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千葉県 銚子市

平成29年  3月 定例会 03月17日−06号




平成29年  3月 定例会 − 03月17日−06号









平成29年  3月 定例会





             平成29年3月銚子市議会定例会

    議 事 日 程 (第6号)               平成29年3月17日(金)
                                午後1時30分開議    
日程第1 議案第1号から議案第13号及び議案第16号から議案第28号まで         
     (委員会委員長報告、質疑、討論、採決)                     
日程第2 請願第6号及び請願第7号                            
     (委員会委員長報告、質疑、討論、採決)                     
日程第3 銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会調
     査報告書について                                
     (委員会委員長報告、質疑、討論、採決)                     
     銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会の
     終了について                                  
日程第4 発議案第1号 福島原発事故による自主避難者への「住宅無償提供」の継続を求める意見
            書について                            
     発議案第2号 障害児者の「暮らしの場」の拡充を求める意見書について       
     (上程、説明、採決)                              
                                            
〇本日の会議に付した事件                                 
 議事日程のとおり                                    
                                            
〇出席議員(19名)
   1番   田  中     努  君      2番   笠  原  幸  子  君
   3番   椎  名  亮  太  君      4番   石  上  友  寛  君
   5番   加  瀬  栄  子  君      6番   桜  井     隆  君
   7番   工  藤  忠  男  君      8番   鎌  倉     金  君
   9番   宮  内  和  宏  君     10番   加  瀬  庫  藏  君
  11番   大  野  正  義  君     12番   尾  辻     廣  君
  13番   釜  谷  藤  男  君     14番   広  野  恭  代  君
  15番   岩  井  文  男  君     16番   根  本     茂  君
  17番   地  下  誠  幸  君     18番   石  上  允  康  君
  19番   宮  内  昭  三  君                        
                                            
〇欠席議員(なし)                                    
                                            
〇説明のための出席者
  市  長  越  川  信  一  君     副 市 長  島  田  重  信  君
  教 育 長  石  川  善  昭  君     理  事  飯  田  正  信  君

  政策企画  宮  澤  英  雄  君     総務市民  長  島     潔  君
  部  長                    部  長

  健康福祉  石  井  倫  宏  君     産業観光  笹  本  博  史  君
  部  長                    部  長

  都市環境  椎  名     寛  君     消 防 長  山  口  昌 一 郎  君
  部  長

  教育部長  山  口  重  幸  君     会  計  城 之 内  一  道  君
                          管 理 者

  水道課長  野  口     寿  君     秘書広報  安  藤     隆  君
                          課  長

  選挙管理  山  口     学  君     監査委員  長  尾  奈  美  君
  委 員 会                    事務局長
  事務局長

  農  業  豊  田  純  一  君
  委 員 会
  事務局長
                                            
〇事務局職員出席者
  事務局長  原     孝  一        書  記  千  葉  眞  一
  書  記  石  毛  秀  明



          午後 1時30分  開 議



○議長(石上允康君) これより本日の会議を開きます。

                                            



△諸般の報告



○議長(石上允康君) この際、諸般の報告をいたします。

  最初に、地方自治法第121条第1項の規定による出席者のうち財政課長、宮内伸光君から本日欠席する旨の届け出がありましたので、ご報告いたします。

  次に、銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会委員長から銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会調査報告書が提出されました。また、本日市議会議員から発議案2件が提出されましたので、ご報告いたします。

  これが取り扱いについては、議会運営委員会を開催いたしましたので、議会運営委員会委員長からその報告を求めます。

  宮内和宏議員。

          〔宮内和宏君登壇〕



◎宮内和宏君 議会運営委員会を開催いたしましたので、その報告を申し上げます。

  銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会委員長から銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会調査報告書の提出がありました。これが取り扱いにつきましては、お手元に配付してあります議事日程(その3)のとおり、議事日程第3として本日の日程に追加し、委員長報告、質疑、討論の後、採決を行い、その後特別委員会の終了について採決することに決定いたしました。

  次に、本日市議会議員から発議案2件の提出がありました。これが取り扱いにつきましては、議事日程第4として本日の日程に追加し、正規の手続を省略し、即決することに決定いたしました。

  以上のとおりでありますので、議員各位におかれましては、議事運営についてよろしくご協力くださるようお願い申し上げまして、委員長報告を終わります。



○議長(石上允康君) 以上で議会運営委員会委員長の報告は終わりました。

                                            



△議案第1号〜議案第13号、議案第16号〜議案第28号の委員長報告、質疑、討論、採決



○議長(石上允康君) これより日程に入ります。

  日程第1、議案第1号から議案第13号及び議案第16号から議案第28号までの26議案を一括議題といたします。

  去る2月23日及び3月6日の本会議において各委員会に付託いたしました各議案について、これよりその審査の経過と結果について各委員長の報告を求めます。

  最初に、総務企画委員会委員長、岩井文男議員。

          〔岩井文男君登壇〕



◎岩井文男君 総務企画委員会委員長報告を申し上げます。

  去る2月23日及び3月6日の本会議において当委員会に付託されました議案審査のため、3月10日午前10時より全員協議会室において委員会を開催いたしました。

  当日は、委員全員が出席し、理事者側から市長及び関係部課長等の出席を得て慎重に審査いたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。

  当委員会に付託されました議案は、議案第1号 平成28年度銚子市一般会計補正予算(第7号)中関係予算、議案第3号 平成28年度銚子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)、議案第6号 平成28年度銚子市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第7号 平成29年度銚子市一般会計予算中関係予算、議案第10号 平成29年度銚子市国民健康保険事業特別会計予算、議案第13号 平成29年度銚子市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第16号 銚子市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第17号 銚子市市税条例等の一部を改正する条例制定について、議案第18号 銚子市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第19号 銚子市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例及び銚子市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第20号 銚子市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第28号 銚子市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、以上の12議案であります。

  まず、議案の審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案第1号中関係予算、議案第3号、議案第6号、議案第7号中関係予算、議案第10号、議案第13号、議案第16号から議案第20号まで及び議案第28号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。

  問 議案第7号 平成29年度銚子市一般会計予算について、総合計画の改訂はどのように進めていくのか伺います。

  答 今回の総合計画の改訂に当たっては、従来のようにコンサルタント会社に委託してつくる、あるいは行政主導でつくるということではなく、市民ワークショップを開催し、市民との対話と議論を行い、さまざまな意見やアイデアをお聞きしようと考えています。また、市民ワークショップについては、基本的にはボランティアでの運営を考えています。

  問 風力発電、太陽光発電の固定資産税額について伺います。

  答 風力発電設備に係る平成28年度の固定資産税額は、陸上、海上を合わせて7事業者、34基、合計で約5,800万円です。太陽光発電設備は112事業者で約3,800万円です。平成29年度予算案では、風力発電設備は経年により経年減価による減収が見込まれるものの、太陽光発電設備は平成28年中の新設があったため、約700万円程度の固定資産税額の増を見込んでいます。

  問 防災減災対策費の海抜表示板設置業務について、設置箇所や個数を伺います。

  答 東電柱に設置している海抜表示板については、5年間の設置期間が終了となるため、新年度新たに契約しようとするものです。現在300か所、主に利根川沿い、海岸線を中心にして、内陸部であっても主要道路沿いに設置しています。新年度予算は、プラス50か所の増設を予定しており、設置箇所について精査を行い、設置したいと考えています。

  問 新消防庁舎は、車庫が以前と比べて広くなりましたが、車両の整備充実について伺います。

  答 水難救助や大規模災害時において他市への応援のために資機材搬送を行う緊急自動車1台を新たに配備しました。大規模災害が発生し、応援が必要な場合には、消防組織法に基づき、他市から応援部隊が出動します。本市においても、消防隊、救助隊、救急隊、後方支援隊の4隊が総務省消防庁に登録しています。今回整備した資機材搬送車は、後方支援隊が使用する車両です。災害現場で活動する消防隊、救助隊、救急隊の生活面での支援を主な任務としており、発電機の燃料、野営を行うエアテントなどを積載しています。旧消防庁舎では保管場所がないということから整備できませんでしたが、新消防庁舎の完成にあわせて今年度購入したものです。

  問 銚子市国民健康保険事業特別会計について、平成28年度の決算見込み、また平成29年度の収支見込みをどのように考えているのか伺います。

  答 平成28年度の決算見込みは、現時点では国・県の負担金、交付金などが未確定であり、収支の判明には至っておりません。国・県の負担金、交付金は、市町村からの申請や国・県の予算の範囲内で金額が大きく変動するものであり、年度末を過ぎて出納整理期間に確定することから、その状況を注視しているところです。担当課としては、平成27年度は、財政調整基金の取り崩しによる繰り入れ1億5,856万7,000円、前年度繰越金の約1,943万2,000円、国の特別調整交付金のうち東日本大震災による特例分として約7,870万5,000円がありましたが、平成28年度はこのような収入がなく、また繰り上げ充用を約6,300万円執行しており、平成29年度においても繰り上げ充用による対応は免れないと考えています。

