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埼玉県 寄居町

平成18年  6月 定例会(第2回) 06月07日−02号




平成18年  6月 定例会(第2回) − 06月07日−02号







平成18年  6月 定例会(第2回)



          平成18年寄居町議会第2回定例会 第2日

議事日程(第2号)

                  平成18年6月7日(水)午前9時00分開議

 1.開議

 1.議事日程の報告

 1.会議録署名議員の指名

 1.一般質問

     7番  小此木道郎議員

    20番  吉田正美議員

    13番  田母神節子議員

     5番  稲山良文議員

     8番  佐野千賀子議員

 1.休会について

 1.次会日程の報告

 1.散会

本日の会議に付した事件

  議事日程に同じ

出席議員(20名)

    1番  小林金治議員      2番  松崎州男議員

    3番  坂本建治議員      4番  押田秀夫議員

    5番  稲山良文議員      6番  吉田賢一議員

    7番  小此木道郎議員     8番  佐野千賀子議員

    9番  遠藤欣一議員     10番  松本愛之助議員

   11番  大久保博幸議員    12番  松本 勇議員

   13番  田母神節子議員    14番  保泉康人議員

   15番  柴崎利夫議員     16番  坂本義則議員

   17番  室岡重雄議員     18番  岡田 要議員

   19番  渡邊 務議員     20番  吉田正美議員

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  津久井幹雄  町長        根岸安和   助役

  岩田豊人   収入役       梅澤泰助   教育長

  今村幸男   総務課長      神田良夫   企画財政課長

  奈良和正   税務課長      鈴木 隆   町民課長

  坂本 隆   福祉課長      根岸秀介   健康増進課長

  坂本賢蔵   人権推進課長    作美和男   環境衛生課長

  小畑光男   農林課長      加藤守利   商工観光課長

  清水克樹   建設課長      大久保豊吉  都市計画課長

  坂本勝己   下水道課長     今井久雄   水道課長

  白川 充   学務課長      坂本岳司   指導班主席指導主事

  轟 幸男   生涯学習課長    金子眞土   文化財課長

  荻原定治   公平委員会委員長

事務局職員出席者

  石田一男   議会事務局長    茂木邦男   議会事務局次長

  斎藤英樹   同書記       川上好美   同書記



△議長あいさつ



○保泉康人議長 おはようございます。

 本日は第2回定例会2日目であります。

 けさの新聞報道によると、ホンダ新工場の経済波及効果は3,136億円と試算されたとされております。この、新生寄居を目指して活発な論戦になる一般質問を期待して開会前のごあいさつといたします。

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△開議 午前8時58分



△開議の宣告



○保泉康人議長 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○保泉康人議長 本日これからの議事日程をご報告いたします。

 事務局長をして議事日程を朗読いたさせます。

   〔事務局長朗読〕

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△会議録署名議員の指名



○保泉康人議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は会議規則第112条の規定により、議長において指名いたします。

 18番 岡田 要議員

 19番 渡邊 務議員

 20番 吉田正美議員

 以上、3名を本日の会議録署名議員に指名いたします。

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△一般質問



○保泉康人議長 日程第2、一般質問を行います。

 発言通告を受けた議員数は5名であります。本件については発言通告の受付順に行います。質問者は登壇してお願いをいたします。

 最初に、7番、小此木道郎議員、登壇して行ってください。

   〔7番 小此木道郎議員登壇〕



◆7番(小此木道郎議員) 皆様おはようございます。

 7番、小此木道郎。

 一般質問を行います。

 この夏行われます町長選挙に際しての津久井町長の去就についてご質問を申し上げます。

 1点目。

 丸橋前町長の後を津久井町長が引き続いて、およそ12年が経過しております。その間にさまざまな行政課題に取り組んでこられたわけですが、その中には、順調に実現した事業もあれば、逆に、解決に時間を要した課題もあったであろうと思われます。

 これらにつきまして、現在、ご自身でどのように自己評価されているか、それを伺います。

 2点目といたしまして、昨今の寄居町の状況は、行政改革計画の策定、ホンダの新工場の進出決定など大きな変化が続いておりますが、このような状況を総合的にどのようにとらえているか伺います。

 また、ホンダの進出は今後の寄居町発展の起爆剤になると期待されますが、それに対する町の対応方針についてお伺いをいたします。

 3点目といたしまして、夏の町長選、予定されております町長選についてでございますが、質問通告の後で正式に町長再出馬の意向を知りましたので、決意されるまでの経過と、4期目にかける思いをお聞かせください。

 町長選について、以上3項目お尋ねを申し上げます。よろしくご答弁をお願いいたします。



○保泉康人議長 町長。

   〔津久井幹雄町長登壇〕



◎津久井幹雄町長 おはようございます。

 きょうは第2回定例会の2日目、一般質問でございます。

 はじめに小此木議員からのご質問でございますけれども、町長選再出馬の考えについてということで、3点にわたってご質問をいただいたわけでございますので、1点目からお答えをさせていただきます。

 小此木議員の一般質問にお答えをいたします。

 1点目のご質問でございますが、平成6年7月に実施されました町長選挙におきまして、多くの町民の皆様方のご支援を賜り、初当選させていただきました。ありがとうございました。

 歴史と伝統のあるふるさと寄居町のかじ取り役を仰せつかり、おかげさまで、就任以来3期12年目が終わろうとしております。議会、町民の皆様方の温かいご指導、ご協力を賜り、諸事業を順調に実施いたすことができますことに心から感謝申し上げる次第であります。

 小此木議員ご高承のとおり、この間の社会経済情勢は、バブルの崩壊による金融機関の不良債権問題、企業の倒産やリストラによる雇用不安が長期にわたり、国や地方自治体を取り巻く環境は極めて目まぐるしく変化する中、前丸橋町長より21世紀に向けての町政を継承し、「安心と豊かさのある町づくり」をスローガンに掲げ、自然との共生によるまちづくりの実現に全力で取り組んでまいりました。

 今、この12年を振り返ってみますと、いろいろな事業を思い出します。

 平成9年度からは、「水と緑、人とのハーモニー寄居」を将来像として、第4次寄居町総合振興計画を策定し、諸施策の積極的な推進を図ってまいりました。

 地域環境の整備につきましては、計画的な道水路の整備を進めるとともに、国道140号の慢性化した交通渋滞の解消を図るため、皆野・寄居バイパスの整備に積極的に取り組み、実現を図ってまいりました。

 また、環境分野で、21世紀をリードする彩の国資源循環工場の建設等に伴う、荒川南部地域への水需要に対応する男衾配水場の建設。町営住宅の集約建替事業。用土中央地区農業集落排水事業の完成。公共下水道の拡大等を図ってまいりました。

 保健・福祉の充実においては、保健福祉総合センター「ユウネス」の建設に伴い、町民の基本健診の無料化、介護保険制度に伴う介護老人施設「やまざくら」の開設、町民の念願でございました救急医療の確保を図るため、「埼玉よりい」病院を誘致してまいりました。

 豊かな心をはぐくむ生涯学習の展開での教育環境整備につきましては、学校給食センターの建替や、小・中学校等の教育施設の充実を図り、さらには、図書館建設、鉢形城歴史館・鉢形城公園整備などの生涯学習施設の整備を進め、おかげさまで鉢形城は日本100名城に選定されました。

 地域のコミュニティの充実、子どもの遊び場としての10か所の街区公園整備、放課後児童保育施設を整備するなど、社会生活基盤となる公共施設整備を積極的に取り組んでまいりました。

 緑の中の産業おこしにつきましては、町民の悲願でありましたホンダの誘致。観光・文化振興の拠点としての「さいたま川の博物館」の誘致。さらには、埼玉県環境整備センターの新公害防止協定の締結。環境分野で21世紀をリードする彩の国資源循環工場の誘致。農業分野では、町の特産品とするため、中間平の地にエキナセアの研究を開始しております。

 計画推進の、行財政運営におきましては、景気低迷による税収の伸び悩み、国・県補助金等の削減など大変厳しい状況のもとでありましたが、行財政改革に取り組み、町債残高の抑制、職員の削減に取り組み、昨年は議会のご協力を賜り、寄居町新生チャレンジプラン2006を策定し、このプランを第4次寄居町行政改革大綱として位置づけ、厳しい経済状況の中ではありますが、引き続き健全財政を維持してまいりたいと考えております。

 なお、全国町村会からは、実に48年ぶりに全国優良町村としての表彰をいただいております。

 したがいまして、3期12年間の評価といたしましては、第4次寄居町総合振興計画に掲げました各種事業につきまして、おかげさまで、大方計画どおり事業等が達成されたものと考えてございます。

 なお、ホンダを誘致した以上、町発展のため、全力で軌道に乗せるべく努力をしてまいります。

 次に、2点目のご質問にお答えします。

 国の三位一体改革に伴う行財政運営、少子・高齢化、福祉、環境問題、教育・文化等さまざまな行政課題に対して、町民の皆様に参加いただき、ともに考え進めていく必要があると認識しております。

 そのためには、自主財源の確保が何より重要でないかと考えております。このため、現在、策定を進めております第5次寄居町総合振興計画に、ホンダをまちづくりの重要事業として位置づけ、引き続き、町民福祉の向上を目指し、安心と活力のあるまちづくりを推進してまいりたいと考えております。

 次に、3点目のご質問にお答えします。

 1月の町主催の新年祝賀会の席上で、8月の任期での退職を表明させていただきました。多くの皆様のご同意を得て、私の後継者として準備をいたしておりました小此木議員が、まさか病気で入院をするとは想定外の出来事であり、考えてもいないことでありました。小此木議員より、激務に耐えられないことから立候補を断念したいとの結果となり、その後の後継者選びにつきましては、議員をはじめ多くの人の中で検討がなされました。

 このような中、本田技研工業株式会社から、会社の方針変更により、国内に生産工場を立地することになり、場所については、県西部の某市であるとの説明を受け、ホンダ立地については以前からの経緯もあり、寄居町への進出を実現すべく、私が再三再四ホンダ本社に出向き進出要請を行った結果、理解得られ進出決定となりました。

 このようなことから、将来の寄居町を左右する重要な時期であり、今日まで培った経験、さらには、国・県・ホンダとの強力な信頼関係がある私が、最適任者であると、議員をはじめ多くの町民の方々から推薦を賜ったところでございます。

 私は、皆様のご厚意を真摯に受けとめ、初心にかえり、安心と活力のあるまちづくりを目指して、全身全霊を傾注する決意をいたした次第であります。

 議員をはじめ町民の皆様のご理解、ご協力をお願いを申し上げまして答弁とさせていただきます。



○保泉康人議長 小此木道郎議員。



◆7番(小此木道郎議員) ただいま懇切なるご答弁をありがとうございました。

 津久井町長は、3期12年の間、町のために誠実に務めてこられたと思います。そして、その結果さまざまな行政課題を解決されましたが、最後に残ったのが、私はホンダであったのかなというふうに思います。

