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埼玉県 神川町

平成27年  9月 定例会(第6回) 09月08日−議案説明、一般質問−01号




平成27年  9月 定例会(第6回) − 09月08日−議案説明、一般質問−01号







平成27年  9月 定例会(第6回)





   平成27年第6回神川町議会定例会会議録第1号

             平成27年9月8日(火曜日)
                                    
議事日程 第1号                                
   平成27年9月8日(火曜日)午前9時開議                 
日程第 1 会議録署名議員の指名                        
日程第 2 会期の決定                             
日程第 3 諸報告                               
日程第 4 報告第 5号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度神川町
             一般会計補正予算(第2号))             
日程第 5 第48号議案 平成27年度神川町一般会計補正予算(第3号)     
日程第 6 第49号議案 平成27年度神川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 7 第50号議案 平成27年度神川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)                         
日程第 8 第51号議案 平成27年度神川町介護保険特別会計補正予算(第2号) 
日程第 9 第52号議案 平成27年度神川町観光事業特別会計補正予算(第1号) 
日程第10 第53号議案 平成27年度神川町公共下水道事業特別会計補正予算(第1
             号)                         
日程第11 第54号議案 平成27年度神川町水道事業会計補正予算(第1号)   
日程第12 第55号議案 神川町個人情報保護条例の一部を改正する条例      
日程第13 第56号議案 神川町手数料条例の一部を改正する条例         
日程第14 第57号議案 神川町企業誘致条例                  
日程第15 第58号議案 工事請負契約の変更について              
日程第16 第59号議案 工事請負契約の締結について              
日程第17 第60号議案 平成26年度神川町一般会計歳入歳出決算の認定について 
日程第18 第61号議案 平成26年度神川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認
             定について                      
日程第19 第62号議案 平成26年度神川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
             認定について                     
日程第20 第63号議案 平成26年度神川町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定に
             ついて                        
日程第21 第64号議案 平成26年度神川町住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算
             の認定について                    
日程第22 第65号議案 平成26年度神川町町営バス事業特別会計歳入歳出決算の認
             定について                      
日程第23 第66号議案 平成26年度神川町観光事業特別会計歳入歳出決算の認定に
             ついて                        
日程第24 第67号議案 平成26年度神川町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の
             認定について                     
日程第25 第68号議案 平成26年度神川町水道事業会計決算の認定について   
日程第26 報告第 6号 平成26年度神川町一般会計継続費清算報告書について  
日程第27 報告第 7号 平成26年度神川町健全化判断比率について       
日程第28 報告第 8号 平成26年度神川町資金不足比率について        
日程第29 一般質問                              
                                    
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ

出席議員(14人)                               
       1番  福 島 康 弘 君       2番  川 浦 雅 子 君
       3番  野 口 弘 吉 君       4番  坂 本 貴 佳 君
       5番  清 水 敏 信 君       6番  堀 川 光 宣 君
       7番  滝 沢 邦 利 君       8番  柴 ? 愛 子 君
       9番  赤 羽 奈保子 君      10番  山 ? 正 弘 君
      11番  渡 辺 浩 一 君      12番  廣 川   学 君
      13番  落 合 周 一 君      14番  小井戸 英 夫 君
欠席議員(なし)                                
                                    
説明のため出席した者                              
  町     長  清 水 雅 之 君  副  町  長  古 平   渉 君
  教  育  長  ? 澤 利 藏 君  総 務 課 長  神 住   健 君
  総 合 政策課長  坂 本   等 君  税 務 課 長  中 原   孝 君
  町 民 福祉課長  桜 沢 典 明 君  防 災 環境課長  茂 木   修 君
  保 険 健康課長  山 口 国 春 君  経 済 観光課長  田 村   充 君

  建 設 課 長  深 谷 武 史 君  会 計 管 理 者  秋 山 英 二 君
                      兼  課  長

  学 務 課 長  浅 見 雄 一 君  生 涯 学習課長  大 谷 直 久 君

  水 道 課 長  斉 藤   誠 君  神泉総合支所長  鈴 木 幸 治 君
                      兼地域総務課長

  監 査 委 員  折 茂 和 好 君
                                    
事務局職員出席者
  議 会 事務局長  櫻 澤   晃    事 務 局 次 長  亀 田 由 美





△開会・開議

   午前9時5分開会・開議



○議長(小井戸英夫君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより平成27年第6回神川町議会定例会を開会いたします。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。よろしくご協力のほどお願いいたします。

                    ◇               



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(小井戸英夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において13番落合周一君、1番福島康弘君、2番川浦雅子君を指名いたします。

                    ◇               



△日程第2 会期の決定



○議長(小井戸英夫君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、本日から9月16日までの9日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

              〔「異議なし」の声あり〕



○議長(小井戸英夫君) ご異議なしと認めます。

 よって、本定例会の会期は、本日から9月16日までの9日間と決定いたしました。

                    ◇               



△日程第3 諸報告



○議長(小井戸英夫君) 日程第3、諸報告を行います。

 今本例会においてお手元に配付のとおり、報告第5号 専決処分の承認を求めることについてほか24件が提出されております。

 なお、本定例会に議案説明のため、町長ほか関係者の出席を求めました。



○議長(小井戸英夫君) 以上で諸報告を終わります。

                    ◇               



△日程第4 報告第5号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度神川町一般会計補正予算(第2号))



△日程第5 第48号議案 平成27年度神川町一般会計補正予算(第3号)



△日程第6 第49号議案 平成27年度神川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)



△日程第7 第50号議案 平成27年度神川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)



△日程第8 第51号議案 平成27年度神川町介護保険特別会計補正予算(第2号)



△日程第9 第52号議案 平成27年度神川町観光事業特別会計補正予算(第1号)



△日程第10 第53号議案 平成27年度神川町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)



△日程第11 第54号議案 平成27年度神川町水道事業会計補正予算(第1号)



△日程第12 第55号議案 神川町個人情報保護条例の一部を改正する条例



△日程第13 第56号議案 神川町手数料条例の一部を改正する条例



△日程第14 第57号議案 神川町企業誘致条例



△日程第15 第58号議案 工事請負契約の変更について



△日程第16 第59号議案 工事請負契約の締結について



△日程第17 第60号議案 平成26年度神川町一般会計歳入歳出決算の認定について



△日程第18 第61号議案 平成26年度神川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第19 第62号議案 平成26年度神川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第20 第63号議案 平成26年度神川町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第21 第64号議案 平成26年度神川町住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第22 第65号議案 平成26年度神川町町営バス事業特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第23 第66号議案 平成26年度神川町観光事業特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第24 第67号議案 平成26年度神川町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第25 第68号議案 平成26年度神川町水道事業会計決算の認定について



△日程第26 報告第6号 平成26年度神川町一般会計継続費清算報告書について



△日程第27 報告第7号 平成26年度神川町健全化判断比率について



△日程第28 報告第8号 平成26年度神川町資金不足比率について



○議長(小井戸英夫君) 次に、日程第4、報告第5号 専決処分の承認を求めることについてから日程第28、報告第8号 平成26年度神川町資金不足比率についてまで25件を一括議題といたします。詳細説明、質疑、討論、採決については、後日行いたいと思います。

 次に、町長より招集の挨拶と議案に対する提案理由の説明を求めます。

 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 皆さん、おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、ご挨拶申し上げます。

 本日ここに、平成27年第6回神川町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、ご多用の中にもかかわらずご参会を賜り、深く感謝を申し上げます。

 さて、7月から8月中旬にかけては、連日の記録的な猛暑に見舞われる一方、低気圧や前線の影響による局地的な大雨、さらには火山活動の活発化など、日本各地で自然の驚異を感じさせられる状況が続きました。

 埼玉県は、比較的災害の少ない県と言われておりますが、落雷や突風による建物や農作物への被害は、大規模ではないものの、その発生が確認されており、身近なところでは、役場関係の施設でも被害を受けたところでございます。

 さらに、8月下旬からの長雨による天候不順は、農作物等への影響も懸念されるところです。あわせて9月は台風のシーズンでもあります。

 また、9月1日は防災の日ということもあり、この日に合わせ各地で防災訓練も実施されているところです。そのような状況を踏まえ、町としましても、住民の皆様の安全の確保が第一と考え、その対応を関係部署に指示しているところでございます。

 一方町内に目を向けてみますと、8月3日に開催されました中学生議会では、中学生議員の皆さんからさまざまなご質問やご意見をいただきました。その真摯なまなざしから自分たちの住む神川町の未来に対する熱い思いを強く感じたのは、私だけではなかったのではないでしょうか。

 また、8月下旬には、「きらり☆まちづくり懇話会」を町内4カ所で初めて開催させていただき、町民の皆様に町の動向や主要施策について直接お話をさせていただきました。懇話会では、町民の皆様から貴重なご意見をお伺いすることができましたので、今後の町政運営の参考とさせていただきたいと考えております。

 国内外では、安全保障関連法制の問題やTPP交渉の行方など、地方も大きな影響を受けることになると感じております。また、社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー制度に関連する住民の皆様への通知が10月から始まるなど、この制度が円滑に運用されるよう準備を進めているところです。

 町としまして、これからも住民福祉の向上や安心、安全なまちづくりを積極的に推進してまいりたいと考えておりますので、議員の皆様におかれましても、町政発展のため、大所高所から特段のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 本定例会の提出議案は21件、報告4件でございます。慎重なるご審議をお願い申し上げ、招集の挨拶とさせていただきます。

 それでは、本日の定例会にご提案しました議案につきまして説明させていただきます。

 初めに、報告第5号 専決処分の承認を求めることについて。これは去る8月2日の落雷によって、保健センター、就業改善センター、中央公民館の自動火災報知設備が被害を受けたことに伴いまして、歳入歳出の予算総額にそれぞれ687万円を増額し、予算の総額をそれぞれ58億5,011万5,000円とする平成27年度神川町一般会計補正予算(第2号)を地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定に基づき承認を求めるものです。

 次に、第48号議案 平成27年度神川町一般会計補正予算(第3号)について。これは一般会計の歳入歳出予算につきまして1億573万1,000円の増額をお願いするもので、補正後の歳入歳出総額を59億5,584万6,000円とするものです。

 歳出補正予算の主なものは、人事異動に伴って人件費が5,418万4,000円の減額となります。また、社会保障・税番号制度対応委託料として810万円、財政調整基金への積立金2,529万7,000円、固定資産評価資料作成業務委託料1,500万円、障がい者総合支援事業費の償還金1,435万4,000円、神川中学校前バス停周辺整備工事費4,000万円、道路改良工事費4,700万円、英語講師派遣委託料420万円の増額等をお願いするものです。

 また、歳入では、普通交付税の交付決定に伴い、普通交付税1億6,220万1,000円、さらに各種事業の実施等に伴い、国庫支出金161万5,000円、県支出金1,034万円、町債8,260万円等を増額し、財政調整基金からの繰入金1億5,570万3,000円の減額をお願いするものです。

 次に、第49号議案 平成27年度神川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について。初めに、事業勘定の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,880万3,000円を追加し、補正後の予算総額を19億6,680万3,000円とするものです。

 今回の補正における主な歳出は、職員の人事異動に伴う給与費等として45万1,000円の増額、前年度分の精算に伴う国庫負担金の返還金として1,820万3,000円の増額などをお願いするものです。そして、それらに充当する財源として、繰入金や前年度繰越金をそれぞれ充てる内容となっております。

 施設勘定の補正につきましては、歳入歳出予算の総額からそれぞれ323万8,000円を減額し、補正後の予算総額を1億2,530万9,000円とするものです。今回の主な補正は、職員の人事異動に伴う給与費等の減額となっています。

 次に、第50号議案 平成27年度神川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について。歳入歳出予算の総額にそれぞれ12万4,000円を増額し、補正後の予算総額を1億1,159万6,000円とするものです。

 今回の歳出補正は給与費等の増額で、これらに充当する財源として繰入金を充てる内容となっております。

 次に、第51号議案 平成27年度神川町介護保険特別会計補正予算(第2号)について。介護保険特別会計における補正予算の総額は2,497万6,000円の増額で、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ9億8,099万2,000円とするものです。

 補正予算の歳出の主な内訳は、平成26年度の給付実績に伴う介護給付費準備基金積立金862万6,000円の増額並びに国、県、町等への返還金1,670万円の増額等をお願いするもので、これらに充当する財源として、前年度繰越金等を充てる内容となっております。

 次に、第52号議案 平成27年度神川町観光事業特別会計補正予算(第1号)について。歳入歳出予算の総額にそれぞれ43万円を加え、補正後の予算総額を4,622万2,000円とするものです。

 内容につきましては、歳入の前年度繰越金を120万7,000円増額し、歳出の冬桜の宿の運営費43万円の増額分を差し引いて一般会計からの繰入金を77万7,000円減額するものです。

