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埼玉県 宮代町

平成17年  6月 定例会(第2回) 06月08日−04号




平成17年  6月 定例会(第2回) − 06月08日−04号









平成17年  6月 定例会(第2回)



         平成17年第2回宮代町議会定例会 第6日

議事日程(第4号)

                 平成17年6月8日(水)午前10時00分開議

     開議

     議事日程の報告

日程第1 会議録署名議員の指名について

日程第2 一般質問

       9番  加藤幸雄君

       3番  西村茂久君

       2番  合川泰治君

       1番  唐沢捷一君

     閉議

出席議員(19名)

   1番   唐沢捷一君       2番   合川泰治君

   3番   西村茂久君       4番   加納好子君

   5番   木村竹男君       6番   大高誠治君

   7番   角野由紀子君      8番   高柳幸子君

   9番   加藤幸雄君      10番   丸藤栄一君

  11番   柴山恒夫君      12番   高岡大純君

  14番   横手康雄君      15番   山下明二郎君

  16番   飯山直一君      17番   野口秀雄君

  18番   小河原 正君     19番   榎本和男君

  20番   小山 覚君

欠席議員(1名)

  13番   川野昭七君

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人

  町長      榊原一雄君   助役      柴崎勝巳君

  収入役     島村孝一君   教育長     桐川弘子君

  総務政策課長  西村 朗君   町民生活課長  篠原敏雄君

  健康福祉課長  折原正英君   産業建設課長  田沼繁雄君

  教育推進課長  岩崎克己君   上水道室長   鈴木 博君

本会議に出席した事務局職員

  事務局長    織原 弘    書記      熊倉 豊

  書記      浅野菜津紀



△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(小山覚君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(小山覚君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。

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△会議録署名議員の指名



○議長(小山覚君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において、18番、小河原正議員、19番、榎本和男議員を指名いたします。

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△一般質問



○議長(小山覚君) 日程第2、一般質問を行います。

 質問の通告がありますので、順次発言を許します。

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△加藤幸雄君



○議長(小山覚君) 通告第15号、加藤幸雄議員。

     〔9番 加藤幸雄君登壇〕



◆9番(加藤幸雄君) 議席9番の加藤です。皆さん、おはようございます。

 私の質問事項は3点ございます。順次伺ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

 まず、1点目でございます。住民基本台帳の閲覧にかかわる事件・事故の防止について伺います。

 住民基本台帳の閲覧は、住基台帳法第11条で、住民の住所、氏名、性別、生年月日、この4情報については、不当な目的に使用する以外は、だれでも閲覧できることになっております。営利目的も禁止されておりませんで、多くがダイレクトメール送付に使われていると言われます。

 また、閲覧制度を悪用した名古屋の少女わいせつ事件や悪質なパソコンソフト販売で行政処分を受けた業者が、閲覧制度を悪用していた東京での事件なども起きております。住民からは個人情報がダイレクトメールに使われているではないか、閲覧を制限してほしいという声が上がっています。

 そうした大量閲覧への批判を受けて、自治体側も徐々に対策を取り始めているようであります。昨年は熊本市と山口県萩市、北海道苫前町が、住所や氏名を特定できない請求は拒むとする条例を制定したと聞いておりますし、ことしの3月には、佐賀市で、ダイレクトメールは不当な目的に当たるとして、閲覧を拒めるようにする条例をつくって、関係者から画期的だと評価されたといいます。

 また、国におきましては、先月11日に、総務省が閲覧制度を考える検討会を開いて、ようやく見直しに動き始めたと新聞記事にございました。

 そこで伺います。

 (1)として、目的を偽り、悪質使用を防止する取り組みとして、そのような何らかの規制をする動きの現状把握はどうなっているか、ご説明をいただきたいのであります。

 (2)は、それでは、当町ではその規制についてどう考えるのか、お示しをいただきたいのであります。

 (3)は、2年前に、2003年度ですけれども、防衛庁が市町村に住基台帳から住民情報を提出させていた、こういうことが明らかになって、問題となったことがございましたけれども、当町ではどうであったのか、明らかにしていただきたいのであります。

 2番目の質問に移ります。高齢者世帯をねらったリフォーム等の強要を防止することについてであります。

 最近、高齢者世帯などをねらい、訪問して、うそや誇張と執拗な勧誘でリフォーム等を強要する悪質な商法が社会問題化しております。認知症の老姉妹が訪問リフォーム19社による不要な工事で、約5,000万円の被害を受けて、自宅を競売にかけられそうになった事件は、悪質商法の広がりを示す氷山の一角ではないでしょうか。

 リフォーム工事をめぐるトラブルは増加し、中でも、訪問販売による苦情が多発しているとのことで、昨年度、全国で8,481件の相談が国民生活センターなどに寄せられています。

 市価の数倍もの高額な契約や繰り返し契約をさせる手口で被害を拡大しております。被害の平均契約額は163万円、被害者の8割が60歳以上の高齢者で、例えば月13万円の年金生活者に10万円以上のクレジット契約をさせた例もあると聞いております。そして工事の多くは不必要で、しかもずさんなものであります。

 また、不適正な業者と知りながら、連携してクレジット契約する信販会社も、その責任が厳しく問われなければなりません。

 そこで伺いますが、(1)として、消費生活相談員などの消費者対策の現状はどうであるのか、お示しをいただきたいと思います。

 (2)としては、さきに述べたように、被害者の8割が高齢者であることから、特に高齢者や認知症の人などへの配慮が必要ではないかと考えるところでありますが、見解をお示しください。

 3番目の質問に移ります。道仏地区土地区画整理事業について伺います。

 この道仏地区土地区画整理事業については、以前私は、低迷する経済状況等近隣の土地区画整理先行地における売れ残り状況などから、凍結を求めた経緯がございます。そのときの答弁では、将来に先延ばしすれば経費が大きくなるので、今のうちに完成させたいということでありました。その当時と現在では、経済状況は基本的に変わっておりません。例えば、役場職員の給料に見るように、町民の収入は下がり続けております。

 また、本事業では、将来の定着世帯数900軒、人口で2,600人を想定しております。しかし、この経済情勢のもとで地価が下がり、宮代からより東京に近い町へ人口が移動している状況があります。一昨日の答弁の中でも、若い世代の流出の傾向があるということでした。

 事業の完了予定は、平成24年度と聞いておりますが、今年度を入れてもあと8年、この8年後の経済情勢については、確定的なことは言えないのですけれども、増税と負担増路線が続けられているとすると、大きな期待はできないと思われます。人口の漸減や経済情勢、町の財政困難が言われている今日、道仏の区画整理事業をこのまま続けてよいかどうかが問われていると考えます。

 そこで、(1)として、これまでの事業の推移と今後の見通しはどうか、お示しをください。

 (2)これまでの事業費、今後の事業費の見通し、町の財政的な助成はどうなっていくのか、具体的にお示しをいただきたいと思います。

 (3)財政が厳しい、厳しいと事あるごとに言われておりますが、町の財政的な問題から区画整理事業の見直しの考えはないものか、見解をお示しください。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(小山覚君) 加藤議員の質問に答弁願います。

 1点目、住民基本台帳閲覧に関する事件・事故防止について、町民生活課長。



◎町民生活課長(篠原敏雄君) それでは、お答えを申し上げます。

 初めに、1点目でございますが、住民基本台帳の閲覧制度は現在でも行政機関などの職務上の請求のほか、世論調査、学術調査、市場調査などに幅広く利用されているところでございますが、一方では、社会経済情勢の変化や個人情報保護に対する意識の変化などから、その見直しを求める意見が寄せられており、これらを踏まえまして、総務省では住民基本台帳の閲覧制度のあり方について、有識者による検討を行っているところでございます。

 また、あわせまして、住民基本台帳に基づいて調製される選挙人名簿の抄本の閲覧制度のあり方などの課題についても検討を行うこととしてございます。

 検討項目としては、閲覧制度を存続させるべきか、存続させる場合に、閲覧できる主体と目的をどのように考えるべきか、個人情報保護の観点からどのような閲覧方法が考えられるか、選挙人名簿抄本の閲覧制度をどう考えるかなどとなってございます。

 検討会のスケジュール案では、平成17年5月11日に1回目の検討会を行い、その後、本年10月までに合わせて6回の検討会を開催し、最終報告を行うとされてございます。

 また、ご質問の中にございましたように、独自の規制を設ける自治体が出てきていることも承知をしております。

 次に、2点目でございますが、住民基本台帳の閲覧につきましては、従来より商業目的のダイレクトメールが送られてくるなどのほか、最近の事例では、住民基本台帳の閲覧制度を悪用した刑事事件が発生するなど、個人情報の管理やプライバシーの保護に対する意識の変化などから、その見直しが強く求められてきてございます。

 当町におきましては、住民基本台帳の閲覧に際し、従来から閲覧によるプライバシー保護の観点から、不当な目的に使用されること、またはそのおそれがないかなどをその内容の確認を行ってきてございます。

 また、誓約書を提出させ、閲覧の目的外使用の制限を誓約させてきてございます。

 さらに、本年4月1日から、個人情報保護法が全面的に施行されたことに伴いまして、より厳格に請求事由を審査するために、法人登記などによる法人等の概要の調査、また事業者の個人情報に関する考え方や方針、いわゆるプライバシーポリシーの提出、さらに請求事由に係る調査や案内などの内容がわかる資料、どういった成果物を予定しているかを含め、閲覧請求の際に提出をさせてございます。

 また、先ほど申し上げましたように、総務省におきましても、閲覧制度のあり方について、法改正も含めて検討がなされておるところでございます。

 こうした個人情報保護への意識が高まる中で、当町におきましても、住民基本台帳の閲覧について、より厳格な対応を図る必要があると思っております。このため、閲覧に関する取り扱いを明確かつ厳正にすることなどを目的に、できるだけ早い時期に、現在の取り扱いに先進事例等を加味した要綱等を制定してまいりたいと考えてございます。

 さらに、国における検討状況を踏まえ、条例の制定についても検討してまいりたいと考えております。

 最後に、3点目でございますが、当町におきましては、ご指摘のようなことはございませんが、自衛官募集事務のための住民基本台帳の閲覧請求はなされております。なお、閲覧は、住所、氏名、生年月日、性別の4情報のみとなってございまして、それ以外の情報については提供はしてございません。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 2点目、高齢者世帯をねらったリフォーム等の強要を防止することについて、産業建設課長。



◎産業建設課長(田沼繁雄君) 2点目の高齢者世帯をねらったリフォーム等の強要を防止することについて、2点ご質問をいただいておりますが、関連がございますことから、一括してお答え申し上げます。

 町では、平成15年5月から消費生活相談員を任命いたしまして、月に2回相談日を設けて、消費生活相談を実施してございます。

 現在は、相談員は、相談員としての業務を始めてから17年目になるベテランでございまして、かつ非常に研究熱心でもあるので、難しい相談に対しても、的確な助言や相手業者との調整を行っているところでございます。

 また、相談日以外の相談に対しては、職員が助言、調整できる相談に対しましては職員が対応し、相談内容が専門的な知識を要するものであれば、県の消費生活支援センターや近隣市町で開設している消費生活相談窓口を紹介しているところでございます。

 先日来、新聞報道等でなされておりますように、富士見市におきまして、認知症の老姉妹が訪問リフォーム業者16社に不要な工事を繰り返され、約5,000万円を要求され、老後の蓄えであった約4,000万円を失った上に、自宅を競売にかけられるという事件が発生しておりまして、現在、富士見市と埼玉県とで共同して事件の解決に向け、訪問リフォーム業者との交渉を行っているようでございます。

 同様の事件はどこの自治体でも起こり得る事件であると考えておりまして、宮代町におきましては、高齢者や認知症患者の方々を訪問する町社会福祉協議会のホームヘルパーや地域の相談役であります民生委員、児童委員の方々を対象に、消費者問題に関する講座を開催させていただきまして、高齢者等が悪質訪問販売に遭わないように、また悪質訪問販売に遭っていないかどうかを訪問時に確認していただいているところでございます。

 悪質な訪問販売は、富士見市の事件でも明らかなように、一度被害に遭ってしまいますと、繰り返して被害に遭うというのが現状でございまして、これを防ぐためには、訪問があってもドアをあけない、家族の方が必ずその日にあったことを確認するなどを行うことが一つの手段であると考えられます。

 また、判断能力が非常に低いと思われる方に対しましては、社会福祉協議会の安心サポートネットや成年後見制度を活用するよう指導、助言しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 3点目、道仏地区土地区画整理事業について、産業建設課長。



◎産業建設課長(田沼繁雄君) 3点目の道仏地区区画整理事業についてお答え申し上げます。

 まず、(1)これまでの事業の推移と今後の見通しはというご質問でございますが、当組合は、平成14年2月12日に設立認可をいただき、これまで調査設計や測量等を行い、換地設計に反映すべく作業を進めておりまして、これらの成果をもとに、平成17年度の仮換地指定を実施していく予定としてございます。

 さらに、区画整理事業地内の関連事業といたしましては、埼玉県施行の新橋通り線と区画整理事業の施行となる宮代通り線に埋設いたします雨水排水管及び下水道工事を年度内に施行いたします。

 今後の見通しでございますが、道路、公園等の公共施設の整備を平成22年度までに実施いたしまして、平成24年度までには清算金の徴収、交付を終了したいと考えております。

 次に、(2)これまでの事業費、今後の事業費の見通し、町の財政的助成はどうなるのか、具体的にということでございますが、平成16年度までの事業費といたしましては1億8,618万2,000円、今後の事業費といたしましては42億4,381万8,000円でございます。

 町の財政的助成でございますが、平成16年度までの助成金6,768万2,000円、今後の助成金は組合の事業計画上ではございますが、7億4,878万8,000円でございます。

 町助成金は、宮代町土地区画整理事業助成金交付要綱の規定によりまして、算定の上、支出されております。平成17年3月の事業計画の見直しにより、適正な資金計画を計上されておりまして、年度ごとの組合からの助成金の申請により交付することとしてございます。

 なお、この事業計画の見直しによりまして、15億8,200万円の総事業費の縮減を図っているところでございます。

 次に、(3)の町財政的問題から区画整理事業の見直しの考えはということでございますが、組合の取り組み状況といたしましては、現在の経済情勢を踏まえ、事業計画の変更を3月に行いました。特に事業費に大きく影響する建物移転や地下埋設物の移設を回避するために、計画道路を見直すことで事業費の縮減を図り、収支バランスを見きわめた資金計画として、時勢に合致した事業計画としたところでございます。

 土地区画整理事業は、道路や公園、下水道などの公共施設を面的に整備する事業でございまして、町の総合計画でも優先施策事業と位置づけているところでございます。厳しい財政事情ではございますが、選択と集中の考えにより、区画整理事業については、関連事業とともに支援してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) これより一問一答方式となります。

