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千葉県 香取市

平成28年  6月 定例会 06月24日−05号




平成28年  6月 定例会 − 06月24日−05号







平成28年  6月 定例会



            香取市議会会議録5号

                         平成28年6月定例会

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  議事日程(第5号)

平成28年6月24日(金曜日) 午後1時開議

  第1 議案第1号、第3号

       (総務企画常任委員長報告 質疑・討論・採決)

  第2 議案第4号〜第6号

       (福祉教育常任委員長報告 質疑・討論・採決)

  第3 議案第2号

       (生活経済建設常任委員長報告 質疑・討論・採決)

  第4 議案第7号、第8号

       (提案理由説明 質疑・討論・採決)

  第5 諮問第1号〜第3号

       (採決)

  第6 請願第7号

       (総務企画常任委員長報告 質疑・討論・採決)

  第7 陳情第7号〜第9号

       (福祉教育常任委員長報告 質疑・討論・採決)

  第8 請願第6号

       (生活経済建設常任委員長報告 質疑・討論・採決)

  第9 発議案第1号

       (提案理由説明 質疑・討論・採決)

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出席議員22名で、その氏名下記のとおり

  1番  久保木清司君        2番  小野勝正君

  3番  平野和伯君         4番  田代一男君

  5番  鈴木聖二君         6番  高木典六君

 副議長

  7番  高木 寛君         8番  久保木宗一君

 議長

  9番  林 信行君        10番  田山一夫君

 11番  高岡正剛君        12番  眞本丈夫君

 13番  伊能敏雄君        14番  坂部勝義君

 15番  伊藤友則君        16番  坂本洋子君

 17番  林 幸安君        18番  河野節子君

 19番  平松大建明君       20番  根本太左衛門君

 21番  宇井正一君        22番  木内 誠君

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欠席議員 なし

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地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者

 市長         宇井成一君   副市長        旭 健一君

 教育長        山本有香君   総務企画部長     大堀常昭君

 生活経済部長     伊奈 亘君   福祉健康部長     下川裕之君

 建設水道部長     塚原康由君   会計管理者      伊藤勝重君

 教育部長       篠塚富義君   生活経済部参事    大友俊郎君

 総務課長       宮崎秀行君   企画政策課長     増田正記君

 財政課長       久保木浩明君  市民協働課長     伊藤勝弘君

 農政課長       高橋 稔君   社会福祉課長     片野美喜雄君

 都市整備課長     木内勝司君   水道課長       藤田伸宏君

 教育総務課長     遠藤健一君

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事務局職員出席者

 事務局長       岩立一郎    次長         篠塚和広

 班長         渡邊 浩    主査         齋藤信彦

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平成28年6月24日(金曜日)午後1時開議

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△開議



○議長(林信行君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事につきましては、お手元に配付の日程表により進めますので、御了承をお願いします。

 直ちに日程に入ります。

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△日程第1 議案第1号、第3号(総務企画常任委員長報告 質疑・討論・採決)



○議長(林信行君) 日程第1、議案第1号、第3号の以上2件を議題といたします。

 本件について、総務企画常任委員長の報告を求めます。

 総務企画常任委員長 伊藤友則議員。

     (総務企画常任委員長 伊藤友則君登壇)



◆総務企画常任委員長(伊藤友則君) 総務企画常任委員会に付託されました議案第1号、第3号の2件について、審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告いたします。

 各議案について理事者側より説明を求めつつ審査を進めましたところ、質疑において、議案第1号、平成28年度香取市一般会計補正予算(第1号)の歳入歳出予算の補正に関し、委員中より「防犯対策事業に係る防犯灯LED化自治会助成金に関し、1灯当たりの額及び交付対象の自治会はどこか」との質疑に対し、「1灯当たり4,000円で、対象地区はみずほ台、吉野平、九美上第2です」との答弁がありました。

 次に、「放課後児童クラブ費に関し、現在、栗源児童クラブに預けられている児童数及び待機児童数は」との質疑に対し、「現在30人定員で、待機児童は4人です」との答弁がありました。

 次に、「農地土地改良事業の具体的な事業内容は」との質疑に対し、「水資源開発公団の霞ヶ浦開発事業の補償工事により、昭和62年に設置され、旧小見川町に移管された三ノ分目舟溜りの樋門門扉の開閉装置の補修です」との答弁がありました。

 最後に、採決を行った結果、お手元の委員会審査報告書のとおり、付託された議案2件については、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 以上で総務企画常任委員会の報告を終わります。



○議長(林信行君) 以上で総務企画常任委員長の報告は終わりました。

 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) 質疑なしと認めます。

 これにて質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の通告はありませんので討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。

