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千葉県 木更津市

平成18年総務企画消防常任委員会 本文




2006.12.11 : 平成18年総務企画消防常任委員会 本文


                                (午前10時00分)
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◯委員長(西 勝義君) おはようございます。委員並びに執行部の皆様方には、会期中のご多忙のところ、お集まりいただきまして、まことにありがとうございます。ただいまより総務企画消防常任委員会を開会いたします。
 ただいまの出席委員数は7名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。
 本日は、去る8日の本会議において、当常任委員会へ付託されました議案1件をご審査願います。
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◯委員長(西 勝義君) それでは、審査に先立ちまして、平野議長よりごあいさつがあります。
◯議長(平野秀樹君) 皆さんおはようございます。総務企画消防常任委員会委員並びに執行部の皆様には、大変ご苦労さまでございます。
 本日、委員会でご審議いただく案件は、議案第76号 木更津市副市長定数条例の制定についてであります。十分ご審議いただきますようお願い申し上げまして、簡単でございますが、ごあいさつといたします。よろしくどうぞお願い申し上げます。
◯委員長(西 勝義君) ありがとうございました。
 続きまして、水越市長よりごあいさつを願います。水越市長。
◯市長(水越勇雄君) 皆様おはようございます。総務企画消防常任委員会の委員の皆様方には、先週来の本会議に引き続きましての会議、大変ご苦労さまでございます。
 本日ご審議をいただきます案件は、議案第76号 木更津市副市長定数条例の制定についての1議案でございます。内容につきましては、提案説明で申し上げたとおりでございますが、改めて総務部長からご説明申し上げますので、十分ご審議をいただき、原案どおり可決賜りますようよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
◯委員長(西 勝義君) ありがとうございました。
 市長はほかの公務のため、ここで退席されますので、ご了承願います。
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◯委員長(西 勝義君) それでは、議案第76号の審査を行います。
 執行部よりご説明願います。総務部長。
◯総務部長(小倉 勉君) 皆さんおはようございます。それでは、私から、議案第76号 木更津市副市長定数条例の制定についてにつきまして、ご説明をさせていただきます。
 地方自治法の一部を改正する法律が平成18年6月7日に公布されました。改正の背景といたしましては、自治体の規模や所管事務の拡大といった状況の変化の中におきまして、自治体の組織運営面の強化や、自主性、自立性の確保の必要性が生じてきたこと。また、自治体側といたしましても、長と補佐役との関係をより明確にし、大胆な政策立案と確実な政策執行を図るための組織づくりが重要となり、今回の改正に至ったと、このようなことでございます。
 これを受けまして、本市といたしましても、長の最高補助機関として果たすべき役割や、行政運営を円滑に執行するため必要であると判断をいたしまして、提案をさせていただいたものでございます。よろしくご審議くださるようお願いをいたします。
 以上でございます。
◯委員長(西 勝義君) 説明は終わりました。ご質疑願います。貫委員。
◯委員(貫 一義君) 今、総務部長から、いわゆる地方自治法の改正に伴う所管事項の多角化とか規模とか、それから、業務のいろんな複雑さとかいうことから、それに対応するためにというお話がございました。それで、私は別にこの案にどうこうということではなくて、現状、木更津の、というのは、総務部長ほか議員の皆さんも多数ご存じだと思う二人制の助役を設けたことが、過去の例であります。そのときの、我々勉強も不足でしたけれども、そのときに二人制にしていろんな多岐多様化するニーズというのに対応する。あるいは特命的にいろんなプロジェクトが進む中で必要だということをご説明いただいたような気がします。確かにあのときに比べれば人口が少し減少しているとは言いながらも、その後に行政需要というのは非常に多岐多様化してきている。その以前に二人制をとったという経緯からして、今の助役制というのは、もちろん今、自治法で言われるまでもなく、市長を補佐する最高機関ということは、もう言わずもがなでございますが、今どういう区分で市長を補佐、こういう場合にこうするということがわかっておりましたら伺いたいと思います。
◯委員長(西 勝義君) 石井参事。
