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千葉県 鎌ケ谷市

平成15年  文教常任委員会 06月16日−02号




平成15年  文教常任委員会 − 06月16日−02号







平成15年  文教常任委員会




               文教常任委員会
                   会議録
          平成15年6月16日(月)午前10時00分
          より議事堂内第1・2委員会室において標記
          委員会を下記のとおり開催した。
                   記
1.出席委員
      委   員   長    勝  又     勝
      副 委 員 長      芝  田  裕  美
      委       員    宮  城  登 美 子
         同         野  村  誠  剛
         同         松  澤  一  男
         同         平  原  俊  雄
2.欠席委員
      な  し
3.委員外議員傍聴者
      谷  間  保  彦      泉  川  洋  二
      野  上     實      土  屋  裕  彦
      小  泉     巖      篠  崎  史  範
      小  易  和  彦      佐  藤     誠
      池 ヶ 谷  富 士 夫      三  橋  一  郎
      板  津  邦  彦      大  野  幸  一
      藤  代  政  夫      津 久 井  清  氏
4.説明のための出席者
      市      長    清  水  聖  士
      助      役    杉  山     巖
      収入役         渋  谷  定  重
      市長公室長       飛  田  真 佐 人
      市長公室参事      川  尻  秋  重
      市長公室副参事     高  瀬     光
      (企画政策課長)              
      総務部長        石  井     昇
      総務部次長       北  村  眞  一
      (財政課長)              
      総務課長        今  村  隆  一
      (選挙管理委員会事務局長)             
      財政課財政係長     望  月     忠
      市民部長        久  野  義  春
      保健福祉部長      青  木     学
      土木部長        飯  塚  順  一
      土木部次長       野  中  芳  勝
      (管理課長)              
      都市部長        長  田  成  兒
      都市部次長       杉  山  健  治
      (都市計画課長)              
      会計課長        田  中  眞  人
      教育長         井  上  和  夫
      生涯学習部長      中  台     茂
      生涯学習部次長     戸  松  雅  昭
      (社会教育課長)              
      生涯学習部副参事    高  岡  正  種
      生涯学習部副参事    住  石  英  治
      (学校教育課長)              
      教育企画課長      萩  原  硯  志
      スポーツ振興課長    渡  来  四  郎
      生涯学習推進課長    木  暮     稔
      生涯学習推進課主幹   山  川     進
      図書館長        椿     喜 一 郎
      郷土資料館長      吉  田  政  一
      学校給食センター所長  阿  部  大  力
      消防長         大  高  勇  治
      消防本部次長      山  影  裕  宏
      農業委員会事務局長   勝  見     武
5.議会事務局職員出席者
      事務局長        皆  川  準  一
      事務局次長       小  池     仁
      議事調査係長      國  枝     仁
      同主査         白  藤  盛  敏
      同主任主事       築  地  秀  樹
6.付議事件
  (1)議案第6号 平成15年度鎌ケ谷市一般会計補正予算(第1号)<所管部分>    
  (2)陳情15―6―1 教育基本法の「改正」に反対する陳情書             
  (3)陳情15―6―4 教育基本法「改正」に反対する国への意見書採択に関する陳情書  
                                           







○委員長(勝又勝君) 皆様、本日はご苦労さまです。

  ただいまの出席委員は6名であります。定足数に達しておりますので、本日の委員会は成立いたしました。直ちに本日の会議を開きます。

  本委員会に付託されております案件は、本定例会において付託された議案1件、陳情2件の計3件でございます。これら案件を逐次議題といたしますので、ご了承願います。

  議案第6号 平成15年度鎌ケ谷市一般会計補正予算(第1号)<所管部分>を議題といたします。当局の提案説明は終わっておりますので、直ちに質疑を行います。



◆委員(芝田裕美君) 緊急地域雇用創出特別基金事業補助金ということで、情報教育サポート事業委託と、5ページのところなのですけれども、これが情報教育サポート事業というふうに伺っているのですけれども、どういった内容の事業で何年度から行っているのか、お聞かせください。



◎学校教育課長(住石英治君) ただいまのご質問ですが、まず内容でございますが、市内の小中学校にITコーディネーターを各1名配置いたしまして、コンピュータや情報の通信ネットワークを活用した学習活動等の技術的補助及びコンピュータ室のコンピュータや周辺機器の管理運営についての技術的な補助をするものでございます。そして、何年度からということは、平成14年度から実施しております。



