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千葉県 館山市

平成28年  9月 定例会(第3回) 09月27日−06号




平成28年  9月 定例会(第3回) − 09月27日−06号









平成28年  9月 定例会(第3回)





1 平成28年9月27日(火曜日)午前10時
1 館山市役所議場
1 出席議員 18名
       1番  榎 本 祐 三          2番  室   厚 美
       3番  石 井 敏 宏          4番  森   正 一
       5番  瀬 能 孝 夫          6番  望 月   昇
       7番  石 井 敬 之          8番  太 田   浩
       9番  龍 ?   滋         10番  今 井 義 明
      11番  石 井 信 重         12番  本 多 成 年
      13番  鈴 木 正 一         14番  内 藤 欽 次
      15番  福 岡 信 治         16番  吉 田 惠 年
      17番  本 橋 亮 一         18番  鈴 木 順 子
1 欠席議員  なし
1 出席説明員
  市     長  金 丸 謙 一     副  市  長  田 中   豊
  会 計 管 理 者  石 井   修     総 合 政策部長  鈴 木 雄 二
  総 務 部 長  西 川   隆     健 康 福祉部長  熊 井 成 和
  経 済 観光部長  上 野   学     建 設 環境部長  久保田 和 彦

  教 育 委 員 会  大 澤 光 彦     教 育 委 員 会  出 山 裕 之
  委  員  長              教  育  長

  教育委員会次長  四ノ宮   朗     ス ポ ー ツ  藤 平 誓 志
                       担 当 次 長

  選挙管理委員会  庄 司 利 光     選挙管理委員会  網 代 芳 行
  委  員  長              事 務 局書記長

  監 査 委 員  鈴 木 弘 明     監 査 事務局長  網 代 芳 行

  農業委員会会長  脇 田 安 保     農 業 委 員 会  御子神   亨
                       事 務 局 長

1 出席事務局職員
  事 務 局 長  忍 足 俊 之     書     記  櫻 井 保 志
  書     記  松 浮 郁 夏     書     記  関 口 陵 子
  書     記  秋 山   昭     書     記  粕 谷 佳 克
  書     記  戸 波 智 子
1 議事日程(第6号)
 平成28年9月27日午前10時開議
 日程第1 議案第51号 館山市議会議員及び館山市長の選挙における選挙運動の公費負担に
             関する条例の一部を改正する条例の制定について        
      議案第52号 館山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等
             に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関
             する条例の一部を改正する条例の制定について         
      議案第53号 館山市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正す
             る条例の制定について                    
      議案第54号 館山市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正す
             る条例の制定について                    
      議案第60号 平成28年度館山市一般会計補正予算(第4号)        
      議案第63号 平成28年度館山市一般会計補正予算(第5号)        

 日程第2 議案第55号 館山市立博物館設置条例の一部を改正する条例の制定について  
      議案第56号 館山市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
             条例の制定について                     
      議案第57号 館山市老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正
             する条例の制定について                   
      議案第61号 平成28年度館山市介護保険特別会計補正予算(第1号)    

 日程第3 議案第58号 館山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の
             制定について                        
      議案第59号 館山市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について    
      議案第62号 平成28年度館山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)   

 日程第4 認定第 1号 平成27年度館山市一般会計歳入歳出決算の認定について    
      認定第 2号 平成27年度館山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につ
             いて                            
      認定第 3号 平成27年度館山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定に
             ついて                           
      認定第 4号 平成27年度館山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
      認定第 5号 平成27年度館山市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につい
             て                             

 日程第5 議案第64号 館山市教育委員会委員の任命について             
      議案第65号 館山市教育委員会委員の任命について             





△開議午前10時00分



○議長(榎本祐三) 本日の出席議員数18名、これより第3回市議会定例会第6日目の会議を開きます。





△議案の配付



○議長(榎本祐三) 市長から議案の送付がありましたので、これを受理し、既に各議員に配付してございますので、御了承願います。

 市長から平成27年度決算に係る主要な施策の成果に関する報告書に係る正誤表が提出されております。お手元に配付の印刷書により御了承願います。

 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。





△議案の上程



○議長(榎本祐三) 日程第1、議案第51号乃至議案第54号、議案第60号及び議案第63号の各議案を一括して議題といたします。





△総務委員会委員長報告



○議長(榎本祐三) ただいま議題となりました各議案は、9月12日の本会議において総務委員会に付託されたものであります。

 よって、これより総務委員会における審査の概要につき、委員長の報告を求めます。

 総務委員会委員長望月 昇議員。御登壇願います。

         (総務委員会委員長望月 昇登壇)



◎総務委員会委員長(望月昇) ただいま議題となりました議案第51号ないし議案第54号、議案第60号及び議案第63号にかかわる総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 去る9月12日の本会議におきまして本委員会に付託されました議案につきまして、9月15日委員会を招集し、慎重に審査を行いました。以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。

 議案第51号館山市議会議員及び館山市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、なぜこの時期の改正なのかと聞いたところ、本市においては公職選挙法の規定により、公費負担をすることができることから、本条例を制定しているところだが、今般公職選挙法施行令の改正が行われたことにより、この時期の改正になったとの説明がありました。

 議案第53号館山市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、公平委員会について聞いたところ、公平委員会は職員の勤務条件に関する措置の要求や不利益処分の審査、判定などを行う行政委員会のことであり、館山市は県内他市町村とともに共同処理団体になっていて、その事務局窓口は千葉県自治研修センター内にあるとの説明がありました。

 議案第54号館山市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、義務教育学校の前期課程とは小中一貫校の最初の6年間かと聞いたところ、学校の種類として義務教育学校があり、これは9年制の小中一貫校のことを指しており、その1年生から6年生までを前期課程、7年生から9年生までを後期課程というとの説明がありました。

 議案第60号平成28年度館山市一般会計補正予算(第4号)でございますが、債務負担行為に関して都市計画道路船形館山線整備事業の進捗状況を聞いたところ、本年8月末現在で面積ベースで40%を超える用地買収が完了しており、おおむね順調に進捗しているとの説明がありました。

 介護保険特別会計繰出金に関して、介護認定申請数の推移を聞いたところ、平成24年度は2,851件、平成25年度は2,962件、平成26年度は3,107件、平成27年度は3,198件であり、100件前後で増加しているとの説明がありました。

 ふるさと納税事務に関して、返礼品について総務省から注意喚起されているが、本市はどうなのかと聞いたところ、総務省の通知にのっとり、返礼品の選定をしているとの説明がありました。

 議案第63号平成28年度館山市一般会計補正予算(第5号)でございますが、災害復旧事業の財源割合は国で決められているのかと聞いたところ、災害復旧に係る工事の負担割合は国が3分の2、残りの3分の1を市が負担し、市の負担分について充当率100%の起債を充当することができ、その額の95%が交付税措置されるという負担関係になっているとの説明がありました。

 以上が質疑応答等の主なものであります。

 採決の結果、議案第51号ないし議案第54号、議案第60号及び議案第63号については、全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。

 以上、御報告申し上げまして、総務委員会委員長報告を終わります。



○議長(榎本祐三) 以上で委員長の報告を終わります。





△質疑応答



○議長(榎本祐三) ただいまの委員長報告について御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。





△討論



○議長(榎本祐三) これより討論を行います。

 通告はありませんでした。通告をしない議員で討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。





△採決



○議長(榎本祐三) これより採決いたします。

 採決は一括して行います。

 各議案についての委員長の報告は原案可決であります。各議案を委員長の報告どおり可決することに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(榎本祐三) 御異議なしと認めます。よって、各議案は原案どおり可決されました。





