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千葉県 我孫子市

平成15年  9月 定例会(第3回) 09月01日−01号




平成15年  9月 定例会(第3回) − 09月01日−01号









平成15年  9月 定例会(第3回)



 平成15年9月招集

我孫子市議会定例会会議録(第1号)

 平成15年9月1日(月)

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現在議員29名で次のとおり

     佐藤幸子君      早川 真君

     坂巻宗男君      川村義雄君

     中島俊明君      関谷俊江君

     今井 勝君      沢田愛子君

     岡田 彰君      栗原洋子君

     宇野真理子君     渡辺光雄君

     青木宏榮君      勝部裕史君

     鈴木美恵子君     吉松千草君

     飯牟礼一臣君     宮本慈子君

     豊島庸市君      小泉良雄君

     増田文俊君      山川長敏君

     宮田基弘君      印南 宏君

     松島 洋君      津川武彦君

     秋谷 明君      鈴木一雄君

     掛川正治君

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△開会

 平成15年9月1日(月)午後1時00分開議



○議長(松島洋君) ただいまから平成15年第3回我孫子市議会定例会を開会いたします。

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△議事日程

議事日程(第1号)

 平成15年9月1日(月)午後1時開議

日程第1.会期の件

日程第2.会議録署名議員指名

日程第3.議案第1号ないし議案第24号及び報告第1号(市政一般報告及び提案理由の説明)

日程第4.請願の一部訂正の件

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○議長(松島洋君) 直ちに本日の会議を開きます。

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△議長の報告



○議長(松島洋君) 日程に先立ち諸般の報告を申し上げます。

 初めに、去る6月定例会において選任同意され監査委員に再任されました滝澤精一さんを御紹介いたします。滝澤精一監査委員。

     〔滝澤精一君登壇〕



◎監査委員(滝澤精一君) ただいま御紹介をちょうだいいたしました滝澤でございます。大変僭越ではございますが、一言ごあいさつ申し述べさせていただきます。

 去る7月1日に我孫子市監査委員を再び拝命いたしまして、その職責の重さを痛感いたしておるところでございます。昨今の自治体を取り巻く社会経済情勢は大変厳しいものがありますが、「手賀沼のほとり心輝くまち 〜人・鳥・文化のハーモニー〜」を共通の目標として目指している我孫子市の発展のために、微力ではございますけれども、最善を尽くす所存でございます。つきましては、皆々様から御指導とお力添えを賜りますようよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。本日は貴重なお時間を割いていただきましてありがとうございました。(拍手)



○議長(松島洋君) 市長から請願・陳情に対する処理経過及び結果について、監査委員から現金出納検査の結果報告がありました。それぞれお手元に配付の印刷物により御了承願います。

 次に、6月定例会において閉会中の継続調査を許可いたしました総務企画常任委員会の行政視察につきましては、調査を終了した旨の報告書が議長あてに提出されましたので、御報告いたします。

 以上をもちまして諸般の報告を終わります。

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△会期の件



○議長(松島洋君) 日程第1、会期の件を議題に供します。

 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月24日までの24日間とすることに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(松島洋君) 御異議ないものと認めます。よって会期は24日間と決定されました。

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△会議録署名議員指名



○議長(松島洋君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。

 会議規則第81条の規定により、

              中島俊明議員

              関谷俊江議員

にお願いいたします。

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△議長の報告



○議長(松島洋君) 本日、市長から議案の送付があり、これを受理いたしましたので、御報告いたします。

     (巻末資料に掲載)

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△議案第1号ないし議案第24号及び報告第1号

     (市政一般報告及び提案理由の説明)



○議長(松島洋君) 日程第3、議案第1号ないし議案第24号及び報告第1号を一括して議題に供します。

 提案理由の説明を求めます。福嶋浩彦市長。

     〔市長福嶋浩彦君登壇〕



◎市長(福嶋浩彦君) 平成15年第3回我孫子市議会定例会の開会にあたり、市政に関する一般報告を行います。

 はじめに、集中豪雨と台風10号への対応です。

 8月5日、午後4時から5時にかけて、市内に記録的な大雨が降りました。雨量は、1時間で73ミリメートルに達し、これまで本市で観測した最大の時間降雨量だった59ミリメートルを大きく上回りました。このため、床上浸水30件、床下浸水82件、道路冠水66件など、市域の広範囲にわたり大きな被害が発生しました。