 ただいまの答弁に対する再質問はありますか。

 加藤議員。



◆9番(加藤幸雄君) それでは、1点目からお願いしたいと思います。

 住基台帳の方ですけれども、ご説明の中でも、不当な目的に対しては厳正にこれを拒んでいるというか、厳正に対処しているということでしたけれども、この不当な目的の具体的な中身なんですけれども、町としてはどのようなことを設定されているのか、お示しをいただきたいと思うのです。

 それから、申請に対して、いろいろ会社の中身がわかるものとか、それから情報をきちんと管理する、そういうポリシーを持っているか、そういうことを厳しく調査していると、そのことはわかりました。しかし、目的外に使用しないように誓約書を出させているということでしたけれども、閲覧した後、ちゃんとそうして誓約書どおりにしているかという確認はどうなのか。その点についてお答えをいただきたいと思います。

 それから、ちょっと私の意見なんかも述べさせていただきながらお聞きをしたいと思うんですけれども、初めに私が述べました悪質なパソコンソフト販売の業者が使った名目というのが、パソコンに関するアンケート、こういうようなことを閲覧目的に使用していたということなんです。そして、知り得た情報をダイレクトメールで送りつけて、悪質な商売をしていたわけです。全部が全部、そのような業者ではないにせよ、個人情報が大量に見られるというのは、問題があると思っております。

 閲覧目的には、ダイレクトメールの送付あるいは営業あるいは市場調査、こういう申請も多いと言われておりますが、こういう内容は同時に即営業にも使えるというわけで、商業目的が大部分であるということは推測できると思います。

 個人情報保護法は、思想信条などの特別な、重要な情報収集を禁止していないなどの欠陥はありますけれども、個人情報の適正な取得と利用、安全な管理、国民が関与する仕組みなどを定めております。

 さらに、憲法第13条は、個人の尊重を明記しておりますが、国民のプライバシー権は基本的な人権の大事な柱であります。国民は自己に関する情報をコントロールする権利を持っており、個人情報の厳格な保護は当然のことだと思います。

 ところが、この住基法、住民基本台帳法では、個人情報保護に全く矛盾する個人情報の大量流出が放置をされている現状であり、これは是正されなければならないと思います。今や住所も、あるいは電話番号でも、知られたくない情報だと言う人が、85年の8%から、03年には43%、これは内閣府の調査でありますが、このように急増しております。大切な個人情報を守ってほしいという世論の変化があるわけでありますから、私は住基台帳の情報は非公開を原則として、先ほどは要綱を厳しく整備していくということがありましたけれども、条例としてきちんとするべきだと考えますけれども、いかがでしょうか。

 それから、(3)に関連して防衛庁からの申請でしたけれども、当町としては、申請はあったけれども、情報は出していないということでしょうか、その点。

 それから、この防衛庁の閲覧の要求というのが1966年ぐらいから始まったと言われておりますが、過去から現在まで、町は一貫した態度をとってきたのか、その点お示しをいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 町民生活課長。



◎町民生活課長(篠原敏雄君) それでは、再質問にお答え申し上げます。

 初めに、1点目の不当な目的とは具体的にどのようなものかというお尋ねでございますけれども、このことにつきましては、特段、現在のところ明文化したものはございませんで、その都度都度確認をさせていただいているといった状況でございまして、こういったことにつきましても、先ほど申し上げましたような要綱等の中できちんと取り扱いを定めていきたいというふうに考えてございます。

 また、2点目のいわゆる誓約書を出させている件について、その後の確認はどうかというお尋ねでございますけれども、この点につきましては、正直申し上げて非常に確認をするのがなかなか難しいのかなというふうに感じてございます。ただ、町としては、仮にでございますけれども、疑わしいといったような状況があった場合に、業者の方からその後のことについて確認の報告を求めるといったことはできるというふうに考えてございますので、万一そのような状況があった場合には、そのような対応をしてまいりたいと考えてございます。

 次に、3点目の条例を制定すべきではないかというお話でございますけれども、こちらも先ほど申し上げましたように、まずは要綱等を定めまして、きちんとした取り扱いをしていきたいと。その後、国等の状況を把握しながら、条例については制定をしていきたいということでございまして、仮に条例の制定を先にするということになりますと、早くても9月議会でもってご審議をいただくというようなスケジュールになってまいりますけれども、要綱であれば、町の方の判断ですぐにでも制定ができますので、そうした意味合いから、まずは要綱、その後の状況に応じて条例を考えていきたいということでございます。

 それから、4点目の、これは自衛隊の閲覧の申請の関係でございますけれども、閲覧の申請がなされた後に、実際に閲覧をしてございます。これはほかのいわゆる埼玉県ですとか、あるいは民間の事業者と同じ取り扱いでございます。過去の状況はということでございますけれども、過去においても同様の取り扱いでございます。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 加藤議員。



◆9番(加藤幸雄君) 条例化についてでありますけれども、要綱で対応すれば、確かに早く対応できると思いますけれども、個人情報の保護という大変問題の大きな課題ですから、これは議決を経る条例化というものをぜひ考えていただきたい、このことはお願いをしておきます。

 それから、防衛庁に住基情報を出したという、閲覧させたということですけれども、出したものは4つのことだと思います。年度ごとに何人分の閲覧をさせたのか、そして、どういった根拠でもって閲覧をさせたのか、その点お願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 町民生活課長。



◎町民生活課長(篠原敏雄君) お答えを申し上げます。

 まず、何人分の閲覧かということでございますけれども、防衛庁の方の閲覧の申請内容につきましては、当該年度におきまして、中学校を卒業見込みに該当する年齢の男性及び高等学校を卒業見込みに該当する年齢の男性及び女性を閲覧をされております。

 対象人数といたしましては、おおむねですが、中学校卒業見込みの人数で170人ほど、高等学校卒業見込みの人数で420人ほどとなってございます。

 また、閲覧の根拠ということでございますけれども、こちらは住民基本台帳法の方に、何人でも閲覧請求できるという規定がございますので、それを根拠に閲覧請求がなされているということでございます。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 加藤議員。



◆9番(加藤幸雄君) 防衛庁の閲覧の件ですけれども、4情報を閲覧の申請があったということですけれども、中学の卒業、高校卒業の年齢という1つの基準を向こうから持ち出して閲覧するというのは、これは住民基本台帳法には、4情報の閲覧を請求できると、こういう規定はあるけれども、一定年齢の個人情報を一律に提供させる、この行為は、住基台帳法が言っている閲覧には当たらないのではないかと思うんですね。これは法に違反しているのではないでしょうか。その点いかがでしょうか。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 町民生活課長。



◎町民生活課長(篠原敏雄君) お答え申し上げます。

 住民基本台帳の閲覧につきましては、例えば埼玉県ですとか、あるいは民間事業者等の閲覧の際におきましても、どういった地域のどういった方を対象に閲覧をするのかということを限定した上で、閲覧申請がなされておりまして、防衛庁のケースにつきましても、年齢をある程度特定した上で閲覧をしているという状況でございまして、他の閲覧の状況と何ら違いはないというふうに考えてございます。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 加藤議員。



◆9番(加藤幸雄君) 防衛庁は閲覧した情報を警察に流しているんですよ。身元調査をさせているんですよ。これは憲法違反ですよ。そうしたことはぜひやめていただきたい。いかがですか。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 町民生活課長。



◎町民生活課長(篠原敏雄君) お答え申し上げます。

 議員さんから今ご指摘があった件につきましては、私どもは承知をしてございません。事実であればいかがなものかなと思いますけれども、事実につきまして把握してございませんので、何ともお答えしようがないということでございます。



○議長(小山覚君) 加藤議員。



◆9番(加藤幸雄君) 先ほど情報で、閲覧のときに調査をしていると言いましたけれども、やはり事後の調査まで必要ですよ、これは。そうした警察に渡っていることは事実なんですよ。そして身元調査をさせているんですよ。こんなのを企業の入社試験のときにやったら、これは大問題ですよ。そういうことをつかんでいないのに、もう自由にさせているということ自体、問題です。ぜひやめていただきたい。このことは申しておきます。

 2番目にいきます。

 高齢者世帯、特に認知症の世帯については、きめ細かく対処をしていただいているということで、大変にありがたく思います。

 1つ提案をしたいと思うんですけれども、お隣近所にこういう話が来たんだけれどもということで、相談をできないで、一人で抱えてしまってだまされる、こういったときもあると言われています。そういうときに、最も有効なのが、近所の見守りだと専門家が指摘をしております。

 例えば、宮代台自治会におきましては、訪問販売被害防止という目的ではないんだけれども、地域福祉として、高齢者対策のために話し合いの場を設けて、そこでいろいろな策を立てておりますが、交流の場としてお茶飲み会というようなことを実施しています。町としてこうした動きを紹介したり、地域の取り組みを支援したりすることも求められると思います。この点でも頑張ってほしいと思いますが、いかがでしょうか。その点だけお願いしたいと思います。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(折原正英君) お答え申し上げます。

 議員ご指摘のいわゆる地域福祉の推進を図る観点から、そういったお茶飲み会とか、いわゆる向こう三軒両隣、いわゆるそういったご近所の力という形が、今後、地域福祉を進める上で非常に重要だというふうに認識しております。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 加藤議員。



◆9番(加藤幸雄君) その点、ぜひ具体化をお願いしたいと思います。

 3番の道仏地区の区画整理についてに移ります。

 財政的な問題から、町がやる公共事業、特に道路については、工事途中のものも、新規のものも凍結をするという決断をいたしました。しかし、道仏区画整理は平成24年を目途に進めるという、これは優先度の高い施策として進めるということでありました。

 この区画整理を進めるということは、人口増を図ると、そしてそれに伴って税収増も企図すると、この政策上の目的があると思うんですけれども、実際に本当にそうなるのかと、いつになったらそれが達成されるのか。この点では、埼玉東部地域で人口の南下傾向が進んでいる今、先の見通しは不安が大きいところであります。

 私は、区画整理事業は工事完了、清算、組合解散で終わるものではないと思います。特に道仏地区の区画整理については、先ほども言ったように、900軒、2,600人を期待してやっていくわけですから、工事完了後、900世帯全部とは言わないまでも、その多くが埋まるまで、どれほどの年月を想定されているのか、ここはぜひお聞きをしておきたいと思います。

 それから、区画整理組合の組合員の中には、見通しが立たない、今までもかなりおくれているわけですが、そういうことで田んぼを再開したい、こういう声も上がっていると聞いております。組合員自身の中に将来不安があるというわけです。このような声を把握していらっしゃるのか。そして、把握していらっしゃるならば、どう受けとめられているのか、お示しをいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 産業建設課長。



◎産業建設課長(田沼繁雄君) 区画整理に関する質問にお答え申し上げます。

 まず、工事完了後、住宅が埋まるまでどれぐらいの年月を考えているかということでございますが、この事業につきましては、組合区画整理事業でございまして、組合が中心になって進めている事業でございます。そのようなことから、住宅が張りつくその方法等、年月どれぐらいを予定されているかというのは、組合の中でこれから、その地権者がございますので、地権者の考え方にもよりますので、計画では900戸という計画がございますが、それを調整しながら今後決めていきたいというふうに考えております。

 それから、組合員が現状を見たときに、田んぼを再開したいと、そのような声があるというご質問をいただきましたが、当事務所の方ではそのような地権者が申し出をされているというのは、確認していないところでございます。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 加藤議員。



◆9番(加藤幸雄君) 工事が終わって、住宅が埋まっていくまでに、それはまだ想定されていないようです。組合がやっているのだから、組合の方で考えるでしょうという答えに聞こえました。でも、この区画整理の話は、町から持ちかけた話ではなかったですか。道仏地区を開発していきたいという、こういうところから地権者に話を持っていって、組合設立まで持っていった。こういう経過があると思うんですよね。それを、組合がやっているのだから、そちらで考えてほしいというようなことではないと思うんですよ。人口増、税収増を期待して、この政策上に沿っての事業ですから、余りにも無責任だと思うんですよ。その点では町がしっかり関与をしていく、その点はしっかりしてほしいと思うんですね。その点でいかがでしょうか。

 それから、組合員の田んぼを再開したいという声ですけれども、私も直接聞いたわけではないけれども、そういう話が出てくるというのは、やはり将来的にどうなってしまうのだろう、やったって埋まらないんじゃないか、こういう切実な思いがあるんだと思うんですよね。担当部署として、きちんと組合員さんたちと、地権者さんたちとよく話をしてほしいんですよ。意見交換をしてほしいんですよね。その点いかがでしょうか。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 産業建設課長。



◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。

 まず、組合で考えてほしいということで先ほど申し上げたのではなくて、当然のことなんですけれども、今現在、事業を推進することについて計画を立てて進めておりまして、その先のことにつきましては組合と一緒に考えていくということでご理解いただきたいと思います。

 それから、先ほどの田んぼの再開についてでございますが、直接聞いた話ではないということで、想定で言われましても困ってしまうところではございますが、実際、組合を進める中では、理事会を初め、総代会、地権者の方、さまざまな方からご意見を伺いながら事業を推進しているところでございまして、組合の中で一定の方向を出しながら事業を進めているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(小山覚君) 加藤議員。



◆9番(加藤幸雄君) 道仏地区のあそこの地理的な条件というか、生活するに当たって、学校とか、医療機関というのがとりわけ近いというところでもありませんし、また駅に近いというわけにもいかないし、買い物に便利なスーパーが近くにあるかというと、そういう場所でもないわけなんですね。それは開発後にどういう店が入るかわかりませんけれども、現状ではないと。そういうところで、私は特別にあの地区が生活するについて魅力のある地域ではないと思っています。

 そのようなところに、整備をしたからといって、果たして入居してくれるのかどうか、本当に素朴な疑問があるんですね。そうならないようにしなければならないんですけれども、整備したら人をそこに誘導してくるような策も必要になってくると思うんですが、先ほどお聞きしたのに、これからの町からの補助金が7億4,800万ほどまだ投入が必要だということなんですけれども、完成後も何らかの誘導策をとる必要が出てくる場合も想定しておかなければならないと思うんですね。町は工事完成後もそういう誘導策に支援していく、要するにお金を出していく覚悟があるのかどうか。そこまでやっていかないと、つくった、地権者任せということでは、無責任だと思うんですよね。その点、その覚悟があるのかどうか。最後の質問にしたいと思いますので、明確にお答え願いたいと思います。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 産業建設課長。



◎産業建設課長(田沼繁雄君) 区画整理事業につきましてお答え申し上げます。

 議員さんにご指摘いただいたわけですけれども、学校、医療機関、スーパー等が近いというわけではなくて、魅力に乏しい地区であるので、見直しを考えてはどうかということでございますが、これにつきましては、道仏地区が区画整理事業が必要であるかないかにつきましては、もう既に、町の憲法と言われております総合計画にも位置づけておりまして、総合計画は議員さんにもう既に議決されているところでございます。ですから、まちづくりの一つとして、そこがどういう地区で、どういうふうに整備することによって、町がどういう方向に進むかというのは、方向を示されているところでございます。それに基づいて、その優先的施策の一つとして進めているところでございます。これはご理解いただきたいと思います。

