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千葉県 館山市

平成15年  3月 定例会(第1回) 03月12日−05号




平成15年  3月 定例会(第1回) − 03月12日−05号









平成15年  3月 定例会(第1回)





1 平成15年3月12日(水曜日)午前10時
1 館山市役所議場
1 出席議員 25名
       1番  鈴 木 忠 夫          2番  福 岡 信 治
       3番  金 丸 謙 一          4番  松 坂 一 男
       5番  関   和 彦          6番  丸 山 定 夫
       7番  吉 田 惠 年          8番  小 沼   晃
       9番  青 木 芳 政         10番  本 橋 亮 一
      11番  三 上 英 男         12番  小 幡 一 宏
      13番  忍 足 利 彦         14番  鈴 木 順 子
      15番  宮 沢 治 海         16番  秋 山 光 章
      17番  増 田 基 彦         18番  島 田   保
      19番  斉 藤   実         20番  植 木   馨
      21番  脇 田 安 保         22番  永 井 龍 平
      23番  川 名 正 二         24番  山 中 金治郎
      25番  神 田 守 隆
1 欠席議員  なし
1 出席説明員
  市     長  辻 田   実     助     役  勝 海   務
  収  入  役  忍 足 光 正     企 画 部 長  青 木 洋 夫
  職 務 代 理 者                              
  会 計 課 長                              
  企 画 部 参 事  山 本   章     企 画 部 参 事  遠 藤 昭 男
  総 務 部 長  高 橋 功 一     市民福祉 部 長  大 山 了 一
  経済環境 部 長  平 嶋 倫 治     建 設 部 長  小 滝 秀 策
  港湾観光 部 長  福 田 英 雄     教 育 委 員 会  三 平   勉
                       教  育  長         
  選挙管理委員会  金 子 光 男     選挙管理委員会  田 辺 利 夫
  委  員  長              事務局書 記 長         
1 出席事務局職員
  事 務 局 長  高 木 和 夫     事務局長 補 佐  小 柴 正 典
  書     記  加 藤 浩 一     書     記  四ノ宮   朗
  書     記  鈴 木 達 也     書     記  小 高 恒 夫
1 議事日程(第5号)
 平成15年3月12日午前10時開議
 日程第1 議案第1号 平成15年度館山市一般会計予算                
      議案第2号 平成15年度館山市国民健康保険特別会計予算          
      議案第3号 平成15年度館山市老人保健特別会計予算            
      議案第4号 平成15年度館山市介護保険特別会計予算            
      議案第5号 平成15年度館山市学童災害共済事業特別会計予算        
      議案第6号 平成15年度館山市下水道事業特別会計予算           
      議案第7号 平成15年度館山市公設地方卸売市場事業特別会計予算      







△開議午前10時01分



○議長(鈴木忠夫) 本日の出席議員数25名、これより第1回市議会定例会第5日目の会議を開きます。

 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。





△議長の報告



○議長(鈴木忠夫) この際、申し上げます。

 説明資料中、一部印刷誤りがあり、訂正されたいとの申し出がありました。お手元に配付の正誤表により御了承願います。





△発言の取り消し



○議長(鈴木忠夫) この際、お諮りいたします。

 丸山定夫議員から、3月4日の本会議における発言中、助役の答弁に対する発言の一部分について取り消したいとの申し出がありました。この発言取り消しの申し出を許可することに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(鈴木忠夫) 御異議なしと認めます。よって、発言の取り消しを許可することに決定いたしました。





△議案の上程



○議長(鈴木忠夫) 日程第1、議案第1号乃至議案第7号、平成15年度館山市一般会計及び特別会計を一括して議題といたします。





△質疑応答



○議長(鈴木忠夫) これより質疑を行います。

 通告がありますので、発言を許します。

 なお、発言の際はページをお示しくださるようお願いをいたします。

 3番金丸謙一議員。御登壇願います。

         (3番議員金丸謙一登壇)



◆3番(金丸謙一) おはようございます。通告いたしました次の4点についてお聞きいたします。予算書の方でまいりますので、よろしくお願いいたします。

 まず、1点目、61ページです。2款の総務費、4項選挙費、8目市議会議員選挙費、3節職員手当等時間外勤務手当、管理職員特別勤務手当が平成11年度より約2割減少となっている理由をお聞かせ願いたいと思います。

 2点目にまいります。98ページをお開きください。8款土木費、2目道路維持費、16節原材料費、道路維持補修工事材料費についての関連でお聞きいたします。先日丸山議員から質問がございましたが、私は特定路線の整備格上げではなく、根本的な観点から御質問いたします。赤道、里道や青道、水路の国から市町村への移譲が平成12年度後半から行われ、16年度に完了すると聞いておりますが、それに伴い市が舗装するなど管理せざるを得ない道路が大幅に増加していくと思われます。多数の戸数が使用している歴史ある幅員の狭い生活道路的なものもあります。未舗装道路の延長、道路幅、それにかかる橋など法定外公共物の利用状況や危険性の調査が必要だと考えますが、いかがですか。

 また、この法定外公共物、特に赤道の老朽化により、管理者となる館山市による赤道の維持補修を今後年次的にしていくべきだと考えますが、いかがでしょうか。

 3点目まいります。125ページをお開きください。10款教育費、4目文化振興費についてお尋ねいたします。辻田実市長になられてから、平成10年度5,000万円あった予算が年々激減し、平成15年度の予算では893万6,000円となり、実に5分の1以下となりました。その理由をお聞かせください。財政が苦しくなってくると、文化予算はどうしても削られやすいのですが、館山市が目指す文化施策が見えてまいりません。館山市が目指す文化施策とその方向性をお示しください。

 4点目にまいります。136ページをお開きください。2の一般職職員手当の内訳、時間外勤務手当等休日勤務手当の減少についてお聞きいたします。このところ行政のサービスが多様化、複雑化、行事、仕事量の増加傾向にある中で、すばらしい財政改革の効果を上げておられることに敬服いたします。そのことを踏まえて質問いたします。職員数が平成11年から一般会計だと34人、全体では30人も減少しています。時間外勤務手当が平成11年から一般会計だと9.2%、全体では6.5%減少しております。休日勤務手当が平成12年から一般会計だと34.7%、全体では34.6%減少しております。こんな中で、どうしてスムーズな行政運営ができているのか不思議です。老婆心ながら、サービス残業がないのかと考えてしまいます。その辺は大丈夫なのか御説明ください。

 以上、御答弁によりまして再質問をさせていただきます。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。

         (市長辻田 実登壇)



◎市長(辻田実) 金丸議員の御質問に対してお答えを申し上げます。

 議案第1号平成15年度館山市一般会計予算に関します第1点目、市議会議員選挙費の職員手当等についての御質問でございまするが、選挙にかかわる時間外手当等の減少の理由といたしましては、投票日であります日曜日に投票事務として勤務した時間のうち8時間分について、時間外勤務手当の支給ではなく、振替休日の取得をするようにしたことが大きな原因でございます。

 次に、第2点目、道路維持補修工事材料費に関します御質問でございますが、法定外公共物の管理のための調査につきましては、今後十分に検討していくべきであると考えております。

 次に、法定外公共物の維持補修につきましては、従前から法定外公共物の機能管理者は市であり、区長や町内会長の申請により、資材交付等により対応しておりました。維持補修を行うことにつきましては、今後検討が必要であると考えております。

 次に、第3点目、教育費の文化振興費に関しましては、教育長より答弁をさせていただきます。

 次に、第4点目、時間外勤務手当及び休日勤務手当に関します御質問でございますが、職員数、時間外勤務手当等の減少の理由といたしましては、事務事業の見直し、休日勤務の原則代休化、非常勤職員の活用、職員相互の応援態勢などによるものでございます。なお、御指摘のサービス残業等につきましてはないものと考えております。

 以上でございます。



○議長(鈴木忠夫) 三平教育長。

         (教育長三平 勉登壇)



◎教育長(三平勉) お答えいたします。

 第3点目、10款教育費、4目文化振興費に関します御質問でございますが、予算が減少している理由につきましては、厳しい財政状況の中で事業選択を行った結果、平成15年度は文化公演事業を実施しないことがその主たるものでございます。平成10年度には豊かな鑑賞能力を持つ市民を育成することを目的に第14回館山薪能を、また市民からの要望が多い芸能事業としてさだまさしコンサートなど、その質、知名度の両面で一流レベルの文化公演5事業を千葉県南総文化ホールの利用促進ともあわせ開催いたしましたが、今年度の館山能公演を区切りに館山市文化公演事業を見直そうとするものでございます。平成15年度以降は、鑑賞する機会の提供から参加する機会の充実へ、享受から創造へと文化施策の転換を図り、南房総フェスタ、全国大学フラメンコフェスティバルの開催、農村歌舞伎の本格的な再興への支援等、市民参加型の事業を積極的に推進してまいります。また、館山市文化祭及び南房総しおさいコンサート等、既に市民が活動主体となっている事業につきましては、発表の場及び文化の創造に市民が参加する機会を提供するという基本的な考え方を明確にしてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 3番金丸謙一議員。



◆3番(金丸謙一) ありがとうございました。では、再質問させていただきます。

 まず、1番目の問題なんですけれども、日曜日の投票事務として勤務した時間のうち8時間分については、時間外勤務手当の支給ではなく、振替休日の取得としたと、こういうことが大きな要因だと、こういうお答えをいただきました。それによって振替休日になりますと、勤務をする時間を振り替えて休むことになるんですけれども、その点について問題が起きていないかどうかお聞きいたします。

 また関連して、最近各地で不在者投票の簡便化を図るにつれて、投票時間を午後8時まで延ばす投票率の効果について疑問視する声が上がり、もとの6時に戻す傾向がありますが、館山市の場合どのように分析されているのか、また6時に戻すお考えはあるかどうか、これをまずお聞きいたします。

 2点目ですけれども、今後十分検討していくということなんですけれども、法定外公共物の移譲は国はかなりうまいことやっているなという感じをするんですけれども、台帳のみで図面がないというような、これから測量が必要となってくるということがこれが市町村の責任になってくるわけですね。館山市の場合には、年間大体3,000万円ぐらいの予算、これじゃ非常に大変かなという気がするわけです。今までは、底地は国、管理は県、機能管理は市だと、こういうことでした。これからは、底地、管理の全部が館山市、つまり市町村になるわけです。法定外公共物に対する他市町村の動向、特に合併を目指している近隣市町村の動向はどうなっているのかお聞きいたします。

 3点目ですけれども、教育、文化の方なんですけれども、内容はよくわかりました。文化振興費というものを削ったよと、目指す方向は鑑賞型から参加型にしていくんだと、享受することから創造へと、非常に力強い御答弁をいただきました。しかしながら、21世紀は心の時代、ソフトの時代と言われております。心の豊かさをつくり、魅力ある地域社会づくりを築き上げるには、文化を大切に育てる必要があります。市民参加型の文化を目指すというお答えをいただきましたけれども、南房総しおさいコンサートの補助金が74万円から20万円になっている、またフラメンコに関しても減額になっている、こういうような館山市文化祭補助金が156万円から35万円になっている、この予算を見る限りでは、どうして市民参加のものを目指していると言い切れるのか私にはよくわかりません。また、文化団体の自立を図るためという理由で、行政が従来行っていた事務的なことから手を引き、補助金も極端に減らしていることの文化育成の立場からのご見解をお聞きいたします。さらに、スポーツ団体やコミュニティ団体等についてはどうお考えになっていらっしゃるのか、その辺をお答えください。

 4点目まいります。非常にサービス残業はないと思われる。これは、私も少し民間をかじっておりましたので、経営をしていた関係上、すばらしい行政改革の結果であると思います。これからは、今までの業務に加え、市町村合併に関する事務作業が大幅にふえていくことが考えられます。そこで、1番目の質問に関連しますが、時間外勤務や休日勤務を代休とすることへの限度を感じます。その辺でお考えをお聞きいたします。

 また、労働問題に詳しい辻田市長にお聞きいたしますけれども、私は時間外勤務は時間外勤務、代休は代休だと考えております。休日勤務の原則代休化、つまり原則的に休日勤務の8時間分については代休扱いするということですが、本来原則代休化ではなく個人の自由選択にすべきだと考えますが、いかがお考えになりますか、お聞きいたします。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 高橋総務部長。



◎総務部長(高橋功一) 御質問のうち、休日等の代休扱いに関する問題が起きているかどうかという御質問についてでございますが、これについては特に問題になっておりません。

 それから、最後の御質問でございますが、時間外勤務や休日代休をすることへの基本的な考え方についてでございますが、選挙、行事等による休日の勤務につきましては、引き続き代休扱いの方針でまいりたいと考えております。また、時間外勤務につきましても、引き続き事務事業の見直し、あるいは職員相互の応援態勢、非常勤職員の活用等により時間外勤務の縮減に努め、職員の健康等に留意しつつ、行財政改革を進めてまいりたいと考えております。

 それから、時間外勤務あるいは休日勤務については、これは任命権者からの命令に基づいて行うものでございますので、これについての取り扱いは従前どおりやっていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(鈴木忠夫) 三平教育長。



◎教育長(三平勉) 21世紀の心の時代と、それに絡めまして、南房総しおさいコンサート等の補助金が減っているが、これはどうなのかと、こういう御質問だと思いますが、これにつきましては、先ほどお答えいたしましたように、享受する文化から創造する文化への転換を図るという意味で、各種団体に行っております補助金等がかなり減額されたと、そして市民が発表する場の会場費等については確保してあると、このような転換を図ったのが大きな理由でございます。

 二つ目につきましては、文化団体の自立を図るということで、補助金が減っているということですけれども、これも先ほどのお答えと同じように、行政改革3カ年計画の中で各種民間団体の自立運営化を図っておるところでございますので、このような補助金等について減額されていると、このような理由によるものでございます。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) この際、申し上げます。

 傍聴人は、みだりに席を離れることや、声を出したり不体裁な行為をしないようにお願いを申し上げます。

 大山市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大山了一) コミュニティ団体の事務についてお答えいたします。

 コミュニティ団体は、発足の当初から団体独自で事業計画の立案、予算づくり、それから事業の実施、会計処理をしてきております。市が事務的な面でお手伝いをいたしますのは、全市的な組織であるコミュニティ連絡協議会の会議資料の印刷程度でございます。こういうことでございますので、これからもそのようにしてまいりたいと考えております。

 それから、補助金についてですが、コミュニティ集会施設の建設補助は減額になりますが、そのほかの運営補助、それからそのほかの事業補助は従来どおり実施してまいる考えでおります。ただ、錦鯉の放流事業は開始以来22回を数えまして、当初の目的を達したと考えておりますので、15年度からはこれはやめたいということでございます。

 以上でございます。



○議長(鈴木忠夫) 小滝建設部長。



◎建設部長(小滝秀策) 法定外公共物の維持管理についての他市町村の動向ということでございますが、現在法定合併協議会の設置に向けまして検討を進めております近隣8市町村、館山市を除く8市町村の動向についてお答えを申し上げます。

 まず一つといたしまして、法定外公共物について、いわゆる町村道と同じような維持管理をしているのか、あるいはする考えがあるのかということについての調査結果につきましては、現在町村道と同様の維持管理を行っている町村はございません。ただ、その中で一つの町村が今後そういった検討が必要になってくるだろうという回答をいただいております。

 またさらに、今後そういった維持管理に必要となります舗装状況等ですとか、あるいは橋梁の状況等、これらについて調査を実施していくのか、あるいは実施しているのかということにつきましては、現在のところ実施をしている町村はございませんが、今後実施が必要になるだろう、あるいは実施の方向性について検討しなければならないだろうという町村が2町ございます。

 さらにもう一点、いわゆる法定外公共物につきましては、譲与手続の中で、公図の写し、公図をもとに表示をし、それについて譲与を受けているわけでございますが、それ以外のいわゆる市町村道の場合は道路台帳というものを道路法に基づいて整備が義務づけられておりますが、法定外公共物についてもそういった台帳整備をする考えがあるのかということでございますが、これについても現在まだ譲与の途中ではございますが、台帳管理をしているところは現在のところはございません。しかしながら、今後台帳管理というものは検討する必要があるのではないかという回答をいただいているところが2町ございます。

 いずれにいたしましても、この法定外公共物の譲与につきましては、先ほどお話がありましたように、地方分権一括法の施行によりまして、平成16年度末までに譲与手続を完了しなければならないということになっております。したがいまして、今後特に現在合併がいろいろ言われております館山市を含めます9市町村の中で今後合併協議を進めていく中では、これら法定外公共物の扱い、いわゆる境界確定や、あるいは占用、使用、さらには用途廃止等、これらを含めた維持管理についてどのような対応をとっていくのか、慎重な検討が必要になってくるものと思われます。

