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千葉県 館山市

平成23年 12月 定例会(第4回) 12月06日−03号




平成23年 12月 定例会(第4回) − 12月06日−03号









平成23年 12月 定例会(第4回)





1 平成23年12月6日(火曜日)午前10時
1 館山市役所議場
1 出席議員 18名
       1番  福 岡 信 治          2番  石 井 敏 宏
       3番  森   正 一          4番  瀬 能 孝 夫
       5番  望 月   昇          6番  石 井 敬 之
       7番  太 田   浩          8番  龍 ?   滋
       9番  石 井 信 重         10番  本 多 成 年
      11番  三 澤   智         12番  鈴 木 正 一
      13番  内 藤 欽 次         14番  秋 山   貴
      15番  榎 本 祐 三         16番  吉 田 惠 年
      17番  本 橋 亮 一         18番  鈴 木 順 子
1 欠席議員  なし
1 出席説明員
  市     長  金 丸 謙 一     副  市  長  関   隆 晴
  会 計 管 理 者  庄 司 武 雄     市 長 公 室 長  田 中   豊
  総 務 部 長  鎌 田 洋 司     健 康 福祉部長  武 田 博 之
  経 済 観光部長  吉 田 安 重     建 設 環境部長  忍 足 俊 之

  教 育 委 員 会  石 井 達 郎     教育委員会次長  鈴 木 千佳士
  教  育  長

1 出席事務局職員
  事 務 局 長  和泉澤   薫     書     記  井 澤   浩
  書     記  安 田 仁 一     書     記  和 田 敦 子
  書     記  小 ? 恒 夫     書     記  前 田 一 樹
  書     記  並 木 敏 行

1 議事日程(第3号)
 平成23年12月6日午前10時開議
 日程第1 行政一般通告質問







△開議午前10時00分



○議長(福岡信治) 本日の出席議員数18名、これより第4回市議会定例会第3日目の会議を開きます。

 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。





△行政一般通告質問



○議長(福岡信治) 日程第1、これより通告による行政一般質問を行います。

 質問の方法は5日と同じであります。

 これより順次発言を願います。

 5番望月 昇議員。御登壇願います。

         (5番議員望月 昇登壇)



◆5番(望月昇) おはようございます。2日目最初の登壇者でございますので、元気よくいきたいと思います。皆様の御協力よろしくお願いいたします。

 それでは、通告に従い、質問させていただきます。さて、東関東自動車道館山線、いわゆる館山道は、全国的にも知名度が高まり、マスコミ媒体においても館山、館山と言われるたびに館山の観光を後押ししていただいているようで、とても心地よく感じます。一方、館山の玄関口とも言える館山駅を中心として栄えてきた中心市街地商店街は、全国的な流れに逆らえず、残念ながらシャッター通り、空き店舗街となっております。市として今までも補助金や対策案を施して、かつてのにぎわいを取り戻すためにいろいろ協力していただいていると思います。そもそも中心市街地商店街は、館山駅を中心に、その乗降客をお客様と見込んで出店した商店の集合体であると思います。そうであるならば、館山駅の活性化をさせることが、いわば館山の経済、観光等の活性化につながるという観点から、まず館山駅についてという題でいろいろ質問していきたいと思います。

 まず最初に、県庁所在地であるJR千葉駅への特急もしくは快速運行の要望について、市としての考えはいかがですかという質問をさせていただきます。館山市も観光協会、商工会議所や近隣の市町の関係機関等と一緒に、東京駅までの特急増便や快速運行についての要望を行っていると思いますが、館山市民の利便性を考えて上記の質問をさせていただきます。

 かつて現在の橋上館山駅舎等を建設の際、たしか総額17億5,000万円のうち約15億5,000万円を出資していると聞いております。この立場からもお答えをいただきたいと思います。

 3つ目に、春の観光シーズンに向けて何か駅の活用法はありますかという質問をさせていただきます。年末年始より春の観光シーズンが幕あけします。しかし、今回は3.11の東日本大震災もあり、例年とは1つも2つも策を施さなければ厳しいと思います。観光立市という立場からもよろしくお願いいたします。

 続いて、4つ目の質問ですが、JR関東バス、日東交通、京成バス、京急バスが便数、料金、利便性等において観光客、一般客の利用が多くなっていると思います。そこで、お客様のよりよい利便性を考えて、駅舎に隣接するバスターミナルの集約化について何かお考えはありますかという質問をさせていただきます。

 5つ目ですが、館山駅についての最後の質問でございます。駅の活性化をもととした商店街の活性化策を何かお考えですかという質問をさせていただきまして、大きな1つ目の質問を終わります。

 余談になりますが、昨日、瀬能議員の最後の市長答弁で、東京、京葉圏のベッドタウン化推進について述べていらっしゃいました。そのように、今私の娘婿は時間帯によって鉄道や高速バスを利用して東京まで通勤しております。今までいろいろ質問や要望させていただきましたが、もっともっと便利になれば、父としても彼にもう少し楽をさせてあげられるんじゃないかなと思っております。

 次に、大きな2つ目、里見氏大河ドラマ化についていろいろ質問をしたいと思います。今回稲村城跡が国の史跡に指定される運びになりました。これまでの関係各位の長年にわたる御尽力に対して、頭が下がる思いがいたします。これからも郷土の宝として大切にしていくとともに、有効活用させていただきたいと思います。

 さて、里見氏は戦国時代から江戸時代にかけて、10代、約170年間にわたり房総半島南部を中心に、ほぼ房総一帯を治めてまいりました。里見氏を郷土の歴史人として、また史実をもとに市民の身近な歴史としてこれからもずっと語り継いでいきたいと思います。また、かつて大河ドラマとなった龍馬伝を扱った高知県、長崎県、山口県、そして京都府など関連都市においては、数百億の経済効果があったと言われております。館山市も里見氏ゆかりの場所、例えば国府台、里見公園のある市川市、最大勢力であった6代里見義堯、7代義弘親子を中心とした久留里城のあった君津市、家臣等も多く居住していた南房総市や勝浦市など千葉県内の各地、また里見氏出生の地と言われている群馬県や里見氏終えんの地、倉吉市のある鳥取県などと協力し合って、皆で汗をかいて努力していったらどうでしょうか。そこで、今回里見氏のかつての居城「稲村城」が国の史跡に指定される運びになりますが、大河ドラマ化について市長の御見解をお聞かせください。

 次に、今回30回を数えた南総里見まつりも盛大に開催されました。その名に代表されるように、「里見」という名を館山市内のあちこちで使用しております。直近では、11月27日日曜日に里見市民まつりが城山公園でにぎやかに行われました。里見云々という名称は、正史や言われも知らないままに多く使用されております。こういう事例からも、市内の小中学生にも郷土愛をはぐくむ一助として、学校での学習で扱っていただきたいと思います。そこで、最後の質問をいたします。郷土の歴史人として里見氏の正史を小中学生にもわかりやすいように、学校で「南総たてやま発見伝」等の副読本を利用して学習を行うことはできますか。

 以上、質問いたします。御回答によりましては再質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) おはようございます。望月 昇議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、館山駅についての第1点目、JR千葉駅への特急もしくは快速運行の要望についてですが、館山市としては利用者の安全性の確保、利便性向上のため、風雨に強い路線の整備、減便された特急列車の復元、君津駅どまりの快速列車の館山駅までの延伸などについて、千葉県JR線複線化等促進期成同盟や館山商工会議所並びに館山市観光協会とともに要望活動を行っています。JR東日本によりますと、利用者の増加が可否の判断指標になるとのことですが、館山市としてはJR利用者の利便性の向上などを図るため、JR千葉駅への運行も含めて、今後も機会をとらえ、要望を行っていきたいと考えています。なお、要望の実現には、多くの皆様が鉄道を利用することが非常に重要であることから、これまで広報「だん暖たてやま」を通じて、市民の皆様に鉄道の利用を呼びかけるとともに、市職員が千葉市や都内へ出張する際の鉄道利用について周知しています。議員の皆様も、千葉市などへお出かけの際にはぜひ鉄道の御利用をお願い申し上げます。

 次に、第2点目、JR館山駅の経費についてですが、館山市が所有している駅自由通路、東口観光案内所及び西口多目的室の維持管理費は、平成22年度は約1,960万円です。主な内訳は、修繕費や水道料金等の需用費で約768万円、清掃や設備の保守点検等の委託料で約600万円などです。なお、JRが所有管理している改札口からプラットホームまでの駅舎部分については、維持管理費に対する館山市の負担はありません。

 次に、第3点目、春の観光シーズンに向けての館山駅の活用法についてですが、JRや近隣市町との連携によるイベントが予定されています。具体的には、本年10月に一度実施されました「リゾートあわトレイン」が再度運行されます。その時期としては、2月と3月の土曜日と日曜日の計8日間が予定されており、館山駅と安房鴨川駅の間で運行される特別列車に関連して、車内イベントや地元産品の販売、地元伝統芸能など多彩なイベントが予定されていることから、館山駅も非常ににぎわうことが予想されます。また、2月11日には館山駅を基点とした駅からハイキングが予定されています。館山駅西口を出発し、赤山地下壕や城山公園をめぐる約10キロメートルを歩き、東口に戻ってくるコースとなっており、募集定員は1,000名で、やはり駅周辺がにぎわうことが予想されています。加えて恒例の「ポピー&ストロベリー号」についても、2月下旬から3月末までの36日間、館山駅を基点としての運行が計画されています。さらに、4月7日、8日に行われるトライアスロンアジア選手権館山大会、外国25カ国のアジア各国から参加いたしますが、これも館山駅西口を中心に開催されます。そして、1月29日、32回若潮マラソン大会、参加者も皆様のおかげをもちまして1万人を突破いたしました。これに対する臨時列車の運行などがいろいろ考えられております。今後もJRとの連携により、館山駅周辺がにぎわうイベント等を実施していきたいと考えています。

 次に、第4点目、駅舎に隣接するバスターミナルの集約化等についてですが、高速バスの切符売り場については、現在運行会社ごとに異なり、初めて利用する市民や観光客などの来訪者からはわかりにくい状況となっております。これは、予約システムの違いなど運行会社の事情によるものと認識しています。館山市としては、利用者の利便性向上を図るため、各運行会社へ改善を働きかけていきたいと考えております。

 次に、第5点目、駅の活性化をもととした商店街の活性化策についてですが、JR館山駅とその周辺の中心市街地は、市民にとっても来訪者にとっても館山市の顔であり、そこがにぎやかであることが館山市全体の元気につながってくるものと考えます。今後駅、商店街双方への来訪者や利用者が増加し、駅周辺がにぎやかになるよう、JRと連携したイベントの開催や先ほどお答えした駅を基点としたハイキングや特別列車の運行など、駅でのイベントの開催時に商店街にも物販での共同イベントの開催を呼びかけます。また、駅を利用する来訪者が列車やバスの待ち時間に駅周辺の商店街で気軽に散策や買い物ができるよう、商店街のまち歩き用パンフレットを駅に置くとともに、2次交通としてのレンタサイクルや館山銀座商店街にある「まちなか交流館」を利用していただけるよう情報提供に努めます。

 次に、大きな第2、里見氏大河ドラマ化に関する第1点目、NHKの大河ドラマ化についてですが、過去の大河ドラマの舞台になった事例を見ると、観光業や商工業などへの経済効果が期待されるほか、大河ドラマの主人公などを通じて、さらに郷土の歴史や文化が市民に深く浸透し、地域の活性化につながるものと認識しています。一方で、大河ドラマの誘致については、何よりも市民活動による地域住民の盛り上がりが大変重要であるとともに、里見氏の史実について市民の認識を深め、広めていくことが肝要であると考えています。市の役割は、里見氏の機運を盛り上げるための土台づくりと認識しており、これまで市のホームページで「さとみ物語」を掲載し、公民館のふるさと講座のテーマとして取り上げたほか、稲村城跡の国史跡指定の促進を図るとともに、たてやま八犬伝まんじゅうや南総館山発見膳の開発など、里見氏を印象づける新たな地域ブランド産品の開発を行っています。里見氏大河ドラマ化に向けては、民間有志の方々により既に組織されている里見氏大河ドラマ化実行委員会が中心となり、館山はもとより、里見氏ゆかりの各地に活動の輪が広がるような取り組みが行われていますが、館山市としても実行委員会の活動に対して側面から支援していきたいと考えています。なお、市役所内でも、私を初め市幹部職員や一般職員などが大河ドラマ化の実現に向けて署名を行っているところです。

 里見氏大河ドラマ化に関しての第2点目、里見氏の史実について副読本等を利用し、学習を行うことについて、これは教育長から答弁いたします。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井教育長。

         (教育長石井達郎登壇)



◎教育長(石井達郎) 大きな第2、里見氏大河ドラマ化に関しての第2点目、里見氏の史実について副読本等を利用し、学習を行うことについてですが、小中学校の児童生徒にとって、地元館山の史実を学び、ふるさと館山を誇りに思い、成長していくことは非常に大切なことであると認識をしています。里見氏の歴史について、稲村城跡が国の史跡に指定される運びとなっている今、各学校で児童生徒が興味、関心を持って学習できる環境やさらなる指導の工夫が必要であると考えており、より理解を深めるための副読本の作成を現在検討しているところでございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) それでは、再質問をさせていただきます。

 今まで丁寧な御答弁、ありがとうございました。再質問のまず最初の1番の駅についての1についてなんですが、市民の足として便利だから鉄道を利用するのか、それともみんなが利用するから便利になっていくのか、まるで鶏が先か卵が先かの関係のようです。さきにも述べたように、館山市はJR館山駅舎建設に当たり15億5,000万円も出費しているのです。鉄道は、大量輸送や時間の正確さ、その特性を十分に望んでいる市民がたくさんおります。そのあたりを踏まえて、いま一度市民の声として強く働きかけをしていただきたいのですが、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 市長答弁でもお答えいたしましたが、今後も鉄道の利便性の向上について、機会をとらえて要望していきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) よくわかりました。今後とも実現するまで何回も力強く要望していっていただきたいと思います。

 大きい1つの2番目、経費についてなんですけれども、JR館山駅の経費は意外とかかるものだと思いました。御説明をいただいた差し引き592万円についてお答えください。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 管理費のその他のものでございますけれども、管理にかかわります職員の人件費388万円、火災保険料等約22万円、下水道の使用料また土地の借上料等、使用料、賃借料で約182万円となっております。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) それと、東西通路やきれいなトイレ、エレベーターによるバリアフリー化等は、私も多くの市民と一緒に喜んでいるところでございます。しかし、利便性というものは数字では出てこないものの、費用対効果を考える上で、もう少し市の負担を少なくすることはできないでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 駅舎管理の経費節減に関しましてでございますが、館山市としても先ほど望月議員のお話、また市長の答弁の中にもございましたが、駅はやはり公共交通機関におきまして館山市の顔、玄関口だという認識でございます。その中で、やはり市としましても経費節減には努めなければならないと、こう考えております。今年度につきましては、東日本大震災以降、やはり節電ということが全般的に言われておりました中で、市としてもいろいろ経費節減について考えていろいろ対応しております。具体的には、エレベーターの使用につきましても、健常者の方についてはなるべく控えていただくようにという呼びかけを行いました。また、張り紙でも呼びかけを行っております。そのほか、トイレの使用に関して節水の呼びかけですとか、照明を間引くなどのことを行っております。駅舎利用者、また来訪者の方々に対して、支障のない範囲で経費節減には努めてまいりたいと考えております。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) よくわかりました。利便性を損なわない程度に頑張って節約に努めていっていただきたいと思います。

 それでは、大きい1つ目の4番、駅舎に隣接するバスターミナルの集約化についての再質問でございますが、私は集約化をもっと具体的に考えております。まず、これができればいいなと思っているのが切符売り場の一本化です。それと、すべてのバス路線の案内所の併設です。こういうちょっと具体的なことを私は提案させていただきますけれども、具体案についてはどのようにお考えでしょうか。



○議長(福岡信治) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) バスの切符売り場の一本化、これ一本化がされまして、あそこに路線案内所が併設されれば、利用者にとりまして利便性の向上につながるものというふうに考えます。しかしながら、実現には設置する場所や職員の配置、それと運行会社ごとによる異なる運行システムの予約方法等の問題もございます。また、何より運行会社の意向があるものと認識をしております。市としては、そのような状況ではございますが、議員がおっしゃるように、利用者にとってわかりやすく、また利便性の向上につながることから、各運行会社に働きかけをしてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) バス会社は民間会社でございます。行政としてできるところがどこまでかということは、各ほかの都市の例をいろいろ視察、勉強していただいて、どこまでやったんだ、どこまでできるかということを協力していただいて、市民の足、また観光客の足の便を考えて、行く行くは経済、観光の館山の発展のために結びつけていただきたいと思っております。

 それでは、1つ目の質問の最後、5番目、駅の活性化をもととした商店街の活性化について何かお考えですかというところの再質問をさせていただきます。商工観光課の方々も、駅の活性化なくして中心市街地商店街のにぎわいを取り戻すことができないという見解の一致を見たように思います。金丸市長も市議会議員のときに商店街へいろいろな施策をいただいたことを、私も当時商店主の一人としてとても心強く思いました。しかし、インターネットでJR東日本を検索した結果、2006年から2010年の5年間でJR館山駅の1日の乗降客数が2,935人から2,127人と約30%も減ってしまっております。ちなみに、近隣JR安房鴨川駅の1日の乗降客数も1,870人から1,531人と約20%減っております。JR館山駅の乗客数がJR安房鴨川駅よりも絶対数では多いものの、減少割合の多さではとても心配でございます。ここで、ほかの行政では行っていない館山ならではの奇想天外な案は何かございませんでしょうか。



○議長(福岡信治) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) お答えします。

 まず、館山駅周辺の商店街の活性化でございますけれども、これにつきましては個々の商店主の皆さんが魅力ある商店街づくりに知恵を絞っていただければと考えております。ただ、市といたしましても、先ほど来市長、部長等話しておりますけれども、通勤通学等のためのJR、バスの利便性、あるいは集客力のある臨時列車の運行、こういったものを働きかけて、駅利用者の増加を図ってにぎわいの創出を考えていきたいと思っています。

 ただいま最後に御質問がありました奇想天外な策ということがございましたけれども、なかなか行政が発想あるいは提案する案というのは、枠にはまったものであったり、あるいは国内の先進事例を参考にしながらという提案が今までの経験からしてというか、行政のかたさかなと思いますので、実際に商売をしている方々、こういった方々の発想  知恵を絞ってということなると思いますけれども、これが成功のかぎということで考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) 今部長答弁でおっしゃっていただきましたけれども、何カ月か前なんですけれども、香川県をうどん県とするという、何かそんな、はっ、どこにあるんだ、うどん県はというふうな、そんなことも耳にしておりますので、よそでやっていないようなそんな案があればいいなというふうに思ったんですけれども、それは行政と民間といろいろ相談して、これから進めていく課題ではないかと思っております。

 それでは、駅のほうの質問はこのぐらいにさせていただきまして、次に大きな2つ目、里見氏大河ドラマ化について再質問をさせていただきたいと思います。まず、1つ目の再質問になりますが、大河ドラマ実現のために、市長も御協力していただいているように、署名活動も始まっております。このように行政と民間が一体となって活動しなければ実現は不可能だと思います。市長の御答弁で、繰り返しになりますけれども、ただいま側面から支援をしていきたいと考えておりますという御回答をいただきましたが、先ほども述べたように、要は一体化なんです。同じ志を持ち、お互いに一生懸命に活動してこそ花が咲くというものではないでしょうか。いま一度大きな組織づくりをして、市役所の中に何らかの形で組織委員会や事務局等を設けることは可能でしょうか。



