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埼玉県 神川町

平成24年  9月 定例会(第5回) 09月05日−議案説明、一般質問−01号




平成24年  9月 定例会(第5回) − 09月05日−議案説明、一般質問−01号







平成24年  9月 定例会(第5回)




   平成24年第5回神川町議会定例会会議録第1号

             平成24年9月5日(水曜日)
                                    
議事日程 第1号                                
   平成24年9月5日(水曜日)午前9時開議                 
日程第 1 会議録署名議員の指名                        
日程第 2 会期の決定                             
日程第 3 諸報告                               
日程第 4 第43号議案 平成24年度神川町一般会計補正予算(第3号)     
日程第 5 第44号議案 平成24年度神川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 6 第45号議案 平成24年度神川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)                         
日程第 7 第46号議案 平成24年度神川町介護保険特別会計補正予算(第1号) 
日程第 8 第47号議案 平成24年度神川町町営バス事業特別会計補正予算(第1号)
日程第 9 第48号議案 平成24年度神川町観光事業特別会計補正予算(第1号) 
日程第10 第49号議案 平成24年度神川町公共下水道事業特別会計補正予算(第1
             号)                         
日程第11 第50号議案 平成24年度神川町水道事業会計補正予算(第1号)   
日程第12 第51号議案 神川町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条
             例                          
日程第13 第52号議案 神川町暴力団排除条例                 
日程第14 第53号議案 神川町防災会議条例及び神川町災害対策本部条例の一部を改
             正する条例                      
日程第15 第54号議案 神川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を
             改正する条例                     
日程第16 第55号議案 神川町税条例の一部を改正する条例           
日程第17 第56号議案 神川町高齢者長寿祝金支給に関する条例の一部を改正する条
             例                          
日程第18 第57号議案 指定管理者の指定について               
日程第19 第58号議案 平成23年度神川町一般会計歳入歳出決算の認定について 
日程第20 第59号議案 平成23年度神川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認
             定について                      
日程第21 第60号議案 平成23年度神川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
             認定について                     
日程第22 第61号議案 平成23年度神川町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定に
             ついて                        
日程第23 第62号議案 平成23年度神川町住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算
             の認定について                    
日程第24 第63号議案 平成23年度神川町町営バス事業特別会計歳入歳出決算の認
             定について                      
日程第25 第64号議案 平成23年度神川町観光事業特別会計歳入歳出決算の認定に
             ついて                        
日程第26 第65号議案 平成23年度神川町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の
             認定について                     
日程第27 第66号議案 平成23年度神川町水道事業会計決算の認定について   
日程第28 報告第 5号 平成23年度神川町健全化判断比率について       
日程第29 報告第 6号 平成23年度神川町資金不足比率について        
日程第30 一般質問                              
                                    
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
出席議員(14人)                               
       1番  赤 羽 奈保子 君       2番  山 ? 正 弘 君
       3番  大 川 喜和子 君       4番  渡 辺 浩 一 君
       5番  廣 川   学 君       6番  落 合 周 一 君
       7番  小井戸 英 夫 君       8番  田 村   勝 君
       9番  山 田 義 雄 君      10番  町 田   久 君
      11番  浅 見 好 雄 君      12番  岩 ? 一 義 君
      13番  岸     優 君      14番  主 山 義 雄 君
欠席議員(なし)
                                    
説明のため出席した者                              
  町     長  清 水 雅 之 君  副  町  長  伊 藤 政 雄 君
  教  育  長  高 澤 利 藏 君  総 務 課 長  飯 島 貴久雄 君
  地 域 安全室長  根 岸 孝 芳 君  総 合 政策課長  島 田 克 彦 君
  税 務 課 長  新 井 美 範 君  町 民 福祉課長  青 木 由 一 君
  保 険 健康課長  高 橋 重 久 君  診 療 所事務長  根 岸   寛 君
  経 済 環境課長  木 村   豊 君  建 設 課 長  飯 島 直 樹 君
  会 計 管 理 者  飯 島 正 文 君  学 務 課 長  山 口 幸 雄 君

  生 涯 学習課長  市 川   寛 君  水 道 課 長  長谷川   隆 君
  兼 公 民 館 長

  神泉総合支所長  柴 崎 紀 夫 君
  兼地域総務課長
                                    
事務局職員出席者
  議 会 事務局長  石 井 基 完    次     長  春 山 孝 子





△開会・開議

   午前9時00分開会・開議



○議長(主山義雄君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより平成24年第5回神川町議会定例会を開会いたします。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。よろしくご協力のほどお願いいたします。

                    ◇               



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(主山義雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において4番渡辺浩一君、5廣川学君、6番落合周一君を指名いたします。

                    ◇               



△日程第2 会期の決定



○議長(主山義雄君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、本日から9月14日までの10日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

              〔「異議なし」の声あり〕



○議長(主山義雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、本定例会の会期は、本日から9月14日までの10日間と決定いたしました。

                    ◇               



△日程第3 諸報告



○議長(主山義雄君) 日程第3、諸報告を行います。

 本定例会に町長より別冊配付のとおり、第43号議案 平成24年度神川町一般会計補正予算(第3号)外25件が提出されております。また、本日までに受理いたしました請願・陳情は7件であります。お手元に配付の請願・陳情文書表のとおり、会議規則第92条第1項及び第95条の規定により、所管の常任委員会に付託いたしましたので、報告いたします。

 なお、本定例会に議案説明のため、町長ほか関係者の出席を求めました。

 以上で諸報告を終わります。



○議長(主山義雄君) 以上で諸報告を終わります。

                    ◇               



△日程第4 第43号議案 平成24年度神川町一般会計補正予算(第3号)



△日程第5 第44号議案 平成24年度神川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)



△日程第6 第45号議案 平成24年度神川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)



△日程第7 第46号議案 平成24年度神川町介護保険特別会計補正予算(第1号)



△日程第8 第47号議案 平成24年度神川町町営バス事業特別会計補正予算(第1号)



△日程第9 第48号議案 平成24年度神川町観光事業特別会計補正予算(第1号)



△日程第10 第49号議案 平成24年度神川町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)



△日程第11 第50号議案 平成24年度神川町水道事業会計補正予算(第1号)



△日程第12 第51号議案 神川町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例



△日程第13 第52号議案 神川町暴力団排除条例



△日程第14 第53号議案 神川町防災会議条例及び神川町災害対策本部条例の一部を改正する条例



△日程第15 第54号議案 神川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例



△日程第16 第55号議案 神川町税条例の一部を改正する条例



△日程第17 第56号議案 神川町高齢者長寿祝金支給に関する条例の一部を改正する条例



△日程第18 第57号議案 指定管理者の指定について



△日程第19 第58号議案 平成23年度神川町一般会計歳入歳出決算の認定について



△日程第20 第59号議案 平成23年度神川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第21 第60号議案 平成23年度神川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第22 第61号議案 平成23年度神川町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第23 第62号議案 平成23年度神川町住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第24 第63号議案 平成23年度神川町町営バス事業特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第25 第64号議案 平成23年度神川町観光事業特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第26 第65号議案 平成23年度神川町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第27 第66号議案 平成23年度神川町水道事業会計決算の認定について



△日程第28 報告第 5号 平成23年度神川町健全化判断比率について



△日程第29 報告第 6号 平成23年度神川町資金不足比率について



○議長(主山義雄君) 次に、日程第4、第43号議案 平成24年度神川町一般会計補正予算(第3号)から日程第29、報告第6号 平成23年度神川町資金不足比率についてまで、26件を一括議題といたします。詳細説明、質疑、討論、採決については、後日行いたいと思います。

 次に、町長より招集の挨拶と議案に対する提案理由の説明を求めます。

 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 皆さん、おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げます。

 本日ここに、平成24年9月定例議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご健勝にてご参会を賜り、当面する諸問題につきましてご審議いただきますことは、町政発展のための意義あるものと感謝を申し上げるところでございます。

 ことしの夏は、4年に1度のオリンピック競技大会がロンドンで開催され、日本人選手団は、金メダル7個を含む合計38個のメダルを獲得し、2004年のアテネ大会の37個を上回って過去最高となるなど、特に団体競技でのチームワークの結束力と女性の活躍の目立った大会であったと思います。反面、日本を取り巻く現状では、外交問題等が懸念されているところでございます。

 国政においては、消費税増税法案が可決され、衆議院の解散総選挙の時期をにらんで、与野党の攻防が繰り広げられているところでございます。

 さて、平成24年度も5カ月が経過いたしました。今後も町民の安全、安心施策の実現に向けて町政運営を進めていきたいと考えておりますので、議員各位を初め町民の皆様のご支援とご協力をお願いするところでございます。

 さて、本定例議会では、第43号議案 平成24年度神川町一般会計補正予算(第3号)から第66号議案 平成23年度神川町水道事業会計決算の認定についてまで24議案と2件の報告の審議をお願いするものでございます。

 それでは、ご提案申し上げました議案等の提案理由をご説明させていただきます。

 初めに、第43号議案 平成24年度神川町一般会計補正予算(第3号)ですが、3億1,779万4,000円の増額で、補正後の歳入歳出予算総額は50億5,444万4,000円となります。

 今回の補正予算の主な歳出は、緊急雇用創出事業補助金を活用した行政手続整備支援システム構築委託費で375万6,000円、不活化ポリオ予防接種委託費等で238万2,000円、交通事故対策として交通安全施設整備工事費で200万円、神泉中学校耐震補強設計委託料で525万円、及び後年度事業に充てるため、財政調整基金への積立金3億円を増額、本年4月1日の人事異動に伴う職員給与費等として1,255万1,000円の減額をするものです。

 一方歳入につきましては、神泉中学校耐震補強設計委託費として教育施設整備基金から525万円の繰入金、及び前年度からの繰越金として3億1,024万円を計上するほか、国庫支出金103万円を増額し、県支出金117万6,000円の減額をお願いするものでございます。

 続きまして、第44号議案 平成24年度神川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)ですが、事業勘定の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ965万2,000円を追加し、補正後の予算総額をそれぞれ16億7,765万2,000円とするものでございます。

 今回の補正における主な歳出は、平成23年度保険給付費の精算に伴う国庫負担金の返還金として985万円などをお願いするものです。歳入の主な補正は、前年度繰越金を充当し、返還金等の歳出に充てる内容となっております。

 施設勘定の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ377万円を追加し、予算総額をそれぞれ1億2,648万6,000円とするものでございます。今回の主な補正は、歳入の前年度繰越金を歳出の総務費で人事異動等に伴う人件費等に充てる内容となっております。

 続きまして、第45号議案 平成24年度神川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)ですが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ55万8,000円を減額し、歳入歳出予算総額をそれぞれ1億1,967万7,000円とするものでございます。今回の補正は、人事異動に伴う一般管理費を減額し、これに伴い、事務費繰入金を減額する内容となっております。

 続きまして、第46号議案 平成24年度神川町介護保険特別会計補正予算(第1号)ですが、補正予算の総額は2,288万4,000円の増額で、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ8億8,476万1,000円とするものです。歳出の主な内訳は、平成23年度給付実績に伴う介護給付費準備基金積立金1,525万3,000円、地域支援事業にかかわる国・県及び支払基金の返還金338万6,000円、また平成24年度の住宅改修費が増加していることによる190万円の増額、及び人事異動に伴う人件費175万6,000円の増額でございます。

 なお、歳入につきましては、前年度繰越金1,956万2,000円、並びに介護給付費にかかわる国・県及び支払基金の追加交付金317万8,000円、及び人件費歳出減に伴う一般会計からの繰入金175万6,000円の減額が主な内容でございます。

 続きまして、第47号議案 平成24年度神川町町営バス事業特別会計補正予算(第1号)ですが、歳入歳出予算総額から9,000円を減額し、補正後の額を1,936万7,000円とするものでございます。補正内容は、歳入の前年度繰越金164万2,000円、及び歳出の共済費の9,000円の減額を合わせて一般会計繰入金165万1,000円を減額するものです。

