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千葉県 館山市

平成24年  6月 定例会(第2回) 06月14日−04号




平成24年  6月 定例会(第2回) − 06月14日−04号









平成24年  6月 定例会(第2回)





1 平成24年6月14日(木曜日)午前10時
1 館山市役所議場
1 出席議員 18名
       1番  福 岡 信 治          2番  石 井 敏 宏
       3番  森   正 一          4番  瀬 能 孝 夫
       5番  望 月   昇          6番  石 井 敬 之
       7番  太 田   浩          8番  龍 ?   滋
       9番  石 井 信 重         10番  本 多 成 年
      11番  三 澤   智         12番  鈴 木 正 一
      13番  内 藤 欽 次         14番  秋 山   貴
      15番  榎 本 祐 三         16番  吉 田 惠 年
      17番  本 橋 亮 一         18番  鈴 木 順 子
1 欠席議員  なし
1 出席説明員
  市     長  金 丸 謙 一     副  市  長  田 中   豊
  会 計 管 理 者  庄 司 武 雄     市 長 公 室 長  吉 田 安 重
  総 務 部 長  鎌 田 洋 司     健 康 福祉部長  西 川   隆
  経 済 観光部長  上 野   学     建 設 環境部長  忍 足 俊 之

  教 育 委 員 会  出 山 裕 之     教育委員会次長  鈴 木 千佳士
  教  育  長

1 出席事務局職員
  事 務 局 長  和泉澤   薫     書     記  櫻 井 保 志
  書     記  安 田 仁 一     書     記  和 田 敦 子
  書     記  小 ? 恒 夫     書     記  山 口   賢
  書     記  鈴 木 敏 雄

1 議事日程(第4号)
 平成24年6月14日午前10時開議
 日程第1 行政一般通告質問







△開議午前10時00分



○議長(福岡信治) 本日の出席議員数18名、これより第2回市議会定例会第4日目の会議を開きます。

 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。





△行政一般通告質問



○議長(福岡信治) 日程第1、これより通告による行政一般質問を行います。

 質問の方法は昨日と同じであります。

 これより順次発言を願います。

 4番瀬能孝夫議員。御登壇願います。

         (4番議員瀬能孝夫登壇)



◆4番(瀬能孝夫) 皆さん、おはようございます。通告に従いまして、大きな3点について質問をさせていただきます。

 第1点目は、防犯カメラの設置についてであります。場所は渚銀座一帯です。そこに住んでおられる方の御意見として、中村公園を中心に東西南北と幾筋もの通りがございますが、繁華街でありますので、年じゅうトラブルが起きているといいます。一番多いのは客同士のけんかだそうですが、事件、事故もあるといいます。地域住民が懸念するのは、地域柄といえば適当な表現ではないかもしれませんが、常にそこに暮らす方にとって、一定の緊張感があるといいます。そのような環境ゆえ、地元の人たちにもいろいろと影響が及ぶことを心配されておられます。そこで、防犯カメラを設置していただいて、そのことが広く周知されていくと、渚銀座に訪れた方がカメラを意識することによって、大きく今後の治安の維持につながるのではないかとの地域住民の要望でございますが、この件について当局の御見解を伺います。

 大きな2点目は、防災に関する取り組みを4項目お伺いしたいと思います。小さい1点目は、小中学校で効果的な防災教育を取り入れられないかということであります。皆様よく御存じの釜石の奇跡がございますが、生徒の生存率はまさに防災教育の必要性や正しかったという証明を雄弁に語りかけております。釜石における防災教育のようなものを本市としてもぜひ取り入れていただきたいと思いますが、当局の御見解をお伺いいたします。

 小さな2点目として、学校や各公共施設の建物本体ではなく、天井部分や窓ガラスといった非構造部材の耐震化について、今現在の状況と将来の計画について伺います。関連して、防災の観点から老朽化が進んだ公共施設やインフラ等に対する早目の補修、改修の必要性を感じますが、この点もいかがでしょうか。

 小さな3点目は、普通救命講習を過去に市の職員対象に行われたと伺っております。しかし、時が経過すると、スキルの低下を招きます。そこで、今後も学校や市役所など全教職員を対象として、技術維持のため、普通救命講習の受講を定期的に取り組めないか伺います。

 小さな4点目は、地域防災組織の充実のため、それぞれの行政区などを単位として防災士を置く必要性を感じます。そこで、市として資格取得の費用を助成し、その地域の災害時にリーダーとなり得る人材の育成につながる取り組みができないか、この点をお伺いいたします。

 大きな3点目は、船形地区を流れるどんどん川についてお聞きします。この川は小さな川ではありますが、余り手入れのされていない川のように思います。あわせて同じ河口域にあります船形ふれあい市場の横を流れる宇田川も同様であります。さらに、例えば湊川や汐入川といった、館山の中では大きな河川も含めて、概して水が汚い印象を持ちます。河口域にある河川の宿命的な課題であることは理解できますが、それらの水質について本市としてどのような認識をお持ちでしょうか。これから水辺環境や水質浄化に向けた取り組みなどをお聞かせいただけたらと思います。

 以上、大きな3点について質問いたします。御答弁によりまして、再質問させていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) おはようございます。瀬能孝夫議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、防犯カメラの設置についてですが、防犯カメラ設置の犯罪抑制への有効性については認識していますが、渚銀座への設置については、その必要性を今後検討していきます。

 大きな第2、防災の取り組みについての第1点目、小中学校での防災教育については、教育長から答弁いたします。

 次に、第2点目、非構造物における耐震化の取り組みについて及び防災を目的とする公共事業の取り組みについてですが、学校や庁舎等の公共施設については、建築物の耐震改修工事にあわせて非構造部材及び建物に附属する建築設備の耐震安全性を調査し、必要に応じ、安全確保のための措置を講じています。また、防災を目的とした公共事業の取り組みについてですが、館山市の保有するインフラで老朽化しているものは、今年度耐震改修工事を予定している北条小などの校舎や、現在改修工事を行っている汐入橋などの道路橋などがあります。大震災の際の公共施設への被害を最小限にとどめ、短期間での復旧を行うためには、施設の現状を把握し、老朽化による損傷等がある場合には補修または改修を行い、健全な状態にしておくことが必要と考えます。しかしながら、すべての公共施設について対応することは多額の費用を要することから、施設の劣化の状況や重要性、緊急性等を考慮し、計画的に改修及び補修を進めていきたいと考えています。

 次に、第3点目、学校教職員や市職員を対象にした定期的な普通救命講習についてですが、学校教職員については、各小中学校にAEDを設置した平成19年度から平成20年度にかけて、学校教職員を対象としたAED使用講習会を実施しました。また、毎年千葉県主催の講習会が実施され、館山市の学校教職員も受講しています。館山市職員については、平成18年度から平成20年度にかけてAED講習会を実施し、全職員が受講しています。学校教職員や市職員が救命に関する正しい知識と技術を身につければ、通勤途中や災害発生時に救命活動に従事できるようになり、一人でも多くの生命を守ることができる可能性が高くなります。そのため、今後も定期的に普通救命講習会を実施するよう努めていきます。

 次に、第4点目、防災士の資格取得に関する助成についてですが、現在共助の核となる自主防災会組織の強化を優先的に進めているところです。地域の方々の御協力をいただきながら、職員が各地域に出向いて自主防災会の新規設立への指導、防災講座や防災訓練などを行っています。館山市では、危機管理を経験した防災リーダーとなるべき人材が多くおり、実際に防災訓練でもリーダーシップを発揮していただいています。このようなことから、防災士の資格にとらわれず、まずは自主防災会組織の中でこのような方々の位置づけを明確にし、実働できる体制づくりを推進することが重要であると考えています。

 次に、大きな第3、船形漁港わきに河口を持つどんどん川における河川浄化の取り組みについてですが、まず市内全域での取り組みとしては、公共下水道の整備、浄化槽の普及、家庭でできる浄化対策の啓発などに努めるとともに、平久里川、汐入川、巴川の3河川について、水質を把握する目的で毎年水質検査を実施しています。また、この地域では河川や海の浄化活動に取り組むNPO法人の安房の海を守り育む会が積極的な活動を行っています。館山市としても市民の間に河川や海をきれいにしようという意識が広がることを期待して、この会の活動に対して平成14年度から補助金を交付し、支援しております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 出山教育長。

         (教育長出山裕之登壇)



◎教育長(出山裕之) おはようございます。引き続き、瀬能孝夫議員の御質問にお答えいたします。

 大きな第2、防災の取り組みについての第1点目、小中学校での防災教育についてですが、災害等が発生した場合、被害を最小限にとどめるためには、正しい知識のもと、冷静に判断し、行動することが重要となります。学校では、東日本大震災を教訓にこれまでの避難マニュアルを見直し、避難場所、避難経路について再確認いたしました。その上で、保護者への引き渡しや幼稚園との合同による避難訓練を実施するなどの取り組みを行っています。また、学校生活や授業の中でさまざまな機会をとらえ、災害に対する意識づけの強化を図り、子供がみずから安全な行動をとることができるよう、防災教育の推進に努めています。