○議長(福岡信治) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) まず、里見氏の大河ドラマ化に向けまして組織されました里見氏大河ドラマ実行委員会の皆様の熱心な活動に感謝を申し上げます。実行委員会が中心となりまして、行政と連携しながらその輪が広がり、発展していくことが望ましいと考えております。なお、同じ地区に同様の2つの組織が存在することは不可解な印象を与えることと考えております。得策とは考えられませんので、里見氏大河ドラマ実行委員会の熱い思いや意向で皆様方が一生懸命頑張っておられますので、行政は側面から支援をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) ありがとうございました。とはいっても、大きな民間からの盛り上がりを市としても大切に受けとめていただいて、今後とも前向きに対応していただきたいと思います。

 それでは、大きい2つ目の2番目、副読本等をお考えとのことですが、具体的にどのような内容で検討しておりますでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 里見氏の史実については、現在子供向けのものとしてインターネット上に「さとみ物語」、これを少し易しく表現したもの、これが公開されております。児童生徒がそれを本のようにして利用できないという不便さがあったり、また内容的にも少し難しいというところがございます。したがいまして、この副読本をつくるということになれば、イラストとか写真を交え、文字も大きくし、ルビもすべての漢字に振ってわかりやすい記述にするということで、児童生徒、それから市民の方々も興味を持って理解しやすいというような内容にしていきたいと考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) それと、せっかくですので、館山のダッペエや千葉県のチーバくんも里見八犬伝などの物語と関係のある  要は犬科のキャラクターでございますので、親しみやすく作成していっていただけたらよいなと思っております。

 財政の厳しい折でございますが、将来の館山市を担う子供たちの教育のためでございますので、早速予算の要求もお願いいただけたらありがたいと思いますが、いかがなものでしょうか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 副読本を制作するということになれば、マスコットキャラクターのダッペエの活用、これは当然視野に入れて検討することになると思います。ただし、一方で作者の意向とかキャラクター運営上のルール等もございますので、ダッペエの活用についてはその制作するということの時点で、また関係課と協議、検討したいと考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 望月 昇議員。



◆5番(望月昇) ありがとうございました。そういう機運の盛り上がりというものを大切にしていって、実現化に向けて行政と民間と一緒になって、コラボレーションをして頑張って実現できればいいなと思っております。

 最後に、ちょっとまとめ的なことを言わせていただきます。観光立市館山を掲げている館山市において、観光客や市民の足としてJR館山駅、バスターミナル、東関道館山線、国道127号線バイパス、128号、410号等の道路は不可欠なものでございます。これからも多目的観光桟橋等も身近な足として活用法も模索していかなければならないと思っております。また、足の確保のみならず、歴史的、文化的にも盛りだくさんの観光資源を活用することによって、名実ともに観光立市館山が実現し、商店街等も活性化することができると思っております。これからもできることから一歩ずつ、市民と行政が一体となって頑張っていこうではありませんか。みんなお互いにさわやかな汗をかいて頑張りましょう。

 以上で私の質問を終わりとさせていただきます。



○議長(福岡信治) 以上で、5番望月 昇議員の質問を終わります。

 次、13番内藤欽次議員。御登壇願います。

         (13番議員内藤欽次登壇)



◆13番(内藤欽次) 皆さん、こんにちは。通告に従いまして、次の大きく3つの点について質問します。

 まず、第1番目、坂田地区における残土埋め立て事業について、市長のこの事業に対する姿勢を問います。小さな1、国交省の「建設発生土等の有効利用に関する行動計画」や千葉県環境生活部の「千葉県における残土問題の現状について」などでは、残土埋め立てによる環境への影響を含め、さまざまな課題が指摘され、その結果として発生残土の搬出抑制、現場内、域内処分など対策は強化される方向にあるとしています。こうした状況下、君津市は県外から残土搬入を認めないことを柱にした残土条例の改正素案をまとめました。市長は、9月議会での残土は抑制されるべきとの答弁を含め、国、県、他市の残土規制強化の方向をどのように受けとめていますか。

 小さな2番目、市長は記者会見で、地元坂田の反対署名は少数、半数以上が基準とし、数を問題にして容認の姿勢を示したと報道されています。それでは、現状の坂田の賛成数と反対数のどちらが半数以上か確認していますか。報道が事実とすれば、反対数が半数以上ならば、半数以上が基準に従い、この残土埋め立て事業に対する姿勢を明確にすべきであると思いますが、どうですか。

 小さな3番目、館山の海と山の自然を守る会の調査に基づく県知事あての要請書によれば、事業者が提出した特定事業許可申請書の記載に虚偽の疑いがあります。申請書を受理した許可権者の千葉県に厳正な審査を求めるべきだと思いますが、どうですか。

 大きな2番目、放射能の測定について。小さな1、昨日も話し合われましたが、学校給食の食材検査を恒常的に行うべきであると思いますが、どうですか。

 小さな2、市が放射線量の測定器を購入して、多くの場所を測定すべきではないですか。

 3、その際、市民にも貸し付けてはどうですか。

 大きな3、震災避難訓練、地震、津波、防災対策について。小さな1、最近専門家の間で指摘されている房総沖地震の可能性についての市長の認識はいかがですか。

 小さな2、いすみ市では実践的な津波の避難訓練を実施しました。館山でも市が主導する避難訓練を実施することが必要と思うが、どうですか。

 以上、答弁によりましては再質問させていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 内藤欽次議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、坂田地区における残土による埋め立て事業についての第1点目、残土規制強化の方向をどのように受けとめているかについてですが、国土交通省が策定しました「建設発生土等の有効利用に関する行動計画」は、建設現場から発生する土砂を他の建設現場で使用する工事間利用を促進することにより、建設発生土砂の搬出を抑制する発生元での抑制を目的としています。したがって、この計画がより促進されれば、必然的に残土は抑制されるものと期待しています。また、いわゆる残土条例については、残土の抑制ではなく、埋め立て事業に伴う災害の発生や環境の汚染を未然に防止することを目的とし、必要に応じた規制等が定められています。館山市については、県条例及び市条例の連携により、適正な規制が行われていると考えています。

 次に、第2点目、坂田区の賛成についてですが、この事業については坂田区より区民に対し十分周知し、時間もかけて区内で討議を重ねた結果、区民の総意としてこの事業に同意し、事業者と協定を結んだとの見解が示されていることから、坂田区として事業に賛成していると判断しています。

 次に、第3点目、千葉県に厳正な審査を求めるということについては、県においては現在でも条例に基づき、厳正な審査が行われているものと認識しています。

 大きな第2、放射能測定についての第1点目、学校給食食材の放射能検査については、教育長から答弁いたします。

 次に、第2点目及び第3点目、放射線量測定器の購入及び市民への貸し付けについてですが、現在は県から借り受けているサーベイメーターを使用して、公共の施設を中心に市内全域を網羅するよう放射線量の測定を定期的に実施し、測定結果を市のホームページで公表しています。また、その測定結果では特に問題となる数値は出ていません。このため、今後もこの機器を有効に活用していくことを考えていますので、現状では機器の購入は考えていません。

 次に、大きな第3、震災避難訓練についての第1点目、房総沖地震の可能性についてですが、第3回定例会でもお答えしたとおり、大規模な地震はいつでも、どこでも起きる可能性があると認識しています。そのため、館山市としても近い将来の大規模な地震に備えるため、市民への啓発などソフト面を中心に防災対策を進めているところです。

 次に、第2点目、津波避難訓練についてですが、東日本大震災の教訓から、本年4月の波左間地区自主防災会を皮切りに、最近では船形地区など各地区において地域の実情に応じた実践的な津波避難訓練が実施されています。今後も共助の中核となる町内会や自主防災会に、より実践的な訓練を実施するよう促進していきます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井教育長。

         (教育長石井達郎登壇)



◎教育長(石井達郎) 大きな第2、放射能測定についての第1点目、学校給食食材の放射能検査についてですが、森議員にお答えしたとおり、現時点では給食の安全性は確保されているものと考えているため、食材の放射能検査を市独自で行うことは考えていません。館山市としては、今後の動向を把握しつつ、国の制度を積極的に活用し、食材の放射能検査を県に依頼していきます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) それでは、再質問させていただきます。

 まず、大きな1番目の第1、平成19年に作成された千葉県環境生活部の資料「千葉県における残土問題の現状について」では、「最近は廃棄物と同様に不要なものとして処分を目的に都県域を越えて移動し、埋立てが行われている」など多くの残土問題の課題を指摘しています。また、県外からの搬入状況については、「残土については、発生から処分までを把握する手法がない」と懸念しています。これは、昨日答弁の中にもそういう回答がありました。要するにわからないということですが、どう思われますか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 残土と一般的に言われておりますが、建設発生土の発生元から最終的な埋め立ての処理をされる場所までの件でございますが、今回の案件で申し上げますと、千葉県に対しまして、申請書の中で搬入計画、それが資料として提出されております。その中で、運搬経路等も含めて計画が記載されており、その内容については土質の検査も含めまして、各場所で検査されると、条例に沿って行われるものにつきましては、その範囲内で行われるものにつきましては把握されているものと認識しております。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 昨日の答弁と同じことで、もう一回繰り返しますが、要するに書類上でのことはわかるが、それ以外はわからない、書類を調べるほかないというふうな書類だけのことを言っておるんですが、書類の確認しかできないということでよろしいんでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 発生元のものにつきましては、検査機関がそのものについて検査をして、それが書類として出るということでございます。搬入されたものにつきましては、定期検査、知事の指定する職員、また市の職員も現実的には立ち会っておりますけれども、その中で確認をするということでございます。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 書類のほうの確認を迫ったわけで、検査がどうということはきのう詳しく聞きましたので、よろしいかと思います。

 さて、報道によりますと、朝日新聞の11月25日付で、君津市は県外からの残土を認めないことを柱にした残土条例の改正案をまとめました。来年10月に施行を目指すとのことです。今答弁にありましたように、よくわからない。したがって、県外からの残土を認めないことにしたらはっきりするということになると思うんですが、特に東京や神奈川などから搬入される場合、発生元の工事現場から一度船に積みかえられるため、発生元からではない残土がまざる可能性もあったというふうにやっています。そのため、市が搬出元から処分場まで責任を持って規制、監視できるように、県内からの建設残土に限定したというふうに言っております。先ほど答弁にあったようなのが現状で、大変難しい。したがって、こういう残土条例をつくって、市が責任を持って残土のすべてを見ていこうというような規制で残土条例の改正案をつくっていると、こういうようなことをやっておりますが、そのことに対してどう思っておりますか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 君津市の条例改正の案というのは承知しております。その件につきましては、君津市の考え方というふうに思います。議員おっしゃるように経路の確認をするという意味もあるものかなと、今のお話だと考えますが、それらにつきましては現在の県の条例に基づいて行われること、その中で確認ができるというふうに判断しております。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 君津市はこうやったということで、それはそれだろうというふうな感じで、県に従っていきたいというふうな答弁だと思いますが、県ではうまくできないから市でつくっていこうというのが君津市。よく考えれば、市民の命と生活を守るためにはこういうものが必要だということで、いろいろな声を聞きながらこういうふうにしたと思いますが、館山市ではこういう条例について、もう一度どういうふうに思っていますか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 先ほどもお話ししましたとおり、君津市は君津市の考え方でそういう案を作成しているものと考えております。市といたしましては、現在県の条例、また市の条例の連携によりまして適正な規制が行われているということを考えておりまして、そのような条例改正については現在のところ考えておりません。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 後でも詳しくやりますが、業者にとっては書類だけですから、書類がうまくいけばいいということになりますが、実はその業者が計画書に疑わしい申請書を提出し、県はその内容を審査もせずに受理していたという疑いがあります。ここに、君津市が心配しているような発生元からではない残土が積まれるおそれがあります。こんな業者は信用できないし、県の審査も信用できないということになります。市の答弁は、いつも県様、県様というふうな感じですが、これに問題があるということだと思います。市がみずから調査していく、県任せにしないでみずから調査していく、そして疑いがあったら厳正審査、こういうこともやっていなかったら要請する、または市みずから審査していく、こういう考え方はどうですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 書類の審査に関しましてですが、今回の件につきましては現在千葉県におきまして厳正に審査をしている途中というふうに認識しております。市の条例、県の条例、面積要件等で分けておりますが、連携を図りながら、適正に事業処理が、問題がないようにということで規制をしているところでございます。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 県の言い分というのは非常に大切で重要だと思うし、尊重されるべきものですが、これがなかなかできない。私も随分味わいましたが、桟橋をつくったことによって60万人の新しい観光客がふえると、こういう答弁を随分聞きました。しかし、それはなかなか信用できないものとしておりますので、県そのものをむやみに信用することはできないんじゃないかと思います。ですから、もう一度、ちょっとくどいようですが、残土条例を改定すべきだと思いますが、いかがですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 市といたしましては、先ほどもお答えいたしましたとおり、千葉県の条例、そして館山市の条例、その中で適正に規制がされ、条例の範囲の中で事業が進められれば問題がないようにということで規制をしているところでございます。市の条例の改正につきましては、現在のところ考えておりません。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) かたくなに拒んでいるわけではなくて、現在のところ考えていないということなんで、ぜひとも現在を過ぎたらいろいろな状況の判断でよろしくお願いしたいと思います。

 小さな2番に入ります。数を問題にしていますけれども、もし報道のように数を問題にしているなら、いろいろ報道が出ていますけれども、賛成の数は確認したんでしょうか、どうでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 議員、数のお話をされております。市といたしましては、市長が答弁いたしましたとおり、県の指針にも基づきまして事業者が該当の地区に十分に説明をし、そして区内の総意として6月に事業者と協定を結んだということでございます。坂田区と地元の区として事業に賛成しているということが重大であり、それを尊重すべきだと考えております。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) そういう答弁だったんでございますが、今数をこうやって報道の中に、11月10日朝日新聞の中で、館山の残土埋め立て、市長が容認姿勢ということで、半数以上が反対かどうかが基準だ、反対署名が住民の3分の1では少ないほうで、地元は反対していないと語りと、こういうふうに言っております。この報道が事実かどうか、それをまず聞きたいと思います。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 反対が多数なのか少数なのかという基準はどこにありますかということで記者に尋ねられましたもので、通常過半数以上が多数と、過半数以下は少数だと、そういうふうに考えるのが普通だと思いますということをお答えしたところです。それで、その時点では3分の1程度が反対していますということでお話しいただきましたから、それは少数と考えますと、そういうふうにお話ししました。

 以上です。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) ちょっと回りくどい答弁ですが、このことが事実かどうか、あったかないかという点ではどうなんでしょう。2つに1つですから。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 何があったかないかということをお答えするんですか。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 反対署名が3分の1は少ないほうで、地元は反対していないと、こういうことです。地元は反対していないと言ったかどうかということです。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これは、要するに地元に説明会があって、その中で協定書を結んだという中では、それは地元は反対はしていないと、そういうふうに答えました。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) そこにおける数の問題ではなくて、地元の役員さん方々の判断、先ほど部長さんが言ったような、そこを頼りにしたということですね。

 これを文面でとると、そのときは3分の1であったと、こういうことで、この報道が市長は容認しちゃった、館山市長は計画了承へ、市長はゴーサインを出したと、こう見出しに出ております。この一言、こういうことによって新聞が右へ倣えでゴーサインを出しているというふうなことで、これだけ読むと、もう館山市は許可しているんじゃないかというふうな、館山市民は非常に誠実で温順な方が多いので、これはもう館山市が許可しているんじゃないかという方向へどんどん走っていくように見えます。この時点で数を言っているわけですが、現在は坂田でさえも反対の署名がふえて、100名を超えているんではないかというふうな状況です。細かいことは非常に難しいと思いますが、半々です。この時点で、今の時点で市長はどう判断しますか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 新聞記事の件は、これは記者の方々が判断して書かれたと思いますから、それは是非に対して云々するつもりはございません。しかしながら、私はその記者会見の中で、まず地元に説明会をしたと、その中で多くの住民の方たちが理解をした、そして協定書を結んだということの中で、これは法的にも正しいし、そして指導指針であります地区への説明会、協定書の締結、これを守っているわけですから、これは地区は賛成が多数である、こう判断しました、こういうことをお話ししたんであります。

 それから、過半数が今何か反対に地区で回っているというようなお話がありましたけれども、その点は確認しておりません、私も名簿等を見ているわけじゃありませんので。それは、今正式に地区から来ている、そういうものを判断材料としております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 3分の1は確認しましたけれども、現在は確認していないということなんで、勘ぐれば都合の悪いことは余り確認しないんじゃないかというふうな感じですが、それでは早いところ確認していただきまして、どういう状況になっているか確認していただきまして、そして前回の記者会見は撤回します、もし半々だったら、これはもう一度考え直さなきゃいけないというようなことをやっていただきたいと思うんですが、いかがですか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) これは、前回の発言は撤回しますとかなんとかということはとても考えていません。と申しますのは、あくまでも正式なる協定書が地区で結ばれていますから、その協定書が、これは無効ですよというような地区の判断があれば、それはある程度考えていくということになると思いますけれども、あくまでも許可権者は県ですから。ですから、市が許可する、しないというような権限はありません。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 数を言っていたんですが、数じゃなくて執行部の意向だということですが、数の件では一人一人どうやって確認するかは問題があると思いますが、非常に拮抗しているということなんで、新聞報道が契機になって館山市は、まだ県も許可を出していないのに、出しているような錯覚にとらわれております。しかし、その後もどんどん反対がふえているということなんで、ぜひ数の問題ではきちんとさせていただきたいというふうに思います。