 続きまして、第48号議案 平成24年度神川町観光事業特別会計補正予算(第1号)ですが、歳入歳出予算の総額に266万2,000円を追加し、予算総額を1億2,183万7,000円とするものです。今回の補正における主な歳出は、冬桜の宿における指定管理者制度導入に伴う平成24年度分の指定管理委託料や、施設環境の充実を図るためのデジタル対応テレビ購入に係る備品購入費など、宿泊研修施設経営費を増額補正するものでございます。

 歳入の補正は、一般会計からの繰入金を充てる内容となっています。

 続きまして、第49号議案 平成24年度神川町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)ですが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ47万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,667万1,000円とするものです。歳出では、一般管理費、一般職人件費24万4,000円の増額、浄化センター維持管理費72万2,000円の減額であります。

 歳入においては、一般会計繰入金697万6,000円の減額、繰越金626万5,000円の増額、また東京電力原子力損害賠償金の受け入れとして新たに諸収入に弁償金を科目設定し、23万3,000円を増額するものでございます。

 続きまして、第50号議案 平成24年度神川町水道事業会計補正予算(第1号)ですが、予算第3条の収益的収入及び支出について、営業外収益59万6,000円の増額、営業費用5万4,000円を減額補正するものでございます。

 次に、第51号議案 神川町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例ですが、電子申請、届け出サービスを実施するため、当該サービスに係る申請、届け出、その他の手続等に関する事項を定めたいので、この案を提出するものでございます。

 次に、第52号議案 神川町暴力団排除条例ですが、町民生活の安全と平穏を確保し、社会経済活動の健全な発展に寄与するため、暴力団排除活動の推進に関して条例を制定したいので、この案を提出するものでございます。

 続きまして、第53号議案 神川町防災会議条例及び神川町災害対策本部条例の一部を改正する条例ですが、災害基本法の一部改正に伴い、所要の改正を行いたいので、本案を提出するものでございます。

 第54号議案 神川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例ですが、国の特別休暇制度が改正されたことにより、神川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する必要が生じたので、本案を提出するものでございます。

 続きまして、第55号議案 神川町税条例の一部を改正する条例ですが、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部が改正されたことにより、神川町税条例について改正する必要が生じたので、本案を提出するものでございます。

 今回の改正の主な内容は、町たばこ税の税率の改正及び固定資産の課税標準額の特例並びに個人町民税に係る均等割の標準税率の特例を定める改正でございます。

 第56号議案 神川町高齢者長寿祝金支給に関する条例の一部を改正する条例ですが、受給資格の期間を年度単位にすることにより、お祝金の受給時に同学年の方が会う機会を設け交流の活性化を図り、また住所地特例により、本町以外の施設に入所されている方に対してもその長寿を祝福し、敬老の意を表するため、所要の改正を行いたいので、本案を提出するものでございます。

 続きまして、第57号議案 指定管理者の指定についてですが、神川町営冬桜の宿かみいずみの管理について、指定管理者として株式会社JTB関東を指定したいので、本案を提出するものでございます。

 続きまして、各会計の決算についてご説明いたします。

 初めに、普通会計の説明をさせていただきます。まず、歳入でございますが、前年度比約0.2%減の61億1,492万円となっております。主な内訳として、町税は歳入の約29%を占めております。長引く景気の低迷による町内主要企業の収益低下による法人町民税の減収、また個人町民税も所得の減少により減収となりました。一方固定資産税やたばこ税の増加により、前年度と比較して0.2%増加となりました。地方交付税につきましては歳入の約28%を占めており、内訳は普通交付税で約25%、特別交付税が約3%の構成となっております。

 町債につきましては、臨時財政対策債、合併特例債等で歳入の約6%を占めております。また、国庫支出金は地域活性化きめ細かな臨時交付金の減少により、前年度と比較して約24%減となり、歳入全体の約8%となっております。県支出金につきましては、全国瞬時警報システム整備推進事業などの減少により、前年度比約3%の減となっております。

 次に、歳出でございますが、初めに、性質別の歳出について概要を申し上げます。人件費や物件費等の経常経費につきましては、引き続き経費節減や合理化に努めており、人件費は前年度と比較して約2%の減少となっております。投資的経費につきましては、小学校耐震工事や小中学校の電算機器購入事業等が減少したものの、神川中学校体育館の改築等を実施したことにより、前年度と比較して約33%の増加となりました。

 続いて、目的別の歳出について概要を申し上げます。まず、議会費ですが、議員報酬は減額しましたが、議員共済年金の制度改正に伴う負担金により、前年度と比較して約25%の増加となっております。

 総務費におきましては、人件費や参議院選挙費及び国勢調査費等の減により、前年度と比較して約2%の減少となっております。

 民生費におきましては、国民健康保険特別会計事業勘定繰出金や地域介護福祉空間事業等の減により、前年度比約2%の減少となっております。

 衛生費におきましては、広域圏負担金の減により、前年度と比較して約5%の減少となっております。

 労働費におきましては、昨年度に引き続き緊急雇用創出事業を活用し、各種事業を実施しましたので、前年度比8%の減少となっております。

 農林水産業費におきましては、人件費や農地システム改修費や県営農村環境整備事業等の減により、前年度約18%の減少となっております。

 商工費におきましては、観光事業特別会計繰出金の増加により、前年度比約5%の増加となっております。

 土木費につきましては、道路新設改良事業や橋梁維持費等の減により、前年度比約11%の減少となっております。

 消防費におきましては、消防施設工事費や広域消防への負担金が減となり、前年度比約3%の減少となっております。

 教育費におきましては、小中学校電算機器購入費が減少したものの、神川中学校体育館の改築や教育施設整備基金の積み立て等により、前年度比約62%の増加となっております。

 また、公債費につきましては、繰上償還金や長期債元利償還金の減により、前年度比約23%の減少となっております。

 このように、町政運営には財政の健全化や安定化が必要不可欠であることから、一般財源の確保に努めるとともに、人件費や委託料等の物件費など、経常経費の節減に努めてまいりました。今後も引き続き事務事業の見直しなど行政改革の着実な実施に努めるとともに、限られた財源を活用し、町民ニーズの積極的対応に努めてまいりたいと考えております。

 以上が平成23年度普通会計の決算概要であります。

 続きまして、第58号議案 平成23年度神川町一般会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入総額61億1,777万2,792円、歳出総額55億2,590万4,322円、差し引き残金は5億9,186万8,470円となりました。

 続きまして、第59号議案 平成23年度神川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、事業勘定につきましては、歳入総額17億2,200万4,441円、歳出総額15億8,743万3,883円、差し引き残金は1億3,457万558円となります。施設勘定につきましては、歳入総額1億3,232万8,744円、歳出総額1億2,108万7,400円、差し引き残金は1,124万1,344円となりました。

 続きまして、第60号議案 平成23年度神川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入総額1億897万6,150円、歳出総額1億868万5,209円、差し引き残金は29万941円となりました。

 続きまして、第61号議案 平成23年度神川町介護保険特別会計歳入歳出の決算の認定についてですか、歳入総額は8億5,437万1,887円、歳出総額8億3,480万9,513円、差し引き残額は1,956万2,374円となりました。

 続きまして、第62号議案 平成23年度神川町住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入総額269万3,608円、歳出総額243万9,106円、差し引き残額は25万4,502円となりました。

 続きまして、第63号議案 平成23年度神川町町営バス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入総額1,333万3,889円、歳出総額1,169万55円、差し引き残額は164万3,834円となりました。

 続きまして、第64号議案 平成23年度神川町観光事業特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入総額1億2,199万9,222円、歳出総額1億1,952万4,075円、差し引き残金は247万5,147円となりました。

 続きまして、第65号議案 平成23年度神川町公共下水道事業特別会計歳入歳出の決算の認定についてですが、歳入総額1億6,070万8,640円、歳出総額1億5,294万3,484円、差し引き残金は776万5,156円となりました。

 続きまして、第66号議案 平成23年度神川町水道事業会計決算の認定ですが、まず収益的収入及び支出におきましては、収入総額3億9万6,276円、支出総額2億7,989万6,548円、純利益1,965万2,177円となりました。

 次に、資本的収入及び支出におきましては、収入総額52万5,000円に対し、支出総額1億700万6,329円で、差し引き不足額は1億648万1,329円となり、不足分は内部留保資金で補填いたしました。

 続きまして、報告第5号 平成23年度神川町健全化判断比率についてですが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成23年度神川町健全化判断比率について報告するものでございます。

 報告第6号 平成23年度神川町資金不足比率についてですが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成23年度神川町資金不足比率について報告するものでございます。

 以上、本定例会にご提案いたしました議案等の提案理由でございます。

 なお、各議案等の詳細説明につきましては、担当課長より説明させますので、慎重ご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申し上げまして、招集のご挨拶並びに提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

                    ◇               



△日程第30 一般質問



○議長(主山義雄君) 日程第30、町政に対する一般質問を行います。

 最初に、5番廣川学君の質問を許します。

 廣川学君。

              〔5番 廣川 学君発言〕



◆5番(廣川学君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従って、部屋のように熱く質問させていただきます。

 まずは、町営保育所の運営についてですが、現在保育所で働いている職員の方々の給与、報酬、賃金等はどのようになっているのでしょうか。

 平成22年度の全国の保育士の平均年収が325万円だと、ある会社の調査にありますが、これはベネッセという会社ですが、神川町の方々はどうなのでしょうか。そして、児玉郡市の他の市町と比べてはどうなのでしょう。神川町の中でも、保育士は教育福祉職ということになるそうですが、一般職と給料体系や昇給は違うのでしょうか。

 平成23年度厚生労働省委託事業の潜在保育士ガイドマップによると、潜在保育士は約57万人いるそうで、中でも20代、30代の方が多いそうです。もちろん唯一の理由にはなっておりませんが、収入の問題で就職しない、あるいは離職するというのが、かなり上位に上がっているようです。

 仕事の過酷さはかなりのもので、我が廣川家にも3人子供がおりますが、先週までの夏休みなど子供たちを遊びによく連れていきました。うちの子だけではないと思うのですが、子供たちは、してはいけないことからやりますし、とにかく目が離せない。四、五時間相手をするだけで、こちら大人はもうへとへとになります。それでもまだ廣川家は、一番上が小学校2年生、保育所の年中、1歳半と年が離れていますので、上の子が下の子を気にかけて多少なりとも面倒を見ます。それでもこちらはへとへとになります。それが保育所では、同じ年齢の子たちが何人もいるところで先生方は対応をしております。この大変さは、想像をはるかに超えていくことになると思います。町長も身をもって丹荘保育所で経験されましたよね、アンパンマン先生でしたっけ。過酷さはよくご存じだと思います。

 廣川が何を言いたいのかというと、先生方の収入が上がるようにしていただきたいのですが、それは難しいことなのでしょうかということです。町長のお考えをぜひお伝えください。

 先ほどお話ししたとおり、潜在保育士は、神川町あるいは近隣にも多くいると思われます。昨年の事業仕分けで町営保育所は引き続き町で運営することになったおかげなのか、今回の職員採用に保育士が入っております。これからも優秀な人材を確保するのに必要なことになるのではないでしょうか。

 町の未来を考えると、その未来を担う子供たちをさらによい環境で町が見守る、育てるというのは、非常に大事なことだと考えます。だから、保育所の先生方に安心して働いていただける環境をぜひつくっていただきたいと。そのために、まず年収を上げるという考えはないのか、お答えください。

 続きまして、出前授業についてですが、現在15歳から34歳の年齢層の人口のうち実際に就業しているのは約6割、その働く若者の4人に1人は非正規雇用となっています。他の年齢層に比べて高い完全失業率、60万人の家事も通学もしない若者など事態は極めて深刻です。国でも、ばたばたしているところですが、数年前から重く受けとめてはいるようです。それで、教育基本法、学校教育法の改正や新学習指導要領などで、小学校、中学校、高校、もちろん大学もですが、進路指導、それからキャリア教育というものに力を入れています。町に関係あるもので簡単に言いますと、小学校では集団宿泊活動、中学校では職場体験活動などになります。

