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千葉県 館山市

平成29年  6月 定例会(第2回) 06月14日−03号




平成29年  6月 定例会(第2回) − 06月14日−03号









平成29年  6月 定例会(第2回)





1 平成29年6月14日(水曜日)午前10時
1 館山市役所議場
1 出席議員 18名
       1番  榎 本 祐 三          2番  室   厚 美
       3番  石 井 敏 宏          4番  森   正 一
       5番  瀬 能 孝 夫          6番  望 月   昇
       7番  石 井 敬 之          8番  太 田   浩
       9番  龍 ?   滋         10番  今 井 義 明
      11番  石 井 信 重         12番  本 多 成 年
      13番  鈴 木 正 一         14番  内 藤 欽 次
      15番  福 岡 信 治         16番  吉 田 惠 年
      17番  本 橋 亮 一         18番  鈴 木 順 子
1 欠席議員  なし
1 出席説明員
  市     長  金 丸 謙 一     副  市  長  田 中   豊
  総 合 政策部長  鈴 木 雄 二     総 務 部 長  川 上   孝
  健 康 福祉部長  熊 井 成 和     経 済 観光部長  上 野   学

  建 設 環境部長  久保田 和 彦     教 育 委 員 会  出 山 裕 之
                       教  育  長

  教 育 部 長  四ノ宮   朗     ス ポ ー ツ  藤 平 誓 志
                       担 当 部 長

1 出席事務局職員
  事 務 局 長  井 澤   浩     書     記  戸 倉   健
  書     記  松 浮 郁 夏     書     記  関 口 陵 子
  書     記  秋 山   昭     書     記  粕 谷 佳 克
  書     記  細 田 智 輝     書     記  里 島   嵩

1 議事日程(第3号)
 平成29年6月14日午前10時開議
 日程第1 行政一般通告質問







△開議午前10時00分



○議長(榎本祐三) 本日の出席議員数18名、これより第2回市議会定例会第3日目の会議を行います。

 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。





△行政一般通告質問



○議長(榎本祐三) 日程第1、これより通告による行政一般質問を行います。

 質問の方法は、昨日と同じであります。

 これより順次発言を願います。

 6番望月 昇議員。御登壇願います。

         (6番議員望月 昇登壇)



◆6番(望月昇) おはようございます。2日目最初の質問者として、この梅雨空を吹き飛ばすような爽やかに、きびきびと行いたいと思います。

 それでは、通告に従いまして、質問いたします。大きな1、海上自衛隊館山航空基地について。小さな1、館山航空基地、隊員と館山市の安全、安心の確保とはどういうものがありますか。

 小さな2、地域経済、コミュニティの活性化とはどういうものがありますか。

 小さな3、機能強化の要望と館山市の協力体制はどのようなものがありますか。

 大きな2、城山公園無料シャトルカー等観光施設について。小さな1、シャトルカーテスト運行の現状はどうですか。

 小さな2、改善点はどのようなものがありますか。

 小さな3、城山公園、渚の駅、赤山地下壕跡は同一担当組織になりませんか。

 大きな3、鏡ケ浦クリーンセンター南側空き地利活用について。小さな1、面積、海抜、環境など、どのような条件の場所なのですか。

 小さな2、サッカー場等多目的広場として利活用できませんか。

 大きな4、スクールバス、さかなクンバスについて。小さな1、運行して何か問題点は発生しましたか。

 小さな2、今後の幅広い活用、また増車の考えはありますか。

 御答弁によりまして、また再質問をさせていただきます。



○議長(榎本祐三) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) おはようございます。望月 昇議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、海上自衛隊館山航空基地についての第1点目、館山航空基地、隊員と館山市の安全、安心の確保についてですが、昭和28年に警備隊館山航空基地が開設されて以来、60年以上もの長きにわたり館山航空基地は館山市においてその歴史を刻んできました。我が国の防衛と国際平和を担う自衛隊ですが、近年では激甚災害に指定されるような地震や台風、豪雨による大規模自然災害など大きな災害が頻発し、人命救助や生活支援、行方不明者の捜索等、災害派遣対応もふえています。近隣では、平成25年10月に台風26号の影響により東京都大島町で発生した死者36名、行方不明者3名に上る土砂災害に対し、行方不明者捜索などが行われました。一方、日本政府の地震調査研究推進本部によると、南関東地域において今後30年間でマグニチュード7程度の地震が発生する確率は70%以上とされ、さらに中央防災会議の発表では南海トラフで発生する巨大地震による津波被害想定として館山市では最大津波高11メートルが予測されるなど、災害に対する防災、危機管理体制の強化が必要不可欠となっています。そのような中で災害対応の拠点ともなる海上自衛隊館山航空基地が館山市にあり、隊員が日々訓練していることは、安全、安心の観点からも心強いものと考えています。また、平成27年4月からは市民の生命、身体及び財産の保護と地域防災力の向上を目的として、災害対応に係る現場指揮経験のある海上自衛官OBを危機管理監として配置し、消防、防災関係機関との連携等、防災、危機管理体制の強化にも努めているところであり、本年3月4日に発生した船形地区の諏訪神社火災では海上自衛隊館山航空基地から第21航空群司令の判断による近隣地域火災への自主派遣として放水車2台を含む車両4台と36名の隊員が駆けつけ、安房郡市消防本部や消防団と連携した消火活動が行われました。

 次に、第2点目、地域経済、コミュニティの活性化についてですが、館山航空基地における食料等の地元での消費活動が地域経済の活性化につながるとともに、館山航空基地として館山湾花火大会や南総里見まつりなどの観光イベントへの協力、参加、たてやま海まちフェスタや館山わかしおトライアスロン大会などのイベントでは基地の一部開放を含めた協力、参加、また合同防災訓練を初めとした各種地域活動に対しても多大なる協力をいただいているところです。また、近年は基地内にある資料館の見学などをコースに組み込んだ観光ツアーなども造成されており、館山市観光の一役を担っていただいております。さらに、隊員の皆さんにおいても市民としての地域経済への貢献のみならず、家族や友人を含め、イベントや地域活動、ボランティア活動等への積極的な参加、協力、そして市民や地域とも良好な関係を築いていただいており、館山市の地域経済及び地域コミュニティの活性化に大いに貢献していただいています。

 次に、第3点目、機能強化の要望と館山市の協力体制についてですが、館山市では海上自衛隊館山航空基地とこれまで以上の相互の支援関係を強化するため、館山商工会議所会頭とともに防衛省や北関東防衛局などに対し、要望活動を行っており、かつて館山航空基地が海上自衛隊航空機搭乗員養成の地であった歴史的背景などから、教育航空隊の再配備や艦載ヘリコプターの増勢などの機能強化を要望するとともに、そのための用地確保など館山市として最大限の協力をしていくことをお伝えしているところです。

 次に、大きな第2、無料シャトルカーと観光施設についての第1点目、シャトルカーテスト運行の現状についてですが、運行は4月15日の土曜日及びゴールデンウイーク期間中の土日、祝日の計8日間行い、シャトルカーに乗車された来園者は延べ1,590人でした。なお、シャトルカー内に設置した募金箱には合計4万9,238円もの寄附をいただきましたので、公園のさらなる緑化等の経費に充てさせていただきたいと考えています。また、シャトルカーを御利用いただいた来園者からは、高齢なので、山頂まで行くのは諦めていたが、シャトルカーで送迎していただき、つつじ園や鏡ケ浦の景色を見ることができ、大変うれしかった。子供を乳母車に乗せて山頂まで行くのはつらいとちゅうちょしていたが、シャトルカーに乳母車を乗せ、送迎してくれたので、大変助かった。これからも続けてほしいなどの御意見をいただき、大変好評でした。

 次に、第2点目、改善点についてですが、現時点では特に大きな改善点はないと考えていますが、強いて言うならば1回当たりの輸送人員をふやすための車両や運転に従事する専門職員の確保などが上げられます。

 次に、第3点目、城山公園、渚の駅、赤山地下壕跡を担当する部署の組織化についてですが、館山市の組織編成については、まず第1に市民の皆様や来訪者の皆様の利便性の向上に資するための組織でなくてはならないと考えています。その上で館山市が元気なまちになるように経済活性化につなげるための組織編成にも心がけています。議員お話しのとおり、城山公園、渚の駅たてやま、赤山地下壕跡の3施設については現在施設を管理する部署がそれぞれ異なってはいますが、どの施設も館山市が誇る特色のある地域資源であり、集客力のある観光拠点でもあります。そうしたことから、これまでも関係部署が連携し、この3施設を含めたサイクリングコースやウオーキングコースの設定、案内看板やトイレの設置、観光マップの作成など観光振興につながる取り組みを進めてきました。館山市の経済活性化を図るためにもこの3施設を有機的に結びつけ、人を呼び込むための取り組みを進めることが大変重要であると認識しています。現時点では、関係部署がお互いに情報を共有し、組織横断的に協議、検討するための機会をこれまで以上に設け、人を呼び込むための新たな施策に取り組むなど観光振興、ひいては経済活性化につなげていきたいと考えています。このたびの御提案は、今後組織改編を検討する際の参考にさせていただきます。

 次に、大きな第3、鏡ケ浦クリーンセンター南側の空き地の利活用についての第1点目、対象地の面積、海抜、環境など土地の条件についてですが、対象地は水処理棟の建設予定地で、面積は約1ヘクタール、海抜は約3メートルで、整地がされていない状況です。

 次に、第2点目、サッカー場等多目的広場としての利活用についてですが、昨日森 正一議員にお答えしたとおり、対象地は下水道計画区域の縮小に伴い、下水道事業としての利用がなくなることから、今年度中に利活用の方向性を探っていきます。

 大きな第4は、教育長から答弁いたします。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 出山教育長。

         (教育長出山裕之登壇)



◎教育長(出山裕之) 大きな第4、スクールバス、さかなクンバスについての第1点目、運行に関する問題点についてですが、さかなクンバスの運行日数は4月が各校とも延べ18日、5月が房南小学校、豊房小学校及び第二中学校が延べ20日、第三中学校が延べ21日でした。試運転の結果、第三中学校の登校時の運行開始時間を当初の計画から10分繰り上げたほか、保護者の要望に基づいて停車場所を変更するなど幾つかの見直しを行いましたが、順調に運行を開始することができました。また、さかなクンバスに乗りたいという期待感が子供たちの中で高まり、さかなクンバスの運行開始後、乗車する児童が早起きになったという大変うれしい話を伺いました。房南小学校では、午前7時45分前後にさかなクンバスが到着するため、児童の登校時間が学校全体で早くなったと聞いています。さらに、さかなクンバスの運転手からも子供たちの挨拶や乗車マナーがすばらしいという声を聞いています。さかなクンバスの運行開始により生まれた利点を児童生徒の豊かな成長につなげていきたいと考えています。また、日本の中で館山市にしかないさかなクンバスのデザインが大変好評です。引き続き子供たちが乗りたくなり、さらには子供たちに愛されるスクールバスを目指し、子供たちのためにを第一に考えながら、児童生徒の安全、安心を確保するための運行に努めていきます。

 次に、第2点目、スクールバスの幅広い活用についてですが、通学以外の利用の範囲については、大きく分けて2種類の利用を基本としています。第1の利用については、館山市立小学校及び中学校の学校以外の施設を利用する実習及び見学、スポーツに関する対外競技や文化活動、水泳、その他教育委員会の定める特別な行事です。予算の範囲の中で各小中学校からの要望を踏まえ、有効な活用が図れるように運行していきたいと考えています。第2の利用は、館山市及び館山市教育委員会が主催または共催する行事等における活用です。これについては、経済観光部と連携を図り、7月29日に開催されるたてやま海まちフェスタ2017において、さかなクンバスを運行する予定です。波穏やかな鏡ケ浦を初め沖ノ島の多様な海洋動植物、さらには新鮮な水産物など日々の生活の中で豊かな海の恵みを享受することができる館山の海は、私たち市民にとって大きな誇りです。この館山の海をイメージし、さかなクンがデザインしてくれたさかなクンバスを館山市の関連する行事等で走らせることによって、館山の豊かな海をさらにアピールできるのではないかと考えています。そのほか検討課題としてスクールバスの混乗化がありますが、全庁的な取り組みにより、既に検討を始めています。

 最後に、スクールバスの増車についてですが、現段階では考えていません。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) 御答弁ありがとうございました。それでは、海上自衛隊館山航空基地についての再質問をいたします。

 最初から余談ではございますが、私の父は15歳の安房中生のとき、諸事情により第16期甲種飛行予科練習生に志願しました。そして、体験した戦争の悲惨さは生前私は十分聞かされました。そのためでもあり、私は小さいときから世界平和を強く望む者であることを申し置きます。

 具体的に再質問いたします。館山市には南房総市、鴨川市にあるような平成合併特例債がありません。したがって、人口割合に対するさまざまな交付金が近隣他市より極端に少ないのは御承知のとおりです。そのため館山市は新規事業がなかなかできないのが現状です。積立金や基金がだんだん減っていき、また一般財源においても経常収支比率がとても高いと市民に報告して、また嘆いてみても、お金と幸せは天から降ってくるものではありません。努力して引き寄せるものなのです。そういう意味で館山にはすばらしい活躍の海上自衛隊館山航空基地があります。私は、5年前行政視察で石川県小松市に伺いました。小松飛行場は、航空自衛隊小松基地と民間航空が共用している珍しい飛行場です。館山航空基地隊は、航空基地ではあるが、海上自衛隊です。館山夕日桟橋の整備が国土交通省や県の予算などもあり、なかなか立ち行かない中、館山航空基地が首都防衛のかなめとして設置された歴史的背景や東京湾の入り口に位置する海路における重要地でもあることなどを鑑み、自衛隊で艦艇の着岸等ができるような桟橋を鷹の島周辺に整備してもらい、防災や観光など民間も共用できるような構想を考えてみてはいかがでしょうか。



○議長(榎本祐三) 鈴木総合政策部長。



◎総合政策部長(鈴木雄二) 空港の面では、官民共用の空港が全国幾つかあると思っております。近隣では、最近オープンしました茨城空港が官民共用ということで、私も見たことはございます。その港湾バージョンを考えたらどうかということだと思います。自衛隊の艦船と民間の船舶なりが共用できる桟橋をということなんですが、現在館山市は多目的観光桟橋、夕日桟橋を県の事業主体として整備しているわけなんですが、そちらのほうがなかなか進まないから、防衛のほうでということは、ちょっとなかなか難しいものと思っております。基本的には国防に関することでございますので、御意見として賜っておきます。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) やはり予想どおり、なかなかストレートにはお答えにくいようだと思います。

 じゃ、次に行きます。小松市役所には自衛隊と共存共栄と地域住民の生活の安定化を図るため、専門の担当課、飛行場課というものが設置されています。ちなみに、市議会の中にも小松基地空港対策特別委員会というものがございます。小松市のように館山市も自衛隊基地と共存共栄を図るための担当課まではいかないまでも、専門の窓口を設けてはいかがでしょうか。



○議長(榎本祐三) 鈴木総合政策部長。



◎総合政策部長(鈴木雄二) お話しいただきました小松市のホームページ見させていただきました。確かに飛行場課という課が、変わった名前なんですが、あります。小松空港につきましては、先ほどの官民共用ということでございまして、またあと国内線も国内に6路線航空路を持っていると。また、あと国際線も3路線持っているという話です。また、さらに米軍との共用もございます。米軍に戦後接収されたことから、米軍との共用もあるということで、かなり騒音区域もあるやに聞いておりまして、そちらのほうの防音対策工事等の必要性から、飛行場課というユニークな名前の課を設けて行政運営しているのが小松市の実態だと思っております。館山市としましても、専門の課はございませんが、企画課のほうに担当者おりまして、そちらのほうが人員的には庁内の窓口的な形になりまして、地元の館山航空基地との連携を図っているところでございます。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) ただいま小松空港の場合は国際線、国内線が頻繁にあり、またいろいろ諸問題も起きるということであるということを今総合政策部長おっしゃいました。また、館山のほうも今後隊員増強、それと最初の市長答弁ございましたとおり、いろいろ要望している中で隊の増強、それをまたなされたら、ぜひ専門の担当課も置いていただきたいと、今後またよろしくお願いいたします。

 次に移ります。陸上自衛隊木更津駐屯地において、ことしになってからアメリカ海兵隊、オスプレイ等の大型機の定期機体整備を受け入れております。近いところでは4日前、6月10日の夜、鹿児島県奄美空港に訓練中の米軍オスプレイ1機が緊急着陸しました。幸いけが人もなく、機体に大きな損傷もなかったとのことですが、今後緊急着陸等近隣基地として館山市民に不安を与えないように行政として何らかの準備等はございませんでしょうか。



○議長(榎本祐三) 鈴木総合政策部長。



◎総合政策部長(鈴木雄二) 陸上自衛隊の木更津駐屯地につきましては、陸上自衛隊のオスプレイの整備拠点として選定されているところでございます。緊急着陸等の配慮ということなんですが、今館山航空基地につきまして緊急着陸したケースはこれまでないんですが、こういったケースが発生する場合には防衛省から速やかに情報提供いただけるものと思っておりますし、市のほうも必要に応じて住民への情報提供などを、あってはいけないと思いますが、していきたいと思っております。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) また不測の事態が起こるといけませんので、十分準備だけはしておいていただきたいと思っております。

 また、先ほど館山航空基地及び隊員による地域経済への貢献について御答弁ございましたが、具体的にはどのようなものがどの程度あると考えていますか。



○議長(榎本祐三) 鈴木総合政策部長。



◎総合政策部長(鈴木雄二) 館山航空基地の地元経済等への貢献的なもの、こちらにつきましては館山航空基地に勤務する隊員の方の数につきましては防衛上の観点から余り公表されておりませんが、館山市内でも最も多い事業所であると思っております。また、隊員の方の家族等含めますと、やっぱり1,000名を超える方が基地に関連される方だと思っております。そういったところから、人口規模から見ましても地元での日用品の購入とか、また飲食を初めとしました消費活動、こういったことによりまして経済効果は相当のものと思っております。また、あと隊員の方の中には隊の異動後も館山市のいろんなイベント、年間かなりのイベントありますので、こちらのほうに参加するために訪れてきてくれたり、また友人とか知人、親戚などを呼んでくれたりしているものと思っております。また、館山市に愛着を持っていただいて家族の方の居住地とか永住地、移住先ということで選んでくださっている方も多くいらっしゃると思っておりますので、一般のUターンの方とは違う形で館山市の人口の維持、人口減の抑止につながっているものと思っております。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 今の答弁につけ加えさせていただきますと、やはり隊関係の関連業者がかなりいらっしゃいますんで、そういう人たちの波及効果、さらに経済効果になるかどうかというよりもイメージ的に非常にいいというのは、やはり出生率が県下でも館山市は高いんです。トップクラスを維持している。これもやはり隊員の若い隊員の方たちは、表現は難しいんですけれども、少子化対策に御努力いただいていると、こんな感じだと思います。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) ありがとうございます。

 教育航空隊の再配備や艦載ヘリコプターの増勢などの機能強化の要望活動をしていると市長答弁ございました。もっと積極的に今後行ったらいかがでしょうか。



○議長(榎本祐三) 鈴木総合政策部長。



◎総合政策部長(鈴木雄二) 現実的に市長または商工会議所の会頭等を含めまして、市ケ谷の防衛省のほうには過去に館山航空基地に回転翼の教育関係の部隊がございましたので、そちらのほうの増強を要望しているところでございます。こういったものは、継続的に要望していくことが大事だと思っておりますが、どうしてもエリア的に国内を見ますと緊張関係にあるところがございますので、そちらのほうに力が行くのかなと思っているところでございます。ただ、館山航空基地につきましては非常に市民生活になじんでおります。しっかりと溶け込んでおりますので、そういった教育部隊なりは過去の歴史的なものもございましたので、館山市にそぐうものだと思って要望しているところでございます。こちらにつきましては、積極的にまた継続していきたいと思っております。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) ありがとうございました。お答えのとおり、館山市は自衛隊の存在が当該地域においてとても多くの雇用、経済を支えております。また、地元との支援、協力活動に加え、国際平和協力業務などに従事する隊員の方々に対してもその志気を高め、地元館山、ひいては日本国の発展のため共存共栄を図っていきたいと思っております。同じく防災面においても東日本大震災の救援実績などから、基地があるゆえに安全、安心の自治体であると首都圏のみならず、全国的にもともにアピールしていこうではありませんか。またよろしくお願いいたします。

 続きまして、城山公園無料シャトルカー等観光施設についての再質問に移ります。上りのシャトルカーは、ゴールデンウイーク中でもあり、とても多数の人が並んでいたので、私は下りのシャトルカーにお世話になりました。                               また、実際に乗ってみてドライバー、またドライバーのサポーターの方々の言葉遣いや対応がとても丁寧でした。このことは、私は館山市一市民としてとてもうれしく思いました。これは、上司の方々の教育のことがいいんでしょう。そこで、シャトルカーを今以上に安全、安心に運行してもらうために4つの改善点を御検討していただきたいので、まずちょっと御提案させていただきます。1、向かって右側、西側、登山道、山側の側溝にふたをして道幅を広げてもらう。2、道にカラーリングをして歩道を確保する。3、健康のためにも基本的には歩行者優先なので、手すりをつける。4、谷側にガードレールを満遍なく取りつける。これらの改善点については、いかがでしょうか。



