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千葉県 南房総市

平成24年第2回定例会(第2号) 本文




2012.06.07 : 平成24年第2回定例会(第2号) 本文


    ◎再開宣言
◯議長(真木利幸君) 川名晴作議員から、本日都合により欠席する旨の届け出がありましたので、ご報告いたします。
 ただいまの出席議員数は、22人です。
 定足数に達しておりますので、平成24年南房総市議会第2回定例会を開会いたします。
                                        (午前10時00分)
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    ◎開議の宣告


◯議長(真木利幸君) 直ちに本日の会議を開きます。
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    ◎議事日程の報告


◯議長(真木利幸君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
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    ◎一般質問


◯議長(真木利幸君) 日程第1、これより一般質問を行います。
 締め切り日の5月23日正午まで、通告のありました質問者は、お手元に配付の一覧表のとおり7人であります。
 本日は、そのうち7人の一般質問を予定しております。なお、各質問者の質問時間は、申し合わせのとおり、答弁を含め60分以内となっておりますので、よろしくお願いいたします。
 通告順に質問を許します。9番、鈴木直一君。


◯9番(鈴木直一君) 9番、鈴木直一、通告に従いまして質問をいたします。
 大きくは2つで、1つ目は人口減少に歯止めをについて、2つ目といたしまして児童生徒の通学時の安全確保について質問をいたします。
 まず初めに、1つ目の人口減少に歯止めをについてですが、本市は人口減少対策に真剣に取り組んでいると思いますが、南房総市の人口は7町村合併時の平成18年4月1日には4万5,729人でありました。年を追うごとに徐々に減少し、6年後の今年、平成24年4月1日には4万2,321人と、6年間で3,408人減少したことになります。1年平均にいたしますと毎年約568人減少していることにもなります。
 また、65歳以上の高齢者比率も平成18年4月1日には32.8%でありましたが、平成23年4月1日には36%であります。今年度より団塊の世代が高齢者入りしますので、その比率はさらに高くなるものと思われます。ちなみに、千葉県の高齢化比率は平成23年4月1日現在20.8%であり、本市のほうが約1.7倍多く、いかに若い人たちの人口が少ないかが明白でございます。
 全国的に見ても、地方にあっては同じような傾向にあると思いますが、人口減少に歯止めをかけることは、現状を見てみるとどうしようもないと思うほど大変難しいことではありますが、それゆえに重要なことであり、ほうっておくわけにはいきません。
 いかに若い人たちに1人でも多く定住してもらうことが大事なことであると思うわけですが、私は3月の定例議会で市税の減少についての質問をいたしましたが、まさに少子高齢化や人口の減少が市税の減少にも直結し、南房総市全体の活力の低下につながっていると思います。
 長引く経済不況や放射能による風評等による基幹産業の低迷などにより地域産業は弱体化しており、これに伴う雇用の状況の悪化が課題となっており、これらのことは人口減少にさらに拍車をかけていることと思われます。
 そこで、以下の2点について伺います。
 1つ目として、市内の活力を向上させるために何が必要かお伺いします。
 2つ目として、人口の減少に少しでも歯止めをかけるすべはないものか、市の施策、市長のご所見をお伺いいたします。
 続いて、2つ目の議題といたしまして、児童生徒の通学時の安全確保についてお伺いいたします。
 最近、各地で相次ぐ暴走事故、危険運転、居眠り運転による子供たちへの生命・財産が脅かされ、予想だにもしない悲惨な事故が多発しております。
 小学校に通学する集団登校の列に無免許運転の車が突っ込み、小学生と妊婦の計10人が負傷し、胎児が死亡した事故があったり、バス停で登校のため小学生4人が列になって路線バスを待っているところに軽自動車が突っ込んできたりと、大事故が起こり子供たちへの安全対策が重要視されているところであります。
 本日の房日新聞にも小中高校生の交通事故防止と地震、津波対策についての記事が掲載されております。
 南房総市として、児童生徒たちの登下校に対し、どのような安全対策を図っているか、教育長のご所見をお伺いします。
 以上、2問についてお願いいたします。


◯市長(石井 裕君) それでは、鈴木議員のご質問にお答えいたします。
 1問目の人口減少に歯止めをについてお答えいたします。
 まず、1点目の市内の活力を向上させるために何が必要かについてですが、国土交通省が平成18年12月に国民への意識調査をしたところ、活力ある地域を実現するために積極的に取り組むべき分野については地域産業の活性化、地域医療・福祉の充実、教育体制の充実が上位を占めております。また、本市が平成20年3月に策定した総合計画の市民アンケートの回答にも、地域産業の育成と雇用の場の創出、子育て支援、健康づくり、福祉の充実、教育・文化・スポーツの振興が出されており、これらは、地域の活力向上に大きな要素であると考えております。
 次に、2点目の人口減少に少しでも歯止めをかけるすべはないものか、市の施策はについてですが、人口減少に大きく起因するものは、少子高齢化の進展であり、若年者層の都市部への流出であると考えられます。これらの状況を改善することは非常に難しい課題であると認識しております。
 しかしながら、市といたしましては、中小企業の新事業の起業や雇用の創出に対する助成、企業誘致の推進による雇用機会を増やす対策や都市漁村交流施設の整備や農業振興法人の設立などによる基幹産業である第1次産業の支援を行います。また、子育て拠点施設の整備や預かり保育の拡充、幼保一体化施設の整備、学力向上に資する学習支援などにより、地域の未来を担う次世代の子育て環境の整備も進めてまいります。
 一方、定住を促進するために非常に重要な住環境の整備などについても、移住定住者への情報・機会の提供や新築住宅取得者への助成によりその支援を進めてまいります。人口減少対策については、非常に難しい課題ではありますが、様々な市の施策を組み合わせることにより、魅力ある地域づくりを推進し、人口減少の歯止めをかけてまいりたいと考えております。
 2問目の児童生徒の通学時の安全確保のご質問につきましては、教育長からお答えいたします。
 以上で、私からの答弁を終わります。


◯教育長(三幣貞夫君) 2問目の児童生徒の通学時の安全確保についてお答えいたします。
 ご質問の最近、各地で危険運転による悲惨な事故が多発している、南房総市として通学時の児童の登下校に対しどのような安全対策を図っているかについてですが、今回連続して起きた登校中の痛ましい交通事故を受け、教育委員会といたしまして、登校中の児童生徒の安全をいかに確保するか喫緊の課題として受け止めるとともに、想定していなかった交通事故が連続して発生したことに対して、これまでの交通安全対策の根本的な見直しも必要であると考えております。
 各学校では、これまでも学校職員やPTA会員が通学路の安全点検を定期的に行うとともに、児童生徒に対しては、交通安全教室等において歩き方や自転車の乗り方等について安全指導を行っているところでございます。
 今回の事故を受けまして、教育委員会では、各学校に通学路の危険箇所の再点検及び交通事故防止に向けての取り組み状況やスクールバス、バス停の現状等の調査を緊急的に指示いたしました。また、児童生徒が交通ルールを守っていても起こり得る事故に対しての危機意識を高めることも含めて指導するよう学校に対して求めました。
 今後も、各学校において安全教育を推進するとともに、教育委員会といたしましては、通学路及びバス停についての調査結果をもとに、危険箇所の改善等について道路管理者等関係機関に働きかけ、子供たちがより安全に登下校できるよう努めてまいりたいと考えております。
 以上で、答弁を終わります。


◯9番(鈴木直一君) それでは、1つ目の人口減少に歯止めをについて再質問をいたします。
 先ほど人口減少対策は非常に難しい課題であると認識しているという市長の回答がありましたが、若者や女性の流失を防止することは重要で、定住人口の拡大と若者が定着するような魅力のさとづくり、まちづくりを進めるため働く場を確保し、各産業の総合力で人口減少に少しでも歯止めをかけるべきと思いますが、当局のお考えをお伺いいたします。


◯企画部長(早川清巳君) 企画部長です。
 人口の減少による地域の活力の低下につきましては、市といたしましても非常に懸念をいたしておるところでございます。特に、若い人の流失につきましては、市の産業及び経済の担い手あるいは地域の環境保全や文化の伝承、これらを考えますと憂慮すべき問題であると思っております。流失に歯止めをかける必要があるものと思います。
 若者の定住促進は、地域に活気を呼び込み、地域を支える活力を生み出すものであり、若者の定住施策については重要な課題の一つと位置付けております。しかしながら、この人口減少対策は非常に難しい問題であると考えておるとこでございます。
 ご質問の働く場を確保し、各産業の総合力で人口に歯止めをかけるべきと思うがについてでございますけども、市といたしましても市の基幹産業である農業の未来を支えるため、JA安房と新組織を設立し、農家を支援する農業振興法人支援事業や地産地消、自然循環の推進、また農業経営の安定や農村地域の活性化を図るため、漁村再生計画事業の実施など第1次産業への支援を行ってまいります。
 商工業及び観光業の支援といたしましては、引き続き商工業活性化緊急支援事業、プレミアム付商品券発行事業、観光PR事業などを実施してまいります。そして、中小企業への支援といたしまして、新分野への参入や業務を拡充する既存の事業者及び新たに事業展開をする起業家などを支援するための設備費とその雇用に対する費用に対して補助金を交付する中小企業新事業及び雇用創出支援事業を実施してまいります。
 また、定住を促進するための住宅取得奨励事業や移住者対策として空き家バンク制度の創設なども行ってまいります。さらには、より質の高い生活環境を確保するため、光ファイバーの整備も行ったところでもあり、都市部との通信格差を是正し、産業振興と定住支援を実施しているところでもございます。
 以上のように、各分野において鋭意事業を進めているところでございますけれども、少子高齢化と過疎化が進む本市にありましては、人口の減少に歯止めをかけるためには、市役所の全部署が今まで実施してきた事業を検証するとともに、状況を的確に判断しながら施策を着実に実施していくとともに、知恵を出し合い、創意工夫して効果の出る施策を模索し、実行していかなければならないと考えております。
 以上です。


◯9番(鈴木直一君) 市内に企業が少ないため働く場の確保は大変難しいことと思います。若い人たちが安心して子育てしやすい環境づくりが必要であると思うわけですが、その点についてはどうでしょうか。


◯企画部長(早川清巳君) 若い人が安心して子育てしやすい環境づくりが必要と思うということでございますけども、安心して子供を産み、育てる環境づくりといたしましては、市としましてヒブワクチンや小児用肺炎球菌そして子宮頸がん予防接種にかかる費用の助成ですとか、ぜんそく等小児指定疾患医療費の助成あるいは子育て支援センターの運営、預かり保育事業、幼保一体化施設の建設などを実施してまいりたいと思っております。
 また、学力の向上に資する学力向上推進事業、放課後学習教室などを実施することによりまして、地域の未来を担う次世代の子育て環境の整備に努めてまいりたいと思っております。
 以上です。


◯9番(鈴木直一君) 今、3つ目、産業といたしまして基幹産業である第1次産業を盛り上げ、農業及び漁業に活力を与え、新規農業者、就農者向けあるいは新規漁業者をつくり出す施策があるわけですけども、雇用促進奨励金制度もそうですが、中小企業新規事業及び雇用創出支援事業、このような制度は単年度で終わることなく、もうしばらくせめて27年度ぐらいまでは続けてほしいと思うわけですけど、その点はどうでしょうか。


◯企画部長(早川清巳君) 雇用促進奨励金制度、中小企業新事業及び雇用創出支援事業などのこのような制度を続けてもらえないかということでございますけども、雇用促進奨励金の交付につきましては市の企業誘致及び雇用促進に関する条例におきまして事業を実施しておるところでございますが、この事業については引き続き実施してまいる考えでございます。また、中小企業新事業及び雇用創出支援事業でございますけども、この事業の要項におきまして、この告示の施行後3年を超えない範囲においてこの告示の施行状況、社会情勢の変化を勘案し、検討することとなっておるところでございますけども、この事業につきましては、平成27年度までの5カ年を事業の募集期間として実施していく予定でございます。
 以上でございます。


◯9番(鈴木直一君) はい、わかりました。
 人口減少に歯止めをかけるということは非常に大変なことであると思いますが、地域の活性化、観光振興あるいは消費の拡大を図るために魅力ある郷づくりをし、観光客の誘客を図り、その中から人口の減少のカーブが少しでも緩やかになるように、止めることはできないと思いますので、少しでも緩やかになるような施策を創出してほしいと思います。
 続きまして、2つ目の児童生徒の通学時の安全確保についての再質問をさせていただきます。
 館山市内で起きた事故の後に、通学にバスを利用している子供たちの父兄の人たちからは、せめてバス停付近に歩道と車道を区切る縁石があればよかったのにというような声もあったと聞きますが、路線バス、スクールバスを待っているときはバス停内で待っているとか、バス停がなければしっかりとしたガードレール内で待つとかの安全確保は必要であると思います。
 通学路の安全点検、危険箇所の再点検をしているということでございますが、歩道の広さ、トンネル内の照明、信号機、横断歩道の設置等の確認、改善をしてほしいと思います。登下校中には、交通面のことはわかりましたけども、交通面だけでなくて、今日の新聞にも出ておりましたが、様々な犯罪あるいは災難・災害に遭遇するときがあるかもしれません。
 そこで、後からこの問題はやる人もおりますんで、私は少し方向を変えまして、通学時の防犯・防災についてお伺いをいたします。
 まず、1つ目といたしましては、登下校中のスクールバス内で急病人が出た場合、どのような措置をとっているかお伺いいたします。


◯教育次長(関 良成君) ただいまのスクールバス内での急病人の発生に対する対処方法はということでございます。意識不明の緊急事態の場合には、直ちに救急車を呼んでその措置をとると、学校に連絡をとるという措置はとっております。また、添乗員あるいは運転士が緊急を要しないという判断をした場合には、登校時であれば学校へそのまま行き、学校の先生に引き継ぐという措置をとります。それから、下校時であれば乗務員が観察をし、1人で家に帰れない状態であれば学校に連絡をし、先生に迎えに来ていただくという形をとっております。その後、学校で保護者に連絡がとれないという状況であれば、学校で預かるという対応をとっております。
 以上でございます。


◯9番(鈴木直一君) はい、わかりました。
 今日は後ろがつかえてますので、どんどん飛ばしていきますのでお願いします。
 最近、不審者が出没した例があったということですが、登下校時の不審者等に対する防犯対策はどのようになっているかお伺いいたします。


◯教育次長(関 良成君) ただいま防犯対策についてですが、教育委員会では不審者情報を的確に把握し、関係機関に迅速に伝えるということが重要であると認識しております。安房地区内の教育委員会では、情報を共有するという体制が整っておりますので、発生した場合の連絡については各幼稚園、各小中学校にお知らせしているところでございます。
 その中で、不審者情報に際し対応方法についてもあわせて連絡をしているところでございます。また、そういった方法を指導しながら、保護者あるいは保護者等にもメールや文書でお伝えをしているというのが現状でございます。
 また、多くの小学校で警察に依頼をして防犯教育を開催し、不審者情報の対応方法についても指導を図っているところでございます。
 また、登下校中の安全確保については交通指導を兼ねまして、学校職員、保護者、地域のボランティアの方々の通学路の見守りあるいは子供たちへ声かけ運動をするなど、そういった安全に向けて設けております。
 不審者の目撃情報があった場合には、地元の駐在所にお願いをし、学区内の巡回をお願いするとか、学校の先生方、職員に巡回をお願いするとかという方法をとっております。
 また、安全が確認できないという状況になった場合には、学校で子供たちを預かるということもあわせて指示をしているところでございます。
 以上でございます。


◯9番(鈴木直一君) はい、わかりました。
 今、津波に対する防災の見直しが検討されていますが、千葉県が4月25日に津波浸水予測図を想定しましたが、新予測図では九十九里そして外房や内房地域が一律で最大高さ10メートルの津波に襲われるとの前提に立ちました。また、南房総市も5月末日に津波防災に対するハザードマップを配布したところでございます。
 登下校時に地震、津波等の緊急通報があった場合、子供たちに一刻も早く知らせなければいけませんが、子供たちを素早く安全地帯へと避難させなければならないと思うわけですが、どのような指導、安全対策を講じていくかお伺いをいたします。


◯教育次長(関 良成君) 子供たちへの安全対策ということでございますが、教育委員会としては自分の命は自分で守るという子供をつくるということが目標としております。今年度からそのために指導体制、避難訓練に力を入れるよう学校のほうには指導しております。
 その中で、各学校で登下校中の地震発生に対する避難について、大きな課題認識、意識を持っており、今年度、その指導方法、避難方法について検討を進めております。様々な状況が想定される中で、避難方法は一律ではありませんけれども、避難できる場所あるいは避難のパターンを現在整理しているところでございます。
 以上です。


◯9番(鈴木直一君) はい、わかりました。
 昨年の3.11の東日本大震災で多くの児童生徒、教職員が犠牲となったことへの反省から、文科省は地震、津波災害を想定した学校防災マニュアル作成のための手引書をつくりました。そして、全国の教育委員会、幼稚園、小中高校などに配布したと思います。例えば、震度5弱以上の地震が来たときは、保護者が来るまで子供たちを下校させない等のルールづくりがあったと思います。
 そこで伺いますが、子供の判断力を養う避難訓練という項目もあったと思いますが、どのような訓練をしたかお伺いいたします。


◯教育次長(関 良成君) 子供の判断能力を養う訓練というご質問でございます。子供の判断能力を養うには、まず校長を始めとする学校職員の判断力、決断力が高く求められるものと考えております。そのために、訓練等の計画段階から学校が課題、問題をしっかり整理して、その訓練をどうあったらいいのかということを考える必要があると思っております。
 具体的には、休み時間のように子供だけで活動しているとき、子供自身がどう行動をとったらよいのかということも含めて訓練をするよう学校のほうに指導をしていくところでございます。


◯9番(鈴木直一君) 防災に対する危機感を高めるため、例えば東日本大震災を思い出してくださいというようなことを言って防災意識を高めることは大事なことであると思うわけですが、学校内にいるとき、登下校時、自宅にいるときを想定し、各自が行動のイメージ、シミュレーションをしておくことが大事で、防災教育は必要であると思うわけですけど、その点についてはどうでしょうか。


◯教育次長(関 良成君) 子供たちの防災教育についてというご質問でございますので、学校での地震の想定というのが、多くが先生方がそばにいるという仮定の中での場合が多かったわけですけれども、先ほども申し上げたように子供たちだけで行動しているような場合も想定した訓練が、ここ近年目にかかるようになってきております。そういったことで、下校途中の訓練までも計画するよう各学校には指導をしているところです。この訓練が、子供自ら考えて自分の身を守るという行動につながっていくものと認識しております。よろしくお願いします。


◯9番(鈴木直一君) はい、以上で終わります。


◯議長(真木利幸君) 以上で、鈴木直一君の質問を終わります。
 次に、2番、峯隆司君。


◯2番(峯 隆司君) 2番、峯隆司です。通告に従い、質問させていただきます。
 大きく3つありまして、1問目が市民のイベント参加について、2問目が消防団員の安全について、3問目が自主防災組織についてです。
 まず1問目ですが、市民のイベント参加について。
 南房総市では様々な行事やイベントが行われています。私がよく耳にすることですが、子育ての中心となる20代から30代にかけての市民から、学校行事と市の行事が重なるが、何とか調整できないものかと聞かれます。
 具体的に言えば、この世代は消防団員であり、幼稚園や小学校のPTAです。今回行われた南房総市操法大会と体育祭は調整ができた地区もありましたが、重なった地区もありました。せめてどちらも市内部での調整を行えば快く参加できたと思われますが、いかがですか。
 2問目の消防団員の安全についてお伺いします。
 日ごろ消防団員の皆様には、地域の防火活動、災害防止に活動され、敬意と感謝をしております。昨年の3.11東日本大震災には、大変活躍をされた消防団には国民の多くが認識をされたと思います。南房総市においても、3.11当日、地震発生時から消防団の方々はいち早く出動され、大津波警報発令の中、地域の巡回に回ってくれました。ある団員によれば、港の水が底を打ったのを見たそうです。幸いにも南房総市には大きな被害をもたらすような津波が来なかったわけですが、東北地方の団員は避難勧告の中、使命感により亡くなった方もおります。
 そこでお尋ねしますが、消防団員の火災出動や災害出動の活動に対する指導や基準はどうなっていますか。
 3問目の質問です。自主防災組織についてお尋ねします。
 昨年3月11日の東日本大震災を受け、全国的に自助・共助・公助の位置付けが重要視されています。阪神淡路大震災のときも同様のことが重要視されていました。南房総市についても災害に強いまちづくりを推進する中、共助である自主防災組織の活動は防災訓練や防災知識の普及・啓発などを行い、いざ災害が発生となれば、自分の安全や家族の安全を確保し、初期消火や避難誘導、情報の収集や伝達など多くの活動が期待されています。
 このような大切な組織ですが、私の見るところ南房総市においては組織の普及が進んでいないように思います。南房総市には、千倉地区のように自主防災組織としてはすばらしい活動をしている事例がありますが、多くの地区では共助である自主防災組織の必要性は理解していても、何をどのようにやったらよいのかわからないとの声が多く聞こえます。このように、現実はなかなか組織化していません。
 市民の自主的なものに任せていたのでは、進まないのが現状です。市が市民の皆様に少してこ入れを行えば組織化が進むと私は思いますが、市長の意見を伺います。また、自主防災組織に対する市の具体的な手引き等の方策を教えてください。1日も早い段階で117ある行政区において行政区イコール自主防災組織ではなく、100%自主防災組織ができることを期待していますが、いかがでしょうか。
 1回目の質問を終わります。


