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千葉県 富里市

平成20年  9月 定例会(第3回) 09月03日−02号




平成20年  9月 定例会(第3回) − 09月03日−02号









平成20年  9月 定例会(第3回)



        平成20年第3回富里市議会定例会会議録(第2号)

               9月3日

出席議員

   1番  塩田和夫君          11番  布川好夫君

   2番  中間幸一君          12番  高橋保夫君

   3番  櫻井優好君          13番  柏崎のり子さん

   4番  原 清一君          14番  栗原恒治君

   5番  高橋益枝さん         15番  佐藤繁夫君

   6番  押尾 隆君          16番  秋本真利君

   7番  猪狩一郎君          17番  窪田 優君

   8番  中野信二君          18番  杉山治男君

   9番  立花広介君          19番  鈴木英吉君

  10番  大川原きみ子さん       20番  江原利勝君

        …………………………………………………

欠席議員

  なし

        …………………………………………………

地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名

  市長        相川堅治君   消防長       藤崎 操君

  副市長       石橋 規君   参事兼総務課長   佐々木 智君

  総務部長      岡本昇三君   参事兼財政課長   林田博之君

  健康福祉部長    大塚良一君   参事兼社会福祉課長 岩澤新一君

  経済環境部長    山田照好君   産業経済課長    高岡明仁君

  都市建設部長    池田光一君   参事兼建設課長   篠原眞司君

  教育長       吉冨芳正君   会計管理者     小野祐一郎君

  教育次長      細野 明君   水道課長      鴇崎敏明君

  農業委員会事務局長 高橋恒夫君   教育総務課長    南條正和君

  監査委員事務局長  関 利之君   消防次長      森田武臣君

        …………………………………………………

出席した事務局職員の職氏名

  議会事務局長    綿貫一義    主査        岡村和宏

  次長        加藤浩史    主査補       土屋則行

        …………………………………………………

議事日程

               議事日程(第2号)

           平成20年9月3日  午後1時開議

 日程第1 一般質問(個人)

 日程第2 認定第1号(質疑・決算審査特別委員会設置・同委員会付託)

        …………………………………………………

本日の会議に付した事件

  1 諸般の報告

  2 一般質問(個人)

  3 認定第1号(質疑・決算審査特別委員会設置・同委員会付託)

  4 特別委員の選任

  5 議長の報告(決算審査特別委員長、副委員長互選の結果)

        …………………………………………………

          …………………………………

            午後1時00分 開議

          …………………………………

出席議員  20名

欠席議員  なし



○議長(江原利勝君) これから本日の会議を開きます。

…………………



△諸般の報告

…………………



○議長(江原利勝君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。

 市長から、審議資料の一部訂正についてがありました。写しをお手元に配りましたので、ご了承願います。

 これで諸般の報告を終わります。

……………………………



△日程第1 一般質問

……………………………



○議長(江原利勝君) 日程第1、一般質問を行います。

 本日から個人質問を行います。今定例会におきましても一問一答方式により実施いたしますので、質問者、また答弁者におきましては、議事進行についてご協力お願いいたします。また、質問は対面方式により行いますので、質問者席から発言願います。

 順番に発言を許します。

 高橋保夫君。

          (高橋保夫君質問者席)



◆(高橋保夫君) 通告に従いまして、一般質問させていただきます。

 (1)2市4町合併問題について

 ?相川市長が最近になって2市4町の合併を強調するようになったのは、どのような心境の変化なのですか。

 ?2市4町が合併した場合のプラス面は。

 ?2市4町で合併できなかった場合のマイナス面は。

 ?1市4町が合意した場合、成田市が反対したらどう対処していかれるのか。

 ?合併協議会を設置する考えはあるのですか。

 ?民意を尊重して住民投票を実施する考えはあるのですか。

 (2)仮称成田富里徳洲会病院開設に関して

 ?徳洲会病院側との宅地協議会進捗状況はどのようになっていますか。

 ?解体工事の進捗状況は。

 ?徳洲会病院が計画概要として発表している資料をもとに試算した場合、富里市にはどれくらいの税収が見込めますか。

 ?開院した場合の富里市に対する経済効果はどれくらいのものか。

 ?近隣道路も含め、商店会、市内業者の参入、雇用問題、住宅問題など総合的に支援していくような企画立案する部署を設けてもよいのではないかと思うが、考えを聞かせてください。

 (3)富里市における民俗文化財調査について

 ?富里各地区の民俗文化財調査の現状について。

 ?調査資料はどのように取り扱っているのですか。

 ?市民にはどのようにして公開しているのですか。

 ?高野地区の旧家に古文書が保存されているとのことですが、どのようなものなのですか。

 ?文化財調査は根気のいる仕事であり、また、聞き取り調査などでは高齢者が少なくなっていく。今後はどのように対応されるのか。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君の質問に対する当局の答弁を求めます。

  市長、相川堅治君。

          (市長 相川堅治君登壇)



◎市長(相川堅治君) 高橋保夫議員の一般質問にお答えいたします。

 なお、教育関係のご質問につきましては、教育長が答弁いたします。

 2市4町合併問題について、まず、最近になって2市4町の合併を強調されるようになったのは、どのような心境の変化なのかについてでございますが、現在の合併の枠組みは千葉県により策定された千葉県市町村合併推進構想が前提となっており、この構想につきましては尊重することをこれまでも申し上げております。そして、昨年の11月12日から続けてまいりました、富里市、栄町、神崎町、多古町、芝山町の首長による懇談会を通して、成田空港を取り巻く環境の変化に対応するためには、やはり成田市を含めた2市4町が合併することが、この地域の発展とこの地域に暮らしている人々のためにも必要であるとの思いを強くしたことが要因として挙げております。

 次に、2市4町が合併した場合のプラス面についてでございますが、主なものとしましては、2市4町が一つの自治体になることで統一した意思決定による方針、計画のもと、道路網や土地利用を一体的に計画・整備することができ、国際空港のポテンシャルをより広い地域に波及させることが期待できます。そして、これからの地方分権型社会を担う基礎自治体として、福祉、医療、教育、環境、まちづくりにおける専門部門の設置や専門職の種類や数を確保することにより、政策形成や専門的対応能力が強化されることと思います。

 次に、2市4町で合併できなかった場合のマイナス面についてでございますが、千葉県市町村合併推進構想にも示されておりますが、成田国際空港を取り巻く社会・経済環境が大きく変化する中において、空港を中心とした市町が一体となり、千葉県経済発展の先導役のみならず、日本の国際競争力を担う国際空港都市として発展していくことが求められております。空港との共存・共栄という課題を共有する市町が、特定の施策・事業等を連携してまちづくりを進めるという考え方もありますが、それぞれの自治体では財政力などにも差があり、この地域に求められている将来像を実現するためには、連携などの広域行政では限界があるのではないかと危惧されます。したがいまして、将来この地域がどうあるべきか等を含め、さまざまな協議が必要であると考えます。

 次に、1市4町が合意した場合、成田市が反対したらどう対処していかれるのかについてでございますが、合併を進めるに当たってはお互いの立場を尊重し、合併する自治体がともに協力し合う関係が必要です。そのような関係を築いた中で合併に進むものと認識しています。

 次に、合併協議会を設置する考えはあるかについてでございますが、議員ご承知のとおり、本年8月5日に1市4町では成田市に対し合併協議の申し入れをしました。この申し入れに対しての成田市の意向を踏まえた上で合意されたとき、合併協議会の設置がなされるものと考えます。

 次に、民意を尊重して住民投票を実施する考えはあるかについてでございますが、今後成田市を初めとした2市4町における合併協議会が設置され、協議が進んだ段階で市民説明会を開催し、新たな市の形が具体的に市民の皆様にお示しできることとなれば、議会の皆様方と相談して、住民投票の実施に向けて進めてまいりたいと考えております。

 次に、仮称成田富里徳洲会病院の設置に関してでございますが、市宅地開発指導要綱に基づく事前協議の進捗状況につきましては、本年1月9日に宅地開発協議会を開催し、事業計画の概要についての説明を求め、その後2月22日に事業者から事前協議の申し出がありました。これを受けて、庁内関係各課から協議事項を取りまとめ、その内容を3月3日に事業者へ通知したところであり、8月末現在、関係11課のうち6課が協議を終了しております。本年1月時点における事業者の計画では、6月末には事前協議を終了する予定であったため、3カ月ほど遅延しているという状況でございます。

 次に、解体工事の進捗状況でありますが、当初は9月末には完了している予定でありましたが、地下水の排水作業に時間を要したため1カ月ほど遅延しております。9月1日現在では全体の15パーセント程度の進捗率であると聞いております。

 次に、徳洲会病院が計画概要として発表している資料をもとに試算した場合、どれくらい税収が見込めるかについてでございますが、現在、建物の構造、階数、延床面積等が発表されておりますが、実際に建物の評価を行う場合、総務省から示されております固定資産評価基準に従い、各種設計資料並びに現地調査をもとに、鉄筋やコンクリート等の使用数量を初め、外壁、内壁、天井、床、建具等の材質や面積等の内容等により積算しておりますことから、現状の評価額を試算することは難しい状況であります。

 また、市民税関系につきましても、職員の給与収入や市内への転入者数が不明ですので試算しておりません。

 次に、開院した場合の富里市に対する経済効果はどれくらいかとの質問でございますが、現在の計画では診療科目が16科目、病床数285床、従業員数約200名となっており、病院運営に直接従事する雇用の場が創出されるほか、清掃業務や警備業務など、病院の運営に付帯する業務にかかわる雇用も生まれるものと期待されております。また、病院内給食における食材や事務用備品等の供給など、地域への経済効果は多種多様な業種に波及することが考えられます。そして、多くの来院者が訪れることにより、地域の活性化につながるものと期待しております。

 次に、病院開設に伴う諸問題を総合的に支援していく部署を設けてもよいのではとのご質問でございますが、病院開設に伴うそれぞれの課題に対しましては、所掌するそれぞれの担当部署で対応しておりますので、新たに設置する考えはございませんが、今後とも各部署で連携を図りながら取り組んでまいります。

 以上でございます。



○議長(江原利勝君) 教育長、吉冨芳正君。

          (教育長 吉冨芳正君登壇)



◎教育長(吉冨芳正君) 高橋保夫議員の一般質問にお答えします。

 最初に、富里各地区の民俗文化財調査の現状についてですが、平成18年度の調査開始時に大字名で区切った13地区について、職員及び非常勤職員各1名、計2名の体制で調査を実施しております。調査の方法ですが、各地区に古くから住んでいる方々を訪問し、地区に伝わる生活習慣などについての聞き取り調査と、市内各所で催される年中行事についてビデオ撮影を行う、映像記録調査を並行して実施しております。これまでに日吉倉、久能、大和、根木名地区の調査を実施しており、本年度については中沢、新橋が調査対象地区となっております。また、大和地区より新たな古文書類が発見されたことから、これら資料の調査もあわせて実施しております。

 次に、調査資料の取り扱いについてですが、聞き取り調査では筆記とテープレコーダーによる音声記録、あわせて写真撮影を実施していることから、これらのデータを情報カードやアルバムに整理して資料化しています。また、調査で発見された古文書などの文化財は、借用可能な場合文化財収蔵庫にて一時保管を行い、汚れなどを落とす作業を実施した後、簡単な内容分析を実施して所有者にお返ししております。

 次に、市民にはどのように公開しているかについてですが、日吉倉、久能地区の調査については調査報告書を刊行し、市内各小・中学校及び市立図書館に配本し、歴史教育資料として活用いただくとともに、有償での頒布や市ホームページへの掲載も行っております。また、昨年度は文化祭の文化財コーナーにて新たに発見された古文書類の展示を行い、市民の皆様に実物を見ていただく機会を設けております。このほか、調査成果については整理の進捗を確認しながら、さまざまな機会をとらえて市民に公開を行いたいと考えております。

 次に、高野地区の旧家に保存されている古文書についてですが、これらは明治期の証文類、また、本市では初の発見例となる守札と呼ばれる特殊な古文書です。守札は、全国各地の神社仏閣から集められたお札類を神棚などに祭った後、俵などに包んで家の守り神としたもので、県内での発見例が数例しかない極めて貴重な文化財です。

 次に、今後の対応についてですが、この調査は聞き取りが主体であることから、話を伺う相手方の都合に合わせて実施しなければならない点や、話を伺うことのできる方々が高齢化しているという点などから、年々実施が難しい状況となっております。しかしながら、この調査は本市の歴史や文化を記録として残すための貴重な調査であると認識しており、今後も粘り強く計画的に進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) ご答弁ありがとうございました。

 改めて再質問させていただきます。

 2市4町合併問題について、まず?番のほうでございますけれども、市長はこれまで合併問題についての答弁は、はっきり申し上げまして、前を向いて真剣に対応しているとは思いませんでした。例えば、県が決めた枠組みは尊重していくつもりですがとか、勉強会を開いてから考えていきたいと思います、またあるときは、また成田市がこの中でどれを選んで合併するかどうかも先が見えておりません、成田市次第だと思っております、合併についてリーダーシップをとるのは成田市であって、富里市の私がリーダーシップをとるということはちょっとどうかなと思いますので、それは考えておりませんなど、真剣に合併問題、空港問題に向き合って推進していかなければいけないんだといった姿勢は、大変失礼な言い方ですけれども、残念ながら感じ取ることができませんでした。

