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千葉県 浦安市

平成28年 12月 定例会(第4回) 12月16日−05号




平成28年 12月 定例会(第4回) − 12月16日−05号







平成28年 12月 定例会(第4回)



     平成28年

             浦安市議会第4回定例会会議録(第5号)

     11月29日招集

●平成28年12月16日(金曜日)

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    議事日程(第5号)

 1.日程第1 議案第1号ないし議案第29号

        (委員長報告に対する質疑・討論・採決)

 1.日程第2 発議第9号(審議)

 1.日程第3 発議第10号(審議)

 1.日程第4 議員派遣の件

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△開議(午前10時00分)



○議長(深作勇君) これより本日の会議を開きます。

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△議長の報告



○議長(深作勇君) まず、報告事項を申し上げます。

 説明のため出席する者の名簿及び本日の議事日程につきましては、お手元に配付してあるとおりでございますので、ご了承願います。

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△日程第1 議案第1号ないし議案第29号(委員長報告に対する質疑・討論・採決)



○議長(深作勇君) 日程第1、議案第1号ないし議案第29号を一括議題といたします。

 この件に関しまして、常任委員長の報告を求めます。

 総務常任委員長、辻田 明君。

     (総務常任委員長 辻田 明君登壇)



◆総務常任委員長(辻田明君) 総務常任委員会に付託されました議案の審査経過と結果について、ご報告いたします。

 はじめに、審査結果についてご報告申し上げます。

 議案第1号及び議案第10号につきましては全員異議なく、議案第7号ないし議案第9号及び議案第14号につきましては賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、審査の過程におきまして委員より質疑が行われましたが、以下、その主なものを要約して申し上げます。

 はじめに、議案第1号につきましては、

 1.財政調整基金繰入金更正減の内訳と契約差金等補正額との関連について。

 1.旧入船北小学校改修工事を指名入札で行った理由と指名業者数、及びアスベスト調査の状況について。

 次に、議案第7号につきましては、

 1.条例改正はマイナンバーに関連するものなのか。

 次に、議案第8号ないし議案第10号につきましては、

 1.改正後の金額及び人事院勧告に基づく議案であるが上程に際しての検討状況について。

 次に、議案第14号につきましては、

 1.ポスター作成経費の平均請求金額及び近隣市の条例改正状況について。

 等の質疑があり、これに対し、当局よりそれぞれ答弁がなされました。

 以上で総務常任委員会の報告を終わります。



○議長(深作勇君) 次に、教育民生常任委員長、宝 新君。

     (教育民生常任委員長 宝  新君登壇)



◆教育民生常任委員長(宝新君) 教育民生常任委員会に付託されました議案の審査経過と結果について、ご報告いたします。

 はじめに、審査結果についてご報告申し上げます。

 議案第1号、議案第5号、議案第20号、議案第23号ないし議案第26号及び議案第28号につきましては全員異議なく、議案第13号、議案第16号及び議案第19号につきましては賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、審査の過程におきまして委員より質疑が行われましたが、以下、その主なものを要約して申し上げます。

 はじめに、議案第1号につきましては、

 1.児童育成クラブ整備事業に関して、施設建設費と賃貸借費用とのコストの比較と検討内容、及び全市的な児童館施設の建設計画について。

 次に、議案第13号につきましては、

 1.野球場使用料の設定根拠と減免への考え、及び関係団体との協議について。

 次に、議案第16号につきましては、

 1.富岡地域包括支援センターの職員配置の計画、及び利用者数に対する職員数の充足について。

 次に、議案第19号につきましては、

 1.指定管理者の会社概要が音楽ホールの開設目的と乖離が見られるが、その妥当性及び選定評価書における評価内容の詳細について。

 次に、議案第20号につきましては、

 1.指定管理が可能な候補者の有無、及び今後の公募方法について。

 次に、議案第23号につきましては、

 1.工期の延長によるオープン時期への影響、及び防球ネットに強風時対応の電動ウインチを取りつけることとなった経緯について。

 次に、議案第24号につきましては、

 1.落札者が1者のみの理由、納入実績、及び維持点検費が購入額に含まれるのかについて。

 次に、議案第25号につきましては、

 1.入札の告知方法、対象事業者数、及び納入後の製品保証について。

 次に、議案第26号につきましては、

 1.製品に不具合があった場合の対応について。

 等の質疑があり、これに対し、当局よりそれぞれ答弁がなされました。

 以上で教育民生常任委員会の報告を終わります。



○議長(深作勇君) 次に、都市経済常任委員長、宮坂奈緒君。

     (都市経済常任委員長 宮坂奈緒君登壇)



◆都市経済常任委員長(宮坂奈緒君) 都市経済常任委員会に付託されました議案の審査経過と結果について、ご報告いたします。

 はじめに、審査結果についてご報告申し上げます。

 議案第2号ないし議案第4号、議案第6号、議案第15号、議案第17号、議案第18号及び議案第27号につきましては全員異議なく、議案第1号、議案第11号、議案第12号、議案第21号、議案第22号及び議案第29号につきましては賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、審査の過程におきまして委員より質疑が行われましたが、以下、その主なものを要約して申し上げます。