○議長(榎本祐三) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) シャトルカーの安全走行や歩行者の安全確保のために議員御提案の4つの整備については、大変有効だというふうに思っております。財政状況とか緊急性、優先順位を検討しながら、順次整備ができればと考えております。また、今後地方創生に係る交付金の募集があれば、その活用について積極的に検討してまいりたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) 実際に城山に何回か登ってみて、もちろん小さいときから行っているんですけれども、それの実体験を含めて今ちょっと改善を御要望いたしました。ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。

 今の私の質問では、あえて右側、西側、東南側とか、そういうふうに言いましたけれども、城山の登山道の右側、左側、西側、東南側という呼び方ではなくて、観光拠点にふさわしいネーミングを公募したらいかがでしょうか。



○議長(榎本祐三) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 城山公園内には、つばきの径、万葉の径、彫刻の径とネーミングしている園路もございますけれども、その他の園路につきましては固有の名称を設定しておりません。園路が来園者にとってわかりやすい呼び方が一番よいと思っておりますので、ネーミングすることも一つの選択肢として今後検討してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) 登山道なんですけれども、園路は私が行ったときはバイクや自転車が走っていたんです。特に下りのときの自転車なんていうのは、これブレーキついていなかったらどうなんだろうというぐらいのスピードでおりてくる自転車もありました。今言った登山道のところなんですけれども、バイクや自転車は通行禁止にしてはいかがでしょうか。



○議長(榎本祐三) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 園路につきましては、現在歩行者の安全確保の観点から、バイクや自転車は乗り入れを禁止しているところでございますけれども、職員の目の届かないうちに進入してしまうケースもございますので、最善の注意を今後は払ってまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) また、園路を許可を受けた車なんでしょうけれども、自動車が速いスピードで走っているのも見受けられました。これらは、ちょっと危なくないでしょうか。何か規制をしているんでしょうか。



○議長(榎本祐三) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 現在高齢者や障害者の方あるいは茶室を使用する方々のために園路を自動車で通行させる際には、10キロメートル以下の最徐行をお願いしております。徐行せずに速度を上げて走る車両が見受けられますので、今後引き続き園路を通行する車両の運転手さんには安全な速度で運転するよう看板や口頭で伝えるなど歩行者の安全確保に努めてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) これから十分気をつけていっていただきたいと思います。

 また、シャトルカーの運行通知は看板等視覚に訴える看板だけでなく、場内の案内アナウンス等したらいかがでしょうか。



○議長(榎本祐三) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) シャトルカー運行の周知につきましては、視覚に訴える看板だけでは周知が不十分ですので、園内の案内看板を見ている来園者の方々へ口頭によるアナウンスをしているところでございます。今後は、ハンドマイクなどを使用するなどして、他の来園者の迷惑にならない範囲でシャトルカーの利用アナウンスをしてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) また、シャトルカーの運行時間なんですけれども、たしか昼の1時間、12時から1時までは休止していたんですけれども、これは観光客の都合というよりも、観光客にとっては不便な時間帯でありますけれども、どうして運休していたのでしょうか。



○議長(榎本祐三) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) シャトルカーを運転する者の職員等の休憩時間として、昼の1時間運行休止をした日もございました。6月4日の日曜日のサツキ・つつじの剪定講座、また11日の日曜日の梅の実販売におきましてもシャトルカーを運行いたしましたが、その際私も運転をいたしました。多くの利用者の方から感謝されたことで大変私もうれしくなりまして、休憩するのも忘れ、継続運行をいたしました。今後来園者へのおもてなしを最優先に考えまして、1日継続運行できるよう工夫をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) ぜひそのように頑張っていただきたいと思います。

 また、先ほど車が速いスピードで走っているという質問をいたしましたが、シャトルカーを運行する日は、例えば茶室の荷物等があれば、そのシャトルカーに載せて運ぶとか、そのようなことでシャトルカーを運行する日はほかの車両を通行禁止にするということはできないでしょうか。



○議長(榎本祐三) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) シャトルカーを運行する日につきましては、いわゆる繁忙期で多くの来園者の方が園路を歩いている状況であります。来園者の方の車両が園路を通行することで事故等の危険性が増すことにもなります。その一方で、高齢者の方々、足の不自由な方々、またお子様をベビーカーで押している御家族連れ、茶室を使用される方々などで、どうしても車で茶室駐車場まで行かざるを得ない方々もいらっしゃいます。市といたしましては、このような方々を含めまして、安全性の確保を最優先する中、シャトルカー運行日にはシャトルカーをできるだけ利用していただくよう来園者に今後は呼びかけてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) 館山市まち・ひと・しごと創生本部、この本部長を田中副市長が担っていることから、副市長に御質問いたします。いいですか。今後地方創生関連の交付金の募集があった暁には、環境保護等の観点から交付金を獲得、活用してシャトルカーに電気自動車を使用する考えはありますか。



○議長(榎本祐三) 田中副市長。



◎副市長(田中豊) 本部長を務めております副市長でございます。電気自動車ということでございますけれども、今回のテスト運行は貸与を受けている電気自動車、これ定員が5人ということで、より多くの方ということで8人乗りのハイブリッド車で行いました。電気自動車は音がとても静かで、歩行者に安全の面から気づくような工夫が必要かなというふうには考えております。そして、その一方で議員御質問の交付金等についてでございますけれども、最近の交付金制度等は官民協働とか地域間連携などのテーマのもとにソフトとハード両面を複数の事業を組み合わせた施策で構築することが求められております。単体の事業では、採択は大変困難かなという認識を持っております。いずれにいたしましても今後の交付金募集がありましたら、ちなみに地方創生推進交付金の29年度、これ28年度採択分ですけれども、事業費約1億4,000万で7,000万、これ県内でトップの獲得の金額になっております。こういったことでアンテナを高く張りまして、地方創生関連の交付金等で電気自動車などの購入に使用できる制度が、募集があれば、導入に向け、その活用を検討したいというふうに考えている。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) ぜひよろしくお願いいたします。

 次に、城山公園のバスの駐車場2,000円の徴収についてちょっと伺います。これは、初の試みであったんですが、実績はどうだったでしょうか。また、当初の見込みと比べてどのような差とか、そういうものがあったか。比べていかがだったかお答えください。



○議長(榎本祐三) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 料金徴収期間でございます3月の15日から5月15日までの間の土曜日、日曜日、祝日のバスの入り込み台数でございますが、合計で188台、駐車料金は188台掛ける2,000円でございますので、合計で37万6,000円でございました。当初の見込みでは、過去3年間の同期間のバスの入り込み実績の平均が416台でございましたので、416台掛ける2,000円で合計83万2,000円の歳入を見込んでおりました。

 以上でございます。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) またそのことについては後で伺いますけれども、バスの駐車料金徴収を行うために新たにどのぐらいの費用がかかりましたか。例えば新しく領収書をつくったとか、そういうものがありましたら具体的にお願いいたします。



○議長(榎本祐三) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) バスの駐車料金を徴収の開始に当たりまして、かかった経費といたしましては、昨年9月議会で公園管理条例の改正の議決をいただいた後、旅行会社やバス会社などの関係機関に郵送やファクスにより事前通知を行ったために郵送料でかかった経費が約1万3,000円でございます。また、そのほかに事前周知といたしまして、市の広報紙やホームページなどへの記事掲載、プレスリリースによる周知、担当者が作成いたしました現場に設置する周知看板、準備した市の既存の領収書の経費はさほどかかっておりません。また、実際に業務に従事した職員につきましても主に振りかえ休の取得による対応を行いましたので、人的経費についてもさほどかかっておりません。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) 城山公園のバスの入り込みが今のお話で過去3年間416台が188台だったと、激減したとのことですが、駐車料金がいまだ無料の先ほど最初に申しました渚の駅や赤山地下壕跡へのバスの入り込みは、そっちのほうはいかがだったでしょうか。



○議長(榎本祐三) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 渚の駅のバスの入り込みについてでございますけれども、実は土日、休日の正午に定点、定時に渚の駅で調査をしておりまして、ゴールデンウイーク中、大型バスの利用は非常に残念なことに1台という実績になっております。ただし、今申し上げましたように、これは1日を通じて観察をすればかなりのカウントがあるのではないかということもございますので、今後は設置をされています防犯カメラを活用して実態把握に努めながら、バスツアーの増加に向けた対策につなげていきたいというふうに考えております。



○議長(榎本祐三) 四ノ宮教育部長。



◎教育部長(四ノ宮朗) 赤山の駐車場のバスの入り込み状況ですけれども、これにつきましては申しわけございませんが、バスとしての、いわゆるどういった形で赤山に入壕しているかという、そういった統計についてはございませんけれども、20名以上の団体、こういった方々で来壕した件数で見ますと、前年同期に比べて、ちなみに平成28年の4、5月は21件、ことしの4、5月については103件とふえておりますので、これらを類推しますと、バスでの来場はふえているのではないかと予測されます。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) 先ほど城山公園のバスの入り込みの実績で考えると、この期間だけでも200台以上のバスの入り込みが減ったという計算になりますが、1台のバスに30人乗っていたとしても約6,000人ものお客さんの入り込みが減ったという計算になります。これは、かなり衝撃的な数字だと思うんですが、観光立市をうたい、観光振興に取り組んでいる館山市としてはこのことをどういうふうに分析して、またお客さんを取り戻すにはどう考えているんでしょうか。



○議長(榎本祐三) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 確かにその期間城山公園、先ほど私のほうで渚の駅のお話もいたしましたけれども、それだけの台数という実績になっているということは非常に大きな問題だと思います。最近のバスツアーの傾向というものをヒアリングをしてみたところ、例えばちょっと具体的なお話になりますけれども、南総里見八犬伝と里見氏ゆかりの地を行くということをテーマに八犬伝博物館あるいは八遺臣の墓、妙音院などをめぐるツアー、あるいはトイレつきのバス、これはレガートという大手ツアー会社の高級バスだということでございますけれども、こういうもので訪ねる100年古民家レストランといった特色のあるツアーが再考されているということでございます。当然観光全体で考えれば、大型バスによる入り込みだけでなくて、個人旅行客のほうも目を向けていかなければいけないわけで、体験型観光やサイクルツーリズムなどに注力しまして、年間を通じた滞在時間の延長を図っていきたいと思います。当然団体旅行に関しましては、ツアー会社からのニーズがどういうところにあるのか。当然地域ならではの魅力を結集したストーリー性のある旅、先ほども申し上げましたけれども、そういうことが望まれているということでございますので、バス会社への働きかけもしながら、館山市観光協会などと連携して誘客を図っていきたいというふうに考えております。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) 今部長から御答弁いただきましたけれども、私は私なりに観光振興に一生懸命取り組んでいただきたいと思いまして、そのためにバスの入り込みの激減を踏まえたという中で私は前向きな質問をさせていただきますが、城山公園、渚の駅たてやま、赤山地下壕跡それぞれの施設を点点点と3つの点を考えた場合に点と点を結んで線とする。そうしたところに、すなわち観光客目線から動線とするために、そういうふうにして観光客に動いていただいたほうがいいと思うんです。そのために道路標識や歩道の幅、また案内看板などまだまだ改善の余地はあると思うんですが、そういう観点からいかがでしょうか。



○議長(榎本祐三) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 道路標識などの観点からということでございますけれども、まず平成19年度から平成26年度におきまして市内の主要の交差点に案内標識や交差点の名前、それから誘導看板、施設の説明板、さらには各観光エリアを周遊できるようなウオーキングやサイクリングの看板など合わせて304カ所の設置をしております。この中で城山公園と渚の駅たてやま、それから赤山地下壕跡と城山公園を各周遊することのできるコースの設定もしております。こうした先ほど議員の御指摘のあった点と点ではなくて、線にしながら、あるいは面にしながらということだと思いますけれども、こういうことに目を向けて今後も観光客の満足度を高められるような取り組みを関係機関と協議をしながら進めていきたいと思っております。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) また私の一つの考え方として、人事や予算、その他を考えた場合にそれぞれ所轄する、今言った3カ所については所轄する部署が異なっているんです。ですから、それを同一部署にしたほうがマンパワーも発揮しやすくなり、財政予算的にも効率的ではないかと考えます。先ほどの入り込みの駐車バスの台数の把握にしても、ちょっとそれぞれ数の数え方も何かばらばらのような感じがしましたんで、その辺いかがでしょうか。



○議長(榎本祐三) 川上総務部長。



◎総務部長(川上孝) 議員お話しのとおり、確かに関連する施設や事務事業を1つの部署に集約をしたほうが組織としての指示あるいは命令系統が明らかになる。財政面を含めて効率的かつ広角的な対応を図ることができる部分もあるとは思います。一方で、組織構成上のバランス、それから職員数やその配置、さらに事務量のバランス、こういうところを含めた視点も必要かと考えておりまして、御提案の内容につきましては組織改編を考える際に検討していきたいというふうに思います。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) それでは、所管している各部長に御意見を一言ずつで、もう時間ないんで、一言ずつ順番にお願いいたします。



○議長(榎本祐三) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 3施設を管理している部署がそれぞれ異なっていることにつきまして、競争原理によって私はよい刺激になっていると感じております。それは、城山公園を担当いたします建設環境部では他の部に負けるな、予算がないなら知恵を出せを各課の共通認識といたしまして、管理職が毎月アフターファイブに経済活性化を兼ねてアイデア出し会議を行っているところでございます。今回のシャトルカーのテスト運行につきましてもこの会議で生まれたアイデアでございますし、今後も部を超えた横断的連携や情報共有をしながら、知恵を絞って市民の皆さんや多くの観光客に訪れていただけるよう、より一層充実した城山公園としてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 観光部門を担っているわけでございますんで、これは経済活動の行政側の窓口、経済観光部というのはそういうものでございますので、いわば豊かな資源をさらに磨き上げてその情報発信を積極的に行って、一人でも多くの方にその魅力を認知してもらうということを手がけているわけですので、経済観光部というのは役所の中の営業部だというふうに職員とも常に話をしております。役所の中の部署でそれぞれ管理をしているものが違うにせよ、先ほどは久保田部長は競争原理のようなお話をしましたけれども、もちろん切磋琢磨して、それはお互いに刺激をし合って、情報を共有しながら進めていくということじゃないかなというふうに思います。連携して経済振興を図るということで、相互に化学反応して相乗効果を生み出すということについて、これからも十分に行動していきたいというふうに思っております。



○議長(榎本祐三) 四ノ宮教育部長。



◎教育部長(四ノ宮朗) 教育委員会としては、赤山地下壕のほうを所管しておりますけれども、この赤山地下壕につきましては、議員おっしゃるとおり、観光的な側面もありますけれども、その一方で戦争遺跡であり、平和教育に関する資料でありますことから、事業面でいえば同一の部署で行ったほうがより効率的かもしれませんけれども、管理面等考えるとこういった形に、現在のような形になろうかと思います。いずれにしましても、それぞれの部署との連携が必要だというふうに感じております。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) 今後その課題をそれぞれの部で持っていただいて、よりよい方向を探っていただきたいと思います。

 最後に、3番目の鏡ケ浦クリーンセンターはきのう森議員にほとんど答えられたので、4番目に移りたいと思います。スクールバス、さかなクンバスについての再質問ですけれども、私の思いで希望がかない、児童生徒の通学費無料化、またかわいく、すばらしいスクールバスを仕立てていただき、利用者、市民、賛同者に成りかわり、御礼申し上げます。ありがとうございました。昨年の12月の議会で新入生の保護者説明会や学年末のPTA集会などを活用してきめ細やかな説明をした上で、平成29年4月からのスクールバス運行につなげていきたいと御答弁いただきました。現在保護者の説明と同じく、ほぼ予定どおり運行されていると考えてよろしいでしょうか。また、諸事情により越境通学者の対応についてはいかがでしょうか。



○議長(榎本祐三) 四ノ宮教育部長。



◎教育部長(四ノ宮朗) まず、スクールバスの運行に関してですけれども、先ほど教育長からの答弁もありましたけれども、若干の変更点はございましたが、おおむね予定どおり順調に運行を行っているところでございます。

 また、学区外からの越境者、こういった方たちにつきましては、原則はスクールバスの対象者とはなり得ませんけれども、今後諸事情等踏まえた中で柔軟に対応していきたいと考えております。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) さかなクンバスに乗りたいという期待感が子供たちの中で高まっていると先ほど御答弁ございました。その子供たちの気持ちの高まりを継続するためにも、また日本の中で館山市にしかないさかなクンバスの写生大会等を開催してみてはいかがでしょうか。例えば第1回さかなクンバス写生コンテストをさかなクンに審査員をお願いするなんていかがでしょうか。子供たちの喜ぶ顔が浮かんで見えますギョとかってどうでしょうか。



○議長(榎本祐三) 四ノ宮教育部長。



◎教育部長(四ノ宮朗) 御提案ありがとうございました。議員おっしゃられますように、子供たちの気持ちの高まりを継続し、子供たちに愛されるさかなクンバスとしていくことが大切だと思います。そのために写生大会を初め幾つかの方法がありますので、そういったことについては学校に情報提供を行っていきたいと考えますが、教育課程そのものにつきましては学校が編成することになりますので、その実施については各学校と現状を踏まえて取り組んでまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 望月議員。



◆6番(望月昇) 最後になりましたけれども、スクールバスの混乗化について提案させていただきましたけれども、そのことについていかがでしょうか。



○議長(榎本祐三) 四ノ宮教育部長。



◎教育部長(四ノ宮朗) スクールバスの混乗化につきましては、昨日も答弁いたしましたとおり、混乗化については検討課題だというふうに考えております。ただし、これにつきましては教育委員会のみならず、関係する部署、全庁的なそういった組織の取り組みにより検討を進めていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 以上で6番望月 昇議員の質問を終わります。

 次、5番瀬能孝夫議員。御登壇願います。

         (5番議員瀬能孝夫登壇)



◆5番(瀬能孝夫) どうもこんにちは。今回は、館山港多目的観光桟橋の活用について取り上げます。

 1点目として、館山桟橋におけるインバウンドの実績と目標について伺います。我が国へクルーズ船によって訪れた外国人の数は、2013年はわずか17万人でしたが、昨年は199万人に急増しました。3年という短期間で10倍以上もふえた現実を敏感に感じ取り、この流れを見失っては絶対にいけないと思います。国は、2020年までに訪日外国人4,000万人を目標にしていますが、そのうちクルーズ船から500万人の達成を目指そうということで、今年度予算案にも客船受け入れに係る環境整備促進費が盛り込まれております。クルーズ船の誘致については、地方創生につながることから、国土交通省を初め政府一丸となって推進している状況です。このような中にあって、館山市としては外国客船の寄港、受け入れ人数等について、これまでの実績並びに今後のどのような目標をお持ちであるのかお伺いいたします。

 次に、館山桟橋の拡幅計画について伺います。道路桟橋の部分だけで海岸線から400メートルもあり、沖に向かって一直線に伸びる館山夕日桟橋は、全国的にもまれな本市の誇れる財産ではないかと思っています。反面、現在ある桟橋は岩壁部分の幅員が狭く、大型バスの運行等にも支障があります。3月の全員協議会では、本市はその改善を図るため、国や千葉県など多くの関係機関に要望活動されてこられた経緯やその努力が報い、拡幅に係る基本設計が晴れて予算化されたという報告がございました。事業内容は、基本設計委託料に係る事業費3,600万円、そのうち本市の負担額はおおむね500万円との説明でした。しかし、5月の全員協議会では千葉県の本年度事業としての予算措置がされていないという報告にかわり、今年度はとりあえず凍結となりました。これに対して本市は今後も館山港港湾振興ビジョンで示された計画を成就させるため、要望を続けていくという姿勢を示されました。

 そこで、2点目では意見を申し上げたいと思いますが、要望を継続実施するとした館山港振興ビジョンの中身についてです。今回桟橋の改修計画の時期は先送りとなりましたが、港湾振興ビジョン自体が消滅したわけではありませんので、今この空白の期間は従来の計画に対する思慮を深める最善のときと捉えることもできます。では、何を考えるかということでございますが、桟橋の利用可能枠の拡大を申し上げたいと思います。館山観光桟橋は、その名が示すとおり、客船の対応を主たる目的につくられたものと推察します。その趣旨に沿うならば、より大型客船の寄港も可能にすることを視野に入れることも排除しないことが望ましいと考えます。具体的には現状の喫水マイナス7.5メートル岸壁のままで改修するのではなく、マイナス9メートルで検討を進められないかを意見として申し上げます。あわせて当然の道理として先端の岸壁部分も現状では240メートルですが、より大型化に対応するため、もっと長さを確保する形で設計を見直すべきだと考えますが、当局の御見解を伺います。

 3点目は、観光業及び地域産業における館山、安房地域の発展性について伺います。日本国内における外国クルーズ船の誘致では、西日本、特に九州がひとり勝ちの状況です。大型船の寄港できる港が福岡、長崎、鹿児島、沖縄などに整備されており、ショッピングを中心に経済は大変に潤っております。また、回数は少ないようですが、熊本、八代港にも寄港しています。館山桟橋の改修により大型クルーズ船が寄港できるようになったとした場合、観光業並びに地元経済発展の可能性についてはいかがお考えでしょうか。