  問 平成30年度から国民健康保険事業が都道府県単位の広域化に移行しますが、広域化前の累積赤字分は保険料に対してどのような影響があるのか伺います。

  答 平成30年度の国民健康保険事業の広域化以降は、制度上単年度の収支不足は発生しません。広域化前の累積赤字は、各市町村で対応することになります。安定的な運営のためには、保険料率の見直しが必要と考えており、平成29年度中に千葉県から示される標準保険料率を参考にして必要な保険料率の見直しの作業を行っていく予定です。しかしながら、保険料率の上昇は避けられないため、平成24年度における料率改定と同様に一定の基準外繰り出しも必要と考えています。国民健康保険運営協議会において、基準外繰り出しのあり方、ルール化などを1年かけて協議することとなっています。

  以上のような質疑応答の後、討論に入りましたが、討論はありませんでした。

  以上のとおりでありましたので、ご報告いたします。



○議長(石上允康君) 次に、教育民生委員会委員長、広野恭代議員。

          〔広野恭代君登壇〕



◎広野恭代君 教育民生委員会委員長報告を申し上げます。

  去る2月23日の本会議において当委員会に付託されました議案審査のため、3月7日午前10時から全員協議会室において委員会を開催いたしました。

  当日は、委員全員が出席し、理事者側から市長及び関係部課長等の出席を得て慎重に審査いたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。

  当委員会に付託されました議案は、議案第1号 平成28年度銚子市一般会計補正予算(第7号)中関係予算、議案第2号 平成28年度銚子市病院事業会計補正予算(第2号)、議案第5号 平成28年度銚子市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第7号 平成29年度銚子市一般会計予算中関係予算、議案第9号 平成29年度銚子市病院事業会計予算、議案第12号 平成29年度銚子市介護保険事業特別会計予算、議案第21号 銚子市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第22号 銚子市心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例制定について、議案第23号 銚子市特別会計条例の一部を改正する条例制定について、以上の9議案であります。

  まず、議案の審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案第1号中関係予算、議案第5号、議案第7号中関係予算、議案第12号及び議案第21号から議案第23号については全員異議なく、議案第2号、議案第9号については賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。

  問 議案第1号、平成28年度一般会計補正予算の春日小学校トイレ大規模改修工事の内容について伺います。

  答 今回の改修は、3階建てのトイレ棟を洋式化するもので、改修によって春日小学校全体で便器52個のうち33個が洋式トイレとなります。あわせて、経年劣化している天井や床の張りかえ、照明のLED化などを計画しています。

  問 高神小学校大規模改修工事の内容について伺います。

  答 今回改修する建物は、2棟ある校舎のうち南側のA棟と呼んでいる2階建ての校舎で、低学年の教室や特別支援の教室、職員室、保健室、視聴覚室などで利用しています。当該施設は、昭和62年の建設で老朽化も進んでいるため、全面的な改修を行うものです。工事内容は、屋上の防水改修、外壁の塗りかえ、アルミサッシの取りかえなどの外部工事のほか、教室の天井の張りかえ、床の塗りかえ、照明のLED化などを予定しています。

  問 議案第7号、平成29年度一般会計予算の低所得世帯民間放課後児童クラブ利用支援補助経費について、対象となる低所得世帯の範囲を伺います。

  答 対象となるのは、世帯の前年度分の市町村民税が非課税、または均等割の額のみである者、世帯が生活保護法に基づく保護を受けている者、または災害その他特別の理由があると認められる者を予定しています。

  問 猿田地区児童通学支援経費について、スクールバスは登校時及び下校時に各何便あるか伺います。

  答 登校時に1便、下校時2便の合計3便を考えています。下校時は、主に低学年児童を対象とし、5時間授業に対応した午後3時に海上小学校を出発するバスと、主に中学年及び高学年児童を対象とし、6時間授業に対応した午後4時に海上小学校を出発するバスの計2本の運行を計画しています。

  問 看護師修学資金貸付制度に係る実績及び告知方法を伺います。

  答 本制度は、平成27年度に創設したもので、平成27年度は貸付者はいませんでした。平成28年度は2名の申込者があり、選考の結果、貸し付けを決定しました。新年度は、新たに2名の貸し付けを見込み、計4名分の予算を計上しています。告知の方法については、広報への掲載、千葉科学大学の説明会への出席、市内の高校を訪問しての制度の紹介を行っています。

  問 議案第21号 銚子市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、クラブを分割して2クラスにすることで待機児童は解消されるのか、分割が予定されているクラブの入所希望者は何人か、クラブを分割するための場所の確保はできているか、また支援員の確保はできているか伺います。

  答 待機児童については、平成29年度の入所申し込みをした児童371人全員が利用可能であり、待機児童はおりません。分割が予定されているクラブの入所希望者については、明神58人、春日65人、海上54人です。クラブを分割するための場所については、教育委員会のご協力により確保できています。明神は小学校の教室を2つ利用し、春日は小学校の教室のほか、新たに幼稚園の保育室の一部を利用します。海上は、幼稚園の保育室を2つ利用します。支援員の確保については、指定管理者がその確保に向け努力しているところです。

  以上のような質疑応答の後、討論に入りましたが、討論はありませんでした。

  以上のとおりでありましたので、報告いたします。



○議長(石上允康君) 次に、産業建設委員会委員長、宮内昭三議員。

          〔宮内昭三君登壇〕



◎宮内昭三君 それでは、産業建設委員会委員長報告を申し上げます。

  去る2月23日の本会議において当委員会に付託されました議案審査のため、3月9日午前10時から全員協議会室において委員会を開催いたしました。

  当日は、委員全員が出席し、理事者側から市長及び関係部課長等の出席を得て慎重に審査いたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。

  当委員会に付託されました議案は、議案第1号 平成28年度銚子市一般会計補正予算(第7号)中関係予算、議案第4号 平成28年度銚子市下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第7号平成29年度銚子市一般会計予算中関係予算、議案第8号 平成29年度銚子市水道事業会計予算、議案第11号 平成29年度銚子市下水道事業特別会計予算、議案第24号 銚子市空き缶等の散乱及び飼い犬等のふんの放置の防止に関する条例制定について、議案第25号 路線の廃止について、議案第26号 路線の認定について、議案第27号 専決処分の承認を求めることについて(損害賠償の額の決定及び和解)、以上の9議案であります。

  まず、議案の審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案第1号中関係予算、議案第4号、議案第7号中関係予算、議案第8号、議案第11号及び議案第24号から議案第27号までの9議案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。

  問 議案第7号 平成29年度銚子市一般会計予算について、ヘルスツーリズム推進事業は健康増進のための事業だと思いますが、どのように事業を進めていくのか、また今後も継続して実施していくか伺います。

  答 この事業は、銚子の気候、風土、食べ物などの素材を生かし、健康を切り口として観光客を呼び込み、宿泊していただくという趣旨の事業です。また、銚子市民を対象とした健康増進プログラムもあわせて実施する予定です。このように健康を切り口とした内容で、3年間は地方創生推進交付金により事業を実施し、その後NPO法人が自立して取り組んでいくこととなります。

  問 公衆便所管理経費について、市内36か所それぞれにおいて、どのくらいの頻度で清掃を実施しているのか伺います。

  答 過去の利用状況から、毎日実施が犬吠埼灯台前園地内トイレと第一魚市場トイレの2か所で、そのほかは週4回と週3回実施となります。なお、JR銚子駅のトイレは今年度途中から工事のため実施していません。

  問 イノシシによる被害について、どのような対策をとっていくのか伺います。

  答 被害対策に総合的、継続的に取り組むため、目撃と被害情報が集中している長山、小長、森戸山の各町内会、猟友会、有識者、JA等の関係者から構成する銚子市有害鳥獣被害対策協議会を昨年10月に設置しました。取り組みとしましては、昨年の12月にイノシシ対策の勉強会を西部地域の農業者を対象に3回開催し、本年3月には西部地域の町内会にイノシシ対策のチラシを配布しました。また、捕獲については、箱わなを長山地区中心に5基設置しました。今後は、より効果的な被害対策について同協議会で検討を進め、具体的対策に取り組んでいきます。