 次に、第53号議案 平成27年度神川町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について。補正予算は112万5,000円の減額で、補正後の歳入歳出は1億7,088万7,000円となります。

 補正の主な歳出は、人事異動に伴う一般管理費の減額であります。歳入においては、決算確定に伴う前年度繰越金の増額補正と、人事異動繰越金確定に伴う一般会計からの繰入金を減額補正するものです。

 次に、第54号議案 平成27年度神川町水道事業会計補正予算(第1号)について。予算第3条の収益的支出の営業費用109万8,000円を減額するもので、これは人事異動に伴う総係費の給与、手当の減額と修繕費の増額によるものでございます。

 次に、第55号議案 神川町個人情報保護条例の一部を改正する条例について。これは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法の交付に伴う所要の改正のため提出するものです。

 次に、第56号議案 神川町手数料条例の一部を改正する条例について。これも前議案と同様行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律及び同法施行令の規定により、所要の改正のため提出するものです。

 次に、第57号議案 神川町企業誘致条例について。これは、町の企業誘致を推進するため必要な優遇措置を拡大し、産業の振興並びに雇用の拡大を目的に、神川町工場誘致条例の全部を改正するものです。

 次に、第58号議案 工事請負契約の変更について。これは、金比羅橋長寿命化修繕工事の請負契約を変更したいので、神川町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提出させていただくものです。

 次に、第59号議案 工事請負契約の締結について。これは、去る8月20日に一般競争入札を執行した道路改築工事につきまして契約を締結したいので、神川町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提出させていただくものです。

 続きまして、各会計の決算についてご説明いたします。

 初めに、普通会計から説明します。普通会計は、一般会計から介護保険事業の一部を除き、住宅資金貸付事業特別会計と町営バス事業特別会計を合わせたものを普通会計としています。

 まず、普通会計の歳入は69億9,441万6,000円で、前年度比10.7%の増となっています。主な内訳ですが、町税は歳入の約24.8%を占めております。そのような中で、法人町民税、たばこ税は減収となりましたが、個人町民税、固定資産税の増収により、町税全体では前年度比0.1%の増加となりました。地方交付税については、歳入の約26.2%を占め、その内訳は普通交付税が22.7%、特別交付税が3.5%となっています。また、町債につきましては、合併特例債、臨時財政対策債で歳入の14.7%を占めています。また、国庫支出金は地域の元気臨時交付金等の減額により、前年度比0.9%の減少となり、歳入の8.3%となっております。県支出金につきましては、経営体育成支援事業補助金等の増額によって前年度比108.5%の増加となり、歳入の7.4%を占めております。

 次に、歳出は63億7,868万9,000円で、前年度比9.4%の増加となっています。

 歳出概要につきまして、まず性質別歳出から説明いたします。人件費等の経常経費につきましては、経費節減や合理化に引き続き努めており、人件費は前年度比3.5%の減少となっております。投資的経費につきましては、神川中学校特別教室棟改築工事、小中学校空調機設置工事、神川中学校運動場改修工事、消防団詰所車庫整備工事等を実施したことにより大きく増額し、前年度比で49.2%の増加となっております。

 続きまして、目的別歳出について概要を説明します。まず、議会費については、議員人件費の増額により、前年度比3.8%の増額となっております。

 総務費につきましては、役場庁舎耐震補強工事、公共施設整備基金積み立て基金等の減額により、前年度比11.2%の減少となりました。

 民生費につきましては、臨時福祉給付金、子育て世帯臨時特例給付金の増額により、前年度比0.8%の増加となっております。

 衛生費につきましては、児玉郡市広域市町村圏組合負担金等の減額により、前年度比12.4%の減少となりました。

 労働費につきましては、埼玉県緊急雇用創出事業補助金の減額により、前年度比20.2%の減少となっております。

 農林水産業費につきましては、経営体育成支援事業補助金などの増額により、前年度比12%の増加となっております。

 商工費につきましては、城峯公園改修工事等の増額により、前年度比35.7%の増加となっております。

 土木費につきましては、道路改良工事や金比羅橋長寿命化修繕工事等の増額により、前年度比36.1%の増額となっています。

 消防費につきましては、消防防災施設整備基金積立金等の減額により、前年度比13.1%の減少となりました。

 教育費につきましては、神川中学校特別教室棟改築工事、小中学校空調機設置工事等の実施により、前年度比60.8%の増加となっております。

 また、公債費については、長期債元金償還費の増額により、前年度比4.6%の増加となっています。

 このように、町政運営に当たり財政の健全化と安定性を図る上で、一般財源の確保に努め、同時に国、県からの補助金や合併特例債を有効に活用するとともに、歳出に当たっては人件費等の経常経費の節減に努めてまいりました。また、一方で教育施設や防災施設等の整備を行い、将来を見据えた施設投資に努めてまいりました。引き続き、今後も事務事業の見直しを行い、行財政改革の着実な実施を図るため、一般財源である町税等の一層の確保に努め、必要に応じ合併特例債制度を最大限活用しながら、ライフラインの整備等新たな町民ニーズに応えられるよう、積極的な町政運営に努めたいと考えております。

 以上が平成26年度普通会計の決算概要となっております。

 次に、第60号議案 平成26年度神川町一般会計歳入歳出決算の認定について。歳入総額69億9,402万5,348円、歳出総額63億8,020万1,237円、差し引き残金は6億1,382万4,111円となりました。

 次に、第61号議案 平成26年度神川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。事業勘定については、歳入総額18億3,471万3,954円、歳出総額16億9,299万1,820円、差し引き残額1億4,172万2,134円となり、施設勘定については、歳入総額1億2,798万1,438円、歳出総額1億1,616万4,393円、差し引き残金は1,181万7,045円となりました。

 次に、第62号議案 平成26年度神川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について。歳入総額1億783万6,053円、歳出総額1億739万1,607円、差し引き残額は44万4,446円となりました。

 次に、第63号議案 平成26年度神川町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。歳入総額9億5,757万749円、歳出総額9億3,247万3,649円、差し引き残金は2,509万7,100円となりました。

 次に、第64号議案 平成26年度神川町住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について。歳入総額125万510円、歳出総額71万298円、差し引き残金は54万212円となりました。

 次に、第65号議案 平成26年度神川町町営バス事業特別会計歳入歳出決算の認定について。歳入総額1,320万1,160円、歳出総額1,183万9,330円、差し引き残金は136万1,830円となりました。

 次に、第66号議案 平成26年度神川町観光事業特別会計歳入歳出決算の認定について。歳入総額6,580万2,831円、歳出総額6,459万2,590円、差し引き残金は121万241円となりました。

 次に、第67号議案 平成26年度神川町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について。歳入総額2億1,905万9,792円、歳出総額2億577万8,805円、差し引き残金は1,328万987円となりました。

 次に、第68号議案 平成26年度神川町水道事業会計決算の認定について。収益的収入及び支出の総収益は、税抜き3億229万5,320円、総費用は2億8,265万4,427円となり、1,964万893円の黒字となりました。資本的収支の収入額は83万1,600円、支出額は7,912万8,831円となり、差し引き不足額の7,829万7,231円は、当年度分消費税及び当年度分損益勘定留保資金等で補填いたしました。

 続きまして、報告第6号 平成26年度神川町一般会計継続費清算報告書について。これは平成24年度第8号補正予算、平成25年度及び26年度当初予算において議決をいただきました神川中学校特別教室棟改築工事に係る継続費につきまして継続年度は終了しましたので、継続費清算報告書を調製し、地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき報告させていただくものです。

 次に、報告第7号 平成26年度神川町健全化判断比率について。地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成26年度神川町健全化判断比率について報告するものです。

 最後に、報告第8号 平成26年度神川町資金不足比率について。地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成26年度神川町資金不足比率について報告するものです。

 以上が本定例会にご提案申し上げます議案等でございます。

 なお、詳細につきましては、担当課長より説明させますので、慎重ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

                    ◇               



△日程第29 一般質問



○議長(小井戸英夫君) 日程第29、町政に対する一般質問を行います。

 最初に、8番柴?愛子君の質問を許します。

 柴?愛子君。

              〔8番 柴?愛子君発言〕



◆8番(柴?愛子君) おはようございます。議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従って質問させていただきます。

 太陽光発電設備廃棄等に関する指導について。太陽光発電設備が耐用年数を迎えた場合について質問いたします。

 6月24日の朝日新聞によると、急速に広まっている太陽光発電設備が耐用年数を迎えた場合、2040年には、年間約80万トンが廃棄物として捨てられると環境省で推計しているとありました。これは、東京スカイツリー20棟以上の重さに相当し、2012年度国内で発生した産業廃棄物の埋め立て量の6%に上る量とありました。

 環境省の検討資料によると、住宅用について固定価格買い取り制度期間終了の2022年以降が排出の危機、また非住宅用について、固定価格買い取り制度期間終了の2032年度以降到来が見込まれるが、製品寿命も不確実性が高い点には留意が必要である。また、例えば地震や台風、大雪等の災害時に故障品が短期的に大量に排出される可能性についても留意が必要である。また、撤去に費用がかかることから、使用されないまま放置される設備が発生する可能性についても留意が必要であるとありました。

 平成25年の環境省の溶出試験結果では、産業廃棄物の溶出基準値のある物質として、鉛、セレン、カドミウムの溶出が、また溶出基準値のない物質では、アンチモン、テルルの溶出が確認されたとあります。

 では、これらのことから神川町の現状を見たときに、ここ3年間で太陽光発電設備の面積が急激にふえたことを危惧しています。神川町では、この太陽光発電設備の設置管理者を把握しているのでしょうか。また、破損したり、耐用年数経過後の設備の管理指導が十分できる体制は整っているのでしょうか。町の考えをお聞かせください。

 もう一つの問題として、人家の少ない山間部を持つ神川町として、産業廃棄物の廃棄場所にならないよう、山間部の道路等に監視カメラの設置の考えはないのでしょうか。町の考えをお聞かせください。

 次に、不妊治療助成事業について。男性不妊治療への助成について質問いたします。2014年12月7日の産経新聞によりますと、新生児27人に1人、不妊治療大国の日本。晩産化により、いまや日本は世界有数の不妊治療大国になったとありました。私は昨年3月、不妊治療費助成事業について一般質問いたしました。既に予算化され、利用があります。本庄保健所管内での利用状況は、25年度、188件、26年度、173件でした。埼玉県では、平成27年4月1日から特定不妊治療を行うために必要とされる男性不妊治療を行った場合、女性が受けられるようになりました。不妊治療は、精神的に大変辛い思いをし、また大変費用がかかります。ぜひとも男性不妊治療に対して助成金を出していただきたいと思いますが、町の考えをお聞かせください。

 以上で1回目の質問を終わりにします。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、柴?議員の質問に順次お答えしたいと思います。

 初めに、太陽光発電設備廃棄などに関する指導についての太陽光発電設備が耐用年数を迎えた場合についてのご質問にお答えいたします。

 現在町内におきましても、平成24年7月からことしの6月までの3年間で実施されました再生可能エネルギーの固定価格買い取り優遇措置により、住宅用または事業用の太陽光発電設備の設置が急速に増加した状況にあります。議員のご質問のとおり、この期間に集中的に設置されました発電設備がその寿命を迎える2030年代には、大量に廃棄物として排出されることが懸念されているところです。

 現在環境省では、発電設備の将来の大量廃棄に備え、発電設備の再利用やリサイクルなど適正な処分の推進に向けた検討がされているところです。

 町では、発電施設の管理上に問題が発生した場合や、処分の方法については、廃棄物処理法に基づく廃棄物として管理や処理をするよう指導を行っております。また、今後国から出されるガイドライン等を踏まえ、適正な処分がされるよう関係機関と協力して指導、監視を行っていきたいと考えております。

 なお、設置管理者の把握につきましては、現在把握はしておりません。

 また、監視カメラの設置についてですが、今後考えていきたいというふうに思います。

 次に、男性の不妊治療への助成についての質問にお答えします。近年、不妊症に悩む方は年々ふえておりますが、神川町においても、不妊治療の経費的負担の軽減及び少子化対策の推進を目的に、平成26年7月より特定不妊治療を受けている夫婦に不妊治療費の助成を行っております。平成26年度は、2組の申請に対し助成を行いました。不妊治療は、どちらか一方の問題ではなく、夫婦2人で向き合っていかなければならない問題であります。不妊治療については、内科的治療や外科的治療などの治療方法があります。埼玉県では、平成27年度より男性の不妊治療の助成を開始しました。10万円を限度に対象となる治療の2分の1の額を助成しております。対象となる治療は、特定不妊治療を行うために必要な精子を採取するための手術とされています。県内では、町で把握している限り、県の助成に加え上乗せして、5市町で実施しております。

