議事ロックス -地方議会議事録検索-


千葉県 成田市

平成 4年  3月 定例会(第1回) P.39  03月09日−02号




平成 4年  3月 定例会(第1回) − 03月09日−02号









平成 4年  3月 定例会(第1回)



       平成4年 成田市議会定例会会議録第2号

       3月招集

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                平成4年3月9日

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                目次



●議事日程……………………………………………………………………………………42

●出席議員……………………………………………………………………………………43

●欠席議員……………………………………………………………………………………43

●職務のため出席した事務局職員…………………………………………………………43

●説明のため出席した者の職氏名…………………………………………………………43

●開議…………………………………………………………………………………………45

●答弁保留分の答弁…………………………………………………………………………45

●全議案審議…………………………………………………………………………………45

 ▲一般議案について………………………………………………………………………45

   大倉富重雄君の質疑…………………………………………………………………45

 ▲新年度予算関係議案について…………………………………………………………46

   馬込勝未君の質疑……………………………………………………………………46

●幡谷紫浪君の一般質問……………………………………………………………………46

 1.生産緑地法一部改正に伴う市政の対応について

   市街化区域内農地については、本年12月末までに保全する農地と宅地化する農地に区分することを余儀なくされるに至った農家は、今その選択に心を悩ましている。この農家の心情に思いをいたし、温情ある市政の対応を望む

 2.根木名川越流堤構想について

   国際空港敷地約 1,065ヘクタールの雨水を受ける根木名川流域水田の湛水排除並びに治水対策の見地から、現在ある12t/sの排水機を25t/sないし30t/sに能力増高を図ることに伴い、越流堤構想が浮上してきた。このことに対する市長の考えをお伺いする

 3.成田市西部地域の都市構想について

   下総松崎駅を拠点とした西部地域は、航空騒音のない理想的都市開発地域であると思うが、行政の集大成を標榜する市長に対し行政の対応を三度要請する

●日暮澄子君の一般質問……………………………………………………………………58

 1.「根木名川ふるさと川づくり」について

  1)東和田成東橋より寺台吾妻橋に至るまでの進捗状況と完成見通しについて及び吾妻橋より川下の取香川との合流地点までの整備計画について

  2)堤防上道路の街灯設置について

  3)寺見橋に出る道路出入り口の拡張について

  4)寺台区県道より51号線に出る連絡道路と橋の建設について

 2.九十九里野栄町の「成田市の海の家」廃止について

  1)どこか適地に再設置を望む

●小川善嗣君の一般質問……………………………………………………………………64

 1.花のある街づくりについて

   フローラルシティ整備計画の提言について

 2.少年自然の家の整備について

 3.学校5日制の対応について

 4.防災行政について

  1)がけ崩れ等自然災害への対応について

  2)航空機事故消火救難総合訓練のあり方について

  3)防災行政無線設置における地域情報化マスタープランの整備状況について

  4)新設される防災係について

  5)消防団等の組織のあり方について

 5.成田観光館の管理運営について

●足立満智子君の一般質問…………………………………………………………………80

 1.空港をめぐる諸問題について

  1)二期工事予定地及び空港周辺地域の生活環境悪化について

  2)PKO法案と軍事使用について

   平和都市宣言をしている市の立場からこれが現実化した場合どのように対処するか

  3)空港二期工事は現在の過密状態を解消するか。完全空港早期実現を望む市の立場からの見解

 2.成田の自然環境保全について

   将来的に13のゴルフ場が騒音地域と言われる豊かな山林地域に建設されるが、このゴルフ場が成田の自然と水に与える影響についての市の見解

 3.市有地取得の経緯とその後の対応について

   成田市本城251−1(現況農道)が県より譲与された経緯と隣接する地権者に対する対応について

●散会…………………………………………………………………………………………96





議事日程第2号

                         平成4年3月9日午後1時開議

第1 全議案審議

第2 一般質問





●出席議員(29名)

  1番   小川善嗣君          2番   湯浅伸一君

  3番   吉田茂君           4番   平山裕司君

  5番   山崎昭男君          6番   青野勝行君

  7番   日暮澄子君          8番   大迫良一君

  9番   内山健君          10番   足立満智子君

 11番   海保貞夫君         12番   渡邉昭君

 13番   桜井伍六君         14番   幡谷紫浪君

 15番   宇都宮高明君        16番   喜久川政司君

 17番   越川富治君         18番   大倉富重雄君

 19番   馬込勝未君         20番   高橋保君

 21番   岩澤貞男君         22番   加藤勘兵衛君

 23番   片山啓三郎君        24番   成尾政美君

 25番   神崎富士雄君        26番   飯塚一郎君

 27番   塚本昭君          28番   有川清君

 30番   平山正吉君



●欠席議員(1名)

 29番   石橋義祐君

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●職務のため議場に出席した事務局職員

 局長    藤枝聖司君         係長    鈴木重昭君

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●地方自治法第121条により説明のため出席した者

 成田市長  長谷川録太郎君

 (委嘱を受けた者)

 助役    出山隆君          収入役   鈴木眞君

 市長    関口豊君          総務部長  平山清司君

 公室長

 民生部長  吉岡昭夫君         環境部長  谷平稔君

 環境部   木村正義君         福祉部長  青柳徳厚君

 次長

 経済部長  大竹信夫君         建設部長  篠原孝男君

 建設部   木皿木元君         建設部   松澤秀俊君

 参事                  次長

 消防長   榊原晋君          水道部長  高橋孝司君

 企画課長  澤田喜信君         秘書課長  鶴田成孝君

 庶務課長  海保勇夫君         財政課長  並木清一郎君

 教育                  教育

 委員会   檜垣篤君          委員会   小川武彦君

 教育長                 教育次長

 農業

 委員会   山田英二君

 事務局長

    各課、室、所、場、署長



 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△開議の宣告



○議長(喜久川政司君) これより本日の会議を開きます。

                             (午後 1時02分)

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△答弁保留分の答弁



○議長(喜久川政司君) まず、当局より発言を求められておりますので、これを許します。

 平山総務部長。



◎総務部長(平山清司君) それでは、先日馬込議員からご質問のありました法人市民税のアンケート調査につきまして、各法人の資本金別につきましてご答弁を保留させていただきましたので、お答えを申し上げたいと存じます。

 今回の調査につきましては、62社を対象にいたしまして調査をしたところでございます。それを各法人別の資本金に分けますと、まず 1,000万円以下でございますが、この法人に対して4社、 1,000万を超え1億以下につきまして5社、1億円を超え10億円以下につきまして6社、10億円を超え50億円以下につきまして32社、50億円を超える法人について15社、以上62社を対象にいたしまして調査をいたしまして、新年度の法人市民税に対しまして予算編成をしたところでございます。

 以上でございます。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△全議案審議



○議長(喜久川政司君) これより議事に入ります。

 日程第1、全議案の審議を行います。

 まず、予算関係議案を除く一般関係議案について質疑はありませんか。

 大倉議員。



◆18番(大倉富重雄君) 1点だけお尋ねいたします。

 議案第16号の成田観光館について、今回入館料が無料化になるということでありますけれども、無料化になったときの入館者の見込みをどう考えているか、お尋ねいたします。



○議長(喜久川政司君) 大竹経済部長。



◎経済部長(大竹信夫君) ただいまのご質問にお答えいたします。

 平成3年度の利用者は約7万人見ております。そのうち入館者が1割程度で 7,000人、これが料金を払っていくわけなんですけども、それで平成4年度の見込みですけれども、利用者は約1割程度増えまして7万 7,000人くらい、そのかわりに入館者については2割くらい、あるいは2割から3割くらい増となろうというようなことから見ますと、 8,500人くらい入館者があろうかなと思います。したがいまして、 130万くらいが前年よりも多く負担がかかるというふうに見込んでおります。



○議長(喜久川政司君) 大倉議員。



◆18番(大倉富重雄君) 無料化ということでの、今後無料化に移るわけですけれども、それに対するそのPRとかそういうことを考えているのかどうか、お聞きします。



○議長(喜久川政司君) 大竹経済部長。



◎経済部長(大竹信夫君) 市の広報は当然でございますけれども、あと商店の復活あるいは公民館等にもそういう旨をPRしていきたいと思います。



○議長(喜久川政司君) 次に、補正予算関係議案について質疑はありませんか。

         〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) 次に、新年度予算関係議案について質疑はありませんか。

 馬込議員。



◆19番(馬込勝未君) ただいま総務部長から答弁のあった件なんですが、資本金ランク別に調査対象者数ですか、それが出たんですが、私が聞きたかったのは、その法人市民税全体で20.8%の減収になると、その減収の傾向が資本金別に、要するに資本金が大きいところの方の落ち込みが大きいかどうか、その辺のところをちょっと知りたかったんですが、その辺の傾向をちょっとお答えいただきたいと思います。



○議長(喜久川政司君) 平山総務部長。



◎総務部長(平山清司君) お答え申し上げます。

 傾向といたしましては、先ほど申し上げました資本金が50億円以上の法人が非常にダウンをしているという傾向でございます。

 以上でございます。



○議長(喜久川政司君) 申し上げます。一般質問終了後にも質疑を予定しておりますので、本日の質疑はこれにて終了いたします。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△幡谷紫浪君の一般質問



○議長(喜久川政司君) 日程第2、これより一般質問を行います。

 14番、幡谷紫浪君。

         〔14番 幡谷紫浪君登壇〕



◆14番(幡谷紫浪君) 平成4年第1回議会にまた一般質問の機会を与えていただきました。議長初め議員の各位に感謝いたしております。

 今議会に提案されました明年度予算の全体の伸びは約 4.5%ということでございます。うち農政予算に関しましては、約 7.9%、人件費を除きますと約 8.1%の伸びと見受けましたが、昨年第4回議会において、農政予算の充実を強く要請した立場から、市長のこの配慮に対し農民を代表して敬意を表します。また、コミュニテイ活動補助の充実、騒音地帯と一体的地域の集会所補助の新設、がけ地整備補助事業、下総松崎駅自転車置場設置の取り上げ、また共同墓地の墓地附帯工事の補助の新設等々、かねがね要望してきたことが実現の運びとなり、定めし関係住民は市政への認識が一段と深まり、心の通う行政に満足するものと思います。特に、公有地共同墓地整備補助制度の新設でありますが、華やかさがないその陰に、これほど意義深くまた感謝される制度はないと私は思います。

 市長、あなたも私も例外なく人生の使命が終われば、現世を離れ、その魂は静かに奥津城に住みかを変えるわけでございます。そこが墓場であります。我々が共同社会を構成し生活を営む上で、これほど聖なる地域はございません。ところが、おおむね共同墓地は荒れておりますのが現実の状況でございます。経済大国、こんなにすばらしい日本の国を築いた多くの先人の方々の魂が、特に、さきの大戦において日本の勝利を堅く信じ、国家の限りない隆昌と国民の幸せを一途に願って遠く戦野に散華されました、いまだ帰らざるとうとき戦士たちの魂が鎮まっておるわけでございます。

 今、私たちはこの恵まれた生活の中で、何かと自分の周囲の環境の改善を要求しておりますけれども、この要求と同時に、これら先人の霊のおわします奥津城の環境を整え、静かにお休みをいただくことが、心ある人としての務めであると私は思います。また、最高の道徳であると思います。私がお願いしてより既に5年、長かったがこの実現に市民とともに敬意を表します。

 では、第1の質問、質問というよりも要望と提案を申し上げますから、これに対する市長のお考えをお伺いいたします。これは市長、あなたを責めているのではございません。国を責めている。あなたの農民に対する心情を深め、理解していただき、農政に生かしてもらいたいのでありまして、あなたに当たっているわけではございません。

 それでは、まず第1に生産緑地法の一部改正の問題であります。本年の末までには、市街化区域内にある農地は、保全すべき農地と宅地化すべき農地に区分されるわけになります。保全すべき農地に指定しない限り、市街化区域の生産農地または採草地、放牧地はすべて宅地並課税となり、相続税の納入猶予の制度も廃止されることになります。私は、生産緑地法は昭和49年法律第65号で制定されましたが、わずか二十数条のこの法律の一部改正というちょっとした手直しが、こんなにも農民の心情を苦しめ、災いになるとは夢にも思いませんでした。法律というもののは、使いようによってはまことに恐ろしいものだということをしみじみと感じております。そもそも生産緑地法の制定の理念は、市街化区域における田や畑や採草地、放牧地をそのまま生産活動の場として残しておく。豊かな緑地機能によって、都市の自然環境を保ち、住民の精神的安定を図り助長し、市街地形成を美化し、より高度な都市開発を促進するために計画的に農地等を保全し、都市構成上、重要な地域として位置づけることにあったわけでございます。この理念からすれば、税金を高くする必要は全くないのであります。これらの農地を所有する農家に対して、「どうか心置きなく生産に励んでください。ただし、都市は年々成長を遂げます。その過程で、道路や街路や公園緑地等の計画がなされたときは、でき得る限りご協力を願います」というのが市街化区域内の田や畑や採草地、放牧地の存在であり、この目的のために優遇を置くべき存在でありました。

 今回のこの法律の改正は、国が都市部内の宅地の供給をねらって、市街化区域内農地の優遇措置であった長期営農継続農地制度を廃止し、これらの農地等を宅地として放出させようとし、いわば衣の下に鎧を隠した措置であります。ことしの4月1日からは、市街化区域内農地はすべて宅地並み課税ですよ、ただし、農業を続ける場合は税金を安くする。そのかわりにこれから30年間は転用がききませんよ、自由はききませんよ。その選択はあなたの自由な意思で決めなさいよ。表向きはいかにも穏やかな論理構成でありますが、これほど陰に国家の権力をちらつかせた措置はありません。宅地化を選択すれば税金が何十倍にもはね上がるし、農業を続ける道を選べば30年間は自由にならない。30年といえば一生自由にならないということと同じであります。一体どうしたらよいでしょう。この戸惑い多き悩みは容易ならざるものがございます。私も、何人かの農家の方々から、その選択について相談を受けましたが、私にしてもどちらを選べということは言えない。ともに悩むことで何の役にも立ちませんでした。これら善意誠実な農家の人たちに対し、突然催涙弾を投げ込み、早く宅地にして出ていけ、冷たく言外の強要を受けたことに等しいわけで、定めし憤懣やる方ない思いと私は思います。そう私は推察しても、本当に悲しみをともにするのみでございます。

 成田市におけるこの法律の適用農地は約 270ヘクタール、うち田が70ヘクタール、畑が200 ヘクタールとのことで、2月7日現在、これらの農地の選択志向は、宅地化しますとあきらめた面積が全体の85%の 229ヘクタール、農業を続け30年間もの長い間、自由にならなくても仕方がないと、生産緑地として残す希望をした農家の面積は15%の41ヘクタールとのことであります。

 宅地化を志向した中には、昨年末まで長期営農継続農地の指定を受け、農地並み税金であった。水田ももちろんございます。今後は、宅地並みの固定資産税と都市計画税がかかってきます。約 1,000平米、約1反歩ですが、水田に例をとって私の試算では、長期営農農地の場合は約1万 7,000円の税金で済んだものが、宅地並みになりますと、約58万円にはね上がることになります。こんなに高い税金を払うことはまことに大変なこととなり、この水田の生産性は一体幾ら上がると思うでしょう。

 市長もご存じのとおり、水田1反歩は最高の収穫で10俵でございます。市街地に近い谷津田などは汚水が流れ込み、せいぜい7俵が限度です。政府買い上げ価格で約11万 9,000円程度の金しか租収入として上がってまいりません。これには肥料も石油も機械代もあり、苦役に等しい勤労の汗が入っております。それよりも大事なことは、稲という生命を育んだ温かい愛情をかけられており、このような貴い対価の11万 9,000円が、税金の約5分の1という理屈が一体、この自由社会の中で堂々とまかり通っているのですから、まことに不思議です。税法は生産する米ではなく田んぼの資産価額にかけるのだということは私もわかっておりますが、一体だれがこの田んぼをこんなに高くしたのだ、言い返してやりたいと思います。農民は高くいたしません、みんなバブル経済というしわざでございます。