 しかし、そのホンダもようやく実現が見えてまいりました。この際、ぜひ町長には引き続き、その職責をお務めいただき、この寄居町発展の礎を確かなものにしてくださいますよう要望して質問を終わります。



○保泉康人議長 以上をもって、小此木道郎議員の一般質問を終わります。

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○保泉康人議長 次に、20番、吉田正美議員、登壇して行ってください。

   〔20番 吉田正美議員登壇〕



◆20番(吉田正美議員) 20番、吉田正美でございます。

 一般質問を行います。

 通告に従いまして、順次伺ってまいります。

 まず、町政運営全般について伺います。

 1番。

 元職員が体育館柔道場の畳の入れかえについて、上席に諮らず取りかえてしまった。これにより、課長が処分されたと聞いています。これにより、定年前に退職した、その後、町の公平委員会に異議の申し立てを行った。まず、これについて伺います。

 また、元職員が裁判を申し立てている件について、あわせて伺います。

 3つ目。

 最近、定年前の退職者が極めて多いことと思います。その人数と退職理由について。特に、人事面でのいじめが原因と聞こえるが、これについて伺います。

 4番目。

 新生チャレンジプラン2006が決定されました。議会も検討委員会で、延べ12回も議論してでき上がったもの。広報のみで、町民に痛みを伴うことでありますので、当然、説明会を執行が行うべきと考えておりましたが、開かない理由について伺います。

 5つ目。

 用土地区農業集落排水事業の落札率について。

 これも以前、一般審議の中で、過去の定例会で申し上げてきましたけれども、改めて伺います。

 町営住宅中道西団地の落札率について。これも3月議会で報告がありましたが、改めて伺います。

 7つ目。

 汚泥再処理センター見積もりについて。

 4月26日の朝日新聞の報道によると、寄居でも水増しとの見出しをつけて、予定価格を26億8,000万円とした日立造船が予定価格の半額以下の12億7,900万円で落札した。この内容について伺います。

 8つ目。

 町長は、町長招待の新年会でみずから、今期限りで引退する旨の発言をされました。その後、議会はもとより、各種の公式会議でも引退を表明されておりまして、このたびはそれを撤回し再出馬を表明されました。町民にどのように説明されるのか伺います。

 最後、9つ目。

 ホンダの進出決定に伴い、地権者の同意状況及び農地の転用についてどのように考えているか伺います。

 以上、8項目。明快なる答弁を期待しまして一般質問いたします。



○保泉康人議長 町長。

   〔津久井幹雄町長登壇〕



◎津久井幹雄町長 吉田正美議員の一般質問にお答えをいたします。

 なお、1点目のご質問につきましては、公平委員会委員長からお答えをいたします。

 それでは、2点目のご質問でございますが、平成16年8月の臨時議会で行政報告をいたしました、元職員から出されました教育委員会と寄居町を相手取った行政処分取消等請求訴訟につきましては、平成16年8月4日にさいたま地方裁判所で口頭弁論が開催され、以後、約2か月に1度の割合で裁判が行われております。

 最近では、去る5月30日に10回目の審理、弁論準備手続が行われたところであります。裁判は現在係争中でありますので、これ以上の答弁は控えさせていただきます。

 次に、3番目のご質問にお答えします。

 定年前の退職者は昨年度6名でございました。また、退職願に記載されている理由については、「一身上の都合」ということでございます。

 次に、4点目のご質問にお答えします。

 寄居町新生チャレンジプラン2006の策定につきましては、議会のご指導、ご協力を賜りましたことに改めて御礼を申し上げます。

 吉田議員ご高承のとおり、本プランの策定にあたりましては、寄居町新生町民会議を開催するとともに、一般の町民の皆さんからもご意見をいただきました。これらのご意見を踏まえた上で、職員によるプロジェクトチームで素案を作成後、寄居町行政改革推進本部で検討・協議を重ねるとともに、議会からもご提言をいただき、同プラン案を寄居町行政改革推進委員会に諮問いたしました。その後、同委員会からの答申及び附帯意見を踏まえ、さらに議会と協議して、プランとしてまとめ上げたものでございます。

 このような経緯を経まして策定いたしましたことから、以前、この場で田母神議員にもお答えいたしましたとおり、このプランにつきましては、広報よりい2月号及び町公式ホームページに掲載し周知いたすとともに、町民との話し合いの機会や、会議等を通じてご理解、ご協力を求めてまいりましたので、議員各位におかれましても、このチャレンジプランの趣旨をご理解の上、ご協力をお願い申し上げます。

 次に、5点目、6点目のご質問にお答えをいたします。

 それぞれ、請負契約の議決をいただく際にご説明申し上げましたものと重複いたしますが、ご了承ください。

 まず、用土地区農業集落排水処理施設についてでございますが、建設工事につきましては、予定価格に対しまして98.85%、設計価格に対しましては94.40%でございます。また、機械電気工事につきましては、予定価格に対しまして99.90%、設計価格に対しましては89.87%でございます。

 なお、機械電気工事の入札に際しましては、設計価格の事前公表を行っております。

 次に、町営住宅中道西団地についてでございますが、第1期北棟建替建築工事につきましては、予定価格に対しまして98.26%、設計価格に対しましては96.30%でございます。

 また、機械・電気設備工事でございますが、予定価格に対しまして65.69%、設計価格に対しましては64.37%でございます。

 次に、第2期南棟建替建築工事につきましては、予定価格に対しまして99.27%、設計価格に対しましては96.80%でございます。

 なお、建築工事の入札に際しましては、設計価格の事前公表を行っております。

 また、機械・電気設備工事ですが、予定価格に対しまして99.44%、設計価格に対しましては96.96%でございます。

 なお、機械・電気設備工事の入札に際しましても、設計価格の事前公表を行っております。

 次に、7点目のご質問にお答えします。

 現在、新聞、テレビ等でし尿汚泥処理施設の建設工事をめぐり、大手プラントメーカーによる談合事件が報道されておりますが、議員ご指摘の件で当町に警察が入った事実はありませんし、問い合わせもございません。

 次に、8点目のご質問にお答えします。

 先ほどの小此木議員の一般質問にお答えをさせていただいたとおり、私の後継者として多くの方々のご理解を得て、小此木議員が最適任者と考え、1月の町主催の新年祝賀会の席上で、8月の任期での退職を表明させていただきました。

 しかしながら、小此木議員がまさか病気で入院するとは想定外のことであり、考えてもいないことでありました。小此木議員より、その後、激務に耐えられないとの理由から立候補を断念するとの結果となり、その後の後継者選びは、議員をはじめ多くの人の中で検討がなされました。

 このような中、先ほども申し上げましたが、本田技研株式会社が、会社の方針変更により、国内の生産工場を寄居町に立地することになりました。

 このようなことから、将来の寄居町を左右する重要な時期であるため、今日まで培った経験、さらには、国・県・ホンダとの強力な信頼関係がある私が最適任者であると、議員をはじめ多くの町民の方々及び後援会から強く推薦を賜ったところでございます。

 私は、皆様のご意向を真摯に受けとめ、初心に返り、安心と活力があるまちづくりを目指して、町民福祉の向上のため全身全霊を傾注する決意をいたしました次第であります。今後、町民の皆様にはあらゆる機会を通じて説明し、ご理解、ご協力を賜っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをさせていただきまして答弁といたします。

 次に、9点目のご質問にお答えします。

 地元をはじめ関係皆様のご協力により、地権者の同意はいただいていると認識しております。

 また、農地の転用につきましては、開発協議との整合を保ちながら、農地法第5条の申請が県に提出されるものと考えております。

 私からは以上でございます。



○保泉康人議長 公平委員会委員長。

   〔荻原定治公平委員会委員長登壇〕



◎荻原定治公平委員会委員長 では、第1点目の質問の公平委員会において審査中の事案につきまして、その進捗状況をお答えします。

 本事案は、寄居町教育委員会から懲戒処分を受け、その後退職した申立人が、懲戒・退職の取り消しを求めて平成16年5月20日に起こした不服申し立ての事案について、現在、併合して審査を行っておるものであります。

 これまでに、8回の公開口頭審理を行ってまいりましたが、今後は申立人本人への尋問の残りと、双方の最終陳述をもって公開口頭審理を終える予定であります。

 以上です。



○保泉康人議長 吉田正美議員。



◆20番(吉田正美議員) 再質問をさせていただきます。

 1点目の公平委員会の進捗状況と裁判状況ということなのですが、今報告がありましたけれども、いずれにしても、この結果については粛々と審議、公平委員会の審議、また、司法の審議が進められておるようでございますので、私も注意深く見守ってまいりたいと思います。

 それで再質問なのですが、元課長さんのほかに部下の処分が行われたと聞いておりますが、だれとだれなのか。また、処分の理由と内容について伺います。

 私たち、一般的には部下の処分を行ってトップの責任は極めて高いのが普通ですが、トップの町長はどのような責任をとったのでございましょうか。

 かつて、交通事故が頻発したときに町長が減給をした、私は覚えがあるんですが、それも交通事故で責任をおとりになったと思うのですが、その交通事故よりもっと重いことなのかなと私は受けとめているのですが、今回のこのことについては。なぜトップが責任をとらないかなという非常に疑問を感じるところなのでここを再質問させていただきます。

 それから、5番目、6番目の落札率ですね。これが98とか99。立て続けにこういう落札率。95%以下なら正当な入札でこういう数字が出たのかなと理解できるのですが、立て続けに99、98.85ですか。これは本当に正当な入札が行われているのかな。公平公正な。非常に私は疑問を感じます。

 国の方でもいろいろ、この入札問題について報道がなされておりますけれども、今問題になっておりますけれども、やはり、公平公正な入札が行われていないのではないかなと非常に私は疑問を感じざるを得ないわけであります。

 こういうふうな数字が並ぶと、一般的に、入札する方の側が予定価格を漏らしたと、こう考えても私は不思議はないと思います。1回だったら。1回ね、たとえ99.幾つがあってもそれはまあ、万が一そうなったのかなと。百歩譲ってもこれは理解できるのですが、立て続けにこのようなことがある中において、私はそう考えざるを得ないわけであります。正当な入札が行われたのか、再度。公平公正なね。伺います。

 それから、汚泥再処理センターの警察が入ったとうわさされているが、これについてでございます。また、そういうことはないということで私も安心しました。そういうことがあってはならないと思います。

 いずれにしても、見積もり価格が非常に高くて、あの場合は1社談合に加わらなかったので幸いだったというか、町にとって半分以下で落札になったのですけれども、これは非常に幸いだったと思うのですけれども、あれが談合が行われていれば、あの見積もり価格になってしまうんですよね、これは。

