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千葉県 浦安市

平成27年  9月 定例会(第3回) 09月29日−06号




平成27年  9月 定例会(第3回) − 09月29日−06号







平成27年  9月 定例会(第3回)



       平成27年

               浦安市議会第3回定例会会議録(第6号)

       9月4日招集

●平成27年9月29日(火曜日)

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    議事日程(第6号)

 1.日程第1 一般質問

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△開議(午前10時00分)



○議長(深作勇君) これより本日の会議を開きます。

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△議長の報告



○議長(深作勇君) まず、報告事項を申し上げます。

 本日の議事日程につきましてはお手元に配付してあるとおりでございますので、ご了承願います。

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△日程第1 一般質問



○議長(深作勇君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告順により、順次質問を許します。

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△西山幸男君の一般質問



○議長(深作勇君) 通告順により、西山幸男君。

     (西山幸男君登壇)



◆(西山幸男君) おはようございます。議長のご指名をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。

 今回の一般質問では、浦安市の埋立ての歴史を振り返り、急速に発展した中町、新町と比較して、課題が残る元町に焦点を当てて質問してまいります。

 さて、市民の皆様は、浦安駅前広場についてどのような印象をお持ちでしょうか。浦安市の玄関口である浦安駅前広場、余りにも狭く、交通安全上も問題があり、駅前としての機能を果たしていないことは誰の目にも明らかであります。この問題は浦安市の長年にわたる課題であると認識しています。

 私は、17年前の浦安市長選挙において、こうした元町の課題を解決するには、浦安市出身の政治家ではなく、しがらみのない新しい風を吹かせることができる新しいリーダーが必要と思い、松崎秀樹候補に1票を投じた一人であります。

 浦安市にさわやかな新しい風が吹いて17年が経過しようとしております。この17年間で浦安駅前広場は改善されたでしょうか。駅前は当然のことながら多くの人が集まる場所であります。そしてまた、多くの市民が毎日利用する施設であります。政治家はこの問題から逃げてはいけないと思います。駅前の土地収用が難しいからといって、駅から少し離れた場所、そこで再開発を進めている現在のステップ1事業、これは駅前再開発に白旗を揚げたといっても等しい政治決断だと思います。

 私は、隣の市川市の生まれ、そして育ちであります。結婚して世帯を持つまで30年間、市川市にお世話になりました。実はJR市川駅南口は区画整理がされずに住宅開発が進みました。その結果、市川駅南口は浦安駅同様、長年にわたって不便で狭く、安全上問題がある駅前広場となっていました。駅前の一等地に民間のビルがあり、その周辺には飲食店あるいは商店が乱立する見苦しい駅前でありました。

 この駅前ビルですけれども、1階にパチンコ屋、そしてテナントとしてスナックやキャバレーが入り、最上階にはサウナが入る、いかにも手がつけられないようなビルでありました。そのビルがあるために再開発は難しいと思われていましたが、今ではどうでしょうか。かつてのスラム街のような駅前は一掃されて、広く明るい駅前ロータリー、そして、市川市内を見渡せる展望台まである45階建てのツインタワーが完成をしております。もちろん、その施設には会議、研修、打ち合わせに利用できるI-linkルーム、そして楽器の演奏、ダンスなど多目的に利用できるI-linkホールがあります。

 この市川市の駅前再開発は、3期12年市長を務められた千葉光行市長の大きな功績だと思います。千葉光行市長は、松崎市長と同じく平成3年に千葉県議会議員に当選され、2期県議を務められました。そして、平成9年に市川市長に当選をされております。松崎市長は、千葉光行市長の後を追うように翌年の平成10年に浦安市長に当選をされました。このお二人、政治家として同じような歩みをされてきましたけれども、駅前再開発の成果においては残念ながら対照的であります。

 千葉光行市長は、この駅前再開発をなし遂げて6年前に政界を引退しております。現在、ご存じのように、市川市では大久保博市長が千葉光行市長の後を継承し、2期目を務められております。

 さて、この再開発を成功させた千葉光行市長ですけれども、政治家としてすばらしい才能をお持ちだったのか、それは定かではありませんけれども、少なくとも再開発のプロではありません。本業は歯科医師であります。ですから、あの市川市の駅前再開発は千葉光行市長が政治決断をして、地権者や市民の皆さんがその政策に共感して応援したということではないでしょうか。全ては政治決断であります。

 浦安市は、北栄に所有する再開発のための土地をダイエーに貸しました。さらに、新浦安駅前入船の土地は猫実の民間ビル付きの土地と交換をいたしました。これも政治決断です。それでは、今後、浦安駅前における政治決断はいつされるのか、それを具体的に伺ってまいります。

 件名1、元町の課題について、要旨1、浦安駅前広場について、細目1、拡張について、市のお考えをお聞かせください。

 以上、1回目の質問といたします。ご答弁をよろしくお願いいたします。

     (「議長、議事進行」の声あり)



○議長(深作勇君) 辻田 明君。



◆(辻田明君) 西山議員から、市川市の前の千葉市長が市川駅南口の再開発をやったという発言でしたけれども、市川駅南口は昭和50年には都市計画されて、あそこは南口を、あのビルも取り壊してやるというふうに決定していました。ですから、今の発言は、千葉市長がまるで南口の再開発をやったという発言に聞こえますので、その辺は発言を改めるべきだと思いますので、その辺のお取り計らいをよろしくお願いいたします。



○議長(深作勇君) ただいまの辻田 明議員の議事進行でございますが、この件につきましては、西山議員も参考資料ということで話をしたことと私は思いますので、これはこのまま進行していただいて結構だと思います。よろしくお願いします。

     (「議長、議事進行」の声あり)



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 行政というのは流れていまして、ですから私が言ったのは、千葉光行市長のときに完成しているわけです。その流れというのは当然あると思います。表現の仕方として私は間違っていないと思います。千葉市長が当時完成を見届けたわけです。当然行政というのは流れているので、その前にやっていることは当然あります。でも、その流れの中で私はこの部分を捉えて言っているわけですから、一々前のことがどうだったとか説明する必要なんか、一般質問の私の持ち時間の中でやっていることですから。



○議長(深作勇君) それは西山議員のほうから議事進行を出す話ではございませんので、そこはひとつ勘違いのないようにお願いいたします。

     (「議長、議事進行」の声あり)



○議長(深作勇君) 秋葉 要君。



◆(秋葉要君) 大変申しわけございませんが、議長の今の議事整理でございますが、最後にどう言ったか確認がとれないんですが、辻田議員の議事進行に対しての発言者の議事進行、これはまさしく議事進行に当たりません。要は反論のための議事進行になっておりますので、その辺を明確にしていただきたいと、このように思います。よろしくお願いいたします。



○議長(深作勇君) 暫時休憩します。



△休憩(午前10時11分)

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△開議(午前10時12分)



○議長(深作勇君) 休憩を取り消し再開いたします。

 秋葉議員に申し上げます。秋葉議員のおっしゃるとおりでございまして、西山議員の議事進行は議事進行に当たらないと議長は判断しましたので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。

 答弁をお願いします。

 都市整備部長、菊地良一君。

     (都市整備部長 菊地良一君登壇)



◎都市整備部長(菊地良一君) おはようございます。西山幸男議員の一般質問にお答えいたします。

 件名1、元町の課題について、要旨1、浦安駅前広場についての中、拡張についての今後の考え方というお尋ねでございます。ヒアリング上はありませんでしたけれども、お答えさせていただきたいと思います。

 浦安駅前広場の拡張につきましては、浦安駅周辺まちづくり取り組み方針を策定する段階で、駅前広場の狭さに起因する課題を解決するため、駅前広場の拡張を含めた再開発の事業化の検討を行いました。しかしながら、駅周辺の諸課題を一度に解決するには大きな再開発が必要となり、駅前広場周辺の地権者の方々にも大きな負担となることから、市が所有しています土地を活用しまして、できるところから着手という考えのもと、市が行政課題と捉えております食い違い交差点の解消あるいはやなぎ通りに点在しているバス停留所を集約するなど、交通結節機能の改善を図るため、ステップ1の事業化に取り組むこととしたものであります。

 以上でございます。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) この駅前広場につきましては、もちろん長いこと課題となっていたので、そういう認識は当然持っていたと思うんです。そこで検討はされてきたと思います。その検討してきた期間がどのぐらいあって、金額でどの程度の予算を使ったのかお尋ねいたします。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) 駅前の関係のお尋ねでございますけれども、まちづくり取り組み方針というものを策定しておりますので、そこについての答弁とさせていただきます。

 浦安駅前広場に関係する検討につきましては、平成18年度から平成22年度に実施しました浦安駅前地区まちづくり推進業務委託と、平成20年度に実施しました浦安駅前広場舗装設計業務委託となってございます。また、金額につきましては、浦安駅前地区まちづくり推進業務委託が5年間で8,326万5,000円、浦安駅前広場舗装設計業務委託が197万4,000円となっております。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 5年間で8,326万5,000円ですか、これは多分コンサルタントに委託したと思うんですけれども、それはどういう内容の報告書になっておりますか。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) この業務委託につきましては、株式会社都市環境研究所に委託してございます。主な内容といたしましては、平成18年度におきましては浦安駅周辺まちづくり取り組み方針の策定、平成19年度につきましては全体整備案の検討、平成20年度につきましてはステップ1事業協力提案者の選定、平成21年度になりますけれども、都市再開発方針等の検討、平成22年度につきましてはステップ1の整備方針に関する検討についてまとめてございます。また、浦安駅前広場改修工事に伴います設計業務委託につきましては、株式会社道路建設コンサルタントに委託し、工事を発注するための資料をまとめてございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) その報告書、その内容でもって8,326万5,000円使ったわけですけれども、実現したものというのはあるんですか。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) これまでの検討の中、実現したものというお尋ねでございますけれども、取り組み方針につきましては策定をしているということと、ステップ1事業計画の検討、また、その計画に基づきまして、ステップ1南側になりますけれども、用地の取得等を行ってきているところでございます。また、浦安駅前広場の設計業務委託につきましては、平成20年度及び平成21年度に、現状の駅前広場の利便性を向上させるために、荷さばきスペースの確保あるいはロータリー改修、歩道舗装の改修工事などを行ったところでございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) それでは、ちょっと視点を変えて最近のことをお尋ねします。

 駅前ですけれども、近年建て替えられたビルがありますよね。2棟ぐらい建替えがあったと思うんですけれども、これは取得の交渉というのはしたんでしょうか。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) 取得の交渉というお尋ねでございますけれども、近年、駅前広場に面して、西山議員もおっしゃっております2棟のビルが建てられたことにつきましては承知しておりますが、市ではステップ1南街区の事業化に向けて取り組んでいるところでありまして、このビルの取得のための交渉は行っておりません。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) あくまでもステップ1にこだわって、駅から離れたところでやるんだと。駅前で建替えが行われているのに、そこは交渉もしないということですね。わかりました。

 直近の2棟はやっていないということですけれども、今後、駅前拡張で必要となる地権者との交渉、これはやっていただけるんでしょうか。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) 先ほども答弁させていただいておりますけれども、まずはステップ1南側の街区に向けて取り組んでいるところということで、議会で何度も説明をさせていただいておりますけれども、駅前広場に面する地権者との具体的な交渉の予定はございませんけれども、今後も駅前の動向については常に注視していきたいというふうに考えてございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 市の姿勢がわかりました。駅周辺は特別に動かないけれども、ステップ1のほうに集中的にやっていくということです。わかりました。

 細目2に移ります。タクシーについてでございます。

 以前、このタクシーですけれども、この役所の裏に待機場所を提供して待機していたと思うんですけれども、今、タクシーはどこで待機しているんでしょうか。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) タクシーに関するお尋ねでございますけれども、以前は市役所と旧Uセンターの間の通路に待機しておりましたけれども、現在につきましては、浦安駅前広場のタクシープールが増設され、平成25年12月からタクシープールでの待機をしているところでございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) そうはいっても、やなぎ通りにタクシーが列をつくって交通の妨げになっているという現状がありますけれども、以前はここである程度処理していたけれども、今はその対策はどうなっているでしょうか。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) 駅前のタクシーというお尋ねでございますけれども、私も通勤で浦安駅を使ってございますけれども、時には、渋滞ではなくてタクシーがなかなか来ないという状況も経験してございます。タクシー対策につきましては、先ほども説明させていただきましたけれども、タクシープールの増設あるいは白線の路面標示を整備しており、また、千葉県タクシー協会に対しましても、タクシープールでの待機を基本に、やなぎ通りで待機することがないよう、各タクシー事業者への指導をお願いしているところでございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) タクシーの待機場所はロータリーの中で増えましたけれども、増えたということは、広さは変わらないわけですから、自家用車がとめるスペースというか、送迎の方も使えないと。市民の皆さんが使いたくても使えないという状況が逆に生まれていると思うんです、タクシーの場所を増やしたわけですから。タクシーの場所を増やして市民の皆さんが使える場所が減ったと。今後もタクシーの待機場所というのは、あそこというふうに考えてよろしいでしょうか。検討はしないんですか。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) タクシーの待機場所の変更というお尋ねでございますけれども、これまで車道の拡幅や白線の路面標示などを整備しておりますことから、限られたスペースでございますけれども、今後も現在の駅前広場のタクシープールで対応してまいるものと考えてございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) わかりました。タクシーについても対策がない。

 細目3に移ります。歩道についてです。

 歩道の安全対策、これも大変重要であります。ここら辺の対策というのは何かあるんでしょうか。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) 歩道の対策というお尋ねでございますけれども、浦安駅改札の北側の市道につきましては、歩道が狭く、歩行者の交差等がしづらい状況となっておりますけれども、一部歩道を設置するなど、できる限り安全対策を行ってございます。しかしながら、歩道を拡幅する等の道路改良をするに当たりましては、用地の確保をしなければならず、周辺地権者等の理解を得る必要があることから、なかなか難しいものと考えてございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 確かに北側は、北口というのはロータリーもないですし、そしてまた、バイパスということで県道だということは理解しています。しかし余りにもあの歩道は狭い。そして、駅ロータリーも拡張するお考えというか、そういう動きがない中で、このまま駅前というのが後回しにされていくのかなというふうに思った次第でございます。

