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埼玉県 杉戸町

平成24年 12月 定例会(第4回) 12月04日−一般質問−04号




平成24年 12月 定例会(第4回) − 12月04日−一般質問−04号







平成24年 12月 定例会(第4回)





            平成24年第4回杉戸町議会定例会 第7日

平成24年12月4日(火曜日)
 議 事 日 程 (第4号)

 1、開  議
 1、諸般の報告
 1、発言の取り消し
 1、町長追加提出議案の報告及び上程
 1、町長追加提出議案の提案理由の説明
 1、議案第71号の説明
 1、一般質問
     6番  勝 岡 敏 至 議 員
    10番  上 原 幸 雄 議 員
 1、次会日程の報告
 1、散  会

午後 2時00分開議
 出席議員(15名)
     1番   平  川  忠  良  議員       2番   伊  藤  美 佐 子  議員
     3番   大  橋  芳  久  議員       4番   窪  田  裕  之  議員
     5番   石  井  幸  子  議員       6番   勝  岡  敏  至  議員
     7番   坪  田  光  治  議員       8番   ?  田  章  一  議員
     9番   石  川  敏  子  議員      10番   上  原  幸  雄  議員
    11番   稲  葉  光  男  議員      12番   宮  田  利  雄  議員
    13番   須  田  恒  男  議員      14番   森  山  哲  夫  議員
    15番   阿  部  啓  子  議員

 欠席議員(なし)
                                                   
 説明のための出席者
    古  谷  松  雄   町   長        村  瀬  泰  彦   副 町 長

    大  串  雅  治   秘 書 広報        門  脇  利  夫   政 策 財政
                 課   長                     課   長

    白  石  敏  明   財 産 管理        野  口  浩  之   総 務 課長
                 課   長

    島  村     薫   人権・男女        荻  原  勝  典   住 民 参加
                 共 同 参画                     推 進 課長
                 担 当 参事

    染  谷  康  宏   町 民 課長        新  井  恒  雄   税 務 課長

    武  井  義  和   福 祉 課長        野  口  俊  彦   子 育 て
                                           支 援 課長

    武  井  喜 代 美   健 康 増進        大  島  康  夫   すぎとピア
                 課   長                     所   長
                                           ( 兼 )
                                           保   健
                                           セ ン ター
                                           所   長

    間  中  重  光   環 境 課長        加  藤     衛   都 市 施設
                                           整 備 課長
                                           ( 兼 )
                                           産 業 団地
                                           拡 張 推進
                                           室   長

    川  島  美 喜 雄   上 下 水道        関  根  孝  一   建 築 課長
                 課   長

    鈴  木     聡   産 業 課長        野  中     淳   商業活性化
                 ( 兼 )                     推 進 室長
                 農業委員会
                 事 務 局長

    石  井  秀  典   消 防 長        輪  島  正  視   教 育 長

    鈴  木  光  男   教 育 次長        田  中  健  寿   学 校 教育
                 ( 兼 )                     課   長
                 教 育 総務
                 課   長

    古  谷  恒  夫   社 会 教育        鈴  木     聡   会計管理者
                 課   長                     ( 兼 )
                 ( 兼 )                     会 計 課長
                 町史編さん
                 室   長

                                                   
 事務局職員出席者
    中  村     茂   事 務 局長        千  把  幸  夫   事務局次長
    栗  原  明  子   書   記        萩  原     淳   書   記







△開議の宣告                                (午後 2時00分)



○稲葉光男議長 これより本日の会議を開きます。



                          ◇                        





△諸般の報告



○稲葉光男議長 日程第1、諸般の報告をいたします。

  当局から、議案の追加提出として、議案第71号 杉戸町自転車駐車場条例の一部を改正する条例が送付されてまいりましたので、議案資料とともに本日お手元に配付しておきました。後刻、日程に従い、説明をお願いすることになりますので、あらかじめご了承願います。

