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埼玉県 神川町

平成22年  3月 定例会(第1回) 03月04日−議案説明、一般質問−01号




平成22年  3月 定例会(第1回) − 03月04日−議案説明、一般質問−01号







平成22年  3月 定例会(第1回)





   平成22年第1回神川町議会定例会会議録第1号

             平成22年3月4日(木曜日)
                                   
議事日程 第1号
   平成22年3月4日(木曜日)午前9時開議
日程第 1 指定第 1号 議席の指定について                  
日程第 2 会議録署名議員の指名                        
日程第 3 会期の決定                             
日程第 4 諸報告                               
日程第 5 選挙第 1号 選挙管理委員の選挙について              
日程第 6 選挙第 2号 選挙管理委員補充員の選挙について           
日程第 7 第 1号議案 平成22年度神川町一般会計予算            
日程第 8 第 2号議案 平成22年度神川町国民健康保険特別会計予算      
日程第 9 第 3号議案 平成22年度神川町老人保健特別会計予算        
日程第10 第 4号議案 平成22年度神川町後期高齢者医療特別会計予算     
日程第11 第 5号議案 平成22年度神川町介護保険特別会計予算        
日程第12 第 6号議案 平成22年度神川町住宅資金貸付事業特別会計予算    
日程第13 第 7号議案 平成22年度神川町町営バス事業特別会計予算      
日程第14 第 8号議案 平成22年度神川町観光事業特別会計予算        
日程第15 第 9号議案 平成22年度神川町公共下水道事業特別会計予算     
日程第16 第10号議案 平成22年度神川町水道事業会計予算          
日程第17 第11号議案 平成21年度神川町一般会計補正予算(第4号)     
日程第18 第12号議案 平成21年度神川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
日程第19 第13号議案 平成21年度神川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2
             号)                         
日程第20 第14号議案 平成21年度神川町介護保険特別会計補正予算(第3号) 
日程第21 第15号議案 平成21年度神川町住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第
             2号)                        
日程第22 第16号議案 平成21年度神川町公共下水道事業特別会計補正予算(第4
             号)                         
日程第23 第17号議案 神川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を
             改正する条例                     
日程第24 第18号議案 神川町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関
             する条例の一部を改正する条例             
日程第25 第19号議案 神川町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例   
日程第26 第20号議案 神川町国民健康保険税条例の一部を改正する条例     
日程第27 第21号議案 神川町乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する条例
日程第28 第22号議案 神川町下水道条例の一部を改正する条例         
日程第29 第23号議案 神川町水道事業給水条例の一部を改正する条例      
日程第30 第24号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  
日程第31 第25号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  
日程第32 第26号議案 監査委員の選任につき同意を求めることについて     
日程第33 第27号議案 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて  
日程第34 第28号議案 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて  
日程第35 第29号議案 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて  
日程第36 第30号議案 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
日程第37 第31号議案 町道路線の廃止について                
日程第38 第32号議案 町道路線の認定について                
日程第39 第33号議案 物品購入契約の締結について              
日程第40 一般質問                              
                                   
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ

出席議員(15人)
       1番  小井戸 英 夫 君       2番  永 廣 眞 利 君
       3番  廣 川   学 君       4番  田 村   勝 君
       5番  落 合 周 一 君       6番  主 山 義 雄 君
       7番  山 田 義 雄 君       8番  内 藤   満 君
      10番  町 田   久 君      11番  浅 見 好 雄 君
      13番  森     勇 君      14番  榊   徳 男 君
      15番  岩 崎 一 義 君      17番  岸     優 君
      18番  松 本 文 作 君
欠席議員(1人)
      12番  田 村 有 仁 君
                                   
説明のため出席した者
  町     長  清 水 雅 之 君  副  町  長  中   清 夫 君
  教  育  長  櫻 井   堯 君  監 査 委 員  根 岸 辰 夫 君

  総 務 課 長  伊 藤 政 雄 君  総 務 課参事兼  高 橋 重 久 君
                      人 権 推進室長

  総 合 政策課長  飯 島 貴久雄 君  税 務 課 長  市 川   寛 君
  町 民 福祉課長  柴 崎 紀 夫 君  保 険 健康課長  松 永 広 健 君
  経 済 環境課長  島 田 克 彦 君  建 設 課 長  春 山 清 正 君
  会 計 管 理 者  伊 藤 哲 夫 君  学 務 課 長  飯 島 正 文 君

  生 涯 学習課長  根 岸   寛 君  生涯学習課参事  根 岸 孝 芳 君
                      兼 公 民 館 長

  水 道 課 長  長谷川   隆 君  神泉総合支所長  小 島 健 司 君
                      兼地域総務課長

  産 業 観光課長  新 井 美 範 君

事務局職員出席者
  議 会 事務局長  石 井 基 完    次     長  四方田 久 美





△開会・開議

   午前9時3分開会・開議



○議長(松本文作君) 皆さん、おはようございます。

 田村有仁君から欠席の通告がありました。

 ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより平成22年第1回神川町議会定例会を開会いたします。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。よろしくご協力のほどお願いいたします。

                    ◇               



△日程第1 指定第1号 議席の指定について



○議長(松本文作君) 日程第1、指定第1号 議席の指定を行います。

 1月31日執行の神川町議会議員補欠選挙において当選されました廣川学君、落合周一君の議席は、会議規則第4条第2項の規定により議長において、廣川学君を議席番号3番に、落合周一君を議席番号第5番に指定いたします。

 続いて、廣川学君、落合周一君からあいさつがあります。

 初めに、廣川学君、登壇してください。

              〔3番 廣川 学君発言〕



◆3番(廣川学君) ごあいさつを申し上げます。

 このたび1月31日に行われた神川町町議会議員補欠選挙におきまして、多数のご支援をいただきまして議会議員としてこの場に立てることをこの上ない名誉と受けとめております。また、多くの期待と責任を全身で感じている次第でございます。

 これからは議会精神を尊重し、常に議員として品位と人格の向上に努め、神川町のために働けることを一つでも多く探し、住民福祉の向上を目指して確実に行動していきたいと決意を新たにしております。どうぞ先輩議員各位のご指導とご鞭撻を切にお願いを申し上げて、就任のごあいさつといたします。



○議長(松本文作君) 次に、落合周一君、登壇してください。

              〔5番 落合周一君発言〕



◆5番(落合周一君) まことに僣越ではございますが、一言ごあいさつをさせていただきます。

 このほどは、神川町町議会議員補欠選挙に当選し、皆様のお仲間になれたということをまことに栄誉なことと感じております。これからは議会精神を尊重し、常に議員としての品位と人格の向上に努め、あすの神川町のために日々努力をしてまいりたいと思います。また、選挙のときに申し上げたとおり、神川町の人材になると、このようになれるよう努力してまいりたいと思っております。どうぞ先輩議員の皆様、町民の皆様、これからもご指導とご鞭撻をお願い申し上げまして、私の就任のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。よろしくお願いします。

                    ◇               



△日程第2 会議録署名議員の指名



○議長(松本文作君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。

 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により議長において13番森勇君、14番榊徳男君、15番岩崎一義君を指名いたします。

                    ◇               



△日程第3 会期の決定



○議長(松本文作君) 日程第3、会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、本日から3月12日までの9日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

              〔「異議なし」の声あり〕



○議長(松本文作君) ご異議なしと認めます。

 よって、本定例会の会期は、本日から3月12日までの9日間と決定いたしました。

                    ◇               



△日程第4 諸報告



○議長(松本文作君) 日程第4、諸報告を行います。

 昨年の12月16日、清水雅之君から会議規則第99条の規定に基づき一身上の都合により議員の職を辞したいとの願い出があり、地方自治法第126条の規定に基づき、同日付で議員辞職の許可を行い許可通知書を交付いたしましたので、会議規則第99条第2項の規定により報告いたします。

 また、貫井浩君、高橋文治郎君は去る1月26日、神川町町長選挙に立候補の届け出を行い、選挙長において受理されました。したがって、公職選挙法第89条及び90条の規定により同日付で議員の職を失うことになりましたので、あわせて報告いたします。

 次に、常任委員の補欠選任について報告いたします。常任委員の補欠選任については、委員会条例第7条第1項の規定により議長において、今回当選になりました廣川学君を文教厚生常任委員会委員に、落合周一君を総務常任委員会委員に指名しましたので、報告いたします。

 また、総務常任委員会及び文教厚生常任委員会において副委員長が欠員となったため、委員会条例第8条第2項の規定により、総務常任委員会副委員長に落合周一君、文教厚生常任委員会副委員長に森勇君が決定しましたので、あわせてご報告申し上げます。

 次に、本定例会に町長より別冊配付のとおり、第1号議案 平成22年度神川町一般会計予算外32件が提出されております。また、本日までに受理いたしました請願、陳情は2件であります。お手元に配付の請願・陳情文書表のとおり、会議規則第92条第1項及び第95条の規定により、所管の常任委員会に付託いたしましたので、ご報告いたします。

 なお、本定例会に議案説明のため、町長ほか関係者の出席を求めました。

 次に、児玉郡市広域市町村圏組合議会議員内藤満君から報告事項があります。

 8番内藤満君。

              〔8番 内藤 満君発言〕



◆8番(内藤満君) 議長の許可をいただきましたので、平成21年第4回児玉郡市広域市町村圏組合議会定例会のご報告を申し上げます。

 本定例会は、平成21年12月22日に開催され、4件の議案が提案されました。

 第13号議案 児玉郡市広域市町村圏組合計画審議会条例を廃止する条例につきましては、組合規約第3条で規定している共同処理する事務のうち、広域市町村圏計画及び事業実施の連絡調整に関することが廃止されることに伴い、この広域市町村圏計画を審議する機関が必要でなくなったため、この条例を廃止するものであります。

 第14号議案 児玉郡市広域市町村圏組合の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、雇用保険法第1号を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。

 第15号議案 指定管理者の指定については、斎場の管理及び運営は地方自治法第244条の2第3項に規定する指定管理者制度を導入していますが、現在指定管理者が平成22年3月31日をもって期間終了となります。このため児玉郡市広域市町村圏組合公の施設にかかわる指定管理者の指定手続等に関する条例に基づき、指定管理者を募集し、同組合の公の施設指定管理者選定委員会において応募者の提出書類を応募者によるプレゼンテーション、質疑応答をもとに総合的に審査し、株式会社サニタリーセンターを指定管理者として指定するため提案されました。

 第16号議案 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてですが、加須市が同組合に加入し、規約第4条第3項に掲げる住民に対する交通災害共済に関する事務を共同処理するため、同組合規約の変更を協議するものであります。

 以上、4議案につきましては討論はなく、すべて原案どおり可決された次第であります。

 以上、報告を終わります。



○議長(松本文作君) 以上で諸報告を終わります。

                    ◇               



△日程第5 選挙第1号 選挙管理委員の選挙について



△日程第6 選挙第2号 選挙管理委員補充員の選挙について



○議長(松本文作君) 続いて、日程第5、選挙第1号 選挙管理委員の選挙について、日程第6、選挙第2号 選挙管理委員補充員の選挙について、この件につきましては後日選挙することにご異議ありませんか。

              〔「異議なし」の声あり〕



○議長(松本文作君) ご異議なしと認めます。

 よって、選挙第1号 選挙管理委員の選挙について、選挙第2号 選挙管理委員補充員の選挙については、後日選挙することに決定いたしました。

                    ◇               



△日程第7 第 1号議案 平成22年度神川町一般会計予算



△日程第8 第 2号議案 平成22年度神川町国民健康保険特別会計予算



△日程第9 第 3号議案 平成22年度神川町老人保健特別会計予算



△日程第10 第 4号議案 平成22年度神川町後期高齢者医療特別会計予算



△日程第11 第 5号議案 平成22年度神川町介護保険特別会計予算



△日程第12 第 6号議案 平成22年度神川町住宅資金貸付事業特別会計予算



△日程第13 第 7号議案 平成22年度神川町町営バス事業特別会計予算



△日程第14 第 8号議案 平成22年度神川町観光事業特別会計予算



△日程第15 第 9号議案 平成22年度神川町公共下水道事業特別会計予算



△日程第16 第10号議案 平成22年度神川町水道事業会計予算



△日程第17 第11号議案 平成21年度神川町一般会計補正予算(第4号)



△日程第18 第12号議案 平成21年度神川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)



△日程第19 第13号議案 平成21年度神川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)



△日程第20 第14号議案 平成21年度神川町介護保険特別会計補正予算(第3号)



△日程第21 第15号議案 平成21年度神川町住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)



△日程第22 第16号議案 平成21年度神川町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)



△日程第23 第17号議案 神川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例



△日程第24 第18号議案 神川町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例



△日程第25 第19号議案 神川町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例



△日程第26 第20号議案 神川町国民健康保険税条例の一部を改正する条例



△日程第27 第21号議案 神川町乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する条例



△日程第28 第22号議案 神川町下水道条例の一部を改正する条例



△日程第29 第23号議案 神川町水道事業給水条例の一部を改正する条例



△日程第30 第24号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて



△日程第31 第25号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて



△日程第32 第26号議案 監査委員の選任につき同意を求めることについて



△日程第33 第27号議案 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて



△日程第34 第28号議案 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて



△日程第35 第29号議案 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて



△日程第36 第30号議案 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて



△日程第37 第31号議案 町道路線の廃止について



△日程第38 第32号議案 町道路線の認定について



△日程第39 第33号議案 物品購入契約の締結について



○議長(松本文作君) 続いて、日程第7、第1号議案 平成22年度神川町一般会計予算から日程第39、第33号議案 物品購入契約の締結についてまでの33件を一括議題といたします。

 詳細説明、質疑、討論、採決につきましては、後日行いたいと思います。

 次に、町長より招集のあいさつと議案に対する提案理由の説明を求めます。

 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 皆さん、おはようございます。それでは、平成22年3月定例議会あいさつを申し上げます。

 議長のお許しをいただきましたので、ごあいさつ申し上げます。

 本日ここに、平成22年3月定例議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご健勝にてご参会を賜り、平成22年度当初予算案など町政の重要案件についてご審議いただきますことは、町政発展のため意義あるものと感謝を申し上げる次第でございます。

 私もこのたび町長職を拝命し、誠心誠意この町の発展に尽くすことはもちろんのこと、町民が住んでよかったというまちづくりに取り組んでいく所存でございます。

 今社会の状況を見ますと、景気回復の兆しが幾分見えたかとはいえ、まだまだ我が国経済は雇用情勢の悪化を初めとして企業の資金繰りの悪化、内需の停滞など極めて厳しい状況に見舞われています。また、急速な過疎化、高齢化の進展に伴う都市と地方の格差などにより地域は疲弊しており、地域に元気を取り戻すことが大きな課題となっています。

 このような厳しい社会情勢の中、地方公共団体においては従来から地方公務員の定員削減や給与構造改革を初めとする行政改革に自主的に取り組んできたところでございます。厳しい財政や地域経済の状況などを背景に、依然として地方の行革には国民から厳しい視線が向けられていることも事実であります。

 そこで私は、この時代だからこそ、ピンチをチャンスへと神川町の発展のために次の項目に沿ってまちづくりを進めていく覚悟でございます。

 第1に、情報公開と情報の共有による町政運営を進めてまいります。さまざまな面で情報の共有化を行い、職員の意識改革、住民の皆さんの行政への参加を促し、町民の皆様と一緒のまちづくりです。これからのまちづくりは、行政だけで行うのではなく、住民の皆さんも一緒になって参加し、ともに考え、ともに実行していく官民協働のまちづくりが必要な時代だと考えています。

 第2に、徹底した行財政改革の推進による自立したまちづくりを進めてまいります。今後のまちづくりに当たっては、合併による地域間格差を拡大させるのではなく、地域の特色を生かした小さくても輝けるまちづくりを目指して、事業仕分けを行い、効率よい行政運営に努めてまいりたいと思います。

 第3に、安心と安全なまちづくりを進めてまいります。安心の子育て支援、安心の高齢者支援、安心の就労支援、安心の生活環境の整備支援、安全の産業支援など積極的に行い、郷土神川のまちづくりのために、公約実現に向けて全力で取り組みます。議員各位におかれましては、今後とも町政の運営につきましてご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、地方財政の状況と平成22年度神川町当初予算編成に関する基本的な考え方を申し上げます。現在国においては、平成22年度予算が国会で審議されておりますが、その総額は92兆2,992億円で、前年度に対し4.2%、金額で3兆7,512億円の増加となっており、このうち政策的経費である一般歳出は53兆4,542億円で、前年度に対して3.3%の大幅増加となっております。

 100年に1度と言われる世界的な経済金融危機の中、国民生活と日本経済を守る観点から、当面は景気対策、中期的には財政再建、中長期的には経済成長の3段階で政策を進めることを基本とし、国民生活を守るための雇用対策、医療対策、防災対策、経済成長のための地域の活性化支援、研究開発への支援、金融支援の強化などを最優先に取り組むものとしています。

 歳入は厳しい経済状況を反映して、税収は前年度に比較して18.9%減の37兆3,960億円で大幅に減少しており、いわゆる埋蔵金などと言われるその他収入から10兆6,002億円を受け入れたものの、国債発行額は33.1%増の44兆3,030億円となり、公債依存度は48%、公債残高は637兆円と大幅に増加しております。

 一方、平成22年度の地方財政の収支を明らかにするものとして公表された地方財政計画は、82兆1,268億円で、前年度より4,289億円減少しておりますが、地方交付税は16兆8,935億円で、前年度に比べ6.8%増加しており、臨時財政対策債も7兆7,069億円で、49.7%と大幅に増加し、厳しい地方財政に配慮したものと受けとめております。

 こうした背景のもと、神川町の平成22年度の財政状況は、地方交付税こそ前年並みの歳入を見込んだものの、企業業績の悪化が懸念され、自主財源である町税は、前年度から減少傾向が見込まれ、地方譲与税や自動車取得税などの交付金も軒並み減少する見込みとなっております。平成21年度に引き続き、依然として厳しい財政状況のもとでの行政運営を余儀なくされるものと考えております。

 また、現在国においては、景気浮揚策と国民生活を守るため、相次ぐ補正予算も組まれております。特に今国会で成立した第2次補正予算は、雇用・環境予算で1兆3,908億円、生活の安心確保で2兆3,591億円、地方支援では3兆4,515億円など、総額7兆2,013億円という大型補正予算になっております。

 町でもこの国の補正予算を受けまして、地域活性化きめ細やかな臨時交付金に係る事業を中心とした平成21年度一般会計補正予算として、1億7,136万5,000円の増額をお願いするところでございます。平成22年度におきましても経済動向と国の対応を注意深く見ながら、町税の収入状況はもとより、地方交付税や譲与税、交付金などの依存財源の状況に留意し、柔軟で機能的な財政運営に努め、総合計画を行政運営の基本として水と緑、そして人が織りなす豊かな町を目指し、より一層の行政の合理化、効率化に努めながら計画的に事業を進めてまいりたいと思います。

 次に、本日ご提案申し上げました議案について説明いたします。最初に、第1号議案 平成22年度一般会計予算について、主な項目ごとに説明申し上げます。

 一般会計予算の総額でございますが、47億6,200万円で、前年度予算に比べまして5.9%の増となっております。歳入につきましては、町税は17億937万2,000円で、前年度予算に比べて0.8%、1,343万9,000円の減となっております。これは、昨年に引き続き景気低迷、企業収益の悪化等による個人町民税及び法人町民税の減少が影響しております。地方交付税につきましては、地域活性化や雇用創出を目的とする特別枠、雇用対策地域資源活用臨時特例債の創設や地域再生対策費の継続などを考慮し、12億6,100万円を見込み、前年度予算に比較して1.4%、1,740万円の増額となっております。国庫支出金は、民主党政権の公約であります子ども手当創設などにより、3億5,983万3,000円で、前年度比125.4%、2億18万8,000円の大幅増額。県支出金は、緊急雇用創出基金市町村事業などで3億80万2,000円、前年度比38%、8,284万6,000円の増額となっております。繰入金は、一般財源の不足を補うため財政調整基金からの取り崩し等により9,753万6,000円を計上し、前年比21.8%、2,724万7,000円の減額となっております。町債は、3億6,260万円を見込み、前年度に対し14%、4,460万円の増額となりました。内訳は、国の財政難に連動して地方交付税の不足分を国にかわり地方が起債する臨時財政対策債に3億1,600万円、合併特例債を活用した道路改築事業及び青柳小学校耐震事業に4,660万円を計上しております。

 歳出面では、引き続き定員適正化計画による職員数削減による人件費の抑制や、総枠配分方式による予算編成、地方債の借りかえなどによる経費の抑制を図るとともに、補助金の見直し等を行い、行政経費の削減に努めており、例えば人件費につきましては、地域手当廃止などにより前年度予算に対し7,264万4,000円、5.3%の減額となっております。

 では、予算の内容から項目別にその概要についてご説明を申し上げます。初めに、安全で快適に暮らせるまちづくりに係る生活環境分野では、道路の新設改良と橋梁維持、交通安全施設整備の事業を実施し、道路整備の推進と適切な維持管理により、効率的かつ利便性にすぐれた道路網整備を継続的に行ってまいります。

 安全、安心、快適のまちづくりを進めるために、公共下水道事業による児玉工業団地内管渠関係工事等の推進や、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換に補助金を交付し水質保全に努めるほか、大気や水質の環境調査を通して、生活環境の保全に努めてまいります。また、下校ボランティアや防犯パトロールの活動などにより、防犯意識の向上に努めてまいります。

 次に、健康で安心に満ちたまちづくりに係る保健、医療、福祉分野では、中学校卒業までの医療費を無料とし、安心して子供を育てる環境整備に努めるとともに、共働き家庭や母子、父子家庭の子供たちが放課後を過ごす生活の場である、いわゆる学童保育に対する支援を拡充することなどにより、子育て支援に努めてまいります。また、高齢者や障害者が活動しやすい快適な環境を提供するために、地域包括支援センターの運営を充実させ、社会福祉協議会やシルバー人材センター等の組織に助成を行い、これら組織と連携しつつ、地域福祉の充実に努めてまいります。

 次に、互いを尊重し、生涯の学習を生かすまちづくりに係る教育、文化、スポーツ分野につきましては、あらゆる機会をとらえて生涯学習の理念普及に努めていきたいと思います。今後も公民館活動やふれあいセンター、ステラ神泉等を活用し、各種講座等を充実することにより、学習機会を提供して生涯学習の推進を図ってまいります。

 学校教育関係では、学習意欲のある学生を支援するため、奨学金の貸与枠を広げさせていただきました。また、引き続いてあいさつと靴そろえを児童生徒が身につけられるよう、保護者のご協力を得ながら取り組むほか、障害児対応補助員やさわやか相談員を配置して、さまざまな問題に対応してまいります。

 人権政策におきましては、同和問題などさまざまな差別意識解消のため、啓発事業を通じて人権意識の向上に努めてまいります。

 次に、活力に満ち、元気に働けるまちづくりに係る地域産業分野につきましては、世界的な景気後退により地域経済の活性化が急務となっており、中小企業経営安定化対策や人材育成、企業誘致奨励による雇用機会確保など、幅広い施策を講じ、地域経済の早期回復を図ります。また、こうした取り組みに加え、農業については、耕作放棄地解消対策を強化するとともに、他産業との連携による農産物の高付加価値化や販路開拓、食育推進などに力を入れ、産業として成り立つ農業の確立に努めてまいります。さらに、地域の魅力を広く認知していただくため、商工業振興や観光振興による地域連携、広域連携を継続して推進してまいります。

 次に、町民と行政が協働し、希望に満ちたまちづくりに係る町民と行政の分野につきましては、まちづくりは町民と行政の共同作業で進めるという考えに立ち、広報広聴活動や各種団体との意見交換、町民と直接触れ合う中で対話に努めてまいります。また、計画策定時に町民の意見を集約し、反映させるパブリックコメントを制度化しており、有効に機能するよう努め、行政情報の公開も進めてまいります。

 行政改革集中プランは、効率的、効果的な行政を進める上で欠くことができない計画であることから、着実な実施に努めてまいります。さらに改革の手を緩めることなく、行政組織の効率化や効果や、成果の高い事業に行財政資源を集中させる手法の検討及び地域間に過度の格差が生じないようバランスに配慮した行政運営を進めてまいります。

 以上、一般会計予算の基本的な方針についてご説明申し上げました。

 次に、第2号議案から第9号議案までの特別会計当初予算についてご説明申し上げます。まず初めに、国民健康保険特別会計でございますが、国民健康保険は地域住民の健康の維持増進や相互扶助の精神に基づく極めて重要な役割を果たしております。しかしながら、保険税収入が伸び悩む一方、保険給付費は依然として年々増加傾向にある状況となっております。平成22年度の事業勘定予算でございますが、総額14億5,150万円で、前年度予算に対し3%の減となりました。

 歳入においては、保険税が前年度に対し1.9%減の3億1,375万9,000円、国庫支出金は15.7%減の4億1,653万2,000円、療養給付費交付金は25%減の4,934万1,000円、前期高齢者交付金は25.8%増の2億1,440万1,000円、共同事業交付金は2.7%増の1億9,000万円を見込んでおります。一般会計からの繰入金は3.2%増の1億6,757万1,000円を見込みました。

 歳出につきましては、保険給付費が4%減の9億3,031万6,000円、後期高齢者支援金等が3.4%増の1億9,038万8,000円、老人保健拠出金が96.2%減の105万円、介護納付金は12.9%減の8,709万2,000円、共同事業拠出金が10.9%増の1億9,000万1,000円となっております。

 国民健康保険は、制度上低所得者の加入割合が多いことにより、給付に見合った財源確保が困難で、財政補てんを一般会計へ頼らざるを得ない状況でありますが、今後とも受益と負担の適正化の原則に基づき、健全な事業運営を目指して取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、施設勘定についてご説明申し上げます。地域住民に信頼され、親しまれる診療所を目指し、身近な医療機関としての役割を果たすため、今後も各機関との連携を図り、町民の健康保持増進に取り組みながら診療所運営に努めてまいります。

 平成22年度予算ですが、総額1億2,247万2,000円となり、前年度に比べ1.9%の増額となります。歳入の診療収入については、実績に基づくとともに薬価及び診療報酬等を考慮し計上しました。また、一般会計からの繰り入れは、前年度500万円に対し今年度はゼロとし、基金からの繰り入れ270万円のみを見込んでおります。歳出では、引き続いて診療体制の合理化を継続し、その他の経費も極力削減に努めながら、サービスの低下にならぬよう努力したいと考えております。

 次に、老人保健特別会計予算についてご説明申し上げます。老人保健制度につきましては、埼玉県後期高齢者医療広域連合の創設など、安定的な制度確保の改革が実施され、一昨年4月1日からの後期高齢者医療制度の発足により、老人保健制度も過渡期を迎えております。平成22年度予算は、過年度分の精算として総額41万7,000円を見込み、前年度に比べ76.2%の減額となりました。

 次に、後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。平成22年度予算は、前年度に比べ2.9%増の総額1億1,780万円で、歳入につきましては、後期高齢者医療保険料が5.1%増の7,422万3,000円、一般会計からの繰入金が0.7%減の4,356万8,000円などが主な収入でございます。歳出は、職員人件費等の総務費が9.7%増の1,921万円、後期高齢者医療広域連合納付金が1.7%増の9,848万7,000円でございます。

 次に、介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。地域包括支援センターを設置して、新予防給付ケアプランや地域支援事業など介護予防を総合的に行ってまいりました。また、介護サービスを受ける高齢者は増加傾向を示し、必要性や重要性が増しております。平成22年度の予算総額は7億7,809万8,000円で、前年度に対し0.4%増となっております。主な歳入は、第1号被保険者の保険料が1.4%増の1億2,370万円、国庫及び県支出金が合わせて2億8,239万8,000円、介護給付費総額に対する負担割合が定められている支払基金交付金が2.3%減の2億1,667万1,000円、一般会計繰入金が9.5%増の1億5,496万8,000円となっています。歳出は、保険給付費が7億2,600万円で、前年度より25万1,000円の増額、介護予防等を行う地域支援事業費が1,557万3,000円で、25.2%の減少となっております。

 次に、住宅資金貸付事業特別会計予算でございますが、予算総額349万8,000円で、償還業務のみ実施してまいります。

 次に、町営バス事業特別会計予算についてご説明申し上げます。本事業は路線バス廃止に伴う代替事業として、2台のバスで平日6回、土曜、日曜、祝日に5回運行しております。平成22年度は予算総額を1,250万9,000円とし、歳入につきましては事業収入を120万9,000円、県支出金320万円、一般会計からの繰入金809万3,000円を見込んでおります。歳出につきましては、職員1名の人件費、2名の委託職員経費、バスの維持管理等の運行経費などであります。