○議長(福岡信治) 瀬能孝夫議員。



◆4番(瀬能孝夫) ありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。

 大きな1点目、防犯カメラの設置についてでございます。今毎日テレビで話題にもなっておりますけれども、地元にお住まいの方からは、私手書きの地図をいただきました。渚銀座内の通りを細かく書いてございます。そこに10本の通りが強調されておりまして、理解しやすいようにお店の固有名詞が使われておりますけれども、適当な表現見つかりませんので、いただいた資料をそのまま紹介させていただきたいと思いますけれども、問題が多い順に、その通りの順位づけがされておりました。1番目としまして、正龍前の通りだそうです。犯罪率が一番多いとあります。すべての通りで、けんかというのはあるんだそうですけれども、この通りではほかに事件や事故、空き巣などが起きていると言われております。それから、2番目には中村公園のトイレ付近と出入り口、トイレを壊されたり未成年者の出入り、浮浪者が住み着くなど、こうなっております。3番目が、多良腹ラーメンの通りだそうです。ここでは事故が多いと言っております。4番目が、サンチョパンザ通りだそうです。5番目が、岸本の通り、ここは概して暗いと言っております。6番目が、バンクの通りだそうです。事故が多いと。7番目に光寿司の通り、8番目がかもめ商事の通り、9番目が西口から海岸への通り、10番目がマラガから旧丸高スタンドの通りだそうでございます。このように10本の道を示されて、どの通りにもそれぞれ問題があるとおっしゃっておりました。市として、この渚銀座内での犯罪とか事故とか記録に残るようなもの、そういうものはお持ちでしょうか、わかる限りで結構ですけれども、教えていただきたいと思います。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 ただいまの情報は、地元の方からということかと思いますけれども、館山警察署のほうでいわゆる刑法犯の犯罪認知件数ということではとらえております。渚銀座周辺の23年中の犯罪状況、これをちょっと申し上げてみますと、器物損壊、自転車盗、自転車泥棒の犯罪がほとんどということで、ちなみに数字で申し上げてみますと、器物損壊が7件、自転車盗が7件、オートバイ盗が1件、置き引きが1件、出店荒らし1件、非侵入盗が1件、無銭飲食1件、合計19件、これが認知件数です。

 以上です。



○議長(福岡信治) 瀬能孝夫議員。



◆4番(瀬能孝夫) ありがとうございます。

 推測で物を言うべきではございませんけれども、つい先日も放火ではないかといった事案もございました。問題は記録に残らないような小さな犯罪といいますか、事件といいますか、それがやがては偶発的にせよ、大きな事件等に発展しかねない、そういう温床になっているということでございます。その小さなトラブルを未然に防ぐためにも、記録に残すためにもカメラの設置は効果的かと思います。もちろんカメラの設置だけに頼るものではございませんけれども、警察によるパトロールとか、そういう強化というものはいかがなものなんでしょうか。現状よりも回数が多くとか、そういう意味合いの話ですけれども、そういう意味での地域柄といいますか、犯罪防止のための施策といいますか、そういうことは市としては考えられるんでしょうか。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 この地区は昭和50年代に大変暴力団抗争等がありまして、当時北条地区の防犯協力会が事務所を置いたり、かなり強化をしてということでございました。現在は年末12月に歳末警戒ということで、館山警察署と市長も出ていますけれども、防犯協力会の会長ですから、一緒に巡回している。そのほかのパトロール等は、警察のほうで何回出ているかというのはちょっと把握しておりませんけれども、今後はもしそういった犯罪が多発するようであれば、北条地区の防犯協力会あるいは市を含めて、警察を含めて定期的な巡回、そういったものも一つの方法かなということでは今のところは思っています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 瀬能孝夫議員。



◆4番(瀬能孝夫) ありがとうございます。季節柄といいますか、例えば年末であるとか、そういうときに強化されるという今お話でございますけれども、大変いいことかと思います。今世の中不景気でございますので、渚銀座のような地域を初めとして、各飲食街が以前のように多くの人が集まり、活気のあふれた姿を取り戻していただきたいとは思っております。

 そこで、多くの人が安心して立ち寄れるように環境を整えていくことも非常に重要ではないかと思います。地元の方が心配されておられることは、先ほども言いましたけれども、今割と小さなトラブルで済んでいるけれども、お酒の勢いとかいろいろな環境もあるんでしょうけれども、将来に大きな事件に発展しかねない、そういう因を積んでいる地域であると、こういうことでございます。防犯カメラというのもお金のかかることでございますけれども、防犯カメラはその名のとおり、犯罪の抑止力に大きく貢献すると思います。広いエリアでございますので、ここはという絞り込みも兼ねて、地域住民の方と御相談されて、もしも効果的な意味があると御判断されるのであれば、前向きに御検討されていただきたい、このように思いますので、よろしくお願いいたします。

 続きまして、大きな2点目、防災に関してに移らせていただきます。小さな1点目、小中学校での防災教育についてでございますけれども、去る4月26日に防災教育の充実を求める要望書というものを公明党として龍?議員を初め、市内の公明党員など総勢8名で9,344名の署名を添えて金丸市長へお届けに上がりました。誠意ある対応に一同感謝しておりましたので、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。今回の署名は、2週間弱という極めて短期間で行いましたけれども、お願いに上がった先で一様に言われたことは、これはよいことだと、館山でもぜひ取り入れてほしいということでございました。強く励まされたこともございます。

 そこで、署名活動を進める中で、1つ気づいた点と申しますか、それは多くの方が防災訓練と防災教育を混同されているということでした。もちろん教育の中には防災訓練も含まれるものと認識しておりますけれども、釜石の場合は学年別にきちんとカリキュラムが組まれており、成長に合わせた教育が行われたという、文字どおり防災教育の重要性、この実践でございました。授業の基本スタイルは、週1時限の防災教育と年3回の避難訓練だったそうでございます。御答弁の中では、本市は授業の中でさまざまな機会をとらえて意識づけを図るとございました。防災教育の授業枠というか、そういうフレームというものはどのようにお考えなのでしょうか、お伺いいたします。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 現在館山市の各学校では、今回の東日本大震災を受けて、学校行事、特別活動、各教科の中で地震や津波に関する内容を関連づけて取り上げた学習、これを各学年で実施しているところでございます。現在議員がおっしゃるような学年別のカリキュラムというのは、国や県から学年別の防災教育の内容が示されておりませんが、系統立った防災教育の実践を求めるという動きもございます。今後国、県の動向や指示を受けて、学年別のカリキュラムというのも検討していきたいと考えております。



○議長(福岡信治) 瀬能孝夫議員。



◆4番(瀬能孝夫) ありがとうございます。

 今特別授業というお話を伺いました。私知りたいのは、例えばこれは釜石の話ですから、これにこだわる話ではありませんけれども、週1時限の防災教育授業を行ったと。こういう例えば館山市としては何カ月に1時限とか、そういう具体的にはどういう形で進めておられるのでしょうか、お聞かせください。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) これは恐らく各学校で取り組みはそれぞれの教科の進め方だと思いますが、例えば学活の時間に地震、津波の起き方を学んでいます。それから、総合学習の時間で、安全マップをつくって自分の避難場所を確認するというような授業を行っています。また、社会科で関東大震災の館山市の被害状況、これを生徒が学んだり、全校集会で地震や津波の体験者を招いて話を聞いたりというような授業を行っております。



○議長(福岡信治) 瀬能孝夫議員。



◆4番(瀬能孝夫) おおむねわかりました。大体のフレームといいますか、私申し上げたいのは、教育の内容といいますか、いかに週1時限または年3回の防災教育が、訓練が効果的であったかという、御存じだと思いますので、それを思うと必要性を感じるのではないかというような思いで今伺ったわけでございます。

 防災教育の一つの方向性について、群馬大学の片田教授は、知識ではなく、姿勢を与える教育であるとおっしゃっておりました。津波防災教育の3原則の一つに、想定を信じるなとの項目がございました。教授は今回亡くなった方の分布を見ると、ハザードマップの危険区域の外側ばかりだと言っております。この点だけに限りましても、今までの防災意識の姿勢を改めたいと思いますし、教育を受けることによって、初めてわかることでもあると思います。これは大変重要かと思っております。

 館山でも歴史を見れば津波被害も経験しておりますが、極論的には現在では完全に風化していると思っています。東北太平洋側のリアス式海岸一帯は、本市とは比べようもない短いサイクルで津波被害に遭っています。しかし、今回2万人弱という死者、行方不明者を出しました。やむを得ない人も確かに多くいらっしゃったと思いますが、中には知らず知らずのうちに自分の中に、ある想定ができ上がっており、結果逃げおくれてしまった方もおられると推察します。そのことを数字にあらわすことはできませんけれども、日ごろから津波に備えてあるはずの地域の人でさえ、このようなことが起こりました。この結果につきまして、言葉が不適切かもしれませんけれども、油断であり、やはり歴史の風化によるものだろうと、このように感じております。

 翻って、あれほど多くが助かった釜石の子供たちには、やはり特別の条件が背景として、裏づけとしてあったのだろうと思います。釜石市の人口3万9,000人のうち、1,200人以上の方が亡くなりました。しかし、小中学生は約3,000人中5人ということでございます。その中には病欠の子供もおられたと言っております。それでも片田教授は死者を出してしまったことを悔やんでおります。

 私は、あの津波がこの館山の地で起きていたなら、釜石以外の地域と同様の結果が待っていた可能性が高かったのではないかと今でも思っております。実際に少なからずの人が、館山はリアス式海岸ではないからと暗に大きな津波は来ないと言っているように話されたことがございます。想定を信じるなと片田教授からでございますけれども、教わっているにもかかわらず、今現在でもそういう声がございます。海に囲まれた本市が安全であるという保証はどこにもないはずでございます。このような思いから、教育委員会の皆様に対し、きちんと防災教育の時間を設けて取り組めないものかと考えておるわけでございます。

 この点をお伺いしようと思いましたけれども、続けます。また、釜石に限らず、工夫一つで館山モデルともいうべき独自性のある防災教育も可能かと思います。例えば調布市では、命の大切さを学ぶ授業ということで、東日本大震災で被災した南三陸町の行政区スタッフが体験を語る授業であるとか、宮城県の教育庁の職員による防災教育の重要性を聞く講座が行われるなど、大変好評だったといいます。実際に生の声を聞く機会を設け、体験から学んだ話を知ることは非常に意味のある経験になると思います。そういった意味で、館山にふさわしいといいますか、または地域と一体となったユニークな取り組みも可能ではないのかと、このように思いますけれども、この点はいかがでしょうか、独自性といいますか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 館山市ならではの防災教育ということですが、昨年度3月11日の大震災を受けて、各学校で防災教育に現在取り組んでいるところです。避難マニュアルも見直しましたし、それから避難場所についても各学校で見直してきている。そういうふうな状況で、これからそうした館山ならではの避難、防災教育、各学校、例えばその学校ならではの防災教育というのがあると思います。現在では学校のホームページ、それから学校だよりで地域の方々に対して情報発信をしたり、避難訓練の前後においても災害時における防災意識を高める指導を行っているところですが、こうしたところに地元の方々や保護者の方々を招いて一緒になって災害の対応を考えていきましょうというようなことをこれから考えているところです。