 また、助成の対象となる治療の枠の拡大についてのご要望の件ですが、男性の不妊治療の助成とあわせ今後県内の動向を見守りたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(小井戸英夫君) 8番柴?愛子君。

              〔8番 柴?愛子君発言〕



◆8番(柴?愛子君) 産業廃棄物に対してですが、町長は、国の動向を眺めてということでございましたけれども、これ本当に災害が急に起きた場合、きちんとした町の対策がとれていないと、放置状態になってしまうと思います。先ほども1回目の質問のときに出しましたけれども、有害物質が含まれるということで、処分に産業廃棄物としての処分料がかかるということで、そのまま放置されてはいけないと思っております。これに関して町で条例とかあるのかということも私も確認してみましたけれども、なかなかそれに対するものがありませんでした。町で把握するものといたしまして、航空写真を撮るという機会があるということを聞きましたので、それに対して、その所有者というのは土地を持っている方とは違う場合もありますけれども、町はきちんとそれを把握していただいて、後処理をきちんと管理者を町が把握していただきたいと思っております。

 それと、先ほど不妊治療に対してでございますが、質問の中には入っておりませんでしたが、お答えをいただきまして。助成に対しても県の決まり事よりもさらに上乗せをしてというようなお言葉をいただきました。秩父保健所管内におきましては、県の決まりよりも、それですと該当者が漏れてしまう場合がありますので、それ以上の対策をとっているという例も出ておりますので、ぜひとも神川町もその助成金の枠をふやしていただきたいと思います。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 議員の質問にお答えしたいと思います。

 太陽光発電、要するにソーラー発電につきましては、いろんな物質等が使われておるわけでございまして、その詳細については、正直なところ、細部についてまでは把握しておりません。

 そういった中で、懸念されている廃棄の問題をおっしゃられているのかと思いますけれども、これにつきましては、日本全国的な問題かと思います。また、国のほうでもこういった問題につきましては、きちんとした回答を今後は出してくるのではないかと思いますので、町におきましても、そういった資料等を参考にさせていただきまして、監視はしていきたいというふうに思います。

 また、管理者につきましても、土地の所有者が設置しているもの、またそうではないものとあるわけでございますけれども、それにつきましても大まかな把握は大体できております。詳細についての、100%の把握はできていないということでございます。

 今後につきましては、有害物質等が含まれているのであれば、そういった2次的な被害を考えなくてはいけませんので、町としても対応は怠らないようにしていきたいというふうに思います。

 また、不妊治療につきましても、昨年度議員からのご質問につきまして、執行部としましても検討を重ねて不妊治療に上乗せ助成をしたわけでございます。今後の男性不妊治療につきましても検討させていただきたいと思います。



○議長(小井戸英夫君) 8番柴?愛子君。

              〔8番 柴?愛子君発言〕



◆8番(柴?愛子君) 国内のFIT制度では、電力の買い取り価格に撤去費用を一応5%見ている。買い取り費用の中にその価格をおおむね5%程度見ているという文面がございますので、それが設置者にきちんと理解されているかどうか。売電価格の中にきちんと撤去費用も入っているという文面が入っておりますので、この辺に関しても今後町が航空写真等で設置者を確定する場合に、きちんとその旨もお伝えいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 町としましても、そういったご指摘の件につきましては努めてまいりたいと思います。



○議長(小井戸英夫君) 以上で8番柴?愛子君の質問を終わります。

 次に、2番川浦雅子君の質問を許します。

 川浦雅子君。

              〔2番 川浦雅子君発言〕



◆2番(川浦雅子君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従いまして質問させていただきます。

 1、子育て支援について。最初に、多子世帯保育料軽減事業の拡充について伺います。7月に認定こども園計画に関する住民説明会が開かれました。最終日7月23日、就業改善センターで保護者の方から切実な訴えがありました。出席された方は、覚えていらっしゃると思います。内容は、保育料のことです。お隣の上里町では保育料が3人目は5歳児まで無料なのに、神川町は3人目は3歳児未満だけが無料で、これはなぜかというものです。家がなかったら引っ越したいとも言っておられました。神川に若い世代を呼び込むどころか、出ていきたいと言われたのです。国で示したまち・ひと・しごと創生基本方針2015で、地域総合戦略の4つの基本目標のうちの2つ、地方への新しい人の流れをつくる。若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる。そのための新型交付金であり、住民生活支援に取り組む事業の原資にも充当できるはずです。上里町もこの例として総合戦略の策定に854万9,000円、そしてこの多子世帯保育料助成事業の推進として2,467万2,000円で、現在神川町が行っている3人目以降3歳児未満無料を拡充し、保育所、保育園、幼稚園に通う第3子以降の児童保育料を全額補助する取り組みを4月から実施しました。本庄市も同様です。神川町はなぜ肩を並べようとしなかったのでしょうか。給食費の減額等についても、近隣では前向きの姿勢であると伺いました。神川町は、子ども・子育て支援計画策定の趣旨として、保護者の子育てを社会全体で支援する環境づくりをより一層強めるとしていますが、若い世代が実感できる策につながっていないように思われます。

 また、別の例ですが、滑川町の思い切った施策は出産祝金制度で、3人目に対して当初30万円、近年も3人目を出産する人がふえ20万円支給、子ども医療費18歳まで無料化、給食費も幼稚園、保育所から中学卒業まで無償化、これにより人口が、2002年の1万2,804人から2014年には1万7,635人と38%も増加しています。しかも、25歳から45歳の子育て世代の比率が高いのです。学校も足りない状態です。滑川町の面積は、29.71平方キロメートルです。この例から勘案しますと、子育て世代への経済的支援が呼び込みにつながり、人口増加や出生率を上げるのに特に有効であると考えられます。他の自治体がそのまま神川町に当てはまりませんが、着眼点はどこかは、各自治体に問われるところです。神川町の少子化に歯どめがかけられるように、隣接する自治体で始まっている子育て支援事業に並ぶよう、多子世帯保育料軽減事業の拡充に対する町長のお考えを伺います。

 次に、保育所について伺います。保育所を利用する働く保護者の負担を減らすためにも、現在ある場所または近いところに公立保育所を残すお考えはありますか。人件費等コスト削減のために1カ所に認定こども園をつくるのでしょうか。子育て支援に逆行しているように思われます。8月にあった「きらり☆まちづくり懇話会」の中で住民の方が、認定こども園になったら遠い人はどうするのかとの質問に町長は、園バスをふやすと言っておられました。幼稚園部分では現在も行っていますが、保育所部分ではいかがなものでしょうか。現状を踏まえた答えだったのでしょうか。保育所利用者がどこの字にどのくらい住まわれているのか、保護者の方々がどの方面へ就労しているのかなど考えていただき、保護者の負担がふえないように進めていただきたい。担当課の方が、1カ所にしても中身をよくすれば遠くても連れてくると思いますと言っておりました。こういう態度では、保護者や子供たちに寄り添う施策になり得ないでしょう。町の保育に対する姿勢を前回伺いましたが、保護者のニーズを踏まえてとあり、子供たち全てがひとしく保育を受けられるようにと言っておられました。保護者のニーズは自宅に近いところであり、ひとしく保育をするのは、1カ所でなくてもできます。ひとしくというのは、一人一人に合った保育を保障してこそひとしくではないでしょうか。保護者のニーズを1回のアンケートだけで酌み取れましたか。1カ所になって、ここしかないから仕方なく預ける。だったら、ほかの町でもいいかとならないよう、1カ所にせず公立保育所を預けやすい環境で残していただきたい。町長のお考えを伺います。

 2、新しい地域支援事業について。包括的支援事業の認知症施策の推進について伺います。認知症の地域支援と理解をどう広げていくのでしょうか。介護予防、そして認知症予防にもつながる地域包括支援センターの体操教室も、各地区へ出向き開かれています。人数も男性の組は少な目ですが、ほかは15名から30名と、たくさんの方の利用があるようです。ですが、ここに来ていただける方は健康への意識も高い方が多く、同じ顔ぶれがそろうそうですが、ではこの体操教室に来られない方の健康意識を高めるためにはどうしたらよいでしょうか。家から余り出たくない、人と話すのが苦手などの理由もあろうかと思いますが、神川町の高齢者割合からすれば、来られない方が大半です。もちろんまだまだ畑仕事等元気で活躍されている方もおられますが、それ以外の引きこもりがちな方々に家でできること、心がけることのお知らせや日ごろの見守りなどわかりやすい言葉で伝えていく、支えていく活動が必要ではないでしょうか。認知症は、認知する部分の脳の機能障害です。大まかには、脳神経細胞の機能停止や脱落状態がアルツハイマー型認知症、血液を送っている大小の血管が切れたり詰まったりした結果コミュニケーションがとれず、行動の統制がとれない脳血管障害型認知症、両方とも脳神経細胞など隅々までうまく血液を運べない状態から引き起こされた結果です。ふだんから体に負担をかけている人は、脳細胞の活動に必要な十分な血液が届かなくなります。ストレスのない生活はなきに等しいですし、たばこ、肥満、多量の飲酒、過食など、わかっていてもなかなかやめられない。ですから、誰もが認知症になる可能性は大きいのです。若い方への予防も含め、広報などの認知症サポーター講座のお知らせだけでなく、もっと地域へ入って理解を深める発信をしていただきたい。認知症は、はっきりしているときともやもやしているときと最初は波があるので、身近な方でも少し変だなくらいで流してしまう場合が多いと聞きます。暑い中でも水を飲むのを忘れる。真夏に冬物を着たり、足が悪いのを忘れて歩き出し転倒する例もあります。

 昨年のことですが、神川町内で高齢の方が泣きながら私の車をとめました。その方は、畑に来たのだけれども、家がわからなくなったと言っていました。住所、名前はもちろん、何年生まれと伺っても言葉が出ませんでした。もう夕方で薄暗くなっており、歩いて畑に来たと言っていましたので、近くにある私の知り合いの家に行き、この方、知っていますかと尋ねたところ、ああ、知っているから送っていくと言われ、託してきました。認知症はいろいろな昔の記憶をきのうのことのように話したり、あれ、それ、あの人、ええと、何だっけなど言葉が出たり出なかったりで、家族や地域でのコミュニケーションがとりづらくなります。幼きころ育った家や景色が急に脳裏に浮かび、ここがどこだかわからなくなることもあります。ご飯食べたっけ、さっき食べたでしょうの例も大切です。100人100色の事例で学習することは無理ですが、言葉が出てこないこと、目の前にあるものが何をするものか、どのように使うものか認知できないというさまざまなことへの理解と、人権を尊重した支援ができるように、町として理解をどのように広げていくか、町長のお考えを伺います。

 次は、介護予防事業について伺います。介護保険制度改革では、要支援者の予防給付を市町村の地域支援事業に移行させます。同時に、内容の多くを市町村の裁量に委ねられています。山積する検討課題と作業をこなすことは、職員の皆さんの大変なご苦労であると思いますが、町レベルで修正も変更も可能であることも含むようですので、神川町は現行サービス利用を前提にさらに地域における支え合いという位置づけで対応していただきたい。高齢者の地域と生活実態をつかんで、国の方針に追随せず、住民に寄り添ったシステムにしていただきたい。担当課の窓口の方が、訪問介護の生活支援では、掃除などは介護士の資格がなくてもできるわけでと言っておりました。これは国の方針そのまま、住民ボランティア、置きかえるのです。誰もが直面する老後を安心して送るための現行サービスを多様なサービスに置きかえず、要支援者の必要なサービスを継続していただきたい。町長のお考えを伺います。

 3、最後に丹荘駅周辺の開発について。整備の進め方について伺います。丹荘駅はことし7月に単線化され、その後すぐにJR外トイレを解体しました。今後、土地、駅舎等の活用について、JR側との協議があると伺っています。丹荘駅は、昭和6年7月1日に開業し、駅舎も同じです。その後改築は一度もありませんと、JR職員の方が言っておられました。耐震面等危険な建物ですが、今現在はJR所有ですので、これからの協議で乗降客の安全を考えた方策を真っ先に考えていただきたい。乗降客数をJRに尋ねましたが、2010年以降調べていないとのことでした。開業当時の資料も国鉄時代のもので、ほとんどないと言っておりました。雨の日は、ホームに屋根がなく、駅舎は込み合います。朝夕の通学、通勤時間帯は、大勢の利用者と送迎の車で錯綜します。発着本数は少ないながらも神川町の玄関として存在している丹荘駅と周辺の整備を、住民にもわかりやすい進め方になるよう、今はまだ公表できる部分が少ないと担当課の方も言っておられましたが、たたき台と言いながらほぼでき上がった計画を公表することのないよう、また住民の方から、最近の町の施策の進め方が強引であり、説明が不十分であるとの声を多数聞いております。丹荘駅周辺の整備計画も、住民の声に耳を傾けながら、十分説明をしながら進めていただきたい。いかがでしょうか、町長に伺います。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、川浦議員の質問に順次お答えしたいと思います。

