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千葉県 館山市

平成24年  3月 定例会(第1回) 02月27日−01号




平成24年  3月 定例会(第1回) − 02月27日−01号









平成24年  3月 定例会(第1回)





1 平成24年2月27日(月曜日)午前10時
1 館山市役所議場
1 出席議員 18名
       1番  福 岡 信 治          2番  石 井 敏 宏
       3番  森   正 一          4番  瀬 能 孝 夫
       5番  望 月   昇          6番  石 井 敬 之
       7番  太 田   浩          8番  龍 ?   滋
       9番  石 井 信 重         10番  本 多 成 年
      11番  三 澤   智         12番  鈴 木 正 一
      13番  内 藤 欽 次         14番  秋 山   貴
      15番  榎 本 祐 三         16番  吉 田 惠 年
      17番  本 橋 亮 一         18番  鈴 木 順 子
1 欠席議員  なし
1 出席説明員
  市     長  金 丸 謙 一     副  市  長  関   隆 晴
  会 計 管 理 者  庄 司 武 雄     市 長 公 室 長  田 中   豊
  総 務 部 長  鎌 田 洋 司     健 康 福祉部長  武 田 博 之
  経 済 観光部長  吉 田 安 重     建 設 環境部長  忍 足 俊 之

  教 育 委 員 会  半 澤 美緒子     教 育 委 員 会  石 井 達 郎
  委  員  長              教  育  長

  教育委員会次長  鈴 木 千佳士     選挙管理委員会  安 西 信 雄
                       委  員  長

  選挙管理委員会  四ノ宮   朗     監 査 委 員  宮 ? 健 一
  事 務 局書記長

  監 査 事務局長  小 柴 正 典     農業委員会会長  加 藤   貢

  農 業 委 員 会  石 井 節 子
  事 務 局 長
1 出席事務局職員
  事 務 局 長  和泉澤   薫     書     記  井 澤   浩
  書     記  安 田 仁 一     書     記  和 田 敦 子
  書     記  小 ? 恒 夫     書     記  福 原 拓 也
  書     記  粕 谷 政 雄
1 議事日程(第1号)
 平成24年2月27日午前10時開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 会期の決定
 日程第3 会議日程の決定

 日程第4 議案第 3号 平成24年度館山市一般会計予算
      議案第 4号 平成24年度館山市国民健康保険特別会計予算
      議案第 5号 平成24年度館山市後期高齢者医療特別会計予算
      議案第 6号 平成24年度館山市介護保険特別会計予算
      議案第 7号 平成24年度館山市下水道事業特別会計予算
      議案第 8号 千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関
             する協議について
      議案第 9号 館山市畑地区に係る公共的施設の総合整備計画の変更について
      議案第10号 館山市行政組織条例の一部を改正する条例の制定について
      議案第11号 館山市職員給与条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条
             例の制定について
      議案第12号 館山市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について
      議案第13号 フレフレ・たてやま応援条例の一部を改正する条例の制定につい
             て
      議案第14号 ダッペエ基金条例の制定について
      議案第15号 小谷家住宅保存活用支援基金条例の制定について
      議案第16号 館山市市税条例の一部を改正する条例の制定について
      議案第17号 館山市暴力団排除条例の制定について
      議案第18号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための
             関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関す
             る条例の制定について
      議案第19号 館山市スポーツ振興審議会設置条例の一部を改正する条例の制定
             について
      議案第20号 館山市子ども医療費支給条例の一部を改正する条例の制定につい
             て
      議案第21号 館山市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
      議案第22号 平成23年度館山市一般会計補正予算(第8号)
      議案第23号 平成23年度館山市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
      議案第24号 平成23年度館山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
      議案第25号 平成23年度館山市介護保険特別会計補正予算(第3号)
      議案第26号 平成23年度館山市下水道事業特別会計補正予算(第3号)







△開会午前10時00分



○議長(福岡信治) 本日の出席議員数18名、これより平成24年第1回市議会定例会を開会いたします。

 本日の会議を開きます。





△議長の報告



○議長(福岡信治) 本定例会議案審議のため、地方自治法第121条の規定に基づく出席要求に対し、お手元に配付のとおり出席報告がありました。

 次に、市長から地方自治法第180条の規定による専決処分の報告、監査委員から平成23年度第1回監査の結果が報告されております。お手元に配付の印刷書により御了承願います。





△議案の配付



○議長(福岡信治) 市長から議案の送付がありましたので、これを受理し、既に各議員に配付してありますので、御了承願います。

 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。





△会議録署名議員の指名



○議長(福岡信治) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 7番太田 浩議員、13番内藤欽次議員、以上両名を指名いたします。





△会期の決定



○議長(福岡信治) 日程第2、会期の決定を行います。

 お諮りいたします。本定例会の会期について、議会運営委員会の意見は本日から3月26日までの29日間ということであります。会期を29日間と決めることに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福岡信治) 御異議なしと認めます。よって、会期は29日間と決定いたしました。





△会議日程の決定



○議長(福岡信治) 日程第3、会議日程の決定を行います。

 お諮りいたします。お手元に配付の会議日程表は、議会運営委員会の意見により作成いたしました。本定例会をこの会議日程表により運びますとともに、議事の都合等によりましてその都度これを改めることとし、大体このようにしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福岡信治) 御異議なしと認めます。よって、会議日程は決定されました。





△議案の上程



○議長(福岡信治) 日程第4、議案第3号乃至議案第26号の各議案を一括して議題といたします。





△施政方針並びに提案理由の説明



○議長(福岡信治) これより平成24年度施政方針並びに各議案に対する提案理由の説明を求めます。

 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 皆さん、おはようございます。本日、ここに第1回市議会定例会を招集し、平成24年度の一般会計及び特別会計予算案を初めとする各議案の御審議をお願いするに当たり、新年度の市政運営の所信と施策の概要を申し上げ、議員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 昨年3月11日に発生いたしました東日本大震災及びこれに伴う福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故から、はや1年が経過しようとしております。この未曾有の災害により、我が国は東北地方を中心に甚大な被害を受けました。いまだ館山市においても、50名弱の方々が避難生活を送っております。

