議事ロックス -地方議会議事録検索-


千葉県 我孫子市

平成15年  6月 定例会(第2回) 06月09日−01号




平成15年  6月 定例会(第2回) − 06月09日−01号









平成15年  6月 定例会(第2回)



 平成15年6月招集

我孫子市議会定例会会議録(第1号)

 平成15年6月9日(月)

現在議員29名で次のとおり

     佐藤幸子君      早川 真君

     坂巻宗男君      川村義雄君

     中島俊明君      関谷俊江君

     今井 勝君      沢田愛子君

     岡田 彰君      栗原洋子君

     宇野真理子君     渡辺光雄君

     青木宏榮君      勝部裕史君

     鈴木美恵子君     吉松千草君

     飯牟礼一臣君     宮本慈子君

     豊島庸市君      小泉良雄君

     増田文俊君      山川長敏君

     宮田基弘君      印南 宏君

     松島 洋君      津川武彦君

     秋谷 明君      鈴木一雄君

     掛川正治君

              −−−−−−−−−−−−



△開会

 平成15年6月9日(月)午後1時00分開議



○議長(松島洋君) ただいまから平成15年第2回我孫子市議会定例会を開会いたします。

              −−−−−−−−−−−−



△議事日程

議事日程(第1号)

 平成15年6月9日(月)午後1時開議

日程第1.会期の件

日程第2.会議録署名議員指名

日程第3.議案第1号ないし議案第4号及び報告第1号ないし報告第15号並びに発議案第1号(市政一般報告及び提案理由の説明)

              −−−−−−−−−−−−



○議長(松島洋君) 直ちに本日の会議を開きます。

              −−−−−−−−−−−−



△議長の報告



○議長(松島洋君) 日程に先立ち諸般の報告を申し上げます。

 初めに、閉会中の辞職許可について御報告いたします。去る3月31日付をもって、佐々木豊治議員から一身上の都合により議員を辞職したい旨の願い出がありました。地方自治法第126条ただし書きの規定により、同日議員辞職願を許可いたしましたので、御報告いたします。

 佐々木豊治議員の辞職に伴い、同日付をもって早川真議員から議会運営委員会委員辞職願が提出されました。委員会条例第13条の規定により、これを許可いたしましたので、御報告いたします。

              −−−−−−−−−−−−



△収入役のあいさつ



○議長(松島洋君) これより人事の紹介をいたします。

 初めに、3月定例会において選任同意され、4月1日付をもって収入役に就任いたしました池田友二さんを紹介いたします。池田友二収入役。

     〔収入役池田友二君登壇〕



◎収入役(池田友二君) 去る3月定例会におきまして選任同意をいただき、ありがとうございました。引き続き重責を担うこととなりました。今、金融情勢は非常に厳しい状況の中にありますが、公金の取り扱いにつきましては、的確な情報の収集と分析を行い、安全な公金の管理を第一に考え、職務を進めてまいりたいと考えております。どうぞこれからも皆様方の御指導を賜りますようお願い申し上げ、簡単ですが、あいさつといたします。

              −−−−−−−−−−−−



○議長(松島洋君) 次に、4月1日付で人事異動がありました職員を助役から御紹介願います。(この後、助役より新田企画調整室次長兼企画調整担当次長、富田総務部次長兼総務課長、丹羽総務部次長兼管財課長、飯島市民部長、尾井川市民部次長兼市民課長、角川市民課主幹、椎名国保年金課長、水内環境生活部次長兼農業委員会事務局長、関環境生活部次長兼商工観光課長、青木市民活動支援課長兼災害対策室長、斉藤商工観光課主幹、石原手賀沼課主幹、渡邊クリーンセンター課長、鈴木子育て支援課主幹、飯田建設部次長兼治水課長、山崎施設建設課長、魚地都市計画課長、荒井公園緑地課長、高木区画整理課主幹、広瀬水道局次長兼経営管理課長、遠藤技術監理課長、大井警防課長、古川東消防署長、和田監査委員事務局次長、村越教育総務部次長兼総務課長、高橋文化課長、鷲見体育課長、竹谷生涯学習部主幹、井上図書館長を議場に紹介)

              −−−−−−−−−−−−



○議長(松島洋君) 次に、市長から請願・陳情に対する処理経過及び結果について、監査委員から現金出納検査の結果報告がありました。それぞれお手元に配付の印刷物により御了承願います。

