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平成21年_環境生活警察常任委員会(第1号) 本文




2009.06.30 : 平成21年_環境生活警察常任委員会(第1号) 本文


7 議事の経過概要
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       開  会
       午前10時1分開会
◯委員長(矢野光正君) ただいまから環境生活警察常任委員会を開会いたします。
 本常任委員会取材のために朝日新聞千葉総局ほか12者から録音したい旨の願い出が、また、テレビ東京より撮影したい旨の願い出がありました。つきましては、千葉県議会委員会傍聴規程第8条の規定によって許可しましたので、御了承願います。撮影が終了するまで、しばらくお待ちいただきたいと思います。
    (撮影)


◯委員長(矢野光正君) それでは、撮影は終了といたします。
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       会議録署名委員の指名
◯委員長(矢野光正君) 初めに、千葉県議会委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員に西田委員、竹内委員を指名いたします。
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       付託案件及び審査順序
◯委員長(矢野光正君) 本委員会に付託された案件は、環境生活部関係が議案6件、請願1件、警察本部関係が議案2件であります。また、国体・全国障害者スポーツ大会局関係の案件はありません。
 なお、審査の順序は、初めに環境生活部関係、次に警察本部関係、最後に国体・全国障害者スポーツ大会局関係といたします。よろしく御審議のほどお願いします。
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       審査の開始(環境生活部関係)
◯委員長(矢野光正君) これより環境生活部関係の審査を行います。
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       人事紹介
◯委員長(矢野光正君) なお、審査に先立ち、さきの人事異動に伴う人事紹介を行います。
 初めに、私より異動のあった事務局の担当書記を紹介いたします。
 手塚書記。
 次に、併任書記を紹介いたします。
 環境生活部環境政策課、小原併任書記。
 次に、環境生活部の人事異動について環境生活部長から紹介をお願いします。
    (市原環境生活部長から、次長赤塚稔、次長和田紀夫、環境政策課長梅木弘之、大気保全課長北田博雄、水質保全課長松澤均、廃棄物指導課長半田徹也、県民生活課長今泉光幸、NPO活動推進課長戸部知子、文化振興課長堀田弘文、生活・交通安全課長木村秀雄を委員に紹介)


◯委員長(矢野光正君) 以上で人事紹介を終わります。
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       議案の概要説明並びに諸般の報告
◯委員長(矢野光正君) 初めに、議案の審査を行います。
 環境生活部長に議案の概要説明並びに諸般の報告を求めます。
 なお、諸般の報告に対する質疑は付託案件の審査終了後に行いますので、御了承願います。
 市原環境生活部長。


◯説明者(市原環境生活部長) 6月定例県議会におきまして環境生活警察常任委員会に付託され、御審議いただく環境生活部関係の議案は、一般会計補正予算の1議案と条例改正案5議案の合わせて6議案でございます。付託議案の概要について御説明いたします。
 議案第1号平成21年度千葉県一般会計補正予算(第1号)ですが、環境生活部関係予算として、歳出予算4億1,776万円を増額しようとするもので、今年度の当初予算と合わせた歳出予算額は84億4,686万8,000円となります。この主な内容ですが、1つとして、国の経済対策交付金を受け、自然公園等リニューアル整備事業として、県内の国定公園、県立自然公園及び自然歩道について、観光客が快適に利用できるようトイレや各種施設の改修を行うもの。2つとして、平成20年度に国の交付金により創設された消費者行政活性化基金を活用して、県及び市町村の消費生活相談体制の充実強化を図るためのものなどでございます。
 次に、議案第19号から議案第23号についてですが、これらは環境生活部で所管する12カ所の県有施設について、知事みずからが管理する場合の運用に係る規定の整備を図るため、県有施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正しようとするものです。
 次に、当面する諸般の情勢等について御報告いたします。
 初めに、株式会社エコテックによる産業廃棄物最終処分場の建設計画をめぐる行政訴訟について申し上げます。
 この問題につきましては、本会議でも御説明させていただきましたとおり、千葉地裁、東京高裁で敗訴したことを県として厳しいものと受けとめているところでございます。しかしながら、東京高裁判決では、控訴の理由とした経理的基礎の審査のあり方について一切触れられておらず、また適用法令の解釈についても、千葉地裁判決と相反する判断がなされております。また、国や県と異なる適用法令の解釈が示されております。今後、県が廃棄物処理行政を適正に行っていくためにも最高裁の判断を仰がざるを得ないと判断したものです。
 次に、千葉県青少年健全育成条例の施行について申し上げます。
 千葉県青少年健全育成条例の一部改正につきましては、さきの2月定例県議会において可決いただき、1つとして、出会い喫茶等が営業を開始する際の知事への届け出、2つとして、出会い喫茶等への青少年の立ち入りの禁止、3つとして、深夜における個室ビデオ店への青少年の立ち入りの禁止などの内容により、この5月1日から施行いたしました。出会い喫茶等の届け出については、県において営業を確認している千葉市、船橋市、松戸市に所在する3店のすべてから提出されたところです。引き続き青少年の健全育成のため、条例に基づく指導を行ってまいります。
 次に、千葉県消費生活基本計画について申し上げます。
 ことし3月、本県で初めてとなる千葉県消費生活基本計画を策定いたしました。この基本計画では、「消費者 元気 暮らしやすさ いちばんの ちば」を目標として、県民すべてが消費者であるという視点のもと、多様な主体が連携、協働しながら、消費者の権利を尊重し、自立を支援して、安全で安心な消費生活の確保と向上に向けた取り組みを推進していくこととしております。今後、この基本計画による取り組みとあわせ、千葉県消費者行政活性化基金の効果的な活用を図り、消費生活相談体制の充実強化等を進めてまいります。
 次に、千葉県NPO活動推進計画について申し上げます。
 ことし3月、新たな千葉県NPO活動推進計画を策定いたしました。この計画では、市民が日本で最も活発に活動する千葉県を目指すこととしています。今後も県民、NPOとの協働により全庁的なパートナーシップ型行政を推進してまいります。
 最後に、交通安全対策について申し上げます。
 本年は、年間の交通事故死者数の抑止目標を205人以下と定め、官民一体となった交通安全対策に取り組んでいるところです。これから夏休みが始まり、外出機会の増加、交通量の増加など、事故の発生が予想されるため、7月20日から31日までの夏の交通安全運動を展開してまいります。この運動では、1つとして、子供と高齢者の交通事故防止、2つとして、自転車の安全利用の推進、3つとして、すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、4つとして、飲酒運転の根絶と速度超過など悪質、危険な運転の防止を重点目標に掲げ、県民を初め県警、市町村、関係機関等と連携、協働して交通事故のさらなる抑止に努めてまいります。
 以上、議案の概要と当面する諸般の情勢について御報告いたしましたが、議案の詳細につきましては担当課長から説明いたさせますので、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。
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       議案第1号関係
◯委員長(矢野光正君) 初めに、議案第1号平成21年度千葉県一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 当局に説明を求めます。
 梅木環境政策課長。


◯説明者(梅木環境政策課長) 環境政策課でございます。平成21年度千葉県一般会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。
 お手元の環境生活警察常任委員会説明資料、こちらの資料でございますけれども、この1ページ、こちらが総括表になります。それから、6月定例県議会議案説明資料、こちらが各課別の説明になりますので、こちらのほうの資料でまた説明をさせていただきます。こちらの6月定例県議会議案説明資料39ページをお開きいただきたいと思います。
 第5款第1項第1目環境総務費、補正額600万の増額でございます。この内容でございますけれども、店舗等エコ化モデル事業として、中小規模の事業所を対象に省エネ診断を行うとともに、この診断結果をもとにしたマニュアルを作成して活用することにより温室効果ガス削減を図ろうとするものでございます。
 以上でございます。よろしく御審議くださるようお願いいたします。


◯委員長(矢野光正君) 北田大気保全課長。


◯説明者(北田大気保全課長) 続きまして、大気保全課の補正予算について御説明いたします。
 議案説明資料の40ページをお開きください。第5款第1項第2目大気保全費、補正額5,000万円の増額でございます。その内容は公共交通機関グリーン化促進事業であり、大気汚染の防止と環境負荷の低減を図るため、県民の通勤、通学等に利用されている路線バスについて、低公害でかつ低燃費な新車を購入する場合に、事業者に対し購入経費の一部を助成するものです。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。


◯委員長(矢野光正君) 渡邉自然保護課長。


◯説明者(渡邉自然保護課長) 自然保護課の補正予算について御説明いたします。
 議案説明資料の41ページをごらんください。第5款第1項第4目自然保護費、補正額1億4,642万円の増額でございます。
 その主な内容は、項目の1、緊急雇用創出事業については予算額1,142万円でございます。このうち獣害防止のための林縁管理モデル開発研究事業780万円でございますが、猿、シカ、イノシシなどが田畑へ侵入することを防止するため、田畑と森林が接する場所、林縁と申しますが、そこを下草を刈り、見晴らしをよくするとともに防護さくを設置し、地域の実態に合った防除の方法を開発しようとするものでございます。
 項目の2、自然公園等管理事業については予算額1億3,500万円でございます。これは、県内の国定公園、県立自然公園及び自然歩道を県内外から訪れる方々により快適で安全に利用していただくため、国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用し、自然公園等リニューアル整備事業としてトイレや各種施設の改修等を行うものです。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。


◯委員長(矢野光正君) 半田廃棄物指導課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 廃棄物指導課の補正予算について御説明いたします。
 次のページ、議案説明資料の42ページをお開きください。第5款第1項第5目廃棄物対策費、補正額534万円の増額でございます。その内容は公用車のエコカー導入促進事業でございまして、不法投棄監視車両をエコカーに更新したいというものでございます。
 以上です。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。


◯委員長(矢野光正君) 今泉県民生活課長。


◯説明者(今泉県民生活課長) 県民生活課の補正予算について御説明いたします。
 議案説明資料の43ページをお開きください。第2款第2項第4目消費者行政推進費、補正額1億3,000万円の増額でございます。その内容は消費者行政活性化基金事業で、これは平成20年度に国の交付金により創設された千葉県消費者行政活性化基金を活用し、県及び市町村の消費生活相談体制の充実強化を図るため、市町村が実施する消費生活センターの設置拡充等の事業に対して助成するとともに、消費生活相談員の養成事業等を行うものです。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。


◯委員長(矢野光正君) 堀田文化振興課長。


◯説明者(堀田文化振興課長) 文化振興課の補正予算について御説明いたします。
 議案説明資料の44ページをお開きください。第14款第1項第2目文化会館整備費、補正額8,000万円の増額でございます。その内容は県立文化会館整備事業で、旭市に所在します千葉県東総文化会館の空調設備の制御をいたします中央監視装置などの改修工事でございます。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。


◯委員長(矢野光正君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) 以上で質疑を終結します。
 議案第1号は警察本部も関係するため、警察本部関係の審査の際に討論及び採決を行いますので、御了承願います。
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       議案第19号ないし議案第23号関係
◯委員長(矢野光正君) 次に、議案第19号千葉県自然公園施設設置管理条例の一部を改正する条例の制定について、議案第20号千葉県行徳野鳥観察舎設置管理条例の一部を改正する条例の制定について、議案第21号千葉県いすみ環境と文化のさとセンター設置管理条例の一部を改正する条例の制定について、議案第22号千葉県青少年女性会館設置管理条例の一部を改正する条例の制定について、議案第23号千葉県立文化会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についての5議案については、いずれも内容が関連しますので、一括して議題といたします。
 当局に説明を求めます。
 梅木環境政策課長。


◯説明者(梅木環境政策課長) それでは、議案第19号ないし第23号の付託議案について一括して御説明させていただきます。
 環境生活警察常任委員会説明資料の3ページをごらんください。議案第19号ないし第23号の5議案についてでございますが、これらはすべて県有施設の設置管理に関する条例の一部を改正するものです。概要といたしましては、環境生活部で所管する12の県有施設について、1つとして、指定管理者に管理を行わせることができなくなった場合に、知事が臨時にみずから管理することができることとする。1つとして、このうち一部の施設において、知事みずから管理を行う場合には利用者から使用料を徴収することができるなど、知事みずからが管理する場合の運用について規定の整備を図るものです。
 個々の議案について御説明いたします。
 議案第19号は千葉県自然公園施設に関するもので、知事による臨時管理の規定と、その際の使用料徴収等について規定の整備を図るものです。対象施設は大房岬自然公園を含め5施設となります。
 議案第20号は千葉県行徳野鳥観察舎に関するもので、知事による臨時管理の規定等の整備を図るものです。
 議案第21号は千葉県いすみ環境と文化のさとセンターに関するもので、知事による臨時管理の規定等の整備を図るものです。
 議案第22号は千葉県青少年女性会館に関するもので、知事による臨時管理の規定と、その際の使用料徴収等について規定の整備を図るものです。
 議案第23号は千葉県立文化会館に関するもので、知事による臨時管理の規定と、その際の使用料徴収等について規定の整備を図るものです。対象施設は千葉県文化会館を含め4施設となります。
 なお、それぞれ議案の詳細につきましては、5ページ以降に新旧対照表をおつけしております。
 以上が今回御審議いただく付託議案の内容です。よろしく御審議くださるようお願いいたします。