 以上です。



○議長(福岡信治) 瀬能孝夫議員。



◆4番(瀬能孝夫) ありがとうございます。

 1点だけ御紹介しますけれども、片田教授はスマトラ地震の大津波を見て、日本で教えることの必要性を感じ、教えるなら三陸から北であろうと、そういうことでその周辺自治体に声をかけて、呼びかけに応じたのが釜石であったということでございます。そこでは子供の命を守りましょうといって親の中に入って、それから根室市では落石漁業協同組合の漁師さんに、一緒に船を守りましょうといって防災教育の取り組みを始めたそうでございます。このような取り組みをあの大震災前に先例のない中でやろうと行動した片田教授と、またそれを受け入れた釜石市の炯眼に尊敬の念を禁じ得ませんけれども、現在震災後の今であるならばなおのこと、実際にそこで行われたような、要するに実績のある、実証性のある教育をこの館山市として取り入れられないかと、こういうのが私の思いでございます。よろしくお願いしたいと思います。

 防災教育の重要性というのを簡単にかいつまんでお話しさせていただきます。これは教授の話ですけれども、波及性があると言っています。親の世代というのは忙しくて、防災の講習会をしても参加できる世代ではないというんです。子供が学校で学んだことを家庭に持ち帰って話すことによって、親兄弟にもそのことが伝わり、有事の際に共通認識が生まれると、そして家族間に約束事ができる。きのう市長もくしくもお話しされていましたけれども、家族間に約束がなかったがゆえに、津波が来ている、心配で家にわざわざ戻った親御さんも被害に遭った、または家で待っている子供が親が必ず迎えに来てくれるものだと待っていて被害に遭ったとか、こういう二次的といいますか、逃げていれば済んだような話が、なかなか被害に遭ってしまった。それはやはり背景に教育があったかないかの差だと思うんです。したがって、この教育は非常に重要だと思いますので、フレームもそうだし内容もそうだし、しっかりとそこら辺のところを協議していただいて、すばらしい子供さんの教育につなげていただきたい。そして、その子供がやがて自分が親になれば子供にも教えることができますし、大変な効果があるというんです。横にも広がり、縦の時系列にもつながると、こうおっしゃっております。そういうことで、ぜひ防災教育、やはり教育でございます。しっかりと地に着いたものを目指していただきたい、これを心から御要望させていただきます。

 いろいろありましたけれども、次に移らせていただきます。小さな2点目でございます。非構造部分の耐震化についてでございます。こちらは設計の段階から構造部分とあわせて計画を立てておられると、こう伺っておりますので、安心いたしました。

 ちなみに、調べましたらば、構造部本体のほうは今年度じゅうまたは来年度じゅうには90%にまで耐震化率が進むと、こう言われておりますけれども、非構造部材の耐震化率は去年の5月の時点で30%弱ということがわかりました。しかも、35%は非構造部材の耐震点検すら行われていないということがわかりまして、館山市のほうに伺った次第でございます。このことは親御さんも、または公共施設を利用される多くの方も安心されるのではないかと、このように思っております。

 1つお伺いしますけれども、まだ点検、改修を行われていない公共施設などはあるんでしょうか。一応聞かせていただいたんですけれども。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 耐震改修が必要な建物等の構造物につきましては点検を行っておりますけれども、その他の構造物につきましては、すべてが終わっているという状況ではございません。



○議長(福岡信治) 瀬能孝夫議員。



◆4番(瀬能孝夫) ありがとうございます。学校に限れば話は早いんですけれども、非構造部材の耐震化、第一義的には校舎本体は地震の揺れに耐えたとしても、例えばガラスとか照明器具などでけがをしてしまう。実際に東京都内では多目的ホールの天井が落下して2名の方が亡くなられております。

 もう一方は、やはり避難所機能の確保です。校舎や体育館等は避難所の性格もあわせ持つわけでございますので、地域住民が避難生活に支障のないよう、安全対策の備え、これをお願いしたいということです。あとは公共施設を利用される方、この方が本体は大丈夫でも、やはりそういうガラスとかそういうものでけがのないようにということでございますので、非構造部分の耐震化推進もぜひお願いしたいと思います。

 もう一つなんですけれども、館山の公共事業といいますか、先ほど御答弁をいただきましたけれども、館山を災害に強いまちづくり、こういうものが目指せないかということで質問させていただきました。御答弁の中には、しっかり取り組んでまいりますという話と、それからやはり財政的な問題もあると、このような要約をすればそういう御返答かと思いますけれども、1つだけ考え方をちょっと改めるといいますか、思い直していただきたいんですけれども、インフラを例えば少し手を加える、当然お金をかけるわけですけれども、実は壊れてから直すよりははるかに安いんです。これはいろいろな資料を見ていてよくわかります。そういった意味から考えますと、例えば館山のこの市庁舎だってそうです。ちょっと額はいいかげんですけれども、例えば2億円かけて耐震化になったと。震度7が例えば来た、それでも本体はもったと。そのときには、ひびとか壁とか壊れるかもしれません。しかし、改修費は数千万か数億で済むと思います。ところが、本体が壊れてしまったならば何十億じゃないでしょうか。要するに結局お金がないから出さないというのも一つの方法ですが、今ある資本を手直しを先に先行投資をして大事にしておくというのも一つの方法です。壊れてからお金を払ってしまうのでは同じことになります。同じことというよりも、かえってひどくなります。そういう発想のもとで、市のほうもそういうインフラ整備の目といいますか、そういうのに向けていただければと、これは思っております。ぜひお願いしたいと思います。

 時間もあれですから、次にいきます。今のお話はちょっと実例としてあるんです。これを紹介します。青森県では、2006年から県内にある橋を効率よく維持管理する目的で橋梁アセットマネジメントというものを開始しております。考え方としては、悪くなってから直すから、悪くなる前に小まめに直すヘの転換でございます。

 神奈川県の秦野市、これは2009年に秦野市公共施設白書で道路などを除く公共施設、いわゆる箱物を総点検し、維持や更新を進めているといいます。あわせて学校については、改修、建てかえなど、それから将来の児童数の減少もあわせて、その規模なども含めて複合的な機能も考慮して取り組んでいると、こういうことがございます。

 防災としてのインフラ整備などへの公共投資というのは、ある意味二義的な話になりますけれども、経済の活性化も生みます。インフラ整備は国土を強靱化し、災害時には何より人命を守るわけでございますけれども、そのことによって復旧を早くし、それからコストを抑えることができます。さらには、公共事業というものを推進すれば雇用の拡大にもつながるんです。国際レベルでこれを取り組めば、デフレ抑制にもつながると、こういうふうに多くの識者の方もおっしゃっております。本市も必要箇所からこのような計画を立てられて、取り組んでいただきたいと思いますし、今回はちょっと話のほかになりますので、聞き流していただければ結構ですが、さらに申し上げれば、館山の経済が活発になるためには、小規模事業所にも門戸を開き、公共事業に参入しやすくできないものかとも思っております。いろいろございますけれども、小まめに直すというような発想もひとつ視野に入れていただきたいということが私からの要望でございます。

 小さな3点目でございますけれども、普通救命講習の件でございますが、今後も定期的に受講を実施していくと、大変前向きな御答弁をいただき、うれしく思っております。私も過去に受講した経験がございます。実際に受けてみますと、思った以上に難しいものであることがわかります。同時に、ほとんど必要な動作や手順は忘れております。私は、平成13年の受講でございましたけれども、人工呼吸とか、あとはAEDの操作など、今とてもできるものではございません。館山市の教職員全員がこの技術をマスターして、現役の即戦力として機能するんであるならば、まさに重要な人たちは無形文化財と、こういうことであろうと思っております。知識や技術の維持と活用のためには、一定のスパンで再受講をしていくと決めて取り組むことが必要でございますけれども、全職員が緊急時の対応ができれば、質、量ともに市民にとりまして、これは大変大きな財産になることは間違いないと思っております。館山ほど安心なまちはないというためにもちょっとお聞きしたいんですけれども、AEDの設置の推進状況といいますか、現在市内の設置数とかその設置状況は客観的に見てどのような認識をお持ちかお聞かせいただきたいと思います。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 AEDの設置状況でございますけれども、市で所有する公共施設、ほとんど設置してございますけれども、ちょっと内訳を申してみます。小学校11校、中学校4校、幼稚園、保育園9園、その他市役所も入りますけれども、社会教育施設、社会体育施設12カ所、合計36カ所設置してございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 瀬能孝夫議員。



◆4番(瀬能孝夫) ありがとうございます。36カ所で、私別に意味があって聞くわけじゃなくて、これで到達点なのか、それともまだ途上の数字なのかをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 ほぼというよりも小学校、中学校、幼稚園等、各地区ばらばらにありますので、近くにはそれぞれ設置してあるかなと思っています。

 ただ、これから公民館ですとかそういった施設等々も今後視野に入れていかなければいけないと思いますけれども、1台ちょっと金額が張るものですから、順次ということで、これですべてだということでは今のところは考えていませんけれども、おおむね設置できたかなと思っています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 瀬能孝夫議員。



◆4番(瀬能孝夫) ありがとうございます。

 学校での突然死に関するデータというのがございます。独立行政法人日本スポーツ振興センターが1999年度から2008年度に死亡見舞金を給付した学校の管理下の死亡事故999件について、そのうち567件、約57%が突然死によるものだということです。この567件の突然死の中でも、心臓系疾患によるものがおよそ71%を占めると言われております。過去のデータから発生件数の増減はあるものの、むしろ現在は減っておりますけれども、心臓系による比率はほとんど変化がないとございました。突然死の原因については十分に解明されておらず、しかしその多くは運動に伴って発生する不整脈によると考えられています。また、最近では野球やサッカーなど、ほかにも人間のこぶしなど球技や武道でも胸部に強く当たり、死亡する事故が散見されております。これを心臓震盪というそうでございますけれども、前胸部の衝撃により不整脈が起こることがわかってきたということであります。

