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千葉県 我孫子市

平成 9年 12月 定例会(第4回) 12月09日−02号




平成 9年 12月 定例会(第4回) − 12月09日−02号









平成 9年 12月 定例会(第4回)



 平成9年12月招集

     我孫子市議会定例会会議録(第2号)

12月9日(火)

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△議事日程

議事日程(第2号)

 平成9年12月9日(火)午後1時開議

日程第1.常任委員会委員及び議会運営委員会委員選任の件

日程第2.農業委員会委員交代の件

日程第3.市政に対する一般質問

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                 午後2時25分開議

             (副議長宮田基弘君、議長席に着く)



○副議長(宮田基弘君) これより本日の会議を開きます。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議長辞職許可の件



○副議長(宮田基弘君) ただいま増田文俊君から、議長辞職願が提出されました。

 お諮りいたします。この際、議長辞職許可の件を日程に追加し、直ちに議題に供したいと思います。これに御異議ございませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(宮田基弘君) 御異議ないものと認めます。よって議長辞職許可の件を議題に供します。事務局長に辞職願を朗読いたさせます。



◎事務局長(中村友教君) 

                  辞職願

 今般、一身上の都合により議長を辞職したいので、許可されるよう地方自治法第108条の規定により願い出ます。

                              平成9年12月9日

我孫子市議会副議長様

                        我孫子市議会議長  増田文俊



○副議長(宮田基弘君) お諮りいたします。増田文俊君の議長辞職を許可するに御異議ございませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(宮田基弘君) 御異議ないものと認めます。よって増田文俊君の議長辞職は許可されました。

                 (増田文俊君着席)

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議長選挙



○副議長(宮田基弘君) ただいま増田文俊君の辞職により議長が欠員となりました。

 お諮りいたします。この際、議長選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(宮田基弘君) 御異議ないものと認めます。よって議長選挙を議題とし、これより選挙を行います。議場の閉鎖を命じます。

                 〔議場閉鎖〕



○副議長(宮田基弘君) ただいまの出席議員数は32名でございます。

 立会人は、会議規則第31条第2項の規定により、青木宏榮君、山川長敏君を指名いたします。

 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、呼名の順に投票を願います。

 投票用紙を配付いたさせます。

                 〔投票用紙配付〕



○副議長(宮田基弘君) 配付漏れはありませんか。

                (「なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(宮田基弘君) ないものと認めます。

 投票箱を点検いたさせます。

                 〔投票箱点検〕



○副議長(宮田基弘君) 異状ないものと認めます。

 事務局長より呼名いたさせます。



◎事務局長(中村友教君) 投票に入る前に申し上げます。投票は立会人から始めて議席順に呼名いたします。なお、皆様方から向かって右側から登壇し、投票の後、左側へ降壇していただくようお願いいたします。

 これより呼名させていただきます。

                 〔事務局長呼名〕

                 〔投票執行〕



○副議長(宮田基弘君) 投票漏れはありませんか。

                (「なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(宮田基弘君) ないものと認めます。投票を終了いたします。

 開票を行います。青木宏榮君、山川長敏君、立ち会いをお願いいたします。

                 〔開票〕



○副議長(宮田基弘君) 選挙の結果を御報告いたします。

                投票総数    32票

                有効投票    31票

                無効投票     1票

有効投票中、

       渡辺永治君    28票

       吉松千草君     3票

以上のとおりであります。この選挙の法定得票数は8票であります。よって、渡辺永治君が議長に当選されました。

 議場の閉鎖を解きます。

                 〔議場開鎖〕

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△当選告知



○副議長(宮田基弘君) ただいま議長に当選されました渡辺永治君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△渡辺永治君のあいさつ



○副議長(宮田基弘君) 議長に当選されました渡辺永治君を御紹介いたします。

                 〔渡辺永治君登壇〕



◆(渡辺永治君) ただいま皆様方より多大な御支援をいただく中で、議長という重責を担うことになりました。もとより浅学非才な私でございます。議長の1つの任務である円滑な議会運営に全力を尽くす所存でございます。今後とも皆様方にはなお一層の御指導と御鞭撻をお願い申し上げ、簡単でございますが、あいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)



○副議長(宮田基弘君) 議長と交代いたします。

               (渡辺永治君、議長席に着く)

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                 (宮田基弘君退席)



△副議長辞職許可の件



○議長(渡辺永治君) ただいま宮田基弘君から副議長辞職願が提出されました。

 お諮りいたします。この際、副議長辞職許可の件を日程に追加し、直ちに議題に供したいと思います。これに御異議ございませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺永治君) 御異議ないものと認めます。よって副議長辞職許可の件を議題に供します。事務局長より辞職願を朗読いたさせます。



◎事務局長(中村友教君) 

                  辞職願

 今般、一身上の都合により副議長を辞職したいので、許可されるよう地方自治法第108条の規定により願い出ます。

                              平成9年12月9日

我孫子市議会議長様

                        我孫子市議会副議長 宮田基弘



○議長(渡辺永治君) お諮りいたします。宮田基弘君の副議長辞職を許可するに御異議ございませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺永治君) 御異議ないものと認めます。よって宮田基弘君の副議長辞職は許可されました。

                 (宮田基弘君着席)

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△副議長選挙



○議長(渡辺永治君) ただいま宮田基弘君の辞職により副議長が欠員となりました。

 お諮りいたします。この際、副議長選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺永治君) 御異議ないものと認めます。よって副議長選挙を議題とし、これより選挙を行います。議場の閉鎖を命じます。

                 〔議場閉鎖〕



○議長(渡辺永治君) ただいまの出席議員数は32名でございます。

 立会人は、会議規則第31条第2項の規定により、青木宏榮君、山川長敏君を指名いたします。

 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、呼名の順に投票を願います。

 投票用紙を配付いたさせます。

                 〔投票用紙配付〕



○議長(渡辺永治君) 配付漏れはありませんか。

                (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺永治君) ないものと認めます。投票箱を点検いたさせます。

                 〔投票箱点検〕



○議長(渡辺永治君) 異状ないものと認めます。

 事務局長より呼名いたさせます。



◎事務局長(中村友教君) 投票に入る前に申し上げます。投票は先ほどの要領で行います。

 これより呼名いたします。

                 〔事務局長呼名〕

                 〔投票執行〕



○議長(渡辺永治君) 投票漏れはありませんか。

                (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺永治君) ないものと認めます。投票を終了いたします。

 開票を行います。青木宏榮君、山川長敏君、立ち会いをお願いいたします。

                 〔開票〕



○議長(渡辺永治君) 選挙の結果を御報告いたします。

                投票総数    32票

                有効投票    23票

                無効投票     9票

有効投票中、

       宮本慈子君    20票

       岡田 彰君     3票

以上のとおりであります。この選挙の法定得票数は6票であります。よって、宮本慈子君が副議長に当選されました。

 議場の閉鎖を解きます。

                 〔議場開鎖〕

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△当選告知



○議長(渡辺永治君) ただいま副議長に当選されました宮本慈子君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△宮本慈子君のあいさつ



○議長(渡辺永治君) 副議長に当選されました宮本慈子君を御紹介いたします。

                 〔宮本慈子君登壇〕



◆(宮本慈子君) ただいま副議長に任命されました宮本慈子です。諸先輩方から見ますと、まだまだ若輩者でございますが、議長を補佐し、円滑かつ有意義な議会運営となるよう努めてまいります。皆様方の御指導、御協力をよろしくお願いいたします。(拍手)

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△常任委員会委員及び議会運営委員会委員選任の件



○議長(渡辺永治君) 日程第1、これより任期満了に伴う常任委員会委員及び議会運営委員会委員選任の件を議題に供します。

 お諮りいたします。委員会条例第7条第1項の規定により、

総務企画常任委員に、

      渡辺太成君      津川武彦君

      増田文俊君      渡辺光雄君

      山本忠雄君      宇野真理子君

      吉岡正子君      鈴木美恵子君

以上8名を、

文教民生常任委員に、

      掛川正治君      山川長敏君

      鈴木一雄君      関谷俊江君

      佐々木豊治君     宮本慈子君

      吉松千草君      豊島庸市君

以上8名を、

環境経済常任委員に、

      勝部裕史君      小泉良雄君

      栗原洋子君      早川 真君

      飯牟礼一臣君     坂巻宗男君

      沢田愛子君      私、渡辺永治

以上8名を、

都市建設常任委員に、

      村越新男君      松島 洋君

      青木宏榮君      矢吹啓子君

      印南 宏君      岡田 彰君

      宮田基弘君      秋谷 明君

以上8名を、

議会運営委員に、

      松島 洋君      掛川正治君

      増田文俊君      小泉良雄君

      栗原洋子君      宇野真理子君

      吉松千草君      宮田基弘君

以上8名を、それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺永治君) 御異議ないものと認めます。よってさよう決定されました。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△農業委員会委員交代の件



○議長(渡辺永治君) 日程第2、農業委員会委員交代の件を議題に供します。

 議会運営委員会の申し合わせにより、この際、農業委員会等に関する法律第17条の規定により、委員、村越新男君、小泉良雄君、飯牟礼一臣君、吉岡正子君、宮田基弘君、以上5名の諸君を本日付をもって解任請求手続を行うこととし、同法第12条の規定により直ちに後任の委員を議員の中から推薦いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺永治君) 御異議ないものと認めます。これより後任委員を互選により推薦いたします。互選の方法は、申し合わせにより、議長の指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺永治君) 御異議ないものと認めます。

 これより指名いたします。渡辺太成君、青木宏榮君、栗原洋子君、岡田彰君、鈴木美恵子君、以上5名の諸君を指名いたします。これに御異議ございませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺永治君) 御異議ないものと認めます。よって、ただいま指名の諸君を農業委員会委員に推薦することに決定いたしました。

 暫時休憩いたします。

                 午後2時58分休憩

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                 午後3時16分開議



○議長(渡辺永治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。市政に対する一般質問を許します。

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△市政に対する一般質問



○議長(渡辺永治君) 日程第3、市政に対する一般質問を行います。順次発言を許します。清風会代表掛川正治君。

                 〔掛川正治君登壇〕



◆(掛川正治君) 清風会の掛川正治でございます。ただいまは我が同志渡辺永治さんが、皆様方の多くの力で議長に選任されました。そしてまた男女参画型社会を目指す今このときに、女性の代表として宮本慈子さんが副議長に選任されました。女性のリーダーとして活躍することを期待いたします。

