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千葉県 流山市

平成21年 11月 臨時会(第3回) 11月19日−01号




平成21年 11月 臨時会(第3回) − 11月19日−01号







平成21年 11月 臨時会(第3回)





           平成21年11月招集流山市議会臨時会会議録(全)

1  日  時   平成21年11月19日午前10時開議                    
1  場  所   流山市議会議場                               
1  出席議員   26名                                   
     2番   森  田  洋  一  議員     3番   堀     勇  一  議員
     4番   松  田  浩  三  議員     5番   徳  増  記 代 子  議員
     6番   酒  井  睦  夫  議員     7番   宮  田  一  成  議員
     8番   藤  井  俊  行  議員     9番   中  川     弘  議員
    10番   海 老 原  功  一  議員    11番   山  崎  専  司  議員
    13番   松  野     豊  議員    14番   坂  巻  忠  志  議員
    15番   松  尾  澄  子  議員    16番   関  口  和  恵  議員
    17番   戸  部  源  房  議員    18番   青  野     直  議員
    19番   田  中  美 恵 子  議員    20番   乾     紳 一 郎  議員
    21番   秋  間  高  義  議員    22番   高  野  と  も  議員
    23番   中  村  好  夫  議員    24番   高  橋  ミ ツ 子  議員
    25番   横 須 賀     靖  議員    26番   田  中  人  実  議員
    27番   馬  場  征  興  議員    28番   伊  藤     實  議員
1  欠席議員   2名
     1番   高  瀬  眞  木  議員    12番   小 田 桐     仙  議員

1  出席理事者                                        
  市   長   井  崎  義  治      副 市 長   石  原  重  雄    

  教 育 長   鈴  木  昭  夫      水 道 事業   戸  部  幹  夫    
                          管 理 者                 

  企 画 財政   染  谷     郁      総 務 部長   石  井  泰  一    
  部   長                   (選挙管理                 
                          委 員 会                 
                          事 務 局長                 
                          併 任 )                 

  市 民 生活   吉  田  康  彦      健 康 福祉   高  市  正  高    
  部   長                   部   長                 

  子ども家庭   沼  沢  輝  義      産 業 振興   池  田     孝    
  部   長                   部   長                 
                          ( 農 業                 
                          委 員 会                 
                          事 務 局長                 
                          併 任 )                 

  環 境 部長   宇 仁 菅  伸  介      都 市 計画   山  下  義  博    
                          部   長                 

  都 市 整備   阿  曽     弘      土 木 部長   志  村  誠  彦    
  部   長                                         

  会計管理者   櫻  井  範  子      監 査 委員   高  橋  道  秋    
                          事 務 局長                 

  学 校 教育   渡  邉  哲  也      生 涯 学習   海 老 原  廣  雄    
  部   長                   部   長                 

  消 防 長   大  越  一  夫      企画財政部   菅  原     治    
                          次   長                 
                          ( 兼 財政                 
                          課 長 )                 

  総務部次長   小  林     博      人 事 課長   井  上     透    
  (兼 総 務                                         
  課 長 )                                         

  国 保 年金   福  島     明      健康福祉部   加  藤  正  夫    
  課   長                   次   長                 
                          (兼 健 康                 
                          増進課長)                 

  高 齢 者   栗  田     徹      介 護 支援   上  村     勲    
  生 き がい                   課   長                 
  推 進 課長                                         

  西 平 井・   吉  岡  郁  雄      下水道業務   大  竹  晴  樹    
  鰭ケ崎地区                   課   長                 
  区 画 整理                                         
  事 務 所長                                         

  水道局次長   海 老 原  敦  男                            
  (兼水道局                                         
  経 営 業務                                         
  課 長 )                                         

1  出席事務局員                                       
  事 務 局長   秋  山     純      次   長   福  留  克  志    

  次 長 補佐   仲  田  道  弘      次 長 補佐   吉  原     浩    
  (兼 議 事                   (兼 庶 務                 
  係 長 )                    係 長 )                

  主   査   竹  内  繁  教      主   査   須  郷  和  彦    
  主   事   小  谷  和  雄                            

        平成21年流山市議会第3回臨時会日程表(全)
           平成21年11月19日午前10時開議
第 1 会議録署名議員の指名                                  
第 2 会期の決定                                       
第 3 発議第28号 流山市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制
           定について                                
           (議案上程・提案理由説明・質疑・討論・採決)               
第 4 議案第70号 平成21年度流山市一般会計補正予算(第4号)               
    議案第71号 流山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について     
    議案第72号 流山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例及び流山市教育委員会教育長の給
           与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について      
    議案第73号 平成21年度流山市介護保険特別会計補正予算(第2号)           
    議案第74号 平成21年度流山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)        
    議案第75号 平成21年度流山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)         
    議案第76号 平成21年度流山市西平井・鰭ケ崎土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第77号 平成21年度流山市公共下水道特別会計補正予算(第3号)          
    議案第78号 平成21年度流山市水道事業会計補正予算(第1号)             
           (議案上程・提案理由説明・質疑・委員会付託)               
第 5 議案第70号 平成21年度流山市一般会計補正予算(第4号)               
    議案第71号 流山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について     
    議案第72号 流山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例及び流山市教育委員会教育長の給
           与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について      
    議案第73号 平成21年度流山市介護保険特別会計補正予算(第2号)           
    議案第74号 平成21年度流山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)        
    議案第75号 平成21年度流山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)         
    議案第76号 平成21年度流山市西平井・鰭ケ崎土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第77号 平成21年度流山市公共下水道特別会計補正予算(第3号)          
    議案第78号 平成21年度流山市水道事業会計補正予算(第1号)             
           (委員長報告・質疑・討論・採決)                     

 本日の会議に付した事件                                    
  日程第2まで議事日程表のとおり                               
第 3 緊急質問                                        
第 4 発議第28号 流山市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制
           定について                                
           (議案上程・提案理由説明・質疑・討論・採決)               
第 5 議案第70号 平成21年度流山市一般会計補正予算(第4号)               
    議案第71号 流山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について     
    議案第72号 流山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例及び流山市教育委員会教育長の給
           与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について      
    議案第73号 平成21年度流山市介護保険特別会計補正予算(第2号)           
    議案第74号 平成21年度流山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)        
    議案第75号 平成21年度流山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)         
    議案第76号 平成21年度流山市西平井・鰭ケ崎土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第77号 平成21年度流山市公共下水道特別会計補正予算(第3号)          
    議案第78号 平成21年度流山市水道事業会計補正予算(第1号)             
           (議案上程・提案理由説明・質疑・委員会付託)               
第 6 議案の訂正について                                   
第 7 議案第70号 平成21年度流山市一般会計補正予算(第4号)               
    議案第71号 流山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について     
    議案第72号 流山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例及び流山市教育委員会教育長の給
           与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について      
    議案第73号 平成21年度流山市介護保険特別会計補正予算(第2号)           
    議案第74号 平成21年度流山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)        
    議案第75号 平成21年度流山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)         
    議案第76号 平成21年度流山市西平井・鰭ケ崎土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第77号 平成21年度流山市公共下水道特別会計補正予算(第3号)          
    議案第78号 平成21年度流山市水道事業会計補正予算(第1号)             
           (委員長報告・質疑・討論・採決)                     







△午前10時01分開会



○伊藤實議長 ただいまから平成21年流山市議会第3回臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

  本日の出席を御報告します。

  ただいまのところ出席議員26名、欠席議員2名であります。よって、定足数に達しておりますので、会議は成立していることを御報告します。





△諸般の報告





○伊藤實議長 これより諸般の報告をします。

  地方自治法第121条の規定による出席要求に対し、市長から出席者の職氏名の通知がありました。お手元に配付の印刷物により御了承願います。

  次に、監査委員から地方自治法第199条第4項の規定に基づく定期監査、同法第199条第2項の規定に基づく行政監査について報告がありました。お手元に配付の印刷物により御了承願います。

