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千葉県 君津市

平成23年  3月 定例会(第1回) 03月24日−05号




平成23年  3月 定例会(第1回) − 03月24日−05号







平成23年  3月 定例会(第1回)



            平成23年第1回君津市議会

             定例会会議録(第5号)

1.開議の日時  平成23年3月24日 午後1時30分

1.出席議員  24名

       1番   加藤健吉君         2番   須永和良君

       3番   橋本礼子君         4番   加藤喜代美君

       5番   天笠 寛君         6番   小倉靖幸君

       7番   森 慶悟君         8番   真木好朗君

       9番   三浦道雄君        10番   三宅良一君

      11番   鴨下四十八君       12番   磯貝 清君

      13番   三浦 章君        14番   鈴木良次君

      15番   池田文男君        16番   真板一郎君

      17番   藤井 修君        18番   榎本貞夫君

      19番   岡部順一君        20番   大瀬 洋君

      21番   小林喜久男君       22番   鳥飼昭夫君

      23番   鴇田 剛君        24番   安藤敬治君

1.欠席議員  なし

1.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

   市長         鈴木洋邦君   副市長        武次治幸君

   教育長        本吉貞夫君   水道事業管理者    鴇田源一君

   総務部長       坂元淳一君   企画政策部長     山口貴史君

   財政部長       田村国雄君   市民環境部長     池田義夫君

   保健福祉部長     小榑 清君   経済部長       稲村文永君

   建設部長       浦辺清隆君   消防長        岡根敏晴君

   教育部長       石橋誠治君   会計管理者      三沢秀俊君

   総務部次長              企画政策部次長

              鈴木 登君   (事)企画政策    渡辺修治君

   (事)総務課長            課長

   財政部次長              監査委員

              伊藤修一君              三堀利昭君

   (事)財政課長            事務局長

   農業委員会              選挙管理委員会

              大御吉男君              高橋 彰君

   事務局長               事務局長

1.職務のため出席した者の職氏名

   事務局長       齊藤邦雄    主幹         佐久間敏幸

   副主幹        占部和裕

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△開議

平成23年3月24日午後1時30分



○議長(加藤健吉君) 本日もご苦労さまでございます。

 ただいまの出席議員は24名でございます。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

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△黙祷



○議長(加藤健吉君) 日程に入るに先立ちまして、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により被災されました皆様に対し、哀悼の意を表するとともに、お見舞いを申し上げます。

 また、名誉市民、三浦公明氏には、3月20日ご逝去されました。

 故人は、君津市助役を経て、君津市長として連続2期8年にわたり、重厚闊達にして識見に富み、卓越した行政手腕をもって市政の進展に寄与されました。さらに、平成19年7月からは、君津市名誉市民として活力ある本市のまちづくりのため、大所高所からご指導、ご高説を賜ってきたところでございます。まことに痛惜の念にたえません。

 ここに、地震災害で亡くなられました方と名誉市民、三浦公明氏のご冥福をお祈りいたしたく、1分間の黙祷をささげたいと存じます。



◎事務局長(齊藤邦雄君) 一同、ご起立願います。

 黙祷。

     (黙祷)



◎事務局長(齊藤邦雄君) 黙祷を終わります。

 ご着席ください。

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△追悼の言葉



○議長(加藤健吉君) ここで、市長から名誉市民、故三浦公明氏のご逝去につきまして発言を求められておりますので、これを許します。

 鈴木市長。

     (市長 鈴木洋邦君登壇)



◎市長(鈴木洋邦君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、去る3月20日にご逝去されました君津市名誉市民、前君津市長、旭日双光章、故三浦公明氏に対して、謹んで哀悼の言葉を申し上げます。

 三浦氏につきましては、昭和49年4月、本市の強い願いにより、当時の自治省から君津市役所においでいただき、以来、君津市を第2のふるさととして市政進展のために献身的にご尽力をいただきました。

 昭和62年2月からは助役を2期務められ、さらに平成10年11月には、市民の熱い期待を担って君津市長に初当選されました。退任される平成18年10月まで、変遷著しい時代の君津市政のかじ取りとして全身全霊を傾けられ、その豊富な知識と卓越した指導力により市民福祉の向上に多大なるご貢献をされたのであります。

 この間、行財政改革を力強く進める中で、市民待望の君津中央図書館の開館をはじめ中心市街地の景観整備、君津バスターミナルの開設、防犯機能を備えた君津中央公園の整備などなど、市政の発展に資する数多くの成果を上げられました。また、君津駅への特急電車の停車や君津メディカルスポーツセンターの誘致なども三浦氏のご功績であります。

 このたびのご逝去は、まことに痛恨の極みであり、惜別の情にたえません。ここに長年にわたる郷土進展にかけた情熱とご尽力並びに指導力に対しまして、深甚なる敬意と感謝の意を表するとともに、永遠のご冥福を心よりお祈り申し上げまして、追悼の言葉といたします。

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△諸般の報告



○議長(加藤健吉君) 次に、諸般の報告をいたします。

 平成23年3月9日付で、議会運営委員会委員長から閉会中の継続審査申請書の提出がありましたので、ご報告いたします。なお、申請書につきましてはお手元に配布のとおりでございます。

 以上で諸般の報告を終わります。

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△議事日程の決定



○議長(加藤健吉君) 次に、本日の日程につきましては、会議規則第20条の規定により議長において定め、印刷配布してございます。その順序に従いまして会議を進めてまいりますので、ご了承願います。

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(参照)

議事日程(第5号) 3月24日(木)午後1時30分開議

日程第1 議案第5号ないし議案第13号及び議案第19号ないし議案第28号並びに請願第1号ないし請願第3号、陳情第1号ないし陳情第3号(委員長報告、質疑、討論、採決)

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△日程第1 議案第5号ないし議案第13号及び議案第19号ないし議案第28号並びに請願第1号ないし請願第3号、陳情第1号ないし陳情第3号(委員長報告、質疑、討論、採決)



○議長(加藤健吉君) 日程第1、議案第5号ないし議案第13号及び議案第19号ないし議案第27号を一括議題として、これより総括審議を行います。

 去る3月9日の本会議におきまして、各常任委員会及び予算審査特別委員会に審査の付託をいたしました案件につきまして、各常任委員会委員長及び予算審査特別委員会委員長から審査の経過並びに結果についてご報告をお願いいたします。

 まず、総務常任委員会委員長、三浦章君から報告願います。

 三浦章君。

     (総務常任委員会委員長 三浦 章君登壇)



◆総務常任委員会委員長(三浦章君) ご報告申し上げます。

 平成23年第1回君津市議会定例会において総務常任委員会に付託されました議案3件及び請願1件につきまして、去る3月10日午前10時から、議会全員協議会室において、委員8名全員出席のもと、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。

 初めに、議案第7号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査いたしました。

 本議案は、職員が就業しながら子の養育、または家族の介護を行うための環境を整備するため、一定の条件を満たす職員からの請求により、深夜勤務及び正規の勤務時間以外の勤務を制限することについて所要の改正を行おうとするものであり、関係条文について詳細な説明がありました。