 地震や大津波により、かけがえのない命を失った多くの方々に改めて御冥福をお祈り申し上げますとともに、いまだ避難生活を強いられております皆様方にも心からお見舞いを申し上げる次第でございます。

 国におきましては、東日本大震災復興に係る経費を中心として第4次までに及ぶ総額20兆円を超える補正予算を組み、大震災や原子力災害からの復興、また中小企業支援策などに当たっております。しかしながら、我が国の経済状況はもとより、円高や長引くデフレなど厳しい状況にあり、幾ばくかの復興特需は見込めるものの今後も雇用情勢の悪化などが懸念され、継続的な復旧・復興に向けた取り組みが不可欠であると考えております。

 また、大震災の影響に加え、欧州の政府債務危機が金融資本市場に大きな影響を及ぼしていることや原子力災害の影響による電力供給の制約などにより、景気の動向は依然として予断を許さない状況下にあります。

 一方、財務省が1月25日に発表した貿易統計によれば、平成23年の我が国の貿易収支は、リーマンショックにより年度ベースで赤字となった平成20年度を除けば、第2次石油危機により赤字に陥った昭和55年以来、31年ぶりの年次貿易赤字となりました。この原因といたしましては、大震災や歴史的な円高の影響で輸出が落ち込む中、火力発電の燃料となる液化天然ガスの輸入が膨らんだことが大きな要因とされております。さらに、欧州債務危機や中国経済成長の変調などによる輸出の鈍化やイランの核開発問題に伴う原油相場の上昇などが長引くこととなれば、この貿易赤字が一過性のものではなく、戦後我が国の経済成長を支えてきた貿易立国モデルの崩壊を招くことも懸念され、「日本の経済構造の大きな転換期を迎えている」と言っても過言ではないと考えております。

 このような状況の中、政府は「社会保障と税の一体改革」の素案を決定いたしましたが、その内容は「消費税増税で広く国民に負担を求める一方で、そのほかの税制や社会保障の見直しにより、所得の低い人はもとより、現役世代にも配慮した内容である」とされております。消費税の増税につきましては、税率を現行の5%から2014年4月には8%へ、また2015年10月には10%へ段階的に引き上げるとしており、そのねらいは膨らみ続ける社会保障費への借入金による対応をできるだけ削減し、財政を再建することにありますが、国民には大きな負担増であり、景気が悪化した際に消費税増税実施の是非を検討する「景気条項」は設けられるものの、既に低迷している景気の中での増税はさらに我が国経済を悪化させる懸念があると報道されております。

 私といたしましては、政府の財政再建と景気回復の両立の実現に期待しつつ、今後の国会審議の動向を注視してまいりたいと考えております。

 こうした我が国の情勢の中、平成23年度の館山市は大震災後の復興支援と経済回復への取り組みからスタートいたしました。幸いにも大震災による直接的な被害は受けずに済んだ館山市ではありますが、福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故に伴う主要産業への風評被害や計画停電による被害については、甚大なものがありました。

 市では、大震災発生後、速やかに庁内に「館山市復興支援会議」を立ち上げ、福祉課内に「東日本大震災支援室」を設置し、「活かそう!届けよう!館山の元気と心」のスローガンのもと、被災地への物的・人的支援を積極的に行うとともに、市内の商工業者や観光業者等への「緊急経済対策事業」を実施するなどの取り組みを展開してまいりました。

 特に原子力発電所事故に伴う観光業への風評被害につきましては、東京電力が去る1月10日に館山市を含む千葉県の太平洋に面した16市町村の主に観光客を対象として営業を行っている宿泊関係産業、レジャー施設、交通産業、文化・社会教育施設、飲食業、小売業等を補償対象に含めることを発表いたしましたが、この取り組みも含め、館山市の社会・経済状況が早期に大震災発生前の状況に回復することを心から願っております。

 さて、来る平成24年度の施政方針ですが、私といたしましては重点を「活力あるふるさと館山の実現」に置き、第3期基本計画における2年目の取り組みを推進してまいります。

 私はその中で、改めまして「市民の生活が最優先」との強い信念のもと、「活力あるふるさと館山」を創造し、総合計画に掲げた将来像である「輝く人・美しい自然 元気なまち館山」の具現化に、より一層邁進してまいる所存でございます。

 それでは、平成24年度の予算案につきまして、第3期基本計画の重点施策「健康で安心して暮らすことのできるまちづくり」、「経済活性化によるまちづくり」、「財政の安定と健全化」の順に主要な施策について御説明させていただきます。

 初めに、重点施策の第1点目、「健康で安心して暮らすことのできるまちづくり」についてでございます。

 私は、第1に、「市民の方々が、健康に生活していくことができること」が最大の課題であると考えております。そのため、市民の健康の増進を図ることを目標に「予防医療の充実」に力を傾けてまいります。具体的には、生後2カ月から5歳未満の幼児を対象とした「小児肺炎球菌ワクチン」及び「インフルエンザ菌b型」、いわゆる「ヒブワクチン」の予防接種を、また中学生及び高校1年生相当の女子には「子宮頸がんワクチン」の予防接種を昨年度と同様に自己負担なしで実施するなど、「予防接種事業」を積極的に推進してまいります。

 次に、「地域医療体制の整備促進」に当たりましては、館山市を初めとした地域住民の生命と健康を守るため、安房郡市広域市町村圏事務組合に対し救急医療に係る保健衛生費を負担し、救急医療体制の確保、充実を図るとともに、社会福祉法人太陽会が運営する「安房地域医療センター」に対し救急医療事業運営費補助金の助成を行い、地域医療体制の整備を促進いたします。なお、全国的に不足している看護師の養成に関しましては、学校法人鉄蕉館が鴨川市内で整備を進めております「亀田医療大学」の開学費用に助成をするとともに、平成23年度に創設した「館山市看護師等修学資金貸付制度」のさらなる利用の促進を図り、看護師を確保しやすい体制づくりを進めてまいります。

