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千葉県 船橋市

平成20年10月27日文教委員会−10月27日-01号




平成20年10月27日文教委員会

 平成20年10月27日文教委員会 目次
 ・委員の遅刻について
 ・報道関係者からの傍聴申し出について
 ・本日の委員会の進め方について
 ・市立峰台小学校の児童死亡事故について(報告)
 ・行政視察について
 ・記録への個人名の掲載について


10時01分開議
△委員の遅刻について
金沢和子委員から、若干遅刻するという届け出があった旨、委員長から報告があった。
 ──────────────────
△報道関係者からの傍聴申し出について
読売新聞及びNHKの方から、本委員会を傍聴したいとの申し出があり、先例により、あらかじめ許可している旨、委員長から報告があった。
△本日の委員会の進め方について
○委員長(佐々木克敏)
 本日の委員会であるが、10月17日に発生した市立峰台小学校の児童死亡事故について、所管部課から本委員会に報告したいとの申し出があったので、本委員会の閉会中所管事務調査の一環として、この報告を受け、その後質疑があれば質疑を行っていただく。
  本件終了後、理事者に退席いただき、正副委員長に一任されていた行政視察の日程及び視察先について委員長から申し上げて、本日は散会することになる。
  このように進めさせていただきたいので、よろしくお願いしたい。
△市立峰台小学校の児童死亡事故について(報告)
 [報告]
◎教育長 
 本件に関してご報告申し上げるわけであるが、まず最初に、お亡くなりになった児童のご冥福をお願い申し上げるとともに、ご遺族あるいは関係者に対して、深くお悔やみを申し上げる次第である。
  10月17日金曜日、12時45分ごろ事故が発生し、そして救護の甲斐もなく、同日18時15分、児童がお亡くなりになったわけである。
  当日、4時ぐらいからと報告を受けているが、警察のほうの調査が入り、その後学校としては、その調査が終わってから9時ごろと聞いているが、関係児童、保護者に学校においでいただいて、状況を調査したものである。
  担当からの報告によると、状況も状況だし、時間も遅い時間であったということで、十分な調査はできなかった模様というふうに受けとめている。
  その後、10月20日、私のほうへ、夜の9時過ぎだったと思うが、担当課長より、朝日新聞社からの取材があったという連絡を受け、そしてご案内のように、10月21日火曜日に、朝日新聞の朝刊に記事が載ったわけである。
  その後、学校も市教委担当課も、報道の方々の対応に追われてきたというのが現状である。
  今回のことについて、そのような中で対応してまいったこともあって、議会関係への報告がきょうになってしまった。大変申しわけなく思うし、また、この件に関して、議員の方々を初め、市民の方に大変ご心配をかけた点、教育行政をあずかる長として、大変申しわけなく思っている。申しわけありませんでした。
  教育委員会としても、再発防止に取り組んでいかなければならないのは当然であるし、今後、日ごろの給食指導の状況等を再調査し、改善に努めるとともに、医療関係や救急救命士等の専門機関の方々にもご協力いただいて、再発防止のシステムを確立していきたいと考えている。
  細部にわたっては担当課長からご報告申し上げる。
◎保健体育課長 
 峰台小学校における給食時の死亡事故についてご報告する。
  事故の概要についてであるが、平成20年10月17日12時45分ごろ、6年児童が教室で給食の時間中にのどにパンを詰まらせ、応急処置、医療機関での治療を施したが、夕方に息を引き取った。
  事故の経緯であるが、おおむねこちらに資料にまとめてあるが、ここでは、保護者説明会の折に、校長先生が保護者に説明したとおり読ませていただく。
   本日は、お忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。過日の●●君の事故についてご説明をさせていただくために、お集まりいただきました。
  まず、●●●●君の若いとうとい命を守ることができなかったことを、深く深くおわび申し上げます。本当に無念であります。学校を預かる責任者たる校長として、申しわけない気持ちでいっぱいでございます。
  事故の説明に入る前に、故●●●●君の御霊に対し、心からご冥福をお祈りしたいと思います。1分間の黙とうをお願い申し上げます。
  事故の経緯をご説明させていただく前に、ご報告させていただきます。
  一昨日、私が体調を崩し、起き上がることができませんでしたので、休ませていただきました。私を代理して、教頭が、担任と学年の職員を同行し、昨日夕刻に事故当時の状況の詳細について、●●君のご両親にご説明に伺いました。その際、ご両親から、次の2点について、ご要望をいただきました。
  本日の事故当時の状況についての説明は、理解できたので、同じ内容を保護者会でお知らせしてほしいとの点。また、事故後、校長の私が、マスコミ各社からの取材を受けた際、事故発生時に早食い競争があったのかとの質問に対し、早食い競争はなかったと回答したことについて、その見解を明確に訂正し、謝罪してほしいとの、2点のご指摘がございました。
  そこで、まずおわびを申し上げたいと存じますが、最悪の結果を招いてしまい、事故の状況把握の的確な把握ができない、混乱した状況下において、報告を受けた内容に基づきご回答をしなければならなかったことから、新聞報道等があったような内容でお答えしたところであります。その後、詳細な報告を受け、それらを総合すると、後ほどご報告しますように、早食いを誘発するような状況があったようでございます。お亡くなりになった●●君のご両親には重ねて申しわけないことをしてしまい、お許しをいただきたいと存じます。
  それでは、ご両親にご説明させていただきました内容を、読み上げさせていただきます。
  12時20分過ぎ、給食の配膳を始めました。
  12時35分配膳終了。●●君は、ドリルがなかなか終わらなかったので、やっていました。
