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埼玉県 杉戸町

平成25年  9月 定例会(第4回) 09月03日−一般質問−03号




平成25年  9月 定例会(第4回) − 09月03日−一般質問−03号







平成25年  9月 定例会(第4回)





            平成25年第4回杉戸町議会定例会 第6日

平成25年9月3日(火曜日)
 議 事 日 程 (第3号)

 1、開  議
 1、諸般の報告
 1、一般質問
     3番  大 橋 芳 久 議 員
     2番  伊 藤 美佐子 議 員
     1番  平 川 忠 良 議 員
    13番  須 田 恒 男 議 員
 1、次会日程の報告
 1、延  会

午前10時00分開議
 出席議員(15名)
     1番   平  川  忠  良  議員       2番   伊  藤  美 佐 子  議員
     3番   大  橋  芳  久  議員       4番   窪  田  裕  之  議員
     5番   都  築  能  男  議員       6番   勝  岡  敏  至  議員
     7番   坪  田  光  治  議員       8番   ?  田  章  一  議員
     9番   石  川  敏  子  議員      10番   上  原  幸  雄  議員
    11番   稲  葉  光  男  議員      12番   宮  田  利  雄  議員
    13番   須  田  恒  男  議員      14番   森  山  哲  夫  議員
    15番   阿  部  啓  子  議員                          

 欠席議員(なし)
                                                   
 説明のための出席者
    古  谷  松  雄   町   長        村  瀬  泰  彦   副 町 長

    大  串  雅  治   秘 書 広報        門  脇  利  夫   政 策 財政
                 課   長                     課   長

    白  石  敏  明   財 産 管理        野  口  浩  之   総 務 課長
                 課   長

    島  村     薫   人権・男女        荻  原  勝  典   住 民 参加
                 共 同 参画                     推 進 課長
                 担 当 参事

    間  中  重  光   町 民 課長        新  井  恒  雄   税 務 課長

    千  把  幸  夫   福 祉 課長        野  口  俊  彦   子 育 て
                                           支 援 課長

    武  井  喜 代 美   高 齢 介護        大  島  康  夫   健 康 支援
                 課   長                     課   長

    武  井  義  和   環 境 課長        加  藤     衛   都 市 施設
                                           整 備 課長
                                           ( 兼 )
                                           産 業 団地
                                           拡 張 推進
                                           室   長

    川  島  美 喜 雄   上 下 水道        関  根  孝  一   建 築 課長
                 課   長

    鈴  木     聡   産 業 課長        野  中     淳   商業活性化
                 ( 兼 )                     推 進 室長
                 農業委員会
                 事 務 局長

    輪  島  正  視   教 育 長        古  谷  恒  夫   教 育 次長
                                           ( 兼 )
                                           教 育 総務
                                           課   長

    麻  生  雅  彦   学 校 教育        田  原  和  明   社 会 教育
                 課   長                     課   長
                                           ( 兼 )
                                           町史編さん
                                           室   長

    鈴  木     聡   会計管理者        岡  田  孝  行   選 挙 管理
                 ( 兼 )                     委 員 会
                 会 計 課長                     書 記 長
                                           ( 兼 )
                                           公平委員会
                                           事務局長・
                                           監 査 委員
                                           事務局長・
                                           固 定 資産
                                           評 価 審査
                                           委員会書記

    武  井     茂   監 査 委員
                                                   
 事務局職員出席者
    染  谷  康  宏   事 務 局長        安  藤  秀  夫   事務局次長
    栗  原  明  子   書   記        萩  原     淳   書   記







△開議の宣告                                (午前10時00分)



○稲葉光男議長 これより本日の会議を開きます。



                          ◇                        





△諸般の報告



○稲葉光男議長 日程第1、諸般の報告をいたします。

  初めに、一般会計決算総括質疑通告書が提出されてまいりましたので、本日お手元に配付しておきました。後日日程に従い、総括質疑をお願いすることになりますので、あらかじめご了承願います。

  以上で諸般の報告を終わります。



                          ◇                        





△一般質問



○稲葉光男議長 日程第2、これより町政に対する一般質問を行います。

  この際、一般質問の発言時間について申し上げます。

  今期定例会における一般質問の各議員の持ち時間は、会議規則第52条第1項の規定により、質問、答弁を含め60分以内といたします。

  一般質問の通告がありましたので、通告の順序に従い、順次発言を許可いたします。

  3番、大橋芳久議員。

       〔3番大橋芳久議員登壇〕



◆3番(大橋芳久議員) おはようございます。3番議員の大橋芳久です。議長より発言の許可をいただきましたので、一般質問通告書の順に従い、順次質問いたします。

  まず、質問事項1番、町立中学校における定期テストの試験範囲を明らかに。町立中学校の定期テストの試験範囲は、約半月前に初めて明示されます。しかし、その後の授業の進度により、試験範囲の変更や定期テスト前日に試験範囲を無理やり終わらせることもあります。このような状態では、定期テストに対する信頼が損なわれてしまいます。年間学習計画(シラバス)により試験範囲を年度当初に明示すれば、定期テストに対して取り組みやすくなると考えますが、町の考えを伺います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  学校教育課長。

       〔麻生雅彦学校教育課長登壇〕



◎麻生雅彦学校教育課長 おはようございます。お答えいたします。質問事項1について、事務を担当しております私からお答えいたします。

  杉戸町立中学校では、どの中学校も定期テストの試験範囲はテスト2週間前に提示しております。提示は、生徒が各自で作成する学習計画表とともに、定期テスト範囲としてプリントを配付しております。定期テストを行う際の課題として、学級数が多い学校では、テスト前までに教科ごとの授業時数等が学級によって多少差が出てしまうことがありますが、進度をそろえるよう計画的に指導しております。また、各学級を担当する教科担当の教員によって、生徒にとって不利益が生じないように、問題作成する教員をローテーションしたり、作成に当たって教科検討会を行ったりしております。

  年間学習計画(シラバス)に関しては、杉戸町内では全中学校で作成し、年度当初に生徒、保護者に配付しております。シラバスには、教科ごとの授業の進め方、家庭学習の仕方、成績のつけ方等を明示し、年間の学習計画、到達目標、自己評価チェック項目等を単元や学習内容別に示しております。議員ご指摘のとおり、シラバスには試験範囲については明示しておりませんが、授業の進度に応じて、先ほど述べたとおり、テスト2週間前にテスト対策やアドバイス等も含め、生徒に提示しております。

  定期テストの直前での試験範囲を無理やり終わらせるということについては、学校でもないように計画的に進めておりますが、教育委員会といたしましても各学校が教育計画に沿って学習を進めていくように、継続して指導していきたいと思います。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) それでは、再質問をいたします。学校の先生方はテスト範囲を決めるのにどのように決めているのでしょうか。校長先生などの許可が必要なのでしょうか。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  学校教育課長。

       〔麻生雅彦学校教育課長登壇〕



◎麻生雅彦学校教育課長 テスト範囲に関しては、各定期テスト前の各教科の授業の進度に応じて、各教科会等で決めております。また、定期テストの範囲については、校長も了承しております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) すると、範囲は担当の先生たちが決めているということになると思うのですけれども、私この問題の原因は、試験範囲の決め方自体に問題があると思っています。

  そもそもまず目いっぱいに試験範囲を定める必要があるのかどうかが、私の中では問題です。例えば教科書の100ページまで終わりそうだとしても、余裕を持って、極端な話、80ページまでにするとか、そういうようなことをすれば、試験範囲の変更なんて起きないと思っています。前日にテスト範囲を無理やり終わらせたりする場合、塾などに通っている生徒はまだいいと思うのですけれども、塾などに行っていない生徒にはどうやって勉強をすればいいのかわからないと思うのです。例えば北辰テストなどの業者テストなどは、テスト範囲に余裕があるから勉強ができる。だから、目いっぱいに試験範囲を定める必要がないと思うのですけれども、いかがでしょうか。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  学校教育課長。

       〔麻生雅彦学校教育課長登壇〕



◎麻生雅彦学校教育課長 お答えいたします。

  各学年、各教科とも学習指導要領により1年間で学習する単元、題材、学習内容などは決められております。定期テストは、杉戸中学校で年間4回、東中学校、広島中学校で年間5回ありますが、後期または3学期の期末テストまでに1年間の学習内容の評価をする必要があります。定期テストは、学校での学習内容の評価が目的ですので、各定期テストでテスト直前まで学習した内容の評価をしていきます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) 具体的な話になってしまうのですけれども、例えば中2の数学で言うと、確率というものが3学期に行われるのですけれども、それは本当だったら2年生のうちにテストしなければいけないということなのですけれども、実際問題は3年生の1学期の前期とかにテストしてしまっているというような問題もあると思うのです。あと、テスト範囲を発表した後に試験範囲を変更した場合のケースがあると思うのですけれども、そういう場合は上層部の方というのは把握をしているのか、お答えください。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  学校教育課長。

       〔麻生雅彦学校教育課長登壇〕



◎麻生雅彦学校教育課長 お答えいたします。

  テスト範囲の変更については、学校においてもないように計画的に授業を進めておりますが、授業時数や進度の関係や生徒の学習内容の定着の状況などにより、その趣旨を生徒に説明して変更する場合もございます。学校の教育課程の最終責任者は校長でありますので、各学校の教育活動については校長は把握していると思います。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) 大前提として、試験範囲の変更があるというほうがもちろん少ないということなのですけれども、生徒にとってみれば、極端な話、成績がどうなるのかどうかというようなところにあるので、重要な問題になると思うのです。それなのに試験範囲を前日に終わらせたりとか、テスト範囲を変えた場合、生徒の話なのですけれども、先ほど課長のほうで先生が説明されるというようなこともあったのですけれども、生徒の話を聞くと、先生が謝りもしなかったり、説明もしなかったりというようなことをよく聞いたりします。私とすれば、試験範囲が変わってしまったということよりも、こういうような態度にちょっと憤りを感じるのですけれども、改めてもう一回そこら辺のことを説明してください。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  学校教育課長。

       〔麻生雅彦学校教育課長登壇〕



◎麻生雅彦学校教育課長 お答えいたします。

  先ほどお答えさせていただいたとおり、学校においても極力事前に出したテスト範囲の変更等は行わないように、計画的に授業等を進めているところでございますが、生徒の学習内容の定着の状況などにより、進度等をゆっくり進めなければならない状況等になったときに、無理に進めるのではなく、その趣旨を生徒に説明して変更する場合も現実的にはございます。そのような場合、その趣旨を生徒、保護者に理解いただけるように、学校のほうでも説明をしっかりしていくように、教育委員会といたしましても継続して指導のほうをしていきたいと思います。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) シラバスで定めてしまうと、それこそ試験範囲が変更できなくなってしまうという考えもあるのかもしれないと思うのですけれども、もとから試験範囲をシラバスで決められないとすると、何のためのシラバスになってしまうのかとも思います。例えば町の予算だって、当初予算があって、それを補うために補正予算があるわけで、それと同じで明示をすれば、やむを得ず変更は生じても、ちゃんと説明して修正すれば、私はいいと思っています。

  先ほども言いましたけれども、私としては試験範囲を変えるということよりも、その説明がなかったりすることに憤りを感じているわけです。そして、初めから厳しい年間計画、計画なので、全部が全部達成できることはないと思うのですけれども、いろいろな生徒に聞くのですけれども、「シラバスって見てる」と言っても、なかなか見ているというような現状がない。それはやっぱり計画に対してずれてきても修正できない点に、シラバスの欠点があるのではないのかなと思っております。そういう点に関してどうやってお考えなのか、お聞かせください。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  学校教育課長。

       〔麻生雅彦学校教育課長登壇〕



◎麻生雅彦学校教育課長 お答えいたします。

  先ほど来のシラバスについてですが、シラバスについては各教科の目標や内容、使用教材、指導計画、指導方法、評価方法等を掲載しております。具体的には、先ほども答弁させていただいたように、教科ごとの授業の進め方、家庭学習の仕方、成績のつけ方等を明示し、年間の学習計画、到達目標、自己評価チェック項目等を単元や学習内容別に示してございます。現在町内3中学校のシラバスには、定期テストの範囲は示しておりませんが、定期テストのシラバスへの掲載につきましては、今後各学校の担当者と協議をして検討してまいりたいと思います。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) ありがとうございました。

  それでは、次の質問に移ります。質問事項2、2学期制に対する理解をどのように得ているのかに移ります。町立中学校3校のうち杉戸中学校だけが2学期制を採用しています。町立中学校の3校は夏休みなどの日程も同じである上に、同じ町内で学期制が異なるのは不自然であります。杉戸中学校の生徒やその保護者と話をすると、そのほとんどは2学期制に対して懐疑的です。

  そこで、伺います。(1)、杉戸中学校の生徒、保護者に対し、町は2学期制についてどのように理解を得ているのでしょうか。

  (2)、町は、生徒、保護者が2学期制に対してどのように認識し、捉えていると考えているのでしょうか。

  (3)、2学期制を3学期制に改める考えはないでしょうか。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  教育長。

       〔輪島正視教育長登壇〕



◎輪島正視教育長 お答えいたします。質問事項2、質問要旨(1)、(2)、(3)について、私からお答えをいたします。

  まず、質問要旨(1)、杉戸中学校の生徒、保護者に対し、町は2学期制についてどのように理解を得ているのかについてですが、杉戸中学校の2学期制は、特色ある教育活動を推進するための方策の一つとして、杉戸中学校が希望して、平成16年度より導入いたしました。その特色とは、2学期制導入による時間的、精神的なゆとりを授業や学校行事などの教育活動の充実に生かし、さまざまな取り組みを行うことで、学校の抱える課題を解決し、少しでも生徒や教員の多忙感を解消することであります。杉戸中学校では、7月に学期末がないため、運動部では大会に向けての部活動に集中できることや、夏休みが前期途中に入るため、夏休み中の学習が前期後半に生かせるなど、生徒にとっての利点があると考えております。2学期制によって得られた時間的、精神的なゆとりが生かされた取り組みが着実に行われており、生徒、保護者の理解は得られているものと考えております。

  次に、質問要旨(2)、町は生徒、保護者が2学期制に対してどのように認識し、捉えていると考えているのかについてでございますが、先ほども述べましたとおり、杉戸中学校では2学期制導入による時間的、精神的なゆとりを授業や学校行事などの教育活動の充実に生かしたさまざまな取り組みが行われておりますが、生徒、保護者から3学期制への変更について、学校への要望はないと聞いております。このことから、生徒、保護者は2学期制を杉戸中学校の特色の一つであると認識し、その取り組みを好意的に捉えているものと考えております。