 これが、ここへきて大変前向きな姿勢ともとれる発言が多くなってまいりましたけれども、この姿勢を急変させた一番の要因を一つだけ挙げていただけないでしょうか。



○議長(江原利勝君) 相川市長。



◎市長(相川堅治君) 昨日も申し上げたのですけれども、1回目の選挙も2回目の選挙も、合併は積極的に進めますという公約を私は言ってございます。それと、積極的になったというのは、先ほど申し上げたように成田市が入ってこない、成田市が入れば、成田市が代表をやらなかったらこの合併はまとまらないと、私は思っております。最初から富里市の私が代表をやるのではなくて、最初から2市4町で話し合えるのであれば、成田市の市長さんが代表をやってもらうのが、当然この合併を大切に思いまとめるなら、それしかないというように私は今も考えておりますし、この合併協議会がもし成田市が受け入れてくれるならば、当然みんなで成田市の市長さんを代表にということで推すつもりでもおります。ただ、もう1市4町はすべて合併しようと首長さん方は思っているわけで、何とかして合併しようという思いをかなえられるかどうかわかりませんけれども、では私がまとめ役にということで今回ならせていただいたということでございますので、ただ、今進めないともう進めるときがないという、非常に期間的にもせっぱ詰まっておりますので、努力をしているということです。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) はい、ありがとうございました。

 次でございます。

 8月1日の広報とみさとの紙面に千葉県総務部市町村課市町村合併支援室発行の千葉県市町村合併推進構想、平成18年12月に発行されたものが概要版を掲載しておりました。後半のほうに富里市の考え方として、これまでの経緯などを大まかに伝えておりました。また、成田市、富里市、栄町、神崎町、多古町及び芝山町の2市4町による合併に向け、取り組んでまいりたいと考えますと結んでおりました。

 これまでの市の対応から考えると、ようやくやる気になってきたのかなといった感じにもなります。これは非常に大事なことなのです。市民に情報を発信することで理解も得られることがあると思いますから、これからも情報は積極的に伝えていっていただきたいと思います。これらについてはいかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 必然的に動きがあれば、当然市民の方に伝える情報については積極的に情報を提示していきたいと思っております。ちなみに9月1日号におきましても、成田市への申し入れの状況については広報を掲載しているところでございます。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) 次でございます。

 2市4町が合併した場合でございますけれども、これのプラス面についてもう一度お聞かせ願いたいと思います。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 当然プラス面につきましては、一般的な合併のように行政の効率性を高めることができるというのが一点あります。また、空港圏の合併におきましては空港のポテンシャルを最大限に生かせると、他の地域にないような特色を持っている地域であると。そういう意味での合併によるプラス面が非常に大きいというように考えております。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) 2市4町が合併した場合には、おおむね23万人の特例市が誕生するわけでございます。この特例市をどのように認識しておりますでしょうか。



○議長(江原利勝君) 相川市長。



◎市長(相川堅治君) 特例市が誕生しますと、今より権限が移ってくるというようになっておりますが、ただ、一番ご存じのことかと思いますけれども、政令市が一番余計に移ってきます。その次の次に特例市ということになりますので、期待がどれほど大きいかというと、それほど移ってこないのかなという感じもしますけれども、まだその内容について特別な調査をしておりませんが、それだけ有利な市がつくれるというようになると思います。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) はい、わかりました。

 次でございます。

 逆に合併しなかった場合、マイナス面ということで先ほど答弁しておられましたのですけど、もう一つには、今まで、これから合併しなかった場合は地方交付税にどういう影響があるだろうか。または、一説には合併しない自治体に対しては国は非常に冷たいとも言われておりますけれども、この辺のことの見解をお示し願いたいと思います。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 今後の合併におきましては地方交付税、そういうものについてはそれほど大きい影響はないのかなというようには思っております。今までのケースでいいますと、特例措置等がございました。当然合併の効果というものは効率性といいますか、当然そういうものが主に経費の節減等が大きい要素があります。そういう意味で交付税そのもの自体の影響というより、そういうことでの行政としての効率性が図れるというように考えております。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) 改めてお聞きしたいと思いますけれども、ここで仮に1市4町が合併の意向で進んだ場合、成田市がやはり自分のほうの都合もありまして、それがちょっとどうもねというような格好になった場合には、どのようにまた対応していかれるつもりでしょうか。



○議長(江原利勝君) 相川市長。



◎市長(相川堅治君) それは今の状態では十分あり得るというように考えております。ただ、非常に理解をされている成田市の商工会議所の皆さんもございまして、成田市の商工会議所が中心となって、新聞にもあったように各2市4町の商工会は既に合併をするようにということを成田市の議会にも申し込むというようなことが書かれてございましたので、幾らかずつは前よりも理解が得られているのかなと思いますけれども、まだまだ進む道は遠いし、当然のことながら今、議員さんが言われるような場合が相当あり得ると思います。しかし、富里市としては、独立でやっていけるのだという方向を今目指して行政改革を進めている最中でございますので、それは決して緩めることなく、合併できなくとも富里市だけでやっていけるというようなまちづくりは、これからも進めていくつもりでございます。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) 今、市長さんのほうで単独行政の場合でも構わないのでやっていきたいということでございましたけれども、もうちょっと具体的にお聞きしたいのでございますけれども、仮にこれが単独行政でやられる場合にはどのようなことで、行政改革だけでは当然行き詰まってくる場合もあるかと思いますけれども、具体的にちょっとわかっている範囲内で説明していただきたいと思います。



○議長(江原利勝君) 相川市長。



◎市長(相川堅治君) 一言で説明するというのは非常に難しいのでございますけれども、もう既にお示ししたように行政改革の効果は3億円を目指して、今5億円以上成果が上がっております。職員の意識としても合併できない場合も考えてやっておりますので、これから富里市が人口的にふえていくのかとか、あるいは、富里市のまちづくりがこのようにしていくということもいろいろあろうと思いますけれども、これはどうしてもやっていかなければならない、乗り越えなければならない、合併ができなければもう単独でどうしてもやっていかなければならない、その覚悟を決めてやらなければならないことですので、やれるかやれないかというよりもやっていかなければならないわけでございますから、なるべく市民に負担がかからないような方向を目指して、単独でやっていくという方向にいかなければいけないんだというように思っています。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) 大変苦しい説明でございますけれども、単独行政でいく場合、これといったやはり切り札はないわけでございまして、やはりいろんなことで頑張っていかなければいけないという市長の胸中察して余りあるところでございますけれども、改めて伺いますけれども、けさほどの新聞でございました、2市4町の合併実現ということで商工会のほうも積極的に動いているようでございますけれども、何と申しましてもやはり先ほど市長の答弁にもございましたけれども、成田市の意向はやっぱり最大限に尊重していかなければいけないだろうということでございます。また、第一条件といたしましては、やはり成田市を度外視しては何もできないということであります。しかしながら、地方分権の中での行政基盤の充実と成田空港を中心とした共栄・共存の中核都市を目指すことは、周辺自治体はもちろんのこと、千葉県経済発展の原動力となるのみならず、日本の国際競争力を担う国際空港都市を形成していくためにあらゆる障害を克服して取り組んでいくのが、いわゆる周辺首長たちの責任ある責務であるといっても過言ではないと思いますが、再度これだけのことに立ち向かっていかれるという決意で臨まれると思いますけれども、決意のほどを聞かせていただきたいと思いますけれども。



○議長(江原利勝君) 相川市長。



◎市長(相川堅治君) 5万人を背負っているわけでございますので、本当にいろいろ考えております。例えば、この役場の周辺は果たしてどうなるのだろうか、市役所の周辺は寂れるのではないだろうかということも考えております。したがって、私としては全身全霊をかけて合併に進める。しかし、慎重に、そして、5万人のことを考えて進めていくというように思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) ありがとうございます。

 頑張っていきたいという話でございますけれども、最後になりますけれども、やはりこういうときであればこそ富里市の相川市長はリーダーシップを発揮して、やはり周りの市町村を引っ張っていっていただきたいわけなのです。それで、いわゆる期限立法でございます。これが2年後の3月にはまず期限が切れてしまうわけですね。そうなりますと、どうしても合併協議会を設置して、タイムリミットからいきますと逆算して追っていけば、少なくとも我が富里市においても12月の議会ではまず協議会を設置するかどうか、または、それを議決にかけて存続させるということが一つ仕事としてあるわけなのです。そうしますと、やはり成田市を除外して合併協議会はあり得ない話でありますけれども、まず周りの市町村がそういうことで決議して、本当のやはり自分たちの意思を固めていかなくては、まず成田市に示さなくてはいけないだろうと思います。そういうことについての段取りもあると思いますけれども、そうなった場合やはりもたもたしておれば、単に騒いでいたのだけれども、何か成田さんの反対でつぶれてしまったよということになってしまったのでは、何かパフォーマンスに終わってしまうような気がするのです。そういうことにならないようなためにもやはり合併協議会を立ち上げて、それで、我がほうの相川市長さんが政治生命をかけてまでやるんだというような姿勢を見せられるのかどうかということは、非常に大事なことだと思うのです。それによっては山も動くと思うのですけれども、いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 相川市長。



◎市長(相川堅治君) 法定の合併協議会はこれは成田市抜きでもできません。また、法定の合併協議会に入る前の合併の協議会も成田市抜きではできません。議会にかけるということは法定の合併の協議会をつくる場合に議会にかけて、議会の同意が必要になるわけでございますので、私たちいわゆる1市4町が申し込んだ合併協議会というのは、合併の協議会をとにかく早くやろう、成田市も参加してくださいという申し込みでありまして、そのときに合併協議会に成田市が参加していただいて、それを法定の合併協議会にいつ移すか、それもその中で話し合うということになります。そして、法定の合併協議会をつくりますということになったら、富里市議会にそれをかけるということになろうと思いますので、今1市4町で合併の協議会をつくるということは不可能でありますし、富里市でましてつくるということは不可能でございますので、とにかく成田市の回答を待っているというのが現実でございますので、よろしくお願いします。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) 成田市の態度待ちということでございますけれども、さっき申しましたように成田市がやれば、もうそれで何もないで我々のほうも苦労しないで済むわけなのです。それができないから周りが非常に苦労しなくてはいけないわけなのですね。ですから、そこのところなのです。市長も大変苦しい立場であるということは十分察します。また単独でもいけないだろうと、そういうことは決意しても成田抜きでは何もできないというジレンマにもさしかかっているということでございますから、非常に難しい回答をしなくてはいけないと思いますけれども、そこはやはりそれはそれで頑張っていかないと、もうタイムリミットから考えていけば騒いでもう終わってしまうという格好では、はっきり申しまして、また何もできなくなってしまうわけなのです。そのことを私は改めて問いただしたわけでございますけれども、成田市の都合だということでございますけれども、小泉さんはニュアンスとしてはどのようなことをおっしゃっておりますでしょうか。



○議長(江原利勝君) 相川市長。



◎市長(相川堅治君) 新聞に書かれたとおりであります。ただ1カ月以内にというのは、新聞記者さんのぶら下がりというようなときに小泉さんが言われたようなことでございまして、それは小泉市長さんがみずから言われていたようでございますけれども、あくまでも職員と相談しますということを私には言われておりましたので、おそらく職員と相談して回答する時期も決めるのだろうと思いますが、いわゆるもう合併を一度やったので難しいよということであります。もう新聞を読まれた方はわかると思いますけれども、そのとおりの回答です、会ったときは。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) その成田市を説き伏せるというのは並大抵ではないと思いますけれども、市長としては自信ありますでしょうか。それとも、頑張っていこうというそれだけなのかどうか、ちょっと聞かせてください。



○議長(江原利勝君) 相川市長。



◎市長(相川堅治君) 自信ははっきり言うとありません。正直に申し上げると非常に難しいからであります。私が自信ある、合併しますということは、それはとても言える状態に今はありませんが、ただ議員おっしゃるように頑張るということだけです。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) いろいろこれから先は困難が予想されると思います。今までちょっとのんびりし過ぎたという嫌いもあります。ここでやはりねじを巻いて、市長に本当に誠心誠意頑張って、難しい問題ですけれども取り組んでいっていただきたいと思います。私はできるだけのことはさせていただくつもりでございますから、ひとつよろしくお願いいたします。

 次に、移らせていただきます。

 徳洲会病院の開設に関してでございますけれども、先ほどのご説明の中に1月9日の日に協議会が開かれたというお話でございましたけれども、その後は、協議はあといつやるかということは協議されておりますでしょうか。



○議長(江原利勝君) 池田都市建設部長。



◎都市建設部長(池田光一君) 先ほど申されましたように事前の協議になっておりまして、今説明にもありましたように各課との協議を行っている状況です。それで、書いてありますように消防本部を含めて11課のほうとの協議があるわけですが、そのうち6課のほうと終わっておりまして、あと5課ほど残っております。そちらが終わりましたら、その回答をもって今度は開発行為の申請等になっていくというように思います。そういった意味では事業者のほうが各課に対しての問題点についての解答を待っている状況、事業者が出した回答を私どもが待っている状況でございます。そちらが滞りなく済みましたらば、開発行為の申請に入ります。特別に再度協議という形はないというように考えております。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) はい、わかりました。

 これはやはり今後の成長を見なくてはわからないところだと思いますけれども、次に移させていただきます。

 この前6月の多分14日の日だったと思いますけれども、北部コミュニティーセンターで徳洲会病院の新築工事構想近隣説明会というものに出席いたしましたけれども、そのときやはり議会でも発言がございましたけれども、住民の中から富里の文字を入れないのかという質問がありましたのですけれども、その後市長は何か相手方に申し入れしておりますでしょうか。