 はじめに、議案第1号につきましては、

 1.漁港施設管理費に関して、事業実施に至った経緯と補正額の積算根拠及び事業の進め方、並びに県との協議内容と経費負担割合、及び沈船撤去後における対策について。

 次に、議案第2号につきましては、

 1.普通調整交付金還付金が補正となった理由について。

 次に、議案第3号につきましては、

 1.使用料徴収事務経費の追加理由、及び消費税納付金をこの時期に更正減とした理由について。

 次に、議案第4号につきましては、

 1.墓地公園事業基金積立金をこの時期に追加した理由及び基金残高について。

 次に、議案第6号につきましては、

 1.後期高齢者医療広域連合納付金の追加理由について。

 次に、議案第11号につきましては、

 1.税率引き上げに伴う影響額の他自治体との比較、及び減免措置拡充への考えについて。

 次に、議案第18号につきましては、

 1.事業者選定に際し評価した項目、及びインターネット予約の運用開始までのスケジュールについて。

 次に、議案第21号、議案第22号及び議案第29号につきましては、

 1.工事対象区域の合意状況並びに合意されない世帯への住民負担の考え、及び液状化対策を施工しなかった宅地への今後の対策について。

 等の質疑があり、これに対し、当局よりそれぞれ答弁がなされました。

 以上で都市経済常任委員会の報告を終わります。



○議長(深作勇君) 以上で常任委員長の報告が終わりました。

 質疑なしと認め、これより討論を行います。

 討論は一括して行います。

 なお、議長より申し上げます。

 討論については長くても10分程度とし、簡明な討論となるように議員の皆さんのご協力をお願いします。

 はじめに、議案第8号、議案第9号、議案第14号ないし議案第20号及び議案第24号ないし議案第26号に対する反対討論。

 広瀬明子君。

     (広瀬明子君登壇)



◆(広瀬明子君) では、反対討論を行わせていただきます。

 議案第8号 浦安市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第9号 浦安市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について。

 市長や議員の期末手当値上げ案です。

 人事院勧告に従いとはいうものの、実態は、第三者審査会にもかけられず自分たちで自分たちの取り分を決める。市民から見たらお手盛り値上げと言われても仕方ありません。人事院とは、国家公務員の人事管理を担当する第三者機関です。労働基本権を持たない公務員にかわって勤務条件などについて勧告します。この勧告は地方自治体には強制力はありませんが、ほとんどの自治体はこの勧告に基づき、職員の給与等の変更を行っています。

 人事院勧告の基礎となるデータは、50名以上が働く事業所を対象に調査がなされて、小規模は排除されています。となると、実際の日本中の民間企業の実態がどこまで反映されているのか疑わしいものです。国税庁が発表している民間給与実態統計調査によると、日本人の2015年における平均年収は420万円でした。格差は広がる一方、また、景気が回復したとはとても思えない社会情勢が依然続いています。

 市民に寄り添う議会であるために、議案は否決すべきです。

 議案第14号 浦安市議会議員及び浦安市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について。

 公職選挙法施行令改正に依拠する値上げです。

 消費税率が5%から8%にアップしたことにより、選挙に関連する公費負担の上限額を引き上げるものです。例えば、選挙運動用自動車使用に対する対価、現行1万5,300円を1万5,800円にというような内容です。

 そもそもこの条例の制定目的は、選挙費用を自らでは用意できない人でも立候補できるようにすることです。年齢等一定の要件を満たせば、その意思があれば選挙にかかる費用を心配することなく誰でも立候補できる、公平な選挙の保障です。

 では、現状の条例の規定する額では不十分なのでしょうか。とてもそうとは思いません。むしろ現在の規定金額は市場価格より高めに設定されている感があります。改正する理由は全く見当たりません。

 議案第15号から20号、指定管理者選定議案です。

 まず、指定管理者制度そのものがかなり問題を抱えているので、私は一貫して反対の立場で反対討論をこの議場でしてまいりました。この反対理由は今も変わりません。

 昨日の一般質問で指定管理者制度の問題点を質問して、問題点をより一層明らかにするつもりでしたが、残念なことに積み残しになってしまい、この議会では掘り下げることができませんでした。この制度は、本来公が担っていた事業を経済効率やサービス向上の名目で公以外の事業体に委ねる制度です。公から手が離れたといっても、行う内容は本来は公の仕事なわけで、その経済的負担は全て税金で賄われているものです。

 指定管理者が行う事業内容は、基本的には市民は知る権利があるし、求められたら開示するのが当たり前ですが、全くといっていいほどこのことが無視されているのが現状です。働く人の名簿1つ見ることもできません。公が担っていたら、職員名簿ですぐに見ることができます。また給与体系、あるいは議会でも私が再三問題にしてきました退職給与引当金の内容。個人情報、事業者の保護などを理由に不開示です。これが現状ですので、制度導入には議会は慎重にならなければなりません。つまり、本議案審査に対して議会は厳しい目をもって臨むべきです。

 議案提案される前から市民の関心の高い音楽ホールの指定管理者制度を、私は市のホームページでずっと追ってきました。公告、仕様書、質疑書等々をくまなく見てまいりました。非常に時間的にタイトな形での選定をしていることに一抹の不安を抱いたりもしました。本当に手を挙げる事業体があるのだろうかと心配したときもありましたが、市の発表により、3者も手を挙げたことを知りました。

 そこで、一体どんな企画書が提出されたのか、市の選定行為は公平・適正になされたのかを知るために、3者が提出したと言われる企画書、提案書を開示請求しました。ところが、指定管理者に指定された事業体のものだけしか開示されてきませんでした。採用されなかった2者は不開示です。それも35枚中34枚はほぼのり弁状態でした。各ページの見出しのみが読みとれるだけでした。

 一例、こういうものです。

     (資料を提示)



◆(広瀬明子君) これが34枚続きました。35枚目は収支計画書でしたが、歳入、向こう5年間の指定管理料と、歳出、共益費、維持管理委託経費、光熱費、修繕費だけが見られるだけで、あとは黒塗りです。これで一体私たちは何を判断すればよいのでしょうか。