 1年6ヵ月ぶりの本会議での質問でありますので、多少緊張しております。通告に従い会派を代表いたしまして大綱5点、項目にして20点ほど市政に対する質問と提言並びに市長、職員に対して叱咤激励をしてまいります。私の質問は市行政職員の仕事を基本的に信頼しての発言です。わかりやすい内容で答弁をお願いいたします。再質問のないようによろしくお願いをいたします。

 私たち清風会は最大会派としてタックスペイヤー、いわゆる納税者の代表として福嶋市政を見守っております。市長の提案で政策的によいところは市民の立場で賛成、バックアップをしてまいりました。しかし、間違ったこと、また間違った考え方に対しては苦言、苦情を申し上げ、意見を言ってまいりました。大変財政の厳しい折、少ない経費で最大の効果が上がる諸施策を遂行してください。行政改革は職員の努力でかなりの成果が上がっていると聞いております。最後まで力を緩めることなく断固やり遂げてもらいたいものであります。今、日本丸が行き場を求めて迷走をしております。政・官・財の癒着、なれ合い構造がここに来て崩壊をしてしまいました。国のシステムが変わってきているとき、今強く国も地方も有能なリーダーを求めております。若き福嶋市長に期待をして質問に入らさせていただきます。

 大綱の1番目は、水害対策について御質問をいたします。

 災害は忘れたころにやってくると申しますが、私たちが住まいする低地帯、いわゆる谷津には、この格言が全く当てはまらない時代がかつてありました。利根川と手賀沼の沿岸では毎年のように大小の洪水に襲われ、来る年も来る年も水との闘いが続いておりました。水に囲まれた私たちの郷土では水害は避けがたい宿命と受けとめられますが、しかし災害としての洪水には多分に人災的要素がまつわっていることを私たちは知っておくべきだと考えております。我が郷土の水害は堤防決壊などによる河川のはんらんではなく、私たちが毎年毎年悩まされているのは堤防の内側のたまり水、いわゆる内水による被害であります。堤防決壊に比べて小規模であるといっても、ちょっと雨が降っただけでたちまち内水のはんらんを来すのです。この内水をどうするかということが、私たちの郷土をめぐる水害史の大きな課題であり、またテーマであるわけであります。この厄介な内水による家屋の浸水や道路冠水が、いまだ我孫子全市の低地で被害を起こしております。昔、中国では、水を治める者はよく国を治めると言われました。治山治水は昔から役所が取り組まなければならない重要な行政課題であります。調整池ができ上がり、たとえ1軒でも水害の被害を免れるなら、たとえ幾らでも水害時の水位を下げることができるなら、十分にこの調整池が意義があるのであります。

 私たちは、昭和56年10月24日の台風24号により、606戸に及ぶ床上床下浸水の被害を受けた住民です。その後、何回も何回も水害に苦しめられ、雨が降るたびに家族ともどもびくびくと心配をしてきました。私自身も浸水に見舞われました。畳、家具、自動車が一瞬にして使えなくなってしまいました。家屋が1回水にかぶると水がなかなか引かないのです。汚水が建物にしみついて異臭を放つ。このにおいが我慢できないぐらい臭いのです。水が引いた後の道路には流された泥、ごみ、下水道のマンホールからはふん尿やトイレットペーパーが次々と噴き出し、それらが散乱し、あたりを異臭が包む。大変不衛生であったことを今思い出します。私が過去何回か経験したこのことが、あれから15年たった今、泉地区で住民の皆さんがこのことで苦しんでいるのです。高台に住む水害のおそれがない人は、水害に苦しむ私たちの気持ちは私は絶対わからないと思います。水の怖さ、恐ろしさ、到底理解できないと思います。私たちは何度も何度も、何度も何度も実体験をしてきたのです。たびたびの水害でせっかく買った我が家が不動産屋のえじきになり、言うがままたたかれて売却、地域を出ていった人々を今思い出します。

 今だから話せますが、水害の被害に遭っていた人たちの中には、水害罹災のたびに我が家へ来て恨み事を言っていく人もいました。「掛川さんが水害水害と騒ぐから私の家の価値が下がる。余り騒がないで」と苦情を言ってくる人もいました。雨を私が降らしたごとく言ってきた人もいました。その人いわく、「こんな水の出るところから早く逃げ出したい」。私も当時、負けずに、「あなたより私が逃げ出したいですよ」と申し上げました。しかし、その後で、「現在、水害撲滅のため市を挙げて治水に取り組んでいる。すぐは効果が出ませんが、何年か後には必ず水害がなくなります。市を信じてもう少し時間をください」と、その住民に申し上げ、理解をいただいたわけであります。北部地域排水対策事業が10年計画、事業費46億円でスタートした年でありました。多くの罹災住民は心のはけ口がなく、議員の私にふんまんやる方ない気持ちをぶつけてきたのだと私は思います。こういうこともありました。道路冠水がしている水際まで、上流に住む同じ地域の住民が物見遊山に見学に来るのです。腹立たしいのは皆が皆、「我が家に水が出なくてよかったわ」、ことごとく言うのです。はらわたが煮えくり返るぐらい悔しい思いをしたこともあります。なぜ川上住民は川下住民に思いやりがないのか。人間不信になったこともあります。さて、恨み事はこのくらいにして問題に入ります。

 当時、議員であり自治会長でありましたので、自分の家も気がかりでしたが、地域の罹災のため、水の出るたびに腰まで水につかり、ボートを押して、通勤通学帰りの人々を家まで送り届けたり、市役所、消防署への連絡係もしました。炊き出しもしました。当時のつくし野、並木自治会の連合の人たちは、災害時よく連帯して罹災者、罹災家族を力を合わせて助け合いました。互助の精神を遺憾なく発揮、すばらしい効果を上げました。また下流で水が出ているとき、つくし野川上流の1戸建て、マンションの住民の皆さんに、私は自治会役員とハンドマイクを持って、「今、下流で水があふれております。道路が今水びたしです。おふろの水、洗濯の水を流さないでください」、そういうことを訴えて駆け回ったことがありました。今、走馬灯のごとく私の脳裏に浮かんでまいります。昭和56年から58年ごろはよく雨が降りました。利根川上流で降った多くの雨が、田中遊水池の越流堤を越えてなだれ込んできました。1,200ヘクタールの田中遊水池は異形堤に満ちて、一大湖沼に変貌したことが続きました。それこそ土手から手が洗えるぐらい、そのぐらいの水の水位でありました。越流堤を越えた雨量の雨は8ないし10年に一度の確率と聞いておりましたので、当時は大変びっくりしました。爾来今日まで田中遊水池への水害はありません。金谷樋管の水門が閉じられたわけですから、金谷水系に属するつくし野・天王台都市排水路、久寺家排水路によって集まる水の行き先は全くなくなります。久寺家、興人住宅、つくし野、並木、妻子原、泉の諸地域は万一その時点において集中豪雨に遭遇すれば、その全部が、また一部が水没する危険に常にさらされているわけであります。

 幸い今日までその惨禍は見ておりませんが、住民の心配は決して危惧ではないのであります。近代的な生活を営むマンション生活の人々は、まさか水害なんてと申しますが、一度水害に遭えば、まず電気系統がだめになります。水道水を高架水槽に揚げる揚水ポンプも使えません。1戸建てと同じく浮き島になり外部から遮断されます。もちろんエレベーターも使えません。近代的な建物も、ただのコンクリートの塊になってしまうのです。金谷流域に住む私たちの地域は、太古の昔から低いところであります。低いところは、市長、将来もずうっと低いのです。流域的に効果なため池、すなわち調整池をつくる必要は絶対にあるのです。

 一部の人の中では、調整池は要らないなんて、そんな論理は私は絶対通用しないと思います。私たち地域はすべての住民が、そういう意味で運命共同体なのであります。流域は流域で責任を持って水を処理しなければならないのであります。天王台都市下水道流域196ヘクタールは、現在調整池は持っておりません。つくし野川流域297.7ヘクタールは上流に1万7,610立米の、下流にはいわゆる三角遊水池1万立米の貯水能力を持った調整池が既にできております。流域で責任を持って処理しているわけであります。久寺家排水路流域158.2ヘクタールは柏市布施団地に調整池があり、責任を果たしております。金谷流域635ヘクタールは柏市からの26%、160ヘクタールを含めて流域はつながっております。天王台上流調整池がいかに大事であるか、おわりいただけたでしょう。仮に2万立米の集中豪雨が天王台上流域に降ったとして1万5,300の水を調整池で受けとめれば、あと4,700立米であります。その水は道路冠水は起こすと思いますが、少なくとも床上、床下浸水は起こさないと私は思います。私は専門家ではありませんので細かい数値的なことはわかりません。河川工学は大変難しい学問でありますので、なまじな知識は私自身は必要ないと思っております。日本を代表するコンサルタントが、この治水対策に対してあらゆる想定の中、責任を持って積み上げてきたので信じたいと思います。信じなければ、私たち治水対策で頼るところはありません。一体どこに頼ればいいというのでしょうか。ただ、今回、調整池をつくるつくらないで、不幸にも市民同士が運動合戦をしております。双方の市民が、我孫子市民が納得するように設計をコンピュータで解析、水のメカニズムを図上にあらわし、洪水ハザードマップをつくるなどして、これならば納得するという成果品をつくってください。

 市長の先輩だと思いますが、筑波大学の某教授が、事実横浜市から鶴見川の慢性的な洪水を依頼されて、コンピュータによりあらゆるデータを駆使して解析、事実水害を解消したそうであります。市長、先輩であります筑波大の某教授に相談したらいかがでしょう。ただ、今の計画が一番よいとして、事実3月当初議会で調整池の予算は可決されております。しかし、お金のかからない、経済的でより安全な工法が他にあるかは再考してください。可及的速やかにお願いをいたします。ただ、時間的には長く待てないのであります。本年3月議会で「天王台上流調整池の早期着工について」とした請願は、全議員さんの御理解のもと賛成をいただいております。当調整池築造に反対している議員さんは1人もいないのであります。タックスペイヤー、いわゆる納税者の立場で私たち議員は行政をチェックしております。また、チェックしていかなければなりません。当該調整池は10億円以下でできたわけです。しかし、残念な結果ですが、市が田んぼを買わず山を買ってしまったため、浅くて済む素掘り工法から根切りを深くしなければ容量が持たない−−今の工法であります−−山どめ切り張り工法に変更してきたのであります。当然工事費も10億円から13億円にはね上がってしまいました。当初予定どおり田んぼを買っていれば……、悔やまれてなりません。このままでは当初予算が流れてしまいます。