  続きまして、質問要旨(3)、2学期制を3学期制に改める考えはないかについてですが、現在までのところ、杉戸中学校の生徒、保護者から3学期制への変更について学校への要望等がないことから、現時点では学校は2学期制を3学期制に改める考えはございません。教育委員会としましても、学校の自主性、自立性を支援する観点から同じ考えでございます。しかし、平成16年度の導入以来10年を経過することから、来年度、杉戸中学校には2学期制についての検証をお願いしていきたいというふうに考えております。

  以上です。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) 杉戸中学校が2学期制に移行したということが学校主導だというような話は以前聞いたことがあるのですけれども、このように学校主導で2学期制を採用するスタイルというのは珍しいのでしょうか、お答えください。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  教育長。

       〔輪島正視教育長登壇〕



◎輪島正視教育長 統計的には出ておりませんので、全く私の感想という形になりますけれども、一般的には委員会が主導する形が多いというふうに捉えております。したがって、杉戸中学校のように学校独自で取り組むというのは、割合的には非常に少ないというふうに思っております。

  以上です。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) 久喜市のほうも2学期制から3学期制に移行するとのことなのですが、その理由は何になるのか、お答えください。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  教育長。

       〔輪島正視教育長登壇〕



◎輪島正視教育長 久喜市がこの6月くらいに3学期制に戻すという決定をしたという話は私も伺っております。その経緯については、一番大きな理由は、久喜市が菖蒲、鷲宮、栗橋と合併する際に、合併協議会で統一するという方向が出されたということが一番大きな理由のようです。また、その合併以前にも、先ほどのご質問にあったように、保護者あるいは地域から、3学期に戻してほしいという声は出ていたようです。久喜のほうは、23年の3月をもって合併になったわけですけれども、合併協議会の中でということが大きな理由です。それから、久喜市のほうは、学期制を考える委員会を立ち上げて、23年の3月から8回程度の会議で検討を進めてきて、3学期制に戻すという結論になったようです。

  以上です。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) 久喜市の場合だと、合併協議会ということが大きな理由だということなのですけれども、市民の方とか保護者の方から3学期制のほうがいいという声が多かったということ。そして、多くの学校も2学期制より3学期制のほうが合っていると思うから、現在3学期制を採用しているのではないかと私は考えております。ということは、久喜市でもほかの市町村でも、2学期制よりも3学期制のほうがいいのだという思いというのはあると思うのです。それは少なからず杉戸も例外ではないと思っています。ですので、杉戸中学校の保護者や生徒にも2学期制より3学期制のほうがいいのではないかと思っている方々は、やはり少なからずいるのではないのかなと私は思っています。実際私のもとにもそういう声が来ますし、私とお話をするお母様方も、先生に2学期制の理由を聞くけれども、正直まともに答えてくれない、とり合ってくれないと言っている声もあります。意見が届かないとか、例えば学校評価のアンケートに書かれていないからといって、それはちょっと冷た過ぎるのではないのかなと思っております。

  教育とはサービスであって、よりよいサービスを提供するためにももっと市民の意見を聞くべきだと思うのです。ましてや生徒は学校を選ぶことができないと思います。そこのところから、もう一回声を聞く考えはないのか、お尋ねをいたします。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  教育長。

       〔輪島正視教育長登壇〕



◎輪島正視教育長 久喜市は、新しい3学期制というふうに呼んでいるようですけれども、これは今後の話になります。今現在採用されているということではありませんので、ご理解をいただければと思います。

  それから、保護者の声としてあるのではないかということですけれども、私も現実的には声はあるのだと思います。ただ、それがうまく学校に伝わっていない。あるいは逆の見方をすると、学校が吸い上げていないということがあると思います。しかしながら、学校はそういう声が届かないとなかなか動きづらいというところもありますので、学校には家庭訪問であったり、あるいは三者面談であったり、趣旨がちょっと違いますけれども。あるいは、年度末近くに学校評価をするための保護者アンケートというふうなものが毎年行われていますので、そういう中で保護者の声が聞き取れるように、今後校長会等で指導していきたいというふうに思っております。

  以上です。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) それと、もう一つあるのですけれども、杉戸中学校が2学期制を採用して10年たっているのです。もちろん見方の問題というのもあると思うのですけれども、例えば3年なら3年、5年なら5年で1回途中で検証するべきだったと思います。しかも、当時なぜ2学期制を採用したのか、その採用した人たちがもう学校から去っているわけで、その目的というものもいまいち曖昧になってしまっているのではないかなと思っています。中学生というのは3年間しかないわけですから、それで10年目で初めて検証するというのも、ちょっと間があき過ぎてしまったのかなと思っています。それについてはどうお考えなのか、お聞かせください。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  教育長。

       〔輪島正視教育長登壇〕



◎輪島正視教育長 検証を3年、5年ですべきだったのではないかということですけれども、議員がおっしゃるように、これは見方の違いだと思います。学校には確認していませんけれども、恐らく学校というところは毎年その年度の見直しをして、次の年度の計画を立てるという作業を行っておりますので、大なり小なりその2学期制についても学校内では検討は進められて、来年もこれでいこうという形で進んできているのだと思います。したがって、3年、5年あるいは10年が短いのか長いのかというのは、議員ご指摘のとおり、見方にもよるのかなというふうに思います。

  以上です。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) 来年度検証するということについて、ちょっとお伺いしたいのですけれども、アンケートをとるということになると思うのですけれども、私のように3学期制を推進するような者がアンケートを作成すると、もちろん3学期制を導くようなアンケートになってしまうと思いますし、2学期制を推進するような立場の人だと、それに有利なアンケートになってしまうのかなと思っております。2学期制を導入したときの担当者ということは、もう校長先生は恐らくいらっしゃらないのでしょうから、どのようなアンケートをとって検証なされるのか、それを伺いたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  教育長。

       〔輪島正視教育長登壇〕



◎輪島正視教育長 先ほどのご質問の中で、私の答弁として10年を過ぎたので、来年度検証を働きかけていくという話をしました。したがって、今の時点ではアンケートがどうなるのかというのは、現実的には恐らくなっていないと思います。極端に言うと、アンケートをとるのかとらないのかも決まっていない状況であります。

  もしアンケートをとるとしても、これは学校が行うもので、今現在教育委員会としてはこんな方向でということは考えておりません。しかしながら、2学期制がいいのか、3学期制に戻すのがいいのかという形のアンケートということになれば、当然二者択一あるいはどちらでもいいとかというふうなものも含めて、三者択一ぐらいのものでとらないと、こういう意見というのは必ず両方出てきますので、なかなか出てきたもので決定していくというのは難しい部分もありますけれども、もしそういう形でアンケートをとるとすれば、どっちがいいのかというふうな最終選択を考えてもらうアンケートになるのだと思います。したがって、杉中が今2学期制を行っていて、2学期制に誘導するようなアンケートになるという心配はないのかなというふうに思います。

  以上です。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) もうちょっと学校のほうも保護者の方とか生徒さんの意見を吸い上げるというか、もうちょっと納得できるような形で話を進めていくことを要望して、次の質問に移りたいと思います。

  それでは、質問事項3、ペットボトルの回収ネットは増備されたのかに移ります。6月定例会においてペットボトルの回収ネットが足りない現状を訴え、積極的に増備すべきだと要望したところ、前向きな答弁をいただきました。その後、どのような検討が行われ、どのくらいの増備をされたのか、伺います。

  また、ペットボトルが潰されずに出されていることが多いため、回収ネットにペットボトルは潰してくださいといったステッカーなどを貼って、注意を促してみてはいかがでしょうか、あわせて伺います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  環境課長。

       〔武井義和環境課長登壇〕



◎武井義和環境課長 お答えいたします。質問事項3について、事務を担当しております私からお答えいたします。

  ペットボトル回収用ネットの増備についてでございますが、回収用ネットの増備につきましては、資源ごみ回収の際、ネットが不足しているような箇所の連絡及び増備を指示するとともに、各地域のリサイクル推進員の方々に対してもネットの不足箇所についての情報提供をお願いし、不足のないように努めたところでございます。このような対応により、6月以降、順次ペットボトル回収用ネットを設置し、合計で150枚増備したところでございます。

  次に、ペットボトルを潰して排出することについてでございますが、現在町広報のごみカレンダーに毎月掲載するとともに、各地域リサイクル推進員の方々から住民の方々に対し、排出方法についての指導をお願いしているところでありますが、議員のご指摘のとおり、潰されずに出されていることが多く見受けられます。回収用ネットにステッカー等を貼ることにつきましては、その効果が期待できる対応と思いますが、現在使用している多くのネットに貼付することは大変困難なことと考えます。引き続き啓発を進めるとともに、ネットの棄損等更新の際、ステッカー等を貼付するなど対応策を検討したいと考えます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) ネットが150枚ふえたということなのですけれども、もし地区別か何かでわかっていることがあれば教えてください。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  環境課長。

       〔武井義和環境課長登壇〕



◎武井義和環境課長 お答えいたします。

  地区別のネットの増備の状況でございますが、先ほどご答弁申し上げましたとおり、全体では150枚を増備いたしました。西地区では51枚、中央地区で64枚、東地区で10枚、南地区で12枚、泉地区で13枚、合わせて150枚を増備したところでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) 150枚ふえたということだったと思うのですけれども、裏を返せば必要であったというか、それだけのニーズがあったということだったと思うのですけれども、それについて担当課としてはどのような感想をお持ちなのかを教えてください。そして、増備はこれで十分だと思っているのかを伺います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  環境課長。

       〔武井義和環境課長登壇〕



◎武井義和環境課長 お答えをいたします。

  150枚必要だったという現状、それをどのように考えているかということでございますが、確かにペットボトルの回収用ネットにつきましては毎年夏場になりますと排出が多く、不足してきているような状況でございます。改めて議員さんからご指摘をいただき、回収時、また地域のリサイクル推進員の方々にご協力をいただいて、地域の不足状況を確認したところ、これだけの不足が生じてきたと。これは、夏場の暑い時期の対応でございますので、ペットボトルの消費というのはかなり多くなっているというふうに思っております。そうした中で、回収時の状況を把握し、またリサイクル推進員の方々のご協力をいただいて150枚増備できたということは、これは不足箇所が順次解消して、皆様へのご迷惑が少しずつでも解消できたのではないかというふうに考えております。今後につきましても、不足するような箇所につきましては増備してまいりたい、このように考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) 私、議会が終わると議会報告のレポートをつくっていて、その中に前回、ペットボトルの回収ネットが増備されますという見出しで書いて配布をしました。ペットボトル回収ネットがふえたよと知り合いの方に言われたのですけれども、一方7月、私のところに、「大橋さんのレポートを読んだけど、ペットボトルの回収ネットっていつふえるの。うちのところ、ふえていないのだけど」というような連絡が2件来ました。私も気になって収集場を回ってみたのですけれども、私中央地区に住んでいて、ネットが64枚ふえたということなのですけれども、全体的に見るとそこまでふえたというような気はしません。リサイクル推進員さんなどに言うのももちろんいいと思うのですけれども、課長を初め職員の方々に一回現場を確認していただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  環境課長。

       〔武井義和環境課長登壇〕



◎武井義和環境課長 お答えをいたします。

  まだ町内には数多くの足りていない場所があると。職員で現状を把握してはどうかというようなご質問でございます。現在では、町内には数多くの集積所がありまして、職員での現状確認は行ってはおりません。先ほども申し上げましたが、ネットの不足の把握、増備につきましては、回収時の状況の把握、また推進員さん等の要請等により増備をしてきたところでございます。そうした中で、まだ不足しているというような箇所があるというようなことでございますが、増備につきましても把握の後、次回の回収日に増備というような状況もありますので、一概に増備がされていないというふうにも思いませんが、少なくともそういったご意見があるというのは十分に留意してまいりたいと思います。不足箇所があるということにつきましては、その地域の方々に大変ご迷惑をおかけし、申しわけなく存じておりますが、引き続き不足しているような箇所につきましては増備してまいりたいと考えております。また、職員での現状把握につきましては、なかなか難しい部分もございますが、検討したいと思います。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) 本当はきょうのこの日のために、私写真を30カ所ぐらい撮ってきて、資料として提出しようと思ったのですけれども、後で課長にお渡しいたしますので、ぜひご検討ください。

  夏のペットボトルがよく出る時期にネットをふやしていただきたかったのですが、来年はことし以上にしっかりやっていただけると期待いたします。もし不十分であったらば、もっと調べて、来年の6月に改めてこの問題は取り上げたいと思っております。

  それでは、最後に質問事項4番、ペットボトルキャップの回収についてに移ります。昨今、エコキャップ運動が盛んになってきました。当町のごみの分別方法では、ペットボトルのキャップはその他プラスチックごみとして扱われてしまいます。

  そこで、伺います。ペットボトルのキャップの分別方法を変更し、町としてペットボトルのキャップを回収することはできないでしょうか。

  (2)、環境に対して積極的に取り組んでいるというアピールのために、町が各公共施設に回収ボックスなどを設置してみてはいかがでしょうか。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  環境課長。

       〔武井義和環境課長登壇〕



◎武井義和環境課長 お答えいたします。質問事項4、質問要旨(1)、(2)につきまして、事務を担当しております私から一括してお答えいたします。

  エコキャップ運動は、ペットボトルのキャップのリサイクル運動によって、環境や貧困など世界が直面するさまざまな課題について学び、考え、行動する機会を提供することを目的として、特定非営利活動法人エコキャップ推進協会などが実施している運動であります。ペットボトルのキャップを集め、売却することによる売上金を途上国へのワクチン代や震災復興支援としての寄附に使われるものとして、多くの個人、企業、団体、学校等で取り組まれている活動と理解しております。

  現在町のごみ処理体制では、ペットボトルのキャップは容器包装リサイクル法に基づきその他プラスチックとして分別収集し、日本容器包装リサイクル協会に引き渡すことにより再資源化を行っているものでございます。エコキャップ運動の趣旨、目的から、意義ある活動とは存じますが、民間団体の活動に参加するために、議員ご提案のペットボトルのキャップの分別収集や回収ボックスの設置などの考えはありませんので、ご理解をいただきたいと存じます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) それでは、再質問に移ります。

  杉戸町内で回収を主催している団体を環境課としては把握をしているのでしょうか、伺います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  環境課長。

       〔武井義和環境課長登壇〕



◎武井義和環境課長 お答えをいたします。

  杉戸町内でエコキャップ運動を行っている団体等につきましては特に把握しておりませんが、幾つかの小学校や中学校で行っていると聞いております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) 今小学校とか中学校でエコキャップ運動をしているというような答弁があったのですけれども、それに関して町としては、課としてはかかわっていないのでしょうか。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  環境課長。