 指定管理者に選定された事業者は、運営に当たっての市民・地域との関係では算定員の評価は30点中21点しかありませんでした。どんな内容だからこれしかとれなかったのか、つまり選定委員の評価そのものが妥当だったのか、それは誰が判断するのですか。議会の議案審査でそこまでなぜ踏み込めないのか、踏み込むべきだと私は考えております。議会の議案審査はもっと慎重になるべきです。のり弁書類を見たとき、市の対応は、議会にきちんと審査をしてほしくないとのメッセージではないかと思うほどでした。

 この事業者は音楽ホール運営の経験はないとのことですが、数年前、身体障がい者福祉センター指定管理者選定で、それまで経験のない事業体が選ばれ、事業がスムーズにいったとは思えない事態が発生しました。短期間でのセンター長の交代あるいは金銭をめぐる問題、たくさんの苦情が市民の中から私に寄せられてきました。初めて取り組む事業であっても、利用者にとってはそんなこと考慮する必要はありません。サービス低下は市民が一番困ります。

 議会は、市側の選定行為の妥当性を含めて審査すべきです。のり弁の資料しか出さなくては実質的な審査は不可能です。指定管理者制度は認めることができません。

 議案第24号ないし議案第26号、音楽ホール、財産の取得関係です。

 この議案は、音楽ホール建設に伴う備品購入案件です。

 音楽ホール土地売買経緯から問題があったと判断して、音楽ホール議案には賛成しかねます。

 また、30年間の長きにわたる土地賃貸借契約締結行為、設計工事も入札することなく施主が選定した事業者に任せてしまうなど、到底容認できません。音楽愛好家の中では、ここにかかる経費の多さを知らされて初めて問題の大きさを知る状態です。長きにわたり市民に高額の負担を強いる事業は、立ち上げ時に市民参加をもとに行うことが肝心です。その手続を無視して進めてきていたこの音楽ホールに関連する議案は反対をいたします。

 以上です。



○議長(深作勇君) 次に、議案第1号、議案第7号、議案第11号及び議案第15号ないし議案第20号に対する賛成討論。

 辻田 明君。

     (辻田 明君登壇)



◆(辻田明君) ただいまから会派、自由民主党・無所属クラブを代表いたしまして、今議会に上程されております議案に対し、原案賛成の立場から討論させていただきます。

 主なものについて、以下、述べさせていただきます。

 はじめに、議案第1号 平成28年度浦安市一般会計補正予算(第3号)について賛成討論を行います。

 今回の補正は、当初予算編成後の人事異動などに対応した人件費を計上したほか、事業の進捗など、上半期の執行状況等を踏まえ編成されたものと認識しております。

 主な内容といたしましては、まず、漁港施設維持管理経費についてです。これは境川の沈船の撤去に要する経費を計上するものですが、そのまま放置しておくことは船舶の航行において障害となるばかりでなく、環境の悪化や護岸管理への支障が危惧されており、市議会においても対応について市当局に要望してきたところです。ぜひともこの事業をできるだけ早くに着手し、境川から沈船を一掃することを期待しております。

 次に、浦安小学校地区児童育成クラブについては、若草認定こども園の隣接地に施設を確保できる見込みが立ったことから、当初の計画を大きく見直しする内容となっております。この計画の見直しにより、児童の通所経路が大幅に短縮され、公道の通行や横断箇所も限られ、より利便性や安全性が向上するほか、小学校、認定こども園とともにその他の児童関係施設が集中することで、保護者にとっては児童の送迎や行事の参加などの負担軽減になるものと期待しております。

 次に、旅券事務経費についてです。

 新庁舎のオープンに合わせて、パスポートの発券業務が本年7月1日からスタートしました。この5カ月間の申請件数は当初の見込みを大きく超える状況で、本年度は9カ月で約9,000件の申請数を見込んでいるとのことです。議会としてもパスポート発券業務を市で行うよう要望してきたことから、大変評価しているところであり、市民からも本当に便利になったという声をいただいているところです。

 以上、主なものについて述べさせていただきました。

 行政運営の基本は、状況の変化を見極めながら、多様化する市民ニーズに対応するため適時適切に予算を補正するものと考えております。今後も限りある財源を有効に使い、引き続き市民からの信頼に応えていく行政運営を期待いたします。

 次に、議案第7号 浦安市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について、賛成討論をさせていただきます。

 マイナンバー法に反対という趣旨で関連する条例全てについて反対するということは、これまでの議会の議決を無視することにほかなりません。今回の改正内容は、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の一部改正に基づく来年1月運用開始予定の情報提供等記録開示システム等に対応するため、市民にとって必要な措置を講じるものですので、この条例案に賛成いたします。

 次に、議案第11号 浦安市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、賛成討論をさせていただきます。

 国民健康保険特別会計の財政状況は、年々増加傾向にある医療費を国民健康保険税や国庫支出金などで賄い切れないため、一般会計から繰入金を充当し、運営しています。本市では、国民健康保険運営協議会の答申を踏まえ、国保加入者の急激な負担増とならないようにこれまで段階的に税率等を引き上げる改正を行ってきていますが、依然として本市は県内で最も低い税率となっており、平成27年度決算では一般会計からの繰入額が3億6,356万円に上っている状況です。

