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千葉県 富津市

平成17年 9月定例会−09月06日-02号




平成17年 9月定例会

                 平成17年9月招集
             富津市議会定例会会議録(第2号)

                   議 事 日 程
             平成17年9月6日(火) 午前10時開議

日程第1 一般質問
     (代表質問)

〇本日の会議に付した事件
1.開  議
1.議長の報告
1.鈴木幹雄君の代表質問
1.澤田春江君の代表質問
1.長谷川剛君の代表質問
1.鈴木敏雄君の関連質問
1.平野明彦君の関連質問
1.散  会

〇出席議員
  1番 大 野 裕 二 君    2番 岩 本   朗 君    3番 長谷川   剛 君
  4番 石 井 志 郎 君    5番 藤 川 正 美 君    6番 澤 田 春 江 君
  7番 永 井 庄一郎 君    8番 中 後   淳 君    9番 平 野 明 彦 君
 10番 鈴 木 幹 雄 君   11番 福 原 敏 夫 君   12番 竹 内   洋 君
 13番 長谷川 恒 夫 君   14番 小 林 新 一 君   15番 岩 崎 二 郎 君
 16番 平 野 良 一 君   17番 鈴 木 敏 雄 君   18番 平 野 隆 司 君
 19番 三 平 正 昭 君   20番 高 橋 謙 治 君   22番 嶋 田 政 市 君

〇欠席議員
 21番 高 梨 良 勝 君

〇出席説明員
 市長         佐久間 清 治 君   助役         長谷川 満 雄 君
 収入役        三 平 榮 男 君   教育長        黒 川   逸 君
 水道事業管理者    嶌 津 久 夫 君   総務部長       平 野 和 夫 君
 総合政策部長     小 澤 俊 平 君   財政部長       高 橋   聖 君
 市民福祉部長     綾 部 正 吉 君   経済環境部長     吉 田 和 男 君
 建設部長       三 平 稔 純 君   参与兼秘書室長    稲 村 治 助 君
 農業委員会事務局長  正 司   勲 君   選管・監査事務局長  丸   繁 雄 君
 消防長        佐 藤   一 君   教育部長       笹 生 憲 平 君
 水道部次長      小 川 三 雄 君   総務部次長      長谷川 友 宏 君

〇出席事務局職員
 事務局長       馬 場 勝 行     庶務課長       金 井   茂
 庶務課長補佐     古 宮 浩 二     議事係長       鈴 木 康 夫

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                   開     議

             平成17年9月6日 午前10時00分開議
○議長(小林新一君) ただいまから本日の会議を開きます。

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                  議 長 の 報 告

○議長(小林新一君) 日程に入るに先立ち、私から報告をいたします。
 本日6日の一般質問は、新世紀の会並びに賢政会の代表質問を行います。また、明7日は個人質問を行いますので、御了承願います。
 以上で私からの報告を終わります。

