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千葉県 館山市

平成24年  9月 定例会(第3回) 09月06日−03号




平成24年  9月 定例会(第3回) − 09月06日−03号









平成24年  9月 定例会(第3回)





1 平成24年9月6日(木曜日)午前10時
1 館山市役所議場
1 出席議員 18名
       1番  福 岡 信 治          2番  石 井 敏 宏
       3番  森   正 一          4番  瀬 能 孝 夫
       5番  望 月   昇          6番  石 井 敬 之
       7番  太 田   浩          8番  龍 ?   滋
       9番  石 井 信 重         10番  本 多 成 年
      11番  三 澤   智         12番  鈴 木 正 一
      13番  内 藤 欽 次         14番  秋 山   貴
      15番  榎 本 祐 三         16番  吉 田 惠 年
      17番  本 橋 亮 一         18番  鈴 木 順 子
1 欠席議員  なし
1 出席説明員
  市     長  金 丸 謙 一     副  市  長  田 中   豊
  会 計 管 理 者  庄 司 武 雄     市 長 公 室 長  吉 田 安 重
  総 務 部 長  鎌 田 洋 司     健 康 福祉部長  西 川   隆
  経 済 観光部長  上 野   学     建 設 環境部長  忍 足 俊 之

  教 育 委 員 会  出 山 裕 之     教育委員会次長  鈴 木 千佳士
  教  育  長

1 出席事務局職員
  事 務 局 長  和泉澤   薫     書     記  櫻 井 保 志
  書     記  安 田 仁 一     書     記  和 田 敦 子
  書     記  小 ? 恒 夫     書     記  前 田 一 樹
  書     記  栗 原 隆 太

1 議事日程(第3号)
 平成24年9月6日午前10時開議
 日程第1 行政一般通告質問







△開議午前10時00分



○議長(福岡信治) 本日の出席議員数18名、これより第3回市議会定例会第3日目の会議を開きます。

 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。





△行政一般通告質問



○議長(福岡信治) 日程第1、これより通告による行政一般質問を行います。

 質問の方法は昨日と同じであります。

 これより順次発言を願います。

 18番鈴木順子議員。御登壇願います。

         (18番議員鈴木順子登壇)



◆18番(鈴木順子) おはようございます。通告に従いまして、順次御質問をいたします。

 まず、大きな1番目の質問でありますが、市内の最大工場の閉鎖によります影響についてを伺っていきたいと思います。そのうちの小さな1でありますが、約800名と言われている働いている人たちの状況を考えるに、雇用あるいは地域経済への影響を市としてはどう見ているか、まず伺います。

 次に、小さな2点目でありますが、現在経済状態が冷え切っているこの社会の中で、雇用先の確保について、市としての支援策はいかがなものか伺いたいと思います。

 次に、小さな3点目でありますが、昨日内藤議員の質疑の中で重複をいたしますが、通告をしてありますので、伺いたいと思います。今回の問題について、対策の窓口を設置をするかどうか伺います。また、今回の問題は非常に大きな問題でありまして、県内の茂原市においても同様の大変な問題として取り組んでいると伺っております。そこで、市独自でいろいろな対策をすることは限りがあるというふうにとっておりますので、県との連携はどうするのか伺いたいと思います。

 次に、小さな4点目でありますが、私は企業誘致のことを積極的に支援する立場にはありませんけれども、ただ雇用の場をこれだけ大規模に失うということについては、大変重要な問題であります。新たな企業の誘致に向け、取り組むことはできるのかどうか伺いたいというふうに思います。

 次に、大きな2点目でありますが、1番目の質問と重複をいたしますけれども、市からの撤退を打ち出している企業、その後の状況はいかがでありましょうか。旭化成パワーデバイスの件でございます。4月に館山市からの撤退を打ち出しておりますけれども、その後の状況をつかんでいたらお知らせをください。

 次に、大きな3点目でありますが、この10月末の契約切れを待って、南パラの運営についてどうするのか伺わなければなりません。今現在どういう状況に置かれているのか、どうしていこうとしているのか伺いたいというふうに思います。

 次に、大きな4点目でありますが、防災計画の見直しについてであります。見直しの内容については、税法上の問題であるとかさまざまな見直しが行われているというふうに認識しておりますが、3月以降の変更になったものについて伺いたいというふうに思います。これが小さな1点目であります。

 次に、小さな2点目でありますが、避難所のあり方についてでありますが、今市内を通行あるいは車などで通ったときに、特に八幡地区に多く区として取り組みをされたというふうに伺っておりますが、避難の誘導標が目につくところであります。こういう誘導標の取り組みについて、他の地域でも行わなければならないというふうに思っております。そしてまた、6月議会でも発言をしたというふうに思いますが、館山市の特に内湾について、高いビルなどが、高いところなどがない場所については、避難タワーの設置が求められるものというふうに思っております。その問題について、その後どう思われているのかお聞かせを願いたいというふうに思います。

 以上が私の大きな4点の質問でありますが、御答弁によりましては、再質問をさせていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) おはようございます。鈴木順子議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、市内最大の工場の閉鎖による影響についての第1点目、雇用、地域経済への影響についてですが、雇用されている従業員の多さ、またその家族も含めて考えますと、雇用、地域経済への影響はとても大きく、多岐に及ぶものがあると考えます。

 次に、第2点目、雇用先の確保についてですが、従業員、御家族ともに将来に対して大きな不安を抱えていると思います。先般、会社幹部から聞いたところによると、会社において就職あっせん業者と契約し、再就職のあっせんを行うとのことです。館山市としても国、県と連携した雇用に関する窓口を設置することにより、地元での就職の後押しをするとともに、国の緊急雇用創出事業の活用について検討を行い、さらに県にも出先機関での実施を働きかけます。

 次に、第3点目、対策窓口の設置と県との連携についてですが、繰り返しになりますが、国、県と連携し、地元での雇用がより円滑に進むよう、取り組んでいきます。

 次に、第4点目、新たな企業の誘致への取り組みについてですが、最近の国内外の経済や製造業の状況から、もはや大規模な工場の誘致は大変困難な状況です。企業誘致に関しては、これまでの企業誘致のあり方を根本的に見直す時期だと考えています。そこで、この地域にふさわしい産業や企業はといった視点に立ち、その目指す方向性を含め、今後改めて検討していきたいと考えます。

 次に、大きな第2、市から撤退を打ち出している企業のその後の状況ですが、会社に問い合わせをしたところ、「閉鎖に向け、計画どおりに進めております」との回答がありました。

 次に、大きな第3、南房パラダイスの運営についてですが、現在南房パラダイスについては、千葉県が一般財団法人公園財団と10月末までを期間とする委託契約を締結し、管理運営を行っています。11月以降の管理運営等については、千葉県からは検討していると伺っています。これまで館山市としても、市内関係団体や南房総地域の自治体の首長などの連名による要望書を千葉県に提出するとともに、地元としての盛り上がりによる安定的な管理運営への支援を目的として、南房パラダイスが実施するイベントなどに積極的に協力してきました。今後も今まで以上の南房パラダイスへの協力を実施するとともに、千葉県に対する要望を継続し、千葉県による安定的な管理運営を目指していきます。

 次に、大きな第4、館山市地域防災計画の見直しについての第1点目、見直しの内容についてですが、東日本大震災から得られた教訓や知見を受け、千葉県が修正した地域防災計画の基本方針との整合を図るため、館山市もことし3月に開催された館山市防災会議や千葉県の意見を受け、防災計画の本編を修正しました。主な見直しの内容は、今後の地震、津波対策については、最大クラスを想定し、自助、共助、公助による減災の視点と住民の避難行動を軸とした人命の安全を守る対策を最優先に実施することなどを新たに加えたものです。今後も国、県の見直しにあわせ、防災計画の修正を行います。

 次に、第2点目、避難場所のあり方や誘導標やタワーの設置についてですが、津波からの避難の場合においては、より高い場所に逃げることが重要です。そのため、館山市は津波一時避難ビルの確保に努めています。また、自主防災会等では津波避難訓練を通じて自主的に避難場所を設定するなどの動きも出ています。

 次に、津波避難経路などの誘導標は必要であり、現在自主防災会等と相談を行いながら、設置を進めています。また、津波避難タワーの設置についてですが、近くに高台や津波一時避難ビルがない場合や入り切れない場合もありますので、津波避難タワー設置の可能性について、今後調査研究していきます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 再質問をさせていただきたいというふうに思います。

 大きな1点目の質問なんですけれども、まず再質問に関しましては、小さな1番から4番、ちょっと順不同になるかもわかりませんけれども、質問をさせていただきます。まず、対策窓口の件、小さな3点目の問題なんですけれども、昨日の内藤議員の答弁である程度了解はしましたが、ただ地元に残って就職をしたいと思われている方々、そういった方々への就職のあっせんというのは、税の問題であるとか、あと人口の問題であるとか、非常に大きな問題ではないかなというふうに思っています。そこで、例えば市内の雇用先に対して、市長みずからが依頼に歩くというようなことも私は必要ではないかなというふうに思うんですが、その点についてはどうお考えでしょうか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これは、今どちらのお話をなさっているか、会社が2つありますので、ユー・エム・シー・ジャパンということでよろしいですか。その辺でお答えさせていただきますけれども、これは今会社のほうでいろいろどうするかということで具体的に進めている中でございます。その状況を見ながら対処していきたいと、こう考えています。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 状況を見ながらということが今市長から発言ありましたけれども、確かに今、既に8月の末あたりから働いている人たちは、個人面談をされているというふうに聞いております。そういった中で、就職のあっせんというふうなこともされているというふうにも聞いておりますが、ただやはりあっせんをする会社が全国展開というふうに聞いておりますので、市外、県外への就職を余儀なくされるというような方々が非常に多いというふうに聞いておる一方、やはり地元に残って働きたいというふうに、地元に残りたいというふうに思っている方も多くいらっしゃるというふうに聞いております。そういったとき、企業側のやるべきことは企業側のやるべきこととして、しかしながら市として、それはせっかく県と連携しながら、これをどうしていったらいいかという取り組みをするわけですから、やはり市長としての行動というんですか、それは私はあってしかるべきだというふうに思っております。

 今質問しておりますのは、旭化成パワーデバイスもそうなんですけれども、やはり仕事をしていて、それが仕事先がなくなるというのは、対象の人にとっては非常に不安を持ちながら、今現在いらっしゃるというふうに思うわけです。現にうちを買ってローンを組んだとか、あるいはまだ子供さんが非常にお金がかかる時期へ来ているというような状況の中、そういうことを抱えた家族にとっては、非常に雇用先というのは重要な問題ではないかなというふうに思っております。

 そこで、再度伺いますが、例えば個々の雇用先への地元の依頼ということでなくても、やはりそこには組織があるわけですから、そこを通して市長としてお願いをしていくというのが私はあってしかるべきではないかなというふうに思うんですが、再度お伺いいたしますが、いかがですか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 市長として云々と、個々で、個人で動くということよりも、組織的にどう対処していくかということ、そして会社としてどう取り組んでいくかということも含めまして、会社との情報を密にする、そして国との連携をとる、また県との連携をとる、その市と4者が連携をとりながら、市としては何ができるのか、市長個人としてというよりも、市として何ができるのかということをしっかりと今取り組んでいこうということにしております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 旭化成パワーデバイスの場合は、国内にさまざまなところに工場であるとか子会社であるとかたくさんあるというふうに伺っておりますので、ですけれども、今回のユー・エム・シー・ジャパンの場合はその親会社が国内ではない、外国の資本であるというところにやはり私は注目をいたしたいというふうに思っているんです。なぜかというと、先ほどの市長の答弁の中にもあったかと思うんですが、なかなか企業側の動きというのが、要するに閉鎖をしますよと、撤退しますよと、なくなりますよというようなことがあって、実はこれからどういう形に持っていくのかというところが、どうも4者が連絡をとりながらということをおっしゃいますけれども、なかなか難しいんではないかなというふうに思っています。そのところはどう思われますか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 確かに旭化成のほうのパワーデバイスのほうは国内の企業でございます。そして、関連会社もいろいろある。そういう中で、配置転換というような措置がとれると。中でも館山市としては、この館山市の中で何とか再就職のことで取り組んでいただきたいと、または旭化成の中のグループの中で何か関連会社をこちらのほうに移ってもらえないかというお願いをしてまいっております。その中で、会社としては、全力挙げて取り組んでいきますというような形でお答えをいただいております。

 ただ、ユー・エム・シー・ジャパンに関しましては、議員御指摘のとおり、外国、要するに台湾が本社でございます。ですから、その中で、うちのほうに報告があったときには、やはり本社のほうとの決定ですということで、突然という中で報告がありました。その中では、連絡云々というのは非常にとるのは難しいとおっしゃるのも確かでございますけれども、こちらのほうにいる工場長含め、誠心誠意取り組んでまいりますというお答えもいただいていますし、また国、県とともにしっかりと取り組んでいきたいというふうに思っているところです。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 先ほど答弁いただいた中に、再就職の支援というのは企業としてはやっているというところがあったかというふうに思うんです。その支援というのは、これは全社員に行っているのかどうなのか、その辺は聞いていますか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) お答えいたします。

 再就職の件につきましては、会社のほうからは最後の1人の再就職先が確保されるまで、会社は責任を持って面倒見ますということで伺っております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) それは企業として、当然あるべき姿だというふうに思います。以前館山市の大手の企業が閉鎖するという重大なことが過去にありました。御存じのように、富士ディーゼルの閉鎖であります。このときも非常に働いていた方々の再雇用について、さまざまな形で取り組みがされたのは私自身も知っておりますが、あのときは富士ディーゼルという組織の中に組合が組織化されていまして、組合とのやりとりの中で地元であるとか、あるいは君津、木更津、千葉あるいは県外というような視点の中で、個々の従業員に対しての再雇用先を決めていくということがされました。あのときの社会背景、経済背景というんですか、は今とは全く状況を異にしておりまして、当時よりも現在のほうが非常に厳しい状況にあるんではないかなというふうに思っています。

 そこで、次に伺いますが、業務の停止時期というのは聞いていますか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 最終の製品の受注分の製造を終了した時点で操業停止ということでございます。それ以上の具体的なことにつきましては、まだ確定していないというふうに伺っております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) これが例えば2番目の質問で恐縮なんですが、旭化成パワーデバイスの場合はいつ、来年の9月ですか、秋というふうに聞いているんですけれども、それは明らかにしながらやっているのかなというふうに思うんです。だから、非常に操業の停止時期が明確にされないと、やはり不安がどうしても募るというような状況があるんではないかなというふうに思うんです。

 その辺のことなんですけれども、あえて続けて言わせていただければ、業務、いわゆる操業停止後の工場の状況であるとか、撤去するのか、それともそのまま残すのかとか、いろんな計画、スケジュールが本来であればやはり示されなければいけないというふうに思っているんですけれども、その辺は市に示されていますか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 会社所有の土地、それから建物の今後の取り扱いについても現時点では明らかになっておりません。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 一方では、まちの中では9月で終わりじゃないか、あるいは12月で終わりじゃないか、あるいは3月で終わりじゃないかというような話が飛び交っています。それは企業側がきちんとしたスケジュールを示していないことが、やはりそこに原因があるんじゃないかなというふうに思うんです。やはりやめますよということだけではなくて、やめるについての年次計画というんですか、そういったものがきちんと示されなければ、私はならないんじゃないかなというふうに思うんです。当然それは企業の責任だけということではなくて、それは市として知っておく必要があるんではないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 現時点で、従業員の退職の時期あるいはその会社の解散の時期について、会社から具体的なスケジュールの公表がされておりません。議員御指摘のとおり、そういうスケジュールが示されていないことがいろいろな不安を助長するというか、そういうことにもなっていると思いますが、再就職の確保への支援などの実施に当たっても、当然市としても知っておくべきものだと思っておりますけれども、非常に残念ながら会社内で、まだ決定がされていないというお答えでございます。

 以上でございます。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) それはやめますよということを市に説明に来て、それでいつの段階でどういうスケジュールでやめていくのかというところがきちんと企業サイドから示されていないということは、やっぱり市として注文つける、言っていくということは必要じゃないかなというふうに思うんですが、そのスケジュールをきちんと市に明らかにするようなことをお願いをしていくというふうなことはどう思われますか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 当然議員のおっしゃるとおり、今後の予定について、会社側からお示しをいただくというのが非常に大事なことになろうと思います。事務方のほうでは、会社の撤退が公表されてからこれまで、連日のように電話だとかメールで連絡をとり合っております。しかしながら、必要な情報を的確に示していただけないという現実がございます。さらに、今後も先方に必要な情報の開示を促して訴えていきまして、情報の共有化を図っていきながら、適切な対応をしてまいりたいと考えております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 相手のあることですから、それから先は言いませんけれども、ただこのスケジュールについては、市としては知っておく権利があるということを認識をされて、動いてほしいということをお願いしなきゃいけないと思います。

 そこで、次に移りますが、市に対する影響ということですので、あえて伺いますが、今回の問題によって、例えば社員が市外あるいは県外へ職を求めて出られるということも当然あるでしょう。そうすると、起きてくるのは人口の減少であるとか、あるいは税の減少というのが起きてくるというふうに思うんですが、今当工場、会社の固定資産税については、減免扱いになっているというふうに思うんですが、例えばこの工場が解体されてしまった後に減免がそのまま生きていくのかどうなのか、1月1日時点で建物があれば、当然それに対しての課税でしょうけれども、減免扱いというところについては、気になるところなんですが、万が一というか、当然起こるべきことでしょうけれども、工場の解体後の扱いについては、税はどうなるのかお聞かせください。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 今会社の固定資産税、償却債につきましては半島振興法に基づく不均一課税ということで減額されておりますけれども、今後の課税につきましては、1月1日現在、賦課期日現在の状況によって判断していくことになります。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 今こんな時代ですから、この土地を売るのか、あるいは持つのかわかりませんけれども、売るといっても大変な、ここの経済状況の中では難しいのかなというふうに思うんです。そういったときに、やはり税の問題というのは大きな意味を持ってくるというふうに思います。

 そこで、さらに税の問題から離れまして、伺いたいことがございます。この土地なんですけれども、今ユー・エム・シーになるまで3社、今4社目ですか、NMBセミコンダクターが最初でしたから、3社目ですか、4社目ですか、になるかというふうに思うんですけれども、NMBセミコンダクターがあそこにつくられるときに、大きな車が、運送に関しての車が入るので、道路を拡幅したりだとか、かなりの市としての負担というのもあったかというふうに思うんです。

 そういった中で、千葉県の自然保護条例によって、あそこの地域は緑化をしなきゃいけないというような、たしかセミコン時代に協定があったかというふうに思うんです。これは工場を解体した場合、この自然保護条例にのっとって緑化をしているところはどうなっていくのかというのが非常に気になるところであります。御存じのように、半導体事業というのは非常に化学物質を使っているというふうに言われております。心配なのが環境の問題があるかというふうに思うんです。解体に向けての土壌の調査であったり、調整池の調査であったり、さまざまな検査、公害に関するものについての検査が必要ではないかなというふうに思っているんですが、この件も企業側任せにするんではなくて、やっぱりそれは行政が企業側と話し合いをしていく必要があるというふうに思うんですが、その辺はどうお考えでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) これは当然でございますが、法に基づいて、適正に事業者側が処理をしなければいけないということでございます。例えば今お話しのあった化学薬品、化学物質などについても排出事業者側で責任を持って処理をしなければいけないということでございまして、当然その管理、監視ということも行政側が法に基づいて行うべき内容になっております。

 以上でございます。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 話はそこからちょっと戻るんですけれども、スケジュールの中にはきちんとそういうことの調査の期間であるとか、そういうこともやっぱり含まれると思うんです。だから、やはりスケジュールの提示というのはきちんと市として知っておく必要があるということをあえて言わせていただきたいというふうに思います。

 問題の地域は、個人の所有の個人住宅があったり、あるいはあれは組合でやっているのかどうか、お仲間たちで耕作をしている地域もあるかというふうに思うんです。そういったことがある土地であるということを考えれば、やはり環境などに注視していくということはどうしても必要になるかというふうに思っております。

 そこで、このことはやはり企業に強く言っていくという姿勢が求められるというふうに思うんですが、スケジュールについて、きちんと出してくださいというようなことを求める行動というのは必要だと思いますが、その辺はお考えはいかがですか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 先ほども申し上げましたけれども、法に基づいて適正に処理、処置がされるよう、しっかりと向き合っていきたいというふうに思っております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) そのことについては、ぜひともお願いをしておきたいというふうに思います。