 以上、3点についてお伺いいたします。御答弁によりまして、再質問をさせていただきます。



○議長(榎本祐三) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 瀬能孝夫議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、館山港多目的観光桟橋、いわゆる館山夕日桟橋の活用についての第1点目、海外クルーズ船におけるインバウンドの実績と目標についてですが、これまで館山夕日桟橋に外国クルーズ船が寄港した実績はありません。今後の目標としては、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けてインバウンドにおけるクルーズ需要の急増が見込まれることから、現在の桟橋に接岸可能なクラスで、かつ高級感のある外国クルーズ船の誘致を推進していきたいと考えています。なお、現在世界では約300隻のクルーズ船が就航しており、そのうち約半数がマイナス7.5メートルの岸壁に接岸可能なクラスの船であるとの情報も得ています。こうしたクルーズ船の中から日本に寄港した実績のある船を所有する船会社へのアプローチを検討するとともに、近年館山市では台湾をターゲットにしたインバウンドを推進していることから、台湾におけるクルーズ需要の調査、検討も行います。

 次に、第2点目、大型客船の寄港を視野に入れた設計の見直しについてですが、館山夕日桟橋は周辺に多数生息するウミホタルの保護のため海底を掘削できないことから、桟橋形式としました。また、近くに海上自衛隊館山航空基地があることから、航空法による高さ制限が設けられており、それを考慮した上で岸壁の位置が決定されています。さらに、平成14年3月に国、千葉県及び館山市が共同で策定した館山港港湾振興ビジョンにおいて、当時の日本国内の代表的なクルーズ船である「飛鳥」、「ふじ丸」、「にっぽん丸」、「ぱしふぃっくびいなす」などを接岸対象としたことから、これらのクルーズ船が接岸できる水深としてマイナス7.5メートルで設計されたものです。したがって、大型クルーズ船の寄港を視野に入れて設計を見直すためには館山港港湾振興ビジョンの見直しが必要となり、これには国や千葉県のみならず、漁業者を初めとする関係団体や関係者との協議や調整が伴い、膨大な時間と経費がかかることが予想されます。また、現在館山市では館山夕日桟橋の館山港港湾振興ビジョンに計画された規模の整備、拡充について、国や千葉県に対し、機会があるごとに要望しています。昨年度は、千葉市及び木更津市とともに千葉県知事に対し要望書を提出、さらにこの3市に千葉県も加わり、国道交通大臣に対しても要望書を提出し、現状の問題点と整備、拡充の必要性を訴えてきました。その結果、昨年度の国の第2次補正予算により本年度小型船舶係留施設が増設されることとなりました。現在の小型船舶係留施設は、海中観光船が50分置きに離着岸しているため、他の船舶の係留が難しい状況ですが、今回の増設により今後プレジャーボートや自衛隊の小型船舶が係留しやすくなり、館山夕日桟橋の利活用が促進されるものと考えています。しかしながら、マイナス7.5メートル岸壁は延長63メートル、幅員8.2メートルと非常に狭いことから、接岸した船のタラップがおりている状態では先端の岸壁で大型バスが待機したり、回転することができないため、400メートルの距離をバックで進入しなければなりません。また、1車線であるため道路桟橋上ですれ違うこともできず、お客様をお迎えする際に大変苦慮しており、大型バスの運行事業者にも大変な御苦労をかけている状況であることから、これらは早急に解決しなければならない課題であると認識しています。なお、マイナス7.5メートル岩壁の整備、拡充に係る基本設計については、千葉県で平成29年度当初予算への計上を見送ったところですが、基本設計着手に向けて整備、拡充の必要性と拡充による需要予測や効果などを数値化する作業を今後千葉県と館山市の連携により進めていく予定です。このため館山市としては館山港港湾振興ビジョンに示された規模への整備、拡充を促進するとともに、マイナス7.5メートルで接岸可能なクルーズ船の寄港需要を高め、寄港回数をふやすことにより地域経済の活性化を図ることを目指していきたいと考えています。

 次に、第3点目、大型クルーズ船が寄港できるようになった場合の観光業発展の可能性についてですが、大型クルーズ船の寄港により一度に大勢のお客様が館山夕日桟橋に下船することになるため、直接的なものとしては渚の駅たてやまを起点としたオプショナルツアーや周辺を観光するための大型バス、タクシー及びレンタサイクルなど2次交通に対する需要増、商業施設棟や市内飲食店における消費額の増、博物館や海中観光船など観光施設における利用者の増などが期待されます。さらに、近年は訪日の目的が爆買いから体験や思い出、人間関係に価値を求める、いわゆるコト消費に変化していることなどから、このたび館山市観光協会が取りまとめた体験観光の街 館山ガイドブックに掲載されている食の体験や海辺の体験、歴史、文化体験など館山市ならではのさまざまな体験メニューの需要増も見込まれます。また、間接的なものとしては船会社がクルーズ船によるツアーを募集する際に作成するパンフレットに館山市へのクルーズツアーが掲載され、これが各地の旅行代理店に配付され、ホームページにも掲載されることなどから、館山市の知名度向上に大きな効果があると考えています。さらに、ツアーに参加されたお客様がSNSなどインターネットを活用して館山の情報を広く発信することも考えられ、さまざまな分野で広範囲にわたり地域経済やシティープロモーションへの波及効果が期待できます。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 瀬能議員。



◆5番(瀬能孝夫) ただいまの御答弁で執行部の考えはわかりました。先ほどアイデア出しというお話もありましたけれども、この点について客観的にさまざまな角度から議論したいと思いますので、しばしおつき合いをお願いしたいと思います。

 初めに、クルーズ船によるインバウンドについてお伺いいたしました。国内船の寄港も含めてどれだけ入り込み客数をふやせるのか、その課題に取り組まなければならないと思います。今後の夕日桟橋の使用頻度や実際の伸び率についてはいかが御認識をされておられるのか、目標的な部分をお伺いしたいと思います。



○議長(榎本祐三) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) それでは、需要、それから今後について御説明申し上げたいと思います。

 昨年は、国内クルーズ船でございますけれども、昨年は定番となった「にっぽん丸」による8月8日の館山湾花火大会クルーズのほか、寄港予定地の天候の関係がございまして、8月27日に急遽「ぱしふぃっくびいなす」が寄港したという実績でございます。また、ことしになってからは3月に同じく「ぱしふぃっくびいなす」、それから4月には「にっぽん丸」、この先も今月19日、これは月曜日でございますけれども、「ぱしふぃっくびいなす」がことしになってから2回目の寄港をすると。8月8日は、定番になりました「にっぽん丸」が寄港する予定でございます。国内で館山夕日桟橋に接岸可能なクルーズ船は、現在「にっぽん丸」と「ぱしふぃっくびいなす」の2隻でございますので、これらの船舶が年間で3回から4回寄港できるようなポートセールスを目指していきたいというふうに思います。

 今後クルーズ船の寄港回数をふやすためには、市長答弁にもございましたけれども、外国クルーズ船の寄港誘致もあわせて進めていかなければいけないというふうに考えておりまして、現時点で外国クルーズ船誘致の具体的、数値的な目標は定めておりませんけれども、昨年日本にはマイナス7.5メートル岸壁に接岸可能なクラスの外国クルーズ船が12隻で、延べ295回国内各地の港に寄港しているということでございますので、これらの船会社へのアプローチの方法、それから受け入れた自治体への聞き取り、こういうものも並行して行っていきたいと考えております。これも市長答弁いたしましたが、館山がインバウンドを推進している台湾におけるクルーズ需要についても日本の商工会議所に当たる日本台湾商会などに訪れて意見交換などしながら、クルーズの需要などについても働きかけていきたいと、状況調査しながら働きかけていきたいというふうに考えております。



○議長(榎本祐三) 瀬能議員。



◆5番(瀬能孝夫) ありがとうございました。冒頭訪日外国人は199万人と申し上げました。これは2016年の結果です。このときに外国船の寄港回数というのがありまして、これが1,444回です。こちらも過去最高でございました。これちょっと聞こうと思ったんですけれども、時間も過ぎますので、現実に館山の港にはその外国船が1,400回を超えるに当たって一度も来ておりません。この要因は、どこにあるのかということです。ちょっと重要なことといいますか、意見的なこと申し上げますと、行政というのは民間意識をどこまで取り入れているのかなという気がします。それは何かといいますと、あれだけの桟橋を建設すること自体民間会社でいいましたらば、もう社運をかけて利用拡大に向けて必死にならざるを得ない状況だと思います。その目的というのは、当然クルーズ船の誘致であることは論をまちません。しかし、一隻もその外国船誘致できないこの現状に対して執行部はどう思われておられるのか。声が上がっていないせいもありますが、市民からの総括に耐え得るものなのか、それから部局内でこの点は検討されているのか、ここら辺はきちんと総括をしてほしいと思います。実績から判断しますと、公金で建設された建物で、言葉は悪いかもしれませんが、苦労せずに与えられた施設なので、主体的に取り組む意識が薄いのかなと、こういうふうにも感じてしまいます。

 先ほどの市長答弁です。クルーズ船の誘致に対する姿勢についてです。300隻のクルーズ船のうち半分は寄港可能という答弁がありました。そこの部分を伸ばすということは大いに結構な話で、誰も異論はありません。ただ、大きいほうの半分を諦めるとした判断には、これはどうも看過できない気持ちを個人的に持ちます。2020年にはクルーズ船で500万人の目標とありましたけれども、16年が1,400回で200万人ならば、20年は3,000回以上の寄港になるわけですよね、計算すると。その中で館山にどれだけ呼べるのかということで、今後の使用頻度というものは見守らせていただきたいと思っております。この点よろしくお願いしたいと思います。

 館山桟橋の拡幅計画についてですけれども、千葉県港湾課は予算化に至りませんでした。なぜ県は予算化に至らなかったのか、分析も含めてお伺いしたいと思います。



○議長(榎本祐三) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 今回千葉県では、国の補助事業である官民連携による地域活性化のための基盤整備推進支援事業、これは補助率が2分の1でございますけれども、によりまして館山夕日桟橋の整備、拡充の基本設計に取りかかろうとしたわけでございます。その旨を昨年の10月に館山市のほうに連絡がございまして、それをもとに当初予算の計上をしたところでございます。千葉県によりますと、基本設計にはおおむね最低1年半の期間を要するということで、本補助事業を精査したところ、繰り越しができない事業であることが判明いたしまして、時間的に無理であるという判断をしたこと。それから、またこの補助事業が民間事業者などの事業活動と一体的に実施をする社会基盤整備の事業化を検討する費用を補助するものでございまして、行政と民間事業者が協力して公共サービスを提供する官民パートナーシップ、PPPということだそうでございますけれども、この事業手法の検討が必須になるというもので、基礎的な資料、すなわちそれは現状の効果、今後の需要予測、整備後の成果などの数値的なデータでございますけれども、これが不足しているという状況で、時間的にも官民連携を構想できなかったという、こういう2点から予算を見送ったと伺っております。



○議長(榎本祐三) 瀬能議員。



◆5番(瀬能孝夫) 繰り返しになりますが、本当にシンプルにそう思います。要するに今の桟橋の機能面が変わらない限り、幾ら改正して拡充したとしても新たな成果は見込めません。したがって、当然後ろ向きになる気持ちもわかります。要するにこれまでの実績と改修後の蓋然性から判断したようにも感じられます。そういうふうに本当に思います。

 喫水9メートルを提示させていただきました。それになかなか困難であるという答弁も今いただきました。そこで、喫水マイナス7.5メートルという機能面について議論させていただきたいと思います。まず、岩壁における水深の概念についてお伺いしたいと思います。例えば水深マイナス7.5メートルの場合、岩壁の水面をゼロとして当然水深をはかるわけですけれども、岩壁の設計基準におけるそのゼロの値をLWLとしております。この水面から水深をあらわすLWLの定義を御説明いただければと思います。



○議長(榎本祐三) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) LWL、ロー・ウオーター・レベルということでございますけれども、これは大潮の日から前2日、それから後4日以内にあらわれる各月の最低干潮面を平均した水面、朔望平均干潮面ということでございます。サクボウのサクは朔月でございまして、これは新月、それからボウのほうは望月ということで、これは満月を指すものでございますけれども、その最低干潮面を平均した水面だと承知をしております。



○議長(榎本祐三) 瀬能議員。



◆5番(瀬能孝夫) ありがとうございます。さらに言えば、その副振動として例えば日本海側では1メートルとり、太平洋側では50センチさらにとると。したがいまして、喫水7メーター50という数字は7メーター50の船がとめられるんですよ。そうですよね。これを確認したかったです。

 それで、日本で最大のクルーズ船、これ「飛鳥?」です。これちょっと桟橋との関係で雑駁に数字は言いますけれども、全長240メートル、これ日本最大ですよね。全幅30メートルで、総トン数は5万トンを少し超えます。その喫水は7.8メートルなんです。これは御存じのとおりです。わずか30センチの差で接岸できないことになります。今申し上げたLWLで考えると、本来はごくレアな状態で30センチの差がとめられないだけなんですが、当然決まり上とめられないだけで、本来とめられるんです。ただ、30センチだけ深ければ、国内の客船は全て受け入れられることになります。岩壁における設計基準、これ実は中途半端がないもので、マイナス7.5、9メーター、14メーターみたいな岩壁基準というのがありまして、そういった意味で今9メートルを提示させていただいているわけでございます。

 あと1.5メートル深くしようということで話をさせていただきたいんですけれども、わずか1.5メートルの差で見えてくる世界が大きく変わってきます。世界の超大型と言われる客船の喫水をある程度調べました。「飛鳥?」の倍に当たる10万トンクラスの船で、これちょっと名前で紹介しますと「カーニバル・デスティニー」と、これ10万1,000トンですが、喫水は8.3メートルです。館山岸壁からしても80センチですか、「飛鳥?」よりも50センチ深いだけです。この船は1996年の就航です。当時世界で初めて10万トンを超えた船として注目を集めました。この「デスティニー」が出たときに巨大船時代が到来するんではないかといううわさがあったわけです。それで、現在20年後、今現在です。その予想どおりなんです。今世界ランクでいうと37位から40位です。20年前に初めて10万トン超えた船が今40隻もあるということです。ここは巨大船時代、これは深く認識したいと思います、ともどもに。そこで、ちょっとお伺いしたいと思うんですけれども、ちょっと現実的な話で。今ある桟橋を9メートルにしたいとした場合、現状からどの程度先に延ばせばいいんでしょうか。



○議長(榎本祐三) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) マイナス9メートルを確保するためには約200メートルほど延伸する必要がございます。



○議長(榎本祐三) 瀬能議員。



◆5番(瀬能孝夫) ありがとうございます。

 じゃ、もう一回確認します。先ほど航空法に触れられておりました。この200メートルは、その法に抵触するんでしょうか。



○議長(榎本祐三) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 先に出せば、いわゆる航空法による転移表面、その制限の高さから、その区域のところから外れていくことが予測されますので、その高さの問題はクリアできるんじゃないかなというふうに思います。



○議長(榎本祐三) 瀬能議員。



◆5番(瀬能孝夫) クリアできるということでよろしいですか。



◎経済観光部長(上野学) はい。



◆5番(瀬能孝夫) ということは、一つの理由にはなっていなかったですよね、今の御答弁いただきますと。ただ、これが抵触するとなれば違うことも考えなきゃいけませんので、先ほどウミホタルの話もありましたけれども、先に出すかしゅんせつするかという話にもなるわけです。それである程度の先に延ばすリスクは整えることができます。この点については、2点あわせてお伺いしたいんですが、事業費としては先に延ばすのとしゅんせつする方法とでどちらが安いか。それから、館山桟橋の今現状マイナス7.5メートルですが、この現状の桟橋の底、これはしゅんせつが必要な港なのかどうかを確認させてください。



○議長(榎本祐三) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) マイナス9メートルを確保するために桟橋を沖に延伸することについては、市長答弁でもお答えいたしましたが、現段階ではビジョンに示された規模の整備、拡充を促して現状で接岸可能なクルーズ船の寄港需要を高めていくという考えでございます。そういうことから、延伸に係る事業費については、現時点では承知をしておりません。また、館山夕日桟橋周辺には、先ほど来お話の出ているように、ウミホタルが多数生育しているとのことでございまして、環境保護の観点から海底を掘削しない、掘削できないということで、あるいはまた海水の流れを阻害しないということで桟橋の構造を採用し、ビジョンで対象とした3万トン級の船舶を海底地形を変えることなく接岸させるために道路から約500メートルという延長になった経緯がございます。こうした経緯を踏まえてしゅんせつは想定していない、しゅんせつにかかる経費も把握しておらず、事業費の比較は困難な状況でございます。

 なお、桟橋周辺のしゅんせつの必要性については、ただいま申し上げたとおり、海底の地形を変えずに水深マイナス7.5メートルを確保することを前提として今の構造となっていることから、現在の水深を確保するためのしゅんせつは必要ないものと認識をしてございます。



○議長(榎本祐三) 瀬能議員。



◆5番(瀬能孝夫) そう思いました。まず、しゅんせつの必要のない港は、そういった意味でのランニングコストはかかりません。それから、海底の形を変えないならば外に出してはどうですかという質問で、計算していないというのは最初にビジョンありきなんです。けれども、いろいろな角度で、まだ30分ほどありますので、おつき合いいただきたいと思いますけれども、いろいろな話しさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。今は、ちょっとお答えいただけませんでしたけれども、次に質問させていただきます。市が要望している振興ビジョン、ここで示された計画ですけれども、総事業費としては、この振興ビジョンに沿った事業費としては幾らかかるんでしょうか。それから、市としてはどのくらいの持ち出しがあるものか伺います。



○議長(榎本祐三) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) ビジョンに基づくフルスペックにかかわる今後の改修でございますが、この総事業費については当然基本設計というものを経て算出されるものでございますので、現時点では把握をしておりません。仮に港湾管理者である千葉県により工事が行われる場合、これは当然のことながら、これまでの例によりますと、県のほうでは国の交付金を活用して事業をすることになると思われます。ちなみに、社会資本整備総合交付金の補助率は3分の1でございまして、この場合館山市の負担率は総事業費の18.75%となります。ちなみに、基本設計でございますけれども、これは社会資本整備総合交付金の対象となりませんので、県の単独事業ということになりまして、この場合の館山市の負担につきましては30%となります。

 以上でございます。



○議長(榎本祐三) 瀬能議員。



◆5番(瀬能孝夫) わかりました。こちらも数字的にはわからないということですね。これ考え方ですけれども、当然深くしようとすればお金はかかります。当たり前のことです。しかしながら、現状の水深のままで改修するにもお金がかかる。これをどう捉えるかというか、そこは本当に考えていいと思うんです。要するに深い議論が必要ではないかと思うんです。振興ビジョンそのまま進めるということではなくて、それにもたらされる効果とか、いろいろなこと検証していただきたいと思っております。

 今回この振興ビジョンそのものが市長答弁にありました平成14年に策定されたと。そして、22年にあの桟橋は完成したという話を聞きました。平成14年当時の計画としては理解できるんです。それは、先ほどお話ししたとおりですが、海外のクルーズ船だけで2013年が17万人から16年には200万人になっているわけです、199万人という。平成14年というのは2002年になりますので、当時はこんなことは誰も想像できなかった話だと思います。しかし、現在は違うということです。当初のビジョンに固執するその根拠が薄いように感じます。要するに需要を呼んでほしいということです。これから大型船の時代にもなり、外国インバウンドのクルーズ船に乗る来客がふえるかもしれないというときにほとんど小さい船しかとめられない状況で、またそこにお金をかけようという価値観、考え方に私は疑問を持っているわけです。この時代の趨勢、これを見失っては大きな禍根を残すことにもなりかねない、こういうふうに思っています。ですから、先ほど冒頭の質問で申し上げましたけれども、この一時凍結のときというのはむしろ歓迎する話だと、こういうふうに私は思っているんです。本当に思慮を深める時期として、庁内、執行部、市長を初めとして、みんなでここは議論してもらいたいです。ただ、今までの計画、これを進めるんだ。計画変更には大変な時間と労力とお金もかかるかもしれない。しかし、お金をどうせかけるんですから、ちょっとぐらい先になっても使い勝手のいいすばらしいものをつくれれば、そっちのほうがよっぽどいいです。確かにバスの運行は支障があるというのは聞いています。そういうのはわかった上で、要するに船旅の世界というのは劇的に変わっているわけです。いつまでも昔の頭で物を考えていてほしくないと思っています。この認識についてはいかがですか。



○議長(榎本祐三) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 議員のおっしゃることは、そのとおりなんです。世界の趨勢はそうなっています。ただ、先ほど答弁しました、また部長も答弁しましたように、まず計画の段階までも進まない、これも大変な職員も努力しました。私も最大限の努力して、何とかそこまで進めてもらいたいと。それ以上の前に水深に関しても、これもお話ししています、もちろん。それは、どうするのかという段階にありますが、今の段階で一番支障を来しているところさえもなかなか進まない。大変熱心にお調べいただいて御議論いただいているわけで、ありがたいと思いますけれども、もちろん議員のおっしゃることはほとんど検討しております。ただ、我々としては今できることを最大限していただいて、それで理解をいただくと。一歩でも前に進もうということで取り組んでいるということであります。私も関東の港湾の関係の会長もしていますし、全国の大会でも全てのところに出ています。その中で国交省の方たちと膝を交えて話をしていまして、いろんな形で情報もつかんでおります。そういう中でどういうふうな趨勢で動いているのか、国内にどういう外国の船が来ているのか、そういうこともつかんだ上で今まず一歩踏み出したいということで進んでいるところであります。



