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千葉県 千葉市

平成17年経済教育委員会 本文




2005.12.05 : 平成17年経済教育委員会 本文


                 午前10時0分開議

◯委員長(松戸敏雄君) おはようございます。
 ただいまから経済教育委員会を開きます。
 出席者、全員。
 本日行います案件は、議案2件、請願1件、所管事務調査1件であります。お手元に配付してあります進め方の順序に従って進めてまいります。
 なお、進め方の下段に記載のとおり、請願第10号につきましては、紹介議員の追加がありましたので、御了承願います。
 審査を進めるに当たり、各委員、説明員の皆様に申し上げます。毎度のことながら、発言の際には、必ずマイクを使用していただきますようお願いいたします。
 なお、説明員の皆様においては、2列目以降の方が発言する際に、起立の上、課名を述べていただくようお願いいたします。

                 議案第196号審査


◯委員長(松戸敏雄君) それでは、案件審査を行います。
 初めに、議案第196号・平成17年度千葉市一般会計補正予算中所管を議題といたします。
 当局の説明をお願いいたします。どうぞ、教育長。


◯教育長 教育委員会でございます。よろしくお願いいたします。
 今議会には、教育施設におきましてアスベストが使用されておりますので、その除去工事等を実施するため、平成17年度の一般会計補正予算の議案を提出いたしておりますので、その内容につきまして、それぞれ所管の部長より説明いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、どうぞ。


◯教育総務部長 教育総務部でございます。座って説明させていただきます。
 教育総務部所管の平成17年度補正予算について御説明いたします。
 今回の補正は、さきに実施されました吹きつけアスベストの使用実態調査及び分析検査によりまして、アスベストの使用が確認された施設のうち、早急に対応を講ずる必要がある学校、小学校9校、中学校2校、高等学校1校につきまして、除去工事に係る経費をお願いするものでございます。
 なお、このうち、幸町第三小学校につきましては、2カ年事業となりますために、あわせまして継続費補正の追加をお願いするものでございます。
 それでは、補正予算書の4ページをお願いいたします。
 第2表、継続費補正の追加でございます。
 款10・教育費、項2・小学校費の幸町第三小学校校舎改修事業、アスベスト除去でございます。幸町第三小学校につきましては、アスベスト含有吹きつけ材が、教室、廊下等、広範囲に使用されており、除去工事に時間を要することから、2カ年の継続費を設定し、除去工事を行うものでございます。
 継続費の総額は1億7,000万円で、年割額は、平成17年度が4,000万円、平成18年度が1億3,000万円で、改修工事と仮設校舎に係る経費でございます。
 なお、工事期間中、幸町第三小学校の児童及び職員は、幸町第二小学校の余裕教室及び仮設校舎へ一時移転をしまして、工事の早期完成を目指すものでございます。
 続きまして、11ページをお願いいたします。
 款10・教育費、項2・小学校費、目3・学校建設費に1億2,400万円の補正をお願いするものでございます。
 説明欄1、小学校校舎等改修事業費、アスベスト除去でございます。
 内訳で、まず、幸町第三小学校校舎改修事業費の6,000万円につきましては、平成17、18年度の2カ年継続費のうち、平成17年度支出額分4,000万円と、単年度事業費として工事期間中に一時使用する幸町第二小学校の教室、設備等の修繕費2,000万円でございます。
 次の、真砂第二小学校ほか7校の校舎改修事業費の6,400万円につきましては、幸町第三小学校以外の学校の工事に係る経費でございます。
 続きまして、12ページをお願いいたします。
 款10・教育費、項3・中学校費、目3・学校建設費に1,900万円の補正をお願いするものでございます。
 説明欄1、中学校校舎等改修事業費、アスベスト除去でございますが、ただいま申し上げました小学校費と同様、アスベスト除去工事に係る経費でございまして、土気中学校ほか1校の校舎の階段室天井等の除去工事を行うものでございます。
 下の表に移りまして、款10・教育費、項4・高等学校費、目3・学校建設費に1,100万円の補正をお願いするものでございます。
 説明欄1、稲毛高等学校校舎等改修事業費、アスベスト除去でございますが、稲毛高校の校舎の階段室天井に吹きつけられたアスベストの除去工事を行うものでございます。
 説明は、以上でございますが、幸町第三小学校の施設の特徴及びアスベスト除去の状況等につきまして、パネルをもって説明させていただきます。


◯委員長(松戸敏雄君) どうぞ。


◯建築保全課長 建築保全課でございます。
 幸町第三小学校のアスベストの吹きつけられている部分についてと、建物の構造について説明させていただきます。
 (パネルを用いて説明)まず、通常の学校の場合ですけれども、建物の柱、はり、床版というものがありますが、これが、はりが隠れるように天井を張っているというような構造になっております。学校の場合は、床から天井までの高さが3メートル必要というふうに決まっておりますので、建物の高さが3メートル70センチ、80センチ、そのぐらいの高さになっております。
 今回、アスベストがかなり多く見つかりました幸町第三小学校でございますけれども、ここはちょっと特殊な構造になっております。
 一つは、まず、はりのかわりに床のコンクリート厚さを厚くしまして、およそ30センチほどですけれども、床版全体をはりとして設計されております。これは、通常80センチから1メートルぐらいのはり成を抑えるために床版全体をはり状にしている。これをコンクリート全部やりますと重くなっちゃいますので、床版の中にボイド管というものを入れまして、これをここに鋼線を入れて引っ張っているというような状態にしております。あとのコンクリート部分については、鉄筋で配筋しております。こういう状態でやりますと、床版の下場から床までが3メートルですので、階高がおよそ40センチから50センチほど抑えられるということで、各階が低くなる分、建物全体が低く済むと。コンクリート量も比較的少なくて済むというような構造になっておりまして、天井を張らないということで、床版の下にアスベストを含む吹きつけ仕上げ材を吹いていると。こういう状態が教室とか廊下すべて、昇降室も含めてですけれども、そういう状態であったということでアスベスト管理を行っております。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) どうぞ。


◯学校施設課長 おはようございます。
 学校施設課、市川です。よろしくお願いします。
 それでは、アスベストの吹きつけ状況と二小の方の仮設校舎等の考え方を御説明させていただきます。
 (図面を用いて説明)ごらんの黄色い部分の天井に、すべてアスベストを含む吹きつけ材が吹きつけられていたと。緑色の部分については、それが確認されていないということで。
 それで、この幸三小だけの中でアスベスト工事をやろうということで、当初、プレハブの校舎を運動場の方に落としてみたんですが、この黒い部分のように全体を使ってしまいます。
 それから、ここの体育館は、この工事をやるところとほかは、こちらみたいに離れたような感じではなくて隣接しているということで、子供たちの安全を考えまして、幸二小の方へ移動していただいて工事をやるというふうに考えました。
 幸二小の状況なのですが、水色に塗ってありますこちらに大体12教室ぐらい確保できる。それから、黄色い部分の本校舎の方で大体6教室程度。それから、だいだい色のこちらに仮設校舎をつくりまして、大体4教室と管理諸室をこちらに持ってくるというようなことで計画しております。
 現在の幸三小は、今年度は19クラスなんですが、来年度に子供たちがふえるということで22クラスになるということですので、幸二小の方に22クラスを確保できるように計画してございます。
 それから、スケジュールでございますが、今御審議いただいております議会が今月の15日に終わるということで御承認いただけた場合、プレハブ校舎につきましては、それから準備を進めまして、1月半ばごろ契約ができればと。それから、1月半ばから3月半ばぐらいまでに校舎を完成するということで、一応60日ぐらいとってございます。
 それから、幸二小の別棟の改修でございますが、便所だとか消防関係だとか、そういったものの調査をこの間行いまして、やはり御承認いただいた後、必要なものについて修繕をするということで、一応ここも1月半ばから3月半ばぐらいまで60日をとっております。こちらは、仮設校舎ができ上がる、それから、別棟の改修等が終わった段階で、引っ越しをしていただくというようなことで考えております。
 それから、アスベストの除去工事ですが、やはり今回御承認いただい後、契約の諸手続に入りまして、1月末ぐらいに契約を予定しておりまして、それから、今回、アスベストにつきましては、関係機関等への書類等の提出、それから、最終処分場の決定等、文書がかなりかかるということで一応60日を見ておりまして、3月の終わりごろから実際の除去工事に着手しまして、一応180日を見込んで、9月の終わりごろに完了させたいというふうに考えております。これが終わった段階で、三小、二小とも引っ越しをしていただきまして、二小につきましては、その後、プレハブの解体とグラウンド整備ということで、こちらを50日程度見込んでおります。ですので、最終的に全部この関連の事業が終わるのは、一応11月いっぱいを考えております。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、引き続いてどうぞ。