◯委員長(矢野光正君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論及び採決を行います。
 討論及び採決は分割して行います。
 初めに、議案第19号の討論を行います。討論はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) ないようですので、討論を終結します。
 これより採決を行います。
 議案第19号に賛成の委員は挙手をお願いいたします。
    (賛成者挙手)


◯委員長(矢野光正君) 挙手全員であります。よって、議案第19号は可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第20号の討論を行います。討論はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 議案第20号に賛成の委員は挙手をお願いします。
    (賛成者挙手)


◯委員長(矢野光正君) 挙手全員。よって、議案第20号は可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第21号の討論を行います。討論はありませんか。
    (「ありません」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) 討論がないようですので、討論を終結します。
 これより採決を行います。
 議案第21号に賛成の委員は挙手をお願いいたします。
    (賛成者挙手)


◯委員長(矢野光正君) 挙手全員。よって、議案第21号は可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第22号の討論を行います。討論はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) ないようですので、討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 議案第22号に賛成の委員は挙手をお願いいたします。
    (賛成者挙手)


◯委員長(矢野光正君) 挙手全員。よって、議案第22号は可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第23号の討論を行います。討論はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) ないようですので、討論を終結します。
 これより採決を行います。
 議案第23号に賛成の委員は挙手をお願いいたします。
    (賛成者挙手)


◯委員長(矢野光正君) 挙手全員。よって、議案第23号は可決すべきものと決定いたしました。
 以上で議案の審査を終了いたします。
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       請願第95号関係
◯委員長(矢野光正君) 次に、請願の審査を行います。
 請願第95号を議題といたします。
 書記に朗読をさせます。
    (書記朗読)


◯委員長(矢野光正君) 当局に状況の説明を求めます。
 半田廃棄物指導課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 説明をいたします。千葉県知事が株式会社エコテックに対しまして平成13年の3月1日付で行いました産業廃棄物最終処分場の設置に係る許可につきまして、平成13年の5月29日に住民の方々が千葉地方裁判所に処分の取り消しを求めて提訴されました。その後、平成19年の8月21日に、県の許可を取り消す判決が出されたところでございます。このため、県では平成19年の9月4日に東京高等裁判所に控訴いたしましたけれども、平成21年5月20日、一月ほど前になりますけども、控訴が棄却されたところでございます。この東京高等裁判所の判決では、国や県と異なる適用法令の解釈が示されまして、また千葉地裁からの判決が出て、東京高裁に控訴理由である経理的基礎の審査のあり方について全く明らかにされておりませんでした。このまま判決を受け入れますと事務処理に支障を来すということから、今後、県が廃棄物処理行政を適正に行っていくためにも最高裁判所の判断を仰がざるを得ないと判断いたしまして、平成21年6月3日に上告をしたところでございます。
 以上でございます。


◯委員長(矢野光正君) 意見がございましたら御発言を願います。
 竹内委員。


◯竹内圭司委員 それでは、この請願第95号について、紹介議員でもあります民主党会派として、そして常任委員会の委員として、私ども意見をさせていただきます。
 この株式会社エコテックの産業廃棄物処分場設置許可に伴う2回の行政訴訟、千葉地裁、東京高裁と2回敗訴したわけでございます。そして、先ほども部長からも、最高裁の判断を仰がざるを得ないということで上告をされたという理由を述べていただきました。この間、私どももこの内容について審査及び研究をさせていただいたことですので、当局のほうに詳しくちょっとお伺いしたいと思いますので、常任委員会の皆様には多少時間がかかるかもしれませんが、お許しを願いたいと思います。
 まず最初に……


◯委員長(矢野光正君) 質問ですか。


◯竹内圭司委員 意見。


◯委員長(矢野光正君) 意見等がありましたら、御発言を願いたいというふうに……。


◯竹内圭司委員 質問でよろしいですか。


◯委員長(矢野光正君) お聞きしたいことがあるんですか。


◯竹内圭司委員 はい。質問をいたしたいと考えています。よろしいですか。


◯委員長(矢野光正君) はい。


◯竹内圭司委員 まず、高裁が言う経理的基礎、つまり収支計画が確立できていないということを受けての敗訴をしたわけですが、現在のこの会社の、エコテックの従業員数や資産等、会社の状況について、県当局としてはどのように把握されてますでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 半田廃棄物指導課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) この許可についての行政訴訟、これは再三申し上げてますように、内容は、経理的審査そのものについて疑義があるということで行政訴訟を起こして係争中であるということ。それから、別に建設差しとめの訴訟も起こされておりまして、まだ事業が開始されてないということもありまして、先生お尋ねの点は恐らく経営状況ということだと思うんですけども、経理状況について、その経理的審査がある、ないということについては、最新の状況では把握をしてはおりません。従業員数についても、まだ事業を開始しておりませんので、そこまではちょっと調査はしていないところです。ただ、以前一度だけ、平成19年の末―この会社は2月決算ですので、そこのバランスシート、貸借対照表をとったところ、その時点では事業はしてないということで収益ございませんので、赤字があったということは把握はしております。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 今、半田課長のほうから御説明いただいた19年2月28日の貸借対照表を事前にいただいておるんですが、そうすると今のお話、御説明にありますように、現在の会社の状況、従業員数も把握してない、そして経理的基礎、つまり現在の資産状況等も把握してないということでよろしいでございましょうか。


◯委員長(矢野光正君) 半田廃棄物指導課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 最新の資料は取り寄せていないのは事実ですから、最新の状況になると21年の2月末ということになるかと思うんですけど、その状況は把握はしておりません。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 その状況を把握しないでの最高裁への上告なんですが、法律上はする必要がないということなんですが、高裁で言う収支計画等、経理的基礎で負けたわけですから、毎年とっていくことが私は必要だと思うんですが、どうなんでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 経理的基礎については、千葉地裁のほうで経理的基礎、簿外債務の話であるとか第三者債務の話が出たということなんですけども、今、毎年という話がありまして、委員おっしゃるとおり、法律上は毎年とれという規定がございません。私どもとしては、高裁判決があくまで国や県と異なる適用法令の解釈が示されたということ。それから、この適用法令については、高裁と千葉地裁でも全く逆の結果になってます。それから、千葉地裁のときの経理的基礎の審査のあり方について東京高裁に控訴したわけなんですけども、その中では、控訴の結果では、全く経理的審査については何ら触れていなかったということもありまして、それで上告したということでございまして、確かに最新の状況を知らないのでということがありましたけども、それは事実でありますし、ただ、我々としては上告はせざるを得ないというふうに考えました。
 それで今後につきましては―早い話で、今後を言っちゃいけないのかもしれないですけども、施設が仮に、一般的な話として、できた後は今度エコテックなり何なりがこの業を開始します。その段階でまた処分業を続けていくための経理的基礎の審査、また、その免許というのは5年ごと更新しますので、そのときはまた経理的審査、そういったものはやっていきます。ですから、最新の状況はとってませんけども、この後、全然とらないかということではなくて、一般論の話としては、そういったチャンスにはとるということにはなります。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 そうしたら、法律上は今現在はとる必要ないということもわかるんですが、今のお話の中で今後の話ということで、仮に最高裁での判断が、これは継続という形になった場合はもう一度とるということで今理解したんですが、資産等、会社の状況についてもう一度とって、そして、やっぱり内容が不備だった場合は、これは不許可ということも考えられるというふうに私は受け取ったんですが、そのような考え方でよろしいですか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 最高裁の結果、まだ上告したばかりですので、結果がどうなるかというのはかなり先の話になりますから、今、そのとき、とりますよということは申し上げられませんけども、形としては必要に応じて調査するということになってますので、その段階で調査すべきだという判断になれば、それはその段階でするということにはなろうかと思います。その後、また事業を開始するんだということになれば、その段階でもまた、それは調査せざるを得ません。規定上、経理的審査は調査することになりますんで、それはまた、その段階では、これは調査は間違いなくするという形にはなります。


◯委員長(矢野光正君) すいません、私からちょっと一つ確認させてもらいたいんですが、半田課長の説明を受けてて混乱するといけませんので、施設の許可処分というものと、その施設を活用しての業務処分というのは別の許可だというふうに理解していいんですか。
 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 施設の許可は、まず最初に経理的審査とかやってまして、施設はオーケーですよということでとります。施設がないと、処分業の許可を始められないという規定になってるんです。ですから、施設が完成した後で再度事業者は処分業をやっていくという許可申請手続が出てきまして、そこでまた別途審査をすると。委員長おっしゃったように、全く別の話として。


◯委員長(矢野光正君) 別の許可と理解すればいいんですね。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) はい、そうです。


◯委員長(矢野光正君) そういうことですね。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) はい、そうです。


◯委員長(矢野光正君) 違う許可なんですね。系列的には並んでいるものかもしれませんけれども、許可証は2枚出るというふうに理解すればいいんですか。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) そういうことです。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 委員長、まず補足まで入れていただいて内容をわかりやすくしていただいたこと、ありがとうございます。
 それでは、話をまた……


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員、本件についての問題になっている許可についての議論にとどめておいていただかないと議論が広がってしまいますので、その辺の見きわめをよろしくお願いしたいと思います。


◯竹内圭司委員 はい、わかりました。
 現在、この会社の従業員数や資産等についてはとっていないということでございますが、平成19年の2月の貸借対照表では、短期借入金が24億3,000万、そして未払い金が1,926万、純資産のマイナスが2,669万と、こういうふうな、現在、19年のですね、なっております。この中で借入金に対する支払い利息等も、これは実は貸借対照表に入ってないんですけども、年利15%の利息が設定されてると言われてるんですが、これもここには書いてはいませんが、現在それも合わせると24億に対して毎年3億5,000万ほどの借金が積み重なってるわけですから、プラスですると2年間で7億、プラス現在の24億で、仮にこういう計算をしますと、もう既に31億の借金があるわけでございます。
 このような状況の中で、私は大変この会社については不安を覚えるんですが、こんな状況の中で、県は最高裁に対して上告をしている状況なんですが、じゃ、お伺いしますが、最近はこの会社にはいつ訪問されたんですか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 訪問というのは財務状況を調査するとか、そういった意味合いの……
    (竹内圭司委員、「いいですか」と呼ぶ)


◯委員長(矢野光正君) じゃ、補足してください。
 竹内委員。


◯竹内圭司委員 先ほど従業員数もわからない、状況もわからないということだったんで、最近、近々ではいつ訪問されたんですかということをお伺いしております。


◯委員長(矢野光正君) 質問にのみお答えいただかないと、これ、法律の話や何かが高度に関係してるもので、私どもも混乱しますので、明確に端的にお答えいただきたいと思います。
 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 申しわけありません。訪問の期日までは、私、最近のは把握してませんけど、電話ではいろいろやりとりやってまして、ということでございます。訪問は、ちょっと日付までわかりません。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 わかりました。訪問は近々ではしてない状況の中で上告をされてるということでございますね。
 それでは、ちょっとお伺いしますが、この会社は設立から、最近はエコテックにかわったんですが、社名もかわり、そして代表者も現在の龍野英紀さんになるまで3回かわっております。その状況についてどのように理解をされておりますか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 法人名、それから代表者がかわることについては、私どもとしては、特にそのことについて関与するものはないと思ってます。要は事業を継続できるかどうかとか、そういった面から判断するということになるかと思います。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 全く、事業を継続する会社について、一度許可を出したものについては現在の状況について把握する必要がないという理解をさせてもらってよろしいかと思う今の説明だったんですが、それでは、ちょっと話を変えてお伺いしたいと思うんですが、当初、県も認めている事業計画の中には70億の融資を受けて工事を始めるとしております。現在の経済低迷の中、そう簡単に銀行が70億もの融資をしてくれるとは私は考えられないんです。この会社が融資を受けるとするメーンバンクについてはどのように聞いてますか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) まず最初、メーンバンクではなくて、民間の方から―いろんな業者、いるかもしれません。そういった方から70億を借りると。銀行名簿が今手元にないんで申しわけないんですけども、その後、それを返済するためのトータルの額をきちんとした金融機関から借りるということに聞いてます。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 そのきちっとした金融機関がどうして手元にないのか。今の県当局の課長がわかってらっしゃらないのか、また明らかにできないのかはちょっと不思議に思ってしまうんですが、今、70億もの融資をあの当時に……