◯市長(石井 裕君) それでは、峯議員のご質問にお答えいたします。
 1問目の市民のイベント参加についてお答えいたします。
 ご質問の市民を行事やイベントに参加しやすくするために、どのような推進を行っているのかといったことについてですが、市が主催して市民が参加する行事やスポーツ大会など様々な取り組みをする中で、できる限り日程が重ならないように努めておりますが、やむを得ず重なってしまうこともございます。
 峯議員からご指摘のありましたように、今回、一部の幼稚園、小学校の運動会と、市消防操法大会が同日に開催となってしまいました。小学校の年間予定、市消防団の郡県消防操法大会の予定、それぞれの事情により開催日が重なったものでございます。今後、行事等を計画するに当たりましては、部局間の連携、連絡を強化して情報等の共有を図ってまいります。また、市の行事予定は、ホームページや広報紙に掲載してお知らせしてまいりたいと、さらにそうした機能を充実してまいりたいと考えております。
 次に、2問目の消防団員の安全についてお答えいたします。
 ご質問の消防団員の活動に対する指導や安全対策についてですが、火災については火災防御活動マニュアルが策定されております。安全管理については、部下の活動環境を把握し、危険性の排除に努めるなど消防団員の安全確保が定められております。災害出動については特にマニュアルはございませんが、南房総市地域防災計画に定められた消防団の業務に基づいて行動しております。消防団員の安全確保対策は重要なことであると考えておりますので、消防団員の安全管理を徹底するように、再度、消防団幹部に働きかけをしてまいりたいと考えております。
 次に、3問目の自主防災組織についてお答えいたします。
 まず、その1点目の自主防災組織の必要性についてですが、大災害が発生した場合は、当然のことながら地域の住民の方々自らが安全を確保し、被害を最小限にするためには、自主防災活動が必要であり、地域住民の力が重要であると考えております。昨年度は、各地区行政連絡協議会において、行政区単位で自主防災活動の推進をお願いいたしました。今後も各行政区が、自主防災組織として充実強化を図り、防災活動ができるよう支援してまいりたいと考えております。
 次に、2点目の自主防災組織への手助けについてですが、既に自主防災組織が主体となり、独自で防災訓練などの活動を行っている事例がございます。これらの事例を紹介するなどいたしまして、自主防災組織を育成してまいりたいと考えております。
 以上で、答弁を終わらせていただきます。


◯2番(峯 隆司君) 質問1問目の市民のイベント参加について再質問します。
 今後は部局間の連絡、連携を強化するということですが、期待しています。しかし、今までの市当局間の調整については、私だけの感想かもしれませんが、どうしても縦割りの仕事のように思われます。今回の通告も、本来であれば合併後小学校の運動会が春に移った時点で市民から問い合わせがあったと聞いています。市内部での調整を行えば市民の方が快く参加できると思われますが、そこで、具体的な調整の方法について説明をお願いします。


◯総務部長(嶋田 守君) 具体的な調整の方法ということでございますけれども、市役所の職員が使っておりますコンピューターシステムの中に各部署で共通して書き込めたり見られたりするカレンダーがございます。そのカレンダー部分にそれぞれの行事の予定を決まり次第書き込んでいくことによって、後からスケジュールを予定する場合には、そのカレンダーを見て先約がある、先約があればこれは調整できるかあるいは同時に開催しても構わないかといったことを判断して組めば、細かいレベルではできるかなと考えております。
 もう一つは、年間のスケジュール、先ほど峯議員もおっしゃいましたように、大体つかめておりますので、それがいつどんな時点でどのようにやるかということももう一遍職員全体で共有していきたいということを計画しております。


◯2番(峯 隆司君) ありがとうございます。
 今、少子化の中、地域の中間として生活をしている30代、40代の市民は消防団に入り、小学校のPTAの役員として学校に深くかかわっておられる方々です。特に、1学年20人から30人の学校では、この方々の参加ができなければ、本当に寂しい行事になると思われます。これからの職員間の連絡、連携を期待し、調整をお願いして、この質問は終わります。
 次に、消防団員の安全について再質問します。
 火災については火災防御活動マニュアルに基づいて策定されているとの回答でございましたが、これは消防団活動の中、訓練において自然と身に付けていると解釈させていただきます。今後も訓練について、団員の教育をよろしくお願いします。
 次に、災害出動については、市防災計画に定められた業務とのことですが、具体的な活動マニュアルがまだ策定されておられないようですが、テレビ等で房総半島沖地震の可能性について報道されておりました。地震、津波等のマニュアルを、ぜひ早く策定をお願いします。この点の予定についていかがでしょうか。


◯市民生活部長(藤井照男君) それでは、お答えいたします。消防団の地震、津波などの活動マニュアルにつきましては、ただいま国において総務省、消防庁、また千葉県においても検討会を立ち上げて、消防団員の安全確保対策などを検討を進めておるところでございます。本日の新聞報道等にもございましたが、千葉県へ検討会から答申されたというところでございます。そのようなことを受けまして、今後検討会の状況等を勘案しまして、当市におきましても早急に活動安全管理マニュアルを作成したいと思います。
 今現在、マニュアル化されてはおりませんが、3月11日のあのような大災害時のときの消防活動の反省といたしまして、すぐに消防団員であろうとも避難させるような体制をとりたいと思っております。


◯市長(石井 裕君) 今の部長の答弁に補足いたしますけども、津波警報が発令されたときには、何年か前、従来ですと消防団員は海岸付近を巡回に回るということをしたと思いますけども、津波警報発令時にはそうした巡回をやめるようにということで、もう消防団とも協議をし、そのようにさせていただいております。消防団といえども、やはり津波に対しては無力ですし、特に津波に対してのエキスパートでも何でもあるわけじゃありませんから、消防団自身も危険にさらされることになりますんで、ですから、津波警報発令時には巡回をしないようにということで、消防団員もそういう認識を持って話し合いをして、認識していただいております。


◯2番(峯 隆司君) ありがとうございます。
 安全管理については、活動環境の把握、危険性の排除に努めることは大切であり、消防団員は昨年の震災時にも大津波警報発令の中、市民に対する避難広報等を行っておりました。どの状況でどこまで活動してよいのか、基準といいましょうか、大まかな目安となる具体的な活動マニュアルを早急にお願いして、この質問を終わります。
 次に、自主防災組織について再質問します。
 昨年度に、各行政連絡委員会に自主防災組織の推進をされたとの回答でございました。しかしながら、私が区長さん方から聞いた話だと、昨年は補助金ができたから該当があれば申し出てくださいとの話を聞いております。自主防災組織推進の話は忘れているようです。
 自主防災組織は、いざ有事のときには自助・共助・公助の考え方においても大変役に立つ組織だと思われます。市長は、大きな地震や津波が来襲したときは市役所や警察、消防はすぐに手を差し伸べることができません。3日間は自分たちで何とかすれば、広域避難所に物資が届くと市民に説明しておられます。私もそのとおりだと思います。
 ただいまの回答では、各行政区が自主防災組織として充実、支援を考えておりますとのことですが、私の地域、白浜地区では具体的な自主防災組織が生まれておりません。支所から地域センターと職員の削減の中、地域センターに消防を担当する職員が今ならいます。本庁の消防防災課できっかけの灯をともしていただければ、自主防災組織の育成をこの職員が見守ることが私はできるのではないかと思います。人のいる間に、ぜひ具体的に推進していただきたいと思います。今後とも、自主防災組織の重要性を認識して、行政の協力をお願いします。
 最後になりますが、これは要望となります。要望ですので、回答は結構です。先日行われた南房総市消防操法大会についてですが、私も消防団員でしたから消防操法が災害現場の活動に非常に重要なことはよく理解しているつもりです。現場での命令系統、個々の役割分担、伸ばしたホースに沿って走れば安全な場所を通れるなどなど、現場での活動基本が詰まっている大事な消防操法です。しかし、一生懸命練習するあまりに、けがをしたり体を痛めたりした団員は多くおります。これは、市役所駐車場が大会会場であるため、長期間にわたってアスファルトで練習を行っていることが原因の多数を占めていると思われます。
 安房支部の操法大会でも館山市が当番市になれば、晴天時は北条小学校グランド、雨が降れば安房合同庁舎駐車場にて行われています。そして、千葉県消防操法大会は消防学校のグランドです。雨天による会場の変更があれば、大会に有利不利はありません。団員の安全や健康のため、南房総市の消防操法大会も晴天時はグランド、雨天時等は市役所駐車場で行えば、団員の安全につながると思います。会場準備の都合もあるでしょうが、態度決定を早目に行えば準備も間に合うと思いますので、要望として検討をお願いします。
 以上で、質問を終わります。


◯議長(真木利幸君) 以上で、峯隆司君の質問を終わります。
 ここで暫時休憩をいたします。時計で11時から再開をいたします。
                                        (午前10時53分)
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                                        (午前11時01分)


◯議長(真木利幸君) 休憩前に引き続き、一般質問を行います。
 次に、8番、寺澤利郎君。


◯8番(寺澤利郎君) 8番、寺澤です。発言通告してあります3点につきまして、質問いたしたいと思います。
 1問目は、市内小中学校での通学路やバス停の安全性について伺います。
 この問題につきましては、先ほど同僚の鈴木直一議員より的を得た質問がありまして、何を質問したらいいかちょっと迷っておるんですけども、私にも同じような質問でございますんで同様な回答があるものと予想しますが、合併、再編、少子化が進む中、大変大きな問題ですので、私なりに質問したいと存じます。
 さて、全国各地でスクールバスの待合所や通学路に車が突っ込み、子供たちが死傷する痛ましい事故が起きております。4月23日、京都亀山市の無免許運転者の居眠り事故、4月27日、隣の館山市でも小学生と保護者の列に車が突っ込み、犠牲者が出ました。
 南房総市も学校再編が進み、新しい通学路やスクールバスによる通学は今後増えていく中で、次の点について伺います。
 その1として、既に再編された各小学校、富山小、富浦小、白浜小が対象でございますが、通学路、バス停等にどのような交通安全の配慮をしたのかと。
 2番目として、現在協議中の外房地区、千倉、丸山、和田には8つの小学校があります。この再編につきましては、特にスクールバスの利用が増えると思いますが、既存や新しいバス停にガードレールを設置したり、風雨を避ける待合室をつくるなどの考えはないか。
 大きい表題の2として、新しい防災マップについて伺います。
 最新の地震と津波予測に基づいた防災マップが市民に配布され、今までの1万2,000分の1から5,000分の1に拡大されて、とてもわかりやすくなりました。いいマップだと、私は思います。
 ただ、1点、地震だけの場合と津波を伴う地震の両方を1枚のマップで表示してあるため、津波時利用不適、これ、緑色マークと青マークがありますけど、津波時は使っちゃいけないよというマークがありまして、非常に私は見たとこ、紛らわしいと思いました。これは、いいマップができましたんで、これは市民への十分な説明とこのマップに基づいた避難訓練を早急に実施すべきだと考えますが、以下の2点について伺います。
 その1として、新しい防災マップに記載されている防災備蓄倉庫、その場所及び備蓄内容について、今までのマップと変更はあるのかどうか。
 その2として、市内で大きい避難訓練をする計画はあるのか。この2点について伺います。
 大きい表題の3、気象観測点の移転について伺います。
 去る3月議会の全員協議会で、私は地元新聞に掲載された気象観測点の移転について、市長に質問いたしました。大変前向きな検討をいただいたことを覚えております。NHK等の気象情報では伊豆半島の石廊崎と館山が出てきますが、館山の場合は内陸部の長須賀で計測しているため、館山の気温が低く出ることが多いと。メディア情報が重要な昨今、冬でも暖かい南房総をアピールすることは、観光面はもちろん、1次産業の発展しいては人口減対策にも効果大と考えます。
 そこで、津波の高さも考慮し、南房総市に設置を要望する考えはないか。
 以上が、私の質問の趣旨でございます。回答によりまして、再質問いたしたいと思います。


◯教育長(三幣貞夫君) それでは、寺澤議員のご質問にお答えします。
 1問目の市内小中学校での通学路やバス停の安全性についてお答えをいたします。
 まず、1点目の既に再編された各小学校では、通学路、バス停等にどのような交通安全の配慮をしたのかについてですが、今回、一連の登校中の痛ましい交通事故を受け、教育委員会といたしましても、登下校中の児童生徒の安全をいかに確保するか喫緊の課題として受け止めるとともに、想定していなかった交通事故が連続して発生したことに対して、これまでの交通安全対策の抜本的な見直しも必要であると考えております。
 これまでに富浦、白浜、富山の3地区の学校再編を行いましたが、バス停の設置につきましては、いずれも既存の民間バス会社や市のバス停を使用することを原則とし、安全性や利便性を踏まえ、保護者と協議いたしまして位置を定めてまいりました。また、スクールバスの学校における乗降につきましては、道路上で行わず、校内に乗降場所を整備したり、学校近くの市保有の土地を活用するなど安全を最優先しております。
 次に、2点目の現在協議中の千倉、丸山、和田の再編については、特にスクールバスの利用が増えるが、既存や新しいバス停にガードレールを設置したり、風雨を避ける待ち合わせ室を作るなどの考えについてですが、千倉、丸山、和田地区のバス停につきましては、日東交通の路線バスの停留所を使用していくことを基本とすることが想定されます。ガードレールにつきましては、その必要性を個別に判断し、関係機関と協議したいと考えております。また、待ち合わせ室につきましては、市内全体の状況を見ながら考えてまいりたいと思います。
 現在、教育委員会では、すべての小中学校を対象に通学路の危険箇所及びバス停の状況について、調査把握したところでございます。今後、その調査結果をもとに、危険箇所の改善について関係機関に働きかけ、子供たちが、より安全に登下校できるよう努めてまいります。
 2問目の新しい防災マップについて及び3問目の気象観測点の移転についてのご質問につきましては、市長からお答えいたします。
 以上で、私からの答弁を終わります。


◯市長(石井 裕君) それでは、私から2問目の新しい防災マップについてお答えいたします。
 まず、1点目の新しい防災マップに記載されている防災備蓄倉庫の場所及び内容について変更はあるのかについてですが、千歳地区防災備蓄倉庫については、今年度中に安馬谷の建築資材置場に移設する予定です。今後、海抜10メートル以下の低いところに設置してある防災備蓄倉庫については、地元の方々と協議をいたしまして、移設場所が選定されたところから随時移設したいと考えております。
 備蓄品につきましては、基本的にご自身で備蓄するように心がけていただき、市は、その補完として、ビスケットや缶詰、飲料水等の食料品が住民の方々の1割の方々が3食3日間過ごせるように備蓄してあり、発電機、投光機、毛布等の防災資材も備蓄してあります。今後は、地区住民の2割の方々が3食3日間過ごせるように備蓄品の整備を進めてまいりたいと考えております。
 次に、2点目の市内で避難訓練をする計画についてですが、今年度は8月に丸山地区で南房総市防災訓練を実施する予定となっております。平成23年度については、各地区の防災訓練は旧町村単位で津波避難訓練を実施したところでございますが、今後は、自主防災組織単位で実施するように支援してまいりたいと考えております。なお、自主防災組織が主体となって実施する防災訓練は、千倉地区で22組織が実施する予定となっております。
 次に、3問目の気象観測点の移転についてお答えいたします。
 ご質問の気象観測点を南房総市に設置要望する考えについてですが、現在の気象情報は、館山市長須賀の館山特別地域気象観測所で観測されており、最低気温が海岸沿いの地域に比べ低く出る傾向にあることは認識しております。
 気象観測地点の移転について、気象庁銚子地方気象台に確認いたしましたところ、気象庁の任務は的確な気象情報を提供することによって自然災害の軽減、国民生活の向上、交通安全の確保、産業の発展などを実現することとされていることから、観測所の位置は住民が多く住む市街地であることが重要であること。そして、過去のテータの蓄積が非常に重要であること。また、津波の観測については、館山市布良の検潮所で行い、本庁にデータ送信されているとのことであり、観測所を海の近くに移すことは、逆に津波の危険にさらされることなどの理由から、観測所の移転については、非常に難しいとの見解でございました。また、近隣市や県との調整もございますので、関係機関の意見を聞きながら、引き続き課題として検討してまいりたいと考えております。
 以上で、答弁を終わります。


◯8番(寺澤利郎君) それでは、再質問をさせていただきます。
 まず、市内小学校での通学路やバス停の安全性についてですが、今のご回答では、これまでの富浦、白浜、富山3地区の学校再編では、既存の民間バス会社や市のバス停を使用することを原則としたと。これから再編あります千倉、丸山、和田地区についても日東バスの停留所を使うことが基本であるというお答えでした。
 回答の中に、すべての小中学校を対象に通学路の危険箇所及びバス停の状況について調査把握したところですとありますが、どこにどんな問題があったのでしょうか、教えてください。
 また、バス停の待合所は通学する小中学生も、また大人、高齢者も利用しますので、雨風よけは必要ではないかと思いますが、どうですか。傘を差したまま道路でバスを待つというのは、非常に問題だと思うんですが、いかがでしょうか。


◯教育次長(関 良成君) ただいまの調査結果についてどうだったかというご質問にお答えします。
 通学路の危険箇所として80カ所が報告されました。その動因別といいますか要因別に見ますと、歩道もなく道路幅が狭い、カーブで見通しが悪いといった構造上の問題が45カ所、それから信号機、遮断機などの交通安全施設の未整備が15カ所、それから道路の凹凸、道路側溝のふたがないなどの不備箇所が10カ所、それからドライバーの交通マナーに起因する箇所が10カ所ということで報告を受けました。
 次に、バス停の状況ですけれども、市内のスクールバスのバス停は148カ所あります。その場所の状況ですけれども、遮へい物が何もない路肩というところが100カ所、路肩に縁石が設置されているが19カ所、遮へい物はないが段差のある歩道があるという場所があるというのは8カ所、それからガードパイプ等が設置されている場所が8カ所、その他比較的安全な場所であるというところが13カ所でございました。また、小屋の設置につきましては、41カ所のバス停で設置をしております。設置率とすれば28%程度になりますが、そういう状況でございました。
 以上のような調査結果をもとに、先ほど教育長のほうからもお答えしましたとおり、改善に向けて道路管理者等の関係機関に働きかけていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。


◯8番(寺澤利郎君) 想像もしなかったすごい数なんですけども、これ、旧町村ごと、地区ごとのデータはございますか。ありましたら教えてください。


◯教育次長(関 良成君) バス停の状況について、じゃ、お答えいたします。富浦小、路肩、何といいますか先ほど言った。


◯8番(寺澤利郎君) 80か所はもういいですよ、問題の提起だから。148は停留所ですか。


◯教育次長(関 良成君) 停留所です。バス停のほうを。


◯8番(寺澤利郎君) バス停のほうが、バス停というか問題が出てきたのは80カ所。
 すみません、いいですか。問題が出てきた80カ所を指摘されたと、それの地区別の。


◯教育次長(関 良成君) ちょっと細かくなりますが、富山小では分類をしてないですが全体で4カ所の問題箇所として上がってきています。それから富浦小については5カ所、三芳小が3カ所、それから白浜小が4カ所、七浦小が2カ所、忽戸小が3カ所、朝夷小が2カ所、健田小が3カ所、南小が6カ所、丸小が3カ所、南三原小が2カ所、和田小が3カ所、それから中学に行きまして、富山中が1カ所、富浦中が3カ所、それから三芳中が9カ所、白浜中が23カ所、千倉中が5カ所、丸山中が1カ所、和田中が5カ所ということで、学校の基準がばらばらですので、いろんなケースがありますので、この辺についてはもう一度委員会として各学校のほうと現場を確認しながら調整して行きたいと思っています。


◯教育長(三幣貞夫君) ちょっと補足いたします。抜本的な対応ということで申し上げましたけど、従来、危険箇所ということで調査しております。今回、再度調査をかけます。その内容は、大きく3つに分けまして、正しい英語の解釈かどうかわかりませんけど、1つはリスクですね。子供たちに危険が予知・予測できるもの、もう一つは子供たちが危険が予知・予測できないハザードっていうことで、私どもは理解していますけど、大人あるいは管理者が予知・予測できるもの、さらにはそれを超えて亀岡の事故のようにあらゆる想定をしてもなおかつ想定できないような状況のものということで、3段階に分けて再度調査をかけております。
 それで、子供たちが予知・予測できるものについては、具体的に言いますと、例えば白浜中のセブンイレブンの駐車場で車の出入りが多いんで危険だということが上がってきております。ただ、そういう場所は市内各地にいろいろあるわけですので、学年段階、発達段階に応じましてこういう場所では、駐車場があってこれでは危ないんだということを指導しながら、そういうものがほかのところにも転用できるような知恵といいますかそういう知識を身に付けさせていかなくてはいけないとか、そういった安全施設の改善だけではなくて、指導の改善等も図っていくという意味で、今、調査をかけておりますんで、今、81カ所についてはさらに今の内容で私どもは精査していきたいと思っています。
 以上です。


◯8番(寺澤利郎君) よくわかりました。細かいデータ、ありがとうございます。白浜が23カ所と聞いてびっくりしたんですけども、再度3段階ぐらいに分けて精査してくださるということで、ぜひ絞った危険地帯を出していただきたいと思います。
 私、千倉に住んでおりますんで細かくなりますけども、今、手元には千倉のちょっと情報しかないんですが、旧千倉町には2件、改善をお願いしている通学路があります。両方とも県道187号線、つまり九重から宇田のトンネルを超えて千倉へ向かう県道館山千倉線にあるんですが、1つ目は健田小学校へ曲がる角の交差点です。これは、通学路の変則の交差点なんですけども、非常に危ない交差点です。このカーブミラーが不備ということがあったんですけれども、この点については何か朝夷行政センターのほうに要望が行って、ほんの近日中にカーブミラーだけは取り付けますと、そのような回答をいただいておるんですけども、根本的には学校方面から走ってくる健田小からそのT字路を出てくる車が、学校に向かう子供たちに非常に見にくいんですよ。また、帰りになりますと、横断歩道が左側にありますので、信号で子供たちが青になったから右側へ渡ろうとすると、健田小学校のほうから来た車が両方、県道のほう、赤信号になっておりますんで、それを左にぎゅっと急いで曲がるんですよ。そうすると、横断する子供たちと接触しそうになると、非常にそういう問題を含んだ場所なんです。この交差点については、大きいスクールバスも通っておりますし、これから健田小は地区の統合校として使用することになると思いますんで、交通量は頻繁に増えると思うんですよ。この辺の改善を、カーブミラーだけの対症療法じゃなくて、根本的な改善をお願いしたいと思うんですが、この点についてどの程度把握していらっしゃるでしょうか。


