議事ロックス -地方議会議事録検索-


千葉県 館山市

平成25年  6月 定例会(第2回) 06月12日−03号




平成25年  6月 定例会(第2回) − 06月12日−03号









平成25年  6月 定例会(第2回)





1 平成25年6月12日(水曜日)午前10時
1 館山市役所議場
1 出席議員 18名
       1番  福 岡 信 治          2番  石 井 敏 宏
       3番  森   正 一          4番  瀬 能 孝 夫
       5番  望 月   昇          6番  石 井 敬 之
       7番  太 田   浩          8番  龍 ?   滋
       9番  石 井 信 重         10番  本 多 成 年
      11番  三 澤   智         12番  鈴 木 正 一
      13番  内 藤 欽 次         14番  秋 山   貴
      15番  榎 本 祐 三         16番  吉 田 惠 年
      17番  本 橋 亮 一         18番  鈴 木 順 子
1 欠席議員  なし
1 出席説明員
  市     長  金 丸 謙 一     副  市  長  田 中   豊
  会 計 管 理 者  藤 平 誓 志     市 長 公 室 長  鈴 木 千佳士
  総 務 部 長  鎌 田 洋 司     健 康 福祉部長  西 川   隆
  経 済 観光部長  上 野   学     建 設 環境部長  鈴 木 雄 二

  教 育 委 員 会  出 山 裕 之     教育委員会次長  忍 足 俊 之
  教  育  長

1 出席事務局職員
  事 務 局 長  小 柴 正 典     書     記  櫻 井 保 志
  書     記  松 浮 郁 夏     書     記  関 口 陵 子
  書     記  小 ? 恒 夫     書     記  前 田 一 樹
  書     記  網 仲   健

1 議事日程(第3号)
 平成25年6月12日午前10時開議
 日程第1 行政一般通告質問







△開議午前10時00分



○議長(福岡信治) 本日の出席議員数18名、これより第2回市議会定例会第3日目の会議を開きます。

 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。





△行政一般通告質問



○議長(福岡信治) 日程第1、これより通告による行政一般質問を行います。

 質問の方法は昨日と同じであります。

 これより順次発言を願います。

 2番石井敏宏議員。御登壇願います。

         (2番議員石井敏宏登壇)



◆2番(石井敏宏) おはようございます。では、通告に従いまして質問に入ります。

 大きな1、残土条例の見直しについて。これなんですが、具体的な質問は通告どおりなんですけれども、まだ一般市民の方にも残土というのは何が問題なのかということがいまいちわかっていない、あるいは残土はきれいな土なんじゃないかと、そういうふうに考えている方もいらっしゃると思いますんで、残土の問題点について説明してから、ちょっと長くなりますが、質問に入りたいと思います。

 私もいろいろ残土が置いてあるところを見たんですけれども、やはり完全に分別するというのは困難なようで、大抵コンクリート殻がまざっていると。あとガラス、れんが、陶器、木くず、プラスチックなどもあることもあります。検査にも立ち会わせてもらったこと、これ県内で他市なんですけれども、やっぱり殻がたくさんありまして、それでよく検査に同行している人に話を聞いたら、いや、ここはかなりましなほうだと、そういった状況なわけです。

 それで、千葉県の残土の歴史を見ますと、過去から現在まで有害物質がいろいろな残土処分場で検出されました。一旦解体してから、その解体で本来の危ないものとかも取り除いてから残土を掘削するという手順なんですけれども、実際にはそういった解体前の悪いものがまざっちゃうんじゃないかと推測しております。実際に出てきた例としては六価クロム、鉛、ヒ素、新しい例ではやっぱりヒ素とかアスベストです。あと故意に産廃混入で逮捕者が出た例もあります。崩落した事例も幾つもあり、またあるいは県の場合は搬入届出して、ちゃんと検査に出した通知を持ってくるわけなんですけれども、その搬入届なしとか、あるいは搬入届を偽造して不正搬入した事例もあります。こういったことは大体新聞報道されているのが私の情報源なんですけれども、実際にはさらに奥の不祥事があるのかもしれません。

 では、館山市はどうかと申しますと、古くは1994年に海に残土を不法投棄した事件があり、1996年にはある業者が出野尾で面積を過少に偽って残土埋め立て工事をしようとして県に行政指導を受けた、こういう例もあります。

 2001年は、これは別に違法とかそういう問題じゃないんですけれども、1回目の坂田での残土を埋め立てる計画をめぐって、賛成、反対の攻防がありまして、結局そのとき計画は地元とか地権者の反対で頓挫した形になっています。このときの事業者は、現在坂田で行っている事業者と同一企業グループでありますが、法人としては別になっています。県では、同じ法人には、同じ業者には同時に2つの残土処分場の許可を与えることは行政指導でしていないという実際の運用をしているんですが、この企業グループは法人名を使い分けているので、こうした行政指導が意味をなしていなくて、違法とは言えないですが、2つ以上の許可を同時にとってきたという経緯があります。

 あと2006年には、大井で残土処分場と直近の場所が崩落し、民家への直撃は免れましたが、かなり危ない事故でした。正確な原因は不明ですが、近隣住民の方に何人かお話を聞いたところ、森林を伐採したことにより、雨水の流れが増して、それが崩落につながったんじゃないかという可能性、そうした声が幾つかありました。この崩落の復旧は、厳密的にはその因果関係というのは不明なんですけれども、業者の負担で行われました。

 あと2011年には、これは許可とかじゃなくて坂田海岸で残土の不法投棄が発見されて、違法投棄を行った業者は県の指導で撤去させられたと。

 それで、同年12月には大問題となった坂田の残土処分場が許可になりました。残土の搬入計画が虚偽ではないかと指摘されましたが、その部分を紙を差しかえて、新たなものを入れたり、古いものを削除したりして、それで許可になりました。それで、最終的には11カ所の発生元が記載されたわけですが、私がことしの4月20日時点の県への届けを確認したところ、搬入届が42カ所から出ていますが、全て許可前に搬入計画にあった場所と違っております。そうすると、やはり虚偽の搬入計画だったのかなと思ってしまいます。

 また、昨年ですが、坂田の海で4月から5月にかけて残土処分場の搬入工事の際に大量の土砂が川から海に流入しまして、海が茶色く染まってしまったのは記憶に新しいところです。

 それで、今許可前の疑惑について話をしたんですが、許可後に搬入届が出された40カ所のうち、私は40カ所を実際に見に行きました。ほとんどが東京と神奈川です。ところが、いつ行ってもダンプを見かけることがまずないと。数台は見かけたんですけれども、それで率直に感じると、本当にここから持ってきているのかな、あるいは私が来ていないときに搬出しているのかなとかいろいろ考えました。それで、神奈川県のほうに関しては追跡が可能なんで、神奈川県にも残土条例がありまして、ここの残土条例では受け入れる側だけではなくて、搬出する側も500立米以上の土砂を出す場合は届け出をしなければなりません。虚偽とか無届けだと刑事罰の対象になるので、それなりの信頼性はあります。それで、実際に坂田に搬入になった残土を神奈川県に提出された発生元の届けと見比べると、確かに一致しているものも多くありますというか、全部一致していなければおかしい話なんです。しかし、一致していないものが6カ所、私の調べではありました。発生元の届けでは、例えば搬出先が坂田ではなく市原市になっていたり、あるいは坂田では3,000立米搬入したはずなのに、発生元では届けが出ていなかったりと、あと坂田では約1万立米、1万立米弱搬入したはずなのに、発生元では5,000立米しか出ていなかったりと相違が見られました。簡単に言ってしまうと、発生元が坂田には出していないと言っている残土が坂田に搬入になっているわけです。出していないものを搬入できるわけがないので、じゃ、その残土は一体どこから持ってきたのかという疑惑が出てくるわけで、これは一部県のほうに提出してあるんですけれども、県にしっかりと調べていただく予定です。

 これでほかのところでも同じことがあるんじゃないかなと思いまして、上真倉の残土処分場の分も調べましたら、そうしたら神奈川県71カ所のうち34カ所で相違が見られました。

 それと、また今度は土の質じゃなくてダンプの運行に関しても、昨年荷台にあおりをつけて荷台をかさ上げする違法改造が見られました。警察に指導するよう求めたところ、これは大体改善されています。過積載も疑われましたので、住民からも警察に検査をするように申し入れたところ、その後確かに警察は検査を行ったのですが、検査の結果については教えてくれないというか、開示できる情報じゃないということなんで、実際がどうだったのかわかりません。

 あと坂田では残土埋め立ての許可申請の際、坂田の協定書と、あと隣地開発の申請書、あと安房土木事務所との協議なんですけれども、全部土砂の飛散防止のため、荷台にシートがけをするということになっていましたが、守っておりません。県に文書で質問状を私出したんですけれども、そうしたらシートがけを行政指導をするという当然の回答が返ってきましたが、おとといチェックに行ったら、やっぱり改善されていませんでした。これについては、県に再質問状を出しております。

 それで、坂田だけじゃなくて、やっぱり市内ほかのところで見ても、どうもあおりが高過ぎるというか、違法改造がまかり通っている現状が見られます。長くなりましたが、残土を取り巻く状況はさんざんなわけです。県に任せておくと、こういったぐあいで指導処分、対策などが全然足りておりません。ですから、館山市で責任を持って適正な残土埋め立て、適正な残土事業を管理監督するよう、独自、残土条例の早期制定を望みます。

 長くなりましたが、具体的な質問に入ります。通告どおりです。館山市残土条例の改正に関して、進捗状況はどうでしょうか。

 それで、大きな2つ目、平成20年の中学2年生自殺問題についてですが、これも通告どおりですが、ちょっと前置きを。昭和61年のことなんですけれども、東京都中野区で葬式ごっこ事件という有名な自殺事件がありました。それで、「「葬式ごっこ」八年後の証言」という本がありまして、これは友人たちが証言するという珍しい本でありまして、自殺した少年の同級生が10名、8年後に証言していました。そうすると、8年前のことをかなり詳細にありありと語っています、本の中で。それを読むと、やはり8年たってもその事件で負ったショックや傷が癒えていないと感じました。

 それで、この本にはさらに続編がありまして、21年後も2人が証言していますが、やはり葬式ごっこ事件を1人はまだ自分が助けてあげられなかったことを責めながら、あるいは1人はかつては責めていたんですけれども、もう自分を責めるのはやめて、社会奉仕をしようと仕事をしながら、休日はボランティア活動に精を出していると、そういった話でした。

 それで、館山市の自殺問題もずっと気になっていた、どうなっていたのかという声が幾つも私のもとに寄せられております。ですから、可能な限り真相究明を求めていきたいと思っております。

 では、具体的な質問に入ります。通告どおりです。1番、昨年末に教育委員会から記名アンケート調査を依頼した生徒、保護者は、この問題に疑問を持ち、真相を求める声もあることから、郵送でアンケート調査結果を伝えるべきではないでしょうか。

 2、同時に、遺族の希望どおりに無記名アンケートを行ってはどうでしょうか。

 では、次に大きな3番、館山市の個人情報の管理についてです。これは通告どおりです。最近では千葉県佐倉市、兵庫県加古川市などで個人情報の流出、漏えいが起きておりますが、館山市では個人情報の適切な管理のために意識の徹底、教育、研修などを行っているのでしょうか。

 以上になります。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) おはようございます。石井敏宏議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、館山市小規模埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の改正の進捗状況についてですが、現在千葉県土砂等の埋立て等による土砂の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の適用除外を受けている市町の条例や規則の洗い出しと比較、条例改正に向けた検討事項の整理、条例改正後の実施体制をどう確保するかなどの検討を進めています。

 次に、大きな第2、平成20年の中学2年生の自殺に関しては、教育長から答弁いたします。

 次に、大きな第3、個人情報の管理についてですが、現在館山市では新採用職員研修において個人情報保護についての研修を行っています。また、機を捉え、個人情報の取り扱いについての注意喚起のための通知を発することにより、職員の意識の徹底も図っているところです。



○議長(福岡信治) 出山教育長。

         (教育長出山裕之登壇)



◎教育長(出山裕之) おはようございます。次に、大きな第2、平成20年の中学2年生の自殺に関する第1点目、昨年末に実施した調査の結果についてですが、半数近くもの方々に御協力をいただき、大変感謝しております。この調査は、御遺族のどのような事実があったのかを知りたいという要望にお応えするための調査ですので、回答された方々に郵送で結果を伝えることは考えていません。

 次に、第2点目、無記名アンケートの実施についてですが、今回の調査は学校管理下の児童生徒ではない一般の市民の方々に御協力を依頼する上で、可能な限り正確な情報を得て結果を生かせる調査とすることが重要であると考えました。そのために、無記名による無責任な回答を防ぎ、事実を確認することができるよう、記名方式で実施した調査であるため、無記名の調査は考えていません。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 今教育長から答弁がありましたんで、大きな2番の自殺問題から再質問させていただきたいと思います。

 この問題で、もう5年近く前になりますけれども、最初の無記名アンケート調査なんですけれども、このとき全ての内容を遺族に開示しなかった、個人情報は開示しなくてもいけないんですけれども、そのときのやりとりが文書で残っておりまして、こういうふうなやりとりになっております。遺族のほうが、「学校で調査したものを見せてほしい」、そうしたら教育委員会の方が、「これは個人情報である。情報の提供を受けるには正式の手続を踏まなくてはならなくなる」、そういうふうに答えて、それで遺族のほうはきつい口調でという括弧書きがありますが、「裁判所に手続すればよいのか」という問いかけをして、それで教育委員会の方は、「市役所の総務課で手続をする。塗り潰したものを見せることになり、お父さんの要望に沿わない可能性が大きい。書かれた内容としては、以前に御報告した内容以外のものはない」と、そういうやりとりがあったんですけれども、随分と私、これ読んでいて不親切だなと感じた次第です。私の場合、開示請求は仮に必要だった場合でも、私も何か開示請求のやり方、教えてほしいと言われたときは、サンプルの例をつくって、あと実際の何も記載していないフォーマットと、あと総務課のこういった案内とかつけてお渡しして、こうやって確実に見られるように案内しているんですけれども、何かこれだと言い方悪いですけれども、見せたくないのかなというやりとりのように感じてしまうんですけれども、こういう開示請求すりゃいいじゃないかとか、開示請求してもほとんど塗り潰したものだよという案内はおかしいんじゃないでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) 1つ1つのちょっと細かなことについては、具体的なことについては控えさせていただきたいと思うんですが、当時4年前あるいは5年前になるところですけれども、状況等を踏まえながら、学校あるいは教育委員会も状況を踏まえて適切な対応をされていると認識しております。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 細かいというよりも、これはそういう各論じゃなくて、結構私大きい部分だと思うんです。見せてほしいというのに見せなくて、それで結果的には後日焼却されてしまったということになるわけですから、これかなり心証が悪い。

 それで、今回は一応ちゃんと記名アンケート結果、別に開示請求しなくても見せているわけですから、そのときも仮に塗り潰しが多かったとしても見せればよかったと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) 当時、御遺族の方の御要望があれば、御相談があれば、それに対してできることとできないことがあったかと思うんですが、できる限りのお答えを返していることかと考えております。

 それから、塗り潰すということですが、これは個人情報についてはどうしてもせざるを得ないものもあろうかと思います。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 塗り潰しても見せればいいんじゃないかと思わざるを得ないんですけれども。

 あと、それとちょっと今回というか、昨年の記名でのアンケート結果なんですけれども、こちら、いじめ問題を考える会の方が開示請求をして、その結果を私に一部見せていただいたんですけれども、私たち議員ももらっている、マスコミももらっている、あと遺族の方にもこれ届いているかと思いますけれども、まとめた報告書のほうに2点の書き込みがあって、1点は無記名ですけれども、直接表現、「臭い、うざい、死ねなどと言っているのを聞いたことがあります」というのが抜けていた。あともう一点は記名で、生徒から「いじめを隠滅しているようにしか見えませんでした」、こういった記載が抜けていた、これは事実かと思うんですけれども、これはミスなんでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) お答えします。

 昨日、石井議員から御指摘をいただきました。昨年の12月に御遺族の方にアンケート結果をお伝えしてありますが、これにつきましては、617郵送しまして、306の返信をいただきました。306の御協力をいただいて、その原本を御遺族の方に渡す一覧にまとめる過程で、2点ほど記載漏れがあったというのは御指摘をいただいたとおり、事実でございます。そして、直ちに確認して、その内容を確認後、また漏れがあったことについては、御遺族の方にこちら側の事務的なミスであったためにおわびを申し上げるとともに、その2点の内容については、お伝えをさせていただきました。事務局のミスでありまして、これについては、大変申しわけないことと思っております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 記名アンケート調査なんですけれども、記名で書いていた方には電話で確認したと、そのように調査結果報告には書いてありますが、中には本人が直接自分がしてしまったかもしれないというのはなかったんですけれども、ほかの人がやっているんじゃないかと、ある意味実名で、もちろん黒塗りになっていますんで、私らにはわかりようもないし、特に調べる気もないんですけれども、教育委員会のほうでは名前が見えたわけで、その書かれていた、いじめをしたんじゃないかと言われているその方々には確認を電話なり聞き取りなりされたんでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) お答えします。

 当時307の返信をいただきました。その内容の中で、これはどうかなというものについては、全て電話をして保護者の御了解をいただいて、御本人、場合によっては保護者の方が書いているアンケートもありましたけれども、了解をいただいて、確認をさせていただきました。

 さらに、電話で確認がとれない場合については、家庭訪問をして保護者の御了解をいただいて、お話を聞きました。そして、結論としては、自殺に結びつく要因と考えられる事実については、確認できませんでしたという結論を御遺族の方にお伝えしたところです。ですので、直接名前があった方が怪しいことを書いてあれば確認はとりましたけれども、ある人が書いたからといって、すぐその当人のほうには確認はとってありません。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) じゃ、ケース・バイ・ケースで、書かれた方には確認をとった方もいれば、これは特に必要ないだろうという人には確認とらなかったと、2通りの対応をしたということでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) 疑わしき者は全て確認をとりました。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) またアンケートからは話がちょっとずれるんですけれども、この自殺問題、いじめ自体はあったんですけれども、今後もこういった対応をするのはどうかなというのが私1点、どうしても気になるところがあり、やはりおかしいんじゃないかという、遺族とか関係者からも声があったことをちょっとお聞きしたいと思います。

 亡くなられた生徒は、私、文書でこれは確認しているんですけれども、中学1年生のときにもう10月にいじめを受けていると学校に相談している。12月の、これは3者面談ですか、そのときも母親が学校に相談していると。それで、この生徒は小学校エリアと学校を変えて中学に越境入学しています。越境入学というのは、学校を変えるというのは、何か特別な事情があったから変えたんでしょうけれども、それを当時の中学の先生方がどのくらい把握しておりませんでしたが、昨年の記名アンケートにも一部いじめを受けていた旨の記載もあります。それで、小学校のころは把握されていたかというのは、これはわかりません。ただ、1年のときに相談が本人からも母親からもあった。それで、2年になった7月に、これも文書で残っているいじめなんですけれども、それで先生は指導はしているわけです、いじめた方々に対して。だけれども、もうそのやり方が大体こういう感じで、いじめられた生徒との誤解を解いて、いじめた側の生徒と合流させたという、簡単に言っちゃうとそういう対応なんですけれども、よくいろいろニュースでもこういった、あるいは記事とかでも、後で報復を恐れて、何も言えないいじめられている子供を先生の前では一応わかったような感じをするいじめっ子たちに合流をさせるというのは、これはやってはいけない失敗パターンだと、一般論では結構こういうふうに言われているんじゃないかと思うんです。ですから、このときの詳細な状況は文面以上はなかなか読み取れないんですが、その場で納得させて合流させるというのは、こういう指導がある意味当たり前になっていると、今後も子供たちが非常に心配になるんですけれども、当時の対応はどうだったと考えているんでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) お答えさせていただきます。

