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千葉県 松戸市

平成15年  3月 定例会 P.1  03月03日−01号




平成15年  3月 定例会 − 03月03日−01号









平成15年  3月 定例会



                              松戸市告示第62号

 平成15年松戸市議会3月定例会を次のとおり招集する。

  平成15年2月24日

                         松戸市長  川井敏久

  1 期日  平成15年3月3日

  2 場所  松戸市議会議場

          松戸市議会会議録 第1268号

1.日時    平成15年3月3日午前10時

1.場所    松戸市議会議場

1.出席議員  45名

        1番  宇津野史    26番  山口博行

        2番  武笠紀子    27番  中田 京

        3番  名木浩一    28番  二階堂 剛

        5番  石川龍之    29番  佐藤恵子

        6番  吉田博一    30番  渡辺美喜子

        7番  城所正美    31番  大川一利

        8番  諸角由美    32番  富澤凡一

        9番  山口栄作    33番  岡本和久

       10番  大井知敏    34番  杉浦誠一

       11番  深山能一    35番  長谷川 満

       12番  張替勝雄    36番  石井 弘

       14番  中村多賀子   37番  高橋義雄

       15番  草島 剛    38番  伊藤余一郎

       16番  吉野信次    39番  谷口 薫

       17番  矢部愛子    40番  吉岡五郎

       18番  山沢 誠    41番  松井貞衞

       19番  田居照康    43番  中川英孝

       20番  岩堀研嗣    44番  杉浦正八

       21番  渋谷和昭    45番  渡辺 昇

       22番  箕輪信矢    46番  池田 清

       23番  桜井秀三    47番  元橋スミ子

       24番  平林俊彦    48番  小沢暁民

       25番  末松裕人

1.欠席議員   1名

       13番  沢間俊太郎

1.出席説明員

       市長           川井敏久

       助役           宇田川 正

       収入役          弓木田俊紀

       水道事業管理者      鈴木克洋

       病院事業管理者      斉藤政大

       総務企画本部長      和田 務

       財務本部長        大熊 明

       市民環境本部長      中川英夫

       健康福祉本部長      小林捷明

       都市整備本部長      原島貞廣

       税務担当部長       中村 健

       市民担当部長       小笠原治生

       経済担当部長       市原 勝

       環境担当部長       湯浅武志

       社会福祉担当部長     坂巻忠男

       児童家庭担当部長     渡辺 忠

       都市緑花担当部長     大川邦和

       建設担当部長       及川 忠

       病院事業管理局長     竹之内 明

       消防局長         平舘征三

       教育長          齋藤 功

       生涯学習本部長      山口勝幸

       学校教育担当部長     山内幸治

       代表監査委員       中西 務

       監査委員事務局長     小林健二

1.出席事務局職員

       事務局長         太田典義

       事務局次長        倉持有孝

       議事課長         神野文彦

       調査課長         高橋邦雄

       議事課長補佐       小倉 智

       議事課主幹        岩崎 進

          平成15年松戸市議会3月定例会

                       議事日程第1号

                       平成15年3月3日午前10時開議

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|日程|             亊件名             | 備考 |

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| 1|会議録署名議員の指名                   |    |

+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−+

| 2|会期の決定                        |    |

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| 3|平成15年度施政方針説明                 |    |

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|  |議案第49号|平成14年度松戸市一般会計補正予算(第3回) |一括上程|

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第50号|平成14年度松戸市国民健康保険特別会計補正予算|    |

|  |     |(第2回)                  |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第51号|平成14年度松戸市下水道事業特別会計補正予算 |    |

|  |     |(第2回)                  |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

| 4|議案第52号|平成14年度松戸市老人保健事業特別会計補正予算|    |

|  |     |(第1回)                  |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第53号|平成14年度松戸市介護保険特別会計補正予算(第|    |

|  |     |2回)                    |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第54号|平成14年度松戸市水道事業会計補正予算(第1回|    |

|  |     |)                      |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第55号|平成14年度松戸市病院事業会計補正予算(第1回|    |

|  |     |)                      |    |

+−−+−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−+

|  |議案第56号|平成15年度松戸市一般会計予算        |一括上程|

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第57号|平成15年度松戸市国民健康保険特別会計予算  |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第58号|平成15年度松戸市松戸競輪特別会計予算    |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第59号|平成15年度松戸市下水道事業特別会計予算   |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第60号|平成15年度松戸市公設地方卸売市場事業特別会計|    |

|  |     |予算                     |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第61号|平成15年度松戸市老人保健事業特別会計予算  |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第62号|平成15年度松戸市駐車場事業特別会計予算   |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

| 5|議案第63号|平成15年度松戸市介護保険特別会計予算    |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第64号|平成15年度松戸市水道事業会計予算      |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第65号|平成15年度松戸市病院事業会計予算      |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第66号|松戸市寄附募集に関する条例を廃止する条例の制定|    |

|  |     |について                   |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第67号|松本清奨学基金に関する条例の一部を改正する条例|    |

|  |     |の制定について                |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第68号|松戸市手数料条例の一部を改正する条例の制定につ|    |

|  |     |いて                     |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第69号|松戸市ホームヘルパー派遣手数料徴収条例の一部を|    |

|  |     |改正する条例の制定について          |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第70号|松戸市総合福祉会館条例の一部を改正する条例の制|一括上程|

|  |     |定について                  |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第71号|松戸市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制|    |

|  |     |定について                  |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

| 5|議案第72号|松戸市介護保険条例の一部を改正する条例の制定に|    |

|  |     |ついて                    |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第73号|松戸市介護認定審査会条例の一部を改正する条例の|    |

|  |     |制定について                 |    |

|  +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    |

|  |議案第74号|財産の取得について              |    |

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| 6|議会内発言調査特別委員会の調査報告について        |    |

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1.会議に付した事件

 会議録署名議員の指名

 会期の決定

 平成15年度施政方針説明

 議案第49号 平成14年度松戸市一般会計補正予算(第3回)

 議案第50号 平成14年度松戸市国民健康保険特別会計補正予算(第2回)

 議案第51号 平成14年度松戸市下水道事業特別会計補正予算(第2回)

 議案第52号 平成14年度松戸市老人保健事業特別会計補正予算(第1回)

 議案第53号 平成14年度松戸市介護保険特別会計補正予算(第2回)

 議案第54号 平成14年度松戸市水道事業会計補正予算(第1回)

 議案第55号 平成14年度松戸市病院事業会計補正予算(第1回)

 議案第56号 平成15年度松戸市一般会計予算

 議案第57号 平成15年度松戸市国民健康保険特別会計予算

 議案第58号 平成15年度松戸市松戸競輪特別会計予算

 議案第59号 平成15年度松戸市下水道事業特別会計予算

 議案第60号 平成15年度松戸市公設地方卸売市場事業特別会計予算

 議案第61号 平成15年度松戸市老人保健事業特別会計予算

 議案第62号 平成15年度松戸市駐車場事業特別会計予算

 議案第63号 平成15年度松戸市介護保険特別会計予算

 議案第64号 平成15年度松戸市水道事業会計予算

 議案第65号 平成15年度松戸市病院事業会計予算

 議案第66号 松戸市寄附募集に関する条例を廃止する条例の制定について

 議案第67号 松本清奨学基金に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第68号 松戸市手数料条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第69号 松戸市ホームヘルパー派遣手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第70号 松戸市総合福祉会館条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第71号 松戸市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第72号 松戸市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第73号 松戸市介護認定審査会条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第74号 財産の取得について

 議会内発言調査特別委員会の調査報告について

 議員提出議案第26号 虚偽の陳述に対する告発について



△開会

          午前10時0分開会



○中川英孝議長 ただいまから平成15年松戸市議会3月定例会を開会し、本日の会議を開きます。

 今期定例会に出席される理事者については、お手元に配付の出席説明員一覧表のとおりであります。



△諸般の報告



○中川英孝議長 これより諸般の報告をいたします。

 まず、市長から、報告第10号、委任専決事項について、監査委員から、定期監査の結果について2件、例月現金出納検査の結果について3件の報告がありました。それぞれお手元に配付の報告書のとおりであります。御了承願います。

 次に、12月定例会において可決されました「子どもたちの健やかな成長のために総合的な子育て支援策を求める意見書」、「保育所の職員配置基準の抜本的改善を求める意見書」、「保育所運営費の基準の改善を求める意見書」、「義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書」、「国における教育予算の増額に関する意見書」及び「WTO農業交渉等に関する意見書」の6件につきましては、平成14年12月26日付けをもって国会及び関係行政庁に提出いたしましたので、御報告いたします。

 その他、議員派遣を始めとする議会活動等については、お手元に配付の事務報告書により御了承願います。

 以上で諸般の報告を終わります。

 これより議事に入ります。

 本日の議事については、お手元に配付の日程表のとおり進めたいと思いますので、御了承願います。



△会議録署名議員の指名



○中川英孝議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 今期定例会の会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により、

  6番  吉田博一議員

  7番  城所正美議員

を指名いたします。



△会期の決定



○中川英孝議長 次に、日程第2、会期の決定を行います。

 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月27日までの25日間とすることに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○中川英孝議長 御異議なしと認めます。したがって、会期は25日間と決定いたしました。



△平成15年度施政方針説明



○中川英孝議長 次に、日程第3、平成15年度施政方針説明を議題といたします。

 まず、市長から施政方針説明を求めます。

          〔川井敏久市長登壇〕



◎市長 本日ここに、平成15年3月定例市議会において、新年度予算案を始め、重要案件の御審議をお願いするにあたり、私の市政に臨む所信を申し述べ、市民の皆様並びに議員各位の御理解を賜りたいと存じます。

 さて、国においては、構造不況から脱却し日本の再生と発展を図るため、小泉内閣による「聖域なき構造改革」のスローガンのもとに、日本再生のプログラムを各分野で推進・加速しているところです。

 しかしながら、株価低迷や完全失業率の上昇などに見られるように、景気の回復はいまだ脆弱なものに止まっており、2月の月例経済報告では、個人消費の判断を2か月連続で下方修正するなど、成果を実感できるにはまだ時間を要する状況です。

 将来に対する悲観論も見られ、社会全体に停滞感が漂っているところです。

 また、地方分権一括法施行から既に3年が経過いたしましたが、いまだ財政面などの分権が進んでおらず、「自己決定・自己責任」を原則とする地方自治のあるべき姿を目指した改革は、流動的な要素を抱え、途半ばという感が否めません。

 このような状況の中で、千葉県においては財政再建団体転落を回避するために、「財政再建プラン」を策定し、新年度から取り組むこととなりました。

 県財政の再建のために市町村への補助金の廃止・縮小などを行い、新たに総合補助金などの支援制度が創設されるとはいうものの、従来の規模を縮減しており、本市にとりましては経済不況による税収の減少などと併せて、今後の市政運営がますます厳しい状況となっております。

 現在まで培ってまいりました県と市町村との良好な関係が損なわれることのないよう、市長としてはもとより、千葉県市長会会長を務める身としても、大所高所に立って、県に対し行政運営の適正化を強く求めてまいりたいと存じます。

 本市においては、今後、社会を担う生産人口は刻々と減少し、高齢化が確実に進み、平成19年には高齢化率が17%を超えると予想されます。

 歳入の根幹をなす市税収入が落ち込み、一般財源が減収傾向となる一方、福祉施策などに対する経費の増加により、財政状況の硬直化がますます懸念される状況となっております。