◯教育次長(関 良成君) ただいまの野崎医院のところの交差点の安全確保ということで、実は6月5日に学校警察連絡協議会がございまして、その意見交換の席上でもお話を、健田小の校長のほうからさせてもらっています。その後、警察署長と現地を確認しておりまして、その結果、今、議員おっしゃったカーブミラーの対応策ということではなく、抜本的な改善が必要であろうということで、今、館山警察署のほうで対応策を練っておりますので、その結果を待って対応をとっていきたいと思っておりますので、もうしばらく時間をいただければと思います。


◯8番(寺澤利郎君) 了解しました。よろしくお願いします。
 それと、もう一つの問題の箇所は10年以上懸案になっているところなんですけども、千倉の駅から千倉中に向かう途中、左側に市場があるんですけど、その前の生け垣なんです。通路に大きくはみ出てしまっております。これは、この問題は前に辻議員が2カ所の危ない通学路を質問したんですけども、そのうちの1カ所は和田のお寺近くだったと記憶しておるんですけど、それはすぐに寺院さんが直してくれたんですけども、この千倉のはみ出した生け垣はそのままになっています。ここは、毎朝登校時に千倉中へ通う子供たちが、中学生が駅のほうから歩いてきて、その生け垣がありますんで、大きく大回りして車道に出て歩いているんです。その車道に向かって高校生が駅に向かって自転車で来ますんで、その車道の中学生の右側から今度は逆に駅に向かう自転車がそれを追い越していくと、それを追い越す、今度は通勤の車がそれをまた追い越していくと。非常に、これ、昔から問題の通りなんです。これを辻議員が2年ほど前ですか、質問しましたけども、私の見るとこ、まだそのままなんですけども、これは現況どうなっておりますか。
 ここに、私、5月30日付の朝日新聞の記事をちょっと持ってきたんですけども、通学路を緊急点検と、これは市原の例で出ているんですけども、国の要請を踏まえ、県教育委員会も近く各市町村教育委員会を通じて危険箇所の点検を求めるほか、県警も今月21日、各支所に点検を促しており、今後、県内各市で点検の動きが本格する見込みという記事が、この朝日新聞のあれに載っています。これ、10年来のあれですから、喫緊の課題でございます。この機会に解決したいと思っているんですけども、ご回答よろしくお願いします。


◯建設環境部長(植木峰良君) 今、千倉地区の県道にかぶさっている生け垣の件でございますが、この箇所につきましては、議員のご指摘のとおり旧千倉町のときから懸案事項となっております。この件につきまして、地元に要望を受けまして道路管理者であります千葉県の安房土木事務所において館山警察署千倉幹部交番と協力をしまして、関係者と交渉を継続しているところです。ただ、なかなかご理解が得ることができておらず、現状としては解決に至っておらないのが現状ではございます。なお、抜本的な解決策ではございませんけども、現在、安房土木事務所のほうでは県道の安全対策を図るために、地元警察署に現地診断をお願いして、車への注意喚起を促すために路面表示等を見るように対策のほうを検討しているところと聞いております。
 また、市といたしましても道路への生け垣や枝の張り出しにつきましては、ホームページや広報紙を活用しまして、引き続き適正な管理について周知をするとともに、関係機関と連携をいたしまして指導をしてまいります。
 以上でございます。


◯8番(寺澤利郎君) 前回も同じような返事だったんですよ、2年前も。それで、私、ちょっと地元でございますので聞きましたら、何か地権者が伐採に合意しないというようなうわさもあるんですよ。これ、県道ですから、県の管理で市であれはできませんけども、子供たちの安全とかそういうことを考えましたらば、これ、県道に覆いかぶさっている生け垣ですから違法なわけですよ。越境しているわけですから、切るなり引っ込めさせるなり県から強い警告を発していただいて、法的に処理するしかないと。経過は聞いていますと10何年すったもんだやっているっていうことなんで、そういうような法的な処理を県にお願いして早急に対処していただきたいと思うんですけども、その辺、市長いかがですか。解決しないんですよ、これ。


◯市長(石井 裕君) 今、部長が答弁した中で、路面表示等で注意喚起を促すということを考えていきたいということで県のほうでは考えているようですけども、それは本質的な解決策ではないというふうには思います。私としては、県はいわゆる強制的な伐採とでもいうんですか、については非常にちょっと消極的なんですが、でもそれはやはり冷静に考えればどうしても応じてもらえない場合には致し方ないだろうと、そうなってもですね、私はそう思います。ですから、県に対しては引き続き地主さんが自主的にやってもらうことがいいんですが、まあもうここまでくれば強制執行も含めてお願いしたいということは、引き続き強く要望していきたいと思います。


◯8番(寺澤利郎君) ぜひ、市長、そのようにお願いいたします。さっき路面表示って、路面に表示するってどういうふうにやるっていう意味ですか、ちょっとわかんないんですけど。


◯建設環境部長(植木峰良君) どういう具体的なものは聞いてませんが、例えば減速マップ等、要するに車のほうを少しスピードが落ちるような形のものをとって、少し安全対策にしたいというようなことを聞いておるんです。
 以上です。


◯8番(寺澤利郎君) それだと根本的な解決にはならないですよね。ぜひ、市長、そうおっしゃってくださいましたので、ほんと強制的にやらないと事故が起こってからでは遅いもんですから、よろしくお願いします。
 じゃ、次に移らしていただきます。防災マップについて伺います。新しい防災マップに記載されている防災倉庫の場所、内容について変更があるかとの私の問いに対しまして、千倉地区では千歳の備蓄倉庫を今年度中に安馬谷の建築資材置き場に移転する予定と書いてありました。ほかの地区ではこのような場所があるでしょうか。いわゆる海抜10メートル以下ぐらいの備蓄倉庫、お願いします。


◯市民生活部長(藤井照男君) 備蓄倉庫で海抜10メートル以下の場所につきましては、まだ現在幾つかございます。それにつきましては、先ほど答弁しましたように地元と協議いたしましてなるだけ高いところに移設したいと考えております。


◯8番(寺澤利郎君) 防災マップがもう全市で出ているわけですから、地図見れば色分けしてあるからわかると思うんですが、具体的にどこがあるかを私は聞いておるんですけども。具体的にどこの備蓄倉庫が移転する必要があるか、つまり10メートル以下なのかということを聞いておるんですけども。


◯市民生活部長(藤井照男君) 具体的に申しますと、富浦小がちょっと10メートルぐらいのところでございますので、具体的に言いますと富浦小学校が今のところ念頭に置いてございます。


◯8番(寺澤利郎君) 事前に調べましたら、今、部長おっしゃった富浦小、それからこの本庁舎も備蓄倉庫になっていて、ここも10メートル以下でございます。それから富山の体育館、この3つを聞いておるんですけども、後でちょっと話ししましたら、和田の南三原小も10メートル以下だと、私がいろいろ聞いたところによると4カ所は移転が必要があると聞いておりますけど、この認識でよろしゅうございますか。


◯市民生活部長(藤井照男君) それと和田中学のほうも低いかと思います。はい、それでその箇所でございます。


◯8番(寺澤利郎君) ぜひとも備蓄倉庫、先ほど2割の人を対象に3日あれですか、だけの食料っていいましたけども、食料を配る前に水に浸っちゃっちゃ、これ、防災備蓄倉庫の役目を果しませんので、防災マップ、せっかくいいのをつくりましたんで、ぜひその辺の早期の移転をよろしくお願いいたします。
 その次の質問として、先ほど指摘しました、ここにちょっと私、防災マップを持ってきたんですけど、この中に千倉の地区でも何カ所かあるんですけども、要するに1次避難場所あるいは広域避難場所の中に地震のときしか使えないところと地震と津波両方に使えるところが、青い表示と緑の表示で出してあるんですよ。一般市民、これ、色でわかんねえと思うんですよ。緑のときは地震のときしかだめだよと、これは海抜低いよと、青いマークだったら地震でも津波でもオッケーだよというような書き方で、唯一これのわかりにくいとこ、ほかすごくよくできてんですけど、そこの点がわかりにくいと私は感じるんですよ。ですから、これ、先ほど申した津波訓練とかそういうときに、住民に徹底して説明する必要があると思うんですけども、その辺の対策はどのように考えておられるでしょうか。


◯市民生活部長(藤井照男君) ただいまご指摘ありましたように、確かに今回作成しましたのが防災マップとして作成しましたので、そのようなことが私のほうの耳にも届いてございます。それにつきまして、今回配りましたときに同封しましたチラシ等でもお知らせしてあったんですが、また広報紙等でもそういう形で再度皆さんにこの防災マップの使い方についての説明等をしたいと思っております。また、先ほど指摘ございましたように防災訓練とか、また行政連絡会等いろいろな機会を通じまして、そういう啓発に努めてまいりたいと思います。


◯8番(寺澤利郎君) よろしくお願いいたします。
 それから、ちょっと気になるんですけど防災訓練やるのに、津波のときはてんでんこに逃げろととにかく高いところに消防団員を引っくるめて高いところに逃げるんだと、そうなるといるんですけども、体が不自由だったりあるいは高齢で避難が遅れる等の災害弱者ですよね。そのような人たちに対する対策というのはあるでしょうか。また、訓練のときに近所の人にそういう人が出たらどうするのかと、ちょっと聞かれることあるんですけども、その辺の説明もどうしたらいいのか対応をお願いしたいんですけども。


◯市民生活部長(藤井照男君) ただいま質問にございました災害者、要するに災害の弱者対策をどうするのかというのは、かなり難しい問題がございます。まず、災害が起きたときには一番基本的なものは、先ほどから申しましたとおり、自分たちでまず最初身を守ってくださいということなんですが、やはりこういう弱者対策をどうするのかというのは、これからもまた検討していかなければいけない課題だと認識してございます。その中で、今現在有効だと思われるのは、やはり近所の助け合い、声かけ、これが一番の有効な手段だと今のところ思っておりますので、そういう避難訓練等のときもそういう形で近所に声かけてあげるとか、またあそこの人はちょっと歩けねえよというようなときはちょっと近所の人が集まって手助けしてあげるとか、先ほどもありましたがそういう自助・共助を推進していきたいと思います。


◯8番(寺澤利郎君) よくわかりました。私もそれしか方法はないと思いますんで、ぜひとも訓練時に市のほうからその旨強く言っていただければ住民も納得すると思いますんで、ぜひその点お願いいたします。
 もう一つ、5月31日の定例記者会見で、教育委員会が幼稚園、小中学校で災害時の一時預かり訓練の実施を6月29日に実施すると、そのような発表がありました。ここに、コピーありますけども、防災マップが配布されて約1カ月後ですから、非常にタイムリーだと思うんですけども、市民の関心のさめないうちの訓練の実施ですから非常にいいことだと思うんですけども、それに6月29日に学校関係は訓練を実施するとありますけども、防災訓練のほうは先ほどの一般市民に対する訓練は8月に丸山地区で実施予定、ちょっとのんびりしている気がするんですけども、昔から鉄は熱いうちに打てという格言もございます。3.11のさめないうちにぜひ訓練を実施して、市民に自覚を持ってもらうというのが重要だと思うんですけど、市長、その辺どうですか、もうちょっと早くやったほうがいいような気も。


◯市長(石井 裕君) 実は昨年、やっぱり各地区によって実施時期はちょっとまちまちでしたけども、防災訓練を実施しておりまして、そのときに避難した避難場所はほとんどが今回の防災マップに載っている場所に避難訓練を行っております。ですから、この防災マップをつくるのと昨年の防災訓練、そして新たな避難場所を見直すということを1セットで進めてまいりましたんで、実は昨年実施されている防災訓練は今回お配りした新たな防災マップにほぼ沿ったところに避難訓練を既に1回は実施しております、簡単に言いますと。ですから、鉄は熱いうちに打てという、そのとおりだと思いますが、いわゆるそういう状況を踏まえながら適宜考えていきたいと思います。


◯8番(寺澤利郎君) わかりました。
 じゃ、最後の気象観測点の移転についてお伺いします。
 テレビの気象情報ではNHKや一部の民放、これは私見て、6チャンネルだと思うんですけども、館山の気温と出てくるので、ほかは南房総とか違うあれで出てきますけども、館山と明示するのはNHKや一部の民放みたいなんですが、先ほど回答のあった長須賀にある館山特別地域気象観測所の観測データを使っていると思うんですが、デジタル化した現在のテレビ気象情報はよる細かくて我々も利用しますけども、郵便番号を入れますと、南房総市の天気が、その地区の郵便番号のとこの天気が。


◯議長(真木利幸君) 質問中ですけど、静粛にお願いします。
 どうぞ。


◯8番(寺澤利郎君) すぐ見られるわけですよね。そこまで細かい予報がされるようになっていますが、この気象情報は民間会社が提供していると思うんですが、市内でのこの民間会社の観測点というのはどこにあるのでしょうか。また、何カ所ぐらいあるのでしょうか。


◯企画部長(早川清巳君) 気象庁によりますと、館山市内の観測所は館山特別地域気象観測所のみでありますけども、この天気予報における館山というデータの出どころについては把握しておりませんというようなことでございました。しかしながら、NHKに確認をいたしましたところ、テレビ放映における館山の気温は銚子地方気象台が発表しているデータをもとに放映しているとのことでございましたので、館山特別地域気象観測所の観測データだとは思われます。しかし、民放での天気予報ですとか各テレビ局がデータ放送で放送している、いわゆる郵便番号ごと等に細分化された天気予報につきましては、各テレビ局が気象関連会社と契約いたしましてそこからの情報となりますので、テレビ局によって多少異なる場合があるということが考えられます。ただ、NHKのデータ放送による天気予報でございますけども、NHKに確認いたしましたところ、これはウェザーニューズから情報の提供を受けているということでございました。
 また、南房総内での観測地点でございますけども、ウェザーニューズによりますと、南房総地域に10数カ所あるそうでございます。そして、公共のものもあれば民間のものもあるということで、正確な場所については個人情報もあるのでお答えできないという回答でございました。予報に当たりましては、加えて気象観測支援センターのデータや気象庁のアメダスのデータも使っているとのことでございます。さらには、各地のボランティアから気象に関するデータがメール等で送信されまして、それも参考にしているということでございました。
 以上でございます。


◯8番(寺澤利郎君) 先ほどの最初の回答で、観測所を海の近くに移すことは逆に津波の危険にさらされるという回答がございました。また、膨大なデータの蓄積があり、市街地の気温を発表することが大事なんだと、そういう気象庁の話もございました。ここで、気象庁を批判してもしょうがないもんですからあれですけども、館山長須賀の気象庁の観測所は海抜何メートルのとこにあるんですか。


◯企画部長(早川清巳君) 館山の長須賀の観測所でございますけれども、気象庁銚子地方気象台に聞きましたところ、標高6メートルの場所に設置されているということでございました。また、館山特別地域気象観測所のすぐそばの電柱に館山市が表示した海抜表示は4.8メートルとなっておりました。
 以上でございます。


◯8番(寺澤利郎君) 6メートル、4.8メートルとありますけども、館山の基準、ここに房日新聞のコピーがあるんですけども、例の問題になった新元禄地震の想定のあれがあるんですけども、21年度には内湾では海抜5メートル、外では10メートルという基準で館山市は基準をつくっていたんですよね。今回のマップによりますと、今、これ、つくっているんですけども、全域に10メートルの津波が襲うという仮定に基づき、海岸地域の海抜を5メートル、10メートル、15メートルの5メートル間隔で色分けしたマップを秋までにつくるというあれなんでしょ。そうすると、10メートルを基準にすると言ったら、この観測所は電柱表示で4.8メートル、これは私、確認しました。標高で6メートルですか、これは海抜と標高は同じ意味だっていうんで、どっちかあれだと思うんですけど、いずれにしても10メートル以下なんですよ。私のあれとしては、前から言っているように、もっと暖かい南房総へ移せというのが希望なんですけども、これ、津波のことを考えて危険にさらされると言ったら、あそこじゃまずいんじゃないかと思うんですよ。
 これは私の調べたあれなんですけども、これは館山市にもっと高いところに移せと、自分たちのハザードマップにあうような場所に移せという要望を、これは余計なおせっかいになっちゃいますけども、私はするべきだと思うんですよ。そうじゃないと、南房総市、今度は本当に津波が来たときに情報ゼロになりますんで、気象庁を信用していたら情報ゼロになっちゃいますんで水没しちゃいますから。その辺、市長、どう考えますかね。これ、うちの市にあれば簡単なんですけども、隣の市ですから、これ、やれっつって言っても問題あるし、余計なおせっかいだと言われればそんで終わっちゃうんですけども、南房総にはもっと南にいい場所いっぱいあるわけですよ。高くて津波の来ないところ、あるわけですよ、暖かいとこは。ぜひこれを要望していただきたいと、こんな海抜の低いとこじゃだめでしょうと、そういうような津波が来たら予報どころじゃないよと。無人ですから逃げる必要はないですけども、予報が役に立たないと。もしウェザーニュースで全部やってんだったら、もう気象台なんか要らねえというあれになると思うんですけども、やり方としてはというか、高いところへ、全体が困るんで、白浜地区も全部困るんで、高いところに移したらどうかと。もしそれが館山市で無理だったらこっちでやりましょうと、そんな提案でしたらいいかと思うんですけど、市長、どうですか。最後の質問です。


◯市長(石井 裕君) 今の寺澤さんのご質問の視点は2つかなと思いますけども、1つは気温が暖かい館山市ではなく南房総市に移したらどうかという視点と、高いところに移させたらどうかという視点が2つあるわけでございますけども、まず高いところに移したらどうかということに関しては、これは館山市長さんとも私はお会いする機会も結構多いんで、気象庁に物申すとすれば、これは館山市のほうから言ったほうが効果的であろうと思いますので、それは館山市長さんにもこんな意見もありますよということはお話をしたいと思います。
 で、南房総市内にそれを移したらどうかという視点に関しては、気象庁に問い合わせた回答では、できれば住民の方々が多く住む市街地が好ましいとですとか、過去のデータの蓄積が重要だという理由から判断すると、なかなか館山市の市街地地域から私たちの地域に移すことは困難ではないかなと、私は判断します。ただ、観光地のイメージとしてという視点だと思うんですけども、そうしたことを踏まえたご意見としては私は理解、もちろんできますんで、そうしたことを含めて今後とも何か何とかなればなと思いますけども、今ここでどうこうという具体的なお約束はできませんけども、何かのときでやっぱりそういう考え方を念頭に置いて行動してみたいと思います。


◯8番(寺澤利郎君) 最後です。多分そういう答えが来るんじゃないかと思ってあれしたんですけども、銚子の気象台は銚子のど真ん中にあるんじゃなくて、銚子ですと外川がありますね、犬吠埼の先のあっちのほうにあります。決して市街地のど真ん中にはありません。それともう一つ、勝浦にスミナというんですか、地区で……。
              〔「トナっていう、トナ」と呼ぶ者あり〕


◯8番(寺澤利郎君) 墨名というその地域、やっぱり海岸にどっちかというたら近くなんですよ。あそこも市街地では、市の中心ではございません。私、それ、ここで言うのなんですけど、気象庁の詭弁だと思うんですよ。よく調べていただいて、私、そこまで調べたんですけども、館山で高いところに移すというのはそれでも結構なんですよ。検討する意味はあるんじゃないかと思いますんで、市長にぜひその辺を隣の館山でございますんで、決して私は市街地に設置するということが条件にはなってないと、千葉県の気象台を見てもそのように感じますんで、4.8メートルのところじゃ危ないと、移してくれという線でひとつよろしくお願いして質問を終わります。


◯議長(真木利幸君) 以上で、寺澤利郎君の質問を終わります。
 ここで昼食のため休憩いたします。なお、再開は1時といたします。
                                        (午前11時56分)
   ──────────────────────────────────────────
                                        (午後1時00分)


◯議長(真木利幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 一般質問を行います。
 次に、1番、安田美由貴君。


◯1番(安田美由貴君) 1番、安田美由貴。初めに、残土条例の制定についてお聞きいたします。
 通告内容と多少の変更があり申しわけありませんが、君津市、木更津市、富津市では、市独自の残土条例を制定しています。また、袖ヶ浦市や近隣の館山市、鴨川市でも条例をつくる方向で検討しています。
 そこでお聞きいたしますが、南房総市でも市独自の残土条例をつくる考えはありませんか。
 次に、13歳からの道徳教科書についてお聞きいたします。
 4月25日の定例記者会見資料の中に、13歳からの道徳教科書を7中学校の1年生から3年生まで1冊ずつ配布したとありました。13歳からの道徳教科書は、2月11日に発売され、道徳教育をすすめる有識者の会が編集し、定価は税込みで1,200円です。発行元は育鵬社、販売元は扶桑社です。
 この扶桑社は、太平洋戦争を賛美し、従軍慰安婦や南京大虐殺をなかったものとするなどの解釈をしている新しい日本の歴史という教科書をつくった会社です。
 まず、この副読本を選んだ理由についてと、予算はどこから出たものなのかお聞かせください。
 次に、副読本の選定基準はどういったものがあるのでしょうか。選定に当たり、どのような議論がなされたのでしょうか、教育長にお聞きいたします。
 3つ目に子ども医療費助成事業についてお聞きいたします。
 2011年4月の時点で、全国の市町村の中で、入院では中学校卒業までの無料化が過半数である51.6%に上っています。中学校卒業までの通院についても655の自治体、37.5%の自治体が実施しています。館山市では、今年の8月から中学校3年生までの入院医療費の助成を実施しております。
 南房総市では小学校3年生までの助成となっていますが、入院も通院も中学校3年生まで医療費の助成を拡充する考えはありませんでしょうか。
 以上で、最初の質問を終わります。