○議長(榎本祐三) 瀬能議員。



◆5番(瀬能孝夫) そこまでおわかりであるならば、まずそれと同時に先も読んでいただきたいです。これからのことも。まず一歩進めるというんであれば、ある程度計画を見直すこともあっていいんじゃないかと、先ほど来そういうふうに話をしております。

 ちょっと続けますけれども、この振興ビジョンで計画された水深マイナス7.5、これは日本の客船を主に考えているというお話。これを乗客数でちょっと考えさせていただきたいと思うんですが、先ほどの「飛鳥?」、5万トンで870人ほどです。10万トンの「デスティニー」、倍の。これは、2,600人を超えて約3倍になります。この「デスティニー」よりも1万トン重い11万トンという、これ「カーニバル・ヴァラー」という船ですが、この喫水も8.3メートルなんです。この船で喫水は。乗客数は、さらに300人ふえまして、2,900人を超えます。この船で世界ランクが27位から30位ぐらいです。この11万トンで。世界ランク1位、これはさらに倍の22万5,000トンです。この巨大船、この幅が65メーター、水面からの高さは72メーター、乗客数は5,400人で、マックス6,300名です。乗組員だけで2,160名、乗客、乗員合わせて8,000名を超えます。この船の喫水は、調べたところ8.8メートルでした。ある執行部の方と相談したら、9メーターちょっと超えるという話もありましたけれども、複数のところで8.8メートルとうたわれております。ですから、これはどっちが正しいかわかりませんが、いわゆるこの程度なんです。私が調べた限りなんですが、大型客船の喫水で9メートル以上の船というのは、現在でいうと世界ランクの6位か7位になるんですが、「クイーン・メリー2」の1隻しかありませんでした。何はともあれ喫水9メートルがこの巨大船時代を迎えるに当たっての相関関係というか、崩せない関係なんです。そこをちょっと頭によく入れてほしいし、理解していただきたいと思っています。

 今乗客の話ししましたので、ちなみに先ほど申し上げた2016年の200万人のインバウンド数、クルーズ船による。1,444回と申し上げました。これを割り算しますと、1回で大体1,400人相当になるんです。そうすると、先ほど申し上げた「飛鳥?」が八百何名ですよね。870名ぐらいです。日本で最大の客船。しかし、この1,444回と200万人を割れば約1,400人弱になります。ですから、この船も「飛鳥?」さえ係留できない港です。

 また、先ほどの話ですが、500万人を目標ですよね。そうすると、これさっき3,000回以上と言いましたが、3,600回も日本に寄港させることになるんです、この同じ計算式で。改めて申し上げますけれども、今の方針が、振興ビジョンのままで行くという方針が本当に時代に沿っているのかと。受け入れ、インバウンド数についても言えると思っております。

 次なんですけれども、当然大型船を受け入れるということは桟橋のスケールも関係してまいりますので、これはあくまでも条件つきです。こういう大型船をとめられるという条件つきになりますが、喫水9メートルにした場合ということになります。その場合、あの夕日桟橋も先端の部分を400メートルくらいにするのが道理にはなってまいります。この点についてのお考えで結構ですから、お伺いしたいと思います。



○議長(榎本祐三) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 今の議論とちょっと方向性が違うかもしれませんけれども、つまり議員がお話なのは喫水を大きくして大きな船をとめるということに主眼が行っていると思いますけれども、大きな船をとめる、そして多くの乗客の方たちが乗っている船を今度その次にどうやって対応するかというような問題が出てまいります。それは、大きな問題でございます。それで、今考えていることは、一番大きな船は木更津に入ってもらおうと。それから、中型的な客船、それは中型で高級感のあるハイレベルな船は館山市で受けましょうと。それから、それより小型で身動きがきくという船は千葉港で行きましょうというような形で、今千葉港と木更津港と館山港ということで3つが連携していろんな客船に対して対応していこうということでスクラムを組んで進んでおります。確かに木更津港で1,000人も近い、1,000人を超える人たちが入った場合には木更津だけでもなかなか対応できないので、2次交通、またそれから乗客の方たちがいろいろ体験とか、どこか回るときにいろんな形でスクラム組みましょうという話で今進んでいるところでございまして、館山市が喫水をふやして大型をするよりも、今できることで受け入れられるものをしっかりと受け入れて、そして、ちょっと言葉は過ぎましたけれども、ハイクラスと申しました。そういう人たちをしっかりと受け入れていこうということで今進んでいるところでございました。ですから、今喫水を深くしたいという思いもございますけれども、まずとりあえずはそういうところで利用促進をしていきたい、それで実績を上げていきたいということでございます。



○議長(榎本祐三) 瀬能議員。



◆5番(瀬能孝夫) 質問の行間を読んでいただきたかったのは、大型化というのは時代の流れでしょうということを言っているんです。どうしてもそこに大型化をとめるとかではなくて、しかも300隻のクルーズ船のうち半分はとめられます。しかし、それは全部半分以下の船です。そして、時代は大型化になっているから、大型化を考えられませんかということを申し上げているわけです。

 それから次に、先ほど受け入れ態勢の話ししました。それは、次に持っていこうと思っております。きちんとそこら辺も、いわゆる下船するまちというのは、乗客側からすればバックヤードですから、バックヤードの充実というのは、どれだけの客が来るかで決まるわけです。今は誰も来ないですから、一度に何千人なんて。ですから、町並みも変わりませんけれども、そういう状況が訪れれば、おのずとバックヤードたる町並みも変わってまいります。

 ついでですから、お話ししますけれども、例えばクルーズで有名なのはカリビアンクルーズです。カリブ海。しかし、この当初は何だったかというと、船をどんどん大きくして、船の中で娯楽施設を充実させて、そしてカリブ海に行ったときには何にもないビーチリゾートを楽しんでもらおうというのが出発だったらしいです。その後にそうやってだんだん、だんだん多くの人が下船するので、多くのアトラクションも整備されたというんです。したがいまして、卵か鶏かの話になりますけれども、多くの来訪客が訪れると町並みもおのずと変わるんです。いろいろな効果が大型船を呼ぶことによって変わるから、先ほど来申し上げているわけです。ただ、どこまで行くかわかんなくなっちゃいますんで、この辺にしておきますけれども、そういうことで大型化というのは時代を読んでほしいという提案です。そこを理解していただきたいと思います。

 それから、これ大きな事業でございますので、お伺いしたいと思うんですけれども、これを市の単独事業というくくりでは大変な、莫大なお金がかかると思います。先ほど部長もちょっとお話しされていたと思いますけれども、これを国家プロジェクトとか県主体という意味の県の推進事業としての位置づけにするような方法というのは考えられないのでしょうか。



○議長(榎本祐三) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 当然非常に大きな経費、仮にマイナス9メートルということで事業に着手するということになれば、非常に大きな事業費と時間、大変深い考えで進めていかなければいけないプロジェクトになると思います。したがいまして、港湾管理者である県というくくりだけではなくて、国全体の中での港湾のあり方ということにも目を向けて取り組んでいかなきゃいけない事業になるということは十分予測されます。その場合にどういう手法でというようなところまで考えが及んでおりませんけれども、これはもしそういうところまでということであれば、当然そういうものを視野に入れて動いていかなければいけない事業になるというふうに思います。



○議長(榎本祐三) 瀬能議員。



◆5番(瀬能孝夫) 先ほど振興ビジョンの計画が中断というか、凍結されました。大きな効果が見込めれば、また進み方も違うと思うんです。

 それで、観光業の発展についても少し御議論させていただきたいと思うんですけれども、先ほど大型化というお話しさせていただきました。もう一つ世界の趨勢としては、世界のクルーズ船、超豪華客船を所有している会社、これがアジアクルーズに力を入れています。さらに、日本もそのコースの中に入っています。入っているんです。実際に「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」という、これ17万トン弱の船ですが、日本初寄港が計画されました。それで、型式でいうと世界第2位の船です、大きさでいうと。長さは347メートルもあります。これは上海発着のクルーズで、2015年の6月27日に博多に来ましたけれども、これが日本の初寄港です。初めて。そのときは、中国の駐福岡総領事官、福岡の中国の領事官、国土交通省、福岡市などの関係者が出席して盛大に歓迎式典が開催されたということでございます。世界最大級のクルーズ船の受け入れというのは、国家レベルのイベントと言ってもいいくらいの出来事でございます。2015年は、この船が20回日本に寄港を予定されたんですが、現実には台風の影響で来なかった港もあります。境港とか長崎、広島などが来たようでございます。この船も姉妹船は3隻ありまして、世界第2位の。その喫水は8.82メートルです。これも呼べるわけです、9メートルならば。ですから、旅行会社の意向もそういう時代になっているし、力も入れているし、日本にも来ようと思っている。しかしながら、先ほど来申し上げていますけれども、集客数でいうと西日本、さらには九州のひとり勝ちです。首都圏、いわゆる東京、横浜、それから東日本、ほとんど来ておりません。ほとんど来ていないです。実際には来ていますけれども。その首都圏に着く大型クルーズ船の着岸場所はどこかということです。これが、御存じのとおりなんですが、東京には橋がありますね。横浜ベイブリッジとか、3つ大きな橋がありますけれども、全て55メートル以下で船は通れません。今の船は、大体大型船と言われるものは60メートル以上ありますので、どこもとめられない。そうすると、どこにとめるんだという話になるわけです。それが一般の人は立ち入りのできない大黒埠頭の外側岸壁にとめる計画だったんだそうです、横浜の場合。2015年のときですよ。ところが、台風で結果的にだめだったんですが、それは話題性がとっても大きくて、海からの「マリーンシャトル」とか「マリーンルージュ」に乗ってでもその船を見たいという思いの見物者というのか、そういう人もいたといいます。でも、館山港は当然高さの心配もありませんし、日本の中心である首都圏に大型船がとめられなくてもこの館山にとめられれば、先ほど木更津というお話ありましたけれども、何も木更津の何かを借りることはない。ここに持ってくればいいだけの話です。そうすれば、館山市だけじゃなくたって、今度は安房地域全体で受け入れなければいけませんので、安房地域全体の経済だって潤うかもしれないじゃないですか。そういう可能性を申し上げている。その可能性を議論してくださいということを言っているんです。

 それで、これも意外と横浜は見物人が入れないところに着岸しましたけれども、これも大きな意味があります。例えば鉄道マニアを想像していただくとわかりやすいんですけれども、こんなアカデミックなというか、最大級の船が来るとなれば見物人も多く来ます。しかも、ここは人口も多いです。いや、本当に多いです。例えば桟橋の場合は館山湾一帯から眺めることできますので、どれほどの人が来るかわかりません。その人たちが仮に一食でも館山で食事、館山じゃなくてもいいです。安房全体で一食でもしてくれただけで、どれほどの経済効果を及ぼすかわかりません。それは、その人たちを呼んで、呼んで、その人たちじゃない。船が来て、船のお客もおりて潤って、それを見に来る客も来て潤うという。何度も言いますけれども、今は大型船の時代になっています。ですから、大型船がとめられるような港の整備は検討してくださいということを言っている。そして、世界の船会社の潮流も日本をクルーズコースに入れている。しかし、日本の首都圏の港が貧弱だから、全部西に持っていかれているんです。ここに例えば館山が一つの拠点としてできれば、これはどれほどの大きな経済効果を及ぼすかと。全部一つの流れになっている。そういう可能性が秘められているわけです。そうすると、千載一遇の今はチャンスかもしれない。また、ビジョンどおりに計画が遂行すれば、絶対に9メートルなんていう話が吹っ飛ぶわけです、莫大なお金使うから。ですから、もう計画変更の猶予というのは今しかないし、そういった意味で議論を重ねていただいて、市の方針というものももう一回見直してもらえないかということを話ししているんです。

 世界一の船がとめられる港となれば、もう名実ともに館山の桟橋は日本一の港でございます。これって例えば東京のディズニーランドとか成田空港とかありますけれども、もう一つの3つ目の星になるかもしれない、船としては。そういう思いでいるんです。だから、どんなに今の夕日桟橋、お金をかけても、時間がかかってもいいから、中途半端なものにはしてほしくないというのが気持ちとしてあるんです。そこを本当に議論してもらいたいと思います。館山という名前が世界に知れ渡るかもしれません。夢に近い話に聞こえるかもしれませんけれども、私には現実味を帯びた未来予想図に見えているんです。これができたときに、どれほどこの地域がすばらしくなるか。そういうものもぜひお考えの中に入れていただいて、それで国や県に対しても深くそこを訴えていく、理解していただく努力をお願いしたいと思いますし、館山は市を挙げてこの計画については取り組んでいただきたいことを強く要望して終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(榎本祐三) 以上で5番瀬能孝夫議員の質問を終わります。

 午前の会議はこれで休憩とし、午後1時再開します。

          午後零時00分 休憩

          午後1時00分 再開



○副議長(石井信重) 議長が午後欠席のため、私が職務を行います。よろしくお願いいたします。

 午後の出席議員数17名。午前に引き続き会議を開きます。

 12番本多成年議員。御登壇願います。

         (12番議員本多成年登壇)



◆12番(本多成年) こんにちは。それでは、午後からということで、御飯食べたばっかりですので、またその辺のところよろしくお願いいたします。

 まず、8日、私たち同期4名、議員になってから10年ということで表彰をいただきました。執行部の皆さんともにお祝いをしていただき、ありがとうございました。この場をおかりして御礼を申し上げます。

 それでは、通告に従いまして、大きな2点ほど質問をさせていただきます。まず、大きな第1、交通手段としての自転車の役割拡大を目指す自転車活用推進法、これが昨年末に成立をいたしまして、この4月1日から施行されました。これは、きのう室議員からもサイクルツーリズムのお話ございましたけれども、これからの千葉県、この南房総市では非常に有効な手段ということで、この推進法自体が今後期待されるというふうな認識がありましたので、この場で質問をさせていただきます。まず、小さな第1、基本理念としてうたわれていることでございます。公共の利益の増進に資するものであり、自転車の利用を増進し、国民の健康の増進、交通混雑の緩和による経済的、社会的効果、これを及ぼすなど自転車による交通の役割を拡大し、なお交通の安全の確保を図り、行わなければならないと基本理念としてうたわれております。この推進法、これが今後どのような効果が期待できるのか、自治体としての見解をいただければと思います。

 次に、小さな2点目、NPO法人ふるさとオンリーワンのまちによりまして、館山市観光協会が第9号としてふるさとオンリーワンのまちとして認定をされました。大変うれしいことでございます。その認定理由として、まるごと博物館・まるごと観光地をコンセプトに滞在型の観光地に取り組む。多様な楽しみ方が一つに集う館山が理由とされたと伺っております。そのNPOから、松蔭大学観光メディア文化学部教授の古賀学先生からのお言葉ですけれども、房総半島はサイクリングで1周でき、今後は2次交通として自転車で回れる起点づくりが大事とのアドバイスがあったそうでございます。館山市の道路事情として、私は決して自転車にとって優しい道路とは言えないと思っていますし、誰もが考えるところであると思います。推進法による自転車の活用の推進に関する基本指針として重点的に検討され、及び実施されるべき施策として、良好な自転車交通網を形成するための必要な自転車専用道路、自転車専用車両通行帯等整備や自転車を生かした取り組みであって、国内外からの観光客の来訪の促進、観光地の魅力の増進、その他地域の活性化に資するものに対する支援などが主なものとして上げられました。推進法施行を機に館山市として自転車に関連する施策、自転車が安全に走行するための必要な施策を行う上でさまざまな整備をする考えがあるかお聞きいたします。

 次に、小さな3点目、この法律は千葉県の議員立法というふうに伺っておりますけれども、唱えるだけの法律ではなく、基本方針を施策として実施するに値する県の支援が私はなければならないというふうに考えております。県の支援対応というのは、この推進法によりましてあるのかどうか、その辺をお伺いいたします。

 次に、大きな2点目、館山市公共施設等総合管理計画についてお伺いをいたします。私の仕事の以前の関係もあるんですけれども、土木系の公共施設のお話、質問もうちょっとさせていただきたいと思っております。現況の橋梁の保有状況、この辺が私今回の総合管理計画で目にとまりました。橋梁の架設年、いつかけたかということなんですが、それが定かでない橋梁が82というところで表示がございました。現在の耐用年数超過分だけでも全体の62%、一般の方がこれだけのお話を聞いただけでも、これは大丈夫なのかなと橋に対して私は不安を覚えるのではないかなと。ゆゆしき事態だというふうな思いをされる方もいらっしゃるんじゃないかなという感想も私持ちました。安全、安心な交通体系を維持する上でも大変重要であると思います。その対策を伺います。

 次に、小さな2点目、今回の管理計画の中で学校の統合、そして再編計画について、明確に統廃合について言及をされたというふうに私は認識をしております。具体的な進め方をぜひ示していただきたいと思います。

 次に、小さな3点目、今回の管理計画では民間事業者の参入の推進をうたっております。事業が幾つか上げられています。子育て支援施設、こども園等ですね、それから学校施設での余裕スペース、コミュニティセンター、スポーツ施設、公園施設など、民間事業者の参入について多岐にわたっております。具体的な行動計画を示していただきたいと思います。

 以上が質問でございます。御回答後に再質問させていただければと思います。よろしくお願いします。



○副議長(石井信重) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 本多成年議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、自転車活用推進法についての第1点目、法の施行によりどのような効果が期待できるかについてですが、館山市としては自転車の活用推進は市民の健康増進への寄与、自動車のみに依存しない安全で環境に優しいまちづくり、自転車を2次交通として活用することでの公共交通の利便性の向上のみならず、観光振興やスポーツなど多様な活用効果が期待できるとともに、多くの可能性を秘めているものと考えています。特に館山市は、温暖な気候、自然豊かで風光明媚な景観、都市部に比べて交通量や信号機が少ないことなどから、サイクリングに適した環境です。近年サイクリングを楽しむ人の数がふえており、自転車は観光地においての地域の魅力を引き出すツールとして脚光を浴びていることから、観光面における自転車の活用を推進していくことは、地域の活性化に非常に効果的であると考えています。このようなことから、これまでも館山市観光協会等においてレンタサイクル事業を実施してきましたが、新たな取り組みとして昨年度には地方創生推進交付金を活用して渚の駅たてやまの2次交通の充実を図り、来訪者が地域を周遊するための新たな交通手段としてレンタサイクルなぎちゃりを導入し、自転車活用による観光振興を推進しているところです。スポーツ観光の分野では、これまでツールドちば、ステーションライド・イン南房総、グレートアース館山南房総鴨川ライド、南房総菜の花サイクリングなどのサイクリングイベントが開催されており、これらの一部のイベントではJR東日本が内房線にサイクルトレインを臨時運行するなど、自転車に関連した取り組みも展開されています。また、さらなるニーズの高まりに合わせ、安房地域でサイクルツーリズムを推進していこうという動きが出てきています。さらに、東京オリンピック、パラリンピックの事前キャンプ誘致においては、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が国内の優良キャンプ地を世界各国に向けて発信する東京2020事前キャンプガイドの自転車ロードレースに房総フラワーラインが掲載されました。これは、いわば組織委員会から自転車ロードレースの優良キャンプ地としてお墨つきをいただいたものであり、国内外への競技関係者に注目されるものと期待しています。オランダオリンピック委員会からも自転車ロードレース競技のキャンプ地として非常に高い評価を得ています。事前キャンプの実現により国内外へ館山市のイメージアップやプロモーション効果が図れるものと大いに期待しています。こうしたことから、今回の自転車活用推進法の制定は館山市の各種施策を推進する上でもよい機会であり、これまでの多くの実績やノウハウ、サイクルツーリズムにおける優位性などを最大限に生かしながら、健康や環境、交通、観光、スポーツなど多様な分野における施策を推進することで地域の活性化につなげていけるものと期待しています。

 次に、第2点目、自転車に関連する施策を行う上での整備についてですが、自転車の活用推進においては、自転車を利用する人のニーズは通勤、通学、買い物など生活全般のほか、健康増進や2次交通、観光、スポーツなど多様であることから、その目的やニーズに応じたソフト面及びハード面の環境整備を行うことが重要であると思います。また、事故防止などの安全面や利用者のマナー改善などについても対策を講じることが大切であると考えます。したがって、まずは庁内においてそれぞれの分野での現状把握や問題点の抽出、情報共有を行い、横のつながりを持ちながら館山市における施策の方向性を明確にした上で、ソフト面とあわせてハード面の整備についてその必要性、実現性などを研究していきたいと考えています。

 次に、第3点目、国や県の財政面での支援についてですが、現時点では自転車活用推進法に基づく国の支援策は示されていませんが、自転車に関連するものとしては社会資本整備総合交付金の交付対象事業に自転車通行空間の整備、自転車ネットワーク計画の策定に関する財政的支援があります。また、同法に基づく千葉県の支援策についても現在のところ示されていません。館山市としては、今後も国や県の動向に注視しながら、必要に応じて支援策の活用について検討していきたいと考えています。

 次に、大きな第2、館山市公共施設等総合管理計画についての第1点目、耐用年数を超過した橋梁の対策についてですが、館山市公共施設等総合管理計画に記載の耐用年数とは、あくまでも減価償却資産の価値としての耐用年数であるため、耐用年数を超過している橋梁が必ずしも危険な橋梁であるとは限りません。現在道路法の改正により5年に1回の定期点検が義務づけられており、橋梁が健全であるか、安全対策が必要であるかについては、その点検結果をもとに4段階の区分で判定されています。なお、橋梁点検は平成28年度末現在144橋中133橋が完了していますが、点検の結果、危険で緊急措置が求められる状態と判定された橋梁はありません。また、直ちに緊急措置を要さない橋梁についても補修等の措置を要すると判定されたものについては、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、老朽度や路線重要度などを考慮し、計画的に修繕を実施しています。また、残りの11橋については本年度社会資本整備総合交付金を活用し、点検を実施しますので、橋梁の安全は確保されているものと考えています。

