議事ロックス -地方議会議事録検索-


千葉県 成田市

平成 3年  6月 定例会(第4回) P.23  06月12日−02号




平成 3年  6月 定例会(第4回) − 06月12日−02号









平成 3年  6月 定例会(第4回)



       平成3年 成田市議会定例会会議録第2号

       6月招集 

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                 平成3年6月12日

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                 目次

●議事日程……………………………………………………………………………………25

●出席議員……………………………………………………………………………………26

●欠席議員……………………………………………………………………………………26

●職務のため出席した事務局職員…………………………………………………………26

●説明のため出席した者の職氏名…………………………………………………………26

●開議…………………………………………………………………………………………28

●全議案審議…………………………………………………………………………………28

●有川清君の一般質問………………………………………………………………………28

 1.計画道路の貫通について

   大蕪〜新宮線(3・4・9号線)の貫通見通しはどうなっているか。

 2.駐車場対策について

   公共施設用地等一般市民の利用について

 3.保育所の増設について

   玉造地区保育所の建設について

●大倉富重雄君の一般質問…………………………………………………………………32

 1.都市基盤の整備について

   1)JR、京成成田駅中央口の駅前再開発計画

   2)公津東地区の区画整理事業計画

 2.家賃補助制度の導入について

 3.乳幼児医療費の助成について

 4.児童館の建設について

 5.JR西口駐輪場の整備について

●海保貞夫君の一般質問……………………………………………………………………43

 1.第4次総合5カ年計画について

   国際都市成田に向けて抜本的に道路網の整備を。20万人都市を目指す成田SUNCITY構想の導入を検討の必要性を提案いたします。

●足立満智子君の一般質問…………………………………………………………………47

 1.成田空港に関する当面の問題について

   1)地域振興連絡協議会とこれの主催する公開シンポジウムについて

    敷地内農家の大半は批判的であるが、この批判に対しての市の見解

    イ.91.5.30協議会総会の報告を求める

    ロ.協議会の予算についての詳細な報告を求める

    ハ.「学識経験者」人選の経緯と基準

    ニ.シンポジウムの形式とスケジュール

    ホ.シンポジウム開催に当たっての直接の担当者、窓口

   2)1990年1年間における自衛隊機、米軍機の使用回数、目的、機種、所属について

   3)飛行制限時間、コース等に違反した場合の市の対応

   4)強制収用に対する市の見解

 2.91.3.26決定告示された久住駅前地区の「都市的な土地利用」について

   1)「谷間騒音」についてその実態は把握されているのかどうか。

   2)あえてこの地区に1,000戸3,700人を想定した住宅地をつくることの意味

   3)騒音に対する市の保障について

 3.市立図書館の時間延長について

   その可能性に関する市の見解

 4.日の丸セットの全戸配布について

   配布後、それ以前と比べて市の「真意」( '91.5.2 付毎日新聞市長コメント) が伝わったと思うかどうか。また、「真意」とはどういう意味かについて

●散会…………………………………………………………………………………………59

議事日程第2号

                        平成3年6月12日午後1時開議

第1  全議案審議

第2  一般質問

●出席議員(30名)

 1番    小川善嗣君       2番    湯浅伸一君

 3番    吉田茂君        4番    平山裕司君

 5番    山崎昭男君       6番    青野勝行君

 7番    日暮澄子君       8番    大迫良一君

 9番    内山健君        10番   足立満智子君

 11番   海保貞夫君       12番   渡邉昭君

 13番   桜井伍六君       14番   幡谷紫浪君

 15番   宇都宮高明君      16番   喜久川政司君

 17番   越川富治君       18番   大倉富重雄君

 19番   馬込勝未君       20番   高橋保君

 21番   岩澤貞男君       22番   加藤勘兵衛君

 23番   片山啓三郎君      24番   成尾政美君

 25番   神崎富士雄君      26番   飯塚一郎君

 27番   塚本昭君        28番   有川清君

 29番   石橋義祐君       30番   平山正吉君

 ※ なお、10番足立満智子君(旧小川)については、本人より通称名の使用許可の申し出があり、6月10日の全員協議会で了承されたため、今後は足立姓で議会活動を行うこととなった。

●欠席議員  なし

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●職務のため議場に出席した事務局職員

 局長    藤枝聖司君       係長    鈴木重昭君

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●地方自治法第121条により説明のため出席した者

 成田市長  長谷川録太郎君

 (委嘱を受けた者)

 助役    出山隆君        市長    鈴木眞君

                   公室長

 総務部長  平山清司君       環境部長  谷平稔君

 福祉部長  青柳徳厚君       経済部長  吉岡昭夫君

 建設部長  篠原孝男君       建設部   松澤秀俊君

                   次長

 消防長   榊原晋君        水道部長  関口豊君

 企画課長  木村正義君       秘書課長  海保勇夫君

 庶務課長  長谷川章君       財政課長  並木清一郎君

 教育                教育

 委員会   檜垣篤君        委員会   小川武彦君

 教育長               教育次長

 農業

 委員会   山田英二君

 事務局長

    各課、室、所、場、局長

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△開議の宣告



○議長(喜久川政司君) これより本日の会議を開きます。

                             (午後 1時00分)

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△全議案審議



○議長(喜久川政司君) 日程第1、全議案の審議を行います。

 質疑はありませんか。

         〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(喜久川政司君) なしと認め、質疑を終わります。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△有川清君の一般質問



○議長(喜久川政司君) 日程第2、これより一般質問を行います。

 28番、有川清君。

         〔28番 有川清君登壇〕



◆28番(有川清君) 28番、有川でございます。これより一般質問を行います。

 改選後の初議会での最初の質問者としていささか緊張いたしておりますが、よろしくお願いいたします。

 まず、質問に入ります前に、皆様既にご承知のとおり、去る5月24日より長崎県雲仙普賢岳の大噴火、大火砕流が発生いたしまして、島原市が大災害に見舞われ多くの犠牲者を出し、まことに痛恨の痛みを禁じ得ません。消防団員の方、警察官、報道関係者、タクシーの運転者、一般市民等、多くの方々の犠牲者に対して、心より哀悼の意をあらわす次第でございます。私も、過去行政視察にて島原市を訪れましたが、その関係上、島原市に対しては心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。

 なお、当成田市においても、これを教訓といたしまして、災害発生時の対策等、普段より心がけ万全を期していただくように切に当局に対しお願いするところであります。

 さて、一般質問に入りますが、まず1番目といたしまして、計画道路の貫通についてでありますが、このことについては過去に質問した経緯がございますが、その後の対策はどうなっているのか、お伺いいたします。

 現在、空港2期工事に伴い最近玉造地区では造成も完全に終わり、新築家屋、マンション等が都市整備公団、供給公社、都市公社等により着々と新家屋などができ上がり、一部マンションでは入居も始まっております。先日供給公社に尋ねたところ、計画も早まりつつあるとのことでした。これら入居に伴い住民もふえ続けておりまして、通勤道の確保が急がれております。そこで、一日も早い3・4・9号線の貫通を願うものであります。その貫通の見通しはどうなっているのか、お伺いいたします。

 次に、第2問目ですが、最近、法改正等により駐車場問題がクローズアップされてまいりました。報道によりますと、県では昨年1年間で約12万 5,000件の違法駐車があり、全国ワースト6にランクされているとのことでありました。そこで、県警交通部では、慢性化しつつある違法駐車対策として、県交通関係機関などと県駐車場問題協議会を今月の20日に発足させ、駐車場問題を広く総合的に協議していくとのことでございます。違法駐車に対する取り締まりの強化などの警察の対策だけでは問題を解決し切れず、協議会では駐車施設の整備促進、有効利用地等のその見直しを図るというものであります。

 そこで、当成田市においても、公共施設用地等有効利用を図り、一般市民に対し駐車場対策としてその利用ができないものかどうか、お考えをお聞かせください。

 3問目でごさいますが、成田市では第4次5カ年計画の中で保育所の建設が予定されておりますが、いつごろの建設予定か、お聞かせください。最近、この地区では新造成、新築家屋がふえ続け、また共働きの家庭が通常になっております。この人たちの家庭にとっても、一日も早い保育所の建設を待ち望んでおります。

 以上、3項目にわたり要点のみ簡略に質問いたしましたが、当局の誠意ある回答をお願いいたしまして第1回目の質問を終わります。

 以上です。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。

         〔市長 長谷川録太郎君登壇〕



◎市長(長谷川録太郎君) ただいまの有川議員のご質問にお答えいたします。

 第1問、道路計画についてでございますが、本市におきます都市計画道路は、市内交通の重要な幹線道路といたしまして利用されておりまして、市といたしましても、その整備拡充には力を入れて進捗を図っているところであります。

 ご指摘のありました当該路線につきましては、ニュータウン部分は既に整備済みでありますので、山口・米野部分が完成すれば玉造方面との連絡や利便性が一層増進されるわけでございます。このため一部の地権者の方々と、この件につきまして話し合いの場を持った経緯もございますが、交渉が進展せずに今日に至っておるのが現況でございます。

 しかしながら、当該路線の山口・米野部分につきましては、現在土地区画整理によるまちづくりの話が出ておりまして、いわば成田市と山口地区を考える会という勉強会の組織が結成されまして、今後の方策を検討しているところでありますが、ご質問の趣旨に沿うよう引き続き交渉して進捗を図ってまいりたいと、そのように存じます。

 次に、第2問といたしまして駐車場の対策についてでありますが、当市内の駐車場施設はニュータウンに限らず駅周辺や表参道においても不十分であり、今後の都市整備の面からも大きな課題であります。