 これでは1升ますから天秤棒まで税金をかけた佐倉宗吾郎時代の再来と何ら変わりありません。まさに可斂誅求とは、このようなことを指して言うものと私は思います。生産価格の5倍にも相当する税金の納税義務を果たすためには、農協から金を借りてきて払うことになります。それも1年、2年は何とか我慢して米で払いますけれども、到底払い切れなくなれば農協から借りてくるとか、水田を手放す結果となります。手放した農地は宅地となり家が建つ、これが法改正の目的であり、そのときをもって生産緑地という生産緑地法の理念であった緑地保全という使命は終わりましたということになるわけでございます。法律が求める理念とは全く逆行する結果であります。

 もともと都市内農地を早期に宅地化しようという狙いでございましたから、総合土地政策推進要綱が閣議決定されたわけですが、総合土地政策推進要綱という表題に眩惑され、感覚がずれ、末端農家にこのような精神的苦痛を与えることも露知らず、農業の真髄にはだれ一人として思いをいたす閣僚もいなかったという現在の日本の政治に対し、失望と怒りを越えて私は哀しみを覚えます。

 また、生産緑地として残る覚悟を決めた農家に対しては、おまえは親の言うことを聞かないんだから、30年間は自由や気儘は絶対許しませんよ。親の言うことを聞いて宅地にすればよい目に遭うのに、それがわからないんだからと決めつけられたようなもので、何とも冷たい親の仕打ちであります。30年といえば、働くことの可能なほぼ一生の時間に相当します。

 そこで、市長お願いをいたします。この生産緑地法の一部改正の施行に伴う行政の実施については、都市計画の基本理念の1つであるところの農業と健全なる調和を図り、健康で文化的な都市生活を確保するということを、この都市計画の基本的理念を絶対にお忘れにならないようにお願いいたします。これが第1のお願いでございます。

 また、宅地計画を志向した農家等については、単に税金を高く取るだけではなく、成田市の市街地形成上の見地から判断し、乱開発的に使用されることのないように秩序だった宅地化がなされるように行政指導をお願いをいたします。特に、建築企業や金融業等から宅地利用の呼びかけに対して、農家に対し適切な指導を行政的にしていただきたいと思います。宅地を選んだ農家の耕作についても、少しでも生産性を高め、幾分なりとも税金のカバーに役立つように、施設的、技術的指導援助をしてもらいたい。また、このような配慮は30年間金縛りになった生産緑地を志向した農家にもともにお願いをいたします。

 この措置を受ける都市は全国には 191市ございます。首都圏では 107、うち千葉県は成田市を含め20市ありますが、首都圏内の市の中には、生産額の何倍も上回る税金はいかにもかわいそうだ、税金としては取るけれども、別に貸付制度をつくり3分の1を貸し付けますよ、5年間農業を本当に続けて、米や大根やキャベツや菜っ葉をつくっておれば、返還義務は免除しますというような市も出てまいりました。特定地域農業緊急対策、農民の戸惑いと苦しみに思いをいたし対応する市も出てまいりました。

 成田市はそこまでいかなくても、精神的同情を含めた総合的面で市長さん、農政に対しては総合的面で適切な措置を市長、あなたにお願いしたいと思います。どうか、この私の切なる要望に対してお考えをお伺いいたします。

 次に、根木名川越流堤構想について市長のお考えをお尋ねいたします。

 このことについては、土地改良区から既に市長のもとに協力要請をしておりますから、ご案内のこととは存じますが、根木名川の整備は農業用水としての使命と治水的使命がその本来的使命の基本であります。国際空港がこの川の上流に設置されるに至り、空港敷地約1,065 ヘクタールの排水を完全に処理し、空港機能の安全確保という重大な使命を帯びることに今回なりました。ために川幅を広げ、堤防の底辺の拡大を図り、断面の高さを確保し、いまだ暫定とは言いながらも現在の状況まで整備されたわけでございます。

 ところが、第2期工事の進捗とともに、大雨の際の出水が極めて早く、瞬時と言っても差し支えないほどの速さで流量の増高が増してまいりました。ために流域耕地の湛水を早く防除しようとするために、根木名川の末端にある排水機場、利根川に排出するポンプでございますけれども、これが毎秒12トンの排水機でございます。この能力を25トン乃至30トンにレベルアップしてもらいたいと、あなたにも協力方をお願いしたものでございます。目下、県や国に要請しております。このことは市長もご存じのことでありますが、これに対して県、国もその必要性を認め検討中とのことであります。その話の過程で、昭和43年ごろ毎秒12トンの排水機を設置するに至り、その当時の堤防断面では、下流地域に約40ヘクタール程度の遊水池を設置しなければ、治水対策上完全とは言えないとのことでありました。

 今回機場能力のレベルアップの要請に伴い、その遊水池の構想が再浮上してきたわけでございます。当時、この案は空港の排水、流量を計算に入れてのことであったのか、あるいは入れていなかったのか、その辺の事情はつまびらかではありませんが、これらの調査検討の段階で、いずれ私は増馬力をする結論が出ると思いますけれども、これと同時に私の推測では、遊水池の設置も避けがたい状況にあると思うわけでございます。そうなりますと、約40ヘクタール近い美田が犠牲になるわけで、しかもこの水田はかつての食糧難時代、食糧増産推進制度のもとにおいて長沼を干拓し、国から配分を受けた優良な農地が大部分であります。私は、このような美田の犠牲は日本国の空の玄関であり、最大の国家施設である国際空港機能を健全かつ安全に確保するために必要な犠牲の1つであるものと認識しております。

 市長、あなたは今期最大の政治課題として過般、一日も早く完全空港の実現を願っておられます。それに対してどんな協力も惜しまず最大の努力をいたしますと、お誓いになっております。その熱意には敬意を表しますが、遊水池構想に対しましても重大な関心のもとに、国際空港の完全化を達成するその陰に、このように大きい農民の犠牲があることを深く認識され、この関係地域の農民を我が子と思い、県や国に対して必要な要請を積極的にしていただくことを強く要請いたします。県と農林水産省と建設省のみの問題ではございません。運輸省や空港公団も率先してこの問題に心を悩まし憂い、一緒になって措置していただきたいと思います。市長のお考えをお伺いいたします。

 最後に、成田市西部地域の都市構想について、特に下総松崎駅周辺の市街化計画についてお伺いをいたします。

 成田市第3次5カ年計画では、下総松崎駅を拠点とし、大竹、上福田、下福田地区を一体的に考え、区画整理方式をもって都市化を推進する計画が盛り込まれておりました。引き続き昨年制定されました第4次総合5カ年計画においても、松崎駅周辺と大竹、松崎、山口、米野を市街化推進区域と定められております。この計画は、都市計画の目的とその基本的理念に照らして、極めて妥当なものとあなたのお考えを私は評価するものでございます。

 それは、この地域は地勢や自然環境が整い、成田市全体的見地から均衡ある発展と公共の福祉に寄与できる十分な要素を持った地域であること、緑と水(印旛沼)が一体化し、健康で文化的な都市生活が確保される地域であること、農業、漁業との健全なる調和が図り得て、ハイレベルな田園都市の形成が可能であること、西部地域約25平方キロは空港騒音の公害から免れ、成田市における金の卵的地域であり、その中でもこの地域約17平方キロは自然に恵まれ理想的都市推進地域であること等々、将来成田市の都市構想上、最も理想的地域であります。

 私も議員として市政に参画することになったとき、下総松崎駅前の市街化都市計画について、公約の1つにしております。そのような関係上、自分なりに努力してまいりました。地域説明会を7回ほど試みましたが、毎回参集して聞いてくださる地域の方々は、わずかに30人くらいでございます。私としては何分にも市の5カ年計画の推進役になれればと思いもありましたし、また自分の公約に対して誠実にその実現の責任を果たしたいという気持ちもありました。残念なことに今日までの努力では、いたずらに労力を費やすのみで、何らの成果を得ることはありませんでした。

 その過程では、3年ほど前のことでありますが、東日本JR会社の協力を得るために、当市の都市計画課の係長の方々のご同道を得て、当時の若林JR千葉支社長を訪ね、松崎駅を中心に区画整理方式により開発をしたいとの意向を詳細説明するとともに、JRが中核的メンバーとして参画していただきませんかと要請したことがございます。そのときの支社長の言では、JRも民営となり、将来有望な都市化可能な適地があれば、それを拠点として、その駅の駅勢拡大と周辺の都市開発をするという営業種目にも加えられておりますので、本社の担当とも協議し検討してみましょう。その前に意向調査も含めて、当社の企画担当の課長を成田市に差し向けますから当局に伝えておいてくださいということでございました。

 私は帰りまして、早速当時の都市計画課長にその旨を報告しております。その後、JR千葉支社から、本市の都市計画課長さんのもとにだれかが参ったと思うわけですが、その頼みの綱でございました若林支社長が新幹線技術研究所長に栄転されて以来、この問題は立ち消えになってしまいました。また、別の案として、千葉交通湯川車庫がありますが、あの付近にJRの新駅を設置する案でございます。これはニュータウンだけの人口では、新駅設置の駅勢としてはやや不足しますので、それを中心に八生小学校の下より南西部の地域約40ヘクタールの土地区画整理方式はどうかというようなことで、一昨年の秋、有力な地権者でございます湯浅議員に説明会を持ちたい旨を申し入れましたが、そのときは議員さんではなかったです。湯浅議員の意見では、まだ時期が早いと、地域住民の意識がそこまで醸成していないとのことで、私もそれに逆らってまで推進する問題でもありませんので、そのままになっております。

 そのほか幾つか啓発的試みをいたしましたが、いずれも地域住民の責任、積極的意向を醸成することはできませんでした。住民の方々にしてみれば、現在の生活環境が最高にベターである、これが変えられることがなかなか許さないんだということで、私のもとに賛成派の方々は 100%幡谷さん、とにかく賛成なんだから、とにかく勇気を持って進めてくれという人もあれば、酒を持って幡谷さん、俺は開発のかの字も嫌いなんだから、これからそんな話は絶対おれに対してやらないでくれという人もあるわけでございます。農民の心情といいましょうか地域の心情というものは、現在の生活環境というものが、最もすばらしい住処である。子を思う気持ちはよくわかるわけでございますけれども、成田市の将来を考えれば、いささかでも私はあとは何年も生きませんので、とにかく端緒だけでも開いておきたい。そして公約の一端としたいというのが、私の願いでございます。

 一時は民間経済力を主体とした開発、いわゆる民活方式でありますが、今回のバブル経済の破綻によって、各地の大型民活リゾート開発地域においては、有力な企業が続々と撤退して、その企業の力を、経済力を頼りにしていた市町村の、その地域の市町村の方々の戸惑い、途方に暮れている姿をしばしばテレビに放映されているのを見まして、私はやっぱり民活方式はだめだと、結局はもうからねば撤退してしまう。極めて危険な要素が内蔵していることをしみじみと思います。これからは市が直営するか、または行政主導型でいくか、これが最も安全確実であります。そこで、お伺いをいたします。

 下総松崎駅周辺の都市化推進は、第3次、第4次5カ年計画に盛られておりますが、ただ文字を掲げるだけではなく、どうかひとつ積極的行政指導に踏み込んでやる。今までは、行政的指導の動きはございません。また、それらの形跡がない。ただ書いてあるだけでは空念仏に終わってしまいます。今後は、行政的かつ積極的に介入する執行的意識があるか、そのような絶対的なお考えがあるか、お伺いをいたします。もしあるとすれば、どのような構想を持っておるか、やりますやりますというような構えばかりでなく、何かこんな形でというようなご構想があなたにお持ちでございますれば、その輪郭だけでもお答えをいただきたい。介入も指導も構想も全くありませんよというならば、それでもいたし方ないわけです。きょうはひとつしっかりちょっとこの辺の事情をお示しをいただきたい。

 大変どうもこれをもちまして私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。

         〔市長 長谷川録太郎君登壇〕



◎市長(長谷川録太郎君) ただいまのご質問にお答えいたします。

 最初に、生産緑地地区制度につきましてでございますが、今回の生産緑地地区制度は、市街化区域内にあります農地等の農業生産活動に裏づけられました緑地機能に着目いたしまして、公害または災害の防止、農林漁業と調和いたしました土地環境の保全等に役立つ農地を計画的に保全し、良好な都市環境の形成を図る、これを目的としておるわけでございます。

 生産緑地地区の指定に当たりましては、農家の皆さん方の意向を、これは基本的な問題でございますが、十分に取り入れながら指定事務の作業を進めているところであります。生産緑地に指定されますと、農地としての土地利用が都市計画上、明確に位置づけられ、市の農業委員会あるいはまた農業協同組合の援助あるいは協力が得られまして、市街化区域内で安心して農業が継続できるということに相なるわけでございます。

 また、一方宅地化する農地につきましても、計画的な宅地化を推進すべく努力いたしまして、開発に当たりましては、やはりこれも十分に地域の住民の立場に立ちまして指導あるいは助言をしてまいる所存でありますので、そのようにご了承をいただきたく存ずる次第でございます。

 次に、根木名川の越流堤構想でございますが、根木名川の河川改修につきましては、ご承知のとおり、空港内の雨水排水を流入させることに伴いまして、昭和43年度から空港関連事業といたしまして、千葉県がいち早く事業の主体となりまして、現在まで鋭意事業を推進していることはご案内のとおりでございます。ご質問の根木名川にこの越流堤構想ということでございますが、これは農家の皆さんが不利益にならないようにということでありますが、これにつきましては、現に排水ポンプの常設、あるいは越流堤、これは当然遊水池を伴うわけでございますが、これによる治水対策の見地から非常に重要な役割を果たすことは申し上げるまでもないことでございまして、周辺の農家の皆さん方が安心して農業を営むためにも必要であると認識しております。

 概要につきましては、県に問い合わせましたところでは、現在まだ越流堤につきましては、具体的な対策については決まっていないわけなんでございます。しかしながら、このポンプの増量ということとあわせまして、今後もし越流堤が設置されることになった場合におきましても、これは用地の問題あるいは使用の方法等、関係するこの農家の皆さんと十分に話し合いが持たれて、いわば納得のいく方向で解決することがベターであると思っております。私も、農家の皆さん方の不利益とならないためにも、関係機関に十分に働きかけまして、さらに精密な計画のもとにこれを進めていく必要があると、そのように考える次第でございます。

 次に、いわゆる八生地区と申しますか、私どもこれ西部地区地域の都市構想と一口に申し上げさせていただきたいのでございますが、本市の西部地域の都市構想につきましては、以前にもお答えしたとおりでありますが、平成2年度に成田市、それから県の企業庁、それから都市公社、それから住宅都市整備公団が策定委員会を組織いたしまして計画の策定を行ってきたわけでございます。さらに、今年度からこれに加えまして、県と印旛村が新たに加わりまして、平成4年度末までに整備手法の検討、あるいは実現化の方策の検討及びこの地区には、印旛村を含めましていわゆる空港へ直に走りますアクセス鉄道、いわゆるB案といったひとつ計画も一応前にあるわけでございます。こういった関係から、鉄道需要の予測調査を実施する予定でございます。この地域の開発計画につきましては、山口、米野、松崎、船形、上福田、さらに大竹、この各地区等を対象に検討しているわけでございます。そういうことでありますが、一面下総松崎駅を中心に開発してはというご意見があるわけでございますが、現在この地区につきましては、下総松崎駅を中心として水と緑に囲まれた都市的開発を目指した動きがあるわけでありまして、この地域は市街化調整区域であり、また農振除外、あるいは市街化編入の問題等がありますが、市といたしましても、この地域の発展のため関係機関とも連携を図りまして、推進したいと考えております。

 以上で、お答え申し上げますが、この松崎駅というやはり駅というものは今日非常に各地区におきましても、非常に通勤される方が多くなってきたことは現実でございまして、それにはやはり鉄道というようなものの利用が必須条件でございます。どこの地域を見ましても、やはりこの駅というものが1つのある意味の核をなす、そういった性格になってきておるということは強く私ども見直さざるを得ないという状況もございます。そういったものを十分加味して考えていきたいと存ずる次第でございます。

 終わります。



○議長(喜久川政司君) 幡谷議員。



◆14番(幡谷紫浪君) 市長さん、生産緑地の改正につきましては、なかなかこの立場でここで自分のお気持ちをご発言になられることは難しい問題であると思います。全国の中でも、これに逆行したようなことをやってるのはごくわずかな市長でございます。ですから、私はそれをあなたにお願いするわけではございませんけれども、これほどやはり戸惑って悩みを持っておる農民もいるんだということで、何か農政全般については、常に面倒を見て差し上げますというあなたのお気持ちをさらに喚起したいために、私はあえてやったわけでございます。その気持ちをどうぞひとつお受け取りをいただきたいと思います。

