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千葉県 市原市

平成14年  3月 定例会(第1回) 02月21日−01号




平成14年  3月 定例会(第1回) − 02月21日−01号







平成14年  3月 定例会(第1回)



        平成14年第1回市原市議会定例会会議録(第1号)

     平成14年2月21日(木) 午前10時開会



○西岡紀代一議長 ただいまより、平成14年第1回市原市議会定例会を開会いたします。

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議事日程第1号

 平成14年2月21日(木) 午前10時開議

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

 日程第3 議会運営委員会委員の選任

 日程第4 議案第1号 固定資産評価員の選任について

 日程第5 議案第2号 人権擁護委員候補者の推薦について

 日程第6 議案第3号 市原市国民年金印紙購入基金の設置に関する条例を廃止する条例の制定について

 日程第7 議案第4号 市原市中小企業資金融資条例を廃止する条例の制定について

 日程第8 議案第5号 町名地番の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について

 日程第9 議案第6号 都市計画法に基づく開発行為等の基準に関する条例の制定について

 日程第10 議案第7号 市原市公文書公開条例の全部を改正する条例の制定について

 日程第11 議案第8号 市原市都市計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第12 議案第9号 市原市役所支所設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第13 議案第10号 政治倫理の確立のための市原市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第14 議案第11号 市原市職員定数条例の一部を改正する条例の制定ついて

 日程第15 議案第12号 市原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第16 議案第13号 市原市使用料条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第17 議案第14号 市原市手数料条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第18 議案第15号 市原市ホームヘルプサービス事業に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第19 議案第16号 市原市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第20 議案第17号 市原市看護婦等修学資金貸与条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第21 議案第18号 市原市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第22 議案第19号 千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について

 日程第23 議案第20号 平成13年度市原市一般会計補正予算(第3号)について

 日程第24 議案第21号 平成13年度市原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について

 日程第25 議案第22号 平成13年度市原市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)について

 日程第26 議案第23号 平成13年度市原市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)について

 日程第27 議案第24号 平成13年度市原市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について

 日程第28 議案第25号 平成13年度市原市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について

 日程第29 議案第26号 平成13年度市原市国保市民病院事業特別会計補正予算(第2号)について

 日程第30 議案第27号 平成13年度市原市水道事業会計補正予算(第2号)について

 日程第31 議案第28号 平成14年度市原市一般会計予算について

 日程第32 議案第29号 平成14年度市原市国民健康保険事業特別会計予算について

 日程第33 議案第30号 平成14年度市原市老人保健医療事業特別会計予算について

 日程第34 議案第31号 平成14年度市原市介護保険事業特別会計予算について

 日程第35 議案第32号 平成14年度市原市交通災害共済事業特別会計予算について

 日程第36 議案第33号 平成14年度市原市用地取得事業特別会計予算について

 日程第37 議案第34号 平成14年度市原市農業集落排水事業特別会計予算について

 日程第38 議案第35号 平成14年度市原市下水道事業特別会計予算について

 日程第39 議案第36号 平成14年度市原市国保市民病院事業特別会計予算について

 日程第40 議案第37号 平成14年度市原市水道事業会計予算について

 日程第41 休会について

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     午前10時00分開議



○西岡紀代一議長 直ちに本日の会議を開きます。

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△故松浦 稔議員に対する追悼の言葉



○西岡紀代一議長 この際、1月6日に御逝去されました松浦 稔氏に対して弔意をあらわすため、鑓田吉徳議員から発言を求められておりますので、これを許します。43番 鑓田吉徳議員。

   〔43番 鑓田吉徳議員登壇〕



◆鑓田吉徳議員 おはようございます。自由民主党、43番議員 鑓田吉徳でございます。

 平成14年第1回市原市議会定例会に当たり、議員各位のお許しをいただき、大変潜越ながら、私から、去る1月6日に急逝されました、今は亡き松浦稔議員のありし日をしのび、謹んで追悼の言葉を申し上げます。

 生ある者は必ず滅するとはいえ、あなたの余りにも突然の訃報に、私ども議員一同、いまだに信じることができません。

 まさか、本日、この席で、奥様を初め御家族、御親族の方々に見守られ、遺影となったあなたの前で追悼の言葉を申し上げることになろうとは、御家族に対してお慰めする言葉もありません。余りの人の宿命のはかなさをただただ恨むばかりであります。