  取り組み内容は、まず捕獲経費として、同協議会への箱わな等の捕獲機材の購入費補助で216万5,000円、捕獲を促進する人材育成として、わな猟免許新規取得者への取得費補助を15万2,000円、農作物の防護として、農家みずからが電気柵を購入設置した場合に電気柵の購入費の一部補助で195万円などを新年度予算に計上し、関係者一体となって取り組んでいきたいと考えています。

  問 議案第8号 平成29年度銚子市水道事業会計予算について、霞ケ浦開発事業費割賦負担金の支払いが終了するのはいつか伺います。

  答 霞ケ浦開発事業費の第1次負担金は平成29年度をもって、第2次の負担金も平成30年度をもって支払いが終了します。霞ケ浦開発事業に係る本市の負担額は、平成7年度から平成30年度までの総額で元金、利子相当額を合わせて71億4,201万2,535円となります。

  問 議案第11号 平成29年度銚子市下水道事業特別会計予算について、下水道汚泥の処分費用、また下水道全体の維持管理費に対する処分費の割合を伺います。

  答 発生した下水道汚泥の処理は、芦崎終末処理場で汚泥を脱水した後に民間の産業廃棄物処理施設で焼却しています。処分量は、平成25年度が2,629トン、平成26年度が3,064トン、平成27年度が3,045トンです。処分費は、平成25年度が4,472万4,000円、平成26年度が4,902万6,000円、平成27年度が4,842万円です。維持管理費に対する処分費の割合は、平成25年度が22.6%、平成26年度が23.2%、平成27年度が24.1%です。

  問 議案第24号について、罰則規定のない条例になった理由を伺います。

  答 千葉県内において、37市町が2万円から5万円以下の罰則規定のあるポイ捨て防止条例を制定していますが、実際に罰則の適用があったのは千葉市、松戸市、柏市の3市です。そのうちのほとんどが取り締まりの重点区域を定めている松戸市と柏市でのたばこのポイ捨てです。罰則規定によるポイ捨ての抑止効果はあると考えていますが、今回の条例では、周知に相当な時間を要することから、罰則規定は設けず、市民の皆さんがポイ捨て等の防止への関心と意識をより強めていただくことにより、環境美化や快適な生活環境づくりの推進を期待するものです。まずは、条例についての周知と説明に努めていきます。なお、罰則規定については今後の状況や必要性に応じて検討していきます。

  以上のような質疑応答の後、討論に入り、一委員より、私は今後きめ細かな対応と周知に努めるよう要望して、当委員会に付託されました全議案に賛成いたしますとの賛成討論がありました。

  以上のとおりでありましたので、ご報告申し上げます。



○議長(石上允康君) 以上で上程議案に対する各委員長の報告は終わりました。

  ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。

  質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(石上允康君) 質疑なしと認めます。

  これより討論に入ります。

  討論の通告がありますので、発言を許します。

  笠原幸子議員。



◆笠原幸子君 私は、日本共産党議員団を代表しまして、議案に対する討論を行います。

  私たちは、今議会に提案され、各委員会に付託されました議案について、特に今回の新年度予算については、市長選挙もあることから、骨格予算として編成され、政策的経費は選挙後の補正予算で対応するという説明でありました。施政方針や一般質問を通じて明確になった越川市長の政治姿勢と新年度における市政運営の方向性を踏まえ、これから申し上げる理由から、今回上程された全ての議案について賛成いたします。

  第1の理由は、施政方針で市長が「財政再建と病院再生の歩みをより確かなものにしながら新たな銚子の発展を創り生み出す銚子創生をなし遂げていくときで、大変重要な年である」と述べているように、地元産業、特に農業、漁業など1次産業への支援を行うことと西高跡地を活用したスポーツタウン構想などに取り組み、活性化させるということであります。

  第2は、越川市政には、情報を開示し、市民や議員、職員の声に耳を傾ける政治姿勢であることです。特に市民の声を生かした対応の機敏さが感じられたのは、議案第21号の条例改正についてであります。放課後児童クラブへの対応であります。

  昨年4月、指定管理者が変更され、放課後児童クラブにお子さんを預けている保護者の皆様からご意見や不安の声が私どもにも寄せられ、議会でも取り上げました。越川市長は、その後保護者の声を生かし、この3月議会に条例の改正を提案するまでになりました。また、保育所のトイレの洋式化にも取り組まれ、子どもたちは寒い時期でもトイレトレーニングができているというお話を伺っております。これほど早い対応は近年にないものであります。

  私どもは、市民の暮らし応援も、そして市財政健全化もと訴えております。財政再建は、地域と市民生活の再建を最優先に取り組まなくてはならないと思います。格差が広がり、高齢化の進むこの銚子市の財政再建には、引き続き市民の暮らし応援も、そして市財政健全化もの立場を堅持し、市民の皆さんと行政とが知恵を出し合い、協力することを望みます。特に市立病院の再生については、着実に入院患者がふえ、赤字の縮小が進んでいます。市民の命を守るとりでとして、機能の充実と公立病院としての使命を発揮するよう努めていただきたいと考えます。

  また、国保事業におきましては、平成28年度の赤字分、新年度の繰り上げ充用で対応するという説明でありました。市長は、近隣自治体に比べ高い国保料金の値上げは行わないという4年前の公約、市民と約束しました。その約束を引き続き堅持していただきたいと考えます。新年度におきましては、受診率を引き上げ、受診しやすい対応と病気の早期発見、早期治療を進め、国保事業の健全運営を行うよう要望いたします。

  なお、平成29年度一般会計予算に東総地区広域市町村圏事務組合への負担金が計上されております。地元町内の合意が全て整っていないことや事業費のさらなる拡大が懸念されることから、大型溶融炉によるごみ処理場建設については時期尚早であり、反対でありますが、設置自治体となる銚子市の負担割合について財政当局とも十分に話し合い、見直すよう求め、討論といたします。



○議長(石上允康君) 以上で通告による討論は終わりました。

  ほかに討論はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(石上允康君) これをもって討論を終結いたします。

  ただいま議題となっております議案について、これより採決をいたします。

  採決は、各議案ごとに行います。

  お諮りいたします。最初に、議案第1号について、各委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第2号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立多数〕



○議長(石上允康君) 起立多数であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第3号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第4号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第5号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第6号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第7号について、各委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第8号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第9号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立多数〕



○議長(石上允康君) 起立多数であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第10号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第11号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第12号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第13号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第16号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第17号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第18号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第19号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第20号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第21号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第22号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第23号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第24号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第25号について、各委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第26号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第27号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、議案第28号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

                                            



△請願第6号及び請願第7号の委員長報告、質疑、討論、採決



○議長(石上允康君) 日程第2、請願2件を議題といたします。

  去る2月23日の本会議において委員会に付託いたしました請願について、これよりその審査の経過と結果について委員長の報告を求めます。

  最初に、教育民生委員会委員長、広野恭代議員。

          〔広野恭代君登壇〕



◎広野恭代君 請願につきまして、教育民生委員会委員長報告を申し上げます。

  去る2月23日の本会議において当委員会に議案とともに付託されました請願1件について、議案審査終了後、慎重に審査いたしましたので、これよりその結果についてご報告申し上げます。

  請願第7号は、千葉市花見川区幕張町5丁目417の222、障害者の生活と権利を守る千葉県連絡協議会代表、天海正克氏からの障害児者の暮らしの場の拡充を求める請願であります。

  本請願につきましては、補足説明を聴取した後、慎重に審査した結果、願意妥当と認め、賛成多数で採択すべきものと決しました。

  以上のとおりでありましたので、報告いたします。



○議長(石上允康君) 次に、産業建設委員会委員長、宮内昭三議員。

          〔宮内昭三君登壇〕



◎宮内昭三君 それでは、請願につきまして、産業建設委員会委員長報告を申し上げます。

  去る2月23日の本会議において当委員会に議案とともに付託されました請願1件について、議案審査終了後、慎重に審査いたしましたので、これよりその結果についてご報告申し上げます。

  請願第6号は、銚子市南町13の6、原発から自然エネルギーへ銚子市民の会代表、明石祥一氏からの福島原発事故による自主避難者への住宅無償提供の継続を求める意見書の提出を求める請願であります。

  本請願につきましては、補足説明を聴取した後、慎重に審査した結果、願意妥当と認め、賛成多数で採択すべきものと決しました。

  以上のとおりでありますので、報告いたします。



○議長(石上允康君) 以上で各委員長の報告は終わりました。

  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

  質疑はありませんか。

  根本茂議員。



◆根本茂君 産業建設委員長にお尋ねいたします。

  今回の請願は、自主避難者への住宅無償提供の継続を国や県に求めるものでありますけれども、例えば帰りたくても帰れない強制避難者に対しては、例を挙げますと、1人当たり10万円、例えば5人家族であれば50万円、あと医療費が無料、あと当然住宅についても無償提供、こういう自治体もございます。こういう話が委員会の中であったでしょうか、なかったでしょうか。それだけお尋ねいたします。