 次に、子育てしやすい環境づくりにつきましては、子供の健やかな成長と子供の医療費に係る保護者の経済的負担の軽減を図ることを目的に、「子ども医療費助成事業」といたしまして小学校3年生までの子供の保険診療に係る自己負担に対して助成するとともに、平成24年8月診療分からは中学校3年生までの入院医療費を対象に助成範囲を拡大いたします。また、次世代の社会を担う子供一人一人の成長を社会全体で応援するため、「子どものための手当支給事業」といたしまして中学校修了前までの児童を養育する保護者を対象に手当を支給し、子育てに係る経済的な負担を軽減いたします。

 さらに、就学前の乳幼児を持つ親と子が気軽に集い、子育て中の親子の交流や子育て講座、育児相談などを通して子育てへの不安解消や虐待防止などを図るため、「元気な広場運営事業」を推進してまいります。

 これに加え、児童が病気の治療中または病気の回復期にあり、集団保育や保護者による保育が困難な場合に、「病児・病後児保育事業」といたしまして病児、病後児の保育を「亀田ファミリークリニック館山」に委託し、保護者の子育てと就労等の両立を支援してまいります。

 次に、高齢化に対応する施策に関しましては、高齢者の方々がいつまでも生涯現役で活躍していただくことを願い、「高齢者福祉団体補助事業」といたしまして引き続き老人クラブや館山市シルバー人材センターへの助成を行うとともに、平成24年度は「館山市第6期高齢者保健福祉計画・第5期介護保険事業計画」のスタートの年となります。この計画に基づき、引き続き高齢者の方々への医療・福祉の充実を図るとともに、円滑で安定的な介護保険制度の運営に努めてまいります。

 次に、安全・安心のまちづくりについてでございます。先ほども申し上げましたが、昨年3月11日の東日本大震災では、当館山市におきましては市民の生命・財産にかかわる直接的な被害は免れたものの、改めて災害の恐ろしさを思い知らされることとなりました。この大震災を教訓として、災害はいつでもどこでも起こり得るということ、自然災害をなくすることはできないが、被害は減らすことができるという「減災」の概念の重要さを痛感し、日ごろの備えこそ被害を最小限にとどめるための必須の条件であるということを再認識いたしました。いかに「減災」できるかは常日ごろからの有事に備えた防災体制づくりにあると考えておりますので、自助・共助・公助による地域防災力の強化に努めるためにも、これまで以上に避難訓練などの取り組みに積極的に当たるとともに、行政はもとより、市民の皆様が災害時の迅速かつ効率的な救援活動に的確に対応できるよう、「自主防災促進事業」といたしまして自主防災組織の充実に努めてまいります。

 また、今回の大震災に伴う津波被害は、国の想定をはるかに超えるものでありました。国・県におきましては、今回の大災害を教訓として防災計画の見直し作業を急いでおりますが、31.5キロメートルの海岸線を持つ館山市といたしましても、津波浸水予想地域などを中心とした防災マップの見直しを行い、市内全世帯、事業所等に配布することで災害に対する警戒避難体制の整備を早急に図ってまいります。

 なお、災害発生時に迅速かつ的確な情報を市民の皆様方に伝達するため、現在市内に115基設置している防災行政無線屋外子局につきましては、去る2月3日の第1回市議会臨時会において承認をいただきましたが、新たに10基を整備してまいります。また、これに加え、既存施設の保守点検・修繕工事につきましても進めてまいります。

 さらに、津波浸水予想地域内の難聴世帯や災害時要援護者、自主防災会、消防団などに、屋内で防災行政無線が受信でき、また持ち運ぶことのできる防災ラジオの配布を図ってまいります。

 次に、原子力発電所の被災に伴う放射能漏れ事故に係る各産業への風評被害対策についてですが、館山市といたしましては引き続き風評被害を払拭するため、空間放射線量の測定を継続し、監視に努めるとともに、農水産物など生鮮食料品や海水などの検査を実施する千葉県との連携のもと、情報収集・開示に努めてまいります。

 また、現在市内各所で実施しております放射線量の測定結果は低く、問題となる値ではありませんが、これらにつきましても市民の皆様に安心していただくため測定を継続し、監視に努めてまいります。

 なお、冒頭で申し上げましたが、いまだ東日本大震災により館山市に避難されている方々が多数おられます。館山市では、今後も引き続き「東日本大震災避難者支援事業」といたしまして、避難者への民間賃貸住宅借り上げによる応急仮設住宅の提供や生活支援情報の提供、相談業務等に当たってまいります。

 次に、生活基盤の整備についてでございますが、道路整備の面では一般国道127号富津館山道路富浦インターチェンジから那古交差点まではいまだ4車線化の実現に至っておらず、休日には慢性的な渋滞が発生しております。幹線道路から市街地へのアクセス性及び域内交通の循環性の向上は、この地に生活する市民の方々にとっても喫緊の課題であります。これとともに「“渚の駅”たてやま」のオープンも間近に控えるなど、みなとまちづくりを推進している海浜地域に観光客などの来訪者を誘導することは、地域活性化の一助になるものと考えております。そこで、富浦インターチェンジ付近から船形地区を経由して「鏡ヶ浦通り」へアクセスする「(仮称)船形バイパス」の整備を推進するため、「船形館山港線道路整備事業」といたしまして道路詳細設計を実施いたします。

 また、市民の生活道路につきましては、引き続き道路機能の向上を図るため、必要箇所の改良を推進するとともに、適正な維持管理を図ってまいります。

 次に、雨水排水路の整備に関しましては、老朽化が著しい「閼伽井下排水路」の改良工事を実施するなど、市民の安全で安心な生活環境の確保に努めてまいります。

 次に、環境保全対策に関しましては、「館山市小規模埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例」につきまして、他の自治体を参考として条例の見直しを進め、環境への負荷の軽減に努めてまいります。

 また、地球温暖化対策といたしましては、住宅太陽光発電システムを設置する個人に対しての助成を継続してまいります。

 なお、ごみ処理に関する対策といたしましては、ごみの分別による再資源化を促進し、燃やせるごみの減量化を図るため、「ごみ再資源化事業」といたしまして資源ごみ等の収集運搬及び処理業務等を委託するとともに、ごみ焼却施設である清掃センターから発生する焼却灰の市外最終処分場への運搬及び処理を委託することで館山市最終処分場の延命化を図ってまいります。