◯生涯学習部長 続きまして、生涯学習部所管について御説明させていただきます。座らせていただきます。
 補正予算書へお戻りいただきまして、10ページの下段をごらんいただきたいと存じます。
 款10・教育費、項1・教育総務費、目7・青少年センター費に1,800万円の補正をお願いするものでございます。
 説明欄1の南部青少年センター改修事業費、アスベスト除去ですが、これは、南部青少年センターのホール等の天井に吹きつけアスベストの使用が確認されたことによる、同施設のアスベスト除去工事に係る経費でございます。
 説明は、以上でございます。
 この後、所管課長より、パネルによりまして、該当箇所等について御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、結構ですよ。どうぞ。


◯青少年課長 青少年課でございます。
 それでは、検出されました箇所につきまして御説明いたします。
 (パネルを用いて説明)パッケージ室を含みますホールでございますけれども、この天井並びに両そでにございますこちらの二つの階段、E階段、F階段と言っておりますけれども、この二つの階段の天井、そして3階の上にまた部屋がございまして、空調機械室と電気室、こちらのそれぞれの天井でございます。それぞれから2ないし4%、アスベストが検出されたということでございます。
 なお、今現在、飛散しないようにビニールシートで覆ってございます。
 非常に簡単でございますが、以上でございます。
 どうぞよろしくお願いします。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかに説明はございませんね。


◯青少年課長 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) それでは、御質疑がありましたらお願いいたします。木田委員。


◯委員(木田文代君) 何点か、お願いいたします。
 ことしの初めに、政府がアスベストの規制基準を決めたと思うんですが、その分と三小のアスベストが使われていた濃度の違いというのはどの程度あるのか、お尋ねします。
 それから、三小については、開発者がつくって、それを千葉市が購入したということなんですが、政府が62年に通達を出して全調査するというふうにしたときに、この件については設計書がなかったということで、調査ができなかったという説明がありましたけれども、今回、設計書はどういう形で手に入れたのか、なぜそのときは入らなかったのか、そのことをお尋ねしたいと思います。
 今回は二小と三小のお子さんがかなり大きな負担が発生すると思いますけれども、どういった新たな負担が発生するのか、お尋ねします。
 それから、先日行われた親たちの説明会の中で、どういった不安が出されたのか、どのようにこたえていくのか、そのあたりを教えていただきたいと思います。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、部長。


◯教育総務部長 順序が前後しますが、まず、説明会の状況について、私の方からお答えいたします。62年の調査、国基準との濃度の違いという1点目、2点目につきましては、学校施設課長の方からお答えさせていただきます。
 まず、説明会でございますが、今回、先ほど御説明しましたように、幸三小の子供さんたちが二小に移るということで、二小、三小の保護者の方合同で開かせていただきました。特に、幸三小のアスベストの吹きつけ状況等について御説明をし、約半年間にわたって両校が同じ学校で授業することについての御理解をいただくということで行いました。
 主な質疑といたしましては、まず、健康に関する御心配がございまして、当日、保健所の所長及び技監が出席をしておりまして、通常、大気中に含まれているアスベストの濃度の話から今回の幸三小での調査結果等々を含めまして、直ちに健康に影響があるということは考えられないというようなお話も、所長の方からさせていただきました。
 2点目は、やはり三小の子供さんたちの通学距離が若干遠くなるということで、その通学の安全性の問題等についての御意見、御要望が多くございまして、これについてはセーフティウオッチャー事業等を千葉市は始めておりますので、多くの地元の方々とも連携をとりながら、子供たちの安全に万全を期していきたいというお答えをいたしております。
 そのほかの個別的なお話としては、受け入れ先の幸二小の方の御父兄からは、今までかなり小規模といいましょうか、子供さんの少ない中に幸三小の子供さんたちが入ってくるということで、教育環境が変わることへの御心配の意見がございました。これについても、例えば、スクールカウンセラーを有効に活用していくというようなことで、また、現場の先生方も協力し合いながら対応したいということで、お答えをしたところでございます。
 主なやりとりは、大きくは以上申し上げました3点の部分が中心に議論はされております。
 それから、二小、三小の新たな負担というお話がございました。財政的には、今回お願いしております補正で、一部校舎の改修あるいは仮設校舎の設置というような部分がございますが、それ以外は、特に大きな負担はないものと考えております。
 あと、残りの点につきましては、学校施設課長よりお答えをいたします。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、どうぞ。


◯学校施設課長 学校施設課でございます。
 まず、平成17年2月の規制と三小の濃度の違いということで、平成17年2月に公布されまして、平成17年7月1日施行されました石綿障害予防規則の中では、含有率を1%未満でなければならないということになっておりまして、幸三小は、ばらつきがございましたが、3%から11%ということでございます。
 それから、なぜわかったかということでございますが、こちらにつきましては現地調査ということで判明したと聞いております。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) 木田委員。


◯委員(木田文代君) 新たに発生する負担なんですが、これは、千葉市の負担ではなくて、子供たちの負担をどのように見ているのか、そのあたりなんですが、もう一度お尋ねしたいと思います。
 それから、62年のときに設計書がなくて調査ができなかったということだったんですが、今回は現地調査でわかったということですので、そのときも現地調査をすればわかったことではなかったのかと思いますけれども、どうしてこういう矛盾が生じたのかをお尋ねしたいと思います。
 それから、今回の規制が含有率が1%未満ということと、三小が後に増築された分の方が含有率が高いということですので、むしろ安全性が、守る方向になくて増加の方向にあったということは、その辺がよく理解できませんけれども、なぜ後につくったものが高くなったのか、お尋ねしたいと思います。
 それから、親たちの不安についてどういうふうにこたえていくかということなんですが、通学距離が長くなるということで、今、全国でいろんな事件が起きていますので、これまでの対応だけでは、やはり親たちの不安はぬぐえないと思うんです。セーフティウオッチャーとか地元の人々と言われたんですが、そういう人たちは、あくまでもボランティアであって、責任はやっぱり持てないと思うんですね。ですから、今回は教育委員会の責任でこういうふうな形になったわけではないとは思うんですが、万全の安全を期すためには特別の体制をとる必要があると思いますけれども、その点について伺いたいと思います。
 それから、健康面については、所長がおっしゃったのは、直ちに心配はないということなんですが、そうすると将来にわたっては心配があるというふうに逆に受けとめられますけれども、厚生労働省がやられてきたことは、初めのうちは安全だったというのがあって、その後、いろんな事件が、結局、安全じゃなかったということがあるわけですから、ここでは親たちの不安を解消するためには、通ったお子さんに対しては検診体制を呼びかけるとか、検診についての助成制度を設けるとか、その辺はきちっとやらなくてはいけない問題だと思いますし、他市ではそのようなことがやられているわけですから、議案質疑の中で柳田議員が言いましたけれども、伊丹市ではそれが実行されているということです。やはりこの含有率から見ても、かなり不安を抱いていらっしゃる方は多いと思いますので、検診に向けて検討されなくてはいけない問題だと思いますが、伺いたいと思います。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、教育総務部長。


◯教育総務部長 それでは、私からは、保護者説明会に絡んだ親御さんの不安と健康面のお話の2点についてお答えします。
 まず、健康面でございますが、当日のお話の中で、実際に幸三小も保健所の所長に見ていただきました。そういう中で、剥離している、あるいは脱落しているという状況ではないということで、いわゆる飛散している状況ではないということをまず念頭にお話しされまして、通常、大気中にも含まれているアスベストの濃度と変わらないということで、先ほど申し上げたように、健康面への影響はないだろうというようなお話をされております。
 将来の不安という中では、これはアスベストに限らず、例えば、規則正しい生活をすることは大切であるとか、定期的な健康診断を受けるというようなお話もされましたが、いずれにしましても、健康管理の面については、保健所に相談窓口等がございますので、全庁的な問題ともなろうかと思いますので、関係部局と今後十分検討していきたいと思っております。
 それから、通学距離が延びることの親御さんの不安でございますが、新たな対応が必要ではないかというようなお話もございました。現時点では、先ほど申し上げたように、現在有効に機能しておりますセーフティウオッチャーの方々の御協力等もいただきながら、また、警察とも連携をとりながら進めたいと考えておりますが、そういう関係機関との議論の中で、いろいろお知恵をいただきながら対応したいと考えております。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、引き続きどうぞ。