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                 鈴木幹雄君の代表質問

○議長(小林新一君) 日程第1、一般質問。
 これより代表質問を行います。先例により、通告してあります質問を許可します。質問時間は、答弁及び関連質問を含めて 120分以内とし、関連質問は会派代表質問通告者が全員質問を終了した後、発言を許可しますので、念のため申し添えます。
 初めに、新世紀の会の代表質問を許可します。10番、鈴木幹雄君の発言を許可します。10番、鈴木幹雄君。
                (10番 鈴木幹雄君登壇)
◆10番(鈴木幹雄君) 皆さん、おはようございます。議席番号10番、新世紀の会の鈴木幹雄でございます。新世紀の会を代表して、通告してございます項目について御質問させていただきます。よろしくお願いいたします。
 さて、私たちの住むまちは、ここ数年の間に大きくさま変わりをし、近隣市を見ても都市計画を推進する中で都市化が進み、社会基盤が整備されるとともに、住環境が改善され、そこに住む人々や近隣の人々までも含めた多くの方々が都市型の暮らしを楽しんでおります。しかし、10数年前にバブルが崩壊してからは、景気が落ち込み、まちから明かりが消え、活気を失いつつあります。どこも駅前商店街や旧商店街などにシャッター通りなどと呼ばれる現象が発生し、自治体もそれらの活性化対策に頭を痛めているのが現状であります。
 まちづくりを考えてみると、隣の君津市や木更津市は、昭和45年ごろから駅周辺の再開発や土地区画整理事業、また民間における宅地開発が積極的に進められ、駅中心に発展してきたまちが車社会の進展と同時に郊外へと広がり、急激に都市化が進んだところであります。本市はこの間、大堀地区、青木地区の区画整理事業などを実施してきたところでありますが、まちづくりでは君津市、木更津市から明らかにおくれているのが現実であります。
 そこで、本市も積極的にまちづくりに取り組んでいこうと平成13年に新たな富津市基本構想を策定したところであります。しかし、大きく変わる社会情勢の中で地価の下落や宅地需要の低迷などにより青木地区の土地区画整理組合の解散問題や山王・神明山地区の土地区画整理事業が挫折するなどの問題の中で、本市の基本構想の中で描いた本庁舎を中心とした青堀駅から大貫駅にかけての新市街地の整備に暗雲が生じてしまったのであります。しかし、市長はあくまでも基本構想は変えず、基本計画の中で状況を見定めながら対応し、まちづくりを推進していくとの考え方を示しております。
 しかし、平成13年度からスタートした基本構想、また第1次基本計画も既に5カ年が終わろうとしております。そこで、平成18年度から始まる第2次基本計画の策定がされておるところでありますが、長期計画と基本計画との整合性を図りながらのまちづくりを実施するに当たり、中心市街地整備の考え方、また幹線道路網、生活道路の整備をどうまちづくりに関連づけていくのか、市長は基本構想に基づいた本庁舎を中心とした市民の誇れる顔のあるまちづくりをどのように計画をし、進めていかれようとしているのか、まずお聞かせをいただいて1回目の質問といたします。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(小林新一君) 鈴木幹雄君の質問に対する答弁を求めます。市長、佐久間清治君。
                (市長 佐久間清治君登壇)
◎市長(佐久間清治君) 鈴木幹雄議員の御質問にお答えいたします。
 長期計画とまちづくりについての御質問のうち、初めに中心市街地整備の考え方についてお答えいたします。議員、御指摘のとおり、市庁舎を中心とした青堀駅から大貫駅にかけての地域については、基本構想において市の新たな発展に向け、その一体的な都市環境の充実に努め、区画整理事業等の都市基盤整備を推進することとしているところです。このような中で、神明山土地区画整理組合の解散が認可され、面的な整備はやむなく断念したところですが、基本構想に位置づけられた当該地域においては引き続き青堀駅周辺整備を推進するとともに、市庁舎周辺については青堀及び大貫市街地を連携すべく、重要な地域として道路整備や業務施設の誘導のほか、沿道利用を促進し、都市機能の充実に向けて努力してまいりたいと考えております。
 次に、幹線道路網、生活道路等の整備をどうまちづくりに関連づけるのかについてお答えいたします。幹線道路網、生活道路等の整備は、まちづくりには大変重要なものと考えております。このことから、本市における幹線道路網計画の中で国道、県道及び市道の整備を進めてまいりましたが、今後も第2次基本計画の策定においても引き続き計画し、実施していく考えであります。
 国道、県道等につきましては、いまだその整備を必要とする路線が多い状況の中で、東関東自動車道館山線の早期全線開通、国道127号の道路整備、また内房バイパスの平成18年3月末の完成に向けて、国及び県に積極的に働きかけ、協力していく考えであります。
 また、市民の日常生活における安全と利便性の向上を図るため、生活道路の幅員の狭隘箇所や屈曲した危険箇所等の道路改良及び補修工事を計画的に進めてまいりたいと考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) ただいま市長より1回目の質問に対する御答弁いただきました。中心市街地のこれからのまちづくりのあり方、または幹線道路、生活道路の整備についてのあり方、こういった部分についての御答弁いただきましたが、再質問の中で少し個別に質問させていただこうと思っております。
 まず、再質問、最初に市長に基本的なお話をまず一つ聞いてから再質問に入ってまいりたいと思っております。市長には、この基本構想の持つ意味、また重要性、扱い方についてお聞かせをいただきたいと思います。この基本構想におけるまちづくりをどのように進め、どのようなまちをつくり出していこうとされているのか、また、まちづくりのイメージは確かなものとして市長の頭の中に描かれているのか、このあたりをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 基本構想の持つ意味といたしましては、重要性、扱い方について、また、まちづくりのイメージはどうとらえているかということでございますけれども、まず基本構想の持つ意味、重要性については、基本構想は地方自治法に基づき策定するものでありまして、市の将来目標及び目標達成のための基本的な施策の大綱を明らかにするもの、それから長期的な展望に基づいて市の経営方針として位置づけられているものというふうに認識しております。したがいまして、その取り扱いにつきましては、市における最上位に位置する計画として尊重する一方で、社会経済情勢の変動などには弾力的に対応していくべき性格を有しているものと考えております。
 次に、基本構想におけるまちづくりのイメージについてということですけれども、富津市の大きなまちづくりの方向としては、首都圏近郊にあり、またその中で恵まれた自然環境を有している地の利を生かし、富津地区工業用地への企業立地を促進し、その後背地の土地区画整理地等へ就業者の定住化を図るとともに、分散している市街地を連携すべく幹線道路網の整備を推進し、都市軸を形成することにより、「躍動とにぎわい やすらぎとふれあいの交差するまち」の実現を目指していきたいというふうに考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 今、市長には、この基本構想の持つ意味、または重要性や扱い方、御答弁いただきました。富津市のこれからのまちづくりをしていく上で、本当に最上位の、これは最も尊重すべきものであろうかと思います。これをしっかりと頭に置いた中でのこのまちづくりを、基本的なものをしっかりと据えた中でやっていかなければ、どこに方向があるのか、何が目的なのか、目標すら見えない状況になっていってしまうように思います。
 そこで、再度、市長に御質問させていただきますが、本市では昭和54年に「太陽と海と緑の明るい田園工業都市」を掲げて、総合計画、基本構想を策定し、さらには昭和60年には「人と自然と産業が調和した活力ある豊かなまち」を将来都市像とした基本構想を策定してまちづくりを推進してきたところであります。この間、富津市を取り巻く情勢の変化が生ずる中、少子高齢化や地方分権等を見据えながら特色あるまちづくりを推進するために「躍動とにぎわい やすらぎとふれあいの交差するまち ふっつ」を掲げ、平成13年に新しい富津市のまちづくりの指針として15カ年の富津市基本構想を策定し、現在は新世紀富津5カ年プラン、富津市第1次基本計画の中で進行中であります。この3回にわたる基本構想の中で、富津市の都市像をどのように描き、どのように関連づけて進めていこうとされているのかをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 3回にわたる基本構想の中で市の都市像をどう描き、関連づけて進めていくかという御質問ですけれども、各基本構想はそれぞれの時代背景を反映したものとなっておりますが、その基調にあるものは、先ほどの答弁にも申し上げましたけれども、第1次産業を中心とした地場産業の振興を図り、そして富津地区工業用地への企業立地を促進し、その後背地への就業者の定住化を図り、自然と産業が調和した活力あるまちづくりを行うという点にあるものと考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 基本構想の中のまちづくり、全体で見れば、今、市長が御答弁されたようなものであろうかと思います。やはり、第1次産業を中心として工業の誘致、そういった中での富津市の財政基盤等との確立を図りながらまちづくりに入っていかなきゃならないというものであろうと思います。
 そういった中で、次も市長にお伺いいたしますが、現基本構想には基本構想の理念である連携と自立に照らし、都市像を「躍動とにぎわい やすらぎとふれあいの交差するまち ふっつ」としており、そこに住む人々が自然と共生し、暮らしやすい快適な都市環境の創出に努め、生き生きとした都市の実現を図ると表現しております。文字のとおりに解釈しますと、自然と快適な都市とがバランスよく融合した機能的で暮らしやすい、生き生きとした豊かで活力のあるまちづくりだと思います。
 そこで、そんな生き生きとした都市像を目標としているところは、佐久間市長のキャッチフレーズでもあります。また、富津市づくりの基本でもある「よりよい富津」、「いきいき富津」と見事に合致しているように私には感じますが、またこのよりよい、いきいき富津は市長の公約でもあるわけですが、そのあたり、市長はどのように感じていらっしゃいますか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 基本構想の目標と私の所信表明等のキャッチフレーズと合致しているというような点についての御質問でございますけれども、私のまちづくりに対する基本的な考え方は、基本構想と相通じるものがあるわけでございます。厳しい行財政の運営を踏まえて、行財政改革を推進するとともに、財政基盤の安定のためにも優良企業の誘致、そして雇用の確保と定住人口の増加を図る。あわせて、他の項目も施策の柱として「よりよい富津市づくり」、「いきいきとした富津市づくり」に全力を傾注していきたいというふうに考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 基本構想の考え方と佐久間市長の基本的な考え方が合致しているということが、これからのまちづくりには一番重要なことであろうかと思います。
 そこで市長にお伺いしますが、市制施行34年余りになろうかと思いますが、この間、隣の君津市、木更津市は既存のまちから郊外へと拡大をして、都市機能を備えた大きなまちへと変貌したわけであります。本市は、大堀から青木地区にかけて区画整理によりまちづくりが進められてきはおりますが、他市から見ても、規模的にはほんの少しの規模のもののように私は思っております。この事実に対して、市長はどのような感想を抱かれているのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 君津市、木更津市との比較になるかと思いますけれども、それぞれ歴史的な背景、社会状況については同じようなものかと思いますけれども、それぞれの経緯があるかと思います。富津市については、御案内のように、区域区分をした都市計画があったり、線引きのない都市計画があったり、あるいは都市計画区域外であったりという、そういう地区があるわけでございます。そういうことで、都市整備として整備する上で非常に難しいところがある。中心的なところをつかむのに非常に難しいところがあるというところが、ひとつ君津市、木更津市等とは違う点かもしれません。重要なことは、この富津市を今後どう発展させていくかという点ですけれども、厳しい社会情勢ではありますけれども、長期的な展望を見据えてしっかり足元を固めていきたい。着実にまちづくりを進めていきたいというふうに考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 今、市長から木更津市、君津市とは歴史的な背景だとか、いろんな社会情勢の問題等々もあるというような話ございましたけれども、私がちょうど高校を卒業するころなんですが、ちょうど君津の駅周辺の開発が始まったわけですね。それから、国道16号から127号にかけての間が、もうすっかり住宅で埋まっている。こういった発展をされているわけでございますけれども、そのあたりの環境、条件というのは、君津市と富津市、余り変わらないように私は思っていたんですね。しかし、現実はかなりの開きができてしまった。そういう中でまちづくりをしていくためには基本的な考え方をしっかり持つ、またイメージがしっかりそこに持たれていないとまちづくりにならないなと、そんなふうに思ったわけであります。
 そこで、再度、改めて市長にお伺いいたしますが、基本構想の中で15カ年の長期計画、最終年度に当たる2015年の富津市の都市像、まちのイメージをどのように描いていらっしゃるのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 非常に厳しい状況にあるわけですけれども、先ほど基本構想のまちづくりのイメージについてということでお答えしましたけれども、引き続き都市機能の充実や市街地の連携を図るとともに、少子高齢化や高度情報化等の時代の課題に対応したソフト面の施策もあわせて推進することによって、生き生きとした都市の実現に近づけていきたいというふうに考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) イメージを描いてまちづくりをしていく。例えば、2015年にはこういった形のまちができてますよ、例えば、君津市のような形のまちができてますよとか、袖ケ浦市のような形になってますよとか、ある程度そういった形が見える形でお話がいただけないと、なかなか私たちもイメージがつかみづらいんですね。言葉の中で都市的機能がどうした何がどうしたと言われても、それがなかなかつかみづらいところがあるわけです。そういうことで、具体的にお話がいただければよかったかなと思うんですが、ある程度その話はわかります。
 その中で、ちょっと細かく入りますが、市民が誇れる市の顔づくりをするためには、都市を代表する顔としての視点を都市的機能、また2つ目は歴史、3つ目として文化・人、これらを有機的に結び、新しい富津市の顔となる拠点を形成し、市民が誇れるまちづくりに邁進するとしております。ここで言う都市的機能とはどんなものなのか、また拠点を形成しとありますが、拠点とはどんなものを言っているのか、このあたりのお話をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 都市的機能ということでございますけれども、近隣自治体との都市的なかかわりの中では、都市間を連絡する広域的な幹線道路の整備が基本にあるというふうに認識しております。こういうことで、館山自動車道の全線開通や北笹塚大貫線、これに連絡する二間塚大堀線等の都市計画道路の整備を鋭意取り組むべきだというふうに考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 今、拠点の部分がちょっとわからなかったんですが、都市的機能の話の中では都市を結ぶ道路等の整備も重要でありますということでございます。
 その中で、さらに市長にお伺いしてまいりますが、基本構想、基本計画におけるまちづくりの理念や市長の基本的なまちづくりの考え方、都市像などを今るるお伺いしてきたところであります。自然と都市的機能が融合した快適で人が住みやすいまちづくりをするには、よほどしっかりとした計画とイメージを明確にした中でまちづくりをしていかないと、バランスを欠いた中途半端なものになりかねない。そこで、市長に基本的な考え方を今までお聞かせいただいたわけであります。
 そこで、さらにここで市長にお伺いいたしますが、市長は今まで答弁の中で基本構想は基本構想としてあくまでも変えず、将来に希望をつなぎ、基本計画の中で状況を見極めながらまちづくりを進めていくとしております。ここで言う将来とは、どのくらい先のことを指しているのか、私たちによくわかりません。また、基本構想、第1次基本計画、さらには平成18年度からスタートする第2次基本計画でのまちづくりに対する整合性、このあたりをどのように図っていくのか、こういったものをしっかりと計画を立てないと何年たってもまちづくりというものが目に見えてこない、そのように思います。そういうことで、将来という言葉がどのくらい先を指しているのか、このあたりをお話しいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 今、社会経済情勢や市の財政状況等々で不透明な点があるわけでございますけれども、明確にその時期を示すということは困難な点がありますが、基本構想の最終年次であります2015年を一区切りとして取り組んでいきたいというふうに考えております。
 整合性をどうやって図っていくのかということでございますけれども、第2次基本計画の施策の方向性としましては、基本的には基本構想及び第1次基本計画のまちづくりの考え方、方針を踏襲する考えでありますけれども、その後の状況変化に応じて施策、事業、その手法等を適宜見直してまいりたいというふうに考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) この将来という言葉の意味は、この基本構想最終年度の2015年を一つ目途としているという御答弁をいただきました。
 それでは、平成13年に新しい基本構想と神明山土地区画整理事業がいい形でスタートしたと私は思っております。しかし、現実は神明山地区の土地区画整理事業が計画どおり進まず、挫折をしてしまいました。市庁舎を中心とした市の基本的なまちづくりが座礁に乗り上げてしまったわけであります。しかも、15カ年の長期計画も既に5カ年が経過しようとし、残すところ10年となった今、富津市の将来のまちづくりをどうするのか、今、市長からお話ございましたように、逆線引きでのまちづくり、また基本構想でのまちづくりとは全く別物であり、現実的な問題として考えますと、平成18年度の予算編成に大きくかかわってまいります。この第2次基本計画にどんな内容のものを盛り込んでいくのか。時期的に見ても大方内容が決まっていないとおかしい時期に入っております。そこで、第2次基本計画の内容についてをお伺いしたいと思います。
○議長(小林新一君) 総合政策部長、小澤俊平君。
◎総合政策部長(小澤俊平君) 第2次基本計画の進捗状況についての御質問にお答えいたします。第2次基本計画の策定につきましては、昨年度、市民アンケートや市民懇談会を実施いたしました。そういうことで、主に計画策定に当たっての意向調査、意向把握に努めたところでございますが、本年度当初に具体的な計画づくりの作業指針となる基本方針を定めまして、これに基づきまして担当部局からの事業費要求を受け、ヒアリングを実施いたしまして、現在その調整を行っているところでございます。以上です。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 市民アンケート、または市民懇話会、こういったものを経て、今、準備に取りかかっているというお話でございますけれども、時期的に見まして、もう予算編成も視野に入った時期に入っているように私は思いますが、そういった中で今どんな内容のものが出てきているのか。ある程度固まった状況にあると思うんですね。そのあたりがもしないとするならば、これは事務手続上、非常に遅いんじゃないのかなと。まして、まちづくりをこれから残された10年間しっかりやっていくためには、この辺のスタートが非常に重要でありますから、そのあたり、考え方、いかがでしょうか。
○議長(小林新一君) 総合政策部長、小澤俊平君。
◎総合政策部長(小澤俊平君) お答えします。基本的には、先ほど言ったようなスケジュールで行っております。そういう中で、市長の政策あるいは施政方針等からして、こういうものは強く位置づけるんだよとか、そういうものにつきましては、当然、担当部としてもそれなりに理解しておるつもりでございます。しかしながら、全体の計画を策定するに当たりましては、財政フレーム等との整合性を図らざるを得ない。そういう中で、財政フレームはおおよそ10月ごろ毎年出ますが、それではちょっと遅過ぎるという形で、もう少し早く財政部につくっていただくべく、今動いておりまして、そういう財政フレーム等が出た段階で、先ほど言いました各種事業のヒアリング等との調整を図り、全体を決めていきたいと思っております。
 なお、おおよそのスケジュールとしては、前の5か年計画の策定時期、そういうものと比較しまして、ほぼ同じような段階ではなかろうかというふうに感じております。以上です。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 基本構想に基づくまちづくりが大きな形の中で変化しているわけですから、今までのまちづくりの基本計画の進め方とは一歩変えて、少し早めに早めにそういった計画を練っていく。余裕を持った中で計画を練って進めていくというようなことも、これからは必要なことだと思っております。