 これより採決を行います。

 なお、議案等の採決に際しまして、賛成の諸君の起立は明確にお願いいたします。

 議題のうち、まず議案第1号、平成28年度香取市一般会計補正予算(第1号)について採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立全員であります。

 よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第3号、香取市議会議員及び香取市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立全員であります。

 よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。

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△日程第2 議案第4号〜第6号(福祉教育常任委員長報告 質疑・討論・採決)



○議長(林信行君) 日程第2、議案第4号ないし第6号の以上3件を議題といたします。

 本件について、福祉教育常任委員長の報告を求めます。

 福祉教育常任委員長 田代一男議員。

     (福祉教育常任委員長 田代一男君登壇)



◆福祉教育常任委員長(田代一男君) 福祉教育常任委員会に付託されました議案第4号から第6号の3件について、審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告いたします。

 各議案について理事者側より説明を求めつつ審査を進めましたところ、質疑において、議案第4号、香取市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員中より「栗源児童クラブについて待機児童の発生状況は。また、ほかの放課後児童クラブの待機児童の状況は」との質疑に対し、「栗源児童クラブの待機児童は4名です。小見川西児童クラブには待機児童がいますが、そのほかの児童クラブはいません」との答弁がありました。

 また、議案第5号、財産の無償譲渡について及び議案第6号、財産の無償貸付けについて、委員中より「事業者の選定理由は」との質疑に対し、「市として就労支援事業の整備が喫緊の課題となっている中、新たな事業所が開設されることは、利用者の利便性や事業所選択の幅が広がり、支援体制の充実につながるものと考えます。今回申し出のあった事業所であるグッドライフは、本市にサービス事業所のない就労移行支援事業が行われることが選定理由の一つです」との答弁がありました。

 また、委員中より「施設整備の財源については」との質疑に対し、「施設に係る経費については事業所に負担していただくこととなります」との答弁がありました。

 さらに、委員中より「無償貸付けの期間中に建物の新築等を行う場合に市の負担はあるのか」との質疑に対し、「今後、建物の新築等の必要性が生じた場合は、協議という形での対応を考えています」との答弁がありました。

 最後に、採決を行った結果、付託された議案3件については、お手元の委員会審査報告書のとおり、原案のとおり決すべきものと決した次第であります。

 以上で福祉教育常任委員会の報告を終わります。



○議長(林信行君) 以上で福祉教育常任委員長の報告は終わりました。

 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) 質疑なしと認めます。

 これにて質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の通告はありませんので討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。

 これより採決を行います。

 議題のうち、まず議案第4号、香取市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立全員であります。

 よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第5号、財産の無償譲渡について採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立全員であります。

 よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第6号、財産の無償貸付けについて採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立全員であります。

 よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。

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△日程第3 議案第2号(生活経済建設常任委員長報告 質疑・討論・採決)



○議長(林信行君) 日程第3、議案第2号を議題といたします。

 本件について生活経済建設常任委員長の報告を求めます。

 生活経済建設常任委員長 小野勝正議員。

     (生活経済建設常任委員長 小野勝正君登壇)



◆生活経済建設常任委員長(小野勝正君) 生活経済建設常任委員会に付託されました議案第2号について、審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告いたします。

 議案について理事者側より説明を求めつつ審査を進めましたところ、質疑において、議案第2号、平成28年度香取市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、委員中より「水郷町ポンプ場建設事業に伴う付帯工事費については、平成28年度当初予算に計上できなかった理由は」との質疑に対し、理事者側より「水路等の開口部に安全対策用の柵は計画していましたが、水路に転落した場合は重大な事故となることから、より安全性を高め、敷地にも侵入できないような柵を新たに設置することにしたためです。また、敷地の舗装についても、施設の点検や修繕等の車両の進入で地盤が荒れるのを防止し、メンテナンスがしやすいようにするため、舗装することに変更したためです」との答弁がありました。

 最後に、採決を行った結果、付託された議案第2号につきましては、お手元の委員会審査報告書のとおり、可決すべきものと決しました。

 以上で生活経済建設常任委員会の報告を終わります。



○議長(林信行君) 以上で生活経済建設常任委員長の報告は終わりました。

 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) 質疑なしと認めます。

 これにて質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の通告はありませんので討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。

 これより議案第2号、平成28年度香取市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立全員であります。

 よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。

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△日程第4 議案第7号、第8号(提案理由説明 質疑・討論・採決)



○議長(林信行君) 日程第4、本日、議案第7号、第8号の以上2件について追加送付がありましたので、これを議題といたします。

 理事者より提案理由の説明を求めます。

 宇井市長。

     (市長 宇井成一君登壇)