 最初に、1点訂正をさせてください。「307の返信をいただきました」と答えましたが、「306」の間違いですので、訂正させてください。

 まず、個別の指導、個人的な問題については控えさせていただきたいと思うんですが、当時のことについて、御遺族の方からそのときはどうだったのか等々、相談問われたときには、私どもできる限りにおいて、当時にさかのぼって関係者にも連絡を入れて情報をつかんで、御遺族の方にその答えを返させていただいております。

 それから、もう一点目、大勢で指導云々という話がありましたけれども、これについては、そのときの状況等もあろうかと思います。現在私どもは、当時学校が状況を踏まえながら、適切な指導がされていたと認識しております。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) ちょっと当時のことに関しては、直接お答えいただければ、遺族の方と話していただければと思うんですが、合流させるというのは悪くなるケースも当然あるかと思うんですけれども、それに対して見解はどうでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) 今の話は一般的なということでお答えしてよろしいでしょうか。事が発生したとき、一番大事なのは事実の確認です。事実の確認をするには、まず一人一人ずつ分けて聞くことが大事だと思います。その上に立って全体像がつかめたら、全員でもって会って改めるべきことは改める、こういう指導が適切な指導の一つではないかなと考えます。

 ただし、これもどういうような問題が発生するかによって、対応方法は異なってくると思います。つけ加えさせていただきます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 葬式ごっこ事件から大津の事件まで、大体25年間、いろいろな事例を調べると、教育委員会の自殺後のパターンにはかなり似通っていることがわかってくるんです。

 まず、ありがちなパターンが、最初に個人の悩み相談のようなアンケートをして、それでそこにも一応書いていいよとはいうものの、ほとんどメインは個人の悩み相談ですから、自殺事件については記載は少なく、それでいじめがあったことはわからないとか、因果関係はないだろうとか、そういうことをするパターンで、言葉は悪いですが、館山市教育委員会の4年半前のやり方もそれかなと。

 あと、もう一つは、これ私が調べた例だとやっているんですけれども、学校内で記名アンケートをやって、なるべく情報を出なくして、それでまたいじめはなかったと、因果関係もないと、そういう形が、パターンをとるところが見られた。

 あと記名と無記名で分けても、記名で、しかも実際に自分が見たということ以外は情報として無視するという形があって、これ最初、大津でとった手法です。いじめの自殺練習、これを15人が自分が直接見たんじゃない、だけれども、聞いたという伝聞系で15件もあったのに、これの調査をしないで、後々第三者委員会では自殺練習のようなことがあったと、そういうふうに認定されたという経緯があります。こういう事例を見ていると、どうもどこの教育委員会も真相究明、本当にやる気があるのかなと感じざるを得ないんです。

 あと無記名だと無責任だとか、それはないんじゃないかと。別にこれ責任追及じゃないのと、あと無記名だと、これ誰も彼もが無責任なことを書くような、それはちょっと考え方を改めたほうがいいんじゃないかと思います。この真相究明に関しては、やはりアンケート結果にも真相を知りたいという声もありますし、あと無記名アンケートを望みますという声も、これ遺族だけじゃなくてこの中にも書かれているんで、これ記名で書くというのは、なかなか強い意思を持って要望しているんじゃないかと思うんですけれども、これは無記名アンケートはちょっと再検討されたほうがよろしいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) 今の議員さんの質問、2つあるのかなと思いますが、1つは教育委員会の対応、もう一つは記名か無記名か、その2点でお答えしてよろしいでしょうか。

 まず、いじめの発生したときの悩みを聞いて云々と、こう言っていました。教育委員会の対応ですが、まず最初には学校が対応すべき内容であります。目の前の日常生活の中で起こってくることですから、学校が対応することが第一であります。そのとき、例えば悩み相談で聞くいじめ対応もあるでしょうし、その相談をするいとまもない緊急、急ぐ場合もあります。緊急的に、すぐいじめている子に、絶対あっちゃいけないという指導をすぐしなきゃいけないケースもあります。また、いじめ対策には、日ごろの子供たちの心を耕すという意味で、積極的な対応も必要かと思います。その上に立って、教育委員会はその指導の内容が適切かどうかを相談があればそれを見ながら、学校のほうに指導、支援をしていくべきと考えております。

 それから、もう一点、記名、無記名の話ですが、学校内で発生してアンケートを記載する児童生徒が限られている空間では、無記名のほうがむしろよろしいのかなと。しかし、現在社会人になっている方も含めて、社会一般にアンケートを問うていますので、これについては、先ほど来お答えしているように、責任ある回答をいただくためにも記名アンケートということで、無記名のアンケートは考えておりません。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) もしかしたら、無記名アンケートだと、コピーをして違う人がある意味、中にはちょっと不謹慎な方もいるんで、当時の生徒じゃない方が書いちゃう可能性もゼロとは言えないとか心配しているのかなと、それはどうかわからないですけれども、前回もやったように、ナンバリングは何とか個人特定するようなものは必要ないですけれども、専用の封筒で所定の用紙、コピーが心配だったら判こでも押して、それで出せば、ほかの人が記載するという可能性はある程度排除できるんじゃないかなと。そういうやり方で、無記名の場合は記名に比べる、比較すれば、証拠能力は若干これ落ちるとは思いますけれども、全体像をつかむにはいい方法だと。

 それと、文章でこういうふうに報告をしたり、あるいは回答を求める場合、嫌な人は別に見ないでほっておいてもいいですし、返事する義務も責任もないんですから、そういった任意のものなんですから、試しに送ってみたらと思うんですが、ちょっと繰り返しになりますが、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) 責任ある教育委員会の立場としては、回答を求める場合、先ほどと同じ回答になりますけれども、記名のアンケートで実施したところであります。

 それから、回答の内容ですけれども、文章でというお話でしたけれども、3点質問をする中で、あるかないかで丸をつけていただく、それだけで回答していただいている、そういうアンケートになっております。文章でつけ加えて書ければ書くというアンケートでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) ちょっと何でアンケートを送らないのかよくわからないんですが、教育委員会としては、もう真相究明、諦めてしまったのかなという印象を今持ったんですけれども、どうなんでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) それは全くございません。御遺族の御相談、御要望があれば、そのお話を伺って、対応してまいりたいと思っております。今までももちろん御遺族の御要望にできることとできないことがございます。できる限りのことについてやって、お答えをお返ししているところですけれども、今後もそのように御遺族の御要望、御相談を受けて対応してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 遺族の方と、またじっくり話し合っていただきたいんですが、記名アンケートも、これ遺族は逆にやめてくれと言ったことなんで、ある意味勝手にやって、それで勝手にアンケートを打ち切ってしまったという形になっていると思いますんで、ちょっとそこら辺はじっくりと再考していただきたいと思います。いじめの関係は、これで質問を終わります。

 それで、次、3番の個人情報の管理についての再質問に移りますが、私もこれ何でこういった質問したのかというと、5月の半ばにちょっと私の個人情報が外部に漏れてしまったいう件がありまして、その件に関しては、説明を受けましてミスだったということ、ミスというのは誰にでもあることだし、余りミスを恐れ過ぎてもいけないし、個人としては別に何の実害もなく、何の不愉快な思いをしたわけじゃないんで、この問題は個人的には決着済みなんですけれども、ただこれがある意味結構こういう比較的人間同士の知り合いが多いというか、そういう感じだと、知っている人だからいいや的な、ああ、あの人かみたいな感じで、何か緩く、本来漏らしちゃいけない個人情報が漏れちゃっているんじゃないかというふうに心配になったんで、こういう質問をしたんですけれども、これはやっぱり結局は意識の徹底とか、あるいは事例を研究するとか、研修でやるとかそういう形にしかないのかなと感じております。

 それで、ちょっとまた具体的な質問、具体的というか、再質問なんですけれども、これは当然市の職員は皆さん、個人情報保護条例の対象になるんですけれども、館山市の業務を委託した委託先も個人情報保護条例の対象になるのでしょうか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 市の業務の委託先につきましても市の個人情報保護条例を遵守するようになっております。契約に当たりましては、個人情報取り扱いについて、特記事項として契約書の中に盛り込んでいるところでございます。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) では、そういった委託先が仮に個人情報を流出させたり、あるいは不適切な目的に使用した場合は、厳重注意とか契約の見直しもあり得るのでしょうか。これは可能性としてです。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) そのケースにもよりますけれども、不適切な事例が発生したと認められる場合には、発注者として情報管理を徹底するよう、指導してまいります。場合によっては、契約条項の定めによりまして、契約の解除及び損害賠償の請求等の対応もあり得ると考えております。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) では、大きな3番は終わりまして、一番最初の残土条例の見直しについてですが、昨年の3月議会では、平成24年度中に見直し作業を行い、できるだけ早い時期に施行できればと考えています、そういったことでしたけれども、現在平成25年6月、そろそろ素案が出てきてもいいころ合いではないかと私は感じるんですが、それで何か改正に向けての研究作業がおくれているような気がするんですが、これはどうなんでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 現在の事務作業についてですが、千葉県土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例、いわゆる残土条例の適用除外を受けている団体が県内で16団体ございます。この16団体につきまして、各市町の条例、規則を取り寄せまして、対象とする埋め立て事業の面積、また事前協議や地元説明会を要する、要しない、発生元を千葉県内に限定している団体がございますので、その状況、隣接土地所有者、近隣住民からの承諾書、同意書の取得エリアの設定、これも各団体さまざまなところがございます。どういった方から同意書、承諾書をとるのか、いただくのか、住民登録の有無、住んでいる方からもらうのか、また別荘所有者はどうするのか、またはその別荘所有者が遠方であればそこまでとりに行くのか、また相続案件もあると思います。相続しますと、数十人とか数百人というケースになると思います。また、個人情報のどういった形で取得するか、また同意書をとりに行く場合について、その時間帯、24時間オーケーかどうか、同意書を取得するにいたしましても、説明会とか資料がなければ、住民の皆様はその可否を決められないと思っております。こういったさまざまな検討課題があると思っております。こうしたこと、また各事項につきまして比較検討をしているところでございます。

 また、最近の千葉県条例の適用除外をしているところなんですが、君津郡市では木更津市、富津市、君津市が適用除外を最近いたしております。君津市が25年の1月1日から適用除外というふうな形になっております。また、袖ケ浦市につきましては、現在議会のほうが継続審議中ということで聞いております。また、その特徴につきましては、君津市が県内発生土に限定しているというケース、また木更津市につきましては、同意書の取得なりが2,000メートル以内の居住者から8割以上の同意という形になっておりまして、それぞれ市町ごとに特徴が出ていると思っております。

 その改正作業についてですが、君津エリアの市では2年かけたとも聞いております。市といたしましても環境審議会への諮問、また数回審議をいただきまして、市内や市外の現場、問題のあった箇所の視察、先行自治体の意見交換とか審議会からの答申、原案の作成、パブリックコメント、環境審議会の答申等受けまして、議会提案という形で進めていきたいと思っております。重点項目といたしましては、同意書の取得対象のエリアの設定、搬出元の県内、県外の判断、また地元説明会の開催など許可条件が各団体さまざまですので、こういったところを比較検討していきたいと思っております。

 また、相当の範囲まで同意書をとるということになりますと、財産権の侵害に当たるおそれがあるという、そういった指摘、意見等もございます。

 また、人的な対応、職員の体制についてなんですが、条例が災害などを未然に防止することを目的としていますので、土木技師の関係、申請書類、現場なりをしっかり検査できるもの、検証できるもの、また土壌の検査、水質検査等も必要ですので、科学的な知識を持った職員の養成も必要だと思っております。また、ほかの市では警察OBの方々を2名採用するとか、そういった警察出身者の雇用も行っていますので、こういったところも検討していきたいと思っております。こうしたことから、千葉県条例の適用除外につきましてもじっくりと慎重に条例整備と人的な体制整備、こういったものを並行して検討していく必要があると考えているところです。

 以上です。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 先ほどのちょっと回答したものの訂正をさせていただきます。

 大きな第1の会等における千葉県の条例名中、「土壌の汚染」と申し上げるべきところを「土砂の汚染」と申し上げましたので、訂正いたします。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) いろいろ研究されていることはわかりましたが、まだ、じゃ骨子とか素案とか、そういうところまでは完成していないのはわかるんですけれども、そこはまだ未着手ということでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 現在16市町の条例規則の横並び表、それぞれの重点項目の比較検討をしているところでございまして、骨子については、これからということになります。環境セクション、御承知のとおり、課題が山積しているのが実態でございまして、全庁的に職員がかなり限られた中でやっておるわけなんですが、その1つ1つを慎重に対応して、じっくりいくべきものと思っております。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 環境セクションは、私もよく行っているんで、何か人数が少なくて、非常に大変そうだなと感じております。残土、次々と県の許可もおりていきまして、大体やっぱり市原と館山市が残土処分場になってしまうんじゃないかという、非常に私は危機感を持っていますんで、頑張って早目に素案とか骨子とかを出していただければと思います。

 それと、時間が少なくなってきましたが、現在の小規模の埋め立てについてなんですが、平成24年度の許可件数、どのくらいでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 昨年度、平成24年度の許可件数、市条例につきましては16件でございました。その16件のうち、宅地の造成につながるものが約8件で半分です。これ分譲地となるケース、住宅地となるケース、アパートを建設するケース、またコンビニエンスストアとか店舗を設置するケース、そういった形で埋め立てが行われています。これまで平成9年に条例、例えば制定しているわけなんですが、これまで累計で310件の埋め立てを許可しております。全てきちんとして条例を守っていただいておりまして、全てがしっかり対応しているところでございます。

 また一方、千葉県内での3,000平米以上の埋め立て事業、こちらにつきましては、千葉県全体で現在事業中のものは44件でございまして、館山市内の事業中のものが3件という形になっております。

 議員から御指摘ありましたとおり、多いところでは市原市が9件、その次は君津5件となっておりまして、館山市は3件でございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 私も純粋な再利用、ホームセンターとか、あるいは家とか、そういうところに安全な土を使って埋め立てることは反対する気はなく、何か得体の知れない土を持ってきて森林を伐採して、それで残土処分場になってしまう、書類を取り寄せてみると、収入の科目が残土処分代しかない、そういうような埋め立てに関しては、非常に厳しい規制が必要じゃないかなと考えている次第です。

 それで、土砂の搬入に関しては、これ昔から千葉県条例でいろんなところで問題になっているんですけれども、館山市条例ではこの搬入に関しての届け出は大体県と同じような形でやっているんでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 搬入についての土砂、土壌の分析等は、例えば搬入土砂5,000立米について1回検査するとか、そういったことで千葉県条例に倣っているものでございます。

 以上です。



◆2番(石井敏宏) 終わります。



○議長(福岡信治) 以上で、2番石井敏宏議員の質問を終わります。

 次、18番鈴木順子議員。御登壇願います。

         (18番議員鈴木順子登壇)



◆18番(鈴木順子) 通告をいたしました3点、順次まず質問をさせていただきます。

 1点目の質問になります。宮城県蔵王町、松川鯉のぼり実行委員会からのこいのぼり提供依頼について、その要請の経緯、対応、そして結果として協力不調に至った責任をどう考えるか伺います。

 次に、大きな2点目、日常生活自立支援事業についてであります。生活支援員の状況はどうか。支援員の確保がされないと、支援制度ができないことになるが、見通しはどうか伺います。

 最後に、大きな3点目、(仮称)残土条例見直しの進捗状況はどうか、また改正はいつ行うのか伺いたいと思います。この3点目の質問は、私の前に質問いたしました石井議員と重なりますが、私なりの意見を持って質問をさせていただきますので、お答えを願いたいというふうに思います。

 以上の大きな3点の質問をいたしましたが、御答弁によりましては再質問をさせていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 鈴木順子議員の質問にお答えいたします。

 第1点目、こいのぼり提供依頼についてですが、担当課の認識不足と確認の不徹底のため、対応に不備があったことについて、心よりおわび申し上げますとともに、職員には再度報告と連絡、確認作業を徹底するよう、指導いたします。経緯などの詳細については、経済観光部長より答弁させますので、よろしくお願いいたします。

 次に、第2点目、日常生活自立支援事業についてですが、この事業は平成12年の介護保険制度の導入や社会福祉事業法の改正により、福祉サービスが措置から利用へと移行する中、利用者の利益の保護を図る仕組みの一環として創設されたものです。現在安房地域では鴨川市社会福祉協議会が事業主体である千葉県社会福祉協議会からの委託を受け、かもがわ広域後見支援センターを開設して専門員を配置し、利用希望者からの相談、支援計画の策定、契約の締結、生活支援員の指導等を行っていると伺っています。また、館山市社会福祉協議会にあっては、初期相談の受け付けや広域後見支援センターへの報告、訪問調査時の同行、生活支援員の確保に関する事務等の協力を行っています。生活支援員は、日常生活自立支援事業の利用者と契約を締結した後、利用者宅を定期的に訪問し、必要に応じて福祉サービスの利用援助や預貯金の出し入れ、支払い代行といった直接的な支援を行うことになります。現在館山市内には2名の生活支援員がおり、3名の利用者に対して支援業務を行っています。

 なお、本事業は判断能力の不十分な人であっても福祉サービスを適切に利用できるように援助するとともに、そのことに伴う日常的な金銭管理も行う仕組みとして大変有効な制度であり、館山市社会福祉協議会においては、生活支援員の確保に向けた検討を始めたと聞いています。

 次に、第3点目、館山市小規模埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の見直しの進捗状況及び改正時期についてですが、現在千葉県土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の適用除外を受けている市町の条例や規則の洗い出しと比較、条例改正に向けた検討事項の整理、条例改正後の実施体制をどう確保するかなどの検討を進めています。条例改正の時期についてですが、地権者の権利と環境の保全にかかわる重大な案件であることから、慎重に検討、協議を進めていきます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 第1点目、こいのぼり提供依頼についてでございますが、東日本大震災の後、宮城県蔵王町、松川鯉のぼり実行委員会からこいのぼりの提供依頼がございました。館山市では、過去に城山公園にこいのぼりを掲揚していたこともあり、管理状況を確認したところ、既に老朽のために処分をしておりました。

 さらに、近隣市町の所有状況と寄附の可否を確認し、あわせて職員からの寄附を募ったところ、こいのぼりが見つからず、提供することができませんでした。

 その後は、担当課の認識不足と確認の不徹底のため、対応しておりませんでした。イベントを楽しみにしていた子供たちを初め、蔵王町の方々に大変申しわけなく思っております。心よりおわびを申し上げます。今後館山市といたしましても宮城県蔵王町に対しまして、できる限りの協力をしてまいりたいと思っております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 再質問に入りますが、その前に議運、議会運営委員会で御了解いただきましたので、まず見ていただきたいものが。

 まず、議員の皆さんに見ていただきたいんですが、これは今東京駅で掲載をされているものであります。仙台・宮城デスティネーションキャンペーン、数年前にこの館山でも行われました。この問題のこいのぼり、これが松川鯉のぼり実行委員会の方々がやられたイベントの写真であります。議員の皆さんは、もう見ていただいたと思いますので、これは執行部の方に私の質問中、ずっと見ていただきたく、前に置きますので。提供をいただきましたので、この写真を見ながらお答えをいただきたいというふうに思います。

 まず、伺いますところ、確認の不徹底であるとか、認識不足のためであるとかということをるる御答弁いただきましたけれども、そんな小難しいことではなくて、お願いをされて、それがどういうふうになっているのかという相手方への説明であるとか、そういうこともされていないということがあったために、やっぱり私がこの場でこういう質問をしなければならないということに至ったんではないかなということをまず申し上げておきたいというふうに思います。