 初めに、子育て支援についてのご質問のうち、多子世帯保育料軽減事業の拡充についてお答えいたします。現在の神川町における多子軽減の状況ですが、教育標準認定である1号認定については、小学校3年以下の範囲において、最年長の子供から順に2人目は半額、3人目以降は無料となっています。また、保育認定である2号、3号認定では、生計が同一であれば、最年長の子供の年齢には制限を設けず、第3子以降の子供が3歳児未満であれば無料として、多子世帯の子育て支援を実施しております。一方、近隣市町に目を向けると、神川町以上に手厚く適用範囲を拡充している自治体があることも承知しております。

 国の基準や県の補助制度以上にその内容を拡充した場合、全額その自治体で負担することとなり、町で今後内容を拡充すると、今まで以上に町の負担する金額がふえることが確実となります。このような状況下でありますが、町の地方版総合戦略の中で、少子化対策をはじめとした子育て支援は大きな柱の一つでありますので、その施策の一つとして実施に向け拡充内容を検討していきたいと考えております。

 次に、保育所についてお答えします。町には、現在公立の保育所は2カ所、それと私立の保育所1カ所の計3カ所の保育所があります。保育所は、未来を担う子供たちにとって重要な施設であり、保護者の就労を支援する上においても必要な施設であります。そのため、町ではこれまで児童福祉法の規定により、保育所での保育に関しては町がその実施義務を担っていることもあり、公立の保育所2カ所を運営し、その責務を果たしてまいりました。しかし、これら保育所は築40年近く経過していることから老朽化が著しく、そのため保護者の方からは、地震が起きたら心配であるとの声も聞かれるようになっています。また、町の地方版総合戦略において試算した結果、ゼロ歳から14歳までの年少人口は、2010年の1,909人から2040年には996人と、約半減するとの推計が出ています。

 以上のことから、町では公立の丹荘、青柳の両保育所と神川幼稚園を統合し、幼保連携型の認定こども園の設置を検討しており、保育所から認定こども園に施設が移行しても、今までどおり子供たちが心身ともに健やかに育つことができるよう保育を行っていきたいと考えております。

 さらに、町では、入園を希望する子供たち全てがひとしく保育を受けられ、保護者の方が預けてよかったと感じていただけるような認定こども園が設置できるよう計画を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 次に、新しい地域支援事業についての包括的支援事業についてにお答えいたします。包括的支援事業のうち、認知症対策についてですが、高齢化は既に町でも25%を上回り、これに伴う認知症は大きな課題となっています。町内介護認定者520名の中で300名を超す方が、程度の差こそあれ認知症状を抱えている状況です。増加の一途をたどるこの問題に国が示す認知症施設推進総合戦略を踏まえ、町におきましても、家族、地域、行政が一体となった施策を展開し始めたところです。具体的には、町内小中学校での認知症サポーターキッズ養成講座の実施をはじめ、全町民を対象にしたハートフルデイでの講演などを予定しており、認知症サポーターの養成につなげたいと考えております。さらに、各字のサロン等でも、包括支援センター職員による講話や、いつ、どこで、どのような医療、介護サービスを受ければよいかを標準的に示す認知症ケアパスというパンフレットの活用など、各世代へ理解が深まるよう努めています。今後も、住民、行政が個々の役割を明確にしながら、認知症対象者の早期発見などに努めたいと考えております。

 また、在宅医療、介護連携につきましては、利用対象者の把握や介護ケアが重要であると考えておりますが、1つの町での対応は困難のため、県や本庄市児玉郡医師会を中心とした枠組みの中で議論を重ねているところです。

 次に、介護予防事業についてお答えいたします。平成26年の介護保険法の改訂により、この新しい総合事業の実施に向け、事業内容や基準等について、児玉郡市の各市町合同で事務レベルの協議を進めております。その中では、現行のサービスを踏まえた新たなサービスの模索や、介護支援ボランティア事業の充実、さらには一般高齢者も対象とした健康体操教室等、地域の資源や特徴を生かした事業展開を図る予定でおります。これらを踏まえ、今後も関係する団体や機関と横の連携を強化しながら、新たな制度への移行を好機と捉え、地域に有効な施策を講じてまいりたいと考えております。

 続きまして、丹荘駅周辺の開発についての整備の進め方についてのご質問にお答えいたします。町では、神川町総合計画におきまして、JR丹荘駅を中心に公共施設及び商業施設、一般住居が集積している本地域を町並み創造ゾーンとして位置づけ、本町の中心市街地並びに公共交通の拠点として、にぎわいのある交流拠点として整備する旨掲げております。

 町では、この計画に沿いまして、丹荘駅利用者の利便性の向上のため、駐輪場、駅前トイレの整備及び送迎用駐車場の確保や観光看板の再整備を進めてまいりました。また、周辺の道路改良や国保診療所前のバス停留場の整備など周辺整備を行い、生活環境の向上を図っております。

 このような中、JR東日本株式会社から、丹荘駅の傍線化、いわゆる1つのホームで乗降する運行方式に移行すること、及び丹荘駅のトイレを撤去する旨の連絡があり、既に実施されていることは、議員ご承知のとおりかと思います。また、今後の事業予定として、老朽化した駅舎のコンパクト化等も検討していきたい旨のお話がありました。

 町としましては、丹荘駅は、本町唯一の鉄道駅であり、JR東日本の今後の計画等を注視するとともに、積極的に調整協議を図りながら、地域住民の利便性の向上に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(小井戸英夫君) 2番川浦雅子君。

              〔2番 川浦雅子君発言〕



◆2番(川浦雅子君) 子育て支援事業について再質問させていただきます。

 先ほどいいお返事がいただけたので、検討するということでありがとうございます。私が調べた結果でも、多子世帯保育軽減事業の神川町の現在、第3子以降はゼロ、1、2歳児、全額免除額と第2歳児、半額免除額で363万6,700円、これを5歳児まで拡大した場合は、第2子半額免除をやめた場合で690万円、合計で、上里町と同じ条件にした場合は、約1,000万円という試算を出していただきました。滑川町は逆にこの事業は神川町の現行制度と同じで、額で言いますと、3人目、3歳児未満無料7件、205万8,000円、2歳児半額49件、817万2,600円、合計で1,023万600円です。滑川町のまちづくりの基本は、福祉、教育、環境、平和、健康。町長の公約は、子ども医療費無料化の拡大、出産祝金制度の充実とありました。かなめは、職員と住民の声を生かした町政だそうです。町長の姿勢が目に見える形でどのような事業を展開していくのかがこれからも問われるところだと思います。

 私ども日本共産党が昨年末行った町民アンケートでも、保育料が高過ぎます、子育てにお金がかかる、子供に我慢をさせているなどの声が多数寄せられています。ぜひ、多子世帯保育料軽減事業を拡充していただき、近隣自治体との連携とさらなる神川独自の上乗せ事業などをお願いしたいと思います。いかがでしょうか。

 保育所について。どうしても認定こども園という理解をということですが、推計でだんだん人数が減るというの、それを緩く抑えるためにも、保育所を残していただきたいと思います。いかがでしょうか。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) お答えいたします。

 先進地事例等を掲げていただきまして、ありがとうございます。私も町村会等で滑川町長さんとはよくお話しする機会ございます。いろんな自治体でそれぞれの特色のある政策を実施しているかというふうに思います。神川町におきましても、子ども医療費につきましては、県内でも先駆けて行うような体制をとらさせていただいたところでございます。それぞれ各市町におきましても財政状況等がございまして、また優先順位等もございます。そういった中で、いろんな施策を実施しているかと思います。滑川町長吉田さんいわく、うちは非常に地理的に恵まれていると。東松山、隣で企業等は少ないけれども、そこに働きに行く人たちがすぐ隣の市に働きに行ける。そして、東松山から比べれば土地が安い。また、私鉄の駅もできた。そういった中で、好条件がそろったということで人口もふえているのだよと。確かにいろんな優遇施策を実施したからかもしれません。

 そういった中で、町としましても、順次できる範囲でいろんなことを実施していきたいというふうには思っているところでございます。

 また、保育所の問題につきましてですけれども、今認定こども園、幼保連携型ということでお話をさせていただいているところでございます。これにつきましては、賛否両論、いろいろな意見がございます。100人に聞けば100人の意見が出てくるところでございます。町としましては、今後のこういった人口動向を見据えながら、いかにしたら今後町政運営がやっていけるかという中で、それぞれの箇所につくるのがいいのか、それとも1つにするのがいいのかという検討の中で、結論的には1つにしたほうがよりよい施設ができるのではないか、また手厚い保育が提供できるのではないかという観点の中から、そういった形で今話をさせていただいているわけでございまして、これ一人一人の意見を聞きますと、確かに家から遠くなるという意見も聞きます。逆に言えば、ある女性の方が言っておられましたが、それを言うのであれば、私の近くにもつくってほしいと。それはたしかごもっともなご意見だと思います。あんただけが遠いのではないのだよと、私ももっと遠いのだよと、でもいい施設ができるのであれば、そういったものを私は望みたいと。それぞれがそれぞれの利益誘導型といいますか、そういったことで発言していると話がまとまらないよという、貴重なご意見をいただいた面もございます。

 そういった中で、町とすれば、どれが最善かということを検討しながらいい方向へ持っていきたいというふうに思っているわけでございます。



○議長(小井戸英夫君) 2番川浦雅子君。

              〔2番 川浦雅子君発言〕



◆2番(川浦雅子君) 保育所についてなのですが、認定こども園ということで進めていくようですが、ただそういう住民の意見を酌むという形をこれからもしっかりとっていただきたいと思います。

 続いて、新しい地域支援事業について再質問させていただきます。包括的支援事業について。認知症は、とにかく幅広い対応が必要です。本人も受け入れがたいものです。そこをどのように理解していただくか、理解しようとしていただくかです。時には、本人が暴力を振るうこともあります。本人の記憶のどこかにある何かで動いてしまう、本人もよくわからない。そこで、声に出して家族が支援を求められるシステムが必要ではないでしょうか、助けを求めやすいように。

 また、別の例では、2014年、名古屋高裁での判決。当時91歳の男性が徘回中列車にはねられ死亡した事故で、遺族、妻と長男に720万円の支払いを命じた一審を変更、妻のみに監督責任、約359万円の減額で支払いを命じました。妻自身85歳の上、要介護1の認定でした。公的責任の縮小で家族責任が強調される改訂介護保険法ですが、高齢者を孤立させない支援を望みます。

 それから、認知症は車の運転は危険であることも理解していただかなくてはならない。本人は気をつけていれば大丈夫と思ってしまう方も多いですが、幾年か前、藤岡市で、東部橋を渡った先の通りです。軽トラックの高齢男性が信号を左折し、そのまま反対車線に入って逆走したところを、大型トラックの方がクラクションを鳴らして正面でとまって待っていて大事には至らず済みました。私は信号待ちをしてそれを見ていました。

 また、先月は、神川町のある大通りを軽トラックの高齢男性が、その先を左折しようとして手前の工場の入り口に入りかけ、そのまま、間違いを気がついたのか、歩道を走ってまた左折したのです。

 ですから、認知症だから車の運転はやめよう、免許証を返納しよう。そうしたら、その後どうするか。認知症を支える社会とは、認知症を理解すればするほどおのずと施策が見えてくるのではないでしょうか。包括的支援事業の認知症対策は、この地域特有の支援を含めていかなくてはならないと思います。いかがでしょうか、お考えを伺います。

 介護保険事業について。市町村事業ですので、その部分、予算が足りなくなったらできませんということはありませんか、お願いします。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 認知症という問題は、これは神川に限らず日本全国の悩める問題かというふうに思います。私の考え方としましては、これは最近よく言われる言葉の中で、自助、共助、公助という言葉がございます。これは、公だけが幾ら手を差し伸べても解決できる問題ではないと思います。そういった中で、家族の方がきちんと認知症について理解を示す、また共助、周りの方もそういったことに対して助けの手を差し伸べる、またその後に公助、行政として何ができるかという、そういった助けは一連の流れの中で組み上がってこそできるのではないかというふうに思います。