 要旨1は終わりまして、要旨2に移ります。密集市街地についてです。

 細目1、解消策について伺います。認識と解決に向けての取組みについてお答えいただきたいと思います。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) 密集市街地についてのお尋ねでございますけれども、元町地区の一部では木造家屋が密集し、未接道の宅地では建物が建て替えられないことから老朽化した建物が残るほか、緊急車両の進入が困難な狭隘道路も多く、防災上の課題を抱えている地域となってございます。そのため、猫実五丁目東地区住環境整備事業あるいは堀江・猫実B地区土地区画整理事業などに取り組んできたところでございます。

 今後の密集市街地の課題解決につきましては、堀江・猫実B地区の土地区画整理事業に引き続きまして、新中通りのみなと線からやなぎ通りまでのA地区の再整備に向け、地区住民の権利者のご協力をいただきながら取り組んでまいります。

 また、国が指定しています重点密集市街地を含む堀江・猫実地区、これは約34ヘクタールを対象としておりますけれども、燃え広がらず、壊れにくい地域づくりを推進するために、基本的な方針や具体的な対策について検討しているところでございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 難しいのはわかっていますけれども、密集市街地はぜひ解消に向けて努力していただきたいと思います。

 細目2に移ります。防災公園についてです。

 まず、防災公園というのは元町地区に存在するのか、お尋ねいたします。



○議長(深作勇君) 都市環境部長、大塚伸二郎君。



◎都市環境部長(大塚伸二郎君) 防災公園は存在するのかというお尋ねです。

 公園はオープンスペースとしての防災機能を有しており、防災倉庫やかまどベンチ、またマンホールトイレなどの防災機能を備えている公園はございますけれども、防災公園として位置づけて整備した公園はありません。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 必要性の認識はないでしょうか。北栄の土地をダイエーに貸してしまった。そこで市民運動が起こりました。ダイエーに貸さないで防災公園にしてほしい、こういう声が出たわけです。これは、元町に防災公園がない、そういう思いを行動に移したと思います。もう一つは、何で市民の大事な税金で買った土地をダイエーに貸してしまうんだと、この2つです。だから、防災公園は元町にとって、これからまた震災が来るかもしれない。そのためにも必要だというふうに私は思いますけれども、その必要性の認識はどうでしょうか。



○議長(深作勇君) 都市環境部長。



◎都市環境部長(大塚伸二郎君) 元町地区につきましては、過密住宅地が多く、公園などのオープンスペースが少ないことが防災面等での一つの課題とは認識してございますが、元町地区では防災公園に限らず、緑豊かで市民の憩いの場となるような公園が必要と考えているところです。

 昨年改定しました緑の基本計画では、元町地域の方針としまして、市街地整備のための市有地を緑地などとして暫定的に整備するなど、有効活用を図るほか、立体公園や借地公園の検討、また用地取得による既存公園の拡張整備など、長期的な視点で今後の方針を示したところです。今後もそれらに基づきまして、公園や緑の推進を図っていきたいと考えてございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 元町は、先ほど密集市街地のことも申し上げましたけれども、なかなか再開発は難しい。ですけれども、公園をつくるということであれば、ある程度見えてくるというか、可能性があると思います。ぜひそこら辺は進めていただきたいと思います。

 細目3に移ります。下水道について伺います。

 整備の現状、元町地域はどうなっているのかお尋ねします。



○議長(深作勇君) 都市環境部長。



◎都市環境部長(大塚伸二郎君) 元町地域の下水道の整備の状況でございますが、これにつきましては、さきの岡本議員の質問の中でもお答えしたところですが、元町地域の下水道整備につきまして、人口普及率で申し上げますと、平成26年度末現在99.2%となってございます。また、事業の現状としましては、幅員4メートル以上の道路における下水道整備はおおむね完了しておりまして、狭隘道路や私道の一部が未整備となっています。また、東日本大震災による復旧工事に伴いまして、新たな整備工事は一時中断しておりますが、平成28年度より実施設計等の再開を予定しており、順次整備を行っていきたいと、そのように考えております。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 99.2%整備の状況は進んでいるということですから、かなり進んでおります。ただ、整備はされていても接続していなければ意味がないわけで、接続率というのはどうなっておりますか。



○議長(深作勇君) 都市環境部長。



◎都市環境部長(大塚伸二郎君) 下水道への接続率につきまして、元町地域の平成26年度末現在の数字で申し上げますと93.8%となってございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) こちらになるとちょっとパーセントが低いということですけれども、未接続の理由についてお尋ねいたします。



○議長(深作勇君) 都市環境部長。



◎都市環境部長(大塚伸二郎君) 未接続の理由というお尋ねでございます。

 理由としましては、主に、将来建替えの計画があるということで、その時点で接続したいとお考えの方や経済的な理由となってございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 整備についても、もうここまで来れば100%にしていただきたいですし、接続もできることは100%にしていただきたいんですけれども、そこについての課題をお尋ねします。



○議長(深作勇君) 都市環境部長。



◎都市環境部長(大塚伸二郎君) 接続率100%に向けての課題についてのお尋ねです。

 下水道整備区域における未接続世帯に対しましては、戸別訪問を中心に、公共用水域の水質の保全や住環境の改善、公衆衛生の向上を図るといった下水道の目的の趣旨や、市の制度である水洗化への利子補給制度をご説明しながら、接続のお願いを行っている状況です。

 しかしながら、高齢者の年金生活者といった低所得者も多く、接続費用の個人負担が発生することから、なかなか接続が進まないということが挙げられるところです。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 下水道の接続の問題ですけれども、いわゆる公道に接していなければ、やりたくてもつなげられないという問題があるわけです。こういうお宅は元町にあると思うんです。こういうお宅に対しての対策というのは何かあるでしょうか。



○議長(深作勇君) 都市環境部長。



◎都市環境部長(大塚伸二郎君) 公道に接していない宅地、いわゆる未接続宅地ですが、物理的に下水道工事の施工が困難な狭隘道路等につきましては、市街地の再整備等と併せて整備する必要があるもの考えてございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) つなぎたくてもつなげられないというお宅もある。そしてまた、元町には、あいている土地というか、もし震災とかあって火災が出た場合に、延焼を防ぐということもなかなかしづらいという中で、私は、未接続のお宅、これは例えば市のほうで買わせていただくとか、そういうことも一つの考え方として必要なのかなというふうに思っております。ぜひそこら辺もお願いしたいと思います。

 密集市街地については、これで終わります。

 要旨3の魚市場について伺ってまいります。

 細目1、現状についてであります。

 浦安魚市場協同組合ですけれども、昭和28年12月に設立をされておりまして、当時は浦安橋の近くにあったようであります。昭和48年3月、高度化事業によって現在の場所に移ったということです。この組合の共同店舗ですけれども、当時の日本住宅公団と提携して建設をいたしまして、浦安駅前市街地地区の1階に位置をしているわけであります。昭和48年3月ということ、そして、今はURですけれども、URとの共同で建てた。老朽化の問題とかあるようでございます。その点、建替えにおける課題というのは、市のほうでどのように認識されているのかお尋ねします。



○議長(深作勇君) 市民経済部長、石川豪三君。



◎市民経済部長(石川豪三君) 浦安魚市場につきましては、議員おっしゃるとおり、昭和28年に組合を結成以来、60年以上の長きにわたって浦安市民の食文化を支えてきております。このため、市では、これまでも本市の商工業の振興という観点から、魚市場が催すイベント等に対して支援しているところでございます。

 ご承知のように、この魚市場は、東京都の築地市場のような公設の市場とは異なりまして、各店舗の組合員で構成された民設の市場となっています。したがいまして、魚市場が所有する不動産についてのことになりますと、これは民間企業の資産に関することになりますので、市として今答弁する立場にはないというふうに考えております。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) わかりました。建替えの必要が迫られているということは認識されていると思います。そしてまた組合とURの関係、共同所有ということもあります。

 それでは、細目2の今後についてお尋ねいたします。

 組合との協議というか、お話し合いもされているかと思うんですけれども、あの土地を組合はどのように再生しようとしているのか、聞いているようでしたらお答えいただきたいと思います。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) 先ほども申し上げましたとおり、民間企業の資産に関することでございますので、市としてお答えする立場にはないというふうに考えております。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 魚市場は浦安市の大きな産業の一つで、支援もしていきたいというお話もありました。今までも支援をして、宣伝とかそういう部分でもしてきたということですけれども、今後、市としてどのような支援ができるとお考えでしょうか。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) もちろん、これまでイベント等の事業に対しては支援を行ってきておりますけれども、企業の資産に関することについては、ここで我々がとやかく言う立場にはないというふうに考えております。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 私は、築地が豊洲に移るのとは違うということですけれども、市が所有、今もう既に所有しましたけれども、海辺の観光漁業基地、ああいうところと土地交換の交渉をされてはどうかなと。そうすれば市は、先ほどから言っているように、元町の再開発の土地が今なくて困っているというか、これこそ土地交換すれば、市にとってはメリットがあると思うんですけれども、そういう考えはできないでしょうか。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) 民間企業の資産に関することでございますので、市としてそれについてどうのこうのと言う立場にはないというふうに考えております。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) わかりました。

 そういうお考えはないということですけれども、私は、もちろん質問するに当たって組合の方とお話をさせていただきました。いずれにしても、あの魚市場は老朽化の問題で5年以内に建て替えざるを得ないという問題をはらんでいます。5年以内に結論を出さなくてはいけない。そういう中で、組合の皆さんの判断、迷っていらっしゃるのは、私も商売をやっているのでよくわかる。30年、50年先、駅の近くの一等地ですけれども、あの場所で、駐車場も狭い。そして以前のような魚市場、申しわけないけれども活気がなくなってきている。スーパーでお魚も買ってしまう。そういう中で店舗も少しずつ減っている。あそこでもう一回やるべきなのかどうかと。私は当然判断に迷っていらっしゃると思います。URと共同所有というのもあります。これも1つクリアしなくてはならない問題だというのはわかっています。

 でも市は、市として手を差し伸べるというか、今後どうしていくのか一緒に相談に乗ってさしあげて、場合によっては、組合の考え方次第ですけれども、お金で解決したいということもあるかもしれない。あそこで再生するのであれば、別の場所なり、商売を一旦畳んで、組合でお金を応分に分けてというお考えもあるかもしれない。ですから、ここでもちろん結論を出せる問題ではない、相手があることですから。でも、その交渉は私はしていただきたいと思うんです。それによってお互いにウイン・ウインの関係になって、よかったという形にできればいいのかなというふうに思っておりますので、私は交渉をしていただきたいと思っております。魚市場については終わらせていただきます。

 要旨4、ステップ1計画についてであります。

 細目1の進捗状況について、現在までの進捗状況についてお尋ねいたします。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) 進捗状況というお尋ねでございます。

 ステップ1計画の南街区についてご答弁させていただきますけれども、やなぎ通りに点在しているバス停留所を集約し、交通結節機能の改善を図るため、土地区画整理事業などの手法によって整備を進めていく考えでございます。そのため、現在、南街区の関係権利者との話し合いを行っており、並行して、食い違い交差点の改善をするため、道路管理者である千葉県、また交通管理者であります警察、バス事業者との協議を進めているところでございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) このステップ1計画ですけれども、先ほども、そちらに力を集中していきたいということであります。全体計画で必要となる面積、そしてまた現時点での土地の、まず土地がなければ話にならないわけですから、土地取得率というのはどの程度になっているんですか。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) ステップ1区域面積といたしましては、これはやなぎ通りを含めて約7,600平方メートルであります。宅地面積としましては約4,454平方メートルで、そのうち市有地は約2,572平米となっておりまして、約58%となります。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 土地の取得率と言ったほうがわかりやすいですね。今58%取得されていると。半分ちょっと進んだということですかね。

 あとまだ42%残っているわけで、この必要な土地の地権者との交渉状況についてはどうなっているのか。併せて、デッキでつなげるというお話がありました。デッキでつなげる対岸の千葉銀行側、この土地というのは今後必要になるのか、お尋ねします。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) 交渉状況ということをまず答弁させていただきたいけれども、ステップ1権利者につきましては、市を含め6名となってございます。これは先ほども答弁させていただいておりますけれども、現在、ステップ1南街区の検討を先行して進めており、土地区画整理事業の実施に向け、3人の権利者の皆様と換地計画あるいは事業計画について交渉を進めているところでございます。

 また、千葉銀の土地の必要ということでございますけれども、やなぎ通りの南側とペデストリアンデッキを結ぶ計画としていることから、南街区の整備の進捗状況を踏まえ、必要な時期に話し合いをしたいと考えてございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 状況を見ながら、対岸の千葉銀行側の土地取得に向けて動き出すということですよね。でも、デッキでつなぐと市民の皆さんとか我々に公表しているわけですから、対岸をやらずして片方だけ進めるというのは事業として成り立つのか、併せて進めていかなくてはいけないんじゃないかなというふうに私は思っております。

 細目2、今後についてに移ります。今後の計画の概要をお答えいただきたいと思います。



○議長(深作勇君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(菊地良一君) ステップ1南街区につきましては、先ほど答弁させていただきましたけれども、土地区画整理事業を進める中、隣接する街区についても共同化などによる再整備を検討していくよう考えてございます。

 以上です。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) ステップ1事業というのは、できるところから少しずつやっていきますということですよね。でも、計画というのは、全体像があって、それで少しずつ進めていくというのが物事の進め方だと思うんです。全体像が見えない中で、できるところから土地を買っていくんだという計画としか思えない。今、新聞、テレビでも問題になっている国立競技場、全体像がない中で進めていった。その結果、予算規模がどんどん大きくなって当初の計画と違う、こういうことが現に起こったわけです。このステップ1もどうもそういう計画にしか思えない。全体像がない中でできるところからと。私は、こういう進め方というのはどうなのかなというふうに思っております。答弁は求めません。