◯学校教育部長 学校教育部でございます。座らせていただきます。
 二小、三小の子供さん方の学習環境に対する負担でございますけれども、大きく、移動する側の三小側の負担と受け入れる側の二小の負担、そして両方に共通している負担の三つに分けて簡単に説明させていただきますけれども、まず、移動する側の一番大きなのは、先ほどから出ています通学路の問題、それから、なれない場所での学習環境になれるということの問題、それから、給食等をどうするかという問題等が三小側から出されている問題です。それから、二小につきましては、これまで300名以下の学校での学習が、1,000名近い学習になるということでの、学習環境の確保その他についての問題が一番大きいと思います。両方に共通していることとして、学校行事等に対する対応、それから、両方が使います運動場や特別教室等の対応についてが大きな心配だと考えております。
 そのうち通学路につきましては、従来から説明していますとおり、一番長くて1.7キロメートルでございますが、再度この4カ月の間に実施調査をいたしまして、一番安全な通学路の確保に努めてまいりたいと考えております。
 それから、特別教室等については、やはり2校の学校長の学校経営の考え方がございますので、十分2校で協議すること。それについて私どもの方は、設備等について支援してまいりたいと考えております。これは学校行事についても同じでございます。
 また、給食につきましては、三小の給食室が使えませんので、その関係から、一小、二小、四小の給食室を使いまして三小の子供さんたちに給食を供することによりまして、保護者の負担を軽減させていただきたいと思っております。
 次に、学校の中の特に通学路の安全確保でございますが、先般、広島、今市と大変悲しい、痛ましい事件が続出したわけで、私どもも、これは二小、三小だけの問題ではなくて、市全体の小中学生に対して、安全確保について総合的に検討を進めなければならないと考えております。今のところ、セーフティウオッチャー等、地元の方、地域の方々に守っていただくということが最優先で考えているわけでございますけれども、例えば、集団下校等も考えた上での、それぞれの学校の地域の実情に応じて対策が違いますので、教育委員会として校長会等と連携をとりながら、総合的な対策について対応を考えてまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、引き続いてどうぞ。課長。


◯学校施設課長 学校施設課でございます。
 62年当時の調査につきましては、文部省からの通知がございまして、こちらにつきましては商品名が挙げられまして、3品目です。その3品目というのは、トムレックス、ブロベスト、コーベックスで、この3品目につきまして調査をするということで来てございましたので、それに該当しないところについては調査はしていないと思います。
 それから、増築部分が高かったという理由でございますが、こちらにつきましても、一応3から11%。やはりばらつきがございますので、要するに施工について、まばらがあったのではないかというふうに考えております。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) 木田委員。


◯委員(木田文代君) 今のお話なんですが、商品名が3種目について調査があったということで、それに該当しないというお話だったんですが、当時、設計書がなくて、それがわかったのかどうかがよくわかりませんけれども、設計書がなかったんですよね。それでこの3種目ですよと言われて、それに該当しなかったというのは矛盾するんではないかなと思うんですが、もう一度お尋ねしたいと思います。
 それから、建物については、ほかの小学校よりもアスベストの含有率が非常に高くて、全体の80%を占めるということでしたので、行政の目を通らなくてできたものが、安全性に欠けていたというふうに逆に言えば受けとれると思うんですが、学校建築をされるに当たっては、行政がちゃんとチェックをするような仕組みをとるべきだと思っております。
 それから、親御さんたちの不安にどうこたえるかなんですが、健康面については、関係部局と調整されて今後考えていかれるようですが、6年間学校に通ったということは、卒業生は非常に不安を感じておりますので、そういうことがあったということを卒業生にはきちんと知らせて、希望者には検診をするというところをしっかりやっていただきたいと思います。
 安全性についても、11月の終わりごろに文部科学省が、安全の点検をするようにということで全国に通達を出したと思うんです。やはり千葉市でもやられていると思いますが、そういう面では、本当に親たちは子供たちを学校に通わせるということ自体が不安になっておりますので、最善の体制を組んでいただきたいと思います。ボランティア任せではなくて、ちゃんと市が予算を組むなりしていただきたいと思います。
 それから、運動場については、やはりかなり狭くて、子供たちのストレスもたまるような状況にあると思います。校舎ももちろんそうですが、やはりそれについても、しっかり教師の方をふやすなり、スクールカウンセラーをきっちり配置するなりしていただきたいと思います。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) どなたか、答弁ございますか。はい、教育総務部長。


◯教育総務部長 それでは、1点お答えしますが、62年当時、3品目ということで、先ほど学校施設課長がお答えしましたとおり、国からの通知あるいは法令等の改正に基づいて適切に対応してまいったものでございますので、よろしくお願いします。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかに御質疑ございますか。高野委員。


◯委員(高野晴美君) 質疑などでもいろいろお聞きしたんですけれども、もう少しお聞かせください。
 幸三小の部分で、吹きつけアスベストが除去されて、その後、吹きつけアスベストの吹きつけ材がどのような効果を持っていたのかというのが一つです。防音であるとか、そうした面で使われたのかどうかということと、それを除去した場合に、新しい形としてはどういうものを考えているのかということを一つ。
 それから、通学路の安全ということについていろいろ聞かれているわけですけれども、セーフティウオッチャーなんですが、幸三小のセーフティウオッチャーの登録の現状について教えていただきたいと思います。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) 以上2点について答弁願います。はい、どうぞ、課長。


◯建築保全課長 建築保全課でございます。
 幸町第三小学校のアスベストの使われた理由ということですけれども、一つは、コンクリート面が直なものですから、音の反射が大きいということで、防音としての吹きつけ材。もう一つは、コンクリートと空気の温度差が大きくて結露するというか、水滴がついちゃうというような可能性があって、それが落ちると。そういうことがありますので、結露の予防と。断熱ということになるんですけれども、その2点かと思います。
 今回、予定しておりますのは、二つの機能を備えたものということで、新たな材料を選定していきます。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、引き続いてお願いします。


◯学事課長 学事課でございます。
 セーフティウオッチャーの登録人数についてお尋ねですが、現状、幸三小からの報告では15名となっております。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) 高野委員。


◯委員(高野晴美君) そうすると、吹きつけ材にかわる新たな材料ということですが、まだ決まっていないということでしょうか。
 それで、これはお答えいただかなくても結構なんですけれども、シックスクールなどの問題もありますので、材料には十分気をつけていただきたいと同時に、その説明を保護者の方たちにしていただけるようお願いいたします。
 それから、セーフティウオッチャー、通学路の見守りの方なんですけれども、通学路もそうなんですが、子どもルームのことが一つ問題になっていたかと思います。子どもルームがどうなるかということもあると思いますけれども、子どもルームから家までの通路については、下校の位置づけということですので、ぜひこの点についても配慮いただきたいと考えますし、1年生に対する事件が相次いでおりますけれども、下校のときの配慮というのが、今後、父兄からも求められていくのではないかと思っています。
 15名ということで、このことに関しての呼びかけについてはどうなっているのか。そして、それで対応できるという先ほどのお答えでしたけれども、では、呼びかけはどのようになさっているのかについてお伺いいたします。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、どうぞ、学事課長。


◯学事課長 現在、学校の校長ともお話をしまして、さらにボランティアを広げるということで、ぜひ推進していきたいということで考えています。
 それから、セーフティウオッチャー事業以前に、自治会等の方々70名が登録をされておりまして、学区をパトロールしていただいていると伺っております。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、どうぞ、建築保全課長。


◯建築保全課長 建築保全課でございます。
 仕上げ材は、具体的にはまだ決まっておりませんが、内装用の吹きつけ材を検討していますけれども、性能の方が各商品によってありますので、発注までには決めていくということでございます。


◯委員長(松戸敏雄君) 高野委員。


◯委員(高野晴美君) 学校長との話し合いも含めて、そして、地域の方が70名ほどの、これはセーフティウオッチャーということでしょうか、見守り登録ということを聞いて、地域での見守り、これは期間限定なので可能なのかというふうに思いますけれども、今後、他の地域におきましても、こうした心配というのは多くの保護者の方がお持ちだと思いますので、この点をやはりきちんと、子どもルームなどの場合ですと保健福祉との連携も必要かと思います。ぜひその点、連携をとっていただいて、よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、近藤委員。


◯委員(近藤千鶴子君) アスベストの除去に関しての補正ということで、アスベストを除去するためのいろいろな施策がとられているわけですけれども、一番大変な思いをするのは子供たちであり、一番ふぐあいをするのは、青少年センターが3カ月間とまって、それを利用する方々であると、私は思います。当然専門家の方が、そういったアスベストを除去していくわけですから、そのことについては当然専門家に任せればいいと思いますけれども、そういった大勢の、300人だったものが1,000人になる、600人だったものが1,000人になるという、そういった子供たちに対して、協議されているという部長のお答えでしたけれども、実際にキャパが少ないわけですから、この学校だけで何とかしようというふうに考えられているのか。ほかに何か施設を提供するとか、そういったお考えがあるのか。支援していきたいという教育委員会の気持ちはわかりますけれども、私は、絶対数が少ないのにどうするのかなという疑問がありますので、そこで何かお考えがあれば、お聞かせください。
 あと、青少年の健全育成をずっと私どもは要望して、いろいろな指摘もさせてきていただいておりますけれども、青少年センターを、3カ月間、全館休止することによる市民への影響をどのように考えられて、そのことに対して、どのような事業展開、施策を考えられているのか、フォローを考えられているのか、お聞かせください。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、どうぞ御答弁願います。学校教育部長。


