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千葉県 館山市

平成24年  2月 臨時会(第1回) 02月03日−01号




平成24年  2月 臨時会(第1回) − 02月03日−01号









平成24年  2月 臨時会(第1回)





1 平成24年2月3日(金曜日)午後1時30分
1 館山市役所議場
1 出席議員 18名
       1番  福 岡 信 治          2番  石 井 敏 宏
       3番  森   正 一          4番  瀬 能 孝 夫
       5番  望 月   昇          6番  石 井 敬 之
       7番  太 田   浩          8番  龍 ?   滋
       9番  石 井 信 重         10番  本 多 成 年
      11番  三 澤   智         12番  鈴 木 正 一
      13番  内 藤 欽 次         14番  秋 山   貴
      15番  榎 本 祐 三         16番  吉 田 惠 年
      17番  本 橋 亮 一         18番  鈴 木 順 子
1 欠席議員  なし
1 出席説明員
  市     長  金 丸 謙 一     副  市  長  関   隆 晴
  会 計 管 理 者  庄 司 武 雄     市 長 公 室 長  田 中   豊
  総 務 部 長  鎌 田 洋 司     健 康 福祉部長  武 田 博 之
  経 済 観光部長  吉 田 安 重     建 設 環境部長  忍 足 俊 之

  教 育 委 員 会  石 井 達 郎     教育委員会次長  鈴 木 千佳士
  教  育  長

1 出席事務局職員
  事 務 局 長  和泉澤   薫     書     記  井 澤   浩
  書     記  安 田 仁 一     書     記  和 田 敦 子
  書     記  小 ? 恒 夫     書     記  前 田 一 樹
  書     記  並 木 敏 行                     

1 議事日程(第1号)
 平成24年2月3日午後1時30分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 会期の決定
 日程第3 議案第65号(館山市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)撤回の件
 日程第4 議案第1号 平成23年度館山市一般会計補正予算(第7号)





△開会午後1時30分



○議長(福岡信治) 本日の出席議員数18名、これより平成24年第1回市議会臨時会を開会いたします。

 本日の会議を開きます。





△議長の報告



○議長(福岡信治) 本臨時会議案審議のため、地方自治法第121条の規定に基づく出席要求に対し、お手元に配付のとおり出席報告がありました。





△議案の配付



○議長(福岡信治) 市長から議案の送付がありましたので、これを受理し、既に各議員に配付してありますので、御了承願います。

 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。





△会議録署名議員の指名



○議長(福岡信治) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 6番石井敬之議員、14番秋山 貴議員、以上両名を指名いたします。





△会期の決定



○議長(福岡信治) 日程第2、会期の決定を行います。

 本臨時会の会期について、議会運営委員会の意見は本日1日ということであります。会期を本日1日と定めますことに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福岡信治) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。





△議案第65号(館山市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)撤回の件



○議長(福岡信治) 日程第3、議案第65号撤回の件を議題といたします。





△撤回理由の説明



○議長(福岡信治) 市長から撤回理由の説明を求めます。

 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 撤回理由の説明をいたします。

 議案の撤回請求についてですが、平成23年第4回館山市議会定例会に提案した議案第65号館山市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてに係る減免規定の見直しについては、その必要性を認めるものの、地域医療を守るための支援のあり方について、社会福祉法人太陽会、館山市議会及び館山市民への説明が十分でなかったことや安房医師会からの御意見を踏まえ、今回撤回請求をしました。今後の地域医療への対応については、減免を行う中で望ましい支援策について関係者に十分説明し、御理解を得るべく努力をしてまいります。

 よろしく御審議のほどお願いいたします。



○議長(福岡信治) 説明は終わりました。





△質疑応答



○議長(福岡信治) ただいまの撤回理由について、御質疑ありませんか。

 18番鈴木順子議員。御登壇願います。

         (18番議員鈴木順子登壇)



◆18番(鈴木順子) ただいま説明がございました議案第65号の議案の撤回請求についてでありますが、なぜ撤回することに至ったかということについて二、三お聞かせを願いたいというふうに思います。

 問題の病院でありますが、御承知のとおりもとの安房医師会運営の医療センターでありますが、安房医師会が運営したときのその税の減免についてでありますが、どういうふうな状況にあったのかということが1点。

 そしてまた次に、この医師会の医療センターから太陽会に移行した際のその税の減免についての状況はどうであったのかということ、その医師会から引き継いで行われたのかという点が2点目です。

 そしてまた、御承知のとおりこの病院は広く地域医療に係るものというふうな位置づけが当初されて、医師会の先生方の運営の中でされてきたということは御承知のとおりでありまして、広域の例えば南房総市、鴨川市、そしてまた鋸南町等との関係も非常に重要な位置づけになります。この広域の組合があるわけですけれども、組合、そしてまた首長に対しての今回の説明というのはなされていたのかどうなのか、この3つの点をお聞かせを願いたいというふうに思います。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) まず、第1点目でございますが、安房医師会との税の減免に関する取り決めについてでございますが、社団法人安房医師会が所有した安房医師会病院に係る固定資産税等につきましては、毎年度課税後の減免申請に基づきまして、医師会が開設する開放型病院に対する固定資産税については減免することが適当とするという国の通知を基準にいたしまして、減免の決定をしておりました。

 第2点目でございますけれども、太陽会との税の減免に関する取り決めについてということでございますが、安房医師会から社会福祉法人太陽会への経営移譲された経緯や地域医療の確保をする上での公益性をかんがみ、毎年度課税後の減免申請に基づき減免の決定をしておりました。したがいまして、どちらの団体とも減免申請に基づき減免の決定をしておりまして、税の減免に関する取り決めはないものと理解しております。

 次に、3点目、安房郡市広域市町村圏事務組合の説明でございますが、こちらにつきましては説明しておりません。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 第3点目の御質疑でございますけれども、理事会等広域の会議があるその前に、理事の方々には懇談会という形で説明はさせていただいています。