 さて次に、区長、役員の方々の賛成と協定書を結んだということですが、このことではよく坂田の住民にも知らされていなかった。3月または5月に知らないうちにやられて、意見も余り聞かれなかった。それから、この次の10月のことでは報道を度外視するというような形で、ほかからの傍聴も入れないというような形で行われて、中には反対の意見も随分言われたのですが、それがうやむやになってしまっているというような状況です。問題は、区長と執行部の方々が推進していくんだから、いろいろな反対があってもそちらを信じると、こういうことなのですか、どうなんでしょう。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 坂田区の総意ということのお話の関係かと思います。3月に住民説明会を行いまして、その後に協定書を結び、最終的には今議員おっしゃいますように10月の末、区の臨時総会も開いて再度確認したということでございます。総会  それはあくまでも区民の方々がお集まりになって、総意として取りまとめたものというふうに認識しております。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) このことは非常に重要なことですから、区で十分にいろいろな反対意見等を聞き、さらに多くの人の意見を聞いて決めていくというのが民主主義ではないかというふうに思います。上の執行部が推進ということを決めて、一応説明会はやっても封鎖的な、またみんなに知らせられないような集会をやっているということで、それが本当にどうかということは、総意ということになるかどうかは非常にまた難しくなりますので、次に移りますが、さて昨日、鈴木順子議員の質問の中で西岬全体に対する住民説明会の話が出ました。市長の答弁は、開いてもらうよう要望書を提出したと胸を張って言いましたが、その後のことがよくわかりません。その要望書の行方はどうなったんでしょうか。いつ、どんなような形で提出して、その結果はどうなったんでしょうか、お聞きしたいと思います。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 西岬地区全体への説明についてでございますけれども、千葉県からの林地開発及び特定事業に関する意見照会におきまして、市といたしまして西岬地区全体等に対して事業者が説明会を行うようにということを県を通して要望をしたところでございます。その内容につきましては、残土関係でございますけれども、千葉県から事業者に伝えられ、そして市といたしましても改めてその意見書の内容については事業者に文書で要望しております。その後、西岬地区の区長会と協議した中で、一たん区の役員を含む方々への説明会が行われております。その後、まだ西岬の区長会からもほかの要望もございます。全体への説明会をするようにという要望もございます。それの件に関しましては、事業者と協議がされているところでございます。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 今されているところでございますと、こうおっしゃいましたが、市長さんはきのう要望書を出しましたというふうにはっきり言いましたが、その行方については言いませんでしたが、今答弁のあったとおりで、西岬の連合区長会の区長さんには説明したが、住民全体の説明がないという。実は、12月3日に朝日の報道では、館山残土問題で業者、住民への説明会は開かないと、もう回答しているんじゃないですか。開いていないと回答していますね。それで、坂田の役員の方が市長さんに会い、住民説明会が開かれると混乱しかねないと開かないということを表明した。それで、出口、西岬の連合会長にも同様の申し入れ。このことに対して、はい、そうですかと言ったんですか、それとも開いてくれと言ったんですか、どうなんですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 事業者の意向としましては、今議員おっしゃるとおり説明会を開かないという意向がございます。その件に関しまして、西岬地区の区長会長に連絡をしてあるというふうに伺っております。その結果につきましては、区長会としてもまだ答えは出していないと、こういう状況でございます。そのように伺っております。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 区長会の説明を聞いているんじゃなくて、市長の返答を聞いているんですが。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 市といたしましては、西岬地区の区長会からも全体の説明会を開いてもらうように業者にもお話をしてくれというお話もございました。それに基づいて、事業者に対して要請をしております。その回答が区長会長のところにいっているというところでございます。その内容につきましては、全体への説明会、区長会の役員への説明会というものではございません。その事業者の意思表示に対しまして、区長会としてどうするかという判断につきましては、今のところ私どもも伺っていないという状況でございます。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 西岬の区長会の意向を聞いているんじゃなくて、市長がそのことをどう思っているか、また市の執行部がどう思っているのか、それを聞いているんです。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) あくまでも要望を出していると。これ最初から、県から意見書を求められた際に、これだけ大きい埋め立てをするんであるから、その沿道の住民に説明してほしい。それから、西岬地区にも、まとまった区ですので、西岬全体に説明してほしいということの意見書を出したということです。ただ、何かちょっと誤解があるかなという気がしますけれども、あくまでもこれは要望なのです。ですから、やらなきゃいけないというようなものではないわけです。実際指導指針の中にうたわれているのは、地区に説明をしっかりするということと、それから地区と協定書を結ぶということが指導指針なんです。ですから、今私が地区とお話をしているのは坂田地区です。そういうことが指導指針なので、ただ館山市としてはそういう要望を出して、意見書として県に上げて、許可権者である県から業者のほうにその話をしていただいた。それから、それでなかなか説明会開かれないようなことでしたので、市からも業者のほうにお願いしたという経過でございます。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 結局計画書がよくわからない、そういうところでいろいろな説明をして、坂田ではそういう集会もやっている。だから、その計画書の内容を知りたいということですね。それを市も要望している、西岬全体でも要望している。それは、混乱が起こるから開かない。どんな混乱が起こるんでしょうか、わかりませんけれども、結局怪しいんじゃないんですか。みんなに知らせて、それが非常に正当で、紛れもない誠実なものであったら何も隠す必要ありません。十分説明して、みんなに納得得られるんじゃですか。納得が得られないからじゃないかと思うんですが、いかがですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 今の御質問につきましては事業者の考え方ということになるかと思います。想定に関してのお答えは差し控えさせていただきたいと思います。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 要望だからというふうなことを言っていますが、これは市民のだれもが望んでいますし、反対では館山市民だけじゃなくて、千葉県はもちろん、世界からも来ております。ここで館山市が踏ん張らなければ  踏ん張るというのは、何も賛成、反対を明らかにしろということじゃなくて、その内容をはっきりさせていく姿勢を持たない限り判断材料にはなりません。それを出す、出さないと言っておりますが、市はもう少し強く出て、例えば業者がやらなければ館山市では許可しないというようなことも言ってもいいんじゃないかと思うんですが、その点はどうですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) あくまでも今回の申請内容につきましては千葉県の許可案件でございます。館山市としては、地元でできる内容について、また確認できる内容について、意見書等も含めまして県に要請をしたり、そういう中で対応しているというところでございます。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 非常に言いにくいんですけれども、都合が悪くなると県に任せている。でも、現場でやられているのは館山なんですから、しっかりしていだかなきゃ困る。そこで、どうして彼らが、業者たちが明らかにしないのかということについて質問したいと思います。

 第3番目に入りますが、計画書の中に、申請書の中に何項目か残土の発送元がありますが、その中の一つに神奈川県から持ち込まれる計画の100万立米の6割に当たる60万立米の発生元に疑問がある、このことについて質問します。館山の海と山の自然を守る会が調べた結果は、次のようなものであります。ちょっと明らかにしてくれという、会が千葉県知事にあてた要請文書の一端を読み上げますが、搬入計画の6番目に、採取場所、発生元、事業主名欄に横須賀市長浦町1、田中石材土木店が記載されています。同項の記載は、搬入計画予定の60万立米、搬入期間、平成24年1月から27年1月と、こういうふうになっている。この内浦再開発工事について、発生元である田中石材土木、取締役、田中博之さんに工事発注をお聞きしましたが、回答が返ってきておりません。回答しませんでした。横須賀市の都市部開発指導課に確認したところ、横須賀市内でそういう大規模工事の話はない、今後しばらくも思いつかない工事だ、横須賀市に許可なしで60万立米の残土の搬出はありない、こういうふうに言っております。発生元ではよくわからない、それを許可する横須賀市はそういうことはないと、こういうことを言っております。これを県に、許可がおりるところに提出した。このことによって県の許可がかなり長引いているんじゃないかと思うんですが、このことをどう思いますか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 現在千葉県に提出された書類の内容についてでございますけれども、その点につきましては先ほど市長が答弁いたしましたとおり、現在書類申請は受けているものの、その内容について確認をし、審査しているところでございます。適正に審査がされるものと考えております。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 県にまたいってしまうところですが、こういう現状、それでなかなか県も回答を出さない。その内容と回答を出さないと、こういうことについて市の執行部はどういうふうに思っているんですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) それにつきましては、県の判断だと考えております。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) 先ほど言いましたように、住民の説明会はやらない、それから疑い、こういうものもあると、こういうふうに思っておりますけれども、これだと双方説明会はやらない、県が長引いている、大変筋道が立っている。もしこれが市が許可をするというふうならば、多くの市民は不信感を抱くということになると思いますが、どうですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 繰り返しになりますが、今回の案件につきましては千葉県の許可案件でございます。市としてそういう判断をするものではございません。あくまでも県の判断となるということでございます。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) だから県、県というわけですが、先ほど言いましたように報道では館山市が容認、市長が容認の姿勢と、こういうふうな書き方をしているわけです。こういう疑惑がある、そして集会も開かないというならば、館山市の見解、そういうものを十分出していただきたいと思います。5年前になりますが、桟橋ゴーを市長は言いました。あっと市民は驚いたと思います。今でもそういう不満は非常にあるんですが、今回館山市がゴーか、またはノーか、これを決断するのは、桟橋に劣らない重大な決意であると思いますが、県ばっかりに頼らないで市はどう思っているのか、はっきりさせていただきたいと思います。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 許可案件は県だということが法的にあるものですから、だからゴーだとかなんだとかというのをここで市が表現するというのは、私はちょっと違うなと。ただ、私個人的に、市民の人も大多数がそうじゃないかなと考えますのは、外から残土は欲しくないなと、これはだれしも。だけれども、残土で、じゃどこも置けないということは、これは残土の行き場がなくなるんで、それはそれとしてやはり産業として成り立っているわけですから、そういう方たちの生活、いろんなことを考えれば、それは必要なところもあるなと、だから残土条例というのがあるんだなということを考えます。そして、先ほど来、どうも業者に対する信用できないとかなんとかという話がありますけれども、館山市としましては、この業者が過去に何回も残土の埋め立てをしているわけです。そして、その中で問題があれば、過去に問題があれば、それはやはりきちっとしていかなきゃいけないんですが、今のところは問題がないというふうに伺っておりますし、またその後に、残土の埋めてた後に果樹園ですか、ミカン園ですか、そういうものをして、今やっぱり観光ミカン園としてバスの受け入れとか、そういう観光客の受け入れ等をしているというようなお話もお聞きしますし、ですから今私がここでゴーだとかだめだとか、そういうようなことは言うべきではないと思いますし、その新聞自体が、そう書くこと自体がちょっと解せないところがあります。記者会見の中で話したことをそう書かれたというのはちょっと私も心外なところがありますけれども、やはり私は基本的に申し上げますと、まず第1に地権者である、地権者の権利がある。それから、第2にはその地区、ここでいいますと坂田地区。坂田地区の住民の方たちがどう考えるか、そして説明会で御理解いただけるかどうか、そして協定書が結ばれるかどうか、これがやはり一つの大きなもとである。それから、それ以外に、やはりダンプ等通りますので、沿道の人たちに御理解いただくということと説明をしていただくと、それから西岬地区、まとまっていますので、その中でやはり説明をしていただくということが基本でしょうということを申し上げます。



○議長(福岡信治) 内藤欽次議員。



◆13番(内藤欽次) ちょっとぐだぐだいろんなことあって、これやるとまた時間かかりますからあれですが、自分は賛成かしないかということを言っておきながら、こういう基準があるというふうなことを言うのは矛盾だと思いますが、これやっているとまた時間がありませんので、大きな2番、3番、これをちょこっと言っておきたいと思います。

 大きな2番、放射能測定について、ついきょうの新聞に市川市でも給食の食材をやっていくと。非常にそういう点で、きのうは幾つか千葉市、いすみ市を挙げましたが、こういうふうに国や県、それだけでは足りないということで独自にやっているということを報道されました。これがどんどん、どんどん進んでいくと思います。館山がいつも日本一を目指すなら、もう何百番目になるんじゃないかと思いますが、ぜひ検討していただきたいと思います。

 それから、測定器ですが、やはりきょうも同じように成田市で測定器を買って住民に寄与すると。測定器は約103万円で購入、計10台を買って貸し付けると、こういうふうになっています。手ごろな値段だと思います。一家庭で買うには大変高いと思いますが、全体で買えば非常に安い、市が買えば非常に安くなるんじゃないかということで、このくらいも本当に考えていくならば実行していけるんじゃないかというふうに思っています。

 それから、3番目ですが、いすみ市がよく出ますが、いすみ市で行っています。きのう来、津波防災については努力してきたんだということでいろいろ挙げていました。それは、非常にいいと思います。非常に努力した結果だと思います。しかし、市全体で行ってやっていくということも必要だと思います。今すぐできなくても、そういうものを想定しながら、なるべく早い時期にやっていただければというふうに思っています。房総沖の地震の可能性が非常に高いということは、先ほど起こった3.11の同じプレートにあって、その端、南が房総沖地震に当たる、それから北が青森に当たるということで大変危険性が指摘されています。今までの努力をぜひよろしくお願いしたいと、館山市全体でやる防災、想定しながら事を進めていただきたいと思います。

 時間がなくなりましたので、以上で終わります。



○議長(福岡信治) 以上で、13番内藤欽次議員の質問を終わります。

 午前の会議はこれで休憩とし、午後1時再開いたします。

          午前11時46分 休憩

          午後 1時00分 再開



○議長(福岡信治) 午後の出席議員数18名。午前に引き続き会議を開きます。

 15番榎本祐三議員。御登壇願います。

         (15番議員榎本祐三登壇)



◆15番(榎本祐三) さきに通告しておりますとおり、平成24年度当初予算編成方針に関して、教科書採択に関して及び防災対策に関しての3点についてお聞きします。

 初めに、平成24年度当初予算編成方針に関してお聞きします。私がこの課題に関してお聞きするのは、平成22年度決算で好転したと言われる財政収支のバランスが、自助努力は認めますが、それよりもむしろ交付税等の依存財源の増加によるところが大きかったと認識しているからであります。このような認識からすると、あくまでも編成方針であると言われればそれまでですが、掲げられた方針は、(1)の市政の緊急課題及び第3期基本計画に掲げる事業の計画的な推進に的確に対応するものであること以外の(2)、(3)は、従来からの方針とは大きく変わっていないと思っております。

 そこで、お聞きするのですが、第1に予算編成の基本として3項目上げておられますが、第2項、第3項を実施すれば第1項の第3期基本計画の実行は可能となるのでしょうか。どのようにお考えになっておられるか、お聞かせください。

 第2に、平成24年度は館山市行財政改革方針の最終年度になるわけですが、この予算編成方針に基づいて予算編成すれば、目標とする財政の収支バランスの達成は可能になると考えておられるのでしょうか、お聞かせください。

 次に、大きな2番目、教科書採択に関してお聞きします。私は、今日の日本の社会情勢に危機感を持っております。3月11日の大震災以来の国民の助け合いのきずなは認められますものの、日本人のよさや日本の国の伝統や文化の素晴らしさを見失い、自信を失いつつあるのではないかと思えるからです。そして、家族、郷土、国家といった日本人が本来持っているはずのきずなが希薄になってきているのではないかとも思えるのです。私は、国民のすべてが家族を思い、郷土を思い、国を思うという誇りある日本人としての自覚ときずなを身につけることが大切であると考えております。そのような意味から、学校における歴史教育は極めて重要であると考え、このたびの学校の歴史、公民の教科書採択に関してお聞きすることといたしました。

 第1に、今回の教科書採択は、平成18年12月に60年ぶりに改正された教育基本法と新学習指導要領の制定後、初めての教科書採択の作業であったと思います。改正後の教育基本法では、旧教育基本法にはなかった「自国への愛」、「公共の精神の尊重」、「道徳心」などの理念が条文化されています。したがって、教科書から日本の伝統や文化の素晴らしさを知り、それを尊重するとともに国と郷土を愛することができるような教科書が選ばれることが、新しい教育基本法に沿った教科書と言えると思っております。

 そこでお聞きしますが、館山市がこのたび採択した中学校の歴史と公民の教科書は、どこの会社のものだったのでしょうか。決定に至る経過と結果をお知らせください。

 第2に、当該教科書を採択した主な理由はどのようなことだったのか、お聞かせください。

 次に、大きな3番目、防災対策に関してお聞きします。さきに富崎地区で実施された防災訓練は、津波からの避難訓練を実施する等従来に増して実践的な訓練であったと評価しております。昨日の石井信重議員の質問と重複するかと思いますが、2点についてお聞きします。

 第1に、6月議会で各議員から多くの課題が提起されたと思いますが、具体的にどのような取り組みの実績、成果があるのか、また今後どのようなことに力を入れて取り組んでいくのか、腹案があればお聞かせください。

 第2に、防災無線放送についてお聞きします。多額の建設費等をかけ、整備してきましたが、このたびの東日本大震災においては多くの市民から機能していないとの指摘が数多くあったと思いますが、この指摘に対しての対策はどのように考えておられるのか、お聞かせください。

 以上、御答弁によりまして再質問させていただきます。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 榎本祐三議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、平成24年度予算編成方針に関する第1点目、第3期基本計画の実現可能性についてですが、平成24年度の予算編成に当たり、現下の経済不況に加え、東日本大震災や原発事故の影響から、市税や各種交付金等歳入の減収が想定される一方、歳出では社会福祉関係経費が増加傾向にあることなど、これまでにない厳しい予算編成になると想定しています。このことから、第3期基本計画に掲げた事業を計画的に推進していくため、行財政改革方針を着実に推進するとともに、外部評価等の評価結果を尊重し、見直しを行うなど、経費の削減が必要であると考えています。

 次に、第2点目、財政の収支バランス均衡の達成についてですが、平成22年度決算は収支均衡となりました。しかしながら、第1点目でも申し上げましたとおり、現在の館山市を取り巻く財政状況は非常に厳しいことから、職員と一丸となって徹底した経費の削減に努めていきます。

 大きな第2、教科書採択に関する質問は、教育長から答弁いたします。

 次に、大きな第3、防災対策についての第1点目、取り組みの実績と今後の取り組みについてですが、第2回及び第3回の市議会定例会において、多くの議員の皆様から防災に対する課題が提起されました。昨日、石井信重議員にお答えしたとおり、館山市としても近い将来の大規模な地震に備えるため、市民への啓発などソフト面を中心に防災対策を進めているところです。具体的には、地域防災計画の見直しについては、国、県の見直しに連動し、館山市も見直しをする予定です。また、大規模災害発生直後は、市役所などの公助による救援、援助活動に限界があることから、自助、共助における初動体制に重点を置き、市民一人一人の防災意識の高揚を図ること、並びに町内会や自主防災会が避難訓練に取り組み、地域で連携することが減災につながると考えています。そのため、防災講座、自主防災組織の活動マニュアルの説明会及び津波避難訓練などを地区単位で今年度11月末現在、合計40回実施しました。また、町内会等の協力を得て、地盤高表示板を235枚増設し、津波一時避難ビルを5カ所確保しました。さらに、自主防災会の強化を図るため、緊急雇用創出事業を活用し、臨時職員2名を配置し、現在地域ごとの防災マップの作成などを行っています。

 最後に、行政間での応援体制を強化するため、山梨県笛吹市に続き、兵庫県篠山市と災害の相互応援に関する協定を11月25日に締結しました。これらのソフト対策を進めた結果、個々の市民や各地区において防災意識の高揚が確実に図られていると認識しています。今後もこれらのソフト対策を継続的に実施していきます。

 次に、第2点目、防災行政無線についてですが、現在屋外拡声子局は110基整備され、平成25年度までに残り16基について年次的に整備を進めていきます。しかし、音が聞こえづらいとの市民の声もあり、防災講座などにおいて安全・安心メールの登録を促すとともに、屋内でも聞こえる戸別受信機などの導入について検討しているところです。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井教育長。

         (教育長石井達郎登壇)



◎教育長(石井達郎) 大きな第2、教科書採択に関する第1点目、館山市が採択した中学校の歴史と公民の教科書の選定経過及び結果についてですが、教科書採択に当たり、安房地区では館山市、鴨川市、南房総市及び鋸南町の4市町で教科用図書安房採択地区協議会を開催し、教科ごとに教科書選定をしており、今回は東京書籍の教科書を採択しました。

 次に、第2点目、当該教科書を採択した主な理由についてですが、東京書籍の教科書には、我が国の伝統文化や世界の主な宗教を学習できるよう数多くの資料が掲載され、生徒の興味、関心を引き起こす内容になっているとの専門調査委員会からの報告と、千葉県内でも数多くの採択地区で採択していることなどから信頼度が高い教科書であると判断し、安房採択協議会において最終的に採択承認がなされました。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) お答えありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。