 松浦さん、あなたは清廉潔白にして、柔和な態度の中に強い意思を持ったすばらしい方で、周囲の人々の信頼を一身に集められました。

 思い起こせば、昭和50年、あなたは28歳という若さで衆望を集め、市原市議会議員に選出され、以来連続7期、26年有余の長きにわたり、ひたすら市原市の発展のために尽くされました。

 この間、議会においては、幼児教育の適正化に関する調査特別委員会委員長、経済環境常任委員会委員長、スポーツ振興対策特別委員会委員長、決算審査特別委員会委員長、予算審査特別委員会委員長を歴任され、平成9年には第31代市原市議会副議長に就任されました。また、市原市監査委員や市原市環境審議会会長など多くの要職を歴任され、数々の輝かしい御功績を上げられました。昨年の春には、長年にわたる地方自治の発展に尽くされた御功績に対して、全国市議会議長会、関東市議会議長会、千葉県市議会議長会から栄誉ある表彰を受けられたばかりでした。

 あなたと私とは、昭和50年6月当選以来の同期であり、幾多の困難に直面した私の長年の議員活動の中で、絶えず温かい友情を差し伸べてくれました。苦しいときにいただいたあなたからの友情は、私にとりまして一生忘れることはできません。

 今、まぶたを閉じれば、カメラを片手に自然に向かい無心に撮り続ける姿や、野球で活躍される元気なポーズが幻のごとく浮かび、また会議での歯切れのよい言葉が耳元にささやいてまいります。

 あなたはいまだ55歳の人徳豊かな実行派、そして男盛りで、多くの方々から大いに期待をされており、昨年からは議会運営委員会副委員長、また公明党市原市議団代表として活躍され、まさにこれからというときでありました。

 しかし、天命は、非情にも我々の力の及ばない、遠く、遠く、天国の人として桃源の里へと連れ去りました。

 松浦さん、あなたの、地方自治にささげられた情熱の一生に対し、このたび従五位勲四等瑞宝章を賜られることとなりました。

 有情無情の世において、常に、あなたの、慈悲と和は尊しと精進されたその菩薩のごとき精神は、このふるさとに人の存する限り、尽きることなく大きく小さく鼓動となり、語り伝えられることでありましょう。

 また、あなたの遺徳は、御家族の皆様に大きなパワーとなりめぐり、あわせて我々一同にも御加護を垂れさせたもうことを願うものであります。

 いつまでもいつまでも語りは尽きませんが、私たち議員一同は、あなたの御遺志を継いで、市原市発展のため全力を傾注することを御遺影にお誓い申し上げ、ここに御冥福をお祈りして、追悼の言葉といたします。

 松ちゃん、さようなら。どうか安らかにお休みください。



○西岡紀代一議長 引き続き、故人の御冥福を祈り、黙祷をささげたいと思いますので、御起立を願います。

   〔全員起立〕



○西岡紀代一議長 黙祷を願います。

   〔黙祷〕



○西岡紀代一議長 黙祷を終わります。御着席ください。

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△諸般の報告



○西岡紀代一議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。

 諸般の報告は、お手元に配付の印刷物により御了承願います。

   〔諸般の報告は巻末に掲載〕

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△会議録署名議員の指名



○西岡紀代一議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議規則第81条の規定により、23番 諏訪 孝議員、31番 大曽根重作議員を指名いたします。

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△会期の決定



○西岡紀代一議長 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 今定例会の会期は、本日より3月25日までの33日間としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○西岡紀代一議長 御異議なしと認めます。

 よって、今定例会の会期は、本日より3月25日までの33日間とすることに決しました。

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△議会運営委員会委員の選任



○西岡紀代一議長 日程第3 議会運営委員会委員の選任を行います。

 委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名いたします。

 議会運営委員会委員に8番 山本友子議員、35番 田中達郎議員を指名いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○西岡紀代一議長 御異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました8番 山本友子議員、35番 田中達郎議員を議会運営委員会委員に選任することに決しました。