  以上で諸般の報告を終わります。



                          ◇                        





△発言の取り消し



○稲葉光男議長 日程第2、発言取り消しの件を議題といたします。

  当局から、11月30日の会議における13番、須田恒男議員の一般質問に対する町長の答弁に不適切な発言があり、取り消しをしたい旨の申し出がありました。

  お諮りいたします。当局からの申し出のとおり、発言の取り消しを許可することにご異議ありませんか。

       〔「異議なし」と言う人あり〕



○稲葉光男議長 ご異議なしと認めます。

  よって、当局から申し出のとおり、発言の取り消しを許可することに決定いたしました。

 

                          ◇                        

 



△町長追加提出議案の報告及び上程



○稲葉光男議長 日程第3、町長から議案の追加提出がありましたから、ご報告いたします。

  事務局長に朗読させます。

       〔事務局長朗読〕



○稲葉光男議長 以上で報告を終わります。

  町長から追加提出された議案を上程いたします。

 

                          ◇                        

 



△町長追加提出議案の提案理由の説明



○稲葉光男議長 日程第4、町長追加提出議案の提案理由の説明を求めます。

  町長。

       〔古谷松雄町長登壇〕



◎古谷松雄町長 今回ご提案申し上げました追加議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

  議案第71号は、杉戸町自転車駐車場条例の一部を改正する条例であります。

  杉戸町高野台西第2自転車駐車場を廃止するため、杉戸町自転車駐車場条例の一部を改正する必要があることから、この条例を提案するものであります。

  以上で提出いたしました議案の提案理由の説明を終わります。詳細につきましては、別途担当より申し上げますので、ご審議の上、ご議決賜りますようよろしくお願いいたします。



○稲葉光男議長 以上で、町長追加提出議案の提案理由の説明を終わります。

 

                          ◇                        

 



△議案第71号の説明



○稲葉光男議長 続いて、町長追加提出議案の補足説明をお願いいたします。

  議案第71号について、都市施設整備課長より補足説明を求めます。

  都市施設整備課長。

       〔加藤 衛都市施設整備課長登壇〕



◎加藤衛都市施設整備課長 それでは、議案第71号 杉戸町自転車駐車場条例の一部を改正する条例につきまして補足説明申し上げます。

  提案理由でございますが、平成9年6月から借地により運営してまいりました杉戸町高野台西第2自転車駐車場でございますが、土地所有者より、今後土地の利用計画があることから、平成25年度の借地契約の更新はできないとの申し入れがございました。このため、平成25年4月1日からの運営が事実上不可能となったことから、杉戸町高野台西第2自転車駐車場を廃止するため、杉戸町自転車駐車場条例の一部を改正する条例を提案するものでございます。

  なお、条文の朗読は省略させていただきます。改正条例の内容につきましては、議案第71号資料、杉戸町自転車駐車場条例の一部を改正する条例新旧対照表をごらんいただきたいと存じます。

  まず、第2条につきましては、別記1のとおり、表の「杉戸町高野台西第2自転車駐車場」の項を削除、第9条第1項中の「(杉戸町高野台西第2自転車駐車場を除く。)」を削除、別表第2につきましては、別記2のとおり、「及び杉戸町高野台西第2自転車駐車場」と表の「杉戸町高野台西第2自転車駐車場」の項を削除するものでございます。

  附則といたしまして、この条例は、平成25年4月1日から施行するものとしております。

  以上、簡単ではございますが、議案第71号の補足説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。



○稲葉光男議長 以上で、町長追加提出議案の補足説明を終わります。

 

                          ◇                        

 



△一般質問



○稲葉光男議長 日程第5、きのうに引き続き、町政に対する一般質問を行います。

  6番、勝岡敏至議員。

       〔6番勝岡敏至議員登壇〕



◆6番(勝岡敏至議員) 皆さん、こんにちは。6番議員の勝岡です。議長から発言の許可を得ましたので、通告書に従い質問させていただきます。

  質問事項1、町道?級13号線の安全対策と側溝の整備について。

  町道?級13号線は、本郷地内の主要道路であり、また杉戸第三小学校に通う児童の通学路にも指定されています。この道路は、国道4号線から国道16号線に通じる抜け道で、朝方は児童の登校時間と重なり非常に危険です。保護者の方が毎朝交代で立哨をして児童の安全を見守っています。また、道路の側溝の幅も狭く、ふたもありません。最近のゲリラ豪雨では、しばしば道路冠水を起こしています。これらのことから、次の点をお伺いします。