 そこで市長にお伺いいたしますが、18年度以降の課題については15カ年の基本構想を踏まえ柔軟に対応していく。また、施策立案においては、有効かつ適切な施策を講じていく。さらには、基本構想と現実との整合性は実害がない限り、様子を見て判断をしていきたいというふうにおっしゃっておりますが、神明山が挫折したことで市の進めてきたまちづくりに実害がある意味で生じたんじゃないかなというふうに私は思うわけですが、市長、いかがでしょうか。
○議長(小林新一君) 市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 計画していた区画整理ができなくなったということは、非常に残念でありますし、土地利用計画を一部変更せざるを得ないというふうには考えております。この神明山地区につきましては、この本庁舎を中心に業務的な施設の集約をすることをひとつ考えているわけでございますけれども、あと道路整備、その辺も考えていきたいというふうには考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 今、実害ということで聞いたわけですけれども、市長はその実害があったかどうか、この辺がちょっと私にはうまく伝わりませんでしたけれども、いろんな条件が変わった中で今後のまちづくりは進めていくんだというようなふうにお伺いいたしました。
 このまちづくりを進めていく中でいろんな問題が生じてくるわけでございますが、例えば青木地区の組合の問題、こういったるるいろんな問題ありますが、こういった問題一つ一つきちっと責任を持ってクリアしていかないと本来のまちづくりにならないと思いますけれども、こういった市の基本的な考え方をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 御質問の関係で、青木土地区画整理組合の問題をどういう形で整理していくのかと、こういうことになろうかと思っております。それについてお答えさせていただきますけれども、御案内のとおり、青木の土地区画整理組合につきましては、既に平成10年度で区画整理工事そのものは概成をしております。そういう中で、残る主な事業内容といたしましては、保留地の処分ということが大きな課題になっているわけでありますけれども、地価が値下がりしているという現状にもかかわらず、いまだ保留地の処分が進んでいないというのが現状でもあります。
 そういう中で、今、組合の置かれている状況の中で、保留地がすべて処分されたとしても、今まで事業に要した借入金が残る、こういう大きな障害が出てきております。そういう中で、組合が今後その再建を図っていくという意味から、再建特別委員会を設置して、今後どういう形で終息に向けて取り組んでいくかということをいろいろ検討しているところであります。
 そういう中で、平成15年11月には借り入れ金融機関等に対しまして特定調停の申し立てを行ったところでもあります。そういう中で、現在、11回目の調停も実施されたというふうに聞いておりますけれども、かなり金融機関側からは厳しい意見も出ております。
 そういう中で、市といたしましては、今後、その特定調停の推移等、見極めた中で終息に向けた中では、改めて市も支援策等、検討していかなきゃいけないかなと、このように認識はしておるところでございます。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 青木地区の組合の問題につきましては、いろいろの経過がある中で今進んでいるようであります。市としても、積極的にかかわるところがあれば、かかわっていただきながら、いい形で一日も早く整理ができるような方法で進めていただきたいと、かように思っております。そうしていかないと、いろんなまちづくりをする中で散らばったまんまでのまちづくりになりまして、私は形としては余りよくないなと。物事はきちっと責任を持つ中でまちづくりを一つ一つやっていくと、そういうことが一番理想的で好ましいまちづくりであろうかなと思っております。
 今までるるお伺いしながら基本構想、現基本計画から見たまちづくりについてお話を進めてきわたけであります。基本構想において、新市街地は市庁舎を中心として青堀駅から大貫駅にかけての地区を中心市街地として、また市の核として、これを業務核というんでしょうか、都市機能を有した市民が誇れる市の顔づくりとしてのまちづくりを計画されていたわけであります。しかし、さきの全員協議会において神明山土地区画整理事業が千葉県より解散の認可を受けたということで、事実上、事業が挫折してしまったとの説明があったところであります。また、本年度より千葉県が進める第5回都市計画区域の定期線引きの見直し方針に従い、本市も市街化区域から逆線引きで市街化調整区域に編入していく方針にしたとの説明もあったわけであります。
 そこで、市は神明山地区は都市的機能整備が求められているということで、市街化区域の編入基準において国土の合理的な利用を確保するために本庁舎敷地の 5.4ヘクタールを除いた19.1ヘクタールの区画整理を市施行で実施が可能かどうか検討された。しかし、事業費に大きな不足が予測されるとの理由の中で、神明山の市施行による土地区画整理は断念すると、こういう報告があったわけであります。
 しかし、これは断念したとかしないとかの話ではなくて、富津市の基本構想、基本計画に多大なる問題と影響が及ぼされた。この富津市の将来に一抹の不安が生じたものであると私は認識しております。はっきり言いますと、この基本構想はある意味で白紙になった、そのくらいの意味があるのかなというふうに私は思っております。
 今、このまちづくりの条件が大きく変化した中で、まちづくりをどうとらえていくのか。今までのお話からすれば、土地区画整理、この面的整備から線的整備、道路にかかわる整備に移行して、これからはまちづくりをやっていくんだということでお話あったわけでありますけれども、将来に向けてほかにもどんな施策が考えられるのか。何かまたいい方法がないのかあるのか、また旧市街地を活用した、また関連したまちづくりがどのような形でできるのか、このあたりのお話もお聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 答弁を求めます。総合政策部長、小澤俊平君。
◎総合政策部長(小澤俊平君) お答えいたします。質問がかなり多岐にわたったと思いますが、確かに区画整理が挫折したのは大きなダメージだったというふうに感じております。しかしながら、そういう意味で住宅系を中心とした面的な土地利用は非常に難しくなったというふうに感じております。先ほど市長が申し上げましたように、しからばどうするかということは、この中心市街地におきましては業務関係の集積、並びに青堀から大貫市街地にかけての線的な道路整備を中心としたもの、あるいはこの市役所から南部分の道路に面した道路沿いの土地利用についての推進を図っていきたいと存じます。
 また、旧市街地につきましては、各種補助制度もあるようでございますので、今、建設部の方でいろいろ検討しておりますが、そういう制度を使った中の道路整備、そういうものをいろいろ推進していかなければならないものだというふうに思っております。
 また、山王土地区画整理事業につきましては、組合自体は非常に苦しい段階にあると聞いておりますが、今回の線引きで調整区域の逆線引きするという方針ではないように聞いております。現在、土地利用を検討しておるように聞いておりますが、その辺の動向も見定めてまいりたいというふうに考えております。以上です。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 市施行による土地区画整理の実施は事実上、困難であるから、今後は面的整備から線的整備へと政策転換を余儀なくされた。長期的な観点で幹線道路や都市計画道路等の沿道利用を図りつつ、まちづくりを実施していくというこの方向性が示されたわけでありますけれども、長期的な観点という漠然とした表現をされますと、なかなかつかみづらいわけであります。先ほど、基本構想におけるまちづくりは、市長の答弁の中で基本構想の最終年度2015年を目途としているとお話しあったわけでありますけれども、この道路関係の線的整備、これについて長期的というふうな話になりますと、この道路に関してはどのあたりを押さえていいのか、このまちづくりに本当に重要となる道路をいつまでつくり上げていくのか、このあたりの考え方をお話しいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 面的整備から線的整備へ変えた中での道路整備のタイムスケジュール的な話ということになろうかと思いますが、いずれにしましても、先ほど来答弁しておりますように、大貫駅周辺あるいは青堀駅周辺の活性化を図った中で、またここの神明山地区の業務地と、そういうものの関連の中でこの道路整備というのが一つのキーポイントになってくるというふうに考えております。そういう中では、それぞれ整備主体があるわけでありますし、そこの計画の問題もあろうかと思っております。いずれにしましても、早い段階でそういうものが整備されてこないと、それなりの土地利用も誘発されないという問題もあります。そういうことで、引き続き私どもも関係機関の方には働きかけていきたいと思っておりますけれども、一時的には市の方としてもそういう道路ネットワークをつくることが必要だろうというふうに考えておりまして、現在もそういう計画を持った中で国や県といろいろ相談もさせていただいております。
 そういう中で、青堀駅、大貫駅、神明山地区、そういったものを連携づけていく方向で進めていきたい、このように考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 道路関係の整備の方向については、今お話しいただいたようにわかりますけれども、平成13年度からスタートした基本構想、これが15カ年ということでございますので、この15カ年の中でこういった面的整備から線的整備に移行していくんだということでありますから、線的整備を残りの10年の中でどのような形にしていくのか、このあたりももうちょっと明確にした中で、この18年度からの第2次基本計画、こういったものにしっかりと盛り込んでいかないとなかなか整備が進まないという現実が出てくるような気がするんですね。そのあたりの考え方をもう一度お願いしたいと思います。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) お尋ねのあったとおりというふうに私ども考えております。そういう中では、現基本構想の中で最大限努力をしていきたい、このように考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 十分にいろんな問題を考慮しながら第2次基本計画の中に盛り込めるものは盛り込んでいかれるということで解釈いたしました。この市庁舎周辺を逆線引きで市街化区域から市街化調整区域にしても、業務地として公的施設などは置くことができる。また沿道利用の中でコンビニ等の店舗なども可能であるんじゃないかというような話も伺っております。しかし、どんなものが可能か、また可能じゃないのか。また、どの程度のまちとしての形態がつくっていけるのか。また、公的施設を市庁舎周辺に置く考え方があるのか、あわせて御答弁をお願いしたいと思います。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 調整区域に逆線引きされた後のこの地域にどういうものが可能かと、こういう話であろうかと思います。いずれにしましても、従来から調整区域におきましては公共施設や民間事業者における社会福祉施設、貨物運送業用施設、こういう公益施設については従来からも都市計画法の中で建築可能であったわけであります。したがいまして、この地区の逆線引きをしたとしても、こういうものについては、当然それなりの手続は必要でありますけれども、基本的にはできると、こういうことになります。
 コンビニエンスストア等については、沿道の利用という中で、それなりの幹線道路的なものが整備されておれば、そういうものも設置が可能になります。また、ガソリンスタンド等についても可能とは思いますけれども、具体的には個々の施設について、その規模や内容によりましていろいろ法令等の基準もあります。そういう中で判断されていくことになろうかと思いますけれども、いずれにしましても、公的施設、公益施設は建てることは十分可能であります。そういう便益的な施設も条件に合えば建築は可能だと、こういうふうになっております。
 また、この本庁舎周辺への公的施設の配置ということで御質問ありましたけれども、行政機関を中心とする業務施設の集積を図っていくということが、まず肝要かなというふうにも考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) この神明山地区の土地区画整理事業が挫折した中で、市街化区域から市街化調整区域へ逆線引きした中でも業務地として公的な施設、こういったものは可能ですよと。それから、沿道については幹線道路のある程度の幹線を持った中で、いろいろなコンビニだとかスタンドだとか、そういったものも可能だというお話でございました。そうしますと、幹線道路を一日も早くしっかりしたものにして、そういったものが張りつくことができるような条件づくりもしていかなきゃならない、そのように思います。
 また、市庁舎周辺に公的な施設を置くかどうかという質問に対しましては、いろいろな施設を、これから公的な施設を置いて、そういった役所としての形を整えていくというようなお話もございました。私もこの市庁舎周辺に公的施設を、いろんなものをしっかり置いて、公共機関としての形をしっかり整えるのも中心市街地としての考え方からすればよろしいかなと思います。
 しかし、今、公民館だとか図書館だとか福祉センター、こういったものを含めた複合施設、こういったものも考え、また協議されておるようでございます。だから、こういった施設を置いていくというのも一つかと思います。
 しかし、考え方いろいろあるわけでして、こういった施設を置いていくのも一つだし、また今の富津市の財政状況、またはこのまちづくりの環境が大きく変化した中で、こういった箱物は余り考えない方向が一つあるわけですね。箱物は考えずに、近隣の市とそれぞれ協議を持った中で、それぞれが持つ施設をお互いに提供し合って、それらを有効活用していく、こういった中での一つのまちづくりの方向性も一つかなと思うわけでありますけれども、そのあたりの考え方はいかがでしょうか。
○議長(小林新一君) 総合政策部長、小澤俊平君。
◎総合政策部長(小澤俊平君) お答えいたします。道路網の整備等がだんだん進む中で、距離感覚は時間に対してどんどん縮まっておるのが現況でございます。広域行政という観点からも、今、議員のおっしゃられたようなことは非常に有意義なことで、今後いろいろ検討していくべきことかと思います。ただ、個々の施設については、また個々の関係する市町村の都合等がございましょうから、またそれはその段階で検討すべきものと思いますが、方向性としては議員のおっしゃるとおりかというふうに考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 今、日本列島は合併、合併で、本当に合併が進んだところと、また小さな市町村でも独自に自分たちの力でやっていくんだと、いろんな方向性を示しながらこの合併については進んでいるわけでありますが、今、お話ししましたように、いろんな施設つくっていければ一番いいわけですが、いろんな財政状況がそれぞれ自治体、厳しい中で、今あるそういった施設をお互いに活用していこうと、そういった形で進んでいくのも一つのまちのあり方であり、まちづくりであると私は基本的には思っております。そういったことで、積極的にこういった問題も他市と協議を図りながら進めていくべきかなと思っております。
 それでは、次に御質問させていただきますが、今まで計画して進めてきた基本構想に基づく核となるまちづくり、中心市街地の整備が限りなく不可能に近くなってしまったとすると、一体、将来に向けたまちづくりをどうするのか。将来の富津市のまちづくりから考えたときに、強引でもいいからあるべき方向の計画をして市施行で進めていくのか、それとも市街化区域から逆線引きをして、できる範囲で少しずつまちづくりをしていくのか。また、何のくくりのもないものにして自然にまちが広がっていくまちづくりにしていくのか。こういった問題等々ある中で、また事業費の調達の問題、いろいろと問題があろうかと思います。
 こういった大きないろいろな問題を抱える中で、国や県、こういったところに相談をかけて、どんな方法があるのかな、そういった部分での協議も私は必要であろうかと思います。そういった観点から、国や県と市が何らかの相談をされたとか、協議をしているとか、そういうことがあれば、お話をしていただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) お答えさせていただきます。最近のこういう情勢を受けた中で、まちづくりという考え方も非常に変化してきております。そういう中で、具体的にはうちの方も神明山の問題等もあったわけでありまして、今後のそういう問題について、この地区をどういうふうに整備していくかということについていろいろ相談もしております。
 そういう中では、先ほど来申し上げておりますように、駅周辺の市街地の活力維持やあるいはそういうものの整備することによっての交通コストの削減等、そういうようなものを生かしながらやっていくことが大事だろうなと。先ほども答弁の中で言いましたように、幹線道路網をつくらなきゃいけませんけれども、それに接続する枝のネットワークを整備しなければ、なかなかその地域の活力というのも出てこないわけであります。
 そういうことを含めまして、国の方も新たな交付金等もいろいろ用意してございますので、そういうものを活用した中でのまちづくりというものについて、現在、国や県といろいろ御相談をさせていただいております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) いずれにしましても、このまちづくりをしていく上では資金的な裏づけがなければ、何をしようとしてもなかなかできないのが現実であろうかと思います。そこで、今、国、県との中で、交付金の話も今ちょっと出ておりましたけれども、まちづくり交付金だとか補助金だとか、こういったものも話によってはある程度話ができるのかな。隣の君津市においては、まちづくり交付金等々活用して道路の整備も行っていると話を伺っております。ですから、積極的なそういう働きかけというものがなければ、なかなかこういう話は進んでいかないと思うんですよ。ですから、手探り状態でも何でもいいですよ。とにかく、そういうものを自分の力でつかんでいくんだという強い意思を持って国や県と交渉していく、こういったことも必要かと思います。
 君津市では市民公募債、18年度が第3回目になるそうでありますけれども、毎回3億ぐらいずつのお金を市民の皆様から公募して、そのお金を活用させていただいていると。大変好評で、倍ぐらいの金額が公募されるということであるそうであります。富津市では何回かこういった提案もしてまいりましたけれども、市民公募債につきましては5カ年、一括償還ということで、なかなかその資金的なものがうまくいかないということで難しいんだよという話も何回かお話伺っております。しかし、こういった資金をうまく活用してまちづくりも進めていかないと、なかなかお金がないからということの中ではまちづくり進まないと思うんですね。そういったことで、こういった国や県、そういったところとの協議の中でのまちづくり交付金、補助金、また市民公募債、これについての考え方をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 財政部長、高橋聖君。
◎財政部長(高橋聖君) お答えをいたします。私の方からは、市民公募債の件でお答えをさせていただきますが、議員、御質問のこの市民公募債につきましては、市民の行政参加を促すと、こういった面では非常に効果のあるものであると、このように認識はしております。しかしながら、ただいま議員がおっしゃいましたように、この市民公募債につきましては、政府資金等と比較いたしますと、まず償還期間が短いと、政府資金と比較しますと満期一括償還であると。それに加えまして、金利に発行手数料等を加えますと発行金利が非常に高くなる、こういうデメリットがございます。
 そういう中で、地方債の発行に当たりましては、これはあくまでも起債対象に該当する事業、これについては積極的に借り入れを行っていく考えでございます。その中で資金区分を市場公募債によるのか、あるいは政府資金、あるいは銀行縁故資金によるのか、この選択によるものでございます。したがいまして、当市としては金利あるいは償還期間、こういった面で有利な政府資金あるいは銀行縁故資金、そういったものを選択していきたい、このようなことでございます。
 具体的に今、鈴木議員が君津の方でのお話が出ましたが、例えば君津で3億円の市民公募債を発行したと。5年償還ということで満期一括償還というお話がございましたが、この場合に君津市の事例で市民公募債を発行いたしますと、利子と手数料あるいは証券印刷代、こういったものが5年間で約 1,614万円かかります。これを政府資金で借り入れた場合、これは利子のみでございます。その場合、5年間で 900万円で済むわけでございます。そうしますと、約 714万円、市の負担減になる。こういうことでございますので、当面、富津市としては金利面あるいは償還期限の長い政府資金、そういったものを資金としては活用していきたいと、このように考えておるところでございます。
○議長(小林新一君) 会議の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。