 また、台風10号の接近を受けて、8月8日の午後5時に警戒本部を設置し、警戒にあたりました。8月9日の午後5時から6時には最大瞬間風速28.2メートルが計測され、強風により、倒木2件と泉地先に設置されている県水位観測施設の屋根破損などの被害がありました。

 さらに、8月14日から15日にかけて総雨量154ミリメートルの大雨となり、布佐地区での床下浸水3件をはじめ、3地区で道路冠水、倒木1件の被害が発生しました。

 市では、これらへの対応として、警戒配備体制を組み、排水ポンプ稼動による内水排除を行うとともに、道路パトロール、交通規制、被災状況等の情報収集、がけ地などの危険箇所の巡視、道路や側溝の清掃、浸水場所の消毒などを行いました。

 被害にあわれた皆様には心からお見舞いを申し上げます。

 なお、水害で住まいが床上浸水にあわれた方には災害見舞金を支給しました。

 今後は、さらに災害対策の充実を図り、道路冠水の予想される道路については、降雨時のパトロール強化や冠水時の通行止めなど適切な措置をするとともに、排水ポンプのより適切な運用に努めていきます。また、五年確率降雨に対する治水対策が完了していない流域については、並木地区排水路の改修、泉地区管内貯留整備、布佐大割排水機場の築造をはじめ今後も着実に事業を進めていきます。

 次は、古利根沼の保全です。

 7月以降、所有者である株式会社研綜の代理人となっている俊道開発株式会社と交渉を続け、市が買収する場合の単価は、市の鑑定単価とすることで理解を得ました。

 また、陸地化している可能性がある一部分の土地は、買収対象から除外する考えを提示しました。8月初旬に、市、俊道開発株式会社と測量会社で現地調査を実施した結果を踏まえ、さらに協議を進めていきます。

 所有権については、7月30日付けで公有地の拡大の推進に関する法律に基づき、株式会社研綜から俊道開発株式会社に譲渡する届出がありました。権利保全の観点から、代物弁済として所有権を俊道開発株式会社に移転するとの説明でした。

 今後、所有権は俊道開発株式会社に移転することになりますが、同社とは、これまでどおり協議を進めることが確認されていますので、引き続き市として買収に向けた交渉を行っていきます。

 また、沼の保全・管理や不法投棄等への対応は、取手市との協力体制が不可欠です。両市の担当部門で情報交換を行いながら、具体的な協力体制の検討を進めていきます。

 次は、ジャパンバードフェスティバルです。

 第3回ジャパンバードフェスティバルは、11月8日、9日の2日間、アビスタ、手賀沼親水広場をメイン会場に開催されます。

 今年は、手賀沼と鳥をテーマにしたシンポジウムやフランスの環境映画「ワタリドリ」の上映など、内容をより充実していきます。

 また、昨年、会場案内や歓迎レセプションの企画・運営を行うジャパンバードフェスティバルサポーターズが市民有志により結成されました。今年も、より市民と連携したフェスティバルにしていきます。

 さらに、イギリス、アメリカ、香港のバードフェスティバルと連携を進めています。豊かな自然のシンボルである鳥を通して、我孫子から全国、世界に環境問題について情報発信していきます。

 次は、市民事業・コミュニティビジネスの育成です。

 「我孫子市におけるIT技術を活用したコミュニティビジネス支援事業」が経済産業省が募集した「市民活動活性化モデル事業」に採択されました。この事業は特定非営利活動法人コミュニティビジネスサポートセンターが提案したもので、市では共催事業として取組み、コミュニティビジネスを育成していきます。

 また市では10月12日に、コミュニティビジネスシンポジウムを中央学院大学で開催します。子育て、環境などの分野での取組み事例を紹介するとともに、シニアの方から実践例について講演していただきます。さらに、会場からの質問を交えながらパネルディスカッションも行います。

