによって自立できる病院になったんじゃないですか。あえて、独法化する必要はない。もっと言えば、百歩譲って組合を解散しても仕方ないとしても、解散後の成東病院は山武市直営の病院にしてもやっていけるはずではないですか。先ほども言いましたように、非常に危険性を伴った独法化という手法を、あえてここで取り入れる必要はないと思いますけれども、市長の考えはどうでしょうか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 蕨議員がお話のお考えを、全く否定するものではありません。
 ですから、今、組合を解散することによって、それなりの負担が軽くなる。だから、経営は成り立つという説明は、そのとおりだというふうに思います。
 ただ、独法化をすることによって、今回解散に伴う各構成市町の負担がいろいろな制度を使えるというものが1つございます。
 それと、組合立ではなく自治体独自で運営しています自治体病院、公設公営の病院が独法化をしている例というのはかなりございます。なぜ、そうするか、何も組合立だからだめだということではなければ、例えば私立病院の独立行政法人化はあり得ないわけでして、そういう病院も独法化を目指しているところはたくさんありますし、これからもたくさん出てくると思います。結局、独立行政法人にするというのは、これからの経営のあり方として、しっかりとした経営責任を持たせるというところが一番大きなものでありますし、また意思決定が迅速にできる。現場に近いところでかなりの意思決定ができる。例えば、先ほどお話しのように、処遇を変えることによって医師の確保ができれば、そういうことも可能でしょうし、いろいろなことが早くその場で決定できる。したがって、変化に対応した経営ができるということになろうかと思います。そういったことが、独立行政法人化をすることによって可能になっていくということだと考えております。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 調べてみましたら、全国で公立病は1,000弱あるんですけれども、その中で既に独法化した病院は11、独法化を予定している病院は34ということで、公立病院の全体から見れば、独法化しているというのはごく少数の病院です。1,000あって44です。これは3月現在の数字ですけれども、圧倒的に少数なんです。だから、あえて拙速に独法化する必要はない。
 独法化すれば、しっかり経営責任を病院に持たせるのだと。また、意思決定がスムーズになると言いますが、逆に独法化のデメリットは公設公営の病院に比べれば、どんどん公的な責任が薄れていく。
 もう1つは、自治体の市長に権限が集中する。要するに、理事長の任命権を市長が持っていますから、そういった意味で権限が集中していく。
 先ほど、意思決定が早くできると言いましたけれども、逆に見れば住民とか議会のチェック機能がなくなってしまうという面を持っている。そういう独法化のデメリットがあるわけです。
 先ほど言いましたように、市長は国の医療政策は変わらないと思うと言っていましたけれども、これは変えていかなければならないし、民主党も政策についてマニフェストで変えると言っているのだから、これは変えさせる方向でやっていくべきだということで、端的に言えば、独法化というのは、ここで拙速にやる必要はないと、結論的に私は言いたいのですけれども、その辺について、再度市長の考えを伺います。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) お答えします。
 例えば、国の施策が変わって独法化をやる必要がない状況が生まれたとします。ですけども、ここまで来ておりますので、それを今変えて公設公営のままでやるという判断が正しいかどうかわからない。
 先ほど、独法化をすることによって、議会や住民のチェック機能が薄れて市長に権限が集中するというお話でした。人事のトップの理事長をかえる、理事長を任命する権限というお話だと思いますが、経営責任そのものは現場にいる理事長、理事会が持つことになります。ですから、公設公営で経営責任とチェックをかけるところが、公設公営の場合の責任の所在というのはなかなかはっきりしてこなかったというふうに思います。経営責任がはっきりしない経営というのは、本来あり得ないわけです。ですから、ここに公設公営の病院の今までの大きな弱点があった。
 例えば、成東病院は大きな赤字を今回出しましたけれども、この経営責任は一体だれが取るのかといったときに、非常に漠然としておりまして、管理者の私が取るべきだといっても、私は現場の直接の指揮官ではないということで、何となくすべての責任を取らされることに違和感を感じます。こういったところが公設公営の中で起こっている現実でして、しっかりと経営責任を持たせた理事会をつくり、そこに経営を任せるということは、大変大事なことだと思います。
 そういった経営をすることは、そうしなくてもいいのだという事態が蕨議員の予想のように生じたとしても、独立行政法人化した病院は、そういった事態の中でもしっかりとした経営がさらに進む。例えば、病院に対しての診療報酬が大幅に増加すれば、経営は大幅に改善されます。しかも、効率のいい病院経営ができていれば、それは市民にとってお役に立てる病院がさらに作りやすくなるというふうに考えます。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 時間もありませんので、しっかりした経営責任とか言うのであれば、別に公営企業法の全部適用でやってもできると思うんです。
 もう1つは、独法化のしっかりした経営というのは、その裏腹には患者や住民の負担増があるという点です。