○議長(江原利勝君) 相川市長。



◎市長(相川堅治君) 富里の文字を入れるということですか、名前にですか。それは議会でも出されましたので、すぐ連絡をいたしました。理事長がテレビで会議に出るわけでございますけれども、その最高会議と言っていいのか、要するにそのようなところで検討をされたというように伺っております。理事長としてはいいだろうというように言われたということが、成田市の議員さんから連絡を受けております。ただ議会で出たのですか、市民が望んでいるのですかというように私に聞かれましたので、市民も非常に誇りある病院として期待をしておりますし、富里という名前を入れてほしいというのは市民も多くが望んでいますということは言っておきました。市民が望むのならいいだろうということを理事長も言っておられたということですけれども、したがって、私は入れてくれるものと期待をしているところです。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) はい、わかりました。

 市長も期待しておられるという話でございますけれども、皆さんからの声を率直に関係者に伝えたということは、市長も動きが早いなということで敬意を表します。今後もそういうことでは皆さんから要請があった場合には、速やかに行動をとっていただければいいかなと思っております。

 次でございます。

 ?番でございます。先ほどの答弁の中で徳洲会病院の試算の関係なのですけれども、これはもちろんいろいろな要素があって評価できないというところもあろうかと思いますが、私は前もって関係部署のほうにはお願いしておいたのは、新たにできる病院と類似したようなケースがほかにもあるだろうと、それを参考に大まかでいいからはじき出してくださいということでお願いしておいたわけです。何か木で鼻くくったような答弁ですね、これでは。何もできないというような話で、どうなのですか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) この施設についての評価については現在のところ行っておりません。ただ事例的にということであれば、類似的に3分の2程度の病院施設について、ほぼ4,000万円程度の税収が上がっているということでは聞いております。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) わかりました。

 もともと私は別に病院が建って、それから税金をいっぱい取ろうとかそういうことではなくて、この財政難の時代でございます。そういった優良企業が来ることによって、やはり市のほうも潤うのではないだろうかと、非常に結構なことだということで、むしろ幾ら取ってやろうとかいうのではなくて、大体それくらいおおむね来るのではないだろうかというようなことで楽しみがふえるわけなのです。そういうことで私は申し上げたのですけれども、なのに算定ができないとか、タイルがどうだとか、そんなことを聞いているわけではないのです。それが大事なのです、やはり。そういうことで今後も対応していただきたいと思います、答えに対しては。

 もともと私どもが病院を誘致するということは、やはり命と健康を安心して預けられるという施設がほしいということでやったものでございますから、これは副産物としてついてくるわけなのです。ですから、私の一番の望むところは大過なく、一日も早く市民と、それこそは近隣の皆さんの健康を守る、命を守るために一日も早く健全に開設できるように、市のほうでもいろいろ配慮していただきたいという思いも込めてのことでございます。

 次に移らせていただきます。

 ?番はそういうことでいろいろありますけれども、これは省かせていただきましょう。

 ?番に移らせていただきます。

 近隣商店も含めまして市内業者の参入、例えば、小さいところもいっぱいございます。それから、雇用問題も抱えましょう、出て発生しましょう。先ほど市長の答弁の中にもありましたけれども、雇用が広がるのではないかということで期待したようなことも申し述べておられましたけれども、いかがでしょうか。これは別に業者さんの利益の団体の窓口になれよということではなくて、例えば一つの例でございますけれども、ここには向こうのほうから来る職員は200ぐらいと書いてありますけど、そんなものではないですね。この前の説明会で300何名来るというお話でございました。そんな中で何人来るかはこちらのほうに、住まわれるかわかりませんけれども、せめて市内のアパートの情報とか住宅の情報、そういうものを事前にお知らせしてあげると、富里市の住人になってくれるかもしれません、そういう方々が。これがそういう情報がなくて成田市のほうに行ってしまったということであれば、非常に寂しいことなのですよね。私としては一人でも多く富里市の住人となっていただいて、そして、それこそは住民税のほうにも貢献していただきたいという願いがあるわけなのです。そのことに限ってはやはりそれとあわせて商店会、こういっては何でございますけれども、ところどころまだシャッターを閉めているところもございます。そういうことからいえば、思い切ってやはりこういういろんなことでアドバイスをしてあげられるような、また、そういうプロジェクトチームとまではいかなくても、何とかせっかくのチャンスでございます。優良企業が来るわけでございますから、それを起爆剤として地域の振興につなげるような、また、つながるような、そういうプランとかアドバイスというものを練ってあげることも、これは決して悪いことではないのではないかなという気がしていますけど、今一度お聞かせください。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) ご指摘の点は最もだと思います。当面協議に当たる職員もそういう意識でいると思います。そういう期待等があれば、当然ながら事業者のほうとも十分協議してまいりたいというように思います。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) ちょっと時間を気にしなくてはいけなくなりました。じゃ、この問題はこれで終わらせていただきまして、まず一生懸命、指摘があったから動くというのではなくて、こういうせっかくのチャンスでございますので何とかいい方向につなげるように、もっと知恵を出し合ってやっていっていただきたいなと思います。やはり先ほどの最後の答弁の中には、地域の活性化につなげるためにはというようなことを言っていましたね。だけれども、これはただ待っただけではだめなのです。やはり道路網の整備をするとか、例えば、商店会に対して駐車場を設置するような、来やすいように何か企画立案してあげるとか、やはり資金難に困っているところにはこういう方法もありますよとかというアドバイスもしてやらなくてはいけないだろうということで、やはりせっかくあそこに来られたお客さんが買い物をしやすい環境を整えてやるということも、大事な仕事ではないだろうかなと。これをやりなさいということではなくて、アドバイスもできるのではないのということでございますので、あわせてよろしくお願いいたします。

 次、移らせていただきます。

 民俗文化調査についてでございますけれども、富里市の年中行事などの民俗に関しての調査は昭和56年7月発行の、富里村史第7章民俗に掲載しているだけで、ほかに富里市の民俗について知り得るところがありません。また、富里市の明治、大正の地域の生活史を伝える人が年々少なくなっていることも危惧されます。昭和40年度以降高度成長により目まぐるしく変化した生活環境の中で、年中行事等は生活改善という名のもとに省略化されてきました。失われてしまった行事を末永く後世に伝えていく必要があると思いますが、この点についてもう少し見解をお聞かせください。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) ただいまの件でございますけれども、初めにまず調査の話からちょっとさせていただきたいと思います。この本民俗文化財の調査につきましては、平成18年度から富里市13地区といいまして、これは明治18年の戸長役場制度が成立した地区、旧村13地区を単位として実施する形で考えております。対象となる年代につきましては明治、大正、昭和の初期ということで、高度成長期の前の範囲内ということで、このために基本的には70歳以上の方を対象に聞き取り調査を実施しているところです。また、区長さんとかその方々からもご紹介いただいた人、あるいは、年中行事が行われているときにはその場にいる方にもいろいろ調査を実施しているところでございます。

 そして、ただいまいろいろお話がありましたように昭和40年代以降、高度成長期以降ですね、今では失われてしまった年中行事等につきましては、教育委員会としてもやはり末永く後世に伝えていく必要があるかと思っております。そういったことで現在調査をいたしました地域社会、それから、生活の変遷についての明治、大正、昭和初期の地域の生活史をまとめていきたいというように考えております。

 以上でございます。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) ありがとうございました。

 次に伺います。

 富里市の民俗、日吉倉、久能地区が平成19年3月に報告書の第1集が教育委員会より聞き取り調査でまとめたものがございます。わかりやすくまとめたもので非常に貴重な冊子であると思います。今後も継続して他の地区の編集もやっていかれるつもりでしょうか。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) 同じように、他の地区につきましてもそういった報告書的なものをつくっていきたいというように考えております。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) ありがとうございます。

 大和、根木名地区の報告書の発行予定がございますでしょうか。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) 現在、大和、根木名地区、そちらにつきましては現在執筆中でございまして、より多くの方にご活用いただけるよう、PDFファイル化したものを市のホームページのほうに掲載する形で考えていきたいと思っております。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) ホームページのほうにも掲載したいということでございますけれども、今何かというとホームページとかパソコンという言葉が飛び交うことでございますけれども、全部が全部そういうパソコン操作、または、ホームページに接続できる方々ばかりではないわけなのです。やはり目で見て、冊子にさわって読めるという人も年代から考えますと、やはりそういうことも何か心がけていかなくてはいけないのではないかなという気がしますけれども、そういうことについては歴代教育長さんは置き土産ではないですけれども、いろいろ冊子を発行してから去られるようなケースも今まで多々ございましたけれども、非常にいい傾向だと思いますけれども、何か残していくということで形に残していくというのは大事なことだと思うのです。それについていかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 吉冨教育長。



◎教育長(吉冨芳正君) そこは議員全くご指摘のとおりだと思います。パソコンの画面で見るのも一つの方法ですけれども、無形文化財は冊子等にするほかありませんので冊子を見ていただく、有形のものはできるだけ現物を見ていただく。そういう機会をできるだけ設けられるよう考えてまいります。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) 次に、高野地区の文化財についてでございますけれども、これは守札という非常に珍しいもので、当時であれば大体返したものをたき上げて終わりというのが通常であったと思いますけれども、それが保存されているとは珍しいケースだと思うのです、非常に。この点については今後どのように取り扱っていくとし、または、どれだけの価値があるものかという、再度ちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) 現在、守札につきましては大量の守札が出ているのですけれども、市民の方の協力もいただき汚れ等を除去して、それで、1枚ごとにカードを作成いたしまして分析調査中でございます。貴重な文化財という形では感じておりますので、その内容にふさわしい保護が図れればというように思っております。

 以上でございます。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) はい、ありがとうございます。

 このような調査、研究は派手さは全くなくて、根気のいる仕事であると思います。勘定して幾らになるといった性質のものではありませんし、吉野ヶ里遺跡とか登呂遺跡のように観光につなげて収入を得るという趣旨のものではございません。村史編集の最後に後書きに言っております。趣旨は先駆者が残した文化遺産を大切に保存し、これを将来にわたって発展させていこうという目的で、しかも、市民に親しまれるものをつくろうということである、ということを言っております。まさにそのとおりであると思います。削るだけではなくて、手当てしなくてはいけないところもあろうかと思います。こういう財政難のときでございますけれども、削ればただいいという、そういう性質のものではないですよね。この点についてはいかがでしょうか、今後の対応についてちょっとご意見伺いたいと思います。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) 確かにこの調査につきましては、本市の歴史、文化を記録として残すため重要な調査であると認識しておりますので、そういうことから必要予算も考慮に入れまして、今後も計画的に進めてまいりたいというように思っております。

 よろしくお願いいたします。



○議長(江原利勝君) 高橋保夫君。



◆(高橋保夫君) はい、わかりました。

 いろいろと文化財を残す、また、検証していくということについては本当に地味です。こつこつとしたものをやっていかなくてはいけないし、派手さは全くございません。だけれども、これは後世に残るものでございます。後で開発した後、また、なくなった後ではこれは取り返しがつかないわけでございます。そういうことにおいては非常に目立たない存在でありますけれども、厚くやはり保護してやるような方法で考えていっていただきたいことを最後にお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(江原利勝君) これで高橋保夫君の質問を終わります。

 次に、大川原きみ子さん。

          (大川原きみ子さん質問者席)



◆(大川原きみ子さん) 議長の許可を得ましたので通告に従い一般質問をいたします。

 福田首相の突然の辞任がマスコミメディアに大きく報道されています。地方自治体も新しく地方公共団体財政健全化法も策定され、健全な自治運営を図っていけるよう行財政改革を進めております。市民生活は物価が高騰する中、本当に厳しい現状です。自治体の行財政改革を進めていくことが何のためかを考えたとき、暮らしやすい富里市であること、子供たちの心を豊かにはぐくめるような施策の実現のためにと、以下の4点の質問をいたします。

 (1)市民ニーズに対応する交通手段について

 ?少子高齢化が進展していく中の現状にあって、市民生活の大きな交通手段のひとつであるさとバスの運営状況を伺います。

 ?市民の声である交通網の整備についてお伺いします。

 (2)放課後子ども教室について

 放課後子ども教室は、小学校区において全児童を対象として、放課後や週末等に小学校の余裕教室等を活用して放課後を楽しく過ごせる居場所づくりを進め、子供たちとともに勉強やスポーツや文化活動、また、地域住民との交流活動の取組を実施するとあります。市における放課後子ども教室の取組についてお伺いいたします。

 (3)図書館の運営について

 ?本年度予算計上の中で図書館運営が十分になされているかお伺いします。

 ?図書館開館時間についてお伺いいたします。

 (4)充実した教育施設の整備について

 ?全学校にAEDの設置整備についてお伺いします。

 ?小学校、中学校のトイレ改善についてお伺いいたします。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。

 市長、相川堅治君。

          (市長 相川堅治君登壇)



◎市長(相川堅治君) 大川原議員の一般質問にお答えいたします。

 なお、教育関係のご質問につきましては、教育長が答弁いたします。

 まず、さとバスの運営状況についてでございますが、さとバスについては昨年度さとバス検討委員会を開催し、さとバス運営等についての建議をいただき、それに基づき平成20年度についても引き続き交通空白地帯の解消を目的に運行しているところであります。