 次に、観光事業特別会計予算についてご説明申し上げます。冬桜の宿神泉及び城峯公園レストハウスに係る事業で、平成22年度予算総額を1億3,021万3,000円とし、前年度と比較して1%の減額となりました。

 歳入につきましては、事業収入として冬桜の宿神泉に係る客室使用料、入浴使用料、食堂及び売店販売収入6,626万4,000円、城峯公園レストハウスの事業収入1,849万9,000円、一般会計からの繰入金4,500万円を見込んでおります。一般会計からの繰入金は、前年度に比べて6万2,000円の減とほぼ同額となっております。

 歳出につきましては、冬桜の宿神泉に係る職員人件費、振興協会委託料、施設の運営関係費で8,190万2,000円、起債の償還に伴う経費として2,966万2,000円、レストハウス運営事業費1,854万9,000円を見込んでおります。

 次に、公共下水道事業特別会計予算についてご説明いたします。特定環境保全公共下水道事業の渡瀬浄化センターの維持管理関係費及び利根川右岸流域下水道事業に係る県負担金、工業団地内管渠関係工事等の予算総額は1億4,588万7,000円で、前年度と比較して11%の減額になりました。

 歳入の主な項目につきましては、加入に係る分担金及び使用料合わせて3,292万3,000円、国庫支出金が1,500万円、一般会計繰入金が6,156万3,000円、下水道事業債3,360万円を予定しております。

 歳出につきましては、特定環境保全公共下水道事業の浄化センターの維持管理及び宅内ます取りつけ工事等を合わせて1,274万8,000円を計上しております。一昨年渡瀬全域が供用開始となり、本年2月末現在で294世帯が接続して下水道を利用しておりますが、今後も引き続いて加入促進を進めてまいります。また、事業費では流域下水道事業を中心に、児玉工業団地内の管渠工事並びに幹線下水道管渠整備費等に係る県事業負担金合わせて6,143万8,000円を計上しております。

 最後に、水道事業会計予算について概要を申し上げます。水道事業は、公衆衛生の向上や生活環境の改善にとどまらず、都市機能や事業活動に欠くことのできないものと考えております。平成22年度におきましても、引き続いて国の補助制度を活用し、新里地内で石綿管布設がえ工事を実施するなど、飲料水の安定的供給を行うための基盤整備を進めてまいります。

 以上で、平成22年度一般会計及び特別会計の当初予算に関する説明を終了いたします。

 続きまして、第11号議案から第16号議案までの平成21年度の補正予算関係についてご説明申し上げます。

 まず、11号議案の平成21年度神川町一般会計補正予算(第4号)でございますが、歳入歳出予算の総額に1億7,136万5,000円を増額し、補正後の歳入歳出予算総額を55億3,666万5,000円とするものでございます。補正予算の主なものは、地域活性化・きめ細かな臨時交付金関係事業として、中央公民館改修事業に6,570万円、本庁舎改修事業に4,500万円、丹荘、青柳、神泉小学校及び神川幼稚園改修事業に2,568万5,000円、保健センター及び就業改善センター改修事業にそれぞれ1,600万円、給食センター改修事業に500万円などを計上し、また地域活性化経済危機対策臨時交付金関係事業として、道路整備事業に775万5,000円などを計上するほか、全国瞬時警報システム整備促進事業として595万5,000円、国保事業勘定繰出金1,000万円、住宅資金貸付事業特別会計繰出金606万6,000円、公共下水道事業特別会計繰出金129万9,000円などのそれぞれ増額と、また保育所入所児童見込み数の減により児童運営事業として1,256万8,000円、入札結果により丹荘駅周辺整備事業を700万円、支出見込額の減により後期高齢者医療費を733万9,000円、合併浄化槽設置事業費補助金369万6,000円などの減額をお願いするものです。

 なお、地域活性化きめ細やかな臨時交付金及び地域活性化経済危機対策臨時交付金関係事業につきましては、実施期間の関係により平成22年度へ繰り越しての使用をお願いするものです。

 歳入においては、地域活性化・きめ細かな臨時交付金等の国庫支出金増額分として9,624万2,000円のほか、財政調整基金からの繰入金8,907万8,000円などの増額と、道路事業の一部合併補助事業適用による借り入れ見込額の減により町債について1,070万円、保育所入所児童保護者負担金の見込み減による分担金及び負担金464万3,000円などの減額をお願いするものでございます。

 続きまして、第12号議案 平成21年度神川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)でございますが、事業勘定については、歳入歳出予算総額にそれぞれ3,256万1,000円を増額し、補正後の歳入歳出予算総額を16億3,507万9,000円とするものでございます。今回の主な補正は、保険給付費のうち年度末時点において不足する見込みのあるものについて増額補正を行い、また歳入歳出額が確定しているものや変更申請等により増減等が予測されるものについて、それぞれ補正を行うものです。具体的には、一般被保険者分の療養給付費1,360万円、高額療養費1,300万円などの増額が主なものでございます。

 施設勘定の補正につきましては、歳入歳出予算総額にそれぞれ270万1,000円を増額し、補正後の歳入歳出予算総額を1億3,007万円とするものでございます。前年度繰越金を診療施設基金積立金に積み立てを行うものです。

 続きまして、第13号議案 平成21年度神川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算総額からそれぞれ399万3,000円を減額し、補正後の予算総額を1億1,329万7,000円とするものでございます。主なものは、決算見込みによる歳入における医療保険料と、歳出における広域連合への納付金の減額でございます。

 続きまして、第14号議案 平成21年度神川町介護保険特別会計補正予算(第3号)でございます。歳入歳出予算総額からそれぞれ900万円を減額し、補正後の予算総額を7億7,568万9,000円とするものでございます。保険給付費について900万円を減額するもので、給付の実績見込みによるそれぞれ介護サービス費の増減と財源内訳の変更でございます。

 続きまして、第15号議案 平成21年度神川町住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)でございます。歳入歳出予算総額からそれぞれ6万4,000円を減額し、補正後の予算総額を1,390万6,000円とするものでございます。主なものは、諸収入について決算見込みにより614万円を減額し、この不足を補うため一般会計から606万6,000円の繰り入れをお願いするものでございます。

 続きまして、第16号議案 平成21年度神川町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)でございます。歳入歳出予算総額からそれぞれ401万2,000円を減額し、補正後の予算総額を1億6,459万1,000円とするものでございます。

 主なものとしましては、利根川右岸流域下水道事業に係る負担金171万9,000円、特定環境保全公共下水道事業費に係る工事請負費104万円などの減額でございます。歳入におきましては、下水道使用料277万8,000円、下水道事業債120万円などを減額する内容となっております。

 続きまして、第17号議案 神川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例でございます。労働基準法の一部を改正する法律の施行等に伴い、所要の改正を行いたいので、本案を提出するものでございます。

 続きまして、第18号議案 神川町議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例でございます。雇用保険等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行いたいので、本案を提出いたします。

 続きまして、第19号議案 神川町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でございます。職員の給与の控除に係る規定を設けるため及び職員の住居手当の改定のため、並びに労働基準法の一部を改正する法律の施行等に伴い、所要の改正を行いたいので、本案を提出するものでございます。

 続きまして、第20号議案 神川町国民健康保険税条例の一部を改正する条例でございますが、高齢者の医療の確保に関する法律施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行いたいので、本案を提出するものです。

 続きまして、第21号議案 神川町乳幼児医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例でございます。支給対象者を現行の小学校就学の始期に達するまでの者から満15歳に達する日以降最初の3月31日までの間にある者まで拡大したいので、本案を提出するものでございます。

 続きまして、第22号議案 神川町下水道条例の一部を改正する条例でございますが、排水設備工事責任者に関する試験制度の変更のため、及び特定環境保全公共下水道の区域を流域関連公共下水道の区域と同一の料金体系とするため、所要の改正を行いたいので、本案を提出するものでございます。

 続きまして、23号議案 神川町水道事業給水条例の一部を改正する条例でございます。神川町神泉村合併協定書におきまして、平成18年度から平成22年度までの5年間で、旧神川町の水道料金に合わせることとなっております。この協定に基づきまして水道料金の改定を行いたいので、本案を提出するものでございます。

 続きまして、第24号議案及び第25号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてでございます。教育委員会委員櫻井堯氏及び西村享氏が3月17日をもって任期満了となるため、高澤利蔵氏を新たに選任し、西村氏については再任をいたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき議会の同意を得たいので、本案を提出するものでございます。なお、高澤氏は現在現職の教師であり、議会の同意をいただきました後は兼職禁止の関係から、4月1日以降に任命したいと考えております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 続きまして、第26号議案 監査委員の選任につき同意を求めることについてでございますが、監査委員根岸辰夫が3月24日をもって任期満了となるため、後任委員として川野幹夫氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定に基づき議会の同意を得たいので、本案を提出するものでございます。

 続きまして、第27号議案から第29号議案までの公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてでございます。公平委員会委員野口不三夫氏、田村巌氏、斉藤里江氏が3月23日をもって任期満了となるため、設楽一男氏を新たに選任し、田村、斉藤両氏については再任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき議会の同意を得たいので、本案を提出するものでございます。

 続きまして、第30号議案 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてでございますが、人権擁護委員福島滋夫氏が6月30日をもって任期満了となるため、後任として関口ゆり子氏を人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の意見を求めたいので、本案を提出するものでございます。

 続きまして、第31号議案 町道路線の廃止についてです。道路法第10条第1項の規定に基づき、別紙廃止路線調書のとおり町道路線を廃止するものでございます。

 続きまして、第32号議案 町道路線の認定についてでございます。道路法第8条第1項の規定に基づき、別紙認定路線調書のとおり町道路線を認定するものでございます。

 続きまして、第33号議案 物品購入契約の締結についてでございます。2月23日に指名競争入札を行った町内小中学校のパソコン等の購入事業について契約を締結したいので、神川町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条により、本案を提出するものでございます。

 以上、本定例会にご提案いたしました議案の提案理由でございます。

 なお、各議案の詳細につきましては、担当課長より説明しますので、慎重ご審議の上議決を賜りますよう心からお願い申し上げまして、招集のあいさつ並びに提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

                    ◇               



△日程第40 一般質問



○議長(松本文作君) 日程第40、町政に対する一般質問を行います。

 最初に、13番森勇君の質問を許します。

              〔13番 森  勇君発言〕



◆13番(森勇君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従いまして質問させていただきます。

 まず、行政改革について町長に伺います。行政改革の重要施策として挙げられました事業仕分けとコミュニティーバスの運行について、また児玉郡市の合併について、新町長の考えをお聞かせいただきたいと思います。

 まず、新町長誕生、まことにおめでとうございます。他の候補と違いまして、3回目の挑戦でございましたので、思いも、それから喜びもまたひとしおだろうと思いますが、神川町政の現状や町の将来を思う気持ちも、また人一倍であろうと思っております。

 ただいま所信表明ございましたけれども、ごあいさつもございました。先日の全員協議会でもごあいさつをお聞きできませんでしたので、きょうは一言町長就任の心に秘めた数々の思い、そして夢、そして覚悟等をお聞かせいただけたら大変ありがたいと思っております。

 次に、1月19日、中央公民館で開催されました公開討論会で事業仕分けについて次のように言われました。「今までの事業の維持継続ではなく、何が必要で何が必要でないかを判断して無駄を省き、必要なところに必要な手当てをする」と言われました。無駄でない大切なものを削っては困りますが、無駄なものを削るのなら私も大賛成でございます。そこで、町長に伺います。事業仕分けの手段として民主党と同じように、民間からの人材を登用し事業仕分け委員会なるものを設置するとのことでございますが、事業仕分け委員会の仕分け人はどのようにして選ぶおつもりなのか、お聞かせいただきたいと思います。

 選挙で公約をされましたマニフェストの中で、新しい年度、平成22年度当初予算に計上されましたものがありましたらお願いします。

 町長は、就任早々中学生までの医療費の無料化など精力的にしかも積極的に、平成22年度当初予算に仕分けも手がけているようでございますが、事業仕分けによって1億円の目標数値を掲げておりますが、当初予算でどの程度の仕分け効果があったのかもお聞かせください。

 それから、町の年間総予算47億余りでございますが、その中の35%が人件費として消えていく中、各担当課から要望や要求がもうたくさん挙げられまして、それらを一つ一つ精査し、投資効果があるかないか、そして費用対効果があるかないかを執行部でヒアリングを重ね、毎年毎年削るに削って何とか限られた収入の中でやりくりをして収支のバランスを保ってきたものでございます。国や県や大きな市ならいざ知らず、小さな神川町では事業の量も少なく、継続事業だけでも手いっぱいでございます。十分なる仕分け作業を私は毎年毎年してきたと思っております。それなのに仕分けをする必要があるのかどうか、今後どのようなものの仕分けを考えているのかお尋ねいたします。

 特別職の退職金の廃止案も実施するようでございますが、例えばそのほかにも各種団体への補助金の削減あるいは職員特別職の給与の削減、議員報酬の削減や、あるいは公共料金の値上げ等まで考えておられるのかどうかお尋ねいたします。

 昔に比べると建設課、土木橋梁費でございますが、昔は3億ぐらいあったのですが、今はもう5,000万、3,000万の単位でございます。土木橋梁費だけでなく、町の事業は今半減しております。そのような中で職員の数は余り減っていないような気もしますが、旧神泉村職員も加わりまして類似町村、近隣も含め、比べて少ないほうではないと思います。今後人件費が政策遂行を阻んでいくおそれがあると思われますが、職員の数の適正化、人件費の削減をどのように考えておられるのかお尋ねいたします。

 次に、町長がすぐやる事業の一つとして挙げられましたコミュニティーバスの運行についてお尋ねいたします。現在の神川町町営バス事業は、路線バスの廃止に伴い神泉の総合支所から矢納地区までの代替バス、この事業のみでございます。「この事業を見直して民間活力、資金を活用し、町内全域を対象としたバスの運行を行い、玄関から玄関までを基本とした交通弱者と言われる子供、そして老人、障害者の足の確保を実施します」と言われました。どのような方法で実施するお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。

 現在本庄市も、それから上里町も美里町も、それから川向こうの藤岡市も、循環バス事業を実施しております。実施していないのはこの神川町だけであります。したがって、新町長がすぐにでも実行したいという気持ちはわかります。しかし、本庄市も上里町も美里町も藤岡も、共通する悩みを抱えております。それは、一たん始めてしまえば赤字だから、あるいは利用者が少ないから、あるいは財政が厳しいからといってやめるわけにはいかないのですと、こう言っておられます。住民からは、空気を運んでいるのではないかと、いや、税金の無駄遣いだと、日陰バスだと、そういうふうに批判をされておるのが実情でございます。バスの利用者が予想以上に少なく、悩みの種になっているのが現状でございます。

 美里町も、そして上里町も今検討委員会を立ち上げて、何とかしようと検討を始めましたけれども、なかなか名案がないと言っております。車社会の上、高校も、高校はもちろん、それから幼稚園も保育園もスクールバスが減り、病院も今送迎を始めました。この現実をどのように思いますか。時代に合わないのではないかと思うが、町長のお考えをお聞かせください。すぐやると言っておられますが、この事業は慎重に検討すべきと思っております。

 藤岡市は、旧鬼石地区への循環バス運行は地理的に難しいということで、バスとタクシーの間のようなデマンドバス方式というのを取り入れ実施しています。しかし、これは予約制でございますので、これも利用者が少なく、悩んでおる状況でございます。私の知る範囲では、全く成功例はなく、どこも住民の批判の的になっている事業であります。プロのバス業者が運営している路線バスでも赤字であり、廃止が検討され、神川町にも2月の下旬だと思いますが、業者からご支援をお願いしますと、補助金をお願いしますと来ているはずでございます。始める前から町の財政を圧迫する時代にマッチしない事業だとわかっていても実行するのですか。いや、また近隣の市や町が実行しているからやるのですか。それとも、マニフェストに掲げてしまったからやるのですか。お考えをお聞かせいただきたいと思います。

 この事業は、住民への住民サービスですけれども、住民サービスではいえ投資効果が私は全くないと、したがって実行すべきではないのではないかと、こう考えておりますが、改めてお願いします。

 次に、広域合併についてお尋ねいたします。町長は、合併について先ほどの所信表明でも言っておりますように、小さくても輝ける自立の町を訴えております。この言葉は、本庄市を中心とした児玉郡市の合併について、反対なのですか、それとも賛成なのですか、お尋ねいたします。もし合併に反対というお考えがおありならば、その理由をお聞かせください。

 町長は、過去に本庄市との合併なら賛成だけれども、神泉との合併は反対だと言ったこともございました。今のお気持ちをお聞かせいただけたらと思っております。

 私は、神川町の今後進むべき将来を思うとき、児玉郡市の合併は避けて通れないと考えております。このままでいくと、神川町は医療費とそれから福祉費の増加でどうにもならなくなるでしょう。高齢化がますます進み、そして働く世代の若者が減り、税収が少なくなり、町の人口も減少傾向にあり、さらに国や県も子ども手当や高速道路の無料化等で財源不足になり、地方への支援、補助金、交付税等も減額されつつあります。さらに、地方分権により権限の移譲が進み、事務事業がふえ、小さな町の財政の厳しさは増すばかりだと思っております。将来が実に不安になります。合併を進めた国策に私は背を向けるべきではないと思っております。町長は町の将来をどのように考え、どのように進めていくのかお伺いいたします。

 平成26年、今から4年後ですよ。本庄市長も本庄市議会議員も、それから上里の町長も上里の町会議員も、神川の町長も4年後皆任期になります。そして、神川の議員は翌27年、美里の議員も翌27年。したがって、私は平成26年こそ児玉郡市が1つになる大きな節目の年であろうと思っております。したがって、この年に向けて法定協議会等を設立をし、合併の準備を進めるべきと私は考えておりますが、改めて町長の考えをお聞かせいただきたいと思います。

 時代の流れとともに変わりつつある社会情勢の中で、今までどおりの行政サービスを維持継続することは、なかなか容易なことではないと思っております。町民の皆さんにお金がないから我慢してくださいと、あるいはこれもあれもお金がないから我慢してくださいでは、私は済まないと思っております。広域一部事務組合、広域消防ですけれども、広域消防やそれからごみ処理のように、郡市が1つになってそれぞれの事業を共同で進めるべきときが来つつあるのではないかと思っております。町長は、合併の重要性について改めてお考えをお聞きし、第1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、森議員のご質問に答えさせていただきます。

 初めに、行政改革についての重要施策として挙げた事業仕分けやコミュニティーバスの運行等政治公約についてお答えいたします。

 本町は、ご承知のとおり、平成18年1月1日に合併し4年を経過いたしました。そして、新たなまちづくりに向け総合計画を初めとし各種計画を策定し、小さくても輝ける自立のまちづくりに向け、地域住民が安全にそして安心して暮らせるまちづくりを進めております。

 このような中、町政を取り巻く財政状況は極めて厳しい状況でありまして、限られた財源を効果的、効率的に配分し、持続可能な基礎自治体として発展させることが私に課せられた責務であると考えております。この責務を果たす施策の一環として生活者の視点からの行政運営を掲げ、すぐに行う重要施策といたしまして将来の神川町を担う子供たちの健全保育に資するべく小児医療費の無料化を中学生までに引き上げ、子育て支援及び少子化対策の一助としてまいりたいと考えております。そして、この施策につきましては、早期実施を目指し、平成22年度予算に組み入れさせていただきました。

 次に、事業仕分けでありますが、新たな事業展開を図るには限られた財源の中、目まぐるしく変化する今日の社会経済情勢において、現在実施している施策、事業が妥当なものであるかを再認識する必要があります。このため住民目線での行政改革を進めるに当たり、既存事業の見直しとして事業仕分けの手法を取り入れたいと考えております。神川町におきましては、行政改革を進めるに当たり、神川町行政改革大綱を策定し、その具体的な施策として行政改革集中プランを作成して合併後の簡素で効率的な行財政運営に取り組んでおりますが、この内容を住民目線で見直す必要があるのではないかと考えております。

 この行政改革集中プラン等につきましては、平成21年度を目標年次として策定されており、次年度以降の新たなプラン作成に着手しております。このためこれらの策定とあわせ、既設事業を生活者目線で再認識すべく、継続的な事業事務等についてそもそもなぜ必要なのか、成果が上がったのか、町民が真に欲しているものか、住民サービスの向上につながっているか、地域の活性化につながっているか、今必要なのか、どのようにすれば改善できるのかなど、費用対効果を含め事業仕分けを行い、見きわめてまいりたいと考えております。

 次に、コミュニティーバスの運行についてお答えいたします。町では、ご承知のとおり、神泉地域におきましては民間路線バスの撤退に伴う代替路線バスとして町直営により矢納線及び阿久原線の2路線を運行しております。神川地域におきましては、民間の路線バスが神泉総合支所から本庄駅南口を運行しておりまして、主要な公共交通として住民の貴重な足として活用されております。このような中、主要路線以外の地域におきましては、公共交通がなく、高齢化が進む今日、移動手段を持ち得ない住民には不便を来しております。今後この傾向は強まることが想定され、お子さん、高齢者、障害者の方など、いわゆる交通弱者の移動手段として公共交通の確保は極めて重要な問題であると考えております。

 近隣市町村におきましても、コミュニティーバスや福祉バスとして無料での町営バス等が運行されており、地域住民の移動手段として生活向上に寄与しているところでありますが、町民の方から地域間格差の声が聞かれております。しかしながら、これら他市町村の運行状況を見ますと、必ずしも順調な運行形態とは言えず、費用対効果等を考慮するに厳しい運営状況での運行であることは承知しております。このような状況の中ではありますが、ただ単に経費がかかるからコミュニティーバスは運行しないという短絡的な発想から脱却し、地域ボランティアやNPO、民間事業者等を加えた新たな形態の公共交通を模索し、町民並びに民間事業者が一体となり、協働による公共交通網の整備を検討してまいりたいと考えております。

 続きまして、町の将来について、児玉郡市広域合併についてお答えいたします。いわゆる平成の大合併により平成11年3月31日現在3,232あった全国の市町村数は、本年3月31日には1,730に再編される見込みであります。児玉郡市管内におきましても1市4町1村から1市3町へ再編されましたことは、ご承知のとおりであります。

 この児玉郡市1市3町という行政の枠組みにより、各市町が基礎自治体として過去の合併協議の教訓を踏まえ、行財政基盤の強化と各市町の特性を生かした取り組みが進められております。本町におきましても新たな枠組みの中で総合計画を初めとした各種計画を策定し、緑豊かな自然景観、肥沃な大地を生かし、これらから生まれる地域資源を発掘し、新たな産業、観光資源の創出等、地域住民との協働による地域振興に全力を傾け、小さくても輝ける自立の町を目指し行政運営に努めているところです。

 このような中、国におきましては地方圏の人口流出の抑制、定住促進などの地域活性化に向けた取り組みとして、定住自立圏構想推進要綱を策定し、平成20年4月1日に施行いたしました。これは、人口5万人以上の中心市と周辺市町村が協定を結び、圏域として定住自立発展を目指すもので、病院やショッピングセンターなど都市機能を中心市が整備し、自然環境や食料生産などを周辺市町が担い、互いに連携しながら圏域としての利便性を高めていこうとするものであります。埼玉県下におきましては、秩父市及び本庄市がこの中心市に該当し、本庄市におきましては昨年9月18日にこの中心市宣言を行いました。現在この中心市宣言に基づき本庄市と郡内3町が基礎自治体としてそれぞれの特徴を生かし、連携の道を模索し、圏域発展に向けた協定案の策定が進められている状況であります。

 なお、この協定につきましては、各市町議会の議決を要することとなっておりますので、ご理解、ご支援をお願いする次第でございます。

 いずれにいたしましても、これからの行政は生活者重視の行政運営が不可欠であります。広域合併につきましては、今後も町民の皆様のご意見に真摯に耳を傾け、関係市町の動向を注視し、将来のまちづくりの可能性や必要性につきましては検討してまいりたいと思っております。

 以上でございます。

                                    



○議長(松本文作君) 質問の途中ですけれども、暫時休憩にいたします。

   午前10時30分休憩

                                    

   午前10時42分再開



○議長(松本文作君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

                                    



○議長(松本文作君) 13番森勇君。

              〔13番 森  勇君発言〕



◆13番(森勇君) 私どもは、町長ね、町長も知ってのとおり、質問というのは1項目について3回って限定されているのですよ。でも、1回目終わってしまいましたから、これ2回目ですから、あと1回しか質問できないのです。質問したことに対してきちんと答えていただかなければ、せっかく一般質問一生懸命やっていても結論が出ないうちに私どもの持ち時間が終わってしまうのですよ。ですから、質問したことについては誠心誠意、質問している人も一生懸命なのだから、答えていただきたいと思います。

 先ほど私は、全員協議会のときに、2日の日ですよ、町長のあいさつが「ご協力のほど今後ともよろしく」だけでございましたから、きょう改めて本音でお聞きしようと思って言ったわけです。先ほどの所信の中でもありましたけれども、あいさつはいいですよ、これお願いなのですから。でも、私が聞いた、いろいろありますよ、事業仕分けの委員会をつくるそうですけれども、委員会の委員はどうやって選ぶのですかと聞いているのですよ。そうですよね。それも答えていただいておりません。

 それから、マニフェストの当初予算に計上されたものがありますかって、これだけは答えてくれましたね。これだけは、当初神川町はお金がないから小学生まで医療費を無料にしようということで原案ができて、本議会に提案する予定だったのですけれども、町長の一言で中学生まで無料にしてくださいという指示を出したから、これは町長の実績ですからそれだけは言ってくれましたが、ほかに何があるのですか、これも聞いています。

 それから、これから仕分けをされるわけですけれども、やっている部分も大変あるようですけれども、どのようなものを仕分けするのですか。先ほど項目幾つか例を挙げて言いましたけれども、そのことについても答えていただいていません。

 そこで、実例を幾つか挙げながら私申し上げたいと思いますが、神川町のような小さな規模の町では、仕分けといってもなかなかその成果が得られないのです。先ほども言いましたように、47億余りの金額の中で35%が人件費で、残りで事業をしているわけですから、だから無理をすると逆に被害をこうむる事業、被害を受ける人がいるわけなのです。そこで1つ申し上げます。

 渡瀬の1028番地の1、1,419平米、このうちの一部はいろりの友、神流福祉会でお借りしておりますので、残りの1,000平米余り、ここのところを町が水辺公園の駐車場として借りています。この駐車場には、車は私が見る限りでは30台から50台ぐらい、よくとめれば50台はとまると思います。借用料金は21万円、年間。しかし、町は固定資産税で雑種地になっていますから、6万か7万もらっていると、納めていると思いますけれども、地主は。そうすると、年間15万そこそこですよ。1カ月1万、1カ月ですよ、1万そこそこの駐車場料金なのです。あの駐車場料金のことについて町長は、地主にお返ししなさいという指示を出されたようでございますが、その話を実は3月の1日の日に建設課の課長と係が私のところへ来まして、「地元の様子はどうなのですか」って、「何言ってるんですか」、課長に私言いましたよ。「逆じゃないですか」って。返せと町長が指示出した後、地元の様子はどうですかって聞きに来る。そんなことよりも、地元の様子を聞いて、それから1年間その駐車場の使用状況はどうなのか、ゴールデンウイークはどうなのか、夏休みになったらば、子供たちが家族連れでどのくらい来ているのか、そういうのを見た上で、上でですよ、地主に返せ、無駄だというのならわかります。返せと指示をしてから、地元の様子はどうですか、これから区長さんのところ行ってきますって言っていましたよ。まさにそれは町長考えてください。

 それから、このことについては、この話を聞いたある町民が言っていましたよ。「森さん、神川町は水辺公園の駐車場の駐車場料金が払えないほど財政厳しいんですか。お金がないんですか」って言われましたよ。確かに水辺公園はお金を生むものでもありません。しかし、あそこは町の公園の中でも一番利用率の高い水辺公園ですよ。ゴールデンウイーク、お父さんがこいのぼりまで上げてくれていますね。長い間ご苦労いただいておりますが、そのおかげであの水辺公園はバーベキューをする人たち、朝早く行って場所取りをする人、夏休みは特にそうですよ。私はよく行きますから、子供を連れて、孫を連れて。こんなことも町長考えているみたいですけれども、秩父瀬の道の駅、あそこと併用してと言いますけれども、あそこは川には水道がないのですよ。ある人があそこもいいから、たまには向こうへ行こうと行ってみたらば、川へおりたところ、いいところあるのですけれども、水道がないのですよ。あそこではバーベキューできない。あるのは上がった売店の東の南の隅。私きのう確認に行ってきたのですけれども、あそこではバーベキューやりませんよ。だから、遊ぶ人は水辺公園へ来るわけです。駐車場がないとなると、あそこの駐車場には21台しかとめられません。その他の車は路上駐車になるわけですよ。大変な数になると思います。私は、もし交通事故でもあったら、子供が車の間から飛び出してはねてけがをしたりしたときには、私は大変だと思います。考え直していただきたいと思っております。