◎市長(宇井成一君) 本日追加提案いたしました各案件につきまして、その概要を説明申し上げます。

 議案第7号及び議案第8号、工事請負契約の変更についての各案件は、去る平成27年9月香取市議会定例会において可決いただき、工事請負契約を締結いたしました地盤沈下に伴う雨水排水対策として行う水郷町ポンプ場建設工事2件について、工事内容の一部に変更が生じたことにより、契約額について、議案第7号、水郷町ポンプ場建設工事(1工区)では、908万8,200円増額し、変更後の金額を3億5,998万200円に、議案第8号、水郷町ポンプ場建設工事(2工区)では、1,118万3,400円増額し、変更後の金額を2億8,388万3,400円に、それぞれ変更いたしたく議会の議決を求めるものであります。

 その主な内容は、1工区では、非常時に備え水の浸入を防ぐ角落としを新たに設置するほか、2工区では、電気容量の増量が必要になったため変更して対処するものであります。

 以上、本日追加提案いたしました各案件について、その概要を申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。



○議長(林信行君) 以上で提案理由の説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 宇井正一議員。



◆(宇井正一君) 議案第7号と第8号、一括して質疑ということでよろしいでしょうか。



○議長(林信行君) はい。



◆(宇井正一君) この提案理由の説明と、この工事請負契約の変更については反対するものではありません。これは可とするものですけれども、7号議案においては、土木工事で増額と、これが角落としの設置を行うということで983万円ですね。その下、機械工事では逆に75万600円の減額ということで、これは配管支持架台2カ所と可とう管1個の削減が可能となったという理由です。

 それで議案第8号のほうについては、土木工事のほうで188万4,600円の減額ということで、これの変更理由は、本体工事に伴う地中埋設物の撤去数量が想定よりも少なかったことによる数量の減量なんだという説明です。

 その下の電気工事、これについては1,306万8,000円の増額ということで、これについては当初の計画の標準的な仕様よりも電気容量が不足することから、これの設備容量を大きくする変更だということで、それぞれ減額理由と増額理由が説明されているわけなんですけれども、この増額理由について、あるいは減額理由については、その理由としてはわかるわけなんですけれども、これがそれぞれ約1,000万円前後の補正予算ということですけれども、当初これらについては見通しがなされなかったのか、工事を行う中で、この必要性であるとか、あるいは減額補正せざるを得ないような状況に陥ったのか、その辺についてもう少し詳しく説明していただければありがたいと思います。



◎建設水道部長(塚原康由君) それぞれの詳細な理由ということで御説明させていただきます。

 まず、角落としの設置でございますが、これにつきましては、水郷町が地震によりまして地盤が20センチから40センチほど沈下してございます。このゲートポンプといいますのは、河川の水位が上がったときにゲートを閉めて、中の排水を強制的に排出するものでございますが、今回地盤が沈下しているということで、ゲートが何らかの故障によって閉まらなかった場合に逆流することによって、40センチ沈下しているので大きな被害に結びついてしまうということで、より安全を期して、今回は角落としを追加したということでございます。

 それと、配管ルートの見直しによって75万円減額になったということでございますが、これにつきましては、今回ゲートポンプのほかに調整池を設けてございまして、一時的な大雨については、ポンプで吐き切れない分は調整池に一度ため込んで、後で排水しようという方式になってございます。

 その調整池からの水をくみ出す配管のルートを見直した際に、可とう管といって地震なんかのときに変形するのを防止する管なんですが、そういったものが個数を減らせるというところが判明しましたので、これはそういうことで減額をさせていただきました。

 2工区でございますが、まず土木工事の地中埋設物の撤去数量が少なかったということなんですが、これにつきましては、設計するに当たりまして、元の図面をもとに数量を計算してございまして、矢板を撤去をしたり、矢板の上に巻いてあるコンクリートを撤去したりという工事が発生するんですが、それが地中の中に潜っているものですから、実際に設計したときと現場に入ったときでは数量が違ったということから、実情に合わせて変更したものでございます。

 それと、電気工事でございますが、この水郷町のポンプ場というのは、市街地から流れてくる排水管そのものが非常に浅い管でございまして、それをゲートポンプで排水する際には、水位が低い中で低速で連続して運転しなければならないと、そういう特性を持たせなきゃならないということで、電気設備、当初はポンプの容量37キロワットということで標準な電気設備で設計をしておったんですが、そういう低速で連続運転をしていかなきゃならないということになりますと負荷も大きくなって、電気の容量がちょっと不足するということが判明したものですから、そのポンプの特性に合わせて、今回、電気の設備容量を変更したということでございます。

     (「了解」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) 質疑なしと認めます。

 これにて質疑を終結いたします。

 この際、お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第7号、第8号の以上2件につきましては、申し合わせにより委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) 御異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) 討論なしと認めます。

