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千葉県 館山市

平成22年 12月 定例会(第4回) 12月15日−03号




平成22年 12月 定例会(第4回) − 12月15日−03号









平成22年 12月 定例会(第4回)





1 平成22年12月15日(水曜日)午前10時
1 館山市役所議場
1 出席議員 20名
       1番  吉 田 惠 年          2番  石 井 信 重
       3番  本 多 成 年          4番  三 澤   智
       5番  吉 田 正 二          6番  鈴 木 正 一
       7番  真 田 司 郎          8番  今 井 義 明
       9番  内 藤 欽 次         10番  秋 山   貴
      11番  山 口 安 雄         12番  榎 本 祐 三
      13番  早 船 亮 一         14番  福 岡 信 治
      15番  松 坂 一 男         16番  小 沼   晃
      17番  本 橋 亮 一         18番  三 上 英 男
      19番  小 幡 一 宏         20番  鈴 木 順 子
1 欠席議員  なし
1 出席説明員
  市     長  金 丸 謙 一     副  市  長  関   隆 晴
  会 計 管 理 者  庄 司 武 雄     市 長 公 室 長  田 中   豊
  総 務 部 長  川 名 房 吉     健 康 福祉部長  武 田 博 之
  経 済 観光部長  吉 田 安 重     建 設 環境部長  和泉澤   薫

  教 育 委 員 会  石 井 達 郎     教育委員会次長  忍 足 光 正
  教  育  長

  監 査 委 員  宮 ? 健 一     監 査 事務局長  鈴 木 敏 明

1 出席事務局職員
  事 務 局 長  伊 藤 一 雄     書     記  井 澤   浩
  書     記  佐 野 能 弘     書     記  和 田 敦 子
  書     記  藤 田 達 郎     書     記  島 本 一 樹
  書     記  栗 原 隆 太     書     記  並 木 敏 行

1 議事日程(第3号)
 平成22年12月15日午前10時開議
 日程第1 行政一般通告質問









△開議午前10時00分



○議長(吉田惠年) 本日の出席議員数20名、これより第4回市議会定例会第3日目の会議を開きます。

 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。





△行政一般通告質問



○議長(吉田惠年) 日程第1、これより通告による行政一般質問を行います。

 質問の方法は、昨日と同じであります。

 これより順次発言を願います。

 9番内藤欽次議員。御登壇願います。

         (9番議員内藤欽次登壇)



◆9番(内藤欽次) きょうのトップをやらせていただきます。よろしくお願いします。通告に従いまして質問いたします。答弁によりましては再質問をさせていただきます。

 まず、大きな第1、子供医療費の支給についてです。今回の市長選のときの金丸市長のマニフェストを見て、あっと驚きました。医療費の支給を小学校6年生までにしますとのことでした。直近のこの9月議会では、私の小学校6年生までの実施を切望したのに対して、それはできないとの回答でした。なぜなのか、理解しかねます。でも、私の要望、いや多くの市民の要望だと思いますが、早速来年の4月から、つまり新年度には6年生までの医療費支給を実施してほしいと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、大きな第2、私が望んでいた目標は、昨日も通告質問の中にもありましたが、市の高齢者の福祉対策です。独居高齢者など一人一人が喜んで安全、安心な生活が送られるようにすることです。その具体的なものとして緊急通報体制を取り上げてみました。

 小さな1、市の現状はどうなっているのか。

 2、その利用状況はどうか。

 3、利用者の反応はどうか。

 4、いつでも、どこでも、緊急なときに、希望する人には、ボタン一つ押せば専門的な看護者が駆けつけられる体制をつくれないか。

 大きな3番目、小中学校での冷房対策についてです。このところの気候は、きょうも温かいんですが、やはり異常です。ことしの特徴をあらわす漢字に選ばれました「暑い」です。多くの人が熱中症にもかかりました。日ごろ勉強しろ、勉強しろと言っておりますが、教育環境を整えるためにはこの暑さ対策がぜひとも必要ではないかと思います。

 そこで、小さな1、この夏の猛暑で教室内の対策はどのようなものでしたか。

 2、少なくとも各教室に冷房設備を設置してはいかがでしょうか。

 以上、よろしくお願いします。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 内藤欽次議員の御質問にお答えいたします。

 大きな第1、子供の医療費の支給対象者を小学校6年生まで拡大することについては、現時点では来年4月からの実施は予定していませんが、真田議員にお答えしたとおり、現在取り組んでいる行財政改革プランの着実な推進による市財政の状況を見ながら、早期に実施していきたいと考えています。

 次に、大きな第2、独居高齢者などの緊急通報体制についての第1点目、市の現状についてですが、現在ひとり暮らしの高齢者等を対象に緊急通報装置の貸与を行っています。市の緊急通報システムは、ボタンを押すと、あらかじめ登録しておいた最大3人までの協力員の方へ電話がつながり、支援を要請するものです。

 次に、第2点目、その利用状況についてですが、平成22年11月末現在では186人に貸与しており、平成18年度から21年度までに新たに貸与した方に調査したところ、76人の方から回答をいただき、そのうち4人の利用がありました。

 次に、第3点目、利用者の反応についてですが、導入したことにより、安心感につながったとの御意見を多数伺っています。連絡先となっている方に医療機関へ連れていってもらった。駆けつけて助けてもらったなど、必要な支援に結びついたとの声がありました。

 次に、第4点目、専門家が駆けつける緊急通報システムについてですが、現在のところ市内に看護師などの専門スタッフが駆けつける民間事業者はありません。近隣市においても既にそれぞれの緊急通報システムを整えていますので、議員御提案の近隣市と共同して設立などを行うことは困難と考えます。

 なお、現在の緊急通報システムをより使いやすくするために、他市の事例なども踏まえ、今後検討していきたいと考えます。

 大きな第3、小中学校での冷房対策については、教育長より答弁いたします。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 石井教育長。

         (教育長石井達郎登壇)



◎教育長(石井達郎) 大きな第3、小中学校での冷房対策についての第1点目、この夏の猛暑での教室内の対策については、学校により異なりますが、教室内の換気、扇風機の使用、児童生徒の水分補給、グリーンカーテンの設置などを行いました。

 次に、第2点目、各教室への冷房設備の設置についてですが、現状での対策に加え、扇風機の増設、エアコンを設置してある図書室やパソコン室の活用など、各小中学校の状況により対応していきたいと考えています。普通教室へのエアコンの設置については、現段階では考えておりません。

 以上でございます。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) まず、驚いたことについてやっていきたいと思いますが、9月議会で私が6年生までということに対してノーと言ったことは覚えていますかどうですか。聞いていなかった。何かばかにされたような感じですね。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) 9月議会ではそのようなことを内藤議員が発言したことは承知しております。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) どうも申しわけないですね。まさか聞いていないとは思いませんでしたので。じゃその理由は何だったんですか。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) そのときに、行財政改革の収支バランスをとるということの中で早急にやるというのは非常に難しいという判断のもとに、そうお答えしました。今回のマニフェストは、任期中に何とかできるという見通しがついてまいりましたので、その中でさせていただくということで、その中で早期にさせていただくという意味でございます。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 私もいつも聞いておりますから、行財政でできないということを聞いております。それが任期中にできる見通し、見通しとはどういうことだったんでしょうか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) この子供医療費につきましては、千葉県のほうの県知事も中学3年まで拡大するというのが公約でございますし、その辺の見通しも踏まえてそのように考えたものでございます。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 千葉県が中学3年までやるというふうに言っているということですが、その時点では同じだったんじゃないですか。その状況が変わっていないと思うんですが、どこで変わったんでしょうか。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) まず、小学校3年生までという見通しのもとに変わってまいりました。そのときにすぐ6年生までというような御提案はいただきましたが、今の財政状況ではまず3年生までをして、その後財政的なものを見ながら、また県下の、県内の市町村の動向を見ながら、全部のバランスを見て早いうちにという思いはございましたが、早急にという、先ほどの9月の御質問のようなお答えには、今のところはというような回答をいたしました。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 私も頭がよくわからないんですが、そんなにいいほうじゃないんですが、今の説明で何がどう変わったのかというのをはっきりわかりません。私だけじゃなくて、恐らく聞いている方はよくわからないんじゃないかと思うんですが、9月の時点ではこういうふうになって、それがどうしてもできないというふうなかなり強い信念があったようです。私はどうしてもやってくれということで、最後のほうにじゃ何とかというふうな嫌々ながらの返答だったように覚えておりますが、それが市長選を始めて公約を書くに至ったときに、どういうふうに行財政が変わったんでしょうか。その見通しはどうなんでしょうか。はっきりわかるように言ってください。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 現在の財政状況といいますのは、やはり既存の事務事業ですとか、法律等によってしなければいけない事業、それから老朽化の対策の事業等、そういったものに要する費用に対応するのが精いっぱいなわけでございますけれども、英断を持って整理できる事業は整理し、市民の方に負担いただくべきところは負担いただいて、その分については、その分について住民の福祉の向上ですとか、それから経済活性化のための財源を生み出していくと、そういう考え方でございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 何かますますわからなくなっていく感じですが、新しい言葉として「英断」、「市民からの負担を仰ぐ」というようなことを言っておりますが、これは本当にそう思ったんですか。具体的にどんな英断なんですか。どういう市民からの負担を仰ぐ、そういう検討はあるんでしょうか。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 行財政改革方針にのっとった考え方でございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) いつも結論はそこに行く感じがするんですが、どこかの国の大臣が2つ返答すればいいというふうなことの何か似ているような感じもするんですが、私がなぜこういうことを言っているのかというと、市民にわかりやすくしてもらいたい。そういうふうな政策を掲げたら、根拠がはっきり変わったんだと、こういう理由でできるんだと、こういうことがはっきりさせてからやるべきじゃないかというふうに思います。

 それで、私があっと驚いたのは、そのときもそうですが、今もあっあっあっと声が高くなっていくような感じがします。いわば状況も変わっていない。やれることもなかなかわからない。真田議員の答弁を見ても、早い時期と言うだけでわかりません。状況は変わっていないのに、選挙の公約に堂々と載せていると。私もそうだと思いますが、おかしいなと思いますが、今でもおかしいと思うんですが、それは逆に言えば、今政権をとっている党がマニフェストを実行せよということを言われていますが、そういう見通しが本当にはなかったんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 周りの9月議会、その後の周りの県内の市町村の状況、また県の状況、それから国の状況、その辺が変わってきております。それから、財政的なもの、これはいろんな形で見通しとして、経済の見通しというのは、非常に将来が見通しが難しいんですが、その中で4年の任期中に必ずするという思いでマニフェストに掲げさせていただきました。早期にさせていただくという気持ちでまいります。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) ちょっとわかりませんが、じゃ早期というのはどのぐらいの想定ですか。想定だけで結構です。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 早期は早期でございます。なるべく早いうちということです。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 子供が会話しているわけではありませんので、早いのは早いんだという、どこがかゆいのかというのは、かゆい、かゆいと言ってもわかりません、子供は。どこがかゆいのかはっきりさせなきゃいけない。何か非常に子供のような感じがします。要するに、はっきりしていないものを公約に掲げたという解釈が強くなるんではないかと思います。前にも出ましたが、前回の選挙では桟橋再検討がすぐ実行に変わりました。このように、まさか任期中、任期中だからいいということではありませんが、多くの市民は公約に掲げたんだから、すぐやってくれると思うのが一般の常じゃないかと思うんです。それが早い時期、早い時期ということでおられますが、何か公約違反、                             、そういうことに該当するんではないかと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) マニフェストに掲げさせていただきましたのは18項目ございます。任期中にさせていただくということで、マニフェストに掲げさせていただきました。任期中にしてまいります。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 公約では任期中にという言葉は入れましたか。



○議長(吉田惠年) 傍聴席は私語をお慎みください。

 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 任期中ということで、マニフェストということで、任期中というふうにはマニフェストの中にうたっておりませんけれども、マニフェストというのは任期中というのが前提になっているというふうに考えております。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) それは市長さんがそう考えているんで、一般の方たちはそういうふうには考えていません。これは任期中にやってもいいんだというふうなことは考えていないと思います。できること、すぐやってくれることと見込んでいると思います。

 それをやっていると何時間もかかりますので、次へ移りますが、逆に公約をしていなかったスポーツ施設の使用料が値上げされている。この議案、この12月議会の議案に出されている。そういうことは早速やって、皆さんが望んでいる6年生までの医療はやらないというような、新年度からやらないということですね、という解釈しまして、先ほど県内の情勢と言いましたが、よく調べておられると思います。12月6日付の千葉日報に、子供医療の助成拡大ということで、既に53市町村が小学3年生まではやると。その上に、32町村が独自に上乗せをしているということは、もう既にほかでやられているということですね。これは御存じだと思いますが、ちょっと読み上げてみます。中学3年まで木更津市、君津市、浦安市、袖ケ浦市、夷隅町、神崎市、多古町、長生村、長南町、南のほう、木更津から夷隅の間でもう既に幾つかあります。小学校6年まで、市川市、松戸市、成田市、勝浦市、我孫子市、富津市、八街市、印西市、香取市、酒々井町、東庄町、横芝光町、睦沢町、大多喜町、こういうのが挙がっています。既にこのように県内では中学3年までが9自治体、小学校6年までが14自治体、これを単純計算しても21やられています。その次が横並びで小学3年までです。22番目ということになりますね。館山市は千葉県内でも22番目です。市長さんは事あるごとに日本一、日本一、きのうも何回も言っております。この落差をどう思いますか。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 落差と申しましても、今現在財政状態と加味して考えておりますので、今の状態で小学校3年生までやっていると、させてもらっていますということでございます。日本一住みやすいというのは、先日お話ししましたように、その1つ1つを取り上げてじゃなくて、全体的に積み上げもありますけれども、住みやすいまちだと実感できるまち、そういうものを考えていると。GNHだということでお話し申し上げましたとおりでございます。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 心の問題と言いますが、よく言われている、おまえに100万円やる、100万円もらったつもりで考えろというような話、それが1億円でも何ですが。逆に言えば、さっきも言いましたが、日本一、日本一ということを絶えず言うことによって、それが何か非常にいい感じを与えて、要するに実態は千葉県一にもなれないのに何か、逆に言えば、だましのテクニックを使っているんじゃないかという感じにも受け取られます。そういう言葉を何回も言えば、100万遍を言えば民衆はついてくるというふうな感じが思い出されるんですが。ちょっとこの中で1つ聞きたいことがありますので、それを最後にしたいと思いますが、この医療費無料を保険料を未納している世帯に対しては支給していくつもりなんですか、そうではないのですか。よろしくお願いします。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) 現在のところは保険料の未納とは別に、これは医療費の助成ということで行っているものでございます。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) わかりました。

 こういう実態で大変市長の言う日本一とはかけ離れておりますが、次に移ります。

 大きな2番目、先ほどの答弁の中で、76人の方が回答して、4人の利用とは、ありましたが、いかにも少ない、20分の1ぐらいですが、要するに余り利用されていないということなんじゃないかと思いますが、どうお考えですか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) この緊急通報システムでございますけれども、先ほどの市長の答弁の中にありましたように、11月末で186人の方に一応貸与しております。これのシステムは、独居であれば、元気な方でも利用できる制度でございます。ですから、安心、安全のために設置されている方もおられるわけでございます。このボタンを押したのが少なかったのは、それだけ緊急事態がなかったのではないかという、そのような形で認識しております。

 以上でございます。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 今緊急事態がなかったのではないかということですが、原因はそれだけなんでしょうかね。ほかにないんでしょうか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) 実際に調査して利用された方が4人ということですので、ほかに押さなかったという方は緊急事態が発生しなかったというふうに理解しております。

 以上でございます。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 正確ならば、使っていない人に緊急事態がなかったのかと聞くのが正確なんじゃないでしょうか。自分が解釈しているから、緊急事態はないという考え方はちょっとおかしいと思います。むしろその電話を使うことによって何か迷惑がかかるんじゃないかと、また呼んだりしてですね。そういう遠慮とか、そういうものがあったんじゃないかというふうに思われますが、それはいかが考えますか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) そのような方もおられるかなとは一応感じております。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) これはよく聞いていないということの結果だと思いますが、現在のシステムの検討と言っておりますが、どんなことを検討するんでしょうか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) この緊急通報装置のシステムは、館山市では昭和59年ごろから導入しているものでございます。ですから、緊急連絡先が固定電話になっているということが主でございますので、中には携帯電話等登録されている方もおられますけれども、したがって、日中仕事等で不在になっているとつながりにくいという欠点はあると思いますので、その辺は今後必ずつながるような、携帯電話では通常つながる、あるいは着信が出ますので、後ですぐ連絡できる、そういうような体制、要するに携帯電話のほうがよいような方は、そういうようなふうに変えていきたいなというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 携帯電話が出ましたが、非常にそれが普及しておりますので、ボタンよりも使いやすいというふうなことがあるかもしれません。要するに、この緊急体制は一応数が200ぐらいですか、使っている方が4名ということで、余り機能していないんじゃないかと思うんです。そこら辺のことをどう考えていますか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) この緊急通報システムの館山市の方式、またこのシステムには安全センター方式というのを、専門の方がそこに常時おられて、いわゆる緊急事態を把握していろいろ指示をする、そういうような緊急通報装置のシステムもありますので、今後いろいろその辺は検討してまいりたいというふうに考えております。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) ぜひ大いに検討していただきたいと思いますが。

 別のところへ行きますが、昨日吉田正二さんの質問の中にも出てきましたし、市長さんの公約の中にも出てきましたが、見守りネットワークについてお聞きしますが、るるいろいろ述べておりましたが、何か抽象的なような感じなんですが、そこで、一体どこが中心になって、総合的に、最終的には責任体制はどこなのでしょうか。私の、前も申し上げましたが、たくさんの高齢者、独居の方々がおりますが、いつもなかなか近所の人に頼ってもらちが明かないということで、こういう質問をしているわけですが、その責任体制、最終的にはどこがぴたっとしまって、みんなが十分安心できるようなことになるんでしょうか。そこを伺いたいと思います。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) これは最終的には市と社会福祉協議会が核となったネットワークを一応構築していきたいというふうに考えております。それで、一応来年の2月ごろを予定しているんですけれども、いろいろなネットワークに入ってくださる関係者というんでしょうか、団体というのか、そのような方に集まっていただいて、ネットワーク会議を開催して、それで地域でどうやったら、お年寄りを見守れるのが一番いい方法かとか、いろいろなそこで問題を提起していただいたり、また課題について検討していただこうと、そのようなことで考えております。