 以上でございます。



○議長(鈴木忠夫) 金子選挙管理委員会委員長。



◎選挙管理委員会委員長(金子光男) 金丸議員にお答えをいたします。

 投票時間を午後6時とした場合と午後8時とした場合の時間外勤務手当の差額は、平均で約108万円でございます。また、午後6時以降の平均投票者数は投票日当日投票者の8.32%に当たる1,635人でございます。特に平成11年執行の市議会議員選挙においては、4,082人の方が午後6時以降に投票をいたしており、投票時間を午後8時までとする効果は十分にあると考えております。したがいまして、今後も一人でも多くの市民、有権者の方に投票していただくためにも、午後8時までの投票時間としてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。



◎市長(辻田実) 先ほど残業の振り替えにつきましては総務部長から答えたとおりでございまして、深夜とかそういうものの残業云々じゃなくて、投票日という特殊な日で、これは通常の日曜日でございまするから、それを平常の日に振り替えるということについては、多少職員については生活のリズムを壊すこともあると思いますけれども、何年かに一遍でございまして、ちょいちょいあるわけではございませんので、御了解をいただけるものということで、先ほど総務部長が申しましたように、この件につきましては職員の方から苦情なりそういうものは今のところ出ておらないので、財政事情もございますし、そういうことでもって御理解をいただきたいというふうに思っております。



○議長(鈴木忠夫) 3番金丸謙一議員。



◆3番(金丸謙一) ありがとうございました。ページ数でずっと追っていますので、交錯している部分が大分あって、失礼いたします。

 まず最初の質問の件から言いますと、今市長お答えになりましたが、投票に関しては何年に一遍だということなんで、そう大きな問題じゃないと、こういうようなお答えをいただいたわけですけれども、若潮マラソンの場合も代休なんですよね。多くのイベントというのが代休扱いになっているのがまだあるわけですよ。ですから、投票だけじゃないんですね、私が話しているのは。ただ、当初予算から質疑になっていきますと、どこから引っ張り出すかということになったので、ここから引っ張り出したということであって、投票だけの問題じゃないんですよ。そういうこともお考えいただきたいと思います。財政改革についてのお考えは十分理解できますけれども、それによって職員が少なくなり、また仕事量もふえている、これから市町村合併でさらに仕事が増加するだろうと、そう思われる中で、果たして代休がいいのかどうかという議論も少し考えていかなきゃいけないんじゃないかなということの意味で御質問をいたしました。それによって住民サービスや本来の業務のしわ寄せにならないように十分対応をお願いいたしまして、御要望いたしまして、その件は終えます。

 それから、2番目の法定外公共物の件なんですが、これは先ほど部長から御答弁いただきましたけれども、近隣市町村も大変な大慌てですね。こういうことをここで話していいかどうかわからないけれども、困っちゃったなと、一言で言うと。大変膨大な量ですから。ですから、これからやっていくには、館山市の財政、それからほかの市町村の財政を見ても、一挙にはできないだろうと十分理解できます。国の移譲というものも非常に酷だなということで考えております。しかしながら、市町村合併が進んでいる今だからこそ、やはりかなりそれを詰めた中の長期の視点に立って調査をしていく必要がある、そう考えますので、御提案しているわけです。故本間市長のときに、30年前の国民体育大会を契機に全市舗装せよの大号令が出て、赤道もアスファルト舗装した経過があると、こうお聞きしています。現在の財政状態では難しいというのは十分理解できますけれども、何とぞ前向きに調査、早目にしていただくことを御要望いたします。

 また、平成12年度から道路維持補修工事材料費、この増加が見込まれると私は考えておりました。しかし、意外なことにこの材料費が増加しておりません。そこで、理由を調べましたところ、各地区で高齢化が進んでおるために、資材交付等を受けても作業がなかなかできないんだと、だからその辺を要望していないんだと、そういうようなことをお聞きしました。そういう現状があるようです。つまり、あきらめているという現状があるということです。その辺を少し考慮していただきたいなと、こう考えます。

 次に、3点目ですけれども、文化の方なんですが、非常にわかりやすい御説明をいただきました。ただ、果たしてそれでいいのだろうかというのが非常に疑問です、私は。どういう意味かといいますと、文化育成の観点からいきますと、ご存じのように、文化ホール等を利用しての行事というのは大変なんですよ。一番大変なのは何か。観客動員なんです。これは、館山市も館山市教育委員会も主催のそういう文化事業というのをやっています。それで、一番御苦労なさったのは何か。観客動員なんですよ。そして、その中でもチケットの販売なんですよね、チケットで有料なものは。やはり館山市は、教育委員会の主催の能だとか、先ほどお話ありましたけれども、それで大変御苦労なさっていると思いますけれども、赤字なんですよね。ですから、非常におわかりになると思います。そこで、赤字だからやめてしまうのかという問題なんですよ。民間で頑張っているところもあるわけです。そういうものを助けていこうとするのか、そこのスタンスなんです。これは、予算審査特別委員会で私お聞きしますけれども、館山市の主催行事で観客動員を図るという場合に、館山市では職員が動員されているんですよ。私は、そういうのはすごくおかしいんじゃないかと思っているわけです、勤務時間に職員が動員されるのは。確かに勉強だと、そうおっしゃられるでしょう。しかし、やっぱりそういう面は考えなきゃいけないんじゃないかなと、こういうような視点からこう考えておりますけれども、もとに戻りますが、スタンスとして赤字だったらやめてしまうのかという問題に対してどうお考えになっているのか、その辺の基本スタンスをお聞きいたします。

 それから、第4点目ですけれども、お答えいただきました。やはりこの2時間、6時から8時にした2時間は非常に効果があるんだと、投票率も違うんだと、こういうことの御答弁をいただきました。ですから、今のままやっていくんだと、こういうお答えでした。ほかの市町村で戻したところ、8時だったものを6時に戻したと、そこのところのお話を何市町村かお聞きいたしました。そうしたら、8時が6時に戻っても投票率はそんな下がっていないということでした。ですから、私はこれはこれだけふえたよということで効果があったかもしれないけれども、じゃ戻したときにどうなのか。これは、戻しちゃって、ああ、いけなかったというんではこれはまずいでしょうから、その辺は少し考えていく必要があるんじゃないかと、こういうことでお聞きしているわけです。4点目にいきますけれども、今後も市町村合併による行革によりさらに職員数は減ると思われます。行政サービスも多様化してくると思われます。安定した行政サービスを提供するには、余り頻繁に組織を変えるのではなく、組織をふやすのではなく、職員を適材適所に配置し、人を生かすということを第一に考えるべきだと思います。その辺でよろしくお願いいたします。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。



◎市長(辻田実) 私から2点お答えをいたします。

 文化団体とかスポーツ団体につきまして、赤字だからそれをやめると、こういうスタンスでございますけれども、それは一面そういう面もございます。しかし、今文化団体とかスポーツ団体におきましても大きな時代の転換期に入っております。教育長が申しましたように、今まではどちらかというと鑑賞型、そして市の方がいろんなものをおぜん立てして経費を出して、そして来てもらうと、こういう形をとっておったんですけれども、日本全体が今やはりそういうものから自分たちでもって文化はつくり上げていく、そして自分たちが参加して、やっていくんだと、こういう形に変わってまいりますものですから、今まで文化団体でも体育団体におきましてもいろいろなものが市の方に事務局を置いて、そこでもって一切おぜん立てをしてやっていると、このことにつきましては変えていかなきゃならないと、従来からスポーツや文化というのは行政が行うんじゃなくて、市民のものでなければならないという批判もあったわけでございます。余り行政が文化を押しつけたりスポーツを押しつけると、こういう面もあったわけでございまして、今そういうものが転換期に来ておるものですから、多少財政的な面も加わりまして、今スポーツ、文化団体においても多少混乱があると思いますけれども、やはり私は、教育長が言いましたように、今までのように市の方が全部切符も売ってやる、それからスポーツをやるにしても全部事務局を持っておぜん立てしてやってやるという形から、やはり市民が自分たちでもって参加し、そして自分たちでもって企画し、自分たちで行動していくと、こういうものでなければ本物にならないだろうと、そういうものの志向に移ってきておりますので、一挙にというわけにまいりませんけれども、徐々にそういう方向でいきたいというふうに思っておりますので、ひとつ御理解をいただくとともに、また御協力をいただきたいというふうに思っております。

 それから、市の中にやたらに課を動かすとかいろんな係を云々ということでございまするけれども、金丸議員御指摘のように、やはり行政は常に新しい時代と市民の新しいニーズにこたえて対応していかなきゃならない。そして、やはり今までずっと明治以来ある税務課だとか総務課だとかそういう形の中で消化するというんじゃなくて、むしろ市民の要望、時代の流れに対応したところの行政をやっていかなきゃいけない。それにつきましては、やはり人を中心に配置していかなきゃいけないということでございますので、そういった市民のニーズ、そして時代の要望に沿ったものに行政もやはり対応していかなきゃならないと、その柔軟性がなければならないんじゃないかというふうに思っております。一挙にはそうはいきませんけれども、徐々にそういう面で、今回はそういった市民のニーズ、それから時代のニーズに沿って、今まである係を変えて、そして新しくしたわけでございまして、そういう面では目に映るのは、一つは何か課だとか係がふえたという感じでございまするけれども、行政一般質問でお答えしましたように、今まであるものを不必要というんですか、ある程度整理できるものを整理して新しいものに変えていくということでやっておりますので、全体の人数の枠をふやすとか、そういうものはございませんで、むしろ減少させておるわけでございますので、これからは徐々にそういう形でもって、従来の決まった一つの課だとか係でもっては対応し切れないものについては新しいものに変えていくと、そして金丸議員指摘のように、人中心に市民と直結した市政というふうにしてまいりたいというふうに考えておりますので、またそういった点につきましてもひとつ御理解と御協力をお願いしたいと思います。

 他の面につきましては、それぞれの担当部長からお答えをいたしたいと思います。



○議長(鈴木忠夫) 以上で3番金丸謙一議員の質疑を終わります。

 次、13番忍足利彦議員。御登壇願います。

         (13番議員忍足利彦登壇)



◆13番(忍足利彦) 15年度当初予算について質問お伺いいたします。

 101ページをお開き願いたいと思います。都市計画費、街路事業費、2目に関してお尋ねいたします。今日まで私初め同志、同僚議員が何度か都市計画道路船形館山港線延伸事業について質問されております。この仮称船形バイパスの整備計画について、今回予算書を見ますと、図面作成委託料とありますが、この件について通告に基づき5点お伺いいたします。

 1番目、館山市総合計画では、船形館山港線の計画を延伸し、富浦インターチェンジにつなげ、北条海岸や市内のアクセス性向上を図るということでありました。15年度はその3年目に当たりますが、予算案ではこの延伸事業にかかわる予算の計上が見られません。どのように検討されているのですか、お伺いいたします。

 2番目、都市計画の5年目では延長900メートル、幅員12メートルで計画を延伸するとなっておりますが、該当すると思われる農地の一部では宅地化が進んでいる現状です。遅くなれば遅くなるほどいろいろと問題が生じ、計画に支障を来す項目が多くなってまいります。延伸計画を早く策定することが急務となっていると思いますが、現状をどのように考えておられるのですか。

 3番目、この道路の計画実施には富浦側との協議が不可欠ですが、富浦町との協議はどのようになっているのでしょうか。行っているのかいないのか、行っているならば、その協議の現状について御説明お願いいたします。

 4番目、富浦インターチェンジの開設の見通しはどうでしょうか。高規格127号富津館山道路は、一部用地買収の遅れから全面開通の見通しが立たなかったようですが、このたび用地問題が円満解決し、大きく弾みがついたと、喜ばしいニュースが先日大きく新聞紙上に報道をされました。この道路、仮称船形バイパスは本来富浦インターの開設時期と合わせて進めるべきものではないかと思います。また、そのように要望してきた道路です。富浦インターの開設見通しが見えてきました現在、一刻も早く着手すべき道路だと思いますので、どうでしょうか。

 5番目、5カ年基本計画で「みんなでつくる夢のまち」を表題に都市計画道路船形館山港線の計画延長がはっきり位置づけられており、これを行うと明記されておりますが、これにかかわる予算規模はどのくらいを考えておるのでしょうか。

 以上お尋ねしまして、御答弁により再質問をさせていただきます。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。

         (市長辻田 実登壇)



◎市長(辻田実) 忍足議員の御質問に対しましてお答えを申し上げます。

 議案第1号平成15年度館山市一般会計予算に関します街路事業費についての第1点目、都市計画道路船形館山港線の延伸計画についての御質問でございますが、一般国道127号から船形港地先に至る道路整備につきましては、市内交通の循環性の向上という観点から必要な道路と認識をいたしております。本道路につきましては、船形地区のまちづくりと一体をなすものであり、道路整備と地域振興の両面の検討が必要でございます。今後ビーチ利用促進モデル事業や都市計画道路船形館山港線の進捗状況を見ながら対応してまいる所存でございます。

 次に、第2点目、計画策定の時期に関します御質問でございますが、議員の御指摘のとおり、計画地周辺の開発が行われていますことは承知をいたしております。しかしながら、都市計画道路の整備につきましては、厳しい財政状況の中で都市計画道路青柳大賀線が国道410号北条バイパスとあわせて開通いたしました。さらに、首都圏の海洋性リゾートを目指す館山市の海の玄関口としての事業を連携させる上で、都市計画道路船形館山港線の事業に着手したいところでございます。

 次に、第3点目、富浦町との協議の状況についての御質問でございますが、現在9市町村による合併協議が進められており、合併後まちづくりの基本となる新市建設計画の中で道路交通体系の見直しを行い、域内交通の円滑化を図る必要があると考えております。御質問の道路の延伸計画につきましても、その中で対応してまいりたいと考えております。富浦町との協議につきましては、主な人との話し合いはしておりまするけれども、まだ富浦のインターが決まっておりませんので、具体的な話し合いに入っておりませんけれども、今後東関道の地主の了解も得られまして、近く開通が見込まれるわけでございますので、インターの位置も、また規模も決まると思いますので、それとあわせて具体的な協議が進められるというふうに考えております。

 第4点目、富浦インターチェンジの開設時期に関しまする御質問でございますが、既に新聞報道等で御承知のことと存じますが、懸案でございました用地の問題が解決されましたことにつきましては、館山市といたしましても非常に喜ばしいことであり、地権者の方々を初めとする関係者の皆様に対し深く感謝をいたしているところでございます。富浦インターチェンジの開設時期につきましては、用地の問題の解決を受けて、一日も早い開通に向け事業を進めていくと伺っておりますので、早晩開通されるというふうに思っております。一般国道127号から船形港地先に至る道路計画につきましては、その必要性は十分認識しているところでございますので、市の財政状況を踏まえ、できるだけ早い機会に対応をしていかなければならないと考えておるところでございます。

 次に、第5点目、船形館山港線の延伸計画にかかわる予算規模についての御質問でございますが、現5カ年計画の事業費は道路概略設計等の設計委託及び一部事業着手を含めまして約1億7,000万円でございます。

 以上でございます。



○議長(鈴木忠夫) 13番、忍足利彦議員。



◆13番(忍足利彦) 再質問をさせていただきます。

 まず、富浦インターチェンジの開設見通しについて御答弁をいただきましたけれども、一日も早くとの話でございますが、具体的に何年度ぐらいを想定されているものですか、お聞かせ願いたいと思います。

 次に、この事業の関係ですが、5カ年計画の数字ではなく、先ほど5カ年計画の数字は1億7,000万円とお伺いいたしましたけれども、総予算はおおむねどのぐらいかかるものであるか、これもあわせて御回答いただきたいと思います。

 いずれにしても、この道路の延伸には市長の熱意が今まで全く感じられませんでした。本道路は、館山市の玄関口としてなくてはならない道路であり、また東関東自動車道路から館山市の入り口道路となるもので、体系上からも価値は非常に高いものでして、基本計画にも位置づけられております。この事業をなぜ進めようとなさらないのか。この道路の件は、ここにございますけれども、船形港直進道路期成同盟、このような小冊子を平成7年につくりまして、地元の区長様初め学校、学識経験者、青少年部、婦人部など一丸となりまして、地区懇談会で何回となく市長に進言してまいりました。市長も重要性を認め、了承しておられます。また、先般の市長選挙では、ビーチの完成を間近に控え、東京湾の玄関口として重要港湾に指定されておる館山市にはなくてはならない道路であり、ぜひ早期にやると言われておりましたのはうそだったのか、ポーズだったのかと疑わせるものでございます。予算がないと言われますけれども、今までこの長い年月、手をつけなかったわけでございますけれども、今回の予算を見ましても、いろいろと批判もあります。また、むだではないかと思われるものも幾つかあります。また、必ず15年度に実施に移さなければならないと思われるものもたくさんあり、熟慮すべき案件もあり、どうしても急いでやらなければならないというものばかりとは到底思えません。この道路の延伸は、館山市の発展のためにも大至急取り組まなければならない大事業であります。その上、何年もかかる事業です。だからこそ、早期に着手が必要であり、そのためにも調査研究を急いで行わなければならないものです。調査自体には特に大きな予算を要するものではないはずです。それにもかかわらず、なぜ今まで計上されなかったか、本当はやる気がないからではないか、このように考えておりました。本日は、地元の区長様方初め各役職の人たちが大勢、ごらんのとおりこの問題に関心を持って傍聴に来られております。どうか皆さんの前で、議員にももちろんそうでございますが、納得のいく明確な市長の所見を発表していただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。