 ただいまご提言のありました公共施設用地を一般の駐車場として対応してはどうかということにつきましては、原則論ではありますが、公共施設利用者のための施設であります。このため一般駐車場としての開放は難しい問題があると思いますが、今後あらゆる角度からこれを検討いたしまして、その可能性につきまして研究してみたいと、そのように存ずる次第でございます。

 なお、現在検討しておる駅周辺整備計画の中におきましても、十分配慮してまいりたいというように考えます。

 第3問といたしましての保育所の増設についてということでございますが、これは玉造保育所という意味でごさいますが、本市の保育事業につきましては、公立8園と民間6園ございまして、入所児童が全体で 1,070名を数えまして、各地域保育のニーズにこたえるべく常々努力してまいったところであります。

 なお、ニュータウン地区においては、昭和47年4月に加良部保育所の開設を皮切りといたしまして、以後橋賀台、中台、吾妻、新山の各保育所を開設いたしてまいりましたが、近年玉造地区の人口増加とニュータウン地区内での保育施設の配置のバランスや同周辺の住宅地の増加等を考慮いたしまして、今次5カ年計画において玉造地区に建設を予定しているところであります。その建設についてでございますが、平成4年度に県と協議に入る予定でございますが、できるだけ早い完成のために努力をいたす所存でございます。

 以上で、お答え終わります。



○議長(喜久川政司君) 有川議員。



◆28番(有川清君) どうもありがとうございました。

 順序がちょっと不同になりますけれども、2番目の質問に対しては、今後あらゆる角度から検討しというような回答が得られましたので、その線で進んでいただきたいと、一日も早いことを願うものでございます。

 それから保育所でごさいますが、もちろんこれは第4次5カ年計画に入っておりますけれども、それこそ最近、合計特殊出生率ですか、そんなふうなことも叫ばれております。そういったお母さん方が、この安心して働けるような場所が、これからどんどん出てくるんじゃないかと思います。そういった受け皿として保育所もこれから必要になってくると思いますので、ひとつこれも一日も早い完成を願うものであります。

 さて、1番目でございますけれども、私は、過去たしか57年の6月議会においてこの問題を提起したことがございますけれども、それから大体数年たっております。しかし、この道路問題については非常に難しいということは、私は私なりにわかりますけれども、その後どのような経緯をたどってきたのか、簡単で結構ですから、ひとつお聞かせ願えればと思います。そして、第3問まで移る前に、ここで答えがいただければありがたいと思うんですが、暫定道路と申しましょうか、たしか57年の6月には暫定道路をつくって通勤道を確保する云々というような答弁もございましたけれども、その辺も兼ねてご答弁いただければありがたいなと、かように思うわけでございます。

 第2番目は以上でございます。



○議長(喜久川政司君) 篠原建設部長。



◎建設部長(篠原孝男君) ただいまの有川議員のご質問でございますけれども、57年のご質問のその後の経過という問題でございます。山口・米野地区の区域に対しまして、過去2回ほど道路の問題につきましてお話をさせていただくと、そういった経過がございますけれども、ちょうどあの区域につきまして全体的な整備をしたいというような話が持ち上がりまして、なかなか道路についての土地の買収ですか、そういった話し合いが進まないという状況でございます。そのために現状では、なかなかその用地買収が困難であると、全体のまちづくりの中で考えていかざるを得ないのかという気は現状ではいたします。そういうことで暫定道路というお話もあるわけでございますけれども、暫定道路にいたしましても、現在の道路がかなり狭もうございますし、もしその暫定的に使うとしても、やはり土地の買収というような問題がつきまとってくるわけでございます。そういうことで、その暫定策もなかなか難しい問題があるというのが現状でございますので、その辺のところひとつご理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(喜久川政司君) 有川議員。



◆28番(有川清君) 3回目の質問に入りますけれども、お答えがいただければと私は言いましたけれども、暫定道路と言いましても、現在あの市道があるわけでございます。あそこの市道を何とか整備をしていただいて、考える会も去ることながら相当先になると私はこう思うわけでございますけれども、先ほど言いましたけれども、今ある市道を最大限に利用するような形で、そうすれば、あと幾ばくかもないようなところを借りるなり買うなりしてやっていただければと、かように思うわけでございます。いずれにしましても道路の問題は大変ということはわかります。わかりますけれども、これは43年に計画決定されておりますので、20年以上もたちますので、この辺で市の方も踏ん切りをつけていただいて、先ほど言いましたようにどんどんニュータウンの北部地区も住居が張りついてまいりましたので、その辺を考慮していただいて、何というんですか、誠意ある態度で臨んでいただきたいなと、かように思いますので、要望でなくてお答えがいただければありがたいなと。

 以上で、3回目の質問を終わります。



○議長(喜久川政司君) 篠原建設部長。



◎建設部長(篠原孝男君) お話の趣旨は私どもよくわかりますので、暫定道路については、これは地元の方々とも協議いたしまして、できるだけご期待に沿うような形で私どもとしても検討を進めたいと思います。そういうことでよろしくお願いします。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△大倉富重雄君の一般質問



○議長(喜久川政司君) 次に、18番、大倉富重雄君。

         〔18番 大倉富重雄君登壇〕



◆18番(大倉富重雄君) 18番、大倉富重雄でございます。

 市民の負託を得て再び市政参加の場を与えていただきましたので、心も新たに市民の代弁者として、さらにパワーアップして働いてまいりますので、4年間お世話になりますが、よろしくお願いいたします。

 改選後の初の6月定例会に当たり、都市整備、医療福祉、児童福祉など5点についてお伺いいたします。

 初めに、都市基盤の整備、中でもJR京成成田駅中央口の駅前再開発計画と公津東地区の区画整理事業計画についてお尋ねいたします。

 昭和63年6月定例会での駅前整備の私の質問に、長谷川市長は「本市の都市計画における最重要課題として認識しております。究極的には、市街地再開発事業による抜本的な都市整備が必要であると考えます。現在では、駅前広場の拡張を当面の目標として整備しておりますが、具体的な結論までには至っておりません。しかし、今後とも早期実現に向け一層努力する所存でございます。」とのことでありました。また、多くの議員の方々からの質問の市長答弁も、この域を出るものではありませんでした。

 それが、4月20日付の某新聞報道で突然「成田市、大地下街構想を策定した」とありました。これを見て、夢があり、希望がわく構想でありました。大変喜ばしいことであり、諸問題はあっても積極的に推進していただきたいと思いました。

 そこで、この際、この基本計画についての長谷川市長の基本姿勢をぜひお聞かせ願いたいものであります。

 また、公津東地区の区画整理事業計画については、成田市の西の玄関口として21世紀の新しい市街地の形成を目標にしているとのことでありますが、どのような顔づくり、方向づけであるのか、まずお聞かせください。

 次に、家賃補助制度についてお伺いいたします。

 近年の異常な地価高騰の中で、土地対策は今最大の内政課題であります。この課題に諸対策が行われているが、その1つとして全国各地の自治体では、家賃補助制度が続々と誕生し、首都圏、関西を中心に45自治体にまで広がっています。これは、既に住宅を持っている人と家賃生活を送っている人との援助のバランスを考える必要があるとの考え方から来ています。持ち家には、住宅ローン控除があるが、賃貸の家賃にはない。また家賃負担率は毎年上昇しており、低所得者ほど高い。そこで、賃貸住宅居住者への補助制度を導入したのであります。

 また、税制改正要求で平成2年度は建設省と労働省が、平成3年度でも建設省が続いて家賃補助制度の創設を要求しています。

 さらに、1989年9月に東京都住宅政策懇談会がまとめた「欧米の都市・住宅政策に関する調査報告書」の中でも、かなり詳しく紹介されております。つまりアメリカ、イギリス、西ドイツ、フランスなど主要先進国では既に「典型的な生活費の上昇だから大変だ」と家賃上昇を重要視して、いち早く対策を講じており、今では家賃補助制度が定着しているのであります。このような国内外での家賃補助制度について、長谷川市長のご見解を求めるものであります。

 次に、乳幼児の医療費の助成についてお伺いします。

 成田市では、乳幼児医療対策事業として、10日以上入院した乳幼児に医療費の助成を行っております。しかしながら、福祉的医療の立場に立てば、入院、通院ともに乳幼児の医療費を自己負担金から1カ月1件につき 800円を控除した額を助成すべきではないかと考えるものであります。これによって気軽に診療を受けられることにより、重くなってから治療することがなくなるし、両親の経済的負担が軽減されることになります。したがって、乳幼児医療の助成を推進すべきだと思いますが、市長のご意見をお聞かせください。

 次に、児童館の建設についてお尋ねいたします。

 共働きをしている母親から、「子供を見てもらえるところがなくて困っている。心配です。深刻です。何とかならないですか。」との訴えがありました。

 ご承知のとおり、児童福祉法第2条「国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う」とうたわれております。この法律的根拠から、国も県も児童館の建設を推進しているのでありますが、本市は消極的姿勢と思われます。結果として、児童館が1カ所も建設を見ておりません。児童の健全育成に手薄であります。

 長谷川市長は、平成元年9月議会で「児童の健全育成に有効な施設であると認識している。今後検討していく。」と明言されました。本当に有効な施設であるとの認識であれば、あれから具体的に手を打っているはずであります。

 そこで、市長の集大成のスタートに当たり、児童館の建設についてご構想をお尋ねいたします。

 最後に、JR西口駐輪場の整備について要望するものであります。

 JR西口駐輪場は、現在満車で、通勤、通学の方々や利用者にとって大変不自由を感じております。現に、西口周辺は放置自転車などで歩行者や利用者に迷惑をかけております。さらに、駐輪場でのいたずらや盗難で困っているのが現状であります。そこで、駐輪場の増設を要望するものですが、市当局の駐輪場の増設計画はあるのかどうか、お伺いするものであります。