 まず、当初予算編成方針に関してでございますが、平成25年の3月、つまり平成24年度は行財政改革方針の最終年度になるわけであります。財政収支のバランスをとることが公約でしたので、私は予算編成方針にはその決意が述べられるのではないかと思っておりましたが、何も触れておられませんでした。その辺は、どのように理解すればよろしいでしょうか。いかがですか。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 目標年度前に達成できたということで、それを持続していきたいと、それに全力を傾注するということでございます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ありがとうございました。今市長、御答弁によりまして、平成22年度の決算では財政の収支バランスがとれましたと、非常によかったと思います。それはそれで結構なんですけれども、平成22年度の決算の収支バランスの中身を見ると、地方交付税が当初予算では32億7,000万だったと思います。そこへ決算では37億7,700万、つまり5億700万の増額がありました。それともう一つは、市長以下職員給与の減額1億4,400万があった、これは時限立法ですけれども。私は、これによって財政収支のバランスがとれたというふうに認識しているんですが、その辺のところはいかがですか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 確かに大きな要因としては交付税の増額がございます。しかしながら、これまで行財政改革プランまたは方針に基づいてさまざまな事務事業を見直して経費節減に努めてきた結果、人件費を初めとするあらゆる事務事業において削減効果が出てきたと、そういうことで考えております。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 一番の自助努力で大きいのは、現在時限立法とはいえ、市長以下職員の給与を減らしているということもありますし、それと館山市の場合は人件費ですね、人員の削減、これをずっと計画的にやってきたと、それはもう本当に評価をいたします。そこで、部長からのお答えもあったんですけれども、いわゆる平成22年度については当初予算よりも5億700万ほど交付税が多くいただけたと。

 それで、お聞きしたいんですが、平成23年度の決算においても22年度のような当初予算よりもふえる地方交付税が確保できる見通しなのか、そして23年度においては財政収支のバランスはどうなのかということをちょっとお伺いしたいと思いますが、いかがですか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 今年度の交付税についてでございますが、9月補正におきまして、普通交付税につきましては増額の補正をさせていただいたとおりでございまして、今年度の見込みといたしましては前年度の額を確保できるかというのが今後の特別交付税の交付決定によってきますけれども、今後の特別交付税につきましては3.11の大震災の影響によりまして、今後の交付の状況がはっきりとはつかめないところでございますが、ほぼ前年並みの交付税額は確保できると考えております。

 それから、平成23年度の収支の均衡についてでございますけれども、こちらにつきましても9月の補正におきまして歳入において庁舎建設基金の繰り入れについてはゼロということで補正いたしまして、また庁舎建設基金からの繰り入れにつきましてもゼロということで補正をしていただいたところでございます。またさらに、これも8億を超える実質収支があったことがございまして、財政調整基金のほうに4億を超える額を積み立てを行っているところでございます。このような状況がございますので、今後の地方税あるいは地方譲与税等の落ち込みがあったとしても、収支均衡の決算ができるものと今の時点では見込んでおります。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 本当によかったなと思っています。それは皆さんの努力の結果、私も議会では常に口酸っぱくうるさく言いまして、本当に申しわけないと思っていますが、皆さんそれなりに努力された。しかしながら、これから館山市が財政運営していく上において、毎年のように扶助費が1億近く上がってくるという非常に難しい状況にもありますし、また今回の震災によって来年度の交付税はどうなのかなという部分はあります。

 10月15日付の市議会旬報によれば、平成24年度の概算要求で地方交付税は前年度比1.6%減の17兆886億円であるが、地方特例交付金との合算では17兆4,287億円との記事がありました。この予算要求どおりに行われたとすると、平成24年度の地方交付税の当初予算は、館山市においては平成23年度並みの35億を若干欠ける程度かなということで見積もってよろしいですか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 今議員お話しの概算要求のときの交付税の額の話だと思いますけれども、あくまでも国における概算要求時での交付税の前年度との増減率で見れば、確かに1.6%減ということでございますけれども、まだ国の予算編成、また地方財政計画が明らかになっておりませんので、地方財源がどの程度総額として確保されるかがはっきりとわかりません。また、今後の社会保障費関係に対する、地方からもっと財源を手当てしろというふうな話もございまして、全体としての地方財源がどうなるのかがわからないと、なかなか交付税あるいは交付税の代替措置であります臨時財政対策債、そちらのほうについてもはっきりとはまだ見込めない状況でございます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) わかりました。まだこれからのお話だと思うんですが、今回の震災によって地方に回るお金が少なくならないように、今地方団体、いろんな団体が陳情している状況です。民主党政権になって、小泉改革からの厳しい地方に対する交付税の減額が、以前以上に交付税が来るようになったというのはこの一、二年の間の話ですので、非常にそれでどこの自治体も、本市も含めて息をついたのかなというふうに思っております。

 それで、編成方針では、将来にわたって政策展開を支える自立した財政基盤を確立するためには、すべての事務事業について改めてその必要性や効率性を厳しく見きわめ、徹底した見直しが不可欠であるとの決意を示されています。どのようなことを今のところ実施しようと考えておられるのか、お聞かせいただけますか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 効率的な行財政運営を行っていく上で、事務事業の見直しというのは、これは常に必要なものでございまして、現在行財政改革方針に基づいて取り組んでいるところでございますけれども、予算執行の段階においても常に執行段階で事務の効率化に努めていただいて削減に努めていただくと、そうした中で最少の経費で最大の効果を得るようにしていただいておりまして、そうした取り組みの中で出た不要額と申しますか、執行残につきましては凍結をして、次年度以降の予算に反映させていくということで考えております。また、行財政改革の取り組みの中で行ってまいりました外部評価、また内部評価等で事務事業を見直しておりますけれども、それらの取り組み、130を超える取り組みがあったと思いますけれども、そちらにつきましても予算の反映状況について改めて各課に照会をかけまして、予算査定の中でさらに効率的な執行について検討を進めているところでございます。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) いろんな取り組みの仕方があるんだと思いますけれども、各部に対して徹底してやりなさいという号令をかけてやっておられるんだと思いますが、例えば平成21年度ですか、当市もやりましたけれども、一課一削減運動、それをもう一回やられたらどうかなという、これは提案です。一課一削減運動、これは岩手県の滝沢村がやっているやり方です。それとか、まだ今収支バランスがとれているんだから、大丈夫だよと言われればそれまでなんでしょうけれども、例えば事業費に対してのシーリングをかけるとか、2%削減でまず概算要求しなさいとか、そういうことも考えられるんじゃないかと、ぜひそういうことも取り入れられてやっていただきたいなというふうにお願いいたします。

 それと、お答えの中に財源確保、過度に市債に依存することを避けるという文言がございましたけれども、私もこれは大いに賛成です。臨時財政対策債という、あの甘い汁があるんで、限度いっぱいまで借りたいという部分が出てきますけれども、しかも臨時財政対策債を何ぼ借りても、それは経常収支比率をよくする方向に動きますので、実際は借金しているのにもかかわらず、経常収支比率がいい方向になるということ自体がおかしいんですけれども。それで、先般10月の30、31日に多摩住民自治研究所主催の市町村財政分析講座というのがございまして、それを受講してきた中で、この臨時財政対策債の後年度負担ということに対して講師からの話でございました。それは、国は後年度負担、いわゆる後年度に地方交付税で面倒見ますよとは言っていますけれども、実際にある市、ある町の例をとって、こういうふうになっていますよという例を見せてもらったら、10分の1しか面倒を見てくれていないのです。ということは、我々としては臨時財政対策債を借りて予算を編成して、これで運営していってやっていけると思って、国がどうにか後でしてくれるなと思っていたら、後でしっぺ返しがあるかもしれないということを十分認識しておかないかんのだななんていうことを私自身も認識しましたけれども、その辺ところ、部長どのようにお考えになりますか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 臨時財政対策債のお話でございますけれども、そもそも臨時財政対策債につきましては、地方交付税として確保されるべき地方の財源が国において確保できないために、臨時財政対策債として地方団体が起債をして、それについて後年度国が交付税で補てんしていきますよという制度でございます。したがいまして、臨時財政対策債につきましては、国が100%、しっかりと財源保障すべき問題だと思いますけれども、実際のところでは議員御指摘のように交付税の総額  交付税額というのは地方財政計画の中で総額が決められるわけですが、その総額によって左右されてくる面が非常に大きいところでございます。したがいまして、理論上、後年度臨時財政対策債が交付税で算入されたとしても、総額で交付税総額が下がってしまえば、市町村としては厳しい立場になるということも事実でございますので、市債全般に言えば抑制基調で、後年度の負担を抑えていくということはやっていかなければいけない問題だと考えております。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 私、南房総市のちょっと財政状況見たら、南房総市は交付税、我がほうの交付税が36億とかという単位じゃなくて、向こうは3倍の90億からの交付税をもらっているわけです。4万5,000人の市が200億近い予算を組んで、5万人の館山市が160億円の予算しか組めないと、こういう状況になっていて、この辺のアンバランスもいかがなものかなというふうには思いますけれども、そうはいっても仕方がないわけで、我々としては我々としてきちっとやっていかないかんと。そこで、館山市の、じゃ財政の収支バランスというのはどういうふうになっているのかなと私なりに考えた場合に、まずやっぱりどうしても財政力が0.65ぐらいしかないというところは依存財源がもうほとんど、依存財源に左右されるということがもう間違いわけで、ちょっと小泉改革のような、要するに交付税に対する締めつけがあると、もう一発で厳しい状況になってしまうと。今のところは、民主党政権のおかげでどうにかつながっていると思いますが、そこでやっぱり館山市としてもいろんなことをやってきました。一番大きいのはやっぱり職員の削減、そして今皆さんがやられている給与の削減、また我々議会も25名の議員から現在は18名まで減らす、行革のためにやったというわけじゃございませんけれども、我々もそれなりにやってきた。館山市として、じゃどういう努力をしてきたのかな、そういう努力はしてきたけれども、お金をふやす、いわゆる税収をふやすとか収入をふやすという面でいくと、なかなか大きな収入を、いわゆる経常的に入ってくるものというのがだんだん、だんだんその自主財源の主力である市税が少なくなってきつつあるし、自主財源そのものの増額というのはなかなか難しい。実際にやれているのは使用料、手数料の見直しですか、それとか税の徴収率の向上ぐらいかなというふうに思っています。とするならば、我々館山市としてこれからどうやっていかなくちゃいけないかということになると、やはり歳出を削減していくということがどうしても必要になってくる。歳出を削減するということになると、結局は市民の皆さんに対して今までやってきたサービスをどこかで削らなくちゃいけない、それを皆さんに御理解していただかなくちゃいけないというふうに思うんです。今後館山市が安定した財政の収支バランスを続けていくためには、やはりその辺のところを市民の皆さんにしっかりお伝えする必要があるんじゃないかと思うんですが、その辺はどのようにお考えになっておられますか。



○議長(福岡信治) 鎌田総務部長。



◎総務部長(鎌田洋司) 行財政改革を進める中で、市民に痛みを伴う改革というのが当然出てまいります。それに伴いまして、平成22年度ですか、行政懇談会の中で市の財政状況はこんなに厳しいんですよというような具体的な数字を示しながら、市内各地区で説明をさせていただいておりますし、そうした中で市民の皆さんにも、これからいろいろな使用料を負担していただいたり、あるいは今まで受けていたサービス、例えば今までそれぞれの地区にあった小学校についても、これは教育上の話もございますけれども、市としてもう確保できなくなりますし、あるいはスポーツ施設、そういったものも今までと同じサービスが受けられるとは限らなくなってまいりますし、また老人の施設についても同じようなサービスが受けられなくなってくるようなお話につきましては、広報につきましても皆さんにお知らせしているところでございますし、またこれからも皆さんにお知らせをする中で、市民の皆さんにも考えていただき、いろいろな改革を進めていきたいと考えております。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 財政一つの面からしても、やっぱり館山市の運営というのが本当にこれから市民を巻き込んだ中でやっていかなくちゃいけないんだ、そういう時代に来ているんだなというふうに思っております。近い将来的には、市長の公約でもございましたやっぱり自治基本条例、市政実施条例というんですか、自治基本条例というんですか、そういうものをきちっと制定をして、市民の皆さんにもしっかり参加していただくという格好のものが今後必要になってくるんじゃないかなというふうに思っております。

 何はともあれ、来年度が館山市の行財政改革の最終年度でありますので、そのことをいま一度思いをいたして取り組んでいただきたいと思います。平成25年3月には、現在実施している期限つきの給与の減額についてももとどおりになってしまうことに今のままではなるわけですから、ぜひ頑張ってやっていただきたいなというふうに思います。じゃ、この質問についてはこれで終わります。

 次に、教科書の採択に関してお聞きします。まず、千葉県議会が6月議会で教育基本法・学習指導要領の目標を達成するため、最も適した教科書の採択を求める決議をしておりますが、教育委員会としてはこの内容を御存じでしたか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 6月の県議会で、今議員がおっしゃった決議がされておりますことは認識しています。これは、まず次の3点について決議が行われたものと理解しています。1点目ですが、新指導要領の周知徹底と教育課程の改善の理解、2点目がおのおの教科書の特性や個性、表記に関する比較検討ができるよう調査研究を行うこと、3点目ですが、教育基本法、学習指導要領の目的、目標等の達成を目指し、最も適した教科書を採択する、こうした趣旨に基づき、決議がされたものというふうに解釈しています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ありがとうございました。今次長言われましたとおりでございますが、決議文の最初に、文部科学省の教科用図書検定調査審議会の言っていることを書いてあるんです。そこには、「教育委員会が装丁や見ばえではなく、内容を考慮した綿密な調査研究を公正かつ適正に行い、各採択権者の権限と責任のもと、地域の実情に最も適した教科書を採択していくことや、教育基本法の改正内容や学習指導要領の改訂を十分理解し、適切な教科書採択を行うよう求めている。よって」云々、云々と今次長が言われた今の3項目です。

 そこでお聞きするんですけれども、今回の安房採択地区協議会ですか、議論の中ではこの教育基本法と学習指導要領の目標に沿った内容、中身になっているか、評価の指標を設けておのおのの教科書の特徴や個性、表記に関する比較検討はなされたと思うんですけれども、どこがされたんですか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) この協議会の中では、実際には教科ごとに協議会が設けられておりまして、それぞれの教科書について、今議員がおっしゃったような観点から協議がされています。それに専門部会に  学校の教職員が検討するわけですけれども、一例を申し上げますと、社会科なんですが、東京書籍を今回採用したわけですけれども、専門調査委員会の意見では、この教科書は学習指導要領の趣旨を踏まえ、我が国の伝統文化を学習できるように配慮されている、この点と、それから地域史に関する特設ページが設けられていて、地域史の調べ方や学習方法が例示され、歴史に関する関心が高まるように工夫されている。それから、道徳や総合的な学習の時間で活用できる学習活動が工夫されている、こういうふうに協議会のほうから報告されていますので、そういうような視点から検討されたというふうに考えています。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) 基本的には専門委員会のほうで検討されて、皆さんが集まったところで各専門委員の方から、こういうことでこの教科書がいかがでしょうかという話になったということですね。わかりました。それはそれでよかったんだと思うんですけれども、私今回館山市がこの  千葉県全体もたしかこの東京書籍だったと思います。この社会と公民の教科書に関して、私なりにちょっと調べさせてもらったんですけれども、私の興味のあるところだけの話なので、それは全部正しいとか何とかという話ではないと思いますけれども。まず、東京書籍さんの例えば公民の国旗、国歌に関する内容ですが、学習指導要領では「国旗及び国歌の意義並びにそれらを相互に尊重することが国際的な儀礼であることを理解させ、それらを尊重する態度を育てるよう配慮」しなさいとうたわれております。しかし、東京書籍さんの国旗と国歌の項目には次のようなこと、「主権国家は、国家を示すシンボルとして、国旗と国歌を持っています。日本では、1999年に法律で「日章旗」が国旗、「君が代」が国歌と定められました。国どうしが尊重し合うために、たがいに国旗・国歌を大切にしていかなければなりません」といった数行のものです。つまり学習指導要領に示された国旗、国歌の歴史的な経緯や意義については全く触れていないんです。私は、その日の丸、君が代の歴史的な経緯とその意義についてしっかりと教えなくてはならないと思うんですけれども、その辺の見解はいかがですか。



○議長(福岡信治) 石井教育長。



◎教育長(石井達郎) 国旗だとか国歌の問題については、いろいろ論議がされているところだと思いますけれども、国だとか郷土を思うという気持ちを子供たちに育てていこうとするならば、やはりそのもとになるのは家族のよさだとか、学校が楽しいだとか、学校生活が楽しくできるということがやっぱりもとになければいけないだろうと思っているんです。そういう観点から考えたときに、現在の子供たちの状況を考えてみますと、これは一般的な論議なんですけれども、小学校の1年生に入学した子供たちが集団生活になじめないと、それで集団生活ができるまでに相当時間がかかってくるという問題や、それから学校で、やはり我慢することを余り知らないがために、ちょっとしたことがあることによって長欠に結びついていってしまう子供もいるというような問題がございます。そんなことを考えていきますと、やはり学校が楽しいというためには全員の子供たちが学校に来て、みんなと仲よく集団生活ができるということなんだろうと思いますので、そういうところをこれから、やはり私たちは学校の子供たちを育てる面で学校で取り組んでいただくようなことが必要だろうと思うんです。例えば一例を言いますと、各それぞれの学校ごとに子供たちと何か約束事を決めて、そのことだけはやっぱり我慢をしなければいけないというようなことを教えていくことが必要になってくるだろうというようなことがありますし、そういうような基本的な生活習慣をきちんと身につけさせることによって、学校が好きになり、家庭が好きになり、そしてふるさとを思ったり国を思うというところにつながっていくんだろうと考えておりますので、どっちかというと教科書そのものを教えるんではなくて、教科書を手段として使いながら、そういうことを教えていくというところに力を入れていったほうがいいんではないかなというようなことを私は考えているところです。

 以上です。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ありがとうございました。教育長さんの教育に対する理念というか思いを言っていただいたんで、それはそれで結構だと思います。私がお聞きしているのは、中学校になって、きちっと国、国旗だとか国歌ということについて教えなくてもいいんですかということを私自身が疑問に思ったものですから、お聞きしました。

 全国では、日本の国旗や国歌を認めない先生もおられて、卒業式等に起立して国歌斉唱もしないという教員の方がおられます。こういうことも非常に大きな問題となっておりますけれども、館山市においてはそういうことはないんでしょうか。いかがですか。



○議長(福岡信治) 石井教育長。



◎教育長(石井達郎) 館山市では、現在のところ一人もありません。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ありがとうございました。