 私の父親も少し認知症が入ってまいりました。話しているとき、時々おかしなことを言ったり、先ほど言ったように、散歩に出てちょっと帰り場所がわからなくなってしまったというようなことございます。そういった中で、私は積極的に近所の人にも、周りの人にも、もうはっきり言います。うちの父はちょっと認知症が入っていますので、もし変な行動していましたら、ちょっと声かけていただけますかと。そういった形でやっていく。また、そういうことが今後の社会においては非常に大事かと思います。そういったことによって周りの方々も気づいていただければ、事故も未然に防げる。また、そうしていかなくては、単純に医療体系、またそして行政の手助けだけではこれは解決できない問題だというふうに感じておるところでございます。ぜひこれは、きょうも傍聴の方、いっぱい見えておりますけれども、こういった機会を利用して、認知症というものを恥ずかしがらず、住民の皆さんに広く伝えていく、またこれが当たり前の言葉として出てくるようになれば、私はこういった認知症問題も速やかな解決ができるのではないかというふうに思っているところでございます。

 介護予防事業につきましては、担当課長のほうからお答えさせますので、ご了解お願いします。



○議長(小井戸英夫君) 保険健康課長。

              〔保険健康課長 山口国春君発言〕



◎保険健康課長(山口国春君) 介護予防事業につきましては、新しい制度、確かに変わったところが、新しい多種多様な事業を市町村の特性を生かしながらやっていくという形になってくると思います。ただ、やはりほとんどの部分というのは、介護事業者、プロでやられている方、そのプロでやられている方の事業をそのまま継承していくというのが8割から9割方ではないかなというふうに思っております。

 ただ、どちらにしても、今回の制度改正あったわけですけれども、最も配慮しなくてはいけないというのは、たとえ給付が抑制されても、サービスを利用している高齢者やその家族が介護生活に不安や負担を感じることがないように配慮していくことということが大事だと思います。議員がおっしゃるように、国に追随するようなというだけの政策ではなくて、そういうことを考えて町のほうでは取り組んでいきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(小井戸英夫君) 2番川浦雅子君。

              〔2番 川浦雅子君発言〕



◆2番(川浦雅子君) 認知症に対しては、やはり自助、共助と言いますが、公の部分からしっかり住民の方に知らせていただいた上で、自助、共助をやっていただきたいと思います。

 介護保険事業の今のは、やっぱり町の姿勢として、予算が足りなくなったらできなくならないように、しっかりそこはそういう姿勢を持っていただきたいと思います。いかがでしょうか、町長。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 先ほどは失礼いたしました。そうですね、自助、共助、公助、その前に公としましても、住民の皆様に認知症に対する周知、啓発は行っていきたいというふうに思っております。

 また、介護事業につきましても、今までやってきたことを下回らないというような形の中で十分鋭意努力していきたいと思います。



○議長(小井戸英夫君) 2番川浦雅子君。

              〔2番 川浦雅子君発言〕



◆2番(川浦雅子君) お願いします。

 丹荘駅周辺の開発についての進め方ですが、住民とよく話していただきたいと思います。懇話会があって余り出席がなかったのですが、もっと周知をして、いろんな事業に対して住民と話す姿勢をこれからたくさんそういう場を持っていただきたいと思います。いかがでしょうか。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 住民の方々に対しましては、丹荘駅につきましては、得られた情報につきましては、お伝えしていきたいというふうに思います。

 ただ、いかんせんあそこは駅周辺全てがJR東日本さんの持ち物でございまして、町としましても、あの辺の開発につきましてはかねてより相談しているところでございます。ただ、JR側としましても、管理計画等もございまして、そこに食い込んでいかなくてはならない。確かに駅舎なんかにつきましても、今になってみれば、八高線の中では唯一昔の面影を残す大事な建物かというふうに思っております。かねてより私もあの駅舎の利用につきましてはJR側に申し入れいたしまして、ぜひ使わせてほしいというお話はさせていただいております。また、傍線化に伴います残りました土地等の利用につきましても、今現在、JRさんと折衝させていただいているところでございますが、ただいかんせん土地の形が非常によろしくないといいますか、利用勝手が悪いという土地なものですから、今町としましても考えあぐねているところでございます。ただ、やはり丹荘駅北口、南口ということを考えれば、あそこを何としてもこのまま民間に渡してしまうのではなくて、できる限り公で手に入れてあの辺の開発を進めれば、また町の発展にもつながるのではないかということで現在話は進めているところでございますけれども、なかなか厳しい返答が返ってきているというのが現状でございます。



○議長(小井戸英夫君) 2番川浦雅子君。

              〔2番 川浦雅子君発言〕



◆2番(川浦雅子君) それでは、進め方も、先ほども言いましたが、住民の方と十分、例えばその土地の形がどうのもありますが、住民の方と十分話をしていただいて、そういう懇話会なり持っていただきたいと思います。お願いします。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) これにつきましては、土地購入等も絡んできますと、非常に大きな金額等もございます。また、議会の皆様方のご理解を得ながら、そして住民の皆様方の意見を参考にさせていただきながら、今後の利用については検討を重ねていきたいというふうに思います。

                                    



○議長(小井戸英夫君) 一般質問の途中ですが、暫時休憩いたします。

   午前10時21分休憩

                                    

   午前10時35分再開



○議長(小井戸英夫君) 休憩前に引き続き、一般質問を続けます。

                                    



○議長(小井戸英夫君) 2番川浦雅子君の質問を終了し、次に6番堀川光宣君の質問を許します。

 堀川光宣君。

              〔6番 堀川光宣君発言〕



◆6番(堀川光宣君) おはようございます。議長の許可をいただきましたので、通告の順に従って質問させていただきます。

 神川町の水道について。神川町の水道管の一部が石綿管であり、その石綿管はアスベストが含まれています。町民の皆様が毎日口にする生活に一番必要な水です。その水がアスベスト管の中を通っています。生活にその水を毎日使って安心なのでしょうか。一日も早く石綿管をなくすことを考えます。神川町では、町民の健康、安全についてどのような考えなのか、伺います。

 第1回目の質問を終わります。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、堀川議員のご質問にお答えしたいと思います。

 最初に、飲用による健康への影響ですが、以前アスベストによる健康被害が報道等で取り上げられました。アスベストが人体に与える影響としましては、空気中に浮遊するアスベストを吸入し肺に入ることにより、肺がんや中皮腫などを発症させる原因になると言われておりましたが、水道管に使用されている石綿管については、平成17年の厚生労働省通知では、石綿管を通過した水道水の健康影響についての考え方では、水道水中のアスベストの存在量は問題となるレベルにないことや、世界保健機構が策定、公表している飲料水質ガイドラインにおいても、健康影響の観点からガイドラインの値を定める必要はないとしており、安全性は問題ないという見解でございます。

 次に、石綿管布設かえ計画のご質問ですが、神川町水道事業では、石綿管更新事業として、国の補助事業を受け、耐震性の向上、あわせて有収率の向上を目的に、平成12年から平成22年まで実施し、補助事業終了後も単独事業で現在も実施しております。平成11年度末で石綿管延長が約32キロございましたが、平成26年度末には約17キロとなり、48%が整理済みの状況です。今年度は、新里地内において工事を460メートル実施することで事業を進めております。今後も安全で安心な水道水を利用したいただけるよう、石綿管更新を順次進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(小井戸英夫君) 6番堀川光宣君。

              〔6番 堀川光宣君発言〕



◆6番(堀川光宣君) 本庄市は、23年度にこの石綿管事業を終わっているそうです。上里町では、あと5キロで29年度に終わるそうです。美里町ではあと四、五百メートルで28年度に終わるそうです。神川町はどうしてそんなに他の地域から見るとおくれているのでしょうか。いつまでに終わらせるつもりがあるのでしょうか、お伺いいたします。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) ご指摘のございました児玉郡市の状況でございますけれども、終了、またもうすぐ終了ということでございます。神川町につきましても、先ほど申しましたように、約17キロが残っているわけでございます。ご承知かと思いますけれども、水道事業というのは、特別会計で独立採算制を持って企業運営しているところでございます。そういった中で、利益が上がっている中での進行状況でございます。これにつきましては、石綿管というのは非常にもろい面もございますので、漏水等の原因にもなります。そういったことにより利益の損失等もありますので、これにつきましてもできるだけ早い時期に完了させたいというふうに思っているところでございます。



○議長(小井戸英夫君) 以上で6番堀川光宣君の質問を終わります。

                                    



○議長(小井戸英夫君) 次に、5番清水敏信君の質問を許します。

 清水敏信君。

              〔5番 清水敏信君発言〕



◆5番(清水敏信君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従って質問させていただきます。

 町の緊急情報等の伝達方法についてですが、まず最初に、防災情報メールの活用について質問します。現在町では、緊急時や重要な情報については、防災行政無線による放送を中心に実施されていると思います。しかし、緊急時の避難などに関する町民の生命や財産にかかわる重要な情報が聞きづらかったり、聞き逃したり、逃げおくれて災害に遭う場合も想像できるかと思います。

 そこで、町でも既に取り組んでいる防災情報メールを今以上に周知し、たくさんの町民の方に登録してもらい、いざというときのためにももっと有効に利用していければいいと考えています。重要な緊急情報をいつでも、どこでも聞き逃すことなく確実に受け取ることができる手段として、現在普及率が90から100%を超える、町民のほとんどの方が所有しているスマートフォンや携帯電話をもっと広く有効に活用すべきだと思います。

 また、これらの緊急情報と並行して、町の事業や行政情報をはじめ各大字で実施されているイベントや学校事業、また各地域での話題など、コミュニティ情報などもあわせて発信していけたらさらによいと思います。町長が強行に進めているコミュニティFMラジオのかわりになるかと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、関連して携帯電話購入の補助制度についてを質問しますが、経済的な理由などにより携帯電話を持っていない人がいるかもしれませんので、1世帯に1台購入できるような補助制度を考えたらよいと思います。現在運用している防災ラジオにおいては、1台製作するのに約1万円程度かかり、それを1,000円で希望者に貸し出していると聞いています。先ほども触れましたが、仮にコミュニティFMラジオが運用することになった場合、どのようなラジオを製作し、幾らかかるのか。また、それを幾らで貸し出してまた売るのかわかりませんが、現在の防災ラジオと同様ならば、予算的にも通常の携帯電話であれば、購入補助のほうが安いと思われます。

 また、この利用の少ない防災ラジオの貸し出し制度を廃止して、緊急情報携帯電話購入補助制度として事業の見直しを行ってもよいと思います。もちろん携帯の操作方法やメールの登録などがわからない方には、町の職員などが中心となって教えられるようなサービスも必要になるかと思います。

 いずれにしましても、町を挙げて防災情報メールやコミュニティメールの登録に取り組み、利用の推進を拡大し、たくさんの町民に防災意識やコミュニティ意識を高めていただき、安全、安心なまちづくりを築いていく必要があると思います。いかがでしょうか、町長のお考えをお伺いします。

 1回目の質問を終わります。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、清水議員の質問に順次お答えしたいと思います。

 初めに、緊急情報の伝達方法についての防災情報メールの活用についてのご質問にお答えいたします。町の防災情報メール配信については、防災行政無線による火災情報や避難情報などの重要な放送内容を補うことや、町外にいる町民の皆さんへの情報提供サービスを目的に、平成19年度から運用を開始しております。現在800人の皆さんに登録利用いただいておりますが、大雨や台風による災害が発生しやすい6月から9月を登録強化月間として広報やホームページで登録利用の呼びかけを実施しております。引き続き多くの皆さんに利用していただくために、登録利用の推進を図ってまいります。

 また、防災情報以外の行政、観光、コミュニティ情報につきましては、ラインなどを利用して随時情報配信をしています。今後につきましても、引き続き情報発信の強化を目指す取り組みを行ってまいります。

 ご提案のありました携帯電話の保有率は非常に高く、そのメール機能の活用を拡大することにより、現在推進していますコミュニティFMラジオ放送に期待する役割の多くが賄えるのではないかというご意見につきましても理解できないわけではありませんが、しかしコミュニティFMラジオに期待する効果は、一定時間に行政情報を放送する以外にも、民間運営団体の指導により町民の自発的な情報配信を促し、町の活性化や町民相互のつながりを深めることにあります。それぞれの利点を研究しながら、地域に根差したよりよい情報発信を目指したいと考えていますので、ご理解をいただきたいと思います。

 次に、携帯電話購入の補助制度についてのご質問にお答えいたします。携帯電話やスマートフォンを利用して受信できる情報は多岐にわたって配信されております。緊急情報を取り上げてもたくさんあります。また、先ほども申し上げましたが、メール機能は、その活用によりいつでもどこでも知りたい情報を受け取ることのできる有効な手段だと認識しております。町のさまざまな情報を全ての方がメールで受信できるよう、その基盤整備のための携帯電話購入の補助制度のご提案かと思いますが、既に携帯電話等をお持ちの皆さんとの不公平感の是正など検討が必要になると考えております。

