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千葉県 成田市

平成 3年  9月 定例会(第5回) P.67  09月10日−03号




平成 3年  9月 定例会(第5回) − 09月10日−03号









平成 3年  9月 定例会(第5回)



       平成3年 成田市議会定例会会議録第3号

       9月招集

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                 平成3年9月10日

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                 目次

●議事日程……………………………………………………………………………………70

●出席議員……………………………………………………………………………………71

●欠席議員……………………………………………………………………………………71

●職務のため出席した事務局職員…………………………………………………………71

●説明のため出席した者の職氏名…………………………………………………………71

●開議…………………………………………………………………………………………73

●大迫良一君の一般質問……………………………………………………………………73

 1.道路・交通関連

   成田ニュータウン及び空港へのアクセスに伴う道路事情その他市民の足について確認を行いたく存じます。

  1)国道408号(都市計画道路3・3・6号線)寺台〜土屋成田道具センター間の開通見通しについて

  2)主要地方道「成田・安食バイパス」の工事進捗状況と開通見通しについて

  3)空港周辺の道路事情について市当局より空港公団への積極的な要請依頼

   ・空港整備地区入口(通称3−2ゲート)の交通渋滞について

  4)市民の深夜の足の確保について

 2.都市型文化施設の誘致について

   成田ニュータウンに建設中のショッピングセンター「ボンベルタ」内に予定されていたビデオシアター設置の延期に伴い都市型文化施設(特に映画館・美術館)の建設並びに誘致について

●幡谷紫浪君の一般質問……………………………………………………………………81

 1.総合5カ年計画に基づく農業の振興について

   第4次5カ年計画は本年度発足することとなったが、農業に関する推進目標の中に優良農地の保全と都市近郊型農業の振興を掲げておられるがこの具体的方策をお伺いする。

 2.上水道の水資源確保について

   本市は国際都市成田を目指し、高度な機能を内蔵する都市整備を強く要求されてこれに伴う上水道の水資源対策が極めて微弱であると思料する。

   これに対し市はどのように考えておられるかお伺いする。

●足立満智子君の一般質問…………………………………………………………………94

 1.成田空港に関連する諸問題

  1)二期工事予定地の農家の居住環境について

  2)都はるみコンサートに対する成田市の具体的かかわりについて

  3)公開シンポジウムについて

 2.耕作地に隣接する空き地の雑草処理について

  1)「成田市空き地に係る雑草等の除去に関する条例」の一部改正を望む

 3.成田の自然と文化を伝える博物館の建設について

  1)成田の歴史(埋蔵文化財、民族文化財など)とそれを育んだ自然に市民が接し、また後世に残すために成田市の具体的展望について、美術館構想との関連について

●大倉富重雄君の一般質問………………………………………………………………109

 1.エコロジー都市宣言について

 2.環境問題について

 3.防災課の設置について

 4.入学準備金の貸付制度について

●議案第24号上程………………………………………………………………………116

 (馬込勝未君提案理由説明)

●答弁の訂正について……………………………………………………………………116

●全議案審議………………………………………………………………………………117

●議案第1号先議…………………………………………………………………………117

●委員会付託省略…………………………………………………………………………117

●質疑………………………………………………………………………………………117

●討論………………………………………………………………………………………118

●採決………………………………………………………………………………………118

●教育委員のあいさつ……………………………………………………………………118

●決算特別委員会の設置…………………………………………………………………118

●決算特別委員の選任……………………………………………………………………119

●決算特別委員長選挙……………………………………………………………………119

●決算特別副委員長選挙…………………………………………………………………120

●請願第4号上程審議……………………………………………………………………121

 (片山啓三郎君提案理由説明)

●質疑………………………………………………………………………………………123

●全議案(議案第1号除く)・請願委員会付託………………………………………124

●散会………………………………………………………………………………………125



議事日程第3号

                        平成3年9月10日午後1時開議

第1  一般質問

第2  議案第24号上程

第3  全議案審議

第4  議案第1号先議

    (委員会付託省略〜質疑〜討論〜採決)

第5  決算特別委員会の設置

第6  決算特別委員の選任

第7  決算特別委員長の選挙

第8  決算特別副委員長の選挙

第9  請願第4号上程審議

    (紹介議員説明〜質疑)

第10 全議案(議案第1号を除く)・請願委員会付託



●出席議員(29名)

 1番    小川善嗣君       2番    湯浅伸一君

 3番    吉田茂君        4番    平山裕司君

 5番    山崎昭男君       6番    青野勝行君

 7番    日暮澄子君       8番    大迫良一君

 9番    内山健君        10番   小川満智子君

 11番   海保貞夫君       12番   渡邉昭君

 13番   桜井伍六君       14番   幡谷紫浪君

 15番   宇都宮高明君      16番   喜久川政司君

 17番   越川富治君       18番   大倉富重雄君

 19番   馬込勝未君       20番   高橋保君

 22番   加藤勘兵衛君      23番   片山啓三郎君

 24番   成尾政美君       25番   神崎富士雄君

 26番   飯塚一郎君       27番   塚本昭君

 28番   有川清君        29番   石橋義祐君

 30番   平山正吉君

●欠席議員(1名)

 21番   岩澤貞男君

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●職務のため議場に出席した事務局職員

 局長    藤枝聖司君       係長    鈴木重昭君

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●地方自治法第121条により説明のため出席した者

 成田市長  長谷川録太郎君

 (委嘱を受けた者)

 助役    出山隆君        収入役   鈴木眞君

 市長    関口豊君        総務部長  平山清司君

 公室長

 民生部長  吉岡昭夫君       環境部長  谷平稔君

 環境部   木村正義君       福祉部長  青柳徳厚君

 次長

 経済部長  大竹信夫君       建設部長  篠原孝男君

 建設部

       松澤秀俊君       消防長   榊原晋君

 次長

 水道部長  高橋孝司君       企画課長  澤田喜信君

 秘書課長  鶴田成孝君       庶務課長  海保勇夫君

                   教育

 財政課長  並木清一郎君      委員会   檜垣篤君

                   教育長

 教育                監査

 委員会   小川武彦君       委員    猪又亮一君

 教育次長              事務局長

 農業

 委員会   山田英二君

 事務局長

    各課、室、所、場、署長

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△開議の宣告



○議長(喜久川政司君) これより本日の会議を開きます。

                             (午後 1時11分)

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△大迫良一君の一般質問



○議長(喜久川政司君) 日程第1、一般質問を行います。

 8番、大迫良一君。

         〔8番 大迫良一君登壇〕



◆8番(大迫良一君) 議席番号8番の大迫良一でございます。

 本年4月に執行されました成田市議会選挙におきまして、多くの皆様のご支持をいただき、国際空港都市成田市の市政の一翼を担うこととなり、大変光栄に存じております。そして、これからの任期中、諸先輩議員皆様のご指導をいただき、また市民の皆様のご期待にこたえるよう新人議員として精一杯頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。

 それでは、通告に従いまして一般質問に移らさせていただきます。

 皆様もご存じのとおり、私は、航空会社社員として成田空港開港以来、長く同空港で仕事をさせていただいております。現在、日本の航空輸送の大きな核となる大事業であります成田の第2期工事、羽田の沖合展開、さらに関西国際空港の建設事業、いわゆる三大空港プロジェクトが進められております。

 昨日の一般質問の中でもご紹介がありましたが、それら3空港の工事の進捗状況についてご紹介いたしたいと思います。羽田空港の沖合展開工事は3期に分かれて進められており、既にA滑走路の建設を中心とした第1期工事が完了しております。その新A滑走路の供用開始により、羽田空港の発着枠が拡大され、国内線の供給量の増強がなされたことは皆様もご承知おきかと思います。

 現在、西側ターミナルの建設を初めとする第2期工事が行われており、モノレールや京浜急行の新ターミナル地区への乗り入れ工事も同時に進められております。このほか管制塔などの工事も進んでおり、一部周辺工事のおくれはあるようですが、平成5年春の西側ターミナルの供用開始を目指し、羽田空港の第2期工事はほぼ計画どおりに進められていると言われております。次に、東側ターミナル建設及び新B並びにC滑走路の建設を中心とした第3期工事は、埋め立て工事のおくれにより当初の計画であります平成7年の完全移転が可能かどうか、まだ明確になっておりません。

 一方、関西国際空港、いわゆる関西新空港でございますが、当初平成4年度、来年度の完成を予定して工事が進められるはずだったわけですが、ご存じのとおり、漁業補償交渉による工事の着工おくれや空港棟の埋立地の地盤沈下による工事のおくれ等、この辺については市当局の皆様もご掌握と存じます。その埋め立て工事も、現在では計画の86%が陸地となり、今年度中には埋め立てがほぼ完了するとの予定でございます。全体的な完成については、1年半ほどおくれ平成6年夏ごろになると言われております。

 そして、当市にあります成田空港でございます。当成田空港の2期工事は来年12月に予定されております新ターミナルの供用開始を目指し、現在新ターミナル、サテライト、エプロン、誘導路の建設が急ピッチで進められております。また、本年8月1日からは2期地区の駐機場の一部が供用開始されまして、成田空港の恒常的な駐機場不足いわゆるスポット不足も一部解消されたに感じております。さらに、9月3日には、公開シンポジウム運営委員会が開催され、運輸省を中心とした話し合いでの問題解決を目指す公開シンポジウムの開催が決定されました。私、航空産業に携わる者として今後のこの進展と、またこれに対して期待をし注目をする所存でございます。シンポジウムの開催の決定は、まさに成田空港の完全開港に向けて新しい時代に突入したと言えるでしょう。

 さて、成田空港へのアクセスについてご紹介したいと思います。本年3月JR並びに京成線の現ターミナル地下駅への乗り入れ、そして4月の末には通過道路の開通、第2ゲートの移転並びに検問ブースの増設により、空港へのアクセスが大きく改善され、空港利用者のみならず空港勤務者の皆さんに大きく評価されると同時に、大変喜ばれております。この三大空港プロジェクトが完成すれば、成田空港では年間22万回、羽田空港では23万回、関西新空港では16万回の離発着が可能となり、現在日本に新規に乗り入れを希望している43カ国の乗り入れが可能となるばかりでなく、現在就航している各航空会社の増便要請にもこたえることができるわけです。

 そのような状況のもと、当成田空港の早期かつ円満裏での完全開港は、関西新空港の建設のおくれもあり、経済大国としての諸外国からの期待にこたえられるばかりでなく、また滑走路1本で1日平均 325回もの離発着が行われている超過密とも言えるこの空港の航空管制を解消し、航空の安全の向上はもとより、空港利用者、空港勤務者、そして空港との共存共栄が不可欠な当成田市にとっても完全開港が強く期待されていることは当然であります。

 それでは、空港にかかわる道路事情についてお伺いいたします。

 成田市第4次5カ年計画では、空港関連機能の充実が示されており、その中で空港へのアクセス関連について、成田新高速鉄道の早期完成の促進、首都圏中央連絡自動車道、北千葉道路、国道51号、 296号、 408号並びに 409号の整備促進がうたわれています。

 さて、車で空港への入場が現在大別して3カ所からとなっています。ターミナル地区へは高速道路から第1検問所を通過してターミナルへ、そして一般道としては国道 295号線から第2検問所を通過してターミナルへ入っております。さらに整備地区へは、空港通過道路を経由して向かう方法と三里塚方面からの2方向から通称第3−2ゲートと言っておりますが、第3−2検問所を通過して場内に入場しております。

 ここで、多くの空港勤務者が住む成田ニュータウンから自家用車での朝の通勤の道筋を皆様にご紹介したいと思います。朝の通勤です。皆さんはぎりぎりまで寝て、会社にぎりぎりに着こうという人間の極々単純な気持ちからか、どこをもかしこも混雑でいっぱいです。最もシンプルなルートとしては、ニュータウンを出て郷部大橋を渡り成田道具センターを右折し、国道 408号線から 295号線を経由して空港へ向かうルートがあります。次に、抜け道を好むというんでしょうか、郷部大橋を渡りすぐ右折し、郷部、新勝寺前を通りジャスコ前から国道51号線を経由して寺台インターより国道 295号線を通り空港へ向かうルート、そして3番目でございますが、時間的に最も早い、しかしながら費用がかかりますが、飯田町並びに並木町を通り富里インターから東関道を利用して空港へ向かうルートがございます。しかし、先ほどご紹介したとおり、検問ゲートの移転に伴う渋滞の緩和により、高速道路利用者も最近では減ってきたように思います。つまり、その方たちもほかのルートから空港へ向かっていることは間違いございません。以上、3つのルートがニュータウンに住む空港勤務者のルートと言えるでしょう。

 しかし、ここで申し上げたいのは、三方から空港へ向かっていた空港勤務者皆さんは、実は帰りには1つのルートを使っているのが実情でございます。ご存じのとおり、国道 295号線を出まして国道 408号線、そして成田道具センターを左折してニュータウンへ向かいます。

 前回6月の定例議会におきまして、湯浅議員の一般質問でもご指摘があったかと思いますが、道具センター前の交通渋滞並びに飯田町、並木町の交通渋滞は、これはすべて通勤による交通渋滞と言っても過言ではありません。また、空港へ勤務する方が多くそこを通るから交通渋滞になることも間違いございません。この点については、市当局皆様もご掌握なさっていると思います。

 そして、近年安食方面からの通勤者が非常に多くなっていることは皆様もご承知おきと思います。その皆さんのほとんどの車が現在一部拡幅工事は行われているものの、すれ違うには大変狭い道路を通っております。沿道には八生小学校、成田園芸高校もあり、児童生徒の皆さんの交通事故の危険性も高まっていると言えるでしょう。そのような状況のもと、空港勤務者の最大の関心事は、やはり道具センター前の交通渋滞並びに飯田町交差点の交通渋滞、さらには都市計画道路3・3・6いわゆる国道 408号線の成田道具センターから寺台間の4車線での開通見通し、さらには成田・安食バイパスの開通見通しも非常に注目されるところでございます。

 そこで、お尋ねいたします。国道 408号線の当該地域いわゆる土屋−寺台間の用地確保について、その現状並びに開通見通しについて、また主要地方道成田・安食バイパスの工事の進捗状況並びにその開通状況についてもお聞かせいただければ幸いと存じます。

 次に、空港整備地区への入場でございますが、通称我々は3−2ゲートというゲートを通り勤務しております。早朝の出勤時の大渋滞については、成田開港以来、一部入場方法の改善がなされた以外は、整備地区勤務者の増大にもかかわらず改善がおくれておる状態でございます。昨今、ターミナル地区への入場が大きく改善された中、同地区内で働く皆様から、同入場方法に対する強い要望が出されていると私は理解しております。交通渋滞解消策として強く望まれているのは、空港警備上問題はあるとは思いますが、まずは工事局ゲート並びに空港南側にございます工事用ゲートを開放していただき、入場ルートを分散する方法があるかと思います。そして、手取り早い方法ではありますが、3−2ゲートを中心とした交通渋滞発生区間のセンターラインを移動し、通過車両並びに空港入場車両が2車線にわたって通れるような道路に変えていただければ、この交通渋滞も一部解消できるのではないかと考えております。