  12時40分、●●君が食べ始めました。一口パンをちぎって食べました。友達が、「そのパン、3秒で食べられる?3秒以内で食べてみて」。これに対して、「無理だよ、わからない」。本人が言いました。次に、「前に3口ぐらいで食べたことある子がいるよ。前にコッペパンを3秒で食べたことがあるんだよな」「ああ、そう。おれ、食べたんだ」。それを聞いて、●●君が、「へえ、それなら。じゃあやってみる」。パンを2つに割って口に入れようとしたので、「そんなばかなことはやめなさい」と注意しました。周りの子供たちも、「やめなよ」と言いました。半分に分けたパンを●●君は口の中に押し込んでしまいました。しばらくその場で食べていましたが、口をあけてもぐもぐしていたので、友達が、「牛乳の力をかりたほうがいいよ。前にもだれだれが牛乳で飲み込んだことがあるよ」と声をかけましたが、●●君は牛乳を飲みませんでした。そこで、だれだれが、「スープを飲んだら?」と言いました。●●君は、食器を手に持ち、スープを飲みました。「宗介のかば焼き、ポニョの刺身」と笑わせようとした子がいるので、●●君は、吹き出しそうになり、口を手で押さえました。周りの女の子たちが、戻されるのが嫌なので、「出さないでよ」と言いました。5年のときに、給食を食べていて、●●君が吹き出し、前の席にいた子の給食を食べられなくしてしまったことがありました。●●君が、両手で口を押さえて、後ろのドアから流しに出しに行きました。流しに2つ、床に1つ吐き出しました。2人の友達がついてきて、1人はみんなが来るのをとめようとして、「見るなよ」と教室に戻り、言いました。●●君は、前のドアから戻り、「息苦しい」と小声で言い、前かがみになりました。廊下で一緒にいた友達が後ろから来て、呼吸がうまくできていないという報告を受けながら、担任が、廊下の流しに連れて行きました。吐かせようと背中をたたいたり、さすったりしました。●●君は、自分で蛇口をひねり、水を飲もうとして出しましたが、すぐに自分でとめました。背中をたたきながら、そばにいた友達に、他のクラスの先生を呼びに行くよう指示しました。2組の児童が自分を呼びに来る。──この自分というのは、1組の担任のことである──すぐに現場に直行。担任に加わり、気道確保をしながら、背中をさすったり、たたいたりした。2組児童に、養護教諭を呼ぶように指示。担任に救急車を呼ぶよう指示。
  12時50分、ほぼ同時刻に、担任と2組児童が職員室に到着し、教頭は固定電話で救急車を要請。その間、自分は後ろに回り込み、ハイムリック法を実施。何度も行ったが、異物除去できず。床に横向き、側臥位にし、気道確保をしながら背中をたたいた。同時刻に校長が現場へ到着。校長、「AED持ってくるか」。自分、「お願いします」。その間にALTと他の教諭、養護教諭が到着。AEDを●●君に装着。AEDが解析後、「ショックは不要です」の音声が流れた。
  12時52分、教頭が現場へ到着。携帯電話を通して、ドクターの指示を受けながら、現場に駆けつけていた教諭らと対応に当たった。背中をALTと自分とでたたいた。体位を保持していたのは校長であった。脈、心臓の動き、呼吸の確認を養護教諭としていた際、救急車が到着し、隊員と交代。
   以上である。
   引き続いて、本日までの経過について、資料をご覧いただきたい。要所のみ確認させていただく。
  10月17日事故発生。
  10月20日、学校で全校集会を行い、保護者あてに通知文を配付した。市教委は各学校に給食指導の徹底についての通知文を出した。通夜が行われた。
  10月21日、告別式が行われた。14時15分に校長が、17時に校長と保健体育課長がマスコミの取材に応じた。18時ごろ、教育長と校長が当事者宅に説明に行った。
  10月22日、子供の心のケアを図るために、スクールカウンセラーを要請した。学校が、事故の詳細について再調査をした。
  10月23日18時ごろ、教頭、担任、1組担任で、当事者宅に説明に行った。
  10月24日、19時ごろ、保護者説明会を開いた。20時30分ごろ、校長、教頭が、学校教育部長、保健体育課長同席のもと、記者会見を行った。
  今後の対応についてであるが、資料に沿ってご説明申し上げる。
  まず、峰台小学校の対応として、1、児童の心のケアに努めてまいる。具体的には、児童のメンタルヘルスのために、スクールカウンセラーを派遣している。
  2、給食指導の徹底を図ってまいる。具体的には全校集会や各学級で給食マナーに重点を置いて指導している。
  3、教職員による救急法研修会を実施してまいる。講師を招いて、全職員で救急法に関する知識の習得と実技指導を行ってまいる。
  次に、教育委員会の対応として、1、対策委員会を設置してまいる。専門の知識が必要となるので、医療機関、救急救命士にも委員として入っていただき、今後の対策を検討してまいりたいと考えている。
  2、再発防止に向けた研修会の開催をしてまいる。給食主任、栄養士研修会の開催ということで、11月4日を予定している。救急法研修会の開催ということで、養護教諭については11月10、11日の両日を、体育主任については11月14日を予定している。
  3、給食指導の啓発ポスター配付と掲示を行ってまいる。
  最後に、教育委員会の見解についてであるが、このたびの事故については、大変残念なことであり、お亡くなりになられた児童のご冥福をお祈りするとともに、ご家族の皆様には心よりお悔やみ申し上げる。教育委員会としても、再発防止に取り組んでいかなければならないと考えている。今後は、日ごろの給食指導の状況を再調査し、改善に努めるとともに、医療機関や救急救命士の専門機関の方々にもご協力いただいて、再発防止のシステムを確立していきたいと考えている。
  引き続き、保護者会の概要について、説明をさせていただく。
  保護者会の概要については、児童数669名中参加者数は363名であった。初めに校長先生から、事故が起きたことに対し謝罪があった。その後、全員で1分間の黙とうを行った。引き続き、校長から23日体調不良のため代理として教頭、担任、1組担任の3名が当事者宅にて事故状況の詳細説明を行ったことを報告した。その場でのご両親から、同じ内容を保護者会で知らせてほしい。「早食い競争があったのか」というマスコミの質問に対し、「早食い競争はなかった」と回答したことについて、謝罪してほしいという2つの要望があったことを報告した。「早食い競争があったのか」というマスコミの質問に対し、「早食い競争はなかった」と回答したことについて謝罪が欲しいということについては、詳細な事実確認の報告を受け、早食いを誘発するような状況があったと報告した。同じ内容を保護者会で知らせてほしいということについては、先ほど読ませていただいた内容と同じである。
  次に、今後の対応として、教頭から配付資料に沿って、子供たちの心のケアを行う。子供たちへの給食指導を徹底する。救急法研修会を実施する、の3点を説明した。