 10月中旬には、コミュニティビジネスの基礎的な知識を得るためのコミュニティビジネス入門講座を実施します。来年2月には、コミュニティビジネスに関する取組みや起業支援などの情報を提供するポータルサイトを開設していきます。

 次は、空き店舗を活用した「お休み処」の開設です。

 「たまり場プロジェクト」のモデル事業として、湖北駅南口の店舗を借りて、「お休み処」を8月20日に開設しました。

 名称は、広報で募集し、地元商店会の協力による店頭アンケートにより決定したものです。また、協力ボランティアを広報やポスターで募集したところ76名の応募があり、現在スタッフとして毎日2〜3名の方が運営に参加しています。

 8月30日には、地元の商店有志の皆さんによるお休み処開設協賛セールやフリーマーケットなどが行われました。

 開設してから1週間で201名の利用があり、高齢者の方々に好評です。今後は湖北台のモデル事業の状況を踏まえて、他の地区への展開を検討していきます。

 次は、「健康福祉千葉特区」についてです。

 「健康福祉千葉特区」は、県が今年4月に認定を受けた特区です。介護保険法の指定通所介護事業所のデイサービス施設に空きがある場合、知的障害者や障害児などを受け入れる事業が可能となり、誰もが身近なところでデイサービスを利用できるようになります。

 5月27日に、デイサービスセンターアコモードが県に対し、この特区を活用して事業を実施する申入れを行いました。県は、我孫子市を「健康福祉千葉特区」の対象区域に追加することについて、本市に意見を求めました。

 市では、養護学校の児童などが放課後や休業日に利用したいという要望があるため、我孫子市を特区の対象区域とするよう県に意見を提出しました。

 県では、すでに認定されている東金市、印西市に加え、我孫子市、富津市、白井市、長生村に「健康福祉千葉特区」の区域を拡大する計画の変更を7月に国に申請し、8月29日に県から認定されました。

 これにより、デイサービスセンターアコモードでは、来年1月から知的障害者や障害児などを対象としたデイサービス事業を開始します。

 次は、成年後見制度です。

 判断能力の十分でない痴ほう性高齢者や知的障害者、精神障害者の方の権利擁護を目的とした成年後見制度の実効性を高めるため、7月に新たな2つの要綱を施行しました。

 「我孫子市成年後見制度に基づく市長の申立てに関する取扱要綱」では、4親等以内の親族で審判の申立てをする人がいない場合などに、市長が家庭裁判所に対し後見開始等の審判の申立てを行う手続きや、審判に係る費用負担などについて定めています。

 また、「我孫子市青年後見人、保佐人及び補助人の報酬扶助要綱」では、市長の申立てにより家庭裁判所が選任した成年後見人等への報酬の扶助について定めています。これにより、扶助を受けなければ成年後見制度の利用が困難な状況にある方や生活保護を受けている方などが、制度を十分活用できるようになります。

 市はこの2つの要綱によって、判断能力が十分でない方を支援し、自立した日常生活を営める環境を整えていきます。

 次は、健康づくり推進員活動です。

 健康づくり推進員27名は、「食生活改善推進員」という新しい役割を加えた活動を行うために、昨年から研修を続けてきました。6月に研修を終了し、7月に食生活改善推進員としての委嘱を行いました。

 「健康日本21」の中でも重要な柱となっている栄養・食生活に係わる健康づくりの支援を実践していきます。

 具体的には、保健センターで行われる健康いきいき教室、糖尿病予防教室、動脈硬化予防教室、女性のための健康づくり講座で、管理栄養士と一緒にバランスのとれた食事づくりの啓発活動を行います。また、地区の健康まつり、手賀沼ふれあいウォークをはじめ市内の各イベントで、食生活の改善や運動の必要性などを啓発しながら、市民の健康づくりのお手伝いをしていきます。