○議長(石上允康君) 産業建設委員会委員長、宮内昭三議員。



◎宮内昭三君 今根本議員のほうからお話がありましたけれども、そういう関連する意見はございませんでした。



○議長(石上允康君) ほかに質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(石上允康君) 質疑なしと認めます。

  これより討論に入ります。

  討論はありませんか。

  桜井隆議員。



◆桜井隆君 ただいまの請願第6号について討論いたします。

  福島復興に関しては、今月31日に浪江町、また川俣町、飯舘村、そして4月1日に富岡町が福島第一原発事故に伴う帰還困難区域を除き解除されることになりますが、ひとまず現在の生活環境に最大限配慮しながらも、被災者に一刻も早くもとの生活に戻ってもらうため、ある程度の期限を区切って住宅支援の打ち切りを決めたものであります。故郷へ戻った後の国の生活支援制度は確かに必要であり、避難指示解除が進む地域の住民が安心して帰還できるよう全力で取り組んでいく考えを政府は示しているわけですから、異郷ではなく、心穏やかに暮らせる故郷に戻れることを願ってのことですので、国、福島県の期限での打ち切りはその流れをつくるためのものと考えます。よって、請願第6号の趣旨には反対いたします。



○議長(石上允康君) 田中努議員。



◆田中努君 私は、請願第6号について、日本共産党議員団を代表いたしまして賛成の立場で討論いたします。

  請願第6号については、福島の原発事故の被害を受け、今なお先の見えないその解決、事故収束の見通しがいまだ立たないまま自主避難者に対して住宅無償提供を打ち切るということです。自主避難者の多くは、子どもたちの健康不安も含め、安心して6年前の生活を取り戻せない状況にあります。特に子どもたちは、それぞれ避難から6年がたち、再び生活の場が変わること自体が不安のもとになります。原発事故により自主避難されている国民の生活を守るためにも請願を採択すべきものと考えます。

  以上で討論を終わります。



○議長(石上允康君) ほかに討論はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(石上允康君) これをもって討論を終結いたします。

  ただいま議題となっております請願について、これより採決をいたします。

  お諮りいたします。最初に、請願第6号について、委員長報告は採択すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立多数〕



○議長(石上允康君) 起立多数であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、請願第7号について、委員長報告は採択すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立多数〕



○議長(石上允康君) 起立多数であります。

  よって、さよう決しました。

  続いて、発議案等が提出されておりますので、先例に倣い、全員協議会室において議員協議会を開催いたします。

  この際、暫時休憩いたします。

          午後 2時29分  休 憩

                                            

          午後 2時47分  再 開



○議長(石上允康君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                            



△会議時間の延長



○議長(石上允康君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。

                                            



△銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会調査報告書について



○議長(石上允康君) 日程第3、銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会調査報告書についてを議題といたします。

  本件について、銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会委員長の報告を求めます。

  加瀬庫藏議員。

          〔加瀬庫藏君登壇〕



◎加瀬庫藏君 銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会委員長報告を申し上げます。

  銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会調査報告書、以下報告書と言わせていただきます。これは、議員の皆さんに配付されておりますので、報告書の説明をもって委員長報告とさせていただきます。

  本委員会は、平成27年6月議会において委託をされました。1年9か月の調査を終えて、平成29年3月8日、報告書を賛成多数で可決し、翌日平成29年3月9日、報告書を議長に届けました。また、百条委員会の開催状況ですが、平成27年6月30日から平成29年3月8日まで19回の委員会を開催いたしました。この間、多くの記録の提出を求めてまいりました。そして、証人出頭要請は16人の方々にお願いいたしました。このうち2回要請をしている方がおりますので、延べ人数としては17名になります。そのうち13名の方が証言をしていただきました。1名の方が2回証言をしておりますので、延べ人数では14人の方に証言をしていただきました。そして、3名の方が地方自治法第100条第3項の罪に該当する者として銚子市議会において告発に係る決議をし、千葉地方検察庁に告発をいたしました。3名の告発は、いずれも受理をされております。

  報告書でありますが、報告書ははじめにという項目と第1、結論から第9、本委員会における調査の経過等まで9項目で53ページとなっております。したがって、この全文が報告書としての採決になりますので、よろしくお願いいたします。この報告書は、議員の皆さんにはあらかじめ読んでいただいておりますので、以下のように説明をさせていただきます。

  まず、目次を見ていただきたいと思います。1ページから2ページははじめにと第1、結論であります。この第1、結論については、全文を読み上げて説明をさせていただきます。2ページ目から12ページ、説明を省略させていただきます。この中の第2というのは、銚子市立病院に係る経過であります。調査内容が念書に関することでありますので、経過については最小限度の経過にとどめてあります。第3は、銚子市立病院の業務再開に当たっての銚子市の組織体制であります。これも省略をさせていただきます。第4は、関係法例等であります。これは、法令等の紹介をしております。第5は、本委員会の設置経過であります。これは概形的に掲載しておりますので、これも省略をさせていただいております。第2から第5まで、これらはいずれも当委員会が認定、判断をした内容とは違いますので、省略をするものであります。

  12ページから26ページ、第6、本委員会において認定した事実となっております。これは、証人の証言、そして記録と資料の主要な部分、それを認定した小括ということになっています。説明では、そのうちの3、本件各賃貸借契約をめぐる状況、4、本件各念書について、5、再生機構に対する市の指導監督の状況に関する主要な部分を読み上げさせていただきまして、その他の部分は第7、第8に掲載をされておりますので、省略をさせていただきます。

  26ページから32ページは、第7、第8であります。第7は、本委員会の判断であります。この中では、銚子市の本件念書作成への関与、あるいは銚子市の再生機構に対する監督業務の問題点、さらに責任の所在を記載しております。第8は、今後の指定管理者に対する指導監督のあり方について述べております。これは、全文を読み上げて提案をさせていただきたいと思います。

  32ページから53ページ、第9、これは本委員会における調査の経過等であります。委員会の概要や証人尋問の概要、刑事告発等について記載している内容であります。これは、提案、説明を省略をさせていただきます。報告書の説明をそのように進めさせていただきたいと思います。

  それでは、説明させていただきますので、1ページをごらんいただきたいと思います。まず、第1、結論であります。第1、結論。1、本件各念書に対する銚子市の関与の有無。(1)、本委員会の調査の結果によっても、本件各念書の作成について、銚子市職員、あるいは野平匡邦前市長、以下前市長と言わせていただきます。が関与したとする明確な証拠はない。(2)、しかしながら本件各念書の作成経緯に関する証人らの証言には多数の不一致点があること、また客観的に明らかとなっている前市長の発言内容とも矛盾すること、前市長が本件マンションの賃貸借契約前に本件マンション買取りの可能性について言及していること、田中肇氏と前市長との連絡状況からすると、平成22年当時、前市長が本件各念書の存在を知らなかったとすることには疑問が残る。

  2、銚子市立病院に対する指導監督体制。(1)、銚子市立病院の運営は、これをほぼ一任し、さらに理事長印の管理を任せるなどしていた田中肇氏により、本来必要な理事会承認を経ない多数の決定がなされていた。(2)、また銚子市から再生機構に対する支出についても、事業計画あるいはその後の申請において、支出内容が不明朗であるにもかかわらず、市において承認をしていた経緯があり、さらにその承認そのものも、再生機構との事前協議を経ることなく、再生機構が支出した内容を追認したものが幾度となくあった。(3)、銚子市病院再生室、これは銚子市にある再生室でしたが、再生室はこうした事前協議を経ない再生機構の支出について何度も事前承認を求めるよう指導はしたものの、これが是正されることはなく、さらに前市長が市職員に対し、再生機構の運営に対して口出しをしないよう要求していたことから、市職員による強い指導が困難な状態が続いた。(4)、再生機構の不適正な支出、特に本件各念書の作成を許し、適切な指導監督を怠った銚子市、特に前市長の責任は重いものと言わざるを得ない。

  3、指定管理者による業務適正化のために銚子市がとるべき対応。再生機構による業務遂行が不適切であることは早くから明らかになっており、こうした指定管理者に対して適切な指導監督権限を行使することができるようにするために、基本協定書等によって銚子市と指定管理者との役割分担を明確にしておくこと、地方自治法あるいは基本協定書等によって認められた指導監督権限を適正に行使すること、市の職務遂行について問題がある場合の第三者的地位を有する者への通報制度を充実整備させ、あわせて通報者の厳格な保護を実施すること、さらに事前措置として指定管理者の候補者選定において適切な審査基準を設けるとともに、手続を公開するなど透明性を高めることが必要である。