 以上でございます。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 市と福祉が核になっていると言いましたが、市は具体的にはどんな係が担当するんでしょうか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) 福祉課の高齢者対策の係でございます。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) それから、説明の中にありましたが、これからやっていくというふうな答弁なんですが、現状を確認してこれからやっていくというのは、どこをどう直すんでしょうか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) 現在のネットワークというのは、社会福祉協議会の15の支部を中心にネットワーク化されております。また、そこに、前に答弁いたしましたように、郵便とかあるいは水道とか新聞販売業者とかいろいろなものを加えた中でネットワークを組んでいきたい、そのように考えているものでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) どうもはっきりしないんですが、じゃほかの角度から見ていきたいと思いますが、孤独死ゼロを目指していただきたいという吉田さんの質問がありましたが、その答えは、地域の支えが大切、重層的にやっていくということがありましたが、一体何のことを言っているんでしょうか。だれがどう責任をとって、その人が本当に安心していかれるんでしょうか。もちろんその近所の方々はいろいろ援助をやっていますが、なかなか責任とかそういうのはとれないと思うんですね。気の大きな人ならいいですが、近所にも頼むことができないというようなことも出てくると思うんです。この地域の支え、重層的な支えというのは一体具体的にどういうことなんでしょうか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) まず、考え方として、これ自助と共助、それから公助を重層的に組み合わせた地域福祉を推進しなければいけないというふうに考えております。具体的には、この自助というのは自分のことは自分でやる。いわゆるまず第1に、家族や親族による見守りが第一だというふうに考えております。例えば親御さんを館山に残して都会等に行って働いている方については、時々電話をしていただいて、安否の確認をいただいて、また体が弱ってきたなと確認できたら、早目にお医者さんに連れていってもらうとか、また、あるいは近所に見守りをしてくださるような方がいらっしゃれば、そういう方に時々行って見てくれということをお願いするとか、それも自助のうちに入るのかなというふうに考えております。また、公助については、これは公的な部分でやっていかなけりゃいけないということで、例えば御質問の緊急通報システムの貸与とか、あるいは配食サービスの利用とか、社会福祉協議会で行っていますテレホンサービス、また地域包括支援センターの見守りとかいろいろございます。また、それらの支えていくためのネットワークづくり、そういうのも行政、あるいは社会福祉協議会がかかわっていかなければいけない問題かなというふうに思っています。また、新たな例えば郵便とか新聞、そういうところにいろいろ呼びかけるのも、これはやはり行政の仕事かなというふうに思っております。共助の部分というのは、特に地域でお年寄りを見守る中では、やはりこれから一番重要になってくる部分かなということで考えています。これはやはり地域の方々による支え合いというんでしょうかね。人間と人間のつながりを一応大事にして地域で見守っていく。いわゆる住民同士の支え合いによる重層的な支援体制の構築をして、さまざまな関係者によるまた重層的な見守り、そういうことで地域でお年寄りを、見守りを、見守る体制づくり、その辺が必要かなというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) そういう支え合いができれば問題がないわけで、できないところに問題があると。親戚とかそういうのは全くいないと。そうすると、どう見ていいのか。それから、近所も大変疎遠だということになり、孤独死の現状というのが今までも随分ありました、あると思いますが、今後もどんどんふえていくと思うんです。これで、こういうことだけで、今までと同じになってしまいます。これで本当に孤独死ゼロにすることができるんでしょうか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) この点については、やはり自助、共助、公助、この3つのやはり重層的な組み合わせ、それによってお年寄りを見守っていくというのが一番いい方法かなというふうに私は考えております。

 以上でございます。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) そこで、私が考えた4番目のボタン一つで、だれに遠慮すること要らず、すぐ介護の手が差し伸べられる。これは非常にいいことじゃないかというふうに思いまして、提案しましたが、回答の中では、近隣市町がやっていないからというふうな回答です。全くできないというふうなことですが、近隣市町がやっていないからできないというのは、先ほども言いましたけれども、日本一を目指す、その開拓していかなきゃいけないわけですから、そういうことでは大変おかしいと思います。いろいろ方法があると思います。今まで出てきましたNPO、そういうものを立ち上げるような工夫とか、そういう全くゼロということじゃなくて、何かそういう手だてをつかんでいく方法は、今NPOを育成していくようなことを私もふと考えたわけですが、そういう方策というのはどうでしょうか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) 内藤議員がおっしゃられているようなことが可能かどうかと言いますと、その辺は費用の面とか人員配置、いろいろな問題が出てくると思います。今後研究させていただきたいと考えております。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 費用の問題、人員配置、そういうのは当たり前じゃないかと思うんですね。これをやるためにはエネルギーが要ると思うんです。こういうところに手を差し伸べていく。これこそが、心の問題、心の問題ではなくて、本当の温かい手じゃないかと、を差し伸べるということになるんではないか。ですから、かかるのは当たり前だと思うんです。それから、そういう福祉の中にも、そういうことを立ち上げていく担当、そういうものもぜひつくっていってもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) 今後研究させていただきたいと考えております。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 検討ということを言っておりますけれども、言わないよりは言ったほうがいいと思うんですが、ぜひとも、本当に、今までも言っているように、日本一住みやすいということを本当に目指すなら、ぜひそういうところに手を差し伸べていただきたいというふうに思います。

 それでは、3番について、教育長さんのお答え大変ありがとうございます。答弁の中の一つに、扇風機の増設を検討していきたいというようなことがありましたが、最低そのぐらいはぜひともやっていただきたい。暖か過ぎて困ってしまうんで、ぜひそういう風を吹かせていただきたいと思います。

 それから、各教室にクーラーを入れるというのは到底無理だって、大変決意を込めて言ったような感じがしますが、この運動は結構全国的にも進んできています。千葉県の状況はどうなんでしょうか。



○議長(吉田惠年) 忍足教育委員会次長。



◎教育委員会次長(忍足光正) エアコンの設置の県内の状況でございますけれども、県北のほうの市川市、あるいは浦安市のほうは財政状況が豊かでございますので、すべてのその普通教室のほうに設置してあるというふうに聞いておりますけれども、それ以外のところにつきましては、その市の状況とかいろいろありまして、全体の、一部設置してある市も含めまして、全体で約半数程度が設置しているかと思いますが、整備率といたしましては大体13%ぐらいというふうに聞いております。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 財政上の問題があると言いますが、既に県内では13%もやられている。やっているところがあるということです。これは非常に大切なことではないかと思う。今後猛暑はさらにどんどん続いていきます。一遍に全校とかということは難しいと思いますが、研究していただきたいと思います。各校では、普通教室ではないと思いますが、かなりクーラーが入っている職員室とか保健室等があります。そういうことも昔は考えられなかったわけで、今後そういうことを考えていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(吉田惠年) 忍足教育委員会次長。



◎教育委員会次長(忍足光正) ことしのこの異常気象というんですか、猛暑がかなり続いたわけなんですが、このような猛暑が今後も続くようでしたら、やはり一時的な対応も含めまして今後検討していかなければならないと思っております。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) それは大変いいことだというふうに解釈しまして、クーラーほどではないんですが、扇風機のことについて聞きたいと思いますが、増設とはどのぐらいのことを考えておりますか。



○議長(吉田惠年) 忍足教育委員会次長。



◎教育委員会次長(忍足光正) 現在市内の小中学校に設置してあります扇風機につきましては、138台ほどございます。それで、あと未設置の普通教室、これにつきましてはおよそ110教室ぐらいあるかと思います。ですから、その設置につきましては各学校の教室の状況等により異なると思いますが、そういう点につきましては各学校の要望、あるいは教室の状況等を踏まえながら検討していきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) そのとおりだと思いますが、どういうものを設置するのか、どこら辺に設置するのかというのは大変難しいと思いますが、特に市役所のすぐそばにある三中のことなんですが、北条小はPTAか何かで買ってかなりあるということですが、三中には扇風機が4台しかないというふうなことでした。PTAの方も心配しまして、扇風機の全教室設置を考えているところだといったわけなんですが、特に足元からぜひ直していただきたいと思います。三中に、よく調べてもらって設置をお願いしたいというふうに思います。今どきこんな質問というのは何か大変ばかげているような感じもしますが、これさえやられていないという現状です。ぜひともお願いしたいと思います。

 それで、私が幾つかの点を質問して要望をいたしましたが、そういうところに細かい温かい手を伸べていただきたいと思いますが、この「だん暖たてやま」、前日もお褒めの言葉をいただきました、いただいたことがありましたが、これがどうかというこの評価はさておいて、これはいろいろあると思う。しかし、これは費用の出どころ等ありますけれども、これに、これを生み出すために2,300万円かかっているということを聞きました。これが皆さんの生活のために、安全のために本当に必要だったのかどうか、ここら辺も議論のあるところだと思いますが、こういうところに2,300万円を使えるということですね。これも現実だと思います。もっと皆さんが本当に生活の上で困っている、そういうことに、そのときは財政の問題と言いながら、こういうことをやっています。ちょっとつけ加えておきますけれども、このことに対していかが思っていますか。



○議長(吉田惠年) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) 御質問がありましたダッペエ、広報の表紙に載せさせていただきました。金額は御指摘のとおりですけれども、これは緊急雇用、あるいはふるさと雇用ということで、全額県の基金を造成して使っておりますので、市の持ち出しはない。今後これをいかに活用していくかということで、経済活性化になるということで、導入したものでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) そのとおりだと思いますが、費用の使い方はどういう方向で使うか。桟橋をつくるのも費用の使い方、生活、安心のためも費用の使い方です。そういうところを十分わきまえていただきたいと思います。目をどちらに向けるか、これが大きな視点になると思います。ぜひそういう言葉で言う日本一、安全、安心の、皆さんにためになる、これを十分実践していただきたいと思います。

 以上で終わります。



○議長(吉田惠年) 以上で9番内藤欽次議員の質問を終わります。

 次に、12番榎本祐三議員。御登壇願います。

         (12番議員榎本祐三登壇)



◆12番(榎本祐三) 市長、再選おめでとうございます。館山市の新たな4年間のかじ取りを金丸さんに託した市民の皆さんの期待に沿うよう、公約された施策の着実な実現と館山市の抱える難題、課題の解決に向けて、市長としての職責をしっかり果たしていただきたいと思います。そして、私たち議員も行政の確かな監視役としての職責をしっかりと果たし、市長と議会が両輪となって館山市の発展のために知恵と行動を伴った努力をしていかなければならないと考えております。市長も私たち議員も館山市が抱える難題、課題に対してどのように取り組み、解決していくのか、しっかりと市民の皆さんにお訴えし、市民の皆さんの英知も結集して、ともに館山市の立て直しに取り組んでいかなければならないのではないでしょうか。そのような意味から、私は市長与党などというような立場をとることなく、議員として是々非々で金丸市政に対峙していきたいと考えております。

 それでは、さきに通告しておりますとおり大きく3点についてお聞きします。初めに、市長交際費の使途についてお聞きします。市長交際費とは、平成18年4月付の館山市交際費支出基準によれば、円滑な行政運営を図るために市長が市を代表して行う交際に要する経費で、慶事、弔事、会費などです。支出に当たっては、社会通念上妥当な範囲で必要最小限にとどめるよう配慮していますと規定されています。そこでお聞きしますが、交際費といっても、もとは館山市民の貴重な税金ですから、民間の会社の社長が使う交際費とは意味合いが大きく異なると思います。市長はこの交際費の使途に関してどのような考えを持って使っておられるのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。

 次に、市長の交際費の支出にかかわる情報については、館山市情報公開条例の規定によって18年4月分から公表することになっておりますが、館山市の財政が極めて厳しい中、どのような実績になっているのか。平成18年度から22年度11月までの各年度における使途実績の合計金額はどのようになっているのか、お示しください。

 最後に、市長交際費の使途に関して10月21日に住民監査請求がなされたと聞いておりますが、事実でしょうか。また、その内容はどのようなことなのか、お聞かせください。

 次に、第2番目、企業誘致に関してお聞きします。金丸市長のこのたびの選挙公約には、経済活性化策として、企業誘致条例を制定し、優良中小企業の誘致を進めますとありました。館山市の経済の発展のためには、私自身も企業の誘致は欠かせないことと考えております。しかしながら、世界的な経済動向を見据えますと、日本における第二次産業の誘致は、中国、韓国を初め、東南アジア諸国との労働者の賃金格差を考えると極めて難しい状況にあると考えております。したがって、誘致できる企業は第2次産業ではなく、第3次産業、いわゆるサービス業、介護、福祉等の産業が中心になるのではないかと考えております。しかしながら、経済状況の厳しい現実を直視したとき、企業誘致条例を制定したとしても、進出していただける企業は極めて少ないと考えます。仮に進出いただける企業があれば、当該企業に対して市として市有地の提供や税制の優遇措置を初めとする全面的な支援策が必要ではないかと考えております。そこで、お聞きするのですが、市長が公約に掲げられた企業誘致条例の制定の目的とその時期、そして内容についてお聞かせください。また、進出する企業に対してはどのような対応、支援をするのか、お聞かせください。

 第3番目に、館山市の観光戦略に関してお聞きします。観光立市を標榜する館山市にとって、一つの観光戦略を持って取り組んでいると思いますが、渚の駅の建設は館山市の観光の拠点となるものと認識しております。そこで、お聞きしますが、渚の駅は観光戦略ではどのような位置づけで整備しているのか、また建設の進捗状況と今後の課題についてお聞かせください。また、シンボルロードのヤシの木が関係者の努力で徐々に整備されておりますが、一方でシンボルロードに設置されている花壇には樹木が植栽されております。ヤシの木との整合はどうなのか、疑問を持っておりますが、どのような経緯で樹木が決まったのかをお聞かせください。

 以上、御答弁によりまして再質問させていただきます。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 榎本祐三議員の御質問にお答えいたします。

 大きな第1、市長交際費の使途に関する第1点目、交際費の使途に対する考え方についてですが、市長交際費とは、地方自治法第232条第1項の規定に基づき支出する経費として、円滑な行政運営を図るために市長が市を代表して行う交際に要する経費で、慶事、弔事、会費などがあります。その概念は、行政実例や判例等から、地方公共団体の長、またはその他の執行機関が行政執行上、あるいは当該団体の利益のために当該団体を代表して外部との交渉上支出する経費であると解されていて、支出に当たっては社会通念上妥当な範囲で必要最小限にとどめるよう配慮しています。

 次に、第2点目、平成18年度からの市長交際費の使途の状況についてですが、平成18年度は86万4,702円、平成19年度は99万8,339円、平成20年度は108万422円、平成21年度は118万3,554円、平成22年11月末日までの交際費は71万6,490円となっています。

 第3点目、住民監査請求がなれさている事実については代表監査委員より答弁いたします。

 次に、大きな第2、企業誘致に関する第1点目、企業誘致条例制定の目的と時期及び内容についてですが、この条例は館山市における企業の育成と立地等を推進し、本市経済の活性化を図ることを目的としています。しかしながら、現在の厳しい経済情勢をかんがみて、大規模製造業の進出は極めて難しいことと考えています。このため、大企業に限らず、中小企業を、あるいは製造業に限らず、観光関連産業やサービス産業、福祉産業やIT産業など、あらゆる分野の企業が本市に進出する際の奨励措置を講じます。また、コミュニティビジネスなど新たな企業やSOHOなど新しい形態の企業に対して必要な環境整備や支援等を盛り込むことも検討しており、平成23年度中の制定を目標としています。

 次に、第2点目、進出企業に対する対応、支援策についてですが、企業が進出し、事業を展開するために必要な土地等の情報提供や市有地の提供、税制優遇措置について検討したいと考えています。また、観光関連産業やサービス産業など第3次産業の進出やコミュニティビジネスによる新たな起業、都市部との近接性とブロードバンド環境を活用したSOHOなど、あらゆる企業の誘致を想定し、これらに必要な支援策についても検討していきます。

 次に、大きな第3、館山市の観光戦略についての第1点目、渚の駅建設の進捗状況と今後の課題についてですが、渚の駅は観光交流の拠点として観光情報発信機能やターミナル機能、博物館機能などをあわせ持ち、憩いの空間を形成することを目指し、整備を進めているものです。昨年度整備が完了した博物館分館の改修事業に引き続き、本年度末までにデッキ及びデッキ下の海辺の広場、トイレ棟の整備が完了します。工事は順調に進んでおり、来年度駐車場整備と現在公募を行っている商業施設棟の整備を残すのみとなっています。今後の課題については、本施設の認知度を高め、集客を図ることと考えています。

 次に、第2点目、シンボルロードの花壇の樹木についてですが、この道路は海岸に隣接し、冬の強い西風や砂などが当たる環境であることから、その適応性を見きわめるために担当職員が自主的に文献を参照し、また専門家の御指導をいただきながら、試験的に植えたものです。樹木の種類については、シンボルロード協議会において、オレンジほか3種が選定されましたが、試験植栽をしたところ、成育結果がよくなかったため、新たに数種類の樹木について試験を行っているところです。最終的にはシンボルロードの南欧風イメージの創出にかない、かつ環境に耐え得る樹木等を選定したいと考えています。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 宮?監査委員。

         (監査委員宮?健一登壇)



◎監査委員(宮?健一) 代表監査委員の宮?でございます。榎本祐三議員の御質問にお答えをしてまいります。

 まず、大きな第1、市長交際費の使途に関しての第3点目、住民監査請求がなされている事実についてでございますが、住民監査請求は10月21日に監査事務局に提出されております。その内容は、町内会等の主催する盆踊り大会等への市長の参加は公務とは言えず、市長交際費からお祝金を支出するのは違法かつ不当な支出であるということが要旨でございました。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) ありがとうございました。

 それでは、市長交際費のほうから再質問させていただきます。最初に、要望ですが、今監査委員からの御回答がありましたとおり、10月21日に監査請求がありました。内容についてはこういうことですということでございましたけれども、それであれば、市の広報あたりでこういう監査請求がなされているということを発表していただけるとよかったのかなというふうに思います。10月29日の房日新聞には、財政の状況がこんなによくなりましたという発表もされているわけですから、住民にとってはやっぱり、執行部としてはマイナスというか、執行部にとっては余りよろしくない情報であっても、住民にとってはやっぱり、市民にとっては必要な情報と思いますので、そういうことについても発表していただく配慮がいただけたらありがたいなと思いますので、ひとつ要望しておきます。

 議長、ここで議論を明瞭にするためにホームページの数値をもとに作成しました資料をお配りしたいと思うんですが、よろしいでしょうか。



○議長(吉田惠年) はい。

 これ議会運営委員会の了承を得ておりますので、配付いたします。

         (資料配付)



