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千葉県 館山市

平成25年  3月 定例会(第1回) 03月08日−05号




平成25年  3月 定例会(第1回) − 03月08日−05号









平成25年  3月 定例会(第1回)





1 平成25年3月8日(金曜日)午前10時
1 館山市役所議場
1 出席議員 18名
       1番  福 岡 信 治          2番  石 井 敏 宏
       3番  森   正 一          4番  瀬 能 孝 夫
       5番  望 月   昇          6番  石 井 敬 之
       7番  太 田   浩          8番  龍 ?   滋
       9番  石 井 信 重         10番  本 多 成 年
      11番  三 澤   智         12番  鈴 木 正 一
      13番  内 藤 欽 次         14番  秋 山   貴
      15番  榎 本 祐 三         16番  吉 田 惠 年
      17番  本 橋 亮 一         18番  鈴 木 順 子
1 欠席議員  なし
1 出席説明員
  市     長  金 丸 謙 一     副  市  長  田 中   豊
  会 計 管 理 者  庄 司 武 雄     市 長 公 室 長  吉 田 安 重
  総 務 部 長  鎌 田 洋 司     健 康 福祉部長  西 川   隆
  経 済 観光部長  上 野   学     建 設 環境部長  忍 足 俊 之

  教 育 委 員 会  出 山 裕 之     教育委員会次長  鈴 木 千佳士
  教  育  長

1 出席事務局職員
  事 務 局 長  和泉澤   薫     書     記  櫻 井 保 志
  書     記  安 田 仁 一     書     記  和 田 敦 子
  書     記  前 田 一 樹     書     記  鈴 木 敏 雄

1 議事日程(第5号)
 平成25年3月8日午前10時開議

 日程第1 議案第 2号 平成25年度館山市一般会計予算               
      議案第 3号 平成25年度館山市国民健康保険特別会計予算         
      議案第 4号 平成25年度館山市後期高齢者医療特別会計予算        
      議案第 5号 平成25年度館山市介護保険特別会計予算           
      議案第 6号 平成25年度館山市下水道事業特別会計予算          

 日程第2 議案第28号 平成24年度館山市一般会計補正予算(第10号)       
      議案第29号 平成24年度館山市下水道事業特別会計補正予算(第4号)   







△開議午前10時00分



○議長(福岡信治) 本日の出席議員数18名、これより第1回市議会定例会第5日目の会議を開きます。





△議案の配付



○議長(福岡信治) 市長から議案の送付がありましたので、これを受理し、既に各議員に配付してございますので、御了承願います。

 この際、申し上げます。お手元に配付の正誤表のとおり、議案について訂正されたいとの申し出がありました。申し出のとおり御了承願います。

 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。





△議案の上程



○議長(福岡信治) 日程第1、議案第2号乃至議案第6号、平成25年度館山市一般会計予算及び特別会計予算を一括して議題といたします。





△質疑応答



○議長(福岡信治) これより質疑を行います。

 質疑時間は、答弁を含めて1時間以内といたします。

 通告がありますので、順次発言を許します。

 なお、発言の際はページをお示しくださるようお願いいたします。

 3番森 正一議員。御登壇願います。

         (3番議員森 正一登壇)



◆3番(森正一) おはようございます。議案第2号平成25年度館山市一般会計予算に関しまして、通告に従い、質問させていただきます。

 まず初めに、予算説明資料45ページにあります耕作放棄地再生活用モデル事業に関してお伺いいたします。耕作放棄地につきましては、昨日鈴木正一議員の一般質問の中で、現在館山市における耕作放棄地の面積がおよそ130ヘクタールあり、そのうちの45ヘクタールが再生可能であるとのことでした。耕作放棄地の増加の要因には、農業従事者の高齢化や後継者不足による就農人口の減少に起因するところが大きいと思われます。このことは、館山市だけではなく、全国的な問題であると考えられます。本事業は、現在ある耕作放棄地の利用を推進するとともに、年々ふえ続ける耕作放棄地の増加に歯どめをかけること。また、農業従事者の増加や、さらには耕作放棄地の再生活用のモデルケースとしての実証実験を行うことにより、法人などの参入の可能性なども探ることを趣旨としているのではないかと推察しております。

 そこで、お伺いいたします。小さな1、耕作放棄地再生活用モデル事業に関して、事業内容の詳細について説明をお願いいたします。

 小さな2、本事業における被雇用者は事業の終了後に就農することが前提とされているのでしょうか。

 小さな3、農業経験者が対象となるのでしょうか。また、そうでない場合、技術指導やサポートの体制はどうなっているのか説明願います。

 続きまして、予算説明資料46ページの電子黒板活用サポート事業及び予算説明資料63ページにあります電子黒板整備事業につきまして、まとめてお伺いいたします。今日全国的に学力低下が叫ばれている中、教育の高度化は日本の経済発展を維持するためには必要不可欠なことであります。また、児童が楽しみしながら勉強でき、興味や関心を引くコンテンツを充実させた電子黒板や電子教科書の導入は児童生徒の学力向上につながることが多くの調査研究により、実証されてきております。電子黒板の導入が進んでいる英国の場合、2008年のデータですが、1校当たりの整備台数は初等学校で18台、中等学校で38台となっております。日本におきましても電子黒板は平成24年3月1日現在、全国で7万3,377台が導入されており、72%を超える公立学校に設置されております。普及率が最も高いのが和歌山県で89.2%、最低は長崎県の54.6%となっております。ちなみに、千葉県は70.6%で、全国で31位となっています。電子黒板の最大のメリットは、視覚に訴えるわかりやすい授業ができることです。単にパソコンの画面を表示するのではなく、フルカラーの画面に電子ペンや指示棒、指などでマーキングや書き込みをしながら解説できるため、授業のポイントを絞り込むことができ、子供たちの理解も進みます。また、画面はいつでも保存、修正ができ、生徒たちへもデータを即座に配付でき、しかも黒板上からインターネットの検索までできてしまうという信じられないほど多くの機能を備えた教育支援ツールとなっております。今回の導入により児童生徒の学習意欲が上がり、学力の向上が実現されることを大いに期待しているところです。そこで、今回の電子黒板の導入及びICT支援員に関してお伺いいたします。

 小さな1、雇用される支援員の研修費などは事業費の中に含まれているのでしょうか。

 小さな2、実際に授業で電子黒板を使用開始できるのはいつからになる予定でしょうか。

 小さな3、学力の向上の評価はどのようにするのでしょうか。

 小さな4、これは確認ということになりますが、平成24年第4回定例会の鈴木順子議員の質問に対する答弁では、まず中学校4校に導入し、非常に有効であれば順次小学校にも広めていくということでしたが、今後の増設についてその展望を説明願います。

 最後に、予算説明資料56ページの客船等歓迎行事委託料についてお伺いいたします。毎年日本最大の帆船「日本丸」が館山で長いときには1週間ほど洋上に仮泊しております。独立行政法人航海訓練所が所有する「日本丸」は太平洋のハクチョウ、「海王丸」は海の貴婦人と呼ばれるほど優雅な帆船ですが、残念ながら館山湾内で見られるのは帆を畳んだマストだけの姿です。本来帆を張ったり、帆を畳む訓練は陸から遠く離れた洋上で行われるため、白い帆を満帆にした美しい姿を陸から見ることはできません。帆を広げた「日本丸」や「海王丸」の姿を陸から見ることができるのは、寄港地でのイベントで行われるセイルドリルと呼ばれる操帆訓練においてしかありません。また、寄港地でのイベントでは船内見学や実習生との交流なども開催され、1万人を超える来訪者があるとも伺っています。クリアしなくてはならない問題もあるとは思いますが、これらの帆船が館山夕日桟橋に接岸され、その白い帆を満帆にした美しい姿を館山市民、そして多くの来訪者の前で見せてもらえることを切望しております。

 そこで、お伺いいたします。説明資料には、客船等の誘致活動や受け入れ環境の整備などを行うとありますが、独立行政法人航海訓練所が所有する「日本丸」や「海王丸」等の寄港の可能性はあるのでしょうか。また、誘致活動は行っているのでしょうか。行っているのであれば、その進展はどのような状況なのか説明をお願いいたします。

 以上で質問終わりますが、答弁によりまして再質問させていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) おはようございます。森 正一議員の質問にお答えいたします。