 また、管理運営上、盗難などがないように改善を求めます。

 以上で、第1回目の質問を終わります。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。

         〔市長 長谷川録太郎君登壇〕



◎市長(長谷川録太郎君) お答えいたします。

 第1番目に都市基盤の整備という課題で、JR・京成成田駅、いわゆる中央口の開発等につきましてのご質問でございますが、駅前の再開発計画に伴う私の考え方はどうかということについてでありますが、成田の顔づくりとも言えますJR・京成成田駅周辺地区、いわゆる中央口の都市機能の整備拡充につきましては、本市の重要な課題になっております。東口、西口の土地区画整理事業がほぼ完成している中で、この中央口の整備は少なくとも駅前広場の拡張を初めといたしまして、東西間の連絡道路やあるいは駅周辺の駐車場の整備、あるいはまた交通ネットワーク等、総合的な1つの一体的な都市整備が必要不可欠であると考えております。今後は、現在策定しておりますこの整備構想に基づきまして、鋭意取り組んでまいる所存でございます。

 それから、一方公津東地区の開発計画でございますが、昭和61年度から組合施行の特定土地区画整理事業により進められておりまして、施行面積は約 117ヘクタール、計画人口は約9,400 人、戸数にいたしましておよそ 3,000戸の計画であります。公津東地区には、京成の新駅が開設される予定でございまして、業務核都市成田の西の表玄関口として、地域住民のニーズに十分こたえるとともに、国際空港都市の機能の充実を図るため中心地区には商業施設を中心として、高次の業務・サービス施設が集積する広域拠点として整備を推進したいと考えております。

 また、周囲の土地利用につきましては、うるおいのある住宅市街地の形成を目指しまして、地区計画の策定により合理的な土地利用を図りまして、新たな拠点地区にふさわしい都市空間と建築等の整備・誘導を図ってまいる所存でございます。

 次に、家賃のこの補助制度の導入ということでございますが、家賃の補助制度につきまして私の考え方はということでご質問でございますが、この制度につきましては、もとより高齢者・障害者・それから母子家庭、あるいはその他低所得者等の対象がありまして、非常に広範囲にわたるものと予想されます。また、市から補助が受けられるという理由で家賃が逆に値上がりするなんという例も懸念されますので、なかなかそういった面からいきますと難しい問題と思われます。しかしながら、いずれにいたしましても、既に一部につきまして実施している自治体もあるようでございますので、今後十分に調査・研究して対応してまいりたいと、そのように存じます。

 次に、乳幼児の医療費の助成についてでございます。乳幼児医療費の助成につきましては、千葉県乳幼児医療対策事業といたしまして、小学校就学前の乳幼児が10日間以上入院した場合、医療費の自己負担分から所得税額に応じて定められた負担額を差し引いた金額を助成しております。生活保護世帯や市民税非課税世帯につきましては、全額助成しておりますが、所得税額が高額の場合は助成がありません。

 今回、この質問の市単独の助成につきましては、入院期間の短縮、一定年齢までの無料化など、さまざまの助成方法が考えられますので、他市の状況等も近く検討いたしまして十分に対応していきたいと、そのように思います。

 次に、児童館の建設についてでございますが、児童館の件につきましては、今次5カ年計画の中では、総合福祉センターを建設する計画でございます。この複合施設の中におきまして、児童館を含めて現在検討中でございます。よろしくご了承のほどお願いいたしたいと思います。

 次に、駐輪場の整備についてでありますが、JR成田駅西口駐輪場につきましては、現在2,300 台程度収容できる駐輪場がありますが、既に満杯状態でありまして、利用できない自転車が駅の周辺に放置され大変苦慮しておるのが現況でございます。今後の増設計画につきましては、種々制約がありますが、人口の増加を的確に把握しながら検討してまいりたいと思っております。

 なお、暫定的に民有地と交換したJR西口駅近くの私有地を整備しましたので、利用に供したいと思います。

 管理面につきましては、当駐車場は場所を提供して利用者の利便を図っているわけでございまして、盗難及びいたずらにつきましては、責任を負いかねますので、ご了承のほどよろしくお願い申し上げたいと存じます。

 以上で答弁を終わります。



○議長(喜久川政司君) 大倉議員。



◆18番(大倉富重雄君) それでは、第2質問に入らせていただきます。

 都市基盤の整備に関しては、整備構想に鋭意努力していくということで、もっと力強いご答弁が返ってくるのかなと思ったんですけども、いずれにしましても、この駅前整備は先ほど市長が言われたように最重要課題として20年間も経過していると、諸般の事情もあったでありましょうけれども、今回このように時を得て、今ここに基本計画を生んだわけであります。この基本計画が絵に書いたもちにならないためにも、不退転の心というか不動の心を堅持して取り組んでいただきたいと、こう願っております。

 そこで、一歩詳しくお尋ねをしたいと思います。

 1.この基本計画に対する国、県、そして地権者の反応はどうであるのか、お尋ねいたします。

 2.整備の手法として、段階的手法をとるのか、いきなりこうばっとやるのか、どちらを考えているのか、お尋ねいたします。

 3.駅前周辺の方で、土地を手放すような人もいるやに聞いておりますが、これらの人に対して、この基本計画の上で市の対応はどうするのか、どういうお考えであるのか、お尋ねをいたします。

 4.現在、再開発係で推進してっているわけですけれども、本気になって取り組みには人的にも困難があると思われます。したがって、プロジェクトチームをつくってやるべきだと私は考えるものですけれども、そのお考えはあるのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。

 公津東に関しては、これからの計画として用途変更をして商業・業務施設として計画をしていくということでありますけれども、この計画どおりに努力されるつもりであるのか、お伺いをしたいと思います。

 また、今後の課題でありましょうけれども、商業・業務施設としていった場合に、その中に市の出張所を設ける必要があるんじゃなかろうかと私は思うわけですけれども、この点についてどうお考えか、お伺いをしたいと思います。

 そして、これはご答弁は結構ですけれども、ニュータウンの例のようにならないように大型店のこととか、そういったことにならないように地元の反応、意見を聞きながらぜひ進めていただきたいと、これは要望しておきたいと思います。

 次に、家賃補助制度について、最近私は立ち退きを3年前から言われている高齢者の方からこんな話がありました。本当に大家さんから「早く出ていってくれ」と言われて、「残っているのはあなただけです」と言われているそうですけれども、その方は市営住宅にも入れないし県営住宅もなかなか難しくなっている。といって安いアパートを探しているけれども、なかなかなくて困っている。こういうお話を相談をいただきました。また、母子家庭の方から家賃が高くて生活が大変だと、朝晩働いていても大変なんだと、こういった相談もありまして、これらをきっかけとして今回質問をしたわけであります。先ほど申しましたように、国内外の流れが成田にも押し寄せてきているんだなと、こう私は感じているものであります。先ほど市長の答弁の中にも、他市でもやっているというふうなことで、市長も認識をされて十分に調査、研究していきたいということで話がありましたが、江戸川区においては、お年寄りが住みかえるときに新家賃と旧家賃の差額を全額補助するとか、そのときに敷金、礼金、仲介手数料も全額補助しますと、こういった江戸川区。また、台東区では新婚家庭へ毎年200 組、最高月額5万円、5年間支給とか、中央区のコミュニテイーファンドの運用益を利用して、一定条件を満たす賃貸住居入居者に補助を出しているとか、また、江東区の高齢者世帯や障害者の同居する世帯に家賃補助をしているとか、新宿区では30歳前後のファミリー層などへ家賃補助をしているとか、また神戸市などは立ち退きからお年寄りを救済するために転居先は市の指定するアパートへ新家賃の2分の1を助成する等々、いろんなケースがあります。それが成田市にとってどれが一番ふさわしいかについては、やはり十分研究していく必要があろうと、私も思っております。

 昨日、11日の午前中ですけれども、佐々木総務庁長官は長寿社会対策関係閣僚会議と閣議に、今後の人口高齢化対策の指針となる「長寿社会対策の動向及び今後の課題と展望」を報告し了承されたということであります。

 その報告は、大都市を中心とする地価高騰により、土地所有の有無で高齢者層の資産格差が拡大する一方、家賃上昇が住生活の圧迫につながっていると指摘しております。そして、高齢者のいる世帯では、持ち家比率が85.4パーセントと、全世帯平均の61.3パーセントに比べて高く、近年の地価高騰は全体として高齢者層の負担増加につながっている。しかし、一方東京都内の民間アパートに住む65歳以上の高齢者が支払う平均家賃は、昭和60年の3万5,900 円から平成2年では5万 7,000円に急上昇している。ひとり暮らしの高齢者に対する立ち退き要求もふえてきております。土地を持てる者と持たざる者の間に深刻な住生活の格差が生まれている。こういうような報告であったそうであります。

 そういう意味から、私は先ほどの相談も含めて、転居を求められている高齢者世帯に転居後の家賃を助成することによって、経済的負担の軽減を図ってもらいたいと、こういう立場から、市長が言われたように深く研究して、実施に向けて検討していただきたいと思いますけれども、ご答弁をお願いいたします。

 また、蕨市のように実施しているところでありますが、これなどはやはり市民からアンケート調査をとって、その調査結果から実施に踏み切ったと、こういう例もございますから、こういうような方向でやる方法も1つの方法かなと考えますので、これについてはご要望しておきたいと思います。