 次は、私自衛隊出身ですので、自衛隊と日米安保条約の項目、これも東京書籍の公民の教科書ですが、次のような記述になっております。「日本国憲法は「戦力」の不保持を定めていますが、日本は国を防衛するために自衛隊を持っています。自衛隊が憲法に違反していない理由として、政府は、主権国家には自衛権があり、憲法は「自衛のための必要最小限度の実力」を持つことは禁止していないと説明しています。しかし、平和と安全を守るためであっても、武器を持たないというのが日本国憲法の立場ではなかったのかという意見もあります」。さらには、次のような記述です。また、「カンボジアや東ティモールなどの外国での国連平和維持活動(PKO)への参加、公海上での海賊対策のための護衛などにたずさわっています。また、アメリカとの防衛協力が強化されてきています。一方で、このような自衛隊の任務の拡大は、世界平和と軍縮を率先してうったえるべき日本の立場にふさわしくないという声もあります」という記述なんです。私自衛隊で勤務評定というのを、分隊長とか上のほうになると隊員の勤務評定するんですが、後のほうに悪いことを書くと、その評価、全部悪くなっちゃうんです。そういう印象を持たれるんです。この記述は間違いなくそういうことです。国はこういうふうに考えているよ、しかしこういう考え方も  確かにこういう考え方もあるかもしれませんけれどもね。この文章をこのまま、もし自衛隊出身の隊員、自衛隊の隊員たちが、またその家族が見たらどう考えるんかなと。また、あたかも自衛隊が憲法違反であるかのような記述はいかがなものか  いや、これは教育長にこの所見を述べてくださいとは言いませんけれども、こういう記述に対して私は非常に違和感を持ちました。それとか、今回の震災の対処で自衛隊員が相当皆さん頑張る、またPKO活動、またその海賊対処、みんな命がけでやっておるわけです。そういうことに対するねぎらい的なことも、教科書だから書かれてもいい  書いている教科書もあるんです。もあってもいいんじゃないかと。今私がるる読み上げましたけれども、これを聞いて、ああ、自衛隊はひょっとしたら憲法違反なんだなと思った方がほとんどだと思います。私は、そうではないと思う。

 もう一つ、拉致問題に関しても、またこれすごいんです。次のような記述になっているんです。「東アジア諸国との関係では、東アジアでEUのような共同体を構築するという東アジア共同体の構想を打ち出すなど、関係強化を進めています。その際、日本が過去に植民地支配を行い、戦争で大きな被害をあたえるなど、東アジアや東南アジアにたえがたい苦しみをもたらしたことを忘れてはなりません。解決すべき課題も存在します。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、核兵器の開発に乗り出し、ミサイルを発射するなど、問題の多い政策を続けています。日本との関係では拉致問題が残り、北朝鮮との関係は好転していません」と書いてあるんです。つまりこの東京書籍では、拉致問題を許しがたい人権侵害や主権侵害の犯罪だとは書いていないんです。北朝鮮との関係回復の障害の上に描いているんです。私は、これもまた拉致被害者の人が見たら、これ何て考えるのかな、何と思うのかなというふうに思いました。そして、先ほど読みましたように、拉致記述の前に日本の植民地支配やアジア諸国の耐えがたい苦しみなどを持ち出して、拉致の犯罪性を物すごく薄めているんです。この教科書が採択されたということに対して、私は本当に残念だなと。それで、この次の教科書の採択は何年後になるんですか。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 小学校の教科書と中学校の教科書が交互になりますので、今回は中学校の教科書が24年度採択されましたので、4年後にまた同じようにこうした協議が行われると思います。



○議長(福岡信治) 榎本祐三議員。



◆15番(榎本祐三) ということは、4年後にはまた採択があるということですね。わかりました。

 千葉県では、先ほどからも次長もお答えいただいたとおり、ほとんどというか、全部東京書籍です、中学校の公民は。ただ、神奈川県とかそっちのほう、埼玉県のほうは、かなり違う会社のやつが今採択されているようです。今後ぜひ、我々、私自身も勉強不足で、この採択の前にもっと皆さんに問題提起をすればよかったのかなと非常に反省していますけれども、4年後にはやっぱり先ほど県議会の3項目の中の2項目めにあった、要するに学習指導要領に沿って、その項目ごとに指導要領の目的に沿った書き方になっているかということを全項目についてチェックしていく、全部で7つの教科書ありますから、それを全部、この項目についてはこれはどうなんだろうか、この項目についてはこれはどうなんだろうかということが、そして総合的にはやっぱりこの教科書ですよねと。だから、一番最初の話にもありましたけれども、これが子供に教えやすいだとか何とかだ、読みやすいだとかという、薄いだとか厚いだとかという話ではなくて、本当に学習指導要領、また教育基本法にのっとっているんだろうかということが議論の対象になっていく必要があるんだろうな。だから、そういうことをきちっと詰めていかないと、さっきみたく自衛隊はあたかも憲法違反であるような書き方であるとか、拉致問題なんかもう全くこんな、拉致に対して全く本当にさっと逃げられちゃって、しかもそれも完全に薄められてしまう。こういうことは、やっぱりきちっと子供たちに教えていかないと、国家だ、主権だ、何だといったって、そういうことに対する毅然とした考え方を持つ子供たちをやっぱり中学校ぐらいの時代からちょっと持っていってもらわなくちゃいけないという気持ちがありまして、ぜひこの次のときには  私自身も議員であるかどうかわかりませんけれども、4年後にはここにおられる議員の皆さんにもPRをして、ぜひ教科書の中身について我々も意見を述べていきたいというふうに思っております。ありがとうございました。

 それでは最後に、時間も来ましたので、防災対策に関してお聞きします。まず、3月11日の東日本大震災以来、各町内会の自治会による勉強会、また防災訓練、避難訓練が実施されているというのは、これ非常にいいことだと思います。いいことというよりも、これをやらないと大変なことになりますから。また、特に行政側としてもいろんな取り組みを  先ほどのお答えにありましたけれども、やっておられると、これも本当にありがたいことだ思っています。

 そこで、提案を2つ、3つさせていただきます。まず、今回それぞれの自主防災訓練、町内会、区等で避難訓練等をやりました。これは、非常に有効だったと思います。特に私どものところでも、やっぱり町内に住んでいる人たちのコミュニケーションが物すごくとれるんです。それで、逃げるときにはこの道を行けば一番早く着けるんだねとか、ここには何とかがあって夜は危ないねとか、そういうことをみんなで理解し合ってできる、そういうこともありますので、また今回の3.11の震災で子供たちが奇跡的に助かった事例がありますけれども、ああいうのもよく教育、訓練されていたからできたと思うんです。

 したがって、まず1つの提案は、自治会だとか防災組織による、そういう避難訓練等については、年に1回館山市の防災計画の中に訓練するんだという、訓練させるんだという項目を入れられて、各町内会、各区それぞれで結構ですから、自分たちでいろんなアイデアを出して避難訓練をやらせるということを明記されたらどうかなというのが1つです。

 2つ目は、防災対策については、震災、いわゆる発生直後の震災から逃げる、逃げることができた、その後の今度は避難生活です、その2つに分かれると思うんです。これをごっちゃにしてしまったら意味がないと思うんです。だから、1つは逃げること、1つは逃げおおせたらそれ以降はどうするのかということです。その中での話ですが、逃げるということに対しては、1つ今申し上げましたとおり、各町内会、いわゆる共助の部分で訓練をするようにされたらどうですか。

 2つ目は、いわゆる避難してからの行政等の対応なんです。これ先般、10月26日の夜に亀田総合病院の地域医療支援部長ですか、小野沢医師による講演があって、それを何人かの議員も聞いていまして、聞かせていただきました。その中で彼が言っていたのは  彼はAWA311とかという支援の会をつくって、医療関係のほうで大活躍をされて、週に1回か2回ずっと続けて被災地に行っていた、その経験の中から言われたことです。準備がきちっとできたいたところとできていなかったところの自治体の対応に物すごい差があったと。例えば極端な例を挙げると、はい、みんな避難しました、体育館にいました、いよいよ仮設住宅を建てます。準備のできているところは、もう仮設住宅はここに建てると決まっているんです。準備のできていないところは、仮設住宅を建てる、さあ、どこへ建てるかという話になっているんです。これは一つのいい例ですけれども、つまり震災が起きてそういう状態になっても、準備できるものはもう常に準備しておく、そういう計画を立てておくということことが物すごい大切ですよという話です。ああ、そうだなと。

 もう一つは、職員の教育は、やっぱりきちっとしておく。何かというと、指示待ち人間ばっかりつくっちゃだめだということです。そこへ行ったら、やっぱりそれなりの自分の判断で対応できる職員にしておいてもらいたい。今回自衛隊が物すごく活躍できた原因は何か、その理由は何か、これは佐藤正久参議院議員が書いた本の中にありましたけれども、末端の指揮官まで徹底していたのは、住民、被災者のためになるんだったら、君の判断で何をやってもいい。最終の目的は何かといったら、被災者のためになるんだったら、それぞれの指揮官が自分の判断でやっていいですよということをやっていたと。したがって、ちっちゃい、たかだか1個分隊、十数人の1曹、2曹ぐらいのいわゆる下士官の指揮官であっても、それが徹底していたからきちっとやれた。それやってはいけないことは決めていましたよ、確かに。被災市民の前で腰をおろすな、食事をするななんていうことはもうきちっと決められていましたけれども、それ以外、被災民のためになるんだったら判断してやっていい。そういう、指示待ち人間ではなくて、やっぱり職員の皆さんにもやるべきことは何かということをきちっとやってもらえるようにしてもらいたい。

 避難所の場合も、ある町ではちゃんと1人2畳ぐらいを確保できる避難所になっていたけれども、あるところはもうとりあえず詰めて  それは、そのときの状況にもよるのかもわかりませんけれども、避難所のスペースなんていうのはどうするんだ。そうすると、これぐらいの避難者が出た場合には、この学校だけじゃ済まないね、ここの何とかも使わなくちゃいけないねというようなことも前もって準備しておけば、そのときになって慌てなくて済みますということでした。それとか、避難所のリーダーになる人、大学生がリーダーになったところもあった、全くだめでしたというお話でした。それは、体は動くけれども、全体をまとめることができない。やっぱり市議会議員の人がいたとか、区長さんがいたとか、そういうところの避難所は物すごく整然とうまくいっていたと。そういうことも含めて、防災組織の充実とかそういうことも含めて考えていただきたい。これは提案にさせていただきますので、ぜひ考えていただきたいと思います。

 時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。



○議長(福岡信治) 以上で15番榎本祐三議員の質問を終わります。

 次、6番石井敬之議員。御登壇願います。

         (6番議員石井敬之登壇)



◆6番(石井敬之) お疲れさまです。第4回の通告ですけれども、残りあと2名です。もう少し御辛抱、御協力いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 私、新人議員で初めて今回質問をさせていただきますので、緊張しておりまして、ちょっと早口になる癖がありますので、聞き取りにくいところもあろうと思いますけれども、御容赦いただきたいと思います。よろしくお願いします。

 それでは、通告に従いまして、質問をさせていただきます。私の質問は、一部きのう鈴木順子議員と質問が重なるところ、また他の議員との一部重複するところがありますけれども、私の質問として質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 大きな1番として、館山市の観光について伺います。その中の小さな1番、館山市の出入り口への看板設置についてということで、観光立市館山と金丸市長は常々おっしゃられているのをよく伺います。私は、館山市の観光をアピールするような看板を探してみました。富浦インターをおりて館山に向かって走行してくると、館富トンネルを出たところに、右側にポピーの花のデザインだと思いますけれども、看板が見受けられました。よくよく探さないとよくわからない、見過ごして通ってしまうような看板でした。花のまち館山へようこそ、そして裏側には、またどうぞ館山へと書いてはありましたが、なかなかインパクトが足らないのではないかなと。高速道路で富津館山道路、富浦インター近くをおりてこられると、八束小の上ですよね。歓迎南房総市と南房総市の看板が大きく掲げられ、だれの目にも目立つと思いますが、どうですか、そう思いませんでしょうか。だれが見ても一目瞭然だと思います。ようこそ館山へと、大きな文字でだれが見てもわかるような看板を設置してはいかがでしょうか。観光地なら、どこへ行っても見受けられると思いますが、どうですか。観光を前面に出すのなら、もっと積極的、前向きにそのような看板をアピールということでやりたいと考えておりますけれども、ここでひとつ大きな看板を掲示するようなことをできませんでしょうか。それをお伺いします。

 小さな2番で、道路上の雑草等の除去、撤去ということで。観光のまち館山ですが、市内に入ると中央分離帯あるいは歩道に雑草が伸び放題。看板と同じように、観光客はまず第一印象、イメージでいろいろなことを判断し、そのイメージはなかなか変えることはできないと思います。特に悪いイメージを、悪い印象を持ったならば、いつまでも記憶の中に残ってしまうと思います。春先から冬までの間、何回雑草の処理をしているのかわかりませんが、汚い印象を持たれる前に処理をしてはどうでしょうか。特に国道、パイパス、また県道を含め、雑草が生えているのをよく見かけます。観光のまちなら処理をすべきではないでしょうか。鏡ヶ浦通りにも雑草が見受けられます。きめ細かな手入れが必要ではないでしょうか。また、観光立市館山ならば、雑草の処理を定期的に行うべきではないでしょうか。市長はどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。

 小さな3番、観光名所についてお伺いします。1つ目、観光名所として「城山公園」の生かし方について。先日、天気のいい日に城山公園に出かけてまいりました。まだまだ館山の観光名所、捨てたものではないと実感いたしました。土手や歩道、植え込み等の手入れがよくされておりました。また、山頂からの眺めが鏡ケ浦が一望でき、特に富士山が見られれば申し分ない気持ちでございました。残念でしたけれども、その日は富士山が見られませんでした。昭和63年1月には房総の魅力500選に館山の城山公園、館山城跡が、昭和58年に千葉県の人口500万人に達したのを記念し、魅力あるふるさとづくりの一環として千葉県より選ばれ、また平成16年11月には関東の富士見百景にも選ばれております。このような城山ですけれども、健康な方なら山頂まで徒歩で歩いていけますけれども、御高齢の方、また車いすの方のために日本庭園茶室駐車場  ここ6台駐車施設がありますけれども、山頂の博物館までのスロープの整備もしくはエレベーター等の設置が必要だと思いますが、この点を踏まえて、もう少し整備をするお考えはおありでしょうか、お伺いいたします。

 観光客が城山公園を訪れて、博物館本館への案内や城山公園の観光情報がわかりづらいと思われます。また、城山公園内に館山市の観光情報が一目でわかるような大きな地図を観光客のために設置してはどうでしょうか。

 児童遊園地で子供たちが遊ぶ姿を目にしますが、遊戯物が少なく、順番待ちの子供たちを目にしたりします。もう少し遊戯物、遊ぶものをふやしたらどうでしょうか。

 花のまち館山と広報しているなら、桜の木をもっと植えるとか、一年じゅう花を楽しめるよう他の花木を植えるとか、工夫をしてみたらどうでしょうか。

 また、昼の顔だけでなく、夕方のライトアップ等、震災後節電で大変ですが、検討されてみてはどうでしょうか。

 芝生広場の定期的な活用方法を検討されたらいかがでしょうか。特に市民が有効活用しながら観光客と触れ合いができるように、例えばバザー、フリーマーケット、また朝どり野菜、花の販売等々ということでいかがでしょうか。

 2つ目に、南房パラダイスの契約について、市としての対応をお伺いいたします。指定管理者であった株式会社オーシャンヴェール館山さんが、3月11日の東日本大震災後、観光客激減を受け、3月の入園客数が前年同月比約3分の1に減少、同社は事態を重く見て、4月に指定管理者の辞退を県に申し入れ、受理をされました。県は、急遽直営で委託という形に切りかえ、現在は県管理下、同社の委託運営で9月より3月末まで継続されることになりました。県は、行政改革の方針として、24年3月末で民間への譲渡を検討しております。震災の影響で景気低迷といったことを受け、来年度以降は民間への譲渡を視野に含めた委託での運営や休園など、施設の存続のあり方について再検討を始めているということを伺っております。南房パラダイスは、南房総の観光拠点として、年間を通して集客力のある施設であり、経済効果の影響を考えると存続の必要性があると思いますが、いかがですか。どのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。

 3つ目、平砂浦外松枯れについてということで。市長は最近、西岬の海岸線や平砂浦海岸、フラワーライン等を通ることがありますでしょうか。道路を走っていると、道路沿いの防風林の松枯れにお気づきでしょうか。日本の道100選にも選ばれる景観が、松枯れのために大変なことになっていると思いませんでしょうか。先ごろ県が行った本年度の被害調査が発表され、9月末現在で枯れた松の量は7,988立方メートルと計上されております。前年同期は3,874立方メートルだそうです。最も被害が大きかったのは山武市の2,606立方メートル、2番目が館山市、2,008立方メートルだそうです。猛暑で木が弱っていたのが一つの要因と考えているようですが、先日地方紙に隣の市の南房総市、旧和田町の海岸沿いの県道和田丸山線、フラワーライン周辺の防風林の松枯れ被害が深刻であるという記事が掲載されておりました。海岸の美しい景観や塩害、飛び砂の害等から守ってくれる重要なものです。また、諸先輩が何十年もかけてここまでにした貴重な財産が枯れようとしております。このことについてどのように思われますでしょうか、またこのように広がる前に打つ手だてはなかったのでしょうか、そして南房パラダイスのほうは県の管理地と聞いております。館山市の管理地としてそのような状況はないのでしょうか、また対策はとれているのでしょうか、お伺いします。

 大きな2番、スポーツ観光についてです。小さな1番、陸上競技場等体育施設整備についてお伺いします。市長は、最近よくスポーツ観光と言うように、スポーツによる観光客の誘致等をお考えではないかと思います。北条海岸を利用したビーチコートで市内の軽スポーツの振興や市外からの行楽客にも手軽に楽しめて、夏場の海水浴だけではなく、砂浜の有効的な利用方法だとは思いますが、冬場も含めて1年間、あるいは毎年継続的に利用してもらうためには、お金がかかりますが、やはり箱物、グラウンド、体育施設の整備をしなくてはならないと考えますが、いかがでしょうか。

 陸上競技場など体育施設整備について、自民党の移動政調会の中でのお話をお聞きしたのですが、市長は観光立市としてスポーツ観光と表現されておりますが、館山市でいろいろなスポーツイベントの開催や地域に住む人たちがスポーツを通じて交流できる場が少ないと思います。年間を通してスポーツ観光を推進し、経済の活性化のため、スポーツ施設の整備、拡充が急務だと思います。現在館山には公認の陸上競技場がありません。陸上大会は、いつも鴨川市が会場とされております。そこで、館山市に陸上競技場の新設を県に要望されるお考えはありませんか。

 9月の定例議会において、森 正一議員の質問、スポーツ公園の設置に関しては、既に市内の館山運動公園があるからと、同公園の機能拡充について県に対して要望していくことが現実的であると御答弁されております。そこで、現実的に用地はもうあるのでしょうか、あるのならどこにあるのでしょうか、陸上競技場が新設できるだけの用地があるのですか。この部分は、きのうの瀬能議員の質問にかぶるかもわかりませんが、重複させていただきます。

 小さな2番、サイクリングによる観光振興についてお伺いします。千葉県は、首都圏にありながら豊富な環境資源に恵まれており、サイクリングを楽しむには絶好の環境であり、スポーツ自転車でサイクリングを楽しむ人を対象としたサイクルツーリズムを千葉県では推進しております。秋山光章県議も、県において自然豊かでなだらかな房総半島の特性を生かして、サイクリングによる観光振興を図ろうと提案しております。市としても後押しすべく、対応は必要だと考えますが、市長はサイクルツーリズムに対してどのような見解をお持ちでしょうか。