 ただ、財政的事情が厳しいということで、その事業を進めるに当たって、その事業内容を見直しすることは、当然考えなければならないことだというふうに認識しております。そのようなことから、ことしの3月に事業認可を変更いたしまして、事業費の削減を図ったというところでございます。この事業費の削減につきましては、県に申請をいたしまして、認可をいただいたわけですけれども、この内容につきましては、県内でも数多く区画整理事業をやられておりますが、その中でも宮代町の取り組みにつきましては、評価をいただいているところでございます。なかなかこのような変更を、見直しをしているところはないということで、モデル的な取り組みであるということで評価をいただいているところでございます。つけ加えたところではございますが、ご理解をいただきたいと思います。

 それから、町の補助金の関係でございますが、町がその組合に助成をするということにつきましては、その事業を行うことによって、道路、それから公園等、公共施設が整備されるわけでございますので、これを単独で考えたときには、これ以上の金額がかかるかもしれません。そのようなことで、公共施設を整備するに当たって、町が負担するのは当然であるというふうにも思います。そのようなことでご理解いただければありがたいと思います。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 加藤議員。



◆9番(加藤幸雄君) 最後の質問にしようと思ったんだけれども、ちょっと聞き方が悪かったのか、ちょっと答えの方向が違ったので、もう一度お聞きします。

 今言われたように、公共施設を減歩して、そこの部分でつくるのだから、それは工事費が安くなるのは当たり前なんですよ。それはわかっているんです。お聞きしたいのは、さあつくった、整備した、新住民に来てください、今度は呼び込みですよね。このところでちょっと不安があると、そういうところですから、そういうときには、町としても何らかの誘導策が必要ではないでしょうか、それにはお金もかかるけれども、組合にやらせるんですか、町もちゃんと財政的な負担もして、きちんと埋まるようにしていくんですかということをお聞きしました。お願いします。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 産業建設課長。



◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答えを申し上げます。

 整備した後、魅力のある地域にするのは、これは当然のことであると思います。これは組合だけのことではなく、町も一緒になって考えていかなければならないと認識しております。これは、整備をした後考えるのではなくて、整備している現在から当然考えていかなければならないというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 加藤議員。



◆9番(加藤幸雄君) ちょっとお答えがわからないんだけれども、要するに、例えば今でもほかの町でやった先行地でも売れ残っている、なかなか埋まらないという現状があります。そういうときに、やはり入ってきてくださいという呼び込みを町としても責任をもってやるのかどうか、そのことです。いかがでしょうか。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 産業建設課長。



◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。

 区画整理事業の区域のPRにつきましては、当然区画整理事業は組合で進めておりますことから、組合で進めていくことになります。ただ、組合には町の支援がございますので、町も一緒になってそれはPRをしながらやっていきたいと。それには、今から魅力あるものとして整備を図っていくということでございます。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 加藤議員。



◆9番(加藤幸雄君) 終わります。

 ありがとうございました。



○議長(小山覚君) 以上で、加藤幸雄議員の一般質問を終わります。

 ここで休憩します。



△休憩 午前10時55分



△再開 午前11時10分



○議長(小山覚君) 再開いたします。

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△西村茂久君



○議長(小山覚君) 通告第16号、西村茂久議員。

     〔3番 西村茂久君登壇〕



◆3番(西村茂久君) 議席番号3番、西村でございます。

 重複質問項目が幾つかありましたので、これまでの質疑を踏まえ、通告の趣旨には沿いますけれども、変化球を織りまぜて質問いたしますので、ご容赦をいただきたいと思います。したがって、答弁もそれに従ってお願いをしたいと思います。

 6項目ございますが、全部質問いたしますけれども、重点項目としては、個人情報の保護、それから検診の有料化、榊原町長の出馬表明について、この3点は重点的に質問をさせていただきます。順を追って質問をいたします。

 まず、個人情報保護でございますけれども、この問題は関心の高い、今日大きな問題となっております。個人情報保護法の制定・施行で、これで個人情報が保護されたと思われている国民が多いと聞いております。しかし、この法律はあくまで過去半年間に5,000人を超える個人情報データを保有した民間事業者を対象にしたものでございます。行政が保有する個人情報については、同時に行政機関個人情報保護法というのが制定されておりますけれども、根本的なものにはなっておりません。なぜなら、現存する住民基本台帳法第11条に基づいて4項目、氏名、住所、生年月日、性別、これらについてはだれもが原則自由な閲覧ができることになっておりまして、堂々と情報を取得できます。

 不当な目的ないしはその使用を理由として拒否はできるということになっておりますけれども、大量閲覧者というのは、閲覧目的をまともに書くわけもありませんし、その使用を追跡することもできません。現実には拒否は大変難しいと考えられます。ダイレクトメールなど商業目的が7割を占めるという、あるいは事件と結びつく悪質な利用も起きているのは、これまでの質疑の中でも明らかになっております。そこで、当町の個人情報保護条例とも関連してお伺いしたいと思います。

 まず第1は、個人情報保護法の本年4月でございますけれども、制定・施行に伴って、当町として特段の対応を行ったかどうか、行ったとすればその内容を教えていただきたい。

 2つ目、住民基本台帳法に基づく閲覧の現状、平成16年度の実績については既に明らかにされております。したがって、確認の意味と視点を変えて質問をいたします。

 まず、ア閲覧申請件数が16年度、当町では37件で、そのうち閲覧拒否件数はゼロ件という答弁がございましたけれども、疑義のあるケースはあったかなかったか。もしあったとしたらどういうケースだったか、教えてください。

 その2つ目として、民間営業関係が7割以上を占めて、そのほとんどが法人による申請ということでございますけれども、大量、無差別、不特定、その大量閲覧件数、そして全体的な申請理由の構成がどうなっているか、これまでに答弁がございませんでしたので、教えていただきたいと思います。

 3つ目といたしましては、当町個人情報保護条例は、個人情報の適正な取り扱いの確保を柱の一つとして、その達成に向け、実施機関は必要な措置を講ずるとしております。しかし、その上位にある住民基本台帳法の閲覧条項が現存することもあって、特段の規制をしておりません。確かに現在、国による法改正に向けての動きはございますけれども、閲覧の実態、個人情報保護法による規制から見て、利害関係も当然予想されますので、10月ということでご説明がありますけれども、急速な展開は見込めないと私は考えております。

 そこで、住民基本台帳の閲覧は、法律が想定していない目的外使用、目的外利用の現実がある。そういう現実に早期に対応するためには、法律とは衝突をすることになりますけれども、あえて原則禁止し、閲覧を認める特別のケースを列示することを含めて、本人の意に反した個人情報の漏出に歯どめをかけるため、条例化すべきと考えますけれども、この点についてはどうでしょうか。これまでの答弁で、当町では、より厳格な態度で対応することとし、規制の具体策として要綱を制定し、国の動向を見ながら条例制定という道筋は示されております。

 では、まずその前提にあります要綱でございますけれども、どういう内容で、できるだけ早くという表明がありますけれども、いつごろ具体的に制定されるのか、お伺いをしたいと思います。

 次、2つ目、市民検討委員会についてご質問をいたします。

 公共改革市民検討委員会は、公募市民が52人、職員18人の合計70人が3つの部会に分かれて、主に7つの課題について、5月の連休明けから週1回のペースで本格的な議論を進めて、既に早いところでは6回重ねております。公共改革、市民及び行政の協働をキーワードとして、全体で21課題ございますけれども、そのうち特に市民ないし市民活動に関係の深い課題を検討し、今年度策定予定の改革プログラムに市民の目線で反映させる趣旨のものと理解をしております。そこでお伺いいたします。

 1番、市民と町行政の協働による政策づくりへの第一歩という、かつて経験のない市民参加でスタートしておりますけれども、これまでの経過を踏まえた印象をお聞きしたい。また、今後に向けての町の期待をお伺いをいたします。

 2つ目、検討委員会に18名の職員がご参加いただいているわけですけれども、その職員の選抜方法と職員に町が期待している役割をお示し願いたいと思います。

 3番目、8月末までに検討委員会として提言をまとめなければならないことになっておりますけれども、現在の状況を踏まえて、見通しについてお伺いをいたします。

 次、3番目、検診の有料化でございます。

 基本検診などの有料化導入の影響につきましては、既に前段の質疑でも明らかになった部分がございますので、この点を踏まえて伺います。

 (1)各種検診の申し込み人数につきましては、基本検診で、平成15年度約3,900人、16年度4,200人、前年度に比べて7.3%の増。今回は約3,600人、14.5%の減。胃がん検診につきましては、15年度約2,500人、16年度2,700人、8.7%の増。今回が2,200人ということで、18.1%の減ということでございますけれども、これ以外の検診についてはどうなっているか、教えてください。

 2つ目、検診実施前日まで申し込みを受け付けるので、例年実績から100人ぐらい増加するということでございますけれども、それを見込んでも、基本検診では12.1%の減、胃がん検診では14.5%減となっており、予想の10%を上回る結果となっております。検診の一部有料化の影響は、かなり出ていると考えられますけれども、どうでしょうか。また、今後どう対応されていくのか、そのお考えをお示しください。

 次、大きな4番目です。保険証の個人カード化についてお伺いをいたします。

 国民健康保険証につきましては、個人別に今カード化されておりませんから、個々人が常に所持することができず、いざというときのことを考えると、大変不便を感じているという声をお聞きします。

 一方で、多くの自治体ではないんですけれども、例えば神奈川県や東京都区部において、個人カード化を実施している自治体があるとも聞いております。当町で個人別にカード化する考えはないか、お聞きしたい。あわせて、できないとすれば、その支障となる理由についてお示しをいただきたいと思います。

 5番目、町のシンボルアニメについてでございます。

 宮代町といったら、まず何を思い浮かべるでしょうか。何らかの関係を持つ近隣の市民は、福祉と教育に厚いとか、農業の町とか、動物公園があるとか、日本工業大学があるとか、そういうふうになります。しかし、そうでない人は、町の名前さえなかなかおぼつかない状況であります。今後、全国に発信し、事業展開を図っていくためにも、宮代町民に一層の愛着を持っていただくためにも、町としてのシンボルアニメを考えてはいかがでしょうか。

 つたない頭ではございますけれども、例えば、東武動物公園といえばカバ、大学といえば博士帽子、産物としては稲とか、巨峰がございます。したがって、カバに帽子をかぶってもらって、手には稲穂と巨峰を持たせるなんていうのをアニメ化したものが考えられるわけですけれども、これからいろいろな改革を進めるに当たって、夢と活力を呼び起こす一つともなるシンボルアニメ、これこそ公募でつくってみてはいかがでしょうか。お考えをお伺いいたします。

 最後に、榊原町長の出馬表明についてお伺いをいたします。

 この項目につきましても、前段で多くの議員が言及しております。しかし、新聞報道で知らされた町民の中からは、町長はまたやるのという声が聞こえてきます。そこで、重複する形にはなりますけれども、議会の場から、これは傍聴人の方を含めまして、町民に説明するという意味を込めて、それぞれの問いに順を追って丁寧に答えていただきたいと考えております。

 1つ、出馬を決意するに至った理由。

 2つ、今日にて加速されている多選における批判は、埼玉県を含め、条例で禁止する流れが続いております。4選の弊害が指摘されていることについての見解をお伺いします。

 3つ目、3期12年、町の指導者としてこれまでも何回となくお話しいただいておりますが、優しさの感性を重視し、町民とともに歩み、その結果、住民参加のレールを町政に築かれてこられた、この業績は評価いたしますけれども、自身、それらを含めて振り返っての思いをお願いをいたします。

 4番目、合併問題に関して、町のリーダーとしての総括を伺います。

 今までお答えになっている部分もございますけれども、順次整理してお話をいただきたいと思います。

 最初の質問は以上です。



○議長(小山覚君) 西村議員の質問に答弁願います。

 1点目、個人情報保護について、町民生活課長。



◎町民生活課長(篠原敏雄君) それでは、個人情報保護についてのご質問に順次お答えを申し上げます。

 初めに1点目でございますが、住民基本台帳の閲覧に際しましては、閲覧申請書を提出していただき、その中で閲覧の目的、閲覧の地区、閲覧の対象者、閲覧日、閲覧期間などの閲覧内容を明記させておりますほか、誓約書を提出させておりまして、不当な目的には使用しないこと、申請内容以外の目的には使用しないことなどを厳守することを誓約させてございます。

 さらに、本年の4月1日から、個人情報保護法が全面的に施行されたことに伴いまして、より厳格に請求事由を審査するために、当該請求者である法人などの概要のわかる資料、個人情報保護法を踏まえた事業者の対応のわかる資料、請求事由に係る調査や案内などの内容のわかる資料を提出させてございます。このほか、請求者が偽り、その他不正の手段により閲覧したことが明らかになった場合には、法に基づき、過料に処されることを伝えてございます。

 また、閲覧終了後には閲覧者が転記した内容が請求事由に合致しているかどうかを確認しているところでございます。

 次に、2点目でございますが、平成16年度における閲覧申請件数は37件となってございまして、閲覧中の違法な行為による閲覧の拒否はございません。

 なお、閲覧予約時におきまして、閲覧内容を確認する際に、請求内容が閲覧できる場合に当てはまらなければ、閲覧できないことを説明してございますため、請求時に閲覧を拒否した事例はございません。

 なお、予約の際の説明を受けて、申請をしなかった事例があったかどうかについては、把握をしてございません。

 次に、大量の閲覧件数でございますけれども、閲覧対象が町内全域となる閲覧件数は12件ございまして、すべて法人からの申請となってございます。

 また、申請理由の構成比につきましては、ダイレクトメールの発送、その他営業活動を目的とするものが27件、公的な機関の世論調査が4件、民間の市場調査が4件、公的機関の学術調査が1件、民間の世論調査1件となってございます。

 次に、3点目でございますが、今後、総務省として閲覧制度のあり方について、検討会の中で法改正も含めて閲覧制度を存続させるべきか、存続させる場合に閲覧できる主体と目的をどのように考えるべきか、個人情報保護の観点からどのような閲覧方法が考えられるかなどの検討を行い、本年10月を目途に結論を出すこととされてございます。

 こうした個人情報保護への意識が高まる中で、当町におきましても、住民基本台帳の閲覧について、より厳格な対応を図る必要があると思っております。

 このため、閲覧に関する取り扱いを明確かつ厳正にすることなどを目的に、できるだけ早い時期に現在の取り扱いに先進事例等、これは佐賀市ですとか、熊本市などがあるかと思いますけれども、こうした事例等を加味した要綱などを9月議会までを目標に制定をしてまいりたいと考えております。