 もう1点は、全国で独法化した病院で黒字になったといいますが、よく調べてみると、医療収入は大して増えていない。逆にコスト、さらに言えば人件費が減った分だけ黒字になっているという構造に大体なっています。
 成東病院も同じだと思います。おそらく、医師の給与がカットできないから、看護師の給与は、再雇用した場合には現給保障するということう言っていますが、新規に採用された看護師はその看護師よりもっと低い給与水準になってくるだろうと思います。ここで議論をしようとは思いませんけれども、そういうように独法化というのは非常に危険なというか、デメリットを持った制度であって、あえて早急に成東病院を独法化に移行すべきではないということを、再度申しまして、次の質問に移ります。
 次の質問ですが、地域公共交通の充実についてということで、3点ほど質問します。
 1点目は、現在山武市では新しい公共交通システムの導入ということで、3つのイメージ、すなわちコミュニティバス、乗合タクシー、そして両者の連携型を提示し、そのうちの1つを決定して、来年10月の実証運行を計画しています。3つのイメージのどれに絞るかは、地域公共交通活性化協議会で決定するとのことですが、いずれに決定するにしても、新しい公共交通システム導入の目的を明確にすることが必要ではないでしょうか。あれもこれもと多目的の利用を考えると、だれにとっても中途半端なものになってしまいます。高齢者の足の確保、小中学生のスクールバス的な利用、通勤・通学での利用など、多用な要望があると思いますが、どこに主要な目的を設定するのでしょうか、質問します。
 2番目の質問は、運行の範囲の問題です。
 3つのイメージとも運行範囲は市内に限定されていますが、現実的には市外の隣接市町の病院に通院されている方も少なくないのではないでしょうか。例えば、芝山町の乗合タクシーは、隣接する多古町の病院にも運行しています。市外への運行も検討すべきではないかと思いますが、市の見解を質問します。
 最後に、3つ目の質問ですが、いかにして利用者や住民の声を、計画や運営に反映していくのかという問題です。
 今後のスケジュールでは、来年10月の実証運行までに2回ほど市民意見交換会を開催する予定になっていますが、これだけでは不十分ではないでしょうか。住民に適切な情報を提供し、住民の声を十分に聞くためには、もっときめ細かな方策を講ずるべきではないでしょうか。例えば、現在市民意見交換会等々は旧町村ごとにやっていますが、それだけではきめ細かな住民要求はとらえ切れないと思いますので、例えば小学校の学区、これが大変ならば中学校の学区、こういった学区ごとに意見交換会を細かく開催してはどうかと思いますが、その辺についても伺います。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) お答え申し上げます。
 新たに公共交通体系を確立するにあたりまして、その目的を明確にしたほうがというのはごもっともでございます。対象を絞らないと、中途半端な計画になってしまうのではないかと、それもごもっともでございます。
 この点につきましては、実態としまして、どうしても高齢化という時代が来るのは見えている話でございます。そういう方々が地域で生活しやすいような交通の足を確保するという視点は、重要視されてくるだろうというふうに思います。公共機関や買い物、あるいは病院といった地域が広がった中で生活する足ということですので、いかにそれを活発化していくという点であれば、今言いましたような高齢者への配慮というのは、重要なことかと思います。
 それとあわせて、確かに後段に触れられましたけども、通勤・通学といった話題も出てきますけども、その辺につきましても、地域公共交通活性化協議会の中で、方向性の明確化を図っていきたいというふうに思っております。
 2点目の運行範囲の問題でございます。
 これにつきましては、確か平成20年1月だったと思いますけども、今後どのような公共交通を望まれますかという市民アンケートを、無作為抽出で2,000名を対象に実施しております。その際、75%の方々が旧町村単位とした地域内の移動ということで、地域を移動する手段の確保という声が強く出ておりました。
 また、市民説明会等では、隣の町まで医者に通っている、あるいは買い物に行っているという声も確かに強いのが実態でございます。
 しかしながら、どこまで広げるかということも大きな持続可能な運行形態という点から申しますと、これも1つ問題があるかなというふうに思っております。
 まず、市内での公共交通の体系を確立いたしまして、市内でも駅が3つあるわけですし、そういう結節点を目指せば市外への道も開けてくるのではないか、この辺も公共交通会議の中で取り上げられる重要なポイントだと思っております。
 市民の声を計画に反映するために、きめ細かな説明が必要ではないかというお話でございます。
 現在まで2回、市民説明会を実施しておりますし、今年度作ります運行計画の案ができれば、それに沿って第3回目の市民説明会を開催する予定です。
 そういう中で、近いうちに、要望がありました山武地区の区長の役員方に、こういう説明をするという計画も担当課のほうでできているようですし、ゴールドクラブの方々にも説明をして御意見を伺うということも取り組んでまいりますので、そういう中では極力広く意見を聞くことになろうかと思います。
 ただ、その中で皆さんそれぞれ利用目的、利用範囲が違いますから、すべてに満足させるというのはなかなか難しいだろうと思います。そういう中では、一番初めに御質問のありましたように、対象者をどの辺にポイントを絞っていくかということが、最終的には大きな問題になってくると思います。いずれにしても、実証実験運行をいたしまして、その中で方向を見出すということでしょうから、その時期が一番のポイントかなというふうに思っております。
 以上です。


