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千葉県 松戸市

平成15年  3月 定例会 P.45  03月07日−02号




平成15年  3月 定例会 − 03月07日−02号









平成15年  3月 定例会



          松戸市議会会議録 第1269号

1.日時    平成15年3月7日午前10時

1.場所    松戸市議会議場

1.出席議員  45名

        1番  宇津野史    26番  山口博行

        2番  武笠紀子    27番  中田 京

        3番  名木浩一    28番  二階堂 剛

        5番  石川龍之    29番  佐藤恵子

        6番  吉田博一    30番  渡辺美喜子

        7番  城所正美    31番  大川一利

        8番  諸角由美    32番  富澤凡一

        9番  山口栄作    33番  岡本和久

       10番  大井知敏    34番  杉浦誠一

       11番  深山能一    35番  長谷川 満

       12番  張替勝雄    36番  石井 弘

       14番  中村多賀子   37番  高橋義雄

       15番  草島 剛    38番  伊藤余一郎

       16番  吉野信次    39番  谷口 薫

       17番  矢部愛子    40番  吉岡五郎

       18番  山沢 誠    41番  松井貞衞

       19番  田居照康    43番  中川英孝

       20番  岩堀研嗣    44番  杉浦正八

       21番  渋谷和昭    45番  渡辺 昇

       22番  箕輪信矢    46番  池田 清

       23番  桜井秀三    47番  元橋スミ子

       24番  平林俊彦    48番  小沢暁民

       25番  末松裕人

1.欠席議員   1名

       13番  沢間俊太郎

1.出席説明員

       市長           川井敏久

       助役           宇田川 正

       収入役          弓木田俊紀

       水道事業管理者      鈴木克洋

       病院事業管理者      斉藤政大

       総務企画本部長      和田 務

       財務本部長        大熊 明

       市民環境本部長      中川英夫

       健康福祉本部長      小林捷明

       都市整備本部長      原島貞廣

       税務担当部長       中村 健

       市民担当部長       小笠原治生

       経済担当部長       市原 勝

       環境担当部長       湯浅武志

       社会福祉担当部長     坂巻忠男

       児童家庭担当部長     渡辺 忠

       都市緑花担当部長     大川邦和

       建設担当部長       及川 忠

       病院事業管理局長     竹之内 明

       消防局長         平舘征三

       教育長          齋藤 功

       生涯学習本部長      山口勝幸

       学校教育担当部長     山内幸治

       代表監査委員       中西 務

       監査委員事務局長     小林健二

1.出席事務局職員

       事務局長         太田典義

       事務局次長        倉持有孝

       議事課長         神野文彦

       調査課長         高橋邦雄

       議事課長補佐       小倉 智

       議事課主幹        岩崎 進

          平成15年松戸市議会3月定例会

                       議事日程第2号

                       平成15年3月7日午前10時開議

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|日程|             事件名             | 備考 |

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|  |議案第49号|平成14年度松戸市一般会計補正予算(第3回) |一括議題|

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|  |議案第50号|平成14年度松戸市国民健康保険特別会計補正予算|    |

|  |     |(第2回)                  |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第51号|平成14年度松戸市下水道事業特別会計補正予算 |    |

|  |     |(第2回)                  |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

| 1|議案第52号|平成14年度松戸市老人保健事業特別会計補正予算|    |

|  |     |(第1回)                  |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第53号|平成14年度松戸市介護保険特別会計補正予算(第|    |

|  |     |2回)                    |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第54号|平成14年度松戸市水道事業会計補正予算(第1回|    |

|  |     |)                      |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第55号|平成14年度松戸市病院事業会計補正予算(第1回|    |

|  |     |)                      |    |

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1.会議に付した事件

 議案第49号 平成14年度松戸市一般会計補正予算(第3回)

 議案第50号 平成14年度松戸市国民健康保険特別会計補正予算(第2回)

 議案第51号 平成14年度松戸市下水道事業特別会計補正予算(第2回)

 議案第52号 平成14年度松戸市老人保健事業特別会計補正予算(第1回)