       〔武井義和環境課長登壇〕



◎武井義和環境課長 お答えをいたします。

  小中学校などで実施しているエコキャップ運動に課としてかかわっていないのかというようなご質問でございますが、エコキャップ運動は民間の団体が実施する活動で、活動目的に賛同する個人、企業、団体、学校の協力のもと運営されているものであります。こうした活動でありますので、現状では行政としてかかわりはございません。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) 町民から、キャップを集めているのだけれども、回収してくれないかと言われた場合は、どのように対応するのでしょうか。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  環境課長。

       〔武井義和環境課長登壇〕



◎武井義和環境課長 お答えをいたします。

  町民からの問い合わせに対してどう対応するのかということでございますが、エコキャップ運動につきましてはこれまで当課に問い合わせ等を受けたことはございませんが、問い合わせがあった場合には、そのエコキャップ運動等を知り得る範囲内で情報提供はしたいと思います。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  3番、大橋芳久議員。



◆3番(大橋芳久議員) この運動と同じように、ベルマーク運動も似たようなものだと思っています。協力したいと思う町民は少なからずいると思うのですけれども、いざ協力しようとしても回収できる機会がない。しかも、一方ではベルマークやペットボトルのキャップを集めている団体がある。これは行き違いになっていて、大変もったいないことだと思うわけです。町ができないにしても、学校やどこかの活動団体に頼んで、公共施設などに回収ボックスを置いてもらうことができればいいなと思っております。このようなことを検討していただき、善意が無駄にならないような、少しでも善意が集まるような社会がつくられるよう期待して、一般質問を終わりにします。ありがとうございました。



○稲葉光男議長 この際、暫時休憩いたします。



       休憩 午前10時50分



       再開 午前11時05分





○稲葉光男議長 休憩前に引き続き会議を開きます。



                                                   





○稲葉光男議長 一般質問を続けます。

  2番、伊藤美佐子議員。

       〔2番伊藤美佐子議員登壇〕



◆2番(伊藤美佐子議員) 2番議員、伊藤美佐子でございます。議長より発言の許可をいただきましたので、通告書順に一般質問させていただきます。

  質問事項1、選挙への対応は。質問要旨1、7月21日は参議院通常選挙、杉戸町長選挙、杉戸町議会議員補欠選挙のトリプル選挙となりましたが、開票時の対応について、新聞紙上の報道、また当日の立ち会いを通しても明らかになっているように、開票作業に混乱を生じ、見込みよりも約2時間遅い、22日4時20分までずれ込んでいます。そこで、課題と反省点を伺います。

  2点目、越谷市では、新越谷駅の一角に期日前投票所を設置しており、これを知る住民から当町でもとの声を多く聞きました。駅に期日前投票所を設置することについて、町の考えを伺います。

  3点目、現在当町の期日前投票所は中央地区にある役場1カ所のみです。住民の利便性向上のためにも、泉地区と西地区に期日前投票所を各1カ所設置することを提案しますが、町の考えを伺います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  選挙管理委員会書記長。

       〔岡田孝行選挙管理委員会書記長登壇〕



◎岡田孝行選挙管理委員会書記長 お答えいたします。質問事項1につきまして、事務を担当しております私から一括してお答えいたします。

  答弁の前に一言おわび申し上げます。今回の選挙につきましては、選挙管理委員会事務局といたしましてもトリプル選挙になる可能性が十分あるものと認識し、重大なミスが生じないよう事務処理を進めてきたところですが、開票作業時におきましては関係者の皆様に多大なご迷惑及び心配をおかけいたしましたことに対しおわびを申し上げます。

  では、質問要旨(1)についてですが、まず開票に当たっては、参議院埼玉県選出議員及び比例選出議員における県への中間報告もありますことから、同時に開被することといたしました。このため、開票分類台を選挙ごとに4カ所設置し、対応いたしましたが、比例代表の分類に時間がかかったこと、詳しくは政党名と候補者名の両方を記載された投票の一部が政党名にまじってしまい、再確認をいたしました。また、町長選挙において、投票日当日の丸印をつける票に対し、期日前投票は候補者名を書く自書式票のため作業を分けて行うはずが、徹底されなかったことが最大の理由であります。このようなことから、結果的に開票終了時間が遅れてしまいました。今後におきましては、各選挙におけるポイントとなる部分を再点検するとともに、効率的に進むよう職員の説明を徹底していきたいと考えております。

  次に、質問要旨(2)の期日前投票所についてですが、選挙は選挙期日、投票日に投票所において投票することを原則としております。期日前投票制度は、選挙期日前であっても、対象者が選挙期日に仕事や旅行、レジャー、冠婚葬祭等の用務があるなど一定の事由に該当すると見込まれる方が投票を行うことができる仕組みでございます。この制度は、平成15年の公職選挙法の一部改正により導入されたもので、従来の不在者投票が改められ、選挙期日前の投票手続の簡素化等、選挙人が投票しやすい環境を整えるとして、投票場所につきましては各市区町村に1カ所以上設けるとなってございます。杉戸町におきましては、議員ご承知のとおり、役場内に1カ所設置してございます。質問の駅に期日前投票所を設置することにつきましては、高野台駅ではないかと思われますが、現地を確認しましたところ、構内に期日前投票所を設けるためのスペースが確保できない見込みであり、難しいものと考えます。

  次に、質問要旨(3)の期日前投票所を泉地区と西地区に設置する考えでございますが、今後投票所数の増などの推移を見きわめながら、将来にわたって判断をしていきたいと考えてございますので、ご理解を賜りたいと思います。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  2番、伊藤美佐子議員。



◆2番(伊藤美佐子議員) 1番の点で課題、反省ということでお話がありましたけれども、再点検するということと、効率よく徹底しようという部分ですけれども、選挙というのは期間が長期間の間があくと思うのですね。そうしますと、担当にかかわる人たちの部分がまたかわります。そういう部分で徹底したマニュアルをつくっているのか、伺わせて答弁いただきたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  選挙管理委員会書記長。

       〔岡田孝行選挙管理委員会書記長登壇〕



◎岡田孝行選挙管理委員会書記長 再質問にお答えいたします。

  まず、投票、開票等に当たってのマニュアルについてでございますが、選挙が行われるたびに投票日の4日前ですが、水曜日に当たるのですが、投開票事務の従事者の会議を行っております。その中において、開票に当たりましては開票事務の要領等、事務従事者の職員に配付をいたしまして、指導等を行っております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  2番、伊藤美佐子議員。



◆2番(伊藤美佐子議員) 4日前に会議をされているということですが、今後も国政選挙でダブルとなることも考えられますので、本当に対応する職員も変わる部分で、事前の対策が本当に重要になると思うのです。しっかり万全の対策を今後期待しておきたいと思います。

  次の部分の期日前投票所の件ですが、駅前というと杉戸では高野台の駅しか考えられないということですが、やはり場所も本当に私も見まして、面積が必要だということも伺いました。それにかかわる部分では、やはり駅前の大きな施設を建てるときには、そういうことも考慮しながらやっていただければなという考えもあります。期日前投票所の数をどうか検討していただきたいという部分ですが、23年度のときには7.5%、24年度の衆議院のときには10.5%、今回の参議院の場合は11.2%として、期日前投票が、宣誓書が自宅でダウンロードできるような活用になったことによって、すごく期日前投票がしやすくなったという声も聞いております。そういうことにかけても、やはり地域の東地区、西地区に再度こういう形のものを検討していただきたいということを、もう一度考え方をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  選挙管理委員会書記長。

       〔岡田孝行選挙管理委員会書記長登壇〕



◎岡田孝行選挙管理委員会書記長 お答えいたします。

  最初のご質問の宣誓書のインターネットからのダウンロードの関係でございますが、今回の選挙から議員ご案内の期日前投票所における宣誓書の用紙をインターネットからダウンロードができるよう、対応を図らせていただきました。その結果、期日前投票者、今回の選挙で四千七、八百人の期日前投票者がおられましたが、その中でもって、このインターネットから宣誓書をダウンロードいたしましてその用紙で投票された方が五百数十名いらっしゃいました。1割強というふうな状況となりました。そのおかげでもって、選挙人につきましては速やかに受け付けにかかることができた。また、受付事務側におきましても、記入の説明等がなくなりましたので、両者ともに投票手続の時間が短縮されました。大きな効果があったと思っております。

  それから、期日前投票所の箇所数をふやしたらどうかというふうなご質問でございますが、近隣におけます市町の期日前投票所の設置箇所数でございますが、4カ所設置したところが久喜市がございます。ここは1市3町の合併等もありまして、本庁と各支所に設置されております。それから、3カ所設置したところが、越谷市と春日部市がございます。1カ所で対応したところが、そのほかの吉川市、幸手市、白岡市、宮代町、松伏町となっております。どのぐらいの有権者数がいるかというような形でその数なのですが、10万人以上の有権者がおられるところについては数カ所設置されております。ちなみに、杉戸町におきましてはこの前の選挙、参議院選挙のときの当日の有権者が3万8,568人でございます。今後の有権者の増等、また近隣の状況を見据えながら、今後検討していきたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  2番、伊藤美佐子議員。



◆2番(伊藤美佐子議員) 今後高齢化が進んでいく現状を考えますと、住民の利便性向上のためにも、住民の声として期日前投票所の増設を要望しておきます。

  引き続きまして、2点目の質問事項に移ります。学校や公共施設への洋式トイレ等の設置は。質問要旨1、杉戸第三小学校のトイレ改修工事設計業務が予算化されていますが、現在までの進捗状況を伺います。

  2、杉戸第三小学校を除く幼稚園及び小中学校の対応策はどのように考えているのか、伺います。

  3、今年度、中央公民館に洋式トイレを設置、8月中にはなったということですが、その他の公民館等の公共施設の対応はどのように考えているのか、伺います。

  4、平成24年9月定例会において、バリアフリー施設であるカルスタすぎとのトイレに多目的シートの設置を提案しましたが、その後の進捗状況を伺います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  教育次長。

       〔古谷恒夫教育次長登壇〕



◎古谷恒夫教育次長 お答えいたします。質問事項2、質問要旨(1)、(2)について、事務を担当しております私よりお答えをいたします。

  質問要旨(1)の今年度予算化された杉戸第三小学校のトイレ改修工事設計業務の進捗状況についてですが、今年度中に設計業務を行うため、年度当初から建築課と協議を行い、発注の準備を進めているところです。現場の状況については、現地を確認しながら、トイレ改修の施工方法や施工時期について学校側と協議を行っているところです。トイレの改修工事を行う時期については、来年度行う予定で考えております。

  質問要旨(2)の今後の幼稚園や小中学校の対応策でございますが、幼稚園については町立幼稚園再編計画の進捗を見ながら検討し、小中学校につきましては耐震補強工事に合わせて大規模改修工事を行っていない杉戸小学校、杉戸中学校のトイレ改修工事を行うことについて、今後関係課と協議しながら検討してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 続いて、答弁願います。

  社会教育課長。

       〔田原和明社会教育課長登壇〕



◎田原和明社会教育課長 お答えいたします。質問事項2、質問要旨(3)、(4)について、事務を担当しております私からお答えいたします。

  初めに、質問要旨(3)の今年度中央公民館に洋式トイレを設置しますが、そのほかの公民館等の公共施設の対応についてですが、まず公民館の洋式トイレの整備状況でございますが、既に一般利用者の洋式トイレ整備済みの施設といたしましては、西公民館の1階と2階に男女1基ずつ、南公民館の1階に男女のトイレ1基ずつ、また本年8月に整備した中央公民館の1階と2階に男女それぞれ1基ずつとなってございます。また、障がい者用トイレとして中央、南、東、泉公民館に1基ずつ、西公民館に2基整備されているところでございます。したがいまして、現在一般利用者のトイレで洋式の未整備な施設は、東公民館と泉公民館となってございます。つきましては、高齢化社会の進展の中、公民館をより安全で気持ちよくご利用いただくために、今後できるだけ早い時期に洋式トイレの整備ができるよう努力をしてまいりたいと考えてございます。

  次に、質問要旨(4)、カルスタすぎとのトイレに多目的シート設置を提案したが、その後の進捗状況についてでございますが、まず多目的シートの設置のご提案に対する検討経過でございますが、現在カルスタすぎとには多目的トイレが館内に1カ所、屋外に1カ所、計2カ所ございます。2カ所の多目的トイレにつきましては、ベビーベッド、汚物流し、洗面台が設置されており、車椅子などを使用される方が動作等に支障のないような配置となっております。ご提案の多目的シートにつきましては、一般的に横置きの場合、使用時の幅が150センチメートル以上、奥行きが60センチメートル以上となっているようでございます。そのため、現状の多目的トイレに設置する場合は、現存の施設の配置がえなどが必要となり、さらに使用時において出入りやトイレ内での移動に支障が出ることが推測されます。このような現状では、多目的トイレへの多目的シートの設置は困難な状況でございますが、今後バリアフリーの趣旨から、設置の方法について模索してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  2番、伊藤美佐子議員。



◆2番(伊藤美佐子議員) まず、杉戸第三小の計画のことで伺います。

  まだ設計ははっきり決まっていないということをお聞きしていますので、今現在こちらのほうで資料をいただいている部分では、8月23日付で50基ある中で洋式が4つということになっていますが、設計段階で決まると思いますので、これが幾つぐらいと考えているのか、伺わせていただきたいと思います。

  また、設計をしているときにやはり先のことを考えていく中で、電気の配線をどう考えているのか。やはり今すぐ暖房便座にするということはないとしても、配線段階の準備はしておくべきだと考えるので、その点伺わせていただきます。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  教育次長。

       〔古谷恒夫教育次長登壇〕



◎古谷恒夫教育次長 お答えします。

  トイレの改修の設計につきましては、今建築課にお願いして、学校と協議の最中でございます。また、一般的にこの学校のトイレというのは、皆さんご存じのように、汚い、臭い、暗いというような、いわゆる3Kでございますが、そういう意味からして、なおかつ狭いというのが今の和式便所の主流となっておりますことから、当然設計の段階では洋式化することによってそれが解消されるのではないかと思います。また、その中で今議員さんがご指摘した、たしか昨年の議会資料にもありましたとおり、第三小は50個のトイレがありまして、今4つしかありません。今の段階では数が幾つになるかについては、申しわけないのですが、把握しておりませんので、申しわけありませんが、よろしくお願いします。

  また、もう一点のコンセント等につきましては、今学校と協議の最中でございます。これにつきましても、必要があれば設置を含めて設計にお願いしたいなというふうに思っていますので、よろしくお願いします。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  2番、伊藤美佐子議員。