 さらに、国における検討状況などを踏まえまして、条例の制定についても検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 2点目、市民検討委員会について、総務政策課長。



◎総務政策課長(西村朗君) お答えを申し上げます。

 公共改革について検討を行います市民検討委員会には、52名という多数の町民の皆様から応募いただきまして、去る4月8日、応募いただいた全員に委員を委嘱いたしまして、検討を始めていただいているところでございます。

 また、効果的・効率的に会議を進めますために、委員会を3つの部会に分けまして検討を進めているところでございまして、これまでに全体会を3回、部会を5回ほど開催をしたところでございます。

 参加をいただいております各委員におかれましては、立場や考え方もさまざまでございますが、自分たちの宮代町をよくしたいという思いは、委員の皆様が共通にお持ちをいただいているようでございまして、回を重ねるごとに実のある議論が活発にかわされますとともに、部会あるいは委員会としての連帯感が徐々に生まれてきているのではないかと、このような印象を持っているところでございます。

 今後とも、会議におきましては、可能な限り、多くの委員の方々に十分な議論をしていただきながら、徐々に意見の集約が行われ、各部会として、また委員会として、課題の解決に向けた一定の方向性が導き出されることを期待をしているところでございます。

 また、検討委員会に参加している職員は、公募あるいは町長からの指名でございます。指名につきましては、町職員として町民の皆様とともに知恵を出し、汗をかいて、今後の宮代町の担い手になってほしいと、このような思いから次代を担う若手職員を中心に選抜をさせていただいたところでございます。

 委員会に参加をしている職員には、日ごろ行政の実務を担当してきた経験、あるいは若い世代としての新しい視点を生かしながら、町職員という立場を超えて、町民の委員の皆様と目標を共有しながら十分な議論を行ってもらうこと、そして宮代町のあるべき公共の姿について、実効性のある提言をまとめていくための大きな役割を担ってもらうことを期待しているところでございます。

 今後の見通しといたしましては、8月には検討委員会としての提言をまとめることを予定をしておりますが、これだけ多数の委員の方々に多くの課題を検討いただくわけでございますので、どうしても時間は不足をしてまいります。しかしながら、公共の改革は待ったなしの状況でございますことから、委員の皆様方におかれましても、精力的に検討を進めていただいているところでございまして、現在のところ、予定どおりにご提言をいただけるものと考えております。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 3点目、検診の有料化について、健康福祉課長。



◎健康福祉課長(折原正英君) 検診の有料化についてお答え申し上げます。

 1点目、2点目、関連がございますので、一括してお答え申し上げますけれども、既に基本検診と胃がん検診の申し込み人数については、ご報告というか、ご説明させていただいておりますので、それ以外の関係の数字等についてご報告を申し上げます。

 まず、乳がん検診、子宮がん検診の関係でございますけれども、平成15年度、乳がんが769人、16年度は783人、17年度は390人。子宮がんが、平成15年度は693人、16年度は741人、17年度は355人ということでございます。しかし、この乳がん、子宮がんについては、前期分と後期分がございます。それで、今回、前期分ということで、春の受診という関係で、この数字で半分ぐらいになっておりますけれども、これは後期分も今後予定されているということでございます。約2倍をしていただければある程度の数字が推測できるかと思うんですが、現段階では前年度とほぼ変わらないというふうに認識しているところでございます。

 続いて、結核検診でございますけれども、結核につきましては、法改正、結核予防法等が改正されまして、15歳以上から65歳以上にということで変わりました。そういった関係で、ちょっと比較にはならないということもございます。

 あと大腸がん検診でございますけれども、大腸がん検診につきましても、これが9月以降ということでございますので、現段階ではちょっと把握が難しいということでございます。

 以上申し上げましたように、検診等現段階で把握できるものということでご報告をさせていただいたわけでございますけれども、前段の議員さんのご答弁でも申し上げましたとおり、確かに議員おっしゃるとおり、基本検診、胃がん検診等の申し込み者につきましては、前年よりかなり下回っているというようなことは事実としてあるということでございまして、導入した年は、やはりどこの市、町でもかなり減っているというようなことが実情としてあります。しかるに、2年目、3年目以降になりますと、受診者数は増加していくというような話も聞いております。

 今後は事態の推移を見守るとともに、受診率向上に努めるとともに、さきに導入した市、町の方法を参考にするだけでなく、国、県の動向を確認しながら、今まで以上に町民の皆様方の健康づくりのための検診PR等に努めていきたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 4点目、保険証の個人カード化について、町民生活課長。



◎町民生活課長(篠原敏雄君) お答えを申し上げます。

 当町におきましては、現在、国民健康保険の被保険者証は世帯に属する被保険者すべての氏名等を記載したものを世帯主に交付をしてございます。特別な事情がある場合には、世帯単位の被保険者証とは別に、別個の被保険者証を交付しておりますけれども、原則は1世帯に1枚の被保険者証でございますので、例えば家族同士が異なった医療機関に同時に受診することはできないといった問題が生じる可能性がございます。

 被保険者証のカード化につきましては、国民健康保険法施行規則におきまして、市町村は世帯主に対し、被保険者証はその世帯に属する被保険者ごとに作成する旨の改正がなされておりまして、平成13年4月以降の更新時から、準備の整った保険者から順次原則1人1枚のカード様式に移行されている状況にございます。

 埼玉県内におきましても、昨年の10月以降、カード化への以降準備が急速に進められておりまして、県内ほとんどの市町村におきまして、本年度中に移行する予定と聞いてございます。このような状況を踏まえまして、当町におきましても、住民サービスの向上及び被保険者の利便性の向上といった観点から、被保険者証のカード化への移行準備を進めておりまして、本年12月の更新時期に間に合うよう、鋭意取り組んでまいりたいと考えてございます。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 5点目、町のシンボルアニメについて、総務政策課長。



◎総務政策課長(西村朗君) お答えを申し上げます。

 昨今、自治体のシンボルとしてアニメやキャラクターを独自につくりまして、これを活用することで自治体や自治体の事業をPRしていく、あるいはその自治体の住民や職員のアイデンティティーを確立をしていく、このような取り組みが各地で行われているようでございます。

 比較的成功している例といたしましては、身近なところでは埼玉県のシンボルマスコットのコバトンがございますが、これは県の鳥、シラコバトをもとに誕生いたしまして、昨年の埼玉国体のPRで大いに活躍をしたようでございます。子供から大人まで多くの県民、そして県外から埼玉県を訪れた方々からも支持を得て、国体の機運を高め、大会の成功に貢献いたしましたことから、国体終了後も引き続き県のイメージキャラクターとして使用されているということでございます。

 また、近隣の市町村でも、春日部市や羽生市などで独自のキャラクターを採用している例がございます。

 宮代町では、本年、町制50周年を迎えますことから、これを機に、議員からも大変斬新なご提案をいただいたところでございますけれども、町のシンボルとしてマスコットやキャラクターなどを考えてみることも、町の活性化に向けた一つの試みとしておもしろいのではないかと、このように思っております。今後、研究、検討をしてまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 6点目、榊原町長の出馬表明について、町長。



◎町長(榊原一雄君) 6点目の町長の出馬表明についてのご質問にお答えいたします。

 1から4まですべて関連がございますので、一括してお答えを申し上げたいと思います。

 ご案内のとおり、過日の合併問題によりまして、町の進むべき方向について町民の皆様の間にさまざまな議論が広がりました。その過程の中で、町民の皆様の声も大きく分かれましたが、結果として宮代町は当面は合併の道を選択しないこととなったわけでございます。この点につきましては、私自身、リーダーとしての責任のとり方をいろいろと考えたわけでございます。投げ出すことは簡単でございますが、果たしてそれでよいのか。また一方では、ご指摘のように、多選批判があるのも十分認識をいたしております。また、四選ということに挑戦するということは、私自身にとりましても異例のことでありまして、それに相当の覚悟と決意が必要になってくるものと考えております。

 しかしながら、町民の皆様の分かれた民意を修復し、さらには私自身の町民の皆様方との信頼関係、あるいはまた町政全般に対する信頼を少しでも取り戻して、町の新しい展望を示すことが、12年間町政を預からせていただいた私の責任のとり方であるとの考えに至ったわけでございます。

 私は今回改めて1期目の就任に当たっての広報等を通してのごあいさつでございますが、そのあいさつ文を読み直しました。11年という時の経過はありましたが、その思いは変わらないということを確認したところでもございます。

 町長に就任させていただいて以来、優しさという感性を重視して、町民の皆様方の夢と声を大切にしながら、思いやりのある町政の実現を目指しまして、環境、福祉、教育を柱に、暮らしやすいまちづくりに全力で取り組んでまいりました。

 この間、宮代21世紀プラン、第2次総合基本構想後期計画、「農」のあるまちづくり基本計画、第3次総合計画等を取りまとめさせていただきまして、その理念に基づきまして新しい村や六花を開設いたしました。21世紀の町の骨格づくりが目に見えた形で具体化され、軌道に乗る時期を迎えていると認識しております。この成果は、もちろん町議会の皆様を初め、町民の皆様、そして町の職員の温かいご理解とご協力のたまものであるということは深く認識をし感謝をいたしているところでもございます。また、合併問題はあらためて総括いたしますと、前回の議会でも議員さんにもお答えしておりますけれども、地方分権の時代におきまして、地方自治体の自己決定権、自己責任が拡充あるいは拡大される中で、自治体のトップには、リーダーとしてこれまで以上に政策形成過程への住民の広範な参加を促し、行政と住民の連携、協働に努め、住民の選択と責任に基づいて政策を推し進めること、さらにはその過程で、自治体の問題や課題あるいは将来像をわかりやすく提示し、よりよい方向へ導こうとすることが強く求められておるわけでございます。

 私はこの考えに基づきまして、合併問題にも取り組んでまいりました。平成17年度の施政方針の中でも、合併の問題の経緯と今後の課題につきましても申し上げておりますが、町政に今求められていることは、愛すべき郷土、宮代町を自立した町として再生してほしいという町民の皆様の願いにこたえることだと、そのように思っております。

 このような時代の大きな変革期である今こそ、私の信条の優しさと思いやりのある政治を町政運営の中に十分生かしていかなければならないと、決意を新たにしているところでもございます。今後ともさらなる行財政の健全化と行政改革に全力を尽くして町民生活をしっかりと守っていきたいと、そのように考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(小山覚君) これより一問一答方式となります。

 ただいまの質問に対する再質問はありますか。

 西村議員。



◆3番(西村茂久君) それでは、お願いいたします。

 個人情報保護、それから有料化、町長の出馬表明については重点ですので、それは当然再質問いたしますけれども、それ以外に、ちょっと順序は前後いたしますけれども、お許しをいただきたいと思いますが、保険証の個人カード化につきまして、12月の更新時期に間に合うよう現在進めているということですので、ぜひそれはお願いしたいと思います。

 それから、シンボルアニメにつきましても、7月に町制50周年の式典がございますけれども、できれば町民の方は非常にイメージがおありになるようでございますから、公募でぜひこれをつくるようご努力をお願いをしたいという要望をさせていただきます。

 質問に入ります。

 まず、個人情報保護についてでございますけれども、先ほどお尋ねした中で、閲覧拒否はゼロ件ということなんですが、疑義のあるケースはあったかなかったかということをお聞きしたんですが、書類不備云々というのは当然のことであって、書類がきちっと出ていて、なおかつその中で疑義のあるケースはなかったのかどうか。

 それから、不当な目的、それから不正な使用というのは、これは明確な基準はないというのが前段のご答弁であったんですけれども、厳格な適用ということからすると、不当な目的、不正な使用というのは、ある程度ケースを想定していてもいいと思うんですけれども、その点いかがでしょうか。

 それともう一つ、申請書にはいろいろ記入しなければならない項目がある、誓約書もとる、法人にあっては法人登記簿を提出させる、調べる、不正があった場合にはこうこうするということはよろしいんですけれども、実際によって目的外使用が結果としてあったかどうかというのは、どうやって追求するんですか。非常に確認が難しいと思います。これは入り口のところで、申請目的が本当にそうなのかどうかということもどうやって確認するのか。確認の報告を求めるお考えで進めているということですけれども、これもすべて申告になるわけで、具体的にどうやってこれが本当に追求できるのか、その点お伺いしたいと思います。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 町民生活課長。



◎町民生活課長(篠原敏雄君) それでは、再質問にお答え申し上げます。

 いわゆる疑義のあった申請件数はあったかどうかということでございますけれども、先ほど申し上げましたように、事前に予約をお願いしています。その際に不当な目的とか、そういった場合には申請そのものが受け付けられませんよというお話を差し上げていますので、いわゆる申請の上がってきた段階では、ご質問にあるような、疑わしいといった事例はないということでございます。

 それから、不当な目的、不正な使用、こういったことについて、ある程度想定しておくべきではないかと、確かにご指摘のとおりかと思います。こうした点を今後要綱等できちんと定めていきたいというふうに考えてございます。

 それから、目的外使用があったかどうか、そういったことも含めて、確認をどうするのかということでございます。これはご指摘ありましたように、非常に難しい問題かと思います。現実にどこまで確認ができるどうかわかりませんけれども、他の自治体の例えば取り扱いですとか、先進的な事例とか、そうしたものを十分研究させていただいて、できる限り、こういった確認等ができるような内容のものとして、先ほど来申し上げています要綱等につきましても、定めていきたいというふうに考えてございます。

 以上です。



○議長(小山覚君) 西村議員。



◆3番(西村茂久君) 閲覧申請件数、16年度37件というのは、事前審査の中ではねられて、申請を取り下げた、つまり申請は出したけれども、実際閲覧をしなかったというものを除外した数字なのかどうか、お伺いします。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 町民生活課長。



◎町民生活課長(篠原敏雄君) お答え申し上げます。

 先ほど来申し上げておりますように、事前の受け付け、いわゆる予約でお願いをしています。ですから、その予約の際に閲覧できない要件とか、そういったものを説明しておりますので、実際に申請が上がってきた段階でお断りしたケースはないということでございますから、37件と申請件数、それから閲覧件数はイコールということでございます。



○議長(小山覚君) 西村議員。



◆3番(西村茂久君) 前段の議員も紹介をしておりますけれども、かなりの自治体で住民基本台帳法の規定はあるけれども、要綱ないしは条例その他で特にダイレクトメール、商業目的ですよね、これについては閲覧拒否をするという形で進んでいるところがあるわけですけれども、今回、9月議会に予定される要綱制定の段階においては、原則閲覧をさせると。ただし、これこれについては不当な目的であるから閲覧を拒否すると、そういう形で要綱づくりをされるのか、お伺いをいたします。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 町民生活課長。