 生徒たちが社会の一員として活躍する意識を育てるために我々大人がやらなければならないことは、たくさんあると思います。でも、現状では、保護者の7割が、進路選択に関するアドバイスが難しい。教員では、9割が進路指導が難しいと思っているというデータがあります。実際、私廣川も家庭教師としてする進路指導は、非常に苦労しております。それというのも、生徒たちは、自分の将来の職業というものに対する意識、あるいは感覚というものがとても薄く、あるいはないに等しいわけです。そこで、職場体験等は学校でありますが、町のできることの一つとして、町長に、小中学校に出向き、町の仕事について、あるいは町長の仕事についてなどを生徒たちに伝えていただきたいと考えます。本庄市の吉田市長、美里町の原田町長も、実はこの出前授業を行っております。2番手、3番手ということでは、町長はやりにくいのかとは思いますが、ぜひ神川町の生徒たちのためにやっていただきたいと考えます。町長にその意思はおありですか、お答えください。

 そして、これを一刻も早くやっていただきたいのですが、もちろん学校の予定というのもあるでしょうから、調整等が必要になると思います。でも、他の、近いところで言うと、先ほど言った本庄市や美里町でできて神川町ではできないというようなことはないように思いますが、実際にこの出前授業を実現するのに問題があるということでしたら、一体どういう問題があるのか、教えていただきたいと思います。

 以上で、登壇による1回目の質問を終わります。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 上着を脱いで失礼させていただきます。

 それでは、廣川議員のご質問の町立保育所の運営についてにお答えいたします。

 初めに、保育所職員の報酬や賃金についてでございますが、神川町の正規職員の給与につきましては、神川町職員の給与に関する条例により、職種ごとの給料月額を初め各種手当の額や率が規定されております。職種ごとに適用される給料表の相違はありますが、その他の手当については、管理職手当など全職員が支給対象とならないもの以外は、同じ基準で支給されております。

 具体的に申し上げますと、保育士の給料では、同条例に規定されている教育職・福祉職給料表を適用し、一般行政職では行政職給料表を適用しているという点が、それに当たります。

 ご承知のとおり、当町の給料表等は国や県の基準をもとにしており、その変更は、人事院勧告等の内容を初め近隣市町の状況を考慮しながら条例の一部改正という形で適宜議会にお諮りし、国や県との均衡を図っているところでございます。

 職員の昇給に関しましても、職種や給料表による相違はなく、全職員を対象に実施する勤務評定等の内容を加味して、特別の事情のない限り4月1日付で昇給することとしております。

 また、同じ職場で勤務する非常勤職員及び臨時職員の現状をあわせて申し上げますと、正規職員の減少に伴いまして、保育所等の運営には必要不可欠な存在となっており、その役割や負担は年々増加傾向にあることは、十分承知しているところでございます。

 そのような中で、採用にあたりましては、神川町非常勤職員取扱要綱並びに神川町臨時職員の採用及び勤務条件に関する要綱などにより、賃金や勤務時間を文書により明示した上で採用を行っております。その際には、勤務時間や休日等について、本人の要望に沿えるよう努めており、施設や職種ごとに細かな対応を心がけているところでございます。

 また、賃金につきましても、近隣市町や民間事業所の実態、埼玉県の最低賃金の状況、資格の有無などを考慮して決定をしております。非常勤職員を例に挙げますと、年平均で約220万円ぐらいの金額となっていますので、他の市町村と比べて同等以上の水準にあると承知しているところでございます。

 今後も、非常勤職員及び臨時職員への対応につきましては、関係各方面の状況を注視しながらその賃金水準を確保していくことはもとより、健康保険や厚生年金の加入、また事業主負担金、これは保育所関係全体では400万円を超える支出となっております。の維持を初め正規職員と同等の健康診断の実施や有給休暇及び夏季休暇の付与など、安心して働ける職場環境づくりといった側面からの支援も継続してまいりたいと考えております。

 次に、町の考え方についてのご質問でございますが、少子化が進み子供が減少する一方で、核家族化、景気低迷のための共働き、ひとり親家庭の増加により、低年齢からの保育所の利用者がふえ、次世代を担う子供たちがより豊かに育つための重要な役割を果たす場所だと考えております。また、近年は、単に保育することだけに限らず、子育てに不安を抱えている保護者からの相談もふえているため、保育士の専門的な知識、経験を生かし、家庭での子育ての助言や指導も行っております。

 現在、町での保育所の体制ですが、保育所2カ所を正規職員12名、非常勤・臨時保育士15名、調理員4名、時間外職員2名の計33名で、ゼロ歳児から5歳児まで165人をお預かりしております。職員の職務内容ですが、正規職員のうち、所長、主任保育士、家庭支援保育士が各保育所に1名ずつ、残りの6名はクラス担任で、非常勤・臨時職員につきましては、経験の長い保育士5名にはクラス担任、残りの保育士10名はクラス担当となっております。朝7時30分の登園から夕方6時30分の降園まで保護者よりも長い時間を子供と接するため、保育士は子供たち一人一人に注意を払い、変化を見逃さず、成長を培う役割を持ち、保護者との信頼関係を築きながら、限られた職員で保育を実施させていただいております。今後も、よりよい保育を実施するため、保護者からのご意見等を聞き、専門研修の受講、施設の整備等保育の質、環境の向上を目指していきたいと考えております。

 次に、出前授業についてのご質問にお答えいたします。

 初めに、児玉郡市内の市町の取り組みについてご説明をいたします。本庄市は、本年7月に北泉小学校の6年生を対象に「市長と語る会」を実施し、授業時間内で市長と意見交換が行われました。次に、美里町におきましては、本年6月の2日間で、中学校では3年生を対象に、小学校では6年生を対象に、授業時間内で実施いたしました。

 内容といたしましては、町の現状、目指すまちづくり、児童生徒に望むことや頑張ってほしいことをテーマに町長が話をした後、児童生徒との意見交換会が実施されたとのことでございます。

 さて、町長の意思についてのご質問ですが、町長の話を聞き意見交換することにより、神川町の現状や今後のまちづくりについて子供たちが理解を深めるとともに、郷土を愛する心情を養うことができるものと考えております。この件につきましては、平成25年度の実施に向けまして、教育委員会、小中学校と協議を重ねてまいりたいというふうに思っております。

 次に、実現するための問題についてですが、こうした出前授業を今後実施することに大きな支障はないと考えております。今後は、先ほど申しましたように、学校の現場と話し合いをしまして、時間を割けるかどうかという調整を図っていきたいと思います。

 こうしたことが、将来の神川町を担っていく子供たちの育成、郷土を愛する心の醸成につながっていくものと思っております。私は、二番煎じ、三番煎じでも、私はよいことはまねていく気持ちを持っておりますので、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(主山義雄君) 5番廣川学君。

              〔5番 廣川 学君発言〕



◆5番(廣川学君) 最初に、保育所のほうですが、先ほど非常勤、非正規の方で220万という金額出ていましたけれども、先ほど私がお伝えしたとおり、全国の保育士の平均年収が320万だとすると、やっぱり生活するのはかなり厳しかったりするのではないかなというふうに想像できます。前に岸議員も質問されていると思うのですけれども、そんな感じではないでしょうか。

 それから、これはデータとしては男性なのですけれども、男性が年収が300万前後で結婚する、結婚しないということが大きく分かれているというデータがございます。女性だと300万ではないのかもしれませんが、300万円を超えると結婚して子育てをということを考えることができるようになるということなので、その辺、町のほうはどのようにお考えか、お答えください。

 それから、保育所のことばかり言っておりますが、幼稚園ももちろん同様だと私は考えております。現状で小さいお子さん、ゼロ歳児から1歳児ぐらいが一番受け入れ数が多くなってきていて、この学年というか、この年齢層は、たしか3人に1人必要だったりするはずなのです。そうすると、どんどん保育士が必要になってくるということになるのではないかというふうに考えるのですが、それに対して町として何か対策は考えているのでしょうか。

 それから、この間、先日の夏休みに、中学生がボランティアで保育所を訪れております。もちろんボランティアで仕事を手伝ってくれるのですが、それを受け入れるというのもなかなか大変なことなのではないかなというふうに思います。先ほど言ったように、次の質問の出前授業のところで職業の話をしましたけれども、この中学生の夏休みボランティアは、各個人が自分から率先して申し込んで、社協のほうからお願いされて保育所は受け入れていると聞いております。少なくともかなりの人数が、自分の将来の職業としてなのか、保育所に訪れて、子供たちの相手をし、先生の職業に向かう姿を見ているという状況は、とても重要な状況ではないかなと。

 今、小児科医がどんどんいなくなっているという話があるのですが、なぜ小児科医がいなくなるかというと、仕事が過酷で、それでいて責任も重大であるということで、小児科医をする人がどんどんいなくなっている。保育士も、下手するとというのは言葉悪いですが、そういう方向に進んでしまうのではないかなという懸念を、私は非常に持っております。なので、その辺を町としては厚く考えていただけないと、保育所の運営ということすら危ぶむ形になるのではないかなというふうに考えますが、町としてはいかがなのでしょうか。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 幾つかご指摘がございましたけれども、廣川議員の言う330万というのは、私のほうは、一応受けている報告としましては、220万プラスアルファという金額になるわけなのですけれども、これが職種でどの辺の基準になっているのかちょっとわかりませんけれども。先ほど述べましたように、近隣から比べれば、安くはないというふうに私は報告の中では感じているところでございます。

 保育士等の仕事につきましては、確かに私も、廣川議員おっしゃるとおり、一昨年、保育所に1日行きまして体験させていただきましたけれども、実に大変だなというふうなことは本当に実感いたしました。そういう中で、私の感じた中でございますけれども、正規職員は別としまして、臨時、非常勤につきましては、継続年数といいますか、経験によって多少賃金上げてやってもいいのではないかというようなことで、人事担当には相談を持ちかけております。これもいろんな決まりがございますので、なかなか簡単にはいかないとは思いますけれども、やはりそういったことで責任に応じた給与体系も私は必要ではないかというふうに感じております。

 また、ゼロ歳児等非常に多くなっております。そういった現況も踏まえた中で考えますと、やはり保育士の数もふやしていくべきかなというふうに感じます。やはり少ない人数で多い人数を見ますと、事故等の心配もございます。よく民間も含めましてそういった子供の預かっている最中の事故等がございますので、そういうことが起きないためには、多少の負担増を覚悟した上での保育士の増もやっていかなくてはならないのかなというふうに感じております。

 私も中学生のボランティアにつきましては初耳だったものですから、ちょっとお答えできないのですけれども。若いときにそういった経験することも、また将来のためには非常に有意義ではないかというふうに感じております。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 廣川学君。

              〔5番 廣川 学君発言〕



◆5番(廣川学君) 町長に、前向きなというか、お答えをいただいて、とてもうれしいなと思います。

 先ほど言いましたように、ゼロ歳児、1歳児の受け入れが多いというのも、背景には、共働きをせざるを得ないという経済状況もあると。それでいて、町としてはやっぱり働いていただいて税金を納めていただくというのも大きなところだと思いますので、安心して働いていただくためには、保育所、現在待機児童等はいないと聞いておりますが、その状況をさらによい状況で町民に提供できるといいなというふうに考えます。

 ということで、町長は結構重く受けとめというか、保育所は大事だというふうに考えていると考えてよろしいでしょうか。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 確かに次世代を担う子供の育成の場、三つ子の魂百までもという言葉ありますように、小さいうちの保育につきましては非常に大事だと考えております。先ほど言いましたように、確約はできないかもしれません。でも、前向きな感じで私は行きたいと思っております。保育士増、また賃金についても検討はさせていただきますので、どうぞご理解をお願いしたいと思います。