 第2点目、学校再編に関する具体的な進め方についてですが、本計画の策定は館山市行財政改革委員会に諮問し、審議を行ってきましたが、5月に実施したパブリックコメントの結果を受け、同委員会において計画案の修正を経て、6月9日に答申を受けた段階です。今後は、その内容を勘案し、館山市の方針を決定するとともに、市議会への報告及び市民の皆様への公表を行っていきます。なお、本計画は館山市の公共施設の中長期的な方向性を示すもので、今後の具体的な進め方については本年度策定予定の第3次館山市行財政改革方針において個別施設計画の策定に向けた年次目標を定め、計画の推進を図る予定です。

 次に、第3点目、民間活力の導入における行動計画についてですが、さきに述べたとおり、本年度策定予定の第3次館山市行財政改革方針において個別施設計画の策定に向けた年次目標を定め、施設利用者や地域の皆様の御意見、サービス水準、費用対効果などを勘案し、導入の是非について判断していきたいと考えています。

 以上です。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) 今回自転車活用推進法、これをきっかけにこの館山を利用するサイクリスト、またふだんの足として使っている方々の自転車の利用について安全に安心して乗っていただけるような環境にぜひならないかな、そんな思いでの質問でございましたけれども、回答を聞きまして、この安房の地がいかに自転車を利用している方々にとって魅力があるということを実感をしております。しかしながら、風光明媚であるがゆえの事故もこの地で起きているというのも事実でございます。私もその目撃者の一人なんですけれども、西岬地区を車で走っておりますときに対向から走ってきた自転車に私の前の車と正面衝突をして、自転車が5メートルぐらい宙に浮いたというふうなことも私自身が目撃しております。そこの状況を見れば、初めてこの地を訪れた方がすぐ道路の脇に広がる海、そして空、またこの半島のきれいな景色を見て、これ見ないわけないんです。こういったところを実際にツーリストの方々が楽しんで、自転車を楽しんでこの地を、安房を訪れていただいているんだという思いからすると、何とかこの地に来ていただいた方々に安全な自転車を楽しんでいただくような環境をやっぱり我々行政にかかわる人間としてはつくる努力をしていかなきゃいけないと、その思いに非常に駆られたからだということを御理解をいただきたいと思います。

 今回の推進法に合わせて千葉県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例というのがやはり施行されております。この条例によってさまざまな自転車の安全に関する取り組みについて定められておるんですけれども、そこで県と市の責務もうたわれております。県の責務としては、各関係団体と連携協力し、自転車の安全な利用を促進するため総合的かつ基本的な施策を策定し、実施するもの。市町村及び関係団体に対し促進するため、必要な支援を行うことというふうにしています。また、市町村の役割としては、区域内の実情に応じた施策を策定し、実行するよう努める。県は、目的の達成のため道路環境の整備を図るものとし、必要な財政上の措置を講ずるとなっています。今の御答弁の中に現在推進法による県の支援策は示されていないというお話を伺いました。私どもも肝に銘じなきゃいけないというのは、やっぱりこの辺のところだと思うんですけれども、法律をつくったなら、それを普及させようとするにはその財源をしっかり示していただく、これが私は県にひとつ物を申したいなというふうに思った次第でございます。自転車が安全に、しかも快適に通行できる状況にない現状です。この条例をきっかけに館山市としては県のほうに要望していくということでしょうか。いかがですか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 国の自転車活用促進法が4月22日に公布されまして、5月1日に施行されたとともに、千葉県の自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例が4月1日に施行されたことは承知をしているところでございます。議員おっしゃるとおり、今回施行された県条例、議員おっしゃった県の責務だとか、財政上の措置ということがございます。しかしながら、現在のところ県条例に規定された市町村への情報の提供、助言のほか、必要な支援の内容や必要な財政上の措置を講ずるとするその詳細につきましては、条例施行後間もないこともありまして、まだ示されておりませんので、館山市として県に予算要望していくのかという議員の御質問ではございますけれども、現状ではそのことに対する判断材料がないというのが現状でございます。なお、今後国、県から具体的な市町村への支援策等が示された段階でその対応について検討してまいりたいと考えております。

 以上です。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) そうおっしゃられるんじゃないかなと思っていたんですが、実際には御答弁の中にはソフト面、ハード面あわせて整備について必要性、現実性などを研究していきたいというふうな答弁もございました。実際には現状を把握していないから、それに伴う予算等も組めない、だから県に要望する段階ではない、逆に言えばそういうふうなお答えなのかなというふうに言わざるを得ません。ぜひ私は、すぐにできることやっぱりやっていただきたいんです。館山には観光大使だとか、さまざまな館山をPRしてくださる方がいらっしゃいます。やはり自転車についてもプロの目、自転車を足としてというか、生活として使っているプロという方もこの中にいらっしゃるんじゃないかなというふうに思います。そういう方と一緒にこの館山の地を歩いていただいて、ともに自転車で走っていただいて安全かどうかというふうなところをぜひ早急に調査をしていただきたい。その上で県に予算要望をするといったことは、私はお金のかからないことだと思いますので、そのあたりはひとつできることからということであれば、ぜひ要望したいと思います。いかがですか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 議員おっしゃったとおり、自転車を利用する方の安全の確保とか、そういう面がございますので、自転車が通れる環境をもう一度見てまいりまして、それで県のほうに要望できるところは要望してまいるように今後してまいります。

 以上です。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) ぜひお願いをいたします。私は、最低限ということではないんですが、富浦地区あたりから海岸に出るわけです。それから北条海岸を通って平砂浦、布良から根本に抜ける道路、これくらいは自転車でやはり快適に走っていただきたいです。かといって館山市だけ安全でいいということではありません。3市1町をぐるっとめぐる自転車の旅の安全ができることがリピーターになってくれるというふうに思います。怖い思いを一度でも味わうと、なかなか人間やっぱり来られません。こういったところをやっていただくには、私は例えば房総自転車安全推進協議会というようなことを民官、きのうの答弁にもちょっとありましたけれども、民官、民と官あわせてつくって、この安房地域が自転車で1周ぐるっと回れると、安全に回れるといったところを、単独市じゃなくて、広域的に要望をして、館山市だけが安全じゃなくて、この安房地域回るのも非常に安全でいいルートですよというふうなことをぜひアピールしていただくためにもその辺のところは他市もあわせた協議というふうなことを考えるおつもりはございませんか。



○副議長(石井信重) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) サイクルツーリズムの推進に関して関連する御質問だと思いますんで、私のほうからお答えをしたいと思います。

 既に3市1町の自治体と、それから各観光協会が中心となって組織をされております南房総観光連盟というのがございます。各市、町の負担金などで運営をしているものでございますけれども、そちらのほうに今年度からサイクルツーリズムの推進を事業計画案に盛り込むというようなことで調整をしております。それから、民間のレベルでも南房総サイクルツーリズム協会、これはこの4月に立ち上げたものだそうでございますけれども、鴨川のチェリージャパン、それから館山の自転車クラブ、鴨川の自転車クラブなど地元の団体が中心となった組織でございます。南房総をサイクリストの聖地にしようという活動を開始されております。こうした動き、民間とも協働しまして、協力してオール館山という形でサイクルツーリズムを推進しながら、先ほどお話のあった千葉県への働きかけなども精力的にしていきたいというふうに考えております。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) 先ほど市長答弁から聞いていまして、自転車に対するこの安房地域の取り組みというのは非常に私はすぐれたいい取り組みをしているなと。ただ、環境面でまだそれが合っていないというところだと思うんです。その辺をやっぱりいかに変えていくかと。安全な例えば交差点部だとか、やっぱりその辺はまだ自転車にとっては私は優しい環境にはなっていないのかなというふうに思っています。また、漁師さんのまちの近所ですとか、やっぱりまだ細い道ですとか、国道で本当に歩道もないようなところもこの安房の地域というのはたくさん多くありますので、その辺のところはひとつあわせて研究をしていただきたい。ぜひ早く自転車が安心して通れる環境を整えたい、その辺のところはぜひよろしくお願いします。

 あと1点だけ。私この3月議会のときに質問した中で、その結果が出て大変残念に思っていることがあります。それは、千葉県での日本遺産登録がされませんでした。却下されました。海の幸をテーマにした漁師の道具だとか、その辺のところを題材とした千葉県の登録でしたけれども、それはどちらかというと千葉県が市町村に余り意見を聞かずに進めていったというふうなところも1つ原因があるんじゃないかと思うんですけれども、余りにもちょっと私は広過ぎたなという印象を持っています。実は、ことしのツールドちば、これが千葉県内に100キロ前後に設定して、全コース7コースを用意して日本遺産北総4都市をめぐり、江戸を感じるロングライド、これをテーマに日本遺産に認定された4都市をコースに盛り込み、成田を起点に手賀沼から銚子までの北総エリアの魅力を十分楽しみながらサイクリングを堪能していただく、こういう企画を立てたというお話を伺いました。私は、当然日本遺産登録になれば何かこれに絡む観光面での施策は考えてくるだろうなというふうに思っておりましたら、早速このような企画が発せられたと。こういうの考えると、非常にこの地域の日本遺産登録ができなかったということを私は残念で仕方がないなと。私は、この辺をこの安房の3市1町でもう一度、私はこの安房4市町で中心になって日本遺産登録というのを海の幸、漁業というもの、それと祭りの文化というものを軸としたぜひ日本遺産登録を目指していただけないかなと御提案をする次第ですけれども、いかがでしょうか。



○副議長(石井信重) 四ノ宮教育部長。



◎教育部長(四ノ宮朗) 日本遺産の登録という、そういったお話がありました。また今後そういったことも踏まえて検討していきたいというふうに考えています。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) ちょっと声が小さかったように思うんですけれども、ひとつ声を大にして私は言いたいなと。日本遺産登録というストーリー性のある物語が私はこの地域で生まれてしかるべきだなというふうに思っておりました。観光面でも十分この辺のところが私はこれから日本遺産登録、日本全国各地にまたこれからどんどん登録数がふえていくんではないかなという思いの中で、ぜひ自治体として、県よりも自治体として中心になってこれをまとめていただくようなことをこの安房地域でやっていただければというふうに思った次第でございます。

 それでは、次の大きな質問に移らせていただきます。私自身が土木を専門とした事業に携わっておりましたので、今回余り足元で皆さんが気がつかないだろうな、ふだん目にしない、感じないところでの質問ができればなとの思いで今回この質問を取り上げさせていただいた次第でございます。5年ごとに点検をしているというお話でございました。その点検項目、これについてどういう点を点検しているのかと、どんな点検をしているのかということ、それをちょっとお聞かせ願えますでしょうか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 点検の項目と何点かということですが、橋梁の構造によりまして違いはございますが、全ての部材、部位について点検を実施しております。具体的には桁、ショウバン、ユカイタでございます、などの上部構造、橋台、橋脚などの下部構造、桁や床板を橋台や橋脚へ荷重を伝達する支承部及び路上部の防護施設としての高欄など多岐にわたっております。そこで、点検項目でございますが、上部構造の桁でいいますと、鋼製の場合は腐食、亀裂、破断等など12項目、コンクリート桁の場合はひび割れ、剥離、老衰など14項目になりまして、目視や点検ハンマー、クラックゲージ等を使用いたしまして、点検を実施しております。

 以上です。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) 点検した構造物を今回の答弁で4段階で査定しているということですが、各段階のもの、これ総数と何段階のものが幾つあるかと、そのちょっと説明お願いできますか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 各段階の内訳でございます。健全である区分の構造物の機能に支障が生じていない状態の橋梁が16橋、予防保全段階である区分の構造物の機能に支障が生じていないが、予防保全の観点から措置を講ずることが望ましい状態の橋梁が102橋、早期措置段階である区分の構造物の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態の橋梁が15橋、緊急措置段階である区分の構造物の機能に支障が生じている、または生じる可能性が著しく高く、緊急に措置を講ずべき状態の橋梁はございません。

 以上です。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) ありがとうございます。

 あと、答弁にありました点検をまだされていない橋が11というふうにありますけれども、これは今年度全ての11橋については点検が終わるということでしょうか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 市長答弁いたしましたが、社会資本整備総合交付金を活用いたしまして、11橋全て点検を実施いたします。

 以上です。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) わかりました。館山には、市内においては市道だけではございません。国道、県道、これにかかる橋もございますけれども、実は私幾つかの橋をこの市内ちょっと歩いて回ってきたんです。長須賀に孫橋というのがあります。これ旧NTT、今もNTTの施設がありますけれども、その前の橋、これが昭和28年竣工。これは、所属は県の橋ということでよろしいんですか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) その橋については、ちょっと資料ございませんので、後ほど答弁させていただきます。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) 国道、県道、これにかかる橋に関しては把握し、また適切な状況とはなっていますか。それは承知していますか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 市道にかかる橋は承知しておりますが、国道、県道については把握しておりません。

 以上です。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) 私は、館山市だから、館山市だけの橋のことだけ知っていればいいということではなくて、館山市民は、先ほども申し上げたとおり、足元に関しては県の橋だか市の橋だかというのを認識して歩いているわけではありませんので、その辺の安心、安全をやはり問う立場としては、ぜひ把握のほうしておいたほうがよろしいんではないでしょうか。実は、館川橋という館山白浜線豊房にある橋、これは昭和46年竣工、これも県道ですから、多分県の橋だと思うんですけれども、橋台部の骨材が露出して見た目にはかなり老朽化しているなと。こういった橋がどの程度の今現況にあるのかというふうなことは私が見ても、私は土木やってきていますから、ある程度のことはわかりますけれども、余りいい状況ではないなというふうな気はいたしました。それと境橋、これは新宿、踏切のすぐ脇なんですけれども、これは昭和14年竣工になっていました。橋桁に脱落の損傷もありましたし、地覆部のモルタルの剥離もあります。あと、そのモルタルが剥離して内部が見えるんですけれども、桁部の打ちつけ部の不良、ふぐあい等も私自身は確認をいたしました。この橋に至っては、もう既に78年経過しているんです。こういう橋が、今4段階の説明をいただきましたけれども、これは館山市のホームページで橋梁長寿命化修繕計画ということの中で私見させていただいたんですけれども、その4つの区分、今ワンステージが16橋、ツーステージが102、スリーステージが15、このスリーステージの15橋についても道路橋の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずるべき状態と、こういったことがうたわれている橋がこれ15橋。これは、やはり修繕なり、かけかえ等も含んだ大きなお金がかかるのかな。20年のスパンを考えれば、このあたりの15橋については私は実質的な計画をそろそろ立てる時期に来ているんではないのかなと思いました。それを考えると、今回の館山市公共施設等の総合管理計画、これをつくったということは、やはり私は大きな成果だなというふうに思いました。改めて自分たちが過ごしている環境というものを見直すということでは大きな成果だというふうに思っています。

 今さまざまな項目の検査をしているということでしたけれども、この5年の検査の中では、例えば表面が剥脱しているようなところの構造を目視していいか悪いかというふうな判断をするというのは、私はなかなか難しいんだろうなと。基本的には技術者の目からいえば、きちんとした小口径のコアをとって検査をするとか、シュミットハンマーを当てて強度をはかるとか、こういったことが必要かと思いますし、塩害、特に昭和36年前はレディーミクストコンクリートということもなかったと思いますので、やはり港側の河口でよく砂利を採取して、その砂利を使ったコンクリート製品なんていうのもその当時当たり前の時代でしたから、その辺のところを考えると、そういった構造物に対してやっている試験、その中に入っているんでしょうか。小口径コアだとか、シュミットハンマー、その辺いかがですか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 橋梁の強度試験の実施についてでございますけれども、橋梁の全ての部材につきまして道路法に定められた近接目視による点検を実施しておりますけれども、点検においてはコア抜きやシュミットハンマーによる強度試験は行っておりません。強度試験につきましては、点検の結果、補修を要すると評価された橋梁につきまして、補修のための詳細設計の中でさらに詳細な調査を行い、劣化が著しい箇所においてはコア抜きによる強度試験等を実施しております。

 なお、先ほど長須賀の孫橋の管理の件でございますが、これは県管理の橋になります。

 以上でございます。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) ちょっと専門的な話をしますけれども、建設する上で物をつくるときには必ず示方書というのがあるわけです。道路橋の示方書ということに関していいますと、1956年の鋼道路橋の設計示方書というのを調べますと、示方書では鉄筋の許容応力度については規定がその当時ありませんでした。それと、床板の厚さについても11センチ以上ということしかうたっておりませんでした。それがようやく1964年、昭和39年にコンクリート床板の配筋力設計容量にSD39―1,800ということで許容応力度が定められたんです。ようやく現在の橋の設計基準と同等の道路橋の示方書となったのが1978年なんです。それ以降のことで鉄筋の許容応力度1,400、最小板の厚さに交通量の係数ですとか、負荷モーメントの係数というのがようやく加わって背力鉄筋の量、この辺も下への曲げモーメントなんかという式が算出されて現在に至っていると。こんな話ししてもしようがないんですけれども、要は館山市内だけでなくて、国中にある全ての橋というのは、その年代によって橋の寿命を左右する基準が違う橋が存在しているということなんです。特に今言った1964年以前、これについてはコンクリートの製品についての示方書というのは載っていないぐらいなんです。それだけ今の地震に対応できるかどうかということに関していえば、非常に私は不安を覚えざるを得ないと。その当時、1964年当時、以前は多分車の台数も少なかったでしょうし、大きなダンプ、荷物を載せた車等もなかったというふうな時代だと思うんです。だから、それでよかったんでしょうけれども、現在はそんな橋ですら今現在現存するということ。これは、ぜひ私たちは市民として知っておかなければいけないと。それに基づくやっぱり管理も行政側としてきちんとやっていなきゃいけないと。その辺のところは、ぜひ肝に銘じて今後の管理というものについてしっかりやっていただきたい。

 私は、そもそも今回の管理計画の中で、びっくりはしましたけれども、きちんと提示をさせていただいたということは、ちゃんと年代不明というふうな橋の、82ですか、これここに今管理計画ありますけれども、この82も年代がわからないということ自体の橋が存在するということ自体今まで行政何管理していたのかなと。やっぱりその辺のところも実際の運営する上で、いつつくったかわからないのに、ふだんの検査で、じゃ何を試験して、何をもって安心な橋だとするのかと、その辺のところも私自身はちょっと疑問を持たざるを得ないなというふうに思った次第です。市としての見解として、耐用年数とコンクリート構造物の強度の関係については何らかの関係あるというふうには思っていますか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 館山市公共施設等総合管理計画に記載の耐用年数につきましては、あくまでも減価償却資産の価値としての耐用年数でございますので、鉄筋コンクリート構造物の性能に対する物理的な耐用年数とイコールではございません。そこで、コンクリート構造物の強度と物理的な耐用年数の関係でございますけれども、コンクリート構造物の強度で最も耐用年数にかかわる要素といたしましては、コンクリートの圧縮強度よりもコンクリートの中性化の進行によりますコンクリートの鉄筋がさびることが最も耐用年数に影響を及ぼします。鉄筋がさび、膨張することによりコンクリートのひび割れやコンクリートの剥離が発生し、構造物全体としての強度が低下いたします。一般的にはコンクリートの中性化が鉄筋表面に至り、鉄筋がさび、構造物としての機能が保てなくなるまでの期間が物理的な耐用年数であると考えられております。

 以上です。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) おっしゃるとおりです。そのおっしゃるとおりですということのやはり今回82橋も年代がわからないけれども、それをもってしてでも今の橋は安全ですよということをおっしゃられたからには、それだけの今言った検査もやっておられるのかなと。今は、レディーミクストコンクリートといいますと、要は工場生産のコンクリートを使いますから、その中でアルカリ骨材反応試験だとか、コンクリートの中和性、その辺のところについての固体による差というのは今はないかと思うんです。それもちゃんと管理をすることになっていますから。私が危惧するのは、やはりそういった点では非常に古い橋、これは川からとった砂利をそのままコンクリート、要はセメント、砂とまぜてつくったようなコンクリートが非常に多かった時代につくられた橋がまだ一般の車、ダンプも通るような橋として使われている現状があるということです。そういったことは、ぜひ今後お含みを置き、管理に万全を期していただきたい。その辺を今回の質問の中で十分気を引き締めてやっていただきたいなと思った次第でございます。

 危険で緊急措置が求められる状況の橋はないということでも、今後20年間単年度ベースで5,000万必要と試算をされておられるようですけれども、その認識、それはこの13橋、今ステージスリーの橋があるということの中で算出した数字ということでよろしいんですか。



○副議長(石井信重) 川上総務部長。



◎総務部長(川上孝) 今回総合管理計画の中で試算しました今後の将来の費用、おおむね幾ら必要になるかということにつきましてでございますけれども、これは全ての建築系の施設、それからインフラ系の施設の総額を把握するために便宜的な手法として総務省のほうから計算の推計の方法が提示されてございます。それに基づいて算出をしたものとなっております。したがいまして、必要とされる年間5,000万というのは必ずしも実数ではございません。橋梁に関しましては、先ほどから出ております長寿命化計画、こういう中で老朽度の判定などを通じて補修あるいは長寿命化の判断を行っていくというような形になろうかと考えております。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) ありがとうございました。