 非常に、この入札についても、この入札というか見積もりについて果たしてどうなのかなと。正当なというかそういう数字なのかな。見積もりの価格なのかなと。もう一回伺います。

 それから、8番目の町長選の出馬の、このたび町長が26日に公式に町長選出馬するということなのですが、ホンダが来るから、今の話、小此木さんの質問でも聞いていたのですが、やるんだということで私は町民に説明がつかないと思うんですよ。

 町長は花園との合併が失敗して不調に終わりまして、その、何というのか、政治生命は私は終わっていると思うのですが、そのすりかえではないかなって。ホンダが来るから私はやるんだと。4選を出馬したいがための理由づけ。自分本位の。町民不在。私はそのように感じてならないわけであります。ホンダが来るからだけでは説明がつかないと私は思います。

 そこで伺います。

 あなたは後援会の申込書の中にも、私がホンダを連れてきたと。ホンダに対応できるのは自分しかいないのだということを言っておられますけれども、では、ホンダの誘致にどれだけのことをやられたのか伺いますよ。

 まず、あのホンダは17年前から清水建設の買収が始まりまして、ですけれども、17年間1人、お一人さん、地主さんがどうしても同意が得られなくて撤退という方向になってしまったのですけれども、去年。この人を説得するかしないかがすべてだったんですよ。すべてだったんです。この、あれですか、地主さんに一度でもあれですか、今まで行ったことあるんですか。ホンダを連れてきたというような大きなことを言うのでしたらね。それを説明してくださいよ。

 ホンダの誘致に長年努力してきたというのでしたら、じゃ、誘致の土地をなぜことしの11月1日に引退表明なされたのですか。3月議会でも、けじめはちゃんとつけると。引退後は風雲急を告げたら何たらかんたらと申し上げていましたけれども、はっきり申し上げたわけですよね。我々にも。一同僚議員だけでなくて。それが口も乾かないうちに出馬します、ホンダが来るから。私は納得できませんよ。

 実は、真剣な誘致の努力もしてこなかったし、ホンダが寄居に進出することも、それまであなたは知らなかったということにすぎないのではないですか。何もあなたが連れてきたのではないんですよ。ホンダは会社の判断で、世界戦略の中で国内生産、つまり国内回帰。海外へ進出ではなくて。国内回帰という、そういう会社の方針の中で寄居を選んだのではないかと思っておりますけれども。これについてどうですか。答えてください。

 ですから、再出馬の問題ですが、今からでも再出馬をまた撤回しても、私はいいのではないかなと、こんなふうに考えているのですよ。

 以上、再質問にお答えいただきます。



○保泉康人議長 教育長。



◎梅澤泰助教育長 吉田正美議員の再質問についてお答えをさせていただきます。

 申立申請人以外に4名の職員の処分を行っております。1名が減給処分、3名が文書処分ということでございます。

 以上でございます。



◆20番(吉田正美議員) 理由は。理由。



○保泉康人議長 教育長。



◎梅澤泰助教育長 理由につきましては、関係者でありますということでございます。



○保泉康人議長 総務課長。



◎今村幸男総務課長 私の方から入札の関係についてお答えを申し上げたいと思います。

 3件、99%以上の落札の数字になっておりますが、入札そのものは正当に行われております。たまたま、この3件につきましては昨年から予定価格の公表、設計価格の公表というのを行っておりまして、この3件は設計価格の公表を行った金額でございますので、入札が、業者側の見積もりがある程度正確にされたものではないかと、こんなふうに考えております。

 以上です。



○保泉康人議長 環境衛生課長。



◎作美和男環境衛生課長 議員の7点目の見積もり価格についてご答弁申し上げます。

 この関係につきましては、ご案内のとおり、3町の組織します組合の中で執行されたということでございます。これにつきましては、当然3町の関係でございますのでコンサルの選定から提案書、そして、書類の厳正なチェックを行い、3町で行い、そして正副管理者等に諮って、その結果入札を執行したということで、厳正なるチェックを行った結果でございますのでご理解ください。

 以上です。



○保泉康人議長 町長。

   〔津久井幹雄町長登壇〕



◎津久井幹雄町長 ホンダ技研の件に関しまして私から答弁をさせていただきます。

 町長は地権者のところへ行かなかったのではないかというふうな話がありますけれども、私は行っております。この問題、町に話が来たのは1月の初旬でございました。先ほど、小此木議員、また吉田議員への答弁の中からもお話ししましたとおり、県西の某市が1番であると。寄居は2番であるというふうな話で、実はホンダは寄居町に断りに来たのだと私は思っております。これは大変なことだということで、私、それから助役、関係課長と隠密裏で動きました。ホンダから言われておりましたことは、これは絶対に公言してはならない。話をしては、これはだめになりますよということで、再三ホンダ本社へ参りまして、ホンダからの話を聞きながら行動をとったわけでございます。その辺につきましてはまたお話をさせていただく機会があったら話をしていきたいと思いますけれども、ひとつ、関係皆様には大変お世話になったわけでございますけれども、最終的には、この2か月間にわたっていろいろなことをやった効果があらわれてきたものだと思っております。

 以上です。



○保泉康人議長 吉田正美議員。



◆20番(吉田正美議員) 再々質問をさせていただきます。

 1番目、2番目の質問でございますが、私は元職員との裁判ざた起こしている町長は、もう、私は失格だと思いますよ。私はそう考えています。そのことを申し上げておきます。

 次に、チャレンジプラン2006のことについて。

 合併して町民に痛みの伴うものを策定したのみで、その説明責任も放棄しました。私はその政治力は、真に、私は終えんしたものと、私はあなたに申し上げておきます。

 次の5番目、6番目の落札率について。

 公正な入札が行われたとお答えでございますが、これはやはり町民の目、皆さんから見たらどうなのかな。私だけではなくて。非常に疑問を感じておられる人が多いのではないかなと、こんなふうに思います。

 いずれにしても、土建業者とのつながり。自分の選挙にも土建業者の世話になる。津久井町長は土建屋行政であり、町民不在の町長であります。町政であります。このことを申し上げておきます。

 それから、汚泥再処理センターの見積もり価格が明確にあったとおり、町の予定価格、水増しは、他の物件にしても同じであり、町民の血税を業者の食い物にされているということは申し上げておきます。

 それから、最後のホンダの関係でございますが、ちょっと聞き取れなかったのですが、過去17年間、あるいは、これからまた再び持ち上がった中で、1月から。直接行っていないのでしょう。地元の有力者の方に庁舎に来てもらってお願いしたのではないですか。自分は行きづらいからということで。はっきり申し上げますけれども。そういううわさが立っていますよね。そういう話がちまたでは聞こえてきます。それで、何かそのときに、私はもう町長を今期限りで引退するから、置き土産でなんとかこの大きい事業を持っていきたいのだということで有力者にお願いしたような話が出ておりますけれども、本当にその方が尽力いただいて、何回も足を運んでいただいて、確約書というのですか、確約書をもらっていただいて、それでホンダさんが寄居へ来ていただいたというふうに私は思っているのですが。その方にも大変、顔に泥をなするようなことになりませんか。また立候補しますということで。私がホンダを連れてきた。これは本当に失礼な話ですよ。本当に私は、何を考えているのかなと。1人の人間としてですね。

 それで、17日にあれですか、正式な調印が決まってから、それから26日出馬表明する。記者会見して。何とも、きょうの公式に議会で説明してからするなら、まだ、私もわかりますよ。納得できるんですけれども。どうなんですか、もう一回、ちょっと聞き取れなかったのですが、大きい声で言ってください。地主さんのところへ行ったのか行かなかったのか。努力したのか。過去においても、また、1月からでもいいですよ。



○保泉康人議長 町長。

   〔津久井幹雄町長登壇〕



◎津久井幹雄町長 再々質問にお答えをいたします。

 地主さんのところへ行きました。行ってお話もさせていただきました。その後、地元の有力者の方にも、私が町長選に、これで終わりだからとか何とかというふうなお話をしましたけれども、私はしておりません。

 以上です。



○保泉康人議長 申し上げます。

 先ほどの……



◆20番(吉田正美議員) わかりました。否定をなさったようでございます。

 地主さんのところに行かれたようでございますが、私は見ていないのでわかりませんけれども、世間のうわさがそのようなことがあったので質問させてもらったのですが。

 それと最後に、出馬するということで、先ほど小此木議員の答弁がありましたけれども、後継者の小此木議員が不出馬になったから私が出るのですよと。ちょっと私はこじつけ論議に感じてならないのです。といいますのは、小此木さんが暮れの28日に、12月の、来ているんですね。立候補するからということで。それでは、後継なんでしょうと。津久井町長の。いや、それはそれ。私は後援会で出馬しますと。そういうことで進めていきますので、多分推してくれるでしょうということだったんですね。あなたは2月26日の小此木さんの決起大会というか後援会の総会に行かなかったそうではないですか。激励に。それで何が後継者ですか。非常に私は疑問を感じます。出馬したいがための、4選が。こじつけのように感じてならないわけなのですが。これは申し上げておきます。

 みずからの進退を撤回された。このことは町民サイドから見ましても、非常に極めて憂慮されますよ。したがいまして、私もそうなんですが、4選を託すことが私はできませんので、私も立候補してあなたと戦います。

 以上、一般質問を終わります。



○保泉康人議長 以上をもって、吉田正美議員の一般質問を終わります。

 ここで休憩したいと思います。

 再開は午前10時10分といたします。休憩いたします。



△休憩 午前9時48分



△再開 午前10時08分



○保泉康人議長 再開いたします。

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○保泉康人議長 次に、13番、田母神節子議員、登壇して行ってください。

   〔13番 田母神節子議員登壇〕



◆13番(田母神節子議員) 13番、田母神節子です。

 一般質問を行います。

 一昨日来、テレビでも新聞でも村上代表逮捕、インサイダー取引認めるの報道。また一方では、北九州市で56歳のひとり暮らしの男性が、生活保護も受けられず餓死した事件。所得格差の拡大。その背景に人口の高齢化や単身、あるいは夫婦のみの世帯増加といった人口世帯構造変化が大きく影響していると、財務省研究所は指摘していますが、当町においては、寄居町新生チャレンジプランの実行の最初の年でもあり、地域から、また、各団体から、町単独の補助金のカットや削減に対する批判の声が聞こえてきております。基本理念、安心と豊かさが実感できるまちづくりを目指してに基づき、3項目の質問を行います。

 最初に、保険証1枚でだれでもどんな病気でも安心して受けられる医療をについて。

 衆議院を通過した医療大改悪が、この第1の特徴は高齢者、重症患者への情け容赦ない負担増と医療の切り捨てにあります。外来でも入院でも医療費の大幅値上げがメジロ押しです。