○議長(主山義雄君) 廣川学君。

              〔5番 廣川 学君発言〕



◆5番(廣川学君) ぜひよろしくお願いします。幼稚園のほうもぜひ同じように考えていただけるとありがたいと思います。

 では、次の出前授業についてですが、25年度にということなのですけれども、やはり今年度中には難しいということなのでしょうか。

 それと、先ほどの本庄市の吉田市長は、質問を先に提出させて、それで答えるという形をとったそうで、美里町の原田町長は、その場で質問を受けて答えたというふうに聞いております。原田町長は、とてもそれは有意義であったということなので、ぜひ町長には、その場で受けてその場で。やっぱり子供たちも、そのとき町長の話した内容等で感じるもので質問したいと思うのです。俺はもっとこう思ったのに聞けなかったなというのは非常にマイナスで、子供たちにとっては面倒くさいおじさんが来たぐらいにしかならないと思うのです。だから、ぜひその場で、変な質問する子もいるかもしれませんが、それも大事なことだと思うのです。その場で子供たちがどう反応するか。その質問がいい質問が出ると、町長の授業がとてもすばらしかったということにもなるのではないかと思いますので、ぜひアドリブというか、その場で質問を受けていただけるといいかなと思います。

 それと、町に対するということで、町の愛情をというふうに言っていますけれども、自分としては、先ほども言ったとおり、職業としてというのですか、仕事というものはということでなので、何だったら町長だけではなく課長とかにもお話していただけたりするといいなと。本来は、町中の方にやっていただけると一番いいのかなと思うのですが、なかなか実際問題厳しいと思いますので、とりあえずは町長がやっていただくという形で、後々はいろいろと考えて、子供たちにいろんな職業に接する機会を。職場体験活動は私たちのころにはなかったのですが、とてもうらやましいシステムになっているのですが、どうしても定員というものがあって、自分が行きたいところに行けなかったりするという現状もありますので、何とかいろんな話が聞けるような状況をつくっていただけるといいかなと。その礎というか、第一歩として町長にその辺をやっていただけるといいかなと。そうすると、神川の大人は、真剣に子供たちと向き合うよというところも見せられるのではないかなと思いますので、ぜひそういう方向で考えていただきたいなというふうに思います。いかがでしょうか。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 吉田市長、原田町長につきましても、私はこういった考え方に非常に賛同するわけでございます。それと、廣川議員おっしゃいましたように、私も以前から感じておったところなのですけれども、今はやっていないのですけれども、前は女性議会、子ども議会等がございました。その中で私が疑問に感じていたのは、リハーサルをやっていたという話を聞きまして、そんなことにリハーサルする必要があるのかという。やはり私は、生の姿でいいのではないかというふうな感じを持っておりますので、こういったことを今後やっていくにつきましては、私はそういった形式にこだわらずフリーでやっていく気持ちは持っております。やり方については、そんなところでございます。

 また、私もふだん、空き時間がありますと、学校へふらっと訪問しております。子供たちにフリーに声をかけていくと。学校の現場の先生方にしてみると、何しに来たのだという感じも受け取れないでもないのですけれども、それはそれとして、町長として子供たちに親しみを持つ中で声かけをしているつもりでございます。昨日も神泉小学校へ行ってまいりまして、子供たちに声をかけて、また先生方とも形式にこだわらず話をしてきたという中で、非常に有意義な時間がとれたのかなというふうに思います。

 こういったことは、子供に限らず大人の社会にも必要だと思います。私は、できれば、今年度といいますか、年明けぐらいから始めて来年度にかけまして、各地区におきまして、やはり大人の方々とのこういったフリートーキングもやっていきたいというふうに考えておりまして、町の理解が深まればいいということで積極的に進めていきたい考えでございます。



○議長(主山義雄君) 廣川学君。

              〔5番 廣川 学君発言〕



◆5番(廣川学君) 最後の質問になります。

 本当は、先ほども言ったように、一刻も早くやっていただいてということなのですけれども、町長もやる気であるということなので、非常に期待をしたいなと思います。それが大きく発展していって、ちょっと変わった形になったりすると、マスコミ等で取り上げられたりとか、原田町長も新聞に載ってあれが大分反響が大きかったようですので、それを狙うというのもおかしな話ですが、神川町はやっているなというのをアピールするというのも大きなことかと思いますので、ぜひ、やるなという状況を見せていただけるといいかなというふうに思います。

 それと、1つお願いがありまして、その授業をぜひ参観させていただきたいなというふうに思いますので。多少は人数の制限は出ると思うのですが、それを見たいという方も結構いると思いますので、その辺もご配慮いただけるとありがたいのですが、町長、いかがでしょうか。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 廣川議員のそういったお言葉いただきまして、非常に力強く思うわけでございまして、今後とも後押しをお願いしたいと思います。もし時間が許していただけるのであれば、教育長のほうから、ちょっとその辺の時間調整等もございますので。教育長、できますか。



○議長(主山義雄君) 教育長。

              〔教育長 高澤利藏君発言〕



◎教育長(高澤利藏君) 今のご質問にお答えしたいと思います。

 出前授業でありますけれども、子供たちも大変関心を持っていると思います。場所等につきましては、単学級の学校であれば教室でできるのですけれども、複数の学級の場合には、ちょっと教室では無理かなと思いますので、多目的室とか、体育館とか、そういうところを使ってやりたいというふうに思っています。

 それから、一般の方の参加をというのありましたけれども、これについても部屋が大きければできますけれども、余り狭い部屋ではちょっと無理かなというふうに思います。前向きに考えていきたいと思います。

 以上です。



○議長(主山義雄君) 以上で5番廣川学君の質問を終わります。

                                    



○議長(主山義雄君) 次に、4番渡辺浩一君の質問を許します。

 渡辺浩一君。

              〔4番 渡辺浩一君発言〕



◆4番(渡辺浩一君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従って質問させていただきます。

 町立保育園の保育料の軽減についてということであります。ただいま子育て中の勤労者世帯にとりまして、経済状況はかなり厳しいものになっております。円高による産業の空洞化、あるいは正社員になれず派遣社員になる方も多い。また、リストラの不安なども抱えております。このような子育て世代を支援して、人口減少しております神川町の定住化を促進するためにも、保育料の軽減に取り組んでいただけたらと思うのであります。他の市や町より高いというところがあれば、改善、軽減していただきたいと思います。所得に応じた料金になっておりますけれども、他の町、市と比べて高いというところがあれば、努めて軽減、是正していただきたいと思うのであります。

 以上であります。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、渡辺議員の質問にお答えいたします。

 保育料の軽減についてでございますが、保育料につきましては、児童福祉法により、国が児童の年齢ごとに保護者の所得税、または住民税の納税額により徴収基準額を示し、各市町村が保育料を算定しており、職業による保育料の差はございません。平成23年度は、国徴収基準で8,530万円のうち71%の6,080万円の保育料を保護者の方に負担をお願いし、残りの29%を軽減しており、私立保育園に支払う支弁費も国基準額との差額は、町単独予算で補助しております。また、同一世帯から2人以上同時に保育所、幼稚園等に入所している場合は、2人目の保育料は2分の1に、3人目の保育料は無料となり、保護者の負担軽減になっております。

 さきに述べましたとおり、保育料を各市町村ごとに算定しているため、近隣の市町と比較すると、若干割高と思いますが、おおむね県平均ですので、現在のところ、改定の予定はございません。今後、国、県の子育て支援に対する動向により検討していきたいと思っております。しかし、景気低迷の折、収入が著しく減額した場合等は、神川町保育料の徴収に関する規則第4条により、主任児童委員等の意見を聞き、保護者が保育料を負担することができないと認めるときは、保育料の全部または一部を免除しておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 4番渡辺浩一君。

              〔4番 渡辺浩一君発言〕



◆4番(渡辺浩一君) 私の聞いたところでは、神川町の保育料は、本庄とか他の町よりも高いというふうに聞いているのですけれども、それの根拠が、ほかの町の保育園に通っている人の話を聞いてそのように言っているのかなと思うのですけれども、一応きちんとそのように決まったことであれば、今後ともきちっと説明していただいて、もし是正できるようであればお願いしたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 先ほど申し上げましたように、若干高いということがございます。ただ、単純に金額だけでは割り切れない面もあるとは思います。こんなことを言っては失礼になるかと思いますけれども、保育の質というのもあると思いますので、その辺も加味していただければと思います。

 なお、口で高いと言いましてもその差はわからないと思いますので、担当課長からその辺のところを申し述べますので、よろしくお願いいたします。



○議長(主山義雄君) 町民福祉課長。

              〔町民福祉課長 青木由一君発言〕



◎町民福祉課長(青木由一君) それでは、近隣の状況について、私が承知している範囲でご説明をさせていただきたいと思います。

 先ほど町長が申しましたように、保育料につきましては、国基準額というものがございます。その徴収基準額に対しまして、神川町では約70%の基準として徴収させていただいております。

 また、近隣の状況でございますけれども、本庄市が幾分割安となっておりまして、約64.5から65%ぐらいの率となっておりまして、約35%の軽減となっております。それから、上里、美里につきましても、神川よりやや割安かなということで、70%を少し切るような推移で徴収をされているように思われます。ただ、階層別になっておりますので、一概に全てが高いというわけではございません。ただ、4歳児、5歳児については、ちょっと神川町は割高かなというような感じがしております。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 4番渡辺浩一君。

              〔4番 渡辺浩一君発言〕



◆4番(渡辺浩一君) 今の説明でわかりましたので、ありがとうございます。



○議長(主山義雄君) 以上で4番渡辺浩一君の質問を終わります。

                                    



○議長(主山義雄君) 一般質問の途中ですが、暫時休憩いたします。

   午前10時10分休憩

                                    

   午前10時25分再開



○議長(主山義雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

                                    



○議長(主山義雄君) 次に、3番大川喜和子君の質問を許します。

 大川喜和子君。

              〔3番 大川喜和子君発言〕



◆3番(大川喜和子君) 議長の許可をいただきましたので、防災訓練について質問させていただきます。

 9月1日は防災の日で、各地で防災訓練が行われました。しかし、神川町ではありませんでした。6月3日に全国統一土砂災害訓練があり、二ノ宮の金鑚地区が対象でしたが、他の地区の人は、このような訓練があるということを知らされておりませんでした。この訓練は国からおりてきた訓練で、町で計画したものではないと思います。町は、これで防災訓練は実施済みと考えているのではないでしょうか。

 神川町では、今まで大きな災害に見舞われていないので、災害のないところだと安心している住民も大勢います。しかし、これまで大きな災害に襲われたこともなく、安心、安全な町と言っていた福島県矢吹町では、東日本大震災で負傷者も数名出て、全壊、半壊、一部損壊など家屋の被害が非常に大きく、道路も寸断され、断水もあり、避難所生活をしたそうです。ましてや活断層が走っている神川町では、安全とは言い切れません。防災意識を高めることが必要だと思います。平常時から防災意識を高めるためにも、防災訓練がとても大切になります。防災訓練をどのように考えておられるのか、これからの計画を含めてお聞かせください。それにあわせて、今年度、災害対策費として721万4,000円を計上していますが、その使用状況もお聞かせください。

 これで1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、大川議員の防災訓練についてのご質問にお答えいたします。

 町では、平成19年度より、土砂災害に対する全国統一防災訓練に合わせて、例年6月ごろに防災訓練を実施しております。町内の土砂災害警戒区域を対象として、渡瀬、住居野、鳥羽、満所、宮本、浜の谷、高牛と順次実施し、本年は金鑚地区で実施いたしました。訓練の参加者は、対象世帯数の半数の参加でございました。