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△議案上程



○西岡紀代一議長 市長より議案の送付がありましたので、これを受理し、お手元に配付してありますので、御了承願います。

   〔議案送付書及び議案第1号から第37号は巻末に掲載〕

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△議案第1号から第37号について



○西岡紀代一議長 日程第4 議案第1号 固定資産評価員の選任についてより、日程第40 議案第37号 平成14年度市原市水道事業会計予算についてまでの37議案を一括議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。小出善三郎市長。

   〔小出善三郎市長登壇〕



◎小出善三郎市長 冒頭に、去る1月6日に御逝去されました、故松浦 稔議員に対し、心から御冥福をお祈り申し上げます。

 議員は、昭和50年から7期26年余の長きにわたり、市原市の発展に尽くされ、多大な御功績を残されました。改めて厚く御礼申し上げる次第でございます。

 御遺族の皆様の御多幸を、心よりお祈り申し上げます。

 さて、平成14年第1回市原市議会定例会の開催に当たり、私の市政運営に関する所信を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと思います。

 私は、21世紀の幕開けに際し、これからの行政運営においては、新たな社会の秩序や枠組みを構築していくことが必要であると痛感し、市政運営を「変革」というキーワードでとらえたところであります。そして、その方向については、市民の皆様からも幅広く御支持をいただけたものと思っております。

 国政の分野においては、中央省庁の再編が行なわれたことに始まり、「聖域なき構造改革」を掲げた小泉政権が4月に誕生し、特殊法人の見直しや不良債権の処理などに強い姿勢で取り組まれております。

 県においては、千葉県初の女性知事である堂本知事が誕生し、県民との対話を重視しながら、環境問題、男女共同参画社会の構築等において、新たな試みを進められております。

 このように、昨年は、政治・経済を含め社会の枠組みそのものが見直されてきた、大きな転換の年となったものと思います。

 「変革」を推進するに必要なことは、改革に向けた強い意思であります。

 「元気」「勇気」「根気」の3つの気概を持って取り組んだ昨年は、いちはらEXPO2001やスーパーバンドライブ、中心核づくりシンポジウムなど、市民、企業、行政が協働して行う動きが生まれました。

 また、私みずからが県知事とお会いし、産業廃棄物不法投棄対策の一環として、事業所立入権の市町村職員への付与等の実現を図ったところであります。こうした不断の取り組みが「変革」につながるものであり、私は、今、市原が変わり始めていることを実感しております。

 そして、この流れをさらに確固たるものとしていくために、私は、外郭団体の見直しも含めた新たな行政改革大綱の策定を進めるとともに、市民の視点に立った市民本位の市政を推進し、市民参加の仕組みづくりを一層進めてまいる決意であります。

 改革は社会変化に即応したものでなければなりません。

 当面の重要かつ緊急の課題は、私が市政運営の基本方針の一つに掲げている「活力ある産業の振興」であります。地域振興と雇用の創出こそ、今やらなければならないことであると認識しております。

 現在、経済成長率はマイナスに転化し、経済の停滞から完全失業率が過去最悪の水準となるなど雇用面の不安が高まっており、消費の低迷、株価の下落、企業の設備投資の低下など、社会全体に閉塞感が充満しております。このため、喫緊の課題として地域経済の活性化や雇用拡大に配慮した施策を、総合的に推進してまいります。

 まずは、商業の活性化など、地域経済振興策の展開であります。

 緊急的なものとしては、特別緊急融資の利率引き下げや融資枠の拡大など中小企業への金融対策を進めるとともに、市の発注する物品の地元企業受注機会の拡大や委託工事発注額の増額など、即応可能な事業の推進に努めてまいります。

 中期的には、中心市街地活性化基本計画の策定事業を初め、空き店舗や空き地の活用を目指す事業など、商店街の活性化に寄与する事業の展開を図ります。また、観光宣伝事業やビジネスIT化拠点整備事業などにも力を入れてまいります。

 雇用対策といたしましては、国の緊急地域雇用創出特別基金事業を活用して、市が発注する際に失業者を雇用することを条件とした事業を実施します。さらに、本市の独自事業として、福祉や農業などあらゆる分野において雇用の創出に努めてまいります。