 このような厳しい見通しの中でも、多様化、高度化する市民ニーズや時代の変化に、的確に対応していくことが私の使命でございますが、従来の行政サービスの方法だけでは、この難局を乗り切っていくことはできません。

 新年度は、平成15年度から19年度までを期間とする第2次実施計画のスタートの年でございます。

 本市の将来都市像である「いきいきした市民の舞台・ここちよい地域の舞台・風格のある都市の舞台のあるまち松戸」の実現のために、将来を見据え、既存の価値観にとらわれず、真に必要とされるものは何かを原点に立ち返って、抜本的に見直すターニングポイントの年でもあると考えております。

 本計画は、本市の将来都市像の実現のため、総合計画の前期基本計画に掲げられた目的を総合的・計画的に推進するためのものであります。

 そこで、すべての事業を再点検し、目的を明確化しその実行手段を明らかにするとともに、最終年次における到達目標値を掲げた成果指向の計画としたところです。

 また、計画の遂行にあたっては、目的と手段について整合性がとれているか、最適なものとなっているかなどを常に見直してまいりたいと存じております。

 さて、このような厳しい状況ではございますが、平成15年度予算につきましては、景気低迷の影響を受け激増する失業者への対応や、少子・高齢化に対処する経費を確保しつつ、第2次実施計画の推進に配慮し、本計画事業に要する経費について重点的に予算を配分いたしました。

 その結果、一般会計の歳出規模は、1,133億1,000万円、対前年度比1.6%増という状況でございますが、実質的には平成5年度分の起債借り換え分を控除しますと、0.7%の微増となっております。

 私は、今日まで「行政リストラ」や「財政改革計画」を実施し、行政サービスの維持・向上や財源確保に努め、一定の成果があったものと自負しておりますが、第2次実施計画の目標達成に向け、福祉や教育面をも聖域化することなく、メスを入れる決意をもって行財政改革に臨む覚悟であります。

 既に、本年1月からその準備を始めており、新年度早々、有識者を交えた専門家会議を設置し、その意見を取り入れながら「新たな行財政改革プラン」を策定し、できる限り早い時期に改革に着手してまいる所存です。

 既存の財政改革計画をベースにしつつも、市の財政力に見合った効果的・効率的な事業展開、限りある資源・資産の有効活用、行政サービスの領域の再点検などを勘案して取り組んでまいりたいと考えております。

 現在の経済情勢が仮に好転したとしても、成熟した現代社会では高度成長期のような状態が再び訪れることは想定できません。

 第2次実施計画の策定においても、全事業を再点検・再構築し、目的が時代にそぐわなくなった事業などの縮小・廃止を断行し、緊急性・必要性の高い事業にシフトしてまいりました。

 今後の事業の検討にあたっては、市有地や市の施設など、活用の方法によっては新たな資本投下と同等の成果を、期待できるものもあると考えます。

 そこで、現有資源を活用することを第一に考え、新たな資本投下を極力抑制してまいります。

 しかしながら、行政のみが改革を意図してもおのずと限界がございます。

 また、行政の役割も時代に応じて変化していくべきものです。

 従来は、行政が主導となり、まちづくりを進めておりましたが、今や市民と行政が一体となって推進していく時代です。

 行政でなければできないこと、行政がしなければならないことは依然として存在いたしますが、積極的にまちづくりに参加する市民が台頭する中、市民の意見を基に、市民の望むまちづくりを、みずから実現できるようにすることが必要となっております。

 市民と行政のそれぞれが役割分担を明確にし、情報を共有しながらまちづくりを進めていく、これこそが今後の本市の姿であり、不確実な時代を生き抜くための「21世紀にふさわしい市民が主役の行政」の姿であると確信しております。

 本年1月には、市民が主体となって市民活動を支援する「まつど市民活動サポートセンター」を開設いたしました。

 本年中には、同センターの利用方針や市民活動推進の方策及びボランティアのあり方を示す報告がいただけるものと伺っております。

 この中で、各自が果たす役割についても、御意見が伺えるものと期待を寄せているところでございます。

 さて、明治以降これほど犯罪により市民の安全・安心感が崩れたことはございません。

 犯罪の質・量ともに、従来の状況とは顕著に変貌を遂げております。

 このような状況には、行政だけの力では対処できず、地域の力が不可欠な時代となってまいりました。

 本市におきましても、市民と行政が協力し合い「安全パトロール」を実施しているところです。

 これらは、ひとえに各地域の皆様の積極的な取り組みにより行われ、一定の成果を上げて犯罪の減少に結びついております。

 しかしながら、犯罪が発生する根本原因の一つである社会・経済状況がいずれも不安定なことから、犯罪への対応を怠ってはなりません。

 そこで、特に新年度も市民の安全・安心への取り組みに力を入れてまいりたいと存じます。

 一例を挙げますと、警察との連係を強化し、緊密かつ機敏な対応が図れるよう千葉県警に警察官の派遣を要請し、犯罪のみならず、生活安全全般に関する対策を強化してまいる所存です。

 いずれにいたしましても、この難局を乗り越えるために、私たちは痛みを分かち合う覚悟と、互いに支え合う努力が必要になってまいります。

 ぜひ、市民及び議員の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げる次第です。

 以上が新年度における施策の基本的な考え方でございます。

 なお、教育行政につきましては、教育改革市民懇話会からの最終報告がなされ、生涯学習社会の実現を目指した新たな事業展開が推進されていくことや、第2次実施計画のスタートの節目となる年であることから、今年度より教育長から別途御説明させていただきたいと存じます。

 新年度の主要な施策について、以下、前期基本計画の施策展開の方向に沿って、説明させていただきます。

 初めに、「連携型地域社会の形成」を目指す施策について申し上げます。

 人権は、市民一人一人の不断の努力によって守り、築かれるべきものでありますが、昨今の社会の複雑化、個々人の権利意識の高揚、価値観の多様化などに伴い、さまざまな分野において、各人の人権が強く認識されるようになってきています。

 厳しい社会情勢の中、ともすれば、軽視されがちな人権意識の土台となるものは、自己を尊重し、他の人々とも豊かな人間関係を築き、お互いを高め合うということだと考えます。

 本市では、「人権施策推進に係る指針」に基づいて、人権が尊重されるまちづくりの推進を図っています。

 新年度については、人権意識の高揚を図るための啓発活動を、総合的かつ効果的に推進することを目的に、「人権問題に関する市民意識調査」を実施し、社会動向を見据え、現行の指針を見直してまいります。

 男女共同参画社会の実現のためには、人々の意識の変革が不可欠です。

 新年度は、「松戸市男女共同参画プラン」の「第2次実施計画」がスタートいたしますが、意識の変革の主体となる力をつける「エンパワーメント講座」を開設し、今までの性別役割分担にとらわれず、女性が自分の人生をみずから設計し、家庭・地域・職場等で多様にその個性・能力・意欲を発揮できる社会づくりを目指してまいります。

 さて、市民主体のまちづくりの拠点と位置づけられる「まつど市民活動サポートセンター」が開設されたところですが、新年度は「市民と行政が共に考え、共に汗を流す」新しい時代のパートナーシップの構築に向けた取り組みの道しるべとなる「松戸市パートナーシップ条例」制定について、文字どおり市民の皆様とともに検討してまいる所存です。

 また、地域コミュニティの基礎であり、自治会活動などの拠点となる、地区集会所の整備についても、引き続き支援してまいります。

 さらに、市民の皆様が行政情報を有効活用できるよう、今年度から開始した出前方式による「パートナー講座」の内容を充実してまいります。

 さて、本市情報公開制度の発足から8年が経過し、条例の全面改正などにより、同制度は一層強化されてきました。

 新年度には、個人情報保護も所管する「情報公開担当室」を設置し、個人情報保護制度並びに情報公開制度の、より適切な運用を図ります。

 また、本市においても本年8月には「住民基本台帳ネットワークシステム」が本稼働となることから、制度・技術・運営面における的確な対応を図り、市民サービスの向上に努めてまいります。

 この全国ネットワークの運用においても、情報の漏洩や不適正な利用などがないよう、個人情報の適正な保護に努めます。

 また、秋には、平日の夜間においても住民票の交付等が受けられるよう、松戸駅に「行政サービスセンター」を開設し、市民の皆様がIT社会の利便性を享受できる環境を整備してまいります。

 続きまして、「豊かな人生を支える福祉社会の実現」を目指す施策について申し上げます。

 近年、生活水準の向上、少子・高齢化や核家族化の進展などによる社会環境の変化は、福祉ニーズの多様化と普遍化をもたらしました。

 このような変化を踏まえ、自己選択・自己決定による利用者本位の福祉サービスの実現を目指して「社会福祉基礎構造改革」が提唱され、保育所の選択制に始まり、介護保険制度の導入や社会福祉法の制定を経て、新年度、障害者の方々に対する支援費制度の導入や地域福祉計画の策定により、その基盤が整備されます。

 また、近年の福祉コミュニティの充実や、介護保険制度の導入による民間事業者・NPO法人の参入により、市民・事業者・行政が一体となった、地域のネットワークが形成されつつあります。

 そこで、新年度は地域福祉計画の理解をさらに深めるためのシンポジウムを開催するとともに、在宅介護支援センターを中心とした高齢者支援連絡会を地域に順次整備し、地域福祉のさらなる充実を図ってまいります。

 私は、だれもが心豊かに健やかな生活が営めるようになるためには、みずからの健康はみずからの責任において、みずから守り、みずからつくることが基本であると考えております。

 また、健康の維持・増進や日常生活の維持のための自分自身への投資も必要であるという、意識への転換も不可欠であると考えております。

 本市におきましては、「健康松戸21」計画を昨年8月に策定いたしました。

 この計画は、八つの項目から成る健康づくりを推進するものであり、特に、がんを始めとした生活習慣病の予防のために、たばこ対策が急務であることから、新年度も「たばこと健康」を重点課題とし、市民の皆様とともに目標達成に努めてまいります。

 また、基本健康診査などの保健事業を充実したものとし、少ない負担で利用していただけるよう努力を重ねてまいりましたが、今回、受益者負担の見直しを提案させていただきました。

 増大する保健・医療・福祉サービスを安定供給していくためにも、皆様の御理解を賜りたいと存じます。

 次に、高齢者福祉施策について御説明いたします。

 地域における活力が維持・増進できる社会の形成を目指し、第3次高齢者保健福祉計画がスタートします。

 元気な高齢者への対策を充実し、単なる寿命の長さだけではなく、生活の質が伴った自立期間を長くすることが必要であると考えます。

 高齢者それぞれの能力を活かした就労支援、IT機器を活用した情報の集発進、地域住民との交流などを通じ、高齢者の生きがい感を高める「シニア交流センター」の建設に着手いたします。

 運営にあたっては、高齢者みずからの発想や企画による柔軟性のある事業展開が図られるよう配慮してまいります。

 介護保険につきましては、平成15年度から19年度を期間とする「第2次介護保険事業計画」が始まります。

 保険制度維持のため、サービスを受給される方々に御負担いただいております、保険料の改定を行うことに御理解を賜りたいと存じます。

 施設整備につきましては、全室個室でプライバシーを尊重し、グループ単位で共有スペースを持つ、グループケアユニット方式を採用した、特別養護老人ホームを建設する社会福祉法人に対し補助を行い、2か所140床の整備を支援してまいります。