◎町民生活課長(篠原敏雄君) お答え申し上げます。

 要綱の組み立て方につきましては、恐らくいろいろな組み立て方があるのだろうと思います。現段階におきまして、私どもとして、いわゆるこういう柱立てでやるとか、そこまでまだ細かな点については検討はしてございません。先進事例等をよく研究させていただいて、いいものをつくっていきたいというふうに考えてございます。



○議長(小山覚君) 西村議員。



◆3番(西村茂久君) 確認でございますけれども、9月議会までには要綱制定という話があったのですが、それは今のようなご答弁でできるのでしょうか。お願いします。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 町民生活課長。



◎町民生活課長(篠原敏雄君) お答え申し上げます。

 9月議会までには報告できるように努力をしてまいります。



○議長(小山覚君) 西村議員。



◆3番(西村茂久君) 次にまいります。

 検診の有料化についてでございますけれども、基本検診導入に踏み切った理由として、前段の答弁では基礎的医療環境が整ったこと、自分の体は自分で守る意識改革などを挙げております。

 また、近隣市町に比べて、減少したとはいえ、なお高い受診率に変わりはないと強弁をしております。しかし、激減したらそれこそ問題であって、このもとになる高い受診率は、これまでの町の政策の結集であると思うんですけれども、どうお考えでしょうか。

 また、有料化の苦情は1件で、総じてやむを得ないという町民の声というのも紹介をされておりました。しかし、私のもとにはそういう声は聞こえておりません。言ってもしようがないというのが本当のところではないでしょうか。お伺いします。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(折原正英君) お答え申し上げます。

 いわゆる今回、基本検診、胃がん検診等につきまして、検診者が減をしたということでございますけれども、先ほどご答弁申し上げましたとおり、やはりある程度の周知方法等については、広報等を初め、回覧板とか、さまざまな手法で可能な限りの受診をしていただくように促しをさせていただきました。そういった観点の中で、またこういった形で受診者が実際には減をしたということについては、これは厳粛に受けとめたいと思います。

 しかし、やはり実際のいわゆる社会保険の加入者とのバランスであるとか、実際に、先ほど申し上げましたように、基礎的な、医療的な環境であるとか、あるいは真の公平、何が公平なのかという観点から考えれば、やはり実費弁償的な、その利益を受けた方から応分の負担をいただくということについては、適正であるというふうに認識しております。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) ここで休憩します。



△休憩 午前11時59分



△再開 午後1時00分



○議長(小山覚君) 再開いたします。

 西村議員。



◆3番(西村茂久君) それでは、最後6番目の榊原町長の出馬表明について質問をいたします。

 先ほど1から4にわたって、大変ご丁寧なお考えを示されました。そこで、それを踏まえて質問をさせていただきます。持ち時間が余りありませんので、簡潔にといきたいところなんですけれども、すれ違いがあるといけませんので、少し私の意見も入れながらご質問をいたします。

 榊原町長個人としては大変尊敬しているわけですけれども、今回の出馬表明に当たりまして、若干の疑義があるという立場で質問をいたします。

 出馬表明に当たりまして、今後町長として実施すべき課題をわかりやすく整理し、町民の判断の材料を提供するためにマニフェストらしきものを提示したという前段でのお話がございました。町長が出馬をするに当たりまして、町民は何を求めているのか。私なりに考えますと、それは住民投票以降の町長の言行不一致、つまり投票結果は厳粛に受けとめ、尊重をする、単独運営というのを表明する一方で、実際には右や左の玉虫色の動きで、町内に無用の混乱を引き起こしたことに対して、これにより生じた町民の不信に対する丁寧な誠意ある説明で町民に納得してもらわなければならないと思います。そうでなければ、これまで「いい町長さん」と言ってきた町民も敵に回すことになります。これまでるる説明がありましたけれども、これで十分と思われるのか、お伺いをいたします。

 また、民意が割れたことに対しては責任を感じる必要はさらさらないと思います。民意が割れることは当然のこと生じます。要はそのときにどれだけ強いリーダーシップを発揮できるかというところにかかっております。優しさと思いやりの感性を重視し、町民とともに歩む政治姿勢は評価いたします。しかし、天下分け目のときには、そうはいかないと思います。いかがでしょうか。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 町長。



◎町長(榊原一雄君) ご質問は3月議会でもいろいろ承りました。繰り返しになりますけれども、ですから、先ほど申し上げましたように、平成13年以来、町民の皆様の声を聞きながら、またアンケート等で確認しながら、春日部を中心とする1市3町の合併に向けて、議会の議決もいただきましたけれども、進めて、1年有余の協議の結果、合併公約というものをつくって、町民の皆様方に説明したんですけれども、その結果は町民は大差でノーだったわけですね。ですから、住民投票をやるというふうに言った責任者の一人でございますので、当然住民投票の結果は尊重すると、これは当然です。言わなくても当然です。しかし、これは何回も繰り返しますけれども、すぐ杉戸とはどうかとか、それに対してもっと大きくということで、また復活とか出てきたわけです。そこで断固としたリーダーシップといいますけれども、これは、それから先ほどこういうときの市民社会の中でリーダーシップはどういうことか、やはりいろいろありますけれども、断固として私がどこと言うのもなかなかこれは、それはそれでいいですけれども、そうはいきませんね。ですから、とりあえずその中では、もう制度的に請求を受けた首長として相手に聞く。それで相手から返事が来たら、今度はまた議会で、私も提案を腹をくくって出しますけれども、来たときはですね。それで杉戸とはそうでしたけれども、あとは議会で決めることですから、これはリーダーシップと言っても、そのときの条件があるんですね。断固、猪突猛進で、さっき天下分け目天下分け目では命がなくなってしまいますから、これはもう当然リーダーでなくたって、そういう気概でやらなくてはいけないですけれども、これは優柔不断と決断は紙一重なんですよね。しかし、繰り返し言いますけれども、民意をどうくみ取って、どう決断するかですけれども、合併問題はそんな簡単な問題ではないですね。どっちへリーダーが手を挙げても、宮代のこの状況では、この短い1年ではそうはいきませんね。そこを見きわめて、私は何回も繰り返していますけれども、手続を踏んで、そこで最後には決断しようと思っているんです。それも民意を尊重しながら。住民投票でだめになったのですから、そのまま普通はいくんですけれども、うちの方は2回も3回も出てきたわけです、皆さんの願いが。それを整理することが、整理といいますか、手続上民意を整理して、最後は議会で決めるわけですけれども、議会で決めていただくこと、その方向で、淡々とはいきませんけれども、それはもういろいろ考えた末ですけれども、それでしっかりとぶれないで来ましたよ。ぶれていないですよ。全然ぶれていないです。これはもう解釈の違いです。私はぶれておりません。一貫して最後は議会で決めるんですから、上がってくれば、あの場合は。その議会で決めるときに、提案するときもしっかりとその理由を言って、これは言わないわけにはいかないです。最後の議会の提案をですね、それはちゃんとそのつもりで準備もしていました。

 しかし、そういう状況にいかないで、相手から断わられてしまったわけですけれども、それからこれは、私の精いっぱいのそのことについてはもちろん広報でもたびたび、そしてまた不十分と言いますけれども、ことしの施政方針でしっかりと私は言ったつもりです、今後の方針もですね。よくもう一回読んでいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(小山覚君) 西村議員。



◆3番(西村茂久君) 町長、私は手法をお聞きしているわけではないんですよ。町長は町長なりに一生懸命やってこられたということはわかります。しかし、私が言っているのは、天下分け目という表現をしましたけれども、町の合併をどうするかというのは極めて大きな問題なんですよね。そのために住民投票というのをやったわけですよ。その結果が出たわけですよ。その結果が出た、その評価を最初に住民投票をすぐやられましたよね。それが、手法ではないんですよ、一貫した形で町長のいろいろな行動の中に、それが毅然としてあったかどうかというところを私は聞いているんですよ。手法ではないんですよ。



○議長(小山覚君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(榊原一雄君) おっしゃるとおりです。ただ、私、合併した夜の私の気持ち、即座に準備はしておりませんでしたから、それから次の日の全員協議会で言ったことが私の考え方です。それは一貫して私は腹の中で守ってきました。周りではいろいろありましたけれども、私はちゃんと自分なりに考えて、それはいろいろこれはだめとか、あれはだめだとは言いませんけれども、首長として一貫して来たつもりです。ただ、私はこういう性格ですから、すぐ反論したり、それはしませんけれども、町の将来、もう一回白紙に戻ってやろうと、それは一貫して変わっておりません。そのときもそうです。とにかく難しいです。単独ではやっていけないという人がいっぱい出てきてしまっておりますから。しかし、今は単独しかないと。相手はもう合併してくれませんからね。ですからここは、昔の宮代はよかったと言われておりますから、もう一回そのイメージも含めて、実際もそうですけれども、町民のみんなでもう一回宮代のよさを取り戻そうと。それが今宮代町の町民の皆様方にこたえる、それしか、これからですよね。今までのことを、恐らく総括も必要です。将来に誤りのないように総括も必要ですけれども、でも実際は、責任逃れをするわけではありますませんけれども、これからどうするかですよね。これからどうするか、決して宮代町の将来はバラ色ではありません。恐らく十中七は大変なことになろうと思います。

 そこで申し上げましたけれども、自分でそういうことを言ってはおしまいですけれども、抜けてしまった方がいいと言われますけれども、たとえもう一回やらせていただいても、本当にイバラの道、しかし、すばらしい議員の皆さん、すばらしい町民の皆様が、今までもそうでしたから、そこに私は期待をかけているのです。公共改革もそうです。ほかの町は余りやらないのに、きっと宮代の町民はいい方法、いわゆるガバナンス、民間委託とか、そういうことではないんです。それはもうニューパブリックマネジメントですか、私はそれを超えて、いわゆるガバナンス、みんなで責任をもって、いわゆるコモンズといいますか、この地域をつくっていくということになれば、いろいろなリソースもまた生まれてくると。そういうことにかすかな希望を持っております。

 ですから、合併だけが力強い町をつくるとは思っておりません。しかし、そう言うと合併しないのではないかと思われてしまいますから、それもなかなか難しい。どれが正しいかは、歴史ですから、判断するのは。今はだれも何がいいかわかりません。歴史が判断しますから。しかし、その歴史にたえるようにやっていくのが議員であり、私どもだと思っております。精いっぱいこれからも、西村さんのそれはいろいろわかっていますから、助言をいただきながら頑張っていきたいと、そう思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(小山覚君) ちょうど61分になりました。

 以上で、西村茂久議員の一般質問を終わります。

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△合川泰治君



○議長(小山覚君) 通告第17号、合川泰治議員。

     〔2番 合川泰治君登壇〕



◆2番(合川泰治君) 2番、合川です。通告書に従いまして、順次質問させていただきます。

 まず、1点目のアーチェリー推進事業についてお伺いいたします。

 当町において組織されました経営戦略会議の中で、アーチェリー競技を推進していくことが既に決定事項となっているところであります。ご承知のとおり、昨年行われました国体においては、町と町民が一体となり、民泊などを通じて、大会を盛り上げたことは記憶に新しいところであります。その中でも、町内におけるアーチェリー競技者の活躍も見過ごすわけにはいかないものと思います。そして、競技での貢献のみならず、裏方としての協力も得られたことは、大変感謝すべきものであり、そのようなことからアーチェリー競技を推進していくことが決定に至ったと聞いております。

 しかし、アーチェリー競技の現状は大変厳しいものがあります。1970年代に勢いはあったものの、その後徐々に世界との距離を離し、最近では山本選手がアテネオリンピックにおいて銀メダル獲得という快挙をなし遂げたものの、競技人口は減少の一途をたどり、アーチェリー場やターゲットレンジは閉鎖に追い込まれています。

 その要因として、少子化によることもそうですが、その追い打ちをかけているのが弓具の高額化であります。ハイテク素材を駆使した弓や矢は、ますます高級・高額化し、市場の低迷と縮小は表裏一体となり、悪循環を繰り返しております。

 また、オリンピックランドに代表される見せる競技への転換も、残念ながら日本ではインパクトを持ち得ません。さらに、日本のアーチェリーの原点は、現ヤマハ、当時の日本楽器社長、川上源一氏がアメリカから持ち帰った一本の弓と言われております。そのヤマハが1959年に日本で初めてのFRP製アーチェリーの生産開始以来、アーチェリー競技の普及、拡大に努めていましたが、市場シェアとしては高い状況にありながらも、2002年2月にアーチェリー事業から撤退をしております。

 以上のような状況にあるアーチェリー競技を普及拡大していくことは、容易なことではないと思いますが、この事業に関する見通しをお伺いしたいと思います。

 (1)としまして、アーチェリー競技の将来性についての見解、(2)としまして、どこまでを目標とし、推進するものなのか、またその目標をクリアするための手段と今後の見通し、最後に(3)でありますが、他のスポーツ競技者の中にはなぜアーチェリーだけという声もありますので、公平性についての見解をよろしくお願いいたします。

 続きまして、2点目の東武との関係についてお伺いさせていただきます。

 2011年の地上テレビ放送のデジタル放送への完全移行に当たり、600メートル級の新たな電波塔が必要であるとされております。それに関連しまして、ことし3月28日に、放送事業者による検討の結果、埼玉新都心と墨田・台東エリアの2カ所が候補地に選定されたところでもあります。そこで、墨田・台東エリアにタワー誘致が決定した場合、その計画地において東武本社が含まれていることから、移転の方向性もあるという話を伺っております。

 宮代においては、東武とともに発展してきたことは言うまでもなく、また資本金661億円、従業員数6,000人に及ぶ本社誘致によります効果は、経済的な面に限らず、関連企業を含めた人的・物的相乗効果ははかり知れないものがあります。この機会に対して、町としてどのような対応をするかは、今後のまちづくりを考える上でも重要な案件のように思います。

 当然、道路整備や誘致による環境整備など、さまざまな問題点が浮かび上がってくることとは思いますが、誘致に向け、何もしないということはないと思います。したがって、この機会に対して、町としてはどのように対応すべきとお考えか、お聞かせ願いたいと思います。

 続きまして、2点にあります東武とのタイアップについてであります。イベントは町の魅力の一部として機能しているものでありますが、町内で催されております各種イベントにおいては、参加者の減少傾向が見受けられるように思います。その理由としては、少子化やマンネリ化といったことが挙げられるのではないでしょうか。

 そこで、民間企業である東武とのタイアップを図り、今申し上げたような事柄を少しでも解消し、本来の目的をより貫徹できるよう努力すべきと考えます。既に町民夏まつり実行委員会内のイベント委員会においては、東武動物公園さんの協力を得ることができまして、委員会への出席、そして新しいアイデアの提供をいただいているところであります。このように、委員会への参加を含め、形としてはさまざまな手段があると思いますので、町の活性化及び新しい価値と魅力の創造のため、積極的に呼びかけていくべきと考えますが、町としてはどのようにお考えか、お伺いさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(小山覚君) 合川議員の質問に答弁願います。