 議案第2号に関する耕作放棄地再生活用モデル事業についての第1点目、事業内容の詳細についてですが、この事業は高齢化による担い手不足などにより年々増加している耕作放棄地の再生と活用に向けて失業者を雇用することで対応していこうとするものです。具体的には、農業法人など農業を主たる業とする民間事業者に業務を委託し、受託者が再生と活用を目指す耕作放棄地はおおむね5ヘクタール以上、その作業に当たる新規被雇用者は4名を予定しています。さらに、再生後の農地で栽培される農作物の選定に当たっては、高収益作物の作付にチャレンジしたり、加工品の開発を模索しながら農業部門での雇用創出の可能性などを検証していきたいと考えています。

 次に、第2点目、事業終了後の就農についてですが、被雇用者の就農を前提とするものではありません。しかしながら、この事業に雇用された経験を生かし、本事業終了後も引き続き農業に携わっていただくことを期待しています。

 次に、第3点目、被雇用者の農業経験とそのサポート体制についてですが、この事業では農業経験の有無を雇用の条件とはしていません。なお、本事業は被雇用者に対する農業技術の指導やサポート体制を有する事業者に委託することを予定しています。また、本事業の実施に当たり、館山市内の指導農業士や農業士の支援と協力体制も整えていきたいと考えています。

 議案第2号に関する電子黒板活用サポート事業及び電子黒板整備事業についての回答は、教育長からいたします。

 次に、客船等歓迎行事委託料に関する独立行政法人航海訓練所が所有する「日本丸」や「海王丸」の寄港の可能性についてですが、これまでも継続的なトップセールスを実施しており、館山夕日桟橋へ帆船を接岸するための協議を重ねています。これまで帆船接岸の課題となっていました自衛隊ヘリコプターの飛行に係るマストの規制についても、帆船と岸壁の間に台船をかませることにより解決できるとアドバイスをいただいたことにより、誘致の可能性が高まってきました。そのため、客船等歓迎行事委託料は接岸に必要なタグボートや台船などの経費を計上した結果、平成24年度と比較し、増額となっています。帆船の誘客力は非常に大きいと伺っています。今後航海訓練所とさらに協議を進め、帆船の誘致に取り組んでいきます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 出山教育長。

         (教育長出山裕之登壇)



◎教育長(出山裕之) 議案第2号に関する電子黒板活用サポート事業及び電子黒板整備事業についての第1点目、雇用される支援員の研修費についてですが、緊急雇用創出事業として行うものであり、委託料の中に含まれています。

 次に、第2点目、授業で電子黒板を使用開始する時期についてですが、9月上旬を予定しています。また、電子黒板活用サポート事業のスケジュールについては、6月に電子黒板の入札、7月に支援員の募集、8月に支援員の研修を行い、9月に使用開始を予定しています。

 次に、第3点目、学力向上の評価についてですが、電子黒板を活用した授業では教材などを視覚的にあらわすことで学習への集中力や興味、関心が高まり、児童生徒にとってわかりやすい授業になると考えられます。これらのことから、学習意欲が高まり、学習内容の理解が深まることで学力の向上につながるものと考えています。具体的な評価については、学習への取り組み状況、学習ノートや発言内容、学習後のテストなどにより、総合的に行っていくものと認識しています。

 次に、第4点目、事業の継続及び電子黒板の増設についてですが、今後は中学校での活用状況を踏まえ、電子黒板の増設や支援員の増員についても検討していきたいと考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) 御答弁ありがとうございました。

 それでは、何点か再質問させていただきます。まず、耕作放棄地の再生活用モデル事業についてですが、再生可能な放棄地が市内に45ヘクタールほどあるということで、そのうちの5ヘクタール以上を利用するということですが、余り分散しておらず、かつほ場整備もある程度できている土地が理想だと思うんですが、その土地を貸してくださる方の目安というのはあるんでしょうか。また、土地を借りる形態というのは、どのような形で借りることになっているでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) まず、その5ヘクタールの対象をどういうふうに考えているかということでございますけれども、確かにまとまった土地に当たって山間地の分散している土地ということではこのモデル事業にはふさわしくないというふうに考えておりますので、まずはそういう連担した土地というものを対象にしていきたいと考えております。

 貸し借りの関係につきましては、これから事業を進めながら考えていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。スタート時点が遅いと、なかなか開墾したりして種植えて収穫というのは時間かかると思いますんで、その辺はスピーディーにやっていただきたいなと思います。

 それから、もう一点、場所によっては有害鳥獣対策なども必要になってくるのではないかと思いますけれども、その費用というのは委託する事業主が用意するのか、市のほうでまたプラスアルファで出すのか、その辺はどうでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) これは、今議員御指摘のように、鳥獣対策が必要な場面も出てくると思いますけれども、その際に委託費用の中で対応できるものはもちろん対応していただかなければいけないと思いますが、その時点でまた判断をしてまいりたいと思います。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。

 もう一点、加工品の開発なども模索しながらということでしたけれども、時間的には厳しいのかなと思うんですが、実際に加工するところまでやろうという考えはあるんでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 確かに市長答弁でもございましたように、高収益の作物をつくって加工までということになると、非常に時間的に厳しいところが考えられるんですけれども、これも今後に向けての可能性を探るために大変必要なことでございますので、準備をしっかりして取り組んでまいりたいと思います。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) ありがとうございます。恐らく事業を進めていく中で、さまざまな問題とかも見えてくるとは思います。今回の事業で得られたデータや、あるいは経験などを次のステップにつなげられるような中身のある事業にしていっていただきたいと思います。

 続きまして、2点目の電子黒板についてですが、これは質問ではないんですけれども、御答弁にもありましたように、児童生徒の学習意欲が高まり、学習内容の理解が深まる。そして、学力の向上につながるということは実証されております。平成19年度に文部科学省の委託事業によって作成されましたICT活用指導ハンドブックというのがありまして、それ見ますと、小中高ともにICTを活用した事業と活用しなかった事業の後に行った客観テストの結果を見てみますと、全ての教科において活用したほうが点が上がってきました。点数の幅ですが、4点から10点ほどICTを活用した事業のほうが高い結果が出ていました。また、知識と理解、関心と意欲、思考力と判断力などについても、子供たちに聞いたアンケート結果だと思うんですが、ICTを活用したほうがより自分がそういうの身についたというふうに捉えているということで示されております。また、一体型電子黒板を活用した授業を実施した教員の評価として、使う側ですね、授業の中で使いやすいと思うというのが88.4%、教室で利用するための準備はそれほど負担ではないという意見が91.2%、利用する教材の準備はそれほど負担と感じないが82.4%、また後片づけは負担ではないというのも93.1%という結果が出ております。使う側の教員にとってもほとんど負担感がないということが、このことからわかると思います。これらのことから、25年度以降も市内全ての小中学校に配置していただけるようお願いしたいと思いますが、ICT支援員に関しましても来年度以降、さっきお話ありましたが、市独自の予算でやらなくてはならなくなると思うんですが、電子黒板を利用して授業を行う先生方のスキルアップも重要な要素とはなると思いますので、引き続き配置なり、増員のほうも検討していただけるようお願いいたします。

 最後に、客船等の誘致に関することで質問させていただきます。まず、自衛隊のヘリコプターの飛行に係るマストの規制があるということでしたが、これは転移表面、制限表面のことだと思うんですけれども、台船によりそれが緩和されるということですけれども、沖合にどれくらいずらせば規制から外れるんですか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 具体的な距離というのは、ちょっと把握しておりませんが、従来今お話のあった航空法による制限表面について、現状の桟橋の位置では帆船を着けるのが非常に難しいと。マストの高さは約50メーターほどになりますので、非常に技術的に難しいというふうに航海訓練所のほうから言われておりまして、これが大きな課題になっておりましたが、せんだって実務担当者同士の協議の中で、先ほど市長答弁にもございましたように、台船を間に入れることでこれがクリアできるというお話を頂戴しましたので、これを今後進めていけば、かなり課題を解決できて寄港の可能性が高まったということで25年度の予算に計上させていただいたということでございます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これもともと帆船の高さも加味してオーケーだったんです、桟橋をつくったときは。その後に国のほうの法律のほうが変わりまして、それで厳しくなってできなくなった。そこで、今いろんな工夫をして何とかできるだろうという話になったので、今回計上させていただいたということなんです。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。以前は、マストがあっても船の場合は造作物じゃないので、よかったらしいんです。どこかで事故があったみたいですね。

         (何事か呼ぶ者あり)