 それで、ちょっと工場あるいは関連の施設の解体についてなんですが、私は、これははっきりしておりませんので、伺いたいんですが、あの土地へ行きますと、送電線がないですよね。ということは、送電は地下ケーブルか何かで結んでいるんでしょうか、その辺は存じていますでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 工場への進入路、市道の8011号線になりますけれども、そちらに当初NMBセミコンダクターが進出してくる際に、あそこの工場で使うケーブルとして特別高圧ケーブルと、非常に電圧の高いものだと伺っておりますけれども、道路に埋設をされております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) この工場の解体に際しては、この埋設されたものをきちんと処理をしていくというのは当然あるべき姿ですよね、いかがですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 今後の対応でございますけれども、やはりユー・エム・シー・ジャパンの施設の処理、どうなるかということがまだ明確にこちらにも伝わっておりませんが、その協議の中で、撤去も含めて協議をしていきたいと考えております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) それはやはり市道の中を通っているということであるならば、きちんと処理をしていただくのが当然ではないかなというふうに思うんです。この会社、さっきも言いましたように、3社か4社目かの長きにわたって市内で業務をしてきたわけなんですけれども、そのために例えば社宅であるとかが今ありますけれども、その社宅もどうするかというのも今の段階ではどうなるか聞いていないというようなお答えでしょうから、あえて言わせていただきますけれども、もし社宅をこれ解体してなくしていくということであるならば、ここ社宅の近隣の住民の方々との社宅をつくるときのお約束事というのもあるというふうに聞いておりますので、この辺もどうなるのかというところも、近隣で住まわれている方が社宅がなくなることによって、生活に支障が出てくるというようなことがあってはいけないというふうに思っておりますので、近隣住民と企業との関係の中のお話でしょうけれども、やはりそこは市が支障のないような手助けをしていくことも必要ではないかなというふうに思っているんですが、この件についてもお聞かせをください。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 議員おっしゃったように、確かに社宅などが工場の近くにも、あるいは手前の山本とか安布里とかそういうところにもかなり多く存在しております。詳しい数字は公表を避けますけれども、かなり多く存在しているのは事実でございます。

 その上で、先ほど来申し上げて大変恐縮なんですけれども、社宅の取り扱いについてもまだ企業側のほうからどういうことにするのかという決定の事項、お話をいただいておりません。例えば取り壊しというふうなことになった場合は、当然近隣住民の方たちにもいろんな影響が出てくるケースも考えられますので、これについては企業側に対しても十分にそういう配慮するようにということで協議を進めていきたいというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) その辺はよろしくお願いします。

 それで、さっき送電のケーブルのことも話しましたが、水道はどういうふうな状況になっていますか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 水道につきましても三芳水道が供給している部分があるというふうに把握しております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 半導体の事業というのは、非常に水も使うというふうに聞いておりますし、水道を大量に使うと、水道代がかかりますので、何か井戸を掘ってという話も一部伺ったことがあります。そういったこともケーブルのこともそうなんですけれども、やはりこれは仮の話で今ずっとしているんですけれども、解体する際にはきちんとそれも処理をしていただくということが必要になってくるんじゃないかなというふうに思います。

 そこで、ちょっと話が戻って恐縮なんですが、ここの会社が閉鎖をすると、もちろん働いている人に一番不安を与えるわけなんですが、職がなくなるわけですから。それだけではなくて、その会社に商品を卸している市内の業者であるとか、あるいはメンテナンスのためにそこがなければ生活が成り立たないという業者の方、多々いらっしゃるわけなんですけれども、心配なのはこういった業者の方々が仕事のほとんどをこの会社を重点的にやっていることによって仕事をやめなければいけない、いわゆる倒産するかもしれないというような心配をされている業者の方もいるというふうに伺っております。そういった方々への融資というんですか、そういうことはお考えになっていますか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 当然関連する業者のほうが経営が苦しくなるということも予測されますので、市のほうでは現在も中小企業に向けてのさまざまな融資の制度を持っておりますので、そういう制度の活用なども周知を図りながら、そういう関連する方たちの経営にも少しバックアップができるような体制に整えていきたいと思っております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) それはやはり雇用だけではなくて、対策窓口の中でもこういう取り扱いをぜひしていただきたいというふうに思います。いずれにしろ、非常にこれだけの大きな企業がなくなるということについては、さまざまな方面に非常な影響を与えることは事実でありますので、市としては、じゃ何ができるかというところを企業から提示されるものを待っているという姿勢ではなくて、やはり市として前向きにどんどん企業に対して言うべきは言うという姿勢で臨んでいただきたいというふうに思いますが、いかが思われますか。



○議長(福岡信治) 田中副市長。



◎副市長(田中豊) 議員のお話のとおりに、スケジュール、これらにつきまして情報をいただいて、それがないと、やはり雇用とかそこに出入りしている業者等々、対応策もなかなか詰められない部分もございますので、お話のとおり、前向きに取り組んでいきたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) わかりました。こんなことを言っちゃなんですが、館山市の市営住宅も非常に古くて、それこそ危ないというふうに思われているところがありますので、この際社宅がありますけれども、譲り受けるというような、いただきたいというようなことなんかされてもいいのかなというふうにちょっとずうずうしいお願いをすることもいいのかなというふうに思っています。

 現時点では、会社サイドが細かいスケジュールももちろんですけれども、内部のことについてのもろもろの情報あるいは計画なども示されていない中で、非常にお答えしづらいところもあったでしょうけれども、やはり先ほども申し上げましたけれども、市として強い姿勢で臨んでいくということは重ねてお願いをしておきたいというふうに思います。

 質問がちょっと重複するかと思うんですが、2点目の旭化成パワーデバイスの件なんですが、私、この答弁の中でもそうなんですけれども、比較的いろんな情報については、市に流してくれているというふうに聞いております。パワーデバイスの操業がとまるまでの状況、またユー・エム・シーと同じなんでしょうけれども、ここ操業が停止した後の工場をどうしていくのかという計画は、旭化成パワーデバイスのほうは市に知らせてきているんでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 先ほどの市長答弁の繰り返しになりますが、閉鎖に向けて、これは議員も御存じのように、来年の秋をめどにということでございますけれども、その閉鎖に向けて計画どおりに進めていますということで、こちらのほうも事務担当者と密に連絡をとり合っておりますので、間違いない対応をしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) さっきユー・エム・シー・ジャパンの関連で送電線のことをお話ししたかと思うんですが、聞くところによると、送電はまず今回の閉鎖を打ち出したユー・エム・シーに送電をされて、そこから旭化成パワーデバイスのほうにさらに送電をされているというふうに聞いているんです。そうなると、例えばユー・エム・シー・ジャパンが旭化成パワーデバイスより先に送電がストップするような事態に至った場合、旭化成パワーデバイスの電気はどうなるのか。これは本当に当初旭化成のほうが先に工場を閉鎖するということを方針を打ち出しましたから、旭化成パワーデバイスにとっては非常に寝耳に水で、本当にびっくりという状況があるんじゃないかなというふうに思うんですが、その辺のことというのは旭化成のほうから聞いていますか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 旭化成側からは特に伺っておりません。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 状況によっては、旭化成パワーデバイスは来年の秋、9月ですか、までというふうに聞いておりますが、それが逆転しかねないということも起こるかというふうに思うんですが、その辺の状況をお聞きしたほうがいいかなというふうに思っているんですが。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 例えば今の電気、送電の関係などにつきましては、当然ユー・エム・シー・ジャパンと旭化成パワーデバイス側の双方で協議をして、その取り扱いを決めていくという内容だと思いますので、まずはそういうところで対応すべきだというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) 基本はそうでしょうけれども、でもこれが万が一逆転するようなことがあれば、旭化成パワーデバイスの方々の雇用というのは、また変わるわけですから、これも大きな問題になるかというふうに思いますので、機会ある折に、やはりその辺の心配は相手方に伝えるということは必要じゃないかなというふうに思うんです。ぜひともお願いをしたいというふうに思います。

 それで、次に移ります。南パラの運営についてなんですが、先ほどの市長の答弁の中には、県からは検討しているというふうに言われているという答弁がございました。県が検討しているということはどういうことなのか、やめちゃうのか、非常に私たちも県の運営に直接かかわって、やはりやってほしいということをお願いした身ですから、その辺が非常に気にかかるんですが、県からは検討しているというふうに言われているという部分について、どういうことなのかお聞かせください。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) さまざまな内容で検討しているということで県からは伺っております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) さまざまな内容というのは何なのか、市長、何ですか、これは。聞かせてください。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 基本的に民間移譲というような方針が出ているという中で、さまざまな方向から検討しているというのは持続できないかどうかということで検討していただいているというふうに判断しています。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) どうもすっきりしないです、どういうことなのか。ここがもうだめだよとやめちゃうのか、どうするかというのは非常に皆さん、注目しているところなんです。それがさまざまな内容で検討しているというようなところはいかようにも考えられちゃうんです。それは非常に心配としてあるというふうに思うんです。

 実は、今南パラにかつて勤めていた人が働いて、ボランティアで運営に参加しています。動物のプロです、私の聞いた方は動物のプロ。その方あるいはほかの方からも聞いているんですけれども、非常に中が荒れているというふうに伺っています。こういう荒れた状況の中で、何かを半年でやろうということはできないと、まず整備をしたいと。そこで、ボランティアの方は週に3日かな、行って、とにかく枠を直したり、あるいはいろんな資材が山積みになっているものを直したりと、そういうような状況の中であそこを何とかしたいということでかかわっている、そういう方もいるということをやはり私たちは考えなきゃいけないんです。聞くところによると、花の植え込みのボランティアは解散していますよね。もう園内荒れ放題。本当にそういった状況の中でどうするんだというのを率直に聞きたいというふうに伺っています。どう思いますか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 今議員御指摘のとおり、大分施設も老朽化しています。そして、その施設の整備も含めていろいろな方面から検討しているというふうに伺っております。どうしても館山市、また南房総市全体を見ても、大変な観光に対しての集客容量がある施設でございます。大変重要な施設でございますので、近隣の各首長さん並びに商工関係者、商工会議所含めて、皆さんの意見のもとに、もちろん市議会のほうでも御協力もいただきましたけれども、そういうことで県のほうに強く要望していますし、館山市としてもいろんな行事等あった時点ではPRをさせていただくとか、積極的に協力していこうというふうに取り組んでおります。そういうことは、県のほうも把握、いろいろお酌み取りいただいた中で、さまざまな面で検討しているということだと理解しております。



○議長(福岡信治) 鈴木順子議員。



◆18番(鈴木順子) どういうことなのか、具体的にはちょっと非常に難しいんですけれども、ただ今市長の顔を見ましたら、非常に明るい顔をされているので、あそこの荒れているところを直していこうとして検討しているのか、その辺がちょっとわからないんですけれども、すっきりしないところなんですけれども、いいほうにとって終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(福岡信治) 以上で、18番鈴木順子議員の質問を終わります。

 次、10番本多成年議員。御登壇願います。

         (10番議員本多成年登壇)



◆10番(本多成年) おはようございます。それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。

 まず、大きな1点目、館山市内の小中学校におけるいじめ問題についてでございます。残念なニュースといいますか、昨日札幌市の教育委員会の発表で、市内の市立中学校に通う中学1年生、12歳が自宅マンションから転落し、死亡したというニュースが発表されました。それにはいじめを示唆する書き置きがあったということでございます。そういうことも踏まえて、これからやはりこの問題については、積極的な取り組みが必要ではないかと。連鎖というふうなことで、今後続かないように、ひとつ館山市においてもぜひ取り組みをやっていただきたいということでの質問として理解をしていただきたいと思います。

 まず、小さな1点目、文部科学省は2006年、被害者の立場になって、いじめの定義を心理的、物理的な攻撃を受けたことで精神的な苦痛を感じているなど、身体に対する直接的な攻撃に加え、拡大をいたしました。この定義を踏まえ、館山市においての市内小中学校でのいじめは存在するかどうかお伺いをいたします。

 小さな2点目、現在導入されている学校評価制度において、教師がいじめを報告すると、自分の評価が下がるだけでなく、学校全体の評価が下がって迷惑をかけるとの風土があると、これはそう言われているということなんですけれども、2012年の市政概要の第9編、教育の主要施策で生徒指導の充実というふうにありますが、いじめを発見し、なくしていく具体的な施策はどのように行っていくのかお伺いをいたします。

 次に、大きな2点目、館山市営温水プールの存続についてお伺いをいたします。平成23年6月に同様の質問を私からさせていただきましたが、そのときの市長の答弁に、利用者の方への説明や意見交換を行い、理解を得たいとありましたけれども、その後説明会や意見交換会など開かれていますでしょうか、行っていればどのような説明をし、どのような意見があったかお伺いをいたします。

 2点目、昨年12月に市長に対しまして、市内各団体から温水プールの存続について要望書が出ておりますけれども、要望理由について市長としてどのように受けとめておられますでしょうか、また存続賛同者2,121名の署名数についてはいかがでしょうか、以上を受けて存続についてのお考えをお聞かせください。

 以上、大きな2点について質問させていただきまして、回答によっては再質問させていただきます。



○議長(福岡信治) 出山教育長。

         (教育長出山裕之登壇)



◎教育長(出山裕之) 本多成年議員の御質問にお答えいたします。

 大きな第1、館山市内の小中学校におけるいじめ問題についての第1点目、文部科学省の定義を踏まえて館山市内の小中学校でいじめは存在していると考えているかについてですが、教育委員会ではいじめは全ての学校、全ての児童生徒に起こり得るものと考えており、館山市の小中学校においてもいじめは存在していると認識しています。

 なお、平成23年度末に実施しました生徒指導関係の調査におきましても市内の小中学校におけるいじめが報告されています。

 次に、第2点目、学校評価制度及び生徒指導に関連したいじめをなくしていく具体的な施策についてですが、授業だけでなく、教育活動全般を通じてお互いを思いやり、尊重し、命や人権を大切にする指導を展開し、いじめが発生しない集団づくりに取り組んでいます。また、道徳や学級活動の時間においてもいじめにかかわる問題を取り上げ、いじめは人間として絶対に許されない行為であると児童生徒一人一人に徹底する指導を展開しています。さらに、いじめの早期発見、早期対応のために、児童生徒の悩みや要望を把握するための教育相談の体制を整備しています。

 なお、いじめを報告すると、教師や学校の評価が下がる風潮があるとの御指摘ですが、いじめの報告については、むしろいじめを発見する体制が整備されていると評価しております。

 次に、大きな2、館山市営温水プールの存続についての第1点目、利用者への説明会や意見交換会についてですが、平成23年8月に、たてやまスイミングクラブ等の関係団体及び一般利用者を対象に説明会を4回実施しました。説明会では、経費削減のため、平成24年度より開所日を大幅に減らすことや既存のボイラーが使用不能となった場合には、廃止の方向で考えていることを説明しました。利用者からの意見ですが、開所日を減らすことについては、開所日が減っても年間を通じて利用できるほうがいい、土日の開所時間を長くしてほしいなどの意見がありました。また、廃止の方向で考えていることについては、近年では医師が健康増進や高齢者の足腰の治療に有効であるとして、プールの利用を促しています。可能な限り、長く存続してほしい。プールを廃止すると医療費がふえるのではないか、1年間プールに通ったら、つえを使わないで歩けるようになった、今後も存続してほしいなどの意見がありました。

 次に、第2点目、要望書に関してですが、要望理由については、それぞれの理由が確かなものであり、重要なものであると思います。また、署名数については、2,121名という非常に多くの方が存続を願って署名されたものと重く受けとめています。利用者を初め、多くの市民の要望については十分理解していますが、館山市の行財政改革における歳出の削減に当たり、多額の経費を要している温水プールの経費削減も必要であると判断しています。このことから、今年度は開所日を減らし、大幅な経費の削減を図っています。今後については、既存のボイラーの使用が可能な限り今年度と同程度の経費においてプールを開所していく考えです。

 ただ、既存のボイラーの使用不能や施設の大規模改修が必要となった場合には、その時点での館山市の財政状況を踏まえ、プールを存続するか否かについて検討する考えでいます。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) それでは、まずいじめ問題についての取り組みについて少し伺っていきたいと思います。

 まず、今教育長のほうから館山市でもいじめの認識あるというふうなお答え、そしてきのうの質問等のお答えでありました小中学校のいじめの件数等も把握して対処しておられると。それは、やっぱりいじめを認識しているということがまず出発点であり、そこからの指導というものを今後どうするかということでございますけれども、先ほど私が学校の評価制度ということについて触れさせていただきましたけれども、いじめがあったと認識があった場合、学校の評価が下がったとみなされるか、この辺については、再度ちょっともう一度教育長のお考えお聞かせください。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) 教育委員会では、いじめは全ての児童生徒に起こり得るものと考えています。指導力のある教職員が担当する学級においてもいじめが発生する可能性があります。教育委員会では、いじめの発生により、学校や教職員の評価が下がることなく、むしろその後の対応が重要であると考えております。実際にいじめ等が発生して手のかかる学級というのがあれば、力のある職員が対応しております。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) わかりました。これは特にマスコミ等でよくこういう指摘をされているというふうなこともありまして、ちょっと私のほうから質問をさせていただきました。

 それで、これこの制度が始まってから、大変よくなったというふうに私自身は実感しているんですけれども、ここに教育委員会の点検・評価報告書、これ皆さん、議員の方いただいていると思うんですけれども、この評価制度の内容について、ちょっとお伺いをさせていただきますけれども、その具体的な施策として、平成23年、24年からこの報告書出ているんですけれども、その第3節で教育相談の充実と教職員の資質の向上の中で生徒指導の充実というふうにうたっているんです。その課題というところが非常に興味深いところなんですが、それぞれの問題を抱えている子供がいる中、少人数での対応について、さらに研修する必要性を感じている。それと、保護者への対応についてですけれども、非常に苦慮している様子がうかがえます。この2点について、具体的にどういう施策を行っているのかお聞かせください。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 質問の1つ目の少人数の対応ですが、生徒指導を充実するためには、生徒指導の機能を生かした授業の展開、これが必要と考えています。児童生徒にとって、わかりやすい授業を展開することで、学習に対する興味や関心を高め、達成感を持たせることができます。しかし、学習内容を理解する速度は児童一人一人がそれぞれ違っているところです。また、児童生徒それぞれに合った伝え方で指導を行うことで、理解が深まるというふうに考えています。そのために、複数教員によるチームティーチングや少人数指導を行っているというところでございます。

 質問の2点目ですが、保護者への対応ということですが、生徒指導が有効に機能する、そのためには保護者との連携が不可欠であるというふうに教育委員会では考えています。しかしながら、余り協力を得られないで問題行動に発生し、その後再発防止が難しいというような事例もございます。例を挙げますと、しつけの面、家庭内での規則的な生活や学習習慣の確立、金銭や物品の管理、携帯電話の使い方、深夜の外出や外泊等、こういうことが挙げられると思います。各学校から生徒指導のお願いとして、学年だより、生徒指導だより、これらで周知を図っているところですが、十分な理解がまだ得られていない面もございますので、そういう点で苦慮をしているという報告となっています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) それと、もう一つ、不登校解消の取り組みというのがあるかと思うんですけれども、校内生徒指導会議の中で、長欠児童の確認はできていると、きのうもお話がありました。その理由も確認できていると思うんですけれども、その理由がどのようなものであるのか。また、この場面でもやはり家庭の協力がなかなか得られないと、この辺のところも出ているんですけれども、具体的にどのようなことなのかお聞かせを願いたいと思います。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 長欠児童生徒の欠席理由を見ますと、小学校では頭痛、微熱等の病気による欠席、これが多く見られています。中学校では、学習や友人関係を気にしての欠席が多く見られます。しかし、高学年から中学校にかけて怠惰傾向が見られるようになり、家庭での生活リズムが崩れまして、昼夜逆転に近い生活をする、こういうような例もございます。家庭に協力をお願いはするんですが、改善が図られないということも多々あるというふうに報告があります。子供の学習や生活に対する保護者の意識が低いというケースもございますので、家庭で十分に指導がしていただけないというようなことが、そういう事例がございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) 少しいろいろとありますので、引き続き質問のほうを進めますけれども、これは私新聞でちょっと拝見をさせていただいたんですけれども、君津市の中学校で生徒会の役員だと思うんですけれども、いじめをなくすために必要なことを話し合う意見交換会を行ったと聞いているんです。これは生徒みずからが企画してやったのか、先生から言われてやったのか、その辺の事情はちょっとわかりませんけれども、その中で生徒同士で話し合った意見交換の中で、いじめを許さない勇気が必要だということ、それと一人にさせないような生徒同士のつながりが大事だと、こういう意見が出たということを伺っています。館山では、中学校、小学校、このような生徒間で議論をするような場というものは設けていらっしゃるのですか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 館山市では、君津市のように各中学校の生徒会役員による意見交換というのは行っていません。しかし、各学校ではかけがえのない命の大切さについての指導、それから悩みや苦しみを抱えている生徒に対しての声かけや相談、そしていじめ発生に対する迅速かつ適切な指導、これらの事業を実施して指導しています。その中で、1学期には命をテーマとした……この1学期です。この1学期には命をテーマとした道徳の授業を実施するなど、全ての学校が命を大切にするキャンペーンというものを実施いたしました。このように各学校において、いじめや命の大切さ、こういうものに議論を深めているというところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) これ私かなり重要ではないのかなというふうに思います。やはり子供たちがみずから考え、自分たちのクラスでもクラスの中でそういう環境づくりというものを生徒主導で行うと、今後はこれは私、館山においてもぜひやっていただけないかなというふうに思っています。