 議員からのお話がありました情報伝達の基盤整備が必要であるという思いは私も同じでございますので、今後も町の施策の中で総合的に検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(小井戸英夫君) 5番清水敏信君。

              〔5番 清水敏信君発言〕



◆5番(清水敏信君) 登録の推進方法についてなのですけれども、今聞きますと、平成19年から運用して7年以上たっているのに、登録の件数が800件ぐらい。およそ少ない数字だと思います。推進のやり方か何か問題があるのか、PRが足りないのか、そこはちょっとわかりませんが、こういった方法は、町長いかがでしょうか。役場の各窓口に来た人、お客様が来ますね、そのときに窓口で、携帯、多分100%の人が持ってくると思うのです。そこで推進したらいかがでしょうか。という私の考え方です。いかがでしょうか。

 また、もう一つ。行政情報メールについては、現在ラインで提供しているようですが、防災情報メールと同じような行政情報メールの運用はできないでしょうか。というのも、恐らく町内には、約1万4,000人ですけれども、1万台以上の携帯やスマホがあると思われます。この台数の70%とか100%を目標に登録を呼びかけたらよいと思います。いかがでしょうか。

 最後になりますが、まずはお金のかからない携帯やスマホをフルに活用した上で、なおかつ情報提供が不足であると判断したときには、初めてコミュニティFMラジオなど、またほかのやり方を考えればいいと思いますが、いかがでしょうか。

 3点につきまして再質問させていただきます。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) さまざまなご提案ありがとうございます。

 まずは最初に、役場の窓口での推進、これにつきましては一つの有効手段かというふうに思いますので、この点についても考えていければなというふうに思います。

 また、19年から7年間で800件、多いか少ないか、これはいろんな考え方あるかと思います。こちら側とすれば、以前から議会でも申し上げているとおり、いろんな情報を住民の方々に流さなくてはいけない、知ってもらわなくてはいけないという観点の中から、いろんなツールを使いまして実施しているわけでございまして、その人が自分が必要としているツールを使って情報収集をするという考え方もあるわけでございまして、携帯電話の普及率は確かに9割、またそれ強の保有率かもしれませんけれども、それぞれの考え方によるものかと思います。

 また、メールにつきまして、行政情報を流したらどうかということであります。これは、ご承知かと思いますけれども、メールですと、文字による情報伝達でございます。これを今の行政情報をメールで流しますと、莫大な量になります。恐らく住民の皆さんがそれに対しては目を通してくれないのではないかというぐらいな莫大な量になるかと思います。これはいろんな情報があるわけでございまして、防災情報だけではございません。我々から住民の方々に、先ほど言いましたように、知っていただきたい、覚えていただきたい情報というのは限りなくあるわけでございまして、多分それにつきましては、私は不可能ではないかというふうに思います。

 また、ラインなどの利用につきましても、これはやはり実際問題運用してみますと、余り情報量を流し過ぎますと、着信拒否をされてしまう。これはメールも、ご存じかと思いますけれども、受けた側でも受信料がかかります。また、携帯電話の補助につきましても、お金がかからないと言いますけれども、仮に補助金を出して携帯を持っていただいた場合につきましても、月々の基本料的なものもかかります。そういった負担が幾らになるか。先日、電話会社等にお尋ねしましたところ、機種等にもよりますけれども、またいろんな通話プランにもよりますけれども、最低でも月々3,000円ぐらいの利用料金がかかってくるのではないか。よくゼロ円で携帯電話という触れ込みもありますけれども、そういったものにつきましては、期間限定使っていただく、なおかつ通信基本料につきましてはそれなりに高くなるというご説明もございました。

 そういったことを考えますと、メール等々、コミュニティFMを比べた場合に、私はちょっと比べる土俵が違うのかなというふうに思います。先ほど言ったように、防災だけの情報ではございません。これは議会等でも何遍も私のほうで説明しているとおり、行政側からの住民の皆さん方に知っていただかなくてはならない情報を、これを流すわけでございます。これをやはり言葉で繰り返し言うのとメールで伝えるのでは全然これは感覚的にも違いますし、非常に無理があるかなというふうに思うところでございまして、その点でご理解をお願いできればと思います。



○議長(小井戸英夫君) 5番清水敏信君。

              〔5番 清水敏信君発言〕



◆5番(清水敏信君) ただいまの行政情報メール、要するにいっぱい情報があり過ぎて無理だと言っておりましたが、やはり重要な点だけを流すということに関しては、大変いいことだと思うのですけれども。いろんな情報を流すという、例えば、これだけやるとFMラジオとのいろんな関連があるので、余りやらないほうがいいと思うのですけれども、要するに行政の情報メールでも結局そんなに詳しくやらなくも端的にやればそんなにいいのではないかなというふうに思うのですけれども、短い文面で簡単にやれば。そうすれば、幾らかFMみたいな。仮にやるとしても、FMだって1日に3回ぐらいの放送だから、聞き逃す人もいるし、その場合だったらば、メールならば必ず記録が残っていることだし、ぜひ行政情報メールを活用していろいろやってほしいと思うのですけれども、もう一度お願いします。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) コミュニティFM放送との比較論になるかと思います。これにつきましては何度も申し上げているとおり、メールにつきましては文字情報だけを流すという限られた容量でございまして、そこにプラス行政情報等を流す。これにつきましても余り長い文章でなければというご提案かと思いますけれども、これにつきましては、余り短い文章だと、逆に言うと伝わらない。また、逆に言えば、議員ご指摘のとおり見ないかもしれない、拒否されるかもしれない。そういった面もございます。そういった中で、コミュニティFMであれば、仮に朝、昼、晩、3回流せるとすれば、そういった中で情報を繰り返しお伝えすることができる。また、伝える情報量につきましても莫大な量を流せるわけで、それプラスコミュニティ、文字のとおりでございまして、地域の連携、地域の活性化という面も含めれば、費用対効果を考えてみても、私は非常にコスト的には比べものにならないというふうに感じておるところでございます。



○議長(小井戸英夫君) 以上で5番清水敏信君の質問を終わります。

                                    



○議長(小井戸英夫君) 次に、12番廣川学君の質問を許します。

 廣川学君。

              〔12番 廣川 学君発言〕



◆12番(廣川学君) 議長の許可をいただきましたので、通告に従い質問させていただきます。

 町内の小中学校の学力向上について、またことしも質問させていただきます。昨年、一昨年と、学力向上についての質問をしまして、繰り返し答弁においてオール神川というキーワードが出てきました。そのオール神川というキーワードの目的や趣旨について詳しく教えてください。オール神川というからには、神川町のどこの小学校に通っても同じ経験、同じ学力をつける機会を得られるということが目的ではないかと理解しておるのですが、どうなのでしょうか。

 というのも、各小学校の先生や保護者の方々からいろいろお話を伺うと、まだ学校によって違いがあるようなので、ぜひそのあたりの説明も求めます。もし町内の4小学校でそれぞれ違いが激しいとすると、神川中学校に入学した際に、出身小学校による学力の差が出てきてしまうのではないかと心配されます。ただ、このところ、各小学校の学力が上がってきているようで、9月2日には埼玉県の教育長が学力向上の様子を視察に来られたと聞いております。全国学力テストの結果が良好で、取り組みに興味を持たれたというふうに聞いておりますが、その学力テストでは、埼玉県は、新聞などで皆さんご存じのとおり、ことごとく全国平均を下回り、県の教育局が各市町村の教育委員会に対し、改善策の作成、実施を求めているようですが、神川町はその平均を上回ったと聞いております。これは、やっぱりオール神川の成果なのでしょうか。

 続きまして、課題、宿題についてですが、先ほど申し上げたとおり、学力向上していた小学6年生が今年度中学校に入学したので、そのまま学力向上をとても期待しております。しかし、中学校では中1ギャップ対策というものがありまして、それによるものなのか、1学期は相変わらず宿題がほとんど出ていなかったようですが、それにも何か理由があるのでしょうか、説明してください。

 中1ギャップ対策であるアドベンチャー教室を2年前に見学させていただきました。確かにアドベンチャー教室で友達になったり、クラスになじむことができるようになるなと感じました。しかし、1年生に余り宿題が出なかったのは、学力向上という観点からは大分チャンスロスだったのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。そして、昨年も課題、宿題について一般質問していますが、それをきっかけに何か今年度変わったことはあるのでしょうか、お答えください。

 最後に、児童生徒の未来についてですが、先月の中学生議会でも土曜日授業についての質問があり、今後も続けていくと答弁がありました。個人的には、私も土曜日授業をすることには賛成ですが、もし続けていくのならば、そろそろスポーツ少年団に対しての郡市の調整などをしていかなくてはいけないのではないでしょうか。現在は校長先生の判断で出欠が決まるようで、保護者は欠席させたくないということでスポーツ少年団ではなく学校に行かせることもあるそうです。土曜日授業が団員を減らす原因になっては、全く本末転倒だと思いますが、いかがでしょうか。

 そして、昨年も申し上げたのですが、学力向上関係の質問の大きな目的になります、学力による負の連鎖を断ち切るのを促すような考えは、相変わらずどのように考えていらっしゃるのでしょうか。もちろん学力があればいいということではなく、学力があることで将来の選択肢がふえるのは確かですから、そのために学力向上が大事だと考えるのは当然のことと思います。あのミュージカルで知られた劇団四季は、「サークルオブライフ」という考え方から、小学生に無料でミュージカルを見せているそうです。そうすると、それを見て感動した子供たちが大人になってお金を払って見に来ることはもちろん、劇団のスタッフや出演者としてやってくるそうです。それにより劇団四季はさらに反映し、よりよいものを提供できるというふうになるそうです。自治体も同じではないでしょうか。子供たちのためにいろいろと取り組むことが、子供たちの未来に、ひいては町の未来にかかわるのではないでしょうか。お考えをお答えください。

 以上で登壇による1回目の質問を終わります。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、廣川議員のご質問の町内の小中学校の学力向上については、教育長より答弁させますので、よろしくお願いいたします。



○議長(小井戸英夫君) 教育長。

              〔教育長 ?澤利藏君発言〕



◎教育長(?澤利藏君) 町長より指示がありましたので、町内の小中学校の学力向上について答弁させていただきます。

 初めに、オール神川の取り組みについてです。神川町では、子供たちの自立に向けた生きる力を確実に伸ばすために、幼稚園、小学校、中学校の連携と、規模の違う4つの小学校の連携を強化することをオール神川と呼び、さまざまな取り組みを行っております。

 1つ目は、教職員間の連携です。幼稚園や小中学校では、地域の特性を生かした学校づくりや子供たちの実態に応じた教育を実践しております。神川町の教職員の資質向上や学校組織の活性化を図るために、各校の取り組みや成果の共有、情報交換、教職員合同研修、学校参観、各種会議の開催などを実施しております。

 2つ目は、幼児、児童、生徒間の交流です。幼稚園から小学校、小学校から中学校へ円滑に学校生活を送るための入学体験や中学生の職場体験の視点から、幼稚園、学校間で連携し、さまざまな学習を行っております。これらの取り組みや各校の努力により、学力については、少しずつ成果が出てまいりました。今後も学校間で連携を深め、神川町の学校全体の学力がますます向上するよう、質の高い教育の推進に一層努力してまいります。

 次に、夏休みを含む宿題、課題についての答弁をさせていただきます。昨年度も答弁させていただきましたので、今年度特に力を入れているところについて述べさせていただきます。

 まず、小学校では、基礎学力の定着と家庭学習の習慣化に努めており、家庭学習の手引を活用しながら家庭と連携した取り組みを強化しています。次に、中学校では、教科担任ごとに宿題や補修をしています。そのほかに各担任が家庭学習の指導をしています。また、中学校では、今まで実施していた夏休みの補習を見直し、各学年の実態に合わせて時期や回数、期間を設定し、保護者へ通知するなど、生徒の学ぶ機会をふやしました。生徒にとって、1学期の学習や夏休みの宿題でわからなかったところを直接先生に質問し指導を受け解決することができたことは、学習意欲の向上に一定の成果があったのではないかと考えております。今後も児童生徒の家庭学習の習慣化と学習内容の定着に向け、より一層工夫、改善を図ってまいります。

 次に、神川の児童生徒の未来についてを答弁させていただきます。神川町では、学校と家庭、地域がきずなを深め、児童生徒の教育を推進しております。特に平成23年度より実施している土曜日授業は、土曜日を学校公開日としたことで学校行事への参加者がふえ、開かれた学校づくりにつながっております。昨年度は、文部科学省から土曜日授業推進事業に関する調査研究の委託を受け、学校の実態に応じた工夫、改善がさらに進んでまいりました。具体的には、保護者参加型の講演会や地域との交流、国際理解教室や体験活動など、平日には難しい内容でも土曜日だから実現できた行事が多く、子供たちの学びが深まったと考えております。さらに、昨年度は、1月の土曜日授業に町内の各小学校の4年生を対象にした、夢と希望を語る集い、2分の1成人式を実施し、児童が保護者や来賓の前で自分の夢や目標を発表する貴重な経験をしました。