◆18番(鈴木順子) 以上です。



○議長(福岡信治) 以上で18番鈴木順子議員の質疑を終わります。

 他に御質疑ありませんか。

 2番石井敏宏議員。御登壇願います。

         (2番議員石井敏宏登壇)



◆2番(石井敏宏) では、議案の撤回請求についてですが、市議会会議規則19条によれば撤回しようとするときは議会の承認を要するとあり、承認をするか否かを判断するために質疑を行います。

 それで、議案撤回されるということなんですが、基本的には説明不足ということになっていますが、今までの全員協議会などの説明を聞いていると、議案自体は正しいけれども、説明が足りなかったというように聞こえるわけです。そうすると、じゃだったら説明をこれから十分して、それで議案をまた上げて、それで補助が必要な相手方には同額の補助金を予算案に計上すれば納得していただけるんじゃないか、そういう手もあるんじゃないかということで、議案を残しておくという方法もあるんじゃないかと思いました。それで、減免をこれまでどおりやるのかやらないのかということがまだ公式にはどうも確定していないようですので、ちょっと詳しく聞かせていただきたいと思いまして、8つの質疑を行います。

 1つ目で、平成24年度の医療センターの減免は例年どおりに取り扱い、例年どおりの減免が認められる見込みなのか。

 2、他の減免申請者も例年どおりの減免を認める方針なのか。

 3、今回撤回請求がなされている減免規定の見直しは、執行部としては平成24年度中に再度同じ議案を提出したいと考えているのか。

 4番、減免規定が見直されれば、およそ何件、総額で幾らの減免が打ち切られることになるのか、これは大ざっぱでいいです。

 5番、減免規定の見直しの趣旨は公平性、透明性を高めたいということだと思いますが、館山市の財政が厳しいというのも一つの見直しの理由になっているのでしょうか。

 医療センターについて平成25年度から減免を廃止する場合、今までしてきた減免とほぼ同額、同水準、同基準の補助金で支援をする方針なのか、それともあるいは状況によって減免で行ってきた支援の金額よりも減額を検討していきたいと考えているのでしょうか。

 7番、医療センターから公開の場での議論を申し込まれた場合、館山市としてはそれに応じる用意はあるのでしょうか。例えば公開討論会あるいは公表を前提とした録音、録画を行っての交渉などの要望があったら受けるのでしょうか。

 8番、医療センターについては、広域3市1町医師会と協定書が締結されておりますが、南房総市、鴨川市、鋸南町医師会とはこの件について協議をするのでしょうか。

 以上になります。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) まず、第1点目でございますが、平成24年度の安房地域医療センターの減免の取り扱いについてでございますが、平成24年度は課税後の減免申請に基づく固定資産税等の減免により対応していく考えでございます。

 次に、第2点目、他の減免申請者の減免の取り扱いについてですが、課税後の減免申請により判断したいと考えております。

 次に、第3点目、平成24年度中に同じ議案の提出を考えているかについてでございますが、いつ提案するということは今明言できませんが、減免規定の明確化は必要なものと考えております。

 第4点目でございますが、減免規定の見直しによる減免の額についてですが、結果としては1件、約3,000万円になります。

 次に、5点目、減免規定の見直しの理由についてですが、あくまでも減免規定の明確化が目的でございます。

 次に、6点目、減免を廃止した場合の補助金の額についてでございますが、減免相当額の補助金を考えているところでございます。ただし、今後協議が必要になると考えております。

 7点目、公開の場での議論についてですが、内容によるものと考えております。

 次に、8点目、医師会や関係市町との協議についてですが、税の問題については協議するものではないと考えております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 聞きたいこと一通り、未定の部分とか一応把握できましたので、これで質疑を終わります。



○議長(福岡信治) 以上で2番石井敏宏議員の質疑を終わります。

 他に御質疑ありませんか。

 14番秋山 貴議員。御登壇願います。

         (14番議員秋山 貴登壇)



◆14番(秋山貴) 議案の撤回請求について、平成23年第4回館山市議会定例会に提案した議案第65号館山市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを撤回しようとするものとの説明について、2点の質疑をいたします。

 理由として、議案第65号のうち、減免規定の見直しについて、地域医療を守るための支援のあり方についての社会福祉法人太陽会、館山市議会及び館山市民への説明が十分でなかったこと及び安房医師会からの意見を踏まえたことによるとありますが、今回は特に救急医療について、館山市民はもちろんのこと、安房地域住民にとって大きな社会問題として注目を集めていると思います。

 私自身、地域医療、特に救急医療には思い入れがあります。今から17年前の1995年、社団法人館山青年会議所の副理事長を務めているとき、安房医師会病院の建てかえ問題があり、安心して暮らせるまちづくりには365日24時間の二次救急医療は不可欠と考え、署名活動をしたり、市民集会を開催いたしました。その後、館山市には請願書を、他の安房10市町村には陳情書を、安房郡市広域市町村圏事務組合には署名簿並びに陳情書を提出いたしました。そういったことから、このたびの議案提出、また撤回において、救急医療提供者と館山市の間にわだかまりが残ることは大変問題であると思います。

 そこで、2点の質疑でございます。1点目、二次救急救命医療は今後とも安房地域医療センターに担っていただくことに変更はありませんでしょうか、お伺いをいたします。

 2、支援策としてはあくまでも補助金による支援とし、固定資産税並びに都市計画税の減免措置は取りやめるのか、お伺いをいたします。



○議長(福岡信治) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) まず、第1点目でございますけれども、安房地域医療センターは現在救急告示病院に指定され、二次救急に関して24時間365日対応していただいており、二次救急医療の基幹病院としての役割を担っていただいております。市といたしましても、救急医療を守るため、特別交付税制度を活用し、救急医療事業運営助成を行っているところでございます。今後新救急棟建設により、二次救急医療体制の確保、充実が図られますので、安房地域医療センターに担っていただく役割はますます大きくなるものと考えております。