◎市長(辻田実) その点につきましては、5カ年計画の中に計上しまして、これは相当の予算があったんですけれども、非常に論議した結果、どうしても港湾開発と並んで、それから東関道館山線の開通とあわせて、なくてはならない道路だからということで計画には盛り込みました。3年目を迎えたわけで、その後具体的なものが進んでおらなかったということでございますけれども、決してそういうわけではございません。一つは、目算違いでありましたのは、既に東関道館山線がもう開通すると思っておったわけです。だけれども、地主の了解が得られずに、ついせんだってまで延びてきたものですから、何しろ東関道線から引くわけですから、これ国道ですから、どこから引くかというその起点が決まらないうちにこっちを線を引くというわけにはいかない。それで、インターが決まって、そのインターでなければ、ここら辺から道路を引っ張るとか、そういうわけにはいきませんから、高速道路でございまするから、それはきちんと決まった中でやらないと具体的な作業は進まないということでもって、本当に私の方としてもその点については非常に困っておったわけでございますけれども、先ほど申しましたように、つい二、三週間前にその土地が解決したということでございますから、聞くところによると、もう一気呵成に富浦までやるということでございますから、それが進むと今度は入り口が決まるわけでございますので、富浦の方も具体的に今度交渉に入りたいということでございますので、そういうことでちょっと地元としては何か手ぬるかった面があったかというふうに思っております。

 もう一つは、都市計画道路船形館山港線の事業が、シンボルロードというのですか、これが始まったものですから、少ない予算の中でそちらを重点をやっておるものですから、それとドッキングする事業でございまするから、それを一体に考えれば、かなり事業費としては投入してるということでございます。忍足議員御指摘のとおり、富浦のバイパスがインターの位置、その他が決まれば、その時点で議会の了解が得られれば、補正予算等において調査費なり設計費、そういうものを計上していきたい。そういう事態が起きなければ、来年度の予算について調査費等は計上する予定で今準備しておりまするけれども、非常に急いでおりますので、富浦のインター等で決まれば、その時点で了解得られれば、そういうことも考えておりますので、決して後退したわけではございませんで、こちらも満を持しておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 それから、完成の見込みにつきましてはちょっとわかりませんので、これはだれもわからないと思いますけれども、一応担当部長の方がどう理解しているか、ある程度のことをお答えできればしたいと思います。

 それから、総予算については、これもちょっと5カ年計画の中では1億7,000万円ということですけれども、総予算ということについては、まだ設計その他は出ておらないから、わからないと思いますけれども、担当の部長の方から差し支えのない範囲でお答えできるようでしたらお答えしてもらいますので。



○議長(鈴木忠夫) 小滝建設部長。



◎建設部長(小滝秀策) まず、今現在富津館山道路全線約19キロメートルでございますが、このうち鋸南富山インターチェンジから富浦インターチェンジ間約8.2キロは現在未開通でございます。この見通しについてということでございますが、先ほど市長ができるだけ早くということでお答えをしたところでございます。現在千葉国道工事事務所によりまして、先ほど御答弁申し上げましたが、今月の初めに懸案でございました用地の問題が解決をしたということから、現在この約8.2キロ区間のうち約1キロメートルが用地の取得が解決できなかったということで、工事ができておりませんでした。現在この1キロ区間について、千葉国道工事事務所におきましていわゆる設計等の準備作業をいたしておるということでございます。できるだけ早期に着工したいという意向の中で、現在、昨日の時点で夕方確認をしたところによりますと、国道工事事務所の見解は平成15年度末の供用開始を目指して鋭意工事を進めるということでございます。

 それから次に、全体の事業費、事業期間等についてのお尋ねでございます。これにつきましては、先ほど議員の方からお話がありましたように、現在の基本計画策定時におきましては、この道路につきましては総延長約900メートル、幅員12メートルの道路として検討をいたしております。なかなかこの事業費、事業期間というのは難しいものでございますが、昨年7月に開通いたしました青柳大賀線、あるいは現在事業を進めております通称海岸通り、都市計画道路館山船形港線、これらの例を参考にいたしまして試算といいますかはじいてみますと、これはごく大ざっぱで、かなりの範囲で変動があるということを御理解いただきたいと思いますが、事業費としては15億から20億円程度、さらに事業期間といたしましては、これは特に、先ほどの富津館山道路の場合もそうでございますが、用地の取得がどのようなペースで進むのかということで大きく変わりますが、過去の例を参考にいたしますと、15年程度が事業期間としては必要になるのかなと、かように思われます。

 なお、そのほかにいわゆる事業にかかる前の準備作業というものがございます。ルートの選定ですとか地元との調整、あるいはそれらが済んだ後の各種設計作業、さらにはそれに基づきます港湾委員会ですとか国道工事事務所ですとか、さらには富浦町、こういった関係機関との協議、さらには整備の仕方といたしまして、都市計画事業でやるとか、あるいは一般の道路改築事業でやるとか、さらには現在いろいろ議論が今後されると思いますが、市町村合併によりますところの新市建設計画の中に計上することによってのいわゆる旧市町村間の連携道路といいますか、旧市町村間の連携をスムーズにするための道路整備と、こういうような手法も考えられます。そういったもろもろの検討作業、さらには、いずれにいたしましても市単独での事業は不可能でございますので、国あるいは県の制度を利用するというようなことから、事業認可手続が必要でございます。これらの期間で、過去の例を参考にいたしますと、おおむね五、六年程度。したがいまして、長い期間が必要になるものと思われます。

 以上でございます。



○議長(鈴木忠夫) 13番、忍足利彦君。



◆13番(忍足利彦) 最後に1点だけ質問させていただきます。

 富浦インターチェンジの開通は15年度末に予定されるというただいまの答弁でございます。そのほかに総工事費が15億とか20億、ちょっと気の遠くなるような大きな金額でございます。なおかつ、工事期間も15年。今から15年。平成7年からの15年なら話わかるけれども、今から15年というと、私ども生きているかどうかわからないような非常に遠大な計画。大きな計画で結構ではございますけれども、何とかこれを詰めるような方法をしていただきたい。おかげさまで補正予算も組んでいただけるような明確なあいさつもいただきましたけれども、階段でも1から上がっていかなければ2階まで上がれません。1段も出ていない現在でございまして、なるべくなら本年からでも早速にも調査にかかっていただき、また予算もつけていただきまして、この15年が10年、10年が8年になる、あるいは5年になるように頑張ってもらいたい、このように考えております。いかがなものでございましょうか。無理でしょうか。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。



◎市長(辻田実) 先ほども申しましたように、東関道の方の線が15年末にできるという見込みでございますから、それを前提にして受けて、調査費ですか、これは16年度予算に計上する予定では内々に進めております。それが早まるということもありますけれども、これはそのときに補正予算で対応するということもあると思いますが、その中でもってある程度どこに線を引くかということについて地元と了解をしないと、今ある道路を改修するというのならいいんですけれども、田んぼもあり、住宅もあり、そういうところをかなりの十何メートルの道路を通すということになりますから、その理解を得ないと、勝手に線を引いてやるというわけにいきませんので、これは船形地区の皆さんの御理解をいただいて、どこのところをどうやっていくか、おれのうちにかかっちゃだめだと、このうちはだめだったら、くねっちゃうようなことになりますから、それでも道路になるかどうかというのはありますので、その調整が早くぴたりといけば早くなるし、そしてそのことによって地権者等がすぐ了解してもらえればこれはかなり短縮が可能だと思いまするけれども、通常それらの問題もありますので、あとはここでは忍足議員と、それから傍聴に来ている関係者の皆さんがおりますので、それらがどうなるかという調査費、具体的に進む、それにつきましては16年度には間違いなく計上いたして、その中でそういうもろもろの問題をやって具体的にスタートしていきたいというふうに思っておりまして、バイパスの方が早くできれば、その時点で補正を提案する予定でおりますので、その中でもっていろんな問題が出てきますから、余り先のことはどうこうということはちょっとここでもって不確定でございますので、それだけはお約束いたしまして、対応したいと思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(鈴木忠夫) 以上で13番忍足利彦議員の質疑を終わります。

 次、6番丸山定夫議員。御登壇願います。

         (6番議員丸山定夫登壇)



◆6番(丸山定夫) 通告しました六つの点についてお伺いいたします。

 私は、予算の説明資料のページに沿って伺いたいと思います。説明資料の15ページをあけてください。土木費の中に、赤山地下壕安全確認調査等管理事業に432万円を計上しておりますが、これに関して伺います。これまでどのような調査をどのように進めてきたのか、どんな論議がどのようにされてきたのですか。

 次の16ページについて、10款の教育費の中に移動図書館車購入事業1,228万4,000円がありますが、これに関して伺います。車は、高齢者が大変ふえている状況でありますから、低床のものが必要と思いますが、どう考えますか。

 次に、17ページ、2款総務費の中のコミュニティ事業補助金443万5,000円に関して伺います。県の補助がこの事業については廃止されますが、今後老朽化した施設の改修などはどのように考えていますか。

 次に、22ページ、総務費の中の館山湾交流拠点基礎調査委託料178万5,000円に関して伺います。多目的観光桟橋は、これまでの市長の一般質問の答弁では65億円と言ってきましたが、昨年の9月の議会ではこれを下回るということで、部長の答弁では10億円程度下回るかという答弁でしたけれども、私の質問に対しては30億円ぐらいと答弁して、余りにも数字が違いますので、一体どちらが本当なのかお伺いいたします。

 次に、23ページをあけてください。これも総務費でありますが、街並み・まちづくり調査職員スペイン派遣事業152万4,000円に関して伺います。本会議の中でも何人かの方がこれを取り上げまして、既に現地に行って視察してきた職員もいると聞いておりますが、どうしてもこの時期に派遣する必要はないと考えますが、市民感情から見ても、やめるという考えはありませんか。また、3名派遣するということですが、どなたが行くのか教えてください。

 次に、30ページ、6款の農林水産業費の海洋深層水事業1,302万9,000円に関して伺います。既に海洋深層水については先進地の商品化が進み、鴨川市では商品化が始まりました。今から始めるのでは投資効果が危ぶまれます。本当に投資的な価値があるのならば民間の資金でやらせるべきで、市民の税金で行うべきではないと思いますが、やめるという考えはおありですか、お伺いします。

 以上、答弁によりまして再質問をさせていただきます。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。

         (市長辻田 実登壇)



◎市長(辻田実) 丸山議員の御質問に対してお答えを申し上げます。

 議案第1号平成15年度館山市一般会計予算に関します第1点目、赤山地下壕安全確認調査等管理事業についての御質問でございますが、平成14年度事業といたしまして、市内に現存する戦争遺跡の保存やまちづくりへの活用方策の検討のため、財団法人地方自治研究機構と館山市が共同して調査研究を行ってまいりました。その内容といたしましては、学識経験者等により組織された調査研究委員会を3回開催するとともに、文化財的な価値等を検討するための小委員会の開催、フィールドワーク、長野県松代大本営予定地跡などの先進事例調査、旧軍従事者や市民等からの聞き取り調査等を行うことにより、戦争遺跡の現状の把握と体系化を行いました。また、中心的な戦争遺跡と考えられる赤山地下壕の測量等、一般公開の可否を判断するための安全性の概略調査を行いました。また、調査研究委員会では、軍事施設という性格上、資料が乏しいことから、継続的な調査が必要、当時の市民と軍施設や軍従事者とのかかわりをヒアリングなどから把握する必要がある、貴重な歴史資源としてまちづくりに活用してほしいなどの意見がございました。今後の対応といたしましては、赤山地下壕の公開に向けての詳細調査や説明看板の設置等を行うとともに、確認された47カ所の戦争遺跡を歴史資源として保存、活用するため、ボランティアガイドの育成、見学コースの設定、戦争遺跡のデジタル情報化などを行うほか、修学旅行等の誘致、総合学習への組み入れの検討などのソフト事業を展開してまいりたいと考えております。

 次に、第2点目、移動図書館車購入事業についての御質問に対しましては、教育長より答弁をさせていただきます。

 次に、第3点目、コミュニティ事業補助金についての御質問でございますが、財政状況が非常に厳しい折でございますので、千葉県の補助が廃止された分は削減し、市の負担も圧縮いたしますが、補助は継続してまいります。なお、最近千葉県による他の特定財源採決の状況に応じて再度検討をしてまいりたいと考えているところでございます。

 第4点目、館山港の交流拠点基礎調査委託料に関しまする質問につきましては、助役の方から答弁をさせていただきます。

 次に、第5点目、街並み・まちづくり調査職員スペイン派遣事業についての御質問でございますが、北条海岸を中心とした海浜部周辺では、館山駅西口地区や館山駅に代表される南欧風の景観形成が既に進められております。このため、平成13年度にはスペイン大使館に視察先を紹介していただき、職員の派遣を予定しておりましたが、ニューヨークで発生した同時多発テロにより中止せざるを得なくなりましたので、今回改めて行おうというものでございます。現在都市計画道路船形館山港線の整備につきましては、沿線住民から成る船形館山港線シンボルロード協議会で道路景観の整備計画は策定されているところでございますが、今後の本工事の実施を前に、南欧風の町並み景観をより一層推進するため、視察を行おうとするものでございます。また、千葉県が実施しておりますビーチ利用促進モデル事業や館山港港湾振興ビジョンにおける多目的観光桟橋等の整備、さらに館山港を中心としたにぎわい空間の創出など、ハード及びソフト事業両面において参考とし、館山駅西口地区と一体となった南欧風景観の道路整備や海岸を生かしたまちづくりを推進しようとしておるわけでございます。派遣者はだれかということにつきましては、都市計画課、また港湾観光課の担当職員を中心にして派遣をしたいということで予定はしております。予算の決定次第、具体的な人選に入りたいというふうに思っておるところでございます。

 第6点目、海洋深層水事業についての御質問でございますが、助役より答弁をさせていただきます。



○議長(鈴木忠夫) 三平教育長。

         (教育長三平 勉登壇)



◎教育長(三平勉) お答えいたします。

 第2点目、移動図書館車購入事業についての御質問でございますが、移動図書館車の内部には子供向けの図書、絵本が並べられており、子供たちが自由に安全に利用できるよう、車の後部にステップと手すりが取りつけられております。また、車の側面には大人向けの図書が並べられており、利用者は外側から自由に図書に接し、利用することができます。このように、幼児からお年寄りまであらゆる方たちの御利用に対しまして、安全で使いやすい配慮が十分なされておりますので、問題はないものと思います。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 勝海助役。

         (助役勝海 務登壇)



◎助役(勝海務) お答え申し上げます。

 第4点目、館山港交流拠点基礎調査委託料に関します多目的観光桟橋の事業費についての御質問でございますが、現段階におきましては、館山港港湾振興ビジョンに示した事業全体で65億円を下回り、多目的観光桟橋の整備だけであればさらに下回る見込みであるとのことでございます。また、測量、土質調査、潮流調査、設計等が完了していない現段階では具体的な事業費を示すことはできないと、事業主体でございます千葉県から伺っております。

 次に、第6点目、海洋深層水事業についての御質問でございますが、全国的にも館山沖は海洋深層水の取水適地であると言われております。深層水は、地域振興の起爆剤となり得る貴重な資源として期待されておるところでございます。また、その利活用を推進することによりまして、新規産業への進展が期待されておりまして、事業化に至るまでは市が先導的な役割を果たしていく必要がありますことから、平成15年度に館山沖海洋深層水簡易取水業務委託及び利用計画策定業務委託を実施してまいりたいと考えております。その後は、民間主導で行われることが望ましいと考えているところでございますが、今後設置を予定しております館山沖海洋深層水利活用研究会の中で検討してまいりたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(鈴木忠夫) 6番丸山定夫議員。



◆6番(丸山定夫) 第1点目の赤山の地下壕の調査の模様について伺ったんですが、この安全確認をしたりして進めていく上で、いつごろまでこの安全確認作業を終えるという予定なのか、これが一つ。それからもう一つ、いろいろと松代大本営なんかを見に行っていると聞いておるんですが、この文化財指定の可能性の判断をどのように考えているか、これについてお伺いいたします。

 それから、二つ目の移動図書館の購入費にかかわる問題ですけれども、子供に対しても高齢者に対しても大変安全な、利用しやすいようにという内容になっているということでありますから、そこは問題ないと思うんですが、高齢者や子供たちの利用率というのは大体どのぐらいになっているか、これがわかったら教えてほしいんです。