◆2番(伊藤美佐子議員) そうしますと、工事は夏休みに、大型の休みのときに工事するかという形になるかと思いますので、しっかりこの設計段階で取り組んでいただいて、お願いしたいと思います。

  また、幼稚園のほうですけれども、やはり3園構想とかという状況のもとで手を出すことにもちょっと難しいかなという現状がわかりますが、極力その改善もお願いしたいと思います。また、中学校もやはり高齢者が本当に自然災害で小学校、中学校が避難場所となる現状がありますので、しっかりこれも取り組んでいただきたいと思っておりますので、お願いしておきます。

  それから、公民館のほうですが、やはり調べていきますと泉公民館が障がい者用の1つのみという状況がありますので、これも先ほどお話がありましたように、これに取り組む部分も再度要望しておきたいと思います。やはり自然災害のもとでこういうふうになる部分では、学校や公共施設が避難場所になるわけですから、きのうもありましたが、越谷の竜巻の災害もありました。いつ何どき来るかわからない災害に対して、計画的に進めることが大事かと思いますので、何年にどのくらいのものまで進めるかという検討もお願いしたいと思います。

  あと、最後にバリアフリーの唯一施設でありますカルスタすぎと、本当にここには行きたくても行かれないという声が私には届いております。本当に前回の質問に対して、何ら変わっていない状況だなというのが把握しましたけれども、やはりいろんなパターンのものができておりますので、そこを模索していただいて、即つけていただくような形を、一つでもつけていただく形を強く要望して、次の質問にさせていただきます。

  質問事項3、胃がん撲滅対策。現在は、がん死亡率のトップは胃がんから肺がんになりましたが、胃がんは相変わらず日本人が一番多くかかるがんです。そこで、伺います。

  質問要旨1、胃がん対策には予防という視点が重要です。現在胃がんの主な原因はヘリコバクター・ピロリ菌であることが特定されています。そこで、胃がんを撲滅するためにピロリ菌検査を町の検診に取り入れる考えはないか、伺います。

  2、国民の2人に1人がかかるがんについて、子どものころからがん教育の重要性が指摘されています。そこで、伺います。がん予防のために小中学校でがん教育を取り入れることを提案しますが、町の考えを伺います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。質問事項3、質問要旨(1)について、事務を担当しております私からお答えをいたします。

  杉戸町における死亡原因の第1位が悪性新生物と言われるがんであり、胃がんを初め肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんについて、早期発見、早期治療につながるようがん検診への受診勧奨を行い、受診率向上に向けて啓発等を行っているところであります。

  さて、胃がんにつきましては、議員ご指摘のとおり、主な原因としてヘリコバクター・ピロリ菌の感染があると言われております。このピロリ菌については、ことしの2月からある一定の条件のもと、除菌治療が保険適用となったこともあり、ピロリ菌に対する関心も高まってきているところであります。ご質問の胃がん検診にピロリ菌検査を加えるというご提案についてでありますが、町で実施しています胃がん検診は、国が策定したがん検診実施のための指針についてに沿って実施しており、この指針では胃がん検診の検査項目は問診と胃部エックス線検査となっております。当面は、この指針に基づき、胃がんの検診率向上に向け、さらなる啓発等を行ってまいりたいと考えておりますが、ピロリ菌感染の有無などを調べるリスク検診についても、国のがん検診の検討会の動向を注視しながら必要な対応を図ってまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 続いて、答弁願います。

  教育長。

       〔輪島正視教育長登壇〕



◎輪島正視教育長 お答えいたします。質問事項3、質問要旨(2)について、私からお答えをいたします。

  小学校の保健の学習では、第6学年のたばこ・アルコールの害という単元で、たばこ、アルコール、薬物乱用の害について学習します。そこでは、長い間喫煙し続けると肺がんや心臓病等の病気にかかりやすくなるなどの影響があることについても指導いたします。また、小学校の総合的な学習の時間で、私の健康宣言という学習を取り入れている学校もございます。そこでは、保健学習で学んだことをさらに発展させ、自分の命の尊さ、体の仕組みや働きやすばらしさなどに感動する心を持ち、生涯にわたり健康な生活を送るためにどのようなことが必要であるかを調べたり、自分や世の中にある健康に関する問題を調べて考えたりしていきます。その中でがんについて関心を持ち、調べ学習を進める児童もいます。また、杉戸町社会福祉協議会と連携し、命の授業「がんをもっと知ろう」という授業を行っている学校もございます。

  また、中学校の保健学習では、第3学年の健康な生活と疾病予防という単元で、喫煙、飲酒、薬物乱用について学習します。喫煙、飲酒、薬物乱用などの行為は、心身にさまざまな影響を与え、健康を損なう原因となること。また、これらの行為には個人の心理状態や人間関係、社会環境が影響することから、それぞれの要因に適切に対処する必要があることなどを指導していきます。さらに、心身への急性影響及び依存性についても取り扱っているところです。

  また、杉戸町保健センターでは、健康日本21すぎと計画推進事業として、杉戸町内の小学校6年生の全児童を対象に、毎年たばこと健康、アルコールと健康等をテーマに健康教育を行っております。保健学習の内容をより定着させることや、総合的な学習の時間の一環として、各学校と保健センターで連携を図り、進めております。今後とも教育計画に沿ってがん教育を継続して行っていくよう、学校に指導してまいりたいと考えております。

  以上です。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  2番、伊藤美佐子議員。



◆2番(伊藤美佐子議員) まず、胃がん撲滅のピロリ菌という検診のことで質問させていただきます。

  やはり若い世代ではピロリ菌の感染は減っているようですけれども、高齢者には逆にふえている現状です。また、団塊の世代の感染率は80%以上という数字も出ておりますので、こういうことに対してはやはり今までの状況が検診の形よりも、血液検査でこれがわかるという部分の利点もありますので、その点について1点、どういうふうに捉えているのか、伺いたいと思いますが。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。

  厚生労働省のがん検診に関する検討会の報告では、ヘリコバクター・ピロリ菌に関する検査法については、現時点では死亡率減少効果を示すエビデンスが不十分であるため、対策型検診としては勧められないとしています。しかし、今後さらに高齢化が進み、体力的にエックス線による検診が適さないのではないかと思われる受診者がふえることが予想されることから、今後の国の研究成果などにより、公費負担で行う対策型検診において、ピロリ菌検査に対するエビデンス、科学的根拠が得られれば、その検査方法も含め導入について考えてまいります。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  2番、伊藤美佐子議員。



◆2番(伊藤美佐子議員) 先行きのことを考えて、また検討していただければという思いでいっぱいです。やはり医療費の削減にもこれはつながると思いますので、検討をよろしくお願いいたします。

  それと、がん教育の件ですが、東京大学医学部の中川准教授は、がん予防は生活習慣の改善とがん検診の受診ですというお話をされています。それは、知識として非常に重要ですけれども、そのことを親に伝える逆教育という、子どもから親に教えていくということが狙いとなっているようなこともありますので、がん検診の受診率を上げる非常に有効的な方法だと考えていますので、ぜひ杉戸町でもされていますが、徹底してやっていただければ、さらに深い意味でのお願いをしたいと思います。

  豊島区では、平成23年4月1日からがん対策推進条例というものを行って、24年4月から小学校6年生と中学生にがんに関する教育という独自の教材をつくって進めているということも聞いております。ぜひこういう形で、健康で生き生きと暮らせるまちづくりを掲げている杉戸町ですので、健康に対する意識、知識が必要です。身のある教育を入れていただいて、私の要望といたします。

  続きまして、次の質問に移らせていただきます。古谷町長の2期目の当選おめでとうございます。今後の町政に奮闘されることを期待して、2期目のまちづくりについて、2点、お伺いいたします。

  質問事項4、古谷町政の2期目のまちづくりは。質問要旨1、子育て世代をふやすために幼稚園に保育園機能を備え、長時間子どもを預かるシステムを検討中とのことですが、内容について明らかにしてください。また、これにより待機児童解消につながるのか、あわせて伺います。

  2、町のあらゆる道路整備がおくれている現状です。そこで、伺います。新たな道路整備について考えはあるのか、伺います。

  以上です。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  町長。

       〔古谷松雄町長登壇〕



◎古谷松雄町長 お答えしたいと思います。

  質問事項4、質問要旨(1)についてでございますが、若い世代が住みたくなるようなまちづくりを進める上で、幼稚園や保育園の充実は極めて重要な課題であると考えております。長時間子どもを預かるシステムについてでございますが、例えば下の子を幼稚園に通わせている保護者の場合、上の子の学校行事が重なったりすると、幼稚園の迎えの時間に間に合わないことがあると思います。このたび統合幼稚園に保育園を併設するプランを提案させていただきましたが、同じ敷地内に保育園があることで、幼稚園の保護者がいつもの時間に迎えに行くことができない場合でも、長時間保育ができるようなシステムも考えられるかと思います。これはまだイメージの段階でありますが、待機児童の解消にも効果があるものと思います。検証はしておりませんが、できるだけ保護者の多様なニーズに応えていきたいと考えております。今後統合園の運営等を協議、調整していく中で、このようなシステムが可能かどうかについても検討してまいりたいと考えております。ご理解を賜ればと思います。

  次に、質問事項4、質問要旨(2)、新たな道路整備について考えはあるのかについてお答えしたいと思います。現在の道路整備の状況でございますが、第5次杉戸町総合振興計画第3次実施計画において、大規模な道路改築事業といたしまして、町道?級5号線を拡幅整備する計画となっております。この?級5号線につきましては、国の社会資本整備総合交付金を活用し、今年度から用地取得に着手し、平成28年度中の完成を目指しております。この路線以外の大規模整備についてでございますが、私は今の杉戸町に必要なのは、新たな道路をつくることよりも、町民の安心安全のための防災、減災事業を優先して実施することだと考えております。このため、道路整備につきましてはまず東武日光線にかかる橋梁で、落橋すると大惨事になりかねない築道陸橋と横断歩道橋2橋の補修、耐震補強を優先して実施する計画でございます。この3橋につきましては、今年度詳細設計を実施し、来年度から順次工事に着手してまいりたいと考えており、この2期目の任期中には全て完了させたいと考えております。

  さらに、町の緊急輸送道路に指定されました道路にかかる橋梁の中にも、補修、耐震補強が必要な橋梁が存在し、現在のままでは震災時に落橋し、いわば命の道ともなる緊急輸送道路が機能しなくなる可能性が大いにあります。このため、東武日光線上にかかる3橋の工事が完了した後には、これら緊急輸送道路にかかる橋梁の補修、耐震補強に着手したいと考えているところでございます。

  議員お尋ねの新たな道路整備についてでございますが、私も整備したいと思っている路線は幾つもあります。しかしながら、現在の町の財政状況では、先ほど申し上げました?級5号線の整備と防災、減災事業であります重要橋梁の補修、耐震補強を実施するだけでもかなりの負担となってまいります。このようなことから、新たな道路整備につきましては今後の町の財政状況の推移や国、県からの補助金の動向、現在着手している事業の進捗状況等を総合的に勘案しながら、慎重に検討してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  2番、伊藤美佐子議員。



◆2番(伊藤美佐子議員) まず、幼稚園の構想の部分ですが、全協でも明らかにされましたが、いろんな部分では検討中という段階で、本当に模索しているのだなという感じは受けました。ただ、決まっていることは建設スケジュールが決まっているということで、今後はこのプロジェクトチームを設置してということでありましたけれども、メンバーは決まっているのか、伺います。

  あと、次の部分のものでは、道路の整備についてですが、新たな道路整備について財政状況を見ながら考えるとのことですが、現状として古谷町長は、今期の間に新たな道路整備に着手する考えは全く持っていないのか、伺います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  町長。

       〔古谷松雄町長登壇〕



◎古谷松雄町長 お答えしたいと思います。

  まず最初に、この幼稚園と保育園の統合施設の整備に関しますプロジェクトチームでございますが、今検討中で、多分近々もうメンバーが決まる予定でございますので、もうちょっと待っていただければと思います。

  また、新たな道路整備に着手する考えが全くないのかでございますが、当面は町民の安心安全の防災、減災事業を優先して実施していく考えでありまして、先ほど答弁したとおりで、現状の財政状況に基づき、国や県の補助金等の増額が見込めない限りは、今すぐ大規模な道路整備等を新たに着手することは大変難しいものと考えております。大規模な道路整備につきましては、現在実施への事業が1つ終われば、次の新規事業を1つ立ち上げるという、いわばスクラップ・アンド・ビルドの手法でないと、現状では財政的にも事業を継続させることは大変難しいものと考えているところでございます。しかしながら、国の補正予算等によりまして新たに財源が確保できる見通しが立った場合には、早急に対応しなくてはならない。そして、また必要が生じた場合など、その状況によりましては慎重に検討し、判断してまいりたいと考えているところでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  2番、伊藤美佐子議員。



◆2番(伊藤美佐子議員) メンバーはこれからだということなので、決まりましたら周知していただきたいと思います。新しい幼稚園、保育園の併設型の複合施設となると、やはりいろんな部分で注目の的にはなると思います。子育て支援が進むということもありますので、よりよい知恵を出し合って、建設を進めていただきたいなと思っております。

  また、なかなか着手するのは難しい、新たな道路整備にはということですが、周辺の幸手市、久喜市、白岡市、春日部市、宮代町では、どの市町においても都市計画税が導入されております。都市計画道路等都市計画施設の整備がそれに使われるわけですが、しかしながら杉戸町では都市計画税は導入されておりません。おのずと新規の都市計画道路等の整備もなかなか進められない状況と考えます。このままでは、杉戸町は将来にわたって現状の町を維持するだけとなり、住みやすい町にはほど遠い状況になる可能性があります。やはりこの部分の周りの部分でおくれている、道路がおくれているという部分では、しっかり税収のことを考えながら取り組まなければならないと思いますが、町長としてはどう考えておりますでしょうか。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  町長。

       〔古谷松雄町長登壇〕



◎古谷松雄町長 お答えしたいと思います。

  大変町として厳しい状況でございますが、その中におきましても私がいつも言うように、基本姿勢の一つといたしまして、チェンジとかチャレンジ、いろんなことをやっていきながら今やっているところでございますので、いろいろな面からいろいろな考えを持って、そしてまた近隣市町を見ながらも前向きな形で進めていきたいと考えておりますので、ぜひご理解を賜ればと思います。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  2番、伊藤美佐子議員。