◯市長(石井 裕君) それでは、安田議員のご質問にお答えいたします。
 1問目の残土条例の制定についてお答えいたします。
 ご質問の南房総市でも残土条例をつくる考えはないかについてですが、土砂等の埋め立てに供する区域の面積が500平方メートル以上3,000平方メートル未満の場合には市条例が適用され、3,000平方メートル以上の場合には県条例が適用されます。現在まで、南房総市においては、市または県条例の適用により適正に埋め立てがされております。また、県との連携も図られておりますので、県条例の適用除外となる条例の改正は考えておりません。しかしながら、不正行為による土砂等の搬入も懸念されることから、より一層の適正執行に努めてまいりたいと考えております。
 2問目の13歳からの道徳教科書についてのご質問につきましては、後ほど教育長からお答えいたします。
 次に、3問目の子ども医療費助成事業についてお答えいたします。
 ご質問の入院、通院ともに、中学校3年生まで医療費助成を拡充する考えはあるかについてですが、子ども医療費助成事業につきましては、子供の保健対策の充実と保護者の経済的負担の軽減を目的として実施しており、これまでも事業の拡充を図ってまいりました。平成22年12月には助成対象について、それまでの小学校就学前の子供から、病気にかかりやすく重症化しやすい小学校3年生までの子供の入通院まで拡大したところでございます。しかしながら、入院につきましては、小学校高学年から中学生になっても、重篤な病気による入院が減らないことから、保健対策上の必要性が依然として高いことや医療費が高額となるため保護者の経済的負担軽減の必要性が高いことなどにより、千葉県において本年12月から、入院医療費の助成対象を中学校3年生まで拡大することとされております。このことから、本市におきましても千葉県の制度拡大に合わせて助成対象を拡大する方向で、検討、準備を進めているところでございます。通院医療費の助成対象につきましては、千葉県においても現行の制度を維持することから、本市におきましても、県の動向などをよく見極めながら、子育て施策全体の中での優先順位や財政状況を十分に考慮した上で、総合的に検討してまいりたいと考えております。
 以上で、私からの答弁は終わります。


◯教育長(三幣貞夫君) それでは、2問目の13歳からの道徳教科書についてお答えいたします。
 まず、1点目のこの副読本を選んだ理由は何か、予算はどこから出たのかについてですが、中央教育審議会で、子供たちの自尊感情の乏しさや規範意識の低下など数々の道徳教育の課題が指摘されております。また、学校での道徳の時間の指導が形式化しているという指摘に加え、道徳教育を家庭や地域社会と一体となって推進すべきであるとの声もございます。
 学校での道徳教育は、年間35時間行う道徳の時間のみならず、学校のあらゆる時間や場を通して進めていくことが重要であると考えております。また、多様な学習を計画したり、魅力的な教材を始め様々な資料を活用したりするなど創意工夫ある指導が進められるよう、教育委員会が各学校を指導していくことが大切であると考えております。
 東日本大震災のときの被災地域の方々の我慢強い行動が各国から称賛され、改めて日本人の価値観や道徳心が高く評価されました。しかし、このような私たちの心をはぐくむ糧となってきた米百俵や稲むらの火など、先人の想いを伝える文章と出会うきっかけが少なくなりました。今回配布いたしました13歳からの道徳教科書はこうしたエピソードを取り上げており、日本人が古くから大切にしてきた様々な価値観に触れることができます。また、短編で編集されているところから、学校のいろいろな場面で活用しやすいという面もございます。
 今回、全中学生に配布したのは、いわゆる道徳の副読本としてではなく、道徳の時間を含め朝読書、家庭での読書、百文字作文の課題など、多様な活用を期待して行ったところでございます。なお、費用は、平成23年度一般会計予算を用いました。
 次に、2点目の副読本の選定基準はどういったものか、選定に当たりどのような議論がなされたのかについてですが、中学校では、一般的に道徳及び進路学習の指導に当たって副読本が用いられます。その選定については法規で基準を定めているわけではなく、教育課程編成の一環として校長の権限に委ねられております。
 一般的な視点を申し上げますと、教科書の補助として児童生徒の学習を深めるため学習指導要領が示す学習のねらいや価値に沿った内容であること、加えて学習活動で活用しやすい構成になっていることも重要な要素であると考えます。また、教科書と異なり法律により無償給付されることにはなりませんので、適切な価格であることも選定する際の視点になると考えます。
 どのような議論がなされたかとのご質問についてですが、これまで答弁してまいりましたように、13歳からの道徳教科書は、道徳の副読本としては考えておりません。多様な活用が期待できる読み物資料として選定いたしました。その選定に当たっては、教育委員会で指導主事等が、中学生が自分の生き方を見つめるきっかけになるものであるか、また、学校でどのような活用方法が想定できるか、家庭等との連携を図ることにつながるものであるか、配布するのはどのような時機が適切かなどについて検討いたしました。
 以上で、答弁を終わります。


◯1番(安田美由貴君) それでは、残土条例について再質問いたします。
 先に今までの計画についてお聞きします。まず、7町村が合併して以降、3,000平方メートル以上の大規模埋め立ては何件実施されたのでしょうか。


◯建設環境部長(植木峰良君) 現状での特定事業につきましては、年度別に申し上げたいと思います。平成19年度が3件、平成20年度が1件、平成21年度が1件、平成22、23年度についてはございません。合計で5件となります。
 以上でございます。


◯1番(安田美由貴君) すみません。場所はどのようになっているか、内訳をお答えいただきたいと思います。


◯建設環境部長(植木峰良君) 地域名で申し上げてよろしいでしょうか。それでは、三芳地域で3件、丸山地域で1件、富浦地域で1件でございます。
 以上です。


◯1番(安田美由貴君) 次に、500平方メートル以上3,000平方メートル未満の小規模埋め立てについては、年間何件ぐらい実施されていて、どのように規制をしているのでしょうか。


◯建設環境部長(植木峰良君) まず、件数について申し上げたいと思います。まず、平成19年度が9件、平成20年度が9件、平成21年度が5件、平成22年度が3件、平成23年度につきましては1件でございます。計27件となります。なお、どのような規制ということで、県のルールとほとんど変わってはおりませんけども、届け先の土砂の搬入の証明書やら土質検査等々を行って判断をしておるところでございます。
 以上です。


◯1番(安田美由貴君) 大規模埋め立てのほうにちょっと話が戻るんですが、県から大規模埋め立ての情報が来た場合、どのような経過をとるのかということを簡単にご説明願います。


◯建設環境部長(植木峰良君) まず、県のほうに特定事業の許可申請書を提出されるわけなんですが、業者のほうはその前にまず県のほうに特定の事業の事前計画書が提出されます。そうしますと、県のほうから市町村のほうへ副本が戻ってまいります。そこで、市長村長、要するに市と届け出てきた業者とで地域住民の範囲等について協議がなされます。その後に、特定事業者のほうはその計画区域におきます住民に説明会の実施が行われることになります。その後に、また市長村長のほうに業者のほうから事業計画に対する説明、そしてそれが終わった後に初めて許可の申請書をまた新たに県のほうに提出すると。その後審査をされて、決定の前には当然市長村長のほうへの意見照会がなされると思います。
 以上でございます。


◯1番(安田美由貴君) 埋め立てる残土の出元が特定されず、虚偽の報告があった場合、罰則規定というのはどのようになっていますか。


◯建設環境部長(植木峰良君) 罰則規定につきましては、条例に第27条から29条までうたってございます。詳細につきましては見ていただきたいんですが、今の安田議員のご質問の虚偽の報告、要するに残土の出元が特定されずということで虚偽があった場合につきましては、28条に50万円以下の罰金に処するという規定がございます。
 以上です。


◯1番(安田美由貴君) それでは、埋め立て許可の取り消しがある場合というのは、どんな場合でしょうか。


◯建設環境部長(植木峰良君) これも条例のほうに、第20条にうたっております。かいつまんで申しますと、まず不正な手段により許可を得たものとか、あと許可条件、条件違反等々があった場合については、当然取り消しとなると思います。
 以上です。


◯1番(安田美由貴君) そのまま続いて、農林水産部長にお聞きいたします。
 農地転用に関してですが、年間何件実施されていますか。その中で違反件数はどのようになっていますか。


◯農林水産部長(長谷川 毅君) 農地転用についてお答えします。
 合併後の農地転用の件数でよろしいでしょうか。4条許可につきましては、自分の農地を農地以外に転用した件数ですが、79件でございます。5条許可につきましては、所有権移転等を伴う転用ですが、680件でございます。違反件数につきましては、合併後2件でございます。
 以上です。


◯1番(安田美由貴君) 合併後2件ということで、その詳細というのをお答えいただけたらと思います。


◯農林水産部長(長谷川 毅君) 2件の件ですが、許可条件違反、専用住宅用地で採石のみの造成許可で得たものが、許可地及び隣接地に残土で埋め立てたという件数が1件ございます。
 もう一件が、資材置き場用地で、これも採石のみの造成許可でありましたが、その土地を切り盛り造成したことで1件ございます。


◯1番(安田美由貴君) この三芳で2件ということですけれども、農地転用について南房総市では転用を取り消されたケースというのはあるのでしょうか。


◯農林水産部長(長谷川 毅君) この2件でございますが、取り消されたケースはございません。この2件につきましては、1件が農業事務所と協議しながら現在使用中でございます。もう一件につきましては、是正中でございます。


◯1番(安田美由貴君) 次に、林地開発についてお聞きします。合併後、これも今まで何件実施されましたか。


◯農林水産部長(長谷川 毅君) 合併後の林地開発の件数につきましては6件でございます。
 以上です。


◯1番(安田美由貴君) これも場所の詳細をお答えいただきたいのと、あと県の許可申請が必要だと思いますが、チェック体制というのはどのようになっているのかもお答えください。


◯農林水産部長(長谷川 毅君) それでは林地開発の詳細、旧地区ごとでございますが、富浦地区で1件、居倉というところでございます。富山が2件、平久里中と荒川でございます。千倉が2件、平舘と北朝夷でございます。丸山が1件、加茂でございます。チェックにつきましては、申請が千葉県でございますので、南部林業事務所で実施していますが、このチェックの中では現在特に問題が生じているという報告は聞いておりません。
 以上でございます。


◯1番(安田美由貴君) 市独自でやるというのは、人員の問題などがあって課題が多いということだとは思うんですけれども、県と連携を強化して、県外残土の持ち込みを禁じたりとか出元のわからない残土の埋め立てが起こり得ると判断した場合は、市が率先して地元住民の生活を尊重して埋め立てを許可しないでいただきたいと、市側が県に対して要請することも必要だと思いますけれども、市長はどのようにお考えでしょうか。


◯市長(石井 裕君) 県は県条例がございますんで、先ほど1問目の答弁で申し上げましたが、その条例に沿って適正な執行を求めていくということだろうと思っております。


◯1番(安田美由貴君) 木更津市では半径2キロ圏内の住民の8割の同意が必要であったり、君津市では千葉県外からの残土の持ち込みを禁じたりと、市独自で条例化をすれば現在の県の条例よりも厳しい内容のものをつくることも可能だと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。
 それでは、次に13歳からの道徳教科書について再質問いたします。
 まず、この本の購入先、どこから買ったのかということを明らかにしていただきたいと思います。


◯教育長(三幣貞夫君) 一般財団法人の日本教育再生機構から購入いたしました。


◯1番(安田美由貴君) そうです。日本教育再生機構に直接申し込みますと送料が無料になって、50冊以上の場合は、1冊当たり1,200円のところが1,000円になるというのがホームページに載っておりました。
 発売日が2月11日で、配布されたのが今年度になってからだったと思いますけれども、この短期間で109万円の予算で1,090冊用意したというのは、23年度末に出された補正予算の中学校費の中の教育振興費、図書費から流用したという話ですけれども、各事業の事業費等の確定見込み等による減額補正は、予算書記載のとおりですという簡単な補足説明だけで、予算の説明資料には全く詳しい内容も載っていませんでした。
 その一方で、平成24年度の当初予算の小学校費のほうの教育振興費には本のおともだちプレゼント事業として、小学校1年生に本をプレゼントする事業ですと詳細まで載っていました。この差というのは、一体どういうものなのでしょうか。


◯教育次長(関 良成君) 財源につきましては、23年度の予備費を流用いたしまして、中学校費の教育振興費で支出をいたしました。


◯1番(安田美由貴君) その説明というのは、やっぱり議会の中でやるべきではないんでしょうか。


◯教育次長(関 良成君) 予備費の性質上、急を要する場合には予備費を流用するということでなっておりますので、問題はないかと考えております。


◯1番(安田美由貴君) 中学生全員に配るためのもので、それが急を要するものだったということなんですけれども、発売が2月11日だったもので、それで急ぎで使ったと思うんですけれども、これはまず本質的にお聞きしたいのが、この本というのは教育長の意向で決められたものなんでしょうか。


◯教育長(三幣貞夫君) そのとおりでございます。


◯1番(安田美由貴君) 提案自体も教育長ということでしょうか。


◯教育長(三幣貞夫君) はい、そのとおりでございます。


◯1番(安田美由貴君) その後の教育委員会の会議を見ますと、この本を配りましたという報告だけが議事録に載っています。この本の選定は、教育委員会の会議で決めたものではなく、教育長の意向で決めたということでよいんでしょうか。


◯教育長(三幣貞夫君) 先ほどの答弁でも申し上げましたけど、私ども教育委員会の仕事としては、学校の教育を支援、指導、助言、支援していくことは大事な仕事だと思っております。教育委員会議に諮る内容ではなくて、通常の私どもの学校生徒係が携わっていく内容だと考えております。その際、発売された日が云々ではなくて、内容的に妥当なものであれば、一刻も早く年度当初からすべての中学生に配布することは適切であるということで、4月9日の校長会議で文書をもって説明して、配布したということになっております。


◯1番(安田美由貴君) 購入先である日本教育再生機構の5つの方針というものがあります。その中には、ジェンダーフリー、男女平等教育の是正、改善へ向けた政策提言をするとあります。日本教育再生機構の考え方について、教育長はどのような見解をお持ちでしょうか。


◯教育長(三幣貞夫君) 私もこの13歳からの道徳教科書、発行者は先ほど扶桑社なる名前が出ましたけど、扶桑社ではなくて育鵬社でございます。この育鵬社というのは、前年度、中学校の教科書の採択が行われたわけですけど、その際に中学校の歴史、公民の教科書を文科省のほうで教科書として検定を合格した会社のものです。この育鵬社の、これじゃないんですが、歴史、公民の教科書というのは、昨年度初めて検定されまして採択されたわけですけど、横浜市すべての中学校で採択されているとかというような実績も残しております。
 私どもは、この育鵬社の、定価で言いますと1,200円の定価になっております。ただ、その再生機構を通しますと1,000円で購入できるということで、今、議員がご指摘しました方針とかいったものについては、私ども、関知しておりません。


◯1番(安田美由貴君) 確かこの育鵬社というのは2007年ごろに設立された会社で、扶桑社が株式を持っているということで、なかば同じ出元というか、この育鵬社、扶桑社、日本教育再生機構というのは、かなり近いようなものであるという認識で私は調べてきたんですけれども、それともう少しお話しさせていただきたいんですが、高校の教科書検定に対して、日本教育再生機構というのは国家の税金を使って、教科書が特定のイデオロギーの政治教育のパンフレットになっているなどと言っているそうですが、今回の道徳教科書のケースでは、市の税金を使って道徳教科書が特定イデオロギーの政治教育のパンフレットになっているという認識というのはないんでしょうか。


◯教育長(三幣貞夫君) 先ほどから申し上げてますけど、扶桑社の発行した教科書は、10年ほど前に初めて検定に合格しました。その後、確か自由社だったと思いますけど、自由社と育鵬社に分かれまして、新たに昨年度の検定に合格しているわけです。私どものほうは、この育鵬社の教科書でありまして、教科書自体は、先ほどから申し上げてますように、内容等、文科省がしかるべき視点で吟味しまして、生徒に使用させることが適正であるという判断で、検定合格させておりますんで、この育鵬社自体の教科書等について、今お話がありましたような何とかの目的のパンフレットだとかはあり得ない話だと、私どもは認識しております。
 したがって、この13歳からの道徳教科書ですけど、教科書と名前がありますが、これは先ほどから私ども答弁しておりますけど、道徳の副読本ではなくて、道徳の時間も含めていろんな場面で中学校で使われるものだと考えております。


◯1番(安田美由貴君) ちょっと内容のほうに踏み込みたいと思います。この本の後書きを見ても、教育勅語を全面的に肯定する内容となっていますが、その後書きについてはどのような見解をお持ちでしょうか。


◯教育長(三幣貞夫君) 後書きも含めて、私ども指導主事を含めまして教育委員会の中でそれぞれが内容を吟味しまして問題等がない、しかも中学生にとって適切な内容であるということで判断して、配布しております。


◯1番(安田美由貴君) この日本教育再生機構のホームページには、この本の指導書という指導案ということで、天皇の政、祭祀についてなどいろいろ載っているんですけども、これ、指導案についてはどのように評価しておりますか。


◯教育長(三幣貞夫君) 冒頭の答弁で申し上げましたように、道徳の副読本としては考えておりませんので、したがいまして、今議員のご指摘のあった指導案あるいは指導書といったものについては、読もうと考えておりません。


◯1番(安田美由貴君) 17条の憲法や天皇の祭祀についてすり込むという行為、潜在的にというかすり込む行為は、主権は天皇にあるという解釈を押し付けてしまうものです。今の日本国憲法では、主権は国民にあるとしています。現憲法とは相入れない内容だと思いますが、それについてはどのようにお考えなんでしょうか。


◯教育長(三幣貞夫君) 先ほど申し上げましたように、私ども教育委員会の中でそれぞれが何度も読み直しましてそういう問題はないということで、今のような指摘はどのページのどの内容でされるのかということは、ちょっと私も疑問に感じます。例えば、埼玉県の上田知事は読みまして、その氏のブログの中に、取り寄せて昨日読んでみました。とても読みやすくて、改めて知ることがたくさんありましたので、幾つかその中で感じたことを述べたいと思います。で、内容について書いてありまして、最後のまとめのところで、自分を包み込むすべてのものを敬い、感謝するという気持ちが、日本人のマナーの原点にあるようです、私も還暦を過ぎましたが、この13歳からの教科書を読んで、改めて道徳だけではなく人としてのマナーや常ひごろの心がけを教えてもらったような気がいたします。13歳からではなく、何歳から読んでも通用する道徳教本だと思います。こんなような内容をブログに載せております。ですから、天皇を美化だとかそのような内容のものでは決してないと、私ども、考えております。


◯1番(安田美由貴君) この本が配布されて1カ月が経ちましたが、中学校ではどのような使われ方をしていますか。また、指導書案のような使われ方をする可能性というのは全くないと考えてよろしいでしょうか。ホームページに載っていた指導案のような使われ方ですね。教育再生機構の指導案のような使われ方を学校で全くしないと言えるのかどうか。


◯教育長(三幣貞夫君) 4月9日付で校長会で配布いたしました。その活用例をしまして、朝読書の時間に読んでみましょう。そして、2つ目として百文字作文の課題として利用しましょう。3つ目としまして、次の読書へいざないましょう。4番、ブックトークをしましょうという、活動例としてはこの4点を挙げてあります。私どもの心配は、安田議員と違いまして、全く使われてないんではないかという懸念もしておりますんで、来週の校長会議で改めてこの13歳からの道徳教科書が各学校でどのように使われているかについて把握するつもりでおります。1カ月半近く、実績に1カ月半近く過ぎましたんで、そのような調査を、調査といいますか、各学校から情報収集したいと思っております。


◯1番(安田美由貴君) 道徳の時間などで17条の憲法を習うより、今の憲法の基本的人権だったりとか子どもの権利条約を学ぶ場にしてはいかがでしょうか。


◯教育長(三幣貞夫君) 現在の憲法の学習については、中学校では公民という科目がありますんで、そこで学習することになっております。道徳の内容とは、憲法解釈とかそういったものについては若干ちょっと重きを異にすると思います。


◯1番(安田美由貴君) 子どもの権利条約について学ぶ場にしてはいかがでしょうか。


◯教育長(三幣貞夫君) 内容的には公民の内容でもあると思います。道徳のほうでは、例えば17条の憲法でしたら、17条の憲法の解釈そのものといったものよりも、例えば聖徳太子も生き方とかといったものを学んでほしいというのが私の願いであります。


◯1番(安田美由貴君) 聖徳太子も1人じゃなかったとか、あと摂政はその時代にいなかったのではないかというような議論も様々なんですけども、それはちょっと置いときまして、思想的にはこれはとても中立とは言えない本を、そのまま文字どおり読んでしまったときに、国のために命を捨てるという発想を植え付けられてしまうのではないかとか、教育勅語の蒸し返しになるのではないかということを懸念する声があります。この本を道徳授業や朝読書で使用することは不適切であると考えますので、早急に改善するように求めまして、次の質問に移りたいと思います。
 3つ目に、子ども医療費助成について再質問いたします。
 まず、入院の医療費を中学校3年生までに拡大した場合にかかる費用は、どのぐらいになるという見込みでしょうか。