◯総務部参事・職員課長(石井和夫君) 副市長の権限につきましては、各自治体で決めることができるというようなことになっております。県下の状況を見てみますと、まだ、いまだ検討中というところが多く……。
◯委員(貫 一義君) 石井さん、私が言っているのは、副市長にする前に、木更津は充実するために二人助役をとったこともある。だから、助役という意味合いが非常に大きなというふうに理解していたから、今のときの、いわゆるこれに該当する、副市長に該当するのは助役だろうと思うけれども、そういう点で今の助役と市長との業務の分担というのはどういうふうなのかというのを教えてくれと。(「現在という意味で」と呼ぶ者あり)そうそう。
◯総務部参事・職員課長(石井和夫君) 現在は、特別、助役に委任をされているというものはございません。例といたしましては……。部長からお答えいたします。
◯委員長(西 勝義君) 小倉総務部長。
◯総務部長(小倉 勉君) たしか貫委員からご発言の中に、ご指摘ありましたように、本市におきましては、過去に助役二人制をとった、採用した時期がいっときございました。現在はどういう状況にあるかといいますと、現状で、市長、助役との間で、いわゆる分掌事務を明確に切り分けをされたというようなことはないというふうに私は存じております。言ってみれば、あうんの呼吸で、市長が出席のできない会議に出ていただいたり、それから、政策的な判断が伴うもので、市長の助言を求められたときに助役からこれを、やはり事務経験の豊富な方でございますので、まして、県の職員だったというようなことから、そういったことをもとに助言をしていただいているというような状況であろうかと、このように思います。
 以上でございます。
◯委員長(西 勝義君) 貫委員。
◯委員(貫 一義君) 誤解してもらっては困るのは、私は今の助役のお人柄とかそういうものを批判しているわけではない。ただ、一体この線引きというのは、今、総務部長がおっしゃられたような、市長の、極端に言えば、形にあらわれないアドバイザー、別に所管としてこれを特命でやりますよ、これで特命でやりますよということはありませんというふうに受けとめました。ただ、これからは、特に12月議会、ここが並行したような形、これが出たときに、あたかも木更津の、いわば百年の大計とはオーバーかもしれませんが、今後進むべき方向として大きなプロジェクトもあるということもあって、あるいはみなと再生ということもあって、役所の体制づくりという非常に強い議会での議論もございました。そういう点で、これから質問ですが、副市長制の、総務省における推進方の地方自治法の改正は、いみじくもそういう部分を多種多様化する市民ニーズ、それから、補佐役として単に今までとは違った形での副市長の位置づけをしなさいということをご指導されているのかなというふうに受けとめますが、その点について、この副市長制をもう一度確認するために、その部分についてお聞きをしたいと思います。
 以上です。
◯委員長(西 勝義君) 石井参事。
◯総務部参事・職員課長(石井和夫君) 今回の改正の主なポイントは大きく分けますと2つございます。
 まず第1点が、助役が廃止されまして、各市町村に副市長を、条例で定数を定めて設置するというのが一つでございます。もう一点が、市町村長の職務として、事務の一部について委任を受けて執行するということが今回、これが追加されたわけでございまして、この2つが大きな改正のポイントでございます。今回、先ほど来お話ありますように、本市としての今後の副市長にどういったものを委任してやっていくかというところが、今後検討されるというところでございます。
 以上です。
◯委員長(西 勝義君) 貫委員。
◯委員(貫 一義君) そうすると、企業における代表権のある社長と、代表権のある副社長というのもあるんですよね。だから、そういうふうに認識して、そして、地方自治の強化を図るというふうに、もちろん市長決裁番というのが一番上に来るんだろうけれども、しかし、事と場合によっては助役をヘッドにして業務を、最高責任者と言わないまでも、担当の最高、担当の最高というのはおかしいな。(「事例によっては」と呼ぶ者あり)うん。事例によってはそういうこともあり得るというふうに理解しての副市長制の提案ということでよろしいですか。
 以上です。
◯委員長(西 勝義君) 石井参事。
◯総務部参事・職員課長(石井和夫君) 副市長が委任を受けた事項につきましての最高決裁者といいますか、責任者というのは、委任を受けた事項については副市長という形になります。ですから、一つの例を挙げてみますと、例えば助役が委任を受けた事項を何らかの処分をしたとします。そのときに不服を申し立てるときは、今までは市長に対して不服申し立てをしておりましたけれども、副市長あての不服申し立てになります。そうしますと、その審査は今度、市長が行うと。今まではその上級官庁というような形になりましたけれども、それが市長が行うというような形になります。従いまして、先ほど言いましたように、委任を受けた事項の最高責任者は副市長ということになります。