  次に、平成21年流山市議会第3回定例会において可決されました発議第25号「給付制奨学金の創設など、教育費の軽減を求める意見書について」、発議第27号「肝炎対策のための基本法の制定を求める意見書について」は、平成21年10月6日付で関係省庁等に送付しました。

  その他の会議等につきましては、お手元に配付の印刷物により御了承願います。

  これをもって諸般の報告を終わります。

  本日市長から議案の送付があり、これを受理しましたので、御報告します。

  本日の議事につきましては、お手元に配付の日程表によって進めたいと思いますので、御了承願います。





△会議録署名議員の指名





○伊藤實議長 これより議事に入ります。

  日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。

  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において松田浩三議員及び徳増記代子議員を指名します。





△会期の決定





○伊藤實議長 日程第2、「会期の決定」を議題とします。

  お諮りします。今期臨時会の会期は、11月19日、本日1日限りとしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○伊藤實議長 異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は本日1日限りと決定しました。

     市長の報告



○伊藤實議長 本日、市長から特に発言を求められておりますので、これを許します。井崎市長。

     〔井崎市長登壇〕



◎井崎義治市長 おはようございます。本日ここに平成21年第3回臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には多くの御出席をいただき、感謝申し上げます。

  この場をおかりして、3件報告をいたします。まず初めに、本市職員による公金横領事件について御報告申し上げます。報告の前に、このたびの不祥事により、市民の皆様並びに市議会議員各位には、多大なる御迷惑と御心配をおかけしたことについて、心からおわび申し上げます。

  本事件は、定額給付金室の室長の職にあった前職員が、9月1日から10月6日までの間に、延べ12回にわたり、合わせて430万8,000円の現金を勤務時間中に事務室内の手提げ金庫から持ち出し、その間、連日のように、競馬の馬券購入などにすべて費やしてしまったという、公務員としてあるまじき、言語道断の行為であります。このようなことに対しまして、10月21日付で本人を懲戒免職処分、直属の上司である商工課長を減給10分の1、2カ月、担当部長である産業振興部長を減給10分の1、1カ月とし、10月30日には本人を業務上横領事件として、流山警察署に刑事告訴をしたところです。一方、本人に対して、10月19日に損害賠償請求をしたところ、10月22日に横領金額全額が弁済されております。

  担当職員、それも管理職にある者が公金を横領した今回の事件は、本市の行政全般に対する信頼を著しく失墜したことは、紛れもない事実であり、失われた信頼を回復するためには、私以下、全職員が職務遂行に全力を傾注することが、何よりも肝要であると考えます。それとともに、再びこのような事態が発生することのないようにするためには、現金、有価証券という公金等取り扱い及び保管に関する実務上の、例えばより詳細なルールやマニュアルなどの基準を策定するとともに、公金等を取り扱うという職務の責任の重大性と、地方自治法、本市財務規則等の関係法令を再度職員に周知徹底させることが必要であると考えています。

  そのため、顧問弁護士、税理士及び副市長以下、関係部長で構成する流山市公金等適正管理検討委員会を去る10月27日に設置し、同委員会に対して、早急な実務基準の策定、職員の意識改革の方策について諮問したところであり、現在、委員会において検討されており、遅くとも明年2月末までには答申がいただけることとなっております。この答申を踏まえ、公金等の適正管理の制度が具現化された段階で、改めて議会への御報告と、ホームページ等への掲載による市民への公表を行ってまいります。

  最後に、今回の公金横領事件の重大性に鑑み、私及び副市長ともども、職員に対する任命監督責任を痛感しているところであり、襟を正す意味からも、来る12月定例議会に、それぞれの給料月額を10分の1、1カ月減額するため、流山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を提案する所存であります。

  次に、常磐松中学校で起きました不祥事について御報告いたします。該当校勤務の教諭が、去る10月31日に校舎内生徒用トイレにビデオカメラを設置し、11月3日、逮捕されるという不祥事が発生しました。学校は、翌日11月4日に全校生徒集会及び全体保護者会を開催し謝罪するとともに、不祥事内容の説明を行いました。一方、市教育委員会では、本日までに臨時校長会や各学校のモラルアップ委員会代表者を対象として、不祥事根絶のための研修会を開催しました。既に学校では、職員の組織再編成と不祥事防止の対策を再考し、学習環境再整備に全力で取り組み、子どもたちも落ちついて生活しております。

  このような不祥事が起こり、誠に残念でありますが、今後も教育委員会ともども対策をさらに工夫し、信頼回復に全力を挙げてまいります。なお、当該教諭は懲戒免職処分、該当校校長は懲戒戒告処分という厳しい処分が昨日18日、千葉県県教育委員会より下されたことを御報告申し上げます。

  次に、定額給付金及び子育て応援特別手当の支給についてと、平成21年度子育て応援特別手当の廃止について報告いたします。定額給付金及び子育て応援特別手当につきましては、平成21年3月31日付で、対象世帯への申請書類発送事務から、10月6日の申請書受付に至るまでの支給状況は、次のとおりです。

  定額給付金については、対象者6万5,167件のうち、6万4,182件、23億6,817万2,000円を支給しました。給付率は99.5%になりました。一方の子育て応援特別手当については、対象者1,941件のうち1,939件、7,275万6,000円を支給し、給付率は99.9%となりました。平成21年度の子育て応援特別手当につきましては、事業を廃止することにしました。本年度においては、小学校就学前、3年間に属するお子様、お一人当たり3万6,000円を支給することとなっていました。しかし、その財源は国庫補助金を充当することとなっておりましたが、国はより充実した子ども手当の創設など子育て支援策を推進する理由から、平成21年度の子育て応援特別手当を執行停止と決定しました。

  本市といたしましては、市独自に子育て応援特別手当の支給事業を行うことは、現在の財政状況からは不可能であると判断し、この執行を停止させていただくことになりました。

  以上、報告を終わります。





△日程の追加





○伊藤實議長 お諮りします。

  本日、横須賀靖議員から緊急質問の通告がありました。この緊急質問に同意の上、この際日程に追加し、発言を許すことに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○伊藤實議長 異議なしと認めます。よって、横須賀靖議員の緊急質問に同意の上、日程に追加し、発言を許すことに決しました。

  なお、以下の日程は、順次繰り下げますので、御了承願います。





△緊急質問





○伊藤實議長 日程第3、「緊急質問」を行います。25番横須賀靖議員。

     〔25番横須賀靖議員登壇〕



◆25番(横須賀靖議員) おはようございます。お許しをいただきましたので、議会内の協議により、各党会派を超えて、28名の市議会議員を代表して、定額給付金支給をめぐる職員の不祥事について緊急質問を行います。なお、質問項目、内容等についても、議運メンバー全員で協議、取りまとめたことであることを申し添えます。

  まず最初に指摘しなければならないことは、過去の3年間を振り返ると、新聞に掲載されるような不祥事が6件も発生しております。特に定額給付に係る公金横領事件が問題となっている、そのさなかに、市内の中学校教諭による建造物侵入事件が発生しました。不祥事が連続していることは、市民の行政に対する不審を拡大させるものであり、極めて深刻な事態であると受けとめるべきだということであります。

  それでは、以下に通告に従って、質問を行います。まず1点目、事件発覚から今日までの経過はどうだったのでしょうか、お答えください。

  次に、2点目として、公金管理の問題で質問します。定額給付室の体制として、公金を管理する職員が2名となっていましたが、うち1名が疾病による療養休暇中であり、結果として、現金管理が1名体制となったことに最大の問題があると思われます。さらに日常の現金出し入れなど、管理のあり方にも問題がなかったかなど、公金の管理体制の欠陥を指摘せざるを得ません。そこで、アとして、今回の事件における公金管理の現状はどうだったのか、どこに問題があったと考えているのか、お答えください。さらに今回の事件を踏まえて、イとして、今後の公金管理のあり方をどう改善するのか、お答えください。