 さとバスの平成19年度の利用者数は1万5,318人、1日当たり62人、1便当たり3.6人の利用となっております。

 次に、交通網の整備についてでございますが、まず民間のバス路線については、引き続き維持、充実について要望等を行ってまいります。

 富里バスターミナルを活用した高速バスについては、従来からの東京行き高速バスの充実について引き続き要望していくとともに、新たな路線について要望を行っており、6月1日からは新たに京都・大阪行き夜行高速バスが運行を開始したところでございます。

 また、その他の交通手段の確保策としては、福祉施策として、住宅で車いすを利用している障害者や高齢者で公共交通機関を利用できない方の移動を支援する移送サービス事業や、重度障害者の移動を支援する福祉タクシー助成事業についても実施しているところでございます。

 いずれにいたしましても、少子高齢化が進展する中で、公共交通網については今後とも市民ニーズや状況を把握し、民間事業者等と十分に連携を図るとともに、費用対効果についても十分に検討しながら充実に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(江原利勝君) 教育長、吉冨芳正君。

          (教育長 吉冨芳正君登壇)



◎教育長(吉冨芳正君) 大川原議員の一般質問にお答えいたします。

 放課後子ども教室についてですが、この事業は平成19年度より文部科学省で事業が開始されたもので、本市におきましても平成19年度に放課後子どもプラン準備委員会を組織して、事業の推進方法などについて検討いたしております。

 放課後子ども教室については、平成21年度には1、2校の設置を目指しており、その運営に当たりましては、地域の方々のご理解とご協力なくしては円滑かつ継続的な実施が難しいと思われますので、本年度は学校関係者や地域の方々に対しての事業周知に取り組んでいるところでございます。

 次に、図書館の運営についてですが、現在、図書館では市民に直接的な援助を行う機関として、資料の貸し出しやリクエストサービス、おはなし会、映画会など多岐にわたり事業を実施しております。

 今年度は厳しい財政状況により図書費や人件費などの削減がございましたが、利用者の利用実績に基づく分野別の資料整備や職員の勤務体制の見直しなどにより、市民サービスの大きな低下を招かないように努めているところです。

 今後も厳しい財政状況が続くと思われますが、図書館機能を十分に発揮できる種類及び量の資料整備とともに、有効かつ適切な図書館サービスにより市民に役立つ図書館の運営に努めていきたいと考えております。

 次に、図書館の開館時間についてですが、平成19年度実施の来館者の曜日別、時間帯別の利用状況調査によれば、開館時間直後の利用は全体の9パーセントと比較的少なく、閉館時間前の利用は24パーセントという結果でした。

 現在の職員体制や財政状況、費用対効果などから考えると、開館時間を早めることは難しいと考えておりますが、閉館時間の延長については引き続き検討を進めていきたいと考えております。

 次に、市立小・中学校へのAEDの設置につきましては、教育委員会といたしましても、その必要性については認識しており、現在、来年度からの市立小・中学校への計画的な導入に向け、必要な予算措置を含めて検討しているところでございます。

 次に、小・中学校のトイレの改善についてですが、生活様式が変化する中、家庭のトイレの急速な洋式化が進み、現在では洋式トイレが一般的な状況であります。一方、学校施設については大半が和式で整備されていることから、各階に洋式トイレの整備を行ってきたところですが、なお十分に整備されている状況ではありません。このため、学校要望を踏まえ、順次、洋式トイレの整備を図り、子供たちの教育施設の充実に努めたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 市民ニーズに対応する交通手段についての再質問をさせていただきます。

 1、市民生活に密着した交通網の整備は日々の生活のやりくりに奮闘している市民の切実な願いであり、声であります。私はさとバスの充実と交通網の整備を訴え続けております。しかし、いつも市長答弁、執行部からの答弁は、市民ニーズを把握し、既存の交通機関と連携を図りながら交通空白地帯の解消を目的とし、運行し、十分に今後も検討し、充実に努めてまいりますと、1年間ほぼ同じお答えです。市民は改善を希望しても進展していかないことに毎日の生活の不安、将来の富里市への不安の思いでいっぱいです。さとバスの運営改善のためにお伺いいたします。本年の委託契約期間はいつまででしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 平成21年4月1日まででございます。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) それでは、平成21年4月までということですので、次年度はどのような計画を予定されておりますでしょうか。



○議長(江原利勝君) 相対でやらないでください。もう一度質問ですか。

 大川原きみ子さん、もう一度質問して。



◆(大川原きみ子さん) 再度質問いたします。

 本年度の委託契約期間はいつまででしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 先ほど平成21年4月1日までと申し上げましたが、平成21年3月31日まででございます。間違いありません。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) それでは、平成21年3月31日以降の契約はどのように予定されておりますか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 現在のところ入札を行う方向で考えております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 平成19年度決算を見ると、決算額約1,039万円、県支出金は500万円を除くと、一般会計からは539万円となっております。近隣を見ますと、事業、酒々井町では1,215万円、四街道市では1,776万円、八街市では4,570万円、白井市では5,612万円となっております。この近隣と比較いたしましても、我が市の予算は非常に少ないと感じておりますが、その辺はいかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) バスのリース期間が5年で切れたということ、平成19年度決算におきましてはその分安くなっているということ、あと、県補助金については一般的な総合補助金について当て込んだということでございますので、実態としては1,000万円近く支出しているということになろうかと思います。そういう事情も含めて、他市とそれほど大きい差があるというようには考えておりません。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 大して差がないというお答えでしたけど、私は非常に比較が、差があると感じます。近隣と比較しても予算上では十分な措置がとられていると思えないのですが、いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 当然ながら運行台数、また、それに対する収入、乗降等の点がございます。当市においては2台でさとバスは運行しているところでございます。それに対しての経費に対する運賃収入等につきましては、かなり低い状況になっているということも事実でございます。そういう点で確かに他市と比較しましてどうかという形になりますと、具体的といいますか、利用実態等が当然異なってきますので、費用換算するものとしてはそれほど比較する材料にはならないのかなというようには考えております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) しかし、やはりさとバスにおける市民の要望というものは非常にたくさん聞いております。市民は物価上昇する中、生活への負担は大変なものがあります。経済的負担をかけることなく、特に高齢者、交通弱者へのきめ細かな対応ができるよう、さとバスの充実に向けて予算の拡充を再度要望いたします。いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 根底的にいえば、今後の高齢化状況の中で本市における空白地等の交通手段をどうもっていくかということにかかわってくると思います。そういう中で本市におきましてはさとバスというコミュニティーバスの導入を図ってきて、何とかやりくりといいますか、2台の中で最大限のルート効率性を上げるべく、これまで順次やってきたわけでございます。今後のあり方につきましては各検討委員会等、再度そういう中で検討していくべきなのだろうというように考えております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) ?番の運営状況については今の答弁をお伺いしました。

 それでは、現実のさとバスの交通網の現状につきまして、また、市民の声である交通網の整備について具体的にちょっとお伺いしたいと思います。

 私は二、三日前ですが、実際にさとバスのコースを全部乗ってみました。4コース乗りました。その現状をお話しさせていただいて、それに対してどのような対応をされましたかということをお伺いしたいと思います。

 実際にさとバス4コースを乗りました。まず、十倉循環から申し上げます。さとバスを利用されている方のほとんどが市役所を下車、交通公共機関を下車、病院という形です。一人の中年の主婦の方が、週に1回必ずナリタヤに買い物に行くために利用されているようです。利用される方もほぼ決まっておられると運転手さんはおっしゃっておりました。そして、きょうはどうしたのかな、乗車のない日は心配していらっしゃって、顔見知りになっておられます。しかし、コースの3分の2は交通空白地帯といわれているところからです。乗車客は全くありませんでした。このような現実をご存じでしたでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 当然担当部署においてルート変更等においては乗降調査等を行っております。必然的に南部地区等におきましては実態の数値からいっても、乗っている方はかなり少ない状況にあることは事実でございます。その点については把握しております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 把握しておられるとおっしゃっておりましたが、では、把握されて市民の声である交通網の整備につきまして、市はどのような努力をされたかお伺いしたいと思います。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) コミュニティーバス、さとバスそのものについては当然限界性があるのだろうと。それは、ルート的なものも時間的なものも、そういう利用者のニーズに全く合致した形でのタイムリーに利用に供するという構図を持っておりません。当然その中で時間を設定して、2台の中で最大限空白地域を回れるという形をとっております。そういう中で必然的にそういう利用が少ないところも当然回らざるを得ないと、そういうような実態でございます。ただそこを一人でも利用する中で、ではやらないのか、そのルートを外すのかという、確かにほかのルート等の絡みの中でこれまでもルート変更の中で減便等を行って、また、ルート変更も行った経緯もございます。今後の中でも実態状況においてより効率的なルート設定ができれば、そういう方向に変更していきたいというように考えております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) こういう現状の中でも、少しでも、一人でも乗られる方がいらっしゃるということからもして、2台のさとバスで運行されているというようにご答弁いただきました。

 次は、高松循環です。ここを利用される方のほぼ全員がここもやはり市役所に降り、交通機関を利用し、病院でした。今回は2人の男性と女性が乗ってこられました。そのお二人の女性と男性の方の声をご紹介します。そのうちのお一人は70歳代の男性でした。さとバスのバス停まで歩いて15分、今までは元気だったけど今では足が悪く、このように病院通いです。このバスを利用して通院していくのも、大変だよとおっしゃっていました。もう1人の女性客は60歳、日常の買い物に行くために市役所まで行き、千葉交通に乗り継いでスーパーへ週に一度の買い物、それも元気なときだけなのですとお伺いしました。

 このコース内にも交通空白地帯がございます。利用者のほぼがやはり限定されておりました。そして、今回は乗客は実の口からおじいちゃんが乗ってこられました。この方も市役所で降り、病院に行き、また違うコースに乗って帰られるという方で、3人のみの乗客です。このようなコースの現状はご存じでしたでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 先ほども申し上げましたように、各ルート循環すべてが空白地域を網羅しております。主要な目的は中心部に至るルートを各循環とも設定しております。また、各公共交通機関、バス等に接続できるようなコース設定もなされております。基本的にそういうことで、個々の利用の方がどういう理由というのは個々把握しているわけではございませんが、当然乗降調査をやった中では利用等についてはその都度把握はしておりますが、毎日といいますか、個々のお話は今お聞きしましたのでそういう使い方というのはなされているのだなという感想を持っております。

 以上です。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 利用状況は把握している、コース設定も考えてまいりましたということですが、やはりここも高齢者もおられます。全員の方の利用者を網羅することは難しいかもしれませんが、やはりここの男性、女性の方のお声もあるように、こういう声に対して市として7年間の間に何か努力されたことございますでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 一応そういう声もお聞きしながら、これまでルート変更につきましては3回実施しております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) ルート変更をしたというお話です。

 では、次に伺います。

 次は根木名循環です。ここも先ほどと同じで市役所に降り、公共機関と病院を利用されている方がほぼですが、日常の買い物もされている方がおられました。市役所から4人の50歳、60歳ぐらいの男性と女性が乗車、途中から中年のご夫妻が乗られ、途中で下車されました。ここのコースは新橋循環との連絡がいいため、南平台からの日常の買い物のために主婦の方が利用されております。コースはミニニュータウン入り口のバス停が8カ所もあります。コース内にはニュータウン入り口のバス停が8カ所ありました。そこから乗ってこられたご夫妻は2人のみです。しかし、お聞きするところによると、東ニュータウンは集会所前まで入っているので非常に便利だということで、乗車客もいるということでした。しかし、ほかのニュータウン入り口のバス停からは乗られる方は今回おりませんでした。このようなところは根木名循環以外にもあると思います。市としてはこういう現状をご存じだったでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 乗降調査等の中で把握しているものについては把握しております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 今までの質問の中にも私以外にもどうか団地の中の利便性を図ってほしいという要望、質問等ございましたが、そのことに対して何か努力されましたでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) その前にこれまで乗降調査を行ってきたということを申し上げましたが、平成19年5月14日から18日の間に全ルート、全便にわたり、性別、年齢、居住地、利用回数、利用目的等について調査を行っております。ご指摘のことも含めまして十分、ルート変更等必要なものにつきましては今後十分検討してまいりたいというように思います。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) では、最後に一番多く循環していただいております、新橋コースです。朝7時25分発のコースでは8名乗られ、七栄小下車、富中下車、福祉センター下車、市役所下車、そして、通院と図書館に幅広く利用されていることがうかがえます。また、先ほど根木名循環のときにもご紹介したように、日常の買い物のために利用されている主婦の方がこちら方面からの乗車です。このコースでは南平台団地の中央を南北に走っており、この区間はどこでも乗降できることから利用しやすいとの声でした。ここは以前走っていた酒々井駅行きが廃止になり、団地の住民からは酒々井駅乗り入れを希望しております。こういう声に対して、市民の要望に対してこたえるべき具体的なコースの検証及び既存の交通機関との話し合いなど、市民の声に対応する努力はされましたでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) このルートにつきましては平成18年5月に効率性を高めるためのルート変更等を行って、あと時間変更等を行っております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) ルート変更等を行っておられるということで整備をしているというように答弁いただきましたが、市民はやはり不便性を感じておるわけです。市はどんなに基盤整備しても、どんなに企業、商店を誘致しても、大病院が設置されても、そこに行く市民の足の交通網の整備をしなければ、高齢者、交通弱者、また、市民には絵にかいたもちと同じではありませんか、いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 確かに高齢化に向かい交通手段の確保というのは非常に重要な課題になってくるのだろうと、ある意味でなってきているのだろうと。そういうことから、公共交通が撤退する中で交通空白地が生まれる。そういう状況の中で市といたしましてもコミュニティーバスの導入等を行い、最大限にその辺の解消に努めてきたところでございます。