 また、在宅福祉や日常生活支援につきましても、引き続きサービスの充実に努めてまいります。

 次に、障害者福祉施策について御説明いたします。

 従来の措置制度から利用者本人が自分に合ったサービスを、みずから選択することができる支援費制度に移行することにより、サービスメニューが整理され、より安心して在宅生活が送れるものと思っております。

 また、本市の知的障害児在宅福祉の一端を担う、市外施設の費用の一部を負担することにより、支援費制度のサービスメニューであるデイサービスや短期入所等、市民の利用枠を確保してまいります。

 施設整備につきましては、知的障害者の更生に必要な指導及び訓練を行う入所更生施設を市内に建設する社会福祉法人に対し、建設費の一部を補助し、引き続き支援してまいります。

 また、知的障害者及び精神障害者の社会参加の促進を図るため、知的障害者福祉作業所1か所、精神障害者共同作業所1か所の運営費の一部を補助してまいります。

 次に、児童福祉施策について御説明いたします。

 今回、学童保育が法制化されたことに伴い、本市としてもそのあり方について、学童保育基盤整備検討委員会の提言を受け検討してまいりました。

 そこで、運営組織の法人化を促進し基盤を強化するとともに、名称も新たに「放課後児童クラブ」と改め、親しみと安心感のある事業運営を支援してまいります。

 乳幼児医療費助成につきましては、3歳児までの助成を堅持しつつ、償還払い方式から現物給付方式に移行し、手続きの簡素化を図ります。

 また、所得制限を撤廃し、受給資格を拡大いたします。

 保育サービスにつきましては、待機児童の解消を図るため、新設保育園1か所の建設費や、既存保育園1か所の改築費を補助し、130名の保育定員枠を新たに確保いたします。

 また、据え置いてまいりました保育料につきましては、改定案を提案させていただいております。

 国民健康保険料につきましては、被保険者・高齢者の増加による医療費の伸び、市民所得の減少、算定方法の改正等、保険料改定の要因がございます。

 しかしながら、保険料の増額を抑制するために、一般会計からの繰り入れをさせていただきますことに御理解を賜りたいと存じます。

 北山会館につきましては、短期的な改修はもとより、利用者本位の施設となるよう十分な調査を行い、基本的な設計の検討を行ってまいります。

 次に、市立病院につきましては、先月より完全予約制の「女性専用外来」を開設いたしました。

 女性医師が診療を行うことにより、女性特有の疾患について気軽に安心して受診していただき、ためらいによる受診の遅れをなくし、より適切な診断がなされるものと考えております。

 今後の病院運営につきましては、情報化医療の充実が欠かせません。

 そこで、病院経営のより一層の効率化、待ち時間の短縮、医療の質等の向上を目指すため、カルテの電子化を中心とした「電子医療情報総合システム」導入のための調査・研究を行います。

 さらには、病院事業におけるかねてからの懸案事項である新病院建設につきまして、病院形態のあり方も含め、引き続き道筋を探るための調査・分析を行ってまいります。

 また、近年の小児救急医療需要の高まりに対応し、夜間・休日でも安心して診療を受けることができる体制を確立するため、「小児急病センター」の早期設置に向け準備してまいります。

 続きまして、「次代を育む文化・教育環境の創造」についてでございますが、教育委員会が所管する施策を除く、「国際化の推進と平和意識の高揚」について申し上げます。

 一昨年9月の同時多発テロ以降、我々の平和に対する関心は日々高まっております。

 本市では、昭和60年の「世界平和都市宣言」の趣旨を広め、恒久平和を希求する市民意識の高揚を図るため、イベント型の啓発事業を実施してまいりましたが、新年度からは、「平和バスツアー」、「戦争体験講和」等の取り組みとともに、「平和関連ビデオライブラリー」の創設により、新たな事業展開を図ってまいります。

 さて、地球規模で経済や文化が交流する現代、本市においても、アジア諸国出身の外国人や南米諸国出身の日系人などの、外国人市民が急増しております。

 日本語が理解できないことで、生活上の不安やストレスに悩むことなく、外国人も住み続けたいと思えるまちづくりが求められております。

 そこで、外国人市民との協働の取り組みを提言してきた「外国人トークフェスト」を引き続き設置し、在住外国人の意見を伺いながら、外国人市民が暮らしやすく、そして、日本人と外国人の交流が進むことを目指してまいります。

 また、市民レベルの交流を支援するとともに、「グリーン・ツリー・デー」などの記念行事を始めとした、ホワイトホース市との姉妹都市交流を推進してまいります。

 続きまして、「安全で快適な生活環境の実現」を目指す施策について申し上げます。

 私は、かねてより、くつろぎとゆとりのある快適な生活空間づくりを重要な課題としてとらえ、緑花清流のまちづくりを進めてまいりました。

 さて、今までの都市における町並みは、一定のルールがあるものの、ややもすると都市の活力に任せ形成されてきた感がございます。

 活力自体は、それ自身大切な要素でございます。

 しかしながら、時代の変化とともに、さらに個性的で魅力ある美しい都市や町並みが求められてまいりました。

 そこで、新年度からは地域の特性を踏まえた美しく潤いのある都市景観を目指し、町並みを構成する要素について、対象範囲・今後の取り組みなどの基本的な方針を、市民・専門家とともに検討してまいります。

 また、建築基準法の改正により、特定の用途地域内における住宅部分を有する建築物で、一定基準に適合するものについては、容積率を緩和することができることとなりました。

 本市といたしましては、今後、適用する区域などについて総合的なまちづくりの視点で慎重に検討を積み重ねてまいります。

 市営住宅につきましては、既存建物の有効活用を図るため「市営住宅ストック総合活用計画」を策定し、各種整備を計画的に進め、適切な維持管理に努めます。

 さて、快適な生活環境を目指す都市空間において、ゆとり・潤い・安らぎを与えてくれる緑や水辺空間の果たす役割は、非常に大きなものがございます。

 そこで、貴重な緑資源であります樹林につきましては、昨年組織化されました山林所有者から成る「ふるさと森の会」、「森林ボランティア」を始め、市民の皆様の御協力をいただきながら保全に努めてまいるとともに、指定地区を拡大してまいります。

 緑化の推進につきましては、引き続き「北総・公団線」駅前の植樹を進めるとともに、病気などによって衰えている、日本の道100選の一つにもなりました常盤平さくら通り、新松戸えんじゅ通りの街路樹を植えかえてまいります。

 また、市民生活にとって身近な緑の空間などを提供する公園については、地域の特性を意識した整備を図ってまいります。

 生き物との共生にも配慮した、水と緑の一体的な緑花や関連施設の整備など、自然を織りなす水辺空間を創出するまちづくりを、国・県と連携し推進いたします。

 多くの市民に親しまれております江戸川については、川の一里塚として、国と連携し主水新田地先に市民の憩いの場を整備してまいります。

 江戸川・松戸フラワーライン整備については、引き続き「フラワーボランティア」とともに、市民の皆様の参加をいただきながら良好な水辺空間の維持に努めます。

 また、今年度設置されました懇話会からの意見を踏まえた「水辺の健康エコロードづくり計画」に基づき、水辺環境を活用した健康づくりを支援していく関連施設などの整備を進めてまいります。

 坂川再生につきましては、親しみのある川の復活を目指し、県・地域住民とともに沿線の環境整備を進めてまいりたいと存じます。

 地球温暖化の進行や森林の減少など、我々の生活を支えてきた地球環境の悪化は、21世紀に入った現在もとどまることを知りません。

 環境共生社会の実現を目指し、市民・事業者・行政が一体となって、クリーンエネルギーの導入並びに廃棄物の減量化・再資源化に努めることにより、かけがえのない自然環境を保全し、次代に継承することが必要です。

 そこで、新年度には新エネルギーの導入のための第一歩として、消防局の「救急指導車」を天然ガス車へ更新するなど、「松戸市地域新エネルギービジョン」の推進を図るとともに、新たな「ごみ処理基本計画」に基づき、現行のごみ処理体制を見直すため、「環境循環型社会構築基礎調査」を実施いたします。

 一方、大量消費・大量廃棄の生活形態を支えてきた「千駄堀最終処分場」の跡地利用につきましては、これまでちょうだいした議会からの御意見と経過を踏まえ、市民の皆様に対して、より早い時期に環境に配慮した公共利用の方策をお示しできるよう努力してまいります。

 また、新年度から、粗大ごみの土曜日受付を開始し、市民の皆様の利便性向上に努めるとともに、廃棄物の受付業務の一部を委託化し、業務の効率化を図ってまいります。

 街路樹などの管理上発生する剪定枝につきましては、近年多様な効果が注目されている「炭」として活用を図るため、炭化を軸とした新たな緑のリサイクル事業を推進いたします。

 さて、「安全で安心な地域環境づくり」が、安全・安心の基礎概念であり、地震等の自然災害、火災・事故等の人為災害から市民の生命と財産を守ることが求められています。

 そのため、本市では市民の自主的な防災対策が促進されるよう、地震防災に関する的確な情報提供に努めるとともに、市民みずからが防災体制の担い手となる「自主防災組織」への支援など、防災組織の強化に取り組んでおりますが、これと併せ、新年度には金ケ作小学校に「簡易備蓄倉庫」を設置し、災害時の生活必需品等の確保を図ってまいります。

 一方、火災・事故等の人為災害の予防並びに迅速かつ的確な対応なくして、市民が安心して、安全に暮らせる防災都市の確立は不可能であります。

 そのため、市内7台目となる高規格救急車を八ケ崎消防署に配置するとともに、現場での応急対応ができる「バイスタンダー」の育成などにより市民との協働体制の強化を図り、救命率の向上を目指します。

 また、消防水利の整備を図るため、常盤平二丁目の「こでまり公園」に防火水槽を設置いたします。

 地域防災の核となる消防団活動につきましては、新松戸の第12分団2班の消防センターを整備するとともに、無反動管鎗の全消防団車両への配置、さらには機能性の優れた冬の活動服への更新などにより、一層の強化を図ります。

 路上強盗など多様化する犯罪、また、迷惑行為となるつきまといや客引き、さらには、路上通行の妨げとなるビラ・チラシの押しつけや歩道にはみ出した看板等は、市民の皆様の「安全・安心感」を浸食しております。

 その対策の一つとして、今年度からは通年で、児童生徒の下校時と夜間において、先に配置しました「安全パトロール車」による「市民安全パトロール」を実施するとともに、「環境美化」・「環境浄化」を目的とした条例の制定に取り組んでまいります。

 また、自転車駐車場の整備事業といたしましては、松戸駅東口、新松戸駅西口、北小金駅南口について、市民の皆様が安心して利用できるように防犯カメラを設置し、駐車場内における盗難・痴漢・恐喝等の犯罪防止に努めてまいります。

 自立した消費者行政の推進につきましては、迷惑メールやいわゆるワン切り、根拠のないツーショット料金の請求等の被害が急増する中、引き続き消費者相談の充実を図るとともに、食品の偽造表示事件以来、食に対する関心が高まっていることから、「食と安全」をテーマとした講演会を開催いたします。

 続きまして、「魅力ある都市空間の形成と産業の振興」を目指す施策について申し上げます。

 まちににぎわいや活力をもたらす源の一つである人々の交流が図られる、個性的で魅力ある都市の空間形成を目指したまちづくりを行ってまいります。

 そこで、都市の基盤整備においては、住環境を向上させる地域の特性に応じた市街地整備、産業の振興や商圏の拡大などにもつながる、道路を始めとする交通基盤の整備を進めてまいります。

