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千葉県 館山市

平成22年  9月 定例会(第3回) 09月10日−05号




平成22年  9月 定例会(第3回) − 09月10日−05号









平成22年  9月 定例会(第3回)





1 平成22年9月10日(金曜日)午前10時
1 館山市役所議場
1 出席議員 20名
       1番  吉 田 惠 年          2番  石 井 信 重
       3番  本 多 成 年          4番  三 澤   智
       5番  吉 田 正 二          6番  鈴 木 正 一
       7番  真 田 司 郎          8番  今 井 義 明
       9番  内 藤 欽 次         10番  秋 山   貴
      11番  山 口 安 雄         12番  榎 本 祐 三
      13番  早 船 亮 一         14番  福 岡 信 治
      15番  松 坂 一 男         16番  小 沼   晃
      17番  本 橋 亮 一         18番  三 上 英 男
      19番  小 幡 一 宏         20番  鈴 木 順 子
1 欠席議員  なし
1 出席説明員
  市     長  金 丸 謙 一     副  市  長  関   隆 晴
  会 計 管 理 者  庄 司 武 雄     市 長 公 室 長  田 中   豊
  総 務 部 長  川 名 房 吉     健 康 福祉部長  武 田 博 之
  経 済 観光部長  吉 田 安 重     建 設 環境部長  和泉澤   薫

  教 育 委 員 会  石 井 達 郎     教育委員会次長  忍 足 光 正
  教  育  長

1 出席事務局職員
  事 務 局 長  伊 藤 一 雄     書     記  井 澤   浩
  書     記  和 田 敦 子     書     記  藤 田 達 郎
  書     記  前 田 一 樹     書     記  栗 原 隆 太

1 議事日程(第5号)
 平成22年9月10日午前10時開議
 日程第1 認定第 1号 平成21年度館山市一般会計歳入歳出決算の認定について    
      認定第 2号 平成21年度館山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につ
             いて                            
      認定第 3号 平成21年度館山市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
      認定第 4号 平成21年度館山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定に
             ついて                           
      認定第 5号 平成21年度館山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
      認定第 6号 平成21年度館山市学童災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定
             について                          
      認定第 7号 平成21年度館山市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につい
             て                             







△開議午前10時00分



○議長(吉田惠年) 本日の出席議員数20名、これより第3回市議会定例会第5日目の会議を開きます。

 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。





△議案の上程



○議長(吉田惠年) 日程第1、認定第1号乃至認定第7号、平成21年度館山市一般会計及び特別会計決算を一括して議題といたします。





△質疑応答



○議長(吉田惠年) これより質疑を行います。

 質疑時間は、答弁を含めて1時間以内といたします。

 通告がありますので、順次発言を許します。

 なお、発言の際はページをお示しくださるようお願いをいたします。

 9番内藤欽次議員。御登壇願います。

         (9番議員内藤欽次登壇)



◆9番(内藤欽次) おはようございます。さきに通告しました大きく3点について、質問いたします。

 大きな1、認定第1号、5ページ都市計画税について、廃止してはどうか。都市計画税の使途は、どのような事業にどのぐらいの金額を使用しているのか。

 大きな2、同じく5ページ、市税について、その中の細目にある、17ページにある法人市民税の動向について、過去5年間の経過はどうであったか。

 大きな3、ページにはかかわりありませんが、歳入歳出にかかわる経常収支比率の約4%の改善はどのようなことで達成されたのか。

 以上ですが、答弁によりましては再質問をさせていただきます。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) おはようございます。内藤欽次議員の質問にお答えいたします。

 認定第1号に関します第1点目、都市計画税の使途についてですが、本議会の資料として配付しています「平成21年度決算に係る主要な施策の成果に関する報告」の「都市計画税の使途に関する説明書」に記載していますが、北条海岸でシンボルロードとして整備を進めています都市計画道路船形館山港線、公共下水道事業及び過去に都市計画事業の財源として借り入れた地方債に係る償還金の財源として、合計5億971万7,000円を充てています。

 次に、第2点目、法人市民税の動向についてですが、現年課税分の過去5年間の収入済額は、平成17年度が約4億1,900万円、18年度が約4億6,000万円、19年度が約5億円、20年度が約4億4,000万円、21年度が約3億6,500万円となっています。

 次に、第3点目、経常収支比率の改善についてですが、主な要因は分子となる歳出の経常経費充当一般財源は、国民健康保険特別会計などへの繰出金の増加などがあったものの、人件費や三芳水道企業団への補助金などの減、粛々と進めてきました行財政改革による歳出の抑制効果もあり、全体的には昨年度より約1億2,000万円の減となりました。また、分母となる歳入の経常一般財源は、経済不況による市税収入及び各種交付金が減となったものの、市税徴収の強化などにより税収の減少を抑える努力をしたこと、普通交付税及び臨時財政対策債の増により、昨年度より約3億5,000万円増額となったことが比率改善の大きな要因です。

 国の政策による歳入増が経常収支比率改善に大きく寄与していますが、コスト意識を持ち、小さなことから歳出の増加を抑制していくという努力の積み重ねも必要となりますので、これまで進めてきた行財政改革による取り組みが歳出抑制に大きく寄与していることも確かであると考えています。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) それでは、再質問させていただきます。

 まず大きな1、都市計画の中の公共下水道事業などが、その受益が特定の地域に限定されております。市民全体を考えた場合、下水道事業に属さないところもあります。主にやられているのは都市部のほうで、山間部その他では行われておりません。こういう場合、都市計画税を徴収するというのは不公平ではないかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 公共下水道事業につきまして、議員御指摘のとおり、そのサービス区域というのは一部の区域に限定されているわけでございます。しかし、その効果というのは館山湾を含めた公共用水域の水質保全、浄化であるわけで、館山市全域に及ぶというふうに考えております。