 そこで、お聞きいたします。市として、当該地区の問題についてどのように受けとめられておるのか、また空港公団と一体となった改善が可能かどうか、お聞かせください。

 一昨日から昨日にかけての台風15号の接近による大雨に対して、空港の周辺道路の冠水並びにJR、京成のストップ等により、一時ではありますが、成田空港が陸の孤島と化したことは確実でございます。空港への確実な足の確保、道路の確保、この重要性を再認識させられるような出来事ではなかったかなというふうに考えております。そして、空港へのアクセスの改善について、市当局より空港公団に対し、また空港公団はもとよりJR並びに京成電鉄を初めとする関係機関へ積極的な要請行動の実施をお願いしたいと思います。

 次に、深夜の市民の足の確保についてお伺いいたします。

 ご存じのように、成田空港は現在、朝6時から午後11時までが離発着可能時間となっています。定期便の出発時刻はおおむね22時30分となっております。つまり22時30分までは空港で多くの方が働いているということです。当然22時30分以降も深夜勤務をなさっている方は多くいらっしゃいます。これはもちろん国際空港の宿命なわけですが、言い変えれば、そのご家族を含め夜型人間が非常に多いということではないでしょうか。また、最近首都圏の私鉄各社が終電いわゆる最終電車の時刻を現行よりおそくするとの発表がなされました。京成電鉄についても、佐倉行きどまりの最終電車がおそくなるということは確実なようで、成田についても現行24時、つまり午前零時43分に着く最終電車の後に、さらに1本電車がふえるやに聞いております。また、昨今成田市内にも24時間営業のコンビニエンスストアーも多くなり、深夜でも結構にぎわっているのは皆様もご承知と思います。これは単に時代の変化と見るか、経済先進国の社会現象なのか、また副産物なのか、高度情報社会の悪影響なのか、東京を中心とした土地の高騰による通勤圏の拡大によるものなのか。しかし現実として深夜に活動している人がふえていることは間違いありません。

 そこで、私の住むニュータウンを中心としてJR西口の夜の雰囲気をちょっとご紹介したいと思います。午後の8時を過ぎますと、JR並びに京成で着くお父さんたちというんでしょうか、働いている方たちが着くわけですが、それを出迎えるご家族の自家用車が次から次へと駅前に集まってまいります。ときには3車線あるうち2車線をふさぐこともあり、バスの運行に支障が出ることもあるばかりではなく、交通事故の危険性もかなりあるかと思います。現在、バスについては運行本数について行き先別では多少差がありますが、ある程度確保されていると言えるでしょう。

 さらに、現在深夜バスが1本、23時40分に成田西口を出てニュータウン湯川車庫まで向かっております。出発時刻の関係からかと思いますが、利用率についてはまあまあのように感じております。次にタクシーでございますが、以前はJR西口へのタクシー会社はほとんどなく、現在でも利用者の方は最初からあきらめているのかどうかわかりませんが、西口には向かわず京成成田駅ないしはJRの東口の方からタクシーをピックアップして自宅へ帰られているように感じております。その結果、最終バス出発後の京成駅前並びにJR東口のタクシー待ちの列は、電車到着時をピークに途絶えることのないといっても過言ではないかと思います。

 そこで、このように社会環境や生活時間帯が変化してきた昨今、市として深夜の市民の足の確保について、どのようにお考えかお聞かせください。

 次に、話題が変わります。次に、都市型文化施設の誘致についてお伺いいたします。

 現在、成田ニュータウンに建設中のショッピングセンター「ボンベルタ」は、成田ニュータウンに住む市民として、青少年の非行化等に多少の不安はあるものの建設についてはおおむね歓迎しております。

 さて、当初ショッピングセンター内に計画されていましたビデオシアターの建設が延長された旨の新聞報道がありました。市民意識調査の結果でも出ているかと思いますが、市全体に欲しい施設の中で、総合病院に次ぎ劇場、映画館が市民の皆さんの強い要望となっていることは、働く若い方からはもとより中高校生の皆さんからも、映画館の建設を望む声が出されております。

 そこで、同ショッピングセンター内へのビデオシアターの早期の建設の促進はもとより、映画館の建設誘致や、また各種市施設での映画上映、ビデオ上映も可能かと思いますが、いかがでしょうか。

 そこで、お尋ねいたします。市として、映画館等の都市型文化施設の建設並びに誘致についてのお考えをお聞かせください。

 以上、第1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。

         〔市長 長谷川録太郎君登壇〕



◎市長(長谷川録太郎君) ただいまの大迫議員さんのご質問にお答えいたします。

 最初は、道路事情、空港へのアクセスあるいはニュータウン等についての道路事情でございますが、ご質問の国道 408号線の進捗状況を申し上げますと、ご案内のとおり、当該道路は千葉県が事業主体となって昭和55年から継続事業といたしまして整備を進めておりますが、何分にも用地の問題が解決しませんと工事に着手できないわけでありますが、既に95%が取得済みでありまして、残り5%、これは地権者が2名ほどでございますが、それにつきまして現在地権者と間に、鋭意折衝中でありまして、今年度中には解決をしたいということであります。したがいまして、平成4年度には全線の工事が終了する予定であるということでございます。

 次に、成田−安食線の関係でございますが、これも千葉県において進めておりますが、用地取得が 100%に達したということでありまして、引き続き舗装工事に着手いたしまして、本年度中には終了する予定であるとのことでございます。

 次に、空港周辺の道路事情についてでありますが、ご承知のとおり、空港内入場ゲートにつきましては、本年4月23日から南北の通過道路が開通いたしまして、入場ゲートの混雑が緩和されたところでありますが、空港整備地区入口につきましても、今後とも改善が図られるよう要望していきたいと、そのように思います。

 次に、来年に実施が予定されております私鉄の終電繰り下げに伴う市民の深夜の足の確保、さらにはJR成田駅西口の深夜タクシーにつきましては、市民の利用頻度、稼働率等の状況を踏まえまして、関係業界に対しまして深夜バスの増便やまたタクシーの増車を積極的に要請してまいりたいと、そのように存じます。

 次に、文化施設の件でございますが、今次総合5カ年計画を策定するに当たりまして行った住民意識調査でも、劇場、映画館に対する要望が40.5%と一番高い数値を示しておりまして、市といたしましても積極的に誘致していきたいところでございますが、今回のボンベルタ内の映画館建設につきましては、これは延期ということに相なったことでありまして、非常に残念なことと感じております。今後も大型店などの建設設計の中で、民間の力を活用しながら市民の皆様に喜ばれる映画館等の誘致を図ってまいりたいと、そのように考える次第であります。

 以上です。



○議長(喜久川政司君) 大迫議員。



◆8番(大迫良一君) 今、 408号線の用地確保の状況並びに開通予定についてご紹介いただきましてありがとうございます。今、寺台から土屋のいわゆるJRの高架区間でございますが、4車線が供用されている区間というのは寺台を出ましてオークスブックセンターまでなんですが、これの延長計画だとか、いわゆる4車線の供用部分を今スーパータイヨー付近まで広げることによって、交通渋滞が可能かどうかという部分について、市当局としてどのようにお考えになっているのか。また、 408号線の交通渋滞の緩和策として何かアイデアがあるのか、お聞かせいただければ幸いと存じます。

 また、先ほどご紹介ありましたバスとタクシーの件でございますが、最近東京都内でご承知と思いますが、タクシー待ちのいざこざから殺人事件等も起きております。成田市が目指す安心して住めるまちづくり、こういう観点からいたしますと、タクシー待ちのイライラを解消させることも市として考えていただければなというふうに考えております。また、深夜の最終電車が遅くなるということは、成田から東京へ通勤されている方も多いわけです。市の目指す潤いのある永住都市づくりという観点からも、非常に深夜の足の確保というのは重要かなというふうに考えております。

 ここで、私はアイデアでありますが、お聞きいただきたいと思います。バス会社並びにタクシー会社の連携を強化して、電車到着時刻とその利用者の需要に応じたバスの運行計画並びに運行時間の研究や開発をしていただいて、バスの運行とバランスのとれたタクシー配車、これは京成駅、JRの東口、西口といろいろタクシーが乗れる場所があるわけですけれども、それをバランスした配車を考えていただければ、こういうような問題はある程度は解決できるのではないかなというふうに考えております。元へ戻りますが、先ほど私が質問した 408号線の交通渋滞策について何か市としてお考えがあれば、お聞かせいただきたいなというふうに思います。

 以上です。



○議長(喜久川政司君) 篠原建設部長。



◎建設部長(篠原孝男君) それでは、大迫議員の 408号線の関係でございますけれども、現在、寺台側からブックセンターまでの間が4車線で供用開始しておると、さらにブックセンターから土屋側につきましては、ただいま工事中でございまして、今年度の予定といたしましてスーパータイヨーの前あたりですか、あの辺までは一応4車線になる予定でございます。4車線ということで供用開始される予定でございます。

 一応、今、朝等の状況を見ておりますと、4車線になってからは割合スムースに流れているんではないかと思うんですけれども、そういうことから言いましても、現在のあの2車線部分が短くなるということで、かなりの交通混雑の改善は図られるのではないかというふうに思っております。

 以上です。



○議長(喜久川政司君) 大竹経済部長。



◎経済部長(大竹信夫君) 交通問題でございますけれども、現在ブルーラインタクシーが12社で19台運行しております。そういう中でございますけれども、さらに交通機関の会社とともに話し合いをしながら円滑な対策をも考えていきたいと思います。よろしくどうぞ。



○議長(喜久川政司君) 大迫議員。



◆8番(大迫良一君) 改善に向ける市のご努力を期待いたしております。

 最後に、私の気持ちを述べさせていただきたいと思います。

 航空産業に従事する者として、また成田市のますますの繁栄からも、成田空港の早期かつ円満裏での完全開港を実現し、世界に誇れる国際空港都市成田市をつくるべく、成田市第4次5カ年総合計画の実行を期待し、今回の一般質問を終わらさせていただきます。

 ありがとうございました。

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△幡谷紫浪君の一般質問



○議長(喜久川政司君) 次に、14番。幡谷紫浪君。

         〔14番 幡谷紫浪君登壇〕



◆14番(幡谷紫浪君) 議長の許可を得て、今議会においてもまた一般質問の機会をお与えいただき感謝にたえません。

 まず、農政問題につき質問をかね要望、意見等を申し述べます。

 台風15号は、幸い当地方への直撃は避けられましたものの、雨による稲の被害は意外に大きいものがありました。台風予報により5日から農民たちは急遽稲刈りに総力を挙げましたが、40%ほどの稲が刈り残りました。8日の日曜日は予報どおり豪雨の来襲となり、しかも出水時間が極めて早く、2時間くらいで刈り残った田の稲を水の下に沈めてしまいました。そこへ思いがけない災いが起こりました。刈田の刈わらが水に浮き上がりまして、刈り残った稲田の上に流れ込み、稲を覆いかぶすようになりました。また、引き水も早かったが、稲を覆った刈田の刈わらがそのまま稲の上に残りまして、暑さも加わり発酵し始めにおいが出てまいりました。本年の作況は 102%、平年作ということでありましたが、部分的ではございますが、このような冠水のために平年作を下回ることは明らかになった水田も出てまいりまして、本当に心暗い収穫の秋となりました。このような農産物の被害に対し、今日だれも見てくれる人もなければ、慰めの言葉をかけてくれる者もありません。

 昔は違いました。被害の第1は、生命、財産の被害でございますけれども、次には必ず農産物の被害、その次ぎに道路、交通等経済活動に必要な公共施設という順序で被害が公表されたのが常識でございました。今回は違いました。若干は新聞に出ておりますが、農業は顧みられません。ひがむわけではございませんけれども、昨日市長が報告してくれました台風15号の災害状況86件の中に、1つも農業被害については載っておりません。農業の位置もここまで落ちたものかなとしみじみあきらめておるような次第でございます。

 これとは別に、私が腹に据えかねがたきことは米価の引き下げでございます。ことしの米価は0.65%、1俵60キロ当たり 108円下がりました。玄米1升にしますと、2円70銭、こんなわずかな金額を何ゆえにあのような大騒ぎまでして下げなければならなかったのであろうか。この政府の措置について申すならば、まことにおかしい政治ではないかと私は思うわけでございます。やれ米価審議会の諮問だとか、徹夜して審議しても結論が出ない。答申に手間取ったと、夕方答申案がまとまり政府に答申したと、政府は自民党と調整を図り0.65%の値下げとなったと、足して2で割ったわけです。我々農民は、生産米のこの米の価格 108円、1升にして2円70銭下げられたとて何の経済負担も感じませんし持ちません。ことしで2年連続の値下げ、ここ5年間で12.5%も下げ、1俵1万 7,557円の米が1万 6,392円に下がったと。どこまで下げれば気が済むのか、耕作面積の3割も作付けしてはいけないと減反しておきながら、それでもそんなに虐げられても農家の人たちは天職である、我こそ天職である、じっと我慢して一生懸命米を生産しております。それは日本国民生存のために、大自然のお恵みによってできた米だ、感謝の言葉1つなく足げにされたように値下げ、値下げということでございます。

 市長、農家は値下げの値段に文句を言うわけでは決してございません。米価審議会だの何のとまるで茶番劇みたいな政治を行い、一体どこまで下げれば気が済むのか、農民いじめも甚だしい限りではありませんか。それでなくても将来に希望をなくしている農民たちを、どのくらい失望とふんまんを助長し、暗い心に追い込み、「百姓もこれでおしまいだよ」と嘆かしたことかしりません。市長、生産米価の値下げがマスコミに載って報道されるのは、政府米のことだけでございます。 108円ということはそれだけでございます。このほかにまだひどいことがあるわけです。農協を通じて出す米あるいは集荷業者を通して出す他用途米という米があります。これは1俵1、2等で 9,760円、3等で 8,800円であります。政府米の半分の価格であります。

 それから、さらにまたもう1つ、需要開発米と称するくず米がございます。この種の米は、1俵 8,000円程度であります。これは入札に付さなければならないというわけで、取り扱い経費、手数料でございますね、1俵 507円かかりますが、この経費を県と農協連と3分の2を出す。あとの3分の1は、出荷人である農家が出しなさいということになっておるのでございますけれども、市長さん、あなたはこの 169円を負担してくれることになる。その経費の 200万円が予算に計上されておることは、農民として感謝にたえない次第でございますので、敬意を表します。この他用途米も、需要開発と称する家畜用のくず米も、選別、調製、包装等一切政府売り渡し米と同じにやるわけです。それで平均 8,000円と、政府米に売る半分の価格です。自由経済社会の中で、こんなような不思議なことがあるのです。サラリーマンなれば、経済の上昇とともに毎年ベースアップがございます。農民は3割も減反を強いられて、しかも割当供出量で出したのは政府買い上げ米のとおりでございますけれども、減反がやるのがいやなら他用途米で出してもいいよと、あるいはくず米で出してもいいよと、包装や何かは一切正規の米のとおりでありますよ、それで値段は半分ですと、これはやりようによっちゃ全く本当に大変なことになる。「ちょっと来なよ、あんたは減反をやりたくねえんだろう、減反をやりたくねえんなら、できた米を半分の値段で売りなさいよ、そうすれば減反を認めてやる」こういうようなものなんです。1俵当たりで 130平米なんですね、このくず米も他用途米も。そうすれば減反の面積が逃れられるわけです。青刈りをして、我が子の足を刈るような悲しい思いをして刈るならば、まず他用途米をつくり、あるいはくず米をつくって売った方がいいと、泣かなくて済むといって我慢して売っているのが農家の実情です。