◆3番(森正一) 聞きました。ということでひっかかるようになってしまってということでお伺いしていましたんで、その分長くつくっておけばよかったということは、ちょっとその時点では言えなかったと思うんで、ちなみに桟橋の延長というのは、今後お金かかることだと思いますが、技術的な面から見ると可能なんでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 大変厳しい御質問でございますけれども、現状では今の桟橋を活用することを最大の目標にしておりますので、もちろんフルスペックの状況になっておりませんので、これは当初の計画どおりにしていただくために動きたいとは思っておりますけれども、今後のさらにまた桟橋を延長するということについては今のところ白紙の状態でございます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これにはいろいろ問題点がありますので、これから検討していくという段階なんですが、その前にまだ、今半分なんです、幅が。それは、まだ計画に入っていますので、そっちが先になると思います。その後やはり今の現在あるものをいかに有効利用していくか、そのことを踏まえた中で将来的に考えていけるという段階です。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。ありがとうございます。1月17日でしたっけ、南総文化ホールで、市長さんインフルエンザで出られませんでしたけれども、特定地域重要港湾活性化協議会でお話を伺った限りでは、かなりな可能性があるんだなというのは実感しました。私たちもそうでしたけれども、市民の中では桟橋の建設に対して異を唱えている方もいまだに多くいらっしゃるとは思うんですけれども、市の利益につながる住民に対してプラスになることであれば説明をしっかりしていただいて、住民に理解を得ながら進めていただきたいなと思っております。

 次に、最後になりますけれども、質問としては。「日本丸」などの寄港がもしかなった場合ですが、渚の駅の商業棟のオープンと重なると物すごくインパクトがあると思うんですが、そのあたりも考えていらっしゃるでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) もちろん商業棟のオープンに合わせて帆船に寄港していただければ、これは非常に大きな経済効果を生み出すことになるというふうに考えております。一方で、独立行政法人の航海訓練所の帆船というものがあくまでも将来の船乗りを養成するための教育財産と申し上げたらよろしいんでしょうか、そういうものでございますので、そのために3カ月ごとに実習のサイクルで航海の予定を組んでいるというふうに伺っております。今後接岸に向けた協議を進める中で、商業棟のオープンの進捗とあわせて日程調整をさせていただきたいというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。実習船という性質上、こちらの思うとおりにはいかないのわかります。寄港とオープンが重なるという奇跡を信じていますので、これまで以上に誘致活動に力を入れていただきたいということをお願いいたしまして、質問を終わりにいたします。



○議長(福岡信治) 以上で、3番森 正一議員の質疑を終わります。

 次、18番鈴木順子議員。御登壇願います。

         (18番議員鈴木順子登壇)



◆18番(鈴木順子) 通告に従いまして、4点の質問に移りますが、議案の第2号平成25年度の館山市一般会計予算に関してですが、この4点の質問全て歳出となりますことをまず申し上げておきたいというふうに思います。

 まず、予算書の117ページの民生費の中の社会福祉協議会への補助金というところでございますが、御承知のように館山市の社会福祉協議会がさまざまな運動を展開している中で、存在の意義というものは非常に大きいものがあるというふうに思っております。その中で、あえて質問をさせていただきますが、館山市の社会福祉協議会の補助金については過去に事業仕分けなどで指摘をされている面があるというふうに私は認識をしておりますが、どういった指摘をされていると認識を当局はされるのか。また、その指摘に対してどういう対応をしてこられたのか、まずお伺いをいたしたいというふうに思います。

 次に、253ページ、教育費でありますが、これは先ほどの森議員の質問、電子黒板の件なんですけれども、このことについては私が聞こうとしている部分の全てではないですが、大半を質問され、またお答えをいただいておりますが、あえて若干つけ加えさせていただきたいと思います。この電子黒板の導入については、今そこの教育長の席に座っておられる出山教育長がかつて教員時代にもこの電子黒板については授業の中でこれを導入をされて経験されているというふうに思っております。また、現場の教員の中でも電子黒板の扱いについて研修で目にしたり、あるいは手にとったりという場面に遭遇している教員の中からもこの電子黒板の導入ということについては要望が上がっていたということで、今回ここに予算を計上されたことについては一定の評価をするものでありますが、ただ電子黒板と一言で言ってもその型にはいろんな型があるし、ITに余り得意ではないという現場の教師もいる中でこの指導に当たる者がつくということについては、これまた評価をしなければならないというふうに思いますが、ただ中学校に導入ということになっておりますが、場所が階をまたいで利用しなきゃいけないとか、そういうことが出るというふうに思うんですが、この辺が移動に対しての面倒さというか、そういうことがやっぱり利用のネックになっていかないかというところがちょっと心配なこととしてあるというふうに思っています。そしてまた、電子黒板のこれを買い取りするのか、あるいはリースにするのかというところがちょっとひとつ気になっているんですが、買い取りにしろ、リースにしろ、どちらかを当然比較検討されたというふうに思いますが、それはどうなっておりますか。また、決めたその根拠はお示しをいただければというふう思います。

 次に、3点目の質問になりますが、予算書の291ページであります。教育費中、学校給食事業に関してなんですが、先般一般質問においてもこの議場において議論されておりましたけれども、給食センターの老朽化はかねてより問題になっていて、正直いつまでもつのかというところでは非常に関係者の皆さんは心配をされておられるというふうに思いますが、25年度のこの予算書の中の給食センターの取り組みについて私の見たところ、どこに何が入っているのかというところがちょっとわからないのですが、老朽化をはっきりと指摘しながら場所の選定まで動いていたんではないかと思われるようなこともありました。そういった中で、年度ごとのスケジュール、計画がどうなっているのかお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 次に、最後の質問になりますが、予算書の299ページ、これは給与費の明細書のところなんですが、給与費の一覧が出ているんですけれども、これまた今社会の中でも働く人たちにとって非常に問題となっている再任用についてなんですが、25年度の再任用が若干今までにも増してふえているのかなというふうに思うところでありますが、このことについて何でこういう結果になっているのかお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 御答弁によりましては、再質問をさせていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 鈴木順子議員の質問にお答えいたします。

 議案第2号に関する第1点目、館山市社会福祉協議会補助金についてですが、内部評価と外部評価の指摘内容については、平成20年度の外部評価では自立運営を目指して財源確保のあり方を真剣に考える必要があることなど8点の指摘を受け、また平成22年度の内部評価では基金を活用して効果的な事業を実施するよう検討することなど4点の指摘を受けました。それらの指摘に対する対応についてですが、平成21年に社会福祉協議会において諮問機関として問題別対策委員会を設置し、持続可能な地域福祉活動推進のための財源確保について検討を行い、その答申で社会福祉振興基金への寄附金は全額を事業資金に充てることとされるなど、効率的、効果的な事業展開が求められました。現在社会福祉協議会では、ひとり暮らしの高齢者などにあんしんノートやあんしん袋を配付する浜ひるがお運動などを独自に行っていますが、県の補助金を活用するなど効率的、効果的な事業の展開に努めているところです。

 議案第2号に関する第2点目、電子黒板整備事業については、教育長から答弁いたします。

 次に、第3点目、学校給食事業についても教育長から答弁いたします。

 次に、第4点目、再任用職員の増要因についてですが、現在雇用している5名の更新に加え、今年度の定年退職者のうち3名につき新たに再任用することを見込んだものです。

 以上です。



○議長(福岡信治) 出山教育長。

         (教育長出山裕之登壇)



◎教育長(出山裕之) 議案第2号に関する第2点目、電子黒板整備事業についてですが、予算計上するに当たり、リースと購入で比較検討しました。購入する電子黒板の耐用年数をリース契約と同じ5年と仮定して比較しますと、月額で約1万円程度購入のほうが安価になります。そのため、購入により予算計上をしました。

