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千葉県 富津市

平成18年 9月定例会−09月05日-02号




平成18年 9月定例会

                  平成18年9月招集
               富津市議会定例会会議録(第2号)

                   議 事 日 程
             平成18年9月5日(火) 午前10時開議

日程第1 一般質問
     (代表質問)

〇本日の会議に付した事件
1.開  議
1.議長の報告
1.鈴木幹雄君の代表質問
1.中後 淳君の関連質問
1.平野明彦君の代表質問
1.散  会

〇出席議員
 1番 大 野 裕 二 君   2番 岩 本   朗 君   3番 長谷川   剛 君
 4番 石 井 志 郎 君   5番 藤 川 正 美 君   6番 澤 田 春 江 君
 7番 永 井 庄一郎 君   8番 中 後   淳 君   9番 平 野 明 彦 君
 10番 鈴 木 幹 雄 君   11番 福 原 敏 夫 君   12番 竹 内   洋 君
 13番 長谷川 恒 夫 君   14番 小 林 新 一 君   15番 岩 崎 二 郎 君
 16番 平 野 良 一 君   17番 鈴 木 敏 雄 君   18番 平 野 隆 司 君
 19番 三 平 正 昭 君   20番 高 橋 謙 治 君   21番 高 梨 良 勝 君
 22番 嶋 田 政 市 君

〇欠席議員
 なし

〇出席説明員
 市長        佐久間 清 治 君   助役        平 野 和 夫 君
 収入役職務代理者  正 司 行 雄 君   水道事業管理者   三 平 稔 純 君
 教育長       黒 川   逸 君   総務部長      小 澤 俊 平 君
 総合政策部長    綾 部 正 吉 君   財政部長      吉 田 和 男 君
 市民福祉部長    池 田 泰 夫 君   経済環境部長    稲 村 治 助 君
 建設部長      中 島 照 夫 君   農業委員会事務局長 丸   若 夫 君
 監査委員事務局長  丸   繁 雄 君   消防長       佐 藤   一 君
 教育部長      渡 辺 眞一郎 君   水道部次長     小 川 三 雄 君
 総務部次長兼選挙管理委員会事務局長
           長谷川 友 宏 君

〇出席事務局職員
 事務局長      馬 場 勝 行     事務局参事     金 井   茂
 庶務課長補佐    古 宮 浩 二     庶務課副主幹    鈴 木   茂

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                   開     議

             平成18年9月5日 午前10時00分開議
○議長(嶋田政市君) ただいまから本日の会議を開きます。

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                  議 長 の 報 告

○議長(嶋田政市君) 日程に入るに先立ち、私から報告をいたします。
 本日5日の一般質問は、新世紀の会並びに賢政会の代表質問を行います。また、明6日は個人質問を行いますので、御了承願います。
 以上で私からの報告を終わります。

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                  鈴木幹雄君の代表質問