◆12番(榎本祐三) 最初に確認させていただきます。館山市のホームページにある市長交際費の使途状況については誤りがないということでよろしいですか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 誤りはございません。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 私がなぜ誤りがないか再確認しましたのは、この中身を精査すればするほど疑問が出てきたからであります。今回のこの市長交際費の使途状況を市民の皆さんが選挙前に知っていたら、金丸市長の再選はなかったのかもしれないとさえ思うぐらいです。疑問は数多くありますが、時間の都合もありますので、5点に絞ってお聞きします。まず、ただいま配っていただきました金丸市政市長交際費使途の推移と書いたグラフを見ていただきたいと思います。第1番目の疑問は、このグラフでもわかるとおり、金丸市長になってから市長交際費として使った金額が毎年約10万円ずつふえていることです。辻田前市長の18年度は86万5,000円であったのが、金丸市長の19年度は99万8,000円、20年度が108万円、21年度が118万3,000円、22年度が11月で71万6,490円。辻田市長のときから平成21年度では約30万円以上も多く使用しているのですが、どうしてこのようにしてふえたのか、理解できないのですが、何か特別な理由があるのでしょうか。市長、いかがですか。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 特別な理由はありませんけれども、いろいろお呼びがかかったり、いろんな声がかかって、出席した回数が多くなっている。また、冠婚葬祭が多くなっていると、こう思います。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 冠婚葬祭は毎年10万円ずつぐらい多くなったということですか。ちょっと、その辺のところはちょっと理解しがたいんですけれども。支出に当たっては、社会通念上妥当な範囲で必要最小限にとどめるよう配慮していますと説明されているんですけれども、この実績からすると、必要最小限にとどめる配慮なんか、全くされていなかったんじゃないかなというふうに思うんですが、その辺のところはいかがですか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 交際費が年々支出がふえているのではないかということが質問の趣旨だと思います。市長は政治信条でございます、聞く、見る、動くを実践する中で各種意見交換会、懇談会等に積極的に出席いたしまして、さまざまな人たちの意見を聞く機会が多くなっていることは事実でございます。そして、交際費につきましては、かつての予算額を見ますと平成9年度で650万ございます。その後年々減少いたしまして、平成22年度では150万円というふうになっております。そして、中身につきましても私どもその内容、趣旨等について検討を行いまして出席をしているところでございます。ちなみに、前市長の任期の間の平均は、単年度平均は210万円、約210万円でございます。金丸市長の第1期目の平均は約103万円でございます。

 以上でございます。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 私はそういうことを聞いているんじゃなくて、今館山市の財政が厳しい。職員の給与まで減らしているでしょう。それで、市民のいろんな手数料、使用料だって値上がりしているじゃないですか。ましてお年寄りの長寿祝金まで減額されているんですよ。そんな中でどうして市長交際費だけが毎年毎年ふえるんですか。私は、財政改革に対する市長の認識というのが物すごく低いんじゃないかと思わざるを得ません。私は今まで市長と行財政改革に関していろいろ議論させていただきましたけれども、市長はそのときに私の意見に対して、市民に危機感をあおるのはいかがなものかとよく言われていました。危機感をあおるのはいかがなものかと言われるのはわかりますよ。だって、市長交際費なんて全然、市長交際費そのものを削るなんていう考え方は全くないんだから。私は先ほど公室長が言われた、市長がいろんなところへ参加してどうのこうのと言われていますけれども、別に交際費を置いてこなくなっていいわけでしょう。参加するところに行って、食事だ何とかだっていうところがあるんであれば、それは仕方がないけれども、何もないところへ行ってお金を置いてくること自体が、市民はお金を置いてくることを望んでいるとは思いませんよ。私は、そういう感覚からしたら、もう本当に経営者として、何か市長さんそのものはもう経営者として失格じゃないかな。館山市の財政がこんなに厳しい状況になっているのに、館山市、市長さん自身の市長交際費が毎年毎年10万円ずつふえていくなんていうこと自体が僕は異常だと思います。異常じゃないと思われる人はおられるのかもしれませんけれども。

 2番目の疑問は、市長交際費の支出はどのような判断で決めるのかということです。さきにも申し上げた館山市長交際費支出基準に基づいて支出していることはわかりますけれども、弔事以外のお祝いは招待状があって初めて交際費の執行の根拠になるんだと考えておりますけれども、館山市の場合はどうなんですか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 基本的にはその招待状、あるいは地区の役員さんによっては直接来庁いたしまして御案内、あるいは電話による御案内がございます。基本的にはすべて御案内、御招待をいただいているところでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) ということは、電話の招待があったものを市長は参加されているということですね。それでよろしいんですね。それであれば、その電話の相手先だとか日時等を記録した記録はあるんですか。とっているんですか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 電話、あるいは口頭で御案内いただいたケースは、後日案内状をいただいたり、チラシをいただいたり、また最終的にチラシ、案内状がない場合には、職員が日程調整表を、そこには日時、場所、内容等が書いてあるわけですけれども、それと交際費の支出承認伺い、これにも内容を書きまして起票をして、それをもとに支出をしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) ということは、今交際費として支出しているものに対しては執行後記が明らかになっているということですね。それでよろしいんですか。そうですか。

 いや、私は、次の質問で言いますけれども、市長さんも今回盆踊りにたくさん参加されているんですけれども、盆踊りに招待されたからといってお金を置いてくるという理由はどこにあるのか。それがよくわからないんです。それはどういう理由からなんですか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 盆踊りに出て、一連の夏祭り等のことを指していると思うんですけれども、飲食をごちそうになるのがほとんど、例えば屋台が出ていたりとかいろいろございますので、飲み物をいただいたりとかございますので、そういったことも含めて、飲食を伴うということで交際費から支出をしているところでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) わかりました。飲食を伴うんでお祝いを置いてくるんだということですけれども、次の、裏面の、今お配りしました資料の裏面のほうを見ていただきたいと思います。金丸市政各年度8月の交際費使途の推移というやつが入ってございますが、黒丸のところと斜めのところは、いわゆるお祭だ、盆踊りだというやつです。平成19年、20年は4件しかなかったんですが、平成21年度は10件ですか、平成22年度は16件、このほかに7月もあるから17件ですね。20年度まではなかったんだけれども、21年度、22年度は招待がふえたということなんですか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) そのとおりでございます。20年度すべて招待を受けておりまして、欠席したのが1件ございます。21年度も欠席、招待を受けて欠席が1件ございますけれども、前年対比等でふえている分につきましては新規の招待、案内があったものでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 8月13日に市長が私の町内の笠名区の納涼祭においでになられています。私も行っていましたんで、当時青年の幹部の方から、総代さん、市長さんが踊っているんですが、どうしましょうかと私のところへ来たんですね。私はだれか市長さんを呼んだのか。だれも呼んでいませんよ。何で来たんですかね。どうしましょう。選挙が近いからだろう。踊りの曲が終わったら、舞台であいさつしてもらったらというのがそのときの会話ですよ。市長は舞台に上がって、館山市の財政はレッドカードじゃないといった趣旨の話をされて、その後十分ぐらいしてからお帰りになられました。笠名区の盆踊りに参加されたのは30分から40分の間だったと思います。笠名区で提供したのはお茶1杯だったと思います。その際に3,000円の祝金を置いていったということは私は知りませんでした。ところが、後で調べてみると、交際費の使途には笠名区納涼祭3,000円とあるんです。多分領収書もあるんでしょう。そういう事実があるんですけれども、笠名区の場合はじゃどういう招待があったんですか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 具体的な笠名区についてのちょっと今資料がございませんけれども、文書がないとすれば、直接関係者が来庁、あるいは口頭、またことしは基本計画を策定する年でございますので、まちづくり座談会も開いておりますし、ミニ座談会も開いております。その中で役員の方からお声がかかったケースもあると思いますけれども、笠名区についてはちょっと今資料がございません。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 笠名区の場合は盆踊りは青年会が企画してやっていますので、区長さんとか何とか全然関係ありませんので。いや、青年会のほうに私、後で青年会長にもう一回私が確認したんだけれども、だれが市長さんを呼ばれたのか。いや、だれも呼んでいませんよという回答でした。それは呼ばれたから行ったというんだったら、それは呼ばれたんでしょうけれども。しかし、こんなファジーな感じで公金を置いてきていいんですか。盆踊りというのが、今言われましたけれども、電話の場合もあるということだったら、例えば市長さんの支援者の人が、うちできょう盆踊りあるから来てくださいよと言われた。それで、市長さんは行った。別にお祝金持っていかなくてもいいじゃないですか。私は行っちゃいけないと言っているんじゃないんですよ。行かれてもいいじゃないですか。なぜ、何でお金がない。館山市の財政が厳しい。うちの町内会みたくお茶の1杯しか出さないようなところに、なぜ3,000円を置いてくるんですか。それがわからないんですよ。どういう判断で、だから先ほどから言っているように、盆踊りに行って3,000円を置いてくるということになったのか。その辺の解釈はどういう解釈なんですか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 社会一般常識の範囲で、声をかけられて、出ていって、そして飲食を伴う場が想定される場合には、交際費としてお祝金等を市長にゆだねさせているところでございます。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) ということは、盆踊りに行くときは最初から3,000円を持っていくということで決めているんですか。だれが決めるんですかね、持っていってくださいって。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 秘書広報課で判断をしているところでございます。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 先ほどのお話からすると、市長さんがだれかから、どこかの区長さんか何か知らないけれども、だれかから話があったと。盆踊りありますから、市長さん来てくださいと言われたと。市長さんは秘書広報課に行って、おれきょう盆踊りに行くから3,000円準備しておいてくれという話になるんですか。そういうことでよろしいんですか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) もちろんこういった集会、座談会等でこういう話が、依頼があったよというのは当然秘書のほうに、市長から情報が来ます。しかしながら、秘書広報課のほうでは、その会った方に、案内状があれば別ですけれども、いつ、場所、内容等についてこちらから連絡をして日程調整もしますし、先ほどお話ししましたように交際費の支出について、その要件を満たすものを聞いて、連絡調整をして行っております。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 笠名区の場合はどなたにいつ調整したのかということを後で教えてください。私は確認しているけれども、だれもそういう調整をした記憶ないそうですから。大変重要なことなんですよね、今お話ししているのは。というのは、招待も受けていないところにもし行って3,000円ずつを公金を置いてくるということは公職選挙法に抵触しますよ。私はその懸念があるから、そんなことはないでしょうねと今お話ししているんですけれども、どうも私の町内会の事実からすると、そういうふうに疑わざるを得ないような状況になっているんですよ。これは本当に大切なことだと思いますので、この黒丸の部分というのは、この黒丸の部分というのは、平成22年度になると16件、17件か、平成19年度、20年度は4件しかなったものが、20年度は、21年度は10件、22年度が17件になっちゃう。これ自体も私はおかしいなと思うんですよ。それは選挙が近いから、来られたらどうですかという話はあったのかもしれませんけれどもね。もしそういうことで使っているんだとしたら、公のお金を何か、市政の円滑な運営のために市長交際費を使うというんじゃなくて、市長御自身の選挙のために使ったんじゃないかなというような疑念さえ持たざるを得ないんですよ。本当に、これは私はこのままで、このままで、私のこの質問で終わってしまうということに対して、私は物すごく議員としての責務を感じていますので、監査委員のほうから監査請求に対するお答えが出るでしょうけれども、それもちゃんと精査していただいて、私はこれから議会として総務委員会の所管事務調査、または百条委員会の設置によってこの中身についてはきちっと精査させていただきたい。やっていく必要があるんだろうというふうに。私は使っちゃいけないとか何とかというんじゃなくて、使うんだったら、きちんと根拠を示さないと、住民が、今市民が大変な、館山市の財政が大変だ、どうだと言っているときに、こんなファジーな使い方をされたら、住民は黙っていませんよ。



○議長(吉田惠年) 傍聴者は発言を控えるようにお願いいたします。



◆12番(榎本祐三) そのつもりでおりますので、ぜひお願いいたします。

 続きまして、4つ目の疑問は、参加費が倍額支払っている疑問です。よろしいですか。平成21年4月17日と平成22年8月5日の海上自衛隊航空集団司令官を囲む会会費として、それぞれ1万円が支払われています。たしか会費は5,000円でした。また、平成22年4月2日の館山航空基地観桜会の会費として6,000円が支払われています。これも会費は3,000円のはずでした。さらに、平成22年1月15日の3団体合同新年懇親会会費に1万円支払われています。これも会費は5,000円のはずでした。何で倍額支払っているんですか。いかがですか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 今御質問のその交際費の支出の額が会費の倍額だということでございますけれども、案内が市長、副市長にございまして、2人とも出席した場合には、会費、またはお祝いとして2人分を支出したものでございます。多数の人が参加する会に正副市長が出席し、それぞれがさまざまな意見、要望等を直接聞く絶好の機会でございますので、これらの声を聞き、市政に反映させることは大変有意義であるというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) わかりますけれども、市長交際費支出基準に何と書いてあるの。先ほどあなた言われたでしょう。市長交際費とは市長が市を代表して行う交際に要する経費なんですよ。副市長が要する経費なんかどこにも書いていないじゃないですか。副市長、あなた自身もこれに参加しているんで、御自身としてはどういうふうに考えているんですか、この件については。副市長。



○議長(吉田惠年) 関副市長。



◎副市長(関隆晴) 私は、交際費の支出基準にのっとって支出されたものと解釈しております。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 私、今言っているじゃないですか。支出基準にはそのように書いていませんって。だって、ここには、先ほどから皆さん、市長もさっき読まれましたけれども、公室長も読まれましたけれども、市長が市を代表して行う交際に要する経費で、慶事、弔事、会費などです。支出に当たっては、社会通念上妥当な範囲で必要最小限にとどめるよう配慮していますと書いてあるじゃないですか。副市長がなんてどこに書いてあるんですか。もしこれが必要だったら、副市長の分が必要だったら、そのとおり支出基準を改めるべきですよ。自分たちでつくっている支出基準ですよ。御自身に対してはつくっていて、御自身に対しては破っていて、どうするんですか。いや、それもしかも館山市の財政が今物すごい厳しい、大変だという時期だからこそ、私は言っているんですよ。おかしいじゃないですか。副市長の分が出せるという根拠はどこにあるんですか。もう一回言ってください。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 基準とは別に、各種懇談会等にかかわる負担金の執行方針というのをつくってございます。公費で支出できる人数の取り決めといたしまして、主催団体の強い要請がある場合は、市を代表する職員を含め3名までということでなっているところでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) それであれば、そんな裏のところに書かないで、館山市長交際費支出基準の中にきちっと入れなさいよ。市民が見たら、何で副市長の分まで出るんですかということになっちゃいますよ。自分たちだけでわかっている書類がどこかにあって、自分たちだけで裏でつくっていて、その基準に基づいて使っていますと言ったって納得できないじゃないですか。我々だって呼ばれたら、みんな自分のお金で行きますよ。さっきから言っているんだけれども、館山市の財政が大変だどうだと言っているときに、この部分だけはなあなあ、まあまあで行っちゃっているわけですよ。おかしいんじゃないですか。いや、おれ、公室長を何も責めていない。市長、どう考えますか、私が今言っていることに対して、市長も副市長も。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) この基準を決めたのがいつかというのは私の中で定かではございませんけれども、支出基準に沿って支出されているというふうに伺っておりますし、その中では経営に沿っていると、こう判断しております。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 支出基準に沿っていると言われても、支出基準には市長が市を代表して行うと書いてあるんで、支出基準直してくださいよ、皆さんがそのようにするんであれば、したいんであれば。いかがですか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 御指摘のその基準を直してほしいということの御指摘につきましては、今回機会でございますので、検討して、現在千葉県市長会を通じまして、その調査を現在しているわけですけれども、その調査結果も踏まえて適正な、適正というか、基準等も見直しをしたいと思います。ちなみに、他市の状況を見ますと、36市中32市がホームページで公開をしております。それの中で、確実に確認できる中では6市が2人で、2人分の支出をしているところもあります。したがいまして、公開していない市もございますので、市長会を通じたその結果を踏まえて、適正な支出、あるいは基準についても見直しをしたいというふうに思います。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 公室長が一生懸命説明したいのはわかるけれども、わかりますけれども、館山市がこの市長交際費の支出基準なんて千葉県で一番厳しくていいはずなんですよ。館山市は今財政的にも本当に厳しい状況になっているということを全く認識されていないんじゃないかな。一番最初にまず削らなくちゃいけないのは、こういう市長交際費とかそういう部分じゃないですか。執行部の皆さんはどのように考えているんですか。



○議長(吉田惠年) 関副市長。



◎副市長(関隆晴) やはり交際費は、今館山市が行財政改革を進めておりますので、例外ではないと思っております。したがいまして、市長も就任後、平成19年度には予算を、200万になっておりますけれども、その後20年には20万削りまして180万、21年にはやはり20万削りまして160万、そして平成22年には10万削りまして150万ということで、みずから予算をそのような計上させていただいておりまして、それを議会のほうでは御承認いただいたわけでございます。ただ、支出におきましては議員御指摘のとおり10万ずつふえていることは事実でございますけれども、これは相手方があるわけでございまして、一方的にうちのほうで膨らめたということではございませんので、その辺もひとつ御理解いただきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 相手方のある話だということもわかりますけれども、しかし毎年毎年相手方があるからってふえていくんですかね。予算を削りましたと言っても、決算がふえているんだったら、何の意味もないですよ。そういう感覚で執行されているんだったら、物すごく残念ですね。相手方もあるかもしれませんけれども、少なくとも、少なくとも毎年これだけ削ったんだと、これ以上ふやしていないんだという結論が出ているんだったら、数字的に出ているんだったら、私は認めますよ。皆さんが何ぼ自分たちが適正にやっています、適正にやっていますと言ったって、適正にやれていないじゃないですか。例えば今言った副市長の分だって、出さなくても済むわけでしょう。お祭に行ったって、何も3,000円置いてこなくたっていいわけでしょう。何で置いてこなくちゃいけないんですか。市民はその3,000円を待っているんですか。そうじゃないでしょう。市長さんが来てくれるだけでうれしいんですよ。ありがたいんですよ。市長さんがそのとき行って、皆さんにあいさつすれば、それで済む話じゃないですか。何でそこでお金を置いてこなくちゃいけないんですか。私はその辺がよくわからない。館山市の財政が余裕があってルンルンだっていうんだったらわかりますよ。今職員の給与だって減らしているわけじゃないですか。御自身たちだって給料減らしているわけでしょう。よくわからない。

 まだ5つ目の疑問もあるんです。5つ目の疑問は、参加費や葬儀の花輪代、生花代が基準より高額なものがあります。基準より高額なものがあるということです。平成21年10月6日、東海汽船関係者懇親会1万8,000円、平成22年1月13日、大島町キャラバン隊懇親会1万6,000円、平成22年3月8日、小笠原海運関係者懇親会1万8,000円、1万8,000円と言えば、フランス料理つきのディナーショーですよ。何でこんなに高いんですか。いかがですか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 今の御質問の前に、先ほど笠名区の招待の件についての御案内の件ですけれども、笠名区の青年会の役員の方から話がありまして、8月13日に出席したものでございます。債権者は笠名の青年会長さんの名前でなっておると、交際費の支出承認伺いを作成しております。