  次に、3番目、市長及び関係職員の処分のあり方について質問いたします。事件への対応として、直属の部長が減給1カ月、課長が減給2カ月と発表され、市長、副市長は処分なしとの発表がありましたが、その後、議会代表者会議などの指摘も踏まえ、市長は自らの責任のとり方についても言及されています。今回の処分については、直属の管理者に対しては厳しく、市長、副市長には甘いのではないかという指摘が、議会内外でもささやかれているところであります。そこで、質問します。市長及び関係職員の処分が適正に行われていたのか、お答えください。

  最後に、4番目の市長の責任について質問します。不祥事をなくし、市民に信頼される市政を進めるためには、何より長である市長の責任、姿勢が問われなければなりません。そこで第1に、アとして、任命権者としての市長の責任についてお尋ねします。代表者会議での報告及び新聞報道などによりますと、当該職員の任命について、適材適所で信頼できる職員だったと述べております。しかし、現実は商品先物取引に手を出したり、多額の負債を抱えていたということが明らかになっています。億単位のお金を取り扱う定額給付金事業の責任者として任命するからには、それにふさわしい資質を持った職員でなければなりません。知らなかったでは済まされないということです。そこで質問します。市長は、多額の現金を扱う当部署の職員配置について、どのような方針で臨んだのか。任命責任について、どう考えているのか、お答えください。

  次に、イとして、職員の人事管理上の責任についてお聞きします。この問題では、議会内では職員の意識や職業倫理について低下を指摘し、公僕としての市民に奉仕する職員を育成する上で、人事評価をさらに強めるべしという意見や、定員適正化のもとに、最低限の職員配置を進め、職員の欠員補充もされない人事政策の問題点を指摘する意見などが出されております。いずれにしましても、人事管理上の問題があったのではないかというのが共通の認識であります。そこで質問します。今回の事件において、人事管理上の問題はなかったのか。市長の責任はどうだったのか。市長の見解をお聞きします。

  以上で議会を代表しての緊急質問を終わります。



○伊藤實議長 当局の答弁を求めます。井崎市長。

     〔井崎市長登壇〕



◎井崎義治市長 横須賀議員の定額給付金横領事件に関する御質問について、私から順を追ってお答えいたします。

  初めに1点目、事件発覚から今日までの経過を問うにつきまして、横領事件が発覚したのは、10月16日、本人である前定額給付金室室長が、それまで主張していた自宅に持ち帰った定額給付金窓口支給用の現金の紛失について、流山警察署に届け出をした際に、公金横領を認めたことが発端であり、翌17日に本市においても、総務部長等が本人から事情聴取をした結果、9月1日から10月6日までの間に、延べ12回にわたり、合わせて430万8,000円の公金を着服し、競馬の馬券購入などにすべて費やしてしまったことを供述しております。事件の発覚を踏まえ、その悪質性から、本人を10月21日付で懲戒免職処分にするとともに、直属の上司であり、資金前渡職員でもある商工課長を減給10分の1、2カ月、担当部長である産業振興部長を減給10分の1、1カ月の懲戒処分といたしました。10月30日には、本人を業務上横領事件として、流山警察署に刑事告訴したところです。なお、本人に対して、10月19日に民事上の損害賠償請求を行った結果、10月22日には、横領金額の全額が本人から弁済されております。

  次に、2点目、公金の管理体制についてのア、今回の事件における現状と問題点についてですが、本年4月1日から定額給付金及び子育て応援特別手当の支給は、事業費24億5,452万8,000円の大部分である24億465万2,000円が、郵送による申請に基づく口座振り込みによるものでしたが、口座振替不能者及び口座を持っていない方に対する窓口での現金支給は、4月28日から10月6日まで実施しており、そのため支給のための現金を合計6,019万2,000円、資金前渡職員である商工課長に資金前渡しておりました。この間、多額の現金を保管していた6月及び7月については、日本通運に現金輸送と支給会場の警備業務を委託するとともに、常時2人の職員により、現金の管理として、出金記録の確認及び支払額と残額の突合を行い、8月までの資金前渡金額については、すべて誤りなく精算されております。しかし、8月24日以降、現金管理を担当していた1人の職員が療養休暇となったことから、9月1日に資金前渡された440万円の現金については、横領事件を起こした前室長が単独で管理する状態となっておりました。

  このような状況で横領事件が発生してしまったものですが、その発生の原因、問題点としては、1、資金前渡職員が、その職責に基づく支払いの都度の前渡資金整理簿の記載、前渡資金の保管のための資金前渡職員名義の口座の設定等の財務規則に定める義務を履行していなかったこと、2点として、8月24日以降、現金管理を行う職員が単独かつ固定化したため、相互チェック体制が機能していなかったこと、3点目として、8月3日に資金前渡を受けた300万円のうち、実際に窓口支給された現金は3万2,000円であり、296万8,000円という大部分の残額を精算しているにもかかわらず、9月1日には前室長の過大な見積もりにより、440万円の資金前渡が行われたこと、4点として、資金前渡職員である課長が、執務する商工課とは別の場所に定額給付金室を設置した結果、資金前渡職員による日常的な現金の保管出納状況の監督がおろそかになっていたこと、5点目として、地方自治法財務規則に基づく資金前渡職員等の現金保管責任を有する職員の公金の適正管理に関する意識が希薄であったことが考えられるところです。

  イ、今後の公金のあり方をどう改善するのかについては、今回の公金横領事件の発生を踏まえ、歳計現金、歳入歳出外現金及び有価証券という公金等の取り扱い及び保管に関する実務上の基準、例えばより詳細なルールやマニュアルなどを策定することにより、職員の公金等の適正な管理を徹底し、公金等の横領、盗難などの発生を防止する体制を確立するため、10月27日に流山市公金等適正管理検討委員会を設置し、去る11月5日の会議において、私から公金等を適正に管理するための実務上の基準の制定と公金等を管理する職員の意識改革の方策の2点について諮問したところです。

  同委員会は、顧問弁護士、税理士及び副市長以下の関係部長で構成されるとともに、下部組織として、関係課長による部会を設置しており、本横領事件発生に至った問題点、また10月21日から10月26日にかけて、すべての課を対象に実施した公金等の取り扱い状況調査の結果等について、詳細な分析、検討をすることにより、今後、遅くとも来年2月末までには答申を取りまとめることになっておりますことから、答申を踏まえ、公金等の適正管理の体制を構築し、不祥事の発生を防止する所存であります。

  次に、3、任命権者である私と関係職員の処分のあり方についてということですが、定額給付金室の室長の職にあった前職員については、公金横領ということで、地方公務員法第29条第1項第1号及び第3号に規定する法律、条例、規則、規程に違反した場合及び全体の奉仕者たるにふさわしくない非行のあった場合に該当し、さらに人事院で示されている公金または官物を横領した職員は免職とする懲戒処分の指針に基づいて、平成21年10月21日付で懲戒免職処分したものです。

  また、直属の上司である商工課長及び担当部長である産業振興部長についても、同指針に基づき、当該不祥事に対する管理監督者としての責任は免れないため、商工課長については減給10分の1、2カ月、産業振興部長については減給10分の1、1カ月とし、同日付で懲戒処分を行ったものです。さらに、任命権者である私の処分についてですが、先ほどの一般報告でも申し上げましたが、今回の公金横領事件の重大性に鑑み、私及び副市長ともども、職員に対する任命監督責任として、来る12月定例議会に、それぞれの給料月額を10分の1、1カ月減額するための条例案を提案する所存であります。