 次は、人にやさしい駅の整備です。

 我孫子駅北口のエスカレーター・エレベーター設置について、東日本旅客鉄道株式会社東京支社と8月8日に協定を締結し、工事に着手しました。完成は12月の予定です。

 布佐駅南口のエスカレーター・エレベーター実施設計は、株式会社ジェイアール東日本建築設計事務所と6月30日に委託契約を締結しました。完了は11月の予定です。

 次は、(仮称)子ども総合計画です。

 現在、策定に向けて既存の子ども関連事業の総合化・体系化や、新たに実施する事業などの整理・検討を行っています。

 一方、「次世代育成支援対策推進法」が7月に施行され、市町村に17年4月1日までに市町村行動計画を策定することが義務づけられました。この行動計画には、地域における子育ての支援、母性並びに乳児・幼児の健康の確保と増進、子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備、子どもを育成する家庭に適した良質な住宅と良好な居住環境の確保、職業生活と家庭生活との両立の推進などの次世代育成支援対策について、その内容、達成しようとする目標、実施時期を定めることになります。また国の指針は、行動計画策定に当たってはニーズ調査を実施し、目標事業量を設定することが望ましいとしています。

 我孫子市では、市町村行動計画で定める支援対策の内容のほとんどは、すでに子ども総合計画の中で検討しているため、子ども総合計画を本市の行動計画として位置付けていきます。そのため補足する必要のある事項については10月にニーズ調査を行い、その結果を子ども総合計画に反映させていきます。

 このため、子ども総合計画の策定時期が当初の予定より少し遅れますが、今年度中には策定していきます。

 次は、子どもの遊び場・親子の交流の場づくりです。

 「子どもの遊び場・親子の交流の場づくり計画」に基づいた2か所目の遊び場「わくわく広場」を、9月1日から湖北台の学童保育・幼児教室跡に開設しました。「わくわく広場」は、屋内スペースだけの「すくすく広場」に対し、子どもが自由に外遊びのできる庭があることが特長です。相談員を3名配置し、遊びのサポート、親同士・子ども同士の交流、子育て相談や情報提供、子育て講座などを行っています。

 次は、病児保育の充実です。

 病児保育所「こどもデイルームみらい」では8月1日から、予約をすれば、朝、我孫子駅前と天王台駅前にバスで出迎えるサービスを実施しています。バスには看護師か保育士が必ず同乗します。

 市が行った子育て中の保護者へのアンケート調査では、病児保育所「こどもデイルームみらい」ができて安心して子育てできる環境が整備されたと感じている人が多いことが判りました。反面、「病児保育所が遠く不満」という意見も多く寄せられました。出迎えサービスはこうした意見に応えるものです。

 今後、多くの方にこのサービスを利用していただけるようPRに努めていきます。

 次は、国際理解教育の推進です。

 外国人と積極的にコミュニケーションしようとする気持ちを育てるため、夏休みを利用し、市内の小学4年生・5年生・6年生の希望者を対象に、英会話教室を開きました。外国語指導助手6名が講師となり、図書館布佐分館・湖北地区公民館・湖北台西小学校・我孫子市民会館・アビスタ・根戸福祉センターの6か所で、延べ24日間開催しました。参加者は682人にもなりました。子どもたちは、英語を使ったゲームや歌などで楽しく過ごし、簡単な英会話ができるようになりました。今後も、様々な機会に国際理解教育を進めていきます。

 次は、コンピュータ教育の充実です。

 7月から8月にかけて、市内小学校の校内ネットワーク(校内LAN)整備を行いました。9月中に、すべての普通教室にコンピュータ各2台、図書室、理科室、職員室などの6特別教室にコンピュータ1台ずつを設置し、10月から、コンピュータやインターネットを活用した学習を展開します。

 次は、あびこ楽校の運営と出前講座です。

 「あびこ楽校」は、市の生涯学習関連事業をあびこ楽校事業として体系化して、より効率的・効果的に生涯学習を推進しようとするものです。あびこ楽校を運営する組織として、「あびこ楽校協議会」を11月中に設置します。協議会の委員は50人以内で、公募の市民をはじめ、社会教育団体・福祉関係団体・自然環境団体・商工関係団体・農業関係団体などの代表者、学校関係者、民間教育事業関係者、学識経験者、市職員から選任し、広範な市民の声を反映できるものとしていきます。