◯保健福祉部長(吉井英明君) ただいまの質問でございますけども、入院の医療費ですけども、中学3年まで、小学校4年から中学3年目まで拡大したときの試算がなかなか難しいんでございますけども、390万円と試算をいたしました。
 以上です。


◯1番(安田美由貴君) それを通院まで拡大した場合の予算額というのは、幾らと見込んでいますか。


◯保健福祉部長(吉井英明君) 通院もあわせまして、通院の中に調剤、薬分も入っております。あわせまして3,510万円です。先ほどの入院とあわせまして、全体額としましては、3,900万円という試算でございます。
 以上です。


◯1番(安田美由貴君) いすみ市の場合、今年度は高校2年生まで、来年度は高校3年生まで医療費の無料化を拡大するそうです。南房総市と同じころに合併してできた市ですけれども、いすみ市でできて南房総市でできないのはなぜでしょうか。


◯市長(石井 裕君) それは、市の判断の違いでございます。


◯1番(安田美由貴君) 国がやらないなら市がやるといった気概を持ってほしいといった声があるんですけれども、市長はどのようにお考えでしょうか。


◯市長(石井 裕君) 私は以前から子育て支援ですとかについて、何度かいろんな場面でお答えしてますけども、医療費を無料化することだけが子育て支援であるとは思っておりません。やはり、ほかの政策的なものをパッケージとして考えていくことが大事だと思っていますし、しいて言うならば、他市と比較されるようなご質問内容ですが、私どもの市では他市にないような人後に落ちない政策も実施していると自負しております。


◯1番(安田美由貴君) 最後になりますが、君津4市でも中学校3年生までの入院・通院を無料にしているそうです。自然環境に恵まれた南房総市で、入院も通院も中学校3年生まで助成することは過疎脱却の最大の力点になると考えますので、ぜひ今後もまた検討していただきたいと思います。
 以上で、質問を終わります。


◯議長(真木利幸君) 以上で、安田美由貴君の質問を終わります。
 次に、22番、木曽貴夫君。


◯22番(木曽貴夫君) それでは、通告してあります防災対策について質問をしたいと思います。その中から大きく3つに分けて質問をしたいと思います。
 先ほど同僚議員が質問をして、同じような質問、重なると思いますけども、少しは違う点もあると思いますので、またご答弁をお願いしたいと思います。
 まず、1つ目として、南房総市中に新しい防災マップが配布されましたけれども、配布についてというチラシが入っていまして、住民に対してこれを見ろというような感じの文面しか書いてないんですけども、それだけでは住民はわからないと思うんです。中身的にも説明が必要だと思うんです。今後、この住民に対してどのように説明していくのかお聞かせください。
 2つ目として、千葉東沿岸海岸保全基本計画という言葉が、私は今度初めて耳についたんですけども、今回、九十九里のほうを、災害があったほうを中心的に見直し計画が出たんですけども、この南房総市としてもやってもらいたいようなとこがあると思うんですよ。では、それと今度は県のほうとしてもこの見直しがなされると思うんですけども、その辺のとこを十分に南房総市としても考えて整合性が出るようなところは出てくるように、市長もその中の何か会議の一員だと思うんですけども、十分その辺を精査して、県のほうとあうようになるべくやってもらえれば、やってもらうところがありましたら、やってもらうように要望してもらいたいと思います。
 それと、3つ目として、昨年の3月11日以降、日本中いろんなとこでいろんな防災対策について避難訓練、いろんな防災タワー、いろんなことがなされてきましたけども、南房総市としては今後、これから防災マップができました。今後、どのようなことをやっていくんですかね、市民の安全安心のために。また、被害も少なくて影響もなかったこの南房総市としては、関心が薄いんですよね。でも、つい最近でも房総半島沖に活断層が見つかりまして、テレビや新聞でも盛んに震度幾つ以上のが発生する可能性が何年以内とか何か、そういう現況においても、南房総市の関心が薄いみたいな気がするんですけど、それを住民に対して防災意識をどのように植え付けていくのかお聞かせください。


◯市長(石井 裕君) それでは、木曽議員のご質問にお答えいたします。
 1問目の防災対策についてお答えいたします。
 まず、1点目の新しい防災マップが完成したが、住民にどのように説明するのかについてですが、今回の配布に当たりましては、防災マップの概要を記載したチラシをあわせて配布したところでございます。今後は、市の広報紙や防災訓練などの様々な機会をとらえて、防災意識の向上と防災マップの有効活用について住民の方へ周知したいと考えております。また、地域のいろいろな集まりの中で、防災マップを使って避難場所や避難経路を確認することなどで活用していただきたいと考えております。
 次に、2点目の千葉東沿岸海岸保全基本計画の見直しについてですが、千葉東沿岸海岸保全基本計画は平成15年8月に千葉県が策定したもので、銚子市の県境から館山市洲崎までを対象に、防護・環境・利用の調和のとれた海岸の保全に関する基本的な事項及び海岸保全施設の施設整備に関する基本的な事項を定めたものでございます。
 しかし、昨年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による津波により、九十九里浜沿岸において甚大な被害が発生したことから、県では、学識経験者、沿岸市町村長並びに海岸利用者から構成される千葉東沿岸海岸保全基本計画検討委員会を設立し、従前の防護施設の考え方を見直し、防護施設の高さについて検討し、高さの設定は、平成23年7月8日に国から示された設計津波の水位の設定方法等についてに基づき、数十年から百数十年に一度程度発生する頻度の高い津波に対応するものとして、本計画を変更することになりました。
 今回の変更は、津波対策にポイントを置き、甚大な被害が発生した九十九里浜の飯岡漁港から太東漁港までを先行し、防護施設等の高さを、従前計画で4メートルから4.5メートルであったものを6メートル、一部で6.5メートルへ変更するもので、県からは5月22日付で国へ提出しております。また、県では九十九里浜以外の南房総市を含む地域についても、引き続き検討委員会で防護施設の高さについて検討を行い、千葉県東沿岸全域の計画を変更する予定となっております。
 次に、3点目の今後、市は防災対策についてどのようなことをするのか、また、住民に対して防災意識をどのように向上させていくのかについてですが、昨年度から各地区で自主防災訓練など防災活動の実施をお願いしてまいりましたが、今後も引き続き自主防災活動を推進したいと考えております。自主防災組織による防災訓練を実施し、自らの身の安全は自ら守るという防災の基本を、市民が自覚を持って、平常時から災害に対する備えを心がけるように呼びかけて、防災意識の向上を図ってまいりたいと考えております。
 以上で、答弁を終わります。


◯22番(木曽貴夫君) ただいまの市長の答弁なされましたけど、1点目はありきたりなような答弁ですけども、結局、高齢者は防災訓練のときに住民に周知すると言っていますけども、私も打ち合わせのときに防災行政無線があるんですから、何かそれも使えばと言ったところ、これ、答弁の中でないんですけどね。せっかく大金を使って防災行政無線ですから、有効に使えばいいんですよ。それでなくてももうこっちは被害がなかったから、南房総市は津波が来ないとか地震で揺れが少ないとか岩盤だから少ないとかというあれがあって、意識が薄いんですよ。だから、少しは意識を高める、危険をあおるような形ではいけないと思うんですけども、ある程度、住民に対して意識を高めて、自分らで自分らの身は守るような算段を、ある程度洗脳というと、ちょっと言葉悪いかいけませんけども、そういうふうに植え付けないと、何もかも全部市がやるとかもたないでしょうよ。
 なんかせっかくマップができましたので、いろんな場面で集まりがあれば、だってこれをよく見て、皆さんの日ごろから逃げる、家族でも家族会議かなんかやって、どっかで落ち合う場所だとか全部決めておいてくださいと、どんどんどんどん、それ、言っていかないと、いざ災害が起きましたらパニックになると思うんですよ。
 先ほどマップのことですけども、同僚議員がマップを大分褒めてましたけども、前に落としたマップとただ大きさが違うだけで、中身、裏なんかほとんど大体同じでしょ。そして、今日、私は白浜地区のほうのあれでもらったんですけども、この1次避難場所、市が指定した避難場所じゃないから責任はないかもわからないですけど、その1次避難場所の中に急傾斜地崩壊危険区域、急傾斜地崩壊危険箇所、土砂災害警戒区域、土石流危険渓流、こういうとこへ逃げろって言うんですか。地震があればこういう可能性があるでしょうよ。地図を見ればそういう場所は、白浜ならこの1次避難場所41カ所のうち11カ所あります、そういうのが。津波があったとき不適みたいな、それをあわせると19カ所ですよ。そこへ逃げろって言うんですか。どうもこのマップはもう少し丁寧にやってくれれば、皆さんみんな高齢化で頭なんかちょっともう少しぼけ気味の方が、南房総市、よけいですので、もっと簡単にどこへ逃げれば安全だというのをもう少し丁寧にやってくんないと、金かかっただけ無駄になるんじゃないですか。
 つい最近、県のほうでもまた防災計画、大幅修正なんか出たみたいですけども、この大幅修正でこの南房総市が出したマップはマッチするんですか。大丈夫ですか、これ。またやり直しだとかそういうとこはないですか。ちょっと、お答えください。


◯市民生活部長(藤井照男君) ただいまの質問なんですが、確かに県のほうで出した数字がございます。それにつきまして、うちのほう想定しましたのが今回津波高10メートル程度ということで、この防災マップのほうを作成しております。ですので、1次避難場所につきましてもおおむね15メートル程度の場所を選定してございます。
 それと、先ほどおっしゃいました土砂災害につきましても、なかなかそこも危険性がございます。地震のときは、確かにそれが崩れてくるという危険性がございます。そのために、ここのマップのほうでも表示させていただいたところでございますが、1次避難場所としてそれが残った場合には活用していただきたいということでございます。それぞれの地域によってそれぞれの危険性があるっていうことは承知してございます。


◯22番(木曽貴夫君) このマップにそういう危険な場所をこうしてうたってあれば、そういう人、逃げないですよ。こっちはがけ崩れがありますよ、そこへ逃げてください。逃げるばかいないでしょうよ、本当に。そうすると、せばまっちゃうんですよ。だから、ちゃんとしたのをつくってからこれを住民に出してくれないと、どういうふうな金の無駄遣いじゃないですか、これ。
 ほんで、うちのほうの1次避難場所でも、同じすぐそばで海抜が低いほうが津波のときはあっちが安全で、高いほうが不適になっている。全然こういうのをチェックしないんですか、これ。そういう箇所があるんですよ。全く同じあれですよ。
 どうも先ほど同僚議員あたり、立派にできた、立派だとか何か言って、どんでもないと思うんですよ。こういうの出すときに金をかけるんですから、ちゃんと精査して調査して、地元に行って、ここ安全か安全でないか、いろんな人の意見を借りてこういうのを出さないと、避難場所が崩れる場所なんかて、そんなばかなことないでしょうよ、本当によ。ちゃんと安全な場所を確保してこういうのをうたわないと、これで住民を助ける気があるんですか。


◯市民生活部長(藤井照男君) 確かにご指摘のところがございます。ただ、1次避難場所につきましては、そこは最終の避難場所とは、私たちも考えてございません。もし、それ以上の災害が、津波等もある可能性もございます。その場合には、より高いところへ逃げられるという形で1次避難場所等も選定の考慮としてございます。


◯22番(木曽貴夫君) 津波じゃなくても地震でも、そこへ逃げる人もいるんですよ。そういった場合、がけ崩れが来るんですよ。すごくちゃんとこうして市のほうは認めている場所なんですから、ここは危険な場所ですよというのを認めている。認めている場所へ避難場所にしてるんですよ。おかしくないですか。おかしいと思わないんですか、ちょっと。


◯市民生活部長(藤井照男君) 確かにご指摘のとおりでございますが、我々としてもなるたけ安全な場所を選定するということで、地元の区長さん等ともいろいろと協議して、この避難場所等については選定したところでございます。


◯22番(木曽貴夫君) 今答弁で、区長さんと十分検討したとか言う。検討した結果が高いところ、だから同じ地区、何メートルも離れて高くないとこですよ。高いとこが津波のときはこっちは不適ですよ、低いとこが安全です、何ですか、これは。これで、昔ながらのそのままのものをそのまま載っけてきてるから、だからこうなる。調査してないんでしょうよ。マップを見ればそれでよくわかる、マップとこれをあわせれば。ちゃんとこの海抜もうたってあるんですよ。そういうチェックなんかしないんでしょう、出すときにも。おかしいと思わないんですか、チェックとこっちの地図をあわせてさ。もう少し金も使って住民の安全を守るためにも慎重にやってくんないと、自分らは安心かもわかんないですよ。もう少し市民のことを考えてもらいたいと思います。こういうせっかく出すんですから、いいもん出すんですからね。
 だから、今度は5メートル、10メートルと、この色分けとかは今度はきれいにできていますよ。できていますけど、その避難場所がだから今度はおかしくなってる。だから、十分このへんも、次いつ出すかわかんないですけど、ちゃんとして、後ろのほうで非常用品を備えておこうみたいなとこあるんですけど、これも非常持ち出し品と非常備蓄品を分けて、備蓄品はこういう、ここに一緒にごったになっちゃっているんですよ。その備蓄品をいちいちそのときそのときに抱えて逃げるわけにいかないでしょうよ。だから、そんなのも細かい、少しは丁寧にやってもらえれば、その持ち出し品はもうすぐ出られるような玄関に置いておくとかね。そういうのをどんどんやってくんないと、なかなか浸透していかないですよ。市のほうはある程度こういうふうにせっかくこういう大きい画面になって、前とほとんど同じみたいですけども、こういういろんなのがあるんですから、参考にしてもいいと思えばどんどんやっていかないと、ただ出しましたで終わりです。
 皆さんはちゃんとプロですから、ありとあらゆる資料をとって参考になるものはどんどん載せて、南房総市にあった、高齢者がよけいいるから、それにあった見やすいのとか、そういう面も簡単なとか、持ち出しのときに軽くて済むようなとか、そういうのも親切丁寧にやってやらないと、せっかく金かけたの無駄になっちゃうと思うんですよ。
 やっぱりこういうみたいな感じで出して、地域のことは地域でも、こういう言葉もどんどん植え付ければ、自分らでどんどんどんどん自分の身を守るような体制をとっていきますよ。行政がやらなくても、災害があればもう皆さん、高いところに逃げるでしょうからさ。
 何かちょっとだから、今回も7人のうち5人がこの防災対策、議員は関心が高いんですよ。市民はまだそんなに関心は高くないみたいですけどもね。そうすれば、議員も危機感あるんじゃなくて、もし来た場合のためにも少しでも対策を整えておけば、そのときにパニックにならずにスムーズにいくと思うんですよ。
 それと、先ほど同僚議員が消防団員に逃げるようにとか何かって言ってましたけども、いすみや長生村は海岸地帯を巡回してから高台へと誘導避難をさせるような状況で自分らも逃げてくださいと。ただ消防団逃げろといったら、これじゃいけないでしょうよ。ある程度、災害があったとき、消防団を大分活躍してもらわなければいけない状況でしょうよ、こういう。南房総市職員、支所なんて何人もいないですから、災害があれば途中道路が遮断してなかなか帰るに帰れないでしょうから、なら結局地元の消防団が活躍で、今さっき聞いてたら、すぐやっぱり逃げるとか何かそういうような判断するとか言ってますけども、よそはちゃんと高台へと避難誘導しながら、自分の、そういうふうな訓練をやっているんですよ。だから、そういう面もこれからいろんな会議があるでしょうから、消防団とも詰めていろんな考え方で対策をしてもらいたいと、市長、どうでしょうか、その辺。


◯市長(石井 裕君) まず、防災マップ等のことから、ちょっと私のほうからまずお答えをしたいと思います。
 まず、木曽さんが今ご指摘の中で、今回お配りした防災マップの中でしょうか、海抜で低いところが適になっていて、より高いところが不適になっているというご指摘がございましたが、私はそういうところはないと判断しておりまして、そういうところがございましたら、ちょっと後ほど私に教えてください。木曽さんがご覧になっていた避難場所のリストみたいなものと比較されてますけども、そのリストはいつ私どもが作成した時点のものかわかりませんが、今回おつくりした防災マップ上は、低いところが適になって、高いところが不適になっているというところは、私の認識ではないと私は思っております。
 それと、今回防災マップを私どもはこうやっておつくりしたわけですが、私どもはやはりこれ、他の自治体とよく皆さん比較されておっしゃられますけども、ここまでかなり精度を高めた防災マップを、震災から私どもは1年でつくり上げているわけですが、ほかの自治体にはなかなかないと私は思っています。かなり多分近隣で比較されても、これ、比較することを言っちゃいけないんですけども、南房総市の対応は非常に迅速だと私は思っております。そういった意味では、我々は非常にこの防災、要するに市民の方々の命を守るということに関しては、震災以降真剣に考えてきておりますし、対応してきていると私は自覚しております。
 それと、消防団のことに関してなんですけども、津波警報が出たときには、以前は海岸地域を巡回して避難してくださいということを広報しながら回るということをやっておりましたが、現実的に考えてみてください。例えば10メートルの津波が襲ってきそうなときに、消防団を海岸地帯を巡回でそういうふうに回させるということが、果たして適当なのかどうか。私は適当じゃないと思っています。ですから、私は消防団に津波警報が出たときにはそういう巡回はやめるようにしたらどうかということで協議をし、消防団もそのほうがいいということで判断をして、今そういう条文になっております。ただ、何もせずに逃げろと消防団で話し合っているんではなくて、そういった災害のときには消防団もやはり詰めるべきとこに詰めて、地域で避難をされる方々のお手伝いをするとか、そういう活動に従事するということでございまして、私が先ほど申し上げたことは、海岸地帯を消防車を使ってとかそういう巡回をすることは適切じゃないからやめたほうがいいだろうという協議をしたということでございます。


◯議長(真木利幸君) 木曽君の質問の途中ですが、休憩をとりたいと思います。質問の続きは休憩後に行います。なお、再開は2時10分といたします。
                                        (午後2時02分)
   ──────────────────────────────────────────
                                        (午後2時11分)


◯議長(真木利幸君) 会議を開きます。
 木曽君の質問を続行いたします。


◯22番(木曽貴夫君) この防災について、先ほどまた同僚議員の質問の中でさっき部長が答弁した中で、高齢者対策のことでこれからの課題なんかと言って答弁して、私、自席で聞いてたんですけれども、そんなのんびりしている間がないでしょうよ。いつ来るかわかんない、一刻の猶予もないんですよ。高齢者といって、南房総市はもう大分前から高齢化率が大分高いところで、それでさっき答弁でこれからの課題だから、いやのんびりしてるなと思っちゃってね。担当の部長さんがそんな態度でだったらだめでしょうよ、本当に。
 もうどんどんどんどんある程度決まっているような状況にもっていかないと、これから考えますみたいなことでは困っちゃいます、本当に。自主防災組織にほうへ頼むだとか、いろんな面でやっていかないと、要は結局、はい地震が来ました、津波が来ました、年寄りはどうしましょうか、今から考えましょうと同じですよ、本当に。
 一刻の猶予もないときに、これからの課題ということにしないように、もう即考えてますとかいう答弁にしていただいたほうが。
 それと、この住民に説明する機会がないと思うんですよ、そんなには。広報といっても広報で大きく取り上げれば、見るかわかんないですよ。小さくちっちゃい、下のほうだとなかなか見ないんですよ。だから、ある程度、防災行政無線で取り上げるとか、あとないでしょうよ。防災訓練のときと、あと何のときがありますか。あと何のときに説明します、ちょっと。


◯市民生活部長(藤井照男君) これにつきましては、やはり市民への周知というのが一番肝要なことだと思っております。おっしゃるとおり、防災行政無線とかそういういろいろな機会をとらえて行いたいと思います。そのほかに行政連絡会議だとか、要するに区長さん方のお集まり等のときに、そういう機会をとらえてもあらゆる機会をとらえて説明したいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯22番(木曽貴夫君) この防災マップを見て、避難場所だとか避難経路を自分らで確認することはできますけれど、あと家族の中で、いつも家の中にいるとか限りませんから、いろんなとこで災害に遭うかわかりませんけども、落ち合う場所だとかそういうのも全部、家族の中で話し合いをしておいてくださいというのも、どっかでうたっておいたほうがいいと思うんですよ。これ、うたってないと思うんですけどね。そうすれば災害があった場合、はぐれたりなんかしても連絡を取り合えるような、落ち合う場所がわかっていれば、そこへ行くとだれだれがいないとかいうことがないように、何か細かい面までやっていかないと、私はそれが親切だと思うんですよ。
 あとは、じゃ2点目と移りたいと思います。2点目は、まだこれから市町村が参加してこの会議があって、南房総市は観光で景観とかいろんな面もあると思うんですよ。だから、難しい問題だと思うんですよね。海岸線を高くしっちゃったら、海が見えない。もうその辺のとこも十分、こちらで協議しないと難しいと思うんですよ。観光とかそういうの構わなければ、もうどんどん海岸線を高くしてもらえれば一番いいんですけどね。海岸線を高くしちゃえば、観光とか景観とかそういう面でお客が来なくなると思うんですけどね。その辺のとこも十分部内協議か何かやって、なるべくいいような方法、景観とか環境とか観光にあうような防災の面ができたら、それをだから県のほうへとまた、市長として要望してもらいたいと思います。ちょっと、この答弁。