 また、雇用拡大策の一つは、本市の基幹産業である臨海部企業との関係をこれまで以上に強化していくことであります。現在、全国で大企業の工場再編が進んでおりますが、このようなグローバルな動きの中で、市といたしましては、これまで維持してきた関係をより密接なものとしてまいります。さらに、企業立地促進条例の活用などにより、新たな企業の誘致に意を用いてまいります。次に、知的資源を活用する環境整備が、21世紀の各国の国際競争力を決定するとの考えのもと、我が国は世界最先端のIT環境実現に向けてe−Japan戦略を推進しているところであります。私は地方行政においても、住民の利便性の向上、行政運営の簡素化、効率化及び透明性の向上を実現する電子自治体に向けての対応が必須であると考えております。そのため、(仮称)市原市地域情報化計画の策定を進めるとともに、市民サービスの向上に寄与する情報化の基盤づくりに取り組んでまいります。

 改革を進める源泉は人にあります。

 改革は、まちづくりの主役である市民の皆様と協働で進めることが重要であります。牛久地区や圏央道周辺などのまちづくりへの支援を引き続き進めるとともに、五井駅周辺の中心核づくりを市民と一体となって進めてまいります。また、みずからが主体となってまちづくりを実施する市民や市民団体を育成し、支援するため、まちづくりアイデア募集事業を実施いたします。

 自治体職員の資質向上は、その自治体のレベルアップにつながります。私は、これまでも行政を巨大なサービス産業ととらえ、あくまでも市民のニーズを的確に把握し、心のこもったサービスに徹することに努めることなど、職員の意識改革に取り組んでまいりました。今後も、市民の視点に立った柔軟な発想と、先見性を持つ職員の育成に努めてまいります。

 その他の主な取り組みとしまして、環境問題につきましては、資源循環型社会に向けて引き続き取り組みを進めるとともに、庁内的には地球温暖化対策として市原新エコ・オフィスプランを実施してまいります。

 また、本市の重要課題である産業廃棄物の不法投棄対策につきましては、監視体制のさらなる強化など、鋭意取り組んでまいります。

 福祉の面におきましては、引き続き保育所待機児童の解消など、保育サービスの充実に向けて保育所の建設促進や一時保育事業の拡大に取り組んでまいります。

 高齢者福祉といたしましては、特別養護老人ホームやケアハウスの整備を進めてまいります。また、周辺の施設と一体となって地域の保健福祉の拠点となる(仮称)中部保健福祉センターの建設に着手してまいります。

 教育の面におきましては、友だち関係や学校関係など多くの悩みを抱えた子供たちへの対応として、心のかようきめ細やかな教育の実現に取り組んでまいります。そのため、心の教育推進の観点からカウンセリング体制の充実に努めるとともに、基礎学力の定着を図るため、小学校において少人数授業を実施してまいります。

 また、市民の文化拠点となる文化の森については、第1期の整備が完了しオープンする見込みであります。

 都市基盤の推進といたしましては、目に見える成果として八幡宿駅東口の駅前広場や、八幡椎津線の(仮称)中台橋の供用開始に向けて取り組んでまいります。

 さらに、ジェフ市原のホームタウン推進につきましては、今後も一層努力してまいります。

 さて、私は、就任以来、「歩いて楽しく眺めて美しいまち」をキャッチフレーズとしてまいりました。この考え方の基本は、心の触れ合う安らぎのあるまちづくりを進め、市民の皆様が市原市を我がふるさととして愛着と誇りの持てるまちにしてまいりたいとの思いからであります。

 本年は原点にかえり、行政の果たすべき役割やあるべき姿を見据え、PFI方式など新しい取り組みへの検討を進め、目指すべき都市像である、「人々が生き生きと交流する輝きのあるまち いちはら」づくりを進めてまいりたいと考えております。

 そのためには、徹底した情報公開により市の置かれた状況や課題を市民と共有し、28万市民の人的資源を活用し、社会全体でまちづくりを進めることが重要なことであると認識しております。市民とともに課題の解決に取り組むことが、本市の持つ潜在力を引き出すとともに、市民に共感を持たれる市政運営につながるものと信じております。

 そして、時代の変化を新たなチャンスとしてとらえ、さまざまな可能性に挑戦し、21世紀の本市の進むべき道を切り開いてまいります。

 次に、平成14年度市原市一般会計及び特別・企業各会計予算案の概要につきまして、御説明を申し上げます。

 我が国経済は、平成11年春から緩やかな景気回復過程をたどったものの、その足取りは弱く、翌年の秋には徐々に先行きの不透明感を増すところとなりました。

 その後、米国経済の低迷が一段と強まる中、我が国の景気は本格的な減速局面を迎え、加えて昨年9月に発生した米国の同時多発テロの影響は、さらなる景気の悪化に拍車をかけることとなり、平成13年度GDPも実質マイナス成長が見込まれるなど、大変厳しい状況下にあります。