 そこで提案があります。一般報告にあるように、1期工事の調査地盤改良、水路のつけかえなどの工事には入らせてもらう。そのかわり工法の検討の間、市長、担当課、コンサルタント、5地区水対役員、天王台調整池問題連絡協議会役員、都市建設常任委員長からなる円卓会議を提案したいのですが、いかがでしょうか。市と双方の市民が十分な話し合いを進め、一日も早く最大の効果のある天王台上流調整池の建設工事に着手してください。

 市長、今回、議会へ水害に苦しむ住民から、天王台上流調整池の早期建設を求める請願が提出されております。私が紹介議員を務めます。内容、願意については今までの話の中でおわかりいただきましたが、詳細については都市建設常任委員会で発言してまいりたいと思います。責任ある人々、いわゆるつくし野、都、城下、並木、7、8、9丁目の各自治会が構成する5地区水害対策協議会と泉自治会の役員、班長さんたちが2日半日、3日間で、市の12分の1に相当する9,210名の署名をいただき、この事業を見詰めております。ふだんは余り物を言わない市民ですが、この重みを大事にしていただきたいのであります。そして水害のない安全で住みよいまちづくりを目指して市行政、議会、市民が力を合わせて、この問題に取り組んでくれることをお願いしたいのであります。最大効果のある調整池築造の着工時期とそして完成時期が、再度確認でございますが、お知らせ願いたい。

 水害対策の2点目は、布佐の水害対策についてお尋ねをいたします。

 我が会派の先輩であります松島議員が、かつて昭和46年と申しましたか、たしか布佐の水害は30年間続いているというような話を、さきの議会でしたか、しておりました。布佐の水害というのは、同じ仲間でございますから、しょっちゅう聞かされておりました。昨年の17号台風でも、松島議員のうちを取り上げて申しわけないのですが、道路から50〜60センチメートル水が上がって一瞬にして、薬屋さんですから、薬がかなり水にやられて売り物にならない、大変な被害を起こしたと聞いております。布佐の水害については福嶋市長も大変熱心に計画を立てていただいて、第6期実施計画に位置づけられております。布佐地区の治水対策事業、調整池、そして排水機場築造工事。本年が基本計画で来年度から用地買収に入ると聞いておりますが、計画にそごがないように、よろしくお手配のほどお願いをいたします。

 水害対策の3点目は、後田地区の水害対策についてお尋ねいたします。

 さきの議会で、後田地区の浸水原因を上流の柴崎台の都市化による雨水流出増と既設排水路の断面不足、後田樋管の能力不足を挙げておりました。それに私はプラスして、保水能力がかつてあった民間の雑地が、民間のガス会社により一時的に補償がなされ、その保水能力が低下したことによって起こったのかなと、そんな思いがしております。後田樋管の改築により能力アップが一番いい効果をもたらすのは十分承知をしております。予算と事業の長期化が、この方法ですと長引いてまいります。どうか即効性のある調整池をつくると知らされておりますが、その計画にそごがないかあるか、計画どおりやるかやらないか、そのことをお知らせ願いたいと思います。

 大綱の2番目は道路行政について御質問いたします。

 まず初めに、体育館のアクセス道路についてであります。3・4・10号線の全面開通に向けてとアクセス道路問題は、清風会の代表質問で毎度質問をいたしております。大変重要な課題として取り上げております。昨年6月議会で私は、本市の交通体系は東西軸に関しては比較的整備や計画がされていること、南北軸に関しては整備や位置づけが弱い面があると御指摘をいたしました。市の公共施設が集中している中峠地先には、将来的に今の施設にプラスして市営温水プールや陸上競技場などなどが整備されるでしょう。市の大変重要な施設が集中しているこの地区へ、安全で市民が使いやすい進入道路がないことは、ずうっと指摘をしてまいりました。体育館建設事業時期は多くの議員さんが体育館のアクセス道路を早くつくるべきだと質問もしたという経緯もあります。私への昨年6月議会で市長の答弁は、「中峠、古戸地区で計画のある区画整理と整合性をつくる必要があると考えます。現在、そうした立場に立って整備の方向性を検討しております。」というものでした。しかし、3ヵ月たった平成8年9月議会で同志山川議員の質問に対して市長の答弁は、「区画整理の進展を見ながら、将来的には都市計画道路として位置づけていくことが整備手法の1つと考えます。当面の対策としては、市の財政状況及び自治会からの要望等を踏まえて、より少ない経費で効果的にアクセス道路の整備をすることを検討していきたいと考えます。」と少々変化をしてまいりました。しかし、10年以上放置しておいたこの問題を今さら都市計画道路に位置づけてということは、問題をはるかに先に持っていくことだと私は思います。大変おくれている湖北地区であります。湖北北口の駅メーン通りを拡幅して、今井製粉を通り大和団地を通る都市計画道路3・4・10号線にぶつけて、前に私が−−かなり前ですけれども−−主張した和楽園下の谷津を通り、体育館周辺を経由、布佐平和台の入り口にあります布佐消防署前通りに通ずるような都市計画であるならば、それこそもろ手を挙げて賛成であります。市長はこういう考え方があるか、ひとつお聞かせ願いたいと思います。

 また、長期的な計画とは別に当面短期的にできる手法として、現存の道路の拡幅に対し、毎年2、3ヵ所車の待避帯をつくり、いずれこれをつなげれば立派な道路になると思いますが、こういう考え方は市としてお持ちなのか、お尋ねをいたします。

 2点目は、都市計画道路3・5・15号線の全面開通に向けてのアクションプログラムについてお聞かせください。この問題も昨年6月議会で質問をしました。我が市にとって大変重要な広域幹線道路として久遠苑手前の中里までは既に整備が完了していることはわかっております。その先印西までの4.8キロ、未整備のまま10余年がたってしまいました。市事業ではなく県事業であることは十分認識をしておりますが、余りにも時間をかけすぎます。今後の事業の進め方、タイムスケジュールがおわかりでしたら、わかっている範囲だけでもお聞かせ願いたいと思います。

 道路行政の3番目は、街路樹の管理についてお尋ねをいたします。地元の文化祭のときに、私はたまたまつくし野郵便局からつくし野交番の方へ歩いていたときのことです。2ヵ所、ケヤキの街路樹の太い根が2ヵ所、木の根元から無残にも切られて、それを私が見てしまったのですね。関係者に話を聞いてみますと、市長が西部福祉センターでとり行われた市民との直接の対話集会の中で、道路のでこぼこが激しいと根戸のある年寄りから言われて改造したようであります。けがをしたら大変だと。その気持ちはわかりますが、その申し入れに対して市長部局がいち早く対応して、その問題を解決したことは一見いいように見受けますが、そうではありません。20年以上たったケヤキの大木は、根を張って、その根の大きさで幹と大きな枝を支えているのです。その大木の根をもとから切ってしまえば、木は枯れてしまうかもしれません。また、倒木の危険もあるわけです。それより命あるその木の手足をもぎ取ってしまったのです。市長は、緑を大切に、自然環境を大切にと、日ごろから言っております。少しお粗末ではないでしょうか。過去に一市民から苦情の電話があり、つくし野第二公園の桜の大枝が、日立精機下の街路樹枝が見るも無残に切り取られた事実があります。自治会などの会議を経てこうしてほしいということで、そうでしたら私は理解するのですが、一市民からの要求・要望は少し時間をかけて、自治会とかいろいろなところでフィルターをかけて対応してもらいたい。そのように考えますが、市として御所見があればお伺いしたいと思います。

 大綱の3番目は、都市行政について御質問をいたします。

 1点目は、我孫子駅前土地区画事業についてお伺いいたします。担当課職員の大変な努力により、南口の懸案であった未解決物件の問題が決着をいたしました。駅前広場計画地内の要移転建物が既に1軒解体されております。残る1軒についても所有者と契約が済み、年度内には取り壊しがされるようであります。南口の駅前広場の完成へ向けての弾みがつきました。平成10年度工事着工、11年度供用開始となると、そのように伺っております。スケジュールどおり計画が予定されているのかお伺いいたします。

 また、356号線から駅入り口の左側、秋元ビル周辺の歩道工事を来年度から大至急整備するようお願いしたいのであります。また、356号線沿いで移転が終わったところ、あそこも計画的に歩道をつくってもらいたい。そのことも強くお願いをしておきます。平成8年度末までの移転等に伴う損失補償の総額が101条補償、法78条補償合わせて79億5,700万円と聞いております。仮換地の指定を早めるなど建設ができるように要件を整えて、幾らかでも減額できるよう御努力をお願いしたいものであります。

 2点目は、我孫子駅北口土地区画整理事業についてお伺いをいたします。おかげさまで北口は要移転家屋があと1軒になりました。あと一息です。中途半端になっていた常陽銀行前の3・4・15号線が3・4・20号線接続部まで完成をしました。今工事中のJR昇降階段改修工事も、JRと協議を経て現在施工中であります。地域を代表する議員として、今回施工の昇降階段には将来を見据えてエスカレーターが設置可能な階段にするよう強く申し入れてきました。要求どおりの工事仕様で施工されているのか、お伺いをいたします。

 また、現工事は本年度内に完了すると報告を受けておりますが、再度確認的な質問でありますが、お答え願いたいと思います。当初計画の一部工事が、いまだ着手されていない部分があります。そのことについて年度内に着工されるか否や、そのこともあわせてお知らせください。北口の完成までのプログラム、主なものを今後の施工展開がわかりましたらお知らせを願いたいと思います。北口土地区画整理事業は、はっきり先が見えてきました。早期の完成に向けて担当職員の一層の奮闘を期待しております。

 都市行政の3番目は、我孫子駅前貨物線跡地利用計画問題についてお伺いをいたします。市長も平成9年度施政方針の中で、この問題を取り上げております。いわゆる中心拠点整備構想です。駅前拠点と手賀沼拠点がありますが、具体的な施設配備を示し、事業年度も明らかにした計画を策定したいと述べておりました。駅前については県事業の福祉プラザの誘致を積極的にお願いしておると、そのことも聞いております。駅前施設の骨子が固まってきましたら、ぜひ駅南口、本町、緑、寿、そして並木地区の住民が相互に使える近隣センター的要素を取り入れた施設をぜひ計画の中身に入れてもらいたい、そのように考えております。当該施設建設に向けて市民の意見、議会の意見を十分取れ入れ、すばらしい施設が駅前にできることを期待しております。