 館山市は、観光振興による地域経済の活性化を目指しておりまして、観光資源である館山湾などの水質保全、浄化は重要な課題であるというふうに考えております。

 このようなことから全市的な観点に立って、公共下水道の整備を推進しているところでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 今、回答の中に、サービスは全域に及ぶ、つまり館山湾をきれいにすることによって、その恩恵は全市民にも行くんだというような答えがありましたが、何でもつじつまを合わせればそういうことになるのか。風が吹けばおけ屋がもうかるということで、めぐりめぐって一定の効果はあると思いますが、恩恵を受けているという理屈は成り立つと思うんですが、実際にかかわっている地域とかかわっていない地域、この方々の感情としてはどうしても納得はいかないと思うんですが、その点いかがでしょうか。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 下水道の対象区域の方々におかれましては、受益者負担金ですとか下水道使用料というのを御負担いただいているわけです。また、そのほかの地域の方々におかれましては浄化槽設置に際して助成を行うなど、市民の皆さんの負担についてはバランスがとれるように努めております。また、くみ取りにつきましては保全公社の投入手数料の減免等を通じまして、くみ取り世帯の軽減を図っているところでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) そのことを論議していると長々と1時間、2時間かかってしまうし、平行線になってしまうんじゃないかと思うんですが、せめて全廃と言わないまでも減額ということで、例えば香取市では合併により利率が0.3%のところと0.2%の地域が出たために、これを統一するということで低いほうに抑えて0.2%にするという案を出しているところですが、先ほど言いましたように、やられているところとやられていないところ、これはいろいろやればみんな平等だというふうになるわけですけれども、そこら辺で手を打ちまして、今0.3%を一律に掛けているところ、0.2%というふうに引き下げることについてはいかがでしょうか。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 税率を現行の0.3%から0.2%に引き下げることはできないだろうかという趣旨の御質問だと思いますけれども、そもそも都市計画事業といいますのは全市的な観点に立って都市機能の維持、向上を図るために行うものであるというふうに考えます。今後とも館山市といたしましては、その機能の維持、向上のために必要な都市計画事業については順次実施していく必要があると、推進していく必要があるというふうに考えておりますので、財源確保の観点からも現状の税率を維持していく必要があるというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 結論は、できない、引き下げないという答えと思いますが、これも今すぐはできないまでも、都市計画税を取っているところでは近隣にはないと聞いていますけれども、全市域的に取っているところはないと聞いていますけれども、努力目標、検討目標にしていただけたらというふうに思います。

 次に、大きな2番目、市長さんの答弁により5年間の動向を挙げていただきましたが、出たり入ったり、へっこんだり、上がったり、一定性が余りないんじゃないかと思うんですが、これを見て全体的に5年間の市税の動向をどのように評価してまとめているんでしょうか、伺いたいと思います。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 法人市民税の動向をどのように考えるかということでございますが、ここ5年度とって見ますれば、4億から5億ということで推移してきたんですけれども、20年の秋でしたか、リーマンショック以来法人税収が落ちまして法人税も減収となった。そうすると、それについて課税するところの法人市民税も減少している、そういうことが読み取れると思います。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 法人でもそのような評価なのかなというふうに思います。ついでですが、法人じゃなくて一般の個人の市民税の動向については、どうなんでしょうか。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 住民税、個人市民税のほうの御質問でございますけれども、5年間の動向を示すということでよろしゅうございますでしょうか。



◆9番(内藤欽次) はい。



◎総務部長(川名房吉) これは平成19年度から税率が改正されておりまして、税額だけをちょっと比較するのが適当でございませんので、所得割額の課税標準額の状況を御説明いたしたいと思います。

 課税標準額といいますのは、所得控除額を引いた後の税率を掛ける額でございますが、それによりますと、平成17年度が363億9,100万円、18年度が388億9,600万円、19年度が381億7,100万円、20年度が376億900万円、21年度が366億6,000万円というふうになっております。平成21年度が大きく落ち込んでいる、そういう状態でございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 同じように落ち込んだり上がったり、そういうところがあって、21年度が落ち込んでいるということですが、この傾向をまとめて言いますと、どのような評価をしているんでしょうか。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 評価と申されていても、これは所得に対する課税でございますんで、経済状況が思わしくなくなりますと、やはり住民税の関係というのは落ち込むということでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 景気に左右されてそういうふうな結果になっているということですが、金丸市長さんが当選されて観光立市ということで北条桟橋も完成しましたけれども、大きく見て非常に観光の部分にイベントを含めて市政が動いているということですが、この経済のつぎ込みに対して、市民は、法人も含めて本当に恩恵にあずかっているんだろうかどうか。いろいろな評判もあるでしょうが、お金をかけて桟橋をつくった、道路もつくった、しかし市民には潤いがない、授かり物がないではないか。今述べられた、答弁されたところを見ても、全国的な経過だというふうに言えばそれまでですが、こういう特に観光につぎ込んだ税金、この見返りが市民に反映されていないというふうに感じましたが、その点ではいかがでしょうか。