○議長(嶋田政市君) 日程第1、一般質問。
 これより代表質問を行います。先例により、通告してあります質問を許可します。質問時間は、答弁及び関連質問を含めて 120分以内となっております。
 なお、関連質問は会派代表質問通告者が質問を終了した後、発言を許可しますので、念のため申し添えます。
 初めに、新世紀の会の代表質問を許可します。10番、鈴木幹雄君の発言を許可します。10番、鈴木幹雄君。
                 〔10番 鈴木幹雄君登壇〕
◆10番(鈴木幹雄君) 皆さん、おはようございます。ことしの夏は、大変高い気温を観測するなど、猛暑が続いておりました。また、局所的な豪雨による水害が多く発生したりと、大変厳しい夏であったように思います。しかし、このところ朝夕涼しく、厳しかった夏から少しずつ秋の気配を感じるようになってきております。これから1年で一番過ごしやすい季節を迎え、楽しみでございます。
 それでは、議席番号10番、新世紀の会、鈴木幹雄でございます。新世紀の会を代表して通告してございます項目について御質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、平成12年4月に地方分権一括法が施行され、中央集権型から地方分権型に行政システムが転換され、地方自治体は自己決定、自己責任によることを基本とした中で、地域の特性を生かし、個性と独創性にあふれた独自のまちづくりの実現が可能となりました。しかし、その反面、それぞれの自治体の力量が問われる時代にもなったわけであります。
 そして今、現実のこととして自治体間の競争が始まり、自治体は独自性と個性あふれる施策を持って経済の活性化と市民の誇れるまちづくりをし、同時に自力で生き抜くすべが試されております。我が富津市も分権型社会の中で、みずからの力で生き抜くために企業誘致やまちの活性化等、魅力あるまちづくりの施策を講じ、市民一人一人に活力を与え、財政基盤の確立と安定を図ることが必要不可欠であると思います。
 また、社会を形成する人づくりが最も重要であり、人が悪くなれば当然のこととして社会が悪くなり、人がよくなれば社会もおのずとよくなるのであって、社会の抱えるすべての問題は、人のありようですべてが決まってしまうものと私は思っております。まさに、人のあり方、人づくりが最も重要で、心ある教育が健全なる社会を創出するための必須条件であると思っております。
 さて、それでは1点目として、「いきいき富津5か年プラン」の中に示されている農林水産業の振興の中の地場産業の振興を図るための施策として、今あるもの、資源を活用した地域特性を生かした特色あるまちづくりをし、自立を目指したまちづくりとしていくためには、どのようにしたらいいのかお聞かせをいただきます。
 次に、2点目として、子供を取り巻く環境が著しく悪化し、国の宝である子供たちが巻き込まれる事件が余りにも多く、後を絶たない状況を見ると心配が絶えません。子供をよい環境のもとで守り育てるのは、大人として、親として当然の義務であります。現在の社会環境は、子供たちの責任では決してなく、あくまでも私たち大人の責任であり、大人は大いに反省をし、みずからの責任で子供たちが安心して伸び伸び育つことのできる教育環境を整え、子供たちの社会生活の場である教育現場において、子供たちに人としての振る舞い、人としてのあり方をしっかりと教え、最低限、人に迷惑をかけることなく、人としてではなく人間として、社会の一員として生きていけるよう教えていかなければならないと思います。
 そこでお伺いいたします。教育環境整備について、まず1点目として、学校施設整備と学校統廃合の考え方について。2点目として、対外的にアピールする教育とはどんな教育なのか、お聞かせをいただきます。
 次に、市長の政治姿勢についてお伺いさせていただきます。佐久間市長が市政をおあずかりになってから、早いもので3年目を迎えたところでございますが、この2年間、誠実、対話、実行により「よりよい富津市づくり」、「いきいきとした富津市づくり」に全力を傾けてまいりますとの姿勢を示されております。そこで、改めてお伺いをさせていただきます。市長が市民のために講ずるあらゆる施策を実施していく上で、市長の政治姿勢、市長の役割、使命についてお聞かせをいただいて、私の1回目の質問とさせていただきます。どうか、わかりやすい言葉と内容をもって御答弁くださいますようお願い申し上げます。
○議長(嶋田政市君) 鈴木幹雄君の質問に対する答弁を求めます。市長、佐久間清治君。
                〔市長 佐久間清治君登壇〕
◎市長(佐久間清治君) 鈴木幹雄議員の御質問にお答えいたします。
 初めに、自立を目指したまちづくりについての、地域特性を生かした特色あるまちづくりについてお答えいたします。
 本市の地場産業のうち、農業の振興につきましては、恵まれた温暖な気候を生かした生産性の高い優良な農地の活用を図るため、認定農業者等を中心とする農地の利用集積を図り、経営規模の拡大と安心・安全を基調とする環境保全型農業を推進するとともに、付加価値をつけた農産物の生産を目指し、魅力ある農業の確立と担い手の育成に努めます。
 林業振興につきましては、サンブスギの溝腐病対策事業を行うとともに、広大な森林で成長した原木を活用しての原木シイタケ栽培を奨励してまいります。
 水産業の振興につきましては、就業者の安全確保を図るため、漁港施設の整備と維持管理を継続的に行うとともに、安定した漁獲量を確保するための魚介類の種苗放流事業を行うなど、栽培漁業の振興とノリの高品質化を目指す関連施設整備事業を推進いたします。
 また、これらの産業と結びつけた観光の振興につきましては、自然環境と地域の特性を生かした体験型観光の推進に努めます。
 次に、教育環境整備についての御質問につきましては、教育長から答弁いたさせます。
 次に、市長の政治姿勢について、市長の役割・使命についての御質問にお答えいたします。私は市長に就任いたしました直後の臨時議会における所信表明、またその後の2回ほどの3月定例議会における施政方針でも申し上げてまいりましたように、これまで一貫して誠実、対話、実行により「よりよい富津市づくり」、「いきいきとした富津市づくり」に全力を注いでまいりましたが、この誠実、対話、実行ということを私の基本的政治姿勢としております。
 まず、誠実ということにつきましては、どのようなことでも誠心誠意を持って対応することであり、またできるだけ速やかに対応することでもあるというように考えております。
 次に、対話ということにつきましては、まちづくりに当たり、さまざまな面で対話の場を持ち、そこでお聞きした各世代、各層の御意見を反映させていくとともに、行政側の考えや立場をよく説明し、御理解をいただきながら進めていくということであります。
 そして実行ということにつきましては、どんなにすばらしい考えや計画であっても、実行されて初めて真価が問われ、成果が期待されるものであります。誠意を持って対応し、対話を尽くした後に決断しましたことは、不退転の決意を持って最後まで努力し、所期の目的を達成してまいりたいというように考えております。
 今後もこの政治姿勢を貫き、市民のためのまちづくりに誠心誠意努力していくことが市長としての役割であり、使命であると考えておりますので、なお一層の御支援を賜りますようお願いいたします。
○議長(嶋田政市君) 教育長、黒川 逸君。
                〔教育長 黒川 逸君登壇〕
◎教育長(黒川逸君) 教育環境整備について、お答えいたします。
 初めに、学校の施設整備と学校統廃合の整合性についてお答えいたします。
 まず、学校の施設整備については、本年度実施の優先度調査の結果を待って緊急性を有する学校から随時整備をしていかなければいけないと考えております。安心・安全の確保対策を進めます。
 また、大規模改修あるいは改築になった場合には、当然のこととして学校統廃合等を考慮した中での改修・改築を考えなければいけないものと考えており、一部地域におきましては関係者に対し説明をし、意見を出してもらうなど動き出しており、できるだけ早い時期に基本的な考え方をお示しし、学校整備とあわせて進めていきたいと考えております。
 次に、2点目の対外的にアピールする教育とはについてお答えいたします。教育現場においては、教科指導の一層の充実により学力の向上を図るとともに、道徳教育の充実、小・中連携教育の推進等に意欲的に取り組み、郷土を愛し、人の心の痛みのわかる心豊かな児童・生徒を育成していくことを対外的にアピールし、教育委員会、学校、保護者、地域が一体となり、さらに先進事例も研究しながら子供たちの教育を推進していきたいと考えております。
 またあわせて、これからの学校の施設整備には、地域に合った、生徒数に合った特徴ある施設整備が望ましいと考えております。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 御答弁、ありがとうございました。最初の御答弁は、総括的な答弁というふうにお伺いさせていただきました。
 それでは、改めましてそれぞれの質問、再質問とさせていただきたいと思います。
 まず初めに、自立したまちづくり、それぞれの地域の特色あるまちづくりという中から再質問させていただきますが、「いきいき富津5か年プラン」の多彩な産業が展開する活力あるまちづくりの中の農林水産業の振興で現状と問題点を掲げてあります。そこに地域の特色を生かした生産振興や新たな流通の確立など、農業経営の改善を図る云々とありますが、この地域の特性を生かした特色あるまちづくりに対する施策には具体的にどんなものがあるのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) 経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) お答え申し上げます。まず、その手法といたしまして、農産物のブランド化があるかと思います。本市の農業形態は、水稲を主体といたしまして施設の園芸や路地野菜、畜産、果樹などの複合栽培であり、生産された特産品などの農畜産物は、その大半がJAの共販制度により首都圏の中央市場等から消費者の食卓に届けられております。
 昨今は、農畜産物に対する消費者ニーズの多様化により、食の安全・安心が求められていることから、生産物のブランド化と付加価値の向上を目指した富津市環境にやさしい農業推進事業において、今年度からふっつ育ち農産物の認証制度をスタートさせたところでございます。
 今後の農業振興は、ふっつ育ち農産物の認証制度のさらなる推進を進めるなど、消費者から見た富津ブランドの創出に努めるとともに、地産地消を基調とする啓蒙活動に努めてまいりたいと考えておるところでございます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) ブランド化だとか、畜産、また果樹、あらゆるものを複合的にあわせ持った農業、こういったものをおやりになっているようにもお話があったわけでございますが、この農業の分野につきましては、近年、農業従事者の高齢化や後継者不足に加えて、農業収入の低さが農業離れにつながっているというようなことも言われております。この市内の第1次産業も見通しが非常に暗い部分もあるわけでございますが、こういった部分についてはどんな対策、施策を講じていらっしゃるのかお聞かせいただきます。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) 現在、空き農地、空き家、そういう活用を図るべき手法を考えておるところでございます。本市の地場産業のうち、空き農地、空き家の活用の担い手の不足、高齢化など後継者不足等によりまして、ほ場整備事業等を含めた農地の荒廃が年々増加しているところでございます。耕作放棄地の育成、活用の方法に苦慮しているところでございますが、これらの農地の保全と活用につきましては、中山間地域直接支払推進事業の推進などを図るとともに、時代のニーズに対応することも肝要であるかと、このように考えておるところでございます。
 また、空き家などの活用につきましても、農地と一体的な利用が理想的と考えますが、物件の調査、貸し付け条件、受け入れの組織化など課題も多いところでございまして、実施団体の優良事例等について情報収集等を行ってみたいと、このように考えているところでございます。以上でございます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 空き農地、また空き地の利用、こういったものも考えていらっしゃるようでございます。この後継者不足、農業に魅力を感じない、または収入が得られないといった中では、職業選択の自由の中で非常に厳しい職業になってしまう可能性もあるわけでございます。そこで、富津市の農業、漁業を考えたときに、この収益アップを図るなどの魅力ある事業へと転換するなり、改善するなりの積極的な施策が必要と思うわけでありますけれども、行政として生産者、組合に任せておけばいいというような考え方があるのかどうか、そのあたりをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) この件につきましては、行政と民間団体、また当事者、生産者、一体となりまして大きな課題として研究・開発をしていくと、そうあるべきというふうに考えているところでございます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 私、きょうは代表質問でございますから、余り細かくお話入っていきません。
方向性をお聞かせいただければいいなと思っておりますので、そのあたりよろしくお願いしたいと思います。
 次に、施策の方向として書かれておるわけですが、これは先ほど市長からも御答弁の中にあったと思いますが、高生産性農業の振興として農用地の効率的な活用、遊休農地有効利用を図るとともに、より生産性の高い農業形態の導入を図り、新たな特産品の開発にかかわる調査や研究を進めますとあります。調査・研究を進めているというわけですが、どんな調査、どんな研究を進めているのか、また、どんな特産品の開発を考えているのか、そのあたりをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) お答え申し上げます。商品となる富津ブランド、特産品の開発の関係でございますが、本市の農業形態は水稲を中心といたしまして施設園芸や路地野菜、畜産、果樹、林産物を組み合わせた栽培形態が主なものとなっております。これらの作物の販売形態は一元集荷制により中央市場で優位性を確保しつつ、ブランド力を高める方法がとられておりますが、その後、農業物の輸入自由化によりまして価格低迷、産地間の競争の激化、消費者ニーズの多様化、農業協同組合の再編、生産者の高齢化、後継者不足等により農業環境が著しく変化しているところでございます。
 このような状況の中で、現在、商品である主要な作物といたしましては、米、トマト、メロン、カボチャ、エシャレット、菜花、シイタケ、ギンナン等がございます。それらのものにまた加えまして、みそやつくだ煮、こんにゃく、そば等の加工品につきましてもブランド化が可能ではないかと、このように考えているところでございます。以上です。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 部長の御答弁を聞いておりますと、いろいろと調査・研究を進めているように感じましたけれども、ブランド化という話の中で本当に積極的なブランドなる商品、こういったものの開発が進んでいるかどうか非常に疑問であります。
 そういった中で、富津市の特産品であると言われておりますシイタケ、このシイタケに対してどんな振興策をとっているのか、先ほどから市長の答弁の中にもシイタケというお話が出てまいりました。シイタケ、品質の高い栽培を継続するためには、原木の安定的な確保と供給が大切と言われるように書いてあります。この原木の状況というのが、今、山が結構荒れているわけですよね。ですから、そういう雑木林が非常に荒れている中で、この原木の状況はどうなっているのか、そのあたりをお聞かせいただきます。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) お答え申し上げます。これはシイタケの組合等が主体になってやっておるわけでございますが、実質的には森林組合等が原木の供給などについて相当力を入れているというふうに聞いております。以上でございます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) このシイタケの原木に対しては、森林組合等が力を入れて供給を促しているように今お話がございました。私が先ほどから聞いておりますのは、行政がこういった施策すべてに対して、もう少し積極的にかかわる必要があるんじゃないかということで今までお聞かせいただいておるわけでございますけれども、そういった部分が私、ちょっと薄いように感じるんですね。官と民がもうちょっと近く接触するような形をとって、行政の持っているあらゆる情報、また広報、そういったものを民間にもう少し活用できるように協力していくといったようなことも非常に重要だと思うのですが、そのあたりいかがですか。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) お答え申し上げます。ただいまの御質問でございますが、官と民のかかわり合いということでございます。これらにつきましては、昨年度から立ち上げてございます特産物の販売施設等集客施設検討委員会部会などで、いろいろ議論を官と民が加わりまして議論しているところでございます。そういうように、これからは官と民が一体となりまして推進に努めるべきと、このような認識を強く持つところでございます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 地元産のいろいろな農産物、魚介類、いろいろなこういったものを、そういった施設を設けて官と民がより一層協力体制をとりながら活性化を図っていくということであろうかと思いますが、基本構想の中で高生産性農業の振興というのがあります。この本市の農業は安定した食料供給を図るとともに、各メディアを利用した特産品などの売り込みにより農畜産物のブランド化を図ることによって、生産性の高い新たな農業形態の展開を促進しますということで書かれておりますが、各メディアを利用するとか、農畜産物のブランド化を図っていくんだというその文書、これをとらえたときに、ただ文字に書くのではなくて、これが具体的に実際に動いていかないと、なかなか地場産業の活性化にも行政がうまくかかわっていけないんじゃないかと思うのですが、こういった各メディアを利用するなんていう部分がどのような形で動いているのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) PR関係になろうかと思いますが、これらにつきましては、ここにございますように、直売所のPR、産業まつり等の実施によりますPR、各種地方新聞の掲載など、そういうもの、また広報、いろいろな機会をとらえて実施しているところでございます。
 その中で特産品の紹介などにつきましてもあわせて行っているわけでございますが、いずれにしましても、いろいろな機会をとらえまして各方面へのPRを進めていきたいと、このように考えております。以上でございます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) あらゆる方法を駆使してPRを図り、各メディア等を利用しながら食料供給を図る、そして農畜産物のブランド化を図っていくということでありますけれども、具体的に各メディアを利用したそういった事例があるのか、またどんな効果を得られているのか、そのあたりお聞かせいただきたいと思いますが。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) 効果の面でございますが、計数的にはなかなかお示しが難しいわけでございますが、市でインターネット、ホームページ立ち上げて特産品の紹介、こういうものは実施しております。そういう中で、徐々でございますが、浸透しつつあると、このような認識を持っているところでございます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 徐々にいろいろな効果が出てきているという認識をお持ちだということでございますが、地方分権の社会が本当に動き出しているわけでございますから、そういった中で自立をした自治というものを考えたときには、行政が積極的にこういったものにかかわっていかないと、他の自治体から取り残されてしまうようなことも考えられるわけでありますので、地域の活性化を図るためには、こういったあらゆる施策を積極的にやっていく必要があろうかなというふうに思っております。