 こうした中、平成14年度の政府の経済見通しは、引き続き厳しい経済状況を甘受しつつ、構造改革をさらに加速させることで潜在力を開花させ、民需主導型成長の実現を図ることを基本に、実質成長率0%程度と想定しているところであります。

 このような経済情勢を受け、国の平成14年度の一般会計の予算規模は、財政構造改革の第一歩として、国債発行額30兆円以下との目標のもと、歳出構造を抜本的に見直す改革断行予算と位置づけ、予算配分を大胆にシフトすることによって経済構造の転換を促進する観点から編成され、今年度当初比 1.7%減の81兆 2,300億円となっております。

 一方、地方財政計画の規模についても、対前年度比 1.9%減の87兆 5,700億円と、国の歳出予算と歩を一にして、歳出の徹底した見直しと重点配分を基本に規模の抑制に努めた結果、昭和26年度の地方財政計画創設以来、史上初のマイナスとなっております。

 さて、本市の平成14年度予算案につきましては、経済情勢の動向及び国県の対応等を踏まえるとともに、2年目を迎えるステップup21プラン?を基本に、市政運営の5つの基本方針に基づき編成を行ったところであります。

 特にその中でも、私は「活力ある産業の振興」を最重要課題に掲げ、地域経済の活性化と雇用機会の増大に、市としての限界はあるものの、対応可能なソフト事業を中心に総合的な施策を実施することといたしました。

 また、情報化施策の基盤づくりやPFI方式への新たな取り組みの検討など、時代の潮流に追随するのではなく、先んずる自治体となるよう努めてまいりたいと考えております。

 こうして平成14年度は、元気が失われつつある本市の経済や、市民生活に少しでも活力を与えることを意図しながら、多様な財源措置を講じて予算編成に取り組んだ結果、地域の活性化と市民生活重視型予算として編成することができました。

 その予算規模は、一般会計 802億 9,000万円、特別・企業会計 570億 7,000万円、総予算規模 1,373億 6,000万円であり、前年度当初予算に対する伸び率は、一般会計では 1.3%の減少、特別・企業会計では 3.6%の増加、総予算規模では 0.7%の微増となりました。

 一般会計では、30億円を超える市税の減収に見舞われる厳しい状況下にあって、予算規模が若干減少することとなりましたが、多様な財源の確保を図りながら、 800億円台の予算規模を確保し、市民生活に密着した事業を中心に、予算水準の向上を図ることができたものと認識しております。

 それでは、初めに、一般会計の歳入の内容につきまして、その概要を説明いたします。

 まず、本市歳入の大宗をなす市税につきましては、経済情勢の動向や平成13年度の決算見込みなどを勘案した結果、前年度当初予算比較で、 5.4%下回る約 530億 9,000万円を計上いたしました。

 市税の内訳を申し上げますと、市民税は 7.4%減の 165億 3,000万円、うち個人市民税では完全失業率が 5.6%台とこれまでの最高水準で推移し、厳しい雇用・所得環境にあることなどを見込み 125億 9,000万円、法人市民税は、景気の低迷などから39億 4,000万円ほどを計上いたしました。固定資産税では、土地価格の下落や償却資産の減少傾向などを勘案し、 4.2%減の 298億 7,000万円、都市計画税は 6.4%減の40億 600万円ほどを計上いたしました。

 そのほか、歳入の主なものでは、国庫支出金が 4.6%増の57億 5,000万円、県支出金は12.7%減の21億 3,000万円を計上いたしました。また、地方譲与税は 3.0%増の11億 6,000万円を、各種交付金につきましては3.2 %減の64億 3,000万円を見込みました。さらに、財源不足に対応するため、各種基金の活用を図り、財政調整基金から3億円を繰り入れ計上いたしました。また、前年度繰越金は過去の決算状況等を考慮し、6億円を見込みました。