 それから、もう一つ例を挙げましょうか。神泉の皆さんに供給している簡易水道。毎年毎年借金が、返済が2,000万を超えています。利息を含めれば今年度は2,200万とか言われますけれども、2,000万を超える金額、そのために一般会計から1,000万の繰り入れをしているではないですか。この1,000万の繰り入れは、借金の返済のためだけでなく、簡易水道の維持管理費も含めての一般会計からの繰り入れなのです。それよりも何よりもこの1,000万については、国からの交付税措置されておりますね。そのお金をですよ、町長ばっさり切ってよろしいのでしょうか。それで問題はないのでしょうか。それで水道会計運営上問題ありませんか。よく考えてみてください。

 簡易水道については、神泉の人たちは水道料金、先ほども町長の提案理由の説明の中にもありましたけれども、水道料金は毎年毎年神泉地区は上げて、来年度ですか、神川の水道料金と同じになりますね。神泉の人たちは自助努力しているのですよ。頑張っているのですよ。それに対する1,000万の補助金を切る。これは町長は多分簡易水道と神川町の今は別ですけれども、いずれは一緒になるのだから上水のほうは、水道料金のほうは1,000万切っても何とかなるだろうという安易な気持ちで切ったのだとすれば、私は問題があると思っているのです。

 というのは、神川の水道料金は児玉郡市一高いのですよ。本庄市や上里の倍近い料金を払っているのですよ、町民は水道料金を。ならば1,000万の繰り入れは別ですから、簡水のほうにやって、水道料金を下げたらいかがですか、その1,000万の分。その1,000万のお金の使い道、これは私の想像ですけれども、町長が先ほど言った中学生までの1,000万の医療費の無料化のためにばっさり1,000万切ったのだと思っています。もしそうだとすれば、これは仕分けでも何でもないのですよ。仕分けというのは、町長知ってのとおり、無駄を省くのですよ。町の中のお金をこっちからこっちへ、これは組み替えというのですよ。去年まではあなたに上げた1,000万を、ことしからは私の都合で私の好きなあなたに1,000万やります。町のお金を動かしただけなのですよ。そんなのは仕分けでも何でもないと私は思っております。どうかその辺も考えていただけないか、このことについてももう一度お考えをお聞かせいただきたい。

 それともう一つ、これは結果的には町長撤回したからいいのですけれども、下水道料金の審議会。この審議会というのは、これは町長から委嘱をされて執行機関の附属機関なのですよ。下水道料金を審議してください。だから、商工会の婦人部長とか、それから環境の会長さんとか、それから執行部も担当関係水道課長まで、建設課はもちろん、そういう執行部の人たち、それと関係の区長さん、それと議会代表、それにお任せをいただいて審議をしてこの金額にしましょうと決めたものを、お金がないから5月1日からの実行ではなくて延長してくださいと言われたそうですよ。これも考えが違うのではないかなと、私は審議会としてもし町長にそこまで責任が、そこまで言う権利がもしあるとしたならば、私は審議会なんかつくらなくてもいいと。審議会で決まったものを町長の判断、ならば町長が決めればいいと、そういうふうにその水道のことについては思っております。

 2回目の質問でございますので、コミュニティーバスのほうに移ります。コミュニティーバスについては、どうも話を聞いているとやるようですね。考えているようです。今後も交通弱者と言われる人たちの数がふえると、こう言われました。だから、考えているのですと。しかし、私はそうではないのですよ。実情を調べてみたらば、今だっていっぱいいるのですよ、バスが。ところが、では一例を挙げます。八日市の人が役場へ行きたいといったときに、自転車で10分で来られます。しかし、バスに乗ったら、バスは新里を回って二ノ宮を回って渡瀬を回って小浜を回って、直接役場へ来ることはできませんよね、どう考えても町内全域を回るわけですから。そうなのですよ。町内バスというのは全部そうなのです。路線が決まっているのです。だから、利用者が少ない。その辺も考えていただきたい。利用者がふえる見込みは全くないと私は考えております。町内バスの運営がいかに難しいかということは、わかっていただけると思うのですよ。

 本庄市も美里町も上里町も料金はただでやっているのです、ただで。無料ですよ。藤岡市は幾ら乗っても100円なのですよ。ただでやっても乗ってもらえないのです。なぜですか。デマンドバス方式、これもいいかもしれません。しかし、先ほど言いましたように、予約をしなければだめなのですよ。急用はだめなのです。ですから、なかなかうまくいかない、利用者がいない。でも、民間活力と言っておりますので、その民間活力を使っていろいろ検討して、私は慎重にやっていただきたいと思っております。

 町の代替バス、神泉の総合支所から矢納までのバスですけれども、これを町長は見直すと言っておられます。確かにそうですよ。あのバスは事業費は1,500万ぐらい、事業収入はその10分の1、140万か150万ぐらいしか事業収入ありませんよね。ですから、大変な事業であるのも事実です。利用者も今までは8,000人ぐらいいたのですよ。しかし、年々減って、昨年は6,000人ぐらいですか。まだ過疎が進み、高齢化が進み、利用者の数は少なくなるだろうと思います。そのような状況の中で、ぜひその見直しについても町長どのように考えているのか、委託にするのかどうなのかお聞かせいただきたいと、そう思っております。

 以上で2回目の質問、行政改革についての2回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、お答えいたします。

 まず初めに、事業仕分けについてですけれども、これにつきましては、国のほうでも盛んに言われております。私の考えておるのは、国の方式とは若干違いまして、自分たちの手で事業仕分けをしていく。国の方式ですと、かなり予算がかかる、要するにお金がかかるということでございます。専門家を入れての検討、質疑になりますので、かなり予算がかかるということですので、私は今のところ、これは仮にですけれども、こういった委員会を立ち上げるとすれば、これは行政側、それから有識者、民間であれば有識者の方、それから住民の方に入っていただきまして組織をつくり、事業仕分けなるもの。事業仕分けといいますと、若干言葉の内容的にも意味が違ってくるかもしれませんけれども、わかりやすく言えば事業仕分けという形に持っていきたいと思っております。これをやはり行政の職員も加わりまして予算を再検討するということで、これをやっていきたいと思います。

 予算につきましては、言いわけをするわけではないのですけれども、私も2月5日に就任いたしまして、もう2月20日前後には予算が決まって印刷に入るという非常に時間がありませんでした。そういった中でちょっとこれはお許し願いたいのですけれども、細部にまで目を通す時間がありませんでした。そういったことで、今回は22年度予算につきましてはほとんどが前任者の意向が反映されている予算かなと思います。これは、新しい年度にかわりましても予算が決まったからといって、それを実行する、消化するのではなくて、その中におきましてもやはり必要なものそうでないもの、削れるものがあれば、そこでまた削っていくというスタンスでいきたいと思っております。

 それから、お金の面につきまして、この中で多分出てくると思うのですけれども、町の予算、要するに職員の人件費に占める割合が非常に多いわけでございます。この辺につきましても厳しい目を持ちまして削減に努めていきます。ちなみに18年の合併時には、職員の数が176名おりました。これ正規の職員ですけれども、今現在158名、4月1日からは152名に減員になる予定でございます。こうした一つ一つの積み重ねをこれからの予算の捻出に充てていきたいと思います。

 それから、話に出てきました水辺公園の駐車場の件につきましてですが、これは1年間あそこを町が21万円とおっしゃっていましたが、ちょっと私の頭の中では23万円というふうな感じで頭に入っております。お支払いして借りているわけでございます。単純にお金がないから返すというのではなくて、先ほど森さんの質問の中にも話が出てきました。これから秩父瀬の簡易パーキングにつきましては、野菜の直売所が併設される予定でございます。これにつきまして地元の農家の方々が組合をつくりまして、そこで野菜を直売していくわけなのですけれども、そういった売り上げ効果をねらって、これはちょっと意地悪でするのではないのですけれども、まず第一に現在借りておりました駐車場の件につきまして、あそこでグループホームわたどのほうであの駐車場の一部を区切って借りているという事実がございます。これにつきまして、使用面積につきましても若干不透明な部分があるということでございます。それから、年間の利用率といいますか、効果につきましても春先から夏にかけての利用が多いということは承知しております。そういった会計のちょっと不透明なところも考えまして、それと先ほど言いました秩父瀬の簡易パーキングの利用向上もねらう意味で、そういった形をとらせていただきました。これにつきましては、水辺公園付近に案内板を出しまして、来られました行楽客の方を秩父瀬のほうへ誘導したいというふうに考えております。

 また、現況の秩父瀬の簡易パーキングにつきましては、利用勝手が悪いというご指摘もありましたけれども、そういったものもこれから運営していく中で改善していけば、利用者も満足ができるような形に持っていけるのではないかというふうに思います。これにつきましても一応産業観光課のほうにも指示いたしまして、そういった対応はどこまでとれるかということで指示してございます。

 神泉の簡易水道の料金に関しましては、担当課長のほうからちょっと答えさせます。

 下水道料金、これにつきましては、私も先ほど言いましたように、2月5日から就任いたしました。その前のたしか1月27日だったですか、下水道審議会のほうから町長に対しての諮問に回答がありました。それを私のほうでも後で拝見しまして、「ああ、そういう諮問が出たのか」ということで、あれは下水道推進委員の方ですか、そういった方と話し合いまして、住民の方の負担は減らせるものなら減らしてくださいということで、それにつきましては答申を尊重いたしまして、そのように実行させてもらったつもりでございます。

 それから、コミュニティーバスですけれども、これはコミュニティーバスといいますと、行政が運営するということで各方面でいろいろ赤字等の路線ということで、非常にこれ問題になっております。しかし、こういうものにつきましても、私は選挙期間中も申し上げたつもりなのですけれども、行政だけで行うのではなくて、これからはやはり官民協働の中で私はこういったバス運営につきましては民間の知恵、力を大いに取り入れまして、行政主導ではなくてこれは民間主導に持っていきたいと思っております。そういった中で、現在運行しております神泉地区矢納阿久原線ですか、これにつきましてもそういったものを一体化する中で見直していく考えでございます。現在私のほうでも民間の方にいろんなお知恵を拝借する中で、今後こうした委員会の立ち上げを行っていきたいと思います。これにつきましてもやはり民間の方を取り入れて、考え方を取り入れて、運営に反映させていくように持っていきたいと思っております。

 あと何かありましたっけ。



◆13番(森勇君) 簡水の1,000万については、町長が納得をして削ったのですから、町長が答えてください。



◎町長(清水雅之君) それにつきましては、ちょっと担当課長から。



◆13番(森勇君) 担当課ではなくて、納得したのでしょう、納得して切ったのでしょう。



○議長(松本文作君) 町長の答弁が終わってからであれしてください。

                                    



○議長(松本文作君) 暫時休憩。

   午前11時4分休憩

                                    

   午前11時8分再開



○議長(松本文作君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

                                    



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 申しわけございません。ご迷惑おかけします。

 交付税につきましては、従前は交付税算入ということでされておりまして、それを水道会計のほうに回しておりました。しかし、22年度、これ予算上カットされました。しかしながら、これは経営状況を見ながら今後適正に運営していきたいと思いますし、また今後補正もありますので、そういった面で対応をしていきたいと思っておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。



○議長(松本文作君) 13番森勇君。

              〔13番 森  勇君発言〕



◆13番(森勇君) この件については、また後ほど審議もございます。11日ですか、ありますので、はっきり聞いてみたいと思っております。

 お答えをいただきましたが、行政改革については最後の質問でございますので、幾つかお話しさせていただきます。

 まず、水辺公園のことでございますが、この土地は原状復帰でお返しするはずだと思います。原状復帰で返すということになると、あの駐車場は砂利も敷いてありますし、大変ですね。大変なお金かかります。畑に直してお返しする。

 それともう一つ、本来なら地権者に1年前とか半年前に通告をしてから突然お返しするでなく、まことに私は非常識だと思う。

 それと、秩父瀬の道の駅の件でございますが、これは現地を確認した時点では、利用者は自分の好きなところに行くわけですから、選ぶ自由、権利があるわけですから、恐らく水辺公園に来ると思います、あの状態では。野菜の直売所といいますけれども、直売所は町長、現地見ていますね。売店の奥になるわけですよ。直売所があの駐車場のほうに建物を建ててできるのではないのです。ですから、あそこを通る人が果たしてどれだけ寄ってくださるでしょう。そういうことも私は疑問に思っております。

 それから、神流福祉会と不透明な部分がございますと言いましたけれども、もしそういうことも今度お返しする原因の一つならば、神流福祉会と相談をしてきちんと境をしたらいかがですか。何とか方法を考えて間違いのないように、水辺公園の地権者へのお返しについては撤回をしていただきたい。お願いします。

 それから、お答えいただいておりません、先ほどの中でも幾つかあるのですけれども、この件だけはお聞きします。特別職の退職金は、一例を挙げて廃止しますと言われましたね。この件について全く触れておりませんが、なぜマニフェストにのせてありながら触れなかったのか、お尋ねいたします。これはそんな簡単なものではないのですよ、特別職の退職金を廃止するというのは。調べればすぐわかります。

 それから、各種団体に対する補助金です。私はけさ早く起きて予算書を見ていました。そうしたらば、豊穣太鼓の補助金が5万9,000円って半分に削られているのですね。それから、ウインドシンフォニーも11万7,000円から5万9,000円に、それからウインドシンフォニーも16万7,000円昨年までは補助金を上げていたのに、8万4,000円ですよ。どうしてこんなに、半額ですよ。こうやって各種団体の補助金を削っていったらば、私は町に元気がなくなってしまうのではないかと、町の活力がなくなってしまうのではないかと思いますけれども、私はたまたま獅子舞保存会でお世話になっています。200年も300年も引き続く伝統芸能を何とかしようということで、これこそボランティアでやって協力してくださる人もいっぱいおります。その補助金ですらも7万円いただいていたのは、平成14年は7万円いただいていたのです。今3万4,000円ぐらいです。こういう補助金も今まで1割、1割、1割と削られてきているのです。このくらい厳しい仕分けをしている中で、町長は1億円の捻出をすると言われますけれども、どんなにそれが町民の皆さんに迷惑になるか、全く町に元気がなくなると思っております。その各種団体の補助金等についても見直していただけないかなと思っております。

 それから、中学生まで医療費無料と町長言いました。本来小学生までだったのですよ。上里聞いてください。上里町が小学生までということだったのです。ところが、神川町で急遽中学までということにしたものですから、上里町は慌てて、神川が中学まで医療費無料にするのなら、いや、うちのほうもそうしないと、町民に言われてしまうと。急遽この3月定例会の補正で上里も中学まで、お金のない中、延長、医療費無料にするように対応しているわけです。神川町も余り無理をしないで、今までだって仕分けやってきたのですから、無理をしないでやっていただきたいと思っております。

 民主党が行ったコンクリートから人、この事業仕分けは神川町のような小さな町の予算規模で事業の量の少ない町では、なかなか成果が上げられないのが事実ですよ。今までも、先ほどから言っておりますように、仕分けと同じことを町長も議員としてやってきたではないですか、一生懸命。無駄を省け、無駄を省け、十分やってきたのだから、パフォーマンスはやめてください。

 それから、町内循環バスについても、福祉タクシーを充実するよういろいろ方法もあろうかと思いますので、これはまだこれから検討されるということでございますので、町の厳しい限られたお金、限られたお金を大事に使うように、財政の圧迫にならないように、やむを得ないのではないですか。マニフェストにのせたけれども、実行できなかったというのは。余り私はマニフェストにこだわってやる必要もないのではないかなと思っております。

 それと、もう一点聞き忘れたのですけれども、人件費です。152人にこの春から、4月1日からなると言いましたね、町長。158人から152人に。その後は職員の数についてはどのように考えておられますか。どのような方向に考えておられますか。お聞かせいただきたいと思います。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) まず、それでは駐車場の件からいきます。

 これは、返還するとなれば復旧して返還ということもあるのですけれども、現状わたどさんのほうで一部を使っているということになりますので、どこまで原状復帰するのかまだその返事は私のほうへ届いておりませんので、詳細についてはちょっと把握しておりませんけれども、ただわたどさんのその使う面積もかなり広い面積を使いますので、単純に町が返還したからといってそれを全部掘り起こすとかいうふうにはならないと思います。その辺でご理解をください。

 それと、秩父瀬につきましては、私もよく現場へ行って産観の課長にも指示いたしました。正直言って食堂の奥のスペースに直売所をつくることにつきましては、私は余り賛成ではありませんでした。しかし、現地のやっぱり組合といいますか、農家の方々がどうしても直売所をやりたいということであって、であるならば新規の建物はこれちょっと無理ですよという中で、ではあいているスペースがあるからということでそこを選択したという経緯だと聞いております。ですから、できればそこをなるべく人目に触れるようにして、そういった売り上げに対して町も応援しなくてはいけないのではないかと。ですから、あそこは現状は道路敷地という扱いになっております。本来であれば今現在走っております道路と簡易パーキング境目に植木が植わっておりますけれども、ああいったところには看板は立てられないのです。ですから、標示部分につきましては非常に苦しいところはあるのですけれども、その辺は臨機応変に対応しなさいということで私のほうで指示しまして、利用向上に向けていかなくてはいけないということでございます。そういった面で、先ほど言いました河原のバーベキュー施設の利用につきましても、なるべく皆さんがこれから利用しやすいような形で、それを見きわめながらそれを応援していきたいと思いますので、ぜひともご理解ください。

 それから、退職金の返納につきまして、確かに私も公開討論会の中でそういった一例として申し上げました。これにつきましては、ちょっと私の勉強不足でお許し願いたいのですけれども、役場職員の退職手当の支給事務につきましては、これは市町村総合事務組合というところで扱っておりました。これはちょっと私も知識不足でございまして、できないという返事を後から指摘されましたので、おわびしたいと思います。

 それから、団体に対する各種補助金のカットにつきましてでございますけれども、確かに毎年1割、何%という感じでカットしてきておりました。私の基本的な考えといたしましては、何回も言うようですけれども、自立のまちづくりという中で私は各種団体の方にも自分たちのことは自分たちで努力してやっていただきたいという気持ちを持っております。補助金をもらわないで町の中でもかなりの数の団体が運営しているわけでございます。できればそういった形で少しずつ自立の方向を目指してやっていただきたいという気持ちでございます。こういった予算につきましても、もうどうしてもそういった運営が難しいという中であれば、森さんご存じのとおり、応援しなくてはならない場合が出てくれば補正で応援するという形もとれるのかなというふうに思いますので、その辺もちょっとご理解いただきたいと思います。

 それから、子供の医療費の無料化です。これにつきましてですけれども、これも公開討論会等そういった公の場で出しました。これにつきましては、いろんな話を聞く中で、やはり若い世代のご父兄、保護者の方、子育てに非常に困窮していると。特にこうした不景気の中で給与も下がり、大変であるという中で、この医療費につきまして子育て応援という形でやらせていただきました。これにつきましても、私のほうでも担当のほうにもよく指示したのですけれども、予算というのは限りがあります。掘って出てくるものではありません。ですから、こういうものをやる場合におきましても、そういったものを受ける、恩恵を受ける方々に対して、予算には限りがあるのだよということをよく説明していかなくてはだめですよということで、これは指示してあります。ですから、これは住民の方もよくよく考えていただいての利用となることだと思います。これ国もそうですけれども、地方もそうです。どんどん無尽蔵にお金を使えば、それが結局は自分にはね返ってくることになりますので、この辺は皆さんにご協力をお願いしたいと思っております。

              〔「人件費」の声あり〕



◎町長(清水雅之君) それから、職員の人件費です。数についてですけれども、今後も私は組織を見直していきまして、削減に努めていきたいと思います。やはり今までは私は皆さんとご同様にそちらに座っておりました。やはりそちらに座って見る目とこちら側に座って見る目、中が見えてきたときにはやはりそれらの違いがありました。ですが、町の予算に占める人件費の割合非常に大きいパーセントでございます。これは職員の方にも厳しい覚悟で臨んでいただかないと、町政運営ができなくなると思います。そういった中で私は、今後も組織を見直して削減、これは先ほど言いました事業仕分けにも絡んできますけれども、こういったものも含めまして、我々の立場から見る目と住民から見る目の違いですね、こういったものをそういった仕分けに反映させて適正な人員配置ができるように努めていきたいと思っておりますので、ご理解ください。よろしくお願いいたします。



○議長(松本文作君) 13番森勇君。

              〔13番 森  勇君発言〕



◆13番(森勇君) それでは、行政改革については3回質問してしまいましたので、合併について質問させていただきます。

 町長の所信表明の中にもありましたように、町長は合併については何か反対ではなさそうですけれども、町民の皆様の声に耳を傾けてやっていきたいと、こうおっしゃいましたので、私もちょっと幾らかほっとしたところでございます。ちなみに他の町村の首長さんが合併についてどのように考えているかお話ししたいと思います。

 吉田本庄市長にお会いしまして、「市長、合併をどのように考えておられますか」と聞きましたら、開口一番、本庄市長は「私は、合併論者ですから」と、こう言われました。したがって、本庄市は、失礼ですけれども、皆さんの町を抱えられるような力強い本庄市にしていくように頑張っていきますと、合併は進めたいと、こう言っておられました。

 上里の町長にもお会いしました。町長は、初めて選挙に立候補したときに公約でもございますのでと、いずれは間違いなく児玉郡市が1つになるような合併をしなければいけないという考えは常に持っていますと、こう言っておられました。

 美里町の町長、原田町長も、皆さんこれはもうつい最近でございますからご存じのとおり、合併論者でございましたから、合併については、しかしちょっとトーンが下がりまして、当選したときに私がすぐ聞きましたら、「いや、森さん、26年だよ」と、こう言われましたけれども、そのこともあわせて聞いたのですけれども、美里の町長はそれでもいつでも合併の声がかかれば、その声におこたえするように美里町づくりを進めたいと、こう言っております。

 ですから、本庄市長も上里町長も、それから美里町長も、合併は避けて通れない道だというふうに思っているのは間違いありません。ぜひ町長もそれらの人たちと先輩の方々と話し合う中で、本庄市、児玉郡のあすを、将来を見据えた形で考えていただけたらと思っています。合併というのは、私が言うまでもありませんけれども、そんなにすぐ成果が出るわけではありません。20年、30年後ですよ。私たちの子供たちの時代に本庄市、児玉郡が1つになってよかったなと、あのとき、私はそうだと思っているのです。そういう意味で考えていただけたらと思っております。合併のメリットいろいろありますけれども、その中でも合併は簡単に考えても広域の議会がなくなりますよ。広域の事務も本庁の中でやれば済むようになりますね、当然。

 それから、現在3人の首長さんが1人になるわけですし、当然ですよね。議員も半減しますよね。4人ですね、それが1人になりますよね。議員も半減します。職員数も徐々にではあるけれども、減らすこともできるでしょう。神川町の水道料金、先ほども言いましたように、分化で一番高い水道料金を払っている町民に対しても水道料金、合併すれば当然下がるわけですよね。一物一価、本庄市、児玉郡が同一料金に、1つになればなるわけですから、そうすれば水道料金も下がる。いろいろメリットあります。ぜひそういうことも町民の皆さんに徹底して、合併のムードを上げるように努力していただければと思っております。

 町長は町民の主導で、町民の皆さんの声に耳を傾けて合併を考えていきたいというのならば、では全町民を対象にした合併に対するアンケート調査をやる気があるかどうか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。

 神川と神泉の合併、それから児玉と本庄の合併、これは私は本庄市、児玉郡が1つになるための一つのステップだとこれ考えております。広域合併を実現して町の財政基盤を整えて土台をしっかりして、少々のことがあっても町民の皆さんの声にこたえられるようなまちづくりをぜひしていただきたいと思っております。それこそまさに将来に向けての健全財政の構築の早道だと考えております。合併についてもう一度お考えをいただけたらありがたいと思います。

 もう一つは、合併特例新法期限がありますね。これが3月31日で切れますけれども、これに向けて加須市と騎西町と、それから北川辺、大利根町、1市3町、今月の23日に合併することになりました。しかし、当初はこの1市3町も合併は無理だろうと言われておりました。それが普通だったのです。だから、今日まで延びたのです。しかし、今は合併できてよかったということで祝賀行事等の準備を進めております。そこで、合併の不安やマイナスイメージを払拭して新しく生まれ変わった加須市として明るい将来の夢に向かってスタートしますと、こういうふうに話しておられます。加須市もスタートするわけですので、ぜひもう一度合併についての本音をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 済みません。先ほど森さんの質問の件で、何か1つ漏れていましたので、ちょっと追加でお答えさせていただきます。

 マニフェストの件で言われておりまして、これは私も国と同様に、国と同様ではだめですね、国は強行にマニフェストを実行しようとしておりますけれども、これにつきましては私はやはり住民の声を聞きながら、私が言ってもやっぱりできないものはできないというものもあるかと思いますが、その辺はよく精査していきたいと思っておりますので、ご理解ください。

 それから、合併につきましてお答えいたします。先ほど1回目の答弁の中で言いましたように、国におきましては平成の大合併が一応一段落、終了ということですか、そういう考えの中で今後につきましては定住自立圏構想ですか、こういったものを提示してまいりました。これはやはり今回の合併によるデメリットの中で地域間格差ですね、やはり地方が過疎化するということに拍車がかかってしまったという反省のもとに、こういったものが出てきたのかとは思いますけれども、これは先ほどのマニフェストに関係してきますけれども、私もやはり住民の声は大事にしなくてはいけないなという考えを持っております。そういった中で、森議員さんのほうから3人の首長さんに意思確認をされたということでございますけれども、いろいろ日本語の難しいところ、便利なところがありまして、私の聞くところによるとこれは何か政治的な言葉に聞こえるなという感じがあります。

 私も2月5日から他の3人の首長さんと数度顔を合わせましていろいろ意見交換する中で、表の言葉と裏の言葉といいますか、本音とそうでない部分といろいろかいま聞いているのですけれども、これはやはり住民が欲するのであれば合併もいたし方ないという気持ちを私は持っております。

 しかしながら、国の政策の中にあります定住自立圏構想、やはり中心市を中心としてそれを取り巻く市町村がそれぞれ自立しながら協力してやっていきなさいという考え方には、私は共鳴しております。これは今後の財政状況等の推移もありますけれども、できる限り私は自立できるものであれば自立して神川町を守りたいという気持ちは強く持っております。これにつきまして、先ほど予算のカット等いろいろ問題等提起されましたけれども、私は自立のまちづくりの中で自立できるものは自立してください。また、行政もそれなりの努力はしてやっていきますということでやっていきたいと思います。これは神川の住民の方、今回の旧神泉、旧神川の合併によってどういうことがわかってきたかということは、一番身にしみてわかっていると思います。こういったものも踏まえて、先ほど森さんがご提案されていましたような全町民に対してのアンケート調査ですか、こういったものも折を見ましてできるものなら実行して住民の意識を確認していきたい。また、それでいろんな場を通しまして住民の意識を確認していきたいと思っておりますので、ひとつご協力をよろしくお願いしたいと思います。よろしいですか。



○議長(松本文作君) 13番森勇君。

              〔13番 森  勇君発言〕



◆13番(森勇君) 最後の質問になりますので、私も1時間半ぐらいで終わりにしようと思ったら、ちょうど1時間半になりましたので、簡単にしたいと思います。

 最後に伺いますが、今お話の中で各首長さんが本音と建前でお話しされていると、町長が聞いたのと私が聞いたのと多少違う部分があるように受けとめたのですが、私は責任ある立場の4人でございますので、本音で話し合ってください。本音で話し合わないから、町民からこういうことを言われるのですよ。「それぞれの市長さんや町長さんは、自分の座るいすがなくなるから、だから合併について消極的なんだよ。そんなことはわかるじゃない」、こういう町民が言っているのですよ。本音で話していないから。本音で話し合ってください。町民からそういう言われていることについて、町長その言葉をどう考えておりますか。恐らくそんなことはないですよと言いますけれども、これが本音と建前ではなくて本音で答えていただきたいと、こう思います。