◆2番(伊藤美佐子議員) いろいろな部分で検討していかなければならないということもありますので、検討していただきたいと思います。

  我が公明党では、防災・減災ニューディールの推進を図り、命の道という緊急輸送路の橋梁や道路等の再構築を促進することなどを公約に掲げております。そして、この公約を実現するために、昨年度末、補正予算より防災安全交付金制度を新たに創設し、災害に強いまちづくりを進めているところでございます。先ほど町長の答弁にもございましたように、杉戸町内において命の道となる緊急輸送道路の安全確保についても、この防災安全交付金制度を最大限有効に活用し、急速に実施していただくようお願いします。また、杉戸町の町内の道路につきましても、まだまだ現状は住民が満足できるような状態ではないと考えておりますので、新たな道路整備にもかかわっていただき、十分検討していただくようお願いして、私の一般質問を終わらせていただきます。



○稲葉光男議長 この際、暫時休憩いたします。



       休憩 午後 零時02分



       再開 午後 1時00分





○稲葉光男議長 休憩前に引き続き会議を開きます。



                                                   





○稲葉光男議長 午前に引き続き一般質問を続けます。

  1番、平川忠良議員。

       〔1番平川忠良議員登壇〕



◆1番(平川忠良議員) 1番議員の平川忠良でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に従い、質問いたします。

  初めに、質問事項1、熱中症対策の取り組みはであります。ここ数年、夏は猛暑日が続き、熱中症による搬送者数も年々ふえ続けています。このような状態は今後も続くと思われ、熱中症対策は急務でございます。

  そこで、伺います。質問要旨(1)、役場や公共施設及び幼稚園や小中学校における取り組みをお伺いしたいと思います。

  (2)、高齢者に対する取り組みをお伺いしたいと思います。

  (3)、町民の要望等で取り入れた対策があれば、お聞かせください。

  (4)、茨城県取手市では、平成23年度に猛暑対策として、全小中学校と幼稚園にミストシャワーの設置を行いました。ミストシャワーは、水道水を微細な霧状にして噴射し、その気化熱で周辺の気温を下げるものです。当町でも熱中症予防のために低コストで冷却効果の高いミストシャワーを町内の幼稚園、小中学校に設置してはどうかと提案しますが、教育長の考えをお伺いいたします。

  以上です。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。質問事項1、質問要旨(1)から(3)について、事務を担当しております私からお答えをいたします。

  最初に、質問要旨(1)のうち役場や公共施設における熱中症対策の取り組みについてでありますが、町全体としては防災無線による注意喚起の放送、すぎめーによる配信、公共施設でのポスター掲示などにより啓発をしているところであります。また、役場や各公民館などの公共施設において、外出時の一時休憩場所としてクールオアシスを設置しており、冷房のきいた室内での休憩スペースや冷水の提供を行っているところであります。

  次に、質問要旨(2)の高齢者に対する取り組みについてでありますが、毎年、要援護世帯等実態調査を民生委員を通じて行っております。その調査の際に、昨年度は熱中症予防の啓発のためうちわを配布し、今年度は熱中症予防のリーフレットを配布し、啓発を行っているところであります。

  次に、質問要旨(3)の町民の要望等で取り入れた対策については、特にないところであります。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 続いて、答弁願います。

  教育次長。

       〔古谷恒夫教育次長登壇〕



◎古谷恒夫教育次長 お答えいたします。質問事項1、質問要旨(1)の後半部分と(4)について、事務を担当しております私からお答えいたします。

  質問要旨(1)の幼稚園や小中学校の熱中症対策への取り組みについてですが、各施設においてよしず、ゴーヤ、サンシェードを使用して、日陰の場所をつくるよう心がけています。また、各自水筒を持参し、小まめに水分をとるよう注意を払っております。

  質問要旨(4)のミストシャワーの設置については、町内の小学校にて簡易的なミストシャワーを設置した例はあります。各施設の建物の配置状況、水道施設の設置状況が異なりますが、低コストで設置が可能であることから、今後検討していきたいと思います。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) それでは、再質問させていただきます。

  熱中症については今非常にマスコミ等で毎年報道されておりますけれども、直近で構わないのですが、熱中症で搬送された方は杉戸町でどのぐらいいるのでしょうか。年代層、また原因とか、あと場所ですね。あとは、搬送されたその後の経過など、わかる範囲でお答えいただきたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。

  熱中症で搬送された方の状況についてでありますが、埼玉東部消防組合杉戸消防署に確認したところ、熱中症またはその疑いにより杉戸管内における救急搬送の実績は、平成24年は20件、平成25年、ことしですけれども、8月末現在で30件となっております。ことし搬送された方を見ますと、年代層では10代の方が5人、20代の方が3人、30代の方が3人、40代の方が4人、50代の方が2人、60代の方が4人、70代の方が4人、80代の方が5人となっており、子どもから高齢者まで各年代で搬送されている状況でございます。また、原因や場所につきましてはさまざまで、例えば10歳の男児の場合は、午前中に公園で遊び、帰宅途中の車内で気分不快となったものや、20代女性ではウオーキング中気分不快となった。30代男性では、工場内で仕事をしていて。60代男性では、テニスの練習中気分不快となった。80代女性では、朝から自宅内で寝ていたが、気分不快となったなど、屋内屋外に限らず、その状況もさまざまであります。また、搬送後の経過でございますが、搬送された方の多くは軽症であり、消防としては搬送後の経過については把握していないということでありました。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) 先ほど答弁の中で、役場、公共施設においては休憩場所としてクールオアシスを設置というお話がありました。私もこれについてはこういう設置を聞いてはいたのですけれども、やはりこういうことは非常にいいことであるので、当然周知とか、できたら地域住民の方にもぜひこういうのをお知らせするべきと思うのですが、その辺の周知というのはされているのか、お伺いをしたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。

  クールオアシスの関係でございますけれども、現在役場、公民館5館、高野農村センター、深輪産業団地地区センター、すぎとピア、生涯学習センター、保健センターに設置してございます。こちらのほうの周知につきましては、とりあえずその施設を利用された方についてご案内をしているところでありますけれども、今後につきましてもこういった設置をしているということがわかるような形で、できる限り周知に努めてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) 続きまして、熱中症の応急処置につきまして、町の職員とか、あと学校関係者には指導とか、また講習ですね、そういうのは行っているのかどうか、お伺いをしたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。

  熱中症の応急処置についての指導や講習について、町の職員の状況のほうでございますけれども、熱中症に特化したわけではございませんけれども、普通救命講習という形で急病者に対する救命講習を行っているところでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 続いて、答弁願います。

  教育次長。

       〔古谷恒夫教育次長登壇〕



◎古谷恒夫教育次長 再質問にお答えします。

  学校関係者に指導や講習等につきまして、熱中症の応急処置を行っているかどうかにつきましてですが、特に学校関係者については指導、講習等を行っておりませんが、県からのいわゆる通知文により、熱中症及び落雷等に関する事故防止の徹底につきまして周知がありますので、教育委員会からでも各小中幼稚園に周知徹底を図っているところでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) やはり応急処置によって、ただ救急車とか呼ぶだけでは対応がおくれる場合もございますので、今答弁いただいた中ではなかなか前向きな話はなかったのですが、きちんとしたそういう対策をぜひとっていただきたいと要望しまして、次の再質問に行きます。

  熱中症は、クラブ活動や部活動にも起きやすく、報道では死に至る場合もございます。学校では、どういう対策、指導を行っているのでしょうか、お伺いをしたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  教育次長。

       〔古谷恒夫教育次長登壇〕



◎古谷恒夫教育次長 お答えします。

  熱中症に関することですが、学校ではどういう対策、指導を行っているのでしょうかということでございますが、先ほどちょっと答弁の中で県の教育委員会教育長、いわゆるこれは25年6月17日付でございますが、事故防止の徹底につきまして通知がありました。また、県の東部教育事務所からも熱中症の予防について通知があり、教育委員会としては先ほど言いましたように、各小中幼に周知徹底を図っているところであります。その中で、やはり予防対策について十分周知をすることが大事かなというふうに思っています。その中で周知の中身については、例えば学校管理下における熱中症の死亡事故は、ほとんどが体育、スポーツ活動によるものがあると。暑い季節の運動はなるべく涼しい時間帯に行い、小まめに休憩をとることというような指導等あります。ほかにもたくさんあります。例えば担当教職員は、児童生徒の健康観察や活動前から終了前まで実施し、熱中症の予防、早期発見、早期の処置に努めることとか、熱中症は野外のみならず、屋内においても、運動やスポーツをしなくても、条件が重なれば熱中症になるというような、いわゆる体育館等においても多くの児童生徒を集めた集会や室内での活動においても熱中症が起こる可能性があるため、換気を十分行う等の室内環境の整備に努めること等々、いわゆる学校管理においてそういう指導を周知していただき、十分な熱中症対策を講じてもらうようお願いしているところでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) それでは、再質問の質問要旨(2)についてお聞きしたいと思います。

  熱中症患者の半数は65歳以上の高齢者であり、室内でも多く発生をしています。高齢者の方は、非常に冷房が苦手な方が多くいらっしゃるということも聞いております。特にひとり暮らしの高齢者対策が非常に重要であります。町はどういう対策をとっているのか、お伺いをしたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  高齢介護課長。

       〔武井喜代美高齢介護課長登壇〕



◎武井喜代美高齢介護課長 お答えいたします。

  高齢者対策といたしましては、まず平成22年11月に発足した杉戸町要援護者安心見守りネットワークにより、高齢者等への声かけや見守りを実施していただいております。また、平成23年度から埼玉県の高齢者と地域のつながり再生事業を活用し、地域での見守り活動としての安否確認サインを配布し、高齢者世帯の見守りを実施していただいているところでございます。さらに、65歳以上の脳疾患、心疾患を有するひとり暮らしの高齢者及び高齢者世帯などを対象に、緊急に救助を必要とする場合の迅速な通報手段の確保として緊急通報システムを導入しております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) では、質問要旨(4)についてお伺いをしたいと思います。

  ミストシャワーは、水道の蛇口と直結して使用するため、噴射には電気が不要でございます。水道料金は比較的高いさいたま市でも、1時間約6円で運転が可能です。設置費用は、何と1セット2,500円くらいでございます。低コストですが、冷却効果は高く、平均して二、三度気温を下げるものです。ミストシャワーで噴射された霧は素早く蒸発するため、体はぬれることなく、設置した学校の子どもたちからも涼しくて気持ちがいいと歓声が上がっているそうであります。熱中症対策としてぜひ設置を前向きに強く要望したいと思います。

  質問要旨では、教育長に答弁を求めるということで記載してあったのですが、ここでしっかりと教育長の見解を求めたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  教育長。

       〔輪島正視教育長登壇〕



◎輪島正視教育長 お答えいたします。

  ミストシャワーにつきましては、議員ご指摘にもあったよう、あるいは教育次長の答弁の中にもありましたように、割合低コストでの設置ができるということもあるようですので、来年の夏に向けて前向きに検討してまいりたいというふうに思っております。ただ、先ほど例に出ました取手市でも、市から学校には配布されたが、設置場所等の問題もあって、学校によっては設置されていないところもあるというようなこともあるようですので、諸事情を考えながら検討してまいりたいというふうに思っております。

  以上です。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) ぜひ来年の夏には設置を要望したいと思います。

  今回学校設置を提案したわけでございますが、熱中症対策、また住民サービスの上でも公共施設や役場でも設置を強く検討していただきたいと要望して、次の質問に移らせていただきます。

  質問事項2、路上喫煙防止条例の制定をです。平成15年に施行された健康増進法で受動喫煙防止に必要な措置を講じる義務が課せられました。

  そこで、お伺いいたします。質問要旨(1)、当町における今日までの受動喫煙防止への取り組みについて明らかにしてください。

  (2)、たばこが健康に及ぼす影響について、啓発活動は行ってきたのでしょうか。

  (3)、駅などの人が多く集まるところでは、路上にたばこの吸い殻が多く見受けられます。受動喫煙防止のためにも、路上喫煙防止条例を制定すべき時期が来たのではないかと思いますが、町の見解をお伺いいたします。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。質問事項2、質問要旨(1)から(3)について、事務を担当しております私からお答えをいたします。

  最初に、質問要旨(1)の受動喫煙防止に向け、取り組んできたことでありますが、平成15年5月施行の健康増進法第25条の受動喫煙防止のために必要な措置を講じる努力義務の規定に基づき、役場を初め各公共施設において完全禁煙や分煙を進めてまいりました。保育園、幼稚園、小中学校や保健センターについては完全禁煙とし、役場などのほかの公共施設については喫煙室を設けるなど分煙のための施設を設けたところであります。

  次に、質問要旨(2)のたばこが健康に及ぼす影響についての啓発活動ですが、毎年小学校6年生を対象に健康教育の一環として、たばこと健康というテーマにより、たばこの害について保健師が話をしております。また、母子手帳交付時には、妊婦とその夫に対して、喫煙による胎児への影響について説明を行っております。

  次に、質問要旨(3)の路上喫煙防止条例の制定についてでありますが、制定している自治体の条例を見ますと、その目的は受動喫煙の防止、ポイ捨てに対する環境美化、たばこの火によるやけどの防止、火災の誘発防止などであり、また自治体によっては喫煙禁止区域を設定し、喫煙防止への抑止力として罰則を設けたりするなど、その条例の内容は地域の実情に合わせてさまざまであります。当町にとってどのような対策が必要なのか、対策の実現方法として条例が必要なのかも含め、考えてまいります。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) では、再質問させていただきます。

  質問要旨(1)で、当然完全禁煙とか分煙を進めてきたという答弁がございましたが、実質喫煙場所の案内等はどういうふうに対応しているのかをお伺いしたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。

  喫煙場所の案内についてでございますけれども、役場以外の公民館等の公共施設については、建物内については禁煙としているため、建物外に灰皿を置いてある施設については、その場所を利用者の方に案内しているところであります。役場につきましては、空間分煙実施施設ということで、空間分煙をしている旨の看板や喫煙所を案内図などで表記しているところでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) 先ほどの答弁の中で、啓発について毎年小学校6年生を対象に健康教育の一環としてたばこと健康ということで話をしておりますという答弁がございましたが、ここで具体的にどういう内容のものをきちんと小学校6年生に対してお話をしているのかどうか、お伺いをしたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。

  学校での喫煙の教育の関係でございますけれども、こちらにつきましては保健センターの保健師が学校のほうに出向きまして、たばこと健康というテーマに基づきまして、たばこに対する害等について教育を行っているところでございます。また、それ以外にことしも6月26日に杉戸町立杉戸第二小学校におきまして、知ってほしいがんのことという健康教育の中でも、たばこの危険性につきまして保健師が話を行ってございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) では、質問要旨(3)についてお伺いをしたいと思います。

  現在町として路上喫煙防止に対する取り組みはどういうふうにされているのか、お伺いをしたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。