 確かに2台最大限に使いましても、確かに限界性があるということは議員ご指摘のとおりだと思います。今後より合理化が進む中で、どうしていくのだという議論は今後継続してあると思います。台数をふやすのか、前にご指摘いただいたような、より効率的なデマンド系に移行するのか、また、ほかの方法があるのか等々の課題はあると思います。その辺については今後十分検討していくといいますか、議論していく必要なことであろうと、そのように考えております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 市のこれまでの市民に対しての交通空白地帯への交通網の整備をさまざま検証し、努力されて、今後も検討してまいりますというお答えをいただきました。

 ここで、市民の交通網の整備の実現につきまして公明クラブとしてデマンドタクシーを2市視察してまいりましたので、ご紹介しながら何点かお伺いしたいと思います。

 雲南市ではスクールバスほか、診療所などの交通手段として運行を行っていたが、市民の利便性の確保のため、また、高齢化がますます進むため、さらなる交通機関の整備が望まれ、市運営バスを多方面から分析、検討した結果、利用者の希望に応じて運行できるデマンドタクシーを導入したとあります。

 ここで富里市の地域別高齢者の人数と推移をお伺いしたいと思います。できれば65歳、70歳、75歳とお伺いしたいと思います。各団地等ありますが、私はわかる範囲内で結構ですのでお伺いして、できれば循環別というように希望したいのですが、わかる範囲内で教えていただきたいと思います。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 手元にデータは持っておりますが、各地域これ読んでいくとかなり膨大な量になると思います。全体的な傾向からいいますと、市内の60歳以上の人口比率が現在15.8パーセントでございます。これにつきましては前の数値で平成17年の数値ですが、県では17.6、国では20.5。現段階ではもっとこれについては大きい数字、多分国あたりでも22とか、そういう大台の数字になっているのかなと。

 そういう中で本市の各地域の実態からいいますと、七栄地区、日吉倉地区、葉山地区等の市街化を抱えた地区につきましては平均より下回っておりますが、他の地区についてはほぼ20パーセントを超えるような状況でございます。あと、団地につきましても古い、古いといいますか、早く入居が始まったような南七栄、南平台、新中沢ニュータウン等におきましては20パーセントを超えるような状況でございます。また、そのほかの旭ケ丘、東七栄、立沢台等についても市の平均を超えるような状況になっております。ここの数値を出すとあれですので、大体の状況ということでご理解いただければと思います。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 高齢化率がやはり増加しているというお話です。交通空白地帯と言われているところも正確ではありませんでしょうけれども、20パーセントを超えるという地域も含まれているのではないかと思います。

 我が市では今後このような形で高齢者が増加されることが確実の中、市民の声である交通網の整備としてさとバスと並行してデマンドタクシーが望まれますが、その辺のところはいかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) その辺につきましてはさとバス運行検討委員会の件にも出ておりますので、今後十分検討してまいりたいというように思います。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 次に、もう一つご紹介します。

 人口が6万1,308人の浜田市では、交通空白地帯の高齢者や交通弱者への対策として重点プログラムと位置づけ、住民アンケートを実施。市民のニーズを把握するためには単なるアンケートでは難しいという角度から何度も実施し、さまざまな点からデマンドタクシーを導入いたしました。富里市ではさとバス導入時アンケートを実施されたと伺っておりますが、あれから7年が経過いたしました。その後市民の交通網の整備のためにアンケートを実施しておられますでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) さとバスだけのアンケートは実施しておりません。ただ、今年度総合計画策定に向けまして市民意識調査を実施する予定でございます。その中で公共交通についての項目を設けまして、市民の意識等についての把握を行ってまいりたいというように考えております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 浜田市では地域の方々と何度も懇談したり、現場へ足を運び、実情の把握に努め、市民にとってどうすればよいかを庁舎内で各関係部署と協議、公共交通機関会議も何度ももち、交通弱者、交通空白地帯への対策について市民生活の交通網の整備にされたと思います。

 富里市はさとバスの運行から7年が経過いたしました。何度か路線変更等を行って市民の利便性を図られましたが、実際に4ルートを乗り、現状は各循環路線別に見えた課題にきちんと対策をしていく必要を感じます。雲南市も浜田市もフットワーク軽くと、とにかく動き、誠意と熱意が不可欠とおっしゃっておりました。今後の富里市の高齢化のためにも交通網の整備に向け、また、交通弱者の大切な足である交通網の整備に向け、しっかり把握できる内容のアンケートの実施とその中から見えてきた交通網の整備の実現に向けて、市としての努力を行っていただきたいと思います。最後に見解をお伺いいたします。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) さとバス運行の意味性というのは、当然先ほど申しましたように交通空白地の解消、交通弱者の救済みたいなところが多分あるのだろうと。ただ、今後高齢化が進む中で、行政が要は空白地をすべて埋めていくということは多分難しいのだろうと思います。そういう意味で今後民間といいますか、市民の力も得ながらうまい仕組みをつくっていく必要があるのだろうと。その辺については現在、協働のまちづくり条例等の策定等も進めております。いろんなそういう中での議論も必要になってくるのだろうというように考えております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) ぜひ、努力のほどよろしくお願いします。

 次は2番にまいります。

 それでは、次に放課後子ども教室についてお伺いします。

 平成20年度県の重点事業になっている放課後子ども教室です。既に実施しているところでは市の公民館で講座を担当している講師の方が一日先生となり、子供たちにパソコン、書道、茶道、華道など10講座を週1回教えているという内容がありました。スタッフや講師の確保など入念な準備が必要なことですが、どうかしっかり取り組んでいただきたいと思います。その点いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) 本市につきましては今現在、平成21年度事業化に向けまして今取り組んでいるところでございます。まず、やはりこのことにつきましてはまず前段として地域の方々のご理解、ご協力が何かと言いますか、絶対必要なことでございますので、その辺につきましても今後十分協議をして、それから進めていきたいというように考えております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) この事業は県としても教育戦略的なビジョン推進20年度展開方針として、地域とともに歩む小・中学校の推進事業として新規重点事業となりました。予算も2,098万円が予算づけされております。放課後子ども教室の実施も120カ所、100パーセントの目標につけて位置づけられております。我が市でもこの事業の運営、充実を図るためにも、児童の安全確保のためにも、PTA、地域の住民の方々の協力、ボランティアが必要となると思いますが、より一層の周知を取り組んでいただき、また、早期実現を図っていただきたいと思いますが、この点いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) やはり子供たちの安全確保とかそういったものは大事でございますので、その辺も今後地域の方と話し合う中でその辺もしっかり見きわめて、またいろいろ取り組んでまいりたいと思っております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 近隣の酒々井町ではホームページ上にボランティア協力を呼びかけたり、八街市も計画が進んでおります。富里市の今後の設置に向けた予定がもしございましたら、お伺いいたします。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) まだ詳細部分については今後という形で、時間もありませんので今後精力的に展開して、その中で詰めていくということで考えております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 子供たちの放課後、安心で安全な活動、居場所づくりのため、千葉県としても重点事業となりました。次世代を担う子供たちの育成が待ったなしの現状です。実施に向けてよろしくお願いいたします。

 では、次にまいります。

 図書館運営についてお伺いします。

 厳しい財政状況の中での運営ですが、有効的また適切な図書館サービスを行っていきますというお話も伺いました。市民に役立つ運営をするということは、市民が必要としている情報が取り出せるか、本を読むことができるかということだと私は思います。図書を通して豊かな心をはぐくみ、青少年のみならず大人たちも自身の内への問いかけをし、力強く人生を歩んでいくことができると思います。

 我が市では図書館開館4年を経て、1人当たりの貸し出し冊数が6.6冊になりました。これは統計に載っておりましたが、県下ではこの位置はどの辺にありますでしょうか。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) 千葉県の平均では5.52冊ということで、39館中富里市は11番目に当たります。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 佐倉市などでは、人口1人当たりの貸し出し冊数の目標を10冊に定めて取り組んでおります。富里市の未来に投資という思い、そして、読書を通して豊かな心がはぐくめるよう、充実した予算で図書館運営を図っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) 読書活動は心を豊かにする効果があると思っておりますので、今現在図書館の中でも幼児期の子供から一般に至るまでの方を対象に幅広くやっておりますので、今後ともそういったことで取り組んでいきたいと思っております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 最後に、ある町の図書に対する取組をご紹介します。

 広島県の上石高原町ですけれども、危機的な財政状況の中、町長が町を挙げて読書を推進、新年度を教養立国の元年とし、全町民に読書を奨励することを打ち出しました。読書期間をこの夏に設け、町民に幅広く読書運動を推進いたしました。読書の購入費も前年度比36パーセント増と計上し、苦しい財政状況の中ですが、読書を通して豊かな心をはぐくみ、教養を身につけ、未来への夢と希望を持てるまちづくりを目指すと、町長は宣言されたとあります。富里市としても今後このようなお考えはおありでしょうか、お伺いしたいと思います。



○議長(江原利勝君) 吉冨教育長。



◎教育長(吉冨芳正君) 本年度の図書館の図書購入費は、皆さんご承知のとおり昨年度の半分という誠に残念な状況になったと、そういう予算を組まざるを得なかったということでございます。これは、どんなに言葉を取り繕っても市民サービスが低下しないとは言えないと、私は市民に申しわけなく思っております。今年度の状況が市民のニーズに対してどのような課題を発生させるのか、そういうことをよく見きわめまして、少しでも来年度の図書購入費が積めるように努力をしてまいりたいと思っております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) その市民ニーズにおこたえするためにも、図書を通して市民へ希望あふれる人生を送っていただくためにも、やっぱり図書館開館時間の延長というものは市民の大きな声であります。

 酒々井町では金曜日を延長しております。八街市でも金曜日です。四街道市も木曜日です。と、それぞれ工夫して開館時間の延長を実施されております。先ほども申し上げましたように、市民に読書を通して豊かな心がはぐくめるよう、また、子供たちの学びの心を大切にし、はぐくむためにも、週1回でも結構ですので実現に向けて努力をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) 開館時間の延長ですけれども、実施に当たっての予算や運営体制、サービス内容といった課題もございますので、議員のご意見等も踏まえまして引き続き検討を進めていきたいというように思っております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) ぜひ実現できるよう努力をお願いしたいと思います。

 最後に、AEDについて質問いたします。

 充実した教育施設の整備について質問いたします。

 全学校にAEDの設置整備についてですが、AEDによって救命することのできる心室細動を伴う心筋梗塞など、心臓病による突然死する人は全国で8万と推定されております。毎日100人以上の方が亡くなっておられる換算です。そのほとんどが心室細動が原因とのことです。その心室細動を誘発するのは心臓病疾患の方だけでなく、健康な人、子供や若い人にも比較的弱い衝動であってもそれを胸部に受けたときに、その衝撃があるタイミングで心臓に伝わり、致命的になるというように言われております。そして、AEDはそのようなときに救命することができる医療機器です。

 昨年市内の公共機関と、そして、全小・中学校への早期AEDの設置を求め、質問させていただきました。そして、何と公共施設への設置も整え、防災型の自動販売機まで設置されていることに、私は市民への安心が一歩近づいたことを感じております。しかし、先ほども申し上げたように健康な子供さんであっても、ごく日常生活の中で発症することがある心室細動です。市内の全子供たちが通う小・中学校にはまだ1台も設置されておりません。今、順次検討を進めておりますというお答えをいただきましたが、ぜひ早期設置に向けて見解をお伺いいたします。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) 先ほど教育長答弁でもありましたように小・中学校への計画的な導入に向けましては、設置に向けて教育委員会としても努力してまいりたいというように思っております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) ぜひ早期設置ができるよう努力をお願いいたします。

 ?番目、小・中学校のトイレ改善についてお伺いいたします。

 各階にトイレはあります。しかし、生徒数の対応に応じたトイレが満たないところもあると、私も見てまいりましたけれども、ちょっと足らないかなという階もございます。また、小・中学校の体育館は地域の避難場所にもなっております。そして、社会教育の会場でもあり、また、健康診断の会場ともなっております。そのようなトイレは洋式等がございません。先ほども洋式等の整備をしてまいりますということでしたが、高齢者の方、また、足の悪い方などのためにも早期、早く設置のほうをお願いし、また、改善などをしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) 各学校の洋式トイレ等の関係でございますけれども、こちらにつきましても順次トイレの整備を図っていきたいというようには考えております。

 以上でございます。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 小・中学校の生徒の通うところのトイレの改善ということですが、一つ私もここで申し上げたように、体育館でのトイレの改善も考慮に入れて検討していただきたいと思います。いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 細野教育次長。



◎教育次長(細野明君) 体育館のトイレの改善でございますけれども、こちらにつきましても調査をいたしまして、その内容に応じて対応を検討してまいりたいと思っております。



○議長(江原利勝君) 大川原きみ子さん。



◆(大川原きみ子さん) 以上で質問を終わります。



○議長(江原利勝君) これで大川原きみ子さんの質問を終わります。

 しばらく休憩します。

            午後2時48分 休憩

          …………………………………

            午後3時10分 開議

出席議員  20名

欠席議員  なし



○議長(江原利勝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、中野信二君。

          (中野信二君質問者席)