 ことし10月から70歳以上の現役並み所得者の窓口負担が、現行の2割から3割へと引き上げられ、2008年4月からは70歳から74歳すべての人が1割負担から2割負担へと窓口払いが値上げされようとしております。

 入院ではことし10月から、療養病床に入院する人、70歳以上の食事や居住費が保険適用外になり、長期入院患者、住民税課税の入院費は月3万円も値上げで9万円にもなります。2008年は65歳から69歳にも拡大され、その場合の入院費は13万円を超えてしまいます。高齢者だけではなく、入院や手術で医療が高額になったときの高額医療費制度でも患者負担が増額されます。人工透析の月額負担も、一定所得以上の人は負担が2倍になります。重い病気に苦しむ人に、さらに苦痛を押しつける非情なものです。

 保険料の値上げと年金天引きも実施されます。2008年4月からは家族に扶養されている人も含めて75歳以上の人が新しい高齢者医療制度に組み込まれ、平均で年間6万円の医療保険料が徴収されます。しかも、介護保険料と合わせて年金から天引きされるのです。年金天引きは65歳以上の国保加入者にも適用されます。保険料は厳しく取り立てられながら、窓口負担増で医療機関の敷居を高くする。これでは所得の少ない人は保険あって医療なしとなってしまいます。

 高齢者の病院からの追い出しも、療養病床の大幅な削減で、現在38万床ある療養病床を、政府は6年間で23万人分ものベッドを削減するとしています。医療の必要が低い社会的入院の患者を退院させるのだと言いますが、政府自身が社会的入院については受け入れる条件がないため、通院は不可能な人たちと説明してきたものです。特別養護老人ホームへの待機者が34万人を超えている今、病院を追い立てられ、どこへ行けというのでしょうか。

 改悪の第2の特徴は、保険証1枚でかかれる医療の切り縮め。保険のきかない全額患者負担の医療を大幅に拡大して高い医療費を払わない人は満足な治療を受けられないという方向に日本の医療を大きく変質させようというところにあります。

 昨年12月に政府与党が合意した医療制度改革大綱では、医療費適正化のために医療給付費の伸びを経済指標に合わせて抑制すること。そのために、公的保険給付の内容範囲を見直すとしました。そのために必要な医療はすべて保険で行うという公的保険の原則を崩して、保険外診療と保険診療の併用を認める混合診療の本格的な導入が進められようとしております。

 高額な医療費を請求される混合診療は、これまで差額ベッド代など例外的にしか認められませんでしたが、これを、高度医療技術その他、生活療養などに拡大するというのです。これが実行されれば、新しい医療技術や新薬を利用したり、手厚い治療を受けられるのはお金のある人だけとなり、そうでない人は保険医療だけで我慢するという治療の格差、命の格差をつくり出してしまいます。

 政府や財界は今回の改悪案にとどまらず、医療費の一定額、例えば外来受診1回当たり1,000円までを保険の対象から外して、その分、全額自己負担にするという保険免責制度の導入も強く主張しております。

 こうなれば、風邪などの軽い病気の治療は保険の対象外になってしまいます。保険証を持って病院に行っても、重い病気の保険では間に合わない。軽い病気には保険がきかない。こんな医療にしてよいのでしょうか。

 また、今回の医療改悪では、診療報酬の過去最大の引き下げ、3.16%も打ち出されております。診療報酬には医者以外の看護師など医療スタッフの技術料がほとんど評価されないなど、改善すべき問題には手をつけず、人工透析の夜間、休日利用の報酬を削減するなど、医療の質を低下させる危険が大きいものです。

 政府の診療報酬の引き下げは、保険診療を貧弱にし、保険外診療の導入を促すことになります。保険診療だけで頑張る医療機関は経営困難に陥り、保険外の高額診療をやるほど利益が上がる。これこそもうけ本位の医療を一層拡大する道ではないでしょうか。

 政府は、持続可能な医療制度をと言っておりますが、命と健康を守る医療の分野にまで営利優先、弱肉強食を持ち込む国民皆保険、公的医療制度を土台から破壊、解体する暴挙ではないでしょうか。

 この大改悪の背景には、自分たちは保険料負担を軽減させたいという日本の大企業、財界と、日本の医療を新たなもうけ口にとねらっているアメリカ保険会社、医療業界の強い要求があります。日米財界の要求言いなりになって、小泉流の官から民へ、小さな政府を医療にまで持ち込んだらどうなるでしょうか。アメリカでは、全国民を対象にした公的な医療保険はなく、営利企業にする病院経営がまかり通るアメリカの実態を見ればよくわかります。アメリカは扶養を受ける貧困者と高齢者にしか公的医療制度はなく、貧困者と認定されず、民間保険を購入できない人は無保険者になってしまう。その数は4,800万人。国民の17%に達するとされ、保険がないために健康を害して死亡する人が毎年1万8,000人もおります。これは全米アカデミー試算です。

 医療費による自己破産はクレジットカード負債に次ぐ第2位です。アメリカの経済に占める医療費、DGOP費では世界一高い水準で、日本の2倍あるにはかかわらず、平均寿命、新生児の死亡率は世界で最悪レベルです。もうけ第一主義医療制度は、国民の命と健康を壊すだけで、効率的な医療にはつながりません。こんなアメリカ型医療を日本に押しつける動きを絶対に許してはなりません。

 以上の状況を考えた上で伺います。

 (イ)窓口負担、保険料の引き上げ、病院追い出しなど、住民から医療を奪う改悪に対して、町独自の施策を考えておりますか。

 (ロ)保険でかかれる医療を切り縮め、公的医療制度の土台を解体し、治療格差や命の格差をつくり出す、これに対して町長の考えを伺います。

 (ハ)医療改悪の背景についての考えも伺います。

 (ニ)すべての人が安心してかかれる医療のために3つの提案を考えております。

 1つは、窓口負担引き上げ反対。引き下げを求めます。

 2番としては、保険診療に可能な医療を決めるのではなく充実させる。

 3として、削減されてきた国庫負担を計画的にもとに戻させる。

 この3つについて町長のお考えを伺います。

 2つ目に、福祉有償運送サービスで、町内の高齢者、障害者、幼い子どもを持つ親たちの「足」の確保についてです。

 町長は、何回目かの公約に、赤い2階建てのバスを町内に走らせるというのがあって、高齢者の単身暮らしの人や高齢者夫婦だけの生活の人には、その実現を心待ちにしている人たちが大勢おりましたが、循環バスはもとより、福祉有償バスの運送のサービスについても一部の人に限られ、必要な人が必要なときに利用できる状況ではありません。

 4月から障害者の自立支援法が実施され、今まで施設の職員が病院への通院などの送り迎えを行っていたけれども、運輸省へバス会社、タクシー会社などが申し入れを行って圧力をかけ、結局、タクシーやバス会社を施設利用者は使わざるを得なくなり、今まで無料だったものが、深谷日赤へ行って帰ってくると6,000円も負担がかかるようになった。これでは、月に何回も病院に行くわけにはいきません。今まで、地形的にも循環バスは行きどまりになる地域だから実現が無理だということで、それ以上のことをやろうとしてきませんでしたが、寄居町新生チャレンジプラン基本目標の1、町民参画と協働による開かれた行財政運営の推進でも、多種多様な町民ニーズに迅速かつ的確に対応するためには、町民と行政との役割分担を明確にして等々とありますが、検討する必要がある課題ではないでしょうか。20%近い高齢化の進行の中で、元気で長生きすることの保障の一つとして足の確保を全県的にも検討をされ、実現している市町村が増加しております。いろいろな角度から研究することが必要ではないでしょうか。

 その上で、我が町らしい、我が町に適した足の確保の実現を一日も早く実行できるように考えていただきたいと思いますが、町長の考えを伺います。

 最後に、男女共同参画条例の制定について伺います。

 埼玉県は全国に先駆けて、平成14年2月に男女共同参画条例が制定されました。条例12条に基づき、県の男女共同参画の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための基本計画、計画の期限を平成14年度から平成22年度、2010として、現行計画では、国の動向や国際会議に向けて議論などの動向を踏まえ、中間年、平成18年度に一部見直しを行うとしています。平成14年2月に現行計画策定後の国内の状況の変化や本県の現状、また、次世代育成支援対策や女性のチャレンジ支援策などの新たな施策の展開などを踏まえて計画を見直す必要があるとしています。見直し策定の期間は平成18年度中としております。計画の目標は男女の人権が尊重された活力ある男女共同参画社会埼玉の実現と、これは現行計画と同じですが、見直しのポイントとして、より多くの数値目標を設定し、県民にわかりやすい計画にする。現行計画に施策の基本的方向や推進項目を明確にしているが、今後、5か年のうちに取り組むべき推進項目の内容については、より具体的に記述し、県民にわかりやすい計画とする。男女共同参画の意義づくりや女性の審議会等への登用などは、引き続き推進していく。女性の社会参画への促進、仕事と家庭、地域の両立支援などの施策について重点的に推進していくこととともに、男女共同参画の視点を入れた防災対策など、新たな施策を追加する。計画の基本目標は現行計画と同様とされております。

 社会における制度や慣行の見直し、意識改革、政策や方針の立案及び決定への男女共同参画、働く場における男女共同参画の推進、家庭生活と職業生活、地域活動との両立支援。男女共同参画の視点に立った教育学習の充実。女性に対する暴力の根絶。生涯にわたる性と生殖に関する健康と権利の尊重。国際的な協力、計画の推進となっております。

 県男女共同参画審議会会長の矢沢澄子氏は、埼玉県男女共同参画推進プラン2010の見直しに当たっての基本的な事項について、中間報告案のはじめにのところで、このように言っておられます。

 少子・高齢化の進展、経済の成熟化などの社会経済情勢の変化を踏まえ、国においては、育児・介護休業制度、次世代育成支援、ドメスチックバイオレンス被害の保護など法制度の整備、改革を行いました。さらに、昨年12月には、男女共同参画基本計画の改正を行っています。少子化の急速な進行によって、地域社会の活力低下などに対するには、再就職や起業などを希望する女性のチャレンジを支援することが重要であり、男性の働き方の見直し、仕事と家庭、地域生活の両立支援や、子育てがしやすい環境の制度などとあわせて、これらを進めていくことが必要ですと言っております。

 常に、その時々の国の動きや、県・町の状況を踏まえて計画を見直したり、数値目標を設定したり機敏に対応する。そのもとになっているのが条例です。

 当町も立派な男女共同参画計画ができました。この計画をより有効に、実効あるものにしていくためにも条例が必要ではないかと考えます。

 以上、町長の考えを伺い、3項目にわたる私の質問を終わりとさせていただきます。



○保泉康人議長 町長。

   〔津久井幹雄町長登壇〕



◎津久井幹雄町長 田母神議員の一般質問にお答えをいたします。

 1番目の(イ)については、保険税負担能力の低い被保険者の加入割合が高い国保の財政は構造的に問題を多く抱え、大変厳しい状況であります。

 本町では保険税の賦課総額不足のため、一般会計から国保会計に、平成16年度の3億5,000万円を筆頭にここ数年、1億円から3億円もの多額の繰り入れを行っている状況であり、このほか、町独自の施策は考えておりません。