 先ほど来よりいろいろ御答弁いただいた中にも入っておりますが、農用地の効率的な活用、遊休農地の有効活用を図り、従来からの優良特産物の確保とともに新たな特産物の開発に努める必要がありますと。このため、畜産、園芸農業、観光農業などの促進により、多角的かつ複合的な農業経営を目指します。ここで目指すという言葉が使われておるわけでございますが、目指すという言葉を使うということは、何らかの動き、働きかけが当然あるというふうに思うわけでございますが、そういった働きかけ、動き、このあたりのお話をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) お答え申し上げます。いろいろな農業形態の中で農林水産業等含めまして 1.5次産業、付加価値をつけるためにいろいろな工夫してございます。そういう意味で、ブランド化、特産品、そのようなものを今後、見出してまたいくというようなことでございます。以上です。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 1.5次産業と今お話ございまして、1次産業に付加価値をつけていくと。それによって農業経営者に対しての収益アップを図ると、そういったようなことを盛り込んでいくんだというような話だと思います。
 そういったことで、私いろいろ聞かせていただいてきたわけでございますが、実はこの7月18日、19日、20日と2泊3日で私ども石川県の羽咋市の方へと行政視察に行ってまいりました。そのときの一つの例として、神子原米ブランド計画というものがございまして、その話をさせていただこうかなと思っております。
 この神子原米ブランド計画というのは、農業離れをし、または農業の担い手が不足していくと、こういった現実の中をどのように農業に活力を与えていったらいいのかということで、この神子原米のブランド計画、これを立ち上げたそうでございます。石川県の羽咋市では 1.5次産業振興室、こういったものを設ける中で、積極的に取り組んでいらっしゃったようであります。
 この中で神子原地区の課題、また対策という中で、先ほどお話ございましたように、空き農家、農地の情報、また烏帽子親農家制度、農産物のブランド化、棚田オーナー制度、御神酒主特区、どぶろく等も入っているそうですが、こういったものを積極的に進めようということで進めたわけでありますが、このプロジェクトを組んで推進する方法の中で、基本的な考え方として理念、戦略、実践、実行システム力、実行を実現できない計画は必要ない、こういったものを掲げる中で積極的に動いていこうということで実施されておりました。
 この中には、先ほどからお話に出ておりますように、空き農家・農地、これを利用することだとか、烏帽子親農家制度、農家所得倍増計画、周知と規制緩和推進をする、ブランド計画による目的、細かくやると結構時間かかっちゃうものですから、こういった中身の中で進めております。
 1つお話させていただきますが、農業の収益アップを図るということが一つの大きな課題になっております。今、農業の収益が非常に落ち込んでいる中で、サラリーマンの平均年収が 440万円。この数字を何とかクリアしようということで、先ほどからお話に出ております農産物に付加価値をつけるということで、この神子原米に付加価値をつけるために農家所得倍増計画を立てたわけであります。
 このお米なんですが、1俵、通常1万 4,500円ぐらい、このあたりの価格をブランド化することによって4万 2,000円、こういった金額にはね上がりまして 2.8倍ぐらいの収入が得られると。大体この数字をもって、日本人のサラリーマンの平均収入 440万円を達成するのにお米 104俵、このあたりで数字的には達成をしたというふうに聞いてまいりました。
 そういったことで、先ほど来お話出ておりますように、第1次産業、この農業やまた漁業も含めまして、増収を図れるような計画、施策を、行政として積極的に図っていったらいいんじゃないかなと思っているわけでありますけれども、雑駁な内容のお話でわかりにくいかもしれませんが、この羽咋市の 1.5次産業につきましていかがお考えでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) お答え申し上げます。すばらしい構想かと思います。実は、私の方でも所得倍増というわけではございませんが、環境面もあわせ持った制度で、4月号の広報に掲載させていただきましたが、富津市環境にやさい農業の認証制度ということで、ことしで3年目を迎えて、いよいよ最終年度でございますが、3年前から堆肥を活用した農業、土づくりから始まりまして人づくり、こういうものをつくりまして付加価値をつけていこうということで、実はシールを張りましてブランド化をしていこうと、こういうふうなことで取り組みを始めようとしております。そういうことで、ひとつこれもぜひ成功させたいと、このように考えているところでございまして、こういう取り組みも実は私の方で今、懸命になってやっておるという状況でございます。以上でございます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) いずれにしましても、そのブランド化だとか、農業、漁業が収入アップにつながるような、そういう積極的な施策をお願いをしたいと思います。
 幾つか御紹介させていただきたいのですが、和歌山県の那智勝浦町、ここに色川地区という地区がございます。ここは棚田が非常にきれいな、美しい場所だそうでございます。ここが非常に人口が減少して、昔はこの色川地区の人口が3,000人ぐらいいたところが、現在の色川地区は244世帯で人口が 466人。 244世帯中55世帯、 466人中 144人が新しい移住者だということでございます。これは実際、色川地区の方へお電話入れましていろんなお話を伺ったわけでございますが、非常に農業に力を入れていこうと。そして、棚田等々の活用を生かしながら、自分たちの持つ特色ある地域を生かして、皆さんに喜んでいただこうということで積極的な施策をとってやっていらっしゃるようでございます。高齢化率が50%だというふうに伺っておりまして、かなりの高齢化率だそうでございます。
 専業農家、兼業農家ということの中で、専業農家が10世帯。専業農家の場合には食べていかなければいけないということで、お米と養鶏、ニワトリを飼っているそうでございまして、ニワトリの方も 200から 500羽、 600羽というような形の鶏舎が多いようであります。梅、野菜、こういったものをつくって、それを販売しながら生計を立てているようでございます。農家的にはほとんど兼業農家、これは近くに仕事を設けて、そちらに出ていって兼業的に農業をやっているということでございます。
 また、お話聞いた中では、移住してきた皆さんが非常にすばらしい環境の中で、こうして毎日自然の恵みをいただきながら生きられることが非常に幸せであるということで、喜んでいらっしゃいますよというお話もされておりました。そういったことで、首都圏に近い私ども富津市も、首都圏からこういった形で多くの人たちに来ていただいて、富津市の自然を満喫していただけるような、そういった政策、対策もこれから非常に有効ではないのかなと思っております。
 棚田ということでありますと、身近で鴨川の棚田がございます。こういった部分も参考にひとつできるのではないかなと思っております。
 高知県の馬路村という村があるのですが、ここでは木材を使ってそのブランド化を図るということで、村ではシャネル、ヴィトン、馬路村と呼ばれるぐらい村がブランド化されれば、自分たちの村が今後生き抜いていけるんじゃないかということで、積極的にブランド化を進めたようでございます。地元の名木でヤナセスギという杉があるんだそうでございますが、この杉を薄く削りまして、薄板をお盆上に成形をして、鞄、またはリュック、こういったものに形を変えて、形が最中に似ているということで商品名をモナッカという名前にしたそうでございます。こういった地元にあるもの、今あるものをいかに活用していくかということで考えると、私ども富津市でもいろいろと活用できるものがあるわけでございます。本当に自然豊かで、山あり、海あり、川あり、そういった中でのいろいろな参考になると思います。
 もう一つは、銚子の手前の飯岡町、これは今、飯岡町という形で御紹介していいのかわかりませんが、富士山が美しく見えるところでありまして、富士山の見えるまちづくりを推進し、関東の富士見百景、富士山の見えるまちづくりの選定を受けまして、まちづくりに生かしている。これは国土交通省関東地方整備局から選定書が交付されていると伺ってきました。また日本の朝日百選、夕陽百選の認定も受けて、日本列島、朝日と夕陽の里づくりの推進を図っているということで、地元でそうしたすばらしい環境なり、そこでなければ得られない、そういったものを景観等を利用しながらまちづくりに生かしていくんだということで、積極的にやっているようでございます。
 この間、執行部とお話ししたときにも、富津市も富士山の見えるまちづくり、こういった中で関東の富士見百景、富士山の見えるまちづくりの選定も受けているような話も受けましたけれども、この飯岡町の高台に建設されております飯岡刑部岬展望台というのがございまして、ここの展望台にこういった写真だとか、また認定書だとか、こういったものが掲げてございました。ですから、こういったものが富津市もあるならば、もっと積極的に人の見えるところへと展示をしたり、掲示をして、こういった効果あるまちづくりへと生かしていくということが非常に必要なことと思いますが、このありたりいかがお考えでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) 答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) お答え申し上げます。ただいま御紹介ございました飯岡の富士見百選の件でございますが、富津市におきましても平成16年11月に富津県立公園と東京湾観音及び鋸山が富士見百景の認定を受けてございます。当市は、美しく延びた長い海岸線と緑豊かな鹿野山、高宕山、鋸山等がありまして、海と山の一体化された景観美はすばらしいものでございます。
 こういうような貴重な観光資源でございますので、今後はさらなる活用をさせていただきたいと思いますが、この写真につきましては市役所に掲示し、その後、マザー牧場等にも展示したというような経緯でございまして、今後またさらに活用させていただきたいと、このように考えているところでございます。以上です。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 関東の富士見百景という中で、富津市も富津公園、大坪山と鋸山、こういった部分が富士見百景の中に認定されているというお話でございました。ぜひ、積極的にこういったものも一つの資源として活用していただいて、富津市のイメージアップを図りながら地域の、またまちづくりの中で活性を図るために活用していただきたいなと思っております。
 これは千葉日報なのですが、2006年の2月24日金曜日の新聞でありますが、ここに千葉県で食と農ふるさと千葉の再発見ということで、食料・農業・環境を考えるシンポジウムというものが行われた記事が載っておりました。その中で、愛知県の豊田市、農ライフ創生センターの活動。この中では、農業に関心のある人を対象に農業の体験をしてもらう研修施設、または担い手づくり、旬の野菜づくり、こういったものを積極的に行って、農業を活性化していくんだということで取り組んでおります。また、首都圏に近い千葉の農業はどうあるべきかということで、都市と農村部の交流を図り、首都圏のふるさととなる農業を確立する、自分たちの済む、地域自然の中で物をつくる、生きた生活のよさを外に向かって発信していくと、こういったものがこの記事の中に、要約しますと書かれております。
 こういったことで、私ども千葉県は農業生産は全国で2位というふうに言われておりまして、非常に農業立県と言っていいと思いますが、そういった中での富津市、この富津市も農地は豊富でございます。また、山も海もあるわけでございますから、そういった中で大いに地域の活性化、市民が活力、元気が出るような、そういった施策を行政として大いに取り組んでいっていただきたいなと思っております。何年たっても、やるんだ、やるんだという言葉だけでは、物事は動いていかないわけですよね。ですから、きょうからでもいいから積極的に、そういった対策、計画を立てて、1年1年確実に成果が出せるような形でまちづくりをしていっていただきたいなと思っております。
 次に、教育環境整備について伺わせていただきます。学校の施設整備と学校統廃合の整合性について、先ほど御答弁いただきました。
 まず、学校の統廃合について再度お聞かせいただきますが、少子化の中で子供が非常に少なくなってきております。そういった中で、学校によりますと複式学級で対応している学校もある。そういった中で、この学校の統廃合をどのように考えたらいいのか。この学校の統廃合につきましては、行革の中でも平成20年度方針を決定するというふうになっております。その対象となる学校のリストアップ、また地元に対し話し合う場を設けている、いろいろと進めているというお話でございます。どのくらいこの話が進んでいるのか、現状をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。教育長、黒川 逸君。
◎教育長(黒川逸君) 現在、教育委員会の事務局内部で検討をしている段階でございまして、これについて前の議会でもお答えしましたけども、教育委員会の今の判断で、原則として複式学級ではなくて学年1学級以上が望ましいだろうということで、今、それを一つの判断材料としながら内部で検討しているわけですが、その具体的な取り組みとして、今のような視点でいきますと、これはメリット、デメリットいろいろあるわけですけども、余りにも小規模校化しているところについては、これは地元の御意見等も聞かなきゃいけないだろうということで、今、具体的に地元の方にもお話をし、お考えを伺っておるところで、いずれにしても、こういう形で富津市の市内にある学校について、どうあるべきかということを基本スタンスとしては、地元の同意を得ながら、メリット、デメリットを話し合いながら進めていこうと、こういう考え方でおります。以上でございますが、よろしゅうございますでしょうか。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 1学年1学級というものを基本にしながら、子供さんの少なくなった学校、こういったところを対象にしながら事務局内で検討をしている段階ですよというお話でよろしいでしょうか。そういう中でも、地元に対していろいろな働きかけ、話し合いの場も設けて進めていると思うのですが、地元の皆さんの反応といいますか、そういったところのお話はお聞かせいただけますか。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。教育部長、渡辺眞一郎君。
◎教育部長(渡辺眞一郎君) ただいまの地元とのいろいろな御意見、御質問等なのですが、16年の9月1日に小・中学校の統廃合検討委員会をまず設置しまして、現在まで、内部組織はもちろんですが、今回での対象となる環南地区の区長やPTA、保護者と、十数回にわたりまして現在まで話し合いがなされているところでございます。
 当初では、学校の適正配置の基本的な考え方というふうなものを主に説明してきたところですし、また最近では環南小の統廃合の進め方の意見交換などから、統合でのメリット、デメリット、これからの不適応を起こした児童の対応など、その問題などを広い範囲で意見交換を現在実施しているところでございます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 地元とも十数回話し合いを進めながら、学校の適正配置という形の中で進んでいるようでございます。質問の内容にもございますように、学校の施設整備と学校統廃合の整合性ということでございますので、この学校統廃合が学校の施設整備にどのようにかかわってくるかということが非常に重要だということで、今回質問させていただいたわけであります。
 先般いただきました富津中学校の比較検討資料の中に、市内の小・中学校の耐震化計画案というものが平成18年度から22年、優先度調査が始まりまして、こういった計画をつくって提出されたわけでございますが、この小・中学校耐震計画案なるものがどのくらい実効性を持ったものであるのか、そのあたりのお話、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。教育部長、渡辺眞一郎君。
◎教育部長(渡辺眞一郎君) ただいまの今後のこの学校の整備の信憑性というふうな御質問ですけれども、以前でお示ししてあるとおり、今回の優先度調査、これが終了いたしますとほぼ 100%の耐震化診断というふうなことになるわけでございます。今後は、またお示ししてあるように、最高でもまず、もし富津中のような程度のものがぞろぞろと出てくるようなことですと、またいろいろな構え方も違ってきますけれども、まず耐震化を4校というふうなところを19年度から、また優先度でお示ししてあるところであります。また20年度では、その内容によりまして最高でも4校というふうなところで一応お示しした中で、今後は耐震化、補強、大規模改修、その都度必要に応じて進めていく予定でございます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 今のお話ですと、平成18年度から優先度調査が始まって、それから耐震化診断等々に進んでいくわけでございましょうけれども、今お話になったように、優先度調査、または耐震化診断した中で、大規模改修または改築しなければならないようなものが発生したときには、これは非常にお金のかかる話になってくることになろうかと思います。
 そういった中で、この比較検討資料の中に他校の耐震化について7億円前後、または耐震度調査については 7,000万円、こういった数字が一つの目安として提示されております。しかし、今お話ございましたように、非常に大規模の改修だとか、改築工事をしなければならないという結果が出たときに、この数字ではとてもおさまらないようなことが起きると思うんですね。このあたりを財政的に、教育委員会の方はどのようにお考えになっているのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) 教育部長、渡辺眞一郎君。
◎教育部長(渡辺眞一郎君) ただいま御質問のありました今後の耐震化に対します7億円、そして 7,000万円というふうな前回の全協での教育委員会の方でお示しした点であろうかと思いますけれども、この7億円というふうなこの金額につきましては、全協では申し上げることができなかったように思っておりますが、あくまでもこの一番安全を確保できるというようなブレスの改修工事というふうなところでの算定した、一応、最低限の予算だというふうなところでお示ししたつもりでございます。
 また、今まで各大貫小であるとか、吉野小であるとか、いろいろな大規模改修があったわけですけれども、この大規模改修では、御承知のように、1億円、2億円、3億円というふうなお金が出ているわけでございます。これとのまた整合性というふうなものを言われているかもしれませんけども、あのお金につきましては、当然ながら大規模改修と、ブレスも当然ながら入っているわけですけれども、大規模改修の部分がほとんど占めていると、そういうふうな予算であるというわけでございますので、今回のこの7億円というふうなものは、ひとつブレスでの改修というふうに御理解いただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 私も今、部長から御答弁いただいたように、最低限の金額がここにお示しされていると、目安ということで書かれておりますので、それは重々承知をいたしております。そういった中で、大規模改修だとか、改築工事がかなりの数が例えば出たときには財源的な問題が必ず出てくるわけですが、このあたりの財源の措置はどのような形になっているのか、これが財源確保できるのかどうか、現実の問題として、いかがですかということをお聞きしたかったのですが、もう一度お願いします。
○議長(嶋田政市君) 教育部長、渡辺眞一郎君。
◎教育部長(渡辺眞一郎君) ただいまの7億円、 7,000万円というふうな予算につきましてはお示ししたとおりでございますが、今後、児童・生徒にかかってくる、生命の危機に及ぶようなものにつきましては、必ず改修していきたいと考えております。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 生命にかかわるものについては、これは極力最優先ということで進めていくということは当然のことでございます。安心・安全な学校づくりということで、今回もお話があったわけでございますので、これは本当にそれを第一として子供たちのことを考えた中での学校施設の整備が必要であろうかと思います。そういったことで、財源的な措置もこれは財政部とまたは市長部局とも積極的に話を進めながら、学校の施設については対応していただきたいなと思っております。