 こうしたことを踏まえ、より適切な保険事業を進めるためには段階的な保険税率の見直しは国民健康保険制度を維持する上でやむを得ないものと考え、賛成するものです。

 次に、議案第15号から議案第20号、指定管理者の指定について一括して賛成討論を行います。

 まず、新規に指定管理者を指定するものが2施設ありますが、富岡地域包括支援センターについては浦安市社会福祉協議会を指定するものであり、浦安音楽ホールは株式会社コンベンションリンケージを指定するものです。両施設とも優秀な提案のもとに選定されていることと聞き及んでおりますので、指定管理者としてふさわしい事業者であります。

 また、浦安市国際センター、浦安市墓地公園、浦安駅第1自転車駐車場と旧大塚家住宅及び旧宇田川家住宅については、既存の指定管理者を再度指定する施設としています。これまでの確実な運営実績を評価するとともに、利用者や関係団体と築いてきた信頼関係を生かしてさらなるサービスの向上が期待できるものです。

 指定管理者制度は、多様化する住民ニーズにより効果的、効率的に対応するため、民間の能力を活用しつつ、住民サービスの向上と経費の節減を図ることを目的としたものです。指定管理制度そのものに反対であるため選定議案に反対するというのは、議案の内容を全く審査していないに等しいと考えるものです。

 このようなことから、議案第15号ないし議案第20号の指定管理者の指定について賛成するものです。

 以上、自由民主党・無所属クラブを代表いたしまして、今議会に上程されております議案に対する賛成討論とさせていただきます。



○議長(深作勇君) 次に、議案第7号、議案第13号、議案第16号及び議案第19号に対する反対討論。

 元木美奈子君。

     (元木美奈子君登壇)



◆(元木美奈子君) それでは、反対討論をさせていただきます。

 まず、議案第7号についてです。浦安市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 このたびの条例改正は、マイナンバーの運用が今年1月からスタートし、自分のマイナンバーを含む個人情報が適切に管理されているかどうかを個人のパソコンで確認できる制度、マイナポータルがいよいよ来年から稼働開始することを受けて、本市の条例改正することが主な内容であります。

 ICカードとパスワードさえあれば特定の個人のありとあらゆる情報の一覧を見ることができるのですから、プライバシーは一気に丸裸にされ、インターネット接続で個人情報が流出するリスクが格段に増大することになると判断し、反対するものでございます。

 議案第13号 浦安市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてです。

 本議案は、新たに野球場を整備し、その利用料を定めるための条例の制定議案でございます。

 本来、公の施設はお金のある、なしにかかわらず市民誰もが利用できるものでなければなりません。使用料設定の考え方として、受益者負担を原則に、施設利用者と施設を使用しない住民との公平性の確保を掲げて職員の人件費や減価償却費を運営経費に算入するやり方が全国的な流れとなっております。本市もこのような考え方のもとで料金設定をしております。しかし、これでは使用料ははね上がってしまいます。新しい施設が多くの市民に利用されてこそ、公共施設本来の目的が達成できるはずです。

 提案された使用料につきまして、市民からもっと安くしてほしいという直接的な声をいただいております。また、2時間を1こまとする料金設定について、もっと柔軟な設定を求められております。新しい野球場は、営利目的のイベントや入場料を徴収するプロ野球も使える施設であることから、これらの使用も想定した料金設定になっているというふうに判断もしておりますけれども、市内の少年野球団体などがもっと気軽に使える使用料設定を検討すべきと考える立場から、反対をいたします。

 議案第16号 指定管理者の指定について、地域包括支援センターの指定管理者の指定についてでございます。

 地域包括支援センターは、高齢者の暮らしを地域でサポートするための拠点として、介護だけでなく、福祉、健康、医療など総合的に高齢者とその家族を支えるための中核的な機関であります。高齢者の介護、福祉、暮らしの全てにかかわる施設です。具体的な業務は、総合相談支援業務など4つの業務が基本的な業務とされておりますけれども、これから国が進めようとしている地域包括ケアシステムの中心的な役割を、これからは担うとされている機関でもあり、そのために十分な体制と専門性が求められております。

 高齢者が増え、認知症も増える中で、地域包括支援センターの果たす役割はますます重要であります。自治体として、市がその本来の役割を果たすために直営で運営すべきだと考え、反対するものであります。

 議案第19号、音楽ホールの指定管理者の指定についてであります。

 音楽ホールは、浦安駅前再開発事業を促進するために浦安市が所有していた土地と民間人の所有する土地を不当な土地評価額に基づき交換し、既に民間人の所有することとなった土地に当該民間人が建設する建物の中に、整備費を浦安市が負担し、30年もの長期間にわたって賃料を払い続けて使用するという、全国的にも異例な整備手法で整備されるものであります。

 音楽ホールの整備が基本計画に位置づけられた計画的整備ではなくて、浦安駅前再開発事業のために突如議会に提案されるという市民不在、トップダウンの政治手法に基づくものであるということだけではなく、特定の一個人に対して特別な取り計らいをし、優遇的措置を講じる、このような市長の、私は不公正な政治姿勢に対し、改めてこの場をおかりいたしまして強く抗議するものであります。

 日本共産党は以上のような建設経緯そのものに疑義があるものとし、これまでも建設予算に反対してまいりました。今回は指定管理者の議案の提案、さらには議案第24号、25号、26号など備品購入の議案も提案されておりますけれども、一方、建設は着実に進行しておりますので、現実的な対応も一方では議員として必要ではないかという判断から、この議案第19号に対し反対し、日本共産党の立場を表明させていただきます。

 指定管理者の指定議案でありますけれども、私は、ここに至ってもこれまでの経緯そのものをわきにおいて指定管理者を議論するということは、とても容認できない。議員としての任務からそのように感じ、反対するものでございます。



