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埼玉県 宮代町

平成15年 11月 臨時会(第6回) 11月17日−01号




平成15年 11月 臨時会(第6回) − 11月17日−01号









平成15年 11月 臨時会(第6回)



宮代町告示第79号

 平成15年第6回宮代町議会臨時会を次のとおり招集する。

  平成15年11月13日

                         宮代町長  榊原一雄

 1.期日    平成15年11月17日

 2.場所    宮代町議会議場

 3.付議事件

  1 専決処分の承認を求めることについて

  2 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について

  3 宮代町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について

  4 町長、助役及び収入役の給与等に関する条例の一部を改正する条例について

  5 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例について

            ◯応招・不応招議員

応招議員(21名)

   1番  唐沢捷一君       2番  加納好子君

   3番  林 恭護君       5番  高柳幸子君

   6番  角野由紀子君      7番  小山 覚君

   8番  木村竹男君       9番  榎本和男君

  10番  大高誠治君      11番  神田政夫君

  12番  加藤幸雄君      13番  丸藤栄一君

  14番  柴山恒夫君      15番  赤塚綾夫君

  16番  高岡大純君      17番  木村晟一君

  18番  野口秀雄君      19番  野口秀夫君

  20番  小林新一君      21番  山下明二郎君

  22番  横手康雄君

不応招議員(1名)

   4番  野口正男君

          平成15年第6回宮代町議会臨時会 第1日

議事日程(第1号)

               平成15年11月17日(月)午前10時00分開会

     開会

     開議

     議長あいさつ

日程第1 会議録署名議員の指名について

日程第2 会期の決定について

     町長あいさつ

     ●議案の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決

日程第3 議案第89号 専決処分の承認を求めることについて

日程第4 議案第90号 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について

日程第5 議案第91号 宮代町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について

日程第6 議案第92号 町長、助役及び収入役の給与等に関する条例の一部を改正する条例について

日程第7 議案第93号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例について

     町長あいさつ

     議長あいさつ

     閉議

     閉会

出席議員(21名)

   1番   唐沢捷一君       2番   加納好子君

   3番   林 恭護君       5番   高柳幸子君

   6番   角野由紀子君      7番   小山 覚君

   8番   木村竹男君       9番   榎本和男君

  10番   大高誠治君      11番   神田政夫君

  12番   加藤幸雄君      13番   丸藤栄一君

  14番   柴山恒夫君      15番   赤塚綾夫君

  16番   高岡大純君      17番   木村晟一君

  18番   野口秀雄君      19番   野口秀夫君

  20番   小林新一君      21番   山下明二郎君

  22番   横手康雄君

欠席議員(1名)

   4番   野口正男君

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人

  町長      榊原一雄君   助役      柴崎勝巳君

  収入役     島村孝一君   教育長     桐川弘子君

  総務担当参事兼合併推進室長   町民生活担当参事兼生活環境課長

          山野 均君           篠原敏雄君

  健康福祉担当参事兼福祉課長   技監兼工事検査室長

          折原正英君           横田英男君

  教育次長兼教育総務課長     総務課長    田沼繁雄君

          岩崎克己君

  総合政策課長  岡村和男君   税務課長    並木一美君

  町民サービス課長        健康課長    森田宗助君

          斉藤文雄君

  介護保険課長  吉岡勇一郎君  農政商工課長  小暮正代君

  建設課長    鈴木 博君   都市計画課長  中村 修君

  会計室長    金子良一君   水道課長    福田政義君

  学校教育課長  飯野幸二君   社会教育課長  青木秀雄君

  総合運動公園所長

          谷津国男君

本会議に出席した事務局職員

  事務局長    織原 弘    書記      熊倉 豊

  書記      元井真知子



△開会 午前10時00分



△開会の宣告



○議長(横手康雄君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、これより平成15年第6回宮代町議会臨時会を開会いたします。

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△開議の宣告



○議長(横手康雄君) 直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(横手康雄君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。

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△諸般の報告



○議長(横手康雄君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。

 野口正男議員におかれましては、本日議会欠席の連絡を受けておりますので、報告いたします。

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△会議録署名議員の指名



○議長(横手康雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において5番、高柳幸子議員、6番、角野由紀子議員を指名いたします。

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△会期の決定



○議長(横手康雄君) 日程第2、会期決定の件を議題といたします。

 ここで、議会運営委員会の審議結果の報告を求めます。

 唐沢捷一議会運営委員長。

     〔議会運営委員長 唐沢捷一君登壇〕



◆議会運営委員長(唐沢捷一君) おはようございます。

 1番の唐沢でございますけれども、議長からご指名いただきましたので、本日午前9時半から議会運営委員会を開催させていただきました。

 中身につきましては、ご案内のとおり、平成15年第6回宮代町議会11月の臨時会ということで、執行部議案につきましては、89号から93号までの5議案というふうな中身でございます。

 なお、この中で議案の91号から議案の93号までの3議案につきましては、期末手当の支給割合の改定に伴うというふうな中身でございますので、一括上程というふうなことで確認をさせていただきました。

 以上の中身でございますので、きょう1日限りということが確認をされたところでございます。

 以上でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(横手康雄君) お諮りいたします。

 本臨時会の会期は、委員長の報告のとおり、本日11月17日1日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 異議なしと認めます。

 よって、会期は1日間と決しました。

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△町長あいさつ



○議長(横手康雄君) ここで町長あいさつをお願いします。

 町長。

     〔町長 榊原一雄君登壇〕



◎町長(榊原一雄君) おはようございます。

 開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。

 本日は、第6回宮代町議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方におかれましては何かとお忙しい中、ご参集を賜りましてまことにありがたく、厚く御礼を申し上げます。