 学校において、心電図検診が義務化されて以降、突然死の件数が減ってきているということだそうです。そのことからもこの検診の取り組みが効果的であることがわかりますけれども、日本スポーツ振興センターではこれらの学校管理下の突然死等を予防するにはということで、突然死を防ぐための10か条というのをまとめております。細かく言いませんけれども、その10カ条の9番目には救急に対する体制を整備し、充実するとありました。10番目には、AEDの使用法を含む心肺蘇生法を教職員と生徒全員が習得することとございました。9番目の救急に対する体制の整備充実とはAEDを配備することと思いますし、10番目では先生及び生徒が実際に使いこなせるようにということを求めていると思うんですけれども、この点、館山市としてはどのような対応をされているでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 各学校のまず教職員ですが、教職員につきましては県主催の講習会、さらには夏季休業前に開かれるPTA主催の救急法講習会に教職員が参加して、AEDの使用法を含む心肺蘇生法の習得に取り組んでいるところです。

 生徒のほうですが、中学校の生徒についてですが、学習指導要領ではこのAEDの使用法の習得は義務づけられていないところですが、現在市内の中学校では安房消防の職員を講師にして、生徒を対象としたAED使用講習、これを実施している学校もございます。今後各学校で中学生を対象とした講習会、これを奨励していきたいというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 瀬能孝夫議員。



◆4番(瀬能孝夫) ありがとうございます。AEDは迅速に使用することを旨としております。御存じのとおりだと思いますが、除細動が1分おくれるごとに蘇生率が7から10%下がると言われております。このことは救急車が来る前に処置を始めることが大切だということを言っていることです。学校に限る話ではございませんけれども、設置場所の確認や使用方法を多くの人が正しく習得できるよう、要望させていただきたいと思います。

 小さな4点目に移ります。防災士育成の取り組みについてであります。自主防災組織の強化を優先的に進めるとのお考えを伺いました。そこには核となられる方がおられると思いますけれども、その中心者となり得る人は主として何名になるとか、または小学校区、または行政区単位でとらえると何名くらいはいますよということになるんでしょうか。



○議長(福岡信治) 吉田市長公室長。



◎市長公室長(吉田安重) お答えします。

 リーダーが何人が適当かというのは、人数、その地域の広さによって違うと思いますけれども、先ほど防災士の資格云々のお話がございましたけれども、館山市では平成22年に実施されました千葉県の災害対策コーディネーター、この養成講座がございました。これを受講された方が18人おります。また、海上自衛隊ですとか安房消防、消防団のOBですとか防災リーダーの資質を持った方が大変市内には多くいらっしゃいます。震災後、各地で職員が出向きまして、講座、訓練をしているわけですけれども、その中で自衛隊ですとか安房消防、市の消防団のOB、その方々が中心になって実施している。これからこの方々、OBを含めて自主防災会の防災リーダーとして活躍していただけるものと期待しています。ですから、かなりそういう実践がある方は各地区にたくさんいらっしゃいますので、その方がリーダーになってということで考えられるということでお答えします。

 以上です。



○議長(福岡信治) 瀬能孝夫議員。



◆4番(瀬能孝夫) ありがとうございます。細かい数字をこだわって聞いているわけではなくて、各行政区にそれなりのリーダーを置かれることが必要であろうという意味から、全体にせよ、各地にせよ、把握されているのかなということをお聞きしたわけでございます。

 私も防災士取得について、これにこだわっていることではございません。市内には消防団員も400名弱おられますし、OBの方もおられます。それから、例えば今現在機能している防災組織の個々人のスキルアップを目指すのも一つの方法だと思っておりますし、こういうしゃくし定規にこだわるものでは決してございません。ですから、実際に災害が発生した場合に、きちんと機能を果たすことができるかどうか、そこが問われることだと思っております。

 いろいろお聞きしようと思ったんですけれども、時間なくなりましたので、特に例えば避難所運営等につきましては、きのう市長もおっしゃっていましたけれども、女性の視点とかも含めたり、それから高レベルな人材の配置によって、避難された方が困らないような体制をとるとか、発災直後にはどういう初動の動きが必要なのかとか、そういう専門的な人の人材の確保は非常に必要だろうということでございます。いずれにしても、その体制が確立できるように、質と量の両面から最善の準備を市としてお願いできればと、このように要望させていただきます。

 最後でございます。大きな3点目、どんどん川と隣接する宇田川、この2つをちょっと取り上げさせていただきたいんですけれども、まず御答弁にございましたけれども、市内を流れる代表的な3つの河川がございます。この水質というのは現状としてどういう御認識なんでしょうか、教えていただきたいと思います。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 3河川につきましては、毎年水質検査を行っておるところです。その河川の水質の基準につきましては、国におきまして、生活環境の保全に関する環境基準の中で示されておるところでございますが、その中で主要として使われるもの、BOD、生物化学的酸素要求量とかSS、浮遊性の物質などそれらの数値によりまして、6段階にランク分けがされます。AAからEまでということで6段階にランク分けがされますが、館山市で調査している3河川につきましては、おおむね上から3番目、Bランクというところに位置しております。具体的に水産資源等の生息の例で挙げれば、サケ科の魚やアユが生息できる、そういう水質だということでございます。



○議長(福岡信治) 瀬能孝夫議員。



◆4番(瀬能孝夫) ありがとうございます。今おっしゃられた、例えば環境基本法と言われているようなものには、人と健康にかかわる排水基準とか、これ26項目ほどありますし、生活環境の保全に係る排水基準で15項目ほどございます。これはどちらかといいますと、飲料水に利用するとか、例えば農業用水に使うとか、こういった意味では必要な項目だと思います。

 もう一つ判断基準がございまして、五感で感じる川のきれいさ、快適性という評価基準でございます。これは4段階ございまして、この4段階につきましては、主な項目がごみがあるかないかとか、においがあるかとか透明度はどうだとか、あとはふん便性の大腸菌群など、さらに目標設定の中には景観など河川に求められる姿というのもあります。今後の河川管理として目標とすべき、だれにでも非常にわかりやすい基準でございます。川底の状態なども指摘してございます。川が一般的に言うきれいになって川遊びができるような状態とか、そういうような基準でございます。

 この川は、水量は非常に少ないんですけれども、やはりにおいであるとか、汚れであるとか、ごみであるとか、これが隣接する海水浴場に流れ込むわけです。そこで、やはりここ例えば館山の海を選んで観光客が来ていただいているということもございますので、こういった意味で川の状態をいかがなものかと、こういうふうに思っているわけでございます。私よりも市長を初め、ここにおられる皆様方のほうがよく御認識されているのではないかと、このように思っておりますが、評価のしようがないようなレベルではないかと、こう思っております。

 それで、全部それは行政の責任だなんてことを言っているつもりは毛頭ございません。先ほどもございましたけれども、地域住民の方も定期的に川の清掃作業とか、ボランティアの方であるとかされてございます。

 ただ、問題にしたいのは、私もちょっと拝見させていただきましたけれども、市民レベルでどうにもならない部分、要するに汚泥の部分であるとか大きなごみ、量も多うございます。あとはにおいの問題とか、こういう問題、市民レベルでならないところを行政としていかがお考えかと、この1点だけ聞かせていただきます。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 汚泥の関係ですとかそういうものに対する対応ということかと思います。やはり河川の水質に関しましては、それをきれいにすることについては、まずやはり各家庭において、汚れたものを流さない。そういう意味で、市としては合併浄化槽の補助ですとか、まずそういうことで各家庭で対応していただきたいと考えております。

 そして、現実的ににおいですとか発生する場合、特に河口付近におきましては河道が閉鎖される、水がたまってしまって水が腐るような状況、そういうことになりますと、においが特に強く発生する、そういうことも汚泥としてもヘドロのような形でたまって、においも強くなると、そういうことがございます。ですので、それぞれ各家庭で行っていただくこと、環境面での対策が1つ、そして土木的な面としましては、河口が閉塞にならないようにということで、過去にもそういうたまりのないように対応してきた経緯もございますが、状況に応じまして、対応をしてまいりたいと考えております。



○議長(福岡信治) 瀬能孝夫議員。



◆4番(瀬能孝夫) ありがとうございます。合併浄化槽とか下水道の整備というのはよくわかりますけれども、地域柄、例えば住宅密集地であるとかというと、なかなかそれは厳しいのかなと思います。砂をため込んでしまうような港は、定期的にしゅんせつもされておりますし、やはり美しい景観を保つためにはやむを得ない努力も必要なのではないかと、このように思うわけでございます。大変でございますけれども、ひとつ行政としてもよろしくお願いしたいと思います。

 もう時間になってしまいましたけれども、これ聞くものではありませんけれども、1点だけバチルス菌というものが非常に有効だという話を私、友人から聞いておるんです。しかし、これは実際の実践経験がございませんで、浄化槽とかには有効であるけれども、実際の川に放流してどうなのか、ちょっと私も調べているんですが、わからないんです。できましたら、行政側としてもこちらのバチルス菌も調べていただいて、効能などをボランティアなんか、NPO法人も積極的に参加されておりますので、もしも効能が証明されればというような意味で、ちょっと調べていただければと思います。

 以上で質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(福岡信治) 以上で、4番瀬能孝夫議員の質問を終わります。

 次、3番森 正一議員。御登壇願います。

         (3番議員森 正一登壇)