◯委員長(矢野光正君) お話中、すいません。端的に質問もお願いします。長時間にわたるような気がしますんで。


◯竹内圭司委員 いや、端的にまとめて……


◯委員長(矢野光正君) 感想でなく、質問だけを端的にお願いします。


◯竹内圭司委員 大変申しわけございません。


◯委員長(矢野光正君) よろしくお願いします。


◯竹内圭司委員 70億もの融資を受けようとされてる中で、メーンバンクについてはわからない。そして、きちっとした金融機関なのか、それとも民間の投資会社なのかもわからない。本当はどういうところから借りられるのかもわからないという状況では、私は本当にこの事業が、きちっと経営体質が改善されて本当に事業に入れるとは思えないんですが、それなのに、県はこの会社に許可を出し続けることに違和感はないんでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) すいません、法人の名前については出したくないということじゃなく、今、手元に固有名詞を持ってないということですんで、そこは言いたくないというか、知らないということではありません。
 それから、違和感という話ありましたけども、当初、私どもとしては、当時、適正に経理的基礎について審査したというふうには考えております。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 それでは適正に審査したということなんですが、裁判所が違法と位置づけた経理的基礎、つまり収支計画の見通しの甘さが指摘されておるんですが、県はこの間、最高裁に上告に至るまで、地裁の判決を受けた後の県の審査の不十分さの指摘に対して、簿外債務や第三者債務の把握をどのように指導課として徹底してこられたんでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) この法人について言えば、訴訟を起こした段階で事業をまだ行ってませんので指導のしようはないんですけども、まず1つは、国、環境省に対しまして、経理的審査のやり方についてきちんと記載してく。これは法定受託事務ですんで、国がちゃんと基準を出していただけないかと、そういったことは要望いたしました。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 わかりました。それでは、この事業の中身についての事業計画の中で大変不備があるなと思ってる点についてお伺いします。それは、産業廃棄物の管理型の運営の中で蒸発散装置をつけるということなんですが、これは県当局とも、この中身についてすごく勉強させていただいたところなんですが、まず当初10年間の埋め立ての管理コストはどれぐらいとして見積もっていて、そして10年間埋め立てた後に、このごみが安定するまでに20年から30年と言われておりますが、その間のこの蒸発散装置の維持コストもどのように見込んでらっしゃるんでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 蒸発散装置そのものの額ということになりますと、蒸発散装置そのもので特出ししては―ちょっと詳しく調べさせていただかないと、事前にいろいろお聞きしてなかったんで、すぐは数字出てこないんですけども、蒸発散装置としては。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 これがそもそもの私は不思議な点なんですが、本来、産業廃棄物処分場というのは、処理水というものは海や川にきれいにしてから流すということで、海や川に流す分についてはそれほどコストというか、通常のやり方なんですが、ここは流す場所がないんで、この蒸発散装置をつけなきゃいけないと思って、つけなきゃいけないということで県が最初不許可にした。そして、厚生省から言われて許可せざるを得なかった、その蒸発散装置ですよ。その蒸発散装置の維持能力なり維持コストなり、これから安定するまでにどれぐらいを見積もっていないで、県が把握しないで、なぜ許可をし続けるんですかというふうに伺ってるんですが、その辺はどうなんでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 蒸発散装置そのものの維持管理コストというお話になりましたんで、ちょっと今、手元にその個別の数字がないということで……


◯委員長(矢野光正君) 質問が違うよ、今の話はね。
    (竹内圭司委員、「ちょっと違いますね」と呼ぶ)


◯委員長(矢野光正君) それはもう済んで、今はこういう状況の施設によって、それを了として、なぜ許可というものをし続けようとするのかというお話です。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 申しわけございませんでした。要はこういった設備投資をかなりやってから事業をやっていかないと、そういう態様でございますんで、要は一番最初に経理的審査した段階で、これは10年間事業を続けて、その後30年間管理をしていくという会社なんですが、その段階でまず10年間の収益がどれくらい出るかと、そういった資料をとってございます。認めた当時ですね。その段階で黒字が出てくるという形で認めたということでございます。


◯委員長(矢野光正君) それは能力の話でしょう。蒸発散式の、処理水を蒸発散させるというふうな施設をつけて、その能力が十分だという判断をして許可をし続けてるのかというふうな質問の趣旨に聞こえたんですけど、違いますか。私が質問しちゃったか。


◯竹内圭司委員 大変、委員長、申しわけございません。


◯委員長(矢野光正君) 何か、ちょっとかみ合ってないみたい。


◯竹内圭司委員 委員の皆様もそうなんですが、ちょっとかみ合ってなくて申しわけないんですけども、結局私どもは、住民の方が一番不安になってるのは、産業廃棄物処分場というのは、先ほど申し上げたように、海や川に汚水というものを最終的に流してきれいにしてから処理水というのを流していくんですけども、ここは海や川がないと。そして、蒸発散装置をつけなきゃいけない。ということで県は言ったわけですよね。そして、旧厚生省がそれをやっぱり許可はしなきゃいけないということで、県もいや応がなく許可をした。なのに、この処理能力等を県がしっかり把握しないで許可を出し続ける理由というのは、今お伺いしてる中でも、はっきり言って、ごみが何年安定するかというのもお答えいただいてませんし、じゃ、維持コストにどれぐらいかかるんですかといっても、お金が幾らかかるのか、ちょっと数字わかりませんと言われますし、だったら、なぜそれを許可し続けるんですか、不安でしょうということを言ってるわけです。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 申しわけございませんでした。蒸発散装置の能力ということで申し上げますと、当初、先生にも御説明したことあるかもしれませんけど、事業者側から蒸発散能力について過大な数字が出てまいりました。それに対して私どものほうとしては、日本の夏、いっぱい蒸発するときでも、そこまでの数字は蒸発はしないだろうということで、最終的に国は蒸発散装置とか放水とか、そういったことではなく、水質基準を守ればいいよと、そういうことでしたんで、当時厚生省は県に認めなさいということで出してきたんですけども、私どものほうとしては過大な蒸発散装置の計画につきまして補正を出させまして、1つは、蒸発散装置ですから、まず出てくる浸透水の量を減らすことが第1点です。第2点としては、蒸発の能力をふやすことが第2点です。この2つを守れるようにして、1つは水量を減らすという点については、埋立計画を改めて工区ごとに分けて、いきなり大量の水が来ないようにすること、それから雨水が余り入らないようにシートをかけるとか、そういったいろんな工夫を施して、専門家の方の御意見もいただきまして、処分の方法についてはおおむね妥当だろうというふうな御意見いただきましたんで、蒸発散装置のところについては認めたということでございます。申しわけございませんでした。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 今、話を伺ってても、しっかりした汚水の仕方もはっきりわからないんで、過去に千葉県で蒸発散装置をつけたところの処分場の許可、どのようなケースがあって、何件あって、もっと広げれば、日本で蒸発散装置をつけてるところというのはどういうものがあって、コストは幾らぐらいかかってるのか、ちょっと教えてください。わかる範囲でいいです。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 他県の例はちょっとわかりませんけど、今、県内では、こういう蒸発散装置で処理してるところはありません。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 そうすると、しっかりと、日本で一番ごみの処理をしなければいけない、関東圏で最も処理をしなきゃいけない千葉県にとって、この蒸発散装置というのはすごい高コストの構造になってるわけですが、十分真剣に県当局が考えた上での許可をしてるはずです。それなのに、今の不安があるようなお話をされ続けるわけですから、一方で経営者の今の経営状況や債務の状況、そして会社訪問もされてない。民間じゃ考えられないような審査の甘々なんです。このような状況で本当に最高裁に上告することが正しいと思いますか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 私どもとしては、千葉地裁から東京高裁へ来て、その判決の内容が今後のいろんな廃棄物行政の執行に対して支障があるということですんで、上告をさせていただきたいというふうに考えております。
    (「竹内さん、県が業者と話したらおかしなものじゃないの」と呼ぶ者あり)
    (竹内圭司委員、「業者の内容については理解してないと」と呼ぶ)


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 ありがとうございます。県が業者と事前に話すということなんですが、県はその会社の事業規模なり事業計画が随時県民に不安を浴びせないような会社かどうかというのは常にチェック、審査していかなきゃいけないというのが、県の県民を守る立場だと思っております。その県が現在の会社の状況をしっかりと把握してない状況について私も不安を覚えますし、住民も不安を覚えてるから質問させていただいております。ですから、最低限の会社の審査をするべきだと思ってます。
 それで、質問を続けさせてもらいます。最高裁で勝つというふうに自信があっての上告だと思いますけども―自信なのか、やむを得なくしてるのかわかりませんが、この後を言いますが、最高裁で今回敗訴が仮に決定した場合、この事件については確定します。その場合、この会社と、そして地域住民に対して、どのような手続をとっていく予定ですか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 敗訴した場合ということなんですけども、許可申請がなされて、その後、法に定められた手続、あるいは審査を経て許可、あるいは不許可という処分がなされるという法律の段取りになっているわけですけども、仮にということですけど、敗訴した場合は、審査をやって許可処分は取り消すことになりますんで、当時の許可申請がなされたという状態に戻ることになります。ですから、その後、申請者が敗訴しても事業を行うかどうかという、そこらは申請者側の判断になってくるかと思います。
    (竹内圭司委員、「住民に対して」と呼ぶ)


◯委員長(矢野光正君) 住民に対して、どのような……
    (竹内圭司委員、「手続」と呼ぶ)


◯委員長(矢野光正君) スタンスをとるのか。続けてください。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 要は東京高裁で負けた理由というのが、要は平成9年度に新設された手続を経ていませんよと、そういう理由で負けたという形になってます。ですから、私どものほうとしては、今回仮に最高裁で同じ形で負けたとすれば、また許可申請が当初なされた状況に戻るということでございますから、その後、住民の方々にどうするとかということではなくて、許可申請はまだありますので、その後、事業者側がそれを続けるかどうか、それによってくるということでございます。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員、ちょっと申し上げておきたいんですが、今の場は意見を発信していただく機会でありますので、質問をしていただくことが必ずしも主の時間だというふうに私は理解しておりませんので、質問の内容も、先ほどと繰り返しになりますけれども、なるべく的確に手短にして、あとは意見を発言する時間に切りかえていただくことを御配慮いただきたいと思います。
 以上です。
 竹内委員。


◯竹内圭司委員 手短に終わらせていただきますので、よろしくお願いいたします。大事なことでございますので、聞いてるわけでございますので、手短に聞かせていただきます。
 そして、負けた場合は住民に対して、しっかりとそういう何かをするというのは、負けた後のことはよくわからないというような受けとめ方を今させていただいたんですが、住民に対して、今、すごい穴が掘ってあるあの状況の中で、ほうっておくのか。あの跡地をどうするのか。県として、じゃ、どうしていくのかという考え方を住民に対して発信するようなことは考えてないんでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 最終的に許可が不許可になったとか、あるいは事業者が取り下げたという場合だと思うんですけども、この計画地はいわゆる民地でございますから、ここに違うごみが捨てられたとか、そういったことがあれば別ですけども、そこに対して原状回復とか再利用だとか含めて、そういったことを県から発信していくというようなことは、少なくとも今は考えておりません。


◯委員長(矢野光正君) 竹内委員。


◯竹内圭司委員 現在では原状回復を、負けた場合は県が求めていくとか、そういうことは考えてないということですが、負けた場合のことも既に念頭に置いて、県はこの施設内にある県有地を売却した責任もあるわけですから、例えば県有地を買い戻すのか。もうすごい穴が掘ってあるんですけども、原状回復を県がしていくのか。それを、または会社に求めていくのか。そういうことも含めて地域住民にきちっと説明していかないと、県民の不安というのはとまらないと思います。地域住民の不安がとまらないと思います。
 これで最後にしますけども、廃棄物指導課の今の許可の仕方、そして上告の仕方というのは、住民に対してきっちり説明をされない中でずっと行われております。千葉県は産廃の処分量が日本一ですから、審査については最も厳しくならなけりゃいけないはずですし、他県に対して範を示すぐらいの審査能力を持たなければいけないはずなのに、現在も会社の状況を把握できない、それなのに上告をしている、地域住民に対して何の不安を解消するような話もされていない。ということは、私は、これは廃棄物指導課が県民益を失望させているというように映りますけども、その辺についてどう思いますか。情報公開というか、情報をきちっと伝える責任をどう感じてますか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 今までのきょうの私のお答えで本当にはっきりしないところがあって、まことに申しわけなかったんですけども、数字は幾らかというふうにありましたが、すぐ出てこないということで、まことに申しわけございませんでした。確かに住民の皆さんの意見を聞きながら進めていかなくてはいけない分が多々ありますんで、これからまた、いろいろと勉強させていただいて、委員がおっしゃったようなことでなるべく努力させていただきたいと思います。