 本臨時会におきましては、専決処分1件、条例の改正案4件、合わせまして5件のご審議をお願い申し上げるものでございます。後ほど説明させていただきたいと存じますが、何とぞよろしくご審議を賜りましてご議決をいただきますようお願い申し上げまして、極めて簡単でございますが、開会に当たってのごあいさつとさせていただきます。

 どうぞよろしくお願いを申し上げます。

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△議案第89号の上程、説明、質疑討論、採決



○議長(横手康雄君) 日程第3、議案第89号 専決処分の承認を求めることについての件を議題といたします。

 職員をして議案を朗読いたさせます。

 事務局長。

     〔事務局長朗読〕



○議長(横手康雄君) 提案者から提案理由の説明を求めます。

 町長。

     〔町長 榊原一雄君登壇〕



◎町長(榊原一雄君) それでは、議案第89号 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。

 本議案は、先般11月9日に行われました衆議院議員総選挙の執行経費に関しまして、一般会計補正予算の専決処分をさせていただいたものでございまして、地方自治法第179条第3項の規定によりましてご報告申し上げ、承認をお願いするものでございます。

 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(横手康雄君) 補足説明をお願いします。

 総合政策課長。



◎総合政策課長(岡村和男君) おはようございます。

 それでは、議案第89号 専決処分の承認を求めることにつきまして補足説明を申し上げます。

 恐れ入りますが、お手元の平成15年度宮代町一般会計補正予算書(専決第2号)の1ページ目をごらんいただきたいと存じます。

 今回専決処分をさせていただきました補正予算につきましては、歳入歳出予算の補正でございまして、既定の予算額に歳入歳出それぞれ1,293万4,000円を追加し、予算の総額を104億628万7,000円とさせていただくものでございます。

 補正の内容につきましては事項別明細書によりご説明申し上げますので、7ページをお開きいただきたいと思います。

 今回の補正につきましては、去る11月9日に行われました衆議院議員総選挙に要する経費について専決処分をさせていただいたものでございまして、歳入におきましては、12款県支出金、3項県委託金、1目総務費県委託金としまして1,293万4,000円を計上しております。

 次に、歳出でございますが、8ページをごらんいただきたいと思います。

 2款総務費、4項選挙費、7目衆議院議員総選挙費でございますが、歳入と同額の1,293万4,000円の計上となっておりまして、3節の職員手当等から18節備品購入費まで、それぞれ説明欄にございますように、総選挙の執行に要する経費を計上させていただいたところでございます。

 以上で、一般会計補正予算の専決処分に関しましての補足説明を終わらせていただきます。



○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終了いたします。

 これより討論に入ります。

 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 賛成討論なしと認めます。

 これをもって討論を終了いたします。

 これより議案第89号 専決処分の承認を求めることについての件を挙手により採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     〔挙手全員〕



○議長(横手康雄君) 挙手全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△議案第90号の上程、説明、質疑討論、採決



○議長(横手康雄君) 日程第4、議案第90号 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。

 職員をして議案を朗読いたさせます。

 事務局長。

     〔事務局長朗読〕



○議長(横手康雄君) 提案者から提案理由の説明を求めます。

 町長。

     〔町長 榊原一雄君登壇〕



◎町長(榊原一雄君) 議案第90号 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。

 本議案は、今年度の人事院勧告に基づいて実施された国家公務員の給与改定に準じまして、町職員の給与を改定させていただくものでございます。

 条例改正の内容でございますが、給料月額の引き下げ及び扶養手当の改正を行うとともに、期末手当の支給割合を0.25カ月引き下げまして、勤勉手当との合計で年4.4カ月とさせていただくものでございます。

 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(横手康雄君) 補足説明をお願いします。

 総務課長。



◎総務課長(田沼繁雄君) それでは、議案第90号 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきまして、補足してご説明申し上げます。

 説明の前に、皆様にお配りさせていただいております新旧対照表につきましてでございますが、新旧対照表の中に給料表の改正前と改正後の比較表が入ってございませんでしたことから、本日お配りさせていただきましたのでよろしくお願いしたいと思います。

 それでは、補足説明をさせていただきます。

 本条例改正は、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じまして、町一般職職員の給与を12月1日付で改定するものでございます。具体的には、本給を平均で1.08%引き下げる給料表の減額改定を行うほか、配偶者の扶養手当を500円引き下げますとともに、期末手当の支給率を0.25月分引き下げまして年4.40月とさせていただくものでございます。

 改正条文の内容でございますが、第1条におきましては、配偶者の扶養手当を1万4,000円から500円引き下げて1万3,500円とするほか、本年度分の12月期末手当の支給率を0.25月分引き下げる臨時措置を講ずるとともに、別表の改正といたしまして、行政職給料表を平均で1.08%引き下げる減額改定を実施するものでございます。

 なお、期末手当の支給率では、一般職員が100分の170から100分の145円、再任用職員が100分の90から100分の75円、それぞれ引き下げとなるものでございます。

 続きまして、第2条関係でございますが、来年度以降の期末手当の措置といたしまして、6月及び12月の期末手当支給率をそれぞれ改定し、合計で今年度同様、年4.40月とするものでございます。

 このほか附則におきまして、施行期日や給料額等の切りかえ、号給の調整等の必要な措置を定めるほか、第5条にございますとおり、民間給与との格差是正のため、4月分給与に格差率と支給済み月数を乗じて得た額と、既に支給済みの6月期末手当に格差率を乗じて得た額の合計額を、今年度の臨時措置として12月の期末手当から減額する措置等を定めるものでございます。