 それから、三つ目のコミュニティ事業の補助金ですけれども、市の負担を圧縮するということでありますが、どのぐらい圧縮するのでしょうか。それと、当面この事業によって改修を予定している建物が幾つかあるのかどうか、この点について伺います。

 次に、四つ目の多目的観光桟橋にかかわる問題ですが、65億を下回るということで、現段階では県もどのぐらいか示せないというんですが、この事業そのものは市長の一つの目玉政策だというふうに私考えているんですが、それが全然もう今の段階では数字も示せないで、どんどん下回っていくということになりますと、これは見通しがあるのかどうか、もうこの辺で断念する必要があるのかどうか、その辺の判断はどうなのかはっきりできないんでしょうか、この点について伺います。

 それから、五つ目のスペインの派遣事業ですけれども、人選はこれからだということでありますが、市民感情から見て、今大変な不況のもとで、みんなが少しでもむだを省いて、自分たちの暮らしをよくするための行政にしてほしいという願いを持っているときに、こうしたことに血税を使うということに対して、市民がこれを納得するのかどうか、この辺をどう考えますか。

 それから、六つ目に海洋深層水の問題でありますが、この利用されるかどうかという点では、まず先導的に市が役割を果たすべきだということでありますが、お隣の鴨川市に比べて、この先導的に果たした費用というのはどのぐらいなのか、比較してどうなんですか。それだけのお金をかけているのかどうか、ちょっとそこをお聞きしたいと思うんです。そして、市民のお金をつぎ込む理由があるものだと、市民を納得させられると考えているのかどうか、この辺について伺います。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。



◎市長(辻田実) 最初に、港湾のことでございますけれども、これは私はビジョンが策定されまして、これは国、県、市が共同で行ったものでございますので、ほぼこれをもとにしたベースの港ができるというふうに思っておりますし、そういうことでもって着実に進んでおります。ですから、今のところ断念するということは考えておりませんし、県の方も施政方針の中で多目的観光桟橋を東京湾の玄関口と位置づけてやっていくんだということでもってはっきりしたわけでございますから、これはもう確実に進むというふうに思っておりますし、そのようにこれからもお願いをしてまいるつもりでございます。

 予算の面につきましては、これはビジョンに対していろんな有力な政治家だとか専門家がやはり100億かかるとか60億かかると、こういうものは出ておりまするけれども、県の当局の方はビジョンはビジョンで、あれをどのぐらいにやるかということについてはまだ設計も調査もしておらないものですから、うかつには出せないので、いろいろ施設があります。これから調査費を組んでおりますので、設計、そういう中でもって具体的に出ていくということで、ある一時期おおむね65億以上は無理ですよと、それ以下の予算はある程度考えていきたいという意向があったというだけで、これはそれがどうこうということではございませんので。

 それから、先ほど出ました私が30億とかということは、その額は示しているわけじゃございませんで、桟橋だけの部分について今度県の方と折衝した段階でもっておおむね60億相当の半額ぐらいになるんじゃないかということを言われたということで、それを単純的には30億じゃないかと、こう言われますけれども、その程度になるんじゃないかということで、それも調査費を組んでもらわなきゃわかりませんけれども、大体その程度の予算見積もりでもって県の方は事業を進めているということでございますので、今確固たる65億とか30億という数字は、ここでもって市長という立場、それから県という立場としてもそういうものは公表しておらないので、いろいろな政治家の観測なり憶測の数字としては出ておりまするけれども、それはそういうことで理解しているだけで、現実的にはまだ決まっておらないということについては御理解をいただきたいというふうに思っております。

 それから、スペイン派遣についてでございまするけれども、これは単に一般的な行政視察だとか観光旅行のたぐいだということでもって、世間では非常にうるさいまた批判がございます。市長会の視察についても、また議会の議長会の視察についても、非常に観光旅行だという決めつけた世論がありまするけれども、しかしながらそれはどうしても行政資質を向上、またその行政について必要だということでもって、全国市長会、議長会等でも毎年行っておるわけでございまして、一面そういった批判もあると思います。今回の場合にはそういうものじゃなくて、海辺のまちづくりの技術的な問題で行くわけでございますもので、そういう面は私は市民の理解を得られると思うし、また市としてもそういう面で派遣するということについては、私は市民の理解を十分いただけるものというふうに判断しているわけでございますので、そういった点でひとつ御理解をしていただきたいというふうに思います。

 他の件につきましては、それぞれ担当の部長の方から答弁させていただきます。



○議長(鈴木忠夫) 小滝建設部長。



◎建設部長(小滝秀策) 赤山地下壕の安全確認調査はいつごろまで行われるのかというお尋ねでございます。

 まず、この地下壕の調査につきましては、平成14年度におきまして主に安全性の確認については目視による調査が行われたわけでございます。その中で、現在までのところ、一般というんでしょうか、いろんな方々が出入りしておったわけでございますが、それらのルートの中で危険な箇所が約10カ所程度指摘されております。さらにその中で、3カ所については非常に危険であると、いわゆる危険性が大であるという指摘がなされております。この危険性が大であるということは、今岩盤が落ちてもおかしくない状況だというようなことが指摘されたわけでございます。したがいまして、15年度におきましては、これらのさらなる詳細な調査をする必要が生じたことから実施するものでございます。そして、この調査結果に基づきまして、今後この地下壕を利活用していく上で、安全確認のための例えば工事というんでしょうか、そういったものが必要であるということになりますると、さらに対策工事に必要な測量、設計等の作業が出てくることが予想されます。したがいまして、現在の段階では調査結果が出ておりませんので、15年度1年間で終わるのか、あるいはもう一年かかるのか、さらにはもっとかかるのか、今の段階では明言をすることはできないというふうに考えております。いずれにいたしましても、15年度の調査結果を踏まえて、今後の利活用の方向性も踏まえながら、さらなる詳細な検討が必要であるというふうには考えております。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 三平教育長。



◎教育長(三平勉) 引き続きまして、戦争遺跡の文化財指定についての今後の見通しについての御質問でございますが、平成15年度の第1回文化財審議会で諮問を行う予定でおります。これに伴いまして、館山市文化財審議会が審議をするために必要な調査研究、あるいは指導助言を仰ぐために必要な経費等について予算計上させていただいているところでございます。

 もう一点の図書館の大人と子供の対比ですけれども、およそ3対7で子供の利用がなされているということでございます。なお、高齢者の比率については、正確に統計をとっておるわけではございませんので、把握してございません。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 大山市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大山了一) コミュニティ補助で2点の御質問にお答えいたします。

 まず、1点目、市の負担を圧縮したというけれども、どのように圧縮したかという点でございます。市の補助制度の変更といたしまして、現行の補助率は3分の2、これを15年度からは3分の1にしたいというのが1点目。もう一点、上限額の変更がございまして、補助の上限を現行は600万円でございますが、15年度以後はそれを300万円にしたいと、そのように考えております。これは、県のコミュニティ事業の補助金が廃止されたことによります見直しの結果このようにしたいということでございますが、先ほど市長答弁にもございましたように、さらに補足して申し上げますと、県はコミュニティの補助は廃止いたしましたけれども、合併支援として補助制度のメニューの中に施設の建設に対する市の補助にも補助しますということをつけ加えてまいりました。ただ、新しい制度でございますので、まだはっきりはわからないところがございますが、県がこのような補助メニューを出してまいりまして、合併支援でございますので、15、16年度に限りということでございますが、市がそれに補助の申請をいたします。そして、採択されれば、今考えております15年度以後の補助率3分の1、上限300万というのでよいのかということを再度検討したいと考えております。

 次に、2点目、当面予定はあるかということですが、15年度1件予定しております。

 以上でございます。



○議長(鈴木忠夫) 平嶋経済環境部長。



◎経済環境部長(平嶋倫治) お答え申し上げます。

 海洋深層水の関係でございますが、鴨川で行われている海洋深層水の取水につきましては、県が実施しておりますので、その費用等は手元にございませんので、わかりませんが、館山市の海洋深層水の関係でございますと、過去2回海洋深層水の調査を委託したと、これがそれぞれ336万ということで、合計しますと672万になります。そのほかに、負担金あるいは旅費、それから消耗品等ございます。以上、それぐらいの費用でございます。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 勝海助役。



◎助役(勝海務) 海洋深層水事業の関連で、市民を納得させられると考えているのかという御質問でございますが、昨年の秋にアンケートをした結果では、これは深層水を利活用するであろう業種、観光とか水産、農業、その他関連の事業者の代表あるいは団体の代表、そういうところにアンケートした結果でございますが、以前も申し上げましたとおりでございますけれども、この事業を進めるべきというふうに答えているところが全体で八十数%ございます。また、自分の事業に関係なく、海洋深層水の活用が地域振興に関連があるというふうに答えているところが総体で約70%ございます。こういったアンケートの結果から見ますと、十分市民は海洋深層水の利活用に期待しておるということが言えると思います。



○議長(鈴木忠夫) 6番丸山定夫議員。



◆6番(丸山定夫) ちょっと私はっきり聞き損なったんですけれども、この2番目の移動図書館の購入事業についてですが、子供と高齢者の割合が3対7、これは3が子供なんでしょうか、ちょっともう一回教えてください。

 それから、3番目の質問で、コミュニティ事業の補助金の圧縮の割合については伺いましたけれども、改修する建物について、合併支援の補助との関係もあるけれども、15年度1件を予定しているというのは、これはどこかわかったら教えてほしいんですが、場所を。

 それから、5点目のスペインの派遣事業については、批判はあるけれども、まちづくりの技術的なものがあるんだということ、具体的には技術的なものというのはどんなことを指すのか私にはよくわかりませんので、それについて教えてほしいと思います。

 それから、ちょっと戻っちゃいますけれども、多目的観光桟橋ですけれども、これビジョンで政治家的な発言があるからどうなっちゃうかわからないと、桟橋の部分だけは半額ぐらいになるんじゃないかということで答えたということですけれども、これだけ大きな事業をどのぐらいの規模でやるのかということがわからないまま進めていくというのは非常に私問題があると思うんです。一体いつごろになったらそのビジョンに基づく全体の予算規模とかそういうのが明確になってくるんでしょうか。その辺は今でもまだわからないけれども、雲をつかむような話をずっと続けていくのかどうか。65億を下回るって、それでずっといくのかどうか、ちょっとこの辺がよくわかりませんので、いつごろになれば大体明確になってくるのか、その辺を教えてほしいと思います。

 あともう一つ、海洋深層水については、鴨川は県が実施したというと、市のお金は出しているんでしょうかね。というのは、鴨川だけ何で県のお金出して、館山は市のお金出さなきゃいけないのか、その辺を理由をちょっとお聞かせ願いたいんですが。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 三平教育長。



◎教育長(三平勉) 移動図書館車の利用の先ほどの割合ですが、およそ大人が3、子供が7の割合でございます。



○議長(鈴木忠夫) 大山市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大山了一) コミュニティ補助に関しまして、15年度の予定1件というのはどこかという御質問でございますが、正木岡区から相談が来ております。

 以上でございます。



○議長(鈴木忠夫) 平嶋経済環境部長。



◎経済環境部長(平嶋倫治) お答え申し上げます。

 海洋深層水の件でございますが、鴨川は費用を出していないということの御質問でございますけれども、鴨川での取水につきましては、これは千葉県の事業として取水しているわけで、場所が鴨川であるということでございますので、そのように理解しております。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 勝海助役。



◎助役(勝海務) 桟橋の事業費の具体的な数字がわかるのはいつごろかという御質問でございますけれども、先ほど御説明しましたとおり、15年度に県の方で調査設計の業務をやる予定でございますので、その辺が終わりましたらおおむねの事業費は明らかになってくるのではないかというふうに認識しております。



○議長(鈴木忠夫) 小滝建設部長。



◎建設部長(小滝秀策) スペインに派遣しますところのいわゆる技術的問題とはどういうことかということのお尋ねでございます。

 まず、現地のいわゆる南欧スペインというんですか、現地の道路あるいは道路空間がどのような形で整備され、さらに海沿いの道路と今後ビーチ海岸の背後地の整備をするわけでございますが、海浜空間の統一性あるいは調和等がどのように図られているのか、それらについて見聞をしようとするものでございます。平成元年度のときにはリゾート開発ということを重点に視察されておりますので、今回につきましては道路と海浜の両方に焦点を絞って視察をしようとするものでございます。



○議長(鈴木忠夫) 以上で6番丸山定夫議員の質疑を終わります。

 午前の会議はこれにて休憩とし、午後1時再開といたします。

          午前11時52分 休憩

          午後 1時01分 再開



○議長(鈴木忠夫) 午後の出席議員数23名、休憩前に引き続き会議を開きます。

 次、25番神田守隆議員。御登壇願います。

         (25番議員神田守隆登壇)



◆25番(神田守隆) 新年度の当初予算案についてお尋ねをいたします。

 私の質問は、予算書の事項別明細書に沿って行います。70ページをお開きください。70ページに老人福祉センター費が計上されております。この老人福祉センター費が大幅に前年度に比べて減額となりました。私どもは、館山市政についてせんだってアンケートを実施しましたが、高齢者福祉の問題について市民の声としてかなり大きな声としてあったのが、趣味やおしゃべりのできる憩いの場の充実など、いわば元気な高齢者に対する施策の充実を求めた意見でありました。現在市内には老人福祉センターが2カ所あるわけでありますが、高齢化が進んでいくもとで、そのような施設の充実の声というのは非常にこれから大きな課題だし、テーマだろうかと思うのであります。そこで、対前年度比大幅減額の理由と今回計上されている修繕費の内容について御説明をいただきたいと思います。次に、老人福祉センターの高齢者の利用の実態はどのようになっているのか御説明をいただきたいと思います。

 次に、82ページであります。衛生センター施設の改修の内容についてお尋ねをいたします。工事請負費ということで、6,700万円というのが計上されておるかと思います。衛生センターは、既に完成から20年余が経過したかと思います。建設当時は、し尿の処理施設であることを前提としてつくられたわけであります。しかし、先日の質疑に対する御答弁では、浄化槽の普及によって、既に浄化槽汚泥の処理が半分以上を占めるということでありました。施工したアタカ工業の説明では、浄化槽汚泥7割までが限度だとのお話であったとのことであります。今後は、さらに浄化槽も合併式の浄化槽の比率が高くなってくることも考えておかなければなりません。この施設を有効に活用していくには、機械の補修工事も丁寧に実施していくことが求められているのかと思います。そこで、機械等補修工事請負費として6,700万円を計上していますが、どのような工事を予定しているのか、この内容についての御説明をいただきたいと思います。

 次に、95ページです。市場事業費ということで、公設地方卸売市場事業特別会計繰出金が計上されておるわけであります。先日の議案質疑の中で、金丸議員の質疑の中でありましたが、市場業者から公設卸売市場に入るつもりはないと、こういうような趣旨の発言が寄せられていたということがございました。どういうことでしょうか。民間市場業者の統合の見通しについて、どのようになっているのか御説明をいただきたいと思います。

 次に、99ページであります。館山桟橋耐久度調査委託料ということで、港湾管理費の中で509万3,000円が計上されているわけであります。館山大桟橋があるわけでありますが、その計画を実施すると、現在の館山桟橋はどうするのかという問題があるわけであります。今回館山桟橋の耐久度調査をするとのことでありますが、この目的についての御説明をいただきたいと思います。

 次に、102ページであります。都市下水路費ということで、工事請負費で4,985万、負担金補助及び交付金で2,333万4,000円、地域排水路整備事業負担金ということでそれぞれ計上されているわけであります。那古下水路の改修の問題についてお尋ねをいたします。那古下水路の上流部に当たります県道和田丸山館山線と交差する付近では、那古下水路が雨水を排水できず周辺にあふれ出すということがこの一、二年起きるようになってまいりました。那古下水路の暗渠部分の点検管理が必要だと思いますが、いかがお考えになっておりますか。

 次に、閼伽井下排水路の改修についてお尋ねをいたします。この閼伽井下排水路の改修事業の問題は、10年来の懸案事項となっているわけでありますが、新年度の予算措置の中ではどのようにされているのか、御説明をいただきたいと思います。

 以上、5点にわたってお尋ねいたしましたが、御答弁によりまして再質問いたします。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。

         (市長辻田 実登壇)



◎市長(辻田実) 神田議員の御質問に対してお答えを申し上げます。

 議案第1号平成15年度館山市一般会計予算に関します第1点目、老人福祉センター費についての御質問でございますが、老人福祉センター費が減額になっている主な理由は、管理人につきまして、常勤職員の配置から非常勤職員の配置にしたことによるものでございます。

 次に、修繕費の内訳でございますが、アルミサッシの修理及び給湯タンクの修繕等に係るものでございます。

 次に、老人福祉センターの利用状況についての御質問でございますが、湊の老人福祉センターにつきましては、平成13年度には2万5,856人、月平均で約2,155人の利用があったのに対しまして、今年度は1月末までに2万2,214人、月平均で2,221人の利用となっております。また、出野尾老人福祉センターにつきましては、平成13年度の8,625人、月平均で約719人の利用に対しまして、今年度は1月末までで7,753人、月平均で775人の利用となっております。