  次に、4点目、アの任命権者としての責任についてということですが、まず当該職員の人事配置につきましては、当初、定額給付金の給付事務及び子育て応援特別手当の支給事務の円滑な執行を確保するために、産業振興部商工課内に定額給付金室を設置し、平成21年2月1日付で人事異動を行ったところです。当時、当該職員は、定額給付金室主査として配置されましたが、その後、4月1日付の人事異動により、定額給付金室の室長に昇格させ、業務に当たらせたところです。

  当該職員については、採用当時から、職務に対する姿勢はまじめで、財政課、企画調整課、まちづくり推進課、行政改革推進課係長など本市行政の中枢部門を経験し、企画、実務能力、プレゼンテーション能力にも秀でており、異動した職場においても、業務遂行に寄与した実績は評価できるものでありました。前職の行政改革推進課では、今回の定額給付金室の業務内容を開設前から掌握していた経緯もあり、2月以降も中心的な役割を十二分に果たしていたことから、責任者として適任であると判断し、室長の職、課長補佐級に昇格させたものです。

  結果として、このような不祥事を起こしてしまったことに対しては、市の最高責任者として、改めて市民の皆様並びに議員各位に深くおわび申し上げます。日ごろから住民福祉の増進に向けて、職員一丸となって全力で取り組み、市民の方々からも評価をいただき始めてきた中での不祥事であり、大変残念でなりません。今後は、一刻も早く信頼回復に努めるとともに、私自身を含めて、今回の事実を真摯に受けとめ、襟を正し、二度とこのような不祥事が起こることのないように全力で職務遂行に傾注していきたいと考えております。

  次に、イの人事管理上の責任についてということですが、管理職という地位にある者が公金を横領した今回の事件によって、これまで不断の努力によって培ってきた市民と市政との信頼回復を著しく損ない、この失われた信頼を回復するためには、はかり知れない時間と労力が必要なことは言うまでもありません。極めて遺憾なものと考えております。今回の事件を受けて、各職員に対しましては、処分を行った同日付で、綱紀粛正及び服務規律の確保として、公金はもとより、業務上、現金を取り扱う各職場においては、いま一度、金銭の管理体制を再確認し、これまで以上に慎重を期し、公金等の適正な管理に努めるよう、周知徹底を図ったところです。あわせて、所管業務の中での公金等の取り扱いについて、問題がないかの調査を実施し、今後の公金等の取り扱いについて問題点を整理しているところです。今後は、本年度実施した管理職コンプライアンス研修を初め、例年実施している係長、主査クラスの中堅職員を対象とした公務員倫理研修の充実を図るとともに、管理職の登用については、昇任研修や面接の充実により、職員個々の特性というものを把握しながら、適正な人事配置を行っていきたいと考えています。あわせて、各所属長に対しては、公務員としての自覚を促し、市民の信頼を損なうことがないよう、所属職員の指導管理について徹底を図っていきたいというふうに考えております。

  以上です。



○伊藤實議長 横須賀靖議員。

     〔25番横須賀靖議員登壇〕



◆25番(横須賀靖議員) そこで、公金管理の問題で、まず1点、今回は、病気療養中で欠員が出たということで、こういう多額の現金を扱う場合には、やはりその都度、管理体制の強化という意味で、1名ではなく、複数体制をひいていただくように強く要望しておきます。

  また、市長としての責任というか、任命権者として、やはり今回は、ギャンブルとか、あるいは商品の先物取引とか、借金があったとか、これはなかなか難しいかもしれませんが、アンテナを高くして情報収集するのも、市長、副市長の役目かと思われますので、やはりそういうこともこれからの責任の範疇に入るのかなと思いますので、今後、この2点を強く要望、指摘して、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○伊藤實議長 これをもって緊急質問を終結します。





△発議第28号上程





○伊藤實議長 日程第4、発議第28号「流山市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。

     提案理由説明



○伊藤實議長 提案理由の説明を求めます。横須賀靖議会運営委員長。

     〔横須賀靖議会運営委員長登壇〕



◎横須賀靖議会運営委員長 それでは、提案理由の説明を行います。

  発議第28号「流山市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。

  昨今の経済情勢は、昨年、アメリカのサブプライムローン問題を発端に、世界的な金融危機に加えて、急激な円高の進展など、日本経済に大きな影響を与え続けており、依然として企業収益、雇用環境において厳しい情勢が続いております。本案は、このような社会背景の中、発表された人事院及び千葉県人事委員会より示された公務員給与と民間給与との格差に基づく勧告並びに流山市特別職報酬等審議会の答申を尊重し、議員自らが議員報酬及び期末手当の額を減額措置することにより、その適正化を図るため、所要の条例改正をしようとするものであります。

  条例改正の内容につきましては、お手元に配付しております資料のとおりでございます。私ども、市議会議員として、さらなる努力が必要と考えますことから、議員各位の御賛同をいただくようお願いいたします。

  以上を申しまして、提案理由の説明を終わります。



○伊藤實議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。





△質疑





○伊藤實議長 これより質疑に入ります。

  質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○伊藤實議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。

     委員会付託省略



○伊藤實議長 ただいま議題となっております発議第28号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略します。





△討論





○伊藤實議長 これより討論に入ります。

  討論の通告がありますので、これを許します。13番松野豊議員。

     〔13番松野豊議員登壇〕



◆13番(松野豊議員) 皆さん、おはようございます。今日は職業体験で、先ほどまで北部中学校の中学生が傍聴していましたが、討論を聞いてもらえるかなと思って、楽しみにしていましたけれども、いなくなってしまいました。発議第28号「流山市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、私の見解を述べた上で、賛成の討論をしますが、討論に先立ちまして、実は本日、11月19日は、私の誕生日でございまして、一言だけちょっとこの場をかりて申し上げます。

  本日をもって、この世に生をうけて40年となりました。論語の中に、30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知るという教えがございますが、選挙によって選ばれた市民の代表として、一日一日を大切に生き抜いて、日々に新たに引き続き精進を重ねる所存ですので、今後とも御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げます。

  さて、本題に戻りますが、今回の議案は、平成21年8月11日に発表をされた人事院勧告を受け、議員報酬の期末勤勉手当を0.35月分、年間で約21万円、それから給与月額0.2%程度、年額で1万2,000円程度を減額しようとするものです。当市に限らず、全国の地方自治体は、国の発表する人事院勧告に右へ倣えで給与を減額する、あるいは報酬を減額する傾向が強いわけであります。しかしながら、地方分権、地方自治の重要性あるいは地方政府の確立がうたわれて久しい中、地域の実情に合った報酬のあり方を自ら、自分たちで話し合って、市民の方々の声も十分に聞いて報酬を決めるのが、本来あるべき姿であると私は考えます。平成20年には、当市議会に視察に来る議会が、平成20年はたった1市しかございませんでした。それが今年に入ってから、平成21年には、昨日までに全国津々浦々、19カ所の議会から、我が市議会に視察に訪れていただいているという現状を市民の方々は、果たして御存じでしょうか。

  先ほど横須賀議会運営委員長が、会派、党派を超えて、オール流山市議会として、緊急質問に立たれましたが、昨日は早朝8時から議会運営委員会を開催して、議運の委員全員で質問骨子をまとめたことを、果たして御存じでしょうか。地方議会の政策コンテストとして、全国から1,539件もの応募があるマニフェスト大賞に、当市議会が最優秀成果部門に昨年から2年連続でノミネートされていることを、果たして御存じでしょうか。議員の報酬を検討される報酬審議会の委員に任命されている方々は、私たち議員の働きぶりの実情や、私たちが市民に開かれた議会を目指し、日々奔走し、成果を上げていることを、果たして御存じでしょうか。

  本年3月の定例会において、全会一致で可決され、4月より施行されている議会基本条例の中でも、その策定過程の中で、議員同士が議論を重ね、自らの働きぶりを自らが評価をし、議員の報酬は自分たちで話し合って決めた上で、参考人制度や公聴会制度などを活用し、市民の意向を把握できるように、第26条で規定をしています。