 次に、第3点目、学校給食事業についてですが、現在の給食センターは老朽化が進んでいるため新センターの建設が必要と考えており、5年から6年後の稼働を目標に現在用地選定等新センター建設の準備を進めています。平成25年度中に用地を確定することができれば、基本設計や実施設計、建設工事まで含めても稼働目標は達成できるものと考えます。なお、現施設はこれまでにボイラーや大型冷蔵庫などの大きな改修を完了しており、今後も適切な維持保全を行うことにより、新センターの稼働までは使用は可能と考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) それでは、再質問させていただきますが、社協の問題なんですけれども、よく言われるのが、これは館山だけではなくて、社協の運営について少なくとも県内の中で、全てとは言いませんが、館山と同様に市から補助金をもらって、その中で運営していると、基金とか、いろんなこと活用しながら運営しているというところもたくさんあると思いますが、ただ介護保険制度が始まる中、やはり今までのような措置制度の時代のような福祉の取り組みということはもうやっていてはいけないというふうに私なんかは思うわけです。そういった中、県下の中でも館山市の社会福祉協議会の事業の運営の仕方というのはある面指摘をされているというふうにも伺っていますし、館山市の市の中でも内部評価の場面、あるいは事業仕分けのときも指摘を受けているというふうに聞いています。それで、今館山市の第3次基本計画の中に、平成23年度から27年度までの計画なんですが、この中に基本計画の131ページに地域ぐるみ福祉の推進という項目があります。この中で5カ年の取り組み方向といたして、行政と社会福祉協議会の相互連携のもと、館山市地域ぐるみ福祉推進計画、地域支え合いプランの推進など地域福祉の推進を図っていく中で、社会福祉協議会の自立運営を目指した自主財源の確保を要請しますということが、これ館山市の基本計画の中にうたってあるんです。すなわち、27年度まで、今はちょうど時期的に中間期に当たるかと思うんですが、27年度の計画満了までにどうこれを進めていこうとしているのか、これはぜひ伺っていきたいというふうに思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 社会福祉協議会に関する自主事業、自主財源の確保という視点からの御質問かと思うんですけれども、県内の館山市と同規模の社会福祉協議会等に問い合わせたところ、自主事業として行っている内容につきましては介護事業を行っているとか、相談事業、また市立病院の売店事業等、自主事業を行っている団体がございます。館山市の社会福祉協議会につきましては、社会福祉法に基づきまして設置されておりまして、地域に密着した活動を担っていただいておりまして、市としてもとても重要な組織であると認識しております。

 自主財源の確保についての要請につきましては、今後地域福祉の推進事業を進めていく中で市と社会福祉協議会が連携して行っていく中で、そういう連携を図っていく中でそういう自主財源の確保についても今後も引き続き要請していきたいと考えているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) これは、平成20年の事業仕分けのときの資料を手にしているんですけれども、そのときにも言われておりますけれども、行政と社協との役割分担というところが指摘を受けています。伺いたいのですが、例えば市で行っている事業であって、また社会福祉協議会で行っている事業、いわゆる重複している事業でありませんか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 役割分担についてでございますけれども、高齢者福祉を進めていく中で市といたしましても相談事業とか健康事業等、高齢者が閉じこもりにならない、また要介護にならないための事業を独自に実施しておりますけれども、例えば連携した事業では社会福祉協議会が行っている事業の中に市の保健師とか職員が講師としてその事業を行うとか、市で行う事業の中に社会福祉協議会の協力を得ながらやっていくとか、なるべくそういうふうな連携を図りながら重複のないような事業の実施に努めていると、そういうところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 今までにこれは行政で、市でやっていることであり、また社会福祉協議会でもやっているなというような、こういうことが問題になったことないんですか。なければ行政との役割分担を明確にしなさいという、そういう指摘なんかされないというふうに思うんですが、いかがですか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 役割分担を明確にするという内部評価で指摘があったんですけれども、地域の福祉を進めていく中で、これは市でやる、これは社会福祉協議会でやるというような、そういうような区分というんですか、それぞれの区分というのはなかなか難しくて、やっぱり連携をしながらやっていかなきゃいけないんですけれども、ただ評価で指摘を受けましたように、役割分担というのをここでは市でやりながら、ここまでは社会福祉協議会、それに連携を図ってやっていくというような形で進めていくのがいいのかと思っていますので、そこら辺がその当時なかなか明確な区分ができていなかったというのが指摘を受けた原因じゃないかと思っているんですけれども、市といたしましても現在社会福祉協議会に事業をお願いするとか、社会福祉協議会から事業の協力の依頼を受けたとか、そういうときにはそれぞれの役割分担、それぞれの役割を明確にしながら協力をして実施しているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 例えば市でやっているのに社会福祉協議会でもやっているということについては、指摘を受けた以上は、やはり今後そのようなことがないように意識をしながらやっていただかなければいけないというふうに思いますので、その辺また機会があれば伺うことがあるかもしれません。

 それで、社会福祉協議会への補助金というのは人件費の補助ということでよろしいかと思うんですが、若干今回、前回からですか、少し減っていることについては再任用という形をとったことによって賃金が減ったと、そのことによって事業の補助金が減ったという考え方でよろしいんですか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 社会福祉協議会の人件費の補助金額についての御質問ですけれども、今議員のおっしゃったとおり、退職された職員を再雇用することによって人件費の縮減を図る、その点もありますけれども、市の職員が今5%の給料カットやっているんですけれども、社会福祉協議会の職員に対しても市の職員に準じて給料カットをお願いしていると。そういうようなことで人件費については年々縮減されているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) ちょっと以前から気になっているんですけれども、館山市の社会福祉協議会の職員というのは非常に少ない中でやっているんですけれども、事業等の整合性考えたら多いか少ないかの評価を私はあえてしませんが、ただ社協の中で働く人たちの後に続く人たち、人づくりの面でやはり後任のことも育てていくということは私は必要じゃないかなというふうに思うんです。それが果たしてされているのか。これは、やはり人件費の補助金出しているわけですから、その辺は市として何も心配していないのか。私は、はたから見ていて心配しているんですけれども、どう考えますか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これは、重要な問題でして、後継者を育てていくというのは、これからのやっぱり最重要な問題だと思います。そういう中で、そういう後継者を育てるという意味でいた人が急遽事情があっておやめになったということでこういうような形になったと、こういうふうに考えておりまして、さらにその次の後継者を育てるように今教育していると、こういうふうに伺っております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 市は、補助金を出す以上は、やはり次に担ってくれる世代、人たちを育てていくということについても私は口を挟んでもある面いいんではないかというふうに思っておりますので、補助をして、あとはお任せをしてしまうというようなことのないようにその辺は強く申し上げておきたいというふうに思います。以前何かの場面で私も話したと思うんですが、やはり社会福祉協議会いろんなところで事業展開しておりますけれども、自分たちで自立をすべく、なるべく補助に頼らない体制をとっていこうということで事業展開しているところはたくさんあるわけです。そういったところに私は学んでほしいというふうに思うんです。そのことによって市が例えば事業として事業者にお任せをしている部分が社会福祉協議会の中で事業展開されていけば市の支出も、こんなこと言っちゃなんですが、減りますので、そういうところのすみ分けもきちんと目を向けていただきたいということをお願いをしておきたいというふうに思います。

 次に、電子黒板の件なんですが、電子黒板の件はよくわかりましたが、恐らくやってみて、これがどういうふうな結果をもたらすかということで、よければさらに導入を考えていくということがあってもいいのかなというふうに、それはお願いしておきたいというふうに思うんですが、ただ初めてのことですので、やっていく中でやはりここはああしたほうがいい、どうしたほうがいいということも出てくるでしょう。その中で、やはり入れてしまったから、導入したからいいということではなくて、よりいい学習体制をつくるためにも悪いところは直していくというようなことでお願いをしておきたいというふうに思います。

 次に、給食センターの問題なんですが、給食センターについてですけれども、正直言って今の施設、かつて南房総市の一部との組合の中の議員をしておりましたけれども、私も古い議員ですけれども、この施設も非常に古くて、私の何倍も古いわけなんですが、当時から本当に修理をしながら使ってきたというふうな経緯があります。そういった中で、率直に今の施設はいつまでもつのかなというのを担当としてどう思われます。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) いつまでもつのかというのは、先ほど教育長が答弁したとおり、老朽化はしていますが、改修事業を行いながら新センターが建設するまではもたせるというつもりで事業を行っています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 多分聞かれても、あした壊れるかもわからないというような状況ではないかなと率直に言わざるを得ないです。