 次に、第2点目、し尿処理費の機械等補修工事費についての御質問でございますが、工事内容といたしましては、衛生センターの突発的な事故の防止と施設の延命化を図るため、各機器の定期点検及び補修を実施しようとするものでございます。また、平成16年4月からの放流水の水質規制強化に対応するため、一部機器の改修を行い、より安定的な窒素除去を行おうとするものでございます。

 次に、第3点目、公設地方卸売市場事業特別会計繰出金に関します館山市公設卸売市場に入場予定の青果5卸売業者の統合の見通しについての御質問でございますが、これまでは県の指導により各社とも債権、債務の精算上の新会社を設立し、新市場に入場することで合意をしておりました。しかし、館山市に立地しております2社から昨年の10月に精算が不可能との話がありました。その後、県も含めまして対応を協議してまいりました。その中で、ことしの1月に青果5卸売業者が自主的に会議を開催し、今後は統合の方法を研究し、統合に向けて努力していくということで現在に至っておるわけでございます。最近一部の業者が市会議員の有志の方等に算入しないというふうなことを漏らしたというようなことを巷間聞いておりまするけれども、市、県に対してはそういうことは一切ございませんで、ただいま申し上げました作業が淡々と進んでおるというふうに思っております。今後の状況を十分見守って、非常に重大なものでございまするから、対応してまいるつもりでございますので、よろしくその折には御協力をいただきたいというふうに思っております。

 次に、第4点目、館山桟橋耐久度調査委託料についての御質問でございますが、現在ウミホタルの観察や釣り、散策等に利用されております館山桟橋につきましては、大正14年に建築され、築後78年を経過し、下部のコンクリート部分の老朽化が進み、危険が指摘されておりますことから、その安全性を確認するために耐久度調査を行うものでございます。

 次に、第5点目、都市下水路費についての御質問でございますが、那古下水路につきましては、平成12年度の工事により、海岸から市道3016号線までの整備が完了したところでございます。御指摘の上流部につきましては、清掃やしゅんせつ等の適正な維持管理に努めるとともに、溢水、冠水の状況を注意深く監視しながら、生活環境の向上に努めてまいりたいと考えております。

 次に、閼伽井下下水路の改修につきましては、平成15年度予算には事業費を計上しておりません。今後の整備に当たりましては、JR軌道横断箇所の詳細設計やJRとの施工協議が必要となっておりますので、そのように進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(鈴木忠夫) 25番、神田守隆議員。



◆25番(神田守隆) 老人福祉センターに関してお尋ねをいたします。

 大分湊にしても出野尾にしても利用はかなりされている。最近かなりふえておる。私も老人福祉センターなんかに行きますと、随分たくさんの人が最近来られるんだなということで、そんな印象を持っておりましたけれども、先ほどの数字からも裏づけられたのかなと思います。湊の老人福祉センターなんですが、鉄筋平家建てということで、大分老朽化してきたなという感がしております。一つは、施設の整備ということで、今後高齢者ということで、クーラーが一部にしか設置されていないというような問題もありまして、これは年来これまでもいろいろと要望がされていたかと思いますが、こうした点はどう考えられるのか。

 それから、つくられたときは玄関がタイル張りというのもなかなかモダンだったのかもしれませんけれども、非常に滑りやすいということで、転倒の事故なんかも現実に高齢者の中で起きている。こうしたことも配慮する必要があるんじゃないかと思うけれども、こうした点をどう考えるのか。おふろなどでも高齢者が使いやすい手すりなどを設置しておくとか、こうしたことは当然やらなきゃいけない課題なんじゃないかなと思うんですが、それほど大きな予算のかかることではないと思いますから、いかがお考えになるか。

 それから、この老人福祉センターがつくられた当時と相当変わっているなと思うのはやはり自動車ですよね。駐車場がほとんどない。あるにはあるんですけれども、大変少ない。川筋の空地に車をとめるということになると、最近交通量が大変多いということで、いろいろと事故等の心配もあるということで、やはりこうした施設との関係でいけば、駐車場という問題は今後考えなきゃいけない問題ではないか。周辺の空地等を借りて、駐車場が利用できるようなことというのは検討できないのかということです。そういうようなことが老人福祉センターの問題ということで、具体的にひとつお考えをお聞かせいただきたい。

 それから、これはちょうどたまたま今日の新聞報道で、鋸南の介護予防拠点として、「笑楽の湯」というんですか、老人福祉センター、これがつくられたということで、竣工したということが今日の新聞で報道されていますけれども、鋸南町の上佐久間です。介護予防の拠点ということで、この報道によりますと、国庫補助が6,300万円で、自己財源が400万円でつくったと、こういうふうに報道されているわけですけれども、家に引きこもりがちにならないようにすると、また健康増進というようなことで、こうしたおふろにつかりながら、お年寄りのいろんな交流の場にもなると、こういうような施設ですから、まさに老人福祉センターとして館山がやっている事業を今回鋸南でもこういう形でつくったということなんですが、こうした高齢化の進んでいく中で、施設の意味合いというのは、やはり中学校区単位ぐらいに充実を図っていくということを将来的な展望としても考えていく必要があるんじゃないか。こういう場所を通じて、いろいろな高齢者の健康というようなテーマでこれまでもいろいろ議論されてきた。山中先生なども繰り返し主張されていますけれども、そうした運動の拠点になるとか、いろいろとそういうことも考えなきゃいけないだろうし、トータルに考えると、やはり公費的には非常に税金を効率的に使うということにつながるんじゃないかなと思うんです。そういう点から、介護予防拠点というようなこの老人福祉センターの施設が館山全体で現在2カ所というのは非常にまだ少ないんではないかということです。そういう点はどうお考えになるか、お聞かせいただきたいと思います。

 それから、衛生センターの問題でありますけれども、新年度に予定されている中身についてはおおむね理解をいたしました。昨今、浄化槽の清掃業界といいますか、浄化槽汚泥を清掃する業界では、作業能率の向上を図るというために、濃縮汚泥特装車というタイプの特別仕様の自動車があるというふうに聞いております。この濃縮汚泥車によって浄化槽汚泥を投入すると、作業する場合にとっては効率がいいのでしょうけれども、館山市の衛生センターの機能低下などの障害が出ることはないのかどうか、こういう心配が当然出てくるわけであります。幸いこうした濃縮汚泥特装車というのはまだ安房管内で普及は全くしていませんから、そういう問題にはつながらないのかなと思うんですが、将来のことも含めて、こうした衛生センターの機能という点から見ると、館山市としてはこういう特別仕様の自動車の投入についてはできないということをはっきりとさせておいた方がいいんではないかと思うんですけれども、その辺はいかがお考えになりますか。

 それから、公設の話なんですけれども、やはり何か随分後退しているんだなと、率直に今の御答弁をお聞きしますと、行け行けどんどんで来ていたつもりがそうじゃないということがよくわかったわけですけれども、そうすると予算等の措置についても、これはあくまでも予算は予算です。見込みだといえば見込みなんですけれども、現実にそのためにいろんな諸事業との関連もあるわけですから、やはりこの見通しについてはどういうふうに考えていくのか、今の時点でということはなかなか言えない面もあるのかもしれませんけれども、どういうふうに考えておられるのか、言えるところまでは言ってほしいなというふうに思うんですけれども。

 それで、那古の下水路の話ですが、那古の下水路の上流部は最近宅地化が著しいということが、昔池だったところが今宅地として埋め立てられておりますから、そういうことがこの雨水が一気に排出されるということが原因なんではないかなと、素人であれなんですが、当然思うわけです。したがって、いわゆる宅地造成に当たって、館山市自身が指導要綱を持ってはいるんですけれども、そうしたものがきちんと機能しているのかな、どうなのかなと、その辺がちょっと心配だなと思うんです。雨水排水ということで、自分の新しく建てたところは雨水排水ができても、その下流部で障害が出てしまうというようなことになるとこれはまずいわけですから、そういうことも含めて、指導要綱における宅地造成についての指導がちゃんとうまくいっているのかなという点、その辺をお聞かせいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。



◎市長(辻田実) 濃縮清掃車の問題については、現段階では安房には何か1台あるということを聞いておりますし、収集する方の能率は非常にいいようでございますので、これからその濃縮収集車がかなり全国的にふえてくるんじゃないかというふうには思っております。ただし、今議員が指摘しましたように、館山の処理場はそういうことを想定していない中でやっておりますから、今それを無条件で入れるということは無理でございますので、普及というんですか、業者が大量に転換するということについてはできるだけ自粛してもらいたいというふうに思っております。そして、もうかなり耐用年数も来ておりますので、合併等を絡んだ中でもって新しいものをつくらなきゃいけない時期に来ておりますので、新しい処理場につきましては、そういうものも完備されてつくられるというふうに思っておりますので、その時点でまたその問題についてはきちんと検討していきたいというふうに思っておりますけれども、今言いましたように、議員御指摘のとおり、今のものでは前提としていないから、入るか入らないかについてはわかりませんで、今テストをお願いしているところでございまして、その結果どのぐらいのものができるのかできないのか、近いうちにある程度答えが業者の方からあると思っておりますので、その結果を見たいと思っております。

 それから、市場の統合と見通しについては本当に重大でございます。それで、これは今までの経過がありますし、また館山市だけで決められるものじゃありませんで、どっちかというと県が主導的にやっておりまして、県の5カ年計画ですか、この中で配置されたもので、館山市が県の事業計画を受けてやっているということでございます。そして、今年度の予算につきましては、国、県とも予算を計上して、やるということでやってきておりますので、館山がただ館山の事情でもってどうこうということは言えませんで、国、県と十分連携をして見きわめたい。これにつきましては、私個人としては、担当課の方また県の方につきましては6月議会前に何とか見通しをつけるようにしなきゃならぬだろうと、こういうことを言っておりまして、県と市で業者と話し合いをしまして、業者の方も場合によっては臨時総会等を開いてもらって、その意思を本当に総意としてきちんと決めてもらいたい。このような機会を持ちたい。その結果どうなるかということは、その臨時総会なり、それにかわる市場の総意、そういうものを県と市がお願いして、きちんと見きわめて、その結果は厳粛に対処してまいりたいというふうに思っております。予算がこれ県、国も通っておりますから、これで市の方も通れば、順調にいきますと年度あけて早々に事業化しなきゃならない状況になっておりますので、いつまでもだらだらしているわけにいきませんので、したがいまして早急に6月議会前にはある程度業者との話し合いをきちんと詰めて結論を出したい。その見通しについては全くわかりません。ただ、今までからいけば、やってもらうということでございますけれども、そうでもないような話が巷間伝わってきておりますので、もしそれが本当であれば、その現状に立って市も県も対処しなきゃならないと思っておるわけでございますので、いましばらく時間をお願いしたいというふうに思っております。

 他のものにつきましては、担当部長の方から答弁させていただきますので、よろしくお願いします。



○議長(鈴木忠夫) 大山市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大山了一) 老人福祉センターの御質問にお答えいたします。

 1点目のクーラーの件でございますけれども、大広間と図書室にはクーラーがございます。夏は、そちらを御利用になれば涼しくお楽しみいただけますということでお勧めをしているのでございますけれども、やはり使いなれた場所がよろしいようで、暑い中でも南側の部屋で囲碁、将棋を楽しむというのがほとんどでございます。クーラーの設置、いろいろ検討はしておりますけれども、2部屋クーラーがあるという現状、それから財政事情が非常に厳しいということで、なかなか実現にまでは至らないというのが実態でございます。

 それから、2点目の玄関のタイルで滑りやすいということでございますが、御利用の方が滑ったあるいは転んだという報告は受けてはおりませんが、御指摘のとおり、確かにぬれると滑りやすくて危険だという状況でございます。早急に何らかの対策を検討して、安全を確保するようにいたしたいと思っております。

 それから、おふろでございますけれども、高齢者の方が多いので、手すりの設置は必要だと思っております。ただ、御利用の方から具体的に手すりが欲しいということは伺ってはおりませんけれども、やはり高齢者の方の御利用も非常に多いという施設でございますので、これも安全性を確認したいと思っております。

 それから、駐車場でございますが、湊の老人福祉センターは駐車場が狭いというのが現状でございます。ただ、これから駐車場を増設するということは場所的になかなか難しいなと思っております。幸い隣接する温水プールには駐車場がございまして、そちらの併用もできるということになっております。こちらの利用も呼びかけてまいりたいと思っております。それから、老人福祉センターには送迎用のマイクロバスもございますので、ある程度の人数がまとまって御利用になるというときにはマイクロバスでの送迎もしております。

 それから、拠点整備の御質問でございますが、健康づくりや介護予防として、現在のところは保健センターでの事業、それから各地区の集会所、公民館というところできめ細かく事業は実施はしてきております。現時点で建てかえですとか、それから数をふやすという計画は具体的には持っておりませんけれども、将来に備えて、非常に有利な財源というものも研究してまいりたい、そのように思っております。

 以上でございます。



○議長(鈴木忠夫) 小滝建設部長。



◎建設部長(小滝秀策) 那古下水路の改修に関しまして、宅地開発指導要綱が機能しているのかというお尋ねかと思います。

 この宅地開発を行うに当たりましては、都市計画法に基づく許可、あるいは県並びに市の開発指導要綱に基づきますところのいわゆる行政指導というものがございます。それらの中に基づきまして、館山市の場合は1,000平米以上3,000平米未満については館山市の要綱に基づいて審査をしているわけでございます。その中で、周囲の状況等を勘案しながら、調整池の必要な箇所については設置の指導を行っているところでございます。また、それ以上の規模の開発につきましては、県の方で指導していただいておるところでございます。現在までのところ、100%かどうかはちょっと把握しておりませんが、おおむね市の指導あるいは県の指導に基づいて調整池の設置はなされているというふうに考えております。しかしながら、小規模な1,000平米以下のいわゆるミニ開発につきましては届け出ということになりますので、調整池等の指導がなされておらないわけでございます。そういったことで、特に先ほどお話がありました那古の字池地区、これにつきましては近年特に開発が進んでおりまして、この10年程度の間に、約半分程度だと思いますが、宅地造成が行われ、従前水田として調整機能を持っておったものがその機能がなくなったというようなことから、一部調整機能を持った宅地開発もあるわけでございますが、県道和田丸山館山線を平成の初めのころに横断部の改修をしたわけでございますが、その当時には溢水が解消されておりました。しかしながら、その後の宅地開発によって、最近この二、三年だと思いますが、以前ほどではございませんが、大きな雨になりますと溢水の被害が生じているということでございます。

 なお、特に平成11年あるいは12年の九州におきます豪雨ですとか、あるいは12年ですか、東海豪雨等によりまして、特に大都市におきますいわゆる地下空間を含めて豪雨被害が非常に多いということで、実は国におきまして勧告がなされております。これは、関係省庁ということで、国土交通省初め総務省、自治省等に対して勧告がなされております。その中で、現在開発行為に伴いますところの調整池の位置づけというものが法のもとでは明確になされておりません。そういったことを受けまして、勧告の中で河川法あるいは下水道法等に基づいて内容を整理し、調整池の法制化について検討するべきだという勧告がなされているところでございます。したがいまして、今後それらの勧告を踏まえまして、何らかの形で調整池の法制化が進められるのではないかということで、担当といたしましては、その法制化について大いに期待をしているところでございます。今後の推移いかんによりますが、法制化されることによって一定の効果は確実に上がってくるのではないかと、かように考えております。



○議長(鈴木忠夫) 以上で25番神田守隆議員の質疑を終わります。

 次、8番小沼 晃議員。御登壇願います。

         (8番議員小沼 晃登壇)



◆8番(小沼晃) 議案第1号、一般会計予算でありますが、既に通告してあります2点についてお尋ねをいたします。質問は、予算事項別明細書により行います。

 まず、1点目ですが、49ページをお開きください。2款総務費、6目企画費、13節委託料、館山港交流拠点基礎調査委託料に関連してお尋ねをするものです。去る3月5日、豪華客船「飛鳥」が来航しましたが、ボートでの上陸ということで、天候が大変心配されたところであります。そこで、館山港の大桟橋についてでありますが、着工すれば5年程度で完成すると市長も言われておりますが、その着工の時期はいつごろが予定されているのか。館山港交流拠点基礎調査を15年度に実施するということからも、そう遠くない時期に着工かと思うわけでありますが、いかがでしょうか、お聞かせください。