 委員からは、対象者から請求があった場合、その職員の意向を踏まえ、職場に支障の出ないよう十分な対応をお願いしたいとの意見があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第8号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査をいたしました。

 本議案は、長年にわたり非常勤特別職として配置していた松丘診療所及び笹診療所の所長を、本年4月から常勤の一般職として配置するにあたり、本条例の別表から松丘診療所長及び笹診療所長の報酬の額及び旅費の額を削除しようとするものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第13号 千葉市ほか10市1町8一部事務組合消防指令事務協議会の設置に関する協議についてを議題とし、審査をいたしました。

 本議案は、県内の本市を含めた20消防本部が平成25年4月から共同指令センターの運用を開始するにあたり、各種規程の整理や運営に関する協議を行うため、平成23年4月1日に千葉市ほか10市1町8一部事務組合消防指令事務協議会を設置することについて、地方自治法第252条の2第3項の規定により議会の議決を求めようとするものであるとの説明がありました。

 委員からは、共同指令センターに派遣される職員や災害等発生時の効率・効果的な指令判断についての質疑がなされ、共同指令センターに派遣される職員については、救急救命士をはじめ救急の資格を有し、消防指令事務に精通している職員を派遣する予定であること、災害等発生時の効率・効果的な指令判断については、共同指令センターでは各消防本部管内の全車両の位置情報を把握でき、的確な指令が可能であり、管外の消防本部と相互での協力支援も想定した中で、支援の方法などについては、今後さらに協議していくとの答弁がありました。

 慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、請願第2号 政務調査費の減額を求める請願を議題とし、審査をいたしました。

 まず、事務局から受理経過を説明、その後、執行部から参考意見がありました。

 討論においては、地方分権の進展に伴い、地方の自己決定と自己責任が求められている中、議員の政策立案能力やチェック体制の充実などを図ることが重要であり、収入によって各議員の活動が妨げられることなく調査研究ができること、また景気の低迷や経済の悪化には、各議員がより積極的に調査研究を進め、市民の負託にこたえることが重要であるとの反対討論がありました。

 慎重審査の結果、賛成者なしにより不採択すべきものと決定いたしました。

 以上が本常任委員会に付託されました議案及び請願に対する審査の経過並びに結果でございます。

 ご報告を終わります。



○議長(加藤健吉君) 次に、文教民生常任委員会委員長、三宅良一君から報告願います。

 三宅良一君。

     (文教民生常任委員会委員長 三宅良一君登壇)



◆文教民生常任委員会委員長(三宅良一君) ご報告申し上げます。

 平成23年第1回君津市議会定例会において文教民生常任委員会に付託されました議案3件につきまして、去る3月14日午前10時から、議会全員協議会室において、委員7名出席のもと本常任委員会を開会し、市当局より教育長をはじめ関係部課長の出席を求め慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。

 初めに、議案第9号 君津市母子家庭住宅手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査をいたしました。

 本議案は、新たに父子家庭を支給の対象に加えるとともに、支給の目的が所得が一定以下の方の住生活の安定に資することから、支給対象の家賃に上限を設定するため、条例の一部を改正しようとするものであるとの説明がありました。

 慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第10号 君津市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査をいたしました。

 本議案は、国民健康保険被保険者が出産したときに支給する出産育児一時金の支給額を35万円から39万円に引き上げるもので、これは、特例的措置により平成21年10月1日から平成23年3月31日までの期間を定め引き上げて支給していたものを、恒久的に支給するため、条例の一部を改正しようとするものであるとの説明がありました。

 慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第28号 君津市予防接種健康被害調査委員会設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査をいたしました。

 本議案は、これまで、予防接種法に基づき市長の行う予防接種により健康被害が発生した場合において、君津市予防接種健康被害調査委員会が被害調査を行っておりますが、今回、予防接種法に基づかない子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種における健康被害についても、同調査委員会の調査対象に加えようとするため、条例の一部を改正しようとするものであるとの説明がありました。

 慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上が本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。

 ご報告を終わります。



○議長(加藤健吉君) 次に、建設経済常任委員会委員長、磯貝清君から報告願います。

 磯貝清君。

     (建設経済常任委員会委員長 磯貝 清君登壇)



◆建設経済常任委員会委員長(磯貝清君) ご報告申し上げます。

 平成23年第1回君津市議会定例会において建設経済常任委員会に付託されました議案4件、請願1件につきまして、去る3月11日午後2時から、議会全員協議会室において、委員8名全員出席のもと本常任委員会を開会し、市当局より水道事業管理者をはじめ関係部課長の出席を求め慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。

 初めに、議案第5号 君津市都市公園の指定管理者の指定についてを議題とし、審査をいたしました。

 本議案は、内みのわ運動公園及び君津緩衝緑地スポーツ広場、野外ステージの指定管理者として、平成23年4月1日から2年間、財団法人君津市都市公社を指定したく、議会の議決を求めるもので、指定の手続等については、公募は行わず、当該団体から施設の管理運営に関する提案を受け、所定の審査を実施し、指定するものであるとの説明がありました。

 慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第6号 君津市バスターミナル駐車場の指定管理者の指定についてを議題とし、審査をいたしました。

 本議案は、君津市バスターミナル駐車場の指定管理者として、平成23年4月1日から3年間、内山建設アマノマネジメントサービス君津市立駐車場等管理共同企業体を指定したく、議会の議決を求めるもので、指定の手続等については、団体要件を付し公募を行ったところ、当該団体を含む2団体からの応募があり、所定の審査を実施し指定するものであるとの説明がありました。

 委員からは、バスターミナル待合室でバス回数券や物品等の販売ができるようにするなど、附帯サービス施設の充実に関する要望も出されております。

 慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第11号 君津市住宅取得奨励条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査をいたしました。

 本議案は、本市への定住をさらに促進し、地域の活性化を図るため、住宅取得奨励金の交付期間を平成23年4月1日から3年間延長するとともに、奨励金の交付対象に一定の要件を満たす中古住宅を加え、また転入者に係る奨励金の加算要件として、住宅取得時に40歳以下である場合を追加するなど、条例の改正をしようとするものであるとの説明がありました。

 委員からは、交付対象者の条件にある定住することの誓約に関して、また定住していることを追跡調査するための具体的な手法等に関する質疑があり、直ちに追跡調査をシステム化することは難しいものの、申請者に関して転出入などの動態を管理する体制については、庁内関係課に協力依頼し整えていくとの答弁がありました。

 また、奨励金の加算要件に40歳以下であることを追加した理由等について質疑があり、事業継続にあたり、制度の見直しを行った中で、3年間の実績として、申請者のうち40歳以下が約6割を占めていることから、引き続き将来の人口増加への期待感が持てること、さらには、今日の財政状況等を総合的に勘案したものであるとの答弁がありました。

 複数の委員からは、本事業が定住促進の主要施策であることを踏まえ、奨励金の交付にあたり、厳格な管理体制と追跡調査の実施を求める意見がありました。

 慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第12号 市道路線の認定についてを議題とし、審査をいたしました。