 それから、根木名川のあの越流堤の遊水池の問題でございますけれども、市長さん、これは今あなたの答えた中に、農民が安全に農業、農耕を続けられるようにというお言葉もございましたけれども、それよりもさらにあれだけの今あなたも知っているとき、根木名川の改修はまだ暫定堤防だと言っておるわけでございますけれども、さらにあれから1メーターくらい高くなるわけです。それはいつなるかというと、一部には建設省では空港関連事業は終わったというような認識をされる方もあるし、大蔵はそれはしめたと、そのとおりだというような迎合的なこともあるけれども、実際の当初の計画から見れば、まだ暫定でございます。そういうわけでございますから、ぜひこの際はあの利根末端の排水機を25馬力ないし30馬力に上げるということがまず第1番目。それから遊水池、それに付随してどうしても遊水池を持たなければならないかというような結果になりましたらば、あなたは我が子のように農民をひとつ気持ちを持って、ともどもひとつ真剣に同情を基本として考えていただきたい、こういうことでございます。

 それから、松崎駅前のことで大変突然で申しわけありませんが、企画課長さん、当時私がJRへあなたの部下にご同道いただいて要望に行ったころは課長さんでございました。今あの話は立ち消えになっているかどうか。もし差し支えなかったらば、この席でお話をいただきたいと、お願いします。



○議長(喜久川政司君) 澤田企画課長。



◎企画課長(澤田喜信君) ただいまの幡谷議員のご質問にお答え申し上げます。

 下総松崎駅周辺の開発、いわゆる市街化の推進についてでございますが、いろいろ必然性であるとか理由については市長、それから幡谷議員も申されておりましたとおりでございますが、その後の具体的な動きといたしましては、JR東日本株式会社がぜひ松崎駅を中心とした区域について、いわゆるその業務代行の中での区画整理事業をぜひ推進したいというようなことで、こちらの方に相談に来ているところでございます。

 なお、これの必然性と申しますか理由といたしましては、やはり将来成田市が人口15万人なりあるいは20万人というものを想定しておるわけでございますが、いわゆる松崎駅を既存の駅を最大限に生かせる好立地条件にあるというようなこと、さらにはいわゆる成田新高速鉄道というような計画がございますが、成田西部地域の整備構想の中で、早期にこの成田新高速鉄道を整備しなければならない、そのためには計画的な宅地開発が必要であるというようなこと、さらにはただいま成田線は単線でございますが、これが早期複線化がいわゆる沿線町村の強い念願でもございまして、その成田線の複線化につきましては、ただいまJRとしましては民営化されておりますので、いわゆる周辺開発をしなければ乗降客も増えませんし、採算性の問題等がございますので、これらを含めて成田線の複線化、さらには成田西部地域の都市構想の推進、こういったものを加味いたしまして、今後私ども担当といたしましても鋭意具体化に向けて努力をしてまいりたいというふうに考えておりますので、今後ともどうかよろしくお願いを申し上げる次第でございます。



○議長(喜久川政司君) 幡谷議員。



◆14番(幡谷紫浪君) ありがとうございました。

 ぜひひとつ私のこれは1つの考えとしまして、至らないかもわかりませんけれども、やはり地域住民の信用力を高める上には、JRという昔は国営、国でございますから、そういうものをやはりメンバーに加えて、そして成田市も加わってということになると、地域の住民の信頼感が高まり、私が幾らとにかく太鼓をたたいても、それがいろいろまたそういう気持ちが醸成されてくると思いますので、引き続きよろしくお願いをいたします。

 そのようなことになりましたので答弁は要りませんけれども、篠原建設部長、是非ひとつこういうことをお考えいただきまして、ご協力していただきたいと思います。

 そこで、議長もう少しお許しいただきまして、今回の予算を展望いたしますと、非常にバラエテイに富んでいる。しかも、住民に直接市政が及ぶ予算が目立っておりまして、私は感謝をしているわけです。市長、それで人生を登山に例えれば、あの登っていくときの苦痛はたくさん苦難がありますけれども、頂上へ達しますと、展望が開けます。そういっては申しわけありませんが、年齢的に見れば、あなたも私もようやくとにかく頂上に達して、このすばらしい展望を見たというような年齢にあるんじゃないかと思います。今までは下におりましたから、その辺の回りの高いとか低いとかばっかり見ていたんだけれども、高い山の上から自分でやってきたことを見ますと、ここも足らなかったと、ここも心が足らなかったというぐあいにお気づきになったから、こういうバラエテイに富んだ予算も組んでくれたと思うわけです。これはあなたの言う集大成というものでございますと思います。ですから、ぜひひとつまた来年ももっと住民に適した予算をたくさんお組みいただいて、例えばこの間、文団連、文化団体連絡協議会というのがあるそうですが、そこへある市の視察団が来た。そうしたら、文団に補助金が80万円とかというんですね。それは例外中の例外であると思うわけですけれども、そういうぐあいに人生のすべてが終わって、そして何かこの団体を通じて、若い者も糾合してというのが、あの団体の、そして文化的意識を高め、豊かな精神的生活を送りたいというのが、あの文化団体の任務のように思いますので、これらの点についても、また何かしかやってやると、そのようにぜひひとつお願いをいたしまして、質問を終わります。

 どうも議長、ありがとうございました。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日暮澄子君の一般質問



○議長(喜久川政司君) 次に、7番、日暮澄子君。

         〔7番 日暮澄子君登壇〕



◆7番(日暮澄子君) 7番、日暮澄子でございます。

 初めての登壇でございますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 ただいま幡谷議員さんの大変熱意あるご発言に続きまして、皆さん方の貴重なお時間をちょうだいいたしまして、2点一般質問をさせていただきます。

 まず、第1は根木名川ふるさと川づくりについてお伺いいたします。

 水と緑を生かした快適な環境をテーマに、成田市の中を流れる根木名川を広く市民に親しまれる川にすることを目的として、国、県、市の三者で、根木名川ふるさと川づくり検討委員会と同作業部会を昭和61年に発足させ、河川環境整備計画を策定して、東和田の成東橋から寺台の吾妻橋までをA、B、Cの3つのゾーンに分け、順次工事を進めておられますが、この策定された計画によりますと、平成2年度完成という予定のようでありますが、まだ終わっていないようでありまして、現在までの進捗状況と工事未了の部分、また完成見通しについてお聞かせください。

 それから、平成3年度からの成田市第4次総合5カ年計画では、取香川の護岸、河床の整備にあわせて親水公園、緑地及びサイクリングロード等の整備を行うふるさと川づくり事業を促進するとありますが、寺台の吾妻橋から川下の取香川との合流地点までの整備計画はどのようになっているのでしょうか、あわせてお聞かせ願います。

 川の美しい景観を維持するということは大変なことです。冬はまだよいのですけれども、夏は草が人の丈よりも高く生い茂って、51号線道路からはぼうぼうたる草しか見えず、また川のほとりのせっかくの遊歩道も草が覆いかぶさって、歩けなくなってしまうという苦情も聞かれます。まことに都市の美観からはほど遠い状況になります。いかにこのメンティナンスを良好に保つかということによく意を用いていただきたいと思います。川を美しく保つボランテアなども、近隣のサークルなどにお願いしたらどうでしょうか。そして、近隣の住民はこの堤防上の道路で朝夕よくジョギングや散歩をしているのですが、街灯が1つもないため夜は薄暗く、車も通りますし、防犯上も危険なのです。夜の美観をつくり出す親水公園にふさわしい何かユニークな街灯を設置していただきたいと思います。また、寺見橋の方へ出る堤防上の道路の出入り口が非常に狭く、本当のボトルネックになっております。車の出入りが至極困難な状況です。普通の構造とはちょうど逆の状態になっております。出入り口の拡張がぜひとも望まれます。

 それから、次はとりわけ重要な長年の課題であり、この機会にぜひともお願いいたしたいことですが、寺台の県道から51号線に車で出られるよう連絡道路と根木名川に橋をかけていただきたいのです。これは地域発展のためからも、商業地、住宅地として活性化を図る上からも、また防災上からもぜひ必要なことなのです。寺台区民が長年にわたり等しく願望しているところです。寺台の住民は、吾妻橋の先の交差点を通るか、隣の田町を通ってぐるりと迂回するかしなければ、51号線に出られないのです。その上、1月中は参拝客のため成高前の県道も寺見橋の道路も、車が通行止めになり、一方的に吾妻橋の方からしか出られないのです。全くの袋小路になってしまいます。国際空港都市を目指す市の中心部近くありながら、今どきこんなに立ちおくれた状態では全く困ります。この連絡道路及び橋の建設は、市長さんの標榜する住みよい豊かなまちづくりのためにも、ぜひ早期実現をお願いいたします。前向きな将来を展望したご見解をお聞かせください。

 第2は、九十九里野栄町の成田市の海の家廃止についてお伺いいたします。

 建物が老朽化し、付近の海も遊泳禁止区域で、最近は余り利用されていないということで、この海の家を廃止するのはやむを得ないと思いますが、それにかわるのに臨海宿泊施設利用者助成事業として、1人年1回分だけ補助金を出すということですが、それはそれでよく勘案された上での応急的措置としてよいことと思いますが、私はやはり成田市専用の海の家をどこか適当なところに再設置していただきたいと思います。房州の勝浦あたりは成田からも比較的に近く、風光明媚で波も静かで遊泳に適したところもありますし、気候も温暖で近くに名所旧跡もたくさんあります。春も一足早く参ります。用地の入手などなかなか困難が伴うとは思いますが、何とかして市民が自然の中でゆっくり過ごせる、広々とした太平洋を展望できるような場所を確保していただきたいと思います。本年度になったら明治以来続いた学校6日制が大きく変わり、学校5日制が正式に決まりました。とりあえず月1回第2土曜日実施ということになりましたが、その狙いは児童生徒に学校に縛られないゆとりと自由のある日をふやし、人とのつき合い方が身につく遊びや豊かな感性につながる自然体験の機会を大いに増やし、これらを通じて学校だけでは培えない精神的な豊かさを回復させようというものです。この趣旨にも沿うように、今こそ教育機関等で率先して時代のニーズに適合した設備を持った成田市の新しい海の家を近く立案し、国際交流もできるような青少年向け、あるいはいろいろなクラブ活動向け、また高齢者の憩いの場、あるいはまた各地区の親子会なども利用できるような年間を通じて開放されている、老いも若きも集える市民が心身をリフレッシュできる場をつくっていただきたいと思います。今が再建設のよいチャンスだと思います。この成田市の海の家の再設置についてのご見解をお伺いいたします。

 以上で、第1回目の質問を終わります。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。

         〔市長 長谷川録太郎君登壇〕



◎市長(長谷川録太郎君) ただいまの日暮議員のご質問にお答えいたします。

 根木名川ふるさと川づくりについてでございますが、まず最初に成東橋からこの吾妻橋の間のふるさと川づくりについてでございますが、これは千葉県が事業主体となりまして約1,000 メートルの区間を3つのゾーンに区切りまして、それぞれの川づくり、3つのゾーンということは、それぞれこの特徴を生かしながら進めていくところでございます。

 ご質問の吾妻橋から取香川との合流地点というのは、これはCゾーンにとなえられているところでございますが、この進捗状況ということでございますが、来年度低水路の整備ということで、一部この路床のしゅんせつを兼ねまして洪水に対応するための川の流れをスムーズにするための護岸工事、さらにはこの美観的にもより美しく見えるようにするために、事業が残っておりますので、これが終わりますと、全部完成ということに相なるわけでございます。

 また、吾妻橋の下流につきまして、河川改修事業としては概成しているということでございます。

 次に、この今ご要望の防犯上、街路灯が必要とのことでございますが、原則的には河川の堤防は構築物の設置について種々制約がございまして、単純に街路灯といってもなかなか難しい面もございますが、これにつきましては、いろいろ工夫をいたしまして、根木名川河川改修事務所と協議してまいりたいと、そのように存じます。

 それから、堤防上の道路の寺見橋側への出入り口が狭いということでございますが、この件でございますが、これは日暮議員もご認識のとおり、あれは全体的に親水公園の遊歩道であるという性格がありますので、車についてはできるだけ遠慮して、あそこを車では通らないでほしいというふうに思っておる次第でございます。したがいまして、拡幅につきましては、現在考えてはおりません。

 次に、寺台から国道51号線への連絡道路ということでありますが、私ども現在考えておりますのは、先ほど申し上げました根木名川ふるさと川づくりということで、親水公園的な皆さんに親しまれる川が完成しつつあるわけでございます。せっかく整備される川を有効に利用していただくために、この堤防までの道路につきましては、今後調査をしていきたいと、そのように考えておりますので、さようご了承のほどお願いいたします。

 次に、九十九里野栄町の海の家の件でございますが、これは教育長をもってお答え申し上げさせますので、よろしくお願いします。



○議長(喜久川政司君) 檜垣教育長。

         〔教育長 檜垣篤君登壇〕



◎教育長(檜垣篤君) お答えします。

 ご質問の成田市海の家の廃止の件でございますが、これはご承知のように、本議会におきましても条例の廃止を提案しておるところでございます。その理由としては、議員もお言葉がありましたように、確かに隣接する海岸が遊泳禁止になったことも大きな理由だろうと思います。また、老朽化したということも、それにプラスされると思います。いずれにいたしましても、6日の日にも数字をちょっと申し上げましたが、減少する減度が余りにも激しいということなどから考えても、価値観の多様化などにも影響しているんじゃないか、こんなふうに私は考えておるわけでございます。したがいまして、これにかわるものとして、既に議員がおっしゃっているように、ただ1カ所だけで固定するという概念を捨てまして、市民が自由に選択できるような宿泊施設との契約方式によりまして、成田市臨海宿泊施設利用者助成制度というものを設置したわけでございます。そして、青少年はもちろんとして、家族と小中学生等が余暇を利用しながら楽しみ、あるいは体を鍛えることのできると、こういうような施設にしたいなと、こんなふうに考えております。

 ちなみに勝浦市のことを議員さんがおっしゃいましたけども、この中には勝浦の鵜原民宿組合も契約に入っているところでございます。したがいまして、勝浦市などがどのくらい利用されるか、その他もそうですが、その趨勢を少し眺めてみたいと、こんなふうに考えて、今のところは新しく設置するんじゃなくて、この制度によって対応していきたいと、こんなふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(喜久川政司君) 日暮議員。



◆7番(日暮澄子君) では、2回目に入らせていただきます。

 ただいまの市長さんのご答弁をいただきまして、根木名川のA、B、Cゾーンは大体Cゾーンを残すくらいで、間もなく完了するということですから、今ちょっと聞き取れなかったんですけど、このCゾーンの後、吾妻橋から川下の合流地点までCゾーンと同じように護岸と浚渫工事を残すのみで終わるということで、私どもといたしましても、どうぞ美しい水鳥とか錦鯉の見られる市民に親しまれる川になることを期待いたしております。

 また、他の件につきまして、この街灯設置の件は、なかなか公園ということで難しいが、何とか工夫してみたいというお答えでございましたが、親水公園的な低い街灯ならば私どもには差し支えないと思われるのでございますけれども、防犯対策の上からも早目に何とかつくっていただければありがたいと存じます。

 それから、寺見橋への出入口の拡張について、これはどうも無理であるというご返答をいただきましたけれども、あそこは余り車も通したくないような公園だけの道路である的なお考えだということでございますけれども、あれは日常生活ではなかなか市役所のところへ通っていらっしゃる方とか、結構車も利用されている方が多いんです。大変便利でございます。それで、何とかあそこまで4メーターの道路になっていて、出入り口だけが2メートルで数メートル続いているということは、非常に不便なものでございますから、お願いをしたわけでございまして、根木名川に関することは県の管轄下にあって、なかなか成田市一存ではいかないということはわかりますけれども、どうぞ県の方へも積極的に市の方からアプローチをしていただけたらと思います。