 それで、私の仄聞するところによると、この他用途米で出たいわゆる加工米というのが、本来なれば食糧事務所の管理のもとに粉砕されるべきです、立ち会いのもとに。ところが、どこで粉砕されるのだか一向わからない。これは我々農民たちに聞いたんですけれども、仄聞でございますから、本当に事実かと言われると困るけれども、政府保管米の古米、古々米と交換しているそうです。ですから、政府米は常に新米だ、こういうことであるということであれば、いかにも農民はばかにされているということになるわけでございます。

 そんなわけでございますが、一昨年私が市長にお願いして、根木名川の川底を浚渫土砂の投入した水田に対し、反当 1,000円の見舞金を出していただきました。名目は、成田市の施策である「水をきれいにする運動」に協力したという名目ではございますけれども、事実はそういうわけだ。私の工区は12ヘクタールが対象となりましたので、12万円あなたからちょうだいした。わずか反当 1,000円だという人は、市長、1人もございませんでしたよ。中には、この金で1杯やろうでないかと冗談を言った人もありましたけれども、酒がまずいと。市長の気持ちに沿わないよ、工区の運営費に積んでおこうじゃないかということで、工区の予算に繰り入れてございます。そして、感謝の意を表しております。まことにわずかではあったが、市長、ここに政治ありと言って差し支えないわけです。バブル経済でほうけて、財界の要人のある人がこう発言した。「金には倫理がない」と言ったと新聞は報道しております。この人に倫理がない、金には心があり、情けがあり、市長、あなたがお使いになれば政治があるわけでございます。今日の農政は一体何だったか、食糧の生産を他国に任せ、農民をいじめるに任せ、恬として恥じない政治家や経済人や文化人と称する曲学阿世のやからがおる。この国に未来はあるでしょうか。日本の寿命も見えたりと、農民の立場で嘆かざるを得ません。

 そこで、大変長いこと前段をやりましたけれども、質問の本題に移ります。私は、第4次総合5カ年計画が本年度から発足するに当たり、市長、あなたはその施策体系の第1位に「世界に開く国際空港都市成田の都市基盤の充実」を掲げておりますが、これに対しましては、去る6月市会において私は一般質問の形で、ある程度細かく事例を挙げて質問をいたしましたので、今回はあなたの掲げた第2の施策体系である「活力ある産業都市成田」の項目中、農業についての精神目標でありますところの優良農地の保全と都市近郊型農業の振興について、市の具体的方策をお伺いいたします。

 まず、優良農地の保全でありますが、これは本当に卑近な例で恐縮ですが、私の住んでいるごく身近な農家における将来の農地の保全の状況を予測したお話をいたします。押畑6番組という本当にわずかな地域に住んでおりまして、6番組の戸数は18戸でございますけれども、その18戸の中で12戸が農家であり、1戸当たりの平均水田面積は 150アール、1町5反の水田を耕作しております。これは多いのは3町歩とありますけれども、平均しますとこういうことです。耕作者の平均年齢は約65歳くらい、どんなに頑張ってみてもあと5年の後には70歳、これが農業労働の限界であります。この12戸の全戸に後継者のすべてがいない、1人もいない。みんなサラリーマンで農業後継者ではありません。しかも、サラリーマンでも既に長年たっておりますので、中堅管理者の地位に出世しております。早いもんでは部長、課長、遅い人でも係長くらいにはそれぞれなって、会社やその他の組織を支えておるのが実情でございます。ために、過酷な労働を強いられる水田農業を継承する人は、1人もないわけでございます。1区画 3,000平米、用排水が完全に設備してある。平均反収9俵のこの優良水田を今後どうして保全するのか、ここに問題が間近に迫っております。現在、支えている老農たちが、「年をとってはもうとてもできない、自分の家の飯米だけでせいぜい1反程度を限度に耕作して、後は荒れるに任せるほかは道はないよ」というように寂しく語る人もございます。

 このような状況を横目で見ながら、政治家や経済人と称する人たちが、「いたし方ないよ、水田はそれぞれ農家の所有であり、保全しようがしまいが農家の勝手ではないですか。個人財産の保全まで国や公共団体が介入したり金を出したりはできませんよ」、バブル経済にほうけた経済人は言うかもしれません。いわゆる経済論は展開してくるかもわかりません。

 この事例は、押畑6番組というごく小さな地域の例ですが、実は北は北海道から南は九州、沖縄までの農家の多かれ少なかれのこのような実態である、実情であると私は思います。本当に仮に、日本の全水田農家が自家用米の面積だけで耕作をあきらめた場合、あとは荒れほうだいにした場合、そして後継者は全部サラリーマンということになった場合、これに対して国も何らの政治的措置をとらなかったと仮定したら、これは日本農業の崩壊の姿であると、このようにならないように私は神に祈っております。優良農地の保全をしっかりと守っていくつもりでございます。どうしたらよいのか、これはまた極めて困難な問題があるわけでございます。言うは易し行うは難し、そこで、私のごく素案中の素案、たたき台として私の考えを提供いたします。

 優良農地保全機構をまず市役所につくってもらいたい。構成として、市長、農協と土地改良の共同出資で優良農地保全公社をつくってもらう。それを財団法人としてもらう。名称は協会でもいいでしょう。会長は市長がなる、理事長は農協の長がなる、職員は市と農協より派遣をする、さらに市の機構の中に優良農地保全指導課を設置してもらいたい。この課は、管内の水田農家の耕作者が高齢によって優良農地を支える力がなくなった場合、農家に対する保全指導を行い、また優良農地の委託等の指導をし、さらに優良農地の用排水施設等の保全について土地改良区と協議し、その保全を市の行政において行っていただく。この市の行政の関与の必要性につきましては、まず利潤を追求しないということでございます。また利潤を蓄積しないということでございます。

 それで、今まで間々こういう組織は何回かつくったんですけれども、民間でつくった場合は市役所が1枚加わらない場合は、何回となく崩壊をしているんですね。それはどういうわけかと申しますと、一種の篤農家の若い方を核にして、そして委託団体を組織した場合、どうしてもやはりその核となった人に利潤の蓄積がなされる傾向が出てまいるわけです。少し金ができてくる。そうすると、本当に自分たちが悪いのでございますけれども、どうしても嫉視、ねたみの感情がわいてくる。金回りがよくなったと、こうなると必ず出てくる。これが組織崩壊の要因になっている場合が非常に多いわけでございます。ここで行政が1枚しっかり加わりますと、その団体の信用がつき、市役所がやってくれるんだ、仕方がないよというようなことで、実に不思議な精神的とか感情的作用が及ぼしまして安定を続けることができるんじゃないかと、このように考えるものでございます。本当にどうも思いつきで申しわけありませんけれども、これから掲げた以上はどうしてもやっていただくわけですから、ひとつ素案を提供いたします。

 次に、都市近郊農業についてでありますが、市長は5カ年計画の中にこうおっしゃっております。「高級化する食糧需要に対応して、地域の特性を生かし都市近郊型の農業の振興を図る」こうおっしゃっております。この施策目標でございますが、私は全く賛成でございます。特に、地域性を生かした高級蔬菜の栽培、この2つでございます。

 地域性とは何か、地域性とは国際空港都市であるという地域性でございます。高級化とはどうか、高級化とは都市機能が成熟して、いわゆる生活が高度になると、どうしても高級な物を食べたがる。こういうことであって、さしあたり、高級化の需要というならば、高級化食糧というならば、さしあたり今考えられることは、航空機内食蔬菜の栽培、これもその1つでございます。私が仄聞するところによりますと、現在成田空港を主体として使用されております航空機内用の蔬菜は、群馬、栃木両県を主とした高原の蔬菜が大部分と聞いておりますが、これも仄聞の程度でございますから、間違っておりましたらお許しをいただきたい。この蔬菜栽培を成田で行うように推進してもらいたいと私は思います。そして、販売のシェアを持ってもらう、さらに高めてもらう。次ぎに都市近郊果菜、ご承知でございましょうけれども、野菜には葉菜と果菜、メロンや瓜とか果物で果菜がございますけれども、この果菜の栽培の推進を図ってもらいたい。技術指導をしてもらいたい、メロン、イチゴ等、もっとほかに考えられるものがあるけれども、とにかく2つばかり考えたわけでございますけれども、メロン、イチゴ等の高級物を都市の極めて近郊で栽培し、現地直売、予約方式を採用させてもらいたい。包装、輸送、市場手数料の経費が省けるために格安に販売できる等の利点がございます。これは四街道市でやや成功しているということをこの間、市の職員の方が亡くなったところでお聞きいたしましたが、これには公社というわけにはいきませんでしょうから、都市近郊果菜直売組合を設立してもらいたい。そして、市はこの組合に対し、ハウス等の施設費に対して補助制度を創設してもらいたい。市の機構の中に都市近郊果菜栽培指導室を新設してもらいたい。行政当局において、施設費に対する強力な経済援助と市の技術者による切れ目ない技術の指導と広報宣伝に努めてやる。そして、まず10戸くらいのしっかりした成功定着するものをつくっていただきたい。

 以上、総合5カ年計画に設定されました優良農地の保全と都市近郊農業の振興の2つの施策について、思いつくままに極めて素案ではございますが、参考に供した次第でございます。道は極めて厳しく容易ではありませんが、総合5カ年計画に取り上げた以上、この5カ年の期間中に必ず完成という名誉ある行政効果を上げなければならない責任があると思います。これは市民への約束であります。市民を代表する意思機関である議会として、その成功を期待し心からお願いをするものでございます。

 以上で、農業、農政問題を終わりますが、次に、成田市水道の水源の確保についてお伺いいたします。

 市長、最近ある新聞にこのような記事が載っておりました。世界の人々の中で、日本のことをよく理解しない人もまだ多い、成田というとそれは日本だというまで、今や成田は国際都市として世界的使命を持ち、飛躍的成長の機会を迎えつつあるわけでございます。成田とは何か、それはこうだという哲学のもとに、一日も早く都市の性格をつけていただきたい。この世界的著名度にふさわしい都市建設をしなければなりません。市長、これがあなたに課せられた最大の政治的使命であり、私もそう思っております。情報都市という性格も持つのか、新勝寺や東勝寺があるから、奈良や京都のように20世紀に向かった新しい古典都市に性格づけるのか、これからの問題でございますけれども、市長の心次第でございます。どうかひとつお願いをいたします。

 ここで、成田は日本の都市の中で、小さいながら最重要都市に位置づけられました。その都市の整備の上で、基本的に欠かすことのできないものの要件は、水の対策であります。水資源の安定確保こそ、その都市の盛衰の運命を分かつ、水のない都市はまさに砂上の楼閣に過ぎません。このような基本的観点に立ち、成田市水道の水資源についてお伺いいたしますが、昭和56年印旛広域水道が発足する当時、成田市は日量 1,990立方メートルという極めて少量の上水の配分の要求をされました。受ける広域水道側としましては、東京国際空港と成田ニュータウンの関連があり、開発はさらに進んでいく、東京近郊50キロ圏内にある成田で、もう少し大きな見込みの配分要請があってしかるべきものと予想していたところが、意外や意外にも成田市の要求は平成7年度供給水量 1,990トンにとどまったわけでございます。ちなみに、このときの他町村の配分認可水量は、佐倉市は3万 4,930トン、約4万トンでございます。八街町は1万 3,880トン、約1万 4,000トンでございます。富里町は1万 5,190トン、酒々井は 4,360トン、空港都市成田として大発展を期待される成田が、富里町よりも低いということは市長、私にはどうしても理解できない1つでございます。当局は、当時のことをこう話しています。成田には自己水源として清くおいしい水がこんこんと湧き出ている井戸15本があり、日量1万 9,400トンの水が出ております、こういうことで当時地下水に依存したために要求をしなかった。今にしてみれば単なる笑い話で私は済まされない問題ではないかと。なぜならば、なぜ将来を考慮して考えていただけなかったのか、敢えてそれもわかっていながら要求しなかったとすれば、その責任は重大であったと私は思います。なぜ要求しなかったか。

 さらにその当時の事情をお伺いしますと、平成3年八ツ場ダムの水の配分が決まり、これは1トン当たり約80億だそうですが、印旛広域の事業量の変更があったとき、広域水道全体としての増量は5万 9,600トンでありました。成田市の増量配分は1万 3,160トン、前に要求してございました 1,990トンを加えますと1万 5,150トンにとどまったのでありますが、私は、ここに問題があると思います。佐倉市初め印旛広域市町村に、このとき成田市はお願いをして、国際空港都市成田の置かれている特殊事情に対してご理解と協力を篤と要請して、新たに少なくとも2万 5,000トン程度くらいの水をお願いできなかったのか。仮にその要求が60%認められたとしても、1万 5,000トンは確保できたはずと私は思うわけでございます。この事情をお伺いいたします。

 私は、今期市議会においてどうしても水道の水資源について市当局のお考えをお伺いしておきたいと決意した理由の1つに、過般の水道審議会において4月から7月までの成田水道の配水の状況の説明を受けて愕然としたわけでございます。このように危機寸前にあるのか、予想だもしなかったわけでございます。市長もご出席でありましたから、同様の危惧をお持ちになられたことと思うわけでございます。

 ぜひ議員各位にもご承知をいただきたいと思いますが、成田市水道の水源は目下のところ全部井戸水であります。その概略を申し上げますと、東町の水源が井戸4本で認可水量が5,600 トン、それからこれに対しまして、この4月から7月の揚水水量は 5,752トン、並木町水源井戸5本、 8,000トンの認可水量に対して 8,207トンの揚水、飯田町が 1,600トンの揚水量に対しまして 1,708トン、三里塚水源井戸3本、 3,550トンに対しまして 3,563トン等々、主要水源はいずれも認可水量をオーバーしておりました。そのオーバーの総数は 480トンに及んでおるわけでございます。通常は認可揚水量の10%程度の余裕を残して取水し、地下水層の長期保全と揚水施設の安全を期するのが私は常識と思いますが、しかし水道部にしてみれば、足らなければ取るほかはない、水道をとめるわけにはいかないわけなんです。その気持ちは十分わかるわけでございますが、8月の給水データはまだ承知していませんが、もし8月に7月に経験したような猛暑が2週間続いたとしたら、成田市水道はパンク状態になったと思います。幸い冷夏であったために、その難を免れましたが、私の予想では3分の1程度の給水制限がやむを得なかったではないかと思う次第でございます。これは、私の予想でございますから、専門職で後で検討していただきたいと思います。

 このように、おいしい水として評判のよかった地下水依存のいわゆる簡易水道型の成田水道は、都市機能の変化に伴いまして、家庭用水道から業務都市用水道へと好むと好まざるとを問わず直ちに転換せざるを得ない状況に立ち至っております。従来のような井戸水水道では、国際都市成田に対応できる水道の型ではございません。これに対する市長さんのお考えもお伺いしたいと思いますが、このように成田の水需要の型は急速に変化しつつ、しかも急迫した状態になっております。これが担当部とごく一部の人以外には知られていなかったことは、まことに残念に私は思っております。

 平成13年目標の八ツ場ダムの水量 1,000トン、これが来ることになっています。その供給の年次は、平成6年でございますけれども、これが成田へ来るわけでございますけれども、成田ではどこで受けるかと、こういう問題もあるわけです。それが来てもわずかに 1,000トンでございますから 3,000人分でございます。 3,000人くらいは平成6年までは、あるいは社会増であるかもわからない、こういう状況にございます。それから、物流基地の供給、これは既に市が供給の約束をしておられます。この水、また豊住のクリーンセンターを中心とするいわゆる開発予定地域の給水の水の調達、あるいはまた翻って公津東、土屋、久住の各区画整理地域の供給等を考えますと、今後の水の手当は重大なものが私はあると思うわけでございます。