 都市計画行政の4点目は、三菱地所の開発についてお伺いいたします。当市では、だれもが生活していく上で快適で潤いのある居心地のいい町を求めて、市民とともに共生のまちづくりを進めております。人々が終いの住まいとして住み続けたい、いい表情のある自然豊かな町を創造していかなければなりません。いわゆる環境都市の創造であります。構築であります。今、新しい町が、日立精機が売却したところで誕生しようとしております。私の知るところでは、高層マンションの計画だそうであります。業者の住民への説明会での話では、B地区、C地区合わせて1,000戸規模の模様だそうであります。東急不動産が開発したつくし野我孫子ビレッジが、中高層合わせて1,000戸であります。想像するところ大変ボリュームのある大きなマンションができ上がるのかなと危惧しております。要するにビッグタウンができるのですね。本年1月より今回まで市の担当課と、そして開発業者とずっと協議が進められている、そういうことも聞いております。市指導要綱、建築基準法ほか関係法規、また関係住民の声、申し入れを十分に入れた中で計画の指導を、また助言をしてもらたい、このように思っております。

 三菱地所初め2社は大手業者であります。高い企業倫理を持ち合わせている会社であります。よもや住民無視の開発はやらないでしょう。三菱地所は久寺家ほかで1戸建ての分譲住宅を、東急不動産は我孫子ビレッジでの実績があります。大変当市となじみの深い業者であります。14項目に及ぶ要請事項が私の手元にもございますかが、その内容を遵守して後世に残るモデルタウンをつくってもらいたいのです。今後地域住民の意見を十分取り入れて、地域に密着した指導をお願いをいたします。斜面緑地の保全、新しい緑の創造もあわせてお願いをしたいものであります。いわゆる実を取る中身のある行政指導をしてもらいたいのです。そして新しく住まいする新しい我孫子住民が地域コミュニティに早く溶け込んで、我孫子に住んでよかったと言えるような新しい町を、企業、住民、行政が一体となってつくり上げていただきたい、このようにお願いをいたします。

 大綱の4番目は、市政一般についてお尋ねいたします。

 初めは行財政改革について御質問をいたします。行政改革の指針が示され、第1次、第2次の行政改革の具体的な内容が示されました。一部、全部とは言いませんが、かなりの部分で効果を上げていることも報告を受けております。財政については、長引く不況で、他自治体と同じく税金が思わしく入っておりません。しかし、収税課の職員の地道な努力によって県下市の中でトップの収税率を誇ったと、そのように聞いております。ただ、今苦しんでいる企業がたくさんあります。いわゆる税金の取り立てをするわけであります。なかなか難しい仕事で職員も大変であるとわかりますが、しかし、そういう赤字の事業者にお願いをして少しずつでもいいですから納税に理解を求め、協力してもらうよう今後もお願いをしたいわけであります。税の公平から収税をしないというわけにもいきません。そして今以上の収税率の向上を目指してもらいたい。お願いをいたします。

 次は、財政の大変厳しい運営の中で、かつて同僚の公明の宮田議員が、過去、財政について上杉鷹山の話を引用して大変格調の高い質問をしたことがあります。私も、市長、上杉鷹山のこの本。(資料提示)市長も当然読んでいると思いますけれども、江戸の中期に上杉鷹山という若い殿様が、とにかく江戸詰めのかわり者の集団の人たち、足元から改革していかなければならないという中で、当時としては考えられない下級武士、足軽まで、そういう人たちとも公正に公平に相談しながら、それこそ上杉家の再興をした。クリントン大統領も尊敬する人物であります。どうかこの本を職員がもう一度見直して、このような考え方というものを当市に取り入れてもらいたい、そのように思います。

 今度は行政改革については、行政改革推進室の事業の組み立て、進め方を私は支持していきたいと思います。担当課だけではとても行政改革はできません。全庁的な取り組みの中で各部、課が協力していかなければならないのは当然のことであります。各部、課と話し合いながら、ワーキングしながら、大事に進めてもらいたいと思います。少なくも行政改革推進室だけの押しつけ、または各部課より飛び抜けていては困るのです。MPになっては困るのです。大変難しい立場、仕事であることは理解をいたします。市民のため頑張ってもらいたいと思っております。期待をしております。今までに効果を上げた部分がありましたらお示しを願いたい。また、こういう財政が大変厳しいときには、お金がないのですから、部課の勉強会とか全庁的なそれこそ勉強会ですね、全庁的な講習会とか勉強会、そういうものをお金のないときこそやって、個人1人1人の資質を向上してもらいたい、そのようにも思います。よろしくお願いをいたします。

 市政の一般の2点目は、久寺家近隣センター建設についてお尋ねをいたします。久寺家、土谷津、日新地域は、公共施設が皆無なところとして、昭和63年当時より行政、議会へ地元議員と働きかけてまいりました。本会議、各委員会で何十回もこのことは質問とお願いをしてまいりました。しかし、基本であります5館構造がまず先であるとの方針のもと、ずうっと待たされてまいりました。今ビッグコミュニティである湖北、湖北台の大変立派な他市に誇れるような施設が現在建設をしております。議員として、我孫子市のなかなかへそのない地であります。湖北台に大きなへそができたな、そんな思いで大変うれしく喜んでおる次第であります。ただ近隣センターの、財政の厳しい中、地元住民が待望久しい施設として久寺家近隣センターをお願いしているわけであります。市政一般の中でも話を聞いておりますが、いよいよ近隣センターの建設に着手をしていただく。来年度用地買収、そして基本設計等を上積みをして、再来年度には建設をお願いしたい、そのように思っております。また、その次は高野山ということで御決定をしていただいておりますが、そのこともあわせてお願いをしておきたいなと思います。

 市政一般の3番目は、西部温水プール建設事業について御質問いたします。私は東急スポーツ閉鎖運動には初めからかかわっておりました。一昨年3月議会では、市と東急不動産の住民運動への対応について御質問しました。また、昨年6月議会では、当該施設が地域住民にとって大変なれ親しんできたこと、東急不動産より寄附を受けた2,000平方メートルの土地は、住民運動で市民がかち取った宝物であること。市民アンケートで温水プール建設が市民要望が一番高い。そういうことを取り上げながら温水プール設置検討委員会の協議会を経て、報告書のとおり当該事業を早急に進めてくれるよう行政にお願いをしてまいりました。当時の市長答弁は、「事業化の手法、その運営方法や形態などの調査をして、平成9年度には事業着手できるよう努力していく」というものでした。1年たったことしの6月議会、我が会派の同僚の山川長敏議員の温水プール問題での御質問は鋭いものがありました。「市民から何度となく要望されてきた問題であり、要望は継続している。しかし、最近この問題について市民の声が小さくなっていると聞いているが、市の対応にあきれ果てた結果ではないか」、こういう質問でございます。そして続けて「市長の答弁は、最善の努力をするというオウム返しの答弁である」とも指摘しています。議員の質問の中で「最善の努力をする」という言葉が4回も出てくるのです。裏を帰せば、市長の答弁のむなしさを私は感じました。

 平成7年、8年度ごろは力強いエネルギーを感じたのに、プロポーザル方式がとんざしたことはわかりました。平成9年度に着手する、努力するという答弁もあったのです。平成10年度には新たな条件と整備手法を早急にまとめて当該事業が着手できるよう万難を排してもらいたい。大変財政が厳しい中でありますので、計画行政の中で、きちっとした位置づけの中でやってもらいたい、そのように思います。

 市政一般の4番目は、中学校給食について御質問いたします。中学校給食整備事業は平成4年度から始まり、既に白山中学校、湖北台中学校、布佐中学校が給食の恩恵にあずかっております。本年度は我孫子中学校の給食室を建設、平成10年度新学期から給食を開始するようであります。1年おくれにされかかった私の地元久寺家中学校の給食事業、湖北中学と2校最後になりましたが、いよいよ来年度建設、平成11年度給食開始にこぎつけるようになってまいりました。白山中学よりおくれること6年がたちます。財政上の理由とはいえ、待たされ続けた親、生徒にしてみれば、何と言っていいかわかりません。教育の機会均等だ公平だといっても、地元としてはむなしい限りであります。せめて6年おくれた分、両校には質の高い今以上の良好な立派な施設をつくってもらいたい、そのようにお願いをするわけであります。

 今議会の市政に関する報告で中学校給食の調理業務の民間委託の考え方が示され、平成10年度開設する我孫子中学校の給食調理業務から民間委託を行うと発表されました。これからつくる2校についても委託化し、平成14年度にはすべての中学校の給食調理を民間委託すると発表されました。市長が議員時代、単独自校方式にこだわっていたときから、このままでは財政がもたない、効率のいい行政を目指すなら直営方式ではランニングコストがかかりすぎる、鹿児島や藤沢市の例を挙げながら当時の市長に、私は民間委託を主張してまいりました。質を落とさないで、温かくて安全でおいしい給食は必ずできます。市長、自信を持って民間委託を進めてください。

 市政一般について5点目は、さわやかな環境条例についてお伺いいたします。清潔で快適な生活環境の確保を守るため、議会の同意を得て、さわやかな環境づくり条例を6月に我が市は制定しました。この条例の特徴は、ごみのポイ捨て禁止だけでなく、釣り具や犬のふんの散乱防止、自動車のアイドリング自粛などを盛り込んでおります。大変先駆的なすばらしい条例であると思います。しかし、幾らすばらしい条例でも、守らなければかえって恥ずかしい市だと他市民から蔑まれるのではないでしょうか。それこそ仏つくって魂入れずでは困るわけであります。広報で1回その内容は読ませていただきましたが、わかりやすい方法ですてきな立て看板を立てたり、自治会、企業、学校、公共施設などへ本条例のPRを広くしてもらたいものであります。せっかくすばらしい条例をつくったのですから、市民みんなが「ごみを捨てない、ごみを出さない」を合い言葉に、環境都市をつくっていこうではありませんか。また、自治会長などに市環境委員を1年間委嘱して、この条例を見守ってもらう、こういうこともぜひ考えてもらいたいなと思っております。

 市政一般の6点目は、花公社の設立を提案したいのであります。私は家庭ごみを出すとき、庭の木々が無残にも切り刻まれて、ごみとして出されている姿をよく見かけます。それを見たとき、要らなくなった庭の木々を市で引き取り、ストックして育て、欲しがる他の市民に提供できないかと考えてきました。いわゆる樹木のリサイクルであります。街路樹の管理のときも申し上げましたが、市民も庭が狭いせいもあるでしょうが、緑が大切だ、花が大切だと言う割には大切にしない。ならば市で花公社でもつくり、欲しがる人に提供するのもよいのではないでしょうか。その運営する人たちは、長年現場で苦労したクリーンセンターの現業の職員にお願いしたらと私は考えます。ごみ収集も定年間近は大変つらいものがあると考えます。長年下積みで働いてきた職員に最後の2〜3年、花公社で働いてもらう。人生の花を咲かせてもらいたいのであります。種から花を育ててもらい、苗木から木を育ててもらう。また市民が要らなくなった樹木を育ててもらう。きれいな仕事とは言いませんが、潤いのある市を標榜する我が市の顔の事業として、このような制度があってもいいのではと思いますが、いかがでしょうか。公社で育てた花木は学校を含めた公共施設に植えたり、市民に提供したらいかがでしょうか。また、ワーキングショップ手法で知られる市民手づくりの場で、この花木は活躍するのではないでしょうか。大変楽しみです。