 これにて討論を終結いたします。

 これより採決を行います。

 議題のうち、まず議案第7号、工事請負契約の変更について採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立全員であります。

 よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第8号、工事請負契約の変更について採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立全員であります。

 よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。

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△日程第5 諮問第1号〜第3号(採決)



○議長(林信行君) 日程第5、諮問第1号ないし第3号の以上3件を一括議題といたします。

 この際、お諮りいたします。

 ただいま議題となっております諮問第1号ないし第3号の人事案件につきましては、申し合わせにより委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) 御異議なしと認め、委員会付託を省略し、直ちに採決いたします。

 議題のうち、まず諮問第1号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて採決いたします。

 諮問第1号は原案のとおり適任者とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立全員であります。

 よって、諮問第1号は原案のとおり適任者と決しました。

 次に、諮問第2号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて採決いたします。

 諮問第2号は原案のとおり適任者とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立全員であります。

 よって、諮問第2号は原案のとおり適任者と決しました。

 次に、諮問第3号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて採決いたします。

 諮問第3号は原案のとおり適任者とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立全員であります。

 よって、諮問第3号は原案のとおり適任者と決しました。

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△日程第6 請願第7号(総務企画常任委員長報告 質疑・討論・採決)



○議長(林信行君) 日程第6、請願第7号を議題といたします。

 本件について、総務企画常任委員長の報告を求めます。

 総務企画常任委員長 伊藤友則議員。

     (総務企画常任委員長 伊藤友則君登壇)



◆総務企画常任委員長(伊藤友則君) 総務企画常任委員会に付託されました請願第7号について審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告いたします。

 請願第7号、中小業者の自家労賃を必要経費として認める事を求める請願について、まず審査の冒頭、本請願に係る所得税法の関係条項に関し理事者側より説明願いました。

 その後、審査の過程において、委員中より「本件請願に関し地方から国へという流れが起きており、国内自治体の約4分の1に当たる447の自治体が趣旨に賛同するとして、国に意見書を提出しています。また、国連女性差別撤廃委員会から『女性差別の一形態であるとして、家族経営における女性の労働を認めるよう、所得税法の見直し検討を求める』旨の勧告がなされており、これは広く世界的な動きになっていると思われます。また、昨年末に閣議決定された第4次男女共同参画基本計画に所得税法見直しが盛り込まれたことに関し、本年3月の国会審議における財務金融委員会で、国の政務官は、『検討には所得税法第56条が含まれる』としています。さらには、財務大臣も『引き続き財務省で検討していく』としており、国の流れは、所得税法第56条は見直しの方向性で共有されていると思われます」とする旨の意見がありました。

 次に、討論において、委員中より「国の動向を見守っていきたいところであり、公平・公正な納税は国民に課せられた義務で、中小企業にあっても例外ではなく、税申告に際し正確な記帳が求められることは言うまでもありません。また、請願趣旨中に、税の公平性を担保する青色申告の手続を疑問視するかのような表記があり、賛成できません。請願趣旨に家族経営における女性の労働等、男女共同参画のくだりがありますが、所得税法第56条は性別を問わず適用されているものです。以上を総合的に考えた結果、現時点で請願趣旨として求める所得税法第56条廃止が最善の方法であるという判断まではできず、本請願には反対します」との意思表示がありました。

 次に、同じく討論において、委員中より「国の動向を見ることよりも、男女共同参画や今の地方分権時代の見地から本請願に賛成します」との意思表示がありました。

 続いて、同じく討論において、委員中より「国の動向を後押しするのが議会の役割であり、香取市の税申告における白色申告は6,000を超える件数となっています。これらを踏まえ、議会としての意思表示として本請願に賛成します」との意思表示がありました。

 最後に、採決を行った結果、請願第7号はお手元の委員会審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決した次第であります。

 以上で総務企画常任委員会の報告を終わります。



○議長(林信行君) 以上で総務企画常任委員長の報告は終わりました。

 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) 質疑なしと認めます。

 これにて質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 坂本洋子議員から賛成討論の通告がありますので、これを許します。

 坂本洋子議員。

     (16番 坂本洋子君登壇)



◆(坂本洋子君) 日本共産党、坂本洋子でございます。

 請願第7号、中小業者の自家労賃を必要経費として認める事を求める請願に、紹介議員として賛成の立場で討論を行います。

 中小業者の営業と生活は、家族全体の長時間労働で支えられています。しかし、日本の税制は家族従業者の働き分、自家労賃を所得税法56条、事業主の配偶者とその親族が事業に従事したとき、対価の支払いは「必要経費に算入しない」により、家族の働き分を必要経費として認めていません。