 そのクラスについてなんですけれども、こういうお話を私伺ったことあるんです。先生が子供たちの前で、自分たちのクラスにはいじめがあるんですよ、こういうことを生徒の前で発表するんです。これがやはり当然いじめをしている生徒がいれば、その子たちも当然自分のことを言っているんだなという認識を持つし、子供たち自身も生徒が先生に言いやすい場ができるのかとか、いろいろなことの効果があるというんですけれども、その辺のところ、認識というのはどう思っていらっしゃいますか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) いじめについては、いろんなケースがあります。いじめをみずから言える場合もありますし、友達に相談する場合もありますので、いろんなケースに応じて、きのうも申し上げましたけれども、いじめられている子供の心情に寄り添って、どうやって解決してやったら大切かと考えて指導することが大事ではないかなと考えています。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) 個々のケースによってということだとは思うんですが、わかりました。

 あと携帯電話についてもちょっとお伺いをしたいんですが、ここのところの報道等を見ていますと、メールのやりとりがいじめに使われていたり、これ驚くことに恐喝やおどしのツールにも使われているというお話も聞いております。学校や家庭での携帯電話の使い方、この辺の御指導もされているかと思うんですけれども、その辺はどうされておるんでしょうか、ちょっとお伺いします。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 各学校では、原則として生徒が学校に携帯電話を持ち込まないということで指導しています。児童生徒の携帯電話所持率が高まってきていることから、携帯電話の使用に対する指導が生徒指導上、大きな問題になってきているところです。そのため、各中学校では生徒、保護者対象に情報モラル教育を実施しています。学校では学級単位で担任による指導、生徒指導主任を中心とした全校単位での指導、これらを行っています。学級指導用のDVD教材も配付して利用されております。また、PTA集会での保護者と一緒に警察官など、外部講師の指導を受ける機会等を設けている学校もございます。家庭に対しては、子供の携帯電話にはフィルタリングをかけること、使用に関する家庭内での約束をつくることなどの協力をお願いしているところです。これからも保護者に対して、これらの啓発を積極的に進めたいというふうに考えています。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) わかりました。やはり子供たちが本当に携帯電話、今小学生まで持っていらっしゃいますので、取り扱いについては、どちらかというと、私は学校の責任というよりは保護者の責任のもとにおいて、やはりフィルタリング等のチェック、これは常にやっていただきたいなという考えは持っているんですけれども、学校に行ったときに、そういう指導を常にやっていただければありがたいなというふうに思っております。

 あと私自身は教育現場での警察の介入というのは、決して好ましい状況ではないというふうに思いますけれども、ただ状況によってはというところもあります。地域、学校ですとか児童相談所、警察の連携ということについては、どういうお考えを持っていますか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 現在はスクールサポーターという制度がございます。現場からの要望があれば、警察のOBを学校現場に派遣しています。昨年度も中学校に派遣し、問題行動の未然防止、問題行動を起こした生徒に対しての対応などを行いました。また、児童相談所との連絡につきましても要保護児童対策会議ということで定期的に児童相談所と情報交換を行っているところです。

 以上です。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) 今回の大津の事件は、さまざまな日本の教育界に影響を与えましたし、それから報道ということも一つ大きな責任ということも私はあるんではないのかなというふうに思います。その中で、今回インターネット上に加害者の少年の顔を出すとか家庭の素性というのが流されたり、このような状況というものはどうお考えでしょうか。加害者の人権ということについては、どうお考えですか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 実名とか写真をインターネット上に流出させたこれらの多くの人は、それを匿名で行っているという特徴がございます。自分に被害が及ばないということから、乱暴な言動の発信も多く見られているところです。これはインターネットが秘匿性を持つということから、新たないじめが発生しているというふうに考えています。また、人間的に未成熟な加害者が自分の行動を反省し、更生する機会を奪うということにもなりかねません。館山市教育委員会としては、この件以外にも各学校に個人情報の管理について厳密に取り組むようにということで指導を行っています。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) そういうことも一つ別の面から見ますと、あるんではないのかなというふうに感じたので、質問させていただきました。

 あと加害者の立場になったときに、加害者がいじめと自覚していないと、認識していないというケースが目立つということは私だけではないと思うんですね、感ずるのは。加害者となった生徒が、自分のしていることはいじめということとして自覚できるような指導、それから生徒間の話し合いが持てるような教育現場が私は望ましいというふうに思いますけれども、その辺の認識はどういうふうに思っていらっしゃいますか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) いじめに関する報道では、加害者となった児童生徒がいじめの自覚が比較的薄いというか、ふざけていた、遊びだったというようなコメントをしていることが多く見られます。責任逃れの言いわけをしているということも受け取られますが、相手の立場に立って自分の気持ちを考えることができない児童生徒がふえてきたというような指摘もございます。その改善のためには、被害者の気持ちに立ったいじめの定義、これを児童生徒に認識させていくための指導、それから道徳の時間だけではなくて、学校教育、学校での生活活動全般でこれを通じて児童生徒の心を育てるというような教育をこれから今後も進めていきたいというふうに考えています。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) あと2点ほどちょっと質問させていただきますけれども、これは仮定論というふうに伺わずに聞いていただきたいんですけれども、いじめが発生した場合、校長または教育長、もし裁判等になった場合、賠償に発展する責任を認める予算権限というのはありますか、誰が権限を持っていますか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 裁判に発展した場合ですが、校長や教育長には賠償責任に対する予算についての権限はございません。教育委員会の予算では、館山市の予算の一部であり、予算の執行はこれは市長の権限になります。また、内容によっては、議会の承認、また議会の議決が必要となる場合があると考えます。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) 最後の質問にしたいと思いますけれども、今次長のほうから議会も賠償においての決議の責任がある、これはこの問題に関しては、議会も十分注視をしていかなくてはいけない責任があるというふうに自覚をし、私どももこの問題には積極的にかかわっていかなくてはいけないというふうに思いますけれども、最後に市長にお聞きします。教育問題は教育長というふうに今までの答弁ございますけれども、市長は賠償に至った場合は、当然学校、教育委員会から報告を受けて、その責を問うということでございますので、一言その辺についてのお伺いをさせてください。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これは今賠償についての責任ということなんで、お答えさせていただきますけれども、それは状況を見て判断するということになると思いますので、私は一般論として、いじめというものをどう考えるかということをお話をさせていただきます。

 一定の人間関係、複数の人間関係があるコミュニティができますと、これはやはり人間にはいろいろ欲望がございますし、競争も発生します。そういう中で、ねたみとか、そねみとか、そういうものはどうしても起こる。ですから、先ほど教育長も答弁されていましたけれども、やはりある程度いじめというのは、これはいろんなところで起きても仕方がないなというふうに考えます。その中で、やはり今問題なのは善悪の認識です。いじめは本当にいけないんだということがしっかり子供たちの中で把握ができていないのかな。いじめは悪なんだということはしっかり教えなきゃいけないし、またふざけている、いじめている、これはとり方のほうにもいろんなとり方があるので、一概には言えませんけれども、遊びだというような感覚のものもある。ですから、やはり相手の立場になって、そういう相手が嫌なことはしない、これがいじめにつながるんだというような自覚を持っていただくということが必要じゃないかと思っています。

 そして、今一般的な社会的に考えますと、これは3つ不足しているんじゃないかなと。1つ目は、やはり道というものです。これはやはり道徳教育、これを何が善で何が悪であるのかというものをしっかり教えていかなきゃいけないし、また家庭教育の中でしつけという問題でしっかり見ていただきたいということが1点です。

 2点目は、やはり信頼です。親と子の信頼関係、それから家族の間の信頼関係、それから先生と生徒の信頼関係、友達同士の信頼関係、こういうものをしっかりしていかなきゃいけないんじゃないか、またそれが足りないんじゃないか。

 それから、3つ目は、やはり礼儀だと思います。これは礼に始まって礼に終わると、やはり人間としてのけじめをつけるという中の礼儀というものをしっかりやはりこれから教育の中、また社会全体で考えていかなきゃいけないと、こういうふうに思っています。

 きのう教育長のほうから答弁にもありましたけれども、私は悩んでいる子供たちがいるという中では、やはりそういう子供たちの心に寄り添っていくということは非常に大事なことだと思っています。教師も、それから家庭、それから家族はもちろんそうですけれども、友達、地域社会、こういう形でやはり子供たちを一人孤独にさせなくて、みんなでそこに寄り添っていくという気持ちが必要じゃないかなと、こういうふうに考えています。そういう意味から多面的に判断して、ケース・バイ・ケースで考えていきたいと、こう思います。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) 実はおとといですか、私のやっぱり自宅にちょっとお電話いただきまして、こういうことがあったと。ある大型のショッピングセンターで御家族を見かけたと。子供たちが身体的にちょっと障害のある方、それは大人の方だったそうなんですけれども、その方をからかっていたと。それをそばにいた親御さんだと思うんですけれども、けらけら笑っていたという状況を目にしたんですよと。これが最近の私はいじめというものを非常に端的に捉えたことではないのかなというふうに思ったんです。先ほどいろいろと施策のほうを論じ上げていただきましたけれども、その中で保護者、そういう方たちとやっぱり教育関係者の間でいじめというものをもっとしっかりつかまえて、どういうことがいじめだ、その辺のところを親御さん交えて話をしていくというふうな環境づくりをぜひ今後つくっていただきたいなというふうに思って、これで今回のこの問題については終わりにしたいと思います。

 続きまして、館山市の温水プールの存続について何点かお伺いをさせていただきます。ちょっと比較をさせていただいたんです。近くで言えば千倉と館山と鋸南と温水プールあるんですけれども、鋸南のほうをちょっと最近調べさせていただいたんです。その辺について、何点かお聞きをしたいと思います。市営の温水プールと鋸南の温水プール、私ちょっと調べたんですけれども、最高使用圧力というのは大きな差はないんです。あとはボイラーの性能ということになるんですけれども、1時間当たりの館山市の燃料消費量、年間の油代というものはどのくらいなんでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 温水プールのボイラーの1時間当たりの燃料消費量、これは188リットルです。このボイラーは、A重油を使用していまして、平成23年度の燃料費ですが、517万5,600円です。職員については、常時事務職員1名、監視員が2名、2名の非常勤職員が勤務しています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) あと今お聞きしたんですけれども、私の調べたところによると、鋸南町のボイラーなんですけれども、館山市の最高圧力というのが0.686メガパスカル、それから鋸南のボイラーが0.64メガパスカルと鋸南のほうが多少小さいといえば小さいんですけれども、1時間当たりの燃料消費量というのは、今お答えいただきました188リッターに対して鋸南のボイラーは85リッターなんです。全然違うんです。多分これは館山の機械がそれだけボイラーが古いということもあるんでしょう。これだけの性能の違いがあるということ、これをひとつ今ちょっと押さえさせてください。

 それと、人件費を含む維持管理費です。これはまだ決算等も出ていませんので、平成22年度、それから平成24年度はこうあって夏期やめていますので、館山の場合は。平成22年度と比べさせていただきますけれども、人件費が1,200万、需用費というのは、これは燃料費とか光熱費、当然プールですから大きな水量使うわけです、というふうなことを入れて、大体鋸南町では約3,000万、これは体育館が併設されておりますので、私自身はプールだけの維持管理費からいえば、これから約8掛けぐらいに思っておけばいいのかなというふうに思っているんですけれども、館山で伺ったところによると、約1,900万です。そのうちの燃料費が館山市で500万、そして鋸南町では430万、これは館山市の稼働日数と鋸南の稼働日数が大幅に私は違うと思うんです。鋸南町のほうが多くやっている割には、燃料費は少なく済んでいると。

 ただ、大きな違いというのは人件費なんです。鋸南町では、プールの運営と、それとあとはスイミングスクール等の運営も全部町でやっているんです。ですから、これだけ大きな金額がかかっている、3,000万という金額がかかっているということだと思うんです。これらの重要性というものを私は鋸南町は大いに認識をしているということだと思うんです。施設長とか町長からも、公がやらなければ誰がやるんですかと、直接私お言葉を頂戴しております。その辺の公がやらなければならないんではないですか、その辺の認識についていかがですか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 社会体育ということであれば、これは当然公がやるべきものだと思います。ただし、施設そのものを市が必ずしも維持しなければ、公でやるべきものなのかということとは、また違ってくるんじゃないかと思います。基本的に施設の維持は可能ならば民間で行っていただきますが、ただし生涯学習、社会教育、それから社会体育、これら市民のそうした文化だとか社会教育にかかわるものは、これは公がやっていかなければいけないと、そういうふうに考えています。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) 今いろいろとお金のほうでのお話をちょっとさせていただいたんです。館山でもボイラーは別としても、天井の改修をしていると思うんです。この天井の改修ですけれども、いつやったのか、そして昨年の大きな地震がありました。そのときの被害、その辺のところはどうでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 温水プールの天井の改修ですが、平成13年度に873万6,000円をかけて改修しております。昨年の3月11日の地震での被害はありませんでした。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) 建屋のほうの今お話をしていただきました。873万円がどういう工事内容なのかというのもちょっと気になるところなんですが、廃止というものを前提とした上での天井の改修ということは、ある程度延命を考えた上での改修というふうに考えられるんですけれども、今回の天井の改修というもので、逆にどのくらいの延命効果があるというふうにお考えですか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) この温水プールは昭和45年に建設されて、ことしで42年が経過しています。全体的に老朽化している状況ですが、平成20年に設計士による調査、それから21年度に行った耐震補強工事、これらを踏まえると、今後少なくとも10年程度は利用が可能な建屋ではないかというふうに考えています。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) 10年、まだ当分建屋に関しては使用が可能だという御意見を拝聴しました。としますと、問題なのはボイラーです。実は私自身、ボイラーの見積もりをちょっととらせていただいたんです。この見積もりなんですけれども、最大出力は733キロワット、給湯量が1万2,600立米、最高使用圧力は0.8メガパスカル、今は館山市のボイラーと鋸南町のボイラーが最高出力が0.68ですから、同等クラスのボイラー、これが大体500万。この500万というのは、定価として考えていただければいいと思うんですけれども、当然見積もり上げればもっと安くできるだろうと。それと、あと撤去、それから設置、配管、それがどのくらいでできるかということなんですけれども、これはあくまでどのくらいでやれるかということだけで考えていただければ結構なんですが、大体200万から300万程度。安く見積もれば、大体500万から600万ぐらいあれば私の積算ではできるというふうにちょっと考えているんですが、市としては改修するということでの試算したことありますか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) これは一応ボイラーをもしそういうふうに変えるということで試算してみました。本多議員の見積もりとかなり違うんですが、例えばボイラーを交換するということで設置費、撤去費、配管工事費を合わせますと、このボイラー交換がおおむね1,500万円程度かかるというふうに見込んでいます。それから、当然それに加えて建屋の修繕箇所等については、先ほど話しましたが、平成20年度の設計士による現場確認によって、屋根裏改修工事、鉄骨塗装工事、鉄骨、鉄柱の補強工事、これらが必要になってくるというふうに把握しておりますので、これらは工事費が3,000万円ぐらいかかるというふうに見積もっています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年)                       

 ちょっと大きな差があるのは今お話伺いました。これもし市の積算というふうなことで考えて1,500万、これが今後この施設を長期間維持していくか、していかないかというところでの大きなファクターになるというのは私当然思っています。1,500万をかけてでもこの施設を今後続けていくのか、それがこれからあと十分ぐらい、私もうちょっと議論をさせていただきたいと思うんです。

 鋸南町で水泳教室というのを運営しています。幼稚園、小学校を対象に募集して、これはあくまで町でやっていることですけれども、約760万円の収入というものを得ています。この辺の工夫は館山でもできるのではないかなというふうに思うんですが、町民の健康増進というふうなことを支えるということでの公のサービス、この辺の工夫というものはどのようにお考えでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 館山市においては、水泳を含めてスポーツ教室等については、市の主催ではなくて各種目ごとのスポーツ団体において実施している状況です。水泳については、たてやまスイミングクラブ、それと館山ファミリースポーツクラブわかしお、これらが温水プールを利用して水泳教室等を行っています。市としては、各団体等と連携、協力をして市民の健康増進を図るとともに、利用者の拡大を図り、利用料金の料金収入の増加につなげていきたいというふうに考えています。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) 私、この質問は逆説的にちょっとお伺いしたつもりなんです。というのは、私自身は民間でやるべきだというふうに思っているんです。やはり3,000万という鋸南町でこれだけ予算をかけていると、これが決して私はいいことではないと思っています。やはりスポーツ教室というのは館山でもわかしおというスポーツクラブが大変大きな活躍をされております。市の健康増進というのに大きな力を発揮していただいているのもありますし、スポーツクラブの団体なんかも館山市では非常に大きな存在で、市営プールの使用の大きな役割を担っていただいているというふうに思っています。民間でできることは民間でやるべきというのは、私はこういうところだというふうに思っていますので、その辺のところは別に鋸南に倣う必要はないのではないかなというふうには思っております。

 ただ、なぜ温水プールがその対象になるのか、その辺のところのお話になるわけですけれども、要望書の発起人というふうなところで、要望書を私も拝見させていただきましたけれども、利用者というのはごく限られた人たちで利用されているんではないですかというふうな認識というのはお持ちですか、その辺いかがですか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 温水プールの利用者ですが、利用者は市民や近隣市の水泳愛好者等が利用しております。年間で延べ人数がおよそ2万3,000人の方が利用されておりますので、他の施設の利用人数も踏まえると、これは多くの人に利用されている施設だというふうに考えています。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) ありがとうございます。そういう認識を持っていただいていることは大変ありがたいです。

 ただ、そもそも論というお話をさせていただきます。そもそも温水プールの事業が行政でやることではない、そういうふうに考えておられるということはないですか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 市民の健康増進や子供たちの水泳練習等に温水プールは利用されています。市民サービスの一つの施設ということで、現在運営をしているところです。

 先ほどもお話ししましたが、そもそも社会教育、社会体育、これは公であるものというふうに考えております。温水プールは、現在市民サービスの一つの施設ということで運営しているということでございます。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) それでは、ちょっと話題をかえたいと思います。

 ここの今回の存続についてですけれども、行革委員会があって、その事業仕分けによってこのプールが廃止というふうな方向づけになっています。

 ただ、年度の過程をちょっと見てみたいんですけれども、平成22年の12月9日に臨時庁議が開かれて、市長から行財政改革の取り組みについて、各部長に具体的な方針を指示しています。その大きな視点が、まず第1点目が行財政改革をしっかりやっていく、そして第2点目が市民サービスを落としていかざるを得ない、もう一つが職員給与を戻すことを前提に改革を進める、この指示というのは市長、間違いありませんか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 間違いありません。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) その市長の指示の中に、具体的な施策として老人福祉センターと温水プールの廃止を検討するように指示しているということも間違いありませんか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) それは間違いありません。そのときに、やはり利用者等の御意見をお聞きしながら、そこでできることはやっていくという中でしました。



○議長(福岡信治) 本多成年議員。



◆10番(本多成年) 時系列の経緯をもうちょっと説明します。

 その後フォローアップ会議が開かれて、平成23年の2月の8日に行財政改革委員会へ諮問されました。それが、その答申内容、ここにあります。7つほど挙げてあります。その中に、幼保の一元の推進ですとか博物館の存続、海水浴場の縮小、公の施設の指定管理者制度の導入、こういうことをやっているわけですね、行革で。その諮問に対して、平成23年の3月30日、行財政改革委員から答申が出まして、これも当然私ども議員にも情報提供ありました。新聞報道もございました。そして、温水プールの存続について、市から現状と課題というふうなことでの、ここにやっぱり資料がございます。利用者の方の反発が予想されですとか、当面の方針としてボイラーの故障や施設全体の大規模改修が必要となった場合、廃止を決めていたと、施設が使用できるまで維持すべきか再検討を要するなどなど、そのときにその答申についてのお話がされたというふうに伺っています。言い方はちょっと乱暴かもしれませんけれども、初めから温水プールの廃止ありきの議論ではなかったのかなと。そもそもこの施設が必要かどうか、そもそも論というものもひとつ闘わせず、維持管理費が多いから、そして先ほどの市長の指示にありました、職員の皆さんには給料をもとに戻してあげるから、廃止に向けて一生懸命検討しなさいと、行革委員の皆さんにしても、執行部のほうから廃止したほうがいいですよ、そう言っているところに廃止しましょうということではないんでしょうか。