 市政一般の7点目は、斜面緑地保全対策と8番目の緑の基金について一括して御質問いたします。私が1年生議員であった初議会、昭和58年12月議会と昭和59年3月議会で、残存する緑地確保と緑の基金の設立を市長に強く訴えました。当時から斜面緑地の保護、保全をお願いしていたわけであります。当時の私の質問を引用しますと、「我孫子市において現在残存する緑地は非常に貴重なものがございます。外周の緑が織りなす景観が私たちの町に潤いを与えておる次第でございます。水と緑と文化、市の基本的な考えをなすこの緑地問題は、全市民ともども考えていかなければならないと考えます。市当局として税の面で地主に緩和するとか、市民の力をかりてナショナルトラスト運動を起こし側面より援助するとか、手だてはあると思います。以上のことを踏まえて、手賀沼の傾斜林を初めとする各種の緑地保護政策をお願いしたい」という意見でありました。思い出します、14年前の1年生初議会の質問であります。そして次の議会で緑の基金の設立を強くお願いをしたのであります。当時はまだ千葉県でこの制度を導入する動きがあったのは千葉市と船橋市ぐらいであります。行政が歯どめをかけなければ自然環境はますます破壊されていきます。要約ですが、現在の環境をよりよくして後世に残していくことこそが私たち今生きる者の課せられた重要な使命であり課題であると、とくとくと訴えました。当時の1年生議員の提案を名市長渡辺藤正氏は取り上げてくれました。今緑の基金は10年余の間に市民権を得て大きく羽ばたいております。今度は初めて子供を産み、緑の基金が古利根沼の斜面林と平地林を買収したすばらしい実績を残しました。次のステップへ行きたいものです。さきの議会、政友会小泉良雄議員も提案してくれましたが、緑の基金のカンパ方式が市役所の足元から、そして公共施設、企業、自治会、市民1人1人に広がりを見せてくれればと願うものであります。そして年に1〜2回、市長みずからが街頭に立って緑の基金の街頭募金と斜面地の保護を直接市民に訴えてもらいたい、世間に訴えてもらいたい、そのように思っておりますがいかがでしょうか。

 手賀沼沿いの斜面林は開発業者によりずたずたにされつつあります。14年間の間に緑は減り続けています。現在、約25ヘクタールの面積しか残っていないようであります。地主のアンケート調査の結果、ほとんどの地主が土地資産としてとらえており、相続税を強く意識しているようであります。ならば、土地所有者に相続のときは市に一報を知らせていただく。そしてこの緑の基金を早く潤沢にして−−ため込んでですね−−買収するしか、結局この緑を残す方法はないのではないかと私は思っております。ですから、この緑の基金が何とか潤沢になるように、市長みずからが町に飛び込んで、何とか大きくなれるように育ててもらいたい、このように思います。

 最後の5点目は、福祉行政についてお伺いいたします。

 1点目は老人介護についてであります。本日、国会で、寝たきりや痴呆の高齢者らへの介護サービスを提供する政府提出の介護法案が本会議で採決をされ成立する見通しと私は伺っております。40歳以上の国民が支払う保険料と公費が折半で高齢者の介護サービスにかかる費用を賄う、そのようなことであります。利用者は市の介護認定が必要ではありますが、かかった費用の1割負担で済むということです。ただ、すごいスピードで高齢化が進んでおります。第2の国保にならなければいいな、そんな危惧を私は今から抱いております。

 福祉行政、介護も含めて、本当に必要なときに役に立ってくれるのか。国が市が何とかしてくれるという甘い期待はもはや通じないのか。考えさせられます。少し先のことですが、2020年には生産年齢人口2.2人で65歳以上の人を1人支えなければならず、その上、高齢者の14.6%が寝たきりなどで介護が必要になり、介護費用は総計で2025年には30兆円を超えるという試算があります。これからの日本の福祉は瀬戸際に立たされる、そのように言っても過言ではないと思います。何もかもが国が面倒を見てくれるイメージが強い福祉国家スウェーデンでも、高齢者は自力で生活するのが基本で、これまでなじみの薄かった民間保険に老後に備えて加入する人がふえているようであります。公的サービスも介護される本人、家族、専門家らが話し合って中身を決める。看護婦が24時間常駐するナーシングホームに入るか、専用住宅で集団生活をするか、また在宅の場合はデイケアは週何回かなどを地区ごとの基準に沿って線引きをし、過剰な支援を避ける、自助を基本に本当に必要な人に必要なサービスを提供していく。これが財政赤字で拡大した福祉国家の行き詰まりを経験したスウェーデンの今の福祉に対する考え方、理念だそうであります。

 私も財政が大変厳しい中、福祉への過剰投資はそれこそ期待できないでしょう。知恵を使った、お金のかからない福祉社会を創造していかなければならないのであります。幸い当市では福祉担当部局並びに社会福祉協議会、市民による多くの福祉ボランティア団体が福祉活動に精力的に取り組んでいただいております。大変心強くありがたく感謝する次第であります。今までは施設中心主義であったわけでありますが、老人福祉、老人介護も市民の力をかりながら在宅福祉の拡充にと、その質を着実に変えてきております。高齢化社会の中で、介護を受ける方も介護する方も年をとってきております。よくあるケースですが、介護を支えている人が倒れてしまい共倒れになってしまうことをよく耳にします。当市でも本年度からホームヘルパー制度を拡充しまして、老衰、心身の障害などなどの理由により日常生活を営むのに支障があり、家族などの事情により介護を受けることができないおおむね65歳以上の者に積極的にホームヘルパーを派遣して、家事、介護、助言などのサービスをしていく、そのように聞いております。

 そこで老人介護について御質問をいたします。今までのホームヘルパーの派遣事業の実績と今後の活動について、まずお知らせください。

 2つ目として、移動入浴車派遣事業の実績と今後についてもお知らせください。

 3番目、家族に救いの介護休みであるショートステイの利用状況と今後についてもお知らせください。

 4番目、在宅老人デイサービスの実態と実績。

 5番目として、ひとり暮らし老人への対応。

 6番目として、配食サービス事業の実績と今後の事業について。

 7番目として、福祉広報によって老人福祉の実態とデイケア、ショートステイのよりよい使い方を市民にわかりやすく教えていただく広報、そういうものもぜひ必要であると思います。どうかお答えをいただきたいと思います。

 福祉行政の2番目は、福祉のノーマライゼーションの進め方についてお伺いをいたします。12月3日から今日まで障害者週間であります。障害のある人が障害のない人と同等に生活をし活動する社会を目指すという考え方がノーマライゼーションであります。いわゆる福祉の日常化であります。障害のある人もない人も、ともに暮らしていける地域社会をつくって、みんなで支え合っていかなければならないのであります。ハンディキャップを負う人たちがあるがままの姿で他の人々と同等の権利を受けることができるよう、また福祉サービスを受ける対象者が自然に家庭や地域に結びつけていけるような政策を考え実現していかなければなりません。1970年代の中ごろ、全障害者を対象としてノーマライゼーション等自己決定の原則がスウェーデンで提唱されるようになりました。「生活の場でケアを」というのがメインスローガンであります。

 そこで質問をいたします。老人や障害者が自分自身の家で暮らし続けられるような公的支援、在宅ケア、包括的なケアを、医療・保健・福祉が一体となってチームをつくり、継続的に市民に力をかしてもらいたい。おわかり願えると思いますけれども、もう一回言います。医療・保健・福祉が一体となって市民に力をかしてもらいたい、こういう制度をぜひ考えていただきたいのです。

 長々質問をしてきましたが、世の中のシステムが変わってきております。今までの延長では市行政は必ず世間から取り残されてしまいます。市と市民がワーキングをして市行政の一部をお手伝いを願うシステム、ワーキングショップ手法などを活用して、鳥だけでなく行政の中の考え方、施策が世の中に役に立つよう、「我孫子発全国行き」を目指して頑張ってもらいたいと思います。市長のこれからの活躍を期待しております。御清聴ありがとうございました。(拍手)



○議長(渡辺永治君) 掛川正治君の質問に対する当局の答弁を求めます。市長福嶋浩彦君。

                〔市長福嶋浩彦君登壇〕



◎市長(福嶋浩彦君) 初めに、水害対策の第1、天王台上流調整池問題についてお答えします。

 天王台上流調整池は、平成7年度に準備工事である1期工事を実施することにしていましたが、周辺住民の皆様の工事に対する理解が得られず、2年間、予算を繰り越しております。年度内に実施できるよう進めるとともに、住民の理解を得られるよう既にコンサルタントによってシミュレーション解析している結果なども改めて提示しながら、説明会等を開催していきたいと考えます。

 御提言いただいたとおり、1期工事については、今年度実施したいと考えます。2期工事については来年度着工となる見通しですので、それまでにやはり御提案の円卓会議の開催等を積極的に取り入れて、関係住民の皆様と十分に話し合っていきたいと思います。

 並木、泉地区の自治会などの請願については、天王台幹線排水路の下流地域では現在でも水害に悩まされているという現実の中で、市の計画する上流調整池の効果に大きな期待を寄せて、一日も早い建設を願っておられる住民の皆様の強い要望であると認識しております。市としても極めて重要なものと受けとめています。

 第2の布佐地区の水害対策についてお答えします。同地区の水害対策を推進するため、建設省利根川下流工事事務所、手賀沼土地改良区と協議会を持ち調査研究しています。また、台風などの緊急時における相互の連絡調整を密にしております。しかし、これだけでは十分と言える状況ではありません。そこで、調整池の設置等について検討しています。本年度中に検討結果が出る予定ですので、この結果を踏まえて用地測量、用地取得などを進めていきます。あわせて緊急対策として暫定ポンプ設置も検討しております。

 第3に、後田地区の水害対策についてですが、御指摘のとおり排水能力や樋管の改修には相当の費用と期間を要することから、本年度は暫定的に水害地区前面の空き地に素掘りの調整池を設置します。工事は3月末完了予定で進んでおります。