◆3番(森正一) こんにちは。3番森 正一です。本定例会最後の一般質問となります。3日間にわたりまして、皆さんお疲れのところとは思いますが、通告に従いまして質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 まず初めに、スポーツ振興、スポーツ観光についてお伺いいたします。4月に行われましたトライアスロンアジア選手権におきましては、日本人選手が男女とも各部門で上位を独占し、また多くの方が館山に来訪され、このイベントを大成功におさめられましたことは、今後の各種スポーツイベントの誘致、開催に大きなプラス材料になったことと思います。また、海外からのスポーツ観光といたしまして、ことし7月に香港の中学のサッカー部、生徒さん20名が引率者とともに来日いたしまして、館山市内の旅館に宿泊いたしまして、地元の中学生との交流試合なども予定されております。これらのイベントがきっかけになりまして、海外からより多くの方々がスポーツをしに館山にいらしてくださるようになればと思っております。

 また、市内でスポーツ活動されている方々に目を向けてみますと、ふるさと大使であります飯沼氏が代表を務めます館山サーフクラブが5月に横浜で行われましたライフセービングの全国大会におきまして、個人とチーム合わせて8つの種目で優勝を果たしましたし、さらに4つの日本新記録、2つの大会記録をマークし、圧倒的な内容で総合優勝を果たしております。また、母校であります安房高校におきましては、剣道部が全国のトップレベル、野球部におきましては甲子園の出場経験もございます。また、館山からは柔道も有名ですし、水泳などでも国体あるいは総体に出ている選手が多数出ています。まさにスポーツのまち館山であると思います。

 そこで、お伺いいたします。まず、小さな1ですが、これほどスポーツに関する話題性の多いまちであります。今まで以上に競技人口の増加とレベルアップを図ることによりまして、他の地域の選手や団体との交流がふえ、大会やイベント、合宿の誘致などをより積極的に進めていけるのではないでしょうか。このような観点から、市民に対しますスポーツの振興がスポーツ観光に対しまして、より大きなプラス効果をもたらすと私は考えております。このことを踏まえまして、市民のスポーツ振興に対する市長のお考えをお伺いいたします。

 小さな2点目といたしまして、スポーツアカデミーについてお伺いいたします。3月の予算委員会におきまして、石井信重議員のほうからスポーツアカデミー設立事業に関する質問がございました。それに対しまして、渡辺スポーツ課長のほうから25年度中の設立を目指しており、プレイベントとして本年度、1泊2日で50人規模の野球教室を2回ほど行う、そしてその経費として100万円を補助する。また、プレイベントも含めて設立準備委員会を立ち上げ、25年度以降の設立に向けた協議をマネジメント会社と行っていきますというような答弁もいただいております。そこで、プレイベントの計画や準備委員会の立ち上げ状況、また今後の見通しについての御説明をお願いいたします。

 小さな3番目といたしまして、2020年の東京オリンピック誘致が成功したときに備えた取り組みに関してお伺いいたします。まだ8年も先ですから、そんな先のこと考えてもどうかというお話もあるかもしれませんが、中津江村ですか、ワールドカップの誘致に成功した中津江村は、4年前に準備始めているんです。それに対しまして、それ以前からもそういった準備をしていこう、やっていこうという話が出ているはずですので、やはりまだ8年もありますが、来年9月にイスタンブールとマドリッド、東京の間で決選投票行われます。その際に動くかどうかの確認ということでさせていただきます。

 過去にはパリ、ロンドン、ロサンゼルスなど複数回開催された国もあります。誘致の可能性は十分にあると考えております。オリンピックというものは、本来スポーツの祭典ではありますが、開発の途上から経済拡大期に入る国や都市で行うことによって、その国のインフラなどの整備が促進されまして、都市開発上においては非常に大きな支えとなります。スポーツの祭典という名のもとにおける経済復興イベントであるとも言えると思います。

 北京オリンピックにおきましては、観客の総動員数等は発表されておりませんが、チケットの枚数でいいますと約700万枚売り上げがあったというような話が出ております。これほどの人数がスポーツを見に押し寄せる可能性があるということを示唆していると思います。

 東京オリンピックですから、各競技の会場の多くや選手村等は都内に設置されることと思いますが、その事前の合宿ですとか、あるいは視察とか国内外から集まる多くの観戦者、メディアの方が館山に足を運んでいただくことは可能ではないかと考えております。これらのことを踏まえまして、誘致成功時に備えた取り組みをしていくお考えがあるのかどうかお伺いいたします。

 大きな2番目といたしまして、農業の振興に関してお伺いいたします。24年度第1回定例会における施政方針の中で、館山市の主要産業である農業の振興を図るためには、その対応が重要なテーマになる、より付加価値の高い農産物の生産を促進する、地産地消の推進、館山産農産物の消費拡大を図る、グリーンツーリズムを推進する、農業の担い手確保、育成を目的とした地域おこし協力隊2名を増員し、農村集落の地域力の維持、強化を図ると市長は述べております。また、1次、2次、3次産業の連携による6次産業化の推進にも意欲的であると理解しております。

 しかしながら、平成22年度の国勢調査の結果によりますと、館山市における15歳以上の農業就業者数の数は1,588人となっております。また、その平均年齢は64歳、65歳以上の人数は813人であり、就業者数の半数を超えております。平成17年の同調査の結果では、農業従事者数が2,166人でしたので、この5年間で578人、単純にならすと、毎年116人ぐらいずつ減少しているということになります。今後若い世代の就農者も出てくるとは思いますが、10年後、15年後、館山の農業はもうほぼ壊滅状態に陥っているのではないかと危惧するのは私だけではないと思います。当然これまでも就農者の増加や経営の安定のためにさまざまな施策が施されてきたとは思いますが、残念ながらその成果はあらわれていないと受けとめざるを得ないのではないでしょうか。地産地消や6次産業化を推進し、新たな雇用の場を創出するということですが、まずそのスタート地点に位置する農業の活性化が必要であり、農業従事者をふやすことが喫緊の課題だと思われます。

 そこで、小さな1ですが、農業従事者数の現状につきましては、先ほど述べましたように非常に危惧される状態であります。このことに関してどのように受けとめられているのか、御説明をお願いいたします。

 小さな2、またこれまでになされてきた就農促進事業の経過及びその成果についての御説明をお願いいたします。

 次に、小さな3になりますが、館山市基本計画の中にも農業の担い手の育成・確保、新規就農者の促進及び支援という項目があります。現状、就農者の大幅な増加につながるような有効な事業は行われていないように思われます。そこで、従事者数増加のための今後の具体的な施策について御説明をお願いいたします。

 続きまして、大きな3番目として、学童保育・放課後子ども教室などの公立小学校におきます放課後の事業についてお伺いします。現在市内7つの小学校におきまして、父母の会によって学童クラブが運営されております。また、放課後子ども教室に関しましても23年度には9つの小学校で実施され、延べ6,000人を超える参加がありました。22年度は5,366人でしたので、増加傾向にはあるのではないかと思われます。少子化が加速的に進む中、地域社会全体で子供たちの成長を支え、また共働き家庭や母子、父子家庭に対して安心して働ける環境を提供していくことは、各自治体における重要な役割でないかと思います。

 また、市長は施政方針の中で、急速な少子高齢化の進展や家庭、地域を取り巻く環境の変化の中で、保護者や地域の多様なニーズにこたえるため、国が取り組んでいる子ども・子育てシステム検討会議の動向をとらえながら、幼保一元化への取り組みを推進すると述べております。このシステムは、すべての子供への良質な成育環境を保障し、子供を大切にする社会、出産、子育て、就労の希望がかなう社会、仕事と家庭の両立支援で充実した生活ができる社会、新しい雇用の創出と女性の就業促進で活力ある社会を実現することを目的としております。学童クラブや放課後子ども教室は、まさにこの目的に沿った事業だと思います。

 そこで、お伺いいたします。小さな1、学童保育、放課後子ども教室など放課後事業の運営状況やその成果、現状での問題点、今後の展開などについて御説明お願いします。

 小さな2は、今年度から北条小学校で行われます耐震化工事があるわけですが、この工事期間中におきます北条学童クラブ、放課後子ども教室の開設についてお聞きします。北条小学校の耐震工事は、老朽化した施設の改修を含めて長期休業期間を主に利用し、2年間にわたり実施されるということです。工事期間中には足場が組まれ、建設機械や工事の資材などもありますので、長期休業中でも学校を利用する学童クラブの子供たちにとっては、危険と隣り合わせの中での生活が強いられることとなります。北条学童クラブは、その設置目的からすると、工事期間中、閉所できないのではないかと思います。

 そこで、お伺いいたします。工事期間中、北条学童クラブは今までどおり開設されるのでしょうか。開設される場合には、学童クラブに通う児童の安全対策に関してもあわせて御説明をお願いいたします。また、長期休暇中だけではなく、9月以降、夏休み終了後にも工事が行われると耳にしましたが、放課後子ども教室に関しましては主にパソコン教室がやられていると思うんですが、その騒音だったりあると思います。ですので、その開催については、どのようになる見込みでしょうか、御説明をお願いいたします。

 最後になります。環境・エネルギー問題に関連してお伺いいたします。第1回定例会におきまして、瀬能議員からも再生可能エネルギーに関します同様な質問があったばかりですが、現状をかんがみまして、再度質問させていただきます。館山市は平成14年度に太陽光や風力などの再生可能エネルギーの導入の促進の基本となります館山市地域新エネルギービジョン、翌年には詳細ビジョンを策定しまして、太陽光発電の導入を推進してまいりました。また、昨年3.11の大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故をきっかけに、環境に優しく安全な再生可能エネルギーの利用促進に拍車がかかっております。今回の補正予算におきましても太陽光発電システム設置の補助金385万円の増額が計上されております。設置数の増加には現在東電が家庭向け電気料金の値上げの申請を行っております。今後10%以上にも及ぶ電気料金の大幅な値上げが行われる可能性が大であります。また、7月1日からは再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度もスタートし、その買い取り分が電気料金に上乗せされること、またことしの1月から化石燃料の単価上昇に伴います値上げ分で標準世帯で月額500円程度値上がりしているとも聞いております。