◯学校教育部長 今お話がありましたように、両校で1,000名近いお子さんたちが同じ施設の中で学習をするということですが、二小は一番大きいとき、34学級、1,400名のときがございましたので、物理的には足りるわけでございますけれども、ただ、300名だったお子さんたちが急に1,000名になるわけですから、当然ストレス等はたまると思います。
 それから、幸町にあります近隣の二つの小学校、それから登戸小学校も比較的近い、それから、中学校のグラウンドも時期的には使えないこともない。長い間は無理だとしても、そういうことで、この際、幸町にあるすべての学校に協力をいただいて、今まで交流が少なかった部分、交流を通して別のメリットを探していくという方向で、6校の校長先生方にそういう部分の対策委員会みたいなものをつくっていただいて、総合的に対応すると。その上で必要なものについては、私どもでバックアップすると。そんな形をとりたいと思っておりますので、二小、三小だけの問題とは考えない。給食の例がありますけれども、総合的に対応していけるように考えてまいりたいと思います。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、生涯学習部長。


◯生涯学習部長 生涯学習部でございますが、南部青少年センターについての利用者に対する配慮等でございますが、同センターのホールを例にとりますと、昨年度で申し上げますと約6,000名ほどの利用者がございました。現時点では約3カ月閉館をせざるを得ない状況でございますが、利用者につきましては、例えば、生涯学習センターのホールの紹介ですとか、健全育成という面におきましては、少年自然の家等もございますので、利用者の方々の利用の形態に合わせまして、生涯学習部で所管している施設のみならず、市内の公共施設につきまして、御要望にできるだけこたえていきたいと考えております。
 それから、3カ月という工期も、所管課と協議をいたしまして、できるだけ安全で、かつ効率的な工事期間となるように調整をしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) 近藤委員。


◯委員(近藤千鶴子君) 御説明ありがとうございました。
 青少年センターについては、3カ月間、全館休止しても特に何も問題がなかったということでは、この青少年センターの意味もないわけですから、その前に利用される方、あるいはいろいろな催し物、そういったものを市民に負担のないように振り分けていただくための計画をきちんとしていただきたいと思います。
 あとは、学校の環境については、当然どうしてこういうことが起こったのかという原因追求も非常に大事なことだとは思いますけれども、一番大変な思いをしている子供たちの教育環境が侵されることが、父兄もそうですし、私たちも心配するところでございますので、先ほど部長がいみじくも、こういう環境というのはなかなかないわけですよね。災害とかはあってしまってはいけないわけですし、こういったこともあってしまってはいけないことなわけですけれども、このことで大勢の人との交流が持てて、あの時期、ああいうことがあったから友達がふえたとか、ああいうことがあったから楽しい、それがずっとたったときに、とんでもないことだったけれども、あのときが非常によかったというように子供たちの中で言えるような教育環境をつくれれば、こういったいろいろな問題もプラスに転じられる部分もあるかなと思いますので、直接教育に当たられる先生方は大変な思いをするかと思いますけれども、ぜひ子供たちに、そういうふうな環境の中で教育ができるように頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかにございますか。小川委員。


◯委員(小川智之君) 何点か、質問させていただきたいんですけれども、アスベストを処理するということは、これから非常に多くなってくると思うんです。そうすると、どういう業種の人たちがアスベストを除去して、どれぐらいいるのかということ。これ、小学校ですから、当然、小学生のいない冬休みとか春休みとかに除却工事をすると思うんですけれども、そのときに、例えば、市内業者の中でそういった除去できる工事の業者が少なかったとすれば、処理とか工期とかは限られてしまうんで、処理工程とかが、すごいいい加減なものになってしまうんじゃないかという懸念があります。そういった中でのチェック体制だとかといったものは、今、どのように考えているのか、お伺いします。とりあえずそれだけでいいです。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、1点どうぞ。どなたが答弁しますか。はい、どうぞ。


◯建築保全課長 建築保全課でございます。
 業者のことは契約関係のことになりますけれども、アスベストの除去について、特定化学物質作業主任者という資格が必要となっています。作業をする人についても、その作業を監督できるということでございます。そういう人が現場に必要ということでございます。これは本年の法規制が始まった時点から、建設業界についても、各業界団体が業者の方を指導して資格の取得に努めていると聞いております。
 もう一つは、学校数がかなり多いものですから、たくさんの業者にたくさんの工事を出すというのはなかなか難しいので、今、学校施設課の方と学校を何校かまとめながら発注するような方法を検討しているところでございます。
 あと、処理工程については、建設業労働災害防止協会から出しております石綿粉じんへの暴露防止マニュアルというのがございます。これに沿って適切に作業を進めるというふうに考えておりまして、私どもも、一応これに沿って現場管理をしていこうと考えております。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) 小川委員。


◯委員(小川智之君) ありがとうございます。
 今、世の中を騒がせております構造計算書の偽造問題がございまして、行政のチェック機能に対する不信感というのが非常に強まっているところであるので、このアスベストの処理というのは、それで被害が出てしまってからでは遅いので、その処理とかも特殊な工程とかがありますので、いい加減な処理がされないように、ぜひそういった厳しいチェックをしていただきたいということを要望いたします。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、引き続いて御質疑ございますか。
              [「なし」と呼ぶ者あり]


◯委員長(松戸敏雄君) ほかに御発言がなければ採決いたします。
 お諮りいたします。議案第196号・平成17年度千葉市一般会計補正予算中所管を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
                 [賛成者挙手]


◯委員長(松戸敏雄君) 賛成全員、よって、議案第196号は原案のとおり可決されました。
 教育委員会の方は御苦労さまでした。御退席願います。
 なお、経済農政局の方が入室をいたします。
             [教育委員会退室、経済農政局入室]

                 議案第201号審査


◯委員長(松戸敏雄君) 次に、議案第201号・千葉市中央卸売市場業務規程の一部改正についてを議題といたします。
 当局の説明をお願いいたします。どうぞ。


◯経済農政局長 おはようございます。経済農政局でございます。
 今回の改正につきましては、法律の条項が移動したことに伴いまして、規程の整備を図るものでございます。その内容につきましては、場長の方から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、場長。


◯中央卸売市場長 おはようございます。中央卸売市場の川越でございます。よろしくお願いいたします。恐れ入りますが、座って御説明させていただきます。
 議案第201号・千葉市中央卸売市場業務規程の一部改正について御説明いたします。
 議案書では9ページですが、お手元の資料で御説明させていただきます。
 恐れ入りますが、資料の2ページをごらんいただきたいと思います。
 まず、改正の趣旨でございますが、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律、いわゆるJAS法が、平成17年6月22日に一部改正され、平成18年3月1日から施行されます。これを受けまして、この法律の一部を引用している千葉市中央卸売市場業務規程について、所要の改正を行うものでございます。
 次に、改正の内容でございますが、市場の取引は、市場に現物を搬入して行うことを原則としておりますが、一部例外を認めています。この例外により、市場内に現物を搬入せずに卸売を行う場合は、物品の数量や規格などを取引の相手方へ情報提供することが必要であり、この提供すべき情報内容の一部についてJAS法を引用しております。
 今回のJAS法の改正では、引用条文の内容に変更はありませんが、条項ずれが生じたことから業務規程の整備を図るものでございます。
 具体的な内容は、右の3ページの新旧対照表のとおり、業務規程第40条中、引用条文である第19条の8第1項を、第19条の13第1項に改正するものでございます。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) 御質疑等がありましたらお願いいたします。木田委員。


◯委員(木田文代君) 改正の内容に、情報を提供する必要があるというふうに変わったことで、これまで情報提供をしなかった例というのは、全体からすると割合がどのぐらいあったのか、お尋ねします。
 それで、もう1点なんですが、この法律が改正されたことによって、市民にとって、国民にとって、どういうメリットが生じたのか、お尋ねします。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) 場長。


◯中央卸売市場長 まず、1点目の情報提供でございますが、この情報提供につきましては、御承知のとおり、卸売業者がインターネット取引をする場合の規定を設けたものでございまして、今現在、当市場で卸売業者がインターネット取引を行っておりませんので、まだ提供は何も行っておりません。通常の取引上では、それぞれ原産地等の表示を行っておりますけれども、インターネット上ではまだ行っておりません。
 次に2点目に、市民のメリットという話ですけれども、インターネットを行うようになった場合でも、あくまでも卸売業者が仲卸業者あるいは買参人に対してインターネット取引を行うものであって、一般市民を相手にしておりませんので、御承知おきいただければと。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、木田委員。


◯委員(木田文代君) 一般市民には影響がないということなんですが、規格をちゃんと提供するということは、一般市民にとってはよくなるというふうに私は解釈できるんですけれども、そういうことでよろしいのでしょうか。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、場長。


◯中央卸売市場長 おっしゃるとおりでございます。御指摘のとおりでございます。


◯委員長(松戸敏雄君) 木田委員。


◯委員(木田文代君) 食品については、今、遺伝子組み換え食品とか輸入農産物がふえている中で、規格をきちっと提供することとか、業者がどの程度の品質を持っているのかとか、そういったことは非常に大事なことだと思いますので、この改正については賛成をいたします。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかにございますか。高野委員。


