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千葉県 船橋市

平成20年12月11日文教委員会−12月11日-01号




平成20年12月11日文教委員会

 文教委員会記録(平成20年第4回定例会) 目次
 ・審査の順序について
 ・傍聴の申し出について
 ・陳情審査
  ・陳情第53号 言語障害通級指導教室の教育支援に関する陳情
 ・船橋市子どもの読書活動推進計画について(報告)
 ・行政視察について
 ・閉会中の委員会活動について


13時30分開議
△審査の順序について
まず、付託事件である陳情1件を審査。次に、船橋市子どもの読書活動推進計画についてを議題とし、理事者の説明は省略、質疑があれば質疑を行う。その後、行政視察及び閉会中の委員会活動について協議することと決した。
△傍聴の申し出について
順序1に関し、3名の方から傍聴の申し出があり、許可した旨、委員長から報告があった。
△陳情第53号 言語障害通級指導教室の教育支援に関する陳情
     [理事者説明]
◎総合教育センター所長 
 本市の言語障害通級指導教室について、現状を説明する。
 本市においては、船橋小学校、行田東小学校、二宮小学校、高根台第三小学校の計4校、そして二宮小学校だけ2教室あるので4校5教室に、言語障害通級指導教室を設置している。
 平成20年度11月1日現在であるが、通級指導児童数については、船橋小学校32名、行田東小学校24名、二宮小学校40名、高根台第三小学校24名、合計120名の児童が通級している。
 そのほかに、通級指導は受けていないが、個別の相談にこれまで応じている児童数については、船橋小学校11名、行田東小学校5名、二宮小学校8名、高根台第三小学校11名、合計35名となっている。
 言語障害通級指導教室で、指導を受けている児童については、知的な面や情緒面での課題はないが、構音障害、これは例えば「せんせい」を「てんてい」と、発音が不明瞭だったり誤りがあるようなケースである。あるいは吃音、「ぼ、ぼ、ぼく」というようなケースである。これは話し言葉のリズムに問題が生じているケースである。また、口唇裂、口蓋裂──唇が裂けているとか、上あごが裂けている、このことによって発音が明瞭にできない状況にある児童──等のある子供が対象となっている。
 通級する児童については、ふだんは在籍校で学習している。そして、実態に応じて週1回から3回、あるいは隔週ごとに時間を決めて通級指導教室に在籍校から来る。指導は1回45分単位で、1対1の個別指導が中心となるが、必要に応じて、小グループによる指導を取り入れている。おおよそ、その配置の目安ということで、国あるいは県から出ているのは、1人の指導教員について24時間が目安となっている。
 市教育委員会としては、県教育委員会に指導教員の増員を要望しているところである。
 なお、今回の陳情は、船橋市ことばを育てる会会長より提出された。この陳情書に「船橋市立船橋小学校きこえとことばの教室内」とあるが、校長等に確認したところ、船橋市立船橋小学校内にあることばと聞こえの教室ということであり、学校そのものがこの陳情を行ったということではない旨、念のためつけ加えさせていただく。
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     [質疑]
◆朝倉幹晴 委員  
 通級指導学級の設置という方針であるが、正式な学級として、1つの学級として設置するという方針はないのか。通級指導じゃなくても、1つの独立の学級として。
◎総合教育センター所長 
 固定式という意味か。
◆朝倉幹晴 委員  
 はい。
◎総合教育センター所長 
 実は、平成4年度までは固定式で運営をされていた。平成5年の学校教育法施行規則の改正に伴って、通級が可能になったという経緯がある。
 結局、固定式だと、そこに籍を置いて、例えば学区以外のところから毎日通うことになるが、通級だと、その指導の必要に応じて、在籍校は居住地の学区に置いて、そこから週に1回通うような形になって、実態としては、言語の指導については通級指導教室のほうが実態にそぐうだろうということで、それで平成5年度以降、逐次通級指導教室に移行していった経緯がある。
◆朝倉幹晴 委員  
 すべての保護者かどうかわからないが、ある意見では、きちんと固定式学級を設置していただいたほうが人員をきちんと配置できると。その固定式学級に併設して、通級指導教室をセットで同じ場所に設置すると。それは、4つのうち1つでいいと思うが、いわゆる拠点的な小学校に補完して、1つ学級を設置するという考えは持っていないか。
◎総合教育センター所長 
 現在のところ、通級指導教室の形で、その指導内容を充実させる方向で取り組んでいる。
◆朝倉幹晴 委員  
 船橋小学校に関して、1人でやられている状態なので、非常にきついという話を聞いた。臨時でもう1人、教育委員会のほうで探しているという話を聞いたが、どのようになっているのか。