 小さな3番、スポーツ観光の今後の取り組みについてお伺いします。現在予定されているものとすると、トライアスロンアジア選手権大会、ロンドンオリンピックのアジア大陸別代表選考が平成24年4月の7、8と行われることを予定されておりますが、実行委員会の席上、市長は、館山を世界にアピールできる絶好の機会と話され、緊密な連携を図りながら、館山にふさわしい、温かみのある大会を目指したいともおっしゃられました。25カ国から約1,000人の選手を迎え入れ、PR効果や経済効果は大きいと思われます。このような状況の中で、大会に向けての進捗状況はどうでしょうか。また、あと4カ月ほどしか時間がありませんけれども、本当に大丈夫でしょうか。その辺をお伺いしたいと思います。

 最後の質問になりますけれども、大きな3番、安全の確保についてということで、こちらのほうはきのうの鈴木順子議員の質問と同じような形になりますが、自転車の車道走行と歩行者の安全確保についてということで、警察庁が10月25日に発表した自転車交通総合対策の通達によりますと、自転車の車道走行がテレビ、新聞等に大きく取り上げられ、社会問題になってきております。テレビでは、東日本大震災以降、通勤に自転車を利用する人が急増していると報道され、自転車利用の進展が見込まれるとも報道しております。また一方で、自転車関連事故の全交通事故に占める割合は増加傾向で、交通ルール、マナー違反に対する批判も多く、通行環境の整備も不十分な状況にあるとしています。すべてが館山市に当てはまることではありませんが、今回の通達で自転車が車道を走ることにより、自転車の運転者や歩行者の安全について、館山市としてどのような対策を行っておるのでしょうか、あるいは行うのでしょうか。

 大枠については、きのう鈴木順子議員の質問に御答弁いただいておりますので、後ほど幾つか再質問の中でお聞きいたします。

 なお、御答弁によりましては再質問させていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 石井敬之議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、館山市の観光についての第1点目、館山市の出入り口への看板設置についてですが、館山市の出入り口は、富津館山道路をおり、館富トンネルを越えたところにヤシが立ち並ぶ非常に景観のよいところとなっています。この出入り口に看板を設置することは、多くの来訪者へのおもてなしとしても大変重要であると考えます。現在国道127号、館富トンネル付近への歓迎看板設置を計画しており、道路管理者である千葉国道事務所と協議をしているところです。今後千葉国道事務所との協議が終了次第、設置を行っていきたいと考えます。

 次に、第2点目、道路の除草についてですが、中央分離帯等に繁茂する雑草は、観光地としての館山市のイメージダウンになるばかりでなく、道路利用者の安全性を損なう問題でもあると認識しています。これまでも道路管理者である国や県に対し、適切な管理水準の確保を求めてきたところですが、特に国道127号については平成22年度から予算縮減のため全国統一的な管理基準が設けられ、年間の除草回数が原則1回に減っています。館山市としては、今年度も数回にわたり国土交通省や千葉県に対し、道路の安全性を確保する上でも、観光地の良好な景観の形成を図る上でも、問題があるということを訴えてまいりました。今後も定期的に十分な回数の除草を実施していただけるよう、より強く要望していきます。

 次に、第3点目、観光名所についてですが、まず城山公園について、日本庭園茶室わき駐車場から山頂まではスロープ状の園路が整備されており、高齢者などに配慮した手すりの設置等を検討していきます。なお、現時点ではエレベーターの設置は考えていません。

 また、公園の案内板については、平成22年度、慎重に位置を選定し、設置したものです。市内の観光情報については、駐車場内に案内板を設置してあるほか、里見茶屋内に情報発信スペースを設けています。

 また、児童遊園地の遊具についてですが、現在4基が設置してあり、安全上必要とされる遊具周辺の空間の確保ができないため、増設は困難と考えています。芝生広場に設置の3基の遊具も利用していただきたいと思います。

 また、花木についてですが、冬のツバキ、梅に始まり、春からは桜、ツツジ、初夏のアジサイと続き、秋にはイチョウが来訪者の目を楽しませています。現在さらに秋の紅葉を楽しんでいただけるよう、平成20年度から新たにもみじの植栽をしており、四季折々来園者に親しんでいただける公園を目指しています。

 また、館山城のライトアップについてですが、東日本大震災の影響により、一時中止をしていましたが、夏の観光シーズンを考慮して7月23日から再開し、日没から午後9時までの間、点灯しています。

 また、芝生広場の有効活用についてですが、定期的に開催されているイベントとして、里見桜まつり、城山ジャズフェスティバル、南総里見まつり、里見市民まつりがあります。今後もなお一層の市民の皆様の活用をお願いしたいと考えています。

 次に、南房パラダイスの契約についてですが、南房パラダイスは平成18年よりオーシャンヴェール館山が千葉県より指定管理者に指定され、運営を行ってきたものですが、3月に発生した東日本大震災の影響を受け、入園者が激減したことに伴い、本年8月末で同社が指定管理者を辞退しました。そのため、県が運営費を負担して同社に運営委託を行うことにより、年度内の運営が維持されることになりました。しかしながら、来年度以降については、県の方針がまだ示されていない状況です。南房パラダイスは、館山市唯一の道の駅として、また県が進めるサイクルツーリズムの拠点として、館山市のみならず、南房総地域の観光拠点として非常に重要な施設であり、同施設の維持継続について、県に強く要望していきたいと考えています。

 次に、平砂浦海岸などの松枯れについてですが、ことしこの松くい虫被害は特に深刻で、千葉県管理の平砂浦海岸や館山市管理の館山湾沿岸の松林が甚大な被害を受けている状況であることから、千葉県及び館山市では被害の蔓延を防止するため、今年度内に伐採処分を計画しています。館山市では、館山湾沿岸の松林の処分に要する経費について、今議会に補正予算を計上しています。また、被害拡大防止のため、以前から千葉県知事を初め、関係部署に対してたび重なる対策の強化を要望してきました。その結果、平砂浦地区については千葉県南部林業事務所により、従来実施されてきた地上からの薬剤散布について、今年度は試験的に一部を無人ヘリによる空中からの薬剤散布に切りかえています。さらに、来年度からは空中散布を本格的に導入し、総面積の約半分を空中散布で実施し、枯れ松の駆除の実施により伐採した跡地についても、状況に応じて従来どおり松を主体として植林する計画であると伺っています。これらの松林は、飛砂被害の防止や高潮被害の軽減を初め、観光面からも重要な資源となっているため、今後とも関係機関と連携し、保全に努めるとともに、個人所有の松についても適正な管理を呼びかけるなどの注意喚起を行っていきます。

 大きな第2、スポーツ観光についての第1点目、陸上競技場等体育施設整備については教育長から答弁いたします。

 次に、第2点目、サイクリングによる観光振興についてですが、今年度千葉県がサイクルツーリズムモデル事業として県内の中房総と南房総を対象に事業を実施しています。この事業の主な内容は、サポートステーションの設置、モデルコース及びサイクリングマップの作成となっています。サポートステーションの基本的な機能は、トイレ、飲料販売等の機能を有する地域内の道の駅などにサイクルラック及びメンテナンス工具を設置するもので、館山市内では道の駅「南房パラダイス」と海の駅「伊戸だいぼ工房」がステーションとなっています。また、モデルコースについては、サイクリングの専門家の意見を参考に、現道を活用した初級、中級、上級の3コースが設定されており、館山市に関してはスタートとゴールが館山駅となる43.7キロメートルの初級コース、房総フラワーラインを通る107.4キロメートルの上級コースが設定されています。館山市は、既に館山駅を起点にしたレンタサイクルにも着手していますが、今後もサイクリングをテーマにした観光振興を進めていきたいと考えています。

 次に、第3点目、スポーツ観光の今後の取り組みについては、教育長から答弁いたします。

 次に、大きな第3、自転車の車道走行と歩行者の安全の確保についてですが、昨日鈴木順子議員にお答えしたとおり、千葉県警でも今後地域の実情を調査、検討した上で対策を講じると伺っています。館山市としては、館山警察署を初めとする関係機関と連携を密にし、歩行者、自転車利用者及び自動車運転者に対し、広報等で啓発するなど安全対策を図っていきます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井教育長。

         (教育長石井達郎登壇)



◎教育長(石井達郎) 大きな第2、スポーツ観光についての第1点目、陸上競技場等体育施設整備についてですが、陸上競技場などの施設の整備、拡充に必要な用地については、現在未利用地となっているウエルネスリゾートパーク用地が県立館山運動公園に隣接してあります。この用地は、一部に未買収部分もありますが、全体としては陸上競技場や駐車場などの整備も可能であると考えています。これまであらゆる機会をとらえ、県立館山運動公園の機能拡充について県に要望しているところです。

 次に、第3点目、今後の取り組みについてですが、トライアスロンアジア選手権館山大会の開催に向け、実行委員会を組織し、構成団体である館山市、館山市観光協会、日本トライアスロン連合、JR東日本などの担当者が月2回ほど集まり、定例会を開くとともに、専門部会を設け、部会ごとに計画的に準備を進めています。また、去る11月12日、13日にアジアトライアスロン同盟による公式技術視察が行われ、コースが確定したところです。今後は、積極的にPR活動を展開し、市民一丸となっておもてなしの心で海外選手等を迎え入れるよう大会機運の向上に努めていきます。



○議長(福岡信治) 石井敬之議員。



◆6番(石井敬之) ありがとうございました。それでは、何点か再質問させていただきます。

 まず最初に、大きな1番の小さな1番、看板ですけれども、その他看板ということで、先ほど大きな看板については御答弁いただいておりますけれども、旧道の127号、船形から多田良に向かうところですけれども、立て看板が設置をされております。何年か前あるいは何十年前に立てられたのかわかりませんけれども、文字がはがれかかっておったり、ちょっと  今バイパスのほうを通りますから、なかなかそちらのほうまで気を配れないのかもわかりませんが、いずれにしても昔のまちをイメージするような看板になっております。でき得れば早急に塗りかえ、もしくは立てかえということを、館山のイメージを狂わすようなことのないように、また来ようと思えるように看板一つにも気を使いたいと思いますが、その辺はどうお考えでしょうか、よろしくお願いします。



○議長(福岡信治) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) お答えします。

 御指摘の看板につきましては、現状を把握しまして早急に対応したい、できれば今年度中に対応したいということで考えています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敬之議員。



◆6番(石井敬之) ありがとうございます。先ほど市長の答弁の中で、出入り口の看板の設置については、道路管理者の千葉国道事務所と協議ということで、できるだけ早く設置できるように引き続き協議をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

 続きまして、除草についてですけれども、ことしは10月4日ごろにバイパスの除草、雑草を刈り取っておりました。お話を聞きますと、経費削減あるいはいろんなことがあって、年に1度ということです。10月というと、もう観光シーズン  春先からもうずっと伸び放題ですから、一番伸び切ったところで刈るというようなお話かもわかりませんが、館山市が観光立市として考えるならば、現実問題国や県の対応がおくれるようなとき、館山市の予算で計上されて、ボランティアの人などの協力を得ながらも除草を行わなければならないんではないかと考えますが、定期的に館山市の予算で処理をしようというお考えはありますか、またシルバーセンター、館山市の一部職員の中でも含めて処理をしようとするお考えはありますでしょうか、お伺いします。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 議員御指摘のとおり非常に草が繁茂して大変不人気でございまして、市のほうにも苦情等がたくさん寄せられました。おっしゃるように館山市としては、まず第1のピークは春先です。それから、第2のピークは夏なんです。そのときに草が繁茂しているということは一番イメージが悪い。そういうことで、昨年から実は国交省、千葉国道事務所、その他にずっとお話をさせていただいています。それは、今景観という面でお話をさせていただきましたが、やはり安全ということも非常に大事なものですから、そういうことでさせていただきました。なかなか非常に難しいということで、それでも早目にしていただいているということがございます。確かに我々からすると今かよというところがあるんですけれども、それは今後しっかりと要望していきたいと。やっとその辺を千葉国道事務所のほうも、また国交省のほうも認識していただきまして、来年の予算がどうなるか、ちょっと期待しているところなんでございますけれども、やはり全国一律というわけにはいかないだろうと、館山市、南房総としてはやはり春先と夏がポイントだと、その前に何とかきれいにしてほしいということを強く訴えておりますので、善処していただけると、こういうふうに考えます。

 また、議員御指摘の市の予算をつけて、市の職員とか、また市のほうで発注するようなことはできないかというお尋ねですけれども、国道の外れたところはいいんですけれども、国道に関しては非常に難しい、これ管轄違いがありますので。その辺は御理解願いたいと思います。



○議長(福岡信治) 石井敬之議員。



◆6番(石井敬之) ありがとうございました。でき得れば定期的に除草をということでお願いしたいと思います。国土交通省、千葉県に対して、道路の安全性の確保と観光地としての景観を守る上でということで、十分な除草ができるように重ねて継続的に要望をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。

 続きまして、小さな3番目の城山公園の生かし方ですけれども、先ほど御答弁の中で、日本庭園茶室わき駐車場から山頂まで、スロープ状の園路が整備されておるとのお話をいただきました。確かにスロープ状の園路はあるんですが、下が砂利というか、ぼこぼこというか、そんなことで舗装されておりません。特に車いすの方ですとか、小さいお子様連れのベビーカー等を押される方、下がでこぼこで大分不安定、また御不自由を感じられておりますけれども、舗装整備する等そのようなことができますでしょうか、お伺いいたします。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 城山公園の茶室から展望台までのスロープの件でございます。

 議員おっしゃられますとおり、確かに現状で土が少し流されていたり、砂利が出ていて歩きづらいというところがございます。また、土が流された分、勾配も強くなっている部分、また平らになっている部分と、そういうこともございます。そのあたりにつきましては、市としても直さなければいけないというふうに考えております。ただ、直ちに舗装整備というのはなかなか困難なところございますので、砕石の敷きならしですとかそういうことでまずは凹凸を解消して、来訪者、お子様連れ、また車いすの方々、そういうような方々に不便をかけないような形でまずは整備をしていきたいと考えております。



○議長(福岡信治) 石井敬之議員。



◆6番(石井敬之) ありがとうございました。城山から、先ほどもお話ししましたように鏡ケ浦、東京湾を一望できるいい場所なんです。そういうところをぜひとも車いすの方ですとか小さいお子さんにも見ていただきたいと思いますので、早速お願いいたします。

 また、案内板ですとか、要は観光客の人が見てわかるものでないとおかしいと思われます。また、そんな中で里見茶屋内に情報発信スペースが設けられているということですけれども、せんだって伺ってみましたら、デスクトップのパソコンが1台置かれておりました。またあとは、古いポスターと観光案内のパンフレットが少し置かれておる状態です。そのようなところが観光の情報発信のスペースとして妥当かどうかということを考えますと、観光案内所と同じようなところまではいかないにしても、同じような設備、あるいはもし  数少ない館山市の観光スポットだと思うんですけれども、デジタルコンテンツですとか、ボタン一つで行きたい場所の情報が得られるようにできれば一番いいことかなと思います。また、観光拠点のパンフレットをもう少し、例えば赤山のところですとか、あるいは今度できる渚の駅のPRですとか、そういうような観光案内のパンフレットを置かれたらどうかと思います。

 そしてまた、館山市全体の観光マップ、これはA4判、B4判のチラシ等で簡単にできると思いますけれども、そのようなものを作成することができるかどうか。そして、これは観光協会かもわかりませんが、地元情報満載の2010館山・南房総ガイドブック等がありました。そのようなことで観光案内の改訂版等がつくれるかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(福岡信治) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) お答えします。

 まず初めに御質問がありました里見茶屋の情報発信スペース、そこは大変狭いスペースでありますので、今御指摘がありました古いポスター、それは大変まずいと思っていますので、そういったものはすぐ張りかえるなり、あるいはパンフレット等も幾つかございますので、私ども観光部門のほうで常時切りかえるような、そんな形で取り組んでいきたいと思います。ただ、先ほど言いましたようにちょっと場所が狭いものですから、パソコン等は既存のパソコンを活用していきたいなということで考えています。

 それから、2番目に御質問があった館山市全体の観光マップということでございますけれども、このマップについては総合パンフレットがあって、マップつきということになっております。見たことがあるかもしれませんけれども、こういったものがありますので、一番これがお客様というか、観光客に見ていただけるものということで、常々これは用意しておきます。

 それから、もう一つ御質問がありました観光協会でつくっている冊子、これにつきましては多分御指摘なのは「館山のたび」というものだと思うんですけれども、これは2010年につくりましたので、今、春の観光シーズンに向けて観光協会で改訂版、これを作成中ですので、極力早目に作成するよう頑張っているということで聞いています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敬之議員。



◆6番(石井敬之) ありがとうございました。少し早足でいきます。

 次、11月27日に城山公園芝生広場において、里見市民まつりが開催されました。これは御承知だと思います。行政の主導ではなく、市民の力を結集した試みとして、21年から地産地消と地域の活性化のためと聞いております。いみじくも同じ日に、南房総市でも南房総市産業まつりが千倉漁村センター周辺のメイン会場と小松寺紅葉まつりということで行われておりました。残念ながら、規模も参加人数も大分違うように見られますけれども、市民の活用の前に館山市の行政主導で館山を元気にするイベントの計画がおありでしょうか、御質問します。



○議長(福岡信治) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) お答えします。

 お話のありました先月、11月27日に開催された里見市民まつり、これにつきましては以前  以前というか平成18年度までは市が主体となって実施していました産業まつり、これが民間主導となり振りかえたものでございますけれども、当時産業まつり、大変行政が主導するのはどうかなということで外部評価などの評価等も受けまして、20年度から現在のような形になっておるんですけれども、年2回実施しています。そのうち議員が見ていただいたのは11月ですので、秋だったと思うんですけれども、3月にも実施しておるんですけれども、3月のときには時期的に花見の時期と城山公園という関係があって大変にぎわいを見せております。ただ、残念ながら秋については若干人が少ないということは私どものほうも感じています。ただ、せっかく民間主導、館山市民まつり実行委員会というのを組織しまして、体験観光協議会の方々、あるいは今回はアグリッシュたてやまの方々も協力いただきまして、29店舗出ていただいて、それなりに年々は秋も少しずつ人がふえていくということで期待しております。これから、今年度は3月の31日に、名前は若干変えまして「里見桜まつり」という名前で実施しますので、そのときには観光客を含めて多くの方々が来ていただけるということで、民間主導で実施して継続していきたいと思っています。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敬之議員。



◆6番(石井敬之) わかりました。でき得れば多くの方に来ていただいて、見ていただければと思います。活力のある館山ということで検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 次に、南房パラダイスの契約についてですけれども、先ほど市長の御答弁の中で、館山市唯一の道の駅、また千葉県が進めるサイクルツーリズムの拠点としてというようなお話もありました。施設の維持、継続について強く要望されているということですが、これもう仮定の話ですけれども、もしその要望が通らなかった場合、館山市として市営でやられるか、あるいは市の委託という形でもやられるようなお考えがあるかないか、お聞かせいただきたいと思います。



○議長(福岡信治) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) お答えします。

 実は、昨日県議会がございまして、秋山県会議員が一般質問で、南房パラダイスについてということで取り上げていただきました。私直接聞けなかったもので、担当にちょっと聞かせたんですけれども、県のほうの当局の回答では、ちょっと読み上げてみますと、今後とも県としては南房パラダイスは南房総の重要な観光拠点であるという認識のもと、観光拠点としての継続が図られるよう配慮しつつ、民間が投資しやすい条件や売却の時期等についても精査をしつつ検討を進めてまいりますと、こういう回答をいただいています。先ほど市長のほうから、強く要望していくということで考えておりますので、市として受け入れるとか、受託するだとか、そういうことは今のところ一切は考えていません。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敬之議員。