 以上でちょうど1時間半でございますので、そのお言葉だけいただいて、また11日にございますので、11日の日にいろいろお聞きしたいと思っております。よろしくお願いします。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) そうですね、私も今まで2月5日以来4回ほど各首長さんと顔を合わせております。その中で私も新米町長として先輩首長さんに申し上げたのですけれども、それははっきり言っております。これからは本音でいきましょうと、そうでないとおかしくなりますよというふうに私は申し上げました。私の見る限りでは、各首長さんもそれなりに了解していただけたものと解釈しております。よろしくお願いします。



○議長(松本文作君) 以上で13番森勇君の質問を終わります。

                                    



○議長(松本文作君) 次に、10番町田久君の質問を許します。

              〔10番 町田 久君発言〕



◆10番(町田久君) 議長の許可をいただきましたので、発言通告の順序に従い、次の7点の内容について町長の考えをお伺いをいたします。

 まず、先ほど森議員さんからも言われましたけれども、清水町長におかれましては、いわばみずからの信念を貫いて、今回町長になられたわけでございます。よく中国の人民の解放の父、毛沢東氏はこういうことを言っています。「愚公、山を動かす」、こういうことが毛沢東語録にあるわけでありますけれども、そういうみずからの信念を貫いたということについては、敬意を申し上げたいと思います。

 しかしながら、私は現在のところおめでとうという、そういう心境にはなれませんので、その辺についてはご理解をいただきたいと思います。では、質問の事項についてお伺いをしていきたいと思います。

 まず初めに、第1点の町政運営の基本姿勢について伺います。神川町の財政状況は、ここ数年、一般会計予算が45億円前後を推移をしていましたが、今回の平成22年度の予算を見ますと、一般会計は47億6,200万円で、前年度の予算と比べると2億6,700万円が増額になっています。歳入では町税の固定資産税の約2,000万円、地方特例交付金2,300万円、地方交付税1,700万円、国庫支出金の民生費国庫負担金1億5,900万円、民生費国庫補助金1,600万円、商工費県補助金7,200万円が増額で収入として見込まれております。しかし、そのほかは例年のとおりか減収になっております。繰入金では約1億円を財政調整基金から繰り入れをして、町の財政調整基金は残すところ4億7,000万円程度しか町には預金がない、こういう状況になっております。さらには、3億6,200万円が町債で補われています。神川町の財政状況は借金の全体で普通町債が42億円と言われ、いわばそれぞれのこの特別事業等の借金を見ますと、おおむね約60億、こういうふうなことが言われております。神川町の人口1人当たり、1万5,000人というふうに計算をしても、その人口1人当たりの借金は、赤ちゃんから老人までになりますけれども、約50万近く町民が借金を抱えているという、こういう状況になっております。

 こういう中で町長は経費節減ということを特に強調をしてまいりました。しかし、今回のこの予算案を見れば、一体どこに経費節減の考え方があるのかということを疑わなければなりません。まず1つは、先ほど森議員さんから質問のありました公約で言っていた町長の退職金条例の廃止でありますけれども、自分の勉強不足で、これはそういうことができないということを言われました。もっと勉強してください。あるのですよ。それを後から私が説明します。私もそれらの調査を行いました。勉強不足で公約を言われるようなことでは困るのではないかというふうに思います。そういう状況の中で、この神川町のかじ取りを行っていくわけですから、どのような基本的な考え方の中で町政運営を行っていくのか、具体的に考え方を伺いたいというふうに思います。

 続いて、2点目の清水雅之のブログであります。ホームページが開設をされておりますけれども、これについてお伺いをいたします。あなたは、町議の時代からインターネットでホームページを開いておりましたが、これは非常に内容がひど過ぎます。あの内容は、他人の誹謗中傷に終始をしています。言いかえればあのホームページ、雅之の本音でトーク、こういうようなことが言われておりますけれども、最低の内容ですね、私がこれまであれを見させていただきましたけれども、町長になって少しは変化があるかと様子を見させていただいてきましたが、変わっていません。最近の内容は、町長になって忙しい、忙しい、このことが強調されています。しかし、そんなことは承知の上で町長になったのではないでしょうか。私は、内容を考えるべきだと忠告をしておきたいと思います。

 また、先月の2月13日に出した内容は、これまた本当にお粗末でした。美里町議会の根本議長も、あの人は何を考えているのかと憤慨をしていました。確かにあの内容は私も一言言っておきます。おわかりですよね。

 2月12日、この神川町の庁舎2階会議室で開催をされた児玉郡議会議長会の後期研修会です。私が司会進行を担当しておりました。不満があるのであれば私に言っていただきたいと存じます。また、主催者はこの神川町のここにいる松本議長です。議長に言ったらどうでしょうか。しかし、本庄市の吉田信解市長も、美里町の原田町長も、時間の制限に対して何も言っておりません。あなただけです。出席をした多くの議会議員の皆さんが憤慨をしております。来賓等のあいさつはすべて省略するように、あなた自身が主催する行事であればそういうふうに省略をしたらいかがでしょうか。他の会議や団体の主催行事に対して、後になってつべこべ言うのであれば、欠席をすればよいと存じます。主催者に対して大変失礼なことだと私は思います。

 町長になっていまだにあんなお粗末な内容しか出せないブログは、やめたほうがよいと思います。あなたの人間性と能力、また恥をさらけ出すだけで、全くくだらない内容です。あのような内容のブログは、神川町の恥であります。町民の良識が疑われてしまいますので、早急にやめていただくか、内容を神川町長として真剣に考えたらいかがと存じますが、考え方をお伺いをいたします。

 続いて、2点目のマニフェスト、公約についてお伺いをいたします。町長選挙の公約でさまざまな内容を訴えていましたが、そこでJC児玉青年会議所の主催で1月の16日、神川の中央公民館で開かれた公開討論会のマニフェストで、すぐに行う重要施策や重要課題を挙げていましたが、神川町の財政状況がますます厳しくなっている現在、本当に実行するのか、また実現できるのかをお伺いをいたします。

 選挙のためだけの公約でないことを私は望みたいと思います。そこで、まず1点の町長及び特別職の退職金廃止条例の提出についてお伺いをいたします。すぐに行う重要施策でこの点を強調していましたが、今回の議会には提出をされておりません。先ほど森議員さんの質問で勉強不足だというようなことでお茶を濁したようでありますけれども、ぜひいつの時点で提案するのか伺います。

 公約に掲げていましたが、これが神川町の条例として単独でできますか。町長や特別職、また職員の退職金は埼玉県市町村総合事務組合に加盟して条例が定められております。町単独で勝手に条例を変更することはできないと私は聞きました。もし神川町で条例を定めるのであれば、埼玉県市町村総合事務組合の議会というものがあり、この議会で承認をされなければできないと伺っております。県内のこの議会の代表は8人で構成をされております。そして、議会が開催をされるわけでありますけれども、この議会の開催は年2回、2月と8月に開催をされておるそうであり、児玉郡からは児玉郡市ですか、美里町の原田町長がこの代表になっております。早急に原田町長と相談してみたらいかがでしょうか。

 また、町長は4年間の任期で退職手当が約1,260万円支払われるそうですが、私たち議会議員は年金分としておおむね約4万近い、いわば負担を払って正直言いまして議員年金の恩給を12年間務めると受けられることになっていますよね。私も4期15年になりますけれども、いわば約4万円ずつ毎月歳費から引かれております。

 ところが、町長の場合は全く個人負担がないということを聞いております。神川町で現在の町長の給与から算出をして月額15万5,000円を支払っているそうであります。計算をしてみますと、4年間で744万円町が町の予算で負担をしている。町長は一銭も払わなくて、それで退職金を4年間通すと1,260万ももらうという、こういう状況になっております。早急にこういうことをまず経費の削減、町が払っているわけですから、あなたが払っているわけではありませんから、少なくともこの経費節減をまず行うということが必要ではないかというふうに考えます。早急に退職金条例を提出をしていただき、経費削減を実行していただきたいと存じます。

 ちなみに全国的には個人を特定した条例は余りないそうですが、私が調査をした結果、1例だけありました。山形県の遊佐町です。人口が約1万6,000人、神川町とそんなに変わりません。町の一般会計予算は、神川町よりも非常に多いです、約60億円。特別会計を含めると120億円というふうに言われております。ここで昨年の3月に時田町長さんが、いわばこうした清水議員と同じような公約を掲げて当選をしました。そして、この公約を守るため、昨年11月に条例を提出をし、この条例が実現をしています。清水町長も経費削減を第一に強調されているのであれば、公約をうそで終わらせないように早急に提出する考えがあるのか伺いたいと思います。現実に私も遊佐町から資料を送っていただきました。もし必要であればお見せをいたします。

 続いて、2点目の認定こども園の支援についてお伺いをいたします。重要課題として保育ママ制度の支援や認定こども園の支援を行うと言われておりますが、確かに県内の市町村では保育ママ制度を活用した支援を行っている自治体もあります。保育ママ制度は、乳幼児を持つ保護者、特に医療、福祉関係に従事をしている看護師や介護士等の勤務形態が通常と異なる、言いかえればサービス業等の労働者に要望が多くありますが、近年では企業、病院等では従業員向けの託児所が設置をされているところが数多くなってきました。事実、この神川町に工場建設の計画をしているワンビシの計画にも、工場内に従業員用の保育室設置の計画が示されていました。しかしながら、神川町で保育ママ制度による乳幼児施設のニーズがどのくらいあるのか、おわかりでしたらお聞かせいただきたいと存じます。

 また、質問の認定こども園についてですが、急速な少子化の進行や家庭、地域の環境の変化に伴い、保護者の多様な要望にこたえるために、平成18年10月に制度ができて、都道府県が認定し、幼児教育や保育を提供する施設として実施をされていますが、神川町は既に神川幼稚園でこの認定こども園的な取り組みを先進的に実施をしていると私は受けとめております。町内には青柳保育所、丹荘保育所、渡瀬保育園、そして神川幼稚園がありますが、これらの施設と総合的に統合し、認定こども園に移行する考えだと思いますが、そのことは2つの公立保育所を幼稚園と統合し、保育所の廃園を基本的に進めることだと存じます。あなたの常日ごろの持論は、お金のかかる保育所や幼稚園は統合して民間の活力を導入した民間委託、民営化の推進を図ることが本質的な考えだと存じます。それは体裁のいい民営化の推進につながります。本当に町の乳幼児や子供の将来を考えるのであれば、現在の保育所や幼稚園の充実を検討するべきだと思います。

 特に、まず保育所の入所条件である保護者の就労証明添付の義務化条件を改正をしていただきたいと思います。保育所に希望する者であれば、だれでもその保育所に保護者の就労のいかんにかかわらず入所ができる状況に変えることが、まず先だと私は思います。また、幼稚園を3歳児に限定せず、保育所と同じように乳幼児のすべての児童が入所できる条件や環境整備を整えることだと考えますが、いかがでしょうか。

 認定こども園を提唱するのであれば、その意義や理念、また精神を考えていただきたいと存じます。町長の考え方をお伺いをいたします。

 また、丹荘、青柳の保育所がどのような経緯で建設をされたのか、ぜひ勉強していただきたいと思います。町が率先して保育所を建設したわけではありません。建設に至るまでの関係者や多くの人たちの保育所建設運動が行われ、そしてようやく実現をした事実をしっかりと踏まえていただきたいと存じます。

 続いて、3点目の児童館の設置の推進についてお伺いをいたします。神川町には児童館が確かに必要だと思います。私も児童館の設置については、三十数年にわたって神川町に対して要望を上げてきました。しかし、神川町は一向に建設の考え方を示しませんでした。特に児童館は、放課後児童生徒の対策として学童保育等が主な事業になっていると存じます。子育て支援の一環として建設をぜひとも実現をしていただきたいと存じます。特に現在出されて町で検討されております次世代育成支援5カ年後期行動計画の中では、児童館の設置というものがこの中でうたわれております。そういう点では、一つの子育て支援の一環として、やはり児童館の設置が必要であるかと思います。隣の上里町では、各小学校の近くに児童館が建設をされていて、放課後児童生徒の健全育成が積極的に取り組まれております。マニフェストでは、公共施設の利用とされていますが、具体的にどのような内容で児童館を建設をするのか、その考え方をお伺いをいたします。

 続いて、中学生までの医療費無料化についてお伺いをいたします。この医療費の無料化の質問は、昨年12月3日に続いて2回目になりますが、町長がかわりましたので、考えをお聞きをします。

 この点については、清水町長も公約で医療費無料化を訴えてきていますので、余り問題はないと思います。3月議会の議案書や予算説明書では、民生費の乳幼児医療費で5,413万8,000円がこども医療費として計上をされております。そのうち国庫支出金で689万4,000円が補助金として入金が見込まれております。町の一般財源は4,724万4,000円負担をして、この医療費の無料化を図るわけでありますが、この事業は乳幼児や子供を持つ保護者の願いであります。優先的に事業の推進を図っていただきたいと存じます。

 そこで、1点目の医療費無料化の財源の確保についてお伺いをいたします。質問の冒頭に申しましたが、町の財政状況が年々厳しくなっており、自主財源である税収入が今日の経済不況の中で伸び悩みとなって減収になっているのが現状だと思います。こうした中で財源をどのように確保されて予算計上を行ったのか、その根拠を具体的に説明をしていただきたいと思います。

 続いて、2点目の医療費無料化の実施及び時期についてお伺いをいたします。第21号議案で条例の改正案が提案をされております。施行月日を見ますと、7月1日から施行することになっておりますので、4月1日からの実施は難しいと思います。7月には必ず実施をしていただきたいと存じます。

 また、前回質問をした中で、神川町は群馬県と隣接をしており、生活圏域が群馬県であり、このため医療関係機関も数多いと思います。そこで、群馬県の医師会との調整であります。現在は窓口支払いとなっておりますので、この窓口支払いの改善を群馬県の医師会と相談、調整をしていただきたいと存じます。そうでなければ、現実に医療費が無料化になりますけれども、群馬県の医療機関にかかる場合は、一たんみずからが個人負担をして書類をもらって神川町の窓口に提出をして医療費をもらうというような、こういう状況になっております。医療費の無料化の特典は、前回の議会でも申し上げましたけれども、本人の窓口支払いがなくなること、そして薬代がただになること、こういうことが大きな特典であり、もちろん医療費が無料になるということは、子供を持つ保護者が一番助かることであり、そういった点でぜひともこの児玉郡市の本庄市や上里町においては群馬県の医師会との調整ができておりません。ぜひ神川町で中学生までこれを実行するということであれば、この郡内だけではなく、埼玉県内だけではなく、群馬県の医師会との調整をぜひとも図っていただいて、窓口支払いがなくなるようにしていただきたいと思います。

 続いて、3点目の対象になる児童生徒についてお伺いをいたします。議案書に提案をされているとおりと存じますが、確認の意味でまた改めてお伺いをさせていただきたいと思います。

 続いて、ふるさと納税制度の推進についてお伺いをいたします。2008年4月の地方税法改正によりふるさと納税制度が実施をされましたが、この制度を活用して財源確保を進めることが大変重要だと考えます。平成19年、この制度を利用した人は全国で約3万3,000人で、寄附総額が約72億6,000万円と、2月14日の埼玉新聞で報告をされておりました。利用者を都道府県別に見ると、東京、大阪、兵庫で、埼玉は1,440人で2億1,482万円の寄附があったことが報道されております。神川町の状況は、昨年13名で65万円と伺っております。税収の見込みが厳しい折ですので、神川町から町外に転出をした皆さんや町民に協力を呼びかけ、財源確保を進めることだと私は思います。町長の考え方をお伺いをいたします。

 そこで、まず1点は、ふるさと納税の推進についてお伺いをします。2点目は、3年間のふるさと納税の現状についておわかりになりましたら報告をいただきたいと思います。また、ふるさと納税制度を活用した町おこしをぜひ神川町でも進めていただきたいというふうに思います。考え方をお伺いをいたします。

 続いて、次世代育成支援後期5カ年行動計画についてお伺いをいたします。本年の2月にこの行動計画の素案が、議会に配付をされました。前期計画の成果を踏まえたと言われておりますが、具体性に欠ける内容があると思います。それは青柳、丹荘保育所で三十数年に及び人権保育の推進が取り組まれてまいりましたが、この計画には全くこれらが触れられておりません。町では推進委員会を設置をして、計画的にこれらの取り組みが進められておりますが、計画の中で審議をされないのでしょうか。特にこの神川町でも人権保育推進指針というものが策定をされております。これに基づいてさまざまな取り組みがされておるわけでありますけれども、特に保育所サービスの6項目めに、家庭支援推進保育事業とありますが、これは何を意味しているのですか、お答えをいただきたいと存じます。

 また、2月28日までパブリックコメントを求めておりましたが、3月になりましたので、どのようなパブリックコメントが出されているのか、その現状を報告をしていただきたいと思います。

 そういう中で、後期5カ年行動計画による子育て支援についてのいわば考え方をお伺いをしたいと思います。それから、2つ目のこの行動計画の中に、食育の推進についてということが記載をされております。特にその中で食物アレルギーに対応した学校給食の充実に努めます、こういうことが書かれておりますけれども、具体的にでは食物アレルギーの児童生徒に対する学校給食の対応をどのように検討されているのか、その点についてお伺いをいたします。

 続いて、食物アレルギーを有する児童生徒の対策についてお伺いをいたします。この点についても昨年12月3日の議会の一般質問で私のほうからお伺いをいたしました。特に神川町では保育所から中学校まで全体で51名の食物アレルギーを有する児童生徒が存在をしているということが、調査の結果明らかになっております。こういう中で、特に各保育所等では自校給食でありますから、そういったアレルギー児童に対する、いわば給食は除去食として保育所ではつくられておりますけれども、幼稚園や小学校、中学校では給食センターでそういった給食をつくっております。こういう中で大量の給食をつくらなければなりません。そういう中でこの食物アレルギーを有する児童生徒に対する除去食や、あるいは対策というものがどのように行われているのか、その辺についてお伺いをしたいと思います。

 それから、その中でまず1点の保護者のネットワークづくりの支援について、町はどのような対策を進めているのかお伺いをいたします。私もそれぞれの保育所や、あるいは小中学校に「この食物アレルギーを有する児童生徒の保護者の名前を聞かせていただきたい」と、こういうことを伺いましたが、「これは、個人情報ということで名前は知らせることができません」、こういうようなことを言われました。そういう中で、この問題に困っている保護者と実際にいろいろ対話をする中で、こうした保護者のネットワークをこの3月の20日に多くの51名あるいはもっと多くいると思いますが、3月の20日に午後1時から神川中央公民館でこれの会議を開催をするということが、それぞれの保護者代表者が決まりまして、ようやく自主的に保護者のネットワークづくりが進むことになりました。こういう中で、ぜひとも町がこうしたネットワーク等ができた場合についてどのような支援をされるのか、その点についてお伺いをいたします。

 それから、続いて2点目の保育所、幼稚園、小中学校の保育士、教職員の研修計画についてお伺いをいたします。既にこの食物アレルギーの児童生徒に対する教職員等の研修については、県も含めてそういった研修会の開催が昨年も行われており、県あるいは各郡市の中でもそういった取り組みが行われておるわけでありますけれども、神川町においてもきちっとそうした研修というものを行う中で、こうした食物アレルギーを有する児童生徒の保護者の悩みや、あるいはそれらの対策をぜひとも検討をしていただきたいというふうに思います。その考え方をお伺いします。

 それから、12月以後の町の対策についてどういう対策が行われているのか、お伺いをいたします。

 最後になりますけれども、続いて差別はがき事件の町としての対策についてお伺いをいたします。実は既に町長もこの内容をごらんになっておると思いますが、この1月1日に私の家と3年前に亡くなった私の父親のところにはがきが届きました。何とこのはがきは、12年前のはがきであります。連番です。それで私のところには、1通私の名前で届きました。これを見た私の連れ合いは、正月早々から縁起でもないということで、このはがきがびりびりに破いてごみ箱に捨てました。これを聞いて私はごみ箱をあさって、このはがきをつなぎ合わせたわけですけれども、あて名は「町田久様」です。後ろは「えたがしら、差別をネタに金もうけ」という、こういうことが書かれている。私が同和地区の出身だということで、えたという、こういう表現をされました。

 また、もう2通は、きょうもこの傍聴に来ておりますけれども、私の父親の家に届きました。1通はわざわざ名前を変えて「田町玉蔵」という、こういう形で書かれている。裏を見ると、「長吏様、後世まで差別を残そうよ」ということになっている。

 それから、もう一通はちゃんと「町田玉蔵様」と書いてありますけれども、後ろは「隣保館、郡市同和の根城かな」というふうな内容であります。これは、単に一町民が書いたものではないかと思います。いわば私が少なくとも部落解放同盟という団体の児玉郡市の議長をしているということを十分承知をされて書いたものだと思います。

 清水町長もこの点については、あなたの義理のおじさんが私と同じような同和地区の出身でありますから、その点についてはおわかりになろうと思いますが、特に私が一番残念なのは、3年前に亡くなった父親までこういったはがきが出されたことに、非常に憤慨をしております。亡くなった人までに差別を行うのかと。

 言いかえれば、これも問題になりました差別戒名の差別墓石と同じです。現実に過去帳も同和地区の出身者は別に過去帳がつくられました。墓石の戒名もすぐにわかるように、同和地区出身とわかるような戒名がつけられました。現実に宗教界の中で戒名のつけ方は、「禅門小僧訓」という戒名のつけ方の手引書、これによって宗教界で、いわば戒名をつけてきたわけなのです。これが問題になりまして、今は過去帳は全部改められました。あるいは差別墓石は供養塔が建設をされて、そこに安置をされている状況であります。ぜひそういう点でこうした差別はがきが今なお現実に届けられるという、こういう人権状況であります。一部の心ない人が、あるいは無理解な人が、こういったはがきを出したのだと思いますけれども、やはり町としてこの差別はがきの受けとめ方についての見解をいただきたいと存じます。

 また、これに対する今後の対策についてどのように行うのか、町長のお考え方をお伺いをしたいと思います。

 以上、第1回目の発言を終わりにしたいと思います。

                                    



○議長(松本文作君) 質問の途中ですけれども、昼食のため暫時休憩いたします。

   午後0時20分休憩

                                    

   午後1時20分再開



○議長(松本文作君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

                                    



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、午前中に引き続きまして町田議員の質問に対しご答弁させていただきます。

 私もまだ就任して間もないものですから、いろいろ不備な点もあると思いますし、抜ける点もあると思いますので、どうぞご容赦願いまして、聞いていただきたいと思います。

 初めに、町政運営の基本姿勢について、町政運営の考え方についてお答えします。私は町長就任に当たり、町政運営は生活者の視点から行政運営を行うべきとの考えを唱えてまいりました。ご承知のとおり、地方行政を取り巻く情勢は、いわゆる平成の大合併に加え、地方分権化の進展、少子高齢化の進行、急速な情報化時代の到来、環境問題など大きな変革の時代を迎える中、依然として厳しい状況で推移しており、大都市との地域間格差はさらに拡大しております。

 神川町におきましても平成18年1月1日の合併から4年余の歳月が経過いたしました。この間地方交付税の合併算定特例や合併補助金及び合併特例債等を有効に活用し、町一体化に向け新たなまちづくりを進めてまいりました。しかしながら、財政力の低い町村の合併であり、今なお財政基盤の強化等には厳しい状況となっております。さらなる行政改革等が必要であろうと考えております。

 このような状況におきまして、小さくても輝ける町を目指し、冒頭申し上げましたとおり、町民の皆さんの視点に立った行政改革、生活者重視の行政運営に心がけていきたいと考えております。その一環といたしまして、町民の皆様と一緒になった官民協働のまちづくり、町民の皆様の意見を大切にする政治、町民の皆様の知恵と行動力が生かせる施策を私の基本3原則とし、行政情報を広く町民に発信し、町民との情報の共有化を図り、町民が行政運営に参画できる環境を整えてまいりたいと考えております。そして、住民目線での行政改革、民間活力を活用した地域振興等、町民と行政並びに民間企業が一体となった行政運営が図られるようリーダーシップをとっていきたいと考えております。

 次に、私のブログに関する質問についてお答えいたします。ご承知のとおり、多くの国会議員や市町村長、地方議会議員が議会議員として、また首長としての活動や日常生活の出来事、感想などを公開するため、ブログを開いております。私も議員として活動していた2年半ほど前から、議会活動の様子をお知らせしたり、日常生活の中で感じたことなどを公開してきました。2月から町長に就任いたしましたが、引き続き私自身の考えや感想をお知らせし、町政にご協力いただけるようブログの公開を続けていきたいと考えております。

 マニフェストについてお答えいたします。初めに、町長及び特別職の退職金の廃止条例の提出についてでございますが、本町におきましては埼玉県市町村総合事務組合に加入しており、その中で町の全正規職員の退職金等の支給に関する事務を処理しています。この組合には、埼玉県内の66の市町村と41の事務組合が加入しており、退職手当を初め消防団員等災害補償、交通災害共済の業務が処理されています。

 ご質問の退職金の取り扱いにつきましては、埼玉県市町村総合事務組合の退職手当関連の条例や規則に基づいて退職金の額の算定及び支給を行っておりますので、その支給額等を変更するには退職手当関連の条例や規則を改正する必要が生じることになります。条例や規則の改正につきましては、本町だけでなく、他の市町村や一部事務組合にも多大な影響を及ぼすことになり、それを実現するのは困難であるということを就任後認識いたしました。また、退職金の辞退につきましても公職選挙法で禁じている寄附行為に抵触する可能性が高く、組合条例等の改正と同様に困難であると考えております。

 本年1月17日に公開されました公開討論会におきまして、町長及び特別職の退職金の廃止条例につきまして私自身言及いたしましたが、これは今後町で進める予定の事業の再点検、いわゆる事業仕分けを検討していく上で一つの例として取り上げたものです。しかし、その内容について認識不足があったことをこの場をおかりしておわび申し上げたいと思います。

 2番、マニフェストについて、次に認定こども園の支援についてお答えいたします。認定こども園は、平成18年10月から始まり、就学前の子供の教育、保育及び子育て支援を総合的に提供する都道府県から認定された施設です。職員管理や教育と保育の理念に課題もありますので、研究を重ね、行政改革や事業仕分けを進める中で保護者の要望や国の施策に対応し、認定こども園を検討してまいりたいと考えております。

 次に、児童館設置の推進についてお答えいたします。町内の公共施設を活用し、地域の手づくりによりかかる人件費を縮小した経費縮減型で運営できる児童館を検討してまいりたいと考えております。

 中学生までの医療費無料化について、医療費無料化の財源確保についてお答えいたします。現在町の財政の中で財源の確保につきましては、非常に厳しいものがあります。すべての子供が健やかに育つ環境整備を図るためには、今まで以上に徹底した行政改革の推進と経費削減に加え、事業仕分けを行い、自立したまちづくりによる財源を確保しなければなりません。埼玉県には、補助対象年齢の引き上げによる補助の拡大を要望していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

 次に、医療費無料化の実施及び時期についてお答えいたします。対象年齢拡大につきましては、準備期間を踏まえて平成22年度の早期に実施したいと考えております。

 次に、対象となる児童生徒についてお答えいたします。対象年齢は、現在実施している小学校就学前の者を満15歳に達する日以降の年度末までの者に拡大し、入院及び通院にかかる医療費自己負担分を支給したいと考えております。

 次に、ふるさと納税制度の推進についてご答弁申し上げます。初めに、ふるさと納税制度の考え方についてお答えいたします。ご承知のようにふるさと納税制度は、納税者の選択で自分の住む地域以外の地方自治体に個人住民税の一部を寄附できるというもので、地方自治体への寄附金に対して個人住民税の1割を上限に5,000円を超える寄附金相当額が個人住民税から税額控除されるという仕組みです。平成20年5月のスタートから間もなく2年を迎えますが、各自治体ではさまざまな工夫を凝らし、納税額アップを目指しているようでございます。本町におきましても平成20年7月にこの制度の手続等を定めた要綱を作成するとともに、ホームページや広報紙への掲載を通して寄附を募ってまいりました。