○議長(深作勇君) 他に討論なしと認め、討論を終結いたします。

 これより採決を行います。

 採決は、電子表決システムにより分割して行います。

 はじめに、議案第1号 平成28年度浦安市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。

 各常任委員長報告は、原案可決となっております。各常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第2号 平成28年度浦安市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。

 都市経済常任委員長報告は、原案可決となっております。

 都市経済常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしとし、確定いたします。

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第3号 平成28年度浦安市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。

 都市経済常任委員長報告は、原案可決となっております。

 都市経済常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第4号 平成28年度浦安市墓地公園事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。

 都市経済常任委員長報告は、原案可決となっております。

 都市経済常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第5号 平成28年度浦安市介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。

 教育民生常任委員長報告は、原案可決となっております。

 教育民生常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第6号 平成28年度浦安市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。

 都市経済常任委員長報告は、原案可決となっております。

 都市経済常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第7号 浦安市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。

 総務常任委員長報告は、原案可決となっております。

 総務常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第8号 浦安市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。

 総務常任委員長報告は、原案可決となっております。

 総務常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第9号 浦安市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。

 総務常任委員長報告は、原案可決となっております。

 総務常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第10号 浦安市一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。

 総務常任委員長報告は、原案可決となっております。

 総務常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第11号 浦安市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。

 都市経済常任委員長報告は、原案可決となっております。

 都市経済常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第12号 浦安市東日本大震災復興交付金基金条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。

 都市経済常任委員長報告は、原案可決となっております。

 都市経済常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第13号 浦安市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。

 教育民生常任委員長報告は、原案可決となっております。

 教育民生常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第14号 浦安市議会議員及び浦安市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。

 総務常任委員長報告は、原案可決となっております。

 総務常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第15号 指定管理者の指定について(浦安市国際センターの指定管理者)を採決いたします。

 都市経済常任委員長報告は、原案可決となっております。

 都市経済常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第16号 指定管理者の指定について(浦安市富岡地域包括支援センターの指定管理者)を採決いたします。

 教育民生常任委員長報告は、原案可決となっております。

 教育民生常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第17号 指定管理者の指定について(浦安市墓地公園の指定管理者)を採決いたします。

 都市経済常任委員長報告は、原案可決となっております。

 都市経済常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第18号 指定管理者の指定について(浦安駅第1自転車駐車場等の指定管理者)を採決いたします。

 都市経済常任委員長報告は、原案可決となっております。

 都市経済常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第19号 指定管理者の指定について(浦安音楽ホールの指定管理者)を採決いたします。

 教育民生常任委員長報告は、原案可決となっております。

 教育民生常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第20号 指定管理者の指定について(旧大塚家住宅及び旧宇田川家住宅の指定管理者)を採決いたします。

 教育民生常任委員長報告は、原案可決となっております。

 教育民生常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第21号 契約の締結について(東野三丁目地区市街地液状化対策工事)を採決いたします。

 都市経済常任委員長報告は、原案可決となっております。

 都市経済常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第22号 契約の締結について(舞浜三丁目地区市街地液状化対策工事 その3)を採決いたします。

 都市経済常任委員長報告は、原案可決となっております。

 都市経済常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第23号 契約の変更について(浦安市運動公園野球場グラウンド整備工事)を採決いたします。

 教育民生常任委員長報告は、原案可決となっております。

 教育民生常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第24号 財産の取得について(浦安音楽ホール フルコンサート グランドピアノ(スタインウェイD-274)の購入)を採決いたします。

 教育民生常任委員長報告は、原案可決となっております。

 教育民生常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第25号 財産の取得について(浦安音楽ホール 舞台照明備品の購入)を採決いたします。

 教育民生常任委員長報告は、原案可決となっております。

 教育民生常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第26号 財産の取得について(浦安音楽ホール 舞台音響備品の購入)を採決いたします。

 教育民生常任委員長報告は、原案可決となっております。

 教育民生常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

     (「押してなかった」の声あり)



○議長(深作勇君) 押し忘れですか。

     (「押したけど……」の声あり)



○議長(深作勇君) 暫時休憩します。



△休憩(午前10時51分)

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△開議(午前10時53分)



○議長(深作勇君) 休憩を取り消し、再開いたします。

 議案第26号に関しまして、ただいま確定いたしましたが、元木議員のボタンがこちらにはっきりついていなかったものでございますので、もう一度、確認の意味で議案第26号の採決をやり直しますので、あらかじめご了解いただきたいと思います。

 それでは、議案第26号 財産の取得について(浦安音楽ホール 舞台音響備品の購入)を採決いたします。

 教育民生常任委員長報告は、原案可決となっております。

 教育民生常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第27号 和解についてを採決いたします。

 都市経済常任委員長報告は、原案可決となっております。

 都市経済常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第28号 損害賠償の額の決定についてを採決いたします。

 教育民生常任委員長報告は、原案可決となっております。

 教育民生常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。

 全員賛成であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第29号 契約の締結について(舞浜三丁目地区市街地液状化対策工事 その4)を採決いたします。

 都市経済常任委員長報告は、原案可決となっております。

 都市経済常任委員長報告のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 暫時休憩いたします。



△休憩(午前10時56分)

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△開議(午前11時06分)



○議長(深作勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第2 発議第9号(審議)



○議長(深作勇君) 日程第2、発議第9号を議題といたします。

 発議提出者の美勢麻里君、発議提出者席へご移動願います。

     (美勢麻里君発議提出者席に着く)



○議長(深作勇君) 発議第9号 「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」(いわゆる「カジノ解禁推進法」)に反対する意見書の提出について、提出者より提案理由の説明を求めます。