 質問する時間がなかったので、橋以外でもう一点だけちょっと聞かせてください。今回の計画の中で、民間活力の導入ということでお話が今回載っていました。子育て施設について民間活力の導入というものを考えたことはあるか。鴨川にあるこども園OURSが昨年オープンして1年たちました。その辺のところを見てきた中での何かお話ございますか。



○副議長(石井信重) 四ノ宮教育部長。



◎教育部長(四ノ宮朗) 鴨川市に開園いたしました認定こども園OURSにつきましては、24時間365日受け入れ可能な体制を備えているということ、そういったことですので、土日を初め深夜の時間帯の受け入れや、それから一時預かりや学童保育なども行っているというふうに伺っております。こういったことで多様な保育サービス、こういったものを提供しているということ。開園から2年目ということで、まだいろいろありますけれども、ことしの4月には300人を超える児童が入園しているというふうに伺っております。そういったことからも多様な保育サービスについては多くの保護者から歓迎されているものというふうに考えております。

 以上です。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) 私も親しい鴨川の議員さんおられます。見に行ってきましたよというお話伺いましたので、いつか機会を捉えてOURSも視察をしたいなと、ぜひしたいなと思っております。

 市長、ぜひお願いをしたいと思います。市民との協働ということを市長今回うたっていただいて、まだこれからだというふうに思いますけれども、市民の理解を得ようとしていくには、私は今回の公共施設等の総合管理計画に基づいた実施計画と実施工程、これを随時やっぱり公開していくことだと思うんです。それがやっぱり市民の皆さんに理解をいただく一番の方策だと思います。年次的にこういったこと、形はどうあれ公開をしていくというふうなことでよろしいんですね。市長、何かお言葉いただきたい。



○副議長(石井信重) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 議員がお話のように公開していくということは非常に大事なことなんで、ただその前にやはり施設云々ということになりますと関係者がたくさんいらっしゃいますんで、関係者の方たち、また地域の方々の御意見をお聞きしながら、それからそういう年次計画を練っていくと。そして、でき上がった時点で公表するということになると思います。



○副議長(石井信重) 本多議員。



◆12番(本多成年) 終わります。



○副議長(石井信重) 以上で12番本多成年議員の質問を終わります。

 次、7番石井敬之議員。御登壇願います。

         (7番議員石井敬之登壇)



◆7番(石井敬之) それでは、本日4人目の質問者です。大分お疲れだと思いますけれども、私の後にもう一人、それで今回終わりになりますので、もうしばらくおつき合いいただきたいと思います。よろしくお願いします。

 それでは、通告に従いまして、大きな3点、4項目について質問をさせていただきます。まず、大きな1番として館山市の観光名所についてお伺いいたします。館山市の観光名所は数多くあります。その中でも渚の駅たてやまを中心とした町なかの城山公園、赤山地下壕跡などを手軽に訪れることができ、今後も館山市に観光客をふやすことができる施設だと思い、再び質問させていただきます。初めに、城山公園についてお伺いします。本日午前中1番に望月議員より同様な質問がありましたが、通告をさせていただいておりますので、重ねて質問させていただきます。城山公園は、通年通して訪れる人も多く、特に近年は他県から大型バスなどによりツアーが組まれ、多くの観光客が訪れております。以前は、駐車料金は取っておりませんでしたが、本年度より大型バス、マイクロバスを対象に期間限定で駐車料金を負担していただくように公表されました。そこで、小さな1番、本年度3月15日から5月15日、土日、祝日に限るということで、この限定において大型バス、マイクロバスを対象に駐車料金を徴収しましたが、利用者の反応はいかがでしたでしょうか。

 以前より館山市民を初め、多くの方から山頂へ行く手段について要望がありました。今回期間限定でテスト的に無料シャトルカーでの送迎が行われ、結果についても報告がありました。そこで、伺います。小さな2番、ことし4月15日とゴールデンウイーク中の土日、祝日の計8日間、公園の麓から茶室駐車場まで無料シャトルカーのテスト運行について、今後はどのような方向で検討されるのでしょうか。

 次に、赤山地下壕跡について伺います。赤山地下壕跡は、平成16年4月より平和学習の拠点として紹介されてから入壕者数は増加傾向にあるようですが、平和学習の拠点としてのみならず、観光資源としても多くの方々に来ていただきたいと思います。そこで、伺います。赤山地下壕跡の入壕者が年々増加傾向にありますが、今後も入壕者をふやすためにどのような取り組みをされますか。

 次に、大きな2番として2020年東京オリンピック、パラリンピック事前キャンプ誘致について伺います。昨日森議員よりも同様の質問がありました。通告によりまして、再度質問させていただきます。2020年東京オリンピック、パラリンピック開催に向け、国、県ともにいろいろな問題を少しずつ解決されてきていると思います。館山市への事前キャンプ誘致についても少しずつ進んでいるものと思いますが、準備が手おくれにならないためにも情報の共有化が必要だと思います。そこで、2020年東京オリンピック、パラリンピック事前キャンプ誘致についての進捗状況はどうでしょうか。

 次に、大きな3番として空き公共施設の利活用について伺います。昨年もこの問題について質問させていただきましたが、その時点では残念ながら空き公共施設はありませんでした。本年度房南学園開校に当たり、休校中の旧富崎小学校が平成28年度末をもって閉校となりました。そこで、小さな1番、現時点での空き公共施設はありますか。

 近年少子化が全国的に進み、各地で学校の統合により廃校となった空き公共施設を活用する取り組みが紹介されております。館山市においても将来人口推計で20年後の小中学生の児童生徒数は、予想では1,144人減少すると予想されております。今後も将来にわたり小中学校の統合も考える時期が来ると思われます。そこで、小さな2番、今後小中学校の統廃合により空き公共施設の活用方法をどのように検討されていますか。

 以上、質問させていただきますが、御答弁によりましては再質問させていただきます。よろしくお願いします。



○副議長(石井信重) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 石井敬之議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、館山市の観光名所についての第1点目、城山公園駐車場のバスを対象にした駐車料金の徴収についてですが、3月15日から5月15日までの間の土日、祝日22日間で188台の利用があり、バスツアーを企画した旅行会社のドライバーやアテンドの方々に現場で生の声を聞いたところ、多くの方々から駐車料金を取らない施設のほうが珍しい、3,000円くらい取ってもいいのではとの意見をいただきました。なお、駐車料金の徴収についての否定的な意見はありませんでした。

 次に、無料シャトルカーのテスト運行についてですが、運行はゴールデンウイーク期間など計8日間行い、延べ1,590人の利用があり、シャトルカー内に設置した募金箱には合計4万9,238円もの寄附をいただきました。また、シャトルカーを御利用いただいた来園者からは、これからも続けてほしいなどの好意的な御意見をいただきました。これらのことから、先日開催したツツジ・サツキ・梅の実まつりでも2回の日曜日にテスト運行を行ったところですが、今後もテスト運行を重ねる中でシャトルカーを必要としている方々のため、また城山公園におけるおもてなしの向上の面からも繁忙期には運行するよう検討していきたいと考えています。

 2点目は、教育長から答弁いたします。

 大きな第2、東京オリンピック、パラリンピックに向けた事前キャンプ誘致の進捗状況ですが、昨日森 正一議員の質問で答弁したとおり、昨年7月に千葉県とオランダオリンピック委員会との間で館山市でのトライアスロン、マラソンスイミング、ビーチバレー、パラリンピックトライアスロンの4競技が盛り込まれた2020年東京オリンピック、パラリンピックにおける事前キャンプに係る合意書が締結されました。この合意書を受けて昨年10月にはオランダオリンピック委員会プロジェクトマネジャー、水泳連盟コーチ、バレーボール連盟技術部長の3名が想定している館山市内の練習場所等を視察し、前向きな評価をいただきました。また、千葉県、館山市、鴨川市、南房総市、鋸南町を構成団体とした南房総自転車競技誘致分科会で取り組むオランダの自転車ロードレースの誘致活動では、ことしの2月にロードレースのコーチが視察し、安房地域の公道130キロメートルを実車走行され、安房地域の道路はすばらしいと大変気に入っていただきました。また、ことしの10月にはオランダからトライアスロン、ビーチバレーの関係者が視察に来る予定です。その際にも館山を気に入っていただけるものと確信しています。このように視察に訪れたオランダ関係者から高い評価をいただいていますので、引き続き千葉県と連携し、視察を受け入れ、要望等を伺いながら調整を行い、事前キャンプの実現に向けて取り組んでいきます。また、平成29年度千葉県オリンピック・パラリンピックを活用した教育推進事業として、千葉県内で事前キャンプが予定されている市内の学校を対象に推進校を指定し、オリパラ教育の普及啓発の取り組みも始まりました。館山市内では第二中学校と豊房小学校が推進校として選ばれ、現在具体的な取り組み内容について検討に入っています。さらに、庁舎玄関に東京オリンピック、パラリンピックのエンブレムポスターを掲示しました。事前キャンプをきっかけとし、館山市におけるオリンピック、パラリンピック熱を盛り上げたいと考えています。

 次に、大きな第3、空き公共施設の利活用についての第1点目、現時点での空き公共施設についてですが、房南学園の開校に伴い、旧富崎小学校及び旧神戸小学校が空き公共施設となっています。

 次に、第2点目、空き公共施設の活用方法の検討についてですが、この両施設については地域住民の意向を尊重した形での活用を図る必要があるため、両地区の方々とも話し合いを行いながら、具体的な利活用の方法を検討しているところです。庁内では、昨年11月に関係する8課による検討プロジェクトチームを立ち上げ、活用していく上での基本的な考え方や配慮すべき事項、手続の流れなどについて協議するとともに、国や千葉県の施策、他自治体の対応状況、民間のアイデア等を研究し、新たな活用方法等について検討を始めており、今後両地区の方々とも話し合いを進めていきたいと考えています。

 以上です。



○副議長(石井信重) 出山教育長。

         (教育長出山裕之登壇)



◎教育長(出山裕之) 大きな第1、館山市の観光名所についての第2点目、赤山地下壕跡の入壕者数をふやすための取り組みについてですが、赤山地下壕跡については平成27年度は戦後70年の節目の年であったことから、多くのマスメディアに取り上げられ、赤山地下壕跡自体の認知度が高まり、この年の入壕者数は初めて3万人を超えました。平成28年度も首都圏からのバスツアーによる来訪者が増加したことから、3万1,550人となり、平成27年度以上の入壕者を迎えることができました。引き続き赤山地下壕跡の認知度を高めるため、館山市外に向けた情報発信に取り組んでいくとともに、メディア等の観光企画番組の制作に積極的に協力することなどにより、さらなる入壕者の増加につなげていきたいと考えています。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) ありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。

 順番をちょっと変えます。大きな3番から再質問させていただきます。空き公共施設の利活用についてお伺いいたします。御答弁では、旧富崎小学校及び旧神戸小学校が空き公共施設とのお答えをいただきました。なおかつ空き公共施設の利活用については地域住民の意向を重視し、各地区の方々と話し合いながら、具体的な利活用の方法を検討されるとのことですが、さてこの2つの旧小学校のほかに今すぐ貸し出しできる空き公共施設というものはおありでしょうか。



○副議長(石井信重) 川上総務部長。



◎総務部長(川上孝) お答えいたします。

 建物に関する空き公共施設として貸し出しできるものは、今のところほかにはないという状況でございます。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) わかりました。先ほどお話でも庁内で昨年の11月より関係する8課による検討プロジェクトチームを立ち上げ、新たな活用方法等について検討を始められたとのことでしたが、旧富崎小学校については平成23年5月に区長やPTA会長など11人から成る富崎地区小学校学校再編を考える会という組織を立ち上げ、将来的な跡地利用について検討が行われたということを昨年私も伺いました。いつごろになれば検討プロジェクトチームによる新たな活用方法等が公表できるのでしょうか。



○副議長(石井信重) 鈴木総合政策部長。



◎総合政策部長(鈴木雄二) いつごろになったら市役所庁内のプロジェクトチームの内容が公表できるかということなんですが、使わない施設につきましては老朽化が著しく進んでしまうと思っております。そういったことから、大きな予算を伴うものは非常に厳しいところがあると思いますが、地元の皆さんの意見を聞きつつ、スピード感を持ってできるだけ早く公表していければと思っております。また、広く自主的に、また主体的にこちらの施設を活用していただくような提案も求めていくことも一つの案かなと思っているところでございます。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) スピード感を持って対応されるということで、二、三年、四、五年、四、五年はちょっと長いですよね。二、三年のうちにということでよろしいでしょうか。



○副議長(石井信重) 鈴木総合政策部長。



◎総合政策部長(鈴木雄二) こちらのほうとしてもやっぱり2年、3年という形ではなくて、例えば今年度中とか、できるだけ早くという形で考えております。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) よろしくお願いします。今年度中、確かに申し受けました。また、地域の方々とのお話し合いもこれから先開かれるでしょうから、その先のことについては、いつとは限定できないと思いますけれども、ひとつよろしくお願いします。

 千葉県では、若者の流出による人口減少が見込まれる地域の活性化のために空き公共施設などを活用した企業誘致を推進していると耳にしました。物件は、小学校や保育園、幼稚園といった空き公共施設や空き店舗などと伺いました。千葉県が推進している空き公共施設などを活用した企業誘致について研究されていますでしょうか。



○副議長(石井信重) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 千葉県は、東京から一、二時間ほど移動すれば温暖な気候で外海や内海の大自然、緑あふれる野山、新鮮な海と山の幸などに恵まれた豊かな自然が目の前に広がる地域が数多くございます。千葉県では、このような環境を生かしながら、近年地方移転、オフィスの開設へのITベンチャー企業の関心が高まっていることなどから、市町村合併あるいは人口減少により増加傾向にある学校等の空き公共施設あるいは空き店舗、こうしたものを企業のオフィスとして活用することで地方の仕事場をつくる取り組みをしております。その中で周辺自治体でも空き公共施設に企業を誘致した例が新聞報道などでも紹介をされていることは承知をしておりますし、館山市でも県内の中でも早い段階から千葉県と連携し、誘致活動を行っている状況でございます。その活動においては、首都圏にありながら恵まれた自然を有し、都市機能も備えている館山市の魅力を生かして豊かなライフスタイル、これは私ども館山スタイルと呼んでおりますけれども、このライフスタイルを提案することによって企業誘致に取り組んでいる状況でございます。現時点では、なかなか結果につながっていませんけれども、空き公共施設の利活用方針が定まっていないことなどもありますので、まずは空き店舗などへの誘致を視野に入れながら、誘致活動をさらに進めていきたいと考えております。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) わかりました。本年度中に調査のほうがまとまるようですから、それを受けて順次進めていただければと思います。今後ますます少子化が進み、小中学校など統廃合が行われていくと思われます。地域の方々と十分な話し合いを行い、できるだけ地域の方々の意に沿った方向で利活用が一番望ましいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 続きまして、大きな2番、2020年東京オリンピック、パラリンピック事前キャンプ誘致についての再質問させていただきます。御答弁の中でオランダの自転車ロードレースのコーチが視察し、安房地域の公道を130キロ実車走行されたというお話がありました。具体的にどのコースを走行されましたでしょうか。



○副議長(石井信重) 藤平スポーツ担当部長。



◎スポーツ担当部長(藤平誓志) 実車走行したコースでございますけれども、西岬から房総フラワーライン、野島崎灯台、潮風王国、ローズマリー公園の手前まで進み、ローズマリー公園の手前から国道410号を北上し、長狭街道に抜け、鴨川までの約130キロでございます。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) コーチの方が安房地域の道路はすばらしいとのお褒めの言葉をいただいたようですが、事前キャンプに向けてまた1つ前進したと捉えて、考えていいんでしょうか。いいと思いますけれども、そこで誘致するにはどのような整備が必要でしょうか。



○副議長(石井信重) 藤平スポーツ担当部長。



◎スポーツ担当部長(藤平誓志) これまでオランダからマラソンスイミング、ビーチバレー、自転車ロードレースのコーチ等が視察をしております。おかげさまで大きな指摘事項はなく、館山を大変気に入っていただいたと思っておりますが、受け入れ側である館山市の配慮といたしまして、ワイファイ環境の整備、道路整備、選手たちへの警備体制、ボランティアの配置、環境美化などが必要と考えています。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) 先ほども本多議員のほうから自転車の話もありました。安全にロードレースの練習ができるような道路整備や事前キャンプにおける警備体制は時間をかけなければならないと思いますが、必要であれば早目に検討を始めたほうがよいと思います。よろしくお願いいたします。

 オランダ以外での事前キャンプの誘致については、昨日森議員の質問で伺いましたが、今後も引き続きよろしくお願いいたします。

 また、国と千葉県との役割分担については、よく報道はされておりますが、千葉県と館山市との役割分担についていかがでしょうか。また、県内の事前キャンプに取り組む他市、町と比べて館山市の進捗状況はいかがでしょうか、お伺いします。



○副議長(石井信重) 藤平スポーツ担当部長。



◎スポーツ担当部長(藤平誓志) 受け入れに関する県と市の役割分担についてでございますけれども、役割として例えば日本国内の選手の移動、競技用具の輸送、選手たちの安全を確保するための警備、競技施設の確保、選手たちの身の回りの世話をするボランティアの配置等があります。役割分担の詳細につきましては、今後千葉県と協議していくことになります。受け入れ側としては、選手たちが安全で、かつリラックスでき、大会に向け、集中力を高められる環境づくりが不可欠でございます。既に千葉県警や公安調査庁の想定施設の視察を受け入れ、現状を認識していただいているほか、海上保安庁、安房医師会に事前に説明を行っています。事前に情報を共有することで協力体制を築いていきたいと考えています。

 次に、館山市の事前キャンプ誘致に関する進捗状況についてでございますが、これはちょっと手前みそになってしまい、恐縮でございますけれども、県内市、町の中で最も進んでいると関係者に言われています。先月千葉市で行われました2020年東京オリンピック・パラリンピックCHIBA推進会議の中で、千葉県からの依頼によりまして、先進事例として館山市の取り組み状況や視察受け入れの際の配慮、注意事項など私が発表してきたところでございます。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) 先進事例として発表されたと伺いました。御苦労さまでした。今後も事前キャンプ誘致について積極的にお願いいたします。2020年東京オリンピック、パラリンピックは、あと3年で開催されます。その大会のために事前キャンプ誘致には時間が余りありません。事前キャンプ地として選ばれるようオール館山で誘致のほう頑張っていきましょう。よろしくお願いします。

 それでは、大きな1番の再質問を行います。小さな1番で御答弁によりますと、駐車料金の徴収について利用者の声として利用料金は取らない施設のほうが珍しいとのことですが、ことしの期間中の大型バス、マイクロバスの利用台数ですが、例年に比べ、少ないように思います。また、徴収料金、予想利用台数などについてもきょうの望月議員のほうの答弁で確認ができております。それを受けて来訪者が、来園者ですね、減ったのは、駐車料金を徴収したためではないのですか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 駐車料金を徴収したことでバスの台数が減ったのではないかという御質問でございますけれども、駐車料金を徴収した担当職員がバスのドライバーやアテンドの方々に現場で生の声を聞きました。駐車料金についてのクレームについては一切ございませんでした。むしろ、市長答弁いたしましたように、料金が安い、2,000円を3,000円にしたほうがいいというような御意見もいただきました。駐車料金の徴収開始がバス入り込みの減少を招いたというふうには、駐車料金が2,000円は安い、3,000円でもいいよというような声をいただいているから、そのことでバスの台数が減ったというふうには分析はしておりません。その一方で、クラブツーリズム、H.I.S.、サンケイツアーズの3社のバスツアーアテンドの方々からは今シーズンの関東圏のバスツアーの造成につきまして、ことしは特に茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園のネモフィラ、これは北米原産の1年草の、和名でいいますと瑠璃唐草と申すそうでございますけれども、それと栃木県足利市のあしかがフラワーパークの大藤、この観賞を柱としたツアー造成について我々旅行会社への強力なセールスあるいはテレビ露出をメインにしたメディア戦略、また国営ひたち海浜公園におきましてはネモフィラの生育調整を行いまして、一番の見ごろ、最盛期をゴールデンウイークに合わせてきたということがよかった。それらのことで北関東へのバスツアー造成が増加し、その分館山を初めとした南房総地域へのバスツアー造成が減になったというふうに感じていると伺っておりますので、このことがバスの大幅な入り込み減の大きな要因であったと考えております。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) 大型バスツアーがそちらにとられたということは今お聞きしましたが、大型バス以外で来園者については減ったと思われます、それとも維持ですか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) ゴールデンウイーク中の城山公園の来園者についてでございますが、来園者は1万4,463人でございます。これは、昨年との比較で、昨年は入り込み人数については1万8,095人ですので、約4,000人弱になりますが、減っております。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) わかりました。過去の話はしてもしようがないんで、来年度以降、次年度以降来訪者、来園者をふやす方法、何か検討されていますでしょうか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 来園者をふやす方法につきましては、城山公園に限らず、館山市を初めとした南房総地域全体の魅力アップをしていく必要があると考えております。また、今回城山公園駐車場を利用したバスのドライバーなどの方々からお話を伺った中では、当地へのバスツアー造成についてのセールスやテレビを使ったメディア戦略を積極的に実践していくことが大変重要であると認識しておりますので、今後は部を超えた横断的連携をさらに強化いたしまして、情報共有を図りながら対応していく必要があるというふうに考えております。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) わかりました。先ほどもこのゴールデンウイークに合わせていろんな企画をされているということを伺っていますんで、ぜひいろんな企画をまたよそにとられないようにお願いしたいと思います。