 内容につきましては、役場庁舎に災害対策本部を設置し、本部と災害現場を無線による避難地域における情報伝達訓練として行っております。また、防災行政無線子局の住民への広報は、地域の役員さんに実際に操作をしていただき、さらに消防団員による広報活動なども実施させていただいております。このほか、避難経路の確認や避難場所でのAED操作講習会をあわせて実施いたしました。

 なお、防災関係の予算でございますけれども、備蓄倉庫を現在建設中でございます。これは神川町役場と神泉総合支所に設置予定で、7月に発注済みでありますが、調達状況等によりまして、10月中旬までの工期となっております。倉庫本体は、受注生産のために期間がかかっておるということでございます。備蓄品につきましては、2,515人分の食料及び水、毛布などを目標数量としまして、今年度から3カ年計画により備蓄していく考えでおります。本年度は、その初年度としてアルファ米850食分、パンの缶詰360食分、500ミリリットル入りの水のペットボトル480本と毛布200枚、アルミ製レスキューシート150枚を備蓄し、倉庫が完成次第納入する予定ですが、アルファ米につきましては、納期に6カ月を要するため、来年の1月に納品となります。

 なお、その備蓄食料品の活用方法につきましては、賞味期限のあるものにつきましては、防災啓発のための有効利用を図っていきたいと考えております。

 今後の防災訓練につきましては、従来から実施しております土砂災害警戒区域を対象とした訓練を継続的に実施していきたいと考えております。また、土砂災害警戒区域以外の地域での防災訓練は、従来から実施されております情報伝達訓練や避難訓練に炊き出し訓練等も加えていければと考えております。今後も皆様方に防災意識の向上になるような防災訓練や啓発活動を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解よろしくお願いいたします。



○議長(主山義雄君) 3番大川喜和子君。

              〔3番 大川喜和子君発言〕



◆3番(大川喜和子君) この間6月3日の防災訓練のことなのですけれども、災害本部を役場に設けたというお話でしたが、そのときに防災ボランティアの受け入れをどうするかというようなことは話し合われていなかったのでしょうか。そのことをお聞きします。

 それともう一つ、やはり6月3日の訓練のことなのですが、アンケートを見させていただいたのですけれども、そのときに、避難された方が避難場所を知っていたという方は、参加者の50%しかいなかったのです。ということは、その数字というのは、町全体でも大体そのくらいの人しか自分の避難する場所というのを知っていないのではないかと思うのです。町で防災マップを毎戸配布していただきましたけれども、それはすごい不親切に書かれているのです。もっときめ細かく、どこどこの人はどこに行くというようなそこまでしないと、やっぱりなかなか住民の方、わからないと思うのです。だから、防災マップもせっかく配っていただいたのですから、もっと皆さんに活用できるようにしていただきたいと思いますけれども、いかがですか。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) お答えいたします。

 今までやられておる、先ほどから申しております土砂災害警戒区域に対する訓練でございますけれども、これにおきましては、全国統一ということで、ある程度マニュアルに沿った形で実施しているわけでございます。できれば現地に合った訓練ができるのが、これは最善ではないかというふうに考えておりまして、私も以前から、大川議員おっしゃるように、地元での、また別の形での災害訓練は必要かというふうに認識しているところでございます。

 その中で、先ほど言いましたように、炊き出し、また災害ボランティア、こういったものも必要になってくるかと思いますので、そういった参加も呼びかければなというふうに思っているところでございます。

 また、ご指摘の防災マップでございますけれども、非常に限られたスペースの中に盛りだくさんの情報を入れるものですから、かなり細かくなってしまって見づらいという点も、これは私自身も感じておるところでございます。

 ただ、これよく最近言われます、去年の大震災で言われましたけれども、やはり自分の身は自分で守るという意識をこれは住民の方が持っていただかないと、幾ら災害訓練を行っても、私は内容的に半減してしまうのかなという危惧は持っております。自分の命は自分で守る、これが基本でございまして、行政はそのお手伝いをする、またそういった立場になってこないと、本来のそういった訓練も生きてこないのではないかというふうに感じております。不親切であるということにつきましては、これは執行部としましても考えていかなくてはならないということでございます。

 ただ、先ほど言いましたように、震災で問題になった点もございます。避難場所を周知したがために被害を大きくしたということもありますので、なかなか難しい点があるかと思います。ですから、私もことしの金鑚地区の災害訓練におきましては、自分の命は自分で守ってくださいということを強調いたしましたけれども、指図されて動くのではなくて、やはり大切な自分の命でございますので、自分で生きるすべを考えていただくような形でまた啓発はやっていきたいと思います。

 また、今言いましたように、神川町独自の防災訓練ということでございますけれども、神川町におきましては、津波ということはまずあり得ない、想定しなくても大丈夫な感じだと思いますけれども、ただ水害につきましては考えなくてはならないというふうに考えております。そういった中で、やはり災害でも力を発揮しました自衛隊等の協力、また大川議員も所属しておると思いますけれども、日赤奉仕団、また災害ボランティア等の団体があれば、そういった形の中で協働でやっていきたいというふうに考えております。

 そういった中で、今週の土曜日には本庄の共和地区で本庄市の防災訓練ございますので、そこに担当職員も含めて私も見学させていただきまして、今後の防災訓練の参考にできればなというふうに考えているところでございます。



○議長(主山義雄君) 3番大川喜和子君。

              〔3番 大川喜和子君発言〕



◆3番(大川喜和子君) 先ほどお尋ねした防災ボランティアの受け入れをどうするかということについては何のお答えもいただいてないのですが、そのことをお答え願いたいと思います。

 それで、災害のときには自分の命は自分で守るというのは、それは基本だと思いますけれども、やっぱりそういうふうにいざなったときにどう動こうかと、実際の体で覚えているのと、頭で考えているのとは全然違うと思うのです。だから、やっぱり防災訓練というのも必要ではないかと思います。神川町には土砂災害の危険があるというところがすごく多いというのもわかりますけれども、それ以外のところでもそういう訓練をしていただいて、私はそのときに、期限切れの消火器がすごくあると思うのです、町で管理しているの、そういうのを使って消火器の扱い方。家庭で持っていても、皆さん、それ実際やってみないと、本当にわからないことだと思います。だから、そういうものを利用して、また日赤奉仕団の炊き出し訓練の練習とかそういうことも含めまして防災訓練というのはやっていただきたいと思います。

 それと、防災意識を高めるということにもなると思うのですが、防災意識を高めるということをやっていかないと、今回の災害でも、震災当時は、みんな、ああ、大変だ、大変だと思っているけれども、だんだん、だんだん日にちがたつとそういうことというのは薄れてしまうので、やっぱりふだんからそういう防災意識を高めるということもすごく大切だと思うので、そういうことも一緒にやっていただきたいと思います。その啓蒙、啓発というのをどのように考えていらっしゃるのか、そのことをお尋ねします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 先ほど私のほうでも、声が小さかったですかね、防災ボランティア等につきましては協力をお願いしたいというような考えを言ったつもりだったのですけれども。よろしくお願いいたします。

 私も、過去におきまして自衛隊等におりましたけれども、訓練のための訓練をするという日々が続きました。そういったことによって、いざという場合には体が動いておるということで、必然的に動くということでございまして、そういった必要性は感じております。ですから、今週の土曜日の防災訓練の見学を参考にしながら、来年度に向けまして神川町独自の防災訓練をやっていきたいというふうに考えております。その中には、先ほど大川議員申されましたように、日赤奉仕団、炊き出し訓練ですか、ことしもゆ〜ゆ〜ランドでありましたけれども、そういった単独のものではなくて、やはりお互いが共同してそういった形にできればなというふうに思いますので、またその節はご協力をよろしくお願いします。

 また、消火器等町の中に多数設置されているわけでございますけれども、これにつきましても期限切れ等もあるわけでございます。そういった有効活用も図っていければと思いますので、大変参考になるご意見ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(主山義雄君) 以上で3番大川喜和子君の質問を終わります。

                                    



○議長(主山義雄君) 次に、1番赤羽奈保子君の質問を許します。

 赤羽奈保子君。

              〔1番 赤羽奈保子君発言〕



◆1番(赤羽奈保子君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従って質問させていただきます。

 まず、住宅改修福祉用具購入の償還払いについてですが、介護保険では、住宅改修は上限を20万円までは利用者さんは1割負担ですることができますが、現在神川町では、償還払いで行っています。

 先日、私たち公明党主催で介護懇話会を開催させていただき、たくさんのご意見を伺う機会がありました。その中で、償還払いだと、住宅改修や福祉用具の購入がしたくてもできない方がいる。受領委任払いになれば、支払う金額が少なくて済むからできるようになる方がたくさんいるのではとのご意見をいただきました。県内では、多くの市町で、住宅改修、福祉用具購入における費用負担の困難な被保険者への独自救済策として、受領委任払いを導入しています。住宅改修を行ったり、福祉用具を利用することで、例えば高齢者の方は、本当にちょっとした段差でも転んでしまったりします。段差の解消や手すりをつけることで転倒事故の防止にもつながり、介護予防にもつながっていくと考えますが、町の考えをお聞かせください。

 次に、重度心身障害者の医療費についてですが、神川町では、自己負担分が償還払いになっています。これについても、県内ではたくさんの市町が、重度心身障害者の窓口払いを廃止しています。障害のある方の窓口での負担は、ご本人だけでなく付き添われる方のご負担にもなると思います。神川町でも窓口払い廃止を導入すべきだと考えますが、町の考えをお聞かせください。

 以上で1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、赤羽議員の質問に順次お答えしたいと思います。

 最初に、福祉用具購入や住宅改修に伴う償還払いについてですが、介護保険制度における利用者の一時的な費用負担軽減を図れるよう、受領委任払い導入の検討をとのご指摘としてお答えさせていただきます。

 福祉用具購入は、10万円を上限に9割を保険給付、住宅改修につきましては、20万円を上限として9割を保険給付する制度で、利用者に費用を一たん全額払っていただき、その後に介護保険で9割部分について約2カ月後に利用者に支払う償還払い方式をとっております。介護保険制度が始まった当初より償還払いをしてきたわけですが、受領委任払いになりますと、利用者が費用の1割を事業者に支払い、9割を町が直接事業者に支払う方式になります。確かに一時的な利用者の負担軽減につながるメリットはございますが、受領委任払いの導入については、町と利用者、事業者との3者間の委任契約関係等の事務手続が必要になります。また、県内で受領委任払いを導入している市町を調べたところ、約半分導入しております。事業者への支払いに時間がかかるなどの点がありますが、今後近隣との調整を図り、取り組み状況を参考にしながら、導入について検討していきたいというふうに考えております。

 なお、現在住宅改修及び福祉用具の購入については、利用者の増加が倍増しており、国が示した平成25年4月から実施される福祉用具販売業者に対して全ての利用者に係る個別サービス計画作成の義務化とあわせ、保険者としても今後より給付の適正化に努めてまいりたいというふうに思います。

 重度心身障害者医療費についてのご質問にお答えいたします。重度心身障害者医療費支給事業ですが、2分の1の県補助事業で、23年度末において345人の方が登録されており、延べ7,207件、支給額は3,400万円となっております。

 現在の支給方法は、医療費の自己負担分を医療機関に支払い、後日申請していただき、審査し、支給する償還払い方式ですが、児玉郡市内の医療機関等につきましては、医療機関が受給者にかわって町に請求書を提出し、受給者が医療費の助成を受ける手続の簡素化を図っております。この償還払い方式を窓口負担なしの現物給付にとのことでございますが、現在埼玉県の市町村の半数以上で、条件つきもありますが、現物給付を実施しており、当町でも検討していかなければならないというふうに思っております。できれば、こども医療費と同様に医師会、歯科医師会、薬剤師会が共通しておりますので、郡市内の市町と調整し、同時期に実施できればと思いますので、ご理解をお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 1番赤羽奈保子君。