 1点目、アーチェリー推進について、教育長。



◎教育長(桐川弘子君) それでは、アーチェリー推進についてのご質問にお答え申し上げます。

 まず、(1)のアーチェリー競技の将来性についてでございますが、議員ご承知のとおり、昨年開催されました彩の国まごころ国体、アーチェリー競技会は、全国各地から多くの選手、監督、役員をお迎えし、町民総参加のもと、大会副会長の大成功の言葉で終了いたしましたが、あのときの感動は、議員おっしゃるように、いまだに私たちの記憶に新しいところでございます。

 アーチェリーの将来、未来を語るには、過去を振り返り、現在を知ることが大切と思いますので、振り返らせていただきますと、アーチェリー競技会開催までには長きにわたる関係者の血と汗のにじむ努力がございました。平成4年度に埼玉県準備委員会が設立されまして、同時に勤労者体育センター内に町初のアーチェリー練習場がつくられ、アーチェリー教室を開催するなど、普及活動が始まりました。実は私、そのころ教育委員会におりまして、そのアーチェリー教室第1期生でもございました。

 以来、宮代町アーチェリー連盟が発足し、前原中学校及び宮代高等学校にアーチェリー部が創設されるなど、競技者を育て、競技力の向上に努めてまいりました。その結果、全国中学生アーチェリー大会や全国高等学校総合体育大会、国民体育大会において優勝者が出るなど、優秀な選手が育ち、現在では宮代町は埼玉県のアーチェリーの拠点としてだれもが認めるようになりました。

 また、選手育成だけではなく、体育指導員を中心にいたしまして、審判員も養成されまして、これほど多くの審判員を町から出されたのは、いまだかつてないと言われたほどでございました。

 さらに、困難だったのは、民泊でございましたが、産みの苦しみがあっただけ宮代町民は熱く燃えまして、まごころ国体にふさわしいもてなしと競技会場での熱心な応援とに代表されますように、町民一丸となってかかわり、全国に発信されたものと確信しております。

 このことは、今後のまちづくりにとりましても、かけがえのない財産となり、あのときの町民の皆様の情熱、感動、そして人と人との温かい触れ合い、町民相互の触れ合いとそこから生まれた地域の深いきずななど、いつまでも輝く記憶として残すためにも、そしてもちろん地元中学校、高等学校から優秀な選手が育成されている現実からも、アーチェリーの町、宮代町を推進してまいりたいと存じます。

 続きまして、(2)のどこまでを目標とし、推進していくのか、またその目標を達成するための手段と今後の見通しについてでございますが、現段階では平成20年に高等学校総合体育大会、いわゆるインターハイでございますが、埼玉県で開催され、宮代町はアーチェリーの会場地に内定しているところでございますので、インターハイを当面の目標としております。

 町としてどのようなかかわりをするのかにつきましては、この5月に実行委員会が設立したばかりでございまして、まだ明確にされてはおりませんが、会場地の町として、はらっパークを会場として提供し、全国各地から多くの選手団をお迎えするということでございます。当面は、インターハイまでは今までどおり、中学生を選手として育成するために、国体記念アーチェリー教室の開催を初めといたしまして、アーチェリー体験教室、各種大会の誘致、開催など、アーチェリーの普及と競技力の向上に努めてまいりたいと存じます。

 (3)の他のスポーツとの公平性についてでございますが、さきに申し上げましたように、昨年の彩の国まごころ国体でアーチェリー会場となり、地元宮代高等学校から優勝者が出るなど、宮代町が全国に発信され、国体開催地の記念種目としてのアーチェリーであり、全国にアーチェリーの町、宮代として、発信されました。そういう意味におきまして、アーチェリーはこれまで意図的に普及と選手の育成が図られてまいりまして、町のイメージを全国的に位置づけた種目として、他の競技種目とは異なるものととらえております。

 しかしながら、21世紀はスポーツの必要性を強調する時代から、人々の求める多様なスポーツ欲求をいかに保障するかが問われる時代でございまして、町民の皆様の心身の健康の維持、増進のために、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに親しむことができるよう、他の種目の公平性につきましても、十分に配慮をしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 2点目、東武との関係についてのうち、(1)、町長。



◎町長(榊原一雄君) 東武との関係についてのうち、(1)町を挙げて本社誘致に取り組む考えはというお尋ねでございますが、議員さんご指摘のとおり、東武鉄道は宮代町の発展はもとより、町民生活の面でも大きな影響力を持ってきましたし、またこれからも持ち続けるわけでございます。

 また、東武鉄道とは、斎藤町長以来の人脈もあります。また、小河原議員さん、唐沢議員さんという東武でご活躍された方々の人脈もあります。そういうことから、宮代町は定期的な情報交換を東武と行ってきているところでございます。

 しかしながら、本社移転があるというお話について、現在のところ私どもの方には情報が入っていないところでございます。しかし、仮に当町に東武鉄道の本社が移転することになれば、お話にございましたように、工場跡地の整備、社屋ビルの建設、そして多くの社員の方々が勤務することになるわけでございます。これは宮代町の活性化にとって千載一遇の機会であると、そのように考えております。ですから、議員ご指摘のとおり、今後、町を挙げて宮代町への誘致を図っていかなければならないと、そのように考えております。ご理解をいただきたいと思います。



○議長(小山覚君) 続いて、(2)、総務政策課長。



◎総務政策課長(西村朗君) お答えを申し上げます。

 祭りなど、各種イベントにおける東武とのタイアップについてのご質問でございますが、これまで祭りなどを宮代町で実施するに当たりまして、東武との特段の連携を図ることはございませんでしたが、今年度につきましては、町民まつりに東武動物公園が持っているイベントのノウハウなどを生かしていくと、さらには双方にとって有益な関係が構築できればと、このような観点から東武動物公園に対しまして、町民まつりについて協力を依頼をいたしまして、会議等に出席をいただくなど連携を図っているところでございます。

 また、4月に開催をいたしました桜祭りにおきましても、東武動物公園の社員の方に参加をいただいたところでございます。

 このように、今年度から東武動物公園との祭りに関する連携を始めたわけでございますが、今後、さらに町、それから東武動物公園、さらには東武鉄道、双方にとってメリットのある効果的な事業の実施など、どのような可能性があるのか、さらに互いに協議をしてまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) これより一問一答方式となります。

 ただいまの答弁に対する再質問はありますか。

 合川議員。



◆2番(合川泰治君) 1点目のアーチェリー推進については、了解いたしましたので、以上とさせていただきます。

 2点目の東武との関係についてなんですけれども、本社誘致の話は聞いていないということなんですけれども、現在あそこにあいている操車場跡地について、今、東武との話し合いというのは持っているのか。もし持っていたらその内容は、どういうふうにあそこを整備していくというような話が出ていればお聞かせいただきたいので、その点お願いします。



○議長(小山覚君) 休憩します。



△休憩 午後1時34分



△再開 午後1時50分



○議長(小山覚君) 再開いたします。

 産業建設課長。



◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。

 東武動物公園駅操車場跡地のその後の経過ということでございますが、東武動物公園駅周辺に関しましては、今までにもさまざまな調査や計画を町民の皆様、それから東武鉄道、関係者と一緒に研究、計画を立ててきたところではございますけれども、そういう中で、東武鉄道が以前、さきの議会でお答えしているとおりではありますけれども、東武が公団等に話しに行っているという話はあったようでございます。

 その中では、東武鉄道としてはどこかに用地を取得していただきたいというような意味が含まれているようでございまして、公団に話を持っていったときには、面積が少ないとか、道路づけが悪いとか、周りの取りつけ道路が狭いとか、負担が多くなり過ぎるとか、条件に合わないような部分がございまして、この話は成立しなかったような、そのような話も聞いているところでございます。

 その後におきましてはどうかといいますと、その後、東武鉄道の方が町に来ている状況もございませんし、話としては進んでいないところでございます。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 合川議員。



◆2番(合川泰治君) 質問は以上とさせていただきます。

 ただ、町長にぜひこれからも夢のあるまちづくり、それだけはよろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(小山覚君) 以上で、合川泰治議員の一般質問を終わります。

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△唐沢捷一君



○議長(小山覚君) 通告第18号、唐沢捷一議員。

     〔1番 唐沢捷一君登壇〕



◆1番(唐沢捷一君) 1番の唐沢でございます。

 通告書に従いまして、2点ほど一般質問をさせていただきたいと思います。

 まず、第1点でございますけれども、新庁舎についての質問をさせていただきたいと思います。

 町民待望の役場の新庁舎、去る2月に完成しまして、2月14日より供用開始をしたところでございます。新庁舎はご存じのとおり、木の持ち味を生かし、木のぬくもりを感じさせる、そして大きな空間を持った人と自然に優しい庁舎として、今後のまちづくりの拠点として、町民の期待も大きいものがあろうかと思います。

 この新庁舎、早いもので使用開始から約4カ月がたとうとしているわけでございますけれども、その評判はおおむね好評のように伝え聞いております。そこで、この間の利用者の声をどのように町側は把握しているのか、お聞かせをいただきたいと思います。

 具体的には、イ)、ロ)、ハ)、ニ)ということで4つに分けておりますけれども、まずイ)としまして、オープン以来の来庁者の数、町内外、視察も含めて、どのぐらいの人数になっているのか。それがまず第1点。

 そして、2点目が、利用している町民の声、そしてまたそこで働く職員の声をどのように集約をしているのか。

 そして、3点目につきましては、開設後、新庁舎内のトラブル、例えば窓口で、案内等で何かトラブルが発生したかどうか、お聞かせを願いたいと思います。

 そして、2としまして、新庁舎の機能や設備に対して、問題点は現在生じていないのかどうか。

 以上、あわせて新庁舎について質問をしたいというふうに思っています。答弁によってはまたいろいろと、一問一答の中で再質問させていただきたいと思います。

 そして、2点目の方の榊原町政の続投宣言ということで質問をさせていただきたいと思います。

 ご存じのように、今議会の中で前段者から同種の質問がたくさん出されました。その質疑の中で、中身については理解をしたところでございます。また、私個人的にもさきの3月の定例議会の中で、町長の政治姿勢なり、また3期12年の歩みについて質問をし、確認もしているわけでございます。しかし、あれから若干の情勢も変わってきている。特に今回、榊原町長の続投宣言が出されたというふうなこともあって、幾つか質問をさせていただきたいというふうに思っているわけでございます。

 特に早いもので、ことしの10月に改選ということになっているわけでございます。特に3万5,000人のトップを決める、そんな選挙ということで、多くの町民が榊原町長の去就も注目をしていたわけでございます。

 前段者の質問の中にもありましたとおり、後援会のあいさつの中で、4期目に向けて決意を述べたということも報じられているわけでございます。この決意に至った町長の率直な心境をぜひひとつお聞かせをいただきたいと思っているわけでございます。

 特にこの中で後援会の会報、22号の中で示された内容、3つほど質問するわけでございますけれども、若干重複する面もあろうかと思いますけれども、3つの基本理念、新生宮代をつくる5つのチャレンジ、マニフェストをどのように今後具体化をしていくのか。そして2つ目には、町長の3期12年間の任期中に果たせなかった課題は何があったのか、お聞かせ願いたいと思います。

 そして、ハ)としまして、勇気と決断を求められるリーダーシップとは何なのか。榊原町長のリーダーとしての基本理念はどういうものがあるのか、あわせてひとつお聞かせ願いたいというふうに思っております。

 1番と同じで、答弁によってはまた一問一答の中で再質問させていただきたいと思います。以上、2点です。よろしくお願いいたします。



○議長(小山覚君) 唐沢議員の質問に答弁願います。

 1点目、新庁舎について、総務政策課長。



◎総務政策課長(西村朗君) 新庁舎についてのご質問に順次お答えを申し上げます。

 まず、イ)新庁舎がオープンしてからの来庁者数についてのお尋ねでございますが、来庁者についての特別な調査は町として実施をしておりませんので、来庁者数については把握をしていないところでございます。

 なお、新庁舎内に新たに設置いたしました市民活動スペースについては、県の補助金を受けている関係で、利用者の実績報告義務がありますことから、受付窓口において利用者数の把握に努めておりまして、これまでにおよそ6,000人のご利用をいただいております。

 また、新庁舎についての視察件数でございますが、正式に申し込みをいただいたものとして、建設中に5件、オープンをしてから5件の計10件の視察がございまして、主に議会や建築関係者の視察が中心となっております。

 次に、ロ)町民や職員の声を集約しているかとのご質問でございますが、町民の皆様や来庁者の方々からのご意見等については、町長への手紙やフロア案内などを通じまして把握に努めているところでございます。

 また、そのほかに、各窓口においてのご意見等や職員からの意見につきましては、それぞれ庁内メール等で庁舎管理担当まで連絡が入ることになっておりまして、状況に応じた適切な対応に心がけております。

 これまでに町民の方から一番多く寄せられたご意見としては、郵便ポストの設置要望でございまして、これについては宮代郵便局長に相談をし、杉戸郵便局に設置の要請をいたしましたところ、近日中に郵便ポストを設置する旨の回答をいただいたところでございます。

 新庁舎について、来庁される方々から聞かれますご意見としては、開放的で気持ちがいいというご意見や木というのは気持ちが落ち着くといった感想など、木造庁舎に対する好意的なご意見というものを大変数多くいただいているところでございます。

 オープンから既に3カ月余りが経過いたしましたが、今までのところ、特に庁舎についての苦情等はございませんが、これからも町民の皆様や来庁者の声というものを大切にし、よりよい庁舎となるよう努力してまいりたいと存じます。

 次に、ハ)開設後のトラブルでございますが、新庁舎のオープンに当たりましては、やはり来庁される方々が戸惑うことが予想されましたことから、ご案内のとおり、職員が交代でフロア案内を行っております。

 こうしたこともございまして、大幅な組織改正を行った4月当初も、若干気がかりではありましたけれども、特にトラブルや大きな混乱もなく、乗り切ることができたものと認識をしております。

 最後に、(2)新庁舎の機能について問題はないかとのご質問でございますが、今のところ特に大きな問題等は発生をしておりません。これも新庁舎の計画に当たりましては、当初から町民参加の手法を取り入れまして、時間をかけて計画を練り上げてきた結果ではないかと考えております。

 しかしながら、今後庁舎を使用していく中では、気づかなかった点や時代とともに改善をしなければいけないところも出てくるかもしれませんが、その際には町民の皆様が使いやすい庁舎ということを念頭に置きまして、適宜対応してまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 2点目、榊原町政の続投宣言について、町長。



◎町長(榊原一雄君) 自分では言うのはちょっとおこがましい言葉でございますが、いわゆる続投宣言についてのお尋ねにお答えを申し上げたいと思います。

 まず最初に、3つの基本理念、新生宮代をつくる5つのチャレンジ、いわゆるマニフェストということでございますが、それを実現させる具体策とは何かというお尋ねにお答えを申し上げます。