 1点だけ伺いますが、先ほど五、六年という目安の中で、目標の中でということでしたが、これは今と同じセンター方式の建物ということでよろしいんでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 今準備して考えているのは、センター方式を考えています。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 土地探しですけれども、25年度に土地の確保に向けた動きをしていくということですが、これはどういった形態の中で、委員会か何か立ち上げた上でやっていくのか、あるいはセンター、あるいはそれを所管しているのは教育委員会ですから、教育委員会の中でやっていくのか、その辺はどうお考えですか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 現在2月から実は庁内の部長会の中で、懸案事項として用地のことについて検討を始めています。先日龍?議員の御質問にもありましたが、センター方式の形態が例えば機能を多機能化とか、そういうことも検討した上で、状況によっては部長会からさらに広げて庁内の検討委員会というようなものがその場合は必要になってくると考えています。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 私もかつてお聞きをしたことがあるというふうに思うんですが、今お話をしている学校の学校給食センターだけでいいのか、あるいはそこに例えば学校の給食だけではなくて、私は高齢者の給食事業も事業者に任せないで、ここで展開したらどうかと提案したこともございます。あるいはここの施設の中でレストランということが正しいかどうかわかりませんが、そういったことも一緒に展開していったらどうかというようなお考えもあるかというふうに思います。そういったことを踏まえた中で、用地買収、用地を確保、市の持っている用地の中でやっていこうというふうなことでしょうけれども、でもその用地の確保に向けて用地の広さとか、そういうこと考えたときに学校給食センターだけにするのかどうするのかというところは、やはりきちんと協議をされていないと用地の確保のところまで私は向かないかと思うんです。そういったことはどう考えているのか、あるいは給食センターだけでお考えなのか、その辺はどうでしょうか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) まさに今それを検討しているというところなんです。給食だけじゃなくて、多機能にするかどうか、それでどういうメリット、デメリットがあるのか、そういうものを教育委員会だけじゃなくて、市長部局も含めた中の今検討をしているというところでございます。もちろん議員がお話しのように、それによっては面積も変わってきますし、いろんな形が変わってくるというのを含めて今まさに検討中だということです。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 先般からこの問題は話題になっておりますけれども、ただ5年、6年目標ということで25年度の中に給食センターに関しての予算措置がされているんだろうかというところが非常によくわかりませんでした。そういった中で、本当に五、六年後にやろうということで終わってしまわない、実際に動いてもらうということがやはり形に見えませんと、なかなか私なんかも不安がつきまとうというところでございますので、この辺は指摘をしておきたいというふうに思います。きちんとした目標を早急にお立てになっていただきたいということをお願いをしておきたいというふうに思います。

 最後に、雇用の関係なんですけれども、今正規の職員と非正規の職員の人数はどうなっていますか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) まず、正職員でございますが、平成24年の4月1日現在で397名、それから非常勤職員につきましては週20時間以上の職員でございますが、平成24年度当初で218名となっております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 私は、先般この館山ではなくて、千葉のほうである書類を目にしました。持ってくればよかったんですが、しっかりと目に焼きついているのは、今の非正規の問題を勉強なさっている大学の教授なんですが、その方が5年前に調べた調査ですから、若干動きはあるかもしれませんが、その中で県内の役所の雇用の状況、役所ですよ、役所の雇用の状況を調べたということで、たまたまそこに遭遇したんですが、その資料の中に館山市が県内の非正規雇用職員数が県内でベストスリーに入っていたというのを目にしました。かつて市長と市役所の職員の雇用のあり方について、緊急雇用をずっと使っていって雇用を増していくということでいいのかどうかという議論をしたことがあります。市長は、当時今のところそれがベストな方法ではないかというふうなことをお答えになったかなというふうに私は思っておりますが、これは市役所だけではないんですが、社会全般で考えていかなきゃいけないんですが、働く者にとって安心して働くということからすれば、不安定な1年契約あるいは半年契約の中で働いていく働きざまがいいのかということを考えれば、それは不安定の中で働いていくということは余りいいことではないなというふうに、それを望む人は別です。だけれども、これだけ非正規雇用が蔓延している中で、やっぱりこういうことがこれでいいのかというのは言わざるを得ないかなというふうに思うんです。

 ただ、非常に気になっていることの一つとして、館山市で緊急雇用の制度を利用して働いている方なんかもそうなんですが、本当に仕事として正職員の方と全く引けをとらない活動を、働き方をされているんじゃないかなという思いはしております。そういった方々に館山市は非正規の人たちへの交通費の支給というのをしていませんよね。それちょっと確認したいんですが。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 非常勤職員への交通費ということでございますけれども、非常勤職員の賃金の時間額でございますが、職種によって違いますけれども、一般事務職は874円でございまして、市内のパートの賃金の時間額よりも高い額になっております。一応市の考え方としては、この中に交通費相当額を含んでの賃金の時間額を設定しているところでございます。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 874円が高いか低いかということになれば、民間の企業の中で再任用に際して、あるいは臨時で働いている人たちなんですが、こういう人たちも賃金は非常に低いんですけれども、874円よりは高いです。交通費も支給されています。そういったことを考えたときに、やはり交通費の支給ぐらい私はしてやってもいいんじゃないかなというふうに思うんですが、その辺は市長に伺いたいというふうに思うんですが、どう思われますか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 再度交通費についての質問でございますけれども、一応非常勤職員の賃金の時間額、先ほど一般事務職874円ということでお答えさせていただきましたけれども、この額につきましては市内の状況もそうですけれども、給与条例の中で一般職員との権衡を考慮して決めるということになっておりますので、高卒の初任給、これが月額14万4,500円でございます。非常勤職員、一般事務職の方が1カ月間勤務した場合、ほぼ同額あるいはそれ以上になるような形の設定をしているところでございます。したがいまして、高卒の初任給を上回る額になりますので、その部分については交通費を含んだものということで考えているところでございます。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) たとえ非常勤という形の雇用であろうと一生懸命働いているわけですから、仕事も本当に、え、正規の職員じゃなかったのというふうに思えるぐらいの仕事をされている方はたくさんいらっしゃいます。そういった中で、やはり大事にしていくということは必要じゃないかなというふうに思うんです。先ほど話しましたように、ある大学の先生が調べた中で非正規に対して交通費の支給をしている自治体というのもかなりの数ありますので、私の今言っていることが館山市だけ特出するわけではありませんので、その辺はぜひ今後お考え直しをいただければと思います。ぜひ検討をしていただければというふうなことをお願いをしておきたいと思います。以上でございます。

 以上で終わります。



○議長(福岡信治) 以上で、18番鈴木順子議員の質疑を終わります。

 次、14番秋山 貴議員。御登壇願います。

         (14番議員秋山 貴登壇)



◆14番(秋山貴) 既に通告をしてあります議案第2号平成25年度館山市一般会計予算、歳出に関しまして、5点質問をさせていただきます。

 1点目、予算書61ページ、説明資料23ページ、2款総務費、1項総務管理費、2目文書広報費、広報発行事業についてでございます。平成20年度から24年度までの5カ年では、広報発行事業費の当初予算が1,010万円台から1,090万円台前後でした。25年度予算では、前年対比9.7%増の1,167万6,000円となっております。発行回数、発行部数等には変更はないようですが、予算増額理由について伺います。

 2点目、予算書87ページ、説明資料26ページ、2款総務費、1項総務管理費、10目コミュニティ費、自主防災促進事業についてでございます。自主防災組織が実施する防災機材の購入や非常食の備蓄などに助成するコミュニティ事業補助金ですが、平成23年度当初予算が114万8,000円、平成24年度当初予算が前年対比216%の248万3,000円、平成25年度当初予算が前年対比203%の503万9,000円となっております。ここ3年で倍々の予算計上になっております。厳しい財政状況の中、他の事業ではあり得ないと思いますが、自主防災促進についてどのようにお考えか伺います。

 3点目、予算書121ページ、説明資料32ページ、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、国民健康保険特別会計繰出金についてでございます。一般財源からの国民健康保険特別会計への繰出金は高額であるため、財政負担が厳しいと思われます。特に国保税の不納欠損及び減免額等に対する繰出金は、前年対比で173%の1億740万9,000円となっております。不納欠損処理は、年度によって増減はあるとは思いますが、25年度の増額理由と今後の傾向について伺います。

 4点目、予算書219ページ、説明資料56ページ、8款土木費、4項港湾費、1目みなと振興費、みなと振興事業についてでございます。みなと振興事業費中、客船等歓迎行事委託料で654万2,000円が計上されていますが、平成23年度当初予算で453万3,000円、決算では169万3,000円となっております。また、平成24年度当初予算では255万5,000円と計上されています。平成25年度予算では、前年対比256%の654万2,000円の計上がされています。客船等の接岸増加や来訪者へのもてなし、またにぎわいの創出等ホスピタリティー充実のためとは思いますが、増額内容について伺います。

 5点目、予算書222ページ、8款土木費、5項都市計画費、2目街路事業費、都市計画道路整備事業についてでございます。平成24年度は、船形館山港線道路整備事業費として5,422万3,000円が計上されていました。これは、船形バイパスにアクセスする道路整備事業であると思いますが、平成25年度は予算計上がされていません。繰越明許の部分もあるとは思いますが、平成25年度は船形バイパス及び船形館山港線道路整備事業はどのように実施されるのか伺います。