 以上です。
◯委員長(西 勝義君) 貫委員。
◯委員(貫 一義君) ところで、この副市長制を自治法の改正で設けなさいと、人数も決めなさいということなんだけれども、従前、だから、古いことにこだわることはないという話もあろうかと思いますが、立派な副市長をつくりなさいということだろうけれども、国のね。ただ、首長によっては助役廃止論を言う人もいて、現実に置かない人もいた。そういうのは今度の法律では、それはだめですよというふうに否定しているのかな。ちょっとお聞きをしたいと思います。
◯委員長(西 勝義君) 石井参事。
◯総務部参事・職員課長(石井和夫君) 今回の改正におきましては、必ず置かなければならないというものではございませんで、副市長の定数を任意に定めることができるということになっておりまして、置かなくてもできると。置かないこともできるということになっています。従いまして、置かない場合は、副市長を置かないという条例を定めなさいということになります。
 以上です。
◯委員長(西 勝義君) よろしいですね。
◯委員(貫 一義君) ありがとうございます。
◯委員長(西 勝義君) ほかにありますか。荒生委員。
◯委員(荒生直美さん) 3点お聞かせください。
 今度、副市長制をとった場合、その選任の基準などお考えなのかということが1つです。今まで大きな都市では、福祉の分野に長けている人を民間から採用するとか、いろいろそういう方法はありましたけれども、1人ということなので、専門に限らないこともあるでしょうし、民間からではなく、内部からの登用というふうに考えていらっしゃるのか、そういうふうな選任の基準が現段階で検討されているのかが1つ。
 あとは、先ほど貫委員からもありましたが、実際に今まで助役を置かないという方針をとってきた市がありまして、市民との協働を進める大和市ですとか、群馬の太田市などでは置かないというふうな方針を出していて、今後のことはちょっとわからないんですけれども、特に大和市さんでは、機構のスリム化、民間企業並みの意思決定の迅速化や、あとは人件費の削減などのメリットを挙げて、置かないというふうな方針を出していらっしゃると聞いております。そのような行革の面からの検討はなされなかったのか。組織のスリム化、人件費の削減など、そういう面での検討はあったのかどうか。
 あと先ほど、条例で置かないこともできるというふうなお話でしたけれども、ということは、国からの受託事務なり、そういう法制度上で支障はないということでいいのか、3点目は確認の点ですが、お願いします。
◯委員長(西 勝義君) 石井参事。
◯総務部参事・職員課長(石井和夫君) 今回の改正につきましては、特段、選任の基準あるいはそういったものはございません。従いまして、3点とも共通していると思いますが、選任の基準あるいは置かないという議論がどうなのか。また、置かないということもできるのではないかということにつきましては、あくまでも市長の専任事項でありまして、その辺を判断するという、市長の判断で行われるというふうに考えます。
 以上です。
◯委員長(西 勝義君) よろしいですか。ほかに。三上委員。
◯委員(三上和俊君) いつも言わせていただくことで、今回に限ったことじゃないんですけれども、こういうものを持ってくると、もう規則とかいろいろ、これは下に位置する皆さんの決まり、決裁規程とか、今度は待遇とかいろいろ、関係する条例も変えなくちゃいけないだろうし、規則、手続、事務規程とかいろんなものを変えなくちゃいけないと思いますけれども、それらの着手というか、見直し、手直し、そういうものはいろいろ考えているのかどうか、お尋ねいたします。
 それで、私は、ついでだから言わせてもらいますと、今度、市町村で職員の退職金とか、特別職公務員のあれをやっていますけれども、待遇というか、退職金等まとめて取り扱っていますけれども、いつも特別職の退職金が高いと、こういうふうに言っていますけれども、ついでですから、その辺の考え方、どんなふうになっているのかと同時に、これはどういう位置づけをしようとしているのかどうか、お尋ねいたします。
◯委員長(西 勝義君) 退職金の高いの低いのというのは、この際はいかがですか。
◯委員(三上和俊君) 一応ちょっと聞かせてください。どんな動きになっているのか。
◯委員長(西 勝義君) 石井参事。
◯総務部参事・職員課長(石井和夫君) まず1点目のほかの条例、あるいは規則の改正の準備状況ということでございましたけれども、もちろんこれを改正いたしますと、ほかの条例あるいは規則に影響してくるものが多々ございます。その辺につきましては、現在、準備中でございまして、この改正を受けまして、正式に手続を運ぶという形をとろうというふうに思っております。