 なお、住居手当につきましては、国家公務員の給与改定において月額1,000円の手当が廃止されたところですが、町職員につきましては、国家公務員のような官舎の整備がないことなどにより勤務条件に大きな差異がありますことから、改定は行わず据え置きとさせていただくものでございます。

 また、電車等公共交通機関分の通勤手当を6カ月定期券の額とする改正につきましては、人事院勧告でも16年4月以降の措置とされているところですが、詳細情報が不足しております関係で、3月議会での改正予定とさせていただくものでございます。

 以上をもちまして補足説明とさせていただきます。



○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 加藤議員。



◆12番(加藤幸雄君) おはようございます。12番の加藤です。

 幾つか質疑をお願いしたいと思いますが、まず、もう今年度以前にも4年、給与がカットされてきております。今度5年目に当たるわけなんですけれども、ここに前いただいた資料で、例えば期末手当が平均で8万8,000円減るとかありますけれども、1人平均で過去4年間で引き下げられた額というのは合計で幾らになるんでしょうか、それが1つ。

 それから、今回5年目ということで、今回分を入れますと5年分でどれぐらい引き下げになるんでしょうか、その点お願いしたいと思います。

 それから、扶養手当、1万4,000円から500円引き下げるということなんですけれども、この500円というのはどういうことなんでしょうか。奥さんが500円分食べなくなったのかどうか。何かあると思うんですけれども、お願いしたいと思います。

 それから、今度のこの条例改定が決まれば、もう済んでしまった、ことし4月にさかのぼって手当等を差し引くというんですけれども、これはもう法律で常識になっています、不利益は過去にさかのぼって適用しない、この原則に反するやり方だと思うんですけれども、どのようにお考えでしょうか。

 これもやっぱり過去4年間ずっと同じやり方をしてきたわけなんですよね。これから支給する額に対して引くんじゃなくて、もうあげちゃったものからまた返せというようなやり方だと思うんですけれども、おかしいんじゃないかと思いますが、どうでしょうか。

 それから、職員の給与のこのカットですけれども、町の経済として考えた場合、やっぱり町内の営業、業者に影響も出てくるんではないかと思います。既に出ているとも思いますけれども、その点はどのようにお考えでしょうか。

 次ですが、この公務員の給与削減というのは、当然、民間にも悪影響を及ぼしていると思いますし、経済団体などからは、官が給与を下げているんだから民も当然下げるんだと、こういうような論調もありますよね。そうすると、今度は民が下げたんだから官も下げるという悪循環に陥っていると思うんですけれども、そうしたご認識はあるのかどうか。

 国家公務員もそうですけれども、自治体の公務員のその引き下げというのは、当然、この公務員に準じて給料をもらっていると、そういうところにも当然引き下げの圧力がなっていくわけで、考えてみますと、この自治体の職員たちの給料を下げるということが国民全体に及んでいくと思うんですけれども、その点はどうなのか、ご認識を伺いたいと思います。

 それと最後に、人事院勧告と同時に人事院の報告というのがされているわけなんですけれども、その中で給与控除の基本的見直しというのが掲げてありまして、成果、実績重視の人事、給料体系への見直しとか、地域の公務員給与の抜本的見直しを行う、こう言っているわけです。特にこの後の「地域の公務員給与の抜本的見直しについては、より民間給与の事情が反映できる仕組みとなるよう俸給と手当のあり方を見直す」、こういうふうに言っているわけなんですが、この地域の公務員といいますと、地方に勤務する国家公務員とか宮代町のような地方自治体の公務員だと思うんですね。この人勧の報告の方針でいきますと、これまで以上に地域、地方の公務員の給料というのが引き下げられていく、それが強まっていくんではないかと心配をするわけなんですけれども、そのことについてはいかがお考えでしょうか。

 以上です。よろしくお願いします。



○議長(横手康雄君) 加藤議員の質疑に答弁願います。

 総務課長。



◎総務課長(田沼繁雄君) それでは、質問にお答えさせていただきます。

 まず、1点目の過去4年間で減額された額、今回を含めるとどれぐらいになるのかということでございますが、職員の平均給与でお答えさせていただきますと、本給ベースで過去4年間で月額マイナス4,210円になります。今回を含めると月額マイナス7,514円になります。

 次に、2点目の扶養手当の500円の引き下げの理由ということですが、これは民間準拠によるものでございます。

 それから、3点目の給与カットに伴う不利益不遡及の関係でございますが、給与の措置に関しましてはいわゆる不利益不遡及の原則がありまして、4月にさかのぼっての減額改定は実施できないこととなっております。このため給与の減額改定は、本年で言えば12月以降の給与に適用するように将来分のみを対象としているものでございます。

 しかしながら、昨年度及び今年度の給与改定は、公務員制度が準拠すべき民間の著しく厳しい状況を反映した結果でございまして、4月から現在までの官民格差を何らの措置もせず放置することは、現在の社会経済情勢を背景とした住民感情からすれば、公務員のみが得をすることを容認するものでありまして、到底理解を得られないものと思われるところでございます。このため不利益不遡及の原則に配慮しつつ、既に支払った給与の返還という形ではなく、ボーナスの臨時調整という形で年間給与額の官民格差の均衡を図るものでございます。

 なお、この内容は、本年4月の各職員の基準給与額に官民給与の格差率を乗じ、さらに支給済みの月数を乗じて調整額を算出いたしまして、12月の期末手当を調整額相当減額として算出するものでございます。

 次に、4点目、5点目の関係でございますが、町内事業者への影響であるとか、また、今回の給与改定は民間にも影響を及ぼすのではないかというようなことでございますが、全国の公務員が全員マイナス改定となることでの経済への影響はどの程度かはわかりませんが、ご質問のとおり、多少はあるのではないかと推測されます。