 当市の平成13年の人口の想定は11万 3,000人でありますが、このときの全人口に上水道を仮に供給したと想定した場合、井戸水で1万 9,400トン必要でございます。八ツ場ダムからの供給水で1万 5,150トン、それから、今までの水源を井戸水を1万 9,400トンで合わせますと、さらにまた11万 3,400人の水の供給量は4万 5,200トンになるわけでございます。今しっかりと成田市で15本の井戸水と、それから、平成13年までに来る1万 5,150トンの水を加えましても、約1万 650トンくらいの水は不足するわけでございます。このことに対しまして、何10年先のことだと、そのときが来れば何とかなるさでは、余りにも私は無責任な行政になりはしないかと、またこのようなのんきに構えていては、各市町村ともどもしのぎを削る水獲得競争におくれをとる結果にもなるし、おくれをとるどころではなくて完敗してしまいます。

 市長さん、参考までに他町村の例をとって、その意気込みをお話いたしますと、佐倉市は平成13年の人口が20万と想定し、その91%、18万 2,500人を完全給水すると、もちろん市全域にわたります。その水源は広域水道から6万 550トン、地下水から1万 5,440トン、合計7万 5,990トンで賄うと、あとの10%の不足分は、目下広域水道の余裕水を交渉中であると言っております。富里町は、平成13年の人口6万 5,000、その70%の2万 7,500人に対して給水し、広域水道から1万 6,470トン、地下水から 2,800トン、合わせて1万 9,270トンで供給すると、供給水域も町全域ということでございます。八街町は、平成13年で人口6万、その76%、4万 7,100人に対して、広域水道から1万 5,810トン、それから地下水から3,220 トン、合計1万 9,030トンでほぼ町の全域に水道を供給すると言っております。

 ここで、成田が考えなければならないことは、人のことはどうでもいいけれども、ここで我が市が考えなければならないのは、その1つは、人口に対する給水人口の割合でございます。平成13年を基点に置いた場合、成田市はそのときの人口の91%に給水すると、富里町は70%に給水すると、八街町は76%に給水する。酒々井町は91%に給水するということでございます。こういうわけでございまして、あと答弁の時間もないけど、あと3枚ほどあるんだけれども、この辺にとどめておきたいと思うわけでございます。

 要は、ぜひひとつここで私は、新人10人の議員の諸君にお願いをしておきたい。諸君の政治生命はこれから長い。私は先はわずかだ、どうか新人諸君、この成田市の水に危機感を持って、そして成田市水道に大きな関心を持って、市民の各家庭に切れることなく衛生的で清らかな水が果断なく供給されるように当局に激励し協力していただきたい。そして、市長さんは、ぜひひとつここで基本的観念、いわゆる簡易水道型から業務都市型水道へとみっちりとひとつ観念の切りかえをお願いしたいと、余り原稿をたくさん書き過ぎたもので、どうも3分の1ほど残ってしまいまして、要領の得ないことになりましたが、この辺でお答えの時間を残さなければなりませんので、私の質問を閉じます。

 ありがとうございました。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。

         〔市長 長谷川録太郎君登壇〕



◎市長(長谷川録太郎君) それでは、時間もないようでございますから、簡単にお答え申し上げさせていただきます。ただし、十分に意を尽くして申し上げます。

 農業問題でございますが、総合5カ年計画に基づきます農業の振興につきましてのご質問でございますが、まず振興の目標といたしましては、土地改良事業の推進、それから農業用排水路の整備、農道舗装等の推進によりまして、いわゆる農業生産基盤の高度化を図ってまいるとともに、農業の後継者及び指導者の育成にも努めてまいりたいと思うわけでございます。

 次に、優良農地の保全につきましては、安心して農地の貸し借りができる農用地利用増進事業がありますが、この制度の利用率が余り伸びていないということは、先ほどご指摘もあったかもしれませんが、そういった実情でございます。この点十分に今後考えていかなくちゃならないと、そのように思っております。また、あわせて優良農地の確保と保全に努めてまいりたいと、そのように考える次第でございます。

 もう1点の都市近郊型農業につきましては、水稲を初めとする園芸、畜産等において、近年ますます多様化、高度化する食糧需要に対応するため、空港との共存共栄の基本ベースといたしまして、地域の特性を生かした農業の推進に努めてまいりたいと思います。

 いずれにいたしましても、今後具体的な方法等につきましては、農協さんと連携のもとに生産組合、それから集出荷組合、農業青年会議所の方々と各種団体と十分なこの協力、打ち合わせをいたしまして、まずその体制の中でビジョンづくりを検討してまいりたいと、そのように思う次第でございます。

 非常に今そういった意味で、農家が過渡期にありますし、また当地はいろんな意味で非常にそのテンポの早いこの経済環境に推移しておるのが実情でございますので、十分にこの点につきましては、先ほどご指摘のありましたようないろんなやり方があろうかと思いますが、いずれにいたしましても、主役であります農耕地の方々の皆さん方の意見を十分に尊重いたしまして、ともにこの難局を打開していきたいと、そのように存じます。

 次に、水道のことでございますが、要は水資源を確保するということに尽きるわけでございますが、全くこのような時代になりますと、非常にその水資源の大切さというのは、普段気がつかないようなもんですが、実は大事なことでございます。ご質問に従いまして申し上げますと、上水道の水資源確保についてでございますが、市民が日常生活に当たり、上水道は1日として欠かすことのできない重要なもんであると、そのようにともに認識しております。

 ところで、印旛広域水道事業発足当時、本市は平成7年まで1日 1,990立米の配分でありましたが、将来の行政区域内人口及び給水区域内人口を考慮しながら、自己水源を基準にいたしまして配分を受けたものであります。

 次に、印旛広水との配分の見直しでありますが、平成13年には都市開発等を考えまして、1日1万 5,150立米の配分を受けることができました。これは平成7年を基準にして見ますと、本市を除きまして他の市町村が2倍以下の配分量であるのに比べまして、空港所在都市成田の特殊事情を十分に関係市町村にご理解をいただきながら、 7.6倍の配分をいただいたというようなことに相なったわけでございます。また、計画では平成6年より1日 1,000立米を受水することになっておりますが、平成5年には極力受水できるよう努力してまいります。

 次に、本年4月から7月の配水状況でございますが、先ほどご指摘もございましたが、東町、それから飯田町、並木町、三里塚、この各配水場で1日の最大配水量がオーバーしている現象が見られますが、本市水道全体の認可揚水量は日量2万 1,050立米でありまして、4月から7月までの1日の最大配水量は、本年7月31日におきましては1万 8,756立米となっておりまして、若干ではありますが、日量で 2,294立米の余裕となっておったわけでございます。いずれにいたしましても、これらの対応といたしましては、各配水場を連携するこの配水管の整備と、そして並木町、東和田、宗吾等にございます配水場の整備を早急に図りまして、水需要に対応してまいりたいと考えております。

 なお、当地はご承知のとおり、新たなこの開発等による水の需要につきましては、十分に将来をおもんばかりまして、これに対しましては印旛広域水道からの受水をもってこれに対応してまいりたいと、そのように考えております。いずれにいたしましても、水の需要供給ということが大切なことでございますし、その前に水の確保ということにつきましては、十分なる努力を傾注してまいる所存でございます。何とぞよろしくご了承のほど願いたいと思います。

 以上です。



○議長(喜久川政司君) 幡谷議員。



◆14番(幡谷紫浪君) あと7分しかなくなりましたので、一昨日、知事とあなたと私たちで懇談した席で、時間があったらこういうところで話す話ではありませんけれども、あなたの水道に対するご決意、それから今までの苦心等も聞きましたから、どうかひとつ、ここでひとつ観念を切りかえていただきたいということをお願いするのみでございます。

 それから、市長公室長に1つ、水資源の確保は、いわゆる公共企業体である水道部ではなくて、やはり行政部の中枢である企画課で行うべきと思うけれども、それに対するお考えはどうかということを1つ。

 それから、水道部長に1つ、今平成6年にいわゆる八ツ場ダムの水が成田市へ来るけですけれども、どこで取って水道管が成田市が要らないと言ったから、印旛広域水道では成田を除いて全部引いてありますよ。全長 115キロ、目下完成しているのが53キロ、成田には1本も来てない。どこであなたは取って、どこで受けるのか、それだけをひとつ今これから仕事をするわけで、覚悟のほどをお願いします。

 その2つだけ。



○議長(喜久川政司君) 関口市長公室長。



◎市長公室長(関口豊君) ただいまのご質問にお答えいたします。

 市長が先ほど答弁申し上げましたとおり、水道水の安定供給は絶対要件でありますので、今後とも行政を挙げて水源の確保に努めなければならないものと考えております。

 以上です。



○議長(喜久川政司君) 高橋水道部長。



◎水道部長(高橋孝司君) ただいまのご質問にお答えをいたします。

 まず、印旛広域水道からの受水の関係でございますけれども、1カ所につきましては、並木の配水場を平成3年、4年度に2カ年にわたりまして整備をいたしまして、ここで一応4,000 立米を受け入れる計画になっております。それから、とる残りの1万 1,150トンになるわけでございますけども、これにつきましては、印旛広域水道は印旛沼を経由してくるわけでございますので、それの方面の近い地点に計画を考えております。

 それから、県の広域水道の導水管が成田には来てないじゃないかということのご質問でございますけれども、この件につきましては、現在印旛広域水道と千葉県と協議中でございまして、当面は県の水道管を利用しまして受け入れて供給をしたいということでございます。

 以上でございます。



○議長(喜久川政司君) 幡谷議員。



◆14番(幡谷紫浪君) 市長さんに、ぜひ1つお願いしておきますことは、どうか印旛広域水道に水資源の量の配分だけでなくて、あわせて導水管いわゆる送水管の施設もぜひひとつ延長するように、成田市だけ来てないんです。これは富里町が七栄まで来ています。それから、八街町は榎戸、それから酒々井は尾上、佐倉は旧千代田まで来ております。延長 150キロ、成田市だけ来てないんですから、来てないということは先ほどお話のような事情があって、いわゆる地下水15本にかわっておいしい、安い、成田の水道で評判がいいから何も八ツ場ダムなんてあっちの遠くの方からもらわなくてもいいよと言ってきたんだけども、これからは地下水は都市化とともに汚染の問題がある。それから、取れば取るほど地下水が低下するというわけですから、取れなくなると、そういう実情ですから、ぜひひとつ導水管の延長もあわせてひとつ水道部長お願いしますよ。これを要望いたしまして私の質問を閉じます。

 ありがとうございました。



○議長(喜久川政司君) 暫時休憩いたします。

                             (午後 2時37分)

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○議長(喜久川政司君) 再開いたします。

                             (午後 3時16分)

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△足立満智子君の一般質問



○議長(喜久川政司君) 一般質問を続けます。

 10番、足立満智子君。

         〔10番 足立満智子君登壇〕



◆10番(足立満智子君) 10番の足立でございます。

 それでは、通告に従いまして一般質問に入らせていただきたいと思います。

 まず、最初に成田空港に関連する諸問題についてお尋ねします。

 今月4日の新聞報道によりますと、成田空港問題の「公開シンポジウム」の第1回目が11月13日に開かれることに決まったとのことであります。空港問題の話し合いによる解決を目指すという地域振興連絡協議会が昨年11月に発足して以来、この「公開シンポジウム」はその重要な一環として位置づけられ、一体いつ開催されるか関心を集めてまいりました。

 ところで、この「公開シンポジウム」には元熱田派の要望を受けて、内閣官房内政審議室がオブザーバーとして参加するということであります。これについては、記者会見をしたシンポジウム運営委員会委員長代理の高橋寿夫氏は、「運輸省以外から何をぐずぐずしていると横やりが入ったときに、一生懸命にやっているのを見ていてもらうのは意義がある」という発言をしております。この発言の中に、政府・運輸省がこのシンポジウムに何を望んでいるのか、高橋氏ら裁定役と言われる人々がどういう立場にあるのか、実に象徴的に表現されているように思われます。政府・運輸省にとっては、話し合いという体裁をとったとしても、延々と続く議論などにいつまでもかかわってはいられない。要するに一刻も早く用地買収につながる結論を得たいということであり、裁定役と言われる高橋氏らはとにかく話し合っているという体裁を見せなければ格好がつかない役回りにあるということです。

 こうした政府・運輸省及び裁定役の思惑を、もし知らずに元熱田派が柳川秀夫世話人の言うように、「事業認定失効論や航空行政批判を社会的に訴えたい」と、本気で考えているとしたら悲劇としか言いようもなく、知った上で上がった舞台ならば、まさに喜劇です。しかし、元熱田派も、彼らの立場で25年間空港問題にかかわってきたのですから、政府・運輸省が何を目標としているか知らないはずはないでしょう。だとすれば、既に双方で筋書きのできている脚本に、双方の立場を正当化するために見せ場をつくり、関連する自治体やマスコミを動員して国民の前に幻想を振りまくセレモニーとして、この「公開シンポジウム」があると言えます。

 現実に即して判断するならば、この話し合いというものが、空港問題を解決するなどという展望はどこにもありません。政府・運輸省、空港公団、成田市を含む地域振興連絡協議会、そして元熱田派との間では利害は一致するかもしれません。しかし、空港の完成に不可欠な二期工事予定地内に残る6軒の農家及び敷地内の市有地の地権者は、「空港との共存共栄」はあり得ないとはっきり断言しているからです。その言葉の奥には、これまで25年間というもの、政府・運輸省も空港公団も一度として農民に対し話し合おうとはしなかったという世間の常識すら通用しない歴史があります。

 機動隊の暴力を全面に押し出した、力でもって押しまくる国策の前に、農民は自分とは決して相入れない空港の存在を心と体で知ったのです。ある二期工事予定地内の農民は、「法律に自分が侵されないために法律を勉強する」と言ったそうです。法律が自分の権利を保障してくれない、法律が自分を守ってくれない、むしろ法の名のもとに自分に襲いかかってくるという現実、法治国日本を信じられなくなった農民の悲痛の言葉だと私は思いました。そこまで農民を追い詰めておいて、工事が行き詰まると自分たちに都合のいい土俵をつくって、「さあ、ここで話し合おう」と言ったとしても、四半世紀にわたって買収に応じないという決意を固めた農民の一体だれが相手の土俵に上ると思いますか。不幸な歴史を話し合いで解決するという建前は、言葉として受け取れば美しいと思います。しかし、その内実は利害の共通する人々の間での解決であり、もしこれが解決したとしても、成田空港問題は埋めようのない大きな溝、真に利害の対立する現実に直面せざるを得ないのです。話し合いによる解決というのは、この隠しようもない現実を覆う1枚のベールに過ぎません。

 市長は、空港問題の解決はあくまで話し合いとおっしゃっていますが、完全空港を目指して政府・運輸省、空港公団と緊密な連携をとってきた市長が、果たして本気で空港問題が話し合いで解決すると思っていらっしゃるのか、これについては、いつか機会があれば、その胸の内をお聞かせ願いたいと思います。