  質疑応答では、心のケアについては、担任やスクールカウンセラーで対応するとともに、マスコミ報道の対策として、集団下校や自粛申し入れが確認された。また、事実確認や救急処置に関する質問があり、修学旅行の実施については、子供たちの状況や、保護者の意向を踏まえ検討していくことになった。特に、修学旅行については、全体会終了後、6学年の保護者が残り、話し合いの場を持った。
  質疑応答の中で、1点、教育委員会への報告が遅いというようなことで、隠ぺいのようなことがあったのではないかという発言があった。
◎学校教育部長 
 学校のほうも事実を隠そうとしたのではないか、そして教育委員会もその隠ぺいをしようとしたのではないか、小栗原小のときもそうだったけれども、今回も隠ぺいしようとしたのではないかというような、そういうことのないようにしてほしいというような要望もあった。
   ──────────────────
     [質疑]
◆朝倉幹晴 委員  
 まず最初に、心よりお悔やみ申し上げる。
  ご家族の意向を聞いて、その状況を保護者会で説明した内容、それをこの場でお聞かせいただいて、議員としても、行政関係者としても受けとめて、しっかりやっていきたいと願っているわけである。
  ただ、実名が出てきたというところが、これは議事録に残すのはまずいのではないかと思って、その辺は後で整理していただいてもいいが、ご配慮をお願いしたい。名前を変えるとか──Aさんとかとするとか、その辺のご配慮をお願いしたい。(後刻、この委員会記録上は、個人名を掲載しないことを了承。これを受け、本記録においては、個人名を「●●君」と表記した。)
  それをお願いした上で、具体的な質問としては、最初の保護者通知文となる10月20日の通知文をぜひ委員に配付していただきたい。
  それともう1点。24日の説明会のときには、これに相当するような文書が保護者に配られた上で口頭で説明があったのか、あるいは口頭説明のみだったのか、その点についてお願いしたい。
◎学校教育部長 
 24日の保護者に配ったプリントについては、今ここにないが、探せばあると思う。後ほどでよろしいか。今か。
○委員長(佐々木克敏)
 暫時休憩する。
10時27分休憩
10時29分開議
○委員長(佐々木克敏)
 再開する。今、20日と24日の資料について、朝倉委員のほうから資料要求があった。委員会として、その資料を要求するかどうかを諮りたい。
  資料を要求するということで、皆さんよろしいか──それでは、委員会として資料要求をすることとする。
  すぐ資料を出せるということなので、資料を待っている間に質疑を続けさせていただく。
◆石渡憲治 委員  
 今回の残念な事件において、いろいろと事件が起きてからの対処の仕方はよく理解するが、1組の担任は、学年主任か何かなのか。
◎保健体育課長 
 学年主任ではない。体育主任をやっている。
◆石渡憲治 委員  
 資料要求が先ほど朝倉委員のほうからあったが、肝心な担任のコメントが余りにもこちらに情報提供されていない。当初、校長のインタビューがあったときに、私のほうからこの学級にいる方の保護者の方から電話があった。そんな中においても、パン食い競争があったんだと、担任は知っていたはずだというようなご意見もちょうだいした。したがって、この一番当事者、それを黙認していたかどうかはちょっと難しい部分もあるかもしれないが、担任の今回の状況においての一番身近におられたと思うので、その辺の状況説明等あれば、説明いただければと思う。
◎保健体育課長 
 担任は、場所的には、教卓で食べていた。当事者がいた席は、6人で班をつくっていた。ちょうど教卓の一番前の位置する場所で、6人での班をつくっていた。当事者は、担任とちょうど向かい合うような形でいた。距離的にはここ、私がいる場所から、マイクがある辺りの場所になると思う、当事者との位置関係は。その中で、当事者が一口パンを食べて、その後2つに割って、それを口に押し込もうとしたときに、「そんなばかなことはやめなさい」という注意をしている。そのときに、担任は、子供たちから、その会話の中で、「3分で食べられるよ」とか、「3口で食べた」というような会話を聞いている。
◆朝倉幹晴 委員  
 3秒ですよね。3秒。
◎教育長 
 私も、そこのところの報告を受けたが、担任は、実際には3秒とか1秒とかっていう会話であるが、担任は、3分とか1分と聞いた。校長にそういう報告をして、校長はそのほかも担任から報告を受けているが、担任の報告をもとに記者の方たちに応対したので、ああいうような答え方になった。
  石渡委員から、担任との事情聴取ということであったが、教育委員会として通常やるような事情聴取ができるような状況でなくなってしまった。それで、校長からの電話連絡というか、そういう中での報告を受けた。
  告別式のときに私も校長と一緒に説明に上がった。一部テレビで出ていたが、そのときに、お父さんから、テレビで見ている校長の談話と、実際にいろんな方から聞く談話と違うじゃないかというようなご指摘があって、再度よく調査して、またご説明に伺うというようなことで、校長が、23日改めて行った。そこに、今朝倉委員から3秒っていうことがあったように、大変な行き違いが出てきた。
◆石渡憲治 委員  
 今行き違いが出てきたという話があったが、今回のこの事件に関し、情報もいろいろ出てきていると思うが、この児童の保護者の要望の部分においての校長のコメントを差しかえていただきたいというお気持ち、この辺においては、私の感覚では、担任の先生と校長とで、やはり現場にいるといないで、少し報告も、当然慌てた部分も当然あるだろうし、大まか私なりには理解しているつもりではあるが、やはり意見の違う部分がクローズアップされて、このようにマスコミに、船橋何やってるんだという部分が出てきているのも、皆さん肌で感じておられると思う。よって、この保護者の要望部分においては、ある部分は撤回できるような、きちっとした調査をもとに、もう一度掘り下げていただいて、当初電話とかにおいての校長また担任の先生のお話を教育委員会として伺ったという部分もあるが、よりもう少しきちっと調査を、お調べをいただいて、的確な明確なこの保護者の要望に沿える形での学校運営に努力していただきたいと思う。その辺は、まずは保護者の要望においては、これからどのように解決されるのか。
◎学校教育部長 
 保護者の方の要望に沿って調査をして、子供たちからも聞いて、ただその子供たちから聞くときも、やはり同じグループの子供たちも非常にショックを受けていて、もう学校も聞くときも、やはり言葉を選びながら、校長の話であるが、非常に言葉を選びながら子供たちを、亡くなった児童には本当に申しわけないが、今その子たちの心情も考えながら、一応聞きとったことをもとに、校長が体調を崩されていたので、担任と教頭と、1組担任、体育主任の先生でご説明に上がって、一応保護者の方にはご了解をいただいたということを私は聞いている。