                 午前11時02分 休憩

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                 午前11時10分 開議

○議長(小林新一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 休憩前に引き続きまして、再質問をさせていただきたいと思います。
 休憩前には、国や県とこの富津市の挫折したまちづくりをどうしていくんだということでお話し合い、協議、こういったものされたかどうか、質問させていただきました。まちづくり交付金だとか、補助金だとか、いろいろなものがあろうかと思います。こういった部分は積極的にできるものは活用していく、そういう方向で進めていってほしいな、そんなふうに思っております。
 市民公募債につきましては、財政部長から御答弁いただきましたように、金利面だとか、または償還期間、こういった部分で少しマイナスの部分もあるんだよという話がありました。しかし、基本構想、基本計画の中でも市民参加、市民によるまちづくり、こういったものもうたわれておるわけでございますから、そのあたりのプラスマイナスはひとつ解消する、そういった考え方の中で、市民の皆様方のそういった資金も活用しながら一緒にまちをつくっていくんだ、そういったプラスの面も含めて、こういったものも改めて検討していくということも必要ではないのかなと、そんなふうに思っております。
 そこで、次の質問に入っていきますが、今、国や県は肥大化したまちを少子高齢化社会の本格到来を前にして今までの拡大させていくまちづくりからあらゆる機能を一定の市域の中に合理的に配して、車に頼る生活から高齢者や社会的弱者が安心して歩いて日常の生活ができる本来のまち、コンパクトなまちづくりへと考え方を方向転換させているところであります。
 今、青森市や富山市、ここは人口が38万、40万、かなり大きな市でありますが、全国的にこのコンパクトシティーの試みが始まっているとも聞いております。しかし、私の考え方からしますと、一たん肥大化したまちを変えていくというのは大変難しいかな、そのように考えるところであります。しかし、肥大化して分散してしまった地域の人々の流れや交流をもう一度取り戻すために中心市街を再確認し活性化を図ることで、本来の理想的なまちとはどんなまちなのか、真の利便性とはどうあるべきなのかなどを改めて考えるよき機会でもあるのかな、そんなふうに思っております。また、哲学を持ったまちづくりの必要性に気づき始めたのかもしれません。
 本市において、このコンパクトシティーの考え方は直接関係がないように思いますが、幸いなことに本市はまだまだ本来のしかるべきまちづくりが手つかずの状況であります。哲学を持ったまちづくりをこれからじっくりとしていけると考えれば、大変幸運なことであろうと思います。
 そこで、私はこのまちづくりに対してどんな制度があるのかよくわかりませんが、本市においてはほとんどまちづくりができていないということを最大の理由として、国や県が求めているコンパクトで機能的な高齢者や社会的弱者が安心して暮らせるまち、車に頼らず歩いて生活のできる便利で安心、安全なまち、人々が生きることに最善を尽くしたまちづくりを全国のモデル体として確立していきたいんだということで、国や県と協議をして、こういったまちを最初からそういった理想的なまちをつくり上げてみたいんだということで相談をしてみるのも一つであると思います。こういったことについての考え方をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 国や県にコンパクトシティーの話をいろいろ相談してみたらどうかという御質問にお答えさせていただきます。コンパクトシティーにつきましては、今いろいろお話あったとおりでありますけれども、主要な都市機能を一定の地区に集積して住宅や商業、業務等都市的土地利用の郊外への外延化を抑制した中で市街地の広がりを限定するという意味ですか、そういう中でその効率的なまちをつくっていくというのがコンパクトシティーの考え方というふうに理解しております。
 私も先ほど答弁させていただきましたように、このコンパクトシティーに該当するかどうかわかりませんけれども、この富津市においては駅周辺等の活性化を図るというのが大きな今後の問題かなというふうにとらえております。そういう中で、先ほども言いましたように、この地域を含めた将来の富津市のまちのあり方というものについては、幹線道路があり、それに隣接する道路があると、そういうような社会基盤の整備を図った中で、この活力を取り戻していくというのが方法というふうに考えております。
 そういう中で、先ほども答弁させていただきましたように、まちづくり交付金を活用して、できるだけ早いうちにそういうような社会資本の整備ができるような方法と、そういうことで、どうなるかわかりませんけれども、実は一部18年度からそういう交付金制度を取り入れてやっていきたいということで、国、県にもいろいろ御相談をし、現在、そういう手続に入っているところでもあります。そういうことで、今後、努力をしていきたいと、このように考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 今、建設部長からるる御答弁いただいたわけでございますが、駅周辺の活性化、またはそれにかかわるそれぞれの道路、こういったものを整備して、それぞれの駅または旧市街地、こういったものを関連づけながらまちに活性化して、まちづくりを進めていくと、そういうお話でございます。しかし、そういったまちづくりを進めるのが今、最善の方法かと思いますけれども、そういった中でこの富津市のまちを考えたときに、例えば建設部長の考え方として、この基本構想の最終年度である2015年、この富津市のまちがどのように変化しているのか、そういったイメージは自分の中で描けますか。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 今までの答弁の中でいろいろ申し上げてきたことがすべてでありますけれども、いずれにしましても、いろいろ社会の情勢の変化の中で厳しい状況に置かれているのも現実問題としてもあります。それを打開した中で、基本構想で掲げるようなまちづくりを進めていくために、そういうような総体的ないろいろな事業をやっていきながら、その基本構想の目標の実現に向かっていきたいと、こういうことで考えております。そういう中で私どもが努力しなきゃいけない点については、そういうような制度も導入し、できるだけ早いうちにそういう目標に到達するように努力していくということでございます。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) いろいろ答弁を聞いておりますと、できるだけ早くとか、長期的だとか、そういった余りはっきりしない言葉が非常に多いように私は感じます。基本構想が15年、長期的な計画、15年の計画の中でそれぞれ第1次、第2次、第3次、こういった基本計画をつくっていくわけでありますけれども、その中でまちづくりをする上で確実にこういったものは進めていくんだ、そういったものをきちっと据えて、5年たったらこういう形になる、10年たったらこういう形になる、15年たったらこういう形になりますよ、そういったものが目に見えるように、また市民の皆さんが感じ取れるような、そういった計画を立ててまちづくりを進めていかないと、私はいけないことだと思っております。そういったことで考えますと、この第2次基本計画の中に、これはいろんなものをいっぱい盛り込むんじゃなくて、本当にできるもの、これとこれはやりますよというものをしっかりと盛り込んで、それをしっかり積み重ねる中でまちづくりをしていくんだ。そして、10年、20年たったら富津市はこういうまちになりますよと、そういう絵をしっかり市民の皆さんに見せていかないと、なかなか理解していただけないように思います。
 そういうことで、この基本計画にかかわる内容については、できるものをしっかりと盛り込んでいくという方向性で私はやっていくべきと思いますが、そのあたりの考え方をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 総合政策部長、小澤俊平君。
◎総合政策部長(小澤俊平君) お答えいたします。確かに議員のおっしゃるのはごもっともな点が多々あろうかと思います。今までの基本計画と比べますと、今つくっているものにつきましては見やすいもの、あるいは理解しやすいものをつくるとともに、量的にも多少絞る必要があるんじゃなかろうかというふうに考えております。しかしながら、現在の基本構想が4年半ほど前につくられた時点からたった4年半の間でこの神明山区画整理等が挫折したように社会的な変化もありますから、すべて計画どおりにぴたぴたというのは当然できないわけではございますが、そうは言っても、できるだけある程度絞って、明確にわかりやすいような計画をお示しできればというふうに考えております。以上です。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 今、部長から答弁ありましたように、いろんな条件が変化した中での動きですから、それは今までの計画どおりになかなか進まない、そういった部分は私たちは理解できます。また、市民の皆様方もきちっとした説明さえすれば、それは御理解していただけるものと思っております。しかし、理由はそうであれ、私たち、行政も含めて、この富津市のまちづくりをどうしていくかということは真剣に考えて取り組んでいかなければならない。これは子供たちの時代においても、今、私たちがしっかりしたものをつくり上げておかなければ、これは子供たちの時代にマイナスの問題がそこに発生するわけでありますから、私たちの責任としてこれはきちっとして取り組んでいかなきゃならない、そのように思っております。
 それでは、今までまちづくりの中でいろいろとお話を聞いてまいりました。そして、土地区画整理事業が挫折して、これからは面的整備から線的整備へと移行していくという考え方の中で、これから幾つかの道路に関する問題について御質問させていただきたいと思います。
 神明山地域を市街地としての整備が遠のいた今、旧市街地を生かしたまちづくりを考え、広い市域に点在している市街地を線で結び、より効率的、合理的な整備を図り、人々が今以上に交流できる環境の整備を一刻も早く進めることが大切であろうかと思います。また、公的施設を市庁舎周辺に配置することで役所の存在を明確にし、市の核としての位置づけを確たるものとして示すことができるものとも思っております。また、先ほどお話ししましたように、こういった市庁舎周辺に公的施設を置かず、広域的な考え方の中でそれぞれの持つ施設を活用するという考え方も一つにはあるわけであります。
 そこで、先ほど建設部長からお話ございましたように、駅周辺、また旧市街地、こういったものを活性化して、それらを中心としたまちづくりを考えていく、そういったときであろうかなというふうにお話があったわけですが、そういった中で一番重要となりますのがそれを結ぶ道路、この道路を一日も早くそれぞれの道路を完成させていく。それによって各地域に生活する人たちが非常に便利になる、そしてまちが活性化していく、そういうことで考えますと、まず最初にお伺いさせていただきますのは、基本構想の中でも一番重要視されている幹線2号線、北笹塚大貫線、この北笹塚大貫線が今、君津の亀橋のところからこっちに向かって進んで、大堀二間塚線まで完成して供用開始されておりますけれども、その先の予定ですね。または、その用地の問題、このあたりについてお話をお聞きしたいと思います。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 幹線2号に位置づけられております北笹塚大貫線の整備状況、計画について御答弁させていただきます。今、御質問の中にお話もありましたとおり、平成16年6月に亀橋から市道大堀二間塚線でございますが、そこまでの 600メーターが完成し、供用開始しているところであります。その先の区間については、一部土地につきまして競売等の問題が出ております。そういう中で、この事業推進するに当たって、現在、それ以後の土地の所有権状況、こういったものについて県の方で調査中だというふうに聞いております。いずれにしましても、お話もありましたとおり、市も最重要の路線というふうに考えておりまして、一刻も早い完成をお願いして、今までも努力してきているところであります。
 そういう中で、事業進度を高めるということも含めて、この北笹塚大貫線につながります、現在、青堀駅の東口に1号線という道路があります。それが区画整理事業で整備された道路でありますけれども、それが行きどまり状態になっております。これを市の方として北笹塚大貫線に抜くことによって、その幹線2号の進度を図るという意味も含めて、今、努力しているところであります。
 そういう中では、一昨年、現地調査等もいろいろやりまして、道路の形態について今いろいろ協議しているところでありまして、できるだけ早いうちに地権者の方にもそういう計画を持って協議したいというふうに考えております。
 そういういろんな予期せぬ問題等も発生した関係から、若干進展がおくれているのが現状ではありますけれども、そういう調査結果がはっきりした中では、県の方も事業を推進していただけるというふうに思っておりますし、この路線につきましては市の所管委員会の方も一緒に県の方にもお願いに行ってもらったりもしております。引き続きそういう面で、いろいろ皆さんのお力をかりた中で、早いうちに整備促進ができるように引き続き努力をしていきたい、このように考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 北笹塚大貫線につきましては、県の方とも協議を図りながらいろいろと進めていらっしゃるというお話が今ありました。この最重要視されているこの北笹塚大貫線、期間的にどのあたり、またスケジュール的にはどうかということがはっきりとした御答弁、今なかったように思いますけれども、おおむね何年ぐらいかかるのか。なかなか見当つけるの難しい件が入ったりして、または競売等々があって用地の問題等がありますからなかなか難しいかもしれませんが、例えばどのくらいの期間の中で完成させたいのか。また、どういった目標を持って市としては動いているのか、そのあたりがもし御答弁できましたらお願いしたいと思います。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) スケジュール的なものをなかなかこの場でいつまでということは申し上げる状況に今ありません。ただ、先ほども言いましたように、いろいろそれに接続する道路を市は市として努力していく中で、その整備が延伸され、整備されてくることが即実効がある道路になっていくと、そういう条件づくりがまず大切かなというふうにも思っておりまして、先ほど来申し上げておりますように、市がやるべき道路については交付金事業等の対象として整備することはできないかという面も含めていろいろ進めているわけでありますけども、そういうことによってできるだけ早く、少しでも先、少しでも先というような形でやっていきたいというふうには考えております。
 ただ、現在とまっておる先については、諸般の問題を解決すれば用地買収は、理解得られれば比較的スムーズにいくかなという見通しもありますが、一部既存の住宅があるようなところも、その道路計画になっております。そうしますと、補償物件が大分出てくるところもあるわけでありまして、そこら辺になったときにそれだけの事業費も当然かかるわけでありますから、なかなか進度が早くというのは厳しいかなというふうにも思っております。
 いずれにしましても、少しでも先、少しでも先ということをうちの方も道路をつくって待ってるというような考え方で促進していきたいと、このように考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) いかなる理由があろうとも、この北笹塚大貫線、これは市の庁舎の前に入ってくる道路でございますから、これは最重要課題としてできる限りいろんな問題をクリアして、その道路が完成する方向へと進めていっていただきたい。
 今、部長のお話の中に青堀駅前の東口線、この話が出てきましたけれども、この道路についてのスケジュール的なもの、こっちの方が早く進むような話にもうかがえたんですが、そのあたりいかがでしょうか。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 青堀駅東口1号線の整備ということで、先ほど経過については若干申し上げたところでありますけれども、駅裏の区画整理事業で整備された区間が今行きどまりになっております。その延伸については、かつて二間塚地区の区画整理事業の中で延伸整備を図っていくという計画であったように聞いておりますけれども、二間塚地区が凍結されたということでは、単独の整備をしていかなきゃいけないなと。先ほども申し上げましたように、北笹塚大貫線をできるだけ整備効果を上げていくという意味からすれば、それに連接するような道路整備というものが大事になってくるわけでありますので、競売等のいろんな問題もあった中ではありますけれども、少しでも前進させるという意味で、この東口1号線の延伸について、ぜひうちの方も進めていきたい、このように考えております。
 一応、今年度で大体道路線型を検討しまして、できれば地元にその計画をおろして、協力要請を進めていきたいと。そういう中で、早くいけば、交付金事業に採択されれば、そのスケジュールにのっとった中でやっていきたいと、このように思っておりますが、交付金事業そのものも事業期間が5年間ということになっておりますので、この路線だけではありませんけれども、そういうことも含めて早期に整備を進めていきたい、このように考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 青堀駅東口1号線、この道路が北笹塚大貫線にいい形で、効果あるものとして整備ができれば、これは幸いなことでございますので、一日も早くこの道路の整備もお願いしたいと思います。
 次に、この幹線2号、市庁舎から君商の方に向かってまいりますと、国道465号へとつながっていく道路になろうかと思います。これは君商のあたりの道路、465のバイパスというのかわかりませんが、君商の先、君津大貫線とぶつかるわけですが、その先、国道465号までの整備、これはどんなスケジュールで今進めているのか、お聞かせください。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 国道465号、岩瀬バイパスの延伸整備ということについてお答えさせていただきます。先ほど来出ておりますように、本路線も幹線2号線に位置づけられた重要な路線ということであります。そういう中では、既に平成10年度で国道465号の岩瀬バイパスとして 750メーター区間が整備、供用開始されているところであります。その延伸については、今までも県の方に要望はしてきております。
 その要望の内容とすれば、465号のそこにタッチするまでの整備をしてほしいというのは基本的なお願いではありますけれども、大貫小学校の裏、あそこに行きますと、それなりの道路の形態があるわけでありまして、それから465号までが踏み切りもある程度の改良をされておりますから、できるだけその大貫小の裏の現道にタッチする区間を急いでやってくれないかと、こういうことではお願いはしております。
 いずれにしましても、この岩瀬バイパスがそういう形で抜けるということが現道の千種新田、岩瀬、そういうところの非常に狭いところで大型バス等も通過できないようなところもあるわけであります。そういう中では、富津岬から南下対策ということでも大変重要な路線であるということでも思っておりますので、できるだけ早いうちの整備に向けて引き続きお願いはしていきたいと思っておりますが、いつまでというものについては、なかなか今、道路整備については先ほども申し上げましたように、北笹塚もお願いしてますし、これの延伸も、あれも延伸もということでいろいろうちの方も盛りだくさんの要望をしております中では、ある程度は絞り込んでいかないとなかなか要望にこたえていただくというのも難しいかなというふうに思っております。いずれにしましても、大変重要な路線であるということに変わりありませんので、引き続きお願いはしていきたい、このように考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 今、建設部長から御答弁いただいたように、465号へ向かう延伸については、県の方にもいろいろお願いしておりますけれども、なかなか厳しい状況だというふうに私はうかがいました。
 そこでお話を進めますが、今、工事が始まっている新田中線、これを佐貫方向に行きますと近藤越えの方に向かっていきます。そうすると、中上線という市道があるわけですが、この中上線、これは市役所、国道127号をつなぐためにも非常に有効な、また重要な路線であると私は認識しております。そして、また子供たちの通学路としても使われているということで、一日も早く車道と歩道の整備をしていただいて、子供が安心、そしてまた安全な道路として使えるような、そういった道路にしていくべきかなと思っております。