  17ページへ行きます。17ページは、第6、本委員会において認定した事実、この中の主要な部分のみを提案させていただきたいと思います。この第6の認定した事実の中の(4)、賃貸借契約締結の状況であります。まずは、田中肇氏の証人尋問での証言の主要な部分であります。大きなアのうちの(ア)です。事業計画の作成段階において、この事業計画の作成段階というのは平成21年7月ごろになろうかと思います。事業計画の作成段階において、既にマークタワー銚子銀座を医師宿舎とすることについて交渉を開始していた。(イ)、平成22年4月1日の時点、平成22年4月1日の時点というのは仮協定書が結ばれたときであります。の時点でマークタワー銚子銀座を医師宿舎とする検討はしていたが、病院再生室も知らなかったはず。この病院再生室というのは、銚子市の再生室ということであります。(エ)、再生機構の認可を受けてすぐ、再生機構の認可を受けてすぐということは、平成22年3月31日が再生機構、医療法人設立認可日であります。を受けてすぐ本件マンションを医師宿舎とすることを目指して交渉を始めた。マックスリアルエステート、このマックスリアルエステートというのはマックスリアルエステート株式会社のことでありまして、マークタワー銚子銀座の販売活動を行っていた会社であり、仲介会社であります。マックスリアルエステートと交渉を開始した時期あたりに、前市長は田中氏が同社と交渉していることを同時期から知っていた。

  18ページへ行きます。以上が田中氏の証言の主な内容です。次に、大きなウ、本件各賃貸借に関する前市長の言動等であります。(ア)、これは平成22年3月28日除幕式における発言です。この除幕式というのは、銚子銀座の石柱・石像の除幕式であります。この中での前市長の発言であります。?、このマンションはあと7室売れ残っていますが、全室、市が買い上げます。満室にします。?、なお、上記買い上げるとの記述について、前市長は借り上げるの発音が不適切であったものであるとしている。

  次に、(イ)、平成22年4月9日、銚子市議会総務企画委員会での前市長の発言であります。これは、平成22年4月臨時議会が開かれている中での総務企画委員会での発言であります。(イ)、この中の中間的なところから読み上げます。真ん中辺です。今市内で一番優良な物件と言われていますマークタワー銚子銀座。ただ、あそこは分譲マンションなので基本的には貸さないわけなんですね。ただ銀行が了承してオーナーである会社が了承して条件が整えば賃貸ということもないではないということもあり得るということで、今交渉中であるということで、ただ余りたくさん貸すという気はないようです。ここからです。私は、借り上げも含めた、それがだめであれば買い上げもあり得るわけです。もしそれができなければどうするんだと医師の住宅が確保できなかったらどうするということはあり得ると思います。このように発言をしています。

  19ページに行きます。こういう田中肇氏の証言と前市長の言動等をどのように当委員会としては認定をしたのか。大きなエ、小括、認定というところです。(ア)、本件各マンションを医師宿舎とする計画は、早くから田中氏の中にはあった。そして、準備機構が設立された平成21年7月ごろからそれほど時間を経ないうちに、田中氏はその意向を前市長に伝えており、同時点において、前市長は、分譲マンションである本件マンションを医師宿舎とする計画があることを知るに至った。そして、前市長は、遅くとも平成22年3月28日、これは先ほど言った銚子銀座の石柱・石像除幕式での発言、までには本件各賃貸借契約に係る本件マンション専有部分について、買取りも視野に置いて交渉が進められていることを認識していたものと認められる。(イ)、この点前市長は平成22年3月28日の発言については、「借り上げ」を聞き間違えられた等とし、また、「買い上げ」という文言を使うことはないなどとしているが、前記発言直後の平成22年4月9日に開催された市議会総務企画委員会においても明確に本件マンションについて「借り上げ」と並んで「買い上げ」について、まさにその文言を用いて言及しているのであって、前市長の主張内容は信用しがたい。

  20ページに行きます。次に、本件各念書の作成経緯についてであります。その証人の証言内容の主要な部分を読み上げます。(2)、本件各念書の作成経緯。大きなイ、田中肇氏の証言です。(ア)、マックスリアルエステート、これは先ほど説明したとおりです。の側から、「では5年後に買い取るという念書を出してもらえれば賃貸にいたしましょうと、これは賃貸のための先方の条件です。大勝建設と銀行とのこの物件に対する契約があって、大勝建設としてはこれを売れたならば返済というのは当然ありますね。それが賃貸となると、その契約自体が非常に大きく変わってきます。そういう意味で、このマックスリアルエステートとの契約あるいは銀行との話の中でこの念書を出してもらうことが必要だと、それが出なければ賃貸契約は不可です。それが真相です。」このように発言しています。

  これに対してマークタワー銚子銀座のオーナーである株式会社大勝の宮内隆氏、大きなウの証言です。(ア)、本件念書の文面自体は、仲介業者であるマックス社、このマックス社というのは先ほど言ったマックスリアルエステート株式会社のことであります。マックス社が作成をした。それが第1ですね。それから、自分から念書をつくってほしい、あるいは5年後に買い取ってもらう等の話をしたことはない。(イ)、念書そのものはマックス社の判断で作成したもの。大勝側の交渉担当者は南里氏であった。再生機構側の交渉担当者は知らないが、恐らく田中氏ではないか。交渉過程でそのような文書を作成することになったのではないか。このように証言をしております。

  こういう証言から当委員会はどのように認定をしたのか。大きなエ、小括、認定のところであります。同ページです。(ア)、本件各念書の作成にかかわったとされるマックス社の元社員である南里氏は既に死亡していることが確認され、同人から事情を聴くことはできなかった。(イ)、本件各念書は、大勝側は、将来再生機構による買い取りが確約されている点において著しい利益があり、他方、再生機構にとっては多額の負担を強いられるものであって、再生機構側からこのような条件が提示されることは考えられない。また、宮内隆氏は、前記南里氏が宮内隆氏の意向を踏まえずに作成したものであるとしているが、南里氏が大勝の意向を踏まえずに売却金額を決定することはできないこと、南里氏にとっては、それ自体で何らかの利益を得られる業務ではないこと(現に、宮内隆氏は、本件各念書の作成に当たり、賃貸借契約の仲介手数料以外に何らの費用を支払っていない旨証言している。)からすれば、本件各念書の作成は貸主である大勝の意向に基づくものと考えざるを得ない。(ウ)、また、田中氏は、本件各念書作成の理由を大勝と銀行との契約(融資等と考えられる。)上必要とされた旨証言するが、宮内隆氏は、そのような理由を何ら述べていないことからすれば、田中氏の当該証言を信用することはできない。

  22ページに行きます。次に、(4)であります。下のほうの(4)、本件各念書の作成と銚子市あるいは再生機構の他の理事等の関与であります。念書作成に関する銚子市、再生機構の理事の関与であります。大きなア、本件各念書が作成時に田中氏以外の再生機構の職員あるいは銚子市に明らかにされたか否かについて、銚子市職員はいずれもこれを否定し、また、田中氏及び宮内隆氏も、本件念書を提供した事実はないとしている。そしてその作成に当たり、田中氏、宮内隆氏及びマックス社の担当者が関与した事実は認められるものの再生機構の他の理事あるいは関係者、前市長あるいは市職員が関与したとの証言は得られていない。イ、しかしながら、前市長については、本件各賃貸借契約の締結当時、既に本件マンションの専有部分を買い取ることが念頭にあったこと、田中氏と前市長とが直接連絡をとり合っていたとの証言が存在し、それを疑わせる事情がないことからすれば、前市長が本件各賃貸借契約の締結当時本件各念書の内容を知ることがなかったと直ちに認めることはちゅうちょせざるを得ない。ウ、確かに、田中氏及び宮内隆氏は、本件各念書の作成についての前市長の関与を明確に否定する証言をしている。しかしながら、田中氏は前市長との個人的な関係から銚子市立病院の再生に関与することになったのは、同人の証言からも明らかであること、宮内隆氏についても、当時の市長としての前市長との面識があることからすれば、前記2名の証言を直ちに信用することは困難と言うべきである。