◎教育長 
 石渡委員の言うとおりである。保護者、ご遺族の気持ちにこたえると。それがまず一義である。
  校長が体調を崩して、どうしても2回目の説明に行けなかった。よって、教頭と担任と体育主任で説明して、そのときの報告には納得していただいたと。そのときの要望であるが、これはぜひ校長の口から保護者の皆さんに話していただきたいという要望のもとに、校長、ちょっと体調を崩していたが、保護者会のときには出てきて、ご遺族の要望のとおり、校長の口からご説明申し上げたという経緯がある。
◆渡辺賢次 委員  
 非常に痛ましい事故で、保護者の気持ちを思うと、学校に預けている安心感というものがあると思うが、そこを損なったということは、非常に大きな問題かなと考えている。
  私、まだ経験が浅くて、非常にその関係というものがよく理解できないが、学校の現場と、教育委員会──市の教育委員会、こちらの関係から見て、責任論を言うつもりではないが、本当に子供のこういったことが起きないようにするためには、どこが主導してやっていくべきなのか。現場に出ると、県採ということで、何か処分があると、責任は県のほうから出るというような感じになっていると聞いている。今回、この事故に対して、船橋市の教育委員会、要はこちら側、現場ではなくて、学校ではなくてこちら側、こちらの方が最初に学校に行かれたのは、事情を調べに行かれたのはいつなのか。先ほどいろいろ説明、一度にたくさん聞いたから、実際に行かれたのがいつなのかなというふうに思った。そこをまず1点お聞きしたい。
◎保健体育課長 
 事情聴取に関しては、学校に出向いて直接聞いていない。
◆渡辺賢次 委員  
 それでいいのかどうなのかなというふうに、今の答えで疑問に感じたが、やはりこういった事故が起きたときには、現場の方って、することがきっとたくさん出てくると思う。いろんなことをやらなくちゃいけない。そういった中で、よく起こることであるが、口頭で皆さん聞いていくわけである。そうすると、先ほどおっしゃられたように、同じ人に聞いても、聞くたびに記憶がやはりしっかりしていないので、聞かれるたびに、何か周りがこう言い出すと、ああそうだったっけというような感じになると思う。そういったときに、現場の人間がこう聞いて歩いている。しかも、保護者の対応もしなきゃいけないとか、いろいろ対応が出てくるわけである。こういったときに、現場に、当然現場の方もやらなくちゃいけないが、現場の方だけに任せていていいのかどうか。やはり、もっと切実にこう動かなきゃいけない人にやらせるのではなくて、そういう人たちにもやってもらうが、もうちょっと指導というか、もっと第三者的といったらちょっと表現が悪いが、そういったように管理者としての立場でもっとこう、現場の作業に流されることなく、段どりでいろいろな指示がてきぱきできるような、そういった仕組みが必要なのではないのかなと思う。
  私、企業にいたときも、大きな問題が起きると、当然電話で最初やりとりしているが、それではらちが明かない。そうすると、会社のほうから別のもうちょっと──例えば普通の社員であったものはシニアクラスの者を派遣して、いろいろな、もっと経験豊富な人間を派遣して、いろんな観点からチェックしていく。で、ポイントを的確にやはり事情聴取して把握していくという、そういったような仕組みをやはり持つべきではないのか。やはり学校に、当然ふだんの指導は学校がするべきだと思うが、こういった事故が起きたときには、やはりそういった仕組みが必要なのではないかなと考えるが、現状と合わせて、多分そういうふうになっていないのかなと感じた。その辺の仕組みがどうなっているのかを聞きたい。
◎教育長 
 渡辺委員のおっしゃったとおりで、大きな事故の場合の報告、処理については、今おっしゃったようなやり方でやっている。学校現場の事情聴取に従って上がってきた報告に基づいて校長初め担当者に来ていただいて、担当課が調査する。そして、通常だと、規範とするべきは規範とするし、議会に報告するときには報告するし、当然それは県行政に報告があるので、慎重を期して報告をする。場合によっては処分関係にも発展するので、ここは慎重にやる。
  その時期であるが、私ども、一義的にはその事情聴取を受けるのは、すぐには入らない。学校、混乱しているので。こちらが、私もかつて経験があるが、行政の方々が来て、事故の原因が何やら、どういうふうなことがあったやらというどころではない、学校現場は。物理的な対応に追われて、もうそれで精いっぱいで、そういうことはとてもできない。よって、そういうことは現在はしない。
  学校の対応に対する教育委員会の支援であるが、これはできるだけするようにしている。今回の事故の場合にも、事故が起こって数時間か、現場に教育委員会の担当を派遣し、それから医療センターへ派遣し、できる支援はしなさいという形で派遣した。ただ、学校現場へ派遣したのも、医療センターへ派遣したのも、救急車で搬送された以後であるので、そのときには先ほど言ったように、関係の職員は警察の聴取を受けていた。子供たちはもちろん下校していた。よって、今のような支援をするために置いたが、具体的に私が報告を受けて記憶に残っていることは、こうした、ああしたということはない。できない状況である。そして、こちらから指示をしたのは、子供たち──その後、警察から、警察の事情聴取を受ける前だったか、子供たちから事情聴取をしたいということで、警察から子供のところへ電話が入ったと聞いた。いきなり警察から行くと不安に思うので、校長のほうからは、警察からそういう状況と調査が入るから、丁寧に答えていただきたいというような連絡をしたと聞いた。私のほうは、子供たちからも状況を聞いたほうがいいですよということを、学校のほうに、担当課を通じて連絡させた。それがその当日の9時ぐらいの話である。そして学校は、当日はバザーも予定していたので、もう一方、バザー中止の対応も、関係の役員さん方と協議し、それから中止の報を保護者に伝える2つの作業をその間にしているわけである。これはかなり協議をしながら進めるわけである。