 議案第53号 平成14年度松戸市介護保険特別会計補正予算(第2回)

 議案第54号 平成14年度松戸市水道事業会計補正予算(第1回)

 議案第55号 平成14年度松戸市病院事業会計補正予算(第1回)



△開議

          午前10時0分開議



○中川英孝議長 ただいまから平成15年松戸市議会3月定例会2日目の会議を開きます。



△諸般の報告



○中川英孝議長 これより諸般の報告をいたします。

 去る3月3日議決されました議員提出議案第26号、虚偽の陳述に対する告発につきましては、同日、松戸警察署へ提起してまいりましたので、御報告いたします。

 以上で諸般の報告を終わります。

 これより議事に入ります。

 本日の議事については、お手元に配付の日程表のとおり進めたいと思いますので、御了承願います。



△議案の上程



○中川英孝議長 日程第1、議案第49号から第55号までの7件を一括して議題といたします。

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 議案第49号 平成14年度松戸市一般会計補正予算(第3回)

 議案第50号 平成14年度松戸市国民健康保険特別会計補正予算(第2回)

 議案第51号 平成14年度松戸市下水道事業特別会計補正予算(第2回)

 議案第52号 平成14年度松戸市老人保健事業特別会計補正予算(第1回)

 議案第53号 平成14年度松戸市介護保険特別会計補正予算(第2回)

 議案第54号 平成14年度松戸市水道事業会計補正予算(第1回)

 議案第55号 平成14年度松戸市病院事業会計補正予算(第1回)

                                (委員長報告)



○中川英孝議長 本件について、所管の各委員長の報告を求めます。



△総務財務常任委員長報告



○中川英孝議長 まず、総務財務常任委員長の報告を求めます。

          〔杉浦誠一議員登壇〕



◆34番(杉浦誠一議員) おはようございます。総務財務常任委員会に付託を受けました議案に対する審査の経過並びに結果について御報告いたします。

 本常任委員会は、3月4日、特別委員会室において、委員全員出席のもとに開催し、関係理事者の出席を求め、詳細にわたる説明を徴しつつ、慎重なる審査を行った結果、次のとおり決定いたしました。

 議案第49号、平成14年度松戸市一般会計補正予算(第3回)については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ24億9,389万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,156億8,195万8,000円とするものであります。

 その内容は、事務事業の確定に伴う計数整理を行うとともに、繰越金、国庫支出金及び県支出金などを主な財源とし、財政調整基金積立、情報通信技術関連特別対策事業、関台地区街区公園築造工事及び国民健康保険特別会計繰出金、その他特別会計・企業会計負担金を補正するものであり、繰越明許費については、国の補正にかかわる情報通信技術関連特別対策事業ほか9件について、それぞれ事業の年度内完成が見込めないため繰り越し措置をするものであり、また、地方債の補正については、廃止及び変更についてそれぞれ所要の補正をするものであり、審査の過程において、今後5年間の退職者の推移及びピーク時における対策は。財政調整基金の取り崩し状況及び積み立て状況は。児童手当の内訳の中で、国・県・市のそれぞれの負担割合はどうなっているのか。空き店舗対策の一つであるらーめん寺子屋を修了した者への援助の理由及び予算執行に当たっての達成目標・評価をどのようにとらえているか等の質疑があり、引き続き討論に入り、北千葉広域水道企業団への出資の減など望ましいと思えることもあるが、基本的に問題点含みであり、反対する等の討論があり、採決の結果、多数意見をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、本常任委員会に付託を受けました議案に対する審査の経過並びに結果についての御報告といたします。



△健康福祉常任委員長報告



○中川英孝議長 次に、健康福祉常任委員長の報告を求めます。

          〔田居照康議員登壇〕



◆19番(田居照康議員) おはようございます。健康福祉常任委員会に付託を受けました議案4件に対する審査の経過並びに結果について御報告いたします。

 本常任委員会は、3月4日、第2委員会室において、委員10名出席のもとに開催し、関係理事者の出席を求め、詳細にわたる説明を徴しつつ、慎重なる審査を行った結果、それぞれ次のとおり決定いたしました。