 そのような中、この夏の関西地方における電力不足を回避すべく、多くの国民の不安を無視する形で大飯原発再稼働へのゴーサインが本当に秒読み段階に入っております。首相は8日の夕方、記者会見を開きまして、福井県の同意が得られ次第、大飯原発3号機、4号機の再稼働を決める考えを表明し、またこの会見を受けまして、西川知事のほうが再稼働に同意する意向であり、視察も行いまして、もうほぼ再稼働決まったような状況だと思います。私は太陽光のみならず、風力、水力などあらゆる再生可能エネルギーの導入推進の強化を図り、将来的には原子力に頼らない電力供給が実現されることを願っております。私たちの子供、またその孫が安心して暮らせる世界の実現を本当に心から願っております。福島の悲劇を繰り返すような可能性はすべて根絶しなくてはなりません。

 そこで、小さな1としまして、電力の原発依存への賛否に対する市長のお考えをお伺いいたします。

 また、小さな2といたしまして、3月議会において、やはり瀬能議員のほうが通告の最後に要望されたことでありますが、小中学校だけではなく、可能な限りすべての公共施設において、太陽光発電システムを早期に設置することや、他の再生エネルギー導入の可能性の検討を早急にお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

 以上で質問を終わりますが、御答弁によりましては再質問をさせていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 森 正一議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、スポーツ振興、スポーツ観光に関する第1点目、市民のスポーツ振興についてですが、館山ファミリースポーツクラブわかしおや館山市体育協会等のスポーツ団体の活動を支援し、各種スポーツ大会やイベントを開催することで、市民のスポーツへの関心が高まり、スポーツ人口の増加と競技力のレベルアップが図られると考えます。さらに、民間企業等と連携したスポーツイベントを開催することで、交流人口の拡大による地域経済の活性化や生涯スポーツの推進が図られると考えます。現在新たな取り組みとして、トライアスロンワールドカップの開催誘致に向け、日本トライアスロン連合等と準備を進めているところです。

 次に、第2点目、スポーツアカデミーの見通しについてですが、平成25年度の設立に向け、本年12月にプレイベントとして中学生を対象とする野球教室を1泊2日で富崎小学校及び市民運動場を会場に実施する予定です。

 なお、設立準備委員会については、現時点では設立されていません。スポーツアカデミーの設立は話題性があり、市のPR効果はもちろん、交流人口の増加が期待できるものと考えていますので、積極的に支援していきたいと考えています。

 次に、第3点目、2020年東京オリンピック誘致成功時に備えた取り組みについてですが、来年9月7日に開催国が決定しますので、東京に決まった場合には、国や県などの動きを注視し、館山市としてかかわることが可能であれば、市のPRや地域の活性化への効果が期待できる事業を検討したいと考えています。例えば海を使用する競技であるトライアスロンやセーリングの選手等に事前合宿に来ていただけるようなことがあれば、市の大きなPRになるのではないかと考えます。

 次に、大きな第2、農業振興に関する第1点目、農業従事者数の現状についてですが、農業従事者の高齢化や若者の農業離れなどによる農業従事者の減少は大きな問題と認識しています。特に観光産業を支える大きな柱の一つである農水産業の衰退は、将来の地域経済発展の原動力を失うことにつながりかねないことからも、農業者の育成確保は喫緊の課題であると考えています。

 次に、第2点目、これまでの就農促進事業の経過及びその成果についてですが、就農促進事業としては、千葉県と連携した認定就農者制度の推進を中心に、空き農地の情報提供などの相談業務や民間団体が実施する就農促進事業に対する支援を実施しています。また、昨年度から実施している地域おこし協力隊事業では、都市部からの若者を募り、新たな農業の担い手として活躍してもらうことを目的として、現在4名の若者が地域おこし協力隊員として農業振興の活動を展開しています。

 次に、第3点目、農業従事者数の増加のための今後の具体的な施策についてですが、農業従事者の増加のためには第1に農業の抜本的な構造の改善が必要と考えており、従来の市場出荷だけの農業ではなく、農業者の主体的な創意工夫による6次産業化や農商工連携などの促進により、農業が若者にとって夢と希望のある産業となるよう努めていきたいと考えています。具体的には地産地消事業を推進し、農水産物の地域内流通を活性化させるとともに、地域おこし協力隊事業の推進により、農業以外での経験や知識を生かしながら、従来型にとらわれることなく、農業で収益を上げる仕組みを確立し、新規就農のモデルとして育成していきます。また、今年度から新たな施策として国の進める人・農地プランの策定事業に取り組み、集落ぐるみでの営農を推進していきたいと考えております。

 次に、大きな第3、学童保育・放課後子ども教室などの放課後事業についてですが、教育委員会の内容も含まれますが、まとめて市長の私から答弁をさせていただきます。第1点目、市内における放課後事業についてですが、学童保育については、市内7小学校において保護者会により開設、運営されており、放課後や夏休みなどの学校休業日を含めて、児童の居場所、生活の場を提供し、働く親たちの子育て支援として重要な役割を果たしています。現状においては、運営面や施設面など学童クラブごとに抱えている問題はさまざまあると認識していますが、自主的な運営を行う中で、館山市としても引き続き支援を行っていきます。

 放課後子ども教室についてですが、地域社会の中で放課後や週末などに子供たちが安全で安心して健やかにはぐくまれるよう、市内8小学校区で開催しています。参加児童数は年々増加しており、児童も喜んで参加しています。今年度は現在未設置となっている2小学校区における教室の設置に取り組みます。

 次に、第2点目、北条小学校の耐震工事期間中の対応ですが、学童クラブについては、かわりとなる教室等の確保により、運営が継続できるよう、学童クラブの役員や指導員、教育委員会等と協議しながら調整を進めていきます。北条放課後子ども教室については、現在使用しているパソコン教室等が使用できなくなった場合でも、かわりとなる教室等を確保して運営を継続していきます。

 次に、大きな第4、環境・エネルギー問題に関連しての第1点目、電力の原発依存への賛否についてですが、原子力発電については、エネルギー対策だけでなく、深刻な問題となっている地球温暖化対策という側面もあることから、国において総合的に議論を重ねていくべき問題だと考えます。ただし、原子力発電については、その安全性が担保され、国民の合意が得られることが大前提ですので、その点について十分な検証が必要だと考えています。私の考えとしては、原子力発電については、徐々に縮小して依存度を下げていき、持続可能な自然エネルギーによる発電にシフトしていくことが望ましいと考えています。

 次に、第2点目、再生可能な自然エネルギーの導入推進についてですが、自然エネルギーを活用することは、エネルギー対策としてはもちろん、地球温暖化防止の面からも非常に重要だと認識しています。そのため、これまでも太陽光発電の普及拡大を図ることを目的に、公共施設への導入や住宅用システムへの補助事業を創設するなどの推進策を積極的に行ってきました。太陽光発電や小型風力発電など新エネルギーの公共施設への導入については、平成16年に策定した館山市地域新エネルギー詳細ビジョンの中で、事業効果が大きいことから多くの施設に導入することが望ましいと位置づけていますので、可能な限り、これからも進めていきたいと考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) 丁寧な御答弁をどうもありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。

 まず、大きな1、スポーツ振興、スポーツ観光についてですが、お隣の南房総市では24年度の予算でスポーツのまちづくり基本計画策定事業として1,000万円の予算を組んでおります。生涯を通じたスポーツの奨励により、スポーツを目的とした観光客を誘致し、健康で活力のある人づくりとスポーツ交流による地域の活性化を目指すとしております。先ほど市長がお答えになった内容と重なるものと思います。先日南房総市の議会の一般質問を傍聴させていただいたときに、このことを初めて耳にいたしまして、どこの市町村も同じようなことを考えて取り組まれているということを感じました。そこで、お伺いいたします。まねをしろということではございませんが、スポーツ観光を標榜する館山市におきましてもスポーツによるまちづくりに関する基本計画をしっかりと策定し、スポーツを媒体として地域活性化を進めていけたらと思うのですが、いかがでしょうか。また、この基本計画の策定に関しまして、早い段階、スポーツ審議会に諮っていただきたいと思うんですが、いかがですか、お答えをお願いいたします。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) スポーツによるまちづくりに関する基本計画ということですが、スポーツ振興やスポーツ観光の推進については、現在の館山市の第3期総合計画の中で、スポーツ交流の推進、それからスポーツレクリエーション活動の推進、このような取り組みとして課題とか5カ年の取り組みの方向性及び計画事業、これを位置づけているところです。スポーツ観光の推進については、今後もこの基本計画を基礎として推進を図る予定です。トライアスロンの国際大会など新たな事業にもこの計画に沿って取り組んでいく予定です。このような状況ですので、現時点ではスポーツに特化した基本計画の策定は予定していませんが、次期基本計画の策定時においてもスポーツ振興やスポーツ観光の推進について積極的に位置づけていく予定です。

 なお、スポーツに特化した計画ということが考えられる時点で、そのときはスポーツ推進審議会の意見、これを聞いてその計画を策定するということになります。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 何か議員が少し勘違いなさっているかなということでちょっとつけ加えさせていただきますけれども、決して館山市がスポーツ観光に対しておくれているということはなくて、こちらのほうが進んでいて、ああ、南房総もいよいよそういう計画をつくる段階になったのかというような、私はそういう思いでいますので、だから何かとらえ方が反対なもんですから、ちょっとお話をさせていただきました。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。別におくれてるとは言っていないんで、進めていただきたいなと思います。実際スポーツ交流することによって、もちろん私自身、サッカーチームの代表していまして、結構袖ケ浦だったり千葉とか試合に行くんです。向こうのチームの方とお知り合いになって、ことしも8月の4日か5日かな、60名の団体が合宿に来まして交流します。そういう形で、地元の少年スポーツあるいは高校でもいいですけれども、交流することによって知り合いになった中で、個人関係ですか、団体同士の関係の中で来ていただくということも結構多いんです。ですから、そういった青少年のスポーツ活動に対して、もっともっと推進していただきたいなと思いまして、言わせていただきました。