  (1)、町道?級13号線は、幅員が狭いため車のすれ違いができません。そこで、待避場所を何カ所か設けることについて、町の見解を伺います。

  (2)、側溝をふたつきのロングU字溝にかえることにより、幅員が広がり、雨水排水対策と児童の安全の確保も図れると思いますが、町の見解を伺います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  都市施設整備課長。

       〔加藤 衛都市施設整備課長登壇〕



◎加藤衛都市施設整備課長 お答えいたします。

  質問事項1、質問要旨(1)及び(2)について、事務を担当しております私よりお答えをいたします。

  町道?級13号線につきましては、春日部市方面へ向かうアクセス道路としての機能、地域の重要な生活道路としての機能を担っておりますが、既設のU型側溝はふたがない状況で、道路幅員は狭く、車のすれ違いなどに支障が生じている箇所が多く見受けられます。また、児童の通学路にも指定されていることから、側溝の布設替えなどを行い、道路冠水の解消や道路幅員を確保するなど、安全対策を講じる必要性が高い箇所であると認識しております。

  議員ご提案の、待避場所の設置とふたつき側溝の布設替えについてでございますが、町では、主に?級、?級の幹線町道において補修を必要とする路線、また今後に補修の必要が見込まれる路線8路線を選定し、道路の維持補修に主眼を置いた杉戸町中央西地区都市再生整備計画を、平成23年、昨年度に策定しました。この整備計画は、国の社会資本整備総合交付金を活用した整備を前提としたもので、平成24年度から平成28年度の5年計画となります。この計画の中の1路線として町道?級13号線の整備を位置づけ、道路両側にある側溝をふたつきのものに布設替えをし、かつこれを官民境界ぎりぎりに設置し、この内側を全て舗装することにより、道路用地を最大限に活用できる整備を予定しております。今後は、この計画に基づき、国からの交付金配分状況を見定めながら整備を推進してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  6番、勝岡敏至議員。



◆6番(勝岡敏至議員) ただいまご答弁いただきまして、平成24年から平成28年度の5カ年計画でこの町道もその整備に入っているとお聞きしまして、入っておるのであれば、できるだけ早急にやっていただけたらなと希望いたします。

  それと、待避所の件でありますけれども、沿道の農地所有者の何人かは町に無償で採納してもよいと言っています。この点について、町ではどのように考えておるか、お伺いいたします。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  都市施設整備課長。

       〔加藤 衛都市施設整備課長登壇〕



◎加藤衛都市施設整備課長 お答えいたします。

  待避所設置の件についてでございますけれども、現在町が計画しておる整備によりまして、道路幅員が約5メートル程度まで拡幅できる見込みでございます。このため、これだけの幅員が確保できれば、普通車では十分にすれ違いが可能な道路となることが見込まれることから、現在、待避所設置の予定はございません。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  6番、勝岡敏至議員。



◆6番(勝岡敏至議員) 農地の地権者、あるいは地域住民ともに、自分たちの生活、住環境の整備並びに安心安全の向上につながるのであれば、努力は惜しまないと思っております。地域と町が一体となって町を少しでもよくするという気持ちでおりますので、その辺、待避所の件は、再度お伺いしますが、無償で提供しますと言っておりますので、何とかその辺は町のほうもお考えいただけるかなと思いますけれども、よろしく再度お願いいたします。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  都市施設整備課長。