 本議案は、人見、川辺3号線、延長48.9メートルの道路改良工事を実施するため、市道路線として認定しようとするものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、請願第1号 TPP交渉参加反対に関する請願を議題とし、審査をいたしました。

 まず、事務局から受理経過を説明、執行部から参考意見を聴取いたしました。

 討論においては、いまだに国による具体的な農業支援対策が示されていない状況にあることから、TPP交渉に参加することは拙速であると言わざるを得ず、採択に賛成の討論がありました。

 慎重審査の結果、賛成多数で採択すべきものと決定いたしました。

 以上が本常任委員会に付託されました議案及び請願に対する審査の経過並びに結果でございます。

 ご報告を終わります。



○議長(加藤健吉君) 次に、予算審査特別委員会委員長、岡部順一君から報告願います。

 岡部順一君。

     (予算審査特別委員会委員長 岡部順一君登壇)



◆予算審査特別委員会委員長(岡部順一君) ご報告申し上げます。

 去る3月9日の本会議において委員10名からなる予算審査特別委員会が設置され、平成23年度君津市一般会計予算及び各特別会計予算並びに君津市水道事業会計予算の議案9件が付託されました。

 本特別委員会は、去る3月16日、17日、18日の3日間にわたり、議会全員協議会室において、委員全員の出席のもとに開会し、市当局より関係者の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告いたします。

 さて、本特別委員会では、市民福祉の向上を念頭に、市民ニーズに的確に対応した予算編成となっているのか、幅広い視点から詳細に審査を行いました。

 初めに、議案第19号 平成23年度君津市一般会計予算を議題とし、審査をいたしました。

 まず、総括的なものとして、平成23年度予算編成にあたっての所管部ごとの方針と平成22年決算審査特別委員会からの要望、意見がどう反映されているのかの報告を求め、各部長から回答を受けました。

 歳入については、本市の財政的課題や市税などの収入見込みについて複数の委員からの質疑があり、本市の市税収入は、昨年度の大きな落ち込みから比較すれば、若干の増収が見込まれているが、依然として厳しい経済状況の中で、第3次まちづくり計画を着実に執行していくために、財政調整基金、市債を活用すること、またコンビニ収納の開始により納税者の利便性が向上されたことや、納税相談、徴収体制の強化のため庁内連携の強化を推進することにより滞納額の縮減に努めること、さらには、定住促進や企業誘致などの税収増につながる施策を推進し、財政の健全性と行政水準の向上を考慮した財政運営をしていきたいとの答弁がありました。

 委員からは、新たな自主財源の確保に努めるとともに、国・県支出金などの特定財源の積極的な活用を図ること、財政調整基金については、基金残額の減少に留意し、市債とあわせて、市民ニーズにこたえるため、適切な運用を図られたいとの要望がありました。

 歳出のうち、総務費については、文化のまちづくり市税1%支援事業に関しての質疑があり、平成22年度に、議会や市民の意見を参考にして、公益性、透明性、継続性の観点から審査基準や補助額、補助率の見直しを行い、引き続き特色あるまちづくりを実践する市民団体を支援し、新たな君津文化の創造に向けて取り組んでいくとの答弁がありました。

 また、コミュニティバスの運行について、一部路線の乗車率が低いまま事業が継続されていることに対し、委員からは、費用対効果も視野に入れた上で、よりよい運行方法を検討すべきであるとの意見がありました。

 次に、民生費及び衛生費については、複数の委員から生活保護費に関する質疑があり、受給状況については、平成23年1月末現在で、世帯数は527世帯、受給者数は733人で、昨今の厳しい経済情勢、就労状況にあって、年々増加している傾向にあり、特に高齢者の比率が高いとの答弁があり、委員からは、不正な受給がないようにチェックを強化した審査を行うとともに、受給者の自立に向けた支援活動にも努められたいとの要望がありました。

 また、老人福祉費のうち、ひとり暮らし老人緊急通報システム設置事業及びひとり暮らし高齢者等あんしん見守り事業については、独居老人への安心安全に資するすぐれた事業であるので、多くの方がこのサービスを利用できるよう広報等により周知に努められたいとの意見がありました。

 次に、農林水産業費については、獣肉処理加工施設整備事業について質疑があり、本事業は有害鳥獣による被害防止対策の充実を目的として設置される施設であり、建設にあたっては検討委員会を立ち上げ、施設は市が設置し、管理運営については地元組合によるものであること、また獣肉加工講習の受講や獣肉販売に向けたマーケティング調査を実施したとの答弁がありました。

 委員からは、捕獲従事者の育成にも取り組まれたいこと、さらには、近隣市に民間企業が同様の事業を計画していることを考慮するとともに、施設設置後の継続的運営の可能性について慎重に検討されたいとの意見がありました。

 次に、商工費のうち、地域ポータルサイト整備事業について質疑があり、商工会議所が開設するポータルサイト「きみなび」への登録店舗数の増加とその管理運営については、失業者雇用対策事業の一環として4名の失業者を雇用しているとの答弁があり、委員からは、本市の観光ホームページとの整合性を十分に留意された上で、市内の商店街の活性化に努められたいとの意見がありました。

 また、企業誘致推進事業については、本市が有する立地条件の優位性が十分に生かされておらず、今後は、定住人口の促進も図ることを念頭に、各事業との連携を強化し、情報収集に努め、新たな手法を研究するなどの取り組みも必要であるとの意見がありました。

 次に、土木費については、市内の橋梁の耐震化対策に関する質疑があり、市内の橋梁215カ所のうち、平成22年度までに177カ所の耐震調査を実施し、平成23年度までに全橋梁の調査が完了する予定であること、調査済みの橋梁には、本格的な耐震対策を要する橋梁はないとの答弁がありました。

 次に、消防費については、防火水槽設置事業について質疑があり、市内の防火水槽357基のうち、耐震性防火水槽は100トン級水槽が8基、40トン級水槽が33基であるとの答弁があり、委員からは、大地震に備えて計画的に整備を進めるべきとの意見がありました。

 また、共同指令センター整備事業負担金の質疑があり、平成25年4月より、119番通報の消防指令事務は千葉市消防本部に設置する共同指令センターで一括して行うこととなるが、地元消防団への指令や防災無線については、君津市消防本部が行うものであるとの答弁があり、委員からは、災害時の対応に混乱が生じないように準備されたいとの意見がありました。

 次に、教育費については、「きみつ教育創・奏5か年プラン」に基づいて各事業が着実に進展していることに、委員から評価がありました。

 また、中央図書館の運営については、開館時間の延長について、引き続き検討を求める意見がありました。

 次に、議案第20号ないし議案第27号の各特別会計予算を一括議題とし、審査を行いました。

 議案第20号 君津市学校給食特別会計については、給食使用食材の地元産使用比率について質疑があり、米、卵については100%、野菜については33%の使用率であるとの答弁があり、新たな調理場の建設計画に関する質疑では、現在、市内3カ所にある共同調理場を1カ所に統合するものとし、建設地については、配送時間を考慮し選定したいとの答弁がありました。