 次に、3月定例会において閉会中の継続調査を許可いたしました各常任委員会の行政視察につきましては、総務企画常任委員会を除き、それぞれ調査を終了した旨の報告書が議長あてに提出されましたので、御報告いたします。

 なお、総務企画常任委員会については、相手市の都合により実施できなかったため、日程調整の上、改めて行財政運営について閉会中の継続調査を行いたい旨の申し出がありました。

 お諮りいたします。申し出のとおり、これを許可するに御異議ございませんか。

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(松島洋君) 御異議ないものと認めます。よって総務企画常任委員会の閉会中の継続調査は許可されました。

 以上をもちまして諸般の報告を終わります。

              −−−−−−−−−−−−



△会期の件



○議長(松島洋君) 日程第1、会期の件を議題に供します。

 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月25日までの17日間とすることに御異議ございませんか。

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(松島洋君) 御異議ないものと認めます。よって会期は17日間と決定されました。

              −−−−−−−−−−−−



△会議録署名議員指名



○議長(松島洋君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。

 会議規則第81条の規定により、

     坂巻宗男議員

     川村義雄議員

にお願いいたします。

              −−−−−−−−−−−−



△議長の報告



○議長(松島洋君) 本日、市長から議案の送付があり、これを受理いたしましたので、御報告いたします。

 また、勝部裕史議員から、所定の賛成者を得て発議案第1号が提出され、これを受理いたしましたので御報告いたします。

     (巻末資料に掲載)

              −−−−−−−−−−−−



△議案第1号ないし議案第4号及び報告第1号ないし報告第15号並びに発議案第1号(市政一般報告及び提案理由の説明)



○議長(松島洋君) 日程第3、議案第1号ないし議案第4号及び報告第1号ないし報告第15号並びに発議案第1号を一括して議題に供します。

 提案理由の説明を求めます。初めに、福嶋浩彦市長。

     〔市長福嶋浩彦君登壇〕



◎市長(福嶋浩彦君) 平成15年第2回我孫子市議会定例会の開会にあたり、市政に関する一般報告を行います。

 はじめに、古利根沼の保全です。

 昭和8年に廃川組合に払い下げられた古利根沼は、昭和56年頃からたびたび強硬な開発申請がなされ、その都度、その対応に苦慮しながら、市民の活動とも協力して保全してきました。

 昨年、11月20日付で株式会社研綜から、公有地の拡大の推進に関する法律に基づく所有権移転の届出があり、市としては、古利根沼を保全する方針であることを強く説明しました。その結果12月2日に届出はいったん取り下げられましたが、株式会社研綜の債権者であり代理人でもある俊道開発株式会社から、保全する方針であるならば、市で買い取って欲しい旨の要望がありました。

 対象となる土地は、登記簿で地目が池沼となっている9筆、15万8,522平方メートル、雑種地3筆、3,658平方メートルです。

 市の計画上の位置付けとしては、「古利根沼周辺整備構想(平成9年策定)」「緑の基本計画」「我孫子市基本構想」「我孫子市基本計画」「我孫子市都市マスタープラン」等において、古利根沼周辺を保全・整備することとしています。

 これらの計画を踏まえ、高台にある緑地については、平成9年度から整備に着手し、その一部である古利根公園自然観察の森は既に1.1ヘクタールを供用開始しています。市民のボランティア活動も活発に行われています。

 また、機能的な面では、雨水調整池、農業排水路として重要な役割を担っています。

 しかし一方、過去の動きを考えると、他に転売された場合は、強引な埋め立ての可能性など保全が危うくなることが想定されます。

 このようなことから、古利根沼の保全・整備を進めていくためには、用地を買収することが必要であると考えます。

 課題となっていた県境問題については、昭和56年から平成8年まで、関係者で協議を重ねてきましたが、合意形成に至っていません。未確定の主な理由は、千葉県側、茨城県側にそれぞれ10間の水路があると双方が主張し、現地でその用地を確保することが難しいためでした。県境確定には、なお時間がかかると思われます。

 県境が確定せず実測ができないため、登記簿の面積が確保できるかどうかについては、公図、我孫子市側の境界点、正確な航空写真を基に検証しました。その結果、現況水面内に確保できると推定しています。

 財源措置については、起債及び国・県の補助の可能性を含め検討をします。

 さらに古利根沼保全のためには、取手市との協力関係が不可欠であり、保全・管理について協議をしていきます。

 以上のような基本的な考えを踏まえ、買収価格については市の鑑定価格、買収時期については16年度当初予算を前提として、今後、交渉を進めていきます。交渉結果については議会とも相談をし、対応したいと考えています。