 以上です。

 それと、基準より高い、今船会社の件でございますけれども、いわゆるその懇親会等でございますけれども、積極的にまちづくりを進める中で、その件につきましてはいわゆるVIPの方たちということで、その円滑な行政運営に必要な接待費ということで、その方たち、相手の方の飲食代を含めて支出したところでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) ということは、市長のお金だけじゃなくて、向こうの懇親会に出てくれた方の代金もこちらが持っているということですね。館山市はお金持ちですね。わかりました。

         (何事か呼ぶ者あり)



○議長(吉田惠年) 傍聴席にですか。何度かお願いしてございますので、御静粛のほどひとつ御協力お願いいたします。



◆12番(榎本祐三) ちょっとお静かに、じゃお願いいたします。

 次に、安房中高在京同窓会の会費ですけれども、これは平成19年1万6,000円、平成20年1万6,000円、平成21年8,000円でした。同窓会の会費を市長交際費で支出することには疑問があるんですけれども、これも金額が多過ぎませんか。いかがですか。随行者の分も出ているんですか。18年度はありませんよ。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 今議員御指摘の支出の年月日はおわかりでしょうか。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) ちょっとお待ちください。今こっち側の資料でないとわかりません。後で教えます。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 安房中高の同窓会ということでございましょうか。高校の同窓会、京葉支部とか東京等で学校の出身の方々がその地で同窓会等を開く場合がございます。ちょっと今、日にちがわからないんで確信できませんけれども、その場合に御案内が来ます。市長とその随行の職員も含めて参加し、館山市政をPRするとともに、地元で育った方々が千葉や東京で住んで、そちらの視点から館山についていろいろ御意見をいただくということで支出しているというふうに、ちょっと日にちは確定できませんけれども、そういう趣旨で支出をしたことが記憶にございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 安房高、中高の同窓会なんですけれども、そこであいさつの中で、館山市はこういうふうに今動いていますというお話をさせていただいたり、それからふるさと納税、この関係を、何とか財政厳しい折、ふるさと納税をお願いしたいということとか、それからパンフレットができたものを皆さんにお渡しし、ぜひPRに一役買っていただきたいと、そういうことをお願いしております。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 私は市長さんが安房高出身者でなければこういうことを言わないんです。自分の学校の同窓会ですからね、あくまでも。何も市の公費使わなくたって、自分の会費で行かれればよろしいんじゃないんですか。これインターネットを見ますと、ある監査委員会では、この同窓会費については市の公費として支出することには疑問がありますという答えが出ているところ、出しているところもあります。これが館高だとか、水産高校出身の市長さんだったら、安房高の同窓会に呼ばれて行った。今市長が言われたようなPRをするために行ったというんであれば、それは同窓会員じゃないんだから、市長としてのお呼びでしょう。館山市長として呼ばれたのと、同窓会員であるということもあるわけですから、本当に財政が厳しい、大変だということになったら、いやそんなの自分の金で行くからいいよという話になるんじゃないかな。この辺のところもよくわからないね。

 次に、さらにあるんですよ。葬儀の花輪代の代金です。22年3月10日の名誉市民本多氏の葬儀では2万1,000円の生花代を出されている。同じ名誉市民の20年7月15日の和田氏の葬儀では1万5,750円となっている。ところが、弔慰金支出基準では花輪は1万円だ。1万円程度とすると書いてあるんですよ。まず、その1万円以上出すこと。それと、同じ名誉市民でも和田さんと本多さんではどう違ったのか。何でこういう格差をつけた支出をされるのか。それと、基準以上の支出をされたのか。その辺のところいかがですか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) 確かに慶弔費ということで、花代、生花代として1万円程度を超えて支出している場合がございます。1万円程度ということでございますが、商品にぴったりした1万2,000円だとかという、1万1,000円だったとかというものがないのも実情でございますけれども、いろいろ名誉市民のその葬儀、告別式に当たりましては、生花の支出についていかにすべきか考えたところで、検討したところでございます。名誉市民の功績につきましては、館山市に限られたものでなく、県、あるいは全国にその功績が及んでいることを考慮して、館山市の弔慰を表するために1万円程度、これちょっと超えていますけれども、支出をしたところでございます。

 以上でございます。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) だから、1万円程度のもので、それはいいんです。私が聞いているのは2つありまして、名誉市民だったら1万円の基準を超えて出すんであれば、弔慰金支出基準に書けばいいじゃないですか、そういうふうにするんだということを。それが一つ。

 もう一つは、何で同じ名誉市民で本多さんの場合は2万1,000円で、和田さんの場合は1万5,750円なのかという話ですよ。同じ名誉市民でも本多さんは短かったけれども、和田さんの場合はもっと長くやっておられたはずですよ。逆だったら、和田さんが長かったんでどうのこうのという話、逆なわけですよ。どういう理由でこういう差がつくんですかということですよ。これもまたわからない。教えていただけますか。



○議長(吉田惠年) 田中市長公室長。



◎市長公室長(田中豊) どうしてこう差が出たのかということでございますけれども、同じ名誉市民の方々でも、あるいは生花を差し出す方々につきましても、その功績についてはいろいろあるわけでございまして、そして20年度の和田名誉市民につきましては、ちょっとそのときに携わってなかったのでわかりませんけれども、22年の3月に本多名誉市民につきましては、そういった今までの功績、それを勘案して金額については定めたところでございます。そして、先ほど来、議員から御指摘があります基準につきましては、特に明記ということでございますけれども、現在千葉県市長会を通じて調査依頼をしておりますので、これを機会に明記すべきものは明記、わかりやすいように見直しを加えたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) ぜひ見直ししてくださいよ。私が一番心配しているのは、結局こんなファジーな使い方をしたら、市民は納得できませんよ。この部分だけは簡単にファジーになっているじゃないですか、皆さんがお使いになっている部分は。いや、やっぱりきちっとした規則が、公金ですからね。市長さんのポケットマネーを使っているんだったらいいですよ。あくまでも市民の税金を使ってやっていることですから、根拠となるものはきちっと定めて、それに基づいて執行していかないと、これは市民から告発されたらどうするんですか。その辺のところをやっぱりきちっとやっていただきたいな。そうじゃないと、本当に市民の皆さん、怒りがおさまらないんじゃないですか。今回ね、私、今質問に立ってこうやっていろいろお聞きしていますけれども、確かに市長という立場に、お立場になられればいろいろあるんだと思います。大変なこともあるんだと思います。しかし、この市長交際費の使途状況を見たら、本当に憤りを感じますね。本当に金丸市長さんのファジーな部分が非常に出ているんじゃないかというふうに思います。どうか襟を正してもらいたい。襟を正してやってもらいたい。そうじゃないと、市民の皆さん、ついていきませんよ。この部分についてはもう時間がありませんので、やめます。

 じゃ2番目の企業誘致に関してですけれども、既に市内の社会福祉法人によって広瀬地区に特養老人ホームの建設が進められると聞いていますが、この施設の建設に当たっては市としてはどのような支援を行っているのでしょうか。私は企業誘致の条例を制定することも大切なことですが、既に進出しようとしている企業に対する支援のほうがもっと大切であると考えていますが、どうですか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) 広瀬に建設予定しております特別養護老人ホームにつきましては、特に館山市としては現在のところ支援ができない状況でございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 支援ができない状況ということは、しないということですか。



○議長(吉田惠年) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) そのような、そういうことでございます。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) これからつくろうとする企業誘致条例と矛盾しませんか。どうですか。



○議長(吉田惠年) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) お答えします。

 企業誘致条例につきましては、市長が答弁したように来年度中には条例化したいということで考えておりますけれども、その内容でございますけれども、確かに当初榎本議員がおっしゃったように福祉、あるいは医療、介護、こういったところにつきましては、大変雇用には、雇用の創出には大変有効だということで考えておりますけれども、ただ、一方で医療費や介護費の増、あるいは市の財政に与える影響、それから老人保健福祉計画や介護保険事業計画との整合性、そういったものがありますので、この企業誘致条例を設置する場合にはどういう業種に絞るのか、今後考えて条例化していきたい、このように思っています。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) もう時間がありませんので、じゃまたそれは部長と議論させてもらいます。

 一番最後の観光戦略の渚の駅ですが、民設による物販、食堂の施設の建設がなければ中途半端なものになると思っていますけれども、応募する企業が仮になければ、どのような対応をするのか考えておく必要があると思うんですが、いかがですか。



○議長(吉田惠年) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) お答えします。

 商業棟の関係ですけれども、前回全協のほうで若干お話ししましたけれども、事前説明会を商工会議所の会員を対象に、90名程度集まりましたけれども、そこで説明しました。あと、12月の6日の日に対象者を招いて一応説明会ということで開きました。そのときには8社の方がお見えになりました。その後12月末で一通り市内で締め切るということで考えておりますけれども、その後についてはまた検討していきたい、このように思っています。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) 終わります。



○議長(吉田惠年) 以上で12番榎本祐三議員の質問を終わります。

 午前の会議はこれで休憩とし、午後1時再開といたします。

          午前11時58分 休憩

          午後 1時00分 再開



○副議長(小沼晃) 議長が午後欠席のため、私が職務を行います。よろしくお願いします。

 午後の出席議員数19名。午前に引き続き会議を開きます。

 10番秋山 貴議員。御登壇願います。

         (10番議員秋山 貴登壇)



◆10番(秋山貴) まずもって金丸市長におかれましては2期目の当選おめでとうございます。

 それでは、4項目8点について通告どおり質問させていただきますが、今回も11人中9番目と後半のほうになりまして、ある程度質問の答弁がかぶる場合がございますが、かぶっているのは省略していただいても結構でございますので、よろしくお願いいたします。

 まず、第1項目ですが、都市計画マスタープランの進捗状況についてお伺いをいたします。昨年策定されました都市計画マスタープランですが、どのようなフローで具現化されているか。特に懸案であります都市計画道路について質問をいたします。都市計画道路については、12路線中8路線が廃止、渚線と川名真倉線、この2路線が供用済みでございます。残りの2路線が工事着手されていますが、この2路線についてお伺いをいたします。

 まず1点目、都市計画道路のこの2路線につきまして実施計画はどのように進行しているのか、お伺いをいたします。

 続きまして、2番目でございますが、都市計画マスタープランで廃止となった都市計画道路は既に廃止の申請が行われ、廃止路線となっているのかどうか、お伺いをいたします。

 次に、2項目めでございます。市議会議員が2期、市長1期、この実績のもと、行政運営の経験、財政状況の現状を熟知した中での公約であると思います。実現に向けて市民も大いに期待をしていると思います。そういった市民の思いを代弁させていただき、公約についての質問をさせていただきます。

 2項目めの1番目ですが、元気な市民の諸施策につきまして御質問させていただきます。私の1番の願いは、すべての市民が健康で安心して暮らしてほしいことですとの思いで7つの施策を提示していますが、まずそのうちの2点について御質問いたします。

 1点、子供医療費支給を6年生まで拡充するということでございますが、いつからかということでお伺いいたします。これは重複しておりますので、省略していただいても結構でございます。

 2点目、館山らしいネットワークとはどのようなものか、お伺いをいたします。さらに詳しい部分、きのうある程度答弁いただいていますが、詳しい部分がありましたら、お願いします。

 それでは、3項目めでございます。私は経済を元気にして自主財源をふやし、将来の財政を豊にします。だから、財政の健全化をもっとの思いで4点の施策が提示されています。まず、そのうちの2点について御質問させていただきます。

 財政施策を積極的に進め、自主財源をふやしますとありますが、この積極的に進める経済施策とは具体的にどのような施策なのか、お伺いをいたします。

 続きまして、事業仕分け、業務委託など行財政改革を引き続き進めますとございます。この推進をしていく業務委託、どういった事業を指しているのか、お伺いをいたします。

 4項目め、私は館山自慢の農水産業、商工業に観光を結びつけて子供たちの未来の暮らしのもとをつくります。だから、交流人口増と雇用の場をもっとの思いで7点の施策が提示されています。そのうちの2点について御質問させていただきます。

 農業振興交流拠点の具体的な整備構想についてお伺いをいたします。

 2番目、外国人観光客の誘致を促進するということがありますが、この施策についてもお伺いをいたします。先日北海道のほうに視察に行きまして、やはり札幌ですとか小樽は中国人、韓国人の観光客非常に多くて、かなり案内看板もそっちの言葉で表示してあったり、それから当然中国語、韓国語がしゃべれる観光施設の職員も多くいました。そういった具体的に館山はこれから外国人の観光客を誘致していくに当たっての施策についてお伺いをいたします。

 答弁いただきました後に再質問をさせていただきます。よろしくお願いします。



○副議長(小沼晃) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 秋山 貴議員の御質問にお答えいたします。

 大きな第1、都市計画マスタープランの進捗に関する第1点目、都市計画道路の実施計画についてですが、現在館山市総合計画審議会において、都市計画道路の整備を含む第3期館山市基本計画の計画事業について御審議いただいているところです。

 次に、第2点目、都市計画マスタープランにおいて廃止の方針を示した路線についてですが、現在までのところ、廃止の決定は行っていません。また、都市計画道路の全面的な見直しであることから、市決定路線と県決定路線の変更手続は同時平行して進めることが望ましいとの千葉県からの指導もあり、県の都市計画道路見直しスケジュールに合わせ、平成24年度に都市計画決定ができるように作業を進めているところです。

 次に、大きな第2、元気な市民の諸施策についての第1点目、子供の医療費助成制度の対象年齢の小学校6年生までの拡大につきましては、真田議員、内藤議員にお答えいたしたとおり、現在取り組んでいる行財政改革プランの着実な推進による市財政の状況を見ながら、早期に実施していきたいと考えています。

 次に、第2点目、館山らしいネットワークについてですが、社会福祉協議会の各支部においては民生委員や町内会、保健推進員、さらには老人クラブや地域ボランティアなど地域の実情に応じた構成員により福祉ネットワークを構築し、それぞれの地域ごとに訪問活動や見守り活動などを行っています。このように、館山市には都会とは違った地域の温かなコミュニティが存在しています。今後はこの福祉ネットワークを充実するとともに、行政や社会福祉協議会などが核となり、高齢者の日常生活に密着した新聞や郵便、水道などの事業所などとも連携したネットワークを構築し、認知症やひとり暮らしなどの高齢者を地域で見守る体制を整備します。これを推進していく中で、さらに館山らしいネットワークが構築されるものと考えています。

 次に、大きな第3、元気な財政ですが、行財政改革を引き続き進めながら、経済を元気にして自主財源をふやし、財政構造の弾力化を確保していく必要があると考えています。行財政改革方針に基づき各種事業のコストの縮減を図るとともに、市民の皆様の理解を得つつ、使用料や手数料の見直しを行うほか、不要な公有財産の売却などを進め、収入の増加を図ります。一方、経済を活性化するため、積極的に事業展開すべきものは財源を捻出し、優先的に実施していきます。御質問の積極的に進める経済施策ですが、館山自慢の農水産業、商工業に観光を結びつけて子供たちの未来の暮らしのもとをつくるため、交流人口の増加による地域経済の活性化を図り、雇用の場の拡大につなげていきます。具体的には、第1次産業の6次産業化、渚の駅たてやまと多目的観光桟橋の利活用の推進、里見氏など地域の歴史、文化の活用、スポーツツーリズムやエコツーリズムの推進、外国人観光客の誘致、企業誘致条例の制定等優良中小企業の誘致促進などを進めていきます。そして、将来への投資について推進すべき事業は果敢に推進し、事業仕分けや民間への業務委託などにより絞り込む事業は圧縮するなど、めり張りをつけ、バランスのとれた市政運営に努めます。

 次に、第2点目、推進していく業務委託についてですが、これまでも行財政改革プランと行財政改革方針に基づき、指定管理者制度の導入を含め、業務の民間委託を進めてきていますが、来年度、再来年度は行財政改革の正念場となります。すべての事務事業において費用対効果を検証し、コスト削減はもとより、ごみの収集や処理業務、給食業務など民間での実施により市民サービスの向上が見込まれる業務は積極的に委託を進めていきます。また、公の施設においても、民間での運営が施設の設置目的に合致し、より効果的な場合において指定管理者制度の導入を図っていきます。具体的には渚の駅、館山駅自由通路、市営住宅、若潮ホール、図書館などが検討対象となり得ます。

 次に、大きな第4、元気な経済の諸施策についての第1点目、農業振興交流拠点の具体的な整備構想についてですが、公設卸売市場用地の跡地について、観光農業の拡充、地産地消の推進、農産物流通の多様化、農産物情報の発信というような農業経営の多角化を推進し、都市と農村との交流、農業と商工業、さらに観光関連産業と提携する地域農業の6次産業化を目指したモデル拠点と位置づけて整備していきたいと考えています。具体的な機能としては、地域農産物の直売、地域農産物の加工から販売、地域食材を使用する農家レストラン、体験農園、物産情報の発信などを想定しています。また、施設の運営主体については、民間事業者が主体となることも含めて、検討していきたいと考えています。

 なお、整備内容の検討に当たっては、農業者、農業関係機関、民間事業者などで構成される検討組織を設置し、多方面から意見やアイデアをいただいていきたいと考えています。

 次に、第2点目、外国人観光客誘致の促進についてですが、国でも観光庁を中心に積極的に推進する方向で、現在の訪日外国人観光客を約900万人を3,000万人とする将来目標を設定し、さまざまな施策を実施しつつあり、訪日外国人観光客は大幅に増加する見込みです。館山市としても、国の大きな流れの中で地域を挙げた取り組みが求められており、官民協働の取り組みが重要と考えています。当面は人的なつながりもあり、韓国の成熟した個人客層をターゲットにした取り組みを考えています。今月5日から7日には広域連携により3市1町が協力して韓国旅行エージェント等を招いて、具体的な旅行ツアー造成のための南房総地域の観光資源を紹介したところであり、今後韓国からの観光客誘致が進展することが予想されます。また、そうした流れを受けて、市内の宿泊施設経営者等の有志が外国人観光客の誘致を推進するための任意の協議会を立ち上げ、韓国を初めとした外国人観光客誘致に向けた活動が始まりました。館山市としましても、外国語標記の観光案内板やパンフレット、各施設での受け入れ態勢の整備など、観光協会を初めとした関係団体と協議、連携により、外国人観光客の誘致を進めていきます。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) それでは、再質問をさせていただきます。