 次に、教育の面でございますが、教育委員会では「館山市学校再編基本指針」に基づき、学校の主役である子供たちに適切な学校環境の構築を推進することを目的に、富崎小学校の神戸小学校への統合につきまして、地元の「富崎地区小学校学校再編を考える会」との協議を進めてまいりましたが、昨年11月28日に再編に関する協定を締結し、本年4月1日からの統合が正式に決定いたしました。現在は、4月1日からの神戸小学校での学校生活がスムーズに行えるよう、さらに交流学習や教育カリキュラムのすり合せ等に遺漏がないよう準備をし、万全を期して新年度を迎えます。

 次に、「学校施設の整備拡充」につきましては、第1回市議会臨時会で承認をいただきました「館山小学校耐震改修事業」も含め、小学校・中学校の校舎・屋内運動場の安全性を確保するため、耐震改修・老朽化施設の改修を進めておりますが、これに加え新たに幼稚園の園舎等の耐震診断を実施し、必要に応じて耐震改修工事を行うことでさらに安全で安心な教育施設の整備と学習環境の向上に努めてまいります。

 また、急速な少子高齢化の進展や家庭・地域を取り巻く環境の変化の中で、保護者や地域の多様なニーズにこたえるため、現在国において取り組んでおります「子ども・子育てシステム」の検討会議などの動向を的確にとらえながら、幼保一元化への取り組みを推進してまいります。そのため、同じく市議会臨時会で承認をいただきました船形幼稚園及び船形保育園並びに九重幼稚園及び九重保育園の幼保一元化に伴う施設整備工事を進めるとともに、それぞれの地域の特徴を生かしたカリキュラムを作成し、平成25年4月に「こども園」として開園できるよう準備を進めてまいります。

 次に、スポーツイベントでは、ロンドンオリンピックアジア大陸別代表選考会を兼ねた「ASTCトライアスロンアジア選手権(2012/館山)」が来る4月7日及び8日に、館山市を会場に開催されます。この大会には、アジア25カ国から2,000人を超える方々が来訪され、大きな経済効果が生まれるとともに、「日本を元気に」を大会テーマに掲げ、大震災による風評被害を払拭し、「海を含めた日本の安全」を館山からアジアへ、さらには全世界へと発信してまいります。全市民が一丸となってアジア各地からの選手を温かいおもてなしの心でお迎えしたいと考えておりますので、皆様方の多大なる御協力を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。

 次に、館山市を初めとする安房地域の3市1町で構成している安房郡市広域市町村圏事務組合の主な事業についてでございますが、まず「安房郡市消防本部・館山消防署合同庁舎建設事業」につきましてはこの3月中に完成し、平成24年度当初から新庁舎において消防本部及び館山消防署の業務が開始されることとなります。

 次に、南房総市山名地内で進められている「新火葬場建設事業」に関しましては、現在施設の建築工事が順調に進んでおり、平成24年10月から業務が開始される予定となっております。

 次に、構成市町のごみ処理施設が老朽化する中、各市町のごみ処理を広域で対応する「ごみ処理広域化推進事業」につきましては、今年度より基本計画の策定、処理方式の検討などを行っておりますが、今後平成31年度の施設竣工を目途に環境アセスメントの実施や焼却施設等の工事を進めていく予定となっております。

 安房郡市広域市町村圏事務組合では、このように大規模な事業が実施されておりますが、館山市といたしましては各事業の着実な進捗に寄与することを目的として、応分の負担をしてまいります。

 次に、重点施策の第2点目、「経済活性化によるまちづくり」についてでございます。

 私は、館山市の経済を活性化させ、まちを元気にするためには、観光を起爆剤に交流人口をふやし、短期滞在から長期滞在、さらには移住定住につなげ、市内の事業者における経済循環を活発にすることが重要であると考えております。そのためには「まずは、来訪者を受け入れる“基礎力”というものを地域としてしっかり確立することが大切である」との認識を昨年の東日本大震災以降強く持っております。

 お客様に喜びをもたらす「おもてなしの心」、「多くの関係者の連携」、そして「南房総地域としての広域連携」が基礎力の3本柱であり、これらをもとに食や温泉を初めとする地域資源の商品化、効果的なプロモーション、集客イベントの開催、快適な周遊環境のための施設整備を進めることが必要であると考えております。また、新たなターゲットとして、訪日外国人観光客の誘致についても的確な対応が求められていると感じております。

 既に商工関係者や観光関係者を中心に「おもてなし」のための研修会が開催されており、また今般の「館山炙り海鮮丼」など食のブランド開発では、両関係者による連携強化も進んでおります。

 さらに、平成20年度に観光庁の認定を受けた「南房総地域観光圏」の取り組みなどにより、広域連携も進展しております。

 これらの取り組みを着実に継続し、時代の変化に対応できるよう進化させることにより、地域経済の活性化を実現してまいりたいと考えております。

 次に、房総里見氏の城跡である稲村城跡が南房総市の岡本城跡とともに、去る1月24日に「里見氏城跡・稲村城跡・岡本城跡」として国史跡の指定を受けました。この指定を機に来年度は「稲村城跡」の保存管理計画策定委員会を組織し、保存と史跡を活用した地域振興、まちづくりの方策を検討してまいります。

 なお、里見氏に関しましては、民間有志により盛り上がりを見せておりますNHK大河ドラマ化を目指す活動に対し、行政の役割を踏まえ、その機運を盛り上げるために「歴史副読本さとみ物語の作成」や「市広報紙への里見氏正史の特集掲載」などを行い、今後も側面から支援をしてまいります。

 次に、平成22年12月にデビューした館山市のマスコットキャラクター「ダッペエ」につきましては、館山市をPRする観光キャンペーン等での活躍や民間企業による各種ダッペエグッズの商品化も始まり、観光客や市民の皆様にも喜ばれており、観光振興におけるイメージ戦略の一翼を担っていると自負しております。