 次は、利根川ゆうゆう公園の整備(水辺プラザの整備)です。

 5月25日に、利根川ゆうゆう公園のファミリーレクリエーションゾーンにデイキャンプ広場を仮オープンしました。バーベキューサイト7基、野外卓6基、駐車場などを設置し約2ヘクタールを整備しました。

 今後も引き続きデイキャンプ場の水道の引き込み工事を行うほか、遊びの広場(ヨシの迷路)やオフロード自転車コース、水辺のピクニックテラスなどを整備していきます。

 次は、手賀沼公園の再整備です。

 14年度の工事の一環として、血脇守之助「謝恩の碑」を公園岬付近からアビスタ駐車場の東側「偉人をしのぶゾーン」に移設しました。4月19日にその除幕式と記念講演会を行い、約150人の方に参加をいただきました。

 9月からは、手賀沼の水に直接触れることができる「ふれあい岸辺」の残り半分と園路の整備や緑化、ベンチやあずまやの設置などの工事を行います。また、この夏の市民プールの営業終了を待って、跡地に子どもたちが安心して自由に遊べる広場を整備します。

 次は、手賀沼周遊レンタサイクルです。

 手賀沼へのアクセスの拠点となる「サイクルパーク我孫子南」が6番目のステーションとして5月31日にオープンしました。これにより、手賀沼を巡る周遊ネットワークができあがりました。14年度には、手賀沼公園、サイクルパーク天王台南、鳥の博物館、柏市民体育館、しょうなん道の駅で、1,752人の利用がありましたが、手賀沼を巡る周遊ネットワークができたことにより、さらに利用者が増えると考えます。

 今後もレンタサイクルのPRに努めるとともに、手賀沼を中心に展開しているさまざまな事業との連携を深め、交流人口の増加につなげていきます。

 次は、剪定枝のリサイクルチップ化です。

 公園、市民の森、街路樹などから生じる剪定枝をチップ化し、公園内や遊歩道などにマルチング材として使用しリサイクルしていきます。チップ化は8月と2月ごろに行い、年間約170トンを大型シュレッダーで処理していく予定です。一部は堆肥などの試作品として、利用したい方に無料で配布し、利用者の拡大とPRを図っていきます。

 なお、病気の木や細菌のいる木などは事前にチェックを行い、安全性を高めます。

 次は、空き店舗を活用した(仮称)「たまり場プロジェクト」です。

 商業活性化ビジョン推進計画に位置付けられた「空き店舗活用」として、高齢者が気軽に集える場を湖北台商店街のなかに設置します。

 現在、8月のオープンに向け、空き店舗所有者と賃貸の具体的な条件について協議するとともに、運営委託を予定している社会福祉協議会と、協力ボランティアの募集や施設の管理方法などの協議を進めています。施設の名称は6月16日号の広報で募集し、地域の商店街の協力を得て決定します。

 また、商業活性化ビジョン推進委員会では、湖北台地区の4商店会に協力依頼をするとともに、それぞれの商店会や商店が具体的にどのような関わりができるか、アンケートを実施しました。

 その結果、商品の案内や情報提供、電話やファックスでの注文受け付け、商品の宅配など営業に関連するサービスや、買い物相談、フラワーアレンジ、写真教室など「たまり場」に集まる方々が希望する事に応えていきたいとの回答がありました。

 今後は、商店会に「たまり場」運営に対応する組織をつくり、実施に向けてより具体的な準備をしていきます。

 なお推進委員会では、空き店舗を活用した「たまり場」の他地区への展開について引き続き検討していきます。

 次は、乳幼児医療費の助成です。

 4月から、受給券を医療機関の窓口に提示するだけで助成を受けられる「現物給付制度」が始まりました。子どもが病気になった時に受診しやすくなるとともに、通院の助成対象を4歳未満児に拡大することによる経済的負担の一層の軽減など、子育て支援施策としてより充実してきています。

 5月20日現在、乳幼児医療費助成受給券の発行状況は、対象者6,969人中発行者6,175人、未発行者(未申請者)794人となっています。対象者には全員申請書を個別送付していますが、再度、未申請者には6月中旬に申請書を送付し、広報などでも申請を呼びかけ制度の周知を図っていきます。

 次は、SARS(サーズ)への対応と取り組みです。

 中国広東省、香港、ベトナムなどでSARS(サーズ)が発生し、5月28日現在、世界で8,240名以上の疑いのある患者、745名の死亡者がWHOから報告されています。