 次に、大桟橋の完成後、どの程度の船舶の利用があると見込んでおられるのお尋ねをいたします。平成12年12月議会で、船会社等の意向を調査するとのことであったが、結果はどうだったかとお聞きしましたところ、運輸省、県、市で港湾振興ビジョン策定のため共同調査を実施する、その中で具体的に把握に取り組んでいく、当然調査の中で取り上げられていくと思っている、またそうしてもらわなきゃ困ると考えていると市長は答弁されました。私は、巨大な釣り堀にならないよう、共同調査での十分な検討と取り組みを要望したところであります。しかし、その後の議会での質疑では、具体的な根拠のある、言うなれば科学的なデータに基づいた利用見込みが全く示されておりません。事業費の確定は設計を待つとしても、市の負担が相当大きな金額になることは間違いないわけで、費用対効果の面からも、市民に対し納得のできる十分な説明をすべきだと思いますが、市長のお考えをお聞かせください。

 2点目、89ページをお開きください。6款農林水産業費、2目水産業振興費、13節委託料、館山沖海洋深層水簡易取水業務委託料及び同利用計画策定業務委託料についてお尋ねをいたします。まず、取水数量はどのくらいですか。そして、その事業費はどの程度かかるものですか。支障がなければお聞かせをください。次に、取水した深層水は何にどのように使われるのかお聞かせください。

 次に、事業の進捗によっては陸上での取水施設を整備することになるかと思いますが、構想として取水能力はどのくらいを想定しておられますか。また、採算は考慮されておりますか。そして、その建設費はどの程度要すると考えておられますか。また、建設の事業主体はどこがなるのかお聞かせください。なお、国内で民間企業が事業主体となっているところがありましたなら教えてください。

 質問は以上であります。御答弁によりまして再質問させていただきます。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。

         (市長辻田 実登壇)



◎市長(辻田実) 小沼議員の御質問に対してお答えを申し上げたいと思います。

 質問の第1の館山港交流拠点の基礎調査の委託料並びに2番目の館山沖海洋深層水簡易取水業務委託料及び館山沖海洋深層水利用計画策定業務委託料につきましては、担当の助役の方から答弁をさせていただきます。

 そして、私は1点だけ、港湾についてその利用がどうか、そして費用対効果がどうかと、この点についてお答えをいたしたいというふうに思っております。この館山の多目的港湾につきましては、館山市から県、国に対して要望をいたしたことは事実でございまして、そしてその結果、国、県が館山港をつくるということは非常に価値があると、こういう判断をされまして、地域振興重要港湾というのに決定されたわけでございます。これ申し上げるまでもなく、港湾の設置者は国でございますから、そして事業主体が県ということになりまして、市の場合にはそのできた港を利用するというだけで、管理それから建設につきましては国、県の事業になりますので、そこでもって館山港は東京湾の玄関口として、そして将来非常に有望であるということを認定しておりますので、閑古鳥が鳴くということはないというふうに思っております。それにつきましては、重要港に指定するにつきましては、三十幾つかの申請があって、その中から13港が選ばれたという中で、かなり厳粛な検討がなされた中でもって選ばれておるので、私はそういう面については大丈夫だろうというふうに思っております。

 2番目に、費用対効果につきまして、これにつきましては、港湾の場合、費用対効果を出すというのは、非常に直接的な効果と、物がどのぐらい入る、人がどのぐらい乗りおりできると、船が何隻入ったというだけのものは予測できるんですけれども、それから出てくる船が入ることによってどれだけの収入があるのか、貨物が入ってきてどれだけ地域に経済効果をもたらすのか、人が入ってきてどれだけ金を落とすのかと、これにつきましてはなかなか費用対効果を出すのが難しいということを言われております。私もヒアリングに行きまして、費用対効果について出してもらいたいということを言いましたら、それはなかなか難しいことだということで、しかしながら予算が厳しい大蔵の査定等を受ける中においては、費用対効果も出さなきゃいけないので、今それはどういう形でやるかということについて検討中だということでございますので、私の方で小沼議員の指摘に対してお答えはできませんけれども、同じことを国、県に対してどれだけの費用対効果がということは質問しているところでございまして、それらがある程度明らかになってきた時点でまた議会の皆さんにもお示しをし、また市民の理解もいただきたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 それでは、他の点につきましては助役の方から答弁いたしますので、よろしくお願いします。



○議長(鈴木忠夫) 勝海助役。

         (助役勝海 務登壇)



◎助役(勝海務) お答え申し上げます。

 館山港交流拠点基礎調査委託料についての第1点目、多目的観光桟橋の着工時期についての御質問でございますが、現在土質調査や深浅測量、環境調査などを進めているところでございます。その後に水域利用者等との調整を行いまして、これらの御理解が得られた段階で着工することになるというふうに千葉県から伺っております。

 次に、第2点目、船舶の利用見込みについての御質問でございますが、館山港港湾振興ビジョンに示されておりますように、沖合停泊船の実態調査や船主者等へのヒアリングなどの結果から、クルーズ船や帆船、貨物船や官公庁船、自衛艦船などの船舶の利用を見込んでおります。なお、社団法人日本船主協会加盟の123社に対しまして実施したアンケートの調査結果では、館山港にポートサービス機能を整備した場合に利用すると回答した船会社は20社であったと千葉県から伺っておるところでございます。

 次に、館山沖海洋深層水簡易取水業務委託料及び館山沖海洋深層水利用計画策定業務委託料についての第1点目、取水量及び費用についての御質問でございますが、取水量につきましては現段階では10トン程度を予定しております。また、費用につきましては、今後契約行為を行う場合等に支障がございますので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。

 次に、第2点目、取水した深層水の用途につきましては、館山沖海洋深層水利用研究会設立準備会の各専門部会での試験使用や水質分析、その他試験的な利活用を行おうとするまた会社等への分水を考えております。

 次に、第3点目、陸上での取水施設を整備した場合についての御質問でございますが、その取水能力、建設費、採算性、事業主体等につきましては、今後設立を予定しております館山沖海洋深層水利用研究会の中で検討してまいりたいと考えております。

 また、国内において民間企業が事業主体になっているケースといたしましては、お隣の神奈川県の三浦市にございます三浦DSW株式会社が京浜急行の油壺マリンパークに取水する目的で施設を設置しまして、事業を実施しているというふうに伺っております。

 以上でございます。



○議長(鈴木忠夫) 8番小沼 晃議員。



◆8番(小沼晃) 再質問をさせていただきます。

 まず、館山港大桟橋についてでありますが、着工時期は海域の利用者の理解が得られた段階で着工すると、かつても漁業者との調整に相当な時間を要したというような経緯もございますので、それはそのとおりだと思います。しかし、これだけの事業でありますから、年次計画で概略といいますか、大まかなスケジュールというのは決められていると思うんです。市の方にはそういうものは来ておらないのかどうか、それともまだ公にはできないということなのでしょうか、お伺いをいたします。

 それから、船舶の利用見込みについてでございますけれども、お答えの中で沖に停泊している船の実態調査やヒアリング等がされているということですが、その統計的なデータといいますか、そういうようなものは見せてはいただけるんでしょうか。

 それからまた、船主協会の123社に対しアンケート調査が実施され、館山港にポートサービス機能が整備された場合、利用すると回答した会社が20社もあったと県から伺っていると、大変具体的なお答えをいただきました。できましたなら、その整理されたアンケート結果を見せていただきたいなと思うわけですが、いかがでございましょうか。

 それから、冒頭市長から費用対効果、経済効果についてお話がございまして、私ども素人でございますので、どの程度の難易性があるのか難しいのかというのはわからないわけですが、難しいという市長さんの御答弁でございます。必ずしもそういう厳格な経済効果、費用対効果でなくとも、例えばどの程度の船がいろいろな調査の中で寄港するんだというようなものも必ずしも金額をはじかなくとも、そういう経済効果を推測することは可能なわけです。そういうようなことから、ちょっと時間長くなりますけれども、市長さんの御答弁の要約を時系列的に並べながらお尋ねをしたいと、このように思います。

 まず、13年9月議会でございますけれども、神田議員が、前の助役が館山湾の沖にたくさん船が入っている、だけれどもなかなかこれは港に入ってこないという意味だったんですが、メリットがないからだということを言っておられた。メリットがある仕組みというのはどういうふうに考えられるかと質問をされております。これに対し市長は、沖の3,000そうの停泊船はある程度調査の結果が出ている。これは、さきに御答弁いただいた実態調査やヒアリングということなのかなと思うわけでありますけれども、そして当然3,000そうの一部が接岸するだろう。それによって、乗組員の休養、健康診断、日常の食料品の調達、家族との面会等が行われるだろうという想定はしている。非常に事細かに想定されているわけですね。具体的にどの程度いくかは桟橋の建設とあわせてやっていきたいというふうに答えておられます。

 それから、13年12月議会でも、吉田惠年議員の船舶誘致構想の質問に対しまして、国、県と話し合う中で、館山沖に年間2,500から3,000隻の船が停泊する。東京湾への待機、時間調整を主としている。長いのになると1週間くらいある。一、二割接岸するだけで、水、油、日常雑貨を買いたい、上がって一杯飲みたい、いろいろ含めるとすごい経済効果ができるんじゃないかという話は出ていた。これは、国、県との話し合いの中ということですが、内容からいくとこれ雑談ではないのかと思うわけでありますが、どのくらい接岸するか、やってみないとわからないという面はあるが、客観的にかなり接岸するんじゃないかと想定していると、答弁は想定の域にとどまっております。

 それから、14年2月議会で金丸議員がマーケティングリサーチ、市場調査による経済効果の試算について質問しています。これに対しましては、港湾ビジョンの中で取りまとめ中という答弁に、金丸議員は質問をやめております。これは、館山市としての市場調査による経済効果の試算をしていないのがよくわかったという結論から質問をやめております。

 それから、14年の9月議会で神田議員の投資に見合う経済効果はほとんど期待できないのではとの質問に、重要港湾指定に当たっては、館山沖に2,000ないし3,000隻が停泊している。それの上陸について、岸壁がない。岸壁があると、乗組員の休養、または飲み物、食料の調達もできて非常に便利だ。こういう再三の問い合わせは十数年前からあるわけで、かなり大きいものがあるだろう。また、東京、館山の航路が明治以来開かれ、昭和45年まであったときには、その波及効果から、非常に活力と活気を持っていたわけで、東京湾の入り口等々から、港がないということは不自然である。それから、南房総の観光客は年間2,400万ぐらい、安房の入り込みは1,200万ぐらい、これらの観光と結びついた港湾として十分効果があるということが評価され、重要港湾の指定を受けたわけで、十分経済効果はあるという判断であるので、私は市民の期待に十分こたえられる港だと判断していると答弁されております。その最後のくだりは、先ほど費用対効果のところで市長さんがおっしゃっておりましたので、これと全く同じというふうに考えるわけでありますけれども、要するに特定地域振興重要港湾に指定されるぐらいの港だから十分経済効果がある、だから私も市民の期待に十分こたえる港だと判断しているということですね。

 こういう一連のお答えを整理してみますと、確かに費用対効果という難しい部分はあるにしても、願望的期待と、伝聞によると思われる情報、推測、そして主観により構成されているのではないのかなと、このように思うわけであります。市の負担が相当巨額になるということは間違いないわけでありますので、そういう面からも市民に対して市がこれだけの投資をすれば少なくともこういう経済的にプラスになると思われる効果は期待できるんだというようなものを、例えばの話、先ほどの御答弁にありましたように、船主協会へのアンケート、そういうようなものをこれは恐らく県がおやりになったと思うんです。これは、国が管理し、県が事業主体の港だという市長さんのお話でいくと、だから市はやっていないということだと思うんですけれども、今後もそれはおやりにならないということなのか、いや、やっぱりそれだけの市も負担するんだし、市民の皆さんにも十分な説明をしなければならぬということで、やろうというようなお考えがあるのかどうかお聞かせをいただきたいと思います。

 それから、次は海洋深層水になりますけれども、取水量は現段階では10トン程度を予定しているということであります。費用については申し上げられないということは理解いたしますが、私どもの方でいろいろな情報をもとに推測をしてみますと、おおむね予算額の1,300万円ぐらいありますけれども、その半分ぐらいではないかなと思うわけであります。極端に間違っていましたら御指摘をいただきたいと思いますが、そうしますと10トンですとトン当たり65万円くらい、5トンではトン当たり130万円くらいになるということになります。非常に高い水ということになりまして、今現在世界の水ビジネスというのが盛んでありますけれども、そこで言われておりますブルーウォーター、青い黄金と言われておりますけれども、もうその比ではないわけであります。そして、取水した深層水の用途は試験的に使用、利用されると答弁されております。また、館山沖の深層水の水質レベルは先進地のものとほぼ同等と昨年9月議会でお聞きしております。試験的に使うのであるならば、取水した高い深層水を使うのではなく、先進地で販売されている安価な深層水を使うということはお考えにはならなかったのでしょうか。準備会でも視察に行っておられます三浦市の三浦DSW株式会社では、原水から処理水までトン当たり5,000円から1万2,000円で販売しております。輸送費用を加えても、取水よりはるかに安価だと思います。当然この予算は市長さんの査定で恐らく決められていると思いますけれども、そこでそういう議論は全く出なかったのか、市長さんにそのお考えをお聞きしたいと思います。

 それから、陸上での取水施設の整備について、国内で民間企業が事業主体になっているのは、お答えのとおり、この三浦DSW株式会社だけではないかなと私も思います。それで、同社が深層水事業に取り組んだ発端は、系列の油壺マリンパークの飼育しております魚類の薬漬けを解消するために、清浄性の高い深層水の利用に着目したというものでありまして、販売については商工会議所からの町おこしの働きかけがあり、また首都圏に近いことから、企業が興味を示したことなどから事業化をしたということであります。同社の話によれば、深層水自体でペイするのは大変だそうであります。京急グループの隣接のホテルでのふろへの活用、日帰り入浴、宴会、ビール等の売り上げなど波及効果のトータルで評価をしているということであります。設備投資については、おおむね10億円から20億円の間くらいと大ざっぱな話でありましたが、深層水のかかわるもろもろの経費すべてをトータルしたものだということでありました。お答えでは、取水施設の整備については深層水利用研究会の中で検討するということですが、市が事業主体になるということもあり得るということなんでしょうか、お聞かせをいただきたいと思います。お願いします。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。



◎市長(辻田実) 船舶の停泊の見込みというんですか、そういうものにつきましては、これは今御指摘のありましたように、私が13年に答弁して以来、その都度何人かの議員にやっておりますのは、これはもう市長として主観的な発言でございますし、また国、県で館山へ重要港湾を指定するに当たりまして、館山の実情を伝えて、ヒアリングの中でやり交わされた項目でございまして、それらについてはそうだねと、市長が思っている以上に効果もあるよというところもあるし、そこまでいくかねというようなこともありましたけれども、おおむね今小沼議員が指摘されたようなところについては意を酌んでいただいて、それが非常に厳しいと言われていた審査を通って指定になったと、このように思っておるわけでございます。

 それから、現在の状況ということでございまするけれども、これは私としては最近二つの面から非常に強く感じております。この2月県議会で施政方針の中でもって、館山を東京湾の玄関口として、観光の一つの拠点というんですか、観光立県を宣言をして、その中心を南房総の自然学校特区第1号にすると、そしてその玄関口として館山の多目的桟橋をつくるという県の一つの大きな柱になったわけでございますので、県が事業主体でございますので、その面については私は非常に歓迎しておるわけでございます。市民もそういうことでもって非常に喜んでいただけるものというふうに思っております。それに従いまして、これから事業が進むというふうに思っておりますのが一つ。それからもう一つは、つい1週間ほど前に館山小学校に日本船長協会の講演がありまして、日本船長協会の会長ほか4名の船長会の役員の方が来られまして、私はたまたま昼食を一緒にして、その中でもって重要港湾を館山にやるということを話しましたら、非常にいいということでもって、その船長会の会長は「日本丸」の船長もやったことあるそうでございまして、「飛鳥」が入るということについては、それはもう入りたがるでしょうというようなことで、これから館山港の桟橋は、東京湾時代がもうそろそろ行き詰まってきておるので、湾口時代へともう移っておると、ぜひ進めてくださいと、我々船長協会としても大歓迎だということで、3人の船長経験者、大型船長の人が言っておりまして、非常に激励されたということで、館山港というのは、そういった実際の船長さんというんですか、船長協会の役員の方でもぜひやってくださいと、我々も非常に助かると、こういうことで激励を受けたわけでございまして、館山市がこれを進めるということについては、私の考えとはそうかけ離れておらぬ、私が考えている以上に館山港の優位性というものをそういう業界なり県、国でもって評価しているんだなというふうに思っておりますので、今後そういう面と十分協力しながら、やはり県の港、場合によると今度は国の港として大きな役目を果たせるようになれればというふうに思っておりまするけれども、今後どうなるか、私のやるのはこれから測量をし、そして市民の了解を得て事業着手を迎えるかと、こういうことでございまして、その上に立って、国、県の人たちが十分市民の期待にこたえられる港をつくり上げてもらえるというふうに考えております。