  翌日バザーの中止であるので、土曜日なので、そのバザーの後片づけというか、いろいろ準備をしたものを片づけたりしなければならないし、それから校長は、私もすぐ遺族の方にお会いしてお悔やみをという考えがあったので、校長を伴って、遺族の方のうちへお伺いし、そして遺体がまだ警察のほうに安置されていたので、お線香を上げさせていただきたいということで、ご遺族にお願いをし、そして警察へ行き、警察で、そこでまた校長は、私も同席したが、事情聴取を受けた。1時間ぐらいである。そのとき、お線香を上げさせていただきたいというお願いのときも、おじいさんとおばあさんとお会いしたが、ご両親はちょっと出掛けているということだったので、いろいろお話を伺って、児童にお線香を上げて、帰ってきたときに、お父さん、お母さん、それから親類の方々とお会いして、お悔やみを申し上げた。そういうような状況の中で、保護者の方々と、そのほかの今後の対応についてのそういうようなお話をするとても状況ではなかったし、私もそういう気持ちにはなれなかった。それが終わったのが2時くらいであった。それで、校長は学校へ帰ったわけである。そのときには、検死というのか、鑑定やらそれを踏まえて、解剖もしなければならないとか、まだ警察としてもその処理が決定していない状況であった。警察の方のそのときの話では、恐らく遺体が家庭に引き渡されるのは20日になるでしょうと。そういうことであるので、2時から夕方まで、学校のほうで何をしていたかの報告は受けていないが、恐らく、いろいろなことを考えながら相談していたのだろう。そういう状況なので、具体的な手は何とも打てない状況だったのではなかろうかと思う。
  そして、その日の夕方、時間は定かではないが、6時過ぎに、解剖はしなくてよろしいと、そして遺体がすぐ返されるという状況ができたわけである。同時に、お通夜は翌日だと、告別式は翌々日であるという報告を受けたわけである。
  そんな状況であったので、一般的な報告はそのようになるが、きょうまで、学校から報告を受けて、そして通常のパターンのように、関係者を呼んでということはできない状況であったが、正式な報告が上がってくれば、それに基づいて、教育委員会として承知をし、県行政へ報告するといった様相になる。
◆渡辺賢次 委員  
 そうすると、例えば事故があった場合の情報収集、トータル的なものを全部収拾するというのは、学校長にその責があると。そして、教育委員会は、当然こういう事故が起きると、現場ではたくさんのことをやらなくちゃいけないことが出てくるので、陰からかなりできるだけの支援はするという、そういう理解でよいか──そうすると、私の思いとしては、本当に学校長、事故が起きると、どこでも大変であるが、特にこういったような事故が発生すると、かなりのやはり学校長あるいはその学校に負担が発生するわけである。それを、何か、恐らく事故対応のある程度のマニュアルはあるのかなとは思うが、例えば想定されるところで、逆に言うと、そういったときのマニュアルはあるのか。それとも、何か研修等を受けられているのか。
◎保健体育課長 
 事故等の場合の緊急マニュアルということで、報告までの一連のマニュアルは各学校でつくっている。
◆渡辺賢次 委員  
 各学校か。
◎保健体育課長 
 各学校である。
◆角田秀穂 委員  
 事故の経緯の中で、大きく2点ほど確認させていただきたい。要するに、早食い競争というものがあったのかどうかということである。改めて。競争というのは相手がいて、用意ドンでやるものであるが、そういう意味での競争というのはあったのか、なかったのか。
◎保健体育課長 
 競争があったのかなかったのかということであるが、競争の状況はなかったと判断している。(後刻「早食いを誘発するような状況があった」と訂正)
◆角田秀穂 委員  
 1人だけ早食いをしたという理解でよいか。当事者1人だけ。
◎保健体育課長 
 1人で食べて、競争ではなくて、1人で食べてしまったということである。
◆角田秀穂 委員  
 何でこういうことが起きたのか、いまだにちょっと理解できないが、何らかの急かせる要因がほかになかったのかとも思うわけである。
  1つには、この日、給食が特にふだんよりおくれたというような事実はあるか。
◎保健体育課長 
 最初、この子はドリルをやっていて、ほかの子より少しおくれて食べ始めたという状況はある。
◆角田秀穂 委員  
 この子がドリルを給食の時間になってもやっていたのは、本人が自発的にやっていたのか、それとも担任の指示によるものなのか、どちらか。
◎保健体育課長 
 そこのところは把握し切れてない。
◆角田秀穂 委員  
 給食の時間が12時15分から始まる。当事者が食べ始めたのが40分からということで、35分には配膳が終わった。配膳が終わった時点でも、この当事者はドリルをやっていたのか。
◎保健体育課長 
 そのとおりである。
◆角田秀穂 委員  
 先ほどの状況だと、担任が卓上で食べていて、その向かいに6人1班で給食を食べていたということであるが、恐らくたぶん6人のテーブルを並べて、そこで給食を食べていたと思うが、配膳が終わった時点で、その当事者はドリルをどこでやっていたのか。
◎保健体育課長 
 場所を確認していない。(10月28日、「自席でしていた」との回答あり)
◆角田秀穂 委員  
 この当事者以外にも、その時点でドリルをやっていた子がほかにもいるのか。それとも当事者だけだったのか。
◎保健体育課長 
 1人だけである。
◆角田秀穂 委員  
 再発防止で、どういう状況だったかよくわからないが、慌てないで食べる、よくかんで食べるという給食指導を徹底すると言っているが、給食の時間が始まって25分もドリルをやらせていて、それでそういった指導が今後できるのか。逆に言うと、こういうことが常態的に今まで行われていたかどうかということである。ほかの子が食べているときに食べさせないというのは、私は体罰にも当たるのではないかと思うが、この辺の指導に対して、教育委員会はどういう見解を持っているか。
◎保健体育課長 
 まだ状況をきちんとつかんでいないので、この段階でどうのこうのという見解は差し控えたい。(10月28日「12時20分から給食の配膳が始まり、12時35分にいただきますをした。当事者は、12時20分ごろから12時40分ごろまで漢字ドリルをやっており、給食を食べ始めたのは12時40分ごろである。ドリルについては担任の指示ではなく、自主的にやっていた。
  なお、給食時間は12時20分から1時までの40分間であり、十分に確保できていると考えている」との回答あり)
◆角田秀穂 委員  
 ただ、現実問題として、給食の半分の時間を、要するにドリルをやらせたり、そういう指導が現場で行われていたわけである。よそでもそういったことがないかチェックをして、そして慌てて食べるような状況をつくらない。ちゃんと食べる、給食の時間を確保するような指導は各学校に徹底すべきだと思う。この点についてはいかがか。