 繰り返しになるかとは思いますが、私はこのたび4選出馬を表明するに当たりまして、自身の考えるところの今後取り組むべき宮代町の課題について、町民の皆様にわかりやすくお示しをして、その是非についてご判断をいただくことが必要と考えまして、3つの基本理念等、これを実現するための新生宮代をつくる5つのチャレンジをマニフェストとして取りまとめて、提示をさせていただいたところでございます。これはまだ内部情報でございまして、町民の皆様あるいは議員の皆様にも言っていないかと思いますが、一応後援会で提示をさせていただいたところでございます。

 基本理念のまず1つ目、水と緑の環境モデル都市、2つ目として三世代が安心して生き生きと暮らせる福祉モデル都市、3つ目は市民活動が活力を生み出す市民自治モデル都市、これは前段の議員さんにもお答えしておりますけれども、今まで町民の皆様の合意を得てつくらせていただいております水面にはえる文化都市、あるいは「農」のあるまちづくり、いわゆる宮代町のまちづくり創造理念を言葉を変えて今風に示したということでございます。

 この3つのいわばまちづくり創造理念の実現のために5つの政策を提示して、これをつくり上げていくと、挑戦していくという考えでございます。

 内容について、唐沢議員さんは待っているかもしれませんが、これを言うと時間を食ってしまいますから、そういうことで5つの課題について、政策について取り組んでいきたいと、そういう決意を申し上げたところでございます。

 マニフェスト的ですから、2年とか、任期内とか、とにかく4年の間に実現可能な財源も含めて、私が自分でつくったものですから、そんなに精査はしておりませんけれども、今まで町政を担当させていただいておりますので、お話がございましたように、それなりの資料も持っておりますので、自分の判断でこれは可能だと、言えば最少限度の夢といいますか、宮代町としての町民の皆様にとっていろいろなニーズがあるわけですけれども、その中で実現可能、しかも基本的に皆さんに共通の認識と思って、幾つかですけれども、提示をさせていただいたわけでございます。これが町民の皆様あるいは職員の皆様と共有ができれば、これを基盤として新しい宮代の将来像が見えてくると、そのようにも思っているところでございます。

 次に、12年間に果たせなかった課題とは何かというお尋ねでございますが、3期12年の任期中に果たせなかった課題と改めてご質問を受けて考えたわけでございますが、私が町長に就任して以来12年間、議会の皆様を初め、町民の皆様方の本当に温かいご理解、ご協力に支えられまして、小さい町としては、本当に皆様の税金でやったのですから、皆様のお知恵をいただきましてやったわけで、私がやったわけではございませんが、自慢できるものではありませんけれども、一般的に福祉や子育て、教育の分野を初め、町民の皆様の夢と声を大切にしながら、優しさという視点で、そういうスクリーンにかけて、一つ一つ丁寧に着実に課題を克服しつつあると、そのように認識もいたしておるところでございます。

 しかしながら、むしろ課題はこれからの町政運営にあるとご指摘がありました。これからが正念場といいますか、これからが大変な問題であると、そのようにも認識しております。今後はますます困難な状況に直面する、財政問題ばかりではなく、いろいろな面で困難な状況に遭遇するということは明らかでございます。相当の覚悟と決意が必要であると、そのようにも考えます。

 限られた財源、資源をどう活用して、町政の運営、すなわち自治体経営のかじ取りをするかどうか、厳しく問われております。要するに皆さんの思いを一つの方向に巻き込むといいますか、ともに町民の皆さんは汗をかこうと、一肌脱ごうと思ってくれれば、これはもう全然同じ財源でも、環境でも、違ってしまいます。そういうことを巻き込めるかどうかが、トップリーダーの資質でございます。そういう資質が私にあるかどうかというと、じくじたる思いがありますけれども、そうありたいと願っているところでございます。

 そこで、町長はリーダーシップは何かというお尋ねでございますが、これは3年前にもお答えしておりますけれども、時代が違っていますから、またリーダーシップのとり方も違っていきます。先ほどの合併問題でもいろいろリーダーシップのとり方、ご指摘を受けましたけれども、その時代時代で、あるいはその場面場面でリーダーシップのとり方も違ってくるわけでございます。とにかく人口の増加や高度経済成長に伴う右肩上がりの経済資源の拡大は、これはもう望めない。その中で豊かな地域社会を築いていくためには、首長がリーダーとして自治体の明確なビジョンを示すことが何よりも大切であると、これはだれでもそのように思っているところでございます。

 そしてまた、分権時代といいますか、市民社会の中では、このビジョンを、あるいはまたそのミッションというか、戦略体系をつくるときに、ただトップリーダーあるいは周りだけで決めるのではなくて、直接・間接に町民の、市民の参加を得るということが基本になってきているわけでございます。そうすることによって、市民の皆様方の信頼を得ながら、自立した町民の皆様の活動を支援して、協働することによって、市民自治の力で新しいまちづくりの展望が見えてくるのではないかと、そのようにも思っております。

 また、組織内におきましても、そのマネジメントに当たりましては、首長としてのこれまた明確な方針決定、基本的な方向性の指示をするということが基本的な問題であります。首長のリーダーシップを組織全体に浸透させるためには、今置かれている危機意識あるいは改革意欲を共有して、首長と、町長と職員との信頼関係をつくるということも、これまた大事なことであるわけでございます。首長のトップダウンの指揮命令も必要ですけれども、職員からの本当に建設的な、改革的な提案なくしてすばらしいまちづくりの方向も決まらないし、ひょっとしたら裸の王様になるわけでございまして、そういう職員から自由な提案ができるような、そういう職場環境をつくっていく努力する必要があろうかと思っております。

 首長は、いわば基本方針を示すだけで、具体的な施策の実施あるいは方法については、職員の知識と経験を十分に活用することが大切だと。改めて、それは当たり前のことなんですけれども、それを本当に実践していくことがなかなか難しいですけれども、それをしなければ組織自体が沈没してしまうと。そのことを心に決めてリーダーシップ、リーダーによって町が左右されると言われておるのはもう事実でございますので、そのことを心にしっかりと刻みながら、現在取り組んでおります公共の改革におきましても、町民の皆様とさらに、あるいは仕事をする仲間である職員とともに公共のあり方等の思いを共有しながら、あるべき町民の皆様の福祉を守るために全力で取り組んでいきたいと、そのように思っております。ご理解をいただきたいと思います。



○議長(小山覚君) これより一問一答方式となります。

 ただいまの答弁に対する再質問はありますか。

 唐沢議員。



◆1番(唐沢捷一君) これより一問一答方式というふうな、今回からそういう方式でやることになりました。できる限り一問一答方式ですから、変化球のないように素直なボールを送りたいと思いますので、ひとつ返るボールもこちらが受け取れるようなボールをぜひひとつ投げてもらいたいなと思って質問をさせていただきたいと思います。

 まず、第1点目の方でございますけれども、先ほど課長の方からの答弁をいただきまして、やはりおおむね来庁者、それから視察団も含めて好評だというようなことをいただきました。また、現在の庁舎内では機構的にも、設備的にも問題ないというような答弁もあわせていただいたわけでございますけれども、そこで幾つか一問一答で質問しますので、よろしくお願いしたいと思います。

 まず、第1点でございますけれども、正面玄関を初め、出入り口が4つあるわけですけれども、この新庁舎の構造、確かにすばらしい庁舎でございますけれども、この出入り口のひさしに残念ながら雨どいがないと申しますか、そういう状況があるわけでございます。これはもちろん専門家が設計をし、つくったわけですから、我々がどうのこうの言う立場ではないんですけれども、現実的に雨が降ると、屋根から両サイドに滝のように水が落ちてくる。そういうような現実がありまして、大変雨が降ったときに、町民が出入り口に困っていると、出た途端に滝のような雨が降り注いでくるというような現実があるわけでございまして、こういう現実を把握しているのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 総務政策課長。



◎総務政策課長(西村朗君) お答えを申し上げます。

 確かに、議員ご指摘のとおり、新庁舎に関しましては、構造上雨どいを設けておりません。これは設計に当たりまして、次のこれから申し上げる2点の観点からそのような設計にしたということでございます。

 1点目は、全体的な庁舎の景観面から雨どいがない方がすっきりするのではないかと。

 2点目といたしましては、庁舎の周辺のケヤキを残すということで新庁舎の建設を行いまして、この関係上、落ち葉等による雨どいの目詰まりというのが危惧されると。このような管理上の問題から雨どいを設けなかったというようなことでございます。

 ご指摘のとおり、やはり雨の日にはどうしても多少の雨水のはね返りというのがございますが、正面玄関の屋根の部分の横幅は約4メートルございまして、今までのところ直接町の方に来庁者からの苦情等はいただいていないと、このような状況でございます。ご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 唐沢議員。



◆1番(唐沢捷一君) 今、景観というものを重視して、現実的にはそういう構造になったというふうな答弁をいただきました。やはり利用する側の声も十分ひとつご理解をいただいて、できましたらひとつ今後何らかの改良をしてもらいたいなというふうに思っているわけでございます。

 そのほかにも幾つか質問をさせていただきたいと思いますけれども、同じく正面玄関の車寄せがございますね。町長の車が置いてあって、そこから正面玄関に向かい、R型でひさしが、やはり車寄せと申しますか、乗りおりするのにつくっていただいたあの車寄せの関係ですけれども、正直言いまして、柱が逆になっている状況の中で、乗りおりに大変不便を来す。やはりそのひさしにも雨どいがないわけでございまして、雨が降ったときの乗りおりに大変支障を来していると。特にお年寄りの皆さん方から何とかしてもらいたいなというふうな声があるんですけれども、そういう声は聞いていないのかどうか。柱が邪魔になっていると。あれは逆に柱をつければよかったのではないかなというふうな話もございますけれども、それの苦情はあるのかないのか、ひとつお聞かせ願いたい。

 また同時に、真夏の対策と申しますか、これから暑くなるわけでございまして、確かに景観、南側は全面ガラスですから、すばらしい明るさでいいんですけれども、真夏の対策、果たしてあれはどういうような形をとっていくのか。いや、ガラスにそういう構造をしてあるので、問題ないよというふうなことにもなるのかと思いますけれども、真夏対策、暑さ対策をどのように考えているのか。今、国もなるたけ暑さ対策を、1度下げるために、ワイシャツのネクタイを外すとか、どうのこうのとなっていますけれども、この状況の中で真夏対策はどのように考えているのか、お聞かせをいただきたいと思います。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 総務政策課長。



◎総務政策課長(西村朗君) お答えを申し上げます。

 まず、ご質問の1点目でございますけれども、正面玄関の車寄せの部分の屋根を支えている柱の取りつけの位置が余りよくないと、乗りおりに支障がある、加えまして、やはり雨どいがないことによりまして使いづらいのではないかと、このような声が町民の方からないかというご指摘でございますけれども、庁舎管理担当の方には具体的にそのような苦情等は今のところいただいていないという状況でございます。雨どいがない理由につきましては、先ほど申し上げましたような落ち葉による目詰まりを防ぐというようなことから、同様につけていないというような状況でございます。

 それから、真夏の対策、特に暑さ対策ということでございますけれども、旧庁舎に比べまして、新庁舎につきましては非常に空間の広がりがあると。今のところ風通しも非常にいいということでございまして、既にこれまでも気温の高い日などもありましたけれども、比較的暑さについては今のところ支障はないというような感想を持っております。そうは言っても、これからどんどん夏に向けて気温は上昇してまいりますが、そういった環境面なんかも考えまして、できるだけ冷房の設定温度は下げないようにしていきたいと思っておりまして、その中で議員からご指摘がございましたような、今はクールビズと言うのですか、非常にマスコミ等でも取り上げられておりますけれども、そういった暑さをしのげる服装で職員も業務に当たるというようなことに心がけまして仕事をしていきたいと、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 唐沢議員。



◆1番(唐沢捷一君) 新庁舎、先ほど言ったとおり、できて4カ月がたったわけでございますけれども、新庁舎の管理システム、これは旧庁舎との関係もあろうかと思いますけれども、変更はないのかどうか。従来ですと、業務委託契約書ということで、警備関係、清掃関係、委託業務に任せていると思いますけれども、このシステムの関係については全く変更はないのかどうか、ひとつお聞かせ願いたい。

 また同時に、庁舎管理規則があるわけでございますけれども、例規集の88ページの中に1条から14条まであろうかと思いますけれども、この規則の中身につきまして変更はないのかどうか。その中で特に14条の中に火気取締責任者というものがあろうかと思いますけれども、これが1名、補助が1名というようなことが明記されておるんですけれども、これも変更はないのかどうか。あわせて各課は確かにオープンになっていますので、盗難や今議会でもいろいろと情報関係で質疑があったわけですけれども、情報等の管理は万全なのかどうか、これもひとつあわせてお聞かせいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 総務政策課長。



◎総務政策課長(西村朗君) お答えを申し上げます。

 まず、ご質問いただきました中で、旧庁舎時から今回の新庁舎となりまして、庁舎管理に関する業務委託等ということについて、この状況に変更があったかどうかというご質問かと思いますけれども、庁舎管理に関します業務委託等につきましては、旧庁舎時は総合管理業務全体を太平ビル管理株式会社さんに一括して業務委託をしていたという状況でございます。

 新庁舎になりましてからは、新たに機械警備システムを導入をいたしましたことから、これをセコム株式会社さんの方に新たに委託をしております。それから、清掃業務委託につきましては、ティーエムオー宮代さんの方に委託をしていると。そのほかの総合管理につきましては、従前どおり、太平ビル管理株式会社さんの方に委託をしていると、このような状況になっております。

 それから、ただいま申し上げましたように、新庁舎になっての警備システムとしては、セコムに委託をいたしました機械警備システム、これは新たに導入をした部分でございまして、ここが旧庁舎時と新庁舎では警備全体の中で大きく変更になった点ということでございます。

 それから、庁舎管理規則につきましては、特にこれは変更しておりません。これは一般的な庁舎管理に関する事項を規則として定めたということでございますので、特段の変更の必要がないということで変更しておりません。防火管理につきましては、庁舎管理担当の情報管理室長が防火管理者として防火の管理に当たっているという状況でございます。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 唐沢議員。



◆1番(唐沢捷一君) 確認も含めて質問をするわけでございますけれども、業務委託、若干機械委託ないしはセコム、そして清掃関係につきましてはティーエムオーの方に委託したというふうなことでございますけれども、ちなみに金額はどのぐらいの契約になっているのか。また同時に、旧庁舎の場合、業務委託の契約、これは警備になっていますけれども、月額38万8,000何がしの金額になっていると思いますけれども、これの変更なんかはどうなっているのか。ちなみにひとつ金額の方を差し支えなかったらお聞かせ願いたいと思います。