△議案の上程



○議長(榎本祐三) 日程第2、議案第55号乃至議案第57号及び議案第61号の各議案を一括して議題といたします。





△文教民生委員会委員長報告



○議長(榎本祐三) ただいま議題となりました各議案は、9月12日の本会議において文教民生委員会に付託されたものであります。

 よって、これより文教民生委員会における審査の概要につき、委員長の報告を求めます。

 文教民生委員会委員長石井敬之議員。御登壇願います。

         (文教民生委員会委員長石井敬之登壇)



◎文教民生委員会委員長(石井敬之) ただいま議題となりました議案第55号ないし議案第57号及び議案第61号にかかわる文教民生委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 去る9月12日の本会議におきまして本委員会に付託されました各議案につきまして、15日委員会を招集し、慎重に審査を行いました。以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。

 議案第55号館山市立博物館設置条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、今回の料金改定は老朽化が進んでいる施設の維持対策の意味もあると思うが、施設の現状と今後の改修予定はどうなっているか聞いたところ、御指摘のとおり、施設の老朽化が激しく、平成18年から平成27年までの間に予定外の改修工事が8件あり、合計で2,995万9,000円かかっている。現状も検査を受けるたびに改修するよう勧められている状況の中で、今後も改修項目がふえてくると思われるが、来館者に安心して見ていただけることを基本条件として、施設を維持し、運用していきたいとの説明がありました。

 また、入館者をふやすための対策について聞いたところ、企画展なども「里見」とか「八犬伝」というキーワードがつくと客数が非常に多くなる傾向がある。そのほかにもお祭り関係など多くの人が興味を持つようなテーマを表に出して、来客数の増を図っていきたいと考えているとの説明がありました。

 議案第56号館山市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、温水プールなどの施設で小中高生を統一料金にすることにより、中高生は少し安くなるものの、小学生は高くなるということについて、どう考えているか聞いたところ、これまで一般、中高生、小学生の3区分から、今回一般、高校生以下の2区分にした理由は、事務の簡素化、合理化が主な目的であり、あわせて料金設定も10円単位のものを全て50円単位、100円単位に改めた。一般料金の設定については、近隣市町との均衡を図りながら決めた。また、高校生以下を一般の半額としたのは、社会一般的な公共料金や施設使用料の設定を参考として決めたものであるとの説明がありました。

 議案第57号館山市老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、今回の料金改定は、審議会がないため答申を受けていない中で決定されている。事前にもっと丁寧に検討して決めるべきだったと思うが、どう考えているかと聞いたところ、過去3回実施したアンケートは、傾向をつかむものとして、その結果も踏まえて判断させていただいたものであるとの説明がありました。

 アンケートの実施時期について、平成21年度、23年度、24年度に実施されているが、なぜ今回の改定前に実施しなかったのか聞いたところ、平成21年度は料金改定を踏まえたアンケートであり、平成23年度と24年度は行財政改革で廃止という動きが出た中でのアンケートであった。内容については、過去3回のアンケートでおおむねの傾向はつかめているものと理解して、今回は実施しなかったとの説明がありました。

 湊の老人福祉センターの風呂については、週2回と出野尾への送迎1回と聞いているが、これは変更はないのか聞いたところ、現段階では変更の予定はないとの説明がありました。

 また、アンケート結果を見ると、利用者は施設の近隣の居住者が多数を占めており、利用状況に地域的な偏りがあることに公平性の面で問題を感じる。市全体で考えた場合、使用者に受益者負担として利用料の負担を求めることは妥当ではないかと思うが、どう考えるか聞いたところ、風呂に限って言えば、確かに利用者は限られているが、和室などその他の部分についてはリフレッシュ教室などを実施しており、市内全域から利用者が訪れているとの説明がありました。

 受益者負担という観点から考えると、入浴料を今まで無料でやってきたということに逆に不自然さを感じているが、この点についての考え方を聞いたところ、昭和45年に施設を開設した当初は、社会に貢献してきた方々のためのレクリエーション及び老人クラブ活動の場として施設全体を無料で使っていただくという方針で決められたものであり、当時は現在のような風呂だけの利用は想定していなかったものと考えるとの説明がありました。

 老人福祉センターの風呂については、多くの利用者に頼りにされている施設だということを十分理解した上での改正であってほしいと思うが、どう考えるのか聞いたところ、湊と出野尾の2つの施設の利用者の実人数は364名であり、その中で年間100回以上利用する人は41名、それ以外に週1回以上の利用者が67名いる。この合計108名で全体の約1万5,000回の利用回数の約8割を占めており、この方々は風呂の利用について、特に影響を受ける方々だと思っている。また、利用者の中には風呂が自宅にない人や健康上の理由から、1人で風呂に入るのが心配だという人など、生活支援として施設を頼りにしている人もいるので、条例の枠内での減免や政策的な対策等により、配慮していくべきものと考えているとの説明がありました。

 以上が質疑応答等の主なものであります。

 なお、吉田委員から議案第57号に対して修正案が提出されました。

 修正内容ですが、第8条第4項の改正規定中、浴室使用料「200円」を「100円」に修正するものであり、修正案の内容は以上であります。

 討論では、今回の入浴料一律200円ということについて、市民から多くの意見を聞いたが、いきなり200円にするのはどうかという意見が多かった。ほかにも現行の無料のままを望む意見もある中で、せめて100円にしてくれないかという意見もあった。今回の100円がきっかけで、さらなる値上げにならないかということが非常に心配なところであり、その点では全面的に賛成できるものではないが、一方で高齢者にとって自宅での風呂掃除は転倒や骨折の危険が高く、生活支援という面からも頼りにされている施設であるため、施設の維持存続という観点から、修正案に対し、賛成としたいとの討論がありました。

 採決の結果、議案第57号に対する修正案については賛成多数をもって可決され、修正可決した部分を除く原案については、全員一致をもって可決されました。

 議案第55号、議案第56号及び議案第61号については、全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。

 以上、御報告申し上げまして、文教民生委員会委員長報告を終わります。



○議長(榎本祐三) 以上で委員長の報告を終わります。





△質疑応答



○議長(榎本祐三) ただいまの委員長報告について御質疑ありませんか。

 室議員、その場所で。



◆2番(室厚美) 議案第57号についてお伺いいたします。

 委員会の中の議論についてですけれども、風呂の有料化によって、センターで入浴できなかった利用者の医療費や介護費が増加する可能性があるかどうかという議論はありましたでしょうか。



○議長(榎本祐三) 石井委員長。



◎文教民生委員会委員長(石井敬之) 室議員にお答えいたします。

 文教民生委員会の審査の中では、お尋ねの件に対する議論はありませんでした。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 室議員。



◆2番(室厚美) では、入浴料を200円から100円に変更すると、利用者数の減少がどの程度抑えられるかという議論はありましたでしょうか。



○議長(榎本祐三) 石井委員長。



◎文教民生委員会委員長(石井敬之) 室議員にお答えします。

 文教民生委員会の審査の中では、お尋ねの件に対する議論はありませんでした。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 室議員。



◆2番(室厚美) 最後に、老人福祉センターの施設存続のためには、風呂有料化以外の方策がないのか検討したかどうかという議論はありましたでしょうか。



○議長(榎本祐三) 石井委員長。



◎文教民生委員会委員長(石井敬之) 室議員にお答えいたします。

 文教民生委員会の審査の中では、お尋ねの件に対する議論はありませんでした。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 他に御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。