 あと、深層水等の内容につきましては、私は直接参加しておりませんので、ただ予算査定の中で出たのは、館山の岬沖の深層水2回だけでは、これは館山で深層水が安定したものだということは言えないので、鴨川等では県の試験取水でもって10回ぐらいやっていて、まだこれからも継続するんだということでやっておりまして、非常に相当数の取水をしないとわからない。冬と夏2回やっただけでございますので、これではその結果につきましては、先ほど御質問がありましたように、他の先進地とほぼ同じような成分が認められているということですけれども、四季を通じてどうかということについてはもう少し回数を重ねないと、館山沖の深層水が安定的に他の先進地域でとれたものと優劣がどうなのかということはまだ断言するには無理だろうということでございまして、そういうことなら今年も継続してやってもらいたいと、こういうことで予算査定の中でもって私は今回の予算を計上したわけでございまして、その内容等につきまして、研究会等の状況につきましては担当の方から御答弁させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(鈴木忠夫) 勝海助役。



◎助役(勝海務) まず、館山港の多目的桟橋の件でございますが、先ほど事業のスケジュールの話がございましたが、先ほど御説明申し上げましたとおり、15年度に調査、設計を行います。それがどれくらいかかるかわかりませんが、要はそれが終わった後と、15年度ですべて終わるかどうかちょっと県の方からはっきり聞いておりませんけれども、それが終わった後ということになろうかと思います。

 それから、船の関係、統計的なデータという話でございますが、先ほど申し上げましたヒアリングにつきましては、平成11年から13年にかけまして、貨物船の船会社とか、あるいは旅客船の船会社、あるいは帆船を持っている航海訓練所や海上保安庁、あるいは自衛隊、そういったところに直接ヒアリングを行って、その結果を反映して、これも振興ビジョンに載せているものでございます。それから、船主協会加盟の123社への回答機関20社あったその内容でございますが、20社の内訳としましては、具体的な数字は手元にございませんが、コンテナの船主、あるいは油の輸送船の船主、貨物船の船主、そういったところがその20社の中身でございます。

 また、経済波及効果につきまして御質問がございましたが、県が行ったこれも別途の調査でございますけれども、それによりますと多目的観光桟橋の整備によりまして館山港に来訪する来訪者は年間に約60万人ふえるというふうな推定結果がございます。これは、過去の観光消費額、これは安房地域の消費額でございますけれども、それから推計すると年間約26億円という数字が出されております。これはあくまでも推計結果でございますが、そういった波及効果の一部というふうに認識しております。

 それから、深層水に関しまして、市が実施主体になり得るのかという御質問でございますけれども、例えば農水省の補助を受ける場合には、公的な主体が事業主体でないとその補助を受けられません。したがいまして、他の先進地でやっているような同じような形でやる場合には、市あるいは漁業協同組合、そういった公的なところが主体になるのが条件になりますので、そういった場合もケースとして想定されます。それも含めまして、いろんなケースを現在検討しているところでございます。



○議長(鈴木忠夫) 8番小沼 晃議員。



◆8番(小沼晃) 県の調査の関係については、見せていただけないのかなという質問を差し上げたんですが、いいですよということではないんですが、国、県のこういう調査ですか、そういうようなものでもなるべく支障のない範囲で、今情報公開の時代でございますので、お願いをしたいなというふうに思います。

 それから、市長さんが船長会の会長さんのお話をされましたけれども、これは船長さんの立場で場合によってはエールを送られたのかもわからないですね。この間のお話ですと、館山へ上陸して川崎のうちへ帰りたいというようなお話もございましたので、市長さんお話がうまいですから、みんなそれがいわゆるオーソライズされているような印象を受けてしまうんですけれども、それはそうだということで私どもは受けとめておきます。

 大桟橋の方はこれで終わりまして、深層水の方でちょっとお伺いしたいと思います。今市長さんの方から、まだ水質の安定性というようなものをチェックするために取水が必要だというようなお話がございました。それは、一般論としてはそのとおりだと思います。ただ、余りにも費用がかかり過ぎます。ですから、ある程度活用の見通しが立ってからおやりになっても私は十分間に合うのではないのかな。過去2回水質調査をした結果が先進地と同程度ということであれば、そうそう違わないのではないのか。もし違ったのなら、これもう使えないわけですから、まずは深層水でどんなことができるのか、そういうコストのかからない深層水を利用してどんな利活用が図れるのか、そういう実験、試験をまずはおやりになるのがよろしいのではないのかな。コストが違い過ぎますよ、正直申し上げまして。そういう意味で申し上げたんですが、市長さんはそういう御答弁でしたので、これはちょっと考え方が違うということで、これはもうそれで結構でございます。

 それから、アンケート調査では試験的に分水、これは専門部会ですか、それとそれ以外でも利活用を希望する方があれば分水しますよということで、それはわかりますけれども、先般の実施されたアンケート調査で、試験的に分水した場合、その利用希望でおふろに使ってみたいというお考えの方が結構多かったと聞いておるわけですけれども、今回その分水の対象にそういうおふろに使用するというようなことも、そういうことはないと思いますけれども、もしそうだということであれば、高価な深層水で実験するんではなくて、三浦市の三浦DSWの隣のホテルで深層水ぶろもやっておりますので、そちらで実体験をされれば十分ではないのかなと思うわけでありますけれども、そういうことはないと思いますけれども、そういう利活用の実験にも分水をするということなんでしょうか、お聞かせください。

 それから、取水予定は10トン程度ということでございますけれども、これを三浦DSWから購入するとしたら、料金については先ほどちょっと私申し上げましたんですが、当然輸送費等もろもろの経費が入ると思いますが、これを購入するとしたら幾らぐらいになるのか、試算がされておりましたらお聞かせをいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 平嶋経済環境部長。



◎経済環境部長(平嶋倫治) お答え申し上げます。

 深層水の分水の件でございますけれども、おふろ等の要望があるかということ、またおふろ等あった場合にはそれらに分水は可能なのかどうかという御質問でございますけれども、確かにおふろ関係、宿泊関係になりますけれども、おふろ等で使用してみたいという要望はございます。ありますけれども、現在の取水の量で考えますと、先ほど助役の方から答弁ありました10トン程度という中では、おふろに使うのにはちょっと量的には難しいというふうに考えております。ただ、これは常時取水できるような施設等ができれば、それはいずれまた変わってくるかとは思いますけれども、そのように思います。

 それからもう一点は、購入した場合の深層水の購入価格というようなことでございます。先ほど小沼議員の方から、原水からミネラル塩水までトン5,000円から1万2,000円というようなお話もございました。それらを踏まえまして、運搬費等を考慮しますと、1日というような単価の積算の中で、これは運搬関係が約20万円ぐらいかかるというような予想になりますので、それらを含めまして、原水購入例といたしまして、購入量を10トンとした場合には、それらに加算していただければということで、20万円前後かかるかなと。原水そのものの費用は多額ではございませんので、運搬費の積算による金額によって多少異なるかなと、そのように理解しています。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 以上で8番小沼 晃議員の質疑を終わります。

 次、14番鈴木順子議員。御登壇願います。

         (14番議員鈴木順子登壇)



◆14番(鈴木順子) 私の質問は、予算書事項別明細書及び予算説明資料の両方を使いまして質問をいたします。

 まず、予算説明の資料の方をおあけください。23ページになりますが、総務費中の街並み・まちづくり調査職員スペイン派遣事業についてお伺いをいたしたいというふうに思います。財政状況が大変厳しい中、国、県、市のそれぞれの15年度予算が組まれておりますが、予算の組み立てについては、一つ一つ組まれた事業は大変な重みを持つわけであります。市民の生活を向いて予算編成がされたのかどうか考えなくてはならないのであります。そこで、一つ目にお伺いいたしますのは、今回提案されております職員のスペイン派遣事業が先ほど来論議をされておりますが、私にはいまだに理解できないのであります。そこで、お伺いをいたしますが、この派遣事業についてのお考えを再度お伺いをするものであります。

 次に、2点目になりますが、予算書の事項別明細書の方の69ページになります。民生費であります。扶助費の中で介護保険訪問介護扶助費の項目がございます。この件についてお伺いをいたします。この対象者はどうなのかお聞かせをください。

 次に、これは関連でありますが、2点目の質問といたしまして、繰出金の部分になります。介護保険特別会計介護給付費繰出金、その下の同じく介護保険職員給与、同じく介護保険特別会計事務費繰出金、関連でございますので、お聞かせを願います。

 もう一つ、民生費プラス衛生費の方になりますが、75ページ、これも関連です。健康づくり推進協議会委員報償金がございますが、これは全部関連でございますので、御質問いたします。なぜこれだけの関連の事項別を挙げての質問をしておるかと申しますと、健康まつりの予算の計上がされてないためであります。関連の事業を挙げればもっともっと切りがなくなりますが、お伺いいたしますのが、健康まつりの廃止について、約150万程度の予算で取り組んできたこの事業を中止にしたわけはどうなのか、具体的にお聞かせをください。

 次に、94ページになります。商工費でありますが、委託料の中に観光地美化事業委託料がございます。この件に関してお伺いをいたします。観光を目指す館山市が市内にあるトイレの管理についてどのように考えているかお伺いをいたしたく思います。この際、清掃委託先及び清掃頻度はどのようになっているのか、具体的にお聞かせをください。

 最後に、116ページになります。教育費でありますが、報酬の中の心の教室相談員報酬とあります。この件に関してお伺いをいたします。心の教室相談員に関しては、館山市においてはスクールカウンセラーの全校配置を求めておりましたが、館山市の状況、心の教室を利用する子供たちの状況は非常にすばらしい状況があるというふうに伺っておりますが、この状況についてお伺いいたします。スクールカウンセラーの全校配置を求めておりましたが、どうなっておりますでしょうか、お聞かせをください。

 以上が私の質問でありますが、御答弁によりまして再質問をさせていただきます。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。

         (市長辻田 実登壇)



◎市長(辻田実) 鈴木議員の質問に対しましてお答えをいたします。

 議案第1号平成15年度館山市一般会計予算に関します街並み・まちづくり調査職員スペイン派遣事業についての御質問でございますが、先ほど丸山議員に御答弁いたしたとおり、北条海岸を中心とした海浜部周辺での南欧風の景観形成や館山港を中心としたにぎわい空間の創出など、ハード及びソフト事業両面において参考とし、南欧風のまちづくりや海辺を生かしたまちづくりを推進するため、平成13年度に同時多発テロの影響で中止したスペインへの職員派遣を改めて行おうとするものでございます。先ほども申しましたように、これは北条海岸を中心とした海辺のまちづくりが、これは歴史的な海辺の転換を図るわけでございまして、もう既に南欧風の景観づくりということでもって、駅を初め、そして景観指導要綱をつくりまして、北条海岸の住宅の建築等につきましてはかなりの民間の住宅も協力しておりますし、西岬に至る公共施設等につきましてはスペイン風ですか、南欧風の建物をやってるわけでございます。今度は、シンボルロードができ、そしてビーチとの兼ね合い、そして今度は多目的大桟橋ができて、これもやはりこの街並み景観に合わせたものにしようということでございます。確かに予算がないから派遣しないということでございますけれども、これだけの事業をやる中において、南欧風と言いながら、またスペイン風と言いながら、スペインの方の街並みなりまたそういうものも全く市の担当者が見ないままに進めていって、後でもって、あれだけのものを数十億の予算をかけてやった中においてだれも行っていないでもって、それで南欧風だということでやったというような、そういう批判も逆に出てくるということもあるわけでございまして、私はこれだけの事業をやっている中で担当職員を送って、やはりそれは今やっていることがそういう南欧風なのかどうなのか、そしてどういう点がどうなのかということは、ある程度慎重を期す意味でもって技術担当職員を派遣しても理解は得られるんじゃないか。むしろそういうことをせずに、ただばあっと南欧風だということでもってあれだけの大事業をやってしまって、何かの弾みにスペインも何も見なくてただ南欧風だといってやったよと、こういうことになった方がむしろ行政としては手落ちになるんじゃないかという面もあるわけでございまして、そういった観点で今まで第1回の平成元年の景観づくりについては派遣をして、2回目はおととしそういうことでもって議会の了解も得てやったんですけれども、テロ事件でもって中止されて、これにつきましてはスペイン大使館の方も通じて、スペイン大使館の方も館山まで大使そのものが来て、すばらしい景観だと、ぜひスペインのこういうまちを見てもらって参考にすればなお良くなると、こういうようなことも言われまして、そしてその紹介でもってもう行く段取りになっていたわけでございます。このスペイン大使が来たことにつきましては、詳細を広報の中でもって伝えておりまして、非常に好評であったわけでございますので、そういう面では私は他の一般的な観光とか巷間言われているお手盛り旅行というものとは違うわけでございまして、必要最小限の予算でもって、これだけのものはぜひ将来憂いがないようにするためにもやはり今回職員を派遣したいと、こう思っておりまして、ぜひそういう面につきましては市民の理解も私は得られるものというふうに思っておりますので、ひとつ御協力と御理解をいただきたいと思っております。

 次に、民生費に関します介護保険、訪問介護扶助費についての御質問でございますが、対象者数につきましては、介護保険法施行時に老人ホームヘルプサービスを利用している方が98人、障害者施設によるホームヘルプサービスを利用している方が8人、合計で106人でございます。

 次に、衛生費に関します健康まつりについての御質問でございますが、既に行政一般通告質問におきまして小沼議員に御答弁申し上げましたとおり、財政状況が非常に厳しい折、行財政改革を進める中で事業の見直しを行った結果、平成15年度予算案には計上いたしませんでした。平成16年度以降につきましては、隔年実施で継続してまいりたいと考えておるところでございます。

 次に、商工費に関します公衆トイレ清掃業務委託についての御質問でございますが、委託先につきましては、八幡宮のトイレは八幡壮心会、那古寺のトイレは那古山開発振興会、北条海岸のトイレは高齢者働く会、堂の下のトイレは船形奉仕会、平砂浦のトイレは館山ファミリーパーク、その他のトイレは房総実業株式会社で行っているところでございます。清掃につきましては、くみ取り式トイレの場合は通常週2回または週3回、夏期海水浴期間であると7月と8月には毎日行っております。水洗式トイレの場合は、通常1日1回、夏期海水浴期間には1日2回行っております。なお、夏期海水浴期間である7月と8月には海水浴場に7カ所の仮設トイレを設置しますので、こちらにつきましても毎日1回の清掃を実施をする予定でございます。

 心の教育相談員報酬についての御質問につきましては、教育長より答弁をさせていただきます。



○議長(鈴木忠夫) 三平教育長。

         (教育長三平 勉登壇)



◎教育長(三平勉) お答えいたします。

 心の教室相談員報酬についての御質問でございますが、スクールカウンセラーにつきましては、平成14年度は第一中学校及び第二中学校に派遣されております。また、平成15年度は第一中学校、第二中学校及び第三中学校に派遣される予定でございます。このため、スクールカウンセラーが派遣されていない中学校に設置しております館山市心の教室相談員については、平成15年度は房南中学校のみ設置する予定でございます。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 14番鈴木順子議員。



◆14番(鈴木順子) それでは、再質問をさせていただきます。

 私も基本計画を策定するときに一応委員として参画しておりまして、スペイン風という言い方は余りしなかったと思うんですが、南欧風という言い方ではかなりのところで議論にも、余り意見としては言ってはいないと思うんですが、その場に参画をしていたものですから、それなりの私は理解は示しているつもりです。それで、私はこの事業がだめだという言い方はするつもりはありません。というのは、私が申し上げたいのはやはり時期の問題であります。どうしても言いたいのは、やはり時期の問題であります。大変に厳しい財政状況の中、多分予算編成については予算のお願いをした部署については通らない部分がたくさんあって、御不満をお持ちの部署もたくさんあると思うんですよ。そういう中で組まれたことを十分私は認識をした上で、この問題について再考していただきたいというふうに思っているのは、南欧風という言い方は、南欧そのものを館山市の海岸、街並みに持ってくるわけじゃないんですよね。風というのは、やはりそこには館山らしさがあってもいいと思うんですよ。だとするならば、市の職員の中にも技術的にも優秀な方はたくさんいるじゃないですか。そういった方がいろんな資料の収集という形で十分にできるんではないかなというふうに思うんですが、その辺についてはどうお思いになるのか、これはぜひお伺いをしたいというふうに思います。さっき市長さんの答弁の中で、今までにだれも行っていないのでというふうな御答弁がありましたけれども、市の職員が派遣をされたということは今までなかったですかね。私の聞き違いでしょうか。市の職員が以前に行ったというふうに私は認識をしていたんですが、もしいらっしゃるんであれば、現在もその職員の方がいらっしゃるのかどうなのか、また何人がいつ何を見に行ったのか、その辺のことをお聞かせを願いたいというふうに思います。