 また、町職員に対しては職員用パソコン上の掲示板を通じて制度の趣旨を説明し、職員みずからを含め町外在住者への普及啓発等を呼びかけてまいりました。本町では一定額以上のご寄附をいただいた方への謝礼として、2万円以上ご寄附いただいた方へは地元産のジャムやコンニャクなどの詰め合わせセット、10万円以上ご寄附をいただいた方へ冬桜の宿神泉のペア宿泊券を贈呈しております。これらの特産品を贈らせていただくことあるいは冬桜の宿に足を運んでいただく、宿泊していただくことによって、地元の宣伝、地域振興、観光振興にもつながっていく可能性が大きいと考えております。今後もふるさとを応援したい、ふるさとへ貢献したいという気持ちを持たれる方々に町ホームページ等を利用し、寄附を募っていきたいと考えておりますので、議員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 次に、ふるさと納税制度の現状についてのご質問にお答えいたします。現在の寄附の状況でございますが、先ほど町田議員のほうからありましたように、たくさんの申し込みをいただき、平成20年は13件、64万9,000円、平成21年は8件、29万8,000円のご寄附をいただいております。

 次に、ふるさと納税制度を活用した町おこしについてお答えいたします。ふるさと納税制度の大きな特徴は、納税者が寄附先の自治体を自由に選択できるということです。また、自治体側から見れば、地域活性化策いわゆる町おこしとして活用することが可能となります。応援に値するようなアイデアがあれば寄附金を募ることができるため、自治体が有する自然や文化などの有形、無形の財産に活用することが可能であると思われます。寄附金の活用方法につきましては、安全で快適に暮らせるまちづくり事業、健康で安心に満ちたまちづくり事業、お互いを尊重し生涯の学習を生かすまちづくり事業、活力に満ち元気に働けるまちづくり事業の4つを挙げさせていただいており、昨年は防犯灯設置事業、児童公園遊具修理、公民館図書購入費、自然歩道下草管理などの一部に充当させていただきました。

 ふるさと神川町を離れて頑張っておられる方、神川町を愛する方が全国にはたくさんいらっしゃいますので、より多くの方から本町のまちづくりについてご理解をいただき、参画してもらえるよう、例えばふるさとの景観保全など今後も内容や寄附がしやすい仕組みづくりについて工夫をしてまいりたいと考えております。

 次に、次世代育成支援後期5カ年行動計画についてお答えいたします。平成20年3月に策定した神川町総合計画や神川町母子保健計画に基づいて、安心して子供を産み育て、地域みんなで子育てを支える町を基本理念とする次世代育成支援行動計画を策定しています。計画では、子育て世代の多様化するニーズを把握して、子育て支援事業を充実させる安心の子育て支援を掲げて検討してまいりたいと考えています。

 主なものとしまして、さきにお答えいたしました15歳までの医療費の無料化、幼保連携型の認定こども園、児童館の設置、子育て支援センターの充実を図りながら、協働のまちづくりを通して安心のある子育て支援となるよう検討してまいります。

 次に、食育の推進についてお答えいたします。子供たちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と体を養い、豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものと考えます。具体的な施策に当たっては、学校栄養職員による食に関する学習指導や食物アレルギーに対応した学校給食の推進に、保育所や小中学校の保護者を初め教職員から関係各課の連携が大変重要だと考えております。

 次に、食物アレルギーを有する児童生徒の対策についてのご質問にお答えいたします。初めに、保護者のネットワークづくりの支援についてでございますが、食物アレルギーのある児童生徒の問題につきましては、保護者から食物アレルギーについて乳幼児の時期から発生している悩みが保健センターに寄せられたこともあり、現在保護者のネットワークづくりの支援について保健センターを中心に、町民福祉課と学務課で検討を重ね、実施に向けた調整を行っているところでございます。

 次の保育所、幼稚園、小学校の保育士、教職員研修計画についてお答えします。職員に対する食物アレルギーに関する知識の啓発を行うとともに、保護者のご意見等をいただきながらそれらに対応した研修の実施計画を策定してまいりたいと考えております。

 次の12月の質問以後の町の対策についてにお答えいたします。保健センターを中心に関係担当による組織の立ち上げや今後の対策の進め方について調整を進めているところでございます。議員におかれましても、さらなるご支援、ご協力をお願いいたします。

 最後になりますけれども、差別はがき事件の町としての対策について。初めに、差別……受けとめ方についての答弁をさせていただきます。同和問題解決のための施策につきましては、人権問題という位置づけのもとで一般対策としまして人権教育及び人権啓発の推進に関する法律や県の人権施策推進指針やまちづくりの基本となる神川町総合計画に基づいて、教育啓発活動に重点を置きながら同和問題を初めとする女性や子供、高齢者や障害者などの基本的人権の侵害という社会問題を解決するため、町民の皆さんと一緒に人権について理解を深め、考えていただき、差別のない明るい住みよいまちづくりになるよう人権教育や人権啓発を推進しているところでございます。

 このような中で、ただいまお話がありましたように、町内の住所地に差別的な言葉が書かれたはがきが差出人不明で送られてきたことに関しましては、人権尊重の理念に反するものであり、このような無責任な言動で町民の人権が脅かされることは非常に残念であると考えております。

 今後につきましては、従来どおり町民一人一人が正しい理解を持ち、人権意識を高めるため、家庭、学校、地域社会、職域などを通して人権尊重の理念に対する理解を深めていくように努めていきたいと考えております。そのために人権課題ごとに冊子、ポスターなどによる啓発、企業指導者養成研修会、講演会、イベント開催等など、人権啓発教育事業を行い、すべての住民がお互いの人権を尊重しながらともに生きる社会の実現を目指してまいりたいと思います。

 以上で1回目の質問のご答弁とさせていただきます。



○議長(松本文作君) 10番町田久君。

              〔10番 町田 久君発言〕



◆10番(町田久君) では、最初の基本姿勢について、先ほど答弁をいただきましたけれども、基本的には要するに町政運営は生活者の視点といいますか、これを通じて行政改革を進めていくのだと、そのためにも官民協働でまちづくりを進めるのだと。また、町民参加のまちづくりということが強調されておりましたけれども、では具体的に町民参加といいますか、町民が参加をできるような、あるいは町民がいろんな意見、あるいは考え方を出せるような、それはどういうふうにしてやるおつもりなのですか、具体的に。今のまんまではそういう意見を言う場はないですよね、ほとんど。例えば例としてどういうようなことをお考えになっているのですか。その点をもう少し詳しく伺いたいと思うのです。

 あるいは現実に行政改革、行政改革というふうに言われておりますけれども、正直言って人口1人当たり30万から50万の借金ですよね、神川町は。それはおわかりになりますよね、現実に。普通会計あるいは特別会計を含めて約60億近い借金があるというふうに言われているのですから。そういう中で、先ほど森議員さんも言われていますけれども、こんなちっちゃい村で事業仕分け、そういうあれが本当に国と同じようにできるのか、こういうことが言われていましたけれども、ただ行政改革、行政改革、どのようにしていくのだと。

 一番簡単に言えば、まず町長自身ができるところからやったらどうですか。前の田村町長は、自分の歳費を15%削減をしましたよ。でも、全部それは2月4日で切れて、今の副町長も教育長ももとの歳費に戻っていますよね。現実に言えば、かえって金が増額になっているのだから、削減されていないでふえているのですよ、現実には。町長だってそうでしょう。72万3,000円、前の田村町長はその15%を削減をするという条例で出していた。そういうのなら、まずそこからやってみたらどうなのでしょうかね。そういう考え方が全くないでしょう。具体的に自分でやれることからまず考えたらいかがなものかというふうに思うのですけれども、その辺についてもう一度考え方をお聞かせいただきたいと思う。

 それから、ブログの問題ですけれども、簡単に言えばブログは自分の考え方やそういうあれだから、公開をしていきたいというふうに言われました。それは町長自身の考え方なのだけれども、私たちが心配をするのは、あのブログを見て、町長の品格が疑われるというのですよ。そうでしょう。あの内容は、先ほども言いましたけれども、誹謗中傷ばかりですよ。本音でトークというのだから、そうなのかなと思うのだけれども、でも見た人は何だと、神川の町長はって、何考えているのだとひんしゅくを買いますよ。であるならば、やっぱりきちっとそういうことが理解をされるような、いわばブログの内容を検討するとか、あんな人の誹謗中傷をするようなブログだったら、私は率直に言ってやめたほうがいいと思う、正直言うと。笑われますよ、町長、自分が。だから、その辺についてきちっとお答えください。公開していく、このまま続けたいというのはわかるのだけれども、だったら内容を変えるとか、内容が変えられないのだったらやめるとか、その辺についてやはりきちっと明確に答弁していただきたいというふうに思うのですけれども、まず、この1点目の関係についてお答えをいただきたいと思います。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、お答えいたします。

 町民参加の具体的なものとしまして、先ほどから何回も言葉が出ておりますけれども、一応事業仕分け的なものにつきましては、民間の考え、力をおかりしていきたいと思っています。

 また、これからいろんな問題が山積しております。そういった問題につきましても執行部側だけで判断するのではなくて、やはりこれからは町民の皆さんの意見を取り入れていく考え方で進めていきたいと思います。とりあえず今現在3月ですけれども、事業仕分け等につきましても4月以降、順次取り組んでいく考え方でございます。

 それと、町長給与の削減というお話も出ておりましたけれども、これも特別職の審議会等ございますので、そういったところに諮っていきまして、適切な回答をいただいて、それを反映させていきたいと思います。

 それから、ブログについてですけれども、この内容につきましては、それを見た人それぞれに感じ方も違うと思います。いろいろ批判される方もおりますけれども、応援のコメントをされてくれる方も非常に多いことも事実でございます。これは、また町会議員の立場、また町長の立場違うわけでございます。この辺につきましては、言葉遣い等気をつけまして、発言は慎重に行っていきたいと思いますし、まずやめるつもりはございません。今後も続けていろんな情報発信をしていくつもりでございます。

 以上でございます。



○議長(松本文作君) 10番町田久君。

              〔10番 町田 久君発言〕



◆10番(町田久君) 3回目になるから簡単にしますけれども、要するに先ほど言った町政、まちづくりの考え方で、官民協働あるいは町民の意見というふうに言われるだけで、具体的なものがないのですよね。事業仕分け、事業仕分けといったって、何だかわからないですよ。例えば、では町民のいろんな意見、まちづくりの意見を聞くというのだったら、何かの例えば町民の意見を要望なり聞く一つの会とか、そういうものをつくるとか、あるいは官民協働してやるのだというのだったら、そういういろんな各種団体とか、あるいはいろんな人に呼びかけてこういうふうにするのですよというのが具体的な考えで、これでは抽象的でこうやります、ああやりますだけですよ、正直言って。4月以降にこうやりますというだけで、何のあれもないと思う。よくわからない、正直言って。構想があるわけでしょう。まだその構想は言えないのですか。あるいは全く構想がないのですか。その辺もう一度聞かせてもらいたいと思うのですが。

 それから、ブログの関係。確かにそれは受けとめ方によって違います。私が言うのは、議員のときならまだいいというのですよ、あの内容でも。でも、町長になったのだよ。みんな、これは神川の町長さんのホームページでしょうと言われたときに、それ見た人がよく受け取る人もいますけれども、悪く受け取る方もいますよ。千差万別ですよ。でも、私が見てもあれ好感は持てないですよ、町長。今も町長もう少し内容を検討したいというふうなことなのだから、そうであれば少なくとも批判を受けないような、ああ、神川の町長さんはこういう考えなのだなって、それが受け入れられるようなそういう内容にぜひ変えることが必要ではないのかなというふうに思うのだけれども、時間の関係があるから回答は要りませんよ。それだけは言っておきますよ、正直言って。私もブログを今後もずっと見させてもらいますよ、正直言って。もしまたそういうあれが変わらないようだったら、また何度でもそれについては忠告をさせていただきたいと思うのですよ。それは町長も笑われるかもしれませんけれども、私たち住民も笑われるのですから、そういうふうにぜひご理解をいただきたいと思うのです。

 それから、続いて退職金条例の問題ですけれども、これは先ほど町長のほうから回答がありましたように、そのマニフェストで言っているわけですけれども、勉強不足だった。確かに勉強不足だなというふうに思うのだけれども、ただこれは全くないわけではないのですよ。最初の1回目の質問のときに言いましたけれども、昨年の3月、山形県の遊佐町というところ、ここで3月に町長選挙がありました。このときに時田さんという人が公約で退職金廃止条例の提案を公約に掲げたのです。町長になりました。約8カ月かかったのだけれども、この退職金条例を実行するようになったのですよ。資料なりその遊佐町から要するに送ってもらえばありますよ。できるのですよ、やれば。

 最初から自分は勉強不足だったというふうに言って、やりもしないで今からそういうふうに言うのはおかしいのではないかと、努力するのだったら。言ってきたのだから、少なくともそれなりに努力をしてもらいたいと思う。できるわけですから。まして町長言いましたけれども、退職金組合の負担金は町が払うだけですよ。町長自身が払っていないでしょう、一銭も。繰り返すけれども、私たちは議員の歳費から引かれているのですよ。町長の場合は自己負担もないのだから、そうだったら自分が全く負担していないのだったら、いわば何とかそれが廃止できるように考えたらどうなのですか。現実に山形県の遊佐町ではやっているのですから、公約に掲げた時田町長が。だから、ぜひそれについては努力をしてもらいたいと思うのですけれども、今もうできないなんて言わないで、原田町長に頼めばいいではないですか、代表なのだから。県議会、その議会があるわけだから、2月、8月に。そこでそういうあれを出してやれば、できないことはないですよ。ただ、どれだけ自分が頭を下げられるか。よく言うでしょう。稲穂は実れば実るほどこうべを垂れるというのだから、よくその辺は考えてもらいたいというふうに思うのです。

 それから、認定こども園。この認定こども園の理念、いろんな考え方が言われていますけれども、現実にこういう冊子があるから、認定こども園の冊子があるからよく勉強してくださいよ。そういう中で、最初に質問したときに答えていないのだけれども、認定こども園は要するに親が働いていようがいまいが、それのいかんに問わず、子供をそういった認定こども園に入れたい、こういう要望があれば、この就学前教育あるいは乳幼児教育の一環として受け入れているのですよ。そういうことが必要だというのだったら、さっき私も挙げましたけれども、今神川の丹荘、青柳の保育所は親の就労証明をつけなければ入れないのですよ。就労証明がなければそこで全部オミットしてしまうのです。認定こども園のことをそういう理念、それがおわかりになるのだったら、これからこの来年度になると思いますけれども、ことしは全部入所児童が決まっていますから、来年度から就労証明の添付を廃止するようにできないですか、就労証明。親が働いていなくても、子供を保育所に出したいという希望があれば、全部そういうあれで受け入れる、こういう考え方をぜひとってもらいたいと思うのです。それが認定こども園の理念ですよ。

 それともう一つは、神川幼稚園は既に認定こども園的なことをやっているのです。今神川幼稚園は、子供の人数が少ないので、クラスが余っている状態がありますよね。そうだったら、乳幼児まで保育所と同じように入れるような条件整備をすれば、あえて認定こども園というふうにわざわざしなくたってできるのではないですか。神川幼稚園を認定こども園に位置づければいいのではないですか、そういうふうに申請をすれば。青柳保育所と丹荘保育所を幼稚園と合併して、それで認定こども園をつくるというような、こういう考え方は私は余り賛成できないです。少なくとも地域地域に、いわばそういう子供たちを受け入れる施設があるということが一番望ましいわけですから、できればこの認定こども園というのだったらばまずさっき言ったように、保育所の就労証明の添付の義務化というのはあれを外してくださいよ、まず。それと幼稚園をもう少し内容を検討して、乳幼児が入れるようなそういうものにするということが、今町として、あるいは町長が言う認定こども園を提唱するのだから、その辺についてやるということが必要なのではないかというふうに思います。

 それから、児童館の問題ですけれども、いろいろ検討していきたいと、これはぜひできることなら実現をしていただきたいと思います。私たちもずっとこれ言ってきました。町は全くしようとしていない。今までずっと協議してきましたよ。ところが、次世代育成5カ年計画の中にはそのことがうたわれているのだよね。こういう状況ですから、町長は必要性を感じているのだったら、ぜひこの点については応援させていただきますよ、町長がやるというのなら。ぜひそれは実行をしていただきたいと思うのです。

 私も冒頭言いましたけれども、要するにおめでとうという心境には今なりませんよ。これはぜひご理解をいただきたいけれども、必要なもの、やっぱり町民にとって町にとっていいことであれば、どんどん賛成をさせていただきたいと思いますよ。何でも是々非々でいきたいというふうに思う。何でも反対するつもりはありませんよ。でも、やっぱりこれはおかしいなというふうに思えば、これは納得できませんよというのは言わせてもらいたいと思う。ぜひ町長はそういうふうに児童館設置をしたいというのだったら、ぜひ協力をさせていただきたいと思うので、実現をしていただきたいと思うのですが、もう一度回答をいただきたいと思うのですけれども。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、2回目の質問の答えになりますけれども、また抜けていましたらご指摘ください。

 退職金の件ですけれども……

              〔「それはもういいよ」の声あり〕



◎町長(清水雅之君) これはいい。

              〔何事かの声あり〕



◎町長(清水雅之君) それにつきましては、よく前例があるようですので、調べてまた検討していきたいと思います。ご理解いただきたいと思います。

 そうしますと、認定こども園でよろしいですか。認定こども園は、ご承知のとおり、わかりやすく言えば保育園と幼稚園の合体型だというような解釈でよろしいかと思います。これにつきまして私も以前から保育所と幼稚園を分けるのはおかしいという持論を持っておりましたので、ぜひともこれは進めていきたいと思っております。また、こうしたものも住民参加の一つのまた提案の一つになるかと思います。

 現在行われている就労証明書の廃止の件なのですけれども、これは現法律の段階では、私の一存でこれ撤廃するということにはできません。やはり保育所という位置づけの中、また幼稚園という位置づけがありますので、その辺の兼ね合いがありますので、これは簡単にはそういうことはできないと考えております。また、よい知恵がありましたら、ぜひとも町田議員に教わりながらやっていきたいと思いますし、ご協力を願えればと思います。法律の枠ということがありますので、ご理解いただきたいと思います。

 それから、児童館ですね。児童館につきましては、現在県内でも児童館がないのは、たしか2カ所、2つの自治体だったと思います。そういった観点からも、ぜひとも私もこの児童館の設置については前向きにやっていきたいと思います。これにつきましてもやはり民間の方に参画していただきまして、いろんな意見の中で決めていきたいと思います。ただし、今の町の現在の財政の中では、箱物を新たに建設するというのは非常に難問なところがありますので、やはりマニフェストの中でも触れさせていただきましたけれども、現有の建物の利用、これを考えながら設置していきたいというふうに考えております。

 それと、現在いろんな公共施設におきまして耐震診断が行われております。この結果によりましても頭の中に描いた建物が使えない可能性も出てくることもあり得るわけでございます。そういう面も含めましてもう少し時間をいただきまして、検討していきたいと思いますので、ご理解ください。



○議長(松本文作君) 10番町田久君。

              〔10番 町田 久君発言〕



◆10番(町田久君) 認定こども園の関係だけれども、丹荘保育所、青柳保育所を、あるいは神川幼稚園を1つにしてやるということについては、これは賛成できません、正直言いまして。はっきり言うように、民営化につながるわけですから、民営化の推進だということになります。これは幾らいい考え方であっても、それは賛成できません。

 認定こども園何とかしようというのだったら、まず幼稚園の中身を変えるべきだというふうに私は申し上げました。部屋が余っているのだったらば、もう少し小さい低年齢児から入れるような配慮を考えるべきだというふうに思います。そういう中でやはり考えていくということが必要ではないのかなと。もし認定こども園のそういうような考え方で進めるということになれば、両方の保護者会で町長と話し合いを持ちますよ。あるいは全部の保護者会の総会に、今の現町長はこういう考え方でこの保育所はいつか廃園になりますよと、こういうような話をさせてもらいますよ。それでは困るでしょうね。だって、要するに保育所をなくすということなのだから。何のために保育所ができているのだかということですよ。

 もしそういうことであれば、保護者会に呼びかけますよ、反対運動しろって。それはちゃんと申し上げますよ。私は賛成はできませんよ、保育所と幼稚園を合体をするなんていうのは。何のために保育所つくってきたのか。血のにじむような思いで国や県に行って要請して、やっとあれは同和対策事業でつくったのでしょうに。町や何か、全く保育所をつくるような考えはなかったのですよ。事業費が同和対策予算でつくれるということで、町は飛びついたのだから、それで今までやってきたわけですから。そういう経緯もぜひ認識をしていただきたいというふうに思います。

 それから、あと保育所の就労証明の添付の関係です。法律的に無理だということなのだけれども、いわばそれはいろんな条件というか、緩和条件をつくればできないことはないわけでしょう。現実にそれをつけていないところもあるわけですから、就労証明をとらないところだってあるわけ。認定こども園を提唱するのだったら、まずそういうことを一つ一つなくすということではないですか。だと思いますよ。だって、今の保育所はだれでも入れないのだから。仕事をしていなければ、お母さんやその保護者がちゃんと仕事を持っていなければ入れませんという、もうそこでカットしてしまうのだから、そういう状況があるわけですから、あれを全部撤廃する、取り払うという、これをぜひ考えてもらいたいというふうに思います。

 一応時間のほうの関係もあるから回答はいいですよ。またあと具体的にいろいろ聞きますよ、幾らでも時間があるのだから、聞かせてもらいます。

 それから、中学生までの医療費の無料化についてですけれども、これも何か抽象的でよくわからないのですが、要するにこれについては5,400万の予算計上していますよね、今回の予算説明書の中では。そのうち、いわば町費負担が4,724万4,000円ですよ。ちゃんと議案書に載っているのだから。そういう中でやるわけですけれども、この財源確保をどうするのだと。はっきり言って、ことしの予算約26億ぐらいふえていますけれども、財政調整基金とそれから町債、いわば借金というか、基金と借金で要するに増額しているだけですよ。自主財源、税収があって増減をしているのではないのですよ。子ども手当の分とこの乳幼児医療費の分、いわば予算が大幅にかかるからあれだけの金額になっているわけですから、予算を見ればわかりますよね。だから、そういう点で基金だって4億7,000万しかなくなってしまっているのだから、どんどん毎年毎年財政調整基金を繰り入れしていったら、町は簡単に言えば貯金がゼロになりますよ。だから、そういう点で何とかこの予算を削るのではなくて、金を税収が集まることを考えることが必要なのではないですか。あるいは個人で何とか我慢できることはやる方法を考えることが必要なのではないのかなというふうに思います。

 実施時期も4月以降の早急な時期、あれでは7月1日からとなっていますよね、条例のあれは。だから、7月1日から条例は制定をされるわけですから、大体どこの市町村でも7月後半ぐらいまでかかるというふうに言われていますよ、こういう制度をつくった場合。これは、本庄市でも美里でも伺いましたけれども、そうなっています。できるだけ早急にやってもらいたいのですが、ただ最初の質問で言いました。群馬県の医師会との調整、これが今どこでもできていません。何か非常に群馬県との調整が難しいそうですよ。美里でも本庄でも言われましたよ。まだ群馬県でできるのだったら、神川でやってもらったほうがいいよと、こういうふうなことを言われていますので、これはぜひ、せっかくやるのだから、いいことなのだから、少なくとも。これは本当にみんな保護者が、子供を持つ保護者は助かるわけですから、ぜひこの神川なんかすぐ藤岡とか、向こうが一番近いわけですから、あちらの病院とか何かに非常に行っている例が多いわけですから、医師会との調整をぜひやってもらいたいというふうに思います。

 対象児童はここに書いてあるとおりだから、この辺の医師会との医療費の関係では、群馬県の医師会とのいろんなそういう問題聞いているでしょう。全く担当課のほうから聞いていませんか。聞いていると思うので、その辺についてどういうふうに考えているのか、聞かせてもらいたいと思うのですが。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、ちょっと誤解があるといけませんので、一言だけ言わせてください。

 というのは、答弁はいいと言われたのですけれども、ちょっとそれではしり切れトンボになりますので、誤解を与えると困ります。

 私は、保育所等を廃止するとは一切考えておりませんので、ちょっとその辺を誤解のないようにお願いしたいと思います。

 それでは、医療費の関係なのですけれども、一応時期につきましては、7月1日をめどに条例改定を行う予定です。それに合わせまして、その作業を事務作業が非常に今現在コンピューター化時代になっておりますので、その作業に手間がかかりますので、それを急ぐようにということで指示はしてあります。ですので、7月1日に間に合わせていかなくてはならないと思っております。

 それから、費用の面につきましては、県の補助金、今までの就学前までの費用、それを抜きますと、およそですけれども、今後2,600万円強ぐらい必要になってくるのかなと思います。合わせての金額になりますと、先ほど言われましたように、5,000万という数字出てきますけれども、純然たる費用はプラスが2,600万円ぐらいかなという試算でおります。これも今後のこども医療の関係でどの程度実際必要になってくるかは、また変わってくると思いますので、その都度対応していきたいと思うし、その財源につきましては、何度も言うようですけれども、これから事業仕分けと言われるような作業の中でそれは捻出していきたいと思います。

 それから、申しわけございません、先ほどの群馬の医師会との関係なのですけれども、ちょっと私も課長のほうから簡単な説明を受けたのですけれども、答弁が間違うといけませんので、これはちょっと課長のほうから詳しい説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(松本文作君) 町民福祉課長。

              〔町民福祉課長 柴崎紀夫君発言〕



◎町民福祉課長(柴崎紀夫君) 群馬県医師会との調整でございますが、公共の医療機関におきましては自己負担をして、そこの医療機関でまとめて町民福祉課のほうに個人がする請求手続を代行してくれるという形でサービスしております。これを払わないでというのは、とても一自治体ではできませんし、埼玉県の保険関係の連合会との関係、関東平野の各県の関係もありますから、大変難しいと考えております。さきの12月の議会でもそういう形でご理解いただきたいと思いまして、お答えしておりますが、現在一部の公共の医療機関で群馬県の医療機関で代行申請を町のほうにしていただいているサービスで利便性を図っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(松本文作君) 10番町田久君。

              〔10番 町田 久君発言〕



◆10番(町田久君) できないわけはないのでしょう。できないということではないのですよ。なかなか調整がつかないでしょう。それは美里も、あるいは本庄の担当者も言っていましたよ。医師会との調整がつけばできるのですよって。それをちゃんとやってもらいたいと思うのですけれども、その辺は町長、担当課長ではなくて、担当課長ではわからないと思うので、町長自身がそういうあれで医師会と話し合いを持って何とか努力をしてもらいたいと思うのですけれども、できるできないはこれはしようがない、結果だから。でも、やっぱりそういう努力は必要ではないのかなというふうに思うので、簡単で結構ですので。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 私も就任1カ月ですけれども、課長さんたちに言っておるのですけれども、何か難しい問題が起きた場合、私が町長として体を張って出ていくよということを申しております。難しい問題につきましては、長である責任でございますので、積極的に出ていく覚悟でございます。



○議長(松本文作君) 10番町田久君。

              〔10番 町田 久君発言〕



◆10番(町田久君) 続いて、ふるさと納税の推進ですけれども、現実に今これがこの制度ができて3年目になっているのですね。全国的に今これのふるさと納税のいろんな取り組みが行われています。こういう新聞が2月14日に埼玉新聞で出されましたよ、そういう報道が、こういうのが。ほかにもいろいろ出ていると思うのだけれども、ただいろんな町外在住者とかそういう人に呼びかけてということなのだけれども、さっきのあれでは平成20年が13件で64万九千幾らというふうに言われましたよね。約65万なのですが、平成21年が7件、二十幾万ですよね。数字は正確ではありませんけれども、だけれども、去年は減っているわけですよね、件数が。何でなのですか。

 私は、はっきり言うのだけれども、町民に言う前に、まず職員に協力を求めてくださいよ。神川の今の百五十何人いますよね、152人かな、正規の職員。あるいは臨時さんとかいろんな非常勤も含めれば200人近くいるのではないですか。まだ正確には調べていませんけれども、聞いていませんけれども、正規職員だけで40人いるのだよ、40人、40人。何でその人が、町がこれだけ財政状況が厳しいというのに、わかっていながらそういうあれをされないのですかね。そのこと自身が、やっぱり本当に職員一丸となってこの町をどうするかということにはつながっていかないのではないですか。40人いるのだったら、まずその40人、もっといると思いますよ、その人たちに協力を求めるべきではないですか、町民に言う前に。町の職員も町のためにこういうふうにやるのだ、こういうふうに考えて今やっているのですよというふうなことがあれば、町民だってもっと協力をしますよ。