 初めに、都市計画道路関係でございますが、何回か私も都市計画道路に関しては御質問させていただいておりますが、市長のこれまでの主張と私は同感するところがありまして、ちょっと読ませていただきますけれども、いつごろ着工し、完成するのか。これ多分市民の方からの声を市長が議会で述べていると思うんですけれども、いつごろ着工し、完成するのか、提示してほしいと。いつ着工していただくか、さっぱりわからない。家や店の増改築したいが、規制がある。近所の手前自由にできないと。いろいろ要望があります。それから、住民はいつ着工なのか、毎日毎日不安や不満を抱えて生活しているわけだと。日ごろ迷惑かけて申しわけないという気持ちの対応がもう少しあれば、住民の気持ちはかなり違ってくるんじゃないかと。非常にいい主張をしていただいておりまして、私も同感でございます。この40年間、要するにこういう規制で家が建てられない。それから、土地が売れない。商店街にしてみると、活性化も全部断られた。そういう中から、やはりこの都市計画道路を実現しないための経済的損失というのははかり知れないものがあると思うんですね。マスタープランのときも私言ったんですけれども、実現しないことによって、本当百害あって一利なしなんですね、都市計画道路実現しなければ。さまざまな規制で住民の生活に迷惑がかかると。そういったところで、私はこの今着工している2路線がありますね。船形館山線ですかね。シンボルロードとそれから真倉のほうですか、大賀線ですかね。がございます。それに関しても、早いところ、実施計画をずるずる、ずるずる長くやらずに、どんどん、どんどん決めていっていただいて、廃止するなら廃止するとしていただかないと、やはりその沿線の住民の方々非常に困っています。家の改築もできない。それから、中には店舗の改築ができないから廃業するというようなところもありますので、そういう具体的な実施計画を立てていただきたいんですが、21年の2月の議会のときに私質問しましたら、実現に向けて次期基本計画に反映させていきたいという答弁もいただいております。その辺、もうじき基本計画もできると思いますけれども、そういう点の反映はできておるんでしょうか、お伺いしたいと思います。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 都市計画道路の実施に伴いましてそのような準備ができているのかというような御質問でございますけれども、次期5カ年には、昨日も御説明させてもらいましたが、船形館山港線の都市計画変更した上で実施を予定しております事業につきまして、基本計画のほうに位置づけをさせていただいております。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) ぜひ、去年の、聞いたときに、やはり交通量の推計とかその配分、検証を行った上でいろいろ都市計画決定をするというようなありました。ぜひ具体的な計画をあらかじめ示していただくようにお願いしたいと思います。

 続きまして、今シンボルロードで工事をしておりますが、これが館山船形港線ですね。船形バイパスの多少何か変更があるという、きのう言っておりましたけれども、どうしても館山の都市計画道路というのは東西の線が弱いんですね。横はバイパスがありまして、海岸はきれいになりまして、いわゆる東西に下ってくる線がない。この船形バイパスも、結局海岸におりてくる道がないんで、それを何とかしようということなんですけれども、従来ありました、廃止の決定になっておるんですが、この今のシンボルロードの延長、当然船形までが計画線ですから、そこまでの線と、この3・4・3の船形川名線というのがあって、それの拡幅という、拡幅というか、その線を生かすほうが、逆に言うと船形バイパスをやっていくより早いんじゃないかなという気がするんですが、その辺の兼ね合いどうでしょうかね。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 議員御指摘のように、確かに東西の道路の位置づけが非常に館山市は弱いということで、八幡高井線から着手をし始めたというのがございます。それで、今回船形バイパスにおきましても同じように、今館山を活用したまちづくりという観点から、やはり海岸道路に交通誘導する目的が大きなこととなっております。今お話に出ました川名線、多分これは廃止の予定になっている道路だろうと思いますけれども、これは一応今現在の127号と一部ラップするところがございますので、今回の都市計画マスタープランで予定されていましたのはおおむね20年以内に事業が着手できる路線として位置づけたいという大きな目的がございましたので、今回は船形館山港線の延伸とそれから青柳大賀線の2路線ということで、今後館山市として実施していくというような予定で計画をしております。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) 東西が弱いというのは、やっぱり当然市の当局の方もよく御存じだと思います。それで、もう一本の線なんですが、3・4・5の八幡高井線、八幡神社のわきの道路ですけれども、これも一部、一部というか、ほとんど八幡神社の交差点まではバイパスからは広くなっているんですが、その下が本来は当然あったんですが、その部分が残っているんですが、その部分は廃止の予定なんですね。当然あそこは踏切の下を、本来は立体交差の計画だったもんで、当然予算的にも非常に厳しい。あそこを拡幅しましたから、それでいいと思うんですけれども、踏切からさらに西側、海寄りのほうをやはり拡幅しないと、あそこは非常に交通量がふえていまして、残念ながら商業施設がいっぱいできております。今また今度来年になると大きな店舗が開店しますんで、そういった意味でやはり踏切から下の線、西側も拡幅の必要があるんじゃないかなと思いますが、ちょっと廃止になってしまっているのが残念ですが、その辺ちょっとお考えをお聞かせいただければと思います。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 八幡高井線につきましての踏切の改良の件については、議員御指摘のとおりでございます。都市計画道路事業を実施しようといたしますと、高架にしろ、オーバーパスにしろ、周辺に及ぼす影響や、また経済的なもの、そういったものが大変大きいということで今回廃止の予定となっております。ただ、今後あの道路をさわらないということではなくて、他の事業等で拡幅計画等は今後考えられますので、今後交通量等に応じてそのような対策を考えていきたいというふうに考えております。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) 当面船形バイパスが決定するまでは、今言ったように東西を貫く大きな道路はあの路線しかございませんので、早いところ整備をしていただきたいなと思います。一応都市計画決定で廃止にはなっていませんが、マスタープランで廃止になっている以上は、例えば今路線にかかっているところが、建設を申請したときに、それは規制をかけますか、どうですか、その辺お伺いしたいんですが。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) もう一度ちょっと質問のほうお願いできますでしょうか。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) 従来は都市計画道路の線が引いてあると、そこに家を建てたいときは建築規制がかかります。今まだ申請はしていませんけれども、正式には申請していませんが、都市計画マスタープランで廃止ということが決まった以上は、その建築規制をさらに今やろうとしたときにかけますか、かけませんか。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 今現時点ではその都市計画決定がなされておりませんので、現行の法で指導していきたいと思っております。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) またそこで何年か経済的な損失が生まれてしまうのかと思うんです。ちょっと残念なところがあります。

 それでは、次の2項目めのほうに入りますが、この公約を見させていただきまして、ちょっと一つ全体的な疑問なんですけれども、市長も議員の皆さんもマニフェストということをよく言っておるんですが、基本的にこれは私はいわゆる選挙公約というもの、従来の選挙公約であって、マニフェストとはちょっと違うんじゃないかなと思うんですね。従来マニフェストというのは、規定というほどじゃないんですけれども、従来の選挙公約とは異なり、何をいつまでにどれくらいやるか、これは具体的な施策、実施期限、数値目標、これを明示するとともに、事後検証性を担保することで、有権者と候補者との間の委任関係を明確化することを目的としている。つまり実施時期の目標設定に具体的な施策を盛り込んで実現されるかを明文化するものであり、必然的に政権をとり、予算を制定し、行政を運営することが条件となるために政権公約を言う。これがいわゆるマニフェストだと思うんですね。ですから、あれをやります、これをやりますと、重要なことなんですけれども、それを羅列するだけは私は従来型の選挙公約であってマニフェストではないんじゃないかなと思います。どうでしょう、市長。



○副議長(小沼晃) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) いや、私の解釈は、国のマニフェストという概念にのっとって考えておりましたので、従来の選挙公約というような解釈をしておりました。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) 国政のほうも大分マニフェストの解釈が間違ってきているんじゃないか。一番初めに、もうやめられましたけれども、三重県の北川元知事が最初に恐らく日本でマニフェスト選挙というのをやったと思うんですが、そのときはやはりそういう実施時期ですとか、数値目標ですとか、そういうものをちゃんと出して、いつまでにこういう事業を行います。目標とする、例えば、一部これにもありますけれども、経常収支比率を80%台にしますとか、こういう数値を出して、それを公約として出したのがマニフェストだと思うんですね。だから、私はやっぱりマニフェストという解釈をしっかり持っていただきたいし、地方議会におきましては我々はマニフェストは書けないんですね、執行権がありませんので。国政の場合は政権とればこれこれやりますということで、民主党みたいに出せるんですけれども、我々は出せませんので、ぜひ、先ほども言いましたけれども、やはり時期、実施時期というのをこれから少しずつ明確にしていただければありがたいなと思っております。

 それから、この乳幼児医療費を拡充することによって、きのう御答弁いただきましたけれども、大体2,500万から3,000万ぐらいの経費がかかるということでございますが、これは例えば館山が決定した場合に、普通交付税の算定基準となる基準財政需要額がありますね、基準財政需要額、それと、要するに収入額との差額が大概、大体普通交付税交付金として来るわけですけれども、例えば基準財政需要額の算定にはこういうのは入らないんでしょうかね。



○副議長(小沼晃) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 乳幼児医療費のほうは市が単独でやっていることでございますんで、基準財政需要額には含まれません。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) わかりました。単独で予算つけなきゃいけないということですね。

 じゃ続きまして、この赤ちゃんの駅というのもありますが、具体的にはどの辺のところに設置をしようという構想でおられますでしょうか、お伺いします。



○副議長(小沼晃) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) これについてはこれから進めていくわけでございますけれども、例えば公共施設とか、あるいは民間のそういうような建物とか、その辺で現在そういうようなものを設置してくれるかどうかということをいろいろ照会をかけている、そういう状況でございます。まだ具体的にどこということでは決定しておりません。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) わかりました。

 次に、介護老人福祉施設や保健施設の整備ということですけれども、これは例えば社会福祉法人館山老人ホームがありますが、そういった公的な法人による整備なのか、それとも民間の法人による優遇措置を与えて整備するものなのか、その辺についてお伺いしたいと思います。



○副議長(小沼晃) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) そういう施設整備につきましては、これから策定します平成24年度から平成26年度までの第5期介護保険事業計画の中で整備計画を策定するわけでございまして、その辺はどういう事業者が参入してくるかということはこれからの問題でございます。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) 26年までというと、金丸市長の任期いつまででしたっけ、この次は。任期中の整備ができるかどうかというところなんですけれども、それはそれで置いておきましょう。

 じゃ次に、3番目なんですが、経済施策、積極的に進める経済施策についてなんですけれども、その中に渚の駅、それから多目的観光桟橋の利活用、これありましたけれども、このちょっと余り抽象過ぎて、これはどちらかというと、1期目のときのアジェンダだったじゃないかなと思うんですけれども、2期目に関しては私、その利活用の具体的な施策が、明示していただくのかなと思って、当然紙面がこれだけですから、詳しい内容が書けないんで、大ざっぱに書いてあるのかなと思うんですけれども、やはりその辺の経済施策の中での具体的な施策がちょっと見えてこないんですが、その辺どうでしょうか。



○副議長(小沼晃) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) 渚の駅、あるいは桟橋の利活用ということは、今回のマニフェストというよりも、もう数年前から進めている事業でありますし、状況については個々説明しているところだと思うんです。もちろん改めて申しますと、交流拠点ということで考えておりますので、館山市は観光立市をうたっております。ですから、そこのために交流拠点が欲しいということで、当然船の誘致、桟橋を設置して船の誘致、陸からのお客様、周遊ルートということで、拠点ということで考えています。もう一つ、これは渚の駅のほうではないんですけれども、農業的な拠点、農業を中心とした拠点がないということで、秋山議員のほうからも若干御質問があると思いますけれども、館野九重のほうの市場の跡地、あそこを農業の拠点ということで考えております。館山市はいろんな資源がございますので、それをいかに結びつけていくかということが今後の課題というか、目標ということで考えておりますので、具体的にということになりますと、大変多うございますので、ちょっと書き切れないというか、それもマニフェストなんですけれども、それはマニフェストとは別に観光立市、あるいは館山市の行動計画というのでうたってありますので、その中で着実に進めていくということで、今観光サイド、経済サイドとしては考えております。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) わかりました。基本計画にも少しのってくるのかなと思うんですが、とにかく具体的な施策をどんどん打っていかないと金が入ってきませんので、よろしくお願いしたいと思います。

 それと、この経済施策の答弁の中で一つ、絞り込む事業を圧縮するということがありましたけれども、どういった事業を今圧縮しようとしているのか、ちょっとお伺いしたいんですが。



○副議長(小沼晃) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 経常的な経費を圧縮しなければいけないと思いますし、既存の事業でもう一度見直さなければいけない経費についても圧縮が必要だと思います。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) 単純に言えば、行革プランのさらなる推進というところになるんじゃないかなと思いますけれども、その辺もよろしくお願いします。

 昨日三澤議員もダッペエについてはお話をいただいていましたけれども、経済効果としては非常に期待ができるかなと思っております。このゆるキャラみたいなはしりである彦根市のひこにゃん、ひこにゃんってあるんですけれどもね。あれは今何かグッズの売り上げが10億ぐらいあるそうです。今まではロイヤリティーを取っていなかったらしいんですね、市がね。今度取るようになるらいんですけれども、多少何かグッズが減ってしまったかなということが書いてありましたけれども、単純にそのロイヤリティー3%、館山市が全部取るのかどうかわかりませんけれども、そういう会社が取るのかわかりませんけれども、グッズが10億売れれば、3,000万の収入になりますんで、これは官民一体で進めていただきたいなと思うんですが、今商工観光課のほうで進めていると思いますが、この運営というか、売り込みに関しては、民間の知識人だとか、そういう方々を巻き込んで運営会議みたいなものというのは考えております。



○副議長(小沼晃) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) お答えします。

 ダッペエについては、ロイヤリティーというお話でございました。当然私どものほうでも、例えば3%であれば、業者と市と制作者ということで3つに分けて、例えば1%をもらうだとか、そういった意味で商標権の登録をしました。それは市のほうではなかなか便利屋さんとかいませんので、業者に委託して申請をしております。ですから、これから要綱等を作成していきますので、その中でロイヤリティー、物によって違うと思いますけれども、ストラップだと何とかとか、その絵を使うと何とかだとか、そういった形でちょっと詳しく精査しながら、率とかいったものを決めていきたいと思っています。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) ぜひお願いしたいと思います。その彦根市のひこにゃんのおかげでふるさと納税もふえたそうです。ぜひそういうのに活用していただきたいですね。作者のコメントに私、非常によかった。ほどよく気持ち悪いと書いてあるのが非常に気に入りまして、今格好いいキャラクターはだめなんですよね。こういうちょっとブスカワとか、そういう何か変な名前がついたほうがよく売れるそうですんで、このほどよく気持ち悪いというのがちょっと、このコメントは私、気に入りましたんで、売っていっていただきたいなと思います。

 それから、経常収支比率が80%台に持っていきたいということでございますけれども、結局これもやはり行革を進めた上での、期限がどうのこうのということは限らないとは思うんですけれども、任期中ということなんでしょうね。それでやめておきます。

 それでは、4番目のこのプレジャーボート等の接岸施設の設置を県に要望し、大型客船の誘致等とあわせて多目的観光桟橋の利活用を進めますとあります。以前市長も議員のときは、いわゆる高速ジェット船、それから大型船の誘致、それだけじゃ財政的には館山は潤わないだろうということは質問されていたと思います。大型客船も来る回数がふえて、21年度決算では大型客船が3回来て200万という決算状況でして、22年度予算ベースでいくと歓迎費用で445万、一番問題なのは、私、この歳出に見合う経済効果をちゃんと検証しているのかなというところが心配なところなんですね。その辺どうお考えでしょうか、お伺いします。



○副議長(小沼晃) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) お答えします。

 御指摘のように費用対効果ということで考えていかなければいけないと思っていますけれども、ただ桟橋が4月に供用開始して、それをいかに活用するか。それよりも以前に、桟橋ができる前から大型客船と官公庁船にいかに来ていただくかということで、客船等誘致委員会を設置しておりますので、やっとそれが実を結んできたかなと思っています。これから、確かに22年度まではそういった事業費等がかかっておりますけれども、これからは桟橋、あるいは渚の駅ができますので、当然に誘致委員会等での事業は若干は縮小していく、できれば将来的にはなくしていきたい、このように思っています。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) わかりました。

 次に、前、かなり前ですね。辻田市長のころ、桟橋をつくるに当たって、いろんな検証した中で、年間2,500隻が館山港に出入りしているというようなことを言われておりました。私もほぼ、ほぼ毎日朝海に出ていろんな船を見ております。多いときは貨物船が10隻ぐらいだっと入っているときもあるんですね。そういうところへの、県にしてみれば、いかに、客船来るのもいいんですけれども、いかにあの桟橋を使って着岸してもらうかのやっぱり数というのも、県に対して実績としてなると思うんですよ。そういう貨物船とかそういう商業施設、商業というんですか、運送関係の船へのポートセールスというんでしょうか、そういう売り込みというのは今やっておりますでしょうか。



○副議長(小沼晃) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) お答えします。

 ただいま御質問のいわゆる商業船というんですか、タンカーというんですかね。確かに風が強いときにはかなり避難しております。御案内のとおり鏡ケ浦は天然の良港でございますので、外房、あるいは東京湾が大分波が荒れたときに避難する避難港ということで来ておりますので、その商業船タンカー等が多目的観光桟橋に接岸するということでは意味がないことでありますので、そういった誘致はしておりません。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) 一つやっぱり経済効果の中に、船が着いていただいて、そこで水を積んだり、食料を積んだりして、館山市の業者が潤うのも一つの経済効果だということが、話はあったんですけれども、結局その辺が全然進んでいないのかなという気がしますね。だから、そういう避難してくるところ、船だと大体積んじゃっているから必要ないよというのが現状かと思いますけれども、着いて、自衛艦みたいですね。着いておりてもらって食事してもらう。それもやはり経済効果の一つですので、ぜひその辺も進めていっていただければなと思います。どうせ波が荒くなれば、長いときは2日、3日とまっちゃいますんで、ぜひお願いしたいと思います。

 それと、私、停泊している船よく見ていると、自衛艦は桟橋に着岸して船内見学させてもらったのもありますね。それは掃海艇「すがしま」、「のとじま」、「つのしま」と、510トンクラスの船舶なんですが、それ以外にも1,000トンクラスの掃海艦とか、試験艦「あすか」、「くりはま」、海洋観測艦「わかさ」、そして一番興味深かったのが第1護衛隊群の護衛艦「ひゅうが」、これが1万3,950トン、大きいな、それからイージス艦の「こんごう」、「しまかぜ」、「すずなみ」、「いかづち」、これはプロ野球で言えばオールスターみたいなものでして、マニアの方にはやっぱり楽しみなんですよ。これからデッキができますと、あそこから眺めたら最高じゃないかなと思います。それから、海上保安庁のこれは世界最大級の巡視船なんですが、「しきしま」、こういうのも入っておりました。ぜひこういう情報を早目にこっちに、館山も情報を得て、ホームページか何かで流すと、私もマニアになるのかもわかりませんけれども、そういう方たちが訪れて見てくれるということがあると思いますんで、ぜひお願いしたいと思います。