 以上でステップ1については終わらせていただきます。

 要旨5、遊漁船について伺います。

 細目1の現状について、遊漁船の数と船宿の数についてお答えいただきたいと思います。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) 現在、旧江戸川沿いで営業しております船宿につきましては8軒、また、釣り船と屋形船の数は合わせて40隻程度というふうに把握しております。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 組合の現状についてですけれども、この遊漁船も浦安の誇る大事な産業であります。魚市場のことも先ほど取り上げましたけれども、大事な産業です。私はたまたまきのう、石油の業界の懇親会で屋形船に乗りました。ちょうど満月で、きれいな満月も見えましたし、すばらしいですよ。これは守っていかなくてはいけない産業だと思っております。

 ただ、現状、釣り船と屋形船と2つのスタイルがあるわけですけれども、釣り船ですけれども、東京湾の水質が大分よくなりまして、江戸前の魚が今見直されているということで、釣り船を利用される方が多くなってきているようです。人気が出ているようです。これは大変いいことだなというふうに思っております。

 この釣り船のことに関しては、私もこの一般質問するに当たりまして、吉野屋さんといろいろお話をして、膝詰めでいろいろお話を聞いてきました。そしてまた、きのう乗らせていただいたのは岩田屋さんの屋形船でしたけれども、岩田屋さんともいろいろお話をさせていただいて、今の現状、お話を聞いてきました。ある程度恵まれてはいる。沖に行けばディズニーの景色が見られて、葛西臨海公園の観覧車の夜景が見えたり環境はいいと思います。

 ただ、やっぱり支援していかなくてはいけない部分もあるのかなというふうに思っているんですけれども、現状どのような捉え方をされていますでしょうか。遊漁船の現状についてお答えいただきたいと思います。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) ご承知のとおり、かつての浦安は、多くの漁船が係留される漁師町でありまして、現在も釣り船、屋形船といった遊漁船が昔の浦安の面影を残しながら、多くの人に親しまれているという現状がございます。こうした歴史的な背景の中で、本市の貴重な観光資源の一つとなっている遊漁船業につきましては、本市の観光振興を図っていく観点からも、引き続きその発展に向けた支援が必要だというふうに考えております。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) わかりました。支援が必要だというご認識でいらっしゃるということで、安心をいたしました。

 細目2の桟橋について伺います。

 桟橋の管理については、どこがどのようにされているのかお尋ねします。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) 各船宿が使用している桟橋につきましては、各船宿が千葉県の許可を受けて設置して管理している状況でございます。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 今、県のほうでやられていると思うんですけれども、護岸の整備がされておりますけれども、この進捗状況、そして完成の時期をお尋ねいたします。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) 千葉県による旧江戸川の護岸整備につきましては、これまでに舞浜地区の河口から当代島水門までの事業区間の大半でほぼ工事が完了している状況と伺っておりますけれども、当代島地区の一部約200メートル、この区間においては、浦安遊漁船協同組合などの関係者と調整しながら今進めているところで、平成29年度をめどに完成させる予定というふうに聞いております。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) わかりました。

 細目3の今後についてに移りたいと思います。

 業界を保護・育成していくという、これは大事なことだと思っております。ただ、私、屋形船の関係の方にお話を伺いましたら、今、東京都は公共桟橋と駐車場を整備している場所が何カ所かあるそうなんです。要は桟橋の整備と陸側の整備というのは一体なんです。お客さんを呼んでくるには、駐車場があってバスがとめられて、そして護岸を越えれば船着き場があると、こうでないとお客さんは呼べないというか、なかなか来ていただけないという現状があるようです。浦安市の場合は桟橋も、先ほど答弁があったように個々の業者が整備をして、きちっと決められた場所とか権利関係だとか、そういうものが曖昧の中で商売をされている。不安定な中で商売をされているわけです。

 ですから、今、せっかくディズニーリゾートに多くのお客さんが来ていらっしゃる。でも現実には、来ているんですけれども、ディズニーリゾートで遊んでいただいて、もう1日2日、じゃ船宿で屋形船に乗ってみようか、あるいは釣り船に乗ってみようかという方がせっかく浦安に来ているのに、実は東京都にお客さんをとられている現状があるというふうにおっしゃっていました。要は東京都が桟橋と駐車場を整備しているものですから、バスで浦安に来たお客さんを東京都に誘導して、それで遊んで帰るということのようであります。

 私はその話を聞いて、もちろん浦安市単独でできることではありませんけれども、県と協力して、陸側の整備と河川の桟橋の整備と、こういうことをやる必要があるんじゃないか。2020年には東京オリンピック・パラリンピックも開催されます。多くのお客さんが来られる。遊漁船は浦安の大事な産業の一つです。お客さんがみんな東京にとられるようではいけない。ぜひここは浦安で遊んでいただきたいというふうに思っておりまして、浦安市にもないわけではないんですね。活用できそうな場所がある。港地区に未利用地となっている港湾があるんですよね。私も鉄鋼団地の関係ですので、港地区に未利用となっている立派な港湾があります。あれは、県が不法係留の対策としてあそこを整備しようというようなことも話が一時期あったんですね。そういう活用というのはできないのかお尋ねいたします。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) 港地区にあります企業岸壁の活用につきましては、これまで特に浦安遊漁船協同組合から要望・要請は受けておりませんけれども、岸壁及び後背地が企業の所有となっておりますので、現状で活用はなかなか難しいものというふうに考えております。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) 周りは確かに鉄鋼団地組合の個々の会社の所有地だということは、私も認識しております。ただ現状、鉄鋼団地組合のことを申し上げて恐縮なんですけれども、今、自分たちが持っている土地を100%活用しているかというと、そうではない状況です。建設のレンタルに貸したりとか、本来、鉄の加工をやる会社であれば、倉庫をフル活動して鉄だけの事業で商売が成り立てばいいんですけれども、今はなかなかそういう状況にない。ですから、2つ3つ工場があっても、そのうちの1つ2つ貸し出しているというような状況も現実であります。今、鉄鋼業界は、大昔は船で輸送するとかということもあったようなんですけれども、今はほとんどがトラック輸送で、港の活用というのは現実ほとんどしていないです。ですから、せっかくああいう港があるわけで、遊漁船に限らず、何らかの活用をしたらどうかなというふうには思っております。そこら辺、まだ先の話になりますけれども、そんなことも考えていただきたいというふうに思っております。

 あと、先ほどの話ですけれども、遊漁船の皆さん、川沿いに点々とあるわけですけれども、どこか1カ所でもバスがとめられるような場所があれば、少しは光が見えるというか、現状、バスでお客さんを引っ張ってくるということはできないわけです。ですから、そういう場所がないのかなというふうに私も探したんですけれども、浦安橋のたもとに市の所有する土地があるような気がするんですけれども、その土地は市の土地であって、遊漁船組合に貸せるような場所があるのかどうなのか、貸せる可能性はあるのか、お尋ねいたします。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) 議員おっしゃるとおり、旧江戸川沿いの地域につきましては、道が狭く、密集した市街地であることから、遊漁船事業者にとって駐車場の確保というのは大きな課題であるというふうに、我々としても認識をしております。現時点では公共駐車場の候補というのはありませんけれども、今後、市としても観光振興、産業支援の視点から、検討すべき課題ではないかというふうに考えております。



○議長(深作勇君) 西山幸男君。



◆(西山幸男君) この遊漁船組合、何とかバックアップできないものかなというふうに思って、今回質問させていただきました。ぜひ引き続きよろしくお願いをいたしたいと思います。

 今回の一般質問では、件名を1つに絞って元町の課題について伺ってまいりました。こういう課題については、中村副市長、町役場の時代からずっと奉職されてきて、この中で一番市民の声を聞いてきたと思います。3期目12年という期間を任命を受けたわけですから、ぜひ豊富な経験を生かして課題に取り組んでいただきたい。元町の課題、長年の課題です。取り組んでいただきたい。

 そしてまた石井副市長、国交省から出向で来ていただいて、再開発だとかそういうことはお手のものだと思うんです。震災復興で来ていただいているのは重々わかっています。でも、せっかくのパイプというか、生かして、こういうことにも、この課題にも取り組んでいただきたいと思います。

 以上で私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(深作勇君) 暫時休憩いたします。



△休憩(午前11時05分)

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△開議(午前11時15分)



○議長(深作勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△広瀬明子君の一般質問



○議長(深作勇君) 通告順により、広瀬明子君。

     (広瀬明子君登壇)



◆(広瀬明子君) それでは、一般質問を行わせていただきます。

 まず、順番を変えさせていただきますので、最初に言わせていただきます。件名3を最後に持っていき、あとは順番どおりに質問を行います。

 まず、件名1、今後の財政の見通しについて、要旨1、85億円の財源不足の意味、細目1、85億円の根拠。

 平成27年度予算作成に関して市がホームページ等で公表した件での質問です。そこでは、平成27年度〜平成31年度までの五か年を踏まえると、歳入は微増にとどまるなか、財政需要の拡大などにより、合計で85億円の財源不足が見込まれていると書かれてありました。大変気になる表現です。全国一財政のよさを誇っている浦安市の財政が、5カ年で財源不足になるなんていうことは到底考えられないので、質問をします。

 まず、この数字を出すに当たり、昨年10月末の市長選時に配布した公約集でたくさんの新規事業が盛り込まれておりましたが、これらもこの数字の根拠になっていたのかどうか、お伺いしたいと思います。

 よろしくお願いいたします。



○議長(深作勇君) 財務部長、及川 力君。

     (財務部長 及川 力君登壇)



◎財務部長(及川力君) 広瀬明子議員の一般質問にお答えします。

 件名1、今後の財政の見通しについて、要旨1、85億円の財源不足の意味の中で何点かお尋ねがありました。

 まず、質問の中で議員が言われた財源不足ですが、これは単なる財源不足ではなく、平成27年度当初予算編成に当たり、市民ニーズや行政課題への積極的な取組みに伴う財政調整基金の活用見通しを示したものです。本市の財政運営では、健全財政の堅持を前提としながらも、財政調整基金の活用を図り、各施策を実現していくことも基本方針としています。

 また、選挙公約の中で見込まれているもの、見込まれていないものといったご質問ですが、ご質問の前提となっている平成26年10月に推計した財政収支見通しでは、さきの市長選挙の際、公約として挙げられた事業のうち、既に検討に着手していた事業などについては、その時点で見通せる範囲の中で事業費を見込んでいます。それと、見込んでいないものとしましては、その時点では行政計画等に示されていないものということになります。この選挙公約については、行政計画としての位置づけをした後、収支見通しも含めながら、その実現に積極的に取り組んでいくことになります。

 以上です。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 今のご答弁の中で、既に検討に着手していた事業は見込んでいたというお話でしたけれども、具体に事例をお示ししますので、これは既に検討に着手していたのかどうかお示しください。

 結構大きい事業だなと思われたのが、市長の公約集にあった事業で、東野の福祉ゾーンの開発費というのがございました。これは見込んでいたのかどうか。そして、見込んでいたとすれば総経費幾らを見積もっていたかお示しください。



○議長(深作勇君) 財務部長。



◎財務部長(及川力君) シビックセンター東野地区再整備事業については、収支見通しの中で見込んでおりました。平成26年10月時点では事業費約9億円を見込んで収支見通しを立てています。

 以上です。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) わかりました。

 それでは、千鳥の温水栽培の工場をつくるようなことも市長の公約集で書かれていたもので、これも見込んでいたのかどうか、見込んでいたとすればお幾らか、お示しください。



○議長(深作勇君) 財務部長。



◎財務部長(及川力君) 千鳥の野菜工場については、先ほどの時点では見通しに含んでいません。

 以上です。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) わかりました。見込んでいないものも公約集の中にあると。そうすると、85億円の財源不足というのが若干数字が増える。もし市長の公約をこの4年間で実行すると、85億円の財源不足の数字が変わる可能性があるというふうに理解いたします。

 それでは、細目2の中長期計画に書かれている中の個々の事業経費で、特に大きいと思われるようなものが85億円の根拠になっているものがあると思うんですけれども、幾つか事例をお示しください。



○議長(深作勇君) 財務部長。



◎財務部長(及川力君) 何点か代表的なものを挙げますと、例えば道路等の復旧・復興関連事業は平成28年度の2カ年で約58億7,000万円、それから庁舎建設では平成29年度までに約110億円、運動公園スポーツ施設整備事業は平成29年度までに約14億5,000万円、これらを見込んでいました。

 以上です。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) わかりました。かなり大型事業を控えているということで、こういう表現が、昨年の10月ごろだったと思いますけれども、ホームページに出てきたと理解いたします。

 続けて、音楽ホール、私の前任者の西山議員等からもご発言が若干ありましたけれども、音楽ホールの経費、特にこれは西山議員が6月議会で一般質問をされておりまして、トータルで向こう30年間で130億円に近い金額が支出されるという数字があぶり出されたんですけれども、これなんかも入っている数字だったんでしょうか。



○議長(深作勇君) 財務部長。



◎財務部長(及川力君) 平成26年10月に策定した収支見通しの中には含まれておりません。なお、その後、平成27年3月に見通しを立てておりまして、その中では含んでおります。

 以上です。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) そうすると、昨年10月に公表しました85億円の中には、大きな事業である、一大事業と思われる音楽ホールの経費は入っていなかったと、それが確認できました。

 でも年度末に再度つくったのには入ったそうなんですけれども、それはそれとしまして、やはり85億円の財源不足という数字を具体に出した以上、当然、何らかの解消努力を行わなければならないと思うんですけれども、要旨2にいきます。どのような解消努力をされたのか、具体的事例をお示しください。



○議長(深作勇君) 財務部長。



◎財務部長(及川力君) 平成27年度当初予算編成に当たっては、全庁的に行財政改革の推進や経常的経費の節減に取り組み、できる限り財政調整基金の繰入れ抑制にも努めてきました。二、三例を挙げますと、情報システム導入では内容等の精査により約7,000万円を、また、公用車の更新時期の見直しにより約1億円を縮減しました。さらに、委託業務では、専門性を要する特殊な場合を除き、原則調査・検討経費の予算要求を認めず、職員による対応としました。このほかにも歳入歳出の面から取組みを通しまして財源確保に取り組んだところです。