 SARS(サーズ)関連情報は、千葉県健康福祉部および柏保健所から市および市医師会に、逐一送られてきます。

 市では6月5日に感染症対策会議を開き、柏保健所疾病対策課の指導のもとSARS(サーズ)に関して、具体的症状、家庭や職場における予防消毒方法、「疑い例」「可能性例」の対応方法、発生時における各公共施設の消毒方法や防護服着脱の実技など、具体的対応を中心として研修と意見交換を行いました。

 また小中学校では、SARS(サーズ)伝播確認地域から帰国した児童生徒・教職員が38度以上の急な発熱、咳・呼吸困難などの症状がある場合には、主治医や学校医の意見を踏まえ、学校保健法に基づく出席停止を行うことにしています。症状がない場合にも、保護者および児童生徒の理解を得て、帰国後10日間は自宅待機してもらうなどの対応をとっていきます。

 保育園でも保護者との連絡を密にし、学校での対応に準じて適切に対応していきます。

 次は、(仮称)子ども総合計画についてです。

 14年9月から9回の策定委員会を開催し、子どもを取り巻く現状、基本目標の策定、アンケート調査の内容、子ども関連施策の総合化・体系化、新規事業の提案などについて検討してきました。

 アンケート調査は、子ども(小学校5年・中学校2年・高校2年生)とその保護者、学校の教師、乳幼児を持つ親、一般市民約6,500人を対象に、5月に実施しました。各小中学校及び高等学校へは訪問し依頼するとともに、乳幼児を持つ親と一般市民には郵送により行いました。

 このアンケートでは、「社会性」・「自立心」・「家庭生活」・「学校生活」・「コミュニケーション」・「遊び」・「地域活動への参加」などの生活実態、「健康」・「地域活動」・「学習」・「子育てや出産」・「理想の教師像」などの意識、「子どもへの期待、伝承」・「子どもを産む条件」・「親、家庭に期待すること」・「地域に期待すること」などの期待度を、それぞれの対象者ごとに項目を設定し、調査をしています。6月中をめどに集計分析を行い、今後の計画づくりに生かしていきます。

 また現在、全庁的に既存の事業の点検・再整理を行い、子ども関連施策の総合化・体系化の作業を進めています。今後さらに、重点的に実施する事業や新たに実施する事業を明らかにし、10月を目途に計画策定を進めていきます。

 次は、保育園の充実です。

 定員90名の天王台双葉保育園が6月1日に開園しました。現在、0歳児3名・1歳児16名、2歳児8名・3歳児12名・4歳児2名の41名の児童が入園しています。

 また、今年5月に工事に着手した並木保育園の増改築は、9月に工事を完了します。10月から定員が30名増えて、120名となります。

 これらにより、要保育児童の受け入れ体制が充実し、待機児童ゼロをより確実にすることができます。

 次は、国際理解教育の推進です。

 外国語教育の充実を図るため、ALT(外国語指導助手)を2名増やし6名としました。昨年度の中学校へのALTの配置は3カ月から6カ月でしたが、今年度はすべての中学校で1年を通してALTを配置することができるようになり、より生きた英語教育を実践しています。

 また小学校でも、1校当たり20日間から、40日間配置することができるようになり、英会話に対する興味や関心、コミュニケーション能力を高めています。

 次は、スクールサポート教員の配置です。

 4月7日から、市独自の少人数学級や少人数指導を実現するためのスクールサポート教員を、布佐南小、湖北台東小、湖北台西小、根戸小の小学校4校と布佐中、久寺家中の中学校2校に、計6人配置しました。これは、少人数学級への移行で学級増となる学校や教員数の少ない学校に優先的に配置したものです。

 スクールサポート教員は、主に少人数指導の補助を行いますが、根戸小学校と湖北台西小学校の第1学年では、スクールサポート教員を活用してそれぞれ1学級増やすことができ、市独自で38人学級を実現しました。

 配置から2カ月が経ち、各学校、保護者などからは、教師と子どもたちとの関わりが多くなり、子どもたちの生活が安定・充実してきたなどの声が寄せられています。

 次は、ボランティア・市民活動サポートセンターの運営です。

 市民、社会福祉協議会、市の3者による共同運営を行うため、サポートセンター運営委員会が3月26日に発足しました。運営委員会は、公募市民2名、〈情報交流〉〈広報〉〈オフィス〉〈機会の提供〉の4つの部会から各1名、社会福祉協議会から3名、市から4名の計13名で構成しています。