 さて、いわゆる高まる話し合いの機運とマスコミにもてはやされている中で、現実には空港公団による二期工事のデモンストレーションが続けられています。7月に公団は、東峰地区農民に対し工事実施の説明会を二度にわたって開きました。しかし、地区住民全員がこれに強く抗議し、公団は元熱田派のメンバーもその中にいることもあって、遂に工事実施を断念せざるを得ないという結果となりました。そのときの地区農民の抗議声明、彼らがどう主張しているか、めったにない機会ですのでちょっと読ませていただきます。

 抗議声明。去る7月4日と18日、空港公団は東峰地区での工事実施につき、説明、協力要請の機会を求めて当部落を訪れた。

 我々は、家、屋敷、畑、養鶏場、野菜出荷場、漬物工場の境界ぎりぎりで強行されようとするこの工事を絶対に容認することはできない。そもそも空港公団が現在推し進めているいわゆる「空港二期工事」は、東峰部落住民を初め地権者がその農地を空港敷地として明け渡さない限り、完成の見通しのない穴あき工事である。

 我々は、四十数年にわたりこの土地上で営々と今日の生活を築き上げてきたのであり、今後もここで生き続けたいと願っている。このことはあらゆる個人に等しく認められた基本的人権に属する。我々が、生活を明け渡さなければ完成しないその工事に「協力」せよとは、我々の人格を愚弄するものである。長いこと運輸省・空港公団は、工事の進展をもって我々土地所有者に対する脅迫としてきた。しかし、我々はみずからの尊厳にかけて屈しない。

 我々は、従来から見通しのないまま強行されてきたいわゆる二期工事に反対しつつ、重大な関心を持ってこの工事の対応を注視してきた。そこでは、騒音、地下水位の低下、大気汚染、砂ぼこり、鉄板遮蔽物による通風の遮断、照り返し等が必ず起こっており、到底人が生産に従事し、憲法が保障する健康で文化的な生活ができない状況であることは明らかである。この工事が我々の間近で行われれば、我々の生存そのものを脅かすものとなるのは確実で、到底これを許すことはできない。成田空港問題は、25年前に地元住民に何らの説明もなく、抜き打ち的に三里塚地区に位置決定したことに端を発する。以来、我々は一環としてこの位置決定の無効を訴え、強行される空港建設に反対してきた。

 運輸省・空港公団は、めどの立たない二期工事の袋小路に陥っているが、その責任はすべていわゆる「ボタンのかけ違い」をし、今なお「かけ直し」をしようとしない政府・運輸省にある。

 一昨年、11月30日に江藤運輸大臣(当時)が位置決定に際し説明が十分でなかったことに関し陳謝の態度を示し、また昨年11月1日の地域振興連絡協議会の発足以来、運輸省、空港公団はしきりと公正な審議のもとでの空港問題の決着を望むかのような言を振りまいている。しかるに、今回住民の軒先に迫る工事を強行する態度を見るに、さまざまなポーズはとることがあっても、結局は力づくで住民の息の根をとめようという魂胆は明らかである。我々は、このような強権的な態度と言行不一致を到底許すことができない。

 我々は、強行される二期工事に対して絶対反対である。

 以上、声明する。

 1991年7月23日、成田市東峰区一同。

 ちょっと長かったんですけれども、東峰地区の人々はこのような抗議声明を出しております。

 質問の第1点として、この件に関し成田市も公団の説明会に同席したとのことであり、その経過報告と公団の回答書では「当面見合わせる」となっておりますが、「当面」という期間についてどの程度の期間と受けとめておられるか、立ち会った市の判断を伺いたいと思います。

 また、こうした住民の居住権、生活権を脅かす工事について市の見解をお聞かせください。

 続いて、地域振興連絡協議会が協賛した都はるみコンサートについてであります。これは、同協議会の村山会長によれば、「コンサートは地域振興連絡協議会にも重要なイベント、コンサートの成功なしで公開シンポジウムの成功もない」ということで、コンサートに対し協賛金を出したほか、チケットの販売にも協力したとのことであります。また、成田市も市として後援しました。

 質問の第2点目として、このコンサートに対し成田市はどのようにかかわったのか。また、協議会の協賛金は幾らだったのか。赤字だったと聞いておりますが、それはどのように補てんされたのか。例えば協賛金の追加徴収というような形ではなかったのか、具体的にお答えください。

 空港問題に関する第3点目の質問は、初めにも述べたシンポジウムに関してであります。6月議会においても指摘いたしましたが、このシンポジウムについては反対派農民から批判が強く出ております。敷地内の天神峰、東峰の農民は、「強制収用の地ならしになる」として、全員が参加を拒否しているのが現実です。こうした住民の声をしり目に、成田市は出山助役がシンポジウムの運営委員に名を連ね、これを推進する役割を担っております。シンポジウムの運営に当たっては、地域振興連絡協議会を通して、市民の税金が使われているわけで、成田市民である当事者の農民が強く反対し、参加を拒否しているものを市が積極的に推進するということには問題があると思います。

 ところで、去る8月8日に運営委員会が開かれ運営方法の細目が決定いたしましたが、2回目の11月21日に開かれるシンポジウムで、関係市町村の意見陳述が予定されております。成田市は、だれがいかなる趣旨で陳述するのか、あるいはしないのか、お答えください。

 また、このシンポジウムは公開となっておりますが、公開とはどういう意味か。例えば、一般市民も何らかの資格で参加できるものなのかどうか、お答えください。

 さらに、第4点目として空港の軍事使用についてお尋ねします。さきの湾岸戦争に当たって、自衛隊のC− 130軍事輸送機の中東派遣が具体化した際、要員と予備部品が成田空港から出発することになっていたと言われておりますが、これは事実かどうか。その後の経過で、これは計画だけで立ち消えとなりましたが、もし現実化していたとしたら、これは成田空港の自衛隊使用、軍事使用であります。成田空港は民間空港であり、また成田市は平和都市宣言をしております。そうした立場から成田市の見解を求めます。

 また、11月から政府専用機が2機導入されることになっております。これはさしあたり総理府の所管ですが、来年4月からは自衛隊が管理、運用することになっております。この政府専用機の主たる任務は要人輸送と言われておりますが、そうしますと、6年前に購入した政府専用ヘリコプター・シュペルピューマーの例のように、その主たる運行拠点は成田空港ということになるのではないかと思いますが、その点について市で把握していることをお答えください。

 以上で、空港関連の質問は終わります。

 続いて、耕作地に隣接する空き地の雑草の除去についてお尋ねします。

 ことしの5月と8月に、市内の農家より畑の隣にある駐車場及び空き地の雑草が茂り、種をこぼして大変迷惑を受けているが、何とかならないものだろうかという相談を受けました。実際に現場に案内してもらいましたが、農地を慈しみ作物を育てている農家の苦労が忍ばれるようなありさまでした。

 例えば、仮にAさんと呼ばせていただきますが、Aさんの畑の隣は駐車場になっていて、メインになる駐車場はそこから少し離れており、そこがいっぱいになるとAさんの隣の駐車場を使用するということで、当日車はまばらでした。そして、畑と駐車場の境界にはくいが売ってあり、鉄線が巻いてありましたが、駐車場側には雑草が生い茂っていました。既に実を落としているもの、現に実をつけているものさまざまで、落ちた種はAさんの畑一面に飛んでいました。それはおびただしい数で、手のひらですくった土の中に数え切れないほど落ちていました。Aさんは、とりあえずの処置として境界から2メートルほど自分の畑に入った一番種の落ちるところは作付けをしないで、いつでもローラーをかけられるようにあけておりました。

 次に、Bさんの例ですが、隣接していた畑が去年とことしに別々の不動産会社に売却され、現在空き地となっております。道路から林までの広い土地には、一面に雑草が密生し、草丈は1メートル以上に伸びておりました。私が行った日は、人手を頼んで雑草取りをしているところでした。後で市に問い合わせますと、ここは別の農家からも苦情が出て、6月に草刈りをしたばかりとのことでした。大変な成長の早さです。

 ご存じのように、特に畑作農家は四季を通じて雑草との戦いでもあります。たとえ隣の空き地に雑草が生えていなくても、畑には次ぎから次ぎへと雑草が生えてきます。私も草取りを経験したことがありますが、地面にはいつくばって1本1本抜いていく労力は大変なものです。農家が除草剤に頼る気持ちもわかる気がします。しかし、AさんもBさんも無農薬野菜をつくる農家ですから、除草剤は一切使用しません。したがって、雑草取りは普通の除草剤を使用する農家の労力の何倍にもなります。それだけでも大変なのに、隣の空き地が放置され雑草が茂り、その種が手入れの行き届いた畑にどんどん飛んでくるのですから困ったものです。

 さて、成田市には1988年4月に施行された「成田市空き地に係る雑草等の除去に関する条例」があります。ここでは、「空き地」を「宅地化された土地または住宅地に隣接する土地で、現に所有者等が使用していない土地を言う」と、定義づけております。この定義からしますと、耕作地には直接条例を適用することができません。しかし、本条例の第1条にうたわれている「この条例は、空き地に繁茂し放置されている雑草等を除去することにより、火災または犯罪の発生を予防するとともに清潔な生活環境を保持し、もって市民の生活の安定に寄与することを目的とする」とあります。これは必ずしも住宅地に限定すべきものではないと思います。耕作地周辺にも当然当てはまることであって、条例の適用範囲が広がって大変だからといって、決しておろそかにしてはならないと思います。

 以上の観点から、本条例の適用範囲に「耕作地」を加えて改正していただきたく、これに対する市の見解をお聞きしたいと思います。

 それでは、最後の質問に入ります。8年ほど前、私は、印旛沼に関するパンフレットを作成したことがあります。戦前の沼の様子や戦後の干拓の歴史、沼周辺の宅地化と年々進む沼の汚濁、滅びいく淡水魚や水生植物、印旛沼の未来と内水面漁業の展望などを取り扱ったものです。

 その中で、気にかかっていたことがあり、先日ある方にお目にかかって問い合わせる機会がありました。それは印旛沼の漁具のことです。8年ほど前にも、「何とか漁具をちゃんとした形で残さなければ」という漁業関係者の声をたびたび耳にしました。干拓や汚濁によって漁業環境が大きく変化し、伝統的な漁法も姿を消していく中で、さらに新しい家屋の建てかえがなされる中で、漁具も失われつつありました。そこで、パンフレットには「漁具等の明確な保存対策を今立てておく必要があるであろう」と記しました。

 当時を思い浮かべながら、私は、その方に今漁具がどうなっているか尋ねましたところ、「一足遅かった」とおっしゃいました。去る6月に、成田市内で漁具を集めているというある人が、地元の人を通して話を持ちかせてきたので、その地区の人たちはこれに協力し、家に残っているものをみんな渡したので地区内にはもうないだろうとのことでした。そして、そこで集められた漁具は関西方面に持っていったということを後になって地区の人は知り、「しかるべき人だったので、成田で保存してくれると思って協力したのに、関西などに持っていってしまうんだったら協力しなければよかった」と言っていると話してくれました。印旛沼の貴重な漁具が関西に流出するという地元の人の話していることが事実だとすれば、実に残念なことです。文化財の専門家によれば、「外に出ていくもの(文化財)は貴重なものであり、どこにでもあるものは地元に残る」とのことです。

 さらに、2年ほど前、あるゴルフ場が無断でコース変更の造成工事を行ったため、貴重な埋蔵文化財を破壊したことが大きな問題になったことがありました。そのとき発掘に当たった専門の調査員は「永久に取り返しがつかず残念でたまらない気持ちだ」と語っています。私たちの地域文化を考えるとき、こうした滅びつつあるもの、あるいは既に地に埋もれてしまったものをどのように扱うか、収集・保管・展示をするかが大変重要なことになってきます。この点に関し、成田市における埋蔵文化財及び民族文化財の収集及び保管の現状についてお答えください。

 さて、1982年にトータルメディア開発研究所というところが「成田市立総合博物館(仮称)基本計画案」というものを出しております。これは大変すばらしいプランなのですが、いまだに成田市で着手されていないというところを見ますと、すばらし過ぎて実現するのに手に負えないと思われているのかもしれません。しかし、こうした基本計画案が出されて既に10年になろうとしている現在、この基本計画が現在有効かどうかわかりませんが、このような総合的なプランを実現すべく実行に移すときが来ているのではないでしょうか。

 現在の成田市は開発が先行し、市民の心の安らぎや支えとなるものが少ないように思います。むしろあわただしい不安定な要素の方が強く感じられます。これでは地域に根をおろした住民意識は育ちません。よく言われる郷土愛というものは、地域文化を住民が共有して、これを享受する中から芽生えてくるのではないでしょうか。幸いこの地域には、先史時代から始まる豊かな埋蔵文化の遺産があります。また、農業・漁業・そして商業文化の歴史と、これを育んだ北総台地の自然との関係をきちんと残す必要に迫られています。なぜならこうした文化の遺産は、時代によって変化するものであり、あるいは滅びていくものだからです。また、放っておけば貴重な文化財が市の外に流出してしまいます。今何を残すべきか、早急な対策が迫られていると思います。

 このように考えますと、成田市民の心のふるさと、憩いの場、そしてこれからの「なりた文化」を育てる英気を養う学習の場としての役割を持つ施設をぜひともつくってほしいと思います。

 ところで、聞くところによりますと、さきの総合博物館構想の中で歴史館構想が後退し、現在美術館構想が先行しているとのことでありますが、それは事実かどうか。また、事実とすればなぜ美術館なのか、お答えください。

 以上で、私の1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。

         〔市長 長谷川録太郎君登壇〕



◎市長(長谷川録太郎君) ただいまのご質問の順序といたしまして、成田空港に関する諸問題からお答え申し上げたいと思います。

 第1点目の二期工事区内の農家の居住環境でありますが、空港公団が東峰工事を中断したのは、現在平和的に話し合い解決に向けて関係者の努力がなされている状況等を総合的に判断したものと、そのように聞いております。

 また、市といたしましては、工事による騒音あるいは振動等々、こういった影響が発生した場合は、農家からの通報によりまして、その都度現地に出向きまして状況を見て、改善策等につきまして空港公団に申し入れを行って、改めるところは改めさせているところであります。

 なお、中止した工事はいつまでかというようなご質問でございますが、これは先ほど前提に申しましたように、話し合いが前提であるということで、いつまでという期限は特にございません。

 次に、2点目の都はるみコンサートの件についてでありますが、地域振興連絡協議会の協賛金は拠出してあります。それは、金額は 200万円でございます。赤字であるかどうかにつきましては、承知しておりません。なお、チケットの販売につきましては、協力いたしまして協議会の依頼によりまして取り扱いいたしましたが、経済的援助はしておりません。したがって、現在不足があったといってもそれに補てんする意思はございません。

 3点目の公開シンポジウムについてでありますが、市はだれがいかなる趣旨で陳述するかとのご質問でございますが、私は、本市議会におかれましても早期完全空港の実現の決議がされておりますことにあわせまして、25年間の経緯や完全な空港が本市の将来、また周辺地域の振興にとって、いかに重要な施設であり、また必要であるかというようなことを話したいと考えております。

 次に、シンポジウムに一般市民も参加できるかどうかということでございますが、シンポジウム運営委員会ではどのようにするか、目下検討中であるということであります。

 次に、4点目の件でございますが、空港の軍事使用につきましてでありますが、成田空港は民間空港として設置されたもので、今日まで軍事目的で使用されたことはないと聞いておりますし、今後とも民間空港として機能し運用していくとのことであります。