○議長(吉田惠年) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) お答えします。観光施策を実施してきたその効果という御質問だと思うんですけれども、観光関連産業につきましては、宿泊業ですとかサービス業、農水産業、さまざまな分野に影響を及ぼす、すそ野は広い産業ということで考えております。御質問があったように、観光立市に向けて各種の施策を推進して観光客などの交流人口の増加に努め、地域経済の活性化を図って、ひいては税収の増加につなげたい、こういう施策で進めております。その効果でございますけれども、なかなか金額ではお示しするのは難しいと思いますけれども、例えば観光客の入り込み客数を数字でちょっと申し上げてみますと、この経済状況、景気低迷というんですかね、この中で全国的に観光客が減少している、そのような傾向がある中で、館山市の観光客の入り込み客数は、平成21年につきましては178万人でございました。平成20年は176万3,000人、微増ではありますけれども、増加、上回っております。宿泊につきましても、21年が44万4,000人、20年が43万9,000人でございましたので、同様に微増ということになっております。これは、道路交通網がよくなったですとかアクアラインの800円、あるいは高速道路料金が土日1,000円、こういったものが主な要因でございますけれども、館山市としての施策として南房総地域観光圏の事業など観光客誘致に積極的に取り組んできた成果であると考えております。観光施策につきましては、短期的というか即効性のあるものではございませんので、すぐに効果があらわれるものではないと考えております。ただ、今後いかに税収あるいは地域経済の活性化、これが図れるように努力していきたい、このように思っています。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) すぐに効果があらわれるものではないということですが、本当にいつになったら効果が出てくるのか、これは皆目見当がつかないと思いますが、例えば今年度、22年度ほぼ半年になります。桟橋も完成されて、数字にはぱっとあらわれないかと思うんですが、先ほど言った入り込みから宿泊数の大体想像はどのくらいだと思いますか。予想するのも難しいと思いますが、22年度はこのぐらいで終わるんじゃないかというようなところをできたら述べていただきたいと思います。



○議長(吉田惠年) 内藤議員に申し上げますが、市民税ということでの通告質問でございますので、余り質問内容を拡大しないようにお願いいたします。



◆9番(内藤欽次) はい。それを聞いて終わります。



○議長(吉田惠年) 吉田経済観光部長。



◎経済観光部長(吉田安重) 今年度というか、ことし9月半分以上過ぎたわけでございますけれども、残念ながら夏の海水浴客だけを見ますと若干減少している。大変夏が暑過ぎてということがありましたし、何かレジャーの多様化っていうんですかね、そんな関係もございまして、残念ながら夏の海水浴客だけは減っておりますけれども、体験観光ですとかそういった修学旅行、学習旅行、そういったものは大分ふえて、この間の議会のときにお話ししましたけれども、通年ですと6,000人だけれども、ことしは8,000人来るだとか、そういう形のものがありますので、今数字ではお答えできませんけれども、ほぼ同じぐらい、もっとふやしていきたい、あと何カ月しかありませんけれども、これから多くしていきたいということで考えています。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) これから頑張っていきたいということですが、ぜひいろいろな知恵を絞りながら皆さんの声も聞きながら、何とか税収、市税、市民税が大きく徴収できるような努力をお願いしたいと思います。

 それでは、大きな3番目について聞いていきます。先ほどの答弁の中の、分母に地方交付税の増額と臨時財政対策債が約4億円ぐらい入っているというふうなことでありましたが、それでよろしいんでしょうか。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 前年より約3億5,000万ほど増額になっているということでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) この傾向は館山もそうなんでしょうけれども、ほぼ全国的にそんな傾向があるんじゃないかとも思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 地方交付税の交付額につきましては、全国的に不交付団体の場合、余分にもらっていると思います。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 分子の面でいろいろ削減して、約1億円ぐらい削減したということですが、全体的には今挙げた国からの補助金等が大きかったんじゃないかと思うんですが、もしですね、来年度どうなるかわかりませんが、仮にそのようなものが増額されていないと数字はもちろん変わってくると思うんですが、全国的な傾向と言っていますけれども、もしそういうものが仮にないとしたらどうなっていると思いますか。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 21年度の決算につきましては、経常収支比率お示ししたとおりでございますが、22年度につきましても地方交付税といいますか、その中の普通交付税につきましては当初予算よりも3億円ほど多く入ってくる見込みでございます。また、臨時財政対策債につきましても、1億円ほど起債額が多くなりますので、状況としては21年度と同様の推移になろうかと思います。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 幸いというか何というか、22年度もそういうものが増額するということですけれども、政治は動いていますし、民主党政権もどうなるかわかりませんけれども、こういうことが必ずしもあるとは限らないと思うんですね。自助努力によって切り開いていく財政の明るい見通し、こういうものを行政改革によって努力はしていると言いますが、まだ少ないんではないかと思います。もしないとすれば、どういう手を今後考えていくでしょうか。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 地方交付税が減ってしまったらどうするんだという、そういった御議論かと思いますけれども、そもそも地方交付税というのは国民がどこの地域に住んでいても均一なサービスが受けられるようにということで、国が地方にかわって税を集めてもらうという、そういう機能でございまして、一時期、三位一体の改革ということで非常に減額して私ども館山市も困っているわけですけれども、地方というのがやっぱり都市を支えているわけでございますので、そういった面の税の再配分というのもしっかりしてくれるようにということで、やっぱり地方議会のほうからも主張していっていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 内藤欽次議員。



◆9番(内藤欽次) 議会のほうに要請がありましたけれども、なかなかかじ取りは難しいと思いますが、自助努力をさらに続けていただけるようにお願いして質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(吉田惠年) 以上で9番内藤欽次議員の質疑を終わります。

 次に、12番榎本祐三議員。御登壇願います。

         (12番議員榎本祐三登壇)