              〔1番 赤羽奈保子君発言〕



◆1番(赤羽奈保子君) まず、住宅改修、福祉用具の関係なのですけれども、高齢者の皆さん、かなり苦しい方もいらっしゃると思います。先ほど町長、住宅改修が倍増しているというお話もありましたけれども、まだまだしたくてもできない方もたくさんいると思うのですけれども、なるべく早い段階でやっていただけるとありがたいなと思うのですけれども、いつごろというのはお答えいただけますでしょうか。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) これは、私一存で決められることではありません。やはり利用者、事業者もおりますので、その3者での話し合いになりますので。事業者等がやるつもりであれば、すぐにできるのではないかというふうに考えております。



○議長(主山義雄君) 1番赤羽奈保子君。

              〔1番 赤羽奈保子君発言〕



◆1番(赤羽奈保子君) 私も本当にこれも介護予防にもつながっていくというふうに考えておりますので、検討していただいて、なるべく早い段階で導入をしていただければと思います。

 次に、障害者の医療費についてなのですけれども、こちらもやはり窓口に行かれるというのもかなりのご負担になるのではないかなというふうに思いますので、先ほど町長がおっしゃっていたように、こども医療費も窓口払いがなくなってとても助かっているというふうに私自身も感じておりますので、こちらも早い段階でやっていただけるとありがたいなと思うのですけれども。例えば寄居町さんは、ことしの10月から導入をしていくというふうに伺っておりますので、こちらも早い段階で導入を考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) ちょっと参考に申し上げますと、県内の60市町村中、半数以上が実施していると申し上げました。ただ、その中でも条件つきの市町村もあります。具体的に申しますと、一部条件つきにつきましては、20市町村が条件をつけての実施でございまして、その辺も検討しながら、ご期待に沿えるような形で進めていきたいと思います。



○議長(主山義雄君) 以上で1番赤羽奈保子君の質問を終わります。

                                    



○議長(主山義雄君) 次に、13番岸優君の質問を許します。

 岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順序に従いまして2点ほど質問をさせていただきます。

 まず最初に、高齢者対策と介護保険について、その中の高齢者の孤独対策について、まず最初にお伺いをいたします。

 ことしに入り、高齢者などの1人世帯だけでなく、2人、3人の複数世帯で孤立死、餓死する事態が続発しております。比較的安心と見られてきた複数世帯の孤立死をどう防ぐのかが問題になっております。独居高齢者対策については、町では民生委員などによって一定の把握、見守り活動がされておりますが、比較的若い世代がいる世帯では後回しになっております。知的障害者や精神障害に対する対応が進んでおりません。

 東京では、最近、高齢者の母親と精神障害を持つ娘との孤立死が起こりました。これは、面倒を見ていた母親が先に亡くなり、障害のある娘が連絡がとれなくて死んだという非常に悲しい出来事であります。町でも孤立死の危険性はあります。

 ある高齢の方が、この春、軽い脳卒中でデイサービスに通っていましたが、2度目の脳卒中となり、病院へ入院をしました。3カ月が過ぎ病院から退院が求められ、自宅で看病することになりました。看病する側も70歳を過ぎております。介護者が介護疲れで倒れれば、親子とも孤立死になります。介護施設の利用もありますが、費用との関係もあり、深刻な問題であります。今後、こうした家庭がふえると思われます。町では、高齢者、障害者、子供の見守りシステムを充実させることであります。孤立死を防ぐために、困ったらすぐに相談できるシステムをつくることであります。

 私は、あるお年寄りの方とこの間お話をしました。そしたら、その方は、私が行きましたら、きょうは誰とも話をしておりません。岸さんと話をするのが初めてですと言われております。まず、対話をすること、これをお年寄りの方、非常に望んでおります。そうすることによって、お年寄りの実態を把握することもできます。ぜひそうした体制づくり、これを町長にお願いをするものであります。ご見解をお伺いをいたします。

 次に、低所得者の介護保険についてお伺いをいたします。先日、高齢者の方が散歩を楽しんでいるところに出くわせ、話を聞く機会がありました。私は「健康でいいですね」と言いましたら、病気にでもなって介護施設にも入るようになると、国民年金ではどこにも足りない。金を出してくれる者がいないから、一日でも長く健康で、最後は誰にも迷惑をかけずに逝きたいと言われました。切実な問題であります。誰もが介護保険料を払い体が弱くなれば介護施設に入所できるかといえば、まず順番待ちであります。次に、入所費用、これがばかになりません。国民年金の月額4万や5万円では、どこにも足りません。まず、介護保険料、国保料、これは後期高齢者は保険料がこの年金から天引きをされます。残る金額は、生活保護費以下であります。その上、介護保険料が4月から月額900円の引き上げとなりました。介護認定を受けても、料々負担が重く、給付を受けない介護認定者が増加をしております。要支援1、2と介護保険サービスの未利用者、サービスが必要だが認定を受けていない人を含め実態を調べ、そして見守りの対象にすることが必要であります。高齢者が長寿を心から喜べる、そういう社会、保険制度にすること、これが必要であります。

 また、町にも無年金者が約70名から80名ぐらいおります。この中には生活保護受給者もおりますが、大部分の方は無年金で、苦しい生活を続けております。実態を調査し、適切な支援を行うことであります。町長の見解を伺います。

 次に、農業振興とTPPに対する町の考え方についてお伺いをいたします。

 農業振興と現状について、まずお伺いをいたします。農業生産基盤整備では土地改良事業が実施され、それに伴い整備ができましたら農業の担い手育成が進まず、一方で後継者不足と高齢化により、米、麦、果樹、畜産、花、観葉植物なども労働力不足となっております。その結果、遊休地、耕作放棄地が全農地の約3%弱になっております。農業を主力として頑張る農地の周りに遊休地や耕作放棄地がありますと、病害虫の発生源となります。果樹園などでは、果実が販売できないものもあります。水稲、野菜なども被害を受けます。遊休地、耕作放棄地等については、地権者に除草や病害虫の駆除を指導することであります。地主が管理不能の場合には行政責任で委託をし、除草を行うことであります。また、遊休地や耕作放棄地を減らすために、使用賃借権を設定し、推進し、土地の有効活用をした場合には、県、国の補助事業の活用とともに町も一定の補助事業を創設し、農地の活用に積極的に取り組むことであります。山間地の耕作放棄地については、地権者と相談しながら、防災の面からも植林などをし、山に戻すことも重要であります。

 次に、TPP、環太平洋連携協定についてお伺いをいたします。2010年秋に菅直人首相がTPPへの参加検討を打ち出して以来、野田佳彦首相が昨年11月のAPEC、アジア太平洋経済協力会議で、参加のための協議を開始すると表明し、大問題になっております。既に、農林漁業関係者や医療関係者、消費者、労働者など広範な国民の中で反対の声が高まっております。JA、全国農業協同組合や医師会など共同も広がっております。JAが昨年呼びかけたTPP交渉参加反対署名は、1,167万人にその署名が達しております。紹介議員は、与野党合わせて364人の国会議員が名前を連ねております。

 日本の食料自給率が39%と、世界の主要な国の中で最低に落ち込んだ大きな原因は、歴代政府が輸入自由化など食料の外国依存を進めたことにあります。残っているのは、米や乳製品、砂糖など食料安全保障や地域経済に欠かせない基幹作物だけであります。関税がゼロになれば、米の生産は90%なくなってしまいます。食料自給率が39%から13%に低下してしまいます。大規模化すれば、国際競争力の農業は育つという意見がありますが、アメリカの農業は、1戸当たりの耕作面積は日本の100倍以上であります。オーストラリアは、1,500倍であります。日本は平地が少なく、住宅や道路、工場などと農地が混在し、険しい山地や複雑な地形で営まれております。人の努力だけでは埋めることができません。食料自給率が1割台に落ち込めば、いざというときに食べるものが手に入らなくなることは明らかであります。自給率を10年後には50%に引き上げるとした政府の食料・農業・農村基本計画にも逆行します。もちろん神川町の農業も壊滅的な打撃を受けることは明らかであります。TPPに参加に反対し、神川町の農業、医療、国民皆保険を守ることであります。町長の見解を承りたいと思います。

 以上で第1回の質問を終わります。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) それでは、岸議員の質問に順次お答えしたいと思います。

  初めに、高齢者の孤独対策についてのご質問にお答えいたします。高齢化や核家族化の進行に伴い、単身高齢者世帯や高齢者のみの世帯が急増し、地域のコミュニティー意識の希薄化が指摘される中で、地域から孤立した状態で誰にもみとられることなく死亡する孤立死が深刻な社会問題となっております。神川町でも例外ではなく、平成24年7月末日現在で、社会福祉施設入所者等を除く75歳以上の単身高齢者世帯は235世帯、高齢者のみの世帯124世帯という状況でございます。今後もますます増加することが予想されますことから、早急な取り組みが必要と考えております。

 現状といたしまして、高齢者の孤立防止のために、ふれあいサロンや井戸端会議などの事業を行い、また包括支援センターで単身高齢者宅を訪問し、健康状態や生活状態を把握し、安心して生活が送れるように、さまざまなサービスの案内と、民生児童委員さんにご協力いただき、見守りを実施しております。

 なお、ふれあいサロンは現在11カ所で実施しており、各地域のボランティアで企画、運営し、23年度は延べ2,414人の参加でございました。今後はさらに実施箇所の推進と、高齢者の移動が困難な山間地域では、身近な集会所や気軽に集まれる場所でミニサロン的な方法での実施を促進し、食事会やおしゃべりをすることにより、閉じこもり防止に役立てていきたいと考えております。

 しかし、各事業に参加できない高齢者の方も存在するのが現状ですので、既存の高齢者施策としての各サービスの充実と利用促進を図るとともに、支援が必要な高齢者を地域の中で支え合い、見守っていく体制づくりが重要であると考えております。高齢者がいつまでも住みなれた地域で安心して生活ができるよう、行政と地域及び事業者との連携による見守りや、災害時要援護者登録の促進、訪問活動を強化し、地域全体で支え合っていく仕組みづくりを積極的に進めてまいりたいと思います。

 次に、低所得者の介護保険についてのご質問にお答えいたします。

 平成24年度から平成26年度までの第5期介護保険事業計画がスタートいたしました。介護保険料についてですが、町の第1号被保険者の保険料基準額は月額4,550円となり、4期と比較して月額900円のアップとなりました。今後3年間のサービス利用料や認定者数の推移を勘案しての額となりました。基準月額の県平均は4,506円、全国平均は4,972円となっております。保険料については、所得に応じた7段階を設定しています。第1段階から第3段階の世帯全員が町民税非課税の低所得者については、具体的に、基準年額5万4,600円に対し、第1段階、第2段階は2分の1の額2万7,300円、第3段階は4分の3の4万900円と軽減を図っております。サービス利用料については、在宅サービス利用者に町独自の負担軽減措置として介護サービス利用者負担金助成制度があり、世帯非課税の方には訪問介護やデイサービス、デイケア等の利用料の4分の1を助成しております。また、施設サービス利用の低所得者の方には、食費、居住費の減額措置が講じられており、特に食費については2分の1以上の減額がされておるところでございます。

 一方、年金受給額が少額の方や無年金の方については、制度上の軽減措置の利用とあわせて身近な家族で保険料や利用料負担をしていただき、家族がいないひとり世帯高齢者等で明らかに手助けが必要と判断されるケースにつきましては、介護窓口やケアマネジャーに相談していただき、福祉分野とも連携をとりながら、個々の実情を勘案した上で、適切な対応に努めていきたいと考えております。

 続きまして、農業振興とTPPに対する町の考えについてのご質問にお答えいたします。

 初めに、町の農業振興と現状についてのご質問にお答えいたします。神川町は豊かな自然に恵まれ、さまざまな農業が営まれておりますが、この農業を取り巻く環境は、農業後継者不足による担い手の減少、農業従事者の高齢化など厳しい状況が続いているところでございます。