 家族従業者の働き分は事業主の所得となり、配偶者86万円、配偶者以外の家族50万円が控除されるのみで、1日14時間働いたとき、時給を年間86万の控除分として計算すると時給が173円にしかならないという試算もされております。最低賃金にも遠く及びません。

 事業主の息子さんの場合、年間50万の控除が収入なので、家を買おうにもローンが認められず、車もローンが組めません。また、交通事故の損害補償額も専従者控除分だけの補償しか受けられないなど、行政手続や社会保障などの面で不利益が生じています。

 青色申告にすれば給料を経費にできるという所得税法57条は、税務署長への届け出と複式簿記など記帳義務が重くのしかかる条件つきであり、申告の仕方で納税者を差別するものになっております。

 しかし、昨年1月からは全ての事業者に記帳が義務化され、白色申告者に働き分を認めないという差別を続ける理由がなくなっております。家族の人権を認めない所得税法56条は廃止すべきと、全国447自治体、千葉県でも8自治体の議会が採択しています。

 また、国連女性差別撤廃委員会からも日本政府に対して、家族経営における女性の労働を認めるよう所得税法の見直しを求めると勧告が出されております。平成27年12月に閣議決定された第4次男女共同参画基本計画には、所得税法の見直しが盛り込まれました。政府は、第56条廃止に向けた検討を始めていると国会で答弁しています。

 このように、所得税法の見直しは時代の流れです。政府も前向きな検討をしている中、地方議会からの意見書の提出は、さらに前へ進めるための大きな力になります。こうした立場から、個人事業者の暮らしを守り、地域経済の活性化のためにも、本請願を本議会で採択していただきますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。



○議長(林信行君) 以上で通告による討論は終わりました。

 これにて討論を終結いたします。

 これより、請願第7号、中小業者の自家労賃を必要経費として認める事を求める請願について採決いたします。

 請願第7号に対する総務企画常任委員長の報告は不採択でありますので、原請願について採決いたします。

 請願第7号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立少数であります。

 よって、請願第7号は総務企画常任委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。

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△日程第7 陳情第7号〜第9号(福祉教育常任委員長報告 質疑・討論・採決)



○議長(林信行君) 日程第7、陳情第7号ないし第9号の以上3件を議題といたします。

 本件について、福祉教育常任委員長の報告を求めます。

 福祉教育常任委員長 田代一男議員。

     (福祉教育常任委員長 田代一男君登壇)



◆福祉教育常任委員長(田代一男君) 福祉教育常任委員会に付託されました陳情第7号から第9号の3件について審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告いたします。

 陳情第7号、公立保育所の一般財源化を廃止し、直接補助制度に戻すことを求める意見書の提出を求める陳情について、委員中より「一般財源化の導入により予算配分等に支障はあるのか」との説明要求に対し、理事者側より「予算上は適切に措置されていますので、特に問題は生じていません」との説明がありました。

 その後、採決を行った結果、陳情第7号はお手元の委員会審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。

 次に、陳情第8号、子育て費用の家計負担軽減化をはかるために保育料の低減化を求める意見書の提出を求める陳情について、委員中より「保育料はどのように算定をしているのか」との説明要求に対し、理事者側より「利用する子どもの年齢、市民税の所得割課税の額により、段階的に保育料を設定しています」との説明がありました。

 次に、討論において、委員中より「子ども・子育て支援新制度により、平成27年4月から保育料の算定根拠が所得税から住民税に変更となりましたが、香取市においては保育料を決定するに当たり、階層区分も利用者負担額も変更前と同額にし、その定義の額の幅も考慮して、大きな負担増とならないように設定したとの説明を受けています。国においては、子育て費用の負担軽減を図るために、幼児教育・保育については段階的に無償化が進められています。平成28年度からは、従来の多子軽減措置に加え、一定の所得制限はあるものの年齢制限の撤廃や、ひとり親世帯等は負担軽減を拡大し、第2子は半額、第3子は無料と拡充されています。以上のことから、段階的に幼児教育の無償化に向けた取り組みはなされており、今後も子育て費用の家計負担軽減化が図られるものと思われますので、この陳情には反対します」との意思表示がありました。

 その後、採決を行った結果、陳情第8号はお手元の委員会審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。

 次に、陳情第9号、保育士不足を解消するため、保育士の処遇を大幅に改善することを求める意見書の提出を求める陳情について、委員中より「香取市において保育士は不足しているのか」との説明要求に対し、理事者側より「保育士は不足していると思われます」との説明がありました。

 また、委員中より「給与は指定管理者が独自で決定できるのか」との説明要求に対し、理事者側より「指定管理者に運営をお願いしていますので、指定管理者である法人の中で給与について決めることとなります」との説明がありました。