 2点目の扶助費の関係についてなんですが、ちょっと関連して質問をいたしたいと思うんですが、今介護保険が始まって、在宅支援という形でスタートしたにもかかわらず、施設への移行が非常に強いということが実際にあります。これについては、やはり在宅支援の体制が整っていないからそうならざるを得ない状況が起きているというふうに言わざるを得ないんですが、そこで市内の状況としてお聞かせを願いたいんですけれども、訪問介護の24時間体制についての市内の状況を把握していますでしょうか、わかったら教えてください。

 次に、健康まつりの廃止についてですが、施政方針の中で、いわゆる介護保険の増大あるいは医療費の増大につながらないためには、やはり一人一人が健康のことをしっかりと考えていっていただくということが随所に私は見てとれたんですよ。市長自身も今までも何度となく、やはり医療費がかからないように予防をしていくんだというふうな答弁をされております。だとすれば、健康まつりが隔年ごとに行われるというのは、非常にこれはナンセンスだというふうに私は思います。健康まつりというのは、非常に市民の方々から、産業まつりとセットでやっているということからもあるかもしれませんけれども、非常に高い目で見られています。健康まつりに行かれた方々、高齢者だけじゃないですよ、若い方々も、あるいは小さなお子さんたちも行って、自分のいろんな体験をしながら、また目で見てきながら、非常に私どもも経験あるんですけれども、うれしそうにうちへ帰ってくると、子供たちなんか特に目を輝かせながら、実際の自分が体験したことと健康な状態のパンフレットを照らし合わせながら、喜んで報告している姿なんていうのも実際に体験しておりますけれども、やはりこれは毎年あってこそ、健康についての皆さんの意識を関心を向けるというんですか、そういうことが可能になっていくんではないかなというふうに私は思っています。市民の一人一人が自分の健康を考えて、関心を持って実践するというために、私は必要な事業だというふうに思っておりますが、その件についてどう思われるのか、今後隔年ということの先ほどの御答弁がありましたけれども、もう一度これも再考できないかどうかお聞かせをください。

 3番目の商工費の関係なんですけれども、私は今回市内にある、約20カ所あるというふうに聞いておりますが、このトイレ、夏になるともう少しふえますよね。仮設トイレがふえますよね。そういったトイレの管理についてなんですけれども、非常に観光のまち館山らしからぬ状況が市内の随所に見られるということをあえてこの場で指摘をしておきたいというふうに思います。そこで、お尋ねいたしますけれども、お掃除云々については委託をされておりますが、委託をされて、委託しっぱなしでしょうかね。ふだん自分たちがまちに出たときに、トイレはどうなっているんだろうということを見たりしませんか。実は私も用がなくても結構見てチェックをすることがあります。ある場所で、外観からするととてもきれいなんですが、中に入ったら本当に目を背けたくなるような状況であります。その近所には、花の時期で人がたくさん通っています。そういった状況を見たときに、だれが来るものかと、二度と来るものかというふうな思いを抱かせかねないような状況、しかも水洗の手洗いが壊れていて、何日かたって、1カ月とたってはいませんでしたけれども、2週間ぐらいだったと思うんですが、再度見に行きましたら、まだ直っていない状況、こういう状況について、やはり委託をされた後の市の姿勢がどうなのか問われるというふうに思います。家庭でいえばトイレはやはり一番きれいにしなきゃいけないところですよ。よく私は子供なんかにも、トイレ掃除をきちんときれいにすると、とても顔が輝いて、いい人間になるんだよというような例えを言いますよ。そういうことを私なんかの年代の人はやはり親に言われてきている年代だと思うんです。そうやって育ってきました。それほどトイレというのは気持ちが良くなったり悪くなったりする場所だということをよく御認識いただきたいというふうに思います。先ほどの使用不可能のトイレの補修はどのように市ではしているのか、お任せになっていないかというようなところをお聞かせください。

 最後に、心の教室相談員についてなんですが、私も全国でも県でも非常に不登校の問題が今またふえているというふうな状況を伺っておりました。そういった中で、私どもの方でお聞きをしたんですが、どうも館山に関しては不登校が減少ぎみにあるんだよというふうなことを聞いております。もしそれが事実であるとするならば、やはり心の教室、心の相談員、あるいはスクールカウンセラーの方々、あるいは担当の部活であり、あるいは担任であり、学校でありというふうな先生方、職員の方々、さまざまな方々が真剣に対応した結果なのかなというふうに思っているんですが、その辺についてはどういうふうになっていますでしょうか、お聞かせをください。



○議長(鈴木忠夫) 辻田市長。



◎市長(辻田実) スペインに派遣した人もいるじゃないかということでございますけれども、行政質問の中でお答えしましたけれども、平成元年に景観条例をつくるために派遣した職員はまだ残っております。その後、今回行くのは具体的になったのは、学生によるフラメンコというのが館山で定着しまして、第6回の全国大会をやるということでもって、夏の一つのイベントというんですか、一つの館山の有名な風物詩になってきておるということがありますし、それからその当時予測しなかったビーチ計画というのが出まして、今それがかなり進んできておりましてということ、それからシンボルロードも最近新しく計画されてやってきていると、そして3年前には地域振興重要港湾の指定になりまして、ビジョンが一昨年できたということでございまして、これらは平成元年当時は想像もつかない事業でございまして、そしてこれらがその景観条例にマッチした形でもって南欧風のものにしようということでもって、ビーチも南欧風ということ、シンボルロードも今協議会協議されている中では南欧風のいろんな植栽とか街灯とかそういうものをやっていこうということで、非常に熱心な地元を中心とした協議が重ねられておるわけでございます。

 港湾につきましても、そうした南欧風の景観に合わせたような多目的な桟橋にしてもらいたいという要望は私の方も国にしておるわけでございまして、国、県も担当者が館山の実地調査に来たときには、駅をおりて、非常にすばらしいと、これに合ったような桟橋をつくるといいですねということを言われておりまして、そういう意味ではやはり今言った重要な大きい問題、こういうものに対しての今度はシンボルロード、ビーチ、これもそろそろ完成に向かってきておるものですから、あと館山市がやるべきそういったいろんなソフトの面の整備がありますので、それらについてやはりそういった面のスペイン大使館の大使も非常に館山はすばらしいところだからということで、ぜひうちの方のこういう都市のものを取り入れたらいいということでもって2都市ほど紹介してくれた経緯がございまして、それがテロでもって中止になったということでございますので、そういう面では前回の人の役に立つというものではございませんので、全然性格が違う、今度はかなり具体的なそういった使命を持っていくということでございます。

 確かに議員御指摘のように、今こういう時代だから、本だとかそういった写真とか、そういうのでもっていいんじゃないかと、こういう御意見はございますので、それらについては十分慎重にこれから検討してまいりたいというふうに思っております。予算計上の段階につきましては、そういう点等も若干の意見はありましたけれども、実際に行って見てきてやらないと、将来そういった南欧風の建物をやりながら、そういった担当者が見ていない、そういうものができてというような手落ちになっちゃいけないと、そういう面が非常に強かったわけでございまするけれども、議員が御指摘のような今の時代ですから、行かなくても済むと、財政状況が厳しい中ということの判断については、これから執行に当たっては十分協議をしてみたいというふうに思っております。

 それから、健康まつりの再考ということでございまするが、確かに健康まつりにつきましてはかなりのにぎわいもございます。そして、そのものはないよりあった方がいいのはもう十分わかっておるわけでございまするけれども、これにつきましては二つの面から隔年にしたわけでございます。一つは、財政状況が非常に厳しい、そして総体の事業見直し、また補助金検討委員会の検討状況等の中から、市の固有の直接的な事業を残す事業と、それから市民にサービス的な事業というものの分類がありまして、そういう面では健康まつりというのはむしろ市の方の直接業務じゃなくて、これは市民のサービス的な問題だから、多少財政的にも見たらどうかというこの財政事情でありまして、隔年にしようということが一つ。それから、百三十何万ということでございましたけれども、それに1日、日曜日出勤するのに館山市の職員が100人から当日出ております。これが出なければ、あの健康まつり、産業まつりはできないわけでございまして、この人件費、労力は大変でございます。その前段の準備から入れますると、かなりあのために市の相当数の労力があるということで、その面も多少考えなきゃいけないんじゃないかという面がありまして、隔年でひとつやっていこうと、こういうことで今回の予算を計上したわけでございます。議会の中にもどうしてもやるべきだと、こういうのがありますので、実行委員会とよく話し合いをしまして、市民がどうしても市のそういった今回財政上の問題、それから市の職員の大量の動員、こういった体制をあれしてもどうしてもやれということになれば、その時点でもってまた考えて、補正等も組むということはやってみたいと思いまするけれども、一応今の段階ではそれらについてはそういう合意のもとでやったということでございますので、再度議員等の質問がありますので、実行委員会をやっておりますので、実行委員会を開いて、隔年開催についてどうかということをもう一度検討してみて、その結果においてまた場合によれば考えてみたいというふうに思っておりますので、ひとつそういった点の猶予をいただきたいというふうに思います。

 トイレ等につきましては、担当部長からそれぞれお答えをいたします。



○議長(鈴木忠夫) 大山市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大山了一) 24時間ホームヘルプサービスについてお答えいたします。

 介護保険の利用者から介護保険の事業者が24時間ホームヘルプサービスについて聞かれることはあるようでございますが、実際の利用希望というものは現時点ではございません。また、利用希望が実際にあるならば事業の実施を検討するという事業者もございます。

 以上でございます。



○議長(鈴木忠夫) 福田港湾観光部長。



◎港湾観光部長(福田英雄) トイレの関係につきましてお答え申し上げます。

 観光地のトイレが清潔かどうか、あるいは利用しやすいかどうかは、観光地の評価を左右する重要な要素の一つだと考えているわけでございます。そこで、質問の関係でございますが、まずトイレの数でございますけれども、20カ所ではございませんで、あれはちょっと契約の関係がございまして、19カ所でございます。それで、19カ所のうち1カ所が日々清掃をする業務の委託と年に3回特別清掃をする業務の委託、契約が別になってございますので、20ということになっているわけでございます。

 質問のまず第1でございますが、清掃の業務を委託しっぱなしかどうかということでございます。契約によりまして、水洗トイレにつきましては、市長の答弁にありましたように、毎日清掃することになっております。そのようなことで、委託業務が誠実に履行されているかどうか、担当職員あるいは現場の職員もおりますので、現場の職員がその都度見て回るということにはなっております。しかしながら、鈴木議員が言われますように、不快な思いをされる人がいたということは非常に遺憾なことであると、反省をする必要があるなと、こう考えているわけでございます。

 それから、故障してから修理までの期間が長いというような御趣旨のことではなかろうかと思います。トイレの維持補修等につきましては、トイレの老朽度だとかトイレのある場所、あるいは利用頻度、季節等によりさまざまに異なっているわけでございますけれども、御指摘のトイレのものにつきましては、女子トイレの洗面台の配水管の漏水の関係だと思います。受託業者が毎日トイレを回っておりますときに、不都合つまり修理を要する箇所等を発見した場合にはすぐ市の方に連絡が入ります。連絡を受けますと、担当が業者の方に発注をして、早急に直すように対応をしているところでございますけれども、御指摘の点につきましては約2週間ほどかかっているわけでございますが、配水パイプが特殊であるというようなことで期間がかかったと、こういうふうに伺っております。いずれにしましても、利用される方が快適にトイレを使えるようにということで、日々そのように対応に努めてまいりたいと考えているところでございます。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 三平教育長。



◎教育長(三平勉) 児童生徒の長期欠席者、いわゆる不登校も含めた長期欠席者の状況でございますが、長期欠席者といいますのは、年間30日以上休んだ場合に長期欠席者としてカウントされるわけです。ですから、29日ならばセーフということでございますが、その30日以上休んだ子供が何人いるかということで、これは年々全国的にも、それから県の状況もふえておりまして、大きな社会問題にもなっておるわけでございます。こういった状況からして、館山市の教育委員会としては生徒指導の重点事項として取り組んでおるわけでございます。おかげをもちまして、年々減少しております。今不登校の状況は、安房では鋸南地区、館山市、それから朝夷地区、それから長狭地区と、この4ブロックに分かれておりますが、その中でも小中学校合わせて館山市が一番少ないということで、大変な努力をしているというふうに自負しているところでございますし、またこのスクールカウンセラー、心の相談員、この活躍もそうですし、あわせて各学校の教職員の努力が非常に功を奏しているというように考えているところでございます。ちなみに、館山市、小学校は1月現在今5人、中学校が21人という少ない数ではないかなというふうに認識しているところでございます。

 以上です。



○議長(鈴木忠夫) 14番鈴木順子議員。



◆14番(鈴木順子) スペイン派遣のことなんですけれども、せっかく市長はスペイン大使とごじっこんのようですので、そういうことを精いっぱい私はお力をかりればいいと思うんですよ。資料提供を求めたり、何かできるんじゃないですかね。そういったことで、自分の部下にも立派な技術者がいるんだということをお忘れになってもらわないでいただきたいというふうに思います。ぜひそのことはよくもう一度お考えいただきたいというふうに、これはもういいですから、あえてお願いをしておきたいというふうに思います。

 ちょうど私の方で、健康まつりの廃止についてのかかるお金とスペインの派遣事業でかかるお金が大体似たり寄ったりでありまして、チェンジしてもいいかなというふうなことを思ったりしていますが、健康というのは毎年やっていたものを一度ストップしてしまうとやはり影響は大きいと思います。約130万、約150万ぐらいかかっているというふうに私は聞いて認識していたんですけれども、目先のお金とそういうことをやめてしまったことで起こる医療費の増大のことを考えたら、どっちをとるかというふうな議論にもなってしまいますので、その辺はよくお考えになっていただきたいなというふうに思います。これも御答弁いただかなくても結構ですので、ぜひお考えください。

 トイレのことについてなんですが、一つだけご提案を申し上げておきたいんですが、やはり物ですから壊れたりはします。それは仕方のないことなんですけれども、私よっぽどやってしまおうかなと思ったんですけれども、これはそういうふうにした人に失礼かなと思ってあえてしなかったんですが、実は壊れた箇所について、おっしゃるとおり水洗の手洗いの部分についてなんですが、紙がかぶせてありまして、水がそこに行かないようにしてあるんですけれども、ああいうこと一つとってもやっぱり観光地らしくないですよね。例えばその壁のところに、そのパイプが特注で、なかったんだというふうなお答えですけれども、パイプの絵でもかいて、まだまだつかないからもうちょっと待ってねとか、そういうちょっとキャラクター的なことでも、ほっと和ませるような絵でもかいて、紙でも張っておいてもらった方が、受けた人の感じ方はまだ違ったというふうに思うんですよ。二度と入りたくないようなトイレの状況というのはやはりいただけないというふうに思いますので、十分これは反省していただいて、何らかの方策をとった方が私はいいんじゃないかというふうに申し上げて、要望しておきたいというふうに思います。

 心の教室相談員の件なんですが、やはり少し減り傾向にあるというふうなお答えだったんですけれども、教育委員会、あるいは学校全体、あるいは先生方一人一人のバックアップができないとこういう対応はできていきませんから、今後についてもまたバックアップをいただいて、館山からそういう生徒が本当になくなったよという声が聞こえるといいなということを願って、私の質問を終わります。



○議長(鈴木忠夫) 以上で14番鈴木順子議員の質疑を終わります。

 以上で通告者による質疑を終わりますが、通告をしない議員で御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。





△予算審査特別委員会の設置・付託・委員の選任



○議長(鈴木忠夫) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第1号乃至議案第7号、平成15年度各会計予算につきましては、9人の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(鈴木忠夫) 御異議なしと認めます。よって、決定いたしました。

 重ねてお諮りいたします。ただいま設置されました予算審査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、

    2番  福 岡 信 治 議員     3番  金 丸 謙 一 議員

    6番  丸 山 定 夫 議員     7番  吉 田 惠 年 議員

    9番  青 木 芳 政 議員    12番  小 幡 一 宏 議員

   15番  宮 沢 治 海 議員    16番  秋 山 光 章 議員

   18番  島 田   保 議員

以上9名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(鈴木忠夫) 御異議なしと認めます。よって、決定いたしました。

 ただいま選任されました委員の方々は、後ほどこの議場において正副委員長の互選を行いますので、御了承願います。





△延会午後3時10分



○議長(鈴木忠夫) お諮りいたします。

 本日の会議はこれで延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(鈴木忠夫) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれで延会することに決しました。

 なお、明13日から23日までは委員会審査のため休会、次会は3月24日午前10時開会といたします。その議事は、議案第1号乃至議案第7号並びに議案第10号乃至議案第30号にかかわる各委員会における審査の経過及び結果の報告、討論、採決並びに追加議案の審議といたします。

 この際、申し上げます。各議案に対する討論通告の締め切りは3月24日午前9時でありますので、申し添えます。



 ◎本日の会議に付した事件

1 議案第1号乃至議案第7号

1 予算審査特別委員会の設置・付託・委員の選任