 次に、対外的にアピールする教育ということについてお聞かせをいただきたいと思います。現在の富津市の教育施策、何が対外的にアピールできるもの、そういった内容のものがあるのかなということでお話をお聞かせいただいたのですが、教科の一層の充実だとか、道徳教育、こういったものを充実させていくとか、先ほど教育長から御答弁いただきましたけれども、そういったものをどのように対外的にアピールするために計画をし、実効性を持って進めていかれようとしているのか、まさに今現在やっていらっしゃるのか、そのあたりをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。教育長、黒川 逸君。
◎教育長(黒川逸君) アピールするもの、先ほど御説明申し上げましたが、教科指導の面、そして小・中学校連携して教育を進めるまち富津ということ。特に2番目に申し上げました小・中学校が連携して教育を進めていく、これは富津市としては今現在、15年度からずっと取り組んでおるわけですけども、この点について、ややもすると、連携という言葉がよく使われる中では、言葉が先走ってしまって、言葉だけが歩いていく、そういう傾向にあることが結構多いのですね。そういう中で、富津市は富津市の教育委員会の指定として、各中学校区ごとに取り組んでくださいということで進めております。これは、私の今頭の中にある情報では、県下広しといえども富津市だけであろうというふうに私は思っております。
 これは前にも本会議の席でもお話ししましたけども、例えて言うならば、天羽中学校区、あそこには小学校は金谷小、そして竹岡小、天神山小、湊小と4つの小学校から天羽中学校へ上がってくるわけでございます。今までは特色ある学校づくりということがよく言われまして、それぞれの小学校が特色のある取り組みをしていた。これはこれで大いに結構なんですが、問題は中学校へ上がってきたときに、どういうふうにうまく受け入れをやっていくか、これは大変なことなのです。したがって、小学校から中学校へしっかりとバトンタッチができる、そういうものを小学校は中学校を見据えて、中学校は小学校にこういうことをお願いしたいんだというようなことをお互いに交流する中で、天羽の子は天羽中学校の3年生で一応、義務教育の仕上がり状況ということで、しっかり積み上げていきましょうということで、教育委員会としてはお願いしていこうということで、具体的なパイプ、具体的な行動を通してやってくださいということでお願いしてございます。
 したがって、例えば中学校の先生が、場合によったら小学校へ行って高学年の方のある教科を教えてみたり、それによって、今度この子供が我が天羽中へ上がってくるのかという様子もわかりますし、小学校の先生方あるいは子供にとっても、中学校の先生ってこういう教え方するんだというようなことで抵抗感がなくなるであろう、こんなことも考え、現在行って15スタートですから、15、16、17、18、ことし4年目に入りました。
 そのほかに、例えばクリーン作戦のようなときには小・中一緒にやるとか、地域ごとにやるとか、そんなこともやりながら、天羽を愛する子を育てというようなことも実践しているわけでございまして、これが5つの中学校がありますので、各中学校区でそれぞれパイプを結べるところを結んでいただく中で、そのパイプの数をより多くしてください。そして、より太くしてください。一貫教育ではないのですね。連携できるものは連携しながら、小学校は小学校で、そこへ特色ある学校づくりというのも、またプラスしてください。ちょっと欲張ったことをお願いしてございますけども、今進めておるところでございます。以上でございます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 今、教育長から天羽地区の小・中学校の連携の話を例にしてお話しいただきました。天羽地区は天羽地区なりのそれぞれの地域の特色があったり、地域性の中での人間関係があったりとか、いろいろあると思います。そういった中で、特色のあるそういった教育、そういったものを積み重ねながら、小学校から中学校へ入って、最終的に中学校で最終的な成果を皆さんが得られるような形で進めておりますということでございます。
 そういうことであれば、それをアピールするといいますか、どうしてこれを私がお話を聞いたかといいますと、富津中学校の比較検討資料の中に教育市として全国にアピールという言葉が使われておったわけですね。そこで、私は何をもってこれを全国にアピールするのか。教育に力を入れている市として全国にアピールができますというふうに書かれておりますので、その富津市内の中でこういった教育してますよということであるならば、それは全国にアピールにならないわけですから、どういった形で全国にそれをアピールするんだという、そういった計画だとか、教育改革なり、そういったものを踏まえた中での大きなものをぼんと出して、全国に向けて発信するならばアピールということにつながるかもしれませんが、中でやっていただいてもアピールにならないですよね。そのあたり、いかがですか。
○議長(嶋田政市君) 教育長、黒川 逸君。
◎教育長(黒川逸君) ただいまの点でございますが、議員おっしゃる部分、確かにそのとおりと思います。ただ、アピールするにはある程度の自信を持った中で進めていかざるを得ない、私はそう思います。やっていますだけではPRにはならないわけで、ある程度の成果を見たときに、私はそういうふうに考えていきたい、こういうふうに思っています。
 教育は、議員、御存じのとおり、時間が非常にかかりますので、これ2年かかってやっています、すぐ結果が出るというわけにいかないのですね。そういう点で、今じっくりと取り組み、ようやく、取り組んで3年目になって学力の向上というのを共通テーマで各中学校区が、富津市内全体として持とうじゃないかと、そこまで確認をし合うようになってきた。そのほかに、つなげるパイプはたくさん地域ごとに持ってくださいということでやっていますので、これは今、ほかの市へ云々ということはあれですが、教育の関係者の中では富津市がそういうことをやっているということは徐々に徐々にPRが進んで、また富津を訪れた方々が口づてにやっていただいておるように私は理解しています。以上です。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 富津市の中で教育施策をいろいろやっている中で、少しずつでありますけれども、対外的にも浸透しつつある、皆さんが知り得てきているというようなお話でございました。
 この間、教育部とお話をしたときに、岐阜県の各務原の資料を私の方からお示ししたのですが、あすを開く教育を目指してということで、日本一の教育を目指すということで、これ、白井市長のときにもお話しさせていただいたのですが、この話をしたときに白井市長は、富津市は世界一の教育を目指すんだよというふうなお話もされまして私も驚いたわけですけれども、各務原市は日本一の教育を目指して、これは平成2年から夢おこし、教育キャッチアップ、教育トライアングル、オンリーワン教育、こういった中で約10年のスパンを設けまして、予算もつけながら、教育改革ということの中で進めておりました。私は、対外的にアピールをするというようなことであれば、こういった計画をきっと立てて、対外的にそれをお示しできるようなものをお持ちになって、これは計画的にやるべきだと思います。それは、いろんないいことをやっても何年もたってないから結果はすぐ出ないよというかもしれませんけれども、こういう計画性を持ちながら、一年一年積み重ねることによって大きな成果になるわけですから、こういった計画づくりからまずやるということが非常に必要だと思います。そのあたりいかがでしょうか。簡単にひとつ、時間の関係がありますので。
○議長(嶋田政市君) 教育長、黒川 逸君。
◎教育長(黒川逸君) 議員おっしゃるところは非常に勉強になりました。富津市も、これからそういう点も踏まえながら進んでいきたいと、そんなふうに考えています。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 私から提案をさせていただきたいのですが、私が冒頭で最初の文章を皆さんの前で語りました中に、子供を取り巻く環境が非常に悪いと、非常に悪化しているという状況の中で、社会を健全にすると、そして子供たちが安心して伸び伸び育つことのできる環境をつくる、これは本当に私たち大人の果たす役割のものであろうかと思います。そこで、私は何よりも社会のルール、さっき道徳教育というのが出ましたけれども、社会のルールをしっかりと守ることが必要であるということで、社会のルールを守る心を育てる教育、こういったものを一つ大きなテーマとして掲げて、教育の課題の中に入れていくと。
 今、ラジオ体操が余りやられてないという話も伺いました。この夏休み中にラジオ体操、どうでしたかと。余りやってないような話があったように思います。私は、夏休みにラジオ体操をということではなくて、学校で毎朝、ラジオ体操を取り入れていただいて、子供さんたちが学校に行ってまず体を動かすことによって目が覚めるわけですね。まだ半分寝てるかどうかわからないような状況で学校へ来る子供いるかもしれませんので、そういったことで体力の向上だとか、健康な体、規則正しい生活習慣、また責任感、子供同士のつながり、こういったものを得るためにも、こういったものが非常に有効ではないかなと私は思います。
 今、朝食を食べないで学校に来るお子さんもかなりいるようでございますから、ラジオ体操をするに当たって、体を動かしますから、親御さんにお話をしっかりしていただいて、朝食を必ず食べさせてくれというようなことで、そういったこともあわせて取り組みの中に入れたらどうかなというふうに思っております。
 もう一つ提案としては、学校の空き教室、これはどの学校も今、空き教室があろうかと思いますが、この空き教室を利用して各小学校の図書、こういったものを充実をさせて、地域に開いた学校づくりの中の図書室というものをもうちょっと中心の柱に据えて、地域と触れ合う場にして、学校と地域が、または家庭が一体となって子供さんたちを見守りながら伸び伸びと育っていただく、そういった環境づくりにこの図書室というものを活用しながらできるのではないかなというふうに考えまして、今言った3つを一つの提案としていかがでしょうかということでお話をさせていただきました。いかがでしょうか。
○議長(嶋田政市君) 教育長、黒川 逸君。
◎教育長(黒川逸君) いろいろと御提案いただきまして、ありがとうございました。社会ルールの確立だとか、そういう道徳教育をさらに充実しなさいということだと思いますが、学校の方では一生懸命やっておるし、私どもも指導しておるところであります。
 ラジオ体操とか、そういう体を動かすということについては、ラジオ体操の問題は、例えば夏休み、これは青少年相談員とかが中心になって、あるいは子供会の指導者等が中心になってやってくださっているところもございます。学校の方では、ラジオ体操というのは時に応じてやっておりますが、運動としては朝、例えば3分間走とか、いろんなそういうもので取り入れて体を動かすということもやっているところもありますし、いろんな取り組み方をしておりますので、大事な御意見としてまたお伺いしておきたいと思います。
 食指導についても、今おっしゃるとおり、残念なことに朝出かけてくるときに食事をとってこないという子供さんが現実にいることはいます。これについては、本人にも十分指導しておるところでありますし、大事なのは保護者の方にしっかりとそういうところを認識していただかないと解決しませんので、そういう点もまた指導してまいりたい、こんなふうに思っています。
 空き教室利用についての問題、これは市川市なんかが学校に図書室を設置して取り組んでいるようなところもございますが、一般の地域の方との関係ということになりますと、図書自体が、内容が児童・生徒の図書とは大分変わってきますので、そういう点も頭に置きながら検討していく必要があろうか。
 もう一つは、地域の方が自由に入るということになりますと、不審者の問題、これにも絡んでまいります。いろんな点が考えられますので、これを今後また内部で検討をしていこうかなというふうに考えております。以上でございます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 学校施設は特に安心・安全という部分が非常に重要でございますから、教育長からお話があったように、外部からの侵入ということを考えたときには、非常に慎重にやらなければならないということも重々承知しております。そういったことも踏まえて、子供たちのことをまず第一に考えていただきながら、子供たちの学校での生活する場としての環境整備をしっかりとひとつお願いしたいと思っております。
 次に、市長の政治姿勢についてお伺いをさせていただきたいと思います。市長の役割と使命についてということで御答弁先ほどいただきましたが、改めてお伺いをさせていただきます。
 市長の基本的な政治姿勢は、誠実、対話、実行、この3つにつきましても、それぞれ一つずつ理由を述べながら先ほど御説明をいただきました。行政、また市長の使命といたしましては、市民の生命、財産を守る、または市民の福祉の向上、こういったごくごく当たり前のことも一つの使命としてあるわけでございますが、地方分権社会の中で自立した社会、このまちづくりとなると市長の政治姿勢、役割、使命は非常に重要であろうかと私は思います。市がよくなるも悪くなるも市長の政治姿勢、政治手腕によるものだと思っております。
 そこで、市長は行政のトップ、リーダーとしての役割、使命をどのように認識をされていらっしゃるのかを改めてお伺いさせていただきます。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 使命、役割につきましては、先ほども申し上げましたとおりでございますけれども、与えられました任務につきまして、市民の福祉向上のために自分の持てる力を持ってそれに当たるということが、またそれの責任を持ってやるということが市長の使命、役割かと思います。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) ありがとうございました。次に、第2次の行革大綱の中に、市民が求めるサービスの提供と安定した財政運営を継続的に確保していくためには、従来型の行政から脱却し、新たな行財政運営への転換が不可欠、こう書かれております。この考え方は、これからの自立した自治を行っていく上で非常に重要なものであろうかと思います。市長は、この自立した自治を行っていくために何が求められているとお考えでしょうか、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) 市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 国、県の力をかりること、それも大きな力であります。また、自立ということでいきますと、自治体の中の職員の研さん、そして市民の皆さんの大きな理解と協力が必要かというふうに考えます。それが自立自治への根幹かというふうに考えます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 行政と市民がお互いに手を携えて、これからは行政を運営していくということが非常に重要であるというふうにお伺いいたしました。
 それから、市政運営における住民参加の推進、透明性、職員の政策形成能力の向上と住民の視点に立った業務の実施が求められておりますというふうにも書かれております。この住民参加の推進、住民の視点に立った業務の実施がというふうに書かれておりますと、これまた逆もしかりであって、行政が逆に、行政参加という言葉がいいかどうかわかりませんが、行政参加を民間の方向に向かって積極的に行って、官が民をリードしながら官民が一つになって事を進めていくというような発想も一つあろうかと思いますが、それについていかがでしょうか。
○議長(嶋田政市君) 答弁を求めます。市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 議員仰せのとおり、行政だけで地方自治、成り立つわけではありませんし、また、まして今、財政状況、非常に厳しい、これは富津市のみならずでございますけれども、そういう状況におきましては民間の力、特に必要かというふうに考えますので、協働して事に当たっていければいいのかなというふうに考えております。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 従来型の行政からの脱却だとか、新たな行政運営の転換が不可欠、または住民参加の推進、または行政が積極的に民間の方へも取り組みをしながら入っていくんだ、こういったことを踏まえますと、何がそこにあるかというふうに考えたときに、今までとは違った変化というものがここに求められているんじゃないかなと私は思ったわけであります。そして、この変化を求めておるわけですから、その変化を求めることに対する答えを出すためには、市長が言われる誠実、対話、実行、これは非常にすばらしい政治姿勢であろうかと思います。このすばらしい、誠実、対話、実行という政治姿勢をどのように具現化しながら、変化に対応させていくのか、このあたりの市長の考え方を改めてお聞かせいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 時間的な関係もございますし、市民の皆さんの要望等もいろいろあるわけでございます。それに対応できる行政でなければいけない。また、逆にある程度、大事なものをやるときには、ひとつこちらは我慢してくださいというようなこともお願いすることが今後の行政かと思います。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 市長にいろいろとお伺いしてきましたけれども、私も市長の役割、使命ということで考えますと、市民の生命、財産を守るとともに、市民の福祉の向上に努める。または、市民、職員との対話を第一として実行力を持って市政に努める。また行政のトップリーダーは、政策をまず明確に表明して、リーダーシップをもって市政に努める。そういった中で市長は大きな責任と大きな決断を持って当たっていただきたい、そのように考えるわけであります。
 そういった中で、最後にもう一つお聞かせいただきますが、私が今言ったような以上のことを踏まえながら、市民の豊かな生活と安心・安全、幸せを感じるまちづくりをするために、市長として何が必要であるかというふうに考えているのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) 答弁を求めます。市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 市民福祉の向上のために全力で進んでまいりたいというふうに考えます。また、学校施設の関係でもいろいろと教育長の方から話がありましたけれども、耐震化等、子供たちの安全・安心のためにも学校施設等の整備を進めてまいりたいということでございます。これにつきましては、代表者会議でもお話しさせていただきましたけれども、富津中学校の関係につきましては比較検討の中でもいろいろと説明させていただいたように、有効なものであるということから、多目的広場に屋根をつけた追加議案をまたお願いするように準備させていただいていますので、ひとつ皆さん方にはよろしく御理解と御協力を賜りますようにお願いしたいと存じます。以上でございます。
○議長(嶋田政市君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 市長として非常に忙しい日々を送られて、いろいろ重要な案件も山積されている中、一つ一つ決断をしていくということは非常に大変なお仕事であろうかと思います。そういった中で富津市のまちづくり、これは本当に広い範囲があるわけでございますから、そういった中での市長の立場が非常に大切であり、また重要である立場にあろうかと思います。そういった中で、この変化を求められている分権社会の中において、これからの市長はできない理由探しはしないで、そしてただひたすら前を向いてできる理由探しを私は積極的にしてほしいなということを最後に市長にお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(嶋田政市君) 以上で鈴木幹雄君の質問を終わります。