 委員からは、地元食材の利用率向上に努めるとともに、新たに着手する学校給食調理場建設にあたっては、市議会をはじめ関係機関への周知を図り、食育の拠点にふさわしい施設となるように取り組まれたいとの意見がありました。

 議案第21号 君津市駐車場事業特別会計については、坂田駐車場の整備に向けた調査委託について質疑があり、君津駅周辺の環境変化に適応した整備を行うための調査委託であるとの答弁があり、委員からは、中心市街地グレードアップ事業の進ちょく状況を考慮し、現状と将来予測を的確に把握した上で慎重に対応されたいとの意見がありました。

 議案第22号 国民健康保険特別会計については、診療所は、地域住民、特に高齢者にとっては欠かせない地域医療施設であり、一層の充実を望むこと、また国民健康保険税については、引き続き滞納者に対する相談、指導体制を強化し、収納率向上に取り組むとともに、医療費抑制対策事業にも努力されたいとの意見がありました。

 議案第27号 君津市水道事業会計では、鹿野山地区の水道事業の統合について質疑があり、平成26年度をめどに、統合に向けて準備を行っていくとの答弁がありました。

 また、水道料金の未収金と有収率について質疑があり、未収金については、平成23年度中に約9,000万円の回収を見込んでおり、最終的な徴収率は99.8%程度を確保していること、有収率については、平成21年度決算ベースにおいて君津市が82.9%であり、老朽管の更新や施設の耐震化事業を進めることにより、有収率の向上に努めていきたいとの答弁がありました。

 以上、議案第19号ないし議案第27号の審査における主な質疑、意見等でございます。

 討論においては、議案第19号においては、市税1%支援事業、議案第20号については、給食調理場の統合について、議案第22号については、画一的な資格証明書の発行について、さらに議案第26号については、年齢による差別、強制加入等について、それぞれ同意できないとの反対討論に対し、賛成討論では、歳入については、地方分権の推進や少子高齢化の進展などに伴い、義務的経費が増加の一途をたどる中、事業の緊急性、重要性及び費用対効果などを考慮した中長期的な視点から歳入確保に努め、第三次まちづくり計画を着実に推進するための予算措置がなされたものであり、歳出においては、既存の事務事業の見直しを行い、(仮称)新神門保育園の建設をはじめ、子宮頸がん、ヒブ、肺炎球菌ワクチン接種費用の助成を計上するほか、将来を見据えた社会資本整備を計画的に進めるなど、子育て支援、健康増進、安心安全な市民生活に重点を置いた堅実型予算であると評価するものであること、なお、観光アクションプランをはじめ、今後策定される各種の計画については、既存の計画や事業との整合性を検証しつつ、安易な外部委託は避け、市職員や市民、関係機関との協働による計画策定が望まれること、また特別会計を含む事業全般に言えることとして、公共施設等の敷地を借り上げて実施しているものについては、早期に取得して、賃貸料支払いの長期化を避けるよう強く望むものとの要望がありました。

 以上、慎重審査の結果、議案第19号、議案第20号、議案第22号及び議案第26号については、賛成多数で、また議案第21号、議案第23号ないし議案第25号及び議案第27号については、それぞれ全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 以上が予算審査特別委員会における審査の経過並びに結果でございます。

 さて、依然として厳しい経済情勢にある地方財政は、去る3月11日に発生した大震災で、さらに混迷を深める状況にあります。今はまさに国難とも言える非常事態であり、本市においても今後の税収の減少などが懸念されるところでありますが、執行部におかれましては、どうか歳入の確保並びに適切な予算執行に努力されるようお願いするものであります。

 なお、本特別委員会の審査にあたり、一部の事業において、計画段階から予算編成に至るまでの過程で、議会はもとより事業に直接関係する市民に対しての周知説明が図られていない事業が見受けられました。

 また、各委員会から意見提言がされておりますが、執行部におかれましては、これらを真摯に受けとめ、各種事業に反映させていただきたいと思います。

 結びに、平成23年度は君津市制施行40周年にあたる節目の年であり、各所管において記念事業が計画されておりますが、40年を振り返り、今後のまちづくりに向けて、市民とともに思いをめぐらす機会とすることを望みまして、予算審査特別委員会の委員長報告といたします。



○議長(加藤健吉君) 以上で各常任委員会委員長及び予算審査特別委員会委員長の報告を終わります。

 ここで、委員長報告に対する質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤健吉君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤健吉君) ご異議ないものと認め、委員長報告に対する質疑を終結し、討論を行います。

 討論の通告がありますので、順次、発言を許します。

 9番、三浦道雄君。

     (9番 三浦道雄君登壇)



◆9番(三浦道雄君) 日本共産党の三浦道雄でございます。

 3月11日に発生した東北三陸沖を震源とする巨大地震マグニチュード9は、地震被害とともに、大津波、原子力発電所事故による放射能漏れで、想像を超える大被害をもたらしております。地震発生から2週間が経過しようとする中、死者、行方不明者は2万人をはるかに超え、さらに犠牲者がふえる状況。原子力発電所の爆発で、他県等への住民移動も行われております。君津市においても、地震の影響で道路陥没、建物、小売商店の陳列品の破損等が発生し、加えて、計画停電、燃料、生活物資不足などで市民生活に支障と混乱が今なお生じております。

 我が党は、全国の地方議員や党組織に呼びかけて被害の実態調査とともに、被害を受けた方々を救済するためのあらゆる活動を行っております。今、全国民、全自治体が、救済と復旧に党派を超えて力を集中すべきときだと考えます。君津市においても全国におくれることなく、東日本大震災対策本部を立ち上げ、救済、救援に力を尽くすよう訴えるものであります。

 改めて、大震災で犠牲になられた方々に心からの哀悼の意を表するとともに、被災されたすべての皆様にお見舞い申し上げ、早期復旧、再建を心よりご祈念申し上げる次第であります。

 さて、討論に入ります。

 ただいま各常任委員長、予算審査特別委員長の報告で不採択となった請願及び継続審査の請願・陳情に対し採択を、4つの議案には反対の立場から討論を行います。

 最初に、請願第2号 政務調査費の減額を求める請願についてであります。

 委員長報告は不採択とのことでありますが、この案件は、昨年の3月議会で、年間16万円もの引き上げ案が市長提案として上程されました。市民感情や他の市の動向等から減額するのであればともかく、引き上げには同意できないと、私は反対を表明してまいりました。しかし、議会の活性化等の理由で、賛成多数で可決したのであります。近隣市並みの政務調査費に引き下げることを求める本請願には、市民感情から見て当然のことであり、理解するものであります。

 よって、委員長報告の不採択には反対し、ぜひ議員各位も採択してくださるよう主張するものであります。

 次に、議会運営委員会に付託され、審査された請願第3号及び陳情第1号、2号、3号は、継続審査とのことでありますが、私は採択を主張するものであります。

 この4つの請願、陳情は関連性がありますので、一括で討論を行います。

 市民に開かれた議会、議員が議会報告を定例議会のたびに市民に報告するのは、本来、議会議員の務めであると思うものであります。私ども日本共産党は、定例議会のたびに「君津民報」を発行し、議会や行政の様子を知らせ、また市民との対話の集いを開催するなど努めております。