 事業仕分けというのは、職員の皆さんが一生懸命自分で抱えている事業が、いかに市民の皆さんにとって必要な事業であるかということを説明して、行革の委員の皆さんからは客観的に見て、無駄なことや民間でもできることを仕分けしていただき、税金の無駄を検証していきましょう、私は事業仕分けとはそういうものだと思うんです。今後検討というふうなことでございますので、市民の声をぜひ大きくとって、市長の考えもひとつ考えていただければと思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(福岡信治) 以上で、10番本多成年議員の質問を終わります。

 午前の会議はこれで休憩とし、午後1時再開いたします。

          午後零時02分 休憩

          午後1時00分 再開



○議長(福岡信治) 午後の出席議員数18名。午前に引き続き会議を開きます。





△発言の取り消し



○議長(福岡信治) この際お諮りいたします。

 本多成年議員から、本日の会議における行政一般質問において、一部不適切な発言があり、これを取り消したい旨の申し出がありました。この取り消し申し出を許可することに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福岡信治) 御異議なしと認めます。よって、本多成年議員からの発言の取り消し申し出を許可することに決定いたしました。





△行政一般通告質問



○議長(福岡信治) 8番龍? 滋議員。御登壇願います。

         (8番議員龍? 滋登壇)



◆8番(龍?滋) 2日目の午後の最初の登壇でございます。通告に沿っての質問をさせていただきます。

 昨年来、館山市の教育現場に対し、防災対策としての防災教育や通学路の安全対策など、数々の要望をいたしました。児童生徒の学力向上と健やかな人間形成を目的として、日々教壇に立っている教職員の皆様の御苦労を少なからず理解しているつもりであります。また、先般配付されました2012年版の館山市教育基本計画と教育委員会の点検・評価報告書を見ても、広範な取り組みの内容をうかがい知ることができます。

 ただ、学力の向上は学校内での学習により、一定の成果は望めると思いますが、健やかな人間形成、言葉をかえると、児童生徒の健全育成は家庭、学校、地域が情報を共有し、連携して取り組むべきことであり、このことについての記述が少なく感じられました。

 そこで、大きな1番、館山市の教育についての質問です。いじめ問題などへの適切な対応が求められていますが、館山市教育基本計画において、児童生徒の健全育成のための教育はどのように展開されているかを伺います。

 次に、大きな2番、給食センター及び学校給食についての質問です。昭和29年の学校給食法の制定当初から、学校給食は単に栄養補給のための食事の提供にとどまらず、学校教育の目的を実現するためとの規定がありましたが、給食法改定の経緯について述べますが、中央教育審議会答申、「子どもの心身の健康を守り、安全・安心を確保するために学校全体としての取組を進めるための方策について」において、この提言を踏まえ、学校保健法等の一部を改正する法律案として、平成20年2月29日に閣議決定され、国会に提出、参議院本会議で可決後、平成21年4月に改定施行され、ここで学校における食育の推進が新たに規定されたというこの流れの中で、館山市の学校給食における食育の推進をどのように行うか、また行われているかを伺います。

 次に、千葉県学校給食会との関係について伺います。財団法人学校給食会が昭和29年から34年にかけて各都道府県に設立され、当時の食糧難の中で食材の物療確保から近年は食材の質や安全を第一にした調達へ変わってきたとのことです。このような中、給食会からどのようなものを購入しているのか、またそのメリットを伺います。基本的には、可能なものについては、極力地元から調達するべきと考えるが、いかがでしょうか。

 最後の大きな3番ですが、稲村城の活用についての質問です。これまでに稲村城跡の史跡指定や今後の取り組みについての質問がされております。6月議会では、内藤議員の質問に保存管理計画策定委員会を組織して、史跡の保存管理、整備活用の基本方針と構想を策定していくとの答弁でした。この委員会の取り組み状況をお伺いいたします。

 小さな2番としては、稲村城跡の大半を占める稲区の共有地の公有地化への見通しについて伺います。

 答弁をいただいた後に再質問をさせていただきます。



○議長(福岡信治) 出山教育長。

         (教育長出山裕之登壇)



◎教育長(出山裕之) 龍? 滋議員の御質問にお答えいたします。

 大きな第1、館山市の教育における児童生徒の健全育成の取り組みについてですが、館山市では子供たち一人一人が急激に変化するこれからの社会を担い、自分らしく生き抜くために、確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和のとれた成長を目指しています。現在いじめや問題行動が多発していることを受け、特に豊かな心の育成を重視した取り組みを進めています。具体的には道徳の授業だけでなく、教育活動全般を通して道徳教育を展開し、お互いを思いやり、命や人権を大切にする指導に取り組んでいます。また、体験的な学習や集団活動を通して、協調性や規範意識、連帯感を高め、いじめや問題行動を発生させない集団づくりを進めています。

 さらに、児童生徒の悩みや不満を把握するための教育相談の時間を確保するとともに、校内生徒指導委員会を設置し、職員が連携して指導に当たることのできる体制を整備し、いじめや問題行動の早期発見、早期解決に努めています。

 次に、大きな第2、学校給食センター及び学校給食のあり方についてですが、給食は単に安全で栄養バランスのとれた食事を提供するだけでなく、望ましい食習慣の涵養や地域の食文化の学習など、子供の食育に大きな役割を果たしていく必要があると考えています。このため、現在給食時間を活用して栄養士が各学校に出向き、望ましい食習慣を育成するための食に関する指導事業を実施しているほか、地元でとれるビワや梨などの特産品を旬の時期に提供することで、地産地消に関する意識づけにも取り組んでいるところであります。

 次に、学校給食会についてですが、給食センターには主食の調理設備がなく、それらを調理し、学校までの配送にも対応できる唯一の業者であるため、御飯やパン、牛乳などの基本食材を同会から購入しています。その他の食材については、品目ごとに見積もり合わせを実施し、落札した業者から購入しています。

 次に、大きな第3、稲村城跡についての第1点目、保存管理計画策定委員会についてですが、学識経験者、地元稲地区及び市民から成る8名の委員により、今年度は2回の会議開催を計画しており、第1回目の委員会は9月下旬に開催する予定です。学識経験者につきましては、考古学、歴史学、造園学、都市計画学の専門家に就任をお願いしています。

 次に、第2点目、公有地化についてですが、現在共有地の権利関係者が進めている相続の手続に合わせて、公有地化を進めていきたいと考えています。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) ありがとうございました。館山市の教育について、再質問させていただきます。

 昨日よりいじめの問題あるいは館山の教育の問題が取り上げられております。私は、今回最後の質問者となりますが、4人目でございますので、重複する場合もありますが、よろしくお願いいたします。昨日、石井敏宏議員が取り上げました4年前の事案の詳細について、私わかりませんので、大津市の事件を受けての市の対応と今後の取り組みについて質問いたします。これまでの教育長の答弁で、いじめに対する学校及び先生方の考えは、私なりに伝わったように思っております。しかしながら、防災対策しかり、通学路安全対策しかりで社会が注視しているとき、これらの事案をタイミングよく取り上げ、我が市の教育に生かすことが肝要と考え、お伺いいたします。

 大津のいじめ事件の後に、これらに関するテーマで教育委員会または学校内での会議等が行われたか伺います。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 学校に対しまして、夏休みに入る前に再度いじめに関する指導を行うようにということで指示をいたしました。また、夏休み中に各学校の校長と、これは各学校に教育長が直接出向いて校長と面談したわけですが、面談を行いまして、生徒指導の現状や課題の報告を受けて、いじめ撲滅の対策について助言を行ったところです。

 さらに、8月に行われた市の教育委員会主催の各種研修会でも、いじめ問題をテーマにして、いじめ問題ヘの取り組み方、それから具体的な対応、これらについて検証してきました。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 他の地域で起こったことと捉えるか、あるいは教訓として足元を見直すかで、先々大きな開きが出るわけであります。そのような対応をしていただいたということには感謝申し上げます。

 一連の報道を教訓として、改めて生徒への指導を行ったかについてお伺いいたします。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) 教訓としまして子供たちに伝えるには、教師の役割が大変大きいものがあります。7月に大津の事件があった後、直ちに命の大切さ、どんなことがあっても子供たちに命を落としてはいけないということを強く各学校に連絡、指導してまいりました。そして、先日行われました市の校長会議を通して、いじめ、今回の報道を通して各学校での指導を要請したところです。具体的には、いじめは人間として絶対に許されない行為であると児童生徒に徹底して指導すること、いじめを許さない学級づくりを指導しているところであります。今回の一連の報道では、被害者と遺族はもちろんのこと、加害者とその家族や周囲の人間まで、いじめによって深い悲しみと甚大な被害をこうむることが報道されております。いじめについて、じっくりと考え、いじめを撲滅していく上で非常に貴重な事例と考えます。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 子供たちに対しての対応もそのように行われたということでございますが、生徒への指導というのはさまざまな方法があると思います。例えば事件をある程度具体的に取り上げて、いじめがいかに卑劣な行為か、また当事者を含め、多くの人間に、はかり知れない苦しみ、悲しみを与えるかをこの事件を例に挙げながら人間教育を行うということ、つまり理念であるとか道徳であるとかという基本的な部分が大切でありますが、具体的にどのように将来に影を深く落とすかという具体性を込めて、子供たちが緊張を持ってそれらを受けとめられるような、そのような内容も必要ではないかと思いますが、これは先生方の御判断あるいは教育に委ねるわけでございます。

 しかし、先生方による道徳教育や学校内での集団活動の中だけで成果を生むことは難しいのではないかと考えておりますが、そこでお伺いいたします。保護者とともに問題の解決をしなくてはならないと思いますが、どのように連携をしているのかお尋ねいたします。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) 保護者が児童生徒の問題行動やいじめを感じた場合には、速やかに学校に連絡いただけるようにお願いしてあります。同時に、学校においていじめを把握した場合には、速やかに保護者に連絡し、保護者や関係者の話をしっかり聞いて状況を分析し、保護者と連携を図って解決に努めています。

 なお、その際には個人情報の取り扱いには十分留意しながら、事実を隠蔽するような対応はせず、正確な情報提供を行うことで保護者の信頼を確保しながら、速やかな解決に努めています。さらに、携帯電話がいじめの道具となっているケースもありますので、携帯電話の使い方について保護者へお願いするだけでなく、児童生徒と保護者を対象に学習会を行い、周知を図っています。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) ありがとうございます。連携ということについて、ちょっと私も考えてみたいと思いますが、連携とは、まず情報を交換して目的を共有し、その上で相互の責任と行動を明確にすることが大事であると思います。教育長は答弁の中で、保護者の理解と協力を得てと言われました。私ども親の側からすれば、先生の対応をいただき、一日も早く解決するんだという強い意思がなければ達成しないとも思うわけです。また、いじめは学校の外でも起きるであろうし、また本人が苦しい思いをずっと胸に抱いて救助信号を出していることにも、もし親が気がつかないとしたら、余りにも残念なことではないでしょうか。

 そこで、学校、家庭、地域の3者の連携という視点に立つと、PTAの存在がクローズアップされてくるのではないかと思いますが、私は地域という概念を子供たちを取り巻く周辺及び環境と考えています。そして、例えば我が子以外の子供たちにとっては、私は地域というくくりの中に入るわけです。そのような中で、子供の同級生がいじめられているのではないか、あるいは少し不安定になっているのではないかという、そのような心配する視点、目というものは、PTA活動の中で特に養われてくるのではないかと私自身もPTA活動の中で感じたわけです。ここで学校のミニ集会や市P連の集会等、さまざまな会合の中で保護者を対象に健全育成や人権をテーマにした講演及び研修が行われたことがあるか、近年のことでございますが、伺いたいと思います。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) PTA連絡協議会等で保護者を対象にいじめ等についての学習会、研修会の開催が行われたかということですが、いじめ等について人権問題の側面もありますし、研修会の開催等は大事であるというふうに認識しています。基本的にPTAでの研修は、子育てについての研修は定期的に行っているというふうに認識していますが、ただしいじめに特化した研修というのは実際には行われていないというふうに考えています。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) いじめに特化した研修というのはなかなか難しいので、繰り返しますが、非行に走らない、あるいはぶれない、そういう広い意味での健全育成というくくりの中で開催されていくことが重要であるかなと思っております。

 私の個人的な感想ではありますが、教育問題については、専門家である先生方は熟知されております。そして、指導方針に沿って取り組みます。

 一方、保護者の意識は同じレベルになかなか届かない、これは私自身の体験として考えるわけですけれども、学校からの投げかけが家庭になかなか伝わらない、そのような傾向にあることも踏まえ、保護者とともに考える場を粘り強く設けることが大事だと思っております。

 次に、子ども会育成会に関して質問させていただきますが、子ども会育成会、この市内の全児童数に対して子ども会の入会者数を教えていただきたいと思います。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 平成25年5月1日現在の市内の小学生の数が2,303名でございます。そのうち子ども会に加入しているのが1,452名、63%の加入率です。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 答弁いただきましたが、繰り返します。市内の児童数が2,303名に対して子ども会に入会している児童が1,452名、63%とのことです。私、これ大変驚きまして、自分たちの子供のころ、やはり子ども会あったと思うんですが、今のような全国子ども会が発足したのは昭和40年代であるというふうに思っております。いずれにしましても、当時はみんなで子ども会、そういうくくりだったのでありますが、今はこのような実態ということで、この減少傾向をどのように捉えているかお伺いいたします。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 子ども会の入会者数が少しずつ減少しているという傾向がございます。子ども会が減少する要因としましては、共働き家庭の増加によります子ども会活動参加における保護者の負担の増加、少子化により子ども会が運営できないといったさまざまな理由があると考えております。そうした状況に対しまして、館山市教育委員会では市内の各子ども会の連絡組織であります館山市子ども会育成会連絡協議会、この活動へ助成することによって、子ども会活動の重要性を啓発しているところです。具体的には、千葉県子ども会育成連合会が作成する子ども会入会啓発チラシを配布したり、ジュニアリーダー認定講習会、それから親子でチャレンジソフトバレーボール、これらを開催するなど、また保護者のための子ども会育成会講習会、これらを開催するなど、児童や保護者が子ども会活動を楽しめる、そういう環境づくりをつくっているということでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) かつては恐らく全員が当然のように入会していた子ども会ではなかったかと思っておりますが、この子ども会組織というのは学校の外で子供たちによる自主的な運営組織として縦にも横にも結びつきのできる組織のはずであります。少子高齢化の時代にあって、子ども会の結びつき、子供たちのコミュニケーションが希薄になるということの社会問題と言えるかと思いますが、これは今回のいじめの問題であるとか、さまざまな問題行動につながっていくのではないかなというふうにも感じるわけです。

 この結びつきが極論かどうかわかりませんけれども、昨日子供たちの部活動の参加についての話がやはり質疑の中でございました。私は子供たち、特に中学生の部活動というのは、今ほとんど全員が参加するようにということで、それについて子供たちも何かしら自分に合う部活を探し、そこで所属するんですが、ここでは同級生もそうですが、先輩も含めて、一つのスポーツを通してさまざまな体験をしていく、肉体的な大変な苦痛に耐え、あるいは先輩という存在に対しての自分たちの立場、私たちが昔部活に入っているころは、かなり怖い先輩がいたんですが、最近はなかなかそういう環境ではなくて、友達づき合いのような、そういう部活動のようですが、いずれにしても、やはりその中で先輩、後輩、そしてまた先輩が後輩を面倒見て、あるときは助けてくれる、そのような場も確かにあるはずでありますので、このクラブ活動は中学では大変な意味があると思っております。このように子供たちがさまざまな形でコミュニケーションを持っていくということが大事かなと思っております。そのことから考えますと、小学校の子ども会活動については、いま一つ大きなてこ入れをして、子供たちのコミュニケーション力を高めていってほしいなというふうに考えております。

 一方、少子高齢化の時代であって、このように子ども会の結びつきが希薄になっているんですが、年々増加する高齢者の老人会も弱体化する社会現象があります。唐突ですが、この社会現象に対して市長はどのようにお考えになっているかお伺いいたしたいと思います。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これも議員御指摘のように、老人会、老人クラブ、今名称も変わって、なのはなシニアとかいろいろ名前は変わっておりますけれども、やはりメンバーが減る傾向にございます。これはやはり充実してふえていってもらわなきゃいけないな。と申しますのは、高齢化も進んでおりますし、対象者がふえているわけで、ですからふえていってほしいし、その中でコミュニケーション、またグループ、そういうものの中でお互いに情報交換、またひきこもり等の対策にもなりますし、何とか充実していきたいなと、こういうふうに思っているところでございます。

 ただ、いろいろなお話をお聞きしますと、まだ私は若いんだと思っている方、またそういうふうにまだそういう会には入る状態じゃないとか、そういう年じゃないと、年は年なんでしょうけれども、そういう何か非常に抵抗を感じている人が多いということは確かなので、それはなかなか難しいところもあるかなと思っておりますけれども、行政を預かる身としましては、やはりそういう方たちが大きなグループ、また情報交換の場をつくっていただくということ、これは非常に大切なことかなと、災害を含めてそう感じています。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) ありがとうございます。子供の話からいきなり高齢者の話に飛んだわけですが、いずれにしても、人間でありますので、コミュニケーション力といいますか、コミュニケーションの持ち方というのはずっと人間形成の中では一つのつながりがあるというふうに考えております。子供のときから積極的に人とかかわること、そして特に年配になったら助けてもらうという立場ではなくて、互助の精神の中でそういうような集団の中に加わっていくという方々が、この地域を支えていく大きな力になるんじゃないかなというふうに考えております。

 最後に、教育長にお伺いいたしますが、いじめられる子供にも何かしらの原因があるというようなことを言われる場合がありますが、教育長はこれについてどう思いますか。



○議長(福岡信治) 出山教育長。



◎教育長(出山裕之) それよりまず先に、いじめられているというその事実を大事にして、その子のケアをまず第一に考えなけりゃいけないことは大事なところかと思います。その上に立って、その子が反省すべきことがあれば、また訂正して、ないこともあると思います。本人が全く悪くないのにいじめられるというケースもあろうかと思います。まず、いじめの解消を大前提にして、子供の気持ちを聞いていくということを大事にしたいと思います。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) ありがとうございます。さすがに教育長の御答弁だと思いますが、私は単純なんです。いじめられる側には何も無条件に責任はないと、いじめる側は無条件に絶対な悪であるというふうに割り切っていきたいなというふうに今考えております。これは私の私見でございます。

 次に、学校給食についての質問をさせていただきます。答弁いただきました食育に関する取り組みですが、栄養教諭を中心に行われた三中での指導を調べてみました。地産地消、健康、栄養をテーマに現状や課題を考えるというよくできたカリキュラムであると言えます。

 さて、平成21年の学校給食法改正により、伝統的な食文化や生産流通及び消費についての理解あるいは生命や自然を尊重する精神を養うなど7項目が目標として挙げられております。これらを身近な問題として考えた場合に、地産地消の推進として地元の食材を使うことにより、より一層食育の効果が高まるのではないかなと考えておりますが、そこで今まで以上の地産地消の推進のためにどのような動きを考えているかお伺いいたします。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 学校給食における地産地消は、食育上大切な要素の一つであるというふうに認識しています。これまで米や豚肉、果物類など活用可能なものについては、できるだけ地元の食材を使うように心がけてきました。