 私は、皆さんも何かの形で約2年前に起きた東北の大震災に向けての協力というのはしているかというふうに思うんです。私は私なりに、この2月の1、2日と震災が起きた東北支援ツアー、キャンペーンをやっているツアーに参加をし、たまたま宮城県蔵王町の遠刈田温泉というところに伺いました。遠刈田に行くのは、私はこれで3回目になるんですが、とてもこけしのまちとしても有名でありますし、本当に静かな、温泉もとても癖のない、いいところであります。そういったところで旅を楽しんで帰る日の朝、ふらりと立ち寄った町の商店の中で、これも縁だというふうに思うんですが、館山出身の方がそこの縁者であられたということでお会いすることができたんです。その中でお話をされたのが、この松川鯉のぼりの取り組みに対しての館山の不十分さということが指摘をされました。

 私は、帰ってきて都合2回、担当部長に面談をいたしたことは御本人が御承知のことと思います。その中で、私はどんな結果になろうとも、経緯も含めて状況説明をすべきではないかと。「電話をしているんですか、どうですか」ということも尋ねました。「申しわけありません」、「すぐやってください」ということもお願いをいたしました。

 ところが、この後、私もチェックをしておりませんでしたが、恐らくこいのぼりをそこに、川になびかせるということについては、5月5日前だろうということを想定して、気になったもんですから、再度また部長を訪ねて「大丈夫ですか」ということもお尋ねをいたしました。確認です。「4月20日からこいのぼりを飾るそうですよ。大丈夫ですか」、「大丈夫です」というのがそのときの返事でありました。

 その後、私も自分の仕事に忙殺され、気にはなっていたんですが、どうなったんだろうということで、まさに電話をしようとしていたときに、相手方から電話をいただきました。「鈴木さん、ことしもだめでした」と。私は、耳を疑ったと同時に、実は私、ここに至るまでゆっくりといろいろと話をしていなかったもんですから、これこそ私の不手際ですけれども、ことし限りのことだというふうに認識していたんです。ところが、前年度も起きていたということがわかりました。私は、2年にもわたり、こういう不手際があったということについて、もう担当部長に会って話をする気もうせ、そしてこの場において、もう聞くしかないというふうに至ったわけです。これが私の質問の経緯であります。きちんと取り組んでいれば、私はここで質問に立っていることはなかったでしょう。

 ただ、このことは松川鯉のぼり実行委員会と一部の市長、そしてまた担当部長だけの問題ではないわけです。さまざまな分野で館山という名前が出るということも考えなきゃいけない。このことについて、少しお伺いをしていきます。なぜこういうことに至ったのか、その理由は当事者としてはどうお答えになりますか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 先ほども申し上げましたけれども、その後私のほうでお話を伺ったものをそのまま預かっていたということでございまして、大変皆様に御迷惑をおかけしたと思っております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) そのまま預かっていたということは、要するにサボったということでしょう、そういうことですよね。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 先方様のお気持ちを十分に理解ができて……

         (「聞こえない」と呼ぶ者あり)



◎経済観光部長(上野学) 先方のお気持ちを十分に理解できず……



○議長(福岡信治) 傍聴に申し上げます。

 御静粛にお願いします。



◎経済観光部長(上野学) 対応ができなかったということでございます。申しわけございませんでした。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) そこで、一度市長から現地に行って謝ってこいということを言われていますよね。行かれましたか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 行っておりません。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) なぜですか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 自分のことでございますけれども、なかなか動きがとれなくて、先方に行くことをためらっておりました。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) あなたも管理職としてここにいるわけですから、おわかりでしょうけれども、自分のやったことの責任というのは、やはり自分でとるしかないわけです。言われたら、いや、実は言われるより前に、やっぱり現地に出向き謝るという声があってもよかったんじゃないかな、すべきだったんじゃないですか。そう思います。

 そこで、市長はそう言っておいて、行ったのかどうかの確認しましたか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 確認をいたしました。ちょっといつだかというのは定かでありませんけれども、その確認した中でまだ行っていないということなので、なるべく早くというお話をしたことは記憶にあります。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) なるべく早くというふうに言っておきながら、その後は行ったかどうかの確認はしていないということになりますね。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) はい、そのとおりです。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 本人の責任はもとより、やっぱり監督責任ということからして、市長の責任も非常に重いというふうに私は思います。非常に信頼を欠いた件について、今後どうやって回復していこうとしているのか。ただ、ここで謝って、それで終わりということではいけないというふうに思いますが、その辺はどう考えていますか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 今後のお話でございますが、まず先方様の御意向などが一番大事だと思います。改めてそういう確認をさせていただいた上で、協力ができることを進めて、信頼の回復に努めてまいりたいと思っております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 本当でしたら、私からこの通告が出た段階で、本人、そしてきちんと確認をしなかった市長、あわせてやっぱり先方に行って、足を運んでおわびを申し上げるというのが私は本来の姿じゃないかなというふうに思うんです。伺うところ、お願いをした方、先方のほうからこちらに出向いていろいろと面談をし、直接叱責も受けたというふうに聞いています。逆じゃないんですか。その辺はどうお考えになりますか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 議員のおっしゃるそのとおりでございます。やはり私のほうで確認を怠ったと、また誠意を欠いたということはそのとおりでございますし、ただ時間的な制約があって、なかなかすぐに伺えなかったというのは、そういう事情はございました。しかしながら、それは私たちのほうの事情でありますから、それは誠意をあらわすことに対しては大変怠ったということで、心より反省しております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) そうなんですよ、市長。自分のほうの都合でこれは考えちゃいけないんです。申しわけなかったなというふうに思うんであれば、やはり優先すべきはどこにあるのかというところはもう言わなくてもわかると思うんです。

 今の答弁を聞きながら本当に思うんですけれども、市長の監督責任ということはもとより、部長は先ほども申し上げましたけれども、管理職という立場です。この館山市には、市の職員初め、本当に観光に、あなたは担当の部長であります。観光に尽力されている方々が市民の中にもたくさんいる。そういう方々への館山市をよくしていこう、何とか館山を売っていこうと頑張っている方々に対して、どういう申し開きをしていくのかなというふうに思うところなんです。

 そこで、ちょっと今回のことで、私はぜひとも聞いてみたいことがあります。対応した職員、今も言いましたように管理職であることであります。そういった中、市長の監督責任というのも重いものがある。これって市の職員の人事評価ってどうなっているんだろうというふうに考えてしまうんです。一体職員の評価というのはどういう基準で行っているのか、疑問が湧いてきます。このことについて、どうお答えになりますか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 今回の件につきましては、職員全体の問題として受けとめまして、不手際に対しましてはしっかりと反省して、しっかりと対応してまいりたいと考えております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 私も市の職員の何人かから今回のことを尋ねてみましたら、「そういえばこいのぼりの提供というのはインフォメーションはあったよね」と。だけれども、それが何でそういうことをしているのかということも知らされないまま行われたもんだから、職員も余り重く受けとめていないんです。この辺からしても、やはり私はこういうことは言いたくありませんけれども、管理職としてどうなんだろうというふうなことを言わざるを得ません。市長にもその責任の重さというのは改めて考えていただかなければならないというふうに思います。

 それで、いいとは申しませんが、信頼回復に向けての方法、どうされるのか。先ほど市長から伺ったことでは、ちょっとまだわかりません。どういったことをしていったらいいのか、そこを考えているのか、具体的にお聞かせください。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これは今具体的にお答えするということはできませんけれども、先ほど部長が答弁、お話しいたしましたように、やはり蔵王町のほうで何を求めていらっしゃるか、また館山市として何ができるかというものをすり合わせながら、御要望をお聞きしながら、それで具体的に進めていくしかないと、そのような考えでいます。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) それは、いつまでもそれ行うんですか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これは、やはり早急にお聞きして、そして何ができるかと詰めてまいりたいと、こう思っております。それが信頼の一番初めであって、スピードが求められているなと思います。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 市長は、相手方に対しておわびという行為はなさったんでしょうか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) なかなかお会いできなかったものですから、書面をもっておわびをした、そういうことでございます。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) これはいつ行われたんですか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) いつと発送した日にちは明確に今お答えできませんけれども、最近でございます。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) それは、ひょっとしたら私が通告質問を出したからですか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 通告質問いただいて、それで事実関係を確かめまして、あっ、これはまずいと、まずいというあれはないですけれども、これは信頼を逸したということで反省いたしまして、それで文面を早急に郵送したというところでございます。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 私が通告を出すまで、それをチェックしなかったという市長もどうなのかねというふうに思うところなんですが、そういう今までの経緯からして行動をとってきたということであると、今市長から今後の信頼回復に向けての考えというのをお聞かせ願いましたけれども、それこそ私は信頼できないんです。どこかでまたチェックしなきゃいけなくなりますから、本当にチェックしますよ。早急に対応をしていただくことを求めます。

 あえて言わせてもらいますけれども、これは大きな失点でありますから、例えば先方に行かれるということがありましたら、公費は使わないでいただきたい。お願いします。公費を使って行かれては、非常に市民にとっては、市の信頼を失った上に公費を使われてはたまったもんじゃありません。お断りしたいというふうに思います。

 今回の話がちょっと重複するかもわかりませんけれども、今回の職員が私も先ほどの答弁ではわかりませんけれども、ただ想定できるのは、サボってしまったんだなというふうなことしかわかりません。

 ただ、結果として、相手方はもとより、館山市のあらゆる方面の方々、市の職員もそうです。そういった方々に多大な影響を与えたということは事実としてあるわけですから、このことを、今回のことを本当に肝に銘じていただきたいというふうに思うところです。

 そこで、ぜひともこれは言っておかなければいけないんですが、このことによって、松川鯉のぼり実行委員会、かなりの人数がいるというふうに伺っています。この中で、当時実行委員長をされていた方、ここに要請に来られた方、この件の責任をとって実行委員長を辞任されました。そして、またこの方たまたま町の議員さんという立場があったというふうに、現在もそうなんですけれども、そういった中で、やっぱりこの方への信頼というのも地元では失われたということ、このことは肝に銘じていただきたい。大変な御迷惑をおかけしたということを言っておきたいというふうに思います。

 そして、あえて言わせていただくなら、私も22年間の議員生活、1回除きましたけれども、毎回質問してきましたけれども、こういった類いの質問、二度とこの場で私はしたくない、させないでくれということを強く申し上げておきたいというふうに思います。早急な対応をお願いをし、この質問は終わります。つけ加えますが、チェックはさせていただきますよ。よろしくお願いします。

 次に、2点目の日常生活自立支援事業についてでありますが、生活支援員がかかわっている援助内容というのは、先ほどの答弁で了解をいたしました。また、相談者への対応についてでありますが、非常に複雑で、見守りが必要だったり、あと継続的にかかわっていかなければならないなど、契約には至らないという事案があるというふうに思うんですが、今どういう立場の方が対応しているのか伺います。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) この日常生活支援事業の利用契約に至らなかった方についての対応についてでございますけれども、今までの事例からしますと、制度の利用を検討する、そういう検討するきっかけとなった行政であるとか中核地域生活支援センター、包括支援センター等がその後の状況を見守って、その利用が必要だと思った時点で、改めてその検討を始める、そういうふうな形で対応しているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) これは、本当にまさに支援員の仕事じゃないんでしょうか。それはどうですか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 実際利用の契約が結ばれた後については、支援員が利用計画、それに基づいて支援等を行うんですけれども、契約が結ばれなかった場合につきましては、支援員の事業としての支援事業として行われることはございません。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 先ほど今館山には2名の支援員がいるということを伺いましたが、ちょっと伺うところ、法的な問題になるのかなと思うんですが、生活支援員の方というのは、いわゆるプライバシーの問題などかなり複雑な内容が含まれるために、他の業務との兼務ということが可能ではないというふうに聞いているんです。不可能だというふうに聞いているんですが、この辺はどうでしょうか。例えば民生委員の方が生活支援員を兼ねるということが可能であるかどうかお聞かせください。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 福祉サービスに携わっている者、具体的には民生委員の方がありましたけれども、民生委員の方が生活支援員を兼務することはできません。

 ただ、全国的な支援員はどういう方がなっているかということ、資料があるんですけれども、大体半数が民生委員等を経験して、それを辞任というとおかしいんだけれども、退任された後に生活支援員として登録されていると、そういう事例が多いということは伺っております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) どこの自治体というか、社協でもやはり窓口が社協になっているために、この生活支援員の人数というのはそう多くないのかなというふうに思って調べましたら、実は館山が2名という中で、この近隣でいいますと、南房総市が十数名、10人以上、鴨川がちょうど4人だけれども、登録がプラス5名、鋸南が3人というところで動いているということは聞いております。そういった中の先ほど答弁にあったように、鴨川から館山に来てこの業務をされている方がいるというふうに、されている事例があるというふうに聞いたんですが、それは事実ですか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 市内の利用者、この生活自立支援事業を利用されている方は市内に5名いらっしゃいます。そのうちの館山市の生活支援員が対応している方が3名、残りの2名の方については、鴨川の専門員の方等が対応しているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 日常生活自立支援事業という中に、やっぱり全国の社協、そしてまた県の社協の方針というのは、市民に一番近いところが行うというふうな方針だというふうに聞いています。今後規約改正であるとか、そういうことも含めて27年から実際に地域の社協が行っていかなければならないというふうな義務が発生するというふうに伺っていますが、その辺はどうでしょうか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) この事業の実施主体は都道府県の社会福祉協議会または政令都市の社会福祉協議会が実施主体となっております。

 御質問のとおり、事業の窓口を身近な市町村の社協に設ける、こういう方向性は示されているところでございます。実際に千葉県の社協といたしましても27年度までに各市町村への委託に切りかえたいという意向があることについては承知しているところですけれども、いずれにしても、スケジュールとして27年までに移行するということは確定しているわけではございませんので、各社協の事業が受けられる体制が整っているかどうか等を踏まえながら、その移行について検討していきたい、進めていきたいということは伺っているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 館山市は現在2名であって、その中で実際には27年から、それができるかどうか、やらなきゃいけないのかどうかというところがはっきりしていないので、どう考えても館山市の状況では整っている状況ではあるというふうには思えないわけです。鴨川から支援してもらっているんですから、鴨川の社協でしょう、ここから支援してもらっているわけでしょう、現在。

 そういった中で、やはりどうも毎回申し上げて、本当に言うほうも嫌なんだけれども、館山市の社協の仕事というのはどこを目指しているのかなというのをいつも考えざるを得ないような気持ちになるわけです。伺いますが、これが館山でどうしても27年から今の窓口対応だけじゃなくて、計画をつくって、もう実際に地域の社協がやらなきゃいけないよというふうになったときに、館山ができなかったら、これどうするんでしょうか、その辺どうお考えですか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 社会福祉協議会のほうで、そういう身近な生活のための支援を行うということは、本来市民の方々、利用する方々からは一番ベストな形かなと思っております。今回生活支援員の養成につきまして、今現在2名いるんですけれども、支援員の確保につきまして、館山市の社会福祉協議会と千葉県の社会福祉協議会が共催で支援員の養成のための講習会を開くということで、今話を進めていると伺っています。その中で、館山市の生活支援員等も今後確保していくものと考えております。

 あともう一つ、館山市の社会福祉協議会を受けるに当たりまして指導員、これは社会福祉士の資格を持った者が指導員として指導等をするんですけれども、そういう人材の確保等を今後進めていかなければいけないのかなということで、社会福祉協議会のほうと協議または指導とまでいきませんけれども、そういう養成等をしていきたいと考えているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) そうなんです。支援員をふやしていくには、やはり専門員が指導していくというふうなことが発生するわけです。現在指導する立場の専門員が社協にいますか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 今現在のところ、そういう資格のある者についてはございません。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 専門員が今いなくて、それで生活支援員を指導していかなければならないのに、これ本当に事業として、館山市の社協はやる気があるんですか。どうも理解ができないです。どうするつもりなのかなというのは本当に伺いたいんですけれども、片方では生活支援員をふやしていきたい、だけれども、専門員である方がいない中で、どうやってやろうとしているのか。まさかこんなことは思いたくもないですが、市では対応できないから、県でやってくれなんていうことにならないでしょうね。その辺はどうお考えでしょうか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 先ほどから御答弁申し上げているように、これは実施主体は千葉県の社会福祉協議会が実施主体として行うところなんですけれども、鴨川市の社会福祉協議会がその事業の委託を受けているところなんですけれども、そこで受けている中で指導員というのは、そこの鴨川の社会福祉協議会に設置していると。

 じゃ、それでは館山市の社会福祉協議会はどういうかかわりを持っていて対応しているかということなんですけれども、やはり生活指導員として身近な方にサービスを行えるような、そういう具体的な活動を市の社会福祉協議会が担っていると、そういう位置づけでございます。ですから、今後27年度に向けて、市が県から受けるに当たりましては、そういう指導員の確保とか、そういったところをクリアしていきながら、対応等を協議していくと、そういうふうに考えているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 実際には、今は鴨川の社協が委託を受けてやっているにしましても、先ほどから言っているように、住民と一番近いところにいる、そのまちの社協が何をやるのかということなんです。そこのところが現在の館山市の社協の中に、私は欠けているんじゃないかということを言っているんです。

 市長に伺いますが、補助金も出している団体であります。首長として、社協の事業の運営のあり方についても、やはり指導していく義務があるというふうに思うんですが、どこに行こうとしているのかが皆目見当がつかない、私からすれば。市長は、そのお立場でどういうふうに考えますか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 議員御指摘の点に対して、どこに方向性が行っているかわからないというお話ですけれども、館山市の社協に関しましては、やはりその人数の中でいろんな団体、ボランティア団体含め、民生委員含め、いろんな形で総合的に社会福祉を考えているということで活動はしていただいていると思っております。

 ただ、今御指摘の点に関しましては、これは鴨川の社協が県から受けて、それ委託を受けて、そしてその中で館山市としてやっているということなので、はっきりこれからどうしていこうかということに関しては、今お答えすることはできませんけれども、そういうものを踏まえて、これから指導していく必要性もあるかなと、こう考えております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 社協の中に組織されているボランティアの方であるとか民生委員の方なんかもそうなんですけれども、それはそれは一生懸命やっていらっしゃいます。それは、私はよく理解しています。

 ただ、かなめなんです。運営のかなめ、ここが何を考えて、何をしようとしているのかが本当に皆目見当がつかないということをさっきから申し上げているんです。伺うところ、こういう制度の問題なんかもそうなんですけれども、新しい制度ができたときとか、研修であるとかが行われるはずなんですが、館山の社協からは研修に本当に行っているのかなというふうなことを意見を聞かれたことがあります。今いろんな広域の見地からということとか、あるいは県なんかの中で話し合いをしなきゃいけなかったり、あるいは研修を受けなきゃいけなかったりするのに、きちんと参加されているかどうか、これチェックしましたか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 個々の研修について、出席しているかどうかについては、検証というんですか、確認等はしておりませんけれども、必要な研修等については出席していると、参加しているということでは話を伺っているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 行き違いがあるかもしれません。ただ、私の耳には、館山は来る姿は余り見ないというふうな指摘もあります。そういった中で、市長、この件については、やはり監督責任あるわけですから、また指導していくことも視野に入れながら、きちんとチェックをしていくということが問われる、指導力ということがここで問われるというふうに思いますので、ぜひともこの件については、お考えをいただきたいというふうに思います。