◯委員長(矢野光正君) 他にございますか。
    (「意見です」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) じゃ、質問はいいですね、もう。
 それでは、意見を求めます。
 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 それでは、本件につきまして、私の請願賛成という立場でちょっと意見を述べさせていただきたいんですけども、私もこの件につきまして、県当局からも話を聞きましたし、また現地を視察させていただいて地元住民のお話もお聞きしました。その中で、やはりこの件につきましては、長年、地元の住民の方々が大変不安に思っておりますし、また将来に対しても、これがもしできた場合に自分たちの生活がどのようになるのか、また地域の環境がどのようになるのかということを大変心配をされております。
 その中にあって、今の質疑でも明らかになったとおりに、このエコテックという会社の財務状況が非常に悪いというか、不明な点が多いということ、また設備に関してもまだまだ不十分なことがあって、仮に、これはもし最高裁で逆転の判決が出た場合に、できる可能性が高くなるわけですから、その場合においては、将来、この後、ちょっと私が別件で質問させていただきますけども、アグリガイアのように計画どおりいかなかったときに、環境に対して、もしそれが予定どおりいかなかった場合は大変取り返しのつかないことになってしまうと思いますので、これはやはり今の段階で県が控訴を取り下げるべきだというふうに私は思いますので、県の担当者の方々は、やはりこれは仕事ですから、今おっしゃるようなことしかできないんでしょうから、ここはやはり政治的な判断ということで、ぜひほかの委員の方々にもこの請願に対して御了解をいただけるようにお願い申し上げまして、私の意見とさせていただきます。よろしくお願いいたします。


◯委員長(矢野光正君) 他にございますか。
 吉野委員。


◯吉野秀夫委員 私は、先ほど来、この95号の請願の請願者の思い、また、竹内委員が主張されました部分というのは異を唱えるものじゃありません。ただ、この今回の上告は、適用法令の解釈が国、県と、要するに裁判所で異なるというもう一つの点をどうするかということがあるわけでございまして、私も高裁の判決と地裁の判決を読ませてもらいました。要するに高裁は、まず平成9年の改正法と12年の改正法があって、その9年の改正法が施行されたのが平成10年6月17日。私はやっぱり、そもそも県行政がちょっとボタンをもしかけ違ったところがあるとすれば、6月17日に法が施行される9日前の6月8日に許可申請を受理した、この辺の駆け込みのところがやはり問題点の出発だったんではないのかなという気がいたします。ただ、これは法にのっとって処理をした部分だと思います。
 問題は、9年の改正法でただし書きの附則の中に、施行の前に許可または不許可の処分がなされていないものについての許可または不許可の処分については、なお従前の例によると。要するに9年法改正に拘束されないんだということをうたっております。12年法で改正された附則は、新法第15条2の第2項の規定は適用しないというふうになっておる。高裁の判決を見ますと、従前の例によるということが平成9年法で書いてあるから、この平成9年法は、要するにその判断のときに、県は平成9年の改正は考えなくてもいい。ただし、12年に改正があって、そのときには従前の例というふうには書いてないから、要するに9年法の改正を含めて適用するんだというふうに、高裁はこの判決の中で示したわけです。
 私もいろいろ県当局の話を聞きましたら、12年法、あるいは9年法の扱いについてどうするんだというときに環境省は高裁の判断とは別のことを示したとなると、9年法、12年法のただし書きというか、経過措置の解釈の問題について国と要するに裁判所で判断が違うと。私は当初、内閣に国会議員が、要するに国政調査権ということで質問主意書を提出をしますと、内閣はその質問に対して答えなければならんという義務があるわけですけど、そういう課題なのかなというふうに思いましたが、内閣は、要するに三権分立の裁判所での判断に対しては基本的にコメントはしないのが従来の慣例だということになってるということを聞きまして、これは請願者の思い―あるいは、竹内委員は許可基準、条件に適合するか否かということを盛んに今問われてましたけど、そうではなくて、どういう法を適用するかという部分については、今のままだと、こういう法が2年置き、3年置きに改正をされてくと、長期にわたる、こういう行政が検討するときにどこを基準にすればいいのかというのは、今後もまた、こういうことが起こるかもしれないんだという意味では、私は県が控訴して勝つことを念頭ということじゃなくて、この法の適用について最高裁がどういう判断をするかを求めるという意味で、私はやはり上告というのはやむを得ないのかなという判断をいたします。したがって、県は上告をしたことで勝つんだということではなくて、あくまでも最高裁の判断をもって、今後、この産廃行政をやっぱりやってくんだという姿勢に立たないと、やはり住民の皆さんの不信というのはぬぐえないんじゃないのかな。そういうところに徹していただければなという意味で、私は上告をやめないというふうに考えております。


◯委員長(矢野光正君) 他に意見がありますか。―他になければ、これより討論を行います。討論はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) 討論がないようですから、討論を終結いたします。
 それでは、本請願の取り扱いはいかがいたしましょうか。
    (「採決」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) これより採決を行います。
 請願第95号を採択することに賛成の委員は挙手を願います。
    (賛成者挙手)


◯委員長(矢野光正君) 挙手少数。よって、請願第95号は不採択と決定いたしました。
 以上で請願の審査を終了いたします。
       ─────────────────────────────


       温室効果ガス排出量削減中期目標の大幅引き上げを求める意見書(案)関係
◯委員長(矢野光正君) 次に、意見書案が2件提出されておりますので、御協議を願います。
 案文はお手元に配付してあります。
 初めに、共産党から提出されております温室効果ガス排出量削減中期目標の大幅引き上げを求める意見書(案)について、御意見がございましたらば御発言願います。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) それでは、本意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。
    (賛成者挙手)
    (「挙手だれもいません」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) はい。それでは、当委員会といたしましては、本意見書を提出しないことといたします。
       ─────────────────────────────


       経済危機対策などに伴う地方負担の軽減を求める意見書(案)関係
◯委員長(矢野光正君) 次に、公明党から、経済危機対策などに伴う地方負担の軽減を求める意見書(案)が提出されておりますが、本意見書案は当委員会の所管に属する部分がありますので、所管部分について御協議を願います。
 なお、本意見書案は2つ以上の委員会にわたりますので、協議結果は参考意見として議会運営委員会に報告することになります。よろしくお願いいたします。
 本意見書案について御意見がありましたら御発言願います。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) ないようですので、本趣旨の意見書案を発議すべきものとして議会運営委員会に報告することに賛成の委員は挙手を願います。
    (賛成者挙手)


◯委員長(矢野光正君) それでは、意見の一致が見られませんので、発議することに意見の一致が見られなかった旨、議会運営委員会に参考意見として報告することといたします。
       ─────────────────────────────


       諸般の報告・その他の関係
◯委員長(矢野光正君) 次に、諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。
 吉野委員。


◯吉野秀夫委員 先ほどは産業廃棄物の処分場の許可の問題で論議がございました。私は許可の問題ではなくて、既に埋立が完了、処理が完了した等を含めて、やはりその最終処分場の県の指導管理の問題についてお伺いをしたいと思います。
 まず、最終処分場については、先ほどの排水の問題がありましたけども、そうした排水等を事業者に検査をさせて四半期ごとに報告をさせるということになっておりますけども、そうした四半期ごとの報告でどういう異常が出た場合に県は指導なり措置なりをとるようになってるのか。そのマニュアルの基準というのはどんなことでしょうか、お伺いします。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 今の基準のお話ですけれども、もちろん有害物質と言われる22項目、これは出ちゃいけないんですけど、そのほかに県内で例があることを申し上げますと、1カ所、富津市のほうの事例でいきますと、地下水質の塩化物イオンの濃度であるとか、それから電気の伝導率とか、こういったものは通常と比べて高くなったような場合に漏れが疑われるということで、いろいろモニタリングをしたり調査をしているという事例がございます。数字について、特にその点については基準があるわけではございませんけども、一般的に自然界にある水とかが、イオン濃度10とか20ミリグラム・パー・リットルと言うんですけど、そういった数字を著しく高く超えたりすると、そういった調査をやってるという事例はございます。


◯委員長(矢野光正君) 吉野委員。


◯吉野秀夫委員 富津の大塚山最終処分場の排水に大量の塩化イオンが検出されたということで大きな問題となったわけですけど、その対応策の中で図られた第三者機関によるリアルタイムの環境モニタリングということがあるんですが、この現状について御報告してください。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 今、先生おっしゃったように、NPO法人がこちらの事業者のほうから委託を受けまして、富津市にある大塚山最終処分場の地下水質のモニタリングを行っています。その結果をこのNPO法人のホームページの中で公表してるということについては承知をいたしております。ホームページを見ますと、最近、その数字が、異常の数字が下がってる、それから、ほかのエリアには拡散していないと、そういうような結果が出てるというホームページの内容になってることは承知しております。


◯委員長(矢野光正君) 吉野委員。


◯吉野秀夫委員 そういう最終処分場でそうした排水に大量のものが出た場合には、例えば処分場を全部掘り返して、ここでは遮水シートを敷いてなかったということが問題になったわけですけども、例えば遮水シートを敷きかえるというようなことになると、実質それは理想であるけども、その事業者がそれだけのことができるかというと、それはできないのが実情だと思うんで、やはりしょせんは、そういう産廃、管理型であれば、もっと危険なものがあるわけでございまして、そうした場合に、要するに監視モニタリングということは非常に大事ではないかと。
 さっき竹内委員が、20年間、30年間で回復するのかという話がありましたけども、何となく30年間、水処理をすると言うけど、多分私は30年という根拠は何もないんだろうと思います。その場合に、近隣の住民の人たちがどうやってその安心を担保されるかということになった場合に、現在の法律、あるいは条例では、事業者が測定をして県に報告というふうになってるんですけども、それが、要するに事業者が機器が壊れてましただとかということになれば、発覚してから大問題になる。しかも、非営利法人というNPOの認証を得た第三者機関というものが、そうしたものを情報公開をするということは、これから事故がなくとも、やっぱり千葉県、産廃銀座だなんて言われて、つくろうと思えば、どこでも反対運動が起こるというところにあって、これだけ状況がどうなってるかが、中が公開をされてるんだということは、まさに、やっぱり県行政が進めるべきことではないかと思うんです。このNPOの第三者機関から動画を含めてリアルタイムで配信されてるというのは、国外、外国でも初めてのことなんだろうというふうに言われて、ひょうたんからこまなのかもしれませんですけども、今後、千葉県のこういう産廃指導行政の中にあって、まさにこうした部分というのはNPO法人と、要するに行政と事業者、その3者がやっぱり協働で進めるという方向に県は誘導しておくべきだと思いますが、いかがでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 半田課長。


◯説明者(半田廃棄物指導課長) 特定のNPO法人をどうのこうのということは今ないんですけども、いずれにしても、企業側が自主的に、いろんな方策はあると思いますけども、そういったものを利用して処理業者の資質を向上させたり、それから施設の信頼性を高めるということについて、そういったことを行って住民の皆さんの安心を得ていくと。そういったことについては安全、安心の向上につながるわけですから、非常に望ましいことというふうには考えております。


◯委員長(矢野光正君) 吉野委員。


◯吉野秀夫委員 例えば事業者は、やはり埋め立てが済んでしまうと、そこにそれ以上お金を投資するというのは、やっぱりそれはマネジメントの原則からすれば避けようとすることだと思います。そのときに県が、事業者は自分で測定して県に四半期ごとに報告すればいいんだというスタンスに戻ると、やはり何があっても後からでは大変なことになってしまうというふうに思うんで、といって、この事業を営利目的のために、営利をなりわいとする企業に委託をしたんじゃ、これ、大変に予算かかるわけでしょうから、やはり非営利という性格を使うことがいいんではないかというふうに思うわけですけども、そこで、要するにNPOを担当してる課長さんにお伺いをするんですけども、行政と事業者とNPOの第三者機関の3者がお互いにやはり良識、識見のもとに今後の環境行政に加わってくということを、NPO推進行政にとって非常に有益だと思うんですが、これを主管課として、どうお考えになりますか。