 神川町では、学校と家庭、地域の連携をさらに深め、神川の子供たちが将来の目標を持ち、未来を切り開いていけるよう、土曜日授業を継続してまいります。

 以上でございます。



○議長(小井戸英夫君) 12番廣川学君。

              〔12番 廣川 学君発言〕



◆12番(廣川学君) オール神川ということは、連携をということで、以前にも増して幼稚園、保育園の子が小学校へ行ったり、小学校6年生の子が中学校へ行ったりということがふえているのは、やっぱりオール神川によるものなのだということを理解いたしました。情報交換というのが非常に重要なところであるのかなということで、やっぱり一朝一夕にはなかなかいかないのかなという、その多分過程なのかなというふうに理解しているのです。学力向上をちょっと感じることはできていますので、それが4小学校等で同一になるということは、急にというのはなかなか難しいことなのかなと。今のお話を伺うと、だんだん進行しているということなのかなと。それで年々いろんなことがふえてきておるのではないかなというふうに考えます。

 それで、このオール神川の取り組みについて、町長のお考えをぜひお聞かせいただきたいなというふうに思います。

 それと、先ほどの中学2年生、3年生等は、私の調べる範囲では、去年よりも宿題が若干多くなっているように感じられるのですが、先ほど申し上げたように、1年生の1学期がどうも宿題がなかったという、これは非常にチャンスロスだったのではないかというところの答えをいただけませんでしたので、ぜひ2回目の答弁でその辺をお願いしたいと思います。

 それと、負の連鎖を断ち切るということで、北本市が行っているような無料塾のという話を昨年させていただいたのですけれども、それに対して学校でことしは、私も聞いておったのですが、補修が夏休みの間に非常に多くなっていてというのは、そのかわりと言っては変ですが、1学期の分を取り戻そうということだったのだなというふうに今感じました。これは出席率というか、そういうものはどのような感じなのか、ぜひお聞かせください。

 それと、子供たちの未来についてということなので、こちらも町長にぜひ。子供たちがどういうふうに育っていってほしい、あるいは神川町としてこういうふうにしていきたいというのを答弁、ぜひお願いしたいなというふうに思います。

 2回目をそれでお願いします。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) まず、オール神川についてお答えしたいと思います。これにつきましては、町内4小学校、1中学校という中で、私は連携することは、これは必要かと思います。それぞれの学校がそれぞれの特色を生かすということも大事なのですけれども、そういった中で連携して同じ環境の中で学習をしていく、これは非常に大事ではないかなと思います。特に先ほど1つ目でお答えしました教職員間の連携、やはり先生の多いところ、少ないところ、そういったところでも差が出てくるかと思いますけれども、そういったところをお互い情報交換、交流する中で、子供たちに対する指導を共通化させていくということもこれは非常に大事かというふうに思います。

 また、私も孫がおりまして、ことし小学校に上がりました。その中でちょっと意外だったのが、先ほど中1ギャップというお話もございましたけれども、小学校1年生に上がったときに、うちの孫は幼稚園だったのですけれども、保育所から来た子供と幼稚園から来た子供がグループが分かれてしまうという話を孫から聞かされたときに、一瞬びっくりしたのですけれども、そういった中でも今後の、先ほど言いました認定こども園等が一緒にしていく中では、環境を同じくするということは、小学校に上がる時点でも非常に有効な手段ではないかというふうに思います。そういったことでございますので、オール神川、私はぜひこれを続けていくべきだというふうに感じております。

 また、子供たちの未来について、町としての考え方でございますけれども、なかなか難しい質問かというふうに思いますけれども、町とすれば、いい環境の中で育っていただいて、社会で通用する人材に育っていただきたい、また育てていかなくてはならないというふうに考えております。



○議長(小井戸英夫君) 教育長。

              〔教育長 ?澤利藏君発言〕



◎教育長(?澤利藏君) それでは、廣川議員さんの3つの質問についてお答えしたいと思います。

 初めに、町長さんにも質問ありましたけれども、オール神川についてなのですが、小学校4校ありますけれども、全部規模が違います。複数の学級を抱えている学年もありますし、単一の学年もあります。中には複式もあります。そんなことで、研修といっても1つの学校で研修すると、1人しかいないのです。相手がいないのです。そういうことも含めまして、他の学校と一緒に研修するということが大事だろうというふうに思っています。

 それから、今団塊の世代が大量に退職しました。新しい先生方入ってきました。どうしてもそういうところであるものを共有化するというのが非常に難しくなってきているということであります。指導法についてもそうです。そんなことで、できるだけ他の学校の授業を見ていただくということで、このオール神川の体制をとったわけであります。職員のほうも、極力格差をなくすというのですか、それからお互いのいいところを取り合うと、そしてそれを学んでいくということで取り組んでいるわけであります。

 それから、2点目の1年生の1学期というのが出ましたけれども、これについては、もうご存じのとおり、特に中学1年生は1年生ギャップというのがございます。小学校と違って中学1年生、非常に不登校が多くなるのです。その原因としては、やっぱり戸惑いがあると思います。小学校の場合には、学級担任制です。中学の場合、教科担任制です。1時間ごとに教師がかわるのです。指導方法も若干変わっていると思います。そういう中で戸惑う部分が出てくるということであります。それから、移動教室も多くなります。そんなことで、小学校時代にやや内気な子であれば、なかなかその辺がなじめないというものもあるかというふうに思います。そんなことから、まず学校になれること、小学校は部活動というのがありません、クラブ活動はありますけれども、部活動、毎日運動するというのはほとんどないのです、あるいは文化活動もないのです。そういう中で、やることがいっぱいあって戸惑いが非常に多いということで、どちらかといえば、1学期はその辺もかげんしていると。早く学校になれさせるということを中心に進めているということでございます。

 それから、3点目の補修で出席率というこでありますけれども、これについては、学校によって取り組みが違うのですが、担任の先生が直接家庭に連絡とって、きょうは来ていないけどということで催促することもあります。それから、家庭訪問するところもあります。出席率的に言えば、100%ということを言いたいのですけれども、病気なんかもありますので、必ず100とはいかないのですが、90%を超えているというのが実情ではないかと思います。ただ、病気とかいろんな理由で来られない子供については、家庭からも学校に連絡するようにという、そういうことで現在進めておるということが中心であります。

 以上であります。



○議長(小井戸英夫君) 12番廣川学君。

              〔12番 廣川 学君発言〕



◆12番(廣川学君) 最後ですが。町長、指導を共通化するのが大事だというふうにさっきおっしゃっていただきましたので、現状で、先ほど教育長の答弁にありましたとおり、学校の規模はどうしても4小学校違うものですから、予算のぐあいも4小学校が違ってしまうのです。そうすると、必要でもうちょっとこうなっていたらいいのになというところに、学校の規模が小さいので予算が回ってこないなんということがあるような話をちょっと耳にしていますので、そういうことができるだけ改善できるようにぜひしていただきたいなというふうに考えるのです。

 先生の共通化というか、情報交換して連携をとってということがありましたけれども、先生が町内の学校の中で移動していただいていますと、その先生は、複数の小学校の状況がとてもわかっていたりしますので、その先生から情報をいただくと、この学校はこうで、この学校はこうでというところもすごくわかるのではないかなという感じがありますので、小学校によってこの小学校では少ないとか、この小学校は足りないとかということがないように、ぜひ予算のほうも見ていただけるとありがたいかなというふうに感じます。

 それと、先ほどの中1ギャップのものなのですけれども、教育長がおっしゃることはとてもよくわかるのですが、小学校時代、毎日のように宿題をこなしてきた子たちが、中学校へ入ります。もちろん環境が違ったり何なりはあると思うのですけれども、決して宿題を出したところで、変な動きと言ったら変ですけれども、これがということにはならなかったのではないのかな。決してたくさん出せとは言いませんが、ほぼ出ていなかった状況がすごく長かったのです。保護者の側からすると、ちょっとすると部活が始まって、それを理由に勉強を、もう部活で疲れているのだよということで、勉強しなくて大丈夫なのと言っても、部活が疲れているのだよという、それを言われてしまうと、なかなか親のほうとしても言いにくいという状況があるというふうに聞いています。なので、ここはたくさん出す必要はもちろんないと思うのですけれども、小学校のときにせっかくくせがついていたものですから、中1になったところで同じようにというか、少量でも宿題が出ていたらよかったのではないかなと。ちょっとお話聞くと、1学期、中間、期末と、学力というか、点数に幅が出てきてしまっているというのも聞いていますので、夏休みの宿題等も出ていたのですけれども、先ほど言った補修等でフォローしていただいているのだとは思うのですけれども、何となく若干ほかの学校に比べると少ないのかなというのを感じたのですけれども、その辺はいかがでしょうか。

 それと、去年、おととしと自主性を重んじてということで言っていたのですけれども、自主性を持っているような子は、ほっといても勉強をしていると思うのです。そうでない普通の子、その子たちが何とか学力を持って未来を考えていけるようになるというのが理想かなと思いますので、この夏休みにやっていただいたような補修を、先生方の負担はかなり大きいのかなとは思うのですけれども、ぜひお願いしたいなと思いますが。夏休みに限らずこれをという考え方はあるのかというのを最後の質問にさせてください。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 貴重なご提案、ありがとうございました。予算的な措置でございますけれども、これにつきましては、特に神泉小学校につきましては複式学級ということで、本来であれば少ない教職員の数になりますけれども、その点につきましては、町単独の事業費におきまして加配をさせていただいて、要するにプラスアルファをさせていただいている現状だと思います。

 そういった中で、教育関係でございますので、それぞれのところで予算的に不自由のないように環境づくりはきちんとやっていきたいと思いますので、ご理解よろしくお願いします。



○議長(小井戸英夫君) 教育長。

              〔教育長 ?澤利藏君発言〕



◎教育長(?澤利藏君) 先ほどもお話ありましたように、1つは、特に宿題等につきましては、小学校のときは、どちらかというとやらされているという面が強いのです。要するに他律的なのです。でも、中学生ぐらいになってきますと、ある程度自律性がないといけないということで、それも中学の教員は頭に入れてやっているということであります。だから、宿題出さなければ勉強しないのではなくて、自分みずからがしなさいという、そういうことなのです。ただ、議員さん言われているように、まだまだもっと手厚くしなければいけないところいっぱいあると思います。その辺の指導が足りないかなというふうに思いますので、その辺については手をつけていきたいというふうに思っております。

 それから、本当にありがたいのですけれども、この町は、例えば神泉小学校とか渡瀬小学校では、複式学級も出ています。そういうところについては、例えば県のほうからの負担の教職員というのはもう決まっているのです、数が。ところが、町のほうの配慮によって、町費負担の教職員を雇っていただいているということで、それをフォローしてもらっているということであります。さらに言えば、指導主事についても、今まで1名だったのです。それを2名にしていただいているということも非常にありがたいというふうに思っています。この指導主事も、2名になっても、やっぱり仕事は結構夜遅くまで残ってやっているのが現状でありますけれども、やればやるほどいろんな仕事が出てくるわけであります。ただ、そういう中で、子供たちの学力をどう高めるかということが子供たちの将来にも結びついてきますので、そのことは必要ではないかなというふうに思っております。ご理解いただければありがたいと思います。



○議長(小井戸英夫君) 以上で12番廣川学君の質問を終わります。

                                    



○議長(小井戸英夫君) 次に、9番赤羽奈保子君の質問を許します。

              〔9番 赤羽奈保子君発言〕



◆9番(赤羽奈保子君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従って質問させていただきます。

 1点目、予防接種についてです。まず、高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種についてお伺いします。昨年10月から定期接種が実施されている高齢者肺炎球菌ワクチンの接種ですが、接種率が、上里町、美里町、神川町の3町で20%程度と伺っています。神川町の現状はどうなのでしょうか。また、定期接種のお知らせや申し込みの方法などどのような啓発を行っているのか、お聞かせください。

 次に、ロタウイルスワクチンの助成についてです。ロタウイルスは、5歳未満の乳幼児におけるウイルス性胃腸炎の主な原因の微生物であり、5歳までにほぼ全ての小児がロタウイルスに感染し、2人に1人が発症すると言われています。また、5歳未満の乳幼児がロタウイルス感染症で入院するケースも高いそうです。現在はロタウイルス胃腸炎の治療法がないため、ワクチン接種による予防が唯一の感染を防ぐ方法です。埼玉県では、嵐山町、毛呂山町、伊奈町、鴻巣市などで助成制度が始まっており、ときがわ町では全額助成になっています。神川町でもロタウイルス予防接種への助成の考えがあるか、お伺いします。