 次に、乳幼児の医療、また児童館でありますが、去る6日、厚生省が発表した人口動態統計によると、1990年の合計特殊出生率、女性1人が生涯に出産する子供の平均数だそうでありますけれども、これは1.53パーセントと史上最低と話題になった前年のデータ1.57人をさらに下回っていたと、予測ははるかに超える速度で少産化、高齢化が進展しているということであります。厚生省は、93年には出生率が底を打ち向上へと転じると見ているようでありますけれども、果たしてどうでしょうか。私は、厚生省は向上すると見る理由について、1つは仕事と育児を同時に選択できる環境が整いつつあると。2として、女性の晩婚化がこれ以上進むことは考えられないと、この2点を挙げているそうでありますけれども、私は、その1については、仕事と育児を同時に選択できる環境が整いつつあるということについては、いかがなものかなというふうに私は思うわけであります。20歳代、30歳代の女性を対象としたある民間調査によりますと、未婚女性の86.2パーセント、既婚女性の71.6パーセントが「子供を生みたい」と答えている反面、出産の障害として「経済的負担の重さ、住居の狭さ」81.1パーセント、「育児と仕事を両立する環境の未整備」50.3パーセントが指摘されております。子供は生みたいが生みにくいし育てにくいということになると思うのであります。生む生まないは個人の選択でありますが、生みたいけれども生めないと、この現状は選択の幅がいわば不自由な状態であると思うのであります。この不自由の背景にある社会的要因、育児と仕事を両立できるような環境、住宅費、医療費、教育費など根本的な諸問題に政治が積極的に手を打つ姿勢こそ必要であると思うのであります。

 このような考え方から、乳幼児の医療費の助成、児童館の建設を積極的に推進すべきだと申し上げたのであります。現にまた私も九州や北海道から成田に移られた方から、乳幼児を抱えるお母さんから、乳幼児の医療費の助成や児童館についてご要望を受けて今回質問をさせていただきます。

 ほぼ成田市と同じ規模の市である長崎県の大村市では、競艇をやっておりまして、そのボートの景気で昭和45年、繰入金が5億円あったと、それが46年には11億円になって倍になったと、こういうことから市民の喜ぶ方法にお金を使おうと、その結果、福祉に使おうということになったそうであります。そして、47年から乳児の医療費の無料化をスタートしたのでありました。その後財政的に落ち込んだときもありましたが、乳児から乳幼児へ、また1歳から3歳までへと拡大をしていった。オイルショック後、その制度も一部負担金をとり、現在一部負担金として3歳未満の乳幼児に外来入院1カ月 800円支払うシステムになっているそうであります。

 こういった市もありますし、また県下の松戸市においては、ゼロ歳児の医療費は無料化にしておるところもございます。子供が入院すれば医療費は無料になったとしても、親には相当の負担がかかる。そのため入院の必要があっても通院で済まそうとする家庭も出てくるはずだと思います。特に、そのような傾向は低所得者層に多いようにも見受けられます。したがって、入院、通院ともに助成することが必要であろうと私は考えるわけであります。先ほど入院期間の短縮とか十分に対応していきたいというご答弁をいただきましたけれども、さらにそういう観点から、ぜひとも乳幼児の医療費の助成に一歩ずつ改善をしていただきたいと思うわけでございます。

 この乳幼児の医療については、十分に対応していくということでありますけれども、もう一度先進市等の事例を参考にしながら検討していただけないか、もう一度ご答弁をお願いいたします。

 それから、児童館につきましては、総合福祉センターの中で児童館を検討中であると、こういうようなご答弁をいただきまして、今まで質問した中で一歩出たご答弁いただきまして、明るい希望が持てるかなと考えてもおりますが、この総合福祉センターを建設するまでのことを、建設してからということは内容についてもありますが、それまでは市川で行われているような移動児童館を考えてみてはどうかと、こういうふうに思うわけでありますが、それについてご答弁をいただきたいと思います。

 最後に、駐輪場につきましては、仮に増設するというふうな話がありましたが、その増設計画はどの程度のものか、どの程度のものを考えているのか、お尋ねいたします。

 それから、先ほどの答弁で人口増を考えて、今後の駐輪場については考えていきたいということでありましたが、西口の現在一種住専が今後商業地域として用途変更をするやに聞いておりますが、そのときには建て直す計画があるのかどうか、それについてお聞きしたいと思いますし、またあるとすればどの程度のものを考えているのか、ご答弁をいただきたいと思います。

 そして、管理面において責任を負うことはできないというような答弁をいただきましたが、1つに派出所を駅前に持ってくるとか、かぎつきにするとか、また今管理としてシルバー人材センターが管理していると思いますが、そこにそういったことでの管理を委託するとか、そういうような方策もあると思うんですけれども、それについてどう思われるのか、お聞きしたいと思います。

 以上で、第2質問を終わります。



○議長(喜久川政司君) 出山助役。



◎助役(出山隆君) それでは、私から乳幼児の医療制度でごさいますが、先ほども市長が答弁申し上げましたように、既に実施している市が幾つかございますので、ただいま大倉議員おっしゃいましたように、成田市としてどの方法が一番いいのか、各市もいろんな形でやっておりますので、いろいろそれを勉強させていただきまして、よりよいこの助成制度を前向きで検討したいと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 それと駐輪場の関係でございますが、現在西口関係では大体 900台ほどの自転車があふれておるというような調査結果が出ておりますので、つくる場合には 1,000台以上ですか、現在で 900台不足しておりまして、今おっしゃいましたように今後の人口増あるいは商店街になった場合のそこへ来る人たちの車の台数もふえますので、少なくとも 1,000台以上のものは計画しなければいけないだろうと、それはどういうふうにやるのかということでございますが、現在具体的な計画を持っておるわけではございませんけれども、西口にございます市有地の抜本的なその活用策ですか、それを早晩検討しなければならない時期になっておりますので、その検討の中で新しい駐輪場の建て直しと申しますか、新築と申しますか、その辺も含めて検討してまいりたいと、このように考えております。

 なお、管理面につきましては、これは西口のみならず東口にもございますし、買い物駐車場も市で管理している駐車場もございまして、これの盗難予防とか被害予防等を全部これをやるということは、現実的には非常に不可能ではなかろうかと、シルバー人材センター等の委託という方法も全くないわけではございませんけれども、ずっとその監視員をつけておくということは、現実問題としては不可能ではなかろうかと思いますので、これは置く人たち、あるいはその中へ入る人たちの善意に期待するしかないと、これはどこの駐車場でも駐輪場でも、そこまでの責任を負っているところはないのではないかと私は思うわけでございますが、大体そういうところで管理面については率直に言わせてもらうならば、すべての責任までは負いかねるという答弁を言わざるを得ないと、そのように思います。

 以上でございます。



○議長(喜久川政司君) 篠原建設部長。



◎建設部長(篠原孝男君) それでは、駅前関係の第2問についてご回答申し上げます。

 まず、基本計画に対する国、県及び地権者の反応はどうかという問題でございますが、先だってご説明しましたとおり、この基本計画の策定に当たりましては、委員会というものを組織したわけでございますけれども、その委員会の構成メンバーの中に国及び県の方々も入っていただきまして、計画を検討してきたという経緯がございますので、当然この基本計画については賛同を得ているものというふうに理解しております。

 それから、また地権者の関係でございますけれども、花崎町地区にまちづくり研究会という組織がございまして、その研究会の皆様にもこれらの計画の策定の経過及び結果等についてもご説明しておるわけでございまして、おおむねのご理解はいただいておるという状況でございます。

 それから、事業の進め方でございますけれども、全体を一度に整備するのか、または段階的にかということでございますが、やはり駅前の中心地区でございますので、全体を一遍にやるということは、これはなかなか難しい問題でございます。したがいまして、やはり段階的に進めざるを得ないというのが状況でございます。今後、計画を進める中で、これを段階的にどういう形で事業を進めていくか、この辺の問題はこれから詰めてまいりたいというふうに考えております。

 それから、組織の関係でございますけれども、現在再開発係2名ということでやっておるわけでございますけれども、現段階はあくまでも基本計画を取りまとめるという段階でございますので、2名でやっておるわけでございますけれども、今後この計画が進むに従いまして、職員の人員をふやしていかなければならない。または実際に事業が始まった段階では、係だけではなくて課なりまたは担当の事務所なりというようなものも必要になってくるかと思います。これらの組織につきましては、やはり事業の進行状況にあわせて考えていきたいというふうに考えております。

 それから、土地の関係でございますけれども、市といたしましても、あの区域の中で例えば土地を手放したいというような方がございますれば、事業遂行に当たりまして当然いろいろな利用度が出てまいりますので、私どもとしても、もしそういう土地がございましたら、積極的に用地を買収したいというふうに考えております。

 駅前については以上でございます。

 それから、公津東の関係でございますけれども、商業・業務施設、新しい京成線の駅が公津東地区にできるわけでございますけれども、その周辺を商業・業務施設用地ということで位置づけておるわけでございます。これにつきましては、やはり国、県との用途地域等の問題を現在協議中でございますけれども、できるだけ計画どおりいくように私どもとしては、今後とも努力を続けていきたいというふうに考えております。

 それから、市の出張所との問題がちょっとあったわけでございますけれども、これは今後のまちづくりの中で必要性があれば、当然そういった問題は検討されなければならないわけでございますけれども、現在、各地域の地区公民館の中にもそういった計画がございますし、それらとの関連がございますので、そうした中で今後検討を進めさせていただきたい。ただ、人口が約1万人近い町になってくるわけでございますので、やはり何らかのそういった施設は必要ではないかということでございますので、その辺は組合の方と現在、例えば地区公民館ですか、そういったものの用地等も含めて現在協議中でございますので、これは今後の問題ということでご理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(喜久川政司君) 青柳福祉部長。