△討論



○議長(榎本祐三) これより討論を行います。

 討論は一括して行います。

 通告がありますので、順次発言を許します。

 3番石井敏宏議員。御登壇願います。

         (3番議員石井敏宏登壇)



◆3番(石井敏宏) まず、第1に、議案第55号館山市立博物館設置条例の一部を改正する条例の制定について反対討論します。

 まず、今議会、使用料、手数料の値上げの議案が多数出ていますが、総論を述べます。財政が非常に厳しいことは理解しています。しかしながら、使用料、手数料の値上げというのは使途が限定されない一般財源に入ることから、他の税金、例えばたばこ税や軽自動車税と同じく、実質的には増税です。そして、通常の税は高所得者が多く払う累進性をとっているのに対して、使用料、手数料は基本的には累進性がない人頭税の性質を持っていることから、低所得者に厳しい負担であり、慎重に検討すべきことです。にもかかわらず、市民の意見を聞かず、行革財政課という密室で結論ありきで進められた値上げのように感じられてなりません。

 また、審議会である行財政改革委員会も非公開であり、この使用料、手数料について十分な審議を行っていません。そもそも行財政改革は非公開のブラックボックスで行うものではなく、本来情報共有と住民参加のもとで行うものであり、基本の履き違えがあります。市民意見が反映されていないことから、基本的には賛成できない議案が多くなりますが、値上げに合理性があると考えられ、かつ小幅な値上げで市民生活への影響が小さいものだけ賛成し、それ以外は反対することにしました。

 さて、博物館の値上げに関しては、博物館法23条では原則無料としていることから、既に現状もグレーゾーンの違法状態にあると思いますが、これ以上の値上げはブラックな違法行為になると考えます。値上げより、むしろ市民限定の無料開放を行うなど、原則無料とした法律を守る努力をすべきです。

 一方、例外なき無料である図書館は、教養と文化の場としての立ち位置を確保していますが、それに対して博物館は何を目的にしているのか、料金体系と目的の整合性も図っておらず、迷走している感は否めません。ゆえに、博物館の値上げは違法であり、存在意義を見失っていることから反対いたします。

 続きまして、2番目、議案第56号館山市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について反対討論をします。この体育館や運動場などの値上げも市民意見の聞き取りがほとんどなされておらず、利用者がどれだけ生活における負担を感じるのか不明であることから反対します。

 続きまして、3番、議案第57号館山市老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論します。まず、原案の200円のほうですが、現場の意見、市民意見が踏まえられていないので、これはとても認められません。しかし、修正案のほうにつきましては、最低限の受益者負担という観点から100円はぎりぎり容認できることから賛成いたします。

 以上になります。



○議長(榎本祐三) 以上で3番石井敏宏議員の討論を終わります。

 次、14番内藤欽次議員。御登壇願います。

         (14番議員内藤欽次登壇)



◆14番(内藤欽次) こんにちは。議案第56号に反対いたします。

 体育館施設、スポーツ関係の使用料の値上げについてですが、経費の負担をさらにしてもらうというものですが、維持管理費、修繕費などは費用がかかるものは無論です。しかし、体を動かし、スポーツを楽しむことは心と体にとてもよく、市民の健康に大きく貢献していると思います。また、生きがいにもなっているのではないでしょうか。市民の健康を増大しているということは、医療関係、介護関係などは無論、生活の全ての点において大きく貢献しています。

 年はとっても健康であることが第一です。施設の使用が少な過ぎるからとの問題点はありますが、館山市全体がスポーツを楽しむ市としてつくり上げていく、このことのほうが大切ではないでしょうか。特に選手というものではなく、誰でも気軽に参加できるスポーツ、そういう催しなどを計画して、総ぐるみスポーツを考えていくことこそ必要だと思います。この値上げによって、施設使用者が減少するというようなことが考えられていますが、もってのほかです。値上げしなくても使用者を何らかの方法で2倍にすれば同じことだと思います。そのように誰でも数多くの人々が使用する方策を考えて努力すべきだと思います。

 以上が56号に対してですが、次、議案第57号に反対いたします。今までの館山市の無料の方針にどれだけ多くの人々が感謝していたことでしょうか。数字については、委員長さんが挙げましたが、お風呂がない家の方もおると思います。また、お風呂はあってもひとり暮らしという方も多くいたと思います。市が無料で入れるということは、市の温かさを感じた方はたくさんいたと思います。そのことが生きる勇気と元気を与えていたのではないでしょうか。館山市は住みやすい、優しいまちと思っていたでしょう。今後も修正案の100円を取ると言わずに、無料であり続けることをぜひともお願いいたしまして、57号の反対討論を終わります。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 以上で14番内藤欽次議員の討論を終わります。

 次、2番室 厚美議員。御登壇願います。

         (2番議員室 厚美登壇)



◆2番(室厚美) 議案第57号館山市老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についての修正案に反対の立場で討論いたします。

 まず、議案第57号原案についての考えを申し述べます。私は、次の5つの理由から原案に対しても反対です。第1は、現場の状況をきちんと把握できていないと思うからです。平成21年から23年度のアンケートで判明しているセンターのお風呂利用者像は、70歳以上が6割、独居の方が6割、自宅に風呂のない方が28%ということです。それ以外、経済状況などはわからないので、もしかしたら風呂利用者は一番の社会的弱者であるかもしれないという危惧は拭い去れません。そういう人たちから入浴料を徴収することで、生活の重要な基盤、健康増進の機会や安らぎの場を奪うことが懸念されます。風呂有料化により、利用者は半減する可能性があると市は仮定しています。それでも入浴料を徴収するのは目的にかなうことでしょうか。老人福祉法では、「老人に対する健康の増進、レクリエーションのための便宜を総合的に供与し、もって福祉の増進を図る」とその目的が規定されています。実際には有料化で入浴できなくなる人が何人になるのかはっきりせず、またその人たちへの対応もまだ決まっていないのに、とにかく利用料を徴収しようという安易なやり方は容認できません。そんなに一刻を争うことでしょうか。

 この議案を議論するに当たり、一体何人が現場に足を運んだでしょうか。入浴者の声は、入浴者にいつも接している管理人の方の声は聞いているのでしょうか。数年前のアンケート調査の数値だけを根拠にしており、市民と真摯に向き合う姿勢が残念ながら全く感じられません。私は、現場を知らずに結論を下せないと思ったので、利用者や管理人の話を聞いてきましたが、現時点では風呂有料化の判断材料不足と言わざるを得ません。

 第2の理由は、風呂有料化で本当に経費削減につながるか不明だからです。利用者の目的は、経済面もさることながら、高齢者の自宅での入浴は風呂掃除が大変、入浴中の看病や事故が不安という人もいます。利用者との交流を楽しみにしてくる人もいます。

 一方、高齢者の入浴は、身体の清潔のみならず、血液の循環をよくし、新陳代謝の促進、感染予防、ストレス解消など介護予防の効果もあります。入浴者が半減すれば、自宅の風呂に入ってけがをしたり、ひとり暮らし高齢者のひきこもりがふえることも含め、かえって医療費や介護費がふえないとも限りません。医療や介護など、高齢者福祉全体としてどの程度の経費をかけるのか、その中で老人福祉センターをどう位置づけるのか、総合的な視点が見当たりません。医療費削減のために予防に力を入れていることと矛盾はないでしょうか。

 第3に、施設存続のためにという理由を錦の御旗のように掲げていますが、入浴料を徴収すれば施設が存続できるという根拠は示されていません。また、例えば経費削減のための方策や反対に利用者をふやす方策など、十分に検討された形跡も認められません。施設存続のためにできることはほかにはないのでしょうか。