 市債につきましては、財政健全化の見地から発行額40億円を限度に、その適正化に努めてきたところであります。

 しかし、景気の低迷から、国、地方を通じ大幅な税収の落ち込みが見込まれており、このことは、本市におきましても例外ではございません。

 そこで、多様な財源の確保策として、地方の財源不足に対処するため発行を認められる臨時財政対策債を20億円余り加え、総額を約48億円で計上することといたしました。この措置によりましても、市債発行額は、過去3カ年間の平均額で40億円の枠内にあり、適正化に影響は生じないものと考えております。

 続いて、歳出につきましては、私の市政運営の5つの基本方針に従って、本予算案で計上いたしました事業のうちから、新規や充実を図ったものを中心に説明をさせていただきます。

 まず、「自然と共生するまちづくり」といたしましては、都市環境を阻害するごみ問題への対応でありますが、一昨年の不法投棄絶滅宣言に基づき、これまで多様な対策を講じてまいりました。

 新年度は、特に、監視カメラの増設や不法投棄監視員の配置、また、夜間の通報に対し早期に対応できるよう不法投棄ストップコール事業を導入し、監視体制等の強化を図ってまいります。また、ごみの減量化のため、生ごみ処理機購入補助金の増額やダイオキシン対策なども推進してまいります。

 このようにして、新規事業5件、充実を図る事業6件を含む主要事業25事業、その事業費約12億 3,000万円を計上いたしました。

 次に、「生き甲斐のもてる福祉社会の構築」では、働く女性、高齢者、障害者の方々などにとって、思いやりのある優しい住みよい都市の実現を目指してまいります。特に、少子化対策の中心となる保育施策として、民間保育所施設整備事業への補助、一時保育事業等の拡充を図り、待機児童の解消に努めます。さらに、DV対策として、配偶者等の暴力から被害者を保護するため、母子緊急一時保護事業を実施いたします。

 また、中部ゾーンの保健福祉活動の拠点施設として、高齢者、障害者、児童、一般住民など幅広く利用できる(仮称)中部保健福祉センターの建設に着手いたします。

 障害者福祉施策では、平成15年度より障害者援護事業について措置制度から支援費制度に移行するため、その準備作業を進めるほか、視覚障害者向けパソコン整備事業を実施いたします。そのほか、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部改正に伴う精神障害者保健福祉業務の権限移譲について、市としての支援事業等に取り組んでまいります。

 このようにして、新規事業11件、充実を図る事業3件を含む主要事業36事業、その事業費約25億円を計上いたしました。

 続きまして、「心の教育と教育環境の充実」では、学校におけるいじめや不登校などの課題解決に向けて、ソフト面の「心のかよう教育推進事業」として、スクールカウンセラーの増員、読書教育推進事業の充実など、各種の事業を継続して実施するほか、新たに、児童数の多いクラスを有する小学校に、担任のほかに講師を配置し、複数による指導を行うことにより、学力不振・学習意欲の喪失予防、基礎学力の向上、いじめなど人間関係のトラブル防止等を図るため、少人数授業を実施いたします。そのほか、中学校のコンピューター教室のパソコン配置を、生徒2人に1台から生徒1人1台に充実してまいります。

 また、生涯学習の分野では、IT講習推進事業を市単独事業として継続するとともに、中央図書館のインターネットを活用した図書の検索・予約サービス等、利用者が求める情報提供に向けて、図書館情報発信事業を拡充してまいります。

 このようにして、新規事業5件、充実を図る事業6件を含む主要事業28事業、その事業費約20億 3,000万円を計上いたしました。

 次に、「安全・安心で快適な都市基盤の推進」であります。

 市民の方々が日常生活を安全で快適に送れるよう、多くの都市基盤の整備を推進しておりますが、昨年度あたりからその成果が徐々に目に見える形となってあらわれ始めてまいりました。

 特に、道路整備事業において、懸案でありました八幡椎津線では、椎津地区の(仮称)中台橋の完成に伴い、県施行の川間橋を経て県道千葉鴨川線と袖ケ浦市側が直線で結ばれることとなりますほか、八幡地区では30数年来の悲願であり、市民に御不便をおかけしてまいりました行きどまり部分が開通の見通しとなりました。さらに、市道35号線(村上跨線橋)や市道7253号線(平野・山口)も供用開始できる見通しとなり、市民の利便性が向上することとなります。