  路上喫煙防止に対する取り組みということでございますけれども、直接路上喫煙防止に対する取り組みという形では行っておりませんが、たばこの健康への危険性を訴えたポスターを保健センターなどで掲示をしているところでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) それでは、再度質問したいと思うのですけれども、今とりあえずポスター掲示のみというお話だったのですが、視点を変えまして、当然路上喫煙ということですから、当然歩きながらたばことか、そういうことについてはあるのですね。実際路上喫煙防止条例について、この近隣市町の状況はどうなのかをお伺いしたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。

  近隣市町での路上喫煙防止条例の制定の状況でございますけれども、近隣では久喜市及び春日部市において制定されております。久喜市の条例は、平成24年4月1日から施行、春日部市の条例はことしの10月1日から施行となっております。久喜市の条例では、久喜駅近辺を路上喫煙禁止区域と指定し、罰則としては2万円以下の過料としています。春日部市の条例では、春日部駅近辺を路上喫煙禁止区域に指定し、罰則としては1万円以下の過料としております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) 路上喫煙防止条例は、喫煙マナーと環境美化意識の向上という啓発効果があると考えます。宮代町においては、ポイ捨て等の防止の条例を制定しております。東武動物公園駅は宮代町、杉戸町双方の住民が利用しております。大落古利根川における川のまるごと再生プロジェクトが、先日の全員協議会で発表されました。大落古利根川の環境美化を推進する上でも、杉戸町でもこのタイミングで路上喫煙防止条例を制定してはいかがかと考えますが、再度町の見解をお伺いしたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。

  路上喫煙防止条例の制定につきましては、路上喫煙禁止区域を設定する場合につきましては多数の方が集まる駅周辺が想定されますが、杉戸町民が多く利用する東武動物公園駅は宮代町であり、杉戸高野台駅は幸手市の市民が多く利用しているなど特殊な状況がございます。これらのことからも、条例の制定につきましては隣接自治体と情報交換を行い、協議してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) それでは、次の質問に移りたいと思います。

  質問事項3、発達障がいの子どもに支援をです。発達障がいの子どもを早期に発見し、早期に対応していくことは重要でございます。母子保健法で定める乳幼児健康診査は3歳までですが、3歳児健康診査では軽度の発達障がいを判別することが難しいとされています。神奈川県平塚市では、今年度より5歳児健康診査を実施するそうでございます。

  そこで、お伺いをいたします。質問要旨(1)、当町は発達障がいの子どもを早期発見するため、どのような取り組みを行っているのでしょうか。

  (2)、茨城県水戸市では、発達障がい早期支援リーフレットを作成し、配布しています。このリーフレットでは、発達障がいの子どもの特性や気になる行動を親がチェックリストによってAからD段階で判別し、それをもとに相談する窓口の連絡先が記載されています。当町においても同様のリーフレットを作成してはどうかと提案しますが、町の見解をお伺いいたします。

  (3)、現在4市2町による埼葛北障害者生活支援センターで発達障がいを含めた障がい者の相談窓口を設置し、支援活動を行っています。利用者の利便性向上を図るためにも、町単独による支援センターの創設を提案しますが、町の見解をお伺いいたします。

  以上です。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。質問事項3、質問要旨(1)について、事務を担当しております私からお答えいたします。

  発達障がいの子どもの早期発見についてでありますが、ご質問にありました5歳児健康診査は当町では実施しておりませんが、1歳6カ月児健診や3歳児健診において発達のおくれや偏りなどの早期発見に努めているところであります。また、保育園や幼稚園との連携により、発達障がいが疑われる子どもについての相談を受け、個別相談や教室への参加につなげているところであります。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 続いて、答弁願います。

  福祉課長。

       〔千把幸夫福祉課長登壇〕



◎千把幸夫福祉課長 お答えいたします。質問事項3、質問要旨(2)及び(3)について、事務を担当しております私からお答えをいたします。

  まず、質問要旨(2)、発達障がい早期支援リーフレットの作成についてでございます。幼児期の発達のつまずきは、その後の発達のステージにおいて大きな影響を及ぼすことから、早期の対応が大切でございます。障がいを受容することにより、多くの支援を受けることができますが、受容につきましては本人、特に子どもにおいては保護者の考え方により、その支援やかかわりに差異が生じるため、早期に適切な支援ができるようにすることが必要と考えております。

  議員ご指摘の水戸市で作成されましたリーフレットに類する配布物は、当町独自では作成しておりませんが、埼玉県では乳幼児期から成人期に至るまでさまざまな発達段階におけるリーフレットの作成がされております。例えば乳幼児期の保護者を対象に発達障がいの理解を深めていただくためのリーフレットは、関係課の協力も得ながら、1歳6カ月児健診と3歳児健診時に保護者へ配布しております。このリーフレットでは、しぐさ、会話、行動の例示から、発達障がいについて理解できるよう工夫されているものです。このように有用な県の配布資料がございますので、当町ではまずこちらを活用しているところでございます。

  一般的に誕生とともに乳幼児健診を初めとしまして、保育園、幼稚園、小学校、中学校と、その成長段階において関係各課とのかかわりが出てまいります。しかしながら、発達障がいに関しましては、発達のつまずきによる支障が生じた段階のその時点において関係各課との接点を持つケースが多く、一時的、限定的な情報のため、適切な支援に結びつけるまでに時間を要することが過去課題とされてきました。そこで、埼玉県では、この課題を解消すべく、サポート手帳を作成し、この結果、関係各課がどの段階でかかわる場合においても、過去の支援を一体的、横断的に情報収集、管理できるようになりました。このような発達障がいに対する県の取り組みを踏まえまして、杉戸町におきましてもサポート手帳を希望する保護者に配布し、関係各課で活用しているところでございます。

  続きまして、質問要旨(3)、町単独による支援センターの創設についてでございます。議員ご指摘のとおり、5カ所の埼葛北障害者生活支援センターにおいて相談支援事業を久喜市、蓮田市、幸手市、白岡市、宮代町、杉戸町の4市2町の共同で実施しているところでございます。幸手保健所管内をベースといたします埼葛北圏域内の人口は40万人を超え、5カ所のセンターは久喜市に3カ所、白岡市、宮代町にそれぞれ1カ所ございます。各センターには相談支援員が配置されるとともに、身体、知的、精神と3障がいのいずれかのスペシャリストがおり、圏域全体としてさまざまな相談内容に対応できる環境が整備されています。

  議員ご質問の町単独による障がい者支援センターの設置でございますが、町単独での拠点整備となりますと、埼葛北圏域における事業開始に当たり締結いたしました広域実施に関する協定について、関係各市町との調整が必要となること、また相談支援員の確保や相当額の予算を措置する必要があります。以上の理由から、埼葛北圏域4市2町で共同実施するほうが、事業を効果的、効率的に行うことができると判断しておりますので、町単独による障がい者支援センターの設置につきましては非常に難しいと考えております。なお、近傍では、宮代町役場前に事業所がございます。埼葛北圏域内であれば、どちらの事業所でも利用は可能でございますので、ご利用いただきたいと存じます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) それでは、再質問したいと思います。

  質問要旨(2)について、先ほどの課長の答弁の中で、埼玉県ではサポート手帳を作成しております。これをもとにして支援をしているということでございますが、先ほどサポート手帳については配布をしているというお話があったのですが、直近で構わないのですが、これについての問い合わせの件数、あと配布枚数ですね、そしてどういう問い合わせが多いのか、内容をわかればお示ししていただきたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  福祉課長。

       〔千把幸夫福祉課長登壇〕



◎千把幸夫福祉課長 お答えいたします。

  ご質問は2点かと存じます。まず、サポート手帳の配布実績についてでございます。サポート手帳につきましては平成22年度から開始された事業で、福祉課及び関係各課の窓口で配布してございます。配布の実績といたしましては、福祉課窓口での配布のみの数字となりますが、現時点で合計14冊を配布しております。

  次に、サポート手帳に対するお問い合わせについてでございます。サポート手帳に対するお問い合わせについてでございますが、こちらにつきましてはほとんどございません。理由といたしましては、発達障がいについては関係各課で相談体制がとられており、サポート手帳についての対応もなされているところでございます。福祉課におきましては、障害者手帳の取得や障がい福祉サービスとあわせて相談を受けるケースがほとんどでございます。以上踏まえますと、各課での初期の相談において既にサポート手帳の説明がなされていることから、これに関する問い合わせが少ないものと考えるところでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 続いて、答弁願います。

  健康支援課長。

       〔大島康夫健康支援課長登壇〕



◎大島康夫健康支援課長 お答えいたします。

  サポート手帳につきましては、保健センターのほうでも配布をしておりまして、平成22年度から現在まで合計15冊配布をしてございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) 埼玉県の中で全市町を対象に発達障がいの知識を有する人材を育成する発達支援マネジャー研修というのを実施しております。また、全ての保育所、幼稚園、地域子育て支援センターの職員を対象に早期の対応ができる人材を育成するための発達支援サポーター育成研修会を実施しております。杉戸町の関係する職員は、実際この研修を受けているのかどうか、お伺いをしたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  福祉課長。

       〔千把幸夫福祉課長登壇〕



◎千把幸夫福祉課長 お答えいたします。

  発達支援マネジャー、発達支援サポーターの人数についてでございます。平成23年度から開始されました発達支援マネジャー、発達支援サポーターにつきましては、それぞれ県が実施いたします研修を修了する必要がございます。発達支援マネジャーにつきましては、発達障がいの知識を有する中心となる人材を育成するもので、障がい福祉担当、子育て支援担当、母子保健担当等の職員を対象に5日間の日程で研修が行われます。当町の受講済み者は、平成23年度5人、平成24年度2人の計7人となっております。発達支援サポーターにつきましては、全ての保育所、幼稚園、子育て支援センターを対象に発達障がいの知識を有し、早期の気づきができる人材を育成するもので、当該施設担当職員を対象に3日間の日程で研修が行われます。当町の受講済み者は、平成23年度9人、平成24年度6人の計15人となっております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) 先ほど福祉課長のほうから、結局幼児期といいますか、そういうところでお話をしていただいたのですが、やはり発達障がいについては幼児期から成人へ向かう教育課程における支援策が大事だと思いますが、杉戸町の学校においてでの支援策はどういうふうに行っているのか、お伺いをしたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  学校教育課長。

       〔麻生雅彦学校教育課長登壇〕



◎麻生雅彦学校教育課長 お答えいたします。

  発達障がいの子どもたちへの学校での支援策についてでございますが、小中学校の特別支援教育は児童及び生徒の障がいによる学習上または生活上の困難を改善、克服し、自立を図るために必要な知識、技能、態度及び習慣を養うことを目標とし、その目標を達成するために特別な教育課程を編成し、実施しております。特別支援学級の教育課程は、各教科、道徳等及び自立活動について、それらの目標や狙いを実現するように教育の内容を学年段階に応じ、授業時数との関連において組織しております。通常の教育活動と違う点は、自立活動という領域が設定されていることです。特別支援学級の児童生徒は、個々の障がいによる学習上または生活上の困難を改善、克服するための指導が必要となり、自立活動は児童生徒の人間として調和のとれた育成を目指して行っております。町内の小中学校の特別支援学級では、児童生徒一人一人に対して個別の指導計画及び個別の支援計画を作成しております。個々の児童生徒の実態を的確に把握し、一人一人に合った指導計画、支援計画を立て、指導に当たっております。先ほど述べた自立活動も、一人一人の児童生徒に合わせて内容を計画して実施しております。

  また、通常学級に在籍している特別な指導を必要とする幼児、児童生徒に対する支援策としましては、幼稚園保育介助員、障がい児等対応教育指導補助員を各幼稚園、小中学校に配置しております。一斉指導ではなかなか指導が通らない場合、補助員が個別の指導に当たるなど、通常学級で対応していけるよう支援しております。また、通常学級に在籍している特別な指導を必要とする幼児、児童生徒においても個別の指導計画、支援計画を作成し、教育を行っております。

  また、特別な指導を必要とする幼児、児童生徒を早期発見する手だてとしまして、臨床心理士による巡回相談や特別支援学校の特別支援教育コーディネーターによる幼稚園、小中学校訪問を随時行っております。対象となる子どもたちを各幼稚園、小中学校から挙げてもらい、その子どもたちの日常の様子等を観察し、一人一人の状況に応じて担任や幼稚園、小中学校に対して指導方法等を専門的な立場から伝えていただき、指導に生かしております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  1番、平川忠良議員。



◆1番(平川忠良議員) 町単独による支援センターの創設は難しいというふうに先ほど福祉課長のほうから話がありました。埼葛北障害者生活支援センターに頼るのではなく、やはり県の発達支援の研修に積極的に出席し、職員のレベルアップ、それから町の体制強化を要望しまして、私の一般質問を終わらせていただきます。



○稲葉光男議長 この際、暫時休憩いたします。



       休憩 午後 1時59分



       再開 午後 2時15分





○稲葉光男議長 休憩前に引き続き会議を開きます。



                                                   





○稲葉光男議長 一般質問を続けます。

  13番、須田恒男議員。

       〔13番須田恒男議員登壇〕



◆13番(須田恒男議員) 13番の須田でございます。発言の許可をいただきまして、一般質問を通告書にのっとり行います。

  1として、TPP協定交渉参加による影響と町の農業の今後はについて質問をいたします。政府は、TPP協定交渉参加を決定し、8月22日、ブルネイで通算19回目の交渉に、日本としては2回目の交渉になったところでございます。交渉参加に至るまでは、与党自民党内でも賛否両論があったとの報道がありましたが、農業団体の意向を踏まえ、米を初めとする重要5品目を関税撤廃の例外とするよう求める方針を確認しての参加となりました。TPP協定交渉の結論は、次回のインドネシア開催でとも言われていますが、未定の状況でございます。当町の基幹産業である農業、とりわけ稲作が今後どうなるのか、不透明な時期でありますが、以下質問をいたします。

  (1)、町長は、全国町村長大会において、TPPへの参加を反対する特別決議に賛同していますが、今回のTPP協定交渉参加についてどのように受けとめているのでしょうか。

  (2)、埼玉県は、TPP参加による影響試算を公表しています。当町では影響をどの程度と判断をしているのでしょうか。

  (3)、TPP交渉の結果、米麦、畜産の関税が撤廃か縮小された場合を想定した取り組みが必要とされます。町の取り組みを示していただきたいのであります。

  (4)、土地保全の考えのもと、現状の耕作放棄地等の問題をどのように認識し、また今後どのような見通しを立てているのでしょうか。

  (5)、農業公社の設立の必要性について、町の見解を明らかにしてください。

  (6)、農政全般について、JAとの連携体制はどのようになっているのか、明らかにしていただきたいのであります。

  なお、指定答弁者の中に産業課長のみにしておりますが、どうしても再質問の関係で農業委員会事務局長ということで答弁をいただくことになりますので、ご了解をいただきたいと思います。