  24ページに行きます。24ページは、大きな5の再生機構に対する市の指導監督の状況についてであります。その中での職員、青柳清一氏の証言であります。24ページ、一番下、(オ)、市長から言われていた言葉の一つに、そもそもそういう再生機構がやろうとしていることに対してあまり細々としたことは言わないほうがいいよというような発言があって、あまり細かいことは言いにくいなというような状況があったのも確かですと証言をしています。(キ)の中間あたりです。市長は、私や、私というのは青柳さんですが、私や再生室の職員に対して、あなたたちは代案もないまま再生機構のやろうとしていることに対して細々としたことを言うべきじゃないと。なぜならあなたたちはこの結果に対して責任とれないんだからというような発言がありました。ただ、市長自身もこの指定管理料の承認の前に自分自身再生機構側から全然相談がなかったものもあるらしくて、それに対してはかなりの危機感を持っていたような状況でした。(ク)、やはりある意味、何度か市長の意向も確認している中で再生機構に対して余りああだこうだというような細かいことを言うべきじゃないというような趣旨のことが何度かありましたので、そういうような我々の思うような事務を進めるということはできにくかったです。(ケ)、田中氏と前市長とが再生室、再生室というのは銚子市の再生室、を抜きにして重要事項を決めていたことになることが多かった。

  こういう証言を踏まえて、(3)、小括。大きなア、田中氏は基本協定書第33条第3項の規定を無視して銚子市の事前承認をとることなく無断で事業を進め、その後に費用の請求をするために事業承認申請書を提出することがあった。平成23年4月28日、この平成23年4月28日というのはマークタワーの念書から1年たった後の申請のことを言っています。マークタワー銚子銀座101号室のことを言っています。の本件マンションの賃貸借契約についても、やはり事後申請となっていた。大きなイ、このような状況について、市職員らは何度も事前承認をとるよう田中氏に指導をしていたが、田中氏に改善が見られた形跡はない。大きなウ、さらに前市長は上記青柳清一氏証言にあるような指示を再生室職員に出していたことから、職員が萎縮し、あるいは田中氏に対する強い指示を出すことをちゅうちょしていた状況が認められる。

  これら認定した事実を踏まえて、第7、本委員会の判断であります。第7、本委員会の判断。1、銚子市の本件各念書作成への関与。(1)、本委員会は、銚子市あるいは前市長が本件各念書の作成に関与している、あるいは作成当時から知っていたとする明確な証拠を得ることはできなかった。(2)、しかしながら、上記のとおり、当時の前市長が本件マンションについて、買い取りを含めて医師宿舎とする予定があることを認識していたこと、田中氏との人的関係などから、前市長が本件各念書の存在を知らなかったとの認定をすることには疑問があるとの判断に至った。(3)、また、本件各念書の存在について、平成22年当時銚子市に具体的な認識がなかったとしても、本件マンションはもともと分譲物件であったことは周知の事実であるし、ことに前市長は平成21年中には本件マンションに居住しているのであるから、市において本件マンションが賃貸を目的に建築されたものではないとの認識を有していたことは明らかである。そして、販売対象とされているマンションを、当初の建築主から賃借することは、売主側の希望を前提とすれば、通常想定できないのであるから、田中氏による本件各賃貸借契約の締結があった時点でなぜ賃貸借契約が可能となったのか、その経緯等を確認することは十分に可能であり、必要に応じて貸主側に連絡をとるなどして、本件賃貸借契約について付加的な合意がなかったかどうか、確認することは十分に可能であった。ことに前市長は自ら「買い上げ」をも念頭に置いて本件マンションを医師宿舎として確保することを認識していたのであるから、そのような認識を怠ったことについて責任は重いと言うべきである。

  2、銚子市の再生機構に対する監督業務の問題点。(1)、地方自治法第244条の2第10項、第11項及びこれを受けて作成された基本協定書第33条、第37条及び第38条の各規定からすれば、銚子市は再生機構に対し、銚子市立病院の管理の適正を期すために、事前ないし事後に指導監督権限を有し、市の指示に従わない場合には、業務の一部停止を命じ、さらには指定の取消権限を有する。(2)、再生機構の支出方法が不適切であったことは、病院再開後の早い段階から明らかになっていた。すなわち銚子市と再生機構との間で指定管理に係る基本協定書を締結した、まさにその日に、田中氏は、銚子市の何らの事前承認を得ることなく本件各賃貸借契約に及んでいるのである。(3)、そして、銚子市は、このような再生機構による不適切な業務遂行あるいは支出を把握していながら、より強い態度で指導監督をし、再生機構の業務を是正させることができなかった。(4)、また、本件各念書の作成を含む本件各賃貸借契約だけをとっても、これが銚子市への医師招へいにとって重要な問題であるとの認識はあったはずであり、契約時点において再生機構が当該賃貸借契約に基づいて敷金を支出し、さらにその後に賃料を負担していくことは、銚子市としても当然に予測が可能であった。そのような前提からすれば、銚子市としては、医師宿舎確保のために再生機構が実施し、あるいはしようとしている措置について、基本協定書にある実地調査権あるいは報告徴収権を行使して、再生機構に対し具体的内容の説明を求めることが可能であった。

  (5)、さらに再生機構では代表印を、これは先ほど読んでいませんが、13ページ、14ページでこのことに触れていますので、後でご参照いただきたいと思います。さらに、再生機構では代表印を田中氏が保管し持ち歩いていた事実が認められるところ、本来代表権の行使としての理事長印の押印は理事長自身が行うか、理事長の管理の下に置くべきであって、このような状態であれば、田中氏が理事会あるいは理事長の承諾を得ることなく本件各賃貸借契約を締結する事態にはならなかったと考えられる。代表印の管理方法そのものは再生機構内部の問題であるとしても、銚子市がこのような田中氏による理事長印の独占的使用を知ってこれを容認していたとすれば、再生機構の業務が理事長ではなく理事のうちの一人によって独占的に行われていることを銚子市として認識していたことになるのであるから、指導監督機関たる銚子市の姿勢としては到底容認しがたいものということになる。また、かりに田中氏による代表印の独占的使用の事実を銚子市が認識していなかったとしても、例えば理事会議事録を徴収するなどして、再生機構の業務遂行に当たって必要な理事会の議決がなされているかどうかを確認することはできたはずであり、これと実地調査を組み合わせることにより、再生機構内の執行体制の問題点を早期に発見することができたものと考えられる。(6)、ことに再生機構に対する指定管理料や出資金に係る支出は、再生機構により使途があいまいなままなされたものであって、具体的な支出項目の明示を受けて指定管理料を支出した場合よりも、その使われ方について特段の注意が必要とされるものであった。そもそもこのような支出根拠の不明確な出資金や指定管理料を容認して予算を作成し、これを成立させた点に、銚子市の事前協議を経ない事業への支出の原因があるとしても、上記のとおり、各種の権限を行使することによってこれを防止することができなかったとはいえない。

  3、責任の所在。(1)、市職員の指導監督に対する意識。ア、銚子市は房総半島の東端に位置し、東京都内からも千葉市からも距離がある。こうした市の位置関係からすれば、銚子市立病院再開に当たって市に医師を招へいするために医師宿舎を確保する必要があることは認識すべき事項であった。イ、しかしながら市職員の証言にもあるとおり、銚子市は予算上医師招へい費を再生機構に支出していたことから、医師招へいに関連する事業である医師宿舎の確保については、再生機構に委ねられているとの意識を持つこともやむを得ない側面があった。ウ、そうであるとしても、市職員としては、再生機構が本来市の事前承認を得るべき事業を進めようとしていること等、不適切な行為に及ぶ可能性があることを認識した時点で、銚子市に対して、当該行為について事前承認を求める、あるいは中止を求めるよう明確な指導を行うべき立場にあり、さらに再生機構がこれに違反した場合には、その原因を究明させるよう監督権を行使すべきであったのであって、こうした明確な指導監督権の行使をしなかった市職員の指導監督に対する意識は、後述の前市長の責任の重大性、あるいは病院再開という大量の事務処理を求められる状況にあったことを前提としても、なお無視することはできない。

  (2)、前市長の田中氏選任責任。ア、前市長は銚子市立病院の再開を公約の一つに掲げて市長選に立候補して当選しており、当選から約1年後に市立病院の業務再開にこぎつけている。イ、前市長が「病院再開に関するプロ」として再生機構の事業を任せた田中氏は、本委員会において、あたかも市民あるいは再生機構そのものに本件各念書の作成の事実を知らせなかったことがむしろ良かった、この辺は21ページに証言がずっとありますので、後で参考にしてください。むしろ良かった、すなわち問題は先送りにしてしまい、できるだけ公にしないまま事業を進めることが銚子市立病院の運営にとってむしろ適切であるとの考え方を持っていたものと認められる。ウ、銚子市立病院再開には銚子市から多額の公金が支出されている。当然のことながら、住民はその使い方に強い関心を持っているのであって、田中氏の上記証言は、こうした市立病院の運営に透明性を求める住民の要望、あるいは公の施設の管理運営の適正を目指す指定管理者制度の趣旨を真っ向から否定するものであり、地方公共団体の公の施設の管理運営を行う者としての的確性に強い疑問を持たざるを得ない。エ、さらに田中氏は、本件各念書が作成された5年後の状況は分からないのであるから、その時点で問題とすればよいといったような、およそ経営に携わる者として無責任と言わざるを得ないような証言にすら至っているのである。オ、そのような者を事前に十分な調査をすることなく「プロ集団」の一員であるとして病院の実質的運営者として選んだ前市長の責任は重大と言わざるを得ない。