 今後におきましては、新生チャレンジプランに掲げた項目の実施に努めてまいりたいと考えております。

 次に、(ロ)につきましては、国民皆保険制度は住民だれもが一定の負担で、いつでもどこでも安心して必要な医療を受けられることを原則としており、保険診療以外の治療行為や、その費用を求めることを禁止しております。

 一方、医学の進歩や患者ニーズの多様化により、例外として高度先進的な治療でまだ普及していないものや個室など、患者が特別に望むサービスについては、現在、特定医療費としてその費用を医療機関が求めることを認めております。

 私としては、治療の格差が命の格差に直結するようなことがあってはならないという考え方から、混合診療を無制限に認めることは反対であります。

 現行制度の問題点を解決し、患者が求める治療を受けられるような柔軟な制度の見直しが進められるよう期待をしております。

 次に、(ハ)につきましては、今回の医療制度改革は将来にわたる制度の持続的、安定的な運営を確保するため、高齢者にも所得に応じて一定の負担を求める内容とされたものではないかと思います。

 次に、(ニ)の?につきましては、国会の審議動向を注視してまいりたいと考えております。

 ?につきましては、負担公平の観点から法令に基づき資格証明書の発行などを引き続き行ってまいります。

 ?につきましては、脆弱な国民健康保険の財政基盤の強化を図るため、埼玉県国保協議会を通じて、引き続き、国に対して、財政支援措置を要望してまいります。

 次に、2番目のご質問にお答えします。

 福祉有償運送サービスにつきましては、平成17年11月に埼玉県が構造改革特別区域計画認定を受けたことにより、寄居町を事業範囲として町内外の複数の事業社が、所管の運輸支局から道路運送法の許可を受け、サービスを開始しております。

 なお、国のガイドラインにより、利用できる方は会員として登録された障害者等となっておりますのでご理解をお願いをいたします。

 次に、3番目のご質問にお答えします。

 町では、平成15年度に男女共同参画推進プランを策定し、16年にはその実施計画と言うべき事業計画を策定しまして諸施策を推進しております。

 ご質問の男女共同参画条例に関しましては、県内では徐々にふえておりまして、17年4月現在、85市町村のうち21市町が条例を制定しております。

 また、町のプランの中では、制定を視野に入れた検討を行うこととしており、さらに、男女共同参画推進懇話会からも、条例を制定してさらなる推進を図ってほしい旨の意見もいただいているところでございます。

 このため、男女共同参画を推進するための方策の一つとして、町においても、今後条例制定へ向けて研究してまいりたいと考えております。

 以上でお答えを申し上げました。



○保泉康人議長 田母神節子議員。



◆13番(田母神節子議員) 13番、田母神です。

 再質問をさせていただきます。

 医療費の問題については、国保、特に平成16年からは一般財政からの持ち出しということで、財政そのものが大変になってきている状況であるということは承知しているわけですけれども、それを上回る、もっと保険料が払えなくなるような状況を今度の医療改悪は出しているわけで、町長は、国の動向を見てというふうなお考えのようですけれども、国の施策も地域から声を上げて、嫌なことは嫌、こういうふうに変えてほしいということが反映されて方針が出されると、私は考えておりますし、そういう意味で、この改悪が住民から医療を奪う。こういうものであるということについては、町長は認めるのか。どういう立場にあるのか。その辺をもう一度伺います。

 それと、公的制度が解体に追い込まれる危険があるということの中で問題点があることを町長は認めておりますけれども、それを解決していく方向を期待するということなんですけれども、町としてはどういうふうに解決を考えているのか。具体的なものがないことには解決がされていかないわけなので、その辺について町長の考えをもう一度伺います。

 それと、(ハ)のこの背景は、私も一般質問の中で発言しましたが、制度を将来にわたる持続可能なものにすると国が言っておりますが、実際に受けられない人がどんどん出てくるということは、もう制度が崩壊していることにつながるのではないか。これ以上、高齢者にも一定の負担をしてもらうということなんですけれども、今からそんなにたたない前は、70になれば医療費は無料になる。そこまで頑張って働くんだということが世間一般では通っていたわけなんですけれども、もう65歳から介護保険が導入されて年金から天引きされる。

 今度は保険料がなかなか集まらないということの中で、この医療費まで年金から差し引く。こういうことが将来にわたるこの制度の継続につながっていくと町長は考えるのか、もう一度伺います。

 それと、(ニ)の?、?、?については、国が上げればしようがないというふうな、極めて消極的に聞こえてくるわけなんですけれども、健康に過ごしてもらう。医療費が負担が少なくなるためには、重くならないうちに医者にかかれるように、住民のために施策をとるのが、私は町長の役目だと思っておりますので、そういう意味で、上がった場合に町としては、国が上げたのだから同じようにスライドして上げるということではなくて、安心してかかれるように、何か方法はないのか。どういう部分については守っていけるのか、その辺について研究する必要があると思うのですけれども、そういう考えが見受けられないわけなんですけれども、その辺について、お金がないということを一口で言ってしまえばそうなんですけれども、どの部分に町税をかけていくのかということでは、建物をつくったり道路を直したり、目に見えるものでないだけに置き去りにされがちなものになりがちなわけですけれども、この辺の町長の考えを伺います。

 それと、次の福祉有償運送サービスですが、町内のいろいろな複数の施設などが運輸省の許可をとって行っているようなんですけれども、これは本当にまだ一部の人たちで、この、運輸省もせざるを得なくなってきている足の確保を、もっと枠広げて、高齢者や子どもを抱えて足のない親子に対しての支援などをどういうふうな形にしたら、寄居町として必要なときに必要なところに行けるような状況。登録制度にするのかいろいろな研究をすれば、時間でただ走らせるのではなくてやり方はあると思うのですけれども、そういうものに対して考えていきましょうという、この福祉有償運送サービスも、国がやったからそれに便乗したというふうにしか受け取れないということではなくて、そういうことにプラスアルファした寄居町独自の施策を、もっと住民の皆さんから意見を聞けばいろいろな知恵が出ると思うんですね。そういう姿勢ですか、協働のまちづくりと言っている割にはそういうのが少ないように思われますので、みんなから出てきたことでこんなことができたという実績が幾つか出ていくと、自分たちも、何かできることでは参加していきたいという町民の意思や、町に対する見方が大きく変わっていくと思うんですけれども、その辺についてのお考えを伺います。

 それと、男女共同参画プランができて、審議会もできて計画が進められてきているわけですけれども、いわゆる、そのプランの大もとである条例があって、そこをもとに見直しをしたり数値を変えたり、充実、発展させる。そのことが町民の中に行き渡ることが目指す男女共同参画社会への道につながる大きな一歩として、条例を持つ持たないというのは非常に大事なことだと考えておりますし、埼玉県は全国で、東京よりも先に、このことについては手がけて実施をして、もう5年経過する中での見直しの時期に来ているというすばらしい実践を持っているわけなので、そういう中で、寄居町でも計画ができたものを、これを持続発展させるための条例について、町としても、その条例つくることには反対ではない。そう遅くないうちにできるのではないかということではなくて、積極的な応援をしていただきたいと思いますがいかがでしょうか。

 以上、お願いいたします。



○保泉康人議長 町民課長。



◎鈴木隆町民課長 田母神議員さんの再質問にお答え申し上げます。

 まず最初に、町長の答弁にもありましたとおり、国保は大変弱い立場になっております。医療保険では一般の企業の社会保険と比べて、加入者に高齢者が多いとか、または所得階層が少ないということで、大変弱い立場の中で、町では一般会計からその財政補てんをここ何年かはしておるところでございます。

 そういう状況で、国保につきましては、すべての市町村が、やはり国保はほかの医療保険と比べても弱い立場にあるということから、共同の補強作業としまして、埼玉県の国保協議会を通じまして、国または県に財政基盤の安定強化のために要望活動をしております。

 平成17年度におきましては、国に対しましては医療保険の一本化を図るまでの間、脆弱な国保の基盤を強化するために財政支援を図ってもらいたい。それから、国保保険税の負担の公平、平準化を図るために賦課方式の統一を図ってもらいたい。

 また、今回制度改革にありますとおり、高齢者の医療保険制度の創設に当たりましては、国民健康保険の負担増にならないような配慮をしてもらいたい。こういった形をすべての市町村の共通の要望として国に要望してございます。

 それから次に、問題点ということでございますけれども、混合診療におきましては、現実問題としまして、患者さんがその治療を受けたくても、薬剤や、その治療技術が国による保険診療の承認になるまでの間、そういったところの審査中のために利用ができないとかそういったものの問題点も指摘されているようでございます。こういったところはやはり早急な審査関係とか、それから国における改善の方の関係についても早急な審査関係を要望するということも町としては必要かなと思います。

 それから、寄居町も高齢者の、先ほどの65歳以上の人口でございますけれども、寄居町も高齢化比率が20%を超えました。埼玉県は全国一若い状況でありますけれども、ほとんど、この寄居町は全国ベースとほぼ同じでございます。

 そういった観点から、高齢者に対して、今回の医療保険の中の負担につきましては、今回の18年10月の改正、また、20年4月の後期高齢者の医療保険がつくれるその制度の2段階の改正におきましても、町民税の非課税世帯に当たります低所得者の方については、高齢者の方については一部負担金が据え置きということで、そういう改正内容となってございます。1割から2割に負担がなると、そういったこともございますが、それは一般の方、または高額の方。寄居町も、今、高額の方は約3%ぐらいの方が高額の2割負担という形になるかと思いますが、そういった一部の方については、現役世代の方と同じように応分の負担をしていただかなければ、今後医療費の財源全体が持ちこたえができないだろうと。そういったことを踏まえての改正かと思います。

 ここで強調したいのは、高齢者の中でも非課税世帯については、今回の医療保険制度の中では全般を通して、その負担割合は変更がない据え置きということでなってございます。

 以上でございます。



○保泉康人議長 福祉課長。



◎坂本隆福祉課長 それでは、2点目の福祉有償運送についてお答え申し上げたいと思います。

 議員さんのご指摘されています福祉有償運送、これにつきましては、議員さんもご存じのとおり、高齢者、要介護者、または要支援者、それに、障害認定を受けた方々が通院、通所、こういうものに使いたいと。移動をしたいんだけれども足がないという方たちをNPOや社会福祉協議会、こういうそれぞれの団体等が初めボランティアで始めたわけですが、それが、ある一定の有償をいただきたいという形でお金を得ながらそれが広がっていったと。それを市町村がサポートする形でどんどん広がっていったわけですが、現実的に、これが法的に白タクと言われる、要するに違法状態になったということで、国が、これを何とか法の制度の中に、道路運送法の中に入れたいということで、福祉有償運送という特別の特例をつくったわけです。18年3月までに、それを皆さんに許可を、認可をとってもらって、制度の中でやっていただきたいということで始まったものでございます。