 次に、第2点目、支援策についてでございますが、市の方針は減免による対応ではなく、補助金による対応と考えております。今後は、望ましい支援のあり方について関係者と協議して決めていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(福岡信治) 秋山 貴議員。



◆14番(秋山貴) わかりました。とにかく救急医療に関しては、現在の医療センターに担っていただくということでございますので、円満な解決と言ったらおかしいんでしょうけれども、支援のほうはお願いしたいと思うんですが、今回先ほどの質疑でいきますと協定書は取り交わしているということはお聞きしました。また、この協定書の中では減免措置についての項目はなかったということでございますけれども、例えばその協定書外の事項についてもし決定があるとすれば、本来であれば私は両者の協議にて決定をしていくというのが通常だと思うんですけれども、その点についてどう思われますでしょうか、お伺いしたいと思います。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 税の問題につきましては、協議をして決めていくものではないと考えております。



○議長(福岡信治) 秋山 貴議員。



◆14番(秋山貴) 先日、市民集会というか、講演会のところで配られたチラシがありますけれども、ここの中の「安房地域医療センターは、地域医療、救急医療を安定的に提供し続ける使命と責任を負っています。減免措置をそれと同等の補助金など給付金に変えるのであれば、その金額や給付時期を明確にし、館山市が将来にわたって責任を持ってこれを減免していた額に相当する額を毎年確実に支払うということでない限り、受け入れられないと考えています」ということが書いてあります。全部が全部うのみにするわけじゃないんですけれども、今回非常にやや一方的に通達をしたように思われておりますけれども、その辺についてはどのようなお考えか、ちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 一方的に通達したように思われるということでございますが、まずは減免の件につきましては平成24年度減免の見直しにより減免できない旨を伝えたところでございます。その後、市としては補助の考えがある旨を伝えて、その後協議をしていく予定でございましたが、市のほうのやはり最初からの説明が不十分であったことから、なかなか協議が進まなかったということがございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 秋山 貴議員。



◆14番(秋山貴) 補助金による支援ということは、市のほうでは進めていきたいということだと思いますが、仮に先ほど言った減免の金額が3,000万としたときに、今度補助金で例えば3,000万を支援した場合、普通交付税の算定基準となります基準財政需要額にはこの補助金として出した3,000万というのは計上されるんでしょうか、お伺いしたいと思います。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 補助金として出した場合の基準財政需要額への算入でございますが、単位費用の算出基礎にはなりません。

 以上です。



○議長(福岡信治) 秋山 貴議員。



◆14番(秋山貴) その算定の需要額に計上されないということになりますと、基準財政収入額には恐らくこの固定資産税とか都市計画税の3,000万が計上されるようになるんじゃないかなと思います。そうすると、需要額マイナスこの財政収入額を引いた金額が普通交付税として大体来るというのが規定だと思うんですけれども、そうすると需要額には3,000万が計上されずに収入額に3,000万を計上されるということは、単純に考えますと普通交付税が3,000万マイナスになってしまうんじゃないかなと思いますけれども、この計算方法というのはおかしいでしょうか、どうでしょうか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 減免についても、交付税算定上の基準財政収入額に影響するものではございません。減免するということは、市長の判断、特別に必要と認める事由により減免するもので、その分が市の税収として減額されるということでございます。交付税上に影響するものではございません。



○議長(福岡信治) 秋山 貴議員。



◆14番(秋山貴) わかりました。

 最後に1点、撤回理由に医師会からの意見を踏まえたというようなことがありますけれども、医師会からの意見というのはどういった内容の意見だったでしょうか、お伺いします。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 医師会からの意見でございますが、そもそも安房医師会が所有していた安房医師会病院がやっていけなくなるというような経営問題が生じたことが発端でございます。そのようなことから、地域医療をこれからどうしていくんだという中で太陽会が引き続きこの地域医療を守るために手を挙げてくれた。そういう経緯を踏まえて今まで安房医師会病院に対しても、開放型病院に対するという基本的な考えはございましたけれども、引き続き太陽会に対しても減免をしていただければというような意見でございました。



◆14番(秋山貴) 終わります。



○議長(福岡信治) 以上で14番秋山 貴議員の質疑を終わります。

 他に御質疑ありませんか。

 13番内藤欽次議員。御登壇願います。

         (13番議員内藤欽次登壇)



◆13番(内藤欽次) さきに質疑されていますので、重複するところがあるかと思いますが、議案の撤回について、次の4点について質疑します。

 まず第1は、私には大変突然に思えましたが、この議案はいつごろ、どのような形で提出を決めたのか。結局撤回するということになりまして、余りにも早急ではないかと思いますが、いかがですか。

 2番目に、太陽会を初め近隣自治体と結んだ、先ほどからも出ておりますが、話し合わないということがありまして、取り決めたようなことを協議するということがありましたけれども、違反とは考えなかったのか。また、話し合う必要がないと判断したのか、または余裕がなかったのか。

 3番目、この中に今までも議論されてきましたが、医療の支援のための減免のやり方と補助金のやり方、似ているところと共通しているところとありますが、根本的な違いはどのようなところにあると考えていますか。

 4番目、撤回の理由の中に館山市民への説明が不十分であるということが記されておりますが、一体具体的にはどのようなことを指しているんでしょうか。

 以上、4点について伺います。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) まず、第1点目でございますが、議案の提出を決めた時期についてですが、8月ごろ減免対象と減免規定の見直しについて市長との協議を終えて、12月議会に提出することとしたところでございます。

 次に、第2点目、協定に対する考え方ですが、協定違反とは考えておりません。その後の話し合いでございますが、課税は課税、支援は支援、支援については補助金でということで話し合いを進めようと予定しておりましたが、話し合いについては進まなかった状況でございます。