 あるいは教育委員会で行っております奨学金、貸し付けした人が非常に多くなっていますよね。そういう奨学金を借りた人たちが、町外へ行って企業に就職をして働いている人も随分いると思いますよ。だから、そういう人たちにまずぜひ神川町の財政、これを考えたときにこういうあれで協力をしてください、自分が生まれ育ったこの神川町の協力をしてくださいということは幾らだってできるのではないですか。町の奨学金を借りて高校や大学へ行った人たちがいっぱいいるわけですから。

 あるいは、先ほど回答では冬桜の宿とかいろんなそういう町の公共施設、こういうところでふるさと納税の呼びかけをするというふうに言われていましたけれども、やっぱりいろんなところでそういう協力をしてもらうということではないですか。いわばかんなの湯だって、あれだけ多くの人が来るわけですから、この神川町非常に厳しいので、こういうことをぜひ協力をしてくださいという、そういう宣伝なりそういうものをやるということが、はっきり言って税収が少しでも変わってくるのではないですか。いわば金のない人から金を取るというのは難しいけれども、お金を持っている人からもらうということは、そんなに難しいことではないですよ。また、そのことがちゃんと控除されるわけですから、役場の職員だったら12月に調整で全部できるでしょう。まずそこから取り組むということが必要なのではないですか。

 だから、少なくとも埼玉県だって1,440人県でやっているのですよ。神川町が13人というのは、これはちょっとあれではないですか。宣伝が足りないか、あるいは職員自身がそういう考え方がないのか。簡単に言えば自分の給料が減らされるのだから、自分の給料ぐらい自分で稼げ、そのくらいのことは言ってもいいのではないですか。そういうやっぱり考え方を持ってもらうようなことが必要だと、そのためにはやっぱりこのふるさと納税制度というのは非常に研究してみれば活用できるものだと思いますよ。厳しい、厳しいと言うのだったら、金が集められることをまずぜひ考えてもらいたいのだけれども、その辺についてどうですか。考え方を聞かせてもらいたいと思うのです。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) お答えいたします。

 ご承知のとおり、20年、21年と比べますとかなりの金額の差がございます。これにつきましては、世界的というか、世間の経済状況の悪化というのも多分に影響してきているのかなというふうに推察はしております。しかし、町田議員ご指摘のように、職員、これ町外から通勤している者が40名ちょっとおります。ただし、この職員に対して、では町のために寄附しろということは正直言ってちょっと言えないですね。これやはり自発的なものがございますので、職員みずからがそういった気持ちになっていただいて、ふるさと納税をしていただくという、そういう期待の中、期待を込めて今言葉に出しているのですけれども、強要はできないということでちょっとご理解いただきたいと思います。

 また、このふるさと納税の集め方といっては語弊あるかもしれませんけれども、やり方につきましては、現在ホームページ等でやっております。これにつきましても、先ほど町田議員のほうから提案がありましたけれども、奨学金を受けられて社会へ出ていられる方ですか、こういったところに依頼といいますか、お願いといいますか、こういったものをしていくということもまたアイデアの一つかなと思います。ぜひ参考にさせていただきたいと思います。

 職員の頭でも町長の頭の中でもこれは知恵を出そうとしても限度があります。そうした中で、先ほど来何度も申しておるように、議員の皆さんのお知恵を拝借する、住民の皆さんのお知恵を拝借するという中で、これからのこうしたものを進めていくようにしたいと思っております。これがまさに官民協働ということになると思いますので、ぜひこれからも町田議員も今回の質問の中でいろんなことを言ってくれました。私は最初の1回目の質問の中では、これはかなり私は攻撃されるのかなということを想像しましたけれども、今経過する中で非常に町田議員は町政に対して応援団であるということ、また清水町政に対して非常に応援してくれているということを感じておりますので、今後ともいろんな場面におきまして知恵を拝借していければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(松本文作君) 10番町田久君。

              〔10番 町田 久君発言〕



◆10番(町田久君) 誤解しないでくださいね。応援しているわけではないですよ。応援しているわけではないですよ。でも、やっぱりそれは町に、いや、町民にとって必要だから言うのだ。結果的には応援しているようなことだけれども。

 そういうことで、ただいいことはやっぱり協力をさせてもらいますよ、正直言いまして。ぜひ職員には言えないというあれだけれども、通知なり配ってお願いという、協力のお願いぐらいは出せるのではないですか。言えないって、こういう制度があるのだから、ぜひ協力をしてくださいと言うぐらいのことはできると思いますよ。それができなかったら町民なんか、町民には言うことができないですよ。まず職員の皆さんから協力をお願いしますよというのが、これは当然だと思うのですよ。そこで給料をもらっているのだ、給料をもらっているのだから、生活しているのだもの。そうでしょう。だから、それはやっぱりこのブログではないけれども、本音でトークってやってみないね。できると思いますよ、正直言って。

 そういうことで、続いて次世代育成支援後期5カ年行動計画についてですが、要するに2月の28日まで素案に対するパブリックコメントということで、それを町のほうでは集約をしてきたと思うのですが、先ほどの回答の中では、これについては回答がなかったのですが、どのくらいパブリックコメントが寄せられたのかどうか。

 それと、あとこの行動計画には人権保育という視点がない。人権教育というのが入っていない。人権保育。町は人権保育の指針までつくっているのですよね。保育の方針まで持っていますよね。この方針の中では何をするのだということまでうたっていながら、この次世代行動計画の中にはないのですよ。あるいは家庭支援推進保育事業というのが言われているのです。これは、要するに今までの同和保育推進保育士というものが名称が変わって、法律が変わって名称が変わって人権保育士。さらに家庭支援推進保育士に現在はなっているのです。県のほうから、いわば人件費が来ているのですから2人分、各保育所に。補助員と正規という形で、金額はそんなに大きな額ではないのですけれども、そういうあれが来ています。そういうことをしていながら、全くそういうものがこの次世代行動計画の中には入っていないと、正直言いまして、見せてもらいましたけれども。

 それからもう一つは、食育の推進ということで、この食物アレルギーに対応した学校給食の充実に努めます云々というのがあるのですよね、次世代行動計画の中で。では、具体的にどういうことをやられているのかというようなことで、どういうふうにするのだか、その辺が非常にあいまいなので、もう少し現在素案をパブリックコメントで呼びかけていろいろきちっとしたものにするわけですから、その辺の内容についてもう少し十分検討をしていただきたいというふうに思うのですが、担当課長ではなくて町長答えてください。わかる範囲でいいですから。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) まず、先ほどのちょっとまた1つつけ加えさせていただきますと、町田議員の発言を職員も聞いておりますので、その点は私が重ねて言うより、十分承知していると思いますので、これからに期待したいと思います。

 それから、次世代育成支援行動計画5カ年計画ですけれども、これにつきましては、パブリックコメントは現在のところ1件寄せられております。なお、これも言いわけをさせていただけるのであれば、私もつい先日各課の説明が終わったところでございます。正直言って頭の中にはまだ全部が入っておりません。ご容赦いただきまして、課長のほうからわかる範囲で答えさせていただきますので、ご容赦願いたいと思います。

              〔何事かの声あり〕



○議長(松本文作君) 10番町田久君。

              〔10番 町田 久君発言〕



◆10番(町田久君) 続いて、食物アレルギーを有する児童生徒の対策について伺いますが、冒頭の1回目の質問で、現在この点については保護者のネットワークづくりを私も含めて対象の子の保護者とネットワークづくりを進めています。この3月21日に、20日ですか、中央公民館を借りて、第1回目の会議を開催をすることになっています。そういう点で、町は町でいろんなネットワークづくりの支援を行うというふうな考え方なのですが、これもちょっと聞いてみました。どういうことを検討しているのだと言ったら、まずアンケートをとると、アンケートをとると。それから、保護者会の会則を今検討中だと言っているのです。では、それは何もやらないことではないかというふうなことでちょっと言ったのですけれども、今そんなような状況になっているそうです。

 ただ、いずれにしても、町は町としてそういう支援の取り組みを町としての独自な考え方で進めていただきたいと。並行して私たちは私たちで自主的にそういう保護者を中心として、この食物アレルギーのいろんな問題については考え、そしてまた運動を進めていくということが、その今準備会を進めようとしていますので、その中で今議論をしているところですから、ぜひそういう点で自主的な会議というものを立ち上げますが、これに対してやはり何らかの町としての支援をいただきたいというふうに思うのですが、支援なり協力をしてもらいたいと思うのですが、その点について町長どう考えますか。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) この食物アレルギーに関しましては、非常に大事な問題でありますし、人命にかかわることでございますので、これにつきましては先日の課長のほうから報告がありましたように、町のほうといたしましても積極的に推進していく気持ちは持っております。この中で、町田議員がおっしゃっているとおり、早く言えば行政の遅い行動を待っているよりか、自分たちでやるということの結果が、3月20日に出てくるかと思うのですけれども、それはそれとして私は民間活力という面では大いに期待したいと思います。

 また、行政は行政側としてそういったものに対して独自でやるのもまたこれ一つの方法かと思いますけれども、できればあわせて民間の皆さんと一緒に行政も入っていけば、もっといいものができるのではないかと思いますので、その辺の協働の考え方を持って私も現場のほうには指示を出していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(松本文作君) 10番町田久君。

              〔10番 町田 久君発言〕



◆10番(町田久君) 特に今保健センターを中心として、母子愛育会が中心となってやっている事業がありますよね。その中にふれあい広場というのがあると思うのですよ。このふれあい広場は、保育所や幼稚園に子供を出していない親が結構このふれあい広場に参加をしているそうです。そういう中で、例えばおやつづくりとか何かをしたときに、そこに参加をした親が、実は自分の子供はアレルギーで食べられないとか、そういうようなことで保健センターのほうでもそういう状況を把握をしているのだというふうに思うのですね。

 そういう中でもう少しふれあい広場についても内容といいますか、これを検討する必要があるのではないかなと。実際にそこに参加をしている親からも、もう少しこうしてもらったらなというふうなことが意見として出されています。あるいは食物アレルギーの問題で今話をしている人も、私もずっとこのふれあい広場には参加していましたよって、今までもというふうなことも言われています。そういうようなことで、やはりもっと本当にせっかく母子愛育会というのが中心になって、年間の事業計画もできているようなので、ぜひそのふれあい広場の内容の充実を進めてもらいたいというふうに思うのです。それが1点。

 それから、ぜひ3月の20日にはそういう自主的に私たちが五十何名、51名といいますか、の対象者に呼びかけをして、そういう会の準備会を持ちたいと思うので、これについてはできるサポートをぜひお願いしたいというふうに思うのですが、回答は結構です。そういう点で言わなくても考え方はわかると思うので、ぜひそういうあればサポートをしていただきたいというふうに思います。

 では、最後になります。差別はがきの問題です。先ほど町長も現実にこのはがきの問題については、教育啓発を重点に取り組むと、あるいはそういう中で研修会の開催等、さまざまな講演会等の開催を計画していくというふうなことが言われました。特にこのはがきの問題は、だれが書いたかわかりません、正直言って。犯人捜しをする考え方はありません。だから、少なくともこれ連番ですから、町内の年賀状が行っている人の番号を見れば、多分これわかりますよ。全部356、354、355になっていますから、この前後の。これはだけれども、10年前か、平成10年なのですね、いかんせん。平成10年のはがきです。だから、ことしだったらわかるのですね。ことしだったらすぐ連番制になっていますから、こういうはがきがどこへ行っているかというふうなことで、こういう番号のようなはがきがどこかに行っていますかというふうに捜せば、大体がわかりますよ。だけれども、これは12年前のはがきですからわからないので、犯人捜しをする考え方はありませんけれども、ただいずれにしてもまだ一部にこういう問題があるという現実はぜひ理解をしてもらいたいと思う。

 先ほども申し上げましたけれども、私はまさか3年前に亡くなったおやじにまで、こういう手紙が出されるとは思っていませんでしたよ。私ならまだ我慢できますよ。だけれども、死んだ者にまでこういうような手紙を出すというのは、これは私だけではなくて、私の一族やあるいは同和地区と言われる人たち全員に出したものだというふうに思うのですね。個人的なものではないですよ。要するに私たちを侮辱する、侮蔑する言葉が「長吏ん坊」という言葉がありますよ。今までも使われてきましたよ。あるいは「新平民」とか。現実に昭和42年までは、私たちの戸籍は「新」というあれがついていたのだから、これはだれも疑う余地はないわけ、現実にそういう問題があったわけですから、ただこの辺で普通一般の町民はえたという表現をしないのです。長吏なのです。えたというのは、正直言ってそういう問題をよく知っている人です、正直言って。えたというのは関西のほうでほとんど使いますから、この辺は全部長吏です。そういうことですから、やはり非常にいろんな点で詳しい方が出したのではないかというふうに思っています。

 これも1つは川柳ですよ。「隣保館、郡市同和の根城かな」、普通の人はこんなことを書けないですよ。こういう歌を歌えないですよ。差別をもじって歌えないと思うので、やはりそういう点では、今すぐ何をするということよりも、なぜこういう問題が起きるのかということをぜひ点検をしてもらいたいと思います。よく言う今までの取り組みの総括というか、反省という整理ですね、そういうものをした上で、では今後どうするのだと。すぐすぐ何をするということではなくても結構だと思います。時間をかけてもやっぱりそれは分析をしてもらいたいなというふうに思うのですけれども、簡単で結構です、考え方を。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 非常に残念な出来事といいますか、あったわけでございますけれども、町としましてもそういったことがないように、これからも関係職員を初めとして差別解消に努めていきたいと思っておりますので、これも行政側だけでやりますと、また片手落ちになることもあると思います。町田議員にも協力していただいて、いい知恵をおかりしながら進めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(松本文作君) 以上で10番町田久君の質問を終わります。

                                    



○議長(松本文作君) 次に、14番榊徳男君の質問を許します。

 榊徳男君。

              〔14番 榊 徳男君発言〕



◆14番(榊徳男君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従い一般質問を行います。

 先ほどの前者2名の方から町長の施政方針について若干伺った面がございますが、私も新町長としてこれからしっかりと見守ってまいる所存でございます。そして、間違いのない神川町のかじ取り役を担っていただくという視点から、少しでも町民の皆さん方に喜んでもらえるそういうかじ取り役をお願いをしたいというふうな気持ちで今いっぱいでございます。どうかよろしくお願いをしたいと思います。

 まず初めに、福祉社会の取り組みについてお伺いをしたいと思います。1つ目は、これからの少子高齢化への取り組みについてお伺いをしたいと思います。神川町全体を一巡してみますると、高齢者と言われるお年寄りだけの家庭が多く見られる昨今でございます。その中でも1人で生活をされておられる家庭もたくさんございます。こうした家庭が年を越すごとにふえてきていると思います。そんな現況でもございます。

 町内どこの地域に行かれても高齢者と言われる人々が多く見られる時代になりました。こうした現況に町としてどう取り組みをされるのか、お伺いをしたいと思います。

 また、一方では、子供の数が徐々に減りつつございます。地域によっては子供の姿が見られないというところもございます。こうした現況では、将来に希望が持てず、場所によっては集落が消えてなくなってしまうという懸念もございます。町としてどう方向づけをされるのか、お伺いをしたいと思います。

 2つ目の問題の取り組みでございますが、私どもの住む神川町は昭和の中旬のころ、農業が生活の中心とされてきた時代であります。このころは農業で忙しい時期には、隣近所、親戚などで手伝い合って田植えあるいは蚕上げ、稲刈り、麦刈りが行われてまいりました。そして、農休みを地域の祭日に合わせ体を休めたり、いやす日として赤飯をつくり、まんじゅうをふかし、手伝っていただいたところへおすそ分けをして、そこに子供たちも農業を手伝って勉強をされるという社会環境でございました。

 そんな中に家庭の中でも地域でもうまくコミュニケーションが築かれ、温かさのあるいわゆる人間味のあるコミュニケーションというものが、そういうきずなが築かれ、すばらしいことであったような気がするときがございました。近年は、サラリーマン化と時代が変わり、農業から勤めの時代、職場も異なり、町外や県外に職場を持たれる町民もおられます。出勤をされる時間もまちまち、昼間働く人、夜に仕事をされている人等々、さまざまでございます。1日の仕事がこうした仕事を終えて家に帰る、帰宅するのもその時間もまちまちでございます。こうした社会現況の中では、隣近所のコミュニケーションづくりは大変難しいのではないかと考えます。そして、核家族化となり、若い者、また年寄りが生活別暮らしという家庭の姿も見られます。また、遠く離れ町外や県外に住まれておられる方々もおられます。そうした中での高齢化、少子化、これをどう解決されていくのか、食いとめていくのか、町のお考えと取り組みをお伺いをしたいと思います。

 また、障害を持たれている家もございます。そんな方々も目にとまります。こうした取り組みに対して町としてどのような形で取り組みをされるのか、お伺いをしたいと思います。

 まず、福祉というのは、生まれ落ちた赤ちゃんから高齢者と言われるお年寄りに至るまで、すべての人がそこに住んでよかった、神川町でよかった、こう誇れるやはり福祉社会にしなければならないと思います。しかし、現況では町一巡を、先ほども申し上げました、してみますと、お年寄りだけの地域で若者が偏ってしまっている、お年寄りに子供が産み育てられるでしょうか。まず、子育て支援とかそういうものも含めて町の取り組みを伺うのですが、若い人たちが地域に誇りを持って住めるようなそういうまちづくりを進めないと、本当の福祉社会とは申せないというふうに私は思っております。そして、盤石な将来、未来に対しても希望の持てるそういう地域づくりを、まちづくりを推進をしていただきたいと思います。町長に伺います。

 次に、教育問題についてお伺いをしたいと思います。子供は町の宝、地域の宝、家庭の宝、そして未来の宝となり、次世代を担う大きな役割を担う人材としての宝とも言われ、健全に育つことが最高の最重要となるわけでございます。

 1つ目の問題は、生徒の体力が低下の傾向にあると言われておりますが、その原因となることはどんなことなのですか。また、こうした体力の低下を食いとめる、防ぐ指導等を教育の場では進めておられるのかどうか、現況についてお伺いをしたいと思います。

 2つ目の問題は、学力低下と学力格差の問題でございます。この問題は、子供に原因があるのではなく、家庭の破壊や社会の状況で生じるさまざまな問題が子供たちの将来的な夢や希望を失わせているということでございます。こうした問題が我が神川町の各学校であるのかないのか。あるとすれば、どのような形で対応されているのか、お伺いしたいと思います。子供は未来を担う大きな人材であり、子供たち一人一人の個性を伸ばしてあげられ、互いに尊重し合い、人のことを思いやられる健全な子供として育て上げることが、その役割と思います。どう取り組みをされているのか、お伺いをしたいと思います。

 子供の読書の推進についてお伺いをしたいと思います。読書の推進については、子供に限ったことではないわけでございます。しかし、子供には将来、未来という広く大きい庭が待っています。家庭を担い、地域を担い、町を担うあるいは世界の国々にリーダー役として人材となる子供もいるかもしれません。まず、家庭の中でも、保育所、幼稚園や学校等でもどこでも読書に親しんでいただき、一つ一つ子供たちが成長していく取り組みをお願いしたいと思います。町長のお考えと取り組みについてお伺いをしたいと思います。

 次に、生涯学習の推進についてお伺いをいたします。このことにつきましては、私ども神川町は既に生涯学習宣言をされております。きょうは清水新町長のもとで、引き続きこれを進めていただけるのかあるいは事業仕分け等で切られてしまうのか、町長にお伺いをしたいと思います。

 町民が互いに教え合い、習い合いをしながら交流の輪を広げ、人間として互いに成長できる場所でもあり、互いに身につけながら成長できるまちづくりの最大の施策ということになるわけでございます。地域地域でも交流の輪が広がり、支え合うあるいは助け合う輪が広がります。すばらしい町並みができると私は判断をしております。家庭教育、社会教育、学校教育等含めて町を挙げて取り組みをお願いをしたいと思いますが、まず町長のお考えと取り組みについてお伺いをしたいと思います。

 いま一つの目から、見方から、教育は人づくりと言われております。学び習うということは、社会の人材づくりにもつながります。さまざまなことを習い、身につけた人々が地域に点在をすることによって、いろいろな頼れる人がそばにいるという視点から地域が盤石になると私は考えております。清水町長のお考えと町の取り組みについてお伺いをし、大変申しわけございませんが、1回目の質問にさせていただきます。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、榊議員の質問に対しまして答弁させていただきます。

 初めに、福祉社会の取り組みについてのご質問にお答えいたします。1点目のこれからの少子高齢化への取り組みについてでございますが、我が国では出生率の低下と平均寿命の延びにより、少子化と高齢化が同時に進行して超高齢化社会の到来や人口減少が心配されていますが、神川町でも例外ではありません。特に山間地帯の矢納や住居野地区では、過疎化と相まって高齢化率が50%を超えた集落となり、消防団などの社会機能の維持や要支援世帯の増加など、地域生活全体に大きな影響を及ぼしております。

 このような状況緩和のため、1970年に過疎地域対策緊急措置法が制定され、旧神泉地区でも取り組んでまいりましたが、産業の発展に伴い農業、林業離れによる若者の人口流出による過疎化と少子高齢化が進行しています。しかし、神川町の大自然やゆっくり過ごせる空間が都会の混雑から解放してくれ、心をいやしてくれます。また、貴重な文化財や伝統文化などがたくさんあります。そこで、都会からのUターンやIターンの誘致を図り、定住者が農業、林業及び芸術等の活動から子育てが安心してでき、安定した生活の確立ができるような対策と環境の整備を各方面と協力して推進してまいりたいと考えております。

 2点目の地域で支え合う自助、共助、公助の整った社会福祉の取り組みについてお答えいたします。町では総合計画や今回策定中の次世代育成支援行動計画に基づき、子育て支援や高齢者及び障害者福祉事業を積極的に推進していますが、その支援や活動が円滑に一人一人のところに届くためには共助による地域の連帯が効果的です。今後自己啓発や相互協力と助け合い、またともに生きる地域社会を創造するために、民生児童委員や社会福祉協議会、ボランティア団体、NPO法人及び行政区等の協働による相談体制や見守り活動を進めて保健、医療及び教育機関との連携を図り、地域福祉の向上に積極的に取り組んでまいりたいと思っております。

 3点目の安心安全のまちづくりについてお答えいたします。だれもが安心安全で快適に暮らせるまちづくりは、行政の責務と考えております。町では緊急時に対応した災害時要援護者支援制度の普及や成年後見制度の活用、防災無線による情報伝達、各行政区においての火災時の地域の協力、緊急通報装置の設置、配食サービス、友愛訪問などの見守り活動を大勢の協力により実施しています。今後もだれもがなれ親しんだ地域で安心して生活ができるように福祉制度の活用や普及を図り、高齢者や障害者の視点に立った施設やまちづくりを推進したいと考えております。

 次に、教育問題の取り組みについてお答えいたします。教育委員会では、知、徳、体のバランス教育を展開しておりますが、ご質問にございますように、体力低下、学力低下も解決すべき重要課題の一つとしてとらえ、教育委員会といたしましても積極的に取り組んでおります。詳細につきましては、教育長より答弁させますので、よろしくお願いいたします。

 では、教育長、お願いします。

 済みませんでした。ふなれなもので、申しわけございません。

 次に、生涯学習の推進についてお答えいたします。初めに、町を挙げての取り組みについてのご質問でございますが、近年における急激な高齢化、情報化、国際化など進展する社会情勢の変化の中で、みずから学習に取り組み、自己を高めるとともに交流を通して学びの輪を広げ、地域の活性化を図ることがまちづくりにつながると思います。

 ご存じのように、町では平成19年3月に生涯学習推進の町宣言を行い、町民一人一人が心豊かで充実した人生が送れるよう生涯学習を積極的に推進しております。生涯学習は、自己啓発はもとより明るい家庭や仲間づくり、地域づくりにつながるものです。また、近年少子高齢化や核家族化、地域社会への帰属意識の希薄化など、社会変化により新たな行政ニーズや課題が生まれてきており、生涯学習の果たす役割は重要性を増してきております。町では、神川町生涯学習推進計画や生涯学習社会教育関係事業計画に基づき、学習環境の整備、学習機会の提供や支援、啓発活動等を積極的に推進し、生涯学習の振興を図るとともに住民の交流や地域の活性化に取り組みたいと考えております。地域での生涯学習を推進する事業としては、各行政区に生涯学習地域活性化推進委員を配置して、地域に根差した住民の自主的な学習活動を推進し、地域の活性化を図る生涯学習地域活性化事業を実施しております。また、地域での学習機会を充実し、住民の皆さんとの協働を推進するため、町の職員が講師として会場に出向いて町政各分野の説明をする生涯学習まちづくり講座も充実してまいりたいと思います。生涯学習を取り巻く環境も厳しいものがございますが、町民の皆様と力を合わせ、住んでいてよかった、また住みたくなるまちづくりを目指して事業を推進してまいります。

 次に、地域での人材づくりの取り組みについてですが、生涯学習活動を効率的に推進するには、よき指導者やリーダーの存在が不可欠なため、生涯学習地域活性化推進委員を中心に研修の機会を設け、生涯学習の推進役としての資質向上を図っております。さらに、スポーツ、芸術、一般教養等各分野ですぐれた技能や知識を持った方を神川町生涯学習リーダーバンクに登録し、学校や地域での事業等で活用を図り、町民の生涯学習活動を支援しております。

 また、社会教育関係団体、文化協会、体育協会、子供会、子供育成会、スポーツ少年団等と連携して、指導者の資質の向上を図るとともに、活動の場の確保、情報提供等活動するための諸条件整備に努め、団体の活動を側面から支援しております。今後も生涯学習の町として町民の皆様の健康や生きがいづくりを進め、皆様と行政が一体となった魅力あるまちづくりに向け、さらに生涯学習の充実に努め、学習の輪を広げたいと思います。

 残りにつきましては教育長のほうから答弁させます。



○議長(松本文作君) 教育長。

              〔教育長 櫻井 堯君発言〕



◎教育長(櫻井堯君) 町長から指示をいただきましたので、教育問題の取り組みにつきまして答弁をさせていただきます。

 まず最初に、児童生徒の体力低下の問題についてでございますが、何をするにもまず健康な体力づくりが大切でございます。ご質問にございますように、その大切な体力が低下しているのではないかという問題は、大変重要なことであると受けとめております。教育委員会といたしましても神川町教育の柱の一つとして、健やかな体と豊かな心の育成を掲げ、児童生徒の体力づくりに努めているところでございます。

 まずは、児童生徒の体力の実態について説明させていただきます。児童生徒は、自分の体力の実態把握のため、毎年5月から6月にかけて新体力テストを実施しております。中学校では9種目、小学校では8種目でございます。平成21年11月25日付の埼玉新聞には、県全体の傾向が示されてありましたが、前年度より6割の項目において向上しております。しかし、握力や投力に課題があることがわかりました。

 では、この神川町の実態でございますが、県平均より上回ってございます。ただし、県と同様、投力に課題が挙げられます。各学校ともこの新体力テストの結果をもとに体力向上に向け、さまざまな取り組みを実施しております。例えばある小学校では、年間を通じまして校庭にドッジボールコートを5面整備し、児童が自主的に積極的に取り組めるような状況をつくったり、または業間運動の種目にキャッチボールを取り入れたりしてございます。中学校では、体力づくりの運動や球技の授業を軸に投げる動作の学習、動作を身につけるための学習を行っております。

 また、教育委員会では児童生徒の体力の原動力になればと、毎年新体力テストの種目別第1位の表彰も行っております。これまで体力づくりの一環として新体力テストの実施について述べましたが、次のようなことでも児童生徒の体力向上に向けて取り組んでございます。

 1つは、町や県から研究委嘱を受けまして体育の授業を公開し、研究しているということでございます。また、2つ目に基本的生活習慣の確立を図っております。特にその中で早寝早起き朝御飯の取り組みを初め実施しております。それから、3つ目に栄養教諭による小中学校における食育に関する授業の実践も行ってございます。今後も児童生徒の体力が低下しないよう取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、2つ目の質問でございますが、学力低下と学力格差の問題について答弁させてたたきます。まずは、児童生徒の学力の実態について説明させていただきます。神川町では、児童生徒の学力の実態把握として、全国学力・学習状況調査、県の学力状況調査、町単独のテストを実施してございます。そうした中で、特に全国学力・学習状況調査の結果から分析してみますと、児童生徒の学力が向上しない原因の一つとして、家庭での学習時間が少ないという傾向が出てございます。