◯委員長(矢野光正君) 戸部NPO活動推進課長。


◯説明者(戸部NPO活動推進課長) 私どもとしては、NPOは行政、企業と並ぶ社会サービスを提供する主体として、また、地域住民の方が抱えるさまざまな地域の課題を解決する、その解決に取り組む受け皿として大きな役割を果たしてると考えております。その場合に県としましては、NPO活動を今後推進するに当たりましては、1つとしては、NPO同士、NPOと企業とが公正な競争が実現できる環境の構築を目指していくということ。もう1つは、ただいま委員がおっしゃいましたように、異なる性格を持つ行政、企業、あるいはNPOが対等の立場で目的を共有して、それぞれのお互いの特性を生かしながら役割分担をして一緒に協働して事業を行っていくことによって、地域住民の方々にとって、よりよいサービスが提供できる、そのようなものを進めていきたいと、そのように考えております。


◯委員長(矢野光正君) 吉野委員。


◯吉野秀夫委員 私、本会議の代表質問でNPO活動推進についてお伺いしましたけど、ぜひこうした部分に条件を整えるような事業を展開してほしいなというふうに思います。
 最後に、大塚山最終処分場のリアルタイムのモニタリングについて、部長は日常的にごらんになっているんでしょうか、どうでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 市原部長。


◯説明者(市原環境生活部長) 日常的ではございませんが、ホームページに載っておりますので、拝見はさせていただいております。数値的に安定をしているということで、私の立場では安心をしている立場でございます。


◯委員長(矢野光正君) 他にございますか。
 杉田委員。


◯杉田守康委員 ちょっと部長に聞きたいんだけど、さっきの竹内議員の質問に兼ねてじゃなくて、今、産廃業界も正直言って、一時のような生産だ何だという時期と違って、今、ほとんど半減以下に産廃物はなってると思うんですよ。そういう中で、例えば今言ってるエコテックたちが勝訴して、じゃ、埋めるようになりますよといっても、恐らくこれだけの問題を抱えた処分場には企業が持って来ないと思う、この産廃物。恐らく必然的に、これは空想だけど、想像だけど、困っちゃう。
 そのような現状の中で焼却炉に関しても、一般業者が例えば1日100トン以上をつくりたいと言うと、100トン以上はいろいろなあれに絡んできて大変だから、100トン以下がいいですよということを指導されるわけ。せんだって袖ケ浦に開店したと言うのかな、何て言うのか、1日800トンも燃せる他県業者が始めたわけ。それも操業を始めて、物が、こんな時代だから来ないから、至るところへいって単価を下げながら、他業者と千葉県内の業者とけんかしながら競い合ってる。1社で1日800トンも産廃のものを燃せるというものを、何で県がそんなに他県業者に簡単に許可したのかなと。そういうところを教えてもらいたいと思います。


◯委員長(矢野光正君) 市原環境生活部長。


◯説明者(市原環境生活部長) まず、産業廃棄物業界も現在の厳しい経済状況の中で非常に厳しい経営環境に置かれているということは、県の産業廃棄物協会なる団体がございますので、そちらのほうからも、私ども、いろいろお話は承っているところでございます。現在、県内で、若干ちょっと数字ぶれますが、二千五、六百万トンぐらいの産業廃棄物が1年間に排出されて、最終処分場に入るのが最近減ってきておりまして、50万トン近くに減ってきているんですが、大きな処分場1つ分でございますね。そういう中で、私ども廃棄物行政のあり方とすれば、3Rということで排出を抑制して、何度も使って、それをまた形を変えて使うとか、いわゆるリデュース、リユース、リサイクルというような格好でやっているところが私どもの廃棄物行政でございますが、ですから、最終的にごみが完璧になくなるというのが一番究極のところだろうというふうに思っております。
 そういう中で先生お話のありましたように、エコテックが仮に勝ったらどうなのかというような御議論でございますが、それについてはちょっと仮定でございますので。ただ、私どもとすると、さっきも半田が十分御説明しましたように、地裁で経理的基礎のあり方について否定をされた。それについて高裁で一切触れていない。また別の論拠で県が否定されたということで上告せざるを得ないという判断に至ったんですが、そういう最高裁の判断をいただかないと、私ども廃棄物行政そのものが立ち行かなくなるという思いがあったからでございまして、その辺御理解をいただければと思います。
 それから、袖ケ浦にかなり大きな中間処理場でございますね、焼却施設ができたということでございますが、適正に処理を願うということと、業界の適正な健全な育成に努めたいということ、あわせてやっているわけでございますが、そういう中で、エコテックも含めて現在の基準に基づいて私ども審査をしていく中での結果でございますので、その辺のところは御理解をいただければというふうに考えてるところでございます。
 以上でございます。


◯委員長(矢野光正君) 杉田委員。


◯杉田守康委員 私が言ってるのは、基準に関して許可してくるのは全く賛成だと思いますよ。ただ、大きさが、100トンの1日に燃す焼却炉でさえ、普通の県内の業者がとろうとしたら大変なのに、他県の業者が、1日800トンも燃せるような大きな焼却炉をいとも簡単に許可しておろしちゃって、そういうようなことはもう少し、さっき言われたような産廃業界でも県に対してのいろんな寄附というか、環境に対しての寄附のあれを募集したとき、いち早く5億も寄附したという、そういう協会があるんだから、もう少しそういう協会と……
    (「何でもらったんだよ」と呼ぶ者あり)


◯杉田守康委員 いや、もらったんじゃない。みんな、いろんな業者に行ってるけど、ほかは余り……
    (「もらったんだろう。何でもらったの」と呼ぶ者あり)


◯杉田守康委員 それはいいやね。あるから出したんだから、それはそれとして、800トンというと、千葉市だって、1日に恐らく一般の廃棄物燃やすのに150トンぐらいが2つぐらいあるかどうか。それを他県の業者に、すとんとあそこに1日800トンも燃せるようなものをつくらせちゃって、燃すものがない、燃すものがないといって方々駆けずり回るようなことは今後は少し考えてほしいなと。それ以上、答弁はいいですよ。


◯委員長(矢野光正君) 他にございますか。
 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 私から3つ質問させていただきたいと思います。
 まず1つ目なんですけれども、三番瀬の環境学習教育についてです。平成20年度の三番瀬再生事業の実施計画の概要についてでは、環境学習施設や場の整備については三番瀬再生の全体構想の進捗を見きわめつつ、適宜、委員会に意見を求めながら慎重に検討を行っていきますというふうにありますけれども、現在、浦安市で三番瀬の教育施設の建設が進んでおります。このことについて県のほうでは認識をされていましたでしょうか、まずお伺いしたいと思います。


◯委員長(矢野光正君) 梅木課長。


◯説明者(梅木環境政策課長) 浦安市が独自に進めている環境学習に係る施設の建設については、私どもとして認識しておりました。この点については、平成19年8月に三番瀬の再生会議が開かれていますけれども、この場でもその旨の報告がなされているところです。
 以上です。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 そうしますと、全体構想、まだいろいろ議論がありますけども、構想ができていないという中で、浦安市のほうで建物を先行して建てるのは、先ほどの概要の記述と矛盾していると思うんですけども、どうでしょうか。どのようにお考えでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 梅木課長。


◯説明者(梅木環境政策課長) 確かに全体の中で、まだ環境学習について具体的に今検討が行われてるのは事実でございますけども、浦安が今独自に行っているのは、浦安市さんとして、こういった三番瀬の再生会議の議論も踏まえて独自に環境学習の施設をつくろうということで、今でも既存のいろんな施設がございますけれども、環境学習については、そこのいろんな既存の施設も含めて連携して進めていこうという検討が行われていますので、必ずしも矛盾するものでないと考えております。
 以上です。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 そうしますと、今から建設を市が進めるんですけれども、県として連携をしながら、この事業というものを進めていくことはできないんでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 梅木課長。


◯説明者(梅木環境政策課長) 浦安市さん自体が今建設を進める中で、県のこの環境再生計画を踏まえた形でこの施設を整備したいという方針をお持ちになっていますし、それから、仮に、この建設に際して、そういった市の意向もありますので、私どもとしても当然働きかけをしてまいりたいと思いますし、それから、もしこれがつくられたときにも当然環境学習についての既存の施設の一部として連携をしていきたいと考えております。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 ありがとうございました。
 それでは、次の質問なんですけども、続きまして、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉についてお伺いをしたいと思います。
 まず、平成20年度の決算の概要がどうだったかお聞きしたいと思います。


◯委員長(矢野光正君) 堀田文化振興課長。


◯説明者(堀田文化振興課長) 本年5月27日の理事会におきまして承認されました平成20年度決算報告によりますと、前年度に比べて事業収入が2,015万3,000円減少しております。これに比較しまして、事業費用において有期雇用契約、出来高払い制を導入した関係で人件費の大幅な削減を図ったことから、当期の収支では昨年度に比較して513万4,000円増の777万1,000円の黒字となっております。しかしながら、累積の損失が1,518万2,000円ありますので、依然として厳しい経営状況にあると言えます。
 以上です。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 昨年の5月22日に策定をされましたニューフィルハーモニーオーケストラ千葉再構築計画の進捗状況はどのようになっていますでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 堀田課長。


◯説明者(堀田文化振興課長) 現在、ニューフィルでは、再構築計画実施計画にあります人件費等の支出の削減のほか、音楽の質の向上に向けた常任指揮者の配置、あるいはPR活動に取り組んでおります。具体的には6月22日から常任指揮者の募集を行ったところでありまして、また事務局と楽団員が一体となった積極的な営業活動、あるいは病院、社会福祉施設等でのPR活動を積極的に行っているところです。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 今、常任指揮者を公募することになったというふうにお話ありましたけれども、その目的と期待する効果についてはどのようにお考えになっているかお答えいただければと思います。


◯委員長(矢野光正君) 堀田課長。


◯説明者(堀田文化振興課長) ニューフィル千葉では、演奏回数の減少によりまして厳しい経営状況にあります。オーケストラとしての音楽の質の向上を図って、地域のニーズに応じた創意工夫のある企画をつくることが必要であると。そういうようなことで常任指揮者を募集することにしたところです。財団のほうでは、ニューフィル千葉の知名度向上のためのオーケストラの顔、あるいは公演企画の助言、それからニューフィル千葉の音楽性の確立、あるいは楽団員に対する指導、そういった役割を担ってもらって演奏会の増加につなげていきたいというふうに考えております。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 今、いろいろ今後の施策についてお伺いしました。ただ、財務内容については、まだ1,500万の累損が残っているということで、財政的に今後どのような改善策を考えられているか、もしありましたらお願いいたします。


◯委員長(矢野光正君) 堀田課長。


◯説明者(堀田文化振興課長) 今後の経営改善策というふうなことだと思うんですが、県の依存型から自立型経営への転換、それから良質な音楽の提供による音楽文化の振興、これが大きな実施計画の柱になってるんですが、その実施計画が着実に実施されるように、県といたしましても、財団に必要な支援等、適正な指導を行ってまいりたいと考えております。
 以上です。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 ありがとうございました。今のお話で、いろいろと再生に向けて施策とられてると思います。財政的にも非常に厳しいんですけども、ぜひこのニューフィルについては存続させるということではなくて、再生をさせて、ぜひ県民の文化レベルの向上に役立てていただければというふうに思っております。
 それでは、最後の質問をさせていただきます。アグリガイアシステム社についてであります。これは一般質問でも出たんですけども、まず、この計画なんですが、先日新聞報道にもありましたけれども、アグリ社の系列の廃棄物収集業者、北辰産業が今月末でセブン−イレブンとの契約を打ち切られるということになっておりますが、この理由について、もし県のほうで把握されてましたらお願いしたいと思います。


◯委員長(矢野光正君) 田谷資源循環推進課長。


◯説明者(田谷資源循環推進課長) セブン−イレブンからの荷がとまる理由については私どもで承知しておりません。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 そうしますと、そもそも今回の計画、当初の案でも、セブン−イレブンが主な取引先ということで、その信用力、資本力を見込んで審査が通ったというふうにも聞いております。そうしますと、そもそも今回のこの計画がちゃんと検証されてなかったんではないかというふうにも思うんですけども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 田谷課長。