       〔加藤 衛都市施設整備課長登壇〕



◎加藤衛都市施設整備課長 お答えいたします。

  本路線の詳細な道路設計につきましては、来年度実施する計画でございます。この詳細な設計を実施していく中で、どうしても車両がすれ違いできないような箇所が発生してしまうような場合につきましては、議員ご提案のとおり、地元の皆様の意見を聞きながら、待避所の設置についても検討をしてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  6番、勝岡敏至議員。



◆6番(勝岡敏至議員) それでは、質問事項2番の、本郷工業団地内の道路標識等の設置についてお伺いします。

  本郷工業団地内の道路交差点等には、道路標識及び標示がありません。警察には道路標識等の設置を何度も要望していますが、交通量が少ない等の理由で一向に設置されません。大きな事故が起きてからでは間に合いません。そこで、町からも要望すべきと考えますが、見解を伺います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  住民参加推進課長。

       〔荻原勝典住民参加推進課長登壇〕



◎荻原勝典住民参加推進課長 お答えいたします。

  質問事項2について、事務を担当しております私からお答えをいたします。

  議員ご指摘の本郷工業団地内の各交差点については、平成19年9月、杉戸警察署と現地協議を行い、工業団地内全ての主要交差点において路面標示設置工事を施工したところであります。交差点については、埼玉県公安委員会において即一時停止へと規制することはできないことから、通過車両に対して交差点があることを促す注意喚起文字(イメージハンプ、ドット線、交差点マーク)の町で対応できる交通安全対策を実施したところであります。また、工業団地内は特に大型車両の通行が多いことから、道路が傷み、路面標示が剥がれやすい状況にあることから、平成22年10月、交差点マーク等の路面標示塗りかえ工事を施工したところであります。今後におきましても、本郷工業団地内において交通事故が起こらないよう、杉戸警察署と協議を図りながら、町で対応できる対策については引き続き実施していきたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  6番、勝岡敏至議員。



◆6番(勝岡敏至議員) 本郷工業団地内のこの件につきましては、地元の住民から、7年前に杉戸警察署に道路の標識がないため非常に危険だという要望書を提出しました。その後何回となく、口頭ではありますが、要望してきたのですけれども、現状では警察の言い分としては事故が起きていないなどと言ってまだ設置されておりません。何か警察では事故が起きてからでないと対応しないのではないかななどと思っております。その後、町では、先ほど答弁にありましたとおり、道路標示をしていただきましたけれども、どうしてもこれだけでは不十分でありますので、ぜひとも町からも杉戸警察署に要望していただけたらと思いますので、その点提言しますけれども、よろしくお願いします。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  住民参加推進課長。

       〔荻原勝典住民参加推進課長登壇〕



◎荻原勝典住民参加推進課長 お答えいたします。

  議員ご指摘のとおり、平成17年度に地元の32区から杉戸警察署へ直接要望書を出したという話は伺っております。町といたしましては、要望書につきましては地元から現在提出されていない状況でございます。平成19年度に地元区長より相談があり、先ほどご答弁申したとおりの対策をとったわけでございます。なお、地元区長等において、一時停止の規制に関する要望を直接杉戸警察署に何度か相談したという話は聞いておりますが、町といたしましても、ご答弁申しましたとおり、現在地元から要望が出ておりませんので、今後地元の区長等通じて協議をしながら、要望する状況になりましたら、町を通じて杉戸警察署に要望していきたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  6番、勝岡敏至議員。



◆6番(勝岡敏至議員) それでは、今ご答弁いただいたとおり、早速地元の区長さん等から町のほうに要望書を出して、町のほうからぜひとも杉戸警察のほうに道路標識等の設置をしていただけるような要望をしていただく要望書を提出したいと思います。どうもありがとうございました。



                                                   