  以上であります。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  町長。

       〔古谷松雄町長登壇〕



◎古谷松雄町長 お答えをいたします。

  質問事項1、質問要旨(1)の今回のTPP協定交渉参加についてどのように受けとめているかについてでございますが、全国町村長大会におけます決議にありますとおり、昨今の町村を取り巻く環境は、低迷を続ける経済情勢による税収の減少や基幹産業である農林水産業の衰退など、極めて厳しい状況にあります。こうした中で、TPP交渉の結果によっては、稲作を中心とした農業を基幹産業とする当町におきましても大きな影響が懸念され、憂慮しているところでございます。交渉に参加する以上は、国益が守られるよう慎重な交渉を進めていただきたいと考えているところでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 続いて、答弁願います。

  産業課長。

       〔鈴木 聡産業課長登壇〕



◎鈴木聡産業課長 お答えいたします。質問事項1、質問要旨(2)から(6)について、事務を担当しております私からお答えいたします。

  初めに、質問要旨(2)、TPP参加による影響についてですが、埼玉県は米を初めとした10品目について影響試算を公表しておりますが、県の試算の考え方は、関税は全て即時撤廃、追加的な対策を計算に入れないなどを前提で、生産量の約3割が輸入に置きかわり、残った県産米の価格は下落すると想定しています。当町では、米が主品目でありますので、県の試算の考え方を前提とした場合の米の影響額について試算いたしました。当町の平成24年度の米生産量から試算した生産額は約13億円と見込まれ、その場合の影響額は6億2,000万円の減少となると試算されます。

  次に、質問要旨(3)、TPP交渉の結果、関税が撤廃か縮小された場合を想定した町の取り組みについてですが、仮に関税が撤廃あるいは縮小をされた場合、当町の農業の中心である米は影響が避けられないと思われます。そのようなことから、農地集積の推進、新規就農や集落営農、農業法人化を進めるなど、時代の変革に対応できる農業者の育成を進めるとともに、6次産業化への取り組みなどの推進により、地域に根差した強い農業基盤の育成を図ることが必要だと考えております。現状では、農地の集約や集落営農への取り組みなど、地域農業のあり方について地域の方々と話し合いながら、人・農地プランの策定を進めておりますので、今後もプラン策定を推進してまいりたいと考えております。

  次に、質問要旨(4)、耕作放棄地等の問題の認識と今後の見通しについてですが、当町の耕作放棄地の現状につきましては、平成22年の農林業センサスでは40.4ヘクタールとなっております。この面積は、当町の耕地面積全体の約2.9%でございます。今後の見通しにつきましては、農業者の高齢化、後継者不足が急速に進行しておりますことから、現状のままでは耕作放棄地は増加し、病害虫の発生や雑草の繁茂など周辺地域の環境への悪影響が懸念されます。そのようなことから、現在農業委員会におきましては農地パトロールを実施するとともに、耕作放棄地に対しては地権者への指導を積極的に進めております。また、明日の農業担い手育成杉戸塾での塾生の研修圃場としての活用もしております。

  今後につきましては、近隣の取り組みなども参考にしながら、耕作放棄地の解消に向けた事業の創出や新たな農業法人等の参入を進める方法など、耕作放棄地の解消に向けた施策を検討してまいりたいと考えております。また、現在進めております人・農地プランにおいても、集落営農などさまざまな手法の情報提供を行うなどして地域の今後の農業の方向性を決めていただき、農地利用の効率化、集積を進めることにより、地域に点在する耕作放棄地も少しずつ取り込んでいけるものと考えております。

  次に、質問要旨(5)、農業公社の設立の必要性についてですが、農業者の高齢化や後継者不足など山積する農業の諸問題を解決する上で、農地の有効利用や集積、新規就農者の育成確保、特産品の加工、開発に関する支援などを総合的に支援する農業公社は、一つの有効な方策と考えられます。しかしながら、農業公社を設立する場合、市町村やJAが出資者となる第三セクター形式となりますが、独立採算による運営や専門職の人員配置等の問題を考えますと、新たな法人の設立は現実的には難しいものがあると考えております。現時点では、農業委員会において進めております明日の農業担い手育成杉戸塾による新規就農者の育成確保や、農地利用集積円滑化団体である埼玉みずほ農業協同組合との連携により、農地の集積を進めていくことで対応しているところでございます。

  今後は、新規就農者への支援や、埼玉みずほ農業協同組合との一層の連携を図るとともに、埼玉県農林公社との協力を進めることも有効かと考えております。さらに、埼玉県の支援制度にある農業法人化支援事業や6次産業化支援事業などを積極的に活用し、地域農業の振興に努めてまいりたいと考えております。

  次に、質問要旨(6)の農政全般について、JAとの連携体制はどのようになっているのかについてですが、当町では従来より埼玉みずほ農業協同組合、埼玉東部農業共済組合、農業関係団体などで構成される杉戸町地域水田農業推進協議会を設置し、需要に応じた米の生産の推進や水田を活用した作物の産地づくりの推進を図ってまいりました。また、現在ではそれらの推進に加え、農業の担い手の育成確保や耕作放棄地の解消など、地域農業を取り巻く諸問題を総合的に解決するための組織として杉戸地域農業再生協議会を設置しております。当協議会では、構成メンバーである埼玉みずほ農業協同組合を初め農業関係団体等と連携し、農業者の経営所得安定対策の推進、麦、大豆などの戦略作物の生産振興や米の需給調整の推進など、地域農業の振興に取り組んでおります。今後もこれらの協議会を大いに活用し、地域の実情に即した農業の推進について連携を図るとともに、現在進めております人・農地プラン策定のための意見交換会にも各支店から参加いただくなど、情報の共有を図りながら取り組んでおりますので、今後もより一層の連携を図ってまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  13番、須田恒男議員。



◆13番(須田恒男議員) まず、町長に再度お伺いをいたしますが、そうしますとこの決議というものは町長に連絡もなく、もういきますよと、そういう状況であったわけですね。町長の答弁の中に、交渉に参加する以上、国益が守られるよう慎重に交渉を進めてほしい。この言葉は、ここのところに届いていないですね。私への質問の答弁としてはわかるけれども、この決議をした中でこういう意思確認、意思決定というのはしていないわけですね。了解はされていないわけですか。一方的に交渉に参加するよと言ってしまったわけですから。こういう決議をやられて、こういうふうな形というのはたびたびあるのだろうというふうに私も理解はしますけれども、町長も憤っているのでありましょうが、率直なお気持ちをいま一度お聞かせいただきたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  町長。

       〔古谷松雄町長登壇〕



◎古谷松雄町長 お答えしたいと思います。

  今質問にございましたように、いろいろ置かれている中で日本は狭いといえど広いです。そのような中におきまして、東京に近い自分たちとまた山間部の考え方は違うのかなと、そのようにも思っております。その中で全国町村長大会におきましては、大部分の方が農業を主としている方がおるならば反対だということでなったのかなと思っております。反対もありながら、また逆に言えばそれを一つの糧としてプラスにしていけるものがあるならば、慎重に考えていくべきだなというふうに考えているところでございます。自分の考えはというところではなかなか難しいというのが現状でございますので、ご理解賜ればと思います。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  13番、須田恒男議員。



◆13番(須田恒男議員) 2番目に、課長から4月2日分の埼玉新聞に、今課長が答弁したような文章で今答弁をいただいたものが載っているのですけれども、その中で杉戸町としては、先ほど答弁いただいたような6億2,000万円の減少になるということは、とりもなおさずそれは生産者のマイナスにつながっていくわけですね。この6億2,000万の減少となるという、そういう認識というのは産業課だけなのでしょうか。杉戸町にはこれくらいの影響があるよというのは、どういったところへ知らしめているのか、お聞きをしておきたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  産業課長。

       〔鈴木 聡産業課長登壇〕



◎鈴木聡産業課長 お答えいたします。

  ただいま答弁申し上げました影響額についてでございますが、これはあくまでも関税が即時撤廃、追加的な対策がないというような大前提で県の試算した前提に基づいて試算したものでございます。そのようなことから、この数字につきましては町産業課内で試算を出したところでございますので、町民の方、農家の皆様方にこれを広く周知しているかというご質問に対しましては、周知してはいないということでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  13番、須田恒男議員。



◆13番(須田恒男議員) 私は、この質問を取り上げるに当たりまして、やっぱり10品目が高まっていってしまうだろうという、そういう懸念がこのTPP交渉の中ではあるというふうに言われているのです。それは各国の利害関係でありますから。そうすると、質問の中でも言ったように、杉戸町の基幹産業である農業、とりわけ稲作が中心なわけですから、そういったところに打撃が多く来るだろうと。そういう意味では、生産者農家が、ではそうに決まったから、あたふたと何かをやろう、取り組むというのではなくて、それ以前に着々とそういった場合を想定した基盤づくりというものをやっておかなくてはいけないという危機感を持ってほしいと、そういう意味で質問しているわけです。ですから、そういう意味では生産者の皆さんに、これが完全撤廃がゼロになったときの数字だけれども、やっぱりこのぐらい危機感を持ってTPP交渉の内容を注視しておいていただきたいとか、そのときどうなるのかということも各農事組合等で話し合っていただきたいとか、農業委員会でこれから農業をどうするかということもやってほしい。そういうことの意味合いを含めて質問をしているわけですから、私はぜひとも担当課としてはそういう生産者との情報共有化を図る意味では、きちっと内容の理解というのですか、それはしておくべきだというふうに思いますけれども、いま一度答弁をお願いします。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  産業課長。

       〔鈴木 聡産業課長登壇〕



◎鈴木聡産業課長 お答えいたします。

  議員ご指摘のとおり、このTPP交渉の結果、先を見て危機感を持って対応すべきだということはおっしゃるとおりかと存じます。しかしながら、現在交渉の途中でございます。交渉の経緯を見ながら、その数値等についても生産者の方々と情報の共有をしていく必要があるかなと考えておりますので、今後のTPP交渉の状況を見ながら、それに応じた情報提供等をしたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  13番、須田恒男議員。



◆13番(須田恒男議員) それでは、3点目の答弁の中で、これからこうやっていきたいという、そういう答弁をいただいているわけです。いわゆる農業法人化を進める。あるいは、6次産業化を取り組まなくてはいけないのだと。地域に根差した農業基盤の育成を図っていくのだという、こういう方針を載せているのです。それが今取り組んでいる人・農地プランの中での具体的な取り組み内容だというふうに私は理解をするのですけれども、ならばその進捗状況はどのようになっているのでしょうか。農業生産者は、そういったところをどのように理解をされているのでしょうか。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  産業課長。

       〔鈴木 聡産業課長登壇〕



◎鈴木聡産業課長 お答えいたします。

  まず、人・農地プランの取り組みについての進捗状況でございますが、この人・農地プランにつきましては、昨年度、平成24年度より取り組みを開始したところでございます。昨年度、各地域におきまして説明会を実施いたしまして、最終的には豊岡地区の中の鷲巣、木野川地区の部分の人・農地プランの策定をしたところでございます。今年度に入りましても、他の地区の策定を推進するに当たりまして、5月に改めて全地区での説明会等の開催をしたところでございます。その際に、そういった中でやはり農業者の方々との意見交換もしております。そういった中で、農業者の方々の危機感、そういったものも十分承知しているところでございます。今後さらに人・農地プランの説明会、全体的な部分でやりましたので、もっと細かい範囲での説明会、意見交換会等を開催しながら、生産者の方々と情報交換をしながら、人・農地プランの策定に向けて推進してまいりたいと考えておるところでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  13番、須田恒男議員。



◆13番(須田恒男議員) 農業委員会で耕作放棄地、積極的に地権者に指導をしていくのだという答弁をいただいているのであります。土地を耕作依頼する窓口は農業委員会というふうに伺っているわけですけれども、直近の24年、25年の件数、面積、どのくらいあったのか、お聞きをしておきたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  農業委員会事務局長。

       〔鈴木 聡農業委員会事務局長登壇〕



◎鈴木聡農業委員会事務局長 お答えいたします。

  農業委員会で農地パトロールを実施いたしまして、耕作放棄地、遊休農地の確認をしているところでございます。平成24年度につきましては11万1,601平方メートル、147筆が遊休農地として確認されているところでございます。25年度につきましては、実施しましたのが7月から8月にかけてでございますので、現在まだ集計中でございます。申しわけございません。25年度の数値についてはただいま把握してございませんので、ご了解いただきたいと思います。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  13番、須田恒男議員。



◆13番(須田恒男議員) 私個人としては、今後土地耕作依頼というのが多く出てくるのではないのかなというふうに思っています。しかしながら、近隣の農家の方に伺うと、耕作依頼をしているのだけれども、なかなか相手が見つからない。こういうお話を実際に伺っているのです。いわゆる耕作をしてくださいよという人がどんどん出てくる中で、では私が受けるよと、いわゆる受託者というのですか、そういった人たちの確保というのは今後どうなるのでしょうか。心配でならないのでありますけれども、担当課としてはどのような考えなのか、お伺いをいたします。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  農業委員会事務局長。

       〔鈴木 聡農業委員会事務局長登壇〕



◎鈴木聡農業委員会事務局長 お答えいたします。

  議員ご指摘のとおり、農地の出し手の方、受け手の方、いらっしゃると思います。まず、耕作放棄地、遊休農地になってしまう要因といたしまして、農業者の高齢化や、また相続によって取得した農地の管理ができなくなるなど幾つかの要因があるかと思います。そのため農業委員会におきまして、農地を売りたい、貸したい農家と、買いたい、借りたい農家との間に入って調整する役割というものが農業委員会にはございます。このような方法を現在も進めているところでございますが、より効果的に活用していくことが必要であると思っております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  13番、須田恒男議員。



◆13番(須田恒男議員) 具体的にそういったことを農業委員会で話し合われていると思うのです。ですけれども、農業委員会の議事録というのはネットなんかには流していないのですね。ほかの市や町のそういった議事録を検索すると、ネットに載っているのですね。ですから、本当にどのくらいの面積をどういうふうにやっているのかというのが私たちわからないのですよ。だから、そういったところの改良を今後やっていただくことと、当然にして政府も、これも新聞の受け売りで大変申しわけのですが、政府は今後農機貸し借りを容易にするという目的から、都道府県が新設する農地中間管理機構が認めれば、農業委員会の許可なく貸借ができる法案をこの秋に出すと。そういうことですから、そういう方向にいくのだろうというふうに思いますけれども、ぜひとも機敏に、そして杉戸町は稲作が中心だといういわゆる圃場が稲作に合ってしまっているわけですから、稲作にかわる今の圃場で何をつくるかといったってできないわけですから。やっぱりそこのところを担当課としては明確にそういうものだという危機的な考えを持って仕事の遂行に当たっていただきたいというふうにお願いを申し上げておきます。