 これにつきましては、ご案内のとおり、今言った特定の高齢者、それに障害者、この人たちだけを対象としております。この人たちが登録して初めて利用できるということになっておりますので、一般健常者と言われる人たちまでそれを普及しますと、また違法状態に入ってしまいますので、そこまでの解釈を広げられますと、福祉の立場で、今ここが制度に乗った形でやってきました。それにつきましては、ぜひご理解をいただきたいと思います。

 現在、町内で5業者、町外の9事業者ですか。14事業者が寄居町の認可を得ております。登録者数にしまして277名ということで、大勢の方が利用いただいております。それと一般のお母さんたち、それに健常の高齢者の方たち、こういうところまで広げるとなると、また違った意味になってまいりますので、私の立場からしますと福祉有償運送では、そういう中での運用しかきかないということでご理解をいただきたいと思います。



○保泉康人議長 人権推進課長。



◎坂本賢蔵人権推進課長 議員さんの3番目の男女共同参画条例の関係についての再質問につきましてお答えをいたします。

 町では、先ほど町長からの答弁でも申し上げましたが、プランをつくりまして、その後、事業計画を策定しまして、50施策、80事業につきまして、役場を挙げて推進しております。啓発等を推進しているということなんですけれども、今後とも、これにつきましては、当然続けていくと。そういう中で、条例につきましては、近い将来の課題とさせていただきたいと。制定へ向けて研究していきたいというふうに考えております。ご理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○保泉康人議長 田母神節子議員。



◆13番(田母神節子議員) 13番、田母神です。

 再々質問を行います。

 医療問題では1点お願いします。

 この平成20年4月から、高齢者に1割から2割負担。据え置きされる人たちがいるわけなんですけれども、据え置きというのはあくまで据え置きですから、一定の期間来れば実施されるということになるわけなんですけれども、この人数は何人ぐらいに当たるのか、今わかったらお願いしたいと思います。

 本来、国民皆保険ということでは、保険料を払っていれば必要なときに必要な医療が受けられるというのが当たり前のことなんですけれども、窓口で負担しなければならないということの中で、結局、お金がなければ保険証があっても医者にかかれないというのが現実なわけで、そのことについて、低所得者に対しては補助をするということなんですけれども、一定の年限を、国のために頑張ってきた方たちに、70歳を過ぎたら無料で、保険証を持っていけば医者にかかれるというのが、私は当たり前のことではないかと思いますけれども、国がこういうやり方をする中で、町がその据え置きを国どおりにやっていくのか。少しそれを延ばしていけるような方向ができるのか。そのことについて、1点お尋ねします。

 それと、運輸サービスについて、このサービスの範囲というのは、もう限られていることは私も承知しているわけなんですけれども、この法律ができたのも、国が何もしてくれない中で善意的にやっていたのを、どんどんそれがふえて、結局、何か手だてをしなければということで国がこういう方向を出してきたということのように、こういうものに該当しないで足が必要な人というのが、高齢化が進む中では寄居町も増加しているわけで、せっかくいい施設があっても、電車に乗ったりバスに乗ったりするところまで行けない状況では利用できない。元気な高齢者をつくっていくためにも、その辺について町独自で考えていくことが必要だと思うのですけれども、町長は、赤い2階建てのバスを走らせるといった夢を当初は持っていたようなんですけれども、それがあえなく実現できなかったのですけれども、それにかわる、町民に優しい足の確保のために施策を考えていただきたいと思うのですけれども、これは町長に伺います。

 最後に、男女共同参画のことでは、近い将来というふうに課長さんもおっしゃって、私もこの審議委員の一人になっておりますので、ぜひ、会議の中で実現されて、なかなか、戦後、女性と靴下が強くなったなどと言われておりますけれども、家庭の中や社会状況はそんな甘いものではありませんし、真の平等や、女性が社会に参画していくような優しいまちづくりを行政が方針を出して町民に普及していくということが今求められておりますので、この計画が住民に行き渡って実現できる。そういう方向で私も取り組んでいきたいなと思います。

 これは意見で終わりますので、2点ほどよろしくお願いします。



○保泉康人議長 町民課長。



◎鈴木隆町民課長 再々質問にお答え申し上げます。

 低所得者にかかります負担限度額につきましては、平成20年4月からにつきましても、これは法律規定でございます。現在の金額をそのまま据え置くということでございますので、その内容が今回の改正の中にも盛り込まれておりますので、当面、平成20年4月以降、その先はわかりませんが、そういう現行の水準がそのまま行くということであろうと思います。

 それから、現、寄居町における今の老人保健制度の適用人数でございますけれども、5月1日で4,241名でございます。

 以上でございます。



○保泉康人議長 町長。

   〔津久井幹雄町長登壇〕



◎津久井幹雄町長 行政バス、福祉バスのお話で私からお答えさせていただきます。

 議員ご案内のとおり、いろいろな行政バス、福祉バス、各町とも走っておるのは私も承知しておりますけれども、町でも実際に地図の上に落として、道路上でどうなっているんだというふうな検討もしたことは事実でございます。各町でもお客さん、町民が乗っていないバスが走っているというのが現状のようでございますし、また、その町長さんにもお聞きしまして、弱ったねというふうな話が返ってくることも事実でございます。乗っていただければいいんだというふうなことですけれども、どうも、お年寄りのその時間帯、それから、そこまで出てくる、バス停留所まで出てくるのはなかなか難しいんだよというふうな話も聞いておりますし、また、寄居町では地形的に谷津へ入ってまた出てきてというと、そこだけはできるけれども、ここのところができないんだというふうなことも考えられるということも、前にもお話ししたことがございます。大丈夫だよ町長。トンネル抜けばいいんだよ。ぐるっと回れるよというふうな話も、実は町民の方から言われたこともありますけれども、でも、そういう方法も無理だなということもあります。

 ほかの町ではいろいろな施策でもって、商工会がやるとか農協がやるとか、会社のバス、送迎バスを使いながら町民が乗って診療所へ行ったり役場へ来たりというふうなことも考えているところもあるというふうなことで、NHKの、今は番組はなくなったのですが、ご近所の底力というのですか、それも、私もその番組も見させていただきましたけれども、そのようなことが、町民が主体となり、また行政もそれに負けないで応援していくというふうな体制がとれないものかなということも、私は検討をしてみましたけれども、なかなか無理でございますし、また、今後、そのようなパソコンを利用しながらのお客さんに、何時何分にそこへ行くよというふうなことも、町ではちょっと難しいと思いますけれども、社協、それから商工会と話しながら、また研究を続けていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆13番(田母神節子議員) 議長、最後に要望。



○保泉康人議長 田母神節子議員。



◆13番(田母神節子議員) 13番、田母神です。

 医療の問題というのは町だけでどうにもならない問題ではありますが、直接影響を及ぼす国保会計にしても、町が責任持たざるを得ない状況になるわけで、そういう意味で、今からどういうふうな国の動きがあるのかという、せめて周知徹底については行政の方でも行っていただきたいと思います。

 それと、試行錯誤せざるを得ない状況にあるその足の確保については、ぜひ研究をしていただいて、やれているところのいいところは学びながら、寄居ならではのものができるように。行政側だけで考えたのだと、せっかくやったのに利用する人がいないなどという結果もありますが、住民と一緒になってやった場合には、そういうことは、私は起きないと思いますので、その辺の工夫や努力が寄居町にも求められているのではないかなと思いますので、ぜひ安心と豊かさが実感できるまちづくりのためにご努力を願うことを申し述べて私の質問を終わります。



○保泉康人議長 以上をもって、田母神節子議員の一般質問を終わります。

 ここで休憩したいと思います。

 再開は午前11時15分といたします。休憩いたします。



△休憩 午前11時03分



△再開 午前11時13分



○保泉康人議長 再開いたします。

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○保泉康人議長 次に、5番、稲山良文議員、登壇して行ってください。

   〔5番 稲山良文議員登壇〕



◆5番(稲山良文議員) 5番、稲山良文です。

 一般質問をさせていただきます。

 この夏に実施される町長選に町民の皆様の関心が高まっております。町の将来を決めるリーダーの選択がまさに求められています。それぞれの町長候補者が、みずからの政策を打ち出し、町民、有権者に訴え支持を求めています。大事なことは、町民のために何ができるか。将来にわたり、まちづくり、人づくりが、その道しるべがきちんと示されるか。それが、政策として確実に実行、実現できるかと考えております。

 関連しまして、そこで、津久井町長が4選出馬についての経緯が町民の皆様に正しくご理解していただくために触れさせていただきます。

 3期12年でけじめをつけたい。男は引き際が大事だ。今後は、町発展のため、できることに貢献していきたい。風雲急を告げることがあればこの限りではないと述べられ勇退を決意していました。その後、小此木道郎議員が町長立候補者として決意を固め、この現実を見詰め、今後は後継者として協力していきたいと述べていました。

 しかし、そのやさきに、勇気をもって町長候補者でありました小此木さんが病気になってしまい、非常に残念な結果ですが立候補を断念いたしました。同じ時期にホンダ工業の寄居進出の話が進み、現在に至っております。

 この重大な時期に町長候補者が見当たらない。町政としても危機を迎えた。いろいろな有識者に出馬依頼をしたがよい結果が得られなかった。このピンチを切り抜けるには、その資質を有する3期12年の実績と堅実な財政運営を実行してきた……

   〔「前置きは要らない。何言っているんだあなた。何言っているんだ」と言う人あり〕



◆5番(稲山良文議員) 理解をいただくために述べておりますので。関連性がありますのでよろしくお願いします。



○保泉康人議長 質問に入っていただきたいと思います。



◆5番(稲山良文議員) はい、わかりました。もう少しですのでね。

 そして……

   〔「やめろ。あなた」と言う人あり〕



◆5番(稲山良文議員) このピンチを切り抜けるために、寄居町の議員団12名が出馬要請、また、推薦をしてきたという経緯があるということを私は理解していただきたいのです。

 町民も、このピンチを切り抜けるには町長の手腕に期待をしていると。引き続き町政を継続してもらいたい。安心で安全なまちづくりを続けてもらいたい。世界のホンダが進出する中で、ベテランの津久井町長でなければ立派な工業都市はつくれないとの声が高まってきていると。

 これらを踏まえて、4選出馬を決意された津久井町長に敬意をあらわす一人でございます。これが、私は、ホンダの寄居工場の立地となったいきさつだというのを話したかったのです。