◯委員(高野晴美君) 質問というわけではないんですが、意見を一言申し上げさせていただきます。
 今回のようなインターネットによる取引は、今のところ、卸売市場、千葉市のところでは行っていないということでしたけれども、今後考えられるということになるだろうと思います。それで、そのときにきちんとした取引形態が、私たち市民にとって、情報の的確化も含めまして、正しい卸売市場としての役割を果たせるように、これは要望です。よろしくお願いいたします。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかに。
              [「なし」と呼ぶ者あり]


◯委員長(松戸敏雄君) 御発言がなければ採決いたします。
 お諮りいたします。議案第201号・千葉市中央卸売市場業務規程の一部改正についてを原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
                 [賛成者挙手]


◯委員長(松戸敏雄君) 賛成全員、よって、議案第201号は原案のとおり可決されました。
 経済農政局の方は御苦労さまでした。御退席願います。
 引き続いて、教育委員会の方が入室をいたします。
            [経済農政局退室、教育委員会入室]

                 請願第10号審査


◯委員長(松戸敏雄君) 次に、請願審査を行います。
 請願第10号・就学援助制度の拡充を求める請願を議題といたします。
 当局の参考説明をお願いいたします。はい、部長。


◯学校教育部長 学校教育部でございます。よろしくお願いいたします。
 今回、今お話のございました就学援助制度の拡充を求める請願でございますが、請願の趣旨といいますか、項目は3項目ございます。一つは、就学援助の基準額の維持、二つ目は、制度活用等のお知らせに対する回数について、三つ目は、手続の簡素化について、以上3点でございます。一つずつ説明をさせていただきます。
 まず初めの、請願項目1の認定における基準額についてでございますが、就学援助の設定基準は、世帯構成によりまして若干異なるものの、本市におきましては、生活保護基準の1.3倍以上となっております。また、本市独自の補助といたしまして、全児童生徒対象の就学奨励費並びに中学校1年生対象の制服調整費を支給しております。平成18年度におきましても、認定基準並びに補助項目とも、現状を維持する方向で考えております。
 二つ目に、請願項目2の就学援助制度の保護者への周知方法についてでございますが、年度当初に小学校、中学校、約7万2,000名の全児童生徒の家庭に対しまして、就学援助のお知らせを配布しております。また、保護者からの相談のある場合のために各学校にも常時備えていることとしております。加えて、市政だよりにおきまして、3月、8月、12月の年3回、就学援助制度の内容や申請方法などを掲載いたしまして、市民に周知を努めているところでございます。
 次に、請願項目3の申請手続の簡素化をし、教育委員会へ直接申請できるようにとのことでございますが、教育委員会では、保護者からの電話相談や直接窓口に来られる方々の面談等を行いまして、日々の業務として実施しております。また、学校は、児童生徒と接する中で、家庭の状況を十分に把握していることから、保護者からの申請につきましては、学校を通じて行うこととしております。
 なお、申請手続につきましては、平成15年度より、民生委員の意見を原則として不要といたすなど、簡素化に努めております。
 いずれにいたしましても、この就学援助の制度は、児童生徒の就学のために必要な支援を行っておりますことから、申請の方法等も、教育的な効果を高める意味で、今後とも学校を窓口として行いまして、子供たちの就学状況を最も承知している学校を通じまして、就学援助事務の円滑な実施を図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) 御質疑がありましたらお願いします。高野委員。


◯委員(高野晴美君) 御説明で大体のことはわかったんですけれども、3番目の項目の申請手続は簡素化しというところなんですが、平成15年、民生委員の意見は不要としたということで簡素化を図っているということでした。実際には、申請手続自体は具体的にどのように行うのかということをお聞かせください。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、どうぞ。


◯学事課長 学事課長です。
 今お尋ねのありました件ですが、お手元に就学援助制度のお知らせの書類がおありかと思うんですが、これを年度当初に各お子さんを通じて、今年度でいえば7万2,000人、全世帯に配布しております。
 援助を受けられる方は、その申請理由の欄の1から9までが、一つでも該当すればよろしいということになりますから、その部分を、後ろの方に記載例がございます、就学援助申請書、この書類を出していただくことで申請を受理するということになっております。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、高野委員。


◯委員(高野晴美君) 手続の簡素化といって、今のを聞くところによると、これを学校に出してもいいし、教育委員会に出してもいいし、いずれでも1回だけ申請すればいいのかという。そこら辺のところの手続は、保護者が何回か行うのかどうかということについてお聞きいたします。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、どうぞ。


◯学事課長 これは年度ごとに出していただくことになります、書類について。所得によって変わるという年度もございますので。ただ、教育委員会に直接出していただくということはしておりません。学校を通じて出していただくということになります。


◯委員長(松戸敏雄君) 高野委員。


◯委員(高野晴美君) そうすると、申請書というのは学校に毎年1回出すということでよろしいのでしょうか。ここでは教育委員会へ申請できるようにすることというふうに書いてあるんですけれども、教育委員会へ直接申請できるようにすることが求められているのですが、学校を通し教育委員会の方へ提出するということで、保護者としては、年度ごとはありますけれども、所得が変わったときとか、そういう申請はありましょうけれども、一度学校の方に提出をすれば受けられるということなんでしょうか。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、答弁願います。


◯学事課長 基本的にはそういうことになります。1回申請書を出せば、もうそれでよろしいと。学校の方へ出せばいいと。あと、先ほど申し上げましたように、所属等、あるいは添付書類が変わるという場合については出していただくということになります。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかに。木田委員。


◯委員(木田文代君) 私は、紹介議員の1人として何点か、お尋ねしたいと思います。
 不景気が長く続く中でお子さんを学校に通わせるということは、当然のことなんですけれども、やはり負担が大きいという話はよく聞くことです。今、千葉市では、適用率はどの程度なのか、それから、政令市平均はどの程度なのかをお尋ねしたいと思います。
 それから、今、小学生、中学生で親御さんの負担は、義務教育費ですのでそんなにはないと思うんですが、そういう負担が大きいという声もあるわけですから、年間、どの程度必要になっているのか、お尋ねします。
 具体的にお聞きしますが、少年自然の家の宿泊のときには、親御さんがどの程度出されるのか、それから、高原千葉村の宿泊のときは、親御さんがどの程度必要となるのか、お尋ねしたいと思います。
 それから、千葉市では、この間、努力されて生活保護の130%まで適用されているわけですが、全体からすると、どの程度のお子さんが受けられるというふうに見ていらっしゃるのか、お尋ねします。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、どうぞ。


◯学事課長 今、どのくらいの認定率かということですが、小中学校、ほぼ99%が認定されております。申請に対して、おおむね99%が認定されているということがまず第一にあります。
 それから、政令市との比較というのは、基準がそれぞれ違いますので、何とも言えないわけなんですが、おおむねほぼ同じではないかというふうに考えております。
 それから、小中学校の年間負担ということで、特に、就学援助で負担をしておりますのは、修学旅行等は、後で所管から話が出てくると思いますが、就学奨励費あるいは新入学の用品費というものがございます。中学校につきましては、校外活動費等の負担もやっております。小学校の場合、第1学年で3万5,510円、その他の学年は1万7,780円。それから、中学校では、第1学年で5万7,780円、その他の学年は2万9,050円となっております。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、続いて、どうぞ。


◯指導課長 指導課でございます。
 少年自然の家での経費でございますけれども、主なものは、5年生で移動教室、6年生で農山村をやっております。5年生の移動教室の平均徴収額が、現在までのところ、5,223円、農山村の方が7,204円。これは移動教室は2泊3日、農山村は3泊4日でございます。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、続いて答弁願います。


◯保健体育課長 保健体育課でございます。
 中学生の千葉村の経費でございますけれども、保護者の経費につきましては、学校によって学習活動の内容が若干変わりますので、スキー教室以外であれば、大体6,000円ぐらいから1万円以内ぐらいということになっております。また、冬場のスキーについては、若干雪の加減等もございまして、現地からバスを使ってスキー場に行くということもございますので、金額が通常のグリーンスクールよりも多くなっているということで、大体1万円を超す金額になっております。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) 答弁漏れありましたか。(木田委員「生活保護、130%とすると、全体からすると、どのぐらいのお子さんが受けられると見ていらっしゃるのか」と呼ぶ)はい、どうぞ。