 提出者、美勢麻里君。

     (美勢麻里君登壇)



◆(美勢麻里君) 発議第9号 「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」(いわゆる「カジノ解禁推進法」)に反対する意見書の提出についての提案理由を申し述べます。よろしくお願いいたします。

 15日未明、衆議院本会議で、刑法で禁じる賭博を合法化するカジノ解禁推進法が自民党、維新の会、公明党の一部の賛成多数で可決されました。日本共産党、民進党、自由党、社民党の4野党は反対しております。

 カジノ解禁推進法は、ギャンブル依存症を初めとしたカジノの規制策について、法を1年を目途に政府が策定するとした実施法に丸投げしています。カジノ解禁だけを先に決め、多くの国民が心配していることにまともに答えていません。

 日本はパチンコ、パチスロ、公営ギャンブルの規制が弱く、成人人口の約5%が依存症であり、国民がギャンブルで年間5兆6,000億円の損失を出している、既に世界最悪のギャンブル依存大国です。賭博禁止の歴史は、持統天皇によるすごろく禁止令、689年に遡ります。そして明治42年、1909年、公営賭博法案である競馬法が初めて議会に提出され、衆議院では圧倒的多数で通過しましたが、社会的悪影響を懸念した貴族院では否決されました。

 カジノ解禁推進法に反対する最大の理由は、この法律が、刑法で禁じられた犯罪行為である賭博を日本の歴史上初めて民営賭博という形で合法化するというものだからです。民営賭博を認めることになれば、憲法の解釈を勝手に変えて安保法制戦争法を強行したと同じように、刑法そのものの趣旨を踏みにじる暴挙となるのです。

 賭博は、歴史的に多くの事件や人々の不幸を招いてきました。対策をとれば防げるという類の問題ではなく、行為そのものを禁じるしかない、そういう立法事実があったからこそ禁止されてきたのです。賭博を解禁しておいて、ギャンブル依存症をふやさない方法などどこにもありません。カジノを解禁している世界のどの国を見ても、あるのは依存症になった後のカウンセリングや病院での治療などの事後処理だけです。依存症をふやさない唯一の方法は、カジノ、賭博そのものを解禁しないことです。

 IR、統合型リゾートで会議場、レストランなどでももうけるという議論もありますが、シンガポールではIRの収益の8割がカジノとなっています。そして、カジノで経済成長が図れると宣伝されていますが、アメリカ・アトランティックシティは次々にカジノが倒産し、25%の雇用減、19%の税収減となっている事実もあります。賭博は新たな価値を生むものではなく、人のお金を巻き上げる所業であり、経済対策と呼ぶような代物ではありません。雇用が増えると言いますが、増えた雇用の何倍もの人生が台なしにされることを忘れてはなりません。

 高齢者のたんす預金など世の中に出にくいお金が回り始めることが期待され、ターゲットは外国人観光客ではなく、日本人の貯蓄、金融資産だということです。この間、ラスベガスやマカオなどの海外資本が日本のカジノへの投資意欲を示しており、日本の個人資産は魅力的な対象であると公言しています。カジノ解禁推進法の本質は観光立国でも成長戦略でもなく、日本人の貯蓄を特に海外のカジノ資本に差し出すことになることから、反対とする意見書を提案いたします。

 読み上げます。

     (発議案朗読)

 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(深作勇君) 以上で提案理由の説明が終わりました。

 これより質疑を許します。

 質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(深作勇君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 発議提出者は議席へお戻りください。

     (美勢麻里君議席に着く)



○議長(深作勇君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております発議第9号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(深作勇君) ご異議なしと認めます。よって、発議第9号につきましては委員会の付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論は原案反対者より行います。

 反対討論ございますか。

     (「なし」の声あり)



○議長(深作勇君) 次に、賛成討論。

 元木美奈子君。

     (元木美奈子君登壇)



◆(元木美奈子君) 発議第9号に対する賛成討論をさせていただきます。

 15日未明、臨時国会を2回も延長してこの法律が成立しております。しかし、私は、この法律の目的にしている国際観光と地域振興、税収増を図る、このようなことが目的であるとしておりますけれども、カジノにホテル、商業施設、展示場などの大型施設を併設する、いわゆる統合型リゾートをつくるということでありますけれども、中心になるのはカジノだというふうに考えております。

 前者も言っておりましたけれども、カジノは賭博であり、犯罪です。賭博は刑法で厳しく禁止されてまいりました。その理由は、賭博が歴史的に多くの重大犯罪を生み、多くの人々の不幸を招いてきたからにほかなりません。ところが、この法律では、歴史上初めて民間事業者が営利目的で賭博場を開くことを認めているものであります。

 法案審議の国会における議論を私は注視してまいりました。刑法がなぜ賭博を禁止しているのか、その理由を問いただされた法務大臣は、犯罪を誘発し、さらに国民経済の機能に重大な障害を与えるおそれがあるということを認める答弁を行いました。すなわち、カジノが合法化されればギャンブル依存症や多重債務者の増加につながることを、刑法を所管する大臣自身が認めているということであります。

 さらに法務大臣は、カジノを推進する国際観光産業振興議員連盟の副会長を務めておられます。刑法を所管する法務大臣が刑法違反の賭博罪を合法化する急先鋒に立っていること自体、今の安倍政権の暴走ぶりが明らかになったわけであります。