 しかしながら、本給与改定は、公務員給与における民間準拠の大原則に基づくものでございまして、制度的にも原則どおり改定の必要があること、また、経済に影響があるからとはいえ、公務員だけが民間を上回る給与をいただき続けることは、現在の住民感情からは到底理解されないことなどを考慮すべきと考えているところでございます。

 最後でございますが、勧告と同時に出されている報告書の中の給与構造改革の基本的見直しの関係でございますが、これまで以上に公務員の給与引き下げに拍車がかかるんじゃないかというようなことでございますが、今回の人勧で出された方針は、要点を考えますと、民間給与に準じて今までの年功序列的制度を改めることや、国家公務員の調整手当のワンタッチ支給を改めることなどに代表されるように、給与の地域間格差を民間に合わせて適正に反映することなどでございます。このことは給与制度のあり方を見直すことでございまして、給与制度の改善により、公務員の士気高揚や民間準拠等を的確に進めようとするものでございます。このため、このことをもって地域の公務員の給与引き下げに拍車がかかるというご質問の趣旨とは直接結びつかないものと考えられるものでございます。

 以上でございます。



○議長(横手康雄君) 加藤議員、再質疑ありますか。

 加藤議員。



◆12番(加藤幸雄君) まず、1点目の過去から今度やる引き下げで合計で幾らになるかということで、4年間で月では4,210円、それから今回を入れると7,510円ということで、今回分だけでかなり大型の削減だなと感じました。

 私としては、イメージとして年額で幾ら引かれたんだろうか、この方がわかりやすいと思ったので、そのことを月でお答えいただきましたけれども、年でなるとどうなのかということでもう一度お願いできればと思います。

 それから、扶養手当は民間に準拠したということで、それ以上のお答えは出ないと思います。それはいいです。

 3点目の、過去に出した給料を今これからまた引くという不利益不遡及の原則はどうかとお聞きしたら、確かにそれはあるとおっしゃいました。その認識は正しいと思うんですけれども、民間の厳しい状況をやっぱり考えなくてはいけないということ、それから公務員だけが得をする、こういうことはいかがなものかということをおっしゃいましたけれども、実際に働いていらっしゃって、どうなんでしょうかね、給料を民間が減らしているからといって、自分たちの働いているところで、もし引き下げなかったら得をすると思いますか、その点をお聞きをしたい。

 そういう不利益不遡及の原則は月々の給料にかかるものだから、それはしないで、ボーナスで過去にさかのぼって調整するんだと言うけれども、そのこと自体もおかしいと思うんですよね。月給ではできないけれどもボーナスだったらカットしていいやって、それはおかしいと思うんですよ。

 苦肉の策といいますか、そういうことを国が考えたんでしょうけれども、年間でもらっている給料で見ないと、やっぱり皆さんの暮らしということは考えられないと思うんですよ。もう一回、そういった点でどうなのかお願いしたいと思います。

 それから、公務員の給料を引き下げるということで、何と言ったんだっけ、若干と言ったかな、余り影響がないようなこと、少しだけと言ったのかな、忘れましたけれども、ちょっとその認識はおかしいですよ。

 もう今回、前にいただいた説明で、平均で16万3,000円給与引き下げですよね。そうしますと、国、地方を合わせて公務員全体で総額で7,000億円近い削減になるんですよ。このことはもう出ているわけですよね。それを若干影響はあるとか、かもしれないとか、それではおかしいと思いますよ。

 それで、影響についてはいいんですけれども、その前に、この町内の営業、例えば役場の職員さんたちはお昼ご飯を食べに行ったり、町で買い物もしているわけですよ。そういった影響はどうなんですかとお聞きしたんですけれども、その答えはありませんでした。そこをもう一回お願いしたいと思います。

 それから、最後の人事院勧告の報告の件ですけれども、お答えを聞きますと、民間に合わせて適正な給与水準にするんだというようなお答えでしたけれども、例えば東京と地方で給料の差があるという、それは大企業がいっぱいある、集中しているところはやっぱり給料高いんですよ。地方にもその大企業の工場とかがありますけれども、一般に大企業がなくて中小企業で頑張っている、だけれども給料は低いというところの差が大きいんですよね。これは人事院の研究報告の中にも書かれているわけですよ。そういった点を無視して、ただ大都市は高い、中小都市は低いとか、そういったもともとある格差じゃないと思うんですよね。

 だから、地方としては、民間に準拠して下げるんじゃなくて、やっぱり国全体が上向くように給料のことも考えないといけないと思うんですけれども、その点でも国の方針をずっと言われていると思うんですけれども、もう一度お願いできればと思います。

 以上です。



○議長(横手康雄君) 加藤議員の再質疑に答弁願います。

 総務課長。



◎総務課長(田沼繁雄君) 再質問にお答え申し上げます。

 1点目の再質問でございますが、年額でどれぐらいになるかということでございますが、年額につきましては、過去4年間、さらにはことしを入れての計算はボーナスまで含めるような形となりますので、今回は出してございませんのでご理解いただきたいと思います。

 今年度、今回だけの額を参考までに申し上げますと、職員の給与月額の減額については、まず本給平均で、これは職員の給与の平均で幾ら減少するかということでございますが、本給平均で約3,300円、手当込みの月額平均で約3,850円となります。年間給与では、平均給与月額の減額掛ける12カ月プラスボーナスの減少分で試算しますと、平均で約13万4,200円となります。このうちボーナスの0.25月分の減少分は約8万8,000円ということになります。今年度、今回のものでございます。