 以上です。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) わかりました。全庁的に財調には手をつけないで予算を組みましょうと、簡単に言うと。そのようなことをなさったと理解いたします。

 次に、件名2、社会福祉法人への市の対応についてお伺いいたします。

 要旨1、平成27年3月23日監査結果についてです。

 細目1、指摘事項はどのように改善されたか。この指摘事項そのものは、6月議会に私が最後の最後、こういう指摘をされましたよねということを読み上げて、時間切れになってしまった問題なんですけれども、どういう指摘事項が平成27年3月23日に入ったかというと、平成25年度引当金明細中、退職給与引当金が問題になっていまして、1、平成25年度期周内を修正すること、2、事業別に過年度修正分と当期区分を区別して記載し修正すること。これはどのように改善されたのかどうか、お示しください。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長、新宅秀樹君。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 3月23日に実施をいたしました社会福祉法人の指導監査の結果につきましては、議員が今言われたような指摘事項を4月22日、これは報告を要する指摘事項として指摘をしたところです。その後、6月22日に、これ以外にも1点、公益事業会計繰入金収入を社会福祉事業会計繰入金収入に改めるといった点も含めた2点とも修正をした旨の報告書を受け、市ではその報告内容等を確認いたしました。

 その後、平成25年度退職給与引当金繰入額に過年度分が混在していたといったことから、その差額を返還するよう通知をしたところです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) これは、私が再三議会で取り上げてきております指定管理者制度のもとで発生した事例なんでしょうか。そもそも今年の3月23日、このような監査で指摘を受けた社会福祉法人の名前を公表してください。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 社会福祉法人パーソナルアシスタンスともです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 退職引当金は、今、差額返還を求めたというお話だったんですけれども、求めたのはいつで、返還がされたのか、そして何に関する退職引当金の問題だったのか、またその金額をお示しください。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 平成27年9月1日付で返還するよう通知をしております。これはまだ納期限が来ておりませんので、返還は確認はしておりません。額といたしましては675万9,025円です。これは先ほども申し上げましたとおり、平成25年度の退職給与引当金繰入額が、市が本来払うべき金額は当該年度1年のみのものなのに、過年度分も混在をしていたといったことで、その過年度分についての返還を求めたということです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 市が払うべきというお話だったんですけれども、市が払うべき何の事業だったんですか。市はこの社会福祉法人に幾つか事業委託とか補助金とか指定管理、3種類でやっていると思うんですけれども、どの事業においてこういう返金問題が発生したのか、平成25年度の話なんですけれども。

 それからもう1点お伺いいたします。9月1日付で通知を出したというお話なんですけれども、納期限はいつに設定しているんですか。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) この内容は退職手当ですから、市が委託をしている事業に従事している退職手当の受給ができる常勤職員についての1年分、このパーソナルアシスタンスともは、会計上、期末の退職手当に必要な額、要支給額、これを退職給与引当金の額にしておりますので、前期末の額と当期末の額の差額が繰入額になります。

 本来、社会福祉法人の会計としてはそれで問題ないわけですが、市が払うのは、例えば職員の異動があります。本来の法人だけの仕事をしていた職員が市が委託している事業に異動されますと、その人が持っている退職手当、例えば10年勤務している人が10年間の退職手当が市の委託している事業についてきます。期末の要支給額に入り込みます。ただ、市としては、平成25年度1年度分だけのその人の退職手当が幾ら増えたか、その引当金の繰入額を支払うということですので、それが過年度分まで混在をしていたので、その分の返還を求めたところです。

 それと、納期は平成27年12月25日としております。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) ちょっと待ってください。まず1点、12月25日に設定した理由をお示しください。9月1日に、要するに本来あり得ないお金を市のお金で動かされていたということですよね、今の説明を聞きますと。そんなの即刻返していただかなければおかしいんではないですか。12月25日、約4カ月先の納期ですよね。何でそんなに長く設定するんですか。何に基づいて、根拠は何ですか。4カ月後に設定した根拠。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 法人との話の中では、これはすぐ戻してくれるといった中での話し合いはしておりました。結果的に今年中の期限にしておりますけれども、実態としては、お支払いのほうはすぐしていただくといったことで話はついているところです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 私が聞いているのは根拠です。何らかの根拠条例とか条文とか規則があるんじゃないですかということなんです。12月25日に設定した根拠。相手方と話し合ってまあまあでやったのか。こういうのは市の担当者の一存で納期を決定できるんですか。まずその問題をお伺いしているんです。



○議長(深作勇君) 暫時休憩します。



△休憩(午前11時34分)

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△開議(午前11時35分)



○議長(深作勇君) 休憩前を取り消し再開いたします。

 答えられる範囲内で答えてください。

 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) これは申しわけありません。機械的にこういう納期限がシステム上発生するのかどうか、私もすぐ支払っていただくということでお話はしておりましたので、今、調定票を見て、納期限がその日付になっているということですので、これは調べさせていただきたいと思います。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 金利は幾らついていますか。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 金利は、納期限、払うべき日付が経過しない限り金利はつかないというふうに考えております。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 今まで、これは先ほどお伺いしたんですけれども、どこの事業で、指定管理に関する事業のお金がこういうふうにされていたのか、それとも市からいっている全ての、いろんな事業がありますね、それがまとめてこういうことになっていたのか、まずそれをお答えください。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 指定管理の事業も含めて市が委託をしている事業です。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 指定管理を含めてというお話が出ました。私は、社会福祉法人の指定管理者におけるお金の動きを再三この議場で取り上げてまいりました。市側は問題ない、問題ないと一貫して言ってきました。まさにこういうところに出ているんじゃないですか。監査が入って、やっと専門家の監査、多分公認会計士が入ったと思うんです。見抜けた。市の職員は見抜けなかったわけですか。私が議場で何度も取り上げて、結果的に裁判にまでなっています。市がもっと迅速に対応していれば、もっと早い時期にこういうのが見抜けたのではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。市長、お答えください。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) もともと広瀬議員が問題にしていた時期、これは千葉県が監査をしておりました。千葉県の監査を引き継いで市は2年目です。確かに市の職員がそこまでの専門的知識はありませんから、これを返還に至るまでの精査まで市の職員ができるかと、それは確かに能力不足のところはあります。ただ、県は公認会計士を入れているわけではない、今までの流れの中で来て、市に監査の権限が移管されたからわかったのであって、これは広瀬議員に言われたから一生懸命調べたとか、そういうことではなく、公認会計士も含めて市が精査をした結果こうなったということで理解をしています。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 次にいきます。要旨2、退職引当金の取り扱い、細目1、平成26年9月議会の答弁の意味。

 これは何を言うかというと、昨年9月、折本議員の質問への市側の答弁で、退職金につきましては市の委託料等からの支出はありませんので、法人内部の話ですと答弁しているんです。市の委託料等からの支出があったということですよね。ないんですか。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 折本議員に答弁したとおり、市の委託料から退職金は出ておりません。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 出ていない。ただ、退職引当金は出ていたということですか。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 退職給与引当金繰入額1年分、市の事業に従事していた方に退職手当が発生するのであれば、そのものを市が負担するのは当然の話ですから、人件費として給料、手当と合わせて法定福利費、退職手当引当金繰入額、当然のことを支払っているということです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) そうであれば、たとえ1年分でも、本部で10年働いて市絡みので1年でも働いていれば、市のお金からいって何らおかしくないわけですよね。それを別におかしいとは私は言っていません。でも、そういうお金はなかったということを去年の9月議会の答弁の意味で言ったのではないんですかということを聞いているんです。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 退職金というのは、やめたときに何年間勤めていた、その全てを退職金と言います。私が言っているのは退職給与引当金繰入額を言っていますから、全く違う話です。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 納得しないですけれども、通告してありますのでお答えください。一覧表をお渡ししましたね。これは指定管理になっています一時ケアセンターで、平成18年にここは開設されておりまして、今まで退職金が支払われた事例があるのかどうか、年度ごとに何人で金額を教えてくださいということを通告しました。お示しください。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 法人の退職手当について、これは法人内部の話です。市議会で答弁すべきことではないと考えております。実際ないそうですが、あったとしても、幾らで何人がといったことは、法人の話ですから、市が退職金を全部払っているのであれば答弁する必要性はあるでしょうけれども、退職金を払っているわけではありませんから、そもそもここで答弁すべきものではないというふうに考えております。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) とんでもない。ですから指定管理者というのは怖いんです。これがもし直営でやっていたら、私たちは全部知ることができるんです。指定管理者に投げちゃうと今のような答弁がまかり通ってしまう。私が一貫して指定管理者制度そのものに反対せざるを得ないということを今答弁でいただいたような気がいたします。

 次にいきます。要旨3、市への報告書の内容の精査、細目1、市はどこまで精査しているのか。これも私は6月議会で質問しましたけれども、抽象的な答弁で答えが納得できなかったもので、今回再度質問します。

 これもきちっと通告してありますので、障がい者等一時ケアセンターの指定管理料に関して−−その前に、図書館に指定管理者の報告書というのが年度ごとに出てきます。それと事業報告書と異なる数字が出ている。一時ケアセンター関係でですよ。この食い違いというのはどのように見ればよろしいでしょうか。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 先ほどの指定管理だから問題、これは委託事業はもっとわかりませんから、指定管理者制度になったからまだこういう情報が出てくるというふうに認識はしております。

 それと、報告書の違いといったところですが、補助事業、委託事業、いろいろありますけれども、補助事業につきましては、精算時に補助金交付要綱で規定する補助金実績報告、事業報告書及び収支決算書の内容を確認するとともに、職員の雇用契約書等それぞれ書類も確認をしているところです。また、指定管理事業につきましては、指定管理者制度運用指針、モニタリング制度導入指針、協定書等に基づき毎月のモニタリング、施設の立入調査、利用者へのアンケート、指定管理者から提出された四半期及び年間評価表などにより事業内容を確認し、精算時には精算報告書等についてヒアリングをして内容を確認しているところです。

 一方、社会福祉法人の指導監査につきましては、社会福祉法に基づき、法人の定款及び諸規定から人事管理、資産管理、会計経理、予算の編成・執行、決算等まで、法人の全事業について監査をするものです。

 また、市への精算報告書と法人の事業別決算書、この違いは、それぞれ市の公会計のあり方、そもそも会計のあり方が違う。一例として市への精算報告書の管理費、これは当然、法人会計の中で管理費という費目はありませんから、この管理費がそれぞれの支出科目別に整理をされるといったことから、どうしてもこのあたりは差が出るというふうに認識をしているところです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 具体的な数字を挙げます。平成24年度、一時ケアセンターですよ。市から100%指定管理料がいっている事例です。図書館に上がってきた市への報告書です。指定管理料精算内訳書では−−退職引当金の話ですからね、絞っていますからね。お間違いないように−−54万5,000円計上されていました。ところが、私が入手した事業活動収支表では−−同じく指定管理であった一時ケアセンターの話ですからね、そこに絞っていますからね−−148万3,045円計上されております。同じ事業でありながら100万円近い差はどうして出たんでしょうか。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 先ほども例を出しましたけれども、例えば給料の高い方がこのセンターに異動するなり、来るなり出るなりすると期末の退職給与引当金要支給額が増えたり減ったりします。この繰入額というのは、前期首と今期末、この差額が繰入額になりますから、これは先ほど申しましたとおり、市はあくまでも1年分、その方が何年働いて退職金がどう増えようが1年分のものしか払いませんから、これは違いは出てくるというふうに考えています。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) おかしいですよ。図書館に出ているのも私が情報公開で入手した事業活動収支表も、支出の合計金額は一緒です。それでは、今の説明ですと約100万円近い誤差がある。この100万円のほう、図書館に出ていないほうの数字は、今までの積立額というふうに理解すればよろしいわけですか、今の説明からすると。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 申しわけありません。おっしゃっている意味がわかりません。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) わかってくれないのであれば、ここで時間をとれないので後で聞きに行きます。

 次に、要旨4、指定管理者との協議書変更内容、細目1、変更せざるを得なかった理由。

 指定管理者制度のもとに、この事業主は平成25年4月1日から大きな事業を10年間でとりましたよね。これは間違いない事実です。議会でも、私は反対しましたけれども多数決で認められました。この事業が、身体障がい者福祉センターでの事業なんですけれども、平成25年度分260万円、平成26年度分772万円の精算金が発生していますよね。この精算金というのはなぜ発生したんでしょうか。お答えください。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 平成26年度分の返還額の主な理由についてご説明いたしますと、生活介護及び自立訓練、機能訓練の利用者が当初の見込みまで増えなかったことから、利用者に応じた職員の配置としたといったことから人件費が予算を下回ったということです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 平成25年度は何で減ったんですか。平成25年度261万円、これはちゃんと市が公表している数字ですので、何で減ったんですか。これはお答えください。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) ヒアリングされたのかどうか、私は平成26年度分の説明しか受けていませんので、平成25年度分についてはここではお答えできかねます。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) ヒアリングがなくても、それくらい部長は知っているのではないかと思って聞いたんですけれども、簡単にこんなのはわかるわけです。営業時間、開設時間というんですか、減りましたよね。減らしましたよね、この事業で。平成25年4月1日に事業を開始して、同年7月5日付で協議書を書き直したことはご存じですか。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) それにつきましてご説明をいたしますけれども、身体障がい者福祉センターでは、地域活動支援センター事業に加えて、平成25年6月より、特別支援学校高等部卒業生の重度障がい者の日中活動の場として、自立訓練及び生活介護の指定障害サービス事業を実施いたしました。指定障害福祉サービスのサービス提供時間につきましては、当初より自立訓練が午前9時から午後4時まで、生活介護が午前10時から午後4時までであったところ、当初の協議書では両事業とも午前9時から午後4時と記載してしまいました。これは記載ミスというのはすぐわかりまして、7月に協議書を変更して修正したということで、これについて指定管理料の返還が発生したということではありません。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) これについて、これに関連して指定管理料の返還になっているわけですよね。平成25年度ですよ。9時・5時である事業は考えていたけれども、10時・4時に変更していますよね。そうすると当初から10時・4時で公募したんですか。この事業ですよ。仕様書はそうなっていましたか。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 実際の事業、特に当初からつくってありましたパンフレット、また利用者への説明、これは10時から4時といったことで当初から案内をしておりましたから、これに伴う指定管理料の返還ではないということを説明しているわけです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) そうすると、それに関連する管理料の返還ではないとすると、やはり利用者の見込みが少なかったということですか。7月5日に変えているんですよ。4月1日にスタートした事業を7月5日に変えているということで、3カ月で利用者の見込みが少ないということがわかっちゃった。当初の見込みと違ったということがわかったということですか。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 当初からこの協定自体が間違っていたということで、パンフレット、最初にお配りしているものも正確な案内をしています。そういったことですので、身体障がい者福祉センター、委託料のほとんどは人件費ですから、どうしても最終的にそのあたりの精算が出てくるということです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 次に、要旨5、指定管理料繰入金、細目1、繰入金発生理由。