 第4に、受益者負担の考え方にも疑問があります。入浴施設がレクリエーション目的か生活支援の色彩の濃いものか、議場でははっきりしませんでしたが、それにより受益の意味合いも変わってきます。文教民生委員会では、利用者が近隣住民に偏っていて不公平だから利用者に負担させるべきだという意見もありましたが、それは利用者のせいではないでしょう。せっかくの施設を市内全域の人たちが使えるような方策を考えるのは市の責任です。利用者が倍になれば、使用料を徴収するとしても半額で済むし、老人福祉センターの目的にもかなうことです。

 第5に、近隣市との比較の方法にも疑問があります。天然温泉で御影石等も使っている鋸南町の笑楽の湯と同列には比較できないでしょう。民間の銭湯だって料金に見合う設備となっているはずです。湊では、風呂が無料にもかかわらず、施設利用者の約半数しか入浴しないのはなぜでしょうか。有料化するなら、それにふさわしい施設整備も必要なはずですが、その計画も聞いていません。また、鴨川市のように無料のところもあります。

 以上が議案そのものに対する反対理由です。今後はもっと丁寧に検討して、議会で数値を踏まえた議論ができるよう、十分な判断材料をそろえてから議案を上げていただけるよう要望いたします。

 また、修正案についても現時点で、たとえ入浴料を200円から100円に下げるとしても、その金額の根拠も不明ですし、現場の認識不足という根本的な問題解決にはならないため、賛成しかねます。今回入浴料算定に当たって、利用者1人当たりのコストをもとに計算していますが、利用者が半減すれば1人当たりのコストは倍になるため、今後の値上げの言いわけも既に準備されているとも言えるのではないでしょうか。

 以上で議案第57号の修正案に対する反対討論といたします。



○議長(榎本祐三) 以上で2番室 厚美議員の討論を終わります。

 次、4番森 正一議員。御登壇願います。

         (4番議員森 正一登壇)



◆4番(森正一) 議案第57号館山市老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についての修正案に関しまして賛成の立場から討論いたします。

 私は、館山市の財政が極めて厳しいことは認識しており、執行部がこのたび各種の使用料、手数料の値上げを検討し、上程したことに対して異論はございません。しかしながら、これらの値上げは利用する市民の実態を十分に把握し、市民にお願いをし、協力していただくという姿勢が必要不可欠の要件だと思います。そうでなければ、館山市を日本一住みやすいまちにするという市長のキャッチフレーズに市民の共感は得られません。

 残念ながら、このたびの老人福祉センターの入浴料の値上げについては、利用者の実態調査等が十分にはなされておらず、また200円という浴室使用料の金額に関しての妥当性についても、また減免の適用規定を含め、不十分であると言わざるを得ません。当該施設は、高齢者の交流レクリエーションの施設として開設されたという経緯ではございますが、実態としては自宅に浴室がなかったり、浴室があっても経済的な理由から当該施設の浴室を利用している御高齢の方がほとんどであり、老人福祉センターの浴室が生活支援という重要な役割を担っていることを私たちはしっかりと認識する必要があると思います。

 また、以前に行ったアンケート結果からもわかりますように、他の利用者との交流を楽しみに通っている方も多く、高齢者の憩いの場となっているということも忘れてはなりません。受益者負担を求めることは今日の館山市の財政運営に必要なことも理解しますが、さきに述べました当該施設の利用者の実態及び過去に実施しました3回の老人福祉センターアンケート結果を考慮すれば、原案200円の徴収を100円に減額する修正案は極めて理にかなった適切なものと考え、賛成するものです。

 以上で私の賛成討論を終わります。



○議長(榎本祐三) 以上で4番森 正一議員の討論を終わります。

 以上で通告者による討論を終わりますが、通告をしない議員で討論ありませんか。

 5番瀬能議員。御登壇願います。

         (5番議員瀬能孝夫登壇)



◆5番(瀬能孝夫) 議案第57号についてでございますが、今回の施設使用料改定につきましては、原案200円の料金徴収を支持する立場から討論させていただきます。

 本市は、これまで行財政改革を推進するため、有益性のある事業の選択や痛みを伴う歳出削減への努力を続けてこられた点に対しまして評価したいと思っています。同時に、自主財源の増収に資する取り組みもお願いしたいところですが、議員もその責任を担っておりますので、2013年12月議会におきまして、同様の旨を本会議で訴えさせていただきました。

 本年の27年度決算における経常収支比率は94.8%であり、70から80%が望ましい状態ですから、遠く及ばない状態にあります。また、法人税収が前年比で10%もの落ち込みをしており、本市は地方交付税に頼らざるを得ませんが、その交付される比率も大きいことなど、本市における財政状況はよく理解されておられることと思います。この状況を改善するためには行政経営改革という視点を養いたいと痛感します。

 戦後の日本が荒廃の中から復興と、さらには高度経済成長を遂げることができたのは、地域の公共サービスを全て行政が担い、民間は経済活動に専念できたからだと言われています。この認識が現在まで続いていることによって、最も不都合になってしまった点は、経済の低迷と人口減少による行政の財源不足への認識であります。行政経営改革とは、これまでの行政システムを行政自身と住民の双方がともに意識改革をすることであります。すなわちこれからの事業の選択は、より公益性の強い施策に収れんされていくということが求められるということです。

 今回老人福祉センターの入浴料を200円徴収するとした案に対して、文教民生委員会では100円に修正されました。まず、有料化につきましては、税で運営されるものでありますので、そのコストの一部を利用者に御負担をお願いするということと、また2カ所あるお風呂を一度も利用したことがないという市民の方も大勢いらっしゃいますので、税の公平性から見ても受益者負担については説明ができると考えます。

 次に、料金の200円が不当に高いか、あるいは納得する額なのかについてですが、ちなみに銭湯の大人料金は東京は10円、埼玉は20円ともにことし値上げになり、東京は460円、埼玉県では430円になりました。銭湯の入浴料金は、物価統制令に基づく統制料金であります。組合からの料金改定申請を受け、審議会に諮問し、その答申を踏まえて知事が上限額を決定するものです。このように料金値上げの流れの中にあって、本市の設定200円は一般相場の半額以下であり、我々は一つの公共料金が市場原理に外れているか否かの客観的な判断も養いたいと思います。

 そもそも無料から200円にするとした心情は理解できますが、議員は極力エモーショナルによって立つ政策判断は排除すべきと思いますし、同様に政策立案能力も求められますが、対案として100円を示された理由、その背景がよくわかりません。

 施設の年間維持費は2,000万円で、そのうち風呂には1,000万円かかると伺っています。年間の利用者は延べ1万5,000人ほどですので、全員から200円を徴収しても300万円です。1,000万円の経費に対して300万円の経費負担をお願いすることは、ごく自然な道理であると思います。命に直接かかわる医療費でさえ、健康保険料を払った上に、通常3割の自己負担をしているわけですから、運営費3割負担の料金設定には医療、福祉の面からも全く問題ないものと考えます。原案の200円では、今まで年間1,000万円かけていた経費が300万円減ることになりますが、それでも税金を年間700万円投入しなければなりません。これが修正案100円の場合は、経費負担が850万円になってしまう提案であるということです。