 また、防災対策面では(仮称)総合防災センター整備事業の一環である消防指令センターの調査設計を行ってまいります。

 そのほか、土地区画整理事業や公園整備事業、下水道事業などを推進し、都市基盤の着実な整備に努めてまいります。このようにして、新規事業5件、充実を図る事業6件を含む主要項目別の事業数47事業、その事業費約 259億 1,000万円を計上いたしました。

 次は、「活力ある産業の振興」であります。

 生き生きとした活力のある都市を支える基盤は、地域経済であります。

 地域経済の活性化では、まちのにぎわいを創出する事業として、商店街の街路灯電気料を補助する商店街施設維持管理事業や、空き地・空き店舗活用事業、商店街ワークショップ促進事業、ビジネスIT化拠点整備事業など、多様なソフト事業の展開を図ってまいります。また、中小企業に対する融資利率引き下げなどの金融対策事業の充実や地元企業への受注機会の拡大などを図ってまいります。さらに、雇用機会の増大策では、国の緊急地域雇用創出特別基金事業に加え、市の独自事業として新規高校卒業者就職合同面接会の開催や、市原パートバンク内にインターネットを活用した求人情報検索装置を設置し、求職相談業務の機能強化と利便性の向上を図るほか、農作業支援事業や広葉樹の森整備事業などを実施し、失業者等に対する就労支援を図ってまいります。

 また、農業施策につきましては、総合交流拠点施設、いわゆる道の駅のオープンにより、農産物の直売所を開設し、農業や観光の振興を図りにぎわいを創出してまいります。このほか、「いちはらナシ」のブランド産地定着化事業なども実施してまいります。

 このようにして、新規事業16件、充実を図る事業6件を含む主要事業36事業、その事業費約13億円を計上いたしました。

 以上、5つの基本方針ごとに説明を申し上げましたが、その他の事業といたしましては、電子自治体実現を推進するため、市業務のIT化を図り、事務系全職員にパソコンを配置してまいります。

 さらに、市民の健康面への対応として、医師会の御協力により、時間外小児二次救急診療事業が実現し、また、基本健康診査に肝炎ウイルス検査を加え実施するほか、個別健康教育事業の充実などを図ってまいります。

 このほか、JR姉ケ崎駅ホームへのエレベーター、エスカレーターの設置促進を図るほか、海保墓園の拡張事業に着手いたします。また、臨海競技場の仮設スタンドが、建設以来既に9年を経過し老朽化が進んでいることから、ホームスタジアムの環境整備事業に着手してまいります。

 このようにして、その他の事業におきましても、新規事業を10事業、充実を図る事業4事業を含む主要事業24事業、その事業費約5億 9,000万円を計上いたしました。

 このほか、特別・企業会計につきましては、歳入歳出の所要額を計上いたしました。

 なお、詳細につきましては、予算案の概要の資料、また、予算案の全体の内容につきましては平成14年度市原市予算をもって、説明にかえさせていただきます。

 以上、私の市政運営に関する基本的な考え方と平成14年度予算案の概要を申し上げました。

 その他、提案いたしました諸議案につきましては、お手元に配付いたしました提案理由書をもって、説明にかえさせていただきます。

 議員各位におかれましては、これらの諸議案を御審議の上、可決くださいますようお願い申し上げます。

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△休会について



○西岡紀代一議長 日程第41 休会についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 明22日より28日までの7日間は、各自議案調査のため休会としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○西岡紀代一議長 御異議なしと認めます。

 よって、明22日より28日までの7日間は休会とすることに決しました。

 3月1日は定刻より会議を開きます。

 本日はこれにて散会いたします。

     午前10時50分散会

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本日の会議に付した事件

 1 会議録署名議員の指名

 2 会期の決定

 3 議会運営委員会委員の選任

 4 議案第1号 固定資産評価員の選任について

 5 議案第2号 人権擁護委員候補者の推薦について

 6 議案第3号 市原市国民年金印紙購入基金の設置に関する条例を廃止する条例の制定について

 7 議案第4号 市原市中小企業資金融資条例を廃止する条例の制定について

 8 議案第5号 町名地番の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について

 9 議案第6号 都市計画法に基づく開発行為等の基準に関する条例の制定について

 10 議案第7号 市原市公文書公開条例の全部を改正する条例の制定について

 11 議案第8号 市原市都市計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について

 12 議案第9号 市原市役所支所設置条例の一部を改正する条例の制定について

 13 議案第10号 政治倫理の確立のための市原市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 14 議案第11号 市原市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について