 実は、この間の問題をずっと、この問題だけじゃないんですけれども、本当にさまざまな問題がたくさんあるんですけれども、先ほどのやりとりの中でも、図らずも答弁が出たように、これは県が主体であって、窓口は地元の社協であるというのは、これは現状です。こういった中で、万が一館山でできないから県でやってくれよと、事業主体は県であるから、県でやってくれよというふうなことになった場合、県内でそんなところがあるのかどうか、本当これは調べてもらいたい、そう思います。地域に近いところで住民と接していく、いろんな問題を解決していくというのが、やはり社協の、社会福祉協議会の姿じゃないかなというふうに思います。こんなやり方していたら、一生懸命やっている方々、そこに組織される方々に本当に失礼な話になります。その辺は十分なチェックを再度市長には強くお願いをしておきたいというふうに思いますので、この辺はそういうお願いで、この質問は終わります。

 最後に、ついでと言っちゃなんですが、他の事業でもたくさん何かありそうな感じがするので、また機会見まして違う場面で質問するかもしれませんが、そのときはよろしくお願いします。

 3点目の(仮称)残土条例の問題なんですが、先ほど石井議員にかなり細かいところまでの答弁はしておりました。私が一番聞きたいのは、先ほどちらっと言ったのが2年かかってなんて、これは他市の状況なんですが、ということを言われましたけれども、いつまで具体的にやるということは、私はやっぱり明記しておくべきだと思うんです。いつまでもずるずるとやっていくというのはどうなのかなって。やはり計画をきちんと出して、いつまでに行うということをはっきりとすべきだというふうに思うんです。条例を改正しますよと言われてから、かなり時間がたっているわけです。その中で、私は中間報告的なことがあってもいいんじゃないかなと。それさえもない。そういうことをするから、本当にやる気があるのかないのかというふうなことをここで聞かなきゃいけなくなるんです。それはどうですか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) ただいまのお話ですが、条例改正につきましては、16の適用除外の条例の横並び表という形で比較検討しているところなんですが、それについては、文章上、机の上では容易に書けると思います。ただ、それを実効性のあるものにしていく必要があると思っています。職員体制しかり、例えば先進事例では警察のOBの方を雇用しております。そういった実効性のあるものにしていくことが一番必要だと思っています。申請書類のチェック、検査、現場の確認、また万が一の場合のときにスピーディーに効力、効果のある動きができるような体制、そういったものが必要だと思っております。

 ただ、先行した君津郡市の例では2年ほどかけておりますし、環境審議会、またパブリックコメント、またさまざまなケースの現場の視察状況なども把握してみる必要があると思っています。また、先進事例で条例改正したところのその後の対応、また動き、課題、そういったものも聞いた中で、じっくりと拙速にならないように、慎重に対応していきたいと思っております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 田中副市長。



◎副市長(田中豊) 中間報告の件でございますけれども、実は年度もかわりましたし、過去の議会のやりとり等から中間報告の状況を説明しなければいけないなというふうに市長と話をしていたのは事実でございます。しかしながら、時期を逸してしまいましたけれども、今後状況に応じて情報提供等をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) やると言った以上は、やはりここで言われる前にやってほしいなというふうに思います。ぜひともその件はお願いをしておきたいというふうに思います。

 先ほどもちょっと議論していたんですが、私も長いこと県の条例にも当時の県議たちとかかわった経緯もありますけれども、こう言っちゃなんですけれども、県の条例は非常にお粗末であるというふうな意見が多いというふうに当時から言われています。そういった中で、やはり市独自でさまざまな市が、この辺で一番近々で衝撃的だったのが君津市の取り組みではないかなというふうに思うんですけれども、君津市と館山市とは、やはり状況が若干違うという中で、県外からの残土は受け入れないというところについては、私もそれは賛成でありますけれども、ただほかにはなくても館山市は、これは絶対入れるんだというのが今机上の議論の中で何かありますか、目玉が。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 先行した市町より、まして地域性というのはある程度出ていると思います。館山市は館山市の実情に即した形の内容なりを慎重に見きわめていきたいと思っておりますが、やはり館山エリアとしては観光地域ということでございますので、例えば運搬に当たっての配慮とかそういったものも規制はできるのかもしれませんが、協力要請するとか、そういったところも必要になってくるかと思っております。

 また、先ほどのお話しさせていただきましたが、現行の3,000平米未満の案件につきましては、300を超える許可案件がございます。そういったものはしっかり対応していただいております。そういった意味で、300未満のものがしっかり通りますので、また目的が市許可案件と県許可案件で違うところもあると思います。そういうところも念頭に置きながら、条例改正のほうに向けていく必要があるのかなと思っております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) いずれにしても、これから作業に入るわけですから、よりよいものをつくってくれというのは当然でありますから、情報提供も含めまして、いろいろといい事例を見ながら、いいものをつくっていただくようにお願いをしておきたいというふうに思います。

 以上で終わります。



○議長(福岡信治) 以上で、18番鈴木順子議員の質問を終わります。

 午前の会議はこれで休憩とし、午後1時再開いたします。

          午後零時02分 休憩

          午後1時00分 再開



○議長(福岡信治) 午後の出席議員数18名。午前に引き続き会議を開きます。

 8番龍? 滋議員。御登壇願います。

         (8番議員龍? 滋登壇)



◆8番(龍?滋) 通告質問をいたします。よろしくお願いいたします。

 政府による成長戦略が我々市民にとって実感できるほどの効果をあらわすには、どれほどの時間を要するかははかり得ません。国がどのような政策を打ち出しても、直接的に市民の暮らしを守るのは地方自治体であり、市民の立場に立ったきめ細やかな市政が行われることが市民の一番の要望であります。

 我が市におきましても市民生活を守るための施策がさまざまに行われていますが、その中の1つ、ひとり親家庭の支援について質問いたします。既にひとり親家庭に対し、幾つかの支援が行われておりますが、所得が少なく、生活の困窮を訴える家庭もあります。現行の支援策を柱として、さらに細かな支援や手当を加え、生活支援を行うべきだと思います。

 そこで、まず小さな1、現在行われているひとり親支援の対象となる世帯数と制度の利用状況をお伺いいたします。

 続きまして、現在の支援以外に新たに可能な限りの支援を行うべきと思うが、市としてはその考えがあるかどうかをお伺いしたいと思います。

 次に、教育委員会制度についてお伺いいたします。昨年末の衆議院選挙における公約で、各政党は教育委員会制度の見直し、強化、廃止等、さまざまな主張を行い、全国知事会、市長会を初め、市町村教育委員会連合会や教育長会等の提言も一律ではない。このような中で、館山市教育委員会と市長はこれらをどのように受けとめているか、また市の教育と教育委員会のあり方について、その考えをお伺いしたいと思います。

 そこで、小さな1、教育委員会制度の改革がさまざまな場で取り上げられているが、市としてどのように考えているかをお伺いいたします。

 小さな2番、教育における諸問題に対し、館山市教育委員会としての新たな取り組みや改善策があるかどうかをお伺いいたします。

 最後に、大きな3番、耕作放棄地の再生についてお伺いいたします。農水省では、平成21年度から5年計画で耕作放棄地再生利用緊急対策事業を展開し、明年3月に国による本事業の実施期間が終了いたします。平成22年の時点で全国の耕作放棄地は39.6万ヘクタール、ほぼ埼玉県の面積になり、平成2年以降のこの20年間で3倍に広がっております。耕作放棄地の発生要因は、農業者の高齢化、また後継者不足、農産物の価格低迷などであり、このまま放置しておけば、さらに広がる傾向があると思います。農水省の平成25年度予算には、重点項目として耕作放棄地再生利用緊急対策交付金約45億円を盛り込みましたが、本市では千葉県の緊急雇用創出事業を活用し、1,500万円の事業をスタートさせたことは既に広報されております。

 そこで、お伺いいたします。現在進めている耕作放棄地再生事業の状況をお伺いいたします。

 また、今後の再生利用に継続性を持たせるための課題をどのように考えているかをお伺いいたします。

 御答弁によりまして再質問をさせていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 龍? 滋議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、ひとり親家庭への支援についての第1点目、支援の対象となる世帯数と制度の利用状況についてですが、ひとり親家庭の世帯が対象となる児童扶養手当を受給した世帯数は、平成24年度で母子家庭416世帯、父子家庭33世帯の計449世帯です。その他の制度の利用状況については、ひとり親家庭等医療費等助成制度は210世帯、高等職業訓練促進給付制度は3世帯がそれぞれ利用しています。

 次に、第2点目、現在の支援以外の新たな支援についてですが、高等職業訓練促進給付を近隣市に先駆けて行っているところです。現在国の社会保障審議会において、ひとり親家庭への支援施策のあり方に関する専門委員会を設置し、支援施策のあり方の検討を始めたところですので、今後はその動向を注視していきたいと考えています。

 次に、大きな第2、教育委員会制度についての第1点目、教育委員会制度の改革についてですが、現行の地方教育行政は、戦後一貫して教育の政治的中立性、継続性、安定性の確保や地域住民の意向の反映を趣旨とする教育委員会制度を基盤として、国、県との連携強化のもと、教育の機会均等の実現や教育水準の維持向上を初め、地域における教育、文化、スポーツの振興に重要な役割を果たしており、現教育委員会制度は意義のある制度と認識しています。

 館山市教育委員会においても教育委員の皆様は市内全小中学校を参観し、運動会や学校行事等にも積極的に出席し、児童生徒、教師などの様子を把握し、その思いを教育委員会会議に反映しています。そして、昨年は月1回の定例会のほかに、今日的課題について5回にわたる臨時会を開催し、対応しました。館山市教育委員の皆様の姿勢、行動力に頭の下がる思いです。

 なお、今後の教育委員会制度のあり方については、中央教育審議会や国の動向を注視しつつ、より一層開かれた教育委員会制度となることを期待しています。

 次に、第2点目、教育における諸問題に対する教育委員会としての新たな取り組みや改善策については、教育長から答弁いたします。

 次に、大きな第3、耕作放棄地の再生についての第1点目、耕作放棄地再生事業の状況についてですが、耕作放棄地再生活用促進事業は、近年の耕作放棄地の拡大と農業の担い手不足という地域農業が直面している大きな課題に対応するため、千葉県緊急雇用創出事業を活用して市が民間事業者に委託する方式で実施するものです。既に公募型プロポーザル方式により、市内の上野商店株式会社を受託業者に選定し、業務委託契約を締結しました。さらに、現在は雇用職員の募集とともに、再生作業を行う耕作放棄地を選定している状況です。

 次に、第2点目、再生利用に継続性を持たせるための課題についてですが、館山市としては、再生された農地を事業完了後も受託業者が引き続き耕作し、かつ雇用した職員の雇用の継続と農業技術習得や新規就農者の育成支援に努めることを期待しています。また、本事業を実施する中で、再生後の農地における栽培品種や利活用の方向性、再生後も農地として維持しやすい規模や立地環境などを課題として検証し、他の農業法人や各農村集落での耕作放棄地解消に向けた仕組みづくりにつなげていきたいと考えています。



○議長(福岡信治) 出山教育長。

         (教育長出山裕之登壇)



◎教育長(出山裕之) 次に、第2点目、教育における諸問題に対する教育委員会としての新たな取り組みや改善策についてですが、学校現場での喫緊の課題としては、いじめや不登校、学力向上などが挙げられます。特にいじめについては、昨年度から全国的に問題となっていますが、館山市においては、第1に学校内で対応するための相談体制の整備、また教職員による情報の共有などにより、早期発見、早期解決に努めています。今年度には、新たに心理テストを導入し、学級の状況把握に努めていきます。

 第2には、児童生徒が学校には相談しにくい事案への対応策として、いじめ相談室を設置したところです。学力向上については、学力向上プロジェクト委員会、館山市教育問題研究委員会、教職員の研修の充実の3つの施策により、小学校と中学校が連携した授業研究や教員の経験年数に応じた実践的な研修を進めています。また、ふるさと館山を理解し、誇りと愛着を育てることを目的に、歴史副読本「さとみ物語」を活用した授業モデルの作成を進めています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) それでは、再質問をさせていただきます。

 まず、ひとり親家庭支援でございますが、館山市においては平成23年度決算で総額1億9,275万円、この平成25年度予算は2億229万円となっております。人口や財政規模の違いから他市との比較は難しいと思いますが、国の示す制度に沿った支援内容が組まれていると判断できます。先ほども申しましたが、ひとり親の就業内容や子育ての環境によって、今以上の経済支援を望む声も耳に入っております。そこで伺いますが、答弁をいただいた以外の支援についての状況について、どのようなものかお伺いしたいと思います。

 また、答弁にありました高等職業訓練促進給付制度の利用実績については、3世帯とありました。この制度が制度化されてから、この24年までの申し込み給付数と24年度の給付額についてお伺いしたいと思います。お願いします。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) まず、その他の制度、どのようなものがあるかということについて回答させていただきます。

 この答弁のほかに、制度といたしましては、県のほうの制度といたしまして、母子福祉基金貸付制度というのがあります。これは子供の就学とか、また母親が就労するために必要な資金を無利子または低利子で貸し付ける制度でございます。また、そのほかの支援といたしましては、保育園への入所について母子家庭、父子家庭がその保育園に入所する場合は、その必要性が高いものとして認識して対応しているところでございます。また、保育料につきましても低所得者については、保育料の減額等で対応しているところでございます。

 もう一点目、高等職業訓練促進給付制度についてでございますけれども、この制度は母子家庭の母が就労のために役立つ専門的な資格取得のため、養成機関等で就業するための必要な助成を行うものでございます。それによって、母子家庭の経済的な自立を促進して、もって福祉の向上を図ろうとするものですけれども、実際この給付の実績の件数ですけれども、平成21年度からこの事業が実施されまして、平成24年度までに4名の方が受給しております。24年度の支給の額ですけれども、3件で289万2,000円の支給、支出を行っているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) ありがとうございます。今説明いただきました市の支援についてですが、大半が児童扶養手当ということで、これは直接的な生活支援の部分だと思っております。そして、今お話しいただきました高等職業訓練促進給付制度、21年からこの24年まで申し込み4名、昨年3件で289万ということですので、昨年利用者があったということで、確かに家庭のひとり親のお母さんあるいはお父さんの新たな就業のための制度というものは有効であるとは思うんですが、実際には現在働いているその延長で仕事というのは組まれていくと思いますし、また子育てをしながら、そのような研修を行いながら、新たな分野に踏み込んでいくというのも大変難しいことではないかなと思っておりますので、なかなか生活の支援という中では、これらの制度は否定はしませんけれども、もっともっと直接的な支援をしていくべきではないかなというふうに思うわけでございます。

 続きまして、平成25年3月1日施行ということですので、本年になりますが、母子家庭の母及び父子家庭の父の就業の支援に関する特別措置法というものが出ておりまして、市で設置した、今説明がありましたけれども、自立支援教育訓練給付金あるいは高等職業訓練促進給付金、就業支援として有効な制度ということは言えますけれども、この措置法に掲げております民間業者への優先雇用の協力というものを行うべきだと思いますが、どうでしょうか。ほとんど全てあるいはほとんどの保護者が何かしらの仕事についていると、そういう状況の中で、行政として特別な配慮が必要ではないのかなとも思うわけです。子育て等で時間の制約を受けながらの就業というのは、事業主の協力あるいは理解がなければ、時間的にも精神的にも非常に大変なことになろうと思います。これらにつきまして、官民一体となって取り組む子育て支援というものが展開されれば結構なことではないかなと思っております。それにつきましては、行政側からの大きな働きかけが求められると思いますが、この職場環境づくりに対する支援についてはいかがでしょうか、お願いいたします。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 平成25年3月1日施行されましたこの特別措置法におきまして、国が民間事業者に対しまして、母子家庭の母及び父子家庭の父の優先雇用や就業の促進を図るために必要な協力を求めるよう国が努めることとされております。また、それぞれに基づく施策に応じまして、地方公共団体も必要な施策を講じるよう努めなけりゃいけないと規定されているところでございます。今後、こういう制度があるよという周知を事業者にしていくことがまず第一歩かと思っておりますので、今後国、厚生労働省ですけれども、そういう事業の内容の周知のパンフレット等が配付される予定でございますので、それをもって各事業所に周知の徹底をまず図っていきたいと、そういうふうに考えているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) ありがとうございます。3月1日施行ですので、今おっしゃったように、周知するということがこれからの時間的な中では大切な部分だと思います。まず、国が示して、この措置法の中にございますが、その国の動きを受けて各地方自治体においても同様に働きかけをするようにというような方向性示されておりますので、ぜひその流れに沿って、館山市としても積極的に取り組んでいただきたいというふうに思います。

 次に、他の自治体においては、国の示す支援制度のほかに独自の支援策を掲げているケースがあるように見受けられます。例えば住居支援として、公営あるいは市営住宅の優先入居あるいは家賃の減額、また上下水道料金の減免であるとか市県民税の控除等、これらの支援について、どのように考えるかお伺いいたします。市として、支援の拡大につながる検討ができるかどうか、これらについてお伺いいたします。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 国の示す支援制度のほかに、市として独自の支援制度についての御質問でございますけれども、今先ほど市長の答弁にもありましたように、国で今ひとり親家庭の支援の施策について専門委員会が設置されまして、これは5月に設置されたんですけれども、そこで支援の制度について具体的な検討をしていくものと考えております。それらの支援の内容の結果、またどういう考え方が示されるか、そういうのを踏まえ、注視して、今後市の独自の支援が必要であれば、関係課と協議して進めてまいりたいと、そういうふうに考えているところです。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 国の示す制度に沿ってということであります。国から交付金なり、あるいは助成金なり、その流れがあればそういうことになろうかと思いますが、例えば住居支援であるとか上下水道料金、市の財政の中で検討できる部分も当然あるわけでありますので、それは家庭支援に対して市がどれほどひとり親の皆さんの声を受けながら、少しでも支援をしていこうというその姿勢があれば、具体的に展開できることではないかなというふうに考えるわけです。

 さらに、今私、住居支援ということで話しましたけれども、私のところにひとり親家庭で経済的な理由から市営住宅に入りたいんだけれどもという、そういうような相談等もありますけれども、市営住宅に関してちょっとお伺いいたしたいと思います。現在の市営住宅の総数に対しまして、ひとり親の世帯は何世帯の入居があるのかお示しいただければと思います。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 市営住宅の総数に対しますひとり親世帯の世帯数ですが、平成25年5月末現在、先月末現在ですが、市営住宅に入居している世帯数は255世帯です。そのうち、ひとり親家庭につきましては23世帯が入居されております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 市営住宅の入居募集をかけまして申請が上がってくるわけで、当然それらに対しての審査あるいは入居の条件というものがそこには掲げられております。そして、また審査する中では、高齢者であるとか身体的な障害のある方々に対して、十分な配慮がされているんだと思います。そのような配慮でありますので、その中でひとり親家庭の優先というのは考えなくてはならない部分なのかもしれませんが、ちなみに、さらに平成24年の市営住宅の入居者募集数と応募数についてお伺いしたいと思います。昨年度2回ほどの募集を行ったんでしょうか、そのときの募集数と、そこに応募された数、そしてまたその中にひとり親の世帯の応募があったかどうか、わかれば教えていただきたいと思います。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 御質問の市営住宅の昨年度の応募状況についてですが、平成24年度は2度入居者の募集を行いました。合計11戸の募集を行いまして、応募数は延べ22世帯でした。そのうちひとり親世帯につきましては2世帯でした。