 なお、政府専用機の管理、運用につきましては、詳細につきましては全くまだ聞いておりません。

 次に、雑草の点につきましてお答え申し上げます。成田市の空き地に関する雑草等の除去に関する条例についてでありますが、本条例は空き地に繁茂し放置されている雑草等を除去することによりまして、火災または犯罪の発生を予防し、清潔な生活環境を保持することを目的としておりますので、その対象は宅地化された土地または住宅地に隣接する土地という範囲に限定してございます。

 ただいまご質問の耕作地も含めますと、指導、助言等の対象範囲も非常に多くなりますし、その判定が難しくなることも予想されますので、現行により対応してまいりたいと、そのように存じます。

 次の件につきましては、教育長をもってお答え申し上げます。

 以上でございます。



○議長(喜久川政司君) 檜垣教育長。

         〔教育長 檜垣篤君登壇〕



◎教育長(檜垣篤君) 成田市の自然と文化を伝える博物館の建設等について、このことについてお答え申し上げます。

 国際都市成田としては、開発が非常にスピーデイに進んでおります。したがいまして、成田の歴史を語るべき埋蔵文化財や民俗文化財などは多岐にわたっているのが現状でございます。ここで、これらの収集や保存、保護に努めておりますが、57年度に作成した基本計画をベースにしながら成田市の自然と文化を伝えるべき美術部門並びに歴史部門をあわせ持つ美術館構想を今次の5カ年計画のもとに検討し続けている現在でございます。ご理解願いたいと思います。



○議長(喜久川政司君) 出山助役。

         〔助役 出山隆君登壇〕



◎助役(出山隆君) ただいま足立議員がご指摘ございましたように、私は、シンポジウムの運営委員の1人でございますので、市長の答弁に若干補足させていただきまして答弁申し上げたいと思いますが、日程の決定した運営委員会は8月8日ではなくて9月3日の運営委員会で決まったわけでございます。それで第1回目が11月13日、それから第2回目が11月21日と、この11月21日のシンポジウムにおきまして関係市町村長、あるいはまた千葉県とか空港の利用者あるいは住民代表とか、そういう人たちの意見発表という日程になっておるわけでございます。

 それで、足立議員の質問でございますが、公開とは何だということでございますが、公開とは公に開くことでございまして、秘密会議ではございません。傍聴の希望者があれば傍聴を認めますよと、結構でございますということでございますが、ただ会場の都合がございますので、おのずから傍聴人の人数は制限せざるを得ないだろうと、こういうことで現在各運営委員の認識は一致しております。

 次に、一般市民も参加できるかというご質問でございますが、これは一般市民も発言の機会があるかという質問でございますか、それとも傍聴できるかという質問ですか。



◆10番(足立満智子君) それは性格はいろいろあると思います。



◎助役(出山隆君) ああ、そうですか。それじゃ傍聴の件につきましては、先ほどご答弁申し上げましたとおり、人数制限はありますけれども、傍聴は結構でございますということでございます。なお、一般市民といいますか住民の方の発言も、先ほどちょっと申し上げましたけれども、今の段階では関係市町村が、8市町がございますので、各市町ごとに1名ないし2名程度ではどうであろうかということでございますが、あとその選定方法の関係につきましては、今後の運営委員会で決定していくと、現在詰まっておるのはその程度でございます。

 以上でございます。



○議長(喜久川政司君) 足立議員。



◆10番(足立満智子君) 2回目の質問に入らせていただきます。

 公団が東峰地区の工事を見合わせた件についてですけれども、話し合いの機運の中で、期限も特に決めてないということなんですけれども、これは天神峰地区では同じようなことが既に工事が行われているわけなんですね。東峰ではそういうわけで、一応凍結のような形をとっているわけですけれども、これはたび重なる抗議にもかかわらず続けられているわけです。最近では、8月1日から天神峰63番地の市東東市さんの家の周囲で大規模な土木工事が始まっているわけです。これはB滑走路、横断地下トンネルの工事で反対農家の未買収地のために、現状では完成しないにもかかわらず行われているわけです。市東さんは、「公団は地上げ屋と同じようなやり方で追い出そうとしている、こんなことで屈伏すると思ったら大間違いだ、私は負けない、農地死守の決意がますます固まる」と言っているわけですね。これは、本当に実際に生活そのものが脅かされ、すごい振動が起こっているということは事実でして、そのほか敷地内の農家については、いろいろな形で生活しにくい状態が現実に進んでいるわけです。やはりたとえ土地を売ってない、敷地の中にあっても、その土地というのは所有権はそこの農家の人にあるわけなんで、そこで安心して暮らせる状況というものは、これは確保されなければならないわけなんですよね。市東さんは、空港に対しては絶対反対の農家なわけです。ですから、こうしたことが続けられているのかというふうにも考えられるわけです。といいますのは、東峰地区については、その話し合いの機運という中で、元熱田派の人たちも入っているわけで、東峰地区全員の一致した抗議声明というものはさっき読ませていただいたんですけれども、これは非常に政治的な判断というふうにしか考えられないと私は思っているんです。ですけれども、東峰地区の農民でも敷地内の農民でも、それから天神峰の農民でも、同じその土地の所有権を持っている生活権もある人なわけですから、こういう形でやっているのはいやがらせとしかやはり住民の方は思わないわけなんですね。やはり、成田市に対しては農家周辺の工事とその被害の実態をどのように掌握しているかについて、お聞かせいただきたいんです。市としては、そういう苦情が出たときには行って、空港公団にしかるべき対処をお願いするというようなことのようなんですけれども、成田市は反対派の農民を抱えている自治体なわけで、やはりそのたとえ反対派でも住民としての権利があるわけですから、やはりそういうところできちんと成田市としては被害の実態を把握した上で対処していただきたいと思っているわけです。これについてもう1度市の方の把握している状況などについて、お聞かせいただければと思います。

 次に、シンポジウムについては先ほど出山助役の方からお話伺いまして、一応おぼろげながらイメージは何かわかったようなわからないような感じなんですけれども、成田市もこのシンポジウムに対しては地域振興連絡協議会のメンバーでもあるわけで、いろいろな形でやってかかわっていらっしゃるというふうに思うんですけれども、やはりその話し合いだとか平和的解決だとか抽象的な言葉が前面に出ている、先走っているような感じが非常に強いわけです。実際は、それで空港問題が解決するものではないということは、私はそのように考えて先ほど申しましたけれども、大事なことは、やはり元熱田派と運輸省の成り行きを見る以外に、何かこう独自な立場でかかわっていらっしゃるのか、お話を聞いている限りではちょっと疑問に思うんです。市民の税金をそのようなところで使っているわけですから、この点については、いずれ決算書を検討させていただいた上でどういうふうな形で、成田市が経済的な意味でもそのかかわっているかについては、また後で伺いたいと思います。

 次に、都はるみコンサートなんですけれども、これはもともと元熱田派のイベントとして計画されたものであるわけです。結局、地域振興連絡協議会や関連自治体がかかわって、あのようなイベントになったわけなんですね。営利を目的にしたそのイベントに自治体まで巻き込まれているわけです。名目がいかなるものであれ、営利目的でしかも極めて政治的プロパガンダの性格の要素の強いものであるわけで、果たして自治体がこういうところに名前を連ねることがいいものかどうか、私はそのような性格のものではないと、なかったというふうに思うんですけれども、この点についてはどのようにお考えでしょうか。

 それから、軍事使用についてですけれども、政府専用機については、現行自衛隊法 100条の5で認められている要人輸送のほかに難民輸送、緊急物資輸送、邦人救出等に利用できるように、今国会で改正しようという動きがあるわけなんですね。政府は、これが国連平和維持活動、ご存じのようにPKOのための新組織、それから国際緊急援助隊と密接に関連するために、PKO法案の関連法案に含まれる自衛隊法改正案に盛り込む予定のようですけれども、もし政府専用機の運行拠点に成田が使用されるようなことになるとしましたら、事実上、PKOの出発基地、例えば横須賀と核空母ミッドウエイというんですか、今度はインデペンデンスになるようですけれども、そういう関係のような母港になりかねないわけですね。こういう軍事転用のようなことをずるずるともししっかりと私は見つめてほしいと思うんですけれども、軍事転用をするような形をとるようなことになるとすれば、やはりこれは私たち住民にとっては非常に不安の要素というものが常につきまとうわけで、このような場合の、もしそういうことになった場合の市の見解というものをお答えいただければと思います。これは専用機というのは、ボーイングなんですけれども、これは 3,200メートルの滑走路が必要らしいんですね。成田空港は、非常に重要な候補地ではあると思いますし、そういう場合についてのその市のお考えというものを伺いたいと思います。

 それから、雑草条例のことなんですけれども、確かに判定するのが難しい、田んぼの方へ畑の方へ行けば草はいつでも生えているし切りがないというようなことは、わからないわけではないんですけれども、しかし現実に耕作地がどういうふうな形で皆さん、やっぱり大事に畑をつくっていらっしゃるわけなんですね。ですから、基本的には、この条例自体を変えられないとしても、やはり農家の人から畑の隣の雑草がどうにもならないという苦情が出たときには、この条例と同じような適用できないとしても、きちんとした対応をやはり空き地の所有者あるいは使用者にやっていってほしい、これからもやっていってほしいなというふうに思うわけです。

 それから、博物館構想についてですけれども、これ2年前にも教育長はおっしゃっているわけなんですけれども、早く早くということでの、それをずっと言い続けていらっしゃるようなんですけれども、やはりどこかで出発点をつくらなければいけないというふうに思うわけです。5カ年計画だけを見てましても、その具体的なものというのがよくわからないわけなんですね。さっき私は、お尋ねしたんですけれども、美術館構想の方が前面に出ていると、これについては本当かどうかということについてやっぱりお聞かせいただきたいと思います。やはり、私は、この統合博物館構想そのものはとっても読ませてもらったんですけれども、充実した、ただすごくお金のかかるようなものなんだけれども、非常にすばらしいプランだなということを感じたんです。それができれば、恐らく成田のこの文化というものをもっとたくさんのいろいろな人たちに、成田以外の人にも知っていただけるような、そういうすばらしい総合博物館になるのではないかというふうに思うわけですけれども、残念ながら、今私が耳にしている範囲では美術館構想という形になっていますので、それが前面に出ているというふうに伺っておりますので、やはり私としては、これはなぜ美術館なのかという理由がよくわからない。もちろん美術館も大切なものですけれども、その点について、その耳にしていることが事実かどうか、この点についてもちょっともう1度伺いたいと思います。

 以上です。



○議長(喜久川政司君) 檜垣教育長。



◎教育長(檜垣篤君) 第2回目のご質問に対してお答え申し上げます。

 早速美術館構想、この件について申し上げますが、実は博物館の構想が後退したのではございません。ということは、この付近を見渡しますと、成田市以外のそういう博物館的な資料館というようなものはたくさんあるわけです。中でも、特色のあるのは風土記の丘等にある昔からの農業経営あるいは家屋、いろんなものがそこに立派なものがございます。そして魚類に関係するものだと水郷方面にもございますし、それから歴史的なものでありますと、有名な佐倉の歴史館もございます。

 そういうようなことを見たときに、それならば成田市でどういう特色ある博物館ができるだろうかと、むしろそれよりも博物館というよりも資料館、成田の歴史にまつわる漁具、民具、そういうようなものを含めた資料館的なものにしようじゃないか、そして美術館はこの辺にはございません。佐倉に最近できましたけれども、ところが、成田市の文化人の中には美術を愛好する者が非常に多いんです。立派な人もおります。したがいまして、そういうことを踏まえながら美術部門も歴史部門も民俗部門も資料館的なものもあわせ持つような学べるような館にしようじゃないかと、こういう話し合いが現在進行中でございます。

 それから、先ほど議員がおっしゃいました関西方面に漁具が流れているということも、私も社会教育課を通して、こんなようなことが議員がおっしゃっていると聞きましたので、早速その面も調べてみました。うわさにはあったけども、そういう事実はないという回答を得たのが私の現在の事実でございます。したがいまして、文化財審議委員会等にもそういうことが話がうわさでは聞いたことはある。しかし本当はそうじゃなかったということも確かめておりますが、これは間違っていたらおわびしたいと、こんなような気持ちでございます。



○議長(喜久川政司君) 関口市長公室長。



◎市長公室長(関口豊君) ただいまのご質問にお答えいたします。

 まず、1点目でございますけれども、天神峰の被害状況を知っているか、あるいはどのように対処しているかということでございます。

 この問題につきましては、市といたしましても関心を持ちまして、地区へ行きましてどのような被害があるかというようなことを聞きまして、その中で逐一空港公団に改善のできるものは改善を求めてきておりますし、地元の方とそのような点で話をしております。そこで、市としますと、天神峰だ東峰だということで区別をして取り扱っているというようなことはございません。

 2点目の熱田派と運輸省以外の関係ということでございますけれども、市としますと、成田市の住民でございますので、熱田派とか何々派というようなことはなく、全く同じに話し合いあるいは行政としての対応をさせていただいておるところでございます。

 3番目の都はるみショーでございますけれども、これにつきましては、確かにいろいろ論はあろうかと思いますけれども、空港の賛成、反対というような問題を切り離しまして、空港問題が発生しましてから25年というような経緯の中で、賛成、反対の論を別にしてコンサートを開くんだというようなことと、現在話し合いの条件が整ってきておりますので、そういうようなことを含めまして協議会としてもこれに協賛するというような形の中で、成田市も一応後援をするというようなことで対応したわけでございます。

 4番目の政府専用機についてでございます。これにつきましては、先ほど市長からご答弁申し上げましたとおり、成田空港は民間空港として設置されたものでありまして、現在そのように使用されておりますし、あくまでも軍事目的の使用ということではなくて、民間空港として今までどおり使用されるよう空港公団にも働きかけをしておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(喜久川政司君) 谷平環境部長。



◎環境部長(谷平稔君) 空き地の雑草除去に関する条例の適用でございますけれども、そもそも市民生活の大きな基本は、お互いの信頼関係に成り立っているんではないかと思います。したがいまして、行政がそこに入っていって土地の雑草を刈りなさいとかいうような状態にはなるべくなってほしくないなというのは、私ども現況でございまして、この条例をなるべくならば適用しない生活ができれば一番いいなと思います。これは希望でございます。農地につきましては、やっぱりお互いの信頼関係の上に立って耕作なり管理をしていただきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(喜久川政司君) 足立議員。