◎福祉部長(青柳徳厚君) 私の方から家賃補助制度と児童館の2点についてご答弁申し上げます。

 まず家賃補助制度でございますが、全国で45の自治体で実施しているととのことですが、成田市の実態にあった自治体を選びまして、転居時の家賃補助制度を含め今後十分に調査、研究してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから、児童館の問題でございますが、総合福祉センターが建設されるまで移動児童館ができないかということでございますが、移動児童館につきましては、やはり活動の拠点があって移動児童館が可能であるのではなかろうかと思われますが、いずれにいたしましても先進市であります市川市等を視察、調査いたしまして、これまた十分今後検討させていただきたいと思いますので、よろしく。



○議長(喜久川政司君) 大倉議員。



◆18番(大倉富重雄君) ただいま前向きなご答弁をいただきまして大変ありがとうございます。

 すべてそのように推進をお願いするものでございますが、平成3年の長谷川市長の施政方針の中で、最後に市長は「私の集大成とすべく、この計画の達成に向け持てる力のすべてを投入してまいる所存であります」と述べられましたけれども、そのように進められることを期待し、またお願いをするものでございます。ぜひとも長谷川市政にあっては、後世の成田市民に賞賛される政策判断をされるよう祈りまして、一般質問を終了いたします。

 ありがとうございました。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△海保貞夫君の一般質問



○議長(喜久川政司君) 次に、11番、海保貞夫君。

         〔11番 海保貞夫君登壇〕



◆11番(海保貞夫君) 議席番号11番、海保貞夫でございます。ただいまから一般質問を行わせていただきます。

 今回は成田市の都市計画について私見を述べながら市当局のお考えをお聞かせいただきたいのであります。

 これまで私は、将来の国際都市成田を考えるとき、2年ほど前に一度だけ説明を受けた経緯のある成田SUNCITY構想なるものがどうしても私の脳裏から離れなかったのであります。市ご当局は、既によくご存じのことと思いますが、「すてきなまちが見えてくる成田SUNCITY構想」というタイトルのついた成田都市基本計画策定調査報告書がそれであります。これは財団法人都市計画協会が平成元年3月にまとめたものであります。このような調査報告書は、現実に根ざすことのない絵空事になったり、あるいは逆に何ら新しいビジョンを指し示すことができないものになったりしがちでありまして、行政の側も報告書を受け取りながら何も活用することなくお蔵入りというケースが見られるのであります。

 しかし、この成田SUNCITY構想には、かなり見るべきものがあると思われたのであります。まず、現在の成田市が抱えている土地利用、交通体系等における課題がかなり的確にとらえていること、将来の20万人都市を計画の基本においていること、そして何よりも夢があることであります。「すてきなまちが見えてくる成田SUNCITY」このネーミングもなかなかよいものではありませんか。そこで、この報告書の指摘した課題あるいは提言の中から取り上げるべきものは取り上げていってはどうかと考えるのであります。もとよりこれは自由な立場でつくられた報告書であり、具体的な計画書としての性格を持つ市の5カ年計画と同列に論ずるべきものではないことも私は承知しております。ただ、5カ年計画とのベースに20万都市を視座に据えたこの報告書の提言が、踏まえられてほしいと願うのであります。この報告書は、極めて幅広い分野にわたって提言されており、そのすべてに触れる時間はありませんので、その基本的な考え方と、特に道路問題と新都市交通システムについて質問いたします。

 まず、基本的な考え方についてですが、この報告書では人口20万都市を想定していますが、市としては20万都市を何年後と想定しておられるか、伺います。

 また、20万都市を視座に据えた施策を第4次5カ年計画の中にどのように取り入れておられるのか、お伺いいたします。

 さらに、5カ年計画の中にこの報告書の提言等は何らかの形で反映しているのか、あわせて伺います。

 次に、道路問題について伺います。

 市長は、地域格差の是正を機会あるごとに述べられておられますが、そのためには適正な道路網調整がぜひとも必要であると思います。そして、それには空港2期工事が完成する前である現在、その計画をきちんと定める必要があると思います。その点で、この報告書は道路問題について、かなり示唆に富んだ提言をしていると思われるのであります。まず、この報告書で提言している内環状道路構想について伺います。

 この構想には、現在の市街地への通過交通を排除するために、市街地の周囲を環状に通る道路を整備することとし、ルートは市街地東側では、国道51号のバイパス化、北側では都市計画道路大蕪線を活用し、西側及び南側は新規のルートとすることと、この報告書は提言しておりますが、市はこれに対してどのような考えをお持ちなのか、伺います。

 2番目に、内環状道路の両側を活用し圏央道を結ぶ横つり鐘状の道路で、圏央道と市街地西部及び千葉ニュータウンとが連絡するクラスター開発の軸としての機能を有する外環状道路について提案されておりますが、市はこれについてどのようなお考えをお持ちなのか伺います。

 次に、新都市交通システムについて伺います。

 この報告書では、新都市交通システムについて控え目ながらかなり興味深い提言をしております。道路問題とあわせ交通渋滞の解消に新都市交通システムはかなり有効な施策であり、また空港都市のシンボルとしても望ましいと思うのであります。交通システムには、この報告書にもありますように、幅広い選択肢があり、日本各地においてそれぞれの都市の実情にあわせ検討が進められているようであります。

 そこで質問いたします。市当局においては、新都市交通システムについて検討を始めておられるのか伺います。私は、今回成田SUNCITY構想を検討する中で、平成3年度を初年度とする成田市第4次総合5カ年計画についても、改めて目を通してみました。SUNCITY構想については、2000年をさらに10年超えた2010年、20万都市を想定した壮大な計画であり、第4次総合5カ年計画については、当面する5カ年間のきめ細かい計画であり、それぞれ性格を異にするものの、ともに成田市の現状に立って将来を見通すすばらしい計画であると思いました。未来に常に豊かなビジョンを持ち、現実の行政もそのビジョンに立って進めていかなければならないと思います。その点で、成田SUNCITY構想には大変示唆に富む提言が含まれていると考え、数点質問をさせていただきました。意のあるところをお酌み取りいただいて、ご答弁をいただければ幸いです。

 以上で、1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。

         〔市長 長谷川録太郎君登壇〕



◎市長(長谷川録太郎君) ただいまの海保議員のご質問にお答えいたします。

 SUNCITY構想等につきまして、るるご質問がありましたが、申し上げます。

 まず、最初に道路網の点等から入っていきたいと存じますが、成田SUNCITY構想につきましては、ご案内のように、成田の新しい都市像をつくり出そうとする都市整備のマスタープランでありまして、長期的視点に立って将来の都市構造や土地利用、都市施設等を検討し、基本構想、基本計画やまた整備、開発または保全の方針等を踏まえつつ、都市の将来像を描いたものであります。この中で道路につきましては、将来の骨格をなす北千葉道路を南側に位置づけるものとともに、市街地の外側を通り、八生、中郷、久住方面を結ぶ外環状道路及び現状の飽和状態を打開するための51号バイパス、臨空産業道路等が新たに提案されております。

 ただいまご指摘のありました今次総合5カ年計画での道路計画につきましては、都市計画決定されている未整備部分の整備に努めるとともに、騒音対策基本方針に基づきます施設整備計画による道路の整備及び圏央道の促進等が挙げられております。しかしながら、外環状道路及び51号バイパスの道路計画につきましては、昨年度から手がけている成田西部地域並びに成田南部地域の整備構想の中で、これらの交通ネットワークを含めて、さらに煮詰めている最中でありまして、このため今次5カ年計画には特に示してはおりません。したがって、これらの新規の道路計画を初め土地利用計画は、今後具体的な検討を加えて計画の見通しがついた段階で、5カ年計画等に位置づけてまいりたいと考えております。

 また、最後に新都市交通システムについて言及をいただきましたが、これについての考え方でありますが、将来的には周辺市町村との連携や利便性等を十分に考慮しまして、広域的な都市機能拠点間、それから、観光レクリェーション拠点間を連絡する方向が望ましいと考えております。したがって、今その新構想システムについて具体的なところまではまだいっておりませんが、そういうものであると望ましいと、そう考えておるわけでございます。

 なお、人口20万ということでございますが、この構想におきましては、将来人口として20万を想定しておりますが、この目標年次は平成22年を想定している次第でございます。

 以上でございます。



○議長(喜久川政司君) 海保議員。



◆11番(海保貞夫君) 2回目の質問を行わせていただきます。

 成田SUNCITY構想は、去る6月10日に説明を受けましたJR・京成成田駅周辺地区整備基本計画には道路網及びスケールの点で到底及びませんが、成田全域を考えますと、成田SUNCITY構想に提案されている横つり鐘状の道路整備構想は、道路用地取得条件など加味いたしまして、第4次5カ年計画内にスタートを可能にしようと素人考えで思います。2010年、人口20万都市を目標に策定したSUNCITY構想を基本計画として本格的に採用し、4次、5次、6次、7次と5カ年計画を進めるのが現時点では最もベターではないかと私は思います。どうかそのようなお考えを少しでもお酌み取りいただきまして、今後市政を進めていただきたいと思います。

 私の質問はこれで終わります。



○議長(喜久川政司君) 暫時休憩いたします。

                             (午後 2時15分)

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(喜久川政司君) 再開いたします。

                             (午後 3時00分)

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△足立満智子君の一般質問



○議長(喜久川政司君) 一般質問を続けます。

 10番、足立満智子君。

         〔10番 足立満智子君登壇〕



◆10番(足立満智子君) 10番の足立でございます。何分にも初めての一般質問ですので、ふなれな点が多いかと思いますけれども、ご容赦ください。それでは、早速質問に入らせていただきます。