 5月30日には第2回運営委員会が開催され、15年度の事業計画が決定されました。実質的に初年度に当たる今年度は、協働のまちづくりや施設の共同運営などに関する学習会・研修会に積極的に参加するとともに、他市の優れたサポートセンターを視察し、その運営方法などを学びます。

 また、企業等からの賛助金・協賛金など、独自財源を確保するための仕組みづくりを検討していきます。

 さらに、市民活動・市民事業の推進に関する課題、市民活動支援策のあり方を検討するとともに、これを踏まえ、企業、NPO、まちづくり協議会、地区社会福祉協議会、教育委員会などと協議を行える体制を整えていきます。

 なお、部会から提出された課題や提案についても、審議・検討・決定を行っていきます。

 次は、近隣センター等の整備です。

 福祉ふれあいプラザと合築する市の施設は実施設計が終わり、支所、近隣センター、ボランティア・市民活動サポートセンターの機能や配置が決まりました。現在、建築計画について地元住民への説明会の開催に向けた準備を進めています。

 今後は県と、建設に関わる負担割合の確定や土地の使用貸借に関する最終協議を進め、協定を締結していきます。

 (仮称)天王台南区域近隣センターは、住民による建設委員会との設計協議を経て3月末日、基本・実施設計が完了しました。

 この設計に基づき15年度は、主に進入路や敷地内の歩道、駐車場部分の整備などの造成工事を行います。進入路部分は軟弱地盤であるため、地盤の補強対策を講じるとともに、樹木の保全を図りながら整備を進めていきます。近隣住民説明会の開催、隣接家屋事前調査を行い、8月から工事に着手して、17年春の開館をめざします。

 また、まちづくり協議会の設立に向け支援を行っていきます。

 次は、千葉県のNPOに関するモデル事業「地域資源活用マップの作成」です。

 千葉県が我孫子市と四街道市をモデル地域に選定し、NPO法人や市民活動団体が自主的に地域の課題に取り組んでいく、その活動のあり方を調査する事業です。実際に、NPO法人や市民活動団体自身が、地域の課題に取り組む企画・提案を出して、調査を行います。

 我孫子市では、「地域スポーツの振興」と「商店街の活性化」を地域課題のメインテーマとし、その他のテーマも含め企画・提案を募集します。

 6月15日には、今回の事業のPRやメインテーマに沿った事例紹介、企画・提案の体験をする「ホップステップ市民活動元気づくりフォーラム」を水の館で開催します。また、6月中に説明会・相談会を3回開催し、6月15日から7月2日までの間で企画・提案の申請を受け付け、その後企画・提案の選定を行い、実際に取り組んでいただきます。

 この事業の成果は、来年2月に開催する予定の「市民活動フェアinあびこ」の中で報告されます。

 次は、情報化の推進です。

 市では、4月27日に総合行政ネットワークに接続を開始し、現在通信試験を行っています。接続試験とセキュリティ対策の終了後、庁内LANと接続し、国・県・他市町村間の電子メール、各種文書交換、情報掲示板の利用など、行政間の事務の電子化を進めていきます。

 また、教育委員会のホームページを5月1日に開設しました。

 今回開設したホームページは、鳥の博物館、電脳考古博物館、アビスタ、図書館、公民館、文化事業・文化財情報など、これまで個別に開設していたホームページを統合し、「お知らせ」「教育委員会のご案内」「学校教育情報」「教育相談情報」「生涯学習情報」「教育・文化施設案内」「教育リンク集」の7つのコーナーを設けて公開しています。開設を機に、イベント情報や参加者の募集、キャンプ備品や視聴覚備品の貸し出しなどの情報を新たに掲載しています。5月末で、約2,500件のアクセスがありました。

 今後さらに、見やすさ・使いやすさを工夫し、リンク先を拡大し情報の充実に努めます。

 次は、国道16号「千葉柏道路」です。

 千葉柏道路協議会は、1月27日に第8回、3月28日に第9回の会議が開催され、現道対策案、バイパス案について協議しました。

 第8回の会議では国土交通省から手賀沼やその付近を通る3つのルート案が示されましたが、我孫子市としては、さらに多くのルート案の提示を求めました。ルート案の検討にあたっては3市1町の基本構想や土地利用計画とのすり合わせが必要との意見が出され、第9回の会議でそれぞれの市町が考え方を説明しました。我孫子市は、基本構想・基本計画に新たな広域幹線道路の位置づけがないことと、示された3つのルート案は手賀沼や市の事業に大きな影響を与えることを説明しました。