 それから、連絡道路と橋の件でございますが、ただいま連絡道路のことは伺いましたが、橋には触れられませんでしたけども、この成東橋から寺見橋の約 350メートルの区間には、さらに51号線上の成田橋とそれから参拝客用の清心橋とがありますが、寺見橋と吾妻橋の区間は残り 1,000メートルとおっしゃいましたから、残り 650メートルくらいございますが、そのつまり倍近い距離がございましても、橋が1つもないのです。これはまた言いかえますと、51号線からは、この長い区間同じ寺台区であっても、目の前に県道沿いの住宅が見えるのに、そこへ入ることができない。片側は商業地としてビルやレストランが建ち並び、各戸自由に出入りができるのに、他の方は川があって全然出入りができないし、先ほど幡谷議員さんからもるるご説明がありましたが、今回の生産緑地法改正によって、税金ばかりは宅地並み課税を余儀なくされるが、道路も下水もなくて未開発の農地では発展が望まれない状態なのです。このアンバランスを一体どのようにお考えになるのかと思います。これは無理なことではございましょうが、何とか橋をかけていただけば解消できると思われます。何とか前向きにご検討をお願いいたしたいと切望いたしております。

 また、新しい海の家の建設ですが、ただいま教育長さんからご説明いただきまして、今回はこの勝浦方面も鵜原の宿泊施設もあることだし、様子を見ましょうというお答えで、それも本当に結構だと思いますが、私が申し上げたこの海の家建設希望は、ちょっと今回のこの助成制度とはニュアンスが違うと思うんです。というのは、学校も5日制で最初は週1回でございますが、5日制になることですし、成田市の専用の海の家をつくっていただいて、これは教育上からも福祉の面からもぜひ皆さんの集いの場として必要ないことではないかと思うんです。また、このように空港都市の成田市としても、是非、市のステイタスシンボルとしても、それにふさわしいしっかりとしたものを将来建てていただけたらありがたいと思っております。

 以上で、2回目の質問を終わりますが、先ほど市長さんからご答弁をいただきましたので、今回のご答弁は結構でございますが、最後にもう一度お願いいたしておきます。

 いろいろ今までお伺いしたり要望したりいたしましたが、とにかく21世紀に向かって世界に誇れる伝統と新しさを持った美しい住みよい豊かなまちづくりのため、成田市総合計画に基づいて、総力を挙げてぜひ実行に移していただきたいと思います。

 また、地元の声にもひとつどうぞ耳を傾けていただいて、関連の今申し上げた現地などもよく調査、検討して、速やかに前向きに適切な対応をしていただくことを切望いたしております。

 これで質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(喜久川政司君) 暫時休憩いたします。

                             (午後 2時24分)

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(喜久川政司君) 再開いたします。

                             (午後 3時11分)

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△小川善嗣君の一般質問



○議長(喜久川政司君) 一般質問を続けます。

 1番、小川善嗣君。

         〔1番 小川善嗣君登壇〕



◆1番(小川善嗣君) 1番、小川善嗣でございます。

 私は、昨年4月の統一地方選において、心温まる市民の皆様方にご支援をちょうだいし、市政の一翼を担わせていただくことになりました。

 そもそも当市職員として長期間にわたりお世話になった自分でございますが、より一層の当市の発展を願いつつ、自己のわがままと理想を追いながらも立場を変えて市政に参画をさせていただきました。昭和46年、長谷川市政スタートと同時に行政の職につきました私を長きにわたりお導きをいただきました長谷川市政に、ただただ感謝と尊敬の念を抱くものであります。

 さて、時は流れ行政を取り巻く諸条件はさまざまな分野で変化をいたしております。この議会初日の長谷川市長の施政方針演説におかれましても、一貫して訴えておられるのは、市民一人一人が「このまちに住んでよかった、これからも長く住みたいと思えるうるおいある成田のまちづくり」を推進したいとの標榜をしておられました。

 私も、微力ながらお手伝いをさせていただく所存でありますが、ただ最近の市民一人一人の多様化するライフスタイルにその対応を迫られる地方自治体が、どのようなセンスを持ち合わせて各種業務の推進に当たるべきかなど、そのような点に触れつつ質問をさせていただきたいと存じますので、よろしくご答弁のほどお願い申し上げます。

 それでは、通告に従いましてまず1番目に、花のある街づくりについてお伺いをいたします。この件につきましては、私の提言と現状を受けて、市がどのようなお考えをお持ちかお伺いしたいのでありますが、まずはこの当市に今なぜ花の街づくりが必要なのか触れてみたいと思います。

 花のある街づくりは、世界に視野を向けてみますと、何といってもヨーロッパに代表される美しい町並みと環境への配慮であります。それは人々が長年かけて築き上げた生活文化の豊かさの1つのあらわれであると考えます。そこには花の街づくりを国や地方公共団体が中心となり、しっかりとした組織と政策を持ち、企業も援助、協力して進められ、花と緑による街の美化、生活環境の改善など、花の街づくりを通じて観光を促進し地場産業の振興をするなど、さまざまな施策を図っております。

 日本国内においても、経済的に余裕が生まれた今、真に豊かな暮らしとは何かを問う時期に入っております。そこで、真に豊かな暮らしとはと考えてみますと、安全で快適な質の高い生活を望もうとする精神的にゆとりのある暮らしだと考えます。経済性だけを追求した時代から精神的な豊かさを大切にしようとする市民の意識の変革は、同時に住環境や公共の施設、社会福祉など今より以上に充実させなければならない公的な改革も必要に迫られております。今国内では、生活の質的向上に関心を抱かれるようになり、その一環として強く必要とされているものがアメニティの形成です。最近、全国的にアメニティを形成する1つの手段として、花の万博を契機に特に注目され始めたのが花の街づくりであります。アメニティの形成とは、つまり快適な生活環境づくりであって、そこには清潔で美しいという条件が欠かせないのであります。せわしく生きることを、それからなるストレスなどは、ここでは論外でありまして、花や緑を飾ることによって、美しい花とマッチした背景が欲しくなり、町並みの景観づくりへと考え方が移行されるものです。

 今までは、全国的に都市緑化のみが多く叫ばれ、街路や公園の緑化が進められ、その焦点はあくまで緑の量が主眼とされておりました。しかし、緑の量だけで街がより魅力的になるわけではありません。ふえた緑を印象的に引き立て、美しく彩るのが花の役割であります。最近、国内各地、また千葉県内においても、街づくりを通じて地域の活性化を図り、環境が美しくなると同時に、花で歓迎するといったホスピタリティーを生かし、自治体のイメージアップや観光振興を図るところが増えております。花の美しさは、環境へのいたわり、やさしさを人々に訴えるパフォーマンスを持っております。花の世話をしていると、見知らぬ人にも「ご苦労さま、きれいですね」と気軽に声をかけられます。環境に対してだけでなく、人間に対しても心と心を通わせる何か不思議な力を持っております。

 私は、この花の持ち合わせるパフォーマンスを生かして、人と人との心の触れ合いや地域の連帯感を高めることに大いに役立てたいと考えております。この運動を展開することにより、各地域やグループなどにコミュニティの花の輪、つまり人の輪、思いやりの心の輪が広まるわけであります。成田市内に目を向けますと、既にこの運動を展開するグループが幾つかあります。いずれのグループも街づくりを具体的に展開するため、花づくり、人づくり、街づくりをテーマに、その活動の熟成化に向け展開をしております。すなわち花づくりは人づくり、人づくりは街づくり、街づくりは花づくりからと、これらのコンセクトの具現化により花のやさしさ、気遣いを基調とし、花を通じてコミュニティの形成を図り、花の文化を進めることで新しい人々の連帯と市民一人一人が同一の認識を持つ、つまりアイデンティティーを確立しようとするものであります。団体によっては、市内各地において現実的に花壇整備を実施するなど、あわせてそれらを必要とする啓蒙運動を展開する一方、団体結成10周年を迎え、その記念事業として市役所通りに花と緑をテーマにした街づくりを進めていただくよう団体から提言として提案書を市にご提出できるほどに至っております。それらについても、現在市においてご検討いただいておりますが、今やこの運動は当市においても民間ボランティア団体のみにゆだねることなく、関係各方面の個人、団体からの意見を吸い上げ、行政が花による街づくりの基本的な計画を示し、市が持ち合わせる業務の中から関連するものすべてを一体化させ、そして市民や企業とともども街づくりを行えるような計画を整備する必要性を強く感じております。フローラル、つまり花いっぱいとかあるいは花のようなという意味を込め、人の心が息づく21世紀へのライフステージをフローラルシティ成田の整備計画を持って進めていただけますことを、このことを念願とする多くの市民になりかわって強くご提言申し上げるものでございます。

 当市において、本当の意味の国際文化都市を目指すには、快適な環境の中で市民や国内外からの来訪者が、文化、歴史、芸術、スポーツ、アミューズメントなど多様なライフスタイルを選択し楽しむことのできる街、市民の快適な生活を充足させ、無理なアピールをせずとも来訪者が二、三日滞在したくなるような、そのような街を実現するため、当市全体をエリアとし、この推進に当たるプロジェクトが必要とされております。

 花の街づくりは、エコロジックな都市づくりの一翼を担うものであり、まさに長谷川市長の目指すうるおいのあるふるさとづくりの根幹をなすものと判断いたしますが、この考え方について市当局のご所見をお伺いいたします。

 次に、2番目の少年自然の家の整備について質問いたします。

 先ほどは日暮議員より海の家の廃止についていろいろと触れられておりましたが、毎年小中高等学校の夏休み前になると、特に社会教育関係団体において話題に上るのが海の家の新設とか少年自然の家の早期建設の件でありました。市は、第4次総合5カ年計画においても、社会教育の充実の名のもと少年自然の家の建設推進をうたっております。建設の要望は、社会教育関係団体の各リーダーから十数年前から声が上がっておりました。この間、建設候補地は現在まで市内各地区を転々と渡り歩き、最終的には市が現在計画中の豊住のごみ焼却場との併設を考えたものがありました。しかし、その計画も諸般の事情から昨年12月の段階で完全に消滅したことを確認いたしておりますが、今後市はこの整備計画に当たり、どのような考えのもと建設を推進されるのか、お伺いをいたします。

 次に、3番目の学校5日制の対応についてお伺いをいたします。

 この件につきましては、本年9月から毎月1回第2土曜日を休みとするということでありまして、現在全国的に関係機関並びにマスコミ等でさまざまな議論を呼んでおります。私も、当議会から選出を受けた立場において、先月開催された当市の青少年問題協議会に出席をさせていただきましたところ、協議事項の中心となったのは、この学校5日制の件でありました。いずれにせよ、この制度が現実にスタートされるに当たり、与えられた課題は山積しております。子供たちを取り巻く諸問題も、学力の低下とか学習過重、できた余暇時間をどのように利用するかなど、また先生方や各家庭における諸問題も抱えております。この現実を当市教育委員会といたしまして、どのように考えておられるか、その基本的姿勢と受けとめ方についてお伺いをいたします。

 次に、防災行政についてお伺いをいたします。

 当市における防災体制の確立は、成田市防災会議により地域防災計画からなる総合的な防災計画を策定されて、その体制を整えられていると考えます。その中には、防災意識の高揚を図るための広報活動、総合的な防災訓練、情報や資機材の提供、自主防災組織の育成、治水対策や都市防災対策の推進、避難場所等の整備、非常食や緊急用品の確保、備蓄、また来年度より整備される防災行政無線、それに伴う情報伝達体制の確立など、その業務は大変多岐にわたります。また、それに加え災害の種類も単に自然災害だけではなく、国際空港を抱える当市にとっては航空機による特殊災害も考えられる大きな要因を持ち合わせております。そのような当市の事情に鑑み、市は市役所の機構においても、平成4年度、来年度より防災係の新設を考えるなど、今後の防災行政の進展に向けて大きな節目を迎えております。このような時期、新年度を迎えるに当たり、防災行政の中から、日頃、気にかかっておる5点についてお伺いをいたします。

 まず、その1点は、がけ崩れ等、自然災害への対応についてであります。このことについては、何といっても昨年の9月8日の15号台風、9月19日の18号台風、またそれ以降長雨が続き、最後は10月13日の21号台風と、その状態は近年にない、いや10年、20年に一度あるかどうかというもので、その被害の状況などはまだ記憶に新しいものがあります。

 ところで、市はこれらの台風、長雨の被害に対応するため、当議会の9月、12月定例市議会の場においても、私どもるる説明をいただき協議、検討いたしました関係の制度があります。改正となりました成田市災害見舞金等支給規則、また新たに設けられた成田市住宅等災害復旧資金利子補給金交付規則などがそれであります。ここでの質問は、これらの両制度の今現在の対応状況をお聞きしたいのであります。昨年のがけ崩れ等、被害件数がどの程度で、見舞金の総額がどのくらいになるのか、そしてその給付の状況はどうであるのか、また災害復旧資金利子補給金の交付については、現状はどのような状況なのか、お伺いをいたします。

 そして、あわせて新年度より設けられる予定である成田市がけ地整備事業補助金交付規則なる制度が、どのようなものか、その概要と関係市民に対するPR方法はどのように考えているのか、お伺いをいたします。

 2点目に、航空機事故消火救難総合訓練のあり方について質問をいたします。

 航空機事故を想定し、空港内の関係機関が一体となって各種の緊急活動訓練を毎年行っているのは既に皆様方ご承知のとおりであります。しかしながら、昨年10月24日に実施された訓練でちょうど10回目の回数を数えますが、そのいずれもが空港のエリアでの事故を想定し、訓練場所につきましても、空港のエリア内であります。現在、成田空港における1日の航空機の発着回数は 350回前後と大変回数が多くなってきております。これらを考慮し万一に備え、官民一体となって実践的に実施することを考えてみれば、空港の周辺、言いかえれば空港エリア外の市域で、いずれかの効果的な地点を選定し、より現実に近い各種の緊急活動体制がとれるよう今以上の手順の習熟が図れるような訓練形態に変えるべきではないかと思いますが、当局のお考えはいかなるものか、お伺いをいたします。

 3点目の防災行政無線設置における地域情報化マスタープランの整備状況についてお伺いいたします。

 まず、防災行政無線の整備事業につきまして、平成4年の当初予算説明資料によりましても、その事業実施が決定し、前々から長谷川市長みずからが言われている市からの情報提供という点においては、市域全体の格差是正が図られると考えられますし、私自身も、この事業の推進を高く評価する者の一人であります。

 そこで、この防災行政無線の効果的運用を考えてみると、万一に備える防災上の活用よりは、一般行政の守備範囲における利用の形態が非常に強く考えられます。ついては、現在市が持ち合わせる各種の情報を今後このメディアを利用してどのように流していくのか、市は第4次総合5カ年計画の行政の効率的運営を考える中で、全市域を対象とする情報化マスタープランの策定について掲げておられますが、防災行政無線とのかかわりと、そのプランの今現在の整備状況、そして今後整備されていくであろう方向性についてお伺いをいたします。

 次は、4点目の新設される防災係についてお伺いをいたします。

 このことにつきましては、昨年9月議会においても、大倉議員より防災課の設置について一般質問がなされ、市はその必要性を考慮され、次期機構改革において対応するとのことでありました。今回、新設されようとしている防災係の設置は、現在の業務内容からして当然とお見受けいたしますが、防災行政の進展に大変結構なことだと判断いたします。しかしながら、先ほど私自身の質問の中で、多岐にわたる防災行政について触れておりますとおり、自然災害、特殊災害に対応する業務内容は増大しており、さらに防災行政無線の設置等を加えてみると、さらなる組織強化が必要と考えられます。

 そこで、4月からの係の新設は、いずれ近い将来、課に昇格をさせる計画見込みがあるのか、係として設ける意図はどのような検討内容によるものだったのか、お伺いをいたします。

 次に、5点目の消防団等の組織のあり方についてお伺いをいたします。

 まず、消防団の組織構成上の問題でありますが、例を挙げさせていただきますと、市内ニュータウン地区とかあるいは美郷台や本城地区の新興住宅地に見られますように、消防団員の選出、任命がなされておりません。これは市の消防組織を預かる立場での見解を伺ってみますと、既存の消防団構成と常設の消防署の管轄エリアによって、問題なく消火活動等はできるとのことでありました。しかし、私はこの実情を非常に問題視いたしております。なぜならば、いわば団員の任命がされていない空白エリアは、いざ火災となりますと、消火活動の後、残火処理、そして後始末に非常に困る状況があるからであります。先に立って行動のできる組織体もなければ、近隣の家々において必ずしもふだんからコミュニケーションが図られているとは限らないからであります。