          ─────────────────────────

                  中後 淳君の関連質問

○議長(嶋田政市君) 続いて、新世紀の会の関連質問を許可します。関連質問ございませんか。
                 〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○議長(嶋田政市君) 8番、中後 淳君。
◆8番(中後淳君) それでは、鈴木議員の代表質問に引き続きまして新世紀の会の代表質問の関連質問をさせていただきます。
 まず、自立を目指したまちづくりの中で、地域特性を生かした特色あるまちづくりについてということで質問を先ほど聞いていたのですが、まず、そのやりとりの中でもブランド化とかという言葉が随分出てきたように思いますが、このブランド化ということ、そのものについて、何のためにブランド化というものが必要なのかとかということについて、どのようにお考えなのか、まずお聞かせいただきたいのですけども、お願いします。
○議長(嶋田政市君) 中後 淳君の質問に対する答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) お答え申し上げます。消費者が認識を改めていただくというようなことであろうかと思います。ブランド化というのは、一般商品と比較しまして高価なものであるというようなものであるというふうに私は認識しております。
○議長(嶋田政市君) 8番、中後 淳君。
◆8番(中後淳君) 単純にほかと同じものを、例えばシールを張っただけで高く売れるわけないですよね。そういうことではなくて、裏側にどういうことが必要なのかとかということをいろいろ必要になってくると思います、何のブランド化する当たっても。特に農産物の場合には、何がほかと違うのかということが、ぱっと見ただけではわかりにくくて、それが何が違うのかということで、これだけ高くなっているとかという理由づけみたいなものが必要だと思うのですが、まずほかと比べて付加価値をつけて売る理由ということについて、そのブランド化を図る理由について、認識を広めるとかという今お答えだったのですけれども、その認識を広めて何がいいのかという最終目的みたいなところをしかっりと理念として持っていかないと、なかなかブランド化そのものも、形というか、行いましたということで終わりそうな気がしてしようがないので、本当の目的は何なのか、何のために、だれのためにやるのかというところをしっかりと持っていただきたいなという意味で質問したのですが、もう一度お願いできますか。
○議長(嶋田政市君) 経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) まず、生産の過程がほかのものと違うわけでございます。最終的には誇りを持った製品であるというふうなことかというふうに私は認識しております。
○議長(嶋田政市君) 8番、中後 淳君。
◆8番(中後淳君) 基本的には、生産者が生計を立てていくための一つの手助けになればということでブランド化等が図られるのではないかなと私は思うのですけれども、違いますかね。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) そのとおりでございます。一般商品と異なりまして、まず価格面においてほかのものより高く売れる、また高く設定できるというのがねらいで、即それがまた所得につながっていくと。また、それが経営につながっていくと、このようなことでございます。
○議長(嶋田政市君) 8番、中後 淳君。
◆8番(中後淳君) 最終的には生産者のこともありますし、富津市でつくられたものがいろんなところでみんなが買いたいなと思うことで、1次産業に携わる人たちとか、その他の人たちも含めて、富津市の人たちが少しでもよくなるようにということで進めると思いますので、本当の最終的な理念的なところをしっかり持って進めていただきたいなというところが一つです。
 先ほど神子原米、羽咋市の例を挙げましたけど、先ほど言いましたように空き農家、空き農地の活用と先ほど烏帽子(よぼし)親農家、これは烏帽子(えぼし)親農家と言ってもいいそうなのですが、これは言いかえると農家民宿の制度です。農家民宿の制度で、一般的に民宿をつくろうと思うといろいろな法規制がありますので、普通の農家は民宿にするのは非常に難しいはずなのですが、泊まりに来る人と親子関係に近いということで泊まり客という枠をちょっとずらすところで農家民宿というものを進めたと。ですから、規制緩和ということではなくて、規制の解釈を変えて事業を進めるということで、農家民宿の事業を進めたと。実際に、これは泊まりに来ている人が何組もいるということですし、空き農家も今、空き農家を探すのが大変だという状況になっているということです。
 先ほどお米に関しても、この神子原という名前と全国でおいしいお米のベストスリーとかに入ったとか、そういう昔の実績があるということで、ここのブランド化を図ろう。状況としては、過疎化率だとか、高齢化率だとか、富津よりも随分厳しい場所です。そこのお米をブランド化を図るということで進めているらしいのですが、すべてのお米じゃなくて、厳選することで、先ほど言ったみたいに1万 4,500円のお米を4万 2,000円で売ったと。これもすぐ完売したそうです。それとお酒。これはコシヒカリを使った日本酒をつくろうということで、日本一高い日本酒をつくりましょうということでスタートしたそうなのですが、これも1次発酵をワイン酵母を使って、2次発酵で日本酒としてつくるということで、これも4合瓶 720、3万幾らだったかと思いますが、これも全部売れてしまっているそうです。
 これを全部売るという裏にどういうPRとかがあったかというところで大切だと思うのですが、その辺はまた調べていただいて、たくさんやっています。ローマ法王にお酒を献上したり、お米を献上したり、宮内庁に献上したり、外国人記者クラブのクリスマスパーティーにお酒を持っていって振る舞ったりとか、それを市の一担当がやっているわけです。すごい行動力だなと思って帰ってきたのですけれども、こういう話を聞いて、富津市にも、これ真似しろということではないのですね。ほかにもいろいろな、先ほど鈴木議員から言ったような例があると思うのですが、特色あるということで、その市の中で自分の市はどうしたらいいんだろうということを考えた末に、自分で考えて、自分たちで実行していくというまちの例なのですが、一つ一つの事例について紹介して、これをやってくださいということ、真似することも悪くはないと思うのですが、富津市独自のということで、どういうことを考えているのかとかということを、どういう体制でどういうふうに考えているのかということ、その2点についてもう一度伺います。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) お答え申し上げます。まず、既存のもののPR、また販売の増進を図ると、これがまず必要だろうと思います。現在、新しいものとしては富津クロカボチャというのがあるわけでございますが、これは最近の事例ではホテルオークラで昼食会のランチタイムで使用されたというようなことでPRがされたということでございますが、そのような実績もあるわけでございまして、まず既存のものの販売促進、またPR、新しいものの開発を進めると、この2つの方法で進めるべきではないかと、このように考えるところでございます。
○議長(嶋田政市君) 8番、中後 淳君。
◆8番(中後淳君) 持っているものとしては、富津市だってそんなに負けたものじゃないかなというふうに、特に天羽のコシヒカリは、粒はちょっと小さめかもしれないですけど、味にしてみれば非常においしいかなと私は思っていますし、ブランド化を図るとかということになれば、いろいろやりようがあるような気がします。そのクロカボチャとかというのもそうですし、メロンだとか、トマトだとかもそうなのですけれども、それをどうやってPRするかとかというところを市の方で考えてあげないと、生産者はなかなかそこまではできないのではないのかなという気がします。
 先ほど羽咋市の例で何個も事業を、空き農家だとか、農家民宿、お米のブランド化、お酒、あと酒粕等もブランド化を行っていますけれども、どのぐらいの期間で行ったかというと、事業がスタートしたのは平成17年度です。去年1年間でそこまでやってしまったということです。1年でそこまでやるというのは大変なことだと思うのですが、その前にはそういう事業をやりましょうということにはなってなかった。17年度にスタートして、そこまで成果というか、ほかにしゃべれるようなこと、話ができるようなことの成果をたった1年ですね。18年度はまた新しいことを考えているということだったので、どういうことをやるのか注意して見ていこうかなと思っているのですけれども、何が違うかといったら、姿勢というか、そういうところにつながってくるのかな。ホテルオークラの昼食に使われたという経緯はどうだかわからないですけれども、直接そういうところにPRするために使ってくださいと持っていったことがあるのかとか、そういうことだと思うんですね。売り込むためにどうしたのかというところで、市の方でもう少しお手伝いできることがあるんじゃないのかなという気がするんですけど、いかがでしょう。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) 当然、そのソフト面につきましては、市は全面的に支援しなければならない、このように認識しております。
○議長(嶋田政市君) 8番、中後 淳君。
◆8番(中後淳君) では、1番の最後として、それだけの事業をやった羽咋市の場合は、係長1人でほとんどその事業をやっているのです。係長1人と兼務の担当者が1人、 1.5人でそれだけの事業を1年間でやったということらしいのですが、その係長の書いた考え方というのが、またすばらしくて、何点か紹介しますと、集落、まちは会議や印刷物では決して変化しない。本質を見抜き対応するということです。あとは実行できるシステム力が必要ということです。担当一人一人が、もし私が市長だったらと常に真剣に考えて事業をしていこうとか、公務員は役人、これは役に立つ人でなくてはならない。いてもいなくてもいい人では困るということですね。あとは、予算がないことをできない理由にはできませんと。今言った、先ほどの17年度の事業、たしか予算が1年間で60万円で、それを全部実行したということです。お金じゃなくて、行動力でそれをやったということです。人件費等は除きます。その事業にかかったお金が60万円だったとたしか思います。間違っていたら、済みません。
 あとは、可能性は無視しないでということで、可能性の無視は最大の悪策だとか、できないと他人が思うことを成し遂げることに大きな喜びがあるとか、そういうことを係長が書いたものが行政視察で行った我々に配られているという、この懐の深さというか、市長等がこれをしっかり認めているからこそ我々の手元に渡ってくるのだと思うのです。ですから、こういうやる気のある職員の後を押す市長のリーダーシップと市長を信じて自分の任務について精いっぱいやる職員がいれば、いろいろなことができるという事例だと思いますので、そういう姿勢の方を見習って、施策については富津市独自で考えてもらって構わないと思うので、そういうことでお願いしますということで、あと最後、感想を市長と担当部長から聞いて、今の件について、よろしくお願いします。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 研修、視察の結果をお聞きいたしました。職員一人一人が自覚を持って、また向上心を持って、あるいはどうしたら自治体のためになるか、それは当然、市民の方々のためということでございますけれども、そういう考え方を一層強く持って行動していると、考えているということにつきましては、非常に感服いたしました。富津市の職員についてもいろいろと探究したり、研究したりしている人もいると承知しておりますけれども、より多くの職員がそういう方向へ進んでもらうことを期待したいと思いますし、そういう案がありましたら、採用していく、今までも職員提案制度がございますので、そういうところでまたひとつ機会を持ちたいというふうに考えます。
○議長(嶋田政市君) 経済環境部長、稲村治助君。
◎経済環境部長(稲村治助君) 私どもは実務担当の部門でございまして、今お話を聞きまして、感激したところでございます。実務をあずかる私どもは、それぞれの担当がいろいろ研究しているわけでございますが、またさらにそこら辺を取りまとめて、実現に向けて前向きでやっていきたいなと、このように感じるところでございます。
○議長(嶋田政市君) 8番、中後 淳君。
◆8番(中後淳君) 3番の市長の政治姿勢についてというのにもかかわるのですけれども、職員一人一人がやりがいだとか、やる気だとかというのを持てるような環境づくりというのが、恐らく市長、執行部の一番の仕事だと思いますので、施策の方向性を示すこととあわせて、努力というか、これからも頑張っていただきたいと思います。
 では、2番の学校施設整備と統廃合の整合性についての方に入ります。質問項目2の1ですね。今、統廃合の話で、1学年1学級という話を基本に考えると。1学年1学級が実現できるような方向でということだったと思うのですが、それだと、今、現実に富津市で照らし合わせてみると、複式学級を行っている小学校が3校あるかと思いますが、そうなると、中学校については今のところ検討項目には入れてない、検討ということには該当していないということなのでしょうか。確認をさせていただきたいのですが。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。教育長、黒川 逸君。
◎教育長(黒川逸君) 先ほどお話しましたのは原則として1学年1学級以上ということで、教育部内での今までの検討の話を申し上げました。これから、それが妥当なのかどうなのかということも考えていかなきゃいけないだろうということで、市長部局も含めてそういうものを検討する検討会を立ち上げようということで今考えております。場合によっては、そういうところで検討されたものと、今度は地域の方々がどう思っているのかということも、また考えて、声を聞かせていただくようなこともこれから考えていかなきゃいけないだろうということで、そういう組織的なものを考えていこうか、そういう考え方で今、段階を追って進めていこうという考え方でおります。そういう中で、市内18校すべてについて、一応、網を張った中で見ていこうという考え方でおりますので、御理解いただきたいと思います。
○議長(嶋田政市君) 8番、中後 淳君。
◆8番(中後淳君) まだ漠然としている段階なので、はっきりとはわからないのですけれども、私もいろいろ現場の人たちの声を聞いたり、地元の人たちと話をしたりする過程だと、最近思うのは、小学校の少人数学級と中学校の少人数学級はちょっと違うのかなと思うところがありまして、代表質問の場で申しわけないですけど、私の個人的な見解だと思ってもらって結構なのですが、小学校の少人数、複式学級のところも含めてメリット、デメリット両方考えると、どっちがいいのかということが非常に難しいのかなというのを現場を見ると思うところがあります。
 ただ、これから先のこと考えると、複式学級のところは考えていった方がいいのかなとか、そういう感じで考えているのですけど、中学校の場合は、例えば集団生活、これから社会の中で、中学を卒業すると社会人になってしまう人もいるとか、高校に進学しない人は当然、社会人になるわけですから、そういうことを踏まえて考えると、ある程度の集団生活になれるという場でもあると思いますし、また部活動等のことも、部活動を一生懸命やるということに、学校の中での部活動の占める割合が大きい生徒も中にはいると思うんですよね。実際に、部活動がないからほかの私立中学校に行かざるを得なかったなんていう話も聞いたりする事例がありますね。中学校についても、もっと前倒しで検討していく必要があるのではないかと思うのですが、今までいろいろ統廃合について伺ってくると、どうも小学校の方のイメージしか皆さんないような気がします、複式学級とかということが前提になってくるとですね。その点、中学等についても、もう少し前向きにというか、前段階でどういう教育現場がふさわしいのかということをしっかりと前に出してもらえるようなことできないかなと思うのですが、いかがでしょう。
○議長(嶋田政市君) 教育長、黒川 逸君。
◎教育長(黒川逸君) 今、議員おっしゃられたようなお話をたまに私もほかからもお聞きすることもあるわけですが、先ほど申し上げましたように、市内、小・中18校を一応、検討の対象にしつつ、地域が非常に広い富津市でございますので、そういう視点も入れながら、これから進めていこうという考え方で、できるだけ早く進めたいなというふうには思っております。以上でございます。
○議長(嶋田政市君) 8番、中後 淳君。
◆8番(中後淳君) 具体的なことはわからないですけれども、富津中学校についても小学校とあわせて、基準が違うのかなというふうに思っているところがあるので、義務教育の最終段階としての中学というものがどうあるべきかということを踏まえて、もう少し方針みたいなものを出してもらえるように検討してもらえたらなと思うことと、先ほど来から出てる統廃合の関係についても、これも既にエリアが非常に広い学校があるわけですよね。そういう人口密度がある程度低いところ、山間部の方とかの学校とかになると思います。環南小だとか、関豊小だとかというところというのは、もう既に学区が非常に広い。統廃合という話になってくると、もっと広くなる。ですから、金谷小も一緒の話になるかもしれませんけど、そうすると、これは教育委員会だけの話だけではなくなって、交通手段をどうするんだ、通学のときの安全はどうするんだとかということも一体的に考えないといけないことですし、そういうバス等が必要だということが前提条件になってくると、財政措置も当然絡んでくる話になるので、既にもうその段階で教育委員会としての指針から、トータルにまちづくり全体の中で学校というのがどうあるべきかという方向に進んでいかなければいけない段階なのかなというふうに考えているのですが、教育委員会としての考え方は大体わかりましたけれども、市長部局の方はどういう認識で、この統廃合が進んでいったときに出る影響について、どういうふうに推定しているのかということについて質問したいと思います。よろしくお願いします。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。助役、平野和夫君。
◎助役(平野和夫君) 先ほど教育長からお話があったように、教育部だけの中の論議で検討しているということで、それから全庁的に、交通体系の問題、財源的な問題、いろんなものが絡んでまいります。逆に統廃合したからお金が減ったとか、軽減になったとか、逆にふえる場合もあり得る話でございます。そういったこともありまして、早急に全庁体制に今、教育部でやっておられるものを一緒にやらせていただいて、全庁体制でやって協議していきたいと、そのように思っております。
○議長(嶋田政市君) 8番、中後 淳君。
◆8番(中後淳君) 一般的には統廃合すると経費とかも下がりそうなイメージがあるのですけれども、よく考えてみると、恐らく統廃合すると市の負担は結構上がると思います、実際のところは。県職員とかというところまでトータルまで含めると、コストは下がるのかもしれませんけれども、市の負担というのはバス、通学等を含めると施設の維持整備でそんなにかからなくて、新たに何かをつくらなきゃいけないとかということになると、恐らくある程度経費をかけながら教育の現場を充実するために統廃合するんだということになるんではないかなというふうに私、思っていますので、そういったことも含めて考えていただきたいと思います。
 また、全庁的にということになると、先ほど財政の話、学校のこれからの耐震化優先度調査が今年度、今提出されている補正予算の案件も含めて13校が対象でやるということになると思うのですが、もともとの考え方としては、富津中、3年前に耐震化優先度調査をやったときには、まだその当時はほかの学校については、一つずつやっていくような答弁だったと思います、他校については。それが大きく方向転換して13校同時にやる。当時は、財政状況等も踏まえて、なかなか一遍にやってしまうことは厳しいので、一つずつやっていくという回答だったと思うのですが、その点については全部やるということで、これから財政部等、大変厳しくなると思いますけれども、状況を正確に知るという意味では、この点については非常に評価するところがありますので、ただ、これをやることで今まで富津市はなかなか手をつけられないでいたところに手をつけるわけですから、大変なエネルギーとかパワーとか、当然、財力も必要になると思いますので、その辺の体制についても市長部局、また財政担当、あと長期計画の担当、総合政策部長等になるんでしょうかね。人材面で考えれば、総務部長等、総務部所管も関係してくると思いますが、この点について統廃合ではなくて、施設整備の方に関しても全庁的に取り組んでいかなきゃいけない。また、大変お金がかかるということになれば、ほかの事業を我慢してもらうということに当然なりますから、そういうことも踏まえて事業選択をどうしていくのかということも踏まえて、市長と今回、財政部長に答弁お願いして、質問を終わりにしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 先ほど鈴木幹雄議員のときにもお話ししましたけれども、子供たちの安全・安心のことを考えますと、危険を避けなければいけないということが第一であります。ですから、診断の結果、補強あるいはそういうものが必要だということであれば、それを優先的に進めるようにしていかなければいけないだろうというふうに考えております。それに対します財源、あるいは人的な関係につきましても、対応していかなきゃいけないというふうに考えております。
○議長(嶋田政市君) 財政部長、吉田和男君。
◎財政部長(吉田和男君) 基本的に市長が言ったとおりだと思っております。先ほど中後議員もおっしゃいましたように、1年間の収入というものは限られているわけでございますので、他部局の事業等にも影響がもちろん出てくる、このように考えているところでございます。
○議長(嶋田政市君) 8番、中後 淳君。
◆8番(中後淳君) では、時間も来ましたので、私の関連質問、終わりにしたいと思いますけれども、先ほど市長の方から本9月議会の追加議案で中学校の中庭をつけるということなので、またその議案について話をするときに、いろいろと議論をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上で終わります。
○議長(嶋田政市君) 時間になりましたので、これをもって新世紀の会の代表質問を終わります。
 会議の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。
                  午後0時01分 休憩
          ─────────────────────────
                  午後1時00分 開議