 また、あびこ楽校では、生涯学習出前講座を実施します。団体やグループに希望する講座メニューを選んでいただき、10人以上が受講する条件で市から講師を派遣するものです。これまでに、市の業務に関わる講座メニューが各部署から70ほど挙がっています。現在、10月中の開始に向けて準備を進めています。派遣する講師は、当面、職員で対応することにしています。

 今後さらに、講座の内容や分野を充実し、市民、学校、企業などからも講師を派遣できるよう取り組んでいきます。

 次は、あびこ市民ミュージカルです。

 市民とともに創造する市民ミュージカル「北へ帰るのを忘れた白鳥」を、8月23日・24日の2日間にわたり上演しました。両日とも市民会館大ホールが満席となり、観客の皆様には大いに楽しみ、感動していただいたものと思っています。

 このミュージカルは、「自然環境と生命」「親と子のつながりとふるさと」をテーマとしたものです。出演者と指導スタッフが半年以上の泣き笑いの稽古を通し、文字通り市民の手で創り上げたものです。

 終演後、多くの市民の方々や専門家からも賛辞をいただくとともに、子どもから大人まで総勢300名の出演者・スタッフには、世代を超えた一体感、達成感があふれていました。

 今後も市民による文化・芸術活動を展開し、我孫子から情報発信できるよう努力していきます。

 次は、我孫子市民文化祭です。

 例年、個別に開催していた我孫子市文化祭、合唱祭、つくし野地区文化祭、絵画展を統合し、今年度は「我孫子市民文化祭」として開催します。より多くの市民に参加の機会や鑑賞の機会を提供するとともに、団体間の交流を図っていきます。現在、各団体で構成する実行委員会を組織し、運営に関する協議を行っています。

 また、この統合により、文化祭の開催期間を10月12日から11月30日までの約1か月半に延ばし、我孫子市民会館、アビスタ、湖北地区公民館、我孫子市民プラザ、つくし野コミュニティホールで開催し、多くの市民が参加できる文化祭としていきます。

 次は、文化財の指定です。

 我孫子市では、遺跡の保護と記録保存のために、多くの発掘調査を行ってきています。この発掘調査の出土品を整理・研究していく過程で、新木地区から出土した3点の墨書土器が奈良時代の歴史を知る上で貴重な資料であることが明らかになりました。

 奈良の東大寺に伝わった『正倉院文書』の中に、奈良時代における我孫子の住民の戸籍があり、重要な資料として知られています。この墨書土器は、奈良時代の正史である『続日本紀』の改姓記事を裏付けるだけではなく、『正倉院文書』の戸籍の記載と墨書の姓が合致しており、この点で現在のところ全国唯一の資料です。

 そこで、この3点の墨書土器を我孫子の重要な歴史資料として残していくために、文化財審議会の審議を経て、7月1日付けで我孫子市指定文化財に指定しました。

 8月1日から1か月間、レプリカをアビスタで一般公開しました。また、インターネット上の電脳考古博物館で7月から展示しています。

 次は、スポーツ功労賞です。

 市民のスポーツ活動の推進と発展を図るため、スポーツの振興に功績のあった個人や団体に対し「スポーツ功労賞」を贈ることにしました。

 7月14日に表彰式を行い、個人では、多年にわたり体育協会会長として市のスポーツ発展に寄与した尾上吉之さん、第15回アジアシニアソフトテニス選手権大会個人戦で優勝した柳沢善次さん、団体では、箱根駅伝に出場して総合10位になった中央学院大学陸上競技部、ラグビーフットボール選手権大会で優勝したNECラグビーフットボール部に贈呈しました。

 次は、小学校市民プールの開設です。

 昨年度の布佐南小学校に加え、今年度は新たに湖北台西小学校、根戸小学校のプールを夏休み期間中の42日間、市民プールとして無料で開放しました。天候不順でしたが、8月25日現在の利用者数は、布佐南小学校で2,316人、湖北台西小学校で2,702人、根戸小学校で2,797人です。