 このような地区の皆様方には、万一に備え現状からなる対応策として、団員を選出いただく働きかけをするとか、無理があれば、今以上に自主防災組織の結成を呼びかけ、防災意識の高揚を図る必要性があると考えます。いずれにしても、現在の状況は他の地区の若者や現団員に、やらなくても済むならば我々もという、いずれ市内消防団 1,000名の団員確保を難しくさせる後退的な意識を持たせる要因にもなるものであります。市消防本部は、この状況をどのようにとらえておられるのか、お考えをお聞きしたいと存じます。

 またこれに加え、現在、 1,000名団員の平均年齢は33歳ぐらいと聞き及んでおりますが、若い者の価値観が徐々に変化する現在、その中にあって責任感を前面に押し出し、熱血感に駆られてその職務遂行に当たる団員、そして中堅役員もおります。よいところは残せども、団の末端の若者の声が上に通るよう、またそのような声を受け、上部に働きかけを続ける中堅役員の処遇についても目を傾けていただき、リフレッシュされた現代消防団のあり方を追求し続けていただきたく、その現状を訴えるものであります。

 次に、5番目の成田観光館の管理運営についてお伺いをいたします。

 この件については、館オープン当初、現場の責任者として職を与えていただいた私といたしましては、その運営に当たり力の至らなさを痛感しているところであり、深く反省をいたしております。ところで、このことについては、新年度から入館料を無料化するにつき、本議会においても条例改正の議案が上程されておりますが、市長は先般の施政方針の中でも、あるいは上程議案の提案理由説明においても、その方向性は入館料を無料とし、市民はもとより成田を訪れる方々に対する情報サービスを今より以上に提供し、またそれらの触れ合いの場として一層の努力を重ねてまいるとのことでありました。しかし、現在のままで管理運営は当初の採算ベースとしての物の考え方を 180度転換するわけで、無料化されることによって利用しやすさは考えられますが、それとは裏腹に館開館までに要した総費用、そして毎年の維持管理費を考慮すると、運営の質的改善、この質的改善が高く望まれるところであります。これらの諸問題を抱える中で、入館料の無料化をされていくにつき、今後の運営はどのような方向性を持って業務推進に当たろうとされているのか、またそのことに伴う基本的な管理体制などについても、あわせてお伺いをいたします。

 以上で、私の1回目の質問を終わります。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。

         〔市長 長谷川録太郎君登壇〕



◎市長(長谷川録太郎君) ただいまの小川議員のご質問につきましてお答え申し上げます。

 第1点といたしまして、花のある街づくりについてでございます。お答え申し上げる前に、まず最初に成田の街づくりに市民活動やボランティアとして活動しておられる皆さんに対しまして、心から感謝を申し上げる次第です。

 花と緑を通じて街づくりということでありますが、本市におきましても、緑化推進事業や市民憲章推進事業等で実施しているところでございます。また、コミュニテイ活動を推進するため、街角等の空き地に花壇を整備し、地域の方々のご協力によりまして、これの維持、管理をお願いし、花のある街づくりを進めておるのが現状でございます。これらの事業を通じまして、沿道に花を植えて通行する人々の目を楽しませておられる個人並びにグループが各地区に生まれてきておることは大変うれしいことでございますが、私はこれらの方々の活動がさらに広がるということと同時に、今小川議員が、この花いっぱい運動の趣旨というものをここでるるご説明ございましたが、全くそのような精神的な面というものが大事であるということをともに賛同する次第でございます。そのような意味で、当面は今までのようなことにつきましては、現在市といたしましては、直接は市の公共施設あるいはこれを含みます公共敷地につきまして、市として花あるいは樹木を整備してきておるわけでございますが、今後はさらに計画的に市内の適地をもって、この花いっぱい運動の一助にしていきたいと、そのように存じております。

 例えば、先ほど日暮議員のお話がございました根木名川の美しい川づくりのあの堤防なども、やっぱりそういった適地であろうかと、そのように存じておるわけでございます。これは一例を挙げるわけでございますが、そのような形にして今後、そのような趣旨を十分大切にいたしまして、花のある街ということを進めてまいりたいと、そのように思っておる次第でございます。

 次に、少年自然の家とそれから今後来るであろう学校の5日制、この対策につきましては、教育長をもってご答弁申し上げさせていただきますので、よろしくご了承のほど願います。

 次に、第4問になるわけでございますが、がけ崩れ等の自然災害の対策ということでございまして、これにつきまして5つに分けてご質問がございますので、これのご回答を申し上げます。

 昨秋の台風災害の被害状況をまず申し上げますが、住家の全壊が2棟、住家の半壊が4棟、非住家の損壊11棟、床上の浸水が17棟、床下の浸水が59棟、道路の損壊が51カ所、がけ崩れが 214カ所等、かつてない大きな被害を受けたところでございまして、改めて自然災害の恐ろしさを感じたところでありまして、被害者の皆様のご心労も非常に大きかったと、そのように受けとめる次第でございます。

 このような状況を踏まえまして、一日も早い復旧の一助になることを願いまして、議員各位のご助言をいただきながら、災害見舞金制度の大幅な見直し、また住宅等災害復旧資金の利子補給制度の新設をしたところでございます。また、これらの制度につきましては、「広報なりた」に掲載するとともに、区あるいは自治会、町内会の回覧を通じて、個々にお知らせしたところでありまして、特に見舞金につきましては、市で把握しておりました約 250の被災の世帯を個別に訪問いたしまして、よくこの点につきましてご説明を申し上げたところでございます。

 なお、また今回の災害を教訓といたしまして、がけ崩れ対策の一層の推進を図るために、従来国や県で実施しております急傾斜地崩壊対策事業で、これでは対応できない箇所につきましては、市が単独事業といたしまして、そのがけ地を整備される方に助成をするということを目的といたしましたがけ地の整備事業補助制度を発足させ、災害を未然に防止し、安全で住みよい住環境の整備が図られるよう努めてまいりたいと考えております。

 続いて、当市としては一番の1つの問題点でございますが、航空機事故は、これあってはならないことでございますが、こういったことにつきましても、これを想定いたしまして、訓練について飛行機事故が発生したことを想定し、成田市、それから空港公団、新東京空港事務所等が主催いたしまして、関係機関の参加や協力を得ながら、これまで10回にわたり空港内において実施してきたところであります。訓練に際しましては、事前の説明会、事後の反省会を開催いたしまして、関係各位のご意見、ご提言をいただいているところであります。

 ところで、その航空機の事故につきましては、他の災害とは異なった多様な対応策が求められるということとなると想定されます。災害はいつ来るかということが全く我々にはわからないわけです。したがって、災害の場所というものとそれから時間というもの、昼来るか夜来るか、それから天候というものが1つまたつきものでありまして、非常に天気のいい日にそういったことがあることもありますし、非常なこの何ですか暴風のときにも考えなくてはなりません。そういったふうにさまざまに想定される性格を持っているもんでございまして、今後これらにつきましては、さらにさまざまな角度から検討を加えてまいりたい。そして、十分これに対応するという構えをしていきたいということを今考えておる次第でございます。

 次に、今後の災害にこれはまた関係があると存じますが、地域の情報化のあり方につきましては、市内の全域を対象に、地域の特性及び課題を考慮しまして、行政情報あるいは地域のコミュニティ、また教育、文化、経済、防災など多種多様な情報をニューメディアを主体に推進してまいりたいと考えております。

 ところで、その防災行政無線の設置につきましては、平成4年度を初年度といたしまして、今次5カ年計画の中で整備を進めてまいりたいと考えております。その設置に当たりましては、各地おのおのの実情を見極め、かつこの事業の目的達成を図るべく十分検討しながら事業を進めてまいりたいと、このように考えます。

 特に、防災業務につきましては、ご承知のとおり、総務部庶務課で担当して今日までまいりましたが、航空機事故への対応と本市の特殊性、あるいは昨年のたび重なる台風災害に対する見舞金制度、また防災行政無線の設置など、新規の事業の導入に伴いまして、防災担当の係を今回新設いたしまして、当面する問題を処理してまいりたいと存じます。

 この点につきまして、現在係ということで発足するわけでございますが、課ということへの昇格につきましては、将来、中長期的な防災計画の樹立など、その必要性が生じてくるとは存じますが、当面は係で十分に対応していきたいと、そのように存じます。

 また、この防災ということで防災無線という名前はそういうことでございましたが、今後市政の進展に伴いまして、当市のいろいろ行事あるいはその住民にぜひ知らせておかなくてはならないということで、いわゆる行政に対して住民の方々のご協力、ご理解をいただくという意味におきましても、これは十分に活用するものであろうかと、そのように思っております。これがすなわちこの格差の是正にも私はつながるというふうに心から感じておるわけでございます。

 次に、消防の件でございますが、消防組織については、団長以下、目下、平均年齢が33歳の消防団員 1,000名をもって常設消防と両輪となりまして、行政区域を管轄とした組織体制が図られておるのが現状でございます。したがいまして、ニュータウン地区をはじめ団組織のない地域でいざ災害が発生した場合でも、現体制下の中で出動体制を敷き、消防活動を実施しております。しかしながら、災害の軽減には言うまでもなく1分1秒が鍵であり、いち早い現場活動が必要不可欠な問題であることも周知の事実であります。したがいまして、団が配置されていない地域におきましても、組織化されるのが理想であると、そのように考えております。

 幸いにいたしまして、当市のニュータウンにおきましては、自主防災組織といたしまして、これはニュータウンの性格から婦人防火指導員協議会がありますので、これらの指導育成をしながら、地域住民の防火思想、あるいは防火意識の高揚を図るということに力をいたしておると同時に、消防団の活性化とあわせまして団の組織の整備推進を図りつつ、万全な消防体制の確立に努力してまいりたいと、そのように存じます。今後、建設される市内の各地の住宅団地といった点につきましては、そこの事情を十分に吟味いたしまして、自治会あるいはそういった団体をもって、やはり市民が全部で自分たちの地域を守ると、そういった精神的なことを第一にいたしまして、こういったもののできるだけ育成というもの、あるいは設立というものには力を傾けていきたいと、そのように存ずる次第でございます。

 それから、次に観光館の件でございますが、成田の観光館につきましてのご質問でございますが、ご承知のとおり、観光館は成田市を中心といたしました周辺の観光及び伝統文化等の各種情報サービスの提供や来成されます観光客の拠点として、また国際観光モデル地区内の中核的な施設として、その機能を果たしておりますが、入場料を無料化することによりまして、国際都市成田にふさわしい国際交流情報センターの役割を果たす場として一層の活用を図ってまいりたいと、そのように考えます。

 この無料化するということにつきましては、私なりに、また皆さんの議会におきまして、条例もそれについてとにかく改善したいと、そのように存じておりますが、少しのこの入場料のために、せっかくあそこまでおいでになった方々を、見ないで帰すということはまことに残念なことでございます。要は1人でも多く入館されまして、成田をよく知ってもらう、そしてまたお帰りになったら宣伝してもらうような何ものかをごらんになって、価値のあるものにしていきたいと、そのように存じておりますが、今後この運営につきましては、十分ただいま観光協会にこの運営を委託しているのが実情でございますので、そういったいきさつもございますので、観光協会とも十分な協議をいたしまして、効率的な利用とサービスの向上に努めてまいる、それを主眼にいたしますが、現時点はやはり1人でも多く入場していただくということが、まず先決問題であろうかと思います。それに向けて大いに努力してまいりたいと、そういうことでございます。

 以上でございます。



○議長(喜久川政司君) 檜垣教育長。

         〔教育長 檜垣篤君登壇〕



◎教育長(檜垣篤君) 少年自然の家の整備についてお答え申し上げます。

 児童や生徒が自然と触れ合いながら集団学習あるいは体験学習のできる教育施設を持つことは、極めて重要なことであると考えております。豊住地区へ少年自然の家の設置については、地元の意向もございますし、変更せざるを得ない状況でございました。新しい候補地でございますが、このことについては、昭和60年の12月の議会におきまして質問と要望がございました。したがいまして、これらを踏まえて現在検討中でございます。

 次に、学校週5日制のことについてお答え申し上げます。文部省は、去る2月26日の省議におきまして、平成4年度の2学期から毎月第2土曜日を休業日とすると、学校週5日制の導入を正式に決定したということでございます。この問題については、いろいろな面から論議されておりますが、当教育委員会といたしましては、まずこれからの時代に生きる子供の望ましい人間形成を図る観点に立って、学校や家庭、地域社会の教育全体のあり方を見直す中でとらえていくべきと考えております。そして、実施に当たっては次の点に留意してまいりたいと思います。

 第1に、教育の水準の確保ということです。これからの子供に必要な学力とは何かということを明らかにしながら、学習指導の一層の充実を図ってまいりたいと思います。第2には、子供の学習負担を増大させないよう配慮していくべきことだと思います。第3は、これが最も週5日制にする趣旨でございますけれども、子供を家庭にということを基本におきながら、さらに地域社会において豊かな体験や活動が展開できるよう考えてまいりたいと思います。今後、保護者や地域に対する啓発などを進めながら、なお各機関の検討の推移を見守りながら適切な対応を図ってまいりたい、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(喜久川政司君) 小川議員。



◆1番(小川善嗣君) 2回目の質問並びにご要望をさせていただきたいと思います。

 最初に、花のある街づくりについてでございますが、とにかく初回の質問の中で申し上げましたとおり、国や地方自治体の動きが大変活発になっておられます。本日も時間がもっとありますれば、さまざまな例をご説明申し上げたいところなんですけれども、国においても建設省あるいは農林水産省、自治省、文部省あるいは通商産業省、林野庁それぞれの立場においても動きを持っておられる。そのようなことから当市にあっても、いろいろな角度から考えていただきたい。とにかく国のそういう機関で多様化するこの要求に応えてはいらっしゃるんですが、国もまだ一元化された組織体がないということで、非常にまだ動きずらいところがあるようです。しかしながら、これを先取りするくらいのつもりで当市の場合には、この私どもが初回ご質問申し上げましたご要望に対応できるような体制をとっていただきたいと、これを強くご要望申し上げたいところであります。

 特に、花博以降、建設省等は対策として財団法人都市緑化技術開発機構とか農林水産省も財団法人日本花普及センターなどつくっております。特に、この農水省関係は、この今月20日から幕張メッセにおいて第1回の大きなフラワーフェスティバルを行うと、ここにともかく観点が移ってきている。またお隣の佐倉の長島茂雄さんが理事長であられます財団法人花と緑の農芸財団、これらにおいては空港周辺、この成田空港周辺でフラワービレッジをつくり上げようという構想まで立てております。このような中から、近隣の市町村を見ましても、例えば佐倉のチューリップまつり、あるいは酒々井町のハーブ、印西町のコスモスまつり、あるいは小見川の黒部川のアクアポリス計画に見られるような河川敷の緑化、こういうことで県内も市川、行徳とか野田、流山、御宿、大変動きが活発化しております。これを現実を直視していただきまして、ともかくそこに市も目を向けていただきたい、こんなふうに思うわけであります。

 1つ大変参考になるものが私も見かけることができました。それは茨城県の石岡に住宅都市整備公団が都市開発本部でありますけれども、開発したその中に、まさに私が申し上げたフローラルシティを基本の計画として、土地区画整理事業の中ではありますが、57年からこの3月まで行いました区画整理事業の中で、ともかくこの花のように美しい快適な生活環境と新しい居住者のコミュニティの形成をつくるんだと、こういうアイデンティティーを確立するんだということでやられた事業がありました。まさに大成功をおさめております。この規模は74ヘクタールの地域に新しい住宅地をつくろうとするものなんですが、そこに住まわれる皆さんが、今日この後ろにおいでになる皆さんのように率先した気持ちを持って、本当に気持ちを新たに持ちましてまちづくりをしようと、それをもって新しい町が構成されているという例があります。特に参考にしていただければと思います。

 いずれにせよ、現状として運動展開している団体がおりますし、予算面も含めて後押し、その辺については充実をしていただきたいというふうに思っております。

 それから、特に当市としましても、私どもが申し上げたことは、各担当部課にまたがることでありまして、それらをいずれ一本化して、こういう要求に応えることのできるような窓口を整理していただきたい、そういうようなことから発展し、いずれ庁内にもプロジェクトなり担当の課なりをおつくりいただけるような体制をつくっていただきたいなという強い要望を持っております。