◯学事課長 済みません。7%です。


◯委員長(松戸敏雄君) 木田委員。


◯委員(木田文代君) 先ほど認定率を聞いたんですが、認定率は申請してから受けられる方の比率だと思うんですが、全体の適用率。済みません。先ほど質問を間違えましたので。適用率を、千葉市と政令市の平均とでお答えいただきたいと思います。
 それから、年間の親の負担なんですけれども、具体的には幾らということは出されていないようですけれども、文部科学省が調べた中で、2002年度は小学校で大体9万2,753円、中学校で16万3,097円も親の負担となっているようです。小学校とか中学校とか、入学されるときには、制服を用意したり、いろんな教材物を用意したりとか、部活動の準備とかといったもので、かなり大きくなってきていることは現実だそうです。そういった人たちに本当にこたえるためには、年に1回の保護者へのお知らせだったり、市政だよりなどでお知らせしているわけですけれども、多くの親たちは、入学のときには確かにそういうことを聞かされるんですが、その後、今の経済情勢ですので、親御さんがリストラされたり、自営業の方が収入が減ったりとか、途中でいろんなことが起こっているわけです。そういったときに教育費が出せないということでは本当にならないと思いますので、その辺の周知は徹底しなくてはならないと思います。
 新日本婦人の会の皆さんが出されている3回というのは理由がありまして、非課税証明というのは大体6月以降じゃないと発行されないんですね。そのときになって初めて自分が非課税ということがわかる。証明は、特別、本人通知にはなっておりませんけれども、そういったことと、途中の家庭の状況が変わるということで、年に3回は出してほしいという要望だそうです。ですから、周知徹底するためには、そのぐらいの状況が必要かなというふうに思います。
 それから、教育委員会に直接出してほしいという要望についてなんですが、学校に出すということは、親御さんたちはかなり勇気が要るそうです。そういった個人の情報が、ほかに漏れることはないんですけれども、漏れるんではないかという不安を抱えた状態にあって、なかなか出しづらいという雰囲気は、これまで親御さんが出す中で感じていることだそうです。ですから、ほかでは教育委員会に直接出したり、区役所に出したりするところもありますので、できればそういう形で広げていただきたいし、プライバシーは守られていると言いますけれども、実際ちょっとしたことでほかの方に漏れることがないようにするためには、そういった方法も必要なのかなと思います。ですから、やはりその辺も努力していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) 答弁ございますか。はい、どうぞ。


◯学事課長 先ほど政令市の方の適用率といいますか、援助率はどうかというお話でしたが、関東地方はおおむね10%以下です。名古屋から南の方については10%を超えております。場所によっては20%という地域もございます。
 それから、例えば失業等ということも、これは、子供たちが学校で学ぶときになるべく無理をしない、就学の実現をするというのが本当に大事なところですので、私どもの方でも、相談窓口に来たり、あるいは電話での問い合わせ等には、丁寧にお答えしながら対応しているところです。
 特に、今お話のありましたように、失業して1年間の収入等が昨年度のものは高いのだけれども、現在はないのだよというような実情等を校長が理解されて、そういうことであればということで、3カ月程度の収入はいかがですかというものを確認した上で、書類等がなくても校長の意見書があれば、それによって認定するということもございます。
 学校の方が事情を一番よく知っておりますので、むしろ校長の方から、生活に困っているようだということで、保護者と相談をした上で、教育委員会の方に申請を上げてくるというケースもたくさんございます。
 したがいまして、私どもとしては、直接教育委員会に来ていただいた場合でも、学校に戻して、このお子さんの状況はどうですかというのを再確認しなければいけませんので、やはり学校を窓口にした方がスムーズに、適切にいくのではないかというふうに考えております。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかに。まだありますか。木田委員。


◯委員(木田文代君) 教育委員会が学校に戻してお子さんの状態を聞くというのは、何か目的があるんでしょうか。今、就学援助制度については、いろんな書類が必要であって、これを満たさなければならないわけで、何も学校に問い合わせて、この子についてはどういうことかということは必要ないことであって、最終的には教育委員会と国とでお金を出しておりますので、学校に問い合わせる必要性は、私は、ないと思うんですけれども。書類が整えばいいことだと思いますけれども、その点について、もう一度お尋ねしたいと思います。
 それから、最後ですので、意見も言わせていただきたいと思います。
 先ほど、政令市の平均ということでは、はっきりおっしゃらなかったんですが、千葉市の場合は低いということで、南の方に行けば高いということですが、かなり格差がありまして、大阪などでは33.3%なんですね。千葉市の場合は、かなり低い状態にあります。というのも、別に生活が安定しているわけではなくて、知らない親たちがたくさんいるということと、ほかでは生活保護の1.5倍でやっているところもありますので、そういう点ではまだまだ制度自体がこれから成熟していかなくちゃいけないのかなというふうに思いますので、親たちに知らせること、それで使いやすいものにすること、ハードルを低くしていくことが、すべての子供たちに義務教育費は無償であるということにつなげていく取り組みだと思います。憲法でもそのことをうたっておりますし、それは国がやらなくてはいけないことですし、地方自治体もやはり取り組まなくてはならないことですので、ハードルを低くするということは非常に必要なことであって、今回、請願が出されたものについては、市民としては当然かなというふうに私はとらえておりますので、この請願について賛成をさせていただきます。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) 御答弁ございますか。はい、どうぞ。


◯学事課長 お手元にありますお知らせの中で、特に理由欄で、上記の1から9の理由に該当しないが、経済的に就学困難となる特別な事情があるという場合等については、校長の方で聞いた上で、意見書を書いていただいて、それを承認するという状況にございます。したがいまして、申請者数が少ないのはアピールが足りないからではないかという御意見のようにも伺いましたが、私どもとしては、今後もお知らせの中身を点検したり、また、市政だより等で、わかりやすい周知を図れるような工夫をして取り組んでまいりたいと思っております。したがいまして、就学援助そのものが知らない人が多いということでないように今後とも努力してまいります。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかに。三須委員。


◯委員(三須和夫君) 私が聞き漏らしたかどうか、わかりませんので、確認したいんですけれども、生活保護基準額の1.3倍は最低基準と考えると書いてあるんですけれども、千葉市のさっきの説明だと、これを下回ることはないような説明を聞いたんだけれども、それの確認と、それから、千葉市がこれから削減することを考えているのか、それを聞きたい。
 それから、申請手続について、今、木田委員からいろいろ話がありましたけれども、実際に申請する人と学校とトラブルがあるのかどうか、その辺を聞きたい。お願いします。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、御答弁いただきます。どうぞ。


◯学事課長 1.3倍というのは、それぞれの保護者の年齢とか、お子さんの小学生か中学生かということでも違ってくるわけなんですが、例えば、お父さんが40代で、お母さんが30代で、お子さんが中学生と小学校にいたという場合、生活保護の認定基準は343万3,530円です。ですが、就学援助の認定基準は、それよりも1.45倍高い、496万7,999円となっております。したがいまして、要保護に認定されないけれども、就学援助で認定される、準要保護で認定されるというケースのお子さんは多くなっております。
 それから、削減は、今後とも今までを堅持していきたいという方向で努力したいと思っております。
 それから、3番目に手続についてですが、特にそういうトラブルがあったということは聞いておりません。ただ、手違いで、問い合わせが窓口に行ったときに、それはちょっと勘違いでしょうということで、担当から学校に改めて電話を入れたりはしていますが、申請漏れにつながったとかということは一切ありません。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) 三須委員。


◯委員(三須和夫君) 皆さんが、うそは言っていないと思うんですけれども、そういう数字、そういう回答であれば、別にこの請願を出す必要がないんじゃないかと思うんだけれども、また、ある意味じゃ、この文面の裏側に何か書いてあるのかどうか、わかりませんけれども、この文面の表を見ただけでは、請願が必要なのかなと、そんな感じがいたしますけれども。
 我々としては、この請願について、意見を満たしていると受け取っておりますので、この請願については不採択の方向で考えております。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかに。近藤委員。


◯委員(近藤千鶴子君) 意見を述べさせていただきます。
 今、教育委員会の方からもいろいろな説明がございました。私も、この請願が出た時点で教育委員会の方々からいろいろな情報を伺いましたけれども、一つ一つ考えますと、1の項目については、既に千葉市では実際に行われていますし、今、三須委員が質問した御答弁にもありましたように、これからもそういったことは考えていないと。
 二つ目の活用のお知らせを云々ということですけれども、既に今年度も7万2,000名に配布をしておりますし、学校で随時そういった対応をしておりますと。
 申請手続も特にトラブルもなく、当然就学のための援助になるわけですから、就学というのは、当然その子の生まれ育った生活環境ですとか、経済状況とか、そういうことを一番わかっている学校が、校長先生の意見も含めて出すということが、その子供にとって一番いい教育環境になるわけですから、プライバシーの問題とか、そういったことも一切問題があるわけではないわけですし、子供にとってどうかということを一番に考えれば、今の申請手続に何ら問題はないと思いますので、既に願意は達成されていると、私は思いますので、不採択と考えております。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかに御意見等ございますか。伊藤委員。


◯委員(伊藤 晶君) 先ほど市政だよりで年3回というお話がありましたが、途中で転入する方に対する対応という説明がございませんでしたので、その点だけ1点お答えいただきたいと思います。


◯委員長(松戸敏雄君) 答弁願います。


◯学事課長 転入されるお子さんは千葉市内にたくさんいるわけなんですが、一番早くキャッチできるのは、学校の方で事情を聞いていただいて、そしてすぐに上げてくるというケースがございます。また、転入されたお子さんに対しても、学校にもこのお知らせがございますので、そういう場合については、お知らせを渡してお話をした上で、申請ができるようにということで対応しております。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) 伊藤委員。