 さらに、委員中より「民間保育園における児童数は把握しているのか」との説明要求に対し、理事者側より「把握しています。少子高齢化により子供の数は減少していますが、保育園に預けられる児童数は若干増加傾向です。また、預けられる年齢も低下傾向であります」との説明がありました。

 次に、討論において、委員中より「子供の数は減っても保育ニーズは高まっていると思われます。保育士の資格を持ちながらも、給与面において実態に見合わないことで保育士不足が生じていることから、陳情趣旨に賛同し賛成します」との意思表示がありました。

 次に、同じく討論において、委員中より「規制緩和を実施しても、保育士不足が待機児童解消の大きな妨げになっていることを考えると、保育士の処遇の大幅な改善が喫緊の課題であると思われます。そこで、国は平均給与21万円を段階的に引き上げる措置を講じていくこととしており、賃金に関する処遇改善については、全産業の平均給与に照らし合わせ、極端な差がなくなるように行うこととしています。なお、保育人材の確保のために、『ニッポン一億総活躍プラン』に、保育士の負担軽減やキャリアに応じた賃金改善など相応の処遇改善を行うことが盛り込まれています。以上のことから、処遇改善への取り組みは継続的、段階的に実施されるものであり、これにより保育士不足の解消を図り、待機児童解消につながると思われますので、この陳情には反対します」との意思表示がありました。

 その後、採決を行った結果、陳情第9号はお手元の委員会審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。

 以上で福祉教育常任委員会の報告を終わります。



○議長(林信行君) 以上で福祉教育常任委員長の報告は終わりました。

 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) 質疑なしと認めます。

 これにて質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の通告はありませんので討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。

 これより採決を行います。

 議題のうち、まず陳情第7号、公立保育所の一般財源化を廃止し、直接補助制度に戻すことを求める意見書の提出を求める陳情について採決いたします。

 陳情第7号に対する福祉教育常任委員長の報告は不採択でありますので、現陳情について採決いたします。

 陳情第7号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立少数であります。

 よって、陳情第7号は福祉教育常任委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。

 次に、陳情第8号、子育て費用の家計負担軽減化をはかるために保育料の低減化を求める意見書の提出を求める陳情について採決いたします。

 陳情第8号に対する福祉教育常任委員長の報告は不採択でありますので、現陳情について採決いたします。

 陳情第8号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立少数であります。

 よって、陳情第8号は福祉教育常任委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。

 次に、陳情第9号、保育士不足を解消するため、保育士の処遇を大幅に改善することを求める意見書の提出を求める陳情について採決いたします。

 陳情第9号に対する福祉教育常任委員長の報告は不採択でありますので、現陳情について採決いたします。

 陳情第9号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立少数であります。

 よって、陳情第9号は福祉教育常任委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。

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△日程第8 請願第6号(生活経済建設常任委員長報告 質疑・討論・採決)



○議長(林信行君) 日程第8、請願第6号を議題といたします。

 本件について、生活経済建設常任委員長の報告を求めます。

 生活経済建設常任委員長 小野勝正議員。

     (生活経済建設常任委員長 小野勝正君登壇)



◆生活経済建設常任委員長(小野勝正君) 生活経済建設常任委員会に付託されました請願第6号について審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告いたします。

 請願第6号、「TPP協定を国会で批准しないことを求める意見書」の提出を求める請願について、委員中より「本市の基幹産業である農業が米作主体という状況の中で、コメづくりの環境が生産調整に取り組みづらいさまざまな要素がある。このような他地域と異なる農業環境が国・県の要請に呼応できにくくし、TPPの農業政策への対応を難しくしていると考えられるが、ホール・クロップ・サイレージ用稲や飼料米だけの生産調整で、この地域の将来があるのか。畑作を含めて農業の展望を開くことがTPP対策になると考えるが、地域特性に応じた市独自の対策が必要では」との説明要求に対し、理事者側より「生産調整は米価の安定が目的で、農業生産額の中でコメの割合が大きい本市では、飼料米を中心に、より生産調整を推進することが必要となります。TPPへの対応については、市独自の対応は難しく、国等の施策を最大限活用しながら、稲作の場合は生産コストを下げるために基盤整備を行い大区画化することや、経営規模の拡大、集落営農の推進、畑作の場合はサツマイモの輸出等を例に、香取市農業の展望を開いていかざるを得ないと考えています」との説明がありました。