 今から25年前の7月4日、当時の佐藤内閣は新東京国際空港を三里塚の地に建設することを閣議決定いたしました。成田市議会は、それから数時間後のこの日の午後、定例市議会において空港設置反対決議を可決いたしました。賛成17、反対5、そして棄権3であったとのことです。約1カ月後の8月2日、この反対決議を白紙撤回するための臨時市議会が開かれました。当時私は19歳でした。市長はじめ皆様はお幾つだったでしょうか。

 時は流れ日は移りましたけれども、空港はまだ完成しておりません。あのとき市議会の空港問題調査特別委員会が大阪国際空港の実情調査を踏まえ、空港は「百害あって一利なし」と結論を下し、また空港設置反対を決議した市議会も、現在は市長を初めとして完全空港を目指して邁進しておられます。

 成田市も随分さま変わりしました。現在、滑走路1本で機能している空港を中心に都市計画が進み人口も増加の一途をたどり、千葉県においては、木更津と並ぶ発展を保障された街になりました。

 しかし、成田市が国際空港のある街として脚光を浴びれば浴びるほど、いまだ片肺空港と陰口を言われるように、当初の目標を達成することなく完成しない空港の問題は、ますます大きな影を投げつつあります。なぜ閣議決定から25年もたつのに空港は完成しないのか。それはどなたもご存じのように、空港に反対する農民が敷地内に存在するからです。大きな変貌を遂げた成田市の中にあって、農民だけは25年間変わることなく反対の意思を貫き、今後も一切土地買収には応じないと言っています。年月は流れましたが、ここだけはみじんも変化しません。国家という大きな力と正面から向き合い、しかも初志を貫いている農民の存在は、一体何を意味しているでしょうか。それは、この成田空港が当初から抱え込んで、今なお解決し得ない大きな問題性を私たちに示しているのだと思います。

 さらに、今急がれている完全空港の実現が、後でも述べるように農民の土地を強制収用するしか道が開かれていないということ、しかも、この強制収用は戦後の憲法体系を踏み外さなければできないという段階にまで至っているからです。地域振興連絡協議会が発足して以降、空港の用地買収をめぐる最大の難問は、話し合いで解決できるかもしれないというムードが広まっている中で、私は、成田空港問題を考えるに当たっての出発点をまずここに置きたいと思います。その上に立って、何点かお尋ねします。

 既にマスコミ等の報道でも明らかになっておりますが、現在、成田空港問題の最大の焦点は、昨年11月1日に発足した地域振興連絡協議会、これは成田市も地元自治体として市長が副会長に、ほか数名が委員として参加しておりますが、この連絡協議会とそれから、これが主催する公開シンポジウムにあると思います。

 そこで、質問の第1としまして、このシンポジウムについては、その開催に当たって反対同盟熱田派が参加する条件として要求しておりました件につきまして、運輸省は5月28日付で「二期工事の土地問題を解決するために、いかなる状況のもとにおいても強制的手段をとらないことを確約いたします」との回答を出しました。これに対し熱田派の幹部と言われる人は歓迎の意を表明しております。しかし、同派に所属する二期工事予定地内の地権者は、協議会そのものについては「土地を小道具にして利権を落とす機関に過ぎない」として不信感を表明しているようです。

 さらに、天神峰、東峰の敷地内農民は、この公開シンポジウムを強制収用の地ならしになるとして全員反対しております。このようなシンポジウムには一切応じる意思がなく、任意買収をあくまで拒否する農民に対し成田市はどのように考えておられますか。このままどんどんいったら、強制収用もやむを得ないという考え方なのでしょうか、この点についてお答えください。

 それから、第2点目としまして、公開シンポジウムに参加し、裁定役、行司役を務めると言われる学識経験者についてでありますが、これは賢人会というんだそうですけれども、その人選の経緯と基準、そのうちのお1人である高橋寿夫氏の経歴、それから協議会と学識経験者の関係についてお答えください。

 3点目として、当面するシンポジウムの形式とスケジュールをお知らせください。

 4点目として、協議会並びに成田市におけるシンポジウムの直接の担当者と窓口についてお知らせください。

 5番目としまして、去る5月30日、市長も出席されて開かれた協議会総会について、予算も含めて詳細にご報告をお願いします。さらに、ここで決まったと言われる全体会議、これはシンポジウムに参加しない小川派、北原派の意見をどのように吸い上げ、解決方法に反映できるかについて、意見交換を行う場として設定されているようですけれども、これについて何か具体的な見通しがあるのかについてもお聞かせください。

 その他、空港をめぐる諸問題の中から2点ほどお伺いします。

 成田空港の現在1本ある滑走路が、 4,000メートルであるということは、これが沖縄の加手納基地、それから東京の横田基地、このほかには成田だけであるということを考えるとき、日米安保条約の存在や自衛隊の海外派兵が問題になっている現在、これがいつ軍事的に利用されるのか、住民にとっては常に潜在的な不安がつきまとっています。ことしの1月から始まった湾岸戦争においては、さまざまな物資がここから輸送機で送られていったと聞いております。成田空港を軍事的なことに使用してほしくないという声が、住民の中に大きく存在することはご存じのことと思いますが、成田市としても、この点については常に厳しくチェックしていく必要があると思います。

 そのような観点に立ちまして、1990年、昨年1年間における自衛隊機、米軍機の使用回数、目的、機種、所属について、成田市はどのように把握しているか、お知らせください。

 次に、空港周辺地域の生活環境は、今後ますます悪化していく傾向にあると思います。航空機による騒音、振動問題、大気汚染の問題、そして騒音区域における自然の乱開発など、空港をめぐって住民はさまざまな苦痛を強いられているわけで、これは住民にとっては空港があるというプラス面をはるかに超えて、生活や健康の面で大きな影響を与えているわけですが、とりわけ空港の使用に当たって、飛行制限時間の違反や常習的なコースを外れて飛ぶ貨物便の存在など、がまんの限界を超える違反行為がある事実について、成田市は自治体として住民の立場を考えた適切な対応を求められていると思うのですけれども、こうした違反があった場合、どのように対処しておられるかについて伺います。きちんと抗議なり注意なりをしておられるのか、またそれは単に口頭によるものなのか、文書によるものなのかについてもお知らせください。

 次に、空港問題から今度は離れまして、ことし3月26日付で県より成田市都市計画市街化区域に決定告示された久住駅前地区のことでお伺いしたいと思います。

 この地区は、市街化区域編入により都市的な土地利用と言われるものが進められようとしております。計画によれば、約 1,000戸、 3,700人の住む住宅団地に生まれ変わるとのことであります。ただ、成田空港の二期工事が完成したときのことを想定して、この青写真を見ますと、この地域は一部が騒音防止法適用区域にかかっており、おおむねA、B滑走路の谷間となるところであることがわかります。果たして、このような条件下にある地域が、新しくつくる住宅地として適しているかどうかについて、まず伺いたいと思います。

 また、騒音についてでありましたが、現在1本の滑走路ですら騒音区域においては住民の生活や人体にさまざまな影響が出ており、大変な苦痛を強いられている人が多いのが現実であります。ところが、この地域は先ほども申しましたが、2本の滑走路の谷間になるということで、谷間騒音あるいはステレオ騒音と言われるいまだかつて日本のどの騒音地域でも、人間が体験したことのない特異な騒音の中に生活することになります。成田市としては、この谷間騒音、ステレオ騒音について、その実態をどの程度把握しているか、また、住民の騒音対策、とりわけ補償の問題についてはどのようにお考えであるか、伺いたいと思います。

 場合によっては、街の住民全体が防音装置付の家屋に住むことにもなりかねませんので、そのような場合も考慮してお考えください。これが2点目です。

 3点目としまして、良好な居住環境が求められている今日、成田空港の騒音区域関係図の図面どおりに見れば、首をかしげざるを得ないこの地域に、あえて 1,000戸、約 3,700人を想定した住宅団地をつくるのはなぜか。ここを選んだ理由についてお尋ねしたいと思います。

 続きまして、成田市立図書館の閉館時間の延長の可能性についてお尋ねします。

 市立図書館はオープン以来7年が経過し、施設の面でも蔵書においても、またその周辺住民の利用度においても、成田市が県下に誇れる立派な施設になりました。大変すばらしいことだと思います。特に、図書館の職員の皆さんが、利用者が図書館を有効にしかも気持ちよく利用できるよう努力してくださっていることの結果でもあると思います。

 さて、成田市も人口の増加に伴い市民の生活サイクルは実に多様化してまいりました。そこで、住民から図書館の閉館時間を延長してほしいという声が以前より出ております。現在、午前10時から午後5時までで運営されておりますが、この閉館時間を延長できないものか、その可能性についてお尋ねしたいと思います。

 ご参考までに、東京23区の場合、午前9時から午後8時の間で図書館によって異なります。千葉県では、浦安市が午前9時半から午後6時、市川市が午前9時半から午後7時半、船橋市が午前9時半から午後5時、ただし水曜日と金曜日は午後7時までとのことです。また、船橋市における水曜日と金曜日の延長時間の利用率は16.4パーセントだそうです。こうした他の公立図書館の例を参考に、一言で延長と言ってもいろいろパターンがあることですし、ぜひ成田市においても、その可能性について前向きに検討していただければと思います。もちろん当然のことですが、閉館時間延長の可能性と一言で申し上げましたけれども、現在働いていらっしゃる職員の労働強化によっての可能性ではなく、予算の増額、職員の増員などを考慮していただきたいと思います。図書館は、教育文化都市を展望する成田の中心的役割を果たす施設の1つですから、市としても今後さらにさまざまな配慮をしていただきたいと思います。