 平成26年度繰入金が一時ケアセンターで発生しております。要するに市からお渡ししたお金では足りなかったということではないかと理解するんですけれども、どこの部分が足りなかったんですか。人件費とかいろいろありますよね。何が足りなくてこの事業者は自ら繰り入れしたんでしょうか。お示しください。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 平成26年度につきましては、医療的なケアを必要とする重度障がい者の方の利用が増えたと。これに伴い人件費、事業費が予算を上回り、不足額を法人の他事業から繰り入れたといったところです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 今の理由はわかりました。

 次に、件名3は飛ばしますので、件名4、公用車運行記録のあり方について、要旨1、運行記録記載方法、細目1、記載はどこまで事実に沿うことが必要なのかという質問を行います。

 この間、私は、市長、副市長の公用車運行記録というのを、特別意味はなかったんですけれども、何となく、どうなっているかなということで開示請求をしましたらば、非常にざっくりとしか記載されていない。これは一覧表がありまして、日付、運転手さんの名前、乗っていた人、行き先、出発時間、帰着時間とかあるんですけれども、用務先という欄が、例えば市内とか市川市としか書いてないんです。これは用をなさないんじゃないかなと思いまして、もう少し詳細な報告書を書く必要があるのではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。お考えをお聞かせください。



○議長(深作勇君) 市長公室長、長峰敏幸君。



◎市長公室長(長峰敏幸君) 公用車の運行日誌は、運転者、同乗者、用務先、出発時間、帰着時間、メーターの記録等を記載しておりまして、近隣については公用車の運行状況を記録するために記載しているもので、このような記載をしているところです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 公用車の運行状況、車がどこに動いたかということだと思うんですけれども、市内でも行き先がいっぱいある。あるいは市川市といっても市川市は広いですよね。あるいは港区というと広いですよね。それで用が足りるのかどうか、そこがおかしいのではないかと私は指摘しているんですけれども、改善するおつもりはないんでしょうか。



○議長(深作勇君) 市長公室長。



◎市長公室長(長峰敏幸君) ただいまご説明しましたように、公用車の運行記録ということで、車の走行、当日の走った距離というものを明記しておりまして、このような形の表記で今後もいきたいと考えています。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) わかりました。

 そうすると、同乗者というのもざっくり書かれていると見てよろしいわけですか。行き先は市内とか船橋市でそれ以上書いていない。同乗者は、例えば市長の車ですよ。市長、課長、係長と書いてあるのもあるし、市長、課長と書いてあるのもある。いろいろあるんですけれども、これも重立った同乗者を記載しているということですか。



○議長(深作勇君) 市長公室長。



◎市長公室長(長峰敏幸君) 主な同乗者を記載しているところです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) それって、市民の税金で動いている車がいつどこに誰が乗っていくのかという、もうちょっと情報を開示すべきではないかと思うんですけれども、それは改善するおつもりがないということであるのであれば、いたし方ないんですけれども、具体にお伺いしますけれども、今年の5月23日から29日、市長は−−6月議会でも質問がありましたけれども−−フィンランドに行かれましたよね。このときに車が、市長が成田市と行き先が書かれていて、市長と課長が乗っていたようなんですけれども、これは課長と市長とお二人が乗っていったのか、それとも、たしか新聞報道によりますと合計6名行かれたと。ほかの4名は車を使わないで電車で行ったということなんでしょうか。



○議長(深作勇君) 市長公室長。



◎市長公室長(長峰敏幸君) 5月23日、5月29日の市長公用車は、フィンランド出張に伴う成田空港送迎の際に使用したところでございまして、この際の同乗者は、5月23日は市長及び秘書課長、また市長夫人が同乗いたしました。29日も同様の同乗者です。

 なお、随行しました教育長については教育長の公用車、他の職員については公共交通機関を利用して行ったということです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 教育長は1人で乗っていったわけですね、今のお話ですと。市長の車には3人乗ったと、教育長は1人、あとお二人は公共交通機関で行ったと。公共交通機関、もったいないですよね。教育長の車に2人も乗せてあげれば、成田までどういうルートで行ったか知らないけれども、そういう配慮はしなかったんですか。乗るならば効率よく使う。税金の無駄遣いじゃないですか。みみっちいと言われるかもしれませんけれども、私たち市民というのはそうやってけちるんですよ。税金の使い道というのは市民以上にけちらなければいけないという考えを私は持っております。浦安市は、職員というのは自分のお金以上に緩いんじゃないかなという、自分のお金をいじる以上に緩く考えているんじゃないかという気がするんですけれども、なぜ教育長はお一人の車で行ったんですか。ちょっと不思議でならないですけれども。



○議長(深作勇君) 市長公室長。



◎市長公室長(長峰敏幸君) 随行の職員の成田へ向かう交通の利便性を考えて、そのときは別々に行ったということです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 1週間の外国旅行というのはそれなりの荷物もあるでしょうし、その中で大きな荷物を持って大変な思いをした職員もいたけれども、片や車に乗ってゆったり行った人もいるという、私は何とも解せない。特に市長は、市長夫人と秘書課長と3名乗って、荷物も入った車なんでしょう。教育長もそんなに小さい車だと思いませんので、これについては以上で結構です。

 次に、件名5、音楽ホールのあり方にいきます。

 要旨1、建設決定経緯、細目1、市が決定した経緯。

 674名の要望書が昨年10月に出てきたとか、長期的に新浦安駅前のにぎわいを考えようという意見があったとかというお話は伺っているんですけれども、そういうことじゃなくて、今聞きたいのはもうちょっと具体に、いつの会議で具体的に音楽ホールをあそこにつくろうと提案があったのか、そしてその会議でどういう議論がなされたのか、議事録はあるのか、お答えください。



○議長(深作勇君) 副市長、中村 健君。



◎副市長(中村健君) 音楽ホールについての経緯でございますけれども、整備の経緯につきましては、これまでも、ご承知のように平成26年第4回定例会の中村議員の総括質疑、さらには前回定例会での西山議員の一般質問において、その経緯を説明してきたところでございますけれども、再度その経緯を説明させていただきますと、市といたしましては、これまで新浦安駅周辺地区を、第2期基本計画において市民の文化活動や交流などといったにぎわいのある都市生活の拠点として位置づけ、この基本計画や文化振興ビジョン、生涯学習推進計画において取り組むべき施策等を掲げており、市民の方々からも新しい文化施設を要望する声を伺ってきたところであり、これにつきましては市長の公約でも述べさせていただいているところでございます。

 このような中、浦安駅前の再整備に伴います平成25年の土地交換におきまして、地権者から、浦安駅前の開発に当たって公共施設の整備についての協力が得られ、また、整備するのであれば、新浦安駅前にふさわしい施設として、文化や芸術に触れられるような機能を入れてほしいといった要望も伺ってきたところであります。

 そのため、市といたしまして、平成25年度、平成26年度において、市長公室、生涯学習部連携のもと、若い音楽家や芸術文化活動団体等のヒアリングを行いながら、新浦安駅前周辺地区における新たな芸術文化拠点整備の方向性等の検討を進めてまいりました。そして、平成26年5月の経営会議で中間報告を行い、音楽専用ホール及び多機能ホールの整備で具体的に検討を進めることに至った次第でございます。

 なお、経営会議の議事録については存在いたします。

 以上でございます。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 議事録は存在するということなんですけれども、そこで一番の問題は、向こう30年間で130億円もかかるということがどのように議論されたのかということなんです。

 当然、音楽ホールを欲しい、あるいは市民ホールを欲しい、市民であればそういう願望を持つのは別に問題はないと思うんです。でも、市側としては何でもかんでも受けるわけにはいかない。やはり費用対効果とか浦安市の長期的展望に立って、100億円を超える大事業ですよね。普通こういうのは、開かれた市政であれば、市民の何とか検討委員会をつくるなりして、本来であれば決めていくビッグ事業だと思うんですけれども、そういう意味では浦安市は決して開かれているとは私は思いません。100億円を超える大事業が、職員内部で、市の理事者というんですか、経営会議だけで決められていくということにそもそも大きな問題があるのではないかと思うんですけれども、そこら辺についてのご意見をお伺いしたいと思います。



○議長(深作勇君) 中村副市長。



◎副市長(中村健君) まず第1点目に、金額の多寡によって我々地方公務員が検討する内容が区別されるというものではないだろうというふうに考えます。ただ、この文化施設の整備につきましては、100億円であろうがなかろうが、文化施設については市民の声なりなんなりというものを受けながら、内部において十分検討、機能というのはどういう機能を持たせるかということがあって、なおかつ、これら施設というものが収益性も見込めるだろうというようなことから、結果として100億円を超えているというような状況でございます。

 金額でもって公務員の我々が議論の是非をということについて、いろいろご議論はあるようでございますけれども、我々は、市民の意見、ニーズというものを十分踏まえながら検討した結果として、議会の同意なりを得て行っているわけでございます。行政だけが議会の同意を得ずして恣意的にこういうものを実施している状況ではございませんので、こういう問題については議会のご理解を得ながら決定をしているということで、その結果として文化施設については、ホールについては100億円を超えているという状況でございます。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 今、市の姿勢が非常に如実に出る答弁をいただいて、会議録に残る。ありがとうございました。金額によって区別されるものではないとかね。私たちは、やはりない袖は振れないという、100億円を超えるものが、これが例えば10万円、20万円だったらば、それはなるべく広く市民の意見に耳を傾ける、これは当然だと思うんです。でも、30年間で100億円を超えるんですよ。これ私、計算したんです。30年間、1日幾ら払い続けるかという単純に割っていくと、120万円だったと思うんですけれども、払っていく計算になりました。私たち、多分30年後はいないでしょうし、市長も市長でいらっしゃるかどうかわからない。それに毎年払い続けさせるものを企画するときは、もうちょっと慎重になるべきではないかと私は思います。今答弁いただいたのは非常にびっくりしました。

 次に、細目2、工事着工遅延理由・今後の見通し。

 工事着工がおくれていると思います。私が担当者から聞いた限りですと7月の初めから工事に着工しますということでしたが、いまだに工事は着工されておりません。これが遅延している理由をお示しください。また、今後工事はいつ開始されるのか見通しもお示しください。



○議長(深作勇君) 生涯学習部参事、永井 勲君。



◎生涯学習部参事(永井勲君) 本体ビルの着工の日付ですが、本体ビルにつきましては、施主側での設計の見直しがあったために、当初の着工予定7月が変更になったというふうに伺っております。また、今後の見通しですけれども、工事につきましては10月初旬には着工するというようなことを聞いております。

 以上です。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 施主側での見直しと言うんですけれども、少なくとも1階に入るテナントの募集は、図面が出て張り出されていますよね。何を見直ししたんですか。カラー入りでフェンスにぺたっと張って、テナントですよ、やっている。あそこまでやったのに何かを見直したと。設計上何かミスがあったんですか。それで、例えば建築確認を出したけれども、通らなくてやり直したとか、いきさつをお示しください。



○議長(深作勇君) 生涯学習部参事。



◎生涯学習部参事(永井勲君) これは民間の話ですので、うちのほうは伺っておらないところであります。

 以上です。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 民間の話といっても、市も設計料を払うわけですよ、約1億3,000万円、議会を通ったじゃないですか、去年の12月議会。知らないで済む話ではない。私はヒアリングのとき、ちゃんと理由を聞いてきてくださいと言いましたよ。聞いていただけたんですか。理由、施主の方に何でこんなにおくれたのかという。何を見直したのか、どこを見直したのか。市に関係する、4、5、6、7、8階を市が借りるわけですよ。そこの見直しがあったんですか。それは全くなかったんですか。お答えください。



○議長(深作勇君) 生涯学習部参事。



◎生涯学習部参事(永井勲君) 施主側での設計の見直し、これだけです。

 以上です。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) ちょっと待ってください。そういうものに、少なくとも工事費も約19億9,000万円、約20億円、市が入るわけです。そういうはっきりと理由を示せない人と一緒になって工事していいんですか。無責任過ぎませんか。ただ市が借りる、施主が建てたものを借りるというならまだしもわかるんですけれども、設計料も、市に関連する部分は市が全額払う構想ですよね。施主が使う設計屋さんを使って市も参加していますよね。でも、おくれたのは何か見直しがあったからで、とても市民は納得できないです。聞いてきていただけませんか。ここで確約をとりたいんですけれども、再度ちゃんと聞いてくると。見直しをなぜせざるを得なかったのか、市にかかわる部分も見直しが入ったのかどうか、少なくともそれはお答えください。



○議長(深作勇君) 生涯学習部参事。



◎生涯学習部参事(永井勲君) 市の設計に係る見直し、これについては入っておりません。あくまでも施主側の設計の見直しがあったというふうに伺っております。

 以上です。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) そうしますと、施主のほうから市に対して謝罪か何か入ったんですか。大変ご迷惑をおかけしてしまったと、議会まで通って。設計料ですよ。早々と通して。そうであれば、変な話、何もあんなに急いで通さないでも新年度予算に−−補正で出てきたんですよ、12月議会に1億円を超えるものが突然。普通であれば、そういう金額は何もそんなに急いでやらないでよかったんじゃないかと。多分、市も早く使いたかった。早くあそこを使いたいという思いがあったから、去年の12月議会に提出してきたと私は理解したんですけれども、それが施主の理由で数カ月もおくれちゃっている。市側は大変迷惑をかけられたわけじゃないですか。何らかの謝罪は入ったんですか。