◆6番(石井敬之) ありがとうございました。どのような形であれ、市として大きな観光拠点ということで、県のほうに存続について強く要望を重ねてお願いします。

 続きまして、松枯れのほうですけれども、平砂浦の松枯れについて、御答弁いただいた中では千葉県の管理地の平砂浦地区についての予防、植林の計画はわかりました。館山市が管理しているところがあろうかと思いますけれども、今後どのような予防策、また植林等の計画についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(福岡信治) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) お答えします。

 市が管理しているというか、平砂浦以外のところ、館山湾についても大分松枯れがひどくなっている状況になっています。市民グラウンドから西岬、見物、波左間のほうへかけて大分ひどくなっておりますので、今回12月補正で補正予算  これから審議いただくと思いますけれども、伐倒したいということで予算計上してございます。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敬之議員。



◆6番(石井敬之) 伐倒のほうはわかりますけれども、その後の植林というのは計画はございますでしょうか。



○議長(福岡信治) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) 伐倒後、その植栽というのは、今のところは考えていません。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敬之議員。



◆6番(石井敬之) 再度申し上げますけれども、この防砂林、防風林の松については、海岸の美しい景観や塩害、飛び砂の害から守ってくれる重要なもので、昔の方、諸先輩が何十年もかけてここまで育てていただいた貴重な財産が枯れてしまおうとしておりますので、無駄にしないように、要望も含め、今後適正な管理をお願いいたします。

 続きまして、スポーツ観光のほうですけれども、恐らく用地としては県立運動公園の隣接のウエルネスリゾートパークの用地をお考えだと思います。そんな中、きのう瀬能議員のほうの質問の中に、用地は138ヘクタール、買収済み、購入済みは92.8ヘクタールですよという、約67%、あと33%は未購入ということだと思います。そんな中で、先ほどもお話ししたとおり、箱物、箱物といいますけれども、そんな中で体育館の増設、あるいは先ほどの御答弁の中で陸上競技場や駐車場などとお話がありましたけれども、館山運動公園の中に今体育館が1つしかございません。雨天による準備運動等など行える第2体育館がないと他の競技での誘致が、例えば体育館使用の余地がないと大きな大会の、体育館の中でやるような大会が難しいのではないかと思いますけれども、その辺はどうお考えでしょうか、よろしくお願いします。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 現在館山運動公園には、雨天時に準備運動等が行える第2体育館といいますか、そういうような施設がございません。剣道やバレーボール、バスケットボールなどの大規模な大会を開催するためには、準備運動ができる体育施設が必要だというふうに考えています。



○議長(福岡信治) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 議員御指摘のように、雨天練習場とか陸上競技場、これはやはりあればすばらしいもので、ぜひ必要だということでずっと県に要望しているところなんです。特にインターハイ開催したときとか、それから国体の開催時に何とかしてお願いしたいと、土地は市のほうで提供します、がたいをつくってほしいということをさんざんお話をしてきているわけです。結局それが実現できなかったという状況があって、ロッテも残念ながら館山からちょっと場所をかえたというようなこともございます。これは、市でやるということになりますと今財政状況非常に難しい面がありますので、何とか県のほうでやっていただくような形で、それも少しずつでもいいですからということで粘り強く要望していき、何とか実現していきたいと、こう考えている次第でございます。



○議長(福岡信治) 石井敬之議員。



◆6番(石井敬之) ありがとうございます。今お話しのとおり、一応県のほうに何度も要望をお願いしたいと思いますけれども、今現状の館山運動公園の隣接のウエルネスリゾートパークの用地、そちらの土地に限らず、今後の提案として、きのうもお話が出ましたけれども、九重地区の工業団地計画予定地に自然を残した、あるいは公園もつくって、公認の第1種の陸上競技場、また体育館、そしてサッカー場等の複合施設の整備も検討していただきたいと、これも要望ですけれども、頭の中に入れていただきたいと思います。

 次に、先ほどお話ししましたサイクリングのほうですけれども、ちょっと時間がないものですから、要望のほうにかえさせていただきますが、サイクリングロードの整備ですとか、それに伴う歩行者、安全の配慮ということから、歩道の整備を、これは県のほうに要望されるようなことをしていただきたいと思います。特に現在のコースは、館山駅を発着とする一般道路を利用するコースと聞いております。一般車両を含めた安全配慮の点からも、自転車道及び車道の整備を強く県に要望していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 また、今後の取り組みということですけれども、先日ラジオを聞いておりましたら、投稿でこの夏に実施された第2回のタテトラに参加された方のメールが読まれておりました。参加して、館山の海はとてもすばらしいと、きれいですばらしいというお話をラジオの  民放ですけれども、流されておりました。本人は、来年もぜひ参加したいと言われておりましたけれども、1点だけお願いします。来年も実施する計画はおありでしょうか、タテトラのことですけれども。よろしくお願いします。



○議長(福岡信治) 鈴木教育委員会次長。



◎教育委員会次長(鈴木千佳士) 本年度の第2回館山わかしおトライアスロン大会、これを7月10日に開催したところです。来年度以降も大会の主幹団体である千葉県トライアスロン連合やJR東日本などの関係団体と連携して、継続して開催していく予定になっております。よろしくお願いします。



○議長(福岡信治) 石井敬之議員。



◆6番(石井敬之) ありがとうございました。いずれも来られた方が素直な気持ちでこの自然を見ていただいて、PRしていただくということは本当にすばらしいことだと思いますので、継続的に実施、また皆さん、私も含めておもてなしの心で、気持ちで接していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 最後は、ちょっとお話だけさせていただきます。自転車の車道走行と歩行者の安全確保ということについてですけれども、県警でも地域実情を調査、検討しということで対策を講じるようになっております。館山市においても啓発活動を行って、根本的に歩行者、自転車運転者、また自動車運転者の安全を確保するために、歩道、自転車道、自転車専用レーンの設置が不可欠だと思います。今後将来的にさまざまな問題をクリアしなければいけませんけれども、館山市として歩道、自転車道、自転車専用レーンの整備を引き続き国、県に働きかけていただきたいと、市としても進めていただくことをお願いして、もうちょっと時間がありませんので、質問を終わらさせていただきます。本当にありがとうございました。



○議長(福岡信治) 以上で6番石井敬之議員の質問を終わります。

 暫時休憩いたします。3時15分から再開いたしたいと思います。

          午後3時00分 休憩

          午後3時15分 再開



○議長(福岡信治) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 2番石井敏宏議員。御登壇願います。

         (2番議員石井敏宏登壇)



◆2番(石井敏宏) 最後の質問者になりましたが、よろしくお願いいたします。

 最初の大きな質問の1、神奈川県などから海を越えて運ばれてくる建設残土問題について。これは、きょう午前中のものとかなりかぶるところがあると思いますが、通告どおり読み上げます。

 1番、西岬地区坂田で、建設残土を使用する農園用地(ミカン畑)造成事業に対しての館山市の対応、方針について問います。

 2、千葉県の残土条例の規制が不十分なため、木更津市、富津市では独自の残土条例を制定しました。また同様に、君津市、袖ケ浦市が残土条例改正の方向性を打ち出しております。これにより、上総4市は残土を抑制していくことになりますが、館山市は残土条例の改正についてどのように考えていらっしゃいますか、お伺いします。

 大きな質問の2、これは9月と内容は大体同じです。3カ月で進展がありましたらというところです。それでは、通告どおり読みます。9月議会で答弁がなかった船形バイパスの費用対効果の金額について再度問うと。船形バイパスに係る館山市負担分の費用と、開通した場合の経済効果を金額で幾らと見込んでこの計画を進めているのか問うという通告を出しまして質問しましたが、肝心の金額が幾らかという点に市長答弁では言及がなかったので、再度問わせていただきます。

 以上、回答によりまして再質問させていただきますので、よろしくお願いします。



○議長(福岡信治) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 石井敏宏議員の質問にお答えいたします。

 大きな第1、神奈川県などからの建設残土問題についての第1点目、西岬地区坂田の農園用地造成事業に対しての館山市の対応と方針についてですが、本事業については千葉県に林地開発許可申請書と埋め立てに関する特定事業許可申請書が提出され、現在県において法令や条例の規定に基づく手続及び審査が行われています。館山市についても、これらの規定に従って必要な手続を行っています。

 次に、第2点目、条例の改正についてですが、過去に建設残土等による無秩序な埋め立てを原因とする土壌汚染、土砂等の崩落が問題になったことを受け、これを防止する目的で平成9年に県条例が制定され、その後必要に応じ、改正もされていますので、規制が不十分だとは考えていません。館山市内で行われる埋め立て事業については、この県条例と市条例の連携により、適正に行われていると考えていますので、現状では市条例の改正は考えていません。

 次に、大きな第2、船形バイパスについてですが、船形バイパスは館山湾を最大限に活用して地域振興を図っていく上で必要不可欠な路線です。また、国道127号の渋滞緩和などの効果が期待されるとともに、那古船形駅西側区域において発生している住宅地への冠水被害が、新設の道路敷を利用した幹線排水路の整備によって抜本的に解決できると考えています。これらの整備効果や地域住民からの多くの署名要望を踏まえ、構想路線の早期実現に向け、都市計画事業として整備しようとするものです。整備に係る館山市負担分の費用及び費用対効果の金額については、現在関係機関と道路線形等の調整を行っている段階であり、お示しすることはできません。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) じゃ、船形バイパスについて、現時点出ていないということはわかりました。了解いたしました。

 それで、ちなみにいつごろになったら、ある程度のたたき台というレベルでもいいんですが、出せるのでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) ただいま市長がお答えいたしましたとおり、現在関係機関と線形等についても調整しているところでございます。ということは、線形によりましてもどういう土地がかかるか、用地の関係、補償の問題、延長の問題、そういうものがいろいろ絡んでまいります。ですので、現在のところは金額的なものはお示しできないということでございます。

 なお、現在行っております予備設計の中で、そのあたりを現在詰めているところでございます。この中で大まかな費用便益比とかそういうものを算出していくという予定でございます。平成23年度の事業として行っているものでございます。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) ことし予算としては3,500万円くらいですか、調査費が使われていますので、結果が出ましたら、新聞記者さんにでも、あるいは広報紙とかでもいいんで、ある程度出していただければと、それでまた機を改めまして質問させていただこうと考えております。

 それでは、残土問題に入ります。今の御答弁で、これ2つに分けて考える必要があると思うんです。まず、県全体として規制が十分であるか、あと館山市とかこの近隣で実際どうなのかという、この2点が重要だと思います。それで、まず県については、かなりもう私はめちゃくちゃだという心証を持っております。例えば数年前では木更津で産廃を残土にまぜた事件が発覚して、その業者が許可取り消しになったと、多分六、七年前だったかなと思うんです。それとあと、ことしの年初、君津の残土処分場にアスベストが大量に運ばれたことがあったと。こういったことがきっかけになって、君津とか木更津、残土条例の改正につながったという話です。あと、木更津においては、かずさ風の丘というのが200万立米だか残土を使って農園をつくろうとしたけれども、失敗したというような実例もございます。

 それで、千葉県の規制が不十分だというのは、平成19年7月31日、千葉県環境生活部が出している資料で県が規制が不十分、規制し切れていないと自白しているという資料があるんで、ある意味決着済みかなと思いますが、ちょっと内容を原文そのままというか、抜粋ですね。読ませていただきます。有害物質を含む土壌汚染の事例で、これ地域住民からの苦情によりというんで、これ多分行政が発見したんじゃないんでしょう。それで、事例1、六価クロム、それで事例2が砒素です。事例3が弗素、この3件あったんですけれども、土壌環境基準を超えて検出されたと。もっとあると思うんですけれども、代表的な例かと思います。それで、あとその中で処分の状況で、産業廃棄物の建設汚泥を中間処理したものと残土の境界がはっきりしていないこと、区別がつかないこと、これが処分の状況と書いております。何らかの薬剤とかを混入して処理を施した、こういった残土が搬入されていること、ほかの産業廃棄物(家屋解体に伴う建設廃棄物)の混入が見受けられること、あといろいろとトラブルがあるということなんですけれども、あとやっぱり埋め立て跡地の管理手法が確立されていないこと、これについては報告書には書いていないんですけれども、結局終わった後というのは最終的にははげ山になってしまうと、悲しい廃虚になってしまうと、中には崩れるところもあるというふうに理解しております。それと、県外からの搬入状況については、残土については発生から処分までを把握する手法がないと、はっきりとこれ書いております。実際書類上でしかやれないんで、真相はやぶの中という面が大きいのかなと思います。

 こういった状況を受けまして、千葉県のほうでは規制がちょっと十分に現状はできていないとおっしゃるんですけれども、館山市のほうはこういった千葉県の見解に対して、館山市は、いや、千葉県は大丈夫なんだと、千葉県全体として問題はほとんど起きていないと、そういった独自の見解はございますでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) ただいま議員がお話しされたもの、平成19年の7月、千葉県の環境生活部で出した資料の抜粋かと思います。確かにこの中でいろいろな課題が載せられております。その中で、条例の中で、適正に管理されていない部分も含めて、産廃の部分も含めて、そういうことでこういう事例があるということが事例として、また課題として載せられている部分もあるのかなというふうに見ております。市としましては、県の条例に基づき適正に、また県の職員の定時検査、また臨時の検査、そういうものも含めて問題のないように対応をしていくということで考えております。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 一生懸命やってくださっているんでしょうけれども、問題山積というところで。

 それで、私木更津市役所のほうにも聞きに行きまして、職員4名ぐらいの方が対応してくださって、いろいろ詳しく話を伺ったんですけれども、2年ぐらい前に、もう余りにも木更津、君津、袖ケ浦、富津、残土にめった打ちにやられたということで、残土条例をもう県のほうに規制してほしいと、規制を強めてほしいと、上総4市のほうで県のほうに行かれたんです。だけれども、県のほうではどうも意欲的な回答が見られなかった。そこで、木更津市としては、ああ、もう県はだめだということで、その木更津市の時点で12市と町がもう残土条例つくっていたんで、それを参考に木更津市は新たに残土条例をつくったということがありました。その条例で非常に興味深いのが、まず地権者自身はいろいろ土地を使わせたり払い下げれば、ある程度それなりの経済的収益は一般論としてあろうかと思いますが、隣とかは基本的に何もないんで、大体反対するということで、それで地権者の隣地、隣の地権者にも同意を義務づけたと。あと、今回説明会騒動がやっぱりいろいろ起きるということで、もう白黒はっきりさせるために、こういった森林絡みのものとか水源絡みものは事業地から2キロ以内の8割の同意を求めたと、また富津の場合はすべての場所で300メートル、8割の同意を求めた。隣地地権者の同意は同じです。こういったことをやると、説明会の範囲が明確になるわけです。例えば300メートルとか、毎回2キロだとか。そこで、そういったちゃんと同意するというのも決まっていれば、形骸化した説明会も行われないし、一部の人だけでやっちゃうような、時にはそういうこともあると思うんですけれども、密約的なそういった説明会、あくまで一般論なんですけれども、そういったことも県内各地ではあったかと思います。

 そういった中で、やはりこういった2キロとか300メートルとか隣地地権者、こういった範囲をきっちりと確定させることは、こういった今回みたいな説明会騒動が起きなくなる、非常に重要な改正点だと思いまして、館山でもぜひそのような改正点を検討していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) ただいま木更津市等を例にとられまして、特定事業の開発の申請に関する地元の説明会とか同意とか、許可、承認とか、そういうお話でございます。木更津市も富津市も、確かに隣接地主の、同意ではなく確か承諾だと思います。また、その作業区域からの距離を定めて、その大体8割の方、また世帯主ということが書かれているかと思いますが、その約8割の承諾が必要だということで改正をされて、木更津市に関しましては県の条例の中で適用除外というか、市の条例を適用するということで、昨年の10月1日から木更津市の場合は木更津市ですべての  館山で申し上げますと3,000平米以上、県の許可案件になっているものも木更津市で許可案件として扱うという形になっているという現状がございます。そのあたりの考え方につきましては、それぞれの市、その状況がいろいろあるかと思います。館山市としましては、現在の市の条例もこの10月1日から施行しているところ、そして県の条例と市の条例で連携を図りながら、特定事業、また小規模の埋め立てについて対応しているというところでございまして、他市の状況いろいろございますけれども、改正についての考え方は現在のところございません。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) では、今度は館山市の実情というか、いろいろわかっていることがあったら教えていただきたいと思います。いろいろニュースとかいろんな話を聞くんですけれども、行政のほうが情報を持っているかと思うんで、事実関係のある、なしを含めて、わかる限りで教えていただければと思います。

 まず、千葉日報の10月16日、私これはインターネットの記事を見ているんですけれども、「残土の山産廃のぞく 台風で崩れ、不安の声も 館山・坂田地区の海岸」というかなりショッキングなタイトルで写真までついております。それで、9月の台風15号の影響で崩れちゃって、断面からコンクリート片や鉄くずなどが露出したとあります。それで、何か館山市のコメントというか、館山市の見解も出ているんですけれども、館山市によると、もとからあった産廃の山の上に、さらに土砂の山が2000年以前にできたという。館山市の担当部署の方がお答えになったと思うんですけれども、この件についてはどうなったんでしょうか。その産廃とか土砂は片づいたんでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 議員御指摘の記事については、私も読んで承知をしております。ただ、その後のことについては、今把握はしておりません。後ほど確認をいたしまして、お答えをしたいと思います。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 次に、大井と出野尾の残土処分場では、牛が食べると死んでしまう毒性植物であるナルトサワギクが大量に発生しております。市民団体などが駆除を行っていて、非常に大きな問題となっております。残土処分場とは出てこなかったんですけれども、3月議会でも取り上げられていましたね。千葉県が規制が行き届かないと、搬出元が特定できないとかいろいろそういった規制が行き届かない面があるということなんですけれども、これはやっぱり残土搬入には想定外のことが起きる一つの例なんじゃないかなと思います。残土処分場からこうした毒性植物が大量に発生することに関しての市の見解と対応を聞かせていただければと思います。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) ナルトサワギクに関する御質問でございます。

 ナルトサワギクにつきましては、その性質上、水分供給が少ないとか、日当たりがいいとか、裸の土地での競争力が非常に強いものでして、そういう草木の繁茂していないような場所、生育条件がナルトサワギクに適した条件であったため、大量発生したということが推定されております。生物愛好会等のいろいろなお話も伺っております。なぜナルトサワギクが発生したか、館山市内ばかりでなく、南房総市のほうにも出ているという状況も把握しております。その原因については、確定をされていないという状況でございます。なお、その撲滅に対しましては、市も含めましてボランティアの方々、除去作業ということを行っております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 残土処分場については、ほかの場所よりも相当大量に出ているんで、やっぱりこういった埋め立てとか、そういった土を持ってくるというのは非常にリスクが大きいことなのかなと、特に3.11、放射能が心配されているこの御時世では、なおさら心配なのではと思います。