 なお、このひとり親世帯2世帯とも、入居は決定しております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) ありがとうございました。昨年、今答弁いただきましたように、2世帯の方々が希望どおりに入られたということで結構だと思いますが、22世帯の応募の中で11戸ということで、なかなか狭き門になっているわけで、市長への相談といいますか、意見の中で、市営住宅の建設についてというような問い合わせが過去にあったかと思いますが、市としては当面といいますか、現在そのようなことは考えておらないということでありますので、この状況、今の時代に公営住宅、市営住宅を建設するということはなかなか難しいことだと思います。その人の生活状況によっては、生活保護世帯ではなくても、例えばひとり親の世帯が応募に取り上げられなかったとした場合には、住居支援をしてもいいのではないかなと思います。つきましては、これは私の考えですけれども、所得等に応じて一般の民間のアパートの賃貸料に対しての補助ということも考えられるんではないかなというふうに考えます。これはそのようなことをちょっと提案させていただきたいと思います。

 次に、教育委員会制度についての再質問をさせていただきます。答弁にございましたが、教育の政治的中立を保つということは、教育委員会制度の根幹をなす最も大事な部分であろうと思います。現在のところ、教育行政のレベルでは、この原則を堅持しつつも、教育再生会議の意見により、文部科学省が中央教育審議会に諮問する形で改革案が出てきているというのが現状のようでございます。過去から既にあった教育委員会の廃止も含めた制度改革論議の盛り上がりというのは、日本維新の会の橋下代表の教育委員会との対立発言が端を発したんではないかなというふうに私は考えておりますが、橋下氏のたびたびの極端な発言を見ましても、むしろ逆に教育の中立性を保ち、子供たちへの安定した教育の必要性を感じたというのは私一人ではないのかなというふうに考えております。

 平成24年の6月、全国市長会の提言におきまして、教育委員会設置は選択制を導入するとありました。全国の市長の判断に差があることがわかりますし、先ほど申しましたように、廃止論についても積極的にマスコミ等で発信する市長等がいますので、なかなか一律にこの提言が整わない、むしろ選択制を導入するという表現に変わっているんではないかなというふうに感じるんですが、この現行の教育委員会制度を意義ある制度と館山市としては認識しているということであります。

 そこで、あくまでも一般論としてでありますけれども、教育委員会に対して指摘されている問題として、事務局の提出議案の追認をするだけで、実質的な意思決定を行っていない、地域住民の意向を十分に反映していない、地域住民との接点がないなどがあります。冒頭の答弁では、教育委員会の皆さんに対し、小中学校への参観や行事出席、また現場の様子を把握し、会議に反映ということで感謝の弁がございました。委員の皆さんのそれぞれの立場でのかかわりを否定するものではありませんけれども、教育委員会としてこれらの指摘をどのように考えているかということの質問をさせていただきます。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) お答えいたします。

 教育委員は、月1回の定例会議を行っておりますが、その定例会議終了後に全員協議会を開催して、教育委員会としての今後の方針あるいは計画、教育のあり方、さらには今日的な課題等について意見を交えております。それらを踏まえながら、教育委員会事務局がさまざまな方針計画を立案して会議に提案しているところでございます。

 そして、教育委員、地域住民の意向をということですが、教育委員御自身が地域住民であります。日ごろから地域で生活する中で、住民の方の意向を伺っているものと思いますし、その代表として議会で同意を得て活動されております。また、地域住民という視点だけでなく、教育委員の立場から、先ほど市長答弁にございましたけれども、この4月、5月におきましても館山市内の全小中学校を訪問して、子供たちの様子、授業あるいは施設、学校、職員の様子を見て、反映しているところであります。これ以外にも、教育委員は卒業式や入学式、さらには運動会、館山市教育委員会主催の行事にも数多く積極的に参加するとともに、教育委員御自身で研修会を開いて研修会にも参加しております。それらを踏まえながら、教育委員会会議に意向を反映しているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) ありがとうございました。定例会、臨時会の後に全員協議会を開催して、最近のテーマあるいは課題についての打ち合わせを、協議をして、また今後の取り組みについてということのお話でございました。ホームページ等で見ますと、公開部分、また非公開部分も含めて、議案内容についての審査状況、その程度しか発表されておりませんので、なかなか委員の皆さんの取り組みについては、私たちも知る部分が、理解する部分がなかったなというふうには感じております。ですから、これらの会議で議案審議のほかに皆さんでいろいろ協議されているということはわかりました。

 ただ、教育委員の方々、教育長は教育委員ですが、一般の方々ということでお考えいただければと思いますが、それらの方々の御意見の中で、特筆するといいますか、大きな提案あるいは提言、そういうものが出されているのかどうかということについて、ちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) お答えいたします。

 学校訪問あるいはさまざまな行事への参加を通して、最近の特に顕著な例としまして2点ほど申し上げます。1つは、地域の教育機関と連携した教育活動の充実が提言されました。具体的には、お茶の水女子大学と館山市の間に相互協力に関する協定が結ばれ、海洋教室促進プログラムにより児童生徒対象の観察実験会や教職員対象の学習手引書づくりを実施したり、海の観察ガイドを児童生徒全員に配付しております。

 また、2点目としまして、いじめ相談室の設置に当たりましては、相談者が話しやすいように担当者を中立の立場の人にすべきとの提案をいただき、警察OBが担当するようになっております。

 以上でございます。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) これも一般的な感想で申し上げるわけですが、市民、保護者の側から、教育委員会は各学校の教育の中枢をなすものと、そういう認識はしていると思うんです。冒頭の答弁でも、館山市の教育における諸問題、課題に対しての取り組みについて答弁いただきましたし、今教育長からの説明もいただきました。特に学力向上というのは、館山市のかけがえのない子供たちの将来のために、またこの地域の発展の基礎となる人材育成のためにも学校関係者の尽力をお願いしたいところでございます。

 私たち議員も学校教育に関する議会質問をさせていただいておりますが、無論今日的な課題に対してであります。例えば先ほどから出ておりますが、いじめ問題、これらを初めとして、防災教育、学校の通学路の安全対策などですけれども、これらについては、保護者も同様に問題意識を持っております。教育委員会、そして教育委員さんが中心となって、PTAその他の関係団体との共催で行う防災教育であるとか、いじめ問題フォーラムのような内容であるとか、そのような取り組みがあってもよいのではないかなというふうに考えます。

 1つのテーマで教育委員の皆さんと市民、とりわけ保護者の方との接点をつくるということ、そしてさまざまな教育問題についての認識を共有し、あるいは意見をぶつけ合うということも当然必要になりますが、そのような場をセットするようなことが大事かなというふうに考えるんです。

 例えば防災教育につきましては、群馬大学の片田教授のお話は全国的に今されて、大変忙しい思いをされているかなというふうに思いますし、いじめ問題については、夜回り先生、水谷修氏の取り組み等もマスコミ等で取り上げられますし、大変実績といいますか、本当に真剣な取り組みがありますけれども、予算を伴うことでもありますけれども、ぜひそのような教育委員会中心となって、また市民、保護者の方もともに大きなテーマを掲げて取り組むような催し、教育長、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) お答えいたします。

 学力向上や生徒指導においては、先ほど御説明したとおりの取り組みを実施しております。しかしながら、社会の変化に伴いまして、状況を見て、また新たな取り組みを随時入れていく必要があると思います。その際、教育委員会として取り組むものと、あるいは学校として取り組むもの、そこら辺が分かれるかと思いますが、例えば最近の社会的な問題で心配するのは、ネットにおける問題とか、これらについても学校事情によりけりもありますので、学校あるいは教育委員会、どこが担当するかを見きわめながら、新たな問題に対しては対応してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 学校の問題については、それぞれの学校の特色といいますか、状況があるわけですが、それらも全ては教育委員会のほうへ集約されて、それぞれの事案を参考としながら、ほかの学校への参考となっていくという流れになると思いますが、今最後に私申しましたけれども、ぜひ館山市においての防災教育であるとか、いじめ問題、これらを掲げて市民全体となってそこに参加して取り組むという流れを考えてみたいということで提案させていただいたんですが、これは確定できる問題ではありませんが、教育長の気持ちとしていかがなもんでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) いじめ問題あるいは防災の問題、これ以外にもさまざまありますので、状況を見きわめつつ、取り組んでいくことが大切なのかなと考えているところです。

 例えば昨年度もさっきネットの問題を私挙げましたけれども、青少年問題協議会でそれに関する講師を招いて研修したりということもしました。いじめあるいは防災につきましてもタイムリーな時期に、また取り組んでいきたいということは考えております。いじめについては、もう常日ごろ考えていかなきゃいけないことだと認識しております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 教育長にお伺いしたんですが、市長、どうでしょう。館山市として、そのような私の話、ちょっと御理解いただければと思うんですが、どんなもんでしょうか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 今教育長が答弁したように、いろんな問題が起きています。それを含めた中で対応できるものは対応していきたいと、議員提案いただきましたので、それも前向きに検討させていただくというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) ありがとうございます。頭の中に置いておいていただければ結構です。よろしくお願いします。

 最後に、耕作放棄地の再生についての再質問を行います。市長の答弁によりまして、事業の進捗状況につきましてはわかりました。大事なことは、今後も耕作放棄地の増加が見込まれる中で、この事業をモデルとして継続的な再生活用を促進していこうということが大事でありますし、また農業法人あるいは集落単位での取り組みに明確なメリットを示さなければ、なかなかこの事業も将来的に展開できることではないなというふうに思っております。再生後の活用について、もう少し具体性のある方向性を示していただければと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 事業についての御質問でございますけれども、まずこの取り組みによる明確なメリットでございますけれども、円滑な農地の貸借が進むということでございます。当事者同士が相対で貸借をする場合、どうしても地主の理解を得るにはなかなか容易ではないということでございます。既に実施している農地バンク制度あるいは国が進めている新たな農地の集積制度によりまして、そういう制度を活用しながら、市が間に入る、仲介に入るということで地主の理解も得られやすく、円滑な賃借が進むものと考えております。

 次に、耕作放棄地の利活用に際してでございますけれども、これは県の安房農業事務所、それからJA安房あるいは市で構成する館山市耕作放棄地対策協議会なるものがございまして、その機関あるいは指導農業士などが支援をして、官民が連携した事業にしていきたいと考えています。こうした連携事業においては、学校給食事業への農産物の供給源の利活用だとか、学校体験農園など、食、農の教育の現場としての利活用が考えられると思います。

 加えて、集落による人・農地プラン、大戸地区で進めておりますけれども、現在のところ。こういうものの作成とあわせて取り組んでいただくことによりまして、円滑な農地の貸借がさらに図られるということだけではなくて、農地の集積協力金など、人・農地プランを作成することによるメリットが受けられることができると思います。

 また、再生後の活用としては、再生した農地を担い手に提供する農地として位置づけ、地域の農業者あるいは農業法人により利活用がされるように、市のほうで呼びかけていきたいと考えています。この事業によって、受託業者が取り組んできた再生から利活用ノウハウを模範的なモデルとして生かしながら、耕作放棄地の再生利活用が単なる保全活動に終始することなく、農業経営の規模拡大として経営に取り入れられるように、市としても支援をしていきたいと考えております。

 最後に、こうした基本的な方向性を基礎として、交流人口の拡大のために観光農園ですとか市民農園を開設したり、農村環境保全のために景観作物やビオトープ、これは蛍の生息など環境保全の取り組みのことを指すそうですが、こうしたもので活用するなど、地域の求めに応じた多様な形での利活用が促進されるよう、働きかけていきたいと考えております。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 現状を踏まえた上で、将来的な構想というものを細かく述べていただきまして、ありがとうございます。くどいようですけれども、継続的に耕作放棄地の再生を行おうという、その背景は十分わかるわけですけれども、その活用ということで、さらに考えてみた場合に、あくまでも再生活用というのは生産増につながらなくてはならないわけです。土木作業をするだけではありませんので、それを使えるようなもとの整備された農地をそこにつくり上げるわけです。当然そこを活用するということは、そこで生産行動、生産活動が行われて、生産増につながると。その場合に、再生によってでき上がってくる農産物、この生産高のアップというのをどのように流通と販売につなげていくかという、このテーマも大事なことだと思います。そこで、館山市として今現在取り組んでいる施策との関連性の中では、流通と販売にどうつなげようかということについてのお考えをお伺いいたしたいと思います。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 作付した農産物を生産された後の流通販売にどうやってつなげるかという御質問でございます。まず、利活用によって作付された農産物につきましては、その立地や規模など、農地の条件に対応できる栽培技術を習得しまして、それとともにその品質を維持し、市場での取引に対応できるように、JAであるとか各種生産組合、農産物直売所など関係機関との連携を図りながら、流通及び販売につなげていきたいと思っております。

 次に、今市のほうで取り組んでいる各種施策との関連でございますけれども、担い手の育成確保対策としては、この事業による耕作放棄地の再生から作付及び販売までの一連を営農のビジネスモデルとして新規就農の支援に活用していきたいと考えております。また、6次産業化や地産地消の推進としては、利活用による農作物の確保を初めとして、体験農園や市民農園への活用、先ほども申し上げましたけれども、学校給食、それから農産物直売所連絡協議会との連携、飲食店など実需者、実際に使う方でございますが、に情報を積極的に配信し、需要喚起するなど、地元への消費の促進に向けて支援をしていきたいと考えております。

 さらに、農業者を含め、消費者に耕作放棄地の再生利活用の理解とその促進を図るために、メールマガジンあるいはホームページなどの媒体を通じて情報を発信していきたいと思っております。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) ありがとうございます。本年4月の23日ですが、林芳正農水大臣が産業競争力会議におきまして、攻めの農林水産業の具体策を示したわけですが、その中で耕作放棄地の活用を重点に掲げ、農地中間管理機構(仮称)です。まだこれは仮称のようですが、これを新設するということを表明されました。この狙いというのは、農業経営の規模拡大や耕作放棄地の解消につながるというものなんでありますが、今後これらが具体化する中で、積極的に手を挙げて今回の事業の延長あるいは継続というものにつなげていってほしいと思いますが、これについてはいかがでしょうか、お願いします。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 国が農地の中間管理機構を設置をするという動きについては、情報を頂戴しております。ただし、まだ詳細につきまして、こちらのほうまで伝わっていないところがございます。しかも、今後10年間で担い手の農地利用を全農地の8割にするというような報道でございますので、非常に大がかりな取り組みになるのではないかと思っておりまして、当然今申し上げた、これまで説明申し上げた事業も耕作放棄地に大きくつながるというふうに考えておりますけれども、十分にこうした情報をいただきながら、国の動きと連動しながら、今後の耕作放棄地の対策に向けて動いていきたいと思っております。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 館山の豊かな自然環境の中で発展を考えたときには、農業振興というのは必須の条件だというふうに考えております。TPP問題の行方も大変気がかりでありますし、政府の攻めの農業という言葉も空回りの心配があるというのは私の実感なんですけれども、そのような中で、地域農業の再生というのは全てが私ども、館山市、また地方自治体に委ねられていると言っても過言ではないなというふうに考えております。

 先ほど部長の答弁の中では今後の取り組みが示されました。今の時代に農業の活性化というのはどれも容易なことではございません。館山市におきましても地産地消の推進あるいは6次化、また給食への関係性、連携、また生産者と消費者の実需者との結びつきとさまざまな形で取り組んでおりますけれども、実際にはこれらが1つ1つの施策として成功するというよりも、しっかりと絡み合っていかなくてはならない、個から面として館山市全体の農業あるいは他産業との連携、これが面として確立されていかなければ、成功までにはいかないんだろうと思いますし、大変な時間もかかるし、どれも容易なことではないなというふうに感じております。

 しかしながら、未来構想というものをしっかりと定めた上で、地道に取り組んでいただきたいと思います。私も長年農業関係で生活してきておりますので、担当課のこれらの取り組みに対しては、非常に感謝する面もございます。しかしながら、なお一層の努力をここでまたお願いしまして、きょうの通告の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(福岡信治) 以上で、8番龍? 滋議員の質問を終わります。

 次、15番榎本祐三議員。御登壇願います。

         (15番議員榎本祐三登壇)



◆15番(榎本祐三) 質問の前に、さきに秋山議員も申し上げましたが、このたび私が議員として10年間の永年勤続により、全国市議会議長会から表彰されましたことは、先輩、また同僚議員を初め、執行部の皆さん、そして市民の皆さんの御指導、御協力のたまものと、この場をおかりしまして、改めて感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございました。

 それでは、さきに通告しておりますとおり、館山市のごみ再資源化事業に関して、第2次館山市行財政改革方針に関しての2点についてお聞きします。初めに、館山市のごみ再資源化事業に関してお聞きします。この件に関しましては、昨年9月議会でペットボトル処理単価が同じ会社が受注しているのにもかかわらず、館山市は南房総市の3倍になっているとの私の指摘に端を発しており、市議会としても平成23年度決算の認定において、全会一致でごみ行政に関し、改善を求める附帯決議をしたところでもあります。また、市民から監査請求がなされ、既に住民訴訟になっていますことからも、私も責任の一端を感じており、執行部の皆さんとしっかり議論をして、説明責任を果たすとともに、ごみ行政の改善の一助になればと思っているところでもあります。

 初めに、ペットボトル処理の月報に関してお聞きします。この件は、ペットボトルの処理量に対して、容器包装リサイクル協会への搬出量が他市に比較して極端に少なく、平成20年度から23年度の4年間で220トンもの不適物が出ており、新聞報道では市の担当者がこの不適物は焼却処分したと言っていることが問題となっているものであります。毎年44から70トンもの不適物があるということは、館山市民のペットボトルの搬出の仕方が悪いことが原因として考えられるわけです。

 そこで、どのような状態になっているのか、業務委託の仕様書に示されている委託業務月報ではどのような数値になっているのか調査したところ、平成20年度から23年度までの月報には不適物の数量はゼロとなっており、不適物がどれだけあったのか、月報からは把握できませんでした。しかし、仕様書によれば、不適物は可燃物、金属類、ガラス類に分別し、館山環境センター内にあるトラックスケールで計量後、可燃物については館山清掃センターへ、金属類については安房郡市広域市町村圏事務組合粗大ごみ処理施設へ、ガラス類は館山市が指定するガラス処理場に搬入することになっているのです。つまりペットボトル処理業務においては、仕様書どおりの報告がなされておらず、それを指摘して改善することもしてこなかった、ずさんとも言える管理によって、館山市の不適物がなぜ多いのか等の原因などは明らかにできない状況にあったわけです。

 そこで、昨年12月議会で仕様書どおり、事業者に委託業務月報を正確に作成させることを求め、3月議会で実績をお聞きしましたところ、1月の実績が出されましたが、データとしては少ないことから、1から3月までの実績を6月議会で正確に報告していただくよう要望したところでありましたが、実績はどのようになっているのかお聞かせください。

 また、不適物の内容を分析した結果はどうなのか、その結果に基づいてどのような対応をされたのかお聞かせください。

 次に、平成25年度の入札及びその結果についてお聞きします。従来の随意契約が制限つきとはいえ、一般競争入札になったことは一歩前進したと思っており、それなりに評価をしております。しかし、入札条件や入札結果等に疑問が残りますので、お聞きするものであります。まず、入札条件に「中間処理及び保管を行うために必要な施設を有していること」となっておりましたが、参加業者はいずれも当該施設を有していたのかどうかお聞きします。

 第2に、3月7日の毎日新聞千葉版によれば、制限つき一般競争入札によって従来の随意契約より割安になったとありましたが、この結果をどのように受けとめて考えておられるのかお聞かせください。

 第3に、ペットボトル処理に至っては、従来の平均からすると約45%、1,000万円も安くなっていると指摘されています。当該業者が平成24年度に随意契約した金額約2,500万円からすると、半値以下になっています。安くなった理由等について、調査分析されたのでしょうか、調査分析されたのであればお示しいただきたいと思います。