 15 議案第12号 市原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 16 議案第13号 市原市使用料条例の一部を改正する条例の制定について

 17 議案第14号 市原市手数料条例の一部を改正する条例の制定について

 18 議案第15号 市原市ホームヘルプサービス事業に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 19 議案第16号 市原市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 20 議案第17号 市原市看護婦等修学資金貸与条例の一部を改正する条例の制定について

 21 議案第18号 市原市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について

 22 議案第19号 千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について

 23 議案第20号 平成13年度市原市一般会計補正予算(第3号)について

 24 議案第21号 平成13年度市原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について

 25 議案第22号 平成13年度市原市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)について

 26 議案第23号 平成13年度市原市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)について

 27 議案第24号 平成13年度市原市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について

 28 議案第25号 平成13年度市原市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について

 29 議案第26号 平成13年度市原市国保市民病院事業特別会計補正予算(第2号)について

 30 議案第27号 平成13年度市原市水道事業会計補正予算(第2号)について

 31 議案第28号 平成14年度市原市一般会計予算について

 32 議案第29号 平成14年度市原市国民健康保険事業特別会計予算について

 33 議案第30号 平成14年度市原市老人保健医療事業特別会計予算について

 34 議案第31号 平成14年度市原市介護保険事業特別会計予算について

 35 議案第32号 平成14年度市原市交通災害共済事業特別会計予算について

 36 議案第33号 平成14年度市原市用地取得事業特別会計予算について

 37 議案第34号 平成14年度市原市農業集落排水事業特別会計予算について

 38 議案第35号 平成14年度市原市下水道事業特別会計予算について

 39 議案第36号 平成14年度市原市国保市民病院事業特別会計予算について

 40 議案第37号 平成14年度市原市水道事業会計予算について

 41 休会について

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出席議員

 議長        西岡紀代一

 副議長       鴇田房暉

 議員        捧 仁滋          山本義雄

           関  巖          宮原秀行

           中田 漸          上符玲子

           山本友子          岡  泉

           伊豆倉節夫         青柳至紀

           宮国克明          二田口 雄

           及川幸紀          泉水慶吉

           高橋利美          秋元隆夫

           梶野茂人          宇田川昭男

           今井定勝          諏訪 孝

           織山 武          菅野泰夫

           山口 勇          船井きよ子

           高木 衛          若菜伸男

           大曽根重作         高坂三佐樹

           高橋精一          田中達郎

           杉井 孝          星野伊久雄

           牧野昭一          小出国男

           高澤五郎          中野繰一

           鑓田吉徳

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出席事務局職員

 事務局長     小倉英明       議事課長     小池 忠

 議事課補佐    市川良一       議事課主査    貝塚邦子

 議事課副主査   阿部芙美子      議事課副主査   伊藤一政

 議事課副主査   佐久間就紀      議事課書記    中條佳香

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説明のため出席した者の職氏名

 市長       小出善三郎      助役       西山幸治

 収入役      田中信雄       秘書理事     戸田祐司

 企画部長     佐久間洋一      総務部長     小倉敏男

 財政部長     杉田 昭       市民生活部長   塩本通雄

 保健福祉部長   長谷川文武      環境部長     大町裕之

 経済部長     斉藤 武       土木部長     鳥海清宏

 都市計画部長   藤本康男       都市整備部長   露崎平一郎

 工事管理室長   今関千昭       消防局長     中島昌幸

 水道部長     二階堂政紀      総務部副参事   目良寿矩

 教育委員会               教育委員会

          三木敏靖                竹下徳永

 委員長                 教育長

 教育委員会               教育委員会

          鵜沢綱夫                藤田国昭

 副教育長                教育総務部長

 教育委員会               教育委員会

          近藤俊樹                小茶文夫

 学校教育部長              生涯学習部長

                     農業委員会

 代表監査委員   金子有蔵                豊田彰通

                     会長

 選挙管理委員会

          斉藤清吉

 委員長

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 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

    市原市議会議長      西岡紀代一

    市原市議会議員      諏訪 孝

    市原市議会議員      大曽根重作