◎総合教育センター所長 
 臨時職員を配置する予定は、船橋小学校ではない。
◆金沢和子 委員  
 年々ふえているという状況を、担当課として把握されているか。私も経年的に調べていないが、年々どのぐらいの人数でふえているのか、市の実態を教えていただきたい。
 先ほど、県に職員の配置を要望しているということで、教育要覧だと1名というふうに──教育要覧の職員配置数は、県費職員の配置数だと思うが、市のほうでは全く配置がないのかなと。情緒通級指導教室の場合は、市の職員の配置があるので、その辺は違うんだろうと思うが、確認でお聞きしたい。
 要は、どういう状況でふえているのかによって、いつの時点の要望を出すのかが気になっている。だから、早い時点で、県費職員の要望を出しておかないと間に合わないのではないか。
◎総合教育センター所長 
 まず、経年の数であるが、平成17年度は、校数は4校ですべて同じである。これは5月1日現在で、平成17年度85名。18年度91名。19年度89名。そして20年度が102名となっている。よって、逐次、暫時増加しているというよりも、若干波がある中で、20年度については102名──3けたになっているので、今年度は多くなったということは言えると思う。
 あと、臨時職員、市の職員であるが、通級は、発達障害の通級では、コーディネーターという名称で配置しているが、言語障害通級指導教室に関しては市の職員は配置していない。県費の職員である。
 どの時点で要望を出すのかであるが、基本的には、年度後半の人事要望とか人事配置、次年度の要望等で基本的には行うが、まず県の教育事務所がある。そこにも随時、例えばことしのような状況だとふえているので、特に船橋小については30名を超えているから、必ず配置をお願いしたいという要望はしている。
◆金沢和子 委員  
 要望は多分されているんだろうと思うが、要望しているのにどうしてふえないんだろうというところをもう少し聞きたい。
 20年度に102名になるというのは、恐らく19年の9月段階あたりでもうわかっていると思う。就学指導委員会だとか、そういうのにかかってきているわけだから。だから、どんなに遅くても、前年の9月にはそういうことがわかってきているという状況の中で、恐らくそのタイミングで要望を出すのか、その9月より早い段階で要望を出すのか、その辺がちょっと……。船橋市がその集約をされているのが、どこの段階で来年度の人数を把握されて、どこの段階で県に要望しているのか。何月ごろという大体の流れでいい。
 20年にこれだけの数になったのに、要望したのにつけてもらえなかったのはなぜか。県はどういう回答を出したのか。
◎総合教育センター所長 
 正式な要望──書面をもっての要望はやはり年度末近くになるが、状況は逐次こちらからは口頭とかで流している。
 そして、今話題になっている船橋小学校については、基本的に県がいわゆる教員を配置する際、定数じゃなくて加配という形である。定数だと、児童40名に対して1名教員をつけるというふうに決まっているが、加配は、そういう定数ではなくて、状況に応じて配置していこうという、加える配置である。よって、ある面では幅があるとお考えいただいたほうがいいかと思う。
 基本的に5月1日の児童数でおおよそ決まってくるとこちらは考えている。船橋小学校については、18年度5月1日現在で、通級の児童数は30名であった。それで、配当教員は2名ついた。19年度は17名で1名。そして20年度は26名で1名である。よって、これは県のことだから、こちらも確たることは申し上げられないが、おおよそ30ぐらいが1つの区切りと思われるのかなと。この数字の中だけであるが、思っている。
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     [意見]
◆角田秀穂 委員  
 本会議でも行政からの答弁があり、内容の充実をするために、教員の加配について増員の要望もしているということなので、本陳情については採択。
◆朝倉幹晴 委員  
 数がふえていて教員が少ない状態なので、きちんと加配を要求していくことと、足りないところには市自前でも人を配置することも考えていただく方向を強調して、採択。
◆金沢和子 委員  
 採択の立場で。船橋市、特に船橋小学校のことばの教室は、かなり古い歴史を持っているかと思う。昭和24年ぐらいだったか、私は不勉強で余りよく知らないが、その長い歴史の中で、船橋市は全県的にもかなり先進的な取り組みをし、保護者の方と一緒にこういうものを運営してきたと思う。それはすごく大事なことだし、歴史というか伝統というか、それが今になって配置する教員の数が足りないということで、その今までやってきた教室の質あるいは指導の内容が、その教員の方の熱意で何とか保たれているのだろうと考えると、やはり県が配置をしないから、仕方がないからという状況を直ちに改善すべきではないかと考える。