 465号へのバイパスがなかなか困難であるということであれば、この市道の整備を、それこそ最優先していただいて、歩道の用地を確保する等々して、あの道路をもうちょっといい道路にするということが必要であろうかと思います。今、あの道路については、センターラインの白線も引かれてない状況ですね。歩道も非常に粗末です。地元の方が草刈り等々してくれておりますけれども、ほんのわずかなものしかございません。そういったことで、この道路、最優先して整備をしていただきたいということでお話をお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 市道中上線の整備についての御質問にお答えさせていただきます。この路線につきましては、新田中線と連結いたしまして富津市の幹線道路網計画では横軸の幹線9号というものに位置づけされてるものであります。この路線につきましては、幹線1号線と国道127号の連絡をする道路ということで整備を行っていかなければいけない路線だというふうに考えているところであります。しかしながら、財政状況等も見極めた中でいろいろ取り組んでいかなければならないわけでありますけれども、御質問のあったとおり、歩道も確かに貧弱な歩道しかありません。道路も完全な2車になっているわけでもありません。そういった中では、安全確保を図るという意味から、早急に整備を図らなきゃいけないなというふうには考えております。しかしながら、距離も大分あるわけでありまして、一朝一夕に取り組めるものでもありません。そういった中では、計画的な整備についてこれからいろいろ検討させていただきますけれども、歩道の整備等についても、そういう計画の中で取り組んでいければなと、こういうふうに考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 今、建設部長の答弁の中に財政的な話が出てまいりましたけれども、財政的な問題が話の中に出てきますと、どんな事業もなかなか思うように進まない、立ち行かないという現実にぶつかってしまうんですね。そこで、面的整備から線的整備に移っていくんだというまちづくりのあり方、こういった中でこの線的整備を重点的にやっていくんだということであれば、これは財政的な問題もクリアしてやっていただかないと、なかなか進みませんよね、こういう問題は。
 ですから、そこで市長にお伺いいたしますけれども、こういった一日も早く改善すべき道路、こういったものに積極的に進めていっていただきたいと思うんですが、そのあたり、市長はどのようにお考えになっておりますでしょうか。
○議長(小林新一君) 市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 道路整備についてはいろいろと要望等も各所からあるわけでございます。緊急度等、優先順位をつけまして、できるだけ道路整備については考えていきたいというふうに思います。また、地権者の皆さんの御協力をいただきながら、そういう用地買収等につきましても進められるところは進めていきたいというふうに考えます。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) できるだけ積極的に進めていただきたいなと思っております。
 次に、千種新田篠部境線でありますけれども、市施工の 290メートル、これは完成しておるんですが、今、現実は駐車場のような状況で放置されている。大変もったいない気がいたします。あと残りが、区画整理の絡みなどがあって、そんな状況の中でとまってしまっている、そんなふうに思っておるわけでございますが、あの完成された 290メートル、これを一日も生かしていくためには何らかの手を打たなければいけないわけであって、この道路は大佐和地区だとか、富津地区が市役所に向かってくるには非常に便利な道路になろうかと思います。今、ぐるーっと大貫の駅の方へ回って、踏み切り渡って回ってこないと来れませんので、非常に有効な道路であると思います。ですから、この道路についても今後どのように進めていくのか、またいつごろまでやろうと、そういう気概があるのか、そのあたりをお聞かせください。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 御質問の千種新田篠部境線についてお答えさせていただきます。本路線につきましては、平成3年度から用地買収に着手いたしまして、御質問のありましたとおり、市施工区間の 290メートルにつきましては平成13年度に完成をしているところであります。残りの 660メートル区間については県施工区間ということで実施することにしておったわけでありますが、この区間のうち一部については神明山土地区画整理事業の中の公共施設管理者負担金対応の中で整備を図るという計画でもあったわけであります。そういう中では、先ほどもいろいろ御質問あったとおり、神明山地区の区画整理事業が困難になったという中では、今後、単独で県が整備を進めていくということになるわけであります。
 この道路については岩瀬バイパスと同様、富津岬から南下対策、あるいは庁舎へのアクセス、御質問にもありましたとおりでありますが、そういう面で非常に有効かつ重要な路線であるというふうに私どもも思っております。先ほども申し上げましたとおり、整備手法が変わったことによって、事業主体としてどういうふうに今後取り組んでいくかというのも非常に厳しい問題があるのかなというふうに思っております。
 そういう中で、私どもお願いしているのは、県では道づくりについてはこの君津管内でも3つの事務所がそれぞれ管理をしております。御案内のとおり、二間塚大堀線につきましては整備事務所ということで、昔の都市計画事務所でありますけれども、街路の整備を行っていただいております。整備センター、旧土木事務所になりますけれども、先ほど御質問あったとおり、北笹塚大貫線を整備いただいております。もう一事務所ありまして、幹線道路建設事務所というのがあります。これが内房バイパスを整備していただいております。先ほど御答弁で申し上げましたように、内房バイパスも来年の3月には一応、完成する見込みと聞いております。そうしますと、その幹線事務所の受け持つ路線がとりあえずなくなるということもあります。そういう中で、そういう幹線道路事務所がこの篠部境線あるいは岩瀬バイパスの延伸、そういうような路線を持った中で整備をしていただけないかと、こういうことでの要望もしております。そういう形でやっていただければ、スケジュール的には早いうちの完成というものも見込めるかと思っておりますけれども、県の組織もどうなるかわからない面もあるわけでして、そこら辺を見極めないとなかなか難しい点もありますけれども、先ほど申し上げましたように、大変効果的な重要な道路でもありますので、引き続き積極的な促進についてお願いをしていきたい、このように考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) それでは、積極的に引き続きお願いをしていただきたいと思います。
 次に、二間塚大堀線の進捗状況、またこの工事に関連した鳥井戸線と坂口線、この進捗状況をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 二間塚大堀線、鳥井戸線、坂口線の整備計画について御答弁させていただきます。
 二間塚大堀線につきましては、先ほど申し上げましたように、県の整備事務所の施工によりまして平成18年度に全線完成する予定と聞いております。17年度につきましては、内房線のアンダー部の排水施設、占用物の埋設を実施する計画というふうに聞いております。最終年であります18年度につきましては、全線舗装をして完成するという予定で聞いております。
 それに隣接いたします鳥井戸線、坂口線でございますけれども、鳥井戸線につきましては平成15年度で既に完成をしたところであります。残る坂口線につきましては、ただいま申し上げました二間塚大堀線の完成に合わせて整備することとしております。本年度につきましては、立体交差する橋の上部工の工事を行うこととしておりまして、18年度に全線舗装を実施して完成するという考え方でおります。
 なお、この坂口線の整備に当たりましても、交付金事業として該当できないかどうかいろいろ協議中であります。以上です。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 二間塚大堀線、また鳥井戸線、坂口線、これをあわせて一日も早い完成を望んでおります。
 次に、常に通勤ラッシュ等で慢性的渋滞、こういった問題になっております君津大貫線についてでありますが、君津市では君津駅南口から小糸川に向かっての延伸計画、君津駅前線が大分前からあったそうですが、今その計画が進んでおるところであります。江川に今、橋脚ができておりまして、さらに来年、小糸川に橋脚ができる。そして、18年度には完成するとも伺っておりますけれども、この君津の計画の中で私ども富津市もこの道路に結ぶための計画として本郷バイパス、こういった計画があると思いますけれども、この計画についての考え方をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 本郷バイパスについての御質問にお答えさせていただきます。本郷バイパスにつきましては、道路取りつけ先となります君津市の中富・貞元地区で土地区画整理事業との関係から中断している経緯があります。しかしながら、この君津大貫線につきましては朝夕の交通量、通学自転車、歩行者等も非常に多い道路であります。そういった中で、順次ではありますけれども、この道路整備の西大和田、上飯野地区から実施整備を行っていただいているところでもあります。
 御質問の本郷バイパスの中で君津から来る駅前線の連結ということかというふうに思っておりますけれども、今、道路を整備している区間、それをやめて向こうを整備するというわけにもなかなかいかない問題かというふうに思っております。したがいまして、引き続き県に要望はしていきますけれども、現在の整備区間の進捗状況等、見極めた中で、またその整備もお願いをしていきたい、このように考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) この本郷バイパスに関しましては、飯野地区から一日も早く着手してほしいということで要望が上がっているという話も伺っております。また、この本郷バイパスの予定地、君津市と富津市の市境に当たるところで前久保地区というところがあるそうですが、このあたりの地権者から積極的に協力しますよというお話もあったそうでありますが、これらに対しての対応はどのようにされておるのかお伺いいたします。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 本郷バイパスの要望に対することについてのお答えをさせていただきたいと思います。この本郷バイパスを含めて飯野地区の道路整備を促進したいということで、飯野地区の基幹道路整備期成同盟会というものが組織されております。そういう中で、本郷バイパスも含め、北笹塚大貫線の整備も含め、市に要望された経緯から本期成同盟会ともども市長も含めて県の方に要望に行ったところであります。
 本郷バイパスの整備について、前久保地区の地権者からそういう協力の申し入れがあったということについては私も承知しております。大変ありがたい話だというふうに考えております。
 いずれにしましても、今後、地元にはそういう期成同盟会もあるわけでありますから、そういう同盟会と種々協議した中でいろいろ取り組んでいきたいと、このように考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 地元の皆様方、また地権者の方々、いい話になるような形の中でこの本郷バイパスが一日も早くできますように、ひとつ協力をお願いしたいと思います。
 次に、二間塚汐入線、この進捗状況をお聞かせいただきたいと思います。今現在、国道16号のところでとまっていると思うんですが、今後のスケジュール、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 二間塚汐入線の進捗状況ということでお答えさせていただきます。二間塚汐入線につきましては、平成13年度に国道16号から海側の区間が完成をしたところであります。そういった中で、平成14年度より国道16号から内房線に向けての駅裏区画整備事業で確保されております区間までの約 300メートルを整備、実施したいと、こういうことで概略設計等実施したところであります。15年度につきましては現況調査を実施して、本年度で詳細設計の実施を予定しているところでもあります。そういう中で、一刻も早く不規則な交差点を改良していきたいなと、このように考えております。
 また、この道路の整備につきましても、先ほど来申し上げておりますような交付金の活用も視野に入れた中で取り組んでいきたい、こういうふうに考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) いずれにいたしましても、この二間塚汐入線、一日も早い完成をお願いしたいと思います。
 次に、道路の関係ということで上総湊の駅前からの湊数馬線についてお伺いいたしたいと思います。この道路は、湊小学校、天羽中学校、天羽高等学校、中央保育所、原田医院、こういった機関があって非常に利用者が多いわけであります。特に通学路として考えますと、非常に危険性の高い道路であろうかなと思います。私ども以前から安心な道路を何とかつくってほしいということで歩道の設置、こういった話を何回かしておりますけれども、道路が狭いということで歩道の設置がなかなかできない。そういう中で、所管の方に黄色い線を引いて歩道の幅員をとって、それを歩道として活用したらどうか。東京だったと思いますが、道路の狭い地域でそういった歩道の確保の仕方をしているところがあるという話も伺ったことがあるんですが、そういう形をとるためには行政と地元と警察、三者が協議をして、それがまとまればそういう形もとれるというふうにも伺っております。そういったことで、いろんな形での歩道の確保ができると思いますが、今のような方法はどうでしょうか。なかなか難しいでしょうか。
○議長(小林新一君) 建設部長、三平稔純君。
◎建設部長(三平稔純君) 湊数馬線の歩道の問題でありますけれども、白線なりを引いた中でその歩道の確保はできるかと、こういうことであろうかと思います。いろいろ御質問の中にありましたとおり、この路線については通学路ということで位置づけされている道路でもあります。そういう中では、時間規制の中で大型車の規制等も行っておりますけれども、それ以外の自家用自動車等も含め非常に利用が多いというのは十分認識しております。そういう中で、御案内のような方法も一つの方法というふうには考えておりますが、現状ではなかなかそういうふうに規制をしてあの交通をどういう形でさばいていくのかという問題も残るかと思っております。
 そういう中で、内房バイパスも18年3月に完成するというふうに聞いておりますので、それが完成しますと交通形態が大分変わってくるのかな。そういうような状況を見極めた中で、今後そういう方法も含めて、また考えていきたいと思っておりますが、そこら辺も視野に入れた中での関係機関との協議も、実はいろいろ検討、協議を行ってはおります。したがいまして、そういう状況をもうしばらく時間いただいた中で、見極めた中で検討していきたいなと、このように考えております。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) 今、内房バイパスの完成がという話がございました。内房バイパスが完成したときに、この湊数馬線をさっき言った線を引いて歩道を確保するやり方もありますけれども、内房バイパスが完成したときに完全なる一方通行のような規制をとって、そこに線を引いて歩道の幅員を確保すると、そういった方法も場合によってはできるかなと思うんですね。ほとんど内房バイパスの方へと車の流れが変わると思いますので、そういった形もとれるかと思いますので、そのあたりもひとつ協議をしていただければと思います。
 今までいろいろとまちづくりに関して伺ってまいりました。また、土地区画整理事業が挫折をした中で面的整備から線的整備に入るといった状況の中での質問とさせていただいたわけでありますが、この線的整備によるまちづくりを第2次基本計画に盛り込むに当たっては予算の裏づけがしっかりとされなければ、現実なかなか可能とならない、そのように思っておりますが、この第2次基本計画の中に予算の裏づけをしっかり持った中での第2次基本計画、こういったものを作成する方向で進むことができるのかどうか、再度、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 総合政策部長、小澤俊平君。
◎総合政策部長(小澤俊平君) お答えいたします。議員のおっしゃいますように、事業を計画しましても、財政的な裏づけが全くないものでは、これは事業はほとんど進捗しないものと思います。そういう意味で、財政的裏づけをしっかり持った事業を位置づけていくべきというふうに考えております。そういう意味で、先ほど申し上げましたように、財政フレームの今後の見通しを得た中で基本計画をつくらざるを得ない。しかしながら、非常に厳しい財政状況がそう軽々に変わるとも思えませんので、事業をかなり絞り込んでいく必要があろうかというふうに考えております。以上です。
○議長(小林新一君) 10番、鈴木幹雄君。
◆10番(鈴木幹雄君) まちづくりはあくまでも市民の皆様のためのまちづくりでございますから、市民の皆さんにとって有益な、そして皆さんが求めるようなまちが一日も早くできるように御協力をいただかなければならないと思います。
 まとめといたしまして、御質問させていただいて私の質問を終わろうと思います。今までるるお伺いしてまいりましたが、富津市のまちづくりがなかなか立ち行かず、こんなにも軽々に方向が変更されてしまうのか、15カ年の本基構想とは一体何なのか、大きな疑問が生じたところであります。しかし、都市計画に破壊的な問題が発生し、まちづくりの方向転換を余儀なくされたことは理解せざるを得ないと私は思っております。しかし、富津市の将来を真剣に考えると、今まさに将来につながる内容、施策を盛り込んだ第2次基本計画を策定し、将来を担う子供たちのためのまちづくりを確かなものとして目指して実施していかなければならないと思っております。また、市長のキャッチフレーズの「今が大事」というように、富津市の基本構想によるまちづくりが断たれてしまった以上、今何ができるのか。また、少々強引でも将来のまちづくりのために今何をしておくべきかなど、最善の方法で積極的に進めていかなければなりません。そこで、これからのまちづくりにつながる一つ一つの施策はとても重要であります。まさに佐久間市長の腕の見せどころであろうかと思います。
 そこで、佐久間市長の富津市への思い入れの中で、これからのまちづくりの意気込み、またやる気をこの本会議を通じて明確なる言葉をもって富津市民の皆さんにお示しをいただきたいと思います。佐久間市長には、富津市民が明るく、希望と自信の持てるまちづくりをお願いいたします。また、佐久間市長には体に十分御留意していただきまして、今後、頑張っていただきたいと思います。以上で私の質問を終わります。
○議長(小林新一君) 市長、佐久間清治君。
◎市長(佐久間清治君) 富津市へ思い入れの中で意気込み、やる気をというお話でございます。今、鈴木議員、いろいろと質問されたわけでございますけれども、部分的には計画が取りやめになるというところもございます。しかし、基本構想につきましては、先ほども申し上げましたように、3つの基本構想を続けて市のあり方というものは示してあるわけであります。これにつきまして、今申し上げますには、今進めています企業誘致、これは県の協力もいただかなければいけません。企業誘致等によりまして優良企業の誘致をし、またそこに雇用の機会を生み、また人口の定着化を図る、また市域を結ぶ幹線道路の整備を進めていくということで、基本計画につきましてはその優先順位、必要度、今、何をしなければいけないかというところを見極めながら計画を進めていきたいと。これには、国、県、そして市民の皆さんの御理解と御協力が必要かというふうに考えております。また、議員の皆さん方には、より一層の御協力と御支援をいただきたいというふうに考えます。健康のことまでお気遣いいただきまして、ありがとうございます。今後ともひとつよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○議長(小林新一君) 以上で鈴木幹雄君の質問を終わります。
 これをもって新世紀の会の代表質問を終わります。
 会議の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。