○議長(深作勇君) 生涯学習部参事。



◎生涯学習部参事(永井勲君) この音楽ホールですけれども、平成29年4月を予定しております。これは当初から平成29年4月ということを言っておりますけれども、これについて、今、施主側が2カ月おくれたことについて、変更はないということでやれるということになっておりますので、今のところ順調というんですか、その辺の話はこちらからも聞いていませんし、設計会社からは平成29年4月オープン、これは大丈夫だろうということで伺っております。

 以上です。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 大丈夫だろうという心もとない今の答弁でした。

 最後に件名3、障がい福祉事業所への市の対応について、要旨1、市内事業所の平等な取扱いが確保されているか、細目1、市所有施設内での事業の認定プロセス。

 日中一時支援事業所として市所有施設内で、2年前の12月に申請がなされて市が貸し出しております。これはどういうことで貸出しが実現したんでしょうか。というのは、こういうことが通るということは、市内で同じような事業、たしか11事業所あったと思うんですけれども、皆市の場所を借りたい、そういうのに応えていただけるのかという話にまで発展していくわけで、1つの例外をつくるということは非常に慎重でなければいけないと思いますけれども、なぜ認めたのかお答えください。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 千鳥の事業所だけではなく、例えば現在提供している施設等につきましては、特定地域活動支援センターの駅前センター、あと千鳥のワークステーション、東野地区複合福祉施設まある、第3教職員住宅跡地のグループホームねこざね、そのほか公民館等の食堂・喫茶についても、障がい者の就労支援事業に無償で提供しているところです。また、選定に当たっては、公募可能な場合については公募により選定をしておりますし、実際、千鳥につきましては、利用者を考えますと、特に就労に向けた健康増進、体力強化等を目的に運動等を行いたいといった提案があったところです。市におきましては、利用者の福祉の増進に関する取組みである。利用者の中には短時間しか集中できず、切り替えが必要な重度障がいのある方もいる。また、地域性から利用者の移動時間等も考慮して、施設内の一部の短時間利用を許可して、日中一時支援事業として実施をしているところです。

 また、使用料につきましては、専用ではない、また福祉的事業に使うといったことから、無償としているところです。



○議長(深作勇君) 広瀬明子君。



◆(広瀬明子君) 図面では休憩ラウンジになっているんです。



○議長(深作勇君) 時間です。

 暫時休憩いたします。



△休憩(午後0時17分)

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△開議(午後1時15分)



○議長(深作勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△美勢麻里君の一般質問



○議長(深作勇君) 通告順により、美勢麻里君。

     (美勢麻里君登壇)



◆(美勢麻里君) 日本共産党、美勢麻里です。件名1より一問一答でお願いいたします。

 件名1、戦後70年の節目の年の平和行政の在り方について、要旨1、自衛隊員募集についてです。

 私、この自衛隊員の募集については2009年6月議会でも取り上げました。それは、2009年4月に浦安市内在住の高校3年生へ自衛隊への入会を勧誘する往復はがきが届き、どこから個人情報が流れているのか、戦争協力を求められているようだという保護者からの不安と怒りの声が日本共産党に寄せられたからでした。

 私は、この6月議会の一般質問で未成年への勧誘に対する浦安市の姿勢をただしております。その内容も少し振り返ってみますと、往復はがきには、自衛官・予備自衛官補への各コース、そして取得できる資格として9項目が掲載され、資格取得のために案内資料を請求できる体制となっていました。送り主の自衛隊千葉地方協力本部の募集課と市川募集案内所へ問い合わせをしたところ、五、六年前から浦安市でも住民基本台帳の閲覧が認められている。4情報、名前、住所、年齢、性別のみ手書きで書いていると、情報の入手経路についての回答がありました。

 今でも、全国各地で中学生、高校生を対象とした職場体験学習や自衛隊基地での実施など、それらに参加することにも大変批判も強まっているところでございますが、今年の5月に私のもとに中学校3年生の男子のお母さんより連絡がありまして、実は自分のところにも通知が来ているということで、見てほしいという話でした。自衛隊への勧誘ではなく、自衛隊工科学校生徒募集という内容でしたが、その内容と一緒に自衛隊員募集のチラシも含まれていたようでした。

 それらを見まして、私は、自衛隊員募集について、この状況はどのようになっているのかと思いまして、この9月議会で一般質問することにいたしましたので、細目1に入ります。

 まず取組み状況についてです。住民基本台帳閲覧状況についてです。自衛隊の閲覧について、年何回なのか。それから、2009年の答弁ですと、2004年から2005年ごろより継続されているようですけれども、何年継続されているのか、まずはじめにお聞きします。

 どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(深作勇君) 市民経済部長、石川豪三君。

     (市民経済部長 石川豪三君登壇)



◎市民経済部長(石川豪三君) 美勢麻里議員の一般質問にお答えいたします。

 件名1、戦後70年の節目の年の平和行政の在り方について、要旨1、自衛隊員募集についての中で、自衛隊の住民基本台帳の閲覧の関係のご質問でございます。

 住民基本台帳につきましては、住民基本台帳法第11条の規定により閲覧することができます。自衛隊千葉地方協力本部はこの規定に基づいて閲覧を行っておりまして、ここ数年は年1回という状況でございます。いつからかということでございましたけれども、前の答弁とほぼ同じというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 継続されているということで、はっきりした継続年数というところがいつも示されないんですね。そういったところは大事なことですので、いつからどのような形で閲覧されてきたかというところは、しっかりと記録として残していくのが本来ではないかと思いますので、指摘させていただきます。

 自衛隊員の募集についてなんですけれども、市内の子どもたちへの募集状況を市は把握しているでしょうか。また、市内中学校などで自衛隊へ職場体験学習をしているようですけれども、その点も把握されているでしょうか。よろしくお願いいたします。



○議長(深作勇君) 総務部長、工藤陽久君。



◎総務部長(工藤陽久君) 中学生に対する自衛官募集のはがきについては行っておりませんが、先ほど議員がおっしゃっていましたように、陸上自衛隊工科学校生徒募集についての保護者宛ての通知がされているというふうに聞いております。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 職場体験などの、そういったところではどうでしょうか。把握されていますか。



○議長(深作勇君) 教育総務部長、鈴木忠吉君。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 自衛隊に関する職場体験ということは、私ども把握しておりませんけれども、実際聞いたことはございません。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) これは、自衛隊のほうでホームページなどでも閉じてしまったので、見ることは今できないんですけれども、どこの学校が職場体験学習に来たかということが公表されていた時期があったんです。それを見ますと、浦安市内でも日の出中学校など職場体験学習に来たということで明記されていたんです。そして、その中学生が職場体験学習をしたときの感想なども入手されている方もいらっしゃったんです。私も見させていただいたんですけれども、そういった点を市で把握していないというのは大変重大な問題だと思います。

 2009年に私が聞いたときは、2008年の市内の高校4校のうち1校が自衛隊の職場体験を行っておりまして、市内の小・中学校では職場体験学習などは実施されている例がそれまでなかったんです。ところが近年、そういったことが起こっているということを十分把握する必要があると思いますけれども、もう一度洗って調べていただきたいんですけれども、その辺、お約束していただきたいんですけれども、お願いできますか。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 総合的な学習の時間等を利用して職場体験、小学校も中学校もしておりますので、職場体験の実態把握はしたいとは思っております。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) ぜひ実態把握してください。それで公表していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それから、先ほど自衛隊の住民基本台帳について年1回の閲覧ということだったんですけれども、これは前に聞いたときは手書きで写しているということだったんですけれども、現状はどうでしょうか。確認させてください。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) 住民基本台帳の閲覧に当たりましては、住所、氏名、生年月日、性別の4情報を記載した台帳をご覧いただき、必要な項目について市が指定する用紙に手書きで書き写していただいています。また、閲覧は職員が常に監視できる場所を指定し、携帯電話やカメラなど電子機器の使用を禁止するなど、個人の情報の取扱いに十分留意しているところでございます。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) わかりました。

 今、手書きではなく、市町村へ個人情報が載った名簿を提出させるということで、この県内でも4自治体が提出させられているということが明らかになっているんです。ぜひとも、今答弁いただいた手書きで、そして住民の皆さんがルールにのっとってやっているわけですから、そのように職員の皆さんも心がけていただきたい、継続していただきたいと思います。要望です。

 そして、中学生に勧誘のお知らせが届いていることについてということで、2005年、国連総会で採択されております武力紛争における児童の関与に関する児童の権利に関する条約の選択議定書ということで、日本も2004年5月に国会承認されているわけです。同議定書によって、18歳未満の自国の軍隊の構成員が敵対行為に直接参加しないことを確保するためのすべての実行可能な措置をとることと規定されていることですから、18歳未満の隊員募集を進める自衛隊に対して、議定書違反ではないかということで見直すべきだという声が上がって、自衛隊生徒制度の廃止の方向や、海上自衛隊や航空自衛隊、そして陸上自衛隊も、18歳未満の募集ということでこれまで停止してきたわけですけれども、最近これが緩んできまして、今、自衛隊員の募集ではないけれども、自衛隊生徒制度ということで受け付けが、中学校のほうにも自衛隊工科学校生徒募集としておりてきたりしているわけです。このことについて市としてはどのような認識なんでしょうか。お願いいたします。



○議長(深作勇君) 総務部長。



◎総務部長(工藤陽久君) 18歳未満を対象とした武力紛争における児童の関与に関する児童の権利に関する条約の選択議定書との関係でございますけれども、自衛官採用年齢は、自衛隊法施行規則において18歳以上と規定されておりまして、国際平和活動に参加する自衛官に児童が含まれることはないということで認識しております。先ほど申し上げましたように、中学生等につきましては、自衛官募集ではなくて、陸上自衛隊工科学校の生徒の募集ということで伺っております。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 今、制度も大変緩んできまして、安保法制なども通った段階で、自衛隊生徒ということでの制度が廃止の方向に向かっていたのに、今年の夏ごろにはジュニアハイスクールリクルーター制度というのが導入されているんです。ですから、ますます中学生以上の方にこのようなことで募集が強化されるのではないかという危惧を私はしているわけです。

 今、中学校3年生に届いている状況もお知らせしましたけれども、やはり人を殺傷する武器を扱う自衛隊というところで、一般企業や進学先と同列に扱うべきではないというふうに私たちは思っておりまして、これまでも、このような勧誘はがきが個別の住宅に送られるのは大変危惧しておりまして、反対の意見で通してきたわけです。市としても、こういったことが自分たちの市内の子どもたちのところに行っているという事実をしっかり把握していただいて、それがどのような状況になるのかということもしっかりと見定めていただきたいと思うんです。

 今、安保法制が変わったことで、さまざま制度的にも変わっていく方向になるのではないかということで、大変危惧しているんですけれども、市としてはその辺はどのように感じているんでしょうか。改めてお聞きします。



○議長(深作勇君) 総務部長。



◎総務部長(工藤陽久君) 自衛隊が、国の防衛のほか、災害派遣業務など人命に係る重大な任務に従事しているということは、議員もご承知のことと思います。先日の常総市における堤防の決壊の中でも自衛隊がかなり活躍をいたしまして、多くの人命救助がされたということはご承知のことと思います。こういう人命救助の活動を行う中で、自衛官の募集に係る事務を市が一部担っているということもありますけれども、先ほどから申し上げているように、18歳未満を対象とした武力紛争における議定書については、自衛隊員の募集ではないということですので、これは全く問題ないというふうに考えております。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 市の考え方が明らかになりましたが、自衛隊の海外派兵までさせられてしまうのではないかということでのさまざまな論点もあります。私はそういった意味では、これからの自衛隊の皆さんの活動範囲も広がるのではないかということで、大変危惧している一人でございます。市の考え方としては、災害のときの救助の役割ということを重視されておりますが、自衛隊の方々はそれだけの活動ではないのが実態ですから、その点をしっかりと見定めていただきたいと思います。

 次に移ります。要旨2の市民団体との平和行政の推進についてです。

 市民が率先して平和の行事を推進していくということで、私、今回取り上げさせていただくんですけれども、細目1の公共施設へのチラシ・ポスター掲示についてお聞きします。

 まず現状についてです。お願いいたします。



○議長(深作勇君) 生涯学習部参事、永井 勲君。



◎生涯学習部参事(永井勲君) 公共施設ということですが、市民プラザの現状についてお答えいたします。

 ポスターの掲示状況ですが、主に市民プラザ、文化会館で開催する文化関係のイベント、市のイベント及び文化芸術団体のイベントの周知チラシ・ポスターを掲示しており、指定管理者が掲示内容を事案ごとに判断して掲示の許可を行っております。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 公共施設のチラシ・ポスターなんですけれども、8月2日に、市民団体であります子どもたちの命と未来の勉強会主催で集会とデモが行われまして、集会のほうはWave101を使用していましたので、その当日のフライヤーを置かせていただくように会の方がWave101のほうに依頼したところ、掲載されているフライヤーなんですけれども、そちらに集会とデモというふうに書かれているので、デモというところはなくすように言われたんです。このようになっているんですけれども、このデモのところをなくしたら置いてもいいよということだったようなので、その会の方々は驚きまして、でも置かせていただかないことには、せっかくの市民の方へのお知らせですので、デモの部分を空白にしまして、そうすると置かせていただいたということがあったんです。

 そういうことを、本来であれば、集会とデモというのは普通に市民がやることができることですので、デモというところを空白にしなくてもよかったはずなんですけれども、そういうふうにするように指導されたのはなぜなのか。その会の方々も、余りもめてしまうとWave101が当日使えなくなっては大変だということで、大変疑問には思ったんですけれども、指示に従って空白にして、このフライヤーを置かせていただいたという経緯があるんです。なぜそのような指導をされたのかお聞きいたします。