 以上、5点質問をさせていただきましたが、御答弁の後に再質問させていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 秋山 貴議員の質問にお答えいたします。

 議案第2号に関する第1点目、広報発行事業についてですが、増額の理由は積算のもととなる印刷ページ数をふやしたことによるものです。平成24年度は、広報の印刷ページ数を1日発行号12ページ、15日発行号16ページとして積算しましたが、広報に掲載する記事数が年々増加しているため、平成25年度は発行実績をもとに1回当たりの平均発行ページ数を16ページとして積算しました。

 次に、第2点目、自主防災促進事業についてですが、東日本大震災以降、防災講座や実践的な津波避難訓練などを通して共助の核となる自主防災会組織の強化を図ってきました。そのような中で、各自主防災会が防災、減災に対する重要性を再認識した結果、補助事業への要望件数が多くなったため、平成24年度と比較し、約2倍の予算額を計上しました。増額の主な内容は、防災倉庫の設置や発電機、投光器などの機材の整備となっています。

 次に、第3点目、国民健康保険特別会計繰出金の増加理由等についてですが、国民健康保険特別会計繰出金は館山市独自のルールとして前々年度の国民健康保険税不納欠損額、前年度10月末現在の国民健康保険税減免額及び地方単独事業の実施による国庫負担金の減額相当分を国民健康保険特別会計へ繰り出しているものです。この国民健康保険特別会計繰出金が平成24年度当初予算と比べて増加した主な理由は、国民健康保険税不納欠損額の増加によるもので、平成22年度の5,827万5,000円と比べ、平成23年度は1億232万8,000円となっています。これは、納税相談や臨戸徴収を中心とした徴収体制から差し押さえを前提とした徴収方針に転換し、財産調査を進める中で財産がないことなどによる執行停止や即時消滅の件数がふえたことによるもので、債権の整理が進んだ結果であると考えています。今後も差し押さえを前提とした徴収方針で臨み、徴収すべき債権と徴収できない債権を確実に見きわめ、粛々と滞納整理を進めていきます。

 次に、第4点目、客船等歓迎行事委託料の増額理由についてですが、これまで独立行政法人航海訓練所が所有する「日本丸」や「海王丸」などの帆船を館山夕日桟橋に誘致するため継続的にトップセールスや協議を重ね、接岸の可能性が高まってきたことから、接岸に必要なタグボートや台船などの経費を計上した結果、平成24年度と比較し、増額となっています。

 次に、第5点目、都市計画道路整備事業についてですが、船形バイパスについては今年度道路整備延長、約1.1キロメートルにつき現地測量、用地測量及び工事を実施するための道路詳細設計を実施してきました。平成25年度は、引き続き交通管理者との交差点協議等のほか、道路整備に係る事業計画や事業費について検討し、平成26年度早期の事業認可に向け、国への補助要望をしていきます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 秋山 貴議員。



◆14番(秋山貴) それでは、再質問させていただきます。

 初めに、広報発行事業についてでございますが、これちょっと市長にお聞きしますが、行財政改革を進めているんですが、場合によっては相反することがあるかもしれません。今回のように情報公開を推進するための行政改革を行おうとすると、逆に財政改革としての経費削減とは逆行してしまうということもあります。しかし、必要なことに必要な予算をつけるということは、決して財政改革への逆行ではないと私は思っております。市長は、さらなる情報公開への予算増額に対してはどのようにお考えか伺いたいと思います。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) まず、基本的に行財政改革の観点が違うのかなという気がいたします。行財政改革というのは、減らすということだけではないと。ふやすべきところはふやすんだと、それが行財政改革。そして、いかに少額で効果を上げるかというのが我々が取り組んでいる行財政改革なんで、ふやすべきところはふやすという観点からいって私は全然矛盾を感じていない、まずそれが1点です。

 それから、情報公開に関しては、情報公開というのは、これはできるだけその公開をすべきだというスタンスでおります。



○議長(福岡信治) 秋山 貴議員。



◆14番(秋山貴) 財政改革というのは、確かに経費を減らすだけが改革じゃありませんので、必要なところには必要な予算をつけるというお考えであれば、私はこれからも情報公開はしていくということでしたので、ぜひ情報公開についても予算がかかる場合は増額をお願いしたいと思っております。

 次に、自主防災促進事業についてでございますが、平時の防災意識の高まりや災害時の共助への機運の盛り上がりに対しての予算増額と思いますが、補助予定件数も平成24年度の16件から平成25年度は21件に増加をしていますが、補助件数の傾向と予定件数を超えた場合の対処についてお伺いいたします。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 まず、補助件数の傾向でございます。これにつきましては、秋山議員のほうから今話されたとおりでございます。これは、増加の理由につきましても東日本大震災以降防災に対する意識が高まってきたということで考えておりますので、その傾向というのは今後も続くものかとは思います。

 それから、もう一点御質問がございました。予定件数を超えた場合はどうかという御質問でございます。これにつきましては、前年の要望調査を行いまして、予算化をしておりますので、予定件数を超えることはありません。もし事業年度に追加要望が出てきましたら、翌年度に申請してくださいよという形でお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 今公室長が答弁したとおりなんですけれども、ここで非常に市民の中でこの防災、減災に対しての意識が高まっているという中での予算を拡大したわけですけれども、議員の皆様方にこの場をおかりしてお願いしたいと思っています。お伝えということでお聞き願いたいんですが、3月11日午後2時46分、これでちょうど2年になりますので、行政無線を通して市民の皆様に黙祷のほうをお願いしたいと思っております。この場をおかりしまして、ちょっとお話をさせていただきました。



○議長(福岡信治) 秋山 貴議員。



◆14番(秋山貴) 自主防災組織が充実してくる、非常に好ましいことで、災害がないことが一番いいんですけれども、減災ということであれば非常にいいかと思います。自主防災組織には、貴重な税金を使った防災機材でございますので、点検は怠ることなくしていただき、非常食に関してもしっかりと管理をしていただくよう担当課による指導並びにチェックをお願いしたいと思っております。

 次に、国民健康保険特別会計繰出金についての再質問でございますが、担当課の職員は長期滞留債権となっている未収金徴収に関しては大変御苦労をなさっていると思います。答弁によりますと、執行停止や即時消滅等により徴収できない債権を見きわめ、滞納整理を進めていくということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。ここ数年での収納率の数値と県内自治体との比較についてはどのようになっておりますでしょうか、伺います。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 徴収率の推移でございますが、過去3年で見ますと、平成21年度は、これ現年度課税分でございますが、84.96%、県内では上から39番目でございます。22年度は86.26%、県内では36番目でございます。23年度は88.91%、県内では19番目になっております。24年度につきましては、23年度の徴収率を上回るよう徴収努力をしているところでございます。



○議長(福岡信治) 秋山 貴議員。



◆14番(秋山貴) この数値も年々上がってきていて非常にいいことだと思います。差し押さえ等難しい業務も多々あると思いますが、税負担の公平性を担保するため、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、みなと振興事業に関しての再質問でございます。平成24年度の予算説明資料では、みなと振興事業の項目に商業施設建設事業として平成24年度、基本実施設計の委託、平成25年度、商業施設棟建設工事と記載されていますが、平成25年度予算書には商業施設棟建設工事の予算計上がされておりません。どのようになっているかお伺いをいたします。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 25年度予算に商業棟の建設費用が計上されていない理由でございます。今年度は、設計委託料を計上いたしまして、設計を進めておりました。しかしながら、現在までテナント業者が決まっていない状況でございます。建設に当たっては、設計書の手戻りがないように事業者との協議が必要になってまいります。このことから、設計委託料は繰越明許の手続をさせていただいております。建設費につきましては、精度の高い費用の積算が当初予算計上に間に合わなかったということから、テナント事業者の決定後に改めて補正予算を計上させていただく予定でございます。



○議長(福岡信治) 秋山 貴議員。



◆14番(秋山貴) ぜひ25年度中には建設になればいいかなと思っております。

 次に、都市計画道路整備事業に関連しての再質問でございます。平成24年度の予算説明資料の船形館山港線道路整備事業の項目で、24年度事業として道路詳細設計業務委託、それから都市計画決定、用地立ち会いが記載されていますが、こういった事業は予定どおりに執行されていたのでしょうか、伺います。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 船形バイパスにかかわります今年度の事業でございますけれども、用地測量関係、詳細設計関係進めておりますが、繰り越しということで補正のほうでお願いをしているところがございます。