◎保健体育課長 
 その点は、きちんと指導をして、給食時間の正しい時間の使い方を指導してまいりたいと考えている。
◆金沢和子 委員  
 本当に残念な事故で、心からお悔やみを申し上げるのと同時に、再発防止をどうしていくのかということで、もうちょっとお伺いしたいことがある。
  1つ目であるが、ハチみつパンであるが、大きさは直径10センチの丸いパンというふうに伺っている。直径10センチの丸いパンだと、これよりも小さいぐらいの大きさ、これ、今測ったら12センチあったんで、これよりも小さいパンだと思う。このハチみつパンというのは、今まで何回ぐらい給食に出ていたのか。新聞報道では、直径10センチの丸いパンというふうに出ているので、そういうことなのかなと。でも、初めて出ているものなのか、何回も出ているものなのか。また、こういうことを言ってはいけないのかもしれないが、ハチみつパンがまた出ると、思い出してしまうのではないかというのが気になったので、今後このハチみつパンは給食でどうなるんだろうというのが、最初にまず聞きたい点である。
◎保健体育課長 
 ハチみつパンに関しては、各学校で使われている。峰台小学校で10月の給食の献立では1回である。
  今後について、学校のほうでは、献立を変える予定はあるかということで、特に考えていないと聞いている。
◆金沢和子 委員  
 わからないが、また出てしまうと、覚えている子は覚えているのではないかという気がする。さっき、心のケアというお話があったと思うので、しばらくは遠慮されたらいいのではないかなという気はするので、それは要望をしておく。
◎保健体育課長 
 そのようなことは配慮するということは聞いている。
◆金沢和子 委員  
 2つ目にお伺いしたいのが、先ほどご説明の中で、解剖をされてなかった、しなくてもいいということで、求めたほうがよかったのかどうかというのは、保護者の気持ちもあるから何とも言えないが、新聞報道では窒息死ということになっていたかと思う。問題は、どの時点で窒息したんだろうということである。今回の事故の経緯の中では、いつ心肺停止状態になったのかというのがよくわからない。一応12時15分にAEDを装着した段階で、「不要です」ということが出されたようである。ところが、一部報道では、救急車が到着する前には心肺停止状態になっていたという報道もある。だから、心肺停止状態になっていたんだとすれば、その時点でAEDを使ってよかったはずである。心肺停止状態になったのはいつだったのか。それを正確に教えていただきたい。
◎保健体育課長 
 正確な時間はということは、私のほうからはお答えできない。医学的なことなので。
◆金沢和子 委員  
 ドクターカーを呼んだと思うので、そのドクターカーの場合は、お医者さんが一緒に来ているから、心肺停止になったのがどの段階なのかっていうのは、お医者さんの医学的な判断でわかると思う。
  何でこんなことをしつこく言うのかというと、AEDは心肺停止になったら直後で使うというのが最も有効な手段であったと思うが、ここでは「不要です」って言われて、使ってない。だから、心肺停止になってAEDを使用する、しないをするまでの間という、本当にごくわずかな間であるが、どの段階でどう使えばよかったのかというのを今後課題になるのではないかと思う。よって、心肺停止状態がいつだったのかというのを確認をして、万が一、AEDに何か誤作動でもあるんだったら、AEDが不要ですって言ったからじゃあもうやらないんだというふうにしちゃっていいのか、というのは、検討しなきゃいけないのではないかと思うが、その辺はどうか。確認をされたりはしないか。いつ心肺停止になったのかが書いてないというのは、結構大きな問題だと思うが、どうか。
◎保健体育課長 
 その部分に関しては、きちんと検証をして、関係機関からお聞きして、確認していくということを進める。
  それから、今回の応急処置に関しては、救急指令と連絡をとりながら、携帯で連絡をとりながら、その指示に従って対応をしている。
◆金沢和子 委員  
 朝日新聞の第1報を読んだときに、鉗子でパンは取ったはずなのに、その5時間もたってから窒息死したというふうになっている。これを読むと、事故の原因と死因の因果関係がよくわからなくなってしまう。新聞報道だから、事実が明らかになれば、いろいろな正確な情報を皆さんに公表することはできると思うが、私たちも最初の第1報では、朝日新聞が一番早かったので、それを見た限りでは、何でこんなことが起きてしまったのかっていう、その原因物質は取り外したはずなのに、なぜ窒息して死ぬのだろうというのがよくわからなかった。なので、心肺停止になったのがいつなのかというのが大きな問題であると思うので、ぜひきちんと精査をしていただきたい。
  さっきもほかの委員からもお話があったが、原因を究明する、再発防止のためであるが、その一義的な責任は、船橋市の教育委員会にあるというふうに考えていいのか。原因を究明して再発防止に取り組むということは。
◎教育長 
 今の言葉であるが、一義的な責任というのは、具体的にはどういうことか。
○委員長(佐々木克敏)
 暫時休憩する。
11時10分休憩
11時10分開議
○委員長(佐々木克敏)
 再開する。
 確認という意味で、金沢委員、お願いしたい。
◆金沢和子 委員  
 例えば、実際の学校現場で起きたことの責任というのは、基本的にはまず校長先生というのが今までの通常のパターンだと思うが、ただ、学校で起きた事故であると、その当事者である校長先生に何もかもやらせるというのは、じゃあどうなのか。当事者と言ってはおかしいが、校長先生は保護者から見れば当事者の1人である。確かに現場の責任者として事故原因の究明をするというのは大事な立場であるが、第三者的な立場で客観性を持って調べられるかというと、難しいと思う。なので、じゃあ教育委員会。でも、教育委員会といっても、県の教育委員会と市の教育委員会がある中で、その県の教育委員会には最終的に決裁を上げていくけれども、責任を持ってこの作業を進めていただくという点では、私は市の教育委員会でいいんだろうと理解をしたので。
◎教育長 
 その責任の範囲と、どこまでの調査の解明という意味で責任というと、これは具体的には申し上げられないが、できるだけ教育委員会として調査でき得る努力、一生懸命というか、どこまでできるか。それは医学的な問題もあるし、いろんなところであると思うので、どの範囲まで、具体的に言葉も見つからないが、できるだけ一生懸命に調査するということはお約束する。