○議長(深作勇君) 生涯学習部参事。



◎生涯学習部参事(永井勲君) 市民プラザでのポスターの掲示につきましては、公共施設として政治的中立性の確保をする観点から、ふさわしくないと判断しました。また、まして外部で行われるデモの案内まで何でWave101でやるのか、それについてもふさわしくないと判断したことによるものです。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) デモについて何か反論があるようなんですけれども、デモは警察にも届けを出しておりまして、許可もおりていたようなんです。そもそも市民の自主的な活動を支援するのが市の役割ではないでしょうか。そして、活動を阻害する行為は表現の自由や市民参加の自由を阻害するものではないでしょうか。もう一度お願いいたします。



○議長(深作勇君) 生涯学習部参事。



◎生涯学習部参事(永井勲君) デモの件につきましては、適法な手続を経たデモ行為そのものを否定したものではありません。ただ、政治的な特定の主張をされるデモについては、主催者がたとえこれで大賛成のデモを行うといった場合におきましても、これは許可しないということで考えております。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) このことを知った毎日新聞の記者が、このことを全国版の夕刊ですけれども掲載してくれました。そのときに、表現の自由についての有識者ということで、立命館大学の大久保名誉教授にコメントをいただいているんですけれども、お話ししますと、市の施設の掲示板は市民の活動を伝えるためのもので、違法行為でもない限り市が規制する理由にはならない。表現の自由の侵害で、市の良識が問われる、ここまでしっかりコメントがあるんです。市の良識が問われると言われているんですよ。浦安市の良識が問われているんです。もう一度お聞きしますけれども、このような状況でいいんでしょうか。お願いいたします。



○議長(深作勇君) 生涯学習部参事。



◎生涯学習部参事(永井勲君) 9月9日の毎日新聞、このことなんですが、この記事につきまして全く市の主張をそのまま的確に伝えてくれております。市がデモの主張を支持していると受け取られかねないからやらなかったと。もう一つは、公共施設の運用には政治的中立が必要。施設内での集会は問題ないが、外部で行われるデモの案内まで掲示するのはふさわしくない、全くこの理由のとおりであります。

 また、表現の自由につきましては、時と場合、場所、それを選んで、それを考えてやっていただければ、それについては問題ないというふうに思っております。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 市の見解と全然違うなということで、本当にあきれてしまうんですけれども、デモンストレーションは市民として本当に必要なことです。皆さんもしていい権利です。それをなぜ認めてくださらないのか、本当にそれは疑問です。これは平行線になると思いますので、次にいきます。

 次に、細目2の後援申請についてです。

 まず、後援申請についての現状をお願いいたします。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) 後援申請の現状ということでございますけれども、後援申請については、公共・公益的なイベントに対してさまざまに後援しているところでございますけれども、本年度において非核平和事業関連のイベントで申し上げますと、2015年原水爆禁止国民平和大行進に後援しているといったような状況です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) ありがとうございます。

 この後援を市が受けるときの考え方なんですけれども、その辺についてお願いできますか。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) 後援の基準ということでございますけれども、イベント等の後援に当たりましては、公共・公益性のある事業であるか、営利目的としていないか、また、政治的または宗教的な目的でないかといった視点などを基準に、総合的に判断をしているところでございます。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 先ほど一番最初に現状についてお聞きした国民平和大行進についてなんですけれども、この会が毎年5月から全国、北海道のほうからと、関東のほうは夢の島公園から行進が始まるわけなんですけれども、この浦安市も浦安駅から新浦安駅までということで、国民平和大行進ということで行われているわけです。毎年市の後援を受けているということで、市長からメッセージもいただいておりまして、市の職員とかも参加されてやっております。

 しかし、今年は後援がおりるのが非常に遅くなったというふうにお聞きしたんです。なぜ非常に遅くなったのか、その理由についてお伺いします。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) イベントの後援に当たりましては、申請者より主催団体の概要や事業の内容等がわかる書類の提出を求め、内容等を精査し、基準に照らし合わせながら、市として後援すべきかどうかを判断しているところです。

 なお、ご指摘のイベントにつきましては、申請時に書類等に不備があったため、時間を要したものということです。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 参考までに、その書類に不備があったというのはどんな点なんでしょうか。お願いいたします。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) このイベントの主催団体の概要がわかる資料を求めていたというふうに聞いております。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) それは例年と同じものなのでしょうか。改めて新しくそういった資料を求めたんでしょうか。お願いいたします。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) 基本的には、先ほど申し上げましたように、主催団体であるとか事業の内容、そういったものがわかる資料ということで求めていると、これは例年同じでございます。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 資料というところの提示が毎年のことなので、実行委員の皆さんも本当にベテランの皆さんもいらっしゃるので、そのような不備があったということは私は考えられないことなんです。何か市として思惑があって遅くなってしまったのではないかというふうに大変危惧しているわけでございます。

 そもそも私、6月議会にも、核兵器廃絶のことと戦争のない平和な世の中を願うということで、市長のほうからもリンクしないんだというような答弁があったんですけれども、原水爆禁止世界大会で発言されている方は、核兵器廃絶とともに戦争のない平和な世の中を願うということで発言される方がいらっしゃいました。今年も、昨年もいらっしゃいましたし、その前もそうでした。そういった共通の願いをなぜスムーズに受けとめていただけないのかなというふうに思いましたので、今回この質問を組むに至ったんです。

 そもそも松崎市長が、核兵器廃絶と戦争のない平和な世の中ということで、戦争反対だということの意味とは違うというふうな姿勢を示しているので、市の職員にも波及しているのではないかというふうに大変危惧しているんですけれども、その辺、市長、いかがですか。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) 今回の原水爆禁止国民平和大行進のイベントにつきましては、基本的に申請書類が整わなかったということで若干許可がおくれましたけれども、きちんとこれについても最終的には後援をしておりますし、これについて反対だとか異議があるとかということではないというふうにご理解いただきたいと思います。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 結局、私が参加させていただいたときに、戦争反対だというふうにいろいろとプラカードを持ってきたかったという方もいらっしゃったんですけれども、主催者側から、戦争反対というふうにプラカードなどを掲げてしまうとだめだと市から言われているのでやめてくださいということで、阻止されたんです。そういうことも知っていらっしゃいますか。そういうふうな指導をされたと聞いているんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(深作勇君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(石川豪三君) 具体的なところまでは私ども知っておりませんけれども、いずれにしてもこの辺については、本市が進める非核平和というところにある意味合致している部分もあるということで、後援をさせていただいたところでございます。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 国民平和大行進の皆さんは、市がなかなかしない外でのPR活動、核兵器廃絶のための活動をしっかりと長年続けてくださっている方々なんです。ですから、そういったところを見て後援も毎年されているのではないかというふうに私は見てきたんですけれども、今年の対応は大変残念に思いました。ですので、来年も再来年もということで、核兵器廃絶させるためにもということで、毎年続けていく核兵器廃絶の運動とともに、市も核兵器廃絶ということで、非核平和都市宣言されているのですから、共通の願いで進めていかなければならない大切な活動ではないかと思いますので、ぜひ協力体制でやっていただきたいなと思います。この辺にとどめます。よろしくお願いいたします。

 要旨3、教科書採択についてです。

 今年は中学校の教科書の採択ということで、私も浦安の図書館で教科書展示が行われておりましたので見に行きました。このことについてお聞きしていきますが、まずはじめに細目1です。議事録の公開及び傍聴についてです。

 船橋市の取組み事例なんですけれども、8月3日に船橋市役所にて教育委員会の会議を傍聴してきました。100名ほどの傍聴者が来ておりました。この教科書採択協議会は、浦安市は浦安市と市川市と2市で行っていますので、船橋市は単独市となっておりますので、仕組みは違いますけれども、傍聴できる仕組みをぜひ考えていただきたいんです。併せて議事録の公開についてどのようになっているのか、お願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 採択協議会の会議録の公開はどのようになっているか、また、会議の傍聴についての教育委員会の考えというご質問です。

 義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律に基づき、本市の場合、市川市と浦安市の2市の委員をもって構成されている葛南西部採択地区協議会の会議録の公開につきましては、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律施行令に基づき、9月1日以降、浦安市情報公開コーナーに設置し、自由閲覧ができるようにしています。また、会議の傍聴につきましては、静ひつな環境を確保し、外部からの働きかけに左右されることなく、公正かつ適正な選定がなされることが必要であるため、葛南西部採択地区協議会の会議の傍聴につきましては非公開としているところです。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 議事録は、採択協議会のほうの議事録ということで私も見せていただきました。情報公開コーナーにありましたので見ましたが、教育委員会の議事録がまだだったということで、これからだということだったんですけれども、今までの議事録を見ておりましても、どの方がどのような発言をされたのかということは一切わからないような状況なんです。傍聴を船橋市でした際、教育委員がどのような考え方なのかということが大変よくわかったんです。そういったことは大変重要ではないかと思います。

 今、歴史教科書問題ということで、皆さんもご承知だと思いますが、どのような教科書を子どもたちに手渡していくのかということで大変重要です。そういった教育委員の一人一人の考え方もよくわかる傍聴をぜひ求めますし、その議事録の公開でも、船橋市のような傍聴ができる状況があるような、教育委員一人一人のご意見がわかるような議事録も求めたいんですけれども、いかがでしょうか。もう一度お願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 千葉県内では船橋市、千葉市、市原市が単独採択の市となっているというふうな状況です。これら単独採択の市とは異なり、本市におきましては、先ほど申し上げましたように市川市と2市で採択地区を構成している関係上、一方の市が公開することで、もう一方の教育委員会議の採択手続に影響が出る可能性があるため、現在非公開としているところです。

 なお、会議は非公開ですけれども、先ほど申しましたように、会議録は9月1日以降に公開しているところです。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 次にいきます。細目2です。教科書の展示の方法なんですけれども、お隣市川市のほうでは、教科書展示の取組みとして、展示場所の会場が大変広く、閲覧するための椅子も設置されております。じっくりゆっくり見ることができるんですね。残念ながら浦安市は、浦安市立図書館の一角にありまして、図書館の中に入っても、どこにあるのかということが大変わかりづらい場所ですし、座って見るというような状況でもありませんでした。今は、富岡小学校のほうにあります展示場というところでお聞きしたんですけれども、廊下に設置されているような状況ですし、広く見ることはできますし、ゆっくり見ることもできるんですけれども、椅子の用意やそういった状況を、しっかり市川市のような部屋を確保するというふうにはできないんでしょうか。その辺をお願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 教科書展示会につきましては、教科書の発行に関する臨時措置法第5条に基づき、文部科学大臣が告示により指示した期間に開催され、また、閲覧方法につきましては千葉県教育委員会の通知のもと行っているところです。本市におきましては、浦安市の中央図書館内で開催しており、閲覧に供する環境につきましては、中央図書館の本務に支障が出ないように配慮しながら実施しています。

 ただ、議員ご指摘のように、今年の閲覧の中で、椅子があるといいなとか、もう少し広いところというご意見も賜っておりますので、少し考えていきたいなというふうに思っております。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) ぜひよろしくお願いいたします。

 続きまして、コピーをさせてほしいというふうなご意見も大変多かったんですね、私のもとに。私も見に行って、ここは大変勉強になるなというところや大変問題だという箇所をコピーさせていただきたかったんですけれども、浦安市ではできませんでした。

 ところが、私、7月7日に公益財団法人教科書研究センター、江東区の千石にあるんですけれども、そちらに行った際、教科書の閲覧はもちろん、コピーもカラーコピーもさせていただいたんです。それは実費だったんですけれども、資料としては大変充実したものとして持ち帰ることができたんです。なので、自分で疑問だと思ったことを歴史などに詳しい方にご助言いただくということも大変必要なことです。私もこういった議場でお話しするときにも、コピーとかをぜひさせてほしいということで、浦安市でもぜひコピーをさせていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 先ほども申し上げましたように、千葉県教育委員会の指導のもとで実施しております。原則閲覧ということになっておりましたので、そのようなことで対応させていただいているところです。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) こちらのほうは要望です。コピーさせていただくよう手配していただきたいと思いますので、今後も引き続き要望していきたいと思いますので、お願いいたします。

 続きまして、件名2、奨学金についてです。

 給付型奨学金、浦安市奨学支援金支給制度がスタートいたしました。浦安市の教育委員会では昭和56年度から、経済的な理由による就学が困難な生徒に対して、就学上必要な経費の貸付けを行う浦安市奨学資金貸付制度を行ってきましたが、新たに給付型奨学金ということで開始がされております。この奨学金、今年からスタートしたんですけれども、どのようになっているのか、最初の状況からお聞きしていきたいと思っております。

 要旨1の給付型の奨学金について、細目1、申請・給付状況についてです。

 当初予算見込み件数については何件でしたでしょうか。まず最初にそれからお願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 当初予算時での見込み件数ということでよろしいでしょうか。当初予算時の見込み件数は、高等学校等で446件、大学等で424件の合計870件を見込んでいました。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) ありがとうございます。

 期限が6月1日から8月31日までということで、申請期間があったんですけれども、8月31日までの高校と大学、それぞれ問い合わせ、相談件数、そして申請件数と支給件数はどのようになっているでしょうか。お願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 8月末現在の受け付け状況の高等学校、大学等の相談件数、申請件数、支給件数ということでいきますと、平成27年8月末現在の受け付け状況で申しますと、高等学校等では問い合わせを含めた相談件数が151件、申請件数が111件、うち支給の対象となる件数が100件となっております。次に、大学等では、問い合わせを含めた相談件数が83件、申請件数が49件、うち支給の対象となる件数が40件でございます。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) この申請や支給件数の現状について、市はどのように評価されているんでしょうか。お願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 今回の申請件数等における市の見解についてのご質問ですけれども、奨学支援金支給制度の目的にもあります、学業成績が優秀で学習意欲があり経済的に就学が困難な学生あるいはその保護者から、8月末現在160件の申請を受け付けておりますので、当初の見込みとの差は生じたものの、今後、有効に活用されていくものと考えています。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 見込みの件数としては大変開きがあるなというふうに私は見ているんですけれども、細目2では対象の拡大について求めたいと思います。