  (3)、前市長による市職員への指示による職員の萎縮。ア、市職員の証言にもあるとおり、市職員は再生機構の業務遂行の問題に早くに気づき、その対応について市長に指示を求めている。イ、しかしながら前市長は市職員に対し、「あなたたちは代案もないまま再生機構のやろうとしていることに対して細々としたことを言うんじゃない」などと述べて、市職員による監督指導権限の行使の意思を挫いている。これら前市長の言動によって市職員が萎縮し、再生機構に対する必要あるいは適切な指導監督ができない状態となったことは明白である。ウ、しかも、市職員の証言によれば、前市長自身も田中氏をコントロールできていないことについて危機感を持っていたにもかかわらず、上記のような態度を改めることはなかったのであって、これにより銚子市による再生機構に対する適切な指導監督権限の行使の機会が失われることとなったものである。このように前市長が再生機構の業務への市の関与を排除しようとしていた意図は、再三の地方自治法第100条第1項に基づく本委員会への出頭請求にもかかわらず結局出頭しなかった前市長の証言を得られなかったこともあり、明らかとはなっていないが、住民の公金を預かる地方公共団体の執行責任者としてその責任は厳しく問われる必要がある。

  (4)、議会の対応との関係。ア、銚子市議会においては、銚子市から再生機構に対する支出がその内容において不明確であることについて、かねてから問題視されており、以下の議決等を行ってきた。(ア)、「市民要望に応えられる銚子市立病院の運営を求める決議」について議決、平成23年6月30日。(イ)、「平成24年度銚子市立病院事業会計予算について修正可決」、平成24年3月23日。(ウ)、「銚子市立病院再生機構副理事長田中肇氏の報酬等の是正を求める請願」について採択、平成24年3月23日。(エ)、「銚子市立病院に対する第三者評価制度の導入に関する陳情」について採択、平成24年3月23日。(オ)、「病院関連予算の透明化・健全化を求める決議」について議決、平成24年9月26日。連続してこのように議決がされています。イ、しかしながら、前市長は、再生機構における市の公金の使われ方が不適切であるとの住民ないし議会の声に耳を傾けることなく、再生機構に対し適切に指導監督権を行使しないまま予算を執行し、再生機構による不適正支出を助長した。地方公共団体は、いわゆる二元代表制がとられており、首長と議会とが相互に監視する関係にもあるとされているが、議会において前記のような首長の専断的行為を抑止することには一定の限界があるものと言わざるを得ない。こうした問題が生じるリスクをできるだけ事前に想定して、議会の持つ権能を適切に行使すべく議会あるいは個々の議員が可能な限り事前調査をするとともに、議会の場で住民に対する適切な情報収集をしつつ議論を行っていく必要があるものと考えられる。

  第8、今後の指定管理者に対する指導監督のあり方。1、指定管理者制度は、公の施設を適正に管理することを目的として地方自治法の改正により設けられた制度であるところ、公の施設はあくまでも銚子市の財産である以上、たとえ指定管理者が管理を行うこととなっても、銚子市にはその管理の適正を期すべく必要な指導監督のための権限が地方自治法上認められている。2、本件各念書が作成された経緯、及びこれが5年近くにわたって明らかにならなかったことは、再生機構の運営のあり方そのものに第一義的な問題があるとしても、上記のとおり、銚子市がこれを未然に防止しうる機会がなかったとは言えない。3、そこで、本委員会は、銚子市に対し、今後の指定管理者に対する指導監督のあり方について、以下のとおり要望する。

  (1)、基本協定書等において、指定管理者及び銚子市の役割分担を明確に定めること。再生機構との間で締結された基本協定書は、これによって同機構が行うことができる業務について、病院業務以外の関連事業についての役割分担が一見して明らかとはなっていない。再生機構が銚子市の承認なく進めることができる事業の範囲、あるいは承認を要する事業の範囲を明確化して、指導監督権限の行使根拠を明らかにしておく必要があるものと考えられる。

  (2)、指定管理者に対して認められることになる実地調査等を定期あるいは頻度を高めて実施すること。本件各賃貸借契約及びこれに伴う本件各念書は、理事会の議決を経ることもなく、田中氏が独占的に管理していた代表印を使用して締結され、あるいは作成されている。こうした再生機構における不適切な業務運営は、市職員が理事長からの聞き取りや病院施設への立入調査を実施することによって明らかになった可能性が高い。こうした調査権を適切に行使していく必要がある。

  (3)、不正事象が発見された場合、市長だけでなく、一定の独立した地位にある監査委員等に対して報告をして調査を求めること。そして、当該報告をした職員の地位について適切な保護をすること。上記のとおり、市職員は再生機構に対し指導監督権を行使しようとしたものの、前市長のいわば圧力により、必要な権限行使が行われなかったものと認められる。こうした場合に銚子市の業務を適正化するためには、市長部局以外の独立した地位を有する者、例えば監査委員等への通報制度を整備し、市職員による業務是正の手段とする必要がある。こうした職員については、一定の公益通報制度、あるいは内部通報制度にあるような通報者の保護を厳格に実施しなければ、通報制度そのものが役に立たなくなってしまうことから、通報制度の整備と併せて通報者の秘匿性を保護する制度を整備する必要がある。

  (4)、指定管理者の選定に当たり、その候補者となる者の選定手続を適切に実施すること。銚子市立病院の再開に当たっては、再生機構1団体のみが指定管理候補者とされたこと、及び再生機構が市主導で設立されたことなどから、指定管理者の候補者の選定にあたって、再生機構に関与する者についての適切な審査がなされなかったものと考えられる。指定管理者が、長期にわたって市の財産である公の施設を管理運営していくことからすれば、候補者となった者の的確性は十分に検討される必要がある。また、選定手続に当たってその基準を広く住民に明らかにし、手続そのものも公開とするなど、選定手続における恣意性を排除する必要があるものと考えられる。

  第9は、先ほど説明したように、本委員会における調査の経過や委員会の開催状況、地方自治法第100条に基づく刑事告発の状況等々の経過等が記載されておりますので、説明は省略をさせていただきたいと思います。

  以上で報告書の説明を終わりにいたします。よろしく審査をお願いいたしまして、委員長報告を終わります。



○議長(石上允康君) 以上で銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会委員長の報告は終わりました。

  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

  質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(石上允康君) 質疑なしと認めます。

  これより討論に入ります。

  討論の通告がありますので、発言を許します。

  最初に、田中努議員。



◆田中努君 私は、銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会が提出した調査報告書について、日本共産党議員団を代表いたしまして、採択に賛成の立場で討論いたします。

  この調査報告書では、念書の作成に銚子市職員あるいは前市長である野平匡邦氏が関与したとする明確な証拠はないとしています。また、野平前市長も当時マンションの借り上げを買い上げと聞き間違えられたとしていますが、調査特別委員会における多方面からの証言や資料からすると、野平前市長が念書の存在を知らなかったとすることは考えにくいのではないでしょうか。また、調査報告書では、銚子市の本件各念書作成への関与や銚子市の再生機構に対する監督業務の問題点が明らかになりました。特に前市長の田中肇氏選任責任は重大であるとしています。以上の点から、野平前市長が調査特別委員会の証人として出席しなかったことは、田中氏を野平前市長自身が当時大変評価していたこともあり、市民に対して説明責任を果たす意味で許されないものと考えます。

  そして、調査報告書では、今後の再発防止のため、指定管理者に対する指導監督のあり方について、基本協定書において指定管理者及び銚子市の役割分担を明確に定めること、指定管理者に対して認められることになる実地調査等を定期的あるいは頻度を高めて実施すること、不正事象が発見された場合、市長だけでなく、一定の独立した地位にある監査委員等に対して報告をして調査を求めること、そして当該報告をした職員の地位について適切な保護をすること、指定管理者の選定に当たり、その候補者となる者の選定手続を適切に実施することの4項目を要望しています。これら4項目を踏まえ、再びこのような事件が起こることのないよう、指定管理者に係る条例改正の検討を行い、踏み込んだ改正をすることが求められていると考えます。