 次に、第3点目、減免と補助金の違いについてですが、決定的な違いとしては、税の減免は条例の定めるところによるものの、市長単独で決定する点でございます。補助金については予算を伴うことから、市議会の審議、議決を経る点であると考えております。

 次に、第4点目、撤回の理由についてですが、減免規定の見直しの必要性を認めるものの、地域医療を守るための支援のあり方について説明が十分でなかったものということで考えております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 2番目の近隣自治体と違反ではなかったというふうな考えですが、話し合う必要性、そういうものはどう考えていたでしょうか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 税の問題につきましては、これは館山市が課税する課税権に関することでございますので、協議をして決めるという問題ではないと考えております。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 先ほど市長が協議をするとかしないとか声が小さくてよく聞こえなかったんですが、今後話し合うということなんでしょうか、話し合ったということなんでしょうか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 声が小さくて聞こえなかったということですから、じゃ少し声を大きくしてやらさせていただきます。

 広域のほうで理事会、それから議会等ございます。その中で何回かございました。そのときに、その前に懇談会、また間に休憩的な時間がありますので、そのときにこういう形ですよということを懇談会の中で説明させていただいたということでございます。状況をですね。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 説明したということですが、こういうふうなことで撤回せざるを得ないような状況になりました。果たしてここで市が医療の問題についてどう考えているか、基本的なところが非常に問われていくんじゃないかと思うんですが、それはまたやりたいと思いますが、ここでもしこの法案が通るとすれば太陽会が撤退するというようなことは考えたんでしょうか、考えていなかったんでしょうか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 地域医療をどう考えるかという問題もあるんでしょうけれども、地域医療は非常に大事であるということでいろいろ奔走してきたという自負を持っております。そういう中で、この問題が撤退云々というようなことは、はなから考えておりませんでした。と申しますのは、やはり課税は課税、それから支援は支援として皆さんに目に見えるような形にしたほうがいいだろうという基本の考えございました。ですから、これは今になると見通し甘かったと言われればそれまでなんですけれども、太陽会さんのほうにも御理解いただけるというふうに考えていたものですから、そういうふうな形で反省する点は反省しております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 反省するということですが、しっかりと反省していただきたいというふうに思います。このことは単にやり方がどうということよりも、基本的には市が医療問題を非常にどう考えているのか、これが問われる問題だと思います。今後の議論になるところだと思いますが、以上で終わります。



○議長(福岡信治) 以上で13番内藤欽次議員の質疑を終わります。





△発言の訂正



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 先ほどの秋山議員の答弁に対しまして、訂正をお願いしたいと思います。

 先ほど減免分について基準財政収入額に入るかというお話でございまして、私は影響しないと先ほどお答えしましたけれども、税につきましては調定額で基準財政収入額に算入されますので、交付税算定上はその分が実際には算定されているけれども、税としては入ってきていないという状況になっているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 他に御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。





△討論



○議長(福岡信治) 次に、討論を行います。

 通告がありますので、順次発言を許します。

 15番榎本祐三議員。御登壇願います。

         (15番議員榎本祐三登壇)



◆15番(榎本祐三) 議案の撤回請求に対して、承認しないという反対の立場から討論に参加します。

 本議案は、総務委員会における質疑応答を見てもわかるとおり、館山市は条例の改正は総務省の指導に基づいて実施するので、千葉県35市中33市が条例の改正をしない中であっても先駆者として改正に踏み込むとの市長の強い意思が表明されたところでもあります。

 また、執行部の主張は、減免を対象とする事例はなるべく具体的に明らかにするのが適当であると強調され、固定資産税減免の4項目めに新たに次に掲げる固定資産(有料で使用するものを除く)として、ア、地域住民が地域の活動のために利用している集会所その他これに類する固定資産、イ、市長に届け出てごみ収集所の用に供する土地、ウ、相続税を納付するために物納した固定資産として、具体的事例を提示したものとなっております。

 このような執行部の考え方を素直に受けとめた場合、なぜ撤回されるのか大きな疑問を持つものであります。執行部の考え方を十分そしゃくできない議員だとして指摘されるのはやぶさかではありませんが、執行部の今までの主張を十分吟味しますと、私は議案の撤回を認めるのではなく、議案で削除されようとしていた条項、つまり「前各号に掲げるものの外、特別の事由があるもの」という部分を議案に修正案として追加するほうが執行部の主張を生かすことにもなると思いますし、議会としての立場にもかなった市民にも十分説明責任を果たせるものと考えております。したがって、3月議会で修正案を提出したいと考えております。

 議案の撤回請求が出たのだから認めようとする考えも理解できないわけではありませんが、私は執行部と議会がほどよい緊張感で市政運営していくことが望ましいと考えておりますので、そのような意味からこのたびの議案の撤回請求は承認しないとするのが館山市の正常な市政運営にとっても必要であると考え、議員各位にお訴えし、御賛同をお願いするものであります。

 終わります。



○議長(福岡信治) 以上で15番榎本祐三議員の討論を終わります。

 次、18番鈴木順子議員。御登壇願います。

         (18番議員鈴木順子登壇)



◆18番(鈴木順子) 議案の第65号の撤回請求についてでありますが、強く意見を申し上げながら賛成の討論をいたします。

 まず、税の扱いについては、今回のことも踏まえ、今後のこととして議論の場が持たれなければならない重要な問題だと考えております。その折には、私もその場にて意見をきちんと申し上げたいと思います。今回提案されていますのは議案の撤回請求でありますので、なぜこういうことに至ったのかという観点から申し上げます。

 まず、医師会運営から太陽会へと移行された折の減免について、同様の税の扱いをしてきたことを変更するに際しては、慎重に時間をかけ、その性質上トップ同士で胸襟を開いて話し合うことが必要であったというふうに考えます。その進め方に重大なそごがあったのではないかと考えております。県内には、館山市と同様の考え方で病院への税の減免を取りやめるとしている自治体もあると聞いております。二、三年の時間を費やして決定されたとも聞いております。