 まず、議案第50号、平成14年度松戸市国民健康保険特別会計補正予算(第2回)については、保険給付費等について所要の補正をするとともに、平成15年度の本特別会計の財政状況を勘案し、一般会計繰入金等を財源として、国民健康保険事業財政調整基金への積み立てをするためのものであり、審査の過程において、国民健康保険事業財政調整基金積立額の推移と使途の傾向。保険料の収納率が落ち込む最大の原因は何か等の質疑があり、引き続き討論に入り、基金積み立ても大事かもしれないが、収納率が下がっている中で、市民の負担を減らす方向に使えなかったということで、この補正予算には反対する。

 一方、平均所得が下がるなどの要因もあって、収納率も落ちてきているが、一般会計からの繰り入れにより、値上げを圧縮しようとしていることでもあり、この補正予算には賛成する等の討論がなされ、採決の結果、多数意見をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第52号、平成14年度松戸市老人保健事業特別会計補正予算(第1回)については、医療給付費等について所要の補正をするとともに、一般会計からの繰り入れ等所要の補正をするものであり、審査の過程において、市内の70歳以上の高齢者の診療抑制の実態を把握しているか等の質疑があり、引き続き討論に入り、今回の国の制度改正は、ますます老人保健制度そのものを壊していくことにつながる。また、国の制度そのものをよしとして受け入れてしまい、自治体独自のものを打ち出せないという問題点があり、この補正予算には反対する。

 一方、国民皆保険制度を維持し、堅持していく観点から賛成する等の討論がなされ、採決の結果、多数意見をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第53号、平成14年度松戸市介護保険特別会計補正予算(第2回)については、保険事業勘定における介護保険報酬等改定に伴い、電算システム変更経費等所要の補正をするものであり、審査の過程において、痴呆判定ソフト変更の具体的な内容は。国庫支出金等の歳入が減となった理由等の質疑があり、引き続き討論に入り、国・県からの歳入減に介護給付費準備基金あるいは第1号被保険者保険料を充てるという今回の補正には反対する等の討論がなされ、採決の結果、多数意見をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第55号、平成14年度松戸市病院事業会計補正予算(第1回)については、市立病院においては、医業収益及び医業費用について、それぞれ増額を、また、寄附金受け入れに伴い、医療器械整備費等を計上するほか、企業債の変更をするものであり、また、市立東松戸病院については、医業収益及び医業費用の減額をするとともに、医業外収益の増額をするためのものであり、審査の過程において、診療報酬への急性期加算額の総額は。県補助金削減への対応策は。東松戸病院の事業収益減収の今後の傾向は。両病院の査定減の額は等の質疑があり、採決の結果、妥当なるものと認め、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、本常任委員会に付託を受けました議案4件に対する審査の経過並びに結果についての御報告といたします。



△都市整備常任委員長報告



○中川英孝議長 次に、都市整備常任委員長の報告を求めます。

          〔富澤凡一議員登壇〕



◆32番(富澤凡一議員) おはようございます。都市整備常任委員会に付託を受けました議案2件に対する審査の経過並びに結果について御報告いたします。

 本常任委員会は、3月4日、第1委員会室において、委員全員出席のもとに開催し、関係理事者の出席を求め、慎重なる審査を遂げた結果、次のとおり決定いたしました。

 議案第51号、平成14年度松戸市下水道事業特別会計補正予算(第2回)については、繰越金などを財源として、水道ガス等本設負担金などについて所要の補正をするとともに、繰越明許費の設定並びに地方債の変更をするためのものであり、審査の過程において、行政評価システムの指標として下水道利用率を設定しているのは、どのような考え方か。下水道利用料にも影響を及ぼす不明水の対策とその成果。供用開始後3年を経過しても下水道に未接続となっている件数とその指導内容等の質疑があり、採決の結果、妥当なるものと認め、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第54号、平成14年度松戸市水道事業会計補正予算(第1回)については、事業費の確定に伴う計数整理を行うとともに、継続費及び企業債の変更をするためのものであり、審査の過程において、拡張用地を都市計画決定しなかった理由は何か。石綿管更新事業の進捗状況と今後の事業計画。破壊活動等に対して、どのような対策を講じているか等の質疑があり、採決の結果、妥当なるものと認め、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、本常任委員会に付託を受けました議案2件に対する審査の経過並びに結果についての御報告といたします。