 次に道路行政の第1、体育館へのアクセス道路についてお答えします。この問題は、昨年からの御質問ですが、私もその必要性については十分認識しております。計画を決めるためには湖北駅北口から我孫子−利根線へのルートとしてどのように選定するか、都市計画道路3・4・10号線との関係を含め検討する必要があります。また、都市計画道路3・5・15号線から分かれて大和団地を通り国道6号へ向かうこの都市計画道路3・4・10号線は、特に早期に立ち上げなければいけないと考えています。これらの事業化と市街化動向を考慮しながら整備に向けて努力していきたいと考えています。さらに短期的には道路の拡幅整備によりアクセスを確保することが最も効果的ではないかと考えます。この場合、掛川議員から御提案のありました手法を大いに参考にさせていただきたいと思います。

 第2に、都市計画道路3・5・15号線についてお答えいたします。市内の車両交通は年々増加しており、都市計画道路3・5・15号線の早期開通は我孫子市民の切実な願いとなっています。市としても事業の施行者である千葉県に再三にわたり要望しているところです。また、県の東葛飾土木事務所に職員を派遣するとともに、用地の取得に協力するなど、直接、間接に事業の推進に努めています。千葉県では、新木区画整理事業区域に接する部分の歩道及び車道の一部の築造工事を今年度と来年度に実施する予定です。また、布佐地区においては用地交渉を行っており、さらに地盤を安定させるための盛り土工事を実施しています。今後も引き続き用地の取得と工事の促進を千葉県に働きかけ、市としてもできる限りの協力をして事業の促進を図っていきます。

 第3に、街路樹の管理についてお答えします。街路樹の成長とともに街路樹の根が植樹枡や歩道の舗装を持ち上げ、歩行者や車いすの通行に障害になることがしばしばあります。できる限り街路樹への影響が少なくて済むよう処理をしていますが、歩道の幅員や沿道の宅地との関係で、どうしても一部の根を切らざるを得ないこともあります。このときは樹木医と相談の上、木に最も影響の少ない方法で処理をしていきたいと考えます。

 次に都市行政の第1、我孫子駅前土地区画整理事業についてお答えします。駅前広場整備は平成10年度の早期に着工し、平成10年度内の完了を予定しています。また、駅前線及び国道356号線で歩道用地が確保されている箇所は、一部暫定とはなりますが、順番に整備を進め、歩行者の安全を図っていきます。損失補償費についても、宅地整備が完了したところはできる限り早く地権者にお返しをして、費用の削減に努めていきます。

 第2は、我孫子駅北口土地区画整理事業についですが、駅北口の階段改修工事はJRと協議し、将来エスカレーターの設置が可能となる形で改修工事を行っています。完成時期は平成10年3月20日ごろを予定しています。また、今年度工事の進行状況ですが、一部おくれている箇所があるものの、ほぼ計画どおりに進んでいます。今後は駅前線から東側の整備がおくれている地区について、駅前線付近から順番に東側方向に向けて工事を実施し、平成13年度の事業完成を目標に進めていきます。

 第3の我孫子駅前貨物線跡地については、千葉県で整備する予定の福祉ふれあいプラザを誘致するため努力しているところです。もし誘致が決定した場合は、福祉ふれあいプラザの基本計画に合わせながら、市としても中心拠点としてふさわしい機能を持つ施設を複合化で配置していきたいと考えています。いずれにしても議会の御意見や平成8年5月での中心拠点土地利用計画策定懇談会の提言を踏まえながら検討してまいりますが、御提言のような集会施設を含めた市民活動の拠点を整備していきたいと考えております。

 第4に、三菱地所の開発行為についてお答えします。市の方針としては、都市基盤の整備と緑地保全等住環境の整備を主としたまちづくりの観点から、開発行為として指導しています。関係各課と事業者との協議結果は、20課中17課の指導に対しては開発指導要綱に基づいた内容で事業者側も了承しております。しかし、事業者側は道路、公園、保育所の用地の市への帰属についてはできないという主張であります。ただ、事業者側も要綱を上回る緑地の保全など、市の目指すまちづくりにはできる限り協力はしたいと言っております。今後、関係法令や近隣住民の要望を踏まえながら、御提言のように地域コミュニティの形成が図れるよう事業者を指導していきたいと考えます。

 次に市政一般の第1、行財政改革についてお答えします。

 市政一般報告で申し上げたとおり、行政改革の今後の課題は行政改革第1次実施計画及び第2次実施計画の確実な実行です。御指摘のとおり計画に計上した各改革項目を確実に実行するためには、職員の行政改革への意識をさらに高め、市職員が一丸となって取り組む必要があります。このため職員の行政改革への理解を一層図りながら、行政改革推進室、各部局に配置をした行政改革統括推進員及び行政改革推進員を中心に進めていきます。また、職員のあらゆる研修をさらに充実させるとともに、職員の働きやすい環境づくりについても御提言の活用を含めて検討していきたいと思います。

 行政改革の具体的な効果は、ということですが、平成9年度予算に反映した経費節減としては、時間外の抑制など人件費の削減、市税前納報償金の廃止や各種補助金の5%削減などがあります。また、市民サービスの充実を図った項目としては、福祉総合相談室の設置や図書館の祝日開館などがあります。さらに今後、第7期実施計画の策定に当たり的確な事業選択を行っていきたいと考えます。また、収税率の向上についても税の公平性の観点から引き続き努力をしていきます。

 第2の久寺家近隣センター建設についてお答えします。久寺家地区を中心としたA−1住区の近隣センター建設は、第7期実施計画への位置づけを協議しているところです。私としても当住区の皆様の熱意ある地域活動や公共施設の整備状況等から判断し、早期に建設すべきと考えています。来年度に建設用地の取得など事業に着手できるよう進めていく考えです。

 第3に、西部地域温水プールの整備については、本市の財政状況を考え、効率的な事業運営を図るため民間活力を導入する方針で検討しています。特に課題となっている建物の所有権、市民開放の考え方、市の財政投資の規模や方法について、現在、我孫子西地域温水プール整備検討委員会で最も効果的で安定性のある事業運営を図っていくための手法を調査検討しております。平成9年度中には整備手法を取りまとめて、平成10年度に事業着手できるよう進めていきたいと考えます。

 第5ですが、さわやかな環境づくり条例が来年1月1日より施行されます。条例の効果を発揮させるためには条例内容の周知が不可欠と考えています。PRの方法としては、既に「広報あびこ」で特集したり、自治会を通じ回覧により啓発を行っています。また、ポイ捨てや犬のふん害の多い場所に防止看板を設置したり、ごみ収集車にPR板、幹線道路や市役所には横断幕等を設置し、市内を走る車や人に、さわやかな環境づくり条例が制定されている町であることを宣伝していきたいと考えます。私自身も年内中には街頭キャンペーンの先頭に立ちPRを行うとともに、自治会を初め市民の方に美化推進委員をお願いして条例の目的を達成するよう努めていきます。

 第6に、花公社の設立についてお答えします。潤いのある町をつくるためには、花や緑が大きな要素であると認識しています。不要になった庭木などのリサイクルは、緑の大切さを啓発する上でも有効であると考えています。御提案いただいた趣旨を生かしながら、コストのかからない実現可能な方法を検討してみたいと考えます。

 第7の斜面緑地保全対策及び第8の緑の基金についてお答えします。緑の基金の募金活動については、今年度当初からキャンペーン活動としてポスターの掲示やパンフレットの配布、募金箱の設置などを行い、市役所を初め近隣センター等の公共施設に41ヵ所、市内の郵便局11ヵ所に新たに設置しました。さらに今後、御提言いただきました私も先頭に立っての街頭募金活動を行ったり、大規模事業所、店舗など広く一般企業にも理解を得ながら募金の充実に努力していきます。

 また、斜面緑地の保全対策については、年度内に庁内に研究会を設置し、所有者の方々の意向を十分に把握しながら、緑の基金の積極的な活用を含めて、その保全方策を検討し強化をしていきます。

 次に福祉行政の第1、老人介護についてお答えします。

 平成8年度の各事業実績ですが、ホームヘルパー派遣事業の利用者数は170人で、延べ1,200人となります。移動入浴車派遣事業の利用者数は38人で、延べ820回の利用となっています。ショートステイの利用者数は154人で、延べ4,640日の利用があり、1人平均では年間30日の利用となっています。また、配食サービスの利用者数は107人で、延べ1万5,639食となっています。デイサービスの利用者数は98人で、延べ4,470回となっています。

 また、ひとり暮らし老人への対応としては、保健婦、ケースワーカーの訪問や相談に加え、高齢者の生活状況に応じてホームヘルパーの派遣、緊急通報システムの活用、老人福祉電話の設置、さらに配食サービスなどの在宅ケアサービス等を行っています。このほかに、ひとり暮らしの高齢者や高齢者世帯を地域で見守るネットワークづくりを社会福祉協議会や地域住民の皆さんと連携して進めています。

 今後は介護保険制度導入を視野に入れて、高齢者がより充実したサービスを受けられるよう社会福祉法人、民間企業、市民事業や住民参加型ボランティアなど多様な組織・団体の活用を図り、事業を推進していきます。

 また、福祉広報による情報提供についてですが、福祉広報を発行する最大の理由は、さまざまな保健福祉サービスをお知らせすることです。サービスを必要とする方の中にも、保健福祉サービスとその内容を知らない方がまだおられます。そこで12月16日に発行する福祉広報では、高齢者の在宅サービスを特集し、その内容についてお知らせするとともに、サービスの利用をお勧めいたします。年4回の発行で必ずしも十分ではありませんが、市民の皆さんが必要とするサービスや高齢者福祉の実情等について、できる限りわかりやすく紹介していきます。また、とかく一方的になりがちな情報提供ですが、市民の皆さんと意見交換ができるような紙面づくりにも工夫していきたいと考えています。

 第2は、福祉のノーマライゼーションの進め方についてお答えします。ノーマライゼーションの概念は、1950年代にデンマークで生まれ、その後スウェーデンを初め多くの国に広まり、障害者の権利宣言や国際障害者年行動計画にも反映されています。我孫子市では、福祉推進6ヵ年計画の目標の1つをノーマライゼーションを実現する都市、障害者だけでなくだれもが望めば住みなれた地域の中で可能な限り普通にともに生活できる社会を築くことを大きなテーマとしています。現実にはさまざまな障壁があります。身体に機能的な障害があるため物理的に活動範囲を狭められてしまうという障壁、教育や就職に不利益をこうむるといった制度的な障壁、障害があるというだけで差別的な意識を持つ心の障壁などです。こうした障壁のすべてを市の行政だけで克服するということは困難です。しかし、御指摘のあったように、保健と医療と福祉がそれぞれの機能を高めながら包括的なケアの仕組みをつくることはできるはずだと考えております。また、心の障壁を取り除くことも市と市民の協力でできることだと考えます。21世紀の少子・高齢社会は、これまでの私たちの経験でははかり知ることのできない社会かもしれませんが、だからこそこの機会にノーマライゼーションの実現に果敢に取り組むことが重要だと考えております。市として保健福祉部門はもとより、都市づくり、住宅政策、教育など、全庁的な取り組みとして進めていきたいと考えております。以上です。