 次に、大きな2番目の第2次館山市行財政改革方針に関してお聞きします。皆さんの努力によって、財政収支の均衡が計画よりも1年前倒しで実現したことは大いに評価したいと思います。平成20年度の経常収支比率101.5%の時期を思うと、格段の差であると思っています。そして、このたび第2次館山市行財政改革方針が示されました。具体的な取り組みや担当課も明らかにされ、内容のあるものになっていると思いますが、かつて私が静岡市の行財政改革の事例で紹介しましたように、具体的な目標金額が示されておれば、さらによかったと思います。

 そこで、お聞きするのですが、第1に、これまでの成果について、まず財政収支の均衡を前倒しで実施できた要因については、どのように判断されているのかお示しください。

 第2に、財政推計からすると、地方交付税の増額が財政収支を好転させる後押しになったと思うのですが、どのように考えておられるのかお聞かせください。

 次に、今後の取り組みについてお聞きします。初めに、最大の取り組みだった人件費の抑制については、既に限界に来ていると思うのですが、さらなる抑制を考えるのかどうかお聞かせください。

 第2に、ごみ再資源化事業で明らかになったように、随意契約による事業の割高は否定できないと思うのです。そのような意味において、随意契約の見直し等について取り組む必要があると思いますが、いかがでしょうか。

 以上、御答弁によりまして再質問させていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 榎本祐三議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、ごみ再資源化事業に関する第1点目、ペットボトル処理の月報についてですが、昨年12月から仕様書どおりの報告をさせ、受理しています。その実績と分析結果及び対応については、建設環境部長から答弁させます。

 次に、第2点目、平成25年度の入札及び結果についてですが、入札参加業者はいずれもそれぞれが中間処理及び保管を行うために必要な処理施設を有していました。

 次に、一般競争入札による契約金額についてですが、平成25年度業務において、1キログラム当たりの単価が下落した理由は定かではありませんが、受託者の競争相手となり得る企業の出現という館山市内における廃棄物処理業界の状況変化によるところが大きいと推察しています。つまり平成24年度業務の契約時と異なり、平成25年度業務の入札時には、受託者のほかに市内業者2社が廃棄物処理施設を設置し、業務経験を有する従業員を雇用し、または雇用する準備を整え、入札に参加しました。そのため、受託者は業務受託の獲得について、危機感を持って入札に臨むこととなり、その結果、競争原理がより強く働くことによって、落札価格が下落したものと考えられ、決して単に入札を実施したからという単純な理由によるものではないと考えているところです。

 次に、大きな第2、第2次館山市行財政改革方針に関する第1点目、これまでの成果についてですが、財政収支の均衡を前倒しで実現できた要因については、職員数の削減や職員給与の時限的なカット、事務事業の見直しによるさまざまな経費の削減など、市民の皆様の御理解と御協力により進めてきた行財政改革の効果があらわれた結果であると考えています。

 次に、地方交付税の増額が好転の後押しをしたとの点については、地方交付税の増額も大きな要因であると認識しています。

 次に、第2点目、今後の取り組みについてですが、人件費については、本年度も昇給延伸等や特別職の給与、管理職手当の削減など、館山市独自の削減を行っていますので、現在のところ、さらなる抑制は考えていません。しかしながら、第2次館山市行財政改革方針にありますように、事務量が増大する中で、これに対応するため、事業のスクラップ・アンド・ビルドを行いながら、事業の民間委託や非常勤職員の活用などにより、今後も人件費32億円台を維持していきたいと考えています。

 次に、随意契約の見直しについては、前回の定例会でもお答えしたとおり、館山市ではことしの1月に随意契約のガイドラインを策定し、随意契約は競争入札を原則とする契約方式の例外であることを十分認識し、適切な運用を図るべく、留意するよう指示しているところです。さらに、予定価格が500万円以上で、必要と認めるものについては、館山市指名業者選定等審査会において、随意契約の妥当性について審査を行っています。また、競争入札を実施する事業においても工事とは異なり、明確な積算基準がない業務委託等の予定価格の設定に当たっては、複数の見積もり内容を十分に精査し、適正価格の把握に努めています。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 大きな第1、ごみ再資源化事業に関する第1点目、ペットボトル処理の月報についてお答えします。

 ペットボトルと一緒に小分けの袋に入れられた状態でごみステーションに出されて収集されたものの、ペットボトルとは異なる材質であり、容器包装リサイクル協会に引き渡すことができないもの、いわゆる引き渡し不適合物の量は12月から3月までの累計で可燃物が5,905キログラム、金属類が245キログラム、ガラス類が150キログラム、合計で6,300キログラムでした。また、不適合物としては、これ以外にその都度重さを計量することが困難な飲み残しの飲料水などもありますので、重さにすると、相当な量になると考えられます。このことから、ペットボトルとして出された袋の中にも空き缶や瓶など、さまざまなごみが一緒に含まれているものもあり、今後資源ごみの出し方についての啓発や見直しが必要と考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ありがとうございました。

 まず、それではペットボトル処理の月報についてから再質問させていただきます。先ほども申し上げましたけれども、私はこの問題に固執するのは、館山市民のペットボトルの搬出方法が非常に悪いんじゃないか、近隣よりもというのがひとつこの問題から浮かび上がるんです。いわゆる市民のマナー違反です。それと、もう一つは、業者さんの、いわゆる収集業者さんが仕様書どおりに収集していないで、ごみも何も一緒に収集しちゃっているんじゃないかという部分があるわけです。収集業者さんがごみと一緒に集めるということはまずないと思うし、ちょっと私聞きましたところ、「そんなことはありませんよ」というお答えいただきましたので、そういうことはないんだろうというふうに思っております。そこで、議論させていただくんですが、そもそも仕様書で委託業務月報に不適物を記入させて、それを可燃物だ、金属類だ、ガラス類だって分類して計測するようにさせているんですけれども、これはどういう理由からそういうことをさせているんですか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 月報への不適合物の記入についてですが、資源ごみはきちんと分別して出してくださいとお願いしているわけですが、必ずしも完璧に徹底できていることではありません。ペットボトルとして分別して出されてくるだろうと思っている袋の中にも、汚れがひどく再資源化できないペットボトル、可燃ごみ、金属類、ガラス類などさまざまなものがまざっています。そのほかにも飲み残しが入ったままのペットボトルもまざっています。このため、委託業務の選別作業工程で除外して、清掃センターに搬入した可燃ごみ、可燃物、金属類、ガラス類などの量を把握するために報告するようにしているものです。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ありがとうございました。この委託業務月報を正確に出させるというのは、1つは、私自身はペットボトルそのものがごみじゃなくて有価物だからです。有価物の取り扱いというのは、かなり慎重にやらなくちゃいけないということでされているのかなというふうに思っております。つまり館山市がそのような仕様書でこのようにやりなさいよって決めていたにもかかわらず、現実には委託業務月報は約4年8カ月にわたって不適物はゼロと報告されているんです。そのために、不適物の内容が全くわからない、どうなったのかわからない。したがって、現状はどうなのかということを不適物の内容を正確に報告されるように、把握する必要があるんじゃないですかということで前回申し上げて、今回部長がお話しいただいたように、それぞれ4カ月でこれだけありましたということは、4カ月で6.3トンですか、単純に計算すると1年間では18.9トン、年間処理量の1割にもいっていないですよね。私、これ1割もいっていないということは、館山市のあれが、市民の出し方が極端に悪いとは言えないんじゃないかなというふうな感覚を持っています。というのは、南房総市あたりのやつを見ていると、大体15%ぐらいが容器包装リサイクル協会に出されていないものになっているみたいですので、そんなに悪くない。

 問題は、今部長のお話がありましたけれども、年間に44トンから70トンも不適物が平成20年度から23年度まであったわけですけれども、先ほどからの話からすると、今4カ月で6.3トンですと、1年間で約18.9トン、約20トンとして、その数を引いたら、残りの24トンから50トンですよね。これは70トンのときもあれだと思うんです。トータルの処理量はほとんど差がありませんので、不適物が70トン出たということは、先ほど言われたきちっと分別した金属だとか可燃物だとかガラスという量については、総体的には変わらないと思います。そうすると、残りの先ほど言った44トンから70トンもある、それを大体20トン引いたとして24トンから50トンは飲み残しの水の分だと、飲み残しの飲料水の分だというふうに判断せざるを得ないということになるんですが、その辺はどうですか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 飲み残しの量についてですが、先ほど議員御指摘のとおり、1割程度という試験的に計量した結果が出ております。ただし、これにつきましては、季節によって当然夏場は多くなってくるでしょうし、冬場は少なくなってくる、そういったこともあるかもしれません。また、計量するに当たりまして、空のトラックなりをもとにしまして、満載の状況のものがあります。ガソリンの燃料の増減も、多い少ないもございますし、職員の体重の差もございます。そういった誤差が正直なところ出てくるのが実態でございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 単純な計算で話ししているんですけれども、私は問題になっているのは、館山の職員は燃やしちゃったと言っちゃって新聞に載っちゃって、私はそんなばかな話はないと思ったんです。仮に年間50トン燃やしたといったら、毎週1トンずつ燃やすということになると、館山市の炉がもたないわけですから、それでどれだけどうなのか。

 もう一つは、有価物だということを考えると、きちっと報告させてどうなのかということを明らかにしないと、行方不明になりましたという話にはならないと思うんです。

 それで、仮に先ほどの計算でいきますと、月に2トンの飲み残しが出て、これ毎月500ミリリットルのペットボトルだったら4,000本のペットボトル分だけ飲み残しが出るんです。1日にすると130本です。これは2トンの場合ですので、70トンの不適物が出たというときは50トンですから、約倍になっちゃって500ミリリットルのペットボトル、1カ月で8,000本、1日で260本にもなっちゃうんです。私は、単純な計算だけで言っているんであれですけれども、執行部の部長の報告から想像すると、そういう実態にあるということをまず我々は認識しなくちゃいけないんだろうなと。

 先ほどもありましたように、じゃ原因は、だから館山市民のペットボトルの飲み残し量が多いんですねという話になっちゃうわけです。じゃ、それは市民に対して、飲み残しがこんなに多くて、非常に処理に手間がかかっているんですよということであれば、それはやっぱりPRをして、飲み残し、それとか先ほど部長が言われましたように、搬出するときにペットボトル以外のものと一緒にまぜないでくださいというような市民に対するPRは必要だと思うんです。今回の実態調査からすると、平成20年から23年の飲み残し量に私は物すごく疑問が残るんですけれども、その辺については、どのように考えておられますか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 確かに飲み残しの量を3カ月、試験的にはかってみました。そうしたら、先ほど答弁させていただきましたが、約1割ということ。季節によって変動はあるかもしれません。また、車の計量の仕方の問題もあるかもしれません。ただ、そういったものは、1年を通してはかってみてもらう必要があるのかなと思っております。

 また、市民の皆さんの出し方云々の話なんですが、実際現地の中間処理施設のところへ行きました。近隣の、隣の市から出されたペットボトルのブースと、正直なところ館山市民から集められたペットボトルのブース、そもそも一目瞭然なところがございまして、要は出ているものが正直なところ違っていました。そちらのほうは、課のほうに戻っていただければ、写真等見ることができますが、正直なところ出し方というか、収集の仕方が違うということです。隣ではネットに入れて、ペットボトルを処理できるような形にして出されているということ、館山市の場合は市販の例えばレジ袋に入れて、さまざまなものが正直なところ、残念ながらまざった状況で入ってきて、それが収集されて処理に回っているというケースがございます。そういったことで、さまざまな要因があるのかなと思っております。

 また、それで出し方の啓発につきましては、その実態、わかりやすく写真等も含めた中で広報、ホームページ等でその実情を周知していきたいと思っております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 今部長の答弁で趣旨もわかるんですけれども、数値的なものからすると、1年間とってみないとわからないんですけれども、しかし4カ月とってみたら、こういう結果が出たということは、いわゆるペットボトルと一緒にごみと言われる鉄くずだとかガラスだとか、そういうものが約1割弱混入していますという事実は、これははっきりしたわけです。

 ただ、問題となっているのは、今までは2割以上もの不適物が出ているわけです。その2割以上もの不適物は、皆さんは今の回答からすると、飲み残しじゃないかなと、飲み残しだと思いますという御回答いただいているんですけれども、飲み残しに仮にしたとしても、70トンも不適物が出たときのことを考えると、1日に500ミリのペットボトル260本分も飲み残し出るんかなという疑問が湧くじゃないですか。仮に20トンのときでも130本も飲み残し分の量、部長は運転手の重量だとかいろいろそういうのもありますよということですけれども、この件については、やっぱりきちっと業者を指導して明らかにしてください。そうしないと、これまずいんじゃないかなと。皆さんが、やっぱり執行部自身が業者をきちんと指導して、だって一番の問題は収集月報を仕様書どおりに報告していなかった業者が悪いんですから、それを見逃してきた担当者も悪いんです。それを5年間近くも見逃してきたということは、いや、これはやっぱり問題になるんだと思います。この件については、今住民訴訟の部分にも上がっていますけれども、いや、今の分析からすると、50トンも70トンも燃やしたなんていうことはなかったということは事実ですよね。何であのときに館山市は、担当者は、いや、それは燃やしたんですと言ってしまったのか、その辺のところわかりますか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 記事についてなんですが、収集された中にさまざまな可燃ごみとか金属、ガラス類などがまざっているというのはお話しさせてもらったとおりなんですが、これらのうちなんですが、汚れがひどくて再資源化できないペットボトルが正直なところございます。それについて、可燃物として焼却しているということを言ったという経緯でございまして、不適合物イコール全てを焼却処分したということではありません。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ここに11月20日の千葉日報の新聞記事があるんですけれども、これ読むと、やっぱり市民はみんな燃やしてしまったんだと。だから、そういう今部長が言ったような、きちっきちっとした回答をしておれば、こういう記事は載らなかったでしょうし、住民訴訟もあったのかどうかわからなかったと思うんです。これはもう完全に燃やしたと、市のほうが焼却しましたと言っている。毎年毎年これだけ焼却したということになっているもんだから、市民はこれ見たら、いや、そんなお金がかかって洗ったものを燃やすなんて考えられないよねという話になっちゃったんだと思います。そういう状況になっておりますので、ぜひペットボトルで飲み残しの量について、これは皆さんが業者に対して業務月報をきちっと報告させれば出てくるんじゃないかと思いますので、これはずっと報告してください。

 T商事さんが20年から23年度やって、24年度はA環境さんが引き継いだんですけれども、A環境さんもT商事さんと同じように、約2割の不適物があるということを我々が視察に行ったとき、当時の社長さんが対応で話してくれていましたので、やっぱり2割あるんだと思うんです。ということは、2割あるということは、単純な言い方すると、毎日130本ずつのペットボトルの飲み残しが、今の私の理屈から言うと出てきちゃうんで、この辺のところは明らかにしてもらいたいなと。

 私、何でこんなことくどくど言うかといいますと、公務員の職務執行において、ずさんな対応をしたばっかりに大変なことになっている住民訴訟の判決事例がことしの3月だったと思うんですけれども、御存じだと思うんですけれども、北海道の滝川市で元マル暴の生活保護者の人に対するタクシー券を渡したやつが2億数千万もあって、結局はこの判決で当時の担当部課長、担当の職員がみんな有罪になって、これ1億幾らほど賠償しなさいということになっちゃっているんです。だから、こういう事例というか、皆さんは一生懸命やったんだけれども、しかしそんな大きな瑕疵があったんだったら、だめですよという判決もあるということをぜひ認識していただいて、飲み残しペットボトルの量というのはどれだけあるのかということをきちっと、そして業者にきちっとやらせるということと、業者がきちっとやっていなかったら、やっぱり指導監督して、何やっているんだと。皆さんが業者の立場になって一緒になって言いわけするんじゃなくて、業者にきちっと指導していただきたいんです。ぜひお願いしたいと思います。この件については、さっきも述べましたとおり、住民訴訟にもなっていますので、これでやめますけれども、しっかり調査して、説明いただければありがたいと思っています。

 次に、平成25年度の入札結果及びペットボトルの処理に関してですが、まずA環境とA産業は、入札条件にある中間処理及び保管を行うために必要な施設を有していると言っていますが、自前のものを有しているんですか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 自前ではなくて、賃貸借物件になります。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) つまり施設、機械を借用することが前提で入札に参加しているということですよね。それは問題ないんですか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 2社の入札参加の資格についてなんですが、両社ともに今回の入札に参加することを目的として賃貸借契約をしたものではありません。従来から一般廃棄物処理業から撤退した貸し手側、この事業者から施設の賃貸借契約をいたしまして、事業系の一般廃棄物の処理を行っていたものでして、したがいまして、問題ないと考えております。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 入札参加に当たって、じゃ、借用契約書等は両社とも提示されているんですか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) ちょっと手元に契約書の写し等ございませんので、後ほど答えさせていただきます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ありがとうございました。これ借りているのは両方ともT商事さんの機械ですよね。施設は同じT商事さんの施設で別の施設だと思うんですけれども、借りた機械は別々の機械だと思うんです。ということは、T商事さんはペットボトル処理の機械を2台持っていたということは確認されているんですか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 具体的な資料ございませんので、ちょっとお答えいたしかねます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 私は、今までのごみ全体の事業に関して、やっぱりどうしてこうなるのかなという疑問を持っている点がかなりあるんです。それは、T商事が違反行為を起こして処分しますというときに、県に対して館山市は意見書を出しています。また、A環境、A産業と随意契約するとき、これのときにも何でこうなるのかなということがあります。それは登記簿を見る限り、A環境は数年前に設立した会社です。しかも、南房総市和田町のT商事さんが所有している土地に会社が、プレハブが建っています。また、館山の支店もT商事さんの処理施設内に支店をつくっておられます。従来館山市が随意契約をするのは館山市の業者に限るんだという言い方をされていたんですけれども、これは市内の業者じゃない南房総市の業者と契約した。

 もう一つ、A産業さんに至っては、そもそも館山市の一般廃棄物処理業の許可条件を満たせない新設の会社だったわけです。新設の会社であれば、許可条件の中にあった前年度の貸借対照表、損益計算書等等を提示させることになっているんですけれども、提示できないんです。できない会社がいつの間にか申請後、すぐ許可されているんです。許可されたならまだしも、この会社もまたT商事の処理施設内に新しく会社をつくっているんです。さらには、会社設立後2カ月で、館山市は発泡スチロールの処理を随意契約しているんです。この契約金額がまたおもしろい。A産業に至って、発泡スチロールの金額については、T商事が前年度に随意契約した金額と全く同額なんですよ、一円も違いがない。次のA環境さんのペットボトルの処理に至っては、T商事さんの随意契約金額よりも200万円も高い。いずれもT商事の施設を借用して随意契約してきたわけですけれども、このような状況からすると、監査委員が前回の1回目の監査報告で出した公平性、透明性という観点からすると、全く生かされていない状態であったということから監査委員は指摘されたのかなというふうに思っております。その辺については、どのようにお考えになっておられますか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) まず、A産業の許可理由を先に説明させていただきます。

 一般廃棄物処理業の許可に関する取り扱い要綱においてなんですが、過去3年分の貸借対照表、また損益計算書の提出を求める理由ですが、既存の企業が廃棄物の処理業に参入する際には、事業を安定して行っていけるかということ、そういった資金面からのチェックをするためと認識しています。当時の判断といたしまして、新規の企業が参入する際に、もしこの要件を必須といたしますと、別の業種で実績を積まなければ、いつまでたっても廃棄物の処理業に参入できなくなってしまうと。そういった要件を総合的に判断した中で、許可したものです。

 また、監査委員の指摘の公平性、透明性云々につきましては、また監査の答弁書のとおりだと思っております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 結局今回、今部長が特別な事情があって許可したものなんです。今まで従来館山市の一般廃棄物処理業の許可をもらうには1年も1年半も皆さんかかっていたと思うんです。だから、そうやって許可された業者さんからすると、何でここはという話になると思うんです。そういうこともあるということは認識しておいていただきたい。