◆(中野信二君) 通告に従い一般質問を行います。

 清風会の中野信二です。3つの問題についてご質問いたします。

 (1)当市の資源ごみの現状等について

 1つ目は、当市の資源ごみの現状等についてお尋ねします。

 原油価格の高騰、輸出増大等に伴う使用済みアルミ缶やペットボトル等のいわゆる資源ごみの需給が逼迫し、これらの市況が高騰していると伝えられております。

 このような状況の中で当市の主要な資源ごみの回収、売却、処分等がどのように行われているのか、また、どのような課題を抱えているのかお示しください。

 (2)当市の防災対策について

 2つ目の問題としまして、当市の防災対策についてお尋ねします。

 我が国は地震の巣と言われており、今年も大規模な地震が相次いで発生し、甚大な被害をもたらしていることはご承知のとおりでございます。

 また、私は一般質問において平成18年度以降5回にわたり防災に関する諸問題を取り上げてきました。小・中学校校舎の耐震化、一般住宅の耐震診断等実現した項目もありますが、進展が不十分な課題も多々ありますので再度質問いたします。

 ?市主催の防災訓練はいつ行うのか。その時期、規模、内容等をお示しください。

 ?市内の各自主防災組織が実施する防災訓練はどうあるべきと考えておられるでしょうか。また、どのような指導・助言を行っておられるでしょうか。

 ?市が自主防災組織に貸与している防災関係資材の種類、数量等はどのような基準で決められているのでしょうか。

 ?災害発生時において、行政側の災害対策組織と住民組織の自主防災組織との関係はどうあるべきだと考えておられるでしょうか。

 (3)「ふるさと納税制度」の導入について

 3番目の問題としまして、「ふるさと納税制度」の導入についてお尋ねします。

 本年4月30日に公布されました地方税法等の一部を改正する法律により、平成6年度に創設された個人住民税の寄附金税制が大幅に拡充され、一般的にふるさと納税と呼ばれるシステムが誕生しました。全国的に見ますと北海道を初め、山陰・九州地区の数多くの市町村で関係条例を施行し、寄附金獲得に努めております。県内でも御宿町が御宿町活力あるふるさとづくり基金条例を本年4月から施行しております。その他、多くのところで9月議会にも条例が上程されております。今後、多くの都道府県・市区町村においても本制度を導入していくものと予想されております。当市もふるさと納税を導入し、富里市民初め富里市を愛する方々の寄附金により、魅力ある政策を実現していくべきと考えておりますが、市長の見解をお聞かせください。

 以上です。



○議長(江原利勝君) 中野信二君の質問に対する当局の答弁を求めます。

 市長、相川堅治君。

          (市長 相川堅治君登壇)



◎市長(相川堅治君) 中野信二議員の一般質問にお答えいたします。

 まず、当市の資源ごみの現状等について、主要な資源ごみの回収、売却、処分等がどのように行われているのかについてでございますが、市では現在、資源ごみの収集は行っておりませんが、アルミとスチールにつきましては、不燃ごみとして収集したごみを選別したものとクリーンセンターに直接搬入されたもの、また、新聞、段ボール、雑誌につきましてはクリーンセンターに直接搬入されたもの、紙パックにつきましては拠点回収とクリーンセンターに直接搬入されたものをそれぞれ資源物として売却しています。また、資源物の売却方法といたしましては年4回単価見積もりを徴し、その都度見積額の高額な業者と契約を締結し、売却しております。

 次に、防災対策についてでございますが、市主催の防災訓練につきましては、市民の皆様の避難に対する意識の向上を自主的とした避難訓練を実施したいと考えております。実施期間についてはこれまで今年度実施に向け検討してまいりましたが、準備期間、市民への周知などが必要となることから、来年度の10月初旬に実施したいと考えております。実施規模は市内全域を対象とし、参加人数はおおむね2,000人を想定しております。内容としましては、大規模地震の発生を想定し、市民を対象とした避難訓練を実施し、災害に関するパンフレットや啓発物資を配布するとともに、別会場において地震体験車体験コーナー、消火体験コーナー、炊き出しコーナーなどを設置した防災訓練をあわせて実施したいと考えております。

 次に、自主防災組織による防災訓練についてでございますが、自主防災組織は市民が自分の住む地域は自分で守るとの考えに立ち、地域で助け合うことを目的として自主的に結成された組織であり、現在のところ市内において12団体が組織されております。

 この自主防災組織を中心とした防災訓練は、各地域において自主的に実施されておりますが、訓練の実施に当たっては初期消火活動、救出や救護活動、集団避難など、実際の災害発生時の行動を想定した実効性のある訓練を継続的に実施することが重要であると考えております。

 訓練時における市からの指導、助言に関しましては、消火器の使い方の指導や避難行動における注意点などの助言、指導を行っております。また、アルファ米やクラッカー、缶入りの飲料水などの食糧物資を一部提供し、訓練時に活用いただいているところでございます。

 次に、自主防災組織へ貸与している防災関係資材の種類、数量等の基準についてでございますが、特に貸与に関する基準等は定めておりませんが、各地域のそれぞれの実情に合わせて市と各自主防災組織で協議の上、防災資材貸与契約書を締結し、その契約の中で種類、数量等を定め、資機材の貸与を行っております。

 次に、災害発生時における市災害対策組織と住民による自主防災組織との関係についてでございますが、自主防災組織による活動は初期消火の実施、情報の収集・伝達、救出・救護の実施及び協力、集団避難の実施、避難所運営活動など、大変重要な役割を担っているものと認識しておりますので、災害発生時における市災害対策本部との関係においては、常に情報を交換、共有する緊密な関係を維持し、災害救援活動に当たって強固な連携体制をつくることが重要であると考えます。今後も市としての防災組織体制の充実を図ることはもとより、各地域における自主防災組織の活動に対する支援を行い、防災組織体制の充実を図ってまいります。

 次に、ふるさと納税制度の導入についてですが、議員ご指摘のとおり、地方では県や市町村により、いわゆるふるさと納税制度による寄附金の獲得に向けたさまざまな取組が行われているところでございます。一部、都市部においてはこの制度による歳入の減少について懸念されているところでございます。

 千葉県内においても、館山市、御宿町において基金条例が制定され、運用されていると聞いております。また、自治体への寄附については現行の制度でも受付が可能であり、市川市、大網白里町、多古町においては新たな制度を設けず、ホームページで周知を図っているところでございます。

 本市におきましても、富里に寄附をしたいという温かい志のある方々が気持ちよく寄附していただけるような仕組みを検討し、早急に周知を図れるよう取り組んでいるところでございます。

 以上でございます。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 資源ごみのほうから再質問させていただきます。

 平成20年度の資源ごみの売り払い収入というのでしょうか、それはどの程度になっているのか。それから、平成20年度はどの程度になると見込んでいるのか、その辺の数字的なことから教えていただきたいと思います。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) 平成19年度でよろしいのですよね。平成19年度総計としては3,096万4,537円でございます、売り払い収入としては。平成20年度につきましては、まだ取りまとめはできておりませんので把握はしておりません。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 資源ごみは私の調べた決算書ベースでは、平成15年度では1,700万円程度だったものが、今お話しいただきましたように平成19年度は3,100万円、100万円単位では3,100万円、大幅に金額がふえているわけですね。これは皆さんご存じのとおり資源ごみの市況が高騰してきた。これは主に中国市場への輸出の増大、それから、資源エネルギーの高騰等によるアルミ等の回収率が上がってきたというようなことから大幅にふえているわけですが、これだけの3,000万円も上回るようなものを売却するわけですけれども、3,000万円の中で主なもの、例えばアルミだとか、古紙だとか、ペットボトルも入るのかと思いますが、その辺の平成19年度ベースの数量と平均単価というのでしょうか、どのくらいなのか。それから、どこにそういうものをお売りになっているのか、その実態です。まずは教えていただきたいと思います。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) 売上先につきましては5社を対象にして見積もりを徴集して、一番高い価格として挙げてもらった会社に売り払っております。ですから、1社ではない形になります。そして、売り払い額ですけれども、平均をちょっと出していないのですけれども、スチールにつきましては当初平成14年で予算措置はしたわけですけれども、それが23円前後というような形になっております。要するに3カ月ごとに見積もり徴集し直ししておりますので、その回ごとに違っております。

 もう少し詳しく言いますと、スチールにつきましては、4月から6月につきましては21.52円ほど、7月から9月につきましては22.05円、10月から12月につきましては23.62円、1月から3月につきましては25円といった状況でございます。また、アルミにつきましては、4月から6月につきましては182.7円、7月から9月につきましては197.4円、10月から12月につきましては186.9円、1月から3月につきましては197.4円といったような状況でございます。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 販売先の件ですけれども、5社に見積もり合わせをやって一番高いところに、見積もり合わせをというレベルでは当然だと思うのですけれども、こういう売却するとき、入札とかそういうことは考えたことはあるのでしょうか。または、そういう考えはあるのでしょうか、今後の問題として。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) 今の見積もり徴集に対して今後の考え方ですか。現在のところ見積もり徴集の中で特に問題ないのかなというように思っております。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 特に問題がないというお話ですけれども、それは具体的にはどういうことから判断して、特に問題がないとように判断しているのでしょうか。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) 取扱業者等の関係の中で、うちのほうでも取り引きしている関係の中での見積もり徴取ということでございます。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) その辺は幾ら聞いても進まないのかもしれませんけれども、かなりのある意味でいえば自主財源なわけです、売却でお金で入ってくるわけですから。そういうものについては、今後は透明性を高めるということも含めまして競争入札であるとか、少なくとも指名競争入札くらいの売却方法を考えていただきたいなと思います。

 それから、時間の関係もありますので次に進みますが、資源ごみの回収はしていないということですけれども、結果的に資源ごみとして当市から出ていくものを見ると、方法としては私ども一般住民が収集日に出す分別収集と、それから、市民団体がやっている集団回収と、それから、一部スーパー等がやっています拠点回収等があると思うのですが、その中で市民団体がやっている集団回収の状況をまずお教えいただきたいと思います。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) 資源回収団体ですけれども、団体数としましては平成17年度は99団体、平成18年度は102団体、平成19年度は102団体という形で資源回収のほうを行っていただいております。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 集団回収をして集められた古紙であるとか、アルミ缶であるとか、ビン類だろうと思うのですが、主たるものは。そういうものの流れはどういうようになっているのですか。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) 数量でよろしいでしょうか。(中野信二君「流れと数字」)回収している品目とかではなくて、流れ。



○議長(江原利勝君) きちっと手を挙げてください。

 中野信二君。



◆(中野信二君) 平成19年度において市民団体等の集団回収された資源ごみの量です。端的にいえば古紙がどのくらいあるのか、アルミがどのくらいあるのか、ガラスがどのくらいあるのか、ガラス瓶ですね。そういうものを大まかな数字で結構ですのでお示しください。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) 平成19年度実績で申し上げますと、新聞につきましては76万1,040キログラムでございます。雑誌につきましては22万5,210キログラム。段ボールにつきましては18万1,715キログラム。また、アルミにつきましては1万8,574キログラムといったような状況でございます。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) これらのものが回収業者のほうに行くわけですけれども、ことしの4月に各団体に組合に所属する業者から渡された買い入れ価格というものがあるわけですけれども、これを見ますと新聞がこの4月1日からは3円、去年は2円でした。雑誌が1円50銭、昨年は50銭。段ボールがことしが2円、昨年は1円。アルミ缶が20円、昨年は10円。こういう値段で4月以降市民団体は業者さんに引き渡しているわけです。

 先ほど市のアルミ缶、これはもちろんプレスをしてある形にしたものですけれども、そういうものの値段が200円に近いような形で売られているわけです。市から業者に見積もり合わせして売っているアルミ缶がです。片や市民が集めた、かなりスチール缶が入らないようにあえてつぶしたり、手で押したりして選別してやっているわけですけれども、それがわずか20円です。私も20円という価格がどういう位置づけなのかというので、アルミ缶のリサイクル協会だとか、近隣のアルミ回収業者に聞いてみました。「20円、私のところにいつでも持ってきてくださいよ、50円払いますよ」、アルミ缶の回収協会では「そんなところまだあるの」、こういう感想を聞かされました。

 なぜ、20円なのかということなのです。これだけアルミの市況が高いところにあるのに20円という価格でやるというのは、特に業者さんは専門です。市民団体は集めることは一生懸命できると思いますけれども、売買をするということによっては全く弱い立場。例えば、市況を知らない立場にあるわけです。そういうところとそういう関係をつくることが、本当にいいことなのかどうかということを問題にしたいと思うのです。