◆委員(宮城登美子君) 429万3,000円ですけれども、雇用対策事業として派遣会社に対して委託していくということなのですけれども、その条件というのはどのようなものなのか、お聞かせ願いたいと思います。



◎学校教育課長(住石英治君) ただいまのご質問でございますが、条件としては鎌ケ谷市内在住の者を派遣してほしいということと、学校教育の中身にかかわることでございますから、そのあたり堪能な方ということで条件をつけております。



◆委員(宮城登美子君) 新規雇用という条件はないですか。



◎学校教育課長(住石英治君) この趣旨は、なるべく新規の雇用されていないものということが、県の方で条件としてございますので、そういう形で行っております。



◆委員(野村誠剛君) この予算というのは、前年度もあった予算ですけれども、先ほどもありましたけれども、一つは時限的なものなのか、これが各市町村で手を挙げたときにもらえる予算なのか、このぐらいの枠だよということで来る予算なのか、その辺をお伺いしたいと思います。



◎学校教育課長(住石英治君) ただいまの質問でございますが、まず時限的なものは平成14年度からということで、3カ年ということでございますが、ただ単年度ごとに申請をするということで、それぞれの年度で予算の額が異なる可能性があるということでございます。

  2点目でございますが、当初平成14年度に申請するときに、内々のお話はございます。



◆委員(野村誠剛君) それでは、本会議等でも代表質疑でかなり説明いただいたのですけれども、まず情報教育サポート事業と、こういうことですけれども、これは学校の子供たちに講習をかけるのか、または教職員の方に対して技術講習等をかけるのか、どちらでしょうか。



◎学校教育課長(住石英治君) これは、両方でございます。ただ、時間的な配分としては、子供たちとかかわる時間の方が多くなってございます。



◆委員(野村誠剛君) 先ほども3カ年ということですけれども、それでは毎年その内容等がレベルアップされていくと、こう考えてよろしいのでしょうか。



◎学校教育課長(住石英治君) 毎年レベルアップするような形で実施するということで行っております。



◆委員(野村誠剛君) ということは、毎年同じ講習をかけるというわけではなく、その翌年にはまた違った講習をしていくと、こういう形で考えてよろしいですか。



◎学校教育課長(住石英治君) これは、それぞれの学校で事前に打ち合わせ等を持ちまして、どのような形でやるかということで、この派遣をする前に打ち合わせ等を行いますので、年々レベルアップするような形で内容を決めております。



◆委員(野村誠剛君) それでは、学校によって内容が違ってくるということですね。



◎学校教育課長(住石英治君) そうでございます。



◆委員(宮城登美子君) この雇用対策事業は、市内の失業対策というものだと思いますが、派遣会社に任せっ放しにするということではなくて、きちんと執行されているのか、それをチェックする必要があると思いますけれども、例えば調査するとか、あるいは報告書を義務づけるとか、何かそういうことをやられているのでしょうか、お聞かせ願います。



◎学校教育課長(住石英治君) ただいまのご質問でございますが、これはそれぞれの事前にこちらの方でもだれをどこに配置するかということの打ち合わせもいたしますし、またそれぞれの住居地等もわかるようになっておりますので、そのあたりも市内の方の配置ということと、それから中身についてもこちらが把握できる状況でございます。



◆委員(野村誠剛君) これ教育委員会の分野を超えるかもしれませんけれども、緊急地域雇用事業というのは、毎年ここ近年ほかの部署でもこういう事業があったわけですけれども、今回はこの教育分野に限られているということでしょうか。



◎学校教育課長(住石英治君) IT以外に幼稚園の関係と、それからあと図書館の関係がございますが、それ以外ちょっと私は今存じ上げません。



◎財政課長(北村眞一君) 私の方で全体の状況を把握しておりますので、ご説明申し上げます。

  平成15年度当初におきましては、本件追加で上げましたほか7件ほどございます。総額3,272万7,000円を予算計上いたしております。



○委員長(勝又勝君) ほかに質疑はありませんか。

         〔「なし」と言う者あり〕



○委員長(勝又勝君) なければ質疑はこれにて終結いたします。

  討論ありませんか。

         〔「なし」と言う者あり〕



○委員長(勝又勝君) なければ直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。議案第6号<所管部分>は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○委員長(勝又勝君) ご異議なしと認め、議案第6号 平成15年度鎌ケ谷市一般会計補正予算(第1号)<所管部分>は、原案のとおり可決することに決しました。

                                           