  申し上げるまでもなく、議会基本条例は、議会運営における規範的事項を定めたものであります。今回は、議会内でも報酬について十分に議論をする時間がとれなかったこともあり、やむなく人事院勧告に右へ倣えをしますが、来年度以降は、議会内においても十分に議論を尽くし、その上で、市民の方々の御意向も伺いつつ、議員報酬について再検討することを、この場をかりてお誓い申し上げて、発議第28号に賛成の討論とします。



○伊藤實議長 これをもって討論を終結します。





△採決





○伊藤實議長 これより発議第28号を採決します。

  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○伊藤實議長 異議なしと認めます。よって、発議第28号は原案のとおり可決されました。





△議案の上程





○伊藤實議長 日程第5、議案第70号から議案第78号までの以上9件を一括して議題とします。

     提案理由説明



○伊藤實議長 提案理由の説明を求めます。井崎市長。

     〔井崎市長登壇〕



◎井崎義治市長 本臨時会では、補正予算7件、条例の一部改正2件の合計9件につきまして、御審議をいただきますので、よろしくお願い申し上げます。

  それでは、ただいま上程されました議案9件につきまして、提案理由の説明に入らせていただきます。

  提案いたします9議案につきましては、先の人事院の国及び国会に対する勧告並びに千葉県人事委員会の県知事及び県議会に対する勧告を受けての国及び県の措置に準拠して行う一般職の給与改定と去る10月19日に開催された流山市特別職報酬等審議会において、特別職の給料月額について、一般職の給与改定に準じて現行の額を引き下げることが適当であると判断する旨の答申を受けたことによる特別職及び教育長の給料月額及び期末手当の支給割合の引き下げのための条例改正及び関係予算の補正並びに新型インフルエンザ予防接種事業の執行に必要な経費の補正等ですが、説明に当たりまして、まず、条例の改正について説明し、その後に予算の説明とさせていただき、提案順と異なることをお許しいただきたいと思います。

  まず、議案第71号「流山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」は、一般職の職員の給料月額について公民格差の解消を図るため、若年層に配慮しつつ、平均0.2%の引き下げを行うこと、期末・勤勉手当について支給月額を年間で0.35月引き下げ、4.5月分を4.15月分とすること、その他公民格差の是正等のための所要の改正をするものです。

  次に、議案第72号「流山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例及び流山市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、特別職及び教育長の給料月額について、人事院勧告で示された、官民格差0.22%相当の引き下げを行うものです。

  次に、議案第70号「平成21年度流山市一般会計補正予算(第4号)」については、給与改定及び決算的見地に立った給与費の補正並びに新型インフルエンザ予防接種事業として、生活保護世帯、市民税非課税世帯を対象に公費負担で予防接種を実施するため必要な経費を計上するもので、既定の歳入歳出予算総額にそれぞれ6,108万1,000円を追加し、予算総額を402億4,482万5,000円とするものです。

  次に、議案第73号「平成21年度流山市介護保険特別会計補正予算(第2号)」については、給与改定及び決算的見地に立った給与費の補正として、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,478万9,000円を減額し、予算総額を68億4,344万2,000円とするものです。

  次に、議案第74号「平成21年度流山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」については、給与改定及び決算的見地に立った給与費の補正として、既定の歳入歳出予算総額からそれぞれ627万6,000円を減額し、予算総額を12億2,336万5,000円とするものです。

  次に、議案第75号「平成21年度流山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」については、給与改定及び決算的見地に立った給与費の補正として、既定の歳入歳出予算総額にそれぞれ270万4,000円を追加し、予算総額を139億2,663万8,000円とするものです。

  次に、議案第76号「平成21年度流山市西平井・鰭ケ崎土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)」については、給与改定及び決算的見地に立った給与費の補正として、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ154万4,000円を追加し、予算総額を19億3,492万3,000円とするものです。

  次に、議案第77号「平成21年度流山市公共下水道特別会計補正予算(第3号)」については、給与改定及び決算的見地に立った給与費の補正として、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ964万2,000円を減額し、予算総額を52億6,041万3,000円とするものです。

  次に、議案第78号「平成21年度流山市水道事業会計補正予算(第1号)」については、給与改定及び決算的見地に立った給与費の補正として、既定の収益的支出の総額から2,104万9,000円を減額し、34億2,340万2,000円とし、資本的支出の総額から340万9,000円を減額し、15億5,897万5,000円とするものです。

  以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。よろしく御審議の上、議決賜りますよう、お願い申し上げます。



○伊藤實議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。





△質疑





○伊藤實議長 これより質疑に入ります。

  質疑の通告がありますので、これを許します。22番高野とも議員。

     〔22番高野とも議員登壇〕



◆22番(高野とも議員) それでは、日本共産党を代表いたしまして、議案第71号「流山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」、質疑を行います。

  この議案は、人事院及び千葉県人事委員会の勧告に基づき、一般職員の給料については0.2%、期末手当、勤勉手当については、過去最高額である0.35月分をカットするものです。しかも今年4月にさかのぼって実施するというものです。今年は5月の臨時議会で、例年は8月に行われている人事院勧告のルールを無視したやり方で、既に決まっていた夏季一時金をカットする勧告による議決がされましたが、1年間で2度もこうした措置がとられるのは、過去を見ても、異例のことだと思います。そこで、以下、5点にわたって質疑を行います。

  第1に、これまでこうした給与等の改定については、市職員組合と合意した上で実施されてきたと思います。5月の臨時議会で、人事院のこうした異例の勧告による一時金カットが審議されたときに、これは暫定的なものであり、賃金や休暇等の改善などについては、組合と今後も継続して協議していくと答弁されていますが、今回の議案提案に当たり、組合とのこうした協議はどう進められてきたのか、お答えください。

  2つ目に、官民格差の是正ということで、この間、進められてまいりました。今回の議案提案、これを実施しなければ、流山市の市の職員の給与は、どの程度、民間との格差が生じてしまうというのか、お答えください。

  3つ目には、今回の措置によって、公務員労働者、全体での引き下げ、また深刻なものになっていると思います。1998年から11年間を見ますと、一時金では1.1カ月、平均の年間給与としては、61万5,000円という引き下げになっていますし、さらにそれぞれ独自の自治体のカットなども加わりますと、大幅な賃金削減となっているかと思います。今回の一般職員の給与等のカットについては、過去何年間連続して実施され、その結果、合計でどの程度カットされてきたのか、お答えください。

  4点目に、5月の臨時議会では、臨時職員の問題について取り上げてきましたけれども、社会保険未加入の臨時職員、これは先の決算委員会の資料では、平成21年3月末時点で580名いると報告をいただいておりますけれども、この方たちの勤勉手当のカットの影響があるという答弁を臨時議会でいただきました。この580名いる臨時職員の今回のカットによる影響額、1人当たりの平均額と総額は幾らになるのか、お答えください。

  最後に5つ目です。同様の議案提案が、近隣の各自治体でも議会でも行われていると思います。かつこれから行われると思います。近隣市の同様の提案がどのような内容でされているのか、お答えください。

  以上、5点です。



○伊藤實議長 当局の答弁を求めます。

  石井総務部長。

     〔石井総務部長登壇〕



◎石井泰一総務部長 高野議員の御質問にお答えをいたします。

  まず(1)、5月臨時議会後、労働条件について、組合とどう協議してきたのかということでございます。今回の人勧に伴う給与改定に係る職員組合との協議につきましては、去る10月9日の千葉県人事委員会の勧告を受け、あくまでも労使双方の合意を前提に、同月20日から職員組合と労使交渉に入り、総務部長交渉、7回、副市長交渉、1回の都合8回の労使交渉を重ねて、11月9日に合意を見たところであります。職員組合としては、月例給の引き下げ改定となったこと、さらに期末勤勉手当の支給月数が0.35月分減となったほか、公民格差是正の調整を12月期の期末手当で調整すること等々、年間平均給与で16万円の減少ということで、平成15年度に次ぐ大幅な減少のため、交渉は難航をいたしました。しかし、民間企業における賃金との比較において、社会情勢に適応した適正な給与を確保する機能を有する人事院及び県の人事委員会の勧告に準じて改正することが、広く市民の理解を得ることができるものとして、労使双方が合意に達し、今日に至ったものであります。