 それでは最後の質問です。また、日の丸かあるいはもう配り終わったのだからこの問題は終わったとお考えかもしれませんけれども、マスコミの報道にもありましたように、去る5月1日、千葉地方裁判所に損害賠償請求の住民訴訟が提訴され、今月の6月28日、午後1時より第1回の口頭弁論期日が開かれるとのことでありますので、改めて市長の現在のお気持ちを伺いたいと思います。

 私は、この公金を支出しての日の丸全戸配布につきましては、市長初め執行部の方々が考えていらっしゃる以上に重大な問題であると考える者の一人であります。執行部の方々は「記念品を何にしようかと考え、それが日の丸だったんだよ」と、殊さら軽く位置づけようとしておられますが、どのように位置づけられようと、住民にとっては決して記念品として無条件に気持ちよく受け取れる性格のものではありませんでしたし、「そういう金があったらほかのことに使ってほしい」「くれるというからもらいに行ったけれども、箱に入ったままほこりをかぶっている」「配った後もその前とちっとも変わらない、これが本当のむだ遣いだ」「団地でどうかけたらいいのか、しまっておいてもタンスの肥やしにもならない」といった住民の素朴な批判もたくさんありました。

 これに対し、自治体として掲げましょうとは決して公然とは薦められない性格の記念品、言ってしまったらまた大きな問題になる、それが日の丸セットであったという現実を執行部は率直に認めてほしいと思います。日の丸の全戸配布は、それだけ大きな問題をはらんでいるのです。このたびの住民訴訟は、この公費を使った日の丸全戸配布にこだわり続ける住民が起こしたものです。

 これに対し、5月2日付の新聞報道で市長のコメントに「真意が伝わらず残念」というお言葉がありました。市長が、住民に伝えたかった真意とは一体どういうことだったのか、お聞かせください。

 以上で、第1回目の質問を終わります。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。

         〔市長 長谷川録太郎君登壇〕



◎市長(長谷川録太郎君) ただいまの足立議員のご質問にお答えいたします。

 最初は、成田空港に関する諸問題でございますが、まず第1に、地域振興連絡協議会のことからでございます。順序に従いまして申し上げます。

 この地域振興連絡協議会につきましては、空港周辺地域の振興を図る上で、成田空港問題は避けて通れない課題であるとの認識から、昨年11月、地元の有志の発意のもとに県、周辺自治体、それに経済団体の代表者が構成員となりまして設立いたしました。当協議会は、空港問題解決と周辺地域の振興を図り、空港との共存共栄を目指すものであり、その問題解決に努めるため地元住民、空港利用者、周辺自治体、政府、公団並びに反対同盟など関係者で、空港問題に関して広く意見を出し合う場がシンポジウムでございます。

 そこで、このご質問の農民の批判についてでごさいますが、ただいまも申し上げたとおり、協議会は空港問題を解決する場、また地域振興策を話し合う場であると認識しております。任意買収の拒否のことにつきましては、将来に向けて地域振興を図るためには、成田空港の解決が不可欠であり必須条件でございます。そのためには用地内に土地を所有する皆さんの絶大なるご理解とご協力がなくてはなりませんので、今後開催する予定のシンポジウムにぜひご参加されまして、腹蔵のないご意見を陳述いただくようお願いするとともに、でき得る限りお力添えをいたしたいと考えております。

 強制収用の件につきましては、これは市の行政外のことでありますが、国は用地問題について話し合いで解決する旨を明らかにしておりますので、平和的な解決を望んでおる次第であります。

 次に、協議会の総会報告でありますが、5月30日午後2時30分、芝山町役場の議会棟会議室で委員全員出席のもと開催されました。まず、前回の総会以後の経過報告がありまして、続いて議案の審議に入り、平成2年度の協議会事業報告及び決算について審議され、また平成3年度の協議会事業計画及び予算について審議をいたしまして、全議案が承認されました。

 次に、学識経験者の人選の経緯と基準ということでごさいますが、各分野で専門的な活躍をしておられる方で、国、県及び反対同盟の各セクトからの推薦であると聞いております。基準については、空港問題に高い識見を有している方々で、関係者の意見や主張を十分聞いていただき、空港をめぐる20有余年間の経緯を受けとめつつ、国際社会における日本の役割、国際空港のあり方、そして地域振興について高い見地から、国民の立場を踏まえてシンポジウムを取りまとめ、かつご意見をいただける方であると聞いております。その経験者のお一人であります高橋寿夫氏の経歴というご質問でございますが、運輸省の航空局長、海上保安庁長官等を歴任され、現在臨時行政改革推進審議会専門委員に就任しておるとのことでございます。協議会と学識経験者の関係についてでありますが、協議会は空港問題解決のための指針、方向を見出しまして、これに沿って解決が図られるよう地域の立場で取り組んでいくことにしております。学識経験者の方々は、第三者の立場から問題解決への提言者であります。

 次に、シンポジウムの形式とスケジュールについては、今後関係者で協議して決定することになっております。

 なお、シンポジウム等につきましての担当者、窓口はということでございますが、協議会は事務局であり、本市の場合は空港対策課となります。

 予算につきましては、担当部長より答弁させます。

 次に、成田空港の平成2年度中におきます自衛隊機並びに米軍機の使用回数ということでございますが、11月12日の即位の礼に伴います諸外国要人の輸送のため、自衛隊機が飛来したということであります。なお、米軍機につきましてはないということであります。

 次に、空港の飛行制限時間、コース等に違反した場合の市の対応についてということでございますが、ご存じのとおり、成田空港は原則として午後11時から翌朝6時までの間は離着陸しないことになっておりますが、緊急またはやむを得ない場合は認めております。このような場合は必ず市に連絡があります。

 また、飛行コースずれの問題でありますが、固定測定局を10カ所に設置いたしまして常時監視しておりますが、コースずれがあった場合は関係機関に善処するよう強く文書によって、これを要望しております。

 なお、自衛隊機の使用回数等につきましては、担当部長より答弁いたさせます。

 空港に関することは以上お答えいたしました。

 次に、久住駅前地区の件でごさいますが、久住駅前地区は騒特法の基本方針及び施設整備計画の中で、土地区画整理事業によりまして、農家等の移転者及び空港関連従業者等のための住宅用地として、土地利用を図るべく位置づけされております。基本的には、地元の要望を受けて定められたものでありまして、したがって、住宅地域としての適性については、JR成田線の久住駅前という交通の利便性及び騒特法の騒音区域から外れており、将来の人口増加等に対応するための住宅適地として適切な土地利用を推進したいと存じます。

 2点目のA・B滑走路の騒音区域に挟まれた区域での騒音の実態ということでありますが、音が重なり合った場合、人間の耳には大きい方の音が意識され、小さい音は意識されないそうでありますが、双方の音が同じ大きさのときには、多少うるさく感じられるということであります。

 第3問に入ります。第3問は、教育長をして図書館の問題はお答え申し上げます。

 次に、日の丸セット配布についてでありますが、日の丸配布の真意ということでありますが、これまでの議会でもお答え申し上げましたとおりでございまして、これはあくまでも市制執行35周年記念品として配布をいたしたわけでありまして、記念品として日の丸を選んだ主な理由は、日の丸は日本を象徴する旗であり、成田市には日本の窓口としての国際空港があり、国際都市としての位置づけがされているという発想からでありますが、一部の市民からは今でもご理解をいただけないということは、非常に残念だと、そのように私は思っております。

 なお、これにつきましては、さらにもう少し詳しく申し上げさせていただきたいと思いますが、私の真意ということは、成田市の歴史的なこの経緯から申しまして、既に早くも昭和33年に平和都市宣言をしております。そういったことから、その後成田市民憲章とかいろんな面で、成田は平和というものをやっぱり大きなターゲットとしてきております。このことにつきましては、当時ご配布申し上げるときに趣意書というものにつきまして、以下るる記しまして皆さん方のご理解を得べくしたわけでごさいますが、それをお読みになっていただければ私の真意というものはわかっていただけると、私はそのように信じておる次第でございます。

 以上です。



○議長(喜久川政司君) 檜垣教育長。

         〔教育長 檜垣篤君登壇〕



◎教育長(檜垣篤君) ご質問の図書館の開館時間延長の件について、私からお答え申し上げます。

 図書館開館時間の延長につきましては、昭和62年6月議会で大倉議員より質問がございました。図書館事業の課題として検討を重ねてきたところでごさいますが、現状では土曜日、日曜日も開館していること、各地区の図書館分館、これは地区の公民館に図書館分館をともに設置してあるわけでございます。この図書館分館でも同様に開館しております。また、貸し出し冊数にも制限をしないで利用者の便を図っております。これは成田市の図書館の特色だろうと思います。他の図書館は2冊から5冊程度の制限をしているのが普通でございます。そういうことで、効果的に市民から愛される図書館として利用されていると、私は考えております。

 ご質問の開館時間の延長に当たっての中でも、スタッフの増員の可能性はあるかということでごさいますが、このことにつきましては、社会教育の拠点である公民館の建設がまだ済んでおりません。もう1館で当然この1館にも図書館の分館が備えられるわけでございますが、この1館をもって全地区に図書館の分館あるいは公民館ができ上がるのでございます。その時点で生涯教育の総合的な見直しということを私は計画しております。その中の課題として、この開館時間延長の件も、もちろんスタッフの増員の件もあわせて考えたいと、このように計画しております。よろしくご理解願います。