◆10番(足立満智子君) 質問に対していろいろと市の方のお答えをいただいたわけですけれども、私の個人的な考えを最後に申し上げておきたいと思うんですけれども、空港問題というのは、これは6月議会のときにも申し上げましたけれども、非常に成田市にとっては一方では市がこれから国際都市として空港を抱えた都市として大きく発展していくというようなその期待を持って空港問題を考えていらっしゃる、そういう人たちもおりますし、しかし反面、この空港問題というのは非常に大きな要素を問題を含んでいるというふうに考えるわけなんです。成田市は、やはり空港を抱えた自治体として、先ほども軍事使用の問題もありましたし、それから、いわゆるその敷地内のいまだに空港建設に反対して25年間ずっと現地に行って反対運動をしていらっしゃる成田の住民の人たちもいらっしゃるわけですね。こういう人たちのその権利というものも、やはり自治体としてはきちんと守っていくようにしてほしいと思うんです。さっき公室長がおっしゃいましたけれども、空港対策課がございまして、これが1つの成田市にとっては空港問題の窓口となって、反対派の農家の人たちも含めていろいろな対応をしていらっしゃると思うわけです。やはりもっとこの空港問題そのものを成田市全体の問題から開発、発展、繁栄という角度からだけ空港問題を見るのではなくて、やはり基本にあるその住民の基本的なその生活する立場からのその住民のさまざまなその権利を守っていくという角度も、必ずその中に入れてやっていってほしいなというふうに考えるわけです。いまだかつてその軍事使用されたことがないというふうにおっしゃいますけれども、実際にはさまざまな形で使われていることは事実であって、見ないだけなんですね。やはり私は、常にそのことを言いたいのは、しつこく、しつこくやはりきちんと確認していくということが大事なことであって、確かに信頼関係というものは大事だとは思うんですけれども、信じているからないと言ったらないんだよと、それだけで済ませるものではなくて、現実に行われていることをきちんと見る目をやはり市の方でも持ってほしいと思うんです。やはり空港とか政府、運輸省と一線を画したきちんとやはり自治体としての立場を維持していってほしいというふうに考えています。

 以上です。

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△大倉富重雄君の一般質問



○議長(喜久川政司君) 次に、18番、大倉富重雄君。

         〔18番 大倉富重雄君登壇〕



◆18番(大倉富重雄君) 18番、大倉富重雄です。

 早速、市民の代弁者として一般質問を行います。

 初めに、エコロジー都市宣言についてお伺いいたします。

 46億年の進化の果てに人類が誕生し、 300万種の多種多様の生命の住む惑星、地球、この環境は一朝一夕にでき上がったものではありません。ところが、人類はこのかけがえのない地球環境を今一瞬のうちに破壊しようとしているのであります。自然環境、すなわち緑と土と水の存在は、我々が健康で文化的な生活を営む基礎的条件であります。緑、動植物が生きられない環境とは、人間が住めない環境にほかなりません。自然環境への不安は、身近な生活圏からさらに地球的規模の環境問題へと関心が深まっています。知らず知らずの間に環境破壊が進み、我々の生存そのものを危うくしております。

 そこで、全国に先駆けて日本の表玄関成田がエコロジー都市宣言をしてはどうかと提案するものですが、市当局のお考えをお伺いします。

 次に、環境問題として3点お尋ねします。

 1点は、成田市第4次総合5カ年計画の中に、望ましい地域環境を保全、整備するため、大気汚染、水質汚濁、騒音、振動などに関する成田市公害防止計画を策定するとあり、早期に推進すべきと考えますが、その進捗状況をお聞かせください。

 2点は、コンポストへの助成について、平成2年6月議会で環境部長は、「来年の夏ごろになりましてどういう状態であるかどうか、もう少し様子を見させていただきたい」と答弁されました。今、時を満たして様子を見た結果をお知らせください。

 3点は、リサイクルセンターの建設についてです。平成2年12月議会の小早川議員の質問で、市長は「豊住地区の新焼却場への設置を予定しております」と答弁されました。しかし、新焼却場は平成8年稼働の計画とかであり、そのときまで今のままの状態でいいと考えているのかどうか、お示しください。

 次に、防災課の設置についてです。防災対策の充実のため、本市に防災専門の担当課を新設するべきだと再三私は主張してまいりました。しかし、いまだに新設まで至っておりません。平成2年9月の市長答弁で、「今後検討課題としたいと存じます」と言われてはや1年、最近の雲仙岳の被害や一昨日の台風15号の本市の被害を目の前にして、市長の心の中はどう考えているのでありましょうか。今こそ決断のときを迎えていると思いますが、いかがでありましょうか。

 最後に、入学準備金の貸付制度についてお伺いします。

 教育は、権利という実態から離れ、経済的、精神的重圧を及ぼすものに変わりつつあります。価値感の多様化が言われる一方で、学歴志向を強めており、受験戦争の戦士の低年齢化が進行しています。したがって、親は子供が授業についていかれるように、塾へ予備校へ、そして高校、大学へと、このように教育費負担が増大し、親の精神的、経済的負担が募る一方となっています。

 ある父親から、「息子が大学に合格したけれども、入学金の工面で困っている」と相談がありました。また、向学心がある生徒でも、経済的負担で大学進学を断念する人もいます。入学金というまとまったお金を準備することは、受験生にとって大変なことであります。

 そこで、高校、大学の入学準備金の貸付制度を新設するよう提案しますが、市当局の意向をお伺いするものであります。

 以上で、第1回目の質問を終えます。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。

         〔市長 長谷川録太郎君登壇〕



◎市長(長谷川録太郎君) 大倉議員のご質問にお答えいたします。

 第1問でありますエコロジー都市宣言についてでございますが、ご承知のとおり、近年生態系にもさまざまな影響を与える環境問題につきまして非常に意識が強くなりまして、エコロジー運動というような形で自然環境と、この人を含む生物の良好な関連を保っていこうという機運も高まってきているということは事実でございます。このご提案のエコロジー都市宣言につきまして、今後の課題として十分に研究させていただきたいと思います。部分的には、既に我々少なくも日常のこの行政におきましても、こういった問題にかかわりを持っているわけでございますが、総合的ということになっていかなくちゃならないと思いますので、しばらく研究させていただきたいと、そういうことでございます。

 それから、環境問題につきましてお答えいたします。

 初めに、成田市公害防止計画の策定についてでございますが、本市の基本理念であります「うるおいのあるふるさとづくり」を目指しまして、環境行政の一層の充実を図り、市民の健康と生活環境を確保するため、大気汚染、水質の汚濁、それから騒音、振動等による環境悪化の未然防止を徹底することを基本方針といたしまして、本市独自の望ましい環境指導基準の設定及び自然環境の保全と活用、民間活動との連携等を内容とする計画を平成4年度完成をめどに現在準備中であります。

 次に、リサイクルセンターについてでございますが、現リサイクルセンターにつきましては、昭和58年度に建設したものでありまして、施設が老朽化しており、また年々ごみの量が増大しておりますので、処理能力に影響が出ております。したがいまして、新焼却場建設にあわせて附帯設備としてリサイクルセンターも併設すべく計画しておりますが、現施設は斎場及び周辺土地利用計画区域内に位置しておりますので、現状では大幅な改築、設備の改善ができない状況であります。したがいまして、ここで暫定的な新施設の設置を考えざるを得ない状況になっておるというわけでございまして、今後の検討を重ねてまいりたいと存じます。

 次に、コンポスト補助制度につきましては、さきの議会におきましてもお答えしているところでございますが、現在、消費生活モニターさん12名及び婦人会の中から21名の皆様に、コンポストの使用テストをしていただいておりまして、このテストの結果並びに既に補助制度を実施している他の市町村の状況などを現に参考にいたしまして、これを検討してまいりたいと、そのように思います。

 それから、防災につきまして大変ご心配をいただいておるわけでございますが、防災課の設置ということにつきましては、ご承知のとおり、防災対策につきましては、現在は当市は総務部の庶務課で担当しております。本市におきましては、地震災害あるいは台風災害等の対策に加えまして、さらに航空機事故等、特殊な災害にも対応しなければならない状況下にあります。これらの対応といたしまして、航空機事故災害の訓練及び風水害による災害を想定した訓練等を市独自に、あるいは関係機関と協力して毎年実施しておりまして、また災害時における正確な情報を早く市民へという課題にこたえるため、今次5カ年計画で防災行政無線の整備を計画しているところでございます。このような状況を踏まえまして、課あるいは係の設置につきましては、次期の当市の機構改革の中で十分に対応させていただきたいと、そのように存ずる次第でございます。

 次に、教育につきましてのお答えは教育長をしてご答弁申し上げるつもりでございます。

よろしく。



○議長(喜久川政司君) 檜垣教育長。

         〔教育長 檜垣篤君登壇〕



◎教育長(檜垣篤君) 入学準備金の貸付制度ということについて私からお答え申し上げます。

 児童や生徒の就学を奨励するために、その施策としてでございますが、本市では幼児教育、それから義務教育段階、これらにかかわる保護者の軽減を負担するということについて重点的に今日まで施策を講じてまいりました。また、今後もこれについては努力するつもりでございます。したがいまして、ご質問にありました高等学校や大学の進学のための入学準備金の貸付の制度ということについては、今まで私の頭にありませんでした。しかし、これも大事な教育の関連するものでございますので、今後の検討課題として深く考えていきたいと、こんなふうに考えております。



○議長(喜久川政司君) 大倉議員。



◆18番(大倉富重雄君) それでは、第2質問に移らさせていただきます。

 本当にエゴの社会からエコの社会へと、こういう方向転換がなされなければいけない、こういう時代に入ったというふうに実感もしますし、先ほど市長の方からも話があったように、こういう時代への対応をしなければならないと、こういうふうに私は思っておりますが、その中で十分に研究していきたい、総合的にということでありましたけれども、できれば、全国に先駆けてこの日本の表玄関である成田がいち早くそういったことを手を挙げたと、こういうふうになってほしいなと、私は思うわけであります。

 昨日の渡邉議員の質問の中にも、野鳥が集まる場所をつくれるようにといったご提言もありまして、大変よいことであり、そういったご提言もエコロジー社会を目指すものとして大切なものだと、こういうふうにも思っております。

 信州の豊南女子短期大学の教授である森本健一氏が言うには、「あの長野の自然に恵まれたところでさえ、調べてみますと、自然林から人工林へ、また河川の汚染や改修による生態系の変化など、急速に自然が失われていることがわかった」と、こういうふうに言っており、自然界の微妙な生態系のバランスは、一たん崩れるとなかなか回復しないのであると、しかし、現代人はこれまで先輩たちが知恵として守ってきた人間と自然の共生関係の大切さに目を向けないと嘆いております。いち早くこういったことに率先して行ってほしいなと、こう思いますけれども、研究時間が普通だということでありますので、ではエコロジー基金を創設してはどうだろうか。そして、その運用益をもってまたイベントを行ったり、また住民団体への支援事業を推進してはどうだろうか。また、エコロジーパークの設置をしてはどうだろうかと思いますけれども、お考えをお聞きしたいと思います。

 次に、成田市公害防止計画につきましては、平成4年をめどに検討していくということでありますので、十分なものをやっていただきたいなと、現に私も安西地先の川で油が流出をして魚が浮いているような現場も目にしておりますし、また、市街地での公害の事例も数知っております。そういった意味からも、十分なそういった計画というか、ものを期待をしておきたいと思います。

 それから、コンポストのことでありますけれども、検討しているということでありますが、いつまで検討をされて結論を出すのか。前の1回目の質問でしましたが、あれから1年はやたって、またさらに検討ということで、いつまでモニターさんとか婦人会でやった調査を踏まえて結論を出すのか、教えていただきたい、こう思います。

 それから、リサイクルセンターにつきましては、市長のご答弁によりますと、改修、改築ができない状態であるということでありますけれども、では新施設の件というのも具体的に上がってあるのかどうか、でなければ、私は、リサイクルセンターの今の施設を十分に充実をすべきじゃないかと、こういうふうに思うわけであります。破砕機の導入をしたいとかいろんな面で施設の充実を図るべきじゃないかなと、こういうふうに現状を見ますと思いますので、その辺の方向づけ、目標というものをお聞かせ願いたいと思います。

 次に、防災課の設置についてでありますが、次期機構改革で十分に対応していただけるということで、前向きだなと一瞬思うと同時に、今まで62年9月、平成元年、平成2年ということで3回も質問をしてきまして、そのうちその中でも本当に雨で困った事例を何回も挙げたりしてまいりました。もうちょっと早く行っていただきたいなと、こういうふうに思っております。今回の台風15号のこの状況を報告を見ましても、大変数が多いわけであって、昨日、高橋議員からお話が出たように、この報告以外のこともある。これを含めますと、大変な数になったんじゃないだろうかと思うわけであります。現に連絡をしても対応がなかったということも聞いてますし、またここまで浸かって、胸まで浸かってずっと待ったと、こういったことも話を聞いております。昨日の報告によりますと、市は現地に行かれたと、こういうこともあれば、片や大変な雨の中困っていたと、こういう市民もいるわけでありますので、全体観に立っていくならば、やはり早く防災対策の充実を図るための防災課というものを即つくる必要があるであろうと、こう私は考えます。

 そして、先ほどの市長の答弁にもありましたように、防災無線の設置が進められるということで、そういう意味からしましても、その人材の育成も含めますと、なおさら一刻も早く必要であろうと思うわけであります。そして、私は大変失礼かもしれませんけれども、市民の生命と財産を守る、こういった観点に立つならば、長谷川市長の政治判断で設置は可能だと私は思うのであります。その心が本当にあるのかどうか、また昨日の報告にもありましたが、市民の報告を適切に対応してきた、こういう報告でありますが、先ほど言いましたように本当に困っている、非常に大変な思いをしたという人もあるわけでありますから、その点、今回のような災害対策で十分と思うのか、そのところをはっきりお聞かせ願いたいと思います。

 最後に、入学準備金の貸付制度については、検討課題として考えていただくということで、先進市の市川市等では無利子で5万円から30万円を貸し付けをしている制度もあります。私も、通信教育とかそういう経験者としては、非常に入学金の準備とか大変な思いも感じておりますし、そういう意味では十分に検討をしていただきたい。これは要望しておきます。

 以上で、第2回目の質問を終わります。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。



◎市長(長谷川録太郎君) それでは、ただいまの2問の内のエコロジー都市宣言のことにつきましてちょっとお答え申し上げますが、これは確かに今単に成田ばかりじゃなくて、世界中の問題として、だれもがそれぞれが一様に集中して考える基本的な問題だと思います。これは今お言葉によりますと、全国に先駆けてエコロジー都市宣言をしたらどうかと、確かに一番最初に手を挙げるということは、大変華やかなことでございますが、しかしながら、これは私は、その前に既に数年前から成田市の基本理念といたしまして、自然ということと健康ということと、そしてあと心ということを3つ挙げて、それを市政の基本理念として3つの柱ということで、それから、いろんな枝が出て市民憲章とかあるいはそれに連携しているつもりでやってきております。大変この自然を大切にすると同時に、自然の摂理と申しますか、それから、また動植物のこの循環といいますか、そういったものをお互いに生命を保っていくことに非常にあるわけでございまして、そういった気持ちで少なくもいろんな意味で市民の方々は、この自然の大切さ、それから、この世の中のそういった循環ということについて、非常に理解を示してきておられるということはありがたいことだと存じますが、少なくも都市宣言ということで天下にあれする以上は、相当やはり内容等、そしていかにこれをどのように今後動かしていくかということもやっぱり必要じゃなかろうかと思うので、都市宣言をするのはいつでも声を大にして宣言すればできるようなもんですけれども、そういった意味で、今後十分に検討させていただきたいと申し上げた次第でございますから、よろしくお含み置き願いたいと思います。

 以上です。



○議長(喜久川政司君) 谷平環境部長。



◎環境部長(谷平稔君) 公害関係についてでございますが、エコロジーはただいま市長の方からご答弁申し上げましたが、公害防止計画につきましては、十分ご要望にこたえてなれるような内容で詰めていきたいと思います。