○稲葉光男議長 10番、上原幸雄議員。

       〔10番上原幸雄議員登壇〕



◆10番(上原幸雄議員) 議長より許可をいただきましたので、ことし最後の質問を心を込めて、しっかり、じっくり、どんと腰を据えて行いたいと思います。

  我が町杉戸には、6つの小学校と3つの中学校があるのは誰もが知っていることと思います。しかしながら、この小学校、中学校、9校ある中で、2学期制を実施している学校があるというのは余り知られていないのではないでしょうか。皆さん、いかがですか。教育は、「国家百年の計」と言われております。次代を担う子どもたちの教育は、国とは言わず、町も同じはずであります。「銀も 金も玉も 何せむに まされる宝 子にしかめやも」という歌がございます。万葉の昔から子どもにまさる宝はないはずであります。これも、広い視野から見れば子育て支援です。子育て日本一を目指す我が町にとっては、重要なことでございます。町長の得意とするところでもあるはずでございます。このことを頭に置いて、次のことについてお伺いをいたします。

  先ほども申し上げましたが、町内には9校の小中学校がございます。このうち、杉戸中学校だけが2学期制を採用しております。何ゆえに杉戸中学校だけが2学期制をしているのでしょうか。その目的を伺います。

  また、2学期制にして目指すものとは何なのか、このことについてもお伺いをいたします。

  なお、答弁に当たっては、飾り文句は要りません。目的は何々、目指すものは何々だけで結構です。以上です。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  学校教育課長。

       〔田中健寿学校教育課長登壇〕



◎田中健寿学校教育課長 お答えいたします。

  質問事項1、質問要旨(1)、(2)について、事務を担当しております私からお答えをいたします。

  まず、質問要旨(1)、3学期制から2学期制にした目的についてでございます。議員ご指摘のとおり、現在町内にある3校の中学校のうち杉戸中学校だけが2学期制を採用しております。杉戸中学校では、平成16年度からの2学期制導入に当たり、平成15年度に2学期制導入について職員間で議論を重ねております。このとき、2学期制導入の目的として、学校における学期という器を変えることで、学校教育におけるさまざまな課題の解決や生徒並びに教員の負担軽減につなげることが挙げられております。つまり、2学期制導入による時間的・精神的なゆとりを授業や学校行事などの教育活動の充実に生かし、特色あるさまざまな取り組みを行うことで学校の抱える課題を解決するとともに、生徒や教員の多忙感を解消することを目的としていたということであります。

  次に、質問要旨(2)、2学期制にして目指すものについてでございます。杉戸中学校での2学期制導入当初は、3学期制に比べ授業時数が確保できるということが利点として挙げられておりましたが、授業時間については大きな優位さはありません。それよりも杉戸中学校では、2学期制によって学校行事や定期テストなどをバランスよく配置することで、子どもたちにとっての利点が生まれていると考えております。例えば、7月に学期末がないため、運動部では大会に向けて部活動に集中できることや、夏休みが前期途中に入るため、夏休み中の学習が前期後半に生かせるなどが挙げられます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  10番、上原幸雄議員。



◆10番(上原幸雄議員) ご丁寧なご答弁ありがとうございました。今の答弁を聞いていまして、目的は達成されたとお思いですか。また、目指した目標は達成されたと思っていますか。それと同時に、成就されたと思っているでしょうか。答えてください。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  学校教育課長。

       〔田中健寿学校教育課長登壇〕



◎田中健寿学校教育課長 お答えいたします。

  成果というのはなかなか数字ではあらわせないところもありますが、杉戸中学校での実績として、2学期制だけがこの原因ではなくていろんなことがあると思いますが、例えば学習面の成果として、2学期制をすると、長いスパンの中で授業をじっくりとできると。7月の終わりまで子どもたちも先生方も授業を落ちついてすることができます。3学期制ですと、7月上旬にテストがあります。それに向けての取り組み、それから先生方は7月末の通知表づくりにその時期は集中することになります。そういったところが2学期制だと解消できますので、7月の終わりまで先生も子どもたちもしっかり授業に取り組めると。

  それから、杉戸中学校では、県大会に約800人の子どもたちの中で100人も出場しています。これは一つの学校の大きな成果だと思うのですけれども。そうしますと、やはり7月の練習が非常に大切になってくる。そのときにテストがあると、部活も停止になってしまいますし、先生方も成績処理等もあるというところで、2学期制ですと、子どもたちは部活動の練習に集中できる、先生方も顧問として子どもたちに寄り添うことができるなどの時間的なメリットがあると思います。