                  午後0時09分 休憩

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                  午後1時00分 開議

                 澤田春江君の代表質問

○議長(小林新一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、賢政会の代表質問を許可します。6番、澤田春江君の発言を許可します。6番、澤田春江君。
                 (6番 澤田春江君登壇)
◆6番(澤田春江君) 皆さん、こんにちは。6番、賢政会の澤田春江でございます。長谷川剛議員とともに賢政会を代表いたしまして、さきに通告してございます数点について質問をさせていただきます。
 長月という9月、そしてあすは白露という暦の上では秋そのものです。まさに、朝夕には快い涼風がほおをなで、夜には虫たちの誇らしげな美声を耳に読書にふけるという風情に浸りたいところです。
 さて、佐久間市長におかれましては、御就任されて早いもので1年目を迎えるわけです。所信表明において市長の基本的政治姿勢に沿った施政方針を述べられた中で5つの大きな柱となる項目の施策が掲げられました。1年目を迎えられた今、大きな節目の一つでもある今、市民の熱い思い、元気な富津に変えてほしいという大きな期待、それにこたえるべく行動を起こし始めておられることと存じます。
 健康で思いやりのあるまちづくりの公約の一つ、図書館と福祉保健センターの複合型施設の建設がございますが、それに関連してお伺いいたします。
 昔から読み書きそろばんと言われ、読書、計算が第一とされてきましたが、現在はいろいろな要因で国民の活字離れや子供の読解力が低下傾向にあると言われております。そんな中、読書環境の整っていない富津市はどうなんだろうかと心配になります。5万人の人口に公民館、市民会館、移動図書館という形態の図書館環境で市民の文化的向上が図れるのか、また満たされるのか、図書環境という観点から見て充実した部類に入るのか疑問です。
 日本図書館協会によりますと、全国に公共図書館は 2,800カ所あるそうです。日本は人口10万人当たりの図書館数で見ると2.11です。外国と比較した場合、ドイツは 17.48、イギリスは8.83、アメリカは5.77です。日本の数値がいかに低いことか。少なくとも、日本の数値から見ると5万人の人口の富津市は1.05あってもよい数値です。また日本の市、特別区の図書館設置率はほぼ 100%とされている中、町村が40%と偏在も解消されていない状態であると聞きますに、市制34周年目になる富津市はほぼ 100%とされる残された数値に入ることになるわけですから、何と情けない事態であることかと痛感いたします。そこで、図書館のある複合型施設は市民の大きな望みであり、期待でもあるわけですから、市長の公約をぜひとも実行に移して実現させていただきたいと思います。
 そこで質問をさせていただきます。富津市の図書館としての公民館、市民会館、移動図書館の現在の運営状況をお聞かせいただきたいと思います。
 次に、図書館と福祉保健センターの複合型施設の建設についてですが、さきの本会議において御答弁いただきましたが、その中で(仮称)福祉・教育施設整備促進検討委員会を昨年の11月設置し、3月時点で3回委員会が開催されたとお聞きしておりますが、その後、それぞれの施設の機能や融合性を持った構成など絵図化された点や完成目標年度、計画、規模など、進展が見られましたら、進捗状況をお伺いいたしたいと思います。
 次に、教育行政についてお伺いいたします。子供たちにゆとりある教育をと改革がなされたのだと思いますが、小学校6年生、中学3年生における国際学力水準値が日本は低下していることがわかり、ゆとりある授業の見直し、学力維持の対策検討、そして全国統一の実力テストを行うと発表されましたが、教育の方針が揺らぐというのは子供が犠牲になるだけだと思います。教育は人づくり、国の繁栄にもつながるものと認識しております。それだけに不安が生じます。
 そこで、学校教育についてお伺いいたします。富津市における小学校、中学校の学力は全国レベルで見た場合、実際、低下しているのでしょうか。ゆとりのある授業にしてどのような効果、変化があらわれたのか、お伺いいたします。
 次に、先日、野口さんの宇宙飛行がございましたが、あの事実は子供たちに大きな夢をプレゼントしてくださいました。将来、この富津の地にも海上第3空港誘致を考え、望んでいるわけですから、物理、科学という分野にも興味のわく教育が必要ではないかと思います。私たちの身の回りにもたくさん原理は存在するわけです。夏休みの科学工夫展もその発想の一つかと思います。まして、理科離れということも耳にしますので、理科教育にも力を入れていただきたいと望みますが、富津市としてどのような取り組みをされておりますでしょうか、お伺いいたします。
 次に、家庭教育についてお伺いします。これは「青少年がのびのび育つまちづくり」の項目に入ると思われますが、健全育成という面から考えますのに、最近の犯罪の低年齢化から目をそらすわけにはいかないと思います。つい二、三年前まで17歳の犯罪に社会は驚かされました。そして法の改正まで行われましたが、ますます低年齢化している今は15歳、14歳と低下してきております。その根底はどこにあるのか、大きな悩みでもあります。私は家族、家庭のあり方に大きな問題が潜んでいるのではないかと思われます。
 子供は家庭、学校、地域の三本柱によって育てられ、見守られていくべきと思っております。しかし、今、普通の子供さんが問題を起こしてしまっているのが現状で、なぜこんな行動を起こしてしまうのだろうかと、外観に出てこない心を見ることはとても難しいと思います。考えられることは、親も子も社会も家庭において従来の習慣が変えられて、新たな習慣ができ上がりつつある結果ではないかと考えます。つまり、生活習慣が崩れてしまったと言えるのではないでしょうか。
 例えば、医療に関しても壮年期以後好発する病気が成人病と言われておりますが、これは生活習慣の乱れが原因で発病することから生活習慣病と改められたと聞いております。体の病と同じで、生活習慣をいま一度見直していかなければ、心の中に蓄積してしまった心の病、行動をそう簡単に直し、取り除けないと思います。今、生活習慣病を国を挙げて呼びかけ、日本人に合った食生活を進め、なくそうとしております。
 心のねじれからくるであろう行動、反社会性の行動は、核家族化した家庭が親の都合ででき上がった生活習慣を母体に家庭教育をしていることに問題があるのではと思われます。そこで、学校を通しての家庭教育をどのようにお考えになり、また認識し、位置づけて行われているのか、お伺いをいたします。
 次に、食育についてですが、県においても取り上げておる問題で、3年ほど前、食育推進として食の大切さを子供たちに正しく伝える必要があるということで、堂本知事が飯野小学校にお見えになられました。また、ある大学の教授が女子大生に3日間の食事を書き出してもらったところ、大変驚く事態が明らかになったということです。それは、コンビニ弁当ならまだよい方で、チョコレートだけ、スナック菓子だけといった食事がざらで、朝食抜きの学生さんも多いといった結果だったそうです。教授が講演に行き、これを小学生に話すと大変ショックを受けるということです。子供は、何となく大きくなったらちゃんとした食事ができるようになると思っています。だから、これを見て、自分はこんな大人になりたくないと思うらしいのです。しかし、正しい食習慣は大人になれば自然と身につくわけではありません。と、こんな話から正しい食習慣の指導の必要性を痛切に感じ、これからの大きな課題であると認識いたしました。富津市は、子供たちの食の大切さをどのように認識し位置づけているのか、お考えをお伺いいたします。
 続きまして、親子の対話、読書の推進、この2点については一緒に考えてみました。同じ千葉県市原市での取り組みですが、子供が加害者になる事件の対応策として、ある指導者のもと4月下旬、研究会を行ったところ、テレビやテレビゲームは長時間やることで脳の発達を妨げると指摘を受け、即5月6日から土曜日をノーテレビ、ノーゲームと指定、実施いたしまして、その時間を親子との対話に、また屋外での遊びや読書に充てるというスピードある対策を打ち出しましたところ、図書の貸し出しが昨年5月、1カ月当たり1人 5.7冊だったものが 9.8冊に上昇ということです。このような取り組みがあるということで御検討いただき、よいことは試みる価値があると思います。この点をどのようにお考えか、お伺いいたします。また、現在、既に学校で実施されておりますことがございましたら、お伺いいたします。
 以上で1回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(小林新一君) 澤田春江君の質問に対する答弁を求めます。市長、佐久間清治君。
                (市長 佐久間清治君登壇)
◎市長(佐久間清治君) 澤田春江議員の御質問のうち、複合型施設についての既存の公民館、市民会館、移動図書館の運営状況と教育行政については教育長より答弁いたさせます。
 福祉保健センターと図書館の複合型施設の建設についての進捗状況についてお答えいたします。福祉保健センターと図書館の複合型施設の建設については、昨年11月に助役を会長、教育長を副会長とし、関係部長等で構成される(仮称)福祉・教育施設整備促進検討委員会を設置し、当該複合型施設の早期整備のための条件等を検討しているところでございます。
 現在、先進事例の視察結果等も参考に作業部会において当該複合型施設に導入すべき機能及び施設構成、さらには建設適地や整備手法等の検討を鋭意進めているところであります。
 今後、その結果を受けて、委員会において施設建設の基本的な構想を策定し、次期基本計画に位置づけの上、次年度以降の専門調査機関も交えた具体的な手続につなげてまいりたいと考えております。
○議長(小林新一君) 教育長、黒川逸君。
                 (教育長 黒川逸君登壇)
◎教育長(黒川逸君) 複合型施設についての御質問のうち、1点目の既存の公民館、市民会館、移動図書館の運営状況につきましてお答えいたします。
 まず、公民館及び市民会館の図書室におきましては、富津公民館で1万 500冊、中央公民館で 7,600冊、そして市民会館でも 7,600冊ほどの本を開架し、市民の利用に供しております。利用時間は、午前9時から午後5時までで、休館日は毎週月曜日と国民の祝日、年末年始となっております。また、移動図書館車には 2,500冊ほどの本を乗せて、14カ所のステーションを3地区に分け、1地区を月に2回、火曜日と木曜日に巡回し、市民への図書サービスに努めております。
 これらの各館及び移動図書館への購入本の選書、発注、受け入れにつきましては、すべて一括して生涯学習課で行っております。ただ、限られた予算の中での購入となりますので、特に利用の多い本を複数冊購入するほかは、できるだけさまざまな本をそろえるため各館ごとに同じ本を購入することはせず、市内で1冊の購入としております。そして、それぞれの施設に新しく入った本は2カ月ごとに入れかえをし、各3館と移動図書館の4つの施設を順次回すようにして、できるだけたくさんの本を多くの方に読んでもらえるようにしております。
 次に、教育行政についてお答えします。初めに、学校教育についての富津市の小学校、中学校の学力についてお答えいたします。学力問題については、2003年のOECDの国際的な学習到達度調査や文部科学省実施の教育課程実施状況調査等の結果が多くの国民の関心を呼んだのは周知のとおりであります。日本全体の教育水準は、ゆとり教育の影響で学力低下傾向を示しているとマスメディアは報道しました。ゆとりという言葉が緩みととらえられる傾向が見られました。また、学力については、とかくどれだけ覚えているのかといった知識の量やどれだけ資料を活用できるのかといった技能などの有無だけで学力の判断をする傾向があります。しかし、文部科学省の示す学力とは、知識、理解のみならず、思考力、判断力、関心、意欲やみずから課題を見つけ、よりよく問題を解決する能力等の総称になります。よって、ペーパーテストの点数のみで学力の状況を判断することは一面的でもあります。学校教育においては、学習指導要領に示された各教科、領域の内容を確実に習得させることが求められ、さまざまな工夫をして学力の定着に努めています。
 さて、本市の学力状況について御説明します。現在、本市の小・中学校の学力を全国レベルと比較する方法がないため比べることはできません。文部科学省は、小学校6年生と中学3年生を対象に全国学力テストを平成19年度から実施する予定であるということは承知しております。しかし、日々の学習は現行の学習指導要領に即して実施されています。よって、学力の評価は学習指導要領に示された目標に照らし合わせて、どこまで高まったかを評価するのであり、子供たちを相互に比較して評価するものではありません。目標にどれだけ到達したのかと、その到達過程が重視されます。この視点から判断しますと、学年や教科によって若干の相違はありますが、おおむね平均値に近い状況と言えます。また、小・中学校は全学年で3学期に県標準学力テストと平成15、16年度は小学5年生と中学2年生を対象に本市独自に県学力状況調査問題を使用して学力状況の調査を実施しました。これらの結果から、小・中学校ともにおおむね良好と判断されます。しかし、学年や教科によっては思考力、知識理解が若干劣る傾向も見られますが、年々わずかですが、向上しつつあります。これはゆとりある教育が進められる中で、以前より学習内容が縮減されているので、じっくり学習し、基礎・基本の確実な定着や体験活動に基づいた学習の成果とも言えます。少人数による個に応じたきめ細かな指導、習熟の程度に応じた指導等の成果や学校の工夫が徐々にあらわれていると考えられます。今後、学力をより向上させるためにテストや調査結果等を分析し、日々の授業実践に生かす手だてや小・中学校間の指導面での連携強化や個々の進路指導と結びつけた指導を一層強力に推進していく必要があると考えます。
 さらに、教育の質を高めるために研究指定校授業、教職員研修授業、教科指導員授業、コンピュータ整備事業等々を推進、展開しているところであります。
 また、御指摘の理科教育に関しては、特別、理科だけに力を入れているわけではありませんが、授業で体験的な学習、実験などです。これを重視したり、学校によっては先端企業からの出前授業や見学を実施して、理科への興味、関心を高める手だてを講じています。さらに、科学工夫展や理科の自由研究への奨励をしているところであります。
 今後も小・中学校に対する支援体制を整え、学校との連携を密にして富津市の将来を担うかけがえのない子供たちに確かな学力をはぐくむために努力をしてまいりたいと考えます。
 次に、家庭教育についての御質問にお答えいたします。子供たちが心豊かに健康な生活を送っていくためには、学校で指導すべきこと、家庭で身につけさせるべきこと、それぞれの役割を明確にし、連携を図っていくことが重要と考えます。家庭はすべての出発点です。学校は家庭の教育力向上のために教育情報を積極的に提供し、啓発活動の推進に努めていく所存です。
 次に、食育についての御質問にお答えします。親のライフスタイルに合わせ朝食を抜いて登校してくる児童・生徒も少なくありません。夜が遅く不規則な生活、食事をおろそかにする生活などが習慣化しているところが大変気にかかるところであります。子供たちの現状を踏まえ、学校教育では食に関する指導の充実を図る中で、子供たちの望ましい変容、健康の保持増進を第一に考えています。そのためには家庭の協力が不可欠であり、また家庭や地域とともに取り組む課題と考えています。
 食育については、子供たちが将来にわたって健康に生活していけるよう、栄養や食事の取り方について正しい知識に基づいてみずから判断し、食をコントロールしていく食の自己管理能力や望ましい食習慣を子供たちに身につけさせる必要があります。
 こうした現状を背景に、平成16年1月には中教審答申で食に関する指導体制の整備について、この中で栄養教諭が制度化されています。また、ことし5月には食育基本法が制定され、家庭や学校、地域における食育教育の重要性をうたっています。それを受け、本市の教育指針の中でも食に関する指導の充実を掲げています。具体的な取り組みといたしましては、平成14、15年度に県指定の学校給食指導、平成16年度には食に関する指導モデル事業の指定を受け、食に関する指導の推進充実を図っています。
 こうした中で、保健体育科や家庭科、特別活動、総合的な学習の時間において食と健康に視点を置き、指導しています。学習内容は、バランスのよい食事のとり方、地域の食材や地域の学習協力者を活用した調理実習等により食習慣の定着を図っています。また、保護者や地域の方々にも富津の食材のよさを啓発し、千産千消にも取り組んでいます。今年度も富津中学校区ではこの研究の成果を継続的に研究し、取り組んでいるところであります。今後、このような取り組みを市内の各学校に広め、豊かな心と健康の保持増進に努めていきたいと思っております。
 次に、親子の対話と読書の推進についての御質問にお答えします。まず、親子の対話についてですが、少年非行問題等に関する世論調査、これは内閣府で行ったものでございますが、これによりますと、非行の大きな原因として約7割が家庭環境を挙げております。また、国民生活に関する世論調査、これも内閣府の調査でございますが、この調査では家庭の役割として6割が家族の団らんの場としています。これらから、青少年の健全に育つためには、いかに家庭における生活が重要であるかが認識できます。家庭は子供にとって心の居場所であり、リフレッシュの場であらねばなりません。そこでは、家族の構成員相互の愛情と信頼関係が前提にあり、安心して生活できる条件が整っている必要があります。家庭は、親子の対話の場、しつけの場、規範意識を醸成する場として機能させることが重要になります。しかし、現実は議員、御指摘のとおり、本来の生活習慣が崩壊しつつあり、家庭の教育力の低下も大きく懸念されるところであります。
 そこで、本市では各学校が入学式、卒業式、授業参観、PTA活動などのさまざまな機会を通じ、家庭の教育力の向上と親子の対話の重要性を啓発しているところであります。また、ミニ集会を活用して地域へも協力を求めております。今後も、学校、家庭、地域社会の役割を明確にし、また一層の連携を図りながら子供たちの健全育成に努めていきたいと考えます。
 次に、読書活動の推進についてですが、読書は子供たちが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより豊かに生きる力を身につけていく上で欠くことができないものであります。平成13年に子どもの読書活動の推進に関する法律が施行され、あらゆる機会とあらゆる場所において自主的に読書活動を行うことが求められました。
 学校教育でも、読書の重要性を受けとめ、各学校でさまざまな読書推進の取り組みがなされています。現在、市内のほとんどの小・中学校が朝の読書活動に取り組んでいます。その成果として、本に興味、関心を持ち、みずから進んで読書する習慣がに身についたり、読んだ本を話題にしての会話が聞かれるようになってきています。朝の落ち着いた中での読書は、一日の学校生活を穏やかにスタートさせています。また、国語科を中心とする各教科、領域においても、読書活動との関連を図った指導が工夫されています。さらに、ボランティアを募り、学校図書館の整備を図ったり、社会人を活用しての読み聞かせを行ったりして、学校と保護者、地域とのネットワーク化が進められています。平成16年度には、文部科学省から読書祭り等の実施により地域の活性化を図ったことが認められ、吉野小学校が読書活動優良実践校の表彰を受けました。
 今後も、学校教育はもちろん、保護者会などで読書の重要性を認識させ、家庭においても読書活動を推進、充実させるべく、一層の啓発活動を進めたいと考えています。
 また、議員、御指摘の市原市のノーテレビ、ノーゲームデーの取り組みについては、今後の検討課題とさせていただきます。しかし、子供たちがテレビを長時間視聴したり、1人ゲームに没頭することは極めて問題なので、学校においては余暇の有効な過ごし方を念頭に指導を充実させていきたいと、このように考えております。以上でございます。
○議長(小林新一君) 6番、澤田春江君。
◆6番(澤田春江君) 自席で失礼いたします。御答弁、ありがとうございました。まず、市長の方から、複合施設についての御説明がございましたが、最初に図書館の方の問題について再質問をさせていただきたいと思います。
 富津市の図書館の状況がよく把握できました。残念ながら2万 8,200冊という冊数で市民にとって余り魅力のある図書館ではなかったように伺えます。本の交流、変化、特徴など、交流においては御努力していただいているようですが、市民ニーズに合ったものを出せばと思います。いわゆる客離れなのでしょうか、新しい図書館をつくられても常に挑戦の精神でサービスをしなければ魅力ある図書館にできないと思います。この点をよく把握されて、新しいものへの踏み台にしていただけたらと思います。
 ここで本題の再質問に入りますが、君津市の図書館が開館された後、富津市の図書館の利用状況に変動がありましたでしょうか。また、君津市の図書館の利用状況は把握されておりますでしょうか、お伺いしたいと思います。
○議長(小林新一君) 教育部長、笹生憲平君。
◎教育部長(笹生憲平君) 君津市の中央図書館が新設されたことで、富津市にどのような変化があったかという御質問かと思いますけど、君津市の中央図書館は平成14年5月に建築工事が竣工しまして10月から開館をしております。このため、富津市における図書の貸出利用者数と貸出冊数を平成13年度から平成16年度までの4年間を比較をしてみました。開館前年の平成13年度から開館時の平成14年度にかけましては、利用者数で 1,300人、貸出冊数で 2,300冊ほどいずれも増加をしておりました。しかし、開館時の平成14年度から開館後の平成15年度にかけましては、利用者数で 2,500人、貸出冊数では 5,000冊ほどいずれも減少をしておりました。また、平成15年度から平成16年度にかけても利用者数で 1,100人、貸出冊数で 4,100冊ほどいずれも減少するなど、君津市の中央図書館の開館後は減少が続いております。これを見ますと、君津市の中央図書館の開館の影響が富津市にもあったかなというように考えております。
 なお、君津市中央図書館に利用の登録者をしている富津市民は 3,800人ほどとのことであります。富津市における図書館施設利用の登録者、全体で1万 200人おりますので、その37%というように、相当多くの方が君津市中央図書館の利用登録をしていることがうかがえるところでございます。
○議長(小林新一君) 6番、澤田春江君。
◆6番(澤田春江君) どうもありがとうございます。これは人間の心理としていた仕方ないことではなかろうかとは思います。富津市でも大変御努力いただいておりますのに非常に残念なことですが、私が見た限りでは、確かに君津市に近い地域の人は君津市の図書館を利用していると思われます。
 そこで、富津市の図書館が開館するまでの間、近隣市の図書館の利用制限の枠を緩和していただけるような交渉はできないものかと考えているのですが、いかがなものでしょうか。現在、市外利用者の制限は、視聴覚資料の貸し出し、リクエスト、つまり予約サービスですが、これについて制限をされております。この点の交渉をお願いできたら思っておるのですが、いかがなものでしょうか。
○議長(小林新一君) 教育部長、笹生憲平君。
◎教育部長(笹生憲平君) 議員がおっしゃるとおりでございまして、利用登録、そしてまたその利用をすることについては一切特に制限はございませんが、リクエスト等については市内と市外ということで、これはそういう差をつけられるというか、市内と市外ということでそういう扱いがされているということでございます。
 そういう話をしないかということでございますけど、それとはちょっと離れますが、富津市におきましても利用される方のサービスという点で図書のリクエストには、予算の範囲内ではございますが、リクエストにはこたえるように蔵書はしているつもりでございます。そういう中で、先ほど教育長もお話ししましたけど、ローテーションで回してもらっていると。ただ、人気のある小説とか、そういったものは各館には置くようにはしてますが、そうでもないような本というのは多くを買わないで、なるべく予算の範囲内で皆さんに利用ができるような本の購入の仕方をしてると、そういうところでございます。
○議長(小林新一君) 6番、澤田春江君。
◆6番(澤田春江君) どうもありがとうございます。本当に富津市でも一生懸命こたえようとしている姿勢がよく見られることを快く思っております。ただ、学生の場合、専門書とか、そういうここの富津市にある本とかだけでは済まされない部分が多々あるようです。そういう要望をよく耳にいたしますので、そういう点を少し和らげていただけるよう、ぜひこれからも交渉を続けて、お願いしてみていただけたらと存じます。
 財源面も考慮した上で次期基本計画への位置づけを行いたいという前回の御答弁で複合施設についてお話がございました。確かに、財政難と言われている富津市ですから、箱物をつくること、起債をすること、これらは大変抵抗があると思われます。市民も欲しいと思う反面、不安だと思います。そこで、私はこの複合施設、ぜひつくっていただきたいという市民の声にかえまして提案をさせていただきたいと思っていることがございます。国が読書環境の充実を図り、本好きをふやし、子供の読解力低下傾向や国民の活字離れの歯どめをかける願いを込めて、文字・活字・文化振興法案が党派を超え国会議員が結束して作成をしたという異色の法案ができたと報道されたことを聞きました。また、住民の需要に応じた図書館が設置されることを自治体に求めているということでございます。
 この法案の趣旨は、まさに富津市のことのように思われます。こんなよいチャンスはないのではないかと思いました。このような制度を有効に活用されたらと考えますが、いかがお考えでしょうか。また、お聞きしたことございますでしょうか、お伺いいたします。
○議長(小林新一君) 総合政策部長、小澤俊平君。
◎総合政策部長(小澤俊平君) 澤田議員の今の御提言につきましては、とにかく図書館、あるいは本好きをふやすということは、そのとおりと思います。しかしながら、今、議員の言われた法案につきましては、私、非常に不勉強で承知しておりません。申しわけなく思います。
 また、議会終わりましてからその辺は勉強させていただきたいと思いますが、とりあえず現在、この複合型施設の検討会をやっておりまして、先ほど市長がお答えしましたように、3回ほどの委員会を経て、3月に中間報告を市長に差し上げてございます。それを受けまして4月に委員会と部会の合同会議を開き、君津市あるいは松尾町の方への視察等を踏まえた後、6回ほど部会を開いております。委員会から指示されたことについて、大体まとめの段階に入ってきた段階が現在というふうに聞いております。近いうちに部会から委員会の方にその答申なり何らかの形で提示があろうかと思いますが、それを含めまして委員会で積極的に検討し、この複合型施設ではなく個々の図書館、あるいは福祉センター、それぞれ現基本計画の中の積み残し事業の大きなものでございます。かつ、市長の公約でもございますので、その辺の作業を積極的に進める中で、次期基本計画の中に重要なセールスポイントとして位置づけ、かつ、実施計画と具体的に来年度から予算を伴うものについてもいろいろな調査費、そういうものについて位置づけてまいりたいというふうに考えております。
○議長(小林新一君) 6番、澤田春江君。
◆6番(澤田春江君) この法案はまだ衆議院を通過したというか、参議院の方にも出てると思いますけれども、こんないい法案ができているということを御存じなかったというのは、新聞にも出ておりますので、ちょっとがっかりさせていただきました。ぜひ、こういう財政難の富津市ですので、こういうところに目を見張って活用できるよう、できたらありがたいと思います。もし、これを検討していただきまして、可能ならばどのように進めていかれるのか、その点も同時に平行して検討されたらよろしいのではないかと思っております。
 もう一つ、聞くところによりますと、法案には41億円の予算が組まれていると聞きました。こんないいチャンスは本当にないので、ほぼ 100%設置されているというほぼの中に富津市は残ってしまっているわけですから、ぜひその点をよく説得されて、この予算を使うことができるようにして、富津市にできれば図書館を、そして福祉健康センターを設置できたらありがたいと思っております。
 もう一つ、今は建設の方でお伺いいたしましたけれども、建設の面でいろいろ財源の問題、そして今のことを検討していただきました上でも、もし建設の方が無理だと、そういうお話でもあったり、またすぐ図書館ができるわけではありませんので、その間、図書の増冊を考えていただきたいと思います。この増冊に至っても、この予算が使えるかどうか。これは、即その法案ができたという時点で手を挙げることはできると思いますので、着手していただけたらありがたいと思います。
 そして、また起債を起こした場合、返済とかそういう問題があろうかと思いますけれども、これこそ将来ずうっと代々使っていく施設なものですから、次世代返済というんでしょうか、私たち詳しい言葉を存じませんけれども、そのような次世代で返済をしていくということも一つの方法かと思いますので、ぜひこの点を研究されて、富津市に図書館、そして福祉健康センターができますことを心から願います。
 次に、教育行政の中の学力の問題について入らせていただきます。先ほど、確かにマスコミで先にゆとりあるというのが緩められてという解釈のもとに低下したというのがそこに結びついたという教育長のお話でございましたが、富津は落ちているのではなく、近い数字にあるという表現をしていただきました。本当に安心いたしました。ただ、平成19年に行われます学力テストに向けて充実した指導をしていただきたい。これは親御さんの大きな願いであろうかと思いますので、また富津市の向上のためにもぜひそれは、目的がありますので、毎日の教育に対して携わっていただけたらと思います。
 理科教育のことについてですが、いろいろと工夫を凝らされ、授業をなさっているということが十分よくわかりました。私は、理科教育について、一つは教室で行うだけではなくて、この地域に例えば新日鐵の研究所があったり、東京電力という日本でも、また世界でもトップクラスの企業がこちらにあるわけですから、そういう地域の企業の御支援をいただいたりとか、また地域において学識のある方たちが眠っているということもあろうかと思います。そういう面で、千葉県でも教育支援ボランティア制度というものの運動を推進を始めていると聞きましたので、その点をこの富津市ではどのように結びつけ、計画されているのか、その辺をお伺いしたいと思います。
○議長(小林新一君) 教育長、黒川逸君。
◎教育長(黒川逸君) 学力の向上の点については、第1点目ですね。これは、現在、市内小学校13校、中学校5校あるわけですが、中学校区ごとに、前々から議会でも申し上げておりますけども、小中連携ということを富津市の特徴として取り組んでいこうということで教育委員会からもお願いしてございます。
 そういう中で、14年ごろからずっと進めてきておるわけですが、今年度は特に連携の中の中核に置くものとして学力向上ということが全中学校区、小と中で連携してそこにポイントを当ててこの1年進みましょうということを確認して、今進んでいただいております。したがって、議員、御心配されておりました平成19年の段階でどうなるのかと。私も実は非常に期待もしておりますが、ある意味では心配の部分もあるわけです。取り残されては困るしということで、子供たちに本当に学力を身につけてほしいなと、こういう願いを持って今取り組んでおりますので、じっくりとした実践を現場に期待したいと、こんなふうに考えております。
 第2点目の理科教育の関係でございますけども、実は先ほど具体的な名前を申し上げなかったんですが、今、議員の方から例えば企業の先進的な技術とか知識とかいろんな部分があろうかと思います。そういうものを体験させるとか、そういうことについてですが、実際、議員の方から名前の上がりました、例えば東京電力火力発電所の方の方々から、ぜひ学校に協力しますよと、そういう機会があれば協力しますよという申し出をいただきまして、現場に話しましたところ、私の記憶では金谷小学校なんかが手を挙げて伺ったり、学校の方に来ていただいて出前授業をやっていただいたりというようなことを実際やっております
 こういうことがどんどんどんどん広がっていくというふうに考えておるわけですが、私どもも幸いにして近場に世界に誇れる企業があるわけですので、そういう方々の力もおかりしたいし、また先ほど住民の方の中にもすばらしいそういう理科的な知識、技能、あるいは御自身の体験、そういうものをお持ちの方がたくさんおられますので、学校の方にも地域で住んでおって、あるいは市内に住んでおって、富津の子供たちのために力をかしてくださる方がおればということで、指導者のボランティア、そういう協力者をどんどん募っていきたいなと、こんな姿勢ではおります。よろしくお願いします。
○議長(小林新一君) 6番、澤田春江君。
◆6番(澤田春江君) 前向きにお考えいただいて、ありがとうございます。ぜひ、そうお願いできたらと思います。
 次に、家庭教育のことですが、家庭教育というか、子供を育てるに当たっては7割が家庭にあると、そうおっしゃられるのは本当に無理もないことです。子供をお預けしてそのまんまというのは、家庭として、母親として、そういうことはこれからもぜひ認識しなければいけないことと、ずっとずっと言い続けきたことではなかろうかと思うんですが、今、正直な話、子供を育てる親が少し努力をしなければならない状況にあるのではないかという、そういう時点に来ているんだと思います。
 食育基本法というのができましたのも、個人の問題、食というのは本当に基本的な問題なんですが、そういうことまで法律で縛らなければいけないのかという批判めいた意見も確かにございます。しかし、これはもうそういう時期に来てしまったんだということを日本人全部が認識をして、子供を育てるということはこういうことなんだよというものを教えていただくためには、学校という場、教育という場をぜひ使わせていただかなければ、人が1人育たないという時期に来ているということを改めてお願いいたしまして、認識していただけたらと思って先ほどもお話し申し上げたようなわけなんですが、本当に食べること、食事のマナーから始まって教えなくてはいけないというのは、家庭を営んでいる私たちが非常に恥ずかしい思いなんですが、そういう点を認識していただいて、こういう形で家庭教育ができたら、遠回しですが、子供たちがこれからのためには立派に育っていくのではなかろうかと思います。
 東京の品川区なんですが、授業の中に市民科という授業を設けたそうです。これは小・中一貫の問題でちょうど開設するんで、こういうことを取り上げたとうたってありましたけれども、まず今、家が片づいていません、どこの家庭も。そこから始まるのでしょう。1、2年生は片づけから始まると、そういうようなことでうたってございました。本当に悲しいことですけれども、そういう事態にあるということを組み入れていただきまして、富津市の子供は立派だよと言っていただけるような教育をお願いできたらと思っております。
 いろいろ本当に申し上げましたけれども、例えば教科書の問題にいたしましても、よそ様では大変問題になっております。富津市は、権限ある教育委員会という場でそれは行われておりますので、改めて申し上げるべきことではございませんけれども、子供たちのため、正しい目で御判断をいただき、教科書も選定していただきたいとか、いろいろ教育については口を挟むほどのあれはございませんけれども、子供1人を育て上げるという大事業をみんなが認識し合って、これからの世の中を進めていけたらなという気持ちで発言させていただきました。どうぞその辺をお酌み取りいただきまして、御努力いただけたらとてもうれしいと思います。
 これにて私の代表質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(小林新一君) 以上で澤田春江君の質問を終わります。
 会議の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。