  次に(2)、官民格差の是正というが、これを実施しなければ、流山市職員の給与等は、どの程度、民間との格差が生じてしまうのかについてでございます。本市は、人事委員会を設置していないことから、本市独自に民間との格差を把握しておりません。ただし、情勢適用の原則から、これまで人事院及び千葉県人事委員会勧告に準じて改正を行ってきたところです。今年度についても、これらの勧告に準じて改正を行うものでありますが、この改定により、職員1人当たり、年間平均16万500円程度、給与が減額となります。

  次に(3)、カットは過去何年間連続して実施され、合計金額はどの程度かについてお答えいたします。過去の給与改定の状況について申し上げますと、平成17年度は給料表について、平均0.3%減額しました。手当については、配偶者に係る扶養手当を500円減額し、また期末勤勉手当の支給月数については、0.05月増やしております。平成18年度は、3人目以降の子に係る扶養手当を1,000円増額しています。また、平成19年度からの適用として、給料表の切りかえを行い、給料表としては、平均4.8%の減額を行いましたが、経過措置により、切りかえ前の給料月額を保障したため、実質的な減額にはなっていません。平成19年度は、若年層を中心に給料表を引き上げました。さらに3人目以降の子に係る扶養手当を500円増額し、期末勤勉手当の支給月数を0.05月分増やしています。平成20年度は給与改定を見送っております。このように、必ずしも過去連続して削減されているわけではありません。このように、人勧はその年ごとに社会、経済情勢を反映した対応となっております。合計金額ということでございますが、今お答えしましたように、増減があることから、積算、算出しておりませんが、平成21年度の給与改定による影響額としては、1億6,600万円程度になるのではないかと試算しております。

  次に(4)、勤勉手当カットの影響が出るという社保未加入の臨職について、その影響額の1人当たりの平均額と総額は幾らかについてでございます。臨時職員の期末手当の額は、流山市臨時職員の期末手当の支給に関する要綱により、一般職の期末勤勉手当の支給月数を算定の基礎として支給率を算出し、計算していることから、一般職の期末勤勉手当の支給月数が減となれば、臨時職員の期末手当の計算に影響するものです。今回の給与改定により、一般職の期末勤勉手当の支給月数が0.35月分減となりましたが、これにより臨時職員の一般事務については、1人当たり年間8,300円程度の減額を見込んでいます。なお、総額については、把握しておりません。

  次に(5)、近隣市の同様の改正についてですが、近隣各市に問い合わせしておりますところ、柏市、野田市、松戸市、鎌ケ谷市、我孫子市、いずれも給与改定の状況について、勧告に準じて改正するというように聞いております。

  以上でございます。



○伊藤實議長 高野とも議員。

     〔22番高野とも議員登壇〕



◆22番(高野とも議員) それでは、2点だけ再質問をさせていただきますけれども、その前に、官民格差の是正ということについて、民間とどの程度差があるのかということを把握していないというお答えでしたけれども、それはやはり先ほど松野議員が、議員のことで討論されましたけれども、やはり独自のきちんとした根拠、それを示されなければいけないというふうに少なくとも思います。官民格差の是正ということが大看板になっているわけですから、ここはぜひ流山ではどうなのかということ、流山自体の民間の給与ということでは、なかなか把握しにくいのはわかりますけれども、これは全国的にはわかっているわけですから、そうしたこととせめて比べていただきたい。それは把握をするべきだというふうに指摘をさせていただきます。

  再質問を2つします。1つ目は、組合との交渉、話し合いですけれども、難航したと。そうだと思います。16万円というのは、過去の状況を先ほど報告いただきましたけれども、過去にない大きな削減なわけですから、難航はされたというのはわかります。この5月の臨時議会のときに、賃金はもちろんそうなのですけれども、そのかわりではないですが、それ以外の休暇だとか、要するに労働環境、条件の問題、その辺も協議をしていくというお話がありましたので、今回の8回行われた交渉の中で、賃金以外にどういうことが話し合われたのか、それについてお答えいただきたいと思います。

  2つ目の再質問は、先ほど申し上げたように、今回のカットについては、平均16万円ということで、かなり大きいものとなっています。一方で経済不況、これはもう何回も皆さんも認めていますし、議会でも議論をされてまいりました。なかなか底上げにならない、そういうことがあります。5月に行われた一時金のカットについては、国のその当時の政権についても、公民あわせてこれが影響するだろうということを言っていましたけれども、事実その後、民間の中小における夏季一時金が、やはり公務員並みに引き下げられたという結果が出ております。こうしたことを見ても、官民の格差を是正と言いますけれども、民間がカットされているから公務員もカット、また公務員がカットされているから、さらに民間もカットということで、悪循環になってしまいます。今の経済状況をさらに落ち込ませると思いますけれども、その点で、官も民もワーキングプアが増大しているということも言われていますけれども、こういう悪循環をさらに引き起こすものではないかと思いますが、その点でお答えをいただきたいと思います。

  以上です。



○伊藤實議長 当局の答弁を求めます。

  石井総務部長。

     〔石井総務部長登壇〕



◎石井泰一総務部長 まず、1点目の組合との交渉の関係についてお答えをさせていただきます。

  組合からは、2009年賃金確定等要求書というのが53項目出ております。今言われているように、時間の休暇等、その他の項目も全部、この中に入っております。ただ、今回は臨時議会という形で、給与関係について話し合うということでお願いをしまして、53項目のものについては、引き続きやりましょうと、交渉しましょうということで、給与関係についてだけ、今妥結をしているということでございます。

  それから、16万円の差が大きい、5月の一時金カットの中で、民間と公務員格差、その関係については、先ほどお話しいたしましたように、社会情勢に適応した適正な給与を確保するということから、そのことが市民の理解を得ることにつながるものと考えておりますので、そのようにさせていただきました。

  以上です。



○伊藤實議長 高野とも議員。

     〔22番高野とも議員登壇〕



◆22番(高野とも議員) 質問ではありません。最後に指摘だけさせてもらいます。

  今、流山市では、定員適正化計画ということで、職員が実質減らされるということが行われておりますし、その中で皆さんだれもが認める住民要望の多様化、それから行政課題が山積している。そういうことで、職員の皆さん、本当に忙しい状況になっているかと思います。多くは述べませんが、そういう中で、右へ倣えのこうしたカットについては、やはり流山市としてどうなのかということを、ぜひこれからも引き続き検討してから進めていただきたいというふうに申し上げて、私の質疑を終わります。



○伊藤實議長 これをもって質疑を終結します。

     委員会付託



○伊藤實議長 ただいま議題となっております議案第70号から議案第72号までの以上3件は総務委員会に、議案第73号及び議案第74号の以上2件は教育福祉委員会に、議案第75号は市民経済委員会に、議案第76号から議案第78号までの以上3件は都市建設委員会にそれぞれ付託します。

  なお、総務委員長から議案第70号から議案第72号までの審査を直ちに行うとの報告がありましたので、委員は第1委員会室に御参集ください。

  また、教育福祉委員会、市民経済委員会、都市建設委員会については、順次審査を行うとの報告が各委員長からありました。

  委員会審査のため、暫時休憩します。



     午前11時13分休憩



     午後 4時30分再開





○伊藤實議長 休憩前に引き続き会議を開きます。





△会議時間の延長





○伊藤實議長 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長します。





△日程の追加





○伊藤實議長 市長から議案第71号「流山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」の議案の訂正の申し入れがありました。