 もう一点、都市計画決定についてでございますけれども、当初今年度中、24年度中に都市計画の変更を行うという予定で進めてまいりました。船形バイパスにつきましては、都市計画道路、船形館山港線の船形地区の一部ではありますけれども、この都市計画道路自体、県道館山港線の部分もございますので、都市計画変更につきましては市決定案件と県の決定案件がございます。その中で館山市の都市計画審議会につきましては今月中に開催する予定でおりますけれども、県の都市計画審議会が現在伺っているところですと、年度を明けて7月ごろになるということでございますので、都市計画決定の時期につきましては県の都市計画審議会が終わった後、七、八月ごろになるのかなというふうには考えております。ただ、この都市計画決定の時期、予定からしますと、多少おくれてはおりますが、全体計画の中で来年度の国への要望活動、また26年度の当初に予定しております事業認可の取得、そちらにつきましては今の状況のままでも影響がないというふうに見込んでおりますので、全体としては順調に進んでいるというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 以上で、14番秋山 貴議員の質疑を終わります。

 次、15番榎本祐三議員。御登壇願います。

         (15番議員榎本祐三登壇)



◆15番(榎本祐三) 議案第2号平成25年度館山市一般会計予算について、平成25年度予算説明資料の当初予算案の概要及び主要事業説明書に書かれている内容に関して質問いたします。

 初めに、予算編成の基本的な考え方についてお聞きします。説明資料の2ページです。まず、館山市の財政構造についてお聞きします。財政状況の改善については、今日までの取り組みをそれなりに評価しておりますが、財政調整基金の増加は土地開発基金5億円の一般財源化、市有地等市財産の売却に関し3億円、職員給与の減額3年間で約4億円が主な増加の要因と思います。そのようなことを考えますと、財政構造そのものは大きく改善されてはいないのではないかと思うのですが、どのような認識を持っておられるでしょうか。

 次に、将来を見据えた財政の持続性を目指すとありますが、具体的にはどのような取り組みを行うのでしょうか、お聞かせください。

 大きな2番目、平成25年度予算の特徴についてお聞きします。説明資料の3ページです。まず、扶助費の増加についてお聞きします。扶助費は、平成20年度以降ふえ続けていますが、今後の見通しとその対応はどのように考えておられるのかお聞かせください。

 次に、全事務事業の経費削減についてお聞きします。説明資料の4ページです。事業仕分けを初めとして既存事業の見直しを実施してきたのは評価しますが、今回の一連のごみ再資源化事業の随意契約の見直しのように、既存事業の契約状況についても調査、検討し、見直すべきであると思いますが、いかがでしょうか。

 大きな3番目の主要事業説明書に関してお聞きします。初めに、2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、地域おこし協力隊事業についてお聞きします。説明資料の24ページです。隊員に対する報償金は796万8,000円となっておりますが、1人当たりの金額は幾らになりますか。

 また、地域おこし協力隊支援委託料として800万円計上されていますが、地域農業関係団体とはどのような団体で、もう既に決まっているのでしょうか。また、選出はどのようにされるのでしょうか。

 次に、3款民生費、3項児童福祉費、1目児童福祉総務費、子ども・子育て支援計画策定事業、34ページについてお聞きします。計画策定に向けてニーズ調査を実施するとありますが、過去に一般質問した館山航空基地の女性自衛官の幼児に対する早期保育等についても考慮されているのでしょうか。この機会に幼児を持つ女性自衛官の要望を実現できるよう取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 以上、御答弁によりまして再質問させていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 榎本祐三議員の質問にお答えいたします。

 議案第2号に関する予算編成の基本的な考え方についての第1点目、館山市の財政構造についてですが、館山市の財政状況は、歳入面では地方交付税の増加、歳出面では人件費の時限的削減などにより、平成19年度末に120万円程度にまで落ち込んだ財政調整基金残高は、今年度末には14億円を超えるまでに回復しました。また、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、平成20年度決算で101.5%にまで悪化しましたが、平成23年度決算においては92.7%まで回復するなど、大幅に改善しています。しかしながら、歳出面では特に各種扶助費が急増し、また国保会計や介護保険会計への繰出金についても増加の傾向にあり、引き続き財政指標の推移に留意しながら市税などの自主財源の確保や経常経費の抑制に努め、健全な財政運営を維持していきたいと考えています。

 次に、第2点目、将来を見据えた財政運営についてですが、特定財源の確保に努めるとともに、市税等の徴収率向上対策、使用料等の見直し、ふるさと納税制度の推進及び地域経済活性化対策や移住定住人口、交流人口の拡大に資する事業の推進により、歳入の増加に取り組んでいきます。また、歳出については改めてあらゆる角度から再点検し、事業について緊急性、必要性を精査し、的確な実施に努めていきます。さらに、国政で議論されている社会保障と税の一体改革に係る動向について、注視していく必要があると考えています。

 次に、平成25年度予算の特徴についての第1点目、扶助費の増加についてですが、扶助費の中では特に生活保護費、障害介護給付費、自立支援医療費が増加しています。生活保護費については、近年の厳しい経済情勢の影響を受け、生活保護受給者数の増加傾向が続いており、この経済状況が続けば今後も生活保護費が増加することが予想されます。特に生活保護費の中でも最も多くの割合を占める医療扶助費については、増加額が多くなっています。対応としては、生活保護受給者に対してハローワークと連携し、就労支援員やケースワーカーによる就労支援の一層の強化を図り、自立を促進していきます。また、医療扶助費を削減するために後発医薬品の使用をさらに促進するとともに、病気にならないための健康づくりや早期発見のための予防事業を推進していきます。

 次に、障害介護給付費及び自立支援医療費については、平成19年に障害者自立支援法が施行され、制度の普及や障害福祉サービスの拡充に伴い、予算の増加が続いています。さらに、平成25年4月から施行される障害者総合支援法において難病患者が新たにサービスの対象に加わるなど、障害者支援に係る予算の増加傾向は続くものと考えています。館山市としては、引き続き制度の円滑な運用と適切な事業執行に努めていきます。

 次に、第2点目、事業の経費削減についてですが、契約について館山市ではことしの1月に随意契約のガイドラインを制定しました。この中で、随意契約は競争入札のような競争性が働かないため、積算の妥当性、合理性や価格の適正性について他の自治体の状況を確認するなど十分に検討することとしています。さらに、予定価格が500万円以上で必要と認めるものについては、館山市指名業者選定等審査会において契約の妥当性について審査をしています。また、競争入札を実施する事業においても、工事のように明確な積算基準がない業務委託等の予定価格の設定に当たっては、複数の見積もり内容を十分に精査し、適正価格の把握に努めています。

 次に、主要事業説明書についての第1点目、地域おこし協力隊事業についてですが、平成25年度は今年度と同様に隊員として4名を委嘱する予定で、1人当たりの報酬は月額16万6,000円、年額は約200万円としています。また、隊員を支援する団体としては、館山市農水産課、館山市農業委員会事務局、千葉県安房農業事務所及び安房農業協同組合で組織される館山市担い手育成総合支援協議会を予定しています。

 次に、第2点目、子ども・子育て支援計画策定事業に係るニーズ調査についてですが、ニーズ調査は国が策定する基本方針を踏まえて実施することになりますが、教育、保育についての需要を把握するものですので、保育サービスの利用希望時間についても調査を行っていく予定です。調査の結果を踏まえてサービスの提供等を検討していきたいと考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ありがとうございました。

 何点か質問をさせていただきます。まず、財政構造についてですが、本当に私も館山市今までよく頑張ってきたなと思っております。ただ、非常に厳しいところは、館山市の行財政改革が先に人件費削減ありきというので来たものですから、最後の聖域である職員の数を最初に切ってしまったというのが非常に今後の行財政改革をやっていく上で大変なのかなというふうに思っております。しかし、職員の協力によってここまで財政が持ち直したというのは評価いたしますし、今後どうしていくのかなという部分については、今市長からお話ございましたけれども、まだまだ大変な取り組みがあるんだろうな。特に今国が国家公務員並みの7.8%の給与の削減なんていうことが出てくると、せっかく給与が戻ったんだけれども、またもう一回やらなくちゃいけないというようなことになる。また職員の皆さんには大変な思いをしてもらわなくちゃいけないのかなというふうに思っております。しかしながら、そうはいっても持続性のある財政構造にしていく必要があるわけですから、何が大切なのか。先ほどの議論にもありましたけれども、少ない予算で効果の上がる、月並みの言葉ですが、事業をやっていくと。特に無駄がないのかというところについて本当に取り組んでいただきたい。一般質問等でも相当議論をさせていただきましたけれども、今回も発泡スチロールの処理等についても入札になったら45%も削減できたということは、これは非常にやっぱり大きなことではないかなというふうに思っていますので、先ほどの市長の御答弁にありましたけれども、ぜひ行革と同時に事務事業の経費の削減ということについても取り組んでいっていただきたいというふうに思います。基本的な考え方については、以上所見を述べさせていただきました。