△質疑応答



○中川英孝議長 ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○中川英孝議長 質疑なしと認めます。



△討論



○中川英孝議長 これより討論に入ります。

 3人から通告がありますので、順次発言を許します。

 まず、山口博行議員。

          〔山口博行議員登壇〕



◆26番(山口博行議員) おはようございます。日本共産党の山口博行でございます。ただいま総務財務常任委員長から御報告のありました一般会計補正予算(第3回)につきまして、日本共産党を代表して反対の討論を行いたいと思います。

 市民が置かれている社会的、経済的状況は依然として極めて厳しい状態が続いております。その姿は、本補正予算におきましても消費の落ち込みによる地方消費税交付金の減額、高等学校の就学資金援護費や入学資金の貸付金の増加、小・中学校入学児童等祝い金の増大などに顕著にあらわれております。

 さて、本補正におきましては、国民健康保険会計への15億5,000万円の繰り出しがあり、そのうち新年度の国民健康保険料の引き上げを抑制するために14億円を充当しようとしております。また、インフルエンザ個別接種委託料の増加、北千葉広域水道企業団への負担金、出資金の減額など、市民の願いから見て当然と思われるものも計上されておりまして、それはそれとして、まだまだ不足ではありますが、一定評価できるものであります。

 しかし、他方で問題点も数多く指摘せざるを得ません。

 まず、土地区画整理事業の問題であります。二ツ木・幸谷に見られるように事業に同意しない地権者を多く残したままでの公的資金の導入、関台に見られる極めてあいまいな制度であるまちづくり総合支援事業に基づく街区公園築造工事、不適切な公共施設管理者負担金の投入、そして秋山に見られるように道路特別会計に基づく垂れ流しとも言うべき国庫補助金と市費の投入、一向に先の見えない紙敷の現状など、どれをとっても市の姿勢が大きく問われるものであります。

 次に、一般職人件費の削減問題であります。今年度は人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じ、松戸市一般職職員の給与や期末手当などが引き下げられました。この市制施行以来初めての削減で、給与と各種手当の削減総額は5億1,088万円、職員1人当たり年間15万9,104円の削減に上るとの答弁がなされました。昨年12月の本会議でも申し上げましたように、これは懸命に努力されている市職員の志気をそぐばかりか、収入減に伴う消費の抑制によって、市内を中心とする地域経済にも大きな打撃を与えるものであります。

 さらに、次々と補助金の廃止、見直しを打ち出す千葉県の姿勢も大問題であると指摘するものであります。今年度は自転車駐車場整備事業補助金、消防車両等整備費補助金、母子家庭入学児童祝金支給事業補助金など合計8件、927万円余の削減が強行されました。さらに、新年度も今年度以上に各種補助金のカットが予定されているようであります。大規模な開発事業は温存したまま、これら県民生活に密着した事業の補助をカットするなど、許されるべきではありませんし、それによる松戸市分の持ち出し増も市民生活のほかの分野に影響を及ぼすものであります。

 さらに、児童手当の増額についても問題点を指摘するものであります。本補正では1億3,000万円近くが増額補正されておりますが、確かにこの増額自体は歓迎されるべきものであります。しかしながらこの間、2000年度には対象年齢の拡大が行われ、新たにおよそ300万人の児童が対象になりましたが、それと引きかえに16歳までの年少扶養控除の特例が廃止され、これによって1,600万人の児童の家庭の所得税負担が増やされました。また、2001年には所得制限が緩和され児童手当の受給者が増えましたが、その財源は国の各種補助金の見直しや、国立病院の繰り入れの削減の一部などが充当されました。