 我が郷土が舞台の「南総里見八犬伝」には、「枝をためて花を散らす」という一節があります。少し直そうとして、かえって根幹部分を致命的に壊してしまう例えです。

 以上をまとめますと、今回の入浴料200円は税の公平性から見て受益者負担の道理はもっともでありますし、料金設定から見た利用者と税の負担割合にも妥当性があり、その料金設定についても問題視される理由が見つかりません。施設の維持費を助けると同時に、限られた財源を有効に活用するため、現実の財政状況に向き合っており、むしろ自主財源のさらなる確保を求めない姿勢のほうが問題であると言えます。将来を見据えた自治体経営改革の観点からは、行政自身が収入増を目指すことと公共性の高い事業の選択が大変重要になってまいります。

 以上の理由から、原案200円を支持いたします。議員各位の賢明な判断を求めたいと思います。



○議長(榎本祐三) 以上で5番瀬能孝夫議員の討論を終わります。

 他に討論ございませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。





△採決



○議長(榎本祐三) これより採決いたします。

 採決は分割して行います。

 まず、議案第55号について起立により採決いたします。

 本案についての委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長の報告どおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

         (賛成者起立)



○議長(榎本祐三) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第56号について起立により採決いたします。

 本案についての委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長の報告どおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

         (賛成者起立)



○議長(榎本祐三) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

 次に、議案第57号について起立により採決いたします。

 本案についての委員長の報告は修正でありますので、まず委員会の修正案を起立により採決いたします。委員会の修正案に賛成の皆さんの起立を求めます。

         (賛成者起立)



○議長(榎本祐三) 起立多数であります。よって、委員会の修正案は可決されました。

 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について起立により採決いたします。修正部分を除くその他の部分を原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

         (賛成者起立)



○議長(榎本祐三) 起立多数であります。よって、修正部分を除くその他の部分は原案どおり可決されました。

 次に、議案第61号について採決いたします。

 本案についての委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長の報告どおり可決することに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(榎本祐三) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。





△議案の上程



○議長(榎本祐三) 日程第3、議案第58号、議案第59号及び議案第62号の各議案を一括して議題といたします。





△建設経済委員会委員長報告



○議長(榎本祐三) ただいま議題となりました各議案は、9月12日の本会議において建設経済委員会に付託されたものであります。

 よって、これより建設経済委員会における審査の概要につき、委員長の報告を求めます。

 建設経済委員会委員長龍? 滋議員。御登壇願います。

         (建設経済委員会委員長龍? 滋登壇)



◎建設経済委員会委員長(龍?滋) ただいま議題となりました議案第58号、議案第59号及び議案第62号にかかわる建設経済委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 去る9月12日の本会議におきまして本委員会に付託されました各議案について、9月14日に委員会を招集し、慎重に審査を行いました。以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。

 議案第58号館山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、ごみ袋の切りかえ時の対応について配慮が必要ではないかと聞いたところ、周知期間の中で対応したいと思うが、いま少し議論をさせてほしいとの説明がありました。

 委員からは、手元に残ったものが全く使えなくなるようなことのないようにしてほしいとの意見がありました。

 来年4月までに在庫ははけるのかと聞いたところ、販売実績等を見込むと、45リットルと20リットルの袋はぎりぎりか少し足りない、10リットルについては20箱程度残るのではないかと予測しているとの説明がありました。

 以前の赤文字の指定袋はどのくらい残っているのかと聞いたところ、45リットルが1箱500枚で約300箱、20リットルが約700箱、合計約1,000箱あるとの説明がありました。

 現在何に使っているのかと聞いたところ、ごみゼロ運動やクリーン作戦などに活用しているとの説明がありました。

 また、1,000箱の製造価格は幾らかと聞いたところ、合計で約260万円であるとの説明がありました。

 委員からは、販売計画や消費の見込みに十分注意し、余ることのないようにしてほしいとの意見がありました。

 新旧どちらの袋も使える期間を設けるような対応ができないか聞いたところ、取り扱い店や袋自体に来年4月以降、使えないことを表示すること等で周知するような対応を検討していきたいとの説明がありました。

 この値上げをしないと、ごみ処理事業がうまくいかなくなるのかと聞いたところ、受益者の負担割合が使用料・手数料の設定に関する基本方針に示す25%に満たないので、今後の維持管理を続けていくためにも料金を改定させていただきたいとの説明がありました。

 周辺他市町との比較について聞いたところ、南房総市は45リットルの袋が1枚52円、30リットルが42円、20リットルが31円、10リットルが16円、鴨川市は45リットルが50円、20リットルが20円となる。鋸南町は南房総市と同一であるとの説明がありました。

 これに対し、館山市が他市より高いことになるので、周知するのが難しいのではないかとの意見がありました。

 前回値上げしたのはいつかと聞いたところ、平成21年1月であるとの説明がありました。

 一般事業系のごみ処理手数料の比較はしているのかと聞いたところ、産業廃棄物について、南房総市が10キログラムにつき154円、鴨川市が120円、鋸南町は南房総市と同額であるとの説明がありました。

 し尿処理について今後減少していく中で、市の補助金で対応するのか、今後の手数料の値上げで対応するのかと聞いたところ、今後自助努力をお願いしたいとの説明がありました。

 その他の一般廃棄物を180円とした部分は、他市町も産業廃棄物と同額かと聞いたところ、そのとおりであるとの説明がありました。

 なぜ30円も一挙に上げるのかと聞いたところ、一律に20%増としたとの説明がありました。

 委員からは、他市町との均衡を意識した値上げ幅にできなかったのか、他市町と比較して明らかに高いので、修正案を出すしかないとの発言がありました。

 その後、150円から180円に値上げすることについて、一般家庭から出るものについては100キログラム以上のものはほとんどなく、事業系の一般廃棄物については、事業者が負担するものである。館山市では、消費税率が改定されたときも値上げはしていない。また、今回の使用料、手数料の改定についての基本的な考え方として、平成17年度の使用料・手数料の設定に関する基本方針に基づくものであるが、実際は施設の老朽化が激しく、安定的なサービスを提供するためにも手数料の改定をお願いしたいとの説明がありました。

 議案第59号館山市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、業者に対する周知はどのようにしていくのかと聞いたところ、定期的に公園に来場しているバスツアー会社や、その他考えられる業者に直接連絡するとともに、市のホームページや広報紙などを通じ、あらゆる機会を捉えて周知していきたいとの説明がありました。

 平日に徴収することを考えなかったのか聞いたところ、費用対効果について議論し、検討した中で、3月15日から5月15日までの土日、祝日に徴収するのが効果的であるとの結論となったとの説明がありました。

 議案第62号平成28年度館山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、今回は資本費平準化債の減額補正ということだが、今後の市債の見込みはどうなっているのかと聞いたところ、償還額について現状では平成34年、35年あたりの約4億3,000万円をピークとして今後減少していくとの説明がありました。

 また、整備区域が決まったことで余剰地の利用はどうなるのかと聞いたところ、今後の事業の展開によって考えていくとの説明がありました。

 以上が質疑応答等の主なものであります。

 なお、榎本委員から議案第58号に対する修正案が提出されました。

 修正内容ですが、その他の一般廃棄物の手数料及び産業廃棄物の処理手数料を10キログラムにつき180円から160円にするものです。

 修正案の内容は以上であります。

 次に、討論では、議案第58号に対し、市民には納得がいかないことが多い。また、値上げが弱者に対する負担が大きい。また、受益者負担一律25%というのも納得できないので、反対するとの討論がありました。