◯説明者(田谷資源循環推進課長) このアグリガイアシステムの当初の事業計画を見ますと、原料の供給元が明示をされております。その中で、特にセブン−イレブンが中心的な役割を果たすということが、これは事業者側の計画でございますけども、見てとれたと。当然のことながら、そういったセブン−イレブンなどにつきましては十分な資本力、信用力があると。我が国ナンバーワンのコンビニチェーンということもありまして、信用力がある。それらを踏まえて銀行団、シンジケート団も融資を了承したということも伺いました。さらに、既に堆肥化ですね。飼料でなくて堆肥をする業務につきましても、約1,000店舗から既に荷が入っているという事実がございましたので、そういったことを踏まえて計画に十分な実現性があると私ども判断させていただきました。
 また、これはオープン後の話でございますけれども、セブン−イレブンがアグリガイアシステムの操業に際しましてプレス発表しております。そのプレス発表資料によりますと、平成19年7月で約1,600店舗、それから平成20年の2月段階で約2,350店舗から荷を集めて入れるということをプレス発表しております、セブン−イレブンが。ただ、現実問題、集まってるのが約半分程度にとどまっているということもございまして、現在の状況は、そういったセブン−イレブンを中心とした荷の収集が当初予定どおり進んでないということが非常に大きな原因だと考えておりまして、それについては私ども非常に残念に思っております。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 そうしますと、残念だということなんですけども、もしこのまま、このアグリ社が破綻した場合なんですけども、その場合、県として、まずセブン−イレブンの責任というものについてはどのようにお考えでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 田谷課長。


◯説明者(田谷資源循環推進課長) 現在、アグリ社におきましては、事業継続につきまして関係者と協議を進めている段階ということで、破綻を前提とした答弁というのはなかなか難しいと思っておりますけれども、セブン−イレブンとアグリ社の契約につきまして、これは民民の契約でございますので、私どものほうから、特にセブン−イレブンに対してどういったことというのは、なかなか民民体制で言いにくい部分があります。ただ、昨年夏以来、経営悪化ということが、会社のほうからそういう話がございましたので、関東農政局、それから私どもの市原部長がセブン−イレブンに伺いまして、じきじきに、やはり事業継続に向けた協力と、それから予定どおり荷を出してほしいということについては強く申し入れをさせていただいたところでございます。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 あと、今回のこの問題についての県の責任ですね。これ、破綻した場合なんですけども、責任というのはどこにあるというふうにお考えでしょうか。具体的に言うと、だれかが責任をとるというふうに考えていいんでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 田谷課長。


◯説明者(田谷資源循環推進課長) この事業につきましては、本会議等でも御説明いたしましたとおり、国の「バイオマスの環づくり交付金」という制度を活用いたしまして、15億8,245万円を県の予算から支出しております。ただ、これは全額国庫のお金でございますので、県の一般財源は使っておりません。したがいまして、最終的に経営が立ち行かなくなった場合、この補助金そのものをどうするかということは国と協議をしていくということになろうかと思います。
 また、責任云々ということでございますけれども、先ほど来申し上げてますように、現在、事業継続に向けまして関係者と協議を進めてる段階ということでございますので、破綻を前提とした答弁というのはなかなか難しいと思っております。ただ、この事業そのものは資源循環型社会の形成に寄与する非常に画期的な事業であるということで、環境大臣の表彰も受けておる事業でございます。国からも高い評価を受けているというふうに私ども認識しておりますし、私どもとしても何とか存続をしていただきたいというふうに思っておりますので、その辺を現在期待してるということでございます。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 それでは、今後のことなんですけども、今後の再建計画なんですけども、これはもうアグリ社のほうから出ているんでしょうか。


◯委員長(矢野光正君) 田谷課長。


◯説明者(田谷資源循環推進課長) これは先ほど来申し上げましたように、昨年の夏ぐらいからちょっと経営がなかなか思わしくないという話がございましたので、私どもの担当者のほうで何回となくお話を伺い、またセブン−イレブン、それから機械を製作しました前川製作所という会社がありますけども、その辺と国、県を含めまして、経営改善の相談というものを再三行ってまいりました。その中で再建計画というものが示されておりますけれども、基本的には、いかに荷を確保していくかと。荷さえ入ってくれば、これは一部、機械のふぐあいがございますけれども、荷さえ確保できれば経営は継続できるというふうに考えておりまして、その辺を、会社のほうとしては計画的なものを作成はしております。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 それでは、最後にしたいと思うんですけども、今のお話の再建計画について、また検証を起こしていかなければいけないと思います。また、実際にそれが軌道に乗っていくかということも考えると、例えば県のほうからアグリ社に人を派遣するとかということをお考えになっているかということと、あともう1つ、国のほうですね。国、表彰もされているということなんですが、国はこの件について何かコメントを県に対して出しているかということをお聞きして終わりにしたいと思います。


◯委員長(矢野光正君) 田谷課長。


◯説明者(田谷資源循環推進課長) 本事業につきましては、あくまで民間の事業に対して県が助成したという案件でございますので、特に県から人を派遣してということは考えておりません。
 また、国におきましては、先ほども申し上げましたように、問題が表面化して以来、関東農政局と連携をいたしまして、今後の方策について再三協議をしてきたところでございます。また、国の農林水産省の本省におきましても、いろいろと相談にも乗っていただいておりまして、特に指示ということはございませんけれども、国―県から上げてきた事業計画を関東農政局においても審査したものであるというようなことで、一定の国としての方向性というものの認識はされてるとは思っております。


◯委員長(矢野光正君) 他にございますか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) それでは、質疑を終結します。
       ─────────────────────────────


       委員長報告
◯委員長(矢野光正君) 次に、委員長報告すべき事項がありましたらば御発言を願います。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) 特にないようですので、委員長報告につきましては正副委員長に御一任願います。
 以上で環境生活部関係の審査を終了いたします。
 暫時休憩いたします。
       午前11時50分休憩
       ─────────────────────────────


       午前11時56分再開
◯委員長(矢野光正君) 休憩前に引き続き審査を再開いたします。
       ─────────────────────────────


       審査の開始(警察本部関係)
◯委員長(矢野光正君) これより警察本部関係の審査を行います。
       ─────────────────────────────


       人事紹介
◯委員長(矢野光正君) なお、審査に先立ち、さきの人事異動に伴う人事紹介を行います。
 警察本部の人事異動について警察本部長から紹介を願います。
 五十嵐本部長。
    (五十嵐警察本部長から、総務部長西英敏、刑事部参事官兼組織犯罪対策本部長熱田貢
    一、交通部長笠井幸生、生活安全部長坂口富康、地域部長椎名繁、刑事部参事官兼組織
    犯罪対策本部組織犯罪対策課長小田秀之、刑事部参事官兼刑事総務課長金間章、交通部
    参事官兼交通企画課長温水英正、生活安全部参事官兼環境犯罪課長君塚和人、少年課長
    齊藤憲一、警備部参事官兼公安第一課長木川利秋、留置管理課長鈴木栄治、通信指令課
    長前田弘司を委員に紹介)


◯委員長(矢野光正君) 以上で人事紹介を終わります。
       ─────────────────────────────


       議案の概要説明
◯委員長(矢野光正君) 初めに、議案の審査を行います。
 警察本部長に議案の概要説明を求めます。
 五十嵐警察本部長。


◯説明者(五十嵐警察本部長) それでは、御説明を申し上げます。今回の常任委員会で御審議をいただく案件は議案2件であります。お手元の警察本部関係の常任委員会資料をごらんいただきたいと思います。
 初めに、資料1の議案第1号平成21年度千葉県一般会計補正予算(第1号)であります。これは人件費525万9,000円を増額、物件費等14億3,873万5,000円を増額し、総額14億4,399万4,000円を増額すること、勝浦警察署庁舎設計委託費5,400万円の債務負担行為の設定をお願いするものであります。
 次に、資料2の議案第39号千葉県警察基本条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、これは総務部の所掌事務に「被疑者の取調べの適正を確保するための監督の措置に関すること」を加えるものであります。
 詳細につきましては、この後、事務担当者から説明をさせていただきますので、御審議のほど、よろしくお願いをいたします。
       ─────────────────────────────


       議案第1号関係
◯委員長(矢野光正君) 初めに、議案第1号平成21年度千葉県一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 当局に説明を求めます。
 濱口会計課長。


◯説明者(濱口総務部参事官兼会計課長) 議案第1号平成21年度千葉県一般会計補正予算(第1号)について説明をさせていただきます。お手元の資料1をお開きください。資料は平成21年度千葉県一般会計補正予算(第1号)と題した1表と議案説明資料の警察本部関係の抜粋を添付してお配りしておりますが、説明は1表に基づいて行わせていただきます。
 6月補正予算の総額は14億4,399万4,000円の増額であります。このうち人件費については、非常勤職員の増員3人分の経費で525万9,000円となります。その他の14億3,873万5,000円については、後ほど説明いたします主要事業に係る経費となります。
 6月補正予算は、骨格予算である21年度当初予算と合わせることにより通年予算となりますので、これを20年度当初予算と比較しますと26億2,790万7,000円の増額となっておりますが、これは退職手当の増額等により人件費が増額になったことによるもので、人件費以外のその他は2億5,582万5,000円の減額となっております。
 次に、2の主要事業について御説明いたします。
 その1つ目の放置違反金滞納対策推進事業は、増加する放置違反金の滞納に対応するため、非常勤職員として駐車対策支援要員3人及び車両2台のリース料、合わせて570万円を措置しようとするものであります。
 2つ目は警察施設整備事業であります。
 勝浦警察署庁舎整備事業は、老朽化の著しい勝浦警察署の移転、建てかえを実施するため、21年度は用地購入費や移転補償費等として1億6,000万円を措置しようとするほか、勝浦警察署庁舎の設計委託費として5,400万円の債務負担行為を設定しようとするものであります。なお、庁舎の完成は平成24年度を予定しております。
 警察本部分庁舎改修事業は、警察本部新庁舎の供用開始に伴い、現在、分庁舎に所在する通信指令室等が新庁舎へ移転した後に柔道場を復元しようとするための改修経費として3,900万円を措置しようとするものであります。
 交番・駐在所整備事業は、事件、事故等の負担が県下平均と比べ高い市原市五井西地区に交番を新設する経費及び老朽化の著しい富津署新井交番の建てかえ経費、合わせて7,000万円を措置しようとするものであります。
 3つ目は交通安全施設整備事業で、信号機の新設30基、LED式の灯器更新等として9億7,689万6,000円を措置しようとするものであります。新設信号機は当初と合わせて90基となります。
 4つ目は移動交番配備事業で、移動交番車の配備による、見せる、知らせる活動の強化により県民の安心感の醸成と犯罪を抑止するため、犯罪発生件数の多い警察署等に移動交番車15台、新規購入10台、既存車両の塗装による整備5台を整備する経費として9,700万円を措置しようとするものであります。
 最後は緊急雇用創出事業であります。これは景気悪化に伴う雇用情勢の急激な悪化に対応するため、国からの交付金を活用して失業者等の雇用創出を図るものであります。
 道路標識調査業務委託事業は、公安委員会が管理する道路標識のうち、保守点検を委託していない路側式道路標識について経年劣化等による倒壊が危惧されることから、その老朽度、損壊状況等の現況を調査する経費として5,497万円を措置しようとするものであります。
 駐車実態調査業務委託事業は、平成18年6月から実施している駐車監視員による放置駐車車両の確認事務において、駐車取り締まりを必要とするエリア、路線は常に駐車実態に即していることが求められていることから、より詳細な駐車実態を調査する経費として3,100万円を措置しようとするものであります。
 交通情報管理システム入力業務委託事業は、地図情報が未登録となっている車両通行帯等の交通規制情報を既存のシステムに入力する経費として942万8,000円を措置しようとするものであります。
 以上で議案第1号、平成21年度6月補正予算の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。


◯委員長(矢野光正君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
 阿井委員。


◯阿井伸也委員 すいません、移動交番の配備事業について伺いたいんですが、9,700万ということで補正予算に計上されています。15台ということで、新車が10台、あとは既存のものを改修して5台ということで、まず、この15台が実際配備されるのがいつごろなのか。
 それから、それに要する要員ですね。これは、恐らく県の単費で30名近く定員をふやさなければ対応できないというふうに伺っておりますが、これについてもまた今後の補正予算で計上していただかなければ現実は稼働しないということになると思います。その辺の見通しも含めて、現実、この15台が稼働し始めるのはいつごろを目途に考えていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。


◯委員長(矢野光正君) 担当課長。


◯説明者(中山地域部参事官兼地域課長) 私のほうからまず車両の配備の、移動交番車両15台、いつ配備されるのかということについてお答えをいたします。
 移動交番車15台、うち改造5台につきましては、平成22年春に県下の警察署への配備を目途に現在準備を進めております。


◯委員長(矢野光正君) 西野課長。


◯説明者(西野警務部参事官兼警務課長) ただいま要員についてどうするのかということについてお答えいたします。
 移動交番を運用するためには、その運転者と、補助者として最低2人の警察官を乗車させる必要があると考えております。その要員につきましては、現在、引き続き関係部局と協議の上、部内で検討してるところでございます。