 このすばらしいニュースが入ってきまして、この千載一遇のチャンスをどうにか期待したいと。一度は破談となったホンダの寄居進出を、素早い情報のキャッチと政治力を発揮し……



○保泉康人議長 稲山議員、本論に入ってください。



◆5番(稲山良文議員) 粘り強い交渉力でホンダを誘致した手腕は高く評価できると思います。

   〔発言する人あり〕



◆5番(稲山良文議員) はい、そうです。

 そういう背景があるということなんです。

 財源の問題もあるということを述べたいのでございます。

 そして、振り返りますと、花園町との合併が実現できず、単独町政運営となり、自主財源不足が深刻となり、シミュレーションした数字が約15億円の赤字と。それらを回収するためには、この議会でも行財政改革検討委員会、行政では新生2006プランを策定され、現在実行されています。町民の暗い気持ちを吹き飛ばすように、すばらしいホンダの寄居進出が決定され、地権者の皆様には心から感謝を申し上げる次第でございます。

 今後は、ホンダを中心とした自主財源の確保により、将来の財政基盤がしっかりとしてくると考えられます。工場の誘致、建設、そういうことになって、ホンダを中心としたまちづくりが展開されてくると確信しております。

 そこで、ホンダ寄居工場建設に伴い、工業団地計画について町長にお伺いします。

 平成22年にホンダ寄居工場が操業する予定と報道されていますが、それに伴い、関連企業が多数集積されると考えられます。これらの企業誘致をぜひ当町に実現するためにも、早急に町の工業団地設計の計画が作成する必要があると考えられます。関連企業誘致の集積をバランスよく図るため、工業団地建設のお考えについてお伺いします。

 それから、もしも建設計画があるならば、その規模についてもお聞かせください。

 折原地区の第2期資源循環工場予定地を工業団地として計画変更できるお考えがあるのかもお尋ねします。

 続いて、ホンダの進出によりまして、これからのまちづくり、都市づくり計画は男衾地区を中心に向いてくると考えられます。ホンダの従業員の住宅や関連企業の住宅確保が課題となってくると思います。これらを踏まえて、乱開発を防止し、優良住宅を供給していくためにも、早急に取り組むべきと考えております。

 早くもきのうですね、議会の中で、その政策としまして公共下水道計画を男衾駅周辺用途地域、富田谷津地区、工業占用地区に約5,200万円の補正額を計上した。すばらしいことだと思います。

 交通手段としての東武東上線男衾駅、国道254号線の改良工事の推進となりますが、町の顔、玄関口として男衾駅周辺の道路整備について、どのような計画をお持ちなのか、また、考えているのかお尋ねします。

 男衾駅の東西自由通路、駅前広場の建設についてどのようなお考えがあるのかお尋ねします。

 聞くところによりますと、男衾周辺地区まちづくり協議会が設立され、着実にその素案ができ上がりつつあり、町に要望が近日中に提出されると伺っておりますが、この男衾駅周辺まちづくり協議会の素案のご提案をどのように対応して実現していくのかもお伺いいたします。

 ホンダ工場を中心とした男衾地区のすばらしい都市計画を期待しているわけでございます。この点につきましては、町長のご答弁をお願いいたします。



○保泉康人議長 町長。

   〔津久井幹雄町長登壇〕



◎津久井幹雄町長 稲山議員の一般質問にお答えをいたします。

 まず、1番目の1点目と2点目についてですが、議員ご案内のとおり、町では本年4月に企業誘致推進本部を設立し、総合的かつ積極的な企業誘致の推進に取り組んでおります。

 ホンダの計画促進を図るため、関連企業等の誘致に関する審議、検討を図る過程において、工業団地計画についても十分研究しながら企業誘致の取り組みを積極的に進めてまいりたいと考えております。

 次に、3点目についてですが、県では、本年3月、彩の国資源循環工場第?期事業の基本構想を策定し、具体的な事業計画を作成しようとしている状況にあります。町も用地の早期活用等の観点から推進を図っておりますが、今後の経済社会状況、経済動向を十分注視し、町の将来像について検討を加えるとともに、第1期の運営状況等も踏まえながら、必要に応じ土地利用形態について検討する状況が生じる場合もあるものと考えておりますのでご理解をお願いしたいと存じます。

 2番目のご質問でございますが、はじめに男衾駅周辺地区のまちづくりの考え方を申し上げます。

 男衾地区の都市計画では、ホンダ進出予定地の富田谷津地区につきまして、平成5年に工業専用地域の用途地域指定をし、男衾駅周辺地区は第4次寄居町総合振興計画基本構想等で新たな市街地を形成する地域に位置づけられていることから、90.7ヘクタールを対象に、住環境の整ったまちづくりを推進するための用途地域指定を平成14年3月1日に行っております。

 都市計画の趣旨から、ホンダ関連の住宅需要に対しましては、男衾駅周辺地区をはじめとする用途地区内への誘導を積極的に行いたいと考えております。

 ご質問の1点目についてでございますが、男衾駅周辺地区におきましては、用途地域の指定とあわせて、まちづくりの骨格となる幹線道路として都市計画道路6路線、延長3,800メートル、駅前交通広場が駅東口、西口にそれぞれ3,000平方メートルを都市計画決定しております。

 次に、2点目についてですが、男衾駅につきましては、ホンダ操業に伴う利用者の増加が考えられることから、駅の利便性や拠点性を高め、地区内の円滑な交通処理と安全確保のため、東西自由通路及び駅前交通広場を含む都市計画道路についは、地区内の他の都市計画道路に先行して整備を行う必要があると考えております。

 3点目につきましては、男衾駅周辺地区まちづくり協議会が平成16年10月の協議会設立後、毎月の会議や懇談会等を経て、地域の意見を取り入れたまちづくり計画案の取りまとめが最終段階であると聞いておりますので、提出された際には、町と町民との協働のまちづくりのために、具体的な施策に反映できるよう努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと存じます。



○保泉康人議長 稲山良文議員。



◆5番(稲山良文議員) 5番、稲山良文です。

 大変懇切なご回答をいただきまして、真剣に取り組んでいるのだなという気概が見受けられます。

 これからはホンダを中心としたまちづくりというふうなことになっていくと思いますが、ホンダの工業誘致の始まり、進行、操業という大事な時期もございますので、受け入れ態勢も万全に、そしてまた、操業後の始末も完全にということで、ぜひ、安心のまちづくりに積極的に取り組んでいってもらいたいということをお願いしまして一般質問を終わります。



○保泉康人議長 以上をもって、稲山良文議員の一般質問を終わります。

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○保泉康人議長 次に、8番、佐野千賀子議員、登壇して行ってください。

   〔8番 佐野千賀子議員登壇〕



◆8番(佐野千賀子議員) 8番、佐野千賀子です。

 通告書に基づきまして、2項目にわたり一般質問をさせていただきます。

 はじめに、町長が引退を撤回し町長選に立候補する意思を固めた真意について。

 町長は本年1月11日に開催されました新年祝賀会におきまして、初めから3期と決めていたとして今期限りでの引退を表明し、新聞各紙でも報道されました。

 さらに、3月議会の私の一般質問に際しましても、人間引き際が大事と考えている。引退後もなお町に風雲急を告げれば町の手伝いをしていく所存と、引退への強い決意の答弁をいただきました。議会だよりにも紹介されたとおりです。まだ記憶に新しいことと思います。私といたしましても、町長選支援の判断としても強い確信を得たところでしたが、そこまで断言した町長が、いろいろとうわさでは聞いていたものの、津久井町長が引退を撤回し4期目の出馬を表明したとの5月23日の新聞報道を受け、まさかが本当になったと驚いた一人です。全国でも2件目の例だそうですが、さまざまな反響の声があり、一般質問の通告書の締め切り日でもあったので、しっかり確かめておかなければと思った次第です。

 そこで、津久井町長が引退を撤回し、町長選に立候補する意思を固めた真意について、改めまして町長のお言葉でしっかりお伺いしたいと思います。

 次に、職員の業務遂行、また、健康管理等の指導、取り組みについてですが、このところ職員の中でけがや病気、また、この5月7日には町政のためまじめに献身的に仕事を貫いてきた地元用土の職員が亡くなるという大変悲しい事態も発生し、残念に思っているところです。健康管理につきましてはもちろん自己管理が一番でございますが、職員の扱いが乱暴なのではないかとの厳しい声も寄せられております。まじめで責任感の強い職員ほど、無理をしてでも一生懸命職務を全うするようなので、現実に寝る時間がなかった、ほとんど休みがとれなかった、いや、働かざるを得なかった、役職はあるが部下がいない等々、1人に課せられた仕事量、また精神的なプレッシャーなどさまざまな要因があったかと思います。

 そこで、職員への業務遂行、また、健康管理等の指導、取り組みについて。さらに、今後の課題、取り組みの考えについてお伺いいたします。

 以上2項目につきまして答弁をお願いいたします。



○保泉康人議長 町長。

   〔津久井幹雄町長登壇〕



◎津久井幹雄町長 佐野議員の一般質問にお答えをいたします。

 まず、1番目のご質問でございますが、先ほどの小此木議員、吉田議員の一般質問にお答えさせていただきましたとおりでございますが、繰り返して申し上げます。

 私の後継者として多くの方々のご理解を得て小此木議員が最適任者と考え、1月の町主催の新年祝賀会の席上で8月の任期での引退を表明させていただきました。しかしながら、小此木議員がまさか病気で入院するとは想定外のことであり、考えてもいなかったことでございます。

 小此木議員より、激務に耐えられないとのことから立候補を断念するとの結果となり、その後の後継者選びや、議員の皆様をはじめ多くの人の中で検討がなされました。それらの中、先ほども申し上げましたが、本田技研工業株式会社が会社の方針変更により、国内での生産工場を寄居町に立地することになりました。このため、寄居町の、将来の寄居町を左右する重要な時期であり、今まで培った経験、さらには、国・県・ホンダとの強力な信頼関係がある私が最適任者であると、議員をはじめ多くの町民の方々、後援会から強く推薦を賜ったところでございます。

 私は皆様のご厚意を真摯に受けとめ、初心にかえり、安心と活力のあるまちづくりを目指し、町民福祉の向上のため全身全霊を傾注する決意をした次第であります。

 次に、2番目のご質問にお答えします。

 職員の業務につきましては、各課ごとに年間の業務計画を立て、その計画に基づき実施しており、今後も同様に計画的に業務を遂行してまいります。

 また、職員の健康管理につきましては、定期的に職員の胃検診及び健康診断等を実施するとともに、人間ドックの利用促進、さらには就業前のストレッチ体操などを行い、健康管理に努めているところでございます。今後も引き続き健康診断等を実施し、健康の保持増進を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたしまして答弁といたします。