 採決の結果、議案第58号に対する修正案については賛成多数をもって可決され、修正可決した部分を除く原案についても賛成多数をもって可決されました。

 議案第59号及び議案第62号については、全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。

 以上、御報告申し上げまして、建設経済委員会委員長報告を終了します。



○議長(榎本祐三) 以上で委員長の報告を終わります。





△質疑応答



○議長(榎本祐三) ただいまの委員長報告について御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。





△討論



○議長(榎本祐三) これより討論を行います。

 通告がありますので、順次発言を許します。

 10番今井義明議員。御登壇願います。

         (10番議員今井義明登壇)



◆10番(今井義明) 議案第58号館山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例における修正議案に反対の立場から討論いたします。

 本議会における一連の条例改正案は、館山市行財政改革委員会において平成17年に策定した使用料・手数料の設定に関する基本方針に基づき、適正な受益者負担を市民の皆様に求め、将来における健全な財政運営を図ることを目的としているものであります。その館山市の基本方針では、住民間の受益の公平性を図る必要のあるそれらのサービスについては、処理経費に対して25%の受益者負担を求めることとしており、おおむね5年ごとに見直しを行うこととなっております。このことから、去る6月に行われました環境審議会に諮問し、今回の改正案となったと私は理解をしております。このような理念のもと、ごみ処理に係る経費の約8億4,000万円に対し、その25%となる約2億円程度を市民や民間事業経営を営む事業者などの受益者から求めようとするものであります。

 その増加する負担割合についてですが、当初の原案においては、可燃物用指定袋の改正における市民の皆様に対する負担増加、それと事業系廃棄物の持ち込みにおける事業者の方々に対する負担増加、これを等しく2割増加を目安に改正するものでありました。しかしながら、修正議案においては、市民負担が20%増加するのに対しまして、事業者の負担は7%の負担増加にすぎません。

 廃棄物の処理及び清掃に関する法律における国の指針によりますと、事業系廃棄物の経費負担は排出事業者がみずからの責任において適正に処理することが義務づけされ、処理に係る原価相当の料金を徴収することが望ましいとされており、本来であれば排出された事業者に対する負担増加率のほうが、いわゆる事業者の負担割合が市民の皆様に対する負担率より多くなるべきであろうと私は考えます。しかしながら、修正議案においては、市民の皆様に対する負担増加と事業者の方々に対する負担増加が逆転をしており、負担の公平性との観点からいかがなものかと私は考えております。これらのことが現実的に実行されることとなれば、年間約1,100万円の財政効果が失われる事態となり、これにより他の事業、それらが縮小されるか、できなくなるおそれも考えられ、市民サービスの低下にもつながりかねません。行政財政改革を推進すると言いながら、こういうことでよろしいのかと考えるところでございます。行財政改革の停滞は、自治体の財政状況の悪化を招きます。私は、強い意思で原案のとおり実施されることを支持いたします。

 次に、設定料金でございますが、さきの建設経済委員会においては、鴨川市における事業系一般廃棄物の指定料金の120円と比較して原案の180円との差が著しく大きいとの議論もあったところでありますが、県内全体での比較をしてみますと、200円を超える自治体は16団体、原案の180円はちょうど中間設定となるもので、この料金が著しく高いとは思えません。

 ごみ処理の広域化を考えますと、近隣自治体とある程度料金体系をそろえることも大切な視点である思われますが、館山市は平成26年に実施された消費税率8%への引き上げ時にも改正は行っておらず、廃棄物の処理に対する考え方や処理に係るコストは各自治体ごとに事情はさまざまであると考えます。館山のごみは館山の事情で処理をしており、独自路線の考え方もあってもいいのではないでしょうか。

 中小企業対策や地域産業支援などの観点からすれば、事業系廃棄物に関する負担においては、ある一定の料金水準を考慮することも必要であろうかと思われます。先ほど申し上げた国の指針を考えますと、事業者にそれ相当の負担もありであると考えます。大切なことは、適正な受益者負担を求めることも重要でありますが、今回の料金改正に伴い、市民の皆様にも排出事業者の方々にも館山市における廃棄物処理の現状を知っていただき、排出抑制に向けた意識の向上とごみの減量化につなげることだと考えております。館山市の厳しい財政状況を鑑みても、原案の料金改定は妥当な料金設定と言えるのではないでしょうか。

 私は、以上述べました理由から、修正議案に反対をいたします。



○議長(榎本祐三) 以上で10番今井義明議員の討論を終わります。

 次、3番石井敏宏議員。御登壇願います。

         (3番議員石井敏宏登壇)



◆3番(石井敏宏) 議案第58号館山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。

 まず、修正部分、つまり修正案について賛成いたします。原案は、行財政改革の一環として、ごみ処理手数料を一律2割値上げしようとしたものですが、建設経済委員会での修正案の提案理由は、近隣市町との価格差が大き過ぎるというものでした。館山市は、かつてペットボトルの処理事業において、近隣市町の価格を把握せず、南房総市の約3倍の価格で同じ業者に随意契約していたことが指摘されたことから、近隣市町との価格との均衡については、その必要性を十分認識していたはずです。したがって、執行部が館山市の価格を値上げする場合は、近隣市町の価格が館山市よりも高いので、それに合わせると説明してきたと思います。しかしながら、現状の150円は南房総市、鋸南町の154円からは4円安いものの、鴨川市の120円から比べると30円も高いわけで、他市町の価格との均衡を考えたら、原案の180円では南房総市、鋸南町とは26円、鴨川市とは60円も高くなり、余りにも価格差があり過ぎて市民の理解は得られないものと考えます。

 修正案の160円でも鴨川市から比べると40円、南房総市、鋸南町に比べると6円高くなりますが、行財政改革の必要から考えますと、修正案が妥当であると考え、賛成するものです。

 一方、修正部分以外の原案については、これは反対いたします。ごみ袋代の値上げですが、ごみの削減努力を促すことから、合理性自体はあると考えております。しかし、市民が最も関心が高く、かつ市民生活への影響が大きいにもかかわらず、市民意見を聞かないことは大きな問題であり、このことから賛成は見送り、反対いたします。

 し尿処理手数料については、平成24年に5割近い大幅値上げをしたこと、またし尿処理手数料を上げても削減努力というものはできませんから、市民負担が増すだけとなりまして、反対いたします。

 以上、修正案は賛成、それ以外は反対との討論といたします。



○議長(榎本祐三) 以上で3番石井敏宏議員の討論を終わります。

 次、18番鈴木順子議員。御登壇願います。

         (18番議員鈴木順子登壇)



◆18番(鈴木順子) 議案第58号館山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案、修正ともに反対の討論をいたします。

 本議案は、し尿処理手数料、可燃物用指定袋、一般廃棄物処理手数料及び産業廃棄物の処理の費用についての改正をしようとするものでありますが、改正内容のうち、可燃物用指定袋、いわゆるごみ袋の一部値上げを含む型式、色の見直しですが、本会議や委員会での質疑において明らかになったのが旧赤文字の指定袋の残数が45リットル300箱、20リットル700箱、総数1,000箱あったこと、当時の販売価格にすると1,150万円という驚きの数字であります。

 このたびの改正の背景には、第2次館山市行財政改革方針によるものと説明をされました。袋の大きさが20リットル、10リットルと廃止し、30リットル、15リットルを新設すると提案されたのは、利用率を精査した結果と見て理解をいたしますが、1,000箱もの赤文字袋を残していることは到底容認できるものではなく、チェックの甘さがあったと強く指摘をいたします。赤文字袋は、ボランティア袋として利用するとの説明がありましたが、1,000箱全てを消化するのに約10年かかるとのことです。果たして傷まないのでしょうか。建設経済委員会でも指摘があったように、ひたすらボランティア袋として利用し続けることより、安価で金属やプラスチック包装、ペットボトル用として販売するなど考えてみるのも方法ではないでしょうか。知恵を出し合ってみたらいかがでしょうか。