 それから、2点目の不利益不遡及の関係でございますが、引き下げをしなかったら得をするというふうに先ほどお答えさせていただきましたが、これは、やはり公務員が得をするという言い方がよろしいかどうかは別といたしましても、引き下げをしないということは比較して上がるということにもとれますので、そういう意味から得をするというふうに申し上げたものでございます。

 そのようなことから、やはり同じように住民の皆様に理解をしていただくためには実施していくことが必要であろうというふうに考えております。

 それで、ボーナスの調整についてはおかしいということでございますが、これは不利益不遡及の原則がございますことから、それに配慮しつつこのような形で調整を図るということで、国の方針も出ておりますことから、これに準じて実施させていただくものでございます。

 それから、3点目の町内への影響の関係でございますが、これは実質的には計算しているわけでもございませんので、どの程度の影響があるのかはわかりませんが、多少はあるのではないかと推測されるとお答えさせていただきました。しかし、公務員の給与における民間準拠の大原則に基づきまして実施をさせていただくというようなことでございます。

 それから、最後の質問でございますが、地域の公務員と中央の公務員との差の指摘につきましては、これは国の方でも指摘をされております。それに基づきまして、地域には地域のあり方があるというようなことから、この内容をすべてにおいて見直しさせていただくという方針が出ているようでございますので、それを実施したからといって、すべて地方の公務員が引き下げをそれに基づいて行うということではないというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(横手康雄君) 加藤議員、再々質疑ありますか。

 加藤議員。



◆12番(加藤幸雄君) お願いします。

 年額ではわかりました。

 不利益不遡及のことですけれども、課長も初めのお答えでもおっしゃったし、今もおっしゃったんだけれども、やっぱり不利益不遡及の原則はああるんだということで、私、2問目で苦肉の策と言いましたけれども、そういうような月例給で引けないからボーナスで調整ということをおっしゃいました。その言葉はいいけれども、結局引くわけですよ。それはやっぱりどう弁解しても、不利益は過去にさかのぼらないという大原則に真っ向から反するものだと思いますよ。お答えはいいですけれども、それはおかしいと思います。

 それから、町内業者への影響ですけれども、多少はあるのではないかということですけれども、やっぱり町民の暮らしとか町内の営業とかに直接かかわってくる問題ですから、そういう担当課もあるわけですから、定期的に調査をするとかされてほしいですね。

 私、この町内の食堂に入ったときに大将が、マスターというんですかね、何というんですかね、要するに店のご主人が「最近、役場の人たち来なくなった」「少なくなった」と言ったのかな、「いや、それはもう過去4年前から年間で十数万円みんな給料引かれているんですよね」。そうしたらびっくりしていましたよ、「ええ」って。そういったところへちゃんともうマイナス影響出ているんです。そういったこともよくわかってください。

 それで、1つ追加で確認させていただきますけれども、役場の正職員は、それと私たちのような特別職もわかるんですけれども、例えば臨時職員がありますよね、それから議員以外の特別職というのはいっぱいあると思うんです。学童保育の指導員さんとか、そういった臨時とか特別職、正職員でない人たちでやっぱり役場に関係している人たちがいるわけなんですけれども、その人たちは引き下げないのかどうか、その点はちょっと確認をしておきたいんです。お願いをしたいと思います。

 それから、最後のこれからの方針のことですけれども、引き下げるばかりではないというようなお答えですけれども、これほどまでに経済が縮小していって、先ほど言ったように民間と官が賃金の引き下げ競争をしているような状況では、やっぱり地方の職員というのは大変な目に遭っていると思うんですよね。

 先ほど言ったように、やっぱり大企業があるところと中小企業で頑張っているところ、その格差が大きいんですよ。その格差があるから、そういった地域の民間の実態に合わせてやるんだということになれば、それは当然引き下げる方向になっていくじゃないですか。それは、それだけではありませんよ。大企業があるところだったら上がる可能性もあるかもしれないけれども、大部分のところはどんどん下がっていくんじゃないですか。その点でお答えは説明不足かなと思うんです。その点、もう一度お願いをできればと思います。

 以上です。



○議長(横手康雄君) 加藤議員の再々質疑に答弁願います。

 総務課長。

     〔「休憩」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 休憩します。



△休憩 午前10時51分



△再開 午前11時05分



○議長(横手康雄君) 再開します。

 休憩前に引き続きまして会議を開きます。

 加藤議員の再々質疑に答弁願います。

 総務課長。



◎総務課長(田沼繁雄君) 再々質問にお答え申し上げます。

 正職員以外の臨時職員、それから非常勤職員等について、これは今回の職員の引き下げが連動するのかということでございますが、臨時職員につきましては、民間パートの賃金や他団体の臨時職員の賃金等を参考に見直しをさせていただいておりますことから、直接この職員の連動ではないというふうにご理解いただきたいと思います。

 それから、非常勤職員につきましては、この臨時職員の賃金をベースに非常勤職員の賃金を決めておりますことから、これにつきましても連動するものではないというふうに考えていただきたいと思います。これらの民間のものや他団体のものの動向によりまして見直しを図っていくものでございます。

 特別職につきましても同様に、国、他団体等を参考にさせていただきまして実施しているものでございますので、職員と連動ではないというふうにご理解いただきたいと思います。

 それから、人事院勧告とともに出された報告書の内容の件でございますが、これにつきましてはさまざまな考え方があろうかと思いますが、報告書として出されたものでございますので、今後の推移を見守っていきたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(横手康雄君) ほかに質疑ありますか。