 この特別支援教育が19年に始まって、船橋市としては課題も多く、全県的に見れば、支援教育が始まったにしては配置される職員の数が少ないという状況の中では、県に要望して、それがかなわないということでそのままになるというというのではなく、船橋市として専門の職員を育成し、きちっと配置をし、ことばと聞こえの教室の質を維持するということが、この長い歴史や、この間の保護者と培ってきた伝統から見ても、大変重要なことだと思うので、これは直ちに──要望はしているということだから、引き続き強く要望していただくことと、市の職員配置を検討することもあわせて要望して、賛成の討論としたい。
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     [採決]
賛成多数で、採択すべきものと決した。(賛成者 角田秀穂・橋本和子・金沢和子・朝倉幹晴・島田たいぞう委員)
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採択すべきものと決した陳情は、執行機関において措置すべきものであるので、これを送付することと決した。
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委員会報告書の作成及び委員長報告の内容については、正副委員長に一任。
△船橋市子どもの読書活動推進計画について(報告)
 [質疑]
◆朝倉幹晴 委員  
 5点伺いたい。まずはこの報告に関して、現状分析をどう考えているのかということでお聞きしたい。
 報告の冒頭、1ページに、「メールによるやり取りが増え、遊びの世界でも異年齢の集団遊びではなく、会話の必要がないテレビゲームや携帯ゲーム機が普及しています。子どもたちの言葉の力は弱まり、社会に出てから他者とコミュニケーションを深めるような、言葉を用いて生活することが難しくなってきています」ということに関連してであるが、やはり現状を分析した上で読書推進をしないといけないと思うので、教育委員会がどのように把握しているか、聞きたい。
 携帯小説が、最近、特に中学生の間ではやっている。この携帯小説をどう評価するかについては、非常にいろんな議論が起こっていて、「ケータイ小説のリアル」という本も出ているし、それから由緒ある国文学雑誌が臨時特集で、携帯小説のことをどう分析するかというのをやっている。その辺の、この今の世代の状況に対する携帯小説などに対する評価が全く触れられていないが、何らかの調査とか分析はしているのか。
◎社会教育課長 
 朝倉委員の現状分析であるが、以前6月の文教委員会でこの策定計画について説明したが、今回の策定計画については、5つの柱に基づいて計画をつくっている。1つが家庭、2つ目が地域、3つ目が学校、4つ目として幼稚園と保育園、5つ目として図書館。この5つの柱のもとに、子どもの読書活動推進計画を具体的に策定している。その中で、この冒頭にも書いてあるが、昨今非常に子供たちを取り巻く社会が大きな変化をしてきている。具体的には、読書について言えば、1カ月に1冊も本を読まなくなった子供たちが、小学生で6%、中学生で22%、高校生になると半数の50%という数字が出ているという、非常にショッキングな状況が生じている。そういう中で、5つの柱のもとに、具体的な読書の推進を図るための施策をつくらせていただくということで、現状としては、非常に読書離れが進んでいる中で、具体的に施策をつくっていきながら推進をしていく。そういうことで現状分析をしている。
 2点目の携帯小説の件であるが、詳細については十分わからないが、よく、特に中学生の女の子というのか、非常にはやっているということで、例えば作者にメールを送って、作者からその回答が返ってくる。あるいは一方では文学のニューウェーブではないかみたいな、そんないろんな議論がある。今回については、特に携帯小説の現状とかについては触れていないが、実際の社会の中では、中学生の少女の中で爆発的な人気で、本を買わないで携帯小説に対応しているというふうなことは私どもも認識しているので、今後その辺が、まだまだどういう方向に向かっていくかについては今回の中では触れていないが、そういう現状だけは理解をしている。
◆朝倉幹晴 委員  
 ことしちょうど源氏物語1000年紀ということで、書店では源氏物語関係書が非常にふえているし、例えば池袋のジュンク堂が源氏物語講座をやると満席になると、立ち見になるという状態である。やはりその辺についても、この機に言及があってもよかったのではないかと思うが、例えば源氏物語に関しては、瀬戸内寂聴さんが、源氏物語を読むことは生きる力につながると。生きる力というのは、子どもの読書活動に関する推進活動の中にも、「人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠くことのできないものである」という言及があるので、言及がないのは見たが、その辺の文学界の動きについてはどのように分析されているか。
◎社会教育課長 