◯委員(伊藤 晶君) よくわかりました。要するに、一般の就学児童生徒よりも優遇された措置を受けるということであるわけでして、それがこれだけ懇切丁寧にお知らせをしている。にもかかわらず対象となるべき人が知らなかったでは、私は、世の中通らないだろうと思うんです。そういう意味では、今、当局から参考説明のありました、あるいは質問に対する答弁等を聞いておりますと、この請願を採択する必要性というものは認められない。私の意見でございます。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかに。(高野委員「済みません、意見を言わせていただいてよろしいですか」と呼ぶ)どうぞ、高野委員。


◯委員(高野晴美君) これの1番と2番につきましては、それぞれの対応がよくなされていると思います。そして、3番、先ほどお聞きしましたけれども、申請手続としては、一度ということになるのだろうと思います。申請の方法、先ほどいただきました参考資料の中に、地区の民生委員がお伺いする場合もあります、御協力をお願いします、そして、認否の決定は学校を通じてお知らせします、申請書を提出してから一、二カ月程度かかりますという説明がありましたけれども、あえて言えば、一、二カ月程度かかるという部分について、できれば速やかにこれを進めていただけるような体制が今後望まれるのかなというふうに思います。
 この請願につきましては、御努力も認められるというふうに考えておりますので、今回は見送らせていただきたいと考えています。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかにございませんか。
              [「なし」と呼ぶ者あり]


◯委員長(松戸敏雄君) ほかに御発言がなければ採決いたします。
 お諮りいたします。請願第10号・就学援助制度の拡充を求める請願を採択送付することに賛成の方の挙手を求めます。
                 [賛成者挙手]


◯委員長(松戸敏雄君) 賛成少数、よって、請願第10号は不採択と決しました。

              市立高等学校のあり方について


◯委員長(松戸敏雄君) 最後に、教育委員会に関する所管事務調査を行います。
 本日調査を行います案件は、市立高等学校のあり方についてであります。
 当局の説明をお願いいたします。はい、どうぞ。


◯教育総務部長 教育総務部でございます。座って説明させていただきます。
 本日お配りしてございます資料は、A3版の市立高等学校改革の状況、それから、市立高等学校が変わりますというカラー刷りのリーフレットの2種類を用意させていただいております。
 A3版の資料で説明をさせていただきます。
 市立高校のあり方につきましては、これまで市立千葉高等学校の改築等の際に、単位制の導入等を御説明してきたところでございますが、稲毛高校も含めて、今回、全体的な改革の状況がまとまりましたので、御説明をさせていただくということでございます。
 まず、資料の左側、1、背景のところでございますが、高等学校の改革の背景として何点か、取り上げてございます。昨今の社会状況は非常に厳しいものがございます。特に、少子化による志願者数の減少であるとか、あるいは国際化、情報化等、社会の変化に対応する教育が求められてきております。また、現在、全国の高校への進学率が97%を超える状況の中で、生徒や保護者の方々の教育に対するニーズも多様化してまいりましたし、また、その多様化したニーズにこたえるという教育システムも要求されてきている状況にございます。このような中で、それぞれ個々に応じて選択できる制度への転換や、あるいは学力向上への期待、こういうのが非常に高まってきているということが背景にございます。
 その下の枠組みでございますが、国の動きを整理してございます。中央教育審議会の答申、あるいは平成12年度の教育改革国民会議の報告等で、ただいま申し上げましたような背景に対応する単位制、あるいは中高一貫教育の導入の提言がなされているところでございます。
 それから、下の枠組みでございますが、千葉県及び政令市の動きについてまとめてございます。御案内のとおり、千葉県も、平成14年度に県立高等学校再編計画を策定いたしまして、平成23年度までに学校の統合であるとか、あるいは新しいタイプの学校の設置などが計画をされております。16年度には第2期の実施プログラムが公表されておりまして、千葉市内では、19年度から生浜高校の3部制による定時制の設置が予定されておりますし、平成20年度には千葉東高校の単位制、また、県立千葉高等学校の中高一貫教育導入などが予定されているところでございます。
 また、政令市も、ほぼすべての市におきまして、高校のあり方、再編計画等の策定がなされたり、あるいは審議がなされているところでございまして、全体的には、21世紀に生き残る魅力ある学校づくりということが、国、地方を通じて取り組まれていると、このような状況にございます。
 真ん中の2の市立高等学校の課題でございます。6点ほど掲げてございますが、ただいま申し上げました国の動き等々を背景にしまして、私ども市立高校におきましても、少子化に対応した適正な学校規模の確保であるとか、あるいは社会の変化への対応、さらにはさまざまな教育ニーズにこたえる選択幅の広い教育の充実、確かな学力向上への期待、さらには両校の特徴でもございますが、スーパーサイエンスハイスクールやスーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクールの指定を受けまして、その研究成果をどう生かしていくかというようなことがございます。さらに大きくとらえれば、心の教育と言われております、これからの人間のあり方あるいは生き方というところまで、この高校教育に求められている課題であるというふうに認識をしているところでございます。
 このような課題認識の上に立ちまして、3でございますが、千葉市におきましては、これまで具体的な検討をしてまいりました。
 一つは、平成12年度から14年度の3カ年間にかけまして、文部科学省の委嘱事業として、千葉市における中高一貫教育についての答申を得ております。また、千葉高校の改築に際しましては、改築の基本構想、基本計画という中で、これからの高校のあり方ということで、ここで単位制の活用という考え方も出されております。
 さらに、その下の段でございますが、教育委員会内部に千葉市立高等学校在り方研究会というものを設置いたしまして、これらの提言等を踏まえて、これからの新しい教育ニーズにこたえる方策について検討してきたところでございます。
 真ん中の楕円形でくくりました4番目でございますが、これらを集約いたしまして、魅力ある学校づくりのためにはどういう視点が必要かということで、幾つか、列挙いたしました。言うまでもなく市立高校でございますので、今後も市民の方々に信頼をされ、受験生や保護者から、ある面で選ばれる魅力ある学校づくりが必要であろうということでございまして、そのためには学校のスクールカラー、これを明確にするとともに、多様なタイプの学校の設置、あるいは柔軟な教育システムを持つ学校をつくっていくということといたしたものでございます。
 これらは、平成17年度、今年度6月に市立高校の改革基本方針、ちょうど右側の矢印のところでございますが、市立高等学校改革基本方針を策定いたしまして、市立千葉高等学校につきましては、多様な進路ニーズ等にこたえ、しかも自己の個性あるいは能力、そういうものに応じた教科、科目を選択できる単位制の導入を、また、稲毛高校につきましては、6年間を一つのまとまりとした、ゆとりを持った教育が選択できるような中高一貫教育、これをともに平成19年4月から導入をするとしたものでございます。
 なお、現在、両校とも、それぞれ単位制、中高一貫の制度スタートに向けまして、教育課程等の編成、準備を進めているところでございまして、特に、稲毛高校の中高一貫教育につきましては、現在、学識経験者等から成ります、中高一貫教育校の入学者の決定方法に関する検討会議というものを設置をいたしまして、例えば、募集定員であるとか、検査日程、検査内容という具体的な項目につきまして、現在検討をいただいているところでございます。この辺もまとまり次第、また御報告をさせていただきますが、本日の所管事務調査では、今までの経過を含めまして現在の状況を御報告させていただくということでございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。


◯委員長(松戸敏雄君) ただいまの説明に関する御質疑等がありましたら、お願いいたします。近藤委員。


◯委員(近藤千鶴子君) 今の部長の説明で、高校の入学者の志願者数が減少していることとか、教育システムが多様化しているという御説明でしたけれども、私は、不勉強だったかもしれないし、アンテナが低かったかもしれませんけれども、突然、市立高校の中高一貫教育が出てきて、いつの間にか何かばたばたばたっというふうに決まった印象を非常に受けるんですけれども、例えば、志願者数が、私は、今でも市立千葉高校も市立稲毛高校も十分魅力ある学校だと思っています。非常に成績もいいと思っていますし、大学の進学率等にしても、もちろん一浪してという方が多いかもしれませんけれども、優秀な方が入っているんじゃないかと思うんです。
 それをあえて中高一貫教育にする、あるいは単位制に移行するという強い理念というか、説得力というか、そういうものが私は感じられないように思ったんですけれども。
 前回、委員会視察に行って、どこへ行ったんでしたっけ……(「福山と京都」と呼ぶ者あり)そう、そこに行ったんです。そのときに、そこの中高一貫教育に臨む方々が、物すごい思いと情熱を傾けて、この学校をこういうふうにしていくんだというような、物すごい情熱と気迫を感じて、私は帰ってきたんです。
 その道々、千葉はどうなっているんだと。どういうことか知っていますかと先輩に聞いても、どなたも御存じなくて、千葉の中高一貫教育は、どういう理念で、どういう思いで、どなたが中心になって、どこまで進んでいるのかということで、きょう、説明をいただいて、多少は理解をいたしましたけれども、いつの間にかこういうふうになってしまったという印象が否めないんですけれども、そんなに急ぐ理由があるのかとか、あるいは期間が決まっているのかとか、そういうものがもしありましたら、お聞かせ願えればと思います。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、答弁いただきます。どうぞ。