 一方で、現在のところ、地元の食材については、加工場等の不備や食材を取りまとめる体制が整っていないなど、こうした理由から多くはよそで加工されたものを使用しているという現状がございます。今後はさらに農水産部局などと連携を密にして、地元からできるだけ調達できる食材、種類、量を拡大していくように努めてまいりたいというふうに考えています。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 地元の食材を提供するための流通機能の整備あるいは加工場の建設というものが地元の食材の提供の大きな大前提になると思っておりますが、この加工場等の建設の可能性については、いかが考えているでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 現在市では未利用地でございます公設卸売市場の用地跡地を活用して、都市農村交流拠点整備に係る計画を策定しております。この中で、農業者に対するアンケートやヒアリングを行っておりまして、農産物の加工場の整備についての意見が多数寄せられております。立地条件あるいは流通体制など地域農業への効果を多角的に検証しながら、加工場の建設の可能性などについても検討していきたいと考えております。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) それでは、給食センター自体の改修計画についてお伺いいたしますが、現施設は老朽化というふうに捉えられます。この改修計画について、どこまで検討しているのか、あるいは現施設はいつまでの対応に耐えるか、使用に耐えるかということについてお伺いいたします。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 現在の学校給食センターは三芳村、それから富浦町と館山市が一緒になって、学校給食組合として恐らく昭和40年代に建設されたというふうに考えています。昨年度から学校給食組合が解散して館山市が独自で運営することになって、老朽化した施設を引き受けることになったんですが、実際に行ってみますと、施設そのものはかなり老朽化して、それからボイラーとか設備についても老朽化しています。現在教育委員会と関係する市の部局と調整しながら、新たに建設する用地、どういうようなところにどういうふうな利用形態でつくるかということを今検討している段階でございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 館山単独で給食センターを経営している、行っていると。しかも、将来的には改修の予定であるということですね。これは一つの私はチャンスであるなというふうに考えております。館山単独になって、館山独自の学校給食を展開できることが可能であるかなというふうに考えております。いずれそのときには、またさまざまな角度から質問させていただきたいと思っております。

 地産地消の推進と市内の産業振興のために、給食費に補助金を出すのはどうかという角度で質問させていただきます。仮定の話となりますが、考え方、可能性を伺うということでございます。安い食材の確保にこだわらず、市内の産物、市内の産業を育成する、優先するという観点から考えてみていただければと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) まず、地産地消を進めるために何が必要かということをお答えしたいと思うんですけれども、学校給食に限りませんけれども、まず地域で地産地消に対応する農業生産力の育成というものが非常に大事になってこようかと思います。その上で、学校給食に対応する生産者に補助金を支援するということは、今後の検討課題であると考えております。例えば具体的な可能性のお話でございますけれども、ほかの地域から流入する安価な生産物にかえて、市内の生産物を学校給食で使用する場合に、その価格差に応じた補助金を出すとかということが想定されるかと思いますが、こういうことにつきましても先ほど申し上げました農業生産体制の整備をしていく中で、いろいろ課題の解消などをしながら検討していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 今可能性としての話がございました。実際には保護者の負担する給食費というのは食事代のみの負担でありまして、働く方々の給料あるいは施設の維持管理費、経費等は既に市の負担になっているわけでありますけれども、その上の食材確保にも補助金を出すことの難しさは確かにあろうかと思います。

 手元にあるちょっと資料を読みますが、これは学校給食用食材の産地公表についてということで、6月と7月分の館山市学校給食センター長の出した資料ということになりますが、主食の御飯、お米は館山市から入っております。また、豚肉については、館山市と、そして魚介類ではイワシは千葉県、7月の食材ですと、アジがノルウェーなんです。地元ではアジのさんがを提供しながら、子供たちはノルウェーのアジを食べているということです。野菜類はニンジン、キャベツ、ネギ、タマネギ、館山市産のものはありません。千葉、埼玉、青森、北海道、季節によって産地が動きますので、それによって、あるいは流通の都合によって変わることは十分考えられます。また、キュウリが埼玉、茨城なんです。7月といいますと、地元はキュウリが大量に出回って、非常にもう市場でも値がつかないような状況だったんです。このような中でもキュウリはよそからとるということです。ジャガイモは長崎、千葉、ブロッコリーについてはグアテマラなんです。子供たちは、グアテマラ産のブロッコリーを食べて、グアテマラってどこだろうというような状況なんですが、ピーマンが青森、岩手、茨城、ホウレンソウ、インゲン、こんなことを話していますと切りがありませんが、結局はまだまだ改善すべき、あるいは学校給食会に依存するという形での食材の調達、これらがこのような傾向をあらわしているんじゃないかなと思っておりますので、この中にも季節的にはおよそ4,000食の食材を提供することが非常に地域、地元では難しいということも十分わかっていますが、この地域限定であるならばこれだけの確保できるから、生産者に割り振って、契約栽培のような形でつくってもらうという、そういうような形もこれから必要になるのではないかなというふうに考えております。

 また、考え方としましては、この給食会の形骸化ということもございまして、学校給食会のあり方を質問した参議院議員の答えでは、平野文部科学相は、給食会が形骸化しているところもあるということで、私も指摘を含めて一度検討してみたいと、このような流れがあります。ですから、決して給食会を否定はいたしませんが、新たな館山の独自の給食を展開する中で、地元の産業と連携した積極的な取り組みを考えていただきたいというふうに考えております。

 次に、地産地消の推進と子供たちへ安全、安心の食材の提供を考えた場合、生産現場の実態を把握すべきかどうかということで質問いたします。将来的に子供たちに地元のものを与えたいと、そのことが前提とならなくても、まず地産地消、今ある食材を自信を持って地域の方に食べていただくというのは、これは生産現場の大きな責任でありますが、このことについての質問ですが、1つの事例を私のほうから述べさせていただきます。9月3日の某新聞に、「市内の養豚場から排せつ物が川に流出」という見出しで、豚舎の写真入りで飼育環境の悪い中での養豚と排せつ物の適正処理がされていない、そして地域住民に大変迷惑をかけているとの記事が出されました。また一方で、農水産課が昨年来、市内の農水産業の発展の一助にという角度から、農水の達人あるいは農水図鑑等のパンフレットの発行をしてまいりました。さらに、地産地消推進店ガイドブックも発行し、この冊子にもこの業者が入っているということで、安心、安全を第一に、本市が紹介する案内の中に掲載されていることに大変疑問を投げかける市民の声がございました。つまり消費者の視点から見ますと、市としてこのように紹介するからには、責任を持って指導しなくてはならない、あるいはまた市として何かあった場合にはその責任を問われるという、そういう強い指摘があるわけでございます。このような中での新聞記事となりましたが、地産地消を推進し、さらに将来的には学校給食も視野に入れた取り組みの中で、この業者に対しての市の対応の今日までの経緯と今後の対策をあわせてお答え願えればと思います。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) まずは、生産現場の実態把握についてお答えをしたいと思います。

 議員が御指摘になりましたように、農産物の安全性確保というのは消費者と生産者の信頼関係を構築する上で、地産地消の推進はもとより、農業生産全般において非常に重要なことであると思っております。今後は地産地消におけるさまざまな課題を整理していきながら、必要に応じて生産現場の実態把握をするなどして、農産物の安全性確保を徹底し、地産地消を持続的に発展させていきたいと考えております。

 それから、次に新聞報道された養豚業者に対するこれまでの経緯と今後の対策についてでございますが、この新聞報道される以前から、館山市のほうにも近隣住民の方から苦情が寄せられておりました。そのたびに、これは法律のほうは家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律という法がございまして、この指導などの権限を有する千葉県と一緒に、市の農業部門、それから環境部門の職員で当該業者のほうに指導、助言を行っております。実はそのたびに当該事業者もそれなりにその指導に沿って対応するわけなんですが、その後また同じような状況に陥ってしまうということが繰り返されてきた現状がございます。行政としてもこうした状況を根本的に打破をする必要がございますので、現在の豚舎内の清掃や飼育環境を改めて改善させるということで、これは一昨日になりますけれども、関係する千葉県の農業事務所、それから南部家畜保健衛生所、それから館山市で組織をいたします畜産環境保全対策安房地域推進会議という組織がございます。こちらの名前で改善指導を行って、当該業者のほうに改善計画書の提出と報告を求めております。

 現状では以上でございます。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 大変大きな問題であるというふうに考えております。私も長年農業、現在もそうなんですが、生産現場におりますので、さまざま作物つくる中では、注意すべきことは本当に注意していかなきゃならない。農薬の問題もかつてはそうでしたけれども、生産物だけではなくて環境を汚染する、あるいは破壊するというような、あるいはまた食品であるがためにさまざまなことが考えられます。あるいは食中毒、衛生管理あるいはその施設自体の環境衛生から考えても、食中毒の発生であるとか、ほかの感染症などであるとか、そういうことも考えられるわけです。ですから、これは今部長からの答弁ありましたけれども、これからの改善計画を提出させてという話がございましたが、これはいつごろまで提出させるようにと、してもらうようにというような流れになっていますでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 早急にということで業者のほうには指示をしてございます。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 早急というのはなかなか判断しにくい表現ですが、喫緊の課題というふうに捉えたほうがよろしいかと思います。私も食品関係、衛生関係については素人ですけれども、むしろこれから食中毒の発生等が考えられるという状況の中でありますので、徹底して改善計画に沿ったことを進めてもらわなくてはならないと思っております。それを受けて、市のほうが動くということでありますので、まずは改善計画を繰り返しますが、早く出してもらうということ、そしてその計画の中で長いスパンでその計画がつくられているならば、それもやはり指導の対象になるかなと思います。一つのブランドとして流通しているものでありますし、館山の代表的なという表現もそこにはあるんではないかなと、ブランド名として。ですから、これは本当に早くしていただきたいと思っております。

 ちなみに、ことしの南総里見まつりのイベントの中でB級グルメというものがありますが、これらには出店される予定であるか、おわかりになりますでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 申しわけございません。把握をしておりません。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) まだ時期的にこれから募集を、参加受け付けをしながら進めていくということになりますが、現状のこのような問題を踏まえた場合に、消費者がどのような反応をするか、あるいは消費者の反応以前に、市としてどのように対応するかということについては、一つの考え方をお聞かせ願えればと思います。いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 先ほど議員のほうからもお話がございましたが、すぐに改善計画を業者のほうから出してもらって、しっかりとその改善計画に基づいて改善がされているかどうかということを踏まえて、先ほどの里見まつりの出店などについても先方と向き合わなければいけないなと考えております。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 繰り返させていただきますが、過去に改善に向けた再三の行政指導があったと、勧告を受けた、そしてまた市としての調査は入っていたということでよろしいでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 実際に勧告という事態にまでは至っていないわけなんですが、先ほども御答弁申し上げましたけれども、再三関係機関とともに現場に出向いて、注意、指導をしてきたことは事実でございます。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 繰り返しますが、私も農業者であります。私の親も昭和30年代に養豚をしておりました。当時の養豚は今ほどの近代設備ではありませんけれども、毎日毎日豚舎を清掃し、水で流して快適な、豚が順調に育つ環境をつくっておりました。飼育担当の高齢の女性がいらっしゃいましたけれども、生育の悪い豚を夜抱いて、それでほかの豚に追いつくようにというような愛情込めて育てておりまして、ですからそれらの豚を出荷するときは、本当に複雑な思いで見詰めていたということを私も思い出されるんです。単に食材を、肉をつくるという角度でこれらのことを取り組んでほしくないなと思っていますし、これらの報道、いろいろな動きを受けて、確実に改善されて、理想的な経営をしていただけるものと私自身は信じたいと思っております。この件については、以上とさせていただきます。

 最後に、稲村城跡の活用についての質問いたします。昨年の9月、第3回定例会で稲村城の国史跡指定の決定が心待ちの中、今後の見通しについて私も質問いたしました。既に稲村城跡と旧公設市場用地、里見の山里の連携整備は必須の要件として考えられております。それぞれ簡単にスタートが切れるものではなく、かなり詳細な準備が必要であることは言うまでもありませんが、大切なことは3カ所がほぼ同時にオープン、スタートして、足並みをそろえてほしい、そろえなくてはならないということになろうかと思います。1つ1つをとれば、特段すばらしい何があると言い切れるほどのものではないのかもしれません。稲村城は山であります。公設市場の用地を開発したとしても、物販施設あるいは道の駅の規模で、これも目新しいものではないかもしれませんし、里見の山里の山の散策も、この土地ならではのものではありませんが、これらを工夫して一帯が市民あるいは訪れる方の憩いの場、そのようなことに特色を持たせるからには、ほぼ同時にオープンということに、それぞれの部署で精力的にタイムスケジュールを合わせながら取り組んでほしいと思っておりますが、この連携整備の見通しについてお伺いしたいと思います。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 ただいま議員のほうから3つの計画があるということでお話がありましたけれども、確かに同時に進行しております。それぞれの計画策定の段階から情報共有あるいは情報交換して、連携を図って、整備内容あるいは連携事業に不都合が生じないように調整していきたいと思っています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) ぜひそのような実現に向けての努力をお願いしたいと思います。

 次に、現在地元の稲地区の方々が城山の整備をしております。史跡指定により、管理団体が館山市になると思いますが、そこで市として公有地化を目指す中で、活動に対し、支援をしていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 館山市は、文化財保護法第32条の2に基づきまして、国史跡、里見氏城跡稲村城跡、これの管理団体としての指定について、文部科学大臣宛てに意見具申を提出しています。今後公有地化を推進し、管理及び保存活用を有効に行うためには、地元区が中心となり行う草刈り等の管理事業への支援が必要となりますので、その予算化について検討しているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 龍? 滋議員。



◆8番(龍?滋) 大事なことは、地元の方々の熱意を受けて、それに応えるということであろうかと思います。将来的にも発展の重要な鍵となるものは、地元の方々とこの城山を愛する方々の思い入れではないかと思います。今予算等の話も出たかと思いますが、十分な配慮をお願いしたいと思っております。

 きょうの他の議員の質問の中にもございましたけれども、館山市にとって、市内のトップ企業であったユー・エム・シー・ジャパンあるいは旭化成パワーデバイス、これらの撤退は大変大きな痛手となっておりますし、雇用状況の悪い中、今後の従業員の方々がどれほど苦労するかということについては、はかり知れない思いがいたします。この大きなマイナスをこれらのことで払拭するということはできないかもしれませんが、この3つの地域の開発が明るいニュースとなって、オープンの暁には、館山の活性化の牽引力となることを期待して終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(福岡信治) 以上で、8番龍? 滋議員の質問を終わります。

 次、15番榎本祐三議員。御登壇願います。

         (15番議員榎本祐三登壇)



◆15番(榎本祐三) さきに通告しておりますとおり、館山市の主要道路整備のビジョンと国道の渋滞解消に関して、館山市の随意契約に関しての2点についてお聞きします。

 初めに、館山市の主要道路整備のビジョンと国道の渋滞解消に関してお聞きします。私がこの問題を取り上げましたのは、8月10日の東京新聞の千葉房総版に、「県内観光 不満は渋滞」の見出しで、千葉県がインターネットを使って観光振興に関するアンケート調査を実施した結果、県内観光への不満な点は道路渋滞が激しい、40.6%が一番であったと報道されていたからであります。

 そこでお聞きするのですが、第1に館山市は第3期基本計画で域内交通の円滑化を掲げていますが、船形バイパスを含めた主要道路整備のビジョンについてはどのように考えておられるのかお聞かせいただきたいと思います。

 第2に、国道127号線、館富トンネルの拡幅についてお聞きします。このトンネルが片側1車線であるために、ボトルネックとなっていることは十分承知されておられることと思います。船形バイパスの場合は市の予算も必要としますが、館富トンネルの拡幅は国の事業であり、市の予算も必要としないと思います。既に用地も確保されていると思いますが、国に対してはどのような要望をされているのでしょうか、また船形バイパスとのかかわりはどのように考えているかお聞かせください。

 第3に、国道410号線、コミュニティセンター前の跨線橋の拡幅についてお聞きします。この跨線橋も1車線になっており、特に片側2車線の北条方面から文化ホール前に差しかかると渋滞が見られます。用地は確保されているのでしょうか。跨線橋の拡幅の必要性については、どのように考えておられるのか、また国に対してはどのような要望をしているのかお聞かせください。

 次に、大きな2番目、館山市の随意契約に関してお聞きします。私がこの問題に着目しましたのは、国において高級官僚の天下り先の外郭団体に発注をされる事業に随意契約が多く、その契約価格も高どまりで推移していることが問題となり、随意契約の適正化が求められている現状を認識したからであります。ここに相模原市の随意契約適正執行のための指針、いわゆる随意契約ガイドラインがありますが、そこには随意契約の基本的な考え方として、次のように書かれてあります。「地方公共団体が締結する契約(公共調達)は、競争入札が原則であり、随意契約は、競争入札の方法によらないで地方公共団体が任意に特定の相手方を選択して契約を締結する例外的な方法です。随意契約は、競争に付する手間を省略することができ、しかも契約の相手方となるべき者を任意に選定するものであることから信用・能力等のある業者を容易に選定することができます。しかし、その運用を誤ると、適正な価格によって行なわれるべき契約自体が、不適正な価格によって行なわれ、公正な取引の確保を損なうことにもなりかねません。地方自治法施行令第167条の2第1項に、次のように随意契約によることができる要件が列挙されており、随意契約はこれに該当する場合以外にはできません」と明記されています。

 そこで、まず第1に、随意契約の適正化についてお聞きします。随意契約については、先ほども申し上げました地方自治法施行令第167条の2第1項で随意契約の要件が示されていますが、館山市の場合はどのように対応しているのでしょうか。また、相模原市のような随意契約のガイドライン的なものはできているのでしょうか、お聞かせください。

 第2に、館山市のごみ再資源化事業の随意契約についてお聞きします。館山市は、ごみ再資源化事業のうち、4事業を随意契約していると思いますが、随意契約している事業名、契約金額、契約相手先及び随意契約に至った理由はどのようなことからなのか、お聞かせください。

 以上、御答弁によりまして再質問させていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 榎本祐三議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、館山市の主要道路整備のビジョンと国道の渋滞解消に関する第1点目、主要道路整備のビジョンについてですが、館山市を含む南房総地域が首都圏内の身近な観光地として豊かな自然環境を提供できるという地域の優位性を高めていくためには、東関東自動車道館山線と地域高規格道路館山鴨川道路による高速道路ネットワークの確立が必要であると考えています。そして、これら広域幹線道路からの交通を受けとめる域内交通網の整備として、富津館山道路、富浦インターチェンジ以南の国道127号の4車線化が必要です。また、館山夕日桟橋や渚の駅たてやまのある館山港に加え、船形漁港も生かして館山市の活性化を図るためには、船形バイパスの整備によって、富浦インターチェンジと館山湾を結ぶ主要な交通動線を形成することが不可欠です。

 さらに、都市計画道路青柳大賀線の整備によって、西岬地区へのアクセス性の向上を図ること、また国道127号と国道128号を結ぶバイパスの整備によって、安房地域医療センター付近の交通渋滞を解消することも重要と考えています。館山市としては、これらの道路網の実現に向けて、引き続き国、県へ整備を要望していくとともに、市道整備についても推進していきます。

 次に、第2点目、国道127号の館富トンネルについてですが、南房総市と連携するとともに、沿線町内会長や商工会議所及び商工会、観光協会、千葉県トラック協会、高速バス事業者の参加も得て、国土交通省等に対し、那古交差点から富浦インターチェンジ出入り口までの区間を早期に4車線化するよう、官民共同の要望活動を行っています。また、本区間の4車線化については、国の施策に対する重点提案・要望の一つとして、千葉県からも要望していただいています。

 なお、船形バイパス整備計画の中で、南房総市内の県道犬掛館山線区間は、国道127号の渋滞対策としても千葉県による整備を要望しているところですが、これについても館山市の進捗に合わせて整備を進める旨の回答をいただいています。

 次に、第3点目、国道410号北条バイパスについてですが、道路用地は4車線化が可能な幅員で確保されていると伺っています。しかしながら、この路線については、道路管理者である千葉県により、毎年交通量等の調査が実施されていますが、現時点では4車線化は検討していないと伺っています。

 なお、これまで館山市から千葉県に対し、この区間の4車線化を要望したことはありませんが、今後の交通量の推移や渋滞の状況を見ながら検討していきます。

 次に、大きな第2、館山市の随意契約に関する第1点目、随意契約の適正化についてですが、地方公共団体の契約は競争入札によるという原則に基づき、入札等を実施し、契約事務を進めています。しかしながら、緊急の必要により、競争入札に付することができない場合や、時価に比して著しく有利な価格で契約を締結することができる見込みのあるとき、その性質または目的が競争入札に適しないものをするときなどの要件を満たす場合において、随意契約によることができるとされています。随意契約に関するガイドライン等については、特に設けていませんが、法令に定める要件に該当しているか、個々の事業ごとに精査し、公正な取引の確保を失しないよう、対応しているところです。