 朝倉幹晴委員から今配られた資料によると、古典の源氏物語の蔵書は中学校で2校ある、市船のほうにも蔵書があることであるが、それについてはこの資料で初めて知ったので、十分現状を把握していない。
◆朝倉幹晴 委員  
 7ページの最後のところに、このような表現がある。「子供と本に関わる読書案内として、前年度購入した資料を見ることができる移動図書展示会を開催し、資料リストを配布していきます。また、「YA(ヤングアダルトコーナー)を設け、図書館から離れがちな世代に積極的にサービスを行っていきます」ということであるが、このヤングアダルトコーナーについて、どういう具体的な方針を持っているか。
 それと、今私が発言したことにかかわるが、例えばこういうところにきちんと携帯小説あるいは漫画の源氏物語という、若い世代が読書を──携帯小説の評価はいろいろ分かれるが、でも存在しないとそもそも来ない層がいる。携帯小説があれば行こうか、「あさきゆめみし」があれば、そこにも寄ってみようかという層がいると思うので、その辺の層に間口を広げるためには、ヤングアダルトコーナーの蔵書についてはかたく考えずに、とにかく中高生が手にとるようなものだったら、倫理的に外れ過ぎるものはちょっと考えるにしても、ある程度間口を広げてやらないとまずいのではないか、この目的を遂げられないのではないかと思うが、その辺の、このコーナーに関するお考えをお聞かせいただきたい。
◎社会教育課長 
 ご指摘のヤングアダルトコーナーについては、市内の中央図書館だけにある。スペース的にもそんなに広いスペースではないが、ここにも書かせていただいたが、図書館側は、中高生というよりも、一般の方がほとんどを占めるということで、特に中央図書館にヤングアダルトコーナーを置かせていただいたのは、図書館から離れがちな世代にサービスを提供するということで設置をさせていただいている。蔵書的にはそんなに多い蔵書ではないが、携帯小説を置くかどうかについては、具体的な方針は話をしている状況ではない。
◆朝倉幹晴 委員  
 10ページ、11ページの「学校における読書活動の推進」であるが、学校において、最近朝の読書とか音読が比較的進められていることは、前向きの取り組みとして評価しているが、例えば、朗読とかあるいは分読、その辺の取り組みはどういうふうになっているのか。現状を聞きたい。
◎社会教育課長 
 今のお話については、具体的につかんでいない。
○委員長(佐々木克敏)
 休憩する。
14時01分休憩
14時01分開議
○委員長(佐々木克敏)
 再開する。
◎教育次長 
 子供たちに対する朝読というのを非常に推進しているが、子供たちの学年を隔てて、上学年の子供たちが下学年の子供たちに読み聞かせをするような活動をしている、取り入れている学校もある。そういう中では、分読というか、読み聞かせの訓練というか、そういう取り組みがなされているのではないかという気がする。詳細については把握していない。
◆朝倉幹晴 委員  
 学校図書館について。私が調べた範囲では、大和和紀、非常に話題になっている漫画の源氏物語、中学校27校中2校しか入っていないし、広辞苑の第6版は必需品に近いかと思うが27校中7校しか入っていないという状態がある。本会議の中では、図書のやりとりサービスができるという話だったが、やはり辞書はその場にないと、その場ですぐ調べないと意味がないので、少なくとも広辞苑に当たるような辞書は、全校6版をそろえるとか、あるいは本なども適切にそろえていくという方向が必要ではないかと思うが、いかかが。
◎生涯学習部長 
 個々の図書の選定については、今回の推進計画の中では触れられないことはないが、学校との連携の中ではそういうことは伝えられるが、例えば、今例に出したような広辞苑をそろえるべきだとか、源氏物語を置くべきとか、そういったことはこの推進計画の中では盛り込みにくいものだと思っている。今の委員のご意見は、貴重なご意見として、学校関係のほうには機会があれば伝えるが、そういったことをそろえる用意だとかについては、ちょっとここでは触れにくいのかなと思う。
◆金沢和子 委員  
 これは推進計画だから今後こういう方向でやっていきますという意思表示だと思うが、例えば、我々が船橋市の今の読書状況どうなんだろうって思ったときには、何となく数値で見てしまうところが結構多くて、先ほど中学生で22点というお話があったように、どのくらいの量までふやしていくのだろう、数値化しにくい話だと思うが、全体、船橋市内の小さいお子さんから高齢者の方まで、これから教養を身につけたいといって図書館に通う方がだんだんふえてくるかと思うが、船橋市の市民の全体に対して、どのぐらいをみんなに読んでもらうのか。例えば1人当たり年間で何十冊ぐらいの本を読んでもらいたい、そのために具体的にこういう取り組みをしていくのか。こういう計画の立て方がなじむかどうかという問題もあるが、ただ、その必要な量にあわせて、必要な本の数や予算とかがあらかた決まってくる中で、じゃあこの計画を推進することによって、どのくらいまでの市民の読書をふやしていくことを意図しているのか。