 赤塚議員。



◆15番(赤塚綾夫君) 15番議員の赤塚ですが、思いつきでお伺いするものですから愚問と思われるかもしれませんが、4点ばかりお伺いしたいと思います。約20年目に入って私、議員生活を行ってきたんですが、職員の給与等に関しては、執行部の言うとおりに今まで質疑もせずに賛成だけしてきたんですが、このたびだけは何としてもお伺いしておきたいと思いまして、愚問なのかもしれませんがお伺いいたします。

 人事院勧告に基づいて国家公務員の給与改定あるいは増減、あるいは減額改定、今回は減額改定なんですけれども、人事院というのはどんなことをやることなのか、給与改定だけを人事院勧告はやるのか、そしてそのメンバーはどんな人たちなのか、そしてまた、だれがメンバーに推薦あるいは任命するのか伺っておきます。

 2番目は、国家公務員に対して行った給与改定ではありますが、なぜ地方公務員にまで準じてしまうのか、その理由について伺います。

 それから3点目は、地方公務員の給与は全国どこでも全く同額なのか、あるいは格差があるのかどうかお伺いいたします。

 そして、今回出された職員の給与改定に仮に否決された場合、罰則規定みたいなのがあるのかどうかです。

 その4点を先にお伺いいたします。よろしくお願いします。



○議長(横手康雄君) 赤塚議員の質疑に答弁願います。

 総務担当参事。



◎総務担当参事兼合併推進室長(山野均君) 人事院の性格でございますけれども、公務員は、地方公務員法で政治活動とか争議行動等労働条件が制約されております。その制約に対しまして、それを補てんする措置として人事院制度というものが設けられておりまして、例えばその1つが、給与につきまして適正化を図るために人事院の方で勧告をするということが、戦後つくられたところでございます。

 そして、その人事の機能ですけれども、給与勧告のみならずもろもろの給与条件、それからいろいろな国家公務員の不服の審査というようなことも審決をするような機能を持っております。

 それから、組織でございますが、3人の人事官によって構成をされております。

 それから、ご質問の2点目でございますが、地方公務員の給与がなぜ国の人事院の勧告に従うのかということでございますけれども、議員ご発言のとおり、人事院勧告は国の国家公務員に対する給与の勧告でございます。しかしながら、地方公務員におきましても、やはり民間準拠というのが大原則でございまして、その中にはどういったものを考えていかなければいけないかというと、その民間の給与の実態、あるいは国家公務員との関係の調整、そういったものを考えていかなければならないということにされております。

 この国家公務員の人事院勧告そのものが民間給与の実態を反映したものであるというふうに考えられておりますので、その地域において経済的に大きな差がない以上は、おおむね国家公務員の人事院勧告に従うことが民間との給与の均衡を図ることができるということで、地方公務員においても多くの自治体でこの人事院勧告というものを尊重して条例改正を行っているというところでございます。

 それから、罰則規定ということでございますが、あくまでも地方公務員の給与というものは、その自治体の条例で決めるということになっておりますので、自治体によっては給与の水準が若干違うというところもございます。その違いは、端的にはラスパイレス指数というようなところで違いが出ているところでございますけれども、おおむねそれが倍ぐらい違うとかそういったことはございません。標準を100といたしましても、上が105とか下が95、大体1割ぐらいの違いが出てくるのが一般的かなと思っております。

 また、最後の質問の罰則の点でございますけれども、もちろんこれは自治体が条例で決めることでございますので、これに従わないということがありましても、罰則とかそういった問題が生じることはございません。

 以上でございます。



○議長(横手康雄君) 赤坂議員、再質疑ありますか。

 赤塚議員。



◆15番(赤塚綾夫君) 今ご答弁いただきましたけれども、宮代町の職員給与、この近隣8市町かな、あるいは県全体から見て、宮代町職員のラスパイレスからいったらどの辺の基準にあるのか、数字的には幾つになるのかお尋ねいたします。1点だけ。



○議長(横手康雄君) 赤塚議員の再質疑に答弁願います。

 総務課長。



◎総務課長(田沼繁雄君) ラスパイレス指数のお答えを申し上げます。

 宮代町は97.6でございます。近隣と比較した場合どの程度にあるかということでございますが、これは手元に資料がございませんので、どちらかというと低い方にあるということでご理解をいただきたいと思います。



○議長(横手康雄君) 赤塚議員、再々質疑ありますか。



◆15番(赤塚綾夫君) いいです。討論でやります。



○議長(横手康雄君) ほかに質疑ありますか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終了いたします。

 これより討論に入ります。

 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。

 赤塚議員。



◆15番(赤塚綾夫君) 15番議員の赤塚ですが、議案第90号に反対の立場から討論させていただきます。

 まず第1点は、宮代町の職員は、少数精鋭、近隣でも最も数少ない職員の中で、真剣にまちづくりのために頑張っております。その辺から考えましても、わずかであるとはいいながら、人事院勧告に準じていけば職員のライフスタイルも随分変わっていくんではないか、不安を感じている人もいるんではないかと推測されます。

 よって、人事院勧告に準じて、国家公務員に準じて減額することは私はないと思います。まして、ラスパイレス指数におきましても97.6、近隣では低い方だと、このようにおっしゃっておりますので、今後、職員がますますまちづくりのために真剣に頑張っていただきたいことを希望し、原案に対して、給与減額に対しての議案については反対いたします。

 以上です。



○議長(横手康雄君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 賛成討論なしと認めます。

 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。

 丸藤議員。



◆13番(丸藤栄一君) 13番議員の丸藤でございます。

 議案第90号 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、日本共産党を代表して反対の立場から討論を行います。