○委員長(勝又勝君) これより陳情の審査を行います。

  まず、受理番号、陳情15―6―1 教育基本法の「改正」に反対する陳情書、受理番号、陳情15―6―4 教育基本法「改正」に反対する国への意見書採択に関する陳情書の以上2件は同趣旨でありますので、一括して議題といたします。

  なお、賛否等の意見、採決については個別に行いたいと思いますので、ご了承願います。

  本件について傍聴の希望があり、これを許可いたしますので、ご了承願います。

  審査の参考上、当局の意見を求めます。



◎生涯学習部副参事(高岡正種君) 本陳情の趣旨は、本年3月20日に提出されました新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画のあり方についてに対し、たくましい日本人の育成は企業の国際競争の人材育成を推進し、新たな公共は愛国心を押しつけることを目指しているのではないかと、あるいは国を愛する心や公共への主体的な参画等は、憲法、教育基本法の理念を180度転換するものであり、教育基本法の改正に反対する意見書を採択していただくと、そのようなことから国会提出に反対する意見書を採択していただけるよう陳情するものであります。

  今回答申されました教育振興基本計画の策定と新しい時代にふさわしい教育基本法のあり方については、平成13年11月文部科学大臣から中央教育審議会に対し諮問されたものです。中央教育審議会では、約1年4カ月にわたり総会を15回、総会のもとに設置した基本問題部会を28回開催し、全国5カ所での1日中央教育審議会や教育関係者等からのヒアリングを行ってまいりました。

  その結果、現行教育基本法の個人の尊厳、人格の完成、平和的な国家及び社会の形成者などの、これまで載っていた教育基本法の普遍的な理念は、今後とも大切にしながら、21世紀を切り開く心豊かでたくましい日本人の育成を目指す観点から、信頼される学校教育の確立、「知」の世紀をリードする大学改革の推進、家庭の教育力の回復、学校、家庭、地域社会の連携、協力の推進、公共に主体的に参画する意識や態度の涵養、伝統、文化の尊重、郷土や国を愛する心と国際社会の一員としての意識の涵養など、今日極めて重要と考えられる理念や視点を明確にするため、教育基本法を改正することが必要であるとまとめられ、平成15年3月20日に最終答申が文部科学大臣に提出されたものであります。



○委員長(勝又勝君) 以上で当局の意見は終わりましたので、質疑等の発言を許します。



◆委員(宮城登美子君) 教育基本法についての教育長の見解をお聞かせ願いたいと思います。



◎教育長(井上和夫君) 現在の教育基本法は、理念は正義とか平和を愛すると、そして目的は人格の完成を目指すということでありまして、これは実現するために非常に重要なことだと、このように思います。



◆委員(宮城登美子君) わかりました。今改定が必要かどうかということですね。それから、必要とお考えなら、その理由をお聞かせ願いたいと思います。



◎教育長(井上和夫君) 今までの教育基本法というのは、今申し上げたとおりでございますけれども、先ほど高岡副参事の方から話が出ました今回の改正の最目玉といいますか、これは教育の原点は家庭の教育力の回復にあると。学校、家庭、地域社会の連携、協力を強化すると、それを強めていくというふうなことが、今までの教育基本法にはございませんでした。これは、新たに加えられたものであり、伝統、文化の尊重とか、郷土を愛すること、それから生涯学習理念の実現、こういったものについては戦後もう60年を経過した中で、新たに必要を感じて、そしてこういったものをつくっていかなければいけない。

  それから、教育振興基本計画については、かってはなかったわけですけれども、法律だけがあって、それが実現されなければやっぱり意味がないので、そういった意味合いで教育振興基本計画というのは、5年間を目安にしてつくられたものでございますので、大変意味があるなと、このように思っております。



○委員長(勝又勝君) ほかに発言はありませんか。

         〔「なし」と言う者あり〕



○委員長(勝又勝君) なければ、以上で質疑等の発言を打ち切ります。

  次に、受理番号、陳情15―6―1について賛否等の意見を許します。



◆委員(宮城登美子君) 私は、陳情15―6―1の教育基本法の「改正」に反対する陳情について、日本共産党の立場から賛成の討論をいたします。

  3月20日、中央教育審議会が教育基本法の全面改定を必要とする答申をまとめました。答申は、人格の完成など、現行法の基本理念はそのまま残し、新たに公共の精神、国を愛する心、伝統、文化の尊重などの理念を加えるとの内容です。社会状況が変化する中で、重視すべき理念も変わってきたというのが改定の理由です。