◎社会教育課長 
 非常に難しいお話であるが、確かに委員おっしゃるように、数値だけではない。具体的には平成19年度──昨年度であるが、学校の図書館のほうで、年間150万冊の貸し出し目標をつくって、結果的には数万冊及ばなかったが、147万冊まで貸し出し冊数があった。このことについては、非常に数値的な点だけで見れば、非常に読書活動が推進をしたととらえられるが、数字だけではなく、結局その背景にどういうことがあるかというと、平成17年に小学校に図書事務を全校配置をしたという経緯がある。やはりそういう図書事務、司書の方の配置によって、小学校の読書活動が紛れもなく推進をした。そういうことが挙げられる。よって、数字を目標に立てながら条件整備をしていくとか、蔵書をふやしていくということを並行しながらやっていくことによって、読書の推進が図られると考えている。それは、学校に限らず、図書館も同じだと思うし、家庭における読書活動の推進も、保護者が本を好きになることによって子供に与えることができるという条件整備を、きちっと行政としても整備をしていくことも推進計画の中に盛り込んだということである。
◆金沢和子 委員  
 先ほども、図書事務員の配置が読書を向上させる力になったということで、やはり本と本を読む人とをつなぐ人の存在というのは、とても大きいと思う。その際に、随分昔の市内の小学校の現状を見たときにも、やはり専門性の高い職員を配置することが非常に読書を向上させる上で大きいということを、以前感じたことがある。
 実際には、現在図書ボランティアの方が各学校にいて、実際にお会いしてお話を聞いたら、非常に子供の育成事業での経験をお持ちだということや、文化・教養などにも造詣が深いという方ではあったが、例えば子供たちの昆虫の、例えば足が何本でとか、細かいレファレンス的な要望が出てきたときに、どういうところに行くとこういう本があって、こういうふうに調べるとわかるよと、そこまでのアナウンスは司書資格のある方でないとどうしても対応し切れないということが考えられる。
 現在、この推進計画の中でも、職員の適正配置と資質の向上ということで出てきてはいるが、今後司書資格について、積極的にとっていただくようにするのか、配置される職員の方にはそういう資格を求めていくのか、その辺はちょっと方向性としては、これだけだと研修を受けに行くんだなというのはわかるが、司書資格についての言及がなかったので、具体的にはどうなるかが気になった。
◎社会教育課長 
 確かに今回の推進計画というのは、子どもの読書活動の推進の基本的な方向性を示す施策であって、そこまでは言及はしていない。確かに読書という媒体については専門的な司書がいることによって読書の推進が図られることは紛れもない事実だと思うので、その点についても研修を含めながら、今図書館のほうでは必ず司書資格を持っている職員の配置はしているが、まだ少ない状況であるので、それは計画的に司書資格を取得できるような研修体制については行政のほうとしても整備しているつもりである。引き続き司書資格等の体制については整備をしていきたいと考えている。
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14時12分休憩
14時13分開議
△行政視察について
○委員長(佐々木克敏)
 1月26日の午後は、日田市でミラクル構法を採用した学校の建て替えについて三隈中学校を視察し、1月27日の午前中は大分市で、公民館の設置について説明を受け、コンパルホールを視察するというスケジュールで、正副委員長において先方と調整させていただいた。皆さん、これでよろしいか──それでは、そのようにする。
 今後、都合が悪くなった方は、早めに事務局まで連絡願いたい。
 視察資料は出発の1週間くらい前にお渡しする。そのときはまたご連絡する。
 なお、同行理事者は生涯学習部長にお願いした。
△閉会中の委員会活動について
○委員長(佐々木克敏)
 12月定例会終了後から3月定例会開会までの間の委員会活動について、意見のある方はいるか──特に意見がないようなので、今回は様子を見ることとする。
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14時14分散会
     [出席委員]
  委員長
 ・佐々木克敏(リベラル)
  副委員長
 ・大矢敏子(市政会)
 委員
 ・早川文雄(市政会)
 ・橋本和子(公明党)
 ・角田秀穂(公明党)
 ・金沢和子(日本共産党)
 ・渡辺賢次(耀(かがやき))
 ・朝倉幹晴(市民社会ネット)
 ・石渡憲治(新風)
 ・島田たいぞう(民主党)
     [説明のため出席した者]
 ・石毛教育長
 ・村瀬教育次長
 ・松本管理部長
 ・松本学校教育部長
 ・福田総合教育センター所長
 ・中台生涯学習部長
 ・山田社会教育課長(参事)
 ・その他 主幹・補佐
     [議会事務局出席職員]
 ・委員会担当書記
 ・市原主査(庶務課調査係長)
 ・我伊野副主査(議事課)