◆12番(榎本祐三) さきに通告しておりますとおり、4点について御質問させていただきます。

 第1は、17ページ、1款市税、不納欠損額9,265万797円について、1つ目、都市計画税を初め固定資産税等、毎年不納欠損額がふえておりますが、その要因と対策はどのように考えておられますか。2つ目、徴収率は滞納繰り越し分も含めると82.7%であり、近隣市町と比べるとかなり低い数値でありますが、その理由と対策はどのように考えておられますか。

 大きな2つ目、22ページ、12款地方交付税、1目地方交付税33億8,163万4,000円について、平成20年度より約3億6,000万円の増額となっておりますが、今後も21年度並みの交付税額が期待できそうなのかどうか、どのように判断されておられますか。

 大きな3つ目、35ページ、20款繰入金、2項基金繰入金、13目庁舎建設基金、1、収入済額は1億8,000万円でありますが、21年度末の庁舎建設基金残高は幾らで今までに幾ら流用されたのでしょうか。2つ目、土地開発基金を4億243万円流用したことからすると、地方交付税の増額があっても5億8,243万円の基金の流用があったということで理解してよろしいでしょうか。

 大きな4つ目、73ページ、3款民生費、3項児童福祉費、1目児童福祉総務費、13節委託料、元気な広場運営委託料、成果に関する報告書によれば利用者数は2万615人とありますが、この数字は児童だけの数字と理解してよろしいのでしょうか。

 以上、御回答によりまして再質問させていただきます。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 榎本祐三議員の質問にお答えいたします。

 認定第1号に関します第1点目、毎年不納欠損額がふえている要因と対策についてですが、平成21年度から税務課内に納税推進室を設置し、差し押さえを前提とした財産調査を強力に進め、差し押さえ件数においては156件と大幅に増加しました。その調査過程において徴収不能と判断した市税について、執行停止と即時消滅の処理を進めたことにより、不納欠損額が増加したものです。今後も滞納者に対する財産調査を積極的に行い、市税の滞納整理を進めていきます。

 次に、市税の滞納繰り越し分を含めた徴収率が近隣市町に比べて低い理由と対策についてですが、理由としては地方の中心都市特有の傾向である低所得世帯の数が多いことなどが原因と考えられます。対策としては、先ほどもお答えしたとおり、今後も差し押さえを前提とした財産調査を積極的に進め、徴収率の向上を図っていきたいと考えております。

 次に、第2点目、地方交付税の今後の動向についてですが、平成22年度の普通交付税は平成21年度決算額よりも約3億円程度の増額となりました。また、総務省の平成23年度予算における地方交付税の概算要求では、地方の安定的な財政運営に必要となる財源を適切に確保するとして、本年度とほぼ同額の約16兆9,000億円の要望をしており、平成22年度と比較して極端な減額はないと考えています。

 平成21年度及び平成22年度の普通交付税の増額は、雇用推進に関する経費など臨時的な要素がうかがえる経費の創設による増額となっていますので、今後の動向については不透明であり、決して楽観視はできない状況であると判断しています。

 次に、第3点目、庁舎建設基金の平成21年度末残高、これまでの流用額及び基金の流用額についてですが、庁舎建設基金の平成21年度末残高は、現金が9億9,712万7,000円、債権が3億5,000万円、一般会計運用金が1億8,000万円です。このうち債権の3億5,000万円は、出納整理期間中に返済しています。また、年度を超えて借り入れた一般会計運用金1億8,000万円については、全額返済するための補正予算案を本議会に上程しています。したがいまして、9月補正予算議決後には債権及び一般会計運用金はなくなり、現金として15億2,712万7,000円となる見込みです。

 次に、平成21年度一般会計歳入決算で、一般財源として基金から繰り入れた額についてですが、庁舎建設基金借入金繰入金の1億8,000万円と土地開発基金条例の改正に伴う土地開発基金繰入金の4億243万9,000円との合計で、5億8,243万9,000円です。行財政改革方針における一般財源としての基金借入額の累計を比較してみると、改革方針では平成21年度末累計額で6億2,900万円ですが、決算では平成20年度に借り入れた6億円を平成21年度中に返済しましたので、平成21年度末累計額は平成21年度決算における一般財源としての繰入額5億8,243万9,000円となり、約4,700万円下回っています。

 なお、先ほども答弁しましたが、平成21年度庁舎建設基金からの借入分の1億8,000万円については、全額返済するための補正予算案を本議会に上程しています。今後も、収支均衡に向け行財政改革方針に掲げた改革目標を達成するように努めていきます。

 次に、第4点目、元気な広場の利用者数についてですが、おかげさまで元気な広場も2年目を迎え利用者も増加しています。昨年度は新型インフルエンザの影響もあり、利用者数も2万615名にとどまりましたが、去る8月の月間利用者数は、これまでの最高だった開館当初の4月の月間利用者数2,802名を大きく上回る3,197名の利用がありました。今後も子育て支援のための拠点施設として、より多くの方に利用していただけるよう、指定管理者とともに努力していきます。平成21年度の元気な広場の利用者数2万615人については、就学前のお子さんと保護者などの合計です。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) ありがとうございました。簡略に御質問させていただきます。

 まず、不納欠損についてですが、徴収不能と判断した市税については執行停止と即時消滅の処理を進めたとお答えいただいたんですけれども、具体的にはどういうことなんですか。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) まず、用語の説明でございますけれども、地方税法に滞納処分の執行停止の規定がございます。実務上これを執行停止というふうに呼んでおるわけでございまして、滞納者が無財産、それから居所が不明、それから生活が著しく困窮している場合には滞納処分の執行を停止することができるわけでございます。こういった状況が3年続きますと、その市税の納税義務が消滅するということでございます。それが執行停止でございます。