◯委員長(矢野光正君) 阿井委員。


◯阿井伸也委員 新車10台、それから、その人員に係る予算額を教えていただきたいんです。


◯委員長(矢野光正君) 中山課長。


◯説明者(中山地域部参事官兼地域課長) 地域課長です。
 新車10台に係る経費ということですが、新車1台約850万ということで、10台ですので約8,500万円ということでございます。
 以上です。
    (阿井伸也委員、「その配備がいつごろかと。さっきは5台の話」と呼ぶ)


◯説明者(中山地域部参事官兼地域課長) 新車につきましても、入札等の関係等ございまして、平成22年春の配備を予定しております。


◯委員長(矢野光正君) よろしいですか。
    (阿井伸也委員、「その人件費も」と呼ぶ)


◯委員長(矢野光正君) 西野課長。


◯説明者(西野警務部参事官兼警務課長) 予算上で要求はいたしましたが、それについてはまだでございますので、今のところ、今回6月補正にはのってございません。
    (阿井伸也委員、「金額は、じゃ、教えていただけないということ」と呼ぶ)
    (西野警務部参事官兼警務課長、「金額ですか」と呼ぶ)
    (阿井伸也委員、「要望した金額、あるわけでしょう。人件費、してない……。後でわか
    ったらで結構です」と呼ぶ)


◯委員長(矢野光正君) 西野課長。


◯説明者(西野警務部参事官兼警務課長) 車の予算要求とあわせて人のお願いもしたんですけど、人員の予算のほうは今後ということで今現在検討中になっております。


◯委員長(矢野光正君) よろしいですか。
    (阿井伸也委員、「はい」と呼ぶ)


◯委員長(矢野光正君) 他に質疑はございませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) ないようですから、これで質疑を終結します。
 議案第1号は環境生活部も関係するため、環境生活部長同席の上で討論及び採決を行います。
 環境生活部長が入室しますので、しばらくお待ちください。
    (市原環境生活部長入室)


◯委員長(矢野光正君) 初めに、討論を行います。討論はありませんか。
 竹内委員。


◯竹内圭司委員 議案1号の討論についてなんですが、私ども民主党は他の委員会、総合企画と総務委員会において、別途理由において補正予算の組み替え請求動議を提出させていただいてます。その関係で、本委員会の所管する環境生活と警察本部関係は実質上は賛成なんですが、今回の1号議案について賛成はいたします。本委員会の所管に係る部分には賛成をいたします。ということを申し述べます。


◯委員長(矢野光正君) 以上ですか。


◯竹内圭司委員 はい。


◯委員長(矢野光正君) 他にありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) 討論がないようですので、討論を終結します。
 これより採決を行います。
 議案第1号に賛成の委員は挙手をお願いします。
    (賛成者挙手)


◯委員長(矢野光正君) 挙手全員。よって、議案第1号は可決すべきものと決しました。
 環境生活部長、どうも御苦労さまでございました。
    (市原環境生活部長退室)
       ─────────────────────────────


       議案第39号関係
◯委員長(矢野光正君) 次に、議案第39号千葉県警察基本条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 当局に説明を求めます。
 鈴木警務部長。


◯説明者(鈴木警務部長) 議案第39号は、千葉県警察基本条例に定める総務部の所掌事務について改正しようとするものであります。
 改正の内容でありますが、第5条に規定する総務部の所掌事務に「被疑者の取調べの適正を確保するための監督の措置に関すること」を加えるものであります。
 平成21年4月1日、被疑者取調べの適正化のための監督に関する規則が施行されまして、これを受け警察庁では、警視庁及び道府県警察本部の内部組織の基準を定めた警察法施行令別表第1を改正し、「被疑者の取調べの適正を確保するための監督の措置に関すること」を加えたところであります。各都道府県警察本部の内部組織については、警察法第47条第4項により、政令で定める基準に従い条例で定めるとされておりまして、警察法施行令の改正に合わせ、本県警察においても総務部の所掌事務を整備するものであります。
 施行期日については公布の日を予定しております。
 よろしく御審議をお願いいたします。


◯委員長(矢野光正君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論を行います。討論はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) ないようですので、討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 議案第39号に賛成の委員は挙手をお願いします。
    (賛成者挙手)


◯委員長(矢野光正君) 挙手全員。よって、議案第39号は可決すべきものと決定いたしました。
 以上で議案の審査を終了します。
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       警察官の増員に関する意見書(案)関係
◯委員長(矢野光正君) 次に、意見書案が1件提出されておりますので、御協議願います。
 案文はお手元に配付してあります。
 自民党及び公明党から提出されております警察官の増員に関する意見書(案)について、御意見がありましたら御発言願います。ありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。
    (賛成者挙手)


◯委員長(矢野光正君) 全員。それでは、当委員会として本趣旨の意見書案を提出することに決定します。
 なお、意見書の文案については正副委員長に一任願います。
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       諸般の報告・その他の関係
◯委員長(矢野光正君) 次に、諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。
 松下委員。


◯松下浩明委員 それでは、県警では間もなく大量退職時代を迎えると聞いておりますが、今後、年間どのくらいの警察官が退職をするのかをまずお伺いいたします。
 また、大量退職によって治安への影響はあるのかということについてもお伺いをいたしたいと思います。


◯委員長(矢野光正君) 西野警務課長。


◯説明者(西野警務部参事官兼警務課長) 警察官の退職者数につきましては、平成16年度以降、毎年300人台で推移してるところでございます。委員御指摘のとおり、平成23年度からはこの数字が400人以上ということになります。ピークのときには年間500人以上の警察官が退職すると。大量退職時代を迎えることになります。したがいまして、平成23年度から約10年間で約5割の警察官が入れかわるということになります。
 次に、大量退職により治安への影響があるのかという御質問でございますが、大量退職の期間におきましては、知識とか経験、これは豊富なベテランの警察官が減少いたしまして、経験の少ない若手の警察官が急激に増加するということになります。経験の少ない若手警察官が急増するということで、やはり厳しい情勢になるということでございます。また、退職者が多くなるということになりますと、採用された警察官が初任科生として警察学校に入校している期間は退職者の増加に比例しまして、現場で各種警察活動に従事する実働員そのものが減少するといった問題も抱えてるところでございます。県警では、こうしたことを踏まえまして、若手警察官の早期育成、現場執行力の強化に向けまして、地域警察官を中心としました精強な第一線警察構築のための総合プランを策定するなど、その強化を図ってるところではございますが、治安への影響は大きいものと考えてるところでございます。


◯委員長(矢野光正君) 松下委員。


◯松下浩明委員 ただいまお伺いいたしまして、今後10年間の期間で約5割の警察官の入れかえがあるということでありまして、また多くの実働員そのものが減少するといったような問題は非常に大きな問題であると思います。さらに、現在でも育児休業や病気、あるいは職務執行中にけがをした者や研修などで実際に長期に現場で活躍できない警官がいると思いますが、そうした警察官はどのぐらいいるのかお伺いいたします。
 また、そのような警察官は育児休業中の職員と同様に定員外としてカウントされているのか、あわせてお伺いをしたいと思います。


◯委員長(矢野光正君) 西野課長。


◯説明者(西野警務部参事官兼警務課長) 公務災害や研修等によりまして実質的に欠員となっている警察官は、その期間を積み上げていきますと年間で250人程度おります。このうち休職や育児休業という職員につきましては、委員御指摘のとおりに、千葉県警察基本条例第9条第2項の規定によりまして定員外として規定されております。これは知事部局と同様の規定となっております。また、警察職務の特殊性から、公務災害による療養休暇や長期研修等は、同じ条例の第9条第4項の規定によりまして定員外として認められているところではございますが、これは予算上の上限がありまして、こうした警察官の大半が定員の中ということで含まれているところでございます。


◯委員長(矢野光正君) 松下委員。


◯松下浩明委員 それでは、公務災害によります療養休暇や、また長期研修等で定員外として予算措置されていない警察官はどのくらいいるのかお伺いいたします。


◯委員長(矢野光正君) 西野課長。


◯説明者(西野警務部参事官兼警務課長) ただいま私が答弁したとおり、公務災害による療養休暇や長期研修につきましては、条例で定員外として認められてはいるんですけども、予算上の上限があるため、全員が定員外として認められておりません。御質問の人数ですが、120人おります。


◯委員長(矢野光正君) 松下委員。


◯松下浩明委員 それでは、わかりました。要望させていただきたいと思います。県民の安全、安心を守るためには、警察にとっては人的基盤を強化することが重要なことであります。また、本県は警察官1人当たりの負担が同規模県と比べて非常に重いと聞いております。こうしたことから、警察力の強化を図るためにも、県警察官の増員はもとより、条例の規定に合った定員外の措置が予算上認めてもらえるように関係当局と引き続き協議するよう要望いたしまして、終わります。


◯委員長(矢野光正君) 吉野委員。


◯吉野秀夫委員 私からは交通事故防止に関連してちょっと御質問申し上げます。自動車専用道路館山道、千葉市を貫通してるんですが、千葉市の部分ではその両サイド、16号バイパスが設置をされております。特に千葉市の中央区の松ケ丘丘交差点より南になりますと、その側道は防音壁が設置をされておりまして、そこを車で16号の側道を運転してても、ほとんど有料道路か高速道路に乗っているような気分でドライバーは走るわけですが、防音壁の切れたところに、信号でそこを横断するような交差点が約4カ所ございます。自動車道は地下を通っておりますので、その側道のバイパス道路だけを信号でクロスしてるということになってるわけですが、要するに自転車、あるいは通行人にしても、防音壁があるんで、どういう状況かわからない。信号が変わったら、とにかく渡るということで。車のほうにしてみますと、ほとんど防音壁と防音壁の間を走ってるものですから、自分は専用道路を走ってるような気になるということで、信号がある交差点で事故が起こってるということでございますけど、ここ何年かの交通事故の発生状況をまずちょっと確認したいと思うんですが。


◯委員長(矢野光正君) 温水交通企画課長。


◯説明者(温水交通部参事官兼交通企画課長) 先生御指摘の交差点、中央区大巌寺の交差点というふうに認識をしております。過去5年の交通事故発生状況を見ますと、人身事故が11件ですね。これはいずれも軽傷でございます。それから、その内訳はといいますと、出会い頭が7件、それから追突が4件発生をしております。ちなみに、ことしの3月10日に自転車と普通乗用車、これの死亡事故が発生しておるという状況でございます。
 以上でございます。


◯委員長(矢野光正君) 吉野委員。


◯吉野秀夫委員 まさに私も、そういう、ここ危ないなということを日ごろ通って感じるわけですけども、周辺の町内会とか地元の方から、そこに交通事故の防止も兼ねたカメラの設置をできないものかというような声が上がってるというふうに聞いております。本来、そういうところのカメラというのは交通渋滞状況の把握ということが主な仕事なんでしょうけど、今のそうしたカメラというのは、そのある時点から、例えば30秒ぐらいメモリーでさかのぼって記録ができるというようなものになってるようなんですが、全国的に交通事故防止を目的とした、そういう交差点のようなところのカメラの設置というのは事例があるんでしょうか。また、あるとすれば、カメラを設置する場合の主体は、例えば道路管理者なのか、それとも公安委員会なのか、それとも地元の市町村なのか。その辺はどういうふうになってるのか、わかりましたら教えてください。


◯委員長(矢野光正君) 温水課長。


◯説明者(温水交通部参事官兼交通企画課長) 交通事故の抑止だけを目的としたカメラといいますか、そういうものは設置はしてございません。ただし、交通渋滞の状況、こういったものを監視するカメラだとか、高速で走行する車を抑制する、そういった通称高速走行抑止システムと言うんですが、こういったシステムの設置はございます。これは警察のほうで設置をしてございます。
 以上でございます。


◯委員長(矢野光正君) 吉野委員。


◯吉野秀夫委員 これは要望でございますけども、大巌寺のところの16号バイパスのところは実際に死傷事故のようなことが起こっておりますし、やはり交通量が多い、あるいは人通りが、例えば信号が歩行者用、あるいは自転車用で青になったとき、たくさんの人間が通ってれば、事故が起きても、それを目撃する第三者がおるわけですけど、実際、それが起きるようなときというのは夜間とか早朝とかということで、例えば車は1台だけ、自転車は事故に遭った1台だけということで、第三者の目撃証言がなくて、事故の原因もなかなか究明というのは難しいんだろうというふうに思いますので、ぜひそうした意味で、もし県内に何カ所か、それを兼ねたものが設置してあるんであれば今後検討して、設置できるものであれば設置をしていただきたい。これは要望にします。
 以上です。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 私から1点、やはり交通事故防止についてお聞きをしたいんですけれども、県警では毎年、交通事故多発交差点のワースト50を発表されておりますけれども、事故多発交差点に共通してる点というのがもしあれば教えていただきたいんですけども。