 まず、最初にお答え願いたいのは20円という価格をどうお考えになっていますか、お聞きになって。またはアルミの市況等考えて、こういう値段で市民団体が業者さんに引き渡していることについての感想をまずお聞かせください。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) 市で売却しているものというのは、もう収集済みのものできちんとプレスされたもの、それに対して幾らという形ですけれども、資源回収団体からの売却というか単価につきましては、やっぱり今100団体ほどあるわけですよね、団体が。それぞれ回収体制だとか、曜日だとか、回収日だとか、そういうまちまちなわけです。中には少量もあるし、大量もあるとかです。要するに回収団体に沿った形での資源回収というのをやっていますので、そういったもろもろの諸経費というのがかなりかかっているような状況がありますので、そういったのを差し引いた中での20円という単価になっているのではないかなと、こう思っております。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) そうすると、今のお答えを逆な立場から見れば、20円は妥当な価格ですというようにお考えなのですか。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) そこまでははっきりと私どもは言い切れませんけれども、それは資源回収団体と組合との話し合いの中で一つの標準単価として決められたことだと思っております。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) そうであれば、また別な面からお聞きしたいと思うのですけれども、市民団体が今集めたアルミ缶というのは品質の面でもかなり、それから、年間を考えれば相当の量になる、まとまるということから、では、そういう市との関係のない、先ほど申し上げました、「50円なら買いますよ、40円ならもうすぐ買いますよ」というところに市民団体は販売先を変えることはできるのでしょうか。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) ただ、うちのほうとしては奨励金、要するに資源回収奨励金を交付していますので、それとはまた別の考え方になってくれば、それは可能かと思いますけれども、そういった組織のというか、補助金交付要綱の中で扱うということであれば、それは難しいというか、できないと思います。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 今、奨励金の話が出てきましたので奨励金とあわせて言わせていただきたいと思いますが、奨励金は交付金要綱によれば市民団体へは1キログラム当たり5円、それから、回収する業者には3円というのが、4月以降も今現在も行われているわけですね。今のご回答だと、そういうものを放棄するのであれば、交付金を放棄するのであれば、ほかに売ってもいいよ、売れますよということなのですね。でも、それは市民の団体がやっている資源回収の意味は何かということを考えれば、そういうことはできないし、やるべきことではないはずですよね。

 そういう中でどうやって市民団体が気持ちよく資源回収というものに協力して、やっていくかということだと思うのです。先ほど言ったように価格にこだわってしまいますけれども、20円という価格で本当にいいのか。何も100円で買ってくれとかそういうことではなくて、まともに周りの環境、周りの状況や何かと合わせてこういうものなら妥当だろういうところで、これは売ることが目的でやっているわけではないわけですから、でいいと思うのですけれども、今言ったようにアルミ缶が20円という値段で、4月以降一回も改正もされないでやっていることを見ると、何か気の毒なような気がするのです。

 ある面で極端なことを言えば、こういうことを言っていいかわかりませんけれども、資源回収業者にしてみれば20円でアルミが集まってくるわけですから、こんないい商売はないわけです、ある面で言えば。幾ら回収費がかかるといっても、後の選別してプレスするのはどこで集めてきても同じなわけですから、回収費用の値段が幾らかというところが問題だけなわけですよね。その差が今富里市が200円近い値段で売っているということから考えれば、相当なメリットが出ているのではないかなと、推察されるわけです。そういうことを考えれば、何らかの対策を考えるほうがいいのではないかなと思うのですけれども、何か考えがあればお聞かせいただければと思います。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) 業者等は月1回会議的な協議をしておりますので、そういった中でいろいろと情報交換した中で対応しているところでございます。ということで、平成19年度安かったものを平成20年度は上げたと。そういうやりとりの中でそういう結果になったというように思っております。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 回収して、市民団体のほうからしてみれば、集めたものを市にお渡しして、交付金をいただくというのが自然の姿かなと私は思うのです。たまたま近隣の成田市を聞きました。そうしましたら成田市は市民団体への交付金は10円です。業者へ4円渡しています。そのかわり市民団体は業者との売買は一切行っておりません。要するに売買代金はいただいていない。要するに交付金の10円だけをいただくという形になっているのです。そのほうがよほどすっきりしているのではないかなと、私は思うのです。売買という一つの商行為が入るために市民団体は苦労するわけです。だから、そういう売買という商行為のないシステムに直せないでしょうか。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) 集めた資源ごみというのは無料で業者にお渡ししてしまっているということなのでしょうか、成田市さんは。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 成田市の昨日の再確認ではそのように申しておりました。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) ちょっと理解に苦しむところがあるのですけれども、成田市さんのほうでは資源回収したごみを市のほうで預かるものについては、ペットボトルだけという形で聞いています。その集めた資源物を市は多分関与していないと思うのです。ただであげてしまうのは、どうも理解がちょっと苦しんでしまうのですけれども。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 申し上げます。

 回収業者は当市と同じように行政側から回収費用はいただいていないわけです。それは奨励金の4円で賄っているわけです。当市は3円でやっているわけですね。当市は市民団体には5円の奨励金を払っているわけですね。成田市は10円払っています。成田市と富里市が違うのは、当市のあれは業者さんに安いとはいうものの資源ごみを売っているわけです、売却しているわけです。さっき言ったようにアルミ10円、20円、新聞3円とかという形で売っているわけですけれども、成田市はそれは全部業者が引き取っています。引き取るということは買い入れ価格ではゼロです。全部業者がただでいただいています。

 そういう形で市民団体は奨励金一本なのです、いただくのは。それで10円なのです。昨年の成田市の市民団体が集めたごみの量はトータルで2,770トンある。それに掛ける10円ですから、2,770万円入っているということなのです、その奨励金として。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) 今の質問ですと、市の持ち出し分がかなり負担として大きくなってしまうのではないかなというような感じで思っていますけれども。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 持ち出しというのは10円ですよね。それは、片方は5円で片方は10円ですから倍いただいている。それはその考え方ですからしようがないと思うのですけれども、それは要綱でそう決めているわけですからしようがないと思うのですけれども、それ以外は市の持ち出しはふえませんよね。余り議論やっていても時間の関係もありますからやめます。

 現在の集団の資源ごみの回収は今言ったように、業者と団体との間に売買という行為が入るからいろんなことが起きてくるのだろうと思うのです。だから、売買関係がないようにする。成田市のやり方が一番いいなんて思っていませんよ。思っていないけれども、現実はそうだということを申し上げただけのことであって、どうあるべきかと考えたら、奨励金もあわせて言いますけれども、奨励金を回収業者に出すのではなくて、ごみを回収するために費用に充当するために出しているわけですから、そう言わずにちゃんと回収費用を出せばいいと思うのです。

 それから、集まった、市民団体が集めたごみは全部市のほうに入ればいいわけですね。市は買ったりなんかはしないわけですから、市民のごみも買うわけではありませんから。そのかわり奨励金をアップするとか、何らかの形でそれにこたえていただければいいのではないかな。要するに、成田市は資源ごみを全部業者に渡していますけれども、それは僕はやるべきではないと思っています。やっぱり市が受け取るべきだと思います。市民が出した、みんな市民団体のために協力して出しているごみですから、当然当市のためにそれは使っていただきたいと思うのですけれども、そういう仕組みに直せないかどうかを聞きたいと思います。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) この資源回収についての原点といいますと、かなり以前から行われているわけですけれども、再資源化できるものを資源化してとか、あとは、リサイクルできるものをリサイクルしていこうと、要は、資源にできるものは無駄にしないようなという趣旨の中でスタートしているわけですよね。そういった中でもなおかつまた市民に対してもリサイクルに対する認識を高めていただこうと、そういう趣旨でスタートしているわけですよね。今が、資源物がかなり高価になってきているからそういう状況でもあるのかと思いますけれども、ただ、資源物としてもなかなか売れないときというのも過去にあったわけですよね。そういったのを、やっぱりごみを減量化だとかするためにこういったことを考えて取り組んできたということでございますので、当市の趣旨というのを理解していただきたいなと思っております。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 時間の都合でそろそろやめますけれども、やっぱり今の資源ごみの需給の問題というのは一過性ではないのではないかなと、私は判断しています。要するに構造的に、世界的に、特に中国という巨大市場が発生したために今後ともペットボトルにしろ、紙にしろ、それから、アルミというのは電気多消費型の製造業なわけですけれども、電気料金がどんどん上がっていく中では、当然回収というのはもっと進めていくだろうと思うのです。そういうことから考えれば、今の市況というものは10分の1に協力し合うとか、そういう状況にはならないのではないかな。かなりやっぱり資源ごみという有価物として今後とも流通していくのではないかな。そういう中で構造的な変化があったのではないかなと思うから、私はこういうようなずっと、くどいですけれども、質問しているわけです。ですから、そういう構造的な変化をどう見るかということによって考え方も変わってくると思うのですけれども、その辺は十分踏まえてお考えいただきたいと思います。それはご回答いりません。

 それから、もう一つは、千葉県は毎年1月に千葉県リサイクル功労者表彰というのをやっています。平成15年度以降を見ますと富里市はだれも表彰を受けていないのですが、今まで平成15年度以降申請はしているけれども表彰されないのか、それとも、申請自体が行われていないのか、その辺はどうでしょうか。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) ちょっと自分として今把握しておりませんので、調べて報告させていただきたいと思います。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) あと、もう細かいことになってしまいますけれども、私今回やるに当たって、交付金要綱を調べようと思ってインターネット探しました。残念ながら例規集の中にありませんでした。なぜ例規集の中にこういう要綱というのは入れないのか。ごみの問題で探そうとしたのですけれども、ないのです。それは何か理由があってそうなっているのですか。



○議長(江原利勝君) 山田経済環境部長。



◎経済環境部長(山田照好君) 資源回収奨励金につきましての交付金につきましては市のホームページに載せてあります。環境課のほうにセットしてもらって、その中にいろいろ事業が出てくるわけですけれども、そういった中に載せてありますのでホームページをごらんになっていただければ、奨励金等は資源回収の仕組み等は説明させてもらってあります。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 最後にしますけれども、なぜ例規集に入れないのですか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 例規集につきましては条例、規則等で、要綱まで入れるとかなり膨大な量になりますので、それは切り離した形で、経費等の問題もありますけれども、切り離した形で整理してございます。

 ホームページ等につきましては個々の関係課において要綱等のお知らせ等はしているところでございます。ただ、今検討なのですが、ホームページ例規と連動した形で、要綱等を一まとめにした形の整理も一定程度必要なのかなという検討は、現在行っているところでございます。

 以上です。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 次に、防災対策についてお尋ねしたいと思います。

 まず最初に、ちょっと前書きを述べさせていただきたいなと思っていますが、先ほどの市長答弁で、市主催の防災訓練について避難訓練を来年10月初旬に行うという具体的な回答をいただきました。ありがとうございました。先に述べましたとおり、私はこの防災関係について5回ほど取り上げてきましたが、いついつやります、こういうことでやりますという回答をいただいたのは今回が初めてでございます。非常に感激しております。その間に部長さんは3人かわったわけですけれども、3人目の部長さんになられて初めて具体的な回答をいただいたということですので、今後も数多くの課題がまだありますので、これらの課題についても今回のような具体的な前向きの検討、その結果をお示しいただければと思います。期待しておりますのでよろしくお願いいたします。

 再質問させていただきます。

 来年度避難訓練を行うわけですけれども、よく言われる災害弱者といいますか、要支援者の問題もこの中で避難訓練の中に参加者として入れていただけるのかどうか、その辺明確になっているのであればお答えいただきたいと思います。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 今後避難訓練を行っていく準備過程の中で、もろもろの検討というのが多分必要になってくるのだろうと。避難経路、避難所の開設等の問題等、今おっしゃいました弱者対策といいますか、もう当然ながら検討の中に入れて準備してまいりたいというように思っております。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 来年度は実施するということを明言していただいたわけですけれども、来年度以降、今後毎年実施すべきではないかと私は考えておりますが、今後の計画はどのように考えておられますか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 地域防災計画を平成11年に計画しておりまして、それ以降大規模な訓練は行っておりません。あと、ただ現在千葉県のほうで地震想定、新たな地震について当初は平成8年に地震想定を行いまして、それを受けた形で本市としては平成11年に地域防災計画を策定しております。

 千葉県におきましては平成8年以降の阪神・淡路大震災等の現状を踏まえるとともに、本県に及ぼす可能性の高い地震について精査して、現在被害想定について公表しております。一応三地震を対象として公表しているところでございます。その被害想定におきましては、現在地域防災計画で想定しております本市における被害想定とかなりの違いが生じてきておりますので、本市においても想定をもとに防災計画の見直しを行っていく必要があるのだろうと。

 その中で議員のおっしゃる防災訓練のあり方、今度の直近の被害想定ですと避難数が、地震規模は小さいのですが、逆に想定としてはふえているという状況も生じております。そういう意味で備蓄、避難場所の確保等の新たな設定も必要になってきておりますので、そこら辺を踏まえて今後十分検討してまいりたいというように考えております。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) どうもありがとうございました。

 避難訓練というのは一回やればいい、それから、その一回で全部の人を対象にはできないわけですから、何回か繰り返し、それから、やる場所も変えてやっていかないといけないのだろうと思うのですが、毎年実施する中で地域の拡大だとか、それから、訓練内容を高度化していくとか、いろいろと年間計画を立てていけばいろんなことがわかってきて、訓練内容もよくなる。それから、市民の啓蒙も高まってくるだろうと思うのですが、そういう観点から、一回どうしても避難訓練を含めた防災計画の長期計画というものを策定していただく必要があるのではないかな。例えば、佐倉市は来週の土日を使って防災訓練やるわけですけれども、今までと違ってことしは追加項目として避難所の開設計画であるとか、支援物資の受け入れ体制を入れるとか、だんだん毎年あそこもやっているわけですけれども、内容を拡大してきて充実を図っているわけですけれども、当市もそういうような長期的な観点に立った計画を立てて、防災訓練を今後ともやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) そのような方向で考えていきたいと思います。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 自主防災のほうでお尋ねします。