 それから、即時消滅でございますけれども、この即時消滅というのは、このように滞納処分の執行を停止した場合のうち、事業の廃止ですとか納税義務者が死亡した場合、そういった場合、その市税を徴収できないということが明らかである場合は、その納税義務を即座に消滅することができる、それが即時消滅でございます。そのほかに時効による消滅もございますが、それらの地方税法の規定によりまして、不納欠損処理をするわけでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) つまり時効まで待っていたのでは、未収入額としてずっと計上せざるを得なくなるという状況になっているということですね。今館山市としては納税促進を一生懸命やられていて、いろんな競売まで、インターネットの競売まで実施されるようになっているというのは非常にいいことだと思うんです。今の部長の説明からしますと、ということは時効による前にもうこれはもう取れないんだなということがはっきりしたものについては、もう不納欠損として処分してしまいましょうというお話だと思うんですけれども、本年度、その措置をした場合に不納欠損額は相当ふえるんですか、どうでしょう。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 22年度はどうかということでございますが、結論から申し上げますと、大きくふえる見込みでございます。滞納額が多い法人が幾つかあるわけでございますけれども、そういったものにつきましては、登記簿上は存在するんですけれども、現実的にはないものがございます。そういったものについて欠損処分をしようかなと思っても、現実の問題として資産がわずかに残っているようなものがある。それから、そういった資産があっても共有関係が非常に複雑で、1つの物件を300人で持っているという、そういったような極端な場合があるわけです。そういったものにつきましては、方向として落としていかなければいけないというふうに考えております。現在東京とか横浜とかその他ほかの市に出向きまして、実際滞納者の資産などを克明に調査いたしまして、やがて欠損処分する予定でございますので、今年度は21年度に比較しまして大きく上回る見込みでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 榎本祐三議員。



◆12番(榎本祐三) ぜひその辺の作業については進めていただきたいと思います。館山市が徴収率が極端に低いのは、多分それが原因になっているんだと思うんです。毎年、毎年の徴収率については、よその市町と遜色ない、ほとんど同じようなのですけれども、滞納繰り越し分を含めると極端に悪くなっているというのは、そういうことじゃないかと思います。処分できないで困っている、処置できないで困っているというのがあるんだと思うんですね。その辺のところの、今後税の徴収も含めながら、ぜひ頑張ってやっていただきたいなというふうに思います。

 次に、地方交付税の件については先ほど内藤議員の質問の中でも出ましたので、これについてはもうお聞きいたしません。ぜひ本年度並みの交付税がずっと続くことを祈っているというか、祈りたいなと思っています。それにしても、本年度も基金の繰り入れはこれだけの事業をやると必要だったわけですので、その辺のところはもっと交付税が入ったらいいなというふうに思っております。

 次に、一番最後の元気な広場についてですが、元気な広場の利用者がどれぐらい、子どもたちの利用者がどれぐらいいるのかなということでお聞きしました。親の数も含めているということであれば、この半分ぐらいが子どもさんとすると1万人ちょっとかな、21年度の場合ですね。そうすると、年間1,500万円でやると1人1回大ざっぱに考えて元気な広場を利用すれば1,500円かかるのかな。それは高い、安いは別として、私も1回見学に行かせていただきましたけれども、もう少し契約が安くならないのかな、もっと例えばボランティア組織的な人たちの活動であの施設を運営できたらもっと安くできないのかなというような思いがありましたので、お伺いしました。どこかの温泉の入浴料よりも高くなるんかなという部分がちょっとありましたんで、お聞きしました。ただ、市長がいつも言っておられるように、子育て支援というのは大切なことなのでね、今後こういう活動というのは広げていかなくちゃいけないんだろうなと思っています。これを核にしてやられるということですが、ぜひ学校の空き教室がいっぱいありますので、どんどん、どんどん広がるように、そしてまた元気な広場の維持費がずっと下がるようにやっていただきたいなというふうに思います。

 終わります。



○議長(吉田惠年) 以上で12番榎本祐三議員の質疑を終わります。

 次に、20番鈴木順子議員。御登壇願います。

         (20番議員鈴木順子登壇)



◆20番(鈴木順子) 通告をいたしました認定第1号の一般会計でありますが、ページ数でありますが、決算書の47ページ、総務費の中の総務管理費中の賃金でありますが、非常勤職員の賃金であります。今、まず最初にお断りをしておかなければなりませんが、非常勤職員の賃金は各款ごとに分かれて分散しておりますので、あえて今回総務費から各款ごとの非常勤職員の賃金へと質問をさせていただきますことを、まずお願いをいたします。

 非常勤職員に非常に助けられて市の業務の運営をされていることは、御承知のとおりでありますが、近年非常勤職員が非常にふえているんじゃないかというような感触をも持っております。そういった中で、21年度の決算を中心とした職員数、要は総賃金をお答えを願いたいというふうに思います。

 以上が質問でありますけれども、御答弁によりましては再質問をさせていただきます。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 鈴木順子議員の質問にお答えいたします。

 認定第1号、非常勤職員賃金に関します職員数についてですが、各年4月1日現在の正職員の4分の3以上の勤務時間と勤務日数を必要とする社会保険加入者数は、平成17年109人、平成18年111人、平成19年125人、平成20年142人、平成21年163人、平成22年166人です。また、各年4月1日現在の社会保険加入対象者に加え、週20時間以上の勤務時間を必要とする雇用保険加入対象者数は、平成17年155人、平成18年157人、平成19年175人、平成20年194人、平成21年211人、平成22年208人です。