 次に、スポーツアカデミーに関してお伺いいたします。12月にプレイベントを1泊2日のスケジュールで行うということですが、宿所、合宿所としては富崎町を利用するのでしょうか、それとも民間の施設を利用するのでしょうか。できたら民間のほうを利用していただいてくださったほうが経済的にも効果があると思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) スポーツアカデミーのプレイベントは、ことしの12月ころに予定していますが、宿泊については民間の施設を予定しています。利用施設としては、まず富崎小学校の教室、体育館、グラウンドを利用して講義あるいは一部の実技、これを行います。それから、館山市営市民運動場で大規模な実技ということで予定しています。宿泊については、民間でございます。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。

 それと、市民グラウンドのほうで実技ということですけれども、例えばですけれども、今回1泊2日ということで余り時間ないんですけれども、今後2泊3日とか期間が長くなった場合には、地元の中学生との交流とか、そういうのもあり得るでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) これがスポーツアカデミーが実施されるようになれば、昨年実際に工藤選手が参って、それからそれをコーディネートする方との話の中で、実際にはいろいろなスポーツで地元の子供たちもそこに呼んで、例えば野球のフォームの指導だとか、あるいはサッカーだとか、広く地元の子供たちも入れていろいろなスポーツで進めていきたいというようなお話を伺っていますので、そういう議員がおっしゃるようなことは可能であるというふうに考えています。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。

 1つ、工藤さんですが、今現在もニュースキャスターとして活躍されているので、シーズン中であったりキャンプの期間、春ごろですか、というのは非常に忙しいということで、秋、シーズン終わった後からキャンプが始まる前ぐらいまでの期間があいているということで、基本的にはその辺の期間がアカデミーが開催される期間と考えてよろしいでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) これは今年度にスポーツアカデミーの設立準備会開いて、今年度試しにプレイベントとして行ってみますが、来年度以降にこのアカデミーができた場合は、年間を通して、特定の工藤選手がいない場合でも、それは富崎小学校という地域資源を持ったスポーツに、あるいは自然を体験するのに適した場所がありますので、いろいろな地域から年間を通して子供たちを呼んで、そうした活動を続けていきたいというふうに考えています。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) ちょっと補足をさせていただきますけれども、今次長が答えたように、年間通してということで考えています。あくまでも工藤さんが非常に有名で目立っちゃうので、野球だけというような印象をお持ちかもしれませんけれども、そういうことはございません。取り巻くスタッフの人たちがそれこそサッカーの方だし、専門家が何人もいまして、いろんなスポーツに取り組んでいらっしゃいますので、幅広いスポーツの中で年間を通してということで今考えて準備をしているということです。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。ありがとうございます。

 年間ということですと、今回冬だから富崎小に泊まらずに民間かなと思ったんですけれども、暖かい季節でもできたら民間に泊まっていただけたら経済効果もあると思いますので、ぜひその辺もお願いいたします。来年度以降の流れに関しましては、今後随時また確認させていただきたいと思います。

 続きまして、先ほどトライアスロンワールドカップの開催誘致に向けて準備を進めているということですが、感触はどんな感じかわかりましたらお願いいたします。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これが非常に難しいんですね、感触はどうかと言われますと。やはりどうして難しいかというと、日本トライアスロン連合というものを通した中のエントリーに手を挙げていると、日本代表として。そういうことで、非常に感触は難しいんですが、議員御承知のように、トライアスロンのアジア選手権大会したときに、その誘致に当たってもアジアの理事会がございました。その中のずっと続いている中で、アジアの理事の方たちが非常に館山というものを気に入っていただきました。特に館山市民に対して非常に印象がよかったということ、それからロケーションがすばらしいということです。トータルすると、やっぱりホスピタリティがいいということ。そういうことを含めて、非常にアジアの理事の方たちが盛り上がっているんです。だから、アジアで開催するとなれば、まず感触としては館山になるだろうと、今感触そう思っていますけれども、何にしても世界ですから、これはどうなるかというところは感触は今ちょっと何とも申し上げることはできません。

 以上です。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。見えないところで話が進んでいると思いますので、わかりました。誘致がかなえば、先ほど市長の答弁ありましたけれども、オリンピック誘致ができた場合には、館山でもトライアスロン等事前合宿では可能ではないかと思いますので、ぜひ何とかなることを願います。

 次に、また東京オリンピック開催誘致関係に関してですけれども、市長がおっしゃったように成功した段階で検討するのが普通でしょうけれども、ちょっと早いですけれども、ぜひ聞きたいんで、市長さんにお願いします。出野尾にすばらしいサッカーグラウンドがあります。もちろんサッカーワールドカップのときも各自治体で誘致合戦して、誘致を受けたところは明暗あったみたいですけれども、特にさっき言った中津江村なんかはカメルーン代表が到着おくれたおかげですごい話題性を持って、当初予定の推測していた経済効果が10億だったんですけれども、その2倍から3倍あったんじゃないかと言われるほどだったんです。そうすると、今の芝生の状況ってかなり厳しいこと、昨年から言っているんですけれども、あの芝の改善には、やっぱり2年、3年では何とかもとどおり、あるいはそれ以上にならないと思いますので、早目に動き出すべきだと思うんです。ということは、何が言いたいかというと、ぜひワールドカップの誘致が決まったときには合宿をこっちにぜひ引っ張ってきてほしいということがあるんですけれども、もし誘致が確定した段階で、今の想定で構いませんけれども、合宿地として誘致したいななんていうお考えはどうでしょうか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) オリンピックということでよろしいですね。



◆3番(森正一) そうです。



◎市長(金丸謙一) ぜひ誘致したいなと思っています。決まった時点で、どう動くかというのがあるでしょうけれども、あくまでもサッカーということに限れば、やっぱり芝生なんです。ですから、芝生のそういう可能性がある場合には、やはりそれはそれなりのものをこちらのほうで備えて交渉に行かなければ、とても相手にしていただけませんので、そういうことは視野の中に入れて動きたいと思っています。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。ぜひお願いします。

 スポーツ関係で最後の1点なんですけれども、トライアスロンの代表選手5人、館山で行われた大会で走って泳いで自転車こいだわけですけれども、今回館山市として彼らを応援するような、何か例えば国旗に寄せ書きするとか、応援団を送るまでいかないかもしれないですけど、何か企画とかありましたら教えてください。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これは実際的に今回トライアスロンのロンドンオリンピックに出場する選手は、男女ともに館山で合宿している子供たち……子供たちって大人ですね。選手たちなんです。それ以外の選手もいますけれども、そういうことで、男女ともに1人ずつ、これは千葉県の選手なもんですから、館山で合宿しているということで壮行会がございます。そこには参加をさせてもらおうということで招待状も来ていますので、何とかこれは予定をそちらのほうにシフトして、壮行会のほうに出席したいなという気持ちでいます。

 そういうことで、その中でもいろいろな形で見えたときにも激励をしたり、役所に来ていただいたり、いろんな形で交歓していますので、今後もそういう形で応援していきたいなと。

 ただ、ちょっと私もスケジュールが過密なもんですから、ロンドンに行くということは予定しておりません。

 以上です。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。ぜひメダル獲得に向けて後押しになるような応援をしていけたらと思いますので、よろしくお願いします。

 続きまして、大きな2番目の農業振興に関してですが、まず小さな2のこれまでの就農促進事業に関しまして、空き農地の情報提供などの相談業務や民間団体が実施する就農促進事業に対する支援を実施しているということですが、実績として何人の新規就農者がありましたか、そしてその定着率に関してはどうなっているか御説明をお願いします。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) これまでの就農者数の御質問でございます。市が把握している数字でございますが、過去3年間でございます。新規就農者の数ですが、平成21年度が5人、それから22年度が2人、23年度が4人となっております。これらの新規の就農者の方々は、現在も営農を続けております。したがいまして、定着率は100%でございます。

 以上でございます。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。

 トータルすると11人ですか、その中には恐らく後継ぎの方と本当の全くの新規がいると思うんですが、その内訳どうなりますか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 先ほど申し上げた数字のうち、新規の参入者と親元からの就農者、これはいわゆる後継者と言えると思いますが、その合算については、先ほどの数のうち平成21年度はお一人、同じく平成22年度もお一人、平成23年度はゼロということでございます。したがいまして、合計でお二人ということでございます。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。3年間で2人ってやっぱり少ないですね。さっきも言いましたけれども、1年間に100人以上がやめているんで、2人ぐらいしか、年間1人、2人、焼け石に水みたいな感じで厳しいところかなと思います。これらの事業に対しては、市として予算というのはどれぐらいかかっているんでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) こうした事業に対する市からの補助金は支出はしてございません。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。費用対効果も何もないんですけれども、そうすると、これだけ新規の就農がないということは、やっぱりもう少しお金をかける、お金をかければ来るかわからないですけれども、もっと効果的な対策をやっていかないといけないんじゃないかなと思います。今後費用かかったらかかったなりの費用対効果の高い事業展開が何かしら行われることを期待しております。

 次に、地域おこし協力隊の話がありましたが、昨年度が2名、今年度2名で足して4だと思うんですけれども、新聞では3名の方が、女性含め入っていらっしゃって、2足す3は5だと思うんですけれども、そこはいかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 昨年度から活動をしていただいた隊員のうちのお一人が、一身上の都合によりまして5月の末で退任をしております。したがいまして、今年度の募集を3名にして、昨年度の1名と合わせて合計で4名ということになっております。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。どういった理由かはちょっと追求できないと思うんで、そこはいいです。そういった方々が定着していかれることを一生懸命サポートしていかなきゃいけないなという状況だと思います。

 次に、また隣の南房総市さんの話になりますが、何かJAさんと協同で農業振興法人を設立して農業の活性化を促進するということで4,000万近い事業費組んでいるのかな。漁業におきましても1億3,500万円の予算組んでいるみたいです。本来JAさんというのは、よく聞く話ですと、農業器具を売ったり、農薬を売ったり、あるいは保険業務だったり金融関係でそちらを頑張っていますが、営農のサポートというのは余りされていないというお話を聞くんですが、館山市におきましてもJAさんを利用というとあれですが、活用して、協同で何か農業の活性化に対しての活動というのは考えていますか。