 次に、討論において、委員中より「本市の基幹産業が農業であるということであれば、本市の地域特性から、TPPの推進にはなじまないのではないかと考えます。国政では、政権がかわるたびにTPPに対する考え方が変わり、議論も二分して混乱が続いています。そして、TPPを推進していた米国でも、大統領候補者がいずれも批准しないと言っており、他の国々でも賛否両論があります。このような状況から、農業が基幹産業である本市に多大な不安をもたらすTPPには、早期の批准はするべきではないと考えます。また国では、通常国会で議論が尽くされないまま承認を見送りましたが、今後の臨時国会で早期承認しようとしているとすれば、ゆゆしき問題です。TPPについては、国民が理解してからでも批准は遅くないと思います。理解がないまま早期に批准することには反対しますので、本請願には賛成します」との意思表示がありました。

 次に、同じく討論において、委員中より「TPP交渉においては、特にコメ等の重要5品目についてぎりぎりの交渉がなされ、農林水産業への影響を最小限にとめるような努力がなされたと思います。国は、TPPの影響に対する国民の不安を払拭するため、経営安定と攻めの農林水産業への転換を柱とする『農政新時代』を打ち出し、関連予算は平成27年度にも一部予算化されています。日本の農業は、新たな方法で競争力のある農業へ転換することが必要で、TPPは転換への大きなきっかけになると思います。農業においては外国へ目を向けていくことも必要であり、TPPに反対というだけでは、なかなか前に進みません。TPPを批判するだけではなく、本市農業の体質強化を進めるために、国のTPP関連の施策を最大限利用すべきであると思います。このようなことから、本請願に反対することといたします」との意思表示がありました。

 最後に、採決を行った結果、付託された請願第6号についてはお手元の委員会審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決した次第であります。

 以上で生活経済建設常任委員会の報告を終わります。



○議長(林信行君) 以上で生活経済建設常任委員長の報告は終わりました。

 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) 質疑なしと認めます。

 これにて質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 宇井正一議員から賛成討論の通告がありましたので、これを許します。

 宇井正一議員。

     (21番 宇井正一君登壇)



◆(宇井正一君) 日本共産党の宇井です。

 「TPP協定を国会で批准しないことを求める意見書」の提出を求める請願に、賛成討論をいたします。

 農林水産品では関税撤廃率が82%で、コメなど重要5品目でも29%は撤廃される。これは自民党も含めた国会決議、重要品目を除外または再協議の対象にするとした内容に違反であることは明確である。さらに、残された関税撤廃の対象品目に対しても、7年後には再協議を行うとされており、全品目において関税撤廃の道が開かれる内容となっており、今までの自由貿易協定、日豪EPAなどにおいては、関税の撤廃、削減の対象にしないなどの除外項目があったものが、TPP協定では盛り込まれておりません。史上最悪の農業つぶしの協定になっており、到底認められるものでありません。

 特にコメについては、今まで輸入77万トンから、さらにアメリカ、オーストラリアから7万8,500トンの輸入枠を設けました。合計で85万トンとなります。これは明らかに米価のさらなる引き下げ要因となり、香取農業の壊滅的打撃への大きな要因になっていきます。

 まず、TPPが執行された場合の農業や経済への影響試算が、コメなどはゼロ、そのほかの品目に対しても、過去2回の試算よりも大幅な過小評価になっています。2013年に試算された農林水産物の影響額は3.2兆円が、今回は1,300億円から2,100億円と、大幅な過小評価の試算の発表であります。別枠でコメの輸入米が7.8万トン入ってくるコメ、安い輸入品が入ってくる牛肉の生産減少率がゼロというのは、あり得ない前提条件であります。また、農産物価格が10円下落しても、差額補填を10円にするので相殺されるという理屈から大丈夫という、単純な前提に立っているからであります。

 ところが、各県で独自に試算された内容では大きな影響があると試算されており、実態との乖離が指摘されています。TPPの影響を意図的に小さくしていると言われても仕方ない内容となっています。

 例えば試算対象になっていないブドウでは、これは香取市では千葉県一の産地でありますが、JA長野がこれについて試算をされております。長野では145億円の産出額に対して、39億円の影響を見込んでいます。これを当てはめますと、香取市のブドウ農家にとっても壊滅的な打撃をこうむる、このことは間違いないのではないでしょうか。

 さらに、TPPの事後対策がとられているから大丈夫というキャンペーンが張られておりますが、本当に大丈夫なのか疑問であります。

 コメの対策は、輸入品相当を備蓄米、飼料用米、餌米に回すということでありますが、備蓄米は、いずれ放出します。飼料米も、畜産がTPPで打撃をこうむれば活用は少なくなります。コメの直接支払交付金は平成29年度で終了し、30年度で廃止されます。一般のコメ農家に対する対策は、むしろ撤退し、低価格のコメ輸入によって一層の困難さを伴うことは疑う余地がないのではないでしょうか。