 次に、これらの職員に対する総賃金ですが、平成17年度約2億2,569万円、平成18年度約2億3,525万円、平成19年度約2億5,460万円、平成20年度約2億7,610万円、平成21年度約3億599万円です。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) それでは、再質問をさせていただきたいというふうに思いますが、非常勤職員の方たちがふえてきている、そしてまたその反面正規の職員、正職員の方が減ってきているということが起きていますけれども、これは行政改革の一環としてコスト削減ということがずっと言われてきておりますので、その反映かなというふうに思うんですが、こうして正職員が減る一方で、非常勤職員をふやして雇用をしていくという、こういう雇用形態についてどういうふうに思っているのかなというふうにお伺いをいたしたいというふうに思うんですが。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 正規職員を減らして非常勤職員を雇用していることについて、どう考えるかということの御質問だと思いますけれども、現在非常に厳しい財政状況下でございますので、行財政改革を推進していく上で、人件費を抑制しながら効率的な行政運営を行わなければならない状況でございます。人件費の抑制は組織や係の統合、再編などで職員数の削減を行ってきましたけれども、この手法にも限界がございます。現状では正職員をふやすことは厳しい状況でありまして、平成20年8月に策定した館山市行財政改革方針でお示しした事務事業の見直し、業務委託などのアウトソーシングや各種施設の統合、民営化などを進めていくことで職員の業務を減らし、それに伴い非常勤職員もふやさないようにすることが大切だというふうに考えております。今後も、効率的な行政運営を行うとともに市民サービスを低下させないために必要に応じて非常勤職員で対応することが必要というふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) 雇用ということから考えると、非常に非常勤職員をふやしていくという、そのやり方、手法については正直言って、いかにですね、いかにコスト削減が背景にあるとしても余りいいことではない、やはり雇用はきちんと正規に、正職員として働いていただくというのが私も正しいやり方ではないかなというふうに思います。お伺いをしたいのは、この4月からは22年度に入っちゃいますけれども、非常勤職員の賃金について時給であるとかの変更があったかと思います。そういった中で、非常勤職員の賃金というのは、コスト削減ということが背景にあるんだとすれば、賃金を下げていくような、そういうことにまで踏み込んでいくことがあるのかどうなのか、お聞かせください。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 非常勤職員の賃金の単価につきましては、人事院の勧告とかいろいろな最低賃金の動きとか、そういったものを総合的に決めてまいりますけれども、賃金の総支給額といたしましては、それは時間数が減りますとやはり減ってしまうこともあるということでございます。結果として収入が減ることもあるということでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) まさに、この21年度までの非常勤職員に係るコストが高いということがあったのかもしれませんけれども、非常にこの22年4月からの非常勤職員の単価の引き上げがありました。そういった中で、一方、今部長がおっしゃったように、勤務時間を今までより減らした中での勤務体系をとっているような状況もあります。そういった中で働くということは、やはり収入が減るということにつながると、やっぱり生活に直接響いてきます。そういった中で、やはり今回行われた勤務時間を減らす、職種によってであろうかというふうに思うんですが、減らすという行為っていうのは、私はあってはならないんじゃないかというふうに思うんですが、その辺はどうお考えでしょうか。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 職員の勤務時間が短縮になりましたけれども、これに伴いまして非常勤職員の所定の勤務時間も変更となりました。それで、勤務時間の変更が収入減に結びつかないように単価を見直して、それで総体としての収入減につながらないように配慮したところでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) 単価を上げて、そういう収入減につながらないようにしたと言いますけれども、職種によっては単価上げていただいたって時間を減らせば収入は減りますよね、そういう現実が起きているでしょう。時間数が減れば、保険も変更しなきゃいけない事態だって起きているわけですよね。今までの保険についても、今度抜けて国民健康保険に入らなきゃいけないような、そういう人もいるんじゃないですか、自前で入んなきゃいけない、時間数が減ったことによってですよ。そういうことが、やはり生活に一々響いてくるっていうことですよ。そういうことを、やっぱり私はやるべきではないというふうに思っております。ずっと先ほどから年度別、大体17年度ぐらいからの状況をお聞きしましたけれども、やっぱり正職員を減らして臨時職員をふやしていくという傾向が顕著に数字にあらわれているというふうに思うんですよね。一番心配するのは、今後もこういうやり方で進めていくんじゃないかなというふうな疑念を持つというふうな思いであります。

 そこでお聞かせを願いたいんですが、これはあれですね、できれば市長にお答えをお願いしたいんですが、今非常に厳しい財政状況ということを言われております。そういった中で、こういう事態が起きていることについて、館山市の財政状況が好転したとしましょう、そういったときの雇用の状況っていうのは、元に戻す、あるいは考え直すようなお考えがありますかどうか、お聞かせをください。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 今不況対策のほうで、国からの緊急雇用対策とかそういうものがありまして、いろんな形で非常勤職員がふえているという実情もございます。その中で、あくまでも非常勤職員の生活云々ということもございます。そういうものは、景気が好転すれば云々、また財政状況が好転すれば云々ということはですね、今現状ではなかなか言えないですけれども、そういうものをこれからも加味していかなきゃいけないなということは考えております。



○議長(吉田惠年) 鈴木順子議員。



◆20番(鈴木順子) やはりですね、働くたる者、やはり安定的に生活ができる体制をつくっていくというのはこれはもう基本でありますので、その辺はどうかお忘れなくお願いをしたいというふうに思います。