 そして、観光振興に関しましては、来る3月25日に館山市の観光交流拠点の中心的施設となる「“渚の駅”たてやま」がいよいよオープンを迎えます。館山夕日桟橋の基部に位置する「“渚の駅”たてやま」は、海と陸との結節点として海路・陸路からの来訪者をお出迎えし、観光スポットや体験フィールドに誘導する館山市のビジターセンターとしての機能を担ってまいります。「海辺の広場」では、自然の宝庫である館山湾の魚などの生物を中心に紹介し、天候に左右されることなく学習旅行などを受け入れることが可能な体験学習施設として活用してまいります。なお、商業施設棟につきましては、大震災以降の社会情勢の変化に即応するため、公設民営方式での整備・運営方針といたしましたが、平成24年度に実施する施設の設計にあわせて出店事業者の募集や協議等を実施し、早期に営業を開始することができるよう努めてまいります。

 次に、観光の環境整備についてでございますが、おかげさまで去る1月末に新井海岸のトイレを改築することができました。平成24年度につきましては、館山市の代表的な観光スポットである城山公園のトイレ改修及び洲埼灯台周辺のトイレ改築など、観光客を初めとした公園等利用者の利便性の向上を図ってまいります。

 また、文化財を活用した観光振興では、館山海軍航空隊赤山地下壕跡と館山市立博物館本館及び館山城の共通観覧券を発行するとともに、これにあわせまして博物館分館や海辺の広場を包含する「“渚の駅”たてやま」への周遊しやすい仕組みづくりを推進してまいります。

 なお、市立博物館の運営に関しましては、本館・館山城(八犬伝博物館)及び分館の効率的な運営と博物館事業の充実を目指して、本館と分館の事務及び職員体制を再編する機能統合を行ってまいります。

 次に、商工業振興の面でございますが、市内中小企業の振興を図るため、館山市中小企業融資等の借り入れを行った中小企業者に対して保証料及び利子の一部を補給するとともに、融資の円滑化を図るため、市内金融機関に預託を行います。

 次に、失業者の雇用対策といたしましては、引き続き国の「緊急雇用創出事業」を活用し、雇用の創出に努めてまいります。具体的には、「渚の駅」のオープンとともに開館する「海辺の広場」において、施設内で各種団体が催すさまざまな自然体験学習をサポートする「海辺の広場自然体験指導業務事業」や館山市を訪れた方々に対し、おもてなしの心を持って地域の歴史文化などを伝えることができる市民を育成することを目的とした「おもてなしガイドブック作成事業」など、13事業で「緊急雇用創出事業」を活用し、非常勤職員として合計30名を雇用する予定でございます。

 次に、千葉県企業庁による「館山工業団地整備事業」についてですが、既に報道等で御案内のとおり、企業庁による土地造成整備事業が平成24年度限りで収束されることが決定されております。

 また、去る平成23年5月には、千葉県商工労働部が県内7つの工業団地等の用地を評価した結果を発表いたしましたが、今後より絞り込んで事業採算性等についての詳細な調査を実施する候補地は、評価の高かった「袖ケ浦椎の森工業団地」と「茂原にいはる工業団地」の2カ所にとどまりました。「館山工業団地」は全体の6位という評価であったため、事実上千葉県による「館山工業団地整備事業」に終止符が打たれることとなりました。

 一方、企業庁では、地元館山市が当該用地の利活用を希望する場合、「千葉県企業庁未造成土地等処分要綱」に定める「公共活用」に該当する計画を策定し、同計画が企業庁の経営戦略会議で「公共活用」として認められれば、館山市に当該用地を無償譲渡するとしております。

 館山市といたしましては、当初の工業団地整備計画を受け入れた稲区、宝貝区を初めとする地元住民の方々、特に土地を提供された方々の思いは当該用地を活用した館山市の活性化にあり、同用地の新たな有効活用を図っていくことは喫緊の課題であると認識しております。

 そのため、地元の意向を踏まえ、「里見公園」として環境の保全を図っていくことを目的とした計画を策定し、企業庁と協議してまいる所存でございます。

 次に、農林業につきましては、日本の食料自給率が低下しており、また「食の安全」がこれまで以上に注視される中、館山市の主要産業である農林業の振興を図るためには、その対応が重要なテーマとなります。

 そのため、市場の動向を見据え、農産物に「地域の特産物」や「食の安全」などを加味し、より付加価値の高い農産物の生産を促進してまいります。

 地産地消の推進につきましては、今年度に立ち上げ、現在71店舗が登録している「館山市地産地消推進店登録制度」をより一層推進し、地元館山でとれた新鮮・安心・安全な農産物を積極的にPRすることで館山産農産物の消費の拡大を図ってまいります。

 旧公設地方卸売市場用地につきましては、農村交流拠点の整備を行うため、地域農業の活性化に関する調査研究と検討を行い、都市住民との交流を目指した新たなグリーン・ツーリズムの推進に努めます。

 農業の担い手の確保や育成につきましては、「地域おこし協力隊」のより一層の拡充といたしまして隊員をさらに2名増員し、農村集落の地域力の維持・強化を図ってまいります。

 また、中山間地域における農地の保全や農村環境の整備、老朽化の著しい農業用施設等の改善を図るとともに、有害鳥獣による農作物の被害防止に努め、農地の保全や活力ある農業の確立を目指してまいります。

 さらに、畜産の振興や生産基盤の整備を推進するとともに、優良農地の保全や森林の適切な利用の確保に努めます。

 水産業につきましては、水産物の供給基地として、漁港の施設改良や維持管理に努め、安全で利便性の高い漁港としてまいります。

 また、流通機能の改善を図るため、西岬漁業協同組合が建設する下原漁港の荷さばき所に対し建設費の一部を補助するとともに、安定した漁獲量の確保と漁業経営の安定を図るため、各漁業協同組合で実施する「アワビ」・「サザエ」の種苗放流などの栽培漁業に対し、支援をしてまいります。

 次に、経済活性化対策の一環といたしましては、市内事業者が市内の住宅を対象として施工する20万円以上の住宅リフォーム工事を対象として、「住宅リフォーム補助事業」を創設いたします。

 次に、重点施策の第3点目、「財政の安定と健全化」についてでございます。

 館山市の財政に関しましては、平成22年度決算におきまして経常収支比率が80%台に回復するとともに、財政調整基金等からの繰り入れのない状況となりました。しかしながら、今後の東日本大震災の影響による税収の落ち込みや増加し続ける社会福祉関連経費に対応するため、引き続き自主財源の確保を柱とし、事務事業の徹底的な効率化を進め、財政の健全化に努めてまいる所存でございます。