◯委員長(矢野光正君) 温水課長。


◯説明者(温水交通部参事官兼交通企画課長) 多発交差点ワースト50ということでホームページに掲載をしてございます。まず、県内の道路形状別の交通事故の発生状況を見ますと、全体の約5割が交差点、あるいは交差点付近で発生をしております。このため県警といたしましては、事故が多発している信号交差点、これのワースト50を県警のホームページに掲載をいたしまして、ドライバーに対する注意を呼びかけております。これらの交差点、幹線道路で非常に交通量が多く、それから右折時に直進車と衝突する事故、いわゆる右直の事故、あるいは信号待ちの車両に追突するなどの事故が共通して見られております。
 以上でございます。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 ありがとうございます。それで平成18年と平成19年を比較しますと、おおむね18年にワースト50に入っていた交差点というのは19年は減少しているんですけれども、重点的にどのような対策をとられているのか教えていただければと思います。
 以上。


◯委員長(矢野光正君) 温水課長。


◯説明者(温水交通部参事官兼交通企画課長) 交差点における事故を防止するために信号無視、あるいは横断歩行者妨害、こういった交差点関連違反の取り締まり、これを進めますとともに、関係機関、団体の方と協力いたしまして街頭監視、こういった活動、あるいは道路管理者と連携して交差点の改良等々の総合的な対策を講じまして死亡事故の抑止、交通事故の抑止に努めております。
 以上でございます。


◯委員長(矢野光正君) 矢崎委員。


◯矢崎堅太郎委員 ありがとうございました。交通事故の死亡者数は県警の皆さんや関係者の皆さんの御努力で減っております。ただ、やはりこれはゼロにしなければいけないと思いますので、今の対策のほかに、またドライバーの方のやはり意識というものも変えていかなければいけないと思いますので、ぜひ引き続きよろしくお願いします。
 以上です。


◯委員長(矢野光正君) 他にございますか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) ないようでしたら、その他に対する質問を終結します。
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       委員長報告
◯委員長(矢野光正君) 次に、委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。
    (「一任」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) 特に御発言がないようですから、委員長報告につきましては正副委員長に御一任願います。
 以上で警察関係の審査を終了いたします。
 暫時休憩をいたします。
       午後0時29分休憩
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       午後0時34分再開
◯委員長(矢野光正君) 休憩前に引き続き審査を再開いたします。
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       審査の開始(国体・全国障害者スポーツ大会局関係)
◯委員長(矢野光正君) これより国体・全国障害者スポーツ大会局関係の審査を行います。
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       人事紹介
◯委員長(矢野光正君) なお、審査に先立ち、さきの人事異動に伴う人事紹介を行います。
 国体・全国障害者スポーツ大会局の人事異動について国体・全国障害者スポーツ大会局長から紹介を願います。
    (名輪全国・障害者スポーツ大会局長から、局長名和淑行、次長木原稔、大会総務課長
    石井利夫、競技式典課長竹下正男を委員に紹介)


◯委員長(矢野光正君) 以上で人事紹介を終わります。
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       諸般の報告
◯委員長(矢野光正君) 国体・全国障害者スポーツ大会局長に諸般の報告を求め、これに対する質疑等を行います。
 名輪国体・全国障害者スポーツ大会局長。


◯説明者(名輪国体・全国障害者スポーツ大会局長) それでは、ゆめ半島千葉国体及びゆめ半島千葉大会の準備状況について御報告をさせていただきます。
 最初に、ゆめ半島千葉国体・ゆめ半島千葉大会共通の準備状況でございます。来年秋のゆめ半島千葉国体・ゆめ半島千葉大会の開催まで、いよいよ500日を切りました。先日5月13日には、両大会の開催準備組織であるゆめ半島千葉国体・ゆめ半島千葉大会実行委員会の総会を開催し、平成20年度事業報告及び収支決算、平成21年度事業計画及び収支予算の承認をいただいたところでございます。また、同日は、ゆめ半島千葉国体開会500日前に当たることから、これを記念して、JR千葉駅前においてカウントダウンボード設置、点灯式など、国体開会500日前イベントを実施いたしました。
 広報・県民運動関係につきましては、両大会の開催に向けて、チーバくんやイメージソングを活用した広報の展開、花いっぱい運動の推進など、開催機運の一層の醸成を図ってまいります。また、両大会はスポーツの祭典ですが、同時に千葉県の観光資源や農林水産物など千葉の魅力を全国に発信する絶好の機会であることから、関係部局との連携を図るなど、より効果的な広報を進めてまいります。
 チーバくん募金につきましては、昨年11月から開始しており、平成21年5月末現在の募金収納額は600万7,089円となっております。厳しい経済状況の中ではありますが、県民総参加のもとで両大会を成功させるために、引き続き募金活動を進めてまいります。
 ボランティアにつきましては、両大会に全国から訪れる選手や観客の皆さんを温かくお迎えするため、受付、案内、会場美化や式典の運営などに参加していただける両大会の運営ボランティア「ゆめサポーター」5,000名を平成21年4月から、聴覚障害者への情報保障を行う情報支援ボランティア700名を平成21年3月から、それぞれ募集を開始しております。
 次に、ゆめ半島千葉国体関係でございます。
 競技別リハーサル大会については、競技会運営の習熟を図るとともに、国体への関心を高めることを目的として、5月末のなぎなた競技を皮切りに、来年6月にかけまして、本大会39競技のうち32競技を25市町で開催することとしております。
 式典関係については、20年度に開・閉会式式典実施計画を策定いたしました。21年度は開・閉会式、大会旗・炬火リレー等の運営、演出などのより具体的な内容を盛り込んだ式典実施要項の策定を進めてまいります。
 施設整備については、19年度から競技施設の改修を進めておりますが、20年度は市町村施設のうち13市町15施設の改修整備に対して補助を行いました。21年度は9市町10施設の改修整備に対して補助することとしております。また、開・閉会式会場の整備については、開・閉会式の円滑な運営を行うため、20年度に開・閉会式会場等整備計画を策定いたしました。21年度はこの整備計画に基づき、会場のデザインや仮設施設などの会場整備実施設計を行うこととしております。
 宿泊関係については、選手、監督、役員等の宿泊について、会場となる市町を中心に広域的な配宿を合理的に行うため、20年度から3年間、市町と合同で配宿業務を委託しており、21年度は第2次仮配宿の配宿シミュレーションを作成し、配宿の精度を高めてまいります。
 企業協賛については、昨年4月から募集を開始しており、平成21年6月1日現在、協賛金500万円のオフィシャルスポンサーとして5社、物品提供200万円以上のオフィシャルサプライヤーとして5社、物品提供10万円以上の大会協力企業として5社、2団体と契約いたしました。今後も企業などの皆様の御協力をいただくよう努めてまいります。
 次に、全国障害者スポーツ大会関係でございます。
 式典関係につきましては、式典準備を円滑に推進するため、20年度に開・閉会式の運営、演出の概要を示した式典実施計画を策定いたしました。21年度は、この計画をさらに具体化、詳細化した式典実施要項の策定を進めてまいります。
 施設整備については、選手、役員及び観客にとって安全かつ快適な競技会場とするため、20年度に会場整備基本設計を策定いたしました。21年度は、この基本設計を踏まえ、ユニバーサルデザインに配慮した会場整備実施設計の策定を進めてまいります。
 オープン競技については、ゆめ半島千葉大会では、正式競技13競技のほか、広く障害者の間にスポーツを普及する観点から、ライフル競技、ボッチャ、車椅子ツインバスケットボールの3競技及びエキシビションとして車椅子レクダンスの1競技をオープン競技として実施することといたしました。
 以上、ゆめ半島千葉国体及びゆめ半島千葉大会の準備状況について報告をさせていただきました。今後とも会場市町を初め各競技団体等と一層の連携を図り、開催準備に万全を期してまいります。よろしくお願いいたします。


◯委員長(矢野光正君) ただいまの諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。
 河上委員。


◯河上 茂委員 今、局長の報告の中では、これ、読んでると大変立派な国体が実現できるように書いてありますけど、いろいろほかから聞いたことなんですけど、予算的な問題なんですけど、大分他県よりも予算が少ないように聞いております。
 そこでちょっと聞きたいんですけど、1つは、千葉らしさの演出の工夫とか、そういうものはどういうふうに考えてるのか。
 もう1つは、市と町からのいろんな要望があると思うんですけど、それに対して今どのように対応してるのか。果たして―予算は幾らか知りません。今の予算で国体ができるのかどうか。その辺もちょっと聞きたい。


◯委員長(矢野光正君) 竹下競技式典課長。


◯説明者(竹下競技式典課長) 御質問は2問かと思いますけれども、まず、開会式、閉会式について千葉らしさの演出の工夫でございますけれども、まず、ゆめ半島千葉国体のように、開会式が野球場で開催されるということは実質初めての試みでございます。ただ、御承知のように、昭和21年に第1回の京都大会が西宮球場で開催されております。このときは敗戦の翌年でもございましたもので、施設も足りなく受け入れも十分できないことから、京都とか大阪、兵庫、奈良、滋賀の5府県で共同開催されたというものでございます。こうしたことから、実質的には今回が初めての試みでございますので、野球場という会場特性を生かしまして、先催県にはないような、千葉ならではの特徴的な式典としたいというふうに考えてございます。
 なお、今現在考えている千葉らしさの演出の工夫でございますが、まず開会式ではオープニングプログラムといたしまして、県内各エリアを代表する伝統芸能、それの競演や大型映像の活用によりまして千葉の魅力を表現してまいりたいというふうに考えてございます。今後、より具体的に式典の運営の構成内容等を詰めていきまして、本年度中に式典の実施要項としてまとめてく予定でございます。
 いずれにいたしましても、閉会式も含めまして、千葉県を知っていただく絶好の機会ととらえてございますので、式典に係る演出に対しましては創意工夫を図ってまいりたいというふうに考えてございます。
 それから、競技会場となる市町村等への競技運営費やそういったものの補助関係でございますが、会場地の市町の財政負担の軽減等、また競技の円滑な運営を図るために、県としては競技運営費等につきまして補助を行っているところでございます。また、議員からも今御指摘もあったんですけど、それ以上に市町の要望も多いところもそういう状況にございます。
 こうした中で、まず競技運営費関係でございますが、今年度実施されている競技別リハーサル大会、これについては順次補助申請を受け付けているところでございまして、補助内容といたしましては、標準経費の2分の1を補助していくと。また、ボートとか山岳、カヌーなどの国体の施設基準を満たす競技施設がない、通常の施設として整備することがなじまない特殊競技施設、そういった経費につきましては全額を補助しているところでございます。
 なお、来年度開催される本大会、これに係る補助金につきましては現在検討中でございまして、先催県を参考にするなどして決めてまいりたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。


◯委員長(矢野光正君) 河上委員。


◯河上 茂委員 今の計画してる予算で果たしてこの大会が立派に成功するのかということを聞いてる。


◯委員長(矢野光正君) 石井課長。


◯説明者(石井大会総務課長) 全体の総経費というようなことでございますけれども、今現在、来年度、最終的な22年度の当初予算をまとめておるところでございますけれども、市町村の運営費補助、先ほど竹下課長のほうから話がございましたけれども、全般的なウエートを占めております。今現在取りまとめをしておりますけれども、60億を超えるような予算になろうかと思います。その中で、簡素な中にも夢と感動のあふれる大会を目指していきたいと考えております。


◯委員長(矢野光正君) 河上委員。


◯河上 茂委員 全国からみんな見えるんですから、余り予算、予算―私の聞いてるのは、大分予算が、半分ぐらいだという話も聞いてるんだ、他県からやってる。それで果たしてできるのかということを危惧する。だから、恥ずかしくないようにね。いいよ、答えなくても。やってもらえれば、それでいいですよ。これから幾らかでも予算をふやしていくとか、そういうふうにしてもらってお願いしたいと思います。
 以上。


◯委員長(矢野光正君) 他にございますか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) 以上で諸般の報告・その他に対する質疑を終結いたします。
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       委員長報告
◯委員長(矢野光正君) 次に、委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。
    (「一任」と呼ぶ者あり)


◯委員長(矢野光正君) 御発言がないようですので、委員長報告につきましては正副委員長に御一任願います。
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       閉  会
◯委員長(矢野光正君) 以上で環境生活警察常任委員会を閉会といたします。
       午後0時48分閉会