 議場に来なくても、ライブ中継やオンデマンド配信等で市民の皆さんが議会の様子を見聞きすることは、議会と市民が乖離していることへの克服につながり、有効と考えます。また、議案に対し、議員の態度がどうであったかを市民は知る権利があると、私は日ごろから考えておりました。そうした理由等で、請願第3号の君津市議会基本条例の制定を求める請願書及び陳情第1号 議会報告会の実施を求める陳情書、陳情第2号 会議動画記録のオンデマンド配信を求める陳情書、陳情第3号 議案に対する議員個別の賛否公表を求める陳情書には、基本的に同意するものであります。

 よって、以上の理由から、請願、陳情は採択すべきものと、各議員に訴える次第であります。

 次に、議案第19号 平成23年度君津市一般会計予算、議案第20号 平成23年度君津市学校給食特別会計予算、議案第22号 平成23年度君津市国民健康保険特別会計予算、議案第26号 平成23年度君津市後期高齢者医療特別会計予算の4議案には同意できない施策等がありますので、反対の立場から討論を行います。

 最初に、議案第19号の平成23年度君津市一般会計予算についてであります。

 まず、歳入について、我が党は、かねてから主張してまいりました君津高校用地等の県への貸付料の約1億円がいまだ計上されていないことについては納得できません。

 当初予算額として284億円が一般会計予算として計上されておりますが、当初予算の概要を説明する予算編成方針では、「常に市民の目線に立った改革を心がけ、市民の理解と協力を得ながら事業の効率化を図り、第三次まちづくり計画の着実な推進に努める」と述べ、さらに、財政運営においても、市民の声を機敏にとらえ、夢と誇りの持てるまちづくりの実現に向けて市民と力を合わせることを基本方針とする」、こううたっているのであります。

 市長の基本方針に見られるように、市民の暮らしや福祉の充実に目を向けている施策も幾つかあります。特に、少子化対策として子ども医療費を中学校卒業まで無料にしたことや各種がん検診の無料化は特筆すべき施策であります。

 しかし、そうしたすぐれた施策がある一方、市民の貴重な税金を一部の団体に交付している文化のまちづくり市税1%事業は、不評だからこそ申請者が年々減っているのに、いまだにばらまきの予算を2,554万円余り計上いたしております。さらに問題なのは、議会軽視、市民無視の教育委員会の横暴とも言える学校給食調理場建設費用6,125万円あまりが予算化されるなど、到底容認できない施策であります。

 他にもたくさんありますが、本会議や、あるいは予算審査特別委員会で私が指摘しましたそれらの施策のどこに、市民と協働のまちづくりの理念を感じることができるでしょうか。市長の施政方針はきれいごとを言っているにすぎないのではないでしょうか。市民不在のこうした施策が、どうして市民と協働のまちづくりなのでしょうか。言うこととやることが違い過ぎます。

 よって、以上の理由等で、平成23年度君津市一般会計予算に反対するものであります。

 次に、議案第20号 平成23年度君津市学校給食特別会計予算についてであります。

 学校給食調理場が老朽化したことを理由に、今ある3カ所の給食センターを1つに統合するというとんでもない計画の予算が、職員組合等の合意形成もなく、学校給食関係者はもちろん、市民には何も知らせず、一方的に事業費が計上されたのであります。

 国民宿舎清和の無償譲渡時の利用計画も、市民に何も知らせず、突然8,000万円の予算が計上され、体験学習交流センターを建設しようといたしました。これも市民不在の前代未聞の暴挙でありました。同事業は現在とん挫しておりますが、当然のことであります。

 学校給食特別会計予算の中の学校給食調理場建設事業費約6,100万円は、市民を交えて協議が求められるものであり、いったん中止、白紙に戻すべきであります。

 よって、本議案に反対するものであります。

 次に、議案第22号 平成23年度君津市国民健康保険特別会計予算についてであります。

 長引く不況の中、倒産、解雇等、市民の暮らしは生きるか死ぬかの大変な時代となっております。仕事をやめさせられた、家賃や住宅ローンが払えない、食べることがやっと、そんな市民が高い国民健康保険税を払えるはずがありません。自営業者や低所得者層が加入しているのが国民健康保険制度であります。だれでも払える国民健康保険税に引き下げることが、今、強く求められております。

 国がその責任を果たさないことは大問題でありますが、しかしながら、君津市はこの国の言いなりで、払いたくても払えない世帯に無慈悲に資格証明書を発行し続けています。資格証明書の発行世帯が788世帯、1,305人おり、短期保険証発行世帯は1,447世帯、3,058人もいるのであります。全国的には、市民の命と暮らしを守るため、資格証明書の発行を取りやめた地方自治体がふえております。君津市も資格証明書の発行は中止して、正規の保険証を交付すべきであります。この資格証明書の発行をやめない限り、他に君津市ならではのすぐれた施策がありますが、国保会計に賛成することができません。

 よって、平成23年度君津市国民健康保険特別会計予算に反対するものであります。

 最後に、議案第26号の平成23年度君津市後期高齢者医療特別会計予算について述べさせていただきます。

 この年齢で差別されている後期高齢者医療制度は、依然として年金生活者の暮らしに重い負担を強いており、高齢者等から廃止の声が続くなど希代の悪法であります。老人医療特別会計で医療を受けていたときには、高齢者は安心して医療サービスが受けられ、資格証明書発行は禁じられていたのであります。ところが、後期高齢者医療制度は、満75歳になった途端、強制加入させられ、医療も差別されるのであります。病院は心ならずも追い出しをかけ、高齢患者は病院をたらい回しにされるのであります。この制度は、高齢者は早く死ねと言わんばかりの制度なのであります。

 民主党政権は、後期高齢者医療制度は廃止すると公約しておきながら、今なお制度は続いております。75歳以上の方々は、昭和11年以前に生を受け、戦前、戦中、そして戦後を生き抜いてこられた方々であります。いわば我々の親世代であり、先輩の皆さんであります。戦後、日本の復興、今日の日本を築き上げてこられた、かけがえのない皆様であります。「長い間、ご苦労さまでした。これからは保険料も医療費等も完全無料です。お体を大切にして、長生きしてください」、これが高齢者の皆さんを敬う政治のあり方ではないでしょうか。人間の生きる尊厳をないがしろにしている後期高齢者医療制度は、即刻廃止すべきであります。

 よって、本議案に反対するものであります。

 ただいま述べませんでした他の議案や請願については、委員長報告のとおり、賛成するものであります。

 以上です。



○議長(加藤健吉君) 次に、14番、鈴木良次君。

     (14番 鈴木良次君登壇)



◆14番(鈴木良次君) 14番、鈴木良次でございます。

 私は、議案第5号ないし議案第13号、議案第19号ないし議案第28号の議案19件と請願第1号及び請願第2号の請願2件について、委員長報告に賛成の立場から討論いたします。