 まず、都市環境の整備について申し上げますと、計画的な市街地形成を図るため、公共施設の整備とともに宅地の利用増進、建築物の整備など、土地区画整理を中心として、一体的かつ総合的に市街地開発事業を進めてまいりました。

 現在、組合施行中の紙敷、秋山、関台及び二ツ木・幸谷地区の区画整理は、非常に厳しい事業運営を余儀なくされていることから、各地区の事業健全化を図るため、組合の自助努力を前提とした事業進捗に向け、適切な指導・支援を行い、長期化する事業の早期完成を目指してまいります。

 また、紙敷を始めとする、北総3駅周辺の区画整理促進要因の一つとしても考えられます「成田新高速鉄道」については、一般特急列車の東松戸駅停車が最大の懸案となっております。

 本市においては、県に対し精力的に折衝し、このたび東松戸駅の停車に対して、最大限の努力をするとの回答を県知事からいただいたところでございます。

 そこで、成田新高速鉄道については、沿線自治体とともに整備に協力してまいる所存です。

 市民及び議員の皆様の御理解を賜りたいと存じます。

 次に、都市基盤の整備についてですが、市民の幅広い交流活動を支える広域的な交通ネットワークの整備を促進してまいります。

 地下鉄11号線の松戸延伸につきましては、社会状況の変化をも見据えながら、具現化に向けた調査・研究、関係機関への働きかけを引き続き行ってまいります。

 また、首都圏を広域的に結びつけ都市機能強化を担う主要な幹線道路の一つである、東京外郭環状道路の整備促進を引き続き要請いたします。

 都市の活動を支える、極めて重要な機能を果たす交通空間である道路は、だれもが安心してスムーズに移動できることが重要であります。

 そこで、街路事業につきましては、生活道路など特定の道路への交通集中を抑制するとともに、市内各生活圏を連絡した移動機能を高める3・3・6号三矢小台主水新田線の八ケ崎−二ツ木区間については、八ケ崎と国道6号を結び交通の円滑化・利便性の向上を図ってまいります。

 県施行である3・4・16号葛飾橋矢切線の主要地方道市川・松戸線につきましては、平成19年度の供用予定の東京外郭環状道路の一般部の国道298号線に合わせて進めている、小山浅間台から下矢切長作区間の整備促進を引き続き要請いたします。

 また、市立病院から21世紀の森を抜ける迂回路として、交通量が増加している狭隘道路、通称「安忠坂」については、すれ違いのできる待避所を設け、安全でスムーズな通行に向け整備を行ってまいります。

 ふれあい通りの改良につきましては、歩行者と車の常時良好な通行の確保を目指し、検討を行ってまいります。

 新松戸けやき通りにつきましては、JR武蔵野線貨物線よりダイエー交差点までの区間を、よりよい歩道空間を目指し改良してまいりたいと存じます。

 さて、だれもが公共交通を利用しやすくする上でバリアフリー環境を充実させていくことが必要であります。

 そこで、鉄道駅を中心とした一定の地区を選定し、市民・来訪者が容易に移動できることを目的に、公共交通事業者・道路管理者・公安委員会とともに、重点的・一体的に推進する「交通バリアフリー基本構想」の素案策定に着手してまいります。

 市民の身近な移動手段となるバス路線の利便性を向上させるため、だれもが乗り降りしやすいノンステップバスの導入を促進してまいります。

 また、多くの人々が集まり利用する鉄道駅については、新京成電鉄元山駅の構内に、各ホームと連絡する車いす対応エレベーターの設置を支援いたします。

 次に、自然災害・都市型水害から市民の生命や財産を守る治水対策については、災害に強い安全なまちづくりを目指してまいります。

 まず、真間川水系国分川につきましては、河川流域の浸水被害を解消するため、引き続き河川改修を進めます。

 また、川を対象とした環境学習と連携を深めつつ、自然環境と共生できる生態系を考慮した川づくりを目指します。

 準用河川上富士川につきましては、河道改修がほぼ完了し、市民の皆様が憩いの場として活用できる散策路の整備を継続いたします。

 前田川雨水幹線につきましては、八ケ崎・中和倉地区の浸水解消のため、引き続き整備を行ってまいります。

 下水道整備につきましては、今年度末に普及率70%台に達します。

 年間整備量は、厳しい財政状況下であることから、70ヘクタールから50ヘクタールに鈍化せざるを得ませんが、より効果的・効率的な運営に取り組み普及に努めます。

 市営水道につきましては、安全・安心で良質な水を安定して供給できるよう、浄水・配水施設の拡張整備・維持管理を行ってまいります。

 また、併せて、漏水・震災対策を向上し、安定した給水を確保するため、石綿セメント管の取りかえを計画的に推進いたします。

 次に、活力ある産業の振興についてでございますが、活力ある経済は生活の基盤であり、本市発展の礎でもあります。

 長引く構造不況により低迷する地域経済に活力を取り戻すことが求められる現在、商工業・農業の振興のために、既存産業の振興策に取り組むとともに、新たな産業の創出を図ることが必要であることから、新年度は、地域産業活性化のためのセミナーの開催など、産業関連の最新情報の積極的な入手及び発信に努めます。

 また、本市の表玄関である松戸駅の西口の整備については、地域の皆様とともに、そのあるべき姿について検討を重ね、協議が整い次第、商店街が行うアーケードの撤去を支援いたします。

 一方、空洞化により衰退が危惧される商店街の振興を図るために実施している「空き店舗対策」事業も、らーめん寺子屋の卒業生が市内で開業準備を進めている状況などが、明るい話題としてマスコミに取り上げられ、着実な成果をおさめていることから、新年度も事業を継続し、商店街のにぎわいの回復に努めます。

 さらに、空き店舗並びに工業団地内の空き工場の実態調査を行い、産業振興策を検討するための基礎データを収集いたします。

 現下の経済不況により、企業内労働市場がその入り口で調整され、新規学卒者を含む若者の求人求職は、厳しい状況が続いております。

 そこで、新年度はフリーターと呼ばれる不安定就業者や未就業の若者を対象に、短期間で就職スキルの向上を目指す研修会を開催し、若者の就労を支援いたします。

 また、長年にわたり、本市経済の根底を支えていただいている、街の職人と呼ばれる技能者の表彰制度を創設し、手工業の技術水準の向上と、後継者育成を目指してまいります。

 農業の振興につきましては、農産物生産地としての競争力の強化を始め、地域の農産物を地域で消費する地産地消の促進を図ることが必要であると考えます。

 そのため、生産者と消費者の交流の場でもある、朝市や直売所の拡大を図るとともに、松戸産農産物のブランド化を促進するため、ロゴマーク及びキャッチフレーズの普及に対する支援をいたします。

 また、化学肥料、農薬の使用を抑えた安全・安心な農産物の生産を支援するとともに、認定農業者の育成を図ることにより、環境保全型農業への取り組みを促進してまいります。

 次に、観光の振興につきましては、本市の貴重な財産である江戸川を活用し、本年も、夏の夜を彩る風物詩として定着した「松戸花火大会」を開催いたします。

 また、水辺との身近な触れ合いを楽しめる空間として、樋野口に設置を検討している、新たな船着場につきまして、整備に向けた準備を進めているところですが、観光の視点のみならず、江戸川を通じた児童のふるさと意識の醸成が図られるよう、また、環境学習の一環として体験乗船の機会を拡大する等、その活用策の検討を深めてまいる所存です。

 続きまして、「都市経営の視点に立った行財政運営」を目指す施策について申し上げます。

 我が国では、中央集権の下で、公平性によって実現される国民の必要最低限の生活水準の確保から、地方分権により多様性や総合性によって実現される、市民の快適な生活環境を目指す方向へと転換が進められております。

 本市におきましても、その実現のため常に新たな方策を模索し効果的、効率的な事業展開に取り組んでまいったところです。

 そこで庁内組織につきましては、多様化、高度化する行政需要に対処していくために「本部制」を導入したところですが、新年度は新たに「担当室」の長に「課長権限の一部を委任」し、事務処理並びに意思決定が迅速にできるように変更を行い、庁内分権を推進してまいりたいと考えております。

 また、人材育成につきましては、今年度中に「人材育成基本方針」をまとめ、職員一人一人の個性を尊重した能力開発に取り組んでまいります。

 さて、新年度より受け付けが開始される、経済活性化を目的とした「構造改革特区」制度につきましては、先駆的に取り組むことが可能な分野について、提案・申請してまいりたいと考えております。

 平成12年度から継続的に取り組んでいる評価システムの政策目的体系につきましては、行政領域の全分野を公開し、全国的にも脚光を浴びております。

 新年度よりスタートする「第2次実施計画」にもその趣旨を遺憾なく盛り込み、第2次実施計画期間である平成15年度から19年度までの政策目的体系を公表していきたいと考えております。

 また、今回の実施計画では、投入資源ではなく、目指す成果を市民の皆様に対して明らかにする試みを行ってまいります。

 行財政運営の責任者として、全国の範となるような自治体に改革していきたいと考えております。

 以上、新年度を迎えるにあたり、所信の一端を申し述べさせていただきました。

 来月、松戸市は、昭和18年4月1日の市制施行以来、60周年の節目を迎えます。

 人間で言えば還暦に当たり、めぐりめぐって新たな干支が始まる人生の大きな節目であります。

 この機会をとらえ、高齢者の方々を対象とした「健康オリンピック」、森のホール21開館10周年記念とタイアップした市民ミュージカルの「ポッチー物語」や「小澤征爾コンサート」、「宝塚公演」などを始めとした多彩な催しを、既存事業等と連携し実施してまいります。

 このことにより、本市発展の礎を築いてこられた先人たちの苦労に思いを馳せ、多くの皆様とともに祝い、広く市政に対する認識を深めていただきたいと存じます。

 私としてもことし60歳の節目を迎え、また、今日まで市民の皆様と夢を共有しながら、市長として10年目を迎えようとしております。

 2期8年の経験を活かしつつ、かつ、実績に甘んじることなく、時代の風を読み解きながら、だれもが安心して暮らせるまち、次代を担う子供たちのふるさと、緑花清流の松戸の創生に、全力を傾注してまいる所存です。

 しかしながら、私たちの前に立ちはだかる障壁は高く厚いものであり、従前にも増して、市民・議会・行政が一丸となって創意工夫、英知を結集し、乗り越えていく必要があります。

 まさに、名実ともに地方分権時代の自治体として自立していくための地歩を築く、ターニングポイントの年であるということを我が心に刻み、「不撓不屈」の強い意志を持って市政に臨んでまいります。

  北風受けて この1年に 立ち向かふ   北風受けて この1年に 立ち向かふ

 引き続き絶大なる御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げ、施政方針の説明とさせていただきます。

 長時間ありがとうございました。



△教育方針説明



○中川英孝議長 次に、教育長から教育方針の説明を求めます。

          〔齋藤功教育長登壇〕



◎教育長 今年度から教育部門を担当させていただくことになりました。よろしくお願い申し上げます。

 本日、定例市議会において、平成15年度「施政方針」についての市長からの説明を受けまして、松戸市教育委員会として、平成15年度の教育方針と主要施策について申し上げます。

 現在、我が国の社会は、少子高齢化、グローバル化、高度情報化、国際化などだれもが経験したことのない急速な社会変化に直面しております。このような未来を予測することが困難な時代には、創造性に富み、人間性豊かで多様な人材を育成することがますます求められております。