◯市長(石井 裕君) 木曽さんのおっしゃるとおり、結論的にそうした要望を引き続きしてまいりたいと思っておりますが、この千葉県東沿岸地域の計画に関しましては、先ほどもご答弁申し上げましたけども、銚子からその先までの間をどのように防護対策をとろうかということで、本当は私はそのことを申し上げたんですけども、要は危険にさらされているリスクにあっちのは危険でこっちが危険じゃないという状況はないだろうと。そうであれば、九十九里のほうがまず優先的にそういう対策が施されるんじゃなくて、みな一斉にやんなきゃいけないだろうと。やるとすれば、それは金だけの問題で、お金さえかければできんじゃないのかっていうことを、私は委員会の中でも言いました。
 ただ、結論的に言うと、まず九十九里のほうから先行させてやらせてほしいという結論になっているわけです。とにかく九十九里のほうが今一たん防護対策については、防波堤等のかさ上げをしようとなってまいりました。今後引き続き、要するに我々地域のこの南のほうに関しても、そういう対策をこれから施していくということになっておりますんで、木曽さんがおっしゃるように、十分な要望といいましょうか意見を申し上げたいと思っております。


◯22番(木曽貴夫君) これから防災対策について、海抜表示だとかいろんなことをやっていくと思うんですけども、海抜表示にしても、当然市としてはやるんですか。ちょっと、部長、答えて。市としてはやるんですか、海抜表示。


◯市民生活部長(藤井照男君) 海抜表示につきましては、現在実施してあります。


◯22番(木曽貴夫君) 市として実施していると、今言いましたけど、今度、国土交通省のほうで道路標識に海抜表示をやるみたいなんですよ。そうした場合、色がいろいろあってはわかんないから統一しようということで、青色の背景に白の文字で表記し、それを全国的にやっていくみたいなんですよ。そうした場合、それは市とあうか。それと、旧白浜町では今度、まちづくりが何か10メートルの表示をやるって言ってますけども、そうすると3種類の表示が出ちゃうんですか。その色表示を統一とかはできないんでしょうか。


◯市民生活部長(藤井照男君) 海抜表示につきまして、今東電柱を利用してやっております。これにつきましては、確か3年でまた更新という形になると思いますので、そのときに色等デザイン等は統一しようと思います。


◯22番(木曽貴夫君) 今、統一しようとしても、幾つに統一するんですか。国の国土交通省がやるその色系にあわせるんですか。それは、白単独の色ですか。どっちのレイアウトにあわせますかね。


◯市長(石井 裕君) それは多分手元資料で持たれている新聞記事だと思うんですけども、それは私も承知しております。今後、要は国がそういう道路等の標識に海抜を入れていくと。もちろん、それがどういうデザインで、どのぐらいの箇所数、どういったところにということはまだ全然見えてきておりませんし、木曽さんがおっしゃるように、要するにいろんな表示がごちゃごちゃごちゃごちゃあったんでは見づらくなるから、なるべく見やすくしろよと、そういうように心がけろと、そういうことだと思います。
 ですから、我々としては、木曽さんのおっしゃることももちろん理解できますから、なるべくいろんなものを見やすいように、何というんでしょうか、ぴったり同じというわけにはいかないかもしれませんけども、やっていかなきゃいけないなと思っております。いずれにしても、国が今新聞記事にあるような施策を進めていこうとする中にあっては、その動向を注視して我々の対応を考えていきたいと思います。


◯22番(木曽貴夫君) 今度、県が防災計画を大幅修正する中で、津波対策が最重要課題と新聞記事に出てますけれども、南房総市としても海岸に面していて、もし津波が発生しましたら大分入ってくるようなとこもあります。海抜3メートルのとこもあれば5メートルのとこもあります。だから、この手だてというのを、富浦地区、原岡地区にしては、タワーをやるにしてもその場所がない。市のほうとしては、場所あれば2カ所立てたいということを言ってますけども、ないないで延び延びになっちゃって被害があってもまた困るんですよ。だから、そういうのも全面的に積極的に何かやって行かないと、現にその海抜が低いんですから、もし災害が遭ってから予定はしてたんですけどという答弁がないように。旧白浜のほうも海抜5メートル、大分ありますよ、海岸線の突堤。そこを景観の面で、また高くするといけないと思うんですよ。最終的には、だから逃げろ逃げろのそれがあれですけども、その逃げろ逃げろの住民の意識を十分高めるためにも、よその町村をまた言うみたいですけど、いすみ市みたいに毎月防災の日を定めるとか、月の初めに防災行政無線でいつ来るかわかんないから皆さん気をつけましょうと流すか、それが一番安上がりだと思うんですよ。
 今のままでは、もう被害がなかったから危機意識がもう薄れちゃってますからね。だから、例えば毎月毎月月初めに防災行政無線でいつ来るかわかりませんから、十分皆さん、持ち出し品とか身の回り品とかを十分気をつけて、もし何かあった場合は遠くに逃げるようにとか、そういうのを私は流したらいいんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。


◯市民生活部長(藤井照男君) おっしゃるとおり前向きに検討させていただきます。


◯22番(木曽貴夫君) もう何年もやってまして、前向きに検討、あくまでも前向き、じゃやりますと言ってくださいよ、本当に。市長のあれの回答がないとそれはできないとかわかんないですけど、前向きじゃなくやる方向で検討しますと、もう口で言ってください。


◯市民生活部長(藤井照男君) やる方向で進めてまいります。


◯22番(木曽貴夫君) 住民意識を高める上には、やっぱり子供からといって、学校のほうで全体的にうまく訓練をやるみたいですけど、ほんと子供にそういう危機意識を知らせていくと、家に帰っていろいろ親に言いますよ。そうすると全体的に広がって、みんな危機意識を持ってくると思いますから、十分に、子供が一番安心安全にできますように。訓練のときもけがをしないように、十分その辺を考えてやってください。
 いろんな新聞記事とか何か見ますと、やっぱり子供に対して、今回の地震で今まで市が想定していたよりか高くなったところがあって、今まで2階だったのが今度は屋上へ逃げろよと。さらにまた高くなったらどっか行けとか、いろんな想定をしておかないと、子供に被害があるといけませんので、なるべく海抜の低い学校はなるべく高い、補助金は出ないみたいですけど、なるべく高台のほうへというのも検討したほうがいいと思うんですけども、その辺のとこ、学校で低いとこは和田中とか何か低いとこがあると思うんですけども、そういうとこはどういうふうな検討をなされますか。


◯教育長(三幣貞夫君) 当面、小学校につきましては富浦小学校が海抜10メートル以下ということで、富浦小学校につきましては、この向こうに見えます城跡まで上がっていく、通常でしたら屋上ですけど、それ以上避難する必要がある場合には、道を整備しましたんで、そちらに逃げるということで、あとは南三原小がやはり10メートル以下ですけど、これについてはひたすら高台に走ってもらうということで避難訓練を重ねております。あと和田中が10メートル以下ですが、これにつきましては、拓心高校と相談しまして、拓心高校の3階、4階部分に避難するということでやっております。
 校舎の移転等につきましては、再編計画と絡んできますんで、その中でできるだけ財政負担にならないような形で対応していきたいと思います。


◯22番(木曽貴夫君) 東北の大震災のときも、訓練をやっているとこは皆さん避難して、ふだんやっているようなら体に身に付きますから、だから時間が許す限り、あれば定期的に避難訓練をやって、子供らも自動的にもう逃げる、反射的に体がもう逃げますから、もうそれで学校側に先ほどもう質問も出たかもわからない。学校にいるときは先生がいるから判断が、だからそういうふうにやりますけど、子供らだから外にいるときとか登下校のときになった場合も、その辺のところを十分学校のほうから高いところに逃げると。そうすると、子供らはこの道逃げれば大丈夫だというのもわかりますから。子供らは従順ですから、先生の言うことだとかを聞いてちゃんとそのとおりに逃げますけど。
 この高齢化率の高い大人が危機感がなくて、災害があっても海に見に行くような状況を、こう危機感を持たせるのは大変だと思うんですよ。なるべくなら機会あるごとにこういう災害に遭わないようにふだんから訓練しておけばいい。先ほど出ました自主防災組織ですか、ほんとそれは実態がないですね。区単位でやっていて、中身的には行政のほうがやってくださいよと言ったから、しょうがねえからやるかなぐらいの自主防災組織なんですよ。ほんとそれが自分らで、大変なことになるからと自分らでやろうかなと言って、そういうような意識が高まってくればいいんですけども、もういかんせん被害がないからこっちは安全だという頭が入っていますから、十分その辺も説得して、自分らで自分らの命を守る。それをどっかでずっとうたえばいいですよ。広報紙か、自分らの身は自分らで、地域は地域で守るとか、しつこいぐらいうたって、頭の中で洗脳するようにしていってもらいたいと思います。それが一番の安上がりの防災対策だと思うんですよ。それを十分お願いをしまして、私の質問を終わります。


◯議長(真木利幸君) 以上で、木曽貴夫君の質問を終わります。
 次に、4番、関壽夫君。


◯4番(関 壽夫君) 4番、関壽夫でございます。通告に従いまして、以下の2点についてお伺いいたします。
 1項目めは防災についてでございます。2項目めが空き家バンク事業について、この2点でございます。
 まず、1項目めの防災について伺いますが、そこで議長、実は資料の配付をお願いしたいんですが、よろしいでしょうか。


◯議長(真木利幸君) 配付資料を確認したいと思いますので、資料をいただけますか。


◯4番(関 壽夫君) はい。


◯議長(真木利幸君) 資料の配付を認めます。
 事務局に配付させます。


◯4番(関 壽夫君) ありがとうございます。
                     〔資料配付〕


◯議長(真木利幸君) 配付漏れはございませんか。
                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯議長(真木利幸君) 以上で、資料の配付を終わります。


◯4番(関 壽夫君) それでは、今配付していただきました資料について、まずご説明させていただきます。
 資料1は、本年4月25日に千葉県の防災危機管理部防災計画課から示された液状化しやすさ、揺れやすさマップの資料でございます。資料2でございますけど、これは日本列島の周辺のプレートトラフの状況が示された図面でございます。資料3が、先ごろ新しく活断層が発見されたというニュースがございまして、その位置図が載ったものでございます。
 それでは、まず1項目めの防災について質問させていただきます。
 本日の一般質問で同僚議員より様々な観点からの質疑がなされております。また、私の後の辻議員からも質問があるということでございます。それほどまでに、昨年3月11日の東日本大震災以降、防災に対する意識が高まっているということのあらわれかと思う次第でございます。私は、本年4月25日に県の防災危機管理部防災計画課から示された液状化しやすさマップ、揺れやすさマップについてお伺いいたします。
 千葉県のホームページをご覧になれば、この資料1の資料は詳しく掲載されているわけでございますけども、東日本大震災で千葉県も大変大きな液状化被害があったことを受けまして作成したものであるということであります。県のボーリングデータに加えて、市町村から提供された合計5万本を超えるボーリングデータをもとに作成したものでありますので、かなり信頼できるデータではないかと、私は考えております。
 それでは、資料をもとに質問させていただきます。資料1をご覧いただければと思います。まず、液状化しやすさマップですが、兵庫県南部地震や東京湾北部地震のような数十秒の揺れを想定したマグニチュード7程度の直下型地震と、東日本大震災や南海トラフ沿いの地震のような長い時間継続する揺れを想定したマグニチュード9クラスの巨大地震の2種類を作成したものであります。
 私は、このニュースを見る前には、南房総市内には液状化しやすい場所などというのはないんじゃないかなと考えていた次第でございますけれども、資料を見ておわかりいただけますように、大房岬の付け根周辺、住所で言えば富浦町の多田良、原岡、青木、深名地区というところではなかろうかと思いますが、だいだい色から赤色で表示されております。直下型地震の震度6弱から一番上のページですけれども、この部分がだいだい色から今この震度6弱ではだいだい色、そして次のページに震度6強、こうなりますと赤色のしやすいという地域に変わっております。一方の3ページ目の巨大地震、震度6弱がこれで見ますと、直下型地震と同じように富浦町の先ほど申し上げました多田良、原岡、青木、深名地区ではもう既に赤い部分になっております。そして、次のページの6強、こうなるとこの赤い地域がさらに広がっているということがおわかりになるかと思います。
 そして、5ページ目の、これは揺れやすさマップということでございますけれども、これは各地点で同じ強さの地震動が伝わってきたとき、相対的に揺れやすいかを図化したものであります。要するに、このデータは地震の強さは想定したものではないということでございます。この揺れやすさマップでも、南房総市内には揺れやすいと表示されている地域があります。先ほども液状化しやすいと指摘された富浦町の多田良、原岡、青木、深名地区、そして外房地区の千倉町南千倉から和田町にかけての海岸沿い、そういうふうに表示されているわけであります。
 このことを踏まえて質問させていただくわけでございますけれども、簡単に言えば、この本庁のある地域、非常に地震に弱い地域と表示されているわけであります。これは、見ていただければ皆さんがわかると思います。
 1点目の質問ですが、このデータについて市はどのような見解をお持ちなのか。当然、これは4月25日に発表されておりますので、皆さんご覧になって、当然検討もされているんではないかと思いますんで、どういう見解を持ってどんな対策を考えているのか。これをまず1点目。
 2点目ですが、先ほど来から同僚議員、質問が集中してましたけれども、防災マップが5月中旬に配布されましたけれども、当然この4月25日に配布されたこのデータは、この防災マップには反映されていないと思いますが、万一反映されているようでしたら、お答えいただきたいと思います。
 続きまして、災害時における防災対策本部について、この防災についての2点目としてお伺いいたします。
 平成24年度の予算、今年度の予算ですが、さきの3月定例会において予算審査特別委員会の中で様々な議論を経て成立いたしました。その本年度予算の大きな事業として、防災行政無線デジタル化事業というものがあります。総額、3年計画で30億円規模、こういう大事業であります。財源は地方債、これは緊急防災減災事業債ということで表示されているわけでありますが、それと一般財源を足して賄うということになっております。
 私としても、市民の生命、財産、安全を守るという観点から、整備しなければならない重要な事業であるという認識は持っておりますので、できれば3年と言わずなるべく早期に整備ができることを願っております。この予算審査特別委員会での質疑におきまして、予算説明資料に親局を市役所と三芳支所の2カ所に設置すると記載されていたことに対して討論があったわけであります。また、このことに関連して災害対策本部のあり方についても討論があったわけであります。これは、まだご記憶のことと思います。
 まず、親局2局を設置するということについて、これは木曽議員の質問に当時の消防防災課長が答弁しております。大震災において、防災ということを考慮した場合、本局は危険性の少ない三芳支所に置き、平常時は市役所本庁に副親局を置く、こういう趣旨の答弁でありました。これは、私が議事録で確認しましたので間違いないと思います。
 そして、災害対策本部については、これは市長が答弁されたと思いますが、津波以外の災害では本庁に災害対策本部は置き、大津波警報が発令された場合に三芳支所に移す、このような趣旨のご答弁でありました。
 私は、この予算委員会でも、また過去の一般質問や全員協議会などのあらゆる議論の場で主張してまいりましたが、防災というのは市民の生命、財産、安全を守るということの基本であります。政治、行政がまず第一に考えなければならない一番重要な問題であると思いますので、1次がだめなら2次で対処するという考え方は、私には到底理解できるものでありません。1次を万全にして、それでも万一だめな場合、そういうときに2次的な処理をするというシステムでなければ、市民の立場になって考えたときに、安心できないのではないかと考えるわけです。
 このような認識の上から質問をいたします。
 災害対策本部の設置規定をあくまでも現行のとおり対応するのか、将来を見据えて改善策を検討するのか。この液状化しやすさマップ、揺れやすさマップが発表された後の市長の考え方を伺いたいと思います。
 以上で、1項目めの質問の1回目を終わります。
 次に、2項目めの空き家バンク事業について伺います。
 急速に進む少子高齢化に伴い、市内において空き家・廃屋化する家屋が年々増加しているようであります。この対策について、私も昨年12月定例会での一般質問で対応をお願いしたところでありますが、本年度予算において、この空き家バンク事業が計上されておりましたので、誠に時機を得た計画であると思っております。成果を上げるためには、どのようにしたらよいのか考えたときに、この事業の周知と情報の収集しかないと、私は思うわけでありまして、一般質問で取り上げた次第であります。確か通告の翌日の房日新聞に、この空き家バンク事業の概要が説明されておりました。また、市の広報紙にも掲載されておりましたが、改めてお伺いいたします。
 1点目は、事業を計画した意図はどのようなことであったのか。
 2点目は、事業の具体的な実行の方法をどのように考えているか。
 3点目は、現時点で空き家の情報をどの程度把握しているか。また、今後の空き家情報の入手方法はどのようにするのか。
 この3点について伺います。
 以上で、1回目の質問を終わります。


◯市長(石井 裕君) それでは、関議員のご質問にお答えいたします。
 1問目の防災についてお答えいたします。
 通告いただいた内容と若干違ってますので、この場でお答えいたしますが、まず、先ほどのご質問ですと、この液状化しやすさマップ、揺れやすさマップが出たんだけども、どんな見解を持っているか、今後どんな対策を立てていく考えかという質問でした。
 どんな見解かということに関して言えば、今後、やはりこういうマップが出ましたんで、いわゆる精度の確認もしたいと思いますし、またそれに沿ってやっぱり対応策を考えていかなければいけないといった見解を持っております。どんな対策かといえば、そういった調査をする中で必要な対策を講じてまいりたいと考えております。
 それと、災害時における災害対策本部についてでございますけれども、結論から申しますと、災害対策本部は三芳地区に設置すること、以前から私も何度もお答えしておりますが、そのように考えております。
 今、関議員のご質問の中で、1次体制を万全にすべきだという趣旨の意見がございました。現在、この富浦本庁のある地区は、先般、例えば県が公表した10メートルの津波を想定したときの浸水域という地図が公表されましたが、10メートルの津波が県の想定ではここの本庁のあるこの場所は浸水域には含まれておりません。海抜からすれば、市が基準としている海抜ではここは10メートルありませんが、この間の県が示されたマップ上は、ここは浸水区域にはなっておりません。それは海抜の問題ではなくて、やはり県のほうにも確認いたしましたけれども、例えば海岸近くにいろんな家並みがあるとか、要するに津波を減災するものがあるといったこともすべて含めた中で、今回の津波マップを作成したということでした。
 そういう状況の中では、ここの富浦本庁のあるところは浸水区域ではないということでございました。県が、今回10メートルの津波を想定してということでした。市も10メートルの津波を前提に考えているわけですけども、10メートルという津波のレベルは、かなり想定外の想定外を見込んでいると私は思っています。どこまでが想定外かという言葉遊びじゃありませんけども、あの震災以降、想定外に備えるということが言われているわけですけども、今回県が公表したものも、もともと東京湾内に10メートルの津波が発生するということは、ほとんど想定されていません。
 これは、それを前提とした対応というものはかなり想定外をおり込んできていると思っています。ですから、想定外をおり込んだ場合でも、ここの富浦本庁のところは津波のときには安全だというシミュレーションになっているわけです。だから、津波を考えたときに、私は以前から大津波警報が出たら三芳に災害対策本部を移すと申し上げてますけども、つまり想定外を想定してもここはほぼ万全であろうと思われるんです。
 ただ、私どもは海抜15メートル程度のところに避難場所を設けましょうということを前提に防災計画を立ててきていますから、そういう観点からすると、ここの本庁ではなくて三芳に災害対策本部を持っていくべきだろうと、これはもう理論の矛盾が出ますんで。おおむね15メートルのところへそういった場所を持っていきましょうというのは、これはもう我々としては、実はその15メートルとかというメーターだとか、いや10メートルという津波が来るとかということに対して、何か根拠みたいなものが、明確な根拠があるかというと根拠はありません、はっきり言いますけども。かなり想定外の想定外までおり込んで10メートルあるいは15メートルというところに、我々は設定しているんであって、ですから、我々の側にはあくまでもこれはかなり形式的なもので、やはり15メートルのところにさらに万全を期して移すということを申し上げているんである。
 1次対策として万全にすべきだということに関して言えば、津波に対して言えば、かなり想定外のリスクを含めてもここは安全だと私どもは認識しています。
 それと、新たに公表されたこの液状化マップで、ここが揺れやすいところじゃないのかというご指摘ですが、それはつい最近県が公表した資料であって、先ほども答弁いたしましたけども、そのことに関しては、我々としてはきちっと公表されたデータの精度も確認しなきゃいけませんし、我々としてはいろんな確認作業を行っていかなきゃいけないかなと。対応は、その確認作業の中で考えていくことかなと考えております。
 続きまして、2問目の空き家バンク事業についてお答えいたします。
 まず、その1点目の事業を計画した意図についてですが、当市においても、少子高齢化の影響による人口減少や高齢化率の上昇により、高齢者世帯等においては一軒家での生活が困難となり、高齢者集合住宅や子供のいる土地へ転出するなどして、年々、空き家が増加しております。
 空き家の増加は、地域の活気や防犯性の低下など住環境の面でも好ましくありません。一方で、本市への移住希望者は年々増加傾向にあり、その多くが農山漁村部などの空き家に住みたいと希望しております。そこで、市では、住環境の改善・移住促進・地域の活性化を図るため、空き家を有効活用し、空き家所有者と移住希望者を円滑に結び付ける空き家バンクを設立することといたしました。
 次に、2点目の具体的な実行の方法についてですが、空き家バンクは、市内に所有している空き家を貸したい・売りたいという方の物件情報を市のホームページに掲載し、それを見て、借りたい・買いたいという移住希望者の方との橋渡しをする仕組みです。空き家を橋渡しするためには、仲介、改修など専門的知識が必要となりますので、市では、家の賃貸・売買の仲介をする宅建業者や老朽化している空き家を改修する住宅施工業者などからなる南房総市空き家バンク協議会を設立し、この事業を進めていく予定となっております。具体的には、市が空き家所有者と移住希望者の登録受付及び物件紹介を行い、協議会が仲介契約及び空き家改修、移住希望者への情報提供業務などを担い、双方協力しながら空き家バンクの効果的な運営を図ってまいりたいと考えております。
 次に、3点目の現時点で把握している空き家の状況と今後の情報収集方法についてですが、現時点で把握している空き家の状況については、平成22年11月に白浜地区において実施した空き家調査によりますと、調査世帯数2,385世帯のうち、空き家と思われる物件が360軒あり、そのうち、空き家を貸したい・売りたいなど、活用を希望する方は11軒でありました。
 今後の情報収集方法についてですが、空き家所有者に制度の趣旨を理解してもらうために、広報紙・市ホームページなどによる普及啓発活動を行うとともに、行政区にご協力をいただき、適時、空き家の状況を把握しながら、所有者に空き家バンクへの登録を積極的に促してまいりたいと考えております。
 以上で、答弁を終わります。