 さらに16年度は、我孫子第一小学校と湖北小学校でも一般開放します。今年度で老朽化の著しい手賀沼公園市民プールを廃止しますが、5校の小学校プールを市民プールとして開放することで、地域で身近なプールの利用が可能となり、多くの市民に利用されると考えています。

 次は、近隣センター等の整備です。

 (仮称)福祉ふれあいプラザと(仮称)我孫子南区域近隣センター等の整備については、現在、県が国際入札の手続きに基づき建築業者の選定を進めています。2月県議会に、工事請負契約議案の提案を予定していることから、工事着手は3月になる見込みです。

 建築工事費に関わる県と市の最終的な負担割合は、今後締結する予定の建築工事に関する協定で定めます。また、土地の使用貸借契約についても協議を進めています。貸借期間は、建築工事期間と借地借家法に準ずる30年を含めた32年間を予定しています。なお、施設がオープンして10年を経過した時点で、貸借形態の見直しについて協議することを契約書に明記します。

 (仮称)天王台南区域近隣センターの整備は、第1期土木工事として、7月2日に入札を行い、7月3日に小池起業株式会社と工事請負契約を結びました。8月4日から工事に着手しています。

 まちづくり協議会設立に向けては、建設委員会と連携して、区域の35自治会代表者を対象に8月3日に説明会を開催し、まちづくり協議会への参加、近隣センターの運営、工事スケジュールなどについて説明しました。今後も、まちづくり協議会の設立への支援を行っていきます。

 次は、住民基本台帳カードの発行です。

 8月25日から住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の第二次サービスがスタートし、本人の希望による住基カードの発行を始めました。

 カードによって全国どこの市区町村でも住民票がとれ、また、引越しの際に役所の窓口へ行くのが転入時の1回だけで済むことになります。顔写真付きのカードは公的な身分証明書として活用することもできます。

 なお、我孫子市では2枚のカードを持つわずらわしさを解消するため、「印鑑登録証・あびこ市民カード」や「あびこ市民カード」の裏面を住基カードとした兼用カードを11月から発行します。

 次は、総合窓口の開設です。

 総合窓口で取り扱う税務証明、国民健康保険、国民年金、介護保険などに関わる実務研修を7月までに終了しました。現在、関係課で調整を図りながら取り扱う業務の処理要領を作成しています。

 また、車椅子の方にも応対できる対座式の受付カウンターなどの整備は、9月上旬に発注し、予定通り11月4日に開設できるよう進めていきます。

 次は、自治会等からの陳情・要望の公表制度です。

 自治会や商工業等業界団体、各種連合会から市に対して陳情・要望があった場合、その内容及び市の回答をホームページや行政情報資料室で公表する制度を、11月1日から実施します。情報公開のより一層の推進を図るため、我孫子市情報公開等条例第20条「情報提供施策の拡充」に基づいて公表するものです。

 これらの団体からの陳情・要望及び市の回答の中には、その団体のみではなく多くの市民にとって有意義な情報が含まれている場合も多く、これを公表し情報を共有することによって、開かれた市政の推進と市民の参画に役立つものと考えます。

 次は、布佐駅南側土地利用方針の策定です。

 15年度から2か年で、布佐駅南側の土地利用方針を策定します。

 今年度は、この地区におけるまちづくりに関する情報を住民と市が共有することから始め、地区拠点としての課題を整理し、まちづくりの方向性を定めていきます。

 そのため、6月7日に地権者や住民を対象に第1回目の住民説明会を開催し、25名の参加をいただきました。この説明会では、14年度に実施した「布佐駅南側のまちづくりに関するアンケート」の結果やまちづくりの目的、まちづくりを行う上での住民と市の役割分担などについて説明しました。

 また、「布佐南まちづくり通信」を現在までに2回発行し、住民説明会の報告も掲載しました。

 さらに9月下旬からは、15人程度の公募した地権者と住民とワークショップを行います。まちづくりの輪を広げ、どのようなまちを望んでいるか、またその実現に向けて住民と市がどのように取り組んでいけばよいかを話し合っていきます。