 また、財政健全化の取り組みの一環といたしまして、課税の面では的確に課税対象を把握しながら電算システムの活用により、公平で適正な課税を堅持してまいりますとともに、口座振替制度の推進や新たに導入するコンビニエンスストア収納により、納税環境の充実を図り、今後も厳正な滞納処分を実施することで市税等の歳入確保に努めてまいります。

 さらに、「ふるさと寄附金制度」、いわゆる「ふるさと納税」に関しましては、寄附を賜る方々の目的性、モチベーションの向上を目指し、「ダッペエに関する事業」や「小谷家住宅の保存及び活用の支援に関する事業」など、より具体的な寄附対象事業を「フレフレ・たてやま応援条例」に掲げてまいります。

 これら自主財源の確保を中心としながら、「館山市行財政改革方針」を今後も着実に実行していくことで平成25年度決算における財政収支の均衡を目指してまいります。

 なお、「館山市行財政改革方針」につきましては、平成24年度が取り組みの最終年度となることから、平成25年度からの次期行財政改革のプランを策定してまいります。

 地域主権改革が進む中、地方自治体の権限や自主性、責務等が高まりつつあります。また、多様化する市民ニーズに対応しながら館山市独自の政策を進めていくためには、コスト管理を徹底し、最少の経費で最大の効果を上げていくことが強く求められます。その手段の一つといたしまして、機能的な行政組織の見直しにより事務の効率化を図り、市民サービスの向上と人件費の抑制につなげていくことが重要であると考えております。

 そのため、平成24年度の組織体制につきましては、複数の課に分散されている「情報に関する業務」を一元化し、市長公室に新たに「情報課」を設置いたします。これにより、現在の複雑化した情報化社会においてセキュリティーに万全を期しながら、ホームページ等の情報発信の充実、新たな情報発信ツールや現在「財務会計システム」において導入をしている自治体クラウドのさらなる検討、電子自治体の実現など、より高度な課題への対応を図っていくことで機能的でコストパフォーマンスの高い行政組織を目指してまいります。

 また、よりわかりやすい市民窓口の構築のため、高齢者の方々のための窓口を一元化し、高齢者福祉業務と介護保険業務を担う「高齢者福祉課」を設置いたします。これに伴い、現行の保険給付課にある国保年金係と高齢者保険係につきましては、「国保年金係」に統合し、市民課に移管し、保険給付課は廃止いたします。

 また、現在の福祉課につきましては、新たに設置する「高齢者福祉課」との紛らわしさを避けるため、「社会福祉課」に課名を変更いたします。

 次に、現在「みなとまちづくり課」の課内室として設置しております「みなと振興室」につきましては、今年度をもって社会資本整備総合交付金による「“渚の駅”たてやま」の整備が完了することにあわせて、みなとまちづくり課直轄の「振興係」として再編いたします。また、現在「“渚の駅”たてやま」内に市立博物館分館の業務を担うため設置している「分館係」につきましては、博物館の事務機能を本館1カ所に集約することで博物館全体としての体制強化を図るため、廃止いたします。

 以上申し上げました諸施策を遂行するための予算といたしまして、平成24年度の館山市一般会計歳入歳出予算の総額は163億2,800万円となり、前年度予算に対し7,800万円、0.5%の減となっております。

 また、債務負担行為といたしましては、事務用機器の借り上げ等に係る使用料及び賃借料等14件を設定いたしました。市債といたしましては、庁舎耐震改修事業、清掃自動車等購入事業等13件、13億2,930万円を予定し、一時借入金につきましては最高額を15億円といたしました。

 以上が議案第3号の概要でございますが、次に議案第4号から順次その概要を申し上げます。

 まず、議案第4号平成24年度館山市国民健康保険特別会計予算でございますが、歳出につきましては過去の実績に基づき医療費等の保険給付に係る経費を計上いたしました。歳入につきましては、一般会計から4億2,891万5,000円の繰り入れ措置を講じ、歳入歳出それぞれ64億8,873万円を計上いたしました。

 次に、議案第5号平成24年度館山市後期高齢者医療特別会計予算でございますが、後期高齢者医療に係る千葉県後期高齢者医療広域連合納付金に加え、疾病の早期発見、早期治療のため、被保険者を対象に検査費用を補助する高齢者短期人間ドック補助事業等を計上いたしました。歳入につきましては、一般会計から1億4,780万4,000円の繰り入れ措置を講じ、歳入歳出それぞれ6億1,976万7,000円を計上いたしました。

 次に、議案第6号平成24年度館山市介護保険特別会計予算でございますが、第5期介護保険事業計画等を勘案し、歳入につきましては一般会計から6億7,771万2,000円の繰り入れ措置を講じ、歳入歳出それぞれ44億5,370万5,000円を計上いたしました。

 次に、議案第7号平成24年度館山市下水道事業特別会計予算でございますが、歳出といたしまして、管理費では、鏡ケ浦クリーンセンターに係る維持管理費等を計上し、また建設費では、浸水被害を解消するための雨水幹線管渠の建設工事費、汚水管渠の建設工事費を計上いたしました。歳入といたしましては、一般会計からの繰入金4億4,169万7,000円を含めまして、受益者負担金、下水道使用料、国庫補助金及び市債等を見込み、歳入歳出それぞれ8億263万9,000円を計上いたしました。また、市債といたしましては、汚水管渠築造工事等の下水道事業債及び資本費平準化債を合わせまして1億9,680万円を計上いたしました。

 以上、各会計の平成24年度予算の概要につきまして御説明申し上げましたが、一般会計予算総額163億2,800万円、特別会計予算の合計額123億6,484万1,000円、一般会計及び特別会計を合わせた予算総額は286億9,284万1,000円となり、前年度予算に対し4億8,227万8,000円、1.7%の増となっております。

 次に、議案第8号千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてでございますが、平成24年4月1日から千葉県市町村総合事務組合の共同処理する事務の追加を行うために千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約を制定することについて、地方自治法第286条第1項の規定により、関係地方公共団体と協議しようとするものでございます。