 先日の全員協議会で本年度夏の海水浴シーズン、7月15日から8月の20日に限って沖ノ島の環境保全のための協力金を任意で集めるとの報告があり、既に公表もされております。そこで、今後城山公園内の桜、ツツジ、アジサイなど花の植栽を含め、城山公園施設の維持管理を目的とした協力金を年間を通して駐車料金として徴収してはいかがでしょうか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 年間を通しての駐車料金徴収につきましては、市の財政状況等を勘案しますと、取り組んでいかなければならない課題であるというふうに認識をしております。今回季節限定でバスからの駐車料金の徴収に取り組んだところでございますけれども、今後普通乗用車も含めた年間を通しての駐車料金徴収や料金の徴収方法などについても検討していきたいというふうに考えております。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) 今普通乗用車もというようなお話もありましたけれども、基本的に駐車料金というと抵抗がある方も、乗用車で来られて、いらっしゃるかもわかりませんし、観光バスであっても入り口でおろして、バスはまた違うところにいて、時間で、今携帯がありますから、また戻ってきて乗るということも想定はされます。今提案させていただいたように、城山公園の施設の維持管理等々の目的のために協力金という形で御寄附いただければと思います。駐車料金となると一般財源、財源っておかしいですけれども、収入は目的がまた変わってきちゃうんです。ですから、施設の維持ということで、何度も申し上げますけれども、目的をはっきりとして収受したらいかがかと思いますので、よろしくお願いいたします。

 城山公園について、城山公園山頂からの眺めは訪れた方へ自慢できる絶景だと思います。6月の4日、11日とサツキ・つつじの剪定講座及び梅の実まつりが行われ、両日とも無料シャトルカーでの送迎をされましたが、来園者の反応はいかがでしたでしょうか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) シャトルカーにつきましては、昼の休憩をとる暇がないほど盛況というか、利用者が大変多くて、それで、午前中にもお答えいたしましたが、私も運転し、非常に感謝されたというようなことでございます。御利用者からは、今まで山頂に高齢のために行けなかったけれども、シャトルカーに乗せてもらって館山湾の美しい景色が眺められたというようなお言葉も、お手紙もいただいているところでございます。文句というようなことは一切ございませんでした。利用者からは、感謝の言葉しか伺っておりません。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) 私は、6月の4日お昼ごろにちょうど城山公園のほうに行かせていただきました。お昼ごろ7名の高齢の方が乗車を御希望され、休憩時間中でしたが、職員の方の対応はすばらしく、非常によかったと思っております。市長が常々話されているおもてなしの気持ちを来訪者の方と接しておられたと感じております。6月11日については、久保田部長が運転をされたと先ほど伺いました。御苦労さまでございました。来園者の声と部下の働き方、そしてそれを十分理解されたと思います。地元の人でも年間を通じて城山公園山頂から眺めを見たいと思われる方は多いと思います。御答弁の中でシャトルカーを利用された来園者からもこれからも続けてほしいとの意見も聞かれていますが、今後もシャトルカーでの送迎を引き続き行うということで理解してよろしいでしょうか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) これだけ御利用者の方からの感謝の言葉とかいただいておりますので、テスト運行だけで終わりというわけにはまいりません。今後は、一番経費の安い公用車を使いまして、7名の乗車定員でございますので、もっと十四、五人乗れるような、普通車でロングボディーもありますので、そういうことも地域創生交付金等の募集があれば、そういうので使えれば利用して、そういう大きな車にしていくことを1つ目標としております。したがって、今後もシャトルカーについては継続して運行をしてまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) わかりました。

 駐車料金徴収と無料シャトルカー送迎の運転者は職員が対応されたということでよろしいんですか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 職員が2名で対応をいたしました。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) 駐車料金の徴収のほうはどうでしょうか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 駐車料金につきましては、公園の現場の職員、これも職員でございます。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) 先ほどの望月議員の答弁の中では、代休を与えたというようなお話を伺っております。平日に一般職員がやらなければならないことということで、業務への支障、その職員の。久保田部長ぐらいになりますと、もう何も大丈夫だと思いますけれども、一般職員に対して平日の業務に支障が起こるようなことはないですか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) シャトルカーの運転については都市計画課の職員の運転、駐車料金については変則勤務である公園職員でございますんで、公園職員については土日も祝日も勤務になっている職員もおりますので、それは勤務としてよろしいんですが、都市計画課の職員の平日の業務に支障があるかないかについては、やはり支障のない範囲でシャトルカーの運転に従事させておりますので、大丈夫かというふうに思います。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) わかりました。日々の生活に無理がないように、また支障があるようなことがあっても困りますので、その辺は十分留意していただきたいと思います。

 先ほどシャトルカー14人から15人というと、それライセンスの関係で普通免許では多分乗れなくなると思います。その辺も留意して、どこかの市では無車検で3,000キロとか何か乗っていたというようなこともありますので、安易に乗用車と同じ幅だから、普通免許で乗れるんじゃないか、あるいは例えば今ライセンスも段階がふえまして、5トン未満とか、8トン超だとか、いろんな区分が詳細に分かれてきていますんで、その辺も十分留意されて職員を使われたほうがいいと思いますので、これは余分なことかわかりませんけれども、伝えておきます。

 ちょっと違いますが、城山公園付近での有害鳥獣による被害ということはありますか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 現在のところ城山公園内では有害鳥獣による被害は確認をされておりません。なお、付近の山ではイノシシなどの有害鳥獣がいるとの情報を得ておりますので、引き続き有害鳥獣に対しては警戒していかなければならない状況であると考えております。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) 今回は、有害鳥獣についての質問をされる方はいらっしゃらないようなので、お伺いします。今館山市の抱えている、農業に従事されている方、本当に有害鳥獣問題に対して大分深刻に考えております。城山公園の裏手のほうもそろそろということもありますので、これは来園者に対してのおもてなしの心ではなくなってきます。その辺も十分注意して監視していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

 城山公園に来訪者をふやす方法の一つとして、南総里見八犬伝をもう少し前面に売り出してみてはどうでしょうか。南総里見八犬伝の市として公園付近をさらなる開発計画等々してみてはいかがでしょうか。



○副議長(石井信重) 久保田建設環境部長。



◎建設環境部長(久保田和彦) 南総里見八犬伝につきましては、皆さんが知る地域の貴重な文化的財産と考えております。そのような中、市では3月に記念写真を撮影していただけるよう八犬伝の錦絵をあしらったいわゆる顔出し看板を設置いたしました。今後は、城山公園内にある八犬伝博物館を中心に関係部局と検討してまいりたいと考えております。



○副議長(石井信重) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 南総里見八犬伝については、国内はもとより、海外でも非常に認知度があるんです。そして、八犬伝に関しましては八犬伝美術館というのが唯一館山の美術館なんです。それをやはりもう少しPRをしていかなきゃいけないなと常々思っております。

         (「八犬伝資料館」と呼ぶ者あり)



◎市長(金丸謙一) 八犬伝資料館ね。城のところは資料館。八犬伝資料館として日本で唯一の資料館なものですから、それをPRしていきたいと、こう思っております。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) よろしくお願いします。その辺は、また後ほど話します。

 それでは、小さな2番のほう、赤山地下壕跡のほうに移りますが、昨日内藤議員の質問では平和事業としての質問をされました。私は、観光資源の活用についての赤山地下壕跡についてお伺いいたしますが、ことしのゴールデンウイークの入壕者はどうだったでしょうか。



○副議長(石井信重) 四ノ宮教育部長。



◎教育部長(四ノ宮朗) ことしのゴールデンウイーク期間中、4月29日から5月7日までの入壕者数につきましては1,870人でした。そのうち県外が1,271人、それから県内が599人となっております。また、個人については1,669人、団体は201人となっております。ちなみに、前年と比較いたしますと、前年が1,456人でしたので、昨年度よりも414人ほどふえております。割合にすると30%弱の増ということでございます。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) ありがとうございます。なかなかうまくいかないもので、城山公園のほうは大分激減し、赤山地下壕跡のほうは30%増、ふえていると。数字だけのことじゃありませんけれども、ひとつどんどんふえていただければと思います。

 今後ますます入壕者をふやすために今具体的に取り組んでいることは何かありますでしょうか。



○副議長(石井信重) 四ノ宮教育部長。



◎教育部長(四ノ宮朗) これは、赤山に限ったことではございませんけれども、例えばテレビや雑誌などで紹介されますと、その影響で来場者がふえるということから、メディア関連へのPRを中心に地下壕の情報発信に努めていきたいと思います。また、毎年6月ですが、東京にありますけれども、これは旅行記者対象の関東ブロック記者会見で学生フラメンコ、夏に実施しておりますけれども、それの情報も出しております。それに合わせて赤山地下壕についても情報発信をしていきたいと考えております。また、そのほかにはバスツアー等の旅行会社に対してトップセールスを行うなどそういったことによって来場者をふやす、そういったことを考えているところです。

 以上です。



○副議長(石井信重) 石井議員。



◆7番(石井敬之) ありがとうございます。観光立市館山の今後について、再度考える時期に来ていると思います。城山公園駐車料金の徴収については、駐車料金を取らない施設のほうが珍しいと言われております。であれば他の施設についても同様に、駐車料金なのか施設維持協力金なのか名目は別として、少しでも料金をいただき、施設の環境維持の資金にすべきだと思います。ことしの4月15、16日に南総文化ホールで「里見八犬伝」という舞台が公演され、全国から大勢の方々が来られました。恐らく市長も行かれたと思いますが。里見八犬伝のふるさと館山といううたい文句で公演が紹介されております。このチケットは、売り出し当時すぐ完売されたと伺っておりますし、1回の公演で1,200名程度入られて、全国から多くの若い人たちが来られております。来訪者をふやすためには、今お話しした公演ですとか、そのようなこと、中の内容は別として、地名度の高い里見八犬伝を利用したことを再度検討してはいかがでしょうか。これはお願いでございます。よろしくお願いいたします。

 以上で終わります。



○副議長(石井信重) 以上で7番石井敬之議員の質問を終わります。

 暫時休憩いたします。

          午後2時55分 休憩

          午後3時15分 再開



○副議長(石井信重) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 18番鈴木順子議員。御登壇願います。

         (18番議員鈴木順子登壇)



◆18番(鈴木順子) 今議会一般質問最後の質問者となります。お疲れでしょうけれども、いましばらくおつき合いください。

 それでは、質問に移ります。まず、1点目でありますが、館山市高齢者福祉計画について伺いたいと思います。30年度から高齢者福祉計画のもとにさまざまな福祉、介護の取り組みがされていくわけでありますが、今年度中にその計画の策定に入っていくところであります。その作業の前にぜひとも伺っておきたく質問をさせていただきます。

 まず、小さな1点目でありますが、高齢者福祉計画の第8期高齢者保健福祉計画、第7期介護保険事業計画が平成30年から32年の間の取り組みとしてされていくわけですが、この計画の重点課題を市としてはどう捉えているのか伺いたいと思います。

 小さな2点目になりますが、かねてより問題となっております特養待機者についてでありますが、解消のためになる2カ所、館山市内2カ所、120床の施設建設が予定をされております。その状況を伺いたいと思います。

 小さな3点目でありますが、同じくこの計画の中には特養の入所者がふえれば、いわゆる介護保険料の負担増へとつながっていかないか危惧するところでありますが、どうお考えでしょうか。

 小さな4点目であります。このたびの国会において、介護保険法の一部改正が決まりました。この中で利用者負担の3割引き上げによる問題が改正の中で議論されておりました。介護をめぐる事件、事故、多くのマスコミに常に報道されておりますが、こういうことにつながらないかと心配をするところであります。市としてのこの問題についての見解はどうお考えであるか伺いたいと思います。

 次に、大きな2点目であります。ふれあいいきいきサロンについて伺います。まず、小さな1点目でありますが、ふれあいサロンの現状はどうか伺います。

 小さな2点目でありますが、この事業は住民が主体的、自主的にとなっておりますが、運営にかかわるボランティアが出てくるかと思いますが、現状においては人材の問題について賄えているかどうか伺いたいと思います。

 小さな3点目でありますが、高齢者だけでなく、障害者の方、子育て中の親などの参加ができるとなっておりますが、事業主体の社会福祉協議会ではそれぞれの人数、状況把握が行えているのか伺いたいと思います。

 大きな3点目であります。たび重なる市役所における業務ミスについて、市として問題点をどう捉えているのか伺います。まず、小さな1点目でありますが、職員数は足りているのか、どうでしょうか、伺います。

 小さな2点目、同一課内での動線整備がされていないと考えるところでありますが、どうお考えでしょうか、伺います。

 小さな3点目でありますが、私が長い間の議員生活の中で職員を見るにつけ、今の職員の業務実態は余裕がなく業務をしているように見受けられますが、チェック体制など確立されているのか、どうしたらミスが起こらないようになるのか、どうお考えでしょうか、伺います。

 以上が私の質問でありますが、御答弁によりましては再質問をさせていただきます。



○副議長(石井信重) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 鈴木順子議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、館山市高齢者保健福祉計画についての第1点目、市としての重点課題についてですが、現在本年3月に実施したアンケートの集計、分析中であり、その中で課題も見えてくるものと思われますが、高齢者保健福祉計画や介護保険事業計画を適正かつ円滑に実施するための財源となる介護保険料について過不足が生じることがない適正な設定が非常に重要な課題であり、現在進めている要介護状態になっても住みなれた地域で自分らしく暮らせることを目標とした地域包括ケアシステムの充実を目指していきたいと考えています。

 次に、第2点目、2カ所の特別養護老人ホームの建設状況についてですが、館山地区に開設が予定されている60床の施設については5月に地鎮祭がとり行われ、今年度中に完成する予定です。また、富崎地区に予定されている60床の施設については計画よりおくれていると伺っています。

 次に、第3点目、特別養護老人ホームの入所者増に伴う介護保険料の負担増についてですが、高齢化が進む現状では入所者の増加は給付費の増加となり、保険料などの必要な財源がふえる要因の一つであることには間違いありません。館山市としては、介護予防に努めるとともに、給付費に対する国などの負担割合の引き上げを要望しているところです。

 次に、第4点目、利用者負担3割引き上げなどによる介護をめぐる事件、事故などの影響についてですが、現在平成30年度から3カ年計画である第8期高齢者保健福祉計画、第7期介護保険事業計画を策定中であり、利用者負担の引き上げの影響については現段階では具体的な想定ができませんが、そうした可能性も視野に入れた中で計画を考えていきます。

 次に、大きな第2、ふれあいいきいきサロンについての第1点目、ふれあいいきいきサロンの現状についてですが、平成28年度の助成実績で団体数は26団体で、主な活動内容はお茶飲み会、健康体操、カラオケなどです。実施回数は延べ357回です。

 次に、第2点目、サロンの運営にかかわるボランティアについてですが、各サロンはボランティアが運営主体として活動しているわけではなく、参加者それぞれが役割を持って自主運営されており、運営にかかわるスタッフは足りていると認識しています。

 次に、第3点目、障害者や子育て中の親などの参加状況についてですが、障害者や子育て中の親子も助成対象ですが、現在のところそういった方々の参加はないと伺っています。

 なお、ふれあいいきいきサロンのほかにも館山市が直接関与するサロンとして、高齢者の介護予防や認知症予防、閉じこもり防止を目的に市民が集い、交流する自主運営型のサロンの立ち上げの支援を行っています。平成28年度は、館山市内全域にわたりお茶飲み会や体操教室、さわやか健康麻雀などの開設を手伝いました。参加者からも肩凝りがなくなり、体を動かすのが楽になった、サロンで友達に会っていろいろ話すのが楽しみ、やってみたかったマージャンを覚えることができて、とてもうれしい、サロンのメンバーと買い物に出かけたなど多くのうれしい声が上がっています。特に体操教室では、立ち上げ時に館山市から依頼した市内整形外科の理学療法士や館山市の保健師を派遣し、高齢者の体力に合わせた体操などを指導するなど、サロンに参加した高齢者等が心も体も元気になってもらえるようプログラム等を工夫しながら支援しています。

 次に、大きな第3、市役所における業務ミスに係る問題点についての第1点目、職員数についてですが、新規事業や権限移譲、市民ニーズの多様化に伴い、業務量は増加しており、職員数は不足している状況にあります。そのため選択と集中による人員配置などにより対応しています。

 次に、第2点目、同一課内における動線整備についてですが、議員お話しのとおり、現在スペース等の関係からやむなく執務室が分かれている部署もあります。市役所は、最大のサービス業たれという言葉のとおり、来庁された市民の皆様により効率的かつスムーズに各種手続や相談等を行っていただけるよう、庁舎内における課の配置など引き続き市民目線による執務環境の改善についても検討していきたいと考えています。

 次に、第3点目、チェック体制等についてですが、担当課ごとにさまざまな事務事業を所管していますが、組織全体として言えることは、日ごろの業務の中には市政への信頼喪失などのリスクが潜んでいるという意識を常に念頭に置き、組織体制としては事務処理や手続を行った主担当職員とは別の職員が内容を再確認するチェック体制を強化することで業務に対する問題意識を共有すること、また職場環境としては業務を円滑に進めるためのホウレンソウ、報告、連絡、相談を徹底し、職場内における対話やコミュニケーションによる情報共有を図ることなどでミスを未然に防ぐことができるものと考えています。加えて昨年度下期には、各課で過去に発生したミスやミスが起きやすいと考える部分のリスト化とその一部の改善を試行的に行いました。今後もこの取り組みを継続し、ミスの軽減につなげていきたいと考えています。これからも職員一人一人がみずからに求められている役割をしっかりと認識し、モチベーションを高いレベルで維持しながら、前向きに、かつ積極的に職務に臨むことで組織の総合力を高めるとともに、職員が生き生きと仕事ができる職場環境づくりにつなげ、適切な事務執行に努めていきます。

 以上です。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) それでは、再質問をさせていただきます。

 まず、大きな1点目からでありますが、福祉計画についてであります。アンケートを分析中であるということなんでありますが、その計画の運用については来年の4月1日からでありますよね。そうすると、もう1年を切っている状況。この中で計画の策定に関して、これから年度内いっぱいかかって策定をしていくわけなんですが、非常に遅いんですけれども、大丈夫ですか。通常こんなものでありましたでしょうか、ちょっと心配をするところであります。そこで、伺いますが、課題については何が課題であるかというところは、アンケートの分析中とはいえども、おおよそのことは、やはりその辺はプロ的な要素を持ってやっているわけですから、わかっていらっしゃるというふうに認識をしておりますが、この課題に対して一番の薬というんですか、どうすればいいのかという、その見解というのは持っていますでしょうか。



○副議長(石井信重) 熊井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(熊井成和) まず、スケジュールについて御心配いただきましたが、通常このスケジュールでやらせていただいておりますので、この辺についてはしっかり来年の4月に間に合うように事務のほうでしっかりやっていきます。

 それと、課題にどう対応するかという御質問でございますが、市長からお答え申し上げたのが、課題が大きく2つございます。1つは介護保険料、適正にこれを設定すること、もう一つは包括ケアシステムをしっかり整えていくこと、この2つが課題。それぞれどういうふうに対処するかということでございますが、保険料の適正な設定については何よりも介護予防で介護の需要が減るということが、まずこれが第一だと思います。第8期の、次期の来年度から始まる計画にこれが直接数字としてあらわれるかというと、これは長期的な対応が必要なので、ちょっと難しいところはございますが、いずれにしてもこの介護予防というところが適正な料金設定、保険料の設定にはこれは重要でございます。これについては、さまざまサロンであったりとか、リフレッシュ教室であったりとかというところで対応しておりますが、さらにそれを充実していくということになろうかと思います。もう一つ、地域包括ケアシステムでございますが、これもどう対応するかについては2つございまして、1つは国のほうの動きが施設から地域へ、介護の負担が。もう一つは、介護給付という介護保険の本体から市町村が独自にやる事業へというようなところに移っておりますので、それを支えるためにはさまざまな活躍をしていただく方、人材といいますか、人材の育成、育成と言うとちょっとおかしいですけれども、そういう方がたくさん出てきていただくことが一つの大きな課題。これは、まだ具体的な形にはなっておりませんが、積極的にやっていきたい。もう一つは、包括ケアシステムの本当に肝になるのは医療というものと介護というものが、これはしっかり連携することでございます。これは、現在市のほうでも関係者が集まって会議をさせていただいたり、今度は保健所、千葉県のほうでも3市1町でこのような取り組みをする。また、安房医師会でもこの件については3市1町と協働でさまざまな検討をさせていただいております。引き続きこの検討を進めながら、近々これを具体的に施策に落とし込んでいくと。何よりもやはり安房医師会の皆様と介護の関係者しっかりつなげていく、このようなことが課題を達成するために必要なことだろうというふうに認識しております。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) そこで、特にこの計画の一番心配な点として保険料の話が出ておりますが、その保険料のもとになる問題として特養の待機者、いわゆる施設入所に関してはやっぱりそこへ入所すればどうしても保険料へと反映してくるわけですから、はね返りますので。その辺をちょっと心配するわけなんですが、特養の待機者が直近で166人と伺っています。そのうち介護度別の人数は把握していますでしょうか。