 次は、日立精機についてです。

 日立精機は、確定された民事再生計画に基づき、一般債権者に対する債務弁償を6月13日までに完了しました。

 また、工場跡地については、長谷工コーポレーションが日立精機との間で、一括で土地を取得する交渉を行っています。日立精機は、長谷工への売却ができない場合には、競売に付す可能性が高いとしています。

 市には、これまでに11社から問い合わせがあり、具体的な計画が示されたわけではありませんが、分割での土地利用を考えている事業者もありました。

 しかし、市は日立精機に対し、文書や懇談の席上において、まちづくりの観点から一つの事業者に対して一括処分し、一体的な土地利用が行われるよう求めてきました。日立精機は市の要求に対し、真摯に対応しているものと受け止めています。

 長谷工は現在、具体的な計画案を策定中ですが、全体を集合住宅用地としてマンションを建設する構想であるとしています。今後は、11項目をはじめとして市が求める条件に対する費用負担の整理、土壌汚染対策の調査と必要な費用の積算、建物の解体費用の積算などを行い、年内を目安に事業の成否を判断していくとのことです。

 また、日立精機の営業権を取得し操業している森精機ハイテックは、9月末までにすべての移転を完了し、我孫子市での操業を終了する予定であるとしています。

 市としては、早期に長谷工の計画内容を把握し、地域住民の意向も踏まえながら、適切な指導を行っていきます。

 以上で市政一般報告を終わりますが、各事業の推進について一層の努力をしてまいりますので、議員の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 引き続き、提案理由の説明をいたします。

 議案第1号は、印鑑登録証の裏面に、住民基本台帳法の一部改正により交付される住民基本台帳カードの機能を持たせ、カードの一元化を図ることについて条例で定めるため、我孫子市印鑑条例の一部を改正するものです。

 議案第2号は、並木保育園の増築工事の完了に伴い定員を改定するため、我孫子市保育園設置条例の一部を改正するものです。

 議案第3号は、平成14年10月1日、我孫子市柴崎26番14地先において、塵芥車が起こした事故について賠償相手方と協議が調ったため、当該事故にかかわる損害賠償の額を定めるものです。

 議案第4号は、景観形成の推進を図るため新たに特定地区を設置し、特定地区内における建築行為等については、その規模にかかわらず届け出を義務づけるよう、我孫子市景観条例の一部を改正するものです。

 議案第5号は、開発行為により市に帰属した道路及び市に寄附された道路について、交通の利便性を図るため新たに市道路線の認定を行うものです。

 議案第6号は、既存の市道路線の延長に伴って、新たに市道路線の認定を行うことにより、不用となる市道路線を廃止するものです。

 議案第7号は、北新田橋の架け替え工事により整備された道路について、交通の利便性の向上を図るため、市道路線の変更を行うものです。

 議案第8号は、水槽付消防ポンプ自動車を3,570万円で取得するものです。

 議案第9号は、我孫子市民プールの老朽化に伴い同プールを廃止するため、我孫子市民プールの設置及び管理に関する条例を廃止するものです。

 議案第10号は、平成15年度我孫子市一般会計補正予算(第2号)を定めるものです。今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ2億4,500万円を追加し、予算総額を299億200万円とするものです。歳入では、地方特例交付金や地方交付税などの減額と、国県支出金、前年度繰越金の増額等を行い、その調整の結果、財政調整基金からの繰入金については減額を行います。歳出の主なものは、交通安全施設整備事業費、小学校施設維持管理事業費、乳幼児医療対策事業費、道路維持補修事業費等の追加を行います。緊急地域雇用創出特別基金事業のうちITコーディネーター活用委託費等は減額を行います。

 議案第11号は、平成15年度我孫子市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めるものです。今回の補正は、既定の予算総額に2,775万6,000円を追加し、予算総額を31億8,115万6,000円とするものです。歳入は前年度繰越金を追加し、歳出は単独建設事業費と予備費の追加を行います。

 議案第12号は、平成15年度我孫子市手賀沼浄化事業特別会計補正予算(第1号)を定めるものです。今回の補正は、既定の予算総額に3,204万6,000円を追加し、予算総額を1億7,304万6,000円とするものです。歳入は前年度繰越金を追加し、歳出は予備費の追加を行います。