 このように児童手当の拡大は、新たな増税との引きかえや国民生活を支える他の制度の廃止、削減などによって賄われたもので、その増税額や国民生活の削減額は、この児童手当の拡充を大きく上回るものでありました。と同時に、児童手当の拡充によって、この一般会計補正予算だけでも新たな松戸市の負担は2,000万円以上に上っているのであります。これらの内容を見るとき、当補正予算は大きな問題を内包するものであり、また、本補正は決算含みの予算と言えるものであり、認めるわけにはまいりません。

 以上をもちまして、私の討論といたします。(拍手)



○中川英孝議長 次に、中村多賀子議員。

          〔中村多賀子議員登壇〕



◆14番(中村多賀子議員) おはようございます。日本共産党の中村多賀子でございます。私は、ただいま健康福祉常任委員長より御報告がありました議案4件のうち、第50号、国民健康保険特別会計補正予算(第2回)、第52号、老人保健事業特別会計補正予算(第1回)及び第53号、介護保険特別会計補正予算(第2回)の3件につきまして、日本共産党を代表して反対の討論を行います。

 まず、議案第50号、国民健康保険特別会計補正予算(第2回)についてであります。本補正最大の問題点は、本年度保険料を一般被保険者で1人平均5,567円、1世帯平均9,024円と大幅に引き上げ、市民に耐えがたい負担を強いた結果、収納率の低下と滞納率の増加にますます拍車をかけ、保険料収入が大きく落ち込んだことにあります。

 審査の中で明らかになったように、収納率では2000年度88.80%であったものが2002年度では86.06%と2年で2.8%も低くなっており、滞納率は1999年度の18.99%から2001年度は21.73%と2.3%も増え、今年度はさらに増加するとのことでした。したがって、歳入では保険料の減額補正が今回は2億5,830万9,000円となっており、昨年の保険料減額補正1億8,122万9,000円の1.42倍にも上っております。また、国庫負担金では老人医療費拠出金が9,022万2,000円の削減となっております。

 歳出では、被保険者の加入増と昨年10月の老人保健法の改悪で70歳以上の高齢者は国保の加入となり、保険給付費はおよそ4億3,500万円の増額補正となっております。こうした中でも繰越金の補正は7億2,584万9,000円の増額、うち5億円を一般会計からの繰り入れ14億円と合わせ、保険料抑制の名目で19億円の基金積み立てを行うということです。来年度はこの積み立てを取り崩し、保険料の引き上げ幅は抑えるというものの、高過ぎる保険料もう払えない。何とかしてと悲鳴を上げている市民の願いからは、ほど遠い高い保険料となっております。

 審査の中で、積立金の5億円で1人3,000円の保険料引き下げが可能であると御答弁されておられましたが、そうであるならなおさらのこと、保険料引き下げに道を開くことが市民の願いに応えることではないでしょうか。その努力が見られない今回の議案には、賛成できないものであることを表明いたします。

 次に、議案第52号、老人保健事業特別会計補正予算(第1回)についてであります。既に昨年10月から実施されている70歳以上のお年寄りの負担増、定額負担廃止、1割負担の徹底、一部に2割負担の導入は、必要な治療を抑制し、深刻な事態を引き起こしております。例えば、在宅酸素療法では、月1回の自己負担が850円から1万円と約10倍になったため、酸素療法を中止した。2週間分の薬を4週間に延ばして服用するなどで高血圧のコントロールがしにくくなるなど、命にかかわる深刻な状況がますます広がっております。

 先行きの見えない不安な社会状況の中で、年金の相次ぐ切り下げや新たな負担増が押しつけられ、高齢者の生活をますます追い込み、医療からも遠ざけるやり方は断じて許せません。国の制度だからといってそのまま従うだけでいいのでしょうか。高齢者の命を脅かすことに反対を表明いたします。