 今年度の人事院勧告に基づいて実施された国家公務員の給与改定に準じて、町職員の給与を改定されるものであります。その内容は、給料月額の引き下げ、平均でマイナス1.08%、扶養手当の配偶者1万4,000円を1万3,500円、マイナス500円の引き下げ改正を行うものでございます。また、期末手当の支給割合を0.25カ月分、平均で8万8,000円引き下げるものであります。改定率全体でマイナス1.12%、13万4,200円であります。

 これは、昨年8月8日、人事院が国家公務員の月額給与を引き下げる勧告を出しました。年収は5年連続マイナスで、月額給与の引き下げは2年連続であります。今回の平均、これは全国の平均でありますけれども、16万3,000円、これが宮代町では13万4,200円の賃下げになるわけでございます。これは過去最大であり、国と地方の公務員全体では、総額7,000億円近い削減になるわけであります。賃下げは、公務員の生活をさらに悪化させ、国民の暮らしと日本経済にも計り知れない悪影響を与えるものであり、到底容認できません。

 反対する第1の理由に、人勧による賃下げは、750万に及ぶ公務関連労働者だけではなく、農協、病院、私立学校など広範な労働者に波及し、さらに日本の労働者全体の賃下げにもつながるわけであります。人事院は、公務員給与が民間を上回り、格差が生じたことをマイナス勧告の理由にしております。しかし、民間企業のリストラ、賃下げをあおってきたのは政府自身であります。しかも、一昨年、公務員の賃下げをしたことが春闘で民間の賃下げに拍車をかけており、賃下げの悪循環を招いていることは明らかであります。

 第2に、民間と公務員の賃下げ競争は何をもたらしているのか。既に一昨年の雇用者所得は前年より6兆8,000億円以上も低下しており、今や異常な事態であります。働く国民の大幅な所得減少が、不況にあえぐ地域の商店街や地域経済もさらに冷え込ませ、日本経済全体が泥沼から抜け出せない大きな要因になっていることは明瞭であります。この賃下げの悪循環からの脱却こそ、今必要ではないでしょうか。

 第3に、賃下げの勧告が公務員労働者の基本的な権利を侵害することも重大であります。人事院の勧告は、ストライキ権を奪われている公務員の生存権を保障するための代償機能とされてきました。その人事院が賃下げを勧告するのでは、代償機能の存在意義そのものが問われるわけであります。しかも、賃下げ分を実質4月にさかのぼって期末手当を差し引くことは、不利益は過去にさかのぼって適用しないという大原則にも背を向く無法なやり方であり、許されません。

 第4に見過ごせないのは、公務員の賃下げをてこにして、3,000万人の年金受給者を初め国民に給付の減額を押しつけようとしていることであります。政府は、消費者物価の変動を年金に反映させる物価スライドの実施を打ち出していますが、過去3年の物価下落の積み残し分を加えた2.1%を減額すれば、年金の削減額は8,000億円以上に上ります。しかも、減額は年金だけではなく、児童扶養手当や生活保護費、被爆者手当などにも連動するので、被害は多くの国民に及ぶわけであります。

 既に今年度も減額された上に、医療費3割負担や庶民増税など4兆円の国民負担増が進行し、国民の暮らしは圧迫されているのに、またもや、ささやかな年金、手当まで減額するとは何と冷たい政治でしょうか。日本経済が泥沼にあるとき、政府が先頭に立って公務員の賃下げと国民負担増に走れば、消費をさらに冷え込ませ、日本経済も立ち行かなくさせることは目に見えております。今必要なのは、国民の暮らしを応援して日本経済を立て直す方向に根本的に転換することではないでしょうか。

 以上の点を申し上げまして、本案の反対討論といたします。



○議長(横手康雄君) ほかに討論ありますか。

     〔「反対討論ですよ。賛成討論聞かないの」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 賛成討論はなしなんです。

 神田議員。



◆11番(神田政夫君) 11番議員の神田でございます。

 会派を代表しての討論ではございませんが、私は、この議案第90号に対しまして、反対の立場から討論をいたします。

 先ほど、宮代町の職員の平均は97.6%というふうな答弁がございました。今まで正直言って私は、宮代町の職員も少なくとも国家公務員と比べて同じか、あるいは多少は高いんではないだろうというふうに認識しておったわけでございますが、この認識は間違いであったことがわかりました。普通一般に、国家公務員よりも地方公務員は高いのが多いようでございますけれども、先ほどそれを伺いまして認識を新たにしたわけでございます。

 したがいまして、私は、宮代町のこのよくやっている職員の給与を今以上に下げる必要は全くないということを感じました。したがいまして、当局からのせっかくの提案でございますが、私はこれに対して反対をしたいと思っております。

 以上を申し上げまして、議案第90号 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については反対をいたします。

 以上。



○議長(横手康雄君) ほかに討論ありますか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 討論なしと認めます。

 これをもって討論を終了いたします。

     〔「休憩」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) ここで休憩いたします。



△休憩 午前11時29分



△再開 午前11時39分



○議長(横手康雄君) 再開します。

 ただいま執行側から発言の申し出がございますので、これを許します。訂正というか。

     〔「補足説明したら、それならいいやって、今度賛成討論していいの」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) わかりました。じゃ、その件につきましては否決します。否決というか、執行側から説明をしたいということにつきましては、一応お断りをいたします。

 これより議案第90号 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についての件を挙手により採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     〔挙手多数〕



○議長(横手康雄君) 挙手多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△議案第91号から議案第93号までの一括上程、説明、質疑、討論採決



○議長(横手康雄君) 日程第5、議案第91号 宮代町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、日程第6、議案第92号 町長、助役及び収入役の給与等に関する条例の一部を改正する条例について、日程第7、議案第93号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例についての件を、一括議題といたします。