 次に、第2点目、ごみ再資源化事業の随意契約についてですが、件数としては4件あり、契約の金額及び相手方としては、ペットボトル等処理業務委託が2,502万3,600円でアンビ環境株式会社、プラスチック製容器包装処理業務委託が2,630万9,850円でアンビ環境株式会社、発泡スチロール処理業務委託が454万200円で株式会社アース産業、ガラス類処理業務委託が1,043万1,800円で有限会社石井商店となっています。これら4件の業務委託が随意契約に至った理由については、各事業者が市内で唯一それぞれの資源ごみの処理が可能な事業者であり、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号のその性質が競争入札に適しないものをするときに該当すると判断したことによるものです。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ありがとうございました。それでは、まず主要道路の整備ビジョンについてお聞きします。

 お答えいただいたとおり、地域高規格道路館山鴨川道路ですか、による高速道路ネットワークの整備、国道127号線の那古交差点、富浦インターチェンジの4車線化、船形バイパスの整備、都市計画道路青柳大賀線の整備、国道127号と128号線を結ぶバイパス整備等、多くの推進事業があることは認識いたしました。しかし、これらが全て同時に進むわけではないと思うんですが、館山市としてはこれらの事業に優先順位を考えているのであれば、それはどういう優先順位なのかお聞かせいただけますか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 主要道路の整備につきまして、ビジョンということで大変多くのお話をさせていただきました。その中で、市として現在進めている事業として、都市計画道路事業、仮称ですが船形バイパス、そちらを市として実施をしているところでございます。そのほか、道路管理者が市ではない道路として、127号のバイパスにつきましては、国土交通省のほうに直接、また千葉国道事務所にもお話をして、早期に整備をしていただけるようにということで要望活動をしております。議員御指摘のとおり、やはりボトルネックの部分ということで、まずそちらは要望の中では優先していくものというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ありがとうございました。私はこの質問をしたのは、議会としても館山市が必死になって今整備活動をやっているものに対して、私たちも認識を共有して、議会からもやっぱり意見書なり要望書なりを出す必要があるのかなというふうに思っておりまして、そういう意味でお聞かせさせていただきました。

 ただ、今部長のお答えにありましたように、館富トンネルの4車線化、複線化なんていうことについては、国の予算でやっていただくものですので、これについては、もう強烈にまたそれと並行して要望していっていただきたいなというふうに思っております。

 館富トンネルの拡幅についてに入ってしまったんですけれども、ちょっと私が懸念しますのは、船形バイパスを優先してやってあげるから、館富トンネルについては当面はしませんよというような、国、県がそういう取引的なことがあるのかどうか、館山市がそこまで要望するんであれば船形バイパス優先してやりますけれども、そのかわり館富トンネルについては、いわゆる那古交差点から富浦のインターチェンジまでの4車線化については、当分それが終わってからになりますよなんていう、そういう交渉のあれがあるのかどうか、その辺はいかがですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 船形バイパスにつきましては、古くは県道のバイパスということで要望していたものを、やはり市として行うべきだということで、都市計画道路として整備をすることにしたものでございます。そして、館山市域内がJRの跨線橋の手前までになっております。その先、跨線橋から今の127号、富浦インターチェンジの館山寄りの交差点まで、そちらは県道整備ということで進めていただくことになっております。先ほど市長の答弁いたしましたとおり、館山市の道路の整備、進捗状況に合わせて県としても県道整備をしていただけるということで、その旨の回答をいただいているところでございます。

 なお、127号の整備につきましても県として国土交通省に対して新規事業の候補地の箇所ということでリストアップしていただいた中で要望しているところでありまして、船形バイパスとの交換取引というようなことは、市としては考えておりません。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) わかりました。ちょっと私が気になったのは、船形バイパスの整備計画の中で千葉県自身が南房総の部分をやる上においては、127号の渋滞対策としても考えていって、それでやるんですよという言い方というか、御回答をいただいたんで、そういうことからすると、127号線の渋滞対策で船形バイパスをつくるんであれば船形バイパスを優先するけれども、127号はちょっと待ってくださいよという話になるのかなという懸念があったんで、お聞きしたんですが、部長の回答ですと、両方やっていくんですよということで言われたので、それはそれで結構だと思います。ぜひやっていっていただきたいと思います。

 次に、跨線橋の拡幅の話についてはわかりました。市としても要望しておりませんよ、今の状態で当面続くんだろうというふうなこと、それと交通量の確認等がなされて、やっぱり必要だということになれば、県も市も腰を上げるということでよろしいですね。

 最後に、道路関係については、先日の新聞で南海地震の津波予測が報道されていましたけれども、館山市では津波による避難道路、館山湾から東側に逃げる道路、これについてはやっぱりきちっと整備していく必要があるんじゃないかと考えておりますので、この辺についてもしっかり検討していただきたいなというふうに思っておりますが、その辺どうですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 確かにいざ津波が発生した場合、館山市、平たんな土地というのは非常に海抜の低いところでございます。その中で、車を利用して避難したいという方も多くなるかと思います。そういう意味で、東西の道路、そういうものについても現在のところ都市マスタープランの中では、そういう視点を強く打ち出しているわけではございませんけれども、やはり考え方として津波対策というのも防災の視点を持って担当課との協議を進めながら、検討していくべきだと思います。

 なお、今回の事業を進めております船形バイパス、地元説明会を行った段階で、地元の方々からも非常に津波に関しても有効だという見方をされているという声がありました。船形と海岸の通りから跨線橋のところまで、現在ですと、那古船形駅を経由して非常に狭い、普通車が交互交通をようやくできる程度の道路ですが、1本で非常に広い道ができると。跨線橋のあたりですと、海抜大体約15メートルほどあります。そういうことから考えますと、万が一発生した場合には、非常に機能を果たしてくれる道路になるのかなという期待もしております。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 先般の東南海では館山市は10メーターだなんていう話にもなっていますので、今後ハザードマップ等ができたら、それなりの教育を市民の皆さんと一緒にやっていかなくちゃいけないんだろうと思っていますけれども、館山市としてもきちっとした避難路というのは、特に東側に向けた避難路というのは、メインとしてはこれとこれとこれ、今後これについては整備していくんですよというものが見えれば、そういうことであれば、市民のほうも協力しますよという方は、この土地は提供してもいいですよという話も出てくるんだと思いますので、そういう方向性をきちっと示していただけるとありがたいなというふうに思います。

 じゃ、この件についてはこれで、次に館山市の随意契約に関してお聞きします。まず、館山市には先ほど私が紹介した相模原市のような随意契約適正執行のための指針、いわゆるガイドラインはないということですが、必要性については感じておられませんか。現状の規則で十分機能しているというふうにお考えでしょうか、いかがですか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) ガイドラインにつきましては、随意契約に当たりましては、地方自治法の法令解説等を参考に適切に運用を図っているところでございます。私も相模原市あるいはほかの市の指針、ガイドライン等を拝見しましたけれども、確かに指針等あると非常にわかりやすいということがございます。契約の際の考え方、留意点など指針としてまとめてあれば、契約を担当する職員もわかりやすいと思いますので、今後検討してまいりたいと思います。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 職員の数が相模原市と比べたら、とてつもなく少ないんで、本当に何でもかんでも相模原市みたいな、ああいう大きな市と同じようなことをせえというのはなかなか無理なのかもしれませんけれども、ぜひそういう方向で努力してもらいたいなというふうに思います。といいますのは、相模原市のガイドラインの中に、「本ガイドラインは、随意契約による場合の法令根拠や理由の解釈が庁内において統一的かつ公正に行なえるよう定めるものです」と書いてあるんです。しかも、「このガイドラインを参考にしながら、随意契約とする場合でも、できるかぎり競争性の確保を念頭に置いて、随意契約の適正執行に努めてください」というふうなことが書かれてありまして、要するにこれを見ることによって、例えば管財契約課の人たちが見るだけじゃなくて、それぞれ契約しようとしている人たちの部署で、これら随意契約が適正なのかということをきちっと勉強して、そしてやってくださいよ、それをぜひ館山市の場合もやっていただきたいなというふうに思っているからでございます。

 ちなみに、館山市の100万円以上の随意契約ってどれぐらいあるんですかというか、数を管財契約課のほうの担当の係長にお願いして一覧表をもらいました。100万円以上で93あるんです。一番大きいやつは億の随意契約がありますから、これはもうここしかできないというやつでやっている億の随意契約もあるんです。つまり随意契約、仮に100万円としたって93万あれば9,300万ですか。だから、随意契約している金額、トータルしたら相当の数になるんだろうなと思いますので、これが適正というか、適正に行われるのは当たり前の話なんですけれども、競争入札が行われたら、うまくいくのはほかにあるんじゃないかなという気持ちから聞かさせていただいております。

 もう一つは、千葉県の流山市のホームページを見ますと、随意契約の締結状況というのはホームページでもうどんと出ているんです。それで、その中には4項目書かれていまして、契約の相手方の名称、契約の相手方となぜこの人と、なぜこのところと契約したかという理由、契約金額、契約の締結日、この4項目が書かれていまして、ずっと一覧表で載っているんです。随意契約をこういうところとこういう理由で締結しましたよということをやっぱり市民に知らしめている、オープンにしているということが私は非常に大切じゃないかというふうに思っています。この作業もまた大変な作業かもわかりませんけれども、管財契約課の担当の方から随意契約、館山市の100万円以上のやつ出してくれますかと言ったら、それに近いものをずっと出してくれているんです。だから、これにもあと理由がつきさえすれば出ちゃうんですけれども、こういうものもやっぱりホームページあたりに出されたらどうかなと思うんですけれども、その辺どうお考えですか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 現在ホームページには公表しておりませんけれども、管財契約課のほうで随時一覧できるようにはしているところでございます。非常に作業的にも大変なものですから、すぐホームページにということはちょっと難しいものと考えております。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) わかりました。先ほどから申し上げていますとおり、大きな市と5万の館山市が同じことをやりなさいといっても、なかなかそこへもってきて職員の数が減っている館山市で大変だ、新しい事業、新しいことをやろうとすると大変だというのはよくわかっております。できる範囲で取り組んでいただければなというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いします。

 それでは、本題の館山市のごみ再資源化事業の随意契約について。先ほどお答えをいただきましたけれども、私大きく3つの疑問があります。それの一つは、どうして随意契約なのかなという疑問、随意契約する疑問、2つ目は随意契約先はここじゃないといけないのという随意契約先の相手の疑問、3つ目は契約価格の疑問です。この3つがありまして、それで分けて質問させていただきたいと思います。

 まず、どうして随意契約なんだという疑問、その1つがペットボトル、プラスチック、発泡スチロール、ガラス類の処理の委託は随意契約になっているわけですけれども、この中でペットボトル、プラスチックの随意契約の契約金額というのは2,500万円を超えるんです。つまり2,500万円という高額な契約金額ですので、一般競争入札が原則であるならば、見積もり合わせでもいいですよ、要は競争入札にするというのが妥当じゃないか。今回たまたま会社がかわったわけですよね、従来随意契約していた会社じゃない、違う会社と随意契約したわけです。今まで随意契約だったから今回も随意契約だということにはなっているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺はいかがですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 随意契約の議員の御指摘のペットボトル等処理業務委託、それとプラスチック製包装容器処理業務委託、特にその2点お話ございましたので、その2件について、まず御説明をさせていただきたいと思います。

 これら全体を含めまして、ごみ再資源化事業という中で業務委託を行っている内容でございます。従来ですと、古くはもう全て可燃ごみというような形で燃していたものを再資源化するということで分別収集をして、その処理を行うと。一般廃棄物の中で、処理については市町村の責務になっており、市内でこの処理ができる業者というのはそれぞれこの会社しかないということでございます。また、その中で再資源化の中で容器包装リサイクルの関係から、その指定法人であります容リ協会、そちらとの関係もございます。市内で指定保管場所というのがそれぞれの品目ごとに1カ所が指定をされておりますけれども、その指定場所というのがここのところということ、その2点、処理ができるということと、容器包装リサイクル法の関係で指定場所であるということが主な理由でございます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ということは、指定場所に指定されちゃったら、ずっとこれは随意契約してもらえるという話になっちゃいますか、どうですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 私の説明がちょっとおかしかったかもわかりませんが、市内で唯一処理ができる施設を持っていること、そういうことでございます。ただ集めて、そのまま容リ協会のほうに引き渡すというわけではありませんで、その途中でやはり処分がございます。こん包したり圧縮したりと、そういう処分については、やはりそれなりの施設がなければできないと。その施設を有している会社、市内に1社であるということでございます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 市内で唯一と言われているんですが、私はこのT商事さんが対象であれば、それも一つの理由かなと思うんですけれども、今回受注された、随意契約したA環境さんというのはどこの会社ですか、これ。館山市の会社ですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 御指摘の会社でございますけれども、事務所等、市内でございます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 出張所は館山市にたしかありますよね。しかし、この会社は南房総市和田町の会社でしょう。私は、だから和田町の会社と契約できるんだったら、随意契約でなくても、何も競争入札でもいいんじゃないか。これがT商事さんが対象であるんだったら、それは館山で唯一処理機械、しかも集積場所も指定された場所がT商事さんのところなんでしょう。だから、それだからここしか契約する相手はいませんと言われれば、ああ、それはそれで仕方がないのかなと思うんだけれども、今回T商事さんがおりて、新しい会社2つと契約されたわけですよね。それで、今市内で唯一それぞれのごみの処理が可能な業者と言われていましたけれども、市内で唯一でなくて、このA環境さんは和田町の会社、南房総市の会社だったら、別に随意契約する必要ないんじゃないかなと思うんですが、その辺どうですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) この会社につきましては、処分業についての許可を出しております。そちらについては正木ということで許可を出しております。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 処分業の許可を出しているので、問題ないんだという解釈ですね。わかりました。

 いわゆるペットボトルだとかこういうやつの他市の状況というのは把握されていますか。例えば南房総市は随意契約にしているのか、いわゆる見積もり合わせ等のあれでやっているのか、それは御存じですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 今現在資料ございませんで、申しわけございませんが、今お答えできないということでございます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) わかりました。いや、私調べさせていただいたんです。南房総市では、ペットボトル、見積もり合わせでやっています。価格のところで、また詳しくやりますけれども、随意契約ではありません。20年度まではT商事さんと随意契約していました。21年度以降は、23年度まではT商事さんとほかの2社の会社があって、3つで見積もり合わせをして、一番安く落としたところがT商事さんで、そこが21年と23年までやっていたということは、それは。あと価格のところで、また詳しくは述べます。わかりました。要は今までの議論からすると、館山市にあるT商事の処理施設を使ってやれるから、したがってこの会社と随意契約したということに聞こえるんですけれども、それでいいですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 施設につきましては、議員おっしゃるT商事さんから期間的に賃貸借契約で使用するという契約がその会社と交わされております。その施設で処理ができるということを確認しておりますので、その会社と契約をしているということでございます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ほかの質問もあるんで、時間がないんで、次に進みますけれども、次は随意契約先の疑問なんです。今回A環境さんとA産業さんという2つの会社で契約されていますけれども、新規の業者2社は、先般違反行為によって90日間の停止処分を受けた市内最大大手のT商事が実施した業務を受け継いだわけですけれども、この受け継いだA環境さんは平成22年12月6日に設立した会社ですよね、私が調べたところによると。設立後1年4カ月で館山市から随意契約を受けているんです。もう一方のA産業に至っては、平成24年1月27日に設立された会社なんです。この会社に至っては、設立後2カ月半で随意契約を受けたことになるんです。どのように考えても、このような実績のない会社と随意契約の締結というのは、常識的には僕は考えられないんじゃないかと思うんですけれども、どうしてこのような相手と随意契約することになったのか、問題はないのかということをお伺いしたいです。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 議員御指摘の2社につきましては、設立時期は議員のお話のとおりでございます。この2社に関しましても廃掃法の関係で、一般廃棄物の処分業等に関して市に対して申請が出ております。その中でも市として書類関係、その従業員の履歴、施設設備、そういうものを現場でも確認をいたしますし、書面上も確認をして、そして適正に一般廃棄物の処理を行うことができると、可能であるというふうに判断して許可をしております。その会社に委託契約をしたということでございます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) わかりました。今部長が許可するに当たって、ちゃんと書類上の許可をきちっと出して、それでやっているんで、問題ないと言われたんですけれども、館山市の一般廃棄物処理業の許可に関する取り扱い要領がありますよね。申請者が法人である場合は、前年度の貸借対照表、損益計算書、市町村税の納付すべき額、納付済み額を証する書類を提出することが要件になっておりますよね。したがって、平成24年1月27日に設立されたA産業というのは、これらの書類は提出できないわけでしょう。普通だったら、これ提出できなかったら書類そろっていないんだから、許可できないじゃないですか。それをいつの間にか許可されていて、それで今回随意契約されているわけです。その辺のところはどう説明されますか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 議員御指摘の業者、ことしの1月に設立されております。したがいまして、決算関係の書類、損益計算書等、申請の段階で、納税証明書につきましても添付はされておりません。御指摘のとおりでございます。これらの書類を求めている理由ということをお話しさせていただきたいと思いますが、やはり経営の不安定な会社かどうか、一般廃棄物処理業に関して参入した結果、企業の問題で市民生活に影響が及ぶことがないように、そういうことを確認する、防ぐことを目的として経営状況についてもチェックをするということで提出をいただいております。これらの書類を仮に必須、なければ申請を受け付けないということ、仮の話で申しわけございませんが、そういう場合になりますと、新たに企業を起こして一般廃棄物の処理業だけでは何年たってもできないというような形になってしまいます。それらも新規参入も不可能になってしまうという状況もございます。許可に際しまして、施設の関係、決算状況等の書類はございませんが、従業員の調書、経歴等、精査をした中で、現地も確認して、先ほども申し上げましたが、総合的に見て一般廃棄物の処理を行うことが可能であるというふうに判断したものでございます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) わかりました。普通なら許可できないんだけれども、許可したんだということですね、判断して許可したんだという。だから、今部長のお話からすると、館山市の一般廃棄物処理業の許可に関する取り扱い要領の中に、今部長が言われたようなことを入れて直す必要があるんじゃないですか。直しておかないと、皆さん、これ自分たちでつくったやつ、自分たちで適当にという言い方は悪いですけれども、それらに自分たちの都合のいいように解釈して、いや、今回はこの会社できるんですと言われても、それはおかしいんじゃないですかということになっちゃうから、その辺のところはぜひこれ直すように努力してください。

 時間がないんで、次行きますけれども、私はこのことに物すごく固執しているのは、市内の最大大手で、しかも館山市が全面的に信頼していたT商事さんが、認識の違いはあったとはいえ、業務停止の処分を受けたわけですよ、県から。しかも、市も業務停止したわけでしょう。それも今回使用している処理機械の不正使用とは言わないですけれども、認識の違いの使用でやられたわけでしょう。であるにもかかわらず、会社設立後2カ月半の会社に、はい、お願いしますと随意契約できるということ自体が、私はどうも理解できないんです。こういうふうなことでやっていますというのは、県はこれ知っているんですか、千葉県は。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) この件に関しましては、一般廃棄物の処理業の関係でございます。そして、市と業者の関係、処理しているものについては一般廃棄物で、市の責務の中で処理をしているものということで、県に報告の義務はございません。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 報告の業務がないというのは、それはわかるんです、一般廃棄物の話だから。しかし、そう言いながら、県から査察食らっちゃったりしているんだから、この次今度変なことになったら、また大変なことになりますから、石橋をたたいて渡るつもりで、県にもこういうことで今館山市は対応していますということ、そうでしょう、やっぱり。一番大きな会社が90日間の停止処分を受けて、その後館山市のごみ処理問題についてはどうしているんだ、ごみ行政はどうしているんだと県はやっぱりそれなりの注目をしているわけじゃないですか。館山市はこういうことでやっていますって、もし御報告されたとしたら、いや、そんなところと契約していいんかというふうな疑問されるかもしれないでしょう。だから、ぜひ本当に県のほうにも報告されてやったほうがいいんじゃないかというふうに思います。

 最後に、これ契約価格の問題なんです。これは私はびっくりしたんです。というのは、私が何でこんなことを言うかというと、不燃物のごみの収集運搬業務に関して、平成23年度の一般競争入札でT商事さんが約5,900万円で落札しているんです。本年度24年度、5,900万、98.2%で受注していたのが、本年度はBリサイクル社さんが3,600万で落としたんです。落札していわゆる60.6%、実に2,300万円も低い金額で受注しているという現実があるんです。だから、私はこういうことを考えると、いや、今まで随意契約していたのは、本当にこれ適正な価格なのかと疑問に思うのは当たり前でしょう。だから、私おかしいんじゃないかなと疑問に思ったんです。