 それで、そうやって許可された会社が今回の競争入札では堂々と競争入札に参加するわけですよ、実際は。えっ、参加できないんじゃないのということになっちゃうんだけれども、実際は許可されたんで参加するわけです。

 それで、制限つき一般競争入札によって、従来よりも大きく減額されたことについての質問に移りますけれども、まずA環境さんが平成24年度に随意契約した金額約2,500万の約半値になっているんです。これは大きな前進であったと思うんですけれども、A環境さんは社長のコメントとして、「競争入札で切り詰められる点はぎりぎりまで企業努力した。従来の契約金額が高過ぎるとは思っていない」とコメント載っておりました。先ほどの市長の御答弁によりますと、処理単価が下落したのは定かではないけれども、競争相手が出現したことに競争原理が働いて価格が下落したと考えていると言っておられました。そこでお聞きするんですけれども、まず事業の適正な運営を維持していくためには、減額できた理由について業者に説明を求め、把握することが必要と思うんですが、今回A環境さんが昨年度より1,200万も安くなった見積書、これは提出させているんですか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) まず、先ほどの御質問の中で質問があった内容なんですが、両社ともに一般廃棄物処分業の許可申請書につきまして、賃貸借契約書の添付がされているかどうかということですが、これについてはされております。

 また、T商事について、従来から処理機械を2台所有していたかということですが、この2台を所有しておりまして、それぞれの会社に賃貸したものでございます。

 あとただいまの入札金額半減後の見積書の云々については、また後ほど答えさせていただきます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 随意契約のときの入札の資料は私も入手して見ています。今回の入札の資料、いわゆる入札の見積書をぜひ見比べてもらいたいんですよ、何がどれだけ安くなったのか。毎日新聞の方にコメントを求められたから私も言ったんですけれども、「じゃ、今までの金額は何だったんだ」って私のコメントも載っていましたけれども、随意契約から一般競争入札にしたら半減になりましたというんだったら、ちょっとこれはやっぱり疑問です。だから、執行部としては、ぜひどこが、どの部分が安くなったのか。一番私が疑問に思うのは、レンタル料どうなったんですかという話です。前回はT商事さんがやっていた随意契約の金額より、約二千三百何万円よりも200万円高くなって約2,500万円になっていましたけれども、今度上がったのは何ですかといったらレンタル料だということになったわけです。今回そのレンタル料は入っているのか入っていないのか。もし今回レンタル料が入っていないんだとしたら、随意契約のときのレンタル料を返還してもらう必要があると思います。その辺、どうお考えになりますか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 今回の入札に当たっての積算内訳、そういったものを確認した上で、また答えさせていただきます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ぜひ今回の入札のときの見積書、これをきちっと確認していただきたいと思うんです。そうすると、今まで何がどうだったのか。

 私が、もう一つ、今回の入札で疑問に思っているのは、今まで館山市の随意契約での金額が高い理由は何かといったら、館山市はやっぱり人件費がよそと違うんだと、かかっているんですよと。それは何かといったら洗浄しているからという部分があったんです。今回は、じゃ洗浄はしていないのかという話なんです。今回洗浄しないんですよということになると、じゃ、今まで洗浄するということに対してはどうなるんだろう。この辺のところが大きな問題になってくると思いますので、ぜひ調査をして、正しい報告を会社側に求めていただきたいなと。

 これも裁判になっているんで、これ以上追及したらまずいんだと思います。それで、いたしませんけれども、私、今回の一連のごみ行政に関して、ずっと追及させてというか、見させてもらって、皆さんといろいろ議論させていただきましたけれども、確かにこういうごみ事業なんていうのは抜けがあっちゃまずいから、やっぱり信頼のできるところに、なるべくそういうところにやってもらってという意思が働いていたというのは、それはもう心情としてわかりますし、そういうものが続いてきたということもわからないわけじゃありません。ただしかし、前も言ったと思うんですけれども、こういう随意契約が長く続くと、いつの間にか事業を発注している館山市よりも事業を請け負っている業者のほうが強くなってしまっちゃまずいんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひその辺については。

 それで、話はごろっとかわるんですけれども、3月末の粗大ごみ収集がありましたけれども、これは収集が間に合わないために、特定業者と随意契約して対応したというふうに聞いているんですけれども、その辺はどうなんですか。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 粗大ごみについてですが、3月の粗大ごみ収集につきましては、4月からの有料化に伴いまして、想定をはるかに超えて駆け込み的な形なんですが、搬出されました。昨年同月と比較しまして、先日お答えさせてもらいましたが、平成23年度、おととしが118トンだったものが今回昨年度3月、892トンということで7.5倍ということで、想定をはるかに超えた形で搬出されまして、収集量という形になりました。このため、収集し切れずに、町なかにごみがあふれるというような最悪の事態を回避するために、既存の委託事業者には連日深夜に及ぶような形で収集作業をお願いしたところです。

 また、限度を超える無理な依頼につきましては事故につながりかねないと考えまして、他の収集業務で市内全域のごみステーションを熟知しております業者に応援徴集をお願いしたところです。粗大ごみの受託中の業者につきましても変更契約でお願いいたしました。また、この応援業務につきましては、随意契約でお願いしたところです。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) それで、今、出野尾で処理している会社も、これもまた随意契約されているんですよね。出野尾で今処理している会社も。



○議長(福岡信治) 鈴木建設環境部長。



◎建設環境部長(鈴木雄二) 粗大ごみの処理の件なんですが、仮置きしております粗大ごみを粗大ごみ処理施設に移動する作業につきましては、処理困難物等選別業務委託、こちらのほうをお願いしているんですが、作業を行っている事業者に行わせることが、作業内容を熟知しておりますので、最も効率的だと考えまして、この業務の変更契約で行っているものです。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 私も3月末の粗大ごみの集積所、本当にマットレスが吹っ飛んだりなんかしていて大変だったのを知っています。それで、これから提案をしていくんですけれども、結局は特定の業者、知っている云々ももちろんあるんですけれども、特定の1社にお願いしちゃうということになると、なかなか進まなくて、それよりもやっぱり業者全体に対して、今館山市のこれでこうなっているんだけれども、皆さん、助けてくれないかということで、それぞれの業者が割り振りして一気にばっとやってしまえば、あっという間に終わった、そういうことが考えられなかったのかなと。

 それで、提案なんですけれども、これからやっぱり館山市がいわゆる直営のごみ収集がなくなる、それを対応させるためには、今のような特定業者云々じゃなくて、私は議会の我々が附帯決議で、ごみ事業全体のあり方について検討し、機能性と透明性のある体制づくりの実現に向けて、いいですか、機能性と透明性のある体制づくりの実現に向けて、関連事業者に対し、行政としての指導力を発揮してくださいということを我々は附帯決議でお願いしたわけです。そこで、ぜひ市が主導で組合をつくらせてください。それで、何かあったとき、やっぱり組合に申し込めば組合が対応する、組合の中で十分話をさせてもらう。今どうも館山市のごみの実態を見ていると、ある会社は極端に、前も言いましたけれども、従来の価格からすると三十何%で落札する会社も出てくる、競争原理だから。そんなめちゃくちゃなことをしていたら、本当に今回のような粗大ごみがそうなったときに、誰も協力しないというふうなことになってしまうんで、そうじゃなくて、やっぱり組合的な組織をつくっておけば、何かそういうときには組合を窓口に対応させる。今後館山市の一般廃棄物のごみの収集については、そういう組合の中で十分話し合わせて、そしてもちろん談合あっちゃまずいですけれども、しかし今までのような高いあれにはならないと思いますよ、私は。この件については、君津市で何十年か談合だったなんていうことで四十何億どうのこうのって新聞載っていましたけれども、その辺のところは執行部がきちっと指導をしていけばできるんじゃないかと。例えば処理業を受け持っているところは収集業に参加しないとか、みんなが均等になるようなやり方をやっぱり市が主導で考えてやることによって、ごみ自体の処理について透明性もあり、しかもうまくいくんじゃないかと、そのように思っております。ぜひ執行部主導で業者間の十分な意見交換して、彼らが館山市に対してどういう貢献ができるかぐらいのところまで議論していただけるような、そういう組合組織をつくっていただいて、その組合と館山市が向かい合ってやっていくということにすれば、今のような不満だとか、おかしいんじゃないかなというようなこともなくなってくると思うんです。その辺について、どうでしょうか。副市長でもお願いします。



○議長(福岡信治) 田中副市長。



◎副市長(田中豊) 組合についてのお話でございますけれども、現在もごみの民営化について検討を進めておるところでございます。もちろんその組合についても直営から完全民営化、これはスムーズに行われて、市民に影響が出ないようにするのが一番だと思いますので、それは念頭に置いて検討をしていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) くどくど申し上げましたけれども、ごみ、し尿、こういうものについては、そごがあっちゃいけないというか、ごみを集めに行けれませんなんていうことになっちゃ、まずいわけですので、そういうものについては、やっぱりきちっと手当てをしていく必要があるんだというふうに思っておりますので、ぜひ組合の結成については、御尽力いただきたいなと。いろんな会社の意見も聞いていただきたいなというふうに思っておりますので、直営が終わるのは26年3月ですか、今度の3月で直営が終わるんで、ぜひ早いうちに動いていただいて、対応していただきたいなというふうに思っております。

 最後に、館山市の行財政改革方針に関してでございますが、先般市長からの答弁、また新聞報道でもありました。館山市、今までよその町に先駆けて財政的に厳しいということで、職員給与の減額を3年間もやってきて、そのおかげで今、今日経常収支比率も下がり、そして財政の収支バランスもとれてきたというのは、それはそれでよかったと思っています。今、市長御自身もまだ給与の削減を続けておられる。そういう意味からすると頭の下がる思いでございますが、今まで職員が5%の給与カットによって、毎年約1億4,000万ぐらいずつの人件費の削減が続いていたわけで、これがこれからなくなるんで、大変なことになってきたときには、また給与のカットということを考えるのかどうかということについては、今のところ考えていないということでございますので、それであるならば給与カットをしなくても済むし、皆さんが第2次行財政改革方針に挙げられた項目を着実に実行されて、さらなる給与のカットのないようにやっていただきたいなというふうに思います。

 終わります。



○議長(福岡信治) 以上で、15番榎本祐三議員の質問を終わります。

 暫時休憩いたします。

          午後2時47分 休憩

          午後3時10分 再開



○議長(福岡信治) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 5番望月 昇議員。御登壇願います。

         (5番議員望月 昇登壇)



◆5番(望月昇) 平成25年第2回市議会最終の通告者になります。本日の梅雨空を拭い去るような快活なテンポで進んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 ことしは、み年であります。そして、年度も新しくなり、担当部署を異動した職員の方々もいます。改めて粘り強く、しつこく、よいものはよい、改善しなければならないところはできるだけ早く改善していただく、そのような姿勢で進めてまいります。メンツや義理を飛び越えて、市民のことを幸せを思って御答弁していただきたいと思います。

 今から行う通告質問について、答弁によっては再質問をし、また私なりに所見なり多少の意見を述べさせていただくこともございます。私は正しいと思うことを述べるものであり、先ほど申したとおり、粘り強く発言してまいります。

 通学手段としてのスクールバス、もしくは路線バスを利用している児童生徒のその料金無料化については、今回で4度目の通告質問になります。先日、森議員は、主に路線バス通学者のスクールバス化について質問されました。私は、通学費の無料化について、そういう観点から質問させていただきます。しかしながら、一向に改善されない現状です。答弁は、最終的には館山市にはお金が、予算がありませんと一貫しております。お金はあるじゃないですか。今年度当初予算にしても165億8,000万円もあるじゃないですか。市長を初め、執行部の方々のお考えは、いまだにさきに述べた児童生徒または保護者のため、この多額な予算の一部をもう少し充てていただくお考えはないようです。

 先ごろ発行された館山市の家計簿によりますと、市民の代表として市長は調整、執行をする、そして市民の代表として議員は提案、議決をすると記述がございました。ともに二元代表制でございます。私は、根気強く児童生徒の通学費について、まずは質問し、そして提案していくつもりでございます。

 また、観光立市を宣言している館山市には、たくさんの資源がいまだ目を覚まさずにあります。例えば気づかれた方も多いと思いますが、館山駅東口のロータリーを中心とした風景写真が6月8日土曜日の大手新聞各社に掲載がございました。大手自動車メーカーが紙面一面を使用したいわゆる全面広告です。日本中でかなりの方が目にしていると思います。内容もとても感動深い一場面、その情景の説明書きもございました。私が何を言いたいかというと、私たち館山市民が生活していく上で、特に気にしていない自然、風景、町並みや先人たちによってつくられた現在も脈々と受け継がれている歴史、その資産もまだまだこれから掘り起こせば、ほかの地域に住まわれている方々にとって、とても魅力的だということです。特に今回は里見氏という歴史的な大きな資産を中心に、大きな2項目め、3項目めを続いて質問させていただきます。

 質問内容に移ります。1、通学手段としてのスクールバス、もしくは路線バスの無料化について。小さな1、義務教育を等しく受けるための環境整備としての観点から、無料化は。

 小さい2、例えば三中創立以来、遠距離通学者に対して改善した事例は。

 小さな3、安房広域構成市町の中で、館山市のみ義務教育の交通手段有料というのはどういうことであるか。

 小さな4、改めて問いたい。無料化の可能性は。

 大きな2番、歴史副読本「さとみ物語」、「たてやまスタディ」の刊行について。小さな1、増刷は考えているか、また可能であるか。

 小さな2、ある一定時期に小中学生の学習の感想等の発表の場を設ける予定はあるか。

 大きな3、里見氏大河ドラマ化について。小さな1、歴史的財産、市としての位置づけは。

 小さな2、ドラマ化実行委員会への今後の支援について。

 以上、通告質問いたします。答弁によりましては再質問をさせていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 望月 昇議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、通学手段の無料化については、教育長から答弁いたします。

 次に、大きな第2、歴史副読本「さとみ物語」、「たてやまスタディ」についても教育長から答弁いたします。

 次に、大きな第3、里見氏大河ドラマ化についての第1点目、里見氏の歴史的財産としての位置づけですが、里見氏は戦国時代から江戸時代初期にかけての房総半島南部の歴史を形づくり、安房地域の中核都市としての館山市の礎になっています。里見氏の歴史遺産は重要なものであり、国史跡、里見氏城跡、稲村城跡等の整備を進め、文化財を活用したまちづくりに取り組んでいます。

 次に、第2点目、里見氏大河ドラマ化実行委員会への今後の支援についてですが、里見氏大河ドラマ化に向けては、民間有志の方々により既に組織されている里見氏大河ドラマ化実行委員会が中心となり、館山はもとより、里見氏ゆかりの各地に活動の輪が広がるような取り組みが行われています。里見氏大河ドラマ化については、何より市民活動による地域住民の盛り上がりが大変重要であり、館山市の役割としては、里見氏に関する史実の周知などの土台づくりと認識しています。館山市による支援の一部を紹介いたしますと、里見氏に関する史実についての理解を深めるため、先ごろ刊行した歴史副読本「さとみ物語」を活用した教育の推進や館山駅東口駐輪場内に同実行委員会が設置した里見氏大河ドラマ化の大型広告看板に係る手数料及び占用料の免除、新宿駅西口において行われた里見氏大河ドラマ化に向けたPR活動や大河ドラマ化実行委員会会議への市職員の参加、里見氏大河ドラマ化ののぼり旗58本の購入と公共施設への設置等を行っています。今後も館山市としては、実行委員会の活動に対し、行政の役割を踏まえ、引き続き支援していきたいと考えています。



○議長(福岡信治) 出山教育長。

         (教育長出山裕之登壇)



◎教育長(出山裕之) 大きな第1、通学手段の無料化についての第1点目及び第4点目、義務教育を等しく受けるための環境整備の観点からの無料化についてですが、文部科学省の通学費の原則自己負担の考え方、受益者負担の原則、館山市の財政状況などから、現在のところ通学費の全額を市が負担する考えはありません。ただし、館山市全体の児童生徒の交通手段及び支援方法については、地域交通のあり方などを視野に入れながら、現在行われている学校再編の協議の中で調査、検討を始めたところです。

 次に、第2点目、第三中学校創設以来、遠距離通学者に対して改善した事例についてですが、現在の遠距離通学者に対しての支援は、学校の統合に伴う補償として行っているもので、支援の基本的な考え方は、小中学校を問わず定期代の半額相当分は受益者負担とするものです。その後、定期代は約2倍になりましたが、利用者の自己負担額については据え置いており、スクールバス利用者が負担する運行協力金についても利用者の負担増となるため、増減はしていません。

 次に、第3点目、安房郡市広域市町村圏事務組合構成市町の中で、館山市のみが義務教育の交通手段が有料であるとのことですが、館山市外の安房地域においても一部有料となっているところもあります。地域の実情や財政状況などにより、各地方自治体によって補償内容に差異が生じるものと考えます。

 次に、大きな第2、歴史副読本「さとみ物語」、「たてやまスタディ」についての第1点目、増刷についてですが、著作権は館山市にありますので、増刷は可能です。市民から入手をしたいとの御要望を伺っていますので、検討をしていきます。

 次に、第2点目、小中学生の学習の感想等の発表の場を設ける予定についてですが、「さとみ物語」については、館山市教育問題研究委員会への今年度の諮問事項として、教材としての活用方法や指導計画について検討していただいているところであり、その答申の内容に沿って活用していきたいと考えています。

 さらに、今後は「さとみ物語」を活用した学習成果について検証していく中で、児童生徒の意見を聞く場面が出てくるものと考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) 再質問の前に、一言述べさせていただきます。

 南房総市富浦中学校の一部の生徒の路線バス使用による通学費の有料の現実は、御報告の事実を尊重させていただきます。しかしながら、平成24年第4回の通告質問でも私は「安房郡市、館山市以外、通学にかかわる費用が無料だということを踏まえて質問します」という口切りで質問を始めましたが、担当の教育長さん、教育委員会次長さんからは何ら否定的な発言はございませんでした。それから、これからが大事なところですけれども、他市の問題ではなく、日本一住みやすいまち館山市に近づいていると昨日御答弁で市長がお話ししたとおり、館山市児童生徒の問題なのです。これを念頭に置いて質問していきます。

 まず、再質問1つ目、今まで過去3回も質問しているのに、なぜ正確な答弁、一部地域に有料があるということが御答弁いただけなかったのでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) 今回それが確認しましたら出てきまして、これについては大変申しわけございませんでした。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) それぞれいろんな事情があるにしても、ほんの一部でございます。一部の路線バスということで、通学バスは無料ですということだと思いますので、そういうことでよろしいですか。



○議長(福岡信治) 忍足教育委員会次長。



◎教育委員会次長(忍足俊之) 南房総市の例でございます。中学校に通う生徒の通学費の補助ということで2分の1以内ということになっております。一部の生徒、全域ではないということで承知しております。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) 今の御答弁を基礎にしながら、また今後とも私も考えてまいります。

 それでは、次の再質問になります。今、国会では憲法96条について大きく意見が分かれているところです。そういう大きい問題だと思いますけれども、私は館山の問題、例えば憲法25条1項と26条1項、2項をもとに、館山市の大きな行政サービスとしてのスクールバス、もしくは路線バスを使用している児童生徒の無料化について再質問させていただきます。