 このほか私の本当に勝手な発想でございますが、この花においてはせっかくでありますから、市と市民あるいは団体、企業が一緒になって、この活動が行われる、こういうシステムづくりをこの市域全体につくり上げると、そういうような必要性も感じております。

 あと、これは余談になりますが、1つのヒントとしてお聞きください。この市としましても、例えばこの庁舎が、例えばベランダ1つ見ても花でいっぱいになるということは、もう観光資源でありますし、そのようにただただ新しい庁舎をということじゃなくて、まさに市長が言われるように、そこに魂を入れていただきたい、これが私の念願なんです。ベランダに花をとか、あるいは市制40周年を迎えて、その1つの記念行事として市の木だけではなくて、市の花を設定するとか、時代はそこまでいっておる、そういうようなことも皆様方に頭に入れていただくように、これは強くご要望いたしまして、この件につきましては終わりたいと思います。

 次に、少年自然の家につきましてですが、簡単にご答弁いただければと思いますが、建設の候補地の件であります。これは私は例えば私が八生出身ということでなくご理解いただきたいんですが、八生地区の隣接に見られます房総風土記の丘あるいは房総の村、あるいは今整備されようとしております坂田ケ池の関係、こういうような地域と関連の施設と一体化した建設を図っていただいて併設利用することによって、効果的な利用が図られると私は思っておりまして、あの地先は大変結構なことだと私は考えております。強く確信しております。この候補地の問題についても、できれば教育長からその考え方について簡単にご答弁いただければと思います。

 次に、学校5日制の対応でありますけれども、先ほど教育長が言われたとおりであります。ともかく子供は家庭に返されるわけですから、その子供たちをこの社会がどういうふうに受け皿として持っていくかが一番問題でありまして、私は私の理想とします花と緑を考えてみますと、例えばフラワー少年団とかグリーン少年団とかができて、さあ土曜日だ、きょうは花植えだ、そんなふうになる世の中をそもそも理想としておりますので、私はそうなってほしいと思うんですが、まさかそうもなかなかいきませんから、できれば、このもろもろの諸条件はあるとしましても、例えば地区にある青少年健全育成協議会とか、あるいはその子供会とか、そういう行事がその土曜日に集中して子供たちを受け皿とできるようなそういう体制をとるとか、やはり当市がそのベースとなるべきことを考えていくんだという一歩その先へ出た考え方を教育委員会としてもお持ちいただきたいと思いますが、これも簡単にご回答を頂戴できればと思います。

 防災については、全部ご要望したいと思います。がけ崩れについては、先ほど市長さんからご答弁がありましたとおり、私が申し上げたいのは、防災に遭った被災者にとって、成田市の市民として温かく見守られているんだという市の対応がまず一番でありまして、それを強く私は望むところであります。制度については、どういうものがあるのか、PRを完全にしていただくと、これを望みます。

 航空機については、ともかく訓練の訓練にならないように内容の改善をしていただきたいというふうに思います。先ほども長谷川市長からございましたので、この訓練の想定などはくどくど申し上げませんが、やはり好条件ばかり考えておって訓練を重ねていては、余り効果がないのではないか、この辺も改善することを要望いたします。

 3番目、情報化マスタープランの件ですが、これは今例えばその空港騒音下のフラッター防止アンテナが電波塔に変わるとか、あるいは市街地のCATVのエリアが広がるとか、あるいは各地区における情報の利用形態がたくさん考えられます。それらを考慮して、成田ならではの非常に効果的な情報マスタープランがつくられるように切なる要望を申し上げます。

 防災係につきましては、先ほどご回答をいただきましたが、要するに先々の業務の先にらみをしていただきまして、今後どうあるべきかよくお考えの上、ご検討をいただければと思います。

 5番目の消防団の関係につきましては、ご回答ありましたとおり、ともかくご努力をいただきたいと思います。

 観光館についてもお伺いいたします。さまざまな諸問題がありますけれども、観光協会があの建物に入って、あの建物そのものが観光の館として一括化された中で、そもそも成田の観光の振興を図るべきだという考えがありました。観光協会もそろそろ役所にいる時代ではない。商工会議所も独立した、観光協会もそろそろああいう建物を持つべきだ、当初そういう考えがあったはずです。実は、それらが1つの大きな諸問題を抱え、今なかなか運営上も問題がある、管理体制も問題がある、それが現実なんです。その大本を逃げないでいただきたい。根本からどうするのか、担当の部長にお伺いをしたいと思います。

 2回目の質問を終わります。



○議長(喜久川政司君) 檜垣教育長。



◎教育長(檜垣篤君) 質問にお答えします。

 まず少年自然の家の件でお答え申し上げますが、これは60年の12月議会におきまして、明確にお答えしますけれども、成尾議員が一般質問で行いました。それに対して当市としても答えてあるわけでございます。ところが、豊住の件につきましては、あそこは温水プールができるという特色があったので、是非あそこにつくってほしいということで、あそこに入ったわけでございます。ところが、地区民の要望等は教育施設よりも違った方向にあったので、あそこから退いたということでございます。したがいまして、今検討中のところは、成尾議員が要望されたのに応えまして久住地区に検討しております。

 次に、週5日制に伴うところの子供たちの休日を花づくり等のそういうボランティアといいますか奉仕団体といいますか、そういう活動といいますか、そういう方に力を入れてほしいというようなご要望でございますが、これもごもっともなことだと思います。ところが、週5日でもって土曜日を休みにする本当の趣旨というものは、子供を親元に返すんだと、学校依存型の現在の思想を変えるんだと、そして親子ぐるみの本当の教育というものをここからスタートし直すんだというのが趣旨でございます。したがいまして、成田市の子供たちが全員そろって花づくりをみんなやれということを行政として、これはとてもできることではないし、それが趣旨ではございません。したがいまして、子供の親たちが、それはいいことだやりなさい、あなたはあっちへ行って花づくりの方へ奉仕をしなさいよ、一生懸命やりなさいよというのも、これも自由でございますから、親のご意見としてあるならば、大いに言ってもらいたいし、いろんな活動が出てくるかと思います。いずれにしても、特に父親と子供の話し合いの時間は1日にたった7分しかないと、これが日本全国のトータルだそうでございます。これはNHKの発表でございますが、そういうことを顧みましても、本当の教育というのは、親と子の絆が強くならないところに教育がないんだという原点に返れというのが、この思想の始まりでございます。そして、日本全国では68校のこの試行する研究調査協力校を設けまして、その結果、月に一度ならということで今回文部省がスタートした。したがいまして、文部省におきましては、学校教育施行の規則の改正があるはずでございます。それを待って、各都道府県の教育委員会に通達され、その後に私たちのような地方教育委員会には通知が来るかと思います。したがいまして、まだ細部にわたっては私たちもわかっていないと、新聞やテレビの報道である程度知っていると、この程度でございます。

 よろしくお願いします。



○議長(喜久川政司君) 大竹経済部長。



◎経済部長(大竹信夫君) 観光協会事務局の移転の関係についてお答えいたしたいと思います。

 観光協会の組織内の対応の仕方といいますか、いろいろあろうかと思います。そういうことでございますんで、今後も観光協会ともども十分検討いたしまして、話し合いに努めてまいりたいと思っております。よろしくどうぞ。



○議長(喜久川政司君) 小川議員。



◆1番(小川善嗣君) 3回目に入ります。

 いずれも要望とさせていただきます。少年自然の家の整備についてでありますけれども、私は最後ご要望申し上げたいのは、学校教育の中でも校外学習とか体験学習、これは子供たちにぜひ味わわせていただきたい、ともかく5日制でだんだんカリキュラムが難しくなる、これはわかっておりますが、今のご時勢から子供たちにも今にない体験を望みたいところでありまして、その辺お考えいただきたいと思います。

 それから、先ほどの海の家に関しての関連ありますけれども、少年の家もそろそろ県内にも欲しいという声は市民総体の考えでありまして、これはそこに建設しろとかどうのこうのじゃありません。ともかくそういう県外の施設も利用できるようなそういうシステムもそろそろ検討されてよろしいかなというふうに考えますので、その辺もあわせてご検討をいただきたいと思います。

 次に、5日制の関係ですけれども、これはやはり最良の受け皿、子供たちの最良の受け皿を今後上部のいろいろな煮詰めがあると思いますが、それをもってして、やはり当市といたしましてもご検討いただけるようにご要望をいたします。

 最後に観光館でございます。観光館も諸問題はたくさんありまして、私も本当に頭の中をめぐりめぐるものはあります。しかしながら言えることは、現在の状況では、業者の検討会のみならず、業者とは市と観光協会、委託、受託の関係でございますが、この両者の関係だけでなくて、もう少しその管理運営に対しては、さまざまな発想をもった方を入れるなどして、特別その広範囲にして、広範囲なその中で検討するという検討会を持つ必要性があるんじゃなかろうかと思います。私は、この検討会の発足をご提言いたします。

 最後に、すべての質問に関連いたしますことで、長谷川市長に強いご要望をいたします。長谷川市政の集大成を目指されます市長は、今後も市民各層のそれぞれの意見あるいは行動、これらを大きく吸い上げていただきまして、市政の運営にご参考としてくださいますように、切なるご要望を申し上げ、今後の長谷川市政のご発展をお祈りを申し上げまして、私の質問といたします。

 ありがとうございました。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△足立満智子君の一般質問



○議長(喜久川政司君) 次に、10番、足立満智子。

         〔10番 足立満智子君登壇〕



◆10番(足立満智子君) 10番の足立でございます。通告に従いまして一般質問を行います。

 まず最初に、成田空港をめぐる諸問題についてお尋ねします。

 その最初に、二期工事予定地及び空港周辺地域の生活環境の悪化と、それが住民に与える影響に関してお尋ねします。

 「広報なりた」3月1日号に平成4年1月分の航空機騒音測定結果が掲載されておりました。このたびの測定では、最も被害の大きいところは本三里塚で80WECPNL、これは航空機騒音の特異性、継続時間、昼夜の別なども加味した騒音のうるささの単位だそうですが、次いで芦田、野毛平、赤荻と続きます。その他空港周辺地域や離着陸の飛行コースの下に位置する地域が70WECPNLを超す騒音に日夜悩まされ続けております。70とか80とかいった数字で示されているうるささが一体どういうものなのかは、数字だけではその内容はなかなか理解できないものです。まして騒音が住民に与える精神的、肉体的な影響まではあらわすことができません。空港開港以来15年になろうとしている現在、日々騒音下で暮らす住民の実態について、その一端をここで述べさせていただきたいと思います。

 飛行コースの下に住む60代の男性の話は、騒音が人を精神的に追い詰め、肉体をむしばみ、生きる希望を奪っていることを物語っています。この人は病院で睡眠薬をもらって飲み続けています。夜は睡眠薬で眠ることができても、昼間は薬の影響で集中力がなくなり、車の運転で何度か事故に遭いそうになったこともあるそうです。音のしないところに逃げ出したい衝動にかられたり、もっと強い睡眠薬をもらって眠ったまま死んだらどんなに楽だろうと思い続ける毎日とのことです。

 さらに、70代の男性は音のしないところでゆっくり眠りたい、空港のことを考えると腹が立ってしょうがない、もう余り長くは生きられないから、死ぬことがわかったら、特攻隊のように空港に突っ込みたいと思うことがある、などと語っておりました。この男性は、自分に苦痛を与え続けている対象を空港ととらえ、怒りが増幅し、それを解消するために直接行動に出たいという衝動を感じているようです。産業革命時のイギリスでラッダイト運動というものがありました。機械打ち壊し運動といったような意味です。過酷な労働条件のもとで働き詰めに働かされていた労働者たちが、労働の苦しみから解放されるために、工場の機械を次々と壊していった運動です。これは初期の労働運動として歴史に残るものですが、苦痛に耐え忍んでいる人の素朴なそして直接的な偽らざる心境ではないかと思います。

 50代の女性は、体に感じる家の振動で、飛んでいるのが旅客機か貨物機かすぐわかるそうです。貨物機の方がより重く沈むように家が振動し、それが体に伝わると旅客機のときより一層の不快感が増すということです。

 現代はさまざまな騒音があり、人によって感じる度合いが異なり、なれてしまったという人もいるという話をよく耳にします。また、何が騒音かは人によって千差万別だとも言われます。しかし、騒音によって精神的にも肉体的にも大きな苦痛を強いられている人がたくさんいることは事実です。特に、老人や病人、そして幼い子供などに対する影響が大きいという調査結果も出ています。成田空港もまた、頭上から覆いかぶさってくる逃れようのない騒音に日夜苦しんでいる人々の犠牲の上にあるのです。

 そこでお尋ねしますが、成田市は騒音が住民の生活や健康に与えている影響について、総合的な住民の意識健康調査を実施したことがあるかどうか、もしなされていないとすれば、実施するお考えがあるかどうか、お答えください。

 次に、二期工事予定地内に住む人々の生活環境の改善について要望します。

 天神峰には小見川県道から国道51号線に抜ける市道があります。この市道沿いには現在5戸の民家があり、生活道路として利用しております。この市道は4メートル足らずの幅員ですが、これをふさぐようにダンプや大型バスが走行し、沿道の住民は騒音、振動、埃になやまされ、さらに幼稚園児や児童には危険な状態になっております。また、同市道と小見川県道のT字路は狭くて見通しが悪いため、過去に何回も接触事故が起きており、民家の側溝が壊されたこともあります。市道の小見川県道入口に4トン未満通行可能を意味する道路標識がありますが、塗料がはげ落ち倒れかかっていて、ほとんどわからない状態です。さらに51号線から市道に入るに当たっては、前に述べた道路標識はありません。道路標識を正しく表示し、これに基づいた交通規制を適切に行っていただきたいと思います。これについての市のお考えをお聞かせください。

 次に、市長は去る6日の施政方針の最後に、世界は平和に向かっているという情勢分析をされました。しかし、確かに米ソ両大国間の冷戦構造は崩壊しましたが、世界各地における国家、民族、宗教等を異にする争いは激しさを増しております。私は、むしろ米ソのバランス・オブ・パワー、つまり力の均衡が崩れることにより、第2次世界対戦後の米ソの代理戦争とまで言われた地域限定戦争の枠が外れ、世界は各地で頻発する紛争によって、さらに混迷の度合いを深めていくのではないかと考えています。こうした時代にこそ、戦争を放棄した平和憲法を持つ日本の、軍事力に頼らない勇気ある国際貢献が必要であると思うのですが、自民党政府はPKO協力法案の名のもとに、自衛隊をPKF国連平和維持軍に参加させ、差し当たってカンボジア国連暫定統治機構の軍事部門の中心を担おうと考えています。

 ところで、PKO協力法案によりますと、約 2,000人の陸上自衛隊をカンボジアに送ろうとしています。カンボジアにおける 2,000人の兵士には、絶えず食糧、水、衣類、装具、医療品、武器弾薬、車両、部品、燃料などを十分に補給し続けなければなりません。また、その他の支援体制もしかれます。問題は、こうした兵站物資を確実に前線まで輸送し、引き渡す能力と体制です。カンボジアには港が整備されておらず、海上輸送は無理とのことですので、巨大な空輸能力が要求されます。しかし、自衛隊幹部ですら海外派兵どころか派遣の能力すらないといっているように、自衛隊にはC 130H輸送機15機しかありません。この輸送機は、積めるのはせいぜい四輪駆動車までで、航続距離 4,000キロ、最高速度 660キロのプロペラ機だそうです。これでは最高1日 1,000トンに及ぶ兵站物資をカンボジアにまで運ぶことはできません。

 そこで、民間機のチャーターということになるわけです。昨年の湾岸戦争の時にも、結果的には戦争終了のため立ち消えとなりましたが、避難民輸送と称して民間機のチャーターが具体的に検討されていたという新聞報道がありました。もし民間機をチャーターして、兵站物資をカンボジアに輸送するとした場合、この民間機はどこから飛び立つか。まず航路の関係上、国際空港でなければなりません。さらにジャンボ貨物機が物資を満載して離陸するときには、 3,500メートルの滑走路が必要とされます。そして、カンボジアに派兵される中心部隊は習志野空挺団と言われております。さらに物資を集積しやすい条件にあること、これらを総合的に見ますと、成田空港はいつでも使用可能な条件を備えていることがわかります。