 そこで、今回のペットボトル、プラスチックの処理業務の契約金を先ほど市長から御報告いただきましたけれども、昨年度とちょっと見てみたんです。そうしたら、ペットボトルは2,231万2,500円です。今年度は2,502万3,600円、約270万円高い。プラスチックは2,630万9,850円、全く同額の2,630万9,850円なんです。発泡スチロールに至っても454万200円が454万200円なんです。ちなみに、ガラス類処理を昨年度に受注したI商店は、昨年度1,071万6,300円で落として、ことしは1,043万1,800円、約28万円低い価格で落札して、それで受注しています。

 この数字から2つ疑問があります。1つは、プラスチックと発泡スチロールの契約金額は、会社がかわっているにもかかわらず、端数まで全く同じなんです。こういうこと、僕はあり得ないと思うんです、会社が違うんだったら。いや、1万円のものがぴったり合うというんならわかりますよ。2,500万もするものが、端数まで全部合っているというのはどうしても理解できない。これは当局側としては別に問題視していないんですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) プラスチック製包装容器の処理業務、発泡スチロールの処理業務、昨年と今年度の契約、同額でございます。確かに会社はかわっております。この契約23年度、24年度として、前の会社と債務負担行為ということで継続の契約をした内容のものでございます。その途中の経過として会社がかわったということ、市として一旦契約した金額内で新しい業者のほうと契約できるように協議をした中で、少なくともその金額でお願いをしたいと、市としての随契の金額の目安として見て、その中で契約をしているものでございます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) わかりました。2年契約だったからということですよね。ただしかし、随意契約では見積書を出させるんでしょう。その見積書が去年と全く同じだったということですね。それは館山市のほうからこの金額でお願いしますなんて言っちゃっているんですか。それは官製談合になっちゃうじゃないですか、この金額でお願いしますなんていうことになっちゃったら。

 いや、それでいいですけれども、I商店は28万円低い価格で受注したんだけれども、ペットボトルは270万も高くなっているんだ、これは何かどういう理由になるんですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) このあたりは、見積書は当然徴取しております。その中で、見積書の内容について、市としても確認、精査をしている中で、この金額で随意契約をしたということでございます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) じゃ、次のほうです。先ほど私、南房総市の状況を調べたと言いましたけれども、ペットボトルの価格で物すごくびっくりしたのがありました。というのは、先ほど言いましたように、南房総市の千倉、白浜清掃センターのペットボトルの中間処理業務委託は20年まではT商事さんがやっておられました。そのときはトン当たり6万3,840円でやっておられたのが、いわゆる見積もり合わせによる競争入札になったら、21年度から23年度までは3万1,500円でやっているんです。ちなみに、他社は5万5,000円で応札していました。3万1,500円で受注していたんです。ところが、館山市は今ざっと計算しますと、トン10万円弱ぐらいで契約していることになるんです。違いますか。館山市は、ペットボトルの処理量はトン幾らでなっていますか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 契約金額については、把握しております。そして、見込みのトン数についての詳細な資料、現在持っておりませんので、後ほどお答えをさせていただきたいというふうに思います。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) じゃ、館山市が処理している量は幾らですか、年間処理量。ペットボトルの処理量はわかりませんか。ペットボトルの処理量がわかれば金額が出ていますから、割ればすぐ出ますよ。私が大体計算したら、9万5,000円ぐらいかなと思ったんです。いいです。仮に9万5,000円だとしたら、館山市は3倍で契約していることになるんです。3倍で契約しているということは、2,500万円の事業は1,000万円でできるということですよ、T商事さんが南房総市と契約していたトン当たり3万1,500円でやるんだったら。そういうふうなことがわかったんで、これは本当にちょっとやっぱり随意契約だ、随意契約だといっても、我々としては本当に真剣に考えなくちゃいけないんじゃないかな。随意契約、本当にいいのか。いや、それはいろんな理由があるんだと思うんですよ、いろんな今までのいきさつが。わからないわけじゃないんです。ある処理施設をつくってくれよとかということを行政側からも要請するということも、ある意味それなりの面倒も見なくちゃいけないという部分、それはわからないわけではないんですけれども、南房総市で3万1,500円でやられたものが、館山市でその3倍ぐらいの値段でやられたということになると、ちょっと信頼できなくなってしまうよということです。一生懸命今使用料、手数料、市民の皆さんにはいただきますよ、公民館使用料幾らです、何十円上げさせていただきます、そんなので集めたって年間数百万にしかならないんです。ところが、随意契約のこういうところで1,000万とかって出ちゃったら、ちょっともっとみんなで見ていこうじゃないかという話になるでしょう。

 それで、このような実態の細部を僕は市長は御存じないんじゃないかと思うんです。市は過去に税の減免の条例改正において、透明性を確保するため、税の減免ではなく、補助金で対応するという持論を展開されました。今回のような不透明な随意契約は、市長御自身が最も嫌うところじゃないかと思うんです。今までの議論に対して、市長自身はどのようにお考えになっておられるかお聞かせいただけますか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 本当に細部は把握していなかったということで、その辺ももう一度精査していかなきゃいけないかなと、こういうふうに思っております。

 これに関しては、市内で唯一それぞれの資源ごみの処理が可能な事業者だということと、それから性質が競争入札に適しないと、そういう意味から、そういうことで考えていたわけで、それに対しては随契はあってしかるべきだということで判断をしておりましたので、細かいところはちょっと今議員御指摘もいろいろありましたので、その辺を精査しながら、ちょっとは検討させていただきたいと思います。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ぜひ検討していただきたいと思います。

 最後になります。随意契約の透明性を推進している先進の自治体は、監査委員から適正な運用を促す指摘がなされているところもあるようです。私の今回の質問だけでは、なぜ随契だったのか、随意契約先はなぜこれらの業者だったのか、その契約価格がなぜ他市に比べて高いのか等、十分に僕は明らかになっていないと思いますので、館山市においてもぜひ今回の事態を真摯に受けとめて、監査委員による厳正な精査を期待したいと思っております。

 最後になりますけれども、私は館山市のごみ行政につきましては、以前から申し上げております。館山市の直営の収集業務が終了する時期を目途に、市内のごみ関連の業者を指導、教育して、1社及びその系列会社による独占になることのないよう、富津市や君津市のような対応を検討して、推進していただきたいというふうにお願いしまして、私の質問を終わります。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 先ほどお答えできませんでしたペットボトルの処理量でございますけれども、約169トンでございます。

         (「169トン」と呼ぶ者あり)



◎建設環境部長(忍足俊之) はい。



○議長(福岡信治) 以上で、15番榎本祐三議員の質問を終わります。

 暫時休憩いたします。

          午後2時55分 休憩

          午後3時15分 再開



○議長(福岡信治) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 先ほどペットボトルの処理量に関しまして169トンという説明をさせていただきました。ペットボトル等処理業務委託の業務の中では、ペットボトル及び白色トレーも含めて処理をしております。白色トレーを含めた搬入量につきましては、平成23年度の実績として247トンでございます。

 それと、南房総市の業務委託の内容について、館山市との差がどのくらいあるかということを現在把握しておりませんので、その辺についても確認をさせていただきたいと思います。おわびして訂正をさせていただきたいと思います。失礼しました。



○議長(福岡信治) 12番鈴木正一議員。御登壇願います。

         (12番議員鈴木正一登壇)



◆12番(鈴木正一) 通告の最後でございますけれども、お疲れのところ恐縮でございますけれども、よろしくお願いしたいと思います。また、通告内容が重複している点もございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 それでは、さきに通告いたしました4点についてお伺いいたします。1点目は、安心、安全のまちづくりに関して3項目お伺いいたします。昨年の東日本大震災から540日余りがたちましたが、いまだに被災地は復興の状況が見えない日々が続いていると思います。館山市においても今後起きるだろう大地震に対して、防災対策は進んだのか、また安心して暮らせるまちづくりに反映されているのか、重要な課題であると認識しているところでございます。

 そこで、お伺いいたします。1番ですが、前回も質問をいたしましたが、防災対策について、特にハザードマップ見直しについて再度進捗状況をお伺いいたします。

 2番目といたしまして、防災ラジオについてですが、前回には1,500台発注とお聞きしていますが、その後の計画についてお伺いいたします。

 3番目、承知のとおり、2015年の3月までに地デジ難視地域の衛星を通じて対応を図っておるところですが、今後については市内に中継局が2局立てられるということは前回の通告ではわかっておりますが、またその他の地域の対応策はどのようにお考えなのかお伺いいたします。

 2点目、農業振興に関してですが、2項目お伺いいたします。農業に関しては、昨年よりもことしと年々農業従事者数が減少しております。年齢も高齢者になっているというのが現状ではないでしょうか。こうした背景の中で、地域農業活性化に関して、今年度地方自治研究機構の共同調査研究事業として調査研究が採択されました。それについての旧公設卸売市場の跡地利用についてお伺いいたします。

 2番目といたしまして、有害鳥獣対策でございます。以前に私ども議員のほうは小原地区に対策等、現状を視察いたしました。電気柵の管理が大変だなというところを認識しているところでございます。残念ながら、小原地区でなくて我が豊房地区、また佐野地区にもイノシシの被害が出ました。今稲刈りを始めようとするときでありますので、地域ではわなとか電気柵等々を購入して防護柵で対応を図っているということでございます。また一方では、猿による被害も出ております。作物をつくる環境にない状態が中山間地にございます。現状と、また今後の有害鳥獣対策についてお伺いいたします。

 3点目については、人口の減少と今後の高齢者対策でありますが、館山市も人口が減少して、また労働人口が減りつつあります。そして、高齢者率が31.5%も高くなっています。また、景気の低迷で企業の撤退もあり、人口減が避けられない状態でございます。市長もいつも言っているように、日本で一番住みやすいまちにするんだと言っていても、なかなか思うように進んでいないのではないでしょうか。そこで、今回は絞って人口減少の対策として、移住、定住の問題、また高齢者に対する交通の確保についてどのように考えているかお伺いいたします。

 4点目に、観光振興に関して2項目お伺いいたします。1番目、観光立市館山を目指すために、現在実施している観光について取り組みの今後の方向性と長期的にどのような目標で取り組んでいくのかお伺いいたします。

 2番目といたしまして、平砂浦周辺の活用についてですが、これは前回も通告をしておりますが、この平砂浦はウミガメも産卵している海岸であります。館山市でもこの地域を代表する自然と観光施設になっております。その中で、特に南房パラダイスの11月以降の動向が心配されるところでございます。これは、さっき鈴木順子議員のほうから同様でございますので、その辺もよろしくお願いしたいと思います。

 以上質問いたしまして、答弁によりまして再質問させていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 鈴木正一議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、安心、安全のまちづくりに関する第1点目、ハザードマップ見直しの進捗状況についてですが、市全域版及び地域版については、8月末に印刷のための契約を行いました。9月末には納品を受け、10月15日号の市広報紙の配布に合わせ、全戸配布する予定です。また、あわせて市のホームページにも掲載します。

 次に、第2点目、防災ラジオについてですが、5月に契約を行い、結果として購入台数は約2,100台となりました。配布対象者は、津波浸水予想区域内の配布を希望される市民を優先に、1台当たり2,000円を負担いただき、合計で約1,100台を配布する予定です。

 また、津波浸水予想区域内で災害時に援護を必要とする世帯、自主防災会、消防団、医療、福祉関係機関などに約1,000台を無償配布する予定です。

 なお、防災ラジオの納品が10月下旬の予定となっていますので、10月1日号及び10月15日号の市広報紙等により、申請方法等を市民に周知し、11月初旬より申請受け付けと同時に配布する予定です。

 次に、第3点目、地デジの難視地区についてですが、平成24年4月13日に関東広域地上デジタル放送推進協議会から提供された資料では、館山市には地デジを良好に受信することができない難視地区が49地区、約1,500世帯あります。現在これらの世帯は平成27年3月末までの暫定対策として、衛星を通じて地デジ放送を受信していますが、この暫定対策が終了するまでに恒久対策を実施する必要があります。恒久対策には、送信側対策として中継局の新設、富山局の電波の向きの変更や新島局のチャンネル変更などがありますが、このうち中継局の新設については、神余の久所区集会所付近と平砂浦の南房パラダイス付近の2カ所に計画されており、平成25年3月中に電波が送信される予定です。また、受信側対策としては、高性能アンテナ設置や共聴施設の新設があり、現在関東広域地上デジタル放送推進協議会からそれぞれの難視地区に合った対策が提案されていますので、地区ごとに協議、決定し、その恒久対策を実施していくこととなります。

 また、このほかNTT東日本のフレッツ光が提供されている地域では、フレッツテレビにより地デジ放送を視聴することができます。現在フレッツ光が提供されていないのは、西岬局、犬石局、木更津三芳局の各エリアであり、これらの地区でのサービス開始時期については、現時点でNTT東日本からの公式な情報はありませんが、平成23年に同地区の要望書を取りまとめたところ、地区世帯数の約60%の要望書が集まり、これをもとに引き続き要望しているところです。館山市としては、関東広域地上デジタル放送推進協議会と難視地区との連絡調整やフレッツ光のサービス提供エリア拡大をNTT東日本に要望するなど、全ての難視世帯で恒久対策が実施されるように努めていきます。

 次に、大きな第2、農業振興に関する第1点目、旧公設地方卸売市場用地の利用方法についてですが、当該用地を館山市の農業振興の拠点として利活用するための整備方針や整備計画について、本年4月より財団法人地方自治研究機構と共同で調査、検討しています。その状況としては、千葉大学園芸学部の齋藤教授を委員長として、農業関係者、観光関係者などで組織する調査研究委員会を年度内に3回開催する予定です。既に5月末に第1回委員会を開催し、本調査の目的やアンケートなどの調査方法や実施方針、主なターゲットとなる商圏や顧客、他の直売所との競合や連携、さらには拠点的機能や運営の担い手などについて協議、検討しました。その後、各委員とのヒアリングを行うとともに、現在は市民、農家及び観光客へのアンケート調査を実施しています。また、関係機関や流通事業者、観光事業者などとのヒアリングを実施するとともに、10月下旬に予定している第2回委員会にて、これまでの調査結果から導かれる拠点整備及び運営体制の方向性、具体的施設計画などについて協議していきます。最終的に、年度末までに本調査の結果をもとに農業振興の拠点を整備するための調査や設計など、次年度以降の事業実施計画を決定していく予定です。

 次に、第2点目、有害鳥獣対策についてですが、まず猿、特にアカゲザルへの対策については、千葉県の特定外来生物防除実施計画により、館山市は集中防除区域に指定されていることから、千葉県が全頭捕獲に向けて事業を実施しています。千葉県によると、今年度、母猿ヘのGPSテレメーターの装着による追跡調査を強化するとともに、大型囲いわなの効果的設置などを実施することとしており、今年度の捕獲頭数は増加していると伺っています。

 ただし、防護柵設置などの自己防衛策を除き、市町村対策協議会や個別による捕獲事業の実施については、群れの分散を防ぐ観点から千葉県では推奨していません。

 次に、イノシシ対策についてですが、平成23年度から報奨金制度を導入し、館山市内の捕獲対策を充実するとともに、さらに防護柵設置への助成や狩猟免許取得費の助成などを実施しています。加えて地域内での共同防護柵設置を促進するとともに、イノシシが活動しにくい森林環境の整備や行動範囲を抑制する柵の設置を実施しており、イノシシの捕獲頭数や農業被害額から見ると、若干ではありますが、減少していることから、一定の効果はあったものと考えています。

 ただし、今年度館山市北部の小原地区で、新たに鹿が捕獲されたことや、南東部の畑や神余及び佐野地区でイノシシの目撃や被害の報告があることから、農家への情報提供を行うとともに、防護柵の設置を推奨するなど、館山市南部地域でのイノシシ被害の蔓延を防止するため、対策の強化を進めていく必要があると考えています。

 次に、大きな第3、人口減少と今後の高齢者対策についてですが、人口減少への対策は全国的な課題となっています。その状況を踏まえ、館山市の人口減少に歯どめをかける措置としては、移住、定住の促進、少子化対策、雇用の創出の3つの施策が柱であると考えています。中でも移住、定住の促進については、NPOや関係機関と連携し、UJIターンや二地域居住あるいは都市部への通勤地として移住希望者のニーズに応えられるよう、地域情報の提供や移住、就労などの支援を行っています。

 さらに、地元からの通勤圏の拡大に関しては、先般高速バス運行会社に対し、高速バス路線における定期乗車券の導入を要望したところです。高齢者に対する市内交通の確保については、過去の検討経緯も踏まえ、まずは市内にある9路線の既存路線バスの維持に努めていきたいと考えています。

 次に、大きな第4、観光振興に関する第1点目、短期的と長期的な取り組みについてですが、短期的な取り組みとしては、観光客の誘致、滞在時間の延長及び宿泊客の増加を目標に、首都圏を初め関西や中部地方での観光プロモーションや教育旅行の誘致と受け入れを行うとともに、南房総地域が広域連携しての観光PRやツアーの実施などの取り組みを行っています。今後も関係団体との連携を一層密にして、これまでの取り組みを継続させ、観光立市館山の実現を目指します。

 長期的な取り組みについては、観光は裾野の広い産業であるため、観光振興が地域振興につながると考えており、観光で館山を訪れたお客様に館山のよさを知ってもらい、やがては二地域居住や移住、定住にもつながるように受け入れ態勢の充実をお願いしていきます。

 次に、第2点目、平砂浦周辺の活用についてですが、南房パラダイスは本年10月末まで千葉県が一般財団法人公園財団に管理運営を業務委託しています。公園財団は、本年4月に管理運営を受託して以降、今日まで南房パラダイス主催のイベントとして県民の日に開催されたちばっぴーDAY、8月1日から9月2日までの長期にわたる夏休み特別企画、世界の珍しい種子展などの独自イベントの開催や動物コーナーの充実、テレビドラマへのロケ地の提供などの営業努力を続けています。

 南房パラダイスがある平砂浦周辺は、歴史、文化、スポーツなどをテーマとした観光資源が数多く存在し、館山市を代表する観光拠点だと認識しています。その中核的施設である南房パラダイスは非常に重要であり、館山市としてもその安定的運営のために積極的に協力しているところです。11月以降の管理運営に関して、千葉県からは検討をしていると伺っています。今後も千葉県に対する要望活動を継続するとともに、協力体制を維持し、南房パラダイスを初めとした平砂浦地域の観光を振興していきたいと考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) 答弁ありがとうございました。

 それでは、まず1点目の安心、安全のまちづくりに関して再質問をさせていただきます。今回のハザードマップは、10月に広報紙全戸に配布ということですが、今回は地盤高の表示の色分けと避難ルートの経路は明記されているのか、主にどこが前回と違うのかお聞きいたします。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 まず、今回作成、配布します2種類の防災マップ、これについて少し詳しく説明させていただきます。まず、1つ目の市全域版、これにつきましてはA2のサイズで4月に千葉県が津波浸水予想区域、この見直しを行ったデータを反映しまして、海抜5メートル、10メートル、15メートルの色分け表示あるいは避難場所の表示などをしまして、津波災害を中心とした館山市全体の防災情報を掲載したものでございます。

 それから、もう一つ、地域版を作成します。地域版につきましては、各家庭で掲示しやすいようにA3のサイズで町内会の規模を考慮しまして、1枚の地図の中に、あるいは地区によって周辺の複数の町内会を表示することもありますけれども、見やすさに工夫を凝らして作成しております。加えて、市全域版に表示しました海抜の色分け表示あるいは地域内の主要な道路や避難場所、こういったもの、津波避難時の目印となるような場所の海抜表示あるいは地震、風水害発生時の通行危険場所の表示あるいは市全域版よりさらに細かく防災情報を掲載したもの、こういったものをつくるということで、10月の広報のときに一緒に配りたいということで考えています。

 また、津波避難訓練を実施した地域、これにつきましては津波避難ルートや通行危険箇所など町内会あるいは自主防災会の意見を反映した表示を加えた詳しい地図ということでお考えください。

 以上です。ちょっと説明が長くなりまして、申しわけございませんでした。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) ありがとうございました。本当にきめ細かいマップができるのかなと、ちょっと楽しみにしておるところです。前回はA2ということだったんですけれども、前は表裏あって、表だけを張って裏がなかなか見えなかったりという苦情がかなり来ていますので、そんなところも反映されて、少し改善されたのかなと。それと同時に、5メーター、10メーター、15メーターと色分けしたということは、それなりにすぐ見て、ああ、これは15メートルのところだなというのがすぐわかるように掲示されているということですので、その辺もすごくありがたいなと思っております。

 それに合わせて、前回もお聞きしましたが、これはマップはパソコンでデータ化しているということを聞きましたので、当然今の問題とか等々、細かいところはあったんですが、さらに地域からこういったところはちょっと足らないよとか、こういうところがあったらいいんじゃないかという要望があったら、これはパソコンデータですから、すぐ変更が可能かどうか、再度またお聞きいたします。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 防災マップの変更は可能でございます。さらに、引き続いて避難訓練をしていただいたところにつきましては、町内会や自主防災会の意見を反映した避難ルート、こういったものを追加しながら、防災マップの完成度、これを高めていきたいと、このように思っています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) ありがとうございました。