○保泉康人議長 佐野千賀子議員。



◆8番(佐野千賀子議員) 8番、佐野千賀子です。

 再質問させていただきます。

 先ほど来から同じような、今回は質問が出ているということで、再三答弁をいただいております。私も寄居町に移り住んで15年になりますので、町長の12年間の実績ということでも、実際にハード面での環境整備がなされつつあることを実感しております。

 しかし、ソフト面での受け皿づくり、環境整備がおくれていることに歯がゆさを感じております。弱い立場の方々への手だてが薄い。また、町長は、弱い立場の痛みがわからないということを私は、その感じを禁じ得ません。

 安心と豊かさを実感できるまちづくりに今まで取り組んでこられたわけですけれども、その町民が豊かさを実感していると自信を持って言えるでしょうか。お聞きしたいと思います。

 また、今回4選出馬につきましても、自分の意思ではなく多数の議員の推薦を受け、また、多くの町民からの声を受けてというような、合併問題のときのような責任転嫁をするような出馬動機を挙げていることにがっかりしています。後援会づくりのリーフレットの中にも、現職の強い責任遂行と書かれておりましたけれども、ならば、その点を表に出して、みずから立候補表明を早くからすればよかったのではないかというような思いでおります。

 安心と豊かさを実感できるまちづくりが実現できないまま、今度は、私が誘致したホンダで、健全で明るい自治体づくりとして、安心と活力のあるまちづくりをキャッチフレーズにしているようです。このままではまた、ソフト面での対応か置き去りにされてしまいそうで心配でなりません。その点につきましてのお考えを伺います。

 また、2項目めの職員の業務遂行についてですけれども、各課ごとに計画的に職務遂行を図っている。今後もその方向でというふうな答弁でしたけれども、昨年、消防の方が深谷消防になることを受けて、定年を前に依願退職した職員が、何か月もたたないうちにみずからの命を絶ったという事実を最近知りました。

 また、同じ待遇で深谷消防で働けるはずだったのが、どうも条件が違うということで、志半ばでこの春退職した職員もおります。いろいろ課題があるにもかかわらず、今までの方法で職務遂行を図っていくという、大変頼りない答弁だったんですけれども、その点についても、またお伺いしたいと思います。



○保泉康人議長 町長。

   〔津久井幹雄町長登壇〕



◎津久井幹雄町長 再質問にお答えをさせていただきます。

 ソフト面で何もできなかったではないかというふうなことでございますけれども、いろいろなことをしておりました。認める認めないは皆さん方の勝手と言っては失礼ですけれども、個人差があるようでございますし、また、豊かさの話が出ましたけれども、これも個人差はあるようでございます。

 私は常々、「安心と豊かさのある町づくり」を推し進めたことは事実でございます。大方の事業が、皆様のご協力で推進をしてまいりました。特に、弱い弱者というのですか、寄居こども病院からの一連の寄居病院、埼玉よりい病院の開設、それからやまざくら等。それから、各保健センター等、保健衛生部門は一生懸命やったつもりでありますし、また、そのソフトも充実をさせていただいたと私は思っております。

 合併問題につきましては、議員の皆様方から全員が「あるだろう」というふうなことで、一生懸命私もやらさせていただきましたけれども、残念な結果になったわけでございます。大変、合併というのも難しい問題でございますし、今、合併のいい悪いという話は後日出てくるのではないかなと思っております。悪い話ばかり先行して、よい話は後から出てくるのでしょうけれども、そういうようなことをどこの町でも、合併した市でも町でもそういうふうな話が出てきているのが実情でございます。

 首長の会議等ある中でいろいろな話がありますけれども、これはそれなりにこれからも研究していかなくてはならない大事な大事なことかなと思っております。

 ホンダの件につきましては、私は本田技研を誘致するために一生懸命やったことは事実でございます。ちょっと言えない場合も場所もあるのでございますけれども、私思っているのは、この一、二年が、本田技研と寄居町が四つに組んでやるのは一、二年が勝負だなと思っております。せっかく来てくれたホンダをよその町に全部の下請工場とか住宅とかいろいろなものが持っていかれるようでは困るなというのが私の考え方でございます。一、二年本当にホンダの計画に合わせて、町ができることは一生懸命やって、寄居町の将来、また、我々の子ども、孫が本当によかったなと。あのときやっておいてよかったなと言われるような町にしたいと思っております。

 よその町から見て、寄居町はいい状態になりつつあることは事実でございますので、議員の皆様方にも、どうぞお力添えをいただきまして、将来明るい町にしていきたいと私は思っております。どうぞよろしくお願いを申し上げまして答弁とさせていただきます。



○保泉康人議長 総務課長。



◎今村幸男総務課長 私から、健康管理の部分についてのご回答を申し上げたいと思います。

 町の業務につきましては、先ほど答弁申し上げましたとおり、今後につきましても課の責任者である課長を中心に、計画的に職員の体調に気を配りながら遂行していくと。こんな考えでおります。

 なお、消防組合の職員の例を先ほど挙げていただきましたが、消防組合も一つの自治体としてやっておりましたので、具体的な内容については関知しておりませんので、その点については答弁は控えさせていただきます。

 以上です。



○保泉康人議長 佐野千賀子議員。



◆8番(佐野千賀子議員) 再々質問させていただきます。

 町長は寄居町民が豊かさ、安心と豊かさを実感しているとのお考えなのでしょうか。

 また、どういった様子をごらんになって、寄居町民が安心と豊かさを実感しているなと思われるのかお聞きしたいと思います。個人差があるということでしたが、先ほど、よりい病院、また、やまざくらについても触れられておりましたけれども、これは私が提言したことですので余り言えないことですけれども、かなり、よりい病院につきましては苦情が殺到しております。改善されないまま今日に至っているようでございます。そうした意味からも、なかなか弱い立場の町民の声が町政に届かない、改善されないというのが現実である気がいたします。

 また、合併につきましては、ホンダの進出をもって私自身も結果オーライというようなことで安堵しているところでございます。この一、二年が、企業の進出についてはスピードが大事だということですので、私も一議員として、そのホンダの進出には全力を尽くしてまいりたいと思っております。

 また、職員の健康管理ということについてですけれども、現実に職員の扱いが乱暴でなかったか。今、過労死などという言葉もここ何年かは耳にするようになりました。先日もテレビの報道で過労死ですとか、そういった長時間勤務に対しての電話相談を開設したというふうなニュースがありました。もう、開設と同時にパニック状態になるような電話の件数だったというようなことがテレビで報道されておりましたけれども、我が寄居町も、もしかしたらそういう現実があるのではないかというふうな思いでいるんですけれども、その点について、職員の管理者ということでもう一度お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。



○保泉康人議長 町長。

   〔津久井幹雄町長登壇〕



◎津久井幹雄町長 安心と豊かさが実感できるかというふうな話でございますけれども、先ほどもお話ししましたとおり、個人差がありますのでこれは何とも申しようがございません。

 そういうように、一生懸命職員とともに、また議員さんにもお手伝いいただきながらまちづくりを進めていったものでございます。ひとつ、皆さん方にもご理解をお願いをしたいと思っております。

 それから、職員の健康管理でございますけれども、私も去年健康を害しました。目の病気だったのですけれども、これもちょっと疲労があったのかなというふうなことも考えますけれども、いつどこでどういうふうな病気が起こるかわかりません。私もこの町長選挙に関しまして健康診断をしましたけれども、どこも悪くないと言っては過言ですけれども、その日まではよかったんですね。その日からはどうなっているか、ちょっと私もわかりませんけれども、またお医者さんに行って健康状態をチェックしてまいりたいと存じます。

 何といっても、一番わかるのは自分自身でございます。私も4年前からお酒は一滴も飲まなくしております。口の中にも入れないわけでございますが、そのせいか大変健康状態もよさそうでございますし、また、ちょっと眠られない夜が続いた場合もありますけれども、自分で自分を管理するしかない。それから、家庭では親が子どもの管理もしなくてはならない。先ほども課長が申し上げましたとおり、課においては課で課長が、やはり健康管理をする。顔色の管理、を見ながら健康状態も管理しながらやっていってもらわなくてはならないものだと私は思っております。ひとつ、皆さん元気で明るいまちづくりをこれからもお願いしたいと存じます。



○保泉康人議長 佐野千賀子議員。



◆8番(佐野千賀子議員) 4選目の出馬については町長の意思がわかりましたが、本当に残念なことに、お隣にいる小此木議員さんが体調を崩してというようなことで表明を断念したわけですけれども、ぜひ津久井町長も網膜剥離をされて、ごあいさつの滑舌がよくないというふうなお声も、いろいろな会に参加された方々からお聞きしますので、ぜひ4選目出馬に当たりましては、健康管理、本当、お体ご自愛いただきまして健闘をお祈りするとだけ言わせていただきます。

 また、職員の健康管理についてでございますけれども、本当に人ごとではない気がいたしております。あすは我が身というような思いでおります。それについても、大変さ、つらさを訴えられない環境が、職場の環境が、また、上司なのかどなたなのかわかりませんが、そういった環境があるとの声も実際に職員の方々からいただいております。それはよくないなというふうな思いでおります。どうしても無理をしてしまうというのが現実であろうかと思います。大変、ここのところ働き盛りの50代、50になったばかりの職員の方々にそういう故障が生じているようでございますので、ぜひ、健康管理は本人、あくまでも本人でございますけれども、もう一度そうした職場環境というものを見直すということも大事だと思いますので、そうしたことをやっていただくことをご祈念申し上げ、お願い申し上げ、一般質問を終わります。



○保泉康人議長 以上をもって、佐野千賀子議員の一般質問を終わります。

 以上をもちまして、発言通告を受けた5名の一般質問を終わります。

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△休会について



○保泉康人議長 次に、本会議を休会することについてお諮りいたします。

 明日6月8日から6月14日までの7日間は、委員会の開催等のため、本会議を休会したいと思いますが、ご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○保泉康人議長 ご異議なしと認めます。

 よって、明日6月8日から6月14日までの7日間は、本会議を休会することに決定をいたしました。

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△次会日程の報告



○保泉康人議長 なお、次に、これからの委員会の日程をお知らせします。

 6月9日午前9時30分から総務常任委員会、第1委員会室、並びに文教厚生常任委員会、第2委員会室、以上でございますが、委員の方、また執行で担当の方は定刻までにご参集願います。

 なお、次の本会議は6月15日9時から行われます。当日の議事日程はいまだ定めてありませんので、当日配付いたします。

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△散会の宣告



○保泉康人議長 以上をもちまして、本日の日程は残らず終了いたしました。

 これにて散会いたします。

 ご苦労さまでした。



△散会 午前11時56分

 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

    議長     保泉康人

    署名議員   岡田 要

    署名議員   渡邊 務

    署名議員   吉田正美