 畜産、酪農に対する対策は、畜産クラスター対策であります。これは機械の導入、施設の大型化に対する補助事業ですが、多くの畜産農家では既に大型化にされ、もう既に限界に達しております。これ以上の制度利用で大型化をしてTPP対策をとるのは、かなり難しい状況なのではないでしょうか。

 もう一つは、畜産に対しましては、価格を保証するマルキン対策です。これは生産コストと市場価格との差によって生じた赤字の8割を補填する制度です。これを今度はTPP対策として9割にするというものでありますが、この基金制度の原資になるのは牛肉の関税収入です。関税の引き下げで4分の1になれば、基金制度の原資の関税収入は、1,100億円から258億円に関税収入が減少します。TPPの導入で関税収入が減り、TPP対策に充てる財源が失われます。制度の維持そのものが問題になってきます。

 また、攻めの農業で1兆円の農産物輸出を目指すとしています。ところが、このほとんどは外国から輸入した農産物などを加工して外国へ輸出する加工品がほとんどであり、国内農水産物そのものは数百億円と、1割以下にすぎません。国内の農業対策、それも家族農業の農産物を輸出でもうかる農業にさせるなどは絵そらごとそのものであり、対策の名に値しません。

 TPPを推進してきたアメリカはどうか。米国通商部のもとにある貿易のための農業政策等諮問委員会は、我々はどの物品も除外されなかったことに留意し、TPPの適用範囲を称賛すると、もろ手で喜んでいます。それでも今の大統領候補である民主党のクリントン候補、共和党のトランプ候補が批准に反対しているのはなぜか。アメリカの農業関係団体、その他の団体が、まだ不十分だ、もっと日本から譲歩させろという声に応えているからにほかなりません。

 今回の国会でも、国民には内容が明らかにされなかった黒塗りの協定書の経過が提出されましたが、これに対しても国内のJA組合長の92%が反対を表明しています。圧倒的な国内農業団体が反対の意思を表明している内容でさえ、アメリカは不満足で、さらなる譲歩を引き出さなければ批准しないというのがアメリカの態度であります。全体会議は今後行われませんので、アメリカと日本による二国間会議で、さらなる譲歩がアメリカの批准の条件になります。さらなる屈服を要求されるTPPに、日本の国益を守る道などありません。TPPから香取の農業、日本の農業を守る道は、TPPから撤退する道しかありません。

 以上の理由から、本請願に賛成いたします。



○議長(林信行君) 以上で通告による討論は終わりました。

 これにて討論を終結いたします。

 これより請願第6号、「TPP協定を国会で批准しないことを求める意見書」の提出を求める請願について採決いたします。

 請願第6号に対する生活経済建設常任委員長の報告は不採択でありますので、原請願について採決いたします。

 請願第6号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立少数であります。

 よって、請願第6号は生活経済建設常任委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。

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△日程第9 発議案第1号(提案理由説明 質疑・討論・採決)



○議長(林信行君) 日程第9、発議案第1号を議題といたします。

 提出者より提案理由の説明を求めます。

 伊能敏雄議員。

     (13番 伊能敏雄君登壇)



◆(伊能敏雄君) 発議案第1号、無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書についての提案理由を申し上げます。

 本市は東日本大震災により、約6,000棟もの建物が被災し、液状化現象も広範囲にわたり発生しました。多くの電柱の倒壊により緊急車両等の通行が妨げられたことから、市民の生命、財産の保護に大きな支障を来しました。

 こうしたことから、市民の生活環境の改善や防災性の向上、安全で快適な通行空間の確保、そして良好な景観の形成等々の観点からも、無電柱化の取り組みが計画的かつ円滑に進められることは極めて重要です。

 ついては、無電柱化の推進に関し施策を迅速に推進し、公共の福祉の確保や生活の向上、地域経済の健全な発展に貢献する無電柱化の推進に関する法整備を早急に行うよう、本案のとおり、国の関係機関に意見書を提出しようとするものであります。

 何とぞ全会一致による御賛同を賜りたくお願いし、提案理由説明といたします。よろしくお願いいたします。



○議長(林信行君) 以上で提案理由の説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) 質疑なしと認めます。

 これにて質疑を終結いたします。

 この際、お諮りいたします。

 ただいま議題となっております発議案第1号につきましては、申し合わせにより委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) 御異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(林信行君) 討論なしと認めます。

 これにて討論を終結いたします。

 これより発議案第1号、無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書について採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(林信行君) 起立全員であります。

 よって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。

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△閉会



○議長(林信行君) これをもって本日の会議を閉じ、平成28年6月香取市議会定例会を閉会いたします。どうも御苦労さまでした。

     午後2時04分 閉会

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  上記会議録を閲し、その相違ないことを認め、ここに署名する。

                  香取市議会議長

                  香取市議会副議長

                  香取市議会議員

                  香取市議会議員