                  午後2時00分 休憩

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                  午後2時11分 開議

                 長谷川剛君の代表質問

○議長(小林新一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 続いて、3番、長谷川剛君の発言を許可します。3番、長谷川剛君。
                 (3番 長谷川剛君登壇)
◆3番(長谷川剛君) 3番、賢政会、長谷川剛でございます。澤田春江議員に続きまして、代表質問をさせていただきます。
 質問に入る前に、この夏、スポーツでうれしい、そして元気の出るニュースがございました。1つは、議会初日に佐久間市長より御報告のありました第27回全国中学校軟式野球大会において大貫中学校の野球部がベスト8に輝いたことでございます。もう一つは、2005千葉きらめき総体におきまして市内にございます千葉県立天羽高等学校の自転車競技部と千葉県立君津商業高等学校の男子弓道部が総体にそれぞれ出場をいたしました。結果、君津商業高等学校男子団体の部で準優勝という輝かしい成果をおさめました。関連の皆様方に心よりおめでとうと申し上げたいと思います。若者たちが頑張っています。おじさんたちも負けてはいられないという気持ちでございます。
 それでは、質問に入らさせていただきます。今回は、富津市の少子高齢化に対する教育・福祉施策についてお聞きいたします。昨年の9月議会で質問しました内容と重複をするところもありますが、よろしくお願い申し上げます。
 さて、日本人の平均寿命は男性 78.64歳で女性は 85.59歳となりました。総人口ですが、総務省が平成17年7月末に発表した住民基本台帳に基づくことし3月31日現在の日本の総人口は1億 2,686万 9,379人で、前年より4万 5,231人、 0.004%増加しましたが、増加数、増加率とも1968年調査開始以来、過去最低となり、総人口減少社会が目前に迫っていることを裏づけました。
 千葉県においては、平成17年7月1日現在の人口は 655万 9,169人で1万 526人増で前年比0.17%の増加です。高齢化率は16.7%で0.24%の増加となりました。平均年齢は41.9歳です。それでは、富津市はどうかと申し上げますと、平成17年8月1日現在の常住人口は5万 247人で前年より 745人減少しました。これを月平均に直しますと62人の減少ということになります。このまま推移しますと、年内には5万人を切ってしまうということになろうと思います。高齢化率は25.2%で 0.7%の増加となりました。平均年齢は46.4歳となり、前年と比べ2歳増しました。
 先ほど申し上げました総務省の発表の17日後に厚生労働省の人口動態速報が発表されました。その内容は、全国の市区町村に提出された出生届、死亡届に基づく1月より6月の死亡数は56万 7,637人で、半年間で人口が3万 1,034人減ったことが8月23日にわかったと発表いたしました。歯どめのかからない少子化に加え、インフルエンザの流行が影響したと見られています。下半期もこの傾向が続けば、出生数から死亡数を引く自然増加率が初めて年ベースでマイナスになり、今までは2007年より減少するとの予測がありましたが、2年早く人口減少時代に突入するとしました。
 また、内閣府の世論調査では、複数回答ではございますが、結果では社会資本の整備の中で重視すべき点について1位は48.2%で少子高齢化への対応、2位は41.2%で災害に対する安全性の確保、3位は35.4%で人と自然との共生、4位は33.9%で地球温暖化問題への対応、5位は33.2%で生活の快適性、利便性の向上と続きます。年金問題を契機に社会保障制度への関心が高まる中、公共施設や道路などの社会資本整備に当たっては少子高齢化への対応を重視すべきとの意見が最も多いとの発表がありました。
 以上申し上げましたように、予想以上に早く人口減少時代が到来し、少子高齢化は日本国にとって財政最大の問題と国民は認識をしているようであります。
 そこで、富津市の少子高齢化に対する取り組みについてお伺いをいたします。佐久間市長は平成17年度施政方針、「健康で思いやりのあるまちづくり」の中で社会福祉の充実については、乳幼児から障害者、高齢者まで支援と福祉サービスを必要とする人々が幸せに暮らせるように、各種福祉施策の充実に努めますとあり、児童福祉については、子供たちが伸び伸びと成長できるよう、経済的、環境的に支援するとともに、市内、公私立、全保育所の乳幼児保育や各種子育て支援の充実を重点に、次世代育成支援行動計画の実現に努めます。また、母子父子家庭の自立支援を図るため、相談体制の充実と経済的支援に努めますとありますが、その具体的な施策についてお聞きをいたします。
 次に、教育環境の進捗状況をお聞きいたします。また、財政健全化に向けてについては、少子高齢化を見据えた中、将来にわたり安定した財政運営の実現を目指し、第二次行財政改革推進実施計画と財政収支改善策の実施などにより、常に健全財政に向けて取り組みに努めますとありますが、その中の小・中学校統廃の検討についてお聞きいたします。
 また、高齢者福祉については、各種の介護予防事業、生きがい支援サービス、在宅福祉サービスの充実を図るとともに、地域の子供たちと他世代交流、世代間交流などを行うなど、きめ細かく取り組んでまいりますとありますが、その具体的な施策についてお聞きいたします。
 続いて、「安心して暮らしやすいまちづくり」については、富津市地域防災計画を実情に即したより具体的かつ実効性のある計画とするため見直すとともに、自主防災組織の育成に努めますとあり、複雑かつ多様化したトラブルから市民の安全と利益を守るため、消費生活対策として有識者の消費者相談員を配置し、定期的に相談業務や苦情の処理を行うとともに、啓発や情報提供に努め、市民の消費生活の安定と向上に努めますとありますが、その進捗状況をお聞きいたしまして、第1回目の質問とさせていただきます。御答弁をよろしくお願い申し上げます。
○議長(小林新一君) 長谷川剛君の質問に対する答弁を求めます。市長、佐久間清治君。
                (市長 佐久間清治君登壇)
◎市長(佐久間清治君) 長谷川剛議員の富津市の少子高齢化に対する教育、福祉施策についての御質問のうち、教育環境整備、小・中学校の統廃合につきましては教育長より答弁をいたさせます。
 高齢者の介護、防犯、防災施策についての御質問にお答えします。児童福祉については、富津市次世代育成支援行動計画「いいじゃないか!ふっつ」に基づき、計画的に数多くの施策を市民との協働により、着実にその実現に努めてまいります。また、母子、父子家庭の自立支援についても、同計画におきましてひとり親家庭の支援として具体的に推進していくことになっており、その実現に努めたいと存じます。
 また、高齢者福祉については、介護予防、生きがい支援事業について、要介護の状態にならないように市内全域において福祉事務所の在宅福祉事業、国保年金課の予防事業として展開し、成果を上げているところであり、今後も積極的に取り組んでまいる所存であります。
 次に、防災施策についてお答えいたします。富津市地域防災計画の見直しの状況でございますが、現在の富津市地域防災計画は平成9年度に修正されたものであり、8年が経過しようとしています。その間、地震や風水害などの大規模な災害が各地で発生しております。このようなことから、国の防災基本計画、県の地域防災計画と整合性を図りながら、当市の地勢の特性や公共施設の状況などを勘案しつつ、より実効性のある富津市地域防災計画の策定に努めているところであります。
 次に、自主防災組織の育成についてでありますが、当市では平成元年の大雨による大災害を教訓といたしまして、自主防災組織の整備を図ってまいりました。平成2年度から平成16年度までに31地区での防災会が組織され、本年度も現在まで3地区から組織の設立に向けて照会がなされているところであり、積極的に職員派遣を行い、説明会等を進めております。
 次に、消費生活対策についての御質問にお答えいたします。消費生活相談につきましては、本年度から有資格の消費生活相談員を配置し、月2回であった相談を月4回、毎週火曜日として電話または来庁による相談を実施しております。特に高齢者や若年層をねらった悪質商法が多いことから、民生委員等との連携を深めながら消費者行政を推進しております。また、情報誌の回覧、「広報ふっつ」への啓発記事の掲載、消費生活に関する出前講座を実施するなど、消費者教育や情報提供に努めてまいります。
○議長(小林新一君) 教育長、黒川逸君。
                 (教育長 黒川逸君登壇)
◎教育長(黒川逸君) 私から長谷川剛議員の富津市の少子高齢化に対する教育、福祉施策についての御質問のうち、教育環境整備についてお答えいたします。
 小・中学校の耐震補強等による建物の改修の進捗状況につきましては、富津小学校ほか3校の校舎の大規模改造事業及び金谷小学校体育館並びに富津中学校の体育館改築事業を、また本年度におきましては富津中学校の校舎改築に向けての実施設計業務を行い、老朽施設の整備を進めているところであります。
 公立学校は、児童・生徒が1日の大半を過ごす活動の場であり、その安全性の確保を図る必要があります。特に施設の耐震化を進めることについては、安全で安心な学校づくりを進める上で重要な課題であります。
 今後における学校施設整備につきましては、耐震性能の向上を重要な課題とし、教育委員会といたしましては昭和56年以前の建物の耐震化優先度調査を初め、計画的な施設整備に努めてまいりたいと考えております。
 次に、小・中学校の統廃合についての御質問にお答えいたします。教育部では、平成16年9月に私を委員長とし、各課長を構成員とした教育部富津市小中学校統廃合検討委員会を組織いたしました。また、検討委員会の下部組織として各係長を構成員とした検討部会を組織し、富津市小・中学校の適正規模等について、調査、資料作成に当たっているところでございます。現在までに委員会、部会合わせて6回、会議を開催しております。以上でございます。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) 御答弁ありがとうございました。着実に少子化対策につきましては進んでいることと思っております。このことに関しましては、先ほど第1回目の質問にありましたように、富津市だけではなくて日本全国がそのような状況に陥っているということでございますので、ただ単に行政単位で施策打つだけでは足りないかもしれませんけれども、一番小さな単位として取り組む最大の問題点だというふうに思っております。
 そこで、再質問をさせていただきます。まず、社会福祉の充実の中で基本計画の中にございますが、子育て支援センターについてお聞きします。ふれあい富津子どもプラン(富津子育て支援計画)が平成12年にでき上がりました。本格的な子育て支援センターとして子育てや相談のほか、子育てサークルの育成や講演会、子育ての情報収集や交流の場としての機能を持つ保育所を目指し設置に取り組みますとありますが、その進捗状況についてお伺いをいたしたいと思います。
○議長(小林新一君) 市民福祉部長、綾部正吉君。
◎市民福祉部長(綾部正吉君) お答え申し上げます。子育て支援センターの進捗状況についての再質問でございますが、子育て支援センターにつきましては、ただいま議員、御質問の中にありましたように、ふれあい富津子どもプランの中で市内3カ所を目標に、その設置に努力してきたところでございます。昨年、平成16年度でございますが、1カ所開所いたしまして、現在、保育所や幼稚園に入所、また入園する前の乳幼児を抱え、また子育てに奮闘中の親御さんの心強いよりどころといたしまして大変好評をいただいているところであります。年度中途からであるにもかかわらず、延べでございますが、 1,478名の方が御利用いただいたところでございます。富津市次世代育成支援行動計画「いいじゃないか!ふっつ」でも「子どもプラン」と同様に市内3カ所を目標にその整備を図るべく明記をしているところでございます。今後も努力してまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) ありがとうございます。ぜひ3カ所設置に向けて動いていただきたいと思います。1カ所というのは和光保育園のことでしょうか。
○議長(小林新一君) 市民福祉部長、綾部正吉君。
◎市民福祉部長(綾部正吉君) そのとおりでございます。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) この子育て支援センター、 1,470名の参加というか、ものがあったということでございますが、ほかの保育所でも設置を望んでいる声が非常に大きいです。しかして、設置ができない、国、県の補助金はあるんですが、市の財源がないということでなかなか設置が難しいという現場の声が上がりました。その点につきましてお聞きを申し上げたいと思います。
○議長(小林新一君) 市民福祉部長、綾部正吉君。
◎市民福祉部長(綾部正吉君) お答え申し上げます。ただいま申し上げました1カ所は、御答弁申し上げたとおり、大貫で和光保育園が開所してございます。法的に決められた規模のものは大貫保育所1カ所でございますが、その他2つの私立の保育所で、小規模でございますけど、例えばこわらっことか、これは富津でございます。大貫においては子育てサロンこトトロクラブとか、こういう名称の中で小規模ながら私立の保育所でやっていただいております。それについては幾らかでございますが、市の方では助成をしているところでございます。
 そのほか、公立の保育所、平成16年度現在ですと3カ所ですが、3カ所の保育所で現在、専門員ではございませんけど、職員がその相談等に応じているところでございまして、この次世代育成支援計画の中では公立保育所については全保育所で持っていきたいなという考えでございまして、私立についても現在、月2回ないしは3回のものですが、これらを拡充してまいりたいと。法で決められた大規模なものができるまでの間はそのような対応をしてまいりたい、このように考えておるところでございます。以上でございます。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) そのような形で動いているということは、市民ニーズが非常に高いんだなということの裏づけだというふうに思ってますので、早期の子育て支援センターの設置をお願いをしておきたいと思います。
 次の質問に移らせていただきます。次に、母子、父子家庭の自立を支援するための相談体制の充実と経済的支援に努めますとありますが、具体的にその内容を少し教えていただければと思います。
○議長(小林新一君) 市民福祉部長、綾部正吉君。
◎市民福祉部長(綾部正吉君) それでは、お答え申し上げます。ただいまの御質問の件でございますけど、平成16年度からでございますけど、福祉事務所内に家庭相談員とは別に母子自立支援員を設置してございます。その仕事というか業務でございますが、そういう方々の自立に必要な情報提供、相談、指導等、また職業と申しますか、求職、職業を求める方が大分いらっしゃるわけですが、その方の相談に関すること等の支援をしてるところでございまして、主立ったものを申し上げますと、自立支援の相談員が受けた内容でございますけど、特に多いのが生活上の問題かと思われますが、母子福祉資金の貸し付けの相談だとか、寡婦福祉資金の貸し付け、寡婦というのはお子さんが二十を過ぎた女性の方を指しますが、相談だとか、あと生活一般の相談、生活援護についてとか、主に生活に直接関係するところが多いのが現状でございますが、基本的にはそういうのをしながら職業を求める方についての御相談等も受ける体制をとっているところでございます。以上でございます。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) ということは、今、前年度受給者数が 341人で、児童対象が 501人ぐらいかなと思っています。1カ月で大体3万 8,000円ぐらいの支援費が出ていると思うんですが、それだけでは足りないということでそのような相談が入ってるということでございましょうか。
○議長(小林新一君) 市民福祉部長、綾部正吉君。
◎市民福祉部長(綾部正吉君) ただいまの御質問ですが、ただいまの議員のお話の 341名というのは児童扶養手当の給付の関係の該当者の数かと思われますが、実質的にはそういうので給付をさせていただいているところなんですが、そういう御相談があるということは、多少なりとも生活上のその辺のことがあろうかと推測しているところでございます。具体的な詳細はつかんでおらないんですが、給付はさせていただいても、実態での中で、例えば具体的な生活の中でそういう必要が生じて御相談に来ているという形で伺っております。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) そうしますと、なかなかひとり親家庭の方たちが働いて収入を得るというのは非常に難しい状況にあるのかなということが推測されるわけです。千葉県に母子福祉推進委員という制度がございましたけれども、これが廃止をされました。今、先ほどお話のありました民生児童委員の方がその職務に当たっている状況だと思います。
 母子家庭におきましては、男性よりも女性の方の担当の方がいいかなというふうに思っておりますが、野田市ではひとり親の家庭の子育て支援策としまして家庭生活支援員という人を設けて、母子家庭等日常生活支援事業をスタートをさせたということであります。これは保護者の方が何か急用があったときに、なかなかその子供さんを預けるところがないと非常に不自由であるということで、この事業に着手をしたということらしいです。内容は、訪問看護員3級以上の有資格者が16人と保育士14人が活動して、1時間当たりの料金が児童扶養手当を受けている家庭では生活援助が1時間 150円、子育て支援が70円、こういう料金でその方たちを支援をしているという制度であります。ただし、登録が必要だということでありますけれども、非常に大変だろうと思っています。しかして、大切な子供です。富津市にとっては富津市の将来を担っていただくための子供ですので、しっかりと支援をしていく必要があると思います。経済的な支援も確かに必要だと思いますけれども、このような早く自立をしていただくための生活面の支援の方が優先だというふうに考えますが、このお考えはどう思いますでしょうか。
○議長(小林新一君) 市民福祉部長、綾部正吉君。
◎市民福祉部長(綾部正吉君) ただいまの例でお話しいただいたところでございますけど、私どもの方で先ほど申し上げました母子自立支援員の目的でございますけど、職業能力の向上とか、求職活動に対する支援をして、母子家庭の自立支援を促すというのが大前提になっておりますので、先ほど相談内容では経済的な問題が多かったところですけど、実質的には自立をしていただきたいということでございます。特に、先ほど申し忘れたところですけど、母子家庭の家庭等につきましては、例えば保育所に申し込み等がございます。保育所申し込み等につきましては、母子家庭の優先入所という形で具体的な施策をさせていただいているところでございまして、母子家庭等ですと保育料等についても所得等の関係で一般よりは優遇措置をさせていただいているところでございます。以上でございます。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) ありがとうございました。かなりきめ細かな施策になってるというふうに評価をいたしたいと思います。引き続き、御支援をよろしくお願いしたいと思います。
 続きまして、教育環境整備について移らせていただきます。先ほど教育長から御答弁をいただきました。耐震調査、進んでいるということでございます。このことに関しましては、さきの議会で私が質問をさせていただいておりますので、引き続き調査をしていただいて、危ないところは早く直していただきたいというふうに思っております。
 それと、いま一つ世間で話題になっているのがアスベストの件でございますが、富津市内の小・中学校及び公的施設の調査をしているということをお聞きをしております。その進捗状況をお聞きしたいと思います。
○議長(小林新一君) 教育長、黒川逸君。
◎教育長(黒川逸君) 教育施設のアスベスト調査についての御質問ですが、調査いたしました教育施設は小・中学校及び公民館などの公共施設の建物に使用されている建材で露出面の壁、柱、天井等の吹きつけ箇所及び鋼板製屋根用折板等の吹きつけ部分を職員が目視と設計図書により現地調査を行っております。
 今後は、これらのアスベスト使用の確認が困難な吹きつけ材について分析調査を実施し、調査結果により適切な対応を図ってまいりたいと考えております。
 なお、この現地調査により確認が困難な施設が小学校で10校、中学校で3校、1給食調理場、4公民館、合計18施設となっております。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) ちょっと聞き逃しました。今、言った数が確認ができてないということですか。
○議長(小林新一君) 教育長、黒川逸君。
◎教育長(黒川逸君) そうです。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) 確認できないですよね。目視だけでは無理な話でございます、アスベストに関しましては。固体成分分析をしないとはっきりはしないと思います。この近所にも検査をする場所がございますので、ぜひその検査先で依頼をしていただいて、住民の方、保護者の方、非常に不安がっていることでありますので、十分に調査をしていただいて、検査をしていただいて、その結果を早く公表していただきたいと思います。基本的には、ある業者さんに聞いた話ですけれども、1988年以前の建物には相当数、石綿は使われているということです。ほとんどがきっと対象になるかもしれません。これが発覚すると大変なお金が必要になってくるかもしれませんけれども、先ほど述べましたように、将来を担う子供たちが入っている場所ですので、ぜひとも調査、そして情報公開をよろしくお願いをして、次の質問に移らせていただきます。
 次に、昨年の9月に質問しまして、御答弁をいただきました小・中学校の統廃合についての取り組み、教育長から御説明をいただきました、第二次行財政推進実施計画の中に入っている項目であります。これにつきまして、いま一度確認をしておきたいことがございます。小・中学校の統廃合をするのか、したいのかどうかを1点、まずお聞きをいたします。
○議長(小林新一君) 教育長、黒川逸君。
◎教育長(黒川逸君) ただいまの点でございますが、小・中学校の統廃合については、現在、子供さんが減少しておるという市内の状況がございます。富津市小・中学校の児童・生徒は、この平成17年度は合計で 4,057名、さらにこれが平成23年度には、今のゼロ歳児まで含めて考えますと約 3,300名ぐらいまでに減っていこうかと思います。学校の小規模化、こういう状況でございますので、富津市の将来を担う子供たちに生きる力をはぐくむために、学校の適正基準というのを富津市として考えていかなきゃいけないだろうというふうに考えて、学校の適正基準を検討する必要があろうというふうに考えています。
 教育部の富津市小中学校統廃合検討委員会の目的は、学校の適正基準の視点である規模あるいは配置について検討することによって、義務教育水準の向上、すなわち教育効果を図っていくことが大事であろうと、こんなふうに考えます。したがって、統合するにしろ、廃校するにしろ、教育効果が第一優先である、これを考えるのが第一かというふうに押さえておるわけです。
 平成17年度、本年度現在、小学校13校中7校、中学校では5校中2校が学年単学級になってます。このことを勘案して、教育部では現在の段階で原則として富津市としては1学年1学級以上を目安とすることが適切ではないだろうかということで、今、教育部の中では確認をしておるところであります。
 今後、学校の適正配置等を踏まえて統廃合検討対象校を考えていくことになろうかと思いますが、これは今後の課題になります。また、どのような方法で統廃合についての意見を、教育部以外の意見を聞くことが最善策であるか、これについても検討していかなきゃいけない、こういうふうに考えております。そういうことですので、先ほど申し上げましたように、統廃合ありきじゃない、こういうことを見極めた中で進められていくべき、こういうふうに考えております。以上です。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) ありがとうございます。基本的には私と同じ考えでございます。昨年の9月にもそういうことを私は申し上げました。子供の数が少なければ、例えば体育の授業でも団体でやれるスポーツの授業ができませんし、いろんな競って物事をやることもできませんし、グループで何かを調査したり勉強することができなくなっちゃう。子供の教育の阻害にはなってると、一つは自分はそんなふうな思いがありますので、ぜひ今、教育長がお示しをいただきました適正基準を明確につくっていただきまして、その方向で行っていただきたいと思います。
 第2次基本計画の中にはアンケート調査を平成17年から平成18年にかけて教育関係、保護者の方にするということになっておりますけれども、アンケートもよろしいかと思いますけれども、いつも一番問題なのは、行政と市民のトラブルとなるのはコミュニケーション不足ですね。子供たちの将来を見据えて、富津市の将来を見据えてこうしたいんだと。適正化基準つくって、こういうふうになってしまうというのを現場に行って直接市民の方たちに訴えまして、直接話し合いを持ってやることが一番いい手段であり、一番重要だというふうに思いますので、そのような考え方で進めていっていただければというふうに思います。よろしくお願いをしておきます。
 続きまして、高齢者の介護予防についてお聞きをさせていただきます。今、市民福祉部長からいろんな施策があることをお聞きしました。私もそれは承知をしております。富津市の介護予防につきましては評価をしている一人でありますけれども、国の介護保険の制度が2005年にさま変わりをして、来春、大きな変化が起きてきます。その中で、各単位にこうしなさい、ああしなさいというものが出てきておりますが、それにより多少なり富津市の介護予防策の変化が出てこようかと思いますが、大きく変わるところ、または変わらないようなところがございましたら、簡単に御説明をいただきたいと思います。
○議長(小林新一君) 市民福祉部長、綾部正吉君。
◎市民福祉部長(綾部正吉君) お答え申し上げます。高齢者の介護予防という形でございますが、特に介護保険制度の改正の件だと思われます。この制度でございますが、新たに予防重視型システムの転換ということが図られまして、新予防給付と地域支援事業が創設されたところでございます。これらの制度ですが、軽度な要介護者に対する身体運動機能の向上や栄養改善などを行いまして重度化を防止しようとするものでございます。また、要介護状態になるおそれのある高齢者を対象にいたしまして、効果的な機能訓練を行い、要介護状態に陥らないようにする施策であります。さらに、地域に着目して住みなれた日常生活圏域で実施をしようとするものでございます。当然、私ども市といたしましても、積極的に実施するところでございます。ですが、制度の細かな部分が現在、国から示されてないのが現状でございます。
 今後、平成18年度から始まります次期第3次の介護保険事業計画の中で明確に位置づけまして、今までの実績を踏まえて、好評を得ております、議員がおっしゃっていただきました介護予防のための事業をさらに充実させながら介護予防事業に取り組んでまいりたい、このように考えているところでございます。以上でございます。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) ありがとうございました。もう一点、お聞きをします。この新しい介護保険の中で地域包括支援センターを設置しなさいというようなものが入ってこようかと思います。おおむね中学校単位で設置をしていただきたいということが入ってくると思いますが、この包括支援センターについての検討はなされていますでしょうか、お聞きをいたします。
○議長(小林新一君) 市民福祉部長、綾部正吉君。
◎市民福祉部長(綾部正吉君) ただいま御質問ありました包括支援センターの件でございますけど、この件については現在、詳細を詰めているところですが、基本的には今お話しされましたように、市内3カ所程度かなと、中学校単位ぐらいかどうか、その辺の議論を現在させていただいているところでございます。
 具体的なやり方等については、直営だとか、委託だとかいろいろあるところなんですが、全般を見直した中で計画に位置づけてまいりたいと考えておりますが、ただ言えることは、一つは委託ばっかりじゃなくて、中枢と申しますか、市としてのコントロール機能をどこかで持たせる必要があるのではないかと考えた中で、今、担当レベルで調整をさせていただいているところでございます。以上でございます。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) ありがとうございます。そのような方向性で考えていただきたいと思います。
 今、部長から答弁がありましたように、介護保険改正の今度の目玉は新予防給付と地域支援事業だというふうに私も認識をしております。富津市は、ただいま介護予防につきましては生活支援事業を社会福祉法人に委託をして、それで3カ所の老人憩の家で実施をしているかと思います。
 過日、私は富津にあります老人憩の家に行って見てまいりました。約20人ぐらいの高齢者の方が集まっていました。すべて女性でした。委嘱先の社会福祉法人の方が血圧をはかったり、健康面のチェックをします。その後、軽い体操をして昼御飯を食べて、富津の場合は木更津からお2人、気功の先生が、気功というのは気を入れる方の気功の方ですね、あの方たちがいらして1時間ぐらいの体操をやるというのが毎週木曜日に行われているというところでありました。その責任者の方とお話をすることができました。参加者が年々減ってきている。地域に呼びかけてもなかなか参加をしてくれないんだということであります。望みの門がそれを担当してやっていただきますけれども、職員の方、一生懸命、御自分たちも運動しながら老人の方と笑顔を交わしながらやっていたというのが非常に印象に残っております。
 富津市は3カ所だと、その場所から遠いところの高齢者の方、なかなか参加しづらいというところがあろうと思います。身近な公民館とか、集会所とか、青年館、そういうところを使ってそういうものが実施できないかなと思ってます。袖ケ浦にガウランドみたいなあんな立派なものでなくていいと思います。最新のトレーニングマシーンはなくても、例えばこんな道具ですね。これはリハビリ用の道具なんですけれども、このような重りとか、こういうゴムのチューブ、これはセラバンドというものなんですが、こんなもので十分筋肉トレーニングはできます。ただし、筋肉トレーニングをするには法則が幾つかありまして、加負荷の法則、いわゆる負荷を与えないと筋肉は増強しません。それですので、こういう道具が必要になります。あとは継続性の法則です。1週間に一遍では少ないです。1週間に一遍やっても、多分、筋肉は増強しない。維持がやっとやっとだというふうに思います。ですから、なるべく近場で、知り合いの多いところで、人数が少なくとも回数をある程度できるような、そんな予防対策ができればなと思っておりますので、ぜひ御研究をいただきたいというふうにお願いをして、この質問は終わらさせていただきます。
 次に、高齢者の防犯についてですが、最近、テレビや新聞で高齢者をねらった悪質な事件が多発しております。この類の富津市の対応についてですけれども、先ほど述べましたように、平均寿命が上がっていけば、当然、認知症の方、ふえてまいります。自己判断、自己決定ができなくて、ついつい悪徳業者にだまされてしまって、自分の財産を減らすということが多く現象としてあらわれているようでございますけれども、そこで最近、注目されてきております成年後見制度についてお伺いをしたいと思いますけれども、現在、もしくは今まで行政が家庭裁判所に申し立てたことはございますでしょうか。
○議長(小林新一君) 市民福祉部長、綾部正吉君。
◎市民福祉部長(綾部正吉君) ただいまの御質問、成年後見制度のお話かと思われますが、ただいまお話ありましたように、直接的には家庭裁判所が窓口でやっておりまして、その件について扱うとか扱わないということについては個人の情報等の問題ありまして、家庭裁判所で扱ったことについては、あると思われるという形で御答弁させていただきたとい思います。実質的な数等については、この場では御容赦をいただきたいです。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) 確かにまだ始まって間もない制度です。手続と申請を含めて 4,800円ぐらいの経費で今、申請をすることができます。それと、富津市はまだそんなに核家族化というふうになってない。都会では、おひとり暮らしの方が、身内の方もだれもいないという方が多いと、どうしてもこういう制度が必要になってくると思います。将来に向けまして、この制度につきましては先ほど申し上げました地域包括支援センター等ができましたら、そこが窓口となりまして相談に乗っていただいて、この後見制度の活用をしていただきたいというふうに思っております。
 最後の質問になります。最後に、高齢者の防災対策についてお伺いをいたします。先ほど市長が述べられましたように、防災計画を見直すということと自主防災組織を本年度3カ所ぐらい要請があるので、その設置に向けて説明会等開いているという御報告をいただきました。今までに37カ所できているの、先ほど書きましたけれども、新たに3つはできたというふうに思います。先日、八都県市の防災訓練がございまして、市長初め各部長参加したと思いますが、あれだけの立派な訓練でもなくてもいいと思うんですけれども、訓練をしないと意味がないというふうに思ってます。
 それで、お尋ねをまずしますけれども、本年度、自主防災組織、いわゆる防災会でその訓練をしたところがございますかどうか、お聞きいたします。
○議長(小林新一君) 総務部長、平野和夫君。
◎総務部長(平野和夫君) 自主防災組織の訓練をしたかどうかということでございますが、訓練したとこはございます。たしか、富津の東町も9月3日にやってるはずです。また、11月には大堀の2区も予定しておりますし、また各消防本部の方から消火器の扱い方ですとか、そういう要請が何カ所か出ておりまして、それもやっているはずでございます。そういう状況で、防災に今、非常に関心がございますので、各地区には出前講座に行ったり、そういったことで啓蒙活動、まず基本的には自助、共助、公助と。まず自分をどうするのか、その地域でどうするのか、そして公的機関はどうするのか、そういう手順で流れていくというのが原則でございますので、まず自分たちが何をしたらいいのか、まずそこからスタートしてお願いをしているところでございます。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) おっしゃるとおりでございまして、まず自分は何をするか、まず行政は何をするかで質問させていただきます。今申し上げましたように、防災会、会議を開くなり訓練をするなり情報提供、啓発活動するなりをして初めて防災会だというふうに思ってます。今聞きますと、何カ所かはやっています。東町は非常に意識が高くて一生懸命やってる方が中心にいますので、やっていらっしゃるということは私は承知をしています。
 行政としては、防災機材を貸与していますけれども、会議をしたり訓練をしたりするには当然、経費はかかると思います。幾ら自主防災組織だからって、あなたたち勝手にやってくださいで、果たして機能するのかどうか。私は予算措置すべきことだろうと思います。予算をつけて、それで年に何回か会議なり訓練なり啓発活動をやっていくための資金として提供して、それを促す必要があろうかと思うんですが、その辺はいかが思いますでしょうか。
○議長(小林新一君) 総務部長、平野和夫君。
◎総務部長(平野和夫君) 今の助成の話でございますが、すべての行政区に私ども、防災会は31地区と言わず、立ち上げることが先決かというふうにまず考えております。そういう状況の中で、行政がどこまで支援できるか、また防災を自分たちはどう考えるのか、そういったものの中で、果たして行政がすべてお金で賄っていいのか、そこら辺について先般の避難所開設訓練でもボランティアの方々が当然、長谷川議員もボランティアの一員で参加していただきまして、ありがとうございました。そういう状況の中で、人の命ですとか、そういったものをどう考えていくのか、そういったものを啓蒙していくことも大事だと、そういうこともあわせて検討してみたいなというふうに考えます。
○議長(小林新一君) 3番、長谷川剛君。
◆3番(長谷川剛君) おっしゃるとおりだと思います。要は、それが機能すればいいわけであります。ぜひとも指導力を発揮していただきたいというふうに思います。
 そろそろ時間がきますので、質問をまとめたいというふうに思ってます。私は、昨年の9月に第1回目の質問から1年間、健康の大切さや病気の予防、介護の予防対策の必要性を市民福祉の面から、そして行財政改革の面から議会において提唱させていただいております。いつの日か、私も、そして周りの方たちも病院のお世話になったり、介護のお世話になるかもしれません。そうならないための取り組みは、個人の責任ではあるとは思いますけれども、このような立場になったときに考えるには、行政として、そして私たちの務めとして最大限市民のお手伝いをすることが大切だというふうに認識をしております。
 また、今回、質問させていただいたように、子育てや防犯、防災については国がどんなに施策を打っても、また行政が指導力を発揮しても、今、総務部長との議論の中でありましたように、細かな活動は地域は地域で守るという意識づけがなければできないというふうに思ってます。今、総務部長が自主防災組織を広げたいとおっしゃっております。これを機に、それぞれの地域に行って、防災または子育て、高齢者の方の問題等々の必要性を説いていただきまして、大きな範囲ではなくて、その地区、地区単位の中で、例えば私は浜町区というところに住んでいるんですけれども、浜町区は浜町区の中で教育の問題、高齢者の問題、防犯の問題、災害の問題等話せるような、そんな組織づくりをしていくことが必要だなと思います。それをつくれば、行政が考えたことがすぐ下におりて、その地域の方が動いてくれる、そんなような機構ができる、システムができるなというふうに思ってまして、私はそれを目指して今後とも努力をしていきたいなというふうに思っております。
 きめ細かな市民福祉が提供できるように、ぜひとも市長初め行政執行部の皆様方の御尽力をさらに賜りますことをお願いをして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(小林新一君) 以上で長谷川剛君の質問を終わります。