 そこで、私思うんですが、館山市のこういう非常勤職員で働いていただける人たち、職員の方々のですね、生活を脅かすような状況が実際としてあるわけですけれども、そういったことに及ぶよりも、私は行革の中で、例えばそこにお並びの方々の管理職手当であるとかさまざまな手当について、どういう精査をされたのかなというのが非常に疑問であります。そういったことも含めて、最低限のですね、金額を聞いて私もびっくりしましたけれども、よくこういう賃金で世帯を持っている方も中にはいらっしゃいます、そういう生活をなさっているなというふうに思います。そういうことを考えますと、やっぱり市の行革に基づいてのこととはいえ、もう少し手当であるとか、そういう賃金全般のことについてきちんともう一度精査する必要があるんではないかなということを指摘をしておきたいというふうに思います。

 今後ですね、たび重ねての要請になりますが、勤務条件の変更であるとか、いわゆる時間を下げる、少なくするとかそういうこととか、あるいは賃金についての手法については、やはり収入減につながるようなことがないように、ぜひとも今後の勤務条件の向上に向けてですね、しっかりと取り組んでいきたいということをお願いをしておきたいというふうに思います。

 以上で終わります。



○議長(吉田惠年) 以上で20番鈴木順子議員の質疑を終わります。

 次、10番秋山 貴議員。御登壇願います。

         (10番議員秋山 貴登壇)



◆10番(秋山貴) 本日、通告の最後でございます。さきに通告してあります2項目について質問させていただきますが、初めにちょっと説明をさせていただきます。今回、決算全般にわたっての質問でございまして、本来であれば決算書のページを表記しなければいけないということで、一応表記はしてありますが、さまざまな決算にかかわる資料の中の数値から質問をさせていただきますので、この決算書のですね、132ページとなっておりますけれども、この132ページには実質収支額というのが記載されておりますが、質問の内容にあります実質単年度収支に関しましては記載がされておりません。資料といたしましては、平成21年度決算に係る施策の成果に関する報告の3ページ並びに平成21年度決算状況が記載されております決算カードが主に資料になっておりますので、御了承願いたいと思います。

 それでは、まず第1項目めが単年度収支並びに実質単年度収支についての質問でございます。平成21年度決算では、単年度収支が2,052万9,000円の赤字、実質単年度収支が2,044万4,000円の赤字となっております。この要因につきましては、どのように分析をしていますでしょうか、お伺いをいたします。また、経年的な赤字体質についてどのように考えているか、対処についてはどのように考えているか、お伺いをいたします。

 第2項目め、館山市行財政改革方針の目標値との乖離についてでございますが、平成21年度決算数値と館山市行財政改革方針の目標値に乖離がございます。8月18日の全員協議会の資料に、平成21年度普通会計決算と行財政改革方針目標値の比較表がありますが、数値に乖離が見られます。平成24年度までにプライマリーバランスの黒字化を目指すために、財政推計を見直す必要があると思いますが、どのようにお考えかお伺いをいたします。

 答弁をいただきました後に、再質問をさせていただきます。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。

         (市長金丸謙一登壇)



◎市長(金丸謙一) 秋山 貴議員の質問にお答えいたします。

 認定第1号に関する第1点目、単年度収支、実質単年度収支についてですが、単年度収支は実質収支から前年度の実質収支を差し引き、当該年度だけの収支を把握しようとするもので、実質収支には基金からの繰入額が含まれます。平成20年度、平成21年度決算ともに一般財源として基金からの繰り入れを行っており、実質収支がこの繰入額の影響を受けますので、平成20年度決算よりも基金活用額が減少したことが単年度収支の赤字要因と考えています。

 実質単年度収支は、単年度収支の実質的な黒字要素や赤字要素を控除した収支です。平成20年度では黒字要素となる財政調整基金への積み立てを行いましたが、平成21年度決算では積み立てていませんので、これが赤字要因と考えています。これらの赤字を改善していくためには、収支均衡させることが必要と考えていますので、行財政改革方針に掲げた改革目標を達成するように努めていきます。

 次に、第2点目、館山市行財政改革方針の目標値との乖離についてですが、行財政改革方針の目標値は繰越明許費や国の緊急的な経済対策などを想定していませんので、平成21年度決算においては、これらにより決算額が大きく行財政改革方針の目標値を上回っています。また、今後もこれらを把握することは困難ですので、現段階では改革目標値の推計を見直すことは考えていません。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) それでは、再質問をさせていただきます。

 この実質収支というのは、まず赤字になることはないし、することはないと思いますが、この単年度収支、実質単年度収支に関しましては、平成21年度決算に係る施策の成果に関する報告書の3ページ、第1表には平成3年度から平成21年度まで19年間の単年度収支が記載されております。うち黒字が7年、それから赤字が12年でございます。表現は悪いんですけれども、相撲で言えば7勝12敗と大きく負け越しをしております。それから、実質単年度収支は、ちょっと分析表で10年間のをつくりましたが、これを見ますとやはり10年間で黒字が3年、赤字が7年となっております。

 前々から私も言っておりますけれども、財政の運営体質というのが赤字体質になっているというように考えております。これは特効薬があるわけじゃありませんので、徐々に、徐々に体質改善をしていくということが必要になると思いますけれども、すぐに細かい施策等はないと思いますが、その辺の解消に向けての意気込みというか取り組みについてお伺いをしたいと思います。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 単年度収支が赤字だからという御質問でございますけれども、これは基金から繰り入れた金額が多いか、少ないかで単年度収支がマイナスになるかどうかということで、仮に基金のほうから多く繰り入れていれば赤字にはならないわけでございます。しかし、基金がなければ、形式収支でさえもマイナスになっているところでございますんで、まずは基金からの繰り入れがないような財政運営を目指して、今後も行財政運営を着実に進めてまいりたいと思います。健全財政を実現することで赤字を改善できるということでございます。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) わかりました。私館山市の財政が決して好調ではないと思いますし、完全に健全とは言い切れないんじゃないかなと思っております。