◆金沢和子 委員  
 この間の事故報告のときにも、いつも皆さんからも出ているかと思うが、マスコミが割と早い。今回も、さっきもご説明の中であった担任の報告をもとに校長先生がマスコミから聞かれて記者発表したということで、本日までの経過の中で、マスコミの関係が出てくるのが、10月の21日の段階。ただ、その10月21日の段階では既にもう記事が出てしまっているということは、その前段階でマスコミが学校に行っているということになると思う。前のプールのときの事故は、警察からの発表をもとにして、報道が先にされてしまったということがあったが、今回の場合は、どの段階でマスコミに情報が出たのかというのが、それも、いろんなお話があるので、どの段階でマスコミに出てしまったのかというのが気になるので、教えていただきたい。
◎保健体育課長 
 20日月曜日に、朝日新聞社より聞き取り取材があった。時間は、夜、私のところに入ったのは夜8時過ぎであった。それで、私のほうとしては、事実がまだきちんとしていないということと、親御さんや学校等含めて動揺等もあるということで、発表は控えていただきたいという申し入れをした。それで、その後、学校長のほうにも聞き取りがあった。それが夜9時、10時という遅い時間に、聞き取りの取材があった。翌日新聞に、朝日新聞が発表したという経緯である。
◆金沢和子 委員  
 わかった。では、2点だけ要望して質問を終わる。
  1つは、さっきのハチみつパンであるが、ついつい、パンにのどを詰まらせたというと、食べ方が悪かったのではということに目が行きがちであるが、食べ物のほうは大丈夫だったのだろうか。要するに、子供同士がふざけ合って早食い競争をしちゃったり、よくかまないで飲んじゃったりというのは、どんなに給食指導を徹底したとしても、起こり得ることなのではないかと思う。だとすると、事故の原因の物質というか、要因の1つとして、食べ物を少し検討できないのかということが考えられる。給食指導の徹底はともかく、食べにくいかどうかもわからないが、ハチみつパンがなぜ詰まったのかということを検討するとか、同じような材質だったらだめかもしれないとか、そのあたりはぜひ検討していただきたい。
  もう1つは、マスコミへの対応を、今後少し検討をされてはどうかと思う。早いに越したことはないと思うし、前回も概要が先にぱっと出たということでは、いいのかもしれないが、保護者との関係で言うと、やはりマスコミの発表を早く出すけれども、もっと丁寧に、後でいろんな話が出てきたりしないような体制はとられるべきなのではないかと思う。この2点要望する。
◆島田たいぞう 委員  
 教育委員会の対応として、今回対策委員会の設置とあるが、事故調査委員会、事実が先ほどからちょっと未定なところがあって、確認の事項がかなり多いような気がするが、その前に事故調査委員会みたいなのは設置するつもりがあるのかどうか。今、マスコミの問題で、市民、あるいは市にどういうふうな時期に公表の判断基準というのか──新聞で大変隠ぺいの問題も含めてにぎわしてきていたが、それらも含めて対策委員会で検討されるのかどうかをお聞きしたい。
◎学校教育部長 
 事故の調査については、今までやってきたような形でやっていく予定であるので、今後事故対策委員会ということを、この場合設ける予定はない。ただ、まだ明確にない、今遺漏のところがあったので、できる範囲で事故の原因、そういうところについては確認していきたいと思っている。
  それから、マスコミへの対応については、私も新聞で、マスコミの記者さんに言わせていただいたが、原則としては、私は教育委員会としては、当事者、そして子供たち、保護者の方たちにまず説明させていただいた上で、公表をしていくということで、教育委員会としてはスタンスを考えている。
◆島田たいぞう 委員  
 要望であるが、やはり事故調査委員会、かなりきちっと、第三者を入れることがいいのかどうかは別問題としても、よく判断されて、きちっとした報告書を出させていただいて、その中で、やはりいろんな問題点が出てくると思う。その点についての対応をしていただきたい。
  あと、この教育委員会の対応として、対策委員会の設置というのはいつごろまでに設置されるのか、お聞きしたい。
◎保健体育課長 
 できるだけ早くということで、日程的にはお約束できないが、関係機関の方にお願い等があるので、考えているが、目安としては、はっきりお約束できないが、できるだけ早い時期ということでお答えさせていただく。
◆島田たいぞう 委員  
 事故調査委員会と対策委員会、似たようなものかどうかは別問題としても、やはりはっきりした時期を明確にして、それに向けて関係機関と詰めていただいて、早く調査等対策を決めていただきたいと要望する。
◆朝倉幹晴 委員  
 他校への給食指導の件であるが、うちの小学校2年生の子供に聞いたところ、その事故の話は聞いたと。ただ、子供なので、記憶が正確かどうかわからないが、特にちぎって細かくして食べろとか、そういう話は聞いてないという話だったので、これからたぶん、研修を経て、正確な指導がなされるのだろうが、今船橋の保護者の間ではもう伝わっている話なので、現時点で、他校にどのように伝えるような形に、現時点でなっているのかというのをお聞かせいただきたい。
◎保健体育課長 
 先ほどお話ししたが、食に関しては、各学校の給食主任、それから栄養士を一堂に集めて、食に関する指導を確認していると。そういう研修会を持つ。
◆朝倉幹晴 委員  
 今後はいいが、今の時点では。
◎保健体育課長 
 具体的なことはまだ出してないが、文科省のほうから通知が来て、それを各学校に通知をしていると。日程的には22日に葛南教育事務所から教育委員会のほうに来ているので、それを早急に各学校のほうへ伝えていく。
  うちの教育委員会としては、20日に文書で出している。
◆朝倉幹晴 委員  
 給食主任に対してか。
◎保健体育課長 
 校長あてである。
◆朝倉幹晴 委員  
 この事故が起こったときの学校の授業とかについてお聞きしたいが、先ほど、その当日は午後帰宅になったと。たぶん全校帰宅かなと思うが、当日の状況。それから、事故から数日間というか、現在に至るまで、授業をどれぐらいやって──翌日から通常どおりやっていったのか、それとも6年生のクラスはどうだったのか。その辺をわかっている範囲でお聞かせいただきたい。
◎保健体育課長 
 当日は、1時30分に学年主任を職員室に集めて、教頭が予定どおり5校時を14時で終了し、14時15分、児童を完全下校させるようにした。