 なお、本議案につきましては、当該団体から3月15日までにその回答を求められておりますので、3月9日に先議をお願いしたいと存じます。

 次に、議案第9号館山市畑地区に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてでございますが、現在計画期間中である館山市畑地区に係る公共的施設の総合整備計画について、平成24年度事業予定の消防施設設置に係る辺地対策事業債の予定額に変更が生じたため、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、総合整備計画を変更する議会の議決を求めようとするものでございます。

 次に、議案第10号館山市行政組織条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、情報に関する事務を一元的に行うため、現在総務部で行っている統計に関する事務及び電子情報システムに関する事務を市長公室において担当しようとするものでございます。

 次に、議案第11号館山市職員給与条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例の制定についてでございますが、平成18年及び平成21年の給与改定による現給保障について、差額相当額を段階的に廃止しようとするものでございます。

 次に、議案第12号館山市特別会計条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、学童災害共済事業については予算規模が小さく、一般会計による会計管理によることとしても支障がないため、簡素化を図り、館山市学童災害共済事業特別会計を廃止しようとするものでございます。

 次に、議案第13号フレフレ・たてやま応援条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、ふるさと館山を応援したいとの思いを持つ人々からの寄附金を充てる事業として、新たにダッペエに関する事業と小谷家住宅の保存及び活用の支援に関する事業を加えようとするものでございます。

 次に、議案第14号ダッペエ基金条例の制定についてでございますが、館山市の知名度向上のためにダッペエが活動できる環境を整備するための基金を設置しようとするものでございます。

 次に、議案第15号小谷家住宅保存活用支援基金条例の制定についてでございますが、館山市指定文化財である小谷家住宅の保存及び活用の支援に関する事業に対する寄附金の適正な管理運営を図るための基金を設置しようとするものでございます。

 次に、議案第16号館山市市税条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、地方税法の改正等に伴う市たばこ税及び個人市民税の均等割の税率の見直し等を行おうとするものでございます。

 次に、議案第17号館山市暴力団排除条例の制定についてでございますが、千葉県暴力団排除条例の施行を踏まえ、館山市として暴力団排除に関する基本理念を定め、市、市民及び事業者の責務を明らかにするとともに暴力団の排除を推進し、市民の平穏な生活と事業活動の健全な発展に寄与するための条例を制定しようとするものでございます。

 次に、議案第18号地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてでございますが、平成23年8月30日に「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」、いわゆる第2次一括法が公布されたことに伴い、必要となる条例の整備を行うためのものであり、5つの条例につき、その一部を改正しようとするものでございます。

 そのうち、館山市公民館条例につきましては、公民館運営審議会委員の委嘱の基準について、条例で定めようとするものでございます。

 また、館山市図書館条例につきましては、図書館協議会委員の任命の基準について、条例で定めようとするものでございます。

 また、館山市立博物館設置条例につきましては、博物館協議会委員の任命の基準について、条例で定めようとするものでございます。

 また、館山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例につきましては、市が設置する一般廃棄物処理施設に置く技術管理者の資格について、条例で定めようとするものでございます。

 また、館山市墓地等の経営の許可等に関する条例につきましては、墓地等の経営の許可等に関する県知事の権限が市長に移譲されたことに伴い、条例の一部を改正しようとするものでございます。

 次に、議案第19号館山市スポーツ振興審議会設置条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、スポーツ振興法が全部改正されたことに伴い、関係条文の整理をしようとするものでございます。

 次に、議案第20号館山市子ども医療費支給条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、入院医療費の支給対象者を中学校3年生まで拡大するとともに、県の制度改正に伴い、柔道整復師施術療養費を現物給付化しようとするものでございます。

 次に、議案第21号館山市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、第5期介護保険事業計画に基づき、平成24年度から平成26年度までの第1号被保険者の保険料率を改定しようとするものでございます。

 次に、議案第22号平成23年度館山市一般会計補正予算(第8号)でございますが、歳入歳出予算の補正といたしまして歳入歳出それぞれ2,035万2,000円を減額し、総額178億5,790万2,000円としようとするものでございます。

 歳出の追加の主なものといたしましては、民生費では、社会福祉事業への寄附等に伴い、福祉基金積立金で564万7,000円、保険基盤安定のため、国民健康保険特別会計への繰出金で2,641万3,000円、また平成24年度から予定されている「子どものための手当」支給のためのシステム導入事業で724万5,000円、衛生費では、地域の救急医療の充実のため、社会福祉法人太陽会が行う救急医療事業に対し運営事業費の一部を補助する安房地域医療センター救急医療事業運営費補助金で3,793万4,000円、同じく社会福祉法人太陽会が行う救急センター建設等事業について、いわゆる「ふるさと財団」地域総合整備資金貸付事業を活用した無利子貸付で1億6,500万円、また決算に基づく補助金額の積算基礎の変更に伴い、三芳水道企業団補助金で3,268万8,000円、土木費では、「鏡ヶ浦通り」等に係るまちづくり交付金事業の事業費の確定に伴い、超過交付となった国庫支出金を返還する過年度国庫支出金返還金で1,657万円、諸支出金では、財政調整基金積立金で1億5,334万4,000円などでございます。