 国もことしの年頭の所感において21世紀にふさわしい教育のあり方を見据え、新しい時代を切り拓く、心豊かでたくましい日本人の育成を目指し、教育改革を強力に推進すると述べております。松戸市においても、この国の改革を注視しつつ、改革をより実効性のあるものとすべく、市民との協働により市の特性と地域の実情を加味した分権型の松戸市版教育改革の策定に取り組んでまいりました。1年余りにわたる検討議論の結果、ようやく本市の今後の教育ビジョンとも言うべき改革の視点とその視点に対する施策提言の取りまとめが終わりまして、先日松戸市教育改革市民懇話会から最終報告を受けたところでございます。

 では、最終報告について、その概要を申し述べさせていただきます。

 まず、教育改革を検討する上での課題認識としては、次の3点に集約されました。一つ目は、近年、教育の荒廃が一部で指摘されておりますが、教育が社会の営みと無関係ではあり得ないことから、その原因を特定の社会的単位、組織、団体のあり方に限定するのではなく、むしろ社会全体の問題として受け止めることが適切であるということでございます。二つ目は、確かな学力や豊かな心などを身につけ、生涯にわたって自分らしく、自己を追求し、自己実現を図ることはだれもが望むことであり、そのためには社会という実体のあいまいなものに期待を寄せるのではなく、学校、家庭、地域がそれぞれ役割を見詰め積極的に責任を果たし、相互連携の充実を図りながらそれぞれの教育力を高め合うことが必要であるということ。そして、三つ目として、そのためには学校が地域に開かれ一層自主的・自律的な運営を進め、生涯学習、文化、スポーツなどの多様な取り組みが積極的に展開されるよう、地域コミュニティの核となることが記載されるということであります。そして、この課題認識に基づき、改革の視点として、?児童生徒に基礎基本を定着させる学校教育を行う。?学校拠点とした地域コミュニティづくりを推進する。?多様な支援を可能にする教育システムを構築する。?評価システムを構築し、教育情報を公開することなどについて具体的に取り組み、生涯学習社会づくりを推進することが必要であるとし、さらに、この取り組みにあたっては、確かな財源に支えられた総合的な対策を講ずることが不可欠であるとしております。

 1年有余の検討議論を振り返りますと、多くの市民の教育に対する期待や危機感などが交錯する中で、まさに市民の方々との協働作業によりこの報告が結実したと実感しております。

 新年度は、教育改革の正念場、実行の年でございます。「今、求められているのは何よりも実行である」との認識のもと、「変化に対応することにとどまらず、みずから変化をつくり出す」との視点に立って、最終報告に掲げられた施策提言を尊重し、かつ、教育行政の主体性を確立しつつ教育施策の有効性を追求する一方、厳しい財政状況のもと、限られた資源の再配分による有効活用の視点も加え、具体的なアクションプランを早急に策定し、御提示したいと存じます。

 地域の次代を担う人材を育成するという教育行政に課せられた責務を果たすため、第2次実施計画のスタートと教育改革の実行の年に際し、決意も新たにいたしまして、絶え間ない改善と改革に果断に取り組んでまいります。

 それでは、初めに生涯学習の推進について申し上げます。

 まず、地域の教育力の向上を目指して学校を拠点とした地域づくりを推進するため、コミュニティスクールなどの新しい教育制度の研究をするとともに、新年度中には、その実践的研究の場として土曜日に地域コミュニティなどが地域の学習ニーズに応じて、子供を含めた市民に対し、学習する機会と場を提供するサタデー・コミュニティスクールを実施いたします。

 また、多様化する市民の学習ニーズに対応するため、市内にある大学との連携について調査研究に着手するとともに、公民館におきましては、これまでに主催した講座の修了者や今年度の講座受講者などによる市民自主企画講座の開催を支援します。

 さらに、もう一度基礎学力を履修したいと願う市民のニーズに応えるため、青少年会館において、新たに基礎学力の再履修のための学習講座を開設いたします。これらの取り組みにより、市民への学習情報の提供と学習機会や場の拡充を図ってまいります。

 次に、学校教育の推進について申し上げます。

 児童生徒に基礎基本を定着させるため、特色ある学校づくりの推進と、学区ゾーン制を前提とする学校選択制など新しい教育制度の設計に取り組みます。ここで目標に掲げた基礎基本とは、読み(reading)、書き(writing)、計算(arithmetic)の「3Rs」に、社会生活を営む上で基本的に必要な責任(responsibility)を加えた「4Rs」でございます。学校教育の充実に向けた制度設計の研究はもとより、特に責任を身につけさせるためには、学校、家庭、地域がそれぞれの役割を果たし、互いに密接に連携することが重要であり、このことにも重点を置いて取り組んでまいります。

 今や社会問題となっております児童生徒の不登校や心の悩みの問題については適切な対応を図るため、これまでスクールカウンセラーを中学校に配置してきましたが、新年度は近隣市町に先駆けまして、21校全中学校の完全配置を実現いたします。

 高度情報化の進展に対応するため、これまで教育における情報化を推進してまいりました。小中学校の情報教育における環境整備につきましては、セキュリティ対策や有害情報対策の一元管理を目指し、光ファイバーケーブルの敷設と各学校間のネットワーク化を促進してまいりました。

 新年度は、前年度に引き続き、パソコンを児童生徒が1人1台使用できるようにコンピュータ教室の42台化を進めてまいります。

 また、1,000台余りの学習用ノートパソコンを譲り受けまして、各普通教室や図書室などに導入を図り、教室では「松戸市高志教育振興基金」を活用して年次計画によりプロジェクターを購入し、映像による学習ができるようにしてまいります。

 さらに、学習手段としてコンピュータやインターネットを有効活用することができるように教員の指導力の向上を図り、児童生徒の発表能力の向上と、より一層のわかる授業を実現させることができるものと考えております。

 市立高校においては、高度情報化社会に適応し、貢献できる人材を育成するため、これまで整備した教室等のコンピュータ、校内LAN設備、インターネット接続システムの活用とともに、前年度導入した図書館管理運営システムの本稼働により、生徒の情報収集及び情報活用能力の向上を図ってまいります。

 さて、情報化を推進するにあたって留意しなければならないことは、高度情報社会の光と影でございます。情報リテラシーの大切さを痛感するところであり、これからの情報リテラシー教育の一層の向上を進めてまいります。

 次に、学校施設の整備につきましては、新年度は幸谷小学校の児童の急増によりまして、教室の不足が生ずることから、校舎増築工事を実施いたします。

 また、児童生徒の安全確保と教育環境の向上を図るため、校舎耐震改修工事を実施します。実施校につきましては、高木第二小学校及び常盤平中学校を予定しております。

 市立高校におきましても、図書館の増床及び冷房工事を実施するなど施設の充実を図ります。

 学校設備の面につきましては、小学校給食の充実を図るため、磁器食器などの導入について計画的に取り組んでまいります。

 さらに、児童生徒に国際理解の促進を図るとともに、資源の有効活用など環境教育を推進するため、小中学校において更新により不用となった机いすをカンボジア王国からの要請に基づき、外務省「リサイクル草の根無償制度」を活用しまして、前年度に引き続き無償供与いたします。

 幼児教育については、子供たちの教育において極めて重要な役割を担っていることを踏まえまして、今後とも幼稚園に対する園児補助金などの支援を行ってまいります。

 次に、生涯にわたるスポーツ活動の支援についてですが、生涯にわたる市民スポーツの振興を図るため、この3月末までには、今後の松戸市のスポーツ振興の要となるスポーツマスタープランを策定いたします。また、市民がスポーツを通じて健康の維持、増進と体力の向上を図れるようにするため、スポーツ指導者の派遣支援と学校施設の開放事業の促進に取り組んでまいります。

 青少年の健全育成については、子供たちの自立心の涵養を図るため、毎年21世紀の森と広場で開催し、子供の祭典としてすっかり定着しております「松戸市こども祭り」が第30回を迎えることとなり、市制60周年にも当たることから新年度は内容を充実いたします。

 次に、多様な文化・芸術の創造についてですが、新たな文化を創造するため、「齋藤邸」に整備しました竹紙工房が、竹紙を使った個性的で良質な市民文化の創造の場として本格的に稼働いたします。

 郷土松戸に対する理解を深めるため、博物館におきましては、開館10周年記念特別展として「川の道江戸川」を開催いたします。江戸川は、江戸時代、江戸と関東各地や東北地方の人・物・文化を結ぶ大動脈として大きな役割を果たしてきました。この展覧会では江戸川をさまざまな視点からとらえ、江戸川流域の人々の生活史を明らかにいたします。松戸の歴史にかかわりの深い江戸川についての展示ですので、多くの市民の皆様にごらんいただきたいと思います。

 戸定歴史館では、企画展「1867パリ万博と徳川使節団」を開催します。これは実兄の将軍徳川慶喜の名代として昭武が出席した万博に関する展示であり、当館における長年の研究成果を市民の皆様に紹介するものでございます。

 なお、松戸徳川家当主である徳川文武氏と松戸市との間において同家が所蔵しております美術工芸品446点、写真2,540点、文書1,031点の合計4,017点に上る貴重な資料について、譲渡に向けて合意が整いました。また、先日は同氏から、パリ万博後の各国歴訪の折に、スイス大統領から送られた徳川昭武肖像入り金の懐中時計を始めとする歴史的に貴重な資料を寄贈していただきました。これらの大変貴重な資料により、さらに郷土松戸に関する研究が深められると存じます。徳川文武氏には感謝するとともに御礼申し上げます。

 以上、新年度の教育方針と主要施策についての概要を申し上げました。財政事情の極めて厳しい中、市民の多様な学習ニーズに応え、生涯を通して生きがいのある生活が築かれるように、また、子供たちが創造性に富んで、人間性豊かに成長できるように、各事業の推進に職員とともに全力で取り組んでまいります。議員各位の今後一層の御指導、御鞭撻と市民の方々の御理解と御協力をお願いいたします。



○中川英孝議長 以上で施政方針説明を終わります。



△議案の上程



○中川英孝議長 次に、日程第4、議案第49号から第55号までの7件を一括して議題といたします。

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 議案第49号 平成14年度松戸市一般会計補正予算(第3回)

 議案第50号 平成14年度松戸市国民健康保険特別会計補正予算(第2回)

 議案第51号 平成14年度松戸市下水道事業特別会計補正予算(第2回)

 議案第52号 平成14年度松戸市老人保健事業特別会計補正予算(第1回)

 議案第53号 平成14年度松戸市介護保険特別会計補正予算(第2回)

 議案第54号 平成14年度松戸市水道事業会計補正予算(第1回)

 議案第55号 平成14年度松戸市病院事業会計補正予算(第1回)



△提案理由の説明



○中川英孝議長 提案理由の説明を求めます。

          〔川井敏久市長登壇〕



◎市長 ただいま上程いたされました議案第49号から議案第55号までの7件につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。

 まず、議案第49号、平成14年度松戸市一般会計補正予算(第3回)についてでございますが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ24億9,389万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,156億8,195万8,000円にいたそうとするものでございます。

 今回の補正予算につきましては、事務事業の確定に伴う計数整理を行うとともに、繰越金、国庫支出金及び県支出金などを主な財源といたしまして、財政調整基金積み立て、情報通信技術関連特別対策事業、関台地区街区公園築造工事及び国民健康保険特別会計繰出金、その他特別会計・企業会計負担金等を補正いたすものでございます。