  しかし、国を愛する心や公共心、伝統などの思想信条や心のありようを法律に規定することは、大いに疑問があり、国の基準で子供たちの心の内面まで評価することになります。成績につなげて、子供たちの心を向かわせることは、個人の精神の自由を奪うことになります。いじめや不登校、学級崩壊、青少年の凶悪犯罪、学ぶ意欲の低下などの深刻な今日の問題は、基本法を変えれば解決するわけではなく、現行法で十分対応が可能で、現実にさまざまな取り組みが進んでいます。

  子供の問題には、大人社会のありようが大きく影響しており、見直さなければならないのは、むしろ大人の生き方やモラルの低下ではないでしょうか。今やらなければいけないことは、正規の教職員をふやし、30人以下の少人数学級を実現することです。1947年の制定以来、戦後教育のあり方を根本から変える内容でもあるにもかかわらず、議論が大変不十分です。

  日本には、国のため、天皇のために尽くしなさいと教え、戦争に突き進んだ悲惨な歴史があります。その戦前の教育への深い反省に立って、日本国憲法の理念を教育に具体化するために、平和や人権を大事にする人を育てようとして、現行の教育基本法ができました。今求められているのは、その教育基本法を最大限生かすことです。日本共産党は、以上のように考えており、教育基本法の改定に反対するものです。

  よって、国へ意見書を上げることに賛成し、採択を主張いたします。



○委員長(勝又勝君) ほかに発言はありませんか。



◆委員(野村誠剛君) 私は、陳情15―6―1 教育基本法の「改正」に反対する陳情書に対して、不採択の立場から意見を申し上げます。

  この教育基本法については、今日極めて重要と考える教育の理念や原則を明確にするため、教育基本法を改正しようとするものでございますが、これからの日本を考えた場合、過去の日本を考えた場合の中で、簡単に論議できるものではないというふうに考えるわけでございます。

  そういった中で、いま一度議論を重ねなくてはいけないというふうに思うわけで、教育基本法の改正を反対するわけではございませんが、いま一度検討する必要性があろうかと、こういうふうに考えるわけでございます。

  そういった意味で、教育基本法の改正は否定することなく議論を重ねる、そういった意味では今国会の方でも検討を続けるような意向にあるわけでありまして、そのような現状を踏まえた場合は、いま少しその状況を見守ってはどうかという考えから、本陳情を不採択と考えます。



○委員長(勝又勝君) ほかに発言はありませんか。

         〔「なし」と言う者あり〕



○委員長(勝又勝君) なければ、これより採決いたします。

  お諮りいたします。受理番号、陳情15―6―1 教育基本法の「改正」に反対する陳情書を採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

         〔起立少数〕



○委員長(勝又勝君) 起立少数であります。

  よって、本陳情は不採択とすることに決しました。

  次に、受理番号、陳情15―6―4について賛否等の意見を許します。



◆委員(野村誠剛君) 陳情15―6―4でございますけれども、これも先ほどの陳情と同趣旨のものであろうと考えるわけでございますが、内容からすると、先ほどの陳情よりもかなり過激に書いているように見えるわけで、非常に賛成しているのか反対しているのか、内容を見ますとよくわからないのですが、先ほどと同じようにこの教育というのは、その国そのものを左右していく、それが将来結果が出てくるという中で、短期間に決めてしまうというのは尚早であろうというふうに考えるわけで、その趣旨を感じ取り、国の方でもさらに議論を重ねていくという中で、今の日本の流れを変えていこうという流れの中にいますので、これもやはりいま少し状況を見守ってはどうかということから、本陳情を不採択と考えます。



○委員長(勝又勝君) ほかに発言はありませんか。

         〔「なし」と言う者あり〕



○委員長(勝又勝君) なければ、これより採決いたします。

  お諮りいたします。受理番号、陳情15―6―4 教育基本法「改正」に反対する国への意見書採択に関する陳情書を採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

         〔起立少数〕



○委員長(勝又勝君) 起立少数であります。

  よって、本陳情は不採択とすることに決しました。

  以上で付託事件の審査は終了いたしました。

  これより所管事務の調査に入ります。

  文教行政についてを議題といたします。

  お諮りいたします。本事件を閉会中の継続調査とし、本事件の調査のため、委員を派遣することとし、派遣委員、日時、場所等の手続につきましては、委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○委員長(勝又勝君) ご異議なしと認め、そのように決しました。

  お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果の本会議への報告については、委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○委員長(勝又勝君) ご異議なしと認め、そのように決しました。

  以上で本委員会を散会いたします。ご苦労さまでした。

          散会 午前10時27分