◯4番(関 壽夫君) 防災についてはなかなか難しい面もありますんで、まず、質問の順番を逆にさせていただいて、再質問させていただきます。
 空き家バンクについて伺いさせていただきます。
 今のご答弁、大変的を得ていた答弁でありました。ほぼ納得しておるわけですけれども、意図の答弁についてですが、空き家が増加する理由は少子高齢化であると、廃屋化の進行をとめることでもあると、私もそう考えます。一方の移住の希望者が年々増加傾向にあるということですが、どのようなデータをもとに情報を得ているのかと、現在把握している希望者という者がおりましたら、その数を教えていただければと思います。


◯企画部長(早川清巳君) 移住希望者の状況ということでございますけども、これにつきましては、田舎暮らしをしてみたいということで、私どものほうの担当のほうに電話等で照会がございます。その中で、南房総市に住んでみたいという方につきましては、そのつどご案内をしているわけでございますけども、ここのところ空き家バンクについてご紹介をいたしましたところ、登録をしたいという方が最近20名ほど問い合わせがございまして、そんなような状況で電話等で今照会が入っているという状況でございます。
 以上です。


◯4番(関 壽夫君) ありがとうございます。
 もう既に20名ぐらいの希望者があるということで、これは広報されて周知されてくればどんどん増えていくという予測が立てられるわけで、その広報のほうを力を入れていただきたいと思います。
 2点目の実行方法についてですが、仲介する宅建業者や住宅施工業者でつくる南房総市空き家バンク協議会を設立するということであります。これらの業者の募集は、どのように行っていくのか。そして、この応募の資格とか応募の期限とかがわかりましたら教えていただけますか。


◯企画部長(早川清巳君) 協議会員の募集方法ということでございますけれども、これにつきましては、先だって市の広報紙と先ほどおっしゃっていただいた房日新聞等で周知をいたしまして、募集をしたということでございます。あわせて朝夷商工会ですとか内房商工会に連絡をいたしまして、会員の皆様方にチラシの配布などをお願いしたとこでございます。また、宅建業者につきましては、それぞれ組織がございますので、その組織を通じて連絡をさせていただいたということでございます。
 それで、締め切りは確か5月いっぱいだったと思いますけども、6月12日に空き家バンク協議会の事前説明をいたしまして、7月上旬にはその空き家バンク協議会の設立総会という予定で考えております。
 以上です。


◯4番(関 壽夫君) この応募の資格とかいうのはありますか。


◯企画部長(早川清巳君) 応募の資格でございますけども、宅建業者につきましては安房郡市内の宅建業者ということにしております。それから、建設業者のほうでございますけども、これは南房総市内の建設業者ということでお願いをしたいと思っております。
 以上です。


◯4番(関 壽夫君) わかりました。
 それでは、3点目の現在把握している空き家状況について、平成22年のデータということで、これは白浜のデータということで伺いました。2,385軒のうちの360軒が空き家情報だと、360軒のうちの11軒が希望しているということだったと思います。割合にすると、360軒のうちの11軒ですから3%ぐらいの割合になると思います。貸したい・売りたいという人がいて、借りたい・買いたいという人が、これで初めて契約が成立するわけでありまして、この人たちを結び付ける方法としては、やはり情報の収集とその情報をいかに広く発信できるかということになろうかと思います。
 答弁では、情報収集方法として広報紙・ホームページへの掲載さらには行政区に協力を依頼するとありました。私も行政区に依頼するということは大賛成でありまして、地域のことは地域の方が一番よく知っているわけでありまして、廃屋化して困るのも地元の地域の人たちであります。ぜひとも行政区の皆さんに理解が得られますようにその意図を丁寧に説明して、理解をしていただく努力をしていただきたいと思います。
 この情報収集と広報活動が需要と供給のバランスをよくしていくんだと思いますんで、これはこの事業の成否を左右すると思いますので、最善の努力をしていただきたいと思います。いい事業だと思いますので、ぜひともこれが周知徹底、幅広く利用できるような状態にしていただきたいと思います。これは要望で、答弁は結構でございます。
 そして、1項目めの防災について。
 市長、ご答弁、アドリブで答弁していただきまして、誠にありがとうございました。常々こういうことについて市長と討論させていただいてますんですが、想定外の想定外というものを想定した中で最大のことを考えてやっているんだよという気持ちはよくわかるんですけど、ただ、私も先ほど申し上げましたけど、先ほどの資料1のデータで見ますと、はっきり申し上げてこれが県の5万本以上のデータをもとに作成したということもありまして、このいいかげんなところがデータを出したわけじゃないわけでして、これほど南房総市内で、特にこの偶然というか何というか大房岬の付け根のあたりが一番危険だと出てしまったんですよね。これを受けて、これはこのデータが出る前には富浦は安全だと、先ほど安全というのは津波に対する安全ということを、市長、9.2メートルしかなくて、15メートルを想定してやっているけれども、10メートルの千葉県の浸水マップを見てもこの地域はそこまで行かないんだよと、それはわかります。私もデータを見ました。ただ、この液状化しやすさマップ、揺れやすさマップというのが今までにないデータなんですよね。これを見たときに、この地域が一番危険だというのは、私も先ほど申し上げましたけれども、これを見ればわかるわけですよ。これを見て、じゃどういうふうにするんだという対応を聞きたかったわけですね。
 資料2というのが用意してありまして、これはプレート、資料3というのは新しく発見されたという新活断層ですね。これは房総沖にこの位置にあるわけですね。そうすると、ここにも書いてありますけれども、上から6行目ぐらいですか、一度にそれぞれの断層全体が動くかいずれもマグニチュード8から9の地震を起こす可能性があるという、これは東洋大学の教授が言っているらしいんですが、これは可能性としては非常に高まったとしかも巨大地震が起きる可能性が高まったという中で、巨大地震が起きた場合は、液状化しやすいという地域がここにあると。これは事実でありますんで、これを精査して検討するということでありますから、それは大至急やっていただきたいと。
 先ほどは津波であれだったんですけど、市長がこの発表された後の精査した後にどういうふうにやっぱり検討しなきゃいけないという認識をお持ちなのかどうか、ちょっとその辺をお伺いしたいんです。


◯市長(石井 裕君) それは、先ほど答弁した内容のとおりなんですが、いずれにしてもこの公表された資料の精度といいましょうか、これは言われたことをうのみにするんではなくて、市独自にもきちっとやはり確認といいますか調査をしなきゃいけないと思います。そういう調査を通じて、今後対応策を考えていきたいと、現状で言えることは、現時点ではそこまでしかちょっと申し上げられません、申しわけありませんが。


◯4番(関 壽夫君) 精査して検討すると受け取ってよろしいわけですよね。そして、それはもうぜひそうしていただきたいと思います。
 災害対策本部について、実はちょっとお伺いします。
 常々大津波警報以外はこの本庁が災害対策本部ですよと、それで大津波警報が出た場合だけは三芳へ移しますよという認識でよろしいわけですよね。よろしいわけですね。それでは、この液状化しやすい一番大震災で地震に弱いこの地域が災害対策本部でいいのかと。それを精査して検討するということなんでしょうけども、私はこれに出ただけでもうすぐ検討しなきゃいけないと思っているんですよね。災害対策本部という場合、市はどのように役割としてはこういう役割だという規定がありましたら、ちょっとその認識をお聞きしたい。


◯市民生活部長(藤井照男君) ちょっとただいま手元に資料がございませんが、災害対策本部が設置されますと、本部長は市長、そのほかに本部員として各部の部長がなります。そして、その中でそれぞれ避難所の開設また被害状況等の確認、それぞれ各班に分かれまして行動することになります。それと、消防団本部につきましても対策本部に入っていただくという形になります。


◯4番(関 壽夫君) 災害対策本部ですから、これはもう総司令部ということになろうかと思います。これは当然本部長は市長がその役職に就く、そして職員の皆さんがその対応に当たられると。今、いろいろとその本部のあり方、一番大変なのは物資の配給だとか救援活動だとか、こういうことも大事なんですけども、情報を発信して今どういうふうになっているかというのを災害に遭われた人たちに情報を提供すると、これは東日本大震災で東北の人たちがみんなが言っているんです。情報がないことが一番不安だと、情報を発信しなければいけないのが災害対策本部なんですね。その対策本部が、実は一番災害に弱いところにあるということが一番の問題であって、そこの認識をもうちょっと持っていただきたいなと思うんですけど、市長、今検討するということで、私は一歩前進したと思っているんですね。前回の予算委員会ですか、検討しませんというご答弁されましたのを覚えていますか。いやいや、そういうふうに言われた。今回検討しますということなんで、これはひとつ進歩したかなと思っているわけですけれども、ぜひ早速検討していただかなければいけないことなんですね。先ほども申し上げましたけど、市民の生命、財産、安全を守るというのは、政治、行政の基本であるとするならば、その対策本部が一番弱いところにあるということは、その時点でもう考え方があわないわけですね。普通にだれが考えても、対策本部とはとか総司令部というのは、まず新しく設置するんであれば安全なところに設置するわけですよ。だから、この前の消防防災課長が言ったように、親局は三芳に置くと、危険性の少ない三芳に置くという答弁があったんだと思います。
 そういう認識の上から立つとすれば、この富浦町が非常に災害に弱いところに災害対策本部を置くということ自体が、もう災害対策本部の本来の役割からしたら適当な位置じゃないんじゃないですか。こう思いますけども、市長、そう思いませんか。


◯市長(石井 裕君) 関さん、申しわけないんですが、現段階をもってここが一番弱いとこだという議論は早計ではないかなと思います。確かにこのマップは公表されておりますが、これで見る限り、ここがどれほど危険地なのかというのは、マップ上危険なのかなというイメージはとれますけども、繰り返しですけども、現時点で一番危険なところに本庁舎があるんだという前提に立った議論は、ちょっとまだやめていただきたいなと、申しわけないですけど、思います。ですから、私は、繰り返し申し上げておりますが、こういうマップも公表されましたんで、やはりその精度の確認ですとかそんなことをまずやはり具体的に進める中で、今後対応策は考えてまいりたいと申し上げているわけでございます。


◯4番(関 壽夫君) このマップをまだ精査してない。精査して検討するというご答弁なんで、一歩前進したかなと先ほども申し上げましたけど、ぜひ先ほど申し上げましたように、対策本部を置く場所が一番脆弱だということは、どう考えても理にかないません。新しく本当に、この例えが適当かどうかわかりませんけど、先陣をどこに置くかと、戦争でそういうものに例えるのは果たしていいか悪いかわかりませんけど、非常時のときに、それはやはり本部というのは一番安心なところで、皆さんにいろんな情報が届けられたり、そういう救助活動ができたり、そういうものを置く場所として一番安全なとこを選ぶはずなんですよ、これは新しくやるとしたら。その場所が、たまたま南房総市の場合はここにあったから、これは本部になりますよということだと思いますけれども、これはやっぱり一番こういうデータが出て危険な場所だということがわかった以上は、市民の生命、財産を守る本部長がいる場所が一番危険じゃまずいんですよ。それをやる人が一番危険なとこにいたんじゃ、これを役割を果たせないんですよ。だから、やっぱり安心なところに持っていくことを考えなきゃいけないと思いますんで、検討するという市長のご答弁なんで、それを信用してぜひとも早期に、いつ地震が起こるかわからない、諸説いろいろあります。3.11の前は30年以内に87%、つい最近ではいつ起こるかわからないということをおっしゃる学者さんもいらっしゃいます。いつ起こるかわからないことに対して、なるべく早く検討をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上で、質問を終わります。


◯議長(真木利幸君) 関壽夫君の質問は終わります。
 ここで暫時休憩します。なお、再開は3時20分といたします。
                                        (午後3時10分)
   ──────────────────────────────────────────
                                        (午後3時20分)


◯議長(真木利幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 一般質問を行います。
 次に、12番、辻貞夫君。


◯12番(辻 貞夫君) 12番、辻貞夫です。通告の質問をさせていただきます。
 本題に入ります前に、先ほど本日の寺澤議員の通学路の安全対策ということで、千倉地区のカイブサイブキの刈り込みについての質問がありました。市長からは前向きな決意を込めた答弁があったと、私は受け止めております。前向きな決意を、その場所でけがをされた方もいらっしゃいます。早急な刈り込みを実現することを心から願っております。よろしくお願いいたします。
 それでは、通告いたしました配布された防災マップ、最大限の活用をということ、また職員の提案制度は活かされているのか、この2つについて順次お尋ねをさせていただきます。
 私が防災についての質問が6人目と重なりましたけれども、続けて質問をさせていただきます。
 行政として、防災マップをフルに活用し、海岸線約45キロを持つ南房総市市民一人一人の命を守るための体制づくりをしていく必要があると考えます。私も含めてすべての議員は、危機意識づくり、そしてまたその危機を風化させないためにはどうしたらよいかということに集中して質問をしていたように思います。
 そこで、4点に分けてお伺いします。
 1点目、5年前にも一度1万5,000分の1の地図を出されたと思います。今回5,000分の1ということですが、今回のマップの制作費用は幾らかかったのか。
 2番目といたしまして、各戸に配布したマップの活用をどのようにしているのか。これは、かなり重複していると思います。
 それから、3番目としまして、昨年12月の補正予算で組みました防災士の応募人数そしてまた防災士の資格取得者の人数をお願いいたします。また、引き続いて、今後の防災士に対しての見通しもお願いをいたしたいと思います。
 4番目、個別の訓練または自主防災組織の訓練、これは全市を挙げての訓練等も含めますけれども、その成果を上げるために前々回青木議員も質問したと思いますけれども、それぞれの役割をはっきり明文化した、いわゆる命令系統がしっかりしたものでないとやはりいざというときに大変なことになりますので、防災基本条例等の制定を考えていないかということをお聞かせいただきたいと思います。
 続きまして、提案制度は活かされているのかということについてお聞きをさせていただきます。
 この4月に職員の資質向上そして組織の活性化を期待し、部下による上司評価制度が実施されましたということで、大変成果がありましたよという新聞発表を見ております。この取り組みは、評価されるべきものと受け止めてはおります。しかし、人を評価し、人を評価される、人を評価する。しかし、その前にまず自己研さんをしていくことが私は必要ではないかと、自己啓発をしていくことは問われることになるのではないかと思っております。
 幸い、南房総市には職員の提案制度に関する規定が5年前から施行されております。第1条の目的としまして、市政に対する職員の提案を奨励することにより、職員の士気の高揚及び資質の向上を図るとともに、行政運営の合理化を推進し、もって行政サービスの向上を資することを目的とするとあります。
 そこで、4点、お尋ねをさせてもらいます。
 この提案制度制定の趣旨は活かされているのでしょうか。
 そして、2番目といたしまして、平成19年4月から訓令として表記されておりますけれども、実施状況と提案数とこれまでの状況、いわゆる5年間ですね、これまでの状況はどういうような形になっているかというものをお示しいただきたいと思います。
 そして、この規定の中の第9条にあるんですけれども、市長は採用となった提案者を表彰することができるものとするとありますけれども、余り聞いてないんで、私たちが知らなかったのか私が知らなかったのか、あるいはこれまでに該当者はいたのかどうかということをお聞かせください。
 そして、おしまいで4番としまして、現状を打破し、というのは4、5年先にはもう交付税も大分、合併特例交付金等を含めたもののお金が大分減ってくると思います。ですから、今できるだけ業務を効率化していかなければならないということは大前提としますと、職員の提案を増やすためにはどのような推進方法を考えているのか。
 以上、4つについてお答えをいただきたいと思います。


◯市長(石井 裕君) それでは、辻議員のご質問にお答えいたします。
 1問目の配布した防災マップ、最大限の活用をについてお答えいたします。
 まず、その1点目のマップ作成費用についてですが、648万9,000円で作成しております。
 次に、2点目の各戸に配布したマップの活用をどのように考えているかについてですが、地震や津波などの災害時に活用できる防災マップを、市内全戸にチラシとあわせて配布したところでございますが、今後は、各自主防災組織で行う防災訓練等に活用していただき、各自で避難場所や避難経路を確認していただきたいと考えております。
 次に、3点目の防災士の応募人数と今後の見通しについてですが、防災や救急法の知識・技術を有し、災害時には、避難誘導や救助などを行う防災士として平成23年度には10名の方が資格を取得しております。平成24年度につきましては、2期にわたり40名の募集を行う予定となっております。
 次に、4点目の個別の訓練、全市を挙げての訓練等、それぞれの役割を明文化した防災基本条例の制定についてでございますが、前回の定例会でも答弁をいたしましたが、防災対策を万全にしていくためには、市、市民、事業者、関係機関などの役割を明確にし、連携を図ることが必要だということは、私も全く同じ考えでございます。現状では、地域防災計画の中に、地震災害、風水害等に対して総合的な対策を定めており、これらを市民、事業者等に周知し、災害時に対応できるようにしたいと考えております。条例の制定につきましては、地域防災計画の修正等が終了した時点で考えてまいります。
 次に、2問目の職員提案制度は活かされているのかについてお答えいたします。
 まず、1点目の制度趣旨は活かされているのかについてですが、本制度は、市政に対する職員の提案を奨励することにより、職員の士気の高揚と資質の向上を図るとともに、行政運営の合理化と行政サービスの向上に資することを目的に制定いたしました。職員の経験、知識などを活かした提案や自由な発想から生まれた提案を幅広く収集するための手段として活用しております。提案の中には、すぐ実現できるもの、実現までに数年かかるもの、実現は難しいがユニークな発想などがあり、職員の意識の向上が図られていると考えております。
 次に、2点目の実施状況と提案数等これまでの状況についてですが、平成19年度から、提案審査を5回実施いたしました。自由提案を2回行い、全部で55件中39件を採用、特定のテーマに対する提案を3回行い、全部で79件中34件が採用と認定いたしました。
 次に、3点目の市長表彰の案件はあったのかについてですが、表彰という形での案件はありませんでしたが、採用・不採用を問わず、その結果を提案者に通知しております。採用された提案は、全職員へ公表するとともに、提案内容について担当課へ実施できるか研究させて可能なことから行わせています。
 次に、4点目の今後の推進予定についてですが、常時、提案を受け付けておりますが、今後も特定のテーマの設定や、募集の強化期間を設けるなどして推進してまいりたいと考えております。
 以上で、答弁を終わります。


◯12番(辻 貞夫君) それでは、順次再質問をさせていただきます。
 1番目といたしまして、先ほどご答弁の中に各自主防災組織で行う防災訓練等に活用していただき、いわゆる防災マップを自主防災組織で行う防災訓練等にそれを活用してくださいと、各自で避難場所や避難経路を確認していただきたいと考えているとのことですけれども、今、多分これが配られてから約1カ月経っているわけです。これは果たしてどこの皆さんの家庭の家にどこにあるかと考えますと、半分以上の方はあれっていうようなところに、ちょっと一考え考えないとわからないんじゃないかという気がいたします。
 私もこれを質問するために防災マップを見ますと、後ろにまず名前を書きなさい、家族の名前も含めてですね。それから、またあと電話番号、緊急連絡先、いろいろあるわけですよ。じゃ配られた1万7,000所帯のうちで果たしてそれをどれだけの人がやっているかというと、これもかなり私は疑問だと思います。今日、ここに議員が22人、執行部の方が18人いらっしゃいます。それから傍聴の方が10人ぐらいいらっしゃると、この中にこれで挙手を挙げてもらうと、果たして何人の方がこの明記して、ここにあるんですけれども、自分がどこにまず逃げなくちゃいけないかという避難先、今度、家族名前、生年月日、血液、それでもちろん会社と学校の電話番号が書いてあるわけです。その次に、自主防災会長、いわゆる通常ですと区長さんがなったり、また1つのグループの方が名前を書いてあるわけです。これは、果たして書いている人が何人いるのかなと思います。
 先ほどから議員の質問は、いわゆるそこが一番心配しての質問だと思います。前のときには700幾らですか、お金であって、今度もそれなりのお金がかかっています。それが配られました。前回のときに、私は言ったんですけれども、ただ回覧板で配るというのは結果的にはその後のいわゆるフォローがかなりないと本当に無駄になってしまうんじゃないかという恐れがあるんです。これがわからない場所だったら意外と無駄にならないんです。余りにもわかり過ぎている場所なんですね、自分の避難場所ですから。自分の避難場所は大体もう頭にあるわけで、それが地図に書いてあるわけですから、これを自分の頭の中に、住んでいるところですよ。もちろん私はここに行くと、じゃどこに逃げ場があるということになるんですけど、住んでいる方のその場所の避難場所というのは、住んでいる人は地図で書いてある以上にもう認識しているわけです。
 ですから、ちらっと見ただけで、あ、ここだなということでわかってしまっているわけなんですね。ですから、それを今度1つのグループとして意識させるためには、やはり何らかのアクションを起こさないと無理なのかなと。せっかくつくった700万円のお金が、前が19年度で570万円のお金をかけているんですけども、それが本当に無駄になっちゃうと、これからもそういうことはあると思いますので、それを心配してこれまでの各議員はいろいろなことの、言葉こそ違いますけども、あらゆる角度から質問していたと思います。
 私の質問ですけれども、これからマップを使う活かし方と私は質問しておりますので、そのマップの活かし方について市の指導とかアドバイス、助言をどう絡めていって、これを活用するのかということを1番目にお聞きしたいと思います。