 ちなみに、憲法25条1項は生存権です。これを仮にAといたします。憲法第26条1項、2項は教育権でございます。これをBといたします。AとBと2点がございます。その2点を結ぶ線、つまりその通学のこと、それを有料か無料かを問題にしようとしておるのでございます。この線の部分は法律で無料か有料かについては、うたっておりません。特に規定はございません。このように憲法で唱えている条文、繰り返しになりますが、生存権、教育権が憲法で守られている2点、その線を結ぶことが通学の問題なんです。児童生徒は鳥のように飛び越えていくことはできません。金丸市長は、市長になられて6年と半年を経過しようとしております。市民は、雇用、福祉、防災、教育、その他の政策を総合的に判断した期待を込めて、今市長が現職にあられると思います。何も通学問題、そのものだけを念頭に置いて選任されたのではなく、現在より生活環境をよりよくしていただきたい、そういう期待が込められていると思います。こういう意味でも日本一住みやすい館山を目指し、その一つとしてこの無料化の問題は解決できないでしょうか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 私が答える問題かなということで今手を挙げましたけれども、きのうもちょっと答弁いたしましたが、日本一住みやすいまちを目指していくというのは、全然変わっておりません。つまりGTH、グロス・タテヤマ・ハピネス、館山総幸福度というのを目指しているわけでして、その一つにスクールバスと、それも大きいんだと、議員の考えそうだと思いますけれども、全体的に見て、いろんな問題があります。その中で、スクールバスの基本的な考え方というのが、やはり自己負担があるということも踏まえた中の今教育委員会の判断だと思います。私は、それに関しては、確かに安房の地域では富浦の一部が負担があると。ただ、千葉県、また日本各地を全体を見た場合には、かなりのところが負担でなっております。そういうのを踏まえた中で、安房だけを特筆した場合には議員の御意見もありますけれども、全体を見た中で、やはり教育委員会のお考えでいいんじゃないかと、こう考えている次第でございます。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) ありがとうございました。しかしながら、市長は日本一住みやすいを目指しているということでございますので、そんな小さなことは余り言わないでもらって、一番を目指していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) あくまでもトップを目指してまいります。ただ、それにはいろんな段階がありますので、懐ぐあいもありますし、いろんなバランスもありますし、そういうものを目指した中で判断していくということでございます。今回のこの件に関しましては、教育委員会の方針というものが出ていまして、それに対して、それでかなうんじゃないかなという考えでおります。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) 具体的に館山三中を取り上げますけれども、そもそも33年前の統合の時期に、私は最初から無料化にすべきだったと思いますが、振り返ってみて、いかがなもんでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足教育委員会次長。



◎教育委員会次長(忍足俊之) スクールバスの関係でございます。特に三中というお話でございますけれども、やはりスクールバス、また遠距離通学費の補助に関しましては、学校の統合の際の交通不便者に対する補償という考え方が1つありまして、その当時、協議をしたところで、今の考え方で来ているというふうに承知をしております。その当時として、財政状況等も当然あったと思います。保護者の方々と協議をした中で、今のところに落ちついてそのまま来ている、当時の適切な判断、それを今も守っているという状況でございます。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) なかなか一度決めたら動かないような気持ちだと思いますので、あと具体的な数字で言ってみたいと思います。

 25年度、予算ベースで見ますと、児童生徒の遠距離通学バス利用者の自己負担額は67名、222万1,070円です。また、スクールバス利用者の運行協力金、要は自己負担額は37名で130万5,700円です。合計すると、人数でいくと104名、352万6,770円です。あと352万6,770円を出していただきますと、ほかの自治体とほぼ同じく、行政としての遠距離通学者に対するサービスがほぼ完成するのでございます。先ほど申したとおり、165億8,000万円の一部、また補正を組んででも館山市の子供たちのため、具体的に数字を申しましたけれども、出していただけないものでしょうか。また、特に徒歩通学者にない保護者の負担を考えていただきたいと思います。1人のみならず、2人または3人通学費を負担している保護者がいることを念頭に置いて御答弁いただきたいんですけれども。



○議長(福岡信治) 忍足教育委員会次長。



◎教育委員会次長(忍足俊之) 議員御指摘のとおり、遠距離通学の路線バス利用者の自己負担額及びスクールバスで運行協力金をいただいている方々の負担額、合わせますと約350万強、これが25年度の予算ベースの数字でございます。確かに市の一般会計予算165億と比較いたしますと、非常に小さい額ではございますが、このほかに市といたしまして、遠距離通学については補助金を市から支出しております。また、スクールバスを運行するに当たりまして、協力金はいただいておりますが、それ以外の経費も当然かかっております。そういうことも踏まえました中では、やはり金額的には大分支出があるという状況でございます。

 また、先ほど教育長答弁させていただきましたが、文部科学省の自己負担の考え方、義務教育ではありますが、授業料とか教科書代は無料とする。ただし、通学費等については、合併等により不便になった方々、そういう方については、国も補助しましょうよと、そういう基本的な考え方がございます。市も一般財源、余裕があるわけではございませんので、その中で基本的には同じ考え方でいるという状況でございます。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) 何かまた振り出しに戻ったような教育次長の御答弁ですけれども、一向に進まないですね。子供のことを念頭に置いて、私も3人おりますので、たまたま徒歩通学だったんですけれども、そういう遠距離の子供たちは親として大変だなと、そういう観点から、私も一人の親として述べておるわけでございます。

 それで、先ほど教育長もおっしゃりましたけれども、受益者負担金という言葉をお使いになりました。もし保護者が負担している協力金のことを受益者負担金と考えるんであれば、そもそも受益者にしてしまったのは統合による行政側の責任においてではないでしょうか。ですから、行政のほうの責任として、それは対処すべきではないかと思うんですけれども、そういう観点からいかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足教育委員会次長。



◎教育委員会次長(忍足俊之) ですので、現在のところ統合等によりまして交通不便になった方々を対象としまして、補助をしているという状況でございます。

 ただ、過去にも、今回も御答弁申し上げましたが、館山市全体の児童生徒の交通手段について、やはり交通の不便なところというものがいろいろな社会状況の変化で出てきておるというのは承知しております。統合関係、小中一貫校の問題等の中で、これからいろいろ調査をし始めたところで検討をしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) また、先ほど申したとおり、もうことしの予算は決まってしまって、なかなか動かないと思いますけれども、でもだんだん心が変わってきましたら、先ほど冒頭に申し上げましたように、メンツや義理を捨てて、いいものはいいという方向で、いつでも補正を組んでいただければ、議員の仲間たちも賛同すると思いますので、その辺またお考えが変わった時点で、その時点でまたよろしく御提案いただきたいと思います。

 次に、行きます。里見氏問題について再質問させていただきます。私の過去の通告質問において、「さとみ物語」等の副読本の作成をお願いいたしました。そうしたところ、こうやって日の目を見ることになりましたことをまず御礼申し上げます。さて、「さとみ物語」、「たてやまスタディ」の増刷について検討していただいているというのはとてもありがたいことだと思います。もしできましたらば、具体的にその時期、冊数、また無料か有料か、もし有料であればおおよそのお値段等がわかりましたら教えていただきたいのですが、よろしくお願いいたします。



○議長(福岡信治) 忍足教育委員会次長。



◎教育委員会次長(忍足俊之) 増刷につきましては、答弁申し上げましたとおり、考えております。この副読本「さとみ物語」、また「たてやまスタディ」について、非常に高い評価をいただいて、欲しいという声も伺っているところでございます。

 ただ、増刷の時期とか冊数につきましては、有料、無料にするかということも含めまして、これから検討していきたい。やはり予算の伴う内容でございますので、必要なもの、必要な部数、必要な場所、そういうものをしっかり精選した中で検討していきたいと考えております。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) 欲しい方は本当に真剣に欲しいんです。それだけ内容またはページ数、すごく適切にできていて、すぐ欲しいんです、欲しい方は。私にもそういう要望が来ております。別に無料か有料かということもお聞きいたしましたけれども、必ずしも無料ということはうたっておりません。常識の範囲内でお金をいただくということを前提にお考えいただければ、先ほど次長、予算ということもおっしゃいましたけれども、ある程度時期的なものも組めるんじゃないかと思うんですけれども、その辺具体的にどうでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足教育委員会次長。



◎教育委員会次長(忍足俊之) 議員のおっしゃいますとおり、有料にすれば、一旦増刷したものも歳入で入るという考え方、当然あると思います。そういう中で、なるべく市の負担のないように、ただしやはり金額的には適正な価格、増刷の冊数によっても単価が変わってまいります。版権は館山市持っておりますけれども、やはり数少ない印刷発注、また数多い印刷発注、それによって単価が変わってまいりますので、なるべく有利な形、在庫が残らないというのも一つの考え方がございますので、その辺のバランスを考えながら、検討していきたいと思います。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) その点につきましては、ワンコイン以内でもしできればありがたいと思います。これはちょっと私も詳しくはわかりませんで、御要望させていただきます。

 それから、「たてやまスタディ」のほうなんですけれども、館山観光PRにとても多種多様なパンフレットが出ております。予算も相当かかっていると思います。その年度によって、例えばイベント、またはテーマ、またはいろいろ生のものですから、変化のあるものはいたし方ありませんが、基本的に「たてやまスタディ」を手にとって移動していただいて、おいしい食材で満足していただける、そんな基本的な位置づけにしていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 「たてやまスタディ」の観光面での利活用についてでございます。先ほど教育次長のほうも答弁ございましたけれども、「たてやまスタディ」につきましても内容が非常に充実していて、大変評判がいいというふうに伺っております。

 一方、「たてやまスタディ」の場合は常にデータを更新する必要性などもございます。増刷のことに関しましては、先ほど教育次長が御答弁申し上げたとおりでございますので、またその上で利活用につきましても検討してまいりたいと思っております。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) この2つの本については、近年まれに見るような、とてもすばらしい内容だと市民の方々から評価をいただいております。いろいろ要望申し上げましたけれども、できるだけ旬のものですので、御協力いただきたいと思います。

 また、「さとみ物語」について小中学生の意見を聞くと御答弁ございましたが、意見もそうなんですけれども、まずはストレートな、率直な感想を聞いてみたいのですが、そういう方向はどうでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足教育委員会次長。



◎教育委員会次長(忍足俊之) ストレートな意見ということは本を手元に持った時点でのというお話かと思います。この冊子につきましては、既に配付をしておりまして、そのあたりの感触というのは学校を通じて配付しておりますので、反応については、こちらとしても聞いてみたいなというふうに思います。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) その辺は言葉のあやというか、ちょっとあれなんですけれども、意見というのはいろいろ僕はこう思う、ああ思うと言ったけれども、歴史の過去のことですから、それを今さら変えるわけにはいかないことなんです。ですから、その本を見たじゃなくて、それを読んでいただいて、感想、例えば僕の近くにも、ああ、こういうものがあるんだな。ああ、里見氏の史跡がこんな僕の近くにあった。これは、じゃ、もうちょっと勉強してみたいなとかという、例えばそういう率直な感想なんです。意見は、それは後からでいいです。だから、そういうふうに、まず興味を持っていただく、そういうことから始めていただきたい。だから、そういう意見だとかというと、何か本当の勉強になって、主要5教科みたいな、そんなふうな取り上げ方じゃなくて、まずは興味を持っていただく、そういうところからスタートしていただきたい、そういうふうにしむけていただきたいんですけれども、それはいかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) お答えいたします。

 「さとみ物語」については、目的として館山市の基本理念であるふるさと館山を愛して、ふるさと館山を誇りに持てる、そのような子供から大人を育成してまいりたいと思います。そのために、現在館山市教育問題研究委員会が何時間かのモデルプランをつくって実施する中で、自然とまた子供の感想も生まれてくるのかなと、そのように考えているところです。

 以上です。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) すばらしい本ですので、そういう利活用もまた今後ともよろしくお願いいたします。

 続きまして、大きな3つ目、里見氏大河ドラマ化について、小さな1、2もあわせて再質問させていただきます。御答弁の中で、安房地域の中核都市として館山の礎になっているとありました。礎、基礎ですよ。それにしては、現状を見ると、実行委員会に対して少し何か冷たいような気がするんですけれども、いかがでしょうか。

 実行委員会のメンバーのみならず、関係する人々が同じく館山への郷土愛、館山の観光産業の発展等を真剣に考えていると思います。先月、JR新宿西口広場において、里見氏大河ドラマ化PR、館山市の観光PR、館山の産業物産PR等を市の職員の方々とともに行いました。余談ですが、私も2日目、半日、声をからしながら地声でPR活動をいたしました。時々真向かいの西口献血ルームPRの方々のボリュームを超えてしまって、私も何か冷たい視線を感じたこともございました。

 前置きが長くなりましたけれども、里見氏大河ドラマ化実行委員会のメンバーも御多分に漏れず高齢化が進んでおります。年を重ねた分、経験、知識の豊かさ等は年配者ならではのものですが、やはり行動力、肉体的なものにはとてもきつい面がございます。市長もおっしゃっているとおり、この里見氏大河ドラマ化の明かりを消してはいけないと思うのであります。そして、市民が里見氏について語らいの場を持てるように、市の施設のどこかスペースを貸していただけないでしょうか。里見氏大河ドラマ化について、その場所でいろいろな意見も出てくると思います。そして、市長もおっしゃっているとおり、民意の盛り上がりとともに、また次のステップへ官民一体となって進んでいったらどうでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木市長公室長。



◎市長公室長(鈴木千佳士) まず、実行委員会に冷たいというお話ですが、決してそのようなことはないと思っています。といいますのも、館山市の企画課の職員が毎回ドラマ化実行委員会にオブザーバーとして参加しています。そこで、皆さんの話を直接聞いて、行政としてやれることは何かということで戻ってまいって、中で検討しているということでございます。また、議員おっしゃいましたように、先日西口でPR活動されたときも、市の職員も一緒に行って皆さんと一緒にPR活動してきたということがございます。

 事務局の一部を市のどこかにというようなお話でしょうか、それについては、大河ドラマを放送しているNHKが公共放送ということもありまして、これまでの経験からしますと、行政が前面に出るよりも、やはり民間の方々の盛り上がりが一番好印象を与えるということ、そういうふうに思っています。そういうことを考えますと、やはり市に実行委員会が、事務局があるというのは行政主導ということになりますので、皆さんが引き続き盛り上がって頑張っていただく、行政の役割を踏まえて私たちもそれに協力していくと、そういう形が一番望ましいというふうに思っています。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) 何も行政主導でお願いすると言っているわけではないと思うんです。私はあくまでも官民一体となってということを申し上げているのであって、どちらかが一生懸命頑張っても、やはりどちらかが一つのどちらかのほうをサポートする、そういうふうな関係がよろしいんじゃないかと思っておるのであります。別に事務局というか、そういうスペースを、語らいの場を何か提供していただけないかなという、そういう御提案でございます。

 また、民意の盛り上がりということを今公室長おっしゃいましたけれども、先ほど申し上げましたように、大河ドラマ化の実行委員会のメンバーもなかなか若い人がおらないんです。例えば市のほうでサポートしていただきまして、青年部の育成とかそういう長い目で見守っていくお考えはありますでしょうか。若手というか、特に別に年齢が若いということではなくて、次世代に今まで盛り上がった民意を受け継いでいくためのサポート、存続なくして成功なしというふうな観点から思っているわけなんですけれども、もしこれがNHKの大河ドラマ化実現した折には、館山市の産業、観光には莫大な利益があると思うんです。それで、そうやって決まったら、わあっと、こうやってくっついて盛り上がるんじゃなくて、その礎となっているところをもっとサポートしていただいて、ああ、これでやっと努力の花が開いたなって、みんなで美酒に酔えるような、そんな形にしていっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木市長公室長。



◎市長公室長(鈴木千佳士) 思いは議員と私たちも同じでございます。若い人が少なくなっているということでございますので、基本的にこれは先ほど市長が答弁しましたように、やはりこういう活動は民間の方がやったほうがいい活動、それから行政がやるべき活動、そういうふうに分けられてくると思います。今お話があった、例えば若い人たちを皆さんの団体の中に育成する何らかの手法があるかどうか、それについて、じゃ、館山市の企画課あるいは商工観光課の職員ということになると思いますが、一緒になって考えましょうということであれば、いつでもそうした場を設けて、もっと恐らく息の長い活動になると思いますので、次の世代につなげていける方法は何かということを一緒になって考えることは、全くやぶさかでございません。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 望月議員がおっしゃっている官民一体となって、もちろん官民一体だと思うんです。今現在しているのが、私は官民一体でやっていると思っています。いろんな方にお話をお聞きすると、里見氏の歴史というのをまだ知らないという人が非常に多いんですね、市民の中に。ですから、それは大人の人たちに広報をもって知っていただこうということで、「だん暖たてやま」の最後のページでいろいろ周知をしてまいりました。ところが、なかなかそれが広まっていかない。

 そこで、じゃ、次に何を考えたかというと、やはりとにかくあすを背負っていく子供たちに、まず学校で勉強していただくと、学習していただく、その中で家庭に帰って親御さんと話し合うことによって、本当の里見氏という歴史を知っていただくと、それが我々の今やるべき礎となると、それが将来につながるという意味で、今回も副読本をつくったところでございますし、またいろんな史跡ございます。ところが、やはり居城というしっかりした大きな歴史、足場をつくらなきゃいけない、それが礎になるだろうということで、国史跡指定に当たって、一生懸命動いてきたということでございまして、確かにいろんな形でちょっと冷たいという印象を受けられたかもしれません、それは。ただ、これは私が考えているには、一長一短で大河ドラマ化するというのは非常に難しいという認識を持っています。その中で、足をしっかり固めながら、長い息で考えていかなきゃいけないという中で今動いていますので、行政は行政とした中で、しっかりと実行委員会の方たちの御意見、お立場、そういうものを踏まえて動いているつもりでございます。確かに一日も早く実現できれば、それにこしたことはございませんし、また議員の熱意、また実行委員会の方々の熱意、重々わかっております。その中で、館山市として何ができるか、何をさせてもらおうということで動いておりますんで、私は官民一体となって動いていると、こう感じております。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) 市長のお考えよくわかりました。

 あと現実に場所、何か語らいの場を持てるような、そういう場所をもしどこか提供していただければありがたいものなんですが、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木市長公室長。



◎市長公室長(鈴木千佳士) 場所というのは、語らいの場ということであれば会議室とかということで十分かと思います。先ほど議員のお話ですと、決して事務局的なものを置くのではなくて、時々一緒になって話をする場が欲しいということでございますので、それは例えばコミュニティセンターあるいは豊津ホール、菜の花ホールあるいは市役所の会議室ということで、御相談があればそういうような場所をとって、先ほどのお話の続きになりますけれども、これからの息の長い話でございますので、市の職員も思いは一緒でございますので、一緒になってそこで語り合っていく、話し合っていくという、そういう場をつくりたいというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) 今の市長、または公室長の御答弁に、一歩前進したかというような私は感想を受けました。これはやはり歴史というものは重いものでございまして、一気にどうのこうのというんじゃありません。一歩一歩こういうことを皆さんで話し合いながら、また市のほうでも副読本を出していただいたり、こういう御苦労をどんどんまたできる範囲でしていただく、そういうお互いに我々というか、実行委員会の民のほうの努力、または市役所のほうの行政としてのそういう御援助、また今最後にお願いいたしましたけれども、そういう語らいの場、できればもうちょっと書類程度を置けるようなスペースもあれば、もうこれは本当にありがたい話なんですけれども、これからまた一歩一歩近づけて、大河ドラマ化実現の折には皆さんと一緒にまた美酒に酔えるような時が来ることを期待いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。



○議長(福岡信治) 以上で、5番望月 昇議員の質問を終わります。





△散会午後4時00分



○議長(福岡信治) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 明13日から16日は休会、次会は17日午前10時開会とし、その議事は一般議案及び補正予算の審議といたします。

 本日は、これをもって散会といたします。



 ◎本日の会議に付した事件

1 行政一般通告質問