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△時間延長の件



○議長(渡辺永治君) この際、時間の延長をいたします。

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○議長(渡辺永治君) 教育長中村宏君。

                〔説明員中村宏君登壇〕



◎説明員(中村宏君) 市政一般のうち中学校給食についてお答えをいたします。

 中学校給食整備事業につきましては、平成4年度の白山中学校を初めとし、年次計画に基づいて建設をしてまいりました。その結果、湖北中学校と久寺家中学校の建設をもって完了することになります。御案内のように、本年度当初におきましては、久寺家中学校の施設建設を1年先送りしなければならない状況にありました。しかし、市長の判断と市議会議員皆様の御理解により、計画どおり平成10年度に湖北中学校とあわせ建設できることになりました。大変うれしく存じております。教育委員会といたしましても、皆様の御配慮にこたえるべく施設建設に努めてまいります。

 また、中学校給食の運営につきましても、安全性、給食の質には特に心を砕き、効率的な運営に努力し、皆様の御期待に沿えますよう努めてまいる所存でございます。



○議長(渡辺永治君) 再質問を許します。掛川正治君。

                 〔掛川正治君登壇〕



◆(掛川正治君) 再質問をさせていただきます。

 する予定はなかったのですが、1つは答弁漏れでございます。街路樹のときですね、市長。一市民からの取り上げということで、たしか私、自治会とか全庁的にある程度フィルターをかけていただいてお願いしたい、たしかそういうふうに言って、答弁がなかったように思いますが、ひとつそのことをお願いいたします。

 全体的には大変ありがたい、大変細かな答弁で、私としても感謝申し上げております。ただ、上流調整池については今るるいろいろなお話が市長から御答弁としていただきましたが、ぜひ議員各位の、また市民の力をかりながら、今の答弁のとおり自信を持って前へ進めてもらいたい。そのことがやっぱり我孫子市民の幸せに私は通ずることではないかなと思っております。再度確認をさせていただきたいと思います。

 それと最後に福祉行政で、市長は大変細かないろいろな方面のお話をしていただきましたが、今市長、市長も御存じのように市内各所に行きますと、ガス工事だとか水道工事だとかいろいろなところで工事をしています。その工事の後の復旧がとてもとても、これで障害者にいいのかというような残念な結果ではないかなと。ぜひ建設業界、また土木業界、また市内のガスとか水道とかそういうことで、そういう業者に、やはり車いすに乗っていても、今まできれいな道路だったのが掘り返されて、その後の復旧が悪いと。そんなようなことを私は個人的に感じている1人であります。ぜひそういう福祉を本当に進めていく我孫子市でございますので、どうぞそういうことも含めてお願いしたいと思っております。

 あとは大体大変いいお答えをいただきましたので、ぜひ市民のために進めていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(渡辺永治君) 再質問に対する当局の答弁を求めます。市長福嶋浩彦君。

                〔市長福島浩彦君登壇〕



◎市長(福嶋浩彦君) お答えをいたします。

 まず街路樹についてですけれども、街路樹に限らず地域の整備については、地域住民の皆さん全体の合意を形成できるように市として努力をしていきたいと考えております。

 次に、天王台上流調整池についてですが、重ねて決意をということだと思います。先ほど答弁いたしましたとおり、1期工事の残りの部分については年度内に実施できるように御協力を私の方もいただきたいと考えております。また、御提言をいただきました円卓会議についても、2期工事の本格工事に入るまでの間、十分に関係住民の皆さんと話し合えるような場として設置できたら非常にいいのではないかと考えております。

 3点目は、道路の復旧、工事をした場合の復旧ということですけれども、確かに特に暫定の復旧をする場合、非常に通りにくいあるいは危険が生じるということもあるかと考えております。障害者の方あるいは高齢者やお子さん、こういった人たちが安全に通行できるように業者を十分に指導していきたいと考えております。以上です。

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○議長(渡辺永治君) 政友会代表渡辺光雄君。

                 〔渡辺光雄君登壇〕



◆(渡辺光雄君) 政友会の渡辺でございます。政友会を代表して大綱4点について御質問させていただきます。

 大綱1、財政改革でございます。

 危機的な財政構造の再建のため、具体的数値目標を明示した財政改革法案が成立しました。同法は、1、2003年までに国、地方の財政赤字を対国内総生産(GDP)3%以下とし、財政赤字の対GDP比の見込みと実績を毎年度公表する。2、同年度までに赤字国債の発行はゼロに抑える。3、来年度予算の公共投資は前年度比7%減、政府開発援助(ODE)を同10%減とするなどが主要な内容となっています。国の財政は国債費の増大により一段と深刻さを増し、地方財政も長引く税収の低迷により巨額な財政不足に陥り、国、県同様多額の借入金残高を抱え、極めて深刻な状況です。

 このような中で、本市財政も市税収入が低迷し、人件費等義務的経費などは増大する一方で、基金残高は大幅に減少、市債残高も567億円、内訳として一般会計283億円、公共用地6億8,000万円、公共下水道215億円、水道62億円に上るなど、非常に厳しい状況に直面しています。今後、市政が社会経済環境の変化や多様な市民ニーズに対応し、活力あふれる豊かさを実感できる市民生活の実現を目指して新たな施策を展開していくためには、財政改革を進め、財政面での対応力の回復を図ることが急務です。市は100億円を超える税金をつぎ込みながら、いまだに解決することができない我孫子駅南北の区画整理などのため巨額な借金を抱えています。バブル経済の破綻から「アゼリア・あびこ」の建設は挫折し、湖北地区図書館の移転、老朽化甚だしい中央公民館の増改築は、いまだに手がつけられていません。また、市民プールは1つしかなく、しかも夏の2ヵ月しか利用できない状況となっています。つくし野のプール跡地活用の見通しなど、このような問題を抱えながら、依然としてバブルの夢を追う我孫子市は、図書館を8館、公民館5館、近隣センター17館の合計30館もの借金依存の箱物行政を進め、市財政は危機に瀕しています。市長は箱物行政見直しをいつまでに行うのか。一日も早く借金行政から脱却し、健全な財政の確立を急がなければなりません。

 財政の硬直化は一段と深刻になっており、この数年の地方債発行のツケは重く、税収や地方交付税の大幅な伸びも期待しにくい中、綱渡り財政運営が強いられているが、市長は今後どのように対応するのか。また本年度の財政の収支見通しはどうか。

 最後になりましたが、財政構造の体質強化と簡素で効率的な行政システムの構築を図り、引き続き市民福祉の向上と均衡ある発展を実現するために努力を傾注されますよう要望します。

 大綱2、公共工事コスト削減と一般競争入札についてでございます。

 1、財政の厳しい時代に対応した支出削減は、今後の行政に課せられた大きな課題であります。神戸市は3年間で公共工事を10%以上削減することを目標とした行動計画を策定した。4月に政府の行動指針などを受け、庁内の公共工事関連部局が集まり検討を進めてきたもので、大阪市に次いで2番目とのことです。同計画は工事の計画から施工まで4分野、計80項目で構成、計画・設計などの見直し、工事発注の効率化6%、工事構成要素のコスト縮減、工事実施段階での合理化、規制緩和で4%の削減を生み出し、具体的には一度やった公園や港湾工事の整備内容を利用程度や規模に応じて改めることや工事費の見積もり基準、使用資材の年間使用量の公表などを実施する。また民間の技術提案を取り入れコスト削減に生かす入札、契約方式で、他の自治体に先駆けて実施するとのことです。当市でも公共事業の10%削減目標を設定し、実施すべきであると考えるが、市当局はどのように考えておりますか、お尋ねしたい。また、公共工事コスト削減を阻害しているものは何かをあわせてお伺いいたします。

 次に2、総会屋への利益供与事件で摘発された総合電機メーカー大手の三菱電機、東芝、日立製作所の3社に対して、各自治体で機器の購入や公共工事の一般競争入札から外す動きが広がっているが、さきに摘発された三菱電機と東芝については25の自治体が最高4ヵ月の指名停止処分をしており、指名見合わせなどなどを含めると40近くの自治体が制裁を講じているようだが、千葉県では三菱電機、東芝は指名停止中でありますが、日立製作所は検討中か必要に応じて対応するとのことであるが、我孫子市ではどのように対応しているのか。また、指名停止措置要綱はどのようになっているのかをお伺いいたします。

 次に、大綱3の環境行政についてです。

 1、ダイオキシン対策でございます。ダイオキシンは塩素を含むプラスチックやビニールなどの燃焼、紙の漂白過程などで発生、大気中、土壌、食物を通じて人体に蓄積され、肝臓障害、がん発症率の増加、催畸性があると言われ、環境庁は新たな環境汚染物質対策が急がれ、大気汚染防止の規制対象として指定物質に組み入れ、廃棄物焼却施設を同法の指定物質排出施設にし、排出口でダイオキシン類の抑制基準を設け本格的な規制に入ったが、我孫子市の2号炉は4.7ナノグラムで、1号炉も同様とのことであり、今後24時間連続運転で焼却効率を行い、ダイオキシンの排出抑制を図るとのこと。現在、小規模の小中学校の焼却施設はダイオキシン規制の対象外であるが、教育庁の通達もあり、焼却施設は使用しないとのことですが、民間事業所及び私立大学等の焼却炉はどのように対応しているのか。また、その収集業務はどうなっているのかお伺いします。

 2、地球温暖化防止についてです。今、地球温暖化防止京都会議が開催され、焦点となっている温暖化ガスCO2 の削減目標をめぐって、EU15%、アメリカ0%、日本5%、カナダ3%と、温暖化ガスを何%に削減するかをめぐって各国が厳しい話し合いを続けています。この会議のもう1つの主役は400団体を数える民間活動団体NGOは、インターネットを駆使して全世界にいち早く会議情報を流す一方、各政府への影響力を最大限に行使しようと発信作戦を展開しています。

 そこで我孫子市も、二酸化炭素の削減と地球に優しい環境づくりのためにも窒素酸化物の抑制や交通量の削減を目的に、通勤時の車の利用を控え、20分以内は徒歩通勤の奨励や利用自粛及び公用車のアイドリングの禁止並びに無公害車、ハイブリット車の活用を図り、二酸化炭素の削減に取り組むため市は率先垂範すべきではないかと思いますが、どうか。既に野田市では、職員数1,000人のうち75%の約750人が車を利用して通勤している。このうち約20%の台数削減を目標としており、現在この目標をほぼ達成しているとのことでございます。