 市民のごみの排出については、ルールを守らない方が一部いることは残念ながら御承知のとおりでありますが、その一方で家庭においてはごみを出さない工夫をしたり、ごみ搬出場所を当番や、あるいは個人で掃除をしたりと意識している方々がたくさんいます。市民に負担を求めるのであれば、無駄を出さない努力を市はするべきではないでしょうか。

 最後に、執行部に一言申し上げます。同じ環境課内の案件とはいえ、それぞれが異なるものではなかったのか、別々に提案をしたほうがよかったのではないでしょうか。一括提案したことを今後考えていただきたいと指摘をし、議案第58号に対しての反対討論といたします。



○議長(榎本祐三) 以上で18番鈴木順子議員の討論を終わります。

 以上で通告者による討論を終わりますが、通告をしない議員で討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。





△採決



○議長(榎本祐三) これより採決いたします。

 採決は分割して行います。

 まず、議案第58号について起立により採決いたします。

 本案についての委員長の報告は修正でありますので、まず委員会の修正案を起立により採決いたします。委員会の修正案に賛成の皆さんの起立を求めます。

         (賛成者起立)



○議長(榎本祐三) 起立多数であります。よって、委員会の修正案は可決されました。

 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について起立により採決いたします。修正部分を除くその他の部分を原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

         (賛成者起立)



○議長(榎本祐三) 起立多数であります。よって、修正部分を除くその他の部分は原案どおり可決されました。

 次に、議案第59号及び議案第62号について採決いたします。

 両議案についての委員長の報告は原案可決であります。両議案を委員長の報告どおり可決することに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(榎本祐三) 御異議なしと認めます。よって、両議案は原案どおり可決されました。





△議案の上程



○議長(榎本祐三) 日程第4、認定第1号乃至認定第5号、平成27年度各会計決算を一括して議題といたします。





△決算審査特別委員会委員長報告



○議長(榎本祐三) ただいま議題となりました各会計決算は、9月14日の本会議において決算審査特別委員会に付託されたものであります。

 よって、これより決算審査特別委員会における審査の概要につき委員長の報告を求めます。

 決算審査特別委員会委員長鈴木正一議員。御登壇願います。

         (決算審査特別委員会委員長鈴木正一登壇)



◎決算審査特別委員会委員長(鈴木正一) ただいま議題となりました認定第1号ないし認定第5号にかかわる決算審査特別委員会において審査経過並びに結果について御報告申し上げます。

 去る9月14日の本会議におきまして本委員会に付託されました各会計決算につきまして、20日委員会を招集し、審査を行いました。以下、委員会におきます質疑応答等、整理いたしまして、その概要を御報告申し上げます。

 まず、一般会計、歳出であります。第2款総務費についてであります。防災用品備蓄事業に関して、防災用品期限が来たものをどうしているのかと聞いたところ、期限が迫ってきたものについては、市の防災訓練で使用したり、各地区自主防災会の訓練に提供したりしているとの説明がありました。

 また、防災用品配置のバランスは問題ないかと聞いたところ、今後避難場所の状況に応じて補充していくとの説明がありました。

 次に、第3款民生費についてであります。学童クラブ運営委託事業に関して、委託料の内訳について聞いたところ、人件費、交通費、法定福利費の合計で4,065万7,000円、保険料、研修費等1,719万6,000円であり、人件費は実績により精算することになっているとの説明がありました。

 また、九重地区の学童クラブ整備状況について聞いたところ、現在は地区公民館の和室を利用して実施しているが、公民館利用者との協調ができているので、当面現状のままでいくが、財政状況により、整備していきたいとの説明がありました。

 生活保護事業に関して、館山市は生活保護世帯が590世帯、727人であるが、安房3市1町の比較について聞いたところ、平成28年3月現在、鴨川市は226世帯、274人、南房総市が272世帯、310人、鋸南町が76世帯、84人で、保護率では館山市が15.37パーミル、鴨川市は8.11パーミル、南房総市7.98パーミル、鋸南町が10.52パーミルとなっており、館山市は他市町よりも保護率が高いとの説明がありました。

 次に、第4款衛生費についてであります。安房郡市広域市町村圏事務組合ごみ処理広域化推進費負担金に関して、環境影響評価について聞いたところ、環境影響評価は実施していないと聞いているとの説明がありました。

 購入した土地の利用目的について聞いたところ、持ち分として保有しているため、特に利用目的は考えていないと聞いているとの説明がありました。

 また、購入した土地に入会権は発生しているのかと聞いたところ、入会権は発生していると聞いているとの説明がありました。

 次に、第6款農林水産業費についてであります。有害鳥獣対策事業に関して、わなの管理状況について聞いたところ、個別のわなの管理については、貸し出した使用者に委ねている状況であり、市が点検したことはないとの説明がありました。

 また、決算額が予算額よりも少なかった理由について聞いたところ、補正予算で捕獲頭数等の見込みをふやしたが、実績が見込みに達しなかったためであるとの説明がありました。

 食のまちづくり推進事業に関して、基本設計により事業を進めていくのかと聞いたところ、民間事業とは基本設計を参考として協議を行って事業を進めていくとの説明がありました。

 次に、第7款商工費についてであります。プレミアム商品券発行支援事業補助金に関して、プレミアム商品券は全て使用されたのか聞いたところ、換金されたのは総発行額3億6,000万円の99.8%の3億5,927万円であるとの説明がありました。

 また、地域経済の活性化は図られたのかと聞いたところ、館山市商業協同組合が実施した館山市プレミアム商品券事業による経済効果測定調査結果報告書においては、プレミアム商品券事業の実施を契機とした新たな消費が8,955万円であり、地域経済の活性化が図られたと総括されているとの説明がありました。

 次に、第8款土木費についてであります。道路維持補修事業に関して、法定外道路補修工事の内容について聞いたところ、水路の破損、赤道の路肩の損傷などであるとの説明がありました。

 道路新設改良事業に関して、要望のうち、未着工のものはどれくらいあるのかと聞いたところ、維持補修事業を含めて約120件であるとの説明がありました。

 また、二子地区の市道9052号線の開通見込みについて聞いたところ、平成32年供用を目指し、地権者と鋭意交渉を進めているとの説明がありました。

 次に、第9款消防費についてであります。安房郡市広域市町村圏事務組合常備消防費負担金に関して、館山市は8億1,067万7,000円であるが、安房郡市他市町の負担金額を聞いたところ、鴨川市6億662万1,000円、南房総市7億385万4,000円、鋸南町1億7,286万5,000円であると聞いているとの説明がありました。

 消防団活動事業に関して、消防団員報酬と費用弁償の支払い先を聞いたところ、報酬は個人の口座に振り込む手続をとっており、費用弁償は各部部長を代表受領者として、部長指定の口座に振り込んでいるとの説明がありました。

 また、女性消防団員の募集について聞いたところ、従前から消防団員は男女を問わず募集しているが、消防委員会から女性消防団員の募集に注力する必要があるとの答申をいただいているとの説明がありました。

 次に、第10款教育費についてであります。図書館運営事業に関して、読書通帳の成果について聞いたところ、徐々に登録者数がふえているとの説明がありました。

 学校給食センター施設整備事業に関して、近隣住民説明会に関する情報提供について聞いたところ、実施設計は完了していないが、近隣住民説明会で使用した資料については早急に提示したいとの説明がありました。