 それと、もう一つ、海洋大学の持っている「日本丸」、あれもよく入っています。夕日と富士山と「日本丸」なんて、館山市の名刺にもなっているかと思いますけれども、ああいうのも情報を流しておくと、見に来て写真撮る方結構いますよ。夕方、夕日が非常にきれいですから。そういう情報提供をインターネットで流せば、そんなにお金もかからないと思いますんで、ぜひそういう部分も進めていただきたいと思います。じゃ多目的桟橋については以上でございます。

 最後に、きのう市長が4つの政策、前、今回の選挙じゃなくて、前回の政策に載っていたんですが、女性、子供たちをしっかり守りたい。女性の豊かな感性を、それから青年のあふれる情熱を集結し、未来を託していこう。このことをきのう4つ言っていらした。写真は石井信重議員一家が写っておりますが、これについて、4年間、この政策について市長のこういうことをしたよという実績がありましたら、ちょっとお聞かせいただきたいんですが。



○副議長(小沼晃) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) それに1つ1つに対してなかなか答えることは非常に難しいものですから、まとめてお答えいたしますけれども、まず最初の年は地域の懇談会をいたしまして、地域の皆さんから御意見を聴取するということを1年やってまいりました。その次の2年目は、今度各種団体の方たち、その方たちから、各種団体の集まりの中で、またそこで集まっていただいて、その団体からの御意見等をいただいた。そういうような形でやってきたんですけれども、ことしに限っては、総合計画の関係がございましたんで、また住民の座談会という形でさせていただきました。要するに、私の政治信条であります、まず聞こうという、皆さんから御意見をお聞きするそういう場所をいろいろ設定していただきましたり、そこに行ったりして御意見を拝聴したと。そういうことで、その御意見の中で女性の団体の御意見はまた女性の御意見として拝聴する。また、老人会の会合の中では、高齢者の方々の御意見を、また知識、経験ですね。知恵を拝借する。そういうものを今の市政に1つ1つ生かしてきたということでございます。そして、その中の一つが元気な広場ということで、その元気の広場ということの提案は基本計画の中にのっていたわけですけれども、どういう形に、どういう場所に、どういうような形でするか。また、キャパはどのぐらいにするかという中の検討を、そういう意見を参考にしてさせていただいたというようなことでございます。今ちょっとこの時間で全部羅列することはできませんが、一つの例としてお話をいたしました。



○副議長(小沼晃) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) わかりました。とにかく公約実現と、以前市長が主張しておりましたように、行政の政策評価は単年度で評価を出していくべきだという御意見を言っていたと思うんですが、ぜひその検証というものを単年度、単年度でしっかり持っていっていただければありがたいかなと思っております。終わります。



○副議長(小沼晃) 以上で10番秋山 貴議員の質問を終わります。

 次、13番早船亮一議員。御登壇願います。

         (13番議員早船亮一登壇)



◆13番(早船亮一) 金丸市長再選大変におめでとうございます。また、本当におめでとうございます。通告によりまして金丸市長に次の5点について所見を伺います。

 1つは、年末となり、つなぎ資金に苦しむ市内業者に対する緊急保証制度延長やセーフティネット保証の要件緩和について。

 2つに、地域から孤立する高齢者や買い物弱者の対策について。

 3つ目は、うつ病の患者は市内で年々増加しております。うつ対策について。

 4番目は、館山市の介護ビジョン、特別養護老人ホーム、グループホーム、24時間365日の訪問介護の取り組みについて。

 5番目に、館山市の焼却場や公共下水道の維持管理について。館山市の税収を増すために、市内業者が組合等の組織をつくり大手業者とジョイントベンチャーを組むことを条件にし、維持管理を行うことは可能かどうか。また、将来的に市内業者を育成した後に市内業者組合に受注の機会を与えることは可能かどうか。

 以上5点について金丸市長の所見を伺います。回答により再質問をいたします。



○副議長(小沼晃) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 早船亮一議員の御質問にお答えいたします。

 第1点目、緊急保証制度やセーフティネット貸し付けについてですが、これらは中小企業の方々が融資を受けやすい環境を整備する国の中小企業支援制度の1つで、緊急保証制度は業績の悪化した中小企業が金融機関から融資を受ける際に各都道府県の信用保証協会が100%債務保証をする制度です。また、セーフティネット貸し付けは、資金繰りに困難を来している中小企業の経営の安定を図るため、日本政策金融公庫が長期固定の低金利で資金を貸し付ける制度です。館山市としてはこれらの制度の活用について市のホームページ等により情報提供に努めるとともに、商工観光課に相談窓口を設置しているほか、金融機関も広報を行っているため、市内の中小企業には周知が図られていると考えています。

 次に、第2点目、地域から孤立する高齢者や買い物弱者対策についてですが、まず、近隣や町内会などとのかかわりを拒み、地域から孤立する高齢者の方は万一の場合に支援が受けられない危険性が高まります。対応策としては、親族の方などに状況を把握していただくことが第一と考えます。次に、民生委員を初めとする地域での見守り活動を行っていくことや、地域の行事、老人クラブ、公民館等の講座などへの参加を呼びかけていくことが必要と考えます。また、既に社会福祉協議会の各支部においては、民生委員や町内会、保健推進員、さらには老人クラブや地域ボランティアなど、地域の実情に応じた構成員により福祉ネットワークを構築し、それぞれの地域ごとに訪問活動や見守り活動などを行っているところですが、今後はこの福祉ネットワークを充実するとともに、行政や社会福祉協議会などが核となり、高齢者の日常生活に密着した新聞や郵便、水道などの事業所等とも連携したネットワークを構築し、認知症やひとり暮らしなどの高齢者を地域で見守る体制を整備します。このネットワークにより、高齢者の孤立化の防止を図ります。

 また、買い物弱者対策支援事業についてですが、この事業は国の平成22年度補正予算により創設された助成事業で、経済産業省により募集されています。補助対象事業者は、商店街振興組合、商工会議所、一般社団法人、特定非営利活動法人、社会福祉法人等の法人格を有している事業者となっています。また、補助対象事業は買い物弱者の生活利便性を向上させる事業を対象としており、具体的には商店のなくなった周辺集落で行うミニスーパー事業、スーパーと商店街が共同で取り組む共同宅配事業、NPO等が御用聞きを行い、スーパーの商品を配達する事業などで、補助率は3分の2、補助額は上限が1億円で、下限が100万円となっています。

 次に、第3点目、うつ対策についてですが、うつ病に対する早期の対応の重要性は十分認識しています。館山市では健康講演会や広報により、心の健康づくりやうつに対する正しい知識の普及、啓発を図るとともに、安房健康福祉センターや安房3市1町などが主催する心の健康の集いの開催などを通じて、家族や身近にいる人の気づきの大切さなど、うつ病予防に関する啓発を行っています。また、千葉県中核地域生活支援センターや安房地域生活支援センター等の相談支援機関、千葉県が委嘱している地域相談員及び安房健康福祉センターで行う精神保健福祉相談などの相談窓口について、広報や新聞への掲載、民生委員や保健推進員などを通じて市民への周知を行うとともに、関係機関と連携し、適切な医療につなげるよう相談支援を強めていきます。

 なお、労働安全衛生法では労働者の健康保持増進に努める事業者の責務を規定しており、業種や事業規模に応じた衛生委員会、安全委員会、この2つをあわせた安全衛生委員会などを設けることとされ、労働者の安全と健康を保持する体制づくりが求められています。市職員については、市役所内に安全衛生委員会を組織し、明るい職場づくりを進めるとともに、精神科専門医である産業医による相談、臨床心理士によるカウンセリングを実施するなど、職員の心のケアに努めています。その効果としまして、心の病により新たに7日以上の休暇を必要とする診断書が提出された職員の数は、平成19年度の9人をピークに減少に転じ、平成21年度は2人、平成22年度は12月1日現在ゼロ人となっています。

 次に、第4点目、館山市の介護ビジョンについてですが、館山市の介護サービスにつきましては、現在平成21年度から23年度までの第4期介護保険事業計画に基づいて整備を推進しているところです。この計画の中で162床の介護施設の整備が予定され、おおむね順調に整備及び着工が進んでいます。平成23年度中に作成予定の次期3カ年計画においても、バランスのとれた介護施設の整備促進の計画を作成していきたいと考えています。また、24時間対応の定期巡回、随時対応サービスにつきましては、先般厚生労働省の社会保障審議会介護保険部会において取りまとめられた介護保険制度の見直しに関する意見でも、サービスの創設の必要性が指摘されているところであり、国の動向を注視しながら、次期計画の中で反映させていきたいと考えています。

 次に、第5点目、館山市の焼却場や公共下水道の維持管理についてですが、市内業者と大手業者がジョイントベンチャーを組むことを入札の参加条件とすることは、制度的には可能ですが、現状においては双方の意向や業務分担、出資比率等の合意が必要であり、難しいものと考えています。また、将来市内業者を対象に受注機会を与えることについては、下水道法や消防法など法律上必要となる資格や知識、経験等の参加要件が整えば、可能だと考えています。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 回答ありがとうございました。それでは、通告1の再質問をいたします。

 最近館山市内のしにせの大手建設業者が会社更生法を申請して倒産したようです。年末の寒風吹く中、多くの関係者は生活の手段を失って困窮しております。その中でも5カ月後に支払われる手形をもらっている下職の業者及び資材納入業者等は、連鎖倒産の危機に瀕しております。市内の多くの建設、土木業者は悲鳴を上げており、このままだと館山市内の建設、土木業者は次々と連鎖倒産するのではないかと危惧しております。また、そこで働いていた職員等の処遇は今後どのようなことが考えられますか。また、館山市として働いていた方々に支援の手は差し伸べられる何かがあるでしょうか。



○副議長(小沼晃) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) お答えします。

 失業者への支援策でございますけれども、これにつきましてはハローワークで雇用保険の申請手続、保険金の交付、あるいは就職先のあっせんなどを行っていくものと思っています。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 20年ほど前、大店法が施行された後は、市民が歩いていける小売店は次々と閉店してしまい、それにとってかわって日本国内の大資本のカインズ、ジャスコ、セブン等々に館山市内は席巻され、市民が使った金はこれらの業者より本店に吸い上げられ、市民の金は市内に巡回しないため、税収も減り、館山市の経済がますます小さくなってきているのではないかと考えております。そこで、現在自然災害の大雨や台風等により市内に災害が発生したとき、館山市内の建設、土木業者が館山建設協力会をつくり、災害時に市の要請により直ちに復旧しております。今後とも市内業者の育成は非常に大切だと考えていますが、いかがでしょうか。



○副議長(小沼晃) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 議員おっしゃるとおり、市内業者の育成、また守っていくということは大変大事であると、こう考えております。特に災害時におきましては市内業者の建設協力会のお力をいただかなければ非常に難しいということもございますので、重々承知しております。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 通告後の再質に移りますが、先ほどの回答に、大手業者と市内業者がジョイントベンチャーを組むことはできるとしながらも、難しいと考えるとの答弁からは、館山市内業者を身を持って育成していこうという気概が感じられません。制度的に可能であれば、どのような形、業者の業務内容について、公共下水道、ごみ焼却場の業務内容を示してください。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 業務内容、可能と考える業務でございますけれども、公共下水道事業では水処理、運転操作の監視業務、それから水処理保守点検業務、汚泥処理業務、水質検査、防災設備保守点検、電気設備保守点検、重油タンクの清掃、電気工作物の点検などの維持管理業務が考えられます。また、ごみ焼却場でございますけれども、排ガス、冷却等の清掃、排ガス減温塔の清掃、バックフィルターの清掃等が挙げられております。

 以上でございます。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 将来市内業者による組合組織に受注機会を与える場合はどんな資格が必要になるか、公共下水道及びごみ焼却場について示してください。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 受注に必要な資格ということでございますけれども、公共下水道では下水道法第22条第2項に定める資格として大学、土木工学等のです。下水道工学の学科目の修学後に上下水道の維持管理の実務実績がある者、また下水道事業団の技術検定試験に合格した者で上下水道維持管理の実務に2年以上の経験がある者。また、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任や危険物取扱などのほか、3点ほど示されております。ごみ焼却場におきましては、職業能力開発促進法の規定によりまして、築炉技術士や労働安全衛生法の規定によるダイオキシン類の業務にかかわる作業指揮者養成研修など多くの技術講習が必要とされているところでございます。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 今の中で法律上に必要な資格は何が必要か。公共下水道とごみ焼却場について示してください。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) ただいま説明しました下水道法で第22条の第2項に定める資格、また消防法で危険物の取り扱い者、乙種4類、それから労働安全衛生法に定める資格、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者などとなっております。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) ごみ焼却場についてどうでしょうか。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) ただいまお話ししました酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者などが処理場のほうの資格になっております。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) あと知識、経験とは公共下水道の場合は何があるでしょうか。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 先ほども触れさせていただきましたけれども、水処理運転操作の監視業務、また水処理保守点検業務、それから汚泥処理業務、それから水質検査業務などの実務経験があることが示されております。また、特に水処理運転等の維持管理につきましては、緊急時や不測時の不測の事態に対応した適格な対応が求められていることから、最も重要なことと考えております。現在館山市では十分なこれらの知識や経験がある業者に委託しているところでございます。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 地元業者への工事発注額、公共下水道の場合、19年度、20年度、21年度を示してください。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 地元業者への発注額3カ年の実績報告でございますけれども、まずクリーンセンターですけれども、平成19年度で963万円で、業務委託が2件、それから修繕工事が5件となっております。20年度で1,065万5,000円、委託業務が2件、修繕工事が4件、また21年度におきましては126万2,000円で、業務委託2件、修繕工事が5件です。21年度につきましては特に大きな修繕がなかったということでございます。また、ごみ焼却場ですけれども、平成19年度で9件の発注で606万6,000円、それから20年度12件で673万2,000円、21年度では10件、1,421万6,000円となっております。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 県下で公共下水道で維持管理にジョイントベンチャーを組んでいる市はありますでしょうか。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) ジョイントによる維持管理を行っている下水道処理施設は県下では幾つかの事例がありますが、いずれも大規模な処理施設であり、JVの業者も水処理運転や電気、機械などの専門業者と組んでおるところです。県下の実例ですけれども、千葉県流域下水処理場が3カ所、それから市では千葉市下水道処理場と船橋下水道処理場があります。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 委託業者で公共下水道の維持管理について、地元採用は何人ぐらいやっていますでしょうか。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 地元の採用人員ですけれども、現在鏡ケ浦クリーンセンターの維持管理につきましては10人の職員で行っております。このうちの地元採用職員でございますけれども、運転操作、監視員や水質検査の委員として7人の方が雇用されております。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 次に、ごみ焼却場の定期点検補修工事について、地元業者の参加についてどう考えておりますか。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 地元業者の参加でございますけれども、過去には発注している業者に対し、下請等の形で参加要請を業者みずからしていただくことが一番好ましいと考えております。市といたしましても市内業者の方々に工事等への参加をしていただきたいという考えもございますので、発注業者に情報や意向を得るといったことも今後考慮していきたいというふうに考えております。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 今の答弁で、館山市といたしましても市内業者に工事等に参加してもらいたいと考えておりますと答弁がありましたが、具体的にこれを進めるに当たり、館山市が大手維持管理会社を呼んで、地元業者に対して維持管理業務に対しての説明会を開催し、地元業者が維持管理業務に一部分でも参加できるよう、また地元業者が企業努力できるように館山市が大手業者と話し合いをすることができるでしょうか。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 市が発注する施設の維持管理業務の中で地元業者が下請として参加、発注できる業務、作業もあろうかと考えております。早船議員が申しますように、確かに景気低迷による受注の機会が大幅に減っていることは十分認識しておりますので、これらの業務を受注した業者に対し、聞き取りによる意向確認や業務参加への可能性、話し合いの機会が持てるかどうか確認し、また今後検討させていただきたいと考えております。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 次に、21年度のごみ焼却場の定期点検及び改修の全22件の総費用2億1,399万5,000円の内訳がありますが、そのうち10件が市内業者で1,421万6,000円です。市外の業者が1億9,977万円です。約2億円が県外業者に行っております。この2億円分の事業を限りなく地元業者が受注できるように館山市も育成、努力していただきたい。これは要望であります。何か意見ありますでしょうか。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) できるだけそのような努力はしてみたいと考えております。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 21年度のごみ焼却場の定期点検費用の経費内訳の中に100万円を超えた金額で随意契約が1件ありますが、これは一般競争入札にすべきです。また、7件ほど随意契約がありますが、随意契約はマンネリが起こり、企業努力を怠る原因となる可能性がありますので、見積もり合わせの方向で考えられないでしょうか。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 御指摘の100万円を超えての随意契約につきましては、本来入札による備品購入となりますが、ごみ処理場で使用されるクレーン部品の調達に業務上緊急を要したことから、必要とされる部品を在庫確保している業者と随意契約をし、緊急事態を回避したものでございます。

 以上でございます。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) あともう一点、随意契約が10件ほどある、その件でよろしくお願いします。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 清掃センターの運営をしていく上において、備品等、その専門、扱っている業者、そこしか扱えない製品その他については随契で、契約で品物を調達しております。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 次に移ります。

 市内業者のごみ処理及び焼却場業務での受注について、ごみ処理としてどのような業務委託をしているか。また、その受託業者を示してください。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 収集業務のアウトソーシングを進める中で、可燃ごみの収集運搬業務、これは大栄商事、館山駅西口地区ごみ収集運搬業務、房州リサイクル、不燃物ごみ等収集運搬業務、館山商事、ペットボトル等収集運搬業務、安房運輸、プラスチック製容器包装等、これ館山商事、危険物選別業務、石井商店、ガラス類処理業務、石井商店、発泡スチロール処理業務、館山商事、古紙処理業務、館山商事などが市内業者に委託されております。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) その車の中で白ナンバーの車両でごみ収集業務を行っている事業者が見受けられますが、白ナンバーでもオーケーなのでしょうか。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 収集業務のナンバーについての御質問でございますけれども、廃棄物の処理運搬を行うには廃棄物の処理及び清掃に関する法律の許可が必要になりますが、同法律では収集運搬業務の許可に関して使用する車両ナンバーに関する規定は特にありません。また、平成14年度8月2日付で環境省廃棄物リサイクル対策では、許可の審査時に収集運搬車両の緑ナンバー、白ナンバーの確認は必要ないということで見解が示されております。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 白ナンバーで実際に市内のごみ収集車が走っています。また、環境省では今答弁のように緑ナンバー、白ナンバーどちらでもよいとの見解を示しております。この現実を考えたとき、館山市の緑ナンバーを条件とすることを撤廃し、平成26年度からごみ収集を全部市内業者に委託する方向と前回おっしゃっていましたので、ごみ収集に多くの市内業者が参入でき、市内業者が生き残れるのではないでしょうか。撤廃の件です。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) ただいま御説明をさせていただきましたように、環境省での見解も示されておりますので、今後業務の安全性等を考慮した上で調査、検討をさせていただきたいと思います。ただ、今現段階では館山市が委託する業務につきましては、より安全性、確実性を期するために、発注の際、緑ナンバーを条件とさせていただいております。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 最後になりますが、出野尾の衛生センター施設の維持管理について伺います。館山市の職員が行っております。非常に優秀な職員が管理しているのでしょうか。し尿処理量に比べて非常に安い価格で維持管理を行っております。なぜ維持管理費がこのように安いのでしょうか。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) まず、衛生センターの稼働実績でございますけれども、これは昭和57年に建設、稼働が開始されておりまして、28年が経過しております。機械の耐用年数はとうに過ぎている施設でございます。稼働実績でございますけれども、機種の選定が非常によかったこと。また、職員がメンテナンスに熟知していること。また、日々の稼働の中で保守に力を入れていることなど、大幅な稼働日数を経過している施設ですが、これまでに特に大きな故障もなく、順調に稼働処理がなされております。また、職員が非常にメンテナンスに熟知しておりますことから、職員で部品の調達、修理、交換ができる施設であることから、経費削減が図られているものと考えております。館山市では唯一処理量が維持管理費を上回る優良施設だというふうに考えております。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 早船亮一議員。