 初めに、議案第11号 君津市住宅取得奨励条例の一部を改正する条例の制定について。

 住宅取得奨励制度の3年間延長と交付対象に中古住宅を追加したことは、本事業が定住促進の主要施策であることや地域経済の活性化を図る上から評価できるものであり、申請者の動態を調査、把握するなど制度の検証も行いながら、適正な事業の実施を望むものであります。

 次に、議案第19号 平成23年度君津市一般会計予算について。

 歳入においては、市税や保険料などの確実な収納を図るため、納税課職員による休日納税相談、臨戸徴収のほか、任期付職員や徴収補助員を活用するとともに、徴収特別対策室を設置し、不能欠損額の縮減に努められていることは評価するものであります。今後はさらに庁内連携の強化を推進し、早期に公金収納業務を一元化させ、さらに強力な組織体制の整備を望むものであります。

 歳出においては、(仮称)新神門保育園の建設をはじめ認可外保育所の利用者への補助や、子宮頸がん、ヒブ、肺炎球菌ワクチン接種費用の助成を計上するほか、将来を見据えた社会資本整備を計画的に進めるなど、子育て支援と健康増進、さらには安心安全な市民生活に重点を置いた堅実型の予算であると評価いたします。

 厳しい財政状況の中で、第三次まちづくり計画を着実に推進していくために、広く市民から求められているものを的確にとらえながら、既存の事務事業の見直しを行い、市民の理解と強力を得た上での効率的、効果的な予算執行を望むものであります。

 次に、議案第20号 平成23年度君津市学校給食特別会計予算について。

 安全で安心な給食の提供を図るために、地元食材の利用を推進し、地産地消に努められているものと理解いたします。23年度から着手する学校給食調理場建設事業においては、関係機関への十分な説明を行いながら、将来にわたる財政負担を精査し、本市の食育を担う拠点施設として整備されることを求めます。

 次に、議案第22号 平成23年度君津市国民健康保険特別会計予算について。

 保険税滞納者の増加により厳しい運営が続いている現状を踏まえ、被保険者間の負担の公平性を確保し、健全な運営を図るために、滞納者に対する納付相談と指導を徹底していくことが必要であり、短期被保険者証、資格証明書の発行にあたっては公平な取り扱いがなされているものと理解いたします。また、特定健診、特定保健指導の実施率向上をはじめとする医療費抑制対策にも、引き続き取り組まれることを望むものであります。

 次に、議案第26号 平成23年度君津市後期高齢者医療特別会計予算について。

 国による新たな制度を検討されているわけでありますが、後期高齢者医療制度は国民皆保険制度を将来にわたり維持していくために必要不可欠であり、現行制度の問題点の解消や負担軽減措置などが実施されていることから、理解するものであります。

 次に、請願第1号 TPP交渉参加反対に関する請願について。

 輸出産業の拡大と資源の確保は、我が国のさらなる経済成長に必要であると考えます。しかしながら、国際競争力やコスト削減、大規模化、独自産業化をどんなに声高に言われても、強い農業を実現していくための具体的な政策が示されないまま、例外を認めないTPP交渉に参加することは拙速であると考えることから、交渉参加に反対するものであり、本請願は採択すべきものと考えます。

 次に、請願第2号 政務調査費の減額を求める請願について。

 昨年4月の政務調査費の改定にあたっては、特別職報酬等、市議会の答申を受けて改定されたものであり、地方分権が推進される中で、都市間競争に打ち勝つため、二元代表制である議員の政策提案や調査研究活動の充実と強化により市民の期待にこたえることが求められるものと認識しており、本請願においては不採択すべきものと考えます。

 以上、議案第5号ないし議案第13号、議案第19号ないし議案第28号並びに請願第1号及び請願第2号のすべてについて、委員長報告のとおり賛成するものでございます。

 なお、議長から報告のございました請願第3号及び陳情第1号ないし陳情第3号の継続審査の申し出につきましても賛成することを申し添えます。



○議長(加藤健吉君) 次に、20番、大瀬洋君。

     (20番 大瀬 洋君登壇)



◆20番(大瀬洋君) 20番、大瀬洋でございます。

 討論に先立ちまして、このたびの東北地方太平洋沖地震により被災された方々に対し、哀悼の誠をささげ、またお見舞いを申し上げたいと思います。

 あわせて、過日、ご逝去されました君津市名誉市民、前市長、三浦公明氏に対しましても哀悼の意をあらわしたいと思います。

 さて、ただいまの委員長報告に対しまして討論を行います。

 請願第1号 TPP交渉参加反対に関する請願について、委員長報告は採択でございました。私は、反対の立場から討論させていただきます。

 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉への参加については、現在の農業を取り巻く環境からして、輸入自由化路線を加速することには若干抵抗があります。日本にとって農業は大切な産業であり、多少の負担をしてでも振興を図り、活性化に向けて取り組むことは必要と考えますが、日本の農業は全体としてどんどん衰退していっております。保護すればするほど衰退してきたというのが現実ではないでしょうか。生産者の高齢化、そして減少に歯どめがかからず、農業生産額も大幅に落ちてしまったという報告も聞いております。

 こうした中で、自由化が実施されれば農業経営に大きな影響が予想されますが、農業経営そのものが変化され、海外へ進出する動きが現在始まっておるところでございます。日本の米が、外国でそのおいしさそのものを認められておるところございますし、現状の農業の競争力を強化し、強い農業に改善していかなければならないと考えます。このことは、農業産業生き残りであって、先進国の貿易自由化を進めながら国内の農業を守るために、農業保護には莫大な予算を政府はかけてきております。

 米の依存を政府に保護政策要請することなく、リンゴふじのように、中国で模造登録商標が出回るぐらい努力されておる農業もございます。

 日本政府は、昨年12月に農業産業化支援ワーキンググループを立ち上げましたが、日本の農業をどうするのか明確に示し、将来の農業を見据えて農業支援対策を早期に実施すべきと考えております。

 こうした農業を取り巻く厳しい状況を、そしてまた課題があることは十分理解しておりますが、日本がTPP交渉に参加しなければならないのは、現在、多くの国において自由貿易協定や経済連携協定などの地域経済協定を進め、主要な国との経済関係を強化していく必要があると考えるからでございます。日本は、それにさえ取り残された状態と言わざるを得ません。

 日本は今、米国、欧州、中国、韓国、豪州など、主要貿易相手国のどことも経済連携協定を結べていません。TPP、これに米国、オーストラリアも参加し、続いてカナダも参加の意向を表明しており、日本がTPPの参加におくれればおくれるほど、日本の立場は不利になっていくことでしょう。参加国でこれまで議論されてきたのは、既にある各国の自由貿易協定(FTA)との調整問題であり、これから農業問題などの具体的な話し合いが始まろうとしておるからであります。参加しなければ、日本の主張は全く反映されず、決定しにくくなってまいります。そうなると、輸出は激減し日本経済は大打撃を受け、現状の厳しい日本経済さえ維持できず、財政難がさらに悪化していくことになるでしょう。