○議長(喜久川政司君) 鈴木市長公室長。

         〔市長公室長 鈴木眞君登壇〕



◎市長公室長(鈴木眞君) それでは、私から地域振興連絡協議会の予算と成田空港におきますところの自衛隊の使用回数についてお答えさせていただきます。

 まず、予算でございますけれども、分担金、負担金でございます。県の負担金が 1,000万でございます。それから市町の負担金が 1,000万でございます。それから、諸収入といたしまして 2,000円ございます。これは預金利子が 1,000円でございます。それから、雑入が1,000 円でございます。それから、繰越金でございますけれども、この繰越金が 872万 921円でございます。合計 2,872万 2,921円でございます。

 それから、歳出でございます。事業費といたしまして 2,000万でございます。その内訳といたしましては、シンポジウム開催費が 1,500万、それから調査研究費として 500万計上してございます。それから会議費が 150万、それから事務費といたしまして 550万でございます。予備費が 172万 2,921円でございます。歳出合計 2,872万 2,921円ということでございます。

 それから、成田空港におきますところの平成2年中の自衛隊機の使用回数でございますけれども、これにつきましては、11月12日の即位の礼に伴います諸外国要人の輸送のための慣熟飛行ということを実施したわけでございますが、これが10月の25日から11月の1日までの間、航空自衛隊と海上自衛隊の所属するYS11が16回、それから陸上自衛隊の所属するヘリコプターが10回、合計26回ということになっております。そして、11月の8日から11月の18日までの間でございますけれども、これが 123カ国の要人を輸送するための航空自衛隊と海上自衛隊に所属するYS11が94回、陸上自衛隊所属のヘリコプターが77回と合計 171回飛来しております。

 なお、先ほど市長がお答えしましたけれども、米軍機については飛来は1回もございません。

 以上でございます。



○議長(喜久川政司君) 足立議員。



◆10番(足立満智子君) それでは、2回目の質問に入らせていただきます。

 この地域振興連絡協議会、長いので協議会というふうに言わせていただきますけれども、これは話し合いによって解決するというふうな形で一応位置づけて皆さんやっていらっしゃるわけですけれども、しかし、実際に例えば天神峰とか東峰の農家の人たちは、これは先ほども申し上げましたように、強制収用の地ならしだという形で、単に話し合いを装っているに過ぎないのではないかという不信感を持っていらっしるわけですね。ですから、シンポに協力してほしいというふうに市長さんはおっしゃっているんですけれども、実質的にこのシンポジウムに参加するという意思がないということを非常にはっきりと出されているわけなんですね。やはりこういう反対する農民の不信感というものは、成田市はこの連絡協議会の方に入っているわけですけれども、ここまでやはりこじれてしまったというか、農民がますます強くその任意買収を拒否していくという経過というものがあるわけで、これからも一切応じないと言っていらっしゃるわけなんですね。ですから、そういうことを考えますと、お話し合いというふうにおっしゃるんですけれども、実際にこの連絡協議会が果たして話し合いの場として2期の用地買収を全面的に解決していくものであり得るかどうか、そういう機能を果たし得るかということについては、私は大変疑問に思うんですけれども、その点についてのその見通しとか展望とか期待について、もう一度市長の方からお考えを伺いたいと思うんです。

 もしその強制収用を避けたい、これは避けたいといいますか、そういう方向ではなく話し合いでということであるならば、成田市はやはりその公判に対して収用裁決申請の取り下げを市としても要求したらどうかというふうに私は思うんです。全く白紙ということであるならば、これはやはりどちらにもつかず中立の立場ということを維持していただきたいというふうに考えるんですね。ここまでこじれた責任の一端として、私はやっぱり成田市の自治体としてのそういう意味できちんとその住民とそれから農民は、これは成田市の住民であるわけですから、住民とそれから国とか運輸省に対してのその間に入ってもっとできることがあったのではないかというふうに思うんです。最初に市議会のその設置反対決議のことを申しましたのは、それはこれまでの歴史の中の一こまなんですけれども、私はやっぱり国のやること、これを国策としてだけ全面的にだからその後押ししていくんだという発想だけではなくて、やはりその中で犠牲になる住民がいるんだというこの事実をやっぱり出発点にして、これまでのその歴史の中で、よく例えば反対派の農民とそして過激派というその支援団体とのつながりをもっぱら、それと国との対決あるいは機動隊とその農民との対決というような矮少化された形で位置づけでいたのではないかというふうに考えるんです。そうしますと、やはり問題のその根本にある、この問題は空港問題を解決していく場合には、あくまでのその土地所有者である農民という存在をやっぱりはっきりと位置づけて、その周りにたくさんその支援の人たちがいるわけですけれども、焦点は農民であるという認識をはっきり持った上で、成田市も賢人会というような形で学識経験者の方が今度入られるらしいんですけれども、私は成田市ももっとそういう意味では、地方自治の本旨に返って、この問題をもう一度考え直してもらえないかというふうに考えているわけです。そうじゃない限り、結局このままどんどんいきますと、先ほども申しましたように、強制収用という形で、これは話し合いは国もそれを望んでいるというふうにおっしゃいましたけれども、私はそのようには聞いておりません。運輸省の方でも、法的措置はとるということを捨てないということを言っているわけなんですね。この点について、市長はどのように判断していらっしゃいますか。



○議長(喜久川政司君) 長谷川市長。



◎市長(長谷川録太郎君) ただいまの足立議員のご発言に対しましてお答え申し上げます。

 ご発言の冒頭に、農民は、あるいはそのシンポジウムというものに対して非常に不信感を持っているというようなご発言がございまして、これは恐らくその点につきましては足立議員のある程度のご想像もあるかとも思います。私は、先ほど第1問の中に、小川派という表現でございましたが、その方は参加しないというようなことはどうかということ、それから答えろというようなちょっとご発言がありまして、それは先ほど第1問に対する中で、私は、お答えするのにちょっと小川派の動向を申し上げるのを忘れましたけれども、小川派の方につきましても、ちょっとシンポジウムの開催にご参加を願いたいということに大きな期待をもって書類をお届けしたことがございます。その内容こそ大事なんであって、それはシンポジウムを開くにつきまして、いうなれば熱田派が既にシンポジウムにつきましての1つの条件が出されておりまして、その条件がいわゆる今の強制収用といったような表現はしてありませんでしたけれども、そういったことについての1つの要望がございまして、それを確かめる意味におきまして、これは先ほど申しましたように国の問題でもございますので、それに対する問いが協議会の方へまいりましたので、協議会が仲立ちといいますか仲介をして、そして運輸省の方で、これに対して運輸省の考え方を伺いたいというのが答えになったわけです。その1つだけを読んでみますと、「協議会は政府、運輸省に対して二期工事の土地問題を解決するために、いかなる状況のもとにおいても強制的手段をとらないことを確約させること」ということが要求でございまして、それをそのとおりにお答えすることができたわけです。したがいまして、その答えを熱田派の方へお持ちいたしました。その足で熱田派のみならずシンポジウムというのは先ほども言ったように、同盟の方も入ってもらいたいという本意から、片手落ちになっては非常に残念でございますから、あえて北原前委員長さんですか、それから小川嘉吉さんのお2人のところへ、その写しを持って、こういう次第であると、よってぜひその開催のときにご参加願いたいと、そういった意味で行きました。別にそのときにやっぱり参加されるというようなことは言っておられませんでしたけれども、一応その旨は伝えてきたわけです。今そういった状況になっております。それが、まずお答えの1つです。

 それから、あとこれについてはいろいろ見方があると思いますが、いずれにいたしましても、当市といたしましては、話し合いでこの問題を解決していくというのが本意でございます。いろいろその話し合いというわけですけれども、今のお話を聞きますと、大分そこにいろんな障害があり、また危惧されるところもあるように伺いますが、とにかくこういった話し合いという前提のもとに、私どもはこの問題につきまして、あらゆる努力をしていくのが、この会の設立趣旨であり、またその方法としてはシンポジウムがその方法の一手段であると、そのように理解しております。そういうことでございます。

 以上。



○議長(喜久川政司君) 足立議員。



◆10番(足立満智子君) それから、やはり空港問題についてなんですけど、飛行時間等について、あるいはコース等に違反した場合についてのお答えをいただいたんですけれども、今成田空港の場合は、午前6時から午後11時までというふうになっているんですけれども、いろいろと例えばIATAの方からもたくさん要請があるらしくて、貨物便なんかなんですけれども、それからやっぱりこれから今成田空港は非常に過密状態であるということの状況なんかも踏まえまして、この飛行時間、制限時間を延長するようなやっぱり働きかけなどがあると思うんですね。こういうのに対して、成田市としては現在のその6時から11時というこの制限時間に対して、これが延長されるような場合に、どのようなやっぱり態度をとられるのかということについて、はっきりとお聞かせいただきたいんです。このままの状態を維持するのか、あるいは例えば延長したいというときには、それを了承して認められるのかということについて、お聞きしたいと思います。



○議長(喜久川政司君) 鈴木市長公室長。



◎市長公室長(鈴木眞君) お答えいたします。

 実は、この新東京国際空港の管理規定にございますけれども、「空港の運用時間は24時間とする」と、ただし航空機の離着陸については、原則として6時から午後11時ということにするというぐあいになっておりまして、現時点におきまして市におきましては、この時間というものを守っていただきたいという考え方でおります。



○議長(喜久川政司君) 申し上げます。申し合わせにより質問回数は3回となっておりますので、これで質問を打ち切ります。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△散会の宣告



○議長(喜久川政司君) 申し上げます。明13日にも一般質問を予定しておりますので、本日はこれをもって散会いたします。

 ご苦労さまでした。

                             (午後 3時47分)