 また、第8回の会議で我孫子市は、住民との情報の共有、合意形成をより充実するため、PIの進め方について具体的な提案を行いました。その内容は、住民と協議会の双方向のやりとりと、重要な段階における住民説明会の開催の2点です。これを受けて第9回の会議では、誰がどんな場で住民に説明するかなどの議論が行われ、改めて、住民の意見を協議会に反映させる方法を検討することになりました。

 今回の我孫子市の提案はPI成立の必要条件と考えていますので、国土交通省が責任を持って対応することを引き続き求めていきます。

 なお、第9回の協議会から、従来20人であった傍聴者の人数が50人まで増やされています。

 次は、あびこ市民ミュージカルです。

 市民と共に創造するミュージカルを、8月23日・24日に上演するため準備を進めています。この作品「北へ帰るのを忘れた白鳥」は、手賀沼を舞台に自然環境、家族のつながりをテーマとし、「人と鳥が共存するまちづくり」を進める我孫子市にふさわしい内容です。

 200人もの出演者が土曜・日曜を中心にけいこを続けており、お互いの交流を深めながら意欲的に歌、ダンス、演技などの表現技術を磨いています。曲の構成は28曲からなり、全曲の作詞・作曲がオリジナルという本格的なミュージカルです。演奏は60人余りの楽団員によって生演奏されます。

 手賀沼の27年間続いた「水質ワーストワン」返上記念として、生物や自然環境の大切さをアピールしていきます。

 次は、小学校プールの市民開放です。

 今年度は、あらたに湖北台西小学校と根戸小学校のプールを市民に開放します。これで、昨年度の布佐南小学校に加え、開放校は3校となります。

 更衣室やトイレ等の設備改修を6月末までに行います。また利用日を昨年度より増やし、夏休み期間中の30日から40日までの間で市民プールとして開放します。昨年は布佐南小学校で2,405名の利用者がありましたが、今年は市民がさらに身近にプールを利用することができるようになります。

 次は、総合窓口の開設です。

 開設に向けて、4月に市民課の受付担当者9名からなるプロジェクトチームを設置しました。このプロジェクトでは、受付業務全体を見直してより正確で迅速な事務処理体制を構築するため、受付担当者が新たに取り扱う業務全般に関する研修の企画・実施、届出・申請書様式の見直し、事務室全体のレイアウトの検討、関係各課との調整、先進地視察などを行います。

 現在、受付担当者を対象に、税務証明交付に関わる7事務の実地研修を実施しています。今後さらに、国民健康保険、国民年金、介護保険などの研修を順次実施するとともに、受付カウンター工事等の施設整備を行い、11月には予定どおり開設していきます。

 次は、家庭ごみ収集の委託です。

 市は、経費削減と安定した収集サービスを提供するために、7月1日から家庭ごみの収集業務を約50%民間事業者に委託します。

 業務委託する区域は、世帯数、人口、収集量などから約2分の1となるよう地域割を行い、収集日や分別方法については、従来の内容を変更せず実施することにしています。

 これらの内容について6月1日の『広報あびこ』に掲載するとともに、6月6日には自治会等へ文書でお知らせしました。

 また、委託先については、市の分別収集を熟知し実績のある一般廃棄物の収集運搬許可業者8社で構成する、我孫子市廃棄物処理協業組合へ委託する方向で準備を進めています。委託先が正式に決まり次第、広報やホームページなどで公表します。

 次は、人件費の割合を制限する取り組みです。

 3月の施政方針で申し上げました「人件費の割合を市税収入の50%以下にすること」を目標に人件費を削減するため、業務見直し検討委員会を設置しました。

 検討委員会は、各部局の次長職を中心に構成し、委員は各部のリーダーとして業務見直しの推進と指導にあたります。

 人件費を削減する方法は、業務の執行体制を見直して常勤職員を削減する方法と、給与水準を見直し引き下げる方法があり、これらを併せて行う必要があります。

 検討委員会では、このうち、現行業務と執行方法を見直し、適正な職員数と常勤職員の削減について検討します。

 見直しの進め方は、各部単位に各課もしくは担当がそれぞれの業務を見直し、その結果を検討委員会に報告します。これを受けて検討委員会では、最終的な業務見直しと削減案を12月をめどにまとめることにしています。