 2点目は、子育て支援についてです。子ども・子育て支援法の制定に伴い、これから神川町でも子育て支援事業の一層の充実も課題の一つになってくると思います。さまざまな支援事業を推進していただくことになると思いますが、神川町での支援事業に進んで出てこられる方ばかりではないと思います。核家族により相談できる人もなく、不安や悩みを抱えながら頑張っている方も少なくないのではないでしょうか。本庄市では、ことしの7月よりモバイルサイトを利用した「すくすくメール」の配信が始まりました。産前産後、就学前のお子さんを持つ方へのメール配信で、一人一人に合った情報をメールで配信してくれるシステムになっています。本庄市では、それとあわせて、私が昨年議会で質問させていただいた予防接種のスケジュールをしてくれるサイトの配信も始まりました。今このようなITを活用した施策を取り入れている自治体がふえているそうですが、神川町としては、モバイルサイト等での子育て応援の推進をしていく考えがあるのか、お聞かせください。

 以上で1回目の質問を終わりにします。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、赤羽議員の質問に順次お答えしたいと思います。

 初めに、高齢者肺炎球菌ワクチンの接種の現状と啓発についての質問にお答えいたします。神川町においても、肺炎は65歳以上の高齢者の死因の第2位を占めており、肺炎予防の必要性が増しております。平成26年10月から高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンが定期接種となりました。国は、65歳以上の5歳刻みの年代を対象としていますが、神川町では、65歳以上の方全員を対象に予防接種の助成を開始いたしました。一生で1回、1回当たり2,000円の自己負担で接種を受けることができます。平成26年度は、65歳以上の方の36%の方が接種を受けております。しかし、まだ多くの方が未受診であるため、肺炎予防のためにも高齢者肺炎球菌ワクチンの接種の必要性をもっと町民の方に周知、啓発し、接種に結びつけていくことが大切だと考えております。

 ことし4月には、今年度65歳を迎える方に、高齢者肺炎球菌ワクチンの通知と一緒に予診票を郵送しております。あわせて広報4月号で受診を進める記事を掲載いたしました。また、10月には高齢者インフルエンザの予防接種も始まりますので、広報9月号に高齢者インフルエンザと高齢者肺炎球菌の記事を再度掲載し、受診を呼びかけました。今後も健康教育や健康相談、がん検診などの機会を捉え接種の必要性を周知し、一人でも多くの方に接種していただき、肺炎による死亡率の減少に努めていきたいと考えております。

 次に、ロタウイルス胃腸炎の予防ワクチンの助成についての質問にお答えいたします。子供の胃腸炎を起こすウイルスの中で最も重症になりやすいのがロタウイルスです。下痢や嘔吐を繰り返し、脱水症を起こすこともあります。治療は、脱水がひどくなれば点滴をするなど対処療法で根本的な治療法はありませんので、予防が大事になります。その予防の一つがロタウイルスワクチンで、ワクチン接種により重症化することを高い確率で防ぐことができると言われております。しかし、ロタウイルスワクチンは任意接種であり、県内でも助成を実施している市町村はまだ9市町村にとどまっております。国の予防接種部会では、平成26年10月より水ぼうそうと成人用肺炎球菌の2つのワクチンが定期接種となり、おたふく風邪、B型肝炎及びロタウイルスのワクチンについては、26年度以降も技術的課題等の整理、検討をすると言われております。予防接種に関しては、管内市町及び医師会との調整が必要となります。国の動向を見ながら、管内市町とも連携を図ってまいりたいと考えております。

 次に、子育て支援についてのご質問の子育て応援モバイルサイトの導入についてお答えいたします。子育て応援モバイルサイトは、妊娠期から育児期における子育てのアドバイス等を子供の成長に合わせて子育て応援メールとして配信したり、予防接種のスケジュール管理や接種日が近づくとお知らせのメールが届くなど、これらをサービス内容としたサイトです。

 町では、現在保健センターにおいて、妊娠期から乳幼児を子育て中である保護者の方へ、お子さんの年齢に合った育児相談をはじめ予防接種の内容や回数と、そのお子さんに合った指導、助言等を行っています。また、子育て支援センターにおいても、日ごろより保護者の方と接する中で子育てに関するアドバイスを行うなど、子育て中の家庭に対して人と人とのつながりを大切にした形の応援をしております。そのかいもあり、3カ月健診をはじめ各種健診において約99%と高い受診率を維持しており、受診を受けていない家庭については保健師等がフォローする体制をとるなど、全ての保護者の方との関係を深めるよう努めています。

 議員ご指摘の子育て応援モバイルサイトですが、その有用性は感じておりますが、現在の町の取り組み状況の中でも高い健診受診率となっていることや、子育て応援メールではどうしても一律的かつ一般的な内容となってしまうことから、送られたメールとお子さんの成長との間に多少の差がある保護者の方に不安を与えてしまう可能性があり、導入に関しては、県や他の市町村の動向、さらにその効果について引き続き検証していきたいと考えております。

 今後も町の子供たちが生き生きと育ち、保護者の方の育児不安を解消できるよう、子育て支援策を行ってまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(小井戸英夫君) 9番赤羽奈保子君。

              〔9番 赤羽奈保子君発言〕



◆9番(赤羽奈保子君) まず、予防接種についての質問を再度させていただくのですけれども。神川町の高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種が今36%というふうに伺って、お知らせと予診票を送ってくださるということだったのですけれども、やっぱりそれだけだと、どうしても自分で行くか行かないかを決めるというか、どっちでもいい人はどっちでもいいかなというふうになってしまうと思うのですけれども、もう少し個別で推奨できるようなものを考えていただければなというふうに思います。高齢者の死亡の原因が肺炎で第2位というふうに町長もおっしゃっていましたけれども、もう少し接種の確率を上げるようなお知らせの方法というのをしていただければというふうに思いますが、いかがでしょうか。

 また、もう一点、ロタウイルスについてなのですけれども。もちろんまだまだ任意接種なので、県内でも進めているところが少ないということなのですけれども、どうしても入院となってしまうと1週間くらいの入院をしてしまって、私の友人も小さい子がまだ4人いる中で、一番下の子がロタウイルスにかかってしまい1週間入院をしたという経緯もありますが、働くお母さんにとっては、子供が1週間入院するというのは本当に大変なことで、またさっきも言いましたけれども、小さいお子さんを抱えての子供さんが1人入院するというのも大変なことだと思うのです。ロタウイルスにかかる子供さんの率が高いというのも私も初めて伺って知ったのですけれども、そういう子供たちとお母さんを守るために、ぜひ助成を進めていただきたいというふうに思いますが、いかがですか。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) まず、肺炎球菌ワクチンの接種でございますが、おかげさまをもちまして神川は非常に受診率が高いかなというふうに思います。神川の地形から申しまして、また病院の数からしましても、私は非常に高いかなというふうに思います。特に神川町の南部のほうにつきましては、医療機関等がございません。そういった中で、医師会のご理解のもと、鬼石町病院等でも受けられるような形にとらさせていただいておりまして、県境をまたいでの接種が受けられるわけでございます。これはインフルエンザについても同じわけでございますけれども、そういったことで数字が上がっているのかなと思いますけれども。先ほども本年65歳になられる方につきましては啓発をするということでございまして、そういった中、やはり啓発をしましても、その方が必要性を感じて医療機関に来ていただかなくてはならないということで、ちょっとその辺でハードルが高い面もあるかなと思いますけれども、自分の体ですので、その点を啓発しながら期待をしていきたいというふうに思っております。

 ロタウイルスにつきましては、大分小さい命ですので、かかった場合には重症化するということが顕著でございます。そういった中、小さい子供につきましては、いろんな予防接種を重ねて受けなくてはならないというような現状もございますので、また一昨年行いました子宮頸がんワクチンにつきましても、よかれと思って先行して進めたような中でございますけれども、副作用等の問題が出てきましてなかなか難しい面もございます。こういったところも、国等のはっきりした答えが出るまで、私は余り積極的なあれは控えたいというふうに思っているところでございますけれども、いずれにしても受けたいという人がいるのであれば、そういった形の中で進めるのもまた一つの方法かというふうに思います。



○議長(小井戸英夫君) 9番赤羽奈保子君。

              〔9番 赤羽奈保子君発言〕



◆9番(赤羽奈保子君) 神川町は、美里町、上里町に比べて、高齢者の肺炎球菌の接種率、私も高いのだなというふうに感じておりますが、今町長も必要性があるかないかというのは自分で決めることというか、そのようなことをおっしゃったのですけれども、必要性があるような啓発の仕方を今後またしていただきたいというふうに思います。保健師さんのお話とかも伺っていると、本当に皆さん頑張ってくださっているのだなというのも感じていますが、またさらにこのパーセントが上がるような啓発方法をしていただきたいというふうに思います。

 ロタウイルスに関しても、必要性がある方に関しては、今後進めていってくださるというお答えでよろしいのでしょうか。よろしくお願いします。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 肺炎球菌につきましては、引き続き啓発については周知していきたいと思います。ご理解お願いします。

 また、ロタウイルスにつきましては、これはまだ危険性等の問題ございます。先ほど言いましたように、小さい命、抵抗力がないというような体の中に、いろんな予防接種ワクチンを投与するということは、また危険性も伴うわけでございまして、これは慎重にならざるを得ない。先ほど言いましたように、子宮頸がんワクチンにつきまして、ある程度の年齢等もいっておりますので、それなりの体の抵抗力もあるかと思います。そういった面も含めまして慎重な進め方をしていきたいというふうに思います。



○議長(小井戸英夫君) 9番赤羽奈保子君。

              〔9番 赤羽奈保子君発言〕



◆9番(赤羽奈保子君) モバイルサイトについてなのですけれども、本当に神川町は、保健センターの保健師さんたちが頑張ってくださっていて、伺ったところ、健診に関してはほとんどの方が来てくださるということで安心はしているのですけれども、先ほど町長もおっしゃっていましたが、メールによって逆に不安を与えてしまうのではないかというお話もありましたが、逆にメールで、ああ、これは大丈夫なのだというふうに思うことも多分たくさんあると思うのです。もちろん保健師さんが来てくださったり、また相談はいつでも受けますよというふうに言ってくださっているのですけれども、なかなかそこに電話をできない方もまだまだたくさんいらっしゃると思うのです。私自身も長男がいろいろあったときに、なかなか保健師さんのところに電話をかけられなかったという経緯もありまして、この子はこれで大丈夫なのだと、逆にメールを見て思ってくださる方もたくさんいるのではないかなというふうに思います。

 また、予防接種については、前回も質問させていただいたのですけれども、一々これを保健師さんに確認はできないと思うのです。きょうここで打てなかった場合、またそこから計算をして病院に申し込みをしなければいけないのですけれども、本当に大変なのです、子供が3人とか4人とかいると。また、10種類ぐらいに予防接種もふえて、本当に大変なのです、ではいつ行こう、いつ行こうというのが。子供の体の調子もありますし、そういうところでぜひこのモバイルサイトを進めていただきたいなというふうに思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 以前から行政情報につきましてはいろんな方法、ツールを使ってお知らせしなくてはならないということを申し上げておるところでございますけれども、こういったものにつきましては、お知らせ版等についてもたしか細かい日付等も載っているかと思います。また、私の聞く限りでは、うちの職員につきましては、顔と顔が見える距離をつくりながらいろんな指導をしているというふうに話を聞いておるところでございまして、モバイルツールにつきましても、これも保護者皆さんのご意見を参考にしながら、有効であればそういったものも必要になってくるかなというふうに思えれば、またそういったものも検討していきたいというふうに思います。



○議長(小井戸英夫君) 9番赤羽奈保子君。

              〔9番 赤羽奈保子君発言〕



◆9番(赤羽奈保子君) 本当に何度も言いますけれども、町長がおっしゃっているように、本当に保健師さんたち頑張ってくださっていてありがたいなと思うところなのですけれども、スケジュールに関しては、いろんなお母さんから、これがあったらいいよねというのをご意見もいただきました。前回、議会だよりにその質問が載ったときに、これはね、でもまだやれないのだよという話をしたら、本当にそうなのみたいな感じで、自分のときにこれがあったらよかったという声もたくさんいただいたので、ぜひ実施に向けてやっていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いします。



○議長(小井戸英夫君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 現場サイドとよく打ち合わせしまして検討してまいりたいと思います。



○議長(小井戸英夫君) 以上で9番赤羽奈保子君の質問を終わります。

 これをもって町政に対する一般質問を終結いたします。

                    ◇               



△散会



○議長(小井戸英夫君) 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。

   午前11時41分散会