 我が国は、賭博を禁止している国でありながら特例法で競馬、競輪など6種の公営賭博が行われ、その結果、多くの問題を引き起こしてまいりました。私もこれまでの議員生活の中で、パチンコにのめり込み借金を繰り返す、さらにサラ金に手を出す、家族、親族までも巻き込んで生活破綻に落ち込んでいく、いわゆるギャンブル依存症の深刻な生活相談にかかわった経緯があります。私自身もサラ金業者を相手に話し合いに臨む、このような経験もさせていただき、なぜ刑法が賭博を禁じているのか、私はその刑法の重みを直に経験いたしました。

 カジノ解禁は、ギャンブル依存症の拡大にとどまらず、多くの多重債務、暴力団関与、マネーロンダリング、治安の悪化、青少年への悪影響など社会悪そのものであると考えております。

 さまざまな対策を講じるために、今後、莫大な社会的費用を必要といたします。カジノ事業者のもうけのために社会悪を発生させ莫大な公費を充てる、これほどばかばかしいことはないということを指摘させていただき、賛成討論とするものでございます。



○議長(深作勇君) 他に討論ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(深作勇君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。

 これより発議第9号 「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」(いわゆる「カジノ解禁推進法」)に反対する意見書の提出についてを採決いたします。

 これを原案のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定します。

 賛成少数であります。よって、本案は否決されました。

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△日程第3 発議第10号(審議)



○議長(深作勇君) 日程第3、発議第10号を議題といたします。

 発議提出者の元木美奈子君、発議提出者席にご移動願います。

     (元木美奈子君発議提出者席に着く)



○議長(深作勇君) 発議第10号 国民年金法等改正法に反対する意見書の提出について、提出者より提案理由の説明を求めます。

 提出者、元木美奈子君。

     (元木美奈子君登壇)



◆(元木美奈子君) それでは、発議第10号 国民年金法等改正法に反対する意見書につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。

 年金は若いときから保険料を払い続け、退職後は老後の生活を支える柱でありますので、年金制度の見直しは人生設計にかかわる大問題であります。

 現在、基礎年金は満額でも月6万5,000円、平均受給額は月5万円程度です。特に女性の場合は、厚生年金でも平均月額10万2,000円にとどまり、年金収入が年間100万円未満は6割を超えると言われております。ところが、このたび改正された法律は、年金を暮らしの柱にしている高齢者に痛みを強いる重大な法改悪であります。

 具体的には、年金を抑制するために、これまでのルールを主に2つ見直します。

 その1つは、賃金・物価スライドの見直しであります。

 現行の公的年金は、物価が上がり賃金が下がった場合、年金額は据え置かれます。しかし、改正された法律では賃金に合わせて給付が引き下げられます。また、例えば物価がマイナス1%、賃金がマイナス2%下がった場合、現行は物価に合わせて年金は低いほうの1%の引き下げです。しかし、法改正では低い年金に合わせ年金が2%引き下げられます。ひたすら低いほうに合わせて年金を抑え込むものであります。

 もう一つは、マクロ経済スライドをさらに強化する内容です。

 年金には、先ほども申しましたが、物価や賃金が上がっても年金の伸びを抑えるマクロ経済スライドという仕組みもあります。これは2004年に導入されました。しかし、高齢者の生活への影響を考慮しマイナス改定はしないルールになっていて、このマクロ経済スライドが実施できたのは、現実的にはこれまで1度だけです。法改定では、マイナス改定ができなかった分を翌年度以降に持ち越し、物価や賃金が上がったとき、まとめて実施できるようにしています。繰り越しは、プラス成長でも2043年、マイナス成長のケースなら2072年度まで続くと見込まれ、年金の削減は将来世代にわたって行われることになります。

 政府は今、医療や介護の負担増、給付を減らすなどの社会保障制度の改悪を進めています。保険料、利用料などの負担増を次々と求める一方で年金の減額、抑制を進めれば、高齢者の暮らしは行き詰まり、今でも深刻な格差と貧困をさらに拡大することになりかねません。高齢者の生活実態を無視した法改正は許さないものと考えます。

 さらに、私は、年金の減額が高齢者の暮らしを圧迫するだけでなく、地域経済にもマイナスの影響をもたらすということを指摘したいと思います。特に、高齢者の消費支出が経済の大きな比重を占める地方では深刻です。消費が冷え込めば地域の雇用も経営も打撃を受け、現役世代の賃金や雇用にもマイナス影響をもたらし、全世代に深刻な影響を与えることになります。年金の減額は、今、年金を受け取っている高齢者に大きな影響を与えるだけでなく、若いときに低賃金で苦しんだ世代が高齢になったとき、大幅に引き下げられた年金しか受け取れなくなります。年金世代だけでなく現役世代への攻撃でもあります。

 それでは、年金財政強化のために何が必要でしょうか。まず、その支え手である労働者の賃金と安定雇用にこそ力を注ぐべきではないでしょうか。さらに、年金財源は応能負担を原則とした大企業、大資産家への課税強化によって財源を確保し、国庫負担割合を引き上げること、高額所得者の保険料負担を引き上げることなど、格差是正によって安心できる年金制度への転換を図るべきだということを指摘して、提案理由とさせていただきます。

 それでは、発議文を読み上げさせていただきます。

     (発議案朗読)

 以上でございます。どうかよろしくお願いいたします。



○議長(深作勇君) 以上で提案理由の説明が終わりました。

 これより質疑を許します。

 質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(深作勇君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 発議提出者は議席へお戻りください。

     (元木美奈子君議席に着く)



○議長(深作勇君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております発議第10号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(深作勇君) ご異議なしと認めます。よって、発議第10号につきましては委員会の付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論は原案反対者より行います。

 反対討論ございますか。

     (「なし」の声あり)



○議長(深作勇君) 次に、賛成討論ございますか。

 美勢麻里君。

     (美勢麻里君登壇)