 また、ちなみに規則の方でございますけれども、従来どおり責任者は変わらないということでございますけれども、14条の関係でいって、火気取締責任者1名はどなたなのか。補助員1名、どなたなのか。ひとつ差し支えなかったら、これもお名前で明言してもらいたい思います。

 よろしくお願いします。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 総務政策課長。



◎総務政策課長(西村朗君) お答えを申し上げます。

 まず、1点目の旧庁舎と新庁舎の庁舎管理の経費の金額の比較というご質問でございますけれども、恐縮ですが、月額ではなくて、年額でしかちょっと把握をしていないわけでございまして、年額でちょっとお答えを申し上げます。

 旧庁舎時につきましては、これは平成16年度でございますが、全体で1,752万966円と、これが平成16年度、旧庁舎の管理経費の全体額でございます。17年度、新庁舎、これは2月14日からということでございますけれども、年額の委託料の金額でございますけれども、これが2,395万9,890円という状況でございます。

 それから、ご質問の2点目でございますけれども、火気取締責任者でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、総務政策課の岡村情報管理室長が責任者と。それから補助員は同じ担当の秋谷主査がなっております。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 唐沢議員。



◆1番(唐沢捷一君) 一問一答方式で、細かいことまで質問するということで大変どうかと思いますけれども、とりわけ総務政策課長、赴任して時間がないのに、細々と質問して恐縮に存じているんですけれども、もうあと幾つか細かいことをひとつ質問したいと思いますけれども、これもやはり前段者の中から出たと思うんですけれども、現在、案内係、メーン玄関のところで管理職の方が本当にあそこに立って、時間制ですから、1日何交代かわかりませんけれども、何交代かで管理者の方が8月まで延長して実施をするというような話も聞かせていただきましたけれども、今後、できましたら町民の方の中にはたくさんいろいろなボランティアに携わっている方、もちろん高齢者事業団ということもあろうかと思いますけれども、そういう人たち、特に女性なんかも女性なんかと言ったら大変失礼ですけれども、そういう方がたくさんいるわけでございまして、そういうものを得意としている人も大変いると思いますので、できましたらそういうボランティアの方にお手伝いを願って、もっときめの細かい案内システムができるような体制もつくっていただいたらどうなのかなと。これも前段者のいろいろな質問の中で管理職の方、何がしかの管理職手当をもらって、本業もあろうかと思いますので、本業を1日抜いてあそこに立っていることは、これはまた大変でございますので、できましたらそういう人たちにお手伝いを願うようなシステムもひとつ考えていただきたいと思いますけれども、いかがなものでしょうか。

 よろしくお願いします。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 総務政策課長。



◎総務政策課長(西村朗君) お答え申し上げます。

 庁舎のフロア案内、これを職員以外にも地域のボランティアの方などにお手伝いをいただいて、よりきめ細かい案内サービスを行ってはどうかということでございますけれども、大変有意義なご提案をいただいたと思います。今後、そういったボランティアでお手伝いをいただける方がいらっしゃるかどうか、その辺も含めて可能性を検討していきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(小山覚君) 唐沢議員。



◆1番(唐沢捷一君) ありがとうございました。

 幾つか大変本当に細かいことまで質問して、的確な答弁もいただきました。ありがとうございます。ぜひともひとつこの新庁舎、宮代町のシンボルとして、また人と自然に優しい開かれた庁舎として、これからも有効にかつまた愛される庁舎づくりに向けて、ひとつ総務政策課長、担当のトップとしてもっといろいろとご苦労願いたいというふうに思って終わりにしたいと思います、この関係につきましては。

 では、次の方に移らせていただきたいと思います。2点目の方に移らせていただきたいと思います。

 今回の議会の中で、町長に対しての4選出馬ということで、本当にたくさんの方から質問もありましたし、町長も一生懸命答弁をいただきました。私も余りくどくどと言いたくないわけでございまして、特に町長とは30年来の、立場は執行者側、私は一議員という立場で、それぞれ町長に対しては失礼な言葉も議会の内外で言ってきた一人でございます。これはできましたら、やはりイエスマンにはなりたくないなと、是々非々で町長を支える、そんな立場で町長には耳の痛い話も何回かしてきました。また今回もちょっと耳の痛い話になろうかと思いますけれども、ひとつお答え願えればありがたいなというふうに思っているわけでございます。先ほど冒頭言ったとおり、一問一答方式、端的に質問しますので、町長もひとつ端的に、腹を割って答弁をいただければありがたいなというふうに思っております。

 まず、第1点目でございますけれども、町長の会報の中で示されました3つの基本理念、また新生宮代をつくる5つのチャレンジ、マニフェストを示されました。そこで、町長は今現職でございますね。町長が立ち上げた公共改革プロジェクト、これが今進行しているわけでございまして、進行すると同時に、町長のこのマニフェストが出されたわけでございますので、それに対して、町長自身矛盾をちょっと感じていないのかどうか、ひとつお聞かせ願えればありがたいなというふうに思っております。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 町長。



◎町長(榊原一雄君) そういう考え方もあろうかと思いますけれども、ただ、私も10月に選挙に向けて、やはり4年間の思いといいますか、約束事ですね、マニフェストは。思いだけではなくて。それを提示して、北川さんの話によれば、それで選挙をすると。選挙の制度を変えると。今までは人柄とか、いろいろな地縁、血縁で選んできたんだけれども、この分権時代では政策で選ぶと。だから提言した方がいいのだと。そうすると、その提言で、これは余り言ってしまうとあれですけれども、しがらみに縛られない、マニフェストで忠実に選ぶと縛られない。私のような気が弱くても、マニフェストをやるんだということで、これは地縁・血縁も、人柄も大事ですよね。やはりしがらみだって、悪いしがらみばかりではないです。しかし、できるだけそういうことではなくて、自分が町民の皆様と約束したことで選んでもらって、それで4年間をやると。それでマニフェストということになるんでしょうけれども、それが現実に実現できるかどうかわかりませんけれども、そういう思いで、一応だれにも私の、残念ながら言えないんですよね。頼んでないからですけれども、自分で考えました。だからちょっと分脈も、急にやりましたから、変なところもありますけれども、そういう思いで、できるだけマニフェスト、町民の皆様方に約束する形で、わかりやすく、何だという面もありますけれども、これは何だと、なかなかできないことですけれども、それを約束するということを提示させていただき、これはそういうことです。

 今、市民の皆様方でやっている公共改革は、答弁も申し上げましたけれども、私のあれには全然縛られない、市民の目線で私も市民の目線で考えたつもりですけれども、見方によれば違いますから。市民の目線で新しい公共の空間をつくってもらうと。いろいろ提言が制限されています。私の思いとしては何回も答弁させていただきましたけれども、行政、市民、企業、いろいろな主体を持った団体が、まちづくりについてそれぞれの立場で町をよくしようという取り組み、責任も持って取り組む、そういうのがガバナンスと言われていますよね。だからそういうものをつくる公共改革をしてもらうと。いろいろと項目を限定していますけれども、それはでも限定せずに、期限も切っておりませんので、うまく回っていけば、本当に公共改革は市民がやっていくと。それをできるだけ私どもも議会も尊重して、それは決定ではありませんけれども、できるだけ尊重して、市民による、公共改革というと限られたみたいですけれども、そうではなくて、まちづくりの提言をしてもらうということでございますので、矛盾はしないと思います。

 ですから、私のマニフェストとは違う、もっともっと、比較すれば比較にならないと思います。言葉で格好いいことを言うのではないんですけれども、市民でつくり上げたら、それは私は、またそれをもちろん逃げる意味でマニフェストを曲げていってはいけませんけれども、市民の皆さんが提言する改革案を十分町の計画に反映していきたい。私は矛盾はしないと思うんですけれども、そう思っています。



○議長(小山覚君) 唐沢議員。



◆1番(唐沢捷一君) マニフェスト、矛盾がないというような答弁をいただきました。マニフェストにチャレンジをする5つの提言ということでございますけれども、これはまさに挑戦、戦いですね。そういう意味ではひとつこれは町長、もし約束すれば、この4年のうちでこれを達成するというふうに町民に約束をする中身になっているわけでございますけれども、そこでちょっと違うことで質問させていただきたいと思います。

 町長は従来から、町長のこれは人間性なり、町長の政治姿勢の一つだったわけでございますけれども、首長はやはり長くやるとどうしても弊害が出てくるよねというような話も何回か私、場所は今ちょっとわかりませんけれども、聞いた記憶が正直言ってあるんですけれども、首長は長期政権はやはりとるべきではないよねと、やはり3期12年が一つの大きな節ですよねというようなことを町長は今まで恐らく、場所ははっきりしませんけれども、言ってきた経緯もあるんですけれども、しかし、今回は異例の決断だと、異例の選択をしたんだと。それはやはり前段者からの質疑の中でいろいろと私も理解をしているわけでございます。町民からの信頼を何としてもここで回復させたい、さらには今厳しい町行財政の中で、これを何とか盛り返し、宮代町らしさをつくっていきたい。そんな気持ちで4選を目指したんだというふうな決意もこの中であったわけでございますけれども、その中で、若干2問目の方、ロ)の方にもちょっと当たるかなと思うんですけれども、町長、この3期12年間の中で、この中では果たせなかった問題云々というふうな質問をさせていただきましたけれども、例えば町長、この3期12年の中で、後継者づくりを考えたことがあるのかどうか。先ほど前段で言ったとおり、町長自身、やはり一つの節は3期12年だというふうな考えのもとに、この12年間の中で自分の意を継ぐ、そんな後継者づくりは考えなかったのかどうか、ひとつお聞かせをいただきたいというふうに思っております。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 町長。



◎町長(榊原一雄君) 後継者づくりは、古来から言われてきておりまして、今はちょっと意味が違って、市民社会ですから、分権時代ですから、首長が後継者を指名するというのは難しいですけれども、しかし、時代が変わっても、やはりこういう人を、議員さんもそうですけれども、やはり活躍してもらいたいという思いはあるわけですから、やはりそれは選挙で選ぶことですけれども、大事なことだと思います、後継者づくりは。もちろん最後は選挙ですから、それは市民の人が選ぶんですけれども、やはり後継者づくりはお話のように大事だと思います。一番わかるんですから。それは公平な意味でですよ。自分のあれではなくて、後継者をつくれば自分も批判されるんですから。それなりの人の後継者をつくるのは大事だと思っています。私は後継者として選ばれたかどうだかはわかりませんけれども、斎藤町長は町長になるな、なるなとずっと言われっ放しですから、正直な話。だから私を後継者と思わなかったでしょうけれども、絶対なるな、絶対なるなと、余計な話ですけれども、でも、やはりその後継者というのは考えていましたよね。日下部町長もそうですけれども、私も考えないわけではなかった。ざっくばらんな話、3期12年、これは無責任かもしれませんけれども、合併すると、もう99%合併、3期目からもうすぐですから。10月に選ばれまして、その明けてすぐもう枠組みの話になってきてしまって、具体的にね。ですから、後継者を選んでももうだめかなと思ってしまったんです。それは私の至らない点でありますけれども。全くこの3年間はぶっちゃけた話、合併で振り回されたといいますか、そこでリーダーシップがなかったと言われるんですけれども、残念ながら。しかし、ここで合併でもめたと言っても、やはり自治について、町について、町民の皆さんは真剣に考えたと。プラスマイナスで考えても、決してマイナスを埋めて、自治体づくりに町民の皆様方が目覚めたのではなくて、思いをしてきたということで、私はこの合併のドタバタ劇は決してむだではなかったと思っております。

 それにしても、後継者づくりは全く3期目で考えるべきなのに、私は余り外部では言いませんけれども、親しい人には言ってしまっておりますけれども、3期、権腐10年、私も細川さんの信奉者でしたから、やはり権不10年とか、そういうのを思っていたんですよね。だけど駄弁になりますけれども、政治家で一番の決断、これは出処進退のうちで、やはりやめるときですよね。出るときは皆さんに推されてひょいと出てしまうんですけれども、やめるときはだれもやめろと言いません。これは自分で決断するしかないわけでございまして、これは政治家が一番厳しい決断を問われる、あるいは間違うと晩節を汚すことになろうと思います。私もそれはやはり十分考えましたけれども、ひょっとすると晩節を汚すかもしれないと思いましたけれども、先ほど申し上げましたように、12年間やってきて、とにかくこういうことになったので、質問されましたけれども、信頼をなくした者がなんで信頼を取り戻すのだというふうに言われましたけれども、それは信頼をなくしたから、百歩譲ってもそれを自分で取り戻したいと、そういう勝手な責任感といえば責任感だけれども、そういう思いで選挙に臨みたいと思っております。ですから、もっと具体的な、格好いいことではなくて、マニフェストをつくらせて、新しい方法で選挙に臨みたいと、そのように思っておるところでございます。

 残念ながらこの3年間、一番後継者、あるいは宮代町の育成を担う人を、議員さんも含めて、首長としてそういう人を、育てると言ってはちょっとおこがましいけれども、そういう人が活躍できる環境をつくっていくことがリーダーとしての役目だと思っております。本当にその点につきましては、この3年間を思うとじくじたる思いがしますけれども、今度もう一回あったとすれば、そのことも十分考え、町の将来のために考えていくべきだと、そのように思っております。

 以上です。



○議長(小山覚君) 残り時間2分です。

 唐沢議員。



◆1番(唐沢捷一君) 今2分というサインが出ましたので、最後、町長、もう一回ちょっと登壇願うことになると思うんですけれども、リーダーという形、これは過去にも私、町長にも質問しまして、やはり町長にも失礼なことを言ったと思うんですけれども、町長、リーダーとしては信長型か、秀吉型か、家康型かということでやった経緯があるんですけれども、やはりそれぞれの場合、タイプがもちろんあると思いますし、榊原町長を私はこれらの型にはめようとは思ってませんし、町長は町長らしさでこの3期12年間、環境、福祉、教育に取り組んできた。特に人に優しいまちづくりということで歩んできたわけでございますので、最後に町長の責任を果たすという、この結びと申しますか、責任を果たすことはどういうことなの、もう一回ちょっとひとつお聞かせいただきたいと思います。責任を感じて、無責任に放り出すことはできないということを明言していますけれども、責任を果たすということは最後はどういうことなのか、一つそれだけお聞きして終わりにしたいと思っています。



○議長(小山覚君) 質問に答弁願います。

 町長。



◎町長(榊原一雄君) これはもうだれでも言うことでございますけれども、地域社会の中でここに住む人々が生き生きと安心して暮らせる地域社会をつくると、そういうことに尽きると思います。それが優しさという感性の視点、最初にそれを申し上げました。それが私の所信であります。



○議長(小山覚君) 以上で、唐沢捷一議員の一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○議長(小山覚君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれで散会いたします。

 ご苦労さまでした。



△散会 午後2時57分