 次に、繰越明許費につきましては、国の補正にかかわる情報通信技術関連特別対策事業ほか9件につきまして、それぞれ事業の年度内完成が見込めないため、繰り越し措置をいたすものでございます。

 また、地方債の補正につきましては、廃止及び変更について、それぞれ所要の補正をいたすものであります。

 次に、議案第50号、平成14年度松戸市国民健康保険特別会計補正予算(第2回)についてでございますが、保険給付費等について所要の補正をいたすとともに、平成15年度の本特別会計の財政状況を勘案し、一般会計繰入金等を財源として、国民健康保険事業財政調整基金への積み立てをいたすものでございます。

 次に、議案第51号、平成14年度松戸市下水道事業特別会計補正予算(第2回)についてでございますが、繰越金などを財源といたしまして、水道ガス等本設負担金などにつきまして所要の補正をいたすとともに、繰越明許費の設定並びに地方債の変更をいたすものでございます。

 次に、議案第52号、平成14年度松戸市老人保健事業特別会計補正予算(第1回)についてでございますが、医療給付費等につきまして所要の補正をいたすとともに、一般会計からの繰り入れ等所要の補正をいたすものでございます。

 次に、議案第53号、平成14年度松戸市介護保険特別会計補正予算(第2回)についてでございますが、保険事業勘定におきまして、介護保険報酬等改定に伴います電算システム変更経費等所要の補正をいたすものでございます。

 次に、議案第54号、平成14年度松戸市水道事業会計補正予算(第1回)についてでございますが、事業費の確定に伴う計数整理を行うとともに、継続費及び企業債の変更をいたすものでございます。

 次に、議案第55号、平成14年度松戸市病院事業会計補正予算(第1回)についてでございますが、市立病院につきましては、医業収益及び医業費用についてそれぞれ増額を、また、寄附金受け入れに伴い医療器械整備費等を計上いたしますほか、企業債の変更をいたすものでございます。

 また、市立東松戸病院につきましては、医業収益及び医業費用の減額をいたすとともに、医業外収益の増額をいたすものでございます。

 以上、提案理由の御説明を申し上げましたが、いずれも急施を要する重要な案件でございますので、慎重なる御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。



△質疑応答



○中川英孝議長 これより質疑に入ります。

 中田京議員から通告がありますので、発言を許します。

          〔中田京議員登壇〕



◆27番(中田京議員) 議案第49号、松戸市一般会計補正予算(第3回)について質疑をいたします。2点です。職員手当と、それから職員退職手当基金、積立金に関してお尋ねをいたします。

 まず、職員手当なんですが、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の一般職人件費について、補正予算書の68から71ページに、給与費明細書の2.一般職(1)総括の表の職員手当の内訳からお伺いいたします。

 職員手当は総額で130億8,941万8,000円から1億2,770万6,000円の増で、132億1,712万4,000円と補正されたいとのことですが、この時期の職員手当の増額補正というのは、実は4年ぶりなんですね。いつも減額でした。内訳を見ますと、減額になった手当は扶養、それから調整、住居、通勤、管理職員特別勤務、期末、それから勤勉、そして義務教育等教員特別、このような手当が減額になっています。増額の方は、管理職特殊勤務、時間外勤務、休日勤務、夜間勤務、宿日直、そして退職手当です。

 1996年度から2002年度までの3月補正を調べてみましたが、毎年増額補正する手当は、実はこれは見事に出ていまして、管理職手当と宿日直手当、そして退職手当なんですね。この中で、宿日直手当は、相対の金額が大きくないこともあって微調整のようなんですが、特に管理職手当と退職手当のこの7年間の伸びは顕著でして、補正後の額で、今年度は96年度の管理職手当1.23倍、退職手当1.83倍になっています。職員手当総額にどのくらいの比率を占めるかということでも職員手当の総額の中で、今年度管理職手当は3.47%、96年度より0.57ポイント上がっております。退職手当は20.19%。今回初めて20%、5分の1を上回りました。8.83ポイントの上昇です。金額の大きい調整手当や勤勉手当が構成比においてはずっと変わらないで来ていますのに、対照的な状況なんですね。職員手当の見直しを行ってきているのは承知しておりますが、給与における職員手当の割合が小さくなってきている現状の中で、管理職手当と退職手当は今後も伸びていくのか。幾つかお伺いいたします。

 4点になりますが、一つ目は、管理職手当の今後の推移、これをどう予測しておられますでしょうか。それから、退職手当は、今回20%を超してしまうわけですが、職員手当のどのくらいの割合を占めるのが妥当とお考えになりますか。それから、先ほど申し上げましたけど、ほとんどの手当は年度によって増額だったり、減額になったりしているんです、補正のときに。ところが、管理職手当と退職手当は増額補正が続いております。当初予算を低くして3月補正で増額するパターンになっている、結果として。理由を話していただきたい。

 そしてもう一つです。特にこの退職手当1.27倍の補正なんです。5億6,190万6,000円の増は、3年連続して減額補正だった職員手当を1億2,770万6,000円の増とするほど大きく、つまりこれまで職員手当というのはずっと減額補正だったんですが、今回退職手当の補正が余りにも大きいものですから、職員手当全体が1億2,770万6,000円の増となりました。いわば見込み違いかともいうことなんでしょうか、ぜひこの点を御説明ください。

 そして、このような退職手当の状況を踏まえまして、職員退職手当基金積立金に関してお伺いいたします。

 職員退職手当基金、これを今回は3億円積みたいとのことですが、一体この基金をいつまでにどうやって、どの程度積み立てて、どのように取り崩していく計画なのか、できるだけ具体的にお話しいただきたいと思います。



○中川英孝議長 答弁を求めます。

          〔和田務総務企画本部長登壇〕



◎総務企画本部長 中田京議員の職員手当についての議案質疑について御答弁申し上げます。

 まず、1点目の管理職手当の今後の推移はという御質疑でございますけれども、本市の職員の年齢構成上、平均年齢につきましては、年々上昇傾向となってございます。こうした状況下で、人事政策上、定期人事異動において管理職登用の人数が、ここ数年若干増加させてきた経緯がございます。

 短期的な将来推計につきましては、いわゆる団塊の世代を構成する職員が、今後10年前後において相当数退職を迎えることを勘案いたしますと、ここ数年間がピークではないかというふうに考えてございます。

 次に、退職手当は職員手当のどのくらいの割合を占めるのが妥当かということでございますが、年齢構成の状況により毎年の退職者の人数が変動すること、また、給与制度の変更等により職員手当総額の変動もございますので、適正な割合を定めることは困難であるものというふうに考えてございます。

 次に、管理職手当と退職手当が毎年増額している理由ということでございますが、管理職手当を毎年増額補正している理由につきましては、当該年度の予算を編成する場合、編成時期に在職している管理職員のデータを基礎に積算しているところでございますが、新年度4月1日の定期人事異動におきまして管理職を新たに登用するため、新規登用者分について補正するものでございます。

 次に、退職手当を毎年増額補正している理由につきましては、予算編成時に定年退職者、若干の自己都合退職者等を見込みまして予算措置を行っておりますが、中途退職、勧奨退職等によりまして、毎年当初の見込みを上回る職員が退職するため、3月補正時において増額補正を行うものでございます。

 次に、質疑事項2.職員退職手当基金積立金についてでございますが、職員退職手当基金積立金の今後の積み立て、取り崩し計画ですが、積み立て目標額につきましては、今回御提案させていただいている3億円を含めまして、14年度末残高を6億円と見込んでおり、今後の定年退職者の推移を見ながら予想される退職手当の支給に支障を来さぬよう、財政状況等を勘案して、極力積み立てを行ってまいりたいというふうに考えてございます。

 次に、取り崩し時期につきましては、定年退職者の退職手当支給額のピークとなります平成19年度から平成21年度前後において予算額の平準化を図るため、取り崩しを行ってまいりたいというふうに考えてございます。

          〔中田京議員登壇〕



◆27番(中田京議員) 私は具体的にお話しいただきたいとお願いしたつもりだったんですが、少々それに欠けるように思いましたので、もうちょっと聞かせてください。

 つまり毎年増額になっている管理職手当と退職手当に関して、予算の組み方として、毎年補正で増額しているというのは、もともとの組み方がどうなのかというところで、職員手当というのは別なんですかということについて見解を伺いたいんです。

 増額の割合なんですが、管理職手当は、昨年が少し増しで、補正前に比べて補正後は1.58%のプラスなんですが、ことしも、それから、一昨年もその前も約3%毎回増になっているんですよ。金額にしては、管理職手当の方は1,200から1,300万円ぐらいですけれど、その程度は仕方がないと考えるべきなのでしょうか。

 それから、退職手当の方は、今回の27%が勧奨が多かったとか、途中退職が多かったということは伺いましたけども、27%増が例外だったとしても、97年度以降毎年1割以上の増額を補正しているんですね。これも昨年は割とましで10.9%、その前は約20%今回20%初めて超したと申しましたけど、かなりそれに近い数字の増額補正なんです。10%で1億7,700万円、20%で3億5,000万円です。これまで職員手当全体が減額補正だったんで目立たなかったんですけど、やはりこれは当初予算の立て方自体に問題があるのではないか。ほかの事業だったら、例えば、今年度補正にかかりました生活保護の扶助費のように年度途中で補正を組みますけど、職員手当というのは例外なのでしょうか。この点、御所見を伺いたいと思います。

          〔和田務総務企画本部長登壇〕



◎総務企画本部長 再質疑に御答弁申し上げます。

 職員手当の組み上げがちょっとほかの事業費とは違うのかといった趣旨だと思いますので、そのことになりますと人事政策上の私の範疇を若干越える部分がございますが、あえて答弁させていただきます。

 先ほど申しましたように、例えば退職手当で申し上げますと、当該年度の定年退職者の必要額をまず計上いたします。それに加えまして、計数的に見られる自己都合退職等の数字を若干見ます。「若干」ということでございます。これはなぜそういうことをしますかといいますと、この退職手当と職員手当の予算執行は、まとめて出る金額は当然3月31日になります。ですから、年度途中で今年度は議員各位もお耳に入っていらっしゃると思いますけれども、相当の方々が「なぜ、あの方途中でやめたの」といった格好の情報もあったかと思いますけれども、そういった方々の中途退職の手当につきましては、年度末に執行すべき退職手当額でもって、要するに流用と申しましょうか、使えるわけでございます。したがいまして、最終補正まで引っ張っていって、そこで補正することが正しいと。何となれば、年度始めに相当見込める金額をそこへ乗せますと、当初予算の人件費が相当大きくなってまいります。そうなりますと、当初の予算編成上にいろいろな問題が出てくるという格好で、こういった職員手当を3月最終でも間に合うと、一般の事業費とは違うということで、こういう組み上げになってございます。

 (中田京議員「結構です」と呼ぶ)



○中川英孝議長 以上で質疑を終わります。



△委員会付託



○中川英孝議長 ただいま議題となっております議案7件は、お手元に配付の議案付託表第1号のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。