 次に、広域の説明についてですが、懇談会で説明をしたという市長の発言がございました。それで説明したということにはならないのではないでしょうか。市長は、課税は課税という考え方があるようであります。先ほどの質疑の中で、図らずも市長の考えが甘かったという発言について、私はそのとおりであるというふうに言わざるを得ません。二度と同様のことのないように、強く申し上げておきます。

 さて、15番議員の討論によりますと承認しないということでありますが、委員会中などにおいて議員が申し上げてきたことがこの撤回によりかなうわけですから、承認すべきと私は考えます。そのことも指摘をしながら、意見を申し上げながらの賛成の討論といたします。



○議長(福岡信治) 以上で18番鈴木順子議員の討論を終わります。

 他に討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。





△採決



○議長(福岡信治) これより採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第65号撤回の件について、起立により採決いたします。

 議案第65号撤回の件については、これを承認することに賛成の皆さんの起立を求めます。

         (賛成者起立)



○議長(福岡信治) 起立多数であります。よって、議案第65号撤回の件は、これを承認することに決定いたしました。





△議案の上程



○議長(福岡信治) 日程第4、議案第1号平成23年度館山市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。





△提案理由の説明



○議長(福岡信治) 議案の説明を求めます。

 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 提案理由の説明をいたします。

 議案第1号平成23年度館山市一般会計補正予算(第7号)ですが、歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出それぞれ7億4,924万3,000円を追加し、総額178億7,825万4,000円としようとするものです。

 歳出の追加といたしましては、国の第3次補正予算に伴う事業として、総務費では、防災行政無線屋外子局の追加工事を行う防災行政無線整備事業で4,046万8,000円、民生費では、船形幼稚園及び船形保育園並びに九重幼稚園及び九重保育園の幼保一元化に伴う施設整備事業で1億2,984万1,000円、教育費では、北条小学校の中央棟及び南棟の耐震補強工事等を行う北条小学校耐震改修事業で5億6,959万4,000円をお願いしようとするものです。また、災害復旧事業として、昨年10月22日の豪雨に伴う普通河川笹川ほか1河川の河川災害復旧事業で934万円の増額をお願いしようとするものです。

 以上、歳出につきまして御説明申し上げましたが、これらの補正財源として、国庫支出金、繰入金及び市債を増額しようとするものです。

 このほかに、防災行政無線整備事業ほか3件の事業につきまして年度内に完了しない見通しですので、繰越明許費を設定しようとするものです。

 また、地方債の補正といたしまして、幼保一元化施設整備事業ほか1件の追加及び防災行政無線整備事業ほか1件の変更をお願いしようとするものです。

 よろしく御審議のほどお願いいたします。



○議長(福岡信治) 説明は終わりました。





△質疑応答



○議長(福岡信治) これより質疑を行います。

 なお、発言の際はページをお示しくださるようお願いします。

 御質疑ありませんか。

 15番榎本祐三議員。御登壇願います。

         (15番議員榎本祐三登壇)



◆15番(榎本祐三) 平成23年度館山市一般会計補正予算(第7号)に関してお聞きします。補正予算説明資料5ページの補正予算主要事業説明書をもとに質疑させていただきます。

 初めに、北条小学校耐震改修事業についてお聞きします。第1に、国の第3次補正予算による学校施設環境改善交付金を活用し、北条小学校の中央棟及び南棟の耐震補強工事を行うとされていますが、国の3次補正がなかった場合、この事業は市単独でも実施されたのでしょうか。

 第2に、館山小学校も耐震補強工事を強く要望していると思いますが、今回のような国の学校施設環境改善交付金等がなければ実施しないのでしょうか。また、館山小学校についてはいつごろ実施できるのか、お聞かせください。

 次に、行政無線整備事業に関してお聞きします。第1に、国の3次補正予算による消防防災通信基盤整備補助金を活用し、災害時の緊急放送のため、防災行政無線屋外子局の整備を推進するとされていますが、これについてもさきの学校の耐震工事での国の3次補正がなかった場合、この事業は市単独でも実施されたのか、お聞かせください。

 第2に、設置基数を10基追加し、125基とするとありますが、新設はどのようなところにされたのか。また、その中には笠名区も入っているのでしょうか、お聞かせください。

 御答弁によりまして再質疑させていただきます。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 1点目の国の第3次補正がなかった場合の市単独での実施についてですが、義務教育施設の耐震化につきましては最優先すべき課題であり、年次的に対応していきたいと考えています。実施に当たりましては、より有利な補助制度等を活用し、少しでも財政負担の軽減を図りながら実施していきたいと考えています。今回の北条小学校耐震改修工事につきましては国の3次補正による事業であり、地方債の充当率及び地方交付税の措置割合が従来の補助制度と比較して有利なこと、それから震災による影響により翌年度の国庫補助金枠の減少が懸念されることから、前倒しにより実施することといたしました。

 2点目ですが、館山小学校の耐震補強工事についてですが、第1点目のとおり、地方債の充当率と地方交付税の措置割合の違う国の学校施設環境改善交付金制度を活用して実施します。また、工事の実施時期ですが、現在の予定では24年度実施設計を行い、25年度に耐震補強等の工事を実施する予定です。



○議長(福岡信治) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 質疑の2点目、防災行政無線についての御質疑でございますが、1つ目の前倒しの件についての御質疑でございますけれども、防災行政無線の屋外子局の整備につきましてはこれまでも市単独で年次的に整備を進めてまいりました。今回は提案理由のとおり、国の第3次補正で消防防災通信基盤施設整備費補助金及び緊急防災・減災、災害を減らすの減災ですが、事業債の有利な制度が創設されましたので、前倒しして整備を進めようとするものでございます。なお、防災行政無線の屋外子局の整備につきましては、昨年の東日本大震災以降、聞こえづらい地区から設置をしてほしい声も出ております。今後防災行政無線の整備につきましては、津波危険区域の見直しも踏まえた聞こえづらい地域の把握、市に有利な財源の活用など、総合的に検討してまいります。