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                 鈴木敏雄君の関連質問

○議長(小林新一君) 続いて、賢政会の関連質問を許可します。関連質問ございませんか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
○議長(小林新一君) 17番、鈴木敏雄君。
◆17番(鈴木敏雄君) それでは、澤田春江議員の関連質問をお願いいたします。
 佐久間市長の大きな政策の一つでございます複合施設について、私も3月議会で質問させていただきました。その中で、既に検討委員会開かれておるようでございます。そういう中で、その検討の候補地とか、あるいは規模とか、あるいはPFIの導入とか、そういう部分である程度具体的な内容が当然出ると思っておりますけれども、その辺についてお伺いをしたい。よろしくお願いします。
○議長(小林新一君) 総合政策部長、小澤俊平君。
◎総合政策部長(小澤俊平君) お答えいたします。先ほどお答えしましたように、委員会で3月に中間報告をまとめ、それを受けて部会で検討しておるところでございますので、当然のことながら最終的な結論ではございません。その中で中間報告で、まず場所の件についてはいろんなところを比較検討した中で、市役所周辺が市民全体の利便性を総体的に見た場合、一番いいんではなかろうかということでございまして、そういう方向で今、部会の方で検討しておるはずでございます。規模につきましても、当然、大きければ大きいほどいいことは確かですが、片や財源の問題がありますので、およそ 5,000平米前後を目安として検討を部会の方でお願いしてございます。
 それから、PFI等でございますが、いろいろ検討する中で、時期が悪いというのか、ちょうど澤田議員の御質問でもありましたように、ほとんどの市は整備されちゃっておりまして、そういうことを踏まえまして、図書館関係の補助、そういうものは非常に少のうございます。そういう中で、鈴木議員もおっしゃりますようなPFI等も今後検討する価値が十分あるんではなかろうかというような段階のようでございます。どちらにしましても、かなりの規模のものをつくるとなれば大きな財源も必要になりますので、残念ながら富津市は潤沢な財源があるとは申し上げにくいわけでございますので、PFIも含め、いろんな制度をそれぞれ比較検討してみる必要があろうかというふうに考えております。以上です。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
○議長(小林新一君) 17番、鈴木敏雄君。
◆17番(鈴木敏雄君) 当然、場所等、スペース、駐車場いろいろあるんで、市中心地、あるいはここ周辺ということに当然、だれでも考えるでしょう。区画整理が中止されまして、線整備をする。その周りに公的機関を置くと。あるいは、市の土地の有効利用ということで、ある程度その検討の材料は限られてきておると思いますけれども、ひとつ前向きに、早くそういうものを出していただきたいと要望しまして、質問を終わります。

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                 平野明彦君の関連質問

○議長(小林新一君) ほかにございませんか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
○議長(小林新一君) 9番、平野明彦君。
◆9番(平野明彦君) それでは、あと3分ほどありますので、せっかくですので、長谷川議員の統廃合について一つお聞きしたいと思います。
 現状で児童・生徒が 4,057人、平成23年には 3,300人程度と2割ほど減ってしまうんですけども、今その中で学校適正規模、基準を検討していると。その中で教育効果を図った中での統廃合、結果的な統廃合というふうに今お伺いしたんですが、その中で1学年1学級程度というお話がありましたけども、現実的に今、40人クラス、または30人切っている学校等々ありまして、その辺の規模と人数をどの辺を考えているのかということと、今の富津市の現状を見てると、計画を立てるスピードと社会情勢の変化の実勢のスピードというのがかけ離れてますので、立てた段階で社会の方が先に進んでいるということも十分考えられるので、その辺の実際のスピードの問題、その辺をどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。
○議長(小林新一君) 教育長、黒川逸君。
◎教育長(黒川逸君) 子供さんの数の問題は、私どもが今つかめるのは、正直言ってゼロ歳児まででございます。その先はどのぐらい出産年齢層が住んでいただけるのか、これにかかってくるというふうに思うわけですが、それは教育部ではちょっとつかめません。申しわけございませんが、したがいまして、現時点で考えるデータは、ゼロ歳児までのデータを基本に考えて検討を進める以外にはないというふうに考えております。
 その中で、学級の規模は国の方で定めておりますのは、確かに上限が40名までで1学級を形成するということになっておるわけですが、この1学級40名の上限でやっておる学校というのは全国的に見ても、そこまでいってるところは数少ないんです。ほとんどが30人、35人、あるいは28人とか、そういう程度の学級で形成されております。例えば56人いれば、28人で2学級になるわけですよね。あるいは、国の今の基準ですと、41人いれば2学級になるわけです、21人と20人と。そういうふうな考え方でございますので、あと今度は逆に複式学級というのがございます。これは現実に我が市の中にもあるわけですけども、1学年の子供さんの数が例えば8名しかいない。そういう場合には、2つの学年を一緒にして1クラスにする。そういうふうな複式というのがございますので、そういうのも勘案して考えております。以上です。
○議長(小林新一君) これをもって賢政会の代表質問を終わります。

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                   散     会

○議長(小林新一君) 以上をもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。
 次の本会議は、明日7日午前10時から会議を開きますので、念のため申し添えます。
 本日はこれにて散会といたします。

                  午後3時11分 散会