 それから、コンポストはいつまで検討かというご質問でございますが、年内には方向づけを決定したいと、このように思います。

 それから、リサイクルセンターの方向を充実というお話でございますが、充実したいんでございますけれども、現在の場所的なちょっと要件がございますので、位置等々あわせて十分検討させていただきたいと思いますし、今検討に入っている段階でございます。

 以上でございます。



○議長(喜久川政司君) 関口市長公室長。



◎市長公室長(関口豊君) それでは、防災課の設置ということで関連しましてお答えさせていただきます。

 まず、今回の災害でございますけれども、これにつきましては、災害対策本部を設置しまして、市長が本部長ということで対応したわけでございます。それとご質問の防災課でございますけれども、これにつきましては、先ほど市長がご答弁申し上げましたとおり、次期の機構改革の中でその設置について対応させていただきたいということでございますので、ご了解いただきたいと思います。



○議長(喜久川政司君) 以上で、一般質問を終わります。

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△議案第24号上程



○議長(喜久川政司君) 日程第2、議案第24号を上程し議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 馬込議員。

         〔19番 馬込勝未君登壇〕



◎19番(馬込勝未君) 議案第24号として、小選挙区制導入に反対する意見書を提案いたします。

 小選挙区制導入のための政治改革関連3法案の本会議での趣旨説明、代表質問がきょう行われております。小選挙区制導入の法案が審議入りをしたのは35年ぶりのことです。政治の主人公は国民です。その国民がみずからの意思を反映するために、選挙を通じて議員を送り出しております。そして、その選挙は憲法上では思想、信条の自由あるいは表現の自由、集会結社の自由、そして選挙権の平等という形で保障されております。これらのことから、当然1票の価値の平等、また選挙区の議員定数が人口に比例していること、有権者の投票をできるだけ議員選出に反映させること、支障を極力少なくすること、こういったことを意味すると思うわけであります。こうした基本から見て、今回の小選挙区制案は4割台の得票で8割もの議席を自民党が占めるものであり、多くの支障を生み、有権者の意思が議席に反映しない、そういったことになります。議会制民主主義の基本を破壊するものであります。

 東欧やソ連の失敗を見ても、民主主義というのが重要なことは言うまでもありません。日本で今その民主主義を逆行させようとしているのが政府です。日本共産党は、科学的社会主義の立場から、その時々国民の抱える問題を解決し、日本社会への進歩に尽くす、そうした活動を続けてきました。小選挙区制は、その日本の進歩に逆行するものとして、我が党は反対をするものであります。日本の民主主義を守る、そういった立場からこの小選挙区制導入に反対する意見書に、ぜひ議員各位がご賛同いただけるようお願い申し上げまして、説明といたします。

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△答弁の訂正について



○議長(喜久川政司君) 次に、当局より発言を求められておりますので、これを許します。

 吉岡民生部長。



◎民生部長(吉岡昭夫君) 昨日の議案第13号についての塚本議員の質疑に対します私の答弁で、私の舌足らずと申しますか、説明不足のため、議員の皆様の誤解を招いた点がございましたが、もろもろの条件がございますので、必ずしも道路側から土圧を支えるくいを打つということになるということではございませんので、ご理解をいただきたいと存じます。

 説明不足の点、おわび申し上げます。

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△全議案審議



○議長(喜久川政司君) 日程第3、ただいま上程の議案第24号を含む全議案の審議を行います。

 まず、決算関係議案及び補正予算を除く一般関係議案について質疑はありませんか。

         〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) 次に、決算関係議案について質疑はありませんか。

         〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) 次に、補正予算について質疑はありませんか。

         〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) 以上で、質疑を終わります。

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△議案第1号先議



○議長(喜久川政司君) 日程第4、これより議案第1号を先議いたします。

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△委員会付託省略



○議長(喜久川政司君) お諮りいたします。本案については人事案件でありますので、委員会の負託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) ご異議なしと認めます。

 よって、委員会の付託は省略と決しました。

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△質疑



○議長(喜久川政司君) 委員会の付託が省略と決しましたので、改めて質疑を行います。

 質疑はありませんか。

         〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) なしと認め、質疑を終わります。

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△討論



○議長(喜久川政司君) 次に、討論を行います。

 討論はありませんか。

         〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) なしと認め、討論を終わります。

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△採決



○議長(喜久川政司君) これより、議案第1号を採決いたします。

 本案については、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

         〔起立全員〕



○議長(喜久川政司君) 起立全員であります。

 よって、本案は同意されました。

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△教育委員のあいさつ



○議長(喜久川政司君) 次に、市長より発言を求められておりますので、これを許します。

 長谷川市長。



◎市長(長谷川録太郎君) ここで申し上げます。ただいま本会議におきまして第1の議案であります当市の教育委員の任命につきまして、皆様方のご同意をちょうだいいたしました檜垣篤君をご紹介申し上げます。

 よろしくお願いします。



◎教育委員(檜垣篤君) ただいま市長さんから通じまして、未熟な私を再度教育委員というお許しを得たことについて、心から厚く御礼申し上げます。

 今日までの反省の上に立ちまして、これからはもっともっと議員各位の強力なご指導と温かいご協力をいただきまして任務を全うしたいと、こういう決意でございます。今までに倍しましてご指導のほどをお願い申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。

 どうもありがとうございました。(拍手)

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△決算特別委員会の設置



○議長(喜久川政司君) 日程第5、決算特別委員会設置の件を議題といたします。

 お諮りいたします。平成2年度決算関係議案7件については、前例により8名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) ご異議なしと認めます。

 よって、決算関係議案については8名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。

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△決算特別委員の選任



○議長(喜久川政司君) 日程第6、ただいま決算特別委員会が設置されましたので、これより委員の選任を行います。

 お諮りいたします。委員の選任については、議長において平山裕司君、青野勝行君、日暮澄子君、内山健君、渡邉昭君、幡谷紫浪君、馬込勝未君、片山啓三郎君の以上8名を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました8名の諸君を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。

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△決算特別委員長選挙



○議長(喜久川政司君) 日程第7、これより決算特別委員長の選挙を行います。

 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) ご異議なしと認めます。

 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 次に、お諮りいたします。指名の方法については議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) ご異議なしと認めます。

 よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。

 決算特別委員長に片山啓三郎君を指名いたします。

 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました片山啓三郎君を決算特別委員長の当選人と定めることにご異議ありませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました片山啓三郎君が決算特別委員長に当選されました。

 ただいま当選されました片山啓三郎君が議場におられますので、本席より当選の告知をいたします。

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△決算特別副委員長選挙



○議長(喜久川政司君) 日程第8、これより決算特別副委員長の選挙を行います。

 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) ご異議なしと認めます。

 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 次に、お諮りいたします。指名の方法については議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) ご異議なしと認めます。

 よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。

 決算特別副委員長に幡谷紫浪君を指名いたします。

 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました幡谷紫浪君を決算特別副委員長の当選人と定めることにご異議ありませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました幡谷紫浪君が決算特別副委員長に当選されました。

 ただいま当選されました幡谷紫浪君が議場におられますので、本席より当選の告知をいたします。

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△請願第4号上程審議



○議長(喜久川政司君) 日程第9、請願第4号を上程し、議題といたします。

 今定例会において本日までに受理した請願は、お手元に配付した文書表のとおりであります。

             平成3年9月成田市議会請願文書表

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|件名   |コメの市場開放阻止並びに農畜産物の今以上の輸入自由化阻止に関す|

|     |る請願書                           |

+−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+

|受理年月日|平成3年9月3日                       |

+−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+

|受理番号 |第4号                            |

+−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+

|請願者  |成田市寺台292                       |

|     |成田市農業協同組合 組合長理事 出山弘            |

+−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+

|紹介議員 |加藤勘兵衛   片山啓三郎   成尾政美           |

+−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+

|     | 日本経済の国際化・所得向上に伴う食生活の変化と、相次ぐ農畜産|

|     |物の自由化措置により輸入食料品が激増する中で、農業を取り巻く内|

|     |外の環境は厳しい状況に置かれています。            |

|     | ガット・ウルグァイ・ラウンド農業交渉は、1986年の交渉開始|

|     |以来今日まで輸出補助金・農業保護政策の削減・輸入規制等国境措置|

|     |の関税化問題で、アメリカとEC及び日本・韓国等食料輸入国と輸出|

|     |国間の厳しい対立が依然として続いています。          |

|     | このような情勢下で、先に開催されたロンドン・サミットではその|

|     |経済宣言の中でウルグァイ・ラウンドを年末までに決着させることを|

|     |目指し、「各首脳は、もし相違点が最高レベルでしか解決できない場|

|     |合には、相互に介入する用意をしつつ引き続きこの過程に個人的に関|

|     |与する」ことを確認した。また、農業交渉については、食料安保や環|

|     |境保全等の非貿易的関心事項を考慮することは再確認されたものの、|

|請願文  |依然として中心的な討議課題の1つにはなり得ておらず、予断を許さ|

|     |ない情勢にあります。                     |

|     | もし日本政府が、最近国内の一部で主張されている「自由化は貿易|

|     |に依存する日本経済を考えれば避けて通れない。米の部分自由化で政|

|     |治決断すべきだ」とする世論やアメリカの政治的圧力に屈することに|

|     |なれば、日本の農業のみならず、地域農業の全面的後退と、これまで|

|     |の農業諸施策の大幅な変更を余儀なくされ、農村地域社会は危殆に瀕|

|     |することになりかねません。                  |

|     | 水田農業に基盤を置く日本農業は、伝統的文化の形成とも深く結び|

|     |つき、かつ、農耕を通じて国土の保全や自然環境の維持・安定した農|

|     |村地域社会の形成に主要な役割を果たしています。        |

|     | 農業者は、ガット農業交渉の行方と、困難を増す農業の将来に多大|

|     |の不安を抱きながら、懸命に米の生産調整に取り組みつつ、国民に対|

|     |し安全で安定的な農作物供給をすべく努力を傾注しています。   |

|     | よって、貴議会におかれては、現下の農業の置かれた実情を直視し|

|     |、下記につき政府に意見具申されたく、お願い致します。     |

|     |                 記             |

|     |1.国民の主食である米の国内自給方針を堅持し、ガット農業交渉に|

|     |おいて毅然とした態度で従来からの主張を貫き、絶対米の市場開放を|

|     |しないこと。                         |

|     |1.ガット農業交渉において、農業の全面的後退を招くアメリカ等が|

|     |求める農業保護政策の縮減と農産物の関税化措置を拒否すること。 |

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○議長(喜久川政司君) 紹介議員において説明することがありましたら、発言を許します。

 片山議員。

         〔23番 片山啓三郎君登壇〕



◎23番(片山啓三郎君) それでは、請願の趣旨説明をさせていただきます。

 日本経済の国際化・所得向上に伴う食生活の変化と、相次ぐ農畜産物の自由化措置により輸入食料品が激増する中で、農業を取り巻く内外の環境は厳しい状況に置かれています。

 ガット・ウルグァイ・ラウンド農業交渉は、1986年の交渉開始以来今日まで輸出補助金・農業保護政策の削減・輸入規制等国境措置の関税化問題で、アメリカとEC及び日本・韓国等食料輸入国と輸出国間の厳しい対立が依然として続いています。

 このような情勢下で、さきに開催されたロンドン・サミットではその経済宣言の中でウルグアイ・ラウンドを年末までに決着させることを目指し、「各首脳は、もし相違点が最高レベルでしか解決できない場合には、相互に介入する用意をしつつ引き続きこの過程に個人的に関与する」ことを確認した。また、農業交渉については、食料安保や環境保全等の非貿易的関心事項を考慮することは再確認されたものの、依然として中心的な討議課題の1つにはなり得ておらず、予断を許さない情勢にあります。

 もし日本政府が、最近国内の一部で主張されている「自由化は貿易に依存する日本経済を考えれば避けて通れない。米の部分自由化で政治決断すべきだ」とする世論やアメリカの政治的圧力に屈することになれば、日本の農業のみならず、地域農業の全面的後退と、これまでの農業諸施策の大幅な変更を余儀なくされ、農村地域社会は危殆に瀕することになりかねません。

 水田農業に基盤を置く日本農業は、伝統的文化の形成とも深く結びつき、かつ、農耕を通じて国土の保全や自然環境の維持・安定した農村地域社会の形成に主要な役割を果たしています。

 農業者は、ガット農業交渉の行方と、困難を増す農業の将来に多大の不安を抱きながら、懸命に米の生産調整に取り組みつつ、国民に対し安全で安定的な農作物供給をすべく努力を傾注しています。

 よって、成田市議会におかれては、現下の農業の置かれた実情を直視し、下記につき政府に意見具申されたく、お願いいたします。

 議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。趣旨説明を終わります。



○議長(喜久川政司君) 以上で、紹介議員の説明を終わります。

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△質疑



○議長(喜久川政司君) 次に、本請願に対する質疑を行います。

 質疑はありませんか。

         〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) なしと認め、質疑を終わります。

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△全議案(議案第1号を除く)・請願委員会付託



○議長(喜久川政司君) 日程第10、議案第1号及び決算関係議案を除く全議案・請願をそれぞれ所管の委員会に付託いたします。

 委員会日程並びに付託案件を局長をして報告いたさせます。



◎議会事務局長(藤枝聖司君) (下記のとおり報告)

              平成3年9月定例会議案付託表

+−−−−+−−−−−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+

|委員会名| 日時  |場所    |  付託議案番号       |件数 |

+−−−−+−−−−−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+

|教育民生|9月11日|      |第4号、第5号、第8号、第9号| 5 |

|常任  | (水) |第1委員会室|第13号            |   |

|    |     |      +------------------------------+------+

|委員会 |午後 2時|      |平成3年6月定例会請願第3号 |(1)|

+−−−−+−−−−−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+

|建設  |9月12日|      |第7号、第10号、第22号、第23号|   |

|常任  | (木) |第1委員会室|               | 5 |

|委員会 |午後 2時|      |陳情第6号          |   |

+−−−−+−−−−−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+

|経済観光|9月13日|      |               |   |

|常任  | (金) |第1委員会室|第6号、請願第4号      | 2 |

|委員会 |午後 2時|      |               |   |

+−−−−+−−−−−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+

|総務  |9月18日|      |第2号、第3号、第11号、第12号| 6 |

|常任  | (水) |第1委員会室|第21号、第24号        |   |

|    |     |      +------------------------------+------+

|委員会 |午後 2時|      |平成3年6月定例会陳情第5号 |(1)|

+−−−−+−−−−−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+

|交通安全|9月13日|      |               |   |

|対策特別| (金) |第1委員会室|       −       | − |

|委員会 |午前10時|      |               |   |

+−−−−+−−−−−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+

|空港対策|9月17日|      |               |   |

|特別  | (火) |第1委員会室|       −       | − |

|委員会 |午後 2時|      |               |   |

+−−−−+−−−−−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+



+−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+

|決算  |            |第14号、第15号、第16号、第17号|   |

|特別  |  本会期中      |               | 7 |

|委員会 |            |第18号、第19号、第20号    |   |

+−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+





○議長(喜久川政司君) お諮りいたします。

 ただいま報告のとおり、各委員会に付託することにご異議ありませんか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま報告のとおり各委員会に付託することに決しました。

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△散会の宣告



○議長(喜久川政司君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。

 次の本会議は9月20日午後1時から開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

 ご苦労さまでした。

                             (午後 4時56分)