 それで、これは大井の残土処分場の付近、すぐ近くで、処分場の中ではないんですけれども、すぐ直近のところで崩落事故が平成18年末に起きました。私もその住民の方から周辺でいっぱい聞き取りして、直接何とかお話を聞くことができましたし、それで環境課にも  ちょっと詳細はそのとき余り詳しく聞けなかったんですけれども、記録が残っておりました。ちょっと急で申しわけないんですけれども、それでお尋ねします。この平成18年末、大井での崩落事故に関して、たしか平成19年に写真か何か撮られているのを見たんですけれども、それでそれに対して市としての見解と当時の対処、わかったら教えていただきたいんですが。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 大井地内での崩落の件でございます。私が知るところでございますが、特定事業のエリア内ではなかったということは伺っております。そして、ただその地域の中で事業者等ともいろいろな話をして、最終的にはその対応をしたということは伺っております。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) それで、私が聞いた話によりますと、直接なんですけれども、事業者さんが基本的に持っていただいたということなのですけれども、これに関しては館山市のほうでは何か補助というか、お金的な拠出とかはされたのでしょうか、わかる範囲内でお願いします。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 市としては、補助とかそういうものはしていないということでございます。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) それで、大井の残土処分場なんですが、ナルトサワギクの駆除とか、いろんな人が入っているんですけれども、それで私が聞くところによりますと残土にガラスや陶器のようなものがまざっていると多くの方に聞きましたが、館山市としては確認されているんでしょうか。ことしの夏までやっていたということなんで、4カ月に1度、市の職員も現地で検査に立ち会っていると聞きましたので、それでそういった土質のようなものはどうなっているのか、教えていただければと思います。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 大井地内の特定事業に関しましては、既に終わっているものかと思います。今の議員のお話、ちょっと私も合点がいかないところでございます。確認をさせていただいて、お答えをしたいと思います。

 ただ、先ほど坂田地区での件でございます残土の山云々というお話がございましたが、それにつきましては他の場所へ適正な申請を経て埋め立てをされたというふうに報告をいただいております。

 以上です。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 今他の場所において適正な埋め立てがなされたということは、現地は片づいた、そしてまた別の場所に持っていかれたという理解でよろしいでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) こちらにつきましては、法令に基づいて適正な申請をした上で行われたというふうに伺っております。他の場所ということです。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) じゃ、これは責任がある事業者がちゃんと片づけたという理解でよろしいでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) その点までは確認はしておりませんが、申請を経て他の場所へ動かしたということですから、やはり第一義的には事業者の責任があったものと考えております。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) ちょっと次に別な話に移ります。残土の搬入計画書、県のほうに情報公開で手に入れまして、私の手元に今あるんですけれども、それで朝日新聞に60万立方メートルの残土が存在しないのではと、午前中、内藤議員の質問にもあったかと思います。横須賀市長浦町1番地の内浦再開発工事と。内浦再開発工事というのは仮の名称なのですけれども、どうも存在しないんじゃないかという記事がありまして、それで千葉日報の記事でも1990年代に計画され、中止になった工事、計画されて実際やらなかった工事のことではないかと書かれています。それで、私も横須賀市に電話したところ、そんな計画はあり得ないと、これだけ大量の土砂が運ばれるとなると、建設リサイクル法などを初め、多くの法令がかかわってくるので、横須賀市に相談がないというのは考えがたいということでした。今残土の話で一番市民の方が心配されているのは、どこから何が来るかわからないってみんな騒いでいる状況の中で、100万立米のうち60万立米がいわゆる正体不明になってしまっている状態で、こういったことは今特に業者さんに説明会を求めている方は知りたいと思うんです。それで私も、業者さんかけていないんですけれども、横須賀市にはさすがに連絡しました。それで、館山市は横須賀市や残土の発生元の会社に、許認可権限はないとはいっても、これは余りにも新聞に載った大きい問題で市民も心配されるんで、問い合わせをするべきだと思うんですが、これされましたでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 特定事業の搬入土の計画についての御質問かと思います。

 こちらにつきましては、ただいま千葉県において申請書を受け、審査、確認をしているところでございます。県が適切に審査、確認をするものと考えております。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 県が確認するのは当たり前のことなんですけれども、許認可権限ないといっても、別に市が確認しちゃいけないなんて決まりはどこにもないわけでして、これやらないと館山市のこの環境セクション、何をやっているんだと、法律で義務がなきゃ何もしないところなのかと市民にこうやって思われちゃうんじゃないかと思うんですけれども、私はこういった搬入計画みたいなものは基本的に、業者さんはともかくとして、相手方の市町村ぐらいは確認されたほうがいいかと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 繰り返しになりますが、千葉県の許可案件、その中で千葉県が適正に審査をしているところでございます。それについて、重複して市が別のものを行うということは考えておりません。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 何というか、一般論として県ではこれだけ問題が起こっていて、実際に上総4市は離脱しようとしていますし、現時点でも15市町がもう、率直に言えば信用できないということで離脱しているわけで、その現状で館山市が何もしないということが  この件に関して、私には信じられないんで、現時点まではやっていなかったとしても、ちょっとこれからかけてみようかという検討するぐらいの気にはなれないんでしょうか。いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 繰り返しとなります。千葉県で、県として責任を持ってその書類の確認審査をしている現状でございます。市としてはそれを信じるというか、その条例に基づいて行われるものが適法だというふうに考えております。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) これ以上聞いても何も期待できそうもないんで、次に進みます。



○議長(福岡信治) 傍聴人に申し上げます。静粛に願います。



◆2番(石井敏宏) 次に、残土による農園計画なんですが、これ私上真倉の説明会の資料も情報公開で取り寄せたところ、ミカン園をつくってくださるという話があって、4人ぐらいの住民の方がすごく喜んでいらっしゃったんです。ですから、計画なんで、公約とは違って必ずなされるとは限らないんですけれども、恐らくやってくれるんじゃないかと期待しております。

 それで、これから坂田でも同様のミカン園を、公約じゃないけれども、基本的にはつくるんだという計画でされていると思いますが、そこでお聞きしたいんですが、それでかずさ風の丘とか農業計画を立派なものをすごく立てていて失敗しちゃったとかそういった事例が、あと終わったら植林をするんだと、木更津と富津でそういうふうに言っておきながら実際植林できず、すぐ枯れてしまってはげ山になってしまったという例を聞いているんですけれども、それで建設残土というのは基本的にはなかなか農業は難しいと、これで黒字を出すというのは相当のノウハウが要るかと思うんですけれども、それで現時点におきまして知っていればということなんですけれども、千葉県内で残土による農園で経済活性化した例、つまり事業として黒字となり、多くの雇用を生んだ  二、三人でもいいんです。生んだ事例を御存じでしょうか。1件でも挙げていただければと思います。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 特定事業が終わった段階での活用について、経済的に効果があった、雇用等を生んだ例があるかというお話でございますが、県内の例、すべて調べてあるわけではございません。市内の例といたしまして出野尾の例がございます。出野尾の衛生センターに上がっていくところのミカン園につきましては、特定事業の埋め立てが終わりましてミカン園となっております。事業者から聞くところによりますと、年間3,000人以上の方が来園をしてミカン狩りをされると。ただ、まだ年数がたっておらないものですから、そのくらいの人数だということで、雇用につきましても延べ500人ぐらいの雇用は生んでいるというようなお話を伺っております。また、市内の幼稚園とかそういう方々を招待もしたりしているということも伺っております。一つの例としてお話をさせていただきます。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) ちょっと延べの500人というのはどういう、実人数だと何人ぐらいなのかなというところ、延べないでということと、あと今私の質問は黒字になったかと、ちょっと損益計算書とか今後の事業計画でそういった黒字になった、あるいは黒字になると、純利益を出して税金を納められるんだと、そういう企業になる見込みみたいな、そういった相談みたいのとか報告とかございましたでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) そのあたりの経営のところまで調査をすることはしておりません。そして、先ほど延べ500人ほどということをお話をしました。草刈りですとか肥料ですとか剪定ですとかそういうことでシーズン、シーズンがございます、ミカン園を管理していく上で。そういう中で、延べ人数として500名ほど年間で雇用を生んでいるというお話を伺っているということでございます。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) ちょっと漠たるところが、漠然としたところがありまして、いまいちしっくりとわからないんですけれども、やっぱりこれは事業者さんに説明会で教えていただきたいことかなと思います。

 あともう一つ、市もこういった経済活性化に取り組んでいるんで、やっぱりこういった農園とかミカン園とかやる場合は、市のほうから呼びかけてもよろしいですし、業者さんからでもいいと思うんですけれども、もっとしっかりとタッグを組んでやっていっていただければなと要望いたします。

 それで、説明会のちょっと話にいきます。現在説明会が行われたのは、坂田で県に出された議事録によりますと40名。坂田で2回目あったのは役員会ということなんで、重複があるんで40名以上ふえないと。あと10月31日でしたか、西岬の区長ら、ここ正確な人数わからないんですけれども、会場の坂田青年館が狭いと聞いていますので、50人なかなかいかないかなと。そうすると合計で100名に満たないかと思います、事業者から説明を聞いたのは。それで、午前中の質問の再確認になるんですけれども、結構館山市は熱心に、県だからと言わないで、要望書を10月の17日ぐらいでしたっけ、説明会が終わってから許可など慎重に考えてほしいというような要望を出されたり、熱心に県のほうにも働きかけているかと思うんですけれども、その前に普通に県からの意見書で9月30日、雨水排水の公共水域の影響、地下水への影響、搬入車両の通行の影響などについて、当該事業区域のみならず広範囲に影響を及ぼすことが想定されるため、西岬地区全体の事業説明会及び搬入車両の通行する地区を対象とした事業説明会を事業主の主催により、事業着手前に実施されることと9月30日に県のほうに館山市は要望しております。この西岬地区全体、搬入路の住民に説明をやってほしいと、この強い希望は現在も変わらないものでしょうか、お尋ねします。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 西岬地区全体、また沿線等への説明につきましては、午前中市長が御答弁申し上げましたとおり、事業者に対して要望をしているというところでございます。また、西岬地区連合区長会からもお話があって、そのことにつきましても事業者に伝えているところです。ただ、事業者としては説明会については行わないということで、区長会のほうに回答をしたということも伺っております。その後のことにつきましては、把握はしていないという状況でございます。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 業者さんにも、ちょっと市のほうにも勘違いしないでほしいと思うのは、これは住民説明会であって、区長説明会じゃないないんだと。それで、何か区長さんがほかの住民に説明すりゃいいじゃないかなんていう暴論もあるんですけれども、これ館山市も事業主の主催により、区長主催で説明するわけじゃないんで、区長説明会やってもしようがないわけで、住民にやっていただかなきゃ全く筋が通らないと。ある意味、率直に言って南総文化ホールでも、西岬公民館でも一堂に集めてばっとやればいいと思うんですけれども。

 それで、今回の説明会騒動、何で起きたのかというふうにちょっと検証していきたいと思います。9月27日に私は市役所で事業者が県に提出した説明会など実施状況報告書ですか、これを拝見したら、そこには様式で定められた開催場所の範囲指定にかかわる市町村の判断内容という欄がまるっきり欠落して、何かなくなっていたということで、それで9月28日に県庁に行って、県の残土対策室長にこのことを聞いたんです。そしたら、その欄がなかったことについては既に業者を指導したと回答がありました。それで、その指導に従って説明会の報告書は確かに差しかえられて、私の情報公開請求でも当時はなかったものが手に入ったんですけれども、相変わらず書かなくてはならない市町村応対者、あと指定された範囲、指定された地域住民の人数の記載が、そういう様式に、この3つ書かなきゃいけないんですけれども、それについて書いてなかったと。それでまた、館山市がある西岬の住民に9月30日に回答した文書によると、説明会に関して事業者からの協議はありませんでしたとなっている。それでお尋ねします。結局どこにも書いていないと、それで市のほうも事業者からの協議はなかったと、この説明会に関して。だから、9月30日まで、6月22日に許可申請は出されているんですけれども、市と業者は説明会について協議をしていない事実があるんですが、10月1日以降、事業者と説明会について、いつ、だれが協議をされたのでしょうか、お尋ねします。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 県の指導指針の関係になるかと思います。住民説明会の地域等について、事業者が市と協議するようにという文面もございます。そちらの関係につきましての指導につきましては、千葉県が事業者に行うものということになっております。

 市に協議があったかということでございますが、市に対しましては協議はございません。なお、その住民説明会の範囲でございますけれども、通常その特定事業の行われる地域、今回で申し上げますと坂田地区、坂田区がその該当になるというふうに承知をしております。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) そうすると、その行政区になるというところはどこにも書いていないんですけれども、私も指導指針の手引をひとつ見たんですけれども。ですから、それで基本的にだから市と業者で納得して協議しろ  しろって指導指針には書いてあるだけなんで、そうすると理論上、市はすごく強く希望されていると、西岬地区全体と搬入路をすごく希望しているから、常識的に考えれば、協議していないんだからしようがないんですけれども、協議するならば西岬地区全体と搬入路の住民に説明してほしいと、協議があったらそういうふうに答えるべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 西岬地区全体への説明、また沿線住民の説明についてでございます。

 市長が午前中も御答弁申し上げましたとおり、その西岬地区全体への説明、また沿線住民への事業の説明につきましては、隣地開発及び特定事業に関する千葉県からの意見照会において、市として県を通して事業者に説明会を開催していただけるように要請したものでございます。ですので、ただいまの指導指針等のお話もございましたが、それとは別で、市として事業規模が大きいこと、また地元の方々の声もあること、その上で市として要望している説明会の内容でございます。ですので、現在行っているような事業者への要望、そしてその地区の自治組織であります西岬地区区長会、そことの協議の結果、どういう形で開催をするか、全体の方々を集めるような形で行うということを区長会議のほうでは考えて事業者のほうに要望しているところでございますので、協議の結果どうなるか、その結果を説明会の開催については市としては尊重していきたいと考えております。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 区長会じゃなくて主役は住民なんで、区長会でまた、言葉は悪いんですけれども、何かやらないとなったら、住民の知る権利は、西岬地区3,000人ぐらいいるんですか、搬入路も含めるともっといらっしゃると思います。別に最初から聞きたくないという人はいいと思うんですけれども、聞きたい、それで説明会の日程が公表されて、そういった行ける人は必ず行ける機会をつくっていただくよう、これ許認可権は千葉県なんですけれども、事業者と協議するのは館山市なんで、これ他人事じゃないんで、しっかりやっていただきたいと思います。

 それで、もう一点、別な観点に移りまして、青道、赤道です。これに関しては、青道の用途廃止をするのも市が法令にのっとって粛々とやると、それで青道、仮に廃止するとしたら、法令どおり厳格にやっていただくという形で、払い下げることに関しては完全に市の裁量と、下げてもいいし、払い下げなくてもいいと、これは富津の確定判例で指摘されている確定したことでございます。

 まず、用途廃止で私がちょっと疑問に思ったのが、用途廃止が法定外公共物条例、何か条例に入っていなくて財務規則というところに、内部の処理規則としてあるだけなんです。それで、一番問題なのは、市民からこういった用途廃止申請に関しての条文がないと、規定がない。それで、やっぱり木更津市とかに話ししたら、えっ、ないのと。それで、向こうは別に館山市のことに口を出すこととか、そういうさらさらないんですけれども、驚いていらっしゃったと。あと南房総市見たら、ちゃんと用途廃止の規定が明文化されていて、館山市は何ですか、慣習みたいな感じでやっているかと思うんですけれども、これ法令定めてからやらないといけないんじゃないですか、どうですか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 法定外公共物の用途廃止の事務手続に関してでございますけれども、法定外公共物につきましては昭和10年代、16年ころまでに市に移管されるまでは、千葉県が管理しておりました。その際に、建設省所管公共用財産管理事務の手引というものに基づいて用途廃止の事務を行っておりました。現在市としては、移譲される前のその手引をもとにして事務を行っているというところでございます。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) 基本的にこういう、館山市も一般論としてちょっと規約がない自治体というのを調査されて、3割がなかった、逆に言うと7割がしっかりと規約をつくっていたと、たしか読売新聞に出ていたかと思うんですけれども、館山市というのは、館山市の行政それ自体が条例も規定もつくらず何か慣習でやっているというのは、ちょっと行政としてレベルが低いかなと感じるんですけれども、条文化検討されたほうがいいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 過去の例に準じてという形になってしまいますが、国が所管していた段階で千葉県が管理していた事務処理の方法、その手引に基づいて行っていたものをただいま館山市でも引き継いで行っているという状況でございます。何もなく慣習というものではなく、明文化されたもので事務手続を行っております。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) それで、青道の用途廃止について、これは機能していると私は聞いております。それでまた井戸水を使っていらっしゃる方がいる。それと、これが埋め立てられちゃうと、下手したら海域に大きな影響が出るのではないかと、波左間漁協から非常に不安の声というか、多分質問状が大量に来ているかと思うんですけれども、波左間漁協というところは漁協としては黒字で、非常に優良な漁師さんたちだと聞いております。その方たちに万一のことがあってはならないと思うんで、当然市としても青道に関しては市のほうなんで、しっかりとした調査をされているんじゃないかと思うんですけれども、そういった井戸水への影響、あるいは海域への影響、用途廃止した場合、そこいら辺の調査結果をお知らせください。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 法定外公共物の用途廃止の関係でございます。

 まず、利害関係者という意味では、用途廃止をする区間、その水路利用者、そこに権利を持っている方々、そういう方がまず対象になるということでございます。そのほか、影響などについては、今回県に申請が出ております千葉県土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例、いわゆる残土条例でございます。そのほか、林地開発に関する森林法における規定によりまして審査されて、確認をされるものと考えております。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) これ明文化されて公表されていないんで、外部の者としては適切に手続がなされているのか判断、チェックできないという厳しい条件があるんですけれども、ちょっと公開質問状の回答を見たら、利害関係者などと、「など」という言葉が  行政としては裁量の余地を残すために「など」という言葉をつけるんですけれども、「など」という言葉がついていたんで、裁量としてやっぱり直接井戸水とか漁業、これに対する調査をする義務はあると思います。木更津市なんかはこういう、全市的に井戸水の調査をなされたと私は聞きまして、その全市的な図も細かい図をいただきました。館山市もそれぐらいの  漁業を守るんだと、そしてこれから水とかもやっぱり井戸水、有効活用していかなくてはならないと思いますので、ぜひ井戸水調査、そして海域への調査、これをやっていただいて、それで、ああ、みんながわかって、ああ、これは用途廃止しても大丈夫なんだと、そういう状況になってからやらないといけないと私は考えます。井戸水、海域への調査を要望いたしますが、いかがでしょうか。



○議長(福岡信治) 忍足建設環境部長。



◎建設環境部長(忍足俊之) 要望されるというお話でございますが、通常の事務手続の中ではその点までの検査を市として行うという考え方はございません。



○議長(福岡信治) 石井敏宏議員。



◆2番(石井敏宏) その回答は納得いかないんで、ぜひ井戸水とか、私がある意味納得してもしようがないんで、井戸水の方や漁協の方と話してもらいたいと思います。

 終わります。



○議長(福岡信治) 以上で2番石井敏宏議員の質問を終わります。





△散会午後4時17分



○議長(福岡信治) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 明7日及び8日は休会、次会は9日午前10時開会とし、その議事は一般議案及び補正予算の審議といたします。

 本日はこれをもって散会といたします。



 ◎本日の会議に付した事件

1 行政一般通告質問