◯市民生活部長(藤井照男君) マップの活かし方ということでございますが、私たちはまず来月号ぐらいのところで、まず広報紙のところで防災マップが配られましたが皆さんはどんなふうに活用していますかという問いかけ等をしまして、もう一度防災マップについて意識していただくという方法をまず1番目の段階として考えております。
 その後は、また機会あるごとにこの防災マップとか防災についての啓発は継続して続けていきたいと思っております。特に教育委員会等々と連携して、子供さんたちの教育等にもこれを活用していけたらなと思っておりますので、そのような形で進めてまいります。


◯12番(辻 貞夫君) 次々といろんな手を考えて認識させていくと、そして危機管理もしていくし、防災に対する意識を風化させないということの答弁ということだと思います。また、前段階で木曽議員も言っておられましたけれども、防災無線があるじゃないかと、かくもあるだけでもそれは見なければいけないんですけど、防災無線でしたら、今しゃべり方がいろいろ、ゆっくりだ何だと言う人もいますけれども、でもその中身を使っていただけることであれば、やはりどんどん防災無線も本来の使い方でしょうから、お願いしたいと思います。
 それで、2番目としまして、昨年の12月議会で、南房総市はNPOの方が立ち上げたらしいんですが、防災士という資格を予算組みをしたと思います。これが、何人か先ほど答弁があったんですけれども、その防災士をどういう形で、せっかくとった防災士の資格ですので、それをやはり神棚に上げておくんではなくて、地域の市民の方と防災士の方を結び付ける作業、例えば腕章であれば、何か避難訓練のときに防災士の腕章を付けていると、あれは何だいと、多分初めて見る腕章ですとね。そうすれば、その一つの話題にもなるし、しゃべるほう、防災士の方も何か言おうと思ってもなかなか人は聞いてくれない。でも、そういうものがあれば、あの人は大変詳しいんじゃないかということで、専門的な知識を聞くようになると、そうすると知識は深まっていく。そういうことをしないと、やはりせっかく市の補助金が出たからどうのこうのではないんですけれども、とった方の意識もそれで継続していくわけですから、ぜひそういうような形でやってほしいと思うんですけれども、今までどおりの、従来どおりではない、それも含めた何か新たな展開を考えているのであれば、ちょっと教えてほしいと思います。


◯市民生活部長(藤井照男君) ただいまの防災士の活用というご質問かと思います。
 まず、防災士、今現在10名の方が取得しております。そのほかに今年度40名の方にとっていただきたいと、今思っておりますが、そのような形で増えた段階で防災士の組織というものを設立して、防災士としての自覚を持っていただいたり、今後の自主防災訓練の指導、防災訓練の啓もうを行っていただいてもらいたいと思っております。
 それと、先ほど腕章等ということでお話がございましたが、そちらにつきましても前向きに検討してまいりたいと思います。それによって、地域の方が、確かにあの方は防災士という形でどんどんどんどん認識していただくということも大切なことだと思っておりますので、そのような形で進めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。


◯12番(辻 貞夫君) この質問はこれで大体終わりなんです。というのは、もうほとんど皆さん、議論が出尽くしていると思いますので、いかに市民を動かしていくというんですか、だと思います。
 実は、ここに手元に6ページぐらいですか、書いたレポートがあるんです、ここに。これは、なぜこれを持っているかと言いますと、和田でとった防災士の方が、私はこれを直接聞いたわけじゃないんです。間接的に聞き取りに行って、自分なりに3.11の津波避難の、せっかく防災士の資格をとったもんですから、意欲を持って活動されている方がいらっしゃるということを聞いて、私はこれをもらいに行ったんですよ。その中に、やはり本当にちょこちょことした項目ではなくて、本当にかなり詳しく書いているんで、やはりせっかくこういう意識の、すべての人はそういう意識を持っているとは思いますけれども、表に立ってこういう方がいらっしゃるということですから、その人をやはりできたら表に出られるような組織をやってあげないと、なかなか人って遠慮深いとこがあるんですよね。あれ、生意気だとかってなっちゃうわけですよ。なんで、そんな資格をとっただけでなんで人の前で威張っているんだということになっては困るわけですから、その人が堂々と出て、それなりの知識で持って皆さんと指導して、もちろんその中には消防士の方もいらっしゃるでしょうし、市の職員の方もいらっしゃる、警察の方もいらっしゃる、機関のいろんな県の方もいらっしゃると思いますけど、その中の人1人として、いわゆる先ほど条例ということも言いましたけれども、そういう中での位置付けもそのうちできるような気もするんで、ぜひお願いしたいと思います。
 それから、もう一つ、先ほど防災士40名という予算組みとおっしゃったんですが、私の認識では防災士は一般からは40名、20人、20人ので、それから消防特化というんですか、消防士の方ですといろんなもう資格を持っているわけですから、なくてある程度簡単にと言っちゃ失礼ですけれども、別に知識のないとこだけを補充すればいいというのを聞いているんで、そうすると50名だと思うんですが、さっき、どうなんでしょうか。


◯市民生活部長(藤井照男君) ご指摘のとおりでございます。


◯12番(辻 貞夫君) 40名と50名というのは、やっぱり違うと思うんです。苦言を呈して申しわけないんですが、寺澤議員のときに和田の備蓄倉庫が抜けたということがありますんで、やっぱしこの議会の中で答弁されるときはやっぱりしっかりと、申しわけないんですけれども、お願いしたいと思います。受け止め方が違いますので、よろしくお願いしたいと思います。で、この項は終わらせていただきます。
 次に、職員提案制度ですね。このことについて、お伺いさせていただきます。
 この提案制度を出す前提として、確か南房総市が合併したときに市長提案として最初に700人ぐらいいました職員の方に何か合併して提案がないかということを、アンケートを出したということはあったと記憶しているんですけど、これは間違いないですよね、どうでしょうか。首かしげてますけど、これは私、しっかり覚えているんです。というのは、地域を当時、もう6年前ですから、いろんな業務が頭の中で、市長が幾ら若くてももう目いっぱい忙しいとかあるんで、そのことは今は残ってないと思いますけど、確か60か70人ぐらいのアンケートというか提案が出ましたよと聞いたんです。そのときに、私はコミセンに、地域懇談会ということは確か昔やったと思います。今でもやっているときがあるんですけど、あのときに市長がいらっしゃったんで、もう本当にその当時はまだ私も議員になったばっかり、市長も市長になったばっかりですから、そんなに話もできなかったんですが、遠慮がちに私は市長、この提案の数でいいんですかと言ったら、うん、こんなもんでしょうかねという答弁をしたと思います。私はそれを聞いて、実はがっかりしたわけです。これはあくまでも市長提案のものを職員の方にやったわけですから、せめて半分とはいわなくても700人以上いたわけですから、いわゆる3桁台に乗っかるのは当たり前でないでしょうかと。これは市長の提案が、失礼だったんですけれども、拒否されたことですよということを、私は、ちょっと言葉がきつかったかと思いますし、そんなにまだまだ面識はなかったんですけれども、言わせてもらったと思います。
 でも、辻議員、そんなこと言わないでこれはこれだけ出してくれてもいいじゃないかということを聞いたんで、あすごく優しい今度は市長さんだなとちょっと受け止めてしまったんですけれども、それが前提にあります。
 その前に、先ほど言いましたように、この6月議会に出したのは先ほど言った評価制度ですね。職員評価制度とかいろんなものを今やっている中でやっているわけですから、やはり大前提として自己研さんが一番の積み重ねで市がなっていってなるし、評価される人も評価する人も人が評価するわけですから、大前提としてやっぱししなきゃいけないということで、これを質問させてもらいました。
 ちょっと前段が長くなったんですけれども、平成19年度より提案審査を5回行いましたということです。というのは、これで5年ということですから、1年に1回提案制度を審査していますというふうに解釈をします。そのうち、自由提案が2回ありました。これが55人中39件を採用しましたということです。特定のテーマに対して3回、違う年度ですね。これは79年度中に34点採用され、認定されたということでありました。これは55件で39件の採用なんですが、じゃ実質人数ですね。ダブった人数はどうかということをお聞きしましたら、自由提案の場合は2年あったんですが、30人ということでした。特定のテーマに関してということでの場合は、79人中44人、だから大体1人の方が2回提案をしているのかなと受け止めています。かなりこの人数は、私は少ないと思っているんですけど、それで、先ほど特定のテーマに対して3回ありましたよというんですが、3回のテーマの内容はどのような内容のテーマで提案を募集したんでしょうか。


◯企画部長(早川清巳君) ただいまのご質問の3回のテーマの内容についてでございますけども、まず1回目のテーマでございますけども、南房総市ホームページにあったら便利な情報に関すること及び南房総市ホームページが見たくなる工夫、仕掛けに関することについてでございます。2回目のテーマでございますけども、私ならこうして南房総市を有名にするについてでございます。それから、3回目のテーマでございますけども、子育て家庭等における生活支援策についてでございます。この3回でございます。
 以上です。


◯12番(辻 貞夫君) テーマとして、南房総市ホームページにあったら便利な情報に関することはどういうことですか、それから南房総市のホームページが見たくなる工夫、ホームページは本と同じで見てもらわなければ何もならないわけで、見たくなる工夫だとか仕掛けに関することについてのテーマで募集しましたよと。2回目のテーマとしては、私ならこうして南房総市を有名にするということのテーマであるということです。3回目のテーマとして、子育て家庭等における生活支援策はどうしたらいいですかというテーマでされたということなんですけれども、この中の2回目のテーマが、私はちょっと興味を引いたんですけど、これは実際に実現してない、してるは別にして、何か私ならこうして南房総市を、いわゆる観光立市を目指しているわけですから、南房総市を有名にするんだよということで、何か提示できるようなものがありましたら、もちろん名前は必要ないですし、だれが言ったということも全く必要ないんですけれども、ありましたら教えていただきたいと思います。


◯企画部長(早川清巳君) 2回目のテーマの私ならこうして南房総市を有名にするということについての具体的な提案例ということでございますけども、一例といたしましてこのようなものがございました。南房総市ステッカーの配布・販売を行うというものでございます。その内容につきましては、南房総市のステッカーを作成いたしまして、市民の皆様へ無料配布いたしまして、自家用自動車などに張ってもらいまして、南房総市をPRするというものでございます。そして、市民の方以外の方には、道の駅やインターネットなどで販売するという提案がございました。ほかには、テレビコマーシャルを作成して放映するという案ですとか、市のポスターを作成して知名度を高める等のこのような提案がございました。ほんのこれは一例でございます。
 以上です。


◯12番(辻 貞夫君) はい、わかりました。また、これは後でちょっと再質問をさせてもらうかもしれません。
 続きまして、先ほど私が言いましたように、実質人数30人、44人、両方で74人、5年で74人という数字がはっきり出ているわけです。これは現実だと思いますので、この数字を、私も先ほど冒頭に言いましたように、市長の最初の提案のときに少ないですよと言ったと思うんですけど、この今現在ここで出された74人、5年間の間に提出があった数字を、これは市長にお聞きしたいんですけれども、これでよしとするのか、仕方がないと受け止めているのか、その辺のお答えをいただきたいと思います。


◯市長(石井 裕君) できればもう少し多く提案が出てくればいいのかなとは思います。


◯12番(辻 貞夫君) はい、6年前とはちょっと気持ちが違っているかなと、少し市民のほうに近付いているのかなという気がします、気持ちがですね。それで言うんですけれども、いわゆる笛吹けど踊らず、大変すごい申しわけない言葉なんですけれども、このままで行ってしまうと、これが常態化というんですか、もう膠着化というんですか、今まででいいんだよというようになってしまうと思います。これがさらに来年になったって、多分業務の内容は変わらないわけですし、職員がどんどん減っていく中で、やっぱり考える時間が少なくなっているから、もう今の業務で精いっぱいだよということになってしまう可能性もあるんで、やはりここで一つの転換期を私は起こすべきじゃないかと思っているんです。やっぱし先ほども言いましたけれども、本当に合併特例債頼みというのは、もうほんとここ何年しかないわけで、そのときに市を盛り上げられる市民に対しての行政サービスをしっかりと支えられるのは、やっぱし私たち議員もそうなんですが、議員も含めて市の職員の方々のやはり提案する、活性化するあるいは新入社員の方のリフレッシュな考えを内に秘めておくんではなくて、表に出すという作業をやっぱしやらなければいけないと思うんです。
 ですから、そのために例えばさっきは市長ははっきりとおっしゃっているわけですので、何とか出せる工夫はできないかなということで、1つ、2つ、これも私からの提案をしたいと思います。
 フランスの人からなんですが、人は考える葦であるという有名な言葉がありますよね。これは、若い方はご存じないかもしれませんけど、多分60近い方はほとんどの方が頭の中にたたき込んだ、学生時代に何か考えるときに、ついこの言葉を頭の中に入れたんだと思います。名言が残されているわけです。先ほども繰り返しますが、4万2,000人のよりよき市民生活の実現は、この職員の肩そして我々議員の肩にかかっていると思います。ですから、このような状態を許すことは、私はよくないということで、次の2つの提案をしてみたいと思います。
 これからこれを起源に、ぜひ職員の皆様に対して提案者がもっと増えるまで、もうそんなに提案しなくてもいいよというまでにどういうことをすればいいかと言いますと、2つあると思います。
 まず、提案の採用・不採用にかかわらず、いわゆる提案したということに対しての評価をまずするということですね。提案しない人はそのままにしておいて、提案した人、その勇気に対して評価をするべきではないかということが一つあると思います。それによって、今よりは、私は評価の提案をする人は増えると思います。これは、もので釣るわけではないわけで、子供じゃありませんので、報奨金が幾らとかということではなくて、何かそれらしきことを工夫して、これは南房総市ではなくてよそでやっているところもあると思いますので、その辺のところをリサーチしてする。あるいは、その評価制度そのものを提案のテーマにしても、私もおもしろいんではないかと、そこも少しずつの進みなんですけど、動輪を動かすきっかけになるんじゃないかと、動輪が動けば今度本当にいいものを評価する。評価制度の中に書いてありますけど、評価は高いんだけれども、コストはかかりますよと、これはやっぱしそんなにいい評価になんないわけで、評価もいいし、コストも少ない。
 先ほど、企画部長の早川さんに尋ねるんですが、南房総市ステッカーの配布と、これは自動車等に、無料かどうかは私はちょっとあれなんですが、無料でなくてもいいと思うんですけど、そういうものを実費で皆さんに分けて張ってもらえば、これだけ渋滞する、この南房総市内の渋滞はそんなにないんですが、都会に行く車の後ろにすてきなステッカーを張っていくことによってPRする。これは、私もパソコンでちょっと調べたんですけど、あります。どっかあるんだけど、どこかというのが確定できなかったので申しわけないんですけど、これは私は頭の隅にも、10枚、20枚か何かそのような記憶があるんで、あると思います。
 もう一つは、富士山というプレートをつくっているわけですよね。盛んにご当地ナンバーというのは、全部それですよね。まさしくご当地ナンバーは、今この南房総市ステッカーと同じ意味だと思います。ご当地ナンバーというのは、これは15万台以上の車がなくちゃだめですよという一つの規制があるわけですけれども、この南房総市ステッカーは、もう本当に今の時代は技術が発達していますから、磁石のものであれば30枚ぐらい単位からできると思いますよね。そういうことも含めて、そんなに大きなお金はかかるわけじゃないし、わざわざ自動車のナンバーをみんなの署名を集めてやるそこまでの労力をなくて、広告の面積は広いわけですから、番号を入れる必要がないわけですから、南房総市の宣伝だけを選べばいいわけですから、かなりPR効果が私はあるんじゃないかと思うんで、それをすぐやれということじゃないんですけど、意外と先ほどの提案の中ではいいんじゃないかと、テレビコマーシャルは昨年何かやったと思いますけど、これはもちろんコストがかかって大変だと思います。市のポスターも同じですよね。ポスターというのは、かなり印刷的な、写真家が撮影したりなんかすると、かなり大変なコストになるんで、やはりリスクの高いものだと思いますので、リスクの少ないものからやることがやはり一つの前進というんですか一歩だと思うんです。
 せっかく出された提案ですので、その人を取り上げることによって、なんであの人がいいんだという意見も出ると思いますけど、これはやはり一つのエントリー委員会があるわけでしょうから、その中で十分に検討してやっていただければすごく前進します、するということになると思います。
 次に、質問に入ります。これ以上、私の考えを述べてもしょうがないんで、ここで今日はこの後ろに5人の方が傍聴されているわけですね。いや、人数はいっぱいいるんですけれども、すみません。新人職員の方がいらっしゃると思うんです。これは、今日はどういう形で、私は来ているのかわかんないんですけれども、多分新年度で初めての議会だから来たのか、あるいはまたいろんな施設の一環としてやっているのかも知りたいんで、その辺のところをどういう形の新人研修を今市の職員はやっているのか、これとは違うんですが、教えていただきたいと思います。


◯総務部長(嶋田 守君) 今年度から新人職員の研修というものを南房総市では始めました。従来ですと、採用された直後に集合した研修をするんでありますけれども、今回は市長の構話から始まって地方自治の基礎、財政の基礎等々、構話はもちろんですけれども、あとは財政運営の仕組みですとかあるいはそれぞれの現場を回って、実際に市役所の職員がどんな仕事をしているのかを見ていただいて、今日最後の日ということでそのうちの何人かが傍聴に来ております。対象としますと、今回は3年目の職員までを対象としておりますので、16人がその新人研修を受けていることになります。


◯12番(辻 貞夫君) 16人ですか。今日は現在5人来られているんですけど、あと11人の方は、じゃ次の9月あるいは12月のときに時間をとれれば来させるということで、解釈でよろしいでしょうか。


◯総務部長(嶋田 守君) さしあたりは、本日を仕上がりにしたいと思ってはおったんですけれども、今辻議員のご提案がございましたので、もう一遍その辺を検討させていただきたいと思います。


◯12番(辻 貞夫君) 多分これから引き続きにこういう形で、今年度からやっていくということなんで、今までの違った研修のほうで、これは市の中のことを十分勉強するということで、私は大変いいことだと思います。ですから、その機会をやっぱし同じ形で16人の方に与えないと、この人たちが手を挙げてここに来ているんなら別ですけれども、そうでなければほかの人がいやで来ないんなら別なんですが、そうでない限りはやはり機会を均等に与えるというのかベースに同じにしてあげないと、将来議会事務局の職員になるかも、若手で入るかもしれませんので、それはベースとしてあらゆる機会、もちろんこれだけじゃないんですよ、ほかの機会も均等に時間の都合をつけてやってあげれば、私はどんどんどんどん気持ちの中にしみ入っていると思うんですよ。ですから、それはお願いしたいと思います。はい、いいですか。それはお願いです。もうオッケーです。


◯総務部長(嶋田 守君) わかりました。ただ、先ほど申し上げましたように、1年目、2年目、3年目と長期で対応しておりますので、辻議員がおっしゃたような9月、次の機会ということもとらまえて機会をつくりますけれども、またその3年間というスパンの中でも対応ができるようにしたいと思います。それと、今日来ている者は、手挙げと来たい人を拒否をしたというわけではなくて、やっぱりそれぞれの職場で都合がございますので、そういった中で参っておるということでございます。


◯12番(辻 貞夫君) 今、嶋田課長、ちょっとあれしましたけれども、そのとおりだと思いますので、時間の都合をできたらつけて、せめて入って1年か3年でしたっけ、3年の間の方がすべてここで1回は傍聴できるという体験をしてほしいと私は思っていますので、よろしくお願いします。
 提案なんですが、ぜひ今日この方たちは職員研修という形で来られると思いますので、レポートを出す義務は課せられているのかなと。その中にプラス、私が先ほどから酸っぱくしていますせめて若い5人のフレッシュな気持ちで、もうこれで2カ月いるわけですから、今年入った方は2カ月、3年目であれば3年と2カ月、もう市の職員の空気を読んでいるわけですから、ぜひ何か提案を求めるよう、1項目、私は付け加えてほしいと思うんですけど、その辺はいかがでしょうか。


◯総務部長(嶋田 守君) 貴重な提案として、研修の中でまた検討させていただいて、できるだけ期待に沿うようにしたいと思います。


◯12番(辻 貞夫君) それで、これでもう終わりになりますけれども、この職員提案制度というのは、私はこれまでは片隅に置いてあったような気がするんです、片隅にですね。これを片隅ではなくて、表に出してくれば、やはり南房総市の行政のサービスは格段のところに上がってくるのではないかと。これは1年、2年ではできないと思います。これはやっぱり長い目で見なければいけないと思うんですけれども、あるとききゅっと、いわゆる突然変異ではないんですが、あとじわじわ行って、あるときをもって急に南房総市の行政内容がよくなると私は思っています。ですから、ここに房日さんがいらっしゃられたり、あるいは新聞の方がいらっしゃいますけれども、そういう方が提案の南房総市というぐらいのタイトルで記事を取り上げてくれる、そのくらいの覚悟、市長、持っていませんでしょうか、この提案制度に対して。


◯市長(石井 裕君) 職員の数は約600名おります。文殊の知恵じゃございませんけれども、やはり公職として市民のためにと、地域のためにということで奉職した職員ですので、やはりその職員が常にいろんな知恵を働かせると、地域のために頭をひねると、これはもう大事なことだと思いますんで、やはりこの職員提案制度をいま一度充実できるように活用してまいりたいと、大変有意義な質疑ができたと思っております。


◯12番(辻 貞夫君) はい、じゃ、以上で一般質問を終わります。


◯議長(真木利幸君) 辻貞夫君の質問を終わります。
 以上で、本日の一般質問は終了いたしました。
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    ◎散会の宣告


◯議長(真木利幸君) 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
                                        (午後4時04分)