 それで、あわせてマップがさっきにはきめ細かいマップであるということでありますが、実際には防災教育という観点から、こんなものを当然利用しなければいけないということは重々わかるわけですけれども、そういった観点から、やっぱり防災教育は重要だというふうに考えておりますので、そういった防災教育を検討されているかどうかお聞きしたいと思います。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 防災教育というよりも、もう既に東日本大震災以降、防災意識というのは当然高まっていますし、現在去年震災以降ですけれども、自主防災会で避難訓練、特に津波が来そうな場所については防災訓練あるいは出前講座等の要請もございますし、自主防災会をつくっていないところは防災組織の立ち上げの説明会ですとか、あるいは意見交換会、こういったものを進めておりますので、今議員がおっしゃいましたように、防災マップをつくりますので、それを活用しながら、地域の皆さんの防災意識あるいは防災力の向上、これに努めていきたい、このように思っています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) ありがとうございました。そういったマップをつくったので、常に有効に活用できるように、我々もまた努力をして、前回は東北のほうでは学校教育が功を奏して、早く高台に逃げろというのが結構公表されていますけれども、そういった観点から、教育面もまた向上して、こういうマップを利用して有効に活用したいと思います。

 それとあわせて、防災というか、防災ラジオなんですけれども、これは情報の一元しているということで、やっぱり浸水の予想区の方に希望する方ということで2,100台ですか、2,000円で配布ということですので、浸水予想区の世帯は多分4,000ぐらいあるのではないかなと思うんですが、希望する方が多かったら、その辺のところはどういうふうにまた対応していくのかということをお聞きしたいと思います。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 先ほど市長のほうから答弁しましたけれども、希望者には1,100台の配布を予定しております。もし希望が多かった場合には、来年度以降の予算計上ということで考えていきたいと思っています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) 失礼しました。今2,100台というのは購入台数でしたね、済みませんでした。1,100台が予定、2,000円ということですけれども、実際にはそういった配布して、ちょっと足らないところは来年度予算にまた計上するということになるのかなというふうに思いますので、その辺のところは随時配布していくということで考えてよろしいでしょうか。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 当初予算のときにもちょっとお話ししましたけれども、「がんばろう!千葉」市町村復興基金交付金制度というのが25年度も活用されますので、これで考えていければということで考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 それと、さっき情報ということで、災害時の緊急情報メールの導入についてお伺いします。これは緊急メールということだと思いますけれども、またこれは市内における緊急情報を提供できるということで、この間新聞等でもお話がございましたけれども、それについて若干お願いしたいと思います。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 ただいま御質問のエリアメールでございます。これにつきましては、館山市では大規模地震災害や風水害発生時に、より多くの市民の皆さんに災害情報を伝達するために、NTTドコモのエリアメール、それからソフトバンクモバイル、KDDIの緊急速報メール、これを活用しまして、ことしの8月の20日から災害時の緊急情報の提供を開始しました。伝達する情報につきましては、避難勧告、避難指示、津波警報などで、特に命に直結する災害情報としています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) ありがとうございました。そういったのを有効に活用して、情報を共有できれば、我々も助かるのかなという感じいたします。

 また、災害時において、赤十字の支援隊というのがあるわけですけれども、そういった方が無線で各地区から情報を結構キャッチングできるということで、こういった形も有効ではないかなと思いますので、ぜひこういった方たちと一緒に共有して、全体的な情報をキャッチできればありがたいと思いますので、ぜひこういった赤十字支援隊等も活用して、利用していただければありがたいと思っておるところです。災害については以上でございます。

 次に、地デジのほうの関係なんですけれども、本当にきめ細かい回答いただきまして、ありがとうございました。難視地域は1,500世帯ということでありますので、この対策で全部とは言えないけれども、難視地域がもう全部カバーできるのかどうか、これでよろしいかどうか、また再度確認したいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 先ほど市長のほうから各種対策を申し上げました。私のほうからは、具体的におおむね何世帯ということで数字で申し上げたいと思います。まず、送信側の対策、これで約1,130の世帯の視聴が可能になります。内訳を申し上げますと、神余の中継局の新設により約260世帯、平砂浦の中継局の新設により約510世帯、富山局の電波の向きの変更で約290世帯、それから新島局のチャンネル変更で70世帯、合計で1,130世帯の視聴が可能になります。

 それから、もう一方で受信側の対策、例えば高性能アンテナあるいは共聴施設、これによりまして370世帯、ですから先ほどの送信側と受信側合わせて難視地域1,500世帯全ての視聴が可能となる予定でございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) ありがとうございました。

 それとあわせて、さっきも答弁のほうがありましたけれども、光フレッツのほうも今年度中にやっぱり28局のところ、29局のところ、恒久的に早くできるように実施をぜひ重ねて要望したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、農業振興についてですが、旧公設卸売市場用地利用ですが、今後進める上で農業のモデル拠点として考えていくことだと思います。3回の検討会を行うことですが、1回は終わったということですけれども、あと2回の委員会でアンケート調査を集約してまとめて実施していくということですが、委員会の回数がちょっと少ないのではないかなという感じがします。2回でこの委員会が当然アンケートとかその辺は集約していくんでしょうけれども、そういったのが本当に計画ができるのか心配になっているところですが、その点はいかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) アンケートの件でございます。8月の中旬から農業者、それから市民、それからこちらを訪れていただいている観光客の皆様を対象にアンケートを実施してございます。取りまとめにつきましては、既にほとんどのものが集まってきておりまして、10月の初めには取りまとめを行い、分析をした上で、先ほど市長答弁にもございましたが、10月の下旬に行われる予定である第2回の調査研究委員会のほうに報告をする予定でございます。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) 第2回目が10月の上旬ということですけれども、それから見て当然3回ということを言っているわけで、こだわっているわけじゃないということでお聞きしてよろしいでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 2度目は、議員、10月の下旬を予定しておりまして、もう一度は年明けになろうかと思いますが、3回目ということで、今のところはその3回で結果を出したいというふうに思っております。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) かなりでもきつい、半年しかないものですから、結構その辺は、これはやっぱり今後のための農業のほうの活性化という意味では、すごく重要なポジションだというふうには解釈していますので、2回目ではどうかなという感じがいたします。これはまた論議したいと思います。

 あと、それと、これ財団法人地方自治研究機構と共同でありますけれども、地方自治研究機構からのこれはプランニングというか、計画というか、こういった素案というのはやっぱりこれは出て、それは検討しているんでしょうか、その辺はどうでしょう。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) もちろん機構のほうと素案を出すということよりは、一緒につくり上げるということでございますので、先方のほうは全国津々浦々というか、いろんなところからノウハウがあるわけでございますので、あわせて私どもとつくり込んでいくということでございます。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) わかりました。

 私は、これは全体的に2ヘクタールという土地でございますので、有効に活用するには今被災地で計画されている植物工場が多く計画プランされております。また、これ6次産業も加えてプランニングすることも重要というふうに考えています。当然今も大きな企業が撤退するということで、雇用が少なくなるという、少なくなるっておかしいんですが、減少してしまうということで、こういった植物工場とかつくって雇用を生む施設も必要ではないかなと。その中で、担い手の育成であるとか、幅広い運用ができるというふうに思いますので、今後厳しい財政でありますから、こういった植物工場を企業等にアプローチを今からかけて、こういったプランニングをしたいんだけれども、どうなんだということを誘致というか、そういったのは必要ではないかなと思いますが、その点は考えておられるんでしょうか、お聞きします。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 議員おっしゃるように、本件土地でできるだけ新たな雇用が生まれるような方策というのは非常に大事になってくると思います。しかしながら、利用計画というものがいまだに策定されていない現時点では、具体的に企業などに直接機能や運営を依頼する、あるいはそのアプローチをするというのは若干時期が早いのではないかと考えております。とはいえ、行政サイドだけではなくて、関連すると思われる農業関係者あるいは流通事業者などに利活用方法だとかかような点を調査した上で、今後企業へのアプローチなどについても進めていきたいと思っております。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) さっき言ったように、雇用が生まれる企業というのはなかなか難しいかもしれないけれども、これは食として、今後さっき龍?議員が話ししましたように、やっぱり地産地消も含めた形で、全部が供給されないと、こういった形をとって一部ここへ供給するというのを前提で地産地消が生まれてくるのではないかなというふうに思いますので、検討していただいて、早目早目のアプローチをぜひお願いしたいなと思います。

 それでは、有害鳥獣でございますけれども、さっき市長のほうの答弁にございましたけれども、多少対策をして減少したということですので、今後これは森林環境整備だと思いますけれども、こういったものをまたやることが可能ですか、またできることがあるんでしょうか、その辺はどうでしょう。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 先ほどの市長答弁でも申し上げたんですが、例えばイノシシが活動しにくい心理環境を整えると、これは非常に言葉の上では優しいことですが、実際にその心理環境を整備するというのは、マンパワーの上でも予算の上でも現場の状況を考えても非常に厳しいとは思いますが、取り組んでいかなければいけない課題だと思っております。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) 少しでも成果が出たのについては、早くイノシシが散らばらないようにというか、侵入を防止しなければ、どんどん、どんどんふえる一方だというふうに思っていますので、現状ではイノシシのほうが私わかりませんけれども、300頭ぐらいこの辺はいるんじゃないかなという推測をしています。どんどん、どんどんふえるということを懸念しますと、早く何らかの形を、対策をとらないと、どんどん、どんどん農業のほうが衰退してしまうという現状が出ているような気がしますので、ぜひここは我々もやりますので、地域一体になってどうするんだということを本当に検討していただいて、よりよい環境づくりを目指していただきたいと思います。

 その中で、若干ですけれども、わなの免許の取得が市原なんですけれども、そういったのを館山でこれ講習会等に来ていただきたいということを強く要望されていますので、この辺のところをぜひ館山でやっていただきたいなというふうに要望されていますので、この辺はどうでしょう。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 資格試験を担当する千葉県の安房地域振興事務所地域環境保全課というところがございますが、そちらのほうに確認をしたところ、人数の多い少ない、人数の多少にかかわらず、市原市の千葉県射撃場で行うということでございます。千葉県猟友会が行う初心者の狩猟講習会についても同様でございます。

 なお、狩猟免許の更新手続については、毎年1回、千葉県南総文化ホールで行っている状況でございまして、館山市でというのは現実的には非常に難しいかなというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) 難しいですか。何人か人数が集まればやってくれるという何か情報を得たりしていますので、二、三十人は一応やってほしいなというふうな意見がございますので、結構市原は近いようで、こっちから行くと遠いなというふうに言われていますので、ぜひ何らかの形でアピールして、館山でやってもらえる方向を考えていただきたいなというふうに思っているところです。時間が迫っていますので、随時行きたいと思います。じゃ、今について終わりたいと思います。

 あと人口減少と高齢化について何点かお伺いします。市長の答弁の中では、移住、定住ということで、その辺をニーズに応えられるようにということでありますので、定住、移住の空き家バンクの状況がわかりましたら、お願いしたいと思います。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) これは御存じだと思いますが、NPO法人のおせっ会のほうで取り組んでおりまして、そちらのほうの状況をお話ししたいと思います。

 調査の物件数が23件でございまして、そのうち使用できる、使用可能の物件が15件でございます。こちらのほうにつきましては、ホームページなどで掲載をしてございます。

 以上でございます。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) 空き家バンクといってもなかなか難しいのかもしれませんけれども、前にもお話ししたかと思いますけれども、一回各組に空き家情報ということで提案がございまして、なかなかニーズが合わないとか、その辺が上がってこないというのが状況だったように思います。人権の保護とかいろいろあるわけですけれども、空き家がどうやったら貸していただけるのか、これは口コミでやるしかないのかなという感じしますので、よりよい方向で、当然人口が減少しているわけなので、1人でも2人でも移住を希望して何らかの形を、処理をしていただきたいなと思っているところです。

 続きまして、高齢者対策ですけれども、高齢者に対しては、やっぱり交通の確保が重要で、ぜひ9路線を継続してこれは支援していただきたいなというふうに思っています。我々の地域でも買い物のアンケートをとったところでございます。結果はまだまとまってございませんけれども、その中では買い物の状況では大部分の方が市内へ買い物に行くということでございました。車を利用したりバスを利用したりということでありましたので、今後ともこういった足の確保というのが重要ではないかなと思います。できれば大型スーパーとか路線というのはコースというのは変えられることが可能なんでしょうか。できればそういったのを足を、少しでも路線を利用していくことが可能ならば、ぜひそのまた人数も路線に対して乗る方がいらっしゃるのかなという感じしますので、その辺のところはどうでしょう。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 バス経路の変更なんですけれども、以前数年前でしたか、丸平群線、あれはジャスコを通っていなかったということがありましたけれども、そちらのほうを回って丸平群線は三芳のほうへ行っている。そんなケースもございますけれども、現在ある既存の路線の中で、どういった形の路線変更がバス会社にとって有効なのかというのはなかなか難しい面があると思います。例えば病院なら病院、大きなスーパーならスーパー、そちらのほうへ回ってということで、可能なことがあれば交通事業者と協議する可能性はあると思っています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) これ高齢者、我々いつ車に乗れなくなってしまう時期が来るかもしれませんけれども、こういったアクセス部分を高齢者に対しても我々に対してもやっぱり路線というのは残しておく必要があるのかなという感じしますので、ぜひその辺を推進というか、確保をよろしくお願いしたいと思います。時間がなくなってきたので、もっとやりたかったんですけれども、また次にしたいと思います。

 それでは、観光振興について、まず最初に平砂浦活用ということで何点かお聞きしたいと思います。まず、さっき南パラのほうについては、なかなか県のほうに働きかけているということで、これは承知しております。先ほど話ございました鈴木順子議員のほうからも中のほうの大分老朽化が進んでいるというのも私も実態を確認しております。今後その辺の設備等々、環境等々をどうしていくのかというのは今回の課題ではないかなと思いますけれども、何とかこの辺も継続を市長さんのほうからまたお願いしていただきたいと思います。

 それでは、まず何点か平砂浦についてお伺いします。平砂浦周辺については、ペンション等があるわけですけれども、そういったペンション等の宿泊業者の活性化策は何か考えておられますでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 平砂浦地区のペンションの活性化のお話でございますが、議員も御存じだと思います。平砂浦海岸を会場に、例えばサーフィン大会であるとか、それから平砂浦の海岸はウオーキングのフィールドとしても非常にすぐれている点がございます。そうしたイベントへの市のほうからのバックアップ、支援、そういうものとともに、これももう既に実績が出ておりますけれども、ペンションの皆様と一緒に体験観光協議会というところと東北あるいは中京の地方に教育旅行の誘致を積極的に展開してございます。こうしたキャラバンの中から、その受け入れ、非常に昨年は東日本の震災の関係で厳しい現実もございましたけれども、行政のほうも連携して取り組んでいきたいと、こうしたことがペンション全体の底上げにもつながっていくんではないかというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) ありがとうございました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 あと今先ほど高速バスというか、高速運用ということでさっき市長のほうの答弁があったように、この辺は宿泊ということでウオーキングのイベントであったり、定住者の足として、またスポーツイベントとして、ここに平砂浦に高速バスを誘致する考えというか、構想というのは考えておりますでしょうか。できればこういったものを利用して、南パラのほうの活性化というふうにつなげられれば、ペンションのほうも、ホテルのほうもこういったのがあれば、もっともっと活性化になるなというふうには言われていますので、この辺のところを考えておられるかどうか、ちょっとお聞きします。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 高速バス、館山駅どまりであったり、千倉のほうへ行ったり、一部は洲崎というか、のほうへ回っているというのは存じ上げております。その中で、平砂浦あるいは南房パラダイスのほうへというお話ですけれども、これは交通事業者と十分協議しなければいけませんので、周辺の観光施設あるいは宿泊業者からの要望等を聞きながら、運行バス会社と協議していくということでしか今のところお答えできません。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) 当然協議するということだと思いますけれども、ぜひ協議して、何かいい方向に導いていただければありがたいと思います。

 あと平砂浦の環境の整備ということで、平砂浦のほうに今松林のほうの伐採を一応行っているわけですが、せっかく松林を伐採していて、環境面がなかなか損なわれているわけですけれども、植樹計画もまたしていくということを聞いております。また、今回は私どもがやっぱり3回目のサーフィン大会を行うわけですけれども、そういったときに、海に出るときに川沿いを歩くためにすごく危ないんで、できれば中の歩道をもう一回整備を今チャンスですから、伐採したときにそういった整備をぜひ進めていただきたいなと思いまして、考えておる、皆さんから意見がございましたので、ぜひこの辺はどうでしょう。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 今の段階では、千葉県において、遊歩道の整備の計画は持ち合わせていないというふうに伺っておりますが、今議員もおっしゃったように、非常に平砂浦の砂防林が松くいでほとんどのところがもう被害を受けていると、非常に惨たんたる状況であるということは間違いございませんし、一方で、ということはいろんな活用方法をこれから検討ができるということもございますので、担当する県の南部林業事務所のほうと今後の砂防林の管理用道路の整備などともあわせながら、市としても遊歩道として活用できる整備などについても要望していきたいと思っております。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) ぜひせっかくチャンスですので、平砂浦の環境整備ということで、こういったのが整備されれば、有効に人が訪れて、ウオーキング等もまたできると思いますので、その辺はぜひよろしくお願いしたいと思います。

 もう1点は、平砂浦はウミガメの産地の、さっき話ししましたように、産卵する海岸でございます。しかし、海岸が侵食が進み、変形、原形が変わりつつあります。相浜漁港が砂で結構侵食していまして、最近では名物でありましたオビラワカメというのがもうほとんどとれない状態になっております。また、それにかえてサザエとかアワビとかにも影響が出ていますので、砂がかなり港のほうに出てきているということで、ぜひこの辺も調査していただいて、海を守るという意味で、また港を活性化するという意味で、何とか調査をお願いできないかなということですので、その辺をひとつよろしくお願いしたいと思いますが、どうでしょう。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 地元の漁業者の方からも、そのお話は届いておりまして、平砂浦の砂防林や砂防林を守るための護岸の整備が原因ではないかというお話も出ております。その因果関係についても究明をする必要がございますので、その調査について、ことしになりましてから、千葉県の館山水産事務所、それから保安林を管理しております先ほど申し上げました南部林業事務所、それから漁港管理をしております南部漁港事務所、それぞれのところと協議をしながら、対策についての要望なども行っております。今後も継続的に協議、要望をしてまいりたいと思っております。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) ありがとうございました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 最後になりましたけれども、最後のほうの観光振興についてでございますけれども、観光として館山は何のテーマにしていくのか、例えばすしのまちであるとか、自然あふれるまちであるとか、またスポーツのまちとかいろいろ目玉があるわけですけれども、先日観光協会から館山を食のまち館山として宣言に向けてということが提案されております。これもぜひ推薦をしていただいて、館山を食なんだ、食で6次産業、農業を発展していくんだ、食の文化を伝えていくんだということを常に思っているところです。若干少し読み上げますけれども、食材豊かなまち館山、地産地消のリンクされながら、地域内外に向けて力強くアピールしたく、食のまち館山案宣言を行いたいということがありましたので、これ市長さん、ぜひこれを推薦していただいて、盛り上げていきたいなと思いますので、市長さん、どうでしょう。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 館山市はいろいろな魅力がありまして、議員御指摘のように、スポーツのまちということでもできますし、ただ観光となりますと、やはり食がないとまずいと思います。ですから、食で売ると。今まですしのまちということで売っていましたので、食で売るというのが、民間からそういうような提案が出てくれば、ぜひそういうものも取り上げながら、やっていけたらと思います。



○議長(福岡信治) 鈴木正一議員。



◆12番(鈴木正一) ぜひ館山の活性化と館山を少し誘致とかいろんな観光客が来るわけですけれども、そういったものを提案しながら、一歩ずつ進めていければありがたいと思います。

 以上で終わります。



○議長(福岡信治) 以上で、12番鈴木正一議員の質問を終わります。





△散会午後4時16分



○議長(福岡信治) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 明7日から10日は休会、次会は11日午前10時開会とし、その議事は一般議案及び補正予算の審議といたします。

 この際申し上げます。平成23年度各会計決算に対する質疑通告の締め切りは11日正午でありますので、申し添えます。

 本日は、これをもって散会といたします。



 ◎本日の会議に付した事件

1 行政一般通告質問