 そこで、教育委員会ではどの子でも家庭で意欲的に学習に取り組めるよう、神川町学力向上推進委員会を開き、町としての取り組みを検討していただきました。その結果、神川町教育委員会、町内各小中学校、神川町学力向上推進委員会の連名で、家庭学習の定着に向け児童生徒向けの家庭学習の手引、保護者向けの家庭学習のポイントを作成いたしまして、全家庭に配布したところでございます。より子供たちや保護者の皆様に浸透するよう、合い言葉等の工夫もしてございます。

 学力格差につきましては、少しでも格差を埋められるよう少人数指導や夏季休業中の10日間を利用した個別指導等で個に応じた対応をしております。今後も児童生徒の学力向上に向け、まずは実態をしっかりとらえ、原因を分析し、そのためにはどのような対策をとったらよいか、具体的に取り組んでまいりたいと思います。

 最後に、3つ目の質問であります。子供の読書の推進について答弁させていただきます。読書のよさは言うまでもなく、知識や学力を得るだけでなく、感動や想像の世界に浸り、心を穏やかにしてくれます。読書は学びの宝庫であり、心の栄養源と考えております。このすばらしい読書を推進させるため、各小中学校ともさまざまな工夫をして取り組んでおります。

 まず、幼稚園では、ボランティアによる絵本を読み聞かせるという展開をしてございます。また、小学校では、自分で読んだ本の積み重ねがわかるように、読書の木の取り組みをしたり、図書館だよりの発行で図書室の本の貸し出し状況の情報提供等を行っております。中学においては、朝の会の日、定期試験の日を除く毎朝8時20分から10分間朝読書を行っております。その他司書教諭の配置、学校図書室の充実、長期休業中の図書室の開放、開室、またはボランティアによる読み聞かせ等で、本の好きな子供たちの育成を図っております。

 以上で答弁とさせていただきます。よろしくどうぞお願いいたします。

                                    



○議長(松本文作君) 質問の途中ですが、暫時休憩します。

   午後3時10分休憩

                                    

   午後3時25分再開



○議長(松本文作君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

                                    



○議長(松本文作君) 14番榊徳男君。

              〔14番 榊 徳男君発言〕



◆14番(榊徳男君) 町長初めての議会で、大変明快な答弁をいただきまして、敬意を表しております。

 福祉につきましては、我が国はまだまだ、ヨーロッパの国々から比べると大変まだ低い。例えば仕事を失った場合に、すべてがなくなってしまうと、こういうような状況下が昨年、ことしに至ってもまだまだ続いております。こうした状況とか、あるいは今言ったお年寄りだけで偏ったところ、場所、こういうところにいかに若い人たちに寄っていただいて、そしてそこで子供を産んで将来そこの地域を担えるような、そういうことも十分考えていただいて、これから福祉社会を目指してもらいたいという私の考え方でございます。若い人たち、先ほど山間地域を抱える私どもの町であります。確かに行ってみると、本当に情けないというような面も見えるわけでございます。当時矢納方面も小学校もあったし、それぞれそこで十分生活されておられた時代もあったわけですから、今は全く若い者が消えていなくなってしまっている。特に渡瀬から向こうは、そんな感がしてならないわけでございます。

 こうしたところに今山間地の工夫を考えながら取り組みをしていくというふうなお話もございましたけれども、やはりしっかりした特段の力をそこに注いでいかないと、若い者は寄ってきませんよ。お店もない、お医者さんもない。要するにどうしても若い者は便利なところに出ていってしまうのです。我が地域、八日市は結構若者が来ているようでございますけれども、そうでもない。今度は地元の若い人たちがお隣の上里のほうに行ってしまったりというような感じが見えます。

 ですから、この神川町に骨を埋めて、将来に夢や希望を持ちながら、そして若い者がこの地にとどまって、そしてこの町を守り、地域を守る、家庭を守ると、こういうふうな施策を講じていただきたいというふうに思います。これは本日の質問の全体感に言われることなのですけれども、まずそういうことを前提に置いて、そして10年、20年先を見据えて、そしてもう盤石な福祉社会を目指すと、こういう考えで取り組みをしてもらいたいというふうに思います。町長、私も町長と同感なところがたくさんあります。これについては私もどんどん推進をさせていただきますし、また先走りするようなこともあるかもしれませんが、お互いによく連携をとったりして町民の方に喜んでもらえる、そういう町を目指してともにこれから頑張ってまいりたいというふうに思います。

 もう一度福祉に対しての力を、取り組みを、くどいようですが、町長に伺ってこの福祉、2番目の質問にかえさせていただきます。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、お答えいたします。

 確かに神川町の矢納地区、住居野地区、現実問題として非常に厳しい状況が目の前に突きつけられているわけでございます。しかし、かといってそれを黙って見ているわけにもいきません。やはりそこで生活している人がいる限りは手を差し伸べて、その生活を守るというのがまた行政の役割かと思いますので、それは十分に気を配って支援していきたいと思っております。

 また、そういった過疎地域に若い人たちに入り込んでもらうということ、これも私の政策の中に一応入っております。ただ、問題がありまして、今の若者は農業にあこがれる人がかなりいます。そういった中で、ではそういった若者を町で受け入れる体制はどうしたらいいか、こういった旧神川町のような平地の多いところであれば簡単であります。しかし、旧神泉地区につきましては、平地の少ない場所ですので、なかなか生活するには厳しい条件がそろっております。そういった中、地元の方の協力、これはなくてはならないものとなってきておりますので、私もこれから積極的にそういった地元に入り込みまして、話をさせてもらいたいと思います。

 それと、少子高齢化の問題ですね。若い人たちが来れば子供も必然的にふえてくるのかなと思います。しかし、現実問題、神川町におきましても独身の男女が非常に多いという一つの問題もあります。こうした問題に対しましても、世間で言われる婚活ですか、結婚活動、こういったものも行政として仲立ちをしていきたいと思っております。これにつきましても行政だけで行うのではなく、民間活力を十二分おかりしまして、知恵を出し合い、若者の支援を行っていきたいと思います。

 また、若者が住み着くためには、やはり生活基盤の安定を考えれば就労の場ですね、農業で食べていければいいのですけれども、そうは簡単にいかないと思います。そうした場合に、やはり働く場所の確保につきましても私も町長就任前、それと後と地元企業さん何社かとこのトップとお話しさせていただきまして、できれば地元の方を優先的に採用してくださいというお願いをしております。これからもそういった企業との連携を深めて、地元の方は地元の企業へという理念のもとに考え方を進めていき、皆さんの協力をいただいていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(松本文作君) 14番榊徳男君。

              〔14番 榊 徳男君発言〕



◆14番(榊徳男君) ぜひそのようにお願いをしたいと思います。

 それから、教育問題については、今教育長のほうから明快なるご答弁をいただきました。ぜひ子供は将来を担う大事な使命を持った子供たちでございますので、健全に育てていただくととおりに、盤石な将来ができるように、ひとつ心がけをいただきたいと、このようにお願いを申し上げて、教育問題については答弁は結構でございます。

 最後の生涯学習でございます。私は、こういう立場にいただく当初から、この生涯学習には大変自分自身も関心を持っておりまして、議会で何度か取り上げさせていただいた経緯がございますが、まさしく学習というのは学校という面で見られがちでございますが、そうではなくて社会の中でいろんな人たちがいろんなことを身につけていくということは、非常に大事であります。学校でいろんなことを身につけることも大事でしょう。でも、社会の中でいろいろ学んでいくことも非常に重要かというふうに思います。特に今途切れ途切れになりつつある隣近所、あるいは地域等でお互いに知り合う、触れ合う、これが非常に大事な時代ですよね。ですから、この生涯学習を通してこの輪を大きく広げていただいて、そして町民が大きくその考え方に乗っていただいて、互いに成長していくということを非常に私は大事であるというふうに常々思っております。

 今国際化の時代でもありますし、情報化の時代であります。特にこの生涯学習につきましては、我が神川町だけではないようでございます。多くの他町村や他県等でも、これ進めているようでございますけれども、特に私も含めて庁舎に勤める皆さん方は町のリーダー役と言っても過言ではございません。そういう中で、さまざまな自治体の情報等もいただいて、そして町民がより一層大きく成長できるそんな町並みを考えてつくっていきたいなというふうに思うわけでございます。ぜひこの生涯学習については、引き続き大きくその輪を広げつつ取り組んでいただきたいというのが、私のきょうの質問の根っこでございます。町長、申しわけないのですが、もう一遍その決意をいただいてご答弁をいただきたいと思います。そして、質問を終わりたいと思います。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 榊議員の熱意も十分に感じられてきます。私も生涯学習につきましては、以前から個人的には力を入れてきたわけでございます。また、今度は立場は変わりまして、こういう行政側に立つわけですけれども、その気持ちは変わらず生涯学習の推進に向けては町を挙げて応援していきたいと思っております。また、その人材づくりにつきましても積極的に発掘し、それを皆さんに情報公開して生涯学習の発展に努めていきたいと思っておりますので、ぜひとも議員さんにおかれましてもご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。



○議長(松本文作君) 以上で14番榊徳男君の質問を終わります。

                                    



○議長(松本文作君) 次に、17番岸優君の質問を許します。

 岸優君。

              〔17番 岸  優君発言〕



◆17番(岸優君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従いまして4点ほど質問をさせていただきます。

 最初に、町の非正規職員の処遇の改善についてお伺いをいたします。神川町では、行政改革の推進に伴い、正規職員採用については5年間不採用とし、その後は退職者の半数を採用するとのことでありますが、行政事務は地方分権などにより増加の一途をたどっております。こうした事務処理のためにやむを得ず非正規職員やパート職員が増加し、現在60人のパート、非正規職員が働いております。業務委託は別であります。

 この方針で進めるならば、正規職員は減少し続け、その穴埋めに非正規職員やパート職員が必然的にふえてまいります。いつまでこれを続けるのか、幾人に正規職員がなるまで続けるのか、明確にお示しを願いたいと思います。

 庁内のあり方検討委員会では、業者委託が検討され、前年度は実施、その前からも実施されておりますが、前年度給食センターでこれが実施されております。これは、町の予算削減が目的に実施をされておりますが、町から業者委託される金額は、臨時職員を雇った場合とほとんど変わっておりません。変わるのは、委託業者が派遣する従業員の賃金が大幅に下がることであります。それは、委託業者が利益を得るからであります。これは当然であります。現在業務委託されているのは、学校用務員、給食センター調理員などですが、そこで支払われている委託費から給与と社会保険料、厚生年金など町の非正規職員並みで私が計算しましたところ、差し引き1人驚くなかれ、62万7,000円余が委託業者の利益となります。こうした内容を町は事実に基づいて知っているのかどうか。知っていて業者に委託しているとなれば、大きな問題であります。その辺を明確にお答え願いたいと思います。

 小泉・竹中自公政権の構造改革により労働者派遣法の規制緩和に労働者の低賃金化、使い捨てが横行する原因となりました。今、国会でこれが論議をされております。このまま町が正規職員を減らし続けるならば、職員の労働過重にもなり、当然の権利でもある年休もとりづらくなります。逆に年休をとらない職員がよい職員などという間違った評価も生まれてきかねません。本来職員の欠員が生じたときには、正規職員を採用して補充することであります。町で非正規職員を雇用する場合には、町の要綱に基づいて直接雇用し、同じ職場で働く他の職員との融和が図れることが重要であります。業者委託は費用削減にならないことは明らかであります。今後これらを見直すよう強く求めるものでありますけれども、町長の見解を承りたいと思います。

 次に、各学校の耐震診断と今後の方針についてお伺いをいたします。町内の学校施設は、平成20年度より耐震診断を実施し、平成24年度末までに補強が必要なものは青柳小学校で9月補正で補強設計がされておりますが、神川中学校体育館と旧校舎については耐震診断結果も悪いし、これらは改築にするのか、また神泉中学校、小学校など順次改修が必要となってまいると思います。これらの基本的な基本設計、これを必要とするものであると思いますが、それぞれについて、またこの補強か改築かによって国庫補助対象も変わってまいります。基本方針をお伺いをいたします。

 各学校とも災害時の避難場所に指定されておりますが、まだ神川町は地震ハザードマップ作成が実施をされておりません。県消防防災課によりますと、県下70市町村中10市町村が作成に取り組んでいない、3市町村は11年度までに作成予定で、7市町村が未定でありますが、神川町もその7市町村の中の一つ、未定であります。県はなるべく早く作成するように呼びかけるとのことですが、神川町の作成計画についてお伺いをいたします。

 次に、高齢者(独居老人)、障害者の移送事業についてお伺いをいたします。神川町移送サービス事業実施要綱の第1条に「家庭において移送することが困難な高齢者及び障害者に対して移送サービスを提供することにより、福祉の充実を図ることを目的とする」とあります。前回お聞きしたときには、利用された方が3人であります。現在もこれはほとんどふえていないと思いますが、お聞きします。

 高齢者や独居老人は現在322名おります。また、障害で移送手段を持たない人にとって切実な問題であります。町は福祉政策として既存の制度運用方法の見直しを行う、経済的で効率的な方法を調査検討していきたいと、また利用しやすい運用しやすい運用方法等について検討をしたいとも言われておりました。検討結果どのように改善されたのか、明確にお示しを願いたいと思います。

 次に、重度障害者移送には、町では自動車燃料費購入助成事業や福祉タクシー利用料金助成事業がありますが、タクシーは初乗りのみであります。ガソリンの助成は、自己所有の自動車をみずから運転する者でありますが、これは重度障害者のわずかであります。大部分の重度障害者は家族の運転で移動しております。

 私の知っているある全盲の方、これは人工透析を受けております。週3回本庄まで家族が朝送っていき、透析が済むと迎えに行きます。2往復しております。また、ある方は伊勢崎の病院まで家族が送迎をしております。また、ある重度障害者の方は歯科医院へ受診をします。重度障害者の場合、歯科を受けるときには全身麻酔をしなければなりません。それができる歯科医院は近くにはありません。それには家族の方の付き添いも必要であります。また、ある方は片道40キロ走って特別の重度障害施設に送迎をしております。1日2往復です。週に4日です。1日160キロ走ります。そして、障害のある我が子を本当に幾らでもその子供が安心して預けられる施設に毎日送り迎えをしております。この方に対しても全くこのガソリンの援助も該当にはなりません。本人が運転するものではございません。ですから、こうした重度の障害者を持つ方々のこの苦労、これに対して少なくとも燃料費のガソリン代の助成、これは適用すべきではないでしょうか。

 また、福祉タクシーもあります。しかし、これは初乗りが半額であります。そして、それを利用した場合には、距離に応じて普通のタクシーと同じ料金です。そして、病院に行った場合にはそこでの待ち時間もプラスされます。低所得者ではとても利用できるものではありません。こうしたものに対して町が本当に充実したこうした方々に対する施策をしていただきたいと思います。

 それともう一つは、独居高齢者、これも非常にふえております。先ほど言った322人です。それともう一つは、高齢者世帯であります。これらの方々の足、移送手段、これについては町長もいろいろ考えておるようでございますけれども、ぜひ本当に温かい手の行き届いたそういう施策をしていただきたいと思いますが、町長の見解を承りたいと思います。

 次に、同和対策事業についてお伺いをいたします。同和対策事業の廃止についてお伺いをいたします。同和対策事業は、33年間の特別措置法が失効して8年になります。神川町では33年間の間に44億9,500万余の財源を投じて、同和対策事業を積極的に行ってまいりました。その結果、部落問題は基本的に解決をしております。また、教育の現場においても部落差別は存在していないことは、前にも言明をされております。これ以上同和対策事業や集会所学習や副教材などを使って特別なことをすれば、それこそ子供たちに偏見を植えつけることになります。役割を終えた同和対策事業、同和教育は、これを廃止することであります。神川町に部落差別や教育現場に部落差別があるとお思いでしょうか。また、解消されたと思っておられますか。町長の見解を端的にお聞かせ願いたいと思います。

 一昨年10月に文教厚生常任委員会で長野県御代田町の同和行政廃止状況を視察いたしました。御代田町は、かつて東日本で一番先進的な同和行政自治体として全国各地から行政視察が絶えなかった町であります。2007年2月にこの町で町長選挙が行われました。新町長が誕生いたしました。茂木祐司町長であります。茂木町長は、就任したその日から同和対策事業についてはすべてこれを廃止するということを宣言をいたしました。そして、解放同盟などの運動団体からの抗議などについては、町長がみずからすべて対応することで、一般の職員は一切対応しないようにということも言われたそうであります。その後2年経過した現在も抗議も苦情も一件もないということを言われております。逆に解放同盟など運動団体は、現在は解散をしたとのことであります。これは33年の特別措置法による部落差別が解消されたからであります。

 町長は勇気と決断だと言われました。同和対策予算はそのまま中学校3年までの医療費の無料化にすべて充てたと言っております。町長は政策の中で事業仕分けを行うと言っております。法終了後8年経過し、逆差別をつくる同和対策事業、同和教育、これ以上続ける道理はありません。事業仕分けの中でこれを廃止することであります。強く求めるものであります。町長の明確なる見解をお伺いをいたします。

 以上で第1回の質問を終わります。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、岸議員の質問にお答えいたします。

 初めに、町の非正規職員の処遇改善についてお答えいたします。町の非正規職員の雇用と処遇の改善についてでございますが、町におきましては行政改革の推進に取り組む中、職員定数の削減に努めてまいりました。平成18年1月1日の神川町と神泉村の合併時の正規職員の数は178名でございましたが、平成22年3月1日現在では158名と、20名の削減がなされています。そのような状況の中、業務を執行する上でどうしても人員を必要とする箇所につきましては、非常勤職員及び臨時職員を採用して対応しております。

 具体的には、平成22年3月1日現在、非常勤職員及び臨時職員合わせて60名の人員を採用し、一般事務を初め保育、調理、看護、介護支援等の業務を実施している状況にあります。また、職員採用に当たりましては、神川町非常勤職員取扱要綱並びに神川町臨時職員の採用及び勤務条件に関する要綱に基づいて採用を行い、賃金や報酬に関しては県内及び近隣市町等の実態や最低賃金を考慮して決定しており、それらの内容を採用の際に明示しているところです。

 今後におきましても定年退職等で正規職員の人員減が予想される中で、非常勤職員及び臨時職員の採用につきましては、必要に応じて行っていかなければならないと認識しており、今議会におきましても関係予算をお諮りしているところです。財政的に行政を取り巻く環境は、大変厳しい現状ではありますが、国の雇用関係補助事業を有効活用しながら働きやすい職場環境の整備を初め、賃金や報酬についても引き続き国や県、さらに近隣市町等の動向を参考にしながら今後も検討してまいりたいと考えております。

 次に、業務委託についてでございますが、さきのご質問でも正規の職員が減少している中で業務を実施するためには、非常勤職員及び臨時職員の採用につきましては必要に応じて行っていかなければならない旨を申し上げましたが、同時に地域の雇用の確保という側面も考慮しなければならないと考えております。それらを踏まえて効率や費用面だけを考え事業所等へ業務委託を行うのではなく、総合的な見地に立ち、業務内容や規模等を考慮しながら適切な対応に心がけてまいりたいと考えております。

 次に、各学校の耐震診断と今後の方針についてでございますが、神川町におきましては、平成20年度より国の臨時交付金を活用し、耐震診断を計画的に進めているところでございます。中米ハイチでは大震災による死者が30万人にも達する見込みとの一部報道もあり、地震に対する備えの必要性を改めて感じております。また、学校施設の耐震化に向けた取り組みは、補強工事を計画する段階となり、一層加速しているところであります。詳細につきましては、教育長より答弁させますので、よろしくお願いします。

 ハザードマップは、平成21年度事業として現在作成中でございます。

 次に、高齢者、障害者の移送事業について、重度障害者、高齢者(独居老人)の移送事業運用の見直しについての質問にお答えします。町の実施する重度障害者等の移送事業につきましては、障害者自立支援法の施行前から社会福祉協議会に委託して実施している移送サービス事業と、障害者自立支援法に基づく障害者移動支援事業、障害児・障害者生活サポート事業があります。移送サービス事業については、65歳以上の要介護高齢者、障害者手帳所持者等を対象としており、平成21年度中の利用者は1名です。郡市内で現在この移送サービス事業を行っているのは、神川町と上里町で、本庄市と美里町については障害者自立支援法の施行に伴い移送サービス事業から障害者移動支援事業、障害児・障害者生活サポート事業に移行しております。神川町では障害者自立支援法の施行の際に、町内に障害者移動支援事業等を実施する事業所がなかったこともあり、当時実施していた移送サービス事業を継続して行ってきたものです。

 一方の障害者自立支援法に基づく障害者移動支援事業については、この3月中に郡市内で統一した支給基準を作成し、事業の充実を行ってまいります。この事業や障害児・障害者生活サポート事業のほか、自動車等燃料費助成事業、タクシー利用料金助成事業につきましても近隣市町との均衡を考慮し、内容の見直し、検討を進め、移動支援を必要とする障害者の方の要望にこたえていきたいと考えております。

 また、障害のある方を低料金で移送する福祉有償運送を行っている事業所は町内に2カ所あり、これらのサービスの利用を促進していきたいと考えております。

 高齢者の移動支援につきましても、要介護認定を受けている方は社会福祉協議会の移送サービス事業のほか、福祉有償運送を利用することができます。しかし、これらのサービスを利用できる方は、障害者手帳の所持者か要介護認定を受けている方等に限られており、独居老人の方のすべてが対象となるわけではありません。町といたしましてもこういった方々の生活の利便性向上のため、限られた予算を有効に活用してコミュニティー循環バスの運行等を含め、事業の見直しと既存の制度の充実を図っていきたいと考えております。

 次に、同特法終了後8年になり、法的根拠のない同和事業の廃止についての答弁をさせていただきます。同和問題解決のための特別対策が終了後は、人権問題という位置づけのもとで一般対策としまして人権教育及び人権啓発の推進に関する法律や県の人権施策推進指針に基づきまして諸施策を推進しているところでございます。しかし、現代の複雑多様化した社会には、同和問題を初めとする女性や子供、高齢者や障害者、犯罪被害者やその家族等への人権侵害の例がいまだに見られます。このような基本的人権の侵害という社会問題を解決するため、町民の皆さんと一緒に人権についての理解を深めていただきますよう、人権教育や啓発活動を推進しているところでございます。

 人権施策のうち町税の減免措置においては、段階的に減免の内容を見直し、固定資産税の21年度20%の減免を最後に、21年度をもって神川町人権対策に関する町税特別措置要綱は廃止されることになります。また、部落解放推進団体活動費の補助につきましては、これまでの補助金の見直しにより過去4カ年については前年度対比10%減額し、平成21年度は前年度対比20%減額しております。

 今後の対応につきましては、社会情勢や町の財政状況を基本にしてこれからの事業仕分けにより、引き続き適正化に努めていきたいと考えております。今後も人権問題という位置づけのもとで一般対策といたしましてあらゆる人権課題に対応した人権啓発や教育を中心に人権行政を効果的、効率的に展開し、人権の世紀と言われる21世紀にふさわしいすべての人権が尊重され、差別のない明るいまちづくりを目指して一層の取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 残りにつきましては、教育長より答弁させます。



○議長(松本文作君) 教育長。

              〔教育長 櫻井 堯君発言〕



◎教育長(櫻井堯君) 町長から指示をいただきましたので、ここまでの各学校の耐震診断結果と今後の基本方針につきまして答弁をさせていただきます。

 まず、耐震診断結果につきましては、現時点で判明しているものでは、青柳小学校の校舎及び神川中学校の体育館が平成24年度末までの改修を要する建物となり、平成27年度末までに神川中学校旧校舎の改修が必要でございます。青柳小学校の校舎については、平成22年度中の改修を行いたく、予算提案をさせていただいたところでございます。また、神川中学校の体育館については、非常に大規模な改修を要することが指摘されておりますので、平成22年度を準備年度とし、建てかえか補強工事かの選択を含め、十分な検討を行ってまいりたいと考えております。

 なお、9月にご質問いただいた以降に丹荘小学校及び青柳小学校の体育館の耐震診断結果が判明いたしましたが、ともに耐震基準を満たした建物でございました。しかしながら、軽微な改修点の指摘がございますので、これらについては今年度の臨時交付金の活用により改修工事を実施したく、補正予算として提案をさせていただきました。

 次に、今後の耐震診断予定でございますが、現在平成21年度事業として進行しております調査が、渡瀬小学校体育館及び神川幼稚園園舎でございます。これらの診断結果につきましては、新年度の早々には判明する見込みでございます。また、平成22年度において神泉中学校の校舎及び体育館の耐震診断を行うことにより、町内学校施設のすべての耐震診断が完了する予定でございます。

 以上のとおり、平成22年度中にはすべての建物の耐震診断結果が出そろい、全体計画が図れるわけでございますが、より有利な補助金の活用と事業の単年度集中を避ける意味から、財政部局と十分協議した上で緊急性の高い建物より順次提案してまいりたいと考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(松本文作君) 17番岸優君。

              〔17番 岸  優君発言〕



◆17番(岸優君) では、最初の1番から再質問をさせていただきます。

 非常勤職員の問題について、今私が聞いているのは現在は158名の正規職員だということで、それはわかっております。ですけれども、ことし22年度に6名退職しますので、その半分ですから3名が新規に入るわけです。その22年度以降については、退職者の半分を正規職員として採用するということになって、これは何年ごろまで続けるのですか。そういう状態を、半分の正規職員の採用。

 それともう一つ、町ではあり方検討委員会での方針が出たということで、昨年は給食センターの職員を、調理員を2名業者委託しましたよね。その前にも業者委託、学校の用務員を4校用務員されております。それで私その部分を計算してみました。250万9,000円委託費として出ております。これで給料に幾ら出ているのかといったら、給与として170万です。町の臨時職員の社会保険と厚生年金、これを基準として計算しましたら、これが17万5,152円ですよね。それで、ですからいろいろ計算して250万9,000円から170万、給与が170万5,938円です。それとこの保険料、これを両方合わせて17万5,152円、それでこれを引きますと62万7,910円という委託業者の利益が出ているのですね。こういう計算です。

 これを皆さん方ちゃんと知っているのですか。行政改革で安くするのだといいながら、これ臨時職員としてこれを使えば安いですよ。だけれども、業者委託にしますとそこで働く人はさらに賃金を安くされているのですよ。こんな状態で中間業者に1人委託すると62万7,000円余も利益をそちらへやるということ。何ていうことないですよ。これらを町でそっくり直接臨時職員として雇ったほうが、働く人もいいではないですか。例えばこの62万でなくてもいいですよ。これを若干下げても、町の利益もそうなるのではないですか。なぜこういうことをするのですか。これがいいという検討は一体どういうところから出てきたのですか。それをお聞かせください。

 先ほど私はそれ聞いたのですけれども、町長答えていない。しっかりね。行政改革で私もわかりますよ。町の予算が大変なのだから、正規の職員を減らして臨時職員にかえると。そうすれば賃金も安くなる。これは確かにそのとおり。3分の1になってしまうのですから。それで、ならばその金額で雇えばいいではないですか。それをさらに業者に委託して、業者はどういうことをするかといったら、今言ったとおり、1人62万ですよ、荒っぽいではないですか。これが今国会で問題になっている労働者派遣法が緩和されて、こういうことになったのですよ。それに町ものっかっているということ。こういうことは、ぜひやめてもらいたい。それで働く人にこれで例えば全部支払ったって、いろいろ差し引くから200万円には届かないのですよ。ワーキングプアなのですよ。こういう状態で働いているのです。それをさらにこういう状態で安くしているということ、それ知らないのでしょう、皆さん方は。事実これわかっているのですか。わかってやったとすると、もっと悪い。それはどうですか、明確に答えてください。

 それと、今後この今158人ですけれども、これを半分にするということ。それで私が言って、これこのまま続けていったら、正規職員がますます減りますから、それでその分を臨時職員でしますと、臨時職員はそんなに責任持たないですよ。それで秘密も守らない、守れないと、それを押しつけるわけにいかないのですから、全く給与状態も違うし、雇用状態も全く違いますから。そうすると、正規職員はますます労働強化になるのですよ。私がさっき言ったとおりに、年休20日あるのです。だけれども、この20日を有効に使えない。使わない職員のほうがいい職員だというような評価も、間違った評価もあるのですから、こういうことになっては困りますから、労働者として働く職員はきちっと健康管理もあるし、有効にこの休暇も使えるという、そういうのも保障されておりますので、その辺のところはきちっと保障していただきたいと思います。

 それでは、今後は業者委託など絶対しない、もし町でやるならば臨時職員として雇えばいいではないですか。それのほうが働く人はよっぽど安心して働けますよ。そういうことについて町長さんのお考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、お答えいたします。