  そして、学習についても、学習の数字は、県では3つの達成目標であるとか学習状況調査などのテストがありますが、それについても成果を生んでいると思います。例えば、埼玉県の学習状況調査、これ中学校2年生ですが、ことしの成績は全体的には県平均を上回っています。数学の図形と理科にちょっと課題がありましたが、それ以外の教科は県平均以上です。それから、杉戸町で実施している標準学力調査というものがあります。それについても、3年生の数学にちょっと課題がありますが、1年生、2年生の国語、数学、3年生の国語は全国平均を上回っています。

  それから、学力以外に、例えば「勉強が好きか」という調査がありますが、それについても県平均よりも上回っております。というようなことで、杉戸中学校では、子どもたちが勉強に前向きに取り組んでいますし、それから運動等でも成果を上げているなというふうに感じております。

  以上、これが2学期制のものであるかということには、それだけではないというのはお伝えしておきまして、答弁とさせていただきます。以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  10番、上原幸雄議員。



◆10番(上原幸雄議員) いろいろと丁寧なご答弁ありがとうございました。学習やスポーツにすごくメリットが出ていると。数学の図形と理科がちょっとだと。そういう話でございましたが、そんなに成果が出ているのに、なぜ8年近く、10年近くたつのに、ほかの中学校やほかの小学校でも採用しようと思わないのですか、お伺いします。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  学校教育課長。

       〔田中健寿学校教育課長登壇〕



◎田中健寿学校教育課長 お答えいたします。

  2学期制にしろ、3学期制にしろ、メリットとデメリットがございます。3学期制のメリットとしては、やはり日本古来の季節に応じたけじめがつけられるということ、それから夏休み前に通知表が配られますので、それを見て子どもたちが振り返ることができること。それから、評価の機会が、2学期制ですと前期と後期の2回だけになってしまいます。3学期制だと、それ3回ありますので、挽回のチャンスがある。前期、後期だけですと、もう本当に2回だけで終わってしまうということがあります。ということで、2学期制にもメリットはあるのですが、この3学期制のデメリットというと、やはり今言われているのは、授業確保が2学期制よりも不利だということはあるようですけれども、これは工夫により何とかクリアできる。それから、2学期制のデメリットとも関係するのですけれども、やはり夏休みを挟んで成績を出すということで、やっぱり評価がないまま夏休みに入ってしまうということで、生徒自身や保護者の学習への意識に差が生じてしまうと。しっかりと7月までの勉強を受けて9月、10月の学習に生かそうという、そこで差ができてしまうのではないかということ。それから、テストの回数が減るので、1回のテストの範囲が非常に長くなってしまって、それがかえって子どもの負担になってしまうのではないかということ。それから、保護者についても、やはり夏休み前に評価がないというので不安になるということもあり得るというようなことで、それぞれメリットとデメリットがありますので、杉戸中学校での成果がいろいろあるわけですが、それを即全ての学校にということは、今のところ教育委員会としては考えていないというところでございます。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  10番、上原幸雄議員。



◆10番(上原幸雄議員) 豆腐にも裏表がある、コンニャクにも裏表がある。どんなことでもメリットとデメリットは、これは大なり小なりつきものだと思うのですね。しかしながら、8年が過ぎて10年近くになって、まだそういうメリットを生かして拡大していけないというのは、何の障害があるのでしょうか。近隣では幸手がやっておりますよね。幸手はほぼ杉戸と同じ時期に始めたのではないかと思うのですが、これはもう完全にもとに戻すという話を聞いております。春日部市でも、30万都市ですから随分小中学校あると思うのですが、その中でやっているのはほんのわずかの2中学校ぐらい、春日部中と緑中ぐらいでないかと思っております。それで、行田では完全にもとに戻していますよね。そういうのを考えると、やっぱりデメリット、メリットはあるのですけれども、メリットが生かし切れないでもとに戻しているのかなんて考えもありますし、県全体で見れば約15%、政令都市であるさいたま市を抜いた数字ですけれども、政令市であるさいたま市を入れれば13%ぐらい、そのぐらいの数字になって、極めて低い。メリットがいっぱいあるのだったら、どんどん、どんどん、年を追うごとにその数字は大きくなっていくのではないかなと思うのですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  学校教育課長。