◯教育総務部長 冒頭、十分お知らせできなかったというところがあれば、そこは私どもも反省をいたしたいと思いますが、特に期限を区切って、どうしても急いでやらざるを得ないということではございません。
 近藤委員お話しのように、確かに今、市立2校、おかげさまでともに県内でもトップクラスの高校に成長いたしました。
 先ほど背景の中でちょっと触れましたように、今は公立、私立を含めまして、大げさな言い方になるかもしれませんが、これからは本当に存続をかけて学校経営に当たらなくてはいけない。一番大きな原因としては少子化等があるわけでございますが、そういう中で、今まで千葉高、稲毛高ともに県内でも有数ではございますけれども、さらに子供たちに、あるいは市民の方に魅力を持ってもらう、あるいは、ぜひ行ってみたい学校なんだという学校にするためには、今までのカリキュラムが悪いということではないんですが、さらにそのよさをもっと発展させるという手法の一つとして、単位制であるとか中高一貫教育というものにつなげていけば、将来的にも、より皆さんに喜ばれる、また、魅力ある学校づくりができるのではないかというような考え方で取り組んでおります。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) 近藤委員。


◯委員(近藤千鶴子君) 在り方研究会の構成員を教えていただけますか。
 それと、視察に行った2市の場合には、市立高校の成績は物すごく下がって、大学の進学率が物すごく悪い、それを何とか改善するためにというような大きな目的があるわけですよね。ですから、国公立の入学者数を何名にするとか、内々である程度目標を持って教育に臨む。そういう特徴があったわけですけれども、このことが本当に両方の市立高校の特色あって、今よりももっと市民、あるいは税金を投入しての学校ですから、そういう魅力ある学校になるのかというのを、私は非常に疑問があるんですけれども。
 そういう意味では、例えば、私たちが市民に説得するにしても、きちんとした裏づけ、こうだからこうなんですという教育理念のようなものを、この在り方研究会だけじゃなくて、今、何と言いましたっけ、専門の方々で、募集定員も含めて検討していると。その方々の構成メンバーも教えていただければと思います。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、どうぞ、答弁いただきます。


◯教育総務部長 それでは、在り方研究会、現在進めています検討会議のメンバーについては、所管課長からお答えいたします。
 両校とも、先ほど申し上げましたように開校して40年近くなりますし、魅力ある高校になっていることは、本当に否定はいたしませんが、特に高校への進学率が千葉市の場合は、先ほど全国平均で97%と申し上げましたけれども、それを超える進学率がございます。そうしますと、本当に多様な学生さんが入ってくる。当然保護者の方もいろんな要求を学校にもたらせる。それにこたえるには、例えば単位制で、子供さんに合ったカリキュラムを自分で選んで、自分で進路を決めていくという主体性を持った学校運営ができると。
 また、中高一貫につきましても、ともすると、現在の6・3・3で言いますと、中学3年生ぐらいになりますと、次の高校受験のための勉強というようなこともありますので、特に稲毛高校については、国際理解教育などで実績がございますので、中学、高校含めて6年間みっちり勉強することによって、国際理解教育等の魅力をさらに発展できると。
 そういうところから、従来の教育課程に加えまして、この単位制とか中高一貫を導入して、さらにそれを飛躍発展させたいというのが我々の強い思いでございます。よろしくお願いします。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、課長。


◯企画課長 企画課でございます。
 在り方研究会の構成員のメンバーでございますけれども、学識経験者が3名、小中の学校長が2名、市立千葉高校と稲毛高校の校長が2名、市P連の会長が1名、それと同窓会の方が2名入っております。
 それと、現在進めております入学者の決定方法に関する検討会議の構成員でございますけれども、これにつきましても、在り方と同様でございまして、学識経験者3名、小中の校長が2名、高等学校の両校の校長が2名、千葉市の教育研究会から1名、それと千葉県の小学校の校長会から1名お願いしてございます。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) 近藤委員。


◯委員(近藤千鶴子君) 研究会の内容については、わかりました。
 あと、個々には、私、個人的にまた伺いたいと思っていますけれども、学校もそうですし、そこに学ぶ子供たちも市にとっても財産なわけですから、それを決める非常に大事な学校の改革だと思うんですね。当然この委員会もそうですけれども、議会に、こうだったですと、もう既に募集定員の数まで決める検討会のところに来て初めて聞かされたというのは、大変驚きですし、本当にこういう形でいいものなのかなというふうな疑問はございます。今までやってきたことを全部なしにしろというふうなことは言いませんけれども、やっぱりきちっとこういった市の財産、それから大切な教育に関して、もっと多くの論議とか検討とかということを必要とするのではないか。本当にごく一部の学識経験者とか校長とか、そういった数人の人で検討して決められる内容なのかどうかということは、私は、非常に疑問に思いました。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかに質疑等がありましたら、どうぞ。はい、高野委員。


◯委員(高野晴美君) この案についての意見募集が行われたと思いますけれども、その状況についてお聞かせください。
 以上です。


◯委員長(松戸敏雄君) はい、1件。どなたですか、御答弁は。はい、企画課長。


◯企画課長 企画課でございます。
 昨年、平成16年9月から10月の1カ月間、公表して意見を募集してございます。この間に文書での意見が2件ございました。電話での意見が6件、合計で8件ございました。
 以上でございます。


◯委員長(松戸敏雄君) 高野委員。


◯委員(高野晴美君) 意見募集が8件というのは、いかにも少ないかなというふうに思いましたけれども、これが全学校に配られるわけですけれども、周知という部分がなかなかなされない現状があるのだなと思いまして、近藤委員もおっしゃったように、関係の方々以外は、このことについて、なかなかわからない現状があるのかなと思いました。
 今後のことになるのかもしれませんが、こうした部分について、学校として積極的に、学校の教育のあり方に関することですので、市民に周知の方をよろしくお願いしたいと思います。


◯委員長(松戸敏雄君) よろしいですか。石橋委員。


◯委員(石橋 毅君) これは、時間的には、ここに書いてあるように、市立千葉高校は19年度の入学生より移行ということで、先ほど私の聞き間違いかどうか、そういう時間的なものはないというような話だったんだけれども、19年度の入学ということは19年の4月から、もう市立高校は単位制ですよと。それから、市立稲毛高校については、19年度の新入学生から一貫教育ですよというとらえ方でいいわけですね。(「はい」と呼ぶ者あり)
 それでもう一つは、市立高校、稲毛高校ということで、こういうふうにうたわれていますけれども、私個人の考えかどうか、わかりませんけれども、稲毛高校については、もう西側から生徒は来ないわけですね。ということになると、学識経験者だとかいろんな人たちの中でこういうふうに分類したんだと思うけれども、私にしてみれば、せっかく生き残れる学校であるならば、逆に市立千葉高校ならば、円の中の真ん中にあるわけよ。東西南北から学生は通えるし、また、安全性も確保されるのかなと。だけれども、市立稲毛高校の中学生になると片面交通しかないよと。縦の線しかないよと。そういうような千葉市の特徴のある道路網の中の高校かなというふうに思うんです。ですから、新たな生き残りのための流れがこういう流れだから、千葉市も手を挙げてやろうやということまではいいとしても、もう少しその辺に、通う中学生の立場を、生徒の立場を考えてやっていただければよかったのかなと。
 また、中学生は、市域全域の中学生を対象ということになれば、なおかつ交通の利便性を考えれば、稲毛高校というのはいかがなものかなというふうに考えて、これは意見ですから、その辺については、どういうような交通体系、通学者の安全という面を今後改善をしていくものを持っていくのか。また、答えとしては、他の部局とよく相談してというのが答えだと思うけれども、その辺のところをよく参酌して、こういういい学校になったけれども、こういう不幸な事故があったというようなことのないようにお願いをして、終わります。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかになければ、終わりますよ。伊藤委員。


◯委員(伊藤 晶君) 私、いつも言うんですけれども、教育長、今の千葉市の教育委員会の体質をいかに早く改めるかということが非常に重要な課題になっていると思うんです。先ほど近藤委員から出された意見にしても、やっぱり遅く出発して急いで結論を出す。もう一つは、スタート時点から事細かな情報を流さない。教育委員会の秘密主義、ここを改めない限りは、何をやっても、きょう出されたような意見が出てくるということだけ申し上げて、終わりにいたします。


◯委員長(松戸敏雄君) ほかに発言がなければ、以上で所管事務調査を終了します。
 なお、各委員のお手元には、各種審議会等開催報告という資料を配付しておりますので、後ほどごらんいただきますようお願いいたします。
 以上で、経済教育委員会を終了いたします。大変御協力ありがとうございました。

                 午前11時55分散会