 浦安市奨学支援金支給制度の第9条なんですけれども、生活保護法、昭和25年法律第144号による被保護者適用除外となっているんですけれども、適用除外にしたことに対する市の考え方について、まずはじめにお願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 生活保護法では、生活保護費の中の生業扶助費によって学費等が賄われております。修学金などの給付金につきましては、収入としてみなし給付を受けた場合、原則生活保護費から減額することになるため、浦安市奨学支援金支給制度の制度設計の検討会において関係機関との調整を図って、適用を除外としたところです。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 私もその経緯は聞いたんですけれども、ありがとうございます。

 今、高校に通うための奨学金が収入とみなされ、福島市の30代女性と高校2年生の長女の母子家庭への生活保護費が市によって減額された処分について、国のほうで奨学金を収入と認めず生活保護費の減額処分を取り消す裁決をしたんです。これらが女性らの代理人を務める弁護団が記者会見で明らかにしたんですけれども、これについて、奨学金は収入とみなされるという考えを国が打ち消しているわけですから、対象の拡大ができるのではないかと思うんです。高校生は世帯分離とならない現状がありますので、経済的理由により就学困難となる事例がこの千葉県内でもあります。確かにありますので、浦安市でも市の見解、対象の拡大を求めていきたいんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長、新宅秀樹君。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 奨学支援金の給付を受けたときは、就学資金の貸付けを受けたときと同様に、高等学校等就学費の支給対象とならない経費及び高等学校等就学費の基準額または学習支援費で賄い切れない経費であって、その方の就学のために必要な最小限度の額については、国からの指針に従い、収入として認定しない取扱いを行うことを検討したいというふうに考えています。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) ありがとうございます。早急にぜひお願いいたします。

 今、子どもの貧困対策の推進に関する法律ということも出されまして、子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、貧困の状況にある子どもが健やかに育成される環境を整備するとともに、教育の機会均等を図るためということで目的がありますので、推進をぜひよろしくお願いいたします。

 それから、収入基準と成績基準なんですけれども、成績基準、5段階評価で3.8以上となっているんですね。これがハードルが大変高いということで、私も周りのお母さん方からお聞きしましたが、第1条に、この条例は、学業成績が優秀で学習意欲があるというふうになっているんですけれども、学習意欲があれば、ぜひともこの基準を下げていただきまして、成績基準ということがなくてもいいのではないかというふうにも思うんですけれども、経済的理由により就学が困難な方ということは、成績も経済状況と比例しているという、東大の出身者の方など、受験された方などのアンケートやそういったところでも出てきている実例もありますので、その辺どのように考えているんでしょうか。ぜひ収入基準や成績基準の改善を求めたいんですけれども、お願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 収入基準や成績基準の設定につきましては、何度も検討を重ねてきました。他市先進事例の状況、また、本市のこれまでの奨学資金の貸付制度あるいは就学援助費制度などを参考にしながら検討してきたところです。また、浦安市奨学支援金支給制度は今年度から開始された制度でありますことから、基準の変更は申請者の混乱を招くことも考えられることから、現状では変更する考えはありません。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) わかりました。この点については今後も求めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 細目3の増額についてです。

 支給額の現状なんですけれども、高校生が月5,000円、これが年間6万円です。大学などが月1万5,000円ですので年間18万円なんですけれども、これを何とか引き上げていただけないかということでも要望がありましたので、お聞きしたいと思います。増額を求めたいと思いますが、市のお考えはどうでしょうか。お願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 支援金額の設定につきましても何度も検討を重ねてきました。国の就学支援金制度により高校の授業料の負担が軽減されていること、また、県の高等学校等奨学のための給付金制度や、本市の奨学資金貸付制度などを踏まえながら検討したものであって、現状では増額する考えはありません。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 要旨2なんですけれども、貸付型の奨学金についてお聞きします。

 細目1の申請・給付状況について、給付型と同じように聞いていきたいと思います。当初予算見込み件数についてまずお願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 貸付型の奨学金ですけれども、平成27年度の当初予算時では、修学金については41件を見込んでおり、入学準備金については19件を見込んでいました。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) これは問い合わせ件数や申請件数ということで、今年度どうでしょうか。直近でどのようになっているでしょうか。問い合わせ・申請件数、そして貸付件数、それぞれお願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 平成27年8月末現在の状況で申し上げますと、高校では修学金の申請件数が2件、貸付件数が1件、入学準備金の申請件数が8件、貸付件数が7件です。また、大学では、修学金の申請件数が28件、貸付件数が26件、入学準備金の申請件数が9件、貸付件数も9件となっております。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) ありがとうございます。

 この状況は市としてはどのように評価していますか。お願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 近年、国や県の奨学金の貸付けや給付の制度が充実されてきていることや、高校の授業料無償化制度の実施、少子化などの影響、また、東日本大震災による被災世帯への救済対応として、各学校で入学金や修学金が減免措置されたことからなどの理由から、本市の奨学資金貸付けの件数は減少傾向にあると考えております。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 国のほうも奨学金については改善していくというか、実施に踏み出そうというふうにも聞いておりますが、なかなか思っているようには進まないわけなんです。

 それで、今、奨学資金の貸付けのほうなんですけれども、現状としては、給付型の奨学金のほうはほかの奨学金制度も利用することは可能なんですけれども、貸付型の奨学金についてはほかの奨学資金の支給や貸付けと併用することができないんです。なので、市のを借りてしまうとほかのと併用できないということになると、なかなか難しいのではないかというふうにこれまでも感じてきました。貸付けのほうでも給付型の市の支援金のように併用を求めたいんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。お願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 浦安市奨学資金貸付制度につきましては、高校、大学等へ入学・修学を希望しながらも、経済的理由により修学が困難な学生に対し学資を貸し付けることで修学を容易にすることを目的としています。また、奨学資金の額については修学上必要な学費としており、将来の返済等も考慮した設定となっていることから、併用での利用は制限しているところです。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 今、大学の授業料というところでは上がっているところが大変多いわけなんです。ですので、入学準備金というところでは、初年度の第1回目の授業料をお支払いするのが困難となる事例が大変多く感じられます。それで、前期分までの授業料というと、私立の大学ですと70万円から80万円、多いところでは90万円単位で納めなければならないというところもございます。現状では、浦安市の貸付金額の入学準備金では、一番高額な私立の大学ですと50万円以内というふうに規定されておりますが、こちらについての増額についても求めたいと思います。市のお考えをお願いいたします。



○議長(深作勇君) 教育総務部長。



◎教育総務部長(鈴木忠吉君) 入学準備金につきましては、近隣市の動向を踏まえながら額を確定しているところです。本市は比較的高く幅広く出しているかなというふうなことを思っております。今後につきましては、奨学金制度全体を通して対応を検討していく考えでおります。

 以上です。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) ぜひ、さまざまあると思いますが、市として充実して、浦安の子どもたちが健やかに学べる環境づくり、整備していただきたいと思います。

 以上にいたします。

 件名3の高齢者福祉・介護についてです。

 要旨1、新総合事業導入についてです。細目1の持続的な支援についてです。

 私はこの間、日本共産党浦安市議団で、社会福祉法人長岡福祉協会ということで高齢者総合ケアセンターこぶし園を視察させていただきました。新潟県長岡市まで行ってまいりました。

 ここのこぶし園で学んだこととして今回取り上げさせていただきますが、今、社会保障国民会議から社会保障制度改革国民会議ということで名前が変えられまして、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律ということで、これがさまざまこの浦安市にも影響するわけなんですけれども、いろいろとこれまでも聞いておりましたが、改正介護保険法によって、要支援者のホームヘルプサービス、デイサービス、サービスを必要とする全ての要支援者が利用できる仕組みづくり、市の責任でつくり上げていくことが必要となると考えますけれども、要支援者が必要な介護を継続していくために市はどのように考えているのか。第6期の介護保険も始まりました。その辺についてどのように推進しているんでしょうか。お願いいたします。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 新総合事業の導入につきましては、各市町村の実情に応じ、住民等の多様な主体が参画することにより多様なサービスが充実する仕組みを構築していくことになります。このような状況を踏まえ、本市では、生活支援コーディネーターの配置や協議体設置の検討など、国の猶予期間を踏まえて準備を行い、移行していきたいというふうに考えています。

 また、要支援者であっても、訪問看護や通所リハビリなどの専門的なサービスが必要な方に対しましては、引き続き予防給付の対象となり、専門的なサービスを受けることが可能でありますし、また、ホームヘルプやデイサービス、介護の認定を受けずにチェックリストで早期にサービスの利用が可能になるといった点も考えますと、要支援者の介護サービスを持続する上で、今回の改正というのは市町村の実力も試されますし、本市にとっては問題なく移行できるのではないかというふうに考えております。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) これは本当に自治体として大変だなというふうに思いますが、自治体の福祉職員を増員して、介護保険や民間では対応し切れない困難を抱えた人を自治体が直接救済して、支援や介護を提供する体制の再構築が必要となるのではないかと思うんですけれども、今、部長も答弁をいただきましたが、その辺はどんなふうにお考えでしょうか。お願いいたします。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 申しわけありません。もうちょっと具体的にご質問いただけますか。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 次の質問にも入ってしまうんですけれども、在宅でも施設と同じようなケアを提供することや、保育園のような身近な地域の介護施設をつくりたいという目標を目指して、今、小規模特養や小規模多機能、1日3食の配食サービスなどを組み合わせるような地域密着型の複合福祉施設サポートセンターということで、これを国のほうもどうだということで方向性が示されている事例もあります。これのモデルケースが私たちが視察に行った長岡市にありますこぶし園だったわけなんですけれども、その辺のところで、自治体の福祉職員なども大変増員しなければならないのではないかと思うんですけれども、この辺のサポート事業についての市の考え方というのはどのようになっているんでしょうか。24時間365日ということで、そういったきめ細やかな支援をということで求められているようなんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 中村議員の一般質問の際にもいろいろ答弁させていただきましたけれども、地域包括支援センターの生活圏域ごとの配置をはじめ、きめ細かな対応を図っていきたいと考えています。

 また、地域密着型サービスにつきましては、現在、小規模特養が3カ所、グループホームが5カ所、認知症対応のデイサービスセンターが2カ所、小規模多機能型居宅介護施設2カ所といった整備を今まで行ってまいりました。現在、グループホームを平成28年度、平成29年度にそれぞれ1施設、また、小規模多機能型居宅介護の施設を平成28年度中に1施設整備をしたいということで、第6期の介護保険事業計画にものせています。また、現在、9月に事業者の公募も行っているといった状況です。

 一方、24時間365日の在宅支援につきましては、平成24年度に介護保険サービスの一環として、定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスが創設されまして、本市におきましては、平成25年11月から民間事業者によりこのサービスが提供されています。この事業は、居宅において、お住まいの要介護高齢者の方々、要介護1以上になりますが、日中・夜間の24時間を通じて訪問介護と訪問看護を定期的に利用でき、さらに通信端末機を利用して、事業所のオペレーターといつでも通話することが可能となっており、さらに必要に応じて随時の訪問介護・看護も行えるといったことで、市としてはこのサービスを進めていきたいと考えていますが、課題にも挙げさせていただきましたが、ちょっと浸透というか、なかなか利用が進まないといったところで、大きな課題だという認識を持っております。



○議長(深作勇君) 美勢麻里君。



◆(美勢麻里君) 大変ご苦労されているというのもわかります。長岡市のこぶし園は、今始まったことではなく、平成7年、それから平成4年ですか、大きな特別養護老人ホームというところから始まったところから、地域に市民を戻していこうということで、在宅でも施設でも同じようなケアを提供したいという思いで始めているというところが大変わかりまして、ぜひ長岡市のこぶし園のような取組みを浦安市でも行っていただきたいなという思いで、今回取り上げさせていただくんですけれども、身近な地域ごとの多機能の在宅支援の拠点整備としては、市が率先して、今ある施設だけではなく整備していく必要がまだまだあるなというふうに思うんですけれども、今後、有効な方法としてどのように地域拠点というふうに考えているんでしょうか。地域包括支援センターということで、今回も高洲にできますということでありますが、まだまだ足りないと思います。いかがでしょうか。



○議長(深作勇君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(新宅秀樹君) 今回、新町地区に……



○議長(深作勇君) 時間です。

 以上で一般質問を終結いたします。

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○議長(深作勇君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 明30日は定刻より会議を開きます。

 本日はこれにて散会いたします。



△散会(午後2時16分)

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本日の会議に付した事件

 1.開議

 1.議長の報告

 1.日程第1 一般質問

 1.散会

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出席議員

     第1番  元木美奈子        第2番  美勢麻里

     第3番  広瀬明子         第4番  柳 毅一郎

     第5番  折本ひとみ        第6番  吉村啓治

     第7番  岡野純子         第8番  毎田潤子

     第9番  小林章宏        第10番  末益隆志

    第11番  秋葉 要        第12番  一瀬健二

    第13番  中村理香子       第14番  水野 実

    第15番  西山幸男        第16番  岡本善徳

    第17番  西川嘉純        第18番  宝  新

    第19番  宮坂奈緒        第20番  辻田 明

    第21番  深作 勇

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出席説明者

  市長       松崎秀樹      副市長      中村 健

  副市長      石井一郎      教育長      細田玲子

  教育委員会事務局理事         市長公室長    長峰敏幸

           小鍛治周二

  総務部長     工藤陽久      総務部参事(総務部次長)

                              露木智広

  財務部長     及川 力      市民経済部長   石川豪三

  健康福祉部長   新宅秀樹      こども部長    金子 昇

  都市環境部長   大塚伸二郎     都市整備部長   菊地良一

  都市整備部復旧・復興担当部長     教育総務部長   鈴木忠吉

           宇田川義治

  生涯学習部長   石田和明      生涯学習部参事(生涯学習部次長)

                              永井 勲

  市長公室次長   竹下雅人      財務部次長    小檜山 天

  市民経済部次長  岩島真也      健康福祉部次長  長谷川祐二

  健康福祉部次長  臼倉昌俊      都市環境部次長  仲谷幸一

  都市整備部次長  石井健二      消防本部次長   鶴見仲寛

  教育総務部次長  佐久間利秋     秘書課長     花田 文

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出席事務局職員

  議会事務局長   小澤壮司      議事課長     佐藤栄一

  議事係長     折本英明      副主査      文違敏枝

  主任主事     圖司 淳