                  平野明彦君の代表質問

○議長(嶋田政市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、賢政会の代表質問を許可します。9番、平野明彦君の発言を許可します。9番、平野明彦君。
                 〔9番 平野明彦君登壇〕
◆9番(平野明彦君) 皆さん、こんにちは。9番、賢政会の平野明彦でございます。
 前回の6月議会におきましては、地場産業の振興、そして特産物販売施設について質問させていただきました。それは、富津市の人口構成を見ると1次産業にかかわる人たちが非常に多く占められており、富津市の活性化を図るには地場産業の振興を核に進めていくことが重要な要素であり、富津市の基本的なまちづくりの方向として地場産業であり、農林漁業の生産現場をいやしく空間としてとらえ、都会とは違う価値を築くことが富津市の価値を高めるものであるとの趣旨からの質問でした。
 午前中の新世紀の会、鈴木幹雄議員の地場産業を生かした特色あるまちづくりについての答弁にもありましたように、農林水産業の整備を進めた結果がいやし空間となれば、おのずと観光にもつながってくるものと思います。
 都会との対決軸としての概念としてスローライフ、つまり急がない生活を田舎、地方としての価値として根づかせ、その体現者として生活していくことが、富津市のまちづくりとしてぜひとも必要なものと考えるに至りました。
 20世紀後半の日本は、早く、安く、便利、効率を追求し、経済的には反映しましたが、人間性の喪失、また地域の荒廃、環境汚染をもたらしました。そこで、21世紀は大量生産、大量消費の急ぐ社会から物と心を大切に、急がない社会を目指し、ゆっくり、ゆったり、豊かな心といった生活のゆとりや質の高さを求めていくべきものであり、そこに都会と違う価値をつくり出すことが地方として、田舎の都市として生き残る方向であると考えます。
 昔、こんな小説がありました。『日本沈没』の小松左京や星 新一、筒井康隆らが活躍していた1970年代のSF小説ですが、タイムマシーンで過去に行って、現代の価値あるものと過去の価値あるものを交換してくるといった話ですが、過去に持っていった品物が天然物の極上の魚と無農薬な野菜でした。過去の時代にとって日常に食べているものばかりで、逆に未来を悲観されて、何一つ交換できなかったというような小説でした。
 我々は、便利さを追い求めるかわりに、何か違うものをなくしてきたのかもしれません。科学技術は、我々に便利さ、快適さを提供してくれるものでありますが、その陰に隠れたやいばに気をつけないといけません。安全で安価と言われたフロンガスが地域環境に与える影響があんなに大きいものだとわからなかったように、目先の効率を追求するただけでは、みずからの首を絞めかねない一例でもあります。今は単なる発展ではなく、持続可能な発展が求められている時代であります。
 京都の何代も続いている商人は、家庭で子供の前で一切、商売の愚痴や悪口は言わないといったことを聞いたことがあります。それは、跡を継いでもらう子供に、すんなりと跡を引き継いでもらうための知恵だと伺いました。親の仕事の愚痴ばっかり聞いて育った子供が、跡を快く継いでくれるでしょうか。「国破れて山河あり」といった言葉は既にありません。今は、国栄えて山河なしであります。全く違った環境に育った世代とは同じ言葉を使いながらも、共通の言葉を探すことも難しく感じます。しかし、自信を持って選択したものであるならば、次の世代もわかってくれるのではないでしょうか。
 高度成長時代に全国各地の中山間地の過疎が進行して悲惨な状況にあった。仕方なく、この地で生活している。東京へ行って一旗上げたいと思っている人を宿命的定住民という。そういう人が多くては、まちづくりなどできるわけがないと考え、そうした人たちをこのまちが好きだから、このまちに住みたいと考える選択的定住民に変えることが大切だといって市長になったのが、生涯学習で有名な掛川市の前市長です。まだ生涯学習の概念さえ固まっていない昭和50年代の初期から生涯学習に取り組み、7期27年にわたって職員、市民が一体となってまちづくりを進めてきました。具体的なその内容につきましては、既に皆さん御存じのことと思います。
 そんな掛川市が現在取り組んでいるのが、スローライフなまちづくりです。21世紀の暮らし方、まちづくりに向けて、理念を8つの項目にまとめ、スローライフシティ宣言を行いました。スローライフシティ構想として、生涯学習を通じて行ってきたまちづくりの集大成として位置づけており、具体的な政策としてはこれからの段階でございますが、大規模なイベントなどを行って、考え方の周知に努めているところであります。
 その8つの理念として、スローペースという歩行文化ということで、歩いて回遊できる都市空間、生活空間をつくり、歩くスピードで考えることだと思います。2つ目にスローウエアという伝統織物、染物、和服、浴衣などを大事にする。スローフード、食文化と地域の安全な食材を楽しむ。スローハウス、 100年、 200年もつ木と竹と紙の家を尊び、物を長持ちさせ、自然環境を守る。スローインダストリー、農林業で森林を大切に、手間ひまかけて循環型農業を営み、市民農園やグリーンツーリズムを普及する。スローエデュケーション、学歴社会をやめ、生涯、芸術文化や趣味、スポーツに親しみ、子供に温かく声かけする社会をつくる。スローエイジング、美しく年齢を重ね、自立を目指す。そして、最後にスローライフで、これらの生活哲学により省資源、省エネを図り、自然や四季とともに暮らします、とあります。
 こうして思うことは、経済的ゆとりがあることにこしたことはないと思いますが、経済的ゆとりを求めるのではなく、生活するゆとりを求めることのように思います。そして、ゆとりが文化を生み出します。文化が生活に潤いを与えてくれます。そんなスローライフの取り組みをしている自治体がふえてきております。富津市も、こうしたスローライフに基づいたまちづくりを進めていくべきであると考えます。
 この6月に(仮称)福祉・教育施設整備促進検討会の報告がなされました。この報告では、複合施設としての機能として福祉・保健センター及び図書館の中心としたものに絞り込むとありますが、施設的な機能について言及されておりますが、今まで述べてきたようなまちづくり体制の取り組み、活用等については言及されておりません。そこで、現在の富津市にどのような図書館を求めるかを考える前に、富津市の図書館機能における現状についてお伺いいたします。また、2点目として、これからの図書館像についてお伺いいたします。
 私たちの行うまちづくりに終わりはありません。次の世代に渡して、初めて責任の一たんを果たすことができるものと思っております。それが歴史への参加であると考えています。夫婦にとって子はかすがいと申しますが、今では地域にとって子供はかすがいであります。子供たちがいることであしたへの希望を感じることができます。次の世代への支援、子育て支援は、富津市を選択してもらうために重要な要素であります。国の方針によって定められた次世代育成支援行動計画によって、自治体間の比較が容易になってきています。若い世代には住むまちを決める大きな要素になっております。そこで、昨年定められた次世代育成支援行動計画の充実についてお伺いいたします。
 次世代育成支援行動計画は数多くの部局にわたっておりますが、具体的な進行管理についてお伺いいたします。
 以上で第1回目の質問とさせていただきます。
○議長(嶋田政市君) 平野明彦君の質問に対する答弁を求めます。市長、佐久間清治君。
                〔市長 佐久間清治君登壇〕
◎市長(佐久間清治君) 平野明彦議員の御質問にお答えいたします。
 教育行政についての御質問につきましては、教育長から答弁いたさせます。
 次に、子育て支援について、次世代育成支援行動計画の拡充についての御質問にお答えいたします。
 富津市次世代育成支援行動計画「いいじゃないか!ふっつ」につきましては、平成17年3月に策定され、この計画の策定にかかわった市民代表の方々をメンバーとする第1回富津市次世代育成支援行動計画推進会議を昨年12月開催し、また本年7月に第2回推進会議を開催したところであります。今後、次世代育成支援行動計画の進行管理につきましては、次世代育成支援行動計画幹事会及び助役を委員長とする庁内会議において、各担当部局の進捗状況を確認しつつ、人口増加策等の重要な案件は推進会議に図り推進してまいりたいと考えております。
 その中で、市の人口増加施策の一環として、子育て支援、特に乳幼児医療費助成制度の拡充や放課後児童健全化育成事業、いわゆる学童保育事業等を拡充し、若い人たちの定住化を図ってまいりたいと考えております。
○議長(嶋田政市君) 教育長、黒川 逸君。
                〔教育長 黒川 逸君登壇〕
◎教育長(黒川逸君) 教育行政についての御質問にお答えいたします。
 初めに、図書館機能の現状についてですが、図書館は読書の場であるとともに、市民の生涯学習に対する要求にこたえる情報提供の場としても重要な施設であると考えております。現在、図書の貸し出しにつきましては、富津公民館、中央公民館、市民会館の3館におきまして図書室での貸し出しを行うとともに、移動図書館車により14カ所のステーションを毎月2回巡回運行による貸し出しを行い、きめ細かな図書館運営を進めております。また、保育所等からの要請でお話会の実施や、公民館において乳幼児を持つ母親を対象に、幼いころから本に触れることの大切さを訴えることや、読み聞かせボランティア育成にも努力し、読書の推進を図っているところでございます。
 次に、これからの図書館像についてですが、文部科学省のこれからの図書館像によりますと、従来の閲覧、貸し出し、リクエストサービス等を維持しつつ、調査・研究への支援や利用者が求めている資料を的確に探し出し、あるいは短時間で調査の回答を得るためのレファレンスサービス、時事情報等の情報提供を行うことによって、地域の問題解決や地域の振興を図る必要があります。それが社会教育施設としての図書館の新たな役割であります。
 そのためには、1点目としてレファレンスサービスの充実と利用の促進及び活用が不可欠であります。
 2点目といたしまして、学校との連携、協力であります。学校からの依頼に応じて一定量の図書を長期的に貸し出したりレファレンスサービスを行うほか、学校を訪問してお話会や読み聞かせを行ったり、調べ学習を支援するなどの協力方法が考えられます。また、司書教諭、学校図書館の業務を行う職員の研修への支援や情報提供が必要であります。
 このほかにも7点ほどございますが、少しでも未来像に近づくため、今後は図書館機能を含んだ複合施設建設に向けて、庁内において助役をトップといたしまして、職員で構成する富津市複合施設整備検討委員会や公募による市民を含めた懇談会のようなものを立ち上げて検討を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) それでは、この質問席より図書館機能の現状について、再質問させていただきます。その図書館の現状についていろいろ細かく聞いた中で、現状の浮き彫りをさせていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まず、その現状ですが、公民館、市民会館の図書室、また移動図書館において、今、答弁にありましたように運営されておりますけれども、図書の購入状況についてお伺いいたします。
○議長(嶋田政市君) 教育部長、渡辺眞一郎君。
◎教育部長(渡辺眞一郎君) 図書の購入状況につきまして、お答えいたします。図書の購入につきましては、予算の範囲内で、市民からのリクエストや図書館向けの情報誌などを参考に選びまして、各公民館の3館、そして移動図書館で新刊の図書を購入配本し、それぞれの図書館に置くべき本以外は重複購入しないように配慮するとともに、これらの本を4カ所において回転させるなど、多くの人に読んでもらえるように便宜を図っているところであります。
 蔵書総数につきましては、平成18年4月1日現在ですが、富津公民館で1万 7,151冊、中央公民館で1万 5,266冊、市民会館で1万 3,942冊、移動図書館で1万 6,835冊で、合計6万 3,194冊となっております。以上です。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) 今、私たちの市には図書館のない状況でございますけども、図書館のあるところと比較してどうかなとは思いますけども、他市と比較した場合、図書の利用状況はどうなんでしょうか。公民館、市民会館での利用状況、また移動図書館であれば、地区別の利用状況等、わかれば教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(嶋田政市君) 教育部長、渡辺眞一郎君。
◎教育部長(渡辺眞一郎君) 現状の図書の利用状況、そして他市と比較してどうなのかというふうな御質問にお答えいたします。
 富津市及び近隣3市の平成17年度の図書貸し出し状況ですが、富津市では3万 2,464冊の貸し出しは、市民1人当たり 0.6冊となります。木更津市では36万 6,233冊で、市民1人当たり2.96冊、また君津市では 113万 7,681冊で、市民1人当たり12.5冊、また袖ケ浦市では62万 4,239冊で、市民1人当たり10.3冊となっております。富津市は、このことから他市と比較いたしますと、大分低くなっているというふうな状況でございます。
 また、移動図書館の地区別の利用状況ですが、富津地区5カ所で利用人数 1,773人、利用冊数が 4,611冊、また大佐和地区3カ所で利用人数が 1,973人、利用冊数が 4,384冊、また天羽地区では 3,780人、利用冊数が 8,105冊となっております。
 また、市民会館、公民館での利用頻度ですが、富津公民館の利用人数2,022人、利用冊数5,318冊、中央公民館の利用人数 1,216人で、利用冊数 2,993冊、市民会館の利用人数 2,876人で、利用冊数 7,053冊となっている状況でございます。以上です。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) ありがとうございます。図書館のあるないというせいなのか、量的には少ない現状があり、図書館ができて、これがどう上がるかというのは、また一つの課題であろうかと思いますけども、図書利用の利用される理由の内容はどういった傾向にあるのかということですが、これはどういう分類されるのかわかりませんが、本のジャンル別の利用状況について、どういった傾向にあるのかお伺いしたいと思います。
○議長(嶋田政市君) 教育部長、渡辺眞一郎君。
◎教育部長(渡辺眞一郎君) 図書館利用の内容、本の内容についてと思いますが、これがまたどういった傾向にあるのかというふうな質問だと思います。17年度の図書の貸し出しにおきましては、多く借りられた図書は、まず1番目は小説で、これはベストセラーになるような人気作家の作品やテレビ映画の原作になった本などは目に触れる機会が多いため、大変多くの利用がございます。2番目は児童書で、小学校をステーションとしていることや、ステーション近くの保育所が借りにくることもございまして、利用が高くなっております。3番目は実用書で、園芸、手芸、旅行ガイドなどの実用書は、小説ほどではありませんが、常に利用が高くなっております。以上でございます。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) それでは、本の冊数も比較すると随分開きのあることもあるのですが、そういった利用者から図書に対する要望、リクエスト、そういったリクエストへの対応はどうされているのでしょうか。