 次に大綱4、少子化と部活の活性化についてでございます。

 少子化の影響で小学校が小規模化し、特に都市近郊の学校を中心に部活動が厳しくなっている。その上、教える先生も減少し、部活の指導が困難となり、最悪の場合は廃部となるところもある。そこで近隣する学校と連合して部活を促進させ、教師にかわって部活動を指導する外部指導員についても認定・登録制度を設けるなど、積極的に対応を図るべきだと思う。複合校の合同チームによる公式試合出場は中体連、高体連の規約などで認められていないが、今後は可能とするため規約改正も働きかけていくことも大切と思う。生徒数の少ない都内の中学校では、バスケット部やバトミントンなど5つの運動部があるが、そのうちサッカー部は区内ではただ1つのため隣の荒川区の大会に出場させてもらっている。この春まであったテニス部は入部希望者が1人だったために休部状態になった。都心の公立中ではこうした例は珍しくなくなっている。高校でもラグビー部では2〜3校単位で縁組みさせ、例えば隣接A校にはバレーボール部、B校ではバスケット部を置き、両校の生徒が放課後希望する部のある学校に行って合同チームで一緒に練習することは相互の補完の部活となると思う。こうした合同部活は一部学校で実施されているが、学校の小規模化で教員数も減少し、顧問のなり手も不足がちであるため、保健体育科の教員免許状を持った社会人や企業の運動選手など、専門的なノウハウを持った外部指導員について、資格認定制度を新設するほか、また市町村教育委員会に設置する部活動人材バンクに登録し、学校に派遣するのも1つの方法である。これまで外部指導員の登録は校長の判断で行われていたが、あくまで顧問教師の補助員としての立場が、今後は顧問が不在の場合も部活指導や対外試合の引率ができるようにする。指導中に児童生徒の事故が起きた場合は、教員と同様に事故の責任は原則として市教育委員会が負う考えでやる。中学生が希望した部活がかなえられなかった理由の78%は「担当教員がいないから」が最も多く、外部指導員の指導を受け合同チームが活躍するようになれば自然に解消される。甲子園大会では一足先に、日本高校野球連盟はこの夏の甲子園大会から、統廃合を予定されている学校に限って複数校の合同チームで参加を認めている。また、全国高校総体から全種目について同様な特例が認められている。中学校でも複数校の合同チームで参加できるようにすべきと考えるが、教育長はどのように考えるかお伺いしたい。

 以上をもって代表質問を終わります。御清聴ありがとうございました。



○議長(渡辺永治君) 渡辺光雄君の質問に対する当局の答弁を求めます。市長福嶋浩彦君。

                〔市長福嶋浩彦君登壇〕



◎市長(福嶋浩彦君) 初めに、財政改革についてお答えします。

 まず今年度の財政の収支見通しですが、歳入は固定資産税や都市計画税などで若干の増加要因はあるものの、長期化している景気低迷の影響を受け、法人市民税、地方消費税交付金、利子割交付金などの伸びは期待できず、楽観視することはできません。一般会計予算の歳出の執行額は11月末で66%に達しており、このまま推移すれば、年度末には約5億円程度の次年度への繰り越しが見込める状況です。現在、平成10年度予算の編成事務が進行中ですが、事前ヒアリングや予算ヒアリングを通して、事業の見直しや経費の削減について積極的に取り組んでいるところです。

 次に、箱物行政の見直しについてですが、市では今年度、社会教育基本計画やコミュニティ整備計画など、各部門別計画の見直しを進めています。より現実に即した施設整備計画にするとともに、整備に当たっては施設の複合化や合築などの市民の利便性と効率性を図っていきたいと考えます。財政的には起債の有効な運用なくしては市民要望にこたえられず、本市の市債残高は他市と比較して少ない状況ですが、起債の借り入れに際しては御質問の趣旨を十分に踏まえて精査をし、市の財政力から見た将来の財政負担を見据えて、第7期あるいは第8期実施計画の策定の中で適正に事業選択をしていきたいと考えます。

 第2の公共工事コスト削減と一般競争入札についてお答えします。

 1点目の公共工事コスト削減ですが、御指摘の行動計画策定は行政改革第2次実施計画に位置づけております。今年度中に検討組織を設置し、来年度の早い時期に行動計画を策定して、来年度事業に反映していきます。

 また、コスト削減を阻害しているものは何かとの御質問ですが、設計に用いる積算は国・県の基準を採用することになっており、市単独での対応は難しい面があります。ただ、国・県においてもコスト削減に向けて設計手法の見直し、工事要素のコスト削減等具体的施策が検討されていますので、市においてもコスト削減が図れる行動計画を策定していきたいと考えます。

 2点目ですが、競争入札参加資格を有する業者の処分についてお答えします。御指摘の三菱電機株式会社、株式会社東芝、株式会社日立製作所の3社に対しては、現在市との間に取引が行われておらず、当面取引の予定もないことから、特に指名停止処分にはしておりません。また、市の発注にかかわる建設工事等に関し競争入札参加資格を有する業者が不正行為等を起こした場合には、我孫子市建設工事等請負業者指名停止要綱に基づき指名停止処分を行っています。

 第3の環境行政の1点目、ダイオキシン対策についてお答えします。本市の焼却施設でのダイオキシン測定値は、今年度は1号炉で1.0ナノグラム、2号炉で1.6ナノグラムでした。これは活性炭25%を吸着剤として混入させた消石灰を電気集じん機入り口より噴射し、ダイオキシンを吸着させて電気集じん機で処理する方法を実施したためです。12月1日に改正された廃棄物の処理及び清掃に関する法律の基準値は、1号炉で5.0ナノグラム、2号炉で1.0ナノグラムですので、1号炉は既に基準値を下回っています。2号炉も5年間の猶予期間はありますが、早い時期に基準値を下回るよう努力していきます。

 民間事業所及び私立大学の焼却炉については、千葉県が法の周知と焼却炉の調査を行っています。市としても先日、私立大学より対応策の要請がありましたので、クリーンセンターの現況と小中学校の取り組み、さらに法に伴う規制内容等をお伝えしました。ごみ収集については民間事業所及び私立大学等はごみ収集運搬の許可を持った業者に依頼するか、みずからがクリーンセンターに搬入し、処理することになっています。

 2点目の地球温暖化防止ですが、市では自動車の排ガスによる大気汚染対策の一環として、平成5年11月に電気自動車を購入しました。公害苦情処理等の業務に使用し、低公害車普及のための啓発に努めています。また、大気汚染が進む冬の時期、七都県市冬期自動車交通量対策として、11月から1月までの間の毎週水曜日、公用車の使用の抑制を行っています。我孫子市では20%以上の削減を目標として抑制に努めております。さらに自家用車等の利用の自粛についても、12月1日発行の「広報あびこ」で、「ぐるっと青空キャンペーン」として市民に呼びかけたところです。職員については、この期間に限らず、毎週水曜日のノー残業デーとあわせ、通勤時の自家用車の利用を自粛するよう努めてまります。また、公用車のアイドリングを禁止することはもちろん、低公害車の導入と活用を進めていきたいと考えます。以上です。



○議長(渡辺永治君) 教育長中村宏君。

                〔説明員中村宏君登壇〕



◎説明員(中村宏君) 4点目の少子化と部活の活性化についてお答えをいたします。

 御指摘のとおり中学校の部活動につきましては、その教育的意義を認識しながらも、生徒数の減少により廃部に追い込まれたり、教員の減少や高齢化による顧問不足から、活動を停止したりする状況が出てきております。特にこれまでのスポーツ振興が学校スポーツ大綱を基盤に進められてきた背景もあり、生涯スポーツ型、競技向上型にどう対応するか、大きな課題となっております。我孫子市では当面幾つかの部活で地域の方々の協力を得て専門的指導をいただいており、また県教育委員会でも外部指導者の導入を拡大しつつあるところでございます。

 御提言をいただきました学校間の連携による練習や合同チームによる大会参加などさまざまな取り組み、そして問題点を十分に踏まえまして、一方、少子化による顧問不足、教員の高齢化、完全学校週5日制、学校のスリム化など社会や教育の流れの中で、教育委員会といたしましても部活動は地域と連携する視点から、さまざまな検討を重ね、発想の転換を図ってまいる考えでございます。



○議長(渡辺永治君) 以上をもちまして本日の日程は終わりました。明日は午後1時より会議を開きます。本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。

                 午後5時10分散会

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△本日の会議に付した事件

1.議長辞職許可の件

1.議長選挙の件

1.副議長辞職許可の件

1.副議長選挙の件

1.常任委員会委員及び議会運営委員会委員選任の件

1.農業委員会委員交代の件

1.市政に対する一般質問

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出席議員

 議長   渡辺永治君

 副議長  宮本慈子君

 議員

      早川 真君       矢吹啓子君

      坂巻宗男君       宇野真理子君

      関谷俊江君       渡辺光雄君

      勝部裕史君       沢田愛子君

      吉岡正子君       栗原洋子君

      飯牟礼一臣君      青木宏榮君

      小泉良雄君       山川長敏君

      鈴木美恵子君      岡田 彰君

      印南 宏君       豊島庸市君

      増田文俊君       掛川正治君

      宮田基弘君       吉松千草君

      山本忠雄君       佐々木豊治君

      秋谷 明君       鈴木一雄君

      松島 洋君       津川武彦君

      渡辺太成君       村越新男君

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

欠席議員

        なし

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

出席事務局職員

      事務局長        中村友教

      事務局次長       鈴木重和

      事務局次長補佐     田口耕三

      議事係長        藤代 勉

      書記          湯下正洋

      書記          川村 豊

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

出席説明員

      市長          福嶋浩彦君

      助役          松本成男君

      収入役         新井 洋君

      教育長         中村 宏君

      水道局長        土屋忠男君

      秘書室長        池田友二君

      企画財政部長      土田栄吉君

      総務部長        森田 渉君

      市民部長        花島 隆君

      保健福祉部長      大野木英夫君

      経済環境部長      水村哲也君

      建設部長        風澤 光君

      都市部長        畠山三郎君

      行政改革推進室長    豊嶋 誠君

      消防長         渡辺耕三君

      監査委員事務局長    林  勇君

      選挙管理委員会事務局長 酒井隆次君

      教育総務部長      矢島 弘君

      社会教育部長      高田利男君

      総務部付        今井 敬君