○議長(福岡信治) 上野経済観光部長。



◎経済観光部長(上野学) 南房総市のほうでつくられた農業振興法人でございますけれども、将来的には南房総市だけではなくて、安房管内全域を対象とした事業展開を計画しているというふうに伺っております。この組織でございますけれども、農家のニーズに合わせた支援業務をする、主な業務として農地の利用集積、それから担い手の育成のための研修、農作業の受託などを行うというふうに伺っております。今後館山市としては、南房総市、JA安房、ほかの市町、こういうところの動向を見きわめながら対応してまいりたいと、かように考えております。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。

 次に、例えばの話なんですけれども、提案というか、お願いになりますか。例えばの話ですけれども、市のほうで耕作放棄地のほうを借り上げるとかの工夫をしていただいて、シルバー人材センターとか、あるいはNPOなどを活用して営農集団の組織立ち上げてということは可能か不可能かわかりませんけれども、例えばシルバー人材センターの方々って普通の仕事をリタイアされて、まだまだ働ける方が参加していると思うので、軽作業の農作業とかできると思うんです。ですから、そういう方々の活用を農業のほうへと少し向けるようなことを今後していっていただくのもおもしろいアイデアかなと思います。

 あとさっき話に出ました人・農地プランに関しましては、補正のほうで質疑でまたさせていただきますので、次へ移らせていただきます。続きまして、小学校の放課後事業についてですが、まず放課後子ども教室に関しましては、ほかの教室を用意してくださるとかそういう話がございましたので、コーディネーターさんと協力しながら、北条だけに限らず、本年プラス2校考えているということなので、随時進めていただいて、子供たちが楽しい放課後を送れるようにお願いします。

 学童クラブに対してちょっと質問したいと思います。現在市内の学童クラブは全部父母会の運営によって行われております。民設民営の形態で各学童クラブ独立しており、規約とか保育料とか統一されていないと思います。しかしながら、どの学童も学校が教室を提供し、同じ形態での運営ですので、極力同じ条件ですべての児童たちが在籍するべきだと思うんですが、今までも議論されてきたと思いますが、今後学童クラブを公設公営でやっていくというふうな考えはないですか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 学童クラブについて、公設公営にする考えはないかということでございますけれども、現在各学童クラブにおいて保護者会の熱意というんですか、そういう考えに基づいて、それぞれが利用しやすい形で運営しているところでございます。また、運営方法についても保護者会の方と指導員の方が協議を進めていく中で、それぞれの学童クラブが利用しやすい形で運営方法をとっているところでございます。公設となると、保育料やその内容等も一律となって、かえって利用しにくくなる、そういう面が出てくるかと考えられますので、現在のところは引き続き保護者会での運営に対して支援してまいりたいと、そういうふうに考えているところでございます。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) お考えはわかりました。何でこんなことを聞いたかというと、全部の学童さんでないんですけれども、何件か話、指導員さんとしたんですけれども、その中で父母の会でやっているよりも市のほうで面倒見ていただいたほうが私たちはやりやすいという方もいらっしゃったので、私のほうから提案としてNPOとか指導員さんが中心に設立して運営していくという手もあるんだけれども、そういうのも考えてみたらと言ったら、ああ、そうなんだとおっしゃっていました。

 その件に関してお伺いしたいんですけれども、指導員さんを中心にNPOを設立、運営するという流れができた場合に、市として設立の準備から運営が行われるようになるまで協力というのは可能でしょうか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 指導員さんの中でNPO法人をつくりたいと、そういうふうな動きが出てきて、またその機運が高まった、そのような状況の中では、市としてはNPO法人設立のための手続に関する情報提供とか申請の仕方、どうやって設立するのがいいのかという、そういう支援を市としては考えていきたい、支援ができると考えております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。ぜひその段にはお願いいたします。

 続きまして、北条小の耐震工事に絡んでなんですけれども、2月の議会では子供たちが戻ってくるころには安全が保たれるようにしたいということを伺ったので、夏休み終わったら足場なくなっているかなと思ったんです。この間話聞きましたら、10月ぐらいまで何か足場が残りそうな話を聞きましたが、安全対策は大丈夫でしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 夏休み期間中にできれば工事を終わらせたかったんですが、何分にも北条小の全体の工事がかなり大きいもので、本来3年で考えていたものを早く耐震化を終わらせようということで2カ年で終わらせようという工程になっていますので、9月、夏休みが終わっても少し足場とかが残ると思います。その際、夏休み期間中もそうなんですが、まず工事場所については仮囲いをすべて行います。また、かなり危険な重機が入る場合には、その重機に人が立ちますし、工事現場と学校の子供たちの居場所は必ず仮囲いで区別するというようなことをしたいと思います。

 また、内部の工事につきましては、これはブレスの設置時点になると思うんですが、そのときは子供たちを一時的に別の教室に移すというようなことで対応していきたいと思っています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。子供たちに何かあってはいけないので、本当に最善を尽くしていただきたいと思います。

 あともう1点、安全、安心に関してですけれども、よく小学校の避難訓練だったり防災マニュアルが話に出ますけれども、学童さんに対しても多分厚労省のほうから通知か何か来ていて、防災、防犯に対するマニュアルとか計画を策定しろとありますが、館山市の学童さんはそろっていますか。



○議長(福岡信治) 西川健康福祉部長。



◎健康福祉部長(西川隆) 学童クラブに関する防犯、防災マニュアルにつきましては、千葉県放課後児童クラブガイドラインの中で防犯、防災についてそういうガイドラインを設けなさい、マニュアルを作成しなさいという規定がございます。各学童クラブの中でそのガイドラインに沿ってマニュアル等を作成しているところもありますけれども、いまだ作成していないところがございますので、それにつきましては、今年度中に作成するよう指導、また作成に対して協力をしてまいりたいと、以上のように考えております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。ぜひ早期にお願いします。

 では、学童さんはこれで終わりにします。それで、最後に環境エネルギー問題に関して再質問いたします。まず初めに、先ほど金丸市長のほうで原発依存から再生エネルギー依存へとシフトをしていくべきとのお話ありましたけれども、最終的にはなくなったほうがいいとお考えでしょうか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 結論から言えば、なくなったほうがいいと。というのは、その理由は、やはりこれから先は持続可能な社会を築いていくことが必要なんだと。成長成長じゃなくて、やはりある程度の成長率は持った中で持続可能な社会をつくっていく、それに一番の問題になっているのがやはり放射性の廃棄物、これを将来に残していいものかどうか、ここはやはりしっかり考えなきゃいけないと思っています。そういう意味から、今完全に原子力全部だめだということを言っているわけじゃなくて、やはりこれは今までそれだけの日本の経済的なもの、そういうものが国策として進めてきたわけですから、それは可能な限り縮小していくのが望ましいと。最終的には、原子力に依存しない社会が構築できれば、それにこしたことはないと。その理由は、先ほどお話ししましたように、放射性廃棄物、この問題が一番大きいと、こう考えています。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。いずれにしろ、ないほうがいいというお考えだと思いますので、わかりました。

 自然エネルギーにシフトしていくべきだとおっしゃいますので、今後市内における自然エネルギーによる発電量が、これから館山市においてウナギ登りに上昇していくことを期待します。

 そこで、お伺いしたいんですけれども、市としては農水産物の地産地消を推進していると思います。電力に関してもエネルギーの地産地消、それを推進するまち館山とか、そういうスローガンを掲げて再生エネルギーの導入を拡大していってほしいんですけれども、それに関して再生エネルギー導入拡大のプロジェクトとして、チームとかそういった民間でもいいんですけれども、そういった機運を高めていって、再生エネルギーにあふれるようなまちにしていこうというふうなお考えはないでしょうか。市長、お願いします。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これはそうしていく方向性はあります。今現在は、市の財政等もいろいろありますので、できる限りのことで今進んでいます。太陽光というものを促進していこうと、また風力もそういうものがあれば、そういうこともやっていきたい。その中で、やはり民間と協働的な、または民間を支援していくというような形でやっていきたいなと思っています。

 私個人的な考え方なんですが、日本の場合には火山国ですので、国策として地熱発電というのをしっかりやるべきだと、北欧でやっているように。それを国策として取り上げていくべきだろうし、またメタンハイドレートの関係、これはどう利用していくかというのは今研究段階ですけれども、それをしっかりと取り組んでいけば、非常に燃料的なものには不自由しないかなと。そういうふうなことを国策としてぜひ取り組んでいただきたいと、こういうような形で考えています。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) 非常に今回はほとんど前向きな答えばかりでありがとうございます。

 もう時間余りないのですけれども、最後お願いになると思うんです。国のほうで来年度で検討していることですけれども、洋上風力などの海洋の再生エネルギーの利用について、政府は大規模な実証実験海域を全国に公募するような話も伺っています。そういったことに館山市としても積極的に前向きにとらえていっていただきたいなと思うのがまず1点で、今市長がおっしゃいましたけれども、民間の活用、例えば館山市の公共物の建物に対して、民間のほうで何か乗っけてもらって、その利益を民間のほうが得るとか、あるいは個人の住宅の屋根をお借りして、館山市のほうで設置させていただいて、電気代安くなる分がその間借り料で買い取り分は館山市がいただくとか、いろんなシステムを可能な限りいろいろ考えていって、可能なところは推進していくような行政の動きを今後していっていただければと思います。

 先ほども言いましたけれども、将来にわたって原子力に頼らない、将来子供たちが安心、安全に暮らせるような世界、日本をつくれるように、今後も一市町村、行政として少しでも貢献できればと思いますので、その辺のことを考えて、今後市政の運営をお願いいたしたいと思います。

 以上で終わります。



○議長(福岡信治) 以上で、3番森 正一議員の質問を終わります。





△散会午後零時00分



○議長(福岡信治) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 次会は18日午前10時開会とし、その議事は一般議案及び補正予算の審議といたします。

 本日は、これをもって散会といたします。



 ◎本日の会議に付した事件

1 行政一般通告質問