 最後に、議案第53号、介護保険特別会計補正予算(第2回)について。

 一つは、介護認定の1次判定ソフトの改定と、それに伴うシステム変更のための補正ということです。このことによって、これまで軽く見られていた痴呆の判定、ふぐあいが改善をされ、今後の認定が利用者本位に進むことにつながることは、一定の評価はできるものです。しかしながら、介護給付に係る国庫負担金などの交付がこれまでの100%から90%に切り下げられ、確定後に追加精算方式に変更されたことによって6億3,000万円の歳入減を、第1号保険料1億701万円と介護保険準備金5億2,402万円からの繰り入れで穴埋めをしようとする今回の補正は、賛成するわけにはいきません。

 審査の中で、不足分は財政安定化基金からの借り入れで補う方法もあり、償還方法は2006年からの第3期分の保険料上乗せで行うこともできるとのことでしたが、今回はこの方法はとらないということでありました。また、準備基金は6億8,000万円になっており、これを全額取り崩せば、保険料は2,600円にすることができると御答弁が出されました。もし仮に2006年度からの3期分で保険料を上乗せしなければならなくなっても、来年度からの保険料を2,600円に抑えておけば、わずかな値上げで済むことになります。何よりもこの準備基金は、この3年間被保険者からお預かりした保険料が使い切れなかった残りでありますから、当然1期終了時にはお返しするのが筋ではないでしょうか。

 今、全国で介護保険料の据え置きや値下げを実施する自治体が大きく広がっております。東京都内では13自治体が据え置き、値下げを計画、北海道では昨年10月時点で据え置き、値下げ計画は37自治体でしたが、ことし2月時点では59自治体と道内全自治体の29%を占めるまでに増えております。どこでも基金を活用しての据え置き、値下げです。全国の先進に学ぶ国の社会保障の大幅切り下げ押しつけから住民の命と健康を守り、保険料引き下げを願う切実な市民の声に応える自治体の責務を今こそ全うするようにと強く訴えまして、私の反対討論といたします。(拍手)



○中川英孝議長 次に、武笠紀子議員。

          〔武笠紀子議員登壇〕



◆2番(武笠紀子議員) 武笠紀子です。ばかなことを言うかもしれませんけれど、お許しください。

 私は、ただいま都市整備常任委員長より可決すべきものと報告がありました議案第54号、平成14年度松戸市水道事業会計補正予算に対し、反対の立場で討論を行います。

 ページの3ページにあります第5次拡張事業の変更についてでありますが、昨日、担当の方々に御丁寧な説明をいただき、ある程度の理解はできましたが、この拡張事業については大きな問題があると思います。

 昨年来、水道局より周辺の住民に対して浄水場の移転についての説明会が続いております。私も周辺の「関さんの森を育む会」の一員として、森の南側周辺の風向きや日当たり、そういう自然環境への影響や、また、配水タンクによる騒音の被害、いろいろな薬物に対する危険性の問題などあり、また、景観が損なわれることなども心配して、説明会に何回か参加させていただいております。周辺住民の皆様からのお話によりますと、今から7年も前になる平成7年度に一度浄水場の移転が計画され、周辺住民に説明があったとのことであります。そのときは、周辺地域の方々に呼びかけて反対の署名を集め、公明党の市議会議員さんの方に仲介していただいて、市長さんに直接面会し、集めた署名を添えて陳情書をお願いしたということであります。

 陳情の内容としては、できる限り住宅地へ隣接した場所への移転は中止にしてほしいこと。もしも万一移転するようならば、施設はできるだけ住宅から離してほしいこと。配水タンクの高さをもう少し低くしてほしいことなどだったそうです。

 その後、市から何の回答もなく、移転の話もなかったので、住民の皆さん方は、移転の話は立ち消えになったと思われていたようです。しかし、7年もたった昨年になって、再び同じ場所への浄水場の移転の説明会が周辺住民に対して始まったのです。住民の皆様にしてみれば、終わったことだと思っていた話を今さらながらに蒸し返されたというような感覚もあり、7年前の市長陳情の件も、その後7年もたつのにその間に1回も何の説明も回答もなかった点など、住民として納得できないという意見が出されております。水道局の方でも何かと住民の皆さんに納得いただけるように配水タンクの高さをたびたび低くしたり、機械室の位置を変え、住宅から離し、その住宅からの間に植栽をする空間をとるなど、設計の変更を重ねて努力なさっていることは大変よく私も理解するところであります。