 次に、今回10基の候補地でございますけれども、整備計画の中で未整備となっております国分、藤原、洲宮、安東、上野原、二子、国分北、田村、飯沼、長須賀を予定しております。なお、笠名区につきましては、今年度の当初予算事業として笠名市営住宅付近に整備を完了する予定でございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ありがとうございました。二、三再質疑させていただきます。

 まず、学校の耐震工事に関してですけれども、平成19年の9月議会の私の一般質問で、当時行財政改革の議論が進んでいまして、熱心に行われた時期でありまして、そのときに今後館山市としてこの学校の耐震工事というのは相当負担になるんじゃないかというふうに私自身が思っていたものですから、今後の学校の耐震工事に関して質問したところ、当時の教育次長の御回答では、平成19年の時点ではまだ11校残っています、13棟残っています、総額で約4億円で1校約4,000万程度じゃないか、大口のところは大体終わったんだというような説明を受けたんですけれども、先ほどのお話を聞きますと金額的にはもう北条小学校で相当な金額になっているんで、その辺はどういう違いがあるのか、ちょっと教えてください。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 平成19年度の9月議会で、榎本議員にその時点での残りの耐震工事についてお話をしました。そのときは、残りが総額で耐震工事費分については4億円ぐらいで、一般財源の持ち出しが1億5,000万円ぐらいだというふうにお答えしていると思います。今回も実際に耐震化工事分につきまして、若干基準が変わってふえているということもありますけれども、原則的にはそのときの考え方と同じで、耐震工事についてはその当時の4億円程度。

 それと変わったというのが、その19年度に国のほうの耐震診断の考え方が少し変わりまして、その後の通知を受けまして少しふえているところがございます。ただ、このときの4億円というのは耐震化分で、改修分が含まれておりません。今回は、改修分も含んでおります。これから改修分も含めて今回の5億6,000万というようなことで御理解ください。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) わかりました。改修分もふえているんだ。多分国から今回の学校施設環境改善交付金、かなり有利なものが、将来起債も国が後ほど交付金あたりで相当面倒を見てくれるというものなんだろうと思いますけれども、それはそれでいいと思うんですけれども、今後耐震工事と今次長からお話がありました学校の老朽化に対する対応、これあとどれぐらいの学校が残っていて、どれぐらいの計画にされているのか、お聞かせください。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 今後の耐震化というか、小中学校の整備ということですけれども、北条小学校が終わりますと残りは耐震化分で5校、6棟だというふうに考えています。数がこれまで先ほどの話で10校ということになっていましたが、5校というのは、房南中学校は前回話をしたときは耐震補強で行うというふうに考えていましたけれども、これ県の判定委員会の判定が出まして、耐震補強ではだめですよ、改築を要する建物に該当しますというような意見をいただきましたので、これは耐震補強ではなく、新築ということで考えております。したがいまして、残りの耐震分につきましては、5校、6棟ということでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 房南中の体育館だけですね、改築はね。

         (「はい」と呼ぶ者あり)



◆15番(榎本祐三) わかりました。今のお話からすると、これからかなり作業が残っているし、予算的にも大変だなという危惧はしております。財政難のときですけれども、今防災に対しては最優先でやらなくちゃいけない時期だと思っておりますので、工夫をしてぜひやっていただきたいというふうに思います。

 最後に、防災無線の子局の設置ですけれども、今回こういう交付金が出たおかげで前倒しでやれたというの非常によかったんだろうと思います。これで大体館山市としては、今回いろんな調査をやった結果、増設してやるんだと思いますけれども、いつごろの完成を目指して今考えておられますか。



○議長(福岡信治) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 平成18年に整備計画を立てました。そのときには、平成25年度までに防災行政無線の子局を126基整備する計画でございます。今回10基補正予算で整備されますと、残り1基になります。しかしながら、あとの10基も整備して全部整備しないと最終的には出ませんけれども、聞きづらい、聞こえづらいという声もございます。それと、平成18年以降に宅地化が進んで、住宅地もできております。そういったことも含めまして、今後整備計画に沿って年次的に整備してまいりまして、最終段階のほうに入りますが、あわせてその聞こえづらい地域の正確な把握、その解消策等を財源も含めて検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) じゃ、いつごろ完成させるというその目標等についてはまだ答えられない。大体27年度ぐらいを目標にとかということはありますか。



○議長(福岡信治) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 気持ちとしては、1年でも早くというふうに考えております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 終わります。ありがとうございました。



○議長(福岡信治) 以上で15番榎本祐三議員の質疑を終わります。

 他に御質疑ございませんか。

 3番森 正一議員。御登壇願います。

         (3番議員森 正一登壇)



◆3番(森正一) 榎本祐三議員と同じく、議案第1号、平成23年度一般会計補正予算(第7号)に関して、主に説明資料の5ページで質疑いたします。榎本議員と重なる点もありますが、質疑させていただきます。

 まず初めに、北条小学校の耐震改修事業に関して質疑いたします。補正額約5億7,000万円のうち、3分の1が国からの補助金で、残りの3分の2が地方債となっており、市債が約4億円の増となります。また、工期も平成24年度から25年度という長期にわたっております。これらのことが今後に計画されております他の公立学校の耐震化計画のスケジュールに影響を与えることはないのでしょうか、これをまず1点目にお伺いいたします。

 次に、北条小学校に関しましては平成8年度に耐震診断を実施しており、当時のIs値で0.37ということでした。その後15年という月日が経過し、また昨年3.11の東日本大震災では震度5弱の揺れも経験しております。この点を考慮いたしまして、経年劣化や大震災の影響などによって耐震強度のさらなる低下等はなかったのでしょうか、お伺いいたします。