○議長(深作勇君) できるだけ簡明にお願いします。



◆(美勢麻里君) 発議第10号 国民年金法等改正法に反対する意見書への賛成討論を申し述べます。

 老後の収入の支えとなる公的年金が目減りし続けることに多くの国民が不安を募らせ、共同通信や日経の世論調査では反対が6割近くに上り、直近のNHK調査でも反対は37%で、賛成15%の倍以上です。どちらとも言えないが40%もあり、多くの国民が法案に対する疑問を拭えないままであったことを示しています。何が何でも今国会での成立を急ぐこのやり方に、大義も道理もありませんでした。

 わずかな審議の中でも、法律がさまざまな痛みをもたらす実態や問題が次々と浮き彫りになってきました。消費税増税強行で物価水準が上がっても、賃金水準が下がった場合は新ルールが発動されて年金が下げられる危険は否定できませんでした。今でも少ない年金額の目減りと一体で、安倍政権が医療や介護の負担増をさらに強いる改悪を打ち出すもとで、高齢者の暮らしや健康を脅かす深刻な事態を招くことへの警告が委員会の参考人質疑などでも相次ぎました。雇用が不安定で低賃金の若者世代には安心できる制度になっていない状況の打開を求める切実な声も寄せられています。

 提案者からも、高所得者の保険料の上限を引き上げて財源をふやすこと、そして巨額な積立金の株運用をやめることなど、減らない年金の確立に向けての知恵を尽くすべきということで、多くの論点を積み残したままです。成立ありきで議論を尽くさず、採決を強行している極めて無責任な状態、本当に憤りを感じます。

 年金減額が高齢者の購買力を弱めて消費を冷え込ませるため、経済にもマイナスです。現役世代の賃金や雇用にも影響してしまいます。削減、抑制の強化ばかりで、年金制度への国民の不信や不安は消えていません。積立金を積み増すことを前提とした今の考え方そのものも転換する必要があります。年金世代に辛抱と苦労をかけてまで積み立てる必要はありません。給付抑制を回避する運用に転換すべきです。

 国民年金は、40年かけても月額6万5,000円、底なしの低水準です。これこそ最大の問題です。本当に必要なのは、老後の生活の基礎的な支えとなり、高齢世代も現役世代も信頼できる年金制度を創出することです。低年金の底上げと最低保障年金の導入、高額所得者の保険料上限の見直しや現役世代の雇用、賃金の立て直しにより年金財源の強化など、本当の改革が求められています。

 最低保障もなく、際限なく減らされる年金制度を将来世代に残すわけにいかないことから、本意見書に賛成するものです。

 以上です。よろしくお願いいたします。



○議長(深作勇君) 他に討論ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(深作勇君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。

 これより発議第10号 国民年金法等改正法に反対する意見書の提出についてを採決いたします。

 これを原案のとおり決することに賛成、反対のボタンを押してください。

     (表決ボタンにより表決)



○議長(深作勇君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。

 賛成少数であります。よって、本案は否決されました。

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△日程第4 議員派遣の件



○議長(深作勇君) 日程第4、議員派遣の件を議題といたします。

 お諮りいたします。

 地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元に配付の文書のとおり議員を派遣することにご異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(深作勇君) ご異議なしと認めます。よって、お手元に配付の文書のとおり議員を派遣することに決定いたしました。

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○議長(深作勇君) 以上をもちまして今期定例会の付議事件は全て議了いたしました。

 ここで一言ご挨拶を申し上げます。

 平成28年の議会も本日をもちまして終了いたしますが、議員各位の協力によりまして議会運営を進めることができましたことに心から感謝を申し上げる次第でございます。

 皆様方におかれましては来年も幸多いことをお祈り申し上げ、希望に満ちた年を迎えられますことをご祈念申し上げまして、第4回定例会を閉会いたします。



△閉会(午前11時39分)

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本日の会議に付した事件

 1.開議

 1.議長の報告

 1.日程第1 議案第1号ないし議案第29号

        (委員長報告に対する質疑・討論・採決)

 1.日程第2 発議第9号(審議)

 1.日程第3 発議第10号(審議)

 1.日程第4 議員派遣の件

 1.閉会

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出席議員

     第1番  元木美奈子        第2番  美勢麻里

     第3番  広瀬明子         第4番  柳 毅一郎

     第5番  折本ひとみ        第6番  吉村啓治

     第7番  岡野純子         第8番  毎田潤子

     第9番  小林章宏        第10番  末益隆志

    第11番  秋葉 要        第12番  一瀬健二

    第13番  中村理香子       第14番  水野 実

    第15番  西山幸男        第16番  岡本善徳

    第17番  西川嘉純        第18番  宝  新

    第19番  宮坂奈緒        第20番  辻田 明

    第21番  深作 勇

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出席説明者

  市長       松崎秀樹      副市長      中村 健

  副市長      石井一郎      教育長      細田玲子

  企画部長     長峰敏幸      総務部長     露木智広

  財務部長     及川 力      市民経済部長   石川豪三

  健康福祉部長   新宅秀樹      こども部長    金子 昇

  都市環境部長   大塚伸二郎     都市整備部長   宇田川義治

  消防長      大塚 等      教育総務部長   鈴木忠吉

  生涯学習部長   石田和明      総務部次長    岩波裕幸

  市民経済部次長  指田裕司      秘書課長     花田 文

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出席事務局職員

  議会事務局長   小澤壮司      議事課長     佐藤栄一

  議事課長補佐   折本英明      副主査      文違敏枝

  主任主事     圖司 淳