 続きまして、市長の財政運営の方針といたしまして、非常に簡単な言い方をいたしますと、借金の利子、それから貯金の利息、これを比較した場合に借金の利子のほうが元利で上回るということであるんであれば、いわゆる借金を減らしていこう、借金というか起債というか地方債ですね、減らしていこうと、積立金が多少減るようなことがあっても借金を減らすんだというようなお考えでいるかと思いますが、その辺は市長どうでしょうか、所見お伺いします。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 財政運営の基本は、起債の返済、公債費ですね、それよりも多くは借りない、そういうことによって自動的に起債が減っていく、そういうことをやっていくということが一番の基本です。



○議長(吉田惠年) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) わかりました。その方針は、私も共感できるところでございますので、ただ一つ、積立金というか基金を減らすのもいいんですが、この平成21年度の決算のいわゆる審査の意見書の中にも、これ40ページにもありますが、財政調整基金のことが書いてあります。基金については、財政調整基金の年度末現在高が1億2,808万8,000円は、昨今の災害等に対する十分な備えとは考えられず、工夫を重ねて増額を図るべきであるというようなことが書いております。確かに借金を減らすのはいいんですけれども、極端にやはり貯金を減らしてしまいますと、こういう形でですね、審査されるということがあると思います。一般的には標準財政規模の10%が望ましいということでございますので、平成21年度決算では103億3,300万というのが標準財政規模になっておりますので、10億3,000万、これが財政調整基金としては非常に望ましいということでございます。これについてお考えがありましたら、お伺いいたします。



○議長(吉田惠年) 川名総務部長。



◎総務部長(川名房吉) 秋山議員、財政調整基金の一般的な保有残高10%とおっしゃいましたが、5%ということで、5%未満の自治体は県のほうから呼ばれていろいろ指導を受けるわけでございます。ですから、平成21年度の標準財政規模は103億円ですので、約5億2,000万が最低基準なのかなというふうに思います。それで、監査委員そのようにおっしゃっているんですけれども、いかんせん歳入が不足しておりますんで財政調整基金を出してしまったという事情がございます。今後につきましては、いろいろこれからの執行状況ですとか補正予算の兼ね合いもありますんで、そういったものを総合的に見て、また財調が積めるかどうかというのを検討していきたいと思います。

 以上です。



○議長(吉田惠年) 金丸市長。



◎市長(金丸謙一) 議員のおっしゃるとおりね、財調が少ないもんですから、それは積みたいと、積みたい気持ちは重々あって、どうしても積みたいという気持ちであるんですけれども、今のところはそれ以前で積めないという段階にありますので、そういう今総務部長答弁のありましたように、そういう段階になりましたら、まず何はさておいても積みたいと思っております。



○議長(吉田惠年) 秋山 貴議員。



◆10番(秋山貴) 10%が望ましい、これいろいろ諸説あると思いますんで、県のほうとしては5%ということであります。5%にしても、それに行っていないもんで、なるべく県からの呼び出しはないようにしていただければと思います。

 最後に、決算でいろいろな資料が出ておりますけれども、昨年から国からの通達で財務4表を作成しろということでございますが、どうしても一般の決算書よりは作成が遅くなるかなと思っておりますが、ぜひ9月というのはどうしても決算議会というのがよく言われておりますが、できれば決算に当たっての資料というんでしょうかね、財務4表だとか市町村財政比較分析表ですとか財政状況等一覧表ですとか、その辺をそろえていただくとさらに決算のほうの質問がしやすいし、状況が把握できるんじゃないかなと思っております。

 これで、質問じゃなくて意見とさせていただきますが、ぜひこの資料等ができましたら早目に作成いただいて、公表していただければなと思っております。

 以上で終わります。



○議長(吉田惠年) 以上で10番秋山 貴議員の質疑を終わります。

 以上で通告者による質疑を終わりますが、通告をしない議員で御質疑ございませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。





△決算審査特別委員会の設置・付託・委員の選任



○議長(吉田惠年) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております認定第1号乃至認定第7号、平成21年度各会計決算につきましては、9人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田惠年) 御異議なしと認めます。よって決定いたしました。

 ただいま設置されました決算審査特別委員会委員の選任につきましては、館山市議会委員会条例第8条第1項の規定により、

    3番  本 多 成 年 議員     6番  鈴 木 正 一 議員

    7番  真 田 司 郎 議員     8番  今 井 義 明 議員

   10番  秋 山   貴 議員    14番  福 岡 信 治 議員

   16番  小 沼   晃 議員    18番  三 上 英 男 議員

   19番  小 幡 一 宏 議員

 以上9名を指名いたします。





△散会午前11時22分



○議長(吉田惠年) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 明11日から21日までは委員会審査等のため休会、次会は22日午前10時開会といたします。その議事は、議案第50号乃至議案第62号並びに認定第1号乃至認定第7号にかかわる各委員会における審査の経過及び結果の報告、討論、採決、追加議案の審議といたします。

 この際申し上げます。各議案に対する討論通告の締め切りは22日午前9時でありますので、申し添えます。また、最終日に予定している館山市議会議員定数等調査特別委員会の委員長報告及び議員発議による館山市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について、発言通告書の提出を義務づけておりませんが、円滑な議事進行を行うため、質疑、討論を予定している議員は事前に事務局へと内容をお知らせください。来週の14日までにお願いをいたします。

 本日はこれをもって散会といたします。



 ◎本日の会議に付した事件

1 認定第1号乃至認定第7号

1 決算審査特別委員会の設置・付託・委員の選任