 給与水準については、総務課を中心に見直しを行っていきます。

 次は、行政評価の取り組みです。

 14年度に試行した28のモデル事業について、これまでに担当部課での1次評価と、外部委員1名・内部委員3名で構成する行政評価委員会での2次評価を実施しました。現在、想定した目標の達成度や導入した評価制度の機能などを検証しながら評価結果をまとめています。今後、この評価結果を事業の効率化や改善に活用するとともに、ホームページなどで市民に公表していきます。

 15年度事業については、導入の2年目として各課1事業、合計53事業の評価を行います。より多くの職員が行政評価を経験し、事業を市民満足度の視点から的確に評価することができるようにしていきます。これにより、職員の政策形成能力を高めるとともに、職員一人ひとりの意識改革につなげていきたいと考えます。

 また今年度は、実施計画の策定や16年度予算編成と連動させながら、16年度事業の行政評価の事前チェックを進め、行政活動のマネジメントの中に行政評価を定着させていきます。さらに、市民による第3者評価の手法を検討していきます。

 以上で市政一般報告を終わりますが、各事業の推進について一層の努力をしてまいりますので、議員の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 引き続き、提案理由の説明をいたします。

 議案第1号は、住民基本台帳法の一部を改正する法律が施行されることに伴い、住民票の写しの広域交付及び住民基本台帳カードの交付にかかわる手数料を定めるため並びに都市計画法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、市街化調整区域内における建築許可不要宅地の確認申請手数料を廃止するため、我孫子市手数料条例の一部を改正するものです。

 議案第2号は、融資した資金の損失にかかわる千葉県信用保証協会の代位弁済に対する市の負担割合を改定するため、我孫子市中小企業資金融資条例の一部を改正するものです。

 議案第3号は、新JIS規格に沿った小学校児童用の机・いすを3,402万円で取得するものです。

 議案第4号は、平成15年度我孫子市一般会計補正予算(第1号)を定めるものです。今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ2,700万円を追加し、予算総額を296億5,700万円とするものです。補正の内容は、中峠亀田谷公園の再整備事業にかかわるもので、歳入は国庫支出金及び地方債を追加し、歳出は同事業費を増額し、予備費による調整を行います。

 報告第1号から報告第5号までは、平成15年6月6日に関宿町が野田市に編入されることに伴い、北千葉広域水道企業団、千葉県市町村総合事務組合及び千葉県自治センターを組織する地方公共団体の数の減少、規約の一部改正及び財産の処分に関する協議並びに我孫子市職員の旅費に関する条例の一部を改正することについて、報告第6号から報告第8号までは、地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、我孫子市税条例及び我孫子市都市計画税条例の一部を改正すること並びに我孫子市特別土地保有税審議会条例を廃止することについて、報告第9号は、我孫子市固定資産評価員の選任について、それぞれ急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分しました。よって、同条第3項の規定により報告するとともに、その承認を求めるものです。

 報告第10号は、平成14年度我孫子市一般会計予算及び平成14年度我孫子市公共下水道事業特別会計予算において設定した繰越明許費について繰越計算書を作成しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものです。

 報告第11号は、平成14年度我孫子市一般会計予算及び平成14年度我孫子市公共下水道事業特別会計予算のうち、一部事業費について年度内に支出が終わらず事故繰り越ししましたので、地方自治法施行令第150条第3項の規定により報告するものです。

 報告第12号から報告第14号までは、我孫子市土地開発公社、財団法人我孫子市都市建設公社及び財団法人我孫子市あゆみの郷公社のそれぞれの経営状況について、事業の計画及び決算に関する書類を作成しましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告するものです。

 報告第15号は、損害賠償額の決定について専決処分しましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものです。

 以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議の上、可決いただきますようお願い申し上げます。



○議長(松島洋君) 続きまして、発議案第1号について、勝部裕史議員。

     〔勝部裕史君登壇〕



◆(勝部裕史君) 発議案第1号、我孫子市市政オンブズマン及び通報者の保護等に関する条例の制定について、提案理由を申し上げます。

 この条例は、市民の市政に関する苦情の解決を促進するとともに、市の機関の中立公正な業務の執行を確保するため、市政オンブズマン及び通報者の保護等について必要な事項を定め、もって市民の市政に対する信頼の確保を図るとともに、市政の民主的な運営に寄与することを目的とし、地方自治法第112条の規定により、提出者、勝部裕史、賛成者、坂巻宗男、早川真、岡田彰、栗原洋子、以上5名の署名をもって提案するものです。