 2つ目の扶助費の増加の件についてですが、これはどこの市も今大変困っているところだと思います。ところが、先般テレビでことしの長寿1位は男女とも長野県だという話がありまして、長野県はじゃお年寄りが多いから医療費が一番かかるのかというと、お年寄りの医療費が一番安いのが長野県なんです。なぜかという、そこでいろいろ議論がありましたけれども、85歳になってもやっぱり働いている。リンゴ園をやっている。そういうお年寄りが元気で働いている、いわゆる徳島県の上勝町の葉っぱのおばあさんたちの動きじゃありませんけれども、年寄りが何らかの目標を持って働ける、働いているというところは多分医療費が少ないんだと思います。これから高齢化率が本当に40%を超えるという時期に来ますので、そういうふうなときになっていっても財政的なものが安定できるように、特にこの医療費の問題については、今館山市は予防医療ということで一生懸命力入れていますけれども、この辺のところにしっかり手当てをしてやっていけばお年寄りの医療費が減ってくるのかな。ぜひこういう長野県の実態だとかというのも「だん暖たてやま」、広報等でPRしていただいて、館山市もそれに向かっていきましょうということをやっていただきたいなというふうに思っていますので、その辺のところをまたぜひお願いします。

 あと、次の地域おこし協力隊事業なんですけれども、これについてちょっとお伺いしますけれども、これは23年度の方が1名ずっと継続していて、24年度の方が3名継続となっているんですけれども、それで4名になっているんですけれども、何年ぐらいまでこれ続けてやられるんですか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 最高3年でございます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) それで、先ほどもちょっと耕作放棄地の再生活用モデル事業ですか、これなんかは特に地域おこし協力隊事業とコラボレーションして、こういう人たちにあれをしたら、そういう土地を使ってやってもらうんだとか、そういうことは考えておられるんですか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 地域おこし協力隊は、当然その後のその地域の農業の担い手になっていただきたい人材でございます。したがいまして、その方たちが就農するときに今榎本議員おっしゃった耕作放棄地を例えば再利用するとか、そういうことについても彼らの思いを何らかの形で実現できるようにしていかなければいけないと思いますし、そういうこともその中核になっていただけるような、そういう方たちとして期待をしております。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ぜひそういう方たちを活用して、彼らが目標を持ってやれるような方向性でやっていただきたいなというふうに思います。

 最後ですけれども、先般の一般質問でも、先般というのは昨年の9月か12月の一般質問でも上げたんですけれども、女性自衛官の子供さんの早朝保育についてもぜひ検討項目に入れていただいて実現できるようにお願いしたいと思いますが、その辺いかがですか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 今後、来年度子ども・子育てに関する事業のニーズ調査等行っていく中で、その項目の中に、国からその項目内容が今後示されるんですけれども、市といたしましても議員のおっしゃった内容等を踏まえながら、その調査項目については検討していきたいと思います。その結果に基づきまして、今後事業についても検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ぜひよろしくお願いします。女性自衛官が館山基地は本当に住みにくい基地の一つになっているんです。それは、子育てがよその基地と違ってうまくできない。だから、よその基地は7時ぐらいからの早朝保育もやってくれていますので、そういう住みにくい基地にならないようにひとつぜひお願いしたいというふうに思います。

 終わります。



○議長(福岡信治) 以上で、15番榎本祐三議員の質疑を終わります。

 以上で通告者による質疑を終わりますが、通告をしない議員で御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。





△予算審査特別委員会の設置・付託・委員の選任



○議長(福岡信治) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第2号乃至議案第6号、平成25年度各会計予算につきましては、9人の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福岡信治) 御異議なしと認めます。よって、決定いたしました。

 ただいま設置されました予算審査特別委員会委員の選任につきましては、館山市議会委員会条例第8条第1項の規定により、

    2番  石 井 敏 宏 議員     5番  望 月   昇 議員

    7番  太 田   浩 議員     8番  龍 ?   滋 議員

    9番  石 井 信 重 議員    10番  本 多 成 年 議員

   11番  三 澤   智 議員    13番  内 藤 欽 次 議員

   14番  秋 山   貴 議員

以上9名を指名いたします。





△議案の上程



○議長(福岡信治) 日程第2、市長から議案第28号及び議案第29号が追加提出されましたので、両議案を一括して議題といたします。





△提案理由の説明



○議長(福岡信治) 議案の説明を求めます。

 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 提案理由の説明をいたします。

 議案第25号平成24年度館山市一般会計補正予算(第10号)でございますが、歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出それぞれ5億9,418万4,000円を追加し、総額182億1,883万7,000円としようとするものでございます。

 歳出の追加といたしましては、日本経済再生に向けた緊急経済対策に基づく国の平成24年度補正予算(第1号)の成立を受け、農林水産業費では、老朽化した県営ため池等の農業用施設の改修を行い、農業用水の安定供給を図るための土地改良事業で424万円、土木費では、老朽化が著しい市道の舗装補修工事等を実施するための道路新設改良事業で1億9,550万円、教育費では、学校教育における理科教育の振興を図るため、教育に必要な備品を整備する理科教育設備整備事業で794万4,000円、西岬小学校西棟、館野小学校及び館野幼稚園の耐震改修事業で3億6,750万円を増額し、また国の基地周辺消防施設設置補助事業補助金を活用し、平成25年度に整備を予定していた消防ポンプ自動車を前倒しして購入する消防機材整備事業で1,900万円の増額をお願いしようとするものです。

 以上、歳出につきまして御説明申し上げましたが、これらの補正財源として、国庫支出金、繰入金及び市債を増額しようとするものでございます。

 このほかに年度内に完了しない見通しの事業として、土地改良事業外4件の事業につきまして繰越明許費を設定し、道路新設改良事業外1件の事業につきまして繰越明許費を変更しようとするものでございます。

 また、地方債の補正といたしまして、農業施設整備事業外3件変更をお願いしようとするものでございます。

 次に、議案第29号平成24年度館山市下水道事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出それぞれ1,400万円を追加し、総額7億9,947万5,000円としようとするものでございます。

 歳出の追加といたしましては、日本経済再生に向けた緊急経済対策に基づく国の平成24年度補正予算(第1号)の成立を受け、下水道の整備促進を図るための公共下水道第2期整備事業で1,400万円の増額をお願いし、歳入では国庫支出金及び市債を増額しようとするものでございます。

 それに伴う事業として、枝線管渠建設工事に係る公共下水道整備事業につきまして、年度内に完了しない見通しですので、繰越明許費の変更をお願いしようとするものでございます。

 また、地方債の補正といたしまして、下水道事業の変更をお願いしようとするものでございます。

 1点間違いございましたが、訂正させていただきます。先ほど「議案25号」と申し上げましたが、花粉症の関係で目がしょぼしょぼしておりまして、正しくは「28号」でございます。

 以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(福岡信治) 以上で提案理由の説明を終わります。





△質疑応答



○議長(福岡信治) これより質疑を行います。

 なお、発言の際はページをお示しくださるようお願いします。

 御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。





△委員会付託



○議長(福岡信治) ただいま議題となっております議案第28号及び議案第29号の両議案は、お手元に配付の議案付託表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。





△散会午前11時59分



○議長(福岡信治) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 明9日から21日までは委員会審査等のため休会、次会は22日午前10時開会といたします。その議事は、議案第2号乃至議案第29号にかかわる各委員会における審査の経過及び結果の報告、討論、採決、追加議案の審議等といたします。

 この際、申し上げます。各議案に対する討論通告の締め切りは22日午前9時でありますので、申し添えます。

 本日は、これをもって散会といたします。



 ◎本日の会議に付した事件

1 議案第2号乃至議案第6号

1 議案第28号及び議案第29号