 そこでお尋ねしたいのですが、もし成田空港から軍事物資を満載したジャンボ貨物機が1日1機ないし10機と飛び立つことが予測されるような事態に至ったとき、成田市としては、これにどのように対処されるのか。成田市は昭和33年10月31日、世界連邦平和都市宣言をし、みずから永遠の平和都市となることを決意し、全世界の恒久平和確立と人類の福祉増進に努力すると決意しておりますが、こうした宣言に踏まえてお考えをお聞かせください。

 次に、昨年、「アエラ」という朝日新聞社発行の週刊誌に、アメリカの空港問題専門家に対するインタビュー記事が掲載されておりました。この中に成田空港の二期工事プロジェクトに対し、これまでの滑走路1本に加えて新たに2本増設するようだが、これで能力が3倍になると思うかもしれないが、残念ながら違う。新設の1本はかなり短く、本格的な長距離便には向かない。3本目は、他の2本と交差しているから、たまにしか使われない。20年以上前の計画に沿った事業で、今後の20年に対応できるか疑問だ、と発言しております。空港二期工事は専門家の言う本格的な長距離便には向かない 2,500メートル滑走路と大空港としてはもはや時代おくれの横風用滑走路が用地買収との絡みでいまだ実現しておりませんが、これができないと完成ということにはなりません。

 そこで、政府、運輸省も公団も、そして成田市も二期促進完全空港の早期実現を焦眉の課題としているわけであります。しかし、二期工事が完成したとして、既に超過密状態と言われる成田空港の現実が解消されるのでしょうか。さきのアメリカの空港問題専門家の発言からだけでなく、他の空港を例にとってみても、またフライトエンジニアの発言をとってみても否定的です。もし現行の事業認定申請にある 2,500メートル滑走路を 3,000メートルに延長したとしても、最大見積もって28%、約 100便ぐらいの増便しか期待できないのではないかというのが専門家の見方です。しかし、これを実現するとすれば、事業認定を1からやり直さなければなりませんので、現実的ではありません。そこで、一応二期工事を完成させた上での 2,500メートル滑走路の延長工事ということが予測されるわけです。

 成田の上空は関東複雑空域と言われ、しかも軍事空域が優先されている現在、空域調整はあり得ません。もっとも成田空港を自衛隊が使用するようになれば配慮されるかもしれませんが、それはあくまでも自衛隊優先であることは他の空港の例を見るまでもありません。現在の過密状態を解消するような増便が期待できず、既に事業認定に抵触している二期工事は、果たして強制収用をしてまでやることなのでしょうか。完全空港の実現を切望する成田市としては、これについてどのようにお考えかお聞かせください。

 次に、成田の自然環境保全について、とりわけゴルフ場の建設が及ぼす環境破壊と水に与える影響についてお尋ねします。

 成田市は1991年より始まった第4次5カ年計画における土地利用の基本的方向、(2)その他の市街化調整区域の中で、次のようにその方向を定めております。すなわちその?として、恵まれた自然環境の保全整備を図りながら、地域の特性との調和に留意しつつ自然を生かしたゴルフ場等の整備を推進するとあります。私は、ゴルフ場をこれ以上成田市につくることは、成田市民憲章に反する乱開発であり、未来にわたって成田の生態系を破壊し続けるものであるという基本的な立場から、市の見解をお尋ねしたいと思います。

 まず、ゴルフ場がどのように自然を破壊するかということについて申し上げたいと思います。多くのゴルフ場は18ホールのコースを設け、その総面積はおよそ 100ヘクタールと言われております。造成に当たっては、まず自然のままの表土は、落ち葉などの堆積で保水力が非常に大きいのでこれを取り除きます。これはゴルフ場に不可欠な芝を張るためです。芝は保水力が極端に小さく、湿地を嫌いますので、水はけのよい土を固めて岩盤のようにするためです。その固めた上に薄い土を乗せて芝を植えることになります。千葉県におけるゴルフ場開発の取り扱い方針によれば、開発区域内の森林はできる限り残置森林として残し、当該区域内に造成森林と合わせて50%以上の樹林地を確保することと規定されていますが、造成に携わった人の話によりますと、もとからある木はほんのわずか残すだけで、あとは全部伐採し、切った木は土の中に埋める。新しく植えた木は岩手県とかそっちの方から持ってくるのだそうです。造成森林とあわせて50%以上の森林地ということで、自然が残ると考えるのは早計です。ゴルフ場の木がよく枯れるのは、岩盤の上に植えられているからです。例えば深い根をおろす杉のような樹木は適さず、雑木のように土の表面に広く根を張る樹木がゴルフ場には適しているようです。

 まず、こうしたゴルフ場の造成1つとってみても、大規模な地形の改変が行われていることがわかります。これは地下水、地表水に大きな影響を与えます。ゴルフ場全体が芝のために水はけをよくしてあるため、大雨などが降ればすぐ調整池に流れ落ちるようになっています。降った雨が地下に浸透することを妨げる構造になっているため、保水力が低下します。さらに、つくられた緑を守るために殺虫剤や殺菌剤、除草剤等の農薬が大量に使用されます。年間平均で18ホールのゴルフ場で 2.4トンの農薬を散布するという調査結果が出ています。大量の農薬は、本来の殺虫、殺菌、除草の効果だけでなく水や空気を汚すことになり、ゴルフ場がプレイする人間以外の生き物を拒絶し抹殺し、自然の生態系を破壊する構造であることがおわかりいただけると思います。

 ところで、成田市には現在ある6カ所のゴルフ場のほかに7カ所が予定されております。そのすべては空港騒音対策特別措置法が適用されるか、もしくはその境に建設されている、あるいは予定されております。ご存じのように、空港周辺にはいわゆる航空機騒音対策特別措置法、通称騒特法が適用され、この区域はゴルフ場面積の総量規制が除外され、法律上では幾らでもゴルフ場がつくれる仕組みとなっております。確かにこの区域は航空機騒音によって、人が安全で健康な生活を営むには適していないかもしれません。宅地開発には適していないかもしれない。しかし、都市化の波が押し寄せている成田市にあって、古来よりの豊かな自然が残されている地域でもあります。成田市に13カ所ものゴルフ場ができるということは、成田市の山林地帯の約4割がゴルフ場になるということです。騒音地域でほかに使いものにならないから、効果的な利用を考えてゴルフ場にするというのでは、余りにも功利的で短絡的な発想ではないでしょうか。確かに地元の農家にとっては、市街地がどんどん発展するのに反し、後継者もおらず、田畑を維持するのがやっとで山林は荒れるにまかせざるを得ないというのが現実であり、放っておくよりゴルフ場開発業者に売った方がいいと思うかもしれません。しかし、農家の抱えている問題は農業問題であって、ゴルフ場に土地を売ったからといって農家の抱えている問題が解決するわけではないでしょう。農家の問題につけ込むゴルフ場開発業者に対し、市がこれを積極的に受け入れていくということは、成田の自然を破壊している責任は行政にもあると言われても仕方がないでしょう。行政は砂一粒でもお金にかえようとするような利潤追求団体ではありません。しかし、騒音地域の有効な土地利用などといっている成田市の姿勢を見ますと、株式会社成田市と呼んだ方がふさわしいのではないかという思いすらいたします。なぜ、これ以上ゴルフ場を認めようとするのか、以下の質問にお答えください。

 まず、最初に述べました成田市第4次5カ年計画にある自然を生かしたゴルフ場というのはどういう意味なのか。その根拠を具体的にご説明ください。

 それから、2番目として、市長はゴルフ場を13カ所まで認めるとのお考えのようですが、そうなりますと、市の全山林面積の4割がゴルフ場となるわけですが、それが成田の自然にどのような影響を与えるか、総合的に検討した上でのお考えなのかどうか、検討したとすれば、その内容についてお答えください。

 次に、3番目に、市民憲章に、自然と文化を大切にし美しい成田をつくりましょう、とありますが、自然を大切にするということの自然についてどのように理解しておられるのか、ここで言う自然とはどういう意味なのかをご説明ください。

 4番目として、改めてお尋ねしますけれども、市として既設の6カ所のほかに予定されている7カ所のゴルフ場の新設を認めることは既定の方針なのかどうかお答えください。

 さらに、ゴルフ場と水の問題は切り離せないものでありますが、もし成田市の山林の約4割がゴルフ場になった場合、成田の水にとってどのような影響が予想されると思うか。特に、成田の地下水及び根木名川に対する影響についてお答えください。

 また、水の農薬汚染の問題ですが、市としてはゴルフ場の農薬が水を汚染させる可能性についてどのように把握しておられるか。また、既設ゴルフ場で使用されている農薬について、市として独自に調査したことがあるかどうか、あるとすればその結果についてお答えください。

 最後の質問に入ります。市有地獲得の経緯とその後の隣接者に対する対応についてお尋ねします。

 成田市本城 251番1(地目は畑、地積77平方メートル)につきましては、1988年、昭和63年3月18日に千葉県より成田市に譲与され、以後市有地となっております。その経緯について、登記簿に踏まえた県の説明によりますと、県が買収する以前は本城 251番地として登記がなされており、県はこれを1967年、昭和42年7月3日、空港用地として買収し、1970年7月6日、 251番1ないし4に分筆、 251番1を除く2ないし4については代替地としたようであります。 251番1は農道であったためそのまま残され、さきにも述べましたように昭和63年に成田市に譲与ということになっております。登記簿を見ますと、その土地の歴史がわかるわけですけれども、本城 251番1についても、これが市有地になった登記簿上の経緯についてはおよそのことはわかります。しかし、この 251番1を含む 251番を県が買収する以前から、これに隣接する畑を耕作していた地権者にとっては、この 251番1、すなわち農道のすべてが 251番に含まれて県に買収され、その後分筆を経て成田市の所有になっていたということについては、寝耳に水の話でした。なぜなら、この農道は申し合わせ道路だったからです。この地権者が1961年、昭和36年に 251番に隣接する 254番1を買い受けたときにも、それは売り主から確認していることであります。そして、買い受けたときに農道の中心にある境界の杭から測量をし登記を行ったとのことであります。その後 251番に県に売り渡されるまでは、申し合わせの農道は隣接する地権者同士で所有する半分ずつ草を刈り管理しておりました。県に売り渡されて以降は、代替で所有者となった地主が畑を耕作せずに放置していたため、今日に至るまで 254番1の地権者が農道の草刈りをしております。

 ところで、1988年、昭和63年、 254番1の前の所有者から農道がだれかの所有になっているようだから調べた方がいいよという助言を受けた地権者は、早速法務局に出向きましたが、恐らく登記の手続中で閉鎖されていたのだと思いますが、お見せできませんと言われ、そのような登記手続の実務にうとかった地権者は、どうして見せてもらえないのかと疑問に思いつつ帰ってきたとのことであります。その後、この地権者は病の床に伏し、1990年2月に亡くなりましたが、病の床の中で妻に、だれであっても他人の土地を勝手に売り買いすることはできない、何としてもはっきり調べてほしいと言い続けたそうです。その後、この地権者の所有地は子供に相続され、耕作は妻が行っております。

 さて、1990年3月以降、すぐそばに三里塚小学校の分離校が建設されることになり、教育委員会による境界確認の立ち会いなどが行われるようになりました。そのとき図面を持って現地を訪れた担当部署の責任者に対し、農道の所有者はだれかと尋ねたところ、成田市ですという答えが返ってきたため、隣接する地権者はそのとき初めて農道の所有者を知りました。そこで、農道は申し合わせ道路であることを伝え、 251番であったころの所有者が農道全部も含めて売ったのかどうか尋ねますと、その所有者が売ったのは半分の3尺であるという答えが返ってきたということであります。それは正しいことであるから、図面を直しておいてくださいと言うと、わかりましたと答え、次に現地に来たときには直しましたと言って図面を見せてくれたので安心したそうです。

 もちろん、この 251番1の現況農道は、登記簿上は成田市に譲与されて以来そのままです。登記簿を所有権確認の第一の対抗手段とするならば、直しましたという市の言葉と直された図面を信じて所有権が回復したと安心するなどということは、常識的には考えられないことです。大抵の人は、もし市がそのように言ったとしたら、その事実を確認するために登記簿をとるでしょう。しかし、成田市が嘘をつくはずはないと信じたこの人を、お人好しで愚かだと笑うことができるでしょうか。もし、こうした市のその場しのぎの対応が事実だとすれば、実に残念なことであります。こうした対応で地権者を説得できると果たして考えていたのでしょうか。市有地と隣接する地権者との間に、境界について食い違いがあることがわかったわけですから、どちらが正しいにせよ事実関係を調べる必要があったのではないでしょうか。県が 251番を買収、分筆、譲与を行う際、当該地の自治体である成田市は全く関与していなかったのでしょうか。この 251番1については、譲与した県によって以前の経緯に関する確認の調査が行われており、最終的な結論は出されておりませんが、さしあたって成田市において、この譲与にかかる経緯、そしてさきに述べた隣接する地権者に対する対応についてのお考えをお聞かせください。

 以上で、質問を終わります。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。

         〔市長 長谷川録太郎君登壇〕



◎市長(長谷川録太郎君) お答え申し上げます。

 空港をめぐる諸問題についてでございます。まず、空港についての住民の検診についてから始めますが、騒音下住民の意識調査に関するご質問でございますが、昭和47年から59年にわたりまして、騒音地域の小中学生を対象にいたしまして、また騒音下住民を対象に昭和47年から57年まで、聴力を含む住民検診を実施しましたが、影響はないとの結果が出されております。騒音下住民に限定した意識調査は実施しておりませんが、議員各位のご意見をはじめといたしまして、騒音地区住民で組織されている団体など、あらゆる機会を通じまして、住民の方々の意見を伺いまして、行政の最重点課題として騒音地域対策に取り組んでおりますので、ご理解願います。

 なお、健康面については、住民検診を実施しており、あわせて健康相談も行ってきております。

 次に、道路の件でございますが、十余三−天神峰線は道路構造が改良されまして、周辺環境も大きく変化してきております。今後住民の交通安全対策といたしまして、関係機関と協議して対応してまいりたいと思います。

 次に、通称PKO法案につきましては、国会において審議されるべきことでございまして、私としては意見を申し上げることは控えさせていただきたいと思います。

 また、成田空港の軍事使用につきましては、昨年9月市議会におきましてご答弁申し上げているとおり、民間空港として設置されたものでありますので、ご理解願います。

 続きまして、二期工事につきましては、現在成田空港に乗り入れております38カ国、52社の航空会社から増便要求が相次ぐほか、さらに43カ所から新たに乗り入れ希望がありまして、国際社会の一員といたしまして、人的、物的両面の国際交流を積極的に推進し発展していくためには、早期完成が急務であるとの認識をしております。今次5カ年計画の中におきましても、申し上げているとおり、空港を核として国際空港の持つ潜在能力を生かした産業や国際交流の場、すなわち地域振興を推進する必要があることから、早期完全空港化を望むものでございます。

 次に、ゴルフ場の件でございますが、当市内におきますゴルフ場の開発につきましては、自然環境の保全、それから優良な農地、林地の保全及び災害の防止を図りつつ、土地の有効利用から行われるものでございます。ここで開発計画の指導に当たっては、区域内の造成を最小限にさせるとともに、森林をできる限り残置森林といたしまして保存させております。足立議員のご質問の自然を生かしたゴルフ場とは、これらを言うものであります。

 次に、成田の自然にどのような影響を与えるか、総合的に検討した上での推進なのかというご質問でございますが、ゴルフ場が自然に対してどのような影響をするかにつきましては、千葉県環境影響評価の実施に関する指導要綱に基づきまして、周辺の自然環境に及ぼす影響を調査、検討した上で許可されるものでございます。

 次に、自然とはどういう意味かというご質問でございますが、市民憲章の前文にもありますとおり、本市は成田山新勝寺、宗吾霊堂を擁した信仰のまちであり、また利根川、印旛沼の水と深い緑に包まれた美しいまちであります。こういったことを総称した言葉が成田の自然であるわけでございます。

 さらに、予定されているゴルフ場を認めることは既定の方針なのかというご質問でございますが、千葉県におけるゴルフ場開発計画の取り扱い方針によりまして、地権者の80%以上の要望があった6カ所について現在協議などを行っているところでございます。