◯議長(行木三郎君) 蕨議員。


◯21番(蕨  眞君) 今、説明がございましたけども、市民への説明とか意見交換ですが、実証運行まで2回と言いましたけども、2回目は実証運行の計画の説明ということで、ほぼ決まった計画を説明するということで、実質的にはあと1回しか市民説明会はないと思うんです。先ほど言いましたように、旧町村ごとに1カ所だけでは不十分だと思います。旧町村の中でも、地域によって要望というのはかなり違ってくると思いますので、その辺のところを旧町村ごとではなくて、例えば旧町村で2カ所、3カ所とか、複数箇所でやったほうがいいのではないかと思いますので、最後にその点について質問します。


◯議長(行木三郎君) 総務部長。


◯総務部長(齊藤光一君) 極力、細かい対応というものを考えておりますけども、先ほども申し上げましたように、区長方への説明とかゴールドクラブの皆さん方への説明というようなことでも対応しております。今の御意見を参考にして、できる範囲で検討させていただきます。


◯議長(行木三郎君) 以上で、21番、蕨眞議員の個人質問を終わります。
 ここで、暫時休憩いたします。再開は午後2時40分です。
             (休憩 午後 2時25分)
             (再開 午後 2時40分)


◯議長(行木三郎君) 再開いたします。
 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 一般質問を続けます。次に、平成会、越川哲議員の個人質問を許します。
 越川哲議員。御登壇願います。


◯2番(越川 哲君) 議席番号2番、平成会、越川哲です。
 通告に従い、国保成東病院について、質問をいたしますが、この問題は議員各位においても非常に関心が高く、一般質問の最後ということで、ほとんど出尽くしてしまいました。
 そこで、一部事務組合解散に係る問題を2点、質問いたします。
 一昨日の全員協議会で、国保成東病院の一部事務組合解散及び地方独立行政法人移行に関する協議のとりまとめが、大槻副市長より報告されました。その中で、構成2市2町間で合意できていない5つの事項として、未収金、一時借入金、未払い金等の取り扱い、病院建物の修繕費の負担、財務会計及び臨時給与システムの導入経費の負担、新独法発足時の運転資金の負担、借地名義変更に係る経費の負担があります。
 そこで、お尋ねいたします。構成2市2町間で合意できていないこの5つの事項は、合意できる見込みがあるのか、成東病院の管理者である椎名市長のご見解をお聞かせください。