 職員をして議案を朗読いたさせます。

 事務局長。

     〔事務局長朗読〕



○議長(横手康雄君) 提案者から提案理由の説明を求めます。

 町長。

     〔町長 榊原一雄君登壇〕



◎町長(榊原一雄君) 議案第91号 宮代町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第92号 町長、助役及び収入役の給与等に関する条例の一部を改正する条例、議案第93号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例について、期末手当支給割合の改定に伴う関係条例の改正につきまして、関連議案となりますので一括してご説明申し上げます。

 これらの議案は、今年度の人事院勧告に基づく国家公務員及び町職員の期末手当の改定に準じまして、町議会議員を初め町長、助役及び収入役並びに教育長の期末手当支給割合を改定させていただくものでございます。

 条例改正の内容でございますが、国家公務員及び町の一般職員と同様に期末手当の支給割合を0.25カ月分引き下げまして、年4.4カ月とさせていただくものでございます。

 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(横手康雄君) 補足説明をお願いします。

 総務課長。



◎総務課長(田沼繁雄君) 議案第91号 宮代町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、議案第92号 町長、助役及び収入役の給与等に関する条例の一部を改正する条例並びに議案第93号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、一括して補足してご説明申し上げます。

 本条例改正は、人事院勧告に基づく国家公務員の特別職及び町一般職の給与改定に準じまして、議会議員の皆様を初め町長等町特別職の報酬条例等を、12月1日付で改定させていただくものでございます。

 具体的には、期末手当の支給率を0.25月分引き下げまして年4.40月とさせていただくものでございます。改正内容は、若干の文言整理を除き、3件の条例ともすべて同一となっているところでございます。

 改正条例の第1条におきましては、本年度分の措置として、臨時的に12月期末手当の支給率を0.25月分引き下げ、100分の240から100分の215へ改定させていただくものでございます。

 第2条におきましては、来年度以降の措置といたしまして、6月及び12月の期末手当支給率をそれぞれ改定し、合計で本年度同様に年4.40月とするものでございます。

 なお、本改定に先立ちましては、特別職報酬等審議会を開催させていただき、客観的な立場から報酬等に関してご検討いただいたところでございます。その答申内容は、要約いたしますと、社会経済情勢や一般職の減額改定との均衡を考慮し、特別職報酬等減額改定や臨時的なカットを行う自治体も出始めているが、当町の特別職報酬等は依然として低額であると言わざるを得ない。しかしながら、住民生活の深刻な状況等を勘案すれば、現在は増額改定の時期には適さないとの内容でございます。このため、答申に基づき議員報酬や三役給与等の改定は行わず、据え置きとさせていただくものでございます。

 以上をもちまして補足説明とさせていただきます。



○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。

 これより本3案の質疑に入ります。

 質疑ありますか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終了いたします。

 これより討論に入ります。

 初めに、議案第91号 宮代町議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についての件について、討論をお受けいたします。

 本案に対する反対討論の発言を許します。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 反対討論なしと認めます。

 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 賛成討論なしと認めます。

 これをもって討論を終了いたします。

 これより議案第91号 宮代町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についての件を、挙手により採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     〔挙手多数〕



○議長(横手康雄君) 挙手多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第92号 町長、助役及び収入役の給与等に関する条例の一部を改正する条例についての件について、討論をお受けします。

 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 反対討論なしと認めます。

 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 賛成討論なしと認めます。

 これをもって討論を終了いたします。

 これより議案第92号 町長、助役及び収入役の給与等に関する条例の一部を改正する条例についての件を、挙手により採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     〔挙手多数〕



○議長(横手康雄君) 挙手多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第93号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例についての件について、討論をお受けします。

 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 反対討論なしと認めます。

 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(横手康雄君) 賛成討論なしと認めます。

 これをもって討論を終了いたします。

 これより議案第93号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例についての件を、挙手により採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     〔挙手多数〕



○議長(横手康雄君) 挙手多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△町長あいさつ



○議長(横手康雄君) 以上をもって、本臨時会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。

 ここで町長あいさつをお願いいたします。

 町長。

     〔町長 榊原一雄君登壇〕



◎町長(榊原一雄君) 閉会に当たりまして一言ごあいさつ申し上げます。

 ご提案申し上げました議案につきましては、それぞれ慎重審議の上、いずれも可決をいただきましてまことにありがとうございました。

 なお、議員の皆様からいただきましたご意見等につきましては、これを十分尊重いたしまして今後の町政運営に努めてまいりたいと思っております。なお一層のご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げるところでございます。

 ここ数日、小春日和が続いておりますが、暦の上ではもう既に立冬でございまして、朝夕の冷え込みも一段と厳しくなってまいります。議員の皆様方におかれましては、くれぐれも健康にご留意をいただきまして、今後とも町政運営のために一層のご尽力とご協力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、極めて簡単でございますが閉会のごあいさつとさせていただきます。

 大変ありがとうございました。



○議長(横手康雄君) 赤塚議員。



◆15番(赤塚綾夫君) 職員の方から説明か、あるいは補足なのか、訂正なのか、何かやろうとしたんですがストップしてしまったので、終わった後ですから何を言おうとしたかお伺いしたいと思うんです。



○議長(横手康雄君) ここで一応閉めますので。

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△閉議の宣告



○議長(横手康雄君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。

 会議を閉じます。

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△閉会の宣告



○議長(横手康雄君) これで、平成15年第6回宮代町議会臨時会を閉会いたします。

 ご苦労さまでございました。



△閉会 午前11時55分

地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

 平成15年  月  日

         議長      横手康雄

         署名議員    高柳幸子

         署名議員    角野由紀子