 日本の国益もさることながら、農業政策を含めた将来の日本経済の発展を考えれば、TPPへの参加は、現時点で必要不可欠であると判断いたします。

 以上の観点から、総合的に判断し、本請願の採択については残念ながら反対せざるを得ないものであり、農業経営者のご理解をお願い申し上げるところでございます。

 以上でございます。



○議長(加藤健吉君) 次に、2番、須永和良君の討論を許します。

     (2番 須永和良君登壇)



◆2番(須永和良君) 2番、須永和良でございます。

 請願第2号 政務調査費の減額を求める請願に対して、委員長報告では不採択にすべきという結論でしたが、採択すべきという立場から討論をさせていただきます。

 昨年3月に増額された政務調査費ですが、この政務調査費の増額は、とても市民感覚からは理解を得られないものであります。真に我々議員が有能で、そして近隣市に対して負けてたまるかという気概があれば、近隣市と同額の政務調査費でも必ず勝てるはずです。

 ぜひ、この請願を採択していただき、そして速やかに政務調査費の減額を求めるものであります。



○議長(加藤健吉君) 以上で通告による討論は終わりました。

 討論を終結したいと思いますが、これにご異議ございますか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤健吉君) ご異議ないものと認め、討論を終結いたします。

 ここで、議事の都合により暫時休憩をいたします。



△休憩宣告 午後2時51分

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△再開宣告 午後3時10分



○議長(加藤健吉君) 再開いたします。

 採決をいたします。

 初めに、議案第5号 君津市都市公園の指定管理者の指定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第6号 君津市バスターミナル駐車場の指定管理者の指定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第7号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第8号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第9号 君津市母子家庭住宅手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第10号 君津市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第11号 君津市住宅取得奨励条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第12号 市道路線の認定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第13号 千葉市ほか10市1町8一部事務組合消防指令事務協議会の設置に関する協議について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第19号 平成23年度君津市一般会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立多数。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第20号 平成23年度君津市学校給食特別会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立多数。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第21号 平成23年度君津市駐車場事業特別会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第22号 平成23年度君津市国民健康保険特別会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立多数。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第23号 平成23年度君津市聖地公園事業特別会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第24号 平成23年度君津市農業集落排水事業特別会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第25号 平成23年度君津市介護保険特別会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第26号 平成23年度君津市後期高齢者医療特別会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立多数。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第27号 平成23年度君津市水道事業会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 議案第28号 君津市予防接種健康被害調査委員会設置条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 請願第1号 TPP交渉参加反対に関する請願、委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立多数。

 よって、本請願は採択することに決定いたしました。

 次に、請願第2号 政務調査費の減額を求める請願、委員長報告は不採択でございますので、原案について採決いたします。

 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立少数。

 よって、本請願は不採択とすることに決定いたしました。

 次に、請願第3号 君津市議会基本条例の制定を求める請願書、陳情第1号 議会報告会の実施を求める陳情書、陳情第2号 会議動画記録のオンデマンド配信を求める陳情書、陳情第3号 議案に対する議員個別の賛否公表を求める陳情書を一括採決いたします。

 これらについて、委員長から申し出のとおり、審査が終了するまで閉会中の継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立多数。

 よって、請願第3号及び陳情第1号ないし陳情第3号は、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。

 ここで、議事の都合により暫時休憩いたします。



△休憩宣告 午後3時18分

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△再開宣告 午後3時38分



○議長(加藤健吉君) 再開いたします。

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△議案受理の報告



○議長(加藤健吉君) ただいま、市長から追加議案の送付があり、これを受理いたしましたので、ご報告いたします。

 また、小倉靖幸君から発議案第1号 TPP交渉参加反対を求める意見書については、所定の賛成者とともに、会議規則第14条第1項の規定により提出されましたので、ご報告いたします。

 なお、議案につきましては、お手元に配布してあるとおりでございます。

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(参照)

                             23君総第31号

                             平成23年3月24日

君津市議会議長 加藤健吉様

                              君津市長 鈴木洋邦

               追加議案の送付について

平成23年第1回君津市議会定例会に付議する追加議案について、別添のとおり送付します。

                 記

議案第29号 固定資産評価員の選任について

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△議事日程の追加



○議長(加藤健吉君) お諮りいたします。

 議事日程(第5号)その2をお手元に配布してございます。その順序に従いまして日程を追加し、議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤健吉君) ご異議ないものと認めます。

 よって、議事日程(第5号)その2のとおり、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

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(参照)

議事日程(第5号)その2 3月24日(木)午後1時30分開議

日程第2 議案第29号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)

日程第3 発議案第1号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)

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△日程第2 議案第29号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)



○議長(加藤健吉君) 日程第2、議案第29号を議題といたします。

 なお、議案の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。

 直ちに提案理由の説明を求めます。

 鈴木市長。

     (市長 鈴木洋邦君登壇)



◎市長(鈴木洋邦君) 議案第29号 固定資産評価員の選任について、提案理由の説明を申し上げます。

 本議案は、固定資産評価員の伊藤誠一氏が本年3月31日をもって退任することとなったことから、新たに水野克己氏を固定資産評価員として選任したいので、地方税法第404条第2項の規定により議会の同意を求めようとするものでございます。

 水野氏につきましては、昭和43年4月から42年の長きにわたり本市行政職として尽力され、地方行政に対して深い認識と経験を有しておりますので、本市の固定資産評価員として適任であると考える次第であります。

 よろしくご審議をいただきますよう、お願いを申し上げます。



○議長(加藤健吉君) 以上で市長の提案理由の説明が終わりましたので、ただいま議題となっております議案第29号に対する質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤健吉君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤健吉君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第29号につきましては、人事案件でございますので、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤健吉君) ご異議ないものと認め、議案第29号につきましては、委員会付託を省略することに決定いたしました。

 次に、討論を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤健吉君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論は終結し、採決いたします。

 議案第29号 固定資産評価員の選任について、原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立全員。

 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。

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△日程第3 発議案第1号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)



○議長(加藤健吉君) 日程第3、発議案第1号を議題といたします。

 なお、議案の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。

 発議案第1号の提出者であります小倉靖幸君から提案理由の説明を求めます。

 小倉靖幸君。

     (6番 小倉靖幸君登壇)



◆6番(小倉靖幸君) 6番、小倉靖幸でございます。

 先ほど請願第1号が採択されたことによりまして、発議案第1号 TPP交渉参加反対を求める意見書について提出させていただくものであります。

 意見書案については、お手元に配布してございますが、真木議員、鈴木議員、榎本議員、鳥飼議員、鴇田議員のご賛同をいただきましたので、私から提案理由の説明をさせていただきます。

 政府は、平成22年11月9日に「包括的経済連携に関する基本方針」を閣議決定し、TPP交渉の参加に向けて関係国との協議を開始することとなりました。

 さらなる経済成長を図る上で、工業製品の輸出拡大や資源の安定確保を否定するものではありません。しかしながら、我が国は世界で最も開かれた農産物純輸入国となり、食料自給率は著しく低下している現状にあります。