  お諮りします。「議案の訂正について」を日程に追加することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○伊藤實議長 異議なしと認めます。「議案の訂正について」を日程に追加することに決しました。

  なお、以下の日程は、順次繰り下げますので、御了承願います。





△議案の訂正について





○伊藤實議長 日程第6、議案の訂正についてを議題とします。





△訂正理由説明





○伊藤實議長 訂正理由の説明を求めます。井崎市長。

     〔井崎市長登壇〕



◎井崎義治市長 お許しをいただきまして、議案の訂正についてお願い申し上げます。

  今議会に提案させていただきました議案第71号「流山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」は、一般職の職員の給料表である別表第1の改正部分に欠落があることが判明いたしました。欠落の内容は、本来給料表に追加すべき4級、5級及び6級の最高号給の引き上げの部分が欠落してしまったというものです。大変基本的なミスであり、弁解のしようもございません。何とぞ御容赦いただきまして、審議を継続していただきますようお願いいたします。今後、このようなことのないよう、議案について精査した上、上程いたしますので、御容赦くださるよう、重ねてお願い申し上げます。





△採決





○伊藤實議長 お諮りします。

  議案第71号の議案の訂正を承認することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○伊藤實議長 異議なしと認めます。よって、議案第71号「流山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」、議案の訂正を承認することに決しました。

  議案第71号は総務委員会に付託し、直ちに総務委員会を開催しますので、委員は第1委員会室に御参集ください。

  委員会審査のため、暫時休憩します。



     午後 4時35分休憩



     午後 5時10分再開





○伊藤實議長 休憩前に引き続き会議を開きます。





△委員長報告





○伊藤實議長 日程第7、議案第70号から議案第78号までの以上9件を一括して議題とします。

  本件に関し、各委員長の報告を求めます。海老原功一総務委員長。

     〔海老原功一総務委員長登壇〕



◎海老原功一総務委員長 総務委員会に付託されました議案3件につきまして、審査の過程及び審査結果について審査経過順に御報告します。

  初めに、議案第71号「流山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」及び議案第72号「流山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例及び流山市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。

  議案第71及び議案第72号は関連があることから一括して審査を行いました。

  議案第71号については、一般職の職員の給料月額について公民格差の解消を図るため、平均0.2%の引き下げを行うこと、期末・勤勉手当について支給月数を年間で0.35月引き下げ、4.15月分とすることと、その他公民格差の是正等のための所要の改正をするものです。

  議案第72号については、特別職及び教育長の給料月額について、人事院勧告で示された、官民格差0.22%相当の引き下げを行うものです。

  なお、議案第71号の議案の訂正があり、総務委員会を再度開催したことを申し添えます。

  採決の結果、議案第71号は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

  議案第72号は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

  次に、議案第70号「平成21年度流山市一般会計補正予算(第4号)」について申し上げます。

  本案は、給与改定及び給与費の補正並びに新型インフルエンザ予防接種事業として、生活保護世帯、市民税非課税世帯を対象に公費負担で予防接種を実施するため必要な経費を計上するものです。

  採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

  以上をもちまして、総務委員会の委員長報告を終わります。



○伊藤實議長 次に、中川弘教育福祉委員長。

     〔中川弘教育福祉委員長登壇〕



◎中川弘教育福祉委員長 教育福祉委員会に付託されました議案2件につきまして、審査経過順に審査結果について御報告いたします。

  初めに、議案第73号「平成21年度流山市介護保険特別会計補正予算(第2号)」について申し上げます。

  本案は、先の人事院勧告並びに千葉県人事委員会の勧告を受けての国及び県の措置に準拠して行う一般職の給与改定及び決算的見地に立った給与費の補正として、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,478万9,000円を減額し、予算総額を68億4,344万2,000円とするものです。

  採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

  次に、議案第74号「平成21年度流山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」について申し上げます。

  本案は、ただいま報告いたしました議案第73号と同様の趣旨で行われる補正予算であり、既定の歳入歳出予算総額からそれぞれ627万6,000円を減額し、予算総額を12億2,336万5,000円とするものです。

  採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

  以上で教育福祉委員会の委員長報告を終わります。



○伊藤實議長 次に、中村好夫市民経済委員長。

     〔中村好夫市民経済委員長登壇〕



◎中村好夫市民経済委員長 市民経済委員会に付託されました議案1件につきまして、その審査結果を御報告いたします。

  議案第75号「平成21年度流山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」について申し上げます。

  本案は、給与改定及び決算的見地に立った給与費の補正として、既定の歳入歳出予算総額に、それぞれ270万4,000円を追加し、予算総額を139億2,663万8,000円とするものであります。

  採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

  以上で市民経済委員会の委員長報告を終わります。



○伊藤實議長 次に、松尾澄子都市建設委員長。

     〔松尾澄子都市建設委員長登壇〕



◎松尾澄子都市建設委員長 都市建設委員会に付託されました議案3件につきまして、審査経過順に審査結果について御報告いたします。

  初めに、議案第78号「平成21年度流山市水道事業会計補正予算(第1号)」について申し上げます。

  本案は、給与改定及び決算的見地に立った給与費の補正として、既定の収益的支出の総額から2,104万9,000円を減額し、34億2,340万2,000円とし、資本的支出の総額から340万9,000円を減額し、15億5,897万5,000円とするものです。

  採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

  次に、議案第76号「平成21年度流山市西平井・鰭ケ崎土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)」について申し上げます。

  本案は、給与改定及び決算的見地に立った給与費の補正として、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ154万4,000円を追加し、予算総額を19億3,492万3,000円とするものです。

  採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

  最後に、議案第77号「平成21年度流山市公共下水道特別会計補正予算(第3号)」について申し上げます。

  本案は、給与改定及び決算的見地に立った給与費の補正として、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ964万2,000円を減額し、予算総額を52億6,041万3,000円とするものです。

  採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

  以上で都市建設委員会の委員長報告を終わります。



○伊藤實議長 これをもって各委員長の報告を終わります。

     委員長報告に対する質疑



○伊藤實議長 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

  質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○伊藤實議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。





△討論





○伊藤實議長 これより討論に入ります。

  討論の通告がありますので、これを許します。20番乾紳一郎議員。

     〔20番乾紳一郎議員登壇〕



◆20番(乾紳一郎議員) それでは、議案第71号「流山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」、日本共産党を代表して、委員長報告では可決でありましたが、反対の立場から討論を行います。

  本議案は、人事院が8月に行った2009年度勧告に基づき、市職員の給与及び期末手当等を減額するものです。人事院勧告の内容は、月例賃金について、平均0.22%、863円引き下げるとともに、一時金を年間0.35カ月分引き下げるとするものです。これによって、平均年間給与は2.4%、15万4,000円の引き下げという過去最大規模の賃下げ勧告となりました。政府が公表する諸統計でも、勤労者の可処分所得が低下し続け、その一方で、企業収益が改善方向に向かうという二極化が明らかになっています。この状況は、昨年秋からの経済危機のもとで明白になった格差と貧困をさらに拡大し、深刻にするものです。このような時期、政府の機関である人事院には、中小零細企業などに働く労働者への波及効果も大きく、かつ社会的規範性の強い公務員賃金の引き下げを回避し、負の循環を加速させない努力が求められていました。その点で、本年勧告は、公務員のみならず、多くの労働者の期待にもこたえない極めて不当なものであります。

  さらに、本年勧告には、次のような点での不当性も指摘しなければなりません。2009年春闘での賃金回答状況は、全労連国民春闘共闘委員会連合の集計とも、定期昇給分を維持し、賃金体系を維持する結果となっています。勧告は、このような結果とは乖離しているのであります。労働者の基本的人権を制約した代償措置としての勧告には、労働組合が存在する企業での賃金改定結果の考慮が求められています。とりわけ、賃金引き下げという労働条件の不利益変更では、そのことが強く意識されていなければなりませんが、勧告にその形跡はうかがえません。以上の点を指摘するだけでも、人事院勧告制度が公務員労働者の労働基本権制約の代償措置となり得ていないことは明らかです。