 続きまして、耐震改修後の耐用年数についてお伺いいたします。現北条小学校の校舎は、昭和45年ごろより使用されており、築40年以上が経過しております。本来の耐用年数としては50年程度だと思うのですが、今回の改修により耐用年数はどのくらいになるのでしょうか。また、耐震改修後の耐震Is値はどのような数値になるのか、お伺いいたします。

 この項の最後にもう一点お伺いします。2年度にわたる大規模な工事ですが、児童の学習環境への影響はないのでしょうか。

 続きまして、防災行政無線整備事業に関して質疑いたします。本年度の6月議会において、平成25年度までに屋外拡声子局を126基まで増設を予定しているということでしたが、3.11の東日本大震災を受け、防災対策を急がなくてはいけないということになっております。そういう状況の中で、予定ではあと1基、整備完了となりますが、全体的なスケジュールも前倒しになるのでしょうか。

 また、今回の増設により、市内全域における防災行政無線のエリアのカバー率はどの程度まで向上するのでしょうか。また、この前出しを受けて今後の難聴エリア対策をどのように進めていくのか、お伺いいたします。

 質疑は以上になります。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 北条小学校耐震改修工事に関する1点目ですが、今後の耐震化計画のスケジュールの影響についてということですが、本工事は国の第3次補正の適用を受けるため、当該年度は国庫支出金と地方債の財源のみで施工できます。一般財源への影響が少ないため、現在のところは今後の耐震化計画へ影響は少ないものと考えています。

 2点目ですが、東日本大震災の影響による耐震強度の劣化についてですが、耐震補強設計の中で建物の現況調査を行っており、特に問題はありません。また、経年劣化についても、経年劣化も考慮して現在設計作業をしているところでございます。

 次に、3点目、今回の耐震改修工事による耐用年数についてですが、今後20年以上の使用は可能であるというふうに考えています。

 次に、第4点目、今回の耐震改修工事による構造耐震指標、Is値についてですが、現在0.7を超えるように設計を行っているところで、正確な値は実施設計完了後に判明いたします。

 次に、第5点目、児童の学習環境への影響についてですが、学校の夏季休業中を中心とした工事工程を組むなど、騒音や振動などで学習環境への影響が出ないように配慮をしたいと考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 御質疑の2つ目の防災行政無線についてでございますけれども、防災行政無線の屋外子局の整備についてですが、平成25年度までに年次的に126基行う計画でございます。ここ数年、単年度で5基程度の整備を実施してまいりましたが、今回国の第3次補正によりまして財政的に有利な補助制度等が創設されましたので、10基を前倒しして整備しようとするものでございます。このことは、同時に屋外子局全体の整備基数のスケジュールが早まるものでございます。

 それと、2点目でございますけれども、カバー率についてでございます。あくまで机上による参考の数値となりますけれども、市内全体における平成22年度末の世帯数に対する割合で71%、23年度末で73%、今回の補正予算の10基整備後で76%となる予定でございます。なお、防災行政無線の屋外子局の整備につきましては、先ほど榎本議員にもお答えしましたけれども、大震災以降、聞こえづらい地区から設置をしてほしいという声も出てきております。今後防災行政無線の整備につきましては、津波危険区域の見直しも踏まえた聞こえづらい地域の把握、市に有利な財源の活用など、総合的に検討してまいります。

 以上でございます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 今後の難聴エリアが非常に問題になってくるので、難聴エリア対策としまして市民からニーズが高い室内外でも防災行政無線の内容を聞くことができるという防災ラジオを考えていきたい、こう思っております。来年度の予算に計上していきたい、こう思っていますので、よろしくお願いします。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) 御答弁ありがとうございました。それじゃ、何点か再質疑させていただきます。

 まず、耐震改修事業の予算の財源ですが、その中で地方債が約4億円、さらにまた幼保一元化整備事業や防災無線の事業で地方債、市債合わせると5億4,000万円ほどの市債の増になります。今回かなり有利な条件であって、後年度に交付税措置がなされると伺っておりますが、最終的な市の持ち出しというのはどの程度になる見込みでしょうか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 地方債を含めた最終的な市の持ち出しについてということでございますが、地方債は後年度返していかなければならないいわゆる市の借入金でございますけれども、その返済に当たりましては交付税措置がございます。すなわち元利償還金について基準財政需要額に算入されるところでございます。今回国の3次補正に伴いまして、交付税に算入される割合が高くなってきております。今回事業費として総額で7億4,900万に対し地方債は5億3,970万円となっておりますけれども、この地方債に対する交付税措置、元利償還金の算入率は70%から95%となっております。これにより、後年度の交付税措置を加えた実質的な市の負担は、利子を除きまして約2億円、事業費の26%になるものと考えております。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。このように条件が有利なときに残っている学校もてきぱきとやってしまったほうが前倒しできて安心できると思うんですが、その辺はどうでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 教育委員会では、学校のこの耐震化計画につきましては、すべての市内の小中学校を耐震化、それから改修するという年次計画を定めています。ただ、国のほうからできるだけそれを繰り上げてやるようにというような通達もございますので、できるだけ早く繰り上げて実施するようにしたいというふうに考えています。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) そうですね、第3回の定例会でも申し上げましたが、学校施設というのは児童生徒が1日の大半を過ごす場所であり、地域住民の避難場所ともなっておりますので、できるだけ可能な限り早目、早目の計画前倒しでお願いいたします。