 まず、耕作放棄地の対策につきましては、町と農業委員会が一体となり、耕作放棄地の実態調査及び農地パトロールを実施しています。この耕作放棄地の解消、活用に向けた推進組織としまして、神川町耕作放棄地対策協議会を設立し、農地への再生利用や荒廃化防止に努めています。また、新規就農者に対しましては、農地法にとらわれず、10アールの耕作から参入できるようにするとともに、農業委員が農地活用相談員となり、農業委員会事務局が農地活用相談窓口を開設し、農地の活用に向けた取り組みを行っています。

 次に、農業後継者の対策につきましては、新たに就農した青年や後継者に対して奨励金の報奨や、先進農家における研修機会の提供を行っております。就農後には、農業青年会議所を初め各営農組織による団体への勧誘などにより、情報交換や交流の場を設けております。また、県農林振興センターによる技術支援や農業経営に関する継続的な相談を実施しており、個々の営農者に対する実態に即した支援を講じているところでございます。

 町でも、新規就農者や農業後継者が意欲と自信を持ち、経済的自立が早期にできるよう、県農業者団体などと一体となって事業の支援を行い、農業後継者が安心して就農できる環境を整備してまいりたいというふうに考えております。

 続きまして、TPP加入は、農業、医療、保険など壊滅的打撃を受けますが、町の考えについての質問にお答えします。環太平洋経済連携協定、いわゆるTPPにつきましては、平成22年12月に神川町議会ではTPPへの参加反対に関する意見書を国に提出し、平成23年12月には、TPPへの交渉参加に反対する決議を議決されております。このTPPは、太平洋周辺の国々が関税を撤廃をし、物品のみならず金融や投資、労働力といった多方面にわたる自由貿易を行おうとする国家間交渉の枠組みのことでございます。自由貿易により輸出に弾みをつけたい工業界においては交渉参加に支持をする声がある一方で、農業関連団体からは反対の声も上がっております。

 町としましては、TPP交渉に参加することにより、関税のみならず関税障壁を原則撤廃することになり、農業のさらなる衰退や公的医療保険への影響も懸念され、まさに国民生活の根幹にかかわってくる大きな問題であるというふうに認識はしております。国におきましては、拙速に判断することなく、時間をかけて十分な議論をしていただきたいと思っているところでございます。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 13番岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) 介護保険の問題について、まず再質問をさせていただきます。

 町の高齢者対策については、今ふれあいセンターだとか、いろいろなことで取り組みをしているということを言われましたけれども、ここに参加できない人たち、またこれを実施していない字が半分以上あるわけでございますけれども、ここでのお年寄り対策、高齢者対策をまず重点的に行っていただくということを、私はぜひ実施していただきたいと思います。

 先ほども申し上げましたけれども、まず独居老人の方でこういう集会にも出ない方が一日中誰とも会話をしないという人が結構な人数に上っております。それで、人間誰でもそうですけれども、一日中会話をしないと、言葉を忘れてくるのです。ぱっと人と会ったときに出てこない。それともう一つは、ふさぎ込んで、結局自分の最後をどうするかということばっかり考えてくる。これは誰しも当たり前のことでございますけれども。ぜひそうならないように、そうした独居老人の方も参加できるような、またそういう人たちにも声かけできるような体制づくりをぜひとってもらいたいと思います。

 それから、低所得者の介護保険の問題でございますけれども、介護保険については、申請をして認定をされておりますけれども、毎年毎年、認定を受けても介護サービスを受給しないというそういう方がふえてきております。現在神川町では、認定を受けて未利用者、これが何人いるのか。

 それと、この人たちに対する調査をしているかどうか。なぜ認定を受けても利用しないのか。ここを調査しないと、これは非常に重大な問題で、経済的なものがまず第一にきます。これは国民年金だけで生活している人たちは非常に深刻な問題で、例えば若い人がいても、その人たちとは世帯が別だし、若い人は若い人なりに住宅を新しく建てて住宅ローンなどを払っている。そして、今の状況ですから、会社がリストラされたりしますと、全く賃金が入ってきませんし、それで今度は、非常勤で働くと低賃金でございます。ですから、ローンを払ったり、そうして生活してそれでいっぱいですから、親の介護の面倒まで見られない。介護施設にもし親が入ったとすれば、これ普通で十四、五万かかります、雑費を含めて、幾ら安くしても。今一番大きな問題は、おむつ代金、あれがばかにならないのです、あれ有料になってしまいますから。非常に高い金額になります。施設は時間でかえますから、そういう費用十四、五万かかりますと、この国民年金、丸々充てたとしても、あと10万円足りません。これは一体誰に出してもらうかと、息子に出してもらうわけには。息子がいればまだいいのですけれども、お年寄りだけの世帯だと、これを出すところがありません。それで、生活保護を受ければ受けられる資格なのですけれども、若干固定資産を持っているとこれも該当しないということで、まさかこのわずかの固定資産、住んでいる住宅売ったり、わずかな農地を売ったり。今、農地なんて売ったって二束三文ですからね、これもそういう費用に充てることもできないし、買い手もいませんから、非常に深刻な問題でございます。

 ですから、私は、この介護保険の認定を受けても未利用者、ここのところを重点的に調べていただいて、そしてそれに何らかの手を差し伸べていただきたいと思います。そして、どうしてもだめな人に対しては、生活保護を申請するような手続をとってもらいたいと思います。

 今、生活保護については、全国で不正受給だということでやり玉に上がっておりますけれども、それで国でも生活保護を受けられないようなシステムをつくったり、あるいは行政にその強い指導をしてきております。こうしたら、本当に最後に生きるところ、これがなくなってしまいますので。町の窓口にも、最近生活保護申請もふえてきております。当然のことであります。これをきつい言葉で追い返すのでなくて、親切に調べて、そしてこういうお年寄りを抱えているというそういう問題があれば、それを申請をしていただくような手続を私はとっていただきたいと思いますが、その辺についてのお考えをお聞かせ願いたいと思います。それらについて今まで実態を調べてきていたのかどうか、その辺もお聞かせ願いたいと思います。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) お答えいたします。

 高齢者の孤独対策でございますけれども、この辺につきましては、先ほど私のほうで第1回目でお答えしたかと思いますけれども、これは身近な方ですと、地区の方々の中で有志の方がいろいろ高齢者に声をかけていただく。また、町のほうとしましては、民生委員の方々にご足労いただきまして見守りをやっているところでございます。また、地域でのこうした集まり等にも声かけは皆さんしていただいているものというふうに感じておりますけれども、やはり中には人づき合いのできない方も多いのではないかということで、なかなか参加できない。また、場所が遠くて参加できないということも多々あるかと思います。こういった面におきましても、積極的に今後も声をかけていくように行政としても努力はしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 また、介護保険につきましては、認定を受けても受給しないという方がおるということでございますけれども、私の義理の母親も同じでございまして、どうしても調査員の方が来ますと頑張ってしまいまして、ふだんは弱いことを言うのですけれども、そういった方が来ると全てができてしまうというような、そういったことがまたほかの家庭でもいろいろあるのではないかと思いますけれども、受給しない人、確かに負担があるわけでございますので、のべつ幕なしに利用できるというわけでございません、本人負担もあるわけでございますので。この人数等につきましては、また担当のほうからお答えさせていただきますので、ご理解をお願いしたいと思います。

 どうしても費用捻出ができない方につきましては、簡単に生保という手もありますけれども、やはり子供、親戚等やはりかかわりを持つ必要があるかというふうに私のほうでは感じますので、そういった方がどうしてもできないのであれば、生保という道もあると思いますので。私も前、職員の対応を見ておりましたけれども、その人のことを考えて助言をする、単純に「はい、いいですよ」というのではなくて、やはりその人が自立できる道。これは高齢者ですけれども、特に最近、若者も生保の申請がふえておるわけでございまして、年寄りの方に働けと言ってもそれは無理かもしれませんので、そういった面では私は決して間違った対応はしていないというふうに感じております。そういったところでご理解をお願いします。

 言葉足らずのところは、担当課のほうからお答えさせていただきます。



○議長(主山義雄君) 保険健康課長。

              〔保険健康課長 高橋重久君発言〕



◎保険健康課長(高橋重久君) それでは、私のほうから、先ほど質問がございました介護認定者の関係につきましてお答えさせていただきます。23年度末ということでございますが、介護認定者数につきましては、455人でございます。それから、そのうち、居宅サービスあるいは施設サービス等を利用している方につきましては、404人ということでございます。率にしますと、88%の方が利用しているということでございます。51人の方については利用していない状況でございますが、その差についてですけれども、入院中であるとか、あとは住宅改修等が必要になり認定した方も中にはおると思います。あるいは何も利用していない、家庭介護というふうなことで対応している方もあるかと思います。いろんな理由があるのではないかというふうに想像しております。

 なお、相談関係につきましては、包括支援センターがございますので、そちらの訪問等行っておりますから、そういう中で必要な相談等を受けさせていただいておる状況でございます。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) 13番岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) 特に高齢者対策については、困っている独居老人や、また先ほど言いました高齢者と若い人と、その若い人が障害を持って住んでいる場合には、高齢者世帯とは言わないのです、障害を持っていても、残念ながら。だけれども、そういう世帯がこうした悲しい孤独死の問題が発生する非常に危険性を持っているわけで、障害を持っている人たちで、電話をかけられたり、あるいは近所へ行って通報できたりというそういう方ならいいのですけれども、重度の障害の人はそれができませんので、介護している親が脳梗塞なりあるいは心臓麻痺なりで倒れたときには、これは通報できないで、結局親が亡くなり、そして自分も連絡できないで、それで餓死をするというそういう悲劇が起きて。神川の場合には、まだそういう事例はございませんけれども、そういう家庭が何軒も私も行って見ております。非常に大変な部分がありますので、ぜひそういうところについては、絶えず連絡をとりながら、そういう悲劇が発生しないような行政の取り組みをしていただきたいと思います。

 それと、低所得者の問題で私は言いましたけれども、生活保護を受けるというのは、憲法25条で人間の生存権、保障されているのです。それに基づいて生活保護が、法ができているわけですから、それすらも下回るような生活をしているのが実態なのです。

 それで、これは生活保護の申請をなぜしないかというと、結局子供たちや、あるいはよそへ出ている子供や、あるいは親戚だとか、そういうのに迷惑がかかるのではないかというそういう気兼ねをしながら遠慮している。そういう部分が非常に多いのもあります。ですから、そういうことは行政のほうからきちっと、あなたにはそういう生きる権利があるし、困ったときには一時的にでも生活保護を申請できますということを教えていただきたいと思います。そうしないと、認定を受けても施設にも入らない、そしてうちで我慢しているのですけれども、これも食事も十分にとれないというそういう事態が今起きている方もいるわけでございますので、ぜひそういうことが起こらないようにお願いをしたいと思います。

 それから、先ほど課長のほうから言われました未利用者ですけれども、私も調べました。7月現在、これは平成23年度末の数字ですけれども、これより5名未利用者がふえています。56名、7月現在ではそういう実態でございます。これがふえていくということは、介護保険の施設を利用しますと、それにも費用がかかる。国民年金ではとてもそちらに払い切れないから、回数を減らしたり、あるいは軽い人の場合にはデイサービスも利用しない。そういうことになっておりますし、重度の人も、家族がこれを払い切れないということで自宅で我慢して見ているというそういう実態もありますので、ぜひそういうものを調査して、把握して、それで行政が行き届いた手だてをして、家族が安心して暮らせるようなまちづくりにしていただきたいと思います。

 高齢者の皆さん、言いますけれども、本当に長生きはしたくないと言うのです。長生きして、結局最後は、自殺するわけにいかないから、弱ってきたり、ぱたっと死ねればそれはいいのですけれども、そうもいかないから、介護のお世話になるということになりますと、その費用もあるので、本当に長生きは今はするものではないですねと、この間、お年寄りの方何人かで集まって話をしたら、そう言っておりました。それは悲しい話です。長寿は、本当は祝わなければいけないのです。それをしたくないというそういう言葉が出ること自体、これは非常に悲しいことでございますので、ぜひそういうことにならないようなまちづくり。