 次に、歳出の減額の主なものといたしましては、総務費では、県議会議員選挙事務で826万8,000円、市議会議員選挙事務で1,358万7,000円、民生費では、千葉県後期高齢者医療広域連合負担金で693万円、療養給付費負担金額の決定に伴い、後期高齢者医療療養給付費負担金現年度分で729万9,000円、子ども手当制度改正等による支給見込額の減少に伴い、子ども手当支給事業で3,000万円、支給見込額の減少に伴い、児童扶養手当事業で1,400万円、衛生費では、安房郡市広域市町村圏事務組合の規約改正により、安房地域医療センター運営費補助金を社会福祉法人太陽会に対し館山市が直接交付することとなったことに伴い、安房郡市広域市町村圏事務組合保健衛生費負担金で3,793万4,000円、予防接種見込者数の減に伴い、予防接種委託料で2,200万円、安房郡市広域市町村圏事務組合火葬場建設事業負担金で3,602万7,000円、古紙回収見込量の減少に伴い、古紙等処理業務委託料で752万円、製造単価の減額及び交付見込み枚数の減少に伴い、ごみ指定袋製造等の業務委託料で500万円、契約による事業費の確定に伴い、可燃ごみ収集運搬業務委託料で1,887万6,000円、労働費では、緊急雇用創出事業に係る事業として、東日本大震災被災者のための一次避難所運営に係る非常勤職員賃金の減に伴い、東日本大震災避難者支援事業で556万円、農林水産業費では、事業主体の変更に伴い、経営体育成交付金で932万2,000円、補助対象事業費の減等に伴い、「輝け!ちばの園芸」産地整備支援事業補助金で662万4,000円、事業費の確定に伴い、県営かんがい排水事業安房中央地区負担金で2,846万2,000円、東日本大震災の影響により国及び県の補助金額の減に伴い、漁業生産基盤等整備補助金で1億1,417万円、土木費では、契約による事業費の確定に伴い、船形館山港線道路予備設計業務委託料で1,200万円、船形館山港線道路予備設計業務において関係機関との調整に期間を要し、本年度の実施が不可能となったことに伴い、船形館山港線道路詳細設計業務委託料で1,420万5,000円、消防費では、安房郡市広域市町村圏事務組合消防費負担金で1,314万1,000円、館山市消防団第3分団第7部詰所改築に当たり工法等の見直しが必要となったことに伴い、消防施設改築事業で1,866万8,000円、教育費では、施設整備計画の見直しに伴い、学校給食施設整備事業で565万円でございます。そのほか、入札等による契約金額の確定に伴う委託料等の減、事業量変更に伴う負担金等の減額をお願いしようとするものでございます。

 以上、歳出の主なものにつきまして御説明申し上げましたが、これらの補正財源として、財産収入、寄附金、諸収入、市債を増額し、地方特例交付金、国庫支出金、県支出金、繰入金等を減額しようとするものでございます。

 このほかに、繰越明許費の補正といたしまして、年度内に完了しない見通しとなりました庁舎空調機設置事業ほか4件の追加をお願いしようとするものでございます。

 また、債務負担行為の補正といたしまして、財団法人館山市環境保全公社の事業資金借入金に対する損失補償の追加及び都市計画道路整備事業に係る道路詳細設計委託料の廃止を、地方債の補正といたしまして地域総合整備資金貸付事業の追加及び庁舎耐震改修事業ほか5件の変更をお願いしようとするものでございます。

 次に、議案第23号平成23年度館山市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)でございますが、歳入歳出予算の補正といたしまして歳入歳出それぞれ1億6,483万4,000円を追加し、総額66億9,565万5,000円としようとするものでございます。

 歳出といたしましては、一般被保険者療養給付費における高額支給対象件数の増に伴い、一般被保険者療養給付費で1億6,765万9,000円の増、平成22年度療養給付費等交付金額の確定に伴い、過年度支払基金交付金返還金で283万1,000円の減、平成22年度療養給付費等負担金額の確定に伴い、過年度療養給付費等負担金返還金で6,000円の増、歳入では、国庫支出金、共同事業交付金、繰入金、繰越金を増額しようとするものでございます。

 次に、議案第24号平成23年度館山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の補正といたしまして歳入歳出それぞれ78万7,000円を追加し、総額6億3,301万1,000円としようとするものでございます。

 歳出といたしましては、保険基盤安定繰入金の確定に伴い、後期高齢者医療広域連合納付金78万7,000円の増、歳入では、繰入金を増額しようとするものでございます。

 次に、議案第25号平成23年度館山市介護保険特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の補正といたしまして歳入歳出それぞれ37万8,000円を追加し、総額43億5,650万3,000円としようとするものでございます。

 歳出といたしましては、介護報酬改定に伴い、介護保険システムを改修する介護保険システム改修事業で37万8,000円の増、歳入では、国庫支出金、繰入金を増額しようとするものでございます。

 次に、議案第26号平成23年度館山市下水道事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の補正といたしまして歳入歳出それぞれ2,010万6,000円を減額し、総額7億7,954万7,000円としようとするものでございます。

 歳出といたしましては、契約による事業費の確定等に伴い、鏡ケ浦クリーンセンター運営事業で1,060万6,000円の減、公共下水道事業に係る移設移転補償費の確定に伴い、公共下水道整備事業で500万円の減、市債の借り入れ条件等の確定に伴い、地方債利子償還金で450万円の減、歳入では、諸収入を増額し、国庫支出金、市債を減額しようとするものでございます。

 このほかに、下町雨水幹線及び枝線管渠建設工事に係る公共下水道整備事業につきまして年度内に完了しない見通しとなりましたので、繰越明許費を設定しようとするものでございます。

 また、地方債の補正といたしまして、下水道事業債ほか1件の変更をお願いしようとするものでございます。

 以上、私の所信と諸議案の御説明をいたしましたが、今後とも館山市を取り巻く内外の情勢を的確にとらえ、市民の目線に立ち、市民生活を第一に考えた市政運営を信条とし、全力で取り組んでまいる所存でございます。議員各位並びに市民の皆様のより一層の御理解、御協力をお願い申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。何とぞよろしくお願い申し上げます。

 また、1点間違いがございましたので、訂正をさせていただきます。施政方針の第7ページですけれども、学校施設の整備拡充の項目の中で「館山小学校耐震改修事業」と申し上げましたが、正しくは「北条小学校耐震改修事業」でございます。

 また、11ページですが、館山工業団地整備事業に関し、「里見公園」として環境保全の計画を策定する旨申し上げましたが、正しくは「里山公園」ですので、訂正させていただきます。

 以上でございます。



○議長(福岡信治) 以上で施政方針並びに提案理由の説明を終わります。





△散会午前11時16分



○議長(福岡信治) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 明28日から3月4日までは議案調査のため休会、次会は3月5日午前10時開会とし、行政一般通告質問を行います。

 本日は、これをもって散会といたします。



 ◎本日の会議に付した事件

1 会議録署名議員の指名

1 会期の決定

1 会議日程の決定

1 議案第3号乃至議案第26号