  以上、過去最大規模の賃下げとなった2009年度人事院勧告についての我が党の見解を述べました。本会議における質疑において、流山市における職員給与削減の影響額は1億6,600万円、職員1人当たり平均16万円の減額となることが明らかになりました。公務員給与は、地域の民間給与の参考にされ、今後の民間給与の推移に大きな影響を与えるものです。民間給与と公務員給与を連続的に引き下げる中で、過去9年間、労働者の賃金が連続的に減少する負のスパイラルに陥り、国民の消費力、内需を冷やしています。日本経済の足腰を脆弱なものにし、その結果、2008年の経済危機では、欧米などに比べて大きな経済的落ち込みを経験いたしました。大企業の利益優先の新自由主義的構造改革の結果であります。

  今、外需依存型経済から、内需拡大経済への転換を図ることは、日本の資本主義が持続的発展を進める上でも欠かせないと、多くの識者も指摘をしています。労働運動総合研究所の調査で、大企業は未曾有の経済危機と言われた2008年度においても、内部留保を増やし、過去10年間で倍加の426.8兆円に達していることが明らかになりました。大企業優先から国民生活優先への転換が、今何より求められていることを指摘して、議案第71号に対する反対討論といたします。

  なお、議案第70号「平成21年度流山市一般会計補正予算(第4号)」及び議案第73号から議案第78号までの特別会計にかかわる6つの補正予算について、議案第71号による一般職員の給与減額が主なものでありますので、7件の補正予算についても、議案第71号と同様の理由で反対であると述べて、討論を終わります。



○伊藤實議長 次に、13番松野豊議員。

     〔13番松野豊議員登壇〕



◆13番(松野豊議員) 議長のお許しをいただきましたので、議案第76号、77号、78号は、討論の趣旨に関連性がございますので、一括して賛成の討論をします。

  議案にはすべて賛成をいたしますけれども、本日、午前中の発議第28号における討論で述べたことと趣旨は同じであります。地方分権、地方自治、地方政府の確立が声高に叫ばれて久しい昨今、国、県の人事院勧告に準じて、職員の給料を一律に減額することに、自治体経営という観点から、非常に違和感を覚えるのであります。委員会における審議におきましても、執行部からの冒頭の議案説明時にも、すべての説明員、これは所管の担当の職員ですが、説明の冒頭に必ずと言っていいほど、国や県の人事院勧告に基づく改定によりと口々に語られるわけです。この発言の背景にある意図は、恐らく国、県の人事院勧告に基づく改定と言っておけば、反対意見は出ないだろうという意図がありありなわけです。例えば議案第78号については、企業会計に基づく水道事業会計にもかかわらず、委員会で森田委員が総売上に対する人件費率はどれぐらいですかという質問をすると、その算定を求めても、答弁がすぐに返ってきません。経営をしているのだという意識が低いあらわれでございます。行政運営は、この企業会計にかかわらず、当初予算というのを決めて、毎年、毎年の税収をある程度算定をして、当初見込んだ税収に基づいて計画行政をしているにもかかわらず、人事院勧告に準じて賃金体系を途中で変えてしまう。

  午前中の討論でも申し上げましたが、これについては、議員報酬についても、議会のほうも、結果的に今回は人事院勧告に準ずるということで、議会内で十分に議論する時間がなかったため、今回、発議第28号のほうも人事院勧告に準じて変えているわけですから、余り偉そうなことは言えないのですけれども、そろそろ我々議会も、執行部も、このあたりで発想の転換をしませんかということが言いたいのであります。地方公務員法が国家公務員法に準じなければいけないと、国と県の人事院勧告に準じなければいけないということは、地方公務員法には一言も書いていないわけです。ただし、法解釈の中で、一応国と県の人事院勧告に準ずるのが原則であろうとはされていますけれども、法律にはそこに合わせなければいけないということは一言も書いていないわけです。ですから、しっかりと一つの国をつかさどる一地域、一自治体として、人事院勧告も全く参考にするなとは言いませんけれども、しっかりとそういう計画行政あるいはその自治体経営という観点に基づいて、職員の給与、それから議員の報酬もしっかり決めて、余り右に倣えで、何も考えずに思考を停止して、国、県が変わったから、変えますというのは、もうやめましょうということを強く訴えまして、今回につきましては、賛成の討論としたいと思います。

  以上です。



○伊藤實議長 次に、14番坂巻忠志議員。

     〔14番坂巻忠志議員登壇〕



◆14番(坂巻忠志議員) それでは、お許しをいただきましたので、議案第71号、72号について、賛成の立場で討論をいたします。関連がありますことから、一括で討論をします。

  昨年の夏のリーマンショック以来、金融危機による世界同時不況のあおりを受け、国内景気の急速な悪化は、民間企業の雇用や賃金に大きな影響を与えており、民間企業ではベースアップの見送りや定期昇給の抑制、賃金カットのような厳しい給与抑制措置が講じられている状況にある。こうした民間企業の厳しい状況は、本市の市民生活にも直接影響する問題であると認識しております。一方、これまでも市職員の給与改定は、人事院または千葉県人事委員会勧告に準じて改正しているところです。これらの勧告は公務員の労働基本権制約の代償措置としてある一方、民間給与との均衡を図り、社会情勢に適応した適正な給与を確保する機能があるものと考えております。こうしたことから、今回の勧告は、先ほど述べたように、昨今の社会、経済情勢を色濃く反映し、マイナスの勧告になったものと考えます。この勧告に準じて、本市職員の給与を改正することが、社会、経済情勢を反映した適正な給与として、広く市民からも理解されるものと考えております。また、特別職についても、同様の理由から、一般職に準じて給与改正する必要があるものと考えます。

  以上で議案第71号、72号に対する賛成の立場での討論を終わります。



○伊藤實議長 これをもって討論を終結します。





△採決





○伊藤實議長 これより採決します。

  初めに、議案第70号を採決します。

  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。

  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○伊藤實議長 起立多数であります。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。

  次に、議案第71号を採決します。

  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。

  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○伊藤實議長 起立多数であります。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。

  次に、議案第72号を採決します。

  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。

  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○伊藤實議長 起立全員であります。よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。

  次に、議案第73号を採決します。

  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。

  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○伊藤實議長 起立多数であります。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。

  次に、議案第74号を採決します。

  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。

  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○伊藤實議長 起立多数であります。よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。

  次に、議案第75号を採決します。

  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。

  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○伊藤實議長 起立多数であります。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。

  次に、議案第76号を採決します。

  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。

  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○伊藤實議長 起立多数であります。よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。

  次に、議案第77号を採決します。

  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。

  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○伊藤實議長 起立多数であります。よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。

  次に、議案第78号を採決します。

  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。

  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○伊藤實議長 起立多数であります。よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。





△市長の発言





○伊藤實議長 以上をもって今期臨時会に付議されました案件はすべて議了しました。

  閉会に当たり、市長から特に発言を求められておりますので、これを許します。井崎市長。

     〔井崎市長登壇〕



◎井崎義治市長 特にお許しをいただきまして、一言ごあいさつさせていただきます。

  議員各位には慎重なる御審議をいただきました結果、本日提案させていただきました議案9件につきまして、いずれも原案のとおりお認めいただき、ありがとうございました。また、議案第71号については、基本的なミスにより、御迷惑をおかけし、大変申しわけありません。

  さて、気温も低くなり、新型インフルエンザのさらなる流行も予想されることから、議員各位には健康に十分留意されますようお祈り申し上げ、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)



○伊藤實議長 これをもって平成21年第3回臨時会を閉会します。

  お疲れさまでした。

     午後 5時42分閉会