○議長(嶋田政市君) 教育部長、渡辺眞一郎君。
◎教育部長(渡辺眞一郎君) 図書館利用の内容については、どういった傾向にあるのかという御質問ですが、平成17年度のリクエスト数につきましては 240件ほどございました。リクエストの分類別に多いのは、日本の文学小説でございました。
 リクエストの中で購入した図書は77冊、相互貸借により県立図書館や近隣市の図書館などから 163冊を借り入れまして用意することもできました。
 また、地域別のリクエスト数につきましては、市民会館で99件、富津公民館で86件、中央公民館で7件、移動図書館で48件となっている状況でございます。以上です。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) それでは、図書の運営には司書の方が中心になって運営されていると思いますけども、図書館がない富津市にとって司書の方の業務内容といったのは、具体的にどういったものでしょうか。
○議長(嶋田政市君) 教育部長、渡辺眞一郎君。
◎教育部長(渡辺眞一郎君) 司書の業務内容はというふうな御質問でございますが、現在、生涯学習課には司書の資格を持った女性職員が2名配属されております。司書職員の仕事につきましては、市民からのリクエストなどを参考にしまして、図書の購入、移動図書館車での図書の貸し出しや各公民館、市民会館での図書室運営の指導・助言、図書整理・点検、その他、夏休みや保育園などで実施するお話会、公民館においての読み聞かせボランティア育成、生涯学習バス利用許可に関する仕事などをしているところでございます。以上です。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) ありがとうございます。図書館に行けば、そのまちのことがよくわかると言われます。そして、よその情報を集めるだけではなくて、みずからまちの情報を集め全国に発信することも図書館の機能として求められているのが現状であると思います。情報の拠点として、情報の収集だけではなく、発信する機能ですけども、現在、図書館はありませんけど、そうした取り組みはされているのでしょうか。
○議長(嶋田政市君) 教育部長、渡辺眞一郎君。
◎教育部長(渡辺眞一郎君) 情報拠点としての図書館の取り組みはというふうな御質問だと思います。平野明彦議員、御質問のとおり、現在、富津市には図書館はないわけでございまして、この情報拠点としての発信する機能につきましてはないわけでございます。今後は、図書館機能を含んだ複合施設建設の中で検討を図ってまいりたいと思います。以上です。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) そこに住んでいる人にとって、学校は地域の文化拠点という見方もできると思います。また、学校で集めたまちの先生であるとか、学習教材として使う地域の情報、子供たちの学習成果としての発表物なども学校や地域の財産として価値があるものだと思います。
 日本の歴史学というのは偏っておりまして、資料を重視し過ぎると言われております。日常の当たり前のことに対しては、だれも当たり前すぎて記録に残しておりませんけども、異常な事態にはたくさんの記録が残されております。そんなところから、江戸時代においては飢饉と百姓一揆ばかりで暗い時代だったと、そんなことも言われておりました。地域の情報は地域の人しか残せない。地域の人が残していかない限り、だれが残してくれるのでしょうか。
 私も以前、小学校の 100周年事業に携わったときに、学校の先生が記録してある学校日誌でしょうか、日誌がありまして、それを拾い読みしたのですけれども、関東大震災の記録であるとか、いろんな学校建設に係る事業だとか、そういったいろんなことが書かれてありまして、そんなものを通して、学校を通してその時代がよくわかるといったこともありました。そういった面でいえば、その地域にとって第1級の資料だというふうに思っております。
 そういったことで、地域を知ることが、その地域を愛することにつながってくると思っております。そうやって考えていきますと、学校の図書室も子供たちだけではなくて、地域にとって貴重な空間というふうに考えられると思います。そこで学校の図書室、学校図書の現状についてはどうなのかお伺いいたします。
○議長(嶋田政市君) 教育長、黒川 逸君。
◎教育長(黒川逸君) 学校図書館の整備状況というふうにとらえてよろしゅうございますでしょうか。それでは、お答えいたします。
 まず、市内小・中学校18校すべてに学校図書館は設置されております。平成17年度現在で小学校学校の図書館蔵書冊数ですが、小学校で6万 6,978冊、中学校では2万 8,820冊、合計9万 5,798冊となっております。この中には、議員おっしゃられたような資料になるものも一部あろうかと思います。
 これを学校図書館図書標準達成率で申し上げますと、小学校で83.0%、中学校で68.1%、小・中合計では77.9%となっております。この標準達成率といいますのは、標準冊数に対する実際の蔵書の数の割合でございます。また、学校図書館図書標準とは、学校図書館に整備すべき蔵書の標準として国が平成5年に定めたものでございます。
 さて、平成17年度の図書購入の状況でございますけども、本市では小学校で約 263万円、中学校で 143万円と、合計 406万円ほどの購入をしておるところでありまして、児童・生徒1人当たりにしますと 1,020円ぐらいになります。以上でございます。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) 達成率としては意外といっているのかなという部分もありますけども、中にはなかなか廃棄されないで困っている本もあろうかと思いますので、この辺はどうかなという部分もあろうかと思います。
 そういった中で、学校間のネットワーク、また学校だけではなく市の図書室も含めた連携、そういったネットワークについてはどうなっているのかお伺いいたします。
○議長(嶋田政市君) 教育長、黒川 逸君。
◎教育長(黒川逸君) 学校間のネットワーク、あるいは市の図書室等の連携ということでとらえてお答えしたいと思います。
 図書のネットワークは、複数の図書館の間で必要なものでありますが、図書の貸し借りについて、これがあると非常に便利なわけですけども、現実的には私ども富津市においてはございません。こういうものをこれからやるとすれば、すべての図書にコード等をつけて、そして検索システム、情報ネットワークを構築して、それに基づいて蔵書等を購入していくと、そういうようなことなろうかと思いますが、これについてはこれからの研究課題というふうに考えております。以上です。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) 今後の課題ではありますけども、建設目指して動いているわけですから、これから整備する方向でこの辺も考えていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
 そういった中で、富津市も図書館について、現実の話として進めていくわけですけども、これからの世代でもある子供たちに図書館の利用方法等含めて、本、活字になじんでもらわなければいけないわけですけども、学校司書の配置については自治体の判断に任されております。また、学校司書についてはいろいろ取りざたされているところでございます。全国いろんなところがありまして、学校司書についてはPTAで雇っている学校、または専門の業者に委託している自治体、市内の学校を数名で巡回したりする自治体等、その取り組みがさまざまでございますけども、富津市の学校司書の状況についてお伺いいたします。
○議長(嶋田政市君) 教育長、黒川 逸君。
◎教育長(黒川逸君) 学校における図書館司書の現状ということですが、小・中学校においては公共の図書館での図書業務に携わっている司書、そういう形のものはございません。しかし、読書教育の推進という国の施策の中で、12学級以上の学校には学校図書館の有効活用を図るために司書教諭というものを置かなければならないということになっております。司書教諭は、いわゆる教員の中でそういう資格を持っている者を充てております。富津市の場合でございますけども、現在18の学校があるわけですが、本年度については司書教諭のいない学校は2校でございます。一つは関豊小学校、もう一つは天羽東中学校。これについては、教員の人事異動との絡みもありますので、今のことも含めて、いろんな視点から人事異動等を行っておるのが実態でございますので、できるだけ早い機会にこういう2校についても解決するようにしていきたい、こんなふうに考えております。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) 学校司書につきましては、普通の司書とちょっと違う資格だとも伺っておりますけども、現状では学校司書は専従ではなくて兼任ということでございますが、はたから見ても学校の先生って意外と忙しい職業だなというふうに思っておりますし、そういった中で先生が時間がもてあましているとは思えないし、兼務という形の中では司書の業務をやらないというか、なかなかそっちに時間を割けないのが現状だろうと思います。各学校に専従の司書を置く、全部、本当は専門の人を置いた方がいいんでしょうけども、その辺もなかなかできない、難しいところもあろうかと思います。その辺は工夫によって、例えば何校かグループで見てもらって巡回するとか、また読書相談員であるとか、そういったボランティア等、うまくかみ合わせることで、そういった工夫を早急に立てられていただくようにお願いしたいと思いますし、また学校間のネットワークにつきましては、それができれば問題はありませんけども、それに向けて努力していただくということと、現状におきましてはアナログ的な人間を介して、人間によるネットワーク的な運営というものも大変なことかもしれませんけども、そういったものも可能かと思いますので、そういった巡回ができることがあってもいいのかなというふうに思いますので、あわせて検討していただきたいと思います。
 公民館、学校図書室でも図書を購入するだけではなく、市民から広く図書の寄附をお願いしたりすることも図書館建設に向けて市民の関心を向ける方策の一つではないでしょうか。学校で行う廃品回収にももったいないと思う本が多数あります。また、家庭にも、子供が大きくなって要らなくなった絵本もあります。そうして集まった本を処理するのは大変な労力が必要だと思いますけれども、ボランティア等の協力いただきながら作業を行うことで、協力員などの養成にもつながると思いますけども、そうした取り組みについてはいかがお考えでしょうか。
○議長(嶋田政市君) 教育部長、渡辺眞一郎君。
◎教育部長(渡辺眞一郎君) 図書購入することについて、また市民からこれを広く寄附をお願いすることも一つの方法ではないかと。また、ボランティアの募集等で協力員の養成にもなろうかと、そういうふうな御質問だと思いますが、図書の購入につきましては予算の範囲内で購入をしているところでございます。図書の冊数をふやしていくためには、図書館に必要な図書を市民に寄附のお願いをすることも図書への関心を向ける一つの方法と思います。今後、本市においても図書室機能を持った複合施設建設に当たり、こういう取り組みも参考にしていきたいと考えております。以上です。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) 3月議会だったと思いますが、同僚の福原議員が週5日制による学力低下について質問されたと思います。自治体によっては、今、夏休みを削って、短縮して授業時間をふやしたり、確保したりしているところもあると聞いております。そのよしあしは別としまして、確かに今の子供たちは指示待ち世代と言われますように、みずから考える力が低下しているように思います。そうした中で、平成13年には子供の読書活動の推進に関する法律が策定されました。それに基づき策定されましたのが、子供の読書活動の推進に関する基本的な計画です。その計画の中には、市町村は子供の読書活動推進計画を策定するように求めております。これは、必須規定というものではなくて努力規定だというふうに思いますけども、現在でも 184市の市町村で策定されていると伺っております。富津市は、そうした計画は策定されているのか、また富津市の読書教育についてはどのようにされているのか、お伺いいたします。
○議長(嶋田政市君) 教育長、黒川 逸君。
◎教育長(黒川逸君) まず端的に申し上げまして、計画の方は富津市の場合は、まだしておりません。
 2点目の読書教育ということでございますけども、これについて、読書は子供が言葉を学んだり、感性を磨いたり、あるいは表現力を高めたり、創造力を豊かにするもの、また人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠かすことのできないものと考えます。
 議員、先ほどおっしゃられたとおり、平成13年に子供の読書活動の推進に関する法律が施行されまして、あらゆる機会とあらゆる場所において自主的に読書活動を行うことが求められております。学校教育でも読書教育の重要性を受けとめ、各学校でさまざまな読書活動の推進を現在図っているところであります。
 市内の状況を見ますと、小・中学校、いずれも読書活動の日常化を推進していくために全校の読書活動、あるいは日常的読書環境整備、あるいはボランティアの活用、こういうものが定着しつつあります。成果として、以前に比べると本に興味、関心を持ち、みずから進んで読書をするというような形が身についたり、本を通しての話題、あるいは会話の広がり、こういうものが見られるようになってきました。国語科を中心とする各教科、領域においても、読書活動との関連を図った指導、特に総合的な学習の時間における調べ学習では、読書を通しての情報の獲得といった工夫がされ、インターネットの活用とともに、その有効性について学び、主体的学習の規制を現在図っているところであります。
 先ほど富津市の市民の読書の1人当たりの状況を数値で示しましたけれども、子供たちの身の回りにいる大人たちが読書に姿勢を示していかないと、富津の子供たちにとってもいい結果は出てこないだろうということで、またこれから機会をとらえて、大人の方々にもそういうお願いをしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) 読書に関しては非常にいろいろ、好きな本であればすぐ読めるのですけども、なかなか読みづらいところもありまして、いつも朝には布団の下で寝っころがっているという状況が続いております。個人的には、1週間に1冊というのをノルマにしているのですけれども、達成したときは余りないというのが現状です。子供にも、時々本は買うようにはしているのですけども、子供が選ぶ本はマンガの方が多くて、字ばっかりというのはなかなか少ないのが現状です。マンガでも見てれば、そのうちそっちの方に気が向くかなというふうに気長に自分では待っている状況です。