  それから、質問でありますが、農業法人の関係等々については先ほど答弁をいただきました。いろいろ取り組みができるのだけれども、なかなか現状の中では難しいと。難しいのだけれども、やらなくてはならないのですよ。と思うのです。その決意というのを改めてお伺いをいたします。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  産業課長。

       〔鈴木 聡産業課長登壇〕



◎鈴木聡産業課長 お答えいたします。

  農業法人の設立ということかと思います。農業法人の設立につきましては、やはり今、人・農地プランの策定を進める中で集落営農等の取り組みも進めているところでございます。そういったものが発展していくことによって、農業法人化が進められるものと考えておりますので、県の支援等を積極的に活用しながら、十分に検討してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  13番、須田恒男議員。



◆13番(須田恒男議員) 私は、町の決意を聞いたつもりなのですけれども、県の指導をということでございますので、ぜひ私の発言内容をいま一度聞いていただいて、町としてどうするのかという、そういうことをお願いしたいと思います。島根県の出雲市の斐川町では大変そういったものが進んですぐれていると、こういうこともお聞きをいたしますので、そういったところの情報収集というものもぜひやって、取り組んでいただきたいなと、そのように思います。

  続いて、2番目、明日の農業担い手育成杉戸塾の今後はについて質問をいたします。明日の農業担い手育成杉戸塾については、道の駅アグリパークゆめすぎと等に生産物を出荷できるまでになったとの報告を受けているところでありますが、今後の見通しについてお伺いをしておきます。

  (1)、農機具や作業所の確保と今後の見通しを明らかにしてください。

  (2)、卒塾生に対する農業法人化等のサポートについてはどのように考えているのでしょうか。町とJAとの協力体制も含め、明らかにしていただきたいのであります。

  なお、指定答弁者、産業課長と書きましたが、農業委員会事務局長でございますので、よろしくお願いをいたします。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  農業委員会事務局長。

       〔鈴木 聡農業委員会事務局長登壇〕



◎鈴木聡農業委員会事務局長 お答えいたします。質問事項2、質問要旨(1)、(2)について、事務を担当しております私からお答えします。

  町では、農業経営を目指す若い新規参入希望者が就農できるよう、平成22年10月、明日の農業担い手育成杉戸塾を開設いたしました。入塾の条件として、まず農業大学校等の卒業者及び農業実務経験者であること。また、入塾時に杉戸町在住であること。そして、何より杉戸町で農業を営む強い意志のある者としております。平成25年4月に第1期生の2人がおおむね2年間の研修期間を修了したことにより、晴れて新規就農者として認定されました。なお、現在4名の塾生が指導員等の指導を受けながら実践研修に励んでおります。新規就農者の2名並びに塾生の4名も心を込めて生産した農作物をアグリパークゆめすぎとを中心に町内外のスーパー、コンビニエンスストア、レストラン等へ出荷しているところでございます。

  質問要旨(1)、農機具や作業所の確保につきましては、塾生の4名とも管理機、ミニ耕運機やくわ、除草器具など必要最低限の農機具は個々に確保しています。しかし、トラクターなどの大型機械については付近の農家より借用していることから、塾生のほとんどが第一にトラクターの購入を目標としているところでございます。しかし、大型機械の購入のための補助金などないことから、塾生一人一人が目標に向かって、アグリパークゆめすぎとだけでなく、多くのスーパーなどと契約し、収入を上げる努力を図っているところでございます。作業所につきましては、現在いずれの塾生も適切な農作業スペースが確保できていないことから、それぞれの居住家屋において出荷のための荷づくり等を行っております。作業効率アップと保管場所の確保のため、個々に作業所の確保ができることが一番望ましいと考えますが、共同作業スペースとしての作業所の確保ができるよう、引き続き町がサポートしていきたいと考えております。

  質問要旨(2)、卒塾生に対する農業法人化等のサポートについてはどのように考えているのかとのご質問ですが、現在杉戸町内の農業法人は5件あります。また、県におきましても、農業者の法人化には積極的に取り組んでおり、6次産業化などにもきめ細やかなサポート体制が図られております。しかしながら、新規就農者が就農後、すぐに法人化ということは非常に難しいと考えられます。そのようなことから、当町でも昨年より策定を進めております人・農地プランの中に新規就農者を地域の担い手として位置づけていただいておりますので、発展的な農業経営を目指していただくためにも、国や県の農業経営支援策の情報提供や指導員の方々との連絡を継続し、指導していただくなど、塾生だけでなく、新規就農者へのサポート体制の構築も検討してまいりたいと考えております。

  また、町とJAとの協力体制につきましては、明日の農業担い手育成杉戸塾の検討委員としてJAの職員に加わっていただき、就農促進に関する助言をいただいております。また、新規農業者等への指導におきましては、JAの農業アドバイザーからも塾生のときからサポートいただいておりますので、引き続き農業に関する基本的な知識や地域情報等を提供していただきながら、新規就農を促進するための整備体制の強化を図っていきたいと考えております。

  今後の見通しにつきまして、平成26年4月に3名が卒塾する予定となっております。また、新規の塾生については随時募集を行っており、春日部農林振興センター等と綿密に連携を図りながら、一人でも多く将来の杉戸町の農業を担う人材の育成確保に努めていきたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  13番、須田恒男議員。



◆13番(須田恒男議員) めでたく2人が卒業されていったということで、大変喜ばしいのでありますけれども、具体的に質問に書かせていただきました農機具や作業所の確保というのがなされていないということについては、大変お寒い限りだなというふうに思うのです。そういったところは、人・農地プランの中ではどのように、この地域が検討といいますか、協議の地域でございますので、どのように進んでいらっしゃるのでしょうか。

  資料でいただいたように、大変広大な耕作地を持っているわけでありますから、必要最低限でもトラクター的なものは必要なのだろうと思うのです。収穫をしても、荷分け作業というのですか、そういったものには当然雨が降ってくれば大変な状況に陥るということからすると、聞くところによるとアパートに住んでいらっしゃる方もこの塾生の中にはいるということを伺っておるのであります。そういったところからすると、担当課としてもその辺を何とかしなくてはいけないというふうには思っているのでしょうけれども、方策、考えというのは今どのようにお持ちなのでしょうか。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  農業委員会事務局長。

       〔鈴木 聡農業委員会事務局長登壇〕



◎鈴木聡農業委員会事務局長 お答えいたします。

  ご指摘のとおり、農業を続けていく中で大型機械、トラクター、また作業所、大変必要なものと認識はしているところでございますが、あくまでも塾生という形で研修をしているということから、トラクター等の保管場所等の問題もございます。そういったことから、現在では近隣の農家の方からお借りしたトラクターで対応しているというところでございます。また、作業所につきましては、ご指摘のとおり、アパートにお住まいの方もいらっしゃいますので、そういった中で仕分けしているということも当然お聞きしております。また、ビニールハウスの中で作業しているというようなこともお聞きしております。やはり実際に就農していく上では、トラクター、作業所の確保、大変重要なことと考えております。ただ、農業委員会の中でも農家の方々にそういったものが提供できるものがあるのかどうか、そういったものも情報提供いただきながら進めてまいりたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  13番、須田恒男議員。



◆13番(須田恒男議員) あと一点、お聞きしますが、その法人化の関係でありますけれども、会社法人化はこの人たちでやろうよと言えば可能ですね。そういったサポートというのはどのように考えていらっしゃいましょうか。最後の質問です。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  農業委員会事務局長。

       〔鈴木 聡農業委員会事務局長登壇〕



◎鈴木聡農業委員会事務局長 お答えいたします。

  ご指摘のとおり、新規就農の方等でも法人を設立するということは可能であるかと思います。しかしながら、まだ新規就農ということで収入等の面でも一定の水準に達していないというようなことがあるかと思います。そういったことから、法人化につきましては、繰り返しになりますが、県の支援等も活用しながら町でも情報提供したり、町でも農業委員会等の委員の皆様の協力をいただきながらバックアップしていきたいというふうに考えているところでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  13番、須田恒男議員。



◆13番(須田恒男議員) 3点目の質問、友好都市の今後はについてお伺いをいたします。

  友好都市提携を結んでおります福島県富岡町の町長が退任されました。今後新町長のもと、富岡町復興への取り組みが展開されていくものと思われますが、古谷町長のお考えをお伺いいたします。

  (1)、新町長は、町民の声を聞いて重大局面を乗り越えていきたいと言っています。友好都市として連携していくことに変更はないと考えますが、古谷町長はどう受けとめているのか、お伺いをするものであります。

  (2)、仮の町構想という考えがありますが、当町はこの考えをどのように捉えているのか、お伺いをいたします。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  町長。

       〔古谷松雄町長登壇〕



◎古谷松雄町長 お答えをいたします。

  質問事項2、質問要旨(1)についてでございますが、富岡町では去る7月21日、私の町長選挙と同じ日において、元議長の宮本皓一氏が新たに町長に当選されました。宮本町長は、就任に当たりまして、新しい風を意識しながら誠心誠意努力しますというふうに述べており、町の復旧復興はもとより、避難生活の環境整備等や心の復興に向けた取り組みを進めるとともに、町民の声が町政に届く開かれた町政執行を心がけ、スピード感を持って希望の持てる富岡町づくりに邁進すると挨拶しておられました。当町といたしましても、これまで両町の自然や伝統、文化行事など幅広い分野で交流を重ね、両町民が友好と相互理解を深め、友情と信頼を育んできたところであり、富岡町の早期復旧復興を願うとともに、現在できる交流は限られてしまいますが、引き続き富岡町と連携を図りながら交流を進め、両町のきずなを深めていきたいと思っているところでございます。

  次に、質問要旨(2)、仮の町構想の当町の考えということでございますが、現在の富岡町の復興計画では、福島県が整備を進めている災害公営住宅を活用して、平成26年度を目標に郡山市及びいわき市に仮の町を設置する内容となっており、その後についても三春町や大玉村に仮の町の整備が進められるよう計画していると伺っております。この復興計画は、国や県、避難元であります富岡町等の自治体と受け入れ自治体等である福島県内の自治体により協議会を設置し、協議をして復興を進めるもので、福島県内を原則として進められているものでございます。このような中、現在富岡町では災害公営住宅設置などについて、住民意向調査などを実施中であると聞いております。今後この調査結果等に基づいて、国及び県、避難元自治体であります富岡町が協議を進めていくことになりますが、当町といたしましては住民の皆様の意向を十分に踏まえた形で、仮の町構想が実現に向かうよう見守っていきたいと考えているところでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  13番、須田恒男議員。



◆13番(須田恒男議員) ありがとうございます。

  この仮の町構想の関係についてでありますが、この構想は福島県内での取り組みということは私も承知をしております。今杉戸町に避難されている方がいらっしゃいますけれども、全て全員ではありませんが、富岡町の除染作業が今年度いっぱいで終わるというような報道もありますけれども、隣の町でしょうか、田村市、ここが除染作業が終わって、空間放射線量が0.4ミリシーベルトという状況が報道をされております。そういう意味では、富岡町に帰るとしても、この田村市の除染作業の結果からして0.4ミリシーベルトあるわけですから、特に子育てを中心とする若い人たちは富岡町に帰れない、帰りたくない。こういう本音が出てきているというふうに私は思うのであります。

  過日、流灯まつりが8月4日ございました。そのときに富岡の方と話をしたわけでありますけれども、今度の町長はじっくり町民の意見を聞いていくのだと。いわゆる除染をして、帰還をできるような、そういう整備をして、皆さん帰ってこい、5年以内に。そういうのではなくて、今現在、先ほど答弁の中で調査をというふうなことがそれに当たるかと思うのですが、そういうスタンスで町政運営、いわゆる聞き取り調査等を今回の町長はやっていくのだというふうに聞いております。そういう意味では、福島県内に仮の町構想をやるのだという政府の縛りがあったとしても、私は何らかのアクションというものを起こすことによって、やはりこの復興の支援の中身というのは変えることが可能なのではないかという淡い期待を持っている一人でございます。その意味で、杉戸町に避難をされている方が、この杉戸町で仮の町構想的なものをどうなのだという、そういうことになったときには、町も力強い声をして、支援をするということが、私はできるのではないのかなと。そういう相談が来たとき、町長はどうするのだろうなと、そのように考えるわけでありますけれども、いま一度町長の見解をお伺いしておきたいと思います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  町長。

       〔古谷松雄町長登壇〕



◎古谷松雄町長 お答えしたいと思います。

  先ほどの答弁でございますと、今現在はまだ福島県内という縛りがあるというふうに認識しているところでございます。しかしながら、杉戸町にどうですかという話が県や国を通じて来たならば、町としてできるだけのことはやっていきたい。どんな支援ができるかですが、先ほども須田議員が言われたように、佐藤さんという方がおります。その方はいろいろな話の中で、「杉戸に住みたいんだよ。杉戸の住民と同じなんだよ」という話もしていました。ああいうことを聞くと、何とかしてあげたいなと思っています。縛りが解けたならば、町として一番いいことを、一番早くできるようなことをぜひともやっていきたいと考えておりますので、その時点についたら再度検討したいと思いますので、ご理解賜ればと思います。

  以上です。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  13番、須田恒男議員。



◆13番(須田恒男議員) 大変ありがとうございました。

  いろんな機会をとっていただいて、幸手、宮代、杉戸がああいった形で被災者の受け入れを早急にやったという、この実績の重みというものは、私は富岡町民には強く心に響いているのだろうというふうに思います。ですから、町長という、そういう役職の中で、いろんな県とか、あるいは国レベルに行った折には、そういったことをやってくれれば、杉戸町は協力をする用意があるよという、そういう発信をぜひともしていただきたいのであります。ですから、杉戸町長だけではなくて、今言った幸手市とか宮代町、市長、町長さんにも、近隣の方にもお願いをする中で、やっぱり活動の輪というか、声の拡大というものをやってほしいなと、このように思います。

  以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。



                          ◇                        





△延会について



○稲葉光男議長 お諮りいたします。

  本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

       〔「異議なし」と言う人あり〕



○稲葉光男議長 ご異議なしと認めます。

  よって、本日の会議はこの程度にとどめ、延会することに決定いたしました。



                          ◇                        





△次会日程の報告



○稲葉光男議長 明4日は、午前10時から本会議を開きます。



                          ◇                        





△延会の宣告



○稲葉光男議長 本日はこれをもって延会いたします。

  ご苦労さまでした。

       延会 午後 3時11分