  以上の理由などから、私どもは銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会から提出された調査報告書について採択に賛成することを改めて述べまして、討論といたします。



○議長(石上允康君) 次に、宮内和宏議員。



◆宮内和宏君 私は、本件調査報告書の採択に賛成する立場から討論に参加させていただきます。

  1年9か月に及びましたこの調査特別委員会がその集大成として調査報告書に結実し、全貌が解明されたとはいかないにしても、今日こうして日の目を見たのであります。調査報告書冒頭、第1の結論から私は多くを引用しまして、重複する部分が多くあるかと思いますが、この医師宿舎としてのマークタワー銚子銀座を賃貸借するに当たり、再生機構が貸し主である株式会社大勝に差し入れた念書、これは再生機構が5年後に専有部分を購入するとの約束でありました。その金額は1億2,690万円であります。表面上、再生機構が負担するようではありますが、市民もそのように捉えている方も多くございますが、結局のところこれは銚子市が将来全額支出することになりかねない問題でありました。言うまでもなく、この再生機構が運営しておりました市立病院は、銚子市が全額支出の出資金、それに銚子市がその都度支出する指定管理料を原資として医師招聘事業等を行っている以上は、この約束事の購入資金についても、先ほど申し上げましたように、銚子市からの支出は十分その当時も予想されたことであります。

  このようなことから、銚子市議会は自主的、主体的な行動と銚子市民からの強い関心と要請に押され、地方自治法第100条に基づいて、作成後5年近くたって発覚した念書、その作成とその後の経緯について、また銚子市の関与の有無について調査を行いました。さらに、地方自治法第244条の2第10項には、自治体の長は指定管理者の管理する公の施設の管理に適正を記するため、指定管理者に対して当該管理の業務または経理の状況に関し報告を求め、実地について調査し、または必要な指示をすることができるとあります。私もこれについては当時この議場で再三にわたってこの部分を指摘させていただきました。この部分というのは、要は銚子市が指導監督権限を適切に行使してきたか否かもあわせて調査することでありました。その結果、焦点の念書の作成経緯に関する証人らの証言には幾多の不一致点があること、客観的に明白となっている前市長の発言とも多く矛盾していること、これらが浮き彫りになりました。また、前市長がマンションの賃貸借契約前にその買い取りの可能性に言及していることであります。それまでの田中肇氏と前市長との密な連絡状況からすれば、平成22年当時、前市長が念書の存在を知らなかったこと自体に大きな疑問と不自然さがあると感じざるを得ません。

  田中肇氏は、理事長印を管理し、市立病院の運営上必要な理事会も開かず、半ば独断で重要な決定をしていたのであります。また、銚子市から再生機構への支出についても全て事後の申請であり、追認の形が常態化していたのであります。ここにおいては、前市長の統制力が働いていたため、もはや市職員の強い指導は全く困難と言うほかなかったのであります。これら一連の不適切な業務遂行を黙認し、本来の適切な指導監督を怠った結果、最終的には再生機構に支出する銚子市民に多大な損害を生じさせたわけであります。これは、前市長の大きな責任としてこれからも問われなければなりません。再生機構の市立病院運営については、東京事務所の必要性から始まって、一つを例に挙げれば、北海道の名寄市にある病院の広告宣伝費が銚子市立病院の10分の1にあったということの事実であります。一事が万事の病院運営でありました。

  そのころ議会では休むことが許されないほど毎回毎回不透明、不明瞭な部分をただしてきたのであります。しかしながら、残念なことに何ひとつ改善されることなく不適切な事務が繰り返されてきたのであります。あげくの果てがこの百条委員会の開設、開催であります。議会が機能していたことを喜んでいいのか、私は迷います。なぜならば、それ以前に議会としての本来の機能を発揮していたのであれば、百条委員会も見ることはなかったのでありましょう。過去には戻れませんが、市立病院の再生、市財政の再建がさらにこの報告書をきっかけとして進むことを願い、また少しでも明るい銚子市の将来が訪れてくれることを切に願いまして、賛成討論といたします。



○議長(石上允康君) 以上で通告による討論は終わりました。

  ほかに討論はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(石上允康君) これをもって討論を終結いたします。

  お諮りいたします。本件について、配付いたしました銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会調査報告書のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(石上允康君) 起立全員であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、お諮りいたします。銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会を終了することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(石上允康君) ご異議なしと認めます。

  よって、銚子市立病院に係るマークタワー銚子銀座(医師宿舎)の念書に関する調査特別委員会を終了いたします。

                                            



△発議案第1号、発議案第2号の上程、説明、採決



○議長(石上允康君) 日程第4、発議案第1号及び発議案第2号を一括議題といたします。

  発議案を職員に朗読させます。

          〔職員朗読〕

  発議案第1号 福島原発事故による自主避難者への「住宅無償提供」の継続を求める意見書につ

         いて

    平成29年3月17日提出

                          提出者 銚子市議会議員 宮 内 和 宏

                          賛成者    同    広 野 恭 代

                           同     同    笠 原 幸 子

                           同     同    鎌 倉   金

                           同     同    大 野 正 義

                           同     同    宮 内 昭 三

  発議案第2号 障害児者の「暮らしの場」の拡充を求める意見書について          

    平成29年3月17日提出

                          提出者 銚子市議会議員 宮 内 和 宏

                          賛成者    同    広 野 恭 代

                           同     同    笠 原 幸 子

                           同     同    鎌 倉   金

                           同     同    大 野 正 義

                           同     同    宮 内 昭 三



○議長(石上允康君) 提案理由の説明を求めます。

  宮内和宏議員。

          〔宮内和宏君登壇〕



◎宮内和宏君 提出いたしました発議案第1号及び発議案第2号について提案理由の説明をいたします。これら発議案2件につきましては、お手元の案文のとおりでございますので、案件の朗読をもって説明にかえさせていただきます。

  発議案第1号 福島原発事故による自主避難者への「住宅無償提供」の継続を求める意見書について。発議案第2号 障害児者の「暮らしの場」の拡充を求める意見書について。

  なお、この発議案につきましては、地方自治法第99条の規定により関係機関へ提出いたしたいため、提案したものでございます。

  以上のとおりでありますので、議員各位におかれましては、よろしくご賛同くださるようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。



○議長(石上允康君) 以上で説明は終わりました。

  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案2件については、正規の手続を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(石上允康君) ご異議なしと認めます。

  よって、直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。最初に、発議案第1号について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立多数〕



○議長(石上允康君) 起立多数であります。

  よって、さよう決しました。

  次に、発議案第2号について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立多数〕



○議長(石上允康君) 起立多数であります。

  よって、さよう決しました。

                                            



△市長挨拶



○議長(石上允康君) 以上をもって今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。

  この際、市長から挨拶があります。

  市長。

          〔市長 越川信一君登壇〕



◎市長(越川信一君) 3月議会の閉会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。

  活発なご議論、慎重審議の上、平成29年度一般会計予算を初めとする全ての議案に議決をいただきました。ありがとうございました。今議会では、財政の健全化、市立病院の再生、地方創生、人口減少対策などについて、議員の皆様から率直なご意見、ご提案をいただきました。いただいたご意見、ご提案を真摯に受けとめながら今後の市政運営に反映させていきたいと思います。

  施政方針で申し上げましたように、平成25年の市長就任以来、分断と対立の政治を対話と連携の政治に変える、違いを超えて、ともにできることを見つけながら進む、オール銚子、チーム銚子の力で未来を切り開く、そのような思いで市政の課題に取り組んでまいりました。市民の皆様のご協力の結果、平成27年度の一般会計決算は実質単年度収支で5年ぶりに黒字を回復いたしました。市立病院の赤字額も平成24年度の8.4億円から今年度平成28年度は2.4億円台まで縮小する見込みでございます。約6億円の改善が図られる見込みとなりました。

  これからは財政再建、病院再生の歩みをより確かなものにしながら新しい銚子を築く銚子創生を実現していかなければなりません。銚子市議会の議会基本条例にあるとおり、二元代表制によってともに市民から選ばれた議会と市長が異なる特性を生かし、健全な緊張関係の中で議論し合い、監視し合い、競い合い、協力し合いながら銚子創生のための最善の意思決定を導き出していきたいと思います。議員各位、市民の皆様のご理解、ご協力に感謝申し上げますとともに、市政運営に対するさらなるご支援、ご協力をお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(石上允康君) 以上で市長の挨拶は終わりました。

                                            



△閉会の宣言



○議長(石上允康君) これにて平成29年3月銚子市議会定例会を閉会いたします。

  慎重審議ご苦労さまでした。

          午後 4時02分  閉 会