△議案の上程



○中川英孝議長 次に、日程第5、議案第56号から第74号までの19件を一括して議題といたします。

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 議案第56号 平成15年度松戸市一般会計予算

 議案第57号 平成15年度松戸市国民健康保険特別会計予算

 議案第58号 平成15年度松戸市松戸競輪特別会計予算

 議案第59号 平成15年度松戸市下水道事業特別会計予算

 議案第60号 平成15年度松戸市公設地方卸売市場事業特別会計予算

 議案第61号 平成15年度松戸市老人保健事業特別会計予算

 議案第62号 平成15年度松戸市駐車場事業特別会計予算

 議案第63号 平成15年度松戸市介護保険特別会計予算

 議案第64号 平成15年度松戸市水道事業会計予算

 議案第65号 平成15年度松戸市病院事業会計予算

 議案第66号 松戸市寄附募集に関する条例を廃止する条例の制定について

 議案第67号 松本清奨学基金に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第68号 松戸市手数料条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第69号 松戸市ホームヘルパー派遣手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第70号 松戸市総合福祉会館条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第71号 松戸市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第72号 松戸市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第73号 松戸市介護認定審査会条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第74号 財産の取得について



△提案理由の説明



○中川英孝議長 提案理由の説明を求めます。

          〔川井敏久市長登壇〕



◎市長 ただいま上程いたされました議案第56号から議案第74号までの19件につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。

 まず、議案第56号、平成15年度松戸市一般会計予算についてでございますが、新年度予算の概要並びに主要な施策につきましては、先の施政方針の説明において述べましたとおりでございます。

 平成15年度は、健全財政の確立を主眼に置き、今後も安定した市民サービスの提供ができるよう、財政改革の目的を念頭に限りある財源の有効的、効率的な配分に努めること等を基本に、予算の編成に当たった次第でございます。

 それでは、初めに、歳入予算から申し上げさせていただきますが、歳入の根幹をなす市税につきましては、前年度との比較におきまして21億円、伸長率では3.3%減の619億円といたしております。

 これにつきましては、長引く景気低迷を反映した個人及び法人市民税の落ち込み、あるいは固定資産税における評価替えなどによる影響により、このような減額となったところでございます。

 次に、利子割交付金につきましては、地方財政計画等の伸び率等を勘案いたし、前年度から50%減となる4億円の計上を、また、地方消費税交付金につきましても、5.6%減の34億円を見込み計上いたしたものでございます。

 次に、地方特例交付金でございますが、平成11年度より行われております恒久的減税に伴います減収の一部を補てんする財源として、27億8,000万円を見込み計上いたしたものでございます。

 次に、地方交付税でございますが、普通交付税につきまして、平成13年度に講じられた臨時財政対策債への一部振り替え措置に伴い、地方財政計画等を勘案いたしまして、2億円を減額した37億円を計上するとともに、特別交付税につきましても、過去の決算額等を勘案し計上いたしたものでございます。

 次に、使用料及び手数料につきましては、本年4月より有料化となる3駅の自転車駐車場使用料の増収を見込み計上いたしたものでございます。

 次に、国庫支出金につきましては、各種事業により増減がございますが、生活保護費負担金、児童扶養手当負担金などでは増額を、国分川改修事業費補助金では減額を、また、県支出金につきましては、乳幼児医療給付費補助金、国民健康保険基盤安定負担金等の増額を、国分川改修事業補助金などでは減額を、それぞれ措置いたしたものでございます。

 次に、繰入金につきましては、財政調整基金からの繰り入れを前年度より6,000万円減の24億円、老人保健特別会計繰入金3億3,343万1,000円など計上いたしたところでございます。

 次に、市債でございますが、平成5年度の借換債52億4,750万円、臨時財政対策債で20億円増の58億円、市民税減税補てん債において11億4,250万円を措置したほか、各種建設事業に係る所要の経費を措置いたしたものでございます。

 次に、歳出予算につきまして御説明申し上げます。

 先ほど申し上げましたとおり市税収入及び利子割交付金などに加え、その他一般財源の減収など例年にも増して極めて厳しい財政状況が見込まれるため、経常経費を始めとする事務事業全般にわたり、従来にも増して徹底した節減に努めたところでございます。

 各種事業費等につきましては、施政方針で申し上げました内容につきまして、事業の目的、性質に従い、所要の経費を措置いたしたものでございます。

 また、主な事業につきましては、お手元に配付してございます参考表等に明らかにしてございますので、御参照いただきたいと存じますが、投資的経費につきましては、(仮称)シニア交流センター建設事業、幸谷小学校増築事業、小・中学校大規模改造耐震改修事業など教育環境整備を始め、21世紀の森と広場整備事業、稔台第二公園整備事業など、71億2,350万5,000円を計上いたしたところでございます。

 このほか、出資金、繰出金等につきましては、各特別会計及び企業会計の事業を円滑に遂行するため、それぞれ所要の措置をいたしたものでございます。

 以上、申し上げてまいりましたとおり、平成15年度は、大変厳しい財政状況下、市民サービスの低下・後退することのないよう配慮をいたすとともに、平成15年度を初年次といたします第2次実施計画を推進する経費につきましては、限りある財源の中、重点的に配分をいたしたところでございます。結果、民生費の大幅増及び市債の借換分が歳出総額を押し上げ、一般会計における予算総額は1,133億1,000万円となり、前年度との比較において、1.6%の増額予算となったところでございます。

 次に、継続費につきましては、(仮称)シニア交流センター建設事業を新たに措置いたしますとともに、債務負担行為及び地方債につきましては、それぞれ所要の措置を講じたものでございます。

 次に、議案第57号、平成15年度松戸市国民健康保険特別会計予算についてでございますが、保険給付費、老人保健拠出金及び介護納付金等を含め所要の経費を措置いたしたものでございます。

 次に、議案第58号、平成15年度松戸市松戸競輪特別会計予算についてでございますが、通常競輪を年4回開催するため、所要の経費を計上いたしたものでございます。

 次に、議案第59号、平成15年度松戸市下水道事業特別会計予算についてでございますが、引き続き枝線整備を推進し、水洗化を一層促進するととも、継続費及び地方債についても所要の措置を講じたものでございます。

 次に、議案第60号、平成15年度松戸市公設地方卸売市場事業特別会計予算についてでございますが、市場の施設整備及び活性化対策事業のほか、運営に係る所要の経費を措置いたしたものでございます。

 次に、議案第61号、平成15年度松戸市老人保健事業特別会計予算についてでございますが、医療給付費等、老人医療に係る所要の経費を措置いたしたものでございます。

 次に、議案第62号、平成15年度松戸市駐車場事業特別会計予算についてでございますが、駐車場管理運営費等、所要の経費を措置いたしたものでございます。

 次に、議案第63号、平成15年度松戸市介護保険特別会計予算についてでございますが、介護サービス等諸費など所要の経費を措置いたしたものでございます。

 次に、議案第64号、平成15年度松戸市水道事業会計予算についてでございますが、安定給水の確保並びに施設の整備充実を図るため、老朽管の布設替え等施設改良事業を推進いたすとともに、営業費用等、所要の経費を措置いたしたものでございます。

 次に、議案第65号、平成15年度松戸市病院事業会計予算についてでございますが、市立病院につきましては、地域の中核病院として、医療の一層の充実と患者サービスの向上を目指し、医療器械購入費及び電子カルテ導入経費等所要の経費を措置いたしたものでございます。

 また、福祉医療センター東松戸病院につきましても、医療の充実と患者サービスの向上を目指し、所要の経費を措置いたしたものでございます。

 次に、議案第66号、松戸市寄附募集に関する条例を廃止する条例の制定についてでございますが、募金活動をめぐる社会情勢及び市民意識の変化を考慮し、寄附募集に関する規制を廃止するため、御提案いたすものでございます。

 次に、議案第67号、松本清奨学基金に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、低金利による基金の運用益金の減少を考慮し、基金を処分して奨学金の交付に要する経費の財源に充てるため、御提案いたすものでございます。

 次に、議案第68号、松戸市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の施行に伴う鳥獣飼養に関する証票の名称変更に合わせ、条例の規定中「鳥獣飼養許可証」とあるのを「鳥獣飼養登録票」に改めるため、御提案いたすものでございます。

 次に、議案第69号、松戸市ホームヘルパー派遣手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、身体障害者に対する支援費制度の実施に伴い、ホームヘルパーの派遣手数料の徴収対象者を変更するため、御提案いたすものでございます。

 次に、議案第70号、松戸市総合福祉会館条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、知的障害者に対する支援費制度の実施に伴い、知的障害者福祉法に基づく指定特定知的障害者授産施設としてその業務を行うため、御提案いたすものでございます。

 次に、議案第71号、松戸市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、国民健康保険に係る介護納付金の増額を考慮し、介護納付金賦課額の保険料率及び賦課限度額を引き上げるとともに、国民健康保険法施行令の改正に伴い、一般被保険者に係る基礎賦課総額及び介護納付金賦課総額の算定の特例を設けるため、御提案いたすものでございます。

 次に、議案第72号、松戸市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、介護保険の財政の安定及び均衡の観点から、第1号被保険者の保険料率の引き上げを図るとともに、保険料の申告に関する規定に所要の改正をするため、御提案いたすものでございます。

 次に、議案第73号、松戸市介護認定審査会条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、要介護認定及び要支援認定申請者の増大に伴い、介護認定審査会委員の増員を図るため、御提案いたすものでございます。

 次に、議案第74号、財産の取得についてでございますが、松戸徳川家に関する美術工芸品、写真等を取得し、貴重な歴史資料の保全を図るため、御提案いたすものでございます。

 以上、提案理由の御説明を申し上げましたが、いずれも重要な案件でございますので、慎重なる御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。



○中川英孝議長 以上で提案理由の説明を終わります。



△議会内発言調査特別委員長報告



○中川英孝議長 次に、日程第6、議会内発言調査特別委員会の調査報告を議題といたします。

 本件について、議会内発言調査特別委員長の報告を求めます。

          〔小沢暁民議員登壇〕



◆48番(小沢暁民議員) 議会内発言調査特別委員会は、平成14年12月定例会の本会議における「沢間俊太郎議員の一般質問に対する市長答弁の経緯究明」を調査目的として、地方自治法第100条第1項の調査権が委任され、12月24日に全会一致で設置されました。

 本特別委員会は、平成15年1月14日、1月29日、2月5日、2月19日及び2月24日の5日間にわたり、第2委員会室において開催し、三氏の証人尋問を含め調査を行いましたので、その調査の概要並びに結果について御報告いたします。

 まず、1月14日においては、12月定例会での本会議における沢間俊太郎議員の質問並びに市長答弁、さらに議会運営委員会において聴取した市長、沢間俊太郎議員、関川和則氏の三氏の発言内容の確認・把握を行った後に、市長が「沢間議員から某氏を介して、1,000万円を出せば訴えを提起しないし、健康福祉会館の問題から一切手を引くと申し入れがあった」という発言の事実関係を明らかにするため、関係者である川井敏久市長、関川和則氏、沢間俊太郎議員の三氏に証人として出席を求め、調査を進めていくことを決定するとともに、市長答弁の真偽を究明するため、まず、1月29日川井敏久市長及び関川和則氏に対する証人喚問を行うことを決定いたしました。

 1月29日の委員会においては、川井敏久市長、関川和則氏に対する証人尋問を行い、関川和則証人から沢間俊太郎氏が健康福祉会館の契約に関する訴状を提示し、「可能であれば、率直に申し上げますと、健康福祉会館の所有者が1,000万円出してくれれば、いいんだよね」という話がありました。「ひょっとするとあなたの肩代わりをしろと、わかりやすく言うとこういう話になるんでしょうかね」というふうに念を押しましたら、「そうだ」というお話でありました。さらに、沢間俊太郎氏から「もし応じてくれるようであれば、健康福祉会館の所有者のことは今後突っつかないよ」という話もあったとの重大な証言がありました。