 職員の採用につきましてですけれども、本年度6名やめて3名の採用ということで、今のところ予定しております。これにつきましては、年齢層の均一化を図るためにも、若干の採用はしていく必要があるのかなとは思いますけれども、これから行っていこうとしております事業仕分け、そういった中で適正人員が何名なのか、こういったこともまた審議されてくるかと思います。そういったものを踏まえまして判断をしていきたいと思います。

 また、就労形態ですか、特に給食センターですか、これについてご質問がありましたけれども、給食センターにつきましては、非常に特殊な職場と申しますか、そういった位置づけの中にやはり春、夏、冬という休みもあります。そのほかに人間ですから急に休むというようなこともあるわけでございます。そういったときに、補充人員といいますか、作業員の方の確保、これが普通の状態ですと非常に難しい面があります。作業自体が特殊なものですから、ではだれでもが行ってそこに参加してできるというような作業でもありません。そういった観念から、やはり若干の業者委託をいたしまして、そういった穴埋め、補充を業者に責任を持っていただくという観点からも、これは最小限必要になってくるかなというふうな認識でおります。

 また、賃金形態につきましては、正直言ってそこまでの計算は知りません。職員の数につきましても現代のITの活用を駆使しながら作業効率の改善を図っていく上で、職員の適正配置、適正数を決めていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(松本文作君) 17番岸優君。

              〔17番 岸  優君発言〕



◆17番(岸優君) 私は給食センターと言っていませんよ。給食センターもそれは必要ですけれども、だけれども、今町長が言われた給食センター、これは重大です。給食センターはいろいろ衛生管理もあって、身体検査もちゃんと検査するのですよ、衛生管理で、体調の検査もしますし。ですから、そこでそういうところの民間委託になりますと、これが民間委託は頭数がそろえばいいのだから、変わった人が入れかわり来ることがあるのです。そうしますと、その衛生管理状態、また調理になれた人でないと、これなかなか大変なのですよ。長期間働いて同じ職場でほかの人と働くわけですから、手順もありますし、そういう点ではなれた人のほうが便利なのです。

 業者委託しますと、ここで先ほど言った、私はさっき給食センターのことではないのです、この金額は学校用務員の金額です。業者委託は非常に大変なのです。業者委託にしますと、賃金も安くなるし、そういう点でなれた人が、昨年はなれた人を解雇して、それでわずか50歳なのだけれども、あなた7年も勤めたのだからって何の理由もなく、納得できない理由なのですけれども、そういうことで解雇される理由はなかったのですけれども、そういうことで変えてもらって業者委託をあり方検討委員会がそういう結論を出したということで無理やりそこを業者委託したのですよ、去年は。だから、ことしはもうしないと、私が指摘したから、しないと言っているのです、担当は。だから、これはいいことですよ。業者委託しますと、あそこの方の賃金が幾らだか私は聞いておりませんけれども、2人の。これもかなり下がったでしょう、去年が。町で直接頼んでいた人、今も3人いるのですよ。その人たちが戦々恐々としているわけ。また、ことしやられるのではないかと、業者委託。だから、私はこれ質問したのです。

 だけれども、あに図らんや、学校用務員の今私が計算して出したのです。学校用務員4人いるでしょう、業者委託が。それで62万だから、1人。四六の二十四で248万円。それだけで業者が、保険料を差し引いたから何にも費用がかからないのですよ。通いは自分の自動車で通っているのだから、送り迎えしてもらっているわけではないのだから、町内の人が。清水町長は本当に民間活力も活用するということを言われているのですけれども、そういうところのつまらない民間活力を活用されては困ります。ぜひ町の人の気持ちも考えて、そこで働く人の気持ちも考えて、これは1万円でも高い。

 それでもう一つ問題なのは、これどうにしたかというと、ことしは、21年度ですよ、景気が悪いので、あなたの給料を下げますって8万円下がってしまったのですよ。それで私もそれを調べてみた、前の。町が19年度はどう出していたか。同じ金額が委託費として出ていますよね。ちっともその理由にならない町から委託費が削られたのなら、その分あなたの給料も下がりますよというのならいいですけれども、「景気が悪いので下げる」と言われて、「何か文句言わなかったんですか」と言ったら、「そうに言われりゃ景気が悪いのだからしようがない。だから、納得しました」と言っているのですけれども、でもそういう理由でうまく利用してさらに8万円下がってしまったのです。非常にひどい話ですから、町長、民間活力、活力といって、今給食センターの例で言われましたけれども、職員の補充するのに非常に便利だから業者委託も必要だと、そんな必要はないですよ。町の職員、臨時職員を頼んでおいて、これは安定してきます。業者委託よりもはるかに安定しています。ずっと今5人前はやっていたのですから。そういう形で業者委託はしないでください。業者委託をすると、働く人の賃金が大幅に引き下がるということがこれで証明されて、申しわけないけれども、これ私が確実に調べた問題ですから、あなた方も調べてください。調べられることはできますよ。業者に250万9,000円一人頭委託費を出しているのだから、町がそういう点で以後こういうことのないように、ぜひ町長は神川の人、住民に本当に幸せのために、そして神川の地域をよくするためにということで町長になったのです。それだったのでしょう。

 だから、神川から出る皆さんから集めた税金が、神川の人に行くようにしたらどうですか。これ賃金として還元をされるわけですから、それで当然働いた権利ですから、働きのね。それを中間の搾取業者を入れるためにこういう形が生まれるのですから、そういうことのないように、私は先ほども言いましたように、補充するのはなるべく正規職員にしてほしいということを一貫して言ってきました。しかし、こういう経済状態ですから、それを100%やれとは言いませんよ。だから、場合によっては非正規職員もやむを得ない。だけれども、それは最高に働けるような条件をつくってやるということ。それで賃金もそれなりに支払うと、それで同じですから250万9,000円出して、そこから社会保険料、厚生年金、それを差し引いてやることは同じことですよ。だから、それを中間を入れないで今後そういう形でやってもらいたい。

 それともう一つ、明確にしてもらいたいのは、今後退職者の半分を採用すると、正規の職員で採用すると言ったのですが、これを何年間続けるのですかということ、これを明確にしてください。例えば10年続けると、例えば単純計算でいくと10年続けると、ことしみたいに6人退職すると、それの半分ですから単純計算でいくと30人正規職員が減るという計算になるのですよ。そういうのでいいのかどうか、それを何年続けるのかということですね。そうしたら町ががたがたになってしまいますよ、こんなことやっていたら。ここも町の役場も一つの職場ですから、そこで働く職員もやっぱり気持ちよく働く、そして身分の保障もすると、これは当然なことなのです。そのことを忘れないでいただきたいと思います。

 もう一度町長にその臨時職員の問題について、民間委託についてはもうぜひしないでもらいたいのですけれども、その辺のところのお考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、お答えいたします。

 臨時職員、業者委託、この件につきまして、私も就任まだ1カ月でございまして、細部までの承認といいますか、認識はまだ浅くてわからないところもあるわけでございますので、その点につきましては関係部局からお答えをさせますけれども、私町長になりまして、やはり住民の幸せ、安定ということを願うことは間違いでありません。そういった中でそういったものが改善できる範囲であるならば、改善していきたいと思いますし、また正規職員の採用につきましても事務量を、仕事の量等を勘案しながら決定していきたい。また、これも先ほど言いましたように、これから事業仕分け等でそういった問題も出てくるかと思いますので、そういった問題も含めて検討していきたいと思います。

 何年間続けるということにつきましても、これもやはりそういった考えをまとめる中で決定していきたいと思いますので、今の段階ではこれを何年続けるということは言えませんので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(松本文作君) 17番岸優君。

              〔17番 岸  優君発言〕



◆17番(岸優君) 3回目だから、次にいきますけれども、私は町長にこれだけは言っておきます。町長は就任して1カ月なのですけれども、議員を10年以上やっていたのですよ。ですから、こういう問題については町長も民間委託ということを、非常に民間活力ということを議員の当時から言っておりましたので、その辺については十分承知しているという認識で私はしているので、別にどうということはございませんので、就任1カ月だからという逃げ方はしないでほしいと思います。

 それから、次に移ります。耐震診断の問題については、前にもお聞きしまして、先ほど教育長から言われました。特に私問題なのは、その神川中学校の体育館と旧校舎の問題でございます。これが一番古くて、ことし新年度、22年度で青柳小学校の補強工事をするということで、これは改築年度もまだ浅いから補強で済むという問題でございますけれども、例えば神中の体育館などは、これはもうとても前にも言いましたけれども、アングルトラスであれは古い型式です。今はああいうアングルトラスで体育館というのはありません。前にも言ったとおり、あのアングルで組んだやつというのは、全体もそうですけれども、金属疲労を非常に起こす場所があるのです。それと塗料が、アングルを当てたところの溶接したところには塗料がうまく回らないのです。そこが腐食をするのです。それで非常に傷みが早くなってきておりますので、やっぱりこれについては補強をすると安物買いの銭失いということになりかねませんので、慎重にその辺については今後設計をする段階で改築と補強とでは設計そのものも違ってまいりますので、ぜひ慎重にお願いをします。

 それで、神川中学校の旧校舎、これは当然建てかえをしなければならないそういうものでございますので、これらについての財政的な問題もありましょうけれども、やはり子供たちの安全を第一に考えて、早急にそれらについての結論を出していただいて、それを進めるべきだと考えております。いずれにしても、神川町の学校それぞれがやっぱり耐震基準に合わないものについては、補強で済むものについては補助金を要求して、国もこの学校の耐震診断についてはそれなりのものを面倒を見るということは、一応口では言っているのですけれども、実際財政がそれに伴うかどうかということは、これは疑問符ですけれども、その辺のところはしっかり要求をしていってそれを獲得すると、そういうことをしないと町単独の財政でやるということになると非常に大変でございますので、その辺の決意等も含めて町長にお考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 耐震診断の件ですけれども、これにつきましては、先ほど教育長のほうからもご報告させましたとおりに、至急やらなければならないもの、今後対応しなくてはならないものがあるわけでございます。いかんせん、何度も言うようですけれども、財政難の中で今後はこれを本当に真剣に考えていかなくてはいけない。先ほど岸さんのほうからも言われましたように、国の援助がいただけるものであればそれを有効活用して、これに充てていかなくてはならないと思います。

 いずれにしましても、これはもう待ったなしの状況でございますので、これは執行部だけでなくて議員各位の皆様の、またご協力、お知恵を拝借して最善の方法に持っていけるようにやっていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。町単独ではちょっと無理な仕事ですので、ご協力よろしくお願いいたします。



○議長(松本文作君) 17番岸優君。

              〔17番 岸  優君発言〕



◆17番(岸優君) 教育長にお伺いします。

 この神川中学校の旧校舎と体育館については、教育長としてはどういうお考えを持っておりますか。建てかえか改築かという重大な問題で決断が必要だということを言われたのですけれども、教育長としての考えはどうでしょうか。簡単にお願いします。



○議長(松本文作君) 教育長。

              〔教育長 櫻井 堯君発言〕



◎教育長(櫻井堯君) 子供たちのまず安全が大優先かなというように考えます。ただ、余りにも大きな額がかかってまいります。そういった意味でも、町長さんと相談を密にして進めたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(松本文作君) 17番岸優君。

              〔17番 岸  優君発言〕



◆17番(岸優君) では、3番目の問題に移ります。

 高齢者、独居老人と重度障害者の移送の事業について先ほど言われまして、私前回お聞きしたときに、前の町長のときでございますけれども、町では安全なものに見直すという、使いやすい方法で見直すということを言われました。それで、これは一昨年の12月の議会だったと思ったね。だから、もう1年2カ月過ぎているのです。もうとっくに検討していると思ったのですけれども、何かさっきの話では、児玉郡市で統一の方法で運用方法を検討したいということなのですけれども、これを見ると統一のほうがずっと悪くなってしまうのですよ、神川の現行のよりも。もっと悪くして、それで統一でしようなんて、そんなものは利用できない。私、この間にどういうのを町として独自ではどういう形で検討してきたのか、それを明確にしていただきたいと思うわけでございます。

 清水町長もこうした高齢者や独居老人の方々に対するそうしたコミュニティーバスを出すということで、これについてはどういう形でやるかどうか知りませんけれども、これは非常に私もずっと要求してきた問題でございますので、できればこれは非常に喜ばしいことでございます。これはぐるりんバスみたいなものを出すということになると、先ほど森さんの言われた空気を運ぶような状態も生まれますけれども、これ要求に基づいてそこへ直行するならば、それは楽にできる、空気を運ばなくも済むわけでございますので、その辺のところはぜひ実施していただきたいと思います。

 先ほど言った障害者の方、私も余りその辺のところ、私も障害者相談員を仰せつかりまして、いろいろ前からもそういった方々に関心を持ち、自分も障害者ですから関心を持ってやっていましたけれども、障害者の重度障害者、歯医者さんに行く、この重度障害者の方って歯ぎしりが多いのです。ですから、歯が痛むのですね。ぎゅっと力を入れていますから。それで歯医者へ行くと、これ全身麻酔なのですよ。全身麻酔ができる医者ってこの辺にないですよ、歯医者さんで。上尾のほうへ行かなければないのですよね。それには1泊しなくてはだめなのです。それで付き添いも必要なのです。これにやっぱり自動車で送り迎えするのにもガソリンの補助もないのですよ。これは自動車を自分で運転できないですから、重度障害者の方で自動車を運転できるというのはごくわずかなのですよ。肢体不自由者だとかはできますけれども、あとは内臓の問題でやっている方もいますけれども、そんなのごくわずかです。あとはほとんどができません。

 そうすると、家族がみんな送迎をします。これは非常にお金のかかる問題でございますので、それで先ほど言った、残念ながら町にも糖尿病が悪化して目が悪くなってしまって全く見えない。それでそれは人工透析に何人も私は知っていますよ、人工透析で全く目が見えない。これは自動車なんかもちろん運転できるわけはない。家族が送り迎えします。それらについてのやっぱり時間も、あるいは車も大変なのですよ。それで近くに例えば透析をするといえば藤岡の記念病院だとか、多野総合病院だとかで本庄だとか、例えば伊勢崎のほうへ行かなければちょっと透析はできません。それらの送迎も非常に大変なことでございます。

 そういう少なくも今現行の町のガソリンを半額補助するというのは、前は50リッターだったのですけれども、今度は30リッターに変えてしまいましたよね。それでそれをさらに統一の児玉郡の統一になると、20リッターにしようと言ったのだから、ひどい話なのですよ。障害者自立支援法がもう4年になるのですよ。政権が交代して自立支援法については民主党はあれは廃止させましょうと言ったのです、選挙前は。もう我々共産党ももう絶対反対だと最初から言っていたのですけれども、それで政権をとったら、これ4年後だというので、この間裁判の訴えを起こしてそれの政府と和解があっていろいろその間に1月7日に和解はしまして、1月、4年かけて制度を変えますということを政府との話し合いなのですけれども、そう言ったやさきに新年度予算が3分の1しか盛られていないのですよ、その対策が。

 だから、非常にこれからの重度障害者、障害者の自立支援法ですべて1割負担ですから、障害者は障害の重い人ほどいろいろな医療機関、施設を使うでしょう。だから、障害の重い人ほどお金がかかるのです。これは収入が全くない人もいます。非常に大変なので、これは応能負担ならいいけれども、応益負担だから、益を受けた人はすべて負担しなければならない、こういうことに変えられましたので、これをその制度を変えることも国の話ですから、町でできるやっぱりそういう人たちの援助、これをぜひ町長さん、本当に町の人の幸福のためにということを言われているのですから、その辺を該当させるようにしていただきたいと思います。

 タクシーも先ほど言いましたけれども、タクシーの利用券も48枚が24枚になってしまって、それでこれは初乗りの半額なのですよ。全部半額ならいいのですよ。例えばここから本庄へ行ってくる、それの半額ではないのですよ、初乗りの半額ですから。あとは普通料金です。非常にだからタクシーなどとても利用できません。ですから、少なくもそのガソリンの援助、そしてあとは重度障害者とか独居老人が安心して利用できるやっぱりそういう制度にぜひしていただきたいと思います。

 先ほども言いましたけれども、もう一度繰り返しますけれども、あと1人の方は1日80キロですよ、往復、片道40キロだから、1日それを2往復するのです。朝連れていって、置いてきて、5時間向こうで見てもらって、五、六時間、それでまた夕方迎えに行くのです。そうすると、これ1日160キロ走る。それでこの人は重度障害ですから、普通のタクシーには乗れません。ですから、家族が少し大型の車を借りて、その人が専属に乗れるいすを載せておいて、それでベルトで締めてそれで送迎をするのです。障害を持っている親の人たちは、前にも言ったことありますけれども、自分より、本当にね、年をとって親が先に死ぬことは、これは当たり前なのですよ。だから、この子を残して死ねないと、そういう気持ちはみんな持っているのですよ。それで、その障害の方に対していろいろ聞きましたら、昔は1,000万円あれば残して死んでもよかったのですけれども、今は1,000万円ではとてもだめです。2,000万円必要なのです。2,000万円なんて金はとてもありませんと言うわけ。何人も私はそういう方を知っています。

 だから、やっぱり障害を持っている家庭、特に親の方々はそういう心配を絶えずしているのです。ですから、少なくも町がこんなガソリン代の半額というのを、例えば全額もらっても30リッターの50円だから五三、十五で1,500円なのですよ、1カ月。丸々もらってですよ。だから、微々たるものなのですよ。だけれども、町がそれだけしてくれたということになると、やっぱり気持ちが全然違います。やっぱりその辺のところもぜひ見てやってください。私も本当に自分でも障害もありますので、そういう方々を最近本当につくづく回ってみて、大変だなというふうにも感じておりますので、清水町長、本当にそういうところにも非常に目の届く方だと私は思っております。ぜひそういう点で町のそういう施策をこのまま続けて、やっぱりそういう人たちにも該当させるようにやっていただけないでしょうか。町長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 重度障害者への助成についてでございます。

 これは、今までは県の補助金が出ておりまして、やっておりました。しかし、平成22年度からは県の補助がなくなりまして、町単独の事業となります。そうした中で、私も正直言って数字的に見ますと厳しい数字が出ているなという認識は持っております。ですから、これはできる範囲で私は今後何度も言うようですけれども、そういった事業仕分けの中でこういったものを取り入れて、これは考えていきたいと思っております。

 また、タクシー利用券につきましても、非常に枚数が半減ということで厳しい数字になっております。こうしたものも私は考えていきたいと思います。

 また、独居老人の移送につきましてですけれども、これも前段の議員さんの質問の中で出ておりますけれども、バスの利用ですか、コミュニティーバスの利用ということで、これにつきましては何度も申すようですけれども、行政、有識者、民間の知恵を拝借しながらバスの大きさ、それからコースとか、そういった利用面につきましてひざを突き合わせながら考えて、最善の方法をとりながら実施していきたい気持ちを持っておりますので、その節はひとつよろしくお願いいたします。



○議長(松本文作君) 17番岸優君。

              〔17番 岸  優君発言〕



◆17番(岸優君) 最後に同和問題についていたします。

 これは先ほども町長いろいろ言われまして、やっぱりいろいろな同和、人権問題等もありますもので、それらについては町として取り組んでいくという、そういう人権侵害の問題、これは私もわかりますよ。部落差別の問題以外の人権問題ね。これは男女の差別あるいは障害者に対する差別、あるいは家庭内暴力だとか子供のいじめだとか、そういう問題が非常に大きな問題になってきております。

 そういう中で、私が先ほどお伺いしたのは、部落差別がそのほかの人権問題ではなくて部落差別が現在神川町に存在するのか、あるかどうか。教育の現場にあるかどうかということをお聞きしたのですけれども、この辺についてははっきり答えてください。神川町にあると思っているのか。もう33年の結果、これは前の町長も実態的差別はもうなくなったと、残念ながら心理的なものはあると言ったので、この心理的なものというのは、これは実態的な差別がなければもうこれでいいのですよ。心理的なものというのは、個々の心の問題、良心の問題、憲法にも保障されているのですね、これは。心の問題というのはね。これはここで心で差別しているとかそういう問題ではないですよ。心で個人個人の心の問題、良心の問題は、これは自由で保障されるということを憲法でちゃんと言われているのだから、ここを差別があるのではないかということで言っていると、これ際限ないということなのですけれども、私は単純に聞いているのは、教育現場でももう差別がないです、これは33年の同和行政の結果ですということをここで言明されているのですね。それで実態的差別もなくなったということを、それはもうその後8年がもう3月過ぎると8年になるのです。それを経過しているにもかかわらず、まだ同和問題、人権問題の最重点課題として同和問題を位置づけてやるということです。だから、この部落差別が存在するのかどうかと、これがなければ同和事業はこれやらなくても済むのですよ。この認識の問題、ここを明確にしていただきたいと思うのであります。これは町長にお聞きをしておきます。

 明確に2回目で、ここであと1回しか残っていませんけれども、明確にもう一度先ほどこれについては全く触れなかった。1回目でもう一回聞き直せばいいのですけれども、言われましたので、2回目として私は町の中の一般事業として、町にその部落問題としての差別があるのかどうか。そして、教育の現場にそれがあるのかどうか、それについて端的に明確に答えてください。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) こうした問題につきましては、非常に表現が難しいといいますか、先ほど岸議員さんが言われましたように、人の心の中、内側にはあるのかもしれません。ただ、それが実際に現実の社会の中であるかないかということこれも問われましても、私の知らないところであるかもしれません。現実問題私の周りでは、そういったものは肌で感じるということはまずないというふうに感じておりますけれども、見えないところにおきましてはあるかないか判断しかねます。そうした中で、私は町長としてこれからは職員の先頭に立ちましてこうした問題に体を張っていく考えを持っております。今後どういうふうな展開になるか私にも想像できませんけれども、いずれにしましてもこうした難しい問題、人の心の中まで入っていく問題でございますので、慎重に進めていきたいと思っております。



○議長(松本文作君) 17番岸優君。

              〔17番 岸  優君発言〕



◆17番(岸優君) 今町長は、私の周りではないということを言って、私は心の中を聞いているのではないですよ、心の中を聞いているのではないです。陰であるかもしれないという、こんなことを言ったらいつまでたったってあれですよ、終わらないです。陰であるかもしれない。周りになければいいのですよ。周りでないということは、神川町の町長だから、町長の周りにないということは神川にないということに受け取ってよろしいか、いいでしょうか。その辺をはっきりしていただきたいと思う。

 それと、教育長にも伺いますけれども、教育長は前の吉竹教育長は教育現場にないということをここで明言したのですよね。その後教育現場ではこれはないだろうと私は思っておりますし、現実にはないです。子供のいじめだとか、学校ですからそういう問題についてはあります。これは部落差別ではないですから、ありませんけれども、その辺のところを明確に、これは町長に答弁してもらってもいいのですけれども、どちらでもいいですけれども、明確にしてください。

 それと、町長にお伺いします。これはこの前も私は議会で、これ平成15年の4月に出された今後の同和行政の基本方針ということで出されているのですけれども、この中に前にも田村町長のときに最後にお尋ねしたのですけれども、これはこの冊子は私は町長はいつも答弁の中で何回か基本方針に基づいて町はやっていますということを言ったのですよね。だから、ああ、そういうものが出ているかと思って、要求をしてやっと出してもらったのですけれども、議員には全く配られていないのですね、これ。

 この同和教育基本方針、これは同和行政が終了した、法が終了した後のものなのですよ。それで町がこういう方針をという、これ全くひどい、この前も申し上げましたけれども、きょうそれを言うつもりはございませんけれども、清水町長はこの辺についてはわかっているだろうと思います。先ほども繰り返しますけれども、私の周りにはないということを言明されました。それはそのとおりだと私は思っております。ですから、これは先ほども言いましたように、清水町長、事業仕分けをするということを言われまして、事業仕分けにはいろいろな問題がありまして、いろいろな神川町みたいな小さいところで仕分けるというのは非常に難しいのですけれども、例えば建設事業あるいは福祉の事業、教育の事業とか生涯学習の事業そういうもの、そして町の同和行政についてはこの事業仕分けをする、こういうものの仕分けなのですよね。ここの小さいところにここの補助金をどうするか、ここの10万円の補助金をどうするかなんてもの仕分けの部分ではないのですよ、これは。だから、町の基本的な方針を決めるところが事業仕分けなのですね。だから、そこのところをきちっと認識をしていただいて事業仕分けをするときには、この同和行政については、これはもう明らかに見直す時期に来ているし、今町長が言われた町長の周りには差別はないと思う、ないのですからね、そういうことになればこれは見直しをして、そうすればその金額が御代田町ではないけれども、これ子供の医療費を追及されなくも済みますよ。これをすぱっと回せばいいのだから。御代田はそれを中学校3年までやったのですよ。文教厚生常任委員会で視察に行って町長全部言ってくれました。それでそのときに町長が議会で私は同和事業をこれで打ち切りますというのを声明文を出したのが議会にそれも全部私どもこの視察に行ったときにもらってきたのですけれども、これは非常にすばらしいことでございます。

 今は逆に御代田は一時はその日本一すぐれた同和事業実施地域ということで視察団が、運動団体だとか行政がいっぱい行ったのですけれども、逆に今度は打ち切ったということで、これまたすばらしいということで私どもも行きましたけれども、そういう行政視察がこれまた絶えず行っているようでございます。非常にすばらしい町でございます。御代田は屋根のない病院と言われていると町長も自慢していましたけれども、軽井沢がいっぱいになったので、軽井沢からこちらへ移る住民が非常にふえている。ここは気候も環境もいいので、屋根のない病院なのです、そういうことでそれで住民が来るということを言っておりましたけれども、神川町も環境は非常にいいですよ、そういう点では。本当に屋根のない病院まではいかないけれども、本当にすばらしいところですから、これを十分生かして町の発展につなげてもらいたいと思います。

 私1つ言いますけれども、私は3年前に神川町の住民にアンケート調査を4,500枚封筒と、それで私が受取人払いで郵送料、郵便料金はお願いをしていました。行政ではありませんから、まいた枚数から比べると回収率非常に少ないのですけれども、250枚返ってまいりました。これ貴重なご意見で、名前は全部書かれておりませんから、貴重な意見が書かれておりました。合併をしてどうですかあるいは福祉の問題どうですか、あるいは送迎の問題どうですかと、いろいろな問題をやって同和問題についても、これを廃止したほうがいいですか続けたほうがいいですかと、そういうものでアンケートを出したのですけれども、これについての回答250返ってきたのです。回収率は率から言うと悪いですよ。だけれども、自主的に私のところへ送ってくれるのですから、貴重なものです。4,500枚ですから全戸に渡っても集合アパートには配らないし、外人と思われる方にはまかなかった。それで返ってきた中で同和行政についてどう思いますかといったら、80%の人がやめてほしいと。中には10%の人が続けてほしいというのがありました。あとの82%です、やめてほしいと、8%の人がわからないというあれで、これはしようがないですよね。このくらいの数字が出ている。でも、82%が同和行政についてはやめてほしいという回答をしてくれたのです。これは無記名ですから、名前を書ける人は書いてくださいという、ほとんど書いてありません。

                    ◇               



△会議時間の延長



○議長(松本文作君) 17番岸優君に申し上げます。

 会議中でございますけれども、途中ですが、本日の会議時間が議事の都合によりあらかじめこれを延長します。

 なお、質問は簡便にお願いします。

                                    



◆17番(岸優君) そういうことで、町民の意見は82%は同和行政についてはやめてほしいというのがここで明らかに私はなったと思っております。3年前ですから非常に近いアンケートでございます。

 ぜひ町長、その辺についても参考にしていただきたいと思いますが、答弁をお願いします。



○議長(松本文作君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) お答えいたします。

 私の周りでは差別的なものはないというふうに感じておると申し上げました。しかしながら、これはまだ私の見えないところで実際起きている可能性もあると思います。前段の町田議員さんからのお話にありました差別はがきの問題等、これが事実か事実でないかはまた別問題としまして、こういったものを見るときに、やはりまだあり得るのかなという気持ちも残ります。そうした中で岸議員さん言われておりますそういったアンケート調査も参考にさせていただきながら、また事業仕分けの中でそういった分野を設定してきちんと精査していきますし、私の明確な考えも出していきたいと思います。

 また、御代田町の件につきましては、以前から私もお伺いしておりますので、ぜひともそういったところ生の場所を参考にして視察に行って、またそういったものを今後の行政運営に反映していければと思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(松本文作君) 以上で17番岸優君の質問を終わります。

 これをもって町政に対する一般質問を終結いたします。

                    ◇               



△散会



○議長(松本文作君) 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。

   午後5時散会