 最後に、議員の皆様からさまざまな御意見、御質問、御提言を出していただき、すばらしい条例にしていきたいと考えております。よろしくお願いをいたします。



○議長(松島洋君) 以上で提案理由の説明は終わりました。

              −−−−−−−−−−−−



○議長(松島洋君) お諮りいたします。報告第1号ないし報告第9号の専決処分の報告及び承認につきましては、議会運営委員会での申し合わせのとおり、この際成規の手続を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(松島洋君) 御異議ないものと認めます。

 これより採決いたします。

 報告第1号ないし報告第5号につきましては、東葛飾郡関宿町を廃し、その区域を野田市に編入する旨の告示がされたことに伴うものであり、一括して採決いたします。

 報告第1号、専決処分の報告及び承認(北千葉広域水道企業団を組織する地方公共団体の数の減少及び北千葉広域水道企業団規約の一部を改正する規約の制定に関する協議)について、報告第2号、専決処分の報告及び承認(我孫子市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定)について、報告第3号、専決処分の報告及び承認(千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議)について、報告第4号、専決処分の報告及び承認(千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少に伴う財産処分に関する協議)について、報告第5号、専決処分の報告及び承認(千葉県自治センターを組織する地方公共団体の数の減少に関する協議)について、以上、報告第1号ないし報告第5号について、承認するに賛成の議員は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(松島洋君) 起立全員と認めます。よって報告第1号ないし報告第5号は承認されました。

              −−−−−−−−−−−−



○議長(松島洋君) 続きまして、報告第6号、専決処分の報告及び承認(我孫子市税条例の一部を改正する条例の制定)について、承認するに賛成の議員は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(松島洋君) 起立多数と認めます。よって報告第6号は承認されました。

              −−−−−−−−−−−−



○議長(松島洋君) 報告第7号、専決処分の報告及び承認(我孫子市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定)について、承認するに賛成の議員は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(松島洋君) 起立多数と認めます。よって報告第7号は承認されました。

              −−−−−−−−−−−−



○議長(松島洋君) 報告第8号、専決処分の報告及び承認(我孫子市特別土地保有税審議会条例を廃止する条例の制定)について、承認するに賛成の議員は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(松島洋君) 起立多数と認めます。よって報告第8号は承認されました。

              −−−−−−−−−−−−



○議長(松島洋君) 報告第9号、専決処分の報告及び承認(我孫子市固定資産評価員の選任)について、承認するに賛成の議員は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(松島洋君) 起立全員と認めます。よって報告第9号は承認されました。

              −−−−−−−−−−−−



△休会の件



○議長(松島洋君) 明日から17日までは議案自宅審査のため休会いたします。6月18日は午後1時から会議を開きます。本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。

               午後1時54分散会

              −−−−−−−−−−−−



△本日の会議に付した事件

1.会期の件

1.会議録署名議員指名

1.議案第1号ないし議案第4号及び報告第1号ないし報告第15号並びに発議案第1号(市政一般報告及び提案理由の説明)

              −−−−−−−−−−−−

出席議員

 議長   松島 洋君

 副議長  青木宏榮君

 議員

      佐藤幸子君      早川 真君

      坂巻宗男君      川村義雄君

      中島俊明君      関谷俊江君

      今井 勝君      沢田愛子君

      岡田 彰君      栗原洋子君

      宇野真理子君     渡辺光雄君

      勝部裕史君      鈴木美恵子君

      吉松千草君      飯牟礼一臣君

      宮本慈子君      豊島庸市君

      小泉良雄君      増田文俊君

      山川長敏君      宮田基弘君

      印南 宏君      津川武彦君

      秋谷 明君      鈴木一雄君

      掛川正治君

              −−−−−−−−−−−−

欠席議員

        なし

              −−−−−−−−−−−−

出席事務局職員

      事務局長       飯合節夫

      事務局次長      岡田登志男

      事務局次長補佐    倉部俊治

      書記         佐野哲也

              −−−−−−−−−−−−

出席説明員

      市長              福嶋浩彦君

      助役              渡辺 武君

      収入役             池田友二君

      教育長             今関敏男君

      水道局長            中村友教君

      企画調整室長          澤 次男君

      総務部長            鈴木光治君

      (併)選挙管理委員会事務局長

      市民部長            飯島 守君

      保健福祉部長          岩井和子君

      環境生活部長          豊嶋 誠君

      建設部長            中野 洋君

      都市部長            矢野 寛君

      消防長             若泉 薫君

      監査委員事務局長        大類泰久君

      教育総務部長          鈴木由男君

      生涯学習部長          伊藤 久君

      生涯学習推進担当参与      渥美省一君