       〔田中健寿学校教育課長登壇〕



◎田中健寿学校教育課長 お答えいたします。

  議員ご指摘のとおり、2学期制の動向というのは減る方向にございます。埼玉県内市町村の中で2学期制として統一して行っている自治体は5つございまして、越生町、熊谷市、幸手市、鶴ヶ島市、所沢市の5市町です。埼玉県内63市町ある中で5市町のみということで、やはり2学期制がやや減少傾向にあるのは、やっぱりそのメリットを生かし切れていないというのは否めないかと思います。

  ただ、杉戸中学校は、そのメリット、デメリットのある中で、そのメリットに目を向けて2学期制に取り組んでいるというふうに考えておりますので、教育委員会といたしましては、教育上大きな支障が認められる場合は杉戸中学校に対して是正を指示、指導いたしますが、現在のところは杉戸中学校の特色ある教育活動の一つとして、学校で計画するのであればそれを承認していきたいと考えております。

  以上でございます。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  10番、上原幸雄議員。



◆10番(上原幸雄議員) 課長ばかりすばらしい答弁をしてくださっているのに、いじめているわけではないのですけれども、いじめているといけないので、教育長にこの辺で答えていただきたいと思います。教育長、この8年過ぎて10年近くまで杉中だけがやっていて、あと2つしかない中学校、小学校に広げようとか、あるいはこのまま行こうとか、どうしようとか、戻す気持ちは別としても、そのような気持ちはどうなのでしょうか、伺います。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  教育長。

       〔輪島正視教育長登壇〕



◎輪島正視教育長 お答えいたします。

  正直言いますと、私、18年から杉戸小学校にお世話になっているのですけれども、いつ全体になるのかなと、学校現場にいたときにはそう思っていました。ただ、杉戸中学校の2学期制への移行が、本来、普通なら教育委員会が主導して、例えば幸手市もそうでしたけれども、ある年に試行を何校かやって、幸手市はその次の年に全部変わったのですね。そういう形で2学期制の導入という形が普通なのですけれども、杉中の2学期制の導入の経緯を聞きますと、先ほど平成15年度に教職員で話し合ってという話がありましたけれども、これは16年度に向けて話し合いを行って、学校の意思として2学期制をやってみたいということのようでした。だから、その時点では、教育委員会が杉中を試行のための学校として指定したわけではなくて、さっき言ったように学校の発意で2学期制に取り組んでみたいと。だから、その辺がまずほかの市町村の経緯とちょっと違うのかなというふうに思います。

  それから、2学期制に関していいますと、先ほど来課長のほうで答弁しておりますように、メリット、デメリットがあって、最大のメリットは授業時数が確保できるということだったのですね。ところが、実際には3学期制とさほど変わらないという結果が今現在出ている結果です。だから、ほかの市町で2学期制にしたところが戻しているという理由の一つは、その最大のメリットが余り思ったより効果はなかったということが1つと、これは9月議会で須田議員さんの質問にも私の感想というか、私はこんなふうに思っていると話した記憶があるのですけれども、私はやっぱり、日本の長年の慣行といいますかね、それとちょっとずれているということと、先ほど課長からもありました、いわゆる長く3学期制が続いてきた理由の一つは、やっぱり切りかえが季節感に合っているというか、夏休み前で1学期が修了するというようなことも含めて、そういう区切りが日本にはかなりの意味で定着をしていると。だから、そういう意味で、2学期制は、よさはもちろんあるのですけれども、なかなか全体的には合わないので、ほかの市町でも戻りつつあるところもあるのかなというふうに思っています。