 次に、ゴルフ場が自然環境に与える影響についてでございますが、市内には現在6カ所のゴルフ場がございますが、今のところその周辺において渇水や水枯れの被害は出ておりません。しかしながら、今後ゴルフ場の開発によります保水力の低下に伴いまして、河川の泥水流入あるいは地下水位への影響などが考えられる場合もあります。そのため、調整池あるいは沈砂池による対策、それから地下水の涵養域を保全するための残置森林の確保など、自然への影響を極力小さくするよう指導を行っているわけでございます。

 次に、ゴルフ場で使用される農薬による水質への影響についてどうなのかというご質問でございますが、県では新設のゴルフ場には農薬を使用させないとの方針を打ち出しておりますし、本市でも既存のゴルフ場につきましては、水質検査を実施しております。現在のところ、環境庁の暫定指導指針に照らし合わせて問題がございませんが、今後とも監視を続けていく所存であります。

 第3番目の質問につきましては、市有地取得の経緯とその後の対応についてであります。お答え申し上げますと、当該地は昭和43年、当時千葉県が空港代替地として取得し、その後47年に地権者に売り渡し、道路部分については昭和63年に市に譲与されたものであります。その後、道路に隣接する土地所有者より境界について異議の申し立てがありましたので、去る2月25日、県と市と地権者立ち会いのもとに現地にて境界の確認を実施いたしました。しかしながら、境界については納得が得られず不調になっております。この件につきましては、今後県において旧所有者から事情を聞くなどいたしまして、再度立ち会いすべく準備中であるということでございます。

 以上、お答え申し上げます。



○議長(喜久川政司君) 足立議員。



◆10番(足立満智子君) 空港騒音地域の住民の生活の実態あるいは健康面で、総合的な意味でやはりさまざまな角度からの騒音地域に住む人たちの実態をやっぱりきちんと把握してほしいというふうに私は思います。騒音が、やはりその地域の住民に与えている影響というものを精神的、肉体的な苦痛を改善していく施策として実現していただきたいというふうにやっぱり思っているわけで、そのためには、それを専門に総合的な調査、そしてやっぱりやっていただきたいなというふうに考えています。実際に、騒音下で住んでいる人たちの話を聞いて、ほとんどはなれてるとかいうふうな話は聞くんですけれども、これは半分はやっぱり言ってもしょうがないというような、そういう現実の中でそういうもんだというふうに自分自身を納得させて黙っていらっしゃるという方もたくさんいらっしゃると思うんですね。特に、これからまた成田空港が、市は早期完全空港ということを目指しておられるわけですけれども、そうしますと、限定されたとしても、やはり増便というのはあるわけで、その中でさらにさまざまなその今より以上の航空機騒音に見舞われていくわけです。ですから、既に先ほど申しましたけれども、15年近くたつわけです、15年になろうとしているわけですけれども、健康診断とかさっき市長はおっしゃいましたけれども、いろいろな形で個別にいろいろとやっていらっしゃるかもしれないけれども、そうではなくって、大きな要するに最大の国際空港と言われる成田空港を抱えているわけですから、やはりその地域のその空港周辺の住民のそういう健康面、そしてやっぱり精神的なその面も含めた総合的な調査というものを位置づけてやっていただきたいなと思います。

 この前、福岡空港の騒音訴訟というので、これは控訴審判決が3月6日に出たわけですけれども、このときにWECPNL80を受忍限度を超えるというふうに位置づけたわけですね。一審での場合は、これが75で受忍限度を超え違法と認定しているわけですので、控訴審では引き上げられてしまっているわけですけれども、80でその受忍限度を超えて違法であるというような一応認定というんですか、そういうのがなされているわけですね。最初の質問で申し上げましたけれども、定期的にそのいわゆる騒音測定をしているわけですが、そのいつも同じというわけではないというふうには聞いています。天気だとかさまざまな条件によって、感じる騒音とか実際の騒音なども違うというふうに話は聞いております。ですけれども、その80とかその前後の地域というのはかなりあるわけですね。やはりそういう騒音のもとで暮らしていらっしゃる方たちというのは、やっぱりさっきも述べましたが、ゆっくり休みたい、本当に安心して眠りたいというふうな強い気持ちを願望を持っているわけです。特に、お年寄りの話を聞いてますと、やっぱり一番この航空機騒音で苦しんでいらっしゃるのはお年寄りの方じゃないかというふうに私は感じました。これからあと何年生きられるかわからないわけですけれども、それでも残された人生を、本当に自分のこれからの人生に対する希望というものが、その騒音のために本当に押しつぶされてしまっている。中にはさっき申し上げたように、もっと強い薬を飲んで、そのまま死んでしまいたいと、ゆっくり眠りたいというふうなそういう願望すら持っていらっしゃる方も実際にいらっしゃるわけですね。ですから、やっぱり航空機騒音から本当に逃れるためには、その地を離れなければいけないような形にならざるを得ないというようなのが、実際には現実の問題として出てきてしまうというぐらいに、やはり騒音の問題というのは、精神面とか肉体面に及ぼす影響というものは、真剣にやはり自治体としても取り上げていってほしいというふうに思います。ですから、確かに住民検診とかやっていらっしゃるというふうに伺いますけれども、もっと真剣にこの問題に取り組んで、そして今まで住み馴れた土地にそのまま住み続けたいという人たちが、そこに住めるようなやっぱりそういうさまざまな形で難しいとは思いますが、できる限り行政としてその問題に取り組んでいっていただきたいなというふうに私は考えています。私が、是非総合的な調査をやっていただきたいという気持ちで、もう一度そういうことをなさるお気持ちがあるかどうか伺いたいというふうに思っています。

 それから、2番目のPKOと軍事使用の問題ですけれども、これは市長はたしかPKOは国政の場で論議されていることなので差し控えたいというふうにおっしゃいましたけれども、私は率直に市長がどういうふうにお考えになっていらっしゃるのかなということは、別に国政でやっているから発言を控える気は全然ないと思うわけですね。やはり率直に市長のお気持ちを伺いたいというふうに考えているわけです。PKO協力法案、特にPKFの問題が非常に現実的に自民党政府などでは考えられているわけで、小沢調査会などでも、軍事力のない平和なんていうのはあり得ないんだというような発言が表向きに出てきているわけですね。やっぱりそういう中で本当に日本の平和をどういうふうにして守っていったらいいのかというと、やはり私は憲法で示された高い理想を追い求めていくということの中から、本当に価値のあるその平和というものを勝ち取れるんじゃないかというふうに思っているわけです。しかし、現実には政府としてはそのPKFに非常に強い意思を持っていらっしゃるというふうに感じ取れるものですから、そうなったときに自衛隊の現実を見ると、輸送能力がこれは致命的なわけですので、それを補うために、やはりその民間機をチャーターせざるを得ない。その 2,000人もの軍隊を外に出すわけですから、昔、ご存じのように第2次世界大戦で日本が非常に兵隊が苦しんだのは、すべて現地調達だったわけですね。まず行って占領して、それから収奪して地元民を扱き使って、自分たちのその戦略基地を築き上げるという形だったわけですね。これは今の国際社会の中で、例えば日本が何も持っていかないでカンボジアへ行って何ができるかといったら、それこそ追い出されるというふうなことでアメリカから借りるとかというふうになってしまうわけで、これはあり得ないわけですから、当然この2,000 人のその軍隊を維持するために、非常に兵站物資が必要になってくるわけですね。これをなくしてははっきり言って軍隊を維持できないわけで、これは勝敗の要になるというぐらい言われているわけですから、このために私がさっきその成田空港が軍事的に使用されるという可能性というのは、やはり現実的にあり得る問題じゃないかというふうに考えるわけです。こういうことは、そういうふうに決まってしまって、反対したとしても大きな力にはならないんじゃないかというふうに思いますので

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(喜久川政司君) 会議の途中ですが、あらかじめ時間を延長いたします。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



◆10番(足立満智子君) やはり成田市は平和都市宣言をしているわけですから、この理想のもとに例えば民間空港であるというこの原則、これは市長もおっしゃって、この民間空港であるという原則を貫くならば、やはり自衛隊がこういう形で成田空港を軍事的に利用していくというようなことは、市としては極力、絶対に入れてほしくないと、私たちは住民として成田空港が軍事的に使用されることについては、絶対に反対していきたいというふうに思っているわけですけれども、やはりこれはこの地域に住む住民の1つの強い意思というものを私は感じますので、成田空港は民間空港であり、軍事的な使用をすることは認められないというような私は市のお考えというものをぜひ伺いたいなというふうに思っていたわけです。

 それから、ゴルフ場の問題ですけれども、ゴルフ場につきましては、これはゴルフ場というのは、いわゆる確かに一見非常に緑できれいだという話はよく聞くんですけれども、あれはつくられた緑であって、自然本来の機能を持つ緑じゃないんですね。例えば保水力一つでも、いわゆる森林の4分の1しかゴルフ場にはないわけです。広大な山林が伐採されて改変させられて、自然が破壊されていくというのが1つある。それから、もう一つは農薬に覆われた緑であるということです。これは農薬は空中とか、それから地表地中を汚染していくわけです。例えばゴルフのお好きな方はたくさんいらっしゃって、私はプレイするゴルフそのものに文句を言っているわけじゃなくって、ゴルフ場がそもそもそういう広大なその場所が自然破壊につながっていくということに非常に危惧の念を持っているわけなんですけれども、例えばゴルフ場でプレイして帰ってくると、喉がひりひりするという人もいるわけです。これは耳鼻咽喉科のお医者さんから聞いたんですけれども、人によって違うけれども、そういう農薬何かを、やっぱり芝生の上を歩きますからね、そうするとやっぱりのどにかかると、やっぱりうがいをした方がいいというふうに何かおっしゃっていました。実際にこういうプレイする人にも出ているわけですし、キャディーさんにもやっぱり被害が出ているわけですね。それから、流出した農薬入りの水で魚が死んでいる。これは新聞にもなったわけです。表流水として川に流れて河川を汚染するわけですので、さらに川では取水して水道水として使用するところもあるわけですね。そうしますと、人間の健康に被害が出てくるわけです。ゴルフとは関係がない人たちですね。家の裏のゴルフ場で農薬散布があったというときのその体験を聞いたんですけど、すぐ後の山がゴルフ場になってるわけですけれども、そこの家の人の話によりますと、農薬散布だからと言われてばっと全部家を閉めておいて、終わってあけたら屋根からぽたぽた、ぽたぽた白い農薬入りの水が落ちてたと、そういうふうなことも現実としてはあるようで、それだけの農薬を使っているわけですね。

 自然をつくりかえるということは、生態系の破壊につながるわけです。1つは農薬汚染ですけれども、これはそれによって野性の動植物に大きな影響が出てくるわけです。生態系の破壊ということと農薬の汚染ということですね。第4次5カ年計画の 115ページに、優良森林の保全整備を推進するとともに、野性動植物の保護、育成及び森林緑地の良好な管理等により、新たな自然環境の創出を図るというふうにあるわけですね。広大な山林の中で生きていた動物とか植物というのは、一体どこへ行ってしまうんだろう、あるいは行かざるを得なんだろうかということを非常に私は、やはりその野性動植物の保護の問題でまずそれを考えるわけです。例えば羽鳥だったと思うんですけれども、そこである文化財の調査をしていた人がタヌキを見つけたらしい、タヌキの親子が合わせて7匹ぐらいいたらしいんですけれども、全体に例えば大栄町の方からどんどん追われてきて、成田の山林地域が荒らされて、最後のそのところとして羽鳥の方に来ているというふうなことを話していらっしゃったのを記憶にあるんですけれども、例えば 100ヘクタールの地域がゴルフ場になれば、そこに住んでいる野性動物もそうですし、それから植物はもちろん全滅ですね。追われた野性の動物がどんどん、どんどん追い詰められていくという形になるわけです。したがいまして、これは文部大臣の鳩山さんが1990年の朝日新聞に書いているんですけれども、すべての小動物たちを撤去し農薬づけのゴルフ場をつくり上げるなら、人類以外の生きとし生けるものにとって地獄そのものではないか、このように徹底した生態系の破壊行為がいずれ人類にきばをむいて襲いかからないと、だれが保証できようかというふうなことを言ってるわけです。確かにその人間以外の生き物は生きられない。世界が、あの広大なグリーンの世界であるということなわけですね。ですから、そこで例えば一見緑があるから何というんですか、その自然があるというふうな理由というのは、これは全く非現実的であるというふうに私は考えます。

 それから、千葉県は1990年の3月に知事が無農薬宣言をしたわけですけれども、これはゴルフ場の造成そのものを抑制しようとしていることではないわけですね。ゴルフ場が本当に無農薬で可能かどうか、今のところはそれを保証する技術面などでの保証は何にもないという状態なわけです。実際にその農薬を使っていないという保証を、つまり調べるということなども、きちんとした調査結果だとか実態というのはわからないわけです。逆にその農薬を使わないで、農薬にかわって、そのバイオの技術を開発することによって、別の意味で将来的には農薬と別の危険性というものがはらまれているというふうに私は考えます。例えば生命をコントロールするということですね。芝につくその虫、この虫をついてから殺すか、これは農薬によって殺すわけですけれども、あるいはそれでは農薬を使わざるを得ない。だから、使わないで、つまりそのつく前に繁殖そのものをストップさせようという、性ホルモンというものを、つまり交尾をその気にさせないというふうな形でコントロールするということで、例えば芝につく病害虫を防ごうというようなことを考えているらしいんですね、千葉県の農業試験場なんかで。そういうことを考えますと、これはやっぱり別の意味で私は危険じゃないかというふうに思っています。

 1つあれなんですけれども、成田市の地下水の問題は、やはり非常においしい水がたくさん供給されているわけですけれども、ゴルフ場が例えば13できるとすると、これはざっと見ても4割近い山林地域がそのゴルフ場になってしまうということで、そうすると、当然その水に影響が出てくるのは、これはわかり切ったことなわけですね。さらに、その川も農薬で汚染されていくということで、1つ私は川栗のゴルフ場、今、川栗の上の台地のところにゴルフ場が予定されているわけですけれども、これは現在県の文化財試掘の調査依頼があって準備中ということです。7番目のゴルフ場になるのではないかと、今6つありますからね。これは根木名川の上流にあるということ、それから、したがいまして川栗の湧き水はもちろん、あれはいずれ飲めなくなると思うんですけれども、出なくなるとかあるいは汚れるとかということでね、こういうことも含めてやはりゴルフ場はいわゆる根木名川に流れ込む川の非常にたくさんの豊かな水を流していたところのその川を、さまざまな形で農薬で汚染したり、水が結局渇水していくような原因になるわけですので、やはりどうしても私はこれ以上成田市にゴルフ場を認めることは、やはりやってほしくないと、ぜひ市長にはそういうお考えで対処してほしいというふうに思うわけです。その土地の有効活用とかいうふうに言われますけれども、それは非常に目先のことでしかないんじゃないか。むしろ、今アメリカで行われているように、行政が音頭をとって開発ということを使うのではなくて、ちょっと一休みして発想を転換してみる時期ではないかというふうに考えます。アメリカのほとんどの自治体では、現在、成長管理政策をとって、これ以上開発させない、ストップさせる政策をとっているわけです。日本よりも10年ぐらいは先へ進んで、問題もそれだけ持っているわけですけれども、そういうアメリカで現在そういうふうな成長抑止政策というような管理政策というものが実際にとられているという現実を見ますと、日本もその将来を展望したような形で、特に成田市の場合でもやってほしいなというふうに考えております。

 最後のその市有地の取得とその後の対応につきましては、やはりその場しのぎで何というんですか、住民は余り知らないわけですね、私たち一般の市民というのは、市がこうですよと言われれば、ああそうですかと信頼関係でやってきているわけですから、やはりもっとそういう場合には誠意を持って住民に接してほしいなというふうに思います。

 2番目の質問で時間を取ってしまいましてなくなってしまいましたので、一応2度目のときには私の行政に対する、市政に対する要望として位置づけさせていただきたいと思います。

 終わります。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△散会の宣告



○議長(喜久川政司君) 申し上げます。

 明10日にも一般質問を予定しておりますので、本日はこれをもって散会いたします。

 ご苦労さまでした。

                             (午後 5時10分)