 例外を認めないTPPを締結すれば、農業産出額3位を誇る千葉県及び県内でも農業従事者数の多い君津地域においての農業は、壊滅の危機に直面することになります。そして、農家所得が補償されても輸入は増大し、生産基盤は崩壊していき、関連産業も廃業し、地方の雇用が失われます。

 我が国の食料自給率を向上させ、食料安全保障を確立するため、TPP交渉への参加反対を求める意見書を提出するものであります。

 よろしくご審議賜り、全会一致をもちまして可決いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(加藤健吉君) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤健吉君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤健吉君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております発議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤健吉君) ご異議ないものと認め、発議案第1号につきましては委員会付託を省略することに決定いたしました。

 次に、討論を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤健吉君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論は終結し、採決いたします。

 発議案第1号 TPP交渉参加反対を求める意見書について、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(加藤健吉君) 起立多数。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

 以上をもちまして今期定例会に付議されました案件の全部を議了いたしました。

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△発言の申し出



○議長(加藤健吉君) ここで、鴇田水道事業管理者から発言を求められておりますので、これを許します。

 鴇田水道事業管理者。

     (水道事業管理者 鴇田源一君登壇)



◎水道事業管理者(鴇田源一君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、一言退任のごあいさつをさせていただきます。

 初めに、私のために神聖なる議場におきまして貴重な時間を割いていただきまして、このような機会をお与えいただきましたことに対しまして、議長をはじめ議員の皆様に心から御礼を申し上げます。ありがとうございます。

 さて、私ごとで大変恐縮ではございますが、今月31日をもちまして水道事業管理者を退任させていただくことになりました。

 私は、昭和42年5月に当時の上総町役場職員として拝命をし、以来43年11カ月、合併という新しい町の産みの苦しさ、町から市への輝かしい躍進、まさに君津市の発展とともに過ごさせていただくことができました。今このとき、この場所で、本当に有意義な人生であったと感じているところでございますが、議員の皆様方には、この間、一方ならないご指導、ご教示、またご支援を賜りまして、衷心より厚く御礼を申し上げます。

 今後は、一市民といたしまして自分の人生を豊かにするように努めるとともに、陰ながら君津市政発展のために何かお役に立つことができれば幸いであると考えております。

 最近、テレビで耳にさわりのよい、なるほどというような言葉が聞かれるようになりました。「心は見えないけど、心遣いは見える。思いは見えないけど、思いやりは見える。」、こんなところもこれから心に置きまして、精進をしてまいりたいと考えてございます。

 結びに、議長をはじめ議員の皆様には、公私ともに大変ご多忙とは存じますが、どうぞ時節ご自愛をいただきまして、ご健勝にてますますのご活躍をご祈念申し上げますとともに、君津市議会のさらなるご隆盛と君津市政の一層のご発展をご祈念申し上げまして、言葉整いませんが、退任のごあいさつとさせていただきます。

 長い間、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

     (拍手)

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△市長あいさつ



○議長(加藤健吉君) ここで、閉会にあたり、鈴木市長からあいさつがあります。

 鈴木市長。

     (市長 鈴木洋邦君登壇)



◎市長(鈴木洋邦君) 平成23年第1回君津市議会定例会の閉会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 初めに、東日本大震災が発生してから、間もなく2週間になります。日を追うごとに犠牲者の数はふえ、今なお安否の確認ができない方々が大勢いらっしゃいます。さらに、被害者の方々へ十分な支援が行き届かない中、原子力発電所からの放射能漏れが懸念されるなど、予断を許すことができません。被害者の皆さんに謹んでお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧、復興を願うものでございます。

 また、本市からも去る3月22日に、6名の消防職員が緊急消防援助隊として福島に向かいましたが、危険を覚悟で復旧支援にあたられている隊員に、深く感謝と敬意を表したいと思います。なお、本日早朝、さらに第2次の緊急支援隊6名を派遣いたしました。

 さて、去る2月25日に開会いたしました本定例会は、本日をもちまして閉会となりますが、提案いたしました議案につきましては、本会議及び各常任委員会並びに予算審査特別委員会におきまして、慎重なる審議の上、いずれも原案どおり可決、確定いただき、まことにありがとうございました。

 議員の皆さんから会期中にいただきました貴重なご意見やご要望などにつきましては、十分これを尊重し、今後の市政運営に生かしてまいる所存でございます。今後とも変わらぬご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 次に、この場をおかりして、諸般の報告を2点ほど申し上げます。

 1点目は、小糸在来の生産復興にご尽力されている小糸在来愛好クラブが、NHKや全国農業協同組合中央会などが主催する第40回日本農業賞・特別部門第7回食の架け橋賞におきまして、大賞を受賞されたことでございます。この食の架け橋賞は、食と農にかかわる未来の豊かな生き方へのヒントやかけ橋となる活動を表彰するもので、小糸在来のブランド化やオーナー制を創設するなど、小糸在来を貴重な観光資源に育て上げたご功績が認められたものでございます。全国多数の応募の中から大賞を受賞されたものであり、心からお祝いを申し上げますとともに、今後とも本市の産業振興のためにお力添えをいただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。

 2点目は、エコ・スクールきみつの認定についてでございます。

 小中学校の児童、生徒の環境保全意識の高揚を図ることを目的に実施している学校版環境ISO認定事業につきまして、平成22年度は、新たに坂田小学校、周西中学校、松丘中学校、そして周西南中学校から申請がありました。審査の結果、各学校とも特色を生かした取り組みを行っており、認定基準を満たすことから、去る2月23日に認定登録証を交付いたしました。

 この認定により市内すべての公立の小中学校がエコスクール君津の認定校となりましたが、これらの取り組みが、学校を発信源として家庭や地域に広がり、やがて地球環境の保全につながることを願うものであります。

 また、ただいまは鴇田水道事業管理者に退任のあいさつの機会をいただきまして、まことにありがとうございました。鴇田水道事業管理者には、平成21年4月から2年間にわたり就任いただいておりましたが、この間のご尽力に感謝いたすとともに、議員皆様からいただきましたご指導、ご鞭撻に対しまして、私からもお礼を申し上げる次第でございます。

 さて、まもなく新年度がスタートいたします。市制施行40周年という記念すべき年を迎え、決意も新たに、夢と誇りの持てるまちづくりに全力を傾注してまいる所存でございます。

 議員皆様には、より一層のご支援、ご協力をお願い申し上げまして、閉会にあたってのあいさつとさせていただきます。

 ご苦労さまでございました。ありがとうございました。

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△閉会



○議長(加藤健吉君) これをもちまして平成23年第1回君津市議会定例会を閉会といたします。

 長期間にわたりましてまことにご苦労さまでございました。

                  平成23年3月24日午後3時56分

                                 閉会

上記会議の顛末を録し相違ないことを証するためここに署名する。

  平成23年  月  日

            君津市議会議長   加藤健吉

            君津市議会副議長  小林喜久男

            署名議員      三浦 章

            署名議員      鈴木良次

            署名議員      池田文男