 とはいうものの、平成7年以降、経済の低迷により企業の水需要は落ち込み、人口も頭打ちとなり、環境面からの市民による節水の努力によって水の需要もかつてほど増加のすることのない今の時期に、なぜ浄水場の新築をしなければならないのか。空いたその移転した後の敷地はどうするのか。見通しの暗いあの区画整理地内での仮換地地への移転であり、大丈夫なのかなど疑問な点も多々あります。

 今の施設の老朽化が進んでいて大規模地震に耐えられない。今の施設で需要のぎりぎりの配水をしているので、もう限界まで来ている。そういう移転理由を挙げる一方で、敷地の一部が都市計画道路の予定地にひっかかっていて、どうしても施設を動かさなければならない、そういう理由も挙げられております。以前の計画にはなかった管理棟の移転についても、耐震診断の結果、耐震性が極めてないということで、移転を今回一緒に行うということも提案されており、住民の皆さんの中からには環境面で心配がある配水タンクではなく、管理棟の方を住宅側に設置してほしいというような意見、今の時代背景から見て、大きな水の需要が起こるとは思えないので、タンクもできるだけ小さく目立たないものにできるのではないかという意見、今の施設の中で、リフォームして使えるものはできるだけリフォームして使い、どうしても無理なものだけをこちら側に移転してはどうだろうかという意見など、さまざまに出されております。

 今回の補正予算では、1年先延ばしにしたという形での事業計画が平成15年度より開始することになります。住民に対する今後の説明会は議会で予算が成立してから後に予定しているとのお話でした。日ごろよりクリスタルな市政、市民に開かれた市政をうたい、今回の施政方針の中でも市民とのパートナーシップの構築という、そういうことを目指していると約束されているのですから、周辺の住民、そして松戸市民が納得のできる事業計画を市民とともに考えてほしいと思います。

 市民と行政の間に信頼感が生まれてくるような事業の推進を願って、反対の討論といたします。(拍手)



○中川英孝議長 以上で討論を終わります。



△採決



○中川英孝議長 これより議案49号から第55号までの7件を採決いたします。

 議題のうち、まず、議案第49号及び第50号の2件を一括して採決いたします。

 本件に対する委員長報告は、原案のとおり可決すべきとのことであります。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○中川英孝議長 起立多数であります。したがって、議案第49号及び第50号の2件は、原案のとおり可決されました。

 次に、議案第51号及び第54号の2件を一括して採決いたします。

 本件に対する委員長報告は、原案のとおり可決すべきとのことであります。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○中川英孝議長 起立多数であります。したがって、議案第51号及び第54号の2件は、原案のとおり可決されました。

 次に、議案第52号及び第53号の2件を一括して採決いたします。

 本件に対する委員長報告は、原案のとおり可決すべきとのことであります。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○中川英孝議長 起立多数であります。したがって、議案第52号及び第53号の2件は、原案のとおり可決されました。

 次に、議案第55号を採決いたします。

 本件に対する委員長報告は、原案のとおり可決すべきとのことであります。本件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○中川英孝議長 御異議なしと認めます。したがって、議案第55号は、原案のとおり可決されました。



△散会



○中川英孝議長 お知らせいたします。3月12日議題となります議案第56号から第74号までの19件に対し質疑を行う方は、発言通告書に要旨を記載の上、3月10日午前10時までに提出願います。

 本日の日程は全部終了いたしました。

 なお、本会議は、3月10日午前10時から再開いたします。

 本日は、以上で散会いたします。

          午前10時39分散会

 この会議録の記載が真正であることを認め署名する。

    松戸市議会議長   中川英孝

         議員   吉田博一

         議員   城所正美