◯議長(行木三郎君) 市長。御登壇願います。


◯市長(椎名千収君) 越川議員の御質問にお答えを申し上げます。
 組合の解散に伴います協議、解散委員会で長隆氏を会長として、第一次の報告書をいただきました。その中で、後の協議に委ねられた事項が幾つかございます。
 ただいま越川議員から御指摘いただきました幾つかの項目というのは、第一次報告書の中では、確定できなかったということでございます。この点につきまして、事務方で協議を重ね、また私ども首長間でも話し合いを重ねてまいりましたが、意見の相違というよりは、それぞれの市町の財政状況も非常に厳しゅうございますので、市民・町民に御理解をいただく立場からも、それなりにしっかりとした説明ができる形で後年度の負担をすべきであるということだと思います。あるいは、それぞれの議会で御理解をいただくためにも、しっかりとした理論づけがなされていかなければいけないというところで、大変苦心をしているということでございます。
 それにいたしましても、それぞれの市で負担の割合は決まってございますし、あとはその負担をこれから病院事業を引き継ぐ山武市が負うべきなのか、あるいは現在の組合立の成東病院組合が共同して負担すべきものか、この線引きで調整が図られているということでございます。
 合意できる見込みがあるのかということでございますが、大変厳しい話し合いを重ねてきたと思いますけれども、お互いの主張をお配りいたしました紙に述べられておりますように、最終的に意見の相違がございますが、まずしっかりと述べ合って、その上で譲るべきところは譲ろうということになってございます。最終段階に来ていると承知いたしておりまして、今月中にも最終的に長会長が第3回の委員会を開いて、そこで決定できると思いますが、各市町の事務レベルで最終的な調整を行っているあたりまで来たかなというふうに考えてございます。
 したがいまして、合意できる見込みというふうに考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) 本来ならば一部事務組合を解散するのですから、合意できていない5つの事項に対しても、構成2市2町が負担割合に応じて負担することが当然だと思います。しかしながら、企業債の償還、千葉県振興資金の償還、退職手当負担金の償還、債務負担行為に関する償還という大きな部分は合意されているのですから、合意されていない5つの事項に関しては、少々譲歩して合意しても仕方ないことだと私は思います。
 大切なことは、この協議会ですべての事項が細部にわたり構成2市2町間で合意されて、一部事務組合を解散することだと思います。
 そこで、お尋ねいたします。一部事務組合解散、独法化に伴う事務スケジュールでは、10月に一部事務組合の解散議案を議決することになっていますが、解散する日付は構成2市2町がそろえるのか、それとも構成2市2町に任せるのか、市長はどのように考えていますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) まず、合意に至るまでの負担割合というのは決まっておりますが、その負担割合から少し性格的にはみ出るという主張をされている場合もございまして、いろいろと話し合いをしておりますが、山武市としてもすべて譲るということではく、議会としても十分御理解いただけるようなところで、私としてもある程度主張はさせていただいてまいりました。お互いに譲るところは譲り、お互いがのめる形で何とかまとまるというところまで持っていかなければならないということですが、可能だろうということを、先ほどお答え申し上げました。
 一部事務組合を解散するためには、それぞれの議会で解散の御議決をいただく必要がございます。できれば、10月の早い時期にお願いしたいと。当然、前提として9月に合意がなされるということでございますけれども、9月中に合意がなされた場合に10月の早い機会に御議決をお願いできれば、その後にスケジュールが足りなくなりますので、遅くても10月の中旬までにはお願いできればというふうに思います。
 解散の日付につきまして、私のほうで決めるわけにまいりませんので、議会の御決定を待たなければなりません。そういうことで、議会の開催の日程につきましては、私が決めるということではなく、それぞれの議会が決めていくことになろうかと思います。


◯議長(行木三郎君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) 一部事務組合を解散する日付というのは、成東病院から住民にとって極めて大きいメッセージを発信することだと思います。構成2市2町が同じ日に臨時議会を開いて、解散議決をするのが一番ベストだと思いますが、市長はどのように考えますか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 一部事務組合を解散する日付というのは、来年の3月31日ということになります。おそらく、お尋ねは解散を承認いただく議会を開く日付ということでよろしいでしょうか。解散議会につきましては、そのための臨時議会をお願いして、しっかりとした御決定をいただくことになりますので、お願いしたいと思います。


◯議長(行木三郎君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) その議決をする日が、構成2市2町で同じ日にしなければまずいのではないですかと聞いているのですが、どうですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 大変、失礼申し上げました。解散の議決をする議会の日付は、私の立場からすると1つの希望としては、それぞれの市町が同じ日にそろってやっていただくことが一番望ましいことだと、特に病院の管理者という立場からも、そういうふうに考えます。


◯議長(行木三郎君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) なるべく協議会の中で、構成2市2町が議決する日を同じにしてもらえばと思います。
 予定では、来年4月1日に地方独立行政法人となった新しい成東病院がスタートします。しかし、これで成東病院が再建されたわけではありません。成東病院が経営を確立し、この地域の医療を担える病院となるためには、最初の5年間が一番大切な時期だと思っています。
 椎名市長は昨日、次期市長選に立候補することを表明しましたが、山武市の地域医療を向上させるためにも、新しくスタートした成東病院に全力投球で取り組んでいただきたいと思いますが、どうですか。


◯議長(行木三郎君) 市長。


◯市長(椎名千収君) 3月31日でめでたく解散し、4月1日に独立行政法人がスタートすることになりますと、私の立場は管理者ではなくなりますが、山武市の立場から成東病院をしっかりと応援していかなければならないということは、変わりはないというふうに思っております。
 それから、独立行政法人という経営形態になりましても、公的な病院だという認識を持っております。この地域の住民のニーズに、しっかりと応えられる病院をつくっていかなければならない使命感を持ってございますので、引き続き調整を担当することができれば、全力投球で成東病院の経営についてもしっかりと係わっていきたいというふうに考えてございます。


◯議長(行木三郎君) 越川議員。


◯2番(越川 哲君) 終わります。


◯議長(行木三郎君) 以上で平成会、越川議員の個人質問を終わります。
 以上で、予定した一般質問はすべて終了いたしました。
 次の会議はあす11日、定刻までに御参集願います。
 本日は、これにて散会といたします。御苦労さまでした。
              午後 2時55分 散会