  月曜日からは、月曜日は後期の始業式になるわけであるが、通常どおり登校し、朝1時間目に全校集会を行って、その場で、今回の事故に関して説明をした。よって、時程的には特に変更はなしで授業を行っている。
◆朝倉幹晴 委員  
 それは6年生も含めて、当該の6年1組も含めて、通常か。担任かだれかが体調を崩したという話をさっきお聞きしたが、その担任ができているのか、それともほかの代行でやっているのか。
◎保健体育課長 
 担任が行っている。
◆朝倉幹晴 委員  
 1点要望をして終わりにしたい。今後、このようなことがあってはいけないと思うが、同様のことがあった場合に、現場はやはりマスコミなんかもどうしても来てしまうと思うし、さまざまな保護者への会話とか、あるいは教員同士での話し合いとかがあると思う。例えば授業をやっていたにしても、やはり気もそぞろな形になるとは思う。それ自身も仕方がないところがあると思うが、一方で、やはり子供の心の安定のためには、できるだけ通常の授業を続けたほうがいいという側面もあると思うので、例えば学校に対して、むしろ当事者の教員はいろんな対応に追われるから、授業をやれるような派遣、一時的に応援の教員を送っていくと。ただ、全く知らない教員が来ても、子供たちも戸惑うと思うので、例えば前任、その学校に前まで勤めた教員で、一たんほかの学校にいた人が一時的に戻ってきて、その戻ってきた教員の勤めているところに教育委員会のほうからも余裕の人を派遣するとかいう形の配慮をしながら、多分、通常授業を支えていただく下支えが、多分学校現場の対応の精神的な時間的なゆとりにもつながっていけるのではないかと思うので、その辺も検討をしていただければと要望する。
◆大矢敏子 委員  
 今回の事件に関しては、とてもご本人、亡くなった子、それから家族、その周りを取り巻く方々の気持ちを考えると、大変つらい思いをする。今皆様方からいろんな質問が出たが、現場に近くにいると、現場が非常に頑張っていたなという実感を持っている。距離があるところから物を考え、眺める等、憶測というような言われ方を耳にするのは、とてもつらく悔しい思いもする。
  私が気になるのは、現場は動いているので、そこに通う子供たちへ、そこに送り出す親、その現場の状況を敏感に感じ取っていただき、その子供たちが不安に陥ったり、これからの学校の行事に影響の出るようなことを極力少なくしていただけるよう、ご配慮をお願いしたいと感じている。
  気になるところは2次災害であるが、そのテーブルにいた子供、担任、そして取り巻く大勢の皆様方の個々の気持ちの中に土足で踏み入り、その人たちのそういうことにより、その人たちのこれからの生活に影響の出ないように、使っていい言葉かどうかわからないが、マスコミ、地域、そして私たちが言葉の一つ一つがいじめととられるような行動が出ないような、そういったことをしっかり確認させていただきながら、見守って、地域として、そして教育委員会として見守っていただけたら、大変ありがたいと思っている。
  差し当たり、学校のほうでは、今修学旅行をどうしようかという切実なる問題も出ている。隣のクラスでは、状況もわからないまま不安な思いになっている子供たちも多いと聞いている。亡くなった子の思いもあると思うので、どうかこれからもご指導のほうよろしくお願いしたいということを、切に要望させていただきたいと思う。
  たくさん聞きたいことはあるが、ただ、現場のことを大優先したいというふうに、私は個人的には思っているので、あくまでもその現場の行動に敏感な対応ができるような教育委員会としての措置をお願いしたいと思っている。
◎教育長 
 大矢委員のおっしゃったとおり、私どもも受けとめている。けさも学校のほう、様子を聞いた。事故の当日の対応、その後のことについて、校長以下学校の職員、非常な緊張感の中で子供の前では通常どおりという姿で頑張ってやってくれている。しかし、言葉の端々に、通常の精神状況ではない状況も伺われる。当然だと思う。よって、教職員のこういったケアも含めて、今大矢委員おっしゃったような、早く学校、子供たち、そして保護者を取り巻く地域が通常の形に戻れるよう、教育委員会として支援をしていかなければならないし、そのように考えているところである。
◎保健体育課長 
 先ほど角田委員への答弁で、「競争はなかった」と申し上げたが、これは適切な表現ではなく、訂正させていただく。
  校長が言っているように、「早食いを誘発するような状況があった」ということである。
○委員長(佐々木克敏)
 ほかに質疑がなければ、質疑を終結する。
  以上で、本件を終了する。
△行政視察について
委員長から、「前回の委員会において、視察を来年に延期するに当たり、日程及び視察先については正副委員長に一任されたところである。
その後、日程の変更について、当初視察を予定していた日田市、北九州市に連絡をとったところ、日田市からは受け入れ可能である、北九州市からはその日程では受け入れはできないという返事があった。
よって、正副委員長において、再度視察先について検討し、先方と調整したところ、1月26日(月)に日田市を、27日(火)に大分市を視察するということでまとまった。
視察内容についてはお手元に配付したとおり。視察の行程等、詳細については、正副委員長に一任願って、12月定例会の本委員会において皆さんにお示ししたい」との発言があり、これを了承した。
△記録への個人名の掲載について
委員長から、「先ほど朝倉委員から発言のあった、この委員会記録上の個人名の掲載についてであるが、記録の調製過程において、委員長のほうで個人名を掲載しないよう配慮したい」との発言があり、これを了承した。
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11時37分散会

     [出席委員]
  委員長
 ・佐々木克敏(リベラル)
  副委員長
 ・大矢敏子(市政会)
 委員
 ・早川文雄(市政会)
 ・橋本和子(公明党)
 ・角田秀穂(公明党)
 ・金沢和子(日本共産党)
 ・渡辺賢次(耀(かがやき))
 ・朝倉幹晴(市民社会ネット)
 ・石渡憲治(新風)
 ・島田たいぞう(民主党)
     [傍聴議員]
長谷川大
中村実
     [説明のため出席した者]
 ・石毛教育長
 ・村瀬教育次長
 ・松本管理部長
 ・高橋総務課長(参事)
 ・大村総務課長補佐
 ・松本学校教育部長
 ・清水保健体育課長(参事)
 ・その他 主幹・補佐
     [議会事務局出席職員]
事務局出席職員
 ・富田議事課長(参事)
 委員会担当書記
 ・市原主査(庶務課調査係長)
 ・我伊野副主査(議事課)