 そして、認定を受けているけれども、現在未利用者が56名います。これの調査、これはできるでしょう。お約束していただきたいと思います。町長のお考えもお聞かせ願いたいと思います。

 それと、孤独死が起こらないような細かい配慮をすること、これもぜひお願いをします。神川にも重度の障害を抱えている方もいらっしゃるし、お年寄りだけの老老介護をしている方もたくさんいらっしゃいます。介護をしているほうがもし病気になって倒れたら、もう一緒に夫婦ともども亡くなるというそういう結果にもつながりますので、ぜひその見守り活動をしていただきたいと思います。そのお答えをお願いをいたします。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 高齢者の孤独ということにつきましては、これはやはり地域の方々、そして公の立場として民生委員の方々のご協力を得ながら、行政としても情報収集には努めて、適切な対応をとっていきたいというふうには感じております。

 また、生保の問題も出ましたけれども、先日も、たしか月曜日だったと思います。生保の相談が参りまして、これは本人ではないのですけれども、本人を知る方から、心配されまして生活保護を受けられないものかどうかという相談が来ましたので、すぐに職員に指示しまして、その日のうちに対応をとらせていただきまして措置はさせていただいておるわけでございます。今回の場合は、生保に至らず生活できるという実態がございましたけれども、やはりそういった周りの方々の気配りのおかげで、そういった素早い対応ができたのかと思いますので、今後ともそういった形で連携をとりながら進めていければなというふうには感じておるところでございます。

 また、介護認定を受けてもサービスを受けない人の件につきましては、これは調査はさせていただきたいと思います。いろんな理由があるかと思いますけれども、これはまた調査をして議会のほうへ報告させていただきたいと思いますので、ご理解よろしくお願いします。



○議長(主山義雄君) 13番岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) 次に、農業問題についてお伺いをいたします。

 農地の荒廃あるいは遊休農地、これは非常にふえてきているのが実態でございます。これについては、農業委員会でパトロールしたり、指導もしたりと、そういうこともされておりますけれども、特に遊休農地等についてのこれを貸借権を設けて借り手をなるべく見つけて、借り手がいなければこれしようがないのですけれども、そういう契約ができた場合には、そういう土地を借りた場合には、その人たちに対する国や県の補助もありますけれども、町独自の補助制度も設けること、これは非常に重要なことだと思います。また、そういうところに麦や大豆あるいは牧草、こういうものを積極的に取り入れる。そのことが必要ではないかと思います。そして、少ない農地、これを本当に有効活用させていかないと、神川の農業そのものが荒れてくると同時に、環境破壊にもなります。

 そして、もう一つ、先ほど申し上げました、今荒れている土地からの病害虫が非常に発生をいたします。そういうものの除草やあるいは駆除、これについては現状ではどういう形をとっておりますか。そうしませんと、全ての圃場が被害を受けます。先ほども申し上げました、私も梨をつくっている元阿保の方に聞きましたら、売れないところができてしまったのだよ、病気が入ってきたり、ほこりが来たりということで。非常に大変な事態が発生しております。

 それと、もう一つは、梨農家も非常に高齢化してやめる方もいらっしゃいますし、その圃場が放置をされておりまして、黒斑病だとか、炭疸病だとか、病原菌のもとになっております。こういうものについても強く行政指導をすることが必要だろうと思います。ぜひそういうことを実施して、町の農業を守っていただきたいと思います。

 それから、TPP問題については、議会では反対の決議をいたしました。しかし、私がお聞きしているのは、町としてはどういう方針でいるかということをお聞きしているわけでございます。町長のお考えをお聞きしたいと思います。

 今非常に深刻な事態で、野田総理も見合わせていると言いながら、陰で今この交渉を進める段取りを着々と進めているわけであります。ですから、今連日、農業関係者、漁業関係者、医師会等が反対の決議をしたり、大会を開いたり、東北6県と北海道の農協関係者が、おとといですか、大会を開いて、さらに反対を強めて、各党の代表を呼んで、そのときにこれについての決議を突きつけていると、そういうこともやっております。

 そして、TPPの問題についても、原発の問題と同じように、今度は毎週月曜日でしたか、首相官邸にデモで毎週訴えると、そういうことを言っております。非常に深刻な問題です。私はこれは農業だけではないと、医療の問題、特に保険、皆保険、これも非常に深刻。ですから、医師会も、これは大変だということで、農業団体と反対の決議をしたり今運動をしているわけであります。

 1つ、アメリカの例を申し上げますと、アメリカでは、盲腸を1回手術すると、200万円なのです、これ医療自由ですから。これを日本に持ち込もうというわけです。例えばこのTPPが仮に実施された場合、食料は若干一時期安くなるかもしれません。米が半額になるかもしれません。そのために農家は潰れますけれども、一時期そういうことがありますけれども、片方で医療が自由化されますと、盲腸一つでも200万というそういうことに日本がなるということ、これ明らかであります。非常に重要な問題でございます。農業だけではなくそういう問題にもやはり目を向けて、そして漁業も、林業、これらも全てなくなってしまうと、崩壊するということでございます。ぜひ町長自身の考えをお聞かせ願いたいと思います。

 それで、農業振興のほうについては、麦や大豆、牧草など遊休農地に作付けた場合には、町独自の補助制度、これを創設をしていただきたいと思います。お考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) まず、耕作放棄地等の問題でございますけれども、これは本当に、ここにおる皆さん、町内を車で走っても、耕作放棄地、遊休農地等が目立つことは感じておるところだというふうに感じております。そういった中で、町としましても、農業をやりたいとう方がおれば、そういった窓口なり紹介等もしているわけでございます。ただ、高齢化等もございまして、なかなか思うように進まないという面もございます。実際に耕作していなくてもトラクターだけはかけて、あたかもつくっているような感じに見えるところもございますけれども、そういったところを入れればかなりの面積が実際にはつくられていないというようなところがあるわけでございます。また、そういったことによりまして病害虫が広がるという懸念もございます。こういったところにつきましては指導はして、協力をお願いしているところでございます。何せ人の土地ですので、勝手に手を加えることもできませんので、非常に難しい問題ではあるかと思います。岸議員も今度農業委員さんになられましたので、その点でもご協力いただければというふうに感じております。

 また、今国を挙げてのTPP問題でございますけれども、これも非常に難しい問題を抱えているかと思います。岸議員のほうからも、原発問題等でもありましたけれども、原発も含め、TPPも含めて、今後のエネルギー問題、また今後の産業の問題、今後の農業の問題をどうするかが鍵になってくるかと思います。日本の農家というのは、非常に耕作面積が少ないわけでございまして、普通でいけば、1町5反から2町ぐらいですか、そのくらいの面積が多いというふうに思っております。

 私も先日、北海道のニセコ町へ視察に行ってまいりまして、農業関係をお伺いしてきましたら、少ないところで大体5町歩、10町歩から20町歩が平均的な農家であると。中には、法人化したところ、また団体で営農しているところですと100ヘクタール、この程度にしていかないと、利益が上がらないといいますか、食べていけないということがあるというふうにおっしゃっておりました。

 そういった中で、農地の集約化等を図りながら、やはりこういったTPP問題に対抗することも考えていかなくてはならないと思います。現状の耕作方法を踏襲するのでなくて、やはりこれからは何をして生き残っていくか、そういったことを農家の方々も考えるいい機会ではないかというふうに思います。決してTPPを賛成するわけではございませんけれども、一方を立てれば一方を立たずという言葉もあるように、農業を立てれば工業部門のほうがしわ寄せが来るというような感じでございますので、私は、先ほど申しましたように、国におきましても、国会議員さんを含めて慎重な審議をしていただければというふうに感じております。

 以上でございます。



○議長(主山義雄君) ただいまの質問の中で、遊休農地への作付の助成の件を答弁してください。



◎町長(清水雅之君) 答弁漏れがありまして、済みません。町としましても、そういった面で多少でもカバーできるのあれば検討はしていきたいと思います。



○議長(主山義雄君) 13番岸優君。

              〔13番 岸  優君発言〕



◆13番(岸優君) ぜひ遊休農地、荒廃農地を耕してつくるというそうした方に対しては、助成措置を積極的に取り入れていただきたいと思います。

 それから、TPP問題については、あちらを立てればこちらが立たずなんて町長らしい答弁の仕方です。これは工業が栄えるとかそういうことではないのです。これは、農業は基幹産業で、人間が生きていくための食料です。この間、アメリカで日照りが続いてトウモロコシがとれなくなった。大豆がとれなくなった。どうなりました。飼料が上がったでしょう。小麦が上がったでしょう。大豆が上がったでしょう。そういう影響を受けるのです。

 日本は、国が小さいから、日本なりの農業、昔から瑞穂の国と言われてきた。水が豊富で本当にきれいな水で、それで山間地帯でも米をつくるというそういう国ですから、それなりの農業を進めてきたのです。この中で、昔の話なのですけれども、川野村長がこういうことをよく言った。孫文が日本に来たときに、日本の風土を見たとき、「耕して山頂に至る、ああ貧なるかな」、孫文がそううたった。ただ、「貧なるかな」はまずいということで、「勤勉なるかな」ということで孫文が言いかえたということを何回も繰り返して言って、私は頭から離れません。まさに日本の農業というのは、そういう段々畑をつくってやってきた農業なのです。

 それと、これひとつ参考に。アメリカのブッシュ前大統領がこういうことを言っているのです。食料を自給できない国を想像できるか。そんな国は国際的な圧力と危険にさらされている国だ。食料自給は国家安全保障の問題である。そういうことを言っておきながら日本にTPPを押しつけて、日本の農業を押し潰そうというのが、今のオバマ大統領のやり方であります。農業というのは、食料をつくると。日本の農業が工業と競争するとかそういう問題ではない。これは基本の問題であります。もう一度、町長の町としての考えを、あちらを立てればこちらが立たずなんてそんなのんきな問題ではありません。国でも言っているではないですか。今39%、TPPをもし実施したら、13%に落ちると、農水省で言っているのです。国はその前に、この39%では危険だから50%に引き上げるという方針を出したのです。それを野田政権はこういう形で進めようというのです。これに対しては、今民主党の中で、与党の中ででも、反対の議員が半分以上いるではないですか。非常に重大な問題であります。町長、あちらを立てればこちらが立たずなんて、そんなこと言っている場合ではないのです。

 先ほど言った、農業だけではないのです。これは医療の問題も、保険の皆保険の問題も、漁業も、林業も、これが全て壊滅的な打撃を受けることで、そしてこういう外国から安いのを買えばいいとのんきなことを言っていると、これは外国から来なくなったら一体どうするのですか。幾ら金を積まれても、食料がなかったら話にならないではないですか。

 それで、今一番東北の人たちが怒っているのは、復興の妨げになる。TPPを実施したら、復興なんというものではない。そういうことを言っているわけであります。ぜひ、町としての考えをもう一度明確にお聞かせ願いたいと思います。



○議長(主山義雄君) 町長。

              〔町長 清水雅之君発言〕



◎町長(清水雅之君) 先ほど第1回目で私が答弁したとおり、国におきましては、拙速な判断はしないでほしいということでございます。また、私のほうの個人的な意見としましては、これからの農業は、やはり考え、従来型からの脱却を図るいい機会ではないかというふうに感じております。その中で、考える農業、また開発する時代、競争力を強化する時代へ来ているのかと思いますので、そういったことも含めてこれからの農業の経営を図っていただければと思います。



○議長(主山義雄君) 以上で13番岸優君の質問を終わります。

 これをもって町政に対する一般質問を終結いたします。

                    ◇               



△散会



○議長(主山義雄君) 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。

   午前11時54分散会