◆13番(早船亮一) 以上で終わります。ありがとうございました。



○副議長(小沼晃) 以上で13番早船亮一議員の質問を終わります。

 次、20番鈴木順子議員。御登壇願います。

         (20番議員鈴木順子登壇)



◆20番(鈴木順子) それでは、本議会の最後の、一般通告質問の最後の議員であります。お疲れでしょうけれども、最後ですので、頑張ってやっていきますので、もうしばらくおつき合いください。通告に従いまして、6点通告をいたしましたので、まず質問をさせていただきます。

 まず、1点目の質問なんですけれども、介護保険の見直しについてでありますが、介護保険料の見直しが議論されているということは周知のことでありますが、保険料が上がることはあっても、下がるということはないというふうに思います。報道などでもそのようになっているかというふうに思います。当初介護保険料については、その保険料の設定については、国のほうでは大体5,000円を超えないというような議論が過去あったかというふうに思うんですね。ところが、今度の保険料の改正にはこの5,000円を超えるだろうというふうな試算がされているというふうにも聞いております。かなりの負担増につながるんではないかと危惧しておるところなんですが、館山市は独自のやり方をもって、段階の拡大であるとか、そういうことをもって、なるべく負担を与えないと、住民に与えないということで取り組んできたかというふうに思うんですが、この保険料の負担について、まだ確定ではないですが、近いうちにその数字が出ることはもう当然のことでありますので、この保険料の負担について市としてどういう認識を持って当たろうとなさっているか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。国から、今の質問の中には、国から出されます保険料の基準額にもよりますでしょうけれども、市としての負担についてどのようにお考えになるのかということをお聞かせを願えればというふうに思います。

 次に、教員免許の更新制度についてであります。教員の免許の更新制度というのは、この1年、本当に現場の教師たちが混乱しているということを耳にいたします。そういった中で、できること、できないことあるかというふうに思うんですが、教員免許の更新制度というのは、そもそも教育の質を高めるという目的で行われているというふうに聞いております。こういった中で、館山市の相当する職員に、教職員に関しては、任命権者は県ですので、非常に答えにくいところもあるかもしれませんけれども、お聞かせ願いたいというふうに思います。非常にこの更新制度の受講について混乱をしているということの1つには、自分で何を受講するかというところを選ばなきゃいけないということが1つ。そしてまた、その情報の、情報なんですけれども、非常に短期間でやられているということで、仕事中もそれを見られる状態にない職員、教職員たちはなかなかとりづらい、やりにくいというところもあるかというふうに思います。そしてまた、ネットの扱いになれていない人たちもいるというふうに聞いています。そういった中で、非常に仲間の教員たちに助けられながら受講の申請をしているというような方々もいるというふうに伺っております。そういった中で、やはりたとえ任命権者が県だとしても、講習の申し込みの方法でありますとか、あるいは場所の、場所などを知らせていただくとか、そういったことが教育委員会で行われてもいいのではないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。この質問に対しましてまず冒頭で言っておかなければいけなかったんですが、私がこの質問をしておりますと、さも教員免許更新制度に協力的であるというふうなとられ方をされるのは困りますので、教員免許の更新制度、私は早くなくなればいいというふうな立場でございますので、その点はつけ加えておかなければならないというふうに思います。よろしくお願いします。

 3点目の質問であります。海岸線の整備についてであります。いわゆるシンボルロードの工事、あるいはヤシの植栽についてなど、この間館山の海岸線、特に北条、八幡地域の様相は、少しの間留守をした人間にとっては随分と変わったなというような印象を持つようになったかもしれません。そういった中で、かねがね言われておりますのが、いかに年次計画の中でやっているとはいえ、いつまで海岸線の工事をやっているんだというようなおしかりはあるかというふうに思います。私もたびたびいつまでやるんだということを言われ続けて十うん年になりますか、非常に長い年月を過ごしたというふうに思っています。そういった中で、どうこれにこたえていくのか、お聞かせを願わなければなりません。

 そしてまた、私自身も気がつかなかったのでありますけれども、海岸線にヤシの植栽がされて、非常に景観としては一見よろしいなというふうなことでありますが、実は私のところに何件かのヤシの植栽の位置についての苦情と言っていいかというふうに思います。苦情が寄せられております。そういった中、私は今回ヤシの植栽については、非常に景観を整えたいということで、多くの皆さんの御寄附の中から、ああいうものがああいう格好になったというふうなことも聞いておりましたので、その運動については非常に頭の下がる思いではありますが、ただ、私も言われてみて、自分でそれを体験してみて思ったこととしまして、ヤシの植栽の位置が非常に狭いということがまず1点。余り車で走っていると気がつかないんですけれども、バイク、自転車はスピードそんなに出しませんけれども、バイクなんかは特に感じるようなんですけれども、余り間隔が狭いために、一瞬壁のように見えるということで怖いと。そしてまた、ヤシが大量に植わっていることによって、そのヤシのところから、人がそこにいても気がつかない。飛び出すんじゃないかという、怖いという思いがあるということも伺いました。そしてまた、海岸線には車の駐車スペースがあるわけなんですけれども、そこから道路に出る際の左右の安全確認、このヤシの木によってかなり前まで車を出さなければ出れないという状況、そういった状況を私自身も体験をし、質問をいたしますけれども、このヤシの植栽するに当たってのやはり間隔であるとか、あるいは車道にかなり近い位置に植わっていますので、その位置の問題、あり方についてどういった考えのもとに植栽されたのか。人によりますと、私がちょっと留守をしておったときに電話に出なかったものだから、市のほうに直接何か苦情を言ったというような方もいたやに聞いています。そういった方々が大変多くいるということに改めて私もびっくりし、そしてまた自分も体験して、さらに驚いたということであります。せっかくの御厚意でされたことが、安全面から言えば非常に問題があるというような結果につながってしまったことは非常に残念でありますので、この寄附をされた方々の御厚意が生かされるようなきちんとした対応を行政はしなければいけないんじゃないかということを思いまして、この問題についてどう思われているか、お聞かせを願いたいというふうに思います。

 次に、4点目の質問になりますが、桟橋の活用についてであります。桟橋の活用についてはこの4月25日でしたか、から供用開始になって、単発ではありますけれども、大型客船の寄港であるとか、あるいは防衛省関係の船ですね。の寄港であるとか、そこに市民が参加するとか、そういった形がとられておりますが、この桟橋できてから、今までどんなような利用状況になっているのか、お聞かせをください。

 そしてまた、年間60万人の集客を見込んでいるというような話もあったかと思うんですが、どうも見るたびに本当かいなと思わざるを得ないような状況でありますが、今後についてどう考えているのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。

 次に、5点目の質問ですが、私たちこの内房線に住む人間にとって、住民にとって、本当にJRのダイヤ改正のたびに、今度はどこの特急列車がとまるんだというようなのがもうあいさつになってしまっている状況があります。今本当に特急列車がなくなったことによって、高速バスの利用が非常にふえているという現象が起きています。特急列車がなくなったから、バスに乗っているとか、あるいは違う思いがあるのか、その辺はさまざまでありましょうけれども、少なくともやはりJRの線路というのか、線路については、やはり公共性の高い乗り物であるということを、観点からしますと、やっぱり、いかに高速バスの本数がふえたとはいえですよ、やはり特急列車がなくなっていくということを私たちは見過ごしていいのか、黙っていていいのかというような思いもするわけであります。そういった中、私どものほうにも寄せられておりますけれども、朝の通勤帯、通勤の時間、なぜJRの電車がいいと思う人がいるのかというと、やはり時間が、確実な時間内で動くということからすれば、やはりその確実性の高さから言えば、JRの路線というのは、電車の路線というのは捨てがたい。やっぱりなければならないものであるだろうというふうに思います。そういった中で、せめて特急を減らすんだったら、朝晩の通勤時間帯の快速電車の、快速電車を走らせてほしいというような声もあります。そういったこと、声についてどうおこたえになるのか、お聞かせをください。

 最後の質問になりますが、臨時職員の労働時間を減らしたことによりましてさまざまな問題が起きております、その問題点について伺いたいと思います。館山市の臨時職員でありますが、正規の職員が今408名ですか、そしてまた臨時職員が、不定期ではありますけれども、約200名ぐらいというふうに聞いています。その中で、やはり正規の職員と同じように常勤として日夜働いている臨時職員というのは約160名ほどいるというふうに聞いています。そういう中で、民間、周りの民間の状況など見ましても、臨時という立場で働かざるを得ないそういった職員の方々、そういった方々に本当に支えてもらってこの館山市は動いていると言っても過言ではないぐらい、よく大勢の人たちが働いているなというのを改めてその人数からも把握をできるものというふうに思っています。そういった中で、先般の議会でも質問いたしましたけれども、この臨時職員の時間給をこの4月から上げてもらった、上げたということについては、非常に、上がることについて反対する人はいませんので、非常によかったなと。少しでも、楽とは言わないけれども、近づいてくるんだろうなというふうに思っています。そういった中で、片や働く労働時間を減らしたことによって、減らしてしまったことによって、その賃金形態が非常に変わってしまったと。いわゆる減額になってしまった人たちがいるというふうなことも聞いております。そういった中で、そのことによって、正規の職員はあらゆる面でやはり守られておりますから、福利厚生面中心に正規の職員と臨時職員の違いというのは、やはり守られているか、守られていないかというところの違いだろうというふうに思います。やっぱり臨時職員はそういう不安定な中に働いているということを考えれば、正規の職員と同じようなレベルで賃金カットがあったりとか、労働時間減らして、時給を上げたとしても、これはもう明らかに賃金カットにつながりますから、そういったことがあっては私はいけないというふうに思います。この状況について、詳細についてお伺いをいたしたいところでございます。

 以上が私の質問でありますが、御答弁によりましては再質問をさせていただきます。



○副議長(小沼晃) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 鈴木順子議員の御質問にお答えいたします。

 第1点目、介護保険の見直しについてですが、介護保険料につきましては、介護保険事業計画に基づき、必要な介護サービス量や施設整備などを勘案した中で設定されます。現在は次期計画策定に向けての取り組みが開始されたばかりで、具体的な保険料については述べられませんが、来年度予定されている介護保険法の改正による国の試算では、65歳以上の介護保険料は現在全国平均で月4,160円から5,000円を超えるものと見込まれています。必要な施設整備等を考慮すると、館山市の保険料につきましても上昇は避けられないものと考えています。こうした状況に対応するため、館山市の保有する介護給付費準備基金積立金の活用等により、できる限り保険料の上昇の抑制に努めていきたいと考えています。

 第2点目、教員免許更新制度については、教育長より答弁いたします。

 次に、第3点目、海岸線の整備についてですが、シンボルロードのヤシは、館山ヤシの木で街おこし実行委員会が、個人や団体に寄附を募り、植栽していただいているもので、大変感謝しているところです。植栽の間隔が狭く、通行に支障があるのではないかとの御質問ですが、市民からも同様の意見が寄せられており、海岸駐車場の出入口付近については安全性を考慮して改善を図ったところです。また、来年も引き続き植栽を予定していると伺っていますので、植栽間隔をこれまでよりも広くとり、歩行者や自動車の安全性に一層配慮するよう実行委員会と協議していきます。

 なお、市の道路改良工事は平成17年度からの継続事業となっていますが、道路植栽の一部を除き、平成22年度末の完了を予定しています。また、千葉県が進めているビーチ利用促進モデル事業の第1期区間については、現在主に駐車場の整備を行っており、平成23年度末の完了を見込んでいると伺っています。

 次に、第4点目、多目的観光桟橋の活用についてですが、本年4月25日館山港多目的観光桟橋の供用開始以降、これまで寄港していた「にっぽん丸」が2回、「ぱしふぃっくびいなす」が3回、高速ジェット船が2回寄港しています。また、桟橋の供用を踏まえてポートセールスを実施した結果、新たに「おがさわら丸」の寄港が実現し、さらに東京海洋大学や県立館山総合高校の実習船や自衛隊の艦船などが桟橋を利用しています。なお、来年も2月5日から4月3日まで、既に定番となっており、利用者も増加している高速ジェット船による季節運航が実施されます。これからも寄港回数の増加、新たな船舶の寄港、定期航路の開設に向け、積極的にトップセールスを展開していきます。

 次に、第5点目、特急列車の減便による住民の足の確保についてですが、鉄道は定時性や大量輸送性、環境への優しさなど、公共交通として非常に重要であるとともに、市民や来訪者の貴重な交通手段です。しかし、館山自動車道の全線開通に伴い、マイカー利用者の利便性が向上するとともに、高速道路の週末1,000円乗り放題、東京湾アクアラインの800円化実証実験の実施など、さまざまな優遇措置が展開されているため、利用者が激減しています。また、料金面と便数でまさる高速バスのネットワークの充実などから、内房線の利用者が年々減少し、15年前と比較しておおむね半減しています。こうした中、JRのダイヤ改正のたびに特急が削減され、昼間の特急がなくなるなど市民、観光客やビジネス客にとって利用しにくくなり、悪循環に陥っています。館山市としては、安全運行の確保や災害に強い路線の整備、減便された特急列車の復元、君津駅どまりの快速列車の館山駅までの延伸などについて、千葉県JR線複線化等促進期成同盟や館山商工会議所、館山市観光協会とともに要望しているほか、市独自により幾度となく要望活動を行っています。また、広報「だん暖たてやま」で公共交通の必要性や内房線の利用状況について特集を組み、市民の皆様への鉄道利用の呼びかけを初め、市職員が千葉市や都内へ出張する際の鉄道利用の促進などを行っています。議員の皆様にも都内等へお出かけの際にはぜひ特急列車の活用をお願いいたします。JR側としては、土日運行の新宿館山間の特急の運行を開始したほか、館山湾花火大会や若潮マラソン大会時の臨時列車の運行、市内のJR関連宿泊施設の拡充、駅からハイキングなどの実施、またビーチバレーやトライアスロンなどの全国規模の大会を館山市で開催して、内房線の利用促進に努めているところです。今後も引き続きさまざまな機会をとらえて要望活動の実施や市民の皆様への利用促進に関する働きかけを継続していくとともに、JR側へ鉄道とジェットフォイルと連携した新商品の開発など、内房線の利用客が増加する取り組みを要請していきます。

 次に、第6点目、非常勤職員の勤務時間についてですが、平成21年度と平成22年度の勤務時間が変更になった職員は19人です。主な勤務時間の変更は7時間45分から7時間への変更ですが、これに伴い、月1万3,000円程度の減収となっています。また、勤務時間の変更に伴い、社会保険の加入要件を満たさなくなった職員は1人です。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 石井教育長。

         (教育長石井達郎登壇)



◎教育長(石井達郎) 第2点目、教員免許更新制度についてですが、平成19年6月の改正教育職員免許法の成立により、平成21年4月1日から教員免許更新制が実施されることになりました。制度の開始により、該当者は2年間のうちに大学などが開設する講習を受講し、免許管理者である千葉県教育委員会に申請をし、講習終了確認を受けることが義務づけられています。県費負担教員に関しては、任命権者が千葉県であり、受講の申し込みや経費についても個人の責任と負担で実施をしており、主に夏季休業などの時間を活用し、受講しているところです。免許講習の受講については、受講場所の確保や距離的な問題等対象となる受講者が苦労していることは認識していますが、制度の方向性について注視するとともに、引き続き対象者の把握並びに指導に努めていきたいと考えています。

 以上でございます。



○副議長(小沼晃) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) それでは、再質問をさせていただきます。

 まず、介護保険の問題なんですけれども、国の基準額が決まらない中ではなかなか答えていただくことは不可能ですので、そのことについてどうこう言うつもりはないんですが、先ほども申しましたように国でもやっぱり基準額の設定については5,000円を超えて、5,200円ぐらいでどうかというような声まであるというふうに聞いております。やはりなるべくサービスは高く、負担は少なくというふうな取り組みを国においてしていただきたいというふうに思うんですが、まず、ちょっとそういったことの中から意外と、なかなか大きな記事になっていないので、不安を持つところのもう一点として、介護保険の利用料についてなんですが、利用の負担金についても今一律1割負担ということでしていますけれども、これを、負担を段階をつけようというような、そういうことまで考えているというふうなこともあります。そういった中で、介護保険というのはやはり社会的に皆さんにお金を出していただいて、その中からやっぱり高齢者を支えていこうというふうに始まった事業なんですけれども、何かしら、ここへ来ると、お金がない、お金がないと言いながら、負担を求めてくるという図は非常に見苦しいというふうに思うんですね。高齢化が進んでいくのはもうわかっていることなんですから、それに向けた取り組みをしておかなければいけなかったものを、ここへ来てみんなそのツケが国民に来ているということについては、本当に何たることだというふうに思うところであります。このことについては詳細についての質問はいたしませんが、この介護保険の問題とはちょっと離れるかというふうに思うんですが、昨日、そしてまた本日もこの中で議論されておりましたけれども、見守りの状態に、見守りをしていただきたいような状況にいらっしゃる方がこの館山市に、市内にかなりの数いるんじゃないかというふうに言われております。少なくとも、考えてみれば、私の、うちの近所ですね。近所であるとか、あるいは知人たちの間にそういった方がいるだろうかというふうに思い出してみましたら、あそこにもひとり暮らしがいた、こっちにもひとり暮らしがいたというのがかなりあるんですね。介護保険の非認定者という立場になろうかというふうに思うんですが、こういった方々の把握をしていない人というのはあるというふうに思うんですが、その辺はどういうふうなとらえ方をしておるのか。そしてまた、そのサポートをどうするのかというところは昨日、そして本日の答弁をされていたようなとらえ方でいいのか。その辺をお聞かせをください。