 次に、歳入であります。第6款地方消費税交付金であります。地方消費税交付金の増加により、消費税増税は館山市の財政にとってマイナスになっていないのではないかと聞いたところ、交付金はふえるが、その分基準財政収入額に全額算入されているため、厳しい状況は変わらないとの説明がありました。

 次に、介護保険特別会計についてであります。地域包括ケアシステムの構築に関して、地域ケア会議の今後の展開について聞いたところ、地域ケアの個別会議が那古、船形地区で行われており、圏域でふやしていきたいと考えているとの説明がありました。

 以上が質疑応答等の主なものであります。

 次に、討論であります。

 第1点目、いろいろ議論があったが、広域ごみ処理の経費負担が大きくのしかかっている。今議会で提出された使用料改定の議案は、市民の目からはその反映と見られている。広域ごみ処理事業の経過の責任が明らかになっておらず、原因究明を行う必要がある。現在安房郡市広域市町村圏事務組合は理事長が決定していないのにもかかわらず、次の候補地選定を推し進めようとしている。第2点目、経常収支比率は改善されているが、依然不安感が払拭されていない。第3点目、船形バイパスの整備事業など財政負担が大きい。以上の理由から認定第1号には反対するとの討論がありました。

 採決の結果、付託を受けました認定第1号は賛成多数をもって、認定第2号ないし認定第5号の各会計決算については全員一致をもって、それぞれ認定すべきものと決しました。

 以上、本委員会における審査の概要につきまして御報告申し上げ、決算審査特別委員会委員長報告を終わります。



○議長(榎本祐三) 以上で委員長の報告を終わります。





△質疑応答



○議長(榎本祐三) ただいまの委員長報告について御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。





△討論



○議長(榎本祐三) これより討論を行います。

 討論は一括して行います。

 通告がありますので、発言を許します。

 14番内藤欽次議員。御登壇願います。

         (14番議員内藤欽次登壇)



◆14番(内藤欽次) 認定第1号、平成27年度一般会計決算に反対の立場で討論に参加します。

 まず、第1に、広域ごみ処理場建設にかかわる経費負担のことです。安房広域全体にかかった経費は約2億1,000万、館山市の負担は約1,800万です。これは建設場所が南房総市の大貫地域に決定された後に使用されたものです。ところが、報道でも明らかなように、大貫の土地は購入することができないことが明白になりました。現在建設は振り出しに戻り、宙に浮いたままです。今までかけた経費は全く無駄になってしまいました。この責任はどこにあるのか、防ぐことはできなかったのか。今回の議会の中でも発言がありましたが、まだ解明されておりません。さらに、理事長であった館山市長は辞任しました。まだ後任は選出されておりません。これらの問題はきちんと市民の前で明らかにし、二度とこのような事態が起こらないよう、市民に納得させるべきではないでしょうか。ごみ処理場建設は、それらの手続を踏んでから前に進むべきではないでしょうか。

 第2に、経常収支比率が少し改善されたとはいえ、依然として市財政が不安定であるということです。経常収支比率の改善は、専ら国や県からの依存財源の増加があったからによるものです。自主財源の改善こそ必要です。県の平均値よりもずっと高くなっております。

 第3に、市債残高が平成24年度から増加傾向になってきています。平成27年度もその傾向を改善することができませんでした。

 第4に、市の財政が逼迫しているところに不急な大事業、船形バイパスの建設に何十億円の経費をかけています。こういうことこそ考えるべきではないでしょうか。

 以上などの理由により、平成27年度決算には反対いたします。



○議長(榎本祐三) 以上で14番内藤欽次議員の討論を終わります。

 以上で通告者による討論を終わりますが、通告をしない議員で討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。





△採決



○議長(榎本祐三) これより採決いたします。

 認定第1号平成27年度館山市一般会計歳入歳出決算の認定について採決いたします。

 本決算についての委員長の報告は認定であります。本決算を委員長の報告どおり認定することに賛成の皆さんの起立を求めます。

         (賛成者起立)



○議長(榎本祐三) 起立多数であります。よって、本決算は認定することに決しました。

 次に、認定第2号乃至認定第5号の各会計決算を一括して採決いたします。

 各決算についての委員長の報告は認定であります。各決算を委員長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(榎本祐三) 御異議なしと認めます。よって、各決算は認定することに決しました。





△議案の上程



○議長(榎本祐三) 日程第5、議案第64号及び議案第65号を一括して議題といたします。





△提案理由の説明



○議長(榎本祐三) 議案の説明を求めます。

 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 議案第64号及び議案第65号館山市教育委員会委員の任命について提案理由を説明いたします。

 館山市教育委員会委員中、2名の委員の任期が本年9月30日をもって任期満了となりますので、引き続き大和地紀昭さん、新たに小柴孝子さんを適任と考え、任命したいと存じます。

 御賛同くださいますよう、お願い申し上げます。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 説明は終わりました。





△質疑応答



○議長(榎本祐三) これより質疑を行います。

 御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。





△委員会付託の省略



○議長(榎本祐三) お諮りいたします。

 両議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(榎本祐三) 御異議なしと認めます。よって、決定いたしました。





△討論



○議長(榎本祐三) これより討論を行います。

 討論は一括して行います。

 討論ありませんか。

 3番石井敏宏議員。御登壇願います。

         (3番議員石井敏宏登壇)



◆3番(石井敏宏) 議案第64号及び議案第65号館山市教育委員会委員の任命について反対討論をいたします。

 今回教育委員2名の任命についてですが、毎回のことですが、判断する資料がプロフィールだけで、継続される方は何をなさってきたのか、新任の方は何をなさりたいのか、さっぱり判断材料がなく、これで賛成をするのは難しいと考えます。このプロフィールだけしか出さないというのは、一般社会では進学でも就職でも余りなく、アルバイトくらいじゃないでしょうか。教育委員というのは裁量の余地が大きく、重要な職責であり、名誉職ではありませんから、こういった議案の出し方をされても判断ができないので、反対いたします。

 以上です。



○議長(榎本祐三) 他に討論ございませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。





△採決



○議長(榎本祐三) これより採決いたします。

 採決は分割して行います。

 最初に、議案第64号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 本案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。

         (賛成者起立)



○議長(榎本祐三) 起立多数であります。よって、本案はこれに同意することに決しました。

 次に、議案第65号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 本案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。

         (賛成者起立)



○議長(榎本祐三) 起立多数であります。よって、本案はこれに同意することに決しました。





△議員派遣の件



○議長(榎本祐三) この際、お諮りいたします。

 お手元に配付の議員派遣の件記載のとおり、平成28年10月29日開催の館山市議会第2回議会報告会、平成28年11月8日実施のいすみ市学校給食センター視察、平成28年11月15日開催の安房3市1町議会議長会議員研修会及び平成28年11月22日開催の富津市議会との交流会に館山市議会会議規則第167条の規定に基づき、議員を派遣することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(榎本祐三) 御異議なしと認めます。よって、本市議会議員を派遣することに決定いたしました。





△閉会午前11時50分



○議長(榎本祐三) 以上で本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。

 よって、これで第3回市議会定例会を閉会いたします。



 ◎本日の会議に付した事件

1 議案第51号乃至議案第54号、議案第60号及び議案第63号

1 議案第55号乃至議案第57号及び議案第61号

1 議案第58号、議案第59号及び議案第62号

1 認定第1号乃至認定第5号

1 議案第64号及び議案第65号