 議案第13号は、平成15年度我孫子市老人保健特別会計補正予算(第1号)を定めるものです。今回の補正は、既定の予算総額に8,290万円を追加し、予算総額を77億5,790万円とするものです。歳入は前年度繰越金を追加し、歳出は償還金と予備費の追加を行います。

 議案第14号は、平成15年度我孫子市介護保険特別会計補正予算(第1号)を定めるものです。今回の補正は、既定の予算総額に1億4,238万5,000円を追加し、予算総額を38億4,938万5,000円とするものです。歳入は、国過年度介護給付費負担金、支払基金交付金と前年度繰越金を追加し、歳出は、基金積立金、償還費と予備費の追加を行います。

 議案第15号は、平成15年度我孫子市水道事業会計補正予算(第1号)を定めるものです。今回の補正は、収益的支出の額を840万円追加して、予算総額を28億2,821万円とし、また、資本的支出の額を210万円追加し、予算総額を13億1,471万9,000円とするものです。

 議案第16号から議案第24号までは、平成14年度の一般会計及び各特別会計並びに水道事業会計の歳入歳出決算を、地方自治法第233条第3項及び地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見をつけて、議会の認定に付すものです。

 報告第1号は、損害賠償額の決定について専決処分しましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものです。

 以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議の上、可決いただきますようお願い申し上げます。



○議長(松島洋君) 以上で提案理由の説明は終わりました。

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△請願の一部訂正の件



○議長(松島洋君) 日程第4、請願の一部訂正の件を議題に供します。

     (巻末資料に掲載)



○議長(松島洋君) 教育福祉常任委員会に付託され閉会中の継続審査となっております請願第 25号、全ての子に教育の機会均等を保障し、ゆき届いた教育条件を改善していくための請願書について、お手元に配付のとおり、請願者から一部を訂正したい旨の届け出がありました。

 お諮りいたします。願い出のとおりこれを承認するに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(松島洋君) 御異議ないものと認めます。よって請願第25号の一部訂正は承認されました。

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△休会の件



○議長(松島洋君) 明日から9日までは議案自宅審査のため休会いたします。9月10日は午後1時から会議を開きます。本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。

               午後1時46分散会

              −−−−−−−−−−−−



△本日の会議に付した事件

1.会期の件

1.会議録署名議員指名

1.議案第1号ないし議案第24号及び報告第1号(市政一般報告及び提案理由の説明)

1.請願の一部訂正の件

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出席議員

 議長   松島 洋君

 副議長  青木宏榮君

 議員

      佐藤幸子君      早川 真君

      坂巻宗男君      川村義雄君

      中島俊明君      関谷俊江君

      今井 勝君      沢田愛子君

      岡田 彰君      栗原洋子君

      宇野真理子君     渡辺光雄君

      勝部裕史君      鈴木美恵子君

      吉松千草君      飯牟礼一臣君

      宮本慈子君      豊島庸市君

      小泉良雄君      増田文俊君

      山川長敏君      宮田基弘君

      印南 宏君      津川武彦君

      秋谷 明君      鈴木一雄君

      掛川正治君

              −−−−−−−−−−−−

欠席議員

      なし

              −−−−−−−−−−−−

出席事務局職員

      事務局長       飯合節夫

      事務局次長      岡田登志男

      事務局次長補佐    倉部俊治

              −−−−−−−−−−−−

出席説明員

      市長              福嶋浩彦君

      助役              渡辺 武君

      収入役             池田友二君

      教育長             今関敏男君

      水道局長            中村友教君

      監査委員            滝澤精一君

      企画調整室長          澤 次男君

      総務部長            鈴木光治君

      (併)選挙管理委員会事務局長

      市民部長            飯島 守君

      保健福祉部長          岩井和子君

      環境生活部長          豊嶋 誠君

      建設部長            中野 洋君

      都市部長            矢野 寛君

      消防長             若泉 薫君

      監査委員事務局長        大類泰久君

      教育総務部長          鈴木由男君

      生涯学習部長          伊藤 久君

      生涯学習推進担当参与      渥美省一君