○副議長(石井信重) 熊井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(熊井成和) 特別養護老人ホームの待機者166名の介護度別の数字ですが、要介護1から要介護5、軽いほうから重いほうへということで、要介護1が4人、要介護2が2人、要介護3が80人、要介護4が47人、要介護の5が33人。

 以上でございます。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) 要介護3がやはり、これは介護保険始まって以来なんですが、一番人数的には多いというのは相変わらずであるかなというふうに思っているんですが、この特養待機者の方々なんですが、入所を申請している人について伺ってみたいと思うんですが、申請している人たちはさまざまな家庭の背景があるというふうに認識をするんですが、その中で例えば1人世帯であったり、親子世帯であったり、あるいは夫婦世帯であったり、あるいはその世帯の中に要するに介護を受けている方が複数いるというような方々もいると思うんですが、この世帯の状況というのは把握していますでしょうか。



○副議長(石井信重) 熊井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(熊井成和) それぞれの166名の方の世帯の形態といいますか、1人世帯の方が64世帯、これは64人。あと、夫婦の世帯の方、お二人の夫婦世帯の方が35世帯、これも35人。あと、親子といいますか、夫婦ではないけれども、同居している方がいる、親子の世帯が51世帯、これこの中に複数の介護の受給者というか、申請されている方がいらっしゃいますので、これが合計で58人。その他が9人。大体こんな状況でございます。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) 特養に入所するには介護度3以上ということが言われて、本当にショックを受けながら久しいんですが、先ほどの介護度別の人数を伺ったところ、待機者の中に介護度の1、2の4人、2人というのがいらっしゃるんですが、入所するには3以上でないと入れないというのが原則でありますよね。しかしながら、市長が認めるところであるならばという部分があるわけなんですが、この1、2の4人、2人というのはどういう状況でここにカウントされているのか伺いたいと思います。



○副議長(石井信重) 熊井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(熊井成和) 御指摘のとおり、原則は要介護3以上でございますので、この要介護1の4人の方と要介護2の2人の方は一定の特別な条件というか、要件が必要になります。その要件、簡単に申し上げますと、要介護1、2なんだけれども、認知症がひどくて日常生活に支障があったりとか、あとは単身で御家族の方のお世話が期待できない、なおかつそのエリアでは介護のホームヘルプとかがなかなか充実していないというような状況であったりとか、あと特殊な例ですと虐待みたいなものが疑われるとか、そういうもの、1、2なんですけれども、とにかく特殊な事情ということが原則になっております。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) 原則を外れるわけですから、やはりそこには急ぐ必要があるんじゃないかなというふうに思うんですが、この急ぐ必要があると思われる方々も待機していなきゃいけない状況であるというふうに認識をしていいんでしょうか。



○副議長(石井信重) 熊井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(熊井成和) 緊急度については、要介護3、4、5の方もそれぞれ特殊な要介護度が高いという意味では緊急度をそれぞれ抱えていますので、一概に要介護1、2の4人、2人の方が全体の166人の中で飛び抜けて緊急度が高いというような、もちろん大変な状況であるというのは、そもそも待機ですから、大変な状況になっているというのは重々認識した上で、166人のほかの方と比べて著しく緊急度が高い、緊急度が高い部類には入ると思いますけれども、著しく高いというような状況ではないかと予測しております。済みません。個々のこの方たちの生活の状況を私しっかり把握を、個々を把握できておりませんので、あくまでも状況で御説明申し上げますが、こういう状況でございます。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) 個々の状況をやはりよく知った上で対策を早くするべきであれば早くしてあげなければいけないし、恐らく申請している以上は本当に困るから、申請しているわけでしょうから、その対応というのはよく研さんしていただきたいというふうに思います。

 そこで、先ほど答弁いただいた中で予定されている施設建設なんですが、1カ所の60床について、富崎地区のほうに建てられるというところなんですが、なぜおくれているのか、これ県のほうに聞いてみました。何て言っているのか伺いたいと思います。



○副議長(石井信重) 熊井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(熊井成和) 御指摘のとおり、今県と事業者の間で事前協議のような状態になっております。県に確認したところ、千葉県社会福祉法人事前審査会にかける協議書等に一部の不備があるためというふうに県のほうでは言っております。もちろん手続上、協議書等に不備があるという前提とすれば、事業そのものの実態としてさまざま地元で調整があったりとか、そういったものの積み重ねが全て書類になって事前協議書ということの形になりますので、そういった全体の状況で一部おくれが生じていると、こういうふうに理解しています。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) 館山地区のほうには、今もう既に建設のほうに着手したという状況でありますが、この施設に関しては、この2カ所、120床は館山市が県から意見を求められて、意見書も送っていますよね。そういった中で29年度中に建設完了をし、30年4月1日から運営開始というふうに伺っているんですが、こういうことではないんでしょうか。私の認識は間違っているのか伺いたいと思います。



○副議長(石井信重) 熊井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(熊井成和) 原則は、29年度中に完成して、30年度から供用開始ということが原則でございますが、今のまだ着工していないという現状を考えると、よほどのことがない限り今年度中の完成というのは困難であろうと思います。その件についても県のほうと協議をしているはずだという認識をしております。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) ここの事業に対して館山市として意見を寄せた経緯がある中で、市は県とこの施設のひょっとしたらおくれるかもしれないという中で共通認識を持って協議をしているのか、市と県との関係というのはどうなっていますか、伺います。



○副議長(石井信重) 熊井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(熊井成和) もちろん館山市内にある施設、県のほうがさまざまな手続を管轄しておりますが、館山市にある施設、影響のある施設でございますので、さまざまな面で県との情報共有はさせていただいておりますし、ここに至るまでも県と今事業者と、事業者に対してというか、できるだけ計画内、29年度中の完成ということは働きかけたりとか、歩調をとってやっているところでございます。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) この60床プラス60床、館山には120床の特養ができると待機者が大分緩和されていくだろうということは言われていたところなんですが、この一方の1カ所の60床の施設がいまだもって建設に着手していないということであるならば、おくれるということを言っているんですが、おくれるという行為が本当にいいのかどうなのかも含めて伺わなきゃいけないんですが、ただこれがおくれていくと今これからつくらなければいけない介護保険の事業計画などにも大きくこれが反映してくるわけです。そうなった場合、この施設、おくれている施設ができるかどうか、計画自体をどうしていくのかというところはどう考えているんでしょうか。



○副議長(石井信重) 熊井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(熊井成和) 確かに御指摘のとおり、建設の手続はおくれてはおりますが、決してこの施設がなくなってしまうということではございません。先ほど申し上げたとおり、29年度中の完成は不可能というか、難しい状態であったとしても、それ以降できるだけ早いうちにその施設が完成するということを前提に次期の計画、今後の館山市の待機に対する対応、これを考えていくということになると思います。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) 時間は少しずれ込むかもしれないけれども、できるということで計画を立てていくということは了解いたしました。しかしながら、一方非常に報道などでも、マスコミなどでも結構報道されていますから、わかっていると思うんですが、特養の施設について入所の原則が介護度3以上となってから施設の非常に利用者が少なくなっている、あるいは運営ができなくなったとかというケースが全国のあちこちにそういう話が出てきています。そういった中、私も心配しているのは、確かに120床館山で待機者がいる中でできるということは非常にありがたいことなんですが、ただ介護職場で働く人の問題であるとか、あるいは介護度を3にしたことによって非常に使い控えが、使えない人たちがふえてしまったこと、あるいは財政的な問題です。やむを得ず使い控えをせざるを得ないというような人たちがもう本当にいろんな問題が蔓延していて、施設ができたはいいけれども、実際には入る人がいないというような状況があるということ、これを非常に心配しているんですが、今の状況の中で館山市の、館山市内は本当にいろんな福祉にかかわる、いわゆる介護にかかわる施設がたくさんあるわけなんですが、そういった中でこの2つの特養があったほうがいいと思っているのか率直に聞かせてください。時代背景もありますんで、率直に言ってどうなのか聞かせてください。



○副議長(石井信重) 熊井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(熊井成和) 率直に申し上げますと、やはりこの166人の待機者という、形式上のこれは数字になりますが、これがある以上は120ぐらいは確実に困っている方はいらっしゃると。説明がちょっと変な言い方ですけれども、166名というのはどういう積算をしているかというと、市内に3カ所ある特別養護老人ホームの待機者を全部足しているわけで、例えばあるかどうか、私は一般論で申し上げます。例えば2つの施設に同時に申し込んだ方は、同じ人が1人でも2つにカウントされているとか、待機をしていたんですけれども、極端な話お亡くなりになってもう入所の必要がなくなった方でもその待機の希望が残っちゃっているとか、そういうものがこれはないとは言い切れないわけで、今議員のほうがおっしゃった他市に事例というのはそういうところが重なって、ふたあけてみたら実は入所者が少なかったというような状況が起きているというのは私も伺っております。ただ、館山に関してはこの166名をもう一回しっかりその内容を精査をしなければいけないんですが、120という数字は、これは現段階では必要であろうと予想しております。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) お願いとなりますけれども、やはり待機している方々の状況がどういう状況であるかというのはもう少し調査し、そしてまた申請した方々、例えばそこに携わっている、福祉現場で働いている人たちとの中で共通の意識を持ちながらやっていっていただきたい。でき上がってみたら、そこの現場では働く人いなかったから、実は60床を予定していたけれども、半分しか稼働できなかったなんていうようなことにならないように願うばかりなんですが、その辺はまたお願いをしておきたいというふうに思います。

 そこで、今回の国会で、先月でしたか、先月末でしたね、たまたま参議院の採決の場面見ていたんですけれども、法改正が行われて一番問題になっていたのがやはり介護保険の利用者負担の3割というところなんですが、館山市でここに該当する人は何人ぐらいいますか。



○副議長(石井信重) 熊井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(熊井成和) 新しく法律が先般参議院で通りまして、30年の8月から施行のこの中で3割負担の方、まだ詳しくはあれなんですけれども、おおむね340万以上の年金プラス年収ということの方は、館山の現在の要介護及び要支援の認定者3,419人いらっしゃいますが、この3割負担に該当する方は現段階では88人、2.57%という状況でございます。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) 一番私どもが懸念しているのは、やはりこの3割負担となったことで、例えば2割負担が起きたときの検証というのは、国は実はしていなかったりするんです。そういった中でこの3割の話が出てきて、また実はこれが広く拡大していかないか、3割負担がもっと拡大していかないかという問題も起きてくるかもしれないということ。そしてまた、介護に係る全ての人たちが心配しているであろう問題では、やはり家族の負担の増加であったり、それによる家族のストレスの増であったり、介護する子供の家計圧迫につながっていくかもしれないというところ、あるいは家族の無償負担の増加につながらないかということ、本当に考えることがさまざまたくさんあるんですが、このことでやっぱり心中があったり、介護殺人があったりいうことを私たちは耳にしたりすると、どうしても心配をせざるを得ない。いろんな要因が含まれているということを懸念せざるを得ないということであります。また、ここで議論しておいても国会ではありませんので、聞かれても部長も困ると思いますが、ただ保険料の問題についてもやはり国に対して負担率の増をお願いしたりということをしている館山市でありますから、こういったものもさまざま幅広く考えた上で利用者の負担につながらないようなお願いというのをあわせてしていただきたいというふうに思います。

 次に、2点目なんですが、ふれあいいきいきサロンなんですが、今地域主導でやっている中で、なかなかボランティアさんがそこに先頭に立ってということではないということはよくわかりましたが、恐らくこれは各地域で、市内各地に幅広く運営していくような計画となっていくという考えでいいんですか。



○副議長(石井信重) 熊井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(熊井成和) 御指摘のとおり、市内さまざまなところで展開をしていきたい。展開をするだけではなくて、しっかり運営もでき、継続もできるというところを目指しております。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) そうなりますと、各地域によっては格差が生まれていくんじゃないか、やれるところ、やれないところが出てくるんじゃないかという問題。そして、市内各地域に広げていくとなると、やはりどうしてもボランティアの方の力をかりなければいけない事態が起きてきやしないかということ。そういった中でボランティアの養成なども、あとボランティアのすみ分けをきちんとしていくということも含めてやっていかなきゃいけないんじゃないかなということを思っています。その辺を念頭にお願いをしておきたいというふうに思います。

 ただ、先ほどの答弁で高齢者が今の現状では主体となっているんだなということはわかりました。しかしながら、ふれあいいきいきサロンの参加者定義の中に障害者の方や、あるいは子育て中の親御さんがここに参加して孤立しないようにというようなことの中から提案されているものですので、やはり家に閉じこもりがちな人は高齢者だけでありませんので、ぜひとも今のところゼロである方々に、障害者の方、そして子育て中の親御さんなどに目を向けていってほしいなというふうに思います。さまざまな人たちがこういうサロンに集っていろいろ話をしながら、お互いにいろいろ意見を出し合いながら学んでいく、共有していく中から生活に張りが出てくる、家に閉じこもらなくなってくるというようなことにつながると思いますので、ぜひともお願いをしたいというふうに思います。そして、やっぱり実態把握がきちんとされていないと、どうしてもそこになかなか飛び込めていけないんじゃないかなというような気が私はしております。もう少し障害者の人たちが日ごろどうしているかとか、あるいは親御さんでいろんな、元気な広場ですか、とかありますけれども、やっぱりそこに足を運べない方々もいやしないかというような実態把握をしていただけたらと。それでこそ、このふれあいいきいきサロンが生きていくんではないかなということを言っておきたいというふうに思います。

 次に、最後の質問になります。市の業務ミスの問題なんですが、昨日室議員とのやりとりを聞いていて私も、あ、そこはそうだ、そうだ、どうなんだよというようなことを思いながら聞いていたわけなんですが、私はちょっと違った視点から質問をさせていただきたいというふうに思っているんですが、これは小さな1から3をしておりますが、1から3、時間が余りありませんので、一体で質問させていただきます。仕事量がふえているというふうな認識をお持ちのようであります。これは、本当に私自身、私が議員になってから職員の仕事に関して、それこそ中に入って見ているわけではありませんが、はたで見ている限り余裕がないなというふうに感じるときが多々あります。そういった中、私今回のことがたび重なって起きたことは職員自身の問題ではなくて、やっぱり何か市の中のいろんなほかに問題があるんじゃないかなということをずっと考えておりました。そういった中、3月の議会でも質問しましたけれども、非常に精神的に苦痛を得ている職員はいませんかという質問をしたかと思います。そういった中でやっぱりふえているというような発言があったかというふうに思うんです。そういったこともあわせて私自身が考えたのは、やはり身体的、精神的負担への影響というのは非常に大きいものですから、そこへつながっている問題として市のいろんな問題が影響があるというふうに思っているんですが、この身体的、精神的負担への影響という点ではどうお考えでしょうか。



○副議長(石井信重) 川上総務部長。



◎総務部長(川上孝) 業務量の増加に伴いまして、身体的、精神的負担への影響は少なからずあるというふうに考えています。健康面等でぐあいの悪い職員に対しては福利厚生、健康管理等含めて所管をしている総務としてもメンタルヘルスあるいはメンター制度、そういう健康相談などにより早目のフォローに心がけているところでございます。職員がお互いに相談し合える環境というのが非常に大事でございます。そう認識しておりまして、昨日も市長のほうからも答弁申し上げましたけれども、ホウレンソウを徹底すること、それが職場内における上司から部下、それから部下から上司といった会話のコミュニケーション、そういうものが活発化をしますので、そういう中で明るい雰囲気の風通しのよい職場環境が生まれてくるのかなというふうに捉えております。職員が前向きな姿勢で職務に臨めるというふうにしていくことが大事なことだろうというふうに考えているところでございます。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) 私は、職員個々の問題ではないというふうに思っているんです。仕事量が多い中、こなさなければいけない業務がたくさんある。そのときに、先ほども市長が言っていましたけれども、市役所は最大のサービス業であれということは、やっぱりなかなかこれでは生きていけないというふうに私は思うんです。何かほかにも、1つだけではなくて、さまざまな問題があるんだろうなというふうに思わざるを得ないです。そこで、きのうちょっと議論していた中で、私もかねてより気になっていた問題の一つがあります。金丸市長が市長になってそう日が深くない浅い時期に、市の職員のいわゆる非正規の人たちがふえている中で正規化していかないかというような議論だったんではないかなというふうに思います。そのときも、私は頭の片隅にまだこびりついていて落ちないんですが、市長がおっしゃったことが、これから今の状況の中では正規化をしていくことが好ましいというような答弁があったというふうに記憶しているんです。そのお考えというのはどうでしょうか、お変わりないんでしょうか。



○副議長(石井信重) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これは、どういうふうにちょっと私お答えしたか記憶にないんで、わかりませんけれども、あくまでも正式に言えば正規職員で全部やっていくのが、これが普通だし、それは理想であります。ただ、財政面、またいろんな形から非正規職員をお願いするという中で進んでいるということであります。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) 突然言われたんで、それもかなり前のことですので、覚えていらっしゃらないのかもしれませんけれども、多分保育所の問題だったんですが、非正規の職員が受け持ちを持たされたということに端を発しての質問だったというふうに思うんですが、やはり本来であれば正規の職員が指示をして、非正規がそれで補佐的な仕事をしていくというのが本来の非正規の職員の役割というか、そういうような捉え方をしているようですが、実は私思うところ、非正規の方々、交通費が長い間支給されなかったことがやっと交通費の支給に至りましたので、できれば非正規の方々にも一時金の支給をお願いしたいというふうな思いもありますし、さらに言えば非正規の方々を正規の職員へと道筋をつけていただくことも私は必要ではないかなと。そういうことでやっぱりやる気というんですか、もそういうところに出てくるんじゃないかなというふうに私は思っています。また今後これを機会に皆さんでお考えをいただくとよろしいかなというふうに思います。

 さて、私が今回質問する職員の業務ミスの問題ですが、ミスは起こるべくして起こったというふうに思っています。例を挙げれば、1階にはロビー入りますと市民課あり、高齢者福祉課、介護保険、しかしながらその奥には税務、介護保険に関しては包括支援が3階という、こういう動線の中で仕事をしていくというのは、幾ら市役所の中が手狭だといっても、これはおかしいです。非常におかしいです。行ったり来たりしなきゃいけない、それだけで仕事量がふえます。それと、こども課、そして奥に社会福祉課、こども課と社会福祉課との関係で行ったり来たりしなければいけない、そういう動線の問題であります。この際、私はあえて訴えますが、市民課、そして今税務、収納あるところ全てワンフロア、市民福祉に関すること、そこで対応していただきたい。そして、今あるこども課、奥の社会福祉課のところを、ここを税務、収納、入れかえしてください。そのために本当にお互いに何が今起きているかということも共通認識できますし、市民福祉はやはりつながることが多いですから、ああだこうだということを担当でなくてもお互いに言い合えるわけです。そういった体制をぜひとも私はつくっていただきたいというふうに思うんです。以前から福祉と健康、障害、一緒の窓口にしろということをずっと言ってきましたが、具体的に今回は場所を示してお願いをしたいというふうに思います。この考え方についてはどうでしょうか。担当の市民福祉に関する部長としての考えはいかがでしょうか。



○副議長(石井信重) 熊井健康福祉部長。



◎健康福祉部長(熊井成和) まず、ミスが出ている理由が職員個々の問題ではなくてというのは、本当にそういう御指摘ありがたく、動線というのをしっかり我々も考えていきたいと思います。

 今御提案の市役所のワンフロアを全部市民福祉部ということは、全ての制約を取っ払ってお答えさせていただければ、もろ手を挙げて賛成ということにはなるんですが、やはりそこは建物の制約ですとか、財政の制約ですとか、さまざまなものがこれは現実的にはある。これは、もう重々議員も御承知のことだと思いますが、その上で理想的にはそういうものだという意識を我々が持っていないと、その理想と現実がどれだけギャップがあるんだというところの気づきにつながりませんので、まずはそういう理想型をイメージしながら、制約の中でベストを尽くすと。もちろん常に市長から同じ場所にいて議論することが大事だということは常々私も指示を受けておりますので、そういう気持ちで、応援ありがとうございます。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) いいです。時間がないので、済みません。私市長に、今発言したかったんでしょうけれども、済みません。時間がありませんので、お願いをしたいんですが、できれば今すぐやってほしいぐらい、市民が余りあっち行ったりこっち行ったりしないで済む、そして職員も動線がうまくつながって対応できるというような体制にしていただくことが非常に必要じゃないかなということで言っております。できれば庁内で市長を先頭にこの問題について考えていただく機会の質問とさせていただければ大変ありがたいです。時間がありませんので、18秒でお答えください。



○副議長(石井信重) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 今その点について検討中でございまして、近いうちによりよい結果が出ると思います。



○副議長(石井信重) 鈴木議員。



◆18番(鈴木順子) 大変期待をしておりますが、期待裏切らないようにお願いをしたいというふうに思います。

 終わります。



○副議長(石井信重) 以上で18番鈴木順子議員の質問を終わります。





△散会午後4時15分



○副議長(石井信重) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 明15日から19日は休会、次会は20日午前10時開会とし、その議事は一般議案及び補正予算の審議といたします。

 本日は、これをもって散会といたします。



 ◎本日の会議に付した事件

1 行政一般通告質問