  最後になりますけれども、では、今後どうするのかということは、私は基本的には3学期制のほうがいいというふうに思っております。ただ、杉戸中学校の場合は、先ほどの導入の経緯がありますので、これが例えば先生方、生徒、あるいは保護者等が、どうしてもやっぱり3学期制のほうがいいと、戻してくれというふうな声が大きくならない限りは、ここ8年続いている、それで、もちろんある意味の成果も上がっているところですので、これを戻すというのはまた一苦労を子どもたちにかけることになりますので、そこはちょっと難しいかなというふうに思っています。したがって、当面、近い未来でいうと、10年区切りというふうな意味で考えれば、10年を境に中学校でもう一回考えてもらうということも含めて、当面は今のままで行きたいなというふうに思っています。

  それで、2学期制の検証ということも前に言われたところですけれども、今週の金曜日、12月7日に、今月の校長会があります。そこでは課題を出してあって、杉中は、2学期制のメリット、デメリットをどう捉えているのか出してもらうと。ほかの小中学校の校長先生方には、2学期制がいいのか、3学期制がいいのか、そういう意見交換をする場所を今設定しております。

  以上です。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  10番、上原幸雄議員。



◆10番(上原幸雄議員) 教育長の正直な答弁をいただきましてありがとうございました。

  最大のメリットであるものが効果が大きく出せないのではないかという話でございましたけれども、今の話を聞いていますと、何か教育委員会ではなくて、中学校に任せてしまっていると、そういうふうな感じにも受けとめざるを得ないのですけれども、その辺はほかの市や町と比べてどうなのでしょうか。言葉がちょっと悪いのですけれども、まさか投げやりっていうわけではないでしょうけれども、余りにも中学校任せというのもどうなのかなと思うのですが。私は、一番最初に、広い視野で見れば子育て支援になっているのだと。日本一を目指す我が町にとっては町長もその思いが多分にあるのではないかと思うので、もう一度答えていただきたいと思います。

  以上です。



○稲葉光男議長 当局の答弁を求めます。

  教育長。

       〔輪島正視教育長登壇〕



◎輪島正視教育長 お答えいたします。

  任せているというわけではありません。学校は教育課程の編成はこれ学校自身が行うということになっているのですね。だから、あと、学期制に関していうと、委員会でつくっている管理規則というのがあって、その中に学期の何月から何月までを1学期にするとかという、それは管理規則がもう全県で変わっていまして、2学期制もできるような条文になっているのですね。だから、3学期制にするか、2学期制にするかというのは、1つはもちろん教育委員会の主導ということもありますけれども、今回の杉中の場合は、先ほど申し上げましたような経過の中で、学校でそういうメリットを生かして教育活動をしたいということですので、それはある意味、逆に言うと、尊重しなければならないと。だから、教育委員会ががんじがらめで、どうしても2学期制でなくてはだめだとか、3学期制でなければだめだとかいう段階ではないのではないかなというふうに思っています。

  以上です。



○稲葉光男議長 よろしいですか。

  10番、上原幸雄議員。



◆10番(上原幸雄議員) 私の頭では、2学期制がいいのか、3学期制のほうがいいか、それははかり切れません、正直言って。ただ、全体の記録を見れば、15%、13%、そういう採用の率から見ればどうなのかなって、それぐらいしか判断できませんので、専門家である先生方、教育長を初め課長さん、知恵ある発想と汗をかいていただいて、今後に適切な対応をしていただきたいと思います。

  以上です。



○稲葉光男議長 これをもって町政に対する一般質問を終わります。



                          ◇                        





△次会日程の報告



○稲葉光男議長 以上で本日の議事は全て終了いたしました。

  明5日は議案調査のため休会といたします。

  6日は午前10時から本会議を開きます。



                          ◇                        





△散会の宣告



○稲葉光男議長 本日はこれをもって散会いたします。

  ご苦労さまでした。

       散会 午後 2時55分