 次に、2月5日の委員会において、先の両氏の証言をもとに沢間俊太郎議員の証人尋問を行いましたが、沢間俊太郎証人は、先に述べたその重大な証言について否定するとともに、終始一貫して、「一切金銭の要求はしていないし、取引の材料にはしていない」との証言がなされました。

 この証人尋問の結果、証言に食い違いがあるところから、それぞれの証人から証言を立証する記録等があれば2月12日までに本委員会へ提出願うことを決定し、記録等の提出を求めたところ、市長より「9月17日関川和則氏と沢間俊太郎氏との会話の関連する部分をダビングした録音テープ」並びに「沢間俊太郎氏作成の訴状の写し」各1点が2月12日に提出されました。

 2月19日の委員会においては、提出された録音テープの反訳文、訴状の写し及び三氏の証言内容を確認する中で、2月5日の沢間俊太郎証人の「可能であれば、率直に申し上げますと、健康福祉会館の所有者に対して1,000万円出してくれればいいんだよね。というようなニュアンスの会話をしておりませんか」という尋問に対する「私の方から提案はしておりません」との証言。

 「それではその1,000万円出せばということは、関川さんの方から出たことなんですね」という尋問に対する「そのとおりです。私の方からこの1,000万円を本土寺の一件の判決になぞえて、申し上げたことはありません」との証言。

 「取引に応じないか。というふうな打診をしたようにとれるんですけど、どういうような真意だったのか」という尋問に対する「こちらからふれあい22の行政訴訟に関して、条件提示、取引などをしたことは、一切ありません」との証言。

 また、その他の部分でも終始一貫して、「一切金銭の要求はしていないし、取引の材料にはしていない」との証言。これらは、いずれも虚偽の陳述であるとの意見が出され、以上の証言について虚偽の陳述であることを全会一致で決定いたしました。

 さらに、沢間俊太郎証人の証言が虚偽の陳述であると認められたため、地方自治法の規定により、沢間俊太郎議員を告発することに全会一致で決定いたしました。

 本委員会は、市長の発言が議会として看過できない重大な内容であるため、この発言に至らしめた経緯について究明してきましたが、市長、関川和則氏、沢間俊太郎議員の三氏の証人尋問を行い、その証言を立証するため提出された記録等を確認した結果、その過程において沢間俊太郎議員の偽証が明らかとなり、市長の発言が事実であることが判明し、裏づけられました。

 このことから、市長の重大発言については、市長という極めて責任の重い立場から熟慮に熟慮を重ねた結果、公共の利害に関することであるという判断により言及されたものと理解したところであります。

 最後になりますが、この特別委員会を設置しなければならない事態に至ったことは、まことに残念であり、今後、二度とこのようなことが起こらないよう望むことを、委員全員が確認し合ったところであります。

 以上、本特別委員会に付託を受けました「沢間俊太郎議員の一般質問に対する市長答弁の経緯究明」に対する調査の概要並びに結果についての御報告といたします。



△質疑応答



○中川英孝議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○中川英孝議長 質疑なしと認めます。



△討論



○中川英孝議長 これより討論に入ります。

 武笠紀子議員。

          〔武笠紀子議員登壇〕



◆2番(武笠紀子議員) 私は、松戸市議会12月定例会本会議における沢間議員の一般質問に対する市長答弁の経緯を究明するために設置された議会内発言調査特別委員会の委員長報告に、反対するとの立場で討論をさせていただきます。

 今回の議会内発言調査特別委員会の委員の皆様の御尽力により、市長の発言の中で問題となった、沢間議員が1,000万円の取引を持ちかけたかどうかという点については、関川氏の証言などにより、ほぼ事実であるということが明らかにされました。したがって、沢間議員の「一切の金銭の要求はしていないし、取引の材料にはしていない」という証言が虚偽のものであり、地方自治法の規定により告発する運びとなったことには納得するところであります。

 しかしながら、沢間議員と川井市長、そして関川氏と施設所有者の四者の利害にかかわることだとしか思えない今回の市長の答弁が、実は公共の利害にかかわることだと証明をする事実に関しての調査が十分であったとは思えません。今回の市長の発言が単に川井市長と沢間議員の両者の利害にかかわることではなく、公共の利害、すなわち私たち一般市民の利害及び松戸市行政の利害とどうかかわっているのかが説明されていないままの今回の報告は、納得できません。

 よって、今回の議会内発言調査特別委員会の報告を反対するという立場をとらせていただきます。



○中川英孝議長 次に、中田京議員。

         〔中田京議員登壇〕



◆27番(中田京議員) 私も討論させていただきます。議会内発言調査特別委員会の委員長報告を支持する立場で討論します。

 先に行われました武笠議員の討論も伺いましたが、もともとこの議会内発言調査特別委員会の設置趣旨というものからいきまして、公共の利害云々という御発言もございましたけれども、その委員会の設置趣旨からいきますと、今回の委員長報告の範囲で私は十分かと存じまして、そういう考えのもとに討論させていただきます。

 特別委員会を私も傍聴させていただきまして、沢間議員の証言を私も聞きました。2月5日に行われました偽証と委員各位が判断された沢間議員の証言の中に、特に訂正を訴えたい部分がありました。

 沢間議員は、たしか石川委員さんだったと思いますが、の質疑に答える中で、1999年から2000年にかけての私との訴訟について、「大変みっともない目に遭っている。お互いに訴えた。だれも得しておりませんし、松戸市の名誉を傷つけられた」と言われました。この言い方は、みずからのしたことを曲解しており、事実を直視していません。

 そもそもかの裁判は、沢間議員の言動から発したことですし、そのこととそれに関連する市政の施策について自分の活動報告紙に掲載した私を、沢間議員が名誉棄損で簡易裁判所に訴えたことに対し、沢間議員の言動そのものが違法行為であることを主張して地方裁判所に私が訴え、翌年沢間氏敗訴の結果が出たものです。そして、判決が出た後も、沢間議員は判決に従いませんでした。そのため、期末手当を差し押さえるという形で決着をつけました。沢間議員が判例集にも掲載された判決に従わなかったことへの反省もなく、訴え合ったことを「みっともない」と発言したことは看過できません。その発言の背景にこそ沢間議員の本質があると存じますので、これまでお話ししなかったことですけれど、少し述べさせていただきます。

 沢間議員は、数多く裁判を起こしていますが、司法制度を尊重しているようには見えませんでした。自分から訴えておいて、証拠書類等を積極的に用意することはなく、「早く結論を出してほしい。裁判長の判断に従う」と、法廷で沢間議員は発言していました。

 しかし、一方で、訴えを取り下げるよう私は工作されました。裁判が佳境に入ってきてから、ある市民からと公的な立場にある人からと、それぞれに訴えを引っ込めるようにすすめられました。もちろん司法の公正な判断を求めて裁判に臨んだのですから、それぞれにお断りしましたが、善意、あるいは好意で進めてこられたと思われる方を傷つけないようにお断りするのは、本当に大変でした。

 特に沢間議員が仲介を求めてきたので、自分が間に立つからとおっしゃる市民からは、ひどく叱責を受けました。また、公的な立場にある方から申し出があったことについては、御当人の立場を思いやって、私は一切他言していなかったにもかかわらず、法廷で沢間議員はその人の名前を挙げて、「訴えを引っ込めるように言われなかったか」と私に尋問いたしました。これは多くの人が争いをやめよと言っているのに、それを聞かない私に落ち度があるという主張をしたいがためと私は受け取りました。沢間議員みずからが特別委員会で証拠となった会話にあったのと同様に、「チャラ」にするよう私に働きかけることを依頼したと類推しております。

 市長が12月議会で答弁されましたように、揺さぶりをかけてくることと、自分で引き起こしたことについて第三者に仲介を頼むというそのやり方に、私は類似点を見いだしております。それは、これまで沢間議員が議会で発言しておいて、その後発言を取り消すことをしばしば行ってきたこととも共通しているように思います。議場の皆さんはどうお思いになるでしょうか。

 特別委員会でのやりとりを傍聴し、委員長報告が調査目的のみに限定して行われた経緯を、私は了承しているつもりですが、自分が体験したことと今回証言の中で明らかになってきたことの共通性をお話しし、委員へのお答えにあった沢間議員の私との訴訟が「みっともない」という表現は、全く不適切であり、私が司法に判断を求めたのは、みずからの人権と公職である議員の尊厳を守るための当然の行為であったことを申し上げつつ、特別委員会の設置目的を踏まえて結論を出された委員長報告への賛成討論といたします。



○中川英孝議長 以上で討論を終わります。



△採決



○中川英孝議長 これより採決いたします。

 本件は、議会内発言調査特別委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○中川英孝議長 起立多数であります。したがって、議会内発言調査特別委員長報告のとおり決定いたしました。



△日程の追加



○中川英孝議長 ただいま吉岡五郎議員外11人から、お手元に配付のとおり議員提出議案第26号が提出されましたので、これを日程に追加の上、直ちに議題にしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○中川英孝議長 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第26号を日程に追加の上、直ちに議題とすることに決定いたしました。



△議案の上程



○中川英孝議長 議員提出議案第26号を議題といたします。

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 議員提出議案第26号 虚偽の陳述に対する告発について



△提案理由の説明



○中川英孝議長 提案理由の説明を求めます。

          〔吉岡五郎議員登壇〕



◆40番(吉岡五郎議員) ただいま上程をされております議員提出議案第26号、虚偽の陳述に対する告発について提案理由の説明をいたします。

 本議会は、松戸市平賀218番地の19、沢間俊太郎氏に対し、地方自治法第100条第1項の規定により出頭及び証言を求めたところ、平成15年2月5日開催の議会内発言調査特別委員会において、同人は虚偽の陳述をしたものと認められるので、同法第100条第9項の規定により告発することについて、議会の議決を求めます。

 平成15年3月3日提出。提案者は、特別委員会委員の全員でございます。

 別紙のとおり虚偽の陳述があったと認められるため、提案いたすものでございます。

 別紙につきましては、省略をさせていただきます。

 満堂の皆様の賛同よろしくお願いをいたしまして、提案理由の説明といたします。

 よろしくお願いいたします。



△質疑応答



○中川英孝議長 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○中川英孝議長 質疑なしと認めます。



△委員会付託省略



○中川英孝議長 ただいま議題となっております議員提出議案第26号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○中川英孝議長 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第26号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。



△討論



○中川英孝議長 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○中川英孝議長 討論なしと認めます。



△採決



○中川英孝議長 これより議員提出議案第26号を採決いたします。

 本件は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔全員起立〕



○中川英孝議長 起立全員であります。したがって、議員提出議案第26号は、原案のとおり可決されました。



△休会



○中川英孝議長 次に、会議予定についてお諮りいたします。あす3月4日から6日までの3日間は委員会審査等のため休会して、3月7日午前10時から再開することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○中川英孝議長 御異議なしと認めます。したがって、3月4日から6日までの3日間は休会して、3月7日午前10時から再開することに決定いたしました。

 委員会の開催についてお知らせいたします。各委員長から3月4日午前10時から開催したい旨の通知がありました。

 なお、開催場所については、総務財務常任委員会、特別委員会室、健康福祉常任委員会、第2委員会室、都市整備常任委員会、第1委員会室。以上であります。

 本日の日程は全部終了いたしました。

 本日は、以上で散会いたします。

          午後0時9分散会

 この会議録の記載が真正であることを認め署名する。

    松戸市議会議長   中川英孝

         議員   吉田博一

         議員   城所正美