 次に、退職手当ですが、退職手当につきましては、今のところ支給率を下げるというような、そういう動きはないようでございます。ただ、総合事務組合の方でも、私どももそういった声があるということは伝えてありますので、ほかのところの状況等をまた聞いてみますと、まだそういった、他市の中で特別職の退職手当の支給率が高いというような議論といいますか、お話は来ていないと。従って、組合議会の中でもそういう議論はなされていないようでございます。
 以上です。
◯委員長(西 勝義君) 三上委員。
◯委員(三上和俊君) これはすべて大体位置するところは、助役レベルと考えていいんですか。決裁とか待遇とか。それをいろいろ表の中で、部長が決裁するもの、それから、課長がありますけれども、その中で、今まで助役というのがあったのを助役というのを副市長と読み替えて入れるようなものと、あと、さっき言った特命の委任事務と、これを責任持ってやれというような形での考え方でいいのかどうか。アバウトで結構ですけれども、その考えに間違いないのかどうか、ちょっとご確認させていただきます。
◯委員長(西 勝義君) 石井参事。
◯総務部参事・職員課長(石井和夫君) 考え方的には、委任されない限り、現在と決裁事務につきましては同様と考えておる次第でございます。
 以上です。
◯委員長(西 勝義君) ほかに。
          〔発言する者なし〕
◯委員長(西 勝義君) それでは、質疑終局と認めます。
 それでは、ただいまから討論を行います。
 まず反対者の討論を求めます。荒生委員。
◯委員(荒生直美さん) 条例を定めるということは、市民にとって大変大きな影響をもたらすものだと思います。特にこのような副市長を置くとなれば、組織内の単なる機構の編成というようなものではありません。選任基準や行革の面からの検討もないようで、市長の判断ということだけでは、やはり市民に納得のいく説明とは思えません。以上の面からこの条例に反対します。
◯委員長(西 勝義君) 次に、賛成者。貫委員。
◯委員(貫 一義君) 私はむしろ、今、旧来からある助役制度という点で、委任とかそういう点について、責任があるということを明確化した部分がなかったために、市長の、選任基準というのは、それは例えば市民代表とかよくそういう声も聞きますけれども、見方によっては、それはその部分しかないんですから、そういう面では、行政に精通しているということも大きな要因ですから、そして、そういう、それは内部からのこともありますし、あるいは外部からの招聘もありますが、そういう点で、問題は首長がどう活用していくか、委任事務をきちっと明確化するか、そういうことにかかってくるわけですから、この自治法の整理に、改定に伴う副市長制というのはむしろそれをいいきっかけにして、木更津に限っては、これから大変な大きな業務が拡大するわけですから、それに取り組む姿勢をまた醸成していけばいいのではないかと思っております。
 賛成でございます。
◯委員長(西 勝義君) ほかに反対者。
          〔発言する者なし〕
◯委員長(西 勝義君) 次、賛成者。三上委員。
◯委員(三上和俊君) それこそ選任の考え方というのは、これはあほみたいな質問というか、考え方であって、市長の向いている方向に向いている人を当然部下として選任するわけであって、市長のやりたいことをよりスピーディーに委任を受けるような力のある人が、当然お願いする観点もその観点でございまして、それを一々市民から何々に絡めてたがをはめる必要は全くないと、こういうふうに思います。ですから、荒生委員のその討論に対しての、反論しないと討論になりませんから、あえて言わせていただきますと、それは愚問というか、指摘も当然の答えと、こういうことでいいんじゃないかなと、こういうふうに思いますし、また、今までの執行部の、部長さんと同じレベルというよりもやはりきちっとしたパートナーとしての位置づけがあったら、より政治的な活動もできると思いますので、そういう意味づけからも、この条例については大賛成でございます。
 以上です。
◯委員長(西 勝義君) ほかに反対者。
          〔発言する者なし〕
◯委員長(西 勝義君) 賛成者。
          〔発言する者なし〕
◯委員長(西 勝義君) 討論終局と認め、採決いたします。
 議案第76号 木更津市副市長定数条例の制定についてを原案どおり可決することに賛成の方は、ご起立願います。
          〔賛成者起立〕
◯委員長(西 勝義君) 起立多数であります。よって、議案第76号は原案どおり可決されました。
 後日、議長あてに提出する委員会審査報告書等の内容につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯委員長(西 勝義君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。
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◯委員長(西 勝義君) 以上をもちまして、総務企画消防常任委員会を閉会いたします。
 大変ご苦労さまでした。
                                (午前10時28分)