○副議長(小沼晃) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) 市内にはひとり暮らしの高齢者の方が約2,000名程度おられると思います。男性が約500名、女性が1,500名程度かなというふうに思っております。この中には当然元気なお年寄りもいらっしゃれば、また介護保険に近いというか、介護保険に該当している方もいらっしゃるし、またそういうようなふうに近づいている方という方もいらっしゃると思います。ただ、数についてはどのくらい、かなりの数はいらっしゃると思いますけれども、正確な数字については市のほうでは一応つかんでいないという状況でございます。

 ただ、介護保険の対象にならない方で、見守りの必要なような方につきましては、やはり議会でお答えしていますとおり、やはりまずは自助、いわゆる家族の方とか親戚の方、そういう方に見守っていただく。それがやはり基本、第一のまず基本かなというふうに思っています。市のほうとしては、例えば緊急通報装置の貸与とか配食サービスの実施とか、また館山市社会福祉協議会がやっておりますテレホンサービスとか、公的な部分もいろいろやっていることでございます。また、今後そういう方を支えるためのネットワークの構築等もやっていきたいなというふうに思っております。また、共助の部分として、これやはりお年寄りを支えるのは地域の方が、隣近所の方が一番よく知っているということで、やはり地域の支え合いというんでしょうか、またいろんな関係者が重層的に支え合えるそういうような体制づくりというのが一番必要かなというふうに思っております。

 以上でございます。



○副議長(小沼晃) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) 市としての構え方はわかったんだけれども、女性が1,500人、男性が500人という、その対象者の方々が今どういう状況にあるかというようなことはわかっているんですか。



○副議長(小沼晃) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) この方々につきましては、民生委員さんに一応調査を毎年秋ごろにやっていただいているんですけれども、その数が一応2,000ということで、特に援護の必要な方とかそういう方につきましては、それなりに民生委員さんとかいろいろな方がそういう支援に結びつけているというふうな形で一応考えております。ただ、実際にそういう見守りの必要な方、そういう方につきましては、民生委員さんが本人の福祉世帯票と申しますけれども、本人の同意をとってその情報共有を社会福祉協議会等で図った中で、地域で支え合うというような、そういうようなシステムの中に入れておりますので、それなりにネットワークづくりの中で見守られているのかなというふうに考えております。

 以上でございます。



○副議長(小沼晃) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) 私が言っているのは、市として、市としてですよ。市としてこの対象の方々が今どういう状況にあるのか、わかっていないんですかということです。あるいは、例えば、これからいろんな計画を立てていく中で、こういった方々が今どういう状況にあるのかという調査をするとか、そういうようなこともないんでしょうかということを聞いています。



○副議長(小沼晃) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) このひとり暮らしの高齢者の数については、民生委員さんのほうに調査をお願いして上がってきた数値でございますので、民生委員さんがつかんでいらっしゃる。当然その数値は市のほうに上がってきたものでございますから、状況については、今ちょっと私ここに資料を持ち合わせておりませんけれども、一応高齢者福祉課のほうではある程度つかんでいるというふうに認識しております。

 以上でございます。



○副議長(小沼晃) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) 議論がかみ合わないんですよ。市として、民生委員さんがやっているのはわかるんです、民生委員さんが。それは民生委員さんの仕事で一生懸命やっていらっしゃることはわかりますよ。だけれども、市として、例えばうちの近所にどうも行政の助けが必要な人がいるよという、そういう声を市に寄せられるのを待っていていいんですかということなんですよ。市としてはやはりどこの地区に何歳の人がどういう状況にいるということを把握しておかなくていいんですかということを言っています。



○副議長(小沼晃) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) 済みません、答弁がちょっと足りなくて申しわけありません。その辺の正確な数字についてはつかんでいないというのが実情かなというふうに思っております。



○副議長(小沼晃) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) せめて、民生委員さん、民生委員さんと。民生委員さん、仕事大変ですよ。だから、なり手がないじゃないですか。そう思いませんか。部長が民生委員さんお願いしますと頼まれたら、よく知っているから、とんでもないと言うでしょう。それほどやはり民生委員さん大変ですよ。やはり市としてあるべき、せめてその状況は把握しておくというのが必要じゃないかなというふうに思うんですよね。行政というのはいつも、何でもそうなんだけれども、申請主義とよく悪口言われるでしょう。申請主義といってね、待っているの。待っているのは得意なんですよ。でも、やはり調べて、一番どこにだれがいるというものを、種を持っているのは役所ですよ。そうでしょう。そこがどういう状況にあるかというのをせめて把握していなかったらいけないでしょうということを言っています。民生委員さんに余り過度な仕事を押しつけないようにお願いしますよ。その辺はお願いをしておきたいというふうに思います。できれば、大変な仕事でしょうけれども、民生委員さんとよく突き合わせて、この地域にはちょっと会ったほうがいいなというような方がいたら、会うぐらいの気持ちで、やはりその取り組みは私はしておいたほうがいいというふうに思います。ぜひともお願いをしておきます。

 次に、教員免許の問題なんですが、いや、これは私も調べたら、大変で、受講時間が30時間というのは聞いていたんですけれども、そのうちの12時間は必修ということで、非常に講習をとるのには非常にとりやすい分野ですよね。だけれども、残りのこの18時間の選択ということになったら、何だこれはということで、本当によく、よくこれは、考えたほうも考えたほうだなと思うぐらい大変な量になっているんですけれども、ただ、すべてにそれが回っているかといったら、実はそうではないんじゃないかなというのが、特に養護の先生なんかの講座というのは非常に少ないですよね。講座の内容を見せてもらったけれども、非常に少なく、非常に専門分野での活躍ということから言えば、本当にこれで教育を高めるというふうになるんだろうかということさえ思うような内容ではないかなというふうに思うんですが、私はやはりどの先生が対象者でまだとっていないとか、講習を受けていないとかというようなことというのは把握しているというふうなとらえ方でいいんですか。



○副議長(小沼晃) 石井教育長。



◎教育長(石井達郎) 今年度、要するに22年度ですね。館山市では更新の期限を迎える職員というのが現在21名いるんですけれども、21名のうち18名については更新がもう完了していると。そして、残り3名については今県の教育委員会に申請中だというようなことがあります。22年度以降も生年月日等を調べるとだれが対象になるかというのがわかりますので、その点で把握をしてございます。



○副議長(小沼晃) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) 一時期この年度末でなくなるんじゃないかというようなこともありました。私もなくなればいいと思う。さっさとやめてほしいというふうに思っていた一人ですから、どうもそれがなくならないということがあって、私もがっかりしているうちの一人なんですけれども、対象の先生にとっては、がっかりするどころか、あたふた、慌てているんじゃないかなというふうに思うんですが、これは講義を受ける、申請さえちゃんと済ましていれば、それは一応クリアできるということでいいんですか。



○副議長(小沼晃) 石井教育長。



◎教育長(石井達郎) 講習をきちんと受けて、県の教育委員会に申請を出せば、それで結構だということです。



○副議長(小沼晃) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) 伺えば、そんなに大量に多いという先生の数ではないですよね。もし、非常に、任命権者が県であるというところに非常に難しさもあるかなというふうに思うんですけれども、講義の受講料というのも見させていただきましたら、いろいろと、1万円台のものもあったし、1,000円台のものもある。時間ですよね、時間。ちょっと、この負担も自己負担でせよというのも、これも教育の質を高めると言いながら、自己負担でしろというのもどうなのかなというふうに思いまして、この受講料について、平均すると大体見ると1時間1,000円ぐらいが相場と言っていいのかどうかわかりませんが、大体1,000円ぐらいなのかなということを考えまして、その自己負担というのをやめて、やっぱり教育の質を高めるということでやるんであれば、やはりそれは本来であれば県教委、そしてまたそれができないんであれば、市も少しそこに助けるというような行為ができないかどうか、伺いたいと思います。



○副議長(小沼晃) 石井教育長。



◎教育長(石井達郎) 議員のおっしゃるとおりだろうと思っています、私自身も。国の制度ですので、本来から言うと、国のほうからお金を出していただければいいんですが、なかなかそういうわけにいきませんし、今施行者が県のほうですので、県のほうの教育委員会に対しましては毎年、千葉県の教育予算だとか人事に関する要望というのが教育長会等で県のほうに要望しておりますし、また県のほうにはそれを通して国のほうに要望してほしいというような要望をしておりますので、今後ともその要望だけは続けていきたいというふうに考えています。



○副議長(小沼晃) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) それこそきのうからの議論じゃないけれども、要望だけはと言いましても、そこに魂がないとどうもなかなかかなうことができないようでございますので、ぜひともそれを、自己負担を現場の教師に求めていくというのは非常に気の毒だというふうに思っています。そのことについては本当に強く要望をしていただきたいというふうに思います。今私は地元の教育委員会として何かしらの手助けはできませんかということを問いましたが、その件についてはいかがでしょうか。



○副議長(小沼晃) 石井教育長。



◎教育長(石井達郎) 館山市だけでやることも一つの方法ではあるのかもしれませんけれども、とりあえず教育に関しては今安房地区3市1町でいろいろな取り組みを共通してやっているところがございますので、今後教育長会等で相談をしてみたいと思います。



○副議長(小沼晃) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) よろしくお願いします。

 あわせて、またお願いでありますが、この混乱していることの原因の一つに、やはり情報を、情報がなかなかとりにくいというのもあるでしょう。そしてまた、夏に向けてやれということであると、まだ学校の勤務がある時間に講習の受付をしないといけませんよね。それも何か非常に勤務時間内から開始したりとか、非常に、やれやれという割にはやり方が非常に不手際であり、不親切であり、こんなやり方でいいのかなという思いがあるんです。私はせめて担当の教員がいるところはわかっているはずですから、そういったところへ事前に情報を流しておくというのも一つの方法ではないかなというふうに思うんですが、そのことについてはどう思われますでしょうか。



○副議長(小沼晃) 石井教育長。



◎教育長(石井達郎) 一応現在も県から来た情報につきましては逐次各学校のほうには流しているんですね。そして、学校の管理職であります校長先生、あるいは教頭先生にそれぞれの学校の中でことし受ける教員はだれとだれなのかを把握をしていただいて、そしてあとその講習はどういうところでできるとか、あるいは何を調べたらいいかというような情報は流すようにしていますけれども、基本的には県の教育委員会のホームページを開いていただくと、すべてそこいらが載っているようになっておりますので、そういうことについてはまた今後とも各学校にそういう情報を流すようにしていきたいというふうに考えています。



○副議長(小沼晃) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) ぜひその辺はよろしくお願いをしたいというふうに思います。制度そのものに反対であっても、現存して起きていることですから、そのことについてやはり対応はしていかなければいけないでしょうから、もしこれに漏れると先生やめなきゃいけなくなるということで、非常に、それでなくても、そういったことからして気持ちの面でも負担を抱えている。また、これから受ける先生についても負担を抱えるわけですから、その辺は少しでも軽くしてやるというのが、それこそ教育の質を高めるということにつながるんじゃないかなというふうに思います。ぜひともその辺をよろしくお願いをいたしておきたいというふうに思います。

 次に、海岸線の整備についてなんですが、私も先般の議会でもたしか言ったというふうに思うんですけれども、議員になってからずっと海岸線の方々からのいつまで工事やるんだ、工事がストップしているだの何だというようなおしかりばっかりをずっとこの議員の、議員生活の中、受け続けていたような気がするんですよ。ビーチ利用で言えば、言い方がちょっとあるかと、専門的な用語があるかと思うんですが、海岸線から上に上がるところの、段をつけてある護岸のところがあるんですけれども、あそこだって、もう最初工事してから何年たちます。たってから、木が腐っちゃって危ない状況ができたり、何でこんなにかかるんだろうなというのが、年次計画とは言いながら、やっぱりそれは素朴な疑問としてあるわけですよね。私思うんですけれども、もう10年たつと、周りもいろんな面で変わるじゃないですか。そういうことからして、ずっとそれを延々と、もう、もうじきで20年になりません、始めましてから。計画が出てからか、製図ができてからか、ちょっとその辺がはっきりしませんけれども、少なくとも私の議員生活はずっとビーチ利用から始まり、ビーチ利用で終わるのかなというふうに思っていますけれども、本当に長いです。市民に非常に経済面でも、市民の方々の工事による影響で仕事ができなくなってというか、出稼ぎに行ったりとかという現象が起きています。そういった方々の苦労に深刻に対応していかなければいけないというふうに思います。県もかかわるでしょうから、この辺のことについては本当に一刻も早くですよ。年度末、何年度までにという予定があるにしろ、やはり一刻も早い工事の終了を望みます。そのことは申し上げておきたいというふうに思います。

 それで、次にヤシの問題なんですけれども、ヤシの設置場所、安全面からということで、対応したというのはヤシを抜いたということですか。どういうことなのか、具体的に教えてください。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 御指摘のように確かに狭い間隔で植えられておりまして、駐車場が設置しておる出入り口の安全性を確保するために、その区間については両サイドを移植、ほかの場所に移植して対応をいたしました。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) それはいつですか。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 植えられた後、そのような状況が既に確認されておりましたので、10月の末には完了いたしておると思います。



○副議長(小沼晃) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) 少なくとも、私はつい先般です。何回か、私のいない留守に抜かれているといけないんで何回か行っています。定期的に行っているんですよ。おととい行きました。おとといも行きました。見えにくい状況は変わりません。どこをどうしたのかわかりませんけれども、直線道路というのはそんなにないんですね。直線道路ではなくて、ちょっと名称を言っちゃっていいのか、コンビニエンスストアがあります。コンビニエンスストアの反対側に駐車場への誘導がありますが、そこは緩いカーブになっています。そこから出てくると、路側帯と車道の間の斜線がありますけれども、斜線から1メートルとは言いませんけれども、かなり前に出ないと、右、左の確認ができません。危ないです。私は夜行きましたので、対向車のライトで確認をして出ました。それぐらい危ないです。もう一度よく点検なさったほうがいいです。危険箇所の点検はもう一度なさったほうがよろしいかと思います。普通こういう植栽なんかするときは、やっぱり基準というのがあるんじゃないんですか。そういうものをどうやって生かしたのかなという思いがするんですよ。せっかく寄附をしてくれた方々たちの御厚意を裏切ることにつながっちゃうんですよ。市はやはり安全面を考えなければいけない。そのことを前提にしなければいけない。もし万が一寄附をされた方の意向があって、ここに植えてくれ、そこに植えてくれということがあったとしても、それは行政として安全面からできませんということも必要だし、そうですよね。そういうふうにしてやってもらわないと、市民の安全なんか守れませんよ。口ばっかりじゃないかということになるわけですね。そのことについていかがですか。



○副議長(小沼晃) 和泉澤建設環境部長。



◎建設環境部長(和泉澤薫) 今回の植栽につきましては、御寄附をいただいた中で作業をしていただいたという経緯の中で、若干の植栽間隔については行き違いがあったように考えております。御指摘のように確かに安全性についてはやっぱり確保していかなければならないということで、今後は十分対処していきたいと。また、植栽のときには、127号バイパスに植えられている間隔についても、私ども確認した上で、その意見をお話はしてあったんですけれども、ああいった事態が起きてしまったということの中で話し合いをさせていただきまして、先ほど御説明をさせていただいたように、私たちが確認した範囲内での危険性の回避ということで、今の支柱をする前に所々うろ抜いてほかの場所に移植をさせていただいたというような経緯でございます。

 以上です。



○副議長(小沼晃) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) その辺はまた私も定期的に視察に行きますので、よろしくお願いします。安全面を重視していただくようにお願いをしておきます。

 時間がありませんので、桟橋の問題に移ります。桟橋について、市長は供用開始に向けてのセールスというのはいろんなところへ行かれたかというふうに思うんです。ところが、私ずっと思っているんですけれども、季節運航だけでいいのかというふうなことなんですよ。やはりそれは通年使えるものでなければならないわけです。そのためのセールスを市長が先頭に立ってやらなければいけないというふうに思うんです。それをやはり見える形で行ってほしいなというのは本当に切に願っておきます。やはり通年使える桟橋、それでなかったら、60万人なんてというのは夢の夢でしょうけれども、本当にそれで終わってしまうというふうに思うんです。やはりその件についてお願いをしておきたいと思います。

 先般視察に行きまして、デッキ周りの階段、あるいは上のデッキの周りにずっと手すりついているんですけれども、その下コンクリなんです。ああいう位置にあると、子供たちが登りたがります。そうすると、非常に安全面から問題が起きることのないようなやり方、下に何かワンクッションの屋根を設けるだとか何かしないと、あれは非常に危険だということを指摘をしておきたいというふうに思います。

 それから、残った桟橋、残ってしまった桟橋、旧桟橋なんですけれども、あの扱いについて、私はずっといつ壊すんだ、だれが壊すんだということで言ってきたかと思うんですが、ここへ来て市民の方々と話し合う中で、議員、なくすことばっかり考えないで、使うという道はどうだと、いい提案を受けたんですが、そのことについて、また時間が来てしまいましたので、次の機会でお話をしたいというふうに思います。よろしくお願いします。終わります。



○副議長(小沼晃) 武田健康福祉部長。



◎健康福祉部長(武田博之) 先ほどの高齢者の状況確認について補足させていただきます。

 民生委員さんが高齢者の方を調査しておりますけれども、その個票というのが市のほうに来ております。それで、そこにはその方がどういう状況かという、外出が例えば多いとか少ないとかいろんな状況を書いたもの、また配食サービスを受けているとか、そういうサービスの状況、また緊急連絡先として、御家族の方がどこにいるとか、またその方の特徴として耳が遠いとか、いろいろなそういうものを、資料ですね。個票が市のほうに届いております。また、来年度からは介護予防の事業の見直しによりまして、65歳以上の高齢者すべてを対象として介護予防の基本チェックリストを郵送で送って実態把握をする予定でおります。これについては一応25項目あるんですけれども、例えばバスが電車で1人で外出していますか、日用品の買い物をしていますかとか、預貯金の出し入れをしていますかとか、友人の家を訪ねていますか、家族や友人の相談に乗っていますかとか、以下25まで続くんですけれども、こういうようなチェックリストを送って、それを市のほうで把握するような形になりますので、かなりその方の詳細な状況が市のほうでつかめるという、そういう状況になりますので、御理解いただきたいと思います。



◆20番(鈴木順子) ありがとうございます。終わります。



○副議長(小沼晃) 以上で20番鈴木順子議員の質問を終わります。

 独断で休憩時間を省略しまして御容赦ください。





△散会午後3時29分



○副議長(小沼晃) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 明16日から19日は休会、次会は20日午前10時開会とし、その議事は一般議案及び補正予算の審議といたします。

 本日はこれをもって散会といたします。



 ◎本日の会議に付した事件

1 行政一般通告質問