 次に、耐震強度の劣化についてですが、3.11の大震災で震度5強を記録した習志野市なんですけれども、習志野市の庁舎が1993年の耐震診断のときでは0.42あったIs値が大震災後にはかり直したところ0.3まで、約30%低下しているんです。耐震強度の補強設計の中で現況調査を行ったということですけれども、そのときに算出された今現在の北条小学校の耐震Is値の値というのはどうなっていますか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 現在、北条小学校の耐震改修事業の実施設計の中で再度診断を今行っているところです。建物の変形とかひび割れ等の現況調査を行って、建築年数などを考慮して現在Is値を算定しているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。その値が出なければどの程度の補強が必要かというの完全にわからないと思いますので、もちろんそれやらなきゃいけないことです。約30%低下した、そこまでは建物の場合ですと、震度5弱だったので、あと階層も低いですからいっていないと思うんですけれども、Is値が0.3未満になると国の補助率が上がると思うんです。今回は恐らく0.37で計算していますので、申請もしていると思うので、国の補助率2分の1だと思うんです。0.3割りますと3分の2の補助率になりますが、設計完成したときに0.3割ったときには申請のし直しというか、訂正できるんですか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) もしそのような場合は、国への補助金、交付金の変更手続を早急に実施してまいりたいと考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。

 ちょっとあわせてお願いなんですけれども、市のホームページのほうに各学校の耐震Is値載っていると思うんですけれども、じゃ今回の設計で出た段階でとりあえず、1年か2年だと思うんですけれども、素早い変更お願いいたします。

 次に、この耐震関係で最後ですけれども、児童への学習環境への影響についてですが、長期休業中を中心に工事を行うということで、授業中の騒音とかはないと思うんです。ただ、長期休暇終わった後に子供たちがまた学校に戻ってきたときに、足場などがありますと恐らく休日に上って遊ぶ子が出たりとか、そういった危険があるとは思うんですけれども、2年にわたる工期ですので、工事を行っていない期間における学校の中の状況というのは安全な状況を保てるんでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) この事業2カ年に分けて行う予定ですが、第1年度目に足場を組みます。1年度目の工事が終わった後は、その足場も撤去いたします。2年度目の工事が始まるときにまた再度足場を組みますので、子供たちが戻ってきたときの期間については安全が保たれるようにしたいというふうに考えています。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) わかりました。児童だけではなく、職員の方もいますので、安全に配慮していただいてやっていただきたいと思います。

 最後ですけれども、防災行政無線に関して1点だけ質疑させていただきます。市長の御答弁で防災ラジオの導入をしてくださるということで、ありがとうございます。今後の難聴エリア対策として防災ラジオを考えられているんですけれども、難聴エリアの難聴という定義についてお考えをお願いします。



○議長(福岡信治) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 難聴についての定義ということでございますけれども、基本的には聞こえづらいという苦情とか担当課のほうに寄せられている中には、屋内でテレビを見ていて、何かやっているけれども、聞こえないという声もありますし、いろいろこれから調査をして通常、この前富崎地区で訓練やりましたけれども、あのときはたしか南のほうから風が吹いていたと思ったんですけれども、私も訓練の中で放送を聞きましたけれども、若干風上のほうにいると聞こえづらいかなというのもございます。定義でございますけれども、通常健常の、私はちょっと耳が遠いという部分がありますけれども、普通の方が屋外にいて普通に聞こえるというのが基本だというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 森 正一議員。



◆3番(森正一) そうですね、屋外という定義だと思うんです。最近の住宅というのは高気密性の住宅が多くなってきまして、防音性も増しているんです。ですから、今後は屋内も難聴エリアという考え方が大事だと思うんです。今回防災ラジオの導入をしていってくださるということなので、今後も南房総市さんのように全戸配布まではいかないとしても、要望をされる方、有償で要望される方に対しても順次配布できるような形にしていっていただければなと思います。

 以上で終わります。



○議長(福岡信治) 以上で3番森 正一議員の質疑を終わります。

 他に御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。





△委員会付託の省略



○議長(福岡信治) お諮りいたします。

 本案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福岡信治) 御異議なしと認めます。よって、決定いたしました。





△討論



○議長(福岡信治) これより討論を行います。

 討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。





△採決



○議長(福岡信治) これより採決いたします。

 本案を原案どおり可決することに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福岡信治) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。





△日程の追加



○議長(福岡信治) お諮りいたします。

 ただいま議案第2号館山市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてが提出されました。

 この際、本案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福岡信治) 御異議なしと認めます。よって、本案を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。





△議案の上程



○議長(福岡信治) 議案第2号館山市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。





△議案並びに説明書の配付



○議長(福岡信治) 議案並びに説明書の配付いたします。

 配付漏れはありませんか。  配付漏れなしと認めます。





△提案理由の説明



○議長(福岡信治) 議案の説明を求めます。

 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 提案理由の説明をいたします。

 議案第2号館山市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてですが、地方税法等の改正に伴う寄附金控除制度の拡充等を行おうとするものです。

 よろしく御審議のほどお願いいたします。



○議長(福岡信治) 説明は終わりました。





△質疑応答



○議長(福岡信治) これより質疑を行います。

 御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。





△委員会付託の省略



○議長(福岡信治) お諮りいたします。

 本案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福岡信治) 御異議なしと認めます。よって、決定いたしました。





△討論



○議長(福岡信治) これより討論を行います。

 討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。





△採決



○議長(福岡信治) これより採決いたします。

 本案を原案どおり可決することに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福岡信治) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。





△議員派遣の件



○議長(福岡信治) この際、お諮りいたします。

 お手元に配付の議員派遣一覧に記載のとおり、館山市議会会議規則第160条の規定に基づき、議員を派遣することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福岡信治) 御異議なしと認めます。よって、本市議会議員を派遣することに決定いたしました。





△閉会午後2時48分



○議長(福岡信治) 以上で本臨時会に付議されました案件は議了いたしました。

 よって、これで第1回市議会臨時会を閉会いたします。



 ◎本日の会議に付した事件

1 会議録署名議員の指名

1 会期の決定

1 議案第65号(館山市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)撤回の件

1 議案第1号

1 日程の追加・議案第2号