 図書については、またいろいろ多い少ないは別にしましても、毎年購入して蔵書をふやしているわけですよね。現状では富津公民館、また中央公民館、市民会館の図書室、そして移動図書館で収納されているわけですけれども、その収納能力についてはどうなんでしょうか。すべてそこに展示されているというのでしょうか、そこにあるのでしょうか。
○議長(嶋田政市君) 教育部長、渡辺眞一郎君。
◎教育部長(渡辺眞一郎君) 現在の収容能力、つまり開架冊数、実際本棚におさまっている数ですが、富津公民館図書室で1万 500冊、中央公民館図書室で 7,600冊、市民会館図書室で 7,600冊、移動図書館で 2,500冊で、合計2万 8,200冊となっております。蔵書総数につきましては、先ほど御答弁したとおり、6万 3,194冊でございますので、開架できない図書につきましては、各公民館の倉庫あるいは峰上出張所などに保管しているところでございます。以上です。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) ある面でしまってある方が多いという状況なのですけども、そういった面で地域との連携といった視点から考えれば、学校図書といったものでも地域の活用というものは検討する余地があるものと思います。午前中、鈴木議員からもありましたように、図書のあり方として全体の本をすべて開架させる方がいいのかどうか自分はわかりませんけども、少なくとも人の目に触れさせておいた方がいいんだろうというように個人的には思います。
 そういった中で、学校の安全という面も考慮しなきゃいけないのですけども、学校の余裕教室を含めた中で、そういったものを学校図書の充実といったところを含めまして、地域の方に利用してもらうということも、これは十分検討されることは必要なのかなというふうに思います。
 そういった中で地域の情報拠点というか、そういった部分の核の施設をつくるのであれば、分散されたそれぞれの地域の核の施設として学校の使い方というものを、これからも十分研究というか検討していただきたいなと思います。
 具体的内容につきましては、これから懇談会を立ち上げてからのようでございますけども、9月号の広報誌に富津市複合施設整備基本計画策定懇談会委員募集という記事がございました。この辺の委員構成、この辺についてお伺いいたしたいと思います。
○議長(嶋田政市君) 教育部長、渡辺眞一郎君。
◎教育部長(渡辺眞一郎君) ただいま申し上げられました、この懇談会の構成につきましてですけれども、委員構成につきましては公募による市民の方と市議会議員の方、専門的知識を有する方、また学識経験者を予定しているところでございます。
 この懇談会では、生涯学習の拠点となる図書館と保健活動の拠点となる健康福祉総合支援センターの総合的な機能をあわせ持つ施設の整備基本計画の策定に関して、幅広い視点からの意見や助言をいただければと思っております。以上です。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) 皆さん求めているのは、単なる本を置いてある場所としての図書館を目指しているものではないと思います。広く、多くの意見を反映させるようにしてもらいたいと思います。また、学校の図書室との連携、関係ということも考えて、先ほど言ったような意見の考え方からすると、懇談会のメンバーの方にも学校の関係者、例えばそういった面では校長会といった人たちに入ってもらうのも一つの方法だと思いますので、ぜひこの辺もよろしく、検討というよりも、もうすぐ締め切りなので、交えて検討していただきたいなというふうに思います。
 昔、発展途上国にいきなりコンピュータを使わせて、一気におくれ分を取り戻すといった計画を聞いたことがあります。その後の話を聞かないので、その計画は見事に失敗したものと思いますけども、技術は受け入れる土壌がないと育ちません。戦国時代に種子島、鉄砲が入ってきたときも、たちまち国産化してしまいまして、その鉄砲が高く売れると踏んだポルトガル人が再度持ち込んできたときには、鉄砲があふれていて商売にならなかったという笑い話もあります。また、同じく明治維新のときもそうでございます。西洋の技術をすんなりと受け入れています。逆に、異様な時代が江戸時代でありまして、この時代は学問が趣味の域を出なかった。今のようにクイズ感覚というんですか、そういった面で楽しんでいられたようなふうに見受けられます。
 効率を追求せずに、狭い国で多くの人たちが暮らしていくために、仕事を分け合っていたというふうなことも言えると思いますけども、まさに江戸時代というのはワークシェアリングの時代でありまして、馬に荷車を引かせれば、馬の背に荷駄を乗せて運ぶよりも大量に効率よく運ぶことができると提案した人がいたそうですが、即座に却下されたそうです。それは、効率よく物を運ぶことができますけども、それをなりわいとしている人たちの多くが失業してしまうから、そういった理由から採用されなかったということだそうです。
 技術の基礎となる数学も、先ほどいいましたようにクイズとして楽しんでいたようですし、むしろ効率を求める社会ではなくて、生活を楽しんでいた社会というふうに言えるのかもしれません。
 従来から行っているのをまとめて一つの入れ物に集約するには、入れ物だけを考えればいいのでしょうけども、今までにないものをつくるには、それなりの準備が必要だと思います。受け入れる土壌を整備することが、まず必要なのではないでしょうか。今まで図書についていろいろ聞いてきたわけでございますけども、そういった部分では、まだまだ整備するべき余裕といいますか、しなければなかなか難しいのかなという気もいたします。
 そういった図書館という施設をつくって、一気に市民への利便性が向上しますように、今からでも準備していくことが必要なのかなというふうに思います。施設をつくってから整備するのではなくて、つくったときに、スタートの時点から十分に機能するように準備してもらいますようにお願いしまして、この図書館につきましては終わりにしたいと思います。
 続きまして、子育て支援につきましてですけれども、計画の推進体制として推進会議と庁内会議、また幹事会という形でPDCAサイクルを進めるというふうにありますけども、「いいじゃないか!ふっつ」の方には評価が4月、見直しが5月、そして事業計画が6月というふうになっております。予算との関係が当時の会議でも指摘されておりましたけども、1年、実際経過してみてどうだったのか、お伺いいたします。
○議長(嶋田政市君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。市民福祉部長、池田泰夫君。
◎市民福祉部長(池田泰夫君) 計画の推進体制と予算との関係を含めて、1年間経過したが、どうだったかということの御質問でございますが、計画の推進体制として事務局が事業の進捗調査を行い、その結果を庁内会議で評価する時期が4月でございます。評価に基づき推進会議で見直しを行う時期は5月、見直しを行った結果に基づき、推進会議と庁内会議の両方のメンバーで1年間の事業計画を立てる時期が6月となっておりますが、本年度につきましては若干おくれ、庁内会議を6月、推進会議を7月に実施したところでございます。また、予算との関係につきましては、評価、見直しを経て事業計画の立案を予定しておりますが、予算計上するに当たりましては、十分な検討を要するため、慎重に作業を進めてまいりたいと、このように考えております。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) この計画を策定したときに、懇談会の皆さん、委員の皆さんも自分たちの思いが通じたものができたというふうに結構喜んでおりました。委員の皆さんの気持ちが途切れないような、こういった推進体制を続けていってもらいたいというふうに思います。
 そして、所管事務局は市民福祉部の方でございますけども、計画の内容については他の部局にもまたがっております。庁内の横断的な推進体制なのですけども、こういったことについて、これといった問題は生じてないのかどうか、お伺いしたいと思います。
○議長(嶋田政市君) 答弁を求めます。市民福祉部長、池田泰夫君。
◎市民福祉部長(池田泰夫君) 庁内横断的な推進体制に問題がないかとの御質問でございますが、横断的な庁内会議につきましては、本計画にかかわる分野が次世代育成支援という広範囲かつ重要な施策でございまして、重複等、多岐にわたっているところでございます。各部局の長である部長を構成員といたしまして助役を委員長とする庁内体制を構築しているところでございます。さらに、市民代表をメンバーとする推進会議にも庁内メンバーがオブザーバーとして出席をいたしております。両会議間の密接な意思疎通を図っておるところでございます。なお、現在の推進体制で特に問題はないというふうに考えておりますが、今後進めていく中では、見直しがあれば、それに応じて行っていくということで御理解を賜りたいと思います。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) 現在の進行管理体制におきましては、昨年度の見直しから事業計画作成となっております。これでは、今行っている事業の熟成、改善という形では現在の体制でいいのかなと思いますけども、この体制の中においては、中身が大きく変わるということは望めないんじゃないかなというふうに思います。
 そういった面でも先ほどもありましたけども、具体的な事例でお聞きしたいと思いますけども、乳幼児医療費の助成ということにつきましては、今年度は県の補助要綱が変わって若干拡大されました。しかしながら、君津市におきましては県以上に、袖ケ浦と同等の拡大ですね。就学前までが対象としてやっていると聞いております。若年層の人口流出をとめるためにも十分検討されべき課題であると思いますけども、冒頭述べましたようなまちづくりの視点から考えますと、この乳幼児医療費の助成につきましては、考え方としては義務教育の年齢まで面倒見た方がよいのではないかなというふうに思います。富津市の現状から見て、今すぐそれを義務教育の終わるまで医療費を助成するということはできないかもしれませんけれども、今後10年間というか何年間という形で拡大するという方向、またはそういった発想、義務教育の終わるまでやるといった発想が必要だと、そういうふうに考えていかなければいけないと思いますけども、その辺についてはいかがでしょうか。
○議長(嶋田政市君) 市民福祉部長、池田泰夫君。
◎市民福祉部長(池田泰夫君) 乳幼児の医療費の助成につきましては、県の補助要綱に合わせまして本年8月に拡大したところでございます。本事業の趣旨は、子育てをめぐる環境がゆとりを持って子供を産み育てることができるような環境整備の一環として支援するものでございます。このことを踏まえ、市といたしましても助成内容の拡充といいますか拡大は今後検討してまいらなければならない事項だというふうに考えております。
 なお、今、議員おっしゃいましたとおり、君津4市の中で君津、木更津、袖ケ浦につきましては、3歳以上就学前まで、これは通院も含めて助成制度を拡大しているところでございます。当富津市につきましては、8月に県レベルの要綱に合わせたということで、そこから比べますと、通院についてうちの方は3市よりもおくれているという現状でございます。つきましては、当面、他の3市並みにこれをあわせていく必要があろうというふうに考えています。その後、議員が今おっしゃいました10年のスパンをもって就学前までできないかという論議は、またしてみたいというふうには考えております。以上でございます。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) 次世代育成支援行動計画というのをよくよく考えてみますと、新規なものがたくさん取り入れられたというわけでもなくて、生活者のライフスタイルに合わせた分、わかりやすくなった、そういった面から懇談会の委員のメンバーの自分たちの思いが通じたんだと、今考えると、そういったところがあったのかなというふうに思います。
 それだけ従来の行政のあり方というものが、市民がわかりづらいものだったというふうに、逆にそういうふうに理解できるものと思います。市町村という末端の自治体でございますけども、国でつくった法律の実行団体であります。国の組織に合わせて自治体の組織も分かれておりますけども、それが市民にはわかりづらく、縦割りと感ずるところなのかなというふうに思います。
 具体的には、いってみれば、子供に関する業務を一つにする子供課といったところで既に取り組んでいるところもございますように、そうした生活実感に合わせたような組織のあり方ということについて、どのように考えているのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(嶋田政市君) 総務部長、小澤俊平君。
◎総務部長(小澤俊平君) お答えします。組織のことですので、私の方から答えさせていただきたいと思います。富津市につきましては、従来、縦割り等の批判もあるのも承知しておりますが、本来持つ業務はそれなりに重視せねばならないということでやりますと、そういう点も多少はあるものというふうに認識しております。しかしながら、委員さんが言いますように、そういう市民にわかりやすい方向でできる範囲では改めてまいりたいというふうに考えておりまして、偶然、今年度、来年4月1日を目途に機構改革を検討しておる途中でございますので、今、議員のおっしゃられたようなことも踏まえて、検討させていただきたいというふうに思っております。
○議長(嶋田政市君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) ありがとうございます。次の世代を育成するという課題に対しましては、人口増加策、定住化人口策、いろいろ言葉を変えまして言われておりますけれども、個別具体的なものとして考えるのではなくて、市の根幹にかかわる課題として検討すべき問題であると考えます。
 そうした中で検討されたものを、現状の体制の中で進行管理する分には現状の体制で十分だと思いますけども、市全体の中で子育て支援、次世代育成といったことを戦略的に考えるところとしては若干不足なのかなというふうに思います。子育て支援なのか、人口増加策なのか、定住人口なのか、とらえ方はいろいろあると思いますけども、人口減少に対して真摯に取り組んで、またそれが反映させていただきますようにお願いいたしまして、私の方の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(嶋田政市君) 以上で平野明彦君の質問を終わります。
 続いて、賢政会の関連質問を許可します。関連質問ございませんか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(嶋田政市君) ほかに質問もないようでございますので、賢政会の関連質問を終結いたします。
 これをもって賢政会の代表質問を終わります。

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                   散     会

○議長(嶋田政市君) 以上をもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。
 次の本会議は、明6日午前10時から会議を開きますので、念のため申し添えます。
 本日はこれにて散会といたします。

                  午後2時05分 散会