 先ほども市内に幾つかの防災組織があるというお話を聞きましたが、現実問題として初期消火訓練だとか、救護活動とか、資材の点検とか、具体的に防災組織としてやっている組織というのはどのくらいあるものなのですか。要するに形だけではなくて実際に訓練を行っている防災組織というのは、どの程度今あるのでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 自主防災組織は12ございます。一応報告ではほとんどが防災訓練をやっていただいているということでは聞いております。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) それから、貸与を受けております資材の件なのですけれども、特に貸与基準というものはないようなお話でしたけれども、できれば市から借りられる資材、それから、住民がみずからの負担でそろえなくてはいけない資材、それから、行政側が行政としてそろえる資材、備蓄は別にして、そういう資材関係の区分をどこかで明確にしていただかないといけないのかなと思うのです。何でもかんでも行政側におんぶにだっこというわけにはいかないでしょうし、また、地域によって必要なものも変わってくるということから、その辺の区分を明確にしていただく必要があるかと思いますが、どうでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 当然備蓄関係については飲料水、食糧を基準として、テント、毛布等を準備しております。あと、個々に用意していただくといいますか、これは広報等でもお知らせしてございますが、非常持ち出し等の準備ということで当然何項目か、水、食糧品、貴重品、衣類、洗面用具、小道具等を用意していただければ、当然その初期段階における、例えば、避難したとしても十分対応は可能であろうと。そういうことで広報等を通じてお知らせしているところでございます。

 あと、自主防災組織につきましては地域の対応によって当然機材等異なっております。消火ホース等の部分もありますし、ヘルメット、投光機、いろんな形でそういう資機材の関係は個々の自主防災組織とのお話の中で決めているところでございます。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 広報とみさとの1日号で1ページで出ているわけですけれども、これは主に黄色で書かれたチェックをしてみましょうというのは、個人がこういうものは用意しておきましょう、準備しておきましょうというチェックリストだと思うのですけれども、自主防災組織としてどうあるべきなのか、どういう資材が必要となってくるのか、そのためにそれは行政側にお願いすべきものなのか、それとも、自主防災組織の自己負担で用意するべきものなのかというところが明確ではないのではないかと思うのです。

 自分でそろえるものまで市が云々なんていう気は全くないのですけれども、要するに、あそこの倉庫に行けば、防災倉庫に行けば、こういうものとこういうものが必ずある。それがわからないと、なかなか行動ができない。

 それから、一例で申しわけないのですけれども、先ほども使わせていただいたのですが、リヤカーがありました。片方はパンクしないタイヤでした。片方は空気用の、空気を入れるリヤカーだったのです。まさに空気を入れるほうは使えませんでした。空気がもう完全に抜けていました。そういうようなことも含めてきちんとしておかないと、いざというときにあっても使えない、または、必要なものがないということになってしまうので、経験、自主防災組織といっても経験はそんなにないわけですから、かなり行政側のアドバイスとか、そういうものをいただいて用意していかなければいけないのではないかなと。

 そのためには、どこで線引きをするのかということを明確にしておかないといけないのかなと思うので質問させていただいたわけですけれども、自主防災組織で何も用意しなくてもいいというのであれば別なのですけれども、そういう状態には、先ほどのご回答でも震災、大災害があったときには自主防災組織がかなり活動しなくてはいけない面があるわけですから、そういうことを想定した上でどの程度まで行政側の対応に頼るべきなのか、または、頼るべきではないのかということの線引きをしていただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 自主防災組織のほうで逆に考えていただくということは非常にありがたいことだと思います。ただ、行政側としてそこまでのお願いはしてございません。というのは、やはり安全に地域の方たちを非難、誘導していただくような形、地域を初期段階で守るような形のものを、そういうことをお願いしているところでありまして、備蓄の問題まで地域にお願いするという形は今のところ考えておりません。ただ、地域主体的に考えていただくということは、何らありがたいことで不足ではございません。

 以上です。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 防災関係は最後にしたいと思うのですが、特に、今までの神戸から始まった災害の中で一番見落とされてきたのが災害弱者のための用具というのですか、道具というのですか、そういうものが備蓄の中にほとんど入っていなかった。それは行政側の備蓄にも入っていないし、自主防災側の備蓄にも入っていなかった。非常にそれで困られた方々がたくさんいるわけですけれども、そういう観点から、もう少し女性の目から見た備蓄というものもぜひ検討していただきたいなと思います。いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 非常に難しいところで、広報の中ではそれはできれば個々に用意していただきたいということで、お願いはしているところであります。備蓄関係につきましては本来、即、機械系、食糧、テント、毛布等が基本的な備蓄としてございます。その辺につきましては今後の検討課題ということでさせていただきたいと思います。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) ふるさと納税についてお伺いしたいと思います。

 確かにホームページでそういうことをやっていますということで、宣伝なり周知をして、心ある方に寄附をしていただくというのも一つの方法かと思いますが、ことしの9月議会で条例を上程しているというのは、千葉県内でも習志野市初め、銚子市、その他かなりのところが出てきているわけです。それから、全国的に見ても積極的にそういう条例を制定して、自分たちのまちを売っていこう、早くいえば皆さんに周知してできるだけご賛同いただきたいということで努力を始めているわけです。

 当市においても当然財政的に必ずしも裕福とは言えないわけですから、そういう中で心ある方々のご寄附をいただいて、それを当市のまちおこしまたはその他もろもろ、使い方はいろいろあるかと思いますけれども、これにはお金を使ってもらいたいなという魅力的な施策をつくり上げて、そういう方々に訴えることはやっぱり必要だと思うのです。それが条例なり基金条例になっていくのだろうと思うのですけれども、今すぐつくれとは言いませんけれども、私どものほうに寄附していただく方が少なくて、当市の方がほかの市、町に寄附をたくさんしていくと、当市の住民税のあれが減っていくわけですから、そういうことにもならないように、もっと住民税が寄附金に基づくふるさと納税で皆さんからたくさんいただけるような、そういうような努力をしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) ふるさと納税につきましては既に制度としては出発しておりまして、各市町村いろんな対応が出てきております。基金条例を策定するところ、それ以外では現行の中で一つのメニュー化を図って周知を図っていくもの等々、いろんな形で動いてきております。

 本市におきましてもそういうことを受けまして、現在制度受け入れにつきまして順次今作業を進めているところでございます。実態といたしましてはもう既に1件、50万円の寄附をいただいております。当然寄附いただいた人に対して要は何の使途に使っていくか、そういうものは当然明確にしていかないといけないという責務はあるというように考えておりますので、早急的に作業を進めていきたいというように考えております。



○議長(江原利勝君) 中野信二君。



◆(中野信二君) 以上で終わります。



○議長(江原利勝君) これで中野信二君の質問を終わります。

 明4日にも一般質問を行います。

 本日はこれで一般質問を終わります。

………………………………



△日程第2 認定第1号

………………………………



○議長(江原利勝君) 日程第2、認定第1号 平成19年度富里市各会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。

 これから質疑を行います。

 質疑の通告がありますので、発言を許します。

 質疑は自席にてお願いします。

 窪田 優君。



◆(窪田優君) それでは、認定第1号に対して質疑をさせていただきます。

 3点ございます。

 第1番目、30ページの不動産売払収入についてですが、これはどこの土地をどれだけ売ったのでしょうか。もう一点、また、売った売り渡し先はどこに売ったのでしょうか。3点目、単価については相場に対して価格は適正だったのか。それを確認させていただきたいと思います。

 2点目、延滞金についてですが、32ページですね、延滞金については一つ、個人市民税。全延滞額に対する収入割合はどのくらいになるのでしょうか。同じように固定資産税、都市計画税についても延滞金が入ってきた金額は、入るべき収入に対する割合は何割ぐらいだったのでしょうか。同じく軽自動車税についても同様の質問とさせていただきます。

 3点目ですが、35ページ、雑入に生活保護費返還金という項目があるのですが、これはどういう種類のお金が返還されたのでしょうか。

 以上、3点にわたって質問させていただきます。よろしくお願いします。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) それでは、認定第1号の不動産売払収入、全体として3,062万7,770円あるわけでございますが、このうち2,911万8,010円につきましては昨年の全員協議会でも申し上げましたが、十倉運動公園用地の一部を普通財産に種別がえしまして、農林水産省関東農政局に売却したものでございます。面積は3,634.41平方メートル、平均的な1平方メートル単価については約8,000円でございます。これにつきましては不動産鑑定にかけておりますので、適正だというように考えております。

 あと、延滞金の件でございますが、延滞金につきましては本税完納後に徴することとしております。調定につきましては収納時に行っておりますので、年度当初における滞納繰越金等に対する調定はございません。したがいまして、延滞金額に対する収入割合は現課のほうで出しておりませんので、ご理解いただければと思います。



○議長(江原利勝君) 大塚健康福祉部長。



◎健康福祉部長(大塚良一君) 民生費、雑入の生活保護費返還金についてでございますが、これにつきましては法的根拠といたしましては生活保護法第63条または第78条関係でございまして、収入として認定した金額を返還していただくものでございますけれども、主なものといたしまして各種年金の遡及・受給分2件、金額につきましては1,000円以下は省略させていただきます、47万7,000円、生命保険入院給付金受給2件、20万4,000円、交通事故賠償金受領2件、109万円、傷病手当金受給4件、28万7,000円等でございますが、もう1件、親族からの援助収入といたしまして1件、134万2,000円。

 以上のような内容になってございます。



○議長(江原利勝君) 池田都市建設部長。



◎都市建設部長(池田光一君) 都市建設部所管の不動産売払収入についてお答えをいたします。

 私ども都市建設部所管の不動産売り払いの合計額は150万9,760円でございます。内訳といたしましては4件7筆でございまして、1件目は日吉倉字堂メキ1453番5の土地で、青道と水道用地を交換した際に24.04平方メートルの差が生じまして、平方メートル単価2,000円、4万8,080円で払い下げをいたしました。

 2件目は根木名字台芝524番4の土地で、既に宅地利用されている赤道14.72平方メートルを平方メートル単価7,300円、合計10万7,456円で払い下げをいたしました。

 3件目も2件目と同様の内容で、根木名字台芝524番地3の土地、185.08平方メートルを平方メートル単価7,300円、135万1,084円で払い下げております。

 4件目でございますが、中沢字松原370番6ほか3筆の土地331.74平方メートルで、市道未登記部分と地権者の土地の一部が既に宅地として利用されている赤道335.9平方メートルと交換した際、4.16平方メートルの差が発生いたしまして、宅地部分を平方メートル単価8,600円、畑の部分を平方メートル単価3,350円で算出いたしまして、差額の3,140円を収入といたしたところでございます。

 単価の算定につきましては赤道取り扱い方針に基づく土地評価額の基準から算定したものでありますので、適正であるというように考えております。

 以上でございます。



○議長(江原利勝君) 窪田 優君。



◆(窪田優君) 不動産の売り払いの部分についてはいろいろとお聞きしましたけれども、細かいということでよくわかりました。ただ購入した土地ではないようなので、購入時の価格を聞くつもりだったのですけれども結構です。

 次、延滞金のほうでちょっと回答が、すみません、聞き取れなかったものでもう一度。延滞金といっても本来入るべき金額に対して幾ら入ったのかという質問を僕はしたつもりだったのですけれども、そういう回答のされ方はしていただけなかったですね。どういうことだったのでしょうか。



○議長(江原利勝君) 岡本総務部長。



◎総務部長(岡本昇三君) 回答した趣旨につきましては確定的な金額について把握していないと、そういうことでございます。ですので、収入割合等について今数値としては現課のほうでは持っていないと、そういうことでご回答させていただきました。



○議長(江原利勝君) 窪田 優君。



◆(窪田優君) よくわかりませんけれども、よくわりません部分をわかりました。

 最後、雑入。生活保護の件、なぜこれが雑入に入るのかなというのがちょっと疑問なのですけれども、従来から雑入だったのですか。

 以上で質問を終わります。



○議長(江原利勝君) 大塚健康福祉部長。



◎健康福祉部長(大塚良一君) 従来からでございます。

 以上でございます。



○議長(江原利勝君) 以上で通告による質疑は終わりました。

 これで質疑を終わります。

 お諮りします。

 認定第1号 平成19年度富里市各会計歳入歳出決算の認定については、9人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することにしたいと思います。

 ご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(江原利勝君) 異議なしと認めます。

 認定第1号は、9人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することに決定しました。

 お諮りします。

 本特別委員会に対し、地方自治法第98条の検閲検査権の権限を付与したいと思います。ご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(江原利勝君) 異議なしと認めます。

 本特別委員会に対し、地方自治法第98条の検閲検査権の権限を付与することに決定しました。

………………………



△特別委員の選任

………………………



○議長(江原利勝君) ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、お手元に配付の特別委員指名表記載のとおり指名します。

 これから決算審査特別委員会を開催し、委員長及び副委員長の互選を行うため、しばらく休憩します。

            午後4時19分 休憩

          …………………………………

            午後4時40分 開議

出席議員  20名

欠席議員  なし



○議長(江原利勝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

…………………



△議長の報告

…………………



○議長(江原利勝君) 休憩中に開催されました決算審査特別委員会において、委員長及び副委員長の互選の結果の通知がありましたので、報告します。

 委員長に押尾 隆君、副委員長に柏崎のり子さん。

 以上で報告を終わります。

 以上で本日の日程は全部終了しました。

 明4日は午後1時